平成18年 第1回 定例会 平成18年石巻市議会第1回定例会会議録(第5号) 議事日程第5号 平成18年3月2日(木曜日)午後1時開議 第1 会議録署名議員の指名 第2 第90号議案平成18年度石巻市一般会計予算 第3 第91号議案平成18年度石巻市土地取得特別会計予算 第4 第92号議案平成18年度石巻市診療所事業特別会計予算 第5 第93号議案平成18年度石巻市おしか
ホエールランド事業特別会計予算 第6 第94号議案平成18年度石巻市
水産物地方卸売市場事業特別会計予算 第7 第95号議案平成18年度石巻市
旅客定期航路事業特別会計予算 第8 第96号議案平成18年度石巻市駐車場事業特別会計予算 第9 第97号議案平成18年度石巻市下水道事業特別会計予算 第10 第98号議案平成18年度石巻市
漁業集落排水事業特別会計予算 第11 第99号議案平成18年度石巻市
農業集落排水事業特別会計予算 第12 第100号議案平成18年度石巻市浄化槽整備事業特別会計予算 第13 第101号議案平成18年度石巻市
国民健康保険事業特別会計予算 第14 第102号議案平成18年度石巻市老人保健医療特別会計予算 第15 第103号議案平成18年度石巻市介護保険事業特別会計予算 第16 第104号議案平成18年度石巻市病院事業会計予算 散 会 本日の会議に付した事件 議事日程のとおり 出席議員(34名) 1番 千 葉 眞 良 議員 2番 今 村 正 誼 議員 3番 黒 須 光 男 議員 4番 渡 辺 拓 朗 議員 5番 大 森 秀 一 議員 6番 阿 部 和 芳 議員 7番 青 山 久 栄 議員 8番 髙 橋 栄 一 議員 9番 黒 須 武 男 議員 10番 堀 川 禎 則 議員 11番 阿 部 欽 一 郎 議員 12番 松 川 惠 一 議員 13番 伊 藤 啓 二 議員 14番 櫻 田 誠 子 議員 15番 庄 司 慈 明 議員 16番 阿 部 政 昭 議員 17番 千 田 直 人 議員 18番 長 倉 利 一 議員 19番 後 藤 兼 位 議員 20番 西 條 正 昭 議員 21番 髙 橋 健 治 議員 22番 門 脇 政 喜 議員 23番 森 山 行 輝 議員 24番 木 村 忠 良 議員 25番 石 森 市 雄 議員 26番 水 澤 冨 士 江 議員 27番 三 浦 一 敏 議員 28番 丹 野 清 議員 29番 遠 藤 洋 議員 30番 髙 橋 誠 志 議員 31番 大 槻 幹 夫 議員 32番 千 葉 英 行 議員 33番 阿 部 仁 州 議員 34番 松 川 昭 議員欠席議員(なし) 説明のため出席した者 土 井 喜 美 夫 市 長 三 浦 修 三 助 役 千 葉 將 好 収 入 役 阿 部 和 夫 教 育 長 伊 勢 秀 雄 病院局長 柴 山 耕 一 総務部長 兼病院局 石巻市立 病 院 長 佐 藤 淳 一 企画部長 日 野 智 河北総合 支 所 長 高 橋 重 光 雄勝総合 齋 藤 洋 一 河南総合 支 所 長 支 所 長 熊 谷 徹 桃生総合 鈴 木 治 北上総合 支 所 長 支 所 長 須 田 次 男 牡鹿総合 新 田 秀 夫 生活環境 支 所 長 部 長 木 村 耕 二 産業部長 阿 部 和 則 建設部長 佐々木 義 明 病院局事 村 上 和 郎 保健福祉 務部長兼 部 次 長 病院局石 巻市立病 院事務部 門事務長 事務局職員出席者 浅 野 清 一 事務局長 新 妻 才 子 事 務 局 次 長 門 間 泰 則 事務局長 吉 本 貴 徳 主 幹 補 佐 横 山 和 彦 主 査 髙 瀬 禎 幸 主 査 吉 田 直 也 主任主事
△午後1時開議
○議長(森山行輝議員) ただいまから本日の会議を開きます。欠席通告議員はありません。 本日の議事は、日程第5号をもって進めます。
△日程第1 会議録署名議員の指名
○議長(森山行輝議員) 日程第1会議録署名議員の指名を行います。本日の会議録署名議員に34番松川昭議員、1番千葉眞良議員、2番今村正誼議員、以上3議員を指名いたします。
△日程第2 第90号議案平成18年度石巻市一般会計予算
○議長(森山行輝議員) 次に、日程第2第90号議案平成18年度石巻市一般会計予算を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。
◎柴山耕一総務部長 ただいま上程されました第90号議案平成18年度石巻市一般会計予算について御説明申し上げます。 表紙番号3、石巻市各種会計予算の1ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の総額でございまして、歳入歳出それぞれ586億8,000万円に定めようとするものでございます。 第2条は、債務負担行為の設定でございまして、6ページの第2表にございますように
石巻赤十字病院新築移転建設費補助金や湊小学校大規模改造事業のほか、各種利子補給及び損失補償などについて、その期間及び限度額を定めようとするものでございます。 第3条は、地方債についての規定でございまして、8ページの第3表にございますように減税補てん債や地方交付税を代替する一般財源としての臨時財政対策債のほか、歳出予算に計上いたしております各種事業に充当するための地方債を予定したもので、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法について定めようとするものでございます。 第4条は、一時借入金の最高限度額を定めようとするものでございまして、これを100億円とするものでございます。 第5条は、歳出予算の流用について規定したものでございまして、各款の各項に計上いたしました給料、職員手当等及び共済費に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内での各項の間の流用ができる旨を定めようとするものでございます。 次に、予算の概要につきまして御説明申し上げますので、表紙番号4の2、石巻市各種会計予算説明書の資料編968ページ、性質別その2の表をごらん願います。予算総額586億8,000万円の内訳といたしまして、横に目的別、縦に性質別、さらに合計欄の下段に経常的経費と臨時的経費の区分で整理いたしております。目的別の主なものといたしましては、3款民生費が142億4,591万円で、全体に占める構成比が24.3%、次いで12款公債費が98億8,876万5,000円で16.8%、10款教育費が75億6,916万1,000円で12.9%、4款衛生費が75億2,046万3,000円で12.8%となっております。一方性質別の主なものといたしましては、1の人件費が135億5,140万6,000円で、全体に占める構成比が23.1%、次いで7の公債費が98億8,876万5,000円で16.8%、5の補助費等が75億622万3,000円で12.8%となっております。また、これらの経費を経常的経費と臨時的経費とに分けてみますと、経常的経費が454億1,650万4,000円で、臨時的経費が132億6,349万6,000円となっております。 それでは、事項別明細書により、主な項目についてその概要を御説明申し上げます。初めに、歳出から御説明申し上げますので、表紙番号4の1の102ページをごらん願います。 1款議会費には3億9,069万8,000円を計上いたしておりますが、これは議会運営費でございますので、説明を省略させていただきます。 次に、2款総務費の内容について御説明申し上げます。108ページ、1目一般管理費の18コンプライアンス関係費では、信頼される市政のためのコンプライアンス条例の施行に当たり、より公正な職務の遂行の確保を図るため、識見を有する民間委員3名で構成するコンプライアンス委員会を設置することとし、その運営経費など12万3,000円を措置いたしております。 次に、112ページ、6目企画費の3総合計画策定関係費では、市政運営の基本的な指針となります総合計画につきまして、昨年来住みよい街づくり研究会や若者の街づくり委員会など、多くの市民参画を得て作業を進めてまいりましたが、ことしの秋の策定に向け計画策定業務委託料のほか総合計画審議会の開催経費など1,197万8,000円を措置いたしております。 次に、114ページ、7目地域振興費の2地域まちづくり事業費では、地域の声をまちづくりに反映させ、地域活性化を図るために総合支所単位に設置いたしております地域まちづくり委員会に係る経費や、一体感の醸成や地域活性化のために地域内のコミュニティー関係団体が主体的に行う事業に対して交付いたします補助金など776万7,000円を措置いたしております。 次に、118ページ、9目地域交通費の4総合交通計画策定関係費では、市域の一体的発展が図られるよう、交通体系の再構築を昨年来進めてまいりましたが、ことしの秋をめどに総合交通計画を策定することとし、847万9,000円を措置いたしております。 次に、126ページ、17目市民会館費の1市民会館運営費では、公の施設への指定管理者制度導入に伴います指定管理料として2,532万1,000円を措置いたしましたほか128ページ、2市民会館管理費では、ホール客席のつり天井につきまして、地震の際の落下防止補強工事費として800万円を措置いたしております。 次に、130ページ、27目諸費の1行政推進費では、行政委員報酬のほか、地域の連携による防災力の向上を図る
町内会等防災まちづくり支援事業補助金や、根岸集会所新築事業に対する補助金及び雄勝地区の集会所下水道接続事業に対する補助金など、地域コミュニティーの向上を図る経費として1億2,477万4,000円を措置いたしております。 次に、138ページ、2目賦課徴収費の2固定資産税関係費では、本庁と総合支所管内の評価方法をデータの整備を行いながら平成21年度の評価がえまでに統一することとし、本年度は基礎資料作成業務委託料などのほか、評価システム関係経費など合わせて7,365万7,000円を措置いたしております。 次に、3款民生費の主なものについて御説明申し上げます。154ページ、1目社会福祉総務費の6地域福祉計画策定関係費では、広範かつ広域的な社会福祉事業が実施できるよう、次世代育成支援計画や老人福祉計画、さらには健康増進計画などの上位計画に位置づけられます地域福祉計画をことしの秋をめどに策定することとし、関係経費123万円を措置いたしております。 次に、3目身体障害者及び知的障害者福祉費の2身体障害者福祉費では、身体障害者の自立更生と社会参加の促進を図るため、施設訓練等支援費や補装具給付費のほか、単独事業である福祉タクシー利用扶助費や
心身障害者自動車燃料費扶助費など2億5,441万9,000円を措置いたしております。 次に、156ページ、6知的障害者福祉費では、知的障害者の職業訓練や生活支援を図るための施設訓練等支援費、地域生活援助としてのグループホーム利用、家族の介護負担軽減を図るレスパイトサービス支援事業など6億4,717万9,000円を措置いたしております。 次に、158ページ、5目乳幼児医療対策費では、3歳未満児の入院と外来、就学前児童の入院に対する県補助事業のほか、市単独事業として就学前児童の外来に対する医療扶助を合わせ2億7,220万4,000円を措置いたしております。なお、単独拡大分につきましては、これまでの経過も踏まえ、合併前の市町の支給対象年齢の違いを合併協定に基づき平成20年度までに毎年1歳ずつ引き上げることにいたしております。 次に、162ページ、12目障害者自立支援費の1障害認定調査費では、4月から施行されます障害者自立支援法に基づく障害程度区分の1次判定を行うための経費682万8,000円を措置いたしておりますほか、2障害認定審査会費では、1次判定後介護給付を希望する場合の2次判定などを行う障害認定審査会の設置に要する経費231万9,000円を措置いたしております。 また、3自立支援給付費では、介護給付、訓練等給付費や自立支援医療給付費など2億5,603万2,000円を措置いたしておりますが、障害保健福祉サービス全般を改革しようとする今回の障害者自立支援法の施行につきましては、地域の実情に応じて行うことが望ましい市町村事業の再編など、必ずしも制度の運用などが確定的なものとはなっておりませんことから、10月からの完全実施に向けて国や県の動向を見きわめながら今後補正予算で対応してまいります。 次に、164ページ、1目老人福祉総務費の5離島介護対策費では、採算性などの理由から、介護保険事業者が参入しにくい田代島や網地島に居住する要介護認定者が各種介護サービスを利用できるよう、介護サービス事業者に対する離島介護業務補助金165万3,000円を措置いたしております。 次に、2目在宅老人福祉費の1
ひとりぐらし老人緊急通報システム事業費では、在宅のひとり暮らし老人に対する安否確認のための緊急通報装置の設置や運営を行ってまいりましたが、より適切に、かつ合理的な運営が図られるよう、運営方法について見直しを行い2,009万8,000円を措置いたしましたほか、166ページ、2デイサービス事業関係費では要介護認定で自立と判定されたひとり暮らしの高齢者などに対する生きがいデイサービス事業やデイサービスセンターの指定管理料など、合わせて6,093万4,000円を措置いたしております。 次に、168ページ、3目老人福祉施設費の2(仮称)
北上特別養護老人ホーム施設整備費では、施設につきましては社会福祉法人が整備しますが、整備予定地の用地造成工事として780万円を、また3特別養護老人ホームおしか清心苑施設整備補助事業費では、平成15年度に施設を建設いたしました社会福祉法人に対しまして、建設時の借入金償還相当額を補助することとし、1,891万3,000円を措置いたしております。 次に、170ページ、4目老人保護費では、養護老人ホームの入所に係る老人保護措置費や、
石巻地区広域行政事務組合老人ホーム負担金のほか、美里町で社会福祉法人が進めております養護老人ホームひばり園の新築移転事業に対しまして、県内市町村の動向と、これまでの本市からの入所実績などを考慮し、本年度と来年度の2カ年で200万円を寄附することとし、本年度分100万円を措置いたしております。 次に、174ページ、1目児童福祉総務費の4民間保育所助成費では、6つの無認可保育所の適正な運営や職員の研究活動を支援するための補助金や低年齢児保育施設補助金、下水道接続敷設費補助金など1,800万3,000円を措置いたしましたほか、6私立認可保育所運営費では、私立認可保育所なかよし保育園、ひまわり保育園及び広渕保育所に対する運営費や一時保育事業及び延長保育事業などの扶助費として2億5,997万4,000円を措置いたしております。 次に、176ページ、2目児童手当費では、これまで小学校第3学年修了前までの児童を養育している一定所得以下の保護者を対象としておりました児童手当につきまして、児童手当法の改正により、対象児童の要件が小学校修了前までと拡大されましたことから、12億211万円を措置いたしております。 次に、180ページ、8目放課後児童クラブ費では、運営委託分も含め22カ所のクラブの運営に係る経費5,903万1,000円を、また9目子育て支援センター費では、育児に関する相談や指導、あるいは子育てサークルの育成や支援を行うための運営経費として1,043万5,000円を措置いたしております。 次に、11目児童扶養手当費では、児童を養育している母子家庭などに対する手当として8億940万3,000円を措置いたしております。 次に、182ページ、12目幼保一体化整備事業費では、幼児教育や幼児保育に関する新たな試みとして湊幼稚園と湊保育所の一体化を図ることとし、施設整備工事費のほか工事期間中、湊幼稚園の園児を稲井幼稚園で保育するための園児輸送委託料と合わせ8,257万5,000円を措置いたしております。 次に、13目児童館管理費では、4月にオープンいたします児童館の管理費として670万6,000円を措置いたしておりますほか、14目
ファミリーサポートセンター費では、会員制により育児の利用会員と提供会員との間を取り持つファミリーサポートセンターを児童館内に設置することとし、その管理費として82万2,000円を措置いたしております。 次に、186ページ、2目扶助費では、医療扶助費を初めとする各種扶助費25億1,798万1,000円を措置いたしております。 次に、4款衛生費の主な内容について御説明申し上げます。190ページ、1目保健衛生総務費の4医療対策費では、休日等の医療を確保するための休日等急患診療対策委託料や、石巻医療圏における休日及び夜間における2次救急医療の確保を図るための対策として石巻市立病院や石巻赤十字病院を初めとする石巻管内の公立病院に対する
病院群輪番制病院運営事業費補助金、あるいは公立深谷病院組合負担金のほか石巻赤十字病院の新築移転に対する補助金など、合わせて5億5,830万9,000円を措置いたしております。 次に、192ページ、6健康増進計画策定関係費では、健康増進法に基づき健康寿命の延伸と生活の質の向上を図るための健康増進計画の策定を昨年来進めてまいりましたが、ことしの夏の完成をめどに策定委員会委員報酬や策定業務委託料など183万4,000円を措置いたしております。 次に、194ページ、2目予防費の1老人保健事業費では、老人保健法に基づく基本健康診査や各種がん検診などの経費として5億8,592万円を措置いたしましたほか、3予防接種費では予防接種法に基づく風疹やインフルエンザなどの予防接種委託料など1億9,759万4,000円を措置いたしております。 次に、198ページ、3目環境衛生費の3斎場費では、管理運営費のほか冷暖房設備の改修工事費など4,641万6,000円を措置いたしております。 次に、4墓地関係費では、北鰐山墓地の移転促進を図るための経費や、石巻霊園の墓地建設工事費など1,675万9,000円を措置いたしましたほか、200ページ、5新墓地整備事業費では沢田字小友山地区に新墓地を建設するための地質調査業務委託料などの経費951万4,000円を措置いたしております。 次に、4目環境政策費では、環境問題に関する各種啓発活動に要する経費のほか、昨年来策定を進めております環境基本計画につきまして本年度末をめどに策定することとし、策定業務委託料など1,064万1,000円を措置いたしております。 次に、202ページ、6目病院費では、病院事業会計に対する救急医療や高度医療経費、企業債利子などに係る負担金と、医師などの研修や研究費、基礎年金拠出金や不良債務解消などに係る補助金並びに医療機器購入に対する負担金や企業債元金償還に係る出資金など、合わせて15億1,902万9,000円を措置いたしましたほか、7目診療所費では夜間急患センターを初めとする6つの診療所の管理運営を行う診療所特別会計に対する繰出金3億3,199万2,000円を措置いたしております。 次に、204ページ、1目清掃総務費の3ごみ減量化対策費では、資源ごみのリサイクルの推進とごみの減量化を一層促進するための資源回収実施団体報償金や
電気式生ごみ処理機購入費補助金など639万7,000円を措置いたしております。 また、4
合併処理浄化槽設置補助事業費では、浄化槽整備事業特別会計で本市が直接対応いたします旧北上町地区の一部を除き、合併浄化槽を設置される方々の負担を軽減するための補助金など3,866万万9,000円を措置いたしております。 次に、206ページ、2目ごみ処理費の1清掃業務関係費では、今年度から実施いたします雑紙類の分別収集も含め、一般廃棄物の収集運搬及びペットボトルや金属類の中間処理業務委託料など、合わせて6億1,353万5,000円を措置いたしております。 次に、210ページ、1目上水道対策費では、旧石巻市の上水道未整備地区施設整備事業に係る元利償還金や、旧北上町、旧雄勝町、旧牡鹿町の簡易水道施設整備事業に係る元利償還金など、石巻地方広域水道企業団に対する負担金3億9,789万6,000円を措置いたしております。 次に、5款労働費の主なものについて御説明申し上げます。212ページ、1目労働福祉費の3労働者対策費では、高齢者の就業機会の確保を図るための社団法人石巻市シルバー人材センターに対して運営費補助金を措置いたしましたほか、中小企業に働く勤労者の福利厚生事業を支援する
財団法人石巻地区勤労者福祉サービスセンターへの運営費補助金など、合わせて6,157万8,000円を措置いたしております。 次に、2目緊急雇用対策事業費では、高校生の就職の厳しさが続いておりますことから、本市単独の雇用対策として石巻市内に居住し、ことしの春に高校を卒業する生徒を対象にワークシェアリングを実施することとし1,335万4,000円を措置いたしております。 次に、6款農林水産業費の主なものについて御説明申し上げます。216ページ、3目農業振興費の1農業振興対策費では、農地整備や農業機械の取得など農業経営の改善を図るために借り入れました資金に対する
農業経営基盤強化資金利子助成金や、園芸作物の作柄安定と品質向上とを図るための
園芸特産重点強化整備事業費補助金並びに農作物有害鳥獣駆除業務委託料や病害虫防除負担金など4,570万4,000円を措置いたしております。 また、5生産調整推進対策費では、生産性の高い水田農業を確立するため、稲以外の作付に必要な条件整備を進めるみやぎの水田農業改革支援事業補助金など3,138万3,000円を措置いたしております。 次に、220ページ、4目畜産費の1畜産振興対策費では、いわゆる狂牛病などにより経済的影響を受けた畜産農家に対し、経営安定化のために借り入れました資金の利子助成金など449万1,000円を措置いたしております。 次に、222ページ、8畜産基盤再編総合整備事業費では、草地の造成や畜舎の整備、あるいは畜産用機械導入などに対する
畜産基盤再編総合整備事業費補助金などに1億457万7,000円を措置いたしております。 次に、5目農地費の2水利事業費では、河南矢本土地改良区への
農業水路施設維持管理等委託料など4,035万3,000円を措置いたしております。 次に、224ページ、4土地改良事業関係助成費では、河北と北上の両地域が受益地域となります県営皿貝川
沿岸地区かんがい排水事業費補助金のほか、河南矢本土地改良区へ交付いたします
国営造成施設管理体制整備促進事業費補助金など7,615万5,000円を措置いたしております。 次に、230ページ、2目林業振興費の1林業振興対策費では、森林所有者などによる計画的、一体的な森林整備の実施に不可欠な森林の現況調査などの地域活動を推進する
森林整備地域活動支援交付金事業補助金など691万2,000円を措置いたしましたほか、3松くい虫対策事業費では、松くい虫被害の未然防止と被害の拡大を防ぐため1億5,797万4,000円を措置いたしております。 次に、232ページ、3目造林費の2実りの里山創生事業費では、児童・生徒が植林の経験を通してふるさとの自然を大切にする心をはぐくむため、本年度は清崎山地区で実施することとし、144万5,000円を措置いたしております。 また、4目林道費では、県営事業とともに実施しております2林道女川京ケ森線整備事業費に1,349万5,000円を措置いたしております。 次に、236ページ、2目水産業振興費の1水産振興対策費では、水産物の安定供給を図るための超低温冷蔵事業費補助金のほか、いしのまき大漁まつりを初めとする各地域での水産振興のための祭りに対する補助金や密漁防止対策のための補助金、さらには水産業関連の研究開発に対する補助金など、合わせて3,525万5,000円を措置いたしております。 次に、238ページ、6漁業経営構造改善事業費では、衛生面や作業効率など、生産環境の整備を図ることとし、共同カキ処理場及び浄化施設の建設事業に対する補助金など1億507万9,000円を措置いたしましたほか、240ページ、12製氷冷蔵施設建設事業費では、鮎川漁港の老朽化した製氷冷蔵施設を建てかえることとし、平成16年度からの3カ年事業で実施しておりますが、最終年度の建設費として2億3,841万7,000円を措置いたしております。 次に、4目漁港建設費の1
十八成浜漁港海岸保全施設整備事業費では、離岸堤工事など8,900万円、2
新山漁港地域水産物供給基盤整備事業費では、防波堤工事など7,700万円、242ページ、3桑浜漁港漁業再生事業費では、物揚げ場工事など950万円、4
北上漁港地域水産物供給基盤整備事業費では、防波堤工事など6,500万円、5
長渡漁港地域水産物供給基盤整備事業費では、防波堤工事など7,000万円、244ページ、6漁港建設改良事業費では、漁港埋立地の確定測量業務委託料のほか、各漁港の施設改良工事費として2,090万円を措置いたしております。 次に、7款商工費の主なものについて御説明申し上げます。246ページ、1目商工総務費の3経済戦略会議関係費では、地域経済の活性化を図るため、産業界などの代表者や学識経験者から成る経済戦略会議を昨年度に引き続き開催することとし、138万8,000円を措置いたしております。 次に、2目商工業振興費の3商工業振興対策費では、中小企業の経営安定と発展を図るため、中小企業融資預託金や小企業小口融資預託金、あるいは商工業振興対策事業費補助金のほか、各商工会事業費補助金など、合わせて8億892万5,000円を措置いたしております。 また、248ページ、4物産振興対策費では、
雄勝硯生産販売協同組合運営費補助金や産業まつり補助金など、伝統工芸の振興と地場産品の普及のための経費556万1,000円を措置いたしております。 次に、250ページ、3目観光費の2観光振興対策費では、市内にある観光協会6団体が4月に合併し、スケールメリットを生かした活動ができるようになりますことから、社団法人石巻観光協会に対する補助金を措置いたしましたほか、石巻川開き祭り負担金やサン・ファン祭りを初めとする各地域のお祭りに対する補助金など4,901万6,000円を措置いたしております。 また、252ページ、3観光施設管理費では、峠崎自然公園などの施設維持管理に係る経費1,992万3,000円を措置いたしましたほか、伝統産業会館や家族旅行村などの管理運営費やサン・ファン・バウティスタパークなどの指定管理料などを措置いたしております。 次に、8款土木費の主なものについて御説明申し上げます。258ページ、1目土木総務費の4
スクールゾーン内危険ブロック塀等除却推進事業費では、通学時の児童の安全を確保する
危険ブロック塀等除却事業費補助金1,555万円を措置いたしております。 次に、260ページ、1目道路橋りょう総務費の5私道舗装等助成費では、私道の舗装及び側溝の整備費に対する助成金として500万円を措置いたしております。 次に、264ページ、3目橋りょう維持費の2橋りょう改良事業費では、国道45号蛇田交差点の交通混雑緩和と歩行者の安全確保を図るため、国土交通省が行います交差点改良事業にあわせ、交差点東側にございます中埣橋の拡幅工事を行うこととし、4,500万円を措置いたしております。 次に、4目道路新設改良費では、2二番
谷地菰継線交通安全施設等整備事業費に1億1,500万円、266ページ、3中待井線道路改良事業費に9,320万円、5鳥谷坂大沢線道路改良事業費に9,447万3,000円などを措置いたしております。 次に、274ページ、1目都市計画総務費の3都市計画策定費では、新市としての都市計画図を年次計画で作成するとともに、都市計画行政の基本となる都市計画マスタープランを平成20年度をめどに策定することとし、策定業務委託料など1,814万6,000円を措置いたしております。 次に、276ページ、3目街路整備事業費では、石巻港と
三陸自動車道石巻河南インターチェンジを結ぶ石巻工業港曽波神線に8,582万8,000円を、また市街地を貫き、市内で最も交通量の多い河南川尻線、いわゆる石巻バイパスに1億6,300万8,000円を措置いたしております。 次に、278ページ、5目公園管理費では、北上公園、蛇田中央公園及び新境谷地南公園につきまして、身障者用トイレのほか地震等災害時に簡単に災害用トイレを設置できるマンホール形式の災害用便槽を整備するなど、各公園施設の維持管理経費と合わせ1億3,001万6,000円を措置いたしております。 次に、282ページ、1目住宅管理費の公営住宅を対象とした3地域住宅整備事業費では、公営住宅の下水道接続工事費や火災報知機設置工事のほか、アスベスト対策事業費など2億214万5,000円を措置いたしております。 次に、一般住宅を対象とした4地域住宅整備事業費では、木造住宅耐震診断委託料や耐震改修工事補助金のほか、災害時の避難路確保や良好な市街地の環境整備のための狭あい道路整備助成金など5,610万6,000円を措置いたしております。 次に、284ページ、2目住宅建設費では、平成16年度から整備を進めてまいりました上納住宅につきまして、住宅8戸の建設工事費など1億2,605万3,000円を措置いたしております。 次に、9款消防費の主なものについて御説明申し上げます。286ページ、1目消防総務費の3常備消防費では、現在の通信システムを更新し、高機能消防指令センターシステムを整備する経費や渡波出張所の高規格救急車購入費など、
石巻地区広域行政事務組合消防負担金22億2,484万4,000円を措置いたしております。 次に、288ページ、3目消防施設費の1消防施設関係費では、耐震性貯水槽4基の設置工事費や消防団ポンプ置き場新築工事費など4,548万6,000円を措置いたしましたほか、2消防自動車関係費では小型動力ポンプ積載車などの更新経費や
消防用ホース等各種事業用器具購入費など、合わせて4,677万1,000円を措置いたしております。 次に、10款教育費の主なものについて御説明申し上げます。294ページ、3目教育指導奨励費の3奨学資金費では、高等学校や専門学校、大学に学ぶ奨学生、合計100人分の新規採用枠を設定し1億436万2,000円を措置いたしましたほか、4社会科副読本関係費では、小学校3年生向けの「わたしたちの石巻」と、中学校1年生向けの「石巻市の歴史」を合併による市域拡大にあわせ、平成19年度に全市的に統一することとし、655万2,000円を措置いたしております。 また、登校拒否やいじめ、校内暴力などの問題行動への対応として、6
ハイスクールカウンセラー配置事業費に252万6,000円、296ページ、7心の
教室相談員活用調査研究事業費に170万4,000円、9適応指導教室運営費に480万4,000円、10
スクールカウンセラー配置事業費に83万6,000円などを措置いたしております。 次に、300ページ、1目学校管理費の2小学校管理費では、遠距離通学児童のためのスクールバス運行経費などのほか、遠距離通学費等補助金など8,829万1,000円を措置いたしております。 次に、302ページ、6小学校施設維持整備費では、年次計画による耐震診断委託料のほか各小学校校舎の修繕費や施設維持整備工事費などに1億3,734万6,000円を措置いたしております。 また、304ページ、3目学校建設費では、1
中里小学校空気調和設備機器等機能復旧事業費に147万9,000円を措置いたしましたほか、2湊小学校大規模改造事業費に4億2,033万1,000円、3和渕小学校改築事業費に5億9,166万4,000円を措置いたしております。 次に、308ページ、1目学校管理費の6中学校施設維持整備費では、年次計画による耐震診断委託料のほか、各中学校校舎の修繕費や施設維持整備工事費などに9,180万円を措置いたしております。 また、310ページ、3目学校建設費では、1
山下中学校空気調和設備機器等機能復旧事業費に273万2,000円を措置いたしましたほか、2蛇田中学校大規模改造事業費に2,470万円を措置いたしております。 次に、312ページ、1目学校管理費の4高等学校管理費では、非常勤講師の報酬などのほか、総合的な学習のための講師謝礼金や生徒の適正な就職活動を支援する就職指導支援員の報酬など3,547万4,000円を措置いたしております。 次に、316ページ、1目幼稚園費の2幼稚園管理費では、河北幼稚園と桃生幼稚園の通園バス運行費などのほか、幼保一体化の取り組みを進める中で、幼児期のよりよい教育環境、保育環境を子育て中の市民とともに考える機会として子ども展を開催する経費など、合わせて4,292万円を措置いたしております。 次に、318ページ、7私立幼稚園就園奨励費では、保護者の経済的負担を軽減するための補助金1億1,542万7,000円を措置いたしております。 次に、320ページ、1目社会教育総務費では、青少年の健全育成のためにジュニアリーダーを育成する4少年指導者育成費に218万円を、また街頭指導や少年相談を行う6少年センター運営費に985万円を措置いたしております。 次に、322ページ、11産業文化体験学習推進費では、石巻の自然や文化などの地域資源を経済的視点を交えながら体験学習するふるさとカレッジなどの運営経費55万6,000円を措置いたしております。 次に、324ページ、2目文化財保護費では、牡鹿法印神楽を初め各地に伝わる伝統芸能などを保存するための補助金など374万4,000円を措置いたしております。 次に、3目公民館費の1公民館管理費では、渡波公民館根岸分館の解体工事費のほか、各地区の公民館の管理運営経費として8,644万1,000円を措置いたしております。 次に、326ページ、4目図書館費の2図書館活動費では、蔵書などの購入費のほか平成13年以来、県内の高校教諭の方々などがボランティアとして市立図書館が所蔵する和漢古書の目録編さんに当たっていただき、このほど作業が終了いたしましたことから、この目録の印刷費など1,831万4,000円を措置いたしております。 次に、336ページ、1目保健体育総務費の2体育奨励費では、スポーツ振興審議会委員報酬や体育指導委員報酬のほか
県中学校総合体育大会参加者補助金を初めとする体育奨励補助金など3,007万2,000円を措置いたしております。 次に、340ページ、3目学校給食費の1学校給食センター運営費では、臨時調理員賃金や副食物搬送業務委託料などの運営費のほか、調理用消毒保管庫や作業用靴乾燥式殺菌庫の購入など、衛生面に配慮した施設整備費など、合わせて2億9,861万6,000円を措置いたしております。 次に、342ページ、6目雄勝B&G海洋センター費の1海洋センター管理費では、施設維持管理委託料のほか、B&G財団からの助成金を得て、体育館及び艇庫の外壁や屋根などの改修経費など、合わせて4,961万7,000円を措置いたしております。 次に、354ページ、12款公債費では、地方債の元利償還金や一時借入金の利子として98億8,876万5,000円を措置いたしております。 次に、360ページ、14款予備費では1億円を措置いたしております。 以上で歳出の説明を終わります。 次に、歳入について御説明申し上げますので、4ページにお戻り願います。 1項市民税の1目個人では、地方の雇用、所得情勢が本格的な景気回復を印象づける状態にはなっておりませんが、税制改正により均等割及び所得割の非課税措置が段階的に縮小され、課税客体がふえる見込みでありますことなどから、47億6,427万2,000円を計上いたしております。 また、2目法人では、均等割法人数の伸びは見込めないものの、法人税割額の動向が上向き傾向にあり、やや持ち直しの感があります。しかし、黒字企業割合が低迷しており、好不調の二極化傾向が見られることなども考慮し13億646万4,000円を計上いたしております。 次に、6ページ、1目固定資産税では、本年度が評価がえの年にもかかわらず、地価の下落傾向が続くことや新増築住宅の減少のほか、企業の設備投資にも好転材料が少ないことなどから、78億7,911万2,000円を計上いたしております。 また、2目国有資産等所在市町村交付金及び納付金では5,361万2,000円を計上いたしております。 次に、8ページ、3項軽自動車税では、近年の実績などから2億4,946万2,000円を計上いたしております。 次に、10ページ、4項市たばこ税では、たばこの消費が年々減少傾向にありますことなどから11億4,354万円を計上いたしております。 次に、12ページ、5項特別土地保有税は、滞納繰越分の科目設定でございます。 次に、14ページ、6項入湯税では、温泉法に基づく鉱泉浴場の営業に伴うものであり、1人1回につき50円の入湯税で、延べ利用者数を34万5,200人と見込み1,726万円を計上いたしております。 次に、16ページ、7項都市計画税につきましては、固定資産税と同様な傾向にありますことから11億1,228万2,000円を計上いたしております。 次に、18ページ、8項水利地益税につきましては、河南地区の旧青木土地改良区関係田に係る滞納繰越分4万1,000円を計上いたしております。 次に、20ページ、1項所得譲与税につきましては、三位一体の改革により、これまでの所得譲与税に新たに本年度に税源移譲対象とされた額を加え11億4,200万円を計上いたしております。これは、平成18年度までの経過措置として交付されるものでありまして、平成19年度には所得税から住民税へ直接税源が移譲されることになっております。 次に、22ページ、2項自動車重量譲与税に6億9,000万円、24ページ、3項地方道路譲与税に2億5,600万円、26ページ、4項特別とん譲与税に4,300万円を計上いたしておりますが、これらはいずれも地方財政計画などを参考に措置したものでございます。 次に、28ページ、3款利子割交付金に4,500万円、30ページ、4款配当割交付金に1,800万円、32ページ、5款株式等譲渡所得割交付金に1,400万円、34ページ、6款地方消費税交付金に16億9,000万円、36ページ、7款ゴルフ場利用税交付金に200万円、38ページ、8款自動車取得税交付金に5億2,000万円を計上いたしておりますが、これらはいずれも地方財政計画を参考に措置したものでございます。 次に、40ページ、9款地方特例交付金に4億4,900万円を計上いたしておりますが、これは恒久的な減税に伴う財源補てんと児童手当拡充に伴う財源措置として交付されるものでございまして、地方財政計画を参考に措置したものでございます。 次に、42ページ、10款地方交付税の普通交付税に184億円を計上いたしておりますが、これは合併後の新市として算定するのではなく、合併した市町村が合併しないまま存続し続けたものと仮定して算定する方法によるものであり、基準財政需要額と基準財政収入額とをそれぞれ推計して交付税額を算出し、その算出額から地方債の臨時財政対策債を差し引きして計上したものでございます。 なお、臨時財政対策債は、地方財政計画における財源不足に対処するため、これまでの交付税特別会計での借入金にかえて発行されるものであり、地方交付税制度を補完する機能を持つ地方債でありますが、その性格から赤字地方債とみなすべきものでございます。 また、特別交付税につきましては、過去の実績や地方財政計画を踏まえながら、合併に伴い必要となる経費の措置状況などを考慮し、20億円を計上したものでございます。 次に、44ページ、11款交通安全対策特別交付金に3,600万円を計上いたしておりますが、これまでの実績などから計上したものでございます。 次に、46ページ、12款分担金及び負担金に4億8,750万3,000円、48ページから52ページ、1項使用料に6億1,157万8,000円、54ページ、2項手数料に1億5,971万9,000円を計上いたしておりますが、いずれもこれまでの実績などから計上したものでございます。 次に、56ページ、1項国庫負担金に35億6,565万1,000円、58ページから60ページ、2項国庫補助金に10億2,858万8,000円、62ページ、3項国庫委託金に5,602万7,000円、64ページ、1項県負担金に10億4,308万円、66ページから70ページ、2項県補助金に13億5,268万5,000円、72ページ、3項県委託金に2億47万9,000円を計上いたしておりますが、いずれも歳出に計上いたしました各種事務事業に対応して措置したものでございます。 次に、74ページ、1項財産運用収入に7,378万円を計上いたしておりますが、普通財産貸付収入や各種基金の利子収入などを措置したものでございます。 次に、76ページ、2項財産売払収入に3,144万5,000円を計上いたしておりますが、市有林売払収入や資源ごみ売払収入などを措置したものでございます。 次に、78ページ、2目衛生費寄附金に600万円を計上いたしておりますが、これはツツジの苗木や花の苗などを植栽いたします環境美化促進事業の趣旨に賛同いただきました企業などからの寄附金を措置したものでございます。 次に、80ページ、1項基金繰入金に1億1,054万2,000円を計上いたしておりますが、これは長寿社会対策基金繰入金や北上複合公共施設の外構工事などに充てる庁舎建設基金繰入金、あるいは国際交流事業に充てる国際交流基金繰入金を措置したものでございます。 なお、財政調整基金繰入金などにつきましては、科目設定のみといたしております。 次に、82ページ、2項特別会計繰入金では、老人保健医療特別会計繰入金を科目設定いたしておりますほか、診療所事業特別会計繰入金など各特別会計繰入金が廃目になっておりますのは、合併に伴い平成16年度予算が打ち切り決算になったという特殊な状況におきまして、平成17年度当初予算に科目設定しておりました繰入金を設定する必要性がなくなりましたことに伴いまして廃止するものでございます。 次に、84ページ、19款繰越金は科目設定でございます。 次に、86ページ、1項延滞金加算金及び過料から98ページ、4項雑入までの20款諸収入に、合わせて20億6,487万4,000円を計上いたしておりますが、これは中小企業融資預託金元金収入や小中学校給食費徴収金などを措置したものでございます。 次に、100ページ、21款市債に60億5,700万円を計上いたしておりますが、これは減税補てん債や臨時財政対策債及び歳出予算に計上いたしました各種事業のための建設事業債並びに平成8年度に借り入れしました地域総合整備事業債などの借換債を計上したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(森山行輝議員) これより質疑に入ります。質疑の方法については、各種会計予算説明書について、歳出から各款ごとに質疑を行います。1款議会費について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森山行輝議員) なければ、2款総務費、予算案第2条債務負担行為についてもあわせて質疑を行います。質疑はありませんか。2番。
◆2番(今村正誼議員) 4の1の105ページ、真ん中ら辺に訴訟関係費というのがあります。これは、係争中の事件どれぐらいあるのか。そして、これがまた収束の見通し、あるいは結審はいつなのか、その点をまずお聞きをしたいと思います。 それから、ついでですので、111ページの一番下の方に庁舎管理費の中で土地の借上料というのがありますけれども、これはどこの土地を指して、借り入れ先はどうなのか、この2点をお聞きしたいと思います。
◎柴山耕一総務部長 まず、訴訟関係費の件でございますが、現在抱えております訴えの関係につきましては5件でございます。1つは、市立病院が東北大学の関係であります財団法人艮陵医学振興会に対して寄附金を行ったものに対して、住民から訴訟されているものでございます。2つ目は、旧牡鹿町におきまして土地の所有権確認等の訴訟事件が起きております。これも住民から訴訟されているものでございます。3つ目は、自衛隊のイラク派遣に伴う壮行会に出席した件について、公費負担した会費相当分の損害賠償を求める訴えが起こされております。これは、旧石巻市、旧河北町、旧桃生町、旧河南町のそれぞれの住民から起こされております。4件目は、石巻市などを被告として名誉毀損に係る損害賠償事件が提訴されております。訴えているのは、現職の市議会議員の方です。5番目は、石巻市を被告といたしまして、名誉毀損に係る損害賠償請求事件を提訴されております。訴えておりますのは、合併前の石巻市の市議会議員の方でございます。これらの事件の終結の見通し云々ということにつきましては、現在それぞれの裁判で鋭意審議中でございますので、この場での答弁は控えさせていただきたいと、そのように思います。 それから、現在庁舎用地としていろいろ土地を借りているという、どこかということでございますが、これは主にこの本庁周辺におきまして駐車場が足らないということから、周辺の民間の所有地を借り上げいたしまして駐車場にしているものでございます。現在3カ所ぐらい民間の方から土地を借りて公用車の駐車場にしているということでございますので、御理解賜りたいと思います。
◆2番(今村正誼議員) 訴訟の関係は、相手のあることで、それから係争中ということで理解をいたしたいと思います。裁判に関しては、私たち議員も選挙の結果が無効であるというふうなことで上告をしてまで、私たちは法治国家の中で与えられた権利を行使するというふうなことでやっております。中には交付税が出るのだから早くやれとかというふうなこともありますけれども、(3番黒須光男議員「異議なし」と呼ぶ)それは、はっきり言って交付税が出ようが、あるいは我々が、そこの一部自治体が負担をしようが、血税を使うのは当然でありますので、私たちは堂々とそれを主張していくという、それがやっぱり法治国家のなすところであります。したがいまして、やっぱり市も十分そういった訴えに対してはきちっと意を尽くして決然とやってほしいなと、これは要望にしておきたいと思います。 それから、土地の借上料の中で、3カ所ぐらいで、駐車場だけだと550万円というのはすごく高額のような感じがするのですけれども、この庁舎の周辺というのか、庁舎とか分庁舎とか、そこら辺はここの石巻市所有のものなのか、それともどこかから借りているのか、そこら辺ちょっとお聞きしたいなと思ったのですけれども。
◎柴山耕一総務部長 具体的には、この庁舎の川側の方に民間の土地を借りまして公用車の駐車場にしているということでございます。住所につきましては、この辺の門脇一丁目の方とか、すぐここら辺の周辺に土地を持っている方にお借りしていると。物によっては、山の上の方に旧海門寺のお寺の方から公用車の駐車場を借りていると、そういうことで3カ所分散しているということでございます。
◆3番(黒須光男議員) 債務負担行為でありますが、ナンバー3ですか、これは。
石巻赤十字病院新築移転建設費……
○議長(森山行輝議員) 3番議員に申し上げます。ただいま2款総務費の質疑でございますので。
◆3番(黒須光男議員) 債務負担行為もと言ったのではないですか、違いますか そう理解したのですが、違いますか。
○議長(森山行輝議員) 4款です。
◆3番(黒須光男議員) 4款の債務負担行為。
○議長(森山行輝議員) ただいま2款の総務費の質疑中ですので。
◎阿部和夫教育長 お答えいたします。 給食費の未納については、旧石巻市の分でございます。平成11年度から前年16年度分までの未納の徴収をしてまいりましたが、ことし2月末日までで110万円ほど徴収いたしました。では、それが一体どれぐらいになるのかと申しますと、それを徴収することによって収納率99.61%です。残りの0.39%、その0.39%で金額にして1,200万円ほどございます。このことについては、これからも納めてもらえるように努力をしていきたいと。ただ、私どもが、教育委員会が、そして学校が苦労しているのは、納める力があるのに納めないのではないかと思われる家庭もあるというのも事実であります。それで、請求をすることによって学校がどなられたり、しかられたりと。これは、当然の請求であるのですけれども、なかなかその辺の理解をしていただけないごく一部の人があるのも事実です。ただ、やはりきちんと納めている人のことを考えれば、今後とも請求をし、納めてもらうのが筋だと思っていますので、100%とはいかないまでも、限りなく100%に近くなるように努力をしたいと、このように思います。
◆34番(松川昭議員) これは税と同じで、やっぱり公平の原則が崩れますと皆さんも御承知のとおりだと思うのですけれども、昨年度NHK、不祥事を起こして放送受信料の未払い問題、大変社会問題にもなって、社長を初め陳謝をした、そういったのが思い浮かべられるのですけれども、やはり教育の場は私は絶対不公平があってはならないと思うのです。すべて機会均等で、やはり教育なりをやるのが教育の場ではないのかなと思うので、その辺について特に義務教育でありますので、これは親に責任があるわけですから、その辺をしっかりと親にも受けとめをしていただきながら、それは教育委員会サイドの努力も私は必要だろうと。汗を流さなければだめなのだね、とにかく。 教育長、そういうことで、この辺については多くは語りませんけれども、すべてがそういったものが今市全体で収納率の低下になっているわけなので、その辺は十二分に今後取り組んでいただきたいなと、そのように要望だけしておきたいと思います。
◆15番(庄司慈明議員) この賄い費の関係の先ほどの地産地消の件ですが、地産地消が言われて随分久しくなります。そして、教育委員会としてもそれに対応しているというのも私も一定理解をしております。ただ、この話になるたびによく出るのはといいましょうか、唯一の切り札と言っていいのでしょうか、石巻市の米の消費についてはいっぱい語られるのですが、例えば野菜であるとか、あるいは魚であるとか等々についての話がなかなか前進 私の耳にはその御努力が入ってこない。進めるに当たって、進めても、いろんなそういう地産地消の声が上がってくるというところでは、何がなかなか進めさせないところなのかということの御認識かお伺いしたいのです。
◎阿部和夫教育長 まず、魚の部分で、ある規格と申しますか、決まった量、そしてある規格にして下ごしらえをして納品をしてもらうというところで、業者との折り合いのつかない部分等もあって進まないこともあろうかと、そのように認識しています。
○副議長(阿部仁州議員) ほかに質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(阿部仁州議員) なければ、11款災害復旧費について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(阿部仁州議員) なければ、12款公債費について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(阿部仁州議員) なければ、13款諸支出金について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(阿部仁州議員) なければ、14款予備費について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(阿部仁州議員) なければ、以上で歳出の質疑を終わります。 次に、歳入の質疑に入ります。歳入は全款について、あわせて予算案第3条地方債並びに第4条一時借入金についても質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(阿部仁州議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案については、お手元に配付の議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に分割付託することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(阿部仁州議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。 第90号議案 平成18年度石巻市一般会計予算〇 総務企画委員会 第1条 第1表 歳入歳出予算中 歳入 全款 歳出 1款 議会費 2款 総務費(3項戸籍住民基本台帳費、5項3目地籍調査費を除く) 9款 消防費(1項4目水防費を除く) 11款 災害復旧費 12款 公債費 13款 諸支出金 14款 予備費 第2条 第2表 債務負担行為中 ・滞納整理システム整備費 ・地域防災計画策定業務委託料 第3条 第3表 地方債 第4条 一時借入金 第5条 歳出予算の流用〇 環境福祉委員会 第1条 第1表 歳入歳出予算中 歳出 2款 総務費 3項戸籍住民基本台帳費 3款 民生費 4款 衛生費 第2条 第2表 債務負担行為中 ・
養護老人ホームひばり園新築移転建設費寄附金 ・
石巻赤十字病院新築移転建設費補助金 ・「石巻市
北鰐山墓地移転資金融資あっせん要綱」に基づく資金融資に伴う利子補給及び損失 補償 〇 建設委員会 第1条 第1表 歳入歳出予算中 歳出 2款 総務費 5項3目地籍調査費 8款 土木費 9款 消防費 1項4目水防費 第2条 第2表 債務負担行為中 ・
都市計画マスタープラン策定業務委託料〇 産経教育委員会 第1条 第1表 歳入歳出予算中 歳出 5款 労働費 6款 農林水産業費 7款 商工費 10款 教育費 第2条 第2表 債務負担行為中 ・「石巻市
農業経営規模拡大設備等取得資金利子補給要綱」に基づく資金融資に伴う利子補給 ・「石巻市
農業経営基盤強化資金利子助成金交付要綱」に基づく資金融資に伴う利子補給 ・「石巻市
認定農業者特例農業近代化資金利子補給金等交付要綱」に基づく資金融資に伴う利 子補給 ・「石巻市
新規就農者促進対策資金事務取扱要領」に基づく資金融資に伴う利子補給 ・「石巻市
畜産農家緊急対策資金利子補給事業実施要綱」に基づく資金融資に伴う利子補給 ・「石巻市
農林漁業振興事業補助金交付要綱」に基づく施設整備事業補助金 ・「石巻市
農林漁業振興事業利子補給金交付要綱」に基づく資金融資に伴う利子補給 ・「石巻市小企業小口融資あっせん規則」に基づく資金融資に係る損失補償 ・「石巻市中小企業融資あっせん規則」に基づく資金融資に係る損失補償 ・湊小学校大規模改造事業
△日程第3 第91号議案平成18年度石巻市土地取得特別会計予算
○副議長(阿部仁州議員) 次に、日程第3第91号議案平成18年度石巻市土地取得特別会計予算を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。
◎柴山耕一総務部長 ただいま上程されました第91号議案平成18年度石巻市土地取得特別会計予算について御説明申し上げます。 表紙番号3、石巻市各種会計予算の13ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ9,352万9,000円に定めようとするものでございます。 次に、各種会計予算説明書により歳出から御説明申し上げますので、表紙番号4の2の404ページをごらん願います。1目運動公園建設用地取得費に2,092万4,000円を計上いたしておりますが、これは石巻地区土地開発公社が総合運動公園用地取得のために借り入れました資金の借り入れ利子相当額でございます。 次に、406ページ、2款公債費に7,260万5,000円を計上いたしておりますが、これは平成7年度に石巻駅周辺整備事業用地取得のために借り入れしました公共用地先行取得事業債に係る元金と利子相当額を措置したものでございます。 続いて、歳入について御説明申し上げますので、戻りまして398ページをごらん願います。1目一般会計繰入金に9,352万9,000円を計上いたしておりますが、これは運動公園用地取得費と石巻駅周辺整備事業用地取得費の財源として、一般会計から繰り入れするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○副議長(阿部仁州議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(阿部仁州議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、総務企画委員会に付託いたします。
△日程第4 第92号議案平成18年度石巻市診療所事業特別会計予算
○副議長(阿部仁州議員) 次に、日程第4第92号議案平成18年度石巻市診療所事業特別会計予算を議題といたします。本案について保健福祉部次長から説明を求めます。保健福祉部次長。
◎村上和郎保健福祉部次長 ただいま上程されました第92号議案平成18年度石巻市診療所事業特別会計予算について御説明申し上げます。 表紙番号3、石巻市各種会計予算の19ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ6億7,173万4,000円に定めようとするものでございます。 次に、内容について歳出から御説明申し上げますので、表紙番号4の2、石巻市各種会計予算説明書の432ページをごらん願います。1目田代診療所事業費に2,549万4,000円を計上いたしておりますが、職員の人件費、施設管理費及び医業費を措置したものでございます。 2目橋浦診療所事業費に1億1,099万3,000円、次に434ページ、3目相川診療所事業費に4,069万5,000円、次に436ページ、4目寄磯診療所事業費に3,785万5,000円、次に438ページ、5目河北歯科診療所事業費に3,771万3,000円、6目夜間急患センター事業費に3億7,492万円をそれぞれ計上いたしておりますが、各診療所とも田代診療所と同様、職員の人件費、施設管理費及び医業費を措置したものでございます。 次に、442ページをごらん願います。2款公債費に4,406万3,000円を計上いたしておりますが、これは地方債の元利償還金を措置したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、お戻りいただきまして418ページをごらん願います。1目診療報酬収入に3億985万円を計上いたしておりますが、これは各診療所における診療報酬の過去の実績を踏まえ措置したものでございます。 次に、2目その他診療収入に398万7,000円を計上いたしておりますが、これは各診療所における各種検診等の過去の実績を踏まえ措置したものでございます。 次に、420ページ、1目使用料に1万5,000円を計上いたしておりますが、これは夜間急患センターに設置しております自動販売機等の占用料でございます。 次に、422ページ、1目手数料に116万6,000円を計上いたしておりますが、これは各診療所における診断書等の作成手数料でございます。 次に、424ページ、1目へき地診療所事業費補助金に2,450万8,000円を計上いたしておりますが、これは田代診療所、相川診療所及び寄磯診療所に係る宮城県からの補助金でございます。 次に、428ページをごらん願います。1目雑入に21万6,000円を計上いたしておりますが、これは橋浦診療所の往診時における車代徴収金等でございます。 次に、426ページにお戻りいただきまして、1目一般会計繰入金に3億3,199万2,000円を計上いたしておりますが、これは以上のような歳入歳出予算の財源調整の結果、一般会計繰入金を措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○副議長(阿部仁州議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(阿部仁州議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、環境福祉委員会に付託いたします。
△日程第5 第93号議案平成18年度石巻市おしか
ホエールランド事業特別会計予算
○副議長(阿部仁州議員) 次に、日程第5第93号議案平成18年度石巻市おしか
ホエールランド事業特別会計予算を議題といたします。本案について牡鹿総合支所長から説明を求めます。牡鹿総合支所長。
◎須田次男牡鹿総合支所長 ただいま上程されました第93号議案平成18年度石巻市おしか
ホエールランド事業特別会計予算について御説明申し上げます。 それでは、表紙番号3、石巻市各種会計予算の25ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ6,452万6,000円に定めようとするものでございます。 次に、歳出から御説明申し上げますので、表紙番号4の2、各種会計予算説明書の466ページをごらん願います。1目営業管理費に6,108万6,000円を計上いたしておりますが、これはおしかホエールランド事業実施に係る職員人件費のほか、施設の運営、維持管理に要する経費等を措置したものでございます。 次に、468ページ、1目元金に306万8,000円を計上いたしておりますが、これは平成11年度に映像設備の改修のため借り入れをいたしました過疎対策事業債の償還に係る元金を措置したものでございます。 2目利子に37万2,000円を計上いたしておりますが、これはただいま御説明いたしました市債償還に係る利子を措置したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、460ページにお戻り願います。1目営業収入に2,610万円を計上いたしておりますが、これは施設の入館料、施設内に設置しております売店の売店販売収入等の見込みを措置したものでございます。 次に、462ページ、1目管理費繰入金に3,350万6,000円を計上いたしておりますが、これはおしかホエールランドの営業に伴う職員人件費と管理費の不足分を一般会計から繰り入れるためのものでございます。 2目公債費繰入金に344万円を計上いたしておりますが、これは市債償還に伴う元金と利子分を一般会計から繰り入れるためのものでございます。 次に、464ページ、1目雑入に148万円を計上いたしておりますが、これは原子力立地給付金等を措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議のほどをお願い申し上げます。
○副議長(阿部仁州議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(阿部仁州議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、産経教育委員会に付託いたします。
△日程第6 第94号議案平成18年度石巻市
水産物地方卸売市場事業特別会計予算
○副議長(阿部仁州議員) 次に、日程第6第94号議案平成18年度石巻市
水産物地方卸売市場事業特別会計予算を議題といたします。本案について産業部長から説明を求めます。産業部長。
◎木村耕二産業部長 ただいま上程されました第94号議案平成18年度石巻市
水産物地方卸売市場事業特別会計予算について御説明を申し上げます。 それでは、表紙番号3、石巻市各種会計予算の31ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億8,726万8,000円に定めようとするものでございます。 次に、歳出から主な点について御説明申し上げますので、表紙番号4の2、各種会計予算説明書の498ページをごらん願います。1目水産物地方卸売市場管理費に2億1,743万7,000円を計上いたしておりますが、これは
水産物地方卸売市場運営協議会委員報酬及び職員人件費のほか、超低温冷蔵施設及び汚水処理施設を含む石巻売り場、牡鹿売り場の市場施設の維持管理費に要する経費を措置したものでございます。 次に、500ページ、2目捕鯨推進事業費に1億371万7,000円を計上いたしておりますが、これは鯨肉購入費のほか、鯨肉保管、配布に係る委託料及び捕鯨文化復活の啓発活動等に要する経費を措置したものでございます。 次に、502ページ、1目元金に4,321万2,000円、2目利子に2,290万2,000円を計上いたしておりますが、これは超低温冷蔵施設及び海水処理施設の建設費に係る地方債の元金及び利子の償還金でございます。 次に、歳入について御説明いたしますので、戻りまして486ページをごらん願います。1目地方卸売市場使用料に1億5,081万9,000円を計上いたしておりますが、これは一般魚、輸入魚の水揚げ金額に所定の使用料率をもって算定した水産物売上使用料9,498万円と、超低温冷蔵施設使用料4,899万2,000円を計上したほか、貸事務室、食堂、売店及び会議室等の施設使用料を措置したものでございます。 次に、2目行政財産目的外使用料に32万2,000円を計上いたしておりますが、これは市場施設内の公衆電話及び製氷棟施設などに係る占用料でございます。 次に、488ページ、1目市場施設管理費委託金に301万7,000円を計上いたしておりますが、これは県から受託する石巻漁港、渡波漁港及び鮎川漁港の岸壁利用料徴収業務並びに石巻漁港関連道路の照明施設管理業務に係る委託金でございます。 次に、492ページ、1目管理費繰入金に3,708万5,000円、2目公債費繰入金に3,305万7,000円を計上いたしておりますが、これは歳出総額に対する歳入の不足分並びに超低温冷蔵施設及び海水処理施設の建設費に係る地方債の元金及び利子の償還金を一般会計から繰り入れるためのものでございます。 次に、494ページ、1目雑入に1億6,296万8,000円を計上いたしておりますが、これは市場施設、超低温冷蔵施設及び汚水処理施設の電気料、水道料などの使用者負担分並びに鯨肉販売収入等を措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○副議長(阿部仁州議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(阿部仁州議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、産経教育委員会に付託いたします。
△日程第7 第95号議案平成18年度石巻市
旅客定期航路事業特別会計予算
○副議長(阿部仁州議員) 次に、日程第7第95号議案平成18年度石巻市
旅客定期航路事業特別会計予算を議題といたします。本案について牡鹿総合支所長から説明を求めます。牡鹿総合支所長。
◎須田次男牡鹿総合支所長 ただいま上程されました第95号議案平成18年度石巻市
旅客定期航路事業特別会計予算について御説明申し上げます。 それでは、表紙番号3、石巻市各種会計予算の37ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ9,666万5,000円に定めようとするものでございます。 次に、歳出から御説明申し上げますので、表紙番号4の2、各種会計予算説明書の528ページをごらん願います。1目定期航路事業費に9,327万9,000円を計上いたしておりますが、これは旅客定期航路事業運営に係る職員人件費のほか、船舶の定期検査や発着業務を含む維持管理に要する経費を措置したものでございます。 次に、530ページ、1目元金に296万9,000円を計上いたしておりますが、これは平成10年度に借り入れをいたしました交通事業債の償還に係る元金を措置したものでございます。 2目利子に41万7,000円を計上いたしておりますが、これは交通事業債の償還に係る利子を措置したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、520ページにお戻り願います。1目運賃収入に1,697万1,000円を計上いたしておりますが、これは鮎川港と網地島間の運賃収入の見込みを措置したものであります。 次に、522ページ、1目国庫補助金に4,361万円を計上いたしておりますが、これは
離島航路整備事業費国庫補助金の見込みを措置したものであります。 次に、524ページ、1目一般会計繰入金に3,608万3,000円を計上いたしておりますが、これは旅客定期航路事業実施に伴う不足分を一般会計から繰り入れするためのものでございます。この繰入金には、県離島航路維持費補助金1,447万3,000円も含まれております。 なお、本案につきましては年間予算としての御提案となっておりますが、市長から行政報告で申し上げましたとおり、本年9月末をもって牡鹿丸運航事業を廃止する予定でありますことから、廃止後の予算につきましては航路廃止に係る諸手続が完了した後に補正予算として御提案申し上げ、整理する予定でございます。 以上でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○副議長(阿部仁州議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(阿部仁州議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、総務企画委員会に付託いたします。
△日程第8 第96号議案平成18年度石巻市駐車場事業特別会計予算
○副議長(阿部仁州議員) 次に、日程第8第96号議案平成18年度石巻市駐車場事業特別会計予算を議題といたします。本案について建設部長から説明を求めます。建設部長。
◎阿部和則建設部長 ただいま上程されました第96号議案平成18年度石巻市駐車場事業特別会計予算について御説明申し上げます。 表紙番号3、石巻市各種会計予算の43ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3,273万8,000円に定めようとするものでございます。 次に、予算の概要について歳出から御説明申し上げますので、表紙番号4の2、石巻市各種会計予算説明書の554ページをごらん願います。1目駐車場管理費に1,420万6,000円を計上しておりますが、これは石巻駅前と鮎川南立体駐車場の管理職員の人件費を措置したほか、
料金自動精算機用営業記録紙購入費や電気料あるいは
駐車場施設維持管理業務委託料などを措置したものでございます。 次に、556ページ、1目元金に1,396万4,000円を、2目利子に456万8,000円を計上いたしておりますが、これらは駐車場事業債に係る償還元金や利子を計上したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、戻りまして548ページをごらん願います。1目駐車場使用料の1,871万7,000円は、駐車場料金を計上したものでございます。 2目行政財産目的外使用料の1万4,000円は、電力柱、電話柱の占用料を計上したものでございます。 次に、1つ飛びまして552ページ、1目雑入に4,000円を計上しておりますが、これは原子力立地給付金でございます。 次に、550ページに戻りまして、1目公債費繰入金に1,400万3,000円を計上いたしておりますが、これは以上のような歳入歳出予算の財政調整の結果、なお不足する財源として公債費の一部に充当する一般会計繰入金を措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○副議長(阿部仁州議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(阿部仁州議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、建設委員会に付託いたします。
△日程第9 第97号議案平成18年度石巻市下水道事業特別会計予算
○副議長(阿部仁州議員) 次に、日程第9第97号議案平成18年度石巻市下水道事業特別会計予算を議題といたします。本案について建設部長から説明を求めます。建設部長。
◎阿部和則建設部長 ただいま上程されました第97号議案平成18年度石巻市下水道事業特別会計予算について御説明申し上げます。 表紙番号3、石巻市各種会計予算の49ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ79億6,253万円に定めようとするものでございます。 第2条は、債務負担行為でございますが、52ページの第2表にございますように、石巻市
水洗便所等改造資金融資あっせん要綱に基づき、資金の融資を受けた方に対する利子補給及び借り入れ先金融機関に対する損失補償の期間及び限度額について定めようとするものでございます。 第3条は、地方債でございますが、52ページの第3表にございますように、公共下水道事業費に充当するための地方債を予定したもので、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法について定めようとするものでございます。 ページを戻りまして49ページ、第4条は歳出予算の流用について規定したもので、各款の各項に計上いたしました給料、職員手当等及び共済費に係る予算額に過不足が生じた場合における同一款内での各項の間の流用ができる旨を定めようとするものでございます。 次に、予算の概要について歳出から御説明申し上げますので、表紙番号4の2、石巻市各種会計予算説明書の588ページをごらん願います。 1目下水道事業総務費に1億2,420万7,000円を計上しておりますが、これは職員人件費のほか、共通事務費及び各種団体に対する負担金等を措置したものでございます。 次に、2目賦課徴収費に6,226万5,000円を計上しておりますが、これは
受益者負担金等賦課徴収事務費のほか下水道使用料・
水道料金同時徴収経費負担金等を措置したものでございます。 次に、590ページ、3目下水道普及費に887万4,000円を計上しておりますが、これは事業所排水に係る水質検査委託料、
水洗便所等改造資金利子補給金等を措置したものでございます。 次に、4目下水道計画策定費に20万円を計上しておりますが、これは下水道整備基本構想に係る事務費を措置したものでございます。 次に、592ページ、1目雨水排水ポンプ場費に1億645万9,000円を計上しておりますが、これは施設管理に係る職員の人件費のほか、住吉排水ポンプ場ほか16施設の運転等維持管理費を措置したものでございます。 次に、2目雨水管渠費に1,178万5,000円を計上しておりますが、これは施設管理に係る職員の人件費のほか、雨水管渠の清掃等維持管理費及び下水道台帳の作成費等を措置したものでございます。 次に、594ページ、1目処理場費に4,731万4,000円を計上しておりますが、これは飯野川浄化センターほか3施設の運転等維持管理費を措置したものでございます。 次に、2目汚水管渠費に6,452万7,000円を計上しておりますが、これは施設管理に係る職員の人件費のほか、不明水対策として東部流域下水道不明水調査、汚水管渠の清掃等維持管理費及び施設補修費等を措置したものでございます。 次に、3目流域下水道費に8億8,059万円を計上しておりますが、これは流域下水道に係る維持管理負担金を措置したものでございます。 次に、598ページ、1目単独公共下水道建設費に1億8,567万8,000円を計上しておりますが、これは河北地区の公共下水道建設に係る職員の人件費、事務費及び工事費等を措置したものでございます。主な内容といたしましては、15節工事請負費に1億4,730万円を措置しておりますが、飯野川地区の汚水管渠築造工事費及び浄化センターの増設工事費でございます。 次に、2目
東部流域関連公共下水道建設費に6億5,693万4,000円を計上しておりますが、これは石巻、河北地区の公共下水道建設に係る職員の人件費、事務費及び工事費等を措置したものでございます。主な内容といたしましては、15節工事請負費に5億9,675万円を措置しておりますが、汚水管渠築造工事費でございます。 次に、600ページ、3目
西部流域関連公共下水道建設費に16億9,955万2,000円を計上しておりますが、これは石巻、河南地区の公共下水道建設に係る職員の人件費、事務費及び工事費等を措置したものでございます。主な内容といたしましては、13節委託料に8,330万円を措置しておりますが、これは管渠工事に係る実施設計業務等委託料でございます。 また、15節工事請負費に14億4,940万円を措置しておりますが、汚水整備については汚水管渠築造工事費を、雨水整備につきましては雨水幹線築造工事費及び
釜排水ポンプ場電気機械設備工事費を措置したものでございます。 次に、602ページ、4目
特定環境保全公共下水道建設費に5億6,129万1,000円を計上しておりますが、これは雄勝、桃生、北上地区の公共下水道建設に係る職員の人件費、事務費及び工事費等を措置したものでございます。主な内容といたしましては、15節工事請負費に4億9,050万円を措置しておりますが、汚水管渠築造工事費でございます。 次に、606ページ、3款災害復旧費は科目設定でございます。 次に、608ページ、1項公債費に35億5,285万3,000円を計上しておりますが、これは地方債の元利償還金を措置したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、戻りまして570ページをごらん願います。1目分担金に2,423万9,000円を計上しておりますが、これは桃生、北上地区において平成18年度に新たに賦課を予定しております初年度賦課分と平成17年度までに賦課決定いたしました年度割賦課分の平成18年度分を合わせたものを現年度分として、また過年度未収分の徴収見込み額を滞納繰越分として措置したものでございます。 次に、572ページ、1目受益者負担金に1億5,028万4,000円を計上しておりますが、これは石巻、河北、雄勝、河南、牡鹿地区において平成18年度に新たに賦課を予定しております初年度賦課分と、平成17年度までに賦課決定いたしました年度割賦課分の平成18年度分を合わせたものを現年度分として、また過年度未収分の徴収見込み額を滞納繰越分として措置したものでございます。 次に、2目工事負担金に550万円を計上しておりますが、これは水道、ガス等の事業者が下水道工事と当該事業を同時施工する際に、道路舗装復旧工事に要する費用の一部負担金でございます。 次に、3目建設負担金に5,833万9,000円を計上しておりますが、これは北上川下流東部流域下水道施設として、旧石巻市が先行して建設した下水処理場及び幹線管渠等に係る建設費を先行投資に係る負担協定書に基づき女川町が負担することとなっている負担金であります。 次に、574ページ、1目公共下水道使用料に10億7,718万2,000円を計上しておりますが、これは年度内の汚水量見込みをもとに算定した現年度分と過年度未収分の徴収見込み額を滞納繰越分として措置したものでございます。 次に、2目行政財産目的外使用料に2万7,000円を計上しておりますが、これは下水道用地に係る電柱等の占用料を措置したものでございます。 次に、576ページ、1目公共下水道手数料に86万7,000円を計上しておりますが、これは下水道使用料等に係る督促手数料及び排水設備工事指定店等に係る指定手数料等の見込み額を措置したものでございます。 次に、578ページ、1目
公共下水道建設事業費国庫補助金に13億4,520万円を計上しておりますが、これは単独公共下水道建設事業、東部及び
西部流域関連公共下水道建設事業、
特定環境保全公共下水道建設事業に係る国庫補助金でございます。 次に、584ページ、1目雑入に7,784万5,000円を計上しておりますが、これは消費税還付金及び原子力立地給付金の収入見込み額等を措置したものでございます。 次に、586ページ、1目公共下水道建設事業債に7億4,400万円、2目過疎対策事業債に7億4,350万円を計上しておりますが、これは単独公共下水道建設事業、東部及び
西部流域関連公共下水道建設事業、
特定環境保全公共下水道建設事業に係る起債見込み額を措置したものでございます。 また、3目下水道事業資本費平準化債に11億1,590万円を計上しておりますが、供用開始施設の未利用分に係る企業債利息に対応する分と、下水道事業債の元金償還期間と減価償却期間との差により生ずる資金不足額を補うための企業債を措置したものでございます。 次に、580ページに戻りまして、1項一般会計繰入金に26億1,964万5,000円を計上しておりますが、これは歳出予算に係る特定財源充当後の財源不足額を補うための一般会計繰入金を措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○副議長(阿部仁州議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。4番。
◆4番(渡辺拓朗議員) 今後の下水道事業に関してなのですが、一昨年の秋ごろに国土交通省の方で公共下水道よりも人口密度とか世帯密度によってですが、これまでの公共下水道よりも合併浄化槽の方が事業費が安くなる可能性が多大だということで、市町村に通達を出すというような記事を見つけたときがあるのですが、そういったことで1年が経過して、この石巻市の下水道事業も大きく変更する部分があるのかないのか。地元の雇用にも関係する部分なので、教えていただきたいと思います。
◎阿部和則建設部長 この下水道の計画につきましては、ただいま20万円の事務費を措置したと御説明申し上げましたけれども、これにつきましては検討委員会並びに幹事会を設けまして、今幹事会でことしといいますか、平成18年の夏ごろまで直営でやって全体の計画を立てたいということで、その組織は立ち上げて、第1回目の委員会といいますか、幹事会をやったところでございますので、総合計画に間に合うよう、遅くても夏ごろまでにはそれらの基本的な整備の手法を固めたいというふうに考えてございますので、よろしく御理解を賜りたいと思います。
◆27番(三浦一敏議員) 有収率を高めるための不明水対策につきましては、新聞等でも以前紹介されたりしておりますが、そういう点では一定の前進を見ているのかなと、その辺の前進方向についての報告があれば。 それから、もう一点、水洗化率向上、せっかく下水道工事をしたところで、いかにして水洗化率の向上、アップ、これも以前と比べますと前進しつつあるのかなと思うのですが、そのための細かい話はいいのですけれども、率がどうだとかこうとかというのはいいのですけれども、その辺の大筋の努力しているスタンス、その辺について御紹介いただければと思いますが。
◎阿部和則建設部長 まず、不明水対策ですが、基本調査をここ実施しまして、昨年度も御報告申し上げたと思いますが、一番大きく不明水が入っているものについては調査をして、一番効果のあるものからやってきましたということです。 それから、平成18年度もその調査と、それから工事はやっていきたいというふうに思います。ただ、不明水、だんだん効果が、余計に入ってくる量的なものはだんだん少なくなってくる箇所でございますので、目に見えて大きな向上は期待できないとは思いますけれども、それにしてもその不明水についてはきちっとやっていきたいというふうに思っております。 それから、下水道の水洗化率なのですが、今回下水道事業全体では約2億3,000万円ほどの事業費の減をしてございますので、県の処理場に汚水が入るということでございますので、そこら辺につきましては責任水量というまた一方の足かせもございますので、その事業費の減った分についてはどうしても水洗化率で頑張って、その責任水量を確保する必要があるということでございますので、そこら辺は担当も十分理解してございますので、いろいろ頑張ってやってくれるのかなというふうには期待しております。
◆27番(三浦一敏議員) 私は、水洗化率向上についてかねがね思っておるのですが、担当課でも十分努力されておりますので、部長は十分わかっていると思うのですが、やはりこの下水道の意義という、普及の意義、そういう点では対象の市民に対しまして、ぜひいろいろ人的配置の問題はありますけれども、とにかく市職員が市民に対していかにやっぱり丁寧なわかりやすいそういう啓蒙、そういうことをいかにやるかということで、それは努力されていると思うのです。これをさらにきめ細かくやっていただきたいことと、実は下水道管理課に行きますと、業者の人たちの実績の一覧表があるわけなのです。何十社と水洗工事の登録はしているわけなのです。ところが、いきなりアンバランスなのだね。だから、せっかく登録して業者の許可を認めているのだけれども、何十社とある業者の人たちの協力をぜひやっぱりもらうような、それは業者は仕事をとれば業者の実績なり仕事になっていくのですけれども、だから業者任せというだけではだめだと思うのです。私は、ある進んでいるところの話を聞きましたら、そのところでは1件とにかくとってくれば、社としてはそれを社員に対しては一定の実績として評価するのだそうです。そして、ミーティングをして、どういうふうにして受注をとるかということについて、やっぱりやっているのだそうです。ですから、この辺につきまして、せっかく大変な数の業者登録になっておりますので、やはり業者の人たちの協力と、それからもう少しその辺についての実績を役所としても評価する、若干評価するそういった工夫もあっていいのかなと思ったりしておりますが、その辺について何かお考えがあれば。
◎阿部和則建設部長 排水設備の指定店、これの優良工事の表彰については、その制度はございまして、毎年基準に合致したものについては優良工事店ということで表彰はしております。 それから、前私も下水道管理課にいたということで、ざっくばらんに言いますとつないでいないうちのリストを業者に渡せないのかという話はしましたけれども、やっぱり個人情報の関係で、これはもうだめなのだということでございますので、私は簡単に考えたのですが、これは無理だということなので、工事の説明会に関しては下水道管理課の方も同行して説明会、あとは融資あっせんとかの説明はしておりますし、このごろは私道整備もかなり、そっちの方も力を入れてやっているということで、どちらかというと、そういう私道の整備の方が接続率がいいのかなという感じはございます。いずれにいたしましても、先ほど申し上げましたように、やはり責任水量も確保しなければならないという、余計な金も納めるということもいかがなものかというふうに思いますので、そこら辺は鋭意、他市の例も参考にしながら頑張ってまいりたいというふうに思っておりますので、御理解を賜りたいと思います。
◆27番(三浦一敏議員) 部長、質問と提案という点では、ちょっとかみ合わないのだけれども、とにかくよくその辺を、あの下水道管理課にある表を見ますととにかく極端だから。だから、それは業者自身の問題なのだというふうにしないで、そこはいろいろ役所としてもああいったせっかく登録してもらっている業者の人たちが、実際にはそこの人たちが注文をとって仕事をしていかなければ普及率は高まらないのだから、そこについてやっぱりいろいろ一考を要するのではないかなということでの問題提起でございますので、後でまたちょっと考えていただきたいと思います。要望でございます。
○副議長(阿部仁州議員) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(阿部仁州議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、建設委員会に付託いたします。
△日程第10 第98号議案平成18年度石巻市
漁業集落排水事業特別会計予算
○副議長(阿部仁州議員) 次に、日程第10第98号議案平成18年度石巻市
漁業集落排水事業特別会計予算を議題といたします。本案について建設部長から説明を求めます。建設部長。
◎阿部和則建設部長 ただいま上程されました第98号議案平成18年度石巻市
漁業集落排水事業特別会計予算について御説明申し上げます。 表紙番号3、石巻市各種会計予算の55ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1,823万4,000円に定めようとするものでございます。 第2条は、債務負担行為でございますが、58ページの第2表にございますように、石巻市
水洗便所等改造資金融資あっせん要綱に基づき、資金の融資を受けた方に対する利子補給及び借り入れ先金融機関に対する損失補償の期間及び限度額について定めようとするものでございます。 次に、予算の概要について歳出から御説明申し上げますので、表紙番号4の2、石巻市各種会計予算説明書の642ページをごらん願います。1目漁業集落排水事業総務費に34万3,000円を計上しておりますが、これは事務費を措置したものでございます。2目賦課徴収費に24万6,000円を計上しておりますが、これは分担金賦課徴収事務費のほか、漁業集落排水施設使用料・
水道料金同時徴収経費負担金等を措置したものでございます。 また、3目漁業集落排水施設普及費に8万4,000円を計上しておりますが、これは
水洗便所等改造資金利子補給金を措置したものでございます。 次に、644ページ、1目漁業集落排水施設費に999万9,000円を計上しておりますが、これは施設管理に係る職員の人件費のほか、月浦浄化センターの運転等維持管理費を措置したものでございます。 2目汚水管渠費に256万2,000円を計上しておりますが、これは汚水管渠の清掃等維持管理費を措置したものでございます。 次に、646ページ、2款基金積立金を新設し177万2,000円を計上しておりますが、これは管理運営基金に係る利子収入及び決算剰余金見込み額を管理運営基金に積み立てることとし、措置したものでございます。 次に、648ページ、3款1項公債費に322万8,000円を計上しておりますが、これは地方債の元利償還金を措置したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、戻りまして628ページをごらん願います。1目分担金に81万9,000円を計上いたしておりますが、これは平成16年度に賦課決定いたしました年度割の平成18年度分を現年度分として、また過年度未収分の徴収見込み額を滞納繰越分として措置したものでございます。 次に、630ページ、1目漁業集落排水施設使用料に196万2,000円を計上いたしておりますが、これは年度内の汚水量見込みをもとに算定した現年度分と、過年度未収分の徴収見込み額を滞納繰越分として措置したものでございます。 次に、632ページ、1目漁業集落排水事業費県補助金に1,535万円を計上しておりますが、これは漁業集落排水施設の維持管理費に充当する県補助金でございます。 次に、640ページ、1目雑入に10万円を計上しておりますが、これは原子力立地給付金の収入見込み額を措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○副議長(阿部仁州議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。9番。
◆9番(黒須武男議員) この漁業集落排水事業なのですが、旧石巻市の月浦、それから侍浜も入っていると思います。この集落と言われる地域というのは、合併したことによりまして、かなり沿岸部ということもあってふえているのかなというふうに思います。現在新石巻市にとっては、この2カ所だけということで私は理解しているのですけれども、今後この排水事業の計画的なものはどのようになっているのかということをまず1つお伺いしておきたいと思いますし、それから先ほど公共下水道でもちょっと話が出ていました、集落排水事業にしないで合併浄化槽というような、そういう考え方もあろうかと思うのですが、それらも含めて見解をお聞きしたいと思います。
◎阿部和則建設部長 月浦、侍浜の漁業集落ですが、これは1軒当たりに直すとたしか700万円程度かかっているという記憶がございまして、単純に計算すれば合併浄化槽の方がかなりゼロが1つ違うのかなという感じがしてございます。100万円あれば合併浄化槽はできるのかなという感じでございますので、そこら辺も今からですとやっぱり効率的なものと、あとは普及も早くということもございますので、そこら辺を勘案しながら全市の、先ほど答弁しましたけれども、整備の手法も含めて計画を立てるということで、それはことしの夏ごろまでに計画を立てたいということですので、よろしく御理解を賜りたいと思います。
◆9番(黒須武男議員) この合併浄化槽については、市としても補助金を出しながら進めてきた経緯があると思うのです。特にこの時期になりますと海の採集時期、例えばカキとかそういうものについても、まだ究明はされていませんけれども、ノロウイルスとか、それから貝毒とか、そういうものを考えると、やはり雑排水を含めてきれいな水を海に放流できるような環境の整備というのが非常に重要だということでの事業だというふうに思いますので、どうか、8月とおっしゃいましたでしょうか、そういう計画も含めて、その事業だけではなくて、そういう多くの方々が合併浄化槽であるならば、その補助金等も含めて積極的な整備に参加できる、またそういうものに持っていけるような計画をぜひつくり上げていただきたいというふうにお願いしておきたいと思います。
○副議長(阿部仁州議員) ほかに質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(阿部仁州議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、建設委員会に付託いたします。
△日程第11 第99号議案平成18年度石巻市
農業集落排水事業特別会計予算
○副議長(阿部仁州議員) 次に、日程第11第99号議案平成18年度石巻市
農業集落排水事業特別会計予算を議題といたします。本案について建設部長から説明を求めます。建設部長。
◎阿部和則建設部長 ただいま上程されました第99号議案平成18年度石巻市
農業集落排水事業特別会計予算について御説明申し上げます。 表紙番号3、石巻市各種会計予算の61ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ9億2,017万円に定めようとするものでございます。 第2条は、債務負担行為でございますが、64ページの第2表にございますように石巻市
水洗便所等改造資金融資あっせん要綱に基づき、資金の融資を受けた方に対する利子補給及び借り入れ先金融機関に対する損失補償の期間及び限度額について定めようとするものでございます。 第3条は、地方債でございますが、64ページの第3表にございますように、農業集落排水事業費に充当するための地方債を予定したもので、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法について定めようとするものでございます。 次に、予算の概要について歳出から御説明申し上げますので、表紙番号4の2、石巻市各種会計予算説明書の680ページをごらん願います。1目農業集落排水事業総務費に1,736万2,000円を計上しておりますが、これは職員人件費のほか、共通事務費及び各種団体に対する負担金等を措置したものでございます。 次に、2目賦課徴収費に1,191万4,000円を計上しておりますが、これは分担金賦課徴収事務費のほか、農業集落排水処理施設使用料・
水道料金同時徴収経費負担金等を措置したものでございます。 また、3目農業集落排水施設普及費に11万円を計上しておりますが、これは
水洗便所等改造資金利子補給金を措置したものでございます。 次に、682ページ、1目農業集落排水施設費に4,624万8,000円を計上しておりますが、これは河南5地区の汚水処理施設の運転等維持管理費を措置したものでございます。 また、2目汚水管渠費に2,122万3,000円を計上しておりますが、これは汚水管渠の清掃等維持管理費及び施設補修費等を措置したものでございます。 次に、684ページ、1目農業集落排水処理施設建設費に6億605万8,000円を計上しておりますが、これは河北、桃生地区の農業集落排水処理施設建設に係る工事費等を措置したものでございます。主な内容といたしましては、13節委託料に5,276万4,000円を措置しておりますが、管渠工事に係る実施設計及び工事監理委託費でございます。 また、15節工事請負費に5億2,806万円を措置いたしておりますが、汚水管渠及び処理場設備工事費でございます。 次に、686ページ、1項公債費に2億1,725万5,000円を計上しておりますが、これは地方債の元利償還金を措置したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、戻りまして666ページをごらん願います。1目分担金に55万円を計上いたしておりますが、これは平成18年度の賦課予定分を措置したものでございます。 次に、668ページ、1目農業集落排水施設使用料に6,682万2,000円を計上しておりますが、これは年度内の汚水量見込みをもとに算定した現年度分と過年度未収分の徴収見込み額を滞納繰越分として措置したものでございます。 次に、672ページ、1目
農業集落排水処理事業費国庫補助金に2億7,775万円を計上しておりますが、これは
農業集落排水処理施設建設事業に係る国庫補助金でございます。 次に、1つ飛びまして676ページ、1目雑入に1,290万円を計上しておりますが、これは消費税還付金を措置したものでございます。 次に、678ページ、1目農業集落排水事業債に1億4,330万円、2目過疎対策事業債に1億4,310万円を計上しておりますが、これは
農業集落排水処理施設建設事業に係る地方債の見込み額を措置したものでございます。 また、3目
農業集落排水事業資本費平準化債に3,820万円を計上しておりますが、これは農業集落排水事業債の元金償還期間と減価償却期間との差により生ずる資金不足額を補うための企業債を措置したものでございます。 次に、674ページに戻りまして、1項一般会計繰入金に2億3,754万2,000円を計上しておりますが、これは歳出予算に係る特定財源充当後の財源不足額を補うため、一般会計繰入金を措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○副議長(阿部仁州議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(阿部仁州議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、建設委員会に付託いたします。
△日程第12 第100号議案平成18年度石巻市浄化槽整備事業特別会計予算
○副議長(阿部仁州議員) 次に、日程第12第100号議案平成18年度石巻市浄化槽整備事業特別会計予算を議題といたします。本案について北上総合支所長から説明を求めます。北上総合支所長。
◎鈴木治北上総合支所長 ただいま上程されました第100号議案平成18年度石巻市浄化槽整備事業特別会計予算について御説明申し上げます。 それでは、表紙番号3、石巻市各種会計予算の67ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ7,666万9,000円に定めようとするものでございます。 第2条は、債務負担行為でございますが、70ページの第2表にございますように石巻市
水洗便所等改造資金融資あっせん要綱に基づき、資金の融資を受けた方に対する利子補給及び借り入れ先金融機関に対する損失補償の期間及び限度額について定めようとするものでございます。 第3条は、地方債でございますが、70ページの第3表にございますように、浄化槽整備事業費に充当するための地方債を予定したもので、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法について定めようとするものでございます。 次に、予算の概要について歳出から御説明申し上げますので、表紙番号4の2、石巻市各種会計予算説明書の720ページをごらん願います。 1目浄化槽事業総務費に559万2,000円を計上しておりますが、これは一般職員の人件費のほか、共通事務費を措置したものでございます。 次に、2目賦課徴収費に138万2,000円を計上しておりますが、これは分担金賦課徴収事務費のほか、浄化槽使用料・水道料金同時徴収経費負担金などを措置したものでございます。 次に、3目浄化槽普及費に89万1,000円を計上しておりますが、これは排水設備の設置に係る
水洗便所等改造資金利子補給金、浄化槽撤去費補助金、排水設備設置工事費補助金を措置したものでございます。 次に、722ページ、1目浄化槽管理費に1,791万円を計上しておりますが、これは浄化槽に係る維持管理費を措置したものでございます。 次に、724ページ、1目浄化槽整備推進事業費に4,833万6,000円を計上しておりますが、これは北上地区の浄化槽整備に係る事務費のほか、工事費などを措置したものでございます。 主な内容といたしましては、15節工事請負費に4,670万4,000円を措置しておりますが、これは公共下水道区域外の浄化槽設置工事費でございます。 次に、726ページ、3款1項公債費に255万8,000円を計上しておりますが、これは市債元金及び利子を措置したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、戻りまして706ページをごらん願います。1目分担金に642万8,000円を計上しておりますが、これは平成18年度に新たに賦課を予定しております初年度賦課分と平成17年度に賦課決定いたしました年度割賦課分を合わせたものを現年度分として措置したものでございます。 次に、708ページ、1目浄化槽使用料に1,402万3,000円を計上しておりますが、これは年度内の収入見込み額を措置いたしたものでございます。 次に、710ページ、1目汚水処理施設整備交付金に1,611万2,000円を計上しておりますが、これは平成18年度浄化槽整備に係る国庫補助金を措置いたしたものでございます。 次に、716ページ、1目雑入に130万円を計上いたしておりますが、これは消費税還付金の収入見込み額などを措置いたしたものでございます。 次に、718ページ、1目浄化槽整備事業債に1,370万円と2目過疎対策事業債に1,360万円を計上しておりますが、これは浄化槽整備事業に係る起債見込み額を措置したものでございます。 次に、712ページに戻りまして、4款1項一般会計繰入金に1,150万5,000円を計上しておりますが、これは歳出予算に係る特定財源充当後の財源不足額を補うための一般会計繰入金を措置いたしたものでございます。 以上でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○副議長(阿部仁州議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。4番。
◆4番(渡辺拓朗議員) 先ほど下水道の事業計画は夏ころまでにという建設部長のお話でありましたが、そうするとけたが1けたも違うということになりますと、やはりそういったような結論も、合併浄化槽の使用の範囲が非常に広まるということになると思うのです。そういった意味では、土木建築業者、零細企業、雇用の部分が非常に心配されるわけですが、しかしながら合併浄化槽も埋設工事がありますから、その辺は何とも言えないですが、だとすればやはり雇用が非常に厳しいわけですよね。そういった意味で、全国的に今市町村で合併浄化槽になる方向の協議をしているわけです。そうすると、合併浄化槽が非常に需要が高まると。そういったことでは、管内でもたしか合併浄化槽かどうかわからないですけれども、グラスファイバーのこういう浄化槽ですか、業者、たしか1社くらいあったと思うのですが、こういう業者を石巻市に誘致させると、こういったことも雇用面から考えて非常に大切かなと。そういったことで、一気に公共下水道から合併浄化槽に切りかわる部分の雇用の不安定要素も解消しながら、さらにある意味では浄化槽のまちといったようなことも環境につながりますし、悪いイメージでは決してないと思うのです。そういったことで、そのような配慮もこれから必要ではないかというふうに思うのです。産業部なんかでは特にそうだと思うのですが、その辺どのように考えますか。
◎阿部和則建設部長 当然流域下水道を整備する区域、それから合併浄化槽で整備する区域、これそれぞれ国の方の採択基準もございますので、どこでも合併浄化槽が採択になるということでもございませんので、とにかくそこら辺も採択基準に合って、なおかつ安価で普及が早い方法ということでございますので、そこら辺は鋭意研究させていただきたいというふうに思います。 なお、その業者の問題ですが、一応いろいろほかに下水道の普及が進みますと、バキュームを持っている方の問題も生じてくるということですので、それらもすぐにその方々の職がなくなるということではございませんけれども、なかなか先の見通しが明るいということでもありませんので、そこら辺も考えながら、どういうふうな職業というか、仕事をあっせんしたらいいのか。また、浄化槽にしても当然汚泥とかの処理のくみ取りもありますので、そこら辺の問題をやっぱり総合的にもっと勉強していく必要があるというふうに考えてございます。よろしくお願いしたいと思います。
○副議長(阿部仁州議員) ほかに質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(阿部仁州議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、建設委員会に付託いたします。 暫時休憩いたします。 午後6時03分休憩 午後6時15分開議
○議長(森山行輝議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 教育長から保留した答弁について発言の申し出があります。よって、これを許します。教育長。
◎阿部和夫教育長 答弁を保留いたしておりました2つの件についてお答え申し上げます。 まず、運動公園とにっこりサンパークの件でありますが、総合運動公園の全体面積は14万2,000平米、そのうちスポーツ芝の面積は4万5,226平米です。にっこりサンパーク、全体面積4万8,036平米、そのうち芝の面積3万998平米であります。芝生維持管理委託料前年度比の減額分についてでありますが、755万8,000円の減でありますが、これは平成18年度から直営ということになっての減であります。 次に、地産地消についてお答えいたします。旧町の学校給食センターと旧石巻市の学校給食センターを含めまして、平成16年度では概算で米を含め野菜等賄い材料費7億5,000万円のうち7,260万円、率にして9.7%の地場産品を使用いたしております。
△日程第13 第101号議案平成18年度石巻市
国民健康保険事業特別会計予算
○議長(森山行輝議員) 次に、日程第13第101号議案平成18年度石巻市
国民健康保険事業特別会計予算を議題といたします。本案について生活環境部長から説明を求めます。生活環境部長。
◎新田秀夫生活環境部長 ただいま上程されました第101号議案平成18年度石巻市
国民健康保険事業特別会計予算について御説明申し上げます。 今日の国民健康保険は、国民皆保険制度を支える制度として、他保険に加入しない高齢者や低所得者を多く抱え、特に現役を退いた年金生活者、リストラ等による被用者保険からの若年失業者の流入など、社会的、経済的な面で非常に弱い立場の方々の受け皿となっている現状と、高齢者を中心とした医療費の増大、保険税収納率の低下など、従来からの国民健康保険制度が抱える構造的な問題と現在の経済状況を反映し、多くの問題が生じているところでございます。このような中、国においては平成18年度に向け医療保険制度改革及び税制改正による国民健康保険制度の見直しを行うに当たり、医療制度改革関連では年度当初から診療報酬、薬価の引き下げが予定され、本年10月からは70歳以上の現役並み所得者の3割負担導入、高齢者の食費、居住費の見直し、高額療養費の自己負担限度額の引き上げ、出産育児一時金の引き上げ及び保険財政共同安定化事業の創設などを実施すべく関係法令等の改正が予定されているところでございます。 また、国民健康保険財政の基盤強化策として高額医療費共同事業、保険者支援制度、
国民健康保険財政安定化支援事業などの助成措置が平成21年度まで継続して実施されることになっております。税制改正に伴います影響分につきましては、公的年金等控除の見直し、老齢者控除の廃止により保険税負担が増加する高齢者に配慮するため、新たに2年間の段階的な経過措置として特別控除を設けること及び保険税の介護分の課税限度額の見直しが予定されております。したがいまして、今回御提案申し上げました本予算につきましては、現行制度による通年予算として編成しておりますが、これら国の制度改正に伴う影響につきましては、正式な決定を待って補正予算等で対応してまいりたいと考えておりますので、御了承を賜りたいと存じます。 次に、合併協議に基づきます平準化に向けた税率改正につきましては、所得割の算定基礎となる総所得金額等の確定後に実施したいと考えております。 本市の国民健康保険財政につきましては、引き続き年々増加する被保険者と前期高齢者が引き続き国民健康保険資格を有していることから、医療費の増加が見込まれるとともに、介護納付金も増加傾向にある反面、長期的な景気低迷による課税所得が伸びないことから、依然として厳しい財政運営を余儀なくされる見込みであります。一方国民健康保険財政を圧迫してきました老人保健拠出金は、減少傾向を見せ始め、現在は一定の水準に落ちつきを見せてきております。このような状況を踏まえ、引き続きレセプト点検や保健事業の充実を図り、医療費抑制策を講ずるとともに、収納確保につきましてはさらなる体制の強化を図り、収納率向上対策に努力を傾け、健全経営に努めてまいりたいと考えております。 それでは、予算につきまして御説明申し上げますので、表紙番号3の各種会計予算73ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ170億7,718万円に定めようとするものでございます。 第2条は、債務負担行為でございますが、76ページ、第2表にございますように滞納整理システムを整備するに当たり、その期間及び限度額を定めようとするものでございます。 次に、予算の主な内容につきまして歳出から御説明申し上げますので、表紙番号4の2、各種会計予算説明書の790ページをごらん願います。1目一般管理費に7,029万4,000円を計上しておりますが、これは宮城県国民健康保険団体連合会に委託するレセプト電算処理関係費を措置したものでございます。 また、個人情報の保護に関する法律の施行に伴い、市民の個人情報に関する関心の高まりから、被保険者証の交付方法については、平成18年度から配達記録などによる交付を行うべく、それに関連する経費も措置いたしております。 2目連合会負担金1,933万1,000円は、宮城県国民健康保険団体連合会に対する負担金を措置したものでございます。 次に、792ページ、1目賦課徴収費に3,350万5,000円を計上しておりますが、これは国民健康保険税の賦課徴収に要する経費を措置したものでございます。 2目納税奨励費1,657万4,000円は、納税貯蓄組合への補助金を措置したものでございます。 3目滞納処分費1,335万円は、差し押さえ物件の公売広告料及び滞納整理システム関係費用を措置したものでございます。 次に、794ページ、1目運営協議会費に98万9,000円を計上しておりますが、これは国民健康保険運営協議会の委員報酬及び事務経費を措置したものでございます。 次に、796ページ、1目一般被保険者療養給付費に72億3,504万円、2目退職被保険者等療養給付費に36億7,585万6,000円、3目一般被保険者療養費に4,655万2,000円、4目退職被保険者等療養費に1,914万円をそれぞれ計上しておりますが、これは過去の医療費の推移及び給付実績等に基づき措置したものでございます。 5目審査支払委託費に2,307万1,000円を計上しておりますが、これは県内、県外の診療報酬審査見込み件数に1件当たりの処理単価を乗じて所要額を措置したものでございます。 次に、798ページ、1目一般被保険者高額療養費に7億734万円、2目退職被保険者等高額療養費に2億9,124万5,000円をそれぞれ計上しておりますが、これは過去の医療費の推移及び給付実績に基づき措置したものでございます。 次に、800ページ、1目一般被保険者移送費に50万円及び2目退職被保険者等移送費に50万円を計上しておりますが、これは過去の実績等に基づき措置したものでございます。 次に、802ページ、1目出産育児一時金に1億200万円を計上しておりますが、これは支給件数を340件と見込み、1件当たりの支給額30万円を乗じて所要額を措置したものでございます。 次に、804ページ、1目葬祭費に1億1,600万円を計上しておりますが、これは支給件数を1,160件と見込み、1件当たりの支給額10万円を乗じて所要額を措置したものでございます。 次に、806ページ、1目老人保健医療費拠出金に30億2,577万9,000円、2目老人保健事務費拠出金5,793万2,000円を計上しておりますが、これは社会保険診療報酬支払基金に拠出金を拠出するため、医療費拠出金及び拠出金業務に要する事務処理経費を過去の実績等に基づき措置したものでございます。 次に、808ページ、1目介護納付金に11億4,223万2,000円を計上しておりますが、これは社会保険診療報酬支払基金に納付する介護納付金を過去の実績等に基づき措置したものでございます。 次に、810ページ、1目高額医療費拠出金に3億7,120万2,000円を計上しておりますが、これは高額医療費が国民健康保険財政に大きな影響を与えることから、保険者の財政運営の安定化を図るため、県内の保険者が共同で負担する共同事業交付金の財源として所要額を措置したものでございます。 2目高額医療費事務費拠出金68万1,000円は、共同事業に関する事務経費を措置したものでございます。 3目共同事業事務費拠出金8,000円は、退職被保険者の年金受給者一覧表の作成経費を措置したものでございます。 次に、812ページ、1目保健衛生普及費に5,892万3,000円を計上しておりますが、これは人間ドック、脳ドック、健康優良家庭表彰及び医療費通知に係る経費を措置したものでございます。 次に、814ページ、1目財政調整基金費35万4,000円は、財政調整基金の預金利子を財政調整基金に積み立てるための経費を措置したものでございます。 次に、816ページ、1目一般被保険者保険税還付金から5目退職被保険者等還付加算金につきましては、国民健康保険税の過年度還付金及び還付加算金を措置したものでございます。 次に、822ページ、1目予備費には3,000万円を措置しております。 次に、歳入について御説明申し上げますので、戻りまして746ページをごらん願います。1目一般被保険者国民健康保険税に46億6,913万8,000円、754ページ、2目退職被保険者等国民健康保険税に11億6,399万6,000円を計上しておりますが、これらは経済の動向や過去の実績等を分析精査した中で現行税率に基づき現年課税分を算定しており、一般被保険者医療給付分の課税調定額を40億8,403万7,000円、一般被保険者介護納付金分の課税調定額を2億9,210万7,000円、退職被保険者医療給付分の課税調定額を10億6,265万6,000円、退職被保険者介護納付金分の課税調定額を6,989万4,000円と見込み、本庁及び総合支所ごとの収納率を乗じてそれぞれ措置したものでございます。 また、滞納繰越分につきましても、本庁及び総合支所ごとの収納率を乗じてそれぞれ措置したものでございます。 次に、764ページ、1目総務手数料に20万円、2目督促手数料に400万円を計上しておりますが、これらは過去の実績に基づき証明手数料及び督促手数料を措置したものでございます。 次に、766ページ、1目療養給付費等負担金に37億8,972万6,000円を計上しておりますが、これは一般被保険者療養給付費等負担金及び老人保健医療費負担金に対する国庫負担金を措置したものでございます。 2目高額医療費共同事業負担金9,280万円を計上しておりますが、これは高額医療費共同事業の拡充施策として、保険者の支出する共同事業拠出金の4分の1相当額が国庫負担金として交付されるため、その見込み額を措置したものでございます。 次に、768ページ、1目財政調整交付金に12億2,776万1,000円を計上しておりますが、これは普通調整交付金及び特別調整交付金であり、その見込み額を措置したものでございます。 次に、770ページ、1目療養給付費等交付金に33億9,399万6,000円を計上しておりますが、これは退職被保険者等の療養の給付等に対する社会保険診療報酬支払基金からの交付金であり、その見込み額を措置したものでございます。 次に、772ページ、1目高額医療費共同事業負担金に9,280万円を計上しておりますが、これは高額医療費共同事業の拡充施策としての県の負担金を措置したものでございます。 次に、774ページ、1目乳幼児医療費県補助金に809万9,000円を計上しておりますが、これは
乳幼児医療費助成事業運営強化補助金を措置したものでございます。 2目財政調整交付金に7億4,877万5,000円を計上しておりますが、これは県交付金分として措置したものでございます。 次に、776ページ、1目高額医療費共同事業交付金に3億959万7,000円を計上しておりますが、これはレセプト1件当たりの医療費が70万円を超える場合に交付されるもので、過去の実績等を考慮し、その見込み額を措置したものでございます。 次に、778ページ、1目利子及び配当金35万4,000円は、財政調整基金の預金利子でございます。 次に、780ページ、1目一般会計繰入金に11億2,220万8,000円を計上しておりますが、これは保険基盤安定費や出産育児一時金など、一定の基準に基づき積算された一般会計からの繰入金を措置したものでございます。 次に、782ページ、1目財政調整基金繰入金に4億3,782万5,000円を計上しておりますが、これは財政調整基金からの繰入金を措置したものでございます。 次に、786ページ、1目一般被保険者延滞金に550万円、2目退職被保険者等延滞金に40万円を計上しておりますが、これらは過去の実績等に基づき措置したものでございます。 次に、788ページ、2目一般被保険者第三者納付金に700万円、3目退職被保険者等第三者納付金に300万円を計上しておりますが、これらは過去の実績等に基づき措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○議長(森山行輝議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森山行輝議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、環境福祉委員会に付託をいたします。
△日程第14 第102号議案平成18年度石巻市老人保健医療特別会計予算
○議長(森山行輝議員) 次に、日程第14第102号議案平成18年度石巻市老人保健医療特別会計予算を議題といたします。本案について生活環境部長から説明を求めます。生活環境部長。
◎新田秀夫生活環境部長 ただいま上程されました第102号議案平成18年度石巻市老人保健医療特別会計予算について御説明申し上げます。 表紙番号3の各種会計予算の79ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ160億6,435万2,000円に定めようとするものでございます。 次に、予算の内容につきまして歳出から御説明申し上げますので、表紙番号4の2、各種会計予算説明書の850ページをごらん願います。1目一般管理費に2,764万6,000円を計上しておりますが、これは医療費適正化事業に取り組むため、レセプト点検嘱託員の人件費等を措置したほか、宮城県国民健康保険団体連合会に委託する電算共同処理費等を措置したものでございます。 次に、852ページ、1目医療給付費に157億8,966万円、2目医療費支給費に1億7,311万2,000円を計上しておりますが、これは過去の医療費の推移、実績に基づき所要額を措置したものでございます。 3目審査支払費に7,393万1,000円を計上しておりますが、これは宮城県国民健康保険団体連合会等で行う診療報酬明細書の審査に要する費用として所要額を措置したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、お戻りいただきまして834ページをごらん願います。1目医療費交付金に85億7,950万1,000円、836ページ、1目医療費国庫負担金に49億1,884万7,000円、840ページ、1目医療費県負担金に12億2,971万2,000円、842ページ、1目一般会計繰入金に12億5,219万3,000円を計上しておりますが、これは老人保健制度における老人医療費等の経費は、社会保険診療報酬支払基金、国・県及び市町村で負担する仕組みとなっておりますので、定められた負担割合に応じ、それぞれ措置したものでございます。 次に、戻りまして834ページ、2目審査支払手数料交付金に7,380万7,000円を計上しておりますが、これは診療報酬明細書の審査費用として社会保険診療報酬支払基金からの交付金を計上したものでございます。 次に、838ページ、1目臨時財政調整補助金に528万6,000円を計上しておりますが、これは
老人医療費適正化対策事業補助金としてレセプト点検嘱託員の人件費等に対する補助金を措置したものでございます。 次に、848ページ、1目第三者納付金に500万円を計上しておりますが、これは過去の実績等により措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○議長(森山行輝議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森山行輝議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、環境福祉委員会に付託をいたします。
△日程第15 第103号議案平成18年度石巻市介護保険事業特別会計予算
○議長(森山行輝議員) 次に、日程第15第103号議案平成18年度石巻市介護保険事業特別会計予算を議題といたします。本案について保健福祉部次長から説明を求めます。保健福祉部次長。
◎村上和郎保健福祉部次長 ただいま上程されました第103号議案平成18年度石巻市介護保険事業特別会計予算について御説明申し上げます。 表紙番号3の石巻市各種会計予算の85ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ81億4,995万8,000円に定めようとするものでございます。 次に、内容について歳出から御説明申し上げますので、表紙番号4の2、石巻市各種会計予算説明書の894ページをごらん願います。1目一般管理費に4,716万9,000円を計上いたしておりますが、主な内容といたしましては、介護認定調査事務に係る嘱託人件費、被保険者の資格管理及び保険給付管理の業務等に要する一般事務経費等を措置したものでございます。 2目運営審議会費に57万8,000円を計上いたしておりますが、これは介護保険運営審議会の委員報酬等を措置したものでございます。 次に、896ページ、1目賦課徴収費に845万円を計上いたしておりますが、主な内容といたしましては第1号被保険者に係る介護保険料の賦課徴収に要する経費を措置したものでございます。 2目納入奨励費に16万円を計上いたしておりますが、これは納税貯蓄組合に対する納付奨励金を措置したものでございます。 次に、898ページ、1目認定調査費に4,415万3,000円を計上いたしておりますが、各種認定事務に要する経費を措置したものでございます。 2目認定審査会共同設置負担金に4,890万4,000円を計上いたしておりますが、これは石巻広域圏2市1町で共同設置しております介護認定審査会の経費であり、石巻地区広域行政事務組合に対する負担金を措置したものでございます。 次に、900ページから911ページまでの2款保険給付費につきましては、今年度策定いたしました第3期介護保険事業計画に基づき所要見込み額を措置いたしました。 まず、900ページ、1項介護サービス等諸費に67億624万1,000円を、904ページ、2項介護予防サービス等諸費に7億1,599万2,000円をそれぞれ計上いたしておりますが、これは要介護認定において要介護及び要支援の認定を受けた方が利用した介護サービスに対する各種サービスごとの保険給付費の所要見込み額を措置したものでございます。 次に、906ページ、1目審査支払手数料に1,098万2,000円を計上いたしておりますが、これは国民健康保険団体連合会で行う介護サービス費等の審査及び支払い業務手数料の所要見込み額を措置したものでございます。 次に、908ページ、4項高額介護サービス等費に7,774万7,000円を計上いたしておりますが、これは介護サービスを受けた際の自己負担額が一定額を超えた場合には、高額介護サービス費等を支給することになっておりますことから、所要見込み額を措置したものでございます。 次に、910ページ、5項特定入所者介護サービス等費に3億1,131万4,000円を計上いたしておりますが、これは低所得者に対する施設等での食費及び居住費について負担限度額を超える額の介護給付費の所要見込み額を措置したものでございます。 次に、912ページ、1目財政安定化基金拠出金に167万3,000円を計上いたしておりますが、これは介護保険法第147条の規定により、宮城県に設置されている財政安定化基金への拠出金を措置したものでございます。 次に、914ページ、1目
介護予防特定高齢者施策事業費に5,171万円、2目
介護予防一般高齢者施策事業費に61万9,000円をそれぞれ計上いたしておりますが、これは平成18年度より実施する地域支援事業として要支援、要介護になることを防止するための介護予防事業及び被保険者に対する介護予防の普及、啓発並びに地域の介護予防活動の育成、支援等の事業に係る所要額を措置したものでございます。 次に、916ページ、1目
介護予防ケアマネジメント事業費に6,610万1,000円、2目総合相談事業費に2,451万2,000円、3目任意事業費に1,326万3,000円をそれぞれ計上いたしておりますが、地域包括支援センター及び在宅介護支援センターの運営費並びに介護方法の指導や要介護者等を介護する方の支援事業に係る所要額を措置したものでございます。 次に、920ページ、1目保健福祉事業費に235万6,000円を計上いたしておりますが、これは介護保険法第115条の41の規定により実施しております保健福祉事業に係る所要額を措置したものでございます。 次に、922ページ、1目財政調整基金費に53万1,000円を計上いたしておりますが、これは財政調整基金に係る利子収入を財政調整基金に積み立てしようとするものでございます。 次に、924ページ、1目還付金に150万円を計上いたしておりますが、これは過年度保険料の過誤納に係る還付金等を措置したものでございます。 次に、928ページ、1目予備費に1,600万円を計上いたしております。 次に、歳入について御説明申し上げますので、866ページにお戻り願います。1目介護保険料に14億4,898万1,000円を計上いたしておりますが、これは第3期介護保険事業計画に基づき介護保険料を計上いたしましたほか、滞納繰越分につきましても収納実績等を参考に見込まれる収納率を乗じて計上したところであります。 次に、868ページ、2目督促手数料に50万円を計上いたしておりますが、第1号被保険者のうち普通徴収者に係る督促手数料について実績等を勘案の上、措置いたしたものでございます。 次に、870ページ、1目介護給付費負担金に13億9,238万4,000円を計上いたしておりますが、これは保険給付費に対応する国の負担金を措置したものでございます。 次に、872ページ、1目調整交付金に4億4,117万6,000円、2目地域支援事業費交付金(介護予防事業)に1,308万2,000円、3目地域支援事業費交付金(包括的支援事業・任意事業)に4,206万9,000円をそれぞれ計上いたしておりますが、これは保険給付費及び各種地域支援事業に対応する国の交付金を措置したものでございます。 次に、874ページ、1目介護給付費交付金に24億2,490万4,000円、2目地域支援事業費支援交付金に1,622万1,000円をそれぞれ計上いたしておりますが、これは保険給付費及び各種地域支援事業に対応する社会保険診療報酬支払基金の交付金を措置したものでございます。 次に、876ページ、1目介護給付費負担金に11億4,985万4,000円を計上いたしておりますが、これは保険給付費に対応する県の負担金を措置したものでございます。 次に、878ページ、1目地域支援事業費交付金(介護予防事業)に654万1,000円、2目地域支援事業費交付金(包括的支援事業・任意事業)に2,103万4,000円をそれぞれ計上いたしておりますが、これは各種地域支援事業に対応する県の交付金を措置したものでございます。 次に、880ページ、1目利子及び配当金に53万1,000円を計上いたしておりますが、これは財政調整基金に係る利子収入でございます。 次に、882ページ、1目介護給付費繰入金に9億7,778万4,000円、2目地域支援事業費繰入金(介護予防事業)に654万1,000円、3目地域支援事業費繰入金(包括的支援事業・任意事業)に2,103万4,000円、4目事務費繰入金に1億4,891万3,000円をそれぞれ計上いたしておりますが、これは保険給付費、各種地域支援事業費及び各種事務費に対応する一般会計からの繰入金を措置したものでございます。 次に、884ページ、1目財政調整基金繰入金に3,840万1,000円を計上いたしておりますが、これは以上のような歳入歳出予算の調整の結果、財政調整基金からの繰入金を措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○議長(森山行輝議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森山行輝議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、環境福祉委員会に付託をいたします。
△日程第16 第104号議案平成18年度石巻市病院事業会計予算
○議長(森山行輝議員) 次に、日程第16第104号議案平成18年度石巻市病院事業会計予算を議題といたします。本案について病院局事務部長から説明を求めます。病院局事務部長。
◎佐々木義明病院局事務部長 ただいま上程されました第104号議案平成18年度石巻市病院事業会計予算について御説明申し上げます。 表紙番号3、各種会計予算の91ページをごらん願います。第1条は、総則でございます。第2条は、業務の予定量を定めるものでございますが、これまでの患者数の実績等を考慮し、入院患者総数については病床稼働率82.8%を目標に8万7,027人に、外来患者総数については13万889人と予定するものでございます。1日平均患者数につきましては、入院238.4人、外来534.2人と予定するものであります。また、主要な建設改良事業では、器械備品購入費1,560万6,000円、建設改良費257万3,000円を予定しております。 第3条は、収益的収入及び支出でございますが、本事業の経営活動により発生すると予定されますすべての収益を51億743万8,000円と、それに対するすべての費用を53億6,849万1,000円と定めるものでございます。 第4条は、資本的収入及び支出でございますが、医療用器械備品の購入費及び企業債の償還金を措置したもので、2億5,978万円と定めるものでございます。主な内容につきましては、後ほど御説明申し上げます。 次に、92ページをごらん願います。第5条は、債務負担行為の設定でございますが、全身用CT撮影装置借上料の期間及び限度額を定めるものでございます。 第6条は、一時借入金の限度額を22億円とするものでございます。 第7条は、職員給与費及び交際費について議会の議決を得なければ流用できない旨の規定でございますが、職員給与費として26億9,580万1,000円と、交際費として120万円と定めるものでございます。 第8条は、病院事業会計の経営基盤強化対策等のために一般会計から補助を受ける金額を2億6,220万円と定めるものでございます。 第9条は、たな卸資産の購入限度額を6億5,001万円を定めるものでございます。 それでは、第3条及び4条関係の主な内容について御説明申し上げますので、表紙番号4の2、各種会計予算説明書の936ページをごらん願います。まず、収益的収入及び支出について、収入から御説明申し上げます。1項医業収益では、1目入院収益に25億7,331万4,000円を計上しておりますが、これは第2条で御説明申し上げましたとおり年間入院患者総数8万7,027人の診療収入でございます。 2目外来収益に10億6,278万4,000円を計上しておりますが、これは年間外来患者総数13万889人の診療収入でございます。 次に、3目その他医業収益に4億5,348万円を計上しておりますが、主なものとしては1節他会計負担金に3億1,627万9,000円を計上しております。これは、救急医療及び保健衛生行政事務に要する経費に充てるための地方公営企業法に基づく一般会計負担金でございます。 また、2節その他医業収益として1億3,720万1,000円を計上しておりますが、これは室料差額収益、人間ドック収益、文書料、初診時加算料金等でございます。 2項医業外収益では、2目他会計負担金に6億8,077万円を計上しておりますが、これは高度医療及び企業債利子等に対する一般会計負担金でございます。 3目他会計補助金に2億6,220万円を計上しておりますが、これは医師、看護師等の研究、研修費及び施設整備高度化に対する一般会計補助金並びに電源立地地域対策交付金などでございます。 4目国庫補助金に1,200万円を計上いたしておりますが、これは
医師臨床研修費補助事業補助金でございます。 5目県補助金に50万円を計上しておりますが、これは
自治体病院等臨床研修支援事業補助金でございます。 6目その他医業外収益に
病院群輪番制病院運営費補助金2,912万5,000円、看護師宿舎使用料等その他医業外収益3,326万2,000円を合わせて計上いたしております。 次に、支出について御説明申し上げますので、938ページをごらん願います。1項医業費用、1目給与費に26億9,886万1,000円を計上しておりますが、これは一般職の給与費、応援医師等の賃金、看護助手等嘱託員の報酬等でございます。 次に、2目材料費に10億2,861万7,000円を計上しておりますが、これは診療用薬品費及び材料費でございます。 次に、3目経費に11億863万2,000円を計上しておりますが、これは主なものとして7節電気、ガス、水道料などの光熱水費に1億1,354万6,000円、13節医療機器等の借り上げなどの賃借料に2億8,794万5,000円、次のページを開いていただきまして、医事業務、患者給食業務、施設設備等保守点検業務などの委託料5億5,509万2,000円でございます。 次に、4目減価償却費に2億7,282万1,000円を計上しておりますが、これは建物、構築物及び器械備品等に係る減価償却費でございます。 次に、5目資産減耗費に201万2,000円を計上しておりますが、これはたな卸資産減耗分を措置したものでございます。 次に、6目研究研修費に1,521万3,000円を計上しておりますが、これは医師及び看護師等医療職員の研究、研修に要する経費及び図書費でございます。 次に、2項医業外費用でございますが、1目支払利息及び企業債取扱諸費に1億9,689万2,000円を計上しておりますが、これは企業債及び一時借入金利息でございます。 また、2目雑損失に2,965万2,000円を計上しておりますが、これは消費税の経理において非課税売り上げ見合いの貯蔵品関係消費税を雑損失とするものでございます。 次に、3目消費税に525万5,000円を計上しております。 次に、942ページ、3項予備費に1,053万5,000円を計上しております。 次に、944ページをごらん願います。資本的収入及び支出でございますが、先に支出から説明させていただきます。1項建設改良費、1目器械備品購入費に1,560万6,000円を計上しておりますが、これは診療及び検査機能の充実を図るため、新たに必要となります医療機器等の購入費を措置したものでございます。 2目建設改良費に257万3,000円を計上しておりますが、これは雄勝病院耐震補強設計委託料を計上しております。 2項企業債償還金に2億4,160万1,000円を計上しておりますが、これは病院建設事業債等の元金償還費でございます。これらの財源といたしまして、収入に1項他会計出資金及び2項他会計負担金を計上しております。 以上、御説明申し上げましたが、病院局3病院の全スタッフが総力を挙げて収支の改善に努めておりますが、国の医療制度改革や常勤医師の安定確保など、病院を取り巻く医療環境は依然として大変厳しい状況にありますことから、今後とも医療の質の向上とともに市民のための病院であることを念頭に経営の安定化に向けて、さらに努力してまいりたいと考えております。なお、財務諸表につきましては、954ページから958ページに御提示申し上げております。 以上でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○議長(森山行輝議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。9番。
◆9番(黒須武男議員) 939ページの病院事業費用の中の賃金の中で、説明の中で応援医師等賃金というので2億700万円余りが計上されておりますけれども、これは常勤医が不足することによっての医師の応援というようなとらえ方でよろしいのでしょうか。 そしてまた、もしこれは常勤医が充足されてた場合、どのような結果になるのか教えていただきたいと思います。
◎佐々木義明病院局事務部長 お答えいたします。 ただいまの御質疑でございますが、賃金として2億700万円ほど応援医師等の賃金ということで書いてございます。これは、議員御承知のとおり常勤医を補完するための大学等から応援いただいているドクターの分と、それから現在臨床研修医が3名ほど来ておりまして、その3名に対する賃金、一応臨時職員という身分で扱っておりますので、それらのドクターに対する賃金でございますが、この4月からさらに3名ふえまして、今度は6名の研修医を抱えることになりますので、その分の経費も含まれております。 あと、それから後段の御質疑でございますけれども、常勤医がすべて満たされればこういった経費がなくなるのかというような御質疑の内容ではないかなと思いますが、ただ常勤医がすべてうちの方の14の診療科に満足されたとしても、例えば手術等で応援をいただくとか、そういった形で応援のドクターに関しましては、これは数人必ず抱える状況にございますので、この経費はなくなることはないと思います。
○議長(森山行輝議員) ほかにありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森山行輝議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、環境福祉委員会に付託をいたします。
△散会
○議長(森山行輝議員) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。明日本会議を再開いたします。本日はこれにて散会いたします。 午後7時09分散会...