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  1. 仙台市議会 2019-01-23
    地域経済活性化調査特別委員会 本文 2019-01-23


    取得元: 仙台市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-24
    1:                  ※会議の概要 ◯委員長  ただいまから地域経済活性化調査特別委員会を開会いたします。  本日の説明員についてでありますけれども、本日は経済局より関係職員方々に御出席をいただいておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。  本日の日程は、お手元配付日程のとおりであります。  さきの第8回委員会では、当局報告及び総括的な御意見等をいただいたところであります。今回は、それらも踏まえ、副委員長とも相談の上、私のほうで取りまとめました委員会報告書素案事前にお渡ししておりましたが、本日同じものを皆様のお手元にもお配りをしておりましたので、ごらんいただきながら、報告書作成に向けた御意見等をお伺いしたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。  報告書素案の構成についてでありますが、まず冒頭部分については本委員会設置目的テーマ調査項目について記載をさせていただきました。  次に、1ページから6ページまでは、これまでの委員会において皆様から頂戴した御意見等を、本委員会三つ調査項目であります、地域企業への支援について、企業間及び地域との連携について、起業支援についてに分けて記載をいたしました。  次に、7ページには委員会の総括的な意見まとめとして記載をさせていただいております。  また、8ページ以降には本委員会活動経過として、平成29年10月に開催した第1回委員会からの調査の経過及び概要について記載をさせていただいております。  そのような内容で、素案としてまとめさせていただいたところであります。  本日は、そのような内容を踏まえながら、素案中身につきまして皆様に見ていただきながら、意見交換に入ってまいりたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いをいたします。  それでは、事前にもうお配りをさせていただいておりました。また、本日もお手元配付をさせていただいておりましたので、順次この素案を見ていただきながらの御意見等をお聞かせいただければと思っておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。 2: ◯高橋次男委員  大変勉強させていただいたなと思って、まず感謝をいたしております。  報告書素案でございますけれども、大変的確に、コンパクトにおまとめいただきまして、大変ありがとうございます。  特に言う部分は、意見として挙げていいのかどうかわかりませんけれども、仙台市ですね、東北大学の構内というか敷地のところ放射光施設ができるということがほぼ決定をして、東北大学学長さんも仙台の夕べでも大変すばらしい勉学環境が充実するだろうというような意味のことを言っておりました。これが果たす役割が大変大きいということがお話の中に入っていたかと思いますけれども、それを踏まえると、我々他都市視察姫路市を見てきたときのですね、意見しか聞かなかったわけではございますけれども、利用頻度とか、地域に対する活性化部分が何か余り見えてきているように感じられなかったなと。今回のは、テーマ地域企業活性化と。新しい切り口としては大変重要な部分なので、本当はここにちょっと……。ただ、入れると前向きにならないなと。ちょっと矛盾を感じる部分仙台が大枚を支出するようになるわけでございます。東北大学学長は貢献する部分が大きいよということに対して、向こうのほうは余り地域に、利用頻度から言ってもですね、それから運用の取り決めというか、企業秘密的なものがオープンになるという意味で、なかなか利用頻度がないのかどうかわかりませんけれども、この部分がこの調査報告書の中に入ることによって、また意見が分かれてきてしまうのかなという思いがするわけですけれども、ちょっとここの部分をどう取り扱えばいいのか。どんなもんかなという印象を持っております。  それからもう1点は、8月22日に東北大学の堀切川先生にいろいろ御講話をいただきましたけれども、この間の新聞、大分前ですかね、河北文化賞功労者ということで名前が載ってましたですね。やはりさすが河北新報。全体的に見ながらですね、地元経済も含めて経済貢献をしてるんだなという目を持って、顕彰していたということに対しては、やはり先生の功績は大きいんだなという印象を受けました。 3: ◯やしろ美香委員  正副委員長が大変わかりやすくまとめていただきまして、どうもありがとうございました。  かなりコンパクトにまとめていただいていて、よろしいのではないかと思いましたが、1点ですね、(3)の起業支援の6ページですね、真ん中辺に女性起業という項があるんですが、ここでなんですが、本市はたしか女性起業に対する支援というのに力を入れていたかと思います。男性の起こす起業女性の起こす起業というのはやっぱりタイプが違っていて、どちらかというと男性はそれまでのキャリアからのれん分けのような形、独立という形で起業する方が多いんだけど、女性は何と言うんですかね、自分生活の中で不便を感じたとか、何か生活の中から仕事を見つけて起業していくという、ちょっと全く性格が違う起業なので、やはりそこの性格の違いというものを前提にした書き方でないと、この書き方だけだとちょっとわかりづらいのかなという気がしております。なので、ちょっとこの女性起業の項のところに当たっては、もうちょっとわかりやすい表現の仕方というか書き方をしたほうがよろしいのかなという気がいたしましたので、ちょっとここのところをもう一度考えていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 4: ◯わたなべ拓委員  まず、全体を通覧して、本当にコンパクトにバランスよくまとめていただいたなという印象で、本当に労に敬意を表します。  私、議会でも質問した事項、6ページですが、この放射光施設ですね、放射光施設利用に際しては、実際この委員会姫路市に視察した際に補助金が余り使われてなかったと、低調だったということを伺ったことを契機に議会質問もしまして、それに対して一定のお答えをいただいたということを、非常に勉強になりましたし、またこういう形で反映もしていただいてるなと今確認できて、大変感銘を受けました。
     また、6ページの上のところ、一番上の項目、窓口となるコーディネーターの人材、オカビズにもこの委員会で行きましたけれども、このたびオカビズ総務省から大賞を受賞しましたですね。やっぱりあれは全国的にも注目される取り組みだったんだなということがこれでも確認できました。  こちらのまとめを拝見しますと、7ページの下のほう、そこに人的資源人的ネットワーク等々、短期的な人事異動サイクルにとらわれず、スペシャリスト育成という、こういったところを触れられていて、これ自体は適切、妥当なまとめかなと思うんですけども、それにつけ加えて、オカビズの特徴である外部人材の大胆な抜擢。これはやっぱり内部のスペシャリスト育成という枠組みからはもう一歩踏み込んだ、あるいはその枠組みから踏み出たところにある取り組みなのかもしれないなと。そういったところへの視線というか目配りもあってもいいかもしれないなと、これを拝見して今思った次第でございます。  あとは全体的には趣旨に賛同するものであります。 5: ◯沼沢しん委員  委員長、副委員長のもとで取りまとめていただいた内容、本当にありがとうございました。改めて読み返して、勉強になるなというふうに思っております。  特に地域経済活性化という中でいくと、どうしても起こすほうの起業ですとか、あるいは新たな商品開発ですとか、そういうようなところに一番初めに目が行きがちなところで、一番初めのところ事業承継部分を取り扱っていただいているというようなところは、これはある意味拡大路線といいますか、経済活性化させるためには拡大拡大で新しいものをってやってきた流れに少し、一つ待ったをかけて、今あるものを、今やっていただいてるものも大切にしていくことが、これもまた地域経済活性につながるんだという視点だというふうに思っております。  全体として、まとめていただいた内容そのものにつきましては、もう本当にこのとおりだというふうに思ってるんですけれども、これはちょっとですね、1点だけ、この三つ視点の中に当てはまるのかどうなのかなんですけれども、広島市に行かせていただいた、取り組みを伺わせていただいたときに、若手社員を集めて、それでいろいろ勉強しながら、最終的には自分上司ところに対して新たな事業の提案をするというような取り組みをやられてたのを見たときに、私もはっとして、あの取り組みすごくおもしろいなと思っていたんです。要するに企業そのものですとか、あるいは事業者社長さんに対してどうするかという視点だけではなくて、そこで働いている、例えば若手だとか、そういう人たちもこの地域経済の担い手の1人であるというのは、改めてそのときに、当たり前のことなんですけれども再確認した思いがありまして、そういう意味ではですね、これどの部分でどういうような文言でというところまでは私も持ち合わせていないんですけれども、働いている人そのものですね、そういった皆さん支援というか、横のつながりをつくるところをお手伝いするだとか、そういったような視点も実は地域経済活性化に資するんだというような視点が、このまとめの中にちょっとでも、もし可能であれば盛り込んでいただけますと、これも今回私いろいろと調査させていただいた中で気づいた点でもありますので、そういったところについて委員長、副委員長のもとで少し考えていただければというふうに思っております。 6: ◯嶋中貴志委員  皆さんおっしゃるとおり、委員長、副委員長におかれましては大変に御苦労さまでございました。また、いろいろおもしろいところにも連れて行っていただきまして、感謝をしておる、よく歩いたなというのもありましたけれども、ありがとうございました。何も文句はございませんので。  ただ、最後まとめところで、真ん中の辺の、当局におかれましては、まず本市の地域企業が直面している課題ニーズというところ地域企業が直面しているニーズというのは、方法論とかそういうのはいろいろオカビズの話でありますとかそういうところで、企業が伸びるためにはどうするかっていうのはあるんですけれども、抜本的な課題、今よく言われてるのは人手が足らないということがよく言われますけども、働き手にとってですね、例えばこういう仕事はやってみたいけども、どうしたらいいんだろうってわかんないような場面をサポートすること。例えば消防士になりたいとか警察、お巡りさんになりたいって言えば、これはやっぱりまずは公務員を受けなくちゃいけないという、その際に、仙台企業にはこういうのもあるんですよというようなものを教えてあげるようなことがあってもいいのかなと。例えば鉄塔高所作業員とか、これはどこに行けばああいう仕事ができるのかなというようなことを、議会として、行政でもあれなのかもしれないですけど、この議会からそういうメニューを紹介するであるとかですね。確かにそうだなと。例えば自衛官になりたいなと言えば、わたなべ委員のような方は喜んで、ああそれはいいと。自衛隊に行けばいいんですよと、私が御紹介しますと。こうなるんですけれども、そういうのがわからないような企業もあって、逆にそういう企業のほうが余り目立たないけどよく貢献している企業なんかもあるかと思うんで、そういうところ紹介してる、まさにこの文言どおりニーズを的確に捉えてっていうですね、そういう観点があればいいのかなというようなことがありました。  具体的に言いますとですね、例えばよく山の中の鉄塔に電線を張る作業員、これ建設会社ではないんですよね。どこに行けばいいんだと。電力会社ですけど、電力会社は別にどこかに出してるわけですから。電力会社社員もいるかと思いますけど、でも電力会社に入るっていうのはなかなか大変じゃないですか。やはりそういうのは特殊な能力ですから、企業側としても最低何年かは養成しなくちゃいけないわけです。そういう視点もあればおもしろいかななんていうことを思いました。  あとはもう本当によく委員長、副委員長大変御苦労さまでございました。ありがとうございました。 7: ◯嵯峨サダ子委員  よく当該委員会は一生懸命視察もしたし調査もしたなというふうに思っておりまして、委員長、副委員長のお働きに敬意を表したいと思います。  三つ調査テーマに基づいて、わかりやすくおまとめになっていただいて、とてもいいなというふうに思いましたし、それから最後まとめところも総括的なまとめ方になってて、いいとは思うのですが、ただ若干補強したほうがいいかなと思う点について意見を言わせていただきたいと思います。  前段からちょっとした先に、また、さらに本市の施策であるというところ部分なんですけれども、御用聞き型企業訪問のように、全国的に十分活用できる汎用性の高い、ユニークな施策各地にあることも確認できましたというふうな文章があるんですけれども、この仙台市の御用聞き型企業訪問というのは、それはそれで非常に特徴的で、私はいいと思うのですが、ただ全国、我々が調査してきたところも見ますと、もっともっとね、やはりこれをもっと推し進めていく、強力に推し進めていく必要があるなというふうに思うんですね。だから、そういう表現にされたらどうかなというのと、それから広島県でやってるような、もう資金も大胆に援助するというようなことなんかもあると、やはり産学、当局皆さんもね、産学プラス金だと、産学金がやっぱり協働して、連携して地元の企業を盛り立てていくという、そういうふうな取り組みもさらに求められているのではないかなという文言をですね、ぜひ入れていただければなというのが1点です。  それから、広島協同組合卸総合センターも見させていただいたんですが、まあ正直すごいカルチャーショック的な施設もありまして、例えば共同倉庫を設置するというのは発想の中にはちょっとなかったのでね。地元仙台卸商センターもね、この間私たちも御意見を伺ってきて、かなり建物も老朽化して、これから建てかえしなきゃいけないと。それにはいろいろ資金面の困難もあるけれどもっていうふうな、さまざまお伺いしてきたので、早晩あそこも建てかえなんかになったときに、そういうことも視野に入れた取り組みが、非常に広島では学んできたので、こういうのも何かちょっと最後のほうにでも入れ込んでいただければなっていうふうに感じました。  それから、最後ですけど、この委員会で議論にはしなかったんですけど、仙台伝統工芸に光を当てるような、それでもって仙台経済活性化にも役立つようなことも、もっともっとしなきゃいけないなってちょっと感じたので、一応そこは感想のところです。 8: ◯ひぐちのりこ委員  大変興味深く、そしていろんな好奇心が揺さぶられるような、いろんな大変魅力のあるこの委員会で、そしてこれをまとめてくださった委員長、副委員長、本当にどうもありがとうございます。  やっぱり今皆さんの話を聞いたり、これを見たときに、ちょっと私の立場としてはやっぱりもうちょっと発言したかったり、ちゃんと言っとけばよかったなというふうに思ったのがありました。そして、ごめんなさい、ちょっと文言ところで気になったところが1点あったんですけれども、5ページの真ん中あたりの、各自治体や各地コーディネーターやキーマンではなくて、キーパーソンのほうがいいと思うのですけれども、ここ、よろしくお願いいたします。  まずちょっと思ったのはですね、2点についてです。やしろ委員お話しをしました、やはり女性起業女性視点というようなところで、考えてみたら何と言っても仙台市の売りの一つであるせんだい男女共同参画財団でやってる企業未来プロジェクト東日本大震災の際にノルウェー王国から支援金を受けて、国の補助金も受けながら、役員の、いわゆる管理職候補生女性をやはりこれから、なかなか企業の中にロールモデルがいない女性管理職っていう人のための、それはノルウェー経営者協会の、そのノウハウを持ってきたプロジェクトなんですけれども、これが実は90名以上の参加で、今60名以上の実際卒業生がいて、各企業さんでも大変好評を得ていると。最後ところでは、もう企業さんの上司の方も集まって、今度その上司の方同士が名刺を交換してネットワークを広げているというような、このプロジェクトについてのやっぱり紹介というか、どういうふうにやはり仙台版としての、これはやはり入れていくべきではないかというふうに思っていること。同様に、あと私この前仙台産業振興事業団のほうに行って、女性起業という形で具体的にどういうことで、やしろ委員がおっしゃったような形での女性ところに特化したっていうようなところで、本当に実際あなたの生活ところでこういうことを感じてるんだねっていって、フローチャート図を出して、じゃああなたのその思いと実際資金面とどうだっていうのをすごく細かくやって、今のその計画の中に足りないところはどこでしょうというような形で、本当にわかりやすい、ソフトランディングできるような、そして何と言ってもあなたが一番ときめくような、自分としてばーんと肝に落ちるような、そういうやり方っていうのはどういうものなのって、そういうことをやっている仙台市の組織があるっていうのは、物すごい強みだなというふうに思っていました。それの先輩とのネットワークがあったりとか、そのツールがある、いろんなところのチャンネルがあるというような部分、ここはやっぱり仙台市の強みとして、やはりこれは脈々と奥山市長時代以前、以後にかかわらずずっとずっと続いてきた、そういう強みではないかなというふうに思っております。  あと、もう一つなんですけど、嶋中委員がおっしゃったいろんな職業の紹介みたいなところで、今学校の楽学プロジェクト、あれなんかで、前は結構いろんな社会で、世界で活躍している人たち、いろんな仕事をしている人たちクラスにお呼びして、お仕事なあにっていうような、そういうのをやってるんですよね。一番初めのときは、何か立派な、宇宙飛行士とかね、何か立派な人しか来なかったんだけど、校長先生とかいろんな方々のお考えで、割とすぐ近くにいる方々お話も聞けるっていうことで、それに呼ばれた介護士をやっている方、私も講師で行ったんですよっていう方のお話を聞いたら、実際やっぱり介護士さんというのは賃金、労働条件、いろんな課題があるというところだったんですけれども、いろんな相談に行くと、あなた介護士だからでしょ、看護師さんだったら給料もらえるんだから、看護師さんになったらいいんじゃないっていうふうに言われてきたと。だけど、介護仕事って、全然看護師さんと違うところ生活を支えるところがあるんだと。そういう意味もあって、自分がやっている仕事をやはり言ったら、クラスの中で私も介護士さんになりたいですっていうような感想文があって、やっぱりすごくうれしかったと。そういう意味で、やはり組織の枠を超えながら、いろんなお仕事紹介をするツールっていうのもやっぱり仙台市として持ってるんだなっていうようなところも思ったところでございます。  そして、沼沢委員がおっしゃった若者のところ。働く者とすると、私の出身のルーツとすると労働組合のこともやっておりましたので、今考えてみたら労働組合というような視点っていうのが、ああここでもうちょっと言っとけばよかったなと。いわゆる労働組合っていうのは、いろんな経営とかに対してネガティブなイメージを持ったりとか、組合を立ち上げるということについてもネガティブなイメージを持ってるけれども、しかしながら本当にこの寸前に見たツイッターのところで、労働組合があることによって企業が物すごく破綻するような、事前の問題で実際働いている人からちょっとここまずいんじゃないっていうようなことを組織的にちゃんとお話をしてくれると。そして、働く人にとっても自分が例えば何かを訴えるときに、弁護士の費用が幾らかかるとかなんとかっていうのがあったとしても、組合としての交渉というちゃんと労基法に定められた交渉の仕方をして、そして何といっても労働ということなので、企業自体がない限りはお互いに続けられることはできないわけだから、その組合なんかのレベルの部分でいろんなところに入っていったときにウィンウィンの形をつくれるという部分もある。また例えば実際ちょっと経営側から聞いたんですけれども、三六協定を結ぶときに労働組合のトップの人に言えばすぐできるというような部分もあって、そういう意味緊張感が持てると。いろんなお考えはあるかもしれないけれども、しかしながらやはりその法律の中で決められている労働というような部分ところ視点というのも一つあるということはあると思います。何といっても、働く場がなければ労働というような、組合的なもの、またその経営というところも成り立たないということもありますので、そういう部分で今組織率は17%というところにはなっているけれども、そういう視点もあるのかなというふうに思っていました。  私自体、就職したのが男女雇用機会均等法前の時代だったので、私の同級生なんかでは今本当に企業継承のできるような、そういうところにお生まれになったんだけれども、自分たち男兄弟はすぐさま社長になれたけれども、私は同じ兄弟から見てどこも遜色もなかったがそういうところになれなくて、本当に悔しかったという思いを聞いている世代ですので、そういう意味では今男女雇用機会均等法やそういう部分女性支援というところも出てきている、やはり時代は動いてきているのかなというふうに思っております。 9: ◯柳橋邦彦委員  本当にこの間、正副委員長委員皆さん方、あるいは事務局方々のさまざまな導きがありまして、こういう形でまとまろうとしていること、御労苦に対して多とするところであります。  報告書につきましては、もう素案という字は取って、これで仕上がりと言っていいぐらいのところだと思いますし、私は長い、この地域経済活性化という特別委員会をつくった当初からずっと、ほとんど変わらずこの委員会に身を置いてまいりましたけれども、今回の中身は今までの調査特別委員会に比較いたしましても、かなり、一言で言えばおもしろい委員会だったなというふうに、非常に印象に残ることが多かったというふうに感じております。  途中で私アマゾン化という言葉を、これは私の勝手な造語なんですけれども、についてはいろいろと勉強しなきゃならないところがある。すなわちIoTや、いわゆるIT化といいますかデジタル化というか、AIなどというものがどんどんどんどん発達していって、今やそれなしに日常の経済活動もなかなかままならない。私なんかはなかなかついて行けないような状況にまでなってきていて、そこに対する視点とか観点というものを、これから地域経済活性化していくためにどのようにそれを取り入れていったらいいのかっていうことあたりは、やっぱり一つのこれからの考え方のうち重要な部分を占めるのではないかなと。しかしながら、じゃあそれで全て補うことができるかっていうと、やっぱりそうではないということをよくよく思い知らされたこの間の調査特別委員会であったと。つまり何を言いたいかというと、やっぱりフェース・トゥー・フェースだと。顔と顔を見合わせた中で、人と人が言葉を交わし、感情を交わし合って、物事が仕上がっていくという、そのことだけは忘れずに置いておかなければならない事実としてそれがあるんではないかなというふうに、より強く思わされたところであります。  また、具体的な例で一つ挙げれば、広島県と広島市との関係において、実に40億円という巨額な費用を県が市の事業に対して拠出していると。こういう事実はまさに目からうろこという感じで、経済当局に対しましてもこれからの県と市のあり方、わけても政令指定都市としての市のあり方と県とのあり方を深く考えさせる一つの事案であったのではないか、こんなふうに感じまして、本当に視察も大変有意義な視察だったなというふうに思いました。  結論としては、地域経済活性化調査特別委員会は今後とも隆々として続けていく必要がある、こういう価値ある特別委員会であったということを最後に申し上げたいと思います。大変ありがとうございました。 10: ◯委員長  各委員から、今回素案を出させていただいて、意見をいただいたところであります。  今回、地域経済活性化調査特別委員会をするに当たって、三つの項目を挙げさせていただいて調査をさせていただきました。今ほども委員の中からも有識者の、堀切川先生の件が出たりしておりましたけれども、ある意味ではタイムリーな方にも来ていただいてお話を伺うことができたし、地域の中に行って具体的な、本当に現場の声を聞くことができたんではないかなと。その後に行った意見交換につきましても、皆様の、各委員からの有意義な意見をいただいたことによって、今回のこのまとめをすることができたところであります。  きょういただいたこの御意見をしっかりと伺った上でですね、この素案を形づけていきたいと、肉づけもしてまいりたいというふうに思っておりますので、どうかよろしくお願いをしたいと思います。  先ほど冒頭、放射光施設お話がございましたけれども、実はこの中の起業支援ところですかね、そこにも放射光施設ところにつきましては入れさせていただいているところでもありますので、それらもしっかりと皆さんからいただいた部分での取りまとめというような形にもさせていただいたところであります。  しかしながら、きょう改めて御意見も聴取させていただいたことでございますので、この素案の中にも加える部分、そしてまた訂正もさせていただく部分も出てまいろうかというふうに思っておりますので、取りまとめに向けて副委員長と進めてまいりたいというふうに思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。  それでは、意見交換につきましては以上で終了とさせていただきますが、この後におきましては皆様からいただきました御意見等まとめて、正副委員長で調整をさせていただいて、最終的な形で皆様のほうにまた御提出をさせていただきたいと思っておりますので、そのような形で進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 11: ◯委員長  ありがとうございます。  それでは、次回の委員会についてでありますが、年間の開催日程に基づきまして、平成31年の5月14日午後1時から開催したいと考えておりますが、いかがでしょうか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 12: ◯委員長  それでは、そのようにさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。  以上で予定をしておりました日程は終了いたしますが、そのほか皆様から御意見等がございましたらよろしくお願いいたします。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 13: ◯委員長  なければ、以上で地域経済活性化調査特別委員会を閉会いたします。...