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  1. 仙台市議会 2018-10-19
    市民教育委員会 本文 2018-10-19


    取得元: 仙台市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-24
    1:                  ※会議の概要 ◯委員長  ただいまから市民教育委員会を開会いたします。  本日の日程は、お手元に配付のプリントのとおりであります。  なお、委員会終了後、引き続き協議会を開催し、委員会審査事項以外の所管事項について当局からの報告及び質問等を願いますので、よろしくお願いいたします。              《閉会中継続審査について》 2: ◯委員長  それでは、これより審査に入ります。  審査事項は、「仙台総合消防情報システムについて」及び「学力育成について」でありますが、本日は「仙台総合消防情報システムについて」を審査し、次回の委員会で「学力育成について」を審査したいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  それでは、仙台総合消防情報システムについて、消防局より説明を願います。 3: ◯消防局長  消防局から、仙台総合消防情報システムについて御説明申し上げます。  仙台総合消防情報システムは、119番通報受け付けや各消防署所への指令などの機能を担う消防局基幹システムとして平成3年度より運用してまいりましたが、機器老朽化等に対応するため、平成27年度より更新事業を進めてまいりました。本年8月10日から順次新しいシステムに切りかえを行っているところです。  今回の更新は、最新のICT技術を取り入れ、GPSを用いた消防車両位置管理による出場車両選定など、さまざまな消防業務効率化が図られたところでございます。  本日は、新システム概要等につきまして、資料1に基づきまして管理課長から御説明申し上げます。 4: ◯消防局管理課長  それでは、資料1に基づきまして御説明いたします。  本日の説明につきましては、初めに、1、仙台総合消防情報システム概要、続きまして2、システムの特長といたしまして、大きく三つの機能から構成されるシステムについて御説明いたします。ここでは、システム更新に伴い、新たに追加した機能及び拡充を図った機能中心に御説明させていただき、最後に3、今後に向けてとさせていただきます。  まずは、システム概要について御説明いたします。  仙台総合消防情報システムは119番通報受け付けから、消防隊出場現場活動に至るまでの一連業務を支援する指令系システム中心に、消防ヘリコプター高所監視カメラで撮影した現場映像など、災害対応活用する映像情報を配信する映像系システム及び消防用設備設置状況など各種消防業務台帳管理統計処理など、約40もの業務からなる業務系システムから構成され、相互に連携している総合的な情報システムであり、本市消防業務の遂行に際し、必要不可欠なものとなっております。  これまでのシステムは、平成3年度に運用を開始し、以降、機器部分更新や改修を重ねてきたところですが、最近のICT技術を取り入れ、指令管制業務を初めとしたさまざまな業務効率化安定的運用を図るため、平成27年度より全面更新を進めており、本年8月10日に指令系システム映像系システムを切りかえ、市消防指令センター運用を開始しており、9月20日からは順次業務系システムを新システムに切りかえております。  続きまして、消防指令センターでの指令管制業務の流れとあわせまして、指令系システムについて御説明いたします。  指令管制業務は、市民等からの119番通報を受け、火災救急救助事故などの災害種別の判別を行い、災害発生場所の決定、部隊の選定出場指令、さらには活動支援情報の収集と提供などの一連業務であり、各業務においてこの指令系システムを利用しております。赤文字で示しております部分が、今回のシステム更新により新規導入または拡充される主な機能を示しております。
     指令系システム新規拡充機能の主なものにつきましては、次のスライドにて御説明いたします。  まず、一つ目といたしまして、車両動態管理機能による車両位置情報の把握について御説明いたします。以前のシステムでは、現場から引き上げ途中の車両業務で出向している車両位置情報を管理できなかったため、基本的に車両常置場所である消防署所から現場までの距離により順位をつけて出動させておりましたが、新システムでは引き上げ途中の車両などについても、GPSによりリアルタイム位置を把握し、災害発生地点に最も早く到着できる車両出場させることが可能となっております。また、多数の消防ポンプ車などが出動する建物火災の場合でも、消防指令センターや各出場車両において活動している消防車両位置が把握できるようになり効果的な現場活動が可能となっております。  続きまして二つ目、高機能車載端末導入でございます。以前のシステムでは、指令情報を出力した紙ベースでの指令書により、災害発生地点の住所や出場車両確認などを行っておりましたが、それに加えて車載端末導入により、地図情報通報内容などの詳しい内容確認できるようになっております。また、カーナビゲーション機能も備えており、現場までのルート案内も可能となっております。  三つ目は、指揮隊へのモバイル端末配備でございます。以前のシステムでは、消防指令センター災害現場を指揮する指揮隊との間の情報伝達は、無線携帯電話による音声でのみの対応でございましたが、新たにタブレット型の活動支援用モバイル端末を各指揮隊配備し、映像情報や文字による事案等の詳しい情報共有が可能となっております。  この端末活用により、消防ヘリコプター高所監視カメラで撮影した映像情報現場指揮に生かすことができるほか、現場で撮影した情報消防指令センターなどへ送信することにより、現場情報共有化が容易に図られるようになりました。  また、その他指令台などの重要装置指令情報を各消防署所電送する指令系回線多重化などバックアップを確保し、確実にシステム運用できるようになっております。  続きまして、映像系システムについて御説明いたします。  本市の所有する映像系設備といたしましては、ビル屋上に設置している高所監視カメラ設備消防ヘリコプターで撮影した映像を受信するヘリコプターテレビ電送設備があります。これらの映像災害防御活動支援情報として利用するほか、青葉区役所にある本市災害情報センターへの電送や、災害に強い衛星通信ネットワークを用いて、総務省消防庁や宮城県など他機関への映像配信が可能となっています。今回のシステム更新については、高所カメラの移設やサブカメラの設置を行っており、次のスライドで御説明いたします。  まず、高所監視カメラ設備について御説明いたします。  旧システムでは宮城野区にございます標高約100メートルのNTT仙台榴ケ岡ビルカメラを設置しておりましたが、撮影範囲市内中心部高層ビル群により遮断され、市内中心部の撮影が困難であったため、青葉区一番町にございます標高約210メートルの仙台トラストタワーカメラを移設しております。さらに、青葉区芋沢にございます標高約310メートルの権現森山無線基地局サブカメラを設置し、撮影範囲仙台西部まで拡充いたしております。  これらの映像は、高所監視カメラから撮影した映像でございます。上の2枚の画像は、仙台トラストタワーから仙台市南部と北部を撮影したもので、下の画像権現森山無線基地局から仙台西部芋沢愛子地区を撮影したものです。                  〔映像再生〕  こちらの画像仙台トラストタワーから直線で約10キロの位置にある若林消防署六郷分署をズームアップしたものでございます。トラストタワーカメラ最大倍率が120倍となっております。  続きまして、業務系システム新規拡充機能等を御説明いたします。  新システムでは、車両管理業務などの業務を新たにシステム化し、データを一元管理して連携して、データ入力情報出力などに係る処理を簡素化するなど業務効率化を図っております。  また、新たにシステム化した業務を含め、約40もあるさまざまなシステム業務を効率的に行うため、消防局各種業務端末拡充しております。この端末でも先に御紹介しました指揮隊モバイル端末と同様に、現場映像共有が可能となっております。  さらに、査察現場等建物情報を参照することが可能なタブレット型の活動端末を新たに配備し、査察業務効率化を図っているところでございます。  以上、総合消防情報システム更新について、機能部分中心に御説明させていただきました。今回の全面更新によりシステムの高機能化が図られ、消防業務全般高度化及び効率化されることになります。この高度なシステムの実力を十分に発揮するためには、実際にシステムを取り扱う職員の適切な判断や、高い技術が求められるところでございます。  継続的にシステム安定運用を図るためには、機器等ハード面の保守と合わせまして、ソフト面である職員研修訓練を絶えず実施していく必要があると考えているところでございます。  このシステム安定運用市民一人一人の安心・安全に直結するものであることを我々は改めて認識し、さらに現状で満足することなく、今後のICT技術の進展を注視して、さらなる機能向上取り組みますとともに、職員技術力向上を図っていく必要がございます。 5: ◯委員長  それでは、ただいまの説明を含めて、本件について質問等はございますか。 6: ◯ふるくぼ和子委員  少しだけ確認も含めて伺いたいと思うのですが、この新しいシステムになって、報告にもあったようにより的確な消防業務市民の安全・安心が前進するということを大いに期待したいと思っております。  新しいシステムということで、これまでの手順から変更して、当然初めての手順というのが入ってくる。それになれるまでということも含めて、大変ないろいろ手順というのがあるのだと思うのですけれども、職員皆さんがそれらを正確に把握して活用するということが現場では強く求められてくる、こういう関係だと思います。最後の、今後に向けてというところでも、取り扱う職員の適切な判断、高い技術が求められる職員研修訓練、不断にやっていくということも書かれていますけれども、消防職員皆さん日常業務、いつでも出動できるそうした体制を維持しながらという訓練も含めて行う中で、そうした習得をしなければならないということですから、賦課がかからないように勤務時間内で計画的研修を行うとか、その習得技術向上が図られるような配慮が十分なされて、進めるようにということで求めたいと思うのですけれども、まずその点お伺いしたいと思います。 7: ◯消防局管理課長  新システム導入に向けまして、本年2月から説明会を4回、研修を30回、実践的な訓練を5回実施しております。交替制勤務を考慮いたしまして、いずれも同じ内容複数日に分けて、勤務時間内におさまるように配慮した日程としております。また、各本署での開催とするなど現場職員業務負担を軽減できるような工夫をしているところでございます。  なお、研修に当たりましては、特別研修として指導的立場職員向けに、より高度な内容を扱う研修と、一般職員向け基本研修を別途実施するなど、効率的かつ効果的な研修体制としておりまして、今後も新システム導入効果を上げるため、計画的な研修を行い、技術習得向上を図ってまいります。 8: ◯ふるくぼ和子委員  交代勤務の中で、皆さんがお一人お一人そういう知識、技術習得していくというのは、大変苦労があると思うのですけれども、やはりしっかりとそれはしていただくことを求めながら、勤務上、そのことによって職員皆さんに大きな負荷がかかるということについては配慮して、さらに進めていっていただきたいと思っています。  それで、やっぱり交替制だということもあって、なかなか余裕のある体制では運営できていないという実態も、一方ではあるのだと思うのですけれども、そうした職員皆さん負荷をかけないで進めるのだということのためにも、これまでにも何度も伺ってきましたけれども、やはり消防職員体制強化という問題、避けて通れない課題だと思っております。これは、職員皆さん負荷というだけではなくて、市民安心・安全という点においても、防災力を高めるということだと思うのですけれども、こういう点についても職員強化、本当に必要で、十分と私は言えないと思うのですけれども、政府がつくった新しい基準、これに照らしても消防職員は全国的には充足率が77.4%、5万人近くも足りないのではないかと言われていると伺っています。  それで、改めて確認をさせていただきたいと思うのですけれども、政府のつくった基準消防力整備指針ですね。これに基づく消防職員の、仙台市のことしの充足率というのはどうなっているのか。現状との関係で十分だと考えているのか、この点伺います。 9: ◯消防局管理課長  国が市町村の人口をもとに一律に定めております消防力整備指針に基づく消防職員充足率につきましては、平成30年4月現在で約90%となっており、人口10万人当たりの消防職員数で比較いたしますと、政令市中6番目に位置しておりますので、他都市と比較いたしましても遜色ない状況にあるものと考えております。 10: ◯ふるくぼ和子委員  他都市水準がどうかということがあるので、政令市中6位ということで、仙台市は決して低いとは思いませんけれども、それが果たして市民との関係でどうなのかということで言えば、数字も出していただきました。充足率約90%ということですから、まだ、なお不十分な点が残っているということだと思います。もちろんそこで今現在働いていらっしゃる消防職員皆さんが、精いっぱい全力で頑張っているということについては、そのとおりだと思いますが、まだそれでも足りないということだと認識します。  消防機材自身高度化するとか、大型化するとか、今回のように新しいシステム導入される、変更する、このことと同時に、市民皆さんから求められる水準、これもどんどん強くなっていくということもあると思いますし、それは消防業務に対する期待の高まりだと思いますし、それと同時に、そういうことが高まれば高まるほど、職員皆さん負担というのもふえる方向にあるというのが、関係性としては事実だと思うのです。もちろん先ほども申し上げましたが、現在従事していらっしゃる消防職員皆さん、本当に全力で頑張っていらっしゃるということで、敬意を表するものですけれども、精神論だけでは体も心も持たないというのが、実態には結構深刻に実は共感する思いとしてあるのではないかとも思うのです。先ほど申し上げた消防基準を満たすことは当然として、現状からきちんとその現場状況がどうなのかという分析もしながら、やはり必要な部署には独自の判断をしながら配置を行っていくと。職員配置を行っていくということが、市民の安全・安心の点からも、消防力強化という点からも必要なのではないかと思いますけれども、この強化方向についてのお考えをお伺いしたいと思います。 11: ◯消防局総務部長  消火、救急救助活動等消防業務は、市民生活の安全・安心の確保という観点からも、自治体の根幹をなす重要な業務と考えてございます。災害多様化に伴いまして、消防が取り扱う各種資器材高度化等が図られており、また昨今の救急需要に見られますように、市民皆様からの消防に対する期待感高まりなど、そうした消防を取り巻く環境変化に適切かつ柔軟に対応していくということが求められていると認識してございます。  これまでも救急隊増隊等に合わせまして、職員増を行うなどの体制強化を図ってまいったところですが、今後とも国の指針のみならず、本市における消防需要の動向を見きわめながら、職員負担軽減観点も含めまして適切に対応してまいりたいと存じます。 12: ◯ふるくぼ和子委員  ぜひ期待しておきたいと思います。この間、救急隊が増隊するとかということで、充実してきているということは十分承知もしておりますし、そういう意味ではきっと充足率も向上しているとは理解しております。ですから、一層その取り組みに期待しておきたいと思います。  そうした今後の取り組みに期待しつつ、このシステムについては、一定の期間も置いて、適切な時期に評価も行って、必要な改善も行っていくという関係になると思います。市民の安全・安心のためのさらなる活躍をお願いして終わりにいたします。 13: ◯小山勇朗委員  私のほうからは2点ほどお聞きしておきたいと思います。  先ほどの説明の中で、車載端末導入となっておりますけれども、これは全車両車載端末を積載したという形になっているのかどうか、まずお聞きしたいと思います。 14: ◯消防局管理課長  いわゆる緊急車両、赤い車と白い車に積載しております。全てでございます。 15: ◯小山勇朗委員  研修会を30回やったという話をお聞きしました。この端末の利用、活用というのが非常に重要な状況にあると思いますので、人事異動でいろいろ変わったりすれば、それなりにまた研修会もきちんとやっていかなきゃならないだろうと、このようにも考えておりますので、その辺の取り組みについては今後どのように考えていますか。 16: ◯消防局管理課長  今回のシステムの稼働に当たりまして、先ほど申し上げたような研修を充実したところでございます。今御指摘ございました定期的な人事異動もございますので、今後も継続的な研修を積み重ねていきたいと、そのように考えております。 17: ◯小山勇朗委員  それから、活動支援端末配備という形で今説明を受けたのですけれども、これ立ち入り調査とか、視察とか、そういうのは何か事が起きないと立ち入り検査などはなかなか行っていない。飲食店火災雑居ビル火災カラオケ店火災、こういうものが起きて、初めて立ち入りに入るようにという消防庁からの指示が来て、それにあわせてきちんと立ち会いを求めて査察なりをするというふうになっていると思うのです。そういう意味では、タブレットそのものに常時消防局からきちんと届け出の内容なり、具体的な図面なり、そういったものをきちんと送付されるシステムになったのかなと思いますけれども、そういう意味では査察なり立ち入りの際の突き合わせというものが非常に便利になって、一々、後日また来て調査しますということのないような形で、これからは進むと捉えていいのかどうか。 18: ◯消防局管理課長  今御案内ございました端末タブレット機能の中で、そういった各種情報ですね。ビル情報でありますとか、いろんな情報が入っている台帳等も閲覧できるようになりまして、現場でその情報を参照しながら入力作業等現場でできると、ほぼリアルタイム更新できるというような機能もついておりますので、業務効率化が図られると考えております。 19: ◯小山勇朗委員  なかなかこれまで人数的な部分もあって定期的な立ち入りなり、あるいは査察ができない状況にあったと思うのですね。今回のこういった情報システム導入によって、ある程度危険な雑居ビルとか、そういうものは常日ごろから調査する中で把握されている部分が数あるだろうと思います。火災などが起きて死者が出るという状況が発生する前に、せっかくつくったシステムですから、そういうもので年次計画みたいなものを立てて、そして査察なり、あるいは立ち入り調査をやるという仕組みづくりもどうかなと思いますけれども、その辺の考え方についてお答えをいただきたいと思います。 20: ◯予防課長  仙台消防局におきましては、防火対象物、いわゆる雑居ビルも含めた建物につきましては、何か有事があったときももちろんでございますが、それ以外の部分につきましても平時から予防査察規程を用いまして、定期的な立ち入り検査をさせていただいております。  今ご案内がありましたようなシステム導入に向けましては、その立ち入りの際に効果的、効率的な業務推進ができるものと判断しておりますので、よりこちらのほうのシステム活用して、的確な査察に努めてまいりたいと考えております。 21: ◯安孫子雅浩委員  まずもって、先般長町でお亡くなりになりました6名の皆様の御霊に心からお見舞い申し上げます。  説明をいただきまして、1点、職員処遇という点でちょっとお尋ねをしたいのですが、4ページのところで御説明いただきました指令系システムというところですが、これの解釈は、救急車なり救急車両現場に行って、だけどそれで対処した後に、実は近くでまた発生する事案があった場合は、それはその車両が可能な限りそのまま移動するということが、新しいシステムの連携のもとでは可能になったという解釈でよろしいのでしょうか。 22: ◯消防局管理課長  従来まではできておりませんでした、そういったことについてできるようになっております。 23: ◯安孫子雅浩委員  その点、職員処遇という点で絡んで来るのですけれども、基本的に1出動に対して、また本署に戻ってきて、またというのが通常だと思うのですが、こういったシステム運用が非常に効率的になったということに伴って、一旦出動して、だけど残念なことにまた近隣で対処しなければいけない事案が発生したということになれば、出ていったものが戻ることなく、さらにそこから継続して対処に当たると。もしかすると、また大規模なケースがあった場合、またさらに近隣のところにそのまま出動するというようなことも、運用上はこれからあり得るという理解でよろしいのでしょうか。 24: ◯消防局管理課長  今御指摘のございました、遠隔地から例えば市内中心部車両が来まして、1回目病院に収容しました。その後、帰途途上にまた最寄りの場所で偶然傷病者が発生して、また病院にお届けして、収容終わって、また帰途途中にまたということも考えられなくはないと思ってございます。御案内のように、仙台救急全体が面で支えるようなことも大事でございますので、そういったものについては運用面でカバーしていきたいと考えてございます。 25: ◯安孫子雅浩委員  そのようにさまざまな車両等が次から次へと対処しなければいけないような事案が発生するということは、想像はしたくないのですけれども、お聞きすると、このシステムの改良、改善によって、そういう指令系統が可能になって、やむなくそういった複数の箇所の対処を指令するということにならざるを得ないこともあるのかなと。そのときに懸念するのは、一つの作業だけでも相当大変なのですね。それが次に、休むことなく、一息つくこともなく次へ行って、また一息つくことなく、相当の緊張感を持って次へ行くというと、相当これは苛酷な状況に追われて、特に生理的な現象もいろいろあるわけですよね。そういったときに、どうしても近隣のコンビニによるとか、そういうことをどうしてもせざるを得ないかもしれない。しかし、それを一般の市民の方から見ると、救急車両が何でコンビニいるのだという誤解が発生しては、非常に残念だなと思うので、その辺の懸念を、私今回の御説明で受けたものですから、その一旦を、一生懸命対処しながら、対処しながら、やっているのだけれども、片方では何で緊急車両がこんなところにいるのだということで、市民の方から妙な誤解を受けることのないような、そういったシステム上の運営というものにも十分に配慮して進めていただきたいと意見を申し上げて、終わります。 26: ◯委員長  ほかにございませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 27: ◯委員長  なければ、これをもって委員会を閉会いたします。...