56:
◯委員長 次に、
所管事務についてであります。
まず、
経済局より報告願います。
57:
◯経済局長 経済局からは、平成30年度
経済局の組織、主要
事業について御報告申し上げます。こちらにつきましては、お手元の資料1に内容を記載しておりますので、後ほど御高覧いただきますようお願い申し上げます。
58:
◯委員長 ただいまの報告に対し、何か
質問等はありませんか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
59:
◯委員長 なければ、次に文化観光局より報告願います。
60: ◯文化観光局長 続きまして、平成30年度文化観光局の組織、主要
事業についてでございます。こちらにつきましては、お手元の資料2に内容を記載しておりますので、後ほど御高覧いただきたいと存じます。
61:
◯委員長 ただいまの報告に対し、何か
質問等はありませんか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
62:
◯委員長 なければ、次に環境局より報告願います。
63: ◯環境局長 環境局からは2点御報告申し上げます。
まず、平成30年度環境局の組織主要
事業についてでございます。こちらにつきましては、お手元の資料3に内容を記載しておりますので、後ほど御高覧ください。
続きまして、スポパーク松森の次期
事業について御報告いたします。お手元の資料4をごらんくだい。
スポパーク松森は、松森工場の余熱を利用した市民利用
施設であり、本市で最初のPFI方式により平成17年7月より営業を開始し、平成32年4月末で
事業契約が満了するものです。
本
施設は、現在でも多くの市民の皆様に御利用いただいており、
事業契約満了後も現
事業と同等のサービス提供が必要と
考えております。
これまで次期
事業の手法につきまして検討を重ねてまいりましたが、このたびその方向性がまとまりましたので、詳細につきましては
施設課長より御説明いたします。
64: ◯環境局
施設課長 それでは、スポパーク松森の次期
事業につきまして、資料4により御説明いたします。
1、現
事業の概要についてでございます。現在スポパーク松森は、PFIのBOT方式と呼ばれる
方法により、民間
事業者が
施設を建設所有し、
事業者のノウハウを生かした運営が行われております。
裏面の図2、
施設配置状況をごらんください。
温水プール、温浴
施設などを有する本体棟のほか、フットサル、テニスなどの
施設がございますが、平成32年4月末の
事業契約の満了に伴いまして、これらは市に無償に譲渡されることとなります。
表面にお戻りください。
続きまして、2、次期
事業の概要についてでございます。
事業期間につきましては、
事業者の投資意欲の確保や
施設の老朽化を考慮し、10年間としてございます。また、
事業方式につきましては、貸し付け料やサービス内容等の
提案を求め、それらを総合的に評価し選定しました
事業者に対し、収益
事業に必要な土地と建物を有償で貸し出す公募
提案型の賃貸借方式により行いたいと
考えております。これは、民間スポーツ
施設と同様のサービスを提供しておりますことから、次期
事業におきましても、
事業者のノウハウを生かすことにより、現在と同等以上のサービスの提供ができると
考えたためでございます。
図1、
事業方式のイメージをごらんください。次期
事業につきましては、基本的な事項を定める1)の基本契約、収益
事業に必要な土地と建物を
事業者に対し貸し付ける2)の賃貸借契約、貸し付けを行わない植栽帯やビオトープなどの維持管理と、各種
施設の経常的な修繕、設備などの大規模な修繕を委託する3)の業務委託契約の三つの契約を締結することとなります。
続きまして、市が条件として付する主な事項についてでございます。本市のほかの市民利用
施設と同様に、1回ごとに利用料金を支払う
制度や、高齢者や障害者に配慮した利用料金の設定などにつきまして、次期
事業におきましても引き続き要求していくこととしております。
裏面をごらんください。3、
事業者の選定についてでございます。民間の有識者などから構成される選定
委員会を設置いたしまして、
事業者を選定してまいります。
最後に4、今後の予定についてでございます。今後、選定
委員会を設置いたしまして、12月ごろに
実施方針を公表し、平成31年第1回定例会におきまして、必要な予算についてお諮りする予定としております。また、来年度4月以降に公募を開始し、本
委員会の皆様の適宜状況等を御報告しながら、9月下旬には
事業者を選定してまいります。
その後、選定された
事業者と先ほど説明いたしました三つの契約を締結し、平成32年5月に次期
事業を開始してまいります。
65:
◯委員長 ただいまの報告に対し、何か
質問等はありませんか。
66:
◯嵯峨サダ子委員 スポパーク松森の次期
事業についてなんですけれども、PFI
事業方式が平成32年4月末で終了すると。
事業終了後、市は
施設を無償で譲渡を受けますね、PFI株式会社から。譲渡を実行するに当たって、
事業契約ではどのようになっているのか、お伺いしたいと思います。
67: ◯環境局
施設課長
事業契約におきまして、
事業者の責任及び費用により、
施設を継続して使用する上で支障のないような状態にして、市に無償で譲渡するということになってございます。
68:
◯嵯峨サダ子委員 それは当然なんですけれども、譲渡するに
当たり、市がちゃんとした
施設になっているかどうかとか、どこか壊れていないかどうか、そういう譲渡前の検査も当然必要になると思いますし、瑕疵担保責任などいろいろあると思うのですが、その辺のところの御説明を願いたいと思います。
69: ◯環境局
施設課長 まず、検査につきましては、
施設を継続して使用する上で支障のない状態であること及び
関係法令に基づき、適切な維持管理がなされていることの
確認を目的として、譲渡に先立ち譲渡前検査を行うということになってございます。
あと、瑕疵担保につきましては、
施設の引き渡しに際しまして、市は
事業者に対し瑕疵担保を求めております。譲渡後、180日以内に瑕疵が発覚した場合につきましては、
事業者に
費用負担などを求めるということになってございます。
70:
◯嵯峨サダ子委員 皆さん御記憶にまだあるかと思いますが、スポパーク松森の温水プールの天井が地震によって崩落をしてけが人が出ました。その際の対応が後手後手に回ったというのが、たしかあったかと思います。市直営であれば、恐らくこういうことにならなかったのではないかと
考えておりますし、また建物の設計の面でも、PFI
事業が、市が直接建設する公共
施設に比べれば、緩いのではないかという問題もございます。
それで、PFI
事業ができてからどんどん改正されて、中身も変わって、対象も広がってきているのですけれども、ただPFI
事業の
問題点というのは、いろいろ全国でもありまして、いわば民間の資金やノウハウによって公共
施設の建設と調達を行うのがPFI
事業だと言われておりますけれども、ただ全国でいろんな問題が起きているというのは、松森のプールの天井崩落事故を初め、福岡のタラソが撤退するとか、それから高知医療センターが赤字汚職でPFI契約が解除されたとか、さまざまな問題が出ているわけです。
今は、いろいろPFI
事業でも御
当局は改良されていますという御認識のようですけれども、そもそも
仙台市がこの松森の
施設をPFI
事業でやったことの、やはりその
問題点なり何かをきちんと総括をして、反省するところは反省するとか、そういった認識を私は持つ必要があるのではないのかなと思うのですが、いかがお
考えでしょうか。
71: ◯環境局
施設課長 平成17年8月に発生しました天井落下事故につきましては、多くの皆様に御迷惑と御心配をおかけしたところでございます。
一方、平成29年度における
施設の利用者数は年間38万人となっておりまして、月の平均利用者数は約3万1000人であります。
事業者
提案の値である約2万2000人を大幅に超えております。
また、費用面につきましても、
事業費の軽減と平準化という観点から、本方式のメリットを十分に生かされたものになっているのではないかというふうには
考えてございます。
また、天井落下の事後の原因といたしましては、斜めの振れどめの設置がされていなかったことを市のほうで事前に
確認できていなかったというところでございますが、本件事故以降、PFI
事業につきましては、施行状況の
確認の強化ということで強化されていると認識してございます。
72:
◯嵯峨サダ子委員 PFI
事業をやるかどうかというのは、第一義的に原局では多分ないのだろうと。まあ、まち局になると思うのですけれども、そういう今回の件も含めて、PFI
事業のメリット、デメリットね、そのところをよく勘案して、今後の
事業については
考えていく必要があるのではないかと申し上げて終わりにしたいと思います。
73:
◯委員長 ほかにございますか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
74:
◯委員長 ほかになければ、次に
農業委員会事務局より報告願います。
75: ◯
農業委員会事務局長
農業委員会事務局から平成30年度
農業委員会事務局の組織、主要
事業について御報告申し上げます。こちらにつきましては、お手元の資料5に内容を記載いたしておりますので、後ほど御高覧いただきますよう、お願いいたします。
76:
◯委員長 ただいまの報告に対し、何か
質問等はありませんか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
77:
◯委員長 なければ、次にガス局より報告願います。
78: ◯ガス
事業管理者 ガス局から平成30年度ガス局の組織主要
事業について御報告申し上げます。こちらにつきましては、お手元の資料の6に内容を記載しておりますので、後ほど御高覧をお願いいたします。
79:
◯委員長 ただいまの報告に対し、何か
質問等はありませんか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
80:
◯委員長 なければ、以上で報告事項
関係を終了いたしました。
この際、
当局から報告を受けた事項以外で皆様から何か発言等がありましたら、お願いいたします。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
81:
◯委員長 なければ、次に閉会中継続
審査についてお諮りいたします。
「石積埋立
処分場について」及び「本市の
企業誘致の
取り組みについて」を閉会中も継続して
審査することにしたいと思いますが、これに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
82:
◯委員長 御
異議なしと認めます。よって、そのように議長に対して申し出ることに
決定いたしました。
次に、ただいま
決定いたしました閉会中継続
審査事項等に関連して、他都市
視察を
実施したいと
考えております。
まず、
視察日程でありますが、11月12日月曜日から11月14日水曜日の2泊3日を予定しております。
次に、
視察先ですが、副
委員長とも相談の上、先ほど御
決定いただきました石積埋立
処分場について、及び本市の
企業誘致の
取り組みについての調査を中心とし、現在候補地を
考えております。基本的にはこのようなことで進めてまいりたいと
考えておりますが、
視察先の都合等もありますので、その詳細や今後の変更につきましては、正副
委員長に御一任いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
83:
◯委員長 それでは、そのようにさせていただきます。
なお、先進都市の
施設等の
視察に
当たり、今後の
委員会運営上、
当局に同行願いたいと
考えておりますが、いかがでしょうか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
84:
◯委員長 御
当局もよろしいでしょうか。
〔
当局同意〕
85:
◯委員長 それでは、そのようなことで進めたいと思います。
なお、同行者の人選については正副
委員長に御一任いただければと思いますが、いかがでしょうか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
86:
◯委員長 それでは、そのようにさせていただきます。
以上で
所管事務を終了いたします。
それでは、これをもって
委員会を閉会いたします。...