仙台市議会 2018-09-04
平成30年第3回定例会(第1日目) 本文 2018-09-04
次に、
損益計算についてでございますが、総収益二百三十八億三百九十八万円に対して、総費用は二百六十一億四千四百八十九万円となり、差し引き二十三億四千九十一万円の純損失となりました。
これに、その他未
処分利益剰余金変動額五億八千四百二十四万円を加え、当年度末における未処理欠損金は九百二十四億三千二百五十二万円となり、全額を翌年度に繰り越しております。
次に、
貸借対照表についてでございますが、
資産総額及び負債、資本の総額は、それぞれ当年度末で二千七百八十六億七千百二十二万円となりました。
以上、
平成二十九年度
仙台市
自動車運送事業会計及び同
高速鉄道事業会計の
決算の
概要について御
説明申し上げました。両
事業とも前年度より改善しているものの、純損失を計上するなど経営状況は厳しいものとなっておりますが、次の時代にも、安全で快適な市民の足として御利用いただけるよう、市民の皆様の理解をいただきながら、経営基盤の強化やさらなる利用促進の取り組みを進め、公共交通機関としての責務を果たしてまいる所存でございますので、何とぞ慎重御審議の上、御
認定賜りますようお願い申し上げます。
〔
水道事業管理者 板橋秀樹登壇〕
32: ◯
水道事業管理者(板橋秀樹)第九十五
号議案平成二十九年度
仙台市
水道事業会計利益処分及び
決算認定に関する件の
概要について御
説明申し上げます。
平成二十九年度の
水道事業においては、中期経営計画に掲げる
事業を着実に
推進し、強くて安心な水道、エコで持続可能な水道づくりに取り組みながら、安全・安心で良質な水道水の安定供給に努めてまいりました。
まず、配水状況についてでございますが、年間の総配水量は前年度比〇・三%増の一億二千十三万立方メートル、有収水量は前年度比〇・一%増の一億一千三百五十三万立方メートルとなりました。
建設改良
事業につきましては、基幹管路の新設や耐震性の向上に向けた配水管の更新に継続して取り組むとともに、浄水施設の改良、更新工事などを実施をいたしました。
次に、予算との比較でございますが、
収益的収入の
決算額は三百二億三千四百八十八万円となり、一億四千七百九十一万円の増となりました。
収益的支出の
決算額は二百六十五億六千九百七十七万円となり、十八億八百十万円の
不用額が生じました。
また、
資本的収入の
決算額は六十七億四千九百八十万円となり、二十七億八千二百二十八万円の減となりました。
資本的支出の
決算額は百五十八億六千七百十八万円となり、
建設改良費で三十三億百六十一万円を翌年度へ繰り越し、
不用額は十三億五千三百九十一万円となりました。
次に、
損益計算についてでございますが、総収益二百八十一億六千四十六万円に対して、総費用は二百五十二億一千六百七十九万円となり、差し引き二十九億四千三百六十七万円の純利益となりました。これに、その他未
処分利益剰余金変動額十九億八千八百九十万円を加え、未
処分利益剰余金は四十九億三千二百五十七万円となりました。この未
処分利益剰余金については、十九億八千八百九十万円を
資本金に組み入れ、二十九億四千三百六十七万円を
減債積立金として処分するものでございます。
次に、
貸借対照表についてでございますが、
資産総額及び負債、資本の総額は、それぞれ当年度末で一千九百八十七億一千三十八万円となりました。
以上、
平成二十九年度
仙台市
水道事業会計決算等の
概要について御
説明を申し上げましたが、今後とも、より一層の経営効率化に努め、
事業運営の基本である安定給水の確保と給水
サービスの向上に努めてまいる所存でございますので、何とぞ慎重御審議の上、御賛同、御
認定賜りますようお願いを申し上げます。
〔
ガス事業管理者 氏家道也登壇〕
33: ◯
ガス事業管理者(氏家道也)第九十六
号議案平成二十九年度
仙台市
ガス事業会計決算認定に関する件の
概要について御
説明申し上げます。
平成二十九年度の本市の
ガス事業は、
平成二十九年四月からガス小売全面自由化が開始され、全国的にエネルギー
事業者間の競争が徐々に本格化してくる中、需要家戸数とガス販売量の拡大に取り組むとともに、製造供給設備の適切な
維持管理やガス管損傷事故などの未然防止のための周知啓発など、さらなる保安の確保に努めました。
事業実績でございますが、需要家総戸数は三十四万四千九百四十八戸となり、前年度に比べ百四十四戸減少しました。
また、ガス総販売量は三億一千八百三十一万立方メートルとなり、前年度に比べ一・五%の増加となりました。
次に、建設改良
事業でございますが、老朽化した導管の入れかえ工事などの
建設改良費として、二十五億九千二百十四万円を執行いたしました。
次に、予算との比較でございますが、
収益的収入の
決算額は三百六十八億二百三十万円となり、製品売り上げや営業雑益が減少したことなどにより、五億一千九百四十五万円の減収となりました。
収益的支出の
決算額は三百三十八億九千二百六十三万円となり、八億一千四百七十七万円の
不用額が生じました。
また、
資本的収入の
決算額は一億一千三十万円となりました。
資本的支出の
決算額は七十二億九千五百十五万円となり、
建設改良費で九億九千九十七万円を翌年度へ繰り越しましたので、
不用額は八億七千二百九十二万円となりました。
次に、
損益計算についてでございますが、総収益三百四十一億三千六百九十三万円に対し、総費用は三百二十二億八千二百六十四万円となり、差し引き十八億五千四百二十八万円の純利益となりました。
これにより、
平成二十九年度末における未処理欠損金は八十九億一千五百十九万円となり、全額を翌年度へ繰り越すこととしております。
次に、
貸借対照表についてでございますが、
資産総額及び負債、資本の総額は、それぞれ
平成二十九年度末で五百六十三億七千七百八十七万円となりました。
以上、
平成二十九年度
仙台市
ガス事業会計決算の
概要について御
説明申し上げましたが、今後とも、お客様の安全・安心を最優先とし、都市ガスの安定供給に努めるとともに、快適な暮らしと満足をお届けすることで、地域社会の発展に貢献し、お客様に選ばれ続けるエネルギー
事業者を目指してまいる所存でございますので、何とぞ慎重御審議の上、御
認定賜りますようお願い申し上げます。
〔
病院事業管理者 亀山元信登壇〕
34: ◯
病院事業管理者(亀山元信)第九十七
号議案平成二十九年度
仙台市
病院事業会計決算認定に関する件の
概要について御
説明を申し上げます。
市立病院は、
仙台医療圏における中核病院の一つとして、近年ますます複雑多様化する医療ニーズに的確に対応するとともに、高度な医療技術と診療機能を発揮して、市民の健康の増進と福祉の向上に努めてまいりました。
特に、地域医療機関との役割分担と連携のもと、医療の高度、専門化並びに疾病構造の変化に柔軟に対応した質の高い医療の提供に努めるとともに、救急医療、身体合併症精神科救急医療、周産期医療など、自治体病院の使命である政策的医療の提供に注力いたしました。
事業実績につきましては、延べ入院患者数は十四万八千四百九十一人、延べ外来患者数は二十二万二千九百十七人となり、合わせて三十七万一千四百八人の方々の診療を行いました。
建設改良
事業としましては、一階エントランスホール冷暖房環境改善工事の実施や、エックス線透視診断装置などの医療機器の整備をしたものでございます。
続いて、
決算の
概要について、まず予算との比較について申し上げます。
収益的収入の
決算額は百六十億四千八十一万円となり、一億七百十四万円の減収となりました。
収益的支出の
決算額は百七十四億五千五百十八万円となり、三億五千六百五十三万円の
不用額を生じました。
また、
資本的収入の
決算額は十億四千二百六十二万円となり、九千二百万円の減収となりました。
資本的支出の
決算額は十七億一千六百八十五万円となり、一億一千九百三十八万円の
不用額を生じました。
次に、
損益計算についてでありますが、総収益は前年度に比べ一四%減の百六十億百六十三万円、総費用は前年度に比べ〇・三%減の百七十四億一千六百九十一万円となり、差し引き十四億一千五百二十八万円の純損失となりました。その結果、当年度末における未処理欠損金は七十一億九千五十三万円となり、全額翌年度へ繰り越しいたしております。
次に、
貸借対照表についてでありますが、当年度末の
資産総額及び負債、資本の総額は、それぞれ三百三十九億九千七百九十六万円となり、前年度末に対し十五億八千二百二十五万円の減少となりました。
資産総額の減少は、主に固定資産の減少によるものであり、負債、資本総額の減少は、主に固定負債の減少によるものでございます。
以上、
平成二十九年度
病院事業会計決算の
概要について御
説明を申し上げましたが、今後とも、高度な医療水準を維持しながら、経営基盤の充実、強化に努め、市民の皆様から期待される役割を十分に果たしていけますよう、安全・安心で質の高い医療を提供してまいる所存でございますので、何とぞ慎重御審議の上、御
認定を賜りますようお願いを申し上げます。
────────○────────
休会の件
35:
◯議長(
斎藤範夫)お諮りいたします。議案調査のため、九月五日から七日までの三日間、休会いたしたいと思います。これに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
36:
◯議長(
斎藤範夫)御
異議なしと認めます。よって、九月五日から七日までの三日間、休会することに決しました。
────────○────────
37:
◯議長(
斎藤範夫)お諮りいたします。本日の
会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
38:
◯議長(
斎藤範夫)御
異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
なお、本
会議は、来る九月十日定刻再開の予定であります。
本日は、これをもって延会いたします。
午後二時四十分延会...