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  1. 仙台市議会 2018-09-04
    平成30年第3回定例会(第1日目) 本文 2018-09-04


    取得元: 仙台市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-24
    1:     〔修  礼〕     午後一時開会 ◯議長斎藤範夫)ただいまから、平成三十年第三回仙台市議会定例会を開会いたします。  直ちに、本日の会議を開きます。  本日の日程は、お手元に配付いたしました議事日程第一号に記載のとおりであります。          ────────○────────     日程第一 会議録署名議員の指名 2: ◯議長斎藤範夫日程第一 会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員には、会議規則第百十七条第一項の規定により、相沢和紀さん及び小野寺利裕さんを指名します。          ────────○────────     日程第二 会期決定の件 3: ◯議長斎藤範夫日程第二 会期決定の件を議題といたします。  お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から十月五日までの三十二日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 4: ◯議長斎藤範夫)御異議なしと認めます。よって、会期は、三十二日間と決定いたしました。          ────────○────────     日程第三 諸般の報告 5: ◯議長斎藤範夫日程第三 諸般の報告を行います。  まず、会議規則第二条の規定により、田村稔さんから本日の会議に欠席の届け出がありました。  次に、さきに送付いたしました第百十五号議案 仙台人事委員会委員選任に関する件について、市長から議案提出の撤回の申し出があり、議長において許可したので御報告いたします。
     次に、市長から、説明員の委任または嘱託について、教育委員会教育長人事委員会委員長及び監査委員から、説明員の委任について、お手元に配付のとおり通知がありました。  次に、さきに送付いたしましたように、市長から、報告第十三号 専決処分事項に関する件の報告報告第十四号 非強制徴収債権の放棄に関する報告、法人の経営状況説明書平成二十九年度決算に基づく健全化判断比率等に関する報告及び協働によるまちづくり推進に関する市の施策の実施状況報告等の提出がありました。  次に、さきに送付いたしましたように、教育委員会教育長から、教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価の結果報告書の提出がありました。  次に、さきに送付いたしましたように、監査委員から、定例監査出資団体等監査及び例月出納検査の結果について報告がありました。  次に、地方自治法第百条第十三項及び会議規則第百十八条第一項ただし書きの規定により、お手元に配付のとおり、議長において議員の派遣を決定したので、御報告いたします。  以上で、諸般の報告を終わります。          ────────○────────     日程第四 第百十四号議案 仙台教育委員会委員の任命に関する件 6: ◯議長斎藤範夫日程第四 第百十四号議案 仙台教育委員会委員の任命に関する件を議題といたします。  市長から説明を求めます。市長。     〔市長 郡和子登壇〕 7: ◯市長郡和子)ただいま上程となりました第百十四号議案仙台教育委員会委員の任命に関する件でありますが、これは、仙台教育委員会委員のうち、齋藤道子氏が平成三十年十月五日をもって任期満了となりますので、その後任の委員として、阿子島佳美氏を新たに任命することにつきお諮りするものであります。  何とぞ慎重御審議の上、御同意賜りますようお願い申し上げます。 8: ◯議長斎藤範夫)お諮りいたします。ただいま議題となっております第百十四号議案 仙台教育委員会委員の任命に関する件は、これに同意することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 9: ◯議長斎藤範夫)御異議なしと認めます。よって、本案は、これに同意することに決しました。          ────────○────────     日程第五 第百十六号議案 人権擁護委員候補者の推薦に関する件 10: ◯議長斎藤範夫日程第五 第百十六号議案 人権擁護委員候補者の推薦に関する件を議題といたします。  市長から説明を求めます。市長。     〔市長 郡和子登壇〕 11: ◯市長郡和子)ただいま上程になりました第百十六号議案人権擁護委員候補者の推薦に関する件でありますが、これは、本市推薦人権擁護委員のうち、佐藤好一武田壽子佐藤清子鈴木建治の四氏が、平成三十年十二月三十一日をもって任期満了となりますので、その後任候補者として、佐藤好一武田壽子鈴木建治の三氏を引き続き、伊藤弘行氏を新たに推薦することにつきお諮りするものであります。  何とぞ慎重御審議の上、御同意賜りますようお願い申し上げます。 12: ◯議長斎藤範夫)お諮りいたします。ただいま議題となっております第百十六号議案 人権擁護委員候補者の推薦に関する件は、まず、佐藤好一さんを推薦することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 13: ◯議長斎藤範夫)御異議なしと認めます。よって、佐藤好一さんを推薦することについては、異議ないものと決しました。  次に、武田壽子さんを推薦することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 14: ◯議長斎藤範夫)御異議なしと認めます。よって、武田壽子さんを推薦することについては、異議ないものと決しました。  次に、鈴木建治さんを推薦することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 15: ◯議長斎藤範夫)御異議なしと認めます。よって、鈴木建治さんを推薦することについては、異議ないものと決しました。  次に、伊藤弘行さんを推薦することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 16: ◯議長斎藤範夫)御異議なしと認めます。よって、伊藤弘行さんを推薦することについては、異議ないものと決しました。          ────────○────────     日程第六 常任委員辞任及び選任 17: ◯議長斎藤範夫日程第六 常任委員辞任及び選任議題といたします。  各常任委員会委員全員から、それぞれ常任委員辞任したい旨の願い出がありました。  お諮りいたします。各常任委員辞任を許可することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 18: ◯議長斎藤範夫)御異議なしと認めます。よって、各常任委員辞任を許可することに決しました。  これより、常任委員選任を行います。  お諮りいたします。常任委員選任については、委員会条例第六条第一項の規定により、  柿 沼 敏 万 さん  柳 橋 邦 彦 さん  宮城野区選出の 渡 辺   博 さん  佐 藤 わか子 さん  相 沢 和 紀 さん  佐 藤 和 子 さん  菅 原 正 和 さん  花 木 則 彰 さん  跡 部   薫 さん  佐 藤 幸 雄 さん 以上十人の諸君を総務財政常任委員に、  小 山 勇 朗 さん  田 村   稔 さん  斎 藤 範 夫  平 井 みどり さん  松 本 由 男 さん  鈴 木 広 康 さん  安孫子 雅 浩 さん  鎌 田 城 行 さん  橋 本 啓 一 さん  ふるくぼ 和子 さん  佐々木   心 さん 以上十一人の諸君を市民教育常任委員に、  庄 司 俊 充 さん  菊 地 昭 一 さん  鈴 木 勇 治 さん  高 見 のり子 さん  ひぐち のりこ さん  小田島 久美子 さん  加 藤 和 彦 さん  小野寺   健 さん  太白区選出の わたなべ  拓さん  沼 沢 しんや さん  庄 司 あかり さん 以上十一人の諸君を健康福祉常任委員に、  嵯 峨 サダ子 さん  辻   隆 一 さん  西 澤 啓 文 さん  赤 間 次 彦 さん  佐 藤 正 昭 さん  嶋 中 貴 志 さん  やしろ 美 香 さん  佐々木 真由美 さん  加藤 けんいち さん  渡 辺 敬 信 さん 以上十人の諸君を経済環境常任委員に、  高 橋 次 男 さん  木 村 勝 好 さん  小野寺 利 裕 さん  村上 かずひこ さん  石 川 建 治 さん  岡 部 恒 司 さん  野 田   譲 さん  菊 地 崇 良 さん  すげの 直 子 さん  高 橋 卓 誠 さん 以上十人の諸君を都市整備建設常任委員に、それぞれ指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 19: ◯議長斎藤範夫)御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。          ────────○──────── 20: ◯議長斎藤範夫)ただいま構成いたしました各常任委員会委員長及び副委員長互選は、委員会条例第八条第一項の規定により、会議休憩後、総務財政委員会は第二委員会室市民教育委員会は第六委員会室健康福祉委員会は第四委員会室経済環境委員会は第三委員会室都市整備建設委員会は第一委員会室において行います。  この際、暫時休憩いたします。     午後一時十一分休憩          ────────○────────     午後一時四十分開議 21: ◯議長斎藤範夫)休憩前に引き続き会議を開きます。          ────────○────────     常任委員会の正副委員長互選結果の報告 22: ◯議長斎藤範夫)この際、報告いたします。  各常任委員会委員長及び副委員長互選の結果、  総務財政委員会委員長に          柿 沼 敏 万 さん        副委員長に          佐 藤 幸 雄 さん  市民教育委員会委員長に          鎌 田 城 行 さん        副委員長に          松 本 由 男 さん  健康福祉委員会委員長に          小野寺   健 さん        副委員長に   太白区選出の わたなべ  拓 さん  経済環境委員会委員長に          やしろ 美 香 さん        副委員長に          佐々木 真由美 さん  都市整備建設委員会委員長に        菊 地 崇 良 さん          副委員長に        高 橋 卓 誠 さん 以上のとおり決定いたしました。          ────────○────────     日程第七 議会運営委員辞任及び選任 23: ◯議長斎藤範夫日程第七 議会運営委員辞任及び選任議題といたします。  議会運営委員会委員全員から、辞任したい旨の願い出がありました。  お諮りいたします。議会運営委員辞任を許可することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    24: ◯議長斎藤範夫)御異議なしと認めます。よって、議会運営委員辞任を許可することに決しました。  これより、議会運営委員選任を行います。  お諮りいたします。議会運営委員選任については、委員会条例第六条第一項の規定により、  宮城野区選出の 渡 辺   博 さん  相 沢 和 紀 さん  小田島 久美子 さん  鎌 田 城 行 さん  橋 本 啓 一 さん  加 藤 和 彦 さん  菊 地 崇 良 さん  加藤 けんいち さん  すげの 直 子 さん  沼 沢 しんや さん  高 橋 卓 誠 さん 以上十一人の諸君を指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 25: ◯議長斎藤範夫)御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。          ────────○──────── 26: ◯議長斎藤範夫)ただいま構成いたしました議会運営委員会委員長及び副委員長互選は、委員会条例第八条第一項の規定により、会議休憩後、議会運営委員会室において行います。  この際、暫時休憩いたします。     午後一時四十二分休憩          ────────○────────     午後二時開議 27: ◯議長斎藤範夫)休憩前に引き続き会議を開きます。          ────────○────────     議会運営委員会の正副委員長互選結果の報告 28: ◯議長斎藤範夫)この際、報告いたします。  議会運営委員会委員長及び副委員長互選の結果、  委員長に 橋本啓一さん、副委員長に 小田島久美子さん が決定いたしました。          ────────○────────     日程第八 第九十一号議案から日程第三〇 第百十三号議案まで 29: ◯議長斎藤範夫日程第八 第九十一号議案 平成二十九年度仙台一般会計特別会計歳入歳出決算認定に関する件、この際、件名の朗読を省略いたします。以下、日程第九 第九十二号議案から日程第三〇 第百十三号議案まで、以上二十三件を一括議題といたします。  市長から説明を求めます。市長。     〔市長 郡和子登壇〕 30: ◯市長郡和子)ただいま上程となりました第九十一号議案平成二十九年度仙台一般会計特別会計歳入歳出決算認定に関する件から、第百十三号議案市道路線認定及び廃止に関する件までの各案件につきまして、概略御説明を申し上げます。  初めに、補正予算案概要につきまして御説明を申し上げます。  第九十八号議案平成三十年度仙台一般会計補正予算でありますが、総務費におきましては、公共施設総合マネジメント推進に要する経費の追加を計上いたしております。  市民費におきましては、交通安全総合対策等に要する経費の追加を計上いたしたほか、コールセンター等整備事業に係る債務負担行為設定措置を講じております。  健康福祉費におきましては、預かり保育推進事業費補助金の追加、児童扶養手当支給費の追加、保育所用地取得費を計上するとともに、私立保育所施設整備費助成事業に係る債務負担行為設定措置を講じております。  経済費におきましては、成長産業振興事業費の追加を計上いたしております。  以上、一般会計補正予算概要について御説明申し上げましたが、補正総額は二億九千四百万円余の増額となり、これら歳出予算の財源につきましては、所要の措置を講じております。  次に、条例案その他の各案件につきまして概略御説明申し上げます。  初めに、第九十九号議案仙台自転車安全利用に関する条例でありますが、これは、自転車安全利用推進及び促進に関し、基本理念、市、自転車利用者等の責務、自転車利用者についての自転車損害賠償保険等への加入義務等を定めるなどのものであります。  次は、第百号議案仙台県営土地改良事業に係る特別徴収金に関する条例であります。これは、県が行う土地改良事業で、その地域内の土地の全てについて、農地中間管理機構農地中間管理権を有すること等の要件に適合するものに係る特別徴収金の徴収に関し、必要な事項を定めるものであります。  次は、第百一号議案仙台市税条例の一部を改正する条例でありますが、これは、地方税法施行令の改正に伴い、個人の市民税の均等割について非課税とされる者の所得の限度額を改定するとともに、地方税法の改正を考慮し、公共の危害防止のために設置された一定の汚水又は廃液の処理施設に対する固定資産税課税標準の特例に係る割合を定める等のものであります。  次は、第百二号議案仙台放課後児童健全育成事業及び家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例でありますが、これは、家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の改定に伴い、一定の家庭的保育事業者について、調理業務の委託及び調理員に係る基準を適用しないこととすることができる期間を延長するなどのものであります。  次は、第百三号議案仙台児童福祉施設条例の一部を改正する条例でありますが、これは、向陽台保育所の位置を変更するとともに、根岸保育所長町分園及び向陽台保育所を廃止するものであります。  次は、第百四号議案仙台建築基準法の施行に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、建築基準法の改正を考慮し、建築物の敷地と道路との関係の建築認定申請手数料及び仮設興行場等長期建築許可申請手数料を定めるとともに、同法の改正に伴い所要の規定整備を行うものであります。  次は、第百五号議案仙台自転車等駐車場条例の一部を改正する条例でありますが、これは、岩切駅南口自転車等駐車場を設置するとともに、岩切駅自転車等駐車場の名称を変更するものであります。  次は、第百六号議案仙台火災予防条例の一部を改正する条例でありますが、これは、消防法施行令及び消防法施行規則並びに工業標準化法の改正に伴い、所要の規定整備を行うものであります。  次は、第百七号議案仙台学校条例の一部を改正する条例でありますが、これは、東日本大震災被災者等平成三十一年度に係る入学者選抜手数料入学金及び授業料について減免することができることとするなどのものであります。  次は、第百八号議案工事請負契約の締結に関する件でありますが、これは、仙台市立荒井小学校校舎等及び屋内運動場並びに(仮称)七郷第二児童館新築工事について、工事請負契約を締結するものであります。  次は、第百九号議案から第百十一号議案までの財産の処分に関する件でありますが、これらは、本市所有土地を処分するものであります。  次は、第百十二号議案町の区域の変更に関する件でありますが、これは、仙台塩釜仙台港区内の公有水面の埋め立てにより新たに生じた土地及びこれの隣接地などを港四丁目に編入するものであります。  次は、第百十三号議案市道路線認定及び廃止に関する件でありますが、これは、青野木三号線ほか九十九路線を市道として認定し、六本松線ほか八路線を廃止するものであります。  続きまして、平成二十九年度各会計決算について御説明を申し上げます。  なお、決算に関する金額は万円単位で申し上げます。  初めに、第九十一号議案平成二十九年度仙台一般会計特別会計歳入歳出決算認定に関する件の概要について、御説明を申し上げます。  一般会計歳入決算でございますが、決算額は五千二百十三億七千三百三十三万円となり、前年度に比べて六・七%の増加となっております。  このうち、歳入の根幹をなす市税につきましては、市民税固定資産税などの税目での増加により、市税全体では一・四%増加し、一千九百十一億五千八百七十四万円となっております。  また、県民税所得臨時交付金が皆増し、二百十億二千八百四十八万円、国庫支出金は一二・八%増加し、八百三十二億六千二百八十五万円、一方、諸収入は二九・六%減少し、二百七十三億三千六百五十七万円、繰越金は三三・三%減少し、百五億七千百七十万円となっています。  なお、一般会計全体の不納欠損額は六億四千八百十五万円、収入未済額は四十七億四千九百五万円となっております。  次に、一般会計歳出決算でございますが、決算額は五千七十八億一千二百七十四万円と、前年度に比べて六・六%の増加となっております。  主な費目の決算額では、健康福祉費は一千八百九億七千七百六十八万円、教育費は八百四十億七千六百四十万円、土木費は六百五十八億六千三百六十五万円、公債費は五百六十五億九千二十四万円、総務費は三百八十億一千十六万円となっております。  翌年度への繰越額は百七十四億一千三百五十二万円、不用額は二百八十九億五千九百六十三万円となっております。  また、歳入歳出差引額百三十五億六千五十九万円から繰越財源を差し引いた実質収支額は、三十五億八千三百六十四万円の黒字となりました。  このうち十八億円は財政調整基金に積み立てし、残りの十七億八千三百六十四万円は翌年度へ繰り越しております。  次に、特別会計歳入決算でございますが、十会計の合計で、決算額が三千百九十億七千三百二十六万円、不納欠損額は十五億二千八百二十四万円、収入未済額は二十七億三千二十三万円となっております。  特別会計歳出決算につきましては、決算額が三千百六億三十一万円、翌年度への繰越額は二十八億七千三百一万円、不用額は八十四億九千二百十万円となっております。  また、実質収支額は六十二億二千七百四十八万円の黒字となり、全額翌年度へ繰り越しております。  以上が、平成二十九年度仙台一般会計特別会計歳入歳出決算概要でございます。  次は、第九十二号議案平成二十九年度仙台下水道事業会計利益処分及び決算認定に関する件の概要について御説明を申し上げます。  平成二十九年度の下水道事業は、防災機能強化のための地震対策浸水対策などの事業推進下水道施設の適正な維持管理に努めてまいりました。  まず、事業実績でございますが、処理区域内人口は前年度比〇・三%増の百五万二千七百二十八人となり、人口普及率は前年度比〇・一%増の九九・七%となりました。  次に、予算額との比較でございますが、収益的収入決算額は三百七十五億五千九百八十七万円となり、四億九千四百七十四万円の減収となりました。収益的支出決算額は三百四十六億九千百二十二万円となり、不用額は十三億九千九百六十四万円となりました。  また、資本的収入決算額は二百十五億百三十六万円となり、百六十七億五千二百四十六万円の減収となりました。資本的支出決算額は三百四十五億八千三百五十一万円となり、建設改良費で百四十三億六百二十三万円を翌年度へ繰り越しましたので、不用額は二十四億七千三百十四万円となりました。  次に、損益計算についてでございますが、総収益三百六十二億二千百二十万円に対しまして、総費用は三百三十八億二千六十九万円で、差し引き二十四億五十一万円の純利益となりました。これに、その他未処分利益剰余金変動額七十五億一千二百九十万円を加え、未処分利益剰余金は九十九億一千三百四十一万円となりました。この未処分利益剰余金につきましては、七十五億一千二百九十万円を資本金に組み入れ、二十四億五十一万円を減債積立金として処分するものでございます。  次に、貸借対照表についてでございますが、資産総額並びに負債、資本の総額は、それぞれ当年度末で六千三百三十六億二千九百一万円となりました。  以上が、平成二十九度仙台下水道事業会計決算などの概要でございます。  今後とも、健全な水環境の形成や地震対策浸水対策等を通じまして、市民の皆様の快適な暮らしを支えるため、安定的かつ効果的な経営を実現しつつ、下水道事業のさらなる推進に取り組んでまいります。  なお、第九十三号議案から第九十七号議案までの自動車運送事業高速鉄道事業水道事業ガス事業及び病院事業の各企業会計決算認定に関する件につきましては、各企業管理者より説明をさせたいと存じます。  以上で、提案の各案件につきまして概略御説明申し上げましたが、何とぞ慎重御審議の上、御賛同、御認定賜りますようお願い申し上げます。     〔交通事業管理者 加藤俊憲登壇〕 31: ◯交通事業管理者加藤俊憲)第九十三号議案平成二十九年度仙台自動車運送事業会計決算認定に関する件及び第九十四号議案平成二十九年度仙台高速鉄道事業会計決算認定に関する件の概要について御説明申し上げます。  初めに、第九十三号議案平成二十九年度仙台自動車運送事業会計決算認定に関する件について御説明申し上げます。  平成二十九年度の自動車運送事業は、都市交通の基盤となる鉄道とともに、地域交通を支える役割を果たすため、仙台自動車運送事業経営改善計画に基づき、お客様サービスの向上と安定的なサービス提供に向けた経営体質の構築に取り組んでまいりました。  まず、サービスの向上に向けた取り組みとしましては、運賃等検索システムについて、バス停留所検索機能の向上などの改良を行ったほか、バス待ち環境の改善のため、バス停留所上屋等の増設を引き続き行いました。  次に、安全運転の強化等に向けた取り組みとして、ドライブレコーダーの映像を活用した乗務員の安全運転や接遇向上に向けた研修を実施しましたほか、バリアフリー化の推進や環境対策として、低公害ノンステップバスの導入を継続して進めました。  また、利用促進に向けた取り組みとして、市バス開業七十五周年及び南北線開業三十周年という節目の年を迎えたことから、さまざまな記念事業を行いました。  さらに、経営の効率化に向けた取り組みとして、平成三十年四月からの運行経路の見直しや需要動向に応じた便数調整に向けた準備を行ったほか、営業所等におけるバス運転業務等の管理の委託を継続的に実施しました。  このような状況の中、乗客数は三千八百七十六万人と、前年度に比較して二・七%の増加となっております。  次に、予算との比較でございますが、収益的収入決算額は百四億六千十三万円となり、二億一千六百五十九万円の減となりました。  収益的支出決算額は百八億一千百五十二万円となり、不用額は七億四千六十七万円となりました。  また、資本的収入決算額は九億二千八百三十六万円となりました。資本的支出決算額は十五億三百五十五万円となり、不用額は一億八百三十八万円となりました。  次に、損益計算についてでございますが、総収益百億四千八十八万円に対して、総費用は百四億四千二百四十九万円となり、差し引き四億百六十一万円の純損失となりました。  これに、その他未処分利益剰余金変動額一千二百七十一万円を加え、当年度末における未処理欠損金は六十億七千二万円となり、全額を翌年度に繰り越しております。  次に、貸借対照表についてでございますが、資産総額及び負債、資本の総額は、それぞれ当年度末で六十九億九百九十七万円となりました。  続きまして、第九十四号議案平成二十九年度仙台高速鉄道事業会計決算認定に関する件について御説明申し上げます。  平成二十九年度の高速鉄道事業におきましては、仙台都市圏における基幹交通機関として重要な役割を担う中で、サービスの向上と効率的な事業運営に取り組みました。  まず、安全性向上やバリアフリー化の取り組みとしましては、南北線において、信号現場機器や昇降機設備の更新等のほか、駅トイレ入り口の段差解消や簡易型多機能トイレの増設を実施しました。  次に、サービス向上のための取り組みとして、南北線のバス時刻表示器の更新、増設や八木山動物公園駅構内に休憩ベンチを増設するなど、バスと地下鉄を乗り継ぐ際の利便性の向上に努めました。  さらに、東西線を中心に各種タイアップ事業等を実施し、さらなる利用促進に努めました。  このほか、事業運営の効率化を図るため、十七駅において駅業務の委託を継続的に実施しました。  このような状況の中、乗客数は八千八百三十五万人と、前年度に比較して五・六%の増加となっております。  次に、予算との比較でございますが、収益的収入決算額は二百五十億五千五百八十一万円となり、五千三百五十五万円の減となりました。収益的支出決算額は二百七十一億八千九百三十二万円となり、不用額は十五億二千七百五十八万円となりました。  また、資本的収入決算額は四十四億二千六百五十二万円となりました。資本的支出決算額は九十七億五千七十六万円となり、建設改良費で六億一千四百六万円を翌年度へ繰り越しましたので、不用額は四億二千百八十六万円となりました。
     次に、損益計算についてでございますが、総収益二百三十八億三百九十八万円に対して、総費用は二百六十一億四千四百八十九万円となり、差し引き二十三億四千九十一万円の純損失となりました。  これに、その他未処分利益剰余金変動額五億八千四百二十四万円を加え、当年度末における未処理欠損金は九百二十四億三千二百五十二万円となり、全額を翌年度に繰り越しております。  次に、貸借対照表についてでございますが、資産総額及び負債、資本の総額は、それぞれ当年度末で二千七百八十六億七千百二十二万円となりました。  以上、平成二十九年度仙台自動車運送事業会計及び同高速鉄道事業会計決算概要について御説明申し上げました。両事業とも前年度より改善しているものの、純損失を計上するなど経営状況は厳しいものとなっておりますが、次の時代にも、安全で快適な市民の足として御利用いただけるよう、市民の皆様の理解をいただきながら、経営基盤の強化やさらなる利用促進の取り組みを進め、公共交通機関としての責務を果たしてまいる所存でございますので、何とぞ慎重御審議の上、御認定賜りますようお願い申し上げます。     〔水道事業管理者 板橋秀樹登壇〕 32: ◯水道事業管理者(板橋秀樹)第九十五号議案平成二十九年度仙台水道事業会計利益処分及び決算認定に関する件の概要について御説明申し上げます。  平成二十九年度の水道事業においては、中期経営計画に掲げる事業を着実に推進し、強くて安心な水道、エコで持続可能な水道づくりに取り組みながら、安全・安心で良質な水道水の安定供給に努めてまいりました。  まず、配水状況についてでございますが、年間の総配水量は前年度比〇・三%増の一億二千十三万立方メートル、有収水量は前年度比〇・一%増の一億一千三百五十三万立方メートルとなりました。  建設改良事業につきましては、基幹管路の新設や耐震性の向上に向けた配水管の更新に継続して取り組むとともに、浄水施設の改良、更新工事などを実施をいたしました。  次に、予算との比較でございますが、収益的収入決算額は三百二億三千四百八十八万円となり、一億四千七百九十一万円の増となりました。収益的支出決算額は二百六十五億六千九百七十七万円となり、十八億八百十万円の不用額が生じました。  また、資本的収入決算額は六十七億四千九百八十万円となり、二十七億八千二百二十八万円の減となりました。資本的支出決算額は百五十八億六千七百十八万円となり、建設改良費で三十三億百六十一万円を翌年度へ繰り越し、不用額は十三億五千三百九十一万円となりました。  次に、損益計算についてでございますが、総収益二百八十一億六千四十六万円に対して、総費用は二百五十二億一千六百七十九万円となり、差し引き二十九億四千三百六十七万円の純利益となりました。これに、その他未処分利益剰余金変動額十九億八千八百九十万円を加え、未処分利益剰余金は四十九億三千二百五十七万円となりました。この未処分利益剰余金については、十九億八千八百九十万円を資本金に組み入れ、二十九億四千三百六十七万円を減債積立金として処分するものでございます。  次に、貸借対照表についてでございますが、資産総額及び負債、資本の総額は、それぞれ当年度末で一千九百八十七億一千三十八万円となりました。  以上、平成二十九年度仙台水道事業会計決算等の概要について御説明を申し上げましたが、今後とも、より一層の経営効率化に努め、事業運営の基本である安定給水の確保と給水サービスの向上に努めてまいる所存でございますので、何とぞ慎重御審議の上、御賛同、御認定賜りますようお願いを申し上げます。     〔ガス事業管理者 氏家道也登壇〕 33: ◯ガス事業管理者(氏家道也)第九十六号議案平成二十九年度仙台ガス事業会計決算認定に関する件の概要について御説明申し上げます。  平成二十九年度の本市のガス事業は、平成二十九年四月からガス小売全面自由化が開始され、全国的にエネルギー事業者間の競争が徐々に本格化してくる中、需要家戸数とガス販売量の拡大に取り組むとともに、製造供給設備の適切な維持管理やガス管損傷事故などの未然防止のための周知啓発など、さらなる保安の確保に努めました。  事業実績でございますが、需要家総戸数は三十四万四千九百四十八戸となり、前年度に比べ百四十四戸減少しました。  また、ガス総販売量は三億一千八百三十一万立方メートルとなり、前年度に比べ一・五%の増加となりました。  次に、建設改良事業でございますが、老朽化した導管の入れかえ工事などの建設改良費として、二十五億九千二百十四万円を執行いたしました。  次に、予算との比較でございますが、収益的収入決算額は三百六十八億二百三十万円となり、製品売り上げや営業雑益が減少したことなどにより、五億一千九百四十五万円の減収となりました。  収益的支出決算額は三百三十八億九千二百六十三万円となり、八億一千四百七十七万円の不用額が生じました。  また、資本的収入決算額は一億一千三十万円となりました。  資本的支出決算額は七十二億九千五百十五万円となり、建設改良費で九億九千九十七万円を翌年度へ繰り越しましたので、不用額は八億七千二百九十二万円となりました。  次に、損益計算についてでございますが、総収益三百四十一億三千六百九十三万円に対し、総費用は三百二十二億八千二百六十四万円となり、差し引き十八億五千四百二十八万円の純利益となりました。  これにより、平成二十九年度末における未処理欠損金は八十九億一千五百十九万円となり、全額を翌年度へ繰り越すこととしております。  次に、貸借対照表についてでございますが、資産総額及び負債、資本の総額は、それぞれ平成二十九年度末で五百六十三億七千七百八十七万円となりました。  以上、平成二十九年度仙台ガス事業会計決算概要について御説明申し上げましたが、今後とも、お客様の安全・安心を最優先とし、都市ガスの安定供給に努めるとともに、快適な暮らしと満足をお届けすることで、地域社会の発展に貢献し、お客様に選ばれ続けるエネルギー事業者を目指してまいる所存でございますので、何とぞ慎重御審議の上、御認定賜りますようお願い申し上げます。     〔病院事業管理者 亀山元信登壇〕 34: ◯病院事業管理者(亀山元信)第九十七号議案平成二十九年度仙台病院事業会計決算認定に関する件の概要について御説明を申し上げます。  市立病院は、仙台医療圏における中核病院の一つとして、近年ますます複雑多様化する医療ニーズに的確に対応するとともに、高度な医療技術と診療機能を発揮して、市民の健康の増進と福祉の向上に努めてまいりました。  特に、地域医療機関との役割分担と連携のもと、医療の高度、専門化並びに疾病構造の変化に柔軟に対応した質の高い医療の提供に努めるとともに、救急医療、身体合併症精神科救急医療、周産期医療など、自治体病院の使命である政策的医療の提供に注力いたしました。  事業実績につきましては、延べ入院患者数は十四万八千四百九十一人、延べ外来患者数は二十二万二千九百十七人となり、合わせて三十七万一千四百八人の方々の診療を行いました。  建設改良事業としましては、一階エントランスホール冷暖房環境改善工事の実施や、エックス線透視診断装置などの医療機器の整備をしたものでございます。  続いて、決算概要について、まず予算との比較について申し上げます。  収益的収入決算額は百六十億四千八十一万円となり、一億七百十四万円の減収となりました。収益的支出決算額は百七十四億五千五百十八万円となり、三億五千六百五十三万円の不用額を生じました。  また、資本的収入決算額は十億四千二百六十二万円となり、九千二百万円の減収となりました。資本的支出決算額は十七億一千六百八十五万円となり、一億一千九百三十八万円の不用額を生じました。  次に、損益計算についてでありますが、総収益は前年度に比べ一四%減の百六十億百六十三万円、総費用は前年度に比べ〇・三%減の百七十四億一千六百九十一万円となり、差し引き十四億一千五百二十八万円の純損失となりました。その結果、当年度末における未処理欠損金は七十一億九千五十三万円となり、全額翌年度へ繰り越しいたしております。  次に、貸借対照表についてでありますが、当年度末の資産総額及び負債、資本の総額は、それぞれ三百三十九億九千七百九十六万円となり、前年度末に対し十五億八千二百二十五万円の減少となりました。  資産総額の減少は、主に固定資産の減少によるものであり、負債、資本総額の減少は、主に固定負債の減少によるものでございます。  以上、平成二十九年度病院事業会計決算概要について御説明を申し上げましたが、今後とも、高度な医療水準を維持しながら、経営基盤の充実、強化に努め、市民の皆様から期待される役割を十分に果たしていけますよう、安全・安心で質の高い医療を提供してまいる所存でございますので、何とぞ慎重御審議の上、御認定を賜りますようお願いを申し上げます。          ────────○────────     休会の件 35: ◯議長斎藤範夫)お諮りいたします。議案調査のため、九月五日から七日までの三日間、休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 36: ◯議長斎藤範夫)御異議なしと認めます。よって、九月五日から七日までの三日間、休会することに決しました。          ────────○──────── 37: ◯議長斎藤範夫)お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 38: ◯議長斎藤範夫)御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  なお、本会議は、来る九月十日定刻再開の予定であります。  本日は、これをもって延会いたします。     午後二時四十分延会...