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  1. 仙台市議会 2018-07-20
    経済環境協議会 本文 2018-07-20


    取得元: 仙台市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-24
    1:                 ※協議会の概要                               開会 午後1時31分                               閉会 午後2時21分 ◯委員長  引き続き協議会を開会いたします。  ここで副委員長と交代いたします。              〔委員長退席、副委員長着席〕 2: ◯副委員長  委員長と交代いたします。  初めに、平成31年度国の施策及び予算に関する提案について、経済局より報告願います。 3: ◯経済局長  経済局から、平成31年度国の施策及び予算に関する提案について、御報告申し上げます。  委員の皆様のお手元に別袋で提案書をお配りしております。これにつきましては、指定都市20市共通の提案項目を選定し、国の概算要求の時期に合わせまして、指定都市市長会事務局が取りまとめて作成しているものでございます。また、要請行動につきましては、各指定都市が分担して、各省庁、政党への要請活動を行っているところでございます。  提案項目につきまして、表紙を1ページめくっていただきますと、裏側に目次がございますが、全部で15項目となっております。このうち当委員会の所管分は、下から2番目、項目14の中小企業における人材確保支援生産性向上及び若者、女性等の活躍促進の1項目となっております。  冊子の18ページをごらんください。  18ページですが、この提案項目は、人材不足解消に向けた若者や女性等の人材の活躍促進や掘り起こし、魅力ある職場づくり生産性向上等経営力強化など、中小企業による働き方改革を国が推進するとともに、地方公共団体が各地域の実情に応じて、きめ細やかな施策を実施できるよう、財政措置も含めて国が積極的に支援することを提案するものでございます。  なお、前年度の提案とその結果につきましてもお手元に配付しておりますので、後ほど御高覧いただければと思います。 4: ◯副委員長  ただいまの報告に対し、質問等はございませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 5: ◯副委員長  なければ、次に、環境局より報告願います。 6: ◯環境局長  環境局から2点御報告いたします。  1点目は、ごみの減量・リサイクル推進に向けた新たなごみ分別モデル事業についてでございます。  現在、家庭ごみとして排出され焼却処理されている剪定枝及びヨーグルト容器カップ麺などのコーティング加工された紙製容器包装について、既存の収集体制を活用し、資源化するモデル事業を行い、燃やすごみ量の削減とリサイクル率の向上を図ります。詳細につきましては、参事兼廃棄物企画課長より御説明申し上げます。
     2点目は、高齢者等地域ごみ出し支援活動促進事業についてでございます。  高齢や障害等により、ごみ出しが困難な世帯に対し、地域の団体が行うごみ出し支援活動に奨励金を交付することで、その支援活動を促進し、ごみ出しが困難な世帯の負担軽減を図ります。詳細につきましては、家庭ごみ減量課長より御説明申し上げます。 7: ◯廃棄物事業部参事廃棄物企画課長  お手元の資料2をごらんください。  私からは、それぞれのごみ分別モデル事業につきまして、具体的に御説明をいたします。  2番、剪定枝戸別収集資源化事業でございます。  対象となるものは、家庭から排出される庭木の剪定枝や幹でございます。収集の受け付けは9月3日から11月30日まで行い、収集は12月まで行います。出し方は、1)事前に粗大ごみ受付センターに電話でお申し込みいただきまして、2)決められた収集日にひもで束ねて自宅前に排出していただきます。現在は、家庭ごみのときに1束だけ集積所に出すことができますが、モデル事業では数量制限はいたしませんで、無料で何束でも出していただくことができます。集めた剪定枝は細かく砕いてチップ化し、ボイラーの燃料や庭木の表土の乾燥や雑草を防ぐマルチング材などにリサイクルされます。  次に、3番、紙製容器包装分別拠点回収事業でございます。  対象品目でございますが、現在回収をしておりませんヨーグルト容器カップ麺のカップなどのコーティング加工されている紙製の容器包装で、資料にございます識別マークがついたものが対象になります。実施期間は9月1日から来年3月31日までです。出し方は、紙袋に入れて、市民センターなどの公共施設に設置します資源回収庫のほうにお持ち込みをしていただきます。お菓子の箱などの雑紙と一緒に出していただいて構いません。コーティング加工されている紙は、リサイクルが難しくルートが限られているため、モデル事業では資源回収庫で集めたものを対象といたします。集めた紙製容器包装は、トイレットペーパーにリサイクルされます。  4番、今後の進め方でございますが、モデル事業を実施しながら、収集方法リサイクル方法を検証し、次年度以降の本格実施を目指します。なお、事業実施に当たりましては、市政だよりや市のホームページなどを通じて、広く周知してまいります。 8: ◯家庭ごみ減量課長  それでは、お手元の資料3に基づき、高齢者等地域ごみ出し支援活動促進事業について、具体的に御説明いたします。  まず、2の奨励金の交付対象となる団体でございます。  奨励金の交付対象は、町内会、老人クラブボランティア団体NPO法人など、非営利な活動を行っている団体です。既にごみ出し支援活動を行っていただいている団体だけでなく、新たに始める団体も交付の対象とするものです。  3のごみ出し支援活動奨励金額についてでございますが、まず、ごみ出し支援活動とは、ごみ出しが困難な世帯の玄関口から、その世帯が出すことになっている集積所まで運ぶ活動となります。また、この場合のごみ出し支援の対象は、中ポツの一番上にありますとおり、家庭ごみプラスチック製容器包装、缶、瓶、ペットボトル類、紙類の4種類となります。  次に、奨励金額についてですが、1世帯に対する支援活動1回当たり140円を支給するものです。ただし、奨励金額には1団体当たり上限金額を設定させていただいております。平成30年度の下半期からの開始となりますことから、上限金額は4万8000円といたしました。これらの金額については、他都市の事例を参考に設定したところであり、上限金額につきましては、支援を必要とする世帯が市内に点在していることから、団体当たりの平均的な支援世帯が4世帯であることを参考にし、これに本市における1カ月当たり1世帯に対する標準的な支援回数が14回程度と想定し、設定したものでございます。  4のごみ出し支援活動対象世帯ですが、ごみ出しが困難な次の(1)から(4)のいずれかの要件に該当する単身世帯、あるいはこの要件に該当する方のみで構成されている世帯に対しての支援活動が、奨励金の交付対象となります。  最後に、5のスケジュールでございますが、8月から9月に関係団体への説明、実施団体事前登録や相談の受け付けを行う予定ですが、その後も実施団体の登録や相談は、この期間に限らず随時受け付けを行います。そして、10月からの支援活動を奨励金の交付対象期間としてまいります。  この事業の実施に当たっては、市政だよりや市ホームページの広報を通じて、多くの皆様に周知してまいりたいと存じます。 9: ◯副委員長  ただいまの報告に対し、質問等はございませんか。 10: ◯嵯峨サダ子委員  初めに、西日本豪雨で環境局の皆さん、総社市を初めとして支援に行かれていることに心から敬意を表したいと思います。本当に猛暑の中、お体に気をつけて支援に当たっていただければと思います。  私からは、高齢者等地域ごみ出し支援活動促進事業についてお尋ねをしたいと思います。  ただいまの御報告で、奨励金が上限金額通年事業であれば上限金額が9万6000円の予定だということなんですけれども、実際に1世帯当たり1カ月14回出すとして2,000円、1団体当たり4世帯を想定しているということのようですけれども、この4世帯というと何か少ないのかなという印象も受けるんですけれども、例えば4世帯以上になった場合でも、この上限金額がこのままなのか、その辺の見通しとかはいかがお考えなんでしょうか。 11: ◯家庭ごみ減量課長  御説明をいたしましたとおり、1団体当たりの平均的な支援世帯は4世帯ということを想定しております。これは他都市の事例などを参考にいたしまして、そういった支援団体に補助を行っている団体の実績などを考慮して、平均的な支援世帯数をこの程度と考えたものでございます。  また、計14回の中身でございますが、想定といたしましては、1世帯当たり支援回数家庭ごみが8回、プラスチック製容器包装が4回、缶、瓶、ペットボトル類、紙類は各1回の計14回を見込んだところでございますが、世帯によっては先ほど申し上げたとおり、単身の世帯である、あるいはこういった障害とかをお持ちの方のみで構成されている世帯ということもございますことから、ここを14回を上限と設定させていただいたものでございまして、実際の利用回数というのはこれよりも少なくなる場合もあろうかと思いますので、現在のところは上限は4万8000円で考えているところでございます。 12: ◯嵯峨サダ子委員  出だしが少ないということも多分にあるかと思うんですが、もしこれが好評で、支援世帯がふえていった場合は、この上限金額というのも、もしかしたら引き上げざるを得なくなるのかなと思うんですが、そういった場合はそのような用意はできているんでしょうか。 13: ◯家庭ごみ減量課長  今年度の予算につきましては、この事業につきましては4万8000円をベースにいたしまして予算要求をいたしまして、昨年度予算の議決をいただいたところでございます。委員が御懸念されております非常に利用回数が多くなるということがありました場合につきましては、ほかの団体での利用状況なども勘案しながら、それについては検討してまいりたいと存じます。 14: ◯嵯峨サダ子委員  それから、支援団体の方が支援の対象世帯にごみを受け取りに玄関口まで行って、それで受け取って集積所まで運ぶという活動なんですけれども、例えば家庭ごみは余り不適正な排出というのはないかもしれないんですが、プラスチック製容器包装なんかは、赤いごみ袋に容器包装じゃないものも仮に混じっていた場合に、そこで、いやこれはだめですよとか言って、断ってくるのか。その辺でかなり迷ったりされるんじゃないかなと。トラブルにならないように、あらかじめそういう場合はどういうふうに対処したらいいのかというのは、関係団体の説明会のときにきちんと伝わるようにすべきじゃないかなと、ちょっと懸念があるので質問したいと思いますが、いかがお考えでしょうか。 15: ◯家庭ごみ減量課長  プラスチック製容器包装の出し方につきましては、これまでも私どもが適正な排出について、広く市民の方々に周知をしてきたところでございますが、引き続きこのことに関する周知を図っていくとともに、この事業に際して、支援される団体の方が御判断に迷われることのないよう、関係団体への説明の際に、対処方法などをまとめたものをお示ししてまいりたいと考えております。 16: ◯嵯峨サダ子委員  こういう活動を通じて、適正な排出に結びつけばなおいいかなと思いますし、とにかくスムーズに支援団体と支援される方との間で事が進むように、ぜひお取り計らいをお願いしたいと思います。  それから、支援活動対象世帯が、ここに書いてあるような(1)から(4)の対象の方が受けられるということなんですけれども、要支援の方が対象になっていないのは、何かほかに理由があるのか、伺いたいと思います。 17: ◯家庭ごみ減量課長  健康福祉局におきまして、要支援の方を対象にごみ出しも含む生活支援を行う団体への補助事業を既に実施していることから、そちらとの調整を図った結果、このような対象とさせていただいたところです。 18: ◯嵯峨サダ子委員  そちらの利用状況というのは、どういうふうな状況なのか、それは把握していらっしゃらないでしょうか。 19: ◯家庭ごみ減量課長  申しわけありません。今手元に数値のほうを持ち合わせていないので、詳細についてはこちらのほうでは不明でございます。 20: ◯嵯峨サダ子委員  この対象となる世帯へどのように、こういう事業を始めますよということを周知されるのか。先ほどですと、市政だよりですとかホームページでお知らせするということなんですが、本当に必要とされる方々のところにきちんと情報が行き渡ることが大事なのであって、ホームページで見てくださいと言ってもなかなか現実的には困難があろうと思いますね。市政だよりも隅々まで見られればいいんでしょうけれども。ですから、ある程度、この1から4の方々は市が把握している方なのではないかなと思うんですね。ただ、そうはいっても御家族がおられればなかなか対象にならないとかありますから、そこは単純にはいかないと思うんですけれども、少なくとも把握している方については、直接的に情報をお知らせするとか、そういったことでせっかくいい事業をやるわけですから、必要とする世帯にちゃんと情報が行くというふうな周知の方法をするべきではないかと思うんですけれども、いかがお考えでしょうか。 21: ◯家庭ごみ減量課長  この事業の周知につきましては、先ほど御説明したとおり、市政だよりや市のホームページ、このほかにも公共施設などでチラシを置くなど周知をしていくとともに、連合町内会など支援団体となり得るところの会合の場に直接赴きまして、事業の詳細について御説明をするとともに、効果的な周知方法につきましては関係部署と相談をしながら検討をしてまいりたいと存じます。 22: ◯嵯峨サダ子委員  何かわかりやすい簡単なチラシみたいなものをつくって、そういう支援の必要であろうと思われるような世帯にお配りするとか、地域の町内会とか、支援で交付の対象団体になる方々が持って歩けるような、そういうものをつくられたらいかがでしょうか。 23: ◯家庭ごみ減量課長  チラシの内容等につきましては、なるべく簡単なもので中身のわかるようなものを用意いたしまして、多くの方に周知できますよう、こちらのほうとしても工夫してまいりたいと存じます。 24: ◯嵯峨サダ子委員  この高齢者等ごみ出し支援については、これまでも私たちとしても求めてきたことですので、大いに歓迎をしながら、皆さんに喜ばれるような事業になるようにお願いをして、質問を終わります。 25: ◯橋本啓一委員  では、まずごみ減量リサイクル推進に向けた新たなごみ分別モデル事業について、簡単にお伺いしてまいります。  この取り組みは、家庭ごみの量の削減、ごみ減量と、そしてリサイクルの向上という目的のもとに、新たに行われるモデル事業でありますけれども、今回の剪定枝、そしてコーティング加工紙製容器については、それぞれ家庭ごみの中にこれまで含まれていたわけでありますけれども、このそれぞれの剪定枝と紙製容器、どの程度このごみの中に割合として入っているのか、どういうふうに把握されているのかお伺いします。 26: ◯廃棄物事業部参事廃棄物企画課長  剪定枝につきましては、家庭ごみに何がどれくらい含まれているかを、平成26年度に調べた結果をもとに推計をいたしますと、3カ月間で900トン程度出るものと想定してございます。紙製容器包装につきましては、これだけで何トンも出るというところまでは至らないのかなと考えているところではございますが、現在は紙マークがついているものも集めているものと集めていないものがございまして、わかりにくさがございます。今回のモデル事業では、排出する場所は限られますけれども、紙マークがついているものを集めるということで、わかりやすくなり、紙の分別がより進むことを期待しているところでございます。 27: ◯橋本啓一委員  この二つの資源化の取り組みに係る費用ということになりますけれども、これらの費用と、そしてこれまでごみとして出されたものが軽減されるわけでありますけれども、この辺の相対関係、費用的なものはどういうふうな形になるのか、お示しいただければ、御説明をお願いします。 28: ◯廃棄物事業部長  剪定枝のモデル事業につきましては、リサイクル収集運搬に関する委託料などを合わせまして2669万円、紙製容器包装につきましては、収集運搬に関する委託料として167万円、これを予算額といたしております。  また、お尋ねにございました焼却処理との比較という面でございますが、およその額といたしましては焼却処理に係る費用、これはごみ全体として1トン当たり約2万3000円ほどでございます。また、今回のモデル事業につきましては、1トン当たり約3万円ほどの費用がかかるということになってございます。 29: ◯橋本啓一委員  これまで剪定枝につきましては家庭ごみとして出されてきたわけでありますが、今後はぜひこのリサイクルごみ減量に御理解をいただきながらということで、連絡そして自宅前に排出という形になりますし、このコーティング紙製容器については、指定の場所に持っていくというふうに、若干手間がかかるわけであります。御理解をいただかないと、なかなか結果として具体的な成果を見ることは難しいのではないかと思うものでありますけれども、こういった今回のモデル事業収集方法の検証、これについてどのような形で何をどういうふうに具体的に検証していかれると考えているのかということと、やはりこのモデル事業、3カ月間ではありますけれども、しっかりと結果を出していただくためには、具体的に見込みを立てながら進めなければならない。どの程度今回回収できるという効果を見込んでおられるのか、お示しいただきたいと思います。 30: ◯廃棄物事業部参事廃棄物企画課長  まずは、どれくらい実際に収集量があるのかということを把握しました上で、収集量を踏まえた収集の手法ですとか、資源化の方法、それからそれに要します費用などを勘案しまして、翌年度以降の事業の実施について検討してまいりたいと考えてございます。  あとつけ加えますけれども、実際どのくらい出てくるかということにつきましては、先ほどの御質問でもお答えしましたとおり、剪定枝については900トンぐらい出てきたらいいなというふうに考えてございます。 31: ◯橋本啓一委員  その希望されるトン数、目標に掲げながら、しっかり取り組んでいただければと思っております。  もう一つは、先ほど同僚委員のほうからも質問ありました、高齢者等地域ごみ出し支援活動促進事業、我々も会派として、これまで提案してきたこともありますので、支援をいただく側、そして支援をする側、これについてそれぞれ簡単にお伺いしたいと思っております。  この先駆けてもう既に取り組んでいる他の都市も実際にありまして、一定の効果以上のものを挙げているわけでありますから、本市としてもこれを同様の効果を期待するわけでありますけれども、これまで連合町内会を中心とした団体に積極的に御説明をしてきたというような経緯があると伺っております。予定としては10月から進めるに当たって、年度の半ばで立ち上げると。我々のほうにもこれについて問い合わせは多数来ております。積極的にかかわりたいということもありますけれども、一方で、なかなか町内会としては年度半ばでの取り組みというのは難しいという声もあるようであります。こういった町内会に対する説明の中で、具体的にどういう声があったのか。また、町内会に限らず、社協であったり、ボランティア団体であったりNPO、こういったところも対象になるわけでありますが、こういったことについて、もちろんこういったことをしっかりと引き受けてくださる団体がなければ、この事業は進まないわけでありますが、これについてどのような形で現在把握されているか、お伺いいたします。 32: ◯家庭ごみ減量課長  この事業につきましては、5月から6月にかけて市連合町内会区連合町内会協議会などの会合の場の中で、御説明をさせていただいたところでございます。また、このほかにも民生委員児童委員の理事会、老人クラブの会合、そういった場でも御説明をさせていただいたところでございます。  その段階では、まだ事業の概要という形で御説明をしておったところでございます。その中で、さまざまな団体のほうに概要の段階ではございますが、御説明を申し上げたところ、これにつきましては肯定的な意見を多数いただいたところでございまして、既に町内会や老人クラブなどでも、そういった困った方に対しては要件に該当するかどうかという部分は確認はできませんでしたけれども、対応しているんだというようなお声もたくさんいただいたところでございます。  ただ、この事業を始めるに当たって、要望する中身ということで多く寄せられたものにつきましては、一番多く寄せられたものは、市からお金をいただくような事業であると、非常に手続が煩雑になったり、何度も報告を求めたりということを依頼されるものですので、なるべく手続を簡素化するなど、そういったことで負担の軽減を図っていただきたいということですとか、こういった方を対象にする事業なので、その方の個人情報の取り扱い、そういったことについても十分な配慮をするべきだ、こういった御意見なども伺ったところでございます。 33: ◯橋本啓一委員  地域の懇談会等でもこういった新たな取り組みについて、私のほうから御説明する中で、積極的にこういった形でやっていただくのはありがたいというお話を伺います。その中で、先ほどごみ出し支援の対象となる世帯については、四つの要件が書かれておりましたけれども、この要件に当てはまる方の中から、やはりこういったことについて、具体的に我々の情報がそういったお手伝い、協力いただく団体のほうに、やはりどうしても知られてしまうのかというようなお話も実際ありました。知られてほしくないというような声も実際あったわけでありますけれども、こういったことについて御協力いただく団体には、一定の情報は提供しておかなければならないんですけれども、一方でやはりこういった個人情報についても、十分配慮していかなければならないということがあるようであります。これについて、今ほどちょっとかかわりのある御説明がありましたが、この点についてどのように考えておられますか。 34: ◯家庭ごみ減量課長  委員御指摘のとおり、障害の内容ですとか、介護判定の度合い、こういったものは非常に個人情報でも重要な情報ということになっております。それにつきましては、支援団体のほうにはこの方が該当する方なのか、奨励金の交付の対象になる方なのかどうなのかということについての情報をお渡しするなど、個人情報の適切な利用につきましては、我々のほうでも十分配慮して対応してまいりたいと存じます。 35: ◯橋本啓一委員  他都市も既にもう数年以上取り組んでおられる市町村があるわけでありますので、そういったところを十分参考にしていただきながら、効果のある取り組みになりますように期待いたしまして、私からの質問を終わります。 36: ◯小山勇朗委員  この資料2の関係で一つありますけれども、これまで小さく切って、縄で丸めたりして1個か2個出していたものもありますけれども、今回はこうやって決められた収集日に自宅前に置いて収集に来るというふうな状況になるわけですが、やはり数なり、あるいはその量なり、そういったものは関係なく収集に来るというふうに捉えていいのか。それとも、また今までとおり、例えば小さな庭の枝木を切って、それで1束も小さいのであるというのは、今までどおり一般ごみと一緒に出すということが可能なのかどうか。その辺も含めてお答えをいただきたいと思います。 37: ◯廃棄物事業部参事廃棄物企画課長  ごみの出し方につきましては、これまでと同じように80センチくらいまでの長さで30センチの束で束ねていただいて、今回は自宅の前に出していただくということでお願いしたいと思います。  それから、いろいろな御事情があって、家庭ごみの集積所のほうにこれまでと同じように出された場合につきましても、収集はいたします。ただ、その場合だと、焼却の処理がされてしまいますので、できればリサイクルに御協力いただくということで、今モデル事業でやろうとしています方法を皆さんにきちんと周知をして、御協力いただきたいなというふうに考えてございます。 38: ◯小山勇朗委員  出すほうで遠慮するような状況もあると思うんですけれども、一定程度ためて出すと、わざわざ収集に来てもらうことからすれば、遠慮するか何か考えれば、そういうことも考えて、リサイクルするんだということに基本点を置いて取り組みをしていくということで、捉えていくということでいいですね。  あと、資料3の関係で、一つは各世帯というか、1から4までの該当する世帯で、出したいという世帯については、どこにその要望を出せばいいのか。これからいろいろ集めるほう、ごみを出してくれる団体はこれから当たって決めていくわけですけれども、私が申請して、自宅から集積所まで持っていってもらいたいということを申請する場合の関係ですね。これはどこにどうやってやるのか、その辺の周知と考え方についてお答えをいただきたいと思います。 39: ◯家庭ごみ減量課長  支援を必要とする方への広報といたしましては、先ほど申し上げたとおり、団体だけではなく、市政だよりや市のホームページあるいは公共施設へのチラシ、そういったところに希望するという方については、環境局の家庭ごみ減量課のほうに問い合わせをいただきたいということを明示いたしまして、御利用いただく方が混乱しないようにしていきたいと思っております。 40: ◯小山勇朗委員  先ほどもチラシも内容を考えて出していきたいという答弁でありましたけれども、今言ったように、ぜひお願いしたいという人から見れば、その申請をどこにするかというものを、チラシも必要だろうと思うし、チラシだのはやっぱりごみとして処理しちゃったりすると大変なので、例えば冷蔵庫なら冷蔵庫に張っておけるような、そういうカード、磁石つきか、裏をはがせば張れるものか、そういうのに電話番号も大きく書かれていれば、それなりに忘れないで、あるいはそれを人に教えるときも、ここに電話すればいいんだよとか教えるためにも、常にすぐ見られる場所に置かれるような状況をつくっておく必要があるのではないかというふうに思うわけです。  あとこの四つの対象となる世帯以外にも、夫婦そろって高齢で、なかなか股関節が痛いとか、いろいろな状況でごみ出しもできなくなってきたという方からすれば、やっぱりぜひお願いしたいということなども出てくると思いますけれども、そういった方々の扱いについては、環境局のほうに申請をして、そこで最終的な判断をして対象にするかしないかというものを判断をしていくというふうになるのか、お答えをください。 41: ◯家庭ごみ減量課長  今回の対象世帯の要件でございますが、介護認定や手帳の交付などにより、ごみ出しが困難であるという要件を客観的に確認できることを考慮したために、このような中身となっているものでございます。老夫婦でごみ出しが実際に困難だとなった場合につきましては、そういった要件をきちんと確認できるかどうかという部分が課題になろうかと考えております。  なお、支援団体の奨励金の交付は、この世帯の範囲とさせていただいておりますが、支援団体の中でそのような方に対しても援助、支援をしたいということを拒むものではございませんので、今後事業の実施をしていく中で、そのような声についての対応についても検討してまいりたいと存じます。 42: ◯小山勇朗委員  夫婦というふうに話をしたのは、ここに単身世帯及び次のいずれかとなっているわけですよね。だから、単身世帯しか申請できないような判断に受けとられかねないという意味で、夫婦であってもこういう状況であれば、ちゃんと受け付けして、それは自宅から集積所までごみを運んであげますよということで、申請してくださいというふうになれば、単身も夫婦も関係なくそこは申請できるんだなという受けとめ方をすると思うので、だから夫婦であってこういう場合は、と聞いたんです。だから、そういうところはやはりきちんと受けとめられるような内容でもって、整理したほうがいいのではないかと思いますけれども、どうですか。 43: ◯家庭ごみ減量課長  この事業の実施に当たりましては、支援する団体あるいは支援を受けたいと考える方、それぞれのほうから、このような場合についてはどうなるのかというような疑問が幾つも考えられるところでございますので、それにつきましては、例えば老夫婦の場合はどのような場合が要件に該当するのか、そういったことをきちんとわかりやすく御説明できるようなものを取りまとめたものを、皆様にお示しできるように準備をしていきたいと考えております。 44: ◯小山勇朗委員  あともう1点ですけれども、今地域で、町内会などでも小地域福祉ネットワークなどを通じながら、各家庭を回ったり、あるいは民生委員の方々がいろいろな形で役割を果たしていく中で、そういうお話があったときに、民生委員が聞いたから民生委員が連絡をするようになるのか、ここに電話しなさいよというふうに周知してくるのか。あとは町内会の小地域福祉ネットワークの方々がその話を聞いたら、その町内会のそういう役員の方が市のほうに問い合わせをするのか。その小地域福祉ネットワークの方に言った方が、独自に世帯として申請をする形になるのか。その辺の整理の仕方というのは、どういうふうになっているのですか。 45: ◯家庭ごみ減量課長  この事業の申請につきましては、一つは御本人様のほうからこういうサービスを利用したいというお申し出がある場合、もう一つには、先ほど申し上げたとおり、福祉的な側面などから民生委員児童委員さん、あるいはそういった小地域福祉ネットワークに携わられている方が地域を回る中で、そういう方を見つけて、いわゆる掘り起こすというような場面もあろうかと思います。申請のやり方を、必ず御本人でなければいけないのか、そういった見つけられた方がお問い合わせをして、家庭ごみ減量課に問い合わせをするのかという部分については、こちらのほうでもなるべく負担にならないようなやり方なども検討してまいりたいと考えております。 46: ◯庄司俊充委員  今、るるお話をお聞かせいただきましたけれども、そのとおりだと思いますが、例えば規約の中にないから、先ほども小山委員からありました、単身世帯というふうになっていて、しかしながら老老介護的に、あるいは体がお互い障害者でということであれば、単身世帯でなくてもやはり要請があれば行かなければならないというふうに私も思いますけれども、そういうふうに、例えば基本的な規約になくても、やはり積極的に要請があれば相談に乗って、前向きにお助けをしてあげるという、そんな形になればいいなというふうに思いますので、相談あるいは要望等があったとき、前向きに相談に乗ってあげられるように努力をお願いしておきたいと、そのように思います。要望です。 47: ◯副委員長  ほかにございませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 48: ◯副委員長  なければ、以上で報告事項関係を終了いたします。  この際、当局から報告を受けた事項以外で、皆様から発言等がありましたらお願いいたします。 49: ◯小山勇朗委員  私からは、ナラ枯れの問題で、常任委員会で答弁した内容が全く違っていたというふうなものは、全く最初に謝りもない。そして、年度内に終わったのかといえば、終わりましたと。全部全て終わりましたと言っておきながら、実際は4月中旬でしたというふうな形で、そして現地に行って説明してこいというふうに説明を求めても、説明したのも何ら報告がない。どういう説明をしてきたのか、そしてどういう理解を得られたのか、そういう説明もないままに来てるわけですよね。そういう常任委員会であってはならないと思うんですよ。常任委員会できちんと、こちらが答弁を求めて、それに全部終了してますと、年度内に終わってますという答えを出した後に、実際は年度内にやっていませんでしたというふうな話になってるわけでしょう。そういうものを、まず一つとして、そういうものをきちんとやっぱり、間違っていたら間違っていたということで訂正の答弁なり、そういうものをすべきだし、そのときにやはり指示をされた部分についてきちんとこういう内容で、具体的に理解を求めて理解されましたとか、そういう答弁があってしかるべきだと思いますけれども、それに携わった職員の方で、実際に説明に行った方を含めて、答弁をお願いしたいと思います。 50: ◯農林土木課長  大変失礼いたしました。ナラ枯れにつきましては、私どもで対応させていただいているところでございますが、委員御指摘のとおり、説明に不足があったというところも否めない事実かと思います。大変申しわけございませんでした。今後は委員を含めて丁寧な説明に努めてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。  ナラ枯れにつきましては、御存じのとおり本数が大変多いものでございますから、人の通るところとか、そういったところを重点的に対応させていただいたところでございます。それで、地元の方々に対しましては、こういったところで人の通るようなところ、人の入るようなところを重点的にさせていただきたいということで、お話をさせていただいているところでございます。 51: ◯小山勇朗委員  だから、例えば秋保地域で、こことこことここという話をして、その話が出たのはどこから出たんですかということで、その話を出していただいた方のところも教えて、そこに行って説明してきますというふうに、私に答えているわけでしょう。だから、そういうものについて、具体的に秋保のどことどことどこのナラ枯れの部分について処分をして、こうなりましたと。それも4月中旬に終わりましたというような話をどこまでやってきてるんだということなの。私が聞いてるのは。 52: ◯農林土木課長  説明につきましては、まだ途中のところもございますので、改めて再度御説明に上がりたいと思います。 53: ◯小山勇朗委員  まだ説明に行ってないの。そんな曖昧な答弁してるということは。 54: ◯農林部長  昨年の常任委員会で、委員より御指摘、御要望ありましたナラ枯れ対策要望箇所、そこの申し出がありました地域の方へどのように、改めてその箇所ですとか、確認し、また私ども対応しているかどうかも含めて、後日改めて御説明させていただきます。申しわけございません。  今、農林部の職員が対応中ではございますが、どの程度、当該地元の方からお話を伺い、対応しているかについては、私もまだ報告を受けておりませんで、改めて職員から報告を受け、委員またその地元の方に御説明申し上げたいと思っております。 55: ◯小山勇朗委員  いや、話が全然違うんだけれども。昨年というのは、昨年の12月にやって、わかりましたと。年度内にやりますと。そして、年明けて、前回の常任委員会で話を出したときに、どうなってますかと言ったときに、年度末までに全て終了いたしましたと。数は今はちょっと忘れたけれども、千何本と、これで処理しましたということで答弁したんです。答弁して、それから後から、いや実際はまだやっていませんでしたと、秋保のほうは。それで、業者も選んで4月中旬までに終了しましたというふうに答弁してるんですよ。今の話だと、全くそれもうそだったということに、結果的につながるんじゃないですか。そういうふうな、そのときの間に合わせみたいな答弁していても困るんだ。それは。やっぱりきちんと、業者はどこどこ業者で、何本どこでどういうふうにナラ枯れを処理して、今現在残っているのはこういうところが、まだ歩くところどうのこうのという話もありましたけれども、そういうふうな形でまだ残っている場所はこういうところに残っていますと。これは今年度の中できちんと処理していきますというふうな話の流れというのはそうなるでしょう、結果的に。それは、1回うそつけば、またうそつくようになっていくんだ、それは。やはりきちんとやったらやったで、きちんとしたものが出てくるんですよ。そして、それで説明に行かせてくださいと言っていて、説明にも行ってない。そういうことは、やっぱりやってないから説明できないんでしょう、それは。  そんな曖昧な答弁ではだめですよ。そうだよね、局長。そこのところをきちんと、局長にも指導してもらわないと。局長の考え方、やっぱり出してもらいたい。 56: ◯経済局長  この件につきましては、改めて局内で調査しまして、委員の皆様に次回の常任委員会の中で、正式に報告させていただきたいと思います。 57: ◯副委員長  ほかにございませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 58: ◯副委員長  ほかになければ、これをもって協議会を閉会いたします。...