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  1. 仙台市議会 2018-07-20
    都市整備建設協議会 本文 2018-07-20


    取得元: 仙台市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-24
    1:                 ※協議会の概要                              開会 午後1時29分                              閉会 午後2時40分 ◯委員長  引き続き協議会を開会いたします。  ここで副委員長と交代いたします。              〔委員長退席、副委員長着席〕 2: ◯副委員長  委員長と交代いたします。  まず、平成31年度国の施策及び予算に関する提案について建設局より報告願います。 3: ◯建設局長  こちらは指定都市市長会事務局で取りまとめた提案書でございます。  この提案書は、指定都市20市共通の提案項目を選定し、国の概算要求の時期に合わせて指定都市市長会事務局が取りまとめて作成しているものでございます。  要請行動につきましては、各指定都市が分担して各省庁、政党等に対し行っているところでございます。  冊子をおめくりいただきまして、目次にございますとおり提案項目は全部で15項目でございますが、当常任委員会の所管の分は7番目のインフラ施設長寿命化対策と15番目の下水道施設の改築への国費負担の継続になってございます。  それでは、提案書の11ページをごらんください。  国民の生命と暮らしを守るためには、インフラ施設長寿命化が不可欠でございます。そのことから、ライフサイクルコストの縮減を目指す予防保全型の定期点検及び長寿命化計画策定、実施し、その計画に基づき施設の適切な維持管理と更新を実施しているところでございます。  このことにつきまして、持続的なインフラメンテナンスサイクルを確立するため、継続的かつ確実な財源を確保するとともに、新技術などによるコスト低減手法の開発に努めることを国に対し提案するものでございます。  次に、提案書19ページをごらんください。  平成29年度の財政制度等審議会において、下水道事業受益者負担の観点から汚水に係る下水道施設の改築について排出者が負担すべきとの考えが提示されました。このことに関しまして、下水道公共的役割に対する国の責務の観点から、下水道施設の改築に係る国費負担について確実に継続することを求めるものでございます。  また、前年度の要望の成果につきまして、あわせて資料をお配りしておりますので、後ほど御高覧ください。 4: ◯副委員長  ただいまの報告に対し質問等はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    5: ◯副委員長  なければ、次に水道局より報告願います。 6: ◯水道事業管理者  水道局から3件御報告を申し上げます。  初めに、愛媛県宇和島市への水道技術職員の派遣についてでございます。  このたびの平成30年7月豪雨の発生により、本市の歴史姉妹都市である愛媛県宇和島市においては市内の浄水場が多大な被害を受け、一部の地区において断水がなお続いている状態でございます。水道局では7月13日から現地の被害状況の把握や漏水調査などの支援業務に従事する水道技術職員延べ12名を派遣してございます。  詳細につきましては、本日机上に配付をさせていただいております追加資料に基づき計画課長より御説明を申し上げます。  続きまして、2点目、資料2でございます。次期仙台水道事業基本計画策定についてでございます。  水道事業におきましては、平成22年度から31年度までの10年間を計画期間とする水道事業基本計画策定し、その前期5年、後期5年の実施計画として中期経営計画を定め、これまで事業運営に当たってまいりました。  この現行の計画期間も残すところ2年となりましたことから、現在、平成32年度から次の10年間の運営方針を示す新たな水道事業基本計画策定に向けた取り組みを進めているところでございます。  詳細につきましては企画財務課長より御説明を申し上げます。  3点目でございますが、水道フェア2018の開催についてでございます。資料3をごらんください。  既に委員皆様方には御案内を申し上げているところでございますが、水道局では来る7月24日火曜日、仙台メディアテークを会場に水道フェア2018を開催をいたします。このイベントでは来場された皆様が楽しみながら水道事業への理解や親しみを深めていただけますよう、きき水水質検査などの体験コーナーを初め、さまざまな企画を用意しているところでございます。  詳しくはチラシを添付しておりますので、委員皆様におかれましては御多忙のところとは存じますけれども、ぜひ御来場いただきますよう御案内を申し上げます。 7: ◯計画課長 それでは、愛媛県宇和島市への水道技術職員の派遣について御報告いたします。追加資料をごらんください。  まず、1の宇和島市の降水量土砂災害危険度でございます。7月5日から8日まで記録的な豪雨に見舞われ、市内北部を中心に大規模な土砂災害が多数生じております。  次に、2、水道施設被害状況でございます。お手元の別図もあわせて御参照ください。  まず、(1)でございます。広域水道南予水道企業団吉田浄水場が壊滅的な被害を受け、復旧のめどがいまだ立っておりません。別図右側浄水場被害状況でございます。  (2)でございます。宇和島市の給水戸数約3万7000戸余りのうち、現在約5,000戸が断水中であり、そのエリアは給水の大部分を被害を受けた吉田浄水場に依存している市内北部吉田地区三間地区に集中しており、別図の着色していない箇所は断水しているエリアとなっております。  続きまして、3、本市の対応、(1)の調査隊の派遣でございますが、7月13日から16日の4日間、2名が宇和島市に赴き被害状況情報収集等の業務に当たりました。  (2)漏水調査隊につきまして、断水区域での通水開始前の漏水調査の依頼がございまして、8名の職員を7月14日から本日20日まで陸路2日かけて派遣いたしました。現地では砂埃が舞い、さらに猛暑という厳しい環境の中、地元の方々から励ましの言葉を頂戴いたしながら作業を行い、着実に漏水を発見しております。別図右下が作業の様子でございます。  裏面を御参照ください。  (3)技術支援隊でございます。被災した吉田浄水場の代替として、愛媛県では仮設浄水設備の設置を検討しており、その設備と断水地域をつなぐ水道管の布設などの技術的アドバイスを行う職員2名を昨日7月19日から30日までの予定で派遣をしております。  4、今後についてでございます。  水道復旧状況や全国の水道事業者で構成される日本水道協会の枠組みでの支援状況を把握し、宇和島市が必要とする技術支援内容を協議し、適切な応援体制を継続いたします。  最後に5、他都市の支援状況についてでございます。  (1)応急給水についてでございますが、日本水道協会の要請に基づき、現在12台の給水車が派遣されているというところでございます。  (2)技術的支援につきましては、横浜市水道局被害を受けた吉田浄水場仮設浄水設備の設置に係る技術支援のため、7月17日から本日20日まで3名派遣されております。昨日の夜、本市の技術支援隊と情報の共有を図ったとのことでございます。  今後も被災地のいち早い水道復旧のため必要な支援を継続してまいります。 8: ◯企画財務課長  引き続きまして、資料2に基づきまして次期仙台水道事業基本計画策定について御説明させていただきます。  まず初めに、計画策定の背景といたしまして、資料の1、本市水道事業課題についてでございます。  現在は平成22年度から31年度までの10年間の水道事業基本計画に基づき、計画的に施策を推進しておりますが、平成32年度から次の10年間にはさまざまな課題が見込まれております。  ここでは主な課題といたしまして3点挙げさせていただきました。  まず1点目は、本市の給水人口についてでございます。東日本大震災後の流入が続いていたことにより増加が続いておりましたが、今後数年ほどたちますとピークを迎えまして減少に転じる見込みでございます。  2点目は管路についてでございます。昭和30年代以降、給水人口水需要の急増に伴い管路の集中的に整備してきましたが、その更新時期が順次到来してまいります。  3点目は浄水場についてでございます。本市には四つの主要浄水場がございますが、そのうち一つでございます国見浄水場につきまして昭和36年の通水開始から56年が経過し、間もなく更新時期を迎えることとなります。  今申し上げましたとおり、今後10年間で給水人口の減少により収益が減少する一方、管路や浄水場などの更新需要の増加が見込まれておりますので、現在の試算ではさらなる収支改善策を講じなければ平成40年代前半には資金不足が生じる懸念がございます。  次期基本計画策定に当たりましては、さらなる経営基盤の強化を図ることによりまして、将来にわたって本市水道事業を持続していくための方策につきまして検討していく必要があると考えているところでございます。  続きまして、資料の2、計画策定の今後の進め方についてでございます。  平成31年度末の計画策定に向けまして、局内の検討に加えまして、多様な観点からの検討を行うため、1から3に掲げる3つの取り組みを予定してございます。  まず、(1)お客様アンケートの実施でございます。水道に関するお客様満足度認知度などを把握し計画内容に反映するため、8月下旬から調査を実施し、11月に結果を公表する予定としてございます。  次に、(2)有識者会議の設置についてでございます。こちらは本年11月から来年11月までの間に6回程度開催し、水道経営あるいは水質などの学識経験者経済界消費者団体などの有識者から専門的な知見に基づく意見や助言をいただき、計画内容に反映する予定でございます。  最後に、(3)パブリックコメントの実施についてでございます。来年8月ごろを目途に有識者会議次期基本計画中間案を取りまとめ、パブリックコメントを実施する予定としておりまして、中間案がまとまった段階で常任委員会報告も行う予定でございます。 9: ◯副委員長  ただいまの報告に対して質問等はございませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 10: ◯副委員長  なければ、次に交通局より御報告願います。 11: ◯交通事業管理者  交通局では、これまでも市民及び御利用の皆様に対しましてさまざまな手法で経営状況及び経営改善取り組みの周知を行ってまいりました。このたびお客様にふだん御利用いただいている路線収支状況をより具体に知っていただき、さらなる利用をお願いするために、市バス営業係数バス車内掲出するとともに、特に営業係数の高い路線についてはバス停への掲出を行うことといたしました。  詳細につきましては資料4により輸送課長より説明いたします。 12: ◯輸送課長  市バス営業係数の車内、バス停への掲出につきまして、資料4により御説明申し上げます。  初めに、大変申しわけございませんが、資料の訂正を4カ所させていただきたくお願いいたします。  3の(2)の3行目、文末でございますが、「掲示しないことします」と記載となってございますが、正しくは「掲示しないこととします」になります。「と」が一文字不足してございました。  続きまして、3の(2)、米印2の例文のところでございます。長町線の「仙台駅~愛宕神社」間としてございますが、正しくは「仙台駅前~愛宕神社前」、それぞれ「前」が抜けてございました。  続きまして、裏面でございます表の中で6番目の根白石線で、右側の主な停留所名の中で1行目の右端にございます根白石デイサービスセンター入り口でございますが、「石」の字が不足してございました。  以上となります。大変申しわけございませんでした。修正をお願いいたします。  それでは、資料に沿って説明をさせていただきたいと思います。  1、掲出目的につきましては管理者より説明させていただきましたので、2、掲出内容から説明させていただきます。  2の(1)車内への掲出でございますが、各路線別営業係数一覧表の形式で掲出いたします。  (2)バス停への係数掲出につきましては、対象となるバス停市営バス全体の営業係数と、そして系統別営業係数掲出いたします。  具体には別紙1及び別紙2を御参照いただきたいと思いますが、まず別紙1でございます。別紙1のほうは前段の上のほうで市バス全体の収支の状況について説明を記載しまして、次に各路線営業係数掲出するものでございます。  次に、別紙2のほうをごらんください。これは長町線の例となります。路線の中には経由地や終点などが異なる系統というものを複数有するものがございます。事例の長町線の場合、路線営業係数としては571なのでございますが、長町営業所仙台駅前を結ぶ系統としましては582、そして、長町駅東口日赤病院前を結ぶ系統では566となってございまして、それぞれのバス停により実態に近い係数掲出したいと考えてございます。  それでは、資料4にお戻り願います。3の掲出場所でございます。  (1)バス車内につきましては、路線バス全車両のポスター掲示等を行っております業務掲示枠掲出いたします。  (2)バス停につきましては、上りの停留所156カ所を予定してございます。御承知のとおりバス停は複数の路線で使用している場合もございまして、特に市内中心部におきましてはバス停掲出スペースが十分でないことから、全ての路線掲出は困難と考えてございます。このため、平成28年度の実績で営業係数が400以上となります10の路線について掲出することといたしました。路線名等はこの米印1のところを参照願います。  ただし、米印2の例示にありますように、係数が400未満となるほかの路線と重複する区間につきましては、一定数の御利用をいただいておる区間でございますので、掲出しないこととしてございます。  最後に、4、掲出時期でございますが、掲出物等の準備もありますことから8月中旬の掲出を予定してございます。 13: ◯副委員長  ただいまの報告に対して質問等はございませんか。 14: ◯佐藤幸雄委員  御説明ありがとうございました。私のほうから、今さまざまお話がありましたバス事業経営状況平成28年度決算についての御説明についてお伺いさせていただきたいと思います。  市バス経営状況を広く市民皆様にお伝えすることにつきましては大変重要であり、今後の市営バス事業の継続に寄与するものと私も同じく思っているところでございます。今回はるーぷる仙台を除く全車両の車内と平成28年度の営業係数が400以上の10路線を対象との御説明がございました。  全ての路線で赤字であることもあり、今後のこの掲示、さまざま張るところがないというようなお話もございましたけれども、今後どのような計画で公表していくのか、御検討されるのか、まずお伺いしたいと思います。 15: ◯輸送課長  今回の営業係数掲出でございますが、まず営業係数を400以上といたしてございますが、こちらは市バス全体の営業係数が164というところにつきまして、100から200台の営業係数路線が数多くある状況でございまして、その164という平均の2倍以上という400というところを今回まずは掲出対象路線としたところでございます。  今後の進め方につきましては、掲出したことによりましてさまざまな御意見が寄せられるものと考えてございまして、それらの御意見を参考にさせていただきながら運用を検討してまいりたいと考えているところでございます。 16: ◯佐藤幸雄委員  ありがとうございました。  今御説明いただきましたけれども、今回初めての取り組みかというふうに私も認識をしております。さまざまな反応があることも私も承知をしているところですけれども、私はいち早く現状を多くの市民皆様にお示しをして状況を共有して事業の改善を図っていくべきであると考えます。その意味でも私は全ての路線へのこのたびの掲示を進めるべきであるというふうに思っているところでございます。  当然様子を見るというお話もありましたけれども、そういう余裕はないのではないかというふうに思っておりますけれども、そのことについてまず御所見をいただきたいというふうに思います。  それとともに、さまざまな形で無理だというようなことであれば、計画的にこの情報を提供していくための、どういう形かわかりませんが、ロードマップ的なものをきちんと掲示をしてしっかりと進めていくべきであると思いますが、これについて御所見をお伺いいたします。 17: ◯輸送課長  全バス停を対象としました場合、複数路線が乗り入れているバス停も多くて、時刻表のほかに系統図等さまざま張り出しておりまして、特に市内中心部におきまして全ての路線分掲出はやはりスペースの関係があって難しいと今回判断いたしまして、まずは一部路線掲出することとしたところでございます。  なお、全路線営業係数につきましては別紙1のように路線バスの全車両に掲出することとしてございますので、まずは一部路線での掲出を考えたところでございます。  また、ロードマップということでございますが、今後の取り組みにつきましてはこれからいただきます御意見等を踏まえて対応してまいりたいと考えてございます。 18: ◯佐藤幸雄委員  張る場所がないということもあるということでございました。ぜひ見える化をしていただければというふうに思っているところでございます。  それと、資料4、先ほども御説明がありましたけれども、この内容を確認をいたしますと、現状についてはよく記載をされているというふうに思っております。しかしながら、御当局が現状は今きちんと捉まえて載せていただいているんですけれども、御当局が今まで取り組んできた内容、いわゆる経費削減策であったりとか、さまざま取り組んできているはずでありますし、私もさまざま質問させていただいてお聞きをしているところでありましたけれども、そういうことが実際には記載はされていないということもございまして、果たしてこれの中身を見たときに市民皆様はどういうふうに感じるのかなというふうにすごく危惧をしているところでございます。  御当局もやるべきことはやってきたのだということを、先ほどスペースの問題もあるという掲示板の話もありましたけれども、限られたこのスペースの中で記載をするのはなかなか難しいということは私も認識はしておりますけれども、もう少し簡素化した内容でそういった取り組んできたものに対してのことも記載をすることによって、もっと市民皆様に御理解をいただいて、そして御協力がいただけるのではないかと私は思っております。  ぜひそういった御当局のお取り組みもしっかりと盛り込んだ資料4という形のものにすべきであると思いますが、御所見をお伺いいたします。 19: ◯輸送課長  今お話しいただきましたように、まずはスペース課題がございます。そのほか今回利用の促進をお願いする文書もあわせて記載してございまして、それも含めてできるだけ私どもとしましても簡潔明瞭になるように努力したところでございます。  しかしながら、内容につきましては次の更新時期などにそれまでにいただきました御意見などを踏まえて内容等を検討は続けていきたいと考えてございます。  なお、交通局経営状況とこれまでの取り組みにつきましては、交通局広報紙である「のるっちゃ」などで路線バスの全車両に掲出しているほか、市政だよりや交通局ホームページなどでもお知らせしてございまして、今後ともさまざまな機会を捉えた周知に努めてまいりたいと考えているところでございます。 20: ◯佐藤幸雄委員  ぜひよろしくお願いをいたします。  やはり市民皆様から御理解をいただいて、そして乗っていただく、もっとさらに乗って活用いただくという部分であれば、ぜひ御当局のお取り組みをさらに御理解いただくための施策も私は必要であるというふうに思っているところでございます。  一日も早く資金不足の改善がなされるとともに、市民皆様にさらに愛されるバス事業となることを期待をしますと、最後に御決意をお伺いをして質問を終わります。 21: ◯交通事業管理者  少子高齢化の一層の進展や生産年齢人口の減少によりまして、市バスを取り巻く環境は厳しさを増しております。また、今般の経営改善取り組みによって資金収支を一定程度改善されたとしても、事業の本体である営業収支の改善や高い水準にある一般会計からの繰り入れの抑制など、市バス事業には経営上の大きな課題が引き続きございます。  こうしたさらなる課題の解決に向けまして、今後も一層の事業効率化取り組みますとともに、取り組みの実施に当たりましては市民皆様に対しホームページ広報紙掲出物など、さまざまな手段を用いまして、経営状況を含め丁寧な周知、御説明に努めてまいります。  市バスが将来にわたって地域の足としての役割を果たしていきますよう、さまざまに経営努力を重ねてまいる所存でございます。 22: ◯すげの直子委員  私からもお伺いさせていただきます。  市バス営業係数を車内とバス停掲出すると。これは市バス経営状況を広く市民利用者に知ってもらうことと利用の促進を図りたいということでこの取り組みをされるという御説明なんですけれども、全車両のバスの車内とバス停掲出するということは、一番目にされるのはバスを利用している方々ということになるんだと思いますけれども、まず確認をさせていただきます。 23: ◯輸送課長  バスを御利用いただきますお客様が多く目にしていただけるものと考えてございます。 24: ◯すげの直子委員  そうですね、バスを利用している方々が一番目にするんだというふうに思うんです。しかも、そのバス停については、先ほど営業係数が400以上にした理由もお示しいただいたんですけれども、その400以上の10路線の上り156カ所だということで、よりお金がかかっているところにまずやるというふうにした理由は何なのかをお伺いいたします。 25: ◯輸送課長  一部繰り返しとなりますが、まずは掲出するスペースが不足するといった課題、特に市内中心部につきましては複数の路線乗り入れ等がありますので、全部を掲示するにはスペースが不足するという課題がございまして一定の線引きを行いましたが、その中で全体の営業係数164を基準にしまして、その2倍を超えるようなところの400以上というものをまず掲出対象といたしました。まずはスペース課題から一部絞ったというところでございます。  あとは、やはり400以上の部分につきましては周知の必要性も高いというふうに我々も考えているところでございます。 26: ◯すげの直子委員  その高いところにはより周知が必要だということは、何を知らせたいからそこにしたのかということをお伺いいたします。 27: ◯輸送課長  我々としましては、まずは御利用いただいている系統の現状について御理解をいただきまして、皆様の御利用によってバス事業が成り立っているということをまず感じていただきたいと考えているところでございます。 28: ◯すげの直子委員  現状を知っていただくという点からするとどこもそれはそうだけれども、より高いところをまずやるというふうにしていることというのは、より大変さを実感してほしいということなんでしょうか。  さっき聞きましたけれども、それを一番見るのはバスをより使っている人たちがそれを、毎日通勤とかで使っている人だとすればなおさらですけれども、そういう人たちがこれを見るわけです。市民の皆さんが見てどんなふうに感じるというふうにお考えでしょうか。 29: ◯輸送課長  この営業係数につきましてなかなかまだ周知されていないところと思ってございますので、まずは率直に御利用いただいている路線がどの程度の状況にあるのかを数値で把握していただければと考えているところでございます。
    30: ◯すげの直子委員  いや、私はその現状を市民が知ったとして、例えばそうかと、私が乗っているバスはこんなに大変なのかとか、このぐらいなのかと、いろいろあると思うんですけれども、いずれどこも赤字ではあるんですけれども、こんなぐらい赤字なんだとかいうことを見て、市民の方がどんなふうに感じるかなというところは想像されていらっしゃらないのかというか、現状を知った市民がこれを市が知らせているということについてどう受けとめると思うかなということをお伺いしたかったんですけれども。 31: ◯輸送課長  現状を知っていただいた上で、やはり皆様の御利用によってバス事業が成り立ってございますので、一層御利用が必要だなといったところを感じていただければなと考えているところでございます。 32: ◯すげの直子委員  なるほど。  では、そういうことを含めて、これを知らせることで利用促進にさらにつながるというふうにお考えなんでしょうか。 33: ◯輸送課長  御利用がふえていただくことでやはり状況も改善してまいりますので、今御利用の方が、例えば週2回御利用いただいている方であれば週3回、3回いただいている方であれば週4回といったように、乗車機会をふやしていただいたり、それから、御家族や地域の方への呼びかけをいただきたいなと考えているところでございます。 34: ◯すげの直子委員  なるほど。  例えば八ツ森線は一番高いんですけれども、営業係数が1,826になっています。でも、路線的に見れば八ツ森から新川分校入り口とか通って作並まで行くということで、そもそも人口とか、そういうこと、地域にお住まいの方々自体が少なかったりするという状況からすると、こういうところはよりお金がかかる、でも距離はあったりするということもあって、よりお金がかかるというのはごく当然といえば当然のことではないかなというふうに私は思うんです。  それを毎日こんなにここは赤字なんだぞということを知らされるわけですよね。バスに乗っている方々は。でも、その地域でこれだけが自分の足になっている方、バスに乗って、でもこの線がこんなに赤字なんだということを知らされるということは、私はバスを利用している方々が非常に申しわけない思いだったりですとか不安な思いになったりとか、私はそういうことも考えられるんじゃないかというふうに思うんですけれども、そういうことを狙いにしているわけではないということだと当然思うんですけれども、いかがでしょうか。 35: ◯輸送課長  今回の掲出の目的でございますが、あくまでも御利用の皆様に現状を数字でお知りいただくこと、そして、より多くの皆様に御理解いただきまして、利用者数の増加につなげていきたいと考えて実施するものでございます。 36: ◯すげの直子委員  住民の方々がやはりそれを見たときにどんなふうに感じるかというところまでもうちょっと思いをいたす必要があるんじゃないかなというふうに感じるところです。  既にこの八ツ森線なんですけれども、この路線というのは4月から土日のバスがもう廃止になりました。さらに、平日もなくなるんじゃないかという不安が募っております。こうしたことがされることによって私はその地域のバスが大事な足になっている住民の不安をさらにあおってしまうことになってしまうんじゃないかなというふうに危惧をするものです。こんなに赤字なんだということだけ知らされて、交通局市民の足を支える気がないというメッセージにもなりかねないんじゃないかというふうに心配をするわけです。  現に市民の方々からはこの間も非常に赤字だということと、減便や路線の廃止縮小なんかも続いてきたということもあって、そういう市民の方々のお声も既にたくさんお聞きをしております。  しかし、交通局としてはそういう大変なんだということだけを知れということだけをすることが目的ではないというふうに思うんです。ちゃんと市民の足を支えていきますということをやはり伝えるということが大事な使命だというふうに思うんですけれども、この辺はいかがなんですか。 37: ◯交通事業管理者  市バスは本市公共交通体系において市域を面的にカバーする重要な役割を果たしておりまして、将来にわたって市バスが役割を果たし、市民の足を守ることができますよう、経営の持続性を確保していくことが交通事業者としての使命であると認識してございます。  現在の経営改善計画におきましては、需要動向に応じた便数調整を中心とした経営改善に取り組むこととしておりますが、取り組みの実施に当たりましては御利用の皆様の理解を求めていくことが重要であるとの考えから、市政だよりを初めとしてさまざまに周知説明に努めてきたところでございます。  営業係数の掲示につきましても皆様に現状を数字でお示しし、より多くの御利用が必要であることを御理解いただき、利用者の増加につなげていきたいとの考えから実施するものでございます。今後とも丁寧な説明に努めながら経営改善に向けた取り組みを進めてまいりたいと考えております。 38: ◯すげの直子委員  経営状況だとかを正しく市民の皆さんに知っていただくということ自体は、それはそれであり得ること、それで市民の皆さんに考えていただくということは大事だというふうにも思うわけですけれども、何かこれってバスに乗っていない市民にどう乗ってもらえるかという方向の努力よりも、どっちかというと頑張って乗っている人に大変だというアピールをより強めるというのは、それはされたほうも、いや、私頑張って乗っているのに、こうされても困る、と私なんかは何かそういう思いが、すごく強く思うんです。  なので、これが本当に利用促進につながっていくかなというのは非常にどうなんだろうというふうにも思いますし、逆に早晩ここのバスがなくなるのかなと、うちの地域も切り捨てられるのかなということで、ますますバス離れにつながってしまっては、私はそれは本末転倒だというふうにも思います。ぜひ住民の足を守る仕事に真っすぐ取り組んでいただきたいというふうに思います。  5月末の予算等審査特別委員会の中でもまだまだ利用促進のための施策、あのときも会派を越えていろいろな提案がされました。経営改善のためにこういうことをしよう、こういうことをしたらいいんじゃないかというような御提案もたくさんありました。私たちも学都フリーパスを市の施策にすれば交通局経営改善に資すると具体的に示して提案もさせていただきました。そういう努力をこそ真剣に行うべきだというふうに思います。  これをやった後でいろいろな御意見も寄せられると思うのでということだったので、ぜひこれから市民の皆さん、バスを何よりも利用している皆さんがこれを見てどのように受けとめられて、どのような声が寄せられるのかということも今後ぜひ伺っていきたいということを申し上げて終わります。 39: ◯副委員長  ほかにございませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 40: ◯副委員長  なければ、以上で報告事項関係を終了いたします。  この際、当局から報告を受けた事項以外で、皆様から何か発言等がございましたらお願いいたします。 41: ◯ひぐちのりこ委員  今年度に入りまして大変自然災害が多い、そういう年でございました。先ほど水道局からの報告にも水害のこともありましたけれども、大阪の北部地震から1カ月ほどたちました。それで、ブロック塀の倒壊により犠牲者やけが人が相次ぐといった、こういう事故が起こりました。私どもが経験した宮城県沖地震でのブロック塀の倒壊で11名のとうとい命が奪われたこの教訓が生かされなかった、このことが残念です。  本市での危険なブロック塀についての認識について伺います。あわせて6月21日付で国土交通省からブロック塀などの安全点検などについての文書が自治体向けに送付されていますけれども、市民などへの啓発について伺います。 42: ◯建築指導課長  本市におきましては、昭和53年の宮城県沖地震でブロック塀の倒壊により亡くなられた方がおられたことを踏まえ、危険なブロック塀等の除却に関する補助制度を創設し、所有者へ除却等を働きかける等、危険なブロック塀の解消に取り組んできたところでございます。  今般の国土交通省からの通知を踏まえ、改めて市民の方々にホームページを通じて注意喚起を図るとともに、市政だより8月号にも記事を掲載して啓発を図ることとしております。 43: ◯ひぐちのりこ委員  ホームページも拝見いたしました。しっかりと図をPDFファイルで、チラシも載っておりました。確認をさせていただいております。  市内全ての小中学校などで行っているブロック塀などの調査については、これは学校の教職員が行っているということです。所管は教育局とのこと。また、通学路に関して安全性に不安を感じた箇所については、教育委員会から都市整備局の技術部署に情報提供し、危険性のあるものについては都市整備局と各区役所の担当部署が連携の上、報告された箇所の現地調査を実施し、所有者に注意喚起や除去の要望などを行っていくとのことですけれども、現在の状況や指導の実態について伺います。  また、昨年度末に把握している危険なブロック塀、24カ所と公表されておりますけれども、現在の状況についてお伺いします。 44: ◯建築指導課長  通学路に関しては、教育局で各学校に照会して集約した資料をもとに危険かどうか調査が必要と思われるブロック塀について、現在建築職の職員が現地確認を行っているところでございます。  平成29年度末で把握しておりました危険なブロック塀につきましては、ことし4月から6月までに状況を集約したところ、24件のうちブロック塀自体が除却されたものと、あと補強されたもの、合わせて2件について危険な状態が解消されていることを確認しております。  残りの22件につきましては、ブロック塀の所有者に対し、今回の地震を契機として訪問や文書により改めてブロック塀の倒壊による危険性を伝え、除却や改善を要請しております。その結果、現在までに5カ所について撤去に前向きな意思を示していただいているところです。 45: ◯ひぐちのりこ委員  5カ所は前向きだということで、10カ所以上がちょっとまだということで、早目の改善を求めたいというところです。  建築基準法ではブロック塀も含めて定期的な点検が所有者に義務づけられています。本市ホームページによると点検者の報告についての所管は建築指導課さんということです。あと、点検については学校などでは3年ごととされています。本市の施設においての定期点検の責務は、公立学校においては教育局の学校施設課であると先ほどもおっしゃっていたとおりなんですが、それなど、またそれぞれの所管ということです。  一方、国から自治体への通達などについては建築指導課に送付をされるようですけれども、各所管への通知状況など実情について伺います。  また、今回の国交省から送付されたブロック塀などの安全点検についてなどの建築基準法に適応しているかなどの対応や、特定建築物などの定期点検の指摘事項があった際に、必要に応じて所管課等へ助言や指導を行うべきだと思いますが、現状とお考えをお伺いいたします。 46: ◯建築指導課長  建築基準法や関連する告示等の改正があった場合には、国土交通省より建築指導課に送付され、内容に応じまして建築指導課より関係課に送付しております。  定期点検制度関連につきましても、法改正等に際しては施設管理担当に通知の送付をするとともに、内容に応じて個別に説明を行うなど対応しております。  また、定期報告の指摘事項があった場合はもちろんのこと、関係各課に対しては必要に応じて建築基準法に関する助言や指導を行っているところでございます。  工事等の実務に関する面につきましては、営繕課や設備課等の他の関係課とも連携するなど、引き続き本市の施設が適正に維持管理が図られるよう支援してまいりたいと存じます。 47: ◯ひぐちのりこ委員  ちょっと他都市の事例だったんですけれども、実は3年ごとに点検しているはずであったのに、今回の大阪の地震があって再度点検したら、3年前の、本当はそこでチェックしなければならない事項が今回の点検で見つかったと。だから、以前のことがちょっと漏れていたんじゃないかというふうに指摘されている事項もありましたので、それぞれの所管のことへの助言指導というような形でしっかりとその辺の周知というものを求めたいところでございます。  その大阪北部の地震を受けて、危険なブロック塀についての市民の方からの問い合わせがあったとのことですけれども、件数及び内容、そして、どのように対処したのかお伺いいたします。 48: ◯建築指導課長  市民の方々からの相談や情報をもとに現地確認等も行っております。地震後、先週末時点での相談件数は約300件ほど、そのうち現地確認を行ったものが95カ所となってございます。  相談内容といたしましては、やはり所有するブロック塀あるいは近隣のブロック塀の安全性についての相談が多い状況でございます。 49: ◯ひぐちのりこ委員  安全性の確認などホームページでの啓発をしていると思うんですけれども、なお一層の御努力を期待するところです。  本市では先ほどの御答弁にもありましたけれども、宮城県沖地震を教訓として30年ほど前からブロック塀を除去する工事補助金交付事業及び生け垣づくり助成制度が行われています。  政令指定都市ではブロック塀撤去は20自治体中12、そして、現在助成制度のない大阪市、それから京都市でも今回の地震により新設を予定しているそうです。生け垣の設置は16の自治体で行われているということで、このブロック塀の撤去と生け垣の設置について本市の過去3年間の事業の実績とこの事業についての御認識、そして評価についてお伺いいたします。 50: ◯建築指導課長  過去3年におけますブロック塀等除却工事補助金交付事業の実績につきましては、平成27年度が5件、平成28年度が5件、昨年度平成29年度が8件となってございます。  また、生け垣づくり助成制度の実績につきましては、平成27年度に191件、平成28年度が157件、昨年度平成29年度が129件となってございます。  これまでブロック塀除却につきましては、危険なブロック塀と認定したもの854件のうち832件が除却等をされてございます。そのうち475件についてブロック塀除却助成を活用してございます。助成事業が危険なブロック塀の除却に大きな効果があったものとは認識しております。 51: ◯ひぐちのりこ委員  これまでの御努力、本当にすばらしいなというふうに思います。仙台市が30年前からやってきた、その積み重ねだというふうに思います。  その危険なブロック塀の除却の助成を含む生け垣の設置奨励助成金制度について、実はこれ他都市で申請者が少ないということで制度が廃止された自治体があると聞いています。当該自治体では超党派で助成の復活等の検討の申し入れを行っています。  これらの助成事業は本当に大切なものというふうに思っておりますし、やはり宮城県沖地震の経験を受け、仙台市が発信源となって全国に教訓が広がることを求めるものです。補助率向上などの制度設計などについても不断の検討も必要と思います。  高いブロック塀をなぜ建てるのかという根本を考えると、今回の大阪北部地震、これもプールのところが目隠しのようにというようなところで、その役割のほとんどが目隠しだと思います。しかし、反対に言えば目隠しは空き巣にとっても作業の目隠しになってしまうということが防犯の視点では広く知られてきているということだそうです。  杜の都のまちづくりの観点からも生け垣づくり助成金の広報の強化やブロック塀から生け垣に向けての啓発が必要と思いますが、御所見をお伺いします。 52: ◯建築指導課長  本市においてはこれまでもブロック塀除却とあわせて生け垣づくり助成事業の活用の御案内に取り組んできたところでございますが、さらに区画整理事業などの新規に整備される区域においては、地区計画において道路に面する部分については生け垣や植栽併用の柵とするなどの制限を定め、ブロック塀を設けないよう誘導することも進めております。  引き続き、ブロック塀の安全点検とあわせて生け垣づくり助成事業についても啓発し、今後とも継続し安心・安全のまちづくりに努めてまいりたいと思います。 53: ◯ひぐちのりこ委員  やはり30年間の本当に重い、大変そういう積み上げということは仙台市が本当に先頭に立って全国に発信していければなというふうに思っております。  引き続きまして、18日付で記者発表がありました仙台デザインマンホールプロジェクトの第6弾として、映画ゴールデンスランバーデザインの下水道マンホールの設置及び仙台市版マンホールカードを発表する、こういう記者発表がありました。大変うれしく思っているんですけれども、まずこの仙台デザインマンホールプロジェクト及びマンホールカードの発行についての経緯についてお伺いします。 54: ◯下水道計画課長  本市では下水道広報に加えて、シティーセールスとまちの活性化を目的に、これまで5弾にわたってデザインマンホールの設置を行ってまいりました。今回選定したゴールデンスランバーは、仙台市在住の伊坂幸太郎さんの原作で、オール仙台ロケで仙台の下水道が撮影に使われた映画でありまして、初めて本市でマンホールカードを発行するに当たり、仙台市下水道として最もふさわしいシンボリックな題材であるものと考えたものでございます。 55: ◯ひぐちのりこ委員  またゴールデンスランバーの映画を思い出しましたけれども、実は私は5月に全国で唯一ある小平市のふれあい下水道館に行ってまいりました。そこではちょうど特集で全国のマンホールカードの花を題材にした展示があって、ぜひとも仙台でもマンホールカードができるといいねということを聞いてきたばかりなので、大変うれしく思っております。  このマンホールカードの配付については、せんだいメディアテーク及び市が主催する杜の都れんが下水洞窟見学会の参加者への配付とされています。当初の発行枚数及びその後の発行についてお伺いいたします。 56: ◯下水道計画課長 今回は2,000枚発行いたしますが、今後在庫状況を把握しながら在庫切れにならないように追加の発注をしてまいりたいものと考えております。 57: ◯ひぐちのりこ委員  19日からこの下水道デザインマンホールを西公園の広場内の杜の都れんが下水洞窟にもう設置されてきて、私も早速見てきたんですけれども、この場所に決めた経緯と想定される反響についてお伺いします。 58: ◯下水道計画課長  今回の設置箇所が映画の撮影で実際に使用されたことや、れんが下水道の見学施設、杜の都れんが下水洞窟のPR効果も考慮して選定いたしました。このことで見学希望者が増加し、下水道の大切さや歴史などに触れる機会がふえることを期待しております。 59: ◯ひぐちのりこ委員  この場所はジョジョ展があったときのジョジョのマンホールも設置された同じ場所です。やはり、そのときの杜王町のバスの運転手さんがここのマンホールがあるんですよというふうに中でアナウンスしながら、やはりそこでおもしろがって見た方がいっぱいいるし、ちょうどこれから七夕やジャズフェスも行われますので、そういうところでもっともっとこの場所が新しいというか、仙台でまたおもしろがるスポットというような、知る人ぞ知るという、そういうスポットになると大変うれしいというふうに思っております。  下水道の関心の啓発及び今後のデザインマンホール及びマンホールカードの展望についてお伺いしたいんですけれども、実はこのマンホールカードなんですけれども、小平市に行ったときにマンホールカードの配付が、いつも配付する場所を決めなければならないということで、メディアテークだったんですが、あえて行くのが困難な場所でマンホールカードを置いていて、やはり全国的にマンホールカードが好きな方がいらっしゃると。  例えば今ちょっと思いつきなんですけれども、絶対公共交通で行かなければいけないところで漏れなくそちらに行ってレアものを置くとか、実際そのふれあい下水道館に行くと、やはりそれを目当てにあえて、わくわくしながらマンホールカードをもらいに行くぞと言って交通機関に乗ったりするというような方もいらっしゃったりするんです。  だから、このマンホールカードとかデザインマンホールを契機として、本当に仙台市全体のいろいろな契機になると思うんですけれども、この展望についてお伺いいたします。 60: ◯下水道計画課長  先ほどあった遠くに置くというようなお話もありましたけれども、先ほどお話しいただきましたジョジョのときに地下鉄東西線の八木山動物公園駅前と荒井駅前に置きまして、足を運んでもらうというようなことも実際やってきたところでございます。  今後のデザインマンホール及びマンホールカードの展望についてということでございますが、今後は観光部局と連携を図りながら青葉山周辺地区へのマンホール設置を検討することとしているところでございます。マンホールカードにつきましては、今回発行の影響も見ながら今後について引き続き検討してまいりたいと考えております。 61: ◯木村勝好委員  私から若干お尋ねをします。  5月末の予算等審査特別委員会で学都仙台フリーパスの値上げに関連をして、私のほうから交通局の広告の募集の仕方のことについて何点か質問をいたしました。いわゆる指定取り次ぎを通さないで直接営業、直接募集、これを交通局としてやってみる必要があるんではないかということを申し上げたら、管理者のほうからでしたか、やってみたいと、やってみようという御答弁がありましたけれども、これはその後具体的にはどうなったんでしょうか。 62: ◯交通局経営企画課長  交通局におきます市バス、地下鉄の増収を図るための販売促進の取り組みでございますけれども、具体的な取り組みといたしまして東北各県226自治体に対しまして広告に関するダイレクトメールを発送いたしましたほか、大学など学校を訪問する機会がございまして、その際にパンフレットを持参いたしまして直接売り込みを行うなど、各種売り込みのほうを行ってきたところでございます。 63: ◯木村勝好委員  早速対応していただいてありがとうございます。もう既に始まっているというふうに理解していいんでしょうか。  そうすると、もう少し具体的に伺いますが、どういうところを対象に、自治体と大学、あと企業なんかもやっているんですか。具体的に言うとどことどこになるんですか。 64: ◯交通局経営企画課長  まず、自治体につきましては東北の各県の市町村全てを対象としてダイレクトメールのほうをお送りいたしてございます。また、学校関係でございますけれども、こちらは大学の関係で、実際現在訪問いたしましたのは全部で7校ほどございます。 65: ◯木村勝好委員  何か反応がもうあったというところもありますか。興味を示したところとか、そういうものは何かありますか。 66: ◯交通局経営企画課長  現在、県内近隣の他自治体よりフルーツをメーンとしてイベントの地下鉄広告掲出を考えている旨の連絡がございまして、具体的に御案内申し上げ御検討いただいているところでございます。 67: ◯木村勝好委員  一つでも二つでも拾うことができれば、それは非常に大きな成果だと思いますので、これまでやっていなかったことですから、ぜひ精力的に取り組んでいただきたいというふうに思います。  それから、その関連といいますか、要するに増収ということについて別の観点から1つ伺いたいんですけれども、青葉山の駅、東北大学の青葉山新キャンパス、青葉山には東キャンパスと北キャンパスと新キャンパスと三つあるわけです。東と北はほぼほぼでき上がっているんですが、これからメーンになるのは新キャンパスのほうなんですけれども、そこにユニバーシティハウスという、言ってみれば学生用のマンション、外国人の留学生プラス日本人で750人ぐらいというから結構な規模だと思うんですが、それが建設をされている。  私は行ってまいりました。青葉山の駅から歩くと10分ぐらいで行けるところです。もうほぼでき上がっていて、9月にも開館をするということなんだそうですけれども、せっかく700人以上も入るマンションですから、日常的な研究活動とか授業とかはそこでやるんでしょうけれども、ぜひ休みのときには東西線を使って町中に遊びに来てくださいというような営業活動というのはやっておく必要はありませんか。 68: ◯営業課長  ユニバーシティハウスに入居される方々には、日常生活を行う上で地下鉄が生活の足として切り離せない移動手段となりますことから、入居予定者に対して行う説明会などの場で地下鉄利用ガイドなどを配付し、積極的に地下鉄を御利用いただけるよう働きかけてまいります。 69: ◯木村勝好委員  それで、さっきも言いましたけれども、このユニバーシティハウスの南東先と言ったらいいのか、そこには例の放射光施設が立地をするということになっていますし、ユニバーシティハウスの西側のほうにはさらに新たな研究施設の建設計画というものがあるんです。見ようによっては青葉山駅を中心にした研究都市みたいな、そういうものがつくられようとしているし、つくられつつある。  大変ありがたいことだと思うんです。仙台市がほとんど何もしないで東北大学がつくってくれる、開発してくれているわけですから。私は歩いて見てふと気がついたんですけれども、いろいろなこういう新しい施設ができていますよとか、こういう校舎がありますよという案内が結構あちこちに出ているんですが、青葉山の駅がここですよという案内がすごく少ないような気がしたんです。  もちろんこれ設置するのは東北大ですけれども、今ほどのお話じゃないですが、せっかくこういうものができつつあるわけですから、ぜひそういうふうな駅の案内サインみたいなものについても増設をお願いしてみるということも大事な営業活動だと思うけれども、あそこに行かれたことがあるかどうかわかりませんけれども、どういうふうにお感じになりましたか。 70: ◯営業課長  本市では東北大学との間で交通に関する諸課題についての意見交換会を月1回の定例会として開催し、情報交換を行っておりまして、キャンパス内のサイン整備につきましては学生や職員、研究者向けのサインとして、現在の形態で一定程度の整備は完了していると伺っておりますが、東北大学では青葉山新キャンパス構想において市民への開放に配慮した計画として、公共交通機関の利用促進に配慮した計画としており、新キャンパスでのさまざまな将来展望もございますことから、地下鉄を御利用になる一般のお客様の立場に立った案内サインの設置について働きかけを行ってまいります。 71: ◯木村勝好委員  管理者、交通事業が大変なのはもちろんそのとおりなんですが、大変だ、大変だと言っていてもしようがないわけですから、できることは何でもやると、増収につながることは何でもやってみると。だめでもともとなんだから。やらないよりはやったほうがいいんですから。ぜひ、そういう覚悟で取り組んでいただきたいと思いますが、いかがですか。 72: ◯交通事業管理者  先日の特別委員会のお話を受けまして、私も先頭に立って広告をしなくてはいけないということで、名刺の裏にバスや地下鉄の広告がありますよというものを入れてもらいまして、名刺の交換のたびに意識してお話をするようにしておりますが、何せ私が一番会う機会が多いのは地下鉄関係の方が多いということもございまして、ただ、地下鉄とはいえ同じような交通機関でもありますし、また、最近イメージ広告というものも流行しておりますので、最終消費者としての市民と直接結びつかない事業であっても、こういったイメージというものの企業のイメージを浸透することが採用活動とか、さまざまな面で効果がありますよということをお話しして、ラッピングバスが一番望ましくはございますが、そこまで至らないまでも広告を掲出いただけるよう働きかけております。  この取り組みは私ひとりにとどめることなく、交通局の職員の名刺の裏にはこういったものが入るようにと、あるいは、名刺をせっかくつくったものがあるということであれば、広告もやっておりますみたいなシール等を張るとか、さまざまな取り組みを職員全体として進めてまいりたいと考えております。 73: ◯副委員長  ほかにございますか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 74: ◯副委員長  なければ、これをもって協議会を閉会いたします。...