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  1. 仙台市議会 2018-04-20
    経済環境委員会 本文 2018-04-20


    取得元: 仙台市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-24
    1:                  ※会議の概要 ◯委員長  ただいまから経済環境委員会を開会いたします。  本日の日程はお手元に配付のプリントのとおりであります。  なお、委員会終了後、引き続き協議会開催し、委員会審査事項以外の所管事項について当局からの報告及び質問等を願いますので、よろしくお願いいたします。  まず、審査に入ります前に、新年度の組織改正説明及び人事異動に伴う職員紹介について当局より申し出がありますので、経済局より順次お願いいたします。 2: ◯経済局長            〔挨拶〕  私からは、4月1日付の経済局組織改正についての御報告人事異動のあった職員について御紹介申し上げます。  初めに、組織改正について御報告いたします。  お手元資料平成30年度組織改正経済局分をごらんください。  経済局では今年度、既存企業支援及びセーフティネットに関する事業地域産業支援課に、創業支援及び成長産業振興に関する事業産業振興課にそれぞれ集約いたしました。これに伴いまして、産業振興課創造産業係、それから産学連携推進室及び事業推進室の名称を変更し、創業支援係成長産業係及び国際経済室といたしましたので、御報告申し上げます。              〔出席者名簿に基づき紹介〕 3: ◯文化観光局長          〔挨拶〕  文化観光局組織についてでございますが、委員の皆様のお手元にお配りしております資料をごらんください。  スポーツ振興課におきまして、スポーツ施設長寿命化に向けた計画的な改修、修繕など施設維持管理を適切にマネジメントしていくことを目的としまして、施設係を新設いたしたところでございます。              〔出席者名簿に基づき紹介〕 4: ◯環境局長       〔挨拶出席者名簿に基づき紹介〕 5: ◯ガス事業管理者  それでは、私から4月1日付のガス局組織改正についての御報告と新たに着任いたしました職員の御紹介を申し上げます。  初めに、組織改正について御報告申し上げます。お手元資料平成30年度組織改正をごらんください。  主な改正といたしましては、経営部門業務効率化を図るため、契約原料課契約係財務課へ、原料係経営企画課へ移管し、契約原料課を廃止いたしましたところでございます。また、業務の再編によりまして、お手元のとおり、係の異動を行っているところでございます。              〔出席者名簿に基づき紹介
                 《閉会継続審査について》 6: ◯委員長  それでは、これより審査に入ります。  審査事項は、「交流人口拡大に向けた東北の各都市との連携強化について」及び「有害鳥獣対策について」でありますが、本日は「交流人口拡大に向けた東北の各都市との連携強化について」を審査し、次回の委員会で「有害鳥獣対策について」を審査したいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  それでは、「交流人口拡大に向けた東北の各都市との連携強化について」、文化観光局より説明願います。 7: ◯文化観光局長  それでは、文化観光局から閉会継続審査事項といたしまして、交流人口拡大に向けた東北の各都市との連携強化について御説明申し上げます。  本市では、平成28年度に東北連携推進室を新設し、東北交流人口拡大地域経済活性化に向けて平成28年度、平成29年度と東北の各都市とのさまざまな取り組みを企画し、実施してまいりました。本日は、この2年間の取り組み実績平成30年度の東北連携取り組み方向性につきまして、お手元資料1に基づき、東北連携推進担当課長より御説明申し上げます。 8: ◯東北連携推進担当課長  それでは、交流人口拡大に向けた東北の各都市との連携強化につきまして御説明いたします。  本日は、初めに東北連携事業取り組み方向性を御説明し、続いて既存ネットワーク拡大深化取り組み、新たな連携事業取り組みについて御説明させていただきます。  まず、東北連携事業取り組み方向性についてでございます。  東北連携事業に取り組む意義は、東北6県の人口減少が、本市人口動体経済活動に大きく影響しており、今後の本市の持続的な発展には、東北全体の交流人口拡大が不可欠であるからでございます。  連携事業を検討するに当たり、東北都市課題ニーズをヒアリングしたところ、課題としては人口減少外国人観光客が取り込めていないこと、連携ニーズといたしましては、交流人口拡大を中心とした地域経済活性化の御要望などを多く伺いました。  こうしたことから、東北連携事業としては、東北6市など既存ネットワークがあるものについては、連携都市拡大事業範囲拡大などを進めるとともに、これまで連携事業を実施していない自治体については、仙台マーケット発信力を初めとした本市強みを生かした新たな事業を検討していくこととしたところでございます。  次に、既存ネットワーク拡大深化取り組みについて御紹介します。  まずは、東北6市連携取り組みでございます。平成28年の青森開催で6市一巡し、終了した東北魂祭後継イベントとして、東北絆まつりを企画し、昨年6月に仙台で初回を開催いたしました。六魂祭も含め、過去最高の45万人ものお客様に楽しんでいただきました。また、仙台市と関係が深く、各市のインバウンドのターゲットにもなっているタイにおいて、東北絆まつりコンテンツ活用した6市共同での海外プロモーションを実施したところでございます。  東北絆まつりにつきましては、東京オリンピックパラリンピック開会式への参加を目指し、東京都が主催し、虎ノ門で開催された東京新虎まつり、オリンピックパラリンピック等経済界協議会が主催する大手町・丸の内JAPAN市など、オリパラ関係イベントに積極的に参加し、復興五輪機運醸成に取り組んでいるところでございます。先週11日にも組織委員会森会長に6市がそろい、要望いたしましたが、あさっての羽生選手のパレードにおいても復興五輪をアピールすることとしており、今後もオリパラ参加に向けて6市連携して取り組んでまいります。  このほか、平成30年度はことし絆まつり開催する盛岡市以降の開催市を支援してまいります。また、オリパラなど長期的に取り組む事業も多くなっていることから、絆まつり開催事務局とは別に、本市仙台商工会議所事務局となる新たな観光プロモーション部会を常設で設置し、観光誘客取り組みを強化してまいります。  次に、仙台・福島・山形三市観光物産広域連携推進協議会取り組みです。  昨年度は政宗公生誕450年ということから、歴史、文化重点テーマとした南東北を周遊する旅行商品を造成しました。その結果、連携旅行会社宿泊者数が前年同期比1.4倍に増加いたしました。  平成30年度は、旅行者満足度、興味ともに高い食を重点テーマとした旅行商品を造成するとともに、東北中央自動車道全線開通を契機に、米沢、上山、二本松などと連携した取り組みを検討してまいります。また、昨年度三市議会協議会からいただいた提言を踏まえた事業にも取り組んでまいりたいと考えております。  次に、伊達家にゆかりのある岩手県、山形県、宮城県の10市町で構成される伊達な広域観光推進協議会取り組みでございます。震災遺構防災復興に関するコンテンツ農家民泊体験などの強みを生かし、教育旅行に特化したプロモーション推進しております。その結果、震災時に前年比15%まで落ち込んだ東北地方以外からの教育旅行宿泊者数が、ほぼ震災前の水準まで回復したところでございます。平成30年度は震災後の教育旅行の伸びが顕著な関西地区ターゲットに、旅行代理店向け説明会開催し、誘客活動を強化してまいります。  続きまして、新たな連携事業取り組みについて御紹介してまいります。これらの事業の実施に当たっては、本市四つ強みを生かしていくこととしております。  一つ目は、仙台マーケット発信力活用です。仙台市民仙台を訪れる方々向けに、仙台において東北各地魅力を発信する取り組みでございます。  二つ目は、仙台ゲートウエイ機能活用です。東北玄関口である仙台駅や仙台空港を抱える特性を生かし、東北周遊を促進する取り組みでございます。  三つ目は、仙台コーディネート力活用です。東北地方ならでは強みを生かした誘客促進策を提案、実施するものでございます。  四つ目は、仙台ノウハウ等横展開です。本市事業経験ノウハウ関係機関とのネットワークなどを各自治体事業展開活用するものでございます。  それでは、以下具体的に新たな連携事業について御説明いたします。  まずは、仙台マーケット発信力活用した事業として、東北魅力発信拠点LIVERALLY PARK.」事業でございます。勾当台公園内に3月にオープンいたしました。東北の人やコトが織りなすストーリーに出会う場所というコンセプトのもと、イベントやウェブサイトを通じて、東北の多様な魅力仙台市民仙台を訪れた方々向けに発信してまいります。平成30年度は定期的なワークショップイベント開催しつつ、施設内の情報発信スペース活用し、東北の各自治体のさまざまな情報を発信してまいります。  なお、「LIVERALLY PARK.」は1年限定の仮設施設でございますので、効果を検証し、今後の展開について検討することとしております。  次に、仙台ゲートウエイ機能活用した事業として、東北観光案内所ネットワーク化事業でございます。外国人観光客受け入れ環境の向上を目指して、東北の17都市20カ所の観光案内所連携し、インターネットテレビ電話のスカイプを活用した広域観光案内パンフレットなどの共通広報ツールの作成、案内所職員等合同研修などに取り組みました。その結果、観光案内所を利用した外国人旅行客は、前年費153%で、約2万5000人増加いたしました。  平成30年度は東北6県から新たに10都市程度の参画を得て、観光案内所ネットワーク化拡大してまいります。  次に、仙台コーディネート力活用した事業として、復興ツーリズム推進でございます。沿岸部観光復興を目指して被災4県と連携して外国人観光客受け入れ環境整備や国内外への情報発信を実施しております。沿岸部インバウンド向けコンテンツを編集し、6言語のパンフレット、ウエブサイトを作成したり、世界防災フォーラムにおいて29の国と地域から述べ162人に参加していただいたスタディツアー等により外国人の目線によるツアーコースの検証を行いました。  平成30年度は被災地視察を折り込んだ旅行商品の造成に向け、旅行関係者等への働きかけを行ってまいります。  続いては、仙台ノウハウ等横展開として、東北出身学生東北都市とのネットワーク構築支援事業でございます。在仙の東北出身学生が就職時に東北に定着する機運醸成目的に、昨年度は東北学院大学と連携盛岡市を対象都市として実施いたしました。盛岡まちづくりテーマに、仙台1回、盛岡3回の全4回のワークショップ開催し、最終回では盛岡市長にプレゼンテーションを行いました。学生地元定着を進めている盛岡市から感謝されたことはもちろんですが、参加学生からも地元を知るよいきっかけになったということで、よい評価をいただいたところです。  平成30年度は対象都市を2都市に広げ実施してまいります。  次に、仙山観光交流促進事業でございます。平成28年の山形市との包括連携協定に基づき、昨年度はまるごと山形祭りだワッショイ、青葉区民まつりにおいて、祭り団体物産ブース相互派遣を行ったほか、JR東日本仙台支社本市とのネットワーク活用した仙山線開業80周年記念の観光キャンペーンを実施いたしました。平成30年度は引き続きJR東日本仙台支社連携した仙山線活用した観光プロモーションを実施するとともに、「LIVERALLY PARK.」事業等活用した物産交流事業も検討していきたいと考えております。  本日御説明した既存ネットワーク拡大深化取り組み、並びに新たな連携事業取り組みを着実に進めることにより、本市の活力の源泉である東北地方交流人口拡大地域経済活性化推進してまいりたいと考えております。 9: ◯委員長  それでは、ただいまの説明を含めまして、本件について質問等はございませんか。よろしいですか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 10: ◯委員長  なければ、これをもって委員会閉会いたします。...