最後に、3.
仙台市議会調査特別委員会からの御意見についてでございます。
先ほど、
委員長からも御報告のございました、去る3月22日に議長から
市長宛てに御送付をいただきました内容につきまして、このような形で御紹介をさせていただきました。
続きまして、資料3をごらんください。
基本構想の全体像と
市民意見等の反映についてでございます。
これまで各所からさまざまな御意見をいただいておりますが、御意見には抽象的なものから具体的なものまでさまざまなレベル、内容のものがございます。それらの御意見を今後どのように活用していくのか、また事業全体の中で現在検討を進めている
基本構想がどのような
位置づけとなるのか、また今後の取りまとめに向け、
基本構想の内容について共通の
イメージを持っていただくために、この資料を作成したものでございます。
基本構想に関する部分は赤色で、
基本計画に関する部分は青色で色分けをしております。
1の
基本構想の
位置づけでございますが、
基本構想は
本庁舎建てかえの
プロセスにおいて、今後の検討の大枠や方針となるものでございまして、その後の
基本計画では、
基本構想の
具体化や設計等に向けた
条件設定を検討してまいります。
次に、2の
基本構想の構成(案)でございます。
基本構想の構成は、ここに記載の表のとおり想定をしております。まずは
本庁舎を建てかえることとし、
基本構想を策定する経緯・目的、
本庁舎等の状況、課題等につきましては、平成28年度に作成した諸
課題対策検討報告書に基本的なデータがありますので、再整理した内容を掲載されることになります。
赤色の部分の新庁舎の
コンセプト、機能と基本的な性能、規模、立地と
整備方針につきましては、この
調査特別委員会からの御意見や市民の皆様から寄せられた御意見も含め、
有識者会議での御議論、検討に基づき、一定の方針を固めたものを掲載することになります。
次に、3の
基本構想と
基本計画の違いでございます。
それぞれの
項目ごとに
基本構想段階ではどこまで検討し、次の
基本設計段階ではそれをどう検討するのかをまとめております。ここに記載しておりますように、段階的に、より具体に詳細に検討していくこととしております。
最後に、4の
市民意見等の反映の仕方でございますが、
基本構想には主に具体的な御意見の背景にある基本的な
考え方や事業の方向性など、今後の事業の大枠に関する内容について反映を図り、諸室の新設の御要望などの詳細・具体的な御意見は、今後の
基本計画の検討あるいは設計、管理・
運用検討の段階において活用させていただくことを想定しております。
続きまして、資料4をごらんください。
立地検討の与件等についてでございます。
前回までの
有識者会議や3月3日に開催した
ワークショップにおきましても、
本庁舎の建てかえを契機に庁舎と
市民広場と定
禅寺通に
連続性や一体性を持たせ、にぎわいの
相乗効果を生むことが重要との御意見を多数いただいております。
一方で、
本庁舎には
コンクリートの
耐用限界による時間的な制約があることも事実でございますので、1として、庁舎、
市民広場、定
禅寺通それぞれの現状について御説明をしております。
資料の右側に2として
立地検討の与件をお示ししておりまして、
本庁舎は平常時・
災害発生時を問わず機能を停止することができないため、
コンクリートの
耐用限界による業務を継続できなくなるリスクを回避するため、できるだけ早期の建てかえが望まれますので、
まちづくりへの寄与とともに、早期の建てかえを行うことを与件としてお示ししております。
3として、
立地検討に影響する要素と新庁舎の着工までの
プロセスにつきまして、
本庁舎の検討、市道の廃道の検討、
市民広場の検討の三つの要素と、それらの検討の順序について整理したものをお示ししております。
また、資料の右下には、参考といたしまして、仮に新庁舎が現
庁舎敷地に立地となった場合の
市民広場の側からの
連続性の確保のための
市民広場の
改修イメージにつきまして、三つの
イメージを例示しております。
写真左下の事例は川崎市
本庁舎建てかえ計画案の事例でございます。
一般道路を自動車の往来を禁止した
歩行者専用道路とし、平面的に庁舎と広場を接続するものです。この事例では、新庁舎は道路を含めずに整備することとなっており、新
庁舎整備と
歩行者専用道路化とは関連性はあるものの、それぞれ別の事業として段階的に整備することとなります。
写真右上の事例は、
JR仙台駅西口のペデストリアンデッキでございます。道路の上に広場を移して車道を維持しながら、庁舎と広場を接続するものです。
写真右下は、
東京都庁前の
都民広場の事例でございます。サンクンガーデンと呼ばれるもので、広場を半地下化して車道を維持しながら、地下で庁舎と広場を接続するものです。都心部などでは地下に開放的な空間を設け、市民が集う憩いの場として、近年盛んに
建築設計に取り組まれております。
なお、これらの
イメージにつきましては、本市として既に何らかの
市民広場の
整備方針を決定しているというわけではございませんので、今後、長期的な望ましい
あり方を議論、検討していくこととなります。
最後に、資料5をごらんください。
前回の会議のテーマの新庁舎の機能と規模につきまして、
有識者会議の委員の皆様の御意見や先日の
ワークショップなどで寄せられた市民の皆様からの御意見などをもとに、再度
考え方を整理しております。
1の市の各施設の役割や
位置づけでございますが、仙台市の各施設の役割や
位置づけを分類し御説明をした上で、分散している各庁舎を集約する流れをお示ししております。
2の御
意見等を踏まえた新庁舎の機能の
考え方でございます。
新庁舎の各機能の中に盛り込む幾つかの視点をお示ししております。(1)の
行政機能では、利便性、セキュリティーの向上、
業務効率、
知的生産性の向上などでございます。また、本市の掲げる
市民協働につきましては、3)の多様な主体との協働では、富山県の
氷見市役所にも設置されている
フューチャーセンターを一例として挙げております。
資料の右側の(4)の
市民利用・
情報発信機能につきましては、
基本計画や設計などの段階で
具体化の
プロセスそのもので
市民協働を図ることを考えております。
仙台らしさの具体的なものとして、
イベントスペースや市民が利用できる
会議室等を設置し、市民が集まり立ち寄る施設やさまざまな仙台を感じる空間を目指すなどが考えられるところでございます。
最後に3の新庁舎の規模の
考え方でございますが、
基本構想の段階では、
機能ごとの詳細な内訳を記載することは困難でございますので、
議会機能を含む新庁舎全体の規模の目安を定めることとしております。
本庁舎の
構想等の
ワンフロアに相当する1,900平米を増加させた
専有面積ベースで3万7500平米を目安としておりまして、後の
基本計画の段階で詳細な規模の精査を行ってまいります。
特に、(4)の
市民利用・
情報発信機能につきましては、
共用部分を有効活用するなどの工夫により、極端な規模の増加とならないよう留意してまいりたいと考えております。
なお、資料6から資料8につきましては、3月6日に開催されました本
調査特別委員会におきまして御説明をさせていただき、御意見を既にいただいておりますので、本日の御説明は割愛させていただきたいと存じます。
有識者会議で活用した資料の説明は以上でございます。
続きまして、本日の資料1、机上配付した1枚目のA4版の1枚ものでございます。第3回仙台市役所
本庁舎建替
基本構想検討委員会における御意見をごらんください。
こちらの資料は、各委員からの御意見でございますが、正式な議事録としてまとめるにはもう少し時間がかかるため、事務局の
庁舎管理課において、聞き取りにより要旨をまとめた暫定版でございます。そのため、最終的には一部修正がある場合がございますので、あらかじめ御了承いただければと存じます。
初めに、1.市民及び
前回会議における御
意見等を踏まえた与件や論点の整理についてでございますが、新庁舎の規模につきまして、(1)のように、働き方の見直しや
ペーパーレス等で規模を小さくするという視点も重要であるという御意見や、新庁舎の機能につきましては、(2)や(3)のように、今後の具体的な検討では、機能の盛り込み方とコストとのバランスを考えるべきという御意見や、
フューチャーセンター等に対する御意見がございました。また、(4)のように、
市民意見を聴取する際は、庁舎の
周辺環境や
市民広場の
あり方に関する意見も聞いてみると参考になるのではないかという御意見、(5)のように、
市民広場と新庁舎の
関係性については、
同時並行で検討する必要があるのではないかといった御意見がございました。
続きまして、2の新庁舎の
整備方針についてでございます。
(1)から(3)のように、
市道表小路線まで敷地を含めた整備案に対して、
市民広場に対する圧迫感はないほうがよく、広場には開放感が重要であるなどの御意見がございました。庁舎の配置等に関しましては、(4)のように、行政棟と
議会棟とが分かれている現状では、
議会棟に行く機会はかなり限られる。開かれた議会を目指すのであれば、行政と議会は一体の棟であるべきではないかといった御意見や、(5)や(6)のように、現在の敷地に整備する案で、新庁舎に併設する
屋外広場と
市民広場との一体的な活用を考えた場合、庁舎を敷地の西側、今の
議会棟のほうに寄せた1棟
整備パターンが望ましいのではないかといった御意見がございました。
また、(8)のように、廃道や下水道のことを考えれば、現在の敷地内に建てかえるという
考え方はあると思うが、庁舎の建てかえだけで完結させるのではなく、定
禅寺通の活性化の検討は進めていく流れになっているが、
市民広場の検討、本
庁舎整備と
スケジュール等でどのように関係するのか。その
関係性を説明していただきたいとの御意見がございました。
最後に3.その他でございますが、(1)のように、周辺の
交通渋滞緩和の対策として、バス停や庁舎の駐車場への進入路についての検討の必要性に関する御意見や、(2)のように、新庁舎、
市民広場、定
禅寺通のそれぞれの検討がどのように関係するのかがわかる資料を示してほしいとの御意見がございました。
これらの御意見を踏まえまして、(3)に記載のとおり、
委員長のほうから
基本構想中間案を検討するに当たり、もう少し議論をしたいという御提案がありましたので、5月24日の会議の前に、もう一回追加で開催することとし、4月23日に第4回目の
検討委員会を開催することといたしました。
説明は以上でございます。
3:
◯委員長 ただいま御説明をいただきましたが、委員の皆様から御質問があればいただきたいと思います。
4:
◯木村勝好委員 これだけだと必ずしもよくわからないんですが、いわゆる
市道表小路線を潰しても、そこに張り出したほうがいいじゃないかという意見は、もうそんなに大きな意見ではなくなったのか、それともまだ根強くそういうことを主張される委員もいるのか。その辺はどういう感じですか。
5:
◯庁舎管理課長 市道表小路線を巻き込んで、そこを廃道して、建物を建てたらいいんじゃないかという積極的な御意見は特にはございませんでした。むしろ、現在の敷地の中で建てて、
市民広場と庁舎を西側に寄せることで、今の
噴水あたりに広場が設けられるので、既存の
市民広場と新しい
屋外広場が一体的に使いやすくなるんじゃないかという意見が多かったという印象です。
さらに出てきたのが、では
市民広場とかそれを検討するのは庁舎を建てかえた後じゃなくて、今のうちから検討するという、そういった
スケジュール感を示してくれというような御意見だったと思います。
6:
◯委員長 ほかの委員からいかがでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
7:
◯委員長 それでは、ないようでございますので、終了をいたします。
次に、
議会棟及び
議会機能の
あり方についてでございます。
前回の
委員会で答申の素案をお示しいたしましたが、各委員からの御発言を踏まえ、正副
委員長のもとで調整し、改めて案を作成して、皆様には事前に送付いたしておるところであります。
本日、同じものをお手元にお配りしておりますので、ごらんをいただきたいと思います。
まず、基本的な
考え方において、サインを工夫するという点を追加いたしております。また、
防音機能はいずれの諸室においても重要な観点であることから、基本的な
考え方の中で防音の徹底を強調しております。
諸室の
考え方としては、本会議場と面談室の項目について、前回の御発言をもとに、ごらんのとおり修正を加えております。
それでは、この案につきまして御意見があればお伺いしたいと思います。いかがでしょうか。
8:
◯柿沼敏万委員 1番のところの、市民が来庁しやすい開かれた議会、このとおりだと思うんですが、もう少し広げて表現すれば、親しみがあるといいますか、市民が親近感を持てる、あるいは議会が市民に開かれた
議会棟に仕上がるような形。これが議会ですかというのが、両方あると思いますけれども、両方あるというのは余りにも立派過ぎるといいますか、豪華というのか、もう一つは貧弱かということがあろうかと思いますが、仙台市らしい開かれた
議会棟に仕上がることを願った総称的な表現だと来庁しやすいというところを、少しそういうふうな形に変えたのかなという思いがありました。今申し上げるのは遅きに失しているところもありますので、それ以上申し上げませんけれども、そういうふうに思いました。
9:
◯委員長 大切な具体的な御提案になっていると思いますけれども。この件についていかがでしょう。
10:
◯佐藤正昭委員 今の
柿沼敏万委員言われたのも大切なところなので、加筆できるところがあれば加筆をしていただきたいなと思いますし、基本的に、私はこの
考え方でいいと思いますけれども、加筆していただけるのであれば、私はこの1の(2)のところですね。
バリアフリーというところ、私は2020年にオリンピック・パラリンピックというものが開かれると
社会モデルが変わると思っているんですよ。議会なんかでもいじめの調特やら
健康福祉費の中で
発達障害などという話が出ると、もう10%ぐらいがそういうふうになっている。社会の中でそういう障害がある、ないというのは普通になって、
発達障害などからすれば、こだわりが強かったり、特徴であったりという、必ずしも障害でないということになる。そういう社会のパラダイムというものが変わると思うんですよね。だから、よりここの2番をもう少し強調ができないかなと私は思うんですね。そういう、人に優しい、弱い立場の人にも優しい庁舎なんだよと、みんなともに生きるんだよというような、そういうのがにじみ出るような表現があるともっとすばらしいんじゃないかなと思うので、これは意見として申し上げさせていただいて、後は
委員長、副
委員長にお任せをしたいと思います。
11:
◯委員長 今、また大切な御指摘だと思います。物理的なというか身体的な障害が
イメージされるわけですけれども、それから広げた、目に見えない精神的な障害というんですか。広い意味での
バリアフリーという、そんな
イメージでしょうか。そんな感じでございますか。
12:
◯佐藤正昭委員 そうですね。
委員長、それは(1)番にもかかるところで、サインなどのわかりやすさというところにもかかるところでありますので、そこは私、そういう気持ちだということで、あとはお任せをいたします。
13:
◯委員長 いかがでしょうか。御意見を承りたいと思います。
14:
◯花木則彰委員 柿沼敏万委員の御発言にもかかわるんですが、
アンケートのほうの中で
議会棟について書かれている内容があると思うんですけれども、3種類の
アンケートをとられて、それぞれのところで
議会棟についてどういう意見が出たかというのをちょっとまず御紹介いただければありがたいなと思うんですが。
15:
◯委員長 先ほど一部ございましたけれども、それでは改めてということでお願いしたいと思います。例えば、
一体棟のほうが別棟よりも市民が議会を訪れやすいのではないかみたいな御意見が御紹介されましたね。
16:
◯庁舎管理課長 別冊の
参考資料のほうに載せていますけれども、ちょっと読み上げて紹介をさせていただきます。
市民の無作為抽出した2,000人
アンケートの中では、議会に対する御意見としまして、
議会庁舎は別棟にするか別経路にしたほうが合理的ではという御意見。あと、市民の部屋を広いロビーにし、議会の様子を大きな
モニターで映してほしいという、二つの御意見がございました。
あと、
各種団体のほうに
アンケートをした中身では、議会に関する御意見としまして、議会についても、市民に開かれた議会となるよう訪れやすいなど身近な存在になるような配慮を希望しますといった御意見がございました。
17:
◯花木則彰委員 そういう意味では、
アンケート、
モニターの方からの意見はなかったということなんですけれども、団体からと個人からはそれぞれ議会についても御意見が出されていたと。
先ほどの報告では、議会の可視化といいますか、見えるようにしようということでまとめられていたのが、具体的にはこの市民の部屋に大きな
モニターでという話なのかなというふうに思ったんですけれども、訪れやすいという、先ほどの
柿沼敏万委員からのお話もあって、どうしたらそれができるのかというのは確かにちょっと難しいというか、いろいろな受けとめや
イメージがあるのかなというふうに、この
アンケートを見てもちょっと感じたところなんですけれども、具体的には、やはり議会がどんなことをしているのか、どういう議論をしているのかというのを、市民の方が気軽にわかるような何か工夫ということと、あと開かれたというときに、議会に対していろいろな御意見だとか提案だとかある市民の方が出しやすいというか、そういう面等あると思うんですね。
まず、見るほうについては、確かに
議会棟にこだわらなくても、
モニターだとかがいろいろなところにあって気楽に見ることができれば、それはそれで一ついいのかもしれないんですけれども、もっと調べたいと、どんなことを議論されているのか調べたいということでいえば、
議会図書室の議論がありましたけれども、ああいうところにただ本が並んでいる、資料が並んでいるというのではなくて、調べたいという人が訪れたときに、その人に適切な
情報提供を行えるような窓口があって、それが
議会棟が
一体棟で上のほうにあると、上まで上らないとそういうところがないということにするのか、あるいはそういうインフォメーション的な部分は
一体棟の中でも下のほうにおろして、そういう
窓口部分を別個にするというのも一つの手かなというふうに思うんですけれども、開かれたあるいは訪れやすいというときに、何のためにどう訪れるのかということを考えると、何て言うんでしょう。
一体棟の中での位置の問題と、
あと機能を別のところに分散させるというのと、工夫はもう少しあるんじゃないかなというふうに感じておりました。
障害については、これまで意見の中でも私もお話をしたんですけれども、例えば耳が遠い方について、傍聴者に対してのシステムだけにしないで、議員になった方やあるいは理事者になった方々も会議に参加をするわけですから、そういうことも配慮して、誰でも障害を持った方でも、傍聴ももちろんできるけれども、議員にもなれるし、それから市の職員として働くこともできるということを目指して、耳なら耳、目なら目あるいはそのほか身体的な障害であればそういうところについても配慮した
議会棟にするということを、何かもうちょっと足していっていただいてもいいかなというふうに思います。
18:
◯委員長 今承りました意見、ごもっともだというふうに
委員長としては思います。
一方、これから
委員会の中で具体的に議論していく機会が出てまいりますし、その中で、また委員同士の意見交換も含めて詰めていければなというふうに思っているところでございます。
したがいまして、(2)につきましてでありますけれども、できましたら、広い意味での
バリアフリーということでお考えをいただいて、御提案申し上げておりますことを基本に進めていきたいと、こんなふうに思っているところでございます。
なお、御意見もう一度精査をして、加筆できるようなところがあれば加筆も考えたいと思いますけれども、この点については
委員長、副
委員長にお任せいただければ、一任いただければありがたいと、こんなふうに思います。
19:
◯花木則彰委員 了解しました。
20:
◯委員長 では、そのように進めさせていただきます。
21: ◯相沢和紀委員 1のところで、来庁しやすい開かれた議会と、これは当然だというふうに思うんですね。それに関連して、(5)の必要なセキュリティー対策がなされた施設というふうになります。
セキュリティー対策をするということは、一定の条件を付すということになるわけですよね。去年ですか、仙台地裁で事件があって、今は金属探知機が入口に置かれて、通る。これを議会を見にきた人がセキュリティー対策だといいながら、そういったところを通過させるみたいなことがあっては、私はいけないんじゃないのかなというふうに思うんです。
ですから、必要なというか、ここの中に、冒頭に、必要なセキュリティー対策というふうに書いてありますけれども、もう少し和らげた形で、市民に負担のかからないとか、何かそんなふうなことを入れて
イメージしたセキュリティー対策というふうにしていただければなというふうに私は思うんですが。単にここだけだと、不審者が入らないようにICカードを必ず渡してチェックしてというふうになっちゃって、今の傍聴体制で名前と住所だけ書けばいいというのよりも、もっと手のかかったものになってしまうんじゃないかという危惧が、ちょっとここを読んでいて感じたものですから発言しました。
22:
◯委員長 大事なことだというふうに
委員長としても思います。
これも、これから具体的に議論を深めていく大事なところだというふうに思います。セキュリティー対策といいましても、まだ私どもの
委員会でどんなものがあって、どういう効果があるのか。あるいはそれが、今、相沢和紀委員がいみじくも御指摘されたとおり、傍聴しようという市民の皆様方に対してハードルの高いものになるのかならないのか。これは大事な議論のテーマだというふうに思っているところでございます。
ただ必要なのは、やはり、ある程度のセキュリティー対応は必要だろうと。先ほど、佐藤正昭委員がパラダイムシフト、パラダイムの変化のことをお話しされましたけれども、そういう時代の流れというのもこれから見きわめなければならないというふうに考える立場から申し上げましてもこのセキュリティーは必要であると。しかし、議論はこれから精密にしていきますと。こういう認識を共有していただくことで、できましたら具体的にはこれから書き込むと。今回、
基本構想ということでございますので、認識を共有した中でこのような文章でひとまず大きくくるむと、含むと、こういうふうなことでいかがでございましょうか。
23: ◯相沢和紀委員 そういう
委員長の認識であれば結構です。
24:
◯委員長 広く深くということで。何度も申し上げますけれども、これから具体的なテーマとして大いに議論をしていきたいというふうに思っております。
ほかにございますでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
25:
◯委員長 それでは、ないようでございますので、先ほども申し上げましたことをもう一度改めて申し上げますけれども、いただきました御意見、加筆が必要なときにはそのように対応したいと思います。一切、
委員長、副
委員長に御一任をいただきたいと思います。改めてお願いいたします。よろしいですか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
26:
◯委員長 なお、本日御欠席の
菊地昭一委員からは、この案の内容で了としますという旨のお話を事前に伺っておりました。
それでは、そのようにさせていただきます。
また、まとまりましたら皆様にお送りして、調整が必要な場合は、その際また改めて御相談申し上げたいというふうに思っております。基本的にはこれで参りたいというふうに思いますが、先ほど再三申し上げておりますけれども、我々に一任をいただいて、そして、必要なときにはまたそれぞれにお伺いを申し上げるようにしたいと思います。
そして、最終的に整理が終わりました時点で、議長に答申案として御報告をしたいと、こんなふうに思っているところでございます。
次に、次回の
委員会についての御相談です。
年間開催日程では4月19日としておりますが、
本庁舎の建てかえに関する当局からの報告等が予定されていないこと、また、
議会棟及び
議会機能の
あり方につきましても、答申案について、本日、一定の整理ができたというふうに思っておりますので、4月19日の
委員会は開催しないということにしたいと思います。
次回は5月10日木曜日午後1時というふうに考えておりますが、そのような運びでよろしいでしょうか。
27:
◯木村勝好委員 進め方についてちょっと確認をさせてください。
この年間予定表だと、4月19日に各派代表者会議において
報告予定という表現になっていますよね。こことの兼ね合いはどんな感じで考えればいいんですか。