5:
◯花木則彰委員 県議会は、今
菊地昭一委員からもあったんですけれども、やっぱり建てた時期が
大分バブルのころの時期ということで、随分ぜいたくにつくったなという感じなので、ちょっと難しいかなと。
同じ
意味では、堺市もちょっと時期としては違って、
習志野市の
コストパフォーマンスというのがいいということは感じたのですが、でも、廊下などはどちらかというと狭くて、ここまでしないと安く上げるというのは難しいのかなということで、実態としては、そこら辺の現実もよく見て、我々が考える必要あるのかなというふうに思っております。
個々に幾つか気がついたところでいいますと、
県議会は
議会棟の地下が議員の
駐車スペースになっていて、
庁舎の建設の
いろいろ位置を考える際にも、そういえば
駐車スペースって、今でも
市民にとってもなかなか足りない
部分があるんですけれども、どういうふうにつくっていけばいいのかなというのは考える必要があるなというふうに思いました。
また、堺市でもそうでしたけれども、
習志野市もそうでしたが、割と
傍聴だけじゃなくて、
市民の
皆さんが来て、
議会をやっている様子を、ながめるだけだと思いますけれども、やっているなということで気がついて、関心を寄せてもらうというには役立つようないろんな
つくりになっていたなというふうに思いますので、ぜひ、そういった
意味で、もっともっと
市民に身近なというか、開かれた形の
議会になれるような仕組みというのも考えていければなというふうに思っています。
直接は関係ありませんが、それぞれの
議会で、
傍聴者に対して、
傍聴席についていろいろ工夫が行われているということとともに、
傍聴者に対する
資料の提供について、ああやっているんだなというのを感じておりました。例えば、
習志野市などでは、
議案書自体はその場では配らないんだけれども、議案が提案された時点で
市議会のホームページに
議案自体がもう載っていて、
傍聴者の人は、タブレットも含めて
傍聴席に持ち込んでもいいようになっているんだということで、
議案自体を見ながら
傍聴ができるという工夫がされているということもお聞きして、仙台でも、
庁舎そのものではないですけれども、工夫ができるかなと思ったのと、もう
一つは、
議会中継を初めから意識して
議場などがつくられていると。特に、議員が発言をしているその中身、そして、その映像ということだけなくて、
資料を提示をする際にも、それがほかの
議会参加の人や
傍聴の
人たちにも見えるとともに、
インターネット等での中継でもそれが示されるように工夫されているということなどは、ぜひ、機能の問題として考えていく必要があるかなというふうに思っておりました。
6:
◯相沢和紀委員 宮城県議会棟のほうは、やっぱり時代を思わせるというか、
バブルのころの
設計で、そういった
意味では面積も広くて、使う側にとってはゆったりしていいのかなと。ただ、今の
コスト感覚からいくと、ちょっとぜいたくかなというふうな思いをいたしました。堺市もそうですし、
習志野市もそうですけれども、
時代時代によって財政的な制約があるということは否めない事実ということで、今現在、仙台市の財政を見たとき、これから先、10年先を見越しても、やはり、そう豪華なというか、そういったものにはならないのではないかと。やっぱり中身をしっかり
議論をして、それに沿ったものをつくるということが大前提になるのではないかというふうに思います。
堺市の円形の
議場を見ましたけれども、その
意味ではゆったりしていました。ただし、四角の
建物の中に円形の
議場をつくるということは、非常に面積的に、
設計的にもロスが生じるというふうに感じました。見ばえの点で円形がいいのか、一方では、
議会事務局から指摘もありましたけれども、議員から見えない席もあると。逆に、
答弁者側からも見えない議員が生じるというのはいかがなものかなというふうに思います。
それから、
傍聴席の関係でいえば、非常に工夫がされていて、
防災グッズ、頭巾とかヘルメットとか置いてあったり、そういった点では感心をいたしました。やっぱり一
市民が
傍聴に来て、安全を確保するという点では、非常に
議会または
市役所、行政としても見習う点が多いのではないかというふうに感じました。
それから、
習志野市で、結果的に4者の応札があって1者に決まりました。その配点を見ますと、価格が400点、そのほかの
部分が100点だったんですね、最高で。そうすると、ほとんど値段で決定をされていると。400億円が100%として、それよりも高い分、1割アップすれば10%のポイントが減点されるというふうなことで、結果的には構造的なり、提案の中でも評価はありましたけれども、結果的に一番安いところに落ちついたという結果になっています。
先ほど
花木委員からもありましたけれども、非常に
コストを抑える工夫がされていました。行政の
フロアにおいては、
間仕切りがまずない。廊下の
部分も、簡単に言うと
オープンフロアになっていて、その
真ん中を通路として廊下として使っている。ですから、そういった
間仕切りにかかわる
部分、
構造物をつくらないということで
コストが削減されていますし、面積的にも廊下の幅、
オープンの
フロアじゃない
部分でいえば、非常に簡便な方法になっていました。
それから、色も、ほぼ白に全面的に統一されていました。これは、いろんな色を使うということになるとやっぱり
コストがかかると。壁と
エレベーターの塗装、配置も皆同じで、どこに
エレベーターがあるのか初めて来た人はわからないような感じがいたしました。そういった
意味では、契約に当たって、基本の
設計は市のほうでやって、
実施設計や施工、そして建設を一括して発注するというのが、
実施設計の段階で
コストを抑える
設計になってしまうと、本当に求める姿の
建物ができるのかという点では、
習志野市の方法がベターとは言いにくいんじゃないかというふうに感じました。
それから、
市民利用施設には、土曜も日曜も
庁舎の一部を使えるというのがありましたけれども、今回、
検討委員会のほうの
報告に触れないということですけれども、その
報告の中にも一部、500平米というふうな数字が出ていて、検討もされているようですけれども、この取り扱いについては、非常に微妙じゃないかなというふうに感じました。この施設の
市役所の周りにはエル・パークとか公的な施設もありますし、本当に市
庁舎にそういったことを日常的に求めることが必要なのかと、ここもしっかり
議論をすべきことじゃないかなというふうに思います。
私の感じたのはそんなところで、感覚的にいうと、1平米当たり、
習志野市で46万円ほどというふうなことでありますけれども、あれは5階建て、地下1階ですから、そういった
建物ですけれども、
高層階になれば、もう少し高くならざるを得ないし、それに伴ったいろんな
付加設備も入ってくるので、単価的には2割ぐらいはアップせざるを得ないんじゃないかというふうに思っておりますので、そういった点も含めて、今後ともいろんな希望を含めて出していきたいというふうに思います。
7:
◯田村稔委員 一つ、
感想を申し上げる前に、この間の
視察に関しまして、私、自分の体が不自由なものですから、参加はちょっと見送ろうかなと思ったのですけれども、
同僚委員からもぜひ一緒にというような声をいただきまして、参加させていただきました。
議会事務局の方、それから、同僚の
委員の方々のお力添えをいただきまして、おかげさまで全日程無事に
視察することができました。本当に感謝しております。ありがとうございました。今後とも頑張りますのでよろしく
お願いいたします。
その上で
視察の
感想を申し上げますけれども、
県議会、それから堺市、それから
習志野市、その
議会、全部通して感じたのは、
身の丈というのは非常に大事だなと。
習志野市なども非常によくできて、やっぱり新しいだけあってよくできているなと、非常に工夫された
庁舎であると、私、
感想として、非常にすばらしい
庁舎だと言って褒めてきましたけど、やっぱりそれは、十七、八万という人口、その
身の丈に合ったそういう
庁舎だなと。そういう
意味でいけば、
県議会なんていうのは論外だというふうになってくるわけ。
それから、堺市の
高層階。それは面積からいけば、土地の面積からいけば非常に有効ですけれども、やっぱり
高層階のリスクというか、デメリットというか、
エレベーターを利用することによっての非常に
行政ミスが多いんじゃないかなというのを実感してまいりました。
さすがに新しいところ、
議場に関して言えば、非常に工夫されている
部分で、私たちも取り入れられる
部分が多かったと、非常に有意義な
視察であったというふうに思っております。
それから、最近の行政の
建物というか、
行政課題というのでしょうかね。
市民の方々からは、
オープンとか、開かれたというのが、
行政テーマというか
コンセプトになっているんだけど、それは大事なことです。ただ、開かれた、
オープンにする、これは非常にいいことなんですけど、それと相反して、
セキュリティーという
部分を考えていかないといかんなというのも、これも実感いたしました。
8: ◯村上かずひこ
委員 視察を踏まえて、ちょっと
意見を述べさせていただきますと、
県議会のほうは、あれは
バブルのころだったんでしょうかとの質問はしたんですけれども、当局がその時点でどのような話し合いをされていたのかは、余り不明な点が多かったんですけれども、きょう
資料をいただきましたので、読んでみたいと思います。あとは、
セキュリティーについては、非常に、
議会棟が別棟にあって、
セキュリティーがしっかりしているなというのは前からの印象でございました。
それと、堺市と
習志野市の話なんですが、まず、その前にお話ししたいのは、
議場をそのほかに活用するのかどうかということを、まず私は大切なことじゃないかと思いました。
習志野市は、あそこで
フィルムコンサートも初めからするような
システムになっていて、正面の白い壁に
フィルムを映せるような
システムになっていまして、あれもやはり
議場をほかの
高度利用を考えているという点では、
習志野市もそうでした。私は、堺市の丸い
議場について非常に期待してたんですけれども、本市は常に外国のそういった
会議なども誘致していますので、円形で
国際会議ができるような、貸し出しも可能な
システムがいいんじゃないかなとは思いましたけれども、堺市は決してそうなっていたわけじゃなかったような気がしました。だから、仙台市もどのような
議場にするかについては、
対面式にするのかどうかも含めて、ほかの用途として使うことがあるのかどうかということも、まず話し合って、さまざまな
意見があると思いますけれども、話し合わなければならないのではないかと感じました。
9:
◯木村勝好委員 三つ見た中で、
一つは
県議会の
議場に関しては、やっぱり私はゆったりしていてよかったなというふうに思います。逆に
習志野市などについては、確かに新しい
建物なんだけれども、先々考えると、こういう
つくりにしてしまって本当にいいのかなということを率直に疑問を感じました。廊下の幅の狭さ、天井の低さ、その他もろもろを考えると、一度ちゃちなものをつくっちゃうともう直せないよなというのが、私の率直な
感想であります。
全体として私が感じているのは、今の時点でどんなに最新鋭のものも、20年、30年たてば必ず陳腐化します。当然宿命ですから、それはそうなります。ただし、
建物を一旦つくったら、80年、100年ともたせていかなければいけないわけですね。そうすると、何が大事かというと、余裕をもった頑丈な
つくりにするというのが、私はもう基本だと思うんですよ。小さくつくってしまったものを大きく直すことはできませんから。だから、先々どういう変化が起きるかわからないし、今の最新鋭は必ず陳腐化すると考えると、
建物としては頑丈で余裕のあるもの、そういう
つくりにしないと、対応できないということになるんだろうというふうに思います。それもちょっと調べることがあって、東京の豊島区の区役所のことを調べましたけれども、でき上がってわずか3年しかたっていないのに、
手狭感がもう既に出てしまっていると。これは失敗ですよね、こうなっちゃうとね。そういう轍は踏まないようにしなきゃいけないなということを感じました。
あと具体的な、例えば
議場の
つくり方だとか、あるいは控室の問題だとか、あるいは
会議の
スペースの問題だとか、あるいは
応接室の問題だとか、これはやはり今申し上げたように、ぜいたくな
つくりにする必要はないけれども、やっぱり余裕を持った
つくりにするというのはすごく大事だろうというふうに思います。余裕を持った
つくりにすれば、ある
意味さまざまな用途に使うということも可能なんですね。きつきつにつくっちゃうと、もうほかに何も使えませんから。そういうことも考えながら対応していく必要があるのではないかなというふうに思います。それは、
議会機能、
議会棟のことだけじゃなくて、
本庁舎全体に言えることではないかなと。目先の節約をすることで、80年、100年に耐えられないようなものをつくってしまうのは、かえって税金の無駄遣いになるんじゃないかなというふうに私は思っていますので、これからもそんな観点で対応していったらいいんじゃないかなと思います。
10: ◯副
委員長 では、私のほうからも感じたこと等を含めて
報告させていただきますが、まず、
宮城県議会。今回、
視察後に
設計書の御提供をいただいたわけでありますけれども、なかなか
視察後に
意見交換した中で、どういうふうにしてこの形に決まったのかという具体的な中身が
資料として残っていないというようなお話がありました。やはり、どういった視点から、どういった
議論がなされ、最終的にこういった形になったのか、こういうふうな施工になったのかというものの
資料もしっかりと残しておく必要があるだろうなというふうに感じた次第であります。
私、あのときに
一つだけ質問させていただいたのは、今の形になって今日まで使われている中で不都合はありませんか、今後修繕するところはありますかというお話をした中で、二つほどありまして、
一つ目は、
バルコニーを設置してしまったために、
県議会の場合は自然の日射が
建物に入ってこないというような発言が
一つあったのと、やはり会派の変更があった場合の対応がなかなかし切れないといったお話があったと思っております。その
二つ目のことについては、どこの
議会でももちろん課題になるところかもしれませんけれども、この辺もしっかり、やはり
スペースの変更、しっかり対応できるような
つくりを考えていかなければならないというふうに感じたところであります。
二つ目として、今度は堺市のほうは、そもそもどういうふうにしてこの新
庁舎ができたのかというお話から伺ったときに、もともとの旧
庁舎はロの字でできておって、ちょうど
真ん中に中庭があったと。その中庭に新しい
高層階を1期目として平成2年につくられ、その高層の
建物、
高層館をつくった後に周りの
建物を壊していって、今度は隣に本館ということで14年後の平成16年に新たにつくったと。そもそもそういうふうな2棟を建築する前提での建て方だというふうには思ってなかったものですから、その辺の進め方については、中庭をうまく活用した建築の仕方もあるのだなというふうに感じたところであります。
そして、堺市の場合は、その
基本方針として、第2期目としては、
オープンで安心した利用、また、環境、
高度情報化、
危機管理というお話ありましたが、やっぱり私の印象に残ったのは、堺の
まちづくりを先導する
庁舎という
コンセプトが一番心に残ったところであります。具体的には、やはり
エントランスホール等を利用して、いかに
市民の方々においでいただきながら、
市民交流を促進するための
スペースを充実させるかというような
コンセプトを挙げておられたわけでありますけれども、
習志野市も同様でありましたが、やはりいかに
市民の方々にも交流を持っていただけるような
スペースを確保していくかというところを、やはり念頭に置いていかなければならないのかなと思っております。
またそのほかには、バリアフリーであったり、雨水を活用した、また、
屋上緑化を活用した環境に優しい施設、また、やはり
緊急災害等に対応するために、
備蓄倉庫や
緊急ヘリポートまで堺市の場合は設置しているというところが印象に残ったところであります。そういったところも、これから我が
市議会としても
議論していかなければならないのではないかなと思っております。
続いて、
習志野市。
習志野市については、
市役所庁舎も
議会棟についても、まさに昨年でき上がったばかりの
建物でありますが、
市役所については、これについても堺市と同様で、
まちづくりの中心となる
庁舎というものを一番の中心に挙げておられたという点でありました。その中で、
資料を拝見しながら1カ所1カ所、
委員会で拝見をさせていただきましたけれども、敷地が
高低差がある場所だということもありまして、その敷地をうまく、起伏を生かしながら階段を
つくり、そこを
市民交流スペースに活用してあったと。そしてまた、
習志野市は音楽のまちだということで、その階段を
ピアノ風の形にということで、窓ガラス
一つ開け放つと、外側の階段とも一体となって、天気のいい日は外でも、天気の悪い日は中でもというふうな、うまくアイデアを尽くしながら
庁舎の
市民サービス交流拠点というのを整備しているんだなというふうに感じたところでありますし、これも拝見させていただきましたが、できるだけ
低層階に
窓口部門を集約するといったところが、やはり新しいこれからの
市役所に求められる整備の
あり方なのかなと感じたところでありました。また、その
窓口部門のところに設置されている椅子についても、
皆さんごらんになった方もいらっしゃるかと思いますけれども、
長椅子であっても、できるだけ数多く座っていただけるようにある程度の
スペースを区切りながらの
長椅子と、そういう設置の仕方もあるということを今回拝見させていただいた次第であります。
建物としては、
市役所庁舎、ちょっと特徴的でありましたが、大きなひさしがついているということで、
県議会の例とはちょっと逆なんですけれども、できるだけ太陽光を遮蔽することによって、
空調負荷をできるだけ軽減するんだというような新しい考え方なのかなというふうな
習志野市の
市役所の
庁舎の建て方がありました。
最後になりますけれども、
議会庁舎につきましては、それぞれの議員の
採決システムというものを、できるだけわかりやすく明確にできるように
ボタン式の
採決システムを新たに導入したというようなお話がありました。
以上でありますけれども、
一つだけ忘れておりましたけれども、やはり
市役所庁舎というのは、
仙台市役所でもそうですが、土日も使われるということもあるということを考えると、一定の区間は、
建物の
シャッター等を利用しながら、ここからは行けませんけれども、ここまでは土日はフリーに
市民の方々が自由に活動していただけるんですよという新しい提案を
習志野市のほうでお聞きしましたけれども、これはまさに土日こそイベントが多い中で、
市役所庁舎をどううまく利活用していくのかという取り組みの
一つではないかなと感じた次第であります。
11:
◯委員長 ただいま各
委員から
視察を踏まえた上での御
意見、御
感想をいただいたわけでございます。実にさまざまな視点で
ごらんになられた、そして、
意見をお持ちになったというふうに感じました。
コンセプトあるいはハードの面、運営を中心としたソフトの面、あるいは長期的な視点の大切さ、今後、我々の
調査特別委員会で踏まえていかなければならない視点を、あるいはそれをもとにした御
意見をいただいたというふうに思います。後ほど整理して、また
議論を進めていく上での役立てていく
資料として、皆様にお渡しをしたいというふうに今思っているところでございます。
御
意見をいただきましたけれども、ここで何かお互いにまだ
視察後、新鮮なうちに、
意見交換、これこうだったんじゃないのとか、これどうだったのかねとか、こういうことがありましたらいただきたい。
12:
◯菊地昭一委員 さっき
習志野市の
議会で、ほかの目的にもたしか使われているっていう話があったときに、私の記憶違いではないと思うんですけど、
議場の議席を可動式にしている
議会が、どこだかちょっと忘れましたけど、後で事務局に調べてもらうと助かるのですが、要するに
議場の議席を可動式にして動かせるようにして、そして、ほかの目的で使うときは一定の
スペースをつくれるような、そういう
議場がたしかあったはずなんですね。ちょっと私も、実際見たんじゃなくて、何かの情報で聞いたんですけど。ということは、本会
議場を使うのは年間30日ぐらいなんですよね。あとはほとんど使われてないというのが現状で、あの
スペースというのは非常にもったいなくて、もちろんいろんな制約はあるにしても、本会
議場を使ってないときにどういう利用をするかというのも、議員のもちろん定数が減ったりふえたりというのはあるかもしれません。そのときも可動式というのは、ある
意味では機能を発揮すると思いますし、その
議場の考えをもう少しフレキシブルに考えていったほうがいいかなと。その可動式というのは、いろんな目的に使えると思いますし、非常におもしろい考え方だなと思ったことがありましたので、ぜひ
委員長、その辺も
議会事務局のほうでちょっと情報をリサーチしてもらえればなと思いますので。
13: ◯
議会事務局庶務課長 ちょっと時間をいただいて調べさせていただきたいと思いますが、ちょっと思い当たる節がないので、
菊地昭一委員から情報を仕入れながら、ちょっと調査させていただきたいと思います。
14:
◯委員長 委員長から
お願いです。
菊地昭一委員、どうぞ調査に御協力をいただきますように。
15:
◯菊地昭一委員 どこの情報だったか、再度、ちょっと確認します。
16:
◯委員長 そうですね。そうしていただければ、調査に大変有効だと思いますので、
お願いいたします。
17:
◯田村稔委員 ただいま
視察を踏まえてということで、それぞれ
意見がありましたね。木村勝好
委員から、やっぱり、これは
本庁舎も含めてですけれど、長寿命化を考えていくべきだと。全く私も今まで同じ
意見でありましたけど、ただ最近になりまして、今、市の職員は約1万人かな。
本庁舎には2,000人ぐらいいるのかな。多分その程度だと思うんですけどね、国が進めている、例えば働き方改革というのがありますね。そうすると、これどうなっていくのかと非常に注目していますけれども、わざわざ役所に行かなくても、家庭で仕事ができる、今、本当にITのいろんな時代で、そういうのも国でも進めているし、民間でも進めています。そういうことを考えると、今想定できる最大限の将来の予想図というものを想定した中でやっていかないと、今度は逆に、側ばかりでかくて、中で働いている人は本当に少数だなんていうことになってしまうなんていうことにならないように、ちょっと正直、80年後、100年後の仙台市の状況なんてわからないわけであって、働き方がどういうふうに変わっているかもわからないけれども、最大限のことをやっぱり考えていかないといかんなというのも、最近ちょっとあわせて思っていたところであります。
18: ◯副
委員長 私1点だけ、申し上げるのを忘れていたんですけど、
習志野市のほうは、基本
設計を行う前に、やはり十分
議論は必要だというふうなお話を伺った記憶がありました。それはどういうことかというと、新
庁舎を推進するための公募
委員でつくった
委員会もあるんですが、やはり実際に作業をしたり、仕事をしたりする方々も含めて、大きく部会をつくったということでありました。部会というのはどういうものかというと、窓口
フロアの機能を検討するための
市民空間整備部会というものであったり、防災拠点や多目的空間の活用を
議論するためだけにつくった拠点機能整備部会であったり、もしくは執務空間とかIT関係の機能を
議論するための執務空間整備部会と、そういう専門的にしっかりと
議論するということが、まさに、細かい話になってきますけれども、大切なんだなということでありましたので、こういったことも念頭に置く必要があるのかなと思っていました。
19:
◯委員長 ほかになければ、
意見交換はこの程度で終了したいというふうに思います。
次に、協議に入ります。
まず、
本庁舎の建てかえについてでございます。
先ほど申し上げましたが、去る1月30日に第2回
有識者会議が開催されたとのことでございます。その内容について、
財政局より、まず御
報告を
お願いしたいと思います。
皆さんのお手元に
資料がございます。
20: ◯
庁舎管理課長 それでは、第2回
有識者会議で御
議論いただいた内容についてでございます。
資料1のほかに、1月30日に開催いたしました第2回
仙台市役所本庁舎建替基本構想
検討委員会において使用しました
資料一式を、本日机上配付させていただいておりますが、まずはこの
資料の内容について御説明を申し上げまして、その後に
資料1の
検討委員会における御
意見について御説明をさせていただきたいと存じます。
それでは、机上配付
資料の1枚目の次第をおめくりいただきまして、
資料1を
ごらんください。
資料1は、12月21日に開催しました第1回
有識者会議での御
議論や御要望に基づき整理をしたものでございます。内容につきましては、個々の
資料により御説明をいたします。
それでは、
資料2を
ごらんください。
現在の
本庁舎を建設した際の
コンセプト等に関する
資料でございます。
庁舎が完成したときのパンフレットから抜粋をしたもので、当時の島野市長の挨拶文の中に、
市役所は
市民へのサービスセンター以外の何ものでもない、ただ
一つ、「
市民にとって便利な
市役所」を念頭におきました、勾当台公園を軸に、合同
庁舎が建ち、新しい装いで
市役所、県庁が並んだのも時代の要請とはいえ、画期的なもので、東北の中心都市にふさわしいものといえましょう、などの記載がございます。参考写真を幾つか載せておりますが、左上の写真が現在の
庁舎と旧
庁舎が並んで建っている状況となってございます。
次に、
資料3を
ごらんください。先進的な
庁舎建てかえ等の事例を幾つか御紹介しております。
1が、新潟県長岡市の事例でございまして、中心市街地の活性化を目的に
市役所をまちなかに移転しまして、老朽化した
市民利用施設と一体的に整備を行ったものとなっております。
2が、川崎市の事例でございます。現在、
設計を行っている段階でございますが、耐震性の不足が課題となっていた
本庁舎の建てかえを行い、その後に隣接する第二
庁舎を解体して、第二
庁舎の跡地に広場を整備することとしております。その広場と
本庁舎との間にある幅6メートルの道路を歩行者専用道路に変更することで、広場と
本庁舎敷地との一体性に配慮する計画となっております。
3が、渋谷区の事例でございます。公民連携により
庁舎を整備する計画で、平成30年度内の供用開始に向けて、現在、工事が進んでおります。敷地の一部を民間事業者に貸し付け、新
庁舎と公会堂の整備費と地代とを相殺して整備するものでございまして、民間事業者は、敷地の中でマンションを整備することで、そこから収益を得る仕組みでございます。
4が、東京の立川市の事例でございます。この
庁舎は平成22年度から供用開始しておりますが、計画時点から
市民参加を重視して整備を進めてきた事例でございます。立地や規模といった建築条件を明確にした後に、
市民と有識者で構成する100人
委員会を設置いたしまして、基本構想の策定を行っております。なお、この事例の基本構想でございますが、内容的に見ますと、他都市における基本計画に相当する中身となっておりまして、基本構想の相当する内容をあらかじめ示した上で、
市民が検討に参加する流れでございました。
次に、
資料4を
ごらんください。仙台市総合計画と
本庁舎建てかえの
コンセプトとの関係性についての
資料でございます。仙台市の総合計画との関係をわかりやすく説明いただきたいとの要望や、地域特性の表現、仙台らしさをどのように取り扱うか、また、
コンセプトに関するさまざまな御
意見をいただきましたので、それを踏まえまして整理をしたものです。
資料の左側、2の仙台市基本構想の概要を紹介しております。歴史や風土、杜の都といったこれまで仙台が培ってきた都市の個性を、
市民と行政が協働して発展させた姿として四つの目指すべき都市像を色分けして掲げております。
資料の右側、3の新
庁舎の
コンセプトでございますが、災害対応・
危機管理、
まちづくり、利便性・環境配慮、持続性の四つの新
庁舎の
コンセプトをもとに、目指すべき都市像とのかかわりについてお示しし、それぞれ対応すると考えられる都市個性をもとにした仙台らしさの案を青色の囲みでお示ししております。
資料5を
ごらんください。
本庁舎建てかえに関する
市民の皆様及び仙台
市議会調査特別委員会からの御
意見でございます。
初めに
資料左側の1、
市民の皆様からの御
意見でございますが、前回の
会議で紹介した後に寄せられたものを記載しております。
次に、2、さらなる
市民意見等の募集でございます。引き続きホームページ等で募集いたしておりますが、それに加えまして、(2)のワークショップを
ごらんのような日程で開催することとしております。
次に、(3)の
意見照会についてでございます。
本庁舎の建てかえに関しまして、
市民の方々から御
意見を伺うために、各界の110ほどの団体に対するアンケート、また、
市民局で委嘱している200名の市政モニターに対するアンケートを行うこととしておりまして、既に2月1日に各団体、個人宛てに発送しているところでございます。
さらに、この
資料には記載しておりませんが、無作為で抽出した2,000名の
市民の皆様にもアンケートを行うことで準備を進めておりまして、建てかえに関する
市民の御
意見を積極的に募集してまいります。
また、今後も
市民の皆様が御
意見を寄せやすいよう、基本構想策定後も、基本計画や基本
設計の検討段階での
市民参加の方法を、創意工夫してまいりたいと考えております。
資料の左下、3の本
調査特別委員会からの御
意見についてでございます。1月19日付でいただきました新
庁舎の機能と規模につきまして、このような形で
資料に掲載し、御紹介をしております。
次に、
資料6を
ごらんください。勾当台地区における建築上の制約等についてでございます。青色が地下鉄や地下通路をあらわしております。地下鉄の周りを囲んでいる青い点線でございますが、この範囲が地下鉄に影響があるために重量物の設置が難しい
部分となっております。現在の
本庁舎敷地の南側の黄色の
部分が、勾当台公園地下駐車場でございます。勾当台公園の周囲にある緑色の丸印と緑色とオレンジ色の丸印が保存樹林でございまして、緑色がヒマラヤシーダー32本、緑色の中にオレンジ色の丸がイチョウ22本をお示ししたものでございます。勾当台公園の中の黒い線で囲んでいる
部分は国有地で、現在は公園用地として無償でお借りしておりますが、
庁舎敷地として買い取る場合は、14億円ほどの取得費用が発生するものと見込んでおります。
次に、
資料7を
ごらんください。新
庁舎の立地パターンを仮のイメージとしてお示ししております。それぞれの災害対応や
まちづくり、利便性、環境配慮の観点から特徴をお示ししております。
Aは、勾当台公園に立地するイメージでございまして、勾当台公園の再整備と新
庁舎の整備を関連づけて、都市計画変更や国有地の取得、保存樹林の変更などの手続を行った上で実施することとなります。
Bが、
市民広場付近へ立地するイメージでございます。現在の
本庁舎の敷地の一部と
市民広場の一部及びその間にある市道の表小路線を活用するパターンです。
市民広場の再整備と新
庁舎整備を関連づけまして、都市計画変更や道路に関する手続を行った上で実施することとなります。
Cが、現在の
本庁舎敷地に立地するイメージでございます。この場合ですと、時間的な制約のある
本庁舎の建てかえは早期に進捗させ、その後、
市民広場や定禅寺通の再整備については、時間をかけて検討を行い、実施することとなります。
次に、
資料8を
ごらんください。現在の
本庁舎を中心としまして、周辺の仙台市の施設をお示ししております。色で区分けしておりまして、赤が
庁舎関係、オレンジ色が市営駐車場、青が交通局や青葉区役所などの行政施設、緑色が
市民利用施設や文化施設、紫色が
市民センターやコミュニティ・センターの地域施設となってございます。
続きまして、
資料9以降になりますけれども、第2回
有識者会議の
議論のテーマとなっている新
庁舎の機能と規模に関する
資料となっております。
資料9につきましては、以前の
調査特別委員会において既に御説明をしておりますので、詳しい御説明は割愛させていただきますが、基本的な考え方や性能などを検討する際の論点をお示ししております。
続きまして、
資料10を
ごらんください。これは
資料9だけではわかりづらいので、補足の
資料が欲しいとの要望があり作成したものでございます。こちらの
資料では、機能面で類似すると考えられ、新
庁舎整備で先行する四つの政令指定都市、横浜市、京都市、千葉市、川崎市の事例を紹介しております。
資料11を
ごらんください。規模に関する補足
資料でございます。
資料11の左側、1の機能ごとの面積の目安及び新たに設ける諸室や拡充等を行う諸室の面積の目安。2の地方自治体における超・長期的な変化について記載しております。
資料の左下3の変化するさまざまな社会環境の変化及び平成27年度に完成した上杉分
庁舎の使用についてでございます。新
庁舎を長期使用するに当たり、社会環境の変化を見通すことは困難でありますが、変化が生じることを前提とした配慮が求められ、仕様や設備を検討する際に、
庁舎に可変性や柔軟性を持たせる必要がございます。また、新築したばかりの上杉分
庁舎につきましては、
本庁舎の建てかえ後も引き続き使用することについて記載しております。
資料の右側、4の新
庁舎集約後の分
庁舎等の取り扱いについてでございます。分
庁舎敷地の取り扱いにつきましては、現段階では未定でございますが、このうち(1)の北
庁舎と二日町駐車場につきましては、ある程度大規模な公共施設の将来的な移転、建てかえ用地として利用の可能性もございますことから、そういったことも含めまして取り扱いを検討してまいります。
(2)の国分町分
庁舎、二日町分
庁舎、錦町
庁舎につきましても、売却、貸し付け、あるいは小規模な施設の移転先など、望ましい利活用の方法を今後検討することとしております。
(3)のその他の施設についてでございますが、消防局につきましては、青葉消防署と一体である現状が、災害情報収集の面からも望ましいこと。新
庁舎整備で先行するほかの政令市でも、消防局と新
庁舎を集約した事例はないことをお示ししております。
また、現在、泉区役所と併設しております職員研修所につきまして、新
庁舎に集約した場合のメリット、デメリットについてお示しをしております。
最後に、
委員長からの要請により参考
資料として、仙台市内の地下鉄やJRの鉄道路線と駅の位置と、
市役所本庁舎、各区役所、総合支所の位置関係がわかる広域図を作成し、配付をしております。
第2回
有識者会議で配付した
資料の説明は以上でございます。
続きまして、本日の
資料1を
ごらんください。
こちらの
資料は、各
委員からの御
意見でございますが、正式な議事録としてまとめるにはもう少し時間がかかるため、事務局の
庁舎管理課において、聞き取りにより要旨をまとめた暫定版でございます。そのため、最終的には一部修正がある場合がございますので、あらかじめ御了承いただければと存じます。
1の
コンセプト・立地・事業手法に関する前回
会議における
意見等を踏まえた論点整理についてでございますが、立地に関する御
意見としましては、(1)や(4)のように、イベントの観点から
市民広場でイベントを開催したいという需要は多く、
市民広場は残すべきで、代替の広場ができるまでの五、六年は使えないというのは厳しいといった御
意見や、(3)のように、イベントの代替開催場所を確保し、10年後によりよい広場、公園をつくる前提であれば、
市民広場や勾当台公園に
庁舎を建ててもよいのではないかという御
意見もありましたが、(10)のように、勾当台公園に建てるのは現実的に難しいのではないか、(11)のように、定禅寺通や
市民広場との連続性確保のための整備範囲が広がることや、国有地の問題等から難しいと思うといった御
意見がございました。
また、(7)や(9)にあるように、
庁舎にどのような機能を持たせるかによって立地等を検討するのか、現
庁舎の耐用限界が迫っているという時間的制約の中で現実的に何ができるのかを考えるのか、方向性を定めることが必要であるという御
意見がございました。
今後の
議論の方向性といたしましては、(12)、(13)、(14)にありますように、Bの
市民広場付近への立地と、Cの現敷地内への立地において、全体としてどのように考え、まとめていくのかが
議論の中心となり、長期的には、定禅寺通を巻き込んだエリアの将来像の一部として新
庁舎のモデルを検討することが
委員会の役割であるとの御提言がございました。
続きまして、裏面の2の新
庁舎の機能と規模についてでございます。
(5)のように、行政機能、
議会機能、災害対策機能の機能や性能は、他都市と差がなく、
市民利用、情報発信機能をどのように考えるかが、仙台らしさを考えることにつながってくるといった御
意見や、(8)のように、職員の働き方が大きく変わることが考えられるので、将来的な規模の増減調整のために棟を分けて整備してもよいのではないかといった御
意見。また、(10)のように、
市民が利用できる
会議室が、低層
部分など気軽に利用できるところにあればよいなどの御
意見がございました。
最後に3のその他でございます。
(2)、(3)にあるように、BとCの比較をする上で、どういう配置案があるのか、他都市がどのように
市民利用機能を考えているのかなど、イメージが湧きやすいような
資料を出してほしいといった御
意見や、(4)、(5)のような、与件の
部分で、早急に建てかえないと機能が保全できない
部分と、時間的な余裕があって新たな展開や変化も考えられる
部分はどこかなどを整理し、新
庁舎のボリューム感、景観など、事務局で整備の案を作成してほしいとの御
意見がございました。
これらの
資料を準備し、引き続き3月26日開催予定の第3回目の
検討委員会におきまして、次の議題ともなっております、新
庁舎の
整備方針とあわせて御
議論をしていただくことを考えてございます。
21:
◯委員長 ただいま
庁舎管理課長から御説明をいただいたわけでございますけれども、
資料をもとに
委員から何か御質問ありましたら承りたいと思います。
22: ◯村上かずひこ
委員 第2回の検討
会議で
資料7なんですが、BとC案というのがあると思うんですが、Bの場合というのがありまして、その前提となるのが
資料6の右下にあるんですが、表小路線、幅員18メートル、敷地へ繰り入れ可能なんですよね。もし廃道にした場合は。
23: ◯
庁舎管理課長 前回の
有識者会議の中で出したのは、
市民広場そのものに整備する案とか、勾当台公園に整備する案と現地との比較ということで
議論をしていただいたときに、この道路も含めて、現在の敷地と
市民広場を巻き込んだそういった中間案みたいなのも考えていいんじゃないかというお話があって、こういった
資料をつくったんですけども、この市道表小路線を実際に廃道できるかどうかというのは、警察や利用されている
市民の方々も含めて、いろいろと御
議論もしていかなきゃならない案だということでは認識しておりますが、こういうケースで考えられるというところで
資料をつくった段階でございます。
24: ◯村上かずひこ
委員 それで、この表小路線、廃道にしたら一体どうなるのかなといろいろ考えてもみたんですけれども、あそこを通るっていうのは、廃道にした場合、私は可能なんじゃないのかなという感じがしました。さまざまな制約や調査が必要とはなりますけれども。そうなると、それが可能であれば、定禅寺通の側が入り口にできると。東二番丁通側も定禅寺通側も入り口にして、道路を廃道にすれば、現在空き地、噴水のところまで
庁舎を建てて、
市民広場の機能は、現在この
庁舎が建っている北側を同じ
スペースとして使えることが可能なんではないかなとは思うんですが、どうなんでしょう。
25: ◯
庁舎管理課長 ただいまの廃道というお話をしているところですけれども、現在、車も人も渡る普通の一般市道なんですけれども、車を通ることはやめて、歩行者専用道路ということで市道を継続するという選択肢もございますので、車をどこに迂回をさせて、そういうふうにできるのかというのが、また
一つの検討材料となります。
あと、今、村上
委員がおっしゃったような
市民広場の代替機能をあいた
スペースに持っていくという案は、考えられないことはないと思います。
26: ◯村上かずひこ
委員 それで、このデメリットにも書いてあるんですが、
市民広場を五、六年使えなくなるおそれがあるというデメリットはあるんですけれども、東西線の大町交番の近くにも
市民広場みたいな機能の場所もできることにはなっているんですけれども、その五、六年の間はそこを使うということもありますし、この表小路線を廃道にする、歩行者専用にするということを考えると、定禅寺通側と東二番丁通側を入り口にできるという、木を移さなきゃいけない、数百万円かかるということですけれども、1本。木を残したままも考えられますし、そういったことも考えられるというのは、その検討
会議では出ているんですよね。
27: ◯
庁舎管理課長 こういった案を示して、その特徴をお示しをしたものでございまして、実際に
委員の皆様からは、具体的なイメージ図がないと、わかりづらいという声が大多数を占めていますので、次の第3回の
有識者会議において、
整備方針で
議論をしていただくことになっていますので、そこで具体的なこのB案、C案に対する図を、配置図なり、
コストなどそういった
資料をつくってお示しをして、さらに御
議論をいただくと、そういう流れに今はなっております。
28:
◯相沢和紀委員 今の
議論の延長線で、仮の話ですよ。勾当台の地下駐車場、かなりの費用をかけてつくって二十数年、25年ぐらいになるのかなと思いますけれども、解体するとなった場合に、補助も入っているはずですよね。整備に対して。そういったことの解体費用はもちろんだけれども、建設に当たっての補助ということについての返還と、そういったことも生じる可能性があるのかどうか確認しておきたいと思います。
29: ◯
庁舎管理課長 これから
資料をつくる際に、そういった視点もちゃんと調べて、確認しながら御
報告、御説明をしたいと思います。
30:
◯委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
31:
◯委員長 それでは、なければ、
本庁舎の建てかえについては、本日はこの程度で終了したいというふうに思います。
次は、
議会棟及び
議会機能の
あり方についてでございます。
まず、前回の
委員会において
委員より御発言がありました件について、
議会事務局から御
報告を願いたいと思います。
32: ◯
議会事務局庶務課長 それでは、
資料2、政令指定都市及び宮城県の
委員会室の利用及び
議会の
傍聴環境について、
資料の上の欄から順次御説明を申し上げます。
まず、
委員会室の利用についてです。
議会以外の貸し出しを実施している都市は、仙台市を含め14都市となっております。
議会のみで利用している自治体は、宮城県を含む7自治体という状況となっております。
次に、
傍聴環境についてですが、本
会議の一般
傍聴席については、前回の
会議において御説明しておりますので、省略させていただきます。
次に、
傍聴者数でございます。1日平均で多いのが、横浜市の100名。続いて、名古屋市の93名。そして、浜松市の74名となっております。
次に、1日最大の
傍聴者数です。延べ人数となっておりますので、仙台市と同様に一般
傍聴席数より上回っている市が、札幌市、さいたま市など14都市ございます。
次に、記者席及び
傍聴席の階層及び配置です。こちらは、本会
議場の階層を1階基準階とした場合の
傍聴席等の配置をあらわしております。具体的には仙台市を
ごらんください。仙台市の場合は、現状3階が
議場でございますが、
資料では1階が
議場、1.5階が記者席、2階が
傍聴席と表記しております。同様の階層構造となっておりますのが、本市以外に11市という状況となっております。なお、静岡市につきましては、記者席、
傍聴席ともに入り口
部分が1階にあることから1階と表示しておりますが、
議場との
高低差はあるとのことでございます。相模原市につきましても同様と伺っております。
次に、記者席、
傍聴席の配置につきましても、大多数の自治体が議員後方に配置しておりますが、側面や後方から側面にかけて配置している自治体もございます。
次に、
傍聴席の寸法、サイズについてです。下に記載しております図Aを参照しながら
ごらんいただければと存じます。仙台市の場合、座面の幅が36センチ、奥行きが43センチとなっておりますが、単純に幅、掛ける、奥行で計算しますと、仙台市の約1.3倍の座面面積となっているのが、浜松市やさいたま市となっております。なお、名古屋市は3人がけとなっておりますので、130センチという座面の幅となっております。
次に、
傍聴席の傾斜についてです。今度は図Bを
ごらんいただきたいと存じます。
まず、
傍聴席の床形状でございますが、全ての自治体が段差があるという状況でございます。また、仙台市との比較となりますが、5)前列と後列の
高低差でいえば、神戸市、宮城県などが仙台市より
高低差があり、静岡市や京都市は逆に
高低差が余りないという状況でございます。
次に、常任
委員会の1室当たりの
傍聴席数平均と
傍聴者数の1回平均ですが、
資料米印で記載しておりますが、札幌市では、誰でも
傍聴でき、増減できることから、把握していないとのことでございます。また、横浜市、京都市では、許可制としているが、許可した例がないといった市もございます。
次に、全員構成の
委員会室についてでございます。最後の欄ですけれども、記載に誤りがありましたので、申しわけございませんが修正願いたいと思います。
傍聴者数の目安と書いておりますが、目安は不要でございましたので、そちらは削除していただければと思います。
こちらも、
傍聴席数及び1回平均の
傍聴者数は記載のとおりですが、全員構成の
委員会は本会
議場で行っている市が、札幌市、千葉市、川崎市、静岡市、浜松市、京都市、北九州市の7都市ございました。また、全員構成の
委員会がない都市も、名古屋市、大阪市、岡山市の3市となっております。さらには、熊本市のように、米印の4であらわしているんですけれども、原則モニター
傍聴のため
傍聴席を設けていないといった市もございます。
33:
◯委員長 ただいま
議会事務局庶務課長から御説明をいただいたわけでございますけれども、
委員から御質問がありましたら伺いたいと思います。
34:
◯木村勝好委員 ほかに貸し出している、使ってもらっているというのに、多分2種類あるのかなと思うのですが、
一つは、役所の中で使っているというケースと、そうじゃなくて、役所の外のいわゆる一般の
市民なり一般の役所外の
人たちにも使ってもらっているという2種類あると思うんだけど、その辺の区別というのはわかりますか。
35: ◯
議会事務局庶務課長
市民に貸し出しているといった情報は、ちょっと押さえておりません。ただ、議員などが構成メンバーとなっている審
議会といった
会議に貸し出しているという利用方法があるようでございます。
36:
◯木村勝好委員 ちなみに、現在、第一
委員会室とか第二
委員会室を使って、外の人に使ってもらって、貸していますよね。あれは、今言った二つの区分でいうとどっちに当たりますか。
37: ◯
議会事務局庶務課長 どちらかというか、今
市民が利用しているのは、執行部側が借りて利用しているという状況ですので、執行部が
市民利用に供しているということですので、議員が携わった
会議とか、どちらにも当てはまらないかなと思っております。
38:
◯木村勝好委員 つまり、
議会議員が
議会以外のものに貸しているというよりは、むしろ当局が、当局がその
議会の
スペースを使って、当局として使って、貸し出して使っているというふうに理解したほうがいいのかな。
39: ◯
議会事務局庶務課長 そのとおりでございます。
40:
◯菊地昭一委員 ちょっと気になったのが座席の幅ということで、仙台市が一番狭いんですけど、京都市なんかと比べると17センチも幅が違うということで、仙台市が一番狭いというのは、何か気になってずっと見ていたんですけど、一般の、椅子の例えば基準みたいなもの、あるじゃないですか。それに比べてどうなのかなと思って、ちょっと気になったんですけどね。決して私たちも
傍聴席に座って、そんなに狭いという感じはしないんですけど、ただ、他都市では、京都市なんかは53センチ、鉛筆1本分ぐらい広いわけですよね。ということは、かなりの差があるなと思ってちょっと見させていただきました。別にコメントなければ結構です。
41: ◯
議会事務局庶務課長 念のために御説明しますと、神戸市が、仙台市の0.95倍ぐらいなので、仙台市が一番狭いというわけではございません。ただ、基準についてはちょっと調べておりませんので、申しわけございません。
42:
◯委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
43:
◯委員長 それでは、なければ次に移ります。
この
議会棟及び
議会機能の
あり方については、これまでの各
委員の御発言について、それぞれの項目ごとにまとめ、私のほうで副
委員長とも相談し、整理いたしております。皆様のお手元にお配りしておるものでございます。本日は、この整理をしたもの、整理表と申し上げますが、これをもとに前回の
委員会で御
意見のなかった
部分や
視察等を踏まえてさらに御
意見がありましたら、順次また伺ってまいりたいと思いますので、よろしく
お願いをいたします。
44:
◯菊地昭一委員 先ほど
議場についてはちょっと触れましたので、
議場の考え方、もう少しいい
意味でフレキシブルに、いろいろ使えるようにというのを入れていただきたいのと、あと、
本庁舎と
議会棟が一棟になるかどうかわかりませんけど、
本庁舎のときに、トイレに対して、特に女性のトイレについては非常に気を使って、トイレというのは今非常に注目されていることもあるので、仮に一緒になるのであれば、
議会棟に設置されるトイレについても非常に、子供を連れてくる女性の方とかそういう方に配慮した、ある
意味ではバリアフリーというか、ユニバーサルトイレが当たり前になるような、そういうトイレに気を使ってほしいというのは、
庁舎も含めて、
議会棟も
お願いしたいと思います。
45:
◯花木則彰委員 傍聴席についても、席数だけの話でなくて、やはり
傍聴者、
市民が
傍聴に来たときに
傍聴しやすいという工夫が、それぞれの
議会棟でもいろいろされていました。特に、耳の御不自由な方が使う磁器ループですか、あれが、
習志野市は議席や当局側の席、そして、あと
傍聴席全部に通っていて、貸し出しのイヤホンも配置されている。30個ぐらいといったかな。ということで、いろいろ今、障害者の差別禁止条例なども含めて整備が必要な
部分が考えられているなと思いましたし、あと、親子室というふうに我々思っていたんだけれども、親子室という
意味合いだけじゃなくて、車椅子でそういう方々が入れるような形のガラス張りの
部分だとか、それぞれいろいろ工夫がされていて、やはり
議会としてこの点は新しくする際に相当工夫をしなきゃいけない
部分かなというふうに思いますので、それは
意見として出しておきたいというふうに思います。
もう
一つは、モニターの話、先ほどもちょっとしましたけれども、議事の進め方含めて、やはり大分映像を使ったもの、あるいは表やグラフを示した形で
議論するということが、これから多くなるだろうと思われますし、そういうのに対応したインターネットでの公開や録画中継とかにも対応したものとなるように、ぜひこれは、機能としては考えていく必要があるかなというふうに思っております。
46:
◯相沢和紀委員 既に出されている
意見ではありますけれども、やっぱり
一つ大きいのは、
議会の図書機能が非常に仙台の場合は脆弱であって、やはり各都市の
議会だよりとか、県内の
議会だよりとか、こういうふうに出しているんだ、こういうところを見習うべきだとかと
市民がすぐ見てわかるような、そういった充実が求められるべきじゃないかというふうに思います。
それから、
菊地昭一委員の
意見に反対するわけではありませんけれども、女性だけのトイレを立派にするというのは、私は逆差別ではないのかというふうに思います。これからの子育て含めて、男女がともに担うわけですから、そういった点は、女性という観点ではなくて、やはり全ての人が快適な空間を求めるということで整理していただければ幸いかなというふうに思っております。
前にもちょっと
意見として出しましたけれども、
委員会の部屋の広さを規定する場合に、今の課長クラス以上全員参加するということを前提にしていくのかというのが
一つ。それからもう
一つは、宮城県もそうでしたし、ほかの
視察したところもそうでしたが、
委員会室の
答弁者側の席に、仙台市の場合は、局長、部長クラスはテーブルがありますけれども、ほかの一般の課長クラスはパイプ椅子だけというふうになっていました。ここに小さなものであってもテーブルつきの椅子が配置されていました。そういったことが具体に検討されれば、当然に諸室の面積というのは広がりますので、その点も当初から
議論をした上で要望すべきではないのかなというふうに思います。
47:
◯田村稔委員 今の相沢
委員の最後の職員の方々の机というのは、やっぱりこれは必要だなと、これも痛感しましたね、私も。
あと、
議会機能としては、やっぱりこれはデジタル化というんですか。できる限りデジタル化をしていかなければいけないだろうなというふうに思います。
48: ◯村上かずひこ
委員 私は常に予決算の特別
委員会室の
傍聴席が狭いなとは思っていたんですが、実はそんなことないっていうのがわかったことと、全員協
議会をする
委員会室がないっていうのは、要するにこれは
議場でやっているということですかね。だから、この常任
委員会室はほかに貸し出しできるんだけど、あの部屋は貸し出しできないので、合理的に考えれば、ああいう特別
委員会室は必要あるのかどうかということも考えていかなきゃならないのかなとも思いました。まして、米印の3なんて許可制で、過去に許可したことがないなんて、横浜市がそんなことなのとは思いましたけれども、だから、特別
委員会が必要なのかどうかということも考えていかなければならないのかなと思いました。
49:
◯木村勝好委員 会派の控室、それから、面談室、
会議室、これはやはり議員として活動する上で非常に大事な要素を持っていると思うんですね。やはり、
スペースを十分確保して、部屋を借りることが難しいなんてことにならないような使い方ができるように、やはりなお一層工夫していく必要があるのではないかなと。面談室なんて、なかなかとれませんからね、実際問題としてね。それじゃあまずいだろうというふうに思いますし、ちょっと来たお客さんなんかは、それこそ控室でちょっとお話聞くぐらいのことができるくらいの控室であってもいいと思うんだけど、それもなかなか思うように任せないし、役所から説明受けるときも、複数役所がかち合っちゃって、御説明が十分聞けないというような場面が結構あるので、そういうところに関しては、やっぱりもっと思い切った確保をしていく必要があるのではないかなと。
それから、先ほどお話がありましたけど図書室、余りにもひどいというか、とても図書室とは思えない、倉庫みたいな感じになっていますよね。あれじゃ誰も行かないと思うし、行ってもどうしようもないと思うんだけど、
議会の図書室というのは、ただの図書館とは
意味が違うと思うので、やっぱり
議会なりに必要な図書文献というものをどういう位置づけにして、どういう使い方にするかということを含めて、やはりもっと機能をちゃんと充実させないといけないんじゃないかなというふうに思います。
50: ◯柿沼敏万
委員 さっきの話、
一つダブるのがトイレの話。私、
菊地昭一委員の意を酌んでいるんですけれども、どういうことかというと、男子のトイレの使用時間と女子のトイレの使用時間が、やっぱり違うんですよね。ですから、待ち時間がないように、だから豪華にせいというのではなくて、恐らく個数というのでしょうか、使用できる数字的なものをふやして、お互いに待ち時間、使用時間というものを考慮したトイレのありようというものを、どの施設を見ても男子トイレの数よりも女性のほうが断然少ないんですよね。それで、待ち時間が長くなって、女性の人がねというところだろうと思いますので、私の理解はそういうふうなことで、トイレの内容的なものというよりは、設置個数について十分配慮して、待ち時間的なものもということだろうかなというふうに思ってましたので、感じ方としてお話しさせていただきました。
一つは、本会
議場、
委員会、いろいろございますけれども、そのところにどういうような機能を持たせて、配置もしかりですよ。配置のこともこれは機能の
一つですから、その部屋がどういう機能を持たなきゃならないかというものをよく分析をしながら組み立てていくということが、私は大事だろうなというふうに思いますので、これは配置だけの問題ではなくて、やはり今の時代、これからの時代に相応した、さっきの
視察したときの投票といいますかね、ITを含めた機械的なものをどう持たせるかというようなことを含めた機能ということで、それぞれの本会
議場、
委員会室、あるいは会派の控室にしても、どういう機能を有さなきゃならないかと、これはどこに行っても、どの場所に設置しても、これだけは普遍ではないのかなと思いますので、その辺のことを考えなければならないのではないのかなと。
それから図書室の話。名称を変えたほうがいいと。もうちょっと、そういうふうな、さっき文献とおっしゃいましたが、それから
資料、それからこれからのものとなれば、もう少しトータル的なネーミングで、あそこに行けばという、その一部に図書室があるような感じ、図書室というのでしょうか、そういうふうなことで、やはり
議会として持たなければならない参考的なものは有するよというようなものは、私もぜひこの際しっかりつくっておくのがいいのではないのかなというふうに思います。過去を知り、今を知って、これからをということを考えるときには、やはりそういうふうにつくったらどうかなというふうに思います。
51: ◯村上かずひこ
委員 先ほど木村勝好
委員のほうから会派室と面談室の話がありましたけれども、
習志野市役所に行ったときに、1階の
会議室、
市民に貸し出している
スペースがあったんですが、そこが可動式の壁なんですよね。今の可動式の壁というのは、防音的にも完璧な、音が漏れないようになっていまして、
市民貸し出しの
スペースがつくれるのであれば、会派控室、面談室も、可動式の壁にするべきだと。何人の会派になろうが、自由自在に動かせるように可動式の壁にする、最近の可動式の壁、防音も、全然音が漏れませんので。無駄なお金を使って壁をつくったり、外したりしていますので、そういうことがないように、何人でもいいように私はそういう可動式の壁にするべきだと思います。
52:
◯菊地昭一委員 柿沼敏万
委員のほうから女子トイレ、サポートしていただきましたので、もう
一つ意味合いがあって、
一つは、子供さん、赤ちゃんなどを連れて入るお母さん方が結構多くて、そうすると、当然時間もかかるし、そこでおむつがえをしたりいろんなことをするので、一定の
スペースがないと。ですから、相沢和紀
委員が言うように、決して男子のトイレがどうのこうのというそういう差別は全くなくて。もう
一つは木村勝好
委員が言った、豊島区で新しく区役所をつくって、新たに別のところに
市民利用施設をつくる。前にも一回話をしました。そこは、2階を全部女性のトイレにして、若い女性が喜んでトイレに来てもらえるようなトイレをつくるんですね。まだ、これからですけど。その理由は、豊島区が、たしか23区の中で唯一、自治体消滅の危険性がある区だと言われて、若い女性に少しでも来ていただくようになるという
コンセプトもあるみたいで、そういう
意味ではこれからの時代は、女性のトイレは大変大事だというような、本当にそう思っていますので、ぜひどこかに御
意見入れていただければと思いました。
53: ◯副
委員長 他の
委員からも既にお話がありましたが、
市民との面談であったり、行政との調整等に有効に活用できるような場所と面積と数、これについては少し検証していかなければならないなと思っておりますし、また、
傍聴環境ということ、まずは子連れの方々に対応できるというところは、別にも車椅子等にも十分対応できるような部屋の検証も不可欠になってくるんではないかなと思います。
ただ、今回の
県議会含め
視察先、全部同様だったんですけれども、我々、よく
傍聴環境について
議論しますが、全てのところが
議場よりかなり高いところにあったというところであります。他の
市議会を見てみると、
議場の延長線上の後ろのほうに
傍聴席を設置しているところも最近では見受けられるところもありますので、そのほうが本当に
市民の方々にとって聞きやすいものなのか、やっぱり高いところのほうがいいのか、見おろすほうがいいのか、この辺については、早急に検証しておく必要があるのではないかなと感じたところであります。
54:
◯委員長 念のため申し上げますが、整理表の右側に、参考として横浜市での検討の様子を載せております。これも
ごらんいただきながら検討を進めてまいりたいというふうに思います。
それで、
委員長からの提案なんですけれど、正副議長室及びそれに附属する
応接室も見てまいりました。賓客をお迎えしたときに、果たして今で十分なのかという
意見もあろうかというふうに思います。この辺もまた
議論にしていきたいと思いますし、もう
一つ大事なのは、
議会事務局の
スペースをどうするかということでございます。
県議会を
視察したときに、分かれていましたね。分かれていた、不便だというそういう説明を受けた記憶があります。本
議会でも議事課が分かれておりまして、
議会事務局も、
意見をお聞きしなくちゃならないわけですけれども、大事な機能を担っていただいている
部分ですので、
委員間で
議論をこれから深めていければと。
議会事務局の御
意見も伺うことになっていくわけですけれども、そういうことも念頭に置いていただきながら、これから
議論をさらに進めてまいりたいというふうに思うところでございます。
それから、
意見はいただいておりますけれども、形態ですね。
議会棟と
本庁舎棟をどうするか。今までの御
意見は、一体あるいは一棟でいいのではないかという御
意見がありますけれども、議員の中には、また別の御
意見もあるのではないかというふうに思います。その点についても、非常に象徴的なこともございます。と私は思っておりまして、ぜひ各会派で話題にしていただいて、この
委員会でまたみんなで
議論してまいりたいというふうに思うところでございます。
ほかに何かございますでしょうか。
55:
◯木村勝好委員 今の
委員長の
議会事務局に関する御指摘、大変大事なことだと思います。どのぐらいの部屋の
スペースが必要か云々もさることながら、それは結果として出てくることであって、そもそも今のこの仙台
市議会に対応する
議会事務局の定員といいますか、その存在、
あり方、機能が、果たしてこれで十分なのか、そこから先、考えなくていいのかという問題は、当然あり得ると思いますので、そのことも含めていろいろ検討する中で、おのずとその定数なり、あるいはそれに見合う
スペースなり、さっき言った図書室のことなんかも含めて出てくるのかなと思いますので、そもそもの
議会事務局のどうあるべきなのかとか、あるいは定数がどうなのかということも、ちょっと
議論する場があれば、ぜひしていただければいいのかなと思います。
56:
◯委員長 そのように進めてまいりたいというふうに思っておりますけど、
議論の大事なテーマになってまいりますので、御対応
お願いすることになりますので、よろしく
お願いいたします。
ほかに
意見はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
57:
◯委員長 なければ、きょう御発言いただきました内容につきまして、項目ごとに再度、正副
委員長のほうで整理して、次回の
委員会までにお示しをいたしますので、それをもとに各会派で改めて御検討いただくように
お願いしたいというふうに思います。
また、
議会棟及び
議会機能の
あり方については、3月中をめどに
委員会としての
意見をまとめてまいりたいと考えております。次回の
委員会ではまとめに向けた総括的な
意見交換というところで進めてまいりたいというふうに考えておりますので、どうぞよろしく
お願いをいたします。
次に、次回の
委員会についてでございます。
年間開催日程では3月15日としておりますが、ただいま申し上げたように、
議会棟及び
議会機能の
あり方について、3月中をめどに
委員会としての
意見をまとめてまいりたいと考えております。皆様には事前にお知らせを申し上げましたとおり、3月6日火曜日、午前10時、開催日程に加えて開催することにしたいと思っておりますが、よろしゅうございましょうか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
58:
◯委員長 それでは、そのようなことでよろしく
お願いいたします。
以上で予定しておりました日程を終了することになります。そのほか皆様から何か御発言がございましたら承りたいと思いますが、いかがでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
59:
◯委員長 ないようでございますので、以上で、新たな
本庁舎・
議会棟の
整備調査特別委員会を閉会いたします。...