資料の左側が、新
庁舎の
コンセプトに関する
部分でございまして、以前にお配りしました
本庁舎の
あり方の
資料に基づきまして、
防災対応・
危機管理、
まちづくり、
利便性・
環境配慮、
持続性といった四つの区分けとし、それぞれの
論点とその
内容について整理をしております。例えば(2)
コンセプトそれぞれの
論点等の囲みの中の、
まちづくり(賑わい・
協働)としましては、
まちのにぎわいや幅広い
協働の視点と、
庁舎との
関係性を踏まえたものを
論点として、具体の例として、
イベントスペースの
設置などが考えられます。
有識者会議では、これを
たたき台としまして、ここに
記載した以外の
論点もあるのではないかですとか、もう少し違う視点が必要ではないかなど、新
庁舎が目指すべき
方向性について、
有識者の
皆様から御
意見をいただきたいと考えております。
資料の右側が、新
庁舎の
立地と
事業手法についてでございます。こちらも以前にお配りした新
庁舎の
立地の考え方についてと、新
庁舎の
事業手法についての
資料に基づきまして、
論点をまとめたものでございます。2の新
庁舎の
立地につきましては、現
庁舎敷地での
建てかえが望ましいという昨年度までの
検討結果をお示しした上で、さらに
災害対応や交通の
利便性といった
論点を加えて、
庁舎と
まちとの
関係性を踏まえた望ましい
立地について、
有識者の
皆様の御
意見をいただきたいと考えております。
3の新
庁舎の
事業手法につきましては、マンションや
音楽ホールとの
複合化を行った場合のメリット、デメリットなどの
論点をお示しし、
庁舎整備に当たっての望ましい
事業手法について、
有識者の
皆様から御
意見をいただきたいと考えております。
次に、
本庁舎の
建てかえに関する
市民及び
調査特別委員会からの御
意見についてでございます。
資料2をごらんください。
本庁舎の
建てかえに関しましては、4月からホームページに情報を掲載しておりまして、11月までに5,000件ほどのアクセスがございました。また、御
意見も常時受け付けておりまして、これまでに18件の御
意見をいただいております。それに加えまして、先日11月5日日曜日に、仙台市主催の
市民まちづくりフォーラムがアエルで
開催されまして、こちらは無作為で抽出された
市民の
皆様が、六つの
テーマごとに分かれて
グループ討議を行うものでございましたが、その中の
テーマの一つとして、新しい
本庁舎に期待することという
テーマで参加をいたしました。
資料2の左側に、
市民まちづくりフォーラムでいただいた御
意見と、メールや電話などでこれまでに寄せられている御
意見の要旨をまとめてございます。
資料の右側には、後日いただく
予定の本
調査特別委員会からの御
意見を追記いたしまして、
有識者会議の
資料として配付する
予定となっております。
続きまして、
資料3が
前回御
質問もございました現
本庁舎敷地にて確保可能な
床面積についてでございます。
資料3をごらんください。
現在の
本庁舎敷地の
法定容積率は500%でございますが、敷地内に
市民の
皆様が利用できる開放された
公開空地を設けるなど、条件を満たした上で、
建築基準法に定める
総合設計制度を利用いたしますと、
容積率の割り増しが可能となりますので、この場合の
容積率は700%となります。したがいまして、現在の
本庁舎敷地における
床面積の上限はおよそ9万3800平方メートルとなってございます。
3:
◯委員長 ただいま御
説明をいただきました。
委員から何か
質問はございますか。(「なし」の声あり)
なければ、次に、
前回の
委員会において各
委員からいただいた御
意見について、副
委員長とも相談し、私のほうでまとめましたものを、本日
皆様のお
手元に配付しておりますので、ごらんいただきたいと思います。まとめに
当たりましては、基本的には
発言の趣旨は変えずに、
資料の項目に合わせて
意見を整理するということでまとめております。つきましては、この
内容について、
委員の
皆様に御確認をいただきました後、私のほうから
議長に対して御
報告申し上げ、
議長のほうから当局に送付いただくということで考えております。
本庁舎の
建てかえに関する
委員の御
意見ということで、今後
設置予定の
有識者会議において
検討の参考としていただくようにお願いしたいと思います。この件につきまして御
発言はありますか。(「なし」の声あり)
なければ、このようなことで私のほうから
議長に対して御
報告し、
議長のほうから当局に送付いただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
ほかになければ、お
手元に配付しております
資料4及び5でございます。
有識者会議の
設置について、及び第2回
有識者会議において
検討予定であります新
庁舎の
機能と
規模についてでございます。なお、この
有識者会議における
議論の
経過等については、
議長とも相談し、本
委員会に御
報告をいただくということで整理をしております。
それでは、
財政局より2件合わせて御
説明を願いたいと思います。
4:
◯庁舎管理課長 資料4をごらんください。
今回の
有識者会議の正式な名称は、表題にございますとおり、仙台市役所
本庁舎建替
基本構想検討委員会と称することといたしました。
1の
設置の目的につきましては、
記載のとおりでございます。
2の
委員の構成でございますが、
委員には防災や環境、福祉、
まちづくり、建築といった各分野の
有識者でいらっしゃる10名の
皆様にお願いをしております。
3に
記載のとおり、第1回目の
会議は12月21日木曜日17時から
開催を
予定しております。
4の今後の
想定スケジュールに
記載のとおり、
委員会は
基本構想の策定まで全部で5回
程度の
開催を
予定しております。
続きまして、来年1月下旬に
予定をしております第2回目の
有識者会議で
検討予定の、新
庁舎の
機能と
規模についてでございます。
資料5をごらんください。
2回目の
有識者会議では、新
庁舎の
機能と
規模について御
議論をいただく
予定でございます。
資料の左側、1の新
庁舎の
機能についてでございますが、こちらには新
庁舎の
機能として想定される四つの
機能、すなわち
行政機能、
議会機能、
災害対策機能、
市民利用・
情報発信機能と整理し、具体的な例として、主な諸
室等を
記載しておりまして、現有の諸室に基づいて整理したものでございます。
その下の表でございますが、四つの
機能ごとに現在の
本庁舎で課題となっている点などを
論点として
記載しております。これらを
議論の
たたき台としていただいて、新
庁舎に求められるさまざまな
機能について、
有識者の
皆様から御
意見をいただきたいと考えております。
次に、
資料の右側の中段、2の新
庁舎の
規模についてでございます。
こちらは昨年度の
次部長級職員による
検討の際に、現在の
庁舎分散を解消して集約するために必要な
面積として仮定した3万6000平方メートルをお示ししております。この
面積は、廊下やトイレなどの
共用部分を除いた
専有面積でございまして、現在の
本庁舎と新築したばかりの
上杉分庁舎を除いた分
庁舎、それに仮
庁舎の
面積を合計したものを基礎とした数字となっております。
その下、
囲み部分が、新
庁舎の
規模に関する
論点や
内容を整理したものでございます。第2回の
有識者会議では、この
資料を
議論の
たたき台としてお示しし、どういった新しい
機能を加えていくか、またその
規模、大まかな
面積はどの
程度なのかなどにつきまして、
有識者の
皆様から御
意見をいただくこととしております。
なお、ただいまごらんいただいております
資料5でございますが、今月21日に
予定しております第1回目の
有識者会議の
状況によりましては、
記載内容が変更となる場合がございますので、現段階での案をお示ししているという点を御了承いただければと存じます。
説明は以上でございます。
5:
◯委員長 ただいま御
説明をいただきましたが、
委員から
質問等はございますか。(「なし」の声あり)
なければ、ただいま御
説明いただきました第2回
有識者会議の
検討項目につきましては、本日一旦お持ち帰りいただき、次回の
委員会において御
協議をお願いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
次に、
議会棟及び
議会機能の
あり方についてでございます。
冒頭申し上げました
木村勝好委員及び
花木則彰委員から御
発言のありました、現在の
委員会室配置になった経緯及び
市民に開かれた他
都市議会棟の特徴的な事例と、あわせて御
報告を願いたいと思います。なお、冒頭申し上げましたとおり、他
都市の
状況につきましては現在、
議会事務局で
調査を行っているとのことでありますので、
調査の結果が
まとまり次第、御
報告いたしますので、よろしくお願いいたします。
6:
◯議会事務局庶務課長 それでは、初めに、現在の
委員会室配置となった経緯について御
説明いたします。
お
手元に
資料6をお配りしておりますが、この
資料は
委員会の
定数の
変更経過を一部抜粋した
資料となっております。参考にごらんいただきながら御
説明申し上げます。
まず、現在の
議会棟が完成した昭和40年当時ですが、現在1階の
特別委員会室となっている
部分を三つに分け、また2階は今の
議会運営委員会室、
あと会議室の
部分を
会議室として使用しており、それぞれを
委員会等で使用していたようでございます。
このような
状況が昭和62年まで続いておりましたが、
資料(1)(2)に
記載のとおり、宮城町、秋保町及び泉市との合併による
議員の増加、あわせて
常任委員会の
定数を変更したことから、
議会棟の
議場及び
会議室での対応が難しく、
本庁舎の8階に
議場や
委員会室を整備して対応しております。また、
委員会室のみならず、
議員控室も
議員の増加に対応する調整を
議会棟内で、先ほど移転した
部分を、あいた
部分を使用しまして対応しております。
(3)をごらんください。
平成3年、合併後初の
地方統一選挙により、
議員定数が64になっております。その際、64名で
議会棟に戻ってくる場合に、
控室や
委員会室等が物理的に不足するとのことから、
本庁舎2階
部分、現在
委員会室で使用している
部分に
委員会室を設けることを
当局サイドと調整し、現在
常任委員会室及び
議事課もですが、そこで使用している
エリアを
議事堂の
エリアとしたという
経過でございます。
平成5年の6月ごろから、現6
委員会という体制になりまして、今の
配置のようになったというのが
経過でございます。
ちなみに、
議会棟以外の使用につきましては、
平成元年に
政令市移行に伴って副
議長室を設けるということとした際に、その
スペースを確保するために、
本庁舎2階の当時
市民福祉課、現
市民の部屋の上ですが、今自民党の
控室、
会議室になっていますけれども、そこを
会派控室として使用することで調整したと。その際は
議事堂としての
一体感を持たせるために、扉をつけたという
経過があります。それが一番こちらの
本庁舎側に来た、最初の場面でございます。
それでは、次に、
市民に開かれた他
都市議会棟の特徴的な事例について、
資料7、開かれた
議会のための
取り組み例に基づき、御
説明申し上げます。
まず、この
資料は、
平成28年6月に
金沢市議会が照会をしてまとめた
資料から、該当する
部分を抽出して作成した
資料となります。
それでは、
資料に沿って御
説明申し上げます。
1、
傍聴席の構造ということで、
傍聴席が
議場と同じ
フロアにあるという構造が、旭川市、秋田市、長野市、豊橋市、枚方市、呉市、那覇市でそのような
フロア構造になっております。
2、
議場への
モニター等の
設置ということで、
傍聴席に
モニター等を
設置し、
傍聴席に背を向けて行う質疑、
質問に対しても、
傍聴席から
モニターで
議員の顔などが見えるようにしているというのが、川崎市、相模原市、浜松市、呉市ということでございます。あと(2)として、
電子表決を導入して、
議員ごとの
賛否等を表示しているのが、郡山市、柏市、長野市、大津市、呉市、下関市、鹿児島市、那覇市ということになります。
3として、
聴覚障害者への配慮。
聴覚障害者用の
磁気ループシステムというのですけれども、マイクの音を直接
電気信号に変えて送る際に発生する磁気を補聴器が直接感知することで、その音しか聞こえなくするという仕組みでございます。そういった
システムを使って、音を的確に聞き取ることができるという
システムでございますけれども、それを
傍聴席に
配置しているというのが、名古屋市、秋田市、船橋市でございます。
7:
◯委員長 ただいま御
説明をいただきましたが、
質問等はございますか。
8:
◯相沢和紀委員 金沢市で
調査したものをピックアップしたということですから、正確にはつかまえていないかもしれませんけれども、
傍聴席の
議場と同じ
フロア、要するに同じ階にあるのだと。しかし、質疑をするなり、見る方からすれば、まるっきりフラットではなくて、多少の傾斜があるという理解でよろしいんでしょうか。
9:
◯議会事務局庶務課長 今、相沢
委員おっしゃったとおりに、同じ
フロアですが、傾斜がついて、仕切りがあって、多少なり傾斜があるところに
傍聴席が同じ
フロア内にあるということでございます。なので、補足すれば、今
議場の後ろの席から、そのままつながって
傍聴席があるという
イメージでございます。
10:
◯花木則彰委員 磁気ループシステムというのは、
天文台のプラネタリウムのところにつけたのと同じものですか。
11:
◯議会事務局庶務課長 済みません、
天文台のことはちょっとわかっておりません。
12:
◯花木則彰委員 たしかそうやって
説明を受けたような気がする。
この前、私として長岡市の本
会議場が
ガラス張りになっているんだというので、写真をという話があって、
委員長のほうにお預けしたんですけれども、
全面ガラス張りという
イメージではないと。壁の演台の右の
部分の一
部分が
ガラスになっていて、1階につくられているので外を歩く
人たちから見える。逆に、
議場のほうからは外が見えるという
状況でつくられているというものです。
13:
◯委員長 花木委員の御
発言にありましたとおり、先ほど私の
手元に届きました。ここで暫時休憩して、この
資料を回します。
休憩 午後1時23分
再開 午後1時25分
14:
◯委員長 再開いたします。
せっかく
花木委員に
資料を用意していただきましたので、休憩中に
委員にごらんいただきました。この際ですから、この件について
議会事務局で何か承知されていることがあれば、御
説明をお願いします。
15:
◯議会事務局庶務課長 こちらの
事務局から長岡市の
議会事務局に事前に問い合わせしましたところ、当初はやはりオープンでやっていたんですけれども、途中から、いつからとは聞いていないんですけれども、まぶしい、あとは
ガラスに張りつく人がいて気になるなど、そういった理由で
議長判断でロールスクリーンをおろして、今は
議会を
開催しているということでございます。
16:
◯委員長 関連して、あるいはほかに何か御
質問はございますか。
17:
◯木村勝好委員 前に私のほうで調べていただきたいと申し上げた件なんですが、これを見ていると、合併する前は60名の
定数、現在よりも多いということですね。今55名ですからね。そうすると、60名の
定数でやっていたときに、要するに今の
議会棟の中だけでやっていて、それはつまり各会派の
控室とか何かも含めて、あの中だけでやっていたということになるんですか。かなりきつかったんじゃないですか。
18:
◯議会事務局庶務課長 当時の図面を確認したところ、やはり
控室のほうがかなり手狭なような
配置になっておりまして、
委員会室も今と比べたらかなり狭いんですけれども、基本は今の
会議室、
議会運営委員会室のような広さのところで
会議を行っていたということになります。
19:
◯木村勝好委員 そうすると、今例えば
説明員、第一
委員会室なんかでやる
委員会の
説明員というのは、結構な人数が来ていますよね。第二
委員会もそうですけれども。そうすると、例えば今の
議会棟の2階の
会議室みたいなところで
常任委員会をやっていたとすれば、その
説明員の数というのは物すごく少なかったということですか。
20:
◯議会事務局庶務課長 大変申しわけありません。そこまではちょっと、過去の
記録を全部引っ張り出して調べていたものですから、ちょっと
説明員の数までは承知していないところでございます。
21:
◯木村勝好委員 物理的に考えれば、恐らく今の
規模の第一
委員会室、第二
委員会室に出てくる
説明員は、あの
会議室の広さではとても入り切れるはずがないので、
委員会の持ち方といったらいいのか、何というか、今とは相当違うものだったんですか。
22:
◯議会事務局庶務課長 これは今の現状から考えると、局の数も少なかった、当時は今の数より少なく、所管の局も少なかったように
記録では見たところでございます。なので、それに伴って
説明員も若干絞られていたのかなとは想像できますが、申しわけございません。
23:
◯木村勝好委員 これ以上余りお聞きしても多分わからないでしょうけれども、私の感覚からすれば、今の
控室、あるいは今の
委員会室、決して広いとは言えない。例えばここだってそうですけれども、決して広いとは言えない。だから、恐らくこれからのことをいろいろ考えたときに、小さくつくってしまうと今のようなことが起きてしまうということが十分あり得るので、その辺も考慮しながらいろいろなことを考えていかなければいけないのではないかと思いました。
24:
◯議会事務局庶務課長 一つだけ
記録の中で確認できたのは、現在、
控室1人
当たりの平均の
延べ床面積ですが、11平米だと記憶しているんですが、当時は6平米だったというのは
記録の中に残っております。
25:
◯委員長 ほかに御
質問はございますか。
御
説明に関しての
質問等がなければ、今後の
調査の参考にしていきたいと考えておりますので、
委員の
皆様にもどうぞよろしくお願いいたします。
次回の
委員会について、まずお諮りしたいと思います。
年間開催日程に基づきまして、12月26日の午後1時を考えておりますが、よろしゅうございましょうか。それでは、よろしくお願いいたします。
以上で
予定しておりました
日程は終了いたしますが、そのほか
皆様から御
発言がございましたらいただきたいと思います。
26:
◯佐藤正昭委員 過日、今週月曜日なんですけれども、第1回の仙台市
音楽ホール検討懇話会というものが開かれました。私も傍聴してまいりました。とてもまとまった
資料で、このことは本格的に
音楽ホールの
検討が始まったのは、
平成4年か5年ころだったと思うのですね。そうすると、通算25年ずっと
検討してきたということで、とてもまとまった
資料が
検討懇話会のほうに出されておりまして、その中でも現状や課題を踏まえた主な
論点と、
議論のための仮説の提示、こういうところまで踏み込んだ中で提案をされていて、その
委員会の中では10年
程度で
音楽ホールを完成させたいという
発言がありまして、その方向で
検討懇話会もスタートしたところなんですね。
私、ちょっと聞いていて心配になりましたのが、この我々がやっている新
庁舎の建設も大体10年
程度でということになると、相当数重なる
部分があるのかなと思われるんですよ。しかもこの
音楽ホールの
検討会の中で出されたのが、2,000席の大
ホールプラス小ホールというような形の中で、そして
練習室なり、いろいろなものが完備されるということになると、今まで我々がちょっと漏れ伝わって聞いていた今までの大きさとは、若干大きく、もうちょっと大きい形になってきてるのかなと思うんですね。そうすると、相当予算などもかかるんだろうなという思いがあったんですけれども、これ同時期にこれが進んでいくということになると、費用的に財政的にこれは大丈夫かなということで、この
委員会にも関連があることなので、ちょっとお聞きしてみたいなと思っていたんですけれども、よろしくお願いいたします。
27:
◯財政局次長 財政的には大丈夫なのかという御
質問だと思うんですが、
本庁舎の
建てかえにつきましては、新
庁舎の建物の
規模ですとか、設備の詳細が確定しておりませんので、昨年度
次部長級職員の
調整検討会議の中におきましては、現有の建物の
面積、先ほどの
専有面積に考えられる
共有面積を足したもの、それを概算で出しまして、それに
類似工事の
実績単価を単純に乗じまして、概算の
建設費を試算しております。この財源の手当てにつきましては、
庁舎についてはその75%につきまして、市債の発行が認められておりますので、残りの25%が
一般財源相当額ということになります。こちらにつきましては、この4月に新たに名称を変えてつくりました基金、
公共施設保全整備基金の活用を見込んでいるというところでございます。
一方で、
音楽ホールについてでございますが、現在その
規模ですとか
立地も含めて、先般から本格的な
検討に着手したという段階でございますので、具体的な事業費の財源構成について、現在試算ができるという
状況ではないものと認識しておりますので、今後は
音楽ホールの
検討の進捗
状況をよく注視していきながら、財政負担の平準化ですとか、財源の確保に取り組みまして、適切で効率的な財政運営に努めてまいりたいと考えております。
28:
◯佐藤正昭委員 今、次長からの
説明はよくわかったんですけれども、それにしても重なる
部分があるわけなんですよね。我々としては、市
庁舎も早くつくってもらいたい、耐震の観点からも。しかし、
音楽ホールも
市民の希望の星でありますし、早く整備したいと、このように思っているわけであります。そういった中で、
財政局にどれくらいかかるかわからないと言われると、ちょっとお話のしようがないんだけれども、こういうものというのは、私が心配しているのは、財政とか総務担当の部局と文化観光局が対立するような、引っ張り合いになるような、そういうことになってはまずいなと思っているわけで、そういった中で各局間での連携がどのようにとられているのか。そして、この間、市長、副市長からはどういう
発言があって、どういうふうにこのことをしていきなさいという指示があるのか、その辺のところをお伺いしたいなと思っておりました。
29:
◯財政局次長 音楽ホールの整備、それから
本庁舎の
建てかえにつきましては、本市にとっていずれも大変重要な事業であるというふうには認識いたしております。したがいまして、関係局間でその進捗
状況等については必要に応じて情報の共有を図っているというところでございます。
本庁舎の
建てかえのほうにつきましては、全庁的な調整ということにつきましては、今後局長級の職員による
建てかえ準備
委員会というものを立ち上げまして、全庁的な調整を図っていくということにいたしております。一方、
音楽ホールにつきましては、先ほど申し上げましたように、懇話会を立ち上げてこれから
検討していくということでございまして、その進捗を見ながら両事業について適切に調整を図ってまいりたいというふうに考えておりますが、現在それについて具体的に、二役のほうから両者の調整をこうしなさいといったような御指示はまだないところでございまして、当面情報共有に努めながら、その調整を図る時期を間違えないように対応していくということになろうかと考えております。
30:
◯佐藤正昭委員 ありがとうございます。今のでいいんですけれども、情報をしっかり共有していただいて、当然そういうものが並立的になるんだろうなと思いますから、そこのところは情報共有しながら、しっかりとした進捗をしてほしいなという思いでありますので、よろしくお願いいたします。
31: ◯田村稔
委員 ただいま
佐藤正昭委員のお話を聞いておりまして、
音楽ホール、この
委員会と全然関係ないということではないと思います。多少の関係はあると思う。ただ、基本的なお考えが、
音楽ホールはまさに公設公営でつくると御自分でお決めになっている。私は、全然考えが違って、とてもじゃないけど公設公営なんて無理だと思っていますので、だから、そのあたりはちょっと余り突っ込まないほうがいいんじゃないかなと思っています。
32:
◯佐藤正昭委員 まあ、そういう考えは私と一番遠い考え方だというのも、田村
委員もよく一番私のこれまでの20数年間の
発言をしていったのを考えれば、そうではないということでありますけれども、今確認をしたわけですから、そういうことで私も心配をして確認をしてきたわけでありますから、そういうことに対しては一番積極的な
議員が私でありますので、よろしくお願いいたします。
そして次に、ちょっと私、先ほど
質問すればよかったんですけれども、
資料2で、
市民からの御
意見についてと、5,000件弱の閲覧があって18件の
意見をいただきましたと。18件。多分18件の
意見がここに載っているんでしょうけれども、これが
市民全体の
意見なのかというと、私はちょっと甚だ疑問を呈しなければいけないものですから、
市民の
意見だったらもう少しいっぱいの
意見が寄せられるような、そういうやり方というのはなかったのかなと思っているし、このまとめ方についても、何かこういうふうになると、何か
議論に影響が出かねないかなという心配があって、もう少し広い
意見を集約するような、そんなものにならなかったかなと思って、これからどうしろということはなかなか言えないんだけれども、そういう思いがありました。
33:
◯委員長 大変大事な御懸念の一つだと思いますけれども、
市民意見の聴取というか、
市民意見をいただくことは今後どのように取り扱っていくようなことなのでしょうか。今、
佐藤正昭委員の御懸念について、まずお答えをいただきたいと思います。
34:
◯庁舎管理課長 今回の
資料につきましては、これまで寄せられた
意見ということで事実のみを
記載したものですけれども、今後、
有識者会議など進めていく中でさらに情報提供に努めて、さらに
市民の
皆様から御
意見を頂戴できるような工夫をしながら、場合によってはそのほかのフォーラムなどに参加するなど、こちらも積極的に努めてまいるなど、そういった工夫も
検討してまいりたいと思います。
35: ◯柿沼敏万
委員 今のに関連してですけれども、18件はそのとおりだと思うんですが、ペーパーにしたときに5,000件の閲覧があって18件よりは、多数の
意見をいただきましたというような表現で、やはりこれが出ていくわけですから、18件ですかというような感じに、
市民の声がまだまだというのか、関心がないような印象になりませんかというのが、ここで今
佐藤正昭委員と話をしたところで、これが間違っているとかどうかじゃなくて、表現の仕方として18件の
意見じゃなくて、多数というか、さまざまというか、そういう18件そのままでいいんでしょうかねという気持ちを申し上げたまでですね。
36:
◯花木則彰委員 関連して。18件というのを正確に
委員の人に受けとめてもらったほうがいいと思う。どちらかというと、5,000件弱の閲覧がありという、この情報が要るのか要らないのかのほうだと思うので。
意見です。
37:
◯委員長 複数の
委員から御
意見がございましたけれども、この件に関して何か御
説明ありますか。
38:
◯庁舎管理課長 資料の表記の
内容につきましては、もう少し工夫をしてまいりたいと思います。御
意見ありがとうございました。
39:
◯委員長 本
調査特別委員会の審議が進む、あるいは仙台市御当局からの
市民に対しての広報が進んでいく中で、
市民の皆さん方の関心は高まっていくことが予想されるわけです。そういう点で、
委員の皆さん方から御
意見が出ているのではないかというふうに思いますので、
庁舎管理課長からお話がありましたけれども、どうぞきょういただいた御
意見を踏まえて、今後工夫をしていただきたいと思います。
このことに関連して、ほかの
委員の皆さん方、
意見はございますか。
40:
◯木村勝好委員 その前段の
佐藤正昭委員の御懸念のことについてなんですが、要するに
庁舎の問題と
音楽ホールの問題、同じような時期になるんじゃないかと。財政的になかなか大変なんじゃないかと。優先順位をつけるとすればどうなんだという
議論は、実は奥山市長の時代から結構あったんだろうなというふうに私は認識していまして、そのときの奥山市長のお答えの仕方というのは、緊急性という意味から言うと市
庁舎だといったようなことを表明されていたやに、私としては捉えていましたが、今の郡市長になってからの仙台市としてのとらまえ方も、基本的には同じような捉え方なんでしょうか。それとも、いやもうこれは並列するんだという話で、今までと変わってきたんでしょうか。その辺はどうなんでしょうか。
41:
◯財政局次長 ただいまの市長の現在の考え方ということでございますが、市長が就任いたしましてから
議会などでも御答弁申し上げていると思いますが、その進捗
状況を見ながら、その優先順位を考えていくというふうにおっしゃっておりまして、これまでの
本庁舎の
建てかえについての進め方については、このまま
有識者会議を立ち上げて進めていくと。一定のスケジュール感を持って進めていくということで御了承はいただいておりますので、これはこれで進めていっていいのであろうというふうに理解をいたしております。
音楽ホールにつきまして、先般懇話会を立ち上げて
立地ですとか、設備ですとか、
機能ですとか、そういったことを
平成31年度の
基本構想策定に向けてお話はなさるというふうに聞いておりましたので、そうなると、若干私どもの
本庁舎のほうが先になるのかなというふうには考えておりますが、ただいずれにしましても現段階でどちらが先ということは、まだ明確にはおっしゃっていないのかなとは思ってはおります。
42:
◯木村勝好委員 そうすると、奥山市長時代の優先順位から言えば
本庁舎だといったようなスタンスじゃなくて、両方いろいろやっている中で最終的にはどっちを優先させるか、市長として判断をするような局面もあるということなのか、それとも、いやそうじゃなくてあくまで基本は奥山時代のようなスタンスで臨むんだということなのか、その辺何か今のお答えだとはっきりしないんだけれども、どっちなんですか。
43:
◯財政局次長 私どももはっきりその辺、市長から申しつかっているわけではございませんので、答えにくいところはございますが、私どもとしては
本庁舎については耐用年数というのが決まっておりますので、その限界までに間に合うように、
建てかえについては
議論を進め、基本計画、基本設計のほうに進めてまいりたいというふうに考えているというところでございます。済みません、市長がどちらかというところまではっきり申し上げられなくて、申しわけないんですけれども。
44: ◯柿沼敏万
委員 どちらが先だと、優先ということでなくて、市の
庁舎はもう
建てるという方向で進んでいるわけですから、もって
音楽ホール、仮称ですけれども
音楽ホールは、時代の要請あるいは
市民の最たる宿願みたいなものですから、これも整えれば進んでいくと。それがたまたま並行になると、並立していくという事態になるかもわからないし、ならないかもわからないと。要はどちらが先だ、どうなんだというものでなくて、それぞれの必要性に応じて、私から言えば恐らく両方プロジェクトとすれば、大きなプロジェクトだと思いますから、2大プロジェクトの進行になるということもあり得るなということですから、当然
議会としてもやはり今回きちんとその辺のことを、今木村
委員のお話のように市長に問いただすとか、あるいは全体のものと、ただ両方とも
有識者会議といいますか、第三者の
会議が進行していってるわけですから、その結果次第だろうというふうに思いますので、まとめて言えばどちらが先だ、後だじゃなくて、それぞれの必要性に応じて進んでいくんだという
方向性であってほしいと思います。
45:
◯木村勝好委員 釈然としないまま終わるわけにもいきませんので、私はやっぱり優先順位はあってしかるべきだというふうに思っています。私が捉えているのは、やはりそれは
本庁舎のほうが優先だと。当然だと思ってますので、
音楽ホールが要らないとか、そんなこと言ってるんじゃないですよ。レールに乗っているものは乗っているものとしてきちんとやるとして、だけど
音楽ホールについてもいろいろ考慮していくんだというんだったら、それはそれなりの整理の仕方をやはりわかるような形で市長としても、どこかの時点で明らかにされる必要はあるのかなと思っています。これは
意見です。
46: ◯菊地昭一
委員 音楽ホール、市
庁舎と違うという話ではありませんが、確認も含めて、先ほどの12月21日の
有識者会議では、新
庁舎の
コンセプトや
立地、
事業手法ということで、たしかこのペーパーが参考
資料で、ここのまだ記入されていないところには後日追記
予定というのが、きょうの
議論も踏まえて、これがここに
前回のも含めて入るわけですね。それで、次の1月の末に行われる
有識者会議には、この
資料5を中心にやるという、たしか
説明でしたよね。そうすると、こちらの
調査特別委員会としては、
予定では2月の頭ですから、そうすると1月末の
有識者会議には12月26日までの
議論が、
調査特別委員会として
報告になるという考え方でよろしいですか。
47:
◯委員長 そのように考えておりますが、御当局、それでよろしいですか。
48:
◯庁舎管理課長 そのような考えで進めていただければと思います。
49: ◯菊地昭一
委員 資料5の中に、この
議会機能というところに、しっかりと仙台市
議会新たな
本庁舎議会棟調査特別委員会における
調査検討ということは、12月26日あたりはその
議会棟をどういうふうにするかということについて、もっと詰めて
議論しなければだめだという理解でいいんですか。何か余り
議会棟の
議論がなくて、
音楽ホールがいいのか、市
庁舎……そっちのほうに行きそうなので、そこは整理していただいて、次のときにはこれをしっかりやらないと、
有識者会議に
報告できないということになるのかなという懸念はしました。
50:
◯委員長 今まで
委員会を何回か開いておりますけれども、
議会棟につきましては、
議会の責任で
議論をして、市長にお伝えするというスタンスであると思っておりますので、せっかくの御確認ですが、どうぞそのように改めて御認識をいただきたいと思います。
委員の
皆様にもよろしくお願いいたします。
51:
◯相沢和紀委員 前回いただいた
資料の中に、横浜市の
議員でつくった
議会棟の
あり方について答申があって、その具体の
資料が入っておりました。既に横浜市の新
庁舎については、みなとみらい地区に建築が始まっているということで、この前、総務財政
委員会の
調査の際に、ちょうどみなとみらい線のところのすぐ前に基礎工事が始まっていたように見えました。ここにあります
資料の一番後ろのところ、
議会棟の想定
面積ということで
資料として出されております。
議会棟全体では1万3100平米から1万5000平米も必要だと。さっき言った仙台市の、もちろん人口も違いますし、
議員の数も違います。当時
平成24年につくられたものであって、今現在もうそれから5年過ぎておりまして、
議員定数も若干減っているかと思います。今の数で言うと86名が横浜市会の
定数ですから、もう少しこのときよりも減っているのかもしれません。
そうしたときに、一定の目標
面積を
議会側として提示したんだけれども、実際にもう既に実施設計に入っているわけで、
議会棟がどのような
スペースで今整備が行われようとしているのか、ぜひこれの
資料を次回までに可能であれば入手していただいてお示しいただければと思います。そういうことがないと、出した
意見が結果的にはいろいろな制約の中で、3万6000平米ですか、その中で割合として
議会棟は余りにも
面積が多いですよねと、単純にパーセンテージで切られる可能性もないのか。
もう1点は全然違うんですけれども、最初にいただいた
資料の中で、村上
委員の問いに対しての
資料3の中で、割り増し後の
容積率、要するに
総合設計制度を用いてつくるというと、これだけ
面積が広がりますよと言われていましたけれども、実際につくるのは3万6000平米プラス、3万というのは
専有面積ですから、それの1.5倍くらいと考えても5万平米でおさまると思います。そうすると、現在の一般的な
建築基準法でいうところ、商業地域内の500%を掛けても、この
面積はクリアするわけですよね。この
総合設計制度を使うと、いろいろな消防法上の問題など出てきて、設備の加算が求められるというふうに思います。ですから、単純に
総合設計制度を活用しなくても、
面積的にはできるかもしれない、そういったことも十分加味した上で
検討をお願いしたいというふうに、これは要望です。
52:
◯委員長 要望でございますけれども、この件について御当局から何か御
説明いただければ。
53:
◯庁舎管理課長 前にお届けしている
検討報告書の中で、こちらのほうの3万6000平米に対応する、実際の
延べ床面積がどのくらいになるかというのを試算しておりまして、その中で現地1棟案、2棟案というところはありますけれども、大体6万3000から6万5000平米の
スペースで間に合うという、ケーススタディー上はそうなっていますけれども、ただこれは今から
議論していただく新しい
機能とか、そういった
部分が全然加味されていない数字ではありますので、これからいろいろな
議論の中で新しい
機能が入ってくれば、これで足りない場合もあるし、これで賄える場合もあるかと思いますので、我々としましては相沢
委員おっしゃったように、この
容積率緩和の
総合設計制度を使う場合は、いろいろな交通上の問題も含めてクリアをして、建築審査会に実際かけることになりますので、そういった必要があればそうしますし、必要がなければわざわざそういう制度は活用しないというような展開になるかと思います。
54:
◯相沢和紀委員 いただいた
資料から積算すると、有効
面積が1万3400平米ですから、それに現在の
容積率、商業地域としての500%を掛けると6万7000平米、今言われた、今の現時点で6万3000から6万5000平米ぐらいというと、今言ったように法定内といいますか、現状の中でも設計できると。そしてまた一方で、今後の人口動態、そして市の
機能、要するに区役所制度の中で
本庁舎にもう一度戻さざるを得ないものが出てくるのか、出てこないのか。こういったものも十分加味した上で
検討を進めるべきだと思いますし、この場で
議論する際にも、そういった
方向性も示していただかないと、
面積について、また建物の概要についても定まらないと思いますので、その点についてもよろしくお願いしたいと思います。
55:
◯庁舎管理課長 そういった認識で進めてまいる所存でございますので、先ほどお話ししたとおり、まだどういった
機能を持たせるかという点が決まってございませんので、そういった
機能を入れた上で、実際に設計してどういった
延べ床面積になるのかという、そういう工夫などもあるかと思いますので、そういった視点で進めてまいりたいと存じます。
56:
◯相沢和紀委員 今回の
資料の中で、
上杉分庁舎を除いてということは、
上杉分庁舎は基本的に第2
庁舎として使っていくという認識なのかということを確認したいと思います。それはデザインを含めて、非常に市役所
庁舎にはなじまない斬新な設計ですねというふうなことを聞きました。ある筋からすると、いや、いざとなったら民間に売ることも可能だというふうなことで、斬新なアイデアにしたというふうにも聞き及んでおりますので、その点についての確認をしていただかないと、いや、こっちでさっき言った
総合設計制度で9万平米つくれるから、では大きくして向こうを売りますかという
議論が出てくるのかどうか。そこについてはどうですか。
57:
◯庁舎管理課長 上杉分庁舎につきましては、新しく災害復旧工事で再建したものですので、今回新
庁舎をつくるに当たっては、
上杉分庁舎も活用する前提で進めてまいりたいと考えております。実際、新しい
庁舎をどういう形でつくるか、これからになりますけれども、新しい
本庁舎と
上杉分庁舎の中で実際にどの部署をどこに
配置するのかというのを含めて、後日
検討していくことになるかと思います。
58:
◯委員長 先ほど
委員の皆さんに御承認いただきましたとおり、12月26日に
委員会が開かれますけれども、そのときには視察先の御相談もすることを
予定しております。今
議会事務局で急ぎ
調査をしていただいているものもございます。そのときまでは間に合うんだろうと期待をしておりますけれども、いよいよそのようなことで
議会棟の
議論というのが本格的になってまいりますので、
委員長といたしましてはぜひ
委員の皆さん方、もちろん会派によっては会派の中で御
議論をいただきまして、
意見をこの
委員会でお示しいただきたいと思っておりますので、よろしくお願い申し上げる次第でございます。
59:
◯佐藤正昭委員 この間、
意見を言ったんですけれども、つけ足して
意見を言いたいのでよろしいでしょうか。
この間、最高で80メートルという話があって、普通に考えれば10何階
建てということが、18階とかということが想定されるんですけれども、私、過日、環境局の入っている民間ビルに行ったんですよ。そうすると、5
フロアぐらいに環境局自体が分かれている。やっぱりこれを考えるときに大切なことの一つに、なるだけ大きな1階ごとの
フロアの大きさ、これがきちんと局がおさまるような形にならないと、私はなかなか各局内での連絡体制、連携体制というのがやはりとりにくいということがあると思うんですよ。だから、そういう視点も大切だなと思いまして、もっと言えば本当は各局間の連携もとりやすい方式がいいんですけれども、一つの
フロア、1階のところの
面積を多くとれるというのは、これは大きな視点だと思っているんです。だから、ペンシルビルみたいなものが建ってしまうと、なかなかそういうことがなくて、同じ局でも三つ、四つの階にまたがると、そういうことになるとなかなか仕事がしづらい。タイム・イズ・マネーでありますから、そういうことが大切な
論点の一つになるのかなと。そういうことも考えていただきたいなと思っております。
あとは、やはり
立地に関してはこの近郊ということになるんでしょうけれども、現有地にしろ、勾当台にしろ、大きく
フロアがとれないと、いろいろな形でやりづらい面というのを私見てきたものですから、こういうことが大切な視点の一つかなと思われますし、今はあとはここにも書いてありますけれども、お手洗いの問題というのが、
まちの中で、ここは幸いにデパートなどもありますけれども、諸外国に行けばトイレは有料ということになりますから、そういうことも含めて市役所がそういう
機能も、外部からの人を受け入れる、そういうことも持てるような形もいいのかなと思って。
特に最初に言った、局内での連携がとれやすいような、そういうワン
フロアのスパンの大きさというのは、私はちょっとこだわっていきたいなという思いがあるんです。そこのところがちょっと今までの
議論の中ではなかったので、ちょっと心配していたところであります。
60:
◯木村勝好委員 念のために確認をさせていただきたいんですが、この
本庁舎建てかえ云々のときに、現在の北
庁舎、それから二日町の駐車場、これに連結する
部分、これは対象の中に加えずに、現在のこの
部分で考えるということが前提になっているというふうに理解していていいんですよね。というのは、当然
議論として、いやだったらあそこも一緒に合わせてという
議論が当然出てくる可能性が、これからの中ではあり得るんだろうと思うんですけれども、私が以前その話をしたら、いやあの北
庁舎と二日町の駐車場のところは、いずれは青葉区役所の
建てかえをするときのためにとっておいてるんだというふうに聞いたことがありますけれども、そういう認識でよろしいんでしょうか。
61:
◯庁舎管理課長 まず、新しい
庁舎を
建てるとき、場所はまだ決まってませんけれども、北
庁舎に入っている部署も新しい
庁舎にまず動かすというのが大前提です。これはほかの分
庁舎も現在老朽化が進んでいますので、それを維持して使用するということは、新しく
本庁舎を
建てる意味がなくなるので、そこの部署は新しい
庁舎に移る。その後、考えなければならないのは、それではこれまでの分
庁舎の土地、建物はどうするのかということがあるわけですけれども、それはそれぞれの分
庁舎ごとに今後解体して売却するのかとか、建物をそのまま使用し続けるということは、考え方としてはあり得ないんですけれども、解体はして、その後の残った土地をどのように活用していくかというのは、今後そういったことも含めて中で
検討はしていかなければならない課題の一つとはしております。
今、お話が出た青葉区役所の
建てかえ用地ということも、当然考えられますけれども、市役所の現在の中ではそういったところまで決定はしておらないところです。近隣にある市の公共施設は、青葉区役所もあれば、例えば消防局
庁舎などもありますので、そういった選択肢の中で何をどこにという
議論が、今後固まっていくものだと思いますけれども、現在、決定しているものではないということです。
62: ◯菊地昭一
委員 佐藤正昭委員がトイレのことをちょっと言ったので、実は豊島区役所を視察に行ったときに、あそこは女性のトイレに特化して、若い女性が子供連れで来れるようなトイレを、市の
庁舎だけじゃなくて新たに旧
庁舎跡地に
市民利用施設を、すばらしいものをこれから建築するんですけれども、そこも一つの
フロアが全部女性用トイレという、そういう
コンセプトで、あそこはたしか23区の中で消滅可能性区になっていたので、非常に若い女性に来ていただきたいということで、物すごい
コンセプトでやっているのです。トイレがさっきちょっと出たので、いい話が出たので、ぜひ女性トイレに着目して、ぜひそういうものもどこかに入れていただければと思いますので、参考までに。
63:
◯花木則彰委員 トイレの問題で。きのう、私は出られなかったんですけれども、LGBTの学習会を女性
議員中心にやられて、そこの中で話題になっていたらしいんですけれども、これからのトイレというのは、男性用トイレ、女性用トイレというのを分けない。全部個室のトイレで、男性用トイレ、女性用トイレと分けるから、難しい人が出てきちゃうわけですけれども、そういう分けないというのも今の
方向性としてあるという話で、へえとか私は聞いていたんですが、トイレつながりでちょっと話題として。だから、そういうことも考えなきゃいけない、これからつくるのであれば考えなければいけない、今時代なのかなというふうに思っております。
64:
◯委員長 そのほか御
意見がなければ、以上で新たな
本庁舎・
議会棟の
整備調査特別委員会を閉会いたします。...