今まで、
会派としてはそういう
議論をしてきたということで、まずは御報告とさせていただきたいと思います。
4:
◯菊地昭一委員 第1回では
当局の
説明を聞かせていただいて、これまでも新
庁舎の
考え方については示されていたこともありますので、これまで
定例会などでも、うちの
会派としても
質問をさせていただきながら、
一つは、
現地建てかえは、さまざまな
検討する上でやむを得ない
部分があるのかもしれないという
質問もさせていただきましたし、もう
一つの
複合の
考え方というのも
質問させていただきました。特に、
豊島区役所の例など出させていただいて、
分譲マンションとの
複合というのも
質問させていただきました。
この前の
説明を聞きますと、なかなかその
複合棟は難しいようなそういう
説明でもありましたけれども、私たち、ある
意味では
議会側は、具体的な
建設に関する詳細な知識は持ち合わせていないので、それが、例えば設計上無理なのか、
お金がかかるから無理なのか、要するに、難しいという
部分で、どういうような見解で難しいのかというのも含めてしっかりと
検討していただきたいというのと、細かいところまで私どもが、ここをああいうふうにつくれ、こういうふうにつくれというのは、基本的な私たちの
意見とするところではないと思いますので、
あとは、詳細は具体的な形になっていくんでしょうけれども、その基本的な
考え方だけは
市民にオープンにするであるとか、そういうものだけはしっかりとやっぱり言っていかなければだめなんじゃないかなと思いますので、どちらにしても一気に10年ぐらいかかるのが5年になるわけでもないので、しっかり
検討もした上で進めていけばいいのかなと思いますので、基本的には
会派としては、現段階ではそういう
考えです。
5:
◯花木則彰委員 会派としてまだまとまっていないということは、私どももそういうことなんですけれども、こういうことを、
庁舎問題について
考えていく上で大切なことを、やはりちゃんと
検討できるような
委員会にするべきだというふうに思っています。
一つは、
コンセプトという言い方で合っているのかどうかわかりませんけれども、要は
庁舎の
建てかえが必要だということはもう大体わかると。
お金も300億なり、そういうオーダーでかかってくる話だと。でも、時間もまたかかっていくと。こういう取り組みをしていくわけですから、やっぱり
市民の
皆さんによくわかるように、それで
建てかえの意義が理解されるように、そういうふうにしていく必要があると思っているんです。特に
仙台市の場合は
区役所制度になっていて、いろんな
市民の方々が、
区役所には行くんだけれども、
本庁舎にはほとんど今用事がないんですよね。そういう中で、
市民から見て
市役所の
庁舎の
建てかえというのが、本当に必要だと感じられるのか。こういうふうな
市庁舎になるんであれば、その意義もあるよねという、
市民から見て、魅力的なといいますか、今回の
建てかえ
なら建てかえによって魅力的なものになるようにしていく必要があるということと、そういう
意味では、要は
区役所と
市役所の役割の分担の
あり方や、それから、
市役所ではどういうことが
市民にとってやってもらえる
場所になるのかということなんかの
検討も必要なのじゃないかなというふうに思っています。
その中では、
一つは、
議会棟も含めますけれども、やはり
市民に開かれた
議会だとか、あるいは
市役所になっていくということを体現できるような
建てかえというものができないかというのは
一つの発想としてあって、今、インターネットでも何でもいろんなことを
市民が疑問に思ったら聞けますよとはなっているんだけれども、もっと気楽に来て、市政のいろんな分野について、聞いたり、教えてもらったりすることができる。また、
市民としての
意見を発表できるようなそういった
場所に、市の
当局の側も、
議会の側もできるような、そういった
方向性を持った
建てかえになればいいんじゃないかなというふうには思っています。
その上で、最後、当然その
コストの問題がありますから、どんどん
お金がかさんでいくということは、やっぱりこれは理解されないわけですし、どういうところでその必要な
コストというのを明確にできるのかというのは、技術的な問題もかかわりますけれども、必要な
検討に入るんじゃないかなというふうに思っています。
6:
◯相沢和紀委員 本庁舎の
建てかえに関して、以前、私、
一般質問において、
市立病院の跡地を利用して新設すべきだという提案をさせていただきました。しかし、ほかの分離した今の
上杉分庁舎を含めてこの辺に集中している、そういったことも含めて、その案については採用がなくて、東北学院大学に売却されたという経緯がありますので、この点についてはいたし方ないのかなと。そういう点で
考えますと、新たな用地を取得するということを
考えた場合に、非常に時間を要する。そうすると、
タイムテーブルに示されているような
建設、10年以内に
建設ということについては非常に危うくなるという点からすれば、この現地に
建てかえということが、今現在の観点で見ると最適なのかなというふうに思います。
もう
一つは、
議会棟を、県もそうですね。
本庁舎、それから、
議会棟、そして
警察棟と三つに分かれているわけですけれども、そういった分離をして
建てるのがいいのか。昔から
議会棟が別々にあって、ステータスというふうなものがあったかもしれません。しかし、
コスト的に
考えた場合には、今主流となっているのは、1棟の中に、
本庁舎に中に
議会棟も含めて
建設をする、神戸市もそうですし、今新しくつくられつつある
建物もそういう状況じゃないかなというふうに思います。そういった
意味では、
コストの節約という点でいえば、
議会棟というのを分離しないで一体のものとして整備すべきじゃないかというふうに
一つは
考えます。
もう
一つは、この現
庁舎が約50年前に
建てられたわけですけれども、そのときの要素としては、
仙塩合併というものがありました。塩竈市や利府町、多賀城市を含めた
仙塩地区を
合併をするんだと。そのために、より大きな
スペースが必要だからということで
建てたというふうに理解をしています。ですから、私が入庁した四十数年前のときには、6階とか7階とか、6階はほとんど使ってなかった。しかし、その後、人口の増加、また
合併によって
市政区域人口がふえました。ただ一方で、政令市になって区制がひかれて、各区に業務が分担をされたと。そういう
意味では
本庁舎の
機能が、
スペースも含めて足りるかなと思ったんですけれども、そうではなかった。
合併して各5
区役所ができましたけれども、それでも
庁舎の
スペースが足りなかったという現実があります。ですから、今後、
人口減少社会に入っていくというふうにされて、これが目いっぱいだからこの
程度でいいだろうというふうに
考えることもできますけれども、少し
余裕を持った
スペースを
考えるべきではないのかというふうに思います。
この間、
音楽堂、
音楽ホールとの
合築とかという話が出ていまして、これはちょっと難しいというのもありますけれども、私は少なくとも
ワンフロアを予備にとって、その間、使うことができないのであれば、
仙台に欠けている美術館なり、そういったものの
市民が集える展示の
スペースにしておくということも
考えられるし、逆にそこを業務が多くなって使ったとしても、その後にもまた活用ができるのではないかというふうなことで、私の
一つの案として提案をさせていただきたいなというふうに思っております。
細かな
部分については、
会派の中でこの間いろいろと他
都市調査、
常任委員会の
視察等を含めて、全員で会って
意見を交換する場がありませんでしたので、あくまでも今述べたのは私の個人的な見解ということで、今後の中で
会派の中の
意見も含めてお出ししていきたいというふうに思っております。
7:
◯田村稔委員 前回の
委員会でも
発言をさせていただきましたけど、
本庁舎の
建てかえというのはね、その
本庁舎というのは
行政事務をする
場所、それをつくるということだけではなくて、私はやっぱりこの
市庁舎というのはですね、
市庁舎を中心として半径1キロぐらい、その
程度の近隣の
施設を含めた
まちづくりの
中核施設をつくる、そういうような
都市計画を私はしていかなくてはいけないというふうに思っております。それだけのやっぱり重要な
施設でありますので、近隣の
施設、お住まいの方々、いろいろ含めた中において、その中核となる
まちづくりの中心に私は
市庁舎があるべきであると。そのためには
本庁舎にはどういう
施設が必要か。
商業施設が入るべきか否か、いろんな
議論が行われていくのではないかなと。だから、半径1キロ四方のその
まちづくりということを私は
考えていかなくちゃいけないというふうには
考えていました。そういう中で、それではどういう
本庁舎というのが必要かということがだんだん求められてくるんではないかなというふうに思っております。
8: ◯村上かずひこ
委員 この
庁舎の
建てかえについては、
会派内でもいろいろ
議論はありますけれども、さまざまという形で
一つに集約することはなかなか難しいんですけれども、私の
皆さんの
意見を聞いた中から
考えを述べさせていただきますと、まず
コンセプトとしては、やはり災害を経験した
仙台市が、
災害対策活動の
中枢拠点として十分に
機能でき得る
庁舎を
建てかえるということと、
特徴的なことを出すには、やはり私はまだ
複合化、
音楽ホールとの
複合化ということにはまだ捨てていませんけれども、この
事業費についてはですね、
単独整備する場合よりも
複合化したほうが
高額化する
可能性があるということなんですが、これは要するに
単独で別々に
建てた合算した費用よりも高くなるという
意味なのか。
単独で
建てるよりは
高額化になるのは当たり前の話なので、どういう
意味なのか。
単独、別々に
建てるよりは、私、少しでも節減できるんであれば
複合化も、
特徴を出すという
意味でも、
音楽ホールとの
合築についてはまだ
検討すべきと思っております。
9:
◯委員長 今の御
質問的な御
意見については、終わった後で御
当局に改めて
説明を求めたいと思います。
10:
◯木村勝好委員 うちのほうの
会派でも若干
議論はしましたけれども、いろんな
意見がありまして、なかなかまとまるという状況ではございません。これからも引き続きいろいろ
議論をしてまいりたいというふうに思っております。
私、この
委員会で、具体的なその
庁舎の
建てかえ問題について、技術的な面も含めて、
議会としてどの
程度のところまで踏み込んだことが言えるのかどうかということについては、いろいろ
検討する必要があるのかなと。
一般論としてはいいんですけれども、今ほどもちょっと何人かの
委員さんから出ましたが、その具体的な建築ということに関して、なかなか
専門的知見ということは難しい面もあるわけですから、その辺は十分
考えながら対応しないといけないのかなというふうに思っております。
それから、そのことも踏まえながら、私個人の
考え方も若干述べさせていただくと、前にも何回か本
会議等で
質問してますけれども、決して
市役所の
庁舎というのは
職員のための
オフィススペースではないわけでありまして、やはり一番大事なのは、大震災とかそういった
非常事態があったときに、十分、
市民の安心・安全を守るためのいわば司令塔になれるような、そういう
機能をきちんと果たせるということが一番大事なことだろうというふうに思います。
それからもう
一つ大事なのは、現
庁舎、引きずって使ってもおのずと限度が来るわけですから、それまでの間には、
建てかえがなされ、完成して使えるような状態になっていないといけないということの一方における時間的制約というのもやはり念頭に置かざるを得ないのではないかなというふうに思っております。
その上で、それらを踏まえて
考えるとすると、まず
一つは、頑丈で長もちするものというのが非常に大事な命題なのではないかなと。いろんな
特徴を持たせるのはいいんですが、いろいろ
特徴を持たせることによって、長もちしないものであるとか、あるいは脆弱なものになってしまったのでは本末転倒なので、やはり少なくともこの現
庁舎よりもさらに長もちするような
建物でなければ
意味がないのかなと。30年、50年でまた
建てかえなきゃいけないというのではなくて、やる以上は100年はもつというようなものにやっぱりしていく必要があるのではないかなというふうに思います。
そう
考えると、先ほどどなたかおっしゃっていましたが、その当時は広過ぎると思ったのが、実際にこうなってみると狭いという状態になっちゃったといったようなこともありますので、やはり私は、そういったことも
考えれば、でき得れば単体で、しかもシンプルなもので、
スペースに
余裕のあるようなものをやっぱり
考えていかざるを得ないのかなというふうに思っております。
あとはもう
一つは、現
庁舎の、言ってみれば
耐用年数との競争という面もあることを
考えれば、やはり別の
場所を探すというのはなかなか時間的に厳しいものがあるのかなというふうにも思っておりまして、そういう中でいろいろ
議論しながら、なおその中に、じゃあ
議会機能をどう入れていくのかというその
議会機能の面については、我々として少し突っ込んだ話もしてもいいのかなというふうにも思っていまして、今のところそんなふうに捉えております。
11:
◯委員長 ただいま言及されました
議会棟につきましては、また、きょうこの後で御
意見を伺うことにしておりましたので、よろしく
お願いをいたします。
各
委員の
皆さんから御
意見をいただきました。御
意見の中で、村上かずひこ
委員から、
複合化の中で
音楽堂を取り入れることに対しての御
当局の
前回の
説明について、まだ疑義があるというふうな
お話がありましたけれども、その件について、この際、改めて御
説明いただけますでしょうか。
12:
◯庁舎管理課長 もし、
前回の
資料をお持ちでいらっしゃれば、
資料5をごらんください。
資料5の右側に、
音楽ホールとの
複合化の
ケーススタディ結果ということで
資料のほうに載せてございます。その中の
中段あたりに、計画・施工というところがありまして、そこの一番下のほうに
事業費という欄がございます。こちらの内容を詳しくまた改めて
説明をしたいと思いますけれども、まず、この
資料の左側の
縦型複合化という事例ですけれども、例えば、大阪市の
フェスティバルタワーのように
音楽ホールを
最初下のほうにつくって、その上に
行政庁舎を載せるような
建て方となってございますけれども、こういった
工法の場合ですと、
音楽ホールの場合は、
ホールのほうが大屋根というか大空間になっています。その上に
庁舎を
建設するということで、
庁舎のほうがかなり重量が重いわけですから、それを支える
工法として
特殊工法、鉄橋なんかをつくるような
土木工事で使うような
特殊工事が必要になると思われています。そういった
特殊工事のかかる費用が、まず相当かかるのではないかということです。
なお、
駐車場用地はどちらにも共通するんですけれども、縦型、横型の場合でも、こちら現在の
敷地のような範囲で
建てるとすれば、
駐車場をつくる際に
音楽ホール、
行政庁舎のほうで結構
敷地を食ってしまうので、恐らくその隣に
平面駐車場あるいは
立体駐車場という
余裕がなくなるだろうと。そうした場合に
駐車場用地を別途確保する、もしくはこちらのほうの
施設の地下に
駐車場を設ける必要がありますけれども、現在の想定では、
庁舎のほうは
公用車、来
庁者用駐車場を含めると、おおよそ400台くらいの確保を目指しております。また、
音楽ホールにつきましては100台規模の
駐車場が必要かと認識しておりますので、合計500台分の
駐車場の確保がなかなか難しいので、そういった
部分でも
事業費が増加するのではないかという見込みです。
また、右側の並列した横型の
複合化の場合も、
駐車場に関しては同じような理由で
事業費がかかるわけですけれども、どちらもですけれど、
敷地の中で
建設するとなると、いわゆる
工事ヤードといって
工事車両が入る
スペースあるいは
現場事務所とか、そういった設置をするのにかなり狭くなりますので、そういったところでまた別な土地にそういったものを用意するなどそういった
施工性の悪化により
事業費がふえたり、あるいはスケジュールが少し延びていくというようなところで
事業費が今よりもかかる
可能性があるんじゃないかという、そういう見立てでございます。
つくり方によっては、
行政庁舎と
音楽ホールのいわゆる
ロビー部分などの
共用化や、そういった
部分で、いわゆる安くなる
部分もあろうかとは思いますけれども、全体を
考えると、それよりも増して
事業費が高額になるのではないかという、
可能性があるという表現で書いてございます。
13:
◯柿沼敏万
委員 今の
説明ですけれども、
事業費の
コストは、私は本当にその目的が達せられるんなら、
コストの話を余り重点的に論ずるべきではないと思うんですよ。やはり併用、
複合するか、あるいは同じ
敷地の中に、
建物が同じなのか、横なのかは別にしてもですね、完成した後の後利用ですよ。活用をどうするか、利用をどうするか、そのときの使われ方によってですね、
本庁舎と
音楽ホールあるいはその他のものとのつながりというのは、非常にバランスというか、異質なものがあるんですよね。そうすると、今
共用化の話がありましたけれども、共用の
部分一つとっても、後々問題になる。だから、努めて、さっき
木村委員も話していましたが、単体でシンプルがいいと思っている一人なんですが、全国で今のような
建設をした例がありますよね。そこのところを私もちょっと視察して聞いてきたんですけれども、やはりよしとする話は出なかったです。難しい、運営が非常に難しいという話は出ましたけれども、よしという話は出ない。だったら、やっぱり
併設と、あるいはそういう
一つの
建物の中にということは、単なる
事業費の問題でなくて、もう少し
当局でですね、後のその利用、活用、そしてもろもろの
音楽ホールならバックヤードも要るわけですよね、等々含めてどうなんだというような、後々のことを
考えて、運営面を
考えて、やっぱり難しいんですよという
お話をぜひいただきたい。
事業費だけではないと、私は強く訴えたいと思います。
14:
◯庁舎管理課長 ただいま
事業費に関する御
質問でございましたので、
事業費に特化して
説明をさせていただいたわけですけれども、こちらのほうの運用・将来というのが下のほうにも書いてございますけれども、こういった
施設で
合築した場合は、それぞれ、
行政庁舎の場合は、いわゆる開庁日というのがあるので、いわゆる平日だけを
考えておけばいいんですけれども、
音楽ホールの場合は、中身によっては365日運転をするということが想定されますので、それぞれの、例えば停電とかそういった点検、日常点検をやるときでも、あるいは修繕を行うときでも、それぞれの運営に支障のないように調整をしなければならないので、そういった調整もなかなか難しいだろうと。
あと実際には、もし
敷地内に目いっぱい使ってしまうと、実際、災害時に避難する、屋外退避
スペースというそういったものの不足とかも懸念されたり、あるいは将来、
建てかえをする際に、なかなか現地でもう一回再建するというのは、それぞれ全面解体をしないとできなくなるなど、そういったところも総合的に
考えると、なかなか課題が多いなという、そういうふうなことで認識しております。
15: ◯副
委員長 一
委員ではございますけれども、
会派の
意見も踏まえて
発言させていただきたいと思います。
この
委員会、そもそも
有識者会議、5回予定されておりますけれども、その
有識者会議に対して、どのような形で
議会として提言、基本的な
考え方、
あり方を申し上げていくかというところが、我々に課せられた、この
委員会に課せられた役割だと思っております。
今回、本日は
コンセプト、立地、
事業手法という三つについて、
議会としてどう
考えるかということで
皆さんから御
意見をいただいておるわけでありますけれども、例えば
コンセプトについては、基本的な理念であったり、
市役所に対してどういうふうに基本的な
あり方を
考えていくのかということを申し上げていかなければなりません。1回目が12月の末に
有識者会議が予定されている中で、我がこの
委員会としては、次の
委員会までに具体的に
議会として提案を、提言をつくり上げていかなければならないということであります。
例えば、この
コンセプトについて、
前回の
委員会で
皆さんのほうにも配付させていただいておったはずでありますけれども、具体的には横浜市や京都市、川崎市、千葉市は、具体的にこの
コンセプトを5
項目から6
項目つくり上げながら
議会から提言をし、進めているということもあります。中身を
皆さんも目を通していただいているかと思いますけれども、やはり大方の今申し上げた市では、具体的には危機管理の中枢的な役割であったり防災拠点という役割、または災害的な対策の
中枢拠点と、こういった共通な認識を持っているところもありますから、これは当然、本市としても具体的には取り入れていかなければならない基本的な
考え方になるのかなと思っております。
そんな中で、それ以外のところで具体的にはじゃあどういうふうな
考え方を我々が提言していくのかというのは、本市としては、それ以外の独自性を持った形で何をこの
市役所に
コンセプトとして持たせるのか、ユニバーサルデザインなのか、もしくは先ほど各
委員のほうから
発言がありましたけれども、この
市役所が
市民活動の拠点となったり、にぎわいの創出となったりするような役割を持たせていくのかという、より具体的な
考え方も示していく必要があるんではないかなと、私としては
考えておりました。
そんな中で、例えば
会派のほうからも、先ほど佐藤正昭
委員、
発言されたところで、それ以外のところで
発言があった中では、例えば、現状の
市役所の利点としては、やはり
市民広場と一体となった
市役所の活用の仕方というのも、今後も
考えていく必要があるんではないかであったり、ICTを念頭に、これからの時代にふさわしい
施設を整備する必要があるんではないかであったり、
あとは、これまた先ほど
委員から
発言ありましたけれども、やはり今後の本市の
まちづくりに大きな影響力を及ぼす
可能性の高いこの
市役所本庁舎でありますから、
まちづくりの魅力づくりにどういうふうにつなげていくのかというところもしっかり
考えるべきではないかと。
また、あわせて、一体50年なのか、それとも100年なのか、どれぐらいの耐久性を持った
市役所を具体的に提案して
考えていくのかというような
発言もありました。また、将来を見据え、人口減少時代を見据えながら、大
区役所制をこれからもとっていきながら
市役所を整備するのであれば、コンパクトな市
本庁舎の
あり方があってもいいんではないか。また、より具体的にまた話がありましたが、木造等を積極的に取り入れられた先端技術を生かした
市役所、
仙台市の独自性を持った
市役所を整備すればいいのではないかと、こういった
発言たくさんあったわけであります。こういったところ、本市として共通の視点として必要なもの、役割、
あり方のほかには、本市として具体的にどういうふうな独自性を持った
コンセプトを取り入れていくのかというのを、より具体的に
議論し、
委員会としての提言をまとめていく必要があるんではないかなと
考えておるところであります。
16:
◯委員長 各
委員からそれぞれ、基本的なことについて、また、物によっては具体的な御提案までいただいたわけでございます。
申すまでもないことですけれども、今後、また
委員会を重ねるごとに
意見をいただけるわけでございますけれども、この際、各
委員のお
考えをさらに深めていただくためにも、あるいは
会派によっては
会派の中で
議論を深めていただくためにも、各
委員から出されたお
考えについて、確かめておきたいとか重ねてお聞きしたいということがあればお聞かせをいただきたいと思いますけれども、いかがでございましょうか。
17:
◯佐藤正昭委員 ちょっと確認なんですけれども、この後、
有識者会議が開かれるわけですけれども、やはり我々と
有識者会議でそごがあってはいけないと思うんですよね。我々、この
資料を出されたわけですけれども、
有識者会議にも同じ
資料を出していくということの認識でこれよろしいんでしょうか。それとも、もっと何か別な、別
建ての分厚い
資料が
有識者会議には出されるんでしょうか。その辺のところについてお聞きをしたいなと思っております。
18:
◯庁舎管理課長 有識者会議の1回目で、本日御
議論いただいている
コンセプトや
建てかえ
場所、
事業手法について、御
意見、御提言をいただくわけですけれども、今予定している
資料につきましては、同じように、この間
説明した
検討報告書の内容、
あと今お示ししています
資料3、
資料4、
資料5については細かい
資料になっていますので、あれについても御
説明をします。
このほかに、
仙台市としてどう
考えるかというようなそういうさらにたたき台みたいなものを用意をしないと、なかなか
有識者会議の中では、第1回目の中で御
議論していただくためには、そういったものも用意しないといけないかなと思っていますので、そういった
資料を今作成をしているところです。
19:
◯佐藤正昭委員 それであれば、そういうものを今たたき台として用意をするということであれば、ぜひこの
委員会にも同じ
資料を出していただいて、並列の中で
議論をしていくということが、私は必要だと思いますし、今までの既存のいかにも役所的なやり方というのを踏襲している
資料になっていて、こういうので
方向性ということが少しずつ絞られてくるのかなとは思うんですけれども、その中でも、
項目によっては大切でない
項目であったり、別な
項目がもっと上位で、ここが大切であったりということがあるんでしょうし、もう
一つ、言い方を変えれば、例えば先ほど橋本副
委員長のほうからも出たんですけれども、大
区役所制と
市庁舎の問題とか、この辺のことについてどの
程度、この前段の中で
検討してきたのか。そして当然、
人口減少社会に入っていくわけでありますから、そういうこと。
あとは、今ちまたでよく言われているのは、AIだとかIoTによって役所の仕事が減っていくんじゃないかと、劇的に減っていくんじゃないかなんていうことも言われているわけですから、その辺の
検討なんかも当然なされて、このものに至っているんだろうなとは思うんですけれども、役所の不得意なところに、よく縦割りの中でほかとの連携ということがうまくなくて、行ったり戻ったりということがないように、ほかと横の連携、斜めの連携をうまくとっていただいてスムーズに進むようにぜひしていただきたいし、先ほどの
資料は、ぜひ我々
委員にも一緒の
資料をいただきたいなと思いますけれども、
委員長の御指導を
お願いいたします。
20:
◯委員長 この件について、
委員の
皆さん、何か御異論はございますか。(「ありません」の声あり)
なければ、それでは、
委員会として、今、佐藤正昭
委員の質疑にもありました、
仙台市が
考える専門家
委員会に提出する
資料、同じものを提出いただくと、こういうふうに
お願いしたいと思いますけれども、いかがでしょうか。
21:
◯庁舎管理課長 これから作成してまいることになるんですけれども、
有識者会議という
会議に出す
資料なので、
前回の
資料もそうなんですけど、我々内部で確認をしてからじゃないと、ちょっと外に出せないことになるものですので、そういった手続を経て、まだ、12月1日が次の
会議でございますけど、その後にもさらに確認をする場面があるので、あくまでたたき台の案という内容でお示ししたいと思いますので、その辺を御了承いただければと思います。
22:
◯委員長 それで結構だと思いますので、どうぞよろしく
お願いをいたします。
23:
◯田村稔委員 今まさに御
質問ありましたけど、これは
資料というのは膨大な
資料で、特に
建設に関しては専門的な
資料が大分出てくると思うし、見たい気はするけど、見ても理解できるかどうかというのは正直あります。
それよりも私は、これから
本庁舎建てかえまでに、本当に
検討項目は膨大なわけですよね。間もなく
有識者会議始まりますけれども、少なくとも
議会の総意のような形で、その
有識者会議に、少なくとも
建設場所は現地
建設を
議会としては強く望みますとかというような、まずそのぐらい
一つは決めていかないと、どんどんどんどん逆に
有識者会議のほうが先に行っちゃったりするのでね、少なくとも
議会の総意みたいな形で、総意というかこの
委員会ですけれども、
委員会としてそういう
意見が非常に強かったと、それが
一つにまとまったぐらいは、
有識者会議に伝えてもいいんじゃないかなと私は感じるんですけど、いかがでしょうか。
24:
◯委員長 御指摘のとおりでございまして、我々、今、
意見をいただきましたのは、そういう方向で
有識者会議に
議会の
意見を届けるということでございますので、御理解いただきたいというふうに思います。
だんだんと
議論が進む中で具体的な話になってまいると思いますけれども、田村
委員の御指摘のとおりのことでこの
委員会は進めてまいりたいと
考えておりますので、よろしく
お願いいたします。
後でお諮りしますけれども、12月の初めには第2回目の
委員会も予定しております。そこで
議会としてのまず最初の、できれば意思統一できるようなものにしたいと思いますし、統一できないものもあるいは出るかもしれませんが、そういう場合は並列で整理した上でお届けをするようにしたいと、こんなふうに
考えております。よろしゅうございますか。(「はい」の声あり)
では、
委員同士でお互いに確かめておきたい、さらにお聞きしたいということがありましたら伺いたいと思います。
25:
◯木村勝好委員 念のためにもう一回確認みたいな話になりますが、この間お配りいただいた
資料2というのがありますよね。この
資料2の中に、今ほどお二人の
委員からも、また
委員長からも
説明ありました、私どものこの
委員会と
有識者会議の、言ってみればお互いにこういうことをしている、こういうことを
考えているというののやりとりのようなことについて、この点線の矢印で書いてありますよね。これがまさにそういうことなんでしょうか。
要するに、つまりここでこういう
議論をしているということを、
有識者会議のほうにもお伝えをする。あるいは
有識者会議でこういう
議論があったということもこちらのほうに伝えていただける、こういう
意味での相互の、お互いにやっていることを承知した上で進めると、そういう
意味ですね、これは。
26:
◯委員長 そういう
意味で
前回は御
説明申し上げたところですが、確認を改めて今求められましたので、重ねて申し上げます。そのようなことでございます。
27:
◯木村勝好委員 具体的にメモのようなものをお出しになることになるんですか。
28:
◯委員長 後でこれもお諮りしようと思います。次、
議会棟のことについても御
意見をいただきたいと思っておりますが、新
庁舎について今
意見をいただいております。次に
議会棟についての御
意見もいただきます。それを整理して、議長にお届けしたいというふうに思います。議長から市側に
議会の現在の
意見ですということでお届けいただくと、こんなふうに
考えております。
29:
◯木村勝好委員 わかりました。
30:
◯委員長 委員同士で質疑応答がないということであれば、次に進んでまいりたいと思います。
先ほどもちょっと触れましたけれども、基本的な
考え方、物によっては具体的な御提案もございました。第1回目の
有識者会議に
議会の現在の
意見ということでお届けすることを
考えております。ということで、議長に一応報告するということになるわけですけれども、きょういただいた御
意見を整理して、そして、次に予定される
委員会で
委員の
皆さん方に報告を申し上げて御
議論いただきたいと、こんなふうに
考えております。ということで、きょういただいた御
意見については、我々、
委員長、副
委員長に整理をお任せいただきたいと思いますけれども、いかがでござましょうか。
31:
◯相沢和紀委員 確認ですけれども、ということは、きょうの議事録が精査されて出てくるということでよろしいですか。
32:
◯委員長 きょうの御
意見を整理するということでございます。よろしゅうございますか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
33:
◯委員長 それでは、御異議ないと認めますので、次の
委員会で整理したものを御報告したいと思いますので、よろしく
お願いをいたします。
次は、
議会棟及び
議会機能の
あり方についてでございます。
この件については、
前回、横浜市会の
調査内容を参考に大きく四つ、具体的には基本的な
考え方、形態、諸室の
考え方、規模の
考え方の4
項目について協議、整理をしていくことでいかがかと私のほうから御提案を申し上げました。
また、その際、
前回の
委員会ですけれども、
花木則彰委員から、議員数、
委員会数について、この
委員会で
議論してまとめるということにはならないのではないかとの御
意見もございました。この
部分につきましては、
議会棟の規模や
議会機能の
あり方を協議するに当たっては、議員数、
委員会数についても基本的な
考え方として整理をすることが必要ではないかということで私のほうで御提案させていただきました。
私といたしましては、この
部分は、現行の議員定数55人、現行の
委員会数で
議会棟の規模や
議会機能の
あり方について
検討していくことがよろしいのではないかと
考えております。
この点について、各
委員の御
意見を伺いたいと思います。
発言をいただきます。
34:
◯柿沼敏万
委員 先ほど来より一言事前に
お話をすれば、
有識者会議ございますけれども、やはりその協議を見守る、お聞かせいただく、情報交換するということは大変大事ですけれども、
有識者会議を制約するとか、あるいは縛るような話は、やはり慎重であらねばならないなというふうに、この
議会の
意見は
意見ですけれども、やはり取り扱いについては十分御配慮いただくように、よろしく
お願いをしたいなというふうに思いました。
議会棟のことでございますけれども、やはりもろもろありますけれども、やはり
一つには、新
庁舎の
敷地と
建物の関係から判断をしなければなりませんが、やはり
議会の
機能が十分充足されるような形、そして、今の現在より少し広目のアバウト的な
考え方でいかないと、定数で
委員会が何ぼでというよりも、今のありさまを少し広げたような感じのアバウトでおおよそこういうものじゃないでしょうかというようなまとめ方がいいのではないのかなと、そういうふうに私は思います。ですから、当然、
有識者会議の中でも
議会棟との
合築というのでしょうか、棟が同じなのか、別棟なのかというのは、それぞれ今申し上げたように
敷地と
建物の関連から、新
庁舎の
建物の大きさ等々から判断されるというふうに思いますので、要は、繰り返しになりますけど、
議会の
機能が十分に持たれる、果たせるような、存在感が明確になるような
議会棟をつくってもらいたい。そこには、やはり
市民から
議会棟と、あるいは
議会にというつながりというものを大切にしていただければなというふうに思います。
35:
◯田村稔委員 議会棟の
建設に関してね、今、柿沼
委員も言われましたけど、
議会機能、これが発揮できなければ
意味ないわけで、それの
考え方として、現在の議員数、それから
委員会数、それを基本にお
考えになるという
委員長のお
考えは、賛成です。全くそれが大事だと思います。それが基本だと思います。
36:
◯花木則彰委員 まず、
議会棟の規模や
機能を
考える上で、何かを前提にしなければいけないということで言うと、減らすべきとか、ふやすべきとかという
議論よりは、まずは現状のもとで
考えるという
委員長の提案については、賛成をしたいと思います。
その上でですけれども、
議会機能の充足ということで言うと、今の
機能の
あり方といいますか、使い方といいますか、それを前提にするかというと、やっぱりそうではないと。もっと工夫できるところはあると思いますし、拡充しなければいけない
機能もあると思いますので、そういう
意味で、ここについてはもう少し、今のままというイメージから離れて
考えていく必要があるんじゃないかなと思います。
例えばですけれども、堺市などはそうですけれども、
委員会の数と
委員会室の数が違います。要は、
委員会室は三つしかないんですよ。
委員会は五つなり六つなり前はありましたけど、今は幾つかちょっと、五つかなと思っているんですけど、それはなぜかというと、要は一斉開催にしてないんですね。同日開催であっても、午前と午後で分けて
委員会を開催するということにすると、
委員会室は、五つ
委員会があったとしても、五つつくらなければいけないというわけではない。ですから、要は、
機能の問題を果たすということと、
議会棟の数とか広さだとかそういうことは、もう少しイメージをやわらかくして
検討すべきだというふうに思っています。
37:
◯委員長 もちろんこのままで、ただ新しくするだけということではなくて、根本的に
議論はスタートすることになりますので、共通認識にできればというふうに思います。
38:
◯佐藤正昭委員 今の
委員長の提案で、現有の中でやっていくというのが最も現実的な捉え方なんで、そこからスタートすることに御異議ありませんので、それでお進めをいただいて、その中で先ほども言いましたように、柔軟性な話がどんどん出てくればいいかなと思います。よろしく
お願いをします。
39:
◯木村勝好委員 私もですね、何かを前提にしないと
議論は進められませんから、今の定数、今の
委員会数、これを前提に
議論をするというのには賛成です。
有識者会議でいろいろ
検討していただくということに当たって、やはり
議会棟の問題、
議会の
機能の問題、
議会の
あり方の問題については、これはお任せするんではなくてね、やはり我々が、自分たちはこう
考えているよということをやっぱりきちんと強く押し出して、そのことを
有識者会議側に了承してもらうという、基本的には私はそういうスタンス大事だと思いますので、ぜひそういう方向で取り組むべきではないかと思います。
40:
◯相沢和紀委員 私からも2点ほど
お願いをしたいと思います。
前回配られた
資料の中に参考
資料として、横浜市の
議会がとりまとめた新
庁舎整備に向けた
議会棟の
あり方(答申)というのがあります。このようなものを本
委員会として、もしくは
議会全体として取りまとめをして答申をするということで
考えているのかというのが第1点。
それからもう
一つは、いろいろ
委員長の現時点からスタートだと、面積が狭いとか、
会派控室の問題があるとか、それから、
委員会室もぎゅうぎゅうだとか、いろんな問題があって、その現状をそれぞれが出し合って、この
程度の広さにすべきだという
議論をどんどん進めていきましょうというのは結構なんです。問題なのは、やっぱりね、そこで今までの踏襲として、例えば記名投票の際もしくは採決の際に、今、各
議会棟でIC化が進んでいる中で、電子投票といいますか、ボタン操作だけでできるようになっているところもあります。また、
質問のときに、大きな画面に
質問のことを記した図とか、または動画などを映せるようなこともありますし、また一方で、
委員会の中継をリアルタイムに全ての
委員会室のことが広報できる、こういったことも今まさに新しい
議会においては先行事例としてもうあるわけですね。そういったことを入れていくのかいかないのかということも、一方で
議論をしていかないと、もうどん詰まりになって、これ入れてくれ、これは入れたら困るということになったんではね、大変ではないのか。ただ、そうすると、
議会運営の在り方、
議会運営
委員会なり、また代表者
会議で決めなければならないことも一方では並行してやっていただかないと、ここだけの
建物をどうするかという
議論だけではない
部分が生じるんじゃないかというふうに私は
考えます。ですから、その辺も、ぜひ議長を含めて相談をして、対応を
お願いをしていただきたいなというふうに思います。
41:
◯委員長 今、相沢
委員からの御
意見、御
質問の中で、まず、
議会棟につきましては、四つの
項目について
検討したらどうかという提案をしております。もう一度申し上げますが、基本的な
考え方、形態、諸室の
考え方、規模の
考え方、これにまた関連して具体的な電子化の問題とか、あるいは
議会運営の
あり方など出てまいると思いますけれども、この
委員会で
議論をできるものについてはしていければというふうに思っております。
また、横浜市会のように、何か
一つの文書にしてまとめて出すのかという御
質問ですけれども、必要なときには
委員の
皆さんの合意を得た上でそういう形も
考えたいと、こんなふうに思っているところでございます。
42:
◯相沢和紀委員 一つはですね、この横浜市の方針にもあるんですけれども、十分なセキュリティー対策を講じることというふうにあります。もちろんいろんな関係で出入りする人がいる。過去には酔っぱらった人がきたとかいろいろありました。ですから、そういった
部分のことに対してのセキュリティーは大変大事なんですね。
その一方で、
市民に開かれた
議会という
意味では、余り事細かな規制をするということはいかがなものか。例えば、傍聴に来る方については住所と名前だけで済む。しかし、
庁舎に入るためには、傍聴券で発行するのに、それだけでいいのにかかわらず身分証明書を提示しろとか、そういったことになると、全然違ったものになってくるんですよね。ですから、その辺についても
議論をしていただければというふうに思います。
43:
◯委員長 今の御
意見も含めてですね、いろいろな
意見がこれから出てまいると思いますので、そのときそのときにお伺いをいたしますので、御提案をいただきたいと思います。
44:
◯菊地昭一委員 議員数、
委員会数については現状で、ベースにやっていただければと思います。
一つだけ確認です。この
有識者会議、これでいうと
資料2のDという、12月の下旬というのに、今の
議会棟の基本的な
考えも含めてここに一定のこの
委員会としての
考え方を出すということでよろしいんでしょうかね。
45:
◯委員長 まず1回目。
46:
◯菊地昭一委員 1回目に出すと。それで、その後、例えば
議論が深まって、ということは、ここで
議論してもいいのかどうかあれなんですけど、要するに1月に視察に行きますよね。視察って非常に今回大事だと思うんです。その視察を踏まえた
意見というのは、
有識者会議にかなりインパクトを持って伝えられると思うんですけれど、この12月下旬のDの段階で報告をするのと、Eの段階で報告するのは、当然中身も違って、一歩も二歩も踏み込んだ中身になると思うんですけど、それはそれで全然オーケーなんですかね。視察については後で触れますけど。
47:
◯委員長 資料2をお手元にお配りしてありますけれども、これをもう一度ごらんいただきたいんですが、
議会の
あり方の骨子については、来年5月に最終的にまとめられればというふうに思っております。
48:
◯菊地昭一委員 じゃなくて、
委員長ね、視察に行くということは、どこに行くかはこれから決めるんでしょうけど、それを見たことについて
有識者会議に私たちが
意見を言うというのは大事だと思うんです。それが5月では、進むわけです、どんどん
有識者会議が。だから、そのタイムスケジュールでしっかり伝えることができるんでしょうかという確認でした。ここで聞いていいのかどうかわかりませんけど。
49:
◯委員長 私としましては、先ほど
木村委員から
お話がありました、
議会棟のことは
議会に任せてほしいと、こういう、基本的にですね、
考え方として、任せてほしいというスタンスを持ちたいと思っております。そして、5月の中旬ごろに骨子として提案できればというふうに思っております。ですから、視察を踏まえた
議論がさらに行われるというふうになると
考えております。そのように
考えております。よろしいでしょうか。(「了解」の声あり)
50: ◯村上かずひこ
委員 あと当局にちょっと後で調べてほしいのでは、政令市20都市、皆全部は無理なので、この
建てかえるところありますよね。横浜市、京都市、川崎市、千葉市、要するに
議会棟は別々、
合築のところいろいろあるんでしょうけれども、その議場、控室、
委員会室等を含めて、1人当たり何平米の
スペースをとっているのかをちょっと知りたいということですね。次回。
51:
◯委員長 以上ですか。
52: ◯村上かずひこ
委員 それと、ここをそもそも現地で
建てかえるならば、ここを最大何平米、容積率ですね、平米を確保可能なのかどうかというのも知りたいですね。
敷地内で最大、容積率ですけれども。