42:
◯委員長 次に、
所管事務についてであります。
まず、各局の
所管事業概要について
都市整備局より順次報告を願います。
43:
◯都市整備局長 それでは、私のほうより平成28年度の
都市整備局所管の
事務事業につきまして、お手元にお配りをさせていただいております資料1に基づきまして概要を御説明いたします。
初めに、
都市整備局の組織につきましては1ページの
機構図のとおりでございまして、6部18課1室2
事務所となってございます。
また、各区の
都市整備局関連業務につきまして、2ページに
区役所の
建設部の
機構図を掲載させていただいてございます。
事務分掌につきましては、
都市整備局の各課各公所については3ページから6ページに、
区役所建設部街並み形成課分につきましては7ページにそれぞれ記載しているとおりでございます。
次に、平成28年度の
都市整備局所管の主な
事業につきまして、その概要を8ページから9ページに、そして、
所管事業の
歳出予算につきましては10ページ以降に
予算額とその内訳を掲載させていただいてございます。
なお、
都市整備局で所管してございます仙台市の
都市計画総括図もあわせてお配りさせていただいておりますので、ごらんをいただければと思います。
44:
◯建設局長 平成28年度の
建設局所管の
事務事業につきまして、お手元にお配りいたしました資料2に基づきまして概要を御説明申し上げます。
初めに、
建設局の組織につきましては1ページの
機構図のとおりでございまして、4部1園17課4公所となってございます。
また、各区、
総合支所における
建設局関連業務につきまして、2ページに
区役所建設部及び
総合支所の
機構図を掲載しております。
事務分掌につきましては、
建設局の
各課公所については3ページから5ページに、
区役所建設部及び
総合支所につきましては6ページから8ページにそれぞれ記載しているとおりでございます。
次に、平成28年度の
建設局所管の
主要事業につきまして、その概要を9ページから13ページに掲載してございます。所管の
事業の
歳出予算につきましては14ページ以降にその内訳を掲載しております。
なお、
参考図面といたしまして
都市計画道路整備状況図、
公園緑地等配置図、
河川図をお配りしておりますので、あわせてごらんいただきたいと存じます。
なお、
下水道事業計画図につきましては現在作成中でございますので、10月初旬には
委員の皆様にお届けしたいと考えてございます。御了承いただきますようお願いいたします。
45:
◯水道事業管理者 私からは平成28年度の
水道局所管の
事業概要につきまして、資料3に基づき概略を御説明申し上げます。
まず、
水道局の組織でございますが、1ページの
機構図のとおり3部14課により構成されております。各課の
事務分掌につきましては2ページから5ページに、
事業概要といたしましては6ページから7ページに掲載しております。
なお、
参考図面といたしまして仙台市
水道事業施設計画平面図、5万分の1ですが、別途お配りしておりますので、あわせて御高覧いただきたいと存じます。
46:
◯交通事業管理者 平成28年度
交通局所管事業概要につきまして、お手元にお配りしております資料4に基づきまして御説明申し上げます。
初めに、
交通局の組織でございますが、1ページの
機構図のとおり4部13課3
営業所1
総合司令所1室となっております。それぞれの
事務分掌につきましては2ページから8ページに記載しているとおりでございます。
次に、平成28年度
交通局所管の
主要事業の概要についてでございますが、
自動車運送事業につきましては9ページから11ページに、
高速鉄道事業につきましては12ページから14ページにそれぞれ記載しているところでございます。
なお、
参考図面といたしまして市バス・
地下鉄路線図をお配りしておりますので、あわせてごらんいただきたく存じます。
47:
◯委員長 ほかに
質問等はございませんか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
48:
◯委員長 なければ、次に
都市整備局より報告願います。
49:
◯都市整備局長 それでは、私のほうより恐縮でございますが、口頭にて仙台市富沢駅
周辺土地区画整理事業の
竣工式典につきまして御案内を申し上げたいと存じます。
本市が施行いたしますこの
区画整理事業につきましては、平成7年の
事業計画決定から約20年余が経過してございますけれども、おかげさまをもちまして、さまざまございましたけれども、本年6月に
都市計画道路や
公園などの
基盤整備が終了いたしたところでございます。
これまで
事業に御協力いただいた方々に感謝を申し上げる機会といたしまして
竣工式典を開催することといたしてございます。式典は来月22日土曜日の開催を予定いたしておりまして、議員の
皆様方を初め、
事業に関係の深い方々や地域の方々をお招きしてまいりたいと考えてございます。本
委員会の
委員の皆様には後日
招待状をお送りさせていただきたいと存じますので、ぜひともお忙しいとは存じますが、御臨席を賜れればと思ってございます。どうぞよろしくお願いいたします。
50:
◯委員長 ただいまの報告に対して
質問等はございませんか。
51:
◯佐々木心委員 確認ですが、日時ということで時間等は。
52:
◯富沢駅
周辺開発事務所長 日時は10月22日土曜日、時間は11時からと予定しております。会場につきましては地区内の
大野田小学校の体育館で挙行いたす予定にしております。
53:
◯委員長 ただいまの報告に対して
質問等はございませんか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
54:
◯委員長 なければ、次に
建設局より報告願います。
55:
◯建設局長 建設局からは
道路照明施設LED化事業の
事業者決定について御報告いたします。
4月の本
委員会におきまして
道路照明施設LED化事業の実施について御報告させていただいております。このたび
公募型プロポーザル方式により
事業者を
決定いたしましたので御報告いたします。
詳しくは
道路保全課長から御説明させていただきます。
56:
◯道路保全課長 それでは、資料5に基づきまして
道路照明施設LED化事業の
事業者決定について御報告いたします。
本市では
環境負荷の小さい持続可能な
都市づくりを推進するため、
本市管理の約7万6000灯の
道路照明施設について
消費電力が少なく
耐久年数の長い
LED灯に更新をいたします。
LED化事業の実施に当たりましては市内を3工区に分割の上、民間の
創意工夫を最大限活用できる
ESCO事業を採用することといたしました。
事業者の
決定に当たりましては
公募型プロポーザル方式としたところ、2
企業グループから
提案書の提出がありまして、
プロポーザル審査委員会において総合的に評価いたしました。
審査の結果、3工区とも同一の
事業者が選定され、契約を締結いたしました。
受注者でございます。
東芝エレベータESCO事業。
構成員といたしまして、
事業役割が
東芝エレベータ、
施工役割が
三共電気、
太平電気、
塚田電気工事、これは全て地元の企業でございます。
金融役割といたしまして
東芝リースでございます。
契約額、3工区合わせまして46億414万3680円。
事業期間でございます。平成28年9月から平成29年3月までの半年で
LED化工事を行います。平成29年4月から平成39年3月までの10年間、
ESCOサービス期間として
維持管理を担っていただくことになります。
事業者の主な
提案内容といたしましては、
環境負荷の低減としまして
電気使用料の削減、それから
CO2排出量の削減がなされるということでございまして、そこに書いてあります数字の説明をしますと、
電気使用料につきましては年間で4,800
世帯分の削減を考えているという提案でございます。
CO2削減につきましては年間2,400
世帯分が削減されるという計算になっているところでございます。
維持管理費の削減としまして約6億3000万円の削減を考えております。市の提案よりも約1億円ほど多く削減されるということになります。
施工・
維持管理体制といたしまして、
地元電気工事組合との連携として、
施工役割の3社が中心となりまして
電気工事組合に加盟の約70社が参加されて、調査から施工、
維持管理まで一貫して実施していただくことになります。また、24時間365日受け付けの
専用コールセンターを開設し、
ふぐあい等の連絡について当たるということになります。
なお、
ESCO事業の内容につきましては裏面の
事業概要に記載してございますが、かいつまんで申し上げますと、今回の
LED化工事に要する費用を
電気料金の
削減分で賄うということでございまして、
事業費を平準化して
事業者に払うことになります。
57:
◯委員長 ただいまの報告に対して
質問等はございますか。
58:
◯菊地昭一委員 新しい
事業なのでちょっと確認も含めて何点か質問させていただきます。
これまで
仙台市道の
街路灯については基本的には
区役所の窓口の
道路課が所管をしていたということなんですけれども、今回はある意味では100%民間の
事業所がそれを
維持管理も含めて請け負うということで、ちなみに
区役所の
道路課とこの
民間事業者は
すみ分けというのはどういう
役割分担になっているのか、ちょっとお伺いします。
59:
◯道路保全課長 街路灯の新たな
設置要望や故障、不点灯の連絡についての
区役所と
事業者との
役割分担でございますが、
設置要望等につきましては従来
どおり区役所・
総合支所で受け付けることになります。不点灯などの
ふぐあいの連絡につきましては、
事業者におきましても24時間365日対応の
コールセンターを開設して対応してまいります。連絡はどちらに入るかわかりませんので、本庁と
区役所、それから
事業者が常に情報を共有しながら十分な連携を図ってまいりたいと考えております。
60:
◯菊地昭一委員 そうすると、これまで
区役所等でやっていました新設、ここの市道に
街路灯を設置をしてほしい等はこれまで
どおり区役所ということで、
維持管理に関してはこの約7万6000灯については新しい民間の
事業者が請け負うということなんですけれども、
公園にある
公園灯とかというのは今回のこの対象には恐らく入っていないと思うんですけれども、いずれはその
LED化というのは
公園灯なんかも視野には入れているんですか。関連してちょっとお伺いします。
61:
◯建設局長 基本的に仙台市としましては
CO2削減、エネルギーの
有効活用というのは非常に大事なことだと考えてございますので、これは道路とか
公園に限らず市の施設も含めてというふうに私は認識してございますけれども、基本的にはその方向に進むものというふうに考えてございます。
ただ、今回御提案させていただきましたのは灯数としても非常に多い
道路照明灯、この部分をまずは進めてまいりたいということで、契約ということで今回御説明させていただいた状況でございます。
62:
◯菊地昭一委員 それともう1点ですけれども、私道の街灯についてはこれまで
道路課中心に私道の
補助制度でやっていますけれども、これから例えば新たな私道につける街灯についてこれからは私道の補助も同じような
LED街路灯を使用するのか、それとも、これまでどおりLEDでない街灯で対応するのか、その辺は決まっていたら教えてください。
63:
◯建設局長 私道の部分につきましても別に器具を限定したものではございませんので、考え方としては今までの私道の街灯の助成の範疇というふうに考えてございますので、LEDでやりたいということであればそういう形で受け付けるような形になると思いますし、我々としましては今回市内全部の道路の照明灯が
LED化ということもございますので、その方向で私道、
町内会の方にもお勧めしていきたいというふうに考えてございます。
64:
◯菊地昭一委員 最後に1点、この
維持管理費の削減で年間で民間の業者の試算で6.3億円、市の試算では5.4億円。これ
維持管理費はこれまで総
事業としてのトータルとしての
維持管理費というのは仙台市としてどのぐらいかかっていたんですか。要するに何%ぐらいこれで減るのかということを知りたいんですけれども。
65:
◯道路保全課長 従来の電気料及び
維持管理費としましては約8億7000万円ほどかかってございました。6億3000万円ほど今回削減される予定でございますので、残るは2億4000万円ほどというふうになります。
66: ◯岡本あき子
委員 私からも何点か確認させてください。
3工区でプロポーザルを募集したところ、3工区とも同じ
構成員が受注をされたということなんですが、これは三つとれたらさらに効果的なことがあるとか、そういうものがあったのか、たまたまその三つとれて積み上げた結果としてこの6.3億円ということなのか、そこを御説明ください。
67:
◯道路保全課長 今回の
事業に当たりましては3工区に分割して提案をいただきました。それぞれの工区でそれぞれの提案を受けた総額として今お示ししているところでございますので、今回の削減率も総額で記載をさせていただいております。
68: ◯岡本あき子
委員 結果として三つとれたらより効果的な部分、効率的な部分というものもあり得るのかなとは思ったんですけれども、そこの部分は今後はそれは全く見込まずにやるということなのかということが一つ。
それから、先ほど
ESCO事業、要は削減されるであろう
事業で賄うという
事業ということでした。仙台市が5.4億円という試算に対して提案が6.3億円で、これが実際契約なのでそれを積み重ねていって46億円の総額になったんだと思うんですけれども、この実際に検証といいますか、どれだけ削減されたという検証はしていくのか。そのときに差額が出た場合というのはどういう扱いになるのか、そこも含めてお答えください。
69:
◯道路保全課長 まず、今回の3工区一緒になったことによる効果ということでございますが、今のところ企業と契約を結ぶ前にいろいろ協議をしましたところ、
コールセンターの設置につきましては削減できるというところで御提案はいただきましたが、そのほかにつきましてはそれぞれの工区でそれぞれ削減効果が算出されてございますので、それのトータルという形でございます。
それからあと、先ほどありましたとおり市では5億4000万円ほどという計算でしたが、今回6億3000万円ということでございますので、この6億3000万円削減されるということの検証を今回10年間やっていただくことになります。そして、6億3000万円以下になった場合についてはそれが
事業者の持ち出しという形で考えております。なので、6億3000万円を下るということではないということになります。ただ、それ以上になったときにどうするのかというのは、今のところまだ実施されてございませんので、これから
事業者と検討しながらやっていきたいということでございます。
70: ◯岡本あき子
委員 これからやっていくということでしたけれども、契約なので本来それも含めて契約になっているのかなと思ったんですが、そこは契約の条項としては入れない予定だということなんでしょうか。
71:
◯道路保全課長 今回の契約では6億3000万円の削減を約束という契約でございまして、それ以上削減されますと結果的に
電気料金等が少なくなります。その部分は今現在も仙台市が責任を持って払っている部分ということになりますので、ある意味削減をもっとされれば
電気料金を払うことはなくなるということで、市の削減額がふえるという結果になるということでございます。
72: ◯岡本あき子
委員 そこの部分は折半でいきましょうとか、そういう話ということではないということなんですね。
あと、
施工役割のところで
電気工事組合が、地元の電気工事会社が請け負ってくださると思うんですけれども、この
電気工事組合は何社で構成されているものなんでしょうか。あと、全部仙台の企業なんでしょうか。
73:
◯道路保全課長 今回の募集に当たりましては、
施工役割につきましては地元の業者が担当するということの提案をいただいておりますし、今回宮城県
電気工事組合の中に仙台の部会をつくっていただいて、その中にも街灯を担当するということで約70社、正確に言いますと
施工役割の3社も含めた74社で構成する
企業グループとして3工区に分けて当たっていただくということになります。
74: ◯岡本あき子
委員 あと、
専用コールセンターは10年間の契約ということになるんでしょうか。10年たったら仙台市に灯具は無償譲渡となると思うんですけれども、要は
コールセンター業務もそこで
なしで、あとは仙台市が窓口という形になるものか確認します。
75:
◯道路保全課長 そのとおりでございまして、10年間たちますと
コールセンターは基本的にはなくなるということなんですが、提案の中にはもしも仙台市が頼むという意思表示があれば続けることは可能だという提案はいただいております。ただ、10年先の話なので、そのときにまた考えていきたいというふうに思っております。
76: ◯岡本あき子
委員 できれば市民からすれば、確かに10年ですけれども、あしたから問い合わせ先とか、そういうものが変わりますよというよりは一貫性があったほうが望ましいかなとは思いますけれども、十分市民にとっても、先ほど菊地
委員からもありましたけれども、要は問い合わせたらうちじゃありませんよみたいなことじゃなくて、きちんと窓口がしっかりしていること、それから、市民にとってもわかりやすい形でということを望みたいと思います。
77:
◯委員長 ほかにございますか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
78:
◯委員長 なければ、次に青葉区より報告願います。
79:
◯青葉区副区長兼
建設部長 それでは、
市道広瀬通1号線の
道路改良工事に伴うイチョウの取り扱いにつきまして、資料6に基づき御報告いたします。
当該イチョウの取り扱いにつきましては、本年2月の常任
委員会において渋滞対策として宮城野橋、X橋でございますが、宮城野橋供用に合わせ3月から中央分離帯等にございますイチョウを撤去し車線をふやすことを御報告申し上げたところでございます。その後、市民説明会や
審議会、議会に説明を重ね、さまざまな意見を頂戴してきたところでございます。これらの御意見も踏まえ、このたび対応方針を取りまとめましたので、御報告いたします。
詳しくは青葉区
道路課長より御報告申し上げます。
80:
◯青葉区
道路課長 まず、工事の概要でございますけれども、資料の下の平面図中、広瀬通、愛宕上杉通の中央二丁目交差点から駅前通アエル前交差点までの区間約170メートルにおきまして、交通渋滞対策として現在右折レーンを含みます片側3車線の道路を中央分離帯を撤去、直進1車線をふやしまして片側4車線とする
道路改良工事となります。
1の対応方針についてでございますけれども、これまで当該中央分離帯にございますイチョウにつきましては、新たに整備されます右折レーンにかかる11本、こちらに加えまして右折レーンには直接かからない中央付近にございます1本につきましても、工事に伴います掘削による根への影響から枯損のおそれが高いものというふうに考えまして、12本全てを撤去する予定としてございました。
このうち右折レーンには直接かからない中央付近のイチョウ1本につきまして、これまでいただきましたさまざまな御意見を踏まえまして、改めて詳細な測量でありますとか専門家との立ち会い並びにその際にいただきました助言に基づいた検討を行いまして、支柱でありますとか、あるいは根の処理方法など技術的な工夫による枯損対策を行った上で、当該イチョウ1本を残しますとともに、図面のとおり隣接のスペースに新たにイチョウの若木1本を植栽することといたしました。
加えまして、地域や関係の皆様に御相談の上でございますが、アエルの北側の空地あるいは近隣の
公園に高木等を植栽するなど、宮城野橋周辺の緑の創出を図ってまいりたいと考えてございます。
次に、今後の予定でございますが、10月下旬に市民の皆様に対しましてこれらの対応方針等を御説明した上で、落葉後の12月にイチョウ11本を撤去、そして、さらに残置いたします1本の剪定作業等を開始いたしまして、来年の1月からは車線の改良工事に着手、そして6月末の工事完成を予定してございます。
81:
◯委員長 ただいまの報告に対して
質問等はございませんか。
82:
◯庄司あかり委員 広瀬通のイチョウの取り扱いについてただいま御報告をいただきました。9月1日の杜の都の環境をつくる
審議会を私も傍聴させていただきました。この
審議会の際にただいま御報告のあったイチョウを1本残すという方策について報告と議論がされました。どのような意見が出されて、
審議会としての結論はどうなったのか確認したいと思います。
83:
◯青葉区
道路課長
審議会の御意見並びに結論という御質問についてでございますけれども、まず、杜の都の環境をつくる
審議会の
委員の皆様につきましては、2回にわたりましてこの広瀬通のイチョウの取り扱いについて貴重な御意見をいただいたところでございます。
その際いただきました御意見の中で、イチョウの取り扱いに関します主な御意見といたしましては、まず1点目、完成後の中央分離帯に1本でも残せないものかどうかというもの、もう一つは、イチョウは意外と丈夫である、中央分離帯に1本でも残すことについて枯損のおそれは否定はできないけれども、いろいろな技術的な工夫をすれば剪定による樹形等の乱れはあるかもしれませんが生存する可能性はあるというもの、もう一つといたしましては、杜の都として一生懸命1本を残すための努力が大切であると、こういった御意見をいただいたところでございました。
これを受けまして
審議会の結論といたしましては、イチョウ1本を残すこと、さらに余ったスペースの中に若木1本を新たに植栽することに市は努力を尽くすべきであるといったものでございます。
84:
◯庄司あかり委員 今、2回にわたって
審議会から御意見をいただいたというふうに御説明ありましたけれども、そもそも8月と9月、2回
審議会で議論がされたというのは、市民説明会で市民の皆さんから
審議会にかけるべきだという声が寄せられたことに応えたものになっています。説明では10月下旬に改めて市民への説明を行うということですけれども、これまでの説明会に御参加いただいた近隣住民の皆さんはもちろんですが、関心を持っていらっしゃる市民にしっかりと周知をした上で説明会を開き、改めて御意見を聞くべきだと思いますけれども、いかがでしょうか。
85:
◯青葉区
道路課長 説明会の進め方についての御質問ということでございます。説明会の詳細につきましては現在その詳細を検討中でございまして、日時等の事前周知をこれからしっかり行いますなど、より多くの方々に御参加いただけるように周知なりを図っていきたいというふうに考えてございます。
86:
◯庄司あかり委員 ぜひ幅広い方に参加していただけるように周知を図っていただきたいというふうに思います。
この間、この
委員会でも東北大学の農学部跡地の緑の保存の問題ですとか、以前には霊屋下のマンション建設、そして今回の広瀬通のイチョウの伐採など、杜の都の環境をつくる条例ですとか広瀬川の清流を守る条例など、杜の都仙台が誇るべき条例にかかわって市のまちづくりのあり方が問われるという事態が続いています。この間、市民から寄せられている声をやはり重く受けとめて、杜の都の景観を守り育てていくということにしっかりと市は力を尽くすべきだというふうに思います。そうしたビジョンを示さなければ、とても市民の皆さんからは理解を得られないと思いますけれども、いかがでしょうか。
87: ◯百年の杜推進部長 今回のイチョウの件も含めまして丁寧な説明が改めて必要であるというふうに感じているところでございます。本市には平成24年7月に策定いたしました本市の緑のマスタープランと言えますみどりの基本計画がございます。また、それらを進めていくための施策を体系づけた実施レベルの百年の杜づくり行動計画がございます。これらをいかに発信し、市民の皆様に御理解をいただいて、市民協働によるまちづくりを進めるかが大切であるというふうに感じております。
そのためには杜の都の環境をつくる条例や広瀬川の清流を守る
条例を遵守することはもちろん、
条例で位置づけた各
審議会でしっかり御議論をいただくこと、さらに、議会や市民の皆様に御説明をいたしまして御意見をいただくために適切で丁寧な発信に心がけることが肝要だというふうに感じております。
関係部局と連携しながら緑のまちづくりを推進してまいりたいと存じます。
88:
◯委員長 ほかにございますか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
89:
◯委員長 なければ、以上で報告事項関係を終了いたします。
この際、当局から報告を受けた事項以外で
皆様方から何か発言等がございましたらお願いいたします。
90:
◯庄司あかり委員 雨水対策について数点伺いたいというふうに思います。
連続する台風、そして豪雨被害への対応に御当局の皆さんも昼夜分かたぬ御尽力をいただいたことに心から感謝を申し上げたいと思います。台風9号、10号に続いて温帯低気圧による大雨が襲った8日ですけれども、午後から降り始めた雨は20時ごろからバケツをひっくり返したような強い雨になりました。市内ではたくさんの場所で冠水被害がありました。雨量はどのくらいだったのか伺います。
91: ◯下水道調整課長 9月8日の大雨ですけれども、台風13号が温帯低気圧に変わりまして、その際の最も強い1時間の雨量は仙台管区気象台で36.5ミリ、そのほか市内の消防署の雨量計では泉消防署で45.5ミリ、太白消防署で36.5ミリというものを記録しております。その他消防署でも秋保出張所を除きまして1時間20ミリ以上の雨量を記録してございます。
92:
◯庄司あかり委員 それだけの雨量だったので市内各地で被害があったというふうに思います。特に仙台駅前の冠水の様子は全国放送でも流れまして、私も初めて見る光景で大変驚きました。この原因と対策について伺います。
93: ◯下水道計画課長 当該地区の雨水は駅前通から愛宕上杉通を通過する清水小路幹線に取り込まれ、愛宕大橋下で広瀬川に放流されております。冠水の主な原因は短時間に集中した降雨があったことによるものと捉えているところでございます。
浸水被害軽減対策につきましては被害が多い地区を優先的に取り組むこととしており、仙台駅の西口もその一つと位置づけ、中期経営計画の中で平成30年度から着手する予定であります。
94:
◯庄司あかり委員 短時間に大量の雨が降ったことが原因だというのは、それはそうだと思うんですけれども、やはり対策を急がないと今ゲリラ豪雨も非常に多くなっておりますので、同様のことが再発することを懸念しております。ぜひ対策を急いでいただきたいというふうに思います。
私自身はその8時過ぎの時間帯、水害常襲地域である大和町三丁目の柳
公園の近隣住民の皆さんから御様子をうかがっていました。道路が冠水していることに気づかずに車が進入してきてしまうために住宅に水が波になって押し寄せてしまいます。それは近隣住宅にとっても、入ってきた車にとっても危険な事態だというふうに思います。
若林
区役所ではこの状況について把握していただいておりまして、台風10号の際には業者にお願いをしていただいて道路封鎖の態勢をとっていただいていました。しかし、この台風10号のときは幸いにと言うべきか、若林区では道路封鎖が必要なほどの被害にはならなかったものの、
区役所が先んじて対応してくださったということに住民の皆さんが大変喜んでいらっしゃいました。
一方、その後8日の温帯低気圧なんですけれども、この大雨は夜の時間帯で、予測もしないような突然の強い雨だったこともあって、業者への依頼が間に合わなかったようです。住民が
区役所に道路封鎖の依頼のために電話をしても今全員出払っていて対応できないというお答えだったそうです。台風10号のときにはしっかり事前に対応していただいていただけに残念だったというふうに思います。近年増加しているゲリラ豪雨などの突然の雨に備えて改善策は何か考えていらっしゃるのか伺います。
95:
◯道路保全課長 大雨の備えといたしましては、
区役所の職員がパトロールを実施し、雨水桝に堆積した落葉やごみ等の除去を行うとともに、土のうや通行規制に必要な看板等の準備を行っているところでございます。
昨今、今月8日のように短期間に集中して非常に激しい雨となる場面が増加しておりますことから、迅速に対応ができますように天気予報を把握しながら業者にいつでも対処できるようにしっかり事前に準備を行ってまいりたいと考えてございます。
96:
◯庄司あかり委員 区内あちこちで
区役所の皆さんがパトロールされたり道路の誘導をされているのも拝見しまして、本当に職員の皆さん少ない体制の中で力を尽くしていただいているんだという御様子も拝見しておりましたので、突然の雨、本当に各地で被害が起きているときに大変だというふうに思いますけれども、ぜひとも改善策を進めていただきたいというふうに思います。
大和町地区なんですけれども、バス通りも道路冠水して水がマンホールから噴き出すという箇所も幾つかございました。復興交付金
事業として行っている原町東部雨水幹線の整備状況はどうなっているのか伺います。
97: ◯下水道調整課長 原町東部雨水幹線の整備状況でございますけれども、平成30年の完成を目途としまして平成26年度から復興交付金
事業に
事業着手しております。8月末時点でございますけれども、約38%の進捗となってございます。
98:
◯庄司あかり委員 8月末時点で38%ということなので、やはり住民の皆さんからすれば早い整備を求めていらっしゃるということではないかなと思います。
このときには大和町や若林、六郷、霞の目を回って道路の冠水状況など確認してまいりました。どうしてこれほど各地で冠水が起きてしまうのか、あるいは雨が降るとトイレが使えないという地域が生まれるのか、検証したいというふうに思います。六丁の目ポンプ場、霞目ポンプ場、今泉ポンプ場の稼働状況はどうなっていたのか伺います。
99: ◯下水道調整課長 六丁の目ポンプ場でございますけれども、9月8日20時ころからポンプ全6台が連続して稼働しておりました。霞目ポンプ場でございますが、同様に9月8日16時ころからポンプ全3台が連続して稼働しております。今泉ポンプ場でございますけれども、9月8日19時半ごろからポンプ全5台中2台が連続して稼働しまして、その後は3台目も断続的に稼働したというところでございます。
100:
◯庄司あかり委員 六丁の目ポンプ場、霞目ポンプ場はフル稼働状態で、今泉については5台中2台が稼働して、その後3台になったということです。こうしたポンプの稼働状況についてデータが連日上書き更新されていくと思いまして、更新されてしまう前にと思って翌日の9日には施設管理センターに連絡して各ポンプ場の状況を出してほしいというふうにお願いしたんですけれども、それは委託業者からデータが上がってくるのは1カ月後の月報になるということで、1カ月後なら出せるんですというお答えだったんですけれども、これでは当局でもポンプがきちんと稼働したのか、容量は十分なのか、どんな対策をとればいいのか検証していくことができないんじゃないかと思うんです。こうした大雨の後には月報を待つのではなくて、委託業者からすぐ情報を得て、当局としてもデータを蓄積し検証すべきだと思いますけれども、いかがでしょうか。
101: ◯下水道調整課長 大雨時におきましては、各ポンプ場の稼働状況につきまして、管理部署でございます設備管理センターにおきまして職員が運転監視の画面は常時確認しているところでございます。大雨後、必要に応じまして運転監視装置に蓄積されたデータを解析しまして、その後の運転に役立つようにというような検証は実施しているところでございます。
102:
◯庄司あかり委員 常時監視されているということは、それはそうなんだと思うんですけれども、そのときの状況をデータとして残して蓄積して検証していくということが必要だと思いますけれども、それが解析をされているということなんでしょうか、確認したいと思います。
103: ◯下水道調整課長 日常的に、あるいは雨天時に監視しているというのは、その画面上でポンプがどういうふうに動いているかというようなところを見てございまして、何か問題があるというような場合にはその監視のモニターからどういう対応をするかというようなところをその時点で判断します。
通常、運転として問題がないということであれば、その画面を監視しているところでございまして、後にそのデータを見て例えばより効率的な運転ができないかとかというようなところを検証するというようなところが幾つかございました。そういうところでございます。
104:
◯庄司あかり委員 常時監視しながら状況の動きを見ていくということももちろん重要だと思うんですけれども、やはりこのぐらいの雨のときにはこういう稼働状況だったであるとか、このときはどうだとかというものを積み上げて、やはりこういうときにはポンプがいっぱいになってしまうとか、こういうときには余裕が少しあるんじゃないかとか、そういうことをやはり検証していかないと、これほど大雨の被害が連続する中で対策というのは十分に打っていけないのではないかというふうに思います。ぜひ委託業者にお任せにするのではなくて、やはり市としても情報を十分に得て検証を進めていくべきだというふうに、これは求めておきたいと思います。
続いて、沖野地域では側溝を入れて整備してほしいと長年要望がある箇所がございます。ようやく用地取得が済んで工事が始まるのかと期待されていたんですけれども、そのまま数年が経過しています。下水道調整課に伺ったところ、予算要求は財政局にしているんですけれどもお金がつかないという状態が続いているというふうにおっしゃいました。今年度にかけて雨水対策において昨年度予算要求をしながら認められなかった箇所数と金額をお示しください。
105: ◯下水道調整課長 雨水対策につきましては優先度の高い地区から順次予算化しているところでございます。平成28年度に予算化できなかった案件につきましては、西中田地区などで工事件数として36件、その工事費の合計は約11億円でございます。
106:
◯庄司あかり委員 36件11億円の工事を予算要求しながら認められていないということで、これだけのところが認められれば雨水対策に困っている地域が一つ一つ改善されていくんだというふうに思います。ここに財政局がいらっしゃらないので追及できないのは残念なんですけれども、予算要望を出しながら認められなかったうちの一つが西の平一丁目の西多賀老人憩いの家付近の住宅です。こちらも大雨のたびに床下浸水のおそれがあって、お住まいの方が大変困っていらっしゃいます。八木山から流れてくる排水路がそこの近くになってくると細い暗渠になるために、水があふれ出して渦を巻くというふうにお聞きしています。先日の豪雨でも冠水して、昨日には住民の方が直接御当局に要望に訪れたというふうに伺っています。早急に対策を講じるべきですが、いかがでしょうか、伺います。
107: ◯下水道調整課長 西の平二丁目地区につきましては、これまでも住民の方から御要望をいただいておりました。20日の日に市役所のほうに訪れられまして、そのお話を聞きながら本日再度現場調査を行うなど、鋭意対応を図っていきたいというふうに思っております。
108:
◯庄司あかり委員 きょう現場を見に行かれているということですけれども、相談された方はもうこれでは引っ越しをしなくてはならないのかというふうに真剣に悩むほど雨のたびに困っていらっしゃるということなんです。抜本的な対策についてはやはり要求しても予算をつけないという財政局に問題が大きくあるというふうに思います。しかし、こちらコンクリートの蓋になっていて雨水がすぐに落ちていかないという課題もあるというふうになっていますので、これをグレーチングに変えるなどの当面の対策をとることも切実に求められていると思いますけれども、この点はいかがでしょうか。
109: ◯下水道調整課長 西の平二丁目地区につきましては、今
委員がおっしゃったように下流側に受け入れの管渠がございます。その中で例えば飲み込みを速やかにというような形での蓋をグレーチングに変えていくというところも対応の一つというふうには一応考えておりまして、検討の対象としていきたいというふうに思います。
110:
◯庄司あかり委員 ぜひ当面とれる対策は早急にとっていただきたいというふうに思います。やはり雨水対策の予算が余りに少な過ぎるということが問題だときょうの議論の中でも実感いたしましたので、このことはぜひ下水道の御当局の皆さんにも頑張っていただきたいと思いますし、議員としても頑張りたいというふうに申し上げて終わります。
111:
◯菊地昭一委員 私のほうから民間建築物の耐震化の促進について何点かお伺いします。
一つは、戸建て木造住宅の耐震化の
事業を継続して行っていると思います。ちなみに昭和56年以前に建築された仙台市内の木造住宅というのは何戸ぐらいあるのか、お伺いします。
112: ◯建築指導課長 昭和56年以前の旧耐震基準による戸建ての木造住宅のうち耐震性能が低いものでございますけれども、平成25年時点の推計で約4万8000戸と推計してございます。
113:
◯菊地昭一委員 耐震に若干懸念があるという建物が約4万8000戸ですよね。それで、民間耐震の促進、耐震診断を行った上で改修工事を行うという
補助制度、この
補助制度を利用されて耐震改修が既に平成27年度までで終了した戸数というのは何戸ぐらいあるんですか。
114: ◯建築指導課長 本市の補助によって耐震改修を行ったものでございますけれども、平成27年度末で約2,160戸となってございます。
115:
◯菊地昭一委員 4万8000戸のうちの2,160戸ですので非常に数としてはまだまだだと思うんですけれども、ちなみに平成27年度で耐震改修工事の補助で41戸という資料をいただきました。この耐震改修工事費の割り増し補助というものが37戸あるんですけれども、この割り増し補助というのはどういう中身なんですか。ちょっと教えていただけますか。
116: ◯建築指導課長 耐震改修工事費が180万円を超えた場合、2分の1かつ限度額15万円を追加で補助をするというものでございます。
117:
◯菊地昭一委員 どうして質問したかといいますと、実は4月14日に熊本の地震が発生をしました。今定例会でも大分
質疑で直下型の地震対策についての質問もさせていただいているんですけれども、危機管理室長の答弁ではそれなりにしっかりと対応しているという話がありました。
現地を私は見させていただきました。視察に行ったんですけれども、基本的には古い木造建築が押しなべて潰れているというのが熊本地震の特徴です。確かに建物は古いんです。では古いから潰れたかという耐震の中身もあるとは思うんですけれども、その中で仙台市内で直下型の震度7が二度も来るという地震が起きたときに本当に大丈夫なのかという懸念を実際現場を見て思ったんです。それで代表
質疑でも触れさせてもらったんですけれども、改めてこの4万8000戸の多少危ないんじゃないかと思われる木造住宅に対して、1年間に多く見ても100戸以内ぐらいの耐震改修しか進まない中で、これからの取り組みをどのように進めていくのかと現段階で答えられる部分で結構ですので、今後の取り組みをちょっと伺っておきたいなと思います。
118: ◯建築指導課長 今後の取り組みでございますけれども、ことし3月に改定いたしました本市の耐震改修促進計画では、戸建て木造住宅及び共同住宅の耐震化率を平成32年度95%を目標として取り組んでまいります。
また、今年度は戸建て木造住宅に対する耐震化工事への本市の補助金の額を60万円から90万円に増額をしておりますので、この周知も含めまして
補助制度に関するチラシの送付や戸別訪問なども実施しながら耐震化を促進してまいりたいと考えてございます。
119:
◯菊地昭一委員 済みません、ちょっと確認です。先ほど平成32年度まで95%というのは、これは木造住宅も含む数ですか。
120: ◯建築指導課長 戸建ての木造住宅に加えまして共同住宅等の戸数も含めまして、その率を算定してございます。
121:
◯菊地昭一委員 今の進みぐあいだと95%というのは、大変申しわけないんですけれども、信じられない数字なんですけれども、それに向けて取り組んでいくということでしたので、恐らく熊本の地震を踏まえて国のほうでも耐震基準のあり方みたいなものを検討するような動きもあるみたいですので、ぜひ市民への周知も含めていい意味で啓発を図る活動を、啓発を図るのは所管が違うと言われましたけれども、危機管理室のほうで啓発を図るんだろうなという話もありましたので、それはそれとしてまた分科会か何かで聞きたいとは思うんですけれども、ぜひ啓発を図るというのは大事なんです。
3・11の地震のとき、あるいは宮城県沖地震からずっと耐震改修をしてきたんですけれども、自分の家は大丈夫じゃないかとみんな思っているんです。でも、実際はああいう益城町を見ると押しなべて崩れているわけです。だから、そういうものを見るとやはり改めてもう1回耐震の取り組みを進めなければだめだなと思いますので、加えて危険なブロックの除去についてもまだ40件ほど危険なブロックが残っていると伺いましたので、ぜひこの取り組みも1件1件丁寧に、くどいようですけれども、益城町のブロックなんか全部倒れていましたから。ですから、確かに中に鉄芯が入っていた入っていないという状況はわかりません。悲惨な状況でしたので、そういう意味では改めて危険なブロックの除却も1件1件丁寧に行っていただきたいなと思いますので、あとは決算等特別
委員会の分科会でまたやります。
122:
◯都市整備局長 耐震化の取り組みにつきましてはもちろんこの助成制度を活用していただきたいということでございまして、この助成制度を活用していただいて耐震化をしていくという取り組みと、もう一つ、みずから古くて除却なさるとか建てかえをなさるという件数も相当ございますので、それらも含めて平成32年度末で95%を目指していこうということでございます。
ただ、あとブロック塀のお話につきましても、以前も岡本
委員から議会のほうでも御質問を頂戴していまして、同様の御趣旨かと思うんですが、そこにつきましては御答弁申し上げたとおり我々のほうから直接お邪魔をしてお話を直接させていただくという取り組みも含めてどんどん前に進むように取り組んでまいりたいと思います。
123:
◯委員長 ほかにございますか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
124:
◯委員長 なければ、次に閉会中継続
審査事項についてお諮りいたします。「蒲生北部地区のまちづくりについて」及び「地下鉄の安全・安心への取り組みについて」を閉会中も継続して
審査することにいたしたいと思いますが、これに御
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
125:
◯委員長 御
異議なしと認めます。よって、そのように議長に対して申し出ることに
決定いたしました。
次に、ただいま
決定した閉会中継続
審査事項等に関連して他都市視察を実施したいと考えております。
まず、視察先につきましては、先ほど
決定した「蒲生北部地区のまちづくりについて」及び「地下鉄の安全・安心への取り組みについて」の調査を中心に、現在、関西、九州方面で考えております。
日程につきましては、副
委員長とも相談の上、11月8日火曜日から10日木曜日の2泊3日で考えております。
なお、視察先の都合等もありますので、その詳細や今後の変更については正副
委員長に御一任いただき、後日改めて
委員の皆様にお知らせするということで、いかがでしょうか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
126:
◯委員長 それでは、そのようにさせていただきます。
また、先進都市の施設等の視察に当たり、今後の
委員会運営上、当局に御同行を願いたいと思いますが、いかがでしょうか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
127:
◯委員長 ありがとうございます。御当局のほうもよろしいでしょうか。
〔当局同意〕
128:
◯委員長 よろしくお願いいたします。 それでは、そのようなことで進めたいと思います。なお、同行者の人選につきましては正副
委員長に御一任いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
129:
◯委員長 ありがとうございます。それでは、そのようにさせていただきます。
以上で
所管事務を終了いたします。
それでは、これをもちまして
委員会を閉会いたします。...