15:
◯鈴木広康委員 この
温水プールの中に、今はどちらかというと
市民局所管の
温水プール、
スポーツ施設の中にあるものだというふうに思いますけれども、仙台には
仙台シルバーセンターがございます。ここにも実は
温水プールがあります。ここの
温水プールは60歳以上の方が利用した場合の
利用料金は現在幾らなのか。また、この使用料を今回改定するということがありますけれども、この場合にはどれくらいになるのか、お伺いをいたします。
16:
◯高齢企画課長 2時間までの御利用が現行は250円で、改定後は290円となります。
17:
◯鈴木広康委員 先ほど
市民局所管の
温水プールが500円から580円と。
シルバーセンターは250円が290円になるということであります。改定後も290円であります。ほかの
温水プールに比べてこの
シルバーセンター、
シルバーセンターだからというネーミングもあるのかもしれませんけれども、ほかのところは500円から580円になる、250円から290円が
シルバーセンターということになりますけれども、この安価になっている理由は何なのか、お伺いいたします。
18:
◯高齢企画課長 シルバーセンターは、
高齢化社会の進展に伴い市民一人一人が心豊かに健康でともに生きる社会の実現を図ることを目的として設置した施設であり、
高齢者等の健康の
維持増進及び
生きがいづくりに関する事業などを行っております。この
設置目的に鑑み、プールにつきましては、午後5時以降に限って一般の方の利用を認めておりますが、これ以外の時間帯は60歳以上の方などが
専用利用をするとともに、その使用料につきましても他の施設と比較し低く設定しているものでございます。
19:
◯鈴木広康委員 他の施設と比較し低く設定しているということでありますけれども、いわゆる高齢者の方ということを鑑みてということになるかと思うのですけれども、もう1点例を出させていただきますと、一方で民間の
スポパーク松森というところがあります。ここは60歳以上だと400円という
利用料金になっています。ここは今後仙台市の使用料の改定に伴ってどのような料金になるのかは確認をしておりませんけれども、先ほどお示しをいただきました
市民局所管の
スポーツ施設のプールの料金よりは60歳以上の方は安くなっているという状況であります。
今回使用料の見直しということになっております。私は今高齢者の方という視点をお伺いいたしました。心豊かに、そしてまた高齢者の視点から安価な
料金設定もしているという
シルバーセンターであります。料金の見直しということで今回出されているものがある中におきまして、近年の
物価上昇であるとか高齢者の視点であるとかということを考えた場合に、今ほどは
市民利用施設の
スポーツ施設においては、プールでは500円が580円、
シルバーセンターは250円が290円ということでありますけれども、ある意味ではこの使用料の中において、高齢者の方々、そして心豊かにということであれば、私は軽減策も、いわゆる上げるばかりではなくて下げてやることも考えることも私は使用料の見直しでは大事な視点ではないかなというふうに思うんです。
これは全部というわけではないです。先ほどあった高齢者という視点の中で、65歳以上という視点かもしれませんけれども、これは一つの考え方として私はあってもいいんではないかなというふうに思うんですけれども、御答弁をいただければと思います。
20:
◯市民局長 シルバーセンターは今答弁ありましたとおり、
高齢者専用の時間帯がある特別な施設と理解をいたしております。ほかの
温水プールに当たりましては一般の方も同じ時間帯で利用されることになります。高齢者の方の割引、減免という意味で、先ほどもお話ありました元気はつらつ
チャレンジカード、これと回数券というものも組み合わせて御利用いただくことによりまして
利用料金は
相当程度割引となります。なかなか
軽減改定については
受益者負担の観点からも難しいものと考えてございます。
21:
◯鈴木広康委員 今回この使用料の見直しについては
パブリックコメントも行っております。そして、その中でいろいろな意見も出ているようでございました。その意見をいただいて
財政当局のほうから答弁をされているようでありますけれども、この中に
市民利用施設の料金の見直しについて、主に
スポーツ施設利用料の値上げに関して再考を願いますと。その中にこの
利用施設の主にプール、
室内プールの利用についての高齢者の利用が多くなっていると。少なくとも健康状態、運動を行わない人よりも良好に見えますと。高齢者の医療費が増加している中で、単純に値上げをするということによって利用者が減ってしまい、医療費などの社会保障の費用が増加するのではないかと懸念もありますというようなものがありまして、できるならば値上げをしないでいただきたいという思いをつづったものであります。
それを受けて、この中で
財政当局のほうからの答えだというふうに思うんですけれども、政令市との比較もこの中に書いてありましたが、そこはちょっと削除をしていただきまして、次回以降の見直しに向けましては、今回の見直しに伴う利用数の変化等も十分踏まえながら検討してまいりたいと考えておりますというようなお答えが載っておりました。
そうしますと、今ほど局長のほうからは御答弁をいただきましたけれども、今回見直しをする料金がありますけれども、高齢者の方々の利用数なども今後踏まえながら、この見直しをした後においても検討をするというような回答だなというふうに受けとめることができるんですけれども、この点について
財政局長、どのようにお考えなのか、お伺いいたします。
22:
◯財政局長 今回の改定につきましては、昭和58年度以来の
統一改定ということで、まずはこの間の
物価上昇という共通要素を全ての
施設料金において反映することとしてございます。それから、あわせまして
利用料体系の統一ということも
施設類型ごとに取り組んだところでございますが、
温水プールに関しましては、高齢者を対象とした
料金区分について、
シルバーセンターの
設置目的等を踏まえた
シルバーセンター独自の措置ということで継続はさせますが、
温水プール全般にまでこのような
料金区分を導入するということはしなかったところでございます。元気はつらつ
チャレンジカードといった減免の制度は継続してまいりますとともに、引き続き
料金体系と利用率、あるいは増収の関係、あるいは減免の全体的な取り扱いについて、引き続き検討をしてまいりたいと考えております。
23:
◯鈴木広康委員 ぜひ検討という部分につきましては、今回は利用料の見直しがされるということになっていますけれども、今ほど申し上げましたように、
健康増進であったり
健康維持であったり、そして、高齢者の皆様が健康を維持するということは、医療費の部分でも削減につながっていくだろうということにも鑑みながら、そして
物価上昇ということも鑑みながらということであれば、確かにこれまで増額をしてこなかった、いわゆる見直しをしてこなかったということになぞらえれば、全体的に上げるということになるんだと思いますけれども、高齢者というところに視点を置きながら、今後もしっかりと利用数も含めながら見ていただいての検討をお願いをしたいというふうに思います。
続きまして、もう1点でございますけれども、仙台市体育館について、この使用料の見直しに鑑みながらお伺いをいたします。
各使用料及び手数料の改定等に関しまして、
市民局所管でありますこの仙台市体育館についてでありますけれども、平成26年度、仙台市体育館の
施設利用の収入はどれだけになっているのか、お伺いをいたします。
24:
◯スポーツ振興課長 平成26年度の仙台市体育館の
施設使用料収入は7219万9000円ほどとなっております。
25:
◯鈴木広康委員 そうすると、前年度と比較するとどれだけの利用料のアップになっているのか、お伺いいたします。
そして、もう1点です。
利用料改定になった場合には、どれだけ
収入アップになるのか確認をいたします。
26:
◯スポーツ振興課長 まず、前年度との比較でございますが、平成25年度と比較しますと約700万円ほどの減収となっております。
また、今回の
施設使用料見直しに係りまして平成26年度を基準といたしますと、約800万円の増収となっております。
27:
◯鈴木広康委員 仙台市体育館は昭和59年に開設をした施設であります。老朽化も進んでいる状況でありますけれども、富沢駅から徒歩で来られるという場所柄もあり、利用をする方々、利便性もいいということで利用されておりますけれども、利用者の推移はどのようになっているのか、お示しください。
28:
◯スポーツ振興課長 過去5年間の実績でございますが、震災による休館のあった平成23年度の約28万人を除きますと、毎年約40万人ほどで推移しております。
29:
◯鈴木広康委員 利用者数としては40万人ほどで推移をしているということで、横ばいの状況だというふうに思いますけれども、この仙台市体育館には臨時の駐車場がありますけれども、大きな行事等で利用するというふうに思うんですけれども、この臨時の駐車場を利用する大きな行事の開催はどれくらいの頻度で行われているのか、お示しいただければと思います。
30:
◯スポーツ振興課長 仙台市体育館では
体育館西側の敷地を
臨時駐車場として確保しております。これは
指定管理者が地権者から賃借しているもので、大規模な大会が開催される際に
指定管理者が
主催者等に貸し出しているものでございます。
臨時駐車場を使用する大会といたしましては、平成26年度は年間で140の大会が開催されました。
31:
◯鈴木広康委員 平成26年度は140の大会が行われたということでありますけれども、この
臨時駐車場を借りた場合の
利用料金はどれくらいなのか、お伺いをいたします。
32:
◯スポーツ振興課長 臨時駐車場の
使用料金は午前、午後、夜間の3区分で設定しておりまして、1区分で
半面当たり7,000円となっております。したがいまして、全面を1日使用する場合の料金は4万2000円となります。
33:
◯鈴木広康委員 この
臨時駐車場の
利用料金は、今度の見直しでは見直しをされて増額というか、アップになるのか確認いたします。
34:
◯スポーツ振興課長 臨時駐車場の
使用料金は、
当該駐車場の性質から見直しは行わないものでございます。
35:
◯鈴木広康委員 見直しは行わないということでありますけれども、この駐車場、先ほどもお話がありましたように借地をしているということであります。
借地料金は年間どれくらいになっているのか、お伺いをいたします。
36:
◯スポーツ振興課長 臨時駐車場の借地料は平成27年度で年間約1400万円と伺っております。
37:
◯鈴木広康委員 1400万円。昭和59年に開設をした仙台市体育館でありますけれども、この年間の借地料はこの間増減はあったんですか、確認をいたします。
38:
◯スポーツ振興課長 若干の社会情勢、地価の動向によりまして変動しておりますが、おおむね1400万円ほどを推移しております。
39:
◯鈴木広康委員 先ほど平成26年度は約140くらいの大きな行事の開催があったと。そのときには当然のことながらこの
臨時駐車場を借りているだろうというふうに思うんですけれども、なかなかお答えづらいかもしれませんが、この
臨時駐車場の
利用料収入と借地料を比較すると赤字なのか黒字なのか、お伺いをいたします。
40:
◯スポーツ振興課長 臨時駐車場の
利用料収入と借地料を比較した場合、年間で約1000万円の赤字であると伺っております。
41:
◯鈴木広康委員 臨時駐車場を借りた場合、全面で1日4万2000円ぐらいですから当然金額的にもさほど高くないのでそうなってくると思うんですけれども、実は2009年の決算でこの
臨時駐車場の
買い取りの検討をしていただきたいと、検討すべきではないかということを、この議会の
決算委員会の中で私のほうからお話をさせていただきました。
このときの流れで言いますと、この
臨時駐車場というのは当然仙台市体育館にはなくてはならない不可欠なものになっていると、非常に大きな要素であるということであり、民有地を借りているということなんだけれども、私のほうからはぜひともこの1400万円、32年くらいもうずっと払っているわけなので、買ってはどうかということを提案をさせていただきました。そのときには当時の
企画市民局長が御心配についても我々も気持ちは共有しているわけでありますが、
財政状況など大変厳しい状況でございますけれども、なお知恵を出して、将来の仙台市体育館の運営に支障が生じないよう十分検討してまいりたいと考えておりますという御答弁でございました。2009年から約6年が経過をいたしました。この間の検討の状況はいかがなものか、お伺いをいたします。
42:
◯スポーツ振興課長 臨時駐車場の
買い取りに関しましては、関係部局と協議したところ、財政的な面から困難であると判断したところでございまして、その状況については基本的には変わらないものと考えております。
43:
◯鈴木広康委員 毎年1400万円ずつ支払っていくと。ずっとこれは仙台市体育館がある限り支払うんであろうというふうに思うんですけれども、困難であるということをお伺いいたしましたので、この部分は
財政局長に聞かなければならないというふうに思うんですが、
財政局長、1400万円をずっと払っていくということを今まで続けていました。私はこれはもう仙台市体育館になくてはならない土地であり、
臨時駐車場がなければ仙台市体育館なんて使えないんです。私は買い取るべきだというふうに思うんですけれども、地権者との関係もあります。でも、地権者との関係の中で地権者と交渉してきましたという御答弁は今なかったので、
財政局長、どうなんでしょうか。
44:
◯財政当局 用地の取得となりますと
財政負担を伴うものでございますので、慎重に検討しなければならないと考えてございます。取得するケースと賃借で使用するケース、それにつきまして財政的なメリット、デメリットの精査を含めて、市民局と協議しながら改めて
比較検討を十分に行ってまいりたいと考えております。
45:
◯鈴木広康委員 比較検討は市民局ともやるというと同時に、やはりもう一つやらなければならないんです。やはり地権者の方々がずっとここまで32年間お貸しをいただいて、そして賃借料を払っているというわけですので、地権者の方も「いや、この土地はうちの大事な土地だから売らないよ」と言われたら、それは幾ら頑張ったって買えないんです。そういう検討もしないとだめなんだと私は思います。
財政のことも当然です。でも、この
臨時駐車場がなかったら仙台市体育館で大きな行事はできないということの認識に立てば、誰のための体育館ですか。市民のための体育館であります。市民の方々がここのところである行事を見に来ます。そのときに車で来る方もいる。だから
臨時駐車場は必要だ。だったら交渉しなければならないな。だったら財政はどうなんですかという、この順番だと思うんです。これを先ほども言いましたけれども2009年に言ったわけですから、何かしらのことをやっていただきたいというふうに私は思うんです。
その中で平成30年、31年ごろにこの仙台市体育館は大
規模改修を見据えて今年度予算を計上しています。平成30年なのか平成31年なのか、大
規模改修をするということだと思うんですけれども、どのような
予算計上をされているのか確認をいたします。
46:
◯スポーツ振興課長 仙台市体育館の大
規模改修に向けまして、平成28年度は設計費として約1億2000万円ほどを計上しております。
47:
◯鈴木広康委員 1億2000万円。ならば、仙台市体育館の大
規模改修はどれくらいの費用をかけて大
規模改修しようという予定で今いるのか、お聞かせください。
48:
◯スポーツ振興課長 平成25年当時に検討した状況によりますと、最低でも約20億円ほどかかるものと推定しております。
49:
◯鈴木広康委員 仙台市体育館の大
規模改修に20億円。必要だからかけるわけです。仙台市体育館はこれからも必要である、継続していこうということであります。ならば、
臨時駐車場も同じであります。まだなくてはならない体育館になるわけですから、費用をかけて大
規模改修するわけですから、
臨時駐車場につきましても地権者の方とも協議もしていただきながら、そして、
財政当局とも検討しながら。もう大体4億円近いお金をずっと賃借料としては払っているわけです。そのことも考えたときに、20億円かけて大
規模改修する、施設をまた継続をしていく、その後も駐車場も継続をしていくということでありますので、ぜひこれは早急にと申し上げておきたい。駐車場についても早急に検討に入っていただくようお願いをしたいというふうに思いますが、
市民局長、いかがでしょうか。
50:
◯市民局長 この
臨時駐車場、先ほどからのお話のとおり
使用頻度も非常に高く、大規模な大会時の駐車場として必要なものということは認識は同じでございます。引き続きしっかりと利用させていただけますよう、まずは
土地所有者の意向が一番肝心でございますので、しっかりと情報交換をしていきたいと思ってございます。
51:
◯鈴木広康委員 そのとおりだと思います。地権者の方々が売らないと言ったら、もうそれはずっと賃借をするしかないと思いますので、その財政としての
予算措置を、今度は毎年していくということになるわけでありますので、よろしくお願いをしたいというふうに思います。
最後にもう1点です。昨年の6月、条例が制定されました。何の条例か。仙台市
歩行喫煙等の防止に関する条例であります。この条例は
議員提案条例として議会で議決をされて制定をされたものであります。この4月から施行されるわけでありますけれども、この6月に制定をされた後に、所管をしていただきます市民局としてどのような準備をされてきたのか、お伺いをいたします。
52:
◯市民生活課長 条例で定めます
歩行喫煙防止重点区域の指定に向けまして、
予定区域に含まれる商店街や
町内会等の関係団体から御意見を伺うとともに、
関係行政機関と協議を行うなど、事前調整を行ってまいりました。また、条例の周知のため、市政だより1月号に条例の記事を掲載したほか、成人式の会場において、チラシの配布を行ったところです。現在、4月1日の条例施行に向けまして
重点区域の標識、
路面標示シール等の設置や広く啓発を行うためのポスター、
リーフレット等の作成に向け作業を進めているところでございます。
53:
◯鈴木広康委員 この条例につきましては座長も務めさせていただきましたので、ぜひともしっかりと周知をしていただいて、この4月からの施行をしていただきたいというふうに思うんですが、その中で、平成27年度は
歩行喫煙マナーアップに関する予算ということで予算がとられていると思いますけれども、平成28年度はどのように予算を措置しているのか、お伺いをいたします。
54:
◯市民生活課長 平成27年度は
歩行喫煙等マナーアップ対策といたしまして、およそ200万円の予算を計上し、先ほど御説明したような条例施行準備に伴う支出のために、予算の流用等により総額670万円とする予定でございます。そして、平成28年度の予算案における
歩行喫煙等防止対策につきましては、総額で約600万円余となっているところでございます。
55:
◯鈴木広康委員 600万円の予算をしっかりと措置をしていただきながら、この条例施行に向けて準備をし、そして市民の方々にも、そして事業者の方々にも周知をしていくということになるというふうに思うんですが、本条例の第4条に市民等の責務ということがあります。市民等は本市区域内において
歩行喫煙等をしないように努めなければならない。区域内ということで、条例により区域が広範囲になったというものであります。各区におきましては、この市民等、市民の方々にどのような啓発活動をしよう、どのような取り組みをしていこうと考えていらっしゃるのか、お伺いをいたします。
56:
◯市民生活課長 全市的に
歩行喫煙等をしないよう条例によって努力義務が課せられますことから、市民等へのより幅広い周知が必要と認識しているところでございます。
重点区域に限らず、市民センターなどの
市民利用施設にポスターを掲示し、リーフレットを設置するほか、各区においても関係機関や関係団体と実施する防犯キャンペーンなどの機会を捉えまして、リーフレットを配布するなどの取り組みにより周知啓発を図ってまいりたいと考えております。
57:
◯鈴木広康委員 リーフレットを作成するということですね。ぜひこれまでになかった部分になってくるというふうに思いますけれども、そして、範囲も広がってくるというふうに思いますけれども、ぜひ周知をしていただきながら、この条例の意味を事業者の方であったり市民の方であったりという皆さんに周知をしていただきたいと。
禁止区域は、これまで歩行喫煙のマナーアップも含めたモデルストリートが禁止区域になっております。そこの部分もしっかりとわかりやすいような表示が大事だと思いますので、お願いをしたいというふうに思います。
この条例の制定に当たりまして、討議する中で、分煙の施設もこれから大事だろうというふうにいろいろな議論になりました。今回は
歩行喫煙等の部分につきましての条例なんですけれども、分煙の部分につきましても今後必要になるんだろうというふうに思っていますけれども、この点についてはいかがでございましょうか。
58: ◯次長兼地域政策部長 分煙のための施設につきましては、これまでも整備を求める御意見、逆に撤去の促進を求める御意見、双方の御意見をいただいておる状況でございます。ただいまお話ございましたように、条例の検討過程におきましても分煙についての御議論があったというふうに伺ってございますこともありますので、今後、関係部局とも意見交換をしながら、歩行喫煙防止の観点からどのような施策が適切であるのか研究してまいりたいと存じます。
歩行喫煙の防止におきましては、まずは喫煙者の皆様に歩行喫煙の危険性をしっかりと認識し、ルールを守ることの大切さを改めて理解していただくことが大事と考えておりますので、条例の趣旨を先ほど御答弁申し上げたような方法も幅広く使いながら啓発していくことに力を入れてまいりたいと存じております。
59:
◯鈴木広康委員 仙台市議会においては分煙を推進する有志の会と、これは岡部議長が会長になっているような部分でありますが、立ち上がっております。私もたばこは吸わないんですが、この有志の会に参加をさせていただこうかなどと考えております。この
歩行喫煙等の防止に関する条例、ちょっと最後を読ませていただきます。この前文の最後のところに、たばこを吸う人も吸わない人もともに誰もが安心して暮らせるまちを実現することを目指してこの条例を制定をするという前文になっているんです。これは安心・安全の観点からということなんですけれども、まずは
歩行喫煙等の禁止の区域を決めながら、そして、市民の方にも周知をしながら、でも分煙ということも今後は推進をしなければならないというふうに思いますので、これにつきましても私も今後とも推進ができるように取り組んでまいりたいと、このことを申し上げて終わりたいと思います。
〔鎌田城行委員、質疑席に着席〕
60: ◯
嶋中貴志委員 市民費の
スポーツ振興費27億7400万円余に関連して質問させていただきたいと思います。
前年に比べて約6億弱の増加になっております。中身はこれまでもありましたとおりサッカー、野球、バスケット、バレーボール、仙台国際ハーフマラソン、全日本大学女子駅伝、また東京オリンピック・パラリンピックを契機としたスポーツ交流推進、そういう国際スポーツイベント等の招致や開催等をお取り組みになっていくという中身でございます。一般質問では、仙台国際ハーフマラソンで受け付けの件とか、トレイルランのコースについてたださせていただきましたけれども、全般的にはよいのではないかと思っております。そういう意味で、ことしのこの予算についてはどのようにまず評価しているのか、それを伺いたいと思います。
61:
◯スポーツ振興課長 平成28年度の予算につきましては、例年の各種地域スポーツ団体の助成や
スポーツ施設の運営管理に係る経費、大規模スポーツイベント誘致に係る経費のほか、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向け、イタリア国のホストタウンとしてキャンプ地誘致などに取り組む経費や、老朽化している
スポーツ施設の大規模修繕のための経費など、スポーツによる交流人口の拡大や、
スポーツ施設利用者の快適な環境整備のために必要な予算を確保しているものと認識しております。
62: ◯
嶋中貴志委員 わかりました。先ほどの御答弁でもあったのかと思いますけれども、そういう本市の
スポーツ振興費の中で
スポーツ施設整備の予算、これを見ますと4億8200万円というふうになっていますが、これはお聞きしたところサッカー場の芝の張りかえとか、それから宮城広瀬体育館の天井の整備等、こういうことは、やはり老朽化の整備でしょうからしっかりやっていただきたいというふうに思いますが、そもそも本市の
スポーツ施設整備といったものに関する計画というのは、いつ策定して、それからどのような変遷といいますか、最初はこうであって、いろいろなことがあったのでこう変わっていくと思うんですけれども、こういったものはどのようになっていたのかということをわかりやすくお聞かせください。
63:
◯スポーツ振興課長 本市の
スポーツ施設整備に係る基本計画といたしましては、平成6年2月に仙台市
スポーツ施設整備基本計画を策定しております。この計画につきましては、計画期間は平成6年度から平成22年度までとなっております。
64: ◯
嶋中貴志委員 平成22年度までですか。確認しますけれども。
65:
◯スポーツ振興課長 平成22年度まででございます。
66: ◯
嶋中貴志委員 そうすると、今は平成28年ですよね。そこまでのことだってその間どうなっていたのかなということもあるんですけれども、それはよしとして、その間の御当局の総括というものがあると思うんですけれども、それについてお聞かせいただければと思います。
67:
◯スポーツ振興課長 スポーツ施設整備基本計画の計画最終年度でありました平成22年度において総括を行った上、平成24年度に策定し、計画期間が平成33年度までである仙台市スポーツ推進計画の中に新たな整備方針として盛り込む予定としておりました。
しかしながら、東日本大震災の影響により改めてスケジュールを見直し、平成28年度に予定している仙台市スポーツ推進計画の中間見直しの中で、今後の
スポーツ施設の整備のあり方について盛り込んでいく予定としているところでございます。
68: ◯
嶋中貴志委員 そうですね、何といっても東日本大震災、まずは復旧・復興が最初ということだと思います。そういう意味では、今いろいろ御計画、平成30年までということですけれども、この予算面については、計画をいろいろやっていく上で、それはどういうふうになっていったのか、そこもちょっとお聞かせください。
69:
◯スポーツ振興課長 スポーツ施設に係る整備関連予算は、平成19年度の新田東総合運動場の開設以降、大規模な施設整備から維持修繕にシフトしております。ここ3年間といたしましては、既存施設の大
規模改修に伴い増加傾向となっております。平成26年度は1億3600万円余、平成27年度は3億9700万円余、平成28年度は体育館の改修設計を含めまして8億1400万円余となっております。
70: ◯
嶋中貴志委員 そうしますと修繕のほうにシフトしていくと。そういう中でも予算的には、やはりだんだんふえていっているということの御答弁のようですけれども、本市は今回のあれでも話題になりましたけれども、本市出身のフィギュアスケートの羽生選手、荒川選手、そういう方の活躍によりアイススケートアリーナの整備が要望されております。
今、御答弁にもありましたけれども、既存施設の維持改修ではなくて、これからはこういう新規施設の整備、ある程度大規模なものも含めて、これは私は重要な課題だろうというふうに思っております。ましてや今度、文化観光局にいろいろそういった面は移管されるというふうに聞いていますし、こういう体制が強化される状況において、本市の
スポーツ施設整備に係る今後の基本方針、いろいろ検討するとか、アイスアリーナを検討するとか、いろいろなことがありますけれども、基本的なこの方針というのはどのようになっているのか、どう考えているのか、これをお聞かせください。
71:
◯スポーツ振興課長 本市の
スポーツ施設の現状といたしまして、設置後30年以上経過している施設が多くなっていることを踏まえ、計画保全による延命化を基本としつつ、公共施設マネジメントプランと連動しながら、選択と集中により効率的かつ効果的な整備・改修が必要となっていると考えております。
あわせて2020年東京オリンピック・パラリンピックや2017年の南東北インターハイ等を初めとした大規模大会や関連イベントの開催に向けまして、その開催時期に合わせた計画的な整備・改修を行っていく必要がございます。
一方で、新たな施設の整備につきましては、次年度に予定しておりますスポーツ推進計画見直しの中で、市民や関係団体のニーズの把握に努めながら、広域的な配置、
利用者数や環境などを考慮し、施設の必要性等も含めて長期的な視点から検討してまいりたいと考えております。
72: ◯
嶋中貴志委員 よく検討していただきたいと思いますけれども、私からは先ほど鈴木委員もちょっと触れられていましたけれども、一般の
市民利用のプールについては、整備の方針の細則になるのかもしれませんけれども、これはどうなっているかもお聞かせください。
73:
◯スポーツ振興課長 これまでの仙台市
スポーツ施設整備基本計画において、一般
市民利用のプールにつきましては、レクリエーション対応を主体とした地域施設として、地域特性やバランス等を考慮した整備方針としておりましたが、平成23年に民間プールの配置状況を踏まえまして、一般
市民利用目的での
温水プールの新規整備は原則として行わない方針をいたしております。
74: ◯
嶋中貴志委員 一般の
市民利用に関しては、これからはちょっとということですね。それはわかりました。今御答弁にもあったとおり各区に今
温水プールができております。先ほど箇所数まで述べておられましたけれども、
健康維持と市民の方にこれはもう大変喜ばれているわけです。ですから先ほど鈴木委員もそういう質問をされているんだというふうに思いますけれども、そういうことのあらわれであり、私は大変結構なことだというふうに思います。
ただ、レクリエーションではなくて、水泳のいわゆる競技という面から見るとどうなのかなという点があります。実は、当時は西公園の市民プールがありました。ですから、これは競技を行う上でそのときは何ら問題なくそこで行っていたんです。何でかというとそこはいわゆる公認プールなんです。レクリエーションの一般のプールじゃなくて、公認プールなんです。この公認プールで泳いで出た記録でないと、もう文字どおり公認されない、認められないということになるんです。
実は、私も水泳をやっておりまして、中学、高校時代と西公園のプールで泳いで県大会とか東北大会とか全国大会に行かせてもらって、もう私の人生のよい思い出になっているんですけれども、余りそういう話をしてもだめだというふうによく言われるんですけれども、これは陸上でもそうですけれども、先ほどもちょっと申しましたけれども、水泳競技の場合も大会に出るときにはその大会に出るための標準記録というものが設定されるんです。この記録を突破しないと、例えば市で1番になっても上の大会には行けないということになっている。陸上もそうだと思うんですけれども。
そういうことがあるわけで、西公園のプールはないわけです。そうすると、現状この公認プールというものは、今、仙台市でどうなっているのか、お伺いしたいと思います。
75:
◯スポーツ振興課長 整備基本計画において公認プールにつきましては、全市施設として整備を検討することとしておりますが、具体化には至っておりません。引き続き検討課題となっているものと認識しております。
76: ◯
嶋中貴志委員 検討課題にはありましたけれども、なかなかやっていないと。今はないということでしょう。仙台市内。そういうふうに言ってくれればわかりやすいんですけれども、ないんです。余りそういうことを言いたくないのかもしれませんが。これはないんです。
だから、今どうしているかというと、例えば中体連をやります。そうすると、わざわざ利府のグランディまで行かなくてはいけないんです。そこで泳がない限り、今、公認プールが最寄りではそこしかないから、公認されませんから、県大会に出たくたって、そこでやらないとだめなわけです。政令市仙台として公認プールが全くないと。よその市町村に行かなくてはいけないというのは、これはちょっと情けないなというふうに思うわけです。これは仙台だけなのかどうか。他の政令市というのはどうなっているのか、ちょっとお伺いしたいと思います。
77:
◯スポーツ振興課長 他の政令市においては、全ての政令市で25メートルのプールを含め公認プールが整備されている状況でございます。
78: ◯
嶋中貴志委員 そうでしょう。これは多分25メートルとか50メートルとかと一つぐらいずつあると。一つじゃないと思います。複数箇所設置されているんだと思いますけれども、よく御答弁で他都市の動向を見て検討いたしますとか。本当にぜひ他都市の動向を見てもらいたいんです。
ただ、検討課題はあったと先ほどありまして、そこで東日本大震災があったわけですから、なかなかできなかったよということも理解させていただきますが、この公認プールの整備は具体的にどういう方針、計画がないとまず進まないでしょうから、その方針で結構です。方針を教えてください。
79:
◯スポーツ振興課長 本市の
スポーツ施設につきましては、多くの施設が老朽化している中、今後の大規模な対応も含めまして計画的な修繕を行うこととしております。そのような状況を踏まえまして、公認プールを含みます新規施設の整備につきましては、来年度、中間見直しを行いますスポーツ推進計画の中で整理してまいりたいと考えております。
80: ◯
嶋中貴志委員 公認プールというのはいろいろありますからちょっと私のほうから申し上げさせていただきますけれども、前の西公園のプールというのは50メートルでした。いわゆる大会ごとに、国際大会、それから国内のトップレベル、例えば日本選手権とか、そういう大会、それから、その他一般でいわゆる記録がちゃんと公認される、要は中学生とかが出られる大会。これにレベルがありまして、なおかつよく水泳をやっている方にも聞くんですけれども、公認プールというと50メートルじゃないと公認プールとならないと思っている方もいらっしゃいますけれども、25メートルもあります。それから、そのほかには例えば観客数とか、それから電光掲示板といったものが必要なんです。
いきなり国内トップレベルの50メートルの公認プールを、希望されている方もいますけれども、予算がついてそれにこしたことがなければ、市長がやはりこれはつくらなくてはいけないなと言ってやるんだったらいいんですけれども、まずは25メートル、いわゆる記録が認められる、仙台市中体連の水泳競技大会を仙台市以外でやっているという恥ずかしいことは解消してもらいたい。
それで、例えば今レクリエーション関係の25メートルプールがいろいろあります。これの改修という手もあります。維持修繕改修というふうにさっき答弁でも言っていたんですが。こういうことも考えられます。フィギュアスケートのように金メダリストは出ておりませんが、水泳のほうも銅メダルを獲得した方もいますし、オリンピックに出場する選手も出てきております。また、年齢別のマスターズというものがありまして、これは世界記録保持者が仙台市にはおりました。そういう方もおります。
本市の水泳人口というのは年々ふえていまして、これの代表的な指標となるのが仙台市の総合体育大会の水泳競技大会というものがあります。これは私たちは通称市民大会というふうに言っているんですけれども、実は、これは昨年は参加者が300名を超えました。なおかつ、この市民大会で、ねんりんピックの予選会も兼ねているんです。ですから、高齢者がレクリエーションでやっている方が泳げるようになると、やはり「よし。では大会に出てみようか」と。そのために多分ねんりんピックというものはあるのでしょうから。そういうものに出ようということで今頑張っていらっしゃいますし、人口も高齢者の方も多くなっております。
そういう背景がありますので、去年の場合も水泳大会は大体終わって帰ってくると、来年は、今度は仙台市内でやりたいねということを、参加している方は皆さん口々に言うんです。ですから、ぜひ御検討を。さっき方針は聞きましたから、方針は聞きましたけれども、具体的に検討していっていただきたいというふうに思いますけれども、いかがでございましょうか。
81:
◯市民局長 お話しの大会が可能となる公認プールにつきまして、さまざま課長のほうから御答弁申し上げました。今25メートル、50メートルのお話がありましたが、それ以外にもレーンの数とか幅、そして水深、スタート台あるいは観客席とか、いろいろな基準がございまして、なかなかハードルの高い検討課題とは思ってございます。ですが、子供たちの大会参加のニーズ、それらの情報も今いただきましたし、把握もしているつもりでございます。繰り返しになりますが、平成28年度に予定しておりますスポーツ推進計画の中で、既存施設の修繕の計画もあわせて進めながら、どんな可能性があるのか探りながら、この計画の見直しの中で整理してまいりたいと思います。
82: ◯鎌田城行委員 先日の交通事故で痛ましいことが大阪で起きました。また、自然災害では台南の地震による被害者も出ました。とにもかくにもせっかく授かった命が、とうとばれる社会をつくっていきたいと、そういう思いで、私のほうからは交通事故の痛ましい事故によって命が奪われることがないように願い、ここ数年事故件数は減少しつつ、一方でふえている自転車によるところの事故の問題について、自転車交通安全について伺っておきたいと思います。
初めに、杜の都の自転車プランがあります。この対策の目的を伺っておきたいと思います。
83: ◯自転車交通安全課長 近年、自転車利用者のルール無視やマナー欠如による危険な運転が大きな社会問題となってございます。このような中、誰もが安全に自転車を利用できる環境を実現するためには、自転車利用者一人一人が交通ルールを遵守し、交通マナーを向上させることが極めて重要と考えてございます。一方で、自転車の走行空間の整備や需要に応じた駐輪場の確保などを進めることも必要でございます。