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  1. 仙台市議会 2015-06-24
    経済環境委員会 本文 2015-06-24


    取得元: 仙台市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-24
    1:                  ※会議の概要 ◯委員長  ただいまから、経済環境委員会を開会いたします。  それでは、審査に入ります。  本委員会において審査を行います議案は2件であります。  まず、審査の方法についてお諮りいたします。  審査の順序は、お手元に配付の審査順序表のとおり順次質疑を行い、質疑終了後、決定に入ることにしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 2: ◯委員長  御異議なしと認め、ただいまお諮りした方法により、審査を進めることにいたします。  なお、議案審査終了後、所管事務について当局からの報告及び質問等を願いますので、よろしくお願いいたします。  また、本日、委員の皆様の机上に追加で資料をお配りしております。こちらにつきましても、所管事務報告におきまして、当局からの報告を願いますので、よろしくお願いいたします。              《付託議案の質疑について》 3: ◯委員長  それでは、これより付託議案の審査に入ります。  まず、第108号議案平成27年度仙台市一般会計補正予算(第1号)第1条歳入歳出予算の補正中、歳出第6款経済費について質疑願います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 4: ◯委員長  終了いたしました。  次に、第117号議案仙台ガス供給条例の一部を改正する条例について、質疑願います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 5: ◯委員長  終了いたしました。  以上で、全議案に対する質疑を終了いたしました。
                《付託議案の決定の審査について》 6: ◯委員長  それでは、これより付託議案の決定を行います。  決定の審査は、審査順序表のとおり、順次討論、採決の順に行いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 7: ◯委員長  御異議なしと認め、ただいまお諮りした方法により審査を行います。  なお、要望事項等につきましては、付託議案の決定が全て終了した後に一括して確認をしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  まず、第108号議案平成27年度仙台市一般会計補正予算(第1号)第1条歳入歳出予算の補正中、歳出第6款経済費について、討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 8: ◯委員長  討論なしと認めます。  採決いたします。第108号議案中、本委員会所管分は原案のとおり決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 9: ◯委員長  御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決定いたしました。  次に、第117号議案仙台ガス供給条例の一部を改正する条例について、討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 10: ◯委員長  討論なしと認めます。  採決いたします。第117号議案は原案のとおり決することに、御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 11: ◯委員長  御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決定いたしました。  以上で、全議案に対する決定を終了いたしました。  この際、議案に対する要望事項等がございましたら、お願いいたします。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 12: ◯委員長  なければ、以上で付託議案審査を終了いたします。                《所管事項について》 13: ◯委員長  次に、所管事務についてであります。  それでは、まず経済局より報告願います。 14: ◯経済局長  経済局から4点御報告申し上げます。  初めに、国に対する要望について、資料1により御報告申し上げます。  これは、本市の重要課題に関して、特に国に制度改正や財源措置を求めるものなどにつきまして、新年度の概算要求の時期に合わせて要望行動を行うものでございます。要望項目は市議会におけるさまざまな御議論などを踏まえ取りまとめたものでございます。  要望項目といたしましては、表紙をおめくりいただき、目次にありますように、復興事業の進捗に応じた財源措置や被災された方々の生活再建支援など、復興を着実になし遂げるための支援の継続、今後の災害に備え、本市の震災の経験や教訓を踏まえた災害対応体制の強化、また、防災環境都市としての取り組みなど、未来をひらくまちづくりへの支援について3分野6項目要望するものでございます。要望行動につきましては、現在のところ6月30日実施の方向で調整いたしております。  本要望のうち当委員会所管の項目は経済局所管分となっております。  まず、資料1の1ページ、(1)復興事業の進捗に応じた財政支援のうち、下にございます2の経済局所管事項であり、復興特区における税制上の特例措置の期間延長を要望するものでございます。  続きまして、7ページ、(3)東北の元気を支える持続的な経済成長の達成をごらんください。  要望の趣旨でございますが、風評被害により海外からの旅行者数の回復が進んでいない仙台、東北地域への誘客につながる情報の積極的な発信、政府系国際会議などの仙台、東北地域開催に対する配慮、株式会社東日本大震災事業者再生支援機構による被災地での起業促進や企業の成長を支える仕組みの構築を要望するものでございます。  要望の詳細につきましては後ほど資料を御高覧ください。  続きまして、資料2に基づきまして杜の都プレミアム商品券事業について御報告いたします。  国の交付金を活用しました地域消費喚起のための商品券事業といたしまして、来る7月11日より杜の都プレミアム商品券の発行を開始することといたしました。本事業の実施に当たりましては、商工会議所、商工会、商店街連合会などの関係団体と実行委員会を組織し、各商店街の皆様の御協力も得ながら推進してきたところでございます。  今後、本事業により一過性ではない地域経済振興効果が図られますよう、地域商店街の皆様と連携を一層密にしながら実施してまいりたいと考えておるところでございます。  詳細につきましては、後ほど地域消費喚起型交付金担当課長より御説明申し上げます。  続きまして、資料3、保管牧草及びほだ木の処理についての御報告でございます。  放射性物質の影響により使用自粛や一時保管などが要請され、長期間生産者の敷地などに保管されていた牧草及びほだ木につきまして、7月13日から7月17日まで市内3カ所の清掃工場で試験焼却を実施することといたしました。  詳細につきましては、後ほど農業振興課長より御説明申し上げます。  最後に、資料はございませんけれども、農業園芸センターの再整備事業につきまして、昨日、6月23日、優先交渉権者の決定をいたしましたので、口頭により御報告申し上げます。  今回の募集では農業園芸センターを2つの拠点に分割して募集しており、それぞれの拠点について優先交渉権者を決定いたしました。まず、収益性の高い農業推進支援拠点につきましては仙台ターミナル株式会社、それから、農と触れ合う交流拠点につきましては日比谷アメニス日比谷花壇共同事業体ということに決定いたしました。今後、両事業者間で必要な協議を行い、協議が整い次第、覚書の締結など、開園に向けた準備を進めてまいりたいと考えております。 15: ◯地域消費喚起型交付金担当課長  杜の都プレミアム商品券事業につきまして、お手元の資料に基づきまして御説明をいたします。  商品券は、1,000円券12枚つづりの商品券を1セット1万円で、合計40万セット販売をいたします。1,000円券12枚のうち、6枚は中小店舗のみで使用できる専用券、残り6枚は全ての取扱店で使用できる共通券といたしまして、中小店舗でより多くの消費喚起が図られるようにしたものでございます。  次に項目の2、商品券の販売でございますが、市内各区15の商店街で7月11日土曜日と12日日曜日の両日限定で販売をいたします。販売する商店街は資料裏面に一覧表を掲げてございますが、太白区内の商店街を1カ所販売場所に加える方向で現在調整中でございます。また、11日からはみやぎ生協の市内29店舗におきまして、13日月曜日からは125の市内郵便局でも販売を開始いたします。いずれの窓口も売り切れ次第終了となります。また、商品券の購入はお1人当たり1回3セットまでとしております。  次に項目の3、商品券を使用できる取扱店は、現在登録受け付け中でございまして、今月末にはマスコミ等を通じてお知らせしてまいります。取扱店として登録いただきました店舗には、資料2枚目の取扱店ステッカーを表示していただきます。ステッカーには共通券のみが使用できる大型店用のものと専用券と共通券が両方使用できる中小店舗用の2種類ございまして、2種類ございます商品券と色を合わせることでどちらの商品券が御利用いただけるのかがわかるデザインとしております。  利用期間は項目の4にございますとおり、年末の12月31日まででございます。また、今回、国からの指導に基づきまして商品券の利用対象から外す項目を定めるとともに、払い戻しはしないこと、釣り銭は出さないこと、転売は禁止することなどを使用条件として定めております。  最後に項目の5、本事業の専用ホームページコールセンターを設置しております。今後、市政だより7月1日号の特集記事でお知らせしてまいりますほか、新聞の紙面を活用した広告や地域の商店街の販売促進の取り組みを御紹介したフリーペーパーなどの多様な媒体を活用いたしまして、市民の皆さんに必要な情報をお伝えしてまいります。 16: ◯農業振興課長  保管牧草及びほだ木の処理につきまして御説明いたします。資料3をごらんください。  東京電力福島第一原発事故によります放射性物質の影響により、乳用牛の餌用の牧草やシイタケの露地栽培用のほだ木につきまして、国から生産者の方々に対して使用自粛や一時保管等が要請されたため、これまで生産者の方々が敷地等に保管している状況でございます。  この間、保管牧草を覆っております被覆材の劣化などの腐敗等が進行していることや、長期にわたり保管ほだ木が放置され新たなシイタケ栽培に敷地を使用できないなど、生産者の方々の生産活動に支障を来している状況の中、このたび補助事業等を活用いたしまして全額国費による処理について国との協議が整いましたことから、早期の処理を望まれている生産者の方々の声に応え生産環境の復元を図るため、今回試験焼却を実施し、安全性を確認した上で早急な処理に向け対応してまいります。  次に、対象となる牧草等の保管量でございます。牧草が約327トン、ロール数にいたしますと656ロールでございます。ほだ木につきましては約245トンで、約3万5000本でございます。  なお、それぞれの放射性物質の平均濃度につきましては、1キログラム当たり、牧草で490ベクレル、ほだ木で135ベクレルとなっております。  次に、今回の試験焼却の実施方法についてでございます。実施期間につきましては、来月、7月13日月曜日から17日金曜日までの5日間を予定しております。  処理方法につきましては、放射性物質汚染対処特別措置法等、関係法令を遵守の上、本市の今泉工場、葛岡工場、松森工場におきまして通常の一般廃棄物と混ぜ合わせて焼却をいたします。  試験焼却で処理いたします予定量につきましては、3つの工場で牧草が約22.5トン、ほだ木が約20トンでございまして、1日当たりにいたしますと牧草が約4.5トン、ほだ木が約4トンとしております。  処理の安全性を確認するため、清掃工場への運搬、搬入に当たりましては、まずトラックに積み込み後、空間放射線量を測定いたしまして確認をいたします。また、運搬時には積み込んだ牧草等が走行中に飛散することがないよう、シートで覆います。各清掃工場におきましては通常の廃棄物との混焼による放射性物質濃度への影響を確認するため、焼却灰中の放射性物質濃度及び空間放射線量を毎日検査いたしますとともに、清掃工場からの排ガス及び放流水中の放射性物質濃度試験焼却期間中、各1回検査いたしまして、処理の安全性についてしっかりと確認してまいります。 17: ◯委員長  ただいまの報告に対し質問等はありませんか。 18: ◯庄司あかり委員  ただいま報告いただいた中から、まず保管牧草及びほだ木の処理についてお伺いしたいと思います。  保管牧草とほだ木の運搬なんですけれども、一度にまとめて運ぶのか、それとも焼却のたびに運ぶのかどうか確認したいと思います。 19: ◯農業振興課長  牧草とほだ木の運搬につきましては、期間中、毎日焼却する分を保管場所から清掃工場に運搬する予定でございます。 20: ◯庄司あかり委員  毎日その日焼却する分を運ぶとのことです。  次に、安全性の確認についてですけれども、試験焼却の期間の間、焼却灰の放射性物質濃度についてはこれまで月1回の測定だったところを、試験焼却の間は毎日の測定に頻度を上げると。また、空間放射線量についても週1回の測定から毎日にするということです。一方、排ガスと放流水の放射性物質濃度については、これまで月1回の測定から期間中1回の測定にするとのことです。  試験焼却の影響を検査するという目的からしても、期間中1回の測定ではなく、排ガスについては排ガスフィルターの出口に空間放射線量の測定器を設置して常時測定すべきです。また、放流水についても流す前に測定することが必要だと考えますけれども、あわせて伺います。 21: ◯環境局施設課長  まず、排ガスでございます。ただいまの御質問は汚染物を積み込んだトラックから1メートル離れた場所でこの空間放射線量を測定するという方法を念頭に置いたものと理解しておりますけれども、放射能の測定に当たりましては、その測定する対象ごとに適した方法というものがございます。  委員御提案の方法でございますと煙突内をガスが高速で流れていること、また、その煙突が厚い鉄板でございますので、その厚い鉄板を通しての測定となるということから、適切な測定値が得られるか困難であると考えております。また、測定した値の評価の方法というものも定まっておりません。以上のことから、測定方法につきましては、国が定める放射能濃度測定ガイドラインにのっとりまして測定することが妥当であると考えております。  次に、放流水でございます。放流水につきましては常時流れているものでございます。一方、放射能のその測定の結果が出るまでには2週間程度の期間を要します。以上のことから、結果を待ってから放流するというのは困難な状況でございます。 22: ◯庄司あかり委員  やはり排ガスについても放流水についても、流した後に測定結果が出て、それで何か問題がありましたということでは検査の意味がありません。常時測定する体制、ガイドラインにのっとっていくというお答えでしたけれども、市で独自で考えていくことが市民の安心のためにも必要だと思います。  あと、放流水については本来なら流した後に結果が出るよりも、ためておいて結果が出てから流すべきものだと思いますけれども、2週間かかるということなので、そういう検査にしていることが問題だと思います。詳細について何ベクレルか出るまでは多分2週間ぐらいかかるということがあるんだと思いますけれども、簡易な測定も含めて早く結果が出るような形をとっていくということが必要だと思います。これまで検出がされていないとか、そういうことにのっとっていたら検査の意味がないわけで、市が万全の検査体制を整えて、混ぜて焼却することによる影響がないならないで、その結果を示すことが市民の不安の払拭につながるし、そのための検査であるはずだということを指摘しておきたいと思います。  また、この後報告があるようですけれども、先日の松森工場の緊急停止によって試験焼却の開始時期についておくれるなどの影響があるのかどうか確認したいと思います。 23: ◯環境局施設課長  松森工場の事故でございますけれども、事故が発生いたしましたのは3号炉でございます。こちらにつきましては復旧に一定の期間を要するものと考えておりますけれども、一方、1号炉及び2号炉につきましては試験焼却時には稼働できると見込んでおりますので、試験焼却は予定どおり実施したいと考えております。 24: ◯庄司あかり委員  試験焼却の期間には影響がないということです。ですが、安全性の確認については先ほども申し上げたように測定体制を強めることを重ねて求めておきたいというふうに思います。  続いて、農業園芸センターの再整備事業者優先交渉権者の決定についてですけれども、拠点Aと拠点B、それぞれの応募状況と次点の交渉権者について確認したいと思います。 25: ◯東部農業復興室長  収益性の高い農業を推進する拠点Aに1者、農と触れ合う交流拠点の拠点Bに2者から応募がございました。拠点Bの次点交渉権者につきましては、仙台ターミナルビル株式会社と決定しております。 26: ◯庄司あかり委員  拠点Aについては優先交渉権者が1者だったということと、拠点Bについては、次点は拠点Aの事業者であるということです。こうなると、拠点Aについては次点はないということにもなりますし、こういうふうに応募が少なかったということを市としてどのように受けとめているのか伺いたいと思います。 27: ◯東部農業復興室長  事前の内覧会におきまして多くの事業者からの参加をいただけるよう意向調査を実施し、事業者の確保に努めてきたところでございます。結果的に応募が少なかったことは残念に思っておりますが、御提案いただいた内容につきましては十分に新たな農業園芸センターの目的を達成するものと認識しております。 28: ◯庄司あかり委員  前回の教訓から優先交渉権者の都合で辞退などがあったときに、次点の方がいないというのは、万が一のときに、さらなる整備のおくれにつながるという懸念がございますけれども、この点はいかがでしょうか。 29: ◯東部農業復興室長  今回は地元に拠点を有する事業者が候補者となりましたことから、連絡を密にいたしまして早期の開園に向けて精力的に協議を進めてまいりたいと考えております。 30: ◯庄司あかり委員  農業園芸センターの周辺の住民の方からは、園芸センターは一体今後どうなっていくのかと不安の声が寄せられております。地元の説明会を行って周辺住民の意見を取り入れていくべきですけれども、いかがでしょうか。 31: ◯東部農業復興室長  事業者からは地元との連携に努めていきたい旨の提案がなされております。今後、事業者が行う地元説明会に本市も参加し、地域の皆様の御意見が反映されるよう十分に調整してまいりたいと考えております。 32: ◯庄司俊充委員  私もこの保管牧草及びほだ木の処理について、質問をさせていただきます。仙台の西部地区だとは思いますけれども、この地域、多分、秋保あるいは泉の西部と思いますけれども、ロールコップとほだ木ということでございます。多分牧草の関係だと思いますけれども、今現在、県北で盛んに放射能の関係で3市町ぐらいが、大いに反対している地域があるんですけれども、それらとの内容物というか、違いはどうなっていますか。ちょっと確認させていただきます。 33: ◯農業振興課長  私どものほうの今回処理を予定しております牧草につきましては、8,000ベクレル以下のいわゆる一般廃棄物というふうなことで処理をしていくものでございまして、県北のほうでの取り扱いにつきましては、そういった試験焼却等も含めまして処理方法でございますとか、あとはそれ以降の保管方法でございますとか、そういったようなところをまさに検討している段階というふうに伺っているところでございます。 34: ◯庄司俊充委員  試験ではありますけれども、農家にとっては待ちに待ったというか、やはり震災からもう4年が過ぎますとお話にありましたようにロールコップビニール関係も破損してきたりということで、ますます作業上というか、いわゆる庭あたりにも置いてあるんだろうし、大変心配されるところであります。やはり次のステップに行くのに大変支障を来している状況でございますので、スムーズな形で進めばいいなというふうに思う一人でありますけれども、ちゃんと東京電力では補償してきたんだと思いますけれども、当局では不満とか、その辺はどのように把握しているのか、ちょっとお聞かせいただけますでしょうか。 35: ◯農業振興課長  繰り返しになって大変恐縮でございますけれども、やはり保管牧草でございますと、今御質問にもございましたとおり被覆材等が劣化してきて、だんだん運びにくくなってきているというふうなことでございますとか、あと、やはり量が量でございますので、農業者の方々につきましては、それなりの敷地は持っているわけでございますけれども、そういったところで御質問にございましたように、長期にわたってもうその場所を動かさずにそのままずっと居座るような形で放置をしているというふうなところで、やはり早期にそういったものを処理をしてまいりたいということでの御要望をいただいているという状況でございます。 36: ◯庄司俊充委員  それはわかりますけれども、東京電力関係で補償がきちっとされていたのかどうか、その辺を確認したいと思います。 37: ◯経済局長  損害賠償につきましては、農家の方々はJAグループを通じまして、そこで取りまとめて東電のほうに要求するというような手順を踏んでおりまして、現在のところ概算でございますが、県内ではほぼ9割の部分につきまして損害賠償金が支払われているという状況でございますので、若干おくれている部分がございますけれども、今後引き続き請求した分については支払われるものというふうに考えております。 38: ◯庄司俊充委員  酪農家もそうでありますが、シイタケ農家も非常に風評被害も含めてしばらく停滞したという部分があります。しかしながら、九州のほうからほだ木を提供していただいてやっと何か新たなスタート、ステップアップできるのかなという時期にきているというふうな話も聞いております。  ですので、この焼却がスムーズにいくように、しかしながら、周辺の環境に対する不安というものはあるかと思いますので、しっかりとその都度情報提供をしながら、不安を払拭していただくようお願いをして終わりたいと思います。 39: ◯佐藤正昭委員  市民に関心の高いところですので、杜の都プレミアム商品券事業についてちょっと何点か確認をさせていただきます。  まず最初に、この委員会等でも話題になりましたコンビニエンスストアがどちらに入るのかということについて、まずはお答えをいただきたいと思います。 40: ◯地域消費喚起型交付金担当課長  コンビニエンスストアの取扱店としての位置づけについてお答えをいたします。基本的に大型店に入るか中小店舗に入るかということにつきましては、店舗面積、これは小売業に限って区別をしておりますけれども、1,000平米以上を大型店、それに満たないものについては中小店舗というふうな仕切りをしてございまして、基本的にはこの面積で区切られておりますが、多くのコンビニについては中小店舗の割合に入ってくるものというふうに考えてございます。 41: ◯佐藤正昭委員  今こういうふうな形でこのステッカーで区別をするんですけれども、それはやはりなかなか市民にわかりにくいよね。説明しづらいよね。  1,000平米というのは。皆さんもそれでわかるのかなという、そういう感じがしたので、もう少しわかりやすい説明ができるように、その辺はぜひしていただきたいなと、要望をこれはしておきます。  そんな中で、まず販売先についてちょっとお伺いしますけれども、各商店街であるとか郵便局であるとかみやぎ生協であるとか、こういうところで販売をするんですけれども、ここは店舗ごとに販売する枚数というものを決めているのか、それともフレキシブルにするのか。  あとは、これもしかすると相当人気が出るかもしれませんよね。もしかすると朝6時ころから並ぶ人もいるんじゃないかなということが予想されます。そうすると、各店舗、商店街とかで販売時間が私は違うと思われるんです。そういうことについてはどのようにお考えなのか、お伺いします。 42: ◯地域消費喚起型交付金担当課長  まず、それぞれの窓口での販売枚数でございますけれども、基本的に商店街の販売枚数につきましては個々の商店街の御希望をまずお聞きすることにしております。どれぐらいの規模で商品券を販売されたいのか、時間も何時くらいまでやりたいのかというような御希望をお伺いしております。それに加えて、それぞれの販売窓口の状況というものが商店街ごとにいろいろ違いがございますので、どれぐらいまで行列が展開できるかということを我々のほうで調査をいたしまして、それも踏まえて商店街と相談をして枚数については決定をする流れで進めております。  それから、生協、郵便局につきましては、それぞれ生協の分と郵便局の分と、商店街で必要な分を除いて分けた中で、例えば生協さんにつきましては店舗ごとのお客さんの数がやはり大分店によって違う状況がございますので、基本的には生協の店舗、郵便局の局ごとと申しますか、そのお客さんの数に沿った形での窓口の販売枚数の割り振りというものを全体的に事務局で調整をして40万セット販売するというふうな仕組みで組み立ててございます。
     それから、それぞれの混雑の対策でございますけれども、申し上げたとおり商店街については、通常こういうものは当然販売していないところで販売をしていただくということになりますので、朝早くからお客さんが来たときの対応も含めまして、今回事務局のほうで警備を委託いたします。ですので、委託の警備員が前日の準備からかかわりまして行列の整理、安全の確保はもちろんですけれども、それについては責任を持ってやるということで準備をしております。  それから、郵便局、生協に関してもそれぞれ行列の管理なり安全確保については事務局のほうで協議をしておりまして、市民の皆さんに安全にスムーズに買っていただけるような方策について現在調整をしているところでございます。  販売開始時間は、基本的には9時半で全体を調整する方向で今進めております。ただ、販売の終了時間につきましては、商店街によっていろいろ事情がありますので、なかなか一律にいかない部分がございますけれども、この辺の詳細の情報はマスコミ等も使いながら市民にお知らせしてまいる方向で今調整をしております。スタートについては9時半で想定してございます。 43: ◯佐藤正昭委員  今の時間の点はよくわかりましたし、9時半で統一をされるということは賢明な策だと思っております。  商店街、郵便局、みやぎ生協と3つあるんですけれども、後で大体の配置した割合についてお伺いをしたいと思いますけれども、これ人気が出るとどうしても人間心理として何セットも買いたいと、1人3セットだけれども何回も買いたいと。なかなか郵便局だと2回並ぶと顔ばれして、なかなか買いにくいかなというものもありますでしょうけれども、市としてこういう何回も買いたい、買うように並ぶ、そういうお客様、そういう人に対してどのように各販売所に仙台市は指導をされているのかお答えください。 44: ◯地域消費喚起型交付金担当課長  まず、最初の販売の枚数の割り振りでございますけれども、大ざっぱに申し上げまして、40万セットのうち半分の20万セットをみやぎ生協各店舗、残りの20万セットのうち10万強を郵便局、残りの10万弱を商店街に割り振りをして販売をする予定でございます。  それから、何回も並ぶ方がいる対策についてということでございますけれども、それぞれの販売窓口では商店街、生協も含めて、御質問にもございましたとおり、もうかなりたくさんの方が並ぶことが想定されておりますので、事務局では整理券を基本的には配る。1人1回3枚までというふうなことは整理券にも表示をしながら、並んでいただいた順番に販売するということを考えております。基本的にはお一人3枚まで、1回並んでいただいて、長い列ができると並び終わった後は後ろにも長い列ができているので、それで何回も並ぶということはその1つの販売窓口では難しいのかなというふうに考えておりますけれども、基本的には我々といたしましては、購入された方の例えば購入履歴を管理をするというふうなことにつきましては、個人情報保護の観点も含めて現実的に難しいと考えておりまして、窓口に対する指導というお話をいただきましたけれども、基本的には今申し上げたとおり1人何回も並ぶことはできませんよということは周知はしておきながら、実際には今申し上げたような整理券で管理をするということで、1人の方が何回も買わないことということは、要はできるだけ多くの方に均等にその機会が行き渡るような形での配慮をするということで進めて準備をしているところでございます。 45: ◯佐藤正昭委員  よくわかりました。市民が、みんながこれを使うことができるような、そんな券になればいいなというふうに思っておりました。  今、半分がみやぎ生協さんでということがありましたけれども、私は余りみやぎ生協に行ったことはないんですけれども、たしか生協というのは会員制のシステムのようでありますけれども、会員以外もこの券については買えるということなんでしょうか。その辺の窓口をどのようにするかということについてお答えをいただきたいと思います。 46: ◯地域消費喚起型交付金担当課長  生協の販売の仕方についてのお尋ねでございますけれども、御質問にありましたとおり、生協は生活協同組合ということで会員のための店舗というふうなことでございますけれども、今回の商品券の販売に関しましては通常のレジではございませんで、特設のカウンターを全ての店舗で設置して、そこで販売をしていただくことにしておりますので、特に組合員かどうかということの区別はなく、そこに並んでいただいた方、市民の方全てに販売をしていただくということになってございます。 47: ◯佐藤正昭委員  そういうふうに違和感がないようにやってもらえばいいんです。しかしながら、やはり違和感がある人たちもいるだろうし、余り買いなれないところ、やはり人間の行動として買いなれたスーパーなり量販店なり、そういうところで買いたいと思うのは人間心理でありますから、そういうものが規制されるようなことになってはまずいので、私これを見たときに、何でほかのスーパーさんとかほかの量販店みたいなところがこれに参加していないのかなと思っているんです。これは生協さんが協力してくれるから参加をすることになったのか、皆さんの声のかけ方がそういうふうであったのか、この辺の経緯についてお知らせください。 48: ◯地域消費喚起型交付金担当課長  みやぎ生協が販売窓口になりましたことの経緯について御説明をいたします。今回、我々はまず地域の商店街で販売窓口を設置しようということで進めてまいったわけですけれども、なかなか商店街だけでは販売窓口の数というのはたくさんは確保できないと。市民の方にあまねく商品券をスムーズに買っていただくためには、ほかにチャンネルが必要だろうというふうに考えまして、我々は取扱店舗を公募いたしました。この公募条件の中で想定される、行列がきちんと収容できるような規模を持った店舗であるとか、それから、高額の商品券を中で扱いますので、そこら辺のセキュリティーがきちんと確保できることであるとか、それから、各区に数店舗展開されているような、ある程度大きいチェーンで一括で商品券を我々のほうから卸して販売していただけるようなネットワークを持っていることとか、幾つか条件を付しまして公募をいたしまして、応募いただいた中で条件に合っていたのが結果的にみやぎ生協さんだったというふうな経過でございます。 49: ◯佐藤正昭委員  ということは、今の話を聞くと、ほかにも応募があったということなんでしょうか、それともほかはなかった、ほかもあったんだけれどもそういう1つの決めたルールの範疇には入らなかったということなのか、その辺少し詳しくお知らせください。 50: ◯地域消費喚起型交付金担当課長  今御説明いたしました公募につきましては、みやぎ生協さんのほかに2社応募がございました。ただ、これにつきましては我々の示した条件に合致しないということで、結果的にみやぎ生協に決まったものでございます。 51: ◯佐藤正昭委員  そうなんですか。そちらの示した条件、日々、世の中というのは変わるもので、本当であればもっといろいろな店舗で販売できるというのがいいんだろうなと。いろいろな意味で、もともと会員制のそういう生活協同組合というところですから若干違和感がある方もいるかもしれないので、そういうところはもう少し民間の力を引き出すような、そういう仕組みというものを考えていただければありがたかったなと思います。  そういった中で、あと最後2点であります。これはどのくらいの時期で売り切れると。いろいろなところでトラブルになって、ネットで何秒で売り切れたとか、そういう競争なんかもいろいろなところであるようですけれども、今皆さんはどのくらいで売り切れると予想されているんでしょうか、お伺いをいたします。 52: ◯地域消費喚起型交付金担当課長  売り切れの予測でございますけれども、県内でも始まっているところが何市町かございまして、数日で売り切れてしまっているところもあれば、まだ残っていますというところもある状況でございますが、指定都市では仙台に先立って新潟で19日にスタートしておりまして、販売開始数日でもうほとんど残りがないというふうな状況がございます。それらを参考に我々も考えておりまして、恐らく数日で売り切れてしまうような状況かなというふうに考えております。  我々商店街と生協に関しては土日スタート、郵便局が13日の月曜日スタートで、若干時間差でスタートいたしますので、お客さんも多少時間的にもずれて購入いただけることになるかと思うのですが、いずれにしても数日での売り切れが想定されておりますが、売れ行きの状況というか、今現在でどれくらいの残部がどこにあるかということに関しましては、日々の状況を事務局で集約をいたしまして、コールセンターに情報をバックするとか、市民の皆さんにお知らせをしていくような方法を今検討しているところでございます。 53: ◯佐藤正昭委員  よくわかりました。今はそういう集計してお知らせするよりも、変な時代になってしまってネットのほうが先にいろいろな情報が飛び交ったりするということもありますから、それに負けないぐらいのスピード感でぜひやっていただければなと思います。  そういった中で最後の質問ですけれども、この券がネットに出回って1万円の券が1万1000円で売られたりということがあって、そういうものが全国的な問題にもなっていると思うんですけれども、そのような対策についてはどのようにお考えなんでしょうか、お伺いをいたします。 54: ◯地域消費喚起型交付金担当課長  商品券の転売防止についてのお尋ねでございますが、商品券の転売の防止ということにつきましては既に国からの通知にも示されておりまして、既に国ではオークション事業者には対応の協力を依頼済みというふうに伺っております。これを受けまして、本市でも転売の禁止規定というものを事業要綱に盛り込んでおりまして、商品券を御購入いただく際に取扱説明書を皆さんにお配りをするのですが、その取扱説明書であるとか、それからホームページ上に転売禁止を明記しながら、周知を図ってまいりたいというふうに考えております。 55: ◯佐藤正昭委員  そういう対策をとっているということで若干安心もしているんですけれども、それでもなかなかオークションのそういう事業者がどのくらい協力してくれるかというのは全くわからないことで、今のところそういうところがしっかり協力してくれてそういうことがなかったというのは余りなかったんじゃないかなという思いもあります。ぜひこの商品券事業によって市民みんなが喜ぶような、トラブルなく販売され、これが使われて消費喚起がなされるということを期待をいたしまして私の質問を終わらせていただきます。 56: ◯委員長  ほかに質問等はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 57: ◯委員長  なければ、次に環境局より追加報告の申し出がありますので、報告願います。 58: ◯環境局長  では、私のほうから松森工場における焼却炉の事故について御報告申し上げます。  今回の件につきましては先週の土曜日、6月20日、真夜中に発生した事故でございまして、周辺の皆様には御迷惑と御心配をおかけいたしましたことを深くおわび申し上げます。ごみ処理に関しましては、ほかの工場にこれを振り分けるということで対処してございまして、影響はございません。今後、詳細な調査を実施いたしまして、施設の復旧に全力を尽くしてまいります。  現在の状況や今後の対応等につきまして、本日机上配付させていただきました資料に基づきまして施設課長より御説明を申し上げます。 59: ◯環境局施設課長  松森工場におけます焼却炉の事故につきまして御説明申し上げます。  まず、概要でございます。松森工場には3基の焼却炉がございますけれども、去る6月20日土曜日午前2時半ごろに3号炉のボイラーが水位の低下によりまして緊急停止いたしました。この影響で1号炉も自動停止したものでございます。火災報知器が作動いたしましたので119番通報いたしましたけれども、消防隊による確認の結果、水蒸気による作動でございまして、火災ではないということが判明しております。  なお、2号炉はこのとき中間点検で停止中でございました。  緊急停止の原因でございますけれども、3号炉上部にございますボイラーの水管が破損していることが点検口からの目視によって確認されております。資料2枚目に破損個所を示した図を添付してございますので、御参照ください。この破損個所はかなり高所にございまして、足場を設置した上で破損原因、その他設備への影響等について詳細の調査を行うという方向で準備を進めているところでございます。  この事故による影響についてでございますが、発災直後よりごみを搬入する工場あるいはその搬入量の変更等、必要な調整を行っておりまして、ごみ処理に影響は出ておりません。また、点検の結果、ろ過式集塵機などの機器に異常は見られなかったということでございますので、周辺環境への影響はないものと判断をしておるところでございます。  今後の対応でございます。1号炉及び2号炉につきましては、3号炉で破損しましたボイラーの水管と同じ箇所を重点的に点検いたしますとともに、水圧試験、その他周辺機器の点検を行いまして、安全性を確認した上で稼働させる予定でございます。3号炉につきましては、今後詳細の調査を実施いたしますけれども、調査及び破損個所の修理に一定の期間を要すると考えられておりますので、予定しております定期整備もあわせて実施し、しっかりと安全性を確認した上で稼働させることとしております。今後のごみ処理につきまして、ごみの搬入量、搬入計画あるいは工場の運転計画等を適宜見直しを行いまして、影響が出ないよう対応していく所存でございます。 60: ◯委員長  ただいまの報告に対し質問等はありませんか。 61: ◯庄司あかり委員  松森工場における焼却炉の事故について、ただいま御報告をいただきました。20日にもお電話で速報というか、御連絡を頂戴いたしましたけれども、6月22日にボイラー水管の破損を確認されたということを伺っております。破損の原因については今後詳細な調査を行うということなので、早期の原因究明を急いでいただきたいというふうに思います。  今回破損が確認された3号炉のボイラー水管についてですけれども、定期点検が行われているはずですが、いつ、誰が、どんな方法で点検したのか、お伺いいたします。 62: ◯環境局施設課長  焼却炉につきましては毎年定期的に点検整備を行っておりまして、当該3号炉につきましては前回の点検は昨年の10月でございます。点検の方法でございますけれども、当該箇所につきましては6本の水管がございまして、清掃後、目視をしまして異常のあるなしを確認しますとともに、経年劣化を把握するために、そのうちの2本を抽出いたしまして管の厚さを測定しております。この清掃あるいは異常の有無あるいは管の厚さ、そういった測定に際しましては市の職員が立ち会いまして状況を確認しているところでございます。 63: ◯庄司あかり委員  昨年の10月に点検が行われていると。6本の水管のうち2本を抽出して経年劣化の確認をしているということなんですけれども、今回破損した箇所はその中に入っているのかどうか伺います。 64: ◯環境局施設課長  今回破損いたしました管につきましては、抽出測定の対象とはなっていないものでございます。 65: ◯庄司あかり委員  今回の破損箇所はサンプル抽出の点検の対象にはなっていなかったということです。このことからもサンプル抽出での点検は問題だと思いますけれども、いかがでしょうか。 66: ◯環境局施設課長  ボイラーの水管の点検方法につきましては、サンプル抽出による測定というものが一般的な方法になっております。しかしながら、今回の詳細調査、これから行いますけれども、その結果によりましては今後の点検方法について検討してまいりたいと考えておるところでございます。 67: ◯庄司あかり委員  原因究明とあわせて点検の仕方についてぜひ検討を進めていただきたいというふうに思います。  工場が停止している間なんですけれども、スポパーク松森への供給体制はどうなっているのか確認したいと思います。 68: ◯環境局施設課長  スポパーク松森へは松森工場から温水と電気を供給しております。通常は工場の焼却炉で温めた温水あるいは発電した電気を送っておるんですけれども、現在は、温水につきましては工場の予備ボイラーを使いまして供給しております。電気につきましては工場で受電いたしました商用電源を供給しておりますので、スポパーク松森への影響はございません。 69: ◯庄司あかり委員  予備ボイラーと工場で受電した電気から送っているので、スポパーク松森への供給体制については影響がないということです。それによって仙台市の負担は金額にして、大まかで結構ですけれども、どのくらいになるのか、お示しいただきたいと思います。 70: ◯環境局施設課長  焼却炉の立ち上げがいつと明確に決まっているわけでございませんので、その総額についてはなかなかお示しすることは難しい状況でございますけれども、目安でございますが、1日当たりのガス料金として大体10万円、電気料金につきましては7万円、合計1日当たりで17万円程度の費用がかかるものと試算しております。 71: ◯庄司あかり委員  1日17万円くらいの費用がかかるということで、期間が長引けばその分負担がふえていくということだと思うんですけれども、3号炉の原因究明とあわせて1号炉、2号炉については点検も丁寧に行いながら、早期の復旧に向けて努力していただきたいということを申し上げて質問を終わります。 72: ◯委員長  本件についてほかに質問等はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 73: ◯委員長  なければ、次にガス局より報告願います。 74: ◯ガス事業管理者  ガス局より液化天然ガス、LNG売買契約の締結につきまして御報告いたします。資料4をごらんいただきたいと思います。  先月の委員会でも御報告いたしましたとおり、平成30年度以降のマレーシアLNG社との売買契約の詳細内容につきまして合意いたしましたことから、6月8日にクアラルンプールで開催されました調印式におきまして、私とマレーシアLNG社のCEO、最高経営責任者のザフリシャム・アーマード氏により契約書にサインをし、売買契約を締結したところでございます。  契約の概要でございますが、期間は平成30年4月1日より10年間、現在の契約は20年間でございますが、半分の期間でございます。契約数量は年間20船、約16万トン、現在とほぼ同じ量でございます。売買契約は日本に輸入されました原油価格を指標とする原油価格連動方式でございまして、原油価格及び為替レートによって変動いたしますが、アマン仙台号の減価償却が終了したことなどにより現行の契約より十数%の削減が見込まれているところでございます。  ガス局では今後も海上輸送によるLNGと、あとはもう1つ、パイプラインによる天然ガスという複数の原料調達ルートにより将来にわたって安定的な原料の確保を図ってまいりたいというふうに考えてございます。 75: ◯委員長  ただいまの報告に対し質問等はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 76: ◯委員長  なければ、以上で報告事項関係を終了いたしました。  この際、当局から報告を受けた事項以外で皆様から発言等がありましたら、お願いいたします。 77: ◯小野寺淳一委員  報告以外ということなんでお聞きしたいと思うんですけれども、5月26日から29日まで、ちょっと私視察でビッグサイトで行われました環境展という展示会に行ってきたんですけれども、そちらを環境局の方はどなたかごらんになったかどうか、まずお聞かせください。 78: ◯廃棄物管理課長  今委員からお話のございました環境展は、資源の有効利用や多様な新エネルギーの活用に関する課題に対応するため、環境技術サービスを一堂に展示、情報発信することにより、環境保全への啓発を行うことを目的として開催され、環境省などの省庁も後援をしております。本市でも過去に職員が視察しておりましたけれども、震災以降、視察した職員はおりませんでした。 79: ◯小野寺淳一委員  それを捉えてちょっと本市のことをお聞きしたいんですけれども、本市のごみ袋について、これ、もう10年以上今の形になって経過したかと思うんですけれども、今現在の市民からの意見ですとか、そういったものはどういったものがあるか、お聞かせください。 80: ◯廃棄物管理課長  本市の有料指定袋に関する市民の方々からの御意見等は年間二、三件程度ございます。その内容は、指定袋の大きさや規格あるいは外装袋のデザインなどに関するものでございます。 81: ◯小野寺淳一委員  実際、私もそうなんですけれども、結局、仙台市の指定袋ということで通常毎日使っているということで、何ら疑問を持たずに使っているかと思うんです。若干、物を入れたときに切れるとかいったことは、これはまたどの地区でもあるのかなというふうに思ったんですけれども、そこで、今さっき申し上げました環境展を私見た中で非常に興味深く見させてもらったのが、大分にある会社だったんですけれども、日本フィルムさんという会社で、委員の方含め皆様もこういったものをごらんになったことありますでしょうか。これが自治体におけるごみ袋の形なんです。環境展そのものは、すごいいろいろな機械とか、さまざまな展示をしてあったんですけれども、ごみ袋が何なのかなというふうに思って最初はいぶかしげに見に行ったんですけれども、これは非常におもしろかったと。  まず向こうから説明で言われたのが、そちらの自治体で使っているものというのは袋に入ったごみ袋じゃないですかと。そうですと。あれって、とるときに最初のうちの1枚、2枚はいいんですけれども、残り数枚になったときに一緒にべろんと出てきたりしませんかと。それも確かに私も経験あったりしたんです。その会社の袋というのはどういうものですかとお聞きしましたら、これがロール式になっておりまして、台所であればキッチンペーパーのように、するするっと引き出して使うような形なんですけれども、それがまた非常によくできておりまして、環境局の方にお見せしたんですけれども、それを見てどんな感じだったかなとちょっとお聞かせいただけたらと思うんですけれども。 82: ◯廃棄物管理課長  委員から現物を見せていただきまして、ロール式で1枚ずつ切って使うというようなことで、本市としては外装袋に折りたたむ形で出すというような方法なので、こういった手法の販売の仕方もあるのかなというふうに認識したところでございます。 83: ◯小野寺淳一委員  1点お話しするのを忘れてしまったんですけれども、これがロール式なものですから、このロールを皆様にお見せしますと、こういう感じで紙に包まれてロールができ上がっておりまして、余分な空白のスペースがありまして、そこに例えば市民に向けた形ですとごみの捨て方ですとか、そういったものの啓蒙ですとか、あと、ごみというと何か引っ越し屋さんが関連するのでしょうか、こういった企業広告の収入も得られるということで、非常にその有効スペースをうまく使っているようなごみ袋のあり方でした。  やはり日々使うごみ袋、当たり前と思えば当たり前なんですけれども、僕もちょっとこれはびっくりしまして、今すぐにどうこうということではないですけれども、こういうものもあるんだという御認識のもとにいていただきたいなというふうに思いました。  採用事例等見ると、つくっている会社は大分なんですけれども、大分から東京都の狛江、武蔵野ですか、あと北海道のほうまでと、全国全てではないんですけれども、ポイントポイントで採用事例が出てきているということでもありました。  また、製造者の名前を見ても地区ごとのごみ袋の材質ですとか仕様とかあると思いますが、これは高知県ですとやはり近隣の工場で生産をしているということですから、仙台市でも決して、大分からだと材質が今の市の仕様と違うからということだけじゃないかなというふうに思いました。  これらを踏まえてそういった、5月ですとアジア最大級の環境展というものがあります。あと、12月ですとエコプロダクツという展示会もあります。さまざま今省エネですとかエコに関して、また太陽光ですとか風力発電、さまざま環境局に資するそういうものもありますので、ぜひ機を捉えて行って本市に資するような見学なんかもいいのかなと思いまして一言述べさせていただきました。その感想がございましたら。 84: ◯環境局長  ただいま小野寺委員からの御紹介というか、お話しいただきましたけれども、私も実は午前中ちょっと現物を見させていただきまして、随分ユニークな袋なんだなというふうに思ったわけなんですけれども、本当に広告なんかを活用できるというような点はやはり見習うべきところもあるなというふうにまず端的に思ったんです。  実は仙台でも、同じように広告を入れられないかなというようなことは過去に検討したことがあるんですけれども、なかなかそういう広告主というか、そこら辺が見出しかねたということであるんですけれども、今お話がありましたとおり、環境の分野は相当日進月歩というか、いろいろこれから、どんどん新しい技術革新、あといろいろな製品とか、そういったところもどんどん広がっていく世界ですので、我々もそういった分野については常に本当に的確にこういう新しいいろいろな情報も広く知っておかなければならないと。  そういう意味で、環境展につきましては、いろいろその年々での展示内容なりテーマがありますので、そういった内容も勘案しながら、我々としてもこれは有益だなと思うものについては職員の視察とか、そういったことなんかも考えてみたいと思っております。 85: ◯委員長  ほかに皆様から発言等がありましたらお願いいたします。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 86: ◯委員長  なければ、次に閉会中継続審査についてお諮りいたします。「安全・安心の確保に向けた予防保全の取り組みについて」を閉会中も継続して審査することにしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 87: ◯委員長  御異議なしと認めます。よって、そのように議長に対して申し出ることに決定いたしました。  以上で所管事務について終了いたします。  これをもって委員会を閉会いたします。...