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  1. 仙台市議会 2010-09-17
    市民教育委員会 本文 2010-09-17


    取得元: 仙台市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-24
    1:                 ※会議の概要 ◯委員長  ただいまから市民教育委員会を開会いたします。  本日は高橋泉区長より、公務のため欠席する旨の届け出がありましたので、御報告いたします。なお、かわって千葉副区長が出席しておりますので、御了承願います。  それでは、審査に入ります。  本委員会において審査を行います議案は3件であります。  まず、審査の方法についてお諮りいたします。  審査の順序は、お手元に配付の審査順序表のとおり順次質疑を行い、全議案に対する質疑終了後、決定に入ることにいたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 2: ◯委員長  御異議なしと認め、ただいまお諮りした方法により審査を進めることにいたします。  なお、議案審査終了後、所管事務について当局からの報告及び質問等を願いますので、よろしくお願いいたします。              《付託議案質疑について》 3: ◯委員長  それでは、これより付託議案審査に入ります。  まず、第109号議案仙台市民センター条例の一部を改正する条例について質疑願います。 4: ◯鈴木勇治委員  北山市民センター改築に絡んでという条例提案でありますけれども、今、市内市民センターの数といいますか、たしか中学校区に1カ所ずつ整備をしていくという方針だったと思いますけれども、その数、状況等についてお示しください。 5: ◯地域政策課長  市内市民センターは、今59館でございます。 6: ◯鈴木勇治委員  整備方針として1中学校区に一つずつということなんですが、その状況お話しください。 7: ◯地域政策課長  失礼いたしました。  今、御指摘がございましたとおり、おおむね中学校区に一つずつということを基本として整備してございまして、中学校区、今63か4かだと思いましたので、おおむね充足しているものと考えているところでございます。 8: ◯鈴木勇治委員  おおむねということなんですが、数としては今四つか五つぐらいですか、校区としてはないところがあるから。つくられない理由はどういうことなんですか。
    9: ◯地域政策課長  まず、圏域におきまして、すべての中学校区に今現在配備が進んでいないという状況はそのとおりでございますけれども、今現在の中学校区における人口の張りつき状況ですとか、その他の例えばコミュニティセンターとか似たような機能を持つ市民利用施設整備状況なども総合的に勘案して、今現在、先ほど申しましたとおりおおむね充足しているものと認識しているところでございます。 10: ◯鈴木勇治委員  今回の条例提案されている北山市民センター、この改築理由というのはどういうふうになっていますか。 11: ◯地域政策課長  北山市民センターにつきましては、以前、耐震診断を市の公共施設について行いました。その結果、補強ではなくて建てかえが必要な施設であると、そのように位置づけられたものでございまして、こちら北山市民センターにつきましては改築を行ったものでございます。 12: ◯鈴木勇治委員  改築をしなければならないということなんですが、そうしますと、耐震診断において改築を必要とされた数はどのぐらいになりますか。 13: ◯地域政策課長  今現在、59の市民センターのうち8施設につきまして建てかえが必要であるというふうな判断がなされたところでございます。 14: ◯鈴木勇治委員  市民利用施設として市民が集まるということで、早急に建てかえということだったと思うんですけれども、災害時、地震とかそういったときに市民センターというのはどういうふうな使われ方をするんでしょうか。 15: ◯地域政策課長  仙台市の地域防災計画におきまして、市民センター収容避難所という施設位置づけられてございます。  収容避難所と申しますのは、お住まいが被害を遭われて住居、お住まいを失われた方ですとか、あとはライフラインの被害、そうしたもので日常生活に支障のある方、さらには交通機関不通等で帰宅が困難な方、そうした方に一時的に避難していただく、収容させていただく施設、そういう位置づけになっているものでございます。 16: ◯鈴木勇治委員  としたときに、そのようなお話があったときに整備をされていない地区で、例えば小さいコミセンがあるからというふうなこととかを理由にされていると思うんですけれども、そうすると整備されていない地区というのはコミセンとかで間に合うんですか、災害のときに。どうでしょう。恐らくは地域から、地元から、やはり我が中学校学区でも市民センターが必要なんですよというふうな声とかが出てきていると思うんですけれども、その辺はどのように理解なさっていますか。 17: ◯地域政策課長  防災面の観点で申しますと、まず指定避難所市内の小中学校を指定してございまして、こちらの体育館、これも収容避難所位置づけられてございます。さらに収容避難所として位置づけられておりますのが、市民センターですとかコミュニティセンター、さらには各種福祉施設、そうしたものを指定してございますので、防災面収容能力という点では一定、充足しているものではないか、そのように考えているところでございます。 18: ◯鈴木勇治委員  しかし、やはり市民センターを見ますと、どこでも機材庫とかありまして、そこに十分な災害時の機材とかそういったのが収納されていると思うんですよ。それが例えばコミセンしかないというふうなところについては、コミセンで十分充足されますかね。それと中学校体育館ですよ。中学校体育館があるということを想定したときに、そこに災害に遭ったときの十分な機材とかそういったものが収納されているでしょうか。いかがですか。 19: ◯地域政策課長  コミュニティ防災センター、そうしたものにつきましては、市民センターですとかコミュニティセンターの方に配備が進んでおりますので、一定程度そちらの方の設備についても充足がされているのではないかというふうに私の方では考えているところでございます。 20: ◯鈴木勇治委員  そうじゃなくて、市民センターがあって、機材倉庫が同じ施設の中に入っていてということなので、そこにはある程度十分なものが装備されているわけですよね。ところがコミセンとか中学校体育館だとそういった機材とかが装備されているというふうな理解に立ちますかということなんです。 21: ◯地域政策課長  コミュニティセンターに配備されております防災機材センターにつきましては、市民センターのものと同様のものが整備されているというふうに私の方では伺っているところでございます。 22: ◯鈴木勇治委員  市民センター整備されないところが数カ所あるということでしたけれども、今言ったような視点からももう一度再度点検をして、やはりここの学区にも必要なんだという視点に立つところもあると思うんですよね。ですからもう一度そこのところを点検していただければというふうに要望しておきたいと思います。  それから、耐震改築をしなければならないというところが当然あるはずですね。その辺の動きといいますか、これからの計画というか、その辺はどうなっていますか。  それともう一つ、私の方の地区でも西多賀市民センターがございますね。もう見かけ、かなり古い。これは素人目でも耐震性が弱いんじゃないかというふうなことがわかるわけなんですけれども、これについてはどのように理解していますか。 23: ◯地域政策課長  先ほど申しましたとおり、市民センターにおいて耐震による建てかえが必要な施設は8施設でございます。そのうち荒町の市民センターと、今回、条例改正案で提案しております北山市民センターにつきまして改築が終了という形になります。  今年度、さらに2施設につきまして建築工事及びその設計に着手しております。残りの4施設につきましても早急に準備に順次着手してまいりたいと、そのように考えてございます。  もう1問御指摘西多賀市民センターでございますけれども、こちらにつきましても築後30年以上が経過しておりまして、老朽化が進んでいると、そういったことは認識しているところでございます。ただ、一方、耐震診断の結果によりますと、建物自体につきましては補強等を要しない建物であると、そういった判断がなされたところでございまして、まず先ほど申しました耐震による改築が必要な施設、そうしたものを優先的に取り組んで、その後の改築等が必要な施設というふうな位置づけになろうかというふうに考えているところでございます。 24: ◯鈴木勇治委員  西多賀は外れたわけですね。残念だなと思うんですけれども、まさしく今、地震が99%、数年以内に大きな地震が来るんだと、消防でもあるいは市の防災訓練だとかなんとか、そういったときもお話しするわけですね。そういったことからしても市民センター避難所として大きな役割を果たすということでありますから、そのかけ声を大きくするんであればやはり早急な改築、これにぜひ努力されたいというふうに思っております。 25: ◯委員長  ただいまの質疑の中で、付託議案審査と直接関係のない部分もございました。委員長報告においては、議案についての質疑の報告をすることを基本としておりますので、御了承していただきたいと思います。  ほかにございませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 26: ◯委員長  終了いたしました。  次に、第111号議案工事請負契約の締結に関する件について質疑願います。 27: ◯すげの直子委員  第111号議案工事請負契約の締結に関する件についてお伺いしたいと思います。  この議案は、若林区の遠見塚小学校改築のため工事請負契約を結ぶというものです。  ただいま市民センターお話もありましたが、学校などの公共施設、大切に長く使うということは当然だと思いますが、やはり長い年月を経過すれば傷みなどが出てまいります。  遠見塚小学校も、以前の校舎は築41年たっておりました。改築されるということは子供たち地域の方にとっても大変うれしいものだと思います。  市内約190校ほど小中学校ございます。ほかにも築40年以上たって改築が必要ではないかと思われるようなところがどのくらいあるのか。また、一番築年数がたっている学校はどこになるのかお伺いしたいと思います。 28: ◯学校施設課長  遠見塚小学校の旧校舎につきましては昭和43年に建設されたものでございますけれども、これよりも建築年次の古い、あるいは同年代の学校につきましては、小学校では既に改築計画のある新田小学校を除きまして6校ございます。中学校では3校でございます。その中で最も古いのは、小学校につきましては昭和39年の東六番丁小学校中学校につきましては同じく39年建設の岩切中学校でございます。 29: ◯すげの直子委員  今、御答弁いただきましたが、40年以上ということで、ほかにも9校あると。錦ケ丘のように大規模校分離新設、こういう緊急に対応が必要だという学校ももちろんあるとは思うんですけれども、しかしやはり長い歴史を経た学校というのは、子供たち先生方保護者の方々の協力で一生懸命お掃除をしたりしてもやはりあちこち改修が必要であったりというところも出てきます。そういう場合に、その都度きちんと改修をしていただくということももちろん必要なんですが、場当たり的にあちらこちら改修を重ねるということよりも、こういう40年以上たっているような施設については計画も立てて順次きちんと改築をしていくということが必要ではないかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。 30: ◯学校施設課長  校舎の管理に当たりましては、その校舎の日ごろの点検の結果を踏まえまして、校舎状況についてさまざまな観点から検討を行いまして、状況によって補修、あるいは改築、建てかえといった対応を図るべきというふうに考えております。そうしたことから、必ずしも建築年次の順にならないというふうに考えておるところでございます。 31: ◯すげの直子委員  余り深追いはしないのですが、代表質疑でもそれから取り上げたんですが、ことしの学校、大変な暑さでございました。私たち市議として何校か学校にも伺って直接お話を伺ってきました。夏休み明けても連日32度から34度、教室がですね。職員室も、私がお聞きした学校でも、連日36度。最高気温が38度という日もあったということでした。熱中症で倒れる生徒、先生もいらっしゃったというふうにお聞きしております。子供たちが快適に集中して学習すると、先生方が仕事や研究に励めるという環境ではとてもありませんでした。  今それで本市では、コンピューター室音楽教室冷房設置はしていくという方針は持っていらっしゃいます。この遠見塚小学校改築に当たって二つの教室冷房設置することになっているのかどうかお伺いします。 32: ◯学校施設課長  遠見塚小学校につきましては、今御指摘ございました音楽教室、そしてコンピューター室につきましては冷房設備整備することにいたしております。 33: ◯すげの直子委員  それで、市内学校コンピューター室音楽室冷房設置率はどうなっているのか、小学校中学校それぞれお伺いしたいと思います。 34: ◯学校施設課長  音楽教室コンピューター室冷房整備率でございますけれども、21年度末現在におきまして、小学校では音楽教室が59%、コンピューター室が24%、中学校におきましては音楽教室が95%、コンピューター室が100%となっております。 35: ◯すげの直子委員  中学校はほぼ100%に、音楽教室がもう少しということなんですが、小学校についてはまだまだ進んでいないという状況だと思います。しかもここ数年は改築、新築以外では一向に設置されていないというふうに伺いました。この夏は暑過ぎて、コンピューター室コンピューターがオーバーヒートして大変だったというようなお声もお聞きしましたし、調べ学習など今盛んに小学校でもコンピューター室を使ってやっておりますが、コンピューターまで使えばさらに室温も上がるので、とても使えないというようなお声もありました。  逆に音楽教室コンピューター室冷房があった学校は、夏休み明けの暑い時期、普通教室が余りに暑いという場合に、順繰りにですけれども、コンピューター室音楽教室を使って冷房をつけて授業に当たるということなども工夫によってできたというお話も聞いています。  この二つの教室には冷房設置していくということは市として方針として持っていらっしゃるんですから、きちんと毎年、数校ずつでも設置を進めて、早く100%の設置率になるように努めるべきだというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。 36: ◯学校施設課長  学校施設整備におきましては、校舎の大規模修繕でありますとか校庭整備を初めといたしまして喫緊に対応が必要なものが大変多くございます。そうした中で、昨今の財政状況のもと優先順位をつけていく中で、冷房設備設置まではなかなか難しいという状況がございます。我々としては、その必要性につきましては十分に認識いたしておるところでございますので、なお努力してまいりたいというふうに考えております。 37: ◯すげの直子委員  やはり教育にかける予算そのものが少ないので、そういう中で優先度がこういうものは低くされてしまうんですけれども、子供たちが快適に学習に向かえる環境をつくっていくのは大事なことだと思うので、市長は、去年の決算の議会だったと思うんですが、快適性も必要だというような答弁もされていますので、私も引き続き、財源はやはり市として市長が保障するということになるんだと思うので、当局としてはあきらめずに頑張って要望をぜひしていただきたいというふうに思います。  その上で、教育委員会でも議論になっていたんですが、せめてぐあいが悪い子供が保健室に来て、そしてますますぐあいが悪くなるというようなことはないように、保健室、そして自主学習の場所としても、夏休みに開放するような図書室ですとか職員室もやはり必要になっていくんではないかというふうに思うんですけれども、いかがでしょうか。 38: ◯学校施設課長  学校におけます冷房設備整備につきましては、本会議でも答弁申し上げましたとおり、統計的に冷房を必要とする期間が仙台市におきましてはほぼ夏休みと重なるということから、これまで音楽室コンピューター室を除きまして整備してまいりませんでしたけれども、ことしのような暑さが今後も常態化していくようであれば、その対応を考えていく必要があるものというふうに思っておりますけれども、そうした中で御指摘保健室優先度は高いものというふうに認識いたしております。 39: ◯すげの直子委員  本当に体調の悪い子供たちがきちんと体を休められるような部屋にするという意味では、確かに私も保健室優先度音楽教室コンピューター室と並ぶぐらい高いんじゃないかなというふうに思いますので、なおぜひ検討していただきたいと思います。  この遠見塚小学校なんですけれども、この学校自衛隊霞目駐屯地の近くにあるということで、以前の学校施設防音効果のある窓が設置をされておりました。新しい校舎についてはどのようになるのかお伺いします。 40: ◯学校施設課長  霞目飛行場に係る防音対策対象校といたしましてこの遠見塚小、そして大和小、蒲町小、沖野小沖野東小蒲町中沖野中と7校が対象となっておりまして、これまでこの7校につきまして国の防音対策基準においていわゆる防音2級という格付がされておりまして、校舎の窓については防音効果の高い窓サッシ設置が認められておりまして、通常設置している窓との差額の交付を受けてきたところでございます。  今回、遠見塚小改築に当たりまして、防衛省が行った騒音測定の結果、航空機の性能が高くなったというようなこともございまして、騒音格付が4級という形で、いわゆるレベルが下がっております。本市の通常の学校建設窓サッシの規格がこの4級ということになりますので、遠見塚小につきましては国からの交付金はございません。 41: ◯すげの直子委員  学校が建つ場所は一緒なわけですよね。なのに、遠見塚小学校等級が下げられたと。そもそもいっときの騒音調査実態がきちんと把握できるのかというのも疑問なんですけれども、霞目駐屯地、年2回、春と秋にお祭りをやるそうなんですが、ことしもブルーインパルス曲芸飛行などもされるということも聞いているんですけれども、そのために本番当日だけじゃなくて練習期間からかなり、学校現場でも何が起きたのかとびっくりするくらいの騒音などもあるというふうに聞いております。  それで、広聴相談課にお聞きしたいんですが、霞目の自衛隊ヘリ飛行機騒音に対して市民の皆さんから苦情の声などが届いていらっしゃるのかどうかお伺いしたいと思います。 42: ◯広聴相談課長  騒音の苦情に関しましては、毎年二、三件でありますけれども、入っております。 43: ◯すげの直子委員  市民の方からもうるさいということで、こちらにも声が届いているということなんですけれども、事前にお聞きをいたしましたら、全部ヘリコプターの音で、ことしもヘリの音だということだったようです。防衛施設庁の方では、ヘリの性能が上がっているので音がそんなにうるさくなくなっているというような理由等級を下げたと言っているんですけれども、そういうふうにはなっていないんじゃないかなというふうに思います。防衛施設庁にも実態を伝えて、遠見塚小学校防音効果のある窓を設置できるように国としてきちんと補助金を出すように求めるべきではないかと私は思います。  さらに、国が、もし等級が下がったから対象ではありませんということであれば、それであっても市としてきちんと、以前の施設と同じように防音効果のある窓を設置するよう私は対応すべきだと思いますけれども、いかがですか。 44: ◯学校施設課長  先ほど申しましたとおり、今回の等級格付につきましては、防衛省が直接、学校騒音測定を行っておる結果といたしましてこのような格付になっております。そうしたことから、騒音測定そのものについては確実性のあるものというふうに考えておりますので、その中で格付が決められているということに関しましては、それは尊重しなければならないというふうに思っておりますけれども、なおその測定結果の内容につきましては改めて問い合わせ等してみたいというふうに思っております。  それから、市としてということでございますけれども、今のそういったことも含めまして、学校状況等につきまして、騒音状況、そういったことも十分把握しながら考えてまいりたいというふうに思っております。 45: ◯すげの直子委員  学校からも実態、ぜひ丁寧にお聞きいただきたいなと、それで対応していただきたいというふうに思います。  遠見塚小学校も含めて防音設置が必要だというのが先ほども大和小沖野小など含めて7校あるということで御紹介いただきました。こういうところでは飛行機とかヘリの音がうるさければ暑くても窓を閉め切っての授業になるというふうに思います。特殊な事情がある学校だとこの7校については特に思います。普通教室冷房を入れるのがもちろん最適だと思うんですけれども、せめてこの7校について、最低限、扇風機を取りつけるべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。 46: ◯学校施設課長  これまで対象となります先ほどの7校の学校からは、騒音により窓をあけることができないことから授業に支障があるというような形で、扇風機等設置が必要だという要望は特にございませんけれども、改めて各校のお考えを聞いてみたいというふうに思っております。 47: ◯すげの直子委員  最後に、教育長にぜひお伺いしたいんですが、代表質疑の際には、東北の夏は余り暑くないというような御答弁もされておられましたが、現場におられた方にしてはちょっとがっかりだなという感じの御答弁と私は受けとめました。ぜひともこの夏、1日学校でお仕事してみたらいかがだったかなと言いたくもなりました。  学校現場では、授業時間の確保ということですとか、それで夏休み期間中に授業を行ったり、中学3年生ですと補修授業ですとか実力テストなどを独自にやっている学校もございます。35度近くなるような教室ではとても学力向上なんか図れないのではないかと、逆に命の危険すらあるというふうに私は思います。校長会などがあったのかどうかあれなんですが、こういう中でも多分ことしの学校の暑さについてお話なども出ているんではないかなというふうに思うんですけれども、子供たちや教職員が学習にきちんと打ち込める、そういう環境整備をしていくということが非常に大事だし、当然のことだと思います。実態もぜひきちんと現場からお聞きいただいて、必要な環境整備に努めていただきたいというふうに思いますけれども、最後にぜひ御答弁お願いします。 48: ◯教育長  ことしは本当に異常な状況の中で、8月26日以降の後半の授業スタートにおいても約3週間も残暑が続いているというような状況と。一方では、昨年のように梅雨明け宣言したのかしていないのかというようないわゆる冷夏であるというふうな状況も含めて、やはりその年々の気候変動がかなり異常であるということも考えられるかと思います。  なお、ことし8月25日の合同校長会の折の中では、残暑がかなり長引くというようなことを想定いたしまして、いわゆる熱中症対策等々に含めて、児童生徒安全な衛生上の問題点も含めて指示したところでございますが、やはりこの異常気象自体のところが、本会議で申し上げましたように常態化するということであるというのがどうなのか見きわめる必要があると思いますので、先ほど学校施設課長が答弁申し上げましたように、仮に保健室どうのこうのというようなことでありましたら、やっぱり優先度の高いものというふうに考えております。 49: ◯委員長  ほかにございませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 50: ◯委員長  終了いたしました。  次に、第113号議案字の区域の変更に関する件について質疑願います。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 51: ◯委員長  終了いたしました。 52: ◯木村勝好委員  先ほど鈴木勇治委員の質問に対して委員長から、議案に関連するその部分に関しては委員長報告には盛り込めない云々というお話がございましたけれども、通常は委員会の場での質疑については、議案に関連する分についても認められるものだというふうに思っておりますし、現にその後のすげの委員の質問につきましても議案に関連する部分が相当程度あったかというふうに思います。  したがいまして、先ほどの委員長の御発言に関しましては、一度整理をされて、その辺のことを十分踏まえたものに訂正をされた方がいいのではないかなと思いますけれども、いかがですか。 53: ◯委員長  先ほど議案に関連のないものに関しては委員長報告に盛り込まない旨の発言いたしましたけれども、私がちょっと、申しわけございませんでした。今回のことに関しましては私の方で少し勇み足の部分があったかと思いますので、鈴木委員の質問、それから答弁、報告の方に盛り込ませていただきたいと思いますので御了承していただきたいと思います。            《付託議案の決定の審査について》 54: ◯委員長  それでは、これより付託議案の決定を行います。  決定の審査審査順序表のとおり、順次討論、採決を行いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 55: ◯委員長  御異議なしと認め、ただいまお諮りした方法により審査を行います。  なお、要望事項等につきまして、付託議案の決定がすべて終了した後に確認をいたしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  その際、委員長報告に織り込むものについてはその旨をはっきりと簡明に発言を願います。その旨の発言がなければ委員長報告に織り込まないことといたしますので、この点、御了承願います。  まず、第109号議案仙台市民センター条例の一部を改正する条例について討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 56: ◯委員長  討論なしと認めます。  採決いたします。第109号議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 57: ◯委員長  御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決定いたしました。  次に、第111号議案工事請負契約の締結に関する件について討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 58: ◯委員長  討論なしと認めます。  採決いたします。第111号議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 59: ◯委員長  御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決定いたしました。  次に、第113号議案字の区域の変更に関する件について討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 60: ◯委員長  討論なしと認めます。  採決いたします。第113号議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 61: ◯委員長  御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決定いたしました。  以上で全議案に対する決定を終了いたしました。
     この際、議案に対する要望事項等がございましたら、お願いします。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 62: ◯委員長  なければ、これをもって付託議案審査を終了いたします。               《所管事務について》 63: ◯委員長  次に、所管事務についてであります。  それでは、市民局より報告願います。 64: ◯市民局長  市民局の方から、東北文化の日推進事業について御報告申し上げます。  仙台市及び東北6県では、10月30日、31日を東北文化の日として、約1カ月の間、ミュージアム施設の無料開放や関連事業を実施いたします。  本市の取り組みについて、文化振興課長の方から御説明申し上げます。  委員の皆様には、ぜひこの機会にお誘い合わせの上、ミュージアム施設へ足を運んでいただきますようよろしくお願いいたします。 65: ◯文化振興課長  仙台市及び東北6県では、今年度から、10月最終土曜日とその翌日を東北文化の日と定めまして、11月の最終日曜日までの事業期間中にミュージアム施設無料開放であるとか、あるいは関連事業を実施することといたしましたので、その概要等につきまして、資料1)に基づきまして御説明いたします。  ことしは10月30日の土曜日と31日日曜日が東北文化の日となります。それからおよそ1カ月の間に、公共のミュージアム施設だけではなくて多くの民間施設の御協力も得まして施設の無料開放などが行われます。  各施設の無料開放日はそれぞれ異なりますので、各対象施設にお問い合わせいただく、あるいはホームページなどで確認することができます。  東北各県で開催される文化イベントや無料開放を行うミュージアム施設について、東北文化の日推進事業として一体的にPRを行っていくこと、このことで施設の利用促進あるいは交流人口の拡大を目指していくと、そういうふうに考えております。  次に、仙台市の所管施設の取り組みでございますけれども、資料にありますとおり、11月3日の文化の日に仙台文学館を初めとした10カ所のミュージアム施設において無料開放を実施いたします。そのほか10月30日土曜日から11月28日日曜日までの土曜日、日曜日、それから祝日に関しましては中学生以下の方を無料といたします。  それから、実施期間中の主な事業でございますけれども、これも資料にございますとおり各施設でそれぞれ企画展であるとかイベントを実施することとしております。  これらの事業につきましては、事務局であるところの宮城県において、公式サイトによって一体的にPRを行っておるところでありまして、今後ガイドブックなども作成をすると、そういう予定になってございます。  東北文化の日の取り組みにより、ミュージアム施設等の魅力を広く発信しまして、入館者数の拡大に努めてまいりたいというふうに考えております。  説明は以上でございます。 66: ◯委員長  ただいまの報告に対して何か質問等はありませんか。 67: ◯木村勝好委員  私から二、三お尋ねをしたいと思います。  まず一つは、仙台市が所管する施設対象になっているものの中に農業園芸センターが入っていません。野草園も入っているし、秋保大滝の植物園も入っているんだけれども、農業園芸センターをあえて入れなかったのはどういう理由ですか。これはミュージアムとはとても思えないということですか。 68: ◯文化振興課長  基本的にはミュージアム施設ということで考えてございまして、その際、農業園芸センターについてはミュージアム施設ではないというふうに考えたところでございます。 69: ◯木村勝好委員  だから、植物園とか野草園がミュージアムで、農業園芸センターはミュージアムじゃないと考えた理由を聞いているんです。 70: ◯文化振興課長  野草園であるとか秋保大滝の植物園、そちらの方は一応ミュージアムというふうに認識されているところだったと思うんですが、農業園芸センターにつきましてはそこまで考えていなかったというところでございます。 71: ◯木村勝好委員  頭に浮かんでこなかったんでしょう。そう言ってもらえればよくわかります。  それから2点目、このときにやる仙台市内にある宮城県の施設はどういうものなんですか。 72: ◯文化振興課長  例えば仙台市内におきましては県の美術館などがございます。県の美術館につきましては、従前、11月3日、無料開放しておりましたが、そのほか10月30日、31日も無料開放というふうには聞いております。 73: ◯木村勝好委員  宮城県美術館ぐらい私も知っているわけです。つまり、それ以外に何かあるんですかと聞いているの。 74: ◯文化振興課長  そのほかですと、多賀城の博物館でありますとか、石巻にありますサン・ファン・バウティスタ号、あの関係のものがございます。 75: ◯木村勝好委員  仙台市内でという話です。つまり仙台市内では、県は音頭とっているけれども美術館しかないんでしょう。そういうことですよね。  それから、この中に公共、民間と両方書いてあるんだけれども、例えば仙台市内にある大学はどういう協力体制になるんですか。 76: ◯文化振興課長  例えば東北大学の植物園でありますとかが対象になってございますし、あるいはほかに東北福祉大学に芹沢けい介の美術工芸館がありますが、そちらも協力をいただくというふうになってございます。 77: ◯木村勝好委員  せっかく大学、それなりの数が仙台市内にあるわけですから、ぜひいろいろ声をかけて、たしか2年ぐらい前、東北学院大学も土樋のところに博物館、余り大きな建物じゃないけれども、つくりましたよね。とか、いろいろ声をかけたらいいんじゃないでしょうか。その辺はどうなっているんでしょう。 78: ◯文化振興課長  いろいろ市内対象施設があろうかと思いますので、そちらの方は少し探して、県の方とも御相談申し上げて御協力をいただきたいとは考えております。 79: ◯委員長  ほかにありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 80: ◯委員長  なければ、以上で報告事項関係を終了いたしました。  この際、当局から報告を受けた事項以外で皆様から何か発言等がありましたらお願いいたします。 81: ◯田村稔委員  市民局にお伺いしたいと思います。  名称の方はまだ仮称だと思うんですけれども、旭ケ駅前公共施設についてお伺いしたいなというふうに思っています。  これは本年度の第1回定例会におきまして設計予算が上程されたわけでありますけれども、ただ、そのときの御説明の中で、建設用地の中に土壌汚染が見られたということがございました。その後、これから調査をするんだということでございました。それからあと、近隣に関して少し地盤沈下もしているんだと、それの原因究明と復旧工事もするんだというようなお話でしたが、これはきょう現在までどのような調査が済んだか、まず御報告いただきたいと思います。 82: ◯スポーツ振興課長  旭ケ丘駅前公共施設と申しますのは、改めて御説明申し上げますと、市民センター、そして障害者福祉センター、温水プールの複合施設として計画を進めております。私どもの方でその進行管理を担当させていただいておりますので、スポーツ振興課の方からお答えさせていただきます。  御指摘のとおり、用地の土壌汚染の経過につきまして改めまして御説明申し上げます。  平成19年11月に当該事業用地の造成工事を開始いたしましたが、平成20年1月に一部陥没を伴う地盤変動が発生いたしました。その原因を調査する中で、地下に木片あるいはアスファルト等の廃棄物が確認されたことから水質検査を行いました。その結果、基準値を超える鉛、ヒ素、フッ素などが検出されましたことから工事関係を中断しておりましたところでございます。  この水質検査によってあらわれました内容等につきましては、その後、継続的にサンプリング検査を行いまして、本年7月にも実施いたしましたが、地下水、そのほかの部分で汚染物質は検出されておりませんでした。  なお、陥没によりまして直接的に被害をこうむった建物が2件ございます。その補償あるいは対応につきまして、現在、土地の所有の方と協議を進めております。 83: ◯田村稔委員  陥没に関しての賠償するか、いろいろな意味で今後進めるというんですけれども、今後の工事、建設までの工事の予定はどういうふうになっていますか。 84: ◯スポーツ振興課長  ただいま申し上げました水質汚染につきまして、その後も引き続き定期的に継続的に観察をするということを前提に工事を進めてまいろうということで、今さまざまな検討を行っております。その一つといたしまして、専門家の先生方、大学の先生方によります検討会議の中で今後の対応策、そういったものをまとめているところでございます。  また、工事の今後のスケジュールにつきまして御説明申し上げますが、現在、平成22年度、設計関係を中心に進めてございます。間もなく基本設計が上がりまして、この後、実施設計、そして造成工事の設計を年度内に行いまして、23年度に造成工事を行い、引き続き21カ月程度の建築工事に入る予定になってございます。工事完了は25年度内を想定しております。 85: ◯田村稔委員  この公共施設、建築用地は地盤が余りよくないというのは、この間の議会の議論の中でも当局からいろいろ御報告があったわけでありますけれども、ここには先ほど御説明ありましたけれども、温水プールの併設が計画されておるわけですね。所管が違って大変恐縮なんでございますけれども、今回の議会で、これは健康福祉局にきょうも議論なされていると思いますけれども、泉にございます健康増進センターの温水プールを廃止するということが今回議題として出ておるわけですね。そのときの御説明の中で、本会議の議論のやりとりの中で、近隣に民間のプールが存在していると。幾つかの廃止の理由の中の一番先に担当者からそういう説明があったなというふうに記憶しているわけでありますけれども、そうしますと、この旭ケ丘駅前の公共施設もそういうことを増進センターの廃止の理由に述べられると市民局として大変つらいんじゃないかなと非常に私、心配しておるんです。こっちでは民間のプールがあるから廃止しますと。じゃ、旭ケ丘はないのかといえば同じような距離のところにあるわけですので、だからプールの建設をこれから進めていく中において、そんなことを言われたら私たち困りますよねというような思いはございませんでしたか。どうですか。 86: ◯スポーツ振興課長  おっしゃるとおり、プールだけということを考えてみますと、民間のスポーツクラブ、それから本市が整備しておりますプールにつきましては、プールとしては同じものと思っておりますので、確かに委員御指摘のとおりの感想は持っております。  ただし、私ども市が整備しようとしておりますプールの使用の仕方といいますか、利用のされ方といいますか、そういったことを考えてみますと、民間のスポーツクラブの性格とは若干異なるのではないかという認識を持っているのも正直ございます。  例えば本市のプールにおきましては、だれでも、そして低料金で利用できるということがございますが、スポーツクラブにおきましては会員制で、しかも月額幾ら、例えば1万円前後というところが多いと聞いておりますけれども、そういった会費による会員制という使い方のような違いはあろうかと思っております。  細かい数字になりますけれども、具体的に本市のプールの使用料につきましては大人が500円、子供が200円という状態でございますし、スポーツクラブにおきましてはプール以外にもトレーニングマシンでありますとかスタジオでのプログラム、そういったものが含まれてそういった会費の金額になっているんだろうと思いますけれども、もう一つ、体に障害のある方の使用が民間のスポーツクラブではできにくい、あるいはお断りしているというケースも何カ所かから伺っております。私ども仙台市といたしましてプールを整備していく中では、障害者の方も使えるような配慮をしたプールをこれまで整備してまいったところでございますので、そういう部分から、プール自体は同じかもしれませんけれども、役割、機能という部分では違いがあると考えているところでございます。 87: ◯田村稔委員  非常によくわかりました。  ただ、同じ仙台全体の市政という中において、他局と説明が違うのは整合性という部分で、市民に対しての説明責任という部分ではこれは考慮していかなければいけないんじゃないかと思っているんです。特に健康増進センターのプールの廃止というのは仙台市の財政問題だと、これが一番なんだという形でいくのが私はよかったんじゃないかなというふうに思っているんです。ただ、そういう形でいきますと、今回の同じプールの片方ではつぶす、片方ではつくると、おかしいじゃないということで議会での議論があったわけですけれども、それに対して例えば市長の答弁の中で、地域住民の長年の要望でございますからという御答弁がございました。局長、ございましたね。ただ、その御発言は、今、仙台市全体で、聖域なきという言葉まで使って財政改革に取り組んでいるというのと全く逆行するんじゃないかなというふうに思っているんですけれども、その辺の御所見はいかがでしょうか。 88: ◯市民局長  確かにこの温水プールを含む市民センター、障害者福祉センター含む旭ケ丘駅前の公共施設については、特に市民センター、温水プールについては長年、地元の住民の方々からも再三にわたる御要望があったことは確かでございます。  一方、まず、市民センターとして見た場合、現在、旭ケ丘市民センターが地下鉄駅舎の上にあるということで、体育館もない、それから部屋も少なく、交通便がよ過ぎてなかなか地元が使えないというようなお話もございまして、一つ、市民センターはやっぱり増設なりなんなりは必要なんじゃないかという考え方がございました。  それからもう一つは、温水プールにつきましてはバスも地下鉄も非常に交通の便がいい地点であるということで、皆さんに来ていただくには便利な場所であるということで、温水プールもここでいいんじゃないかということで、要望もさることながら行政としても判断したものでございます。  その判断自体が、本会議でも御説明したとおり、平成15年度に判断いたして事業に着手したという状況もございます。そういうことがあって、その後、土壌の問題とかなんかで今日まで延び延びになってきているという、こういった非常に特殊な事情もございましてここまで来てしまって、財政状況自体もどんどん悪化している中では、ある意味では健康増進センターと並べて議論されれば我々としても説明に非常に苦慮する部分もありますけれども、こういった時間的な問題とか、あるいは我々が整備しようとする温水プールは民間のプールとは違う、それからあと健康増進センターのプールともまた違う性格のものだというところで、健康増進センターのプールは、こちらは利用料金で言えば1,000円でございますし、16歳以上の方でないと利用できないというような制限も加わっておりますので、そういう意味で我々としてはぜひとも早期に施設を完成させたいというふうに考えているところでございます。 89: ◯田村稔委員  当初は平成15年に建設予定だったと、今、局長のお話でございましたけれども、それが土壌汚染であるとか土地の陥没というんでしょうね、いろいろな条件が重なって延び延びになっている。延び延びになったら泉の増進センターのプールの廃止とちょうど重なってしまいまして、非常に市民局としてはタイミングが悪かったなというふうに今思われているんじゃないかなと思っているんですけれども、今回、第1回定例会ではこれの設計予算でしたね。建物全体の建設費、その中でプールに係る建設費はどのくらいだか数字を教えていただきたいと思います。 90: ◯スポーツ振興課長  ただいま基本設計の作業中で、そこで正確な数字が出てくるものだと思いますが、今のところの概算でございますけれども、建築工事全体といたしまして35億円程度を見込んでいるところでございます。そのうちのプールということになりますと非常に算出方法が難しいのでございますが、三つの複合施設ということでございまして、仮に面積案分をした場合にはおおむね3分の1程度というふうな考え方でおりますので、12億円前後がプール相当部分というふうに今のところ考えているところでございます。 91: ◯田村稔委員  先ほど、民間のプールとは違って低料金でどなたでも利用できるんだと。その使用料が大人が500円、子供は200円。それが収入ですよね。プールというのは建設費に今回12億円ぐらいが見積もられているようでありますけれども、実際に温水プールを維持していくには大変な維持経費がかかるわけでありますけれども、維持経費と収入というのをどの程度算段されておるのかお示しいただきたいと思います。 92: ◯スポーツ振興課長  同じような規模の市の温水プールの実例から推定いたしますと、おおむね収入として2500万円程度、そし係る運営費といたしましては6000万円程度と見込んでいるところでございます。 93: ◯田村稔委員  そうすると、毎年維持のために3500万円の税金が投入されるわけですよね。もちろん地域の方々の長年の要望であるというのは重々理解するところでありますけれども、先ほども冒頭に申し上げましたけれども、近隣の民間民営のプールもあると。これはスポーツ振興課長御説明、確かに会員制であるとかいろいろな仕組みはありますけれども、会員以外は絶対入れないとかというんじゃないと思います、そういう意味では。そういう点で、本当に税金の投入ということを考えたときに、私たち議会もそうですけれども、もっと真剣に考えていかなくてはいけないんじゃないかなというふうに思っておるんです。  うちの会派は、この間の予算等審査特別委員会のときには款別ではたしか反対したはずです。ただし予算の執行ということに関しましては、ほかのことを考えて本会議では賛同したんですけれども、そういう意味で建設費、それから毎年の維持費、本当にほかの現状の今のプールなんかも見ますと利用者数が少ないんじゃないかなと、費用対効果という言葉でいったときには果たしてどうなのかなと疑問を呈せざるを得ないなというふうに思っておるんですね。そういった意味で、私たち議会もそうですが、御当局の方々に対しても、市民に対しての説明責任、そして執行責任に対しての整合性とか、これがうんとこれから問われていくんじゃないかというふうに思っております。幸いにまだ実際の建設に入っていないということでありますけれども、この辺はじっくり取り組んでいかなくてはいけない大きな課題だなというふうに思っておりますけれども、局長、いかがですか。 94: ◯市民局長  答弁の前に、先ほど健康増進センターのプール、16歳ということだったんですけれども、小学生以上が利用対象で、幼児は入れないということで訂正させていただきます。  プールを含めて、我々の所管に施設建設のあり方という部分、全体が問われている問題だと思います。従来であればこういった市民利用施設というのは、一部にそういう採算性なり投資効果なりという部分での検討というのはどうしても我々としても弱かったんじゃないかという反省がございます。今後、我々としても市民に対して説明責任を果たしていく上では、こういう部分の検討もより重要になってくると思いますので、こういったことを今後業務の執行に当たりましては肝に銘じてまいりたいというふうに考えておるところでございます。 95: ◯小田島久美子委員  私からも1点だけ、今の田村委員の質問に関連してお伺いさせていただきたいんですけれども、本会議でも代表質疑、一般質問ございました。局長からも市長からも御答弁いただいたわけですけれども、プールということに関して、どうも今回の本会議で御答弁を聞いていても、田村委員もおっしゃいましたけれども、その基準についてはっきりと明確にわからない。片や市民の要望があって設置するもの、片や市民の要望があっても廃止せざるを得ないもの、どちらも市民ということが絡んでくるわけですけれども、市民局側が設置するプールについての基準も御答弁いただきましたけれども、ここを他局にまたがって精査する必要があるというのをもう一度確認させていただきたいんですけれども、お願いいたします。 96: ◯スポーツ振興課長  温水プールの設置の基準につきましては、改めて繰り返させていただきますけれども、平成6年に策定いたしましたスポーツ施設整備計画におきまして、地域に適宜整備するという位置づけをしております。その中では設置数については特に取り上げておらないところでございます。  ただいま御指摘のございました他局が所管するスポーツ施設と同様の施設につきまして、担当課といたしましてはこれまで以上に連携をとりながら、施設のあり方あるいは整備、そういったところの情報交換等を密にいたしてまいりたいというふうに考えております。 97: ◯小田島久美子委員  重複するんですけれども、やはり市民からの要望という部分だとか、例えばあと、民間の施設が近隣にあるとかという御答弁になってしまいますと、それ以外にかかわってくる御要望もたくさんある。例えばプールのことに関してであれば、仙台に国際競技ができるプールが今現在ないわけで、そういったところも要望されているお声はたくさんあると伺っているとは思うんですけれども、そういった敷地もしっかり確保した上で今仙台市にできる設置の部分もしっかりと精査していただいて、1局だけでは、縦割りだけでは解決しない問題だと思いますので、ぜひともこれは御協議いただきたいと思います。局長、最後にお願いいたします。 98: ◯市民局長  仙台市の管理するプールについては、市民局の所管する温水プールであるとか環境局の所管する松森のプール、さらには教育局の小中学校学校プールもあるというようなことでございます。そういう意味ではさまざまなプールについて総合的にきちんと分析した上で、今後の配置のあり方等については我々としても再検討しなければならない問題であろうというふうに考えているところです。  それから、今まで仙台市内のスポーツ施設が着々と整備してまいりまして、今のところ残っている要望としては国際競技可能なプールかなと思いますけれども、これについても十分検討を加えてまいりたいというふうに考えております。 99: ◯赤間次彦委員  私の方から教育関係で、通告していませんので、というのはきょうの午後からニュースが私の方に入りまして、ある学校で急に親の会というかPTAで集会が招集されたと。  学校でそういうものを招集するときにはどういうものが考えられるのか。そしてどの問題あたりから教育委員会の方に連絡が来るのかちょっと教えてほしい。まず、これを教えていただいてからもう1点だけ聞きたいんですけれども。 100: ◯教育指導課長  授業参観とかそういう普通のときに、例えば4月でございますと学校方針を伝えるとか、そういうことで定期的に必ずどの学校でもやってございます。それから例えば学年、学級の中で緊急に保護者に伝えながら説明をするということがあった場合には緊急の保護者会ということで、例えば前日の夜に連絡をして集まっていただくとか、あと緊急であればその日の何時とかそういう形である場合もあります。そのときには当然教育委員会にも連絡が来まして、それに対しての十分な説明とか対応とか、あと必要に応じてその担当部署が校長と協議するということもございます。 101: ◯赤間次彦委員  ちょっと内容はわからないんですが、普通に考えれば例えば先生方の不祥事があったとか、あるいは子供たちに問題があったとか、あるいは地域で何かがあるので気をつけてくれとか、いろいろなことが考えられますよね。普通で思うと私たちでいくと、例えば学校が荒れている状態。ここしばらくは学校が荒れているという話は余り聞きませんけれども、これに関しては今どういう状況なんですか。何か入っていますか。 102: ◯教育相談課長  今、緊急の保護者集会の件でのお話しでございますけれども、学校が荒れて、それで学校の指導だけでなかなか困難だというふうな場合においては保護者の方々にその状況を説明し、どういう点で御協力をいただけるのかというふうなことを求める場合がございます。  そういったことの中で、現在の学校状況でございますけれども、仙台市内中学校で特定の子供さんが暴力行為というか、そういったことを行っているような学校は数校見られますけれども、そういったことについては関係機関と連携しながら対応しているところでございます。 103: ◯赤間次彦委員  私の場合は一切地域名は挙げていませんからね。その辺、誤解しないでほしいんですけれども、今、お答えになりましたけれども、これは平均なのか、またふえてきたのか。しばらく学校が荒れているという話、私自身は余り聞いていなかったものですから、その辺の傾向だけお示しください。 104: ◯教育相談課長  最近の傾向でございますけれども、最近、集団でそういった行為を行うという傾向はむしろ少ないのかなというふうに思っております。  かつて非行が、第1、第2、第3というふうな三つのピークがございました。昭和26年、戦後間もなく、それから昭和39年、東京オリンピックの時代ですね、高度成長期のときは集団暴力等がございました。それから第3のピークということで、昭和58年とございました。そういったときはかなり享楽的な非行が多かったわけでございますけれども、最近は集団化するというのはむしろ少ない傾向にございます。そして全国的な傾向でございますけれども、これは警察庁の発表ですけれども、平成15年が子供たちの検挙件数がピークでございました。それ以降はむしろ減少傾向にございます。本市においても同じような傾向が見られるところでございます。 105: ◯赤間次彦委員  減少傾向であれば、これは喜ばしいことでありますので、ぜひ、数が少ないときにそういう報告といいますか連絡が来ましたら、教育委員会でしっかりと連携をとって対処していただきたいと。  逆に市民局の方にさっき、これは質問ではないです。利便性のいいところだけプール云々というと、いろいろ思う地区があるんですけれども、地下鉄では物すごく利便性のいいところが話題になっていますから、そういうところで問題をいろいろ考えていくことになるんじゃないかという心配をしておることだけ申し述べて、ぜひよろしくお願いします。 106: ◯委員長  ほかにございませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 107: ◯委員長  なければ終了いたします。  次に、閉会中継続審査についてお諮りいたします。  「市政出前講座について」及び「子ども読書活動の推進について」を閉会中も継続して審査することにしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 108: ◯委員長  御異議なしと認めます。よって、そのように議長に対して申し出ることに決定いたしました。  以上で所管事務を終了いたしました。  これをもって委員会を閉会いたします。...