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  1. 仙台市議会 2009-07-21
    公営企業委員会 本文 2009-07-21


    取得元: 仙台市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-24
    1:                 ※会議の概要 ◯委員長  ただいまから公営企業委員会を開会いたします。  まず、会派順序変更に伴います席次の変更についてであります。  各委員の席は、議会運営委員会決定事項により、私の方で改めて、ただいま御着席いただいている席に変更させていただきましたので、御了承願います。  本日の日程は、お手元に配付のプリントのとおりであります。  なお、委員会終了後、引き続き協議会を開催し、委員会審査事項以外の所管事項について当局からの報告及び質問等を願いますので、よろしくお願いいたします。  この際、皆様に申し上げます。  福島かずえ委員は、経済環境委員会に付託されております議第4号の提出者でありますので、答弁を行うために、その際一時退席いたしますので、御了承願います。              《閉会中継続審査について》 2: ◯委員長  それでは、これより審査に入ります。  審査事項は、「浄水処理現状について」及び「家庭用燃料電池エネファームについて」であります。本日は、「浄水処理現状について」を審査し、次回の委員会で「家庭用燃料電池エネファームについて」を審査したいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  それでは、浄水処理現状について、水道局より説明願います。 3: ◯水道事業管理者  近年、水道水安全性水質に対する市民皆様の意識や関心が高まってきております。水道局では、安全・安心で良質な水道水お客様にお届けするため、浄水処理を適正に行うとともに、必要な施設整備水質管理などに力を注いでおるところでございます。  本日は、浄水処理現状について、資料1によりまして施設課長より御説明を申し上げますので、よろしくお聞き取りをお願いいたします。 4: ◯水道局施設課長  浄水処理現状について御説明いたします。  資料1をごらんください。  1、はじめに、仙台市の水道は、大正12年3月の給水開始以来、これまで市民生活の向上に伴う水需要増加等に対応するため、拡張事業等により整備拡充してまいりました。平成21年度予定で、給水人口101万2200人、一日最大給水量38万1400立米の安定した給水体制が確立されております。  現在、本市は、大小合わせて八つの浄水場を運転しておりますが、主要な4浄水場は表1のとおりとなっております。  茂庭浄水場釜房ダム水源とし、日量19万500立米施設能力を有する本市最大浄水場で、主に市南東部給水しております。
     国見浄水場大倉ダム水源とし、日量9万7300立米施設能力を有する水運用上非常に重要な浄水場で、主に市中心部給水しております。  中原浄水場は、大倉ダム青下ダム水源とし、日量3万4500立米施設能力を有する本市最初近代的浄水場で、主に市西部給水しております。  福岡浄水場は、七北田ダム宮床ダム水源とし、日量6万600立米施設能力を有し、主に泉区に給水しております。  これらのほかに小規模浄水場として、作並、熊ケ根、野尻、滝原の4浄水場が運転しております。  今回は、最も施設能力の大きい茂庭浄水場における浄水処理について御説明いたします。  2、茂庭浄水場における浄水処理概要について、茂庭浄水場釜房ダム水源としており、昭和45年7月に給水を開始いたしました。主に市の南部、東部方面給水しております。また、隣接する名取市、多賀城市、七ヶ浜町の2市1町の一部にも供給しております。  写真は、釜房ダム茂庭浄水場全景写真になります。  2ページをごらんください。図-1は、取水~浄水処理フロー図でございます。取水から浄水処理の各施設について御説明いたします。  (1)取水導水施設ですが、取水塔ダム湖内に設置され、直接取水しております。内部には、上下に可動する装置設置されており、任意の水深から水質のより安定した原水取水することが可能な構造になっております。  右側写真は、取水塔の全景となっております。  沈砂池は、取水塔の約750メートル下流にあり、原水中の砂利、砂など比較的大きな粒子を沈降させて除去する施設です。この沈砂池では、ダム湖内に異臭味原因物質発生した場合、粉末活性炭を注入し、におい除去しております。  次に、3ページをごらんください。取水した原水は、ポンプ等の動力を使用せず、取水塔浄水場高低差を利用して、自然流下により浄水場まで導水しております。導水路は、口径1,100ミリの管路のほかに、隧道が5カ所、水管橋が2カ所あり、総延長で10.3キロメートルの施設となっております。  右側写真は、秋保湯元付近水管橋でございます。  (2)浄水施設についてですが、茂庭浄水場では、原水中の懸濁物質凝集剤通称PACと言われておりますが、ポリ塩化アルミニウムを用いて沈殿分離し、その上澄水をろ過して不純物を除去する処理方法で浄水しております。  着水井は、釜房ダムから導水されてきた原水が、最初着水井に入ります。この着水井で、水量や水位の調節を行っております。ここで、原水凝集剤酸化剤酸化剤として次亜塩素酸ナトリウムを添加し、導水管の水圧を利用して攪拌した後、沈殿池へ送ります。  右の写真は、着水井でございます。  沈殿池ですが、着水井から送られてきた水には、砂や泥といった微小な濁り成分が含まれており、ここでは急速攪拌と緩速攪拌により、この微小な濁り成分凝集剤により引き合わせることで、フロックという固まりを形成させ適正な大きさにすることにより、沈降を促進させて除去しております。フロックを沈降させた水は、ろ過池へ送られます。  右の写真は、沈殿池写真となります。  4ページをごらんください。ろ過池ですが、ここでは沈殿池で沈降し切れなかった微小な濁り成分フロック等を取り除きます。ろ過地の底部に厚さ60センチの砂層があります。重力を利用して下方向に流すことにより、砂層内部に捕捉させて除去しております。  砂層内部濁り成分が多くなってくると、ろ過流量低下等発生するため、通常3日に1回の割合で洗浄するなど、きめ細かい管理を行っております。ろ過された水は、塩素消毒及びpH調整のため消石灰を添加した後、配水池へ送られます。  右の写真は、ろ過池でございます。  配水池は、沈殿池ろ過池浄水処理された水は、消毒用塩素が添加され、最終的に配水池にためられます。ここから配水管を通して市内各所配水しております。  (3)水質管理は次のとおり実施しております。  1)浄水場では、沈殿水ろ過水について残留塩素と濁度を、配水においてもpHと残留塩素を24時間連続監視しております。さらに、浄水処理が適正に行われていることを確認するために、臭気や味を含む水道法に定められた水質基準項目50項目について定期的に検査しており、その安全性を確認しております。  2)水道局では、水源から蛇口まで一貫した水質管理を行っており、特に蛇口の水については、色、濁り、残留塩素の3項目について一日1回検査しているほか、水質基準項目50項目について年4回から12回の検査を行い、市民皆様に安全で良質な水道水をお送りしております。  右の写真につきましては、水質計器水質検査風景でございます。  次に、5ページをごらんください。茂庭浄水場におけるカビ臭対策についてです。  釜房ダムでは、取水を開始した翌年の昭和46年9月、ダム湖カビ臭障害発生し、以後、昭和59年までの14年間に9回発生しました。特に、昭和55年から昭和59年までは毎年発生しましたが、国による全層曝気循環昭和59年から開始されたため、昭和60年以後はカビ臭障害発生しておりませんでした。  しかしながら、平成8年度の冬期間からカビ臭障害が再発生し、平成12年度を除いて毎年発生している状況でございます。カビ臭障害は、水源であるダム湖フォルミジウムという植物性プランクトンが繁殖することより発生する2-MIB、2-メチルイソボルネオールという物質原因となっております。  下の図-2ですが、茂庭浄水場での活性炭処理状況でございます。カビ臭対策として、活性炭処理を行っております。カビ臭発生した年度と活性炭処理した日数をあらわしております。  このカビ臭物質は、臭気の面から水質基準値が定められていますが、健康への影響はございません。  昭和46年カビ臭発生当時には、粉末活性炭装置もなく、浄水場での対応はできませんでしたが、昭和48年からは、茂庭浄水場沈砂池高度浄水処理の一つである粉末活性炭注入設備を装備することで、カビ臭原因物質除去が行えるようになりました。また、最近では分析機器の進歩により、カビ臭原因物質を低い濃度まで測定可能となり、カビ臭物質発生はあるものの、お客様からの問い合わせが全くないレベルまで管理できるようになっております。  次に、6ページをごらんください。4、今後の課題でございます。  (1)水源保全釜房ダムは、昭和62年に人造湖として初めて湖沼法の指定を受けたことから、それに基づき宮城県では湖沼水質保全計画を策定し、ダム上流域公共下水道整備等生活排水対策、工場・事業場対策や森林の適正管理等といった、ダム湖水質改善に資するさまざまな施策を実施しております。これらに対し、水道局では宮城県とともに川崎町に財政援助を行っております。  よりよい水質水道水を供給するためには、水源水質を良好に保つことが必要不可欠でございます。しかし、水源保全にかかわる各種対策は、一事業体の取り組みだけでは大きな効果を得ることが難しいことから、国、県等関係市町など関係機関との緊密な連携をとりながら、さまざまな水源保全対策を行ってまいります。  (2)高度浄水処理茂庭浄水場では、老朽化及び安定注入のため、今年度から粉末活性炭注入設備改良工事に着手することとなっております。また、茂庭浄水場以外の主要浄水場でも、異臭味問題に対応するために、粉末活性炭注入設備の本設置計画しております。  しかし、今後も水源水質を維持できるとは限りません。さらなる水源水質の悪化に備えて、各浄水場においてオゾン、粒状活性炭処理等高度浄水処理の導入も検討してまいります。  (3)施設更新、当市の主要浄水場では、これまでの拡張事業におい整備した浄水施設更新時期を迎えつつあることから、浄水施設整備計画に基づき、施設全体としての耐震化を考慮しながら、老朽施設更新改良を行い、維持管理の充実を図ってまいります。  以上で浄水処理現状について御説明を終わらせていただきます。 5: ◯委員長  ただいまの説明を含めて、本件について質問等はありませんか。 6: ◯笠原哲委員  大変よくわかりました。御苦労さまでございます。  ちょっとお聞きしたいのは、茂庭浄水場におけるカビ臭対策について伺っておきますが、この中には、水源であるダム湖フォルミジウムという植物性プランクトンが繁殖することがあると、これが原因となっていると断定しておりますけれども、これは断定したものでいいものか、あるいはこれの除去をする方法をどういうふうに考えていたのか。出たところで処理するのが一番経済的にもいいはずですし、その辺はどういうふうに考えていらっしゃるのか。 7: ◯水質検査課長  ただいまの御質問についてでございますが、カビ臭原因物質については、当釜房ダムにおいてはフォルミジウムというふうに言われておりますけれども、ダムによってはほかの同じようなカビ臭物質を生成するプランクトンもございますけれども、当釜房ダムにおいてはフォルミジウム、それと放線菌というふうに考えられております。また、これの除去については、当釜房ダムをそういうふうに、今説明にありましたように、粉末活性炭を用いて除去することが最高の方法だと考えております。 8: ◯笠原哲委員  わかりました。そこで、釜房ダムを処理しているのは茂庭浄水場ですけれども、そのほかの場所についても、この最後のところ、今後の課題の中の高度浄水処理のところに、茂庭浄水場以外の主要浄水場でも、異臭味問題に対応するために、粉末活性炭注入設備の本設置計画しているとありますけれども、現在はないということで前段ではしゃべっておりますけれども、ここにあるというふうに、本設置をするというのですから断定しているんですよね。そういうおそれがあると。その辺の理由について余り書いていないんだけれども、これについて教えてください。 9: ◯浄水部長  現在も、仮設はありますけれども、粉末活性炭を注入する設備設置してございます。しかしながら、将来的に茂庭みたいな設備粉末活性炭注入設備をきちんと整備していくという計画になってございます。各浄水場仮設設備設置しておりまして、本設置計画しているということでございます。 10: ◯笠原哲委員  ということは、もう既に仮設注入設備設備してあるということのようですけれども、そうなるような文章前段ではなかったと僕は聞いているのです。茂庭の場合は、明確にそのような形で原因までそうだと決められているけれども、ほかの浄水場については何かないようなこと。あるというふうな、おそれがあるなんても一言も書いていないし、ないのに何でこんな設備をする必要があるのかと単純に僕は思ったわけ。だから、その辺を説明するように説明していただかないと、ただ単に10円や20円で終わるような設備ではないでしょうし、相当大きなお金もかかるわけですので、決して水道局も黒字ではありませんので、その辺の部分について過大な投資をしないようにと僕らは思うんですけれども、その辺に対しての説明をしていただきたいということです。 11: ◯浄水部長  釜房ダムカビ臭フォルミジウムということなんですけれども、大倉ダム関係ではウログレナという海藻臭というのが5月から6月に発生してございます。その際に、やはり粉末活性炭を注入してにおい除去するということでございます。それから、七北田ダムでもウログレナとかも発生しておりますので、その際にはやはり粉末活性炭も注入すると。宮床ダム一緒でございます。宮床ダムフォルミジウム発生してございます。そんなことで、水道局としては、異臭味発生した際にきちんと処理できるように対策をとってございます。 12: ◯笠原哲委員  そうであれば、そういうふうに書いてもらいたいのですよ。局長、書いてないですよね。ほかもそういう必要があるというふうに、本設置というのですけれども、その文章茂庭浄水場については明確に書いてありますが、ほかについては書いてないということを私指摘したんですよ。ですから、その辺は、今後の資料づくりについても十分注意していただかないと、何でこれ何にも書いてないのに、いきなり本設置をする検討を始めましたなんていうのは、おかしいんでないのかと僕は思ったので今質問しているのです。理解をしていただきたいです。  そもそも論で発生源での除去というものはできないという考え方でそういうふうにしているのか、まだ技術がわからないのか、その辺はどうなんですか。発生部分のさっき言った何とかと何とかという2種類のものについて、発生源での根絶というのはできないのかどうなのか。 13: ◯水質検査課長  水源そのもの対策ができれば一番いいわけでございますけれども、現実には例えばカビ臭フォルミジウムにしましても、発生機構そのものが解明されていない現状で、なかなか苦慮しているところであります。ですから、間欠式から現在は散気方式循環装置をつけたり国でもいろいろ努力されておりますけれども、活性化を抑えることはできても、そのもの自体を死滅させてしまうということがなかなかできないというのが現状でございます。  例えば今度、先ほど話しのあった大倉ダム海藻臭のようなウログレナにつきましては、ワムシが出てくるわけです。ワムシが食べてしまっていなくなるというようなこともございますけれども、カビ臭フォルミジウムに関しては、今のところなかなか水源そのものでの対策はできないというのが現状でございます。 14: ◯笠原哲委員  わかりました。なお、その原因究明については、仙台だけの問題ではないと思うので、大きな形でやっていただければなと、このように思います。  それで、この粉末活性炭注入設備の本装置というのはどのようなもので、どの程度の予算がかかるものなのか、この辺は教えていただきたい。いつごろから着手したいと思っていらっしゃるのか教えてください。 15: ◯浄水部長  1カ所当たり5000万円から6000万円程度を想定しております。時期的には、平成23年ごろから4年かけてやって、1カ所1年かかるんですけれども、そんなところで処理していきたいなと考えてございます。 16: ◯笠原哲委員  わかりました。それと、あわせて、設備更新というのはその後に出てきます。拡張事業により整備した浄水施設更新時期を迎えつつあると、こういうふうな表現がありますけれども、水道下水とは違って非常に人間が口から摂取するものですから、下水と同じということは考えておりませんけれども、下水なんかかなり長く使っているような気もするんですけれども、その辺は、耐用年数は当然それは違って当たり前だと思いますけれども、安全性の問題から言ってですね。できれば、少しでも伸ばした方が採算的にはよくなるわけですよね。この辺の対策はどういうふうに、何かしているんでしょうか。 17: ◯浄水部長  耐用年数につきましては、60年から80年ぐらいを想定してございまして、国見の場合ですと大体40年ぐらい経過してございますので、60年から80年までの間、各設備改良してつないでいって、その次に大規模改良ということを、更新ということを考えてございます。 18: ◯笠原哲委員  それでは、いきなり更新ということではなくて、だましだましという表現は悪いかもわからないけれども、できるものはなるべく使えるように努力すると。その上での更新だと、そういうふうな理解でよろしいですか。(「はい」の声あり)わかりました。そういったことでございますので、なるべく経済性を考えていただいて、かつ安全性を考えて、対応的に難しいかと思いますけれども、水処理のプロですから、ひとつぜひ頑張っていただきたいと思います。 19: ◯相沢和紀委員  浄水場施設として富田浄水場があるかと思うのですけれども、これはどのような位置づけになっているのか伺います。 20: ◯水道局施設課長  富田浄水場は、現在休止として扱っております。そのために、皆様にお配りした資料の中では、現在使われている浄水場という形で記載させていただいたものですから、富田浄水場につきましては記載をしませんでした。そういうことですので、よろしくお願いします。なお、富田浄水場につきましては、10年くらい休止期間を見ておりまして、あと見直しという形の考えでおります。 21: ◯相沢和紀委員  需要量が減って、浄水場そのもの規模全体からすれば余っているという状況の中で、富田休止というふうなことについては理解をするわけでございますけれども、それぞれの中原浄水場は大分古いわけですよね。そういった中にあって、古いものを最初に廃棄してというふうなことではなくて、中間的な富田浄水場休止になっていると。10年ぐらいはこのまま使わないということですけれども、その後の計画、そしてまた古い浄水場取り扱い等を含めて、この富田浄水場についてはもう一度使う可能性もあるのかどうか、まず伺います。 22: ◯水道局施設課長  現在、水需要右肩下がりで進んでおりますので、今後、富田浄水場休止状態で10年間進めていきますけれども、ほかの浄水場も絡めまして、絡めるというか一緒に考えまして、水回しとか費用の、水をつくる際にコストがかかる浄水場とかのダウンサイジングというか、量を少なくするとか、あとは富田みたいに休止するというような形のことは考えていかざるを得ないのかなと思っております。 23: ◯相沢和紀委員  この間、私も公営企業委員会は2年目になるんですけれども、災害時のことを想定してそれぞれの水系があるわけですけれども、それを災害時含めてつないできているわけでありますから、どちらの水源が、基本的にある地区にかなり行っているというわけではないというふうに理解をしております。そういった中にあって、富田浄水場コストの面から休止だというふうなことですけれども、だとすれば、ほかの中規模中原浄水場福岡浄水場等々のランニングコストというふうなものと比べた場合に、なぜ富田が高いのかということについて簡単に御説明できますでしょうか。 24: ◯水道局施設課長  富田浄水場につきましては、名取川の交通局車両基地がございますが、そちらの西側にございまして、地盤高でいうと低いところに設置されております。そのために、この水を使って供給するとなると、それよりも低いところに供給という形になります。そのために、供給するのに大年寺とかに、当初使っていたのが大年寺配水場を使っていたんですけれども、そちらの方にポンプアップ、わざわざ水を高いところに揚げまして使っておりました。そのために電気料金がかなりかかるということで、茂庭浄水場とか広域の水とか高いところからおろすことによって電気料が軽減されるという形で、見直しをかけて現在休止という状況になっております。 25: ◯相沢和紀委員  理解をいたしました。一番最初に、近代的なダムとして浄水場をつくられた中原浄水場は、築何年ぐらいになって、今後どれぐらい使う予定でいるのか伺います。 26: ◯水道局施設課長  中原浄水場につきましては、当初の設備、一番古いものがあるんですけれども、大正12年に竣工しております。ただ、その後に大幅な改造というか新築に近い形で昭和52年に完成しております。それで、設置してある、浄水場がある場所が、中原は若干地盤が高いところにございますので、こちらでつくられた水があと自然流下で流せるという立地的にもよいところにございます。ですから、期間的にも昭和52年ですので、昭和でいきますと大体110年から130年くらいまで使っていこうという、使われるだろうと考えております。 27: ◯委員長  ほかにありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 28: ◯委員長  ほかになければ、これをもって委員会を閉会いたします。...