仙台市議会 2005-10-07
平成17年第3回定例会(第8日目) 本文 2005-10-07
〔三十七番 柿沼敏万登壇〕
5: ◯三十七番(柿沼敏万)ただいま議題となりました議案中、
決算等審査特別委員会に付託を受けました議案について、審査の経過と結果を御報告申し上げます。
本委員会は、去る九月十六日の本会議において、議会選出の
監査委員二名を除く議員五十八名をもって構成され、第百七号議案から第百十三号議案までの議案の審査について付託を受けたのでありますが、去る九月二十一日以来、委員会を開催し、慎重に審査をしてまいりました結果、十月六日に至り審査を終了いたしました。
これより質疑の概要を申し上げますが、本委員会は、先ほど申し上げましたような構成により審査を行っておりますので、
質疑項目を集約の上、簡略化して報告いたしますことを御了承願います。
まず、質疑について申し上げます。
第百七
号議案平成十六年度仙台市
一般会計・
特別会計歳入歳出決算認定に関する件、
一般会計歳出第二
款総務費においては、
土地利用調整システムについて、旧サブトラック問題について、市職員の
市内居住促進について、
財政健全化について、
外国籍市民の意見反映について、
オープンキャンパスを利用した市のアピールについて、国際交流のあり方と今後の方針について、
景気対策としての
地元優先発注について、
PFI事業について、
仙台都市総合研究機構について。
第三
款市民費においては、仙台市
スポーツ振興基本計画について、
住民基本台帳の閲覧について、
交通指導隊の運営及び出動について、架空請求問題について。
第四
款健康福祉費においては、
老人クラブについて、
福祉有償運送について、犬の飼い主の
マナー向上について、
精神科救急システム整備事業について、児童館の整備について、霊園について、
児童虐待防止に対する
取り組みについて、
健康福祉事業団ホームヘルプ事業特別会計部門法人化について、
少子化対策について、
認知症介護研究・
研修センターについて、いきいき
市民健康プランについて。
第五
款環境費においては、
アスベスト対策について、
松森工場・
スポパーク松森について、
地球温暖化対策について、
家庭ごみ収集の業務委託について、
ドバト対策について、
ごみ収集の時間帯について、
ごみ集積所について、
ごみ処理費用の削減について、
リサイクル推進と
コスト削減について。
第六
款経済費においては、
経済活性化・
雇用推進プランについて、若年者の雇用拡大について、
幹線水路改修等について、
仙台フィンランド健康福祉センタープロジェクトについて、農業政策について、
緊急地域雇用創出特別基金事業について、作並地区の振興について、
商店街等活性化のための
取り組みについて。
第七
款土木費においては、河川の
包括占用許可制度について、アクセス三十分
構想関連事業について、
宮沢根白石線及び
狐小路尼寺線について、百年の杜づくりについて、仙台港
背後地土地区画整理事業について、
軌道系交通機関について、市営住宅について、
住宅リフォームについて、
生活交通の確保について。
第八
款消防費においては、消防力の
整備指針について、
救急需要対策について、東部海岸の地震・
津波対策について、
救命率向上の
取り組みについて。
第九
款教育費においては、
図南萩陵高等学校について、学力向上について、
学校給食における地産地消について、
学校給食センターについて、図書館について、校庭の芝生化について、栄養教諭について。
歳入においては、
法定外公共物の管理について、自主財源の拡充について、公金の収納体制について、各種の
収入未済額について、
固定資産税について。
第百八
号議案平成十六年度仙台市
下水道事業会計決算認定に関する件においては、
中期経営計画の必要性について、組織形態の考え方について、
不明水対策について、
浸水対策について、
企業債借り入れの増加要因について、不納欠損について。
第百九
号議案平成十六年度仙台市
自動車運送事業会計決算認定に関する件においては、
仙台空港線について、
バス事業の民営化について、
交通局ホームページでの
バナー広告について、市民の足を確保するための新たな施策について、
公共交通への
誘導策強化について、
自動車事業経営改善計画について。
第百十二
号議案平成十六年度仙台市
ガス事業会計決算認定に関する件においては、
旧港工場用地の状況について、
ガス事業の民営化について、宮城県沖地震への対応について、
海上輸送方式の
メリットの活用について、
ガス局ショールーム及びガス展について、ガス管入れかえ工事について。
総括質疑においては、
本市財政への感想、問題点及びその解決策について、
行財政改革について、
高齢化社会を見据えた
市立高等学校の見直しについて、地方分権に係る事業の仕分けについて、
地元企業発注による
経済波及効果について、
経済施策の投資先について、市民からの相談等への対応について。
その他、各般にわたる質疑がありましたことは、皆様御承知のとおりであります。
次に、決定の経過について申し上げます。
決定に際しましては、第百七
号議案平成十六年度仙台市
一般会計・
特別会計歳入歳出決算認定に関する件のうち、
一般会計歳出第二
款総務費、第三
款市民費、第四
款健康福祉費、第五
款環境費、第六
款経済費、第七
款土木費、第九
款教育費、歳入第十七
款国庫支出金、第二十四款市債、
都市改造事業特別会計、第百十二
号議案平成十六年度仙台市
ガス事業会計決算認定に関する件について異議があり、それぞれ
起立採決の結果、いずれも賛成多数でこれを認定すべきものと決定いたしました。
以上の経過をもちまして、本委員会に付託を受けました議案七件は、お手元に差し上げました
審査報告書のとおり、いずれも認定すべきものと決定いたしました。
終わりに、
委員各位の御協力に対し、心から感謝を申し上げまして、
委員長報告を終わります。
御清聴まことにありがとうございました。(拍手)
───────────────────
6: ◯議長(
柳橋邦彦)次に、
総務財政委員会委員長 田村稔君。
〔十四番
田村稔登壇〕
7: ◯十四番(田村稔)ただいま議題となりました議案中、
総務財政委員会に付託を受けました議案について、審査の経過と結果を御報告申し上げます。
本委員会に付託を受けました議案は、第百十四号議案中、本
委員会所管分、第百二十六号議案及び第百二十八号議案の三件であります。
去る九月二十日に委員会を開催し、同日審査を終了いたしました。
本委員会に付託を受けました議案三件は、お手元に差し上げました
審査報告書のとおり、いずれも
全会一致で原案のとおり可決及び承認すべきものと決定いたしました。
以上で、
委員長報告を終わります。
御清聴まことにありがとうございました。(拍手)
───────────────────
8: ◯議長(
柳橋邦彦)次に、
市民教育委員会委員長 高橋次男君。
〔十五番
高橋次男登壇〕
9: ◯十五番(
高橋次男)ただいま議題となりました議案中、
市民教育委員会に付託を受けました議案について、審査の経過と結果を御報告申し上げます。
本委員会に付託を受けました議案は、第百十四号議案中、本
委員会所管分、第百十六号議案、第百二十一号議案、第百二十二号議案、第百二十四号議案及び第百二十五号議案の六件であります。
去る九月二十日、委員会を開催し、同日審査を終了いたしました。
本委員会に付託を受けました議案六件は、お手元に差し上げました
審査報告書のとおり、いずれも
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上で、
委員長報告を終わります。
御清聴まことにありがとうございました。(拍手)
───────────────────
10: ◯議長(
柳橋邦彦)次に、
健康福祉委員会委員長 石川建治君。
〔十番
石川建治登壇〕
11: ◯十番(
石川建治)ただいま議題となりました議案中、
健康福祉委員会に付託を受けました議案について、審査の経過と結果を御報告申し上げます。
本委員会に付託を受けました議案は、第百十四号議案中、本
委員会所管分、第百十七号議案、第百十八号議案及び議第五号の四件であります。
去る九月二十日に委員会を開催し、同日審査を終了いたしました。
これより質疑の概要を申し上げます。
議第五号仙台市
健康福祉サービスに係る
苦情処理に関する条例に関しまして、まず、提出者に対して、「今回の条例案と平成十二年第四回定例会に提案された条例案の内容」について質疑があり、これに対しまして、「同様の中身ではあるが、第四条第二項において、
民間福祉事業者等の定義をより正確にし、
自主調査事項を明記した点、また、第六条を四項立てから三項立てに整理した点を変更し、今回提案をした。」という答弁がありました。
また、「平成十二年第四回定例会で、その条例案が、なぜ否決されたと認識しているか。」という質疑があり、これに対しまして、「
改正社会福祉法に基づく県の
運営適正化委員会の運用状況や、
苦情処理に当たっての窓口対応の改善を図っていくという点から、見守っていくべきとの理由で否決されたものと理解している。」という答弁がありました。
また、「今回の条例によって、具体的にはどのような
苦情処理をしようとしているのか。」という質疑があり、これに対しまして、「他都市の具体的な事例を見ると、
福祉オンブズマンが民間の
福祉事業者や
サービス提供事業者に対して
是正措置の勧告を行うことにより、マニュアルが整備されたり、
サービスの質の向上につながっているという点が、どの自治体においても共通する事例として報告されている。本市においても、市民局の広
聴相談事業、市民の声の統計を見ると、
健康福祉に関連するものがふえており、実際に
福祉サービスを利用している市民の方からは、県の
運営適正化委員会について、機構は知っていても苦情の申し立ては言いづらい、身近なところに
ワンストップの
苦情解決システムが欲しいという要望もあり、五年前にも増して
福祉オンブズマン設置の必要性が高まっていると感じている。」という答弁がありました。
また、「現在ある制度さえ利用していない状況にあるのに、その上になぜ別個の
福祉オンブズマン制度を設ける必要があるのか。」という質疑があり、これに対しまして、「自治体がしっかり相談に答えていくことも大切だが、そのような問題がどこから生じてきているのか、また、再び繰り返さないためにはどうしたらよいのか、教訓化をし、制度の改善を図っていく上で、
第三者機関を自治体が独自に設置することは非常に有用であると考えている。」という答弁がありました。
また、「
福祉オンブズマン制度と議会との関係」について質疑があり、これに対しまして、「
福祉オンブズマンの職務権限は、議会の役割、権限とは全く異なるものと考えており、議会の持つ行政の監視、監査や議決権や立法権などを侵害するものとは考えていない。また、第三条第四項に、
福祉オンブズマンに苦情の申し立てができる事項の除外規定として議会に関する事項を設けており、侵害にはならないと考えている。」という答弁がありました。
次に、当局に対して、「
苦情処理対応を当事者にわかりやすくし、また、それを徹底できるようなやり方」について質疑があり、これに対しまして、「わかりやすさという点では、各施設や
サービス機関において
苦情解決責任者、
苦情受付担当者及び
第三者委員、あるいは宮城県
社会福祉協議会の
運営適正化委員会について、
連絡先等も含め各施設に掲示するようになっており、それを毎年確認している。また、
是正措置については、逐次漏れのないよう指導してきている。
第三者委員を設けることが難しいところには、市で設けている
第三者委員の利用を提案し進めてきており、今後、さらに努力していきたい。」という答弁がありました。
また、「
福祉サービスの心を教育に取り上げてもらう必要性」について質疑があり、これに対しまして、「子供たちが人を思いやる心を持ちながら、また、社会の仕組みについて関心を持ちながら成長していくことは非常に大切だと考えており、
教育委員会とも連携をとりながら進めていきたい。」という答弁がありました。
質疑終了後、決定の審査を行いましたが、決定に際しまして、議第五号について異議があり、
起立採決の結果、起立少数で否決すべきものと決定いたしました。
以上の経過をもちまして、本委員会に付託を受けました議案四件は、お手元に差し上げました
審査報告書のとおり、第百十四号議案中、本
委員会所管分、第百十七号議案及び第百十八号議案については原案のとおり可決すべきものと、また、議第五号については否決すべきものと決定いたしました。
以上で、
委員長報告を終わります。
御清聴まことにありがとうございました。(拍手)
───────────────────
12: ◯議長(
柳橋邦彦)次に、
経済環境委員会委員長 菊地昭一君。
〔二十番
菊地昭一登壇〕
13: ◯二十番(
菊地昭一)ただいま議題となりました議案中、
経済環境委員会に付託を受けました議案について、審査の経過と結果を御報告申し上げます。
本委員会に付託を受けました議案は、第百十四号議案中、本
委員会所管分の一件であります。
去る九月二十日に委員会を開催し、同日審査を終了いたしました。
これより質疑の概要を申し上げます。
第百十四
号議案平成十七年度仙台市
一般会計補正予算(第三号)第一条
歳入歳出予算の補正中、歳出第五
款環境費に関しまして、「今後の
リサイクルの推進、
ごみ減量のあり方」について質疑があり、これに対しまして、「市民やNPOの意見を大切にしながら、仙台市オリジナルの
ごみ減量の工夫のあり方を考えていきたい。特に、ごみの大宗を占める紙ごみ、生ごみに関して重点を置きつつ、
ごみ減量を一層積極的に進めていきたい。」という答弁がありました。
また、「
リサイクル推進講座及び生
ごみ処理機等に対する啓蒙」について質疑があり、これに対しまして、「生
ごみ処理については、個々の
取り組みから地域の
取り組みへ面的な整備を図っていかなければならない中で、生ごみの減量がごみ全体の減量にかなり有効であるということを機会をとらえて広報していく。」という答弁がありました。
また、「市役所は、みずから率先していろいろな場所で生ごみの減量を訴え、
リサイクルを推進する姿勢を見せるべきだと思うがいかがか。」という質疑があり、これに対しまして、「地域においても機会をとらえて各種広報を行い、メディアを使った呼びかけも行ってきたところだが、今後は各町内会の集まりなどの機会を十分利用して呼びかけなどを行っていきたい。」という答弁がありました。
また、「生
ごみ処理機による生成物の処理の方法と今後の
取り組み」について質疑があり、これに対しまして、「
電気式生ごみ処理機でできた
乾燥生ごみを、朝市などで
リサイクル野菜と交換する制度を各区で実施している。市としても課題の解決に努めるとともに、さらに継続して使用してもらえるように、いろいろな情報を発信して
取り組みを推進していきたい。」という答弁がありました。
また、「処理した生ごみの生成物は、最終的には自分で処理しなければならないが、その
処理体制についてもっと工夫すべきではないか。」という質疑があり、これに対しまして、「今は
乾燥生ごみを全量堆肥として使える体制になっていないが、市民の意欲の阻害ということもあり得るので、生成物を御利用いただくため、どのような工夫ができるか考えていきたい。」という答弁がありました。
また、「工場等の
検査業務経費の追加の内訳」について質疑があり、これに対しまして、「これまで年一回行っていた各工場の
ダイオキシン測定を、一カ月ごとに変更することに伴う
測定費用の
追加補正である。」という答弁がありました。
また、「
ダイオキシン測定を一カ月ごとに行うことにした経過」について質疑があり、これに対しまして、「大幅に
測定回数をふやし、その情報を的確に伝えることにより、市民や付近の住民の皆様の一層の安心や理解を得られると判断した。」という答弁がありました。
また、「この問題に関しては、市民から裁判を起こされているが、このことによって裁判を取り下げるなど、市民と環境局との話し合いなどはあったのか。」という質疑があり、これに対しまして、「市民、あるいは
市民団体からの問い合わせや協議といったものはない。」という答弁がありました。
また、「市民に安心を与えるためであれば、裁判を行っている
市民団体と十分協議が進んだ後に提案すべきではないか。」という質疑があり、これに対しまして、「特定の原告を対象としたものではなく、広く市民の皆様、付近の住民の皆様に安心していただくことを目的としているので、このような手順としたものである。」という答弁がありました。
また、「今回、
ダイオキシンの
測定費用を十六回分追加するということだが、
松森工場だけが六回、あとの二つの工場が五回ずつ追加になるということか。」という質疑があり、これに対しまして、「ほかの工場も毎月行うが、
オーバーホール等があるため、実際の稼働に合わせて月一回の測定を行うということである。」という答弁がありました。
質疑終了後、決定の審査を行いましたが、本委員会に付託を受けました議案一件は、お手元に差し上げました
審査報告書のとおり、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上で、
委員長報告を終わります。
御清聴まことにありがとうございました。(拍手)
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14: ◯議長(
柳橋邦彦)次に、
都市整備建設委員会委員長 野田譲君。
〔二十五番
野田譲登壇〕
15: ◯二十五番(野田譲)ただいま議題となりました議案中、
都市整備建設委員会に付託を受けました議案について、審査の経過と結果を御報告申し上げます。
本委員会に付託を受けました議案は、第百十四号議案中、本
委員会所管分、第百十九号議案、第百二十号議案、第百二十三号議案及び第百二十七号議案の五件であります。
去る九月二十日に委員会を開催し、同日審査を終了いたしました。
これより質疑の概要を申し上げます。
まず、第百十四
号議案平成十七年度仙台市
一般会計補正予算(第三号)、第二条
債務負担行為の補正中、本
委員会所管分に関しまして、「
都市公園施設の
指定管理者の選定方法」について質疑があり、これに対しまして、「区ごとの
指定管理者を考えており、選定については本庁の事務として行い、NPOを含めて公募をする。」という答弁がありました。
また、「
指定管理者制度導入の
メリット」について質疑があり、これに対しまして、「公募による競争原理を通じた経費の削減、民間のノウハウを生かした施設の利便性の向上、さらには
民間事業者の
事業機会の拡大による
地域経済の活性化などが考えられる。」という答弁がありました。
また、「経費の削減が見込まれるということだが、収入と支出の差を埋めることができるのか。」という質疑があり、これに対しまして、「公共的な施設の
市民サービスの提供という観点から、その差を完全に埋め切ることはないと考えている。経費削減以上に施設を有効に使っていただく
メリットを考えており、どの程度の経費が削減されるかは、実際の応募者の
事業内容等によることになる。」という答弁がありました。
また、「行政は施設を有効活用できず、
指定管理者制度を導入すれば有効に活用できるとは理解しがたいが、どういうことか。現在の除草の実態を見ると、
指定管理者制度でさらに経費が削減される中で、利用者に対して具体的に示せる
メリットはあるのか。」という質疑があり、これに対しまして、「現在でも有効に活用はされているが、
指定管理者制度の導入により、これまで以上に
施設利用の際の柔軟な対応や
利用ニーズへの即応、除草などのきめ細かな管理が可能となり、質の高い
サービスが提供できると考えている。行政の管理では、公園全体の中での平等な管理は可能であるが、個々の公園について小回りのきく対応は難しい。
指定管理者制度の導入により、さまざまな要望に柔軟に対応できる
サービスの向上を期待しており、効果を見きわめていきたい。」という答弁がありました。
また、「
スポパーク松森の事故の例もあり、PFIや
指定管理者制度を見直す時期ではないのか。導入を急ぐ必要はあるのか。」という質疑があり、これに対しまして、「安全について、徹底的に管理していくのはもちろんのこととして、市役所全体としては、民間のノウハウを生かし、その
事業機会の拡大を図りながら地域の活性化を図っていく方向で進めていきたい。」という答弁がありました。
また、「今回の
指定管理者制度導入は施設の
維持管理も行わせるとのことだが、低入札の対象になるのか。」という質疑があり、これに対しまして、「
指定管理者の選定は、応募者から提出された申請書を
指定管理者選定委員会に諮り決定する。
コスト縮減も
審査項目の一つであるが、
運営内容等が適正で質の高い
サービスが提供できるかを主に審査するので、価格が低いというだけで決定されることはない。」という答弁がありました。
また、「点検の不備に起因する
指定管理者による施設や遊具等の点検は適切に行われるのか。事故の場合、責任はどうなるのか。」という質疑があり、これに対しまして、「今回の対象施設には、遊具等が設置されている施設もあり、日常の管理や軽微な修繕は
指定管理者が行い、大規模なものは従来
どおり行政が行うこととしている。事故の場合の責任の所在は、原因が
日常管理の不備か、根本的なものかによって変わってくると考えられる。」という答弁がありました。
また、「施設の更新や大規模な修繕が必要と判断するのは、
指定管理者、行政のどちらか。」という質疑があり、これに対しまして、「協定書の中で明確にしていきたいが、
指定管理者との協議により、市が決定することになる。」という答弁がありました。
次に、第百十九
号議案仙台市
地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例に関しまして、「青葉通側の建物の一階に銀行の窓口が設置されると、青葉通の
にぎわい創出等の点から
計画自体のコンセプトに合わないのではないか。午後三時以降も市民が立ち入れて、集えるような施設を考慮に入れてほしい。」という質疑があり、これに対しまして、「現在の計画では、
窓口業務は二階、三階を予定しており、一階部分は
キャッシュコーナーを主用途として、ショーウインドーを設置し、市民にも親しまれる
設置計画となっている。御指摘の点については、銀行側に伝えたい。」という答弁がありました。
次に、第百二十三
号議案財産の取得に関する件に関しまして、「放山の保存緑地の取得計画は、今回取得した時点であとどの程度残っているのか。これまでの取得費用の総額は幾らか。」という質疑があり、これに対しまして、「今回の買い取りで全体の取得が完了する。取得費用の総額は十七億一千六百万円ほどである。」という答弁がありました。
また、「取得した保存緑地はどのような形で残していくのか。」という質疑があり、これに対しまして、「引き続き良好な緑地として保存するために、順次都市緑地として活用していくことを考えている。具体的には、市民提案型の活用方策などの検討もしている。」という答弁がありました。
また、「取得したまま手つかずになっている現状も見られるが、市民の財産としてきちんと現状を調査点検し、年次計画で活用方法を検討していかなければならないのではないか。」という質疑があり、これに対しまして、「市民の税金で取得した貴重な保存緑地なので、積極的に活用を検討していかなければならないと考えている。一義的には緑地として残しておくこと自体に意味があると考えており、倒木などの最低限の管理は行うが、自然の状況を保持することを前提に管理していきたい。また、市民提案型の森づくりは、市民の方々が自分たちで将来とも管理ができるような森づくりを目指しており、活用策の一つとして検討していきたい。」という答弁がありました。
また、「この地域は地すべりの危険地帯となっているが、取得に当たってどのように調査、検討をしたのか。十分に危険に配慮しながら緑地保全に努めてもらいたいが、今後の方策はどうか。」という質疑があり、これに対しまして、「今回取得した部分から大分離れた南側で過去に何度か地すべりを起こしているという状況は聞いているが、今回取得した部分についてはなかったと考えている。保全緑地の管理及び活用については、危険性を十分に踏まえて検討していきたい。」という答弁がありました。
質疑終了後、決定の審査を行いましたが、本委員会に付託を受けました議案五件は、お手元に差し上げました
審査報告書のとおり、いずれも
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上で
委員長報告を終わります。
御清聴まことにありがとうございました。(拍手)
───────────────────
16: ◯議長(
柳橋邦彦)次に、公営企業委員会委員長 佐藤わか子君。
〔十九番 佐藤わか子登壇〕
17: ◯十九番(佐藤わか子)ただいま議題となりました議案中、公営企業委員会に付託を受けました議案について、審査の経過と結果を御報告申し上げます。
本委員会に付託を受けました議案は、第百十五号議案の一件であります。
去る九月二十日に委員会を開催し、同日審査を終了いたしました。
決定に際しまして異議があり、
起立採決の結果、起立多数で可決すべきものと決定いたしました。
以上の経過をもちまして、本委員会に付託を受けました議案一件は、お手元に差し上げました
審査報告書のとおり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上で
委員長報告を終わります。
御清聴まことにありがとうございます。(拍手)
───────────────────
18: ◯議長(
柳橋邦彦)これより
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
19: ◯議長(
柳橋邦彦)質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。
各号議案のうち、第百七号議案、第百十二号議案、第百十五号議案及び議第五号について、花木則彰君から通告がありますので、発言を許します。
〔二十四番 花木則彰登壇〕(拍手)
20: ◯二十四番(花木則彰)私は、日本共産党仙台市議団を代表して、ただいま上程されております二十三件のうち、第百七
号議案平成十六年度仙台市
一般会計・
特別会計歳入歳出決算認定に関する件、第百十二
号議案平成十六年度仙台市
ガス事業会計決算認定に関する件及び第百十五
号議案平成十七年度仙台市高速鉄道事業会計補正予算(第一号)の三件に反対し、議第五号仙台市
健康福祉サービスに係る
苦情処理に係る条例に賛成する討論を行います。
今議会では、PFI手法の積極的導入を進めてきたこれまでの市の方針について、八月十六日に起きた
スポパーク松森での天井落下事故を踏まえ、さまざまな議論が行われました。
一般的に、市民の感覚では、契約の際、相手側の責任が明記されれば有利であり、安心できます。しかし、PFI手法では、本来行政が果たすべき利用者、市民に対する責任まで民間である相手側に丸投げするものになっていて、今回の事故についても重大な反省が求められるものになっています。法的な責任は事業者にあると市当局は語る一方で、市民に対する仙台としての行政責任は免れないと言っています。それならば、行政責任を果たすための市の関与や、原因究明のための独自の調査はできるのかというと、あちこちで
PFI事業契約上の障害が立ちあらわれます。その障害を突破しなければならないはずですが、市の幹部を問い詰めると、そこまでやるのならPFI手法でなく直接行政が行っても同じという素直な声になります。こうした本音を市民には伝えず、建前だけの受け答えでは事態の解明も本当の解決も図れません。
PFI事業の行き詰まりは明らかです。
決算年度に約八億六千万円債権放棄をするに至り、当時の佐々木謙副市長が辞任する事態となった東北文化学園大学の補助金不正受給問題とあわせ、政策企画立案の根本にかかわる問題として反省すべきだと思います。
スポパーク松森では、斜め振れどめが設計には入っていたのに施工されなかったと言われます。ではなぜ、施工されなかったのか。予算の切り詰めがあったのではないかなど、原因究明の焦点となっていることさえ、PFIだから市は調べられないと担当者は答弁しました。また、事故の被害者である市民への対応も市が直接行おうとしません。市の施設で起きた人身事故として、市が責任を持った対応ができない理由も
PFI事業だからと明らかになりました。
さらに、
スポパーク松森の建設工事にかかわった事業者のうち、第四次下請が倒産をして、そのもとで働いていた業者に工事代金が支払われないトラブルが起きています。元請である杜の都JVは未払いの解決に責任をとろうとしていません。公共工事を市から直接受注した場合、元請責任を果たすのは当然ですが、PFIだと事情が違うという受けとめのようです。発注者である松森PFI会社と受注者、元請の杜の都JVは中心的な構成メンバーが共通しているもとで、このような事態が起こっています。
PFI手法では、さまざまな事柄が民間任せ、事業者任せとなります。その
民間事業者は社会的責任を果たせる相手なのか。今回の事態は大いに問題のある
民間事業者であると物語っています。こういった会社に、このまま今後十五年間もの運営を任せることに重大な不安を抱くものです。財務面でのPFIによる契約の履行能力の再審査も含めて、この際、根本的な見直しが必要です。
新天文台は、教育・研究施設としての特質があります。安全への市の責任が一層強く求められる施設です。PFI手法による整備を見直して、施設は普通建設事業として整備すべきです。運営については、さまざまな民間からの提案も生かして、一部業務委託、NPOなど市民参加型の運営も取り入れつつ、市の直営方式を堅持すべきです。
野村
学校給食センターの移転、建設について、当局はPFI手法導入ありきの姿勢です。子供たちの給食の安全と安定供給に市が第一義的な責任を果たすものにならないのは問題です。PFI手法によらない整備を求めます。あわせて、宮城野区文化センターでは、今回の事故を教訓にPFI手法導入にとらわれない再検討を行うことを求めます。
決算年度、最後の日に起きた新
松森工場での事故は、市民生活にも大きな影響を与えました。大型焼却施設一本やりの方針を貫くために、市は
ダイオキシン濃度〇・〇一ナノグラム以下という厳しい基準を要求水準にしました。これをクリアするために、いまだ技術的に未確立の大規模な触媒反応塔を設置することになりました。信じられないようなミスが重なって、この触媒反応塔で異常反応が起き、大量のばいじんとともに、市長が約束をした〇・〇一ナノグラムを大きく超える濃度の
ダイオキシン類の放出もありました。事故の背景に、大手メーカーの談合疑惑への市の対応の甘さや建設費が一〇%もダウンした内訳について十分把握できていないなど、チェックの弱さがあったことも反省しなければなりません。周辺住民の不安や反対の声を押し切って進めてきた結果の事故です。反省を求めて、新
松森工場建設費に反対します。
ごみの減量化、できる限り燃やさないためにも、分別の種類をふやし、市民の協力を得ることが大切です。まず、紙ごみ、プラごみを燃やさないことで焼却量の大幅削減に取り組むことを求めます。
今議会、市の収入をふやす努力について多くの議論がありました。私たちは、収入の問題での最大課題は、決算年度で百億円の減収となった三位一体改革による国からの財政削減にあると主張してきました。三位一体改革推進を唱え、目の前で市の収入が大幅に削られるのを看過する一方で、そのツケを市民に回すことはやめるべきです。
小学校、中学校の理科教育備品費が決算年度の予算で前年の半分に減らされました。理由は、国が認める額が減って、市が予算をつけても使えないから実態に合わせたと言われました。ところが、決算を見ると、さらにその半分しか使われませんでした。今年度の予算では、その実態に合わせて十六年度予算の半分になっています。国の無責任な削減に、市も歩調を合わせる結果です。市が単独ででも必要な予算をつけ、教育のための備品は整備すること、そして国の三位一体改革に明確に反対することが求められます。
公共投資のあり方を、大型プロジェクト中心から
地域経済に役立つ身近な公共事業中心に切りかえることが大切です。リフォーム助成など、
地域経済への
経済波及効果が大変大きいことが各地で実証されている施策を思い切って進めるべきです。アエルビル建設での失敗に加えて、仙台港背後地やあすと長町地区の土地区画整理事業、さらに仙台空港アクセス鉄道など、大型プロジェクトが市財政の大きなおもしとなっています。このおもしを取り除けば、市民の暮らしのための施策をもっと大胆に行うことができます。地下鉄東西線の建設推進に市民の半数が不安や反対の声を上げているのも財政負担がほかの施策に及ぼす影響を心配してのことです。アクセス鉄道では、このまま開業されれば踏切の遮断時間が延びて数万人の市民の通勤、通学に支障が広がることも明らかになりました。県と市がむだ遣いで足並みをそろえる関係はやめるべきです。市長も知事も新しくなるこの機会に思い切った見直しを求めます。
市庁舎の耐震化について、平成十六年度に整備基金を創設して毎年十億円の積み立てを始めました。市民の暮らしのための予算は削りながら、市庁舎の建てかえ、新築を行うことに批判が高まりました。私たちが当初から指摘してきたとおり、当面は耐震改修工事で安全を確保し、建てかえまでの時間的余裕を持たせる方向で市の方針変更も表明されました。確実な方針転換を求めます。
今議会は、新市長を迎えての初めての定例会となりました。単に昨年度の決算にとどまらず、三期十二年の前市政の検証と今後の課題が議論されました。梅原新市長が議会での議論を真摯に踏まえて市政運営に当たっていただくことを強く期待いたします。
以下、議案に沿って態度を述べます。
第百七号議案のうち、平成十六年度仙台市
一般会計歳入歳出決算中、第二
款総務費では、企画費、事業手法等調査費は、市民の安全までも民間に丸投げするPFI手法の問題点を明らかにできず、積極的導入を進めてきたことに同意できません。市民生活向けの
サービス、予算を削る一方で役所の建てかえを急ぐという市庁舎整備建設基金創設と積立金支出に反対します。
第三
款市民費では、PFI手法での整備を決めた宮城野区文化センター整備推進費に反対です。
第四
款健康福祉費では、低所得者などへの見舞金の縮小廃止及び六十八、六十九歳健診を有料化したことに反対します。
第五
款環境費では、新
松森工場建設費に反対します。PFI手法による整備を進め、天井落下事故を引き起こした
スポパーク松森、
松森工場関連市民利用施設整備推進費に反対です。
第六
款経済費では、依然として行われ続けているアクセルビル展示スペース借用は、第三セクターFAZ会社の赤字補てんであり同意できません。
第七
款土木費では、仙台港
背後地土地区画整理事業負担金、あすと長町地区の土地区画整理事業推進費及び地方特定道路事業費に反対します。また、道路橋梁費のうち国直轄道路事業負担金は本来国が負担すべきものであり、反対です。仙台空港鉄道株式会社出資金及び
仙台空港線整備費補助金、青葉山公園整備推進費のうち追廻地区に関する部分、都市計画街路事業費のうち仙台北部共同溝及び川内南小泉線安養寺工区に同意できません。
第九
款教育費では、PFI手法で整備する天文台移転建設費に反対します。小学校、中学校の理科教育備品等整備費の削減に反対します。
歳入につきましては、以上の事業にかかわる第十七
款国庫支出金及び第二十四款市債について反対をいたします。
第百七号議案中、平成十六年度仙台市
都市改造事業特別会計歳入歳出決算では、市債管理基金から駅北部第一南地区、アエルへの借入金九億八千六百万円は、事実上アエルへの赤字補てんであり反対です。
第百十二
号議案平成十六年度仙台市
ガス事業会計決算認定に関する件では、工場用地の売却に当たって、代金から控除した既存建物の解体費用などが不当に高いため、ガス会計に数億円の損失を与えたという認識から、不同意を表明し反対します。
さて、第百十五
号議案平成十七年度仙台市高速鉄道事業会計補正予算(第一号)についてです。これは、地下鉄東西線の本格着工のための予算第一号となります。動物公園駅から国際センター駅手前の区間四・三キロメートルについて、設計、積算、発注、施工監理をもとの鉄建公団である、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構に三百二十三億七千万円で委託するための、
債務負担行為を認める議案です。さきの市長選挙の結果を見ても、いまだ市民の地下鉄東西線に対する意見は二分しており、コンセンサスができていないことが明らかです。だからこそ、市長が今取り組むべきは市民との合意づくりです。それなしに、委託契約を先行させるべきではありません。本議案に反対をいたします。
最後に、議第五号仙台市
健康福祉サービスに係る
苦情処理に関する条例に賛成討論を行います。
二〇〇〇年十二月議会に、日本共産党仙台市議団が
福祉オンブズマン制度を提案して以降、障害者支援費制度を初め、事業者と市民が契約を結んで提供される
健康福祉サービスが拡大しています。今月一日からは、介護保険制度が改悪され施設入所者への居住費、食事代がホテルコストと称して負担増になりました。負担が重過ぎて施設を退所せざるを得ない深刻な事態が全国で起きています。さきの国会で廃案になった障害者自立支援法も、現在、開会中の臨時国会に再提出され、障害者の生活も自立も奪う受益者負担に障害者の方々を含め、多くの国民から厳しい批判と怒りの声が高まっています。
市民が
福祉サービスを利用する際の苦情は、直接言うことが難しく、潜在化する傾向があります。本条例は、市が苦情解決のための窓口を設置し、専門性と関与権限を持った
福祉オンブズマンを置くことで、市民の権利擁護と
福祉サービスの充実を図ろうとするものです。社会福祉法が改正され、
苦情処理のための
第三者委員会を置く社会
福祉事業者がふえていますが、そのもとでも、全国で行政オンブズマン、
福祉オンブズマンを新たに設置する自治体が広がっています。今、求められ必要とされている制度です。私たちの調査によると、これらの導入の際、どこの議会でも
福祉オンブズマン制度に反対する意見はなく、どの会派、党派も賛成して採択をされています。反対する理由は見当たりません。やむにやまれず
福祉サービス利用者の苦情相談に乗り出したNPO法人などからも、行政が予算をつけてきちんと取り組むべきだという声が上がっています。
私は、本条例に賛成するとともに、議員の皆さんの賛同を呼びかけます。以上、討論といたします。
御清聴ありがとうございました。(拍手)
21: ◯議長(
柳橋邦彦)これにて討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
各号議案のうち、まず、
第百七号議案 平成十六年度仙台市
一般会計・
特別会計歳入歳出決算認定に関する件
のうち、
平成十六年度仙台市
一般会計歳入歳出決算
平成十六年度仙台市
都市改造事業特別会計歳入歳出決算
以上二件を一括して採決いたします。
委員長報告は、いずれも認定すべきであるとするものであります。各決算は、
委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
22: ◯議長(
柳橋邦彦)起立多数であります。よって、各決算は、いずれも認定することに決しました。
次に、
平成十六年度仙台市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算
平成十六年度仙台市中央卸売市場事業特別会計歳入歳出決算
平成十六年度仙台市公共用地先行取得事業特別会計歳入歳出決算
平成十六年度仙台市駐車場事業特別会計歳入歳出決算
平成十六年度仙台市老人保健医療事業特別会計歳入歳出決算
平成十六年度仙台市公債管理特別会計歳入歳出決算
平成十六年度仙台市母子寡婦福祉資金貸付事業特別会計歳入歳出決算
平成十六年度仙台市新墓園事業特別会計歳入歳出決算
平成十六年度仙台市介護保険事業特別会計歳入歳出決算
以上九件を一括して採決いたします。
委員長報告は、いずれも認定すべきであるとするものであります。各決算は、
委員長報告のとおり認定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
23: ◯議長(
柳橋邦彦)御異議なしと認めます。よって、各決算は、いずれも認定することに決しました。
次に、
第百十二号議案 平成十六年度仙台市
ガス事業会計決算認定に関する件
採決いたします。
委員長報告は、認定すべきであるとするものであります。本案は、
委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
24: ◯議長(
柳橋邦彦)起立多数であります。よって、本案は、認定することに決しました。
次に、
第 百八号議案 平成十六年度仙台市
下水道事業会計決算認定に関する件
第 百九号議案 平成十六年度仙台市
自動車運送事業会計決算認定に関する件
第 百十号議案 平成十六年度仙台市高速鉄道事業会計決算認定に関する件
第百十一号議案 平成十六年度仙台市水道事業会計決算認定に関する件
第百十三号議案 平成十六年度仙台市病院事業会計決算認定に関する件
以上五件を一括して採決いたします。
委員長報告は、いずれも認定すべきであるとするものであります。各号議案は、
委員長報告のとおり認定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
25: ◯議長(
柳橋邦彦)御異議なしと認めます。よって、各号議案は、いずれも認定することに決しました。
次に、
第百十五号議案 平成十七年度仙台市高速鉄道事業会計補正予算(第一号)
を採決いたします。
委員長報告は、可決であります。本案は、
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
26: ◯議長(
柳橋邦彦)起立多数であります。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
次に、
議第五号 仙台市
健康福祉サービスに係る
苦情処理に関する条例
を採決いたします。
委員長報告は、否決でありますので、原案について採決いたします。本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
27: ◯議長(
柳橋邦彦)起立少数であります。よって、本案は、否決されました。
次に、
第 百十四号議案 平成十七年度仙台市
一般会計補正予算(第三号)
第 百十六号議案 仙台市交通安全対策会議条例の一部を改正する条例
第 百十七号議案 仙台市児童相談所条例等の一部を改正する条例
第 百十八号議案 仙台市食品衛生法の施行に関する条例の一部を改正する条例
第 百十九号議案 仙台市
地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例
第 百二十号議案 仙台市建築基準法の施行に関する条例の一部を改正する条例
第百二十一号議案 仙台市消防団員等公務災害補償条例及び仙台市水防協議会条例の一部を改正する条例
第百二十二号議案 工事請負契約の締結に関する件
第百二十三号議案 財産の取得に関する件
第百二十四号議案 財産の取得に関する件
第百二十五号議案 財産の取得に関する件
第百二十六号議案 和解に関する件
第百二十七号議案 市道路線の認定及び廃止に関する件
以上十三件を一括して採決いたします。
委員長報告は、いずれも可決であります。各号議案は、
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
28: ◯議長(
柳橋邦彦)御異議なしと認めます。よって、各号議案は、いずれも原案のとおり可決されました。
次に、
第百二十八号議案 専決処分事項に関する件
を採決いたします。
委員長報告は、承認であります。本案は、
委員長報告のとおり承認することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
29: ◯議長(
柳橋邦彦)御異議なしと認めます。よって、本案は、承認することに決しました。
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日程第四 閉会中継続審査の件
30: ◯議長(
柳橋邦彦)日程第四 閉会中継続審査の件を議題といたします。
各委員会委員長から、会議規則第六十四条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。
───────────────────
31: ◯議長(
柳橋邦彦)お諮りいたします。各委員会委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
32: ◯議長(
柳橋邦彦)御異議なしと認めます。よって、各委員会委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。
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33: ◯議長(
柳橋邦彦)本日、佐竹久美子君外十人から、意見書案第四号 宮城陸上競技場旧サブトラックの存続を求める件、決議案第一号 宮城陸上競技場旧サブトラック問題に関わる件が提出されました。
お諮りいたします。この際、意見書案第四号及び決議案第一号を日程第五に先立ち、日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
34: ◯議長(
柳橋邦彦)御異議なしと認めます。よって、この際、意見書案第四号及び決議案第一号を日程第五に先立ち、日程に追加し、議題とすることに決しました。
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意見書案第四号 宮城陸上競技場旧サブトラックの存続を求める件
35: ◯議長(
柳橋邦彦)まず、意見書案第四号 宮城陸上競技場旧サブトラックの存続を求める件を議題といたします。
───────────────────
36: ◯議長(
柳橋邦彦)提出者から説明を求めます。佐竹久美子君。
〔二十六番 佐竹久美子登壇〕
37: ◯二十六番(佐竹久美子)ただいま議題となりました意見書案第四号宮城陸上競技場旧サブトラックの存続を求める件につきましては、宮城陸上競技場は仙台市内唯一の公認施設であるにもかかわらず、宮城県は旧サブトラックを全面的に廃止する方針を打ち出しました。もし、サブトラック機能が失われることになれば、大多数の市民、県民に甚大な影響を及ぼす上、今後の陸上競技大会の実施にも支障が生じます。よって、テニスコートの移設先の計画を変更し、宮城陸上競技場旧サブトラックを存続されるよう宮城県に強く要望するものです。
以上、趣旨を御理解いただき、各位の御賛同をお願いする次第であります。
38: ◯議長(
柳橋邦彦)これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
39: ◯議長(
柳橋邦彦)質疑なしと認めます。
お諮りいたします。ただいま議題となっております意見書案第四号については、会議規則第三十三条第二項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
40: ◯議長(
柳橋邦彦)御異議なしと認めます。よって、意見書案第四号については、委員会の付託を省略することに決しました。
41: ◯議長(
柳橋邦彦)これより討論に入ります。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
42: ◯議長(
柳橋邦彦)討論なしと認めます。
これより採決に入ります。
意見書案第四号 宮城陸上競技場旧サブトラックの存続を求める件
は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
43: ◯議長(
柳橋邦彦)御異議なしと認めます。よって、本意見書案は、原案のとおり可決されました。
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決議案第一号 宮城陸上競技場旧サブトラック問題に関わる件
44: ◯議長(
柳橋邦彦)次に、決議案第一号 宮城陸上競技場旧サブトラック問題に関わる件を議題といたします。
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45: ◯議長(
柳橋邦彦)提出者から説明を求めます。佐竹久美子君。
〔二十六番 佐竹久美子登壇〕
46: ◯二十六番(佐竹久美子)ただいま議題となりました決議案第一号宮城陸上競技場旧サブトラック問題に関わる件につきましては、本定例会中、本会議等における質疑、質問を通じて、その存続について多くの議論を重ねてきたところです。サブトラック機能が失われれば、極めて多くの市民、県民に大きな影響を及ぼすことは明らかです。よって、宮城県との協議に当たっては、本市議会における議論を十分に踏まえ、確固たる決意を持って望むことを仙台市当局に強く要望するものであります。
以上、趣旨を御理解いただき、各位の御賛同をお願いする次第であります。
47: ◯議長(
柳橋邦彦)これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
48: ◯議長(
柳橋邦彦)質疑なしと認めます。
お諮りいたします。ただいま議題となっております決議案第一号については、会議規則第三十三条第二項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
49: ◯議長(
柳橋邦彦)御異議なしと認めます。よって、決議案第一号については、委員会の付託を省略することに決しました。
50: ◯議長(
柳橋邦彦)これより討論に入ります。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
51: ◯議長(
柳橋邦彦)討論なしと認めます。
これより採決に入ります。
決議案第一号 宮城陸上競技場旧サブトラック問題に関わる件
は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
52: ◯議長(
柳橋邦彦)御異議なしと認めます。よって、本決議案は、原案のとおり可決されました。
━━━━━━━━━━━━━━
日程第五 議員派遣の件
53: ◯議長(
柳橋邦彦)日程第五 議員派遣の件を議題といたします。
───────────────────
54: ◯議長(
柳橋邦彦)本件は、お手元に配付のとおり、地方自治法第百条第十二項及び会議規則第百十一条の規定により、議員を派遣しようとするものであります。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議員派遣の件については、会議規則第三十三条第二項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
55: ◯議長(
柳橋邦彦)御異議なしと認めます。よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。
これより採決に入ります。
議員派遣の件
は、お手元に配付のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
56: ◯議長(
柳橋邦彦)御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
━━━━━━━━━━━━━━
57: ◯議長(
柳橋邦彦)以上で、本日の日程は、すべて終了いたしました。
これをもって、平成十七年第三回仙台市議会定例会を閉会いたします。
午後二時十二分閉会...