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  1. 仙台市議会 2004-05-21
    総務財政委員会 本文 2004-05-21


    取得元: 仙台市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-24
    1:                  ※会議の概要 ◯委員長  ただいまから、総務財政委員会を開会いたします。  本日の日程は、お手元に配付のプリントのとおりであります。  なお、委員会終了後、引き続き協議会を開催し、委員会審査事項以外の所管事項について、当局からの報告及び質問等を願いますのでよろしくお願いいたします。              《閉会中継続審査について》 2: ◯委員長  それでは、これより審査に入ります。「仙台市の情報施策について」及び「職員任用について」であります。  なお、「仙台市の情報施策について」は、前回審査を行いましたので、本日は、「職員任用について」当局より説明願います。 3: ◯人事委員会事務局長  職員任用につきましては、職員任用といいますと一般的には採用のほかに昇任、降任、転任等も含むわけでございますけれども、本日は職員採用につきまして、採用試験概要と最近の実施状況等中心に説明させていただきたいと存じます。  詳しくは、任用課長より説明させます。 4: ◯任用課長  それでは、職員任用につきまして、お配りしております資料1に基づきまして御説明申し上げます。  本日は、任用に関する項目のうち、採用につきまして、採用試験概要及び実施状況中心に御説明申し上げます。  表紙をおめくりいただきまして、資料の1ページをごらんください。  職員採用につきましては、地方公務員法の規定によりまして、人事委員会を設置している地方公共団体におきましては、競争試験を原則とすることとなってございます。本市におきましても、昭和28年から職員採用のための競争試験を実施しておるところでございます。  本市で実施しております主な採用試験でございますけれども、一般行政職員採用に当たっての職員採用試験大学卒程度)及び職員採用試験高校卒程度)、そのほか資格職採用に当たりましての看護師保育士栄養士などの採用試験、そして消防士採用試験などを実施しているところでございます。(1)に採用試験種類記載してございますので、ごらんください。  次に、採用試験の方法とその内容でございますけれども、(2)に記載してございますように、本市採用試験は第一次試験と第二次試験に分けて実施してございます。  第一次試験におきましては、筆記試験体力検査面接試験を、第二次試験におきましては、論(作)文試験面接試験適性検査身体検査等を行いまして、これらの結果に基づきまして、職務遂行能力などについて客観的、総合的に判定をし、合格者を決定しているところでございます。  次に、資料の2ページをごらんください。  採用試験実施状況でございますけれども、一般的に採用試験受験状況は、その時の採用予定者数のほか、景気民間企業採用動向、これらに左右されやすいと言われておりまして、特に大学卒程度採用試験におきまして、この傾向が顕著にあらわれております。  図1の1)大学卒程度試験受験者数推移をごらんください。
     昭和59年からの20年間の受験者数推移グラフでお示ししてございますけれども、昭和50年代後半からは行政改革によります採用人員の抑制、さらに景気の回復によります民間雇用情勢の好転などから、受験者数は減少いたしておりました。  その後、昭和62年度から本市におきまして中級試験を廃止したこと、またそれ以後の合併、政令指定都市移行に伴う行政需要の拡大を反映した採用人員数の増などによりまして受験者数は回復し、特に平成4年度からは増加傾向が急激になっておりまして、平成5年度におきましては受験者数が1,000名を超えたところでございます。  その後は、採用予定者数増減に伴いまして受験者数も上下しておりますものの、平成14年度におきまして1,408名、これをピークにおおむね1,000名を超える受験者数となってございます。これは景気長期停滞を受けまして、民間企業採用意欲が落ち込んでいることによりまして、いわゆる公務員人気が高まったことによるものと考えられます。  次に、資料の3ページをごらんください。  同じく、昭和59年からの20年間の最終競争倍率推移グラフでお示ししてございます。最終競争倍率は、採用予定者数受験者数の変化によりまして、大きく変動しておりますけれども、最も倍率が高かったのは、採用予定者数が少なかったこともございますけれども、平成12年度の大学卒程度採用試験で44.7倍となってございます。  続きまして、資料の4ページをごらんください。  こちらにも20年間の合格者数推移グラフでお示ししてございますけれども、黒塗りの部分が特に女性合格者数をあらわしてございます。  合格者の数は、採用予定者数増減によって変動してございますけれども、そのうち女性合格者数を見てみますと、年によって変動はございますけれども、いわゆる男女雇用機会均等法が施行されました昭和61年度以前は、大学卒程度採用試験におきまして合格者に占める女性割合がおよそ1割程度であったのに対しまして、最近では2割から3割と、その割合は高まってきております。  次に、資料の5ページをごらんください。  平成13年度から平成15年度までの採用試験実施状況を、試験種類区分ごとにお示ししてございます。受験者数につきましては、その年度に実施する試験種類採用予定者数によって変動はありますものの、平成14年度、平成15年度と2年連続で全体で3,000名を超えてございます。  競争倍率につきましては、大学卒程度を見てみますと、平成13年度の大学卒程度事務倍率が49.5倍と最も高くなっておりまして、次が14年度の建築の44倍となってございます。大学卒全体の倍率を見ましても30倍前後で推移してございます。  次に、資料の6ページをごらんください。  こちらは、大学卒程度採用試験東京会場受験状況をお示ししてございます。本市におきましては、首都圏の方の受験の便宜を図るため及び多様な人材確保という観点から、平成3年度から大学卒程度等試験におきまして、一次試験に限りまして東京会場を設置してございますけれども、表にもございますとおり受験者全体の約1割が東京の方で受験いただいてございます。また、平成15年度には東京会場受験された方の中から14名の方が最終合格されているということで、有能な人材確保にも一定の効果があるものととらえております。  次に、3の採用選考についてでございますけれども、本市におきましては、障害者雇用促進等に関する法律の趣旨を踏まえまして、障害者採用につきましては、昭和56年度から採用選考を実施してきております。なお、平成15年6月現在の本市全体の障害者雇用率は2.4%となってございます。  (2)のその他の採用選考実施状況でございますけれども、これは国家公務員であった方もしくは医師教員等の免許を有する者等選考により採用しているものでございます。過去3年間の実施状況は、表に記載のとおりでございます。  次に、資料の7ページをごらんください。  本市におきましては、平成9年度から採用試験個人別の成績を、請求のあった不合格者の方に対して開示を行ってきております。  開示内容でございますけれども、第一次試験で不合格になった方につきましては、その総合得点順位、第二次試験につきましては、最終得点順位をそれぞれ開示してございましたけれども、今年度からは、第一次試験につきまして、総合得点順位に加えまして教養試験専門試験粗点につきましても開示することといたしたところでございます。開示件数開示率等は、(2)の表に記載のとおりでございます。  最後に、8ページをごらんください。今年度実施予定採用試験記載してございます。  今年度実施予定採用試験といたしましては、まず、6月27日に第一次試験を行います大学卒程度獣医師、心理、保健師消防士大学の部)がございます。これらの採用試験につきましては、面接試験などの第二次試験を7月中旬から8月上旬にかけて行いまして、最終合格発表を8月下旬に予定しております。  次に、9月26日に第一次試験を行います高校卒程度看護師保育士栄養士消防士高校の部)がございます。これらの採用試験につきましては、第二次試験を10月中旬から11月上旬にかけて行いまして、最終合格発表を11月下旬に予定いたしておるところでございます。  また、身体障害者を対象とした採用選考につきましては、第一次試験を12月12日、第二次試験を1月下旬に行いまして、最終合格発表を2月上旬に予定いたしております。  以上でございます。 5: ◯委員長  ただいまの説明に対して、何か質問等はございませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 6: ◯委員長  なければ、これをもって委員会を閉会いたします。...