次に、さきに送付いたしましたように、市長から、
報告第一号
専決処分事項に関する件
の報告がありました。
次に、さきに送付いたしましたように、監査委員から、定例監査、
出資団体監査、行政監査及び
例月出納検査の結果について報告がありました。
以上で、諸般の報告を終わります。
━━━━━━━━━━━━━━
日程第四 第七十二号議案
7: ◯議長(
菅原敏秋)日程第四 第七十二号議案
人権擁護委員候補者の推薦に関する件を議題といたします。
市長から説明を求めます。市長。
〔市長
藤井黎登壇〕
8: ◯市長(藤井黎)ただいま上程になりました第七十二
号議案人権擁護委員候補者の推薦に関する件でありますが、これは、本市の
人権擁護委員のうち、庄子慶子君が平成十一年六月十四日をもって任期満了となりますので、その
後任候補者として
菊地輝代君を推薦することにつき、お諮りするものであります。
何とぞ慎重御審議の上、御同意賜りますようお願い申し上げます。
9: ◯議長(
菅原敏秋)お諮りいたします。ただいま議題となっております第七十二号議案
人権擁護委員候補者の推薦に関する件は、
菊地輝代君を推薦することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
10: ◯議長(
菅原敏秋)御異議なしと認めます。よって、
菊地輝代君を推薦することについては異議ないものと決しました。
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日程第五 第一号議案から日程第七五 第七十一号議案まで
11: ◯議長(
菅原敏秋)日程第五 第一号議案 平成十年度仙台市
一般会計補正予算(第六号)、この際、件名の朗読を省略いたします。以下、日程第六 第二号議案から日程第七五 第七十一号議案まで、以上七十一件を一括議題といたします。市長から説明を求めます。市長。
〔市長
藤井黎登壇〕
12: ◯市長(藤井黎)平成十一年第一回定例会の開会に当たり、市政運営の所信の一端と施策の大綱について申し述べ、
議員各位並びに市民の皆様の御理解と御協力を心からお願い申し上げます。
二十一世紀を目前に控え、
地球的規模の
都市間競争が奔流をなす中で、
金融機関の破綻や大型倒産の発生など、
経済情勢はいまだ厳しい状況が続き、これまで我が国を支え、不動と思われてきたシステムは、さまざまな局面で構造的なゆがみを露呈しております。また、本格的な
高齢社会への対応は焦眉の急であり、さらに
地球温暖化を初め環境問題が深刻化するなど、時代は不透明感を増し、人々は不安感を募らせております。しかし、いかに厳しい変動期にあっても、市民の英知と創意を結集し、時代の変化に適切、果断に対応しながら、希望に満ちた新世紀への歩みを着実に進めていかなければなりません。
このような時代認識のもと、平成十年度は新世紀にふさわしい理念と展望を持つ基本計画のスタートの年として、厳しい
経済情勢を乗り越え、希望に満ちた明るい未来を切り開くための
取り組みを進めました。
すなわち、
地域経済の回復に向け、
総合地域経済対策を緊急に実施する一方、21
世紀都市・仙台の
土台づくりとして、新たな骨格交通となる
東西交通軸の事業化への
取り組みを進めるとともに、本市の未来を支える確かな
行財政基盤を築くための新
行財政改革推進計画を策定いたしました。また、二十一世紀を見据えた緑の
戦略プロジェクトとして、百年の
杜づくり推進事業を開始するとともに、情報・
産業プラザを中心とした
起業家支援など、都市の活力を支える産業振興や
情報化推進に取り組んでまいりました。さらに、
江沢民中国国家主席の御来仙や
国際経済交流サミット仙台会議の開催などを通じ、
国際都市・仙台を内外に大いにアピールし、本市の
シティーセールスを積極的に展開してまいりました。
さて、平成十一年度は、名実ともに百万都市となり、二十一
世紀型都市への転換のための足場を固めるとともに、東北と
仙台都市圏の自立的な発展を支える
中枢都市として、大いなる飛躍を期する年であります。
新年度におきましては、第一に、今直面する喫緊の課題に持てる力のすべてを傾注して
取り組み、先行きの見えない閉塞感の払拭に努めるとともに、あすの仙台へのしっかりとした土台を築き上げてまいります。
特に景気の低迷が長期化している今、活力にあふれ心安らかに暮らすことのできる
まちづくりに全力で取り組む必要があります。そのため、
地域産業への
金融支援の拡充、強化により、経営基盤の強化や雇用環境の改善などを図るとともに、厳しい
生活環境に置かれた勤労者を応援する施策を推進いたします。あわせて、財政再建の
集中改革期間中ではあるものの、
地域戦略プランによる国費の重点配分や国の三次補正の
積極的活用など、さまざまな手法により財源を確保しながら、地域の
景気対策に必要とされる公共事業の推進に努め、社会資本の整備と
地域経済の活性化に向けた施策を積極的に展開してまいります。
また、厳しい
経済情勢を踏まえ、より一層効率的な
行財政運営への
取り組みが必要である今、業務の民間委託や職員定数の削減などを実施し、
行政運営体制の簡素・効率化を図り、職員一人一人が市民の目の高さに立ち、一丸となって
行財政改革の推進に取り組んでまいります。
第二に、いかに厳しい財政状況にあっても、希望に輝くあすの仙台への飛躍のための確かな布石となる事業につきましては、確固たる信念を持って着実に進める所存であります。
まず、二十一世紀型の
都市づくりとして、
軌道系交通機関を基軸とした市街地の有効活用を図り、豊かな
自然環境との共生を図るコンパクトな
都市づくりへの転換に向けて、まとまりのある
都市構造の形成を図るとともに、それを支える質の高い
総合交通体系の整備を、都市圏における広域的な
都市機能の連携強化も視野に入れながら進めてまいります。
また、本市の独自性を確立し、厳しい
都市間競争の中で本市の
持続的発展を可能とする方策の一つとして、
地球的視点に立った未来への投資が必要とされるさまざまな環境問題に取り組むとともに、百年の
杜づくりを進めるなど、個性と魅力ある
まちづくりを進めてまいります。
さらに、安心の
まちづくりの中心である福祉の充実を図るため、
介護保険制度の円滑な実施に向けた
取り組みを進めることはもちろん、市民のニーズにこたえたきめ細かな施策の展開を図ってまいります。
私は、市長就任以来今日まで、常に市民の目の高さに立った
まちづくりを進めてまいりましたが、都市の運営には行政と市民との協働・連携は欠かすことのできないものであります。特に、
市民活動サポートセンターが開設される本年を、実質的な
パートナーシップの展開を始める
市民協働元年と位置づけ、市民の主体的で公益的な活動を積極的に支援するなど、市民との
パートナーシップによる活力のある
まちづくりをさらに推進する所存であります。
続きまして、以上のような考えに基づき、新年度に実施する重点施策の概要について、御説明いたします。
第一の柱は、「
地球的交流の要となる新しい
中枢都市・仙台」の実現のための施策であります。
特に、
地域産業への
金融支援の拡充強化は緊要の課題であり、
制度融資枠の十分な確保に努め、
中小企業育成融資制度における振興資金の
貸付限度額の大幅な引き上げや貸付期間の延長を実施するなど、質量ともに支援体制を充実いたします。あわせて、変貌する経済動向やニーズに柔軟に対応していくため、
産業活性化施策の具体的な
行動プランを策定して、企業と行政の協働・連携を一層推進し、
地域産業の自立性と創造性を高めていくほか、
地球的交流時代における競争条件の変化に対応するため、中小企業の
ISO国際規格認証取得への
助成制度を創設し、地元企業の
国際競争力の強化を図ってまいります。
次に、二十世紀社会のさまざまな構造のゆがみが顕在化している状況にあって、
都市づくりには大きな方向転換が必要であります。豊かな杜の中で質の高い
都市活動が営まれる二十一世紀型の
コンパクトシティ仙台の構築に向け、戦略的な施策を展開いたします。
その一方のかなめとなる、まとまりのある集約型の
市街地形成に向け、特に
自然環境が豊かな地域において適正な
土地利用の規制、誘導を図る
都市利用調整システムの構築に
取り組み、二十一世紀に向けた新たな
都市空間形成を推進するほか、
中心市街地活性化基本計画の策定など、都心の強化、拡充を図るとともに、長町地区などの
拠点整備を進め、高次な
都市機能が連携する
都市構造の構築を図ってまいります。
もう一方のかなめは、都市内における高度な移動性の実現に向けた
アクセス三十分構想の積極的な
取り組みであります。その大きな柱である
東西線事業を推進し、拠点間の連携を高め、活力ある
都市活動を支える
軌道系骨格交通軸の構築を目指すとともに、パーク・アンド・ライドなどへの
取り組みや
仙台南部道路を初めとする
幹線道路網の整備、
地下鉄南北線の機能増強に向けた泉中央駅の改修などを進め、交通機関と道路網が有機的に機能、連携する
総合都市交通体系の構築を推進いたします。
仙台空港アクセス鉄道につきましては、
仙台都市圏の
総合交通体系の整備という広域的な観点に立って、県と市の適切な役割分担のもとに、その推進を図ってまいります。
さらに、国際性を有する観光拠点としての機能強化を図るため、
仙台城艮櫓の
復元整備や
観光サインの整備、
観光シティループバスの運行など、新たな観光の
魅力づくりを進めるとともに、将来にわたる仙台の
食糧生産機能維持に向け、意欲ある農業者の育成に向けた支援策の着実な推進を図るなど、
都市型農業の振興を目指す所存であります。
第二の柱は、「やさしさと健やかさに満ちた市民のまち・仙台」の実現のための施策であります。
まず、輝くあすの仙台の土台となる
市民主体の個性ある
地域づくりを行ってまいります。市民の自発的な
公益活動を支援するため、
市民公益活動に関する条例を制定するとともに、
市民活動サポートセンターを設置し、さまざまな分野のNPOや
ボランティアを初めとする市民が生き生きと活動できる
環境づくりを進めるほか、市民の自主的な活動を支援する
まちづくり活動企画コンペを開始するなど、
市民主体の創造的な
まちづくりを積極的に支援いたします。
次に、すべての市民が、年齢、障害の有無、性別などにかかわらず、人間的に尊重されながらともに生きることのできる
環境づくりを進めてまいります。特に、
国際高齢者年の意義ある年に当たり、新たな心構えで、高齢者が生き生きと暮らすことのできる
高齢社会の実現に向けた施策の推進を図ってまいります。実施を目前に控えた
介護保険制度につきましては、その円滑な導入に向け、
介護保険事業計画の策定、制度に関する広報の実施、実施体制の整備など、万全の準備を進めるとともに、
介護保険制度施行を視野に入れた
高齢者保健福祉計画の見直しを行ってまいります。また、我が国初の
高齢者痴呆介護研究センターの整備を支援し、
痴呆性高齢者対策の
基礎づくりを推進いたします。
障害者が自立した生活を安心して送ることができる
環境づくりにつきましては、地域における一貫した支援を行うため、
ケアマネジメントを含む総合的な
相談事業をモデル実施するとともに、障害の早期発見、早期対応から始まる生涯ケアの中核となる
地域療育センターや障害者の交流拠点となる
宮城野障害者福祉センターの整備に着手いたします。あわせて、障害者の社会参加を促進するため、企業と福祉団体が連携して販売現場で行う実践的な
就労訓練事業を支援いたします。
男性と女性がともに助け合いながら、あすの仙台を支えていく子供たちを安心して産み育てていくための
環境づくりにつきましては、増加する保育需要に速やかに対応するため、
認可保育所の整備などにより、一万人
保育体制の実現を前倒しするとともに、一時保育の拡充や
家庭保育室における休日及び夜間保育への
助成制度の創設など、多様なニーズにこたえる
保育サービスの拡充を図り、子育てと就労の両立支援を進めてまいります。あわせて、保育所における
地域子育て支援事業の拡充などにより、地域において子育てを支援していく
仕組みづくりを推進いたします。
さらに、百万市民の健康水準の向上を目指す
仙台健康づくり構想二〇二〇の具現化に向け、市民の
健康づくりのための
ネットワーク形成に取り組むほか、すべての市民が安全に安心して暮らすことができるよう、青葉休日診療所と
石名坂急病診療所を移転整備し、休日と夜間の
初期救急医療の充実強化を図るとともに、
消防ヘリポートの整備や
消防ヘリコプターによる救急活動の拡充などに
取り組み、災害に強い安全な
都市づくりを着実に推進いたします。
あわせて、いわゆる
ポイ捨て禁止条例の制定により、ごみのない清潔なまちをつくる
環境美化促進事業を市民、企業、行政の協働のもとに推進し、質の高い快適な
生活環境づくりを進めてまいります。
第三の柱は、「
地球環境時代を先導する悠久の杜の都・仙台」の実現のための施策であります。
まず、私たちが先人から引き継ぎ、誇りとする杜の都の風土をあすへ継承していくため、人口百万人達成を記念する市民植樹を第一歩に、あらゆる機会をとらえて、市民総参加による百年の
杜づくりを本格的に推進するとともに、市民と森林ふれあい事業に
取り組み、地域の自然と共生する
まちづくりを進めてまいります。
次に、杜の都や学都としての蓄積を生かし、地球環境問題の解決に向けた先導的な
取り組みを推進してまいります。
環境マネジメントシステムの
国際規格を平成十一年度中に取得するとともに、今泉工場の改修など、
ダイオキシン類の発生防止に向けた
取り組みを強力に推進し、本市みずから環境負荷の低減に積極的に貢献するほか、ごみ減量・リサイクルの推進に向けた
指導啓発体制の強化を図り、市民全体での
地球環境保全に向けた
取り組みを進めてまいります。また、
ヘルシンキ市において、仙台・
ヘルシンキ都市セミナー99を開催し、国際的な連携のもとに環境問題への
市民意識啓発を図るとともに、従来、焼却処理されていた生ごみなどの
資源化施設の整備に着手し、環境に優しい
循環型都市づくりを一層推進いたします。
第四の柱は、「未来を創造する世界の学都・仙台」の実現のための施策であります。
まず、到来しつつある
高度情報化社会に対応するため、情報・
産業プラザを活用拠点の一つとする列島縦断型の超高速大
容量情報ネットワークを開放して、産・学・官の研究開発を広く推進するほか、学校における情報教育の充実のため、
教育情報ネットワークを拡充するなど、あすの仙台を創造する
知識情報社会の形成に取り組んでまいります。
次に、すべての市民が創造力と心の豊かさをはぐくむことのできる生涯学習社会の実現を目指す
教育ビジョンの策定に鋭意取り組むとともに、主体的で自律的な特色ある
学校づくりのため、スクールドリームプランを推進するなど、未来の市民をはぐくむ教育の充実に努めるほか、
太白図書館の開館など、市民の主体的な生涯学習機会の創出を推進してまいります。
さらに、楽都の誇りである
仙台フィルハーモニー管弦楽団の初の海外公演を支援するほか、二十一世紀と軌を一にする仙台開府四百年に向け、杜の都の新たな百年の幕あけを祝い、心のふるさとの杜を市民とともに築き上げるため、各種の記念事業を鋭意推進するなど、未来に継承すべき豊かな
都市文化の創造を図ってまいる所存であります。
以上、新年度に当たりましての私の市政運営の所信の一端と施策の大綱について御説明申し上げましたが、
議員各位並びに市民各位の格段の御理解と御協力をお願い申し上げる次第でございます。
なお、提出いたしております平成十一年度各
会計予算案の概要並びに条例その他の各案件及び平成十年度各
会計補正予算案につきましては、引き続き加藤助役から説明いたさせたいと存じます。
提案いたしております各案件につき、何とぞ慎重御審議の上、御賛同賜りますようお願い申し上げます。
〔助役
加藤義雄登壇〕
13: ◯助役(加藤義雄)市長にかわりまして、提案いたしております平成十一年度予算案及び条例案などについて御説明申し上げます。
初めに、平成十一年度予算案について御説明申し上げます。
我が国の経済は、
金融機関の経営破綻などが相次ぎ、それに伴う個人消費を初めとした最終需要が縮小するなど、景気は依然として低迷状態が続いており、極めて厳しい状況にあります。
本市におきましては、市債残高が急増し、公債費などの
義務的経費が年々増加しており、財政の硬直化が懸念されますが、一刻も早い
地域経済の回復が当面の課題であるとの認識から、これまで数次にわたって
総合地域経済対策のための補正予算を編成し、さまざまな施策に取り組んできたところであります。
平成十一年度におきましては、長引く景気の低迷による市税収入の大幅な落ち込みに加え、大規模で恒久的な減税が実施される中にあって、引き続き
景気対策に配慮するとともに、施政方針に掲げております四つの柱を実現するため、限られた財源を重点的に投下することを基本として予算編成を行ったところであります。
この結果、平成十一年度の予算規模は、
一般会計四千二百九十六億二千万円、
特別会計二千六十九億六千四百余万円、
企業会計二千二百十九億三千二百余万円となっており、前年度当初予算に比較して、
一般会計三・二%増、
特別会計七・二%増、
企業会計〇・六%増であり、総額で三・四%の増となっております。
平成十一年度当初予算の概略について、以下御説明を申し上げます。
初めに、第一の柱であります「
地球的交流の要となる新しい
中枢都市・仙台」のための施策に関しましては、総務費におきまして、
中心市街地活性化基本計画策定に一千百余万円、
土地利用調整システム構築に九百余万円、
仙台空港国際化等推進に千二百余万円、
仙台国際貿易港の振興に千二百余万円、
国際姉妹都市交流等に千三百余万円を計上しております。
経済費におきましては、
産業活性化プラン推進に百余万円、
Eメール企業市民だより事業に五百万円、
産業情報整備に二千二百余万円、
地域産業金融支援に百三十億八千九百余万円、
オリジナル製品等開発助成に一千二百万円、
ISO国際規格認証取得助成に七百万円、
商店街ブラッシュアップ事業助成に一千万円、
国際経済交流に一千六百余万円、
仮称秋保文化の
里センター建設に四億一千二百余万円、
観光シティループバスに一千五百余万円、
仙台城艮櫓復元整備に一千九百余万円、
観光サイン整備に二千三百万円、
定義地区観光・
交流施設建設に一億一千万円、
観光地トイレ整備推進に一千九百余万円、
農業担い手育成に九百余万円、
都市農村交流に一千百余万円を計上しております。
土木費におきましては、
仙台城石垣修復に九億五百余万円、
仙台空港アクセス鉄道出資に一千九百万円、
アクセス三十分構想推進に六千七百余万円、
東西線整備推進に二億六千三百余万円、市街地再開発に一億九千八百余万円、長町副
都心地区土地区画整理に六十一億四百余万円、
組合土地区画整理に二十三億七千余万円、仙台港
背後地土地区画整理に七億五千七百余万円、
都市計画街路事業に百九十七億五千六百余万円、
仙台南部道路整備に十二億八百万円、
国直轄道路事業負担金に六十一億円、仙台駅
東西地下自由通路整備に三十二億四千百万円、
仙石線連続立体交差事業に二十二億八千三百余万円を計上しております。
都市改造事業特別会計におきましては、仙台駅東第二
地区土地区画整理に三十一億四千四百余万円、仙台駅北部第一南地区再開発に三億四百余万円、
荒井地区土地区画整理に二十七億五千二百余万円、富沢駅
周辺地区土地区画整理に八億六千二百余万円を計上しております。
諸支出金におきましては、
自動車運送事業補助等に四十三億四千三百余万円、
高速鉄道事業補助等に二十四億一千七百余万円を計上しております。
自動車運送事業会計におきましては、百八十二億八千五百余万円、
高速鉄道事業会計におきましては、二百九十三億九千三百余万円を計上しております。
次に、第二の柱であります「やさしさと健やかさに満ちた市民のまち・仙台」のための施策に関しましては、市民費におきまして、
市民公益活動支援に一億六千七百余万円、
仮称女性センター整備推進に二百余万円、
民間シェルター活動支援に二百余万円、コミュニティ・
センター建設に二十四億二千六百余万円、
戦災復興記念館施設整備に十一億二百余万円、
勤労者融資預託に十一億四千七百万円を計上しております。
健康福祉費におきましては、ひとにやさしい
まちづくり推進に八億九百余万円、
ボランティア活動支援に五千百余万円、
地域福祉権利擁護に五百余万円、障害者一一〇番に五百余万円、
障害者総合相談ケアマネジメントモデル事業に一千八百余万円、第一回
全国障害者スポーツ大会開催準備に四千六百余万円、
障害者地域生活支援に三千八百余万円、
知的障害者販売業務等訓練に六百余万円、
障害児放課後ケア支援に四百余万円、
障害者福祉施設整備費助成に九億一千九百余万円、
仮称宮城野障害者福祉センター建設に二千六百余万円、
仮称北部地域療育センター建設に三千百万円、
高齢化社会対策企画調査に二千四百余万円、
介護保険制度実施体制等整備に五億五千余万円、
デイサービス運営に十九億四千余万円、
ホームヘルプサービス運営に十七億百余万円、在
宅配食サービス事業助成に六百余万円、
老人福祉施設整備費助成に二十一億余万円、
老人保健施設整備費助成に四千万円、
成人健康診査に十四億九千四百余万円、
仮称郡山老人福祉センター及び
デイサービスセンター建設に二億七千三百余万円、
家庭保育室助成に二億八千三百余万円、
事業所内保育施設助成に四千五百余万円、
家庭保育福祉員に七千五百余万円、一時保育に一千九百余万円、
保育所地域子育て支援に二千七百余万円、
私立保育所施設整備費等助成に一億二千四百余万円、
ひとり親家庭対策に五百余万円、
公立保育所施設整備に八千二百余万円、病後
児デイサービスに一千七百余万円、
児童館ブランチ事業に九百余万円、
児童館障害児受入れモデル事業に三百余万円、
児童館建設に二億三百余万円、
動物管理センター施設整備に七億七千五百余万円、新
葛岡斎場建設に一億六千八百余万円、
石名坂急病診療所移転建設に二億余万円、
北部急患診療所整備に六億一千三百余万円を計上しております。
環境費におきましては、
環境美化促進に一千八百余万円を計上しております。
土木費におきましては、
市営住宅建設に十億二千百余万円、道路新設改良事業に百八十三億八千四百余万円、橋りょう整備に二十三億七千七百余万円、河川整備に十一億一千三百余万円、道路橋りょう防災対策に五億六千五百余万円を計上しております。
消防費におきましては、コミュニティ消防
センター建設に五千五百余万円、消防署所整備に六億三千百余万円、ヘリポート整備に二億七千六百余万円、ヘリコプター救急医療システム整備に一千二百余万円、防災対策に三億五千余万円を計上しております。
教育費におきましては、市民
センター建設に十二億六千百余万円を計上しております。
諸支出金におきましては、水道事業補助等に十二億四千七百余万円、病院事業補助等に三十億四千六百余万円を計上しております。
国民健康保険事業
特別会計におきましては、四百六十八億九千八百余万円を計上しております。
中央卸売市場事業
特別会計におきましては、中央卸売市場施設整備に九億八千三百余万円を計上しております。
老人保健医療事業
特別会計におきましては、六百三十七億三千三百余万円を計上しております。
農業集落排水事業
特別会計におきましては、農業集落排水施設建設に五億余万円を計上しております。
新墓園事業
特別会計におきましては、仮称泉の森墓園整備に七億八千余万円を計上しております。
下水道事業会計におきましては、下水道建設改良に二百三十三億七千四百余万円を計上しております。
水道事業会計におきましては、四百九十一億四千余万円、ガス事業会計におきましては、五百六億七千五百余万円、病院事業会計におきましては、百三十六億六千七百余万円を計上しております。
次に、第三の柱であります「
地球環境時代を先導する悠久の杜の都・仙台」のための施策に関しましては、環境費におきまして、ごみ減量・リサイクル推進に十四億二千四百余万円、ダイオキシン対策推進に二十六億九百余万円、
環境マネジメントシステムISO認証取得に千四百余万円、環境影響評価制度推進等に一千余万円、
地球温暖化対策推進に五千七百余万円、自動車公害防止対策に一千三百余万円、仙台・
ヘルシンキ都市セミナー99開催に二千四百余万円、仮称松森工場建設に七十三億一千五百余万円、有機性廃棄物堆肥化モデル施設建設に一億一千八百万円を計上しております。
経済費におきましては、市民と森林ふれあい事業に四百余万円を計上しております。
土木費におきましては、百年の
杜づくり推進等に三千六百余万円、公共施設等緑化に三億五百余万円、民有地緑化推進に六千余万円、保存緑地等買い取りに四億六千四百余万円、公園整備に七十三億一千九百余万円を計上しております。
次に、第四の柱であります「未来を創造する世界の学都・仙台」のための施策に関しましては、総務費におきまして、二〇〇二年ワールドカップサッカー大会開催支援に一千百万円、仙台開府四百年記念事業推進に二百余万円、Jリーグチーム推進に八千万円、大学整備促進に八億一千六百万円を計上しております。
市民費におきましては、
仙台フィルハーモニー管弦楽団海外公演に四千百余万円、支倉常長渡欧オペラ公演に三千九百余万円、仮称若い音楽家のための仙台国際コンクール開催準備に五千余万円、古典芸能振興に百余万円、太白区文化センター整備に十六億三千八百余万円を計上しております。
教育費におきましては、
教育ビジョン策定に百万円、特色ある教育・
学校づくり推進(スクールドリームプラン)に二百余万円、スクールハートケア事業に一億一千五百余万円、学校
情報化推進に五億九千八百余万円、学校建設に七十三億二千五百余万円、仙台工業高等学校管理棟等改築に五億七千余万円、新市民ギャラリー等(仮称せんだいメディアテーク)建設等に六十四億五千四百余万円、第五十六回国民体育大会開催準備に一億余万円、泉総合運動場屋根付多目的グラウンド建設に五十八億九千余万円、泉総合運動場サッカー場整備に一千三百余万円、仮称川内テニスコート整備に四億四千二百余万円、荒巻学校
給食センター改築基本設計等に二千余万円を計上しております。
以上が新年度予算の概要でございますが、本市を取り巻く行財政状況は今後一層厳しさを増すことが予想され、将来とも活力ある市政の運営を可能にし、次世代に過大な負担を残さないためにも、市債や基金に依存しない財政構造を早急に実現することが必要であります。このため、新
行財政改革推進計画に基づく
行財政改革に積極的に
取り組み、健全な
行財政運営に努めてまいる所存であります。
以上をもちまして、新年度予算の概略説明とさせていただきます。
次に、条例案その他の各案件について、概略御説明申し上げます。
初めに、第三十三号議案仙台市外部監査契約に基づく監査に関する条例でありますが、これは、外部監査契約に基づく監査に関し必要な事項を定めるため、新たに条例を制定しようとするものであります。
次は、第三十四号議案仙台市
市民公益活動の促進に関する条例でありますが、これは、
市民公益活動の促進に関し必要な事項を定めるとともに、
市民活動サポートセンターを設置するため、新たに条例を制定しようとするものであります。
次は、第三十五号議案仙台市感染症診査協議会条例でありますが、これは、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律の規定に基づき設置する感染症診査協議会に関し必要な事項を定めるため、新たに条例を制定しようとするものであります。
次は、第三十六号議案ごみの散乱のない快適な
まちづくりに関する条例でありますが、これは、ごみの散乱の防止のため自主的に活動する団体に対する支援を行うこと等により、ごみの散乱のない快適な
まちづくりを推進するため、現行条例を改正しようとするものであります。
次は、第三十七号議案仙台市職員定数条例の一部を改正する条例でありますが、これは、市長の事務部局及び交通局の職員の定数を減少させるため、現行条例の一部を改正しようとするものであります。
次は、第三十八号議案仙台市市税条例の一部を改正する条例でありますが、これは、市税の減免の申請期限を延長するとともに、固定資産税及び都市計画税の納期について、平成十一年度における特例を設けるため、現行条例の一部を改正しようとするものであります。
次は、第三十九号議案仙台市若林区文化センター条例の一部を改正する条例でありますが、これは、太白区文化センターを設置するとともに、条例の題名を仙台市区文化センター条例に改めるため、現行条例の一部を改正しようとするものであります。
次は、第四十号議案仙台市泉文化創造センター条例の一部を改正する条例でありますが、これは、泉文化創造センターの駐車場を整備することに伴い、その使用料を徴収することができるようにするため、現行条例の一部を改正しようとするものであります。
次は、第四十一号議案仙台市コミュニティ・センター条例の一部を改正する条例でありますが、これは、東六コミュニティ・センターの位置を変更するため、現行条例の一部を改正しようとするものであります。
次は、第四十二号議案仙台市国民健康保険条例の一部を改正する条例でありますが、これは、国民健康保険法及び同法施行令の改正に伴い、一般被保険者に係る保険料の賦課総額の算定の基礎となる項目を変更するとともに、平成十一年度分の保険料の賦課額が確定するまでの間における保険料の納付額について特例を設ける等のため、現行条例の一部を改正しようとするものであります。
次は、第四十三号議案仙台市児童福祉施設条例の一部を改正する条例でありますが、これは、太白区中央児童館及び田子児童館を設置するとともに、児童福祉法の改正に伴い所要の規定整備を行うため、現行条例の一部を改正しようとするものであります。
次は、第四十四号議案仙台市心身障害者扶養共済制度条例等の一部を改正する条例でありますが、これは、精神薄弱の用語の整理のための関係法律の改正に伴い、関係条例について所要の規定の整備を行うため、現行条例の一部を改正しようとするものであります。
次は、第四十五号議案仙台市休日夜間診療所条例の一部を改正する条例でありますが、これは、青葉休日診療所の位置を変更し、その名称を改めるため、現行条例の一部を改正しようとするものであります。
次は、第四十六号議案仙台市農業集落排水事業条例の一部を改正する条例でありますが、これは、新川地区を新たに農業集落排水事業の処理区域とするとともに、北赤石地区及び南赤石地区の農業集落排水事業の処理区域を拡大するため、現行条例の一部を改正しようとするものであります。
次は、第四十七号議案仙台市駐車場条例の一部を改正する条例でありますが、これは、駐車場の管理を本市が出資している法人に委託することができるようにするため、現行条例の一部を改正しようとするものであります。
次は、第四十八号議案仙台市道路占用料条例の一部を改正する条例でありますが、これは、電線共同溝に係る道路の占用料に関し必要な事項を定めるため、現行条例の一部を改正しようとするものであります。
次は、第四十九号議案仙台市下水道条例及び仙台市地域下水道条例の一部を改正する条例でありますが、これは、特定事業場からの下水の排水基準及び除害施設の設置を要する下水の水質の基準を緩和するとともに、水質に応じて使用料が加算される工場、事業所等の範囲を縮小するため、現行条例の一部を改正しようとするものであります。
次は、第五十号議案仙台市消防団員に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、非常勤の消防団員の職務報酬の額を引き上げるため、現行条例の一部を改正しようとするものであります。
次は、第五十一号議案仙台市火災予防条例の一部を改正する条例でありますが、これは、精神薄弱者福祉法及び学校教育法の改正にあわせ、所要の規定の整備を行うため、現行条例の一部を改正しようとするものであります。
次は、第五十二号議案仙台市学校条例の一部を改正する条例でありますが、これは、高等学校の授業料及び証明手数料を改定するとともに、仙台市立大倉中学校及び仙台市立熊ケ根中学校を統合し、仙台市立広陵中学校を設置するため、現行条例の一部を改正しようとするものであります。
次は、第五十三号議案仙台市体育施設条例の一部を改正する条例でありますが、これは、若林日辺グラウンドを設置するため、現行条例の一部を改正しようとするものであります。
次は、第五十四号議案仙台市視聴覚教材センター条例の一部を改正する条例でありますが、これは、視聴覚教材センターの位置を変更するため、現行条例の一部を改正しようとするものであります。
次は、第五十五号議案仙台市図書館条例の一部を改正する条例でありますが、これは、
太白図書館を設置するとともに、図書館の管理の一部を公共的団体に委託することができるようにするため、現行条例の一部を改正しようとするものであります。
次は、第五十六号議案仙台市市民センター条例の一部を改正する条例でありますが、これは、太白区中央市民センター及び田子市民センターを設置するとともに、長町市民センターを廃止するため、現行条例の一部を改正しようとするものであります。
次は、第五十七号議案仙台市ガス事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、ガス需要の増大に伴い、ガス事業の需要家戸数及び一日最大供給量を変更するとともに、所要の規定の整備を行うため、現行条例の一部を改正しようとするものであります。
次は、第五十八号議案仙台市ガス供給条例の一部を改正する条例でありますが、これは、最近の規制緩和の動向を考慮し、管理者が定める簡易な内管工事について管理者の認定を受けた事業者が行うことができるようにするとともに、所要の規定の整備を行うため、現行条例の一部を改正しようとするものであります。
次は、第五十九号議案仙台市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律の制定に伴い、所要の規定の整備を行うため、現行条例の一部を改正しようとするものであります。
次は、第六十号議案工事委託契約の締結に関する件でありますが、これは、東北縦貫自動車道と
仙台南部道路との接続工事について、工事委託契約を締結することにつき、お諮りするものであります。
次は、第六十一号議案及び第六十二号議案の財産の取得に関する件でありますが、第六十一号議案は海岸公園用地を、第六十二号議案は中学校教育用コンピューターを、それぞれ取得することにつき、お諮りするものであります。
次は、第六十三号議案及び第六十四号議案の損害賠償の額の決定に関する件でありますが、第六十三号議案は、生出小学校において発生した児童の負傷事故に関し、第六十四号議案は、市営バスの急停車により発生した乗客の負傷事故に関し、それぞれ損害賠償の額を定めることにつき、お諮りするものであります。
次は、第六十五号議案地方自治法第二百四十二条の二第一項第四号の規定による訴訟に係る費用の負担に関する件でありますが、これは、住民訴訟の被告とされた職員個人が勝訴したことにより、その訴訟に係る費用を負担することにつき、お諮りするものであります。
次は、第六十六号議案全国自治宝くじ事務協議会規約の変更の協議に関する件及び第六十七号議案関東・中部・東北自治宝くじ事務協議会規約の変更の協議に関する件でありますが、これらは、各自治宝くじ事務協議会規約の変更について協議することにつき、お諮りするものであります。
次は、第六十八号議案事務の受託の廃止の協議に関する件でありますが、これは、塩竈市ほか十二市町村の伝染病予防法に定める伝染病患者の診療に関する事務の本市の受託を平成十一年四月一日をもって廃止することについて協議することにつき、お諮りするものであります。
次は、第六十九号議案包括外部監査契約の締結に関する件でありますが、これは、平成十一年度の包括外部監査契約を締結することにつき、お諮りするものであります。
次は、第七十号議案市道路線の認定及び廃止に関する件でありますが、これは、国見六丁目一号線外二十一路線を市道として認定し、谷地道線外二路線を廃止することにつき、お諮りするものであります。
次は、第七十一号議案
専決処分事項に関する件でありますが、これは、地域振興券交付事業の実施に伴う平成十年度
一般会計補正予算に関し、急旋を要したため専決処分いたしましたので、御報告申し上げ、御承認をお願いいたすものであります。
引き続き、平成十年度各
会計補正予算案につきまして概略御説明を申し上げます。
初めに、第一号議案平成十年度仙台市
一般会計補正予算でありますが、総務費におきましては、仙台空港整備事業費負担金及び市政情報提供システム整備費を計上いたしますとともに、財政調整基金積立金の追加、地域
情報化推進等に要する経費の追加及びコミュニティ・センター施設整備費の追加を計上いたしましたほか、地域総合整備資金貸付事業、地域
情報化推進事業、市政情報提供システム整備事業、コミュニティ・
センター建設等事業及び地域振興券交付事業につきまして、繰越明許費の措置を講じております。民生費におきましては、
高齢者痴呆介護研究センター等建設費補助金を計上いたしますとともに、私立保育所建設費補助金の追加を計上いたしましたほか、ひとにやさしい
まちづくり推進事業、ひとにやさしい
まちづくり施設改善事業、身体障害者療護施設建設費助成事業、
高齢者痴呆介護研究センター等建設費助成事業、私立保育所建設費助成事業及び
児童館建設事業につきまして、繰越明許費の措置を講じております。衛生費におきましては、
ダイオキシン類発生防止対策事業費の追加を計上いたしましたほか、新
葛岡斎場建設実施設計、合併処理浄化槽設置費助成事業及び
ダイオキシン類発生防止対策事業につきまして、繰越明許費の措置を講じるとともに、
ダイオキシン類発生防止対策事業につきまして、債務負担行為の補正措置を講じております。農林費におきましては、土地改良事業費助成事業及びため池等整備事業につきまして、繰越明許費の措置を講じております。商工費におきましては、
仙台城艮櫓復元基本設計につきまして、繰越明許費の措置を講じております。土木費におきましては、道路新設改良費の追加、河川費の追加、交通施設バリアフリー化設備整備費補助金、
都市計画街路事業費の追加、組合等土地区画整理資金貸付金の追加、仙台港
背後地土地区画整理事業負担金の追加、都市整備基金積立金の追加及び公園整備費の追加を計上いたしております。また、建設副産物再利用促進対策立案調査事業、道路維持事業、橋りょう整備事業、橋りょう維持事業、市街灯設置事業、河川改修事業、交通施設バリアフリー化設備整備費助成事業、都市計画マスタープラン策定調査事業、市街地再開発事業、土地区画整理事業推進事業、百年の
杜づくり行動計画策定事業、
市営住宅建設事業及び既設公営住宅住戸改善事業につきましては繰越明許費の措置、道路新設改良事業、都市計画街路整備事業及び公園整備事業につきましては、繰越明許費の補正措置を講じますとともに、橋りょう整備費、
都市計画街路事業及び組合等土地区画整理推進事業につきましては、債務負担行為の措置、河川改修事業につきましては、債務負担行為の補正措置を講じております。教育費におきましては、耐震補強事業費の追加及び学校開放施設整備費の追加を計上いたしております。また、学校用地整備事業、耐震補強事業、市民
センター建設事業、学校開放施設整備事業、仮称若林区運動広場整備事業及び仮称川内テニスコート整備事業につきまして、繰越明許費の措置を講じております。災害復旧費におきましては、農林施設災害復旧事業につきまして、繰越明許費の措置を講じております。諸支出金におきましては、バス活性化システム整備費等補助金を計上いたしますとともに、上水道水源開発事業等に対する出資金の追加を計上いたしましたほか、バス活性化システム整備費等助成事業及び上水道安全対策事業出資につきまして、繰越明許費の措置を講じております。
なお、各款にわたり、補助事業認証決定見込み等による減額及び起債許可額決定見込み等に伴う財源補正の措置を講じておりますが、これらにつきましては説明を省略させていただきます。
以上、
一般会計補正予算の概要について御説明申し上げましたが、補正総額は五十七億七千百余万円となり、これら歳出予算の財源につきましては、地方交付税、国庫支出金、市債等をもって充てるべく所要の措置を講じております。
次は、第二号議案平成十年度仙台市
都市改造事業特別会計補正予算でありますが、これは、荒井地区事業費につきまして、補助事業費の追加を計上いたしましたほか、駅北部第一南地区事業費及び富沢駅周辺地区事業費につきまして、補助事業認証決定見込み等による減額の措置を講じております。また、荒井地区事業費につきまして、単独事業費の減額及び起債許可額決定見込み等による財源補正の措置を講じますとともに、公債費につきまして、起債許可額決定見込みによる財源補正の措置を講じております。また、駅東第二
地区土地区画整理事業、荒井土地区画整理事業及び富沢駅
周辺地区土地区画整理事業につきまして、繰越明許費の措置を講じております。
次は、第三号議案平成十年度仙台市国民健康保険事業
特別会計補正予算でありますが、これは、退職被保険者の療養給付費の追加を計上いたしますとともに、一般管理費、一般被保険者の療養給付金、老人保健医療費拠出金及び老人保健事業費拠出金につきまして、減額措置を講じております。また、保険料の減免等による財源補正の措置を講じております。
次は、第四号議案平成十年度仙台市中央卸売市場事業
特別会計補正予算でありますが、これは、本場運営費につきまして、立体駐車場整備費補助金の減額及び補助事業認証決定見込みによる財源補正の措置を講じますとともに、立体駐車場整備費助成事業につきまして、繰越明許費の措置を講じております。
次は、第五号議案平成十年度仙台市公共用地先行取得事業
特別会計補正予算でありますが、これは、都市計画街路用地の
一般会計引き取りにより、
一般会計繰出金の追加及び公債費につきまして、公共用地先行取得事業債繰上償還金を計上いたしております。
次は、第六号議案平成十年度仙台市老人保健医療事業
特別会計補正予算でありますが、これは、
一般会計繰出金につきまして、平成九年度老人医療費の確定による
一般会計立てかえ分の返還に要する経費を計上いたしております。
次は、第七号議案平成十年度仙台市農業集落排水事業
特別会計補正予算でありますが、これは、農業集落排水施設建設事業につきまして、繰越明許費の措置を講じております。
次は、第八号議案平成十年度仙台市公債管理
特別会計補正予算でありますが、これは、公共用地先行取得事業債繰上償還金を計上いたしますとともに、利子の減額措置を講じております。
次は、第九号議案平成十年度仙台市新墓園事業
特別会計補正予算でありますが、これは、仮称泉の森墓園整備事業につきまして、繰越明許費の措置を講じております。
次は、第十号議案平成十年度仙台市下水道事業会計補正予算でありますが、これは、下水道事業収益におきまして、下水道使用料、他会計負担金等の減額、下水道事業費用におきまして、経費、減価償却費、支払利息等の減額並びに資本的収入におきまして、補助事業認証決定見込み等による財源補正の措置を講じております。
次は、第十一号議案平成十年度仙台市
自動車運送事業会計補正予算でありますが、これは、企業債等の増に伴う資本的収入の増額並びに建設改良費の増等に伴う資本的支出の増額につきまして、所要の予算措置を講じております。
次は、第十二号議案平成十年度仙台市
高速鉄道事業会計補正予算でありますが、これは、他会計長期借入金の減に伴う資本的収入の減額につきまして、所要の予算措置を講じております。
次は、第十三号議案平成十年度仙台市水道事業会計補正予算でありますが、これは、給水収益、水道加入金、負担金等の収入減額及び経費、施設改良費、受託配水管工事費等の支出減額等につきまして、所要の予算措置を講じております。
次は、第十四号議案平成十年度仙台市ガス事業会計補正予算でありますが、これは、プロパン販売収入、受取利息、特別損失等の増額並びにガス売上収入、受注工事収入、原材料費、修繕費及び諸経費等のほか、建設改良費、開発費及びこれらに係る企業債等の減額につきまして、所要の予算措置を講じております。
次は、第十五号議案平成十年度仙台市病院事業会計補正予算でありますが、これは、他会計負担金の医業外収益の減額及び経費の医業費用の減額並びに起債許可額決定見込みに伴う財源補正の措置を講じますとともに、建設改良費の減額につきまして、所要の予算措置を講じております。
以上、提案の各案件につきまして概略御説明申し上げましたが、何とぞ慎重御審議の上、御賛同賜りますようお願い申し上げます。
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休会の件
14: ◯議長(
菅原敏秋)お諮りいたします。議案調査のため、二月十六日から十八日までの三日間、休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
15: ◯議長(
菅原敏秋)御異議なしと認めます。よって、二月十六日から十八日までの三日間、休会することに決しました。
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16: ◯議長(
菅原敏秋)お諮りいたします。本日の会議は、この程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
17: ◯議長(
菅原敏秋)御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
なお、本会議は、来る二月十九日定刻再開の予定であります。
本日は、これをもって延会いたします。
午後二時七分延会...