4:
◯委員長 ただいまの
報告に対し、
質問等はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
5:
◯委員長 以上で、
報告事項関係を終了いたしました。
この際、
当局から
報告を受けた
事項以外で、何か
質問等がありましたらお願いいたします。
6:
◯青野登喜子委員 2点だけお伺いしておきます。
一つは
仙台市の
介護保険事業計画策定のための
調査が今行われております。それに対して、
対象になった方の中から複数でいろんな
意見が出ていたものですから、ちょっと確かめておきたいと思いました。
一つは、二通りの
アンケートがありまして、どちらにも共通した
設問があるんですけれど、そこの中の特にこの
介護保険の
事業計画策定の
アンケートの
中身でお尋ねします。
設問17番目のところが、
介護保険制度について知っているかどうかという
設問から始まって、
保険料のことと
サービスの
範囲のことなどに触れて
設問があるんです。
これを見ますと、まず、この
アンケートは厚生省からの指導というか、方針を受けてやるわけですが、この
設問自体は
全国一律のものなのか、それとも
仙台市で新たに
設問を設けた
内容になっているのか、そこのところを最初にお尋ねしたいと思います。
7:
◯介護保険準備室長 ただいまの
問い17、これにつきましては
仙台市独自のものでございます。
8:
◯青野登喜子委員 だとしますと、やはり私もずっとこの
介護保険の導入に当たっては基本的な問題を
指摘しまして、その問題を実施を
準備する間にできる限り国の方に向けても
是正を求めていくべきではないかという
内容にも立ち入って、何度か本
会議質問を行ってきました。そういう
視点から見たときに、この
設問は何を求めているのかということが、受ける側、
対象になる
方々の受けとめている意識との間に物すごい乖離があるということなんです。この
介護保険を導入していくに当たって、いろんな問題についてそれをどうクリアするかという
立場ではなくて、余りにも恣意的な
設問になっているのではないかという
意見なんです。
よく私も見てみましたら、確かに
介護保険制度について知っているか、知っていないかというこの点は問題はないんですが、
保険料と
サービスの水準はどの
程度がよいと思うかという
設問、
一つだけ選ぶんです。それはいろんな
意見の
方々がどこかに答えられるようになっているのが
アンケートの要件だと思うんですけれ
ども、
三つしかないんです。
保険料は多少高くても、十分な
サービスを受けたいと、こういう方もいらっしゃると思うんです。
保険料は余り高くならない
範囲内での
サービスを受けたいという
設問、それから
保険料をできるだけ低く抑え、
必要最低限の
サービスを受けたいと、この
三つしか
設問してないんですね。ところが、さらに
保険料はできるだけ低くなってもらって、
必要最低限ではなくて必要と思われる
サービスを受けたいと、このように
考えていらっしゃる
方々はどこに丸をつけていいんだかわからないと、これは何なんだという
意見なんです。このどこかに
一つつけるということは、何かそこに恣意的なものが働いて、こういう
設問になっているのではないかということがありました。
それからもう
一つの
設問は、1カ月にどの
程度の
自己負担であれば
サービスを受けてもよいと思うかと、これも
一つ丸をつけなさいということです。ここには月5千円
未満からずっとランクがあって、5万
未満、それから5万以上でよい
サービスなら幾ら支払ってもよいとか、
自己負担しなくてはいけないのなら
サービスは受けたくないとか、こういう
設問なんです。ところが、
自己負担なしでよい
サービスを受けたいと
考えていらっしゃる方も相当いらっしゃる。今現に
現行制度は
負担なしで
一定の
制度が行き渡っておりますから、それが有料になるわけですので、それに対しての
意見を求めるものがないんです。
それで私も一体この
アンケートは何のためにとったのかと、
市民の
方々から
大変怒りに近い御
意見をいただいたんです。ですからその点について、これはもう既に
アンケートとして今
皆さんがいろいろ書き込みされておりますので、それを回収し直して、改めてというようなことを求めるわけにもいかない
事態に現時点にありますので、これを今後どう生かしていくかということになると思うんです。その点について非常に不十分な
設問になっているということの
立場に立って、結果のまとめもそういう
視点から見ていく必要があるし、改めて再度補充する
意味で、
介護保険制度についての、
仙台市独自で
設問したというのであれば、もっといろんな
設問をして
利用者の
方々の御
意見を聞いていく
中身がもっと必要なのではないかと思いますので、その点についてどんなふうに
市民の
皆さんの今の御
意見を受けとめていらっしゃるのか、そこの
あたりをお聞きしておきたいと思います。
9:
◯介護保険準備室長 まず
問い17の(2)、(3)につきましての
設問項目の中で、もう
一つ設問が
考えられるのではということですけれ
ども、あくまで受益者
負担ありという前提でもって
設問を設定させていただきましたので、このような形にさせていただいたということでございます。
それから市独自のものであれば、ほかにももっといろいろ
質問が
考えられたのではということでございますけれ
ども、実はほかにもいろいろ我々
検討した
部分がございますが、全体の
質問の
ボリュームの中で大分削った
部分がございます。
一定の
ボリュームでないと
調査対象の方に御
負担をかけるといったようなところで削っておる
部分もございます。
10:
◯青野登喜子委員 この
調査は、大変重要な
基礎資料になっていくものだと思うんです。
介護保険事業計画を
策定するというための
調査ですので、そういうことから見ると、
介護保険制度が持っているいろんな
問題点というのは、既に市の方でも
一定つかんでいらっしゃることだと思うんです。それらを明らかにさせながら、
市民から見てどういう
意見を持っているのかということを求めた上で進めていかないと、本当に
保険はできたけれ
ども介護が伴わないという
実態が出てくるということは今から明らかになっていますので、そこのところをどうしていくかという
視点から
調査も進めていく必要があるし、国に向けてもそういう
立場から
意見を上げていかなければいけない。今はそういう
準備をしなければいけないのではないかということを、
提起を何回もしているんですが、全然そういう
視点は
抜きにしての
調査になっているのではないかと思うんです。
これが
全国統一のものであるというんでしたら、国に向けて物を言わなければいけないんですけれ
ども、市独自につくったということになれば、なおのこともう少し
問題点を浮き彫りにしながら、そこの
あたりをどう
是正していくかという観点で
アンケート調査にも臨む必要があるし、
保険事業計画策定もそういう
視点から見ていかないといいものはできないということになっていくんだろうと思うんです。
ですから、再度
介護保険法に対してもっといろんな
設問を、すべき
調査を行う必要があるんだろうと思うんですが、この点についてはいかがなものでしょうか。
11:
◯健康福祉局長 ただいまの御質疑でございますが、この
アンケート調査につきましては、国から
一定の
ひな形というか、モデルが示されました。ただ私
どもはやっぱり独自のデータとしても使いたい。例えば
高齢者保健福祉計画、これも並行して
考えていくわけでございまして、そのほかそういった参考にしたいという
部分がございまして、国の
考えている
設問、これに市で独自にプラスする
部分を加えて
アンケート調査をお願いしたということでございまして、基本的にやっぱり国で
考えている
部分の
設問は省略するわけにはまいりませんので、そういう
一つの形で
アンケート調査をお願いしたという
状況がございます。
それでこの
アンケート調査につきましては、先ほど
自己負担の
設問とかといういろいろの
お話もありましたけれ
ども、やはり
介護保険事業計画はもちろんでございますが、これをベースにしてこれから
検討される第1
号保険者の
保険料の問題とか、その他いろいろかかわってくる
部分がございます。そういう
意味で、この
アンケートの
意味というのは私
どもとしては必要というか、そのように位置づけてございます。
そういった中で、ただ
アンケート調査が不足する
部分があるのではないのかという
部分については、先ほど
室長からお答えしましたけれ
ども、
設問というのはやっぱり私
どもとしては幾らでも多くとりたいところでございますが、実際に
アンケートを記入される
立場ということもございます。ですからある
程度のところで切ったわけでございますが、これからは
介護保険事業計画につきまして
市民の方にいろいろの場を通じて御
説明したり、あるいは
お話を承ったりという場が出てまいると思います。そういったものも含めまして、
市民の
考えというものを生かしながら、私
どもとしては
事業計画なりあるいは
介護保険制度に
対応してまいりたいと思っておるところでございます。
12:
◯青野登喜子委員 いずれにしましても、この結果がまとまって公表されてくるものになるわけですけれ
ども、この
アンケートの結果を受けてどういうふうにそれを利活用なさるのかということになったときに、この
設問では非常に不十分なものであるということを受けとめた上で
対応していかないと、恣意的にこの
三つの中から選ぶということを強制されたような形になりますので、これは
市民の
方々の適正な
意見がここへ十分反映されたものではないと、こういうふうに私は受けとめてその結果を今後見ていきたいと思っております。できるなら、さまざまなところでもっと
是正をした
調査を、今後も
アンケートの中でとっていくというようなことも求めておきたいと思います。
それからもう
一つは、
介護支援制度、
ヘルパー派遣の緊急時の
即応体制について、若干お伺いしておきたいんですけれ
ども、今
介護支援センターは24時間
体制ということで、一応
制度的になっておりますけれ
ども、現実には──そこは
実態はどうなっているのかということは、いろいろ
実態はあるんですが、要するに
夜中に緊急時に
ヘルパーの
派遣が必要なときに、この
介護支援センターに
相談がいきます。ところが
介護支援センターでは
即応体制ができないということで、次の朝まで待ってくれと、朝になって
ヘルパーの
派遣が必要かどうかのそういう
アセスを行う、そういうやり方しか今
体制はとれていないということがわかりました。そうではなくちゃんとあるんだというんでしたら、御
説明いただきたいんですけれど、緊急時に
アセスを
抜きにして
即応できるそういう
体制が、
介護支援センターの背後に、バックアップに必要なのではないかという
意見としても出ておりました。
具体的な
事例では、急に身内の方に亡くなられた方が出て、お
葬式に入らなければいけないというときに、在宅で
介護をしておられるその
家族の
方々がお
葬式の
準備に手をとられざるを得なくなって、
介護を受ける
方々の処遇をどうするかという
相談を
夜中に急に
支援センターの方に上げたら、そういうことになって翌日の朝まで待たされたというようなことだったので、その辺は緊急時の
即応体制が本当に今必要になっているんだろうと思うんです。24時間、巡回型の
ヘルプサービスはありますけれ
ども、これも
一定の
手続を経て、そういう
対応を受けるようになるわけですので、この辺についてどんなふうに
考えていらっしゃるのか、お尋ねしておきたいと思います。
13:
◯高齢保健福祉課長 緊急時の
対応でございますが、今
委員の方から
具体例として挙げていただいた
事例でございますが、
可能性としては
ショートステイを御利用いただくとかいうふうな形もございます。ただし本当に即というところまでは、
施設との絡みもございますので、その辺の
協議とかなんとか出てくるかとは思いますが、
一つとしては
ショートステイを利用していただくという形もございます。原則としては
ショートステイの場合も事前に
登録をしていただいて、その後で利用するということにはなっておりますが、緊急の場合はそういうような形で
施設と直接
協議をしていただいて、
ショートステイを利用できる
可能性もございます。
ホームヘルプ事業でございますが、先ほどの例ですと真
夜中という形になるのでしょうか。真
夜中の場合ですと、24時間
対応の
ホームヘルプというふうなことでございますが、それにつきましてはあくまでも
体位交換とか、
おむつ交換とか、極めて限定した形で
対応しておりますので、
ホームヘルプで
対応するというよりは
ショートステイの方がより妥当かなという気はいたします。
14:
◯青野登喜子委員 つまり
ホームヘルパー派遣の緊急時の
即応体制がないということの御
説明だったんだろうと思うんです。昼夜問わずにいつ
緊急事態が起きるかわからない。そのときに諸
手続をとって、
主任ヘルパーさんが訪ねていって、
ケアプランを立てて、それからとかというのでは間に合わない場合の
体制をとる必要があるのではないかということなんです。今の御
説明ですと、そういう
体制まではまだいってないということであれば、そういう
体制を
考えていく必要があるのではないかということについての御
見解をお伺いしておきたいと思うんです。
15:
◯高齢保健福祉課長 ホームヘルプでございますが、昼間につきましては御連絡をいただいて、
アセスと同時に
ヘルパーを
派遣するという仕組みもございます。ただ深夜の場合、限られた人数でローテーションで回っておりますので、
即応できるかということについては
検討させていただきたいと思います。
16:
◯青野登喜子委員 昼はそういう
対応ができるということですが、この方の場合は深夜の出来事だったということもあって、
介護支援センターは24時間
体制をとっているんだけれ
ども実際には
即応の
体制になってないということでしたので、これはぜひ急ぎ何らかの
即応体制、どこかのステーションなりを指定して、そういうことに
対応できるように、
夜間時の
救急体制、
即応体制、これをぜひ具体化していくということを強く求めたいと思いますけれ
ども、いかがでしょうか。
17:
◯高齢保健福祉課長 夜間の場合ですと、
施設の方もスタッフ的に手薄になっておりますので、その時の
状況によるかとは思いますけれ
ども、
検討させていただきたいと思います。
18:
◯青野登喜子委員 検討ということですが、現
体制でやるのが無理だという御
説明もされておりますので、そういうことであれば、何らかのやっぱり新たな
体制をとっていくという
考えにより進んでいく必要があるのではないかということも私の
提起の中にありますので、そういう
立場からぜひ
検討を重ねていっていただきたいと、このように思いますけれ
ども、いかがでしょうか。
19:
◯高齢保健福祉課長 ホームヘルプ事業が先ほど
委員がおっしゃいましたような
事例での
緊急派遣というのが、妥当かどうかということもございますけれ
ども、
ショートステイとか、さまざまな施策も体系もございますので、
検討させていただきたいと思います。
20:
◯委員長 これをもって
協議会を一たん閉会いたします。御苦労さまでした。
休憩 午後 3時22分
再開 午後 3時27分
21:
◯委員長 民生衛生委員会の
協議会を再開いたします。
先ほどの
事務局の
発言について、
屋代委員より
意見をいただきました。そのことについて、先ほど言いましたけれ
ども、はっきりと
議事運営について
委員長のふなれなことについての
指摘だと思うんですが、そういうことで
皆さんからその
雰囲気を聞いていての御忠告というか、これをこれからの
運営に役立てるために
発言いただければ幸いだと思います。
22:
◯屋代光一委員 意味がちょっとわからないんだけれ
ども、ふなれとかふなれでないとかなんていう、そんなことで
委員長をやったなんていう
気持ちでいられることが、まず間違いだと私は思う。だからもっと自信を持ってやってほしいし、それにやっぱり
事務局が
当局側に
発言を促すなんていう、これは
議事運営の最たることに
事務局がかかわりを持たれていること、これぐらい
委員長としては本当は不名誉なことはないと私は思う。そういうことを私は
指摘をしているので、そのことについての話で、なれないからとかというのでは、なれない人を推してしまったことについてみんなどういうふうに思うのか、それでもいいというふうに思うのか。これは
委員みんなに本当に
考えてもらわなければならない問題だと私は思うんです。
神田さんには大変申しわけないけれ
ども、多分いらいらして言ったんだと私は思うけれ
ども、
委員会をもっと権威を持たせるという
意味からも、厳正なる
議事運営をしてほしいという
気持ちから言っているので、
当局側がああいう
発言をしたことに対して、もっとはっきりとした
委員長の
見解を求めたいと思います。
23:
◯委員長 私は
神田さんが一応いろいろ心配して私に耳打ちというか、そういう
発言は多少聞いてはいました。でも
委員会がスムーズにいくためにはやはり用意していない
資料のもとで
発言するのであるから、多少の待っている時間も必要なのではないかなということで、私なりの
考え方で
指名をしたので、
神田さんから言われて
指名を催促したというようなことはありませんでした。
24:
◯屋代光一委員 それでは
委員長、
委員会で私語を使っている
人たちもいるかもしれないけれ
ども、隣にいる人があれだけ明らかに
当局側に答えを催促しているのを、それを気づかなかったがごときの
議事運営では、今の話でもそれはちょっと納得できない。
協議会だから聞くけれ
ども、あなたの
質問中なのだけれ
ども、
青野委員はどう思いました。
25:
◯青野登喜子委員 私のことがきっかけで、当然
委員会運営上のことですので、これからもふなれだとおっしゃる
委員長であれば、起こり得るかもしれないので、そういうことは断じてやっぱり起こらないようにしていく
意味からも、私はあのとき
当局の
答弁が終わったような
雰囲気になったので、あっと思ったので、催促をしていただこうと思ったんです。
委員長からは「
答弁漏れがあります」ということを言っていただきたかったんですが、何かそういう声がなかったということです。
神田さんがまだ答えてないのがあるということは耳に入りました。だから、それは
委員長が促してくれたなと思ったんです。そのとき
委員長がそれをすぐにわかったということで、
答弁漏れがあるのでちゃんと
答弁しなさいと言うのが本来の
議事運営のあり方だったのにそれをやらなかったというのが……。なれないとかいう問題ではなく……。
26:
◯委員長 私は
神田さんの
言葉が向こうに通じたからではなくて、あのくらいの余裕を持って、待っていたために
答弁がしっかりなされたという解釈をしています。
27:
◯青野登喜子委員 そうじゃないですよ。
28:
◯委員長 その差なのですよ。
29: ◯村上隆志
委員 ふなれとか何とかというのは次元が違う話ですよ。
30:
◯委員長 それはここでは話しませんけれ
ども、あの
言葉はそういう議会用語でない
言葉である
程度わかってもらってこの場をおさめてもらいたいという意思のあらわれです。
31:
◯屋代光一委員 私は見ていて、
神田さんは明らかに
答弁者の方に向かって
発言しているわけだ。これは、人はだれに向かって話をしている、
言葉をかけているかというのは、見ていればわかるんです。私は明らかに
神田さんは
当局側に向かって
発言を催促したと思う。このことに対して、
委員長はどう思うんですかと私は言っているんです。それが間合いだ、ひとり言だと言わんばかりのことで済まそうとしていることについては、私は言い逃れが過ぎるのではないかと思います。
32:
◯青野登喜子委員 本来だと物すごく厳格ですよね。先ほ
ども障害保健福祉課長が
指名されないうちに
発言すると、
委員長がちゃんと
指名をして
答弁するというように、かなり厳密に、厳格に
委員会を
運営しているわけです。だから
神田課長が向かって言ったのは、
委員長に本来向かって言うことだったんでしょうが、
当局へ向かって言ってしまったときに
委員長がそれを制しなければいけない。待てと、これは
委員長の仕事なんだということで制しなければいけないのに、それをしなかったというところに
屋代委員が気づいたことが、これは
運営上おかしいんじゃないかという
指摘なんだと思うので、そこはそういうものだというのは、
委員長としてはきちんと自覚していただかなくてはいけないことだと思うんです。間があったか、ないかとかという問題ではなくてね。
33: ◯岩崎武宏
委員 御
意見が出ておりますけれ
ども、要するに
委員会の
運営に当たって、
委員長のわきにいる──私も
委員長を何回かさせていただいて、横にいる
事務方の方から気づかないこととか、足りないこととかというのをいろいろアドバイスしていただいた経験もあって、随分それで助けられたこともあるんですが、やっぱりそれは先ほど先輩議員もるる
お話しになっておりますように、
委員長とそれからそれを補佐する
事務方という
関係からいえば、例えば
神田さんがいろいろお気づきになったこと、それがちょっと正面を向いて
当局側に直接そういうように
発言したかどうかということについて、私はここで特に申しませんけれ
ども、やっぱり補佐すべき議会
事務局、
事務方は、隣に
委員長がいるわけですから、小声で、
委員長こうではないでしょうかとか、こうしたらどうでしょうかということを言えばそれで足りるし、かつそれで十分であって、それをこの
委員会の場で他の
委員も、あるいは場合によっては
当局まで聞こえたかもしれませんけれ
ども、そういう声で
発言をしますと、それは横にいる
委員長を──
神田さんの善意でやったことかもしれないけれ
ども、権威ある
委員会の
委員長を結果として無視したというか、軽視したようなことにもなってしまうわけです。この
あたりは多分今るる議論のある中で
事務局の
神田さんも十分にお気づきになって、反省していらっしゃると思いますし、非常に大事な
指摘を私は
屋代委員からいただいたと思いますので、庄子
委員長におかれてもその
あたりの意をきちんとお酌み取りいただいた上で、今後の
委員会運営に当たっていただければ、本日のことを災い転じてと言うと変ですけれど、将来のよりよい
委員会の
運営に役立てるということで意義のある
協議会ではなかったかと思うので、その
あたりでひとつまとめていただいたらいいのではないかと思うんです。
34: ◯八島幸三
委員 私も
青野委員のずっと時系列的に言ったことが、そのとおりだと思うんです。実は
委員長は先輩議員なので申しわけないんだけれ
ども、さきの視察のときにも、あいさつの中で我々の
委員会の名前を間違うという失態を
指摘されて、実は私はあのとき非常に憤りを感じたわけです。なぜかというと、やはり
委員長たる者が、ついうっかりということにはならないものだろうと思うし、そういう
意味からするときょうの問題も大変失礼な言い方かもしれませんけれ
ども、ちょっと
委員長としての緊張感が足りないのではないのかという印象を受けていたわけで、そういう
意味では、私は気づきませんでしたけれ
ども、
屋代委員が気づいて、
指摘をしていただいたということで、本当にその辺のところをきちんと整理をしていかないと今後につながっていかないのではないかという印象を受けます。
35: ◯村上隆志
委員 岩崎
委員、八島
委員から
指摘がありましたように、私はちょうどそのとき席を外していなかったんですけれ
ども、ただきょうの質疑応答を聞いていましても、例えば岩崎
委員、
青野委員の
質問に十分に答えていないわけです。
質問に直接答えないで、別な答えをしている。そういうとき私も不規則
発言をしますけれ
ども、何だかんだと言いますけれ
ども、やっぱりそれは
委員長が気づいて、ちょっとそれは違うよと、
質問に対する答えじゃありませんよというような
指摘ぐらいして、シビアにこの
委員会を
運営していただきたいというのが、
皆さんがおっしゃっている結論だと思うんです。今日も随分ありました。
質問に対して全然答えていないんです。そういうものはやはり
委員長から──我々の不規則
発言というのは大変申しわけないんですけれ
ども、
委員長から直接指示して、ちょっとあなた違いますよ、
青野委員はこういうことを聞いてますよ、岩崎
委員はこういうことを聞いているんですよ、答えが違っていますよ、というぐらいの
指摘もできるようなシビアな
運営をしていただきたいと、こういうことだと思うんです。
36: ◯郷湖健一
委員 委員長の
委員会の仕切り方についていろいろ
指摘をされておるわけでございますが、確かにこの場というのは厳粛な場であって、
委員長が全責任を負いながら議事を進めているという認識の上に立ってやられているとは思います。ですから道に外れたような
発言、あるいは的を射ないような
発言の場合は、
委員長からやはりその
答弁者に注意勧告をしていただいてやるということでございますので、非常に
委員長という
立場は厳粛にしてまた重大な責任を持っておられるということだと思うんです。そういうことで諸先輩からそのような御
指摘をされたということでございますので、この場でひとつ今後取り組む姿勢の一端を語っていただきまして、おさめていただいたらどうなんだろうかと
考えますけれ
ども、
委員長の
考え方をお尋ねしたいと思います。
37:
◯委員長 とにかく私の不徳というか、未熟ということで、
委員会をこんなに混乱させて、また
皆さんに不安を与えるということは本当に忍びがたい気でございます。今
皆さんから
指摘されたことを肝に銘じて、とにかく残された
委員会をやりたいと思いますので、きょうのところは一応おさめていただきたいと思うのでよろしくお願いしたいと思います。
38:
◯屋代光一委員 それだけでは、この
議事運営の問題ならそれでもいいかもしれない。しかし八島
委員の話から出てきて、他都市を訪問するのはただ私たちは遊びに行ったんではないんです。公式なんです。そのときに
調査依頼書なんかは出ているんです。
委員会名も出てるんですよ。そのときに自分の
委員会の名称も間違っておいて、これは自分だけの恥ではないんです。
委員会全員、ましてや
仙台市議会全部に対する恥になっていることだということを
委員長は気づいていないのではないかと思う。そのことについての何ら反省の
言葉もなくて、不徳のいたすところだからなんて、それだけでおさめるということになったら、これは大変な問題でないかと私は思います。あははで済まされる問題でしょうか。他都市を訪ねて、相手がこちらの
委員会名をわからないのであれば、まずわからないんだからそれでもいいやということになるかもしれないけれ
ども、
調査依頼書の中で
委員会名が出ているんです。いやしくも
仙台市議会の常任
委員会で行っているんです。それに庄子さんは
委員長です。これこそさっきの
神田さんが
発言したことのどうのなんていう問題よりももっと重要だと私は思う。この件についての
見解を私は
委員長に求めたい。
39:
◯委員長 あのときちょっと言い出して、後で訂正して言ったと記憶しています。
40:
◯屋代光一委員 ちょっと待って。あなたは訂正していません。最初は名前が出てこなかった。そうして言ったのが民生衛生という話ではなくて、何か別な名前を言ったんです。何でこの
神田さんの話を持ち出してやってるかというと、あなたには根底にあの北九州の話があるから、私は話をしているんです。そうやってまだ言い直したとか何とかなんて言い逃れをしようとするそういう姿勢だから、わけのわからない
委員会の
運営になってしまうんじゃないですか。本来なら
委員長不信任に値する問題ですよ。
41:
◯青野登喜子委員 委員長はふなれだとおっしゃったけれ
ども、新人の
委員長ではありませんよね。毎回どこかの
委員長になっていて、場数を踏んでいるはずですね。上がるということはその人のいろいろ性格的なものがあるかもしれないけれ
ども、慎重にきちんとやっていく上では、相当もう経験を持っていてやっていけるはずだと思っていましたけれ
ども、何か初めてなったみたいな話を先ほど来からしていらっしゃるけれ
ども、そうではないと思うんです。そういう
意味で八島
委員も先ほどおっしゃったけれ
ども、物すごく緊張感がないんじゃないでしょうか。
42:
◯屋代光一委員 それに
委員長、話によるとあなたが
委員長に任命されたときに、
委員長副
委員長会議にあなたは出なかったわね。
43:
◯委員長 全部私の言いわけになるかもしれないけれ
ども、とにかくあの日は本当に個人的なことで、ちょうどうちの息子が大学病院でがんの手術で、議会をちょっと抜けるかと言ったんだけれ
ども、そういうことだけ頭に入って、ちょっとど忘れしていたということをみんなに後で謝って歩きました。
44:
◯屋代光一委員 委員長、さっきの北九州の件はどういうふうに思われているんですか。
45: ◯村上隆志
委員 ちょっと
委員長まとめていただけませんか。長時間たっていますので、それぞれ
皆さんもいろいろ予定もあるでしょうから、ひとつ
委員長に対する
質問には的確にお答えしていただきたい。
46:
◯屋代光一委員 これはやっぱりその話が出てしまった以上は黙っているわけにはいかないと思います。
47: ◯村上隆志
委員 議事進行。どうぞ議事進行してください。
48:
◯屋代光一委員 こんなときに副
委員長、サポート。
49: ◯村上隆志
委員 委員長に議事進行を促してください。
50:
◯委員長 休憩します。
休憩 午後 3時51分
再開 午後 3時55分
51:
◯委員長 再開いたします。
議事運営、
委員会運営について
事務局の
皆さんから
指摘を受けたこと、私もしかとそれを受けとめて、今後
委員会の中で、そしてまた
皆さんから
指摘された
質問についてもしっかりと受けとめて、
答弁をしっかりさせるようにしたいと思います。
そしてまた八島
委員、
屋代委員からも
指摘を受けた、他都市の視察において
委員会名を間違って言ったことに対して、本当に深くおわびをいたします。
今後
委員長として
皆さんからとにかく信頼されて選んでいただいたということを深く認識し直して、これからやっていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
では、これで
協議会を終了します。...