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  1. 仙台市議会 1998-08-21
    民生衛生協議会 本文 1998-08-21


    取得元: 仙台市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-24
    1:                 ※協議会概要                           開会  午後2時51分                           閉会  午後3時56分 2: ◯委員長  再開いたします。  引き続き、協議会を開会いたします。  健康福祉局より報告願います。 3: ◯健康福祉局長  所管事務報告に入ります前に、このたびの動物管理センター職員による公金着服事件について、御報告をさせていただきます。  事件概要でございますが、同センターでは狂犬病予防に関する事務を行ってございまして、犬の登録手数料狂犬病予防注射に要する費用などを現金で収納いたしております。同職員現金出納責任者といたしまして、収納した現金を保管し、金融機関に預けるまでの責務を負っていたにもかかわらず、金融機関に預けるべく持ち出した現金を着服いたし、また勤務時間外に金庫に保管されていた現金を持ち出すなど、数回にわたり現金を着服いたしたものでございます。  なお、本人はその後、着服した現金の全額を返済いたしておるところでございます。またこれに係る処分につきましてでございますが、同職員につきましては懲戒免職処分となったところでございまして、それから所属長動物管理センター所長につきましても、監督不行き届きということで文書による訓告処分を受けたところでございます。  今後は銀行への納入の事後確認方式というものを導入いたしまして、そのほかを含めまして日常のチェック体制を強化してまいりたい。そういうことで現金取り扱いを初めといたします会計事務のさらに厳正なる取り扱いを徹底してまいるということで、再発防止に努めてまいりたいと存じます。  それから、今後こうしたことが起こらないように、職員一丸となりまして一日も早く市民皆様に信頼を回復いただけるよう努力してまいりたいと思っております。今回の不祥事によりまして、市民皆様並びに関係皆様に御迷惑をおかけいたしましたことに対しまして、衷心からおわび申し上げる次第でございます。  それでは所管事務報告に入らせていただきます。  まず資料は御用意いたしてございませんが、国民年金フェスティバル開催についてでございますが、これは市民皆様年金制度に対する理解を深めていいただくということで、毎年開催いたしておるところでございます。委員皆様には先般郵送にて御案内を申し上げておるところでございますが、今年は8月29日から30日の2日間にわたりまして、勾当台公園並びに市民広場を会場といたしまして開催をいたします。どうぞ委員皆様には、お時間をいただきまして、お立ち寄りいただければ幸いと存じます。  続きまして、「親子で読む 仙台障害者保健福祉計画」について御報告させていただきます。資料2になりますが、仙台障害者保健福祉計画につきましては、本年の3月に策定をいたしたところでございますが、この計画を推進するためには、障害者とその家族を含む多くの市民方々の幅広い協力が不可欠でございますので、知的障害者の方や児童を含めた家族の方でこの計画を話題にしていただくなどいたしまして、より多くの方々に理解していただくために計画概要を平易な言葉にいたしまして、作成いたしたものでございます。後ほど御高覧いただければと存じます。  最後になりますが、食中毒腸管出血性大腸菌感染症発生についてでございますが、資料3をごらんいただきたいと存じます。7月の委員会におきまして御報告申し上げた以降に発生いたしたものについて、まとめたものでございます。  まず食中毒でございますが、8月12日に青葉区の飲食店食事をした6名が下痢、腹痛、吐き気などの食中毒症状を呈し、うち5名が通院されたところでございます。17日に青葉区の医療機関から届け出がございまして、青葉保健所調査いたしましたところ、この6名の患者が共通してこの飲食店食事をし、患者の便から腸炎ビブリオ菌が検出されましたことから、この飲食店原因施設と断定し、8月18日から3日間の営業停止処分にいたしてございます。  次に腸管出血性大腸菌感染症でございますが、若林区の保育園におきまして集団発生がございましたが、これに関連いたしまして7月22日と26日に届け出がございました。これにつきましては、園児の御家族調査によりまして判明いたしたものでございますが、これらの御家族には症状はございませんでした。  その後でございますが、7月19日、28日、30日及び8月6日にそれぞれ発生届け出医療機関からございましたが、届け出のあった患者につきましては、症状が既に回復しているか、快方に向かっておるということでございます。  また8月1日に4歳の女の子について届け出がございましたが、これは7月28日に届け出のありました患者の御家族調査から判明いたしたものでございまして、この女の子症状はございませんでした。  今後とも関係機関と連携をとりながら、あるいは市政だより等にも掲載いたしまして、市民食中毒予防啓発にさらに努めてまいりたいと存じます。
    4: ◯委員長  ただいまの報告に対し、質問等はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 5: ◯委員長  以上で、報告事項関係を終了いたしました。  この際、当局から報告を受けた事項以外で、何か質問等がありましたらお願いいたします。 6: ◯青野登喜子委員  2点だけお伺いしておきます。  一つ仙台市の介護保険事業計画策定のための調査が今行われております。それに対して、対象になった方の中から複数でいろんな意見が出ていたものですから、ちょっと確かめておきたいと思いました。一つは、二通りのアンケートがありまして、どちらにも共通した設問があるんですけれど、そこの中の特にこの介護保険事業計画策定アンケート中身でお尋ねします。設問17番目のところが、介護保険制度について知っているかどうかという設問から始まって、保険料のこととサービス範囲のことなどに触れて設問があるんです。  これを見ますと、まず、このアンケートは厚生省からの指導というか、方針を受けてやるわけですが、この設問自体全国一律のものなのか、それとも仙台市で新たに設問を設けた内容になっているのか、そこのところを最初にお尋ねしたいと思います。 7: ◯介護保険準備室長  ただいまの問い17、これにつきましては仙台市独自のものでございます。 8: ◯青野登喜子委員  だとしますと、やはり私もずっとこの介護保険の導入に当たっては基本的な問題を指摘しまして、その問題を実施を準備する間にできる限り国の方に向けても是正を求めていくべきではないかという内容にも立ち入って、何度か本会議質問を行ってきました。そういう視点から見たときに、この設問は何を求めているのかということが、受ける側、対象になる方々の受けとめている意識との間に物すごい乖離があるということなんです。この介護保険を導入していくに当たって、いろんな問題についてそれをどうクリアするかという立場ではなくて、余りにも恣意的な設問になっているのではないかという意見なんです。  よく私も見てみましたら、確かに介護保険制度について知っているか、知っていないかというこの点は問題はないんですが、保険料サービスの水準はどの程度がよいと思うかという設問一つだけ選ぶんです。それはいろんな意見方々がどこかに答えられるようになっているのがアンケートの要件だと思うんですけれども三つしかないんです。保険料は多少高くても、十分なサービスを受けたいと、こういう方もいらっしゃると思うんです。保険料は余り高くならない範囲内でのサービスを受けたいという設問、それから保険料をできるだけ低く抑え、必要最低限サービスを受けたいと、この三つしか設問してないんですね。ところが、さらに保険料はできるだけ低くなってもらって、必要最低限ではなくて必要と思われるサービスを受けたいと、このように考えていらっしゃる方々はどこに丸をつけていいんだかわからないと、これは何なんだという意見なんです。このどこかに一つつけるということは、何かそこに恣意的なものが働いて、こういう設問になっているのではないかということがありました。  それからもう一つ設問は、1カ月にどの程度自己負担であればサービスを受けてもよいと思うかと、これも一つ丸をつけなさいということです。ここには月5千円未満からずっとランクがあって、5万未満、それから5万以上でよいサービスなら幾ら支払ってもよいとか、自己負担しなくてはいけないのならサービスは受けたくないとか、こういう設問なんです。ところが、自己負担なしでよいサービスを受けたいと考えていらっしゃる方も相当いらっしゃる。今現に現行制度負担なしで一定制度が行き渡っておりますから、それが有料になるわけですので、それに対しての意見を求めるものがないんです。  それで私も一体このアンケートは何のためにとったのかと、市民方々から大変怒りに近い御意見をいただいたんです。ですからその点について、これはもう既にアンケートとして今皆さんがいろいろ書き込みされておりますので、それを回収し直して、改めてというようなことを求めるわけにもいかない事態に現時点にありますので、これを今後どう生かしていくかということになると思うんです。その点について非常に不十分な設問になっているということの立場に立って、結果のまとめもそういう視点から見ていく必要があるし、改めて再度補充する意味で、介護保険制度についての、仙台市独自で設問したというのであれば、もっといろんな設問をして利用者方々の御意見を聞いていく中身がもっと必要なのではないかと思いますので、その点についてどんなふうに市民皆さんの今の御意見を受けとめていらっしゃるのか、そこのあたりをお聞きしておきたいと思います。 9: ◯介護保険準備室長  まず問い17の(2)、(3)につきましての設問項目の中で、もう一つ設問考えられるのではということですけれども、あくまで受益者負担ありという前提でもって設問を設定させていただきましたので、このような形にさせていただいたということでございます。  それから市独自のものであれば、ほかにももっといろいろ質問考えられたのではということでございますけれども、実はほかにもいろいろ我々検討した部分がございますが、全体の質問ボリュームの中で大分削った部分がございます。一定ボリュームでないと調査対象の方に御負担をかけるといったようなところで削っておる部分もございます。 10: ◯青野登喜子委員  この調査は、大変重要な基礎資料になっていくものだと思うんです。介護保険事業計画策定するというための調査ですので、そういうことから見ると、介護保険制度が持っているいろんな問題点というのは、既に市の方でも一定つかんでいらっしゃることだと思うんです。それらを明らかにさせながら、市民から見てどういう意見を持っているのかということを求めた上で進めていかないと、本当に保険はできたけれども介護が伴わないという実態が出てくるということは今から明らかになっていますので、そこのところをどうしていくかという視点から調査も進めていく必要があるし、国に向けてもそういう立場から意見を上げていかなければいけない。今はそういう準備をしなければいけないのではないかということを、提起を何回もしているんですが、全然そういう視点抜きにしての調査になっているのではないかと思うんです。  これが全国統一のものであるというんでしたら、国に向けて物を言わなければいけないんですけれども、市独自につくったということになれば、なおのこともう少し問題点を浮き彫りにしながら、そこのあたりをどう是正していくかという観点でアンケート調査にも臨む必要があるし、保険事業計画策定もそういう視点から見ていかないといいものはできないということになっていくんだろうと思うんです。  ですから、再度介護保険法に対してもっといろんな設問を、すべき調査を行う必要があるんだろうと思うんですが、この点についてはいかがなものでしょうか。 11: ◯健康福祉局長  ただいまの御質疑でございますが、このアンケート調査につきましては、国から一定ひな形というか、モデルが示されました。ただ私どもはやっぱり独自のデータとしても使いたい。例えば高齢者保健福祉計画、これも並行して考えていくわけでございまして、そのほかそういった参考にしたいという部分がございまして、国の考えている設問、これに市で独自にプラスする部分を加えてアンケート調査をお願いしたということでございまして、基本的にやっぱり国で考えている部分設問は省略するわけにはまいりませんので、そういう一つの形でアンケート調査をお願いしたという状況がございます。  それでこのアンケート調査につきましては、先ほど自己負担設問とかといういろいろのお話もありましたけれども、やはり介護保険事業計画はもちろんでございますが、これをベースにしてこれから検討される第1号保険者保険料の問題とか、その他いろいろかかわってくる部分がございます。そういう意味で、このアンケート意味というのは私どもとしては必要というか、そのように位置づけてございます。  そういった中で、ただアンケート調査が不足する部分があるのではないのかという部分については、先ほど室長からお答えしましたけれども設問というのはやっぱり私どもとしては幾らでも多くとりたいところでございますが、実際にアンケートを記入される立場ということもございます。ですからある程度のところで切ったわけでございますが、これからは介護保険事業計画につきまして市民の方にいろいろの場を通じて御説明したり、あるいはお話を承ったりという場が出てまいると思います。そういったものも含めまして、市民考えというものを生かしながら、私どもとしては事業計画なりあるいは介護保険制度対応してまいりたいと思っておるところでございます。 12: ◯青野登喜子委員  いずれにしましても、この結果がまとまって公表されてくるものになるわけですけれども、このアンケートの結果を受けてどういうふうにそれを利活用なさるのかということになったときに、この設問では非常に不十分なものであるということを受けとめた上で対応していかないと、恣意的にこの三つの中から選ぶということを強制されたような形になりますので、これは市民方々の適正な意見がここへ十分反映されたものではないと、こういうふうに私は受けとめてその結果を今後見ていきたいと思っております。できるなら、さまざまなところでもっと是正をした調査を、今後もアンケートの中でとっていくというようなことも求めておきたいと思います。  それからもう一つは、介護支援制度ヘルパー派遣の緊急時の即応体制について、若干お伺いしておきたいんですけれども、今介護支援センターは24時間体制ということで、一応制度的になっておりますけれども、現実には──そこは実態はどうなっているのかということは、いろいろ実態はあるんですが、要するに夜中に緊急時にヘルパー派遣が必要なときに、この介護支援センター相談がいきます。ところが介護支援センターでは即応体制ができないということで、次の朝まで待ってくれと、朝になってヘルパー派遣が必要かどうかのそういうアセスを行う、そういうやり方しか今体制はとれていないということがわかりました。そうではなくちゃんとあるんだというんでしたら、御説明いただきたいんですけれど、緊急時にアセス抜きにして即応できるそういう体制が、介護支援センターの背後に、バックアップに必要なのではないかという意見としても出ておりました。  具体的な事例では、急に身内の方に亡くなられた方が出て、お葬式に入らなければいけないというときに、在宅で介護をしておられるその家族方々がお葬式準備に手をとられざるを得なくなって、介護を受ける方々の処遇をどうするかという相談夜中に急に支援センターの方に上げたら、そういうことになって翌日の朝まで待たされたというようなことだったので、その辺は緊急時の即応体制が本当に今必要になっているんだろうと思うんです。24時間、巡回型のヘルプサービスはありますけれども、これも一定手続を経て、そういう対応を受けるようになるわけですので、この辺についてどんなふうに考えていらっしゃるのか、お尋ねしておきたいと思います。 13: ◯高齢保健福祉課長  緊急時の対応でございますが、今委員の方から具体例として挙げていただいた事例でございますが、可能性としてはショートステイを御利用いただくとかいうふうな形もございます。ただし本当に即というところまでは、施設との絡みもございますので、その辺の協議とかなんとか出てくるかとは思いますが、一つとしてはショートステイを利用していただくという形もございます。原則としてはショートステイの場合も事前に登録をしていただいて、その後で利用するということにはなっておりますが、緊急の場合はそういうような形で施設と直接協議をしていただいて、ショートステイを利用できる可能性もございます。  ホームヘルプ事業でございますが、先ほどの例ですと真夜中という形になるのでしょうか。真夜中の場合ですと、24時間対応ホームヘルプというふうなことでございますが、それにつきましてはあくまでも体位交換とか、おむつ交換とか、極めて限定した形で対応しておりますので、ホームヘルプ対応するというよりはショートステイの方がより妥当かなという気はいたします。 14: ◯青野登喜子委員  つまりホームヘルパー派遣の緊急時の即応体制がないということの御説明だったんだろうと思うんです。昼夜問わずにいつ緊急事態が起きるかわからない。そのときに諸手続をとって、主任ヘルパーさんが訪ねていって、ケアプランを立てて、それからとかというのでは間に合わない場合の体制をとる必要があるのではないかということなんです。今の御説明ですと、そういう体制まではまだいってないということであれば、そういう体制考えていく必要があるのではないかということについての御見解をお伺いしておきたいと思うんです。 15: ◯高齢保健福祉課長  ホームヘルプでございますが、昼間につきましては御連絡をいただいて、アセスと同時にヘルパー派遣するという仕組みもございます。ただ深夜の場合、限られた人数でローテーションで回っておりますので、即応できるかということについては検討させていただきたいと思います。 16: ◯青野登喜子委員  昼はそういう対応ができるということですが、この方の場合は深夜の出来事だったということもあって、介護支援センターは24時間体制をとっているんだけれども実際には即応体制になってないということでしたので、これはぜひ急ぎ何らかの即応体制、どこかのステーションなりを指定して、そういうことに対応できるように、夜間時の救急体制即応体制、これをぜひ具体化していくということを強く求めたいと思いますけれども、いかがでしょうか。 17: ◯高齢保健福祉課長  夜間の場合ですと、施設の方もスタッフ的に手薄になっておりますので、その時の状況によるかとは思いますけれども検討させていただきたいと思います。 18: ◯青野登喜子委員  検討ということですが、現体制でやるのが無理だという御説明もされておりますので、そういうことであれば、何らかのやっぱり新たな体制をとっていくという考えにより進んでいく必要があるのではないかということも私の提起の中にありますので、そういう立場からぜひ検討を重ねていっていただきたいと、このように思いますけれども、いかがでしょうか。 19: ◯高齢保健福祉課長  ホームヘルプ事業が先ほど委員がおっしゃいましたような事例での緊急派遣というのが、妥当かどうかということもございますけれどもショートステイとか、さまざまな施策も体系もございますので、検討させていただきたいと思います。 20: ◯委員長  これをもって協議会を一たん閉会いたします。御苦労さまでした。                          休憩  午後 3時22分                          再開  午後 3時27分 21: ◯委員長  民生衛生委員会協議会を再開いたします。  先ほどの事務局発言について、屋代委員より意見をいただきました。そのことについて、先ほど言いましたけれども、はっきりと議事運営について委員長のふなれなことについての指摘だと思うんですが、そういうことで皆さんからその雰囲気を聞いていての御忠告というか、これをこれからの運営に役立てるために発言いただければ幸いだと思います。 22: ◯屋代光一委員  意味がちょっとわからないんだけれども、ふなれとかふなれでないとかなんていう、そんなことで委員長をやったなんていう気持ちでいられることが、まず間違いだと私は思う。だからもっと自信を持ってやってほしいし、それにやっぱり事務局当局側発言を促すなんていう、これは議事運営の最たることに事務局がかかわりを持たれていること、これぐらい委員長としては本当は不名誉なことはないと私は思う。そういうことを私は指摘をしているので、そのことについての話で、なれないからとかというのでは、なれない人を推してしまったことについてみんなどういうふうに思うのか、それでもいいというふうに思うのか。これは委員みんなに本当に考えてもらわなければならない問題だと私は思うんです。神田さんには大変申しわけないけれども、多分いらいらして言ったんだと私は思うけれども委員会をもっと権威を持たせるという意味からも、厳正なる議事運営をしてほしいという気持ちから言っているので、当局側がああいう発言をしたことに対して、もっとはっきりとした委員長見解を求めたいと思います。 23: ◯委員長  私は神田さんが一応いろいろ心配して私に耳打ちというか、そういう発言は多少聞いてはいました。でも委員会がスムーズにいくためにはやはり用意していない資料のもとで発言するのであるから、多少の待っている時間も必要なのではないかなということで、私なりの考え方で指名をしたので、神田さんから言われて指名を催促したというようなことはありませんでした。 24: ◯屋代光一委員  それでは委員長委員会で私語を使っている人たちもいるかもしれないけれども、隣にいる人があれだけ明らかに当局側に答えを催促しているのを、それを気づかなかったがごときの議事運営では、今の話でもそれはちょっと納得できない。協議会だから聞くけれども、あなたの質問中なのだけれども青野委員はどう思いました。 25: ◯青野登喜子委員  私のことがきっかけで、当然委員会運営上のことですので、これからもふなれだとおっしゃる委員長であれば、起こり得るかもしれないので、そういうことは断じてやっぱり起こらないようにしていく意味からも、私はあのとき当局答弁が終わったような雰囲気になったので、あっと思ったので、催促をしていただこうと思ったんです。委員長からは「答弁漏れがあります」ということを言っていただきたかったんですが、何かそういう声がなかったということです。神田さんがまだ答えてないのがあるということは耳に入りました。だから、それは委員長が促してくれたなと思ったんです。そのとき委員長がそれをすぐにわかったということで、答弁漏れがあるのでちゃんと答弁しなさいと言うのが本来の議事運営のあり方だったのにそれをやらなかったというのが……。なれないとかいう問題ではなく……。 26: ◯委員長  私は神田さんの言葉が向こうに通じたからではなくて、あのくらいの余裕を持って、待っていたために答弁がしっかりなされたという解釈をしています。 27: ◯青野登喜子委員  そうじゃないですよ。 28: ◯委員長  その差なのですよ。 29: ◯村上隆志委員  ふなれとか何とかというのは次元が違う話ですよ。 30: ◯委員長  それはここでは話しませんけれども、あの言葉はそういう議会用語でない言葉である程度わかってもらってこの場をおさめてもらいたいという意思のあらわれです。 31: ◯屋代光一委員  私は見ていて、神田さんは明らかに答弁者の方に向かって発言しているわけだ。これは、人はだれに向かって話をしている、言葉をかけているかというのは、見ていればわかるんです。私は明らかに神田さんは当局側に向かって発言を催促したと思う。このことに対して、委員長はどう思うんですかと私は言っているんです。それが間合いだ、ひとり言だと言わんばかりのことで済まそうとしていることについては、私は言い逃れが過ぎるのではないかと思います。 32: ◯青野登喜子委員  本来だと物すごく厳格ですよね。先ほども障害保健福祉課長が指名されないうちに発言すると、委員長がちゃんと指名をして答弁するというように、かなり厳密に、厳格に委員会運営しているわけです。だから神田課長が向かって言ったのは、委員長に本来向かって言うことだったんでしょうが、当局へ向かって言ってしまったときに委員長がそれを制しなければいけない。待てと、これは委員長の仕事なんだということで制しなければいけないのに、それをしなかったというところに屋代委員が気づいたことが、これは運営上おかしいんじゃないかという指摘なんだと思うので、そこはそういうものだというのは、委員長としてはきちんと自覚していただかなくてはいけないことだと思うんです。間があったか、ないかとかという問題ではなくてね。 33: ◯岩崎武宏委員  御意見が出ておりますけれども、要するに委員会運営に当たって、委員長のわきにいる──私も委員長を何回かさせていただいて、横にいる事務方の方から気づかないこととか、足りないこととかというのをいろいろアドバイスしていただいた経験もあって、随分それで助けられたこともあるんですが、やっぱりそれは先ほど先輩議員もるるお話しになっておりますように、委員長とそれからそれを補佐する事務方という関係からいえば、例えば神田さんがいろいろお気づきになったこと、それがちょっと正面を向いて当局側に直接そういうように発言したかどうかということについて、私はここで特に申しませんけれども、やっぱり補佐すべき議会事務局事務方は、隣に委員長がいるわけですから、小声で、委員長こうではないでしょうかとか、こうしたらどうでしょうかということを言えばそれで足りるし、かつそれで十分であって、それをこの委員会の場で他の委員も、あるいは場合によっては当局まで聞こえたかもしれませんけれども、そういう声で発言をしますと、それは横にいる委員長を──神田さんの善意でやったことかもしれないけれども、権威ある委員会委員長を結果として無視したというか、軽視したようなことにもなってしまうわけです。このあたりは多分今るる議論のある中で事務局神田さんも十分にお気づきになって、反省していらっしゃると思いますし、非常に大事な指摘を私は屋代委員からいただいたと思いますので、庄子委員長におかれてもそのあたりの意をきちんとお酌み取りいただいた上で、今後の委員会運営に当たっていただければ、本日のことを災い転じてと言うと変ですけれど、将来のよりよい委員会運営に役立てるということで意義のある協議会ではなかったかと思うので、そのあたりでひとつまとめていただいたらいいのではないかと思うんです。 34: ◯八島幸三委員  私も青野委員のずっと時系列的に言ったことが、そのとおりだと思うんです。実は委員長は先輩議員なので申しわけないんだけれども、さきの視察のときにも、あいさつの中で我々の委員会の名前を間違うという失態を指摘されて、実は私はあのとき非常に憤りを感じたわけです。なぜかというと、やはり委員長たる者が、ついうっかりということにはならないものだろうと思うし、そういう意味からするときょうの問題も大変失礼な言い方かもしれませんけれども、ちょっと委員長としての緊張感が足りないのではないのかという印象を受けていたわけで、そういう意味では、私は気づきませんでしたけれども屋代委員が気づいて、指摘をしていただいたということで、本当にその辺のところをきちんと整理をしていかないと今後につながっていかないのではないかという印象を受けます。 35: ◯村上隆志委員  岩崎委員、八島委員から指摘がありましたように、私はちょうどそのとき席を外していなかったんですけれども、ただきょうの質疑応答を聞いていましても、例えば岩崎委員青野委員質問に十分に答えていないわけです。質問に直接答えないで、別な答えをしている。そういうとき私も不規則発言をしますけれども、何だかんだと言いますけれども、やっぱりそれは委員長が気づいて、ちょっとそれは違うよと、質問に対する答えじゃありませんよというような指摘ぐらいして、シビアにこの委員会運営していただきたいというのが、皆さんがおっしゃっている結論だと思うんです。今日も随分ありました。質問に対して全然答えていないんです。そういうものはやはり委員長から──我々の不規則発言というのは大変申しわけないんですけれども委員長から直接指示して、ちょっとあなた違いますよ、青野委員はこういうことを聞いてますよ、岩崎委員はこういうことを聞いているんですよ、答えが違っていますよ、というぐらいの指摘もできるようなシビアな運営をしていただきたいと、こういうことだと思うんです。 36: ◯郷湖健一委員  委員長委員会の仕切り方についていろいろ指摘をされておるわけでございますが、確かにこの場というのは厳粛な場であって、委員長が全責任を負いながら議事を進めているという認識の上に立ってやられているとは思います。ですから道に外れたような発言、あるいは的を射ないような発言の場合は、委員長からやはりその答弁者に注意勧告をしていただいてやるということでございますので、非常に委員長という立場は厳粛にしてまた重大な責任を持っておられるということだと思うんです。そういうことで諸先輩からそのような御指摘をされたということでございますので、この場でひとつ今後取り組む姿勢の一端を語っていただきまして、おさめていただいたらどうなんだろうかと考えますけれども委員長考え方をお尋ねしたいと思います。 37: ◯委員長  とにかく私の不徳というか、未熟ということで、委員会をこんなに混乱させて、また皆さんに不安を与えるということは本当に忍びがたい気でございます。今皆さんから指摘されたことを肝に銘じて、とにかく残された委員会をやりたいと思いますので、きょうのところは一応おさめていただきたいと思うのでよろしくお願いしたいと思います。 38: ◯屋代光一委員  それだけでは、この議事運営の問題ならそれでもいいかもしれない。しかし八島委員の話から出てきて、他都市を訪問するのはただ私たちは遊びに行ったんではないんです。公式なんです。そのときに調査依頼書なんかは出ているんです。委員会名も出てるんですよ。そのときに自分の委員会の名称も間違っておいて、これは自分だけの恥ではないんです。委員会全員、ましてや仙台市議会全部に対する恥になっていることだということを委員長は気づいていないのではないかと思う。そのことについての何ら反省の言葉もなくて、不徳のいたすところだからなんて、それだけでおさめるということになったら、これは大変な問題でないかと私は思います。あははで済まされる問題でしょうか。他都市を訪ねて、相手がこちらの委員会名をわからないのであれば、まずわからないんだからそれでもいいやということになるかもしれないけれども調査依頼書の中で委員会名が出ているんです。いやしくも仙台市議会の常任委員会で行っているんです。それに庄子さんは委員長です。これこそさっきの神田さんが発言したことのどうのなんていう問題よりももっと重要だと私は思う。この件についての見解を私は委員長に求めたい。 39: ◯委員長  あのときちょっと言い出して、後で訂正して言ったと記憶しています。 40: ◯屋代光一委員  ちょっと待って。あなたは訂正していません。最初は名前が出てこなかった。そうして言ったのが民生衛生という話ではなくて、何か別な名前を言ったんです。何でこの神田さんの話を持ち出してやってるかというと、あなたには根底にあの北九州の話があるから、私は話をしているんです。そうやってまだ言い直したとか何とかなんて言い逃れをしようとするそういう姿勢だから、わけのわからない委員会運営になってしまうんじゃないですか。本来なら委員長不信任に値する問題ですよ。 41: ◯青野登喜子委員  委員長はふなれだとおっしゃったけれども、新人の委員長ではありませんよね。毎回どこかの委員長になっていて、場数を踏んでいるはずですね。上がるということはその人のいろいろ性格的なものがあるかもしれないけれども、慎重にきちんとやっていく上では、相当もう経験を持っていてやっていけるはずだと思っていましたけれども、何か初めてなったみたいな話を先ほど来からしていらっしゃるけれども、そうではないと思うんです。そういう意味で八島委員も先ほどおっしゃったけれども、物すごく緊張感がないんじゃないでしょうか。 42: ◯屋代光一委員  それに委員長、話によるとあなたが委員長に任命されたときに、委員長委員長会議にあなたは出なかったわね。 43: ◯委員長  全部私の言いわけになるかもしれないけれども、とにかくあの日は本当に個人的なことで、ちょうどうちの息子が大学病院でがんの手術で、議会をちょっと抜けるかと言ったんだけれども、そういうことだけ頭に入って、ちょっとど忘れしていたということをみんなに後で謝って歩きました。 44: ◯屋代光一委員  委員長、さっきの北九州の件はどういうふうに思われているんですか。 45: ◯村上隆志委員  ちょっと委員長まとめていただけませんか。長時間たっていますので、それぞれ皆さんもいろいろ予定もあるでしょうから、ひとつ委員長に対する質問には的確にお答えしていただきたい。 46: ◯屋代光一委員  これはやっぱりその話が出てしまった以上は黙っているわけにはいかないと思います。 47: ◯村上隆志委員  議事進行。どうぞ議事進行してください。 48: ◯屋代光一委員  こんなときに副委員長、サポート。 49: ◯村上隆志委員  委員長に議事進行を促してください。 50: ◯委員長  休憩します。                          休憩  午後 3時51分                          再開  午後 3時55分 51: ◯委員長  再開いたします。  議事運営委員会運営について事務局皆さんから指摘を受けたこと、私もしかとそれを受けとめて、今後委員会の中で、そしてまた皆さんから指摘された質問についてもしっかりと受けとめて、答弁をしっかりさせるようにしたいと思います。  そしてまた八島委員屋代委員からも指摘を受けた、他都市の視察において委員会名を間違って言ったことに対して、本当に深くおわびをいたします。  今後委員長として皆さんからとにかく信頼されて選んでいただいたということを深く認識し直して、これからやっていきたいと思いますので、よろしくお願いします。  では、これで協議会を終了します。...