ツイート シェア
  1. 仙台市議会 1997-07-18
    総務財政協議会 本文 1997-07-18


    取得元: 仙台市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-24
    1:                 ※協議会概要                            開会 午後3時34分                            閉会 午後3時55分 2: ◯委員長  引き続き、協議会を開会いたします。  財政局及び企画局より順次報告願います。 3: ◯財政局長  平成10年度の国家予算に関する指定都市要望につきまして、御報告させていただきます。  お配りしております資料は、10年度の要望書重点要望書、昨年度行いました9年度の要望に対する結果を取りまとめたものでございます。この要望書は、指定都市12市が共通に抱えております問題につきまして国に対する要望事項ということで、国の概算要求の時期に合わせまして指定都市事務局が取りまとめて作成したものでございます。この要望書によりまして、各市が分担いたしまして、各省庁等への要望活動を行っているところでございます。今年度から概算要求時期の要望行動重点を置きまして、市長、議長にもお出ましいただきまして、今月の上旬から中旬にかけて各都市要望行動を行っているところでございます。仙台市につきましては、今月の9日に担当であります建設省に対しまして要望を既に行っております。  平成10年度の要望項目でございますが、要望一覧のとおり全部で11項目でございます。当常任委員会所管分は、大都市税財源充実強化並びに地方分権推進にあたっての地方財政措置に関する要望、それから港湾施設整備促進に関する要望の2項目でございます。  私からは、財政局所管しております大都市税財源充実強化並びに地方分権推進にあたっての地方財政措置に関する要望、これは1ページから2ページでございますが、これについて簡単に御説明申し上げます。  内容といたしましては3点ございます。1点目は、税制改正に当たって国・地方を通ずる税源配分の是正を行い、都市税源充実を図ること。2点目といたしまして、地方交付税につきましては、近年地方財政全体を通じまして多額の財源不足が生じている状況から、その総額の確保を図ること。3点目といたしましては、国庫補助金等の見直しに当たりましては、単に地方財政負担を転嫁するような措置は行わないこと。以上につきまして要望いたしております。  次に、地方分権推進にあたっての地方財政措置でございます。今月の8日に御案内のとおり地方分権推進委員会が第2次勧告を行っております。今後の地方分権推進に当たっての地方財政措置につきまして要望しているわけでございますが、内容といたしましては、国と地方との役割分担に即して権限の移譲等を積極的に推進するとともに、市町村が自律的・主体的に行財政運営を行うことができるよう、役割分担に応じた税源移譲措置を行うなど、地方税財源充実強化についての要望、それから特に指定都市におきましては、大都市特有財政需要を抱えていることを十分に考慮して、都市的税目を柱とした税体系を確立することと、この2点につきまして要望しております。  なお、昨年度要望いたしました結果につきましては、先ほど御説明いたしましたように、要望結果という冊子がございますので、後ほど御参照いただければと存じます。 4: ◯企画局長  次に、企画局所管分でございますけれども港湾施設整備促進に関する要望で、要望書の10ページでございます。  国におきましては、平成8年度から12年度までの第9次港湾整備5か年計画が昨年12月に閣議決定され実施中であります。この計画におきまして、仙台港につきましては国際海上コンテナターミナル整備として、大水深耐震強化岸壁等整備が進められているところであります。今後国際貿易港として整備され、21世紀に向けた東北の国際物流拠点を目指しますため、第9次港湾整備5か年計画が達成されますよう、必要な事業費確保要望いたすものでございます。 5: ◯委員長  ただいまの報告に対し、何か質問等はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 6: ◯委員長  以上で、報告事項関係を終了いたしました。  この際、当局から報告を受けた事項以外で皆様から何か発言等がありましたら、お願いいたします。 7: ◯大泉鉄之助委員  一つだけ伺わせていただきたいんですが、今御案内のとおり、大変静かな状況市長選挙が静々と展開されているようであります。大分市民の関心が薄いとか、選挙ムードが盛り上がらないということで、大変心配されているやに伺います。そういう中で、しかしながら選挙管理委員会が相当御努力されているなというふうに私はつくづく思うんです。ひがんで言うわけではないんですが、おととしの私ども選挙のときに、カラー印刷されたポスターなんて張り出された記憶もないし、バスにべたべたあんなふうに日にちが張り出された記憶もないですし、新聞にカラーの広告が載ったようにも記憶してないんです。大変ポスターが張ってありますし、バスにああして、あるいは仙台市の車にみんな張ってあるし、庁内放送も頻繁に選挙啓蒙放送がされますし、大分選管そのものは努力されているなと思うんですが、いわゆる今回、低調だ低調だと言われる中で、選管がどのような啓蒙運動をやっておられるのか。私どもが耳にした──車で走ってて何か言っていたのと、庁内で流れているのと、目にしたポスター新聞広告しか知らないんですが、今回また投票所が一つふえたようですし、いろいろと御努力されているようですが、そういったことでの選管が独自でやっておられる啓蒙活動について、どんなことをやっているのか、伺わせていただきたいと思います。 8: ◯選挙管理委員会事務局長  今回の仙台市長選挙における啓発事業について、概要を御説明申し上げます。予算規模から申し上げますと4700万ということで、前回市長選並み予算規模でございますが、主にやっている事業は今までと同じものがほとんどでございまして、例えばラジオ、テレビに広告を出すとか、新聞広告新聞チラシ織り込み等、これは前回市長選でも同じようにやっているところでございます。ただ、若干ポイントを置きまして、余り相場並みにやるのもいかがかということで、特にマスメディアの力が強いということを十分認識しておりますので、チラシども織り込みチラシ新聞広告をそれぞれにやるというところは前回と違っているところかなと。そういう関係で2800万ほどかけたと、そういうことが今回の特色かと思います。
     それから、ポスター掲示もこれまでどおりでございますが、形は同じでも中身に全然振り向いてもらえないのではポスターにはならないということで、今回いろいろ企画するときにもコンペ方式企画案を練って決めたということで、役所の頭ではどうしても出てきませんので、その辺のところでポスター中身からそういうことでやったところでございます。それで、スキップカードの中にも採用したのは新しいことですが、それもポスターを使って、普通の人をポスターに入れるところが目立っているところでございます。  それから、市バスに張っている点は、他の政令市がやっていることを仙台市も──仙台市は初めてになりますが、それを参考にしたということでございます。  いろいろと創意工夫はしたところはございますが、主なところはそういうことでございます。 9: ◯大泉鉄之助委員  前回と言われたのは、前回市長選挙という意味での前回なんですか。前回とほとんど同じことをやっているとか、前回どうのこうのと言いますけれども、際立って努力されていると私は思っているんですよ。おととしの我々の議員の選挙のときなどは、これほどの御熱心さは余り感じなかったものがあったんですが、今度は大分やっているなと。それも予算前回と同じだけども、これだけのことをやっているというのは──私は前回よりうんと予算がふえているんだと思ったんですよ、随分いろんなことをやっていますからね。そういうことなんですか。責めるつもりでもなんでもないんです。ただ、御努力を正しく評価しようと思って伺っているのでありますから……。 10: ◯選挙管理委員会事務局長  前回と申し上げたのは、前回市長選挙との比較ということでございまして、市議選との比較ではございません。  それから、前回並みというのを訂正させていただきますが、前回との比較で1000万の予算がふえております。 11: ◯鈴木康義委員  選挙の話が出たから思い出したんですが、私は青葉区役所にたまに行くわけですが、青葉区役所看板がかかっておりますが、その標語に「遊びも大切、選挙も大事」というのがあるんですね。これはどこで決めたんですか。遊び選挙がね──もちろん新しい時代のフィーリングが有権者に訴えるということで選管が決めたのかどうかわかりませんが、局長が決めたのではないということは今の話でわかりますが、この辺はどんなもんですか。それはどういう意味で、そういうことをつくって選挙管理委員会が掲示したんですか。遊びも大切、選挙も大事──遊び選挙をどのように結びつけるかということですが、私はポスターを見て、いろんなとり方はあると思うんだけれど、若い人たちがとればいいと思ったし、我々みたいな年寄りが見ると何だろうと思ったんですが、あの看板は何枚ぐらい張っているんですか。それで経過を教えてください。 12: ◯選挙管理課長  先ほど局長からもお話ししましたように、今回のポスターにつきましては、企画会社からのコンペということで採用いたしました。「遊びも大切、選挙も大事」というフレーズにつきましては、ポスター企画の中に入っていたものを懸垂幕の方にも利用したということでございます。  このポスターを選定する際に、余りにも今までは全世代を対象にしたといいますか、総花的な啓発をやってきたわけですが、前回、前々回と20代の方々投票率が20%を割っているというような状況もございまして、今回はひとつ若い人を対象にやってみようということで、そういうポスターを選んだわけでございます。  それから数でございますが、懸垂幕は各区役所総合支所にございます。 13: ◯鈴木康義委員  反応はいかがですか。現状のところ、まだ投票が終わっていないからわからないでしょうけれど、中間報告で決定するとどうなりますか。 14: ◯選挙管理課長  反応につきましては、我々調査できませんので、マスコミ方々に伺いますと、なかなかいいのではいかという方もいらっしゃいますし、ちょっと暗い感じがするという方もいて、評価は別れているようでございます。よくおっしゃっていただく方もいらっしゃるようでございます。 15: ◯辻隆一委員  1点だけお尋ねします。先般マスコミ等でも報道されましたが、太白区における文書落下事故に関してですが、この事故てんまつについては市民教育委員会報告したということですので、この問題をそのてんまつまで含めて議論するつもりはありません。ただ、こういう機密文書なりプライバシーに関する文書取り扱いの問題ということは、単に一所管事務だけの問題ではなくて、全市的な問題であろうと思うんです。そういう意味で、この問題について、総務局なり全庁的にどのような反省点なり問題点を出してきたのかということについて、まずお尋ねしたいと思います。時間がありませんのでまとめてお伺いしますが、そういう意味では、これらの機密文書なりプライバシーの保護に関する文書等取り扱いあり方についても見直す時期に来ているのではないかと思うんですが、この点について今後どのように検討されていくつもりなのか。  それから、私は以前にこの問題に関連して、庁舎内の文書リサイクルあり方の問題の中で、この機密文書取り扱いの問題について取り上げましたが、やはり単に焼却処分すればいいということではなくて、リサイクルする方法もぜひ検討すべきと思うんですが、この点についてお伺いします。 16: ◯事務管理課長  今回の事故に関しての対応ということで答弁させていただきます。  市民個人情報に関するものなど、機密性の高い文書廃棄につきましては、原則として焼却、または裁断という処理を行っております。今回のように大量の廃棄文書処理する場合には、清掃工場において焼却処分を行うというのが通常でございます。このような文書の運搬の場合には、文書が散逸しないよう、段ボール箱等に入れてこん包するということや、その数を廃棄前と廃棄後に確認するよう指導しているところでございます。  今回のこうした経緯を踏まえまして、この趣旨を徹底するよう今回改めて各課公所に通知したというところでございます。  それから、機密文書取り扱いに関してでございますが、一般に機密性のない文書につきましては売り払い、資源化ということにしていますが、機密文書につきましては、基本的に焼却処分ということで従来対応しておりました。しかし、そういった機密文書を専門にリサイクル処理する業者が最近出てきておりますので、平成7年から──現在まだ試行的な段階と言ってよろしいかと思いますが、一部の文書リサイクルに回してございます。これは今のところ年間、事務管理課で十二、三トンの文書量、それから情報システム課で20トン近くの文書量をそういった形でリサイクル処理しているという状況でございます。こうしたリサイクル処理でございますが、これは結構金額が張りまして、1トンの文書処理するのに4万円くらいの金額がかかるというようなこともございまして、現在のところその程度のリサイクルに回しているという状況でございますけれども、今後段階的に充実させていきたいと考えております。 17: ◯委員長  ほかにございませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 18: ◯委員長  なければ、これをもって協議会を閉会いたします。...