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  1. 仙台市議会 1997-07-18
    公営企業委員会 本文 1997-07-18


    取得元: 仙台市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-24
    1:                 ※会議の概要 2: ◯委員長  ただいまから、公営企業委員会を開会いたします。  本日の日程は、お手元に配付のプリントのとおりであります。  なお、委員会終了後、引き続き協議会を開催し、委員会審査事項以外の所管事項について、当局からの報告及び質問等を願いますのでよろしく願います。              《閉会中継続審査について》 3: ◯委員長  それでは、これより審査に入ります。「交通事業の現況及びLNG導入事業について」であります。  今回は、LNG導入事業に関する熱量変更作業について、当局から報告願います。 4: ◯ガス事業管理者  ガス局から、熱量変更作業につきまして御説明させていただきます。御案内のとおり、去る6月6日に第1船が入港いたしまして、7月3日にはまた第2船も入港いたしました。その後、各種設備テストも順調に進みまして、現在LNGを原料といたします6Bガスを製造いたしております。1万1000キロカロリーの13Aガスの製造につきましても、予定どおり8月26日から開始いたすことといたしております。熱量変更準備も計画どおり進んでおりまして、これまた8月26日から調整作業を開始いたすことといたしております。この熱量変更作業に当たりましては、何が何でも需要家皆様方の御協力をいただかなければならないわけでございまして、その都度作業の進捗にあわせまして、いろいろ御理解をちょうだいするためにPRをいたしておりますが、一連PRの冊子といいますか、チラシができましたので、以前に途中までのチラシをお配りしておりましたけれども、全体といたしまして一連PRチラシをお手元にお配りさせていただいております。その手順につきまして、LNG導入部長から御説明申し上げますし、また各需要家への調整作業につきましては3日サイクルでございまして、その3日間の作業につきましての内容等も具体的に御説明したいと思います。説明につきましては、先ほど申しましたように本郷LNG導入部長から御説明申し上げますので、よろしくお願い申し上げます。 5: ◯LNG導入部長  熱量変更につきましては、これまで準備を進めてまいりましたが、熱量変更作業本番作業でありますお客様を訪問しての器具調整作業が、8月26日からスタートすることになります。これまでの準備状況と、3日間の調整作業概要について御説明いたします。  資料1番をごらんいただきたいと思います。作業項目は、導管関連作業器具調整関連作業とに分けてございます。さらに器具調整関係につきましては、広報器具調査調整、あるいは部品調整員教育関係に分けてございます。  準備作業は、まず熱量変更作業の基本となります器具予備調査作業平成4年の8月から開始いたしまして、各作業はこの情報をもとに順次開始いたしております。  器具予備調査についてでございますが、多賀城から始めまして約2万3000件を平成4年の4月に実施いたしまして、調査器具を約6万3000台ほど予備調査として調査いたしました。  この情報に基づきましての導管に関連する作業でございますが、平成6年4月、今年度の3年前になりますけれども、約4,500ほどのお客様対象といたしまして地区分割設計を行い、セクターを22セクター設計してございます。その後平成7年には、地区分割作業補強導管、あるいはセクターバルブ設置を行っております。セクターバルブにつきましては、平成9年の多賀城分につきまして、39台ほど設置してございます。  その次には、平成8年の7月には、まあ1年前になるわけでございますが、供給遮断テストを行っております。供給テストにつきましては20回ほど、遮断テストにつきましては14回ほど行っております。供給テストにつきましては、ピーク時、17時から20時ぐらいの範囲の中で20回ほどテストを行っております。また、遮断テストにつきましてはオフピーク時になりますので、0時から5時──朝の5時ぐらいの時間帯で調査を行っております。これで導管関係につきましては準備が整うわけでございますが、本番作業パージ作業ということになります。  次に、調整方法決定でございますが、部品関連といたしまして調査マニュアルに約1万ほどの器具の型式を既に登録してございます。また、調整する手順あるいは部品決定等を含めまして、調査マニュアルには約5,000機種ほど登録してございます。これらに基づきまして部品を調達するわけでございますが、現在部品を調達しておりますのは18万個ほどになってございます。なお、部品につきましては、平成9年分から平成10年の中旬までの部品を既に収納してございまして、本番を迎える体制ができております。  次に、調整員教育関係でございますが、調整員につきましては平成7年の4月から教育を開始いたしまして、1種の調整員、これはほとんどの器具調整できる資格を有するわけでございますが、176名ほど調整員資格を既に取得してございます。また第3種ということで、これはメーカーからの応援等を──自社製品調整する要員でございますが、81名ほど資格を取得いたしまして、本番作業に備えております。  次に、広報関係でございますが、一般広報といたしまして各種団体等説明を行っているわけでございますが、ここにお示しいたしましたとおり、官公庁、地域の団体ガス関連の業界、建築・土木設計事務所等に、記載したとおりの数字でPRを行っております。これらのPRのほか、調整対象となりますお客様に対するPRでございますが、これはお客様に対するPRはシリーズになっておりまして、ナンバー1からナンバー8までのPRになります。これにつきましては、お手元にお配りした実物のものでございます。まず1番目は、調査を開始する段階でお客様にお知らせする内容のもので、ダイレクトメールでございます。ナンバー2につきましては、調査に伺った際にお客様に御説明申し上げる資料でございます。ナンバー3につきましては、Cマイナス75と私どもは表現しておりますが、4カ月ほど前にお客様にダイレクトメールする内容でございます。ナンバー4につきましては、2週間前、そして1週間前にはナンバー5をもって本番調整作業に当たる予定にしてございます。  次に、器具調査あるいは調整についてでございますが、予備調査の後、1年前になりますが、平成8年の10月から器具の本調査を実施してございます。平成9年分の多賀城地区につきましては、4,500戸ほど調査いたしまして、約99.4%の完成率になってございます。これにつきましては、今後100%に達成することになっております。  次に、これらの調査結果に基づきまして、調整作業をスムーズに行うための事前工事等があるわけでございますが、これらを事前作業と申しておりますが、この内容につきましては、家庭用として実際に調査に参りましても、規格等が明確でないもの等があります。これの事後の処理といたしまして、800件ほど処理してございます。また、要工事検分、これはお客様器具設置のスペース、あるいは高さ等が作業に支障があるかどうかという疑問のあるところですが、これを既に1,600ほど検分をし終了してございます。また、事前調整・分解となってございますが、これは大型器具のものでございます。また、特殊器具につきましては、特殊な調整決定方法を行いまして45件ほど行ってございます。
     それから、各作業が連携して機能するかどうかというところを最終的にチェックするために、実際の体制でもって総合訓練を2回実施することにしてございます。第1回目につきましては、7月の23、24の2日間にわたりまして、現場における参加人員を152名、また車両は59台を動員いたしまして、総合訓練を行い本番に備える予定でございます。また、これらの総合訓練の結果によりましてもう一度、第2回目の総合訓練を8月の18、19の2日間で、これも156名、車両61台ほど現場に実際の体制で出動させまして、最終的な総合訓練を行いまして本番作業に向かう予定でございます。  8月の26日から28日までの3日間の作業内容についてでございますが、まず第1日目にはお客様を把握することとお客様に対するごあいさつを申し上げまして、これからの作業内容資料によりまして御説明申し上げる作業を行います。次には、お客様が所有しております器具確認部品を持ち込みますので、それらの照合、そして実際には1日目ではまだ旧ガスでございますので、2日目に新しいガスにかわるわけでございますが、それまでにお使いにならない器具については、1日目でお客様の了解を得まして、調整をいたします。また1日目では、2日目に完全にガスの使えない時間帯が8時から10時30分ごろまであるわけでございますが、これらの2時間半だけはガスが使えないということをお客様によく御理解いただくために説明いたします。また、不在あるいは現在閉栓になっているお客様があるわけでございますが、これらにつきましても第1日目で処理をいたすことになっております。  また、第2日目でございますが、まずガス使用禁止時間帯、先ほども御説明申し上げましたが、8時から10時30分までは旧のガスも新しいガスも使えない──全くガスのない、供給していない時間帯がございます。これについて、まずお客様に、1日目でも御説明いたしましたが、2日目でも御説明をいたしまして、理解をいただくことにしております。その次には、6Bガス、いわゆる旧ガスパージでございます。現在の管には旧ガスが入っているわけでございますが、パージを行いまして、13Aガスの流入とあわせて行います。次には、お客様宅地内の内管気密検査と、それから宅地内には旧ガスが入っておりますので、それらをガス栓等からのパージを行いまして、全部のガスが13Aのガスにかわるわけでございますが、その次に器具調整を行いまして、次には終わったお客様から13Aガス──新しいガス使用開始説明、そしてこの時点検針等も行いまして新しい料金の説明を行う順序になっております。2日目におきましても、お客様不在な場合あるいは閉栓お客様については使用禁止の措置を行って、それで2日目の作業が終了いたします。  3日目の作業でございますが、2日間におきまして調整のできなかった器具調整をまず行います。それで全部の調整が終了するわけでございますが、調整結果の確認お客様に対する御礼等を申し上げて、最終的には実際に調整したものと別の調整員相互検証を行いまして、器具に関連する作業はこれで一切終了するわけでございます。最後には、さらに不在お客様あるいは閉栓になっているお客様を最終確認いたしまして、3日間の作業は終了することになります。  終了した後1カ月後には、お客様に実際新しいガスを御利用いただくわけでございますけれども、1カ月後には使用してふぐあいがないかどうか、あるいは燃焼状態がどのようになっているかというところを再点検作業いたしまして、最終的なお客様作業は終了することになります。この時点で、これからガスを御利用いただく場合のガス器具安全使用お願い等説明を行いまして、一切の作業が終了することになります。  熱量変更作業につきましては8月の26日から開始いたしますが、今後37万戸のお客様対象といたしまして、まあガス器具100万台があるわけなんですけれども、完全燃焼を目指しまして保安を第一に、安全、確実に作業を進めてまいります。よろしくお願いいたします。 6: ◯委員長  ただいまの報告を含めて、本件について質問等はありませんか。        〔「なし」と呼ぶ者あり〕 7: ◯委員長  なければ、これをもって委員会を閉会いたします。...