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  1. 仙台市議会 1995-02-28
    公営企業委員会 本文 1995-02-28


    取得元: 仙台市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-24
    1:                 ※会議の概要 2: ◯委員長  連日の御精励、大変御苦労さまでございます。ただいまから、公営企業委員会を開会いたします。本委員会において審査を行います議案は、4件であります。  まず、審査方法についてお諮りいたします。議案審査は、お手元に配付の審査順序表に従い順次質疑を行い、全議案に対する質疑終了後、決定に入ることにいたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 3: ◯委員長  御異議なしと認め、ただいまお諮りした方法により審査を進めることにいたします。なお、議案審査終了後、所管事務について当局からの報告及び質問等を願いますので、よろしくお願いいたします。              《付託議案質疑について》 4: ◯委員長  それでは、これより付託議案審査に入ります。  まず、第53号議案仙台乗合自動車運賃条例の一部を改正する条例について質疑を願います。 5: ◯津田宣勝委員  一つだけお伺いをいたします。新しく、「ト」という部分が挿入されまして、この中で、特に必要と認めた場合はというものがありますが、この特に必要と認めた場合はというのは、どういう人を、あるいはどういう場合を想定しておられるのか、これだけお伺いいたします。 6: ◯交通局総務課長  現行条例上規定されておりますのが、身体障害者あるいは精薄者ということになってございますが、それ以外に今回入れたものとして想定しておるのは、例えば児童福祉法等で規定されておらない学校教育法養護学校とか、それから特殊学校、それから精神薄弱者福祉法で規定されております更生施設、あるいは授産施設、このようなものを、今まで規定しておりました内容のものと同程度というふうな考えで、新たに適用したいという考えでございます。 7: ◯辻隆一委員  管理者が必要と認めるものと、こういうふうになっているのですが、実際そのバスの中では、実際に乗った場合に、その判断というのが非常に難しいのではないかと思うのですが、その判断基準というのですか、その辺についての考え方だけちょっとお伺いしておきたい。 8: ◯交通事業管理者  バスに乗る前に、交通管理者が必要と認めるという場合におきましては申請をしていただきまして、その中で協議をいたしまして、割り引く者につきましては、それなりの手続をとって割り引くという形をとりたいというふうに考えております。 9: ◯辻隆一委員  私がちょっと聞いたところでは、介護人というのは常に決まっている人ではなくて、例えばボランティアの方々だったら、その日によって介護人になったりというケースというのが非常にあるわけです。最初から、この人の介護人はこうだというふうに決まっているケースだったらいいのでしょうが、そうではなくて、現場で判断せざるを得ないケースというのもあるのではないかと思うんです。そういうことについては、いかがなんでしょう。 10: ◯交通事業管理者  身障手帳なり療育手帳をお持ちになっておれば、どなたでも、介護の方だということで御理解いただけると思うわけでございます。ただ、先ほど総務課長説明いたしましたその他、手帳を持っておらない方々につきましては、それにかわる証明書のようなものを出しますので、それを提示していただければ、そういう形の中で処理できるものというふうに考えております。 11: ◯委員長  終了いたしました。  次に、第54号議案仙台ガス事業設置等に関する条例の一部を改正する条例について、質疑を願います。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 12: ◯委員長  終了いたしました。  次に、第55号議案仙台ガス供給条例の一部を改正する条例について、質疑を願います。
    13: ◯津田宣勝委員  大口需要家に関しては、別に定める供給条件によって契約をするという表現になっています。この別に定める供給条件というのは一体どういうものかということについて、お伺いいたします。 14: ◯ガス事業管理者  今回、供給条例改正をお願いいたしておりますのは、御承知と思いますが、ガス事業法改正で、従来、区分としてなかったわけでございますが、熱量で1万1,000キロ・カロリー換算で年間200万立法メートルを使用するものとの間でのガス供給条件について、新たにガス事業法の中で位置づけをされたということが今回の条例改正をお願いした経過でございますが、これは全く新たな区分で設けられたものでございますし、それから私ども供給区域内で、これまで実態としてございますのは1万1,000キロカロリーで200万立法メートルということですから、現在私ども供給していますガスは5,000キロカロリーでございますので、ちょうどその倍に換算率ではなりますので、400万立法メートルと。それで、実態的には現在私ども供給しているので、その400万に換算した場合に、たしか170万というのが最高でございまして、従来そういった事例もございませんし、それから新たに設けられた事例でございますので、法律との関係上、今回、条例整合性を持たせるということでございますので、今後そういった実態が出た場合に、その実態に照らしてその条件について定めてまいるということでございまして、現在手持ちとしてそういったものは持ってございませんので、御理解をいただきたいと存じます。 15: ◯委員長  終了いたしました。  次に、第60号議案公施設区域外設置協議に関する件について質疑を願います。 16: ◯津田宣勝委員  実は、説明書によりますと、この公の施設区域外にというものにつきましては、大和町の住民利用に供するためというふうになっています。大和町にガス施設を布設をするということになるのですが、説明では、県立大学がさしあたりの必要性なんだということになっていまして、県立大学という施設あるいはそこに働く人、あるいは学ぶ人を含めて、これを大和町の町民だというふうな言い方をしているのだと思うのですが、実際にそれでいいのかということと、実際に大和町に住んでおられる住民の皆さんにこれからガス供給できる見通しや計画というのはどういうふうになっているのかということについて、お伺いをいたします。 17: ◯ガス事業管理者  今回、供給条例並びにガス事業設置、公の施設区域外設置協議に関する件をお願い申し上げたのは、ただいまお話がございましたとおり、当面県立大学、それから引き続き、白百合の大学設置をされるという、そういう前提で、将来的にはその設置時点都市ガスをお使いいただけるということがあるものですから今回お願いをしているわけですが、従来の条例ないしは自治法上の関連からしますと、新たにそういう都市ガス供給するということになりますと、制度的に言いますとやはり区域外設置ということで議会の議決をいただかなければならないということでございます。今回は、当面都市ガス供給をということで区域外設置、それから事業区域として大和町を編入させていただくということでございます。住民という言い方が似つかわしいかどうかということはございますが、言うなれば大和町からすれば、町民の中には法人もあればそれから自然人もあるということで、当然町民税対象という見方をされるということが一つございますし、それからもう一つは、今回、大和町の区域事業区域に編入するということですから、当面はその都市ガス供給区域としては、短期大学ないしは白百合というところが焦点になってございますが、事業区域ということで設定をされますれば、将来は都市ガスないしは簡易ガス事業区域として事業展開ができる地域になるという可能性を秘めた区域だというふうに、ひとつ御理解をいただきたいと存じます。 18: ◯委員長  ほかにありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 19: ◯委員長  終了いたしました。  以上で、全議案に対する質疑を終了いたしました。             《付託議案決定審査について》 20: ◯委員長  それでは、これより付託議案決定を行います。  決定審査は、審査順序表により順次討論、採決を行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 21: ◯委員長  御異議なしと認め、ただいまお諮りいたしました方法により審査を行います。なお、決定に際して要望事項等がある場合には、それぞれ委員長報告に織り込むものについてはその旨をはっきりと簡明に発言を願い、その旨の発言がなければこの場限りの要望として取り扱うことになりますので、この点、御了承願います。  まず、第53号議案仙台乗合自動車運賃条例の一部を改正する条例について討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 22: ◯委員長  討論なしと認めます。  採決いたします。第53号議案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 23: ◯委員長  御異議なしと認めます。よって本案原案のとおり決するのでありますが、この際要望事項等があればお願いいたします。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 24: ◯委員長  決定いたしました。  次に、第54号議案仙台ガス事業設置等に関する条例の一部を改正する条例について討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 25: ◯委員長  討論なしと認めます。  採決いたします。第54号議案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 26: ◯委員長  御異議なしと認めます。よって本案原案のとおり決するのでありますが、この際要望事項等があればお願いいたします。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 27: ◯委員長  決定いたしました。  次に、第55号議案仙台ガス供給条例の一部を改正する条例について討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 28: ◯委員長  討論なしと認めます。  採決いたします。第55号議案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 29: ◯委員長  御異議なしと認めます。よって本案原案のとおり決するのでありますが、この際要望事項等があればお願いいたします。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 30: ◯委員長  決定いたしました。  次に、第60号議案公施設区域外設置協議に関する件について討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 31: ◯委員長  討論なしと認めます。  採決いたします。第60号議案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 32: ◯委員長  御異議なしと認めます。よって本案原案のとおり決するのでありますが、この際要望事項等があればお願いいたします。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 33: ◯委員長  決定いたしました。  以上で、付託議案審査を終了いたしました。               《所管事務について》 34: ◯委員長  次は、所管事務についてであります。  それでは、交通局より報告願います。 35: ◯交通事業管理者  交通局から2件の御報告をさせていただきます。  まず、バス運賃改定についてでございますが、これにつきましては去る2月9日の運輸審議会意見聴取会を経まして、先週の21日に運輸大臣より申請どおり認可をいただいたところでございます。これによりまして、明日3月1日より平均6.8%の運賃改定を実施させていただくことといたしたところでございます。利用者皆様方には御負担をおかけすることになりますが、交通局といたしましても今後とも経営健全化に向けての一層の内部努力はもとより、さらなる乗客サービスの向上にも努めてまいる所存でございますので、何とぞ御理解を賜りたいというふうに考えておるところでございます。なお、広報につきましては、車内掲示を初め新聞各紙織り込みチラシ等により行っておりまして、皆様の御理解をお願いいたしておるところでございます。このチラシにつきましては、参考までにお手元にお配りいたしておりますので、御参照賜りたいと存じます。  次に、バス営業所の統廃合についてでございますが、これにつきましては経営健全化の一環としてこれまでも取り組んでまいったところでございますが、3月27日をもって南仙台営業所を廃止いたし、長町営業所出張所とすることといたしたところでございます。これによりまして、バス事業所は、観光貸し切り営業所を除きまして5営業所、6出張所となったところでございます。以上2件につきまして、御報告を申し上げる次第でございます。なお、お手元企画カードのパンフレットをお配りさせていただいておりますが、交通局といたしましては、現在スキップカード、バスカードとともにこの企画カード販売促進に鋭意取り組んでおるところでこざいますので、御紹介をさせていただいたところでございます。委員皆様方におかれましても御利用いただければ幸甚と存じます。よろしくお願い申し上げます。以上でございます。 36: ◯委員長  ただいまの報告に対し、何か質問等はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 37: ◯委員長  次に、水道局より報告願います。 38: ◯水道事業管理者  兵庫県南部地震被災地に対する水道局の支援につきまして御説明させていただきます。現在のところ、応援給水につきましては6次派遣をいたしておりますが、この6次派遣は3月2日に帰仙予定ですが、次いで7次の派遣、9名を3月1日に仙台を出発する予定にしております。今のところの情報によりますと、大体3月6日か7日ころで一応、応援給水も終了するのではないかという情報がございますが、一応7次まで派遣する予定にしてございます。今まで行きました延べ人員は、市の職員が62名行っております。そのほかに、復旧作業事業というものがございまして、これは壊れたところを直すという事業でございますが、これは工事業者にお願いいたすとともに市の職員もついておりますが、これも3次派遣をいたしまして、2月の10日とか2月の12日に帰仙しておりまして、これ自体は完了しております。このときにも、局の人間が延べ人員で14名、工事業者が54名行っております。そのほかに、給水装置と宅内の工事でございますが、これも3次まで今現在行っておりまして、3月1日に帰仙予定でございまして、これも延べ人員63名行っております。そういたしますと、市の職員のトータルは延べ76名、水道工事会社職員は117名、計193名が神戸派遣ということになります。  それから次に、被災者減免の問題でございますが、仙台市に転入した方に水道料金減免したいと思います。減免対象者は、災害救助法が適用された市町から仙台市に編入した方々ということになりますが、減免の額は個人の1世帯を持てば全部減免でございますが、親類や友人宅に同居した被災者につきましては、計算上一人当たり平均7トン、1カ月当たり7トン相当額申請により減免したいというふうに考えております。以上でございます。よろしくどうぞお願いします。 39: ◯委員長  ただいまの報告に対し、何か質問等はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 40: ◯委員長  次に、ガス局より報告願います。 41: ◯ガス事業管理者  それでは、阪神大震災ガス復旧のために現地派遣している状況について、まず御報告をさせていただきたいと思います。現時点で6班、人員で61名派遣をいたしておりまして、車両は36台ということでございますが、2隊に分かれておりまして、一つ西宮の今津におりまして、こちらの方は、宝塚、それから西宮から復旧に入ってございます。いずれ、あすあたりから芦屋の方に入るということでございまして、こちらの方は人員も増強して対応しております。もう1隊は明石の方に行っておりまして、明石の方から神戸中心部に向けて復旧活動に入ってきているという状況でございます。これまで、10回に分けて交代要員を出したり、あるいはそれから新たに増員をするという形で延べ134名、局職員が47名、それから関連会社の方からは87名という状況になってございます。それで、今申し上げたとおりでございますが、徐々に神戸中心部に向けて復旧活動に入ってきておりますが、だんだん工事内容がかなり困難といいますか、難易度の高い工事になってきて、復旧率が思ったほど上がらない状況がございますが、現時点で54%ほどの復旧率ということで、約半数がまだ供給停止状況にございます。派遣見通しでございますが、今のところは当分の間ということで、先行きの見通しは必ずしもいつまでということを申し上げる状況にないわけで、当分私どもとしては現体制復旧活動応援に当たるということにならざるを得ないというふうに思います。現地派遣している者は、概ね20日間現地に滞在して頑張っていただいて交代をさせるというような形になってございます。そういう状況でございます。  それから、先ほど水道の方で料金扱いの問題の話が出ましたが、私ども料金の場合は、いずれにいたしましても、御承知のとおり通産の方の認可料金でごさいますので、扱いについては単独で処置するということはできない仕組みになってございます。それと、必ずしも全体が公営企業ということではなくて、ほとんどが民営企業ということでございますし、ガス料金電力料金との調整ということもございまして、通産の方の御指示もあって、現時点では遅収料金の適用をしないという扱いで全国統一化されているという状況でございます。以上でございます。 42: ◯委員長  ただいまの報告に対し、何か質問等はありませんか。 43: ◯千葉義二委員  今、水道事業管理者ガス事業管理者から、救援体制についてのお話を受けましたが、この方々は通常の出張旅費、あるいはそれに対する超勤などというものの手当がやはりあると思うのですが、それがどの程度になっているか、一言教えてもらいたいと思います。 44: ◯水道局総務課長  ただいまの件でございますが、今回の派遣につきましては出張扱い派遣しておりまして、当然に超勤手当、そのほか特勤手当等についても措置しております。 45: ◯千葉義二委員  金額は、まだ……。 46: ◯水道局総務課長  金額につきましては、超勤手当は実績に応じまして、特勤手当につきましては、最初の日にちから7日間までが3万円、それから8日間から14日までが4万円、それを超えますと5万円という形の金額を定めております。 47: ◯ガス事業管理者  基本的には、今、水道の方から御説明したとおりと。扱い的には、従来、八戸その他の扱いと全く同様でございます。また実際の金額の面でございますが、これは帰隊をしてから清算をするという形でございます。 48: ◯委員長  ほかにございませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 49: ◯委員長  以上で、報告事項関係を終了いたしました。この際、当局から報告を受けた事項以外で皆様から何か発言がありましたら、お願いいたします。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 50: ◯委員長  以上で、所管事務についてを終了いたしました。これをもって委員会を閉会いたします。どうも御苦労さまでございました。...