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  1. 仙台市議会 1993-05-21
    経済交通協議会 本文 1993-05-21


    取得元: 仙台市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-24
    1:                 ※協議会の概要                            開会 午後1時32分                            閉会 午後2時20分 2: ◯副委員長  引き続き、協議会を開会いたします。  ここで、委員長と交代いたします。            〔副委員長退席委員長着席〕 3: ◯委員長  それでは、副委員長と交代をさせていただきます。  それでは、経済局から報告お願いします。 4: ◯経済局長          〔資料「仙台市の農業」に基づき説明〕 5: ◯委員長  ただいまの報告に対して、質問等はございませんか。 6: ◯鈴木繁雄委員  ただいま、局長さんから農業者の立場からばかりではなくということでの御説明がございましたので、ちょっとだけ関連をして。  農業生産物、いわゆるお米ですね、仙台はお米の生産では大変多いというふうに聞いておりますけども、ところが現在の、お米を使ってですね、政府から払い下げをいただいて加工する、いわゆる政府払い下げ米、これが大変不足をしておるというふうにお伺いをしておりますけども、御当局ではどのようにこの情報をおつかみになっておられるか、米どころ仙台におきまして、使う方が今度不足をしておるということで、お米が不足をしておるということでお伺いをしておりますけども、どのように御掌握になっているかお伺いをいたします。 7: ◯経済局長  概略承知しておりますけれども、最近加工米が非常に少なくなってきておるという現状があります。一たん転作した場所にもう一度米をつくれという政策が国の方から来ておりまして、ただ、加工用米をつくってくれということで、同じササニシキでも安く政府の方から買われるということでございまして、農民は踏んだり蹴ったりだというように我々では考えてございます。ただし、それが強制っていいますか、ぜひ努力してくれということで、割り当て制で来てるもんですから、現在市内では我々も農家の方にお願いして、ぜひ多用途米の方に回してくれということなんですけれども、なかなか目的のように、数字的にはうまくいってないという形でございます。以上でございます。 8: ◯鈴木繁雄委員  ちょっと私も農業が専門じゃないので、わけわかんないことを聞いてるかもしれませんけども。その味噌醤油ですね、味噌をつくるにはお米が大事なんですよ。そのお米が、政府から払い下げの米はもうストップされようとしてんですよ。これは御存じですか。 9: ◯経済局長  農政課長の方からお答え申し上げます。 10: ◯農政課長  現在、多用途米先生のおっしゃるとおり市場に足らないと、平成4年度産で、全国的にですけれど約47万トン集荷目標に対しまして、38万トンぐらいしか集まってないということです。そういうことで、かなり足らないし、それから政府の在庫も10月末の現在で約30万トンしかないという状況であります。ですから、需給調整がなかなかできないというのが現状であります。そういう意味で、先食いですね、いわゆる政府の米は11月1日から10月30日までの管理なんですけれども、それを早場米ということで7月ころ出たものを、本来からいえば翌年度の生産量になるんですけれども、それを先食いして今間に合っているというのが現状であります。  そういうことで、先生がおっしゃるとおり政府米も足らない、それを政府米から一時多用途米に回そうという、国の方ではそういう操作をやるっていうことを、新聞で知っております。 11: ◯鈴木繁雄委員  これ、本当は大変重要なことだと思うんですよ、私。我々も米は日本の根本的な、瑞穂の国における主食であるので、輸入を阻止するというようなことで、いろいろ議会等でも決議をしたり、国会でも決議をされておりますけども、それはそれとして、現実にその仙台でお米が足らないんですよね。これに対してどうやって対策を講じていったらいいのか、それはもう業者の人たち勝手にやりなさいと言われても、食管という制度のもとで米の需給バランス、もしくは消費というのはずうっときてるわけですから、ここにきてボッとほん投げられても困るわけですよ。  味噌業界の話ばかり言って恐縮ですけども、2カ月間、実はもう8月、9月と政府からの多用途米払い下げは一切ないと。自分で勝手にしなさいとはお役人さんですから言わないんですよ、ノーコメントになっちゃうんですよ。これは、農業における農政に対するいろいろな、農民農政に対する不信感と、それとまた現実にこのように米が足んなくなってきたと。今度多用途米をつくりなさい、つくりなさいって、奨励金やるからつくりなさいと言ったって、農家の人つくらない。仙台はわかりませんけど郡部の人たちはもうつくらないと言ってるんですよね。そうしたらこれどういうふうになるのか。米というのは植えてから次の年になんないととれないから、これは大変なことだと思うんですけどね。
     仙台の場合は、宮城県の中における最高の農業生産地域ですから、この仙台農家の作付け、そういうものに対する影響というのが、かなり出ると思うんですよ。全国でも宮城県の場合は、まだ実はいい方なんですね。他県のことはさておきまして、少なくとも我々地元で、仙台で事業している者たちが、米が足らなくなってきてるんですよ。これはやはり、どういうふうに市の方でしっかりと情報をおつかみになって、どういうふうに政府の方に働きかけていくのか、農業農業政策は市独自だけではどうしようもない部分ありますわね。国の施策というか、それで振り回されているわけですから。これは、市として現実にそういうようなことを調査をしていただいて、さまざまな状況が今度出てきますから。今のところ何とかつないでいるんですよ。ただやっぱり今度8月、9月ですか、10月、その辺の端境期ですね、いくら早食いしろと言ったって出てこないものは早食いもできないし。  そういうようなことで、お米のこと、実はそういうような問題も出てきておりますんで、今、局長さんがいみじくも農家農業者から見た農業ばかりでなく、消費者から見た、市民から見た農業ということも出ましたんで、ぜひこれは御調査をいただいて、しかるべく国の方に、また食糧事務所なり、そういうところに市としてのお働きかけをすべきでないかというふうに思いますが、いかがでございましょうか。 12: ◯経済局長  お答え申し上げます。先生おっしゃったいろんな農業施策の問題、これは政令都市になっても、市の段階にはほとんど何一つおりてきておりません。全部国と、あるいは国の施策を受けた県の行政ということになってますんで、先生今おっしゃられたことについて調査し、そして何らかの処置をとるようにということについては、市の権限でもございませんし、なかなか難しい問題ではないかなというふうに我々も考えています。ただ、そういう実態があるということ、我々も、きょうを含めて存じておりますんで、上部官庁の方に伝えておきたいというふうに思います。 13: ◯小野寺初正委員  農業園芸振興協会の方で伺っておりますけど、農村園芸学園についてちょっとお伺いしたいんですけども。この学園生の案内とか募集について、現状どのように行っているのか、まずお伺いしたいと思います。 14: ◯農業園芸センター所長  ただいまの御質問でございますけれども、仙台市側でなくして、うちの方で委託しております農業園芸振興協会、そちらの方で募集しておりまして、入学式の1カ月前の市政だよりにいつも登載させていただいております。以上です。  それにちょっと補足させていただきますけれども、それの入学式の後、手続き上は連合町内会長会長さんの推薦をいただきまして、そして手続きをとっていただくということになっております。 15: ◯小野寺初正委員  それで、その手続きの仕方について、ちょっといろいろ市民の方からお話がありまして。市政だよりを見ますと、申し込み連合町内会までとしか書いてないんですよね。それから市民の方はどこに連絡していいのか、連合町内会は誰かと、そこまでわからない方が非常に多いわけですよね。現実には、連合町内会がわからなくて、町内会長さんのところに行ったりしてるという現実もあります。そういうことで、もし市政だよりに掲載するのであれば、もう少し手続き上の、市民が連絡しやすいように窓口の電話番号なり、あるいは代表者なりをきちっと載せた形でぜひお願いをしたいと、このように思うわけですが、この点についてお伺いしたい。 16: ◯経済局長  連合町内会長さんにお願いしたのは、グループ申し込みで、市内の片寄った方が10人20人と申し込まれることがございまして、申しわけないですけども連合町内会長さんの方にということで、なってきたわけです。  市政だよりの文章につきましては、市政だよりの紙面の制約もあるように聞いておりますけれども、できるだけ市民が直接読んで理解しやすいように掲載させていただきます。 17: ◯委員長  そのほかございませんか。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 18: ◯委員長  以上で、報告事項関係を終了いたしました。  この際、当局から報告を受けた事項以外で発言等がありましたら、お願いいたします。 19: ◯横田有史委員  前回の委員会でも私ちょっとふれさせていただきましたけども、公的な制度融資関連の問題、融資制度についてですが。前に言ったケースがございましたけども、その後も新たにいろいろかかわり合いがあったケースの中で、中小企業指導センターの方には大変御苦労いただいたわけでありますけれども、70万ほどの小口融資を受けたいというケースがございまして、結局取引銀行に行っていろいろお話をした中で、奥さん保証をつけてくれと、こういう話がされたと。結果についてはいろいろありまして、結局別の制度を借りるような手続きになってしまいましたけども、無担保、無保証が原則の小口融資で、奥さん保証人をつけてくれないかと。まあ、その人は独身ですから、もちろん奥さん保証などつけられるわけはないわけですけども、結局まあそういう話し合いがなされたと。これ自身が窓口対応としてどうなのかということがございまして、いろいろ当局に御調査もいただいてきた経過がございます。  その中で、一つ明らかになってきたのは、こうした制度融資を、端的に言えば悪用してる現状があるということが、一つ金融サイドの方からいろいろ指摘されてきたわけであります。金融サイドの方に言わせれば、端的に言えば、えせ同和の方だと。何件か、紹介ということで来て制度を借りる。そして結局1割なりのバックペイをもらうんでしょうか、そういう形でやりながら、そうしたケースの中で結局焦げつきがかなり出ているのだというような話も、幾つかの金融機関から伺ったわけであります。私、もしそれが事実だとすれば事態は非常に重大だというふうに思っておりますが、そうしたケースについて何か仄聞してる件がありますかどうか、まずその点について当局の方から伺っておきます。 20: ◯中小企業指導センター所長  お尋ねの件でございますけども、バックペイとかという話は直接聞いたことございませんけれども、先生のおっしゃるような団体に属してると称する方が、銀行窓口に来たということにつきましては、2年ほど前に金融機関からそういった話があったことは聞いております。 21: ◯横田有史委員  ある金融機関の場合には、1年間で各支店単位で、ケースに1つくらいずつは必ずあるというふうに伺っているわけです。今後の調査をぜひ待ちたいなというふうに思いますけれども、実際にそうした形で小口融資を使い、実際に借りたい人はもうやむにやまれずの気持ちで紹介もお願いする、頼むということになってるんでしょうけれども、実際に1割何がしでも事実バックペイがあるとすれば、それはそれで返済にも負担になるわけでありますし、当然焦げつき等も出てくる可能性もある。そこに十分な審査や判断もないままに、結局怖いから貸さざるを得ないとか、そういうことになって全体の、いわば返済率危険率仙台市の場合高いと言われて、なかなか250万の枠が拡大できないでいるわけでありますけども、もしそういう事実の中で現実返済率が悪い。悪いから、したがってこの融資についてますます窓口では厳しくなる、ないしは、まじめに純粋にしかも安心して制度融資を受けたいという方々に対する窓口のさまざまな規制が強まっていく。実際にこういう不況下において、一日も早く幾らかでもこういう制度融資を低利で利用したいという善意の方々に迷惑がかかるような結果になっているとすれば、私は事態としては決して黙視できない問題だというふうに思っているもんですから、現実に今まで過去のこうした制度融資育成融資も含めてで結構ですけども、小口融資育成融資等の中で──窓口方々に聞くと名前も言ってるわけです、YさんとかKさんとか。一緒についてくる方も決まってるわけですから、そうした方々がついてきたケースがどのくらいあって、実際にそれが焦げつきがどのくらい出てるのか、これを調査するくらいのことあってしかるべきだというふうに思うんです。そういうことをやった上で、なぜ仙台返済率が悪い、だから保証協会としては枠の拡大ができない、などということを言わせないような、そういう仕組みをきちっとしていく必要があるだろう。  そういう意味では、貸す貸さないはあくまで今銀行窓口になってるわけですから、私はそういう意味で貸す貸さないの判断権も含めて、公的な資金ですから市の側に判断権をできるだけ持つ。率直に言いますと、金融窓口方々も、例えば市の方で御推薦状っていうんですかね、承諾書といいますか、こういうものがついてくれば安心して貸すというわけですよ。例えば、そういう制度を思い切って取り入れて、あくまで公的融資ですから、皆さんのお金で預託してそれを貸すわけですから、その公的な融資を進めるに当たって市がやはり大事な判断権を持っていく。そういうことないままに、これも金融機関の側に言わせれば、気の強い支店長なら断固としてはね返すけれども、気の弱い支店長は結局貸してしまうと、これが焦げつきなんかになってしまう。こういうことで、結局判断権金融の側にゆだねられてるままで、この制度融資が活用されていくことに、私は若干の疑問を持つわけでありまして、こういう機会に一つはぜひ過去における──金所長さん、2年前に聞いたことがあるということですが、具体的にはそういう事例の中から各窓口でそういうチェックとか、あるいは奥さん保証は最低とか、こういう新しいルール金融サイドでつくって対応してるわけでありますから、現実にこの数年間のそうした事例について正確な調査を行うこと、必要であれば社会的にもきちっと明らかにすること、その上で公的融資制度として窓口改善をどうすべきなのか、この点について金融機関と市のサイドできちっと話し合って、そうした公的な責任における貸し出しができるような仕組みなりルールを、新たに前向きに確立すべきではないかというふうに思うんですが、この点について伺っておきます。 22: ◯経済局長  融資については、できるだけ今先生おっしゃったように正しい形で貸したいというのが当然でございまして、そのような方向で今後さらに検討してまいりたいというふうに思います。 23: ◯鈴木繁雄委員  2点ほどお伺いしたいんですけども、まず特殊鋼跡地西友進出、そして漏れ聞くところによりますと、国道286号線の茂庭団地入り口付近ジャスコ及びダイエー進出計画があるというふうにお伺いをしておりますが、特にダイエー進出予定地は農用地だったのを転用されての計画じゃなかろうかと思いますけども、ちょっと私もその辺は定かじゃないんですけども、どのような計画があるか、当局で知る範囲で結構ですからお聞かせをいただきたい。 24: ◯経済局長  私は聞いてませんけども、なお指導センター所長の方が聞いておるかどうか、お答え申し上げます。 25: ◯中小企業指導センター所長  申しわけございません。まだ聞いておりません。 26: ◯鈴木繁雄委員  わかんなければわかんないで結構ですけども。実は私の聞くところは、これはうわさですから必ずしも正確なお話ではないんですけども、やはりジャスコダイエーで向かい合って進出をされるということを聞いております。6月頭には3条申請等がされるんじゃないかというお話までは聞いておりますけども。それとですね、特殊鋼跡地西友とこの3店舗で10万平米以上の売り場面積を占めるんじゃなかろうかというふうにお伺いをしておるわけなんです。ただ、あくまでこれは風聞ですから、必ずしもそれがどうこうというわけではございません。正確な3条申請等が行われてから、それは数字的には掌握しなくちゃいけないもんだと思いますけど、おおよそ大体そういうふうに受け止めておるわけなんですけども、地域基盤開発としては、整備としては、商業施設の、商業集積整備ということは、私はこれは必要であろうというふうに思いますし、副都心計画ですか、副都心整備ということで地域方々期待をされている、また地域代表者方々でも非常に期待をされておる方もいようかと思います。  ただ、ここで問題というか、どのように当局皆様方がお考えになられておるかということをお伺いしたいのは、今仙台では泉地域を入れて仙台市内で第1種大型店が約27万平米なんですね。今度太白地域に10万平米出るということで、地域間競争というのが明確に出てくるわけですね。こうした場合に、当然のことながら副都心計画を推進することによって、既存商業集積をされた地域であるとか、そういうようなところの地盤沈下ということは、どうも免れないんじゃないかというふうにも思うわけなんです。  そこで問題なのは、やはりこのように副都心計画を推進していく中で、そのような状況が現れてくるんじゃなかろうか、いや、そんなことないんじゃなかろうか、その辺はどのように予想をされておられるのか。副都心整備計画を進めた場合に、商業集積というものを考えた場合にどのようにつかまえておられるか、予想されておるか、御所見ございましたらちょっとお伺いをしたいんですけどもいかがでしょうか。 27: ◯経済局長  副都心関係でございますけれども、初めに申し上げておりますけども、大型店の排除とか何とかということについては、我々行政的には不可能でございますんで、御理解いただきたいと思うんですけれども、一時的なものとして地盤沈下があるいはあるかもわかりませんけれども、それはそれぞれの商店街商店方々の努力と、それから市のバックアップと、そういうことで繁栄を盛り返すいうような形で御努力していただきたいというふうにも思いますし、その点について市の方の行政のいろんな施策がございますんで、その辺も御利用いただきたいというふうに考えております。 28: ◯鈴木繁雄委員  副都心形成の中で、既存商業地域なり商業集積をされたところの地盤沈下もやむを得ないであろう、というよりもそういう事態があるかもしれないというふうに今御答弁がございましたけども、そうなりますと──そういうこと私も局長さんのような予想はしておるんですけども、私何も大型店をすべて排除するとか、そういう論法で今お話を進めてるわけじゃございませんので、進出企業営業活動をし商業集積をしていった場合に、地域的なバランスというものが崩れてくるか、もしくはかなりの影響があるんじゃなかろうかと、これに対してどのような施策を講じていかなくてはいかんかということを──やはりこの商業というのは非常に難しいですから、決定的な、これをやれば防げるとか、これをやれば必ず町が活性化するとか、商業活性化するとかいうのは、実は商業というのはなかなか難しいんですよ。しかし、今一番求められてるのは、やはりそれは町の、いわゆる街区の整備、そういうようなことによって結果的に商業活性化とかそういうことが出てくるわけなんですけども、今のお話にありましたように、地盤沈下が出てくるかもしれないと、そういう現象もあろうかもしれない、そういうことが危惧されるんであれば、これは副都心形成における中で、いわゆる商業マップづくりをして、そして、こういうふうに地域整備をしていった場合に商業環境はどのようになっていくかという、私は調査なり、そういうことをやっていかなくちゃいけないんじゃないかなというふうに思うんですね。それは、例えば1万平米であるとか、2万平米であるお店がポコッと出ると、一つ企業が出るというんであれば、これはやっぱりそれなりに、商業者それなりにしっかりと受け止めたり、商工会議所がやっていったり、いろんなことで策を講じて結構で、やっていかなくちゃいけないと、その部分の方が多かろうと思うんです。  しかし、このように集中的にある区で、それも特に東北特殊鋼跡地の場合は、あそこは住居地域ですよね、それをその用途を、実は用途外のものに使うために、あれは再開発を使って用途部分クリアーをしようとする。その場合にそこには音楽堂の建設という、仙台市もそれにかかわっているんですよ。そうやって、あそこを再開発しようという手法で、実は用途でひっかかる部分クリアーをしようということになっていくわけですね。そういう手法をとって町の整備をしていって、いいものができればそれはそれで結構なんですけども、しかしそのように行政のある面でのかかわりというものが出てきて、地域整備、特に長町地域の場合は副都心整備ということでの、大きな仙台市の施策の中でやっていくわけです。そこに10万平米というような、現在の仙台市内すべてにおける27万平米の約30数パーセントに当たる大変な売り場面積がそこで出現をするという場合には、これは商業都市消費都市仙台というものの町づくり考えていく場合に、当然バランス的ないろいろな問題が出てくる。これは、やはり長町周辺の──仙台市ではことしも行っておりますけども、商店街のいろいろな調査事業を行っておりますけども、これは長町のことだけではなくて、仙台市全域の、特に東北でも有数の、そしてまたさまざまな集積がされておる仙台市の、いわゆる中心商店街、そういうところにおけるさまざまな問題であるとか、派生することであると。私は調査をすべきじゃなかろうかなというふうに思いますが、これについてどのようにお考えか、またどのように方法があるか。今言って、すぐ答えをということも大変な予算もかかることだし、取り組むとしたらですね。ただ、この問題を私はしっかりと検討をして、対処していかなくてはならないんじゃないかというふうに思いますし、問題としてとらえていかなくてはならないというふうに思いますけども、いかがでございましょうか。 29: ◯経済局長  御提案いただきましたけれども、我々の方としても大型店による影響というのが、ただ影響調査だけじゃなくて、その結果何をして、どうあるべきかということで、いろんな施策を展開しているつもりでございますけれども、今の問題について、いろいろ勉強させていただきたいというふうに思います。 30: ◯鈴木繁雄委員  今までの、実は大店法が改正される前までは、地域方々との事前説明というものが必要であったわけです。ところが、大店法が改正になりまして、そういう事前説明の必要なしということになりまして、まさにこの大店法というのは、百貨店法から始まりまして大店法に移行しまして、それで商業の大と小の調整ということで、大変すばらしい、またいろいろな問題をしっかりと受けとめてきた法律であったんですけども、これはまさに形骸化をいたしまして、とにかく大型店というのは、申請を出せばこれは自動的にずうっと流れていくという時代になったわけです。  これがどうである、こうであるということは、今議論する必要はございませんので、これは避けまして、今局長さんがおっしゃられましたけども、今までの、実は大型店の出店の影響という時代と、大店法がまさに形骸化をして、もう集中豪雨的にですね──大体その10万平米がボンと申請をされて出るなんていうことは、仙台ではこれは初めてですから、こういうような時代に入ったわけですので、ぜひひとつ当局におかれましては御調査、またこれをしっかりと問題意識を持って監視をし、そしてまたお取り組み、またその影響、そして対応、対策等についてしっかりした姿勢をお持ちいただきたいというふうにお願いをいたしまして、終わらせていただきます。 31: ◯大内久雄委員  間もなく、100万人に近い仙台市民の憩いの場であります海水浴場が開設をされるわけでありますけども、開設前と閉設に当たっては地元小中学校の児童生徒の協力を得て、あるいは老人クラブ、地区住民の皆さんの協力を得て、一応は設備、整理整頓をするわけであります。しかし、約2カ月間、正式には25日ぐらいで終わるわけでありますけれども、前後含めて利用客は約2カ月間海水浴場を利用するわけでありますけども、この中間、波が大きくなったりあるいは雨水によって、上流河川敷からいろんな流れ物が、波の打ち寄せることによって、相当のごみが砂浜に打ち上げられるわけであります。菖蒲田浜の海水浴場は、大型機械を購入して、いつでも快適な海水浴場として住民の皆さんに提供してるわけでありますが、残念ながら仙台市はそういうことは一切ない。幸いにして昨年、私もちょっと見たわけではありませんけども、地元業者の1日だけのサービスのようでありますが、大型機械を購入したある業者が、サービスとして海水浴場整理をしてくださったようでありますが、そこら辺の感想も含めて、ことしの海水浴場の設置に当たっての所見をお聞かせをいただきたいと思います。 32: ◯経済局長  私、実際その機械は見ませんでした。ただ、報告は十分聞いておりまして、職員からの報告によりますと、地元の方々があの機械は問題にならないというような話を、皆この前の打ち合わせ会でやっていたという話は、最近お聞きしております。もちろん、小学校、中学校の方々にもお願いするということで、ですからごみの散らばったときは、我々は今度ガードマンも少し多くなるやに計画しておりますんで、それを重点的にごみ掃除に時間を回すというような計画にしておるということでございます。現在はそういうことでございます。 33: ◯大内久雄委員  去年の、ある業者の提供によって海岸清掃してもらったのは、感想はいかがですかと聞いたところ、あんまり住民の皆さんは、いいとは言ってないと。私、住民の声を聞くんじゃないんです。当局が海水浴場を設置して、そして住民の皆さんに快適な海水浴場として提供する限りは、あの山積するごみ、ごみの山ですよ、正直言って。そのごみをしっかり集積していかないと快適な海水浴場にはならない。そして海水浴客がそれぞれ、良心のある方々はそれぞれごみ袋にごみを入れて──ユンボーで吊っていくごみ集積所あるんですよね、中央と、南と、北と、3カ所設置をされて、それをある業者が収集をしていくようでありますが、そのごみが満杯になって、火をつけて遊ぶ住民もいるわけですよ。我々、ことしの3月31日付で消防やめたんですけども、夜中から2時3時ころにサイレンで起こされてびっくりして行ってみると、ごみが燃えてる、これが現状の海水浴場の実態であります。  したがって、その2カ月間にわたる利用客の快適な海水浴場とするためには、菖蒲田浜でだれが買ってやっているのか、それはまた別としても、まさに快適な海水浴場のように私も一、二回は見たことあるんですけども、行ったこともありますから見たことあるんですが、ああいう方向に深沼の海水浴場、これは深沼ばかりじゃなくて100万人近い住民の夏の憩いの場でありますから、そこら辺の今後の対応についてもう一度お聞かせをいただいて終わります。 34: ◯経済局長  先生の御意見もいただきましたけども、私は地元の方が一番よくごらんになってるんではないかなと。それを我々が受けまして、我々もやはり同様のような考えを持ってるということで申し上げたつもりですけども、快適な海水浴場は確かに仙台に1カ所だけでございますんで、あらゆる方法を模索しまして、ことしも──ことしもというか、ことしから快適な海水浴場にしていきたいというふうに努力いたしますんで、御理解いただきたいと思います。 35: ◯鈴木繁雄委員  もう1つ言うの忘れておりましたんで、申しわけございません。16日は青葉まつり、前回の委員会で御報告ございましたけども、青葉まつり、大変晴天に恵まれてすばらしいお祭りになりまして、まず、おめでとうございました。特に東二番丁を行進、パレードをするということで、これは仙台では初めてのことでございまして、さまざまな面で当局の皆さん方も御苦労されたことだと思います。  ところで、いろいろな方から、議会内部でもちょっとあったんですけども、また私も前に徳島の方に局長さんと御一緒させていただいたことあったんですけども、やはり、市民の代表である市会議員もみんな一緒になって踊りを踊って、やっておるんですね。これは大したもんだと思って、まさに、やんだくても出ていって踊んないとうまぐねと。こうなりますと、この青葉まつりも、やっぱしみんな出ていって、顔出さないとおしょしくなるというぐらいに盛り上がっていけばいいなあというふうにも思うんですけども。まあ、直接これは仙台市がなさっていることではなくて、官民一体でなさってることでございますので、実行委員会がトータル・コーディネーターでやっておられるわけですけども。議会からは大泉議長が出て、山車の上に乗って、なかなか手の振り方うまいんですけども。私も随分探したんですけど、経済交通常任委員長の顔がどこに行ったか見れなくて、担当の経済局の予算でというか、そこから多額の拠出をしてお祭りをしておりますし、また観光行政の責任の一端を担っておるこの経済交通常任委員長のお姿が見られないというのは、私が見つけなかったんだと思いますが、非常に残念でした。  そういうことで、来年は10年ですね。丸10年ということで、やはり、あの山車を引くときに仙台市の職員さんも一生懸命引かれて、なかなかすばらしいなと、市長さんもずうっと出てきておられますけども、これをますます盛り上げていくためには、やはりそれなりの──私ども委員も頑張んなくちゃいけないんですけども、みんなの参加しやすい、そしてまたお互いに役割分担をもっと広げていってやるようにされたらいかがかというふうにも思うわけでございます。  来年は10年目と、第10回になるわけですから、9回を終わられて10回に向かうに当たってのちょっと感想なり、またことしの大成功だった、あの二番丁を通して、大変好評だったことに関して、終わられてちょっと御所見というか感想──来年10年目に向けて我々の何かやるべきことでもあったらしっかりとやっていきたいと思いますし、お話をいただければと思います。 36: ◯経済局長  青葉まつり、いろいろございますけども、行列のお話だと思います。そういう中で、市民が自由に参加できるというようなことは、非常に理想的なことでございます。私もそのように思っております。ことしは警察の当局のお計らいで、ことし限りだぞというような話もありますけども──あの条件としてですね、今回は。ただ、二番丁が通られたということは非常によかったんではないかなというふうに思います。  先生方の、いろいろ議会との関係というようなことも含めまして、山車が、プロデューサーがいて、これとこれとこれで、それで行列の長さが何分で、何時間たったら交通規制を解除するというような、非常なそういう規制もございます。その中で、どういう形で御参加いただけるかどうか、今後、実行委員会の方とも研究してまいりたいというふうに思います。 37: ◯委員長  そのほかございませんか。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 38: ◯委員長  それでは、これで委員会を終了するわけでございますが、最後に、きょう最後の委員会となると思いますんで、一言ごあいさつをさせていただきたいというふうに思います。  きょうまで委員長私め、副委員長赤間ということで、1年間、委員各位の皆さん、それから当局の皆さんに大変お世話になりました。御支援と御協力に感謝を申し上げ、御礼といたします。大変本当にありがとうございました。(拍手)  ではこれをもって、協議会を閉会いたします。...