12:
◯市民生活課長 具体的には、そういったことは行ってはおりませんで、
消費者モニターが
調査した
価格等につきましては
最低価格、
最高価格等を公表しておりまして、そこら辺で
消費者に判断していただくというふうに考えていただいてよろしいかと思うんです。
13:
◯神谷一
委員 私がお聞きしたいのは、やっているかどうかというよりも、できるのかどうかということです。できるんだとすれば、いつもいつもそれをやれということじゃないんですが、必要な場合にはそういう特に高い
価格で出荷あるいは
販売してる
業者の
業者名を公表するとして、抑制するということも、当然場合によってはやっていくべきだというふうに考えますが、そこら辺の
可能性と今後の
方向性の問題なんですが、そういう
方向で考えておられるのかどうか。
14:
◯市民生活課長 法律的にも、そういう法律が発動されれば、そういうことも可能かと思いますけれども、例えば一昨年の
港岸危機の際もそういう
状態に至りませんで、実態としてはそういったことは今はないというふうに考えていただいてよろしいかと思いますが、52年の
狂乱物価のような
状態になれば、そういうことも可能かというふうに考えております。
15:
◯岩崎武宏委員 私の方からも、今の
報告に関連いたしまして一、二お
伺いをいたします。
若年層の
多重債務の問題について、ただいま御
報告があったわけですけれども、これを見ますと
相談者の
年齢別の内訳が10代は31件、2.3%とあるんですが、ちょっとお
伺いをしたいんですが、例えば10代の未成年の
子供たちといいますか、青少年にかかわる問題で
親御さんが
保証の
責任とか、あるいは
保証を離れても親が
相談に来たというような場合の
分類はどうなっているのか。私が実際にいろいろ
相談にあずかったりすることあるんですが、10代の
子供たちに起因する例が以外に多いような感じを受けているわけですけれども、その
あたりはどんなふうに分析しておられるのか。
16:
◯市民生活課長 10代の人が
被害に遭った、あるいは遭いそうになったということで
相談受けた場合は、
親御さんが
相談に来るケースが非常に多いわけですけれども、それは
親御さんが来ましても10代ということで
分類をしております。
17:
◯岩崎武宏委員 そういうことで本当に思い余ったというときに、
消費生活相談ということで
センターの方に
相談に来る例もありましょうけれども、そのほかにもいろいろ
相談をする
機関といいますか、そういうようなものは設けられておって、それぞれに処理はされておると思うんですが、確かに今非常に大きな問題になってるわけですよね。そういうことで、
消費生活センターでも取り組まれているということはわかったんですが、その
若年層の
多重債務に関連して、今の御
報告ですと、今
年度から
仙台商業さんと
仙台女子商業さんで、
授業の中でそういう
被害に遭わないように賢明な
消費者としての
学習といいますか、そういったことを展開されるようになったというんですが、
仙商と
女子商業だけに絞られたというと変ですけれども、この
あたりの経過を踏まえてもう少し拡大をしていく、そういうお考えがあるのかどうか。
18:
◯市民生活課長 若年層に対する
消費者教育でございますが、これは御
案内のとおり
学習指導要領が改正になりまして、段階的に教科書の中でも
消費者教育が取り入れられるということになってるわけですが、
高校の場合は5
年度からということになってるわけです。少し先取りいたしまして、これは
学校との
関係もありまして、今回は
市立高校中でも特に就職する
生徒さんが多いところにつきまして
対象を絞ったわけでございまして、今後これを拡大していきたいというふうに考えております。
19:
◯岩崎武宏委員 その
平成5
年度からというのは、私も承知をしておりましたけれども、就職をする
生徒さんを比較的多く抱えてらっしゃる
学校について、まず先行的におやりになったということで大変結構なことだと思うんですが、実は
高校を卒業して直ちに
社会に出るという、そういう
子供さん
たちだけでなくて、
高校から
大学に進学をいたしましても、その学生の皆さんが以外にこういう
多重債務者になりまして、例えば学業を途中で挫折するというような例も少なくはないわけでして、そういう点では就職するしないにかかわらず、広くそういう
若年層に対する、そういう意味での
消費者教育ということが重要になってくるんじゃないかと、こんなふうに思うわけでありますが、その
あたり繰り返しになって恐縮ですが、重ねてお考え方を伺って終わりたいと思います。
20:
◯市民生活課長 御
質問にありましたように、確かに
大学生につきましては、直接
大学の
先生の方からもそういう話を私も伺っております。その
必要性もいろいろ言われておりますが、これは
学校教育の現場との
関係で
先生とうまくコンタクトをとって、今やる
方向でやっておるんですけれども、もう少し体系的に幅広くできるように、今後計画を立ててまいりたいというふうに考えております。
21:
◯委員長 ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
22:
◯委員長 それでは、
委員会は、これをもって閉会いたします。...