伊賀市議会 > 2018-09-28 >
平成30年第 4回定例会(第7日 9月28日)

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  1. 伊賀市議会 2018-09-28
    平成30年第 4回定例会(第7日 9月28日)


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    平成30年第 4回定例会(第7日 9月28日)         平成30年第4回伊賀市議会(定例会)会議録          平成30年9月28日(金曜日)(第7日)          ─────────────────────────    平成30年9月28日(金)午前10時開議  日程第 1 議案第80号から議案第94号まで        (決算常任委員長報告、質疑、討論、採決)        議案第 80号 平成29年度伊賀市一般会計歳入歳出決算の認定につい                て        議案第 81号 平成29年度伊賀市国民健康保険事業特別会計歳入歳出                決算の認定について        議案第 82号 平成29年度伊賀市住宅新築資金等貸付特別会計歳入歳                出決算の認定について        議案第 83号 平成29年度伊賀市駐車場事業特別会計歳入歳出決算の                認定について        議案第 84号 平成29年度伊賀市介護保険事業特別会計歳入歳出決算                の認定について        議案第 85号 平成29年度伊賀市サービスエリア特別会計歳入歳出決                算の認定について        議案第 86号 平成29年度伊賀市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決
                   算の認定について        議案第 87号 平成29年度伊賀市島ヶ原財産特別会計歳入歳出決算                の認定について        議案第 88号 平成29年度伊賀市大山田財産特別会計歳入歳出決算                の認定について        議案第 89号 平成29年度伊賀市病院事業会計決算の認定について        議案第 90号 平成29年度伊賀市病院事業会計決算の認定について        議案第 91号 平成29年度伊賀市水道事業会計決算の認定について        議案第 92号 平成29年度伊賀市・名張市広域行政事務組合一般会計                歳入歳出決算の認定について        議案第 93号 平成29年度伊賀市・名張市広域行政事務組合伊賀食肉                センター特別会計歳入歳出決算の認定について        議案第 94号 平成29年度伊賀市・名張市広域行政事務組合農業共済事                業特別会計決算の認定について    第 2 議案第95号から議案第97号まで及び議案第109号        (予算常任委員長報告、質疑、討論、採決)        議案第 95号 平成30年度伊賀市一般会計補正予算(第3号)        議案第 96号 平成30年度伊賀市国民健康保険事業特別会計補正予算                (第2号)        議案第 97号 平成30年度伊賀市病院事業会計補正予算(第1号)        議案第109号 平成30年度伊賀市一般会計補正予算(第4号)    第 3 発議第7号(説明、質疑、付託省略、討論、採決)        発議第  7号 議案第95号平成30年一般会計補正予算(第3号)に                対する附帯決議について    第 4 議案第25号、議案第98号から議案第102号まで及び議案第112号        から議案第115号まで(総務常任委員長報告、質疑、討論、採決)        議案第 25号 伊賀市公共施設最適化基金条例の制定について        議案第 98号 伊賀市役所の位置の変更に伴う関係条例の整理に関する                条例の制定について        議案第 99号 伊賀市支所設置条例の一部改正について        議案第100号 伊賀市災害派遣手当の支給に関する条例の一部改正につ                いて        議案第101号 伊賀市駐車場条例の一部改正について        議案第102号 伊賀市印鑑条例の一部改正について        議案第112号 新庁舎備品事務用デスク・椅子)の買入れについて        議案第113号 新庁舎備品(収納庫・ロッカー)の買入れについて        議案第114号 新庁舎備品窓口カウンター)の買入れについて        議案第115号 新庁舎備品(議会関係諸室)の買入れについて    第 5 議案第103号から議案第106号まで        (教育民生常任委員長報告、質疑、討論、採決)        議案第103号 伊賀市少子化対策推進委員会条例の一部改正について        議案第104号 伊賀市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運                営に関する基準を定める条例の一部改正について        議案第105号 大山田福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部                改正について        議案第106号 伊賀市文化財保護条例の一部改正について    第 6 議案第107号、議案第108号、議案第110号及び議案第111号        (産業建設常任委員長報告、質疑、討論、採決)        議案第107号 伊賀焼伝統産業会館条例の一部改正について        議案第108号 財産の無償貸付について        議案第110号 伊賀市建築基準法等関係手数料条例の一部改正について        議案第111号 伊賀市水道事業給水条例の一部改正について    第 7 請願第9号から請願第12号まで        (教育民生常任委員長報告、質疑、討論、採決)        請願第  9号 義務教育費国庫負担制度の充実を求めることについて        請願第 10号 教職員定数改善計画の策定・実施と教育予算拡充を求め                ることについて        請願第 11号 子どもをめぐる貧困対策の推進と就学・修学支援にかか                わる制度の拡充を求めることについて        請願第 12号 防災対策の充実を求めることについて    第 8 議案第116号から議案第117号まで        (説明、質疑、付託省略、討論、採決)        議案第116号 人権擁護委員候補者の推薦について        議案第117号 人権擁護委員候補者の推薦について    第 9 発議第6号(説明、質疑、付託省略、討論、採決)        発議第 6号 ゴルフ場利用税の堅持を求める意見書の提出について    第10 発議第8号から発議第11号まで        (説明、質疑、付託省略、討論、採決)        発議第  8号 義務教育費国庫負担制度の充実を求める意見書の提出に                ついて        発議第  9号 教職員定数改善計画の策定・実施と教育予算拡充を求め                る意見書の提出について        発議第 10号 子どもをめぐる貧困対策の推進と就学・修学支援にかか                わる制度の拡充を求める意見書の提出について        発議第 11号 防災対策の充実を求める意見書の提出について          ───────────────────────── 〇会議に付した事件   議事日程のとおり          ───────────────────────── 〇出席議員(24名)   議席番号    氏   名     議席番号    氏   名     1番  川 上 善 幸 君    13番  福 田 香 織 君     2番  北 森   徹 君    14番  森 川   徹 君     3番  信 田 利 樹 君    15番  生 中 正 嗣 君     4番  西 口 和 成 君    16番  上 田 宗 久 君     5番  福 村 教 親 君    17番  近 森 正 利 君     6番  宮 﨑 栄 樹 君    18番  中 谷 一 彦 君     7番  桃 井 弘 子 君    19番  百 上 真 奈 君     8番  山 下 典 子 君    20番  北 出 忠 良 君     9番  市 川 岳 人 君    21番  空 森 栄 幸 君    10番  赤 堀 久 実 君    22番  岩 田 佐 俊 君    11番  嶋 岡 壯 吉 君    23番  安 本 美栄子 君    12番  田 中   覚 君    24番  中 岡 久 徳 君          ───────────────────────── 〇欠席議員(なし)          ───────────────────────── 〇欠  員(なし)          ───────────────────────── 〇説明のため出席した者  職   名            氏     名
      市長             岡 本   栄 君   副市長            大 森 秀 俊 君   危機管理監          吉 川   泉 君   総務部長           稲 森 洋 幸 君   総務部理事[秘書、調整担当]  山 本 幸一郎 君   企画振興部長         宮 崎   寿 君   企画振興部次長        東   弘 久 君   財務部長           百 田 光 礼 君   人権生活環境部長       田 中 克 典 君   人権生活環境部理事   [生活環境担当]        高 木 忠 幸 君   健康福祉部長         田 中   満 君   健康福祉部次長        中   ひとみ 君   産業振興部長         服 部 智 秀 君   産業振興部次長兼   営業本部事務局長       前 川 浩 也 君   建設部長           山 本   昇 君   建設部理事次長事務取扱   中 井 秀 幸 君   建設部次長   [都市計画、建築、住宅担当](兼都市計画課長事務取扱)                  辻 村 武 臣 君   消防長            久 保 安 治 君   消防次長〔総務担当〕     城 戸 直 人 君   市民病院副院長[事務部門]兼   健診センター副センター長       松 田 克 彦 君   会計管理者          松 本 浩 典 君   上下水道事業管理者      北 山 太加視 君   上下水道部長         清 水 仁 敏 君   教育委員会事務局副教育長   谷 口 修 一 君   教育委員会事務局次長     中 林 靖 裕 君   代表監査委員         鈴 木 陽 介 君   監査委員事務局長       松 本 成 隆 君   大山田支所長   (兼地域振興総括監事務取扱) 前 山 恭 子 君   青山支所長兼   地域振興総括監事務取扱    澤 田 之 伸 君   農業委員会事務局長      加 藤   敦 君          ───────────────────────── 〇出席事務局職員  職   名            氏     名   局長             田 槙 公 博 君   議事課長           籔 中 英 行 君   議事課副参事[議事調査係長]  岡 井 良 行 君          ─────────────────────────                (午前10時00分 開議) ○議長(岩田佐俊君)  おはようございます。  これより本日の会議を開きます。  本日、ただいままでの出席議員数は24名、会議は成立しました。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。  なお、本日、説明員として追加等のあった者の役職と氏名は、お手元に配付のとおりであります。  議事に入るに先立ち諸般の報告をいたします。議員派遣に関する予定については、お手元に配付のとおりでございますので御了承願います。  また、地方自治法第180条第1項の規定による専決処分事項概要については、お手元に配付のとおり報告がありましたので御了承願います。  これより、議事に入ります。  日程第1 議案第80号から議案第94号までの、決算関係15議案を一括して議題とします。本件に関し、決算常任委員長の報告を求めます。  決算常任委員長。               (15番 生中正嗣君登壇) ○15番(生中正嗣君)  皆さんおはようございます。ただいま議題となりました決算常任委員会に付託された15議案について審査の経過と結果を報告いたします。  当委員会は、9月14日と9月18日の2日間、執行部出席のもと審査を行いました。なお、各議案の内容については、議案上程時に説明がなされていますので、省略します。  また、審査に当たり、多岐にわたり質疑応答がなされたところですが、当委員会は議長及び議会選出の監査委員を除く議員全員で構成されており、内容については十分御承知のことと存じますので、質疑に関する報告についても省略し、討論と審査の結果を報告します。  まず、議案第80号について、討論において、反対の立場から、総務費、民生費、土木費、教育費等で執行されている同和関連費のうち、法律がなくなっているにもかかわらず市が同和地区を指定し、当該地区住民のみを対象とする施策を行っていることは、公平・公正な行政執行ではないと考える。詳細は、他の理由も含め本会議で述べたいとの意見がありました。  審査の結果、本案は賛成多数で認定すべきものと決しました。  次に、議案第81号について、討論において、反対の立場から、保険料の負担は、重いということ、また医療費削減につながる健康診断の受診向上の取り組みなどもさらにしっかりとやっていただきたいとの意見がありました。  審査の結果、本案は賛成多数で認定すべきものと決しました。  次に、議案第84号について、討論において、反対の立場から、詳細は本会議で述べたいとの意見がありました。  審査の結果、本案は賛成多数で認定すべきものと決しました。  次に、議案第86号について、討論において、反対の立場から、負担がふえていくという制度そのものに反対であるとの意見がありました。  審査の結果、本案は賛成多数で認定すべきものと決しました。  次に、議案第82号、議案第83号、議案第85号及び議案第87号から議案第94号までの11議案については、特に意見もなく、審査の結果、いずれも全会一致で認定すべきものと決しました。  以上、審査の経過と結果を御報告申し上げ、委員長報告といたします。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(岩田佐俊君)  報告に対し御質疑ございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岩田佐俊君)  よって、討論に入ります。  御意見ございますか。  百上議員。 ○19番(百上真奈君)  反対の立場から意見を申し上げます。  どの議案かということですが、議案第80号、平成29年度一般会計決算と、議案第81号、国民健康保険事業、議案第84号、介護保険事業、及び議案第86号、後期高齢者医療の3特別会計の決算の認定について反対討論を行います。  主な理由ですが、まず一般会計では、総務費、民生費、土木費、教育費等で執行された同和関連費のうち、法律がなくなり国も県も同和地区同和地区住民は存在しないとしているにもかかわらず、伊賀市が同和地区を指定して、そこの住民のみを対象とする施策を行っていることは、公平・公正な行政執行ではありません。一般施策の中で必要なものは行ってください。また、あなたは、同和地区住民ですと市が特定して行っている生活実態調査は、人権侵害でやめるべきです。  住民の個人情報を扱う住民課窓口業務民間委託料、PIFによる小学校給食センター建設運営関連アドバイザリー業務委託料の支出は、自治体の公的責任を後退させ偽装請負やワーキングプアにつながる懸念のあるものです。  公共交通の中でも廃止代替バス7路線に出している業務委託料は、年々増加しているのに市民満足度はとても低いものです。免許返納ができる基幹路線バス・行政バスのあり方を根本から見直すべきです。  消防団の報酬や出動手当が振り込まれる個人口座の不適切な管理が明らかになり、県が29市町に対し注意喚起の文書を通知するまでの問題になりました。報酬等を振り込む側である市及び消防本部は、きちんと是正されるまで責任を持って対応することを求めます。  直営にした市民活動支援センター市民活動支援の専門家を採用し、しっかりと自治協、市民活動支援や人材育成が行えるよう予算の確保と職員体制を充実させることを求めます。  子供の貧困対策である就学援助の入学用品購入品費を14市のうち伊賀市だけが引き下げない理由は何でしょうか。あらゆる差別を許さないとする伊賀市が、伊賀市の子供たちに差別を強いていると言わざるを得ず、来年度入学の子供たちから引き上げることを改めて強く求めます。  図書購入費を大幅に削減した上、開館時間、休館日及び都市購入費について、上野図書館と各支所管内公民館図書室とで大きな格差があるのは、公平な行政執行とは言えません。ことしからは、図書室にあった新聞すらなくなってしまいました。いつでも誰でもふらっと立ち寄れて新聞が読めるという図書館なら当たり前のことが、各支所管内の図書室ではできないことこそ問題です。図書館の地域間格差解消を求めます。  以上、予算執行について幾つかの問題点を指摘し、一般会計決算認定に反対いたします。  次に、国民健康保険介護保険後期高齢者医療の3特別事業会計についてですが、各保険料負担が低所得者に重くのしかかっています。例えば、国保では、伊賀市広報のモデルケースでは、200万円所得の親子3人家族で29年度保険税27万7,300円は、所得の14%にもなります。伊賀市は、県内でも低い保険料であるにもかかわらず、滞納額は約3億5,000万円にも上り、差し押さえ277件及び資格証明証の発行数は464件と県内でも大変多いのはなぜなのでしょうか。しっかりと分析する必要があると思います。  介護保険では、現役並みの所得相当の人は利用料が2割になり、ことし8月からは3割に引き上げられました。住民税を課税されている人がいる世帯の高額介護サービス費負担額の上限が引き上げるなど負担がふえるばかりです。基金や一般会計からの繰り入れで高い国保税、介護保険料利用料の引き下げや減免制度を求めます。  また、介護人材不足による事業の休止など、伊賀市でも深刻ですが、行政の人材確保策は不十分でありました。緊急時の施設受け入れやショートステイ、ロングステイの充実など、在宅介護の介護者を支えるサービスの充実を求める声も切実です。行政としてしっかりと介護人材の確保策をつくってください。  後期高齢者医療は、保険料の軽減特例が順次廃止され、ますます負担が重くなっていきます。75歳になった途端になくなる人間ドックの受診費用助成など、健康寿命を延ばす施策をしっかりやってください。あわせて国に対し、国保介護保険制度の構造上の問題解決のため、毎年削減している社会保障費予算をふやす、国庫負担をふやすことを求めて反対の討論といたします。 ○議長(岩田佐俊君)  他に御意見ありますか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岩田佐俊君)  御意見なしと認めます。  よって、採決に入ります。
     採決は、議案第80号、議案第81号、議案第84号及び議案第86号の4議案は単独で、議案第82号、議案第83号、議案第85号及び議案第87号から議案第94号までの11議案は一括で行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岩田佐俊君)  御異議なしと認めます。  よって、そのように取り扱います。  まず、議案第80号に対し、委員長の報告どおり認定することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(岩田佐俊君)  起立多数であります。  よって、議案第80号は認定されました。  次に、議案第81号に対し、委員長の報告どおり認定することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(岩田佐俊君)  起立多数であります。  よって、議案第81号は認定されました。  次に、議案第84号に対し、委員長の報告どおり認定することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(岩田佐俊君)  起立多数であります。  よって、議案第84号は認定されました。  次に、議案第86号に対し、委員長の報告どおり認定することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(岩田佐俊君)  起立多数であります。  よって、議案第86号は認定されました。  次に、議案第82号、議案第83号、議案第85号及び議案第87号から議案第94号までの11議案に対し、委員長の報告どおり認定することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(岩田佐俊君)  全会一致であります。  よって、議案第82号、議案第83号、議案第85号及び議案第87号から議案第94号までの11議案は認定されました。  次に、日程第2 議案第95号から議案第97号まで及び議案第109号の予算関係4議案を一括議題とします。  本件に関し、予算常任委員長の報告を求めます。  予算常任委員長。               (15番 生中正嗣君登壇) ○15番(生中正嗣君)  ただいま議題となりました予算常任委員会に付託された4議案について審査の経過と結果を報告します。  当委員会は、9月19日に執行部出席のもと審査を行いました。なお、議案の内容については、議案上程時に説明がなされていますので、省略します。  また、審査に当たり、多岐にわたり質疑応答がなされたところですが、当委員会は議長を除く議員全員で構成されており、内容については十分御承知のことと存じますので、質疑に関する報告についても省略し、討論と審査の結果を報告します。  まず、議案第95号について、討論において、賛成の立場からいがまち複合施設整備事業について、ホール機能の企業の協賛という話がある中で、それに向けた具体的な説明責任が果たされておらず、また、支所のあり方についても今後の方向性が示されていない、このことから最終日に何らかの提案をさせていただきたいとの意見がありました。  一方、反対の立場からは、いがまち複合施設整備事業について、支所機能が含まれているものの、住民自治を行政がどう指導していくのかなど、今後の支所のあり方がはっきりしていない、またホール機能の存続を願っている住民に対して希望があるような曖昧な立場をとっている市の姿勢に問題がある。そして、ホール機能を再び呼び起こす可能性もあるとのことであるが、そうなれば、市民センターや図書室は出ていかなければならなくなり、このような計画は理解できない。また上野支所についても支所のあり方がはっきりしない中で、自治協支援という業務も抱えながら、職員の増員もせず窓口業務の対応ができるのか、大変不安に思う、以上のような無責任な予算が含まれているため反対としたいとの意見がありました。  審査の結果、本案は賛成多数で可決すべきものと決しました。  次に、議案第109号でございますが、討論において賛成の立場から南庁舎整備事業の図書館機能について、伊賀市新図書館基本計画における留意事項として上げられている利用者の利便性、建物の耐震及びにぎわい創出に対する意見などを十分考慮し、実施計画を進めていただきたい、またこの事業は、伊賀市が再浮上するチャンスであり、この機運を逃してはならないということを申し上げたいとの意見がありました。  一方、反対の立場からは、南庁舎整備事業の建物に入る機能について、説明するたびに中身がころころと変わってきていることや、図書館に要するふえる費用を補おうとする収益など、いずれも不確実性が高いと言わざるを得ない。また、各団体が提案されたものも、どれだけくみ取られた機能になっているのかについても本当にわからない。もう少し時間が必要であり、機能をしっかりと説明でき、皆が納得できるような時期に改めて提出されたいとの意見がありました。  審査の結果、本案は賛成少数で否決するものと決しました。  次に、議案第96号及び97号につきましては、2議案とも特に意見はなく、審査の結果、いずれも全会一致で可決すべきものと決しました。  以上、審査の経過と結果を御報告申し上げ、委員長報告といたします。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(岩田佐俊君)  報告に対し御質疑ございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岩田佐俊君)  御質疑なしと認めます。  よって、討論に入ります。  御意見ありませんか。  福村君。 ○5番(福村教親君)  議案第109号、一般会計補正予算第4号について、委員長報告に賛成、原案に反対の立場で自民青鵬を代表して意見申し上げます。  我々議会は、昨年6月南庁舎計画策定業務委託料497万円及び南庁舎設計業務委託料5,238万円について、議員発議により削除、修正予算を一旦過半数で可決いたしました。しかしながら、市長は、拒否権たる再議を求めた結果、修正予算案は3分の2の特別多数決で否決となり、削除前の原案が可決されましたが、議会は南庁舎関連費用の執行凍結を求める附帯決議を過半数で可決いたしました。その後、9月に開催された議員全員議員協議会において計画が不十分で時期尚早との理由から過半数の議員が予算の凍結解除に賛成しなかったにもかかわらず、市長は凍結の附帯決議には法的拘束力はないとして議会の判断を無視し、納得できなければ不信任決議案を出せばよい、そうすれば対抗措置をとるという議会議員への威圧的発言を繰り返し、一方的に事業を進めてまいりました。  さらには、12月の議会で一般質問で6月議会開会前に該当予算の上程すら行われていない時点で、他事業予算を流用する形で執行されていることが発覚いたしました。12月の発覚まで、この事実を伏せ、半年の間、虚偽説明を行っていたことは、今定例会決算報告の監査意見においても問題として指摘されております。これは、議会制民主主義をおどかす行為、議会を、ひいては市民を愚弄する行為であり、発覚後、議会全体として強く抗議を行ったところであります。  昨年の予算執行凍結の附帯決議の趣旨は、にぎわいを創出するための事業についてPFI手法等により民間資本を導入し、長期の財政支出の平準化を図り、将来にわたっての市民負担を最小限にするということにあります。市の当初の説明では、16億円だったものが現状22.3億円、さらにこれには外構工事整備費用が含まれておらず、今後、増大する可能性が極めて高いと言わざるを得ません。確かに、初期投資は、合併特例債を初め各種交付金を活用することで抑えることができるかもしれません。しかしながら、今後の維持管理費は、築50年以上の建物をさらに50年間管理することになり、市単独で行う営繕費の負担は、今後50年にわたり市民の肩に大きくのしかかることになります。  南庁舎について、今定例会会期中にもさまざまな質疑がありましたが、忍者関連施設の床面積は狭く、アクセスしづらい3階にあり、にぎわいを創出する集客施設としては不十分なもので、現状では運営に関する市の公募コンセプトも定まっておりません。また、地域福祉活動スペースは、130平方メートルと十分な面積が確保されておらず、市民が立ち寄りやすい1階ではなく、アクセス・交流の難しい3階の奥の場所となっており、ユニバーサルデザインの思想からかけ離れております。にぎわい、交流を生み出す施設整備は、いち早く行うべきですが、拙速な進め方により甘い見通しや根拠に欠ける計画を認めることは、後々取り返しのつかない結果を招くことになりかねません。  我々議員は、市民の負託を受けて信念を持ち議会に臨んでおります。不信任決議案を提出・議決することは、議会の権能であり市長の権限の及ぶところではありません。議会に対し、不信任案を提出を望み軽軽にそれを口にされるのであれば、市長みずから辞職され、再度、市長選によって民意を問うべきではありませんか。これこそが、議会制民主主義の本来のあるべき姿であり、市長がよく言われる勇気と覚悟にほかなりません。  以上、申し上げまして、予算委員会と同様に反対といたします。 ○議長(岩田佐俊君)  他に、御意見ありますか。  安本議員。 ○23番(安本美栄子君)  議案第109号につきまして、委員長報告に反対をし、原案に賛成の立場から討論に参加をさせていただきます。  この南庁舎のにぎわい創出については、もう約2年ぐらい前から議論を続けてまいりました案件でございます。我々議会も住民自治協議会にアンケートをとり、その集計や、そして議員アンケートによる集計も含めた中でいろいろと当局に意見を申し上げてまいりました。したがって、方向性としては、この場所をにぎわいの創出にしましょうよという政策は、私は間違っていないと思います。ですので、賛成はいたしますが、問題は、説明の仕方であります。この建物の中に配置するものが、何がいいのかということについて、先ほど申し上げました住民自治協議会であったり議会であったりいろいろ議論をしてまいりました。ところが、昨年の9月に終わりました話ですけども、仮称不易流行館というふうなのを提示されて議会に説明されました。これでいいですかと、むしろ議会のほうから尋ねたぐらいでございます。  政治は、経済と同じで生き物でございます。ですから、背景が変わればいろいろ変化することもあると思います。私は、その変化は認めたいと思います。が、しかし、そうしたことが起こった時々には、やっぱり当局は懇切丁寧に議会に説明し議論を進めていく、この手法が全くなかったから、だから、今日のような誤解であったり認識不足であったりだんだんだんだん離れていく関係になっていったんだろうと思います。むしろ、私は、政策的には正しいが、しかし手法は間違っていると先ほど申し上げました。で、賛成するに当たりましては、我々議会が我々議会に説明をし、修正可能な期間を設け、配置につきましてですよ、修正可能な期間な設け、速やかにもう一度議論をしていただきたい、こんなことを申し上げ、この議案に賛成の立場をとらせていただきます。 ○議長(岩田佐俊君)  他に、御意見ございますか。  山下議員。 ○8番(山下典子君)  議案第109号に関して、委員長報告に反対し、原案に賛成の立場で意見を言わせていただきます。  2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックに向けて、日本に覆うであろう熱気をいかに地方に取り込むか、それは、とても重要なことです。東京オリンピック・パラリンピックを1つのきっかけに、世界の耳目が集まるタイミングを逃がすことなく、地方も恩恵、果実を得ていこうと、各自治体はさまざまな取り組みをしています。そんな中で、伊賀市はまだキックオフをしていません。  また、伊賀市中心市街地活性化協議会等から、伊賀市庁舎が現在建設中の四十九町に移転後も、町なかが衰退することのないよう南庁舎活用について早急に実現に向けた取り組みをお願い申し上げますという要望書も出されています。旧城下町の都市景観と、この南庁舎などの近代建築群を活用して、町なかへ人を誘導する施策を一刻も早く進めてほしいと言っているのです。  そうした市民の思い、市民負担を軽減できるこの時期に取り組むために、私は、この原案に賛成させていただきます。 ○議長(岩田佐俊君)  中谷議員。 ○18番(中谷一彦君)  議案第109号、一般会計補正予算(第4号)については、反対の立場で討論させてもらいます。  我々公明党は、民衆の幸福のために行政はあると思っています。権力の魔性に取りつかれたような弾圧を繰り返すような発言、目に余るものを多々聞かさせていただいてます。我々公明党は、同僚議員からも意見がありましたように、にぎわいを創出するための事業を将来にわたって市民の負担が最小限となるような手法により、民間活力を取り入れるなど、地域経済の活性化につながる施設とすることが望ましいと再三申し上げてまいりました。機能及びランニングコストを明確にしということから始まりました。29年9月議会においても同僚議員が言われたように、不易流行館、そしてその後の今回提出された忍者関連施設についても、あたかも新しい提案のように言われておりますが、3年前から、この忍者施設、ついては提案がありました。この建物全体を使うような提案もありました。また、芭蕉の森を使って体験施設に使おうというお話も聞かせていただいておりました。そういうことを考えると、今言われている、この忍者ツーリズム初めクールジャパンの提案またDMO、この伊賀市の忍者宣言した忍者都市としてのふさわしい建物に、この提案でなるのか。市長は、1億数千万円の補助金がもらえるからと、そういう機会をとおっしゃっていますが、この同額を市民が負担しなくてはなりません。3億数千万円になるわけです。1億6,000万円がパアになるわけじゃないんです。3億数千万円がパアになるということです。強いて言えば、22億全体がパアになってしまうんですよ。今から言う、国が考えている提案というのは何なんでしょうか。ここに観光2020年に、この伊賀市としてふさわしい忍者施設やと思って賛成されているのか、私は不思議でなりません。  ぜひとも、同僚議員の皆様、この建物含めて全部忍者関連施設をどのように考えていくか、それが2020年にインバウンドの観光客がここへ伊賀市に来てふさわしいと思う施設をつくるほうがましじゃないでしょうか、私はそういう意見を持って反対させていただきます。  以上でございます。 ○議長(岩田佐俊君)  他に。  百上議員。 ○19番(百上真奈君)  私は、議案第95号、平成30年度一般会計補正予算の第3号と、それから議案第109号、一般会計補正予算(第4号)について、議案そのものに反対の立場で意見を申し上げます。  まず、議案第95号ですけれども、ふるさと会館の問題です。ふるさと会館を支所・公民館・図書室・西柘植地区市民センターが入る複合施設にするための設計業務委託料1,593万7,000円ですけれども、ホール機能を廃止して伊賀支所は中庭をなくして、そこに建設する計画です。そして、西柘植まちづくり協議会が交付金が減らされる中、ふるさと会館の建物を管理して財源確保をしながら小ホール・図書室・芝生広場を活用していきたいという積極的な考えをお持ちであるという答弁がありました。確かに老朽化した地区市民センターから安心・安全な場所に移転したいというまち協の思いは十分理解いたします。しかし、支所・公民館・図書室という公の機能が、まち協が管理する建物に入居をすることは考えられません。市は、建物の協働運営のあり方や民間に任せてよい部分とそうでないところは、今後検討するとのことでしたが、それでは遅いのではないでしょうか。  また、説明では、この地域における生涯教育やまちづくりを推進するための総合的な場所に支所機能を配置するだけであって、今後、新市建設計画を終了する平成32年度以降に支所のあり方を検討するということでした。新しく整備される伊賀支所は、今の支所のわずか7%のスペースですが、今と全く同じ住民サービスができるとの答弁に本当だろうかという疑念があります。さまざまな質疑を通して、将来伊賀支所は縮小・統合・廃止の道をたどるのではないか、公民館も図書室もまち協に指定管理してもらうつもりではないかというような将来構想が見え隠れします。  私は、支所は、住民の生活、仕事などに必要なもので、地方自治、住民自治の根幹をなす重要なものであり、今後も存続させるべきと考えています。その上で、広大な伊賀市で、住民自治を行政がどう支援していくのか、住民と行政との協働をどのように進めるのか、さらに地区市民センターの自治センター化をどうするのか、地域包括交付金のあり方など、支所の役割・あり方が大いに関係してきます。  さらに今でも支所の存続・統合・廃止などいろんな意見があります。ところが、行政は、いまだに支所のあり方について議論はされていません。にもかかわらず、とりあえず公共施設最適化計画があるから、複合施設の改修は進めて支所・公民館・図書室・まち協の活動拠点など入れておこうという今回の設計業務委託料は、無責任だと思います。  もう一つは、ホール存続を願い、汗をかいて活動している住民がおられることです。市長からも支所長からも廃止といっても、今後企業や民間でホールを活用したいという声があれば、ホールを呼び起こすことはあり得ると答弁されました。しかし、この設計では、既に事務所部分や楽屋には、西柘植地区市民センターが入り、ホール入り口部分には図書室が入っており、呼び起こすとなるとそれらの移転先が必要になります。裏を返せば、この複合化の設計どおりになれば、ホール機能の復活はあり得ないのではないでしょうか。運営希望団体があれば、再開するという説明は、私には理解できませんし、存続を願って活動されている皆さんに対して、今回、設計業務委託料予算を上げてきたことは、不誠実だと思います。  以上のように、ふるさと会館いがの複合化は、支所・図書室・地区市民センター・ホールのあり方が複雑に絡み合っているため、現状を踏まえれば、この議会で上げてくるべき予算ではないと考え、反対をいたします。  それから、もう一つ、この予算の反対理由は、上野支所のことです。市街地の皆さんに対して市役所移転に伴うサービス低下、不便さを解消するために、上野支所がハイトピア伊賀に設置されますが、現在の地域振興課の正規職員3名、臨時職員1名の体制のまま、各証明書の発行サービスを行うというものです。しかも庁舎移転に伴う激変緩和として支所を置くという答弁がありました。将来、上野支所も廃止されるということではないでしょうか。現在の地域振興課が担っている住民自治の支援は、今後、ますます重要であり、現在の人員体制のまま発行サービスを担うことは困難だと考えます。高齢化が進む市街地において、サービス低下を招きかねず、行政が果たす役割を考えれば、人員体制、機能の両面から問題です。  よって、この第3号については、反対をいたします。  引き続き、109号の補正予算(第4号)ですけれども、まず、南庁舎の活用については、このまま市役所として使い続けるべきだとしてきたときから、私は賛成の立場です。そして、市役所でなくなった今、この南庁舎で市民が集う・学ぶ・交流する、そして誰にとっても居場所になる図書館を、市の責任で整備し、運営管理することにも賛成です。  では、なぜ反対するのか。今回の計画には、本来行政が税金を使ってする必要があるのか、今までの経緯を見ても疑問に思う忍者関連施設が入っています。忍者については、日本遺産になり甲賀市と忍者協議会を立ち上げ、伊賀市も全国に先駆けて忍者市宣言をして、世界に発信されています。そして、今までも同僚議員がおっしゃったように、忍者関連の観光施設構想はいろいろありました。今回の計画のように限られた南庁舎の一部に使って、本当に年間2,330万円もの家賃がとれる忍者関連施設になるのか、私には疑問です。税金を使って内装工事までやった上で高額な家賃を設定し、民間に委ねる部分を併設される計画は一つの掛けといってもいいような計画だと思います。本当に忍者市宣言をした伊賀市が、忍者で観光立市を目指すなら、もっと大きな規模で民間にやってもらうほうがいいのではないでしょうか。  一方、芭蕉記念館については、2014年3月策定の仮称芭蕉翁記念館事業計画案で、整備予定地を上野図書館とし、運営形態は直営としているにもかかわらず、この庁舎の行方を見守ってから考えるという無責任な発言がありました。私は、行政がまずしなければならないことが、答申を出していただいている図書館と芭蕉記念館をしっかりとどうするか、結論を出すことだと思います。
     もう一点、市役所が移転した後のにぎわいをどうするかという議論からいえば、市役所があったときと同じにぎわいを市街地の住民は求めておられます。つまり南庁舎よりもふれあいプラザがなくなり、生鮮食料品店がなくなることのほうが大問題で、それがなくなれば、さらに人通りがなくなってしまうことを心配されています。観光客が町なかに来ていただいても観光客だけではやっていけない市内外の住民が歩いてくれる町にしてこそ市街地の商店や住民はやっていけるんだとおっしゃいます。商店、医療機関、金融機関、公共交通など全てそろっている市街地こそ、誰でも年をとっても住み続けられる町にしておくべきです。それが、周辺部の皆さんにとっても移住者にとっても重要なことなんだと思います。観光客も歩くけど、普通の市民も歩く町にするために、移転した市役所にかわって必要なのは、やはり市民が行くところにすることだと思います。  子供から高齢者まで全ての市民の居場所としての図書館、伊賀流住民自治を進めるための市民活動の拠点、ゆめぽりすセンターにある市民活動支援拠点もここにもってきたらいいと思います。子供たちや高齢者・障がい者・若者・子育て世代などの居場所と活動場所となる地域福祉の拠点、ふれあいプラザがなくなろうとしているのだから、ボランティア活動の支援も含めてここでやればいいと思います。これらは、経済効果を求める方々から見れば、もってのほかだというふうに思われると思いますが、すぐにはお金にならなくても伊賀市の将来を考えれば行政が責任を持ってしなければならないことであり、私は、そういう場にすることが求められていると思います。忍者や観光の拠点施設にして、そして三重大学などから高額な家賃が本当にとれるのか、何の保障もないことを行政がするほうが、将来民間の撤退や市が補助金を出し続けなければならないことにならないか懸念があり、将来世代に負担を負わすことになると、私は思います。  南庁舎は、市民による市民のための場所として行政が責任を持って整備することを求め、この補正予算に対しては、将来の伊賀市を見据えて予算そのものに反対をいたします。 ○議長(岩田佐俊君)  他にございますか。  上田議員。 ○16番(上田宗久君)  私は、議案109号、平成30年度一般会計補正予算(補正4号)委員長報告に対して賛成、原案については、次の2点の理由で反対させていただきます。  1点目、市長就任時には15億5,000万円で市役所機能として改修できる。その後、昨年5月12日に発表された18億5,000万円の整備費用、さらに償却期間50年、稼働年数54年、期末簿価1円という経済価値しかない南庁舎に外構工事別途で22億5,000万円の実施設計業務を提案された。南庁舎改修費用は、増額の一途をたどってこの計画は、来館者数、メンテナンス費用、ランニングコストを含め、さらに不確実性を増している。これでは、次の伊賀市を担う世代に大きな将来負担を背負わせることになり、伊賀市の地方交付税で減収となる伊賀市の財政はもたないと考える。  2点目、予算常任委員会で反対多数で否決された後、今日まで、実に理不尽なアンフェアな議会を冒涜する発言が目立っています。その内容は、市長、総務部次長から発せられております。既に、30年度当初予算案で議決されている事項についても、この南庁舎のリノベーション計画である追加議案に理解を示さなければ、つまり賛成しなければ、地域の公共事業をとめること、優先順位を変えることも可能であるという発言があったことについて、予算議案に対する適正な判断ができないことを申し添えて、以上の2点で予算第109号、補正4号に対しまして、反対とさせていただきます。  以上でございます。 ○議長(岩田佐俊君)  他にございますか。  宮﨑栄樹議員。 ○6番(宮﨑栄樹君)  議案第109号、一般会計補正予算(第4号)について、委員長報告に反対、そして原案に賛成の立場で討論させていただきます。  この南庁舎については、市内外から文化財的価値についての高い評価を受けているということは、皆さん周知の事実かと思います。その中でも、外から、外部からの視点というのがすごく大事なんだというふうに思っています。例えば、移住者であるとか都会から仕事で伊賀に通われている方とか、そういう伊賀市に魅力を感じて伊賀市にかかわっている方々は、私たちが持ってない視点で、この町を評価されます。そういったときに、この南庁舎は、すごく可能性があるんだというふうな評価、声を多くいただきます。そういうものを含めた大所高所からのあるいは外からの視点を受け入れず、井の中のカワズ的に自分たちの物差しで価値判断をしてしまうことがあるとするならば、それは、非常に危ういことだというふうに思っています。  私は、そういった外から、あるいは大所高所、そういう声を受け入れて、そして、この町の歴史的・文化的な背景を踏まえ、かつ子供たちへの投資ということも考えて、この町に必要なものを、この南庁舎に落とし込んでいく必要があると考えます。そしてそれが、行政の今の提案であるというふうに受けとめていますし、にぎわい創出ということも必ずついてくるというふうに考えています。  この南庁舎整備事業は、全国どこにでもある金太郎あめのような画一的なまちづくりではなく、伊賀市の特性を伸ばすまちづくりです。他市との差別化を図り、伊賀市が再浮上するチャンス、これを今このタイミングで逃してしまうことは、この町にとって経済的に、あるいは文化的にも大きな損失となることから、この事業は、前に進めるべきだということを申し上げて賛成の討論とします。 ○議長(岩田佐俊君)  他に御意見ございますか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岩田佐俊君)  他に御意見なしと認めます。  よって、採決に入ります。  採決は議案ごとに行います。  まず、議案第95号に対し、委員長の報告どおり可決することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(岩田佐俊君)  起立多数であります。  よって、議案第95号は可決されました。  福田香織議員。 ○13番(福田香織君)  議案第95号に対し附帯決議を提出する動議をいたします。 ○議長(岩田佐俊君)  ただいま福田香織君から、議案第95号に対する附帯決議提出の動議がありましたが、日程の途中でございますので、日程第2が終了後に取り扱うことといたします。  次に、議案第96号に対し、委員長の報告どおり可決することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(岩田佐俊君)  全会一致であります。  よって、議案第96号は可決されました。  次に、議案第97号に対し、委員長の報告どおり可決することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(岩田佐俊君)  全会一致であります。  よって、議案第97号は可決されました。  次に、議案第109号について、本案に対する委員長の報告は否決するべきものですが、会議規則第72号第1項の規定による可とする方を諮る原則に基づき、原案について採決をします。  議案第109号に対し、原案どおり可決することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(岩田佐俊君)  起立少数であります。  よって、議案第109号は否決をされました。  会議の途中でございますけれども、先ほどの福田香織君による議案第95号に対する附帯決議提出の動議に関して、資料の配付を行いますので、暫時休憩いたします。               (午前10時44分 休憩)              ―――――――――――――――               (午前10時46分 再開) ○議長(岩田佐俊君)  休憩前に引き続き会議を再開します。  先ほど、福田香織君ほか4名から議案第95号、平成30年度伊賀市一般会計補正予算(第3号)に対する附帯決議案が提出され、動議は成立しました。  お諮りします。  この際、発議第7号、議案第95号、平成30年度伊賀市一般会計補正予算(第3号)に対する附帯決議を日程に追加し議題とすることに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岩田佐俊君)  御異議なしと認めます。  よって、発議第7号を日程に追加し、議題とすることに決しました。  提出者の説明を求めます。  福田香織君。               (13番 福田香織君登壇) ○13番(福田香織君)  ただいま議題となりました発議第7号、議案第95号、平成30年度伊賀市一般会計補正予算(第3号)に対する附帯決議について、その理由及び内容を説明申し上げます。  大変失礼いたしました。  議案第95号、平成30年度伊賀市一般会計補正予算(第3号)に対する附帯決議について、その理由及び内容を説明申し上げます。  ふるさと会館いがは、市内に数少ない設備の整ったホール機能を持ち、今なお多くの住民が日ごろの成果を発表する場などとして利用されています。市は、公共施設最適化計画の実行に当たり、当該施設のホール機能を休止し、運営希望団体があれば再開するとしていますが、ホール機能を維持するための必要経費等について、情報を公開し、民間活力を導入するなどホール機能を存続させるための十分な説明がなされていません。さらに市は、当該施設に伊賀支所の機能を追加しようとしていますが、今後の支所のあり方の方向性に対する全市的な説明責任は果たされておりません。  よって、議案第95号、平成30年度伊賀市一般会計補正予算(第3号)、第1条、第2款総務費、第1項総務管理費、第6目企画費、複合施設整備事業、いがまち複合施設整備事業、委託料、いがまち複合施設実施設計業務委託料1,593万7,000円の執行に当たっては、当該施設のホールを利活用するため、民間などに情報を広く周知すること及び支所のあり方の方向性を示すことを求めるものであります。  以上、よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(岩田佐俊君)  説明に対し御質疑ありませんか。  北出議員。 ○20番(北出忠良君)  予算は、賛成していただいておりますけれども、ホールを残すということは、市民センターが入れないということになってまいります。当然、支所もそういうことになります。耐震機能のない施設をいつまで続けるのか、市民が来て、そこで耐震性のないところを利用して、いつ何どき災害が起こるかわからない。こういった中から早急にですね、やはり複合施設移転できる方向をとるべきであろうと思いますし、まず、市民センターが複合施設へ移転できなくなるということは、ホール存続の方たちと市民センターの関係者と十分な協議がなされているようにも思いませんけれども、そういった点については、どのように認識されているのかお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(岩田佐俊君)  福田香織君。 ○13番(福田香織君)  地区市民センターが、早急に移転したいというお話は聞かせていただいておりますが、大ホールを存続したい団体とどのように調整をされているかということは、ちょっと私、そこまでは把握をしてないわけですけれども、市長がですね、民間運営などで大ホール機能の存続もあるような発言をされ、その可能性を残すのであれば、行政として団体や事業者が手挙げできるような、そういう判断ができるような具体的な情報を提供する責任があると考え、意見を提供するものであります。 ○議長(岩田佐俊君)  北出君。 ○20番(北出忠良君)  わかりました。  まず、第一に、安全を考えるべきだと思います。今日、何があるかわからないような状況でもございますし、やはり早急に期限を切ってですね、ここまで話し合いを続けてきて待ってきたわけですけれども、いつまでもこの状態を続けるのではなくして、やはり早急に工事着工できる方向で進んでいくということで予算も通していただきましたけれども、やはり、こういった附帯決議をつけるということは、足かせになるわけでございます。十二分に行政としての役割は、私は、果たしてきたと認識しておりますので、そういった市民センターと、存続する会とですね、そういった本当の地元と協議されてないというようなことを聞いておりますけれども、そういったことは、やはりもう少しこの附帯決議をつけるについては、精査してからしてほしかったなと、このように思います。  討論になってしまいましたけど、以上です。 ○議長(岩田佐俊君)  他に御質疑ございませんか。  安本議員。 ○23番(安本美栄子君)  この附帯決議に賛成の立場・・ ○議長(岩田佐俊君)  もう、御質疑ございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岩田佐俊君)  御質疑なしと認めます。
     お諮りします。本案については、委員会の付託を省略し、討論に入りたいと思いますが、これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岩田佐俊君)  御異議なしと認めます。  よって、本案は委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  御意見ございませんか。  安本議員。 ○23番(安本美栄子君)  先ほどは、失礼いたしました。  この附帯決議に賛成の立場から意見を申し述べておきます。  やっぱしここでも、説明責任というのが、キーワードになると思います。大きな事業をするということは、それぞれかかわりの中では、賛否両論があるのは当たり前のことです。ですから、一方が賛成すれば一方が反対、それでは反対の人たちにどんな説明責任を果たしているのかというのが、今回の疑問視をするところであります。全ての方ではありません。ただいま同僚議員がおっしゃいました、そのこともあります。立ち位置が変われば、考え方が変わると思います。  そんな中で、支所、伊賀支所管内だから説明も全て伊賀支所任せであったように、私は住民の皆さんから伺って感じます。そうじゃなくして、公共施設最適化計画で決まりましたからこうですよ、ではなくして、これは、本庁の担当の方、企画なのか、管財なのか財政なのか、その辺はわかりませんけれども、本庁の人がまず、こういうふうな行政方針を訴えて、そして、住民の皆さん方の意見を聞きながら一つずつ一つずつ話し合っていって決めていく、そこには、満足はできないけれども反対であっても納得のできる回答が見出すことが、私はできると思うんですね。  今回、伊賀支所管内においては、一番最初のときから支所長さんお一人で頑張ってる姿を拝見をいたしました。ですから、全庁的に対応をする姿勢というのは、今回なかったと思います。そんなことも踏まえて、やっぱり納得をしていただくすべというふうなものに力を入れていただきたいなと思います。  そんなことを申し上げて、この決議にも賛成させていただきます。 ○議長(岩田佐俊君)  他に御意見ございますか。  百上議員。 ○19番(百上真奈君)  私はですね、私なりの考えで、この附帯決議については反対の立場で意見を申し上げたいと思うんです。  私はですね、やはり今回の、この附帯決議というのは、いわゆるこの2つをすれば、クリアすれば、予算執行していいですということになるわけですよね。私自身は、この予算執行に、附帯決議というのは効力がありませんので、私としては、やはり、今、私が除く皆さんが賛成をされた、この予算が通ったということが現実にあるということです。それを踏まえますとですね、私が意見を申しましたように、支所が、私はやはり今の設計図のままいくということになると、地域の方々が指定管理をする建物の中に支所と、それから公民館、図書室が入っていくと、そのありようが私は、やはり縮小であったりとか民間委託であったりとか、もしくは本当になくなるんではないかということを危惧をいたします。私は、市民は、そういったことを、願っていることばかりではないというふうに思っておりますので、附帯決議という手法によって、大事なことも、ここに書いてあることも重要かと思いますけれども、私が、予算そのものを反対した理由の立場に立てば、やはり附帯決議についても反対をせざるを得ないということで意見を述べます。 ○議長(岩田佐俊君)  山下議員。 ○8番(山下典子君)  私は、発議第7号に賛成の立場で意見を言わせていただきます。  先ほど説明がありましたように、今後の支所のあり方の方向性については、まだ説明されていません。公共施設最適化計画全体でもですね、この支所のあり方というのは、とても重要なことです。 ○議長(岩田佐俊君)  御静粛にお願いします。 ○8番(山下典子君)  また、ふるさと会館いが大ホールは、文化の発信基地として住民の発表の場として交流拠点として、残してほしいと一生懸命に汗を流して活動している多くの市民がいます。  そうしたことから、住民の理解を得ていないと考え、発議第7号に賛成させていただきます。 ○議長(岩田佐俊君)  北出議員。 ○20番(北出忠良君)  先ほども言いましたけれども、やはり大ホールを残すということはですね、自分の都合でいえば残してほしいということになろうかと思いますけれども、やはりそこにはですね、やはり市民センターも、その周りの大きな影響をはらんでくるわけでございますので、存続してほしいという考えはわかりますけれども、それであれば、当然、市民センターをやはり早く建ててほしいという、そういった声を無視することなく、当然、そこの地元同士ですから、お互いが納得してですね、その上で残すという方向が出れば望ましいと思いますけれども、それすらなされていないように聞いておりますので、この附帯決議自体は、私は必要ないと考え反対したいと思います。 ○議長(岩田佐俊君)  他に御意見ございますか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岩田佐俊君)  他に御意見なしと認めます。  よって、採決に入ります。  発議第7号に対し、可決することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(岩田佐俊君)  起立多数であります。  よって、発議第7号は可決されました。  以下、日程を順次繰り下げ日程第3を第4とし、議案第25号、議案第98号から議案第102号まで及び議案第112号から議案第115号までの10議案を一括議題とします。  本件に関し、総務常任委員長の報告を求めます。  総務常任委員長。              (23番 安本美栄子君登壇) ○23番(安本美栄子君)  ただいま議題となりました議案10件につきまして、総務常任委員会における審査の経過と結果についてを報告いたします。  委員会は、去る9月20日、全員出席のもとに開催をいたしました。  まず、議案第25号、伊賀市公共施設最適化基金条例の制定について、これは、本年3月議会から継続審査となっており、今回は3度目の審議を行った案件であります。  当局からの説明で、基金積み立てのルールの変更がありました。提案当初では、年間土地建物売却代金約1,100万円を財政状況に応じ積立金に充てるとしておりましたが、今回、年間土地建物売却収入全てを積立金に充てるとの説明があり了とし、委員からは特に、質疑・意見がなく審査の結果、本案は全会一致で可決すべきものと決しました。  続いて、議案第98号、伊賀市役所の位置の変更に伴う関係条例の整理に関する条例の制定についてでございます。委員からは、特に質疑・意見はなく、本案は全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第99号、伊賀市支所設置条例の一部改正についてであります。討論におきまして、賛成の立場からハイトピアへ上野支所が移転することには同意しますが、支所のあり方を根本的に見直すべきであるとの意見があり、このことは、委員会の総意として申し添えておきます。  審査の結果、本案は全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第100号、伊賀市災害派遣手当の支給に関する条例の一部改正についてでございます。特に、質疑・意見はなく、本案は全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第101号、伊賀市駐車場条例の一部改正についてでございます。質疑において委員から第1、第2駐車場という名称ではなく、もっとわかりやすい名称にしてはどうかとの質疑に対し、南庁舎の利活用が決まったら正式に名称を決めたいとの答弁がありました。  また、第3駐車場の料金徴収は、どのように行うのかとの質疑に対し、出入り口に管理人を配置するとの答弁でありました。さらに、料金徴収を自動化、機械化にする予定はあるのかとの質疑に対し、すぐには考えていない、4カ所の駐車場の収支計算としては、収入3,560万円、経費1,140万円を見込んでいるとの答弁でありました。  また、夜間の駐車対策も含め機械化の必要性について、庁内での協議は行ったのか、自動化、機械化の積算は行ったのかとの質疑に対し、当局からは、庁内で協議の結果、当面は、今回の提案のようにしたい。また積算については、行っていないとの答弁がありました。  討論において、賛成の立場から料金徴収の自動化・機械化及び夜間駐車料金について検討を行うこととの意見がありました。  審査の結果、本案は全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第102号、伊賀市印鑑条例の一部改正についてでございます。委員からは、質疑・意見はなく、本案は全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第112号、新庁舎備品事務用デスク・椅子)の買入れについて、議案第113号、新庁舎備品(収納庫・ロッカー)の買入れについて、議案第114号、新庁舎備品窓口カウンター)の買入れについて、議案第115号、新庁舎備品(議会関係諸室)の買入れについて、以上4議案について一括審査を行いました。  質疑において、委員から、備品の選定に当たり庁舎設計業者の意見を反映させる理由は何かとの質疑に対し、庁舎の景観に合うよう意見を聞いたとの答弁がありました。また、販売店だけでなくメーカーの地元調達に対する考え方はとの質疑に対し、考慮していないとのことでした。さらに、考慮しない理由はとの質疑に対し、購入する備品が大量であったため、販売店が仕入れやすくするためであるとの答弁がありました。  また、備品購入契約における地元企業優先の入札条件はとの質疑に対し、設計価格500万円以上の契約において6社以上の入札参加資格を有する地元企業が必要であるとの答弁がありました。さらに、契約をもっと細分化できなかったのかとの質疑に対しては、備品は4議案のほか5件を含む9つに分割をし、総計で約3億円で調達する予定であるとの答弁がありました。  討論において、賛成の立場から市内産業への配慮は欠けているが、入札は正しく行われていた、今後は、産業振興を考慮して進めてほしいとの意見がありました。  審査の結果、本4議案は全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。  以上、報告といたします。御審議の上、御賛同賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(岩田佐俊君)  報告に対し御質疑ございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岩田佐俊君)  御質疑なしと認めます。  よって、討論に入ります。  御意見ございますか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岩田佐俊君)  御意見なしと認めます。  よって、採決に入ります。  採決は、議案ごとに行います。  まず、議案第25号に対し、委員長の報告どおり可決することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(岩田佐俊君)  全会一致であります。  よって、議案第25号は可決されました。  次に、議案第98号に対し、委員長の報告どおり可決することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(岩田佐俊君)  全会一致であります。  よって、議案第98号は可決されました。  次に、議案第99号に対し、委員長の報告どおり可決することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(岩田佐俊君)  全会一致であります。  よって、議案第99号は可決されました。  次に、議案第100号に対し、委員長の報告どおり可決することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立)
    ○議長(岩田佐俊君)  全会一致であります。  よって、議案第100号は可決されました。  次に、議案第101号に対し、委員長の報告どおり可決することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(岩田佐俊君)  全会一致であります。  よって、議案第101号は可決されました。  次に、議案第102号に対し、委員長の報告どおり可決することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(岩田佐俊君)  全会一致であります。  よって、議案第102号は可決されました。  次に、議案第112号に対し、委員長の報告どおり可決することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(岩田佐俊君)  全会一致であります。  よって、議案第112号は可決されました。  次に、議案第113号に対し、委員長の報告どおり可決することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(岩田佐俊君)  全会一致であります。  よって、議案第113号は可決されました。  次に、議案第114号に対し、委員長の報告どおり可決することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(岩田佐俊君)  全会一致であります。  よって、議案第114号は可決されました。  次に、議案第115号に対し、委員長の報告どおり可決することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(岩田佐俊君)  全会一致であります。  よって、議案第115号は可決されました。  次に、日程第4を第5とし、議案第103号から議案第106号までの4議案を一括議題とします。  本件に関し、教育民生常任委員長の報告を求めます。  教育民生常任委員長。               (17番 近森正利君登壇) ○17番(近森正利君)  ただいま議題となりました教育民生常任委員会に付託された4議案について、審査の経過と結果を報告します。  当委員会の審査は、9月20日に執行部出席のもと審査を行いました。なお、議案の内容については、上程時に説明がなされていますので、省略いたします。  まず、議案第103号、伊賀市少子化対策推進委員会条例の一部改正についてですが、委員から保育園・保育所の統廃合・認定こども園化など、市としての方針はあるかの質疑があり、当局からは、市としては、集団保育を保障するということを基本に考えている。その中で子供の推移を部会に提供して、統合など再整備を行うかを部会で検討してもらいたいと考えているとの答弁がありました。  討論において、特に意見はなく、審査の結果、全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第104号、伊賀市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についてですが、質疑なく、討論においても特に意見はなく、審査の結果、全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第105号、大山田福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部改正についてですが、委員から、指定管理から直営にするのは、一時的ではなく継続的に考えているのかとの質疑があり、当局からは、一時的なものではないとの答弁がありました。さらに委員から直営になると家賃収入が入ってくるということか、それらは協議中ということかとの質疑があり、当局からは、社協から家賃や光熱水費を頂戴するということであり、現在、協議中であるとの答弁がありました。  討論において、特に意見はなく、審査の結果、全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第106号、伊賀市文化財保護条例の一部改正についてですが、質疑なく、討論において特に意見なく、審査の結果、全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。  以上、委員長報告といたします。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(岩田佐俊君)  報告に対し御質疑ございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岩田佐俊君)  御質疑なしと認めます。  よって、討論に入ります。  御意見ございますか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岩田佐俊君)  御意見なしと認めます。  よって、採決に入ります。  採決は、議案ごとに行います。  まず、議案第103号に対し、委員長の報告どおり可決することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(岩田佐俊君)  全会一致であります。  よって、議案第103号は可決されました。  次に、議案第104号に対し、委員長の報告どおり可決することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(岩田佐俊君)  全会一致であります。  よって、議案第104号は可決されました。  次に、議案第105号に対し、委員長の報告どおり可決することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(岩田佐俊君)  全会一致であります。  よって、議案第105号は可決されました。  次に、議案第106号に対し、委員長の報告どおり可決することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(岩田佐俊君)  全会一致であります。  よって、議案第106号は可決されました。  次に、日程第5を第6とし、議案第107号、議案第108号、議案第110号及び議案第111号の4議案を一括議題とします。  本案に関し、産業建設常任委員長の報告を求めます。  産業建設常任委員長。               (16番 上田宗久君登壇) ○16番(上田宗久君)  ただいま、議題となりました産業建設常任委員会に付託された4議案について、審査の経過と結果を報告します。  当委員会の審査は9月21日に執行部出席のもと審査を行いました。なお、議案の内容については上程時に説明がなされていますので、省略いたします。  まず、議案第107号、伊賀焼伝統産業会館条例の一部改正についてですが、委員からは、伊賀信楽古陶館のものを図書も含め全部伊賀焼伝統産業会館へ移設するのかの質疑があり、当局からは、全ての展示は難しいため、奥知コレクションの一部は、公益財団法人が運営する年間入館者数16万8,000人のMIHOミュージアムへ寄託し、伊賀焼の宣伝PRを通じて伊賀への誘客に努めたい。伊賀焼伝統産業会館では、従来どおり展示・販売も続けるとの答弁がありました。さらに、この財産は、幾らぐらいになっているのか、また伊賀信楽古陶館伊賀焼伝統産業会館の入館者数はの質疑に対し、当局からは、正式に鑑定はしていないが、奥知コレクションは約2億円の価値があると聞いている。昨年の入館者数は伊賀信楽古陶館555人、伊賀焼伝統産業会館は4,117人であった。機能を統合することで入館者数をふやしたいとの答弁がありました。そのほか、陶器の時代や伊賀焼伝統産業会館のセキュリティー強化についての質疑もございました。  討論において、特に意見はなく、審査の結果、全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第108号、財産の無償貸付についてですが、委員から、現場へ行かれた感想は、駐車場や入り口の案内看板はできているのかとの質疑があり、当局からは、まだ完全に整備が進んでいない状況であるが、今後に期待したいとの答弁がありました。  また、森林学習など、現地での活動実績はとの質疑があり、当局からは、今のところ社員教育のための森林環境保全活動にとどまっているとの答弁がありました。  討論によって賛成の立場から、企業の森を通じて森林の環境保全の活動や生態系の保全に引き続き努めていただきたいとの意見がありました。  審査の結果、全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第110号、伊賀市建築基準法等関係手数料条例の一部改正についてですが、委員からは、年間何件の建築確認申請業務があるのかとの質疑があり、当局からは、直近の平成29年度では23件である。今回の改正は、建築基準法の改正に伴い、市が所管することになった業務に係る手数料を徴収するための改正であるとの答弁がありました。  討論において、特に意見がなく、審査の結果、全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第111号、伊賀市水道事業給水条例の一部改正についてですが、委員から、前回の提案理由について水道を使いやすくして企業の新規立地を促すとのことであった。雇用の拡大や地域経済の活性化に寄与する数値目標があれば教えていただきたいの質疑に対し、当局からは、3年間の料金収入の見通しが一つの目標である。新規立地については、水道料金の見直し制度が優遇制度の一つとして後押しできればと考えているとの答弁がありました。  また、加入負担金の減額制度では、口径40ミリ以上を対象にした理由とはとの質疑に対し、当局からは、加入負担金については県下で最高額であるので、大口利用者の企業に進出していただき、より多く水道利用していただけるよう2分の1に減額したとの答弁がありました。  討論において、賛成の立場から、企業の声を聞きながら年度ごとの効果を検証することを要望して賛成としたいとの意見がありました。  審査の結果、全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。  以上、よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(岩田佐俊君)
     報告に対し御質疑ございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岩田佐俊君)  御質疑なしと認めます。  よって、討論に入ります。  御意見ございますか。  百上議員。 ○19番(百上真奈君)  議案第111号、伊賀市水道事業給水条例の一部改正について、委員長報告に反対し、議案に反対の立場で意見を申し上げます。  水道を使いやすくすることで企業の生産意欲の向上と水道使用料の増加を促し、水道料金収入の維持安定を図ることを目的に水道料金が他の自治体より高い大口需要者を対象とした水道料金の減額制度を導入するものです。高いのは、工場用水だけではありません。市民が使う生活用水も高いです。  では、なぜ伊賀市の水道が高いのか、川上ダムを水源にして巨大なゆめが丘浄水施設を使う水道事業だから、高い水道料金設定をせざるを得なかったのです。高い水道料金を引き下げてほしいというのは、伊賀市民の声でもあります。今後、ダム利水により川上ダムの建設負担金112億円の支払いとともにダムがある限り、高い維持管理費や毎年5,000万円の固定資産税の支払いが続きます。この減免制度を導入すれば、さらに水道部は水道料金の減収分を毎年1,000万円負担することになります。  一方、減免の対象となる約100事業所の減免額は、1事業所にすればわずかな額で、減免の効果によって企業活動が高まり使用水量の増加につながり減収額が相殺されることを期待するとする水道部の見解にも疑問です。ダム利水を進めるため、高い水道料金を設定し、平成43年までは水道料金は上げないとしていますが、今回の減免額はそのために設定したぎりぎりの額だったのではないでしょうか。将来の料金収入の見通しもマイナスになるという資料も出ています。  もう一つの問題は、水道事業ビジョン策定に当たり、策定委員会であれほど議論して決定した収支計画を、2年もたたないうちに突然変更するような決め方に問題があると思います。固定資産税の約5,000万円の新たな負担とともに水道料金の変更は、本来水道事業ビジョンを策定する段階で議論すべきことだったと思います。高い水道料金の根本問題にメスを入れず、高い水道料金を引き下げてほしいという多くの市民の声には応えない一方で、大口需要事業所の水道料金だけを減免することは、市民の理解を得られないと考えるために反対をいたします。 ○議長(岩田佐俊君)  他に。  宮﨑君。 ○6番(宮﨑栄樹君)  議案第108号に賛成の立場で討論させていただきます。  この企業の森の敷地内にヒマラヤ桜という種類の桜が植樹されているんですが、この桜は、外来種なので日本では自生しておりません。  ここで、心配なことが2つありまして、1つは、伊賀の里山に自生する山桜やカスミ桜などの在来種と、この外来種であるヒマラヤ桜が交雑してしまい、それが原因で地域全体の生態系が攪乱してしまうおそれがあるということ。  もう一つは、そういうふうに交雑はしなくても長い年月ゆっくりと進化してきた植物同士が、バランスをとり合っている自然の中に、本来の自然の移動速度を超えて人間が植物を移動させてしまうと、これまでその地域になかった生物が突然そこに加わるわけなので、地域の生態系が攪乱することにつながるおそれがあるということです。  企業の森制度は、環境保全が大きな目的ですので、今、申し上げたような本末転倒なことが起こらないように、今後は事業者である県にしっかりと監督をしてもらいつつ、あるいは企業にもしっかり勉強していただき事業を進めるよう、市から要望していただきたいと思います。  こういった地域固有の生態系を守っていくことについては、平成16年に国会で議論されておりまして、景観緑三法の採決に当たって、衆参両院の国土交通委員会では緑化に当たっては、地域在来の植物等の活用に努めることと附帯決議がつけられ、また衆議院環境委員会においては、政府や自治体が行う緑化等の対策において、外来生物の使用は避けるよう努め、地域個体群の遺伝的攪乱にも十分配慮することと附帯決議がつけられ、国会の意思が表明されています。  こういうことは、把握されているかもしれませんが、一度しっかり確認していただいて今後の関係する政策に生かしていただくことを要望しまして、賛成の討論とさせていただきます。 ○議長(岩田佐俊君)  他に御意見ございますか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岩田佐俊君)  御意見なしと認めます。  よって、採決に入ります。  採決は、議案ごとに行います。  まず、議案第107号に対し、委員長の報告どおり可決することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(岩田佐俊君)  全会一致であります。  よって、議案第107号は可決されました。  次に、議案第108号に対し、委員長の報告どおり可決することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(岩田佐俊君)  全会一致であります。  よって、議案第108号は可決されました。  次に、議案第110号に対し、委員長の報告どおり可決することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(岩田佐俊君)  全会一致であります。  よって、議案第110号は可決されました。  次に、議案第111号に対し、委員長の報告どおり可決することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(岩田佐俊君)  起立多数であります。  よって、議案第111号は可決されました。  次に、日程第6を第7とし、請願第9号から請願第12号までを一括して議題とします。  本請願4件に関し、教育民生常任委員長の報告を求めます。  教育民生常任委員長。               (17番 近森正利君登壇) ○17番(近森正利君)  ただいま議題となりました教育民生常任委員会に付託された請願4件について、審査の経過と結果を報告いたします。  当委員会は、議案審査と同じく9月20日に意見陳述の希望のございました請願者と執行部出席のもと審査を行いました。  なお、請願の要旨につきましては、請願文書表の記載のとおりでございますので、省略させていただきます。  まず、請願第9号、義務教育費国庫負担制度の存続とさらなる充実を求めることについてですが、質疑はなく、討論において特に意見はなく、審査の結果、本請願は全会一致で採択すべきものと決しました。  次に、請願第10号、教職員定数改善計画の策定・実施と教育予算拡充を求めることについてですが、委員から適正な生徒数は、どれぐらいの人数かとの質疑に対し、請願者からは、子供たちが意見を言い合ったりチームでの対戦であったり、切磋琢磨するという部分では30人前後と考えるとの答弁がありました。  さらに、教育委員会としてどのような施策を行ってきたのかとの質疑に対し、当局からは、業務改善ポリシーを平成29年度から作成している。伊賀市では、1日当たりの時間外勤務を縮減する目安として1週間当たり1時間の削減を目指したり、年次取得日数を昨年度より年間2日間増加するなどの取り組みや部活においても毎週平日1回のノー部活デーや土日のどちらか1日を休みとするなどの取り組みを進めているとの答弁がありました。  討論において、特に意見はなく、審査の結果、本請願は全会一致で採択すべきものと決しました。  次に、請願第11号、子どもの貧困対策の推進と就学支援にかかわる制度の拡充を求めることについてですが、委員から、就学援助について国も改善ということで、入学前に支度金を支給することや単価の引き上げで小学校で2万470円、中学校で2万3,550円であるが、平成29年度から倍額に引き上げる自治体がある。県内13市中伊賀市だけが引き上げられないことは知っていますかとの質疑に対し、請願者からは、三重県の中で伊賀市だけが入学支度金が引き上げられていないことは把握しているとの答弁がありました。  さらに伊賀市だけが、なぜできないのか。教育委員会としての理由はあるのかとの質疑に対し、当局からは、予算的な面が一番大きいと考えている。今年度は、バスの重複を解消する見直しなどを実施しており、予算を生み出していきながら検討していきたいとの答弁がありました。  討論において、お金がないからという理由から他市と伊賀市の子供たちのスタートが同じでないことは問題である。入学支度金の増額は、当然必要と考えるとの意見があり、審査の結果、本請願は、全会一致で採択すべきものと決しました。  次に、請願第12号、防災対策の充実を求めることについてですが、委員から、伊賀管内の小中学校の体育館の雨漏りについて把握しているのかとの質疑に対し、当局からは、老朽化している中で多くの学校で発生している。小修繕を行い対応をしているとの答弁がありました。  さらに、山津波もあるので、それも明記してはどうかとの質疑に対し、請願者からは、来年度作成する前に伊賀市の状況も入れていきたいとの答弁がありました。  討論において、特に意見はなく、審査の結果、本請願は全会一致で採択すべきものと決しました。  以上、よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(岩田佐俊君)  報告に対し御質疑ございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岩田佐俊君)  御質疑なしと認めます。  よって、討論に入ります。  御意見ございますか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岩田佐俊君)  御意見なしと認めます。  よって、採決に入ります。  採決は、請願ごとに行います。  まず、請願第9号に対し、委員長の報告どおり採択することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(岩田佐俊君)  全会一致であります。  よって、請願第9号は採択とすることに決しました。  次に、請願第10号に対し、委員長の報告どおり採択とすることに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(岩田佐俊君)  全会一致であります。  よって、請願第10号は採択とすることに決しました。  次に、請願第11号に対し、委員長の報告どおり採択とすることに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(岩田佐俊君)  全会一致であります。  よって、請願11号は採択とすることに決しました。  次に、請願第12号に対し、委員長の報告どおり採択とすることに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(岩田佐俊君)
     全会一致であります。  よって、請願12号は採択とすることに決しました。  暫時休憩します。               (午前11時31分 休憩)              ―――――――――――――――               (午前11時40分 再開) ○議長(岩田佐俊君)  休憩前に引き続き会議を再開します。  日程第7を第8とし、議案第116号及び議案第117号の2議案を一括議題とします。  当局の説明を求めます。  市長。               (市長 岡本 栄君登壇) ○市長(岡本 栄君)  ただいま上程の議案第116号及び議案第117号の人権擁護委員候補者の推薦についてでありますが、現在、人権擁護委員に就任されております前嶌智子氏、それから松山道子氏の任期が平成30年12月31日に満了いたします。つきましては、後任の人権擁護委員候補者として内田香代氏、山森裕美子氏を推薦したいと思いますので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものであります。  二方の略歴等の詳細につきましては、お手元に配付しました資料のとおりであります。  まず、内田香代氏ですが、伊賀市柘植町にお住まいで60歳、伊賀市立保育所を退職後、現在は、再任用職員として勤務されています。次に、山森裕美子氏ですが、伊賀市川合にお住まいで60歳です。三重県公立小学校退職後、現在は公益財団法人伊賀市文化都市協会、旧小田小学校本館でお勤めであります。  なお、委員の任期は平成31年1月1日から3年間となっております。  よろしく御審議、お願いいたします。 ○議長(岩田佐俊君)  説明に対し、御質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岩田佐俊君)  御質疑なしと認めます。  お諮りします。本案については、委員会の付託を省略し、討論に入りたいと思いますが、これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岩田佐俊君)  御異議なしと認めます。  よって、本案は委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  御意見ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岩田佐俊君)  御意見なしと認めます。  よって、採決に入ります。採決は議案ごとに行います。  まず、議案第116号に対し、同意することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(岩田佐俊君)  全会一致であります。  よって、議案第116号は同意されました。  次に、議案第117号に対し、同意することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(岩田佐俊君)  全会一致であります。  よって、議案第117号は同意されました。  次に、日程第8を第9とし、発議第6号を議題とします。  提出者の説明を求めます。  嶋岡壯吉君。               (11番 嶋岡壯吉君登壇) ○11番(嶋岡壯吉君)  ただいま議題となりました発議第6号、ゴルフ場利用税の堅持を求める意見書の提出については、朗読をもって提案とさせていただきます。  ゴルフ場利用税の収入は、都道府県税として納付され、平成28年度決算については459億円となっており、税収の7割に当たる325億円は、ゴルフ場利用税交付金としてゴルフ場所在市町村に交付されており、本市におけるその交付額は、平成29年度決算額で1億7,609万円であり、貴重な財源となっておる。  現在、地方自治体は、医療・介護などの社会保障、社会資本の老朽化への対応、子育て支援、教育などにおいて果たす役割が年々増大しており、これらの課題解決には財源確保が必要不可欠であることは言うまでもない。  また、本年6月に閣議決定された「まち・ひと・しごと創生基本方針2018」においては、「地方への新しいひとの流れをつくる」などの基本目標に向け、地方創生の充実・強化を図ることとし、国として、情報支援、人材支援、財政支援の地方創生版・三本の矢の強力を支援するとしている。その一方で、都市から地方へ税源の再配分機能を有し、財政基盤が脆弱な市町村など地方の貴重な自主財源となっているゴルフ場利用税交付金を奪うことは、地方創生の実現に逆行するものである。よって、「ゴルフ場利用税の廃止」については断固反対し、現行制度を堅持するよう強く求める。  以上、地方自治法第99条の規定により意見を提出します。  平成30年9月28日。  三重県伊賀市議会。  衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、文部科学大臣宛。  以上、よろしく御賛同賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(岩田佐俊君)  説明に対し、御質疑ございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岩田佐俊君)  御質疑なしと認めます。  お諮りします。本案については、委員会の付託を省略し、討論に入りたいと思いますが、これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岩田佐俊君)  御異議なしと認めます。  よって、本案は委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  御意見ございますか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岩田佐俊君)  御意見なしと認めます。  よって、採決に入ります。  発議第6号に賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(岩田佐俊君)  全会一致であります。  よって、発議第6号は可決されました。  先ほど、休憩の際、市川岳人君ほか5名から発議第8号、義務教育費国庫負担制度の充実を求める意見書の提出について、発議第9号、教職員定数改善計画の策定・実施と教育予算拡充を求める意見書の提出について、発議第10号、子どもをめぐる貧困対策の推進と就学・修学支援にかかわる制度の拡充を求める意見書の提出について及び発議第11号、防災対策の充実を求める意見書の提出についての4件が提出されました。  これを日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岩田佐俊君)  御異議なしと認めます。  よって、発議第8号から発議第11号までの4件を日程に追加し、一括議題とします。  提出者の説明を求めます。  市川岳人君。               (9番 市川岳人君登壇) ○9番(市川岳人君)  ただいま議題となりました発議第8号から発議第11号までは、先ほど採択されました請願第9号から請願第12号について、政府関係機関や国会などへ意見書の提出を行うものであります。  発議第8号は、義務教育費国庫負担制度が充実され、国の責務として必要な財源を確保することを求めるもの、発議第9号は、教職員定数改善計画の策定・実施と教育予算の拡充を求めるもの、発議第10号は、子供の貧困対策の推進と就学・修学支援にかかわる制度の拡充を求めるもので、これらの提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣及び文部科学大臣です。  また、発議第11号は、子供たちの安心・安全を確保するため、巨大地震等の災害を想定した防災対策の充実を求めるもので、意見書の提出先は、さきに述べたものに内閣府特命担当大臣、防災担当を加えます。  以上、よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(岩田佐俊君)  説明に対し、御質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岩田佐俊君)  御質疑なしと認めます。  お諮りします。本案については、委員会の付託を省略し、討論に入りたいと思いますが、これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(岩田佐俊君)  御異議なしと認めます。  よって、本案は委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  御意見ございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岩田佐俊君)  御意見なしと認めます。  よって、採決に入ります。  採決は発議ごとに行います。  まず、発議第8号に賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(岩田佐俊君)  全会一致であります。  よって、発議第8号は可決されました。  次に、発議第9号に賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(岩田佐俊君)  全会一致であります。  よって、発議第9号は可決されました。  次に、発議第10号に賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(岩田佐俊君)  全会一致であります。  よって、発議第10号は可決されました。  次に、発議第11号に賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(岩田佐俊君)  全会一致であります。  よって、発議第11号は可決されました。 ○議長(岩田佐俊君)  以上で、本定例会に付議されました案件は、全て議了しました。  去る9月3日に開会しました、平成30年第4回伊賀市議会定例会は、これをもって閉会とします。  長らくの慎重審議、ありがとうございました。              (午前 11時50分 閉会)              ――――――――――――――― 地方自治法第123条第2項の規定により次に署名する。              議  長   岩 田 佐 俊              議  員   北 出 忠 良              議  員   空 森 栄 幸...