伊賀市議会 2017-09-19
平成29年決算常任委員会( 9月19日)
歳出決算の認定について
7.議案第104号 平成28年度伊賀市
公共下水道事業特別会計歳入歳
出決算の認定について
8.議案第105号 平成28年度伊賀市
浄化槽事業特別会計歳入歳出決
算の認定について
9.議案第106号 平成28年度伊賀市
サービスエリア特別会計歳入歳
出決算の認定について
10.議案第107号 平成28年度伊賀市
後期高齢者医療特別会計歳入歳
出決算の認定について
11.議案第108号 平成28年度伊賀市島ヶ原財産区
特別会計歳入歳出
決算の認定について
12.議案第109号 平成28年度伊賀市大山田財産区
特別会計歳入歳出
決算の認定について
13.議案第110号 平成28年度伊賀市病院事業会計決算の認定につい
て
14.議案第111号 平成28年度度伊賀市水道事業会計決算の認定につ
いて
8.会議の次第
(午前10時00分 開議)
○委員長(嶋岡壯吉君)
おはようございます。
本日、ただいまの出席委員数は20名、会議は成立いたしました。
9月15日に引き続き、決算常任委員会を続行します。
まず、15日の中谷委員の監査委員の従事時間の質疑に関し、当局より答弁を求められておりますので、これを許可します。
監査委員事務局長。
○監査委員事務局長(松本成隆君)
おはようございます。監査員事務局の松本です。先日の中谷議員さんからのお尋ねの監査委員さんの勤務時間、拘束時間ですけども、前任者途中で辞められたということもございまして、その間も見込ませてもらいまして、年間で323時間拘束させていただいてございます。
○委員長(嶋岡壯吉君)
それでは第8款土木費、事項別明細書278ページから299ページについて説明願います。
建設部理事。
○建設部理事[産業集積開発担当]兼建設部次長(建設、公共基盤)(中井秀幸君)
おはようございます。建設部の中井です。よろしくお願いいたします。
それでは、第8款土木費の歳入歳出決算につきまして御説明します。それでは
一般会計歳入歳出決算書事項別明細書の278、279ページをお開きください。
第8款土木費では、予算現額31億3,601万7,000円に対しまして、支出済額は29億5,564万8,260円で、翌年度繰越額は8,508万6,000円、不用額は9,528万2,740円です。執行率は94.2%でございます。
それでは順次御説明いたします。まず第1項土木管理費、第1目土木総務費では、支出済額1億7,421万8,820円、繰越明許費は519万8,000円で、不用額は159万4,180円です。
主な事業といたしましては、備考欄細目338事務管理経費では、市道の管理延長1,270キロメートルにかかります賠償責任保険料177万2,940円や、交付税算定の基礎となる
道路橋梁台帳整備業務委託料800万9,280円を支出しております。
また幹線道路の整備を促進するため、三重県社会基盤整備協会・
名神名阪連絡道整備促進期成同盟会等6団体への負担金合わせまして312万2,000円を支出いたしました。事故等賠償金1万7,661円は、道路瑕疵に対する賠償として支出しております。細目339
国県土木事業対策経費では280、281ページをお開きください。本年度分として
県営都市計画街路事業負担金として7,666万9,570円を支出いたしました。繰越明許費分としての
県営都市計画街路事業の負担金として115万425円を支出しています。
第2項道路橋梁費では、支出済額10億2,985万5,526円で、繰越明許費は2,407万円です。不用額は4,510万474円で、第1目道路橋梁総務費においては支出済額2億2,390万547円で、詳細は備考欄記載のとおりです。
第2目道路維持費では、支出済額2億562万2,613円で、主な事業といたしましては、細目341道路維持経費において、主な事業として備考欄道路の小規模な修繕料として409件、5,850万3,699円を。
融雪剤散布等委託料として2,217万7,266円を。
道路維持管理業務委託料として1,418万2,631円を。
草刈り等業務委託料として81件、5,976万4,730円を。道路補修等工事費として7件、929万3,400円を。道路愛護作業に係る生コンクリートや砕石等を支給する資材費として2,717万1,669円を支出いたしました。
第3目道路新設改良費では、支出済額2億7,134万2,890円、繰越明許費2,407万円で、不用額は3,335万4,110円です。
282、283ページをお開きください。支出額の主な事業といたしましては、備考欄、細目343
臨時地方道整備事業では、工事費として1,054万2,000円を支出しています。細目344
社会資本整備総合交付金事業では、本年度分工事費2億9,750万1,560円を。ゆめが丘摺見線ほか3線の道路整備として支出しております。細目908市単道路改良事業では、本年度分工事費として2,356万5,120円を。繰越明許費分として、712万1,000円を支出いたしました。
第4目橋梁維持費では、支出済額1億1,118万4,622円で、主な事業といたしましては備考欄細目344
社会資本整備総合交付金事業のうち計画策定委託料4,825万80円は、橋梁点検のための委託料で284、285ページをお開きください。工事費5,394万6,000円は西条橋ほかの修繕工事費です。細目348橋梁維持補修事業では、橋梁の小規模な修繕に122万2,128円を。市道田中大東線に係る広廻橋の修繕工事費として199万5,840円を支出しています。
第5目
交通安全施設整備事業費では、支出済額1,780万4,854円で、詳細は防護柵・道路反射鏡・区画線等の修繕料として1,055万7,514円を。同様に防護柵・区画線等の整備工事費として691万7,940円を支出しています。
次に第3項河川費では、支出済額1億6,195万5,203円で、第2目
直轄管理河川改修対策事業では、支出済額は9,589万4,467円で、主な事業といたしましては備考欄細目280事務管理経費において、286、287ページをお開きください。本
年度分施設整備工事費6,309万7,292円を。小田・三田・島ヶ原地区の内水対策の工事費として、また排水ポンプの購入費として2,263万1,832円を支出いたしました。
第3目
準用河川改修対策費では、支出済額1,234万2,828円で、主な事業といたしましては、備考欄細目632準用河川改修事業では工事費686万1,240円は、準用河川奥村川ほか5件の河川浚渫のための工事費として支出いたしております。
第4目ダム関連整備費では、支出済額4,391万9,280円で、主な事業は備考欄細目358ダム周辺整備事業において、生産管理用道路及び川上種生線の整備を図るため、工事費として合わせまして3,183万1,920円を支出いたしました。
288、289ページをお開きください。第4項都市計画費では、支出済額14億96万346円で、繰越明許費は5,581万8,000円、不用額は2,586万5,654円です。
第1目都市計画総務費では支出済額2億859万8,562円、繰越明許費は1,044万7,000円、不用額は297万438円です。主な事業といたしましては、備考欄細目363
都市計画街路維持管理経費において、
街路樹管理業務委託料として街路樹の剪定等のため2,072万6,280円を。草刈り業務委託料として84万2,400円を支出しています。
290、291ページをお開きください。細目366建築基準法に係る
特定行政庁事務経費では、建築確認申請の審査に必要となる
指定道路台帳更新業務委託料として181万4,400円を支出しています。細目367
都市計画調査策定等事業では本
年度分計画策定委託料703万4,000円を。繰越明許費分、計画策定委託料696万6,000円をそれぞれ支出いたしました。これは伊賀市の都市計画区域再編に伴う国・県への協議資料作成及び協議支援業務のための委託料です。
細目368新都市開発整備事業では、ゆめぽ
りすセンター用地取得費割賦金1,074万3,724円を。
道路新設改良負担金割賦金865万2,622円を支出しております。これは、ゆめぽ
りすセンター用地取得費及びゆめが丘地内の
都市計画街路新設負担金償還のための割賦金です。細目680
立地適正化計画推進事業では、
立地適正化計画推進業務委託料として420万6,000円を支出しています。
第2目市街地整備推進費では、支出済額1億3,544万4,085円を。繰越明許費は4,537万1,000円。主な事業といたしましては、備考欄細目371
市街地整備推進事業で292、293ページをお開きください。本
年度分施設管理運営委託料459万2,000円は
赤井家住宅指定管理のための委託料です。工事費7,803万7,880円は、市道愛宕町恵美須町線道路美装化工事の工事費及び市道の農人町八幡町線道路美装化工事の前払い金として支出しております。繰越明許費分の主なものは、
市道東丸之内西大手線道路美装化工事の工事費で4,182万1,280円を支出しています。
第3目下水道整備費では、支出済額6億8,270万5,050円で、294、295ページをお開きください。備考欄細目377下水路等整備事業では、四十九町及び野間地区の管路施設工事費として2,218万9,680円を支出いたしました。細目380
公共下水道事業会計繰出金では維持管理費、公債費にあてるため、
公共下水道事業特別会計操出金として5億3,889万5,935円を繰り出しております。
第4目都市下水路費では、支出済額は911万7,883円で、細目381
都市下水路維持管理経費において、
緑ヶ丘都市下水路浄化施設の
施設維持管理委託料として512万894円を支出いたしました。
第5目公園費では、支出済額1億3,055万9,463円で、主な事業といたしましては備考欄細目383
公園施設維持管理経費として、伊賀市では都市公園22カ所と緑地7カ所の維持管理を行っており、
施設整備保守点検委託料として572万6,268円を。公園の巡視清掃業務、樹木管理等の管理業務のため、
施設維持管理委託料として5,442万6,022円を。草刈り業務委託料として2,210万7,720円をそれぞれ支出しております。
296、297ページをお開きください。細目674
公園施設長寿命化対策支援事業では、22カ所の都市公園における安全安心対策のため、遊具改築等の施設整備を行っており、施設改修工事費として3,044万7,360円を支出しています。
第6目都市公園整備費では、支出済額2億3,453万5,203円で本年度分の主なものは、細目386都市公園整備事業では、しらさぎ運動公園整備の工事費9,633万3,840円、繰越明許費分は同じくしらさぎ運動公園の公園整備の工事費1億3,650万4,640円です。
次に第5項住宅費、第1目住宅管理費では支出済額1億8,865万8,365円で、不用額は1,407万7,635円です。主な事業といたしましては市営住宅全般の維持管理のための費用として、備考欄細目387
住宅維持管理経費において、298、299ページをお開きください。
本年度分といたしまして備考欄市営住宅の設備修繕、小修繕などの修繕料として2,570万4,442円を。浄化処理施設点検及び清掃などのための
施設整備保守点検委託料として1,210万9,100円を支出しています。
耐震診断業務委託料は市営住宅の耐震性の有無を確認するため、耐震診断のための耐震委託料で394万2,000円を支出いたしました。
また、老朽化した市営住宅解体のための工事費として113万4,000円を。市営住宅4団地の施設補修工事費として1,083万9,960円を支出しています。細目388
個人住宅耐震診断支援事業では、
耐震診断業務委託料として64件、296万4,720円を。細目390住宅・
建築物耐震改修等事業では
住宅建築物耐震改修等補助金として、設計補助8件と工事補助3件に536万円を支出しています。
以上で第8款土木費の説明を終わらせていただきます。
なお、詳細につきましては、平成28年度各種決算に係る主要施策の成果報告書の416ページから471ページに記載しておりますので、よろしく御審査いただきますようお願いいたします。
○委員長(嶋岡壯吉君)
説明が終わりました。御質疑ありませんか。
百上委員。
○委員(百上真奈君)
決算書の297ページ、成果報告書は466及び467かと思うんですけども、住宅管理費の387
住宅維持管理経費の中でお尋ねします。この
市営住宅管理人報酬22万6,040円と、
市営住宅使用料徴収人報酬293万400円ありますけれども、これそれぞれどういう役割で、どれだけの人数がおられて、どこの住宅を管理されているのか教えてください。
○委員長(嶋岡壯吉君)
建築住宅課長。
○建築住宅課長(川瀬正司君)
建築住宅課の川瀬でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
今、お尋ねの
市営住宅管理人報酬と使用料徴収人の報酬の話ですけども、市営住宅の管理人報酬といいますのが、今、上野の支所管内の団地では8団地、8名の方と。島ヶ原管内で1団地1名の方に市営住宅の管理といいますか、本所との連絡調整等に電話を使っていただいたり、事務所のほうへ御足労いただいたっていうような手間を含めまして22万6,040円を支出しております。計算式としましては、月々の基本料500円とそれぞれ受け持っていただいている管理戸数に対し、1戸当たり40円を掛け算した金額となっております。
続きまして、市営住宅の使用料徴収人の報酬293万400円でございますけれども、今現在、嘱託職員として2名の方に勤務していただいております。週4日勤務ということで、1名の方につきましては平成20数年から来ていただいてるんですけど、もう1名の方は28年の10月から来ていただいて、今2年目でございます。この方々の主な業務っていいますのは、市営住宅の使用料の徴収なんですけども、今、一般的には口座振替等でお願いしていたり、自主納付されたりというところもございますけども、どうしても自分で身動きとれないような方については、住宅のほうに出向きまして、徴収させていただいておりますし、自主的に納付がなかなか困難っていう方につきましては、納付指導を兼ねまして、そのお宅へ訪問して徴収させていただいてるというところでございます。以上でございます。
○委員長(嶋岡壯吉君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
市営住宅条例には、この管理人、使用料徴収人っていう位置づけはないんですけれども、さっき申しましたように、どこの住宅の徴収を2人でされておられるんですか。週4日勤務で。
○委員長(嶋岡壯吉君)
建築住宅課長。
○建築住宅課長(川瀬正司君)
済みません。今までは上野の住宅を中心にしておりましたけども、平成28年度から伊賀市内全て323、45団地全てを対象にして徴収していただいております。
○委員長(嶋岡壯吉君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
そしたら実績、資料があるものがあったら、後で出していただきたいと思います。2人の方がどんな形で回られて、成果がどんだけ上がってるかってことですよね。今おっしゃったように払いにくい方、つまりよくわかんないですけども、払いにくい方っていうのは、どういう方が対象かも、ちょっとわかりませんし、どんな形で平成28年から対象にされてるかっていうことが、わかる資料を出していただけますように、よろしくお願いいたします。
それから、もう一点なんですけれども、市営住宅の中で伊賀市の場合は改良住宅というものを持っていると思うんですけれども、改良住宅のほうですけれど、今、伊賀市の場合は何世帯ありまして何世帯分あって、入居世帯数は幾らかっていうことはわかりますか。
○委員長(嶋岡壯吉君)
建築住宅課長。
○建築住宅課長(川瀬正司君)
改良住宅でございますけれども、今現在、八幡町地内に24棟、620戸の住宅を管理しております。今現在、実際入居されてる戸数につきましては、ちょっと後ほど報告させていただきたいと思います。
○委員長(嶋岡壯吉君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
この改良住宅っていうのは、改良住宅事業の中の施行に伴って、住宅を失った方々が、そこに入るということで、これを国の法律でもそういうふうに決まってるわけなんですけれども、現在、伊賀市の場合は、その法律どおりにされてるのかっていうことなんですけど、つまり前、鍵の交換ということで、前の決算審査のときやったか、議会報告会でもそういう話が出たんですけど、平成28年度の状況、決算審議ですので教えていただきたいです。
○委員長(嶋岡壯吉君)
建築住宅課長。
○建築住宅課長(川瀬正司君)
まず、1番目の御質問の対象者、入居されてる対象者なんですけども、議員今お話されましたとおり、改良住宅法っていうのがございまして、その当時、その事業で建設された住宅を改良事業と呼んでおります。当時、改良を行って立ち退いていただいた方等の方たちが、今、本来なら優先して入居されておりますけども、そういった方々もかなり高齢になってきてますし、人口的にもかなり減ってきておりますので、現在、八幡町の改良住宅におきましては、地区の方たち、地区出身者の方たちを改良住宅のほうへ入っていただいてるというのが現状でございます。
それと、改良住宅のドアの鍵の取りかえの件でございますけども、平成26年度末から繰り越しで27年度にかけて、改良住宅620戸を対象に取りかえさせていただきました。これにつきましては、入居者の緊急時における対応ということ、適正な住宅管理に向けた取り組みとして行ったわけでございます。その後、建築住宅課の職員が直営で行っておりまして、現在のところ100%ではございませんけども、620戸のうち486戸実施したところでございます。残る134戸につきましては、頑張って今取りかえをやろうというふうにしとるんですけども、なかなか進まないっていうのが現状でございます。
○委員長(嶋岡壯吉君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
さっき入居世帯のほうもわからないということだったので、後ほどその数字を言っていただかんとあかんと思うのと。鋭意頑張ってるということでしたけども、来年度、今年度も引き続きと思いますけども、なぜなかなか進まないのでしょうかね。28年度のところでまだ完了できないっていうと、ここら辺は何か理由はありますか。
○委員長(嶋岡壯吉君)
建築住宅課長。
○建築住宅課長(川瀬正司君)
平成26年度の末から工事を実施したときに、一通り620戸の住宅につきましては、連絡票っていうんですか。取りかえさせていただくという通知票をポスティングさせていただきました。それにおきましても、向こうさん、先方のほうから了解のお返事がいただけないとか、再三電話入れるとか、また再度連絡票入れるとかして、連絡をとろうとしておりましたけども、なかなか不在であるということで対話がでてきていない。そんなような状況です。また、最近におきましても不在であるために、郵便受けに連絡票を投函したりしておりますけども、これもやっぱり折り返し連絡いただけないというところでございます。今後は平日、昼間っていっても、やっぱり先方さんもお勤めっていう状況でもございますので、やっぱり夜間とか休日とか、その辺を狙ってお会いしなければ、なかなか皆様方とお出合いできる機会もないのかなというふうに考えております。
○委員長(嶋岡壯吉君)
生中委員。
○委員(生中正嗣君)
決算書の295、5目公園費の中の383
公園施設維持管理経費の中で、
施設維持管理委託料5,400万少しですけど、これはいろんな公園の維持管理ということで、これ岩倉峡キャンプ場も含まれるということでございますが、そのことについては、お尋ねじゃないんですけれども、そこまでにいく道路なんですけども、道については当然道路維持の関係になろうかと思いますが、これから特に夜景になりますと、紅葉等でいろんな観光客っていいますか、こられるわけですね。そこでたまにバスが来られる中で、岩倉峡から見て右側の山側、非常に樹木が道路側に生い茂ってまして、非常にあこら辺を散歩してる方から、非常に困るんではないかと、当然乗用車も当たるところもあるんですね。そこら辺、そういう場合はあくまでも個人の山かもわかりませんが、そういう場合、道路維持になるのか公園管理になるのか。それとも個人の当然所有者の責任おいて、やらなければならないのか、そういう苦情等お聞きいただいてるのか、何か方法っていうのか、そういうことについて、処置をされたのかどうか、あれば教えていただけますか。
○委員長(嶋岡壯吉君)
建設1課長。
○建設1課長(岩野庄司君)
建設1課、岩野でございます。よろしくお願いします。
委員のほうから今お尋ねいただきました道路の上空に木が垂れ下がってくると、こういったことについては道路管理者のほうで、通行に支障があるということを判断させていただいて、できるだけ即座に刈り取りをさせていただいてるのが現状ですが、できる限り、ナラ枯れとかもよく見かけるんですけども、私たちは所有者にできたら提供していただくようなお願いもさせていただいていますが、今回、尋ねられた件については、通行に支障があると判断させていただいてますので、うちのほうでまた現場も確認させていただいて、対応させていただこうと思います。
○委員長(嶋岡壯吉君)
ほかにございませんか。
中谷委員。
○委員(中谷一彦君)
ページ数289ページ、338事務管理経費の土地建物借り上げ料108万7,500円についてお尋ねします。これは伊賀神戸駅の大型バスの展開及び停車場の賃借料やと思います。まず成果表に成果が載ってませんでしたので、まずこの成果を教えていただきたいのと。もう一点、28年6月7日にゆめぽりす伊賀立地企業連絡会から要望書があって7月22日に協議されて、最終的に11月1日に事業伺いをされてますので、その間にゆめぽりす伊賀立地企業連絡会に、この位置等、またその広さ含めて説明をされたのかどうか、教えてください。
○委員長(嶋岡壯吉君)
建設部次長。
○建設部次長[都市計画、建築担当]兼都市計画課長(山本 昇君)
建設部次長の山本です。よろしくお願いします。
先ほど御質問の土地建物借り上げ料108万7,500円のまずは内訳から申し上げますと、28年の12月に土地の賃貸借契約書を締結しまして、1カ月36万2,500円ということで、1月、2月、3月の三月分3倍しますと、108万7,500円になりますけれども、それが内訳でございます。
○委員長(嶋岡壯吉君)
中谷委員。
○委員(中谷一彦君)
私聞いたのは、成果はどんな成果がありますか。また企業立地ゆめぽりすにそういうふうな土地を借りるについて、報告されたんかって聞いたんです。お願いします。
○委員長(嶋岡壯吉君)
建設部次長。
○建設部次長[都市計画、建築担当]兼都市計画課長(山本 昇君)
ちょっと経過申し上げますと、28年の12月に土地の賃貸借契約を締結しまして、その後、すぐにバスとか車とか、ちょっとぬかるんでるというか、水たまりございますので、バラスというか砂利を砕石を引いたり、後、水はけで側溝の設置とか、そういうのをしていただきまして、実際バスが入れるようになるまでに、そういったその土地の整備が必要になってくると思います。整備が終わりまして、その土地に実際バスが入ってこれるかどうか。とめれるかどうか。そういった確認もしまして、3月に立地企業さんと覚書を交わしまして、実際、実地は今年度4月から駐車されてるというふうに聞いております。
○委員長(嶋岡壯吉君)
中谷委員。
○委員(中谷一彦君)
ありがとうございます。3カ月分はただですね。うちが持ってただけ、成果全くない。これはちょっと常任委員会でまた質問しますわ。ただ、今回今、土地の賃貸契約書の話をしていただきました。僕の持ってる土地賃貸契約書の中身で疑問に思っているところを質問します。
第3条、本件土地の賃貸借の期間は、平成29年1月1日から平成48年3月31日までとなっている。19年3カ月になっています。これはどういう理由で19年3カ月になったのか。
続いて8条、甲、つまり持ち主は、第3条に定める賃貸借の期間の初日に本件土地を乙に引き渡すものとする。今言うてはるのと違いますよね。本件契約初日に引き渡せるようにせなあかんわけです。この場合において、甲は所有者は地目が田となって、田んぼやね。田となっている土地については、賃貸借の期間の開始までに農地以外の地目に変更し、本件土地の全てを甲名義に所有権を移動するものとする。この2点どういうことか教えてください。
○委員長(嶋岡壯吉君)
建設部次長。
○建設部次長[都市計画、建築担当]兼都市計画課長(山本 昇君)
まずは、1点目の契約の期間でございますけども、20年ということで期間が長いというお話かと思うんですけども、安定して立地企業さんにお使いしていただいて、長く一定の成果を上げていくために、最高、民法では20年最大となっておりますので、最大20年間の契約を結ばせていただいたと、そういうことでございます。
○委員長(嶋岡壯吉君)
中谷委員。
○委員(中谷一彦君)
今まで19年3カ月なんてしたことないでしょう。これだけ何で19年3カ月、これによく似た例として挙げときます。伊賀の上野の市民病院賃貸借契約書、26年ぐらいにされてます。2年ですわ、2年。ああいうところ市民病院でさえ2年です。普通賃貸借で建物建てたり構築物を建てたりするときは、その建てた効果を今言われたように効果を反映するならば、10年以上の契約っていうのはあり得ります。今言うてはるのは、これも含めて常任委員会で議論します。そのときに疑問に思ってる点、二つ言うときます。
一つは、土地賃借料は高いというふうに認識してますので、この辺のこれの該当する固定資産税の評価額、田んぼのやつも含めて出してください。固定資産税評価額。
もう一つは田んぼの部分を名義変更したかどうかも確認したいんで、土地の登記簿謄本、一緒に常任委員会に提出してください。そしてこれをしっかり説明できる人、出席させてください。常任委員会ね、以上で終わります。
○委員長(嶋岡壯吉君)
ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(嶋岡壯吉君)
御質疑なしと認めます。
先ほど、百上委員の市営住宅質疑に関して、当局より答弁を求められておりますので、これを許可します。
建築住宅課長。
○建築住宅課長(川瀬正司君)
遅くなりまして、申しわけございません。620戸管理しているうち、今現在入居戸数が547戸ございまして、空きは73戸となっております。以上でございます。
○委員長(嶋岡壯吉君)
次に、事項別明細書第9款消防費298ページから305ページについて説明願います。
消防次長。
○消防次長〔総務担当〕(城戸直人君)
消防次長の城戸でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
それでは平成28年度消防費歳出決算につきまして、御説明をさせていただきます。決算書事項別明細書の298、299ページをお開きください。
第9款消防費、予算現額25億11万3,960円に対しまして、支出済額は22億8,551万7,009円、繰越明許費421万円、不用額2億1,038万6,951円で、執行率は91.4%でございます。
第1項消防費、第1目常備消防費、予算現額13億6,449万8,000円に対しまして、支出済額13億5,846万4,527円、不用額603万3,473円でございます。支出済額の内訳としましては、備考欄細目番号003職員人件費支出済額12億6,409万2,394円は、職員178名分の人件費でございます。
次に事項別明細書300、301ページをお開きください。備考欄細目番号393常備消防一般管理経費7,305万6,736円の主な経費は、消耗品費としまして、職員貸与品、現場活動用品、事務用品等で870万3,957円、消防車両の燃料費として997万9,577円、庁舎の電気・水道等の光熱水費として1,692万3,621円、電算機借り上げ料として通信指令台、各装置のリース料674万9,257円のほか、機械器具購入費として現場予防外空気呼吸器用ボンベ、消防用ホース等の購入として480万1,140円を支出しています。
同ページ細目番号395消防職員研修経費832万9,312円は救急救命士1名の養成経費、消防大学校へ1名の入校経費及び三重県消防学校へ初任科6名及び専科教育への入校経費でございます。
同ページ細目番号666救急活動関係経費1,164万5,647円は救急活動用の消耗品169万5,693円、救急車や救急資機材の修繕料223万1,067円、医薬材料費387万5,677円等を支出しています。
次に302、303ページをお開きください。細目番号685サミット関係経費134万438円は、昨年開催されました伊勢志摩サミットに消防特別警戒として、5月24日から29日まで出動しました職員20名分の活動経費でございます。なお、この経費につきましては、三重県からサミット交付金として受け入れてございます。
同ページ第2目非常備消防費、細目番号397消防団本部管理経費、予算現額1億7,004万5,000円に対しまして、支出済額は1億3,770万7,111円、不用額3,233万7,889円でございます。主な経費は消防団員報酬として4,623万8,500円で、その内訳としましては1,300名の年報酬2,278万3,800円、115名分の機関員手当115万円、災害出動手当及び操法大会出動手当として延べ696人分の1,872万7,200円等でございます。報償費2,459万2,000円は退職消防団員84名分の退職報償金でございます。消防団員等公務災害補償等共済基金掛金3,217万7,319円は、消防団員に対します損害補償、退職報償の共済金掛金でございます。
続きまして事項別明細書304、305ページをお開きください。第3目消防施設費、予算現額9億6,539万9,960円に対しまして支出済額7億8,917万9,051円、繰越明許費421万円、不用額1億7,201万909円で、執行率は81.7%でございます。不用額の主なものは、消防本部新庁舎建設に伴います旧商業高校解体工事の入札差金1億6,939万115円でございます。
詳細としましては、細目番号398消防施設整備事業4,351万5,330円の主な支出としまして、施設整備工事費2,073万8,000円で、耐震性防火水槽4基設置に伴う経費が1,978万7,600円、ホース乾燥柱設置工事95万400円でございます。
次に機械器具購入費334万8,000円は、災害時における孤立化地域との通信手段の確保をするために、IP無線機15台の購入費185万7,600円及び災害時要援護者避難対策としまして、折り畳み式のリアカー10台、149万400円を購入したほか、水道事業繰越金で消火栓の新設及び補修費として645万510円を支出しました。
続きまして、同ページ細目番号399調査整備事業7億4,566万3,721円は、消防新庁舎建設に伴う経費で、本年度分6億5,877万4,716円の主な内訳としましては、工事費として建築主体工事、機械設備工事、電気設備工事等で5億7,067万9,600円を。施設整備工事費として太陽光発電工事費で3,132万円。構内道路舗装工事で1,772万3,343円と合わせて、5,378万9,943円を支出しています。同じく逓次繰越分8,688万9,005円は、新庁舎整備事業の工事管理業務委託や、電気設備工事、構内道路整備工事及び初度備品購入費等でございます。
最後に第4目水防費、細目番号401水防経費、予算現額17万1,000円に対しまして、支出済額16万6,320円で、水防用土のう袋及び救命胴衣の購入費でございます。
以上、第9款消防費の歳出決算の説明とさせていただきます。詳細につきましては、各種決算に係る主要施策の成果報告書472ページから482ページをごらんいただきたいと思います。よろしく御審査いただきますようお願いいたします。
○委員長(嶋岡壯吉君)
説明が終わりました。御質疑ありませんか。
百上委員。
○委員(百上真奈君)
決算書の303ページ、成果表の475ページ、細目番号397の消防団本部管理経費の中の消防団員報酬についてお伺いいたします。これ先ほど説明で報酬のうちの基本団員の分の報酬は、1,510名ということでおっしゃったんですけども、費用弁償に当たる団員等のその分については690、36人とおっしゃったように思ったんですけど、延べ人数かなといっても、人数少ないと思うんですけど、それもうちょっと確認していただきたいのと。消防団員報酬、それから費用弁償については、性質上、団員個人に支払えるものとしてあるっていう認識でよろしいですか。ですので、平成28年度の決算報告の中でも、今おっしゃった人数の分だけ、その分いってるというふうに理解したらいいのか、もう一度教えてください。
○委員長(嶋岡壯吉君)
消防救急課長。
○消防救急課長(吉川 泉君)
消防救急課の吉川でございます。先ほど議員のほうから団員報酬、また費用弁償の等についての御質問いただきました。団員報酬につきましては、基本団員が1,300名おります。1,300名に対する年報酬でございます。また、費用弁償に係る出動手当につきましては、基本団員、また支援団員がございます。合計で1,470名のそれぞれ災害出動手当、また訓練手当、啓発活動等における活動等に、それぞれ個人の口座に支出しておりますので、よろしくお願いいたします。
○委員長(嶋岡壯吉君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
そしたら費用弁償の分ですけど、1,470名の方が出動があり、そして請求があったと、つまり例えばこの台風のときに、この方が出たとか、訓練にこの方出たとかっていうのが、申請されてそれでそんだけの人数の分が払われた合計額が、先ほどおっしゃった私メモできなかったんですけども、その分だったという理解でよろしいんですか。
○委員長(嶋岡壯吉君)
消防救急課長。
○消防救急課長(吉川 泉君)
そのとおりでございます。それぞれ訓練、また災害出動、団員が出動しましたら、出動報告書が提出されまして、それぞれの部長から団員の出動についての報告により、費用弁償を支出しております。
○委員長(嶋岡壯吉君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
そういう手当がもらったことがないという団員がおりまして、それでもしくは、金額がそれに値しないような金額しか入ってこないと、ですので、これ今のお答えいただいた立場として、そういったことについての把握ですよね。個人にだから支給されるという手当なり、報酬だと私も理解してたんですけども、実際そういう話があったものですから決算でありますし、支給されているのかどうか確認したくって、お尋ねをいたしました。消防本部としては、それはつかんでおられるのか、ここの消防団の事務局っていうのは、一体どこが責任を持ってるのか。それから後、消防団によって取り扱いが違うのではないかというふうに思うわけなんですけども、今、つまり個人の通帳に振り込んでいると、それは個人の通帳、多分私も自分の通帳は自分で持ってますので、本人が持ってて、そこに振り込まれて確認することになると思うんですが、そういった取り扱いも消防団によって違うのかどうか。一体どこまでちゃんとつかんでおられるのかっていうのを教えてください。
○委員長(嶋岡壯吉君)
消防救急課長。
○消防救急課長(吉川 泉君)
お答えいたします。消防団員からそれぞれ指定口座の申請がございまして、団員それぞれの指定口座に支払いをさせていただいております。また、消防団の事務局としましては、消防救急課で取りまとめ、支出をしております。以上でございます。
○委員長(嶋岡壯吉君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
形式はそのとおりだと思うんですけれども、実際にそういった状況があるということは現実なんです。それは事実ですので、私はやはり一度そういったことを任せっきりじゃなくって、それはやっぱり大事なお金を使っていただいてるわけですよね。私は逆に消防団員の活動意欲を高め、消防団の士気を上げ、消防団確保につなげましたっていうふうに成果報告でも書いていただいているとおり、やはり士気とか、市民の安心・安全を守るためにやらなきゃいけないんだと、ましてやふだん仕事を持ちながらでも、活動していただいてる消防団員の方々のことですので、逆にそういったことが実際に起こってるかどうか。私が聞いた話ですので、事務局を持ってるところは聞いてないというふうな立場ならば、私は確認をしていただきたいというふうに思います。その消防団の取り扱いもそれぞれ違うかもわかりません。部によっても団によっても。だから私はやはり大事な一方では、市民の税金でもありますので、ちゃんと今の趣旨、消防団員個人に渡せる手当として、しっかりとどうなってるかっていうのを調査していただきたいと思うんですけども、いかがでしょうか。
○委員長(嶋岡壯吉君)
消防救急課長。
○消防救急課長(吉川 泉君)
事務局といたしまして、まだ把握し切れていない部分がございます。したがいまして、団幹部等において、それぞれ確認をしてまいりますので、一つよろしくお願いいたします。
○委員長(嶋岡壯吉君)
中谷委員。
○委員(中谷一彦君)
309ページです。399庁舎整備事業、成果報告書は480と481に載ってますけども、ちょっとこれ完成したんですけども、新設整備工事費が5,378万9,943円、下にも3,026万円となってます。本体工事の中で、実際この別枠で8,000万ぐらい出てきてまして、もう一つ驚くのが新設施設の改修工事費128万2,500円が載ってます。新しいもの建てたのにすぐ改修工事費、もともとどんな設計して、工事がどうなってたんかいうのはわかりませんので、ちょっと説明してください。
○委員長(嶋岡壯吉君)
消防総務課長。
○消防総務課長(中森宏悟君)
消防総務課の中森と申します。よろしくお願いいたします。
改修につきましては移設工事ということで、この決算書に記載させていただいてるところでございます。
○委員長(嶋岡壯吉君)
中谷委員。
○委員(中谷一彦君)
決算書に移設工事の内容が何のこと。今の答え全くわからないんですけど、私が聞いてるのはもともと本体工事がありますよね。建設工事費を設計されてるわけですやんかな。そしてそれで何でこのような追加工事が八千何百万も出るんですか。それともう一つ何で改修工事が出るんですかという話をしてるんです。ですんで、総額が18億ぐらいでしたかね。全体の庁舎の工事。それもちょっと含めて教えてください。だからどれくらいこの工事の設計がまずかったんか。実際に折り込まれてないものがどうやって出たんか、それを説明してもらわんと、これ認めるわけにいけへんわね。これって実際どういう内容かわからへんかったら、書面で出してください。今できへんかったらね。
○委員長(嶋岡壯吉君)
暫時休憩します。
(午前11時 1分 休憩)
―――――――――――――――
(午前11時 1分 再開)
○委員長(嶋岡壯吉君)
それでは、消防総務課長。
○消防総務課長(中森宏悟君)
明細につきましては、後ほど資料をきちっと議員さんのほうにお示しさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○委員長(嶋岡壯吉君)
中谷委員。
○委員(中谷一彦君)
議員全員に、私にもうても議員全員にお配りしてください。お願いします。
○委員長(嶋岡壯吉君)
他にございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(嶋岡壯吉君)
御質疑なしと認めます。
次に事項別明細書第10款教育費、304ページから343ページについて説明願います。
教育環境政策監。
○教育委員会事務局教育環境政策監(藤山善之君)
教育委員会事務局の藤山でございます。よろしくお願いいたします。
第10款教育費の歳出決算の内容につきまして御説明をいたします。事項別明細書の304、305ページをお開きください。
第10款教育費は予算現額39億8,177万8,000円に対し、支出済額は31億900万3,890円で、継続費逓次繰越4億9,859万4,000円、繰越明許費2億1,402万1,000円、不用額は1億6,015万9,110円で執行率は96.5%です。
それでは第1項から順次、主なものについて御説明をさせていただきます。第1項教育総務費の支出済額は5億4,870万5,695円で、306、307ページにまいりまして、第1目教育委員会費では細目番号402委員会事務管理経費として、備考欄記載のとおり教育委員会委員報酬など合わせまして374万2,792円を支出しています。
第2目事務局費の支出済額は3億2,449万5,278円で、細目番号403一般管理経費では給食調理等に従事する臨時職員の雇用に係る業務従事者賃金5,569万7,252円のほか、所管施設の管理、事務局運営に要する経費などを支出しています。
308、309ページにまいりまして、第3目義務教育振興費の支出済額は2億1,357万5,942円で、細目番号102一般管理経費では2,714万3,842円を支出しており、その主なものは学校評議員97人、学校評価員66人の報酬や、児童生徒の心臓・尿検査、教職員の健康診断等の委託料、311ページにまいりまして、日本スポーツ振興センター負担金、災害共済給付金などでございます。
細目番号408児童生徒指導経費では、教育サポーター47人の報酬、外国人教育サポーター3人の賃金、不登校児童生徒に対する適用指導活動を行う業務嘱託員2人の報酬、中学校外国語指導助手4人の給料及び保険料、生活学習支援員47人の業務従事者賃金、313ページにまいりまして、21の小学校へ外国語指導支援を派遣する国際理解外国語指導支援業務や、児童生徒の登下校安全サポート業務の委託などを支出しております。
続きまして、314、315ページにまいりまして、第2項小学校費の支出総額は8億4,479万203円で、第1目学校管理費は支出済額6億9,153万2,036円で、細目番号415学校管理経費では、学校用務やスクールバスの運転に係ります業務嘱託員報酬2,350万7,793円、21小学校運営に係ります光熱水費1億306万8,880円、各種保守点検委託料を初め、青山小学校など8小学校18路線のスクールバスの運行業務委託料8,108万9,650円などを支出しています。
316、317ページにまいりまして、細目番号418施設整備事業では、本年度分といたしまして、空調設備の設備工事などに係る設計業務委託料495万7,200円、空調及び消防設備や体育館トイレの改修などの施設改修工事費として、6,440万5,800円を支出したほか、繰越明許費分といたしまして、阿山小学校北庁舎の耐震化を図るための設計や、工事管理の業務委託及び耐震補強工事に加え、16校の消防設備の改修工事として支出したものです。
続きまして、第2目教育振興費の支出済額は6,957万5,687円で、各小学校での教材用としての消耗品費や、児童549人に対する就学援助制度で支出しました学用品、通学用品費等、給与費などが主なものでございます。
第3目学校建設費の支出済額は8,368万2,480円で、細目番号420小学校建設事業では318、319ページにまいりまして、長田、新居小学校の校区再編に伴う新設校の校舎建設を行うための地質調査業務委託、仮設校舎建設などの解体や改築に係る設計業務委託及びそれらの施設整備工事として支出したものです。
続きまして、第3項中学校費の支出済額は3億9,080万2,715円で、第1目学校管理費は支出済額3億2,758万2,733円で、細目番号415学校管理経費では、光熱水費4,317万5,011円や、エレベーターや浄化槽など
施設整備保守点検委託料2,162万6,460円など、中学校10校の管理に係る費用のほか、6中学校15路線のスクールバス運行業務委託料9,339万3,348円などを合わせまして、1億9,975万180円を支出しております。
320、321ページにまいりまして、細目番号418施設整備事業では、本年度分として青山中学校のトイレ改修に係る設計業務委託及び施設改修工事など2,203万4,160円を支出し、繰越明許分として緑ヶ丘中学校管理特別教室棟及び特別教室棟の耐震補強工事など合わせて1,193万7,838円を支出しています。
第2目教育振興費の支出済額は6,321万9,982円で、各中学校での教材用消耗品費や体育大会や文化行事に参加した17校への中学校クラブ遠征参加補助金、生徒348人に対する就学援助制度で支出しました学用品通学用品費等、給与費などが主なものです。
続きまして第4項幼稚園費の支出済額は8,917万9,258円で、322、323ページにまいりまして、第1目幼稚園費では、細目番号426園管理経費として、園用務に従事する業務嘱託員報及び保険料、施設管理のための光熱水費や保守点検委託料などのほか、172人対する私立幼稚園就園奨励費2,321万2,300円などを支出しています。
続きまして、第5項社会教育費の支出済額は5億899万2,215円で、324、325ページにまいりまして、第1目社会教育総務費は支出済額1億9,186万5,358円で、細目番号430社会教育推進経費では、社会教育や家庭教育に関する指導や学習相談に従事する社会教育指導員の報酬のほか、市内9カ所で開催した成人式に係る報償費や記念品費など、細目番号432生涯学習施設維持管理経費では、
施設維持管理委託料として栄楽館の指定管理料556万2,000円のほか、初瀬街道交流の館たわらやなどの維持管理経費を支出しています。
続きまして、第2目文化財保護費の支出済額は1億3,232万5,840円で、繰越明許費30万円は民間から受託した埋蔵文化財の発掘調査事業に係るもので、平成29年度に繰り越すものです。
細目番号434文化財保存経費では、326、327ページにまいりまして、史跡維持管理のための草刈り業務委託料や文化財保護事業補助金など合わせまして877万6,491円を。細目番号435文化施設維持管理事業では史跡旧崇広堂、旧小田小学校本館など4施設の指定管理料のほか、歴史民俗資料館3施設の管理運営に係ります費用など3,028万7,837円、細目番号437文化財保存整備事業では、328、329ページにまいりまして、上野城跡の城代屋敷跡整備や、旧崇広堂土塀保存修理に係る設計管理委託料として157万3,560円及びそれらの整備や修理に係る工事費として1,799万8,200円などを支出しています。
細目番号676文化財建造物防災施設整備事業は、27年度から実施しております重要文化財俳聖殿の防犯・防災設備の整備として、本年度分は放水銃、炎探知機、防犯カメラの設置などの整備に係る施設改修工事費が主なもので、繰越明許費分と合わせて6,577万4,299円を支出したものです。
続きまして、第3目同和教育費の支出済額は2,787万5,305円で細目番号438指導者育成経費では、社会同和教育指導員6人の報酬及び保険料など合わせまして1,510万9,464円を支出しています。
続きまして、第4目青少年育成費の支出済額は1,152万5,219円で、細目番号441青少年健全育成事業では330、331ページにまいりまして、市内で4教室を開設しました放課後子ども教室委託料234万4,153円、青少年育成活動事業に対する補助金248万7,000円などを支出しています。
続きまして、第5目公民館費の支出済額は2,306万5,420円で、細目番号443公民館管理経費では、光熱水費など各公民館の維持管理に要した経費を332、333ページにまいりまして、細目番号444公民館活動経費では、各公民館での各種教室や講座、講演会の実施に係る事業推進報償費、青少年健全育成事業やふるさと学習事業、島ヶ原の公民館事業など委託料のほか文化サークル連絡協議会への補助金などを支出しています。
続きまして、第7目図書館費の支出済額は8,629万8,181円で、細目番号447図書館管理経費では図書館の活性化情報発信、にぎわい創出に向け、読書普及のための読書感想文コンクールに係る事業推進報償費や、光熱水費など上野図書館の維持管理に要した経費のほか、334、335ページにまいりまして、伊賀市文化図書協会への上野図書館業務委託料4,867万9,156円、図書購入費1,138万5,904円などを支出しています。
336、337ページにまいりまして、第6項保健体育費の支出済額は7億2,653万3,804円で、第1目保健体育総務費は支出済額8,172万6,598円で、338、339ページにまいりまして、細目番号450一般事務経費では、スポーツ振興のためにスポーツ活動支援するスポーツ推進員報酬373万9,800円のほか、三重県体育協会負担金など、各種団体への負担金を支出しています。
細目番号451スポーツ活動振興事業では、全国大会出場選手などへの奨励金として事業推進報償費112万円、伊賀市体育協会への社会体育振興事業委託料600万円などを初め、伊賀フットボールクラブくノ一への助成金300万円、340、341ページにまいりまして、伊賀上野シティマラソン開催に係る事業補助金281万2,000円などを、細目番号604国体事業経費では2021年に開催する三重国体の準備に要した経費を支出しております。
続きまして、第2目学校給食管理費の支出済額は3億3,694万3,113円で、細目番号453学校給食管理経費では、三つの給食センター及び自校調理方式の学校17校での給食調理に係る経費で、給食センターで調理に従事する臨時職員雇用に係る業務従事者賃金1,611万8,422円や消耗品費、光熱水費のほか、いがっこ給食センター夢の運営管理委託料1億264万9,680円など、備考欄記載のとおりでございます。
342、343ページにまいりまして、細目番号683小学校給食センター建設事業では、新給食センターの建設予定地である旧府中小学校の解体に係る設計業務及び工事、PFI導入可能性調査や地質調査の業務委託料など合わせて5,786万7,716円を支出したものです。
続きまして、第3目社会体育施設費は、支出済額3億786万4,093円で、細目番号455体育施設管理運営経費では、体育施設の指定管理料などの施設管理委託料1億4,137万3,319円など、細目番号456体育施設整備事業では、旧上野商業高等学校の体育館、武道館、弓道場の改修に係る設計業務委託料及び施設改修工事費など合わせて1億4,205万8,877円を支出しています。
以上で、教育費の歳出決算の説明とさせていただきます。なお、詳細につきましては各種決算に係る主要施策の成果報告書の483ページから507ページをごらんいただきまして、よろしく御審査いただきますようお願いいたします。
○委員長(嶋岡壯吉君)
説明が終わりました。御質疑ありませんか。
赤堀委員。
○委員(赤堀久実君)
全体的に305ページで、不用額が1億6,000万ほど不用額が出てます。ちょっと中身を見ると、314、315の小学校費の需用費が2,400万と。後、中学校、318、319ページ、中学校費の中の需用費が1,074万ほど出てます。この中身教えてください。
○委員長(嶋岡壯吉君)
答弁願います。
教育総務課長。
○教育総務課長(谷口順一君)
失礼いたします。教育総務課の谷口と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
今、御指摘の小学校費、また中学校費での不用額の主なものでございますけれども、まず一つには学校給食調理員等の代替措置に係ります経費が210万でございます。そこが事務局費でございます。小学校費といたしましては、主なものといたしまして、需用費ということでございますけれども、これは小中学校に係ります光熱水費、これが主なものでございまして、小学校の光熱水費と申しますと、重油を炊いておったり、電気でといったようなことで、冬場の暖房、また夏場の冷房ということで、気象状況に応じまして、結構な差が生じてくるというようなことで、昨年度は暖冬等もございまして、経費がこれだけ不用となったというようなことで、御理解をいただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
○委員長(嶋岡壯吉君)
赤堀委員。
○委員(赤堀久実君)
光熱費でこんだけの差が年々出るっていうのは、ちょっとびっくりしたんですけども、ただこの不用額が本当に大きくなってきてるっていうので、今、教育費に関しては、やっぱりお金がないっていうので、例えばトイレの改修であったりとか、通学路の改修であったりとかっていう、やっぱり要望がすごく出てる中で不用額が大きくなるときに、そういうところに重要というか、充当ってできないのかどうか。ちょっとそこも私も疑問になったんで、これだけこう出るっていうことは、ほかに回せられないのかというのが、ちょっと思ったんですけども、そこら辺どうですか。
○委員長(嶋岡壯吉君)
教育総務課長。
○教育総務課長(谷口順一君)
さっき不用額につきまして、ほかの科目にというような御質問でございましたけれども、予算上、当初の費目どおりの執行というようなことで、まずは考えております。そして先ほどの光熱水費等につきましては、冬場、最後まで少しわからない状況があって、予算を確保しておきたいいうような現状もございますものですから、なかなか余った予算を減額をして、再度補正で違うところにという手続的には、少し今の光熱水費につきましては、少し大変かなというふうな感じではおります。よろしくお願いします。
○委員長(嶋岡壯吉君)
ほかにございませんか。
百上委員。
○委員(百上真奈君)
決算書の309ページ、成果表の486ページのところで、404奨学金等支給経費についてお伺いします。伊賀市奨学金等というふうな書き方で相当金額が支出されてるわけなんですけども、成果表では伊賀市奨学金と伊賀市同和奨学金と2種類書いてあります。これについては、ここに支給対象人数と支給額も書いてありますけれども、条例等見ますと金額もそれぞれ違います。それから支給選考基準、いわゆる保護者の所得等についても違います。金額的には伊賀市奨学金よりも、同和奨学金のほうが支給金額は高校、大学ともに額が多い。そして選考基準のほうでは書き方が違うんですけれども、この選考基準については、どんなふうに違いがありますか。
○委員長(嶋岡壯吉君)
教育総務課長。
○教育総務課長(谷口順一君)
お尋ねの奨学金の件でございますけれども、伊賀市奨学金につきましては、経済状況というようなところだけの要件となっておるもんですから、審査に当たりましては、事務局で必要書類の提出をもとに審査をさせていただいて、決定をさせていただいております。
また、同和奨学金につきましては、経済条件に含めまして、人権への取り組みといったところにつきましても、審査の対象とさせていただいておりますもんですから、審査委員会、これをもちまして、その中で決定をいただいておるというような現状でございます。以上でございます。
○委員長(嶋岡壯吉君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
まず経済状況のほうの選考基準も多分違うと思うんですよね。一方、支給規則のほうで見ると、そんなふうに違っていまして、これどちらのほうが、つまり所得がより厳しいほうを対象にし、さらにどちらのほうが一定所得基準は多いところでというふうなのは、私は違いがわからないので、後でまた教えていただきたいと思うのと。
それからやはり同和地区の子供対象にということで、そういったことが伊賀市として、本当にわかるのかどうかですよね。その方が本当に出自をはっきりさせなきゃいけませんよね。そういったことでは、わざわざ選考委員会が設けられているわけなんですけども、そういったことがわかるんですか。
○委員長(嶋岡壯吉君)
教育総務課長。
○教育総務課長(谷口順一君)
同和奨学金につきましては、選考委員会っていうようなことをもらせていただくということでございますので、その中では選考委員さんには、それぞれの地域の代表の方につきましても、御出席をいただいております。そういった中で取り組みの状況等につきましても、御確認をさせていただいておるというような状況でございます。よろしくお願いいたします。
○委員長(嶋岡壯吉君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
毎年、こんなふうにして、奨学金が2種類あるということについては、私は見直しすべきだと思うんです。というのは、やはりまず経済的に厳しい状況の子供たちを対象にするっていう、やっぱり奨学金の基本的な趣旨の上で、違いをつくってることそのものが、私はやはり行政の公平公正さに欠けてるんじゃないかと思うんですけども、28年度もこのような形で支出をされていますが、奨学金のあり方について、教育委員会の見解を求めたいと思います。
○委員長(嶋岡壯吉君)
教育次長。
○教育委員会事務局教育次長(児玉泰清君)
教育次長の児玉でございます。よろしくお願いいたします。
奨学金につきましては御存じのとおり、生活に困難な子供たちをしっかりと学業をつけていただいて、次の伊賀市を担う子供たちに育っていただきたいということで実施をいたしております。そんな中で、議員お尋ねの同和奨学金、それから伊賀市奨学金いうような形で実施している部分でございますけども、やはり今までの経過の中で、貧困の連鎖を断ち切っていくっていう部分の中には、やはり生活実態というのもございます。この3月末には、生活実態の調査も行っておりますけれども、今の状況ではまだまだそういったところの是正がされていないというのが実態もございます。
また、同和地区につきましては、生活実態だけでなくって、生活の中で培われてきてる中の生活を今度新しくしていく部分の中で、今までの経過といいますか、家庭の実態が伴ってきていないというのも、今ございます。そんな中で、子供たちが自立をして社会人として、税金を納めていただけるような、そういった人に育っていただきたいということで、実施をしてる分でございますので、御理解いただきたいと思います。
○委員長(嶋岡壯吉君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
御理解もなかなかできないので、次いきますけれども、今の御答弁はこれからもこの奨学金のあり方は、このまま続けるという答弁だというふうに理解しました。
次に本体の341ページ、ここにはまるかどうかちょっとわからないんですけども、成果表は572ページで学校給食管理経費の中の消耗品費についてお尋ねしたいんですけれども、予算削減がどの部も行われてますし、教育予算も削減されてるってことは、重々お聞きしてるわけなんですけども、給食現場で28年度実態の中で、給食現場で学校衛生基準どおりの備品、消耗品費を取りそろえなければならないと。つまり例えば手袋とか、アルコールとか洗剤などの消耗品が必要なんですけれども、そういったものが基準どおりのものが購入できないため、調理員がみずから買っているという状況があるというふうに伺っています。それって、この消耗品費の中、学校配当もあるのではないかと。この消耗品費に入るのか、小学校の消耗品費にそういったものが入ってるのか。ちょっと私にはわからないんですけれども、そういった実態があるというふうにお聞きしているんですけれども、実際教育委員会としては、そういった現状っていうのは、つかんでおられますでしょうか。
○委員長(嶋岡壯吉君)
教育総務課長。
○教育総務課長(谷口順一君)
今、お尋ねの調理員の消耗品っていうようなことは、こないだ調理員との懇談といいますか開きまして、その中で一部お聞きした状況でございます。それとお尋ねの配当予算でございますけれども、小学校費、また中学校費とも、学校への配当というのを行っております。それにつきましては、細目415の学校管理費の一般管理運営経費、また416の保健衛生管理経費、それから細目637の教育振興費、そして保健体育費の細目学校給食管理費と、こういった費目からそれぞれの学校へ配当をしておるのが現状でございます。例えば平成28年度では小学校費、小学校全体で7,178万5,000円。それから中学校では4,065万5,000円の決算をしておるところでございます。
○委員長(嶋岡壯吉君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
学校配当があるけれども、その大きな学校と小さな学校、いろいろ規模が違うと思うんですけれども、ですので、どちらが厳しいのかというのはちょっとよくわからないんですけれども、この学校配当の削減率、この経年にわたっての削減率って、どれくらいずつ減ってるかってわかります。
○委員長(嶋岡壯吉君)
教育総務課長。
○教育総務課長(谷口順一君)
先ほど報告をさせていただきました平成28年度の決算額、小学校ですけれども、予算は7,178万5,000円でしたけれども、これが28年度の予算でございます。それから29年度につきましては、6,405万3,000円というようなことで、小学校費につきましては、配当させていただきました合計額といたしましては10%程度の減、それから中学校費につきましては7.8%の減でございます。この件につきましては、教育総務課で所管をいたしております予算、その枠配分自体が、昨年度28から29につきましては、12%減というようなことであったことから、おおむねそれに応じまして、各配当額につきましても削減をさせていただいたというような状況でございます。
○委員長(嶋岡壯吉君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
今、削減率も教えていただきましたけれども、実態がそういったことが起こっているってことは、教育委員会としても懇談会を持ったというか、そういう場での話も聞いてるってことでしたので、やはりこの消耗品費と本当に子供たちにかかわる分についての予算は、伊賀市全体としてでも、本当に一律ではなくって、必要なところには必要なものが、きちっと配分されるような立場でやっぱり進めていただきたいというふうに思います。
最後にもう一個、図書館のことなんですけども、決算書の335ページ、成果表の561及び563、図書館事業推進経費及び管理経費のところですけども、この年に上野図書館の開館時間が夜7時までっていうことになりました。一方で、各支所にある図書室につきましては、開館日数が閉館日数がふえたのと、開館時間が縮小されました。そういった意味では、この決算を通して、どうしてそんなふうに変更したのかってことと。そのことによって、結果どんな効果、成果があったのかということを教えてください。
○委員長(嶋岡壯吉君)
上野図書館長。
○上野図書館長(西尾育夫君)
上野図書館、西尾です。上野図書館では開館時間を2時間延ばしまして、5時から7時までにしたとこでございます。その結果、入館者数では前年度27年度9万3,138人だったものが10万2,564人ということで1万人程度、上野ではふえております。後、各公民館の図書室、分館と呼んでますけども、利用時間ですけども、実態に合わせてまず朝早くからは、余り利用もなかったということで利用実態に合わせて、時間を決めさせていただいたところでございます。
○委員長(嶋岡壯吉君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
今、その図書室は利用する人が少ないから減らしたというよりも、私はそれは逆とちゃうかなと思うんですけど、意見になりますので、もう終わりますけれども、決算から見えてくる部分については、私は格差をつくってるということを言わざるを得ないなということで、それも意見になりますので終わります。
○委員長(嶋岡壯吉君)
百上委員、次からは指名してから質問してください。
生中委員。
○委員(生中正嗣君)
決算書の315ページ、14ページ、1目学校管理費の中で、細目の415学校管理経費、そして決算書319ページの同じく1目学校管理費の415学校管理経費の中で消耗品なんですけれども、それぞれ2,454万9,605円、中学校費では1,245万5,259円、支出をされておるわけですけれども、何を聞きたいかというと、実は各学校の消耗品の中で、社会体育の振興のための、以前予算配当っていいますか、含まれておったはずなんですけどね。例えばこの2,400万の中で、何ぼが社会体育振興のための消耗品の補助、今はないのか。以前は合併前の旧上野については、物でそういった社会体育振興のために、各学校に対して要望に応じて、給付されておったんですけれども、それが別々に社会体育の関係、それから小学校は小学校なんですけれども、それが普通のっていいますか、この小学校費、中学校費の消耗品費の中に、社会体育振興のための補助を入れていくということで、金額は2万円か何ぼかちょっと忘れましたですけれども、今のそのことが生きているのかどうか。財政厳しいからそんなやってへんねんやということなのか。ちょっと教えていただけますか。
○委員長(嶋岡壯吉君)
教育総務課長。
○教育総務課長(谷口順一君)
議員お尋ねの学校開放に係る経費というようなことでございますけれども、現在も小学校費、また中学校費に補助というわけじゃないんですけども、学校開放に係る消耗品ということで、配当額の中に入れさせていただいております。ただ積算に当たりましては、それぞれの学校開放に係る実績といいますか、開いた回数に応じての各学校配当としておるところでございます。以上でございます。
○委員長(嶋岡壯吉君)
生中委員。
○委員(生中正嗣君)
わかりました。今も精神っていうか、やられてるということで、大変ありがたいんですけれども、それがどんなもんに使われているとか、例えば以前ですけれども、全く開放に係る団体等の意見も聞かずに、1年分のトイレットペーパーをこうたとか、そういうところもあったんです。今はないと思いますけど、そういうことで一つ、そこら辺は教育委員会としても、せっかくああやってお金を出していただいてるわけです。ましてやスポーツ振興都市宣言もしたわけですから、そういったことに目に見えて、スポーツ振興のためにこういう経費を市が出してるんやと。私はそういうことを言いたいんですね。スポーツイベントをして、これがスポーツ振興、もちろんそうですけれども、やっぱり小さなことです。ほんまに小さなことですけれども、そういうことも一つ考えていただきたいなと思っております。
それともう一点だけ。同じく細目415学校管理経費の中の修繕料、小学校では1,620万。それから中学校では865万ですか。私一般質問でもちょっと申し上げました。体育館の照明等です。これも当然修繕料にはあると思うんですね。例えば体育館の消耗品ですから電気消えます。これ何個消えたら、例えば体育館の照明の中の何分の1が消えたら修理するとか、いやいや、やかましい請求したほうがいいのか。優先順位、直す順番とか、例えば50個ついてる体育館と20個ついてる体育館、20個ついてても2個消えても暗いんですよ。前も申し上げました新しい中学校の体育館で10個以上消えてるとこあるんですけどね。恐らく要求されてんのかどうか、私わかりませんけど、担当のその方に聞きますと、何か予算がないから財政が厳しいからできまへんねやと言われたって、そういう言うてますんで、そこら辺が正しいかどうかわかりませんけれども、そういったことで優先順位、どこまで消えたら直してくれるんのか。そこら辺ちょっとお聞かせいただけますか。
○委員長(嶋岡壯吉君)
教育総務課長。
○教育総務課長(谷口順一君)
体育館の電灯の件でございますけれども、学校といたしましては、通常夜間に使うことがないというようなことから、切れていても少々我慢をしていただいてるというようなことが現状でございます。お尋ねの何個消えたらっていうようなことはないんですけれども、例えば卒業式、ここには体育館で行われるというようなことから、実際、暗幕を使用したりして、暗い中で効果を出すようなことがありますもんですから、年に1回交換をするというようなこととさせていただいております。それにつきましては、足場を組んだりというようなことが発生しますもんですから、少々といいますか、少ない数の電球では少し我慢をいただいておるというような現状でございます。以上でございます。
○委員長(嶋岡壯吉君)
生中委員。
○委員(生中正嗣君)
最後にしますけど、そらそうです。子供たちは学校授業中ですから、雨降ったら体育館を使う。明るいですから照明は要らんのかもわかりません。最初に言ったように、やっぱり社会体育振興も、これ大きな社会体育の振興につまり学校開放に市民のために開放することも、私は教育委員会としての学校施設を開放することが大きな使命を持ってると思うんですね。ですから、子供たちはそんでいいんでしょうけど、夜間使われてる学校はたくさんあるんですよ。伊賀市内で。そこら辺でやっぱりそういったことも含めて、やっぱりやっていただきたい。それを私望みまして、質問させていただきました。どうぞよろしくお願いします。以上です。
○委員長(嶋岡壯吉君)
上田議員。
○委員(上田宗久君)
313ページの上から6行目ですか、なにわ商人体験事業委託料って、わずかですけども上がっております。成果報告には上がってませんけども、以前緑ヶ丘中学校がやってた事業やと思うんですけども、どういう形でどこに委託されて、もう10年ほど前、7、8年前に数年前から始まってる事業かと思うんですけど、ほかの中学校にも波及してるかどうかについても、お答えいただきたいと思います。
○委員長(嶋岡壯吉君)
学校教育課長。
○学校教育課長(澤田 剛君)
失礼します。学校教育課の澤田といいます。よろしくお願いいたします。
今、議員お尋ねのなにわ商人体験事業でございますが、議員御指摘のとおり、緑ヶ丘中学校で現在もやられております。本年も11月に予定していただいてるのも聞かせていただいております。これは以前は、この予算書の中の報告書637ページの学校マニフェスト推進事業、ここのキャリア推進事業の中で取り組んでおりました。昨年度につきましては、学校の事情もありまして、このキャリア教育という、ここの事項の中で取り組んでいただき、報告をいただいたところであります。ほかの学校はまた違った形で、キャリア教育の特に職場体験ということでやっていただいております。この緑ヶ丘中学校のなにわ商人事業体験につきましては、中学1年生でやっていただいております。伊賀市の中学校は職場体験は2年生でやっておりますので、緑ヶ丘中学校が地元のお米やとか、それからお菓子とか養肝漬やとか、お茶とかそんなものを地域を回って仕入れて、それを新世界の商店街の方に協力いただき、そこで2日間に分けて、伊賀のものを売っていると、伊賀をPRするという体験をしていただいております。若干ほかの地域とほかの中学校と違う、独特な取り組みをしていただいてるというのが、この緑ヶ丘中学校のキャリア教育である内容の商人体験でございます。以上です。
○委員長(嶋岡壯吉君)
上田委員。
○委員(上田宗久君)
ほかの中学校では、職場体験学習とか、いろいろ取り組んでおられると思うんですけど、緑ヶ丘中学校が主になって1年生を対象にやっているということなんですけど、成果について御報告願います。
○委員長(嶋岡壯吉君)
学校教育課長。
○学校教育課長(澤田 剛君)
学校からのなにわ商人体験の目的としましては、地域のよさを再発見するという目的と、それから知らない人に伊賀のよさをどう伝えるか。コミュニケーションをどうその人たちととっていくかという目的でやっていただいております。子供たち大変いきいきと取り組み、その成果も聞かせていただいております。今年度もまた予算のある限り、次年度も子供たちの教育的意義が大変あるというふうに聞いておりますので、続けていくであろうと考えております。以上です。
○委員長(嶋岡壯吉君)
近森委員。
○委員(近森正利君)
決算書の309ページ、細目102一般管理経費、成果報告書では488ページになります。成果報告書の内容の中の3番目に児童生徒や保護者から相談を受け、いじめ、対人関係のトラブル等の問題を早期解決するため、いじめ問題相談員が配置しましたということであります。これは当時、教育長の肝いりで始まったものなんですけども、この今いじめ相談員さんが市内で何名おられるのか。また報酬としてどれくらいの経費がかかっているのかということと、後はこの相談員さんに年間どれくらいの相談がいっているか。教えてください。
○委員長(嶋岡壯吉君)
学校教育課長。
○学校教育課長(澤田 剛君)
このいじめ問題相談員は平成24年4月1日から配置をさせていただきました。昨今の財政力が厳しい中で、28年度からは無報酬でしていただいております。人数は5名以内となっておりまして、学校の規模に応じて3名から5名となっております。平成28年度125名を委任しております。いじめ自体は小学校で101件、中学校で48件、合計149件報告いただいておりますが、このいじめ問題相談員さんを通じてのいじめの相談なり報告っていうのは、昨年度はゼロ件でした。以上です。
○委員長(嶋岡壯吉君)
近森委員。
○委員(近森正利君)
今は報酬がないっていうことであります。成果報告書の中に入っているっていうのは、経費がかかってない中で書いているのかなという内容で、後は学校評議員さんの報酬が出てますよね。学校評議員さんっていうのは、常に学校の中を見ながら、そういう評価をしていく。方向性を決めていこうっていう方ですよね。こういう方が身近なところでいてるんで、こういう方がしっかりいじめに対応していただくことが大事かなと思います。いじめ相談員さん、やっぱり件数ないんですよね。以前も聞かせていただいたら、やっぱりなかったっていうか、2件くらいしかなかったんで、この配置をしている今意味が本当にちゃんとあるのかなというところ、しっかり精査していただいて、また運営をよろしくお願いいたします。以上です。
○委員長(嶋岡壯吉君)
中谷委員。
○委員(中谷一彦君)
315ページ、小学校費の学校管理費の中で、通行業務委託料、これはスクールバスのことですよね。じゃないんですか。通行、これは需用費に入るんですか。教えてください。
○委員長(嶋岡壯吉君)
教育総務課長。
○教育総務課長(谷口順一君)
通学バス使用料につきましては、島ヶ原と。
○委員(中谷一彦君)
通行業務委託料。運行業務委託料。ごめんなさい。
○教育総務課長(谷口順一君)
スクールバスです。
○委員長(嶋岡壯吉君)
中谷委員。
○委員(中谷一彦君)
これ需用費に入るんですよね。この運行料いうのは。委託料の中に入る。ありがとうございます。この中身見てますと、昨年が9,400万かかってました。今回8,100万に変わってます。そして319ページ、同じく運行業務委託料、今回中学校は9,300万。昨年は1億900万っていうことですね。よく市長が言われてました。スクールバス、27年度中は合計2億円かかってました。確かに市長がよく言われます。2億円かかってますよと。今回、28年度の決算を見せていただきますと、1億7,400万に減ってます。1億7,400万にということは、実際に市長が言われておった、答弁なんかでもよく出てました。これを減らしたら、ほかに回しますというお話がありました。ぜひともこれ2億から1億7,400万に今回減りましたね。そのように29年度もそのような見通しになるんかわかりませんということは、この2億って言ってたものが2,500万ぐらい減ってるわけですよね。総トータルで。ぜひとも今の必要なところに分けていきますよというお話がありましたんで。今度の補正予算、ちょっとしっかり見せてもらいまして、予算の補正予算に還元されてるかどうか。決算が今初めて出ましたから、僕も言うてはる金額、相当頑張って2,500万も減らしはったんやなと思ってます。実際にこれどうやって減ってんのかなというのを教えてください。
○委員長(嶋岡壯吉君)
答弁願います。
教育総務課長。
○教育総務課長(谷口順一君)
基本的には、入札による差金っていうようなことでございます。
○委員長(嶋岡壯吉君)
中谷委員。
○委員(中谷一彦君)
ありがとうございます。入札をずっとしてましたよね。何か原因があって、2,500万減ったんじゃないの。
○委員長(嶋岡壯吉君)
教育総務課長。
○教育総務課長(谷口順一君)
確認をいたしまして、御報告させていただきたいと思います。
○委員長(嶋岡壯吉君)
ほかにございませんか。
田中委員。
○委員(田中 覚君)
幾つかお願いいたします。成果報告書のほうがよりわかりやすいかと思いますので、そちらを中心にお尋ねをさせてください。519ページ報告書の。望ましい学校教育を提供する体制づくりということ。ここでは例えばの話なんですけれども、お手洗いを改修する。今度新しく三田小学校ができる。そのときに伊賀市のお手洗いの標準っていうのは、どういうのがお手洗いの標準基準であって、そこに対してほかの学校、例えば今の三田小学校が基準とするならば、ほかの小学校、中学校はその基準に達する達してないとか、ここで青山中学校のお手洗いを改修していただいたり、ことしは緑ヶ丘中学校改修していただいてると聞かせていただいていますが、その基準がどこにあるかということをお教えください。
二つ目491ページ、不登校なんです。成果報告書です。不登校の先ほど近森委員のほうから、いじめの話がありました。これはどう拝見しても、不登校になった方の子供さんのケアというふうなことですけれども、不登校になる場合にいろんな要因があるかと思うんですが、それを一つ一つ排除していく。不登校になったときに、どういうふうにケアする。こういうのが例えば学校なり家庭なり地域なり、教育委員会だけじゃなくて、市行政なり県行政なり、国の行政機関と一体的に取り組むべきだと私は考えているんですが、ここで不登校になった生徒をケアする。課題及び改善点でも書いていただいてありますけども、これで十分な不登校をケアできたんだろうかという、効果をお示しをいただきたいと思うんです。
同じく496、少し戻ってもらいますが、次は学力向上。再三、再四申し上げております。ここで言う学力向上、伊賀市の場合はこの前の全国テスト芳しくなかった。芳しくなかって、しかし課題及び改善点では総論的なことを書いていただいてありますけれども、果たしてこの事業が効果があったかどうかということを改めてお聞かせください。
同じく499、これもマニフェストが、これはいよいよ完了して、次の事業に移ったということなんです。先ほどの学力の向上と、このマニフェストでも、一番に各小中学校の学力向上を頑張りますと約束をしてある。この場合努力目標ということみたいですけれども、しかし事業が完了しました。新しい事業に移行しました。B/Cはどうなんだろうということを教えてください。
事業評価書の次は504、515。先ほど中谷委員のスクールバス、これ小学校の数が多いですか。小学校のほうが圧倒的に高いと思ってましたら、中学校のほうが高い。中学校のほうが数が少ないのかなと思うんですけれども、これちょっと読み取りにくいので、何で中学校が高くて小学校は安いんだろうと委託費、先ほどの入札によって、ぼこぼこしてるのかもしれませんが、明確なお答えをください。
ここでもう一つが、運行委託は直営と委託運行と行政バスの三つに分かれてる。この三つの利点っていうんですかね。直営にしたほうがどうなんだ。委託にしたらどうなんだ。行政バスにしたらどうなんだ。こういうふうなこともあるんだろうと思います。
次に同じく緑ヶ丘中学校の二路線、崇広中学校の二路線の委託先及び委託金額、それで予定価格、これをお示しください。
次に報告書487、これごめんなさい。ころっと5年間気づかずに小・中学校の先生の住宅は、伊賀市が提供してたのという、この1ページ全く読解できないんです。つまり2億円余りでつくりました。家賃の収入見込みは5,700万です。したがって、市が1億5,000万程度負担したと書いてある。えっと思うし、次に空き家対策もあるから、今後考えてみたいということありますけども、ゆめが丘の造成で市の役割、県の役割ということで、あそこに何人、何戸張りつくようにするってことで、教職員住宅ができた。そのことをほごにしながら、空き家対策にいくのかどうか。このあたりの整合性もあわせてお示しください。
もう一つ、最後にこれは報告書になかったので、ページが314、細々目003教職員の人件費、これ教職員の人件費、教職員っていうのは県からくれるんじゃないの。一旦立て替えてるっていう意味。この職員の人件費はその職員の人件費じゃなくて、違う職員の人件費なの。ちょっと教職員の人件費のあたりを改めて確認、お教えください。以上です。
○委員長(嶋岡壯吉君)
会議の途中ですが、休憩といたします。再開は午後1時とします。
(午前11時59分 休憩)
―――――――――――――――
(午後 1時00分 再開)
○委員長(嶋岡壯吉君)
休憩前に引き続き、会議を再開します。
第10款教育費についてですが、まず中谷委員のスクールバスの運行委託料の質疑に関し、当局より答弁を求められておりますので、これを許可します。
教育総務課長。
○教育総務課長(谷口順一君)
教育総務課、谷口でございます。先ほどの通学バスの委託料でございますけれども、先ほど入札差金というようなことで言わせていただきましたけれども、実際平成27年度におきましては、落札率58.29%、それから28年度においては、41.39%というようなことで落札率が低くなっておるというようなことから、その差額が生じたものということでございます。以上でございます。
○委員長(嶋岡壯吉君)
それでは田中委員の質問について、順次答弁をお願いします。
学校教育課長。
○学校教育課長(澤田 剛君)
学校教育課、澤田です。よろしくお願いいたします。
議員より御質問いただきました不登校の対応、そして学力の向上について、そして学校マニフェスト推進事業について3点お答えさせていただきます。まず不登校についてですが、議員御指摘のように、その効果はということですが、一般質問のときにも不登校が100名前後、例年推移してると、その中で40名弱がふれあい教室という、適応指導教室に通っていただいております。それ以外の、残りの子ですけれども当然学校は子供たちの家庭訪問し、保護者と切れ目のないようにつながろうと家庭訪問を繰り返しております。ただ、それだけでは十分ではございませんので、昨年度より予算配置していただきましたスクールソーシャルワーカーの方に間に入っていただき、スクールソーシャルワーカーという方は学校と福祉、地域をつなぐという役割をしていただいておりますので、その方に入っていただき不登校の対応であるとかいうことも活躍していただいております。また、学校教育だけでは難しい分はこども未来課の方や児童相談所の方、それから教育研究センターに配置しておりますスクールカウンセラー、また県の巡回の相談員、ときには警察の方にも入っていただきます。毎月毎月そういった不登校の子供については、それぞれの関係機関に名前と伴に報告し、場合によってはケース会議というので会議もその子供をどう改善に向かわせるかという会議も開いております。また、ここの生徒指導のところの報告書にもあげてあるんですけれども、Q−U調査という楽しい学校生活を送るためのアンケートというのを各学校は取り組んでおります。これは不登校やいじめの未然防止、そして温かい人間関係づくりというためのアンケートでして、これも未然に防止することをしております。ただ、このそういったいろいろなことを取り組んでおるんですけれども、その原因の解明については、議員御指摘のようにいろいろと原因がございますし、はっきりしていないものも大変多ございます。一番いいのはそのふれあい教室にこうつなぐということが一番いいんですけれども、先ほども言わせていただきましたように家庭と学校との関係を切らないように、粘り強く家庭訪問を繰り返し、場合によっては医療につなぐ場合もあるんですけれども、そういったいろいろな手だてを今現在講じているところです。受け皿つくってあるんですけども、そこまで来ていただく子供たちについてはそういって粘り強く未然防止も含めて、そういった不登校に陥った場合は関係機関とつなぎながら粘り強くやっていくことしか、今は取り組めておりませんが、引き続き粘り強くやっていきたいと思っております。
2点目の学力の向上についてでございます。
この496ページの報告書には、NRTという標準学力検査と家庭学習、読書の手引き、これが大きな支出項目となっております。もう繰り返しになってしまいますが、学校教育の第一の使命が学力の向上です。保護者や子供たちの願いも勉強わかるようになってほしい。いい学校いきたい。自分の夢を実現したいと。それはもう保護者も子供も学校も教職員も願ってる思いは一緒です。今回、全国学力学習状況調査の結果、小学校6年生と中学校3年生ですが、小学校では全国並み、中学校ではやや低いという結果でした。ここの報告書の496ページのところには、先ほどもいいましたけれどもNRTという標準学力検査の結果は小学校は5年生、中学校2年生で全国学力テストの受ける前年の年に伊賀市として調査を実施しております。本年度の結果は小学校も中学校も国語と算数・数学を受けておりますが、全国とほぼ小も中もほぼほぼ全国平均並みでした。毎年学年によってその差があるのも事実です。ただ、このNRTというテストがよかったからといって、また全国の学力学習状況調査、文部科学省が作成したやつとは若干傾向も違いますので、それについての勉強の仕方といいましょうか、学力のつけ方もかわってきております。そのように取り組んでおります。ただ、先日もいろいろ新聞紙上でも全国各地、国のテストもある、県のテストもある、市独自でもテストしていると。子供たちはたくさんテストが重なっていて、その予算的なものもどうかっていうような報道もありました。三重県におきましては、みえスタディというテストを無料でやるものもあります。伊賀市につきましても、このNRTの効果を図りながら無料でできる県の調査も今後活用も視野に入れて大変予算が厳しいおり、その効果も考えながら考えていかなければならない時期だなと思っております。あと、その報告書には家庭学習、読書の手引きというものを書かせてもらってあります。実物はこういうものです。これを中学校1年生と小学校1年生に入学された方には配っております。中身をみますと、今回全国学力学習状況調査で生活学習の環境の調査がありました中で、伊賀市が弱いと言われております家での勉強時間が短い、スマホの使い方が悪い、土日の勉強している時間が短いとそういったことの傾向がここで指摘、2年前に指摘したやつとかわっておらないという結果がでました。そういう意味では、今回議員が御指摘いただいたようにその結果は成果はどうかといわれますと、この周知の仕方に保護者への啓発というのが不足していた、その点においては成果という部分ではさらに高めていかなければならないなと感じております。
最後3点目です。
学校、園のマニフェスト推進事業です。先ほどもいわせていただきましたが、義務教育の目的は自立と共生だと考えております。自立をしていくためには学力の向上が必要です。共生を進めて行くためには人権教育が必要です。そして夢に向けて自分の将来に向けて、自分の夢の実現に向けて取り組むのがキャリア教育だと思っております。この学力・人権・キャリア。この3本柱を平成18年から10年以上過ぎておりますが、一定成果といいましょうか、保護者のアンケートも各学校がこのマニフェスト事業推進のマニフェストの計画を配りながら保護者にも説明しております。その中で子供たちが学校が自分たちの意見を取り入れて、学校運営をしてもらっているという満足度といいましょうか。そのアンケートの結果は87%以上の方が満足しているというような回答をいただいております。ただ、これは一般質問でも答弁させていただきましたように、学校の取り組みが甘いと保護者はいい評価をしてくれるかわかりません。学校が厳しい、子供たちが保護者にとって厳しい取り組みをすると辛い満足度になるかわかりません。そこら辺のことを今後も見きわめながら厳しい評価であっても子供たちや保護者の自立や共生の力をつくためのマニフェスト推進事業を進めていかなければならないと思っております。例えば、その中の人権の取り組みでは、差別事象の報告が一昨年来、かなり伊賀の学校教育ではふえております。これも取り組めば取り組むほどそういった報告がたくさん上がってきております。これも学校教育だけではなくて、地域や保護者の方たちとも連携しながら取り組んでいかなければならない事業だと考えておりますので、29年度は地域と伴に学校マニフェスト推進事業というように進化させているところです。ただ、予算も厳しいところですが、議員御指摘のように費用対効果というものも、なかなか教育は図れないんですけども、そこら辺も意識しながら今後教育委員会としてはその効果もしっかりと見据えながら、見きわめながら予算のことも含めて進めなければならないなと考えているところです。
以上です。
○委員長(嶋岡壯吉君)
教育総務課長。
○教育総務課長(谷口順一君)
失礼いたします。
御質問いただきましたものは、成果報告書487ページの教職員住宅の件でございます。教職員住宅につきましては、平成9年に建設されて以降20年間の償還ということで40回払いでことし3月30日をもって償還が終了するところでございます。こういった教職員住宅というものにつきましては、県内ほとんどの市でもっておるというような状況でございます。20年たつというようなことから今後は大規模改造なり施設整備、また雨漏り等の対策というようなことが今後出てこようと思いますので、その時点で教職員住宅の活用ということにつきましては、再度考えていきたいというように考えておるところでございます。
続きまして、成果報告書503ページでございます。済みません、504ページです。
緑ヶ丘中学校、それから崇広中学校のバスの委託料につきまして、設計額と契約額、これを御報告するということとなってます。まず、崇広中学校でございますけれども、平成28年度の設計時点におきましては1,354万1,580円でございました。契約額につきましても同額でございます。平成27年度につきましては、1,368万792円の設計額に対しまして契約額につきましては、1,368万792円、同額でございます。また、緑ヶ丘中学校につきましても、設計額、契約額同額でございまして、27年度につきましては、2,728万5,941円。それから、28年度につきましては、2,793万7,159円でございます。この両校につきましては、三重交通株式会社に随意契約というようなことで委託をさせていただいておるものでございます。
続きまして、成果報告書519ページでございます。各校のトイレの改修にかんしまして御質問をいただいております。どれぐらいの割合を目途に改修をしておるのかいうようなことでございます。昨年やりました青山中学校につきましては、改修後は洋式化75%というようなこととなっております。そして、今現在新築に向けての設計をさせていただきました新居小学校につきましては68.4%の洋式化というようなことで、既存の施設につきましてはトイレの大きさなりまたブースというようなことで、改修のできるところできないところがございますんですが、おおむね7割というところを今回トイレの改修の目途というようなことで考えさせていただいております。
以上でございます。
○委員長(嶋岡壯吉君)
総務部次長。
○総務部次長(入本 理君)
委員お尋ねの各小学校、中学校の管理経費についております職員人件費につきましては、学校の用務員さんと給食調理員さんの給料となっておりますので、よろしくお願いします。
○委員長(嶋岡壯吉君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
幾つかあのもう一度改めてお尋ねをさせてください。順番ばらばらで申しわけないです。
施設の改修のところで、トイレの標準仕様というんですか、どうなってるのという話を聞かせていただきました。家業が運送屋ですので、大体こうドライブイン行くとシャワートイレが標準なのかな。今その小中学校のその洋式75%程度になっているということなんだけど、シャワートイレが標準なのか標準ではないのかあたりも突っ込んでお教えください。
不登校、学力向上マニフェスト、これ基本的に私はね、これだけじゃないと思いますが、一つのその取り組みなんだろうと思うんですよ。例えばそのマニフェスト事業でも実際に何をしているかっちゅうたら講師へのその礼金を払っている。消耗品費これ何使ってるかわかりませんけれども、消耗品費として予算の大半が使われているんですよ。それで、マニフェストが掲げた目標、もしくはその生徒や保護者ら地域に対する契約を果たしていく一つの指針づくりということはいいけれども、じゃあマニフェスト事業で何をそのやっていくかというその具体的な事業がここにはない。ほかのさまざま事業に組み込まれているんだと思いますけれども、そういうのをまとめて一元管理しなくちゃならん。このように思うし、学力向上もこの教職員のレベルアップみたいなことがその成果表には書かれてありますけれども、じゃあその教職員を総がえしてしまうとかね。県に一旦戻して新しいの頂戴よと。でき悪いのでというぐらいの取り組みをしないことには、伊賀の宝物は磨かれない。やり方をかえるべきではないかと思います。そのあたりがそのマニフェスト、学力向上、不登校の関係で再答弁いただきたい。
バスの運行業務。先ほど中谷委員の指数によると、差金の話。平成27年が58.29%。平成28年度入札が41.39%。ちょっと聞き間違いあったら堪忍してください。でしょ。じゃあ崇広やら。例えばですよ。崇広や緑は随意契約でほとんど設計金額と同等の金額で契約している。これ何で。教えてください。
ゆめが丘の官舎は、ちょうど20年たとうとしている。これからどうするかということを今考えるの。来年考えるんですか。最適化計画に追加してのせていくの。一体からどうするの。20年終わって、どうしていくかということが全くこの評価書なり、決算書から伺えない。
教職員の人件費はわかりました。
以上、あの再答弁をお願いいたします。
○委員長(嶋岡壯吉君)
学校教育課長。
○学校教育課長(澤田 剛君)
失礼します。
学校教育の事業ですけれども、それぞれ報告書にありますように、別々にいろんな事業がございます。ただ、議員御指摘のようにやはり学力上げようと思ったら学級が温かくなければなりませんし、不登校の子供つくっているようではその学級の学力は上がらないと思います。また、今おっしゃるように学力は学力、人権は人権、キャリアはキャリアとばらばらではなくで、英語活動もそうです。それから特別支援教育もそうです。キャリア教育もそうです。英語のALTもそうです。全てが子供たちが学校で力をつける。それは先ほどいいましたように、自立と共生、未来に向かう力をつけるために全てが学校でやっていることです。ので、そこら辺もう一度、マニフェストの事業は具体的にはこのように学校長からもらっているんですけれども、これもう少し私たちもしっかりその意味があるのか、効果があるのかっていう視点から見直し、議員の言葉で言わせていただきます管理させていただく必要があると認識させていただきました。あと、職員の総入れかえというお話もありましたけれども、やはり子供たちを育てるのは教員です。教員の人権感覚、教員の感性が磨かれていないと直接毎日接する子供たちの感性も磨かれません。それもそのとおりです。そこで総入れかえというのは本当もう無理なんですけれども、新規採用者も多いです。そしてまた退職される先生方も多いです。そこでやはり研修とかそれから管理職の一番大事な仕事は人材育成だと思います。チームで仕事をする。ベテランだけではなくて若い人たちもどんどんどんこう世代交代もしていく必要があります。議員御指摘のようにそれを伊賀の宝である子供たちにどうしっかりと学力つけて、人権感覚磨いてそして先生方が子供たちの夢をしっかりと受けとめて、先生自身も自分の夢をしっかり語れるかということが一番大事かなと思いますので、そこら辺再度若い先生方だけではなくて、チームで学校が子供たちにしっかり力つけられるように、そしてそれは教員だけじゃなくて地域の方、関係機関の方も含めてみんなで地域全体で子供たちを育てていくという当たり前のことを当たり前のようにきちっとやっていく必要があると認識しております。
以上です。
○委員長(嶋岡壯吉君)
教育総務課長。
○教育総務課長(谷口順一君)
失礼いたします。
まず第1点目のシャワートイレの設置は標準かどうかというようなことでございますが、現在シャワートイレにつきましては標準とはしておりません。それから、バスの件でございます。崇広中、緑中の三重交通株式会社との随契でございますけれども、これにつきましては、昨年度スクールバスの運行ルートそれから通常三重交通の路線ルート、これが同じであるというようなことからスクールバス運行日以外につきましても、路線バスの利用が可能というようなことから、休日の部活動であったりまたその他行事にも使えるというようなことから随契をさせていただいておるというようなことでございます。それから、もう一つ。教職員住宅でございます。教職員住宅につきましては、現在10戸ございますけれども、常に満室の状態が続いております。新規に入ってこられる新しい先生方、突然のこの移動にも対応できるようにというようなことで、はじめさせていただいております教職員住宅でございますけれども、先ほど申し上げましたとおり20年間、ことしで20年というようなことから結構施設も老朽化してきておるというような状況でございます。今後、教職員の方の利用の希望であったり、また他の民間との住宅との差であったり、そういったことを勘案いたしまして市として今後の教職員住宅どうするかっていうようなことにつきまして検討してまいりたいというふうに考えております。どうぞよろしくお願いします。
○委員長(嶋岡壯吉君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
まず、トイレの標準仕様について。じゃあ、この新しくできるその新居の小学校は教職員はシャワートイレついていないんだね。子供は当然ついていないだろうけど、教職員はシャワートイレ仕様になってないね。確認させてください。
先ほどのスクールバスの随意契約になったいきさつ、理由全くごめんなさい、理解できなかった。もう一度ごめんなさいね。かみ砕いて御説明をください。
マニフェスト、学力、不登校、児童生徒の指導経費についてのダイナミックな組み換えをお願いしたいんですけれども、片方では伸びていく人はいいのよ。伸びていく人。しかし、ここでその冒頭申しましたように、いじめとかその休みがちで学校の勉強わからなくて学校行きたくないとかですね。またはきょうび社会も問題になっている家庭内暴力でその学校に行けない、もしくは行きたくない、そういうところに対応する事業が全く見られない。だから生徒、児童のその指導経費を使うならば、そこは十分にそのナショナルミニマムとしてやるべきだ。伸ばすべきところはやっぱり伸ばしていくべきだ。この両方のバランスがないとできないけれど、もう一度所見聞きたいな。次年度に向かっての抱負も含めて聞かせていただけたらありがたいなと思います。もう一度再答弁お願いします。
○委員長(嶋岡壯吉君)
学校教育課長。
○学校教育課長(澤田 剛君)
失礼します。
やはり今おっしゃっていただいておりますように、子供の理由じゃなくて、子供が悪いというか子供がわけあってじゃなくて、やはり大人だとか社会だとかいろんな状況で子供が学校行けなかったり、不登校になったりとか御指摘のような事情があります。子供をめぐる貧困ということもそのことの一つだと思います。経済的な理由もそのことです。当然公立の学校教育ですので、その子たちをまず第一に学校に来て、十分と学力をつけてそして自分の力で自立していけるように力をつけるのが学校教育の仕事だと思っております。まだ予算的なことがありますので、はっきりしたことは申し上げられないんですけども、やはり一番大事なのはその子たちをどうするか。やはり社会的に厳しい子たち、しんどい子たち、それは保護者も同じようにしんどい状況もありますので、学校教育だけではなくて福祉部局とも連携しながら子供たちの学力保障、人権保障、進路保障そんなことをバランスをもって取り組んでいきたいと思っておりますし、そういった働き方を最後ちょっと言い忘れましたけども、議員の一般質問でありましたように先生方の時間を短くするだけじゃなくてそういった意識改革、働き方改革っちゅうことを進めていく必要があると思います。
以上です。
○委員長(嶋岡壯吉君)
教育総務課長。
○教育総務課長(谷口順一君)
失礼します。
三重交通の件でございます、三重交通が運行している路線バス、これをスクールバスと同じルートで運行しておる状況でございます。スクールバス運行日以外におきましても、路線バスに乗ることが可能であるというようなことからそういったものも利用して通学したいというようなことでございます。休日の部活動であったり、また他の行事であったりというようなものを想定をいたしております。そして、学校や児童にとりましては、通学の手段これが多くなるというようなことにつきましてもいいことだというようなことで思っておるところでございます。さらには、児童生徒の待合にいたしましても、事業者が保有する待合施設なり停留所、これを利用させていただいておるというような状況でございます。そういったことから、随意契約というようなこととさせていただいておるところでございます。
以上でございます。
それともう1点。トイレの件につきましては、現在シャワートイレかどうかということにつきまして、今現在確認をさせていただいておりますので、後日報告をさせていただきたいと思っています。
○委員長(嶋岡壯吉君)
教育環境政策監。
○教育環境政策監(藤山善之君)
失礼します。新居小学校のトイレの件ですけども、現在男女あわせて三つ、教職員用は三つございますけども、三つともシャワートイレを設置する予定で今進めておるところです。
○委員(田中 覚君)
あれ。答弁が食い違うやないか。
○委員長(嶋岡壯吉君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
伊賀市のお手洗いの標準仕様はシャワートイレじゃない。本来はそのドライブインのようにシャワートイレが標準であってほしいんですよ。子供のほうにシャワートイレがついて教職員は辛抱するというならまだしも、それ一体からどうなの。もう一度教育委員会として御答弁ください。先ほどのその不登校やらのとこね。確かに意気込みはわかる。意気込みはわかるけれども、その一つはそのどういうふうにそのそれぞれ学校長、小学校の校長、中学校の校長と教育委員会が情報を共有するかということが大事。したがってその講師の金かけたりとかそういうことよりももっと予算の弾力的な使い方あると思いますので、一度御検討ください。ゆめが丘の官舎はそんなに10戸でいっぱいいっぱい入ってくるならどうぞ民間に売り渡してください。2万数千円で貸してるわけでしょ。市場価格でしたら4、5万いくさ。そうしたら民間は当然入ってくる。なぜその安い家賃で貸すかよくわからない。答弁あったらいってください。総務のほうにお伺いしますけれども、契約管理という意味で。片方は何かぐだぐだぐだぐだ理由つけて随意契約。片方が入札差金で2,500万円の使途。おかしない。どうなんだろう。一つの基準があって、それで子供たちがそれを利用してということ。この成果表には市民一人当たりの単価は出てるけれども、子供一人の単価でしょ。スクールバスに私ら乗れないだから。それを示すべきが本来の形だと思うけれども、あえて市民一人当たりということに濁してるのはなぜ。再答弁お願いします。
○委員長(嶋岡壯吉君)
総務部長。
○総務部長(藤岡淳次君)
スクールバスの契約の件で御質問いただいております。基本的に一般競争入札で入札を業者を落札をしておるという状況でありますけれども、ただその随意契約というのが今この中学校ではあるわけですけれども、随意契約のガイドラインというのを市のほうでは取り決めをしておりまして、その中にその性質または目的が競争入札に適しない契約をするときというふうな規定がございまして、他のものでは履行し得ないものであることというようなことがございますので、その内容が詳細よくわからないんですけども、営業路線バスと重複しているから一社随契されるんだというふうなことでありますけども、その辺の判断については教育委員会さんでやっていただいております。
○委員(田中 覚君)
教育委員会違うやない。いつも入札。契約管理課でやっとるやないか。
○委員長(嶋岡壯吉君)
契約監理課。
○契約監理課長(奥田泰也君)
契約監理課の奥田でございます。
お尋ねのその路線バスを使う部分についてのスクールバスの随意契約の理由としていただいておりますのが、路線バスというのはその運行の資格というのが一般の乗り合いバスとまたかわっておりまして、緑ヶ丘と崇広中学校、ほかにも若干あるんですけども、そこの学校の路線バスを使うスクールバスとして、路線バスを使う部分につきましては一般乗り合いの、路線バスの運行許可をもっている業者でないとできないということを随意契約の理由にしまして、先ほど部長も申し上げましたように競争に適さない、伊賀では路線バス、三重交通の1社しかございませんのでそれを理由に随意契約とさせていただいているところでございます。
○委員長(嶋岡壯吉君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
じゃあ、バスのほうで。片方ではその設計金額の約50%で。例えばその1,000万やったら500万ぐらいで落札して受けてる業者がいる。片方ではその1,000万、1,000万のまま。だからその路線バスの免許許可の有無よりも市として税金で使途するわけですから、どれが一番安くってサービスがよくって、子供たちの安全が確保できるかという観点で随意契約なるなら丸。しかし今の御説明だと路線バスの免許をもっているからという今までのしがらみにそのまま沿って随意契約しているとしか受けとめられない。どうなんだろう。入札やり方おかしくない。大丈夫この入札で。代表監査委員もつだろうか、これ。
○委員長(嶋岡壯吉君)
契約管理課長。
○契約監理課長(奥田泰也君)
失礼いたします。
御指摘の部分でございます。今のその随意契約で出している入札の条件、参加条件といたしまして、その路線バスの運行許可をもっていることというふうに今教育委員会の発注のほうではなっております。ですので、その部分を受けてほかにはないということで随意契約というふうにさせていただいているわけです。
○委員(田中 覚君)
監査委員に聞くよりも教育長に聞いたほうがいいのかな。
○委員長(嶋岡壯吉君)
監査委員。
○代表監査委員(鈴木陽介君)
議員お尋ねの入札でできる限り経済的な業者を選定したほうがいいのではないかというお尋ねですけれど、監査の観点からいいますと三つの視点ありまして、三位監査と呼ばれたりするんですけれど、経済性・効率性・有効性といった観点があるかといった観点から監査をしております。一般競争入札で安い業者を選ぶというのはあくまでその経済性の観点で選ぶことになると思います。経済性以外に有効性があるかといった観点からも判断しなければいけないと思っております。有効性の観点とは何なのかといいますと、例えば入札のときに伊賀市の業者しか入れないというようなことをするのは、例えば大阪から来てもらえればもっと安い金額になるかもしれないけれど、伊賀市の業者に頼めばその雇用の面であったり、そこから税金が発生したりという意味でそういった有効性が生まれるためにそういった有効性の指標を入れて業者を選定したりすることもしています。今回の件につきまして、仮にその経済性の観点だけで考えますと一般競争入札でやるのが一番安い業者を選定できるからいいというところになるのかと思いますけれど、そこに有効性の観点で、有効性の観点とあと随意契約としてやっていいその適合性の要件、その二つの要件があったのかといったところ、ちょっと11月に定期監査もありますのでしっかり見させていただきたいと思います。
○委員長(嶋岡壯吉君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
11月のときによく御議論をお願いしたいと思いますが、私は拝見すると全部伊賀市なんですよね。伊賀市のこちらではこんな入札の仕方、こちらではこんな入札の仕方、見るのはバスでタイヤが六つか何かついて走ってるだけなんですよ。子供が乗っている。それがそのカラーリングが違うだけ。だからこういう違ったアンバランスな感じっちゅうのはいかがなもんかなと私は思う。もう一つは最後に指摘しておきたいのは、その先ほどの落札率。58%の41%。例えば建築工事、土木工事あたりは今88、90ぐらいなってきたかな。最低制限価格。最低制限はこの場合には適しないのか適するのか、物品の購入、荷役の提供なんかにはその最低制限価格が適するのか適しないのか。そのあたりはこれだけ開きありますと、ちょっとお尋ねしておきたいと思います。
○委員長(嶋岡壯吉君)
契約管理課長。
○契約監理課長(奥田泰也君)
失礼いたします。
御指摘のように工事入札また工事設計の入札につきましては、最低制限価格というのを設けております。これは最低制限の正規の価格の設定の仕方なり計算式というのがございまして、それに基づいてやってます。今のスクールバスのように役務提供とか物品の購入入札につきましては、最低制限というのは今現在設けておりません。そういう現状でございます。
○委員長(嶋岡壯吉君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
そうしたら、約50%前後で落ちるということは設計金額が誤ってるのか。三重交通には随分と法外な値段で随意契約をさせているのか。こういうふうにしか聞こえません。今の答弁では。どうだろう。
○委員長(嶋岡壯吉君)
契約管理課長。
○契約監理課長(奥田泰也君)
済みません。少し説明不足な部分があったかと思うんですが、工事の発注につきましては、もちろん積算の基準もきちっと決められております。役務・物品につきましては、予定価格、発注金額の設定の仕方がまず業者見積もりであるとか、ちょっとスクールバスにつきましては一部見積もりではなくてその運賃単価というのがございますので、それに基づいて積算しておりますので、不適切な設計の金額をしているということではございません。根拠に基づきまして積算をさせていただいておるところでございます。
○委員長(嶋岡壯吉君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
河合小学校、また新庁舎の建築、工賃っちゅうんですか。人件費がかわりましたのでっちゅうことで議案が上がってきて、数千万のその増額を認めてきました。例えばこの当初の積算金額、設計金額に対し約半分。そのときに最低賃金は守られているんだろうか。そのチェックは誰がしているの。役務の提供を受ける。例えば10時間拘束した。10時間拘束したけどこの前からその最低賃金上がってるじゃない。その最低賃金はクリアしてるかクリアしてないかの判断、チェックは誰がしてるの。教育委員会。契約管理課。必要なことやと思います。そうしましたら要望にかえておきます。今の二つの例を見ても教育委員会のその足並みっちゅうのはばらばらばらばらとしております。したがってきちっとやっぱり精査をし、統一した見解をもち、やっぱりその伊賀の子供たち、もしくはその業者の方も適切な金額でお互いそのコラボレーションをできるように努めていただきたいなとこんなことを指摘して終わります。
○委員長(嶋岡壯吉君)
ほかに御質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(嶋岡壯吉君)
御質疑なしと認めます。
教育次長。
○教育次長(児玉泰清君)
先ほどの田中議員のトイレのシャワー化の話でございますけども、やはり教職員については今のところつけておりません。今回設計の中で入れていただいているようでございますけども、これについては見直しをしたいというふうに考えます。
○委員長(嶋岡壯吉君)
次に、事項別明細書第11款災害復旧費、342ページから345ページについて説明願います。
建設理事。
○建設部理事(中井秀幸君)
失礼をいたします。建設部の中井です。よろしくお願いいたします。
それでは、第11款災害復旧費につきまして、御説明します。
一般会計歳入歳出決算書、事項別明細書の342、343ページをお開きください。
第11款災害復旧費ですが、予算現額3億581万4,000円。支出済額が1億5,161万1,491円。繰越明許費は3,655万2,000円。不用額は1億1,765万509円で執行率は49.6%でございます。
第1項の農林施設災害復旧費、第1目農林施設災害復旧費では支出済額は8,642万6,419円。繰越明許費は3,305万2,000円。不用額は2,268万1,581円でございます。繰越明許費は工期の確保が難しく年内の完成が見込めないことから農業用施設13件、林道施設2件を翌年度へ繰り越したものです。
344、345ページをお開きください。
備考欄細目457農林施設災害復旧事業では、今年度分として測量設計委託料835万9,200円、工事費として農業用施設災害23件、林道災害3件、単独災害13件に3,890万2,180円を支出しました。また、地元施行による災害復旧事業のための小規模土地改良事業等補助金として49件705万2,314円を支出しています。繰越明許費分といたしましては、工事費3,117万2,800円を支出しました。これは平成25年から27年に発生した台風による災害で農業用施設災害2件、林道災害5件の復旧を行いました。
第2項公共土木施設災害復旧費、第1目公共土木施設災害復旧費では、支出済額は6,507万7,072円。繰越明許費は350万。不用額は6,507万6,928円でございます。
備考欄細目458公共土木施設災害復旧事業では、本年度分として平成28年6月の豪雨及び9月の台風16号により被災した
施設維持管理委託料151万8,912円。測量設計委託料169万6,680円。工事費5,989万5,337円を支出いたしました。補助債といたしまして、道路災害4件、河川災害3件、単独災として67件の災害復旧工事を行いました。
第3項その他公共公用施設災害復旧費では、支出済額10万8,000円。不用額は2,989万2,000円。備考欄細目459その他公共公用施設災害復旧費では、台風16号により被災した三訪小学校の擁壁基礎復旧工事ほか1カ所の復旧工事のために10万8,000円を支出いたしました。
以上で、第11款災害復旧費の説明を終わらせていただきます。よろしく御審査いただきますようお願いします。
○委員長(嶋岡壯吉君)
説明が終わりました。御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(嶋岡壯吉君)
御質疑なしと認めます。
次に、事項別明細書第12款公債費、344ページから347ページについて説明願います。
財務課長。
○財政課長(東 浩一君)
財政課、東でございます。よろしくお願いいたします。
それでは、344、345ページの第12款公債費について、説明させていただきます。
第12款公債費の予算現額は66億5,612万9,000円で、支出済額は66億5,290万6,041円。不用額は322万2,359円となりました。支出済額の内わけですが、第1目市債元金で、61億1,874万6,549円。
346、347ページをごらんいただき、第2目市債利子で5億3,337万9,682円。
第3目一時借入金利子で、78万410円でございます。
以上、よろしく御審査いただきますようお願いいたします。
○委員長(嶋岡壯吉君)
説明が終わりました。御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(嶋岡壯吉君)
御質疑なしと認めます。
次に、事項別明細書第13款予備費、346ページから347ページについて説明願います。
財政課長。
○財政課長(東 浩一君)
引き続きまして、第13款予備費ですが、事項別明細書346、347ページでございます。
予備費の充用は行いませんでしたので、不用額は3,000万円となっております。
同じく、同ページの最終行をごらんください。
一般会計の歳出合計でございますが、最終予算現額479億4,654万2,320円に対しまして、支出済額451億5,347万9,172円で、翌年度繰越額の欄で継続費逓次繰越10億4,574万1,960円。繰越明許費4億3,632万4,000円。差し引き不用額が13億1,107万7,188円となりました。
以上で、歳出の説明を終わらせていただきます。よろしく御審査いただきますようにお願いいたします。
○委員長(嶋岡壯吉君)
説明が終わりました。御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(嶋岡壯吉君)
御質疑なしと認めます。
以上で、歳出の質疑を終了します。
次に、歳入について、御審査願います。
事項別明細書86ページから147ページについて、説明願います。
財政課長。
○財政課長(東 浩一君)
引き続きよろしくお願いいたします。
平成28年度一般会計の歳入決算について、その概要を説明させていただきますが、大変申しわけございませんが15分程度お時間をいただきたいと存じます。
それでは、事項別明細書86、87ページをお開きください。
第1款市税では第1項市民税から第8項特別土地保有税までの合計で、予算現額141億4,179万4,000円に対し、調定額152億1,468万2,735円。収入済額が143億4,983万742円で、収入済額が予算現額に対し約2億803万円上回っています。調定に対する収納率ですが、現年課税分で98.7%。滞納繰越分で25.9%。合計では94.3%となっています。不納欠損額4,983万9,338円につきましては、地方税法15条の7及び第18条に基づく納税義務及び徴収権の消滅などにより、1,180件を不納欠損処分しましたので収入未済額は8億1,501万2,655円となっています。
第1項市民税では、個人・法人を合わせまして56億4,333万6,349円が収入済額ですが、前年度より約3億972万円減となっています。
第2項固定資産税の収入済額では前年度より約2億3,214万増の76億7,007万7,304円となっています。
第3項軽自動車税の収入済額は2億9,264万7,771円。
第4項市たばこ税では、前年度より約2,282万円減の6億7,284万3,082円。
第7項入湯税では、前年度より約900万円減の5,409万4,800円を収入しています。
市税全体では、前年度より約5,905万円の減となりました。
88ページ、89ページをお開きいただき、第2款地方譲与税では調定額、収入済額ともに5億5,512万2,001円で、前年度に比べ約663万円の減となっています。
第4款配当割交付金では、前年度より約3,335万円減の4,748万5,000円に、第5款株式など譲渡所得割交付金では、前年度より約4,550万円減の2,778万8,000円となっています。
90、91ページをごらんください。
第6款地方消費税交付金では、前年度より約1億9,829万円減の16億5,244万9,000円を収入しています。
第7款ゴルフ場利用税交付金では、前年度より約792万円減の1億7,908万8,850円、第8款自動車取得税交付金は前年より約1,294万円増の1億4,781万3,000円を収入しています。
第10款地方特例交付金は、所得税で控除しきれない住宅ローン減税額を住民税から控除することに伴う減収を補填するために、特例的に交付されており4,239万8,000円となっています。
第11款地方交付税は、調定額、収入済額とも107億8,099万2,000円と、前年度より約5億9,773万円の減となっています。
92、93ページをごらんください。
第13款分担金及び負担金は、調定額7億6,001万1,035円に対して収入済額7億3,064万597円となっています。
第1項分担金は、収入済額が2,930万6,304円ですが、農林関係、土木関係事業費及び県営土地改良事業に係る分担金が主なものでございます。
第2項負担金は、収入済額が7億1,133万4,293円で収入未済となっています2,937万438円の主なものは、老人ホーム及び保育所の負担金でございます。
94、95ページをごらんください。
第14款使用料及び手数料ですが、公共公益施設設備の使用料及び公共サービスに対する手数料で調定額は7億5,024万2,416円。収入済額は5億4,728万8,334円で、主なものはハイトピア伊賀駐車場使用料1,554万2,690円。庁舎駐車場使用料1,357万4,000円。斎苑使用料2,363万6,800円。
97ページをごらんいただき、公営住宅使用料9,486万6,600円などでございます。収入未済となっています2億295万4,082円の主なものは、第7目土木使用料で住宅使用料の公営住宅使用料でございます。
100、101ページをごらんください。
第15款国庫支出金は、調定額49億4,902万574円。収入済額は48億2,333万9,642円で、西明寺緑ヶ丘線道路事業や、新居小学校建設事業などを平成29年度へ繰り越したため収入未済額が1億2,568万932円となっています。
102、103ページをごらんいただき、第1項国庫負担金では、第2目民生費国庫負担金、児童福祉費負担金で児童手当負担金9億6,000万4,330円。生活保護費負担金11億2,202万4,000円などが主なものでございます。
104、105ページをごらんいただき、第2項国庫補助金では、8億9,280万5,525円を収入しています。主なものですが、第1目総務費国庫補助金、総務管理費補助金で地方創生加速化交付金繰越明許費分7,857万8,316円や106、107ページ、第5目土木費国庫補助金では、西明寺緑ヶ丘線道路改良事業などに係る社会資本整備総合交付金及び集約都市形成支援事業補助金で繰越明許分を合わせまして4億5,907万821円を収入しています。
110、111ページをごらんください。
第16款県支出金の収入済額は24億7,914万5,088円で、第1項県負担金では収入済額が13億3,160万9,955円で、主なものは第2目民生費県負担金、社会福祉費負担金で国民健康保険基盤安定費負担金2億3,670万4,038円や、障がい自立支援給付等負担金4億1,863万2,448円。児童福祉費負担金で児童手当負担金2億871万8,331円などが主なものでございます。
112、113ページをごらんいただき、第2項県補助金の収入済額は9億1,275万6,197円で、主なものは第2目民生費県補助金、社会福祉費補助金で心身障がい者医療費補助金1億1,574万3,472円。児童福祉費補助金でこども医療費補助金9,577万6,279円。
114、115ページをごらんいただき、第4目農林業費県補助金、農業費補助金で中山間地域など直接支払い交付金7,739万1,585円。
116ページ、117ページをごらんいただき多面的支払い推進交付金1億4,767万9,314円などが主なものでございます。
118、119ページをごらんください。
第3項委託金では、収入済額が2億3,477万8,936円で第1目総務費委託金徴税費委託金で個人県民税徴収委託金1億4,974万161円。選挙費委託金で参議院議員選挙執行委託金4,185万6,663円が主なものでございます。
120、121ページをごらんください。
第17款財産収入ですが、収入済額は1億5,819万9,012円で、内わけといたしましては、第1項財産運用収入、第1目財産貸付収入で市有土地建物貸付収入が3,242万9,823円。
122、123ページをごらんいただき、第2目利子及び配当金で財政調整基金利子などを合わせて4,337万149円となっています。
124、125ページをごらんください。
第18款寄附金は、収入済額が6,672万2,311円で総務管理費寄附金で伊賀市ふるさと応援寄附金6,332万4,000円などを御寄附いただいています。
126、127ページをごらんいただき第19款繰入金は予算現額11億1,762万5,360円で、調定額、収入済額とも4億4,914万9,665円でございます。収入済額の内わけは第1項他会計繰入金で駐車場事業特別会計などからの繰入金を合わせまして、1,927万718円。第2項基金繰入金では、収入済額4億2,987万8,947円で、その主なものは128、129ページをごらんいただき、川上ダム周辺整備事業基金繰入金3,296万6,587円。130、131ページをごらんいただき、庁舎建設基金繰入金1億9,867万3,629円。子育て支援基金1億6,439万850円などでございます。
第20款繰越金ですが、本年度分繰越分を合わせまして、調定額、収入済額とも13億6,898万2,348円となっています。
第21款諸収入では、調定額が11億1,666万3,117円で収入済額は8億6,069万8,169円でございます。
第1項延滞金、加算金及び過料の収入済額は3,131万1,945円。132、133ページをごらんいただき、第2項市預金利子の収入済額は70万6,643円。
第3項貸付金元利収入の収入済額は6,952万2,431円で、収入未済となっています1億4,326万9,921円の主なものは、過年度分の福祉資金貸付金元利収入でございます。
第5項雑入では、予算現額7億5,691万4,000円に対し、調定額は8億4,800万8,805円で収入済額は7億4,597万5,050円。収入未済額は8,575万8,083円でございます。
少し飛ばしますが、142、143ページをごらんください。
第22款市債ですが、予算現額83億956万1,000円、調定額、収入済額とも68億4,226万1,000円で、備考欄記載の事業それぞれに充当していますが、前年度に比べ18億8,786万1,000円、約38.1%の増となっています。このうち、合併特例債は47億7,080万円でこれまでの合併特例債借り入れ総額は、伊賀市振興基金造成事業に発行いたしました35億1,500万円含め339億7,670万円となっています。なお、平成28年度決算時点の合併特例債発行可能残高は126億1,790万円でございます。
146、147ページをごらんください。
第10目臨時財政対策債ですが、これは普通交付税の代替財源で償還については100%交付税歳入され、16億9,746万1,000円を借り入れています。
以上、最終行のとおり、平成28年度一般会計歳入合計は予算現額479億4,654万2,320円に対し調定額476億4,678万6,792円、収入済額461億4,496万759円、不納欠損額7,677万6,282円、収入未済額14億2,504万9,751円となりました。なお、348ページには実質収支にかんする調書を添付していますのでごらにただきたいと存じます。
以上で、歳入の説明を終わらせていただきます。よろしく御審査いただきますようにお願いいたします。
○委員長(嶋岡壯吉君)
説明が終わりました。御質疑ありませんか。
中谷委員。
○委員(中谷一彦君)
87ページ、都市計画税。これ調定額261万5,000円になっています。それでこれ残ってた分が5,800万残ってたんですかね、これ。これ昨年の分で未収になってた6,611万5,878円があったんですが、それを入金されたと思うんですけども、この内容をちょっと教えてほしいんです。
○委員長(嶋岡壯吉君)
収税課長。
○収税課長(一路勝巳君)
収税課の一路でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
都市計画税の滞納繰越分でございますけれども、平成27年度決算で収入未済額が6,611万5,678円でございましたけれども、平成28年度に繰り越されました調定額について精査いたしましたところ、固定資産税と都市計画税の収入率の案分率の誤りによりまして、都市計画税の収入未済額は平成28年度当初で261万5,884円でございましたので、その差額の6,349万9,794円を固定資産税のほうに調定更正をさせていただきました。都市計画税の収納方法ですけれども、都市計画税につきましては平成5年度から16年度まで旧上野市の市街化区域における固定資産税に上乗せした形で課税しておりまして、税率のほうが固定資産税が1.4%、都市計画税のほうが0.2%でございます。納税通知書につきましては、固定資産税と都市計画税合わせた額で4期に分割して通知をしておりまして、収入につきましては納付があった時点で両税の課税額の案分率によって入金処理をしておりました。その入金の案分率が誤ってたということでございまして、このたび固定資産税のほうに差額を調定更正をさせていただきました。
以上でございます。
○委員長(嶋岡壯吉君)
中谷委員。
○委員(中谷一彦君)
済みません。これって議会に説明ありましたっけ。されたんでしたっけ。
○委員長(嶋岡壯吉君)
収税課長。
○収税課長(一路勝巳君)
失礼いたします。
3月の最終補正のほうで調定更正させていただきまして、補正であげさせていただいております。
○委員長(嶋岡壯吉君)
中谷委員。
○委員(中谷一彦君)
この決算書つくる前、27年28年度の前にぎりぎりで3月で補正しはったわけやね。そういう意味で理解していいんですね。そしたら次の89ページ、特別土地保有税、これ補正予算で1,671万4,000円上がって今回入金になってます。これもともと12月補正のときに徴収猶予って書いてただけだったんです。内容ちょっと教えてください。
○委員長(嶋岡壯吉君)
収税課長。
○収税課長(一路勝巳君)
失礼いたします。
特別土地保有税につきましては、基準面積が5,000平方メートル以上の土地所有者または取得者に課せる税でございまして、税率は取得分については土地取得の価格の3%、保有分につきましては土地価格の1.4%でございます。税制改正により、平成15年度から新規課税のほうが停止になっておりまして、今回収入になっております特別土地保有税につきましては、申請によりこれまで徴収猶予をしていた法人のほうから開発を断念したいという申し出がございまして、徴収猶予のほうを取り消しまして御納付をいただきました。
○委員長(嶋岡壯吉君)
中谷委員。
○委員(中谷一彦君)
どこの会社でどこの場所か教えてください。
○委員長(嶋岡壯吉君)
収税課長。
○収税課長(一路勝巳君)
失礼いたします。
ちょっと済みません。企業名につきましては、ちょっと申し上げられませんので申しわけございません。
○委員(中谷一彦君)
場所。
○収税課長(一路勝巳君)
場所は、伊賀市治田でございます。
○委員長(嶋岡壯吉君)
中谷委員。
○委員(中谷一彦君)
わかりました。ありがとうございます。
そして、ちょっと97ページの公営住宅の市営住宅使用料の未収残高ですよね。2億276万4,235円。昨年に比べて約1,000万ぐらいふえてます。ふえてます、実際に。これって頑張って徴収するっていう話でしたよね。それがふえているっていうのはどういうことかなと。2億にふえてるんですけども。
○委員長(嶋岡壯吉君)
建築住宅課長。
○建築住宅課長(川瀬正司君)
建築住宅課の川瀬でございます。
今の2億200万ということで、去年が1億9,000万で1,000万ほどふえているというお話やと思うんですけど、徴収につきましてはいろいろ私ども努力しておるところでございますけども、年々ちょっと徴収率が下がるというのはちょっと今すぐにどういった原因かというのは簡単にはちょっとお答えできないんですけど、もうしばらくちょっとお時間いただけますか。ちゃんと調べてお返事させていただきます。
○委員長(嶋岡壯吉君)
中谷委員。
○委員(中谷一彦君)
あの土木費のときに出てましたよね。徴収員をしっかり当てて徴収していくような形に今まで全域にそういうふうなものを回収するようなことおっしゃってましたけど、その人で足らんのか、やっぱりその辺ちょっと不公平なんですよね。この部分で滞納していくことが。もう従前からこの市営住宅利用者に対しての徴収が余りにも悪いということになってました。やっぱり悪質な方もいらっしゃるんであれば法的なものしっかりやんないと進んでいかないと思います。その点よろしく配慮お願いします。
そしてそのページの上の商工使用料の中で公園施設の使用料が779万475円でてます。従前になかったんで新しいものなんで、ちょっと内容教えてください。
○委員長(嶋岡壯吉君)
阿山支所振興課長。
○阿山支所振興課長(居附秀樹君)
失礼します。阿山支所振興課の居附でございます。よろしくお願いします。
ただいま御質問いただきました公園施設使用料でございますが、平成28年度から市の委託で実施をしております、ふるさとの森公園の利用料でございます。
○委員(中谷一彦君)
ありがとうございます。
○委員長(嶋岡壯吉君)
中谷委員。
○委員(中谷一彦君)
最後にします。139ページ、衛生費の雑収入の中で物品売り払い代金1,996万2,580円。これ見てますと、ページ数505ページの物品。物品のところで救急車が一つなくなって特殊車が3台なくなってます。この売り払いかなと思いますけども、これインターネットで販売されてるのかどうか含めて教えてください。
○委員長(嶋岡壯吉君)
答弁願います。
財政課長。
○財政課長(東 浩一君)
ちょっと今手元に資料ございませんので、調べさせていただきます。
○委員長(嶋岡壯吉君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
103ページの国庫負担金の総務費国庫負担金の地方公共団体委任事務負担金3万8,000円。これはどういったものですか。
○委員長(嶋岡壯吉君)
総務課長。
○総務課長(前田康人君)
総務課、前田です。よろしくお願いします。
これは、自衛官募集事務の委託金ということで防衛省から交付されております。
○委員長(嶋岡壯吉君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
これはどんなふうに委託をされている、委託されてるお金はこの会議でわかったんですけども、多分これは自衛隊への適齢者名簿の提供のことかなと思うんですけれども、これについては28年度はどんな情報内容を、対象者、適齢年齢者っていうのは中学生、高校生とどういった方々、情報提供した人数を教えてください。それと、どんなふうな形で提供しているのか、やり方ですね。教えてください。
○委員長(嶋岡壯吉君)
総務課長。
○総務課長(前田康人君)
失礼いたします。
適齢者名簿につきましては、住民課から名簿作成をしたものを総務課へもらいまして、そしてその名簿を総務課の職員の立ち会いのもとでその自衛隊の伊賀地域事務所の職員の方が書き取りで、書き写しでもってかえるということでございます。その書き写したものは、総務課でコピーをしまして同じものを保管しているということでございますが、ちょっと人数につきましては今把握しておりませんのでちょっと調べさせていただきます。
○委員長(嶋岡壯吉君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
そうしたら住民課で適年齢者の名簿をつくっている。つまりね、住基ネットの閲覧というのは市民は書き足しますよね。そのなんていうの、全ての中から書き出すというやり方ですけど、自衛隊に対しては特別なやり方をしているということですね。今の確認しましたけれども。それから、これについては、法定受託義務っていうことには位置づけられてるんですけども、自治体の裁量権の範疇だって言われてますし、その防衛省としても名簿提供は自治体の義務ではなくてあくまでも協力依頼する事項だと整理しているというふうにおっしゃってるんですけど、伊賀市としてはこれどういう判断で、まさに個人情報ですね。個人情報を提供するときには本人の同意を求めなければなりませんが、本人の同意を求めるのかどうかも含めて、求めているのかもどうかも含めて見解を教えてください。
○委員長(嶋岡壯吉君)
総務課長。
○総務課長(前田康人君)
それぞれの同意を求めているわけではありませんけれども、もしその提供されては困るということでしたら、申し出ていただければそれは除外をさせていただくという方法でしたいと考えております。
○委員長(嶋岡壯吉君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
えっとですね、同意を求めようにもそういったこと知らない市民が多いのでまずはそしたらそれを公表していただけますか。これだけ閲覧して個人情報保護法に基づいて公表するべきだと思うんですよね。こういうふうにしたっていうことを。そういったことについては、どうですか。その問い合わせっていうのは逆にないんとちゃうかなと思うんですけども。知らない間にいってるので、そこはどうですか。
○委員長(嶋岡壯吉君)
総務課長。
○総務課長(前田康人君)
これにつきましては、おっしゃっておられる法定受託事務ということでさせていただいておりますので、適正にしているというふうに考えております。
○委員長(嶋岡壯吉君)
ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(嶋岡壯吉君)
先ほど中谷委員の物品売却代金の質疑に関し、当局より答弁を求められておりますので、これを許可します。
リサイクルセンター長。
○さくらリサイクルセンター所長(福島照光君)
さくらリサイクルセンターの福島です。よろしくお願いいたします。
物品等の売り払い代金1,996万2,584円につきましては、小型家電や鉄くずなど資源ごみの売り払いの代金になります。これにつきましては、資源ごみを出荷する際に契約で単価を決めまして契約した業者のみに出荷をしております。
○委員長(嶋岡壯吉君)
以上で、議案第98号についての質疑を終了します。
よって、討論に入ります。御意見ありませんか。
百上委員。
○委員(百上真奈君)
平成28年度一般会計の歳入歳出決算の認定につきましては、反対をいたします。詳細理由につきましては、本会議で述べます。
○委員長(嶋岡壯吉君)
ほかにございませんか。
田中委員。
○委員(田中 覚君)
賛成の意を表して討論に参加をさせていただきたいと思います。
無駄を排するといいながらまだまだ無駄がある。統一した基準が見られない。税金の無駄遣いが散見される。しかし全体が随分と成長してきているように思います。したがって、今後一層明確にオープンにそして市民の税金だというふうな感覚をもって使途を明らかにしていただくよう期待しております。
以上です。
○委員長(嶋岡壯吉君)
ほかに御意見ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(嶋岡壯吉君)
御意見なしと認めます。
よって採決に入ります。
議案第98号に対し認定すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○委員長(嶋岡壯吉君)
賛成多数であります。よって、議案98号は、認定すべきものと決しました。
会議の途中ですが、休憩といたします。再開は午後2時40分とします。
(午後 2時26分 休憩)
―――――――――――――――
(午後 2時40分 再開)
○委員長(空森栄幸君)
休憩前に引き続き会議を再開します。
次に、議案第99号、平成28年度伊賀市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。
事項別明細書350ページから383ページについて説明願います。
保険年金課長。
○保険年金課長(前川一幸君)
保険年金課の前川でございます。よろしくお願いいたします。
議案第99号、平成28年度伊賀市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算について御説明いたします。
それでは、事業勘定の歳入から説明いたしますので、決算書350、351ページをごらんください。
第1款、第1項国民健康保険税、第1目一般被保険者国民健康保険税は、収入済額15億7,739万766円。不納欠損額は4,376万8,829円。収入未済額は3億1,429万2,767円で、現年課税分、滞納繰越分を合わせました収納率は81.5%。昨年度と比較いたしますと1.22%上回っております。
第2目退職被保険者等国民健康保険税は収入済額が5,921万4,341円。不納欠損額は45万2,497円。収入未済額は4,109万1,491円で、現年課税分、滞納繰越分を合わせました収納率は58.77%でございます。不納欠損額の件数は第1目、第2目を合わせて290件でございます。
352ページ、353ページをごらんください。
第3款国庫支出金、第1項国庫負担金、第1目療養給付費等負担金は、収入済額15億3,118万8,184円で、内わけは備考欄記載のとおりでございます。
第2目高額医療費共同事業負担金は、収入済額6,313万5,260円。
第3目特定健康診査等負担金は、収入済額1,059万6,000円でございます。
第2項国庫補助金、第1目財政調整交付金は、収入済額6億2,661万5,000円で、内わけは備考欄記載のとおりでございます。
第4款、第1項、第1目療養給付費等交付金は、収入済額2億8,700万6,349円で、社会保険診療報酬支払基金からの収入でございます。
354、355ページをごらんください。
第5款、第1項、第1目前期高齢者交付金は、収入済額33億3,235万4,675円で、こちらも社会保険診療報酬支払基金からの収入でございます。65歳から74歳の被保険者に係る交付金でこの年代の医療費が増大することによる保険者間の不均等を調整をするため交付されるものでございます。
第6款県支出金、第1項県負担金は、収入済額7,410万5,260円。
第2項県補助金は、収入済額4億1,084万5,000円で、それぞれの内わけは備考欄記載のとおりでございます。
第7款、第1項共同事業交付金、収入済額22億153万666円は、第1目高額医療費共同事業交付金及び第2目保険財政共同安定化事業交付金で、備考欄記載のとおりでございます。いずれも三重県国民健康保険団体連合会からの収入でございます。
第8款財産収入、第1項財産運用収入、356、357ページをごらんください。
第1目利子及び配当金は、収入済額82万372円で備考欄記載の三つの基金利子でございます。
第9款繰入金、第1項他会計繰入金、第1目一般会計繰入金は、収入済額5億3,155万4,815円でございます。内わけは備考欄記載のとおりでございます。
第2項基金繰入金、第1目保険給付費、支払い準備基金繰入金は、収入済額2億5,052万2,000円で、基金から事業勘定へ繰り出しております。
第10款、第1項、第1目繰入金は、収入済額1億441万1,414円で平成27年度からの剰余金でございます。
第11款諸収入、第1項延滞金、加算金及び過料、第1目一般被保険者延滞金は、収入済額2,258万4,849円でございます。
第3項雑入は、収入済額1,363万8,443円で内わけにつきましては359ページ備考欄記載のとおりでございます。
以上、歳入合計は収入済額110億9,894万9,785円で、収入未済額3億5,782万435円でございます。
次に、歳出について説明いたしますので360、361ページをごらんください。
第1款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費の支出済額は1億107万9,303円でございます。内わけといたしましては、細目465一般管理費で3,821万353円を支出いたしております。主なものといたしまして、レセプト点検業務嘱託員2名の報酬、電算処理等委託料、システム開発業務委託料、直営診療施設勘定への繰り出し金などでございます。
第2項徴税費は、支出済額705万1,002円で国民健康保険税の賦課徴収に要する経費でございます。
362、363ページをごらんください。
第2款保険給付費は、支出済額70億3,694万5,593円で歳出のおよそ63.6%を占めております。
第1項診療諸費は、支出済額61億7,171万5,651円で内わけは備考欄記載のとおりでございます。
364、365ページをごらんください。
第2項高額療養費は、支出済額8億3,098万5,942円でございます。
第4項出産育児諸費は2,644万4,000円を、366、367ページをごらんください。
第5項葬祭諸費では、780万円を支出いたしております。
第3款、第1項後期高齢者支援金等は、支出済額11億7,150万1,150円で社会保険診療報酬支払い基金への支出で医療費分及び事務費分でございます。
第6款介護納付金は、支出済額3億8,501万5,888円でございます。
368、369ページをごらんください。
第1款、第1項共同事業拠出金は、支出済額22億1,893万5,415円で県内の保険者が高額な医療費の支出に備えるための拠出金でそれぞれの備考欄記載のとおりで、国保連合会に支出いたしております。
第8款保健事業費は、支出済額9,069万9,832円でございます。
第1項、第1目特定検査健康診査等事業費は、支出済額5,828万4,858円で国保連合会へ支払う健康診断等委託料が主なもので、特定健康診査受診者は法定報告速報値で受信者1万5,419人のうち4,763人が受診され、受診率は30.9%でございます。
第2項保健事業費、第1目保健衛生普及費の支出済額は、3,241万4,974円で主なものは備考欄の健診業務等委託料2,560万8,903円で、脳ドックの健診は376人、簡易人間ドック健診は578人の方でございます。
第10款諸支出金は、支出済額5,133万6,641円を支出いたしております。
370、371ページをごらんください。
細目500一般被保険者保険税還付金837万7200円、細目502償還金4,284万9,741円で前年度の国庫支出金及び県支出金の精算による返還金でございます。
以上、歳出合計は支出済額110億6,857万9,982円でございます。歳入歳出差し引き3,036万9,803円を全額平成29年度会計に繰り越しております。
続きまして、直営診療施設勘定診療諸費について説明いたします。
歳入から説明いたしますので、374、375ページをごらんください。
第1款診療収入の収入済額は、7,987万3,938円で前年度比約12%の減収となっております。
第1項外来収入は、7,440万5,230円で第2項その他の診療収入は546万8,708円でございます。
第3款繰入金は、収入済額5,410万4,274円でございます。
376、377ページをごらんください。
第1項事業勘定繰入金は、796万2,274円で内わけは備考欄記載のとおりでございます。
第2項基金繰入金4,614万2,000円は、事業勘定と同様に国民健康保険給付費支払い準備基金から繰り入れを行っております。
以上、歳入合計は収入済額1億3,462万8,127円でございます。
次に、歳出について説明いたしますので378、379ページをごらんください。
第1款総務費、第1項施設管理費は、支出済額7,060万7,436円で診療所に係る職員の人件費及び運営維持費でございます。
380、381ページをごらんください。
第2款、第1項医業費の支出済額は4,597万9,312円で、主なものは細目507医薬品衛生材料費4,298万5,515円、その他につきましては備考欄記載のとおりでございます。
第3款、第1項公債費は、支出済額197万7,274円で山田診療所の起債に係る償還金と利子分でございます。
382、383ページをごらんください。
第5款前年度繰上充用金は1億4,096万9,675円で、平成27年度の赤字相当額でございます。
以上、歳出合計は支出済額2億5,953万3,697円でございます。歳入歳出の差し引き1億2,490万5,570円の赤字となりまして、赤字相当分を平成29年度直営診療施設勘定診療諸費の診療収入等から繰上充用を行っております。
以上で、伊賀市国民健康保険事業特別会計の事業勘定及び直営診療施設勘定決算についての説明を終わらせていただきます。なお、508ページには基金残高、518、519ページには基金運用状況調書を掲載いたしておりますのでごらんください。よろしく御審査賜りますようお願いいたします。
○委員長(嶋岡壯吉君)
説明が終わりました。御質疑ありませんか。
百上委員。
○委員(百上真奈君)
歳入のほうなんですけど、国庫支出金負担金等に入っているのかわかりませんが、平成27年度に引き続き28年度も国は保険者支援制度ということで1,700億円予算で全国の市町村に交付をしたというふうにいってますけども、伊賀市は28年度には幾らの交付金が入って27年度と比べてどうだったのかというのを教えてください。
○委員長(嶋岡壯吉君)
保険年金課長。
○保険年金課長(前川一幸君)
失礼いたします。
国からの1,700億円なんですけども、国全体でございまして特段その分のお金を何費に充当しなさいとかいうのはございませんでした。私思うに特別調整交付金のほうに若干ふやしていただいているのかなと思います。
○委員長(嶋岡壯吉君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
課長もよくそのお金がこんだけっていうことはなかなかわからないということですけれども、それはじゃあわからないということで了解しましたけども、あともう一つ滞納処分費のところにかかわってなんですけども、支出の363ページの備考の468の滞納処分費のところがあります。28年度の滞納処分件数等教えてください。
○委員長(嶋岡壯吉君)
保険年金課長。
○保険年金課長(前川一幸君)
28年度の強制徴収につきまして、件数のほうは488件、金額にいたしまして6,433万5,930円でございます。
○委員長(嶋岡壯吉君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
大変三重県下でもこの数は大変多い数ではありますけれども、必要な債権回収という意味ではしていかなければならない一方強制的になってないかっていうのはちょっと思います。それともう一個は高くて保険料が払えないというところをあらわすためには資格証明書発行と短期保険証の発行でそれがあらわれるのではないかと思うんですけども、28年度のそれぞれの数とそれから短期保険証の分につきましては、18歳までの子供の分というのでは何人あるかということ教えてください。
○委員長(嶋岡壯吉君)
保険年金課長。
○保険年金課長(前川一幸君)
失礼します。
ちょっと古い時点なんですが、資格証明書交付世帯数なんですが、331世帯でございます。そして18歳未満の高校生に対しましては6カ月の短期証の方出しておりまして、6カ月証のほうなんですけどちょっとまざっているんですけども28人ということでございます。
○委員長(嶋岡壯吉君)
御質疑ありませんか。
田中委員。
○委員(田中 覚君)
351ページ歳入の部分の国民健康保険税。不納欠損処理が約4,400万円されております。これってほかの市町村に比べて多いんだ、比率ですよ。多いんだろうか少ないんだろうかということ。先ほど御説明ですね。前年度に比べて1.22%金額はふえている。290件のその不納欠損があったということなんですが、その件数も比率も含めてその伊賀市の場合は他市に比べて多いのか少ないのか、またこの不納欠損に至る原因はどんなところにあるのかというのをその把握されてるでしょうか。
○委員長(嶋岡壯吉君)
保険年金課長。
○保険年金課長(前川一幸君)
済みません。収納率ということでよろしいでしょうか。
○委員(田中 覚君)
はい。
○保険年金課長(前川一幸君)
14市の中で収納率上のほうから6番目ということになっております。あと不納欠損につきまして、ちょっと各市の状況は把握しておりません。
○委員長(嶋岡壯吉君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
確かに担当課レベルではその金額だけが問題視されるんだろうと思うけれども、伊賀市全体のその不納欠損に至った理由で、例えば生活に困窮者がふえたのかどうか。例えば破産とかですね、倒産とかそういうところでその大きく出たのかどうか。そうすると伊賀市の経済がもしくは伊賀市のその住民の所得が減っているのか大きくなっているのかということもこの部分の指数を見ただけでも把握できようかと思うんですが、したがってその不納欠損に至った理由は担当課が把握すべきことではないかわかりませんけれども、どこかの課が把握すべきだと思うんですが、そういうふうなことの調査なり把握、もしくはそれに対するその事後の手当をし、対策を打って、そしてこの不納欠損処理を減らしていこうとしているのか、それとも制度的に5年間お金動かなかったら仕方ないねっていうことで制度上その不納欠損処理をしているのか、そのあたりの事務をお教えください。
○委員長(嶋岡壯吉君)
保険年金課長。
○保険年金課長(前川一幸君)
済みません。まず不納欠損なんですが、財産調査とかしまして、もう明らかに取ることはちょっと不可能であるというのが1点と、もう一つがもうちょっと例えば海外とか行方がわからないという方に執行停止にしましてですね、不納欠損にしているというのが現状でございます。それで前年度が不納欠損346件で、今年度不納欠損額のほうは減っているわけでございますが、金額にいたしましたら昨年度と今年度1,600万ぐらいふえているという状況でございます。
○委員(田中 覚君)
原因は。払えへんわけでしょ。
○保険年金課長(前川一幸君)
はい。
○委員(田中 覚君)
払えへんわけでしょ。
○保険年金課長(前川一幸君)
はい。
○委員(田中 覚君)
原因はどこにあるの。
○保険年金課長(前川一幸君)
払えないということです。
取れないということで、執行停止のほういたしまして、そして期限が来て落としたということでございます。
○委員長(嶋岡壯吉君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
担当課としてはそんでいいんだろうと思うけれども、そのオール市役所としたらその払えない人をそのどのように払えるかということの施策もやっぱり打っていかなくちゃならないと思うけれども、その件数は減っている、しかし金額はふえたということを「うわ、えらいこっちゃ」と思うかどうかなんですよね。あなたかどうか別ですよ。ほかのセクションかわかりませんがそのあたりの点検とか伊賀市の経済状況をどのように把握されているかということをお尋ねしたのは。
○委員長(嶋岡壯吉君)
答弁願います。
○委員(田中 覚君)
財政部長かな。
○委員長(嶋岡壯吉君)
答弁願います。
副市長。
○副市長(大森秀俊君)
今の税の国保の話ですけど、税についても当然のことだと思ってますんでその辺は分析は当然させていただいた上でですね、それぞれ個々の滞納事案ごとに対応を考えるというのは原則だと思っておりますし、そういうふうなことで債権管理等もやっておりますので、たまたま今データ持ち合わせないそういう形でしっかりフォローさせてもらいます。
○委員長(嶋岡壯吉君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
今御答弁いただきましたように、この国保だけではなくってその市税の滞納にも恐らく共通している方がいらっしゃるんだろうと思います。そういう当たりを十分に調査をし、原因を把握し、そしてそのなるべく不納欠損にいかないように、例えばその海外いってしまった、財産がないということであればいたし方ない部分もあるだろうけれども、そこに行かない手だてを打っていって収入を上げるという努力は皆さん方必要なんだろうと思いますから、そのことを期待しておきます。
以上です。
○委員長(嶋岡壯吉君)
御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(嶋岡壯吉君)
御質疑なしと認めます。
よって討論に入ります。御意見ありませんか。
百上委員。
○委員(百上真奈君)
この国保会計の決算認定については反対をいたします。理由につきましては本会議で述べます。
○委員長(嶋岡壯吉君)
ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(嶋岡壯吉君)
御意見なしと認めます。
よって採決に入ります。
議案第99号に対し認定すべきものと賛成の方に起立を願います。
(賛 成 者 起 立)
○委員長(嶋岡壯吉君)
賛成多数であります。よって、議案99号は、認定すべきものと決しました。
次に、議案第100号、平成28年度伊賀市
住宅新築資金等貸付特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。
事項別明細書386ページから389ページについて説明願います。
同和課長。
○同和課長(岡澤勝彦君)
失礼いたします。同和課の岡澤でございます。
ただいま議題としていただきました議案第100号、平成28年度三重県伊賀市
住宅新築資金等貸付特別会計歳入歳出決算の認定ついて、385ページからの歳入歳出決算事項別明細書により説明いたします。
まず歳入について説明いたします。
386ページ、387ページをお開きください。
第1款県支出金、第1項県補助金、第1目住宅新築資金等県補助金は、調定額、収入済額とも384万1,000円です。これは貸付金償還に係る事務費について補助基本額の4分の3の金額を償還推進助成事業補助金として県から受け入れたものです。
第2款財産収入、第1項財産運用収入、第1目利子及び配当金は、調定額、収入済額とも1円で基金の利子です。
第3款諸収入、第1項、第1目貸付金元利収入では、調定額が4億4,032万4,464円、収入済額が1,897万4,224円。不納欠損額が172万7,781円であり、収入未済額が4億1,962万2,459円であり、収納率は4.3%です。収入済額の内わけは貸付金の償還に係る貸付元金が1,570万1,161円。貸付利子が301万3,485円で備考欄に記載のとおりです。
歳入金額については、予算現額が1億807万6,000円。調定額が4億4,416万5,465円。収入済額が2,281万5,225円。収入未済額が4億1,962万2,459円であり、収納率は5.13%です。
続きまして、歳出について御説明いたします。
388ページ、389ページをお開きください。
第1款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費は、予算現額154万4,000円に対して支出済額は151万9,023円です。これは細目465一般管理費の貸付償還に要する事務経費であり、その内わけは備考記載欄のとおりです。
第2款、第1項公債費は、予算現額1,437万6,000円に対して支出済額は1,437万4,553円です。その内わけは第1目市債元金、細目460市債元金償還金が1,318万1,370円。第2目市債利子、細目461市債利子が119万3,183円です。
第3款、第1項、第1目前年度繰上充用金は、予算現額9,215万6,000円に対して支出済額は9,215万5,099円です。これは平成27年度において歳入が歳出に対して不足したことに対して平成28年度会計から繰上充用を行ったものです。
歳出合計については、予算現額が1億807万6,000円、支出済額が1億804万8,675円、不用額が2万7,325円で執行率は99.9%です。なお、実質収支につきましては、次の390ページをお開きください。
歳入総額2,281万5,000円に対して歳出総額は1億804万8,000円であり、歳入歳出差し引き額及び実質収支額は8,523万4,000円のマイナスです。
以上、平成28年度伊賀市
住宅新築資金等貸付特別会計歳入歳出決算について御説明いたしました。よろしく御審査いただきますようお願いいたします。
○委員長(嶋岡壯吉君)
説明が終わりました。御質疑ありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(嶋岡壯吉君)
御質疑なしと認めます。
よって討論に入ります。御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(嶋岡壯吉君)
御意見なしと認めます。
よって採決に入ります。
議案第100号に対し認定すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○委員長(嶋岡壯吉君)
全会一致であります。よって、議案100号は、認定すべきものと決しました。
次に、議案第101号、平成28年度伊賀市
駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。
事項別明細書392ページから395ページについて説明願います。
管財課長。
○管財課長(藤岸 登君)
管財課、藤岸でございます。よろしくお願いします。
議案第101号、平成28年度伊賀市
駐車場事業特別会計歳入歳出決算について御説明いたします。
事項別明細書の392、393ページをごらんください。
まず歳入決算でございますが、第1款、第1項駐車場事業収入、第1目駐車場使用料は、予算現額3,759万9,000円に対し調定額、収入済額ともに3,772万7,500円でした。これは本庁管内5カ所、伊賀市所管内2カ所、島ヶ原支所管内1カ所、合わせて8カ所の駐車場使用料収入でございます。
第2款、第1項、第1目繰越金は、予算現額50万8,000円に対し調定額、収入済額ともに50万8,162円でした。
第3款諸収入は、第1目預金利子3円と第2目雑入9万3,900円をあわせて9万3,903円を収入してございます。
以上、駐車場事業特別会計の歳入決算は、予算現額3,820万1,000円に対しまして調定額、収入済額ともに3,832万9,565円になりました。
続きまして、歳出決算でございます。
事項別明細書394、395ページをごらんください。
第1款、第1項、第1目駐車場事業費の予算現額3,810万1,000円に対しまして、支出済額は予算どおり3,810万1,000円でした。支出の内容は備考欄記載のとおりでございますが、その主なものとしましては駐車場管理のための
施設維持管理委託料1,805万3,762円。柘植駅前駐車場の土地、建物借り上げ料37万8,192円などでございます。また、当会計から一般会計への繰り出し金は1,594万9,253円としてございます。
第2款、第1項、第1目予備費は、予算現額10万円に対しまして支出済額がゼロ円でした。
支出決算の合計は予算現額3,820万1,000円に対しまして、支出済額3,810万1,000円でした。歳入歳出差し引き額は歳入決算額3,832万9,565円から歳出決算額3,810万1,000円を差し引きしまして22万8,565円になりました。396ページには実質収支にかんする調書を添付いたしましたので、ごらんください。
以上で、平成28年度三重県伊賀市
駐車場事業特別会計歳入歳出決算の説明を終わります。よろしく御審査くださるようお願いします。
○委員長(嶋岡壯吉君)
説明が終わりました。御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(嶋岡壯吉君)
御質疑なしと認めます。
よって討論に入ります。御意見ありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(嶋岡壯吉君)
御意見なしと認めます。
よって採決に入ります。
議案第101号に対し認定すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○委員長(嶋岡壯吉君)
全会一致であります。よって、議案101号は、認定すべきものと決しました。
次に、議案第102号、平成28年度伊賀市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。
事項別明細書398ページから429ページについて説明願います。
介護高齢福祉課長。
○介護高齢福祉課長(中西一樹君)
介護高齢福祉課の中西でございます。よろしくお願いいたします。
議案第102号、平成28年度伊賀市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算ついて御説明いたします。
まず、歳入でございますが決算書398ページ、99ページをごらんください。
第1款保険料、第1項介護保険料、第1目第1号被保険者保険料は、収入済額20億9,574万2,127円。不納欠損額は3,576件分で1,804万9,994円。収入未済額は5,108万1,414円、収納率は96.8%でございます。
第2款使用料及び手数料、第1項手数料、第2目介護予防支援手数料は、収入済額3,633万6,429円で、地域包括支援センターが実施する要支援者に対する介護予防ケアプラン作成手数料が主なものでございます。
第3款国庫支出金、第1項国庫負担金、第1目介護給付費負担金は、収入済額18億4,238万3,440円。
第2項国庫補助金は、第1目調整交付金から次ページの第6目地域介護福祉空間整備等交付金までの合計額で、収入済額6億9,432万5,983円でございます。
400ページをごらんください。
第4款、第1項支払基金交付金、第1目介護給付費交付金及び第2目地域支援事業支援交付金は、収入済額25億9,735万2,000円で、社会保険診療報酬支払基金から交付される第2号被保険者分の介護保険料でございます。
402ページをごらんください。
第5款県支出金、第1項県負担金、第1目介護給付費負担金は、収入済額13億6,217万790円。
第2項県補助金は、第1目地域支援事業交付金から第5目総務費補助金までの合計で、繰越明許費分3,758万9,000円を含みまして収入済額8,174万8,091円でございます。
第6款財産収入、第1項財産運用収入、第1目利子及び配当金は、収入済額6万7円で、介護給付費準備基金利子でございます。
404ページをごらんください。
第7款繰入金、第1項一般会計繰入金は、第1目介護給付費繰入金から第6目一般管理費等繰入金までの合計で、収入済額14億1,987万7,892円でございます。
第8款、第1項、第1目繰越金は、収入済額3億666万4,082円で、前年度からの繰越金でございます。
第9款諸収入、第1項、第1目雑入から次ページの第3目第三者納付金までの合計で、収入済額654万2,759円。
第2項延滞金、加算金及び過料、第1目延滞金は収入済額4,400円でございます。
以上、歳入合計、収入済額は104億4,339万4,200円、不納欠損額1,804万9,994円、収入未済額7,144万9,616円でございます。
続きまして、歳出について御説明いたします。
408ページをごらんください。
第1款総務費、第1項総務管理費では、支出済額3億5,116万3,919円で、職員人件費、電算システム維持管理費等一般管理費、国・県支出金の精算返還金、第2目の連合会負担金が主なもので、詳細は備考欄記載のとおりでございます。また、法改正に伴うシステム改修費71万3,000円を翌年度に繰り越すことといたしております。
410ページをごらんください。
第2項徴収費、第1目賦課徴収費では、支出済額967万4,881円で、詳細は備考欄記載のとおりでございます。
第3項、第1目介護認定審査会費では、支出済額2,531万9,218円で、介護認定審査会委員報酬1,927万9,200円が主なものでございます。
第2目認定調査等費では、支出済額6,479万6,738円で、嘱託員報酬3,070万3,941円、医師の意見書作成手数料2,645万2,684円が主なものでございます。
412ページをごらんください。
第2款保険給付費、第1項介護サービス等諸費では、要介護状態の方へ給付費で、主なものといたしまして第1目デイサービス等居宅介護サービス給付費が34億2,696万2,610円。
第3目グループホーム等の地域密着型介護サービス給付費が8億560万3,711円。
第5目特別養護老人ホーム等の施設介護サービス給付費が33億8,977万5,333円で、第1項合計81億2,571万2,708円でございます。
414ページをごらんください。
第2項介護予防サービス等諸費では、要支援状態の方への給付費で、第1目から第8目までの合計2億4,291万2,644円でございます。
第3項その他諸費では、介護サービス請求の際の審査手数料677万8,199円でございます。
416ページをごらんください。
第4項高額介護サービス等費では、利用者負担が一定限度を超えた場合に、その超過分を支給するもので1億7,338万301円。
第5項高額医療合算介護サービス等費では、医療費と介護サービス費の自己負担額が一定限度を超えた場合に、その超過分を支給するもので2,865万8,352円。
第6項市町村特別給付金では、紙おむつの購入代金の一部補助が主なもので1,792万9,598円。
第7項特定入所者介護サービス等費では、施設入所者のうち低所得の方への食事代、居住費の減額分の補填が主なもので、4億6,621万975円でございます。
418ページをごらんください。
第3款地域支援事業費、第1項介護予防事業費、第1目一次予防事業費では、人件費のほか60歳以上の方を対象とした認知症予防を目的とした事業で、754万5,177円でございます。
第2項包括的支援事業・任意事業費、第1目介護予防ケアマネジメント事業費では、職員3名分の人件費1,277万9,162円でございます。
420ページをごらんください。
第2目総合相談事業費では、社会福祉法人からの出向職員4名分の負担金が主なもので、1,099万2,897円でございます。
第3目権利擁護事業費では、職員2名分の人件費でございます。
第4目包括的・継続的ケアマネジメント支援事業費では、介護支援専門員3名分の負担金が主なもので、2,520万3,693円でございます。
第5目任意事業費では、423ページにかけまして配食サービス事業、認知症高齢者やすらぎ支援事業、高齢者見守り事業等で、2,629万2,202円でございます。
第7目生活支援体制整備事業費では、地域福祉体制づくり事業委託料が主なもので、915万4,782円でございます。
424ページをごらんください。
第3項、第1目介護予防生活支援サービス事業費では、10月以降の総合事業に係る給付費6,162万5,114円でございます。
第2目介護予防ケアマネジメント事業費及び第4項、第1目一般介護予防事業費では、介護支援専門員及び一般職員の人件費が主なものでございます。
426ページをごらんください。
第4款、第1項、第1目介護予防支援事業費では、介護支援専門員10名分の嘱託員報酬が主なもので、3,147万4,273円でございます。
第5款、第1項基金積立金、第1目介護給付費準備基金積立金では、1億6,500万円を準備基金として積み立てをいたしました。508ページに基金残高を記載いたしております。
以上、歳出合計99億1,418万2,870円で、歳入歳出差引5億2,921万1,330円となっております。
以上で、介護保険事業特別会計の決算説明を終わらせていただきます。よろしく御審査賜りますようお願い申し上げます。
○委員長(嶋岡壯吉君)
説明が終わりました。
御質疑ありませんか。
百上委員。
○委員(百上真奈君)
決算書の425ページで、成果報告は606と687に分かれてるかもわかりませんが、10月から始まりました日常生活支援総合事業のことなんですけれども、半年間だけでの決算だと思いますが、その緩和型に移行した人数です。新総合事業というのは、現行どおりのサービスと緩和型のAというサービスとで伊賀市はスタートしたわけですけれども、その従来どおり人たちの中で緩和型に移行した人数、それから新規で緩和型に流れた方の人数。
それから、もう一つは、ケアマネジャーさんです。ケアマネジメントをするケアマネさんたちが、どれぐらいの人数をケースを抱えてそれぞれされているのかっていうのが、もしわかれば教えてください。
○委員長(嶋岡壯吉君)
介護高齢福祉課長。
○介護高齢福祉課長(中西一樹君)
失礼します。
まず、総合事業の移行後の人数等につきましてでございますが、まず28年度5カ月分でございますが、延べ利用件数が3,124件。これは4月からの分を含んででございまして、27年度が2,985件でございましたので、伸び率のいたしましては102.8%となっております。それで給付支給費といたしまして1億9,489万120円という27年度決算に対しまして、1億7,610万9,808円が28年度の決算数値となっておりまして、92.5%となっておりまして、認定者数がふえて給付費が減っているという結果でなっておりまして、結果的に必要な方に必要な介護が行き届いてるのかなというふうに考えているところでございます。詳細の数字につきましては、ちょっと後ほど御報告させていただきます。
○委員長(嶋岡壯吉君)
御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(嶋岡壯吉君)
御質疑なしと認めます。
地域包括支援センター長。
○地域包括支援センター長(横尾智子君)
失礼します。地域包括支援センターの横尾でございます。
今、御質問いただきました地域包括支援センターのケアマネジャーが、どの程度のケアマネジメントをしているのかという御質問だったと思うんですが、伊賀市のほうでは、総合事業に移行したのが28年度10月ですので、28年度の9月までは大体ケアマネジャー1人が50件程度を担当していると思っていただいていいと思うんですが、10月以降は1人のケアマネジャーの50件というのは受け持ち件数は一緒なんですが、そのうちの半分が総合事業のほうのケアマネジメント、そのうちの半分が介護予防給付のほうのケアマネジメントということで、ケアマネジメントの内容としてはほとんど一緒なんですけども、一応割合としてはそれぐらいのふうに思っております。
○委員長(嶋岡壯吉君)
介護高齢福祉課長。
○介護高齢福祉課長(中西一樹君)
済みません。先ほど御質問の緩和型の人数というところで、総合型、まず訪問のほうが351件、それから通所型のほうで82件、合計433件の方が10月以降、御利用になられております。
○委員長(嶋岡壯吉君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
あとでまた聞きに行きますが、もう一点はこの事業所そのものが緩和型のサービスに参入するのが少なかったというような状況なんですけれども、これは介護報酬の引き下げとそれから単価が下がったということで、なかなか手が挙げられないというような状況が起こってるかというふうに思うんですけれども、ホームページを見ればわかるということなのであえて聞きませんが、通所型のほうが参加は少なかったと思うんですけれども、そういった事業所の状況把握、去年始まってことしも引き続きやってますけども、現場としてはそういったことの状況把握っていうは例えばどんな形でされておられますか。事業所との意見交換とか、そういった場っていうのはありますか。
○委員長(嶋岡壯吉君)
介護高齢福祉課長。
○介護高齢福祉課長(中西一樹君)
御指摘のとおり通所型については現行47件中、緩和の事業を実施されているところは24件という形で私ども把握はしておりますが、そのことのみで事業所さんとのお話し合いをもっているということはございませんが、随時、更新の時期等に干渉のほうをさせていただいてるところでございます。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(嶋岡壯吉君)
御質疑なしと認めます。
よって討論に入ります。
御意見ありませんか。
百上委員。
○委員(百上真奈君)
介護保険事業の特別会計についての認定については、反対をいたしたいと思います。これにつきましても、新総合事業の緩和型については、とりわけ事業所のほうも運営が厳しいという声が出ているということと、それから介護保険の滞納者もやはり年々ふえていると。それについては、ペナルティ、罰則がかかってくるということで、現課のほうにお尋ねしまして、6人ほどそういう対象者もおられるということなんですけども、そういうことによって給付制限が起こるという大変厳しい介護保険制度のペナルティですので、そういった問題もありますから、このことについては反対をしたいと思います。
○委員長(嶋岡壯吉君)
ほかに御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(嶋岡壯吉君)
御意見なしと認めます。
よって採決に入ります。
議案第102号に対し、認定すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○委員長(嶋岡壯吉君)
賛成多数であります。
よって議案第102号は、認定すべきものと決しました。
議案第103号、平成28年度伊賀市
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。
事業別明細書432ページから445ページについて、説明願います。
経営企画課長。
○経営企画課長(川口敏幸君)
上下水道部経営企画課、川口でございます。よろしくお願いいたします。
ただいま議題としていただきました議案第103号、平成28年度伊賀市
農業集落排水事業特別会計歳入歳出につきまして、431ページからの歳入歳出決算事項別明細書により御説明申し上げます。
この会計は、平成29年4月1日からの企業会計への移行に伴い、3月31日をもって打ち切り決算を行っております。したがいまして、特別会計での出納閉鎖期間における歳入歳出は、未収金、未払金として平成29年度下水道事業会計に移行しております。
それでは、歳入から御説明申し上げます。
432、433ページをお開き願います。
第1款分担金及び負担金、第1項分担金、第1目農業集落排水事業費分担金につきましては、予算現額3,796万1,000円に対しまして、調定額は3,751万5,000円、収入済額は3,751万5,000円で、その内訳は山田南地区3,571万5,000円、神戸依那古地区の新規加入者分担金180万円でございます。
第2款使用料及び手数料、第1項使用料、第1目農業集落排水処理施設使用料につきましては、予算現額2億9,422万9,000円に対しまして、調定額は3億2,474万2,234円、収入済額は2億5,710万4,002円で、その内訳は本年度分が2億5,449万1,327円、過年度分が261万2,675円で、収納率は79.17%でございます。
また、第2項手数料、第1目農業集落排水施設手数料では、督促手数料1,274件、4万4,490円を収納いたしました。
第3款国庫支出金、第1項国庫補助金、第1目農業集落排水事業国庫補助金、収入済額1億7,540万円につきましては、山田南地区の汚水処理施設整備交付金でございます。
第4款県支出金、第1項県補助金、第1目農業集落排水事業費県補助金、収入済額2,576万9,000円につきましては、備考欄記載のとおりでございます。
第5款財産収入ですが、434、435ページをお開きいただき、第1項財産運用収入、第1目利子及び配当金の収入済額は66万4,384円で、農業集落排水事業施設整備基金利子でございます。
第6款繰入金につきましては、予算現額6億5,934万9,000円に対しまして、調定額、収入済額ともに6億5,654万298円で、その内訳につきましては、第1項一般会計繰入金として6億501万6,922円。
また、第2項、基金繰入金として農業集落排水事業施設整備基金から5,152万3,376円の繰り入れをいたしました。
第7款繰越金につきましては、予算現額5,270万1,000円に対しまして、調定額、収入済額とも5,270万244円であります。
第8款諸収入、第1項、第1目雑入につきましては、予算現額68万2,000円に対しまして、調定額、収入済額とも73万2,557円で、その内訳の主なものとしまして、農業集落排水事業協力金64万6,212円でございます。
第9款市債につきましては、予算現額1億8,590万円に対しまして、調定額、収入済額とも1億7,490万円でございます。
438、439ページをお開き願います。
以上、歳入合計は、予算現額14億2,939万9,000円、調定額は14億4,900万8,207円、収入済額は13億8,136万9,975円であり、調定額に対する収納率は95.33%となります。
続きまして、歳出について御説明申し上げます。
440、441ページをお開き願います。
第1款事業費、予算現額8億717万2,000円に対しまして、支出済額6億9,399万8,661円、不用額は1億1,317万3,339円で、執行率は85.98%でございます。
支出の内容でございますが、第1目施設管理費では、共用中の25処理施設の適正な維持管理に努めるため、3億783万4,753円を支出しております。
主なものとしまして、細目585施設管理費では、保守点検業務、汚泥引抜処分費等にかかる
施設維持管理委託料として1億2,719万9,521円。光熱水費5,983万3,440円。施設補修工事費として1,252万2,600円。また、農業集落排水事業施設整備基金積立金として5,156万3,842円を支出しております。基金の平成28年末現在高につきましては、509ページに記載しておりますのでごらんください。
細目586家庭生活雑排水施設管理費では、大山田支所管内の34カ所の生活雑排水管理処理施設の維持管理費で、95万9,419円を支出しております。
442、443ページをお開き願います。
第2項建設改良費、第1目建設改良費では、山田南地区農業集落排水事業に3億8,616万3,908円を支出しております。
細目587団体営農業集落排水施設事業(一般)では、2億8,272万8,788円を支出しております。主な内容は、設計業務委託料に2,275万1,280円、工事費として1億6,289万4,240円を支出しております。
また、細目588市単農業集落排水施設整備事業では8,079万5,000円を支出しております。
445ページをお開き願います。
第2款公債費では、予算現額6億2,122万7,000円に対しまして、支出済額6億2,116万5,799円を支出しております。
第3款予備費、予算現額100万円に対しまして、支出済額はございません。
以上のことから、歳出合計は予算現額が14億2,939万9,000円、支出済額は13億1,516万4,460円、執行率は92.01%であります。なお、446ページに実質収支に関する調書を掲載してございます。
以上で、平成28年度
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算につきまして、説明を終わらせていただきます。よろしく御審査いただきますようお願いいたします。
○委員長(嶋岡壯吉君)
説明が終わりました。
御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(嶋岡壯吉君)
御質疑なしと認めます。
よって、討論に入ります。
御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(嶋岡壯吉君)
御意見なしと認めます。
よって、採決に入ります。
議案103号に対し、認定すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○委員長(嶋岡壯吉君)
全会一致であります。
よって、議案103号は、認定すべきものと決しました。
次に、議案第104号、平成28年度伊賀市
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。
事項別明細書448ページから457ページについて、説明願います。
経営企画課長。
○経営企画課長(川口敏幸君)
失礼いたします。
ただいま議題としていただきました議案第104号、平成28年度伊賀市
公共下水道事業特別会計歳入歳出につきまして、447ページからの歳入歳出決算事項別明細書により御説明申し上げます。
この会計は、先ほどと同様に平成29年4月1日からの企業会計への移行に伴い、3月31日をもって打ち切り決算を行っております。
それでは、歳入から御説明申し上げます。
448、449ページをお開き願います。
第1款分担金及び負担金、第1項分担金、第1目下水道事業費分担金につきましては、予算現額414万5,000円に対しまして、調定額は653万9,500円、収入済額は508万円で、その内訳は本年度分が447万円、過年度分が61万円でございます。
第2款使用料及び手数料につきましては、予算現額3億997万2,000円に対しまして、調定額は3億4,134万1,069円、収入済額は2億9,741万9,700円で、収納率は87.13%であります。
第1項使用料、第1目下水道使用料は、新都市、柘植、西部、希望ヶ丘、島ヶ原、川合処理区の使用料でございますが、本年度分が2億8,370万5,023円、過年度分が321万1,594円、行政財産目的外使用料が1,000円で、合わせまして2億8,691万7,617円を収納しております。収入未済額は4,069万2,774円で、その内訳でございますが、本年度分が2,364万1,220円、過年度分が1,705万1,554円でございます。
第2目産業汚水処理施設使用料として1,043万553円を収納しております。
また、第2項手数料、第1目下水道手数料では、督促手数料2,102件、7万1,530円を収納いたしました。
第3款国庫支出金、第1項国庫補助金、第1目下水道事業国庫補助金につきましては、予算現額、調定額、収入済額とも2,550万円で、内訳は
社会資本整備総合交付金事業の上野新都市浄化センター及び柘植浄化センターの長寿命化対策事業に係る補助金でございます。
第4款財産収入ですが、第1項財産運用収入、第1目利子及び配当金の収入済額は58万1,174円で、公共下水道事業施設整備基金利子でございます。
第5款繰入金につきましては、予算現額5億4,626万4,000円に対しまして、調定額、収入済額ともに5億4,592万6,988円で、その内訳につきましては450、451ページをお開きいただき、第1項一般会計繰入金として5億3,937万4,590円。
また、第2項基金繰入金として、公共下水道事業施設整備基金から655万2,398円の繰り入れをいたしました。
第6款繰越金につきましては、予算現額6,038万9,000円に対しまして、調定額、収入済額とも6,038万8,388円であります。
第7款諸収入、第1項、第1目雑入につきましては、予算現額1,000円に対しまして、調定額、収入済額とも7,040円で、その内容は職員健康診断本人負担金でございます。
第8款市債につきましては、予算現額、調定額、収入済額とも740万円でございます。
452、453ページをお開き願います。
以上、歳入合計は予算現額9億5,425万3,000円、調定額は9億8,768万4,159円、収入済額は9億4,230万3,290円で、調定額に対する収入率は95.41%となります。
続きまして、歳出について御説明申し上げます。
454、455ページをお開き願います。
第1款事業費、予算現額4億7,700万2,000円に対しまして、支出済額3億3,612万4,345円、不用額は1億4,087万7,655円で、執行率は70.47%でございます。
支出の内容でございますが、第1項施設管理費、第1目施設管理費では、共用中の6処理区の適正な維持管理に努めるため、2億6,182万1,849円を支出しております。
主なものといたしまして細目585施設管理費では、保守点検業務、汚泥引抜処分費等に係る
施設維持管理委託料として1億365万5,871円、光熱水費3,165万175円、固定資産評価等の調査業務委託料として1,587万6,000円、下水道台帳作成業務委託料として1,013万3,640円、施設補修工事費として968万6,520円。また、公共下水道事業施設整備基金積立金として3,639万8,769円を支出しております。基金の平成28年度末現在高につきましては、509ページに記載しておりますのでごらんください。
次に、第2項建設改良費、第1目建設改良費では、処理区計画費に3,534万5,536円、長寿命化対策事業費に1,895万6,960円を支出しております。
456、457ページをお開き願います。
第2款公債費では、予算現額4億7,625万1,000円に対しまして、支出済額4億7,577万3,543円を支出しております。
第3款予備費、予算現額100万円に対しまして、支出済額はございません。
以上のことから、歳出合計は予算現額が9億5,425万3,000円、支出済額は8億1,189万7,888円、執行率は85.08%であります。なお、458ページに実質収支に関する調書を掲載してございます。
以上で、平成28年度
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算につきまして、説明を終わらせていただきます。よろしく御審査いただきますようお願いいたします。
○委員長(嶋岡壯吉君)
説明が終わりました。
御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(嶋岡壯吉君)
御質疑なしと認めます。
田中委員。
○委員(田中 覚君)
449ページと評価書では617ページなんです。
ここではゆめが丘の浄水場について絞ってお尋ねしますが、下水に流さないでねというのが、例えば水に溶けにくいもの、紙とかたばことかおむつなんかは流さんといてね。また、野菜くずや残飯とかてんぷらの油も流さんといてね。アルコール類なんかは爆発の危険性あるので流さんといてね。髪の毛は詰まったりするので流さないでね。砂とか土砂なんかも流さないでねというふうなこと。
ここで、449ページの使用料、産業汚水処理施設使用料、ここで計上されて、いわゆるクリエイトランドの工業団地の各工場から処理料、使用料をいただいてるんだろうということが617ページの評価書に載ってます。産業排水の二次処理を行い、公共水域の水質保全のために処理をした、維持管理を行ったということなんですけれども、ここで指標として自分のところで基準合格検査いわゆる水質を見てるだけなんですよね。改善していきますというところで、今まで以上に適切な維持管理業務に努めるということなんですが、恐らく野菜くずとかおむつなんか流さないでねっちゅうのはいわゆる個人宅のほうなんだろうと思いますが、進出されてる工業団地、工場等にはどんな支持をされて、その維持管理を安くし、そして水質を一定水準以上に担保しようとされてるのか、この機会にお教えください。
○委員長(嶋岡壯吉君)
答弁願います。
下水道工務課長。
○下水道工務課長(瀧川司篤君)
下水道工務課の滝川です。よろしくお願いします。
クリエイトランドの産業汚水につきましては、一次処理ということで企業さんのほうで一旦処理をいただいて希釈したものを、二次処理という格好でこの施設のほうに入れていただいておるというようなことでございまして、きちっとした水、ある程度入ってくる水についても管理しておりますので、そちらのほうを確認しながら維持管理のほうをさせていただいておるということでございます。
○委員長(嶋岡壯吉君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
この特別会計を拝見させていただきますと、施設の管理費、約2億8,000万、一般家庭からは約2億8,000万、工場からは約1,000万の使用料いただいてる。全体として繰入金がやたらと多い。通常の繰り入れ、一般会計から基金から等々繰り入れが多い。つまり、いかにその維持管理費を安くしていくということが、特にゆめが丘の公共下水道の施設の管理に寄与するんだろうと思うんですけれども、今の御答弁で一次処理、希釈をして二次処理へ持ってくる。一次処理で十分希釈されたかどうかっていう確認は、どこでどういうふうにお取りですか。
○委員長(嶋岡壯吉君)
下水道工務課長。
○下水道工務課長(瀧川司篤君)
失礼します。
流入水につきましても、水質等管理させていただいておりますので、そちらのほうで管理をしております。
○委員長(嶋岡壯吉君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
それでは、例えば最終下水汚泥計器。計器に含まれる、こんなんあったらあかん、例えば紙おむつがやたらと多いとか、野菜くずが多いとか、そういうふうなところの点検チェックっちゅうのはないの。流入してくるときにチェックするだけであって、いかに計器を少なくするか。いかになるべくきれいな水を下水として預かるかということのチェックはされてないの。
○委員長(嶋岡壯吉君)
下水道工務課長。
○下水道工務課長(瀧川司篤君)
そこまでちょっとわかってはいないんですけれども、流入水のところについてはきちっと入ってくる水というのを委託業者のほうで管理いただいておりますので、そういうふうな部分についてもきちっと管理はできてるかと思っております。
○委員長(嶋岡壯吉君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
委託業者がずさんだったら。維持管理費がほしいから。
○委員長(嶋岡壯吉君)
下水道工務課長。
○下水道工務課長(瀧川司篤君)
毎月点検の日報なり出させていただいておりますし、監督もさせていただいております。
○委員長(嶋岡壯吉君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
汚泥計器を引き上げるときに、やたらと大豆の豆かすが多いという指摘もあるんだけれども、それは把握されているだろうか。
○委員長(嶋岡壯吉君)
下水道工務課長。
答弁願います。
○下水道工務課長(瀧川司篤君)
申しわけございません。そこまでは把握しておりません。
○委員長(嶋岡壯吉君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
企業会計に移行し、いかにその維持管理費を安くし、そして市民の快適な生活を担保していくという1つの事業なんでしょうね。それは把握してなかったり、業者の日報を見てるだけでは、あなたの職務、職責は果たしてないように私は思うけれども、十分調査の上、いかに維持管理費を安くできるか、一般会計からの繰入金をなるべく安くするかとう方向で十分御検討いただくようにお願いしたい。
○委員長(嶋岡壯吉君)
ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(嶋岡壯吉君)
御質疑なしと認めます。
よって、討論に入ります。
御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(嶋岡壯吉君)
御意見なしと認めます。
よって、採決に入ります。
議案第104号に対し、認定すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○委員長(嶋岡壯吉君)
全会一致であります。
よって、議案第104号は認定すべきものと決しました。
次に、議案第105号平成28年度伊賀市
浄化槽事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。
事項別明細書460ページから467ページについて、説明願います。
経営企画課長。
○経営企画課長(川口敏幸君)
失礼いたします。
ただいま議題としていただきました議案第105号平成28年度伊賀市浄化槽事業
特別会計歳入歳出につきまして、459ページからの歳入歳出決算事項別明細書により御説明申し上げます。
この会計につきましても、平成29年4月1日からの企業会計への移行に伴い、3月31日をもって打ち切り決算としております。
それでは、歳入から御説明申し上げます。
460、461ページをお開き願います。
第1款使用料及び手数料につきましては、予算現額1,720万円に対しまして、調定額は1,777万9,975円、収入済額は1,612万285円で、収納率は90.67%でございます。
内容につきましては、第1項使用料、第1目浄化槽使用料は1,611万6,585円。
第2項手数料、第1目浄化槽手数料が督促手数料47件、3,700円でございます。
第2款財産収入は、浄化槽事業財政基金利子3万7,530円でございます。
第3款繰入金につきましては、予算現額596万1,000円に対しまして、調定額、収入済額ともに595万9,093円で、その内訳につきましては、第1項一般会計繰入金として492万5,475円、また第2項基金繰入金として浄化槽事業財政基金から103万3,618円の繰り入れをいたしました。
第4款繰越金につきましては、予算現額173万円に対しまして、調定額、収入済額とも173万162円であります。
462、463ページをお開き願います。
以上、歳入合計は、予算現額2,492万9,000円、調定額は2,550万6,760円、収入済額は2,384万7,070円であり、調定額に対する収納率は93.49%となります。
続きまして、歳出について御説明申し上げます。
464、465ページをお開き願います。
第1款総務費、予算現額124万2,000円に対しまして、支出済額124万605円、不用額は1,395円で、執行率は99.89%でございます。
支出の内容でございますが、第1項総務管理費、第1目一般管理費、細目522一般管理経費として浄化槽事業財政基金積立金に121万9,292円を支出しております。基金の平成28年度末現在高につきましては、509ページに記載しておりますのでごらんください。
次に、第2項維持費、予算現額1,764万8,000円に対しまして、執行済額1,436万3,732円、不用額は328万4,268円で、執行率は81.39%でございます。
主な内容ですが、第1項、第1目生活排水処理施設維持費、細目597生活排水処理施設維持費として、この事業で設置した240基の
施設整備保守点検委託料1,187万5,896円でございます。
第3款公債費では、予算現額593万9,000円に対しまして、支出済額593万7,780円、不用額1,220円で、支出の内容は備考欄記載のとおりでございます。
次に、466、467ページをお開きいただき、第4款予備費10万円に対しましては、支出済額はございません。
以上のことから、歳出合計は、予算現額は2,492万9,000円、支出済額は2,154万2,117円、不用額338万6,883円で、執行率は86.41%であります。なお、468ページに実質収支に関する調書を添付してございます。
以上で、平成28年度
浄化槽事業特別会計歳入歳出決算につきまして、説明を終わらせていただきます。よろしく御審査いただきますようお願いいたします。
○委員長(嶋岡壯吉君)
説明が終わりました。
御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(嶋岡壯吉君)
御質疑なしと認めます。
よって、討論に入ります。
御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(嶋岡壯吉君)
御意見なしと認めます。
よって採決に入ります。
議案第105号に対し、認定すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○委員長(嶋岡壯吉君)
全会一致であります。
よって議案第105号は、認定すべきものと決しました。
次に、議案第106号平成28年度伊賀市
サービスエリア特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。
事業別明細書470ページから473ページについて、説明願います。
商工労働課長。
○商工労働課長(城北博章君)
商工労働課の城北です。よろしくお願いします。
ただいま議題としていただきました議案第106号平成28年度伊賀市
サービスエリア特別会計歳入歳出決算について、事項別明細書により説明させていただきますので、決算書の470、471ページをお開きください。
先に、歳入から説明させていただきます。
第1款財産収入、第1項財産運用収入、第1目利子及び配当金ですが、サービスエリア施設管理基金の利子として1万1,723円を調定し、同額を収入しています。
第2款繰越金では、52万5,985円を調定し、同額を収入しています。
第3款諸収入、第1項収益事業収入、第1目経営受託収入ですが、1,223万3,347円を調定し、同額を収入しています。これは、食堂及び売店の売り上げの4%、その他特産品などの売り上げの1%とガソリンスタンドの受託料でございます。
以上、歳入合計は、予算現額1,322万3,000円に対しまして、収入済額は調定額と同額の1,277万1,055円となります。
次に、歳出について説明させていただきますので、472ページ、473ページをお開きください。
第1款総務費、第1項一般管理費、第1目サービスエリア施設管理費では、予算現額1,272万3,000円に対しまして、支出済額は1,227万1,055円、不用額は45万1,945円となっておりまして、執行率は96.4%でございます。
支出済額の主な内訳でございますが、公衆トイレのトイレットペーパーやごみ袋などの消耗品として142万6,693円を、公衆トイレ及びEV充電施設の光熱水費として400万9,977円を、施設周辺の草刈り業務委託料として56万1,600円を、サービスエリア施設管理基金積立金として463万8,922円を支出しています。
次に、第2款予備費ですが、支出はございませんでした。
歳出に関しましては、以上でございます。また、実質収支に関する調書につきましては、474ページに記載のとおりでございます。なお、詳細につきましては、成果報告書の622ページを御参照くださいますようお願いいたします。
以上、よろしく御審査いただきますようお願いいたします。
○委員長(嶋岡壯吉君)
説明が終わりました。
御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(嶋岡壯吉君)
御質疑なしと認めます。
よって、討論に入ります。
御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(嶋岡壯吉君)
御意見なしと認めます。
よって、採決に入ります。
議案第106号に対し、認定すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○委員長(嶋岡壯吉君)
全会一致であります。
よって、議案第106号は認定すべきものと決しました。
次に、議案第107号平成28年度伊賀市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。
事項別明細書476ページから483ページについて説明願います。
保険年金課長。
○保険年金課長(前川一幸君)
ただいま議題としていただきました議案第107号平成28年度伊賀市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算について、説明いたします。
それでは、歳入から説明いたしますので、決算書の476、477ページをごらんください。
第1款、第1項後期高齢者医療保険料は、収入済額7億4,773万6,132円、不納欠損額は149万3,957円で、件数は187件、死亡による理由が多くなっております。収入未済額は754万6,719円で、収納率は98.8%で、前年度と比べ0.3%の増となっております。
第3款繰入金、第1項一般会計繰入金は、収入済額3億5,323万9,985円でございます。
第2目保健基盤安定繰入金ですが、保険料軽減分に相当し、財源は国保と同様に費用に係る4分の3が県から、残りの4分の1が市負担となっております。
第4款繰入金は、収入済額2,145万4,732円で、平成27年度からの繰越金でございます。
第5款諸収入、第2項償還金及び還付加算金は、収入済額93万8,896円でございます。
478、479ページをごらんください。
第3項雑入は、収入済額267万1,245円で、後期高齢者医療保険料還付未済金と訪問歯科検診に係る補助金でございます。
以上、歳入合計は、収入済額11億2,619万6,910円でございます。
次に、歳出について説明いたしますので、480、481ページをごらんください。
第1款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費は、支出済額2,099万8,331円で、細目102一般管理経費では581万6,739円を支出いたしております。主なものといたしましては、備考欄のとおりでございます。
第2項徴税費は、支出済額475万5,314円で、保険料の徴収に要する経費でございます。
第2款、第1項、第1目後期高齢者医療広域連合納付金は、支出済額10億4,969万7,000円で、三重県後期高齢者医療広域連合の規約に定められた市町負担金などでございます。
第3款諸出金、482、483ページをごらんください。
第1項償還金及び還付加算金の支出済額は93万8,896円で、保険料の還付金でございます。
以上、歳出合計は、支出済額10億7,638万9,541円でございます。
歳入合計から歳出合計を差し引きました4,980万7,369円につきましては、平成29年度に繰り越しております。
以上で、平成28年度伊賀市後期高齢者医療特別会計決算についての説明を終わります。よろしく御審査くださいますようお願いいたします。
○委員長(嶋岡壯吉君)
説明が終わりました。
御質疑ありませんか。
百上委員。
○委員(百上真奈君)
決算書の481ページで、成果報告は623なんですけれども、この一般管理経費の中にあります訪問歯科健診事業委託料のところですが、成果報告を読みますと28年度で終了しています。これ、どういった仕組みで行われてまして、ここには実施者は49名とありますけど、どんな形でやられて、成果があったのかなかったのか、それによって休止になったのか、そこら辺教えてください。
○委員長(嶋岡壯吉君)
保険年金課長。
○保険年金課長(前川一幸君)
対象者でございますが、要介護3以上の在宅高齢者へのアンケートを実施、回答、希望のあった人の中から50名を対象として実施いたしました。実施期間は11月から翌年1月末までの3カ月間で、結果49名の方が実施ということでございます。
外出が厳しい人の歯科健診及び口腔ケア、指導等を実施、誤嚥性肺炎等の予防または重症化の予防につながったのではないかと思っております。
今後にまた、29年度、30年度についてはまた検討のほうをしていきたいと思っております。
○委員長(嶋岡壯吉君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
その成果をちゃんと言っていただいたわけですけれども、今年度は予算をつけなかったということと、それともう一つは健診だけじゃなくて治療とか含めて必要な方があったのか。治療が必要な場合はどうするのかということも含めて、これはとても大事なことをされたなとは思ってるんですけれども、今後の方針、30年度どうしていこうということで、今の状況の中でお答えできることがありましたら教えてください。
○委員長(嶋岡壯吉君)
保険年金課長。
○保険年金課長(前川一幸君)
済みません。先ほどの健診でございますが、治療についてはまた別ということで、見ていただいた先生が治療を行うということになってございます。
それから、歯科健診でございますが、後期高齢者広域連合のほうから75歳と80歳の方に、これは毎年、ことしも健診のほう行っております。
○委員長(嶋岡壯吉君)
御質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(嶋岡壯吉君)
御質疑なしと認めます。
よって、討論に入ります。御意見ありませんか。
百上委員。
○委員(百上真奈君)
後期高齢者は県の事業ではありますけれども、保険料の滞納の世帯数っていうのはふえているということで、不納欠損処理の状況とかも資料には書いてくれています。今年度からさらに軽減措置も減ってきておりまして、今後大変負担もふえていくという制度そのものに反対をしておりますので、それをもって認定については反対をしたいと思います。
○委員長(嶋岡壯吉君)
ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(嶋岡壯吉君)
御意見なしと認めます。
よって採決に入ります。
議案第107号に対し、認定すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○委員長(嶋岡壯吉君)
賛成多数であります。
よって、議案107号は、認定すべきものと決しました。
次に、議案第108号、平成28年度伊賀市島ヶ原財産区
特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。
事項別明細書486ページから491ページについて説明願います。
島ヶ原支所長。
○島ヶ原支所長(風早孝昭君)
失礼いたします。島ヶ原支所長の風早でございます。よろしくお願いいたします。
ただいま議題としていただきました議案第108号、平成28年度伊賀市島ヶ原財産区
特別会計歳入歳出決算の認定について御説明申し上げます。
事項別明細書により歳入から御説明申し上げますので、決算書の486、487ページをお開きください。
第1款財産収入につきましては、予算現額2,914万4,000円に対しまして、収入済額2,914万4,620円でございます。
第1項財産運用収入、第1目財産貸付収入につきましては、収入済額2,714万8,100円で、ゴルフ場用地、工場用地等の貸付料でございます。
第2目利子及び配当金では、収入済額50万2,220円で財産区基金利子でございます。
次に、第2項財産売払収入、第1目財産売払収入につきましては、収入済額149万4,300円で、工場用地として貸し付けておりました土地の売り払い代金でございます。
次に、第2款、第1項、第1目繰越金につきましては、収入済額112万7,625円でございます。
第3款諸収入、第1項、第1目預金利子につきましては、収入済額9万5,260円でございます
第2項、第1目雑入につきましては、収入済額11万4,966円で、土地の売り払いに際にしまして分筆測量図の作成及び土地の鑑定費委託に要した費用を買受人に負担いただいたものでございます。
以上、歳入合計として予算現額3,048万円に対しまして、調定額、収入済額ともに3,048万2,471円でございます。
続きまして、歳出について御説明申し上げますので488、489ページをお開きください。
第1款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費では、予算現額1,580万6,000円に対しまして、支出済額1,546万1,835円でございます。
その内訳の主なものといたしまして、管理会委員の報酬と業務嘱託員報酬1名分の合計149万3,837円。島ヶ原財産区基金積立金853万円。林道三国塚線開設工事負担金及び公有林整備事業債償還に伴います一般会計操出金といたしまして287万5,533円などでございます。
次に、第2款財産費、第1項財産造成費、第1目財産区有林造成費では、予算現額1,456万4,000円に対しまして、支出済額1,247万9,513円でございます。
その内訳の主なものといたしまして、作業員賃金2名分で227万764円。境界確定業務委託料334万9,255円。施設改修工事費525万2,040円などでございます。
第3款公債費及び、ここで490、491ページをお開きいただきまして、第4款予備費の支出はございませんでした。
以上、歳出合計といたしまして予算現額3,048万円に対しまして、支出済額2,794万1,348円で、執行率91.7%でございます。
最後に、実質収支に関します調書につきましては、492ページに記載のとおりでございます。
以上で議案第108号、平成28年度伊賀市島ヶ原財産区
特別会計歳入歳出決算の認定についての説明を終わらせていただきますが、成果説明書625ページから626ページを御参照いただきまして、御審査賜りますようお願い申し上げます。
○委員長(嶋岡壯吉君)
説明が終わりました。
御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(嶋岡壯吉君)
御質疑なしと認めます。
よって、討論に入ります。
御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(嶋岡壯吉君)
御意見なしと認めます。
よって、採決に入ります。
議案第108号に対し、認定すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○委員長(嶋岡壯吉君)
全会一致であります。
よって、議案第108号は、認定すべきものと決しました。
次に、議案第109号、平成28年度伊賀市大山田財産区
特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。
事項別明細書494ページから499ページについて、説明願います。
大山田支所振興課長。
○大山田支所振興課長(福永賢治君)
失礼をいたします。大山田支所振興課、福永でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、ただいま議題としていただきました議案第109号、平成28年度伊賀市大山田財産区
特別会計歳入歳出決算の認定につきまして、御説明申し上げます。
事項別明細書により歳入から御説明申し上げますので、決算書の494、495ページをごらんください。
第1款財産収入につきましては、予算現額1,236万3,000円に対しまして、収入済額1,236万4,037円でございます。
第1項財産運用収入、第1目財産貸付収入につきましては、予算現額1,233万4,000円に対しまして、収入済額1,233万4,254円でございます。
内訳につきましては、株式会社青山高原ウィンドファームへの用地貸付料が主なものでございます。
第2目利子及び配当金では、予算現額2万9,000円に対しまして、収入済額2万9,783円で、財産区基金利子でございます。
次に、第2款繰越金、第1項繰越金、第1目繰越金につきましては、予算現額75万4,000円に対しまして、収入済額75万4,388円でございます。
第3款諸収入、第2項受託事業収入、第1目水源林造成事業収入につきましては、予算現額357万5,000円に対しまして、収入済額357万4,800円でございます。
第3款諸収入、第3項雑入、第1目雑入につきましては、予算現額5万5,000円に対しまして、収入済額129万6,152円でございます。
以上、歳入合計といたしまして予算現額1,674万7,000円に対しまして、調定額、収入済額とも1,798万9,377円でございます。
続きまして、歳出について御説明申し上げますので、496、497ページをごらんください。
第1款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費では、予算現額987万9,000円に対しまして、支出済額914万8,151円で、不用額は70万849円でございます。
支出済額の内訳は、備考欄細目番号102一般管理経費といたしまして914万8,151円で、その主なものといたしまして、管理会の会長及び副会長等の委員報酬24万4,000円。林道維持管理負担金28万5,945円。大山田財産区基金積立金で802万8,000円でございます。
次に、第2款財産費、第1項財産管理費、第1目財産管理費では、予算現額60万2,000円に対しまして、支出済額46万8,269円で、不用額は13万3,731円でございます。
その内訳といたしましては、細目番号607財産管理経費46万8,269円で、その主なものは、作業員賃金で8万7,515円、材料費8万7,480円などでございます。
同款、第2項財産造成費、第1目財産区有林造成費では、予算現額626万6,000円に対しまして、支出済額590万8,865円で、不用額は35万7,135円でございます。
その内訳といたしましては、細目番号605財産区有林造成事業で、その主なものは、作業員賃金で20万9,000円。工事費97万7,400円などでございます。
498、499ページをごらんください。
第3款公債費の支出はございませんでした。
また、第4款予備費につきましても、支出はございませんでした。
以上、歳出合計といたしまして、予算現額1,674万7,000円に対しまして、支出済額1,552万5,285円。不用額122万1,715円で、執行率は92.7%でございます。
最後に、実質収支に関する調書につきましては、500ページに記載のとおりでございます。
以上で、議案第109号、平成28年度伊賀市大山田財産区
特別会計歳入歳出決算の認定についての説明を終わらせていただきます。
なお、各種決算に係る主要施策の成果報告書627ページから628ページを御参照いただき、よろしく御審議、御審査賜りますようお願い申し上げます。
○委員長(嶋岡壯吉君)
説明が終わりました。
御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(嶋岡壯吉君)
御質疑なしと認めます。
よって、討論に入ります。
御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(嶋岡壯吉君)
御意見なしと認めます。
よって、採決に入ります。
議案第109号に対し、認定すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○委員長(嶋岡壯吉君)
全会一致であります。
よって、議案第109号は、認定すべきものと決しました。
次に、議案第110号、平成28年度伊賀市病院事業会計決算の認定についてを議題とします。
当局の説明をお願いします。
事務部長。
○市民病院事務部長(諦乗 正君)
失礼いたします。市民病院の諦乗でございます。よろしくお願いいたします。
ただいま議案としていただきました議案第110号、平成28年度伊賀市病院事業会計決算について説明します。
平成28年度伊賀市病院事業会計決算書の1ページから2ページを開いてください。
1ページから4ページまでの予算対比をしていますので、消費税込みの額を記載してあります。
平成28年度伊賀市病院事業決算報告書ですが、(1)収益的収入及び支出のうち収入は、第1款病院事業収益の予算額が46億1,722万6,000円で、決算額が43億6,365万649円で、収入率は94.5%です。
次に、支出は、第1款病院事業費用の予算額が46億899万5,000円で、これに対し決算額が45億963万3,645円で、執行率は97.8%です。
3ページ、4ページを開いてください。
(2)資本的収入及び支出の収入は、第1款資本的収入の予算額が2億1,895万6,000円で、決算額が2億1,895万6,937円です。収入率は100%です。
次に、支出は第1款資本的支出の予算額は3億8,744万2,000円で、決算額が3億8,731万9,138円で、執行率は99.9%です。
第1項の建設改良費の決算額は9,796万4,659円で、ベッドサイドモニター等一式ほか医療機器の整備等にかかわる費用が3,753万7,560円で、本館5階病棟内改修工事ほか施設改良にかかわる経費が5,356万8,000円が主なものです。
第2項無形固定資産費の決算額はゼロで、これは医師住宅にかかわる敷金の計上を、平成28年度からは第4項の投資その他の資産で計上しております。
第3款償還金の決算額は2億8,905万4,479円で、これは企業債の元金償還が2億3,905万4,479円で、平成3年度から平成26年度までの借り入れ27件です。詳細は27ページから28ページに記載しております。借入金償還金が5,000万円で、水道事業会計借入金3億円のうち一部繰り入れ償還をいたしました。
第4款投資その他資産の決算額は30万で、医師住宅3軒分の敷金です。
それでは、5ページを開いてください。
平成28年度伊賀市病院事業損益計算書です。
まず、第1の医療収益では、(1)入院収益から(3)その他医業収益までの合計が37億4,402万9,001円で、2医業費用は(1)給与費から(6)研究研修費までの合計が40億8,516万8,119円になり、医業収益から医業費用を差し引いた医業損失は3億4,113万9,118円です。
次に、3医業外収益は(1)受取利息及び配当金から(5)その他医業外収益までの合計が5億4,428万7,288円で、4医業外費用は(1)支払利息及び企業債取扱費から(4)寄附金までの合計が1億8,565万7,554円です。
次に、5訪問介護ステーション事業収益は、(1)医業収益が1,977万6,786円で、6の訪問介護ステーション事業費用は、(1)の給与費から(3)減価償却費までの合計が2,364万5,898円です。
医業外収益及び訪問介護ステーションの事業収益から医業外費用と訪問介護ステーション事業費用を差し引き、これから先ほどの医業損失を差し引きますと経常利益が1,362万1,504円になりました。
次に、7特別利益は、(1)過年度損益修正益から(3)その他特別利益までの合計が3,492万1,642円で、8特別損失は(1)臨時損失から(3)その他特別損失までの合計が1億9,797万3,720円です。これにより、当年度純損失は1億4,943万578円になり、前年度から繰越欠損金を10億108万9,076円を合わせて、当年度未処理欠損金が11億5,051万9,654円になりました。
続きまして、7ページの平成28年度伊賀市病院事業剰余金合計決算書について説明します。
資本金は変動なく、当年度末残高は1億6,833万2,609円です。資本剰余金も変動がなく、当年度末残高が10億8,563万3,415円です。また、利益剰余金は前年度未処理欠損金に当年度純損失を加え、前年度末残高が11億4,030万6,654円になりました。これらを合わせて資本合計の当年度末残高は1億1,365万9,370円になりました。
平成28年度伊賀市病院事業欠損金処理計算書は、ごらんのとおりです。
次に、8ページを開いてください。
平成28年度伊賀市病院事業貸借対照表の概要を説明します。
まず、資本の部ですが、資本は1固定資産と2流動資産からなり、資産合計は最下位に記載しております34億5,070万4,182円です。
続いて、9ページと10ページをごらんください。
負債の部は、3固定負債と4流動負債並びに5繰入収益からなり、負債合計は33億4,364万4,812円です。
資本の部は、6資本金と7剰余金からなりまして、資本合計が1億1,365万9,370円になり、負債と資本の合計が34億5,730万4,182円になり、資産合計と同額です。
11ページ以降には、決算附属書類と平成28年度伊賀市病院事業報告書、キャッシュフロー計算書、収益費用明細書、固定資産明細書、企業債他会計借入金明細書、資本的収支明細書を添付いたしましたのでごらんの上、よろしく御審査いただきますようにお願いいたします。
○委員長(嶋岡壯吉君)
説明が終わりました。
御質疑ございませんか。
北出委員。
○委員(北出忠良君)
1つ、2つお尋ねしたいと思います。
電子カルテデータベースサーバ増設ということですけども、4年前に電子カルテ導入したときに本来ならこういったデータサーバなんかもう電子カルテにしてクラウドにすれば必要ないように思うんですけれども、そういった中でもいろんなことを考えて2本立てということで、市民病院2階の中にもサーバがあるわけですけども、どうしてそのサーバが増設しなければならなかったのか。そしてまた、どのように活用されたのかいう点がまず1点。
そして、もう一つは、前からこれ言ってるんですけども、電子カルテのシステム保守業務委託、こういった三千九百九十数万円の当初からかなり高額やと思ってるんですけれども、こういった金額についてもトヨタ車体研究所へこういったシステム故障したし、医事会計システムの故障やっていうことで連絡しても、そういったそこのメーカーへ直接電話して処理してもらうっていうような体制になってれば、こういった高額な保守点検業務委託すること自体が非常に問題があるって以前からちょっと個人的にも言ったことがあるんですけども、そういった点について来年度もこういった形の中で30年度まで予算を上げてくるのかどうか。そういった点もわかりやすく御答弁願いたいと思います。
○委員長(嶋岡壯吉君)
医療事務課長。
○医療事務課長(中出光美君)
失礼します。医療事務課の中出と申します。よろしくお願いいたします。
まず、1つ目の御質問ですが、サーバの増設の理由についてですが、患者様の増加により伴いまして、患者様のほうがお持ちいただく紹介状とか、あとそのときに一緒に持ってきていただきます画像データ等のスキャナーのデータがかなり多くなってきました。また、紙ベースのものについては、全てスキャナーして電子カルテのサーバのほうに取り込んでおりますもので、その容量がかなり増加してサーバの容量オーバーとなってきましたもので、昨年度、サーバの増設をさせていただきました。
それと、保守契約につきましては、30年度も同じトヨタ車体のほうで保守契約をする予定でございます。
以上です。
○委員長(嶋岡壯吉君)
北出委員。
○委員(北出忠良君)
細かく説明を求めませんけども、来年もこういった予算計上をしてくるということは、保守点検業務については、もう少しやっぱり精査したほうがよろしいよ。今、答弁あったような患者もふえて、具体的にどのぐらいふえて、このぐらいの量でというのが、もうはっきり言ったら当初からわかってるわけでしょ。この伸び率からいったら。そういったところが予測してあって当たり前の話が、こういった形でサーバを増設。クラウドにする必要、初めからないわけや。一応、今の病院がコンピュータ全壊して、災害があってですよ。出ていってタブレットあったら、そっからクラウドから取れるからという形にして、そういった形のきちっとできるような体制をしてあるという説明の中で増設をしていく。そうしたら、もうクラウドにするが必要がない。そういった説明はきちっと納得ができませんけれども、はっきりと来年度に向けてのこういった予算、保守点検業務なんかはもう少し見直してもらいたいということ言うて質問を終わります。
○委員長(嶋岡壯吉君)
ほかに御意見ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(嶋岡壯吉君)
御質疑なしと認めます。
よって、討論いたします。
御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(嶋岡壯吉君)
御意見なしと認めます。
よって、採決に入ります。
議案第110号に対し、認定すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○委員長(嶋岡壯吉君)
全会一致であります。
よって、議案第110号は、認定すべきものと決しました。
次に、議案第111号、平成28年度伊賀市水道事業会計決算の認定についてを議題とします。
当局の説明をお願いします。
経営企画課長。
○経営企画課長(川口敏幸君)
経営企画課、川口でございます。よろしくお願いいたします。
ただいま議題としていただきました議案第111号、平成28年度伊賀市水道事業会計決算の認定について説明をさせていただきますので、2ページの伊賀市水道事業決算報告書をごらんください。
1収益的収入及び支出の収入では、第1款水道事業収益予算額35億6,177万5,000円に対しまして、決算額は36億1,023万4,983円で、予算額に対しまして4,845万9,983円の収入増で、収入率は101.36%でございます。
決算額の内訳といたしましては、第1項営業収益では、水道料金など27億421万8,941円。
第2項営業外収益では、長期前受金戻入、加入負担金や一般会計から繰入金など9億568万6,411円で、第3項特別利益は32万9,631円でございます。
次に、支出では第1款水道事業費用予算額32億5,816万6,000円に対しまして、決算額は31億7,384万2,589円。不用額は8,432万3,411円で、執行率は97.41%でございます。
決算額の内訳としましては、第1項営業費用では、浄水や給水、そして一般事務経費や減価償却費など25億4,166万842円。
第2項営業外費用では、支払利息など5億7,082万8,453円。第3項特別損失は、退職給付引当金など6,135万3,294円でございます。
次に、3ページをごらんください。
2資本的収入及び支出の収入では、第1款資本的収入、予算額4億9,540万1,000円に対しまして、決算額は4億9,328万6,483円で、予算額に対しまして211万4,517円の収入減で、収入率は99.57%でございます。
次に、支出では、第1款資本的支出、予算額16億4,195万円に対しまして、決算額16億1,780万49円。不用額は2,414万9,951円となり、執行率は98.53%でございます。
決算額の内訳といたしましては、第1項建設改良費では、施設の更新や改良の費用として、3億8,697万2,179円、第2項企業債償還金12億3,082万7,870円でございます。
次に、4ページの損益計算書を説明いたします。
営業収益合計は、25億484万7,549円で、これから営業費用合計24億9,199万7,877円を差し引きいたしました営業利益は1,284万9,672円となりました。これに営業外収益合計8億9,928万8,554円を加え、営業外費用合計4億4,065万9,975円を差し引いた経常利益は4億7,147万8,251円となり、特別利益32万473円を加え、特別損失6,118万8,040円を差し引いた当年度純利益は4億1,061万684円となりました。この当年度純利益と前年度繰越利益剰余金7億258万7,085円を合わせました当年度未処分利益剰余金は11億1,319万7,769円となりました。
次に、5ページをごらんください。
剰余金計算書でございますが、まず資本金でございますが、前年度末残高133億191万297円に当年度変動額7,730万円を加えました当年度末残高は133億7,921万297円となりました。利益剰余金では、前年度末残高7億2,578万7,085円に、当年度変動額4億1,061万684円を加えました当年度末残高は11億3,639万7,769円となりました。
資本合計として、前年度末残高151億7,050万5,527円に、当年度変動額4億8,791万684円を加えました当年度末残高は156億5,841万6,211円でございます。
次に、剰余金処分計算書案でございますが、当年度未処分利益剰余金11億1,319万7,769円を翌年度への繰越利益剰余金といたします。
次に、6ページをごらんください。
平成29年3月31日の貸借対照表でございますが、資産の部、固定資産のうち有形固定資産の合計は413億7,569万4,875円、無形固定資産の合計は207万6,500円、投資その他の資産合計は2億8,900万円で、固定資産合計は416億6,677万1,375円でございます。次に、流動資産の合計は31億3,095万2,287円で、固定資産と流動資産を合わせました資産合計は447億9,772万3,662円となりました。
次に、7ページをごらんいただきまして、負債の部では、固定負債の合計が142億7,055万9,818円、流動負債の合計が12億4,258万1,569円、繰延収益の合計が136億2,616万6,064円で、負債合計は291億3,930万7,451円となりました。
資本の部では、資本金合計133億7,921万297円と剰余金合計22億7,920万5,914円を合わせました資本合計は156億5,841万6,211円となり、負債資本合計は447億9,772万3,662円で、資産合計と一致しております。
以上、平成28年度伊賀市水道事業会計決算の概要について説明をいたしました。
9ページ以降に決算附属書類といたしまして、事業報告書、キャッシュフロー計算書、収益費用明細書等を添付しております。
よろしく御審査いただきますようお願いいたします。
○委員長(嶋岡壯吉君)
説明が終わりました。
御質疑ございませんか。
中谷委員。
○委員(中谷一彦君)
現金預金残が25億円ぐらいあるんですよね、これ。25億円ぐらい。これって本当にいるお金って何ぼなんかなって思います。たくさん残してるんやったら返済に充てたほうが金利も減るし楽なん違うかなと思うんですけども、そういうことって検討されてるんですか。教えてください。
○委員長(嶋岡壯吉君)
経営企画課長。
○経営企画課長(川口敏幸君)
失礼いたします。
現金預金でございますが、29年度から43年度まで御承知のように伊賀市水道事業基本計画、15年計画の計画を立てております。その計画期間を越えた後に水道管の更新寿命の大きな波がやってまいります。一般的には法定耐用年数水道管40年程度なんですけれども、長寿命化等を行いまして60年程度もたすというか、そういうふうな想定でいきますと大体その更新のピークが平成でいきますと60年、70年あたりにやってくるということになります。ですので、水道事業計画の43年度以降にそういう需要があるということで、そのために必要とされるお金を残しておくというか、そういう考えが1つございます。
○委員長(嶋岡壯吉君)
中谷委員。
○委員(中谷一彦君)
逆でしょ。今お金を返しておかないと、その返済がまたくるっと来るということなんですね、本来は。だから早く返しておけば金利助かるじゃないですか。今、60年先のことを言ってはるの。10年、15年で計画していくんだから、実際にはためていくんじゃなしに返済を減らすということが大事であって、それちょっと検討してください。しっかりね。
もう一つは、この4億円の利益出てます。4億円の利益出てるんです。しかしながら、本来4億円でお金残ってるのは本来5,000万ぐらいですよね。キャッシュフロー見てましたら、キャッシュフロー17ページ。17ページの現金預金の増減残、下から3番目1億875万1,978円ですけど、これ5,000万円返してもうた。他会計からね。病院会計から5,000万返してもうたお金やから、実際には5,000万引いたら5,800万しかないんですよね。4億円もうけててもね。その辺の感覚が実際、これもうけな返済できないよということなんだから、やっぱり現金の今の借入金の返済計画をしっかりしないと、今おっしゃってんのは逆やと思います。将来にそんだけ金利かかってきますんやで。20億円で何ぼかかるんですか。2,000万以上かかりますよ。1%で。3%あったら6,000万ですよ。ちょっと考えてください。そういうのを計算しないと、実際に4億円もうかってたら正直言うて皆さん水道料金下げてくださいっておっしゃいますやんか。だけど、何でこれがこの部分の利益を出さなあかんかも説明せないかんし、そしたら無駄なことはやめてもらって、費用を下げもらうという努力をしていただきたいなとお願いしときます。
○委員長(嶋岡壯吉君)
他に質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(嶋岡壯吉君)
質疑なしと認めます。
よって、討論に入ります。
御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(嶋岡壯吉君)
御意見なしと認めます。
よって、採決に入ります。
議案第111号に対し、認定すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○委員長(嶋岡壯吉君)
全会一致であります。
よって、議案第111号は、認定すべきものと決しました。
以上で当委員会に付託された議案の審査は終了いたしました。
本日の委員会報告及び委員長報告の作成については、私に御一任願いたいと思います。
決算常任委員会はこれをもって閉会とします。御苦労さまでございました。
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(午後 4時59分 閉会)...