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平成29年決算常任委員会( 9月15日)

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  1. 伊賀市議会 2017-09-15
    平成29年決算常任委員会( 9月15日)


    取得元: 伊賀市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-03
    平成29年決算常任委員会( 9月15日)               決算常任委員会会議録   1.開催日 平成29年9月15日 2.場  所 市議会議場 3.出席者 嶋岡壯吉、岩田佐俊、川上善幸、北森徹、信田利樹、西口和成、福村教親、宮ア栄樹、桃井弘子、山下典子、市川岳人、赤堀久実、田中覚、福田香織、森川徹、生中正嗣、上田宗久、近森正利、中谷一彦、百上真奈、北出忠良、中岡久徳 4.欠席者 なし 5.理事者 岡本市長、大森副市長、西堀参与、藤岡総務部長、山本総務部次長[秘書、契約、行革担当]兼秘書課長、入本総務部次長[総務、人事担当]兼人事課長、宮崎企画振興部長、前川企画振興部次長、田槙財務部長、中林財務部次長、大橋人権生活環境部長田中人権生活環境部人権生活調整監兼市民生活課長高木人権生活環境部環境政策政策監兼廃棄物対策課長、稲森健康福祉部長、田中健康福祉部次長、尾登産業振興部長、東産業振興部次長兼営業本部事務局長、清水建設部長、中井建設部理事〔産業集積開発担当〕兼建設部次長(建設、公共基盤)、久保消防長、前山会計管理者、北山上下水道事業管理者、谷口上下水道部長、笹原教育長、児玉教育委員会事務局教育次長、鈴木代表監査委員、松本監査委員事務局長、風早島ヶ原支所長兼地域振興総括監、振興課長、服部農業委員会事務局長兼産業振興部理事(農山村振興担当)、前田総務課長、奥田契約監理課長、月井総合政策課長、滝川文化交流課長、越村広聴情報課長、福岡地域づくり推進課長、藤岸管財課長、東財政課長、松永課税課長、東瀬債権管理課長、岡澤同和課長、前澤八幡町市民館長兼しろなみ児童館長、水瀧環境政策課長兼環境センター所長、風隼医療福祉政策課長、中井障がい福祉課長、比口生活支援課長、中岡こども未来課、濱村保育幼稚園課長中西介護高齢福祉課長横尾地域包括支援センター所長、藤林健康推進課長、堀久農林振興課長、山本農村整備課長、城北商工労働課長兼営業本部事務局次長、川部観光戦略課長 6.事務局 百田局長、籔中議事課長、藤田議事課主幹兼総務係長 7.案  件 1.議案第 98号 平成28年度伊賀市一般会計歳入歳出決算の認定に                  ついて 8.会議の次第             (午前10時00分 開会) ○委員長(嶋岡壯吉君)  おはようございます。これより決算常任委員会を開会いたします。  本日、ただいままでの出席委員数は22名、会議は成立いたしました。  会議録署名委員に2番 北森徹委員を指名します。  本委員会に審査を付託されておりますのは、議案第98号から議案第111号までの平成28年度伊賀市一般会計及び各特別会計の歳入歳出決算並びに各企業会計の決算の認定についての14議案であります。  審査の方法についてお諮りいたします。  一般会計については歳出は各款ごとに、歳入は一括で、特別会計及び企業会計については各会計ごとに審査をいたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    ○委員長(嶋岡壯吉君)  御異議なしと認めます。  よって、そのように取り扱うことに決定いたしました。  審査に当たっては、決算事項別明細書、財産に関する調書及び基金運用状況調書、監査委員の決算審査意見書並びに主要施策の成果報告書などをしんしゃくの上、審査願います。  なお、委員会の日程は、本日と来週19日の2日間でありますので、議事の進行に格別の御協力をお願いいたしますとともに、慎重に審査いただきますようお願いいたします。  また、質疑に当たっては、事項別明細書のページ数と細目番号、また主要施策の成果報告書のページ数を述べてから行っていただくこととし、自己の意見を述べることなく、議案の中身について、その疑問点のみ発言していただくようお願いします。また、質疑の範囲が議題外にわたることのないように重ねてお願いをいたします。  それでは、議案第98号、平成28年度伊賀市一般会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。  まず、歳出について審査願います。  説明員は役職名及び氏名を述べていただき、主要な点について適切かつ簡潔に説明願います。  まず、事項別明細書、第1款議会費、148ページから149ページにわたって説明願います。  議事課長。 ○議事課長(籔中英行君)  おはようございます。議会事務局議事課の籔中でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  それでは、議会費について御説明いたします。  事項別明細書148、149ページをお開きいただきたいと存じます。  第1款議会費、第1項議会費、第1目議会費では、予算現額2億7,371万4,000円に対しまして、支出済み額は2億6,916万3,447円となり、差し引き不用額は455万553円で、執行率は98.34%となっております。  支出の内訳でございますが、備考欄をごらんいただきまして、細目番号001議員報酬、手当等の1億9,276万1,049円は議員の報酬、期末手当、共済費負担金でございます。  次に、細目番号003職員人件費の5,244万516円は事務局職員に係る人件費でございます。  次に、細目番号101議会運営費の2,396万1,882円でございますが、その主なものでは、旅費の310万5,440円で、普通旅費のほか各常任委員会や議会運営委員会の行政視察経費でございます。  印刷製本費の222万2,726円は、市議会だよりを年4回発行いたしまして、1回につき3万5,700部を印刷した経費でございます。  議会中継等放送委託料の1,020万1,680円は、本会議、予算常任委員会の延べ26日分のケーブルテレビによる中継、放送委託に係る経費でございます。  次に、本会議などの会議録作成に係ります議事録等作成委託料といたしまして199万9,242円を、また議員の調査研究に資するための経費といたしまして政務活動費では314万2,259円を支出しております。  その他、負担金等につきましては備考欄記載のとおりでございます。  以上で第1款議会費の説明を終わらせていただきます。  なお、別添の主要施策の成果報告書の59、60ページについてもあわせて御参照いただきまして、よろしく御審査賜りますようお願い申し上げます。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  説明が終わりました。  御質疑ありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(嶋岡壯吉君)  御質疑なしと認めます。  次に、事項別明細書、第2款総務費、150ページから205ページについて説明願います。  財務部次長。 ○財務部次長(中林靖裕君)  財務部の中林でございます。よろしくお願いいたします。  それでは、私のほうから150ページ、151ページをごらんいただきまして、総務費の説明を始めさせていただきます。  第2款総務費の予算現額は101億6,209万5,360円、支出済み額は92億6,498万1,704円で、不用額が2億7,870万5,696円、執行率が97.25%です。  第1項総務管理費、第1目一般管理費では、支出済み額は49億5,171万2,097円で、内訳は細目003職員人件費で合わせまして18億375万9,989円を支出していますが、主なものは28人の退職者に対して支給した退職手当4億2,182万8,661円などです。  152、153ページで、細目103庁舎管理経費では、29億1,545万699円を支出しています。その内28年度分は25億60万6,499円で、宿直員など業務嘱託員報酬、光熱水費ほか、庁舎の設備保守点検や清掃業務を委託している施設維持管理委託料2,695万790円、新庁舎建設設計委託料等の設計業務委託料5,716万4,000円、新庁舎建設工事等の工事費22億6,592万8,560円、現庁舎北側及び東側の駐車場整備工事の施設工事費1,922万7,240円などが主なものです。  逓次繰り越し分は新庁舎建設設計業務委託料と新庁舎建設に係る開発許可申請業務委託料合わせまして9,806万4,400円で、繰越明許費は27年度から28年度に繰り越しました新庁舎用地取得費3億1,677万9,800円です。  少し飛びまして、160、161ページをごらんください。  第5目財産管理費は、支出済み額は7億7,233万1,873円で、細目115市有財産管理経費は6,460万5,873円で、主なものは公用車の車検整備料など修繕料で939万4,612円、公有財産及び固定資産台帳更新業務委託料等システム保守委託料573万4,800円、公用車の購入費441万504円などで、162、163ページに移りまして、繰り越しは旧比自岐保育所トイレ等の改修工事費306万1,800円です。  細目116ふれあいプラザ管理経費は、施設維持管理委託料として指定管理料2,692万9,496円のほか、繰越費が消防施設等改修経費1,946万1,600円です。  細目117普通財産管理及び取得事業は、売却や譲渡します市有財産の測量分筆など委託料の測量業務委託料633万190円です。  細目119基金積立金では、財政調整基金に5億4,789万2,584円と減債基金に2万2,672円を積み立てています。  細目658ハイトピア伊賀公共公益施設管理経費では、ハイトピア伊賀の4階、5階の維持管理経費やビル共用部分の維持管理経費負担金などを合わせまして7,102万3,780円を支出しています。  細目922債権管理費は嘱託弁護士への報酬240万円を含めまして、342万8,329円です。  164、165ページで第6目企画費の支出済み額は9億8,925万8,475円で、細目112調査企画推進事務経費で、ふるさと納税包括プラン業務委託料2,685万7,285円、地域人材育成支援業務委託料1,441万8,000円、シティプロモーション支援業務委託料1,404万円、伊賀市ふるさと応援基金積立金6,333万9,441円など、また繰り越し費として三重大学伊賀連携フィールド事務費など合わせまして787万72円を支出しています。  166、167ページで細目112地域振興費では6億3,008万7,775円を支出していますが、伊賀鉄道新駅整備詳細設計委託料ほか委託料で3,682万5,840円、伊賀鉄道運営費等補助金6,000万円など、伊賀鉄道運営に係る経費や、168、169ページに移りまして、伊賀市振興基金積立金1億2,015万1,588円などが主なものです。また、草津線複線化促進期成同盟会事業分担金の300万5,400円などあわせて395万506円を繰り越し費としています。  170、171ページで、細目123ふれあいの里維持管理事業では、島ヶ原ふれあいの里の源泉ポンプ交換経費など、675万5,400円を支出しています。  細目124交流拠点施設維持管理事業では、一般財団法人大山田福祉公社へのさるびの温泉指定管理料1,658万217円ほか、脱衣室床改修工事費159万8,400円を繰り越し費として支出しています。  細目125バス等対策事業経費は1億9,525万3,689円ですが、主なものは上野コミュニティバス行政バス運営業務委託料などです。  第7目文化振興費の支出済み額は2億2,430万4,977円です。細目128文化振興経費は722万282円ですが、172、173ページに記載のとおり、岸宏子文学振興基金積立金伊賀コミュニティオーケストラへの補助金ほか、上野天神祭のだんじり行事のユネスコ無形文化遺産登録時の情報発信事業費などを支出しています。  細目129多分化共生推進事業では、外国人住民協議会委員報酬国際交流協会補助金ほか、多文化共生センター開設に係ります費用629万2,554円を繰り越し費として支出しています。  174、175ページで細目131文化施設維持管理経費は、文化会館ほか3ホールの指定管理料などを支出しています。  第8目芭蕉顕彰費の支出済み額は4,545万4,343円で、細目133芭蕉翁顕彰経費で芭蕉祭執行等委託料903万6,640円などを支出しております。  細目134芭蕉翁記念館・偲翁舎・蓑虫庵等管理運営費で、176、177ページに移っていただきまして、施設維持管理委託料ほか、偲翁舎施設改修費用405万2,160円を繰り越し費として支出しています。  細目919無形文化遺産登録推進経費108万4,436円は、俳句の普及啓発の事業費用として支出しました。  第9目情報化推進費の支出済み額は4億6,171万6,152円で、主なものは178、179ページへ移りまして、細目138地域情報化推進経費ホームページ改修委託料1,079万8,920円、細目140情報システム管理経費セキュリティ強靭化のための電算機器購入費4,350万7,800円などです。  180、181ページで、第10目地区市民センター費は支出済み額が4億4,425万7,063円で、主なものは細目141地区市民センター等維持管理経費で、東部地区市民センター建設費1億6,800万6,073円などです。  182、183ページで、第14目自治振興費の支出済み額は2億795万2,236円で、細目145自治振興経費で地区公民館建設費補助金やコミュニティ助成など、2,925万3,000円を支出し、細目146住民自治協議会推進経費で地域包括交付金合わせて1億7,333万7,000円などを支出しています。  184、185ページで第16目市史編さん費では伊賀市史第2巻通史編近世の出版費等446万7,099円を印刷製本費で支出しました。  186、187ページで第19目防災費の支出済み額は5,246万1,952円で、続きまして188、189ページへ移りまして、細目153防災対策経費で、伊賀市ハザードマップ作成業務委託料ほか、施設設備の保守点検や更新費を支出しています。  190、191ページで第2項徴税費は、支出済み額が5億7,809万4,880円です。  192、193ページへ移りまして、第2目賦課費の支出済み額は1億2,572万4,018円で、内容は細目163賦課事務経費で、市民税や固定資産税などの賦課に要した経費として、市民税課税データ入力業務委託料土地家屋異動修正業務委託料納税通知書等封入封緘等業務委託料などが主なものです。  土地鑑定業務委託料4,399万9,200円は28年度土地評価時点修正に係ります鑑定委託料及び30年度評価替に向けての土地鑑定委託料です。  第3目徴収費の支出済み額は1億8,201万8,808円で、細目164徴収事務経費でコンビニ収納等に要した手数料や、三重地方税管理回収機構負担金等を支出しています。  194、195ページへ移りまして、細目166過年度市町村税還付金及び還付加算金では1億5,295万6,935円を支出しています。  第3項第1目戸籍住民基本台帳費の支出済み額は1億8,962万4,647円で、細目167戸籍住民基本台帳経費ではシステム補修委託料や電算機借上料が主なものです。  196、197ページに移りまして、第4項選挙費は支出済み額が1億8,231万4,886円でした。  198、199ページへ移りまして、第3目衆議院議員選挙費で4,487万9,297円。  第4目市長選挙費で4,090万7,476円、200、201ページに移りまして、第5目市議会議員選挙費で8,390万4,826円を支出しています。  202、203ページで第6項第1目監査委員費の支出済み額は3,138万6,185円で、内訳は職員人件費と監査事務経費でございます。  以上で、第2款総務費の説明を終わらせていただきます。よろしく御審査いただきますようお願いします。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  説明が終わりました。  御質疑ありませんか。  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  まず、成果表も見ながらなんですけども、本当の決算書のほうの155ページで成果表が66ページです。人事管理経費の中で、成果表のほう拝見したんですけれども、職員の福利厚生の部分ですが、いろいろと健康管理とかしていただいてますが、成果表の66ページの今後の方向性というところになるんですかね。民間活力の導入、つまり民間活力の方向っていう意味では、市民の参加とかなんか、そういったことになるんかなと思うんですけど、そこは一体どういうふうなことに方向性を持っておられるのかというのをお聞きします。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  総務次長。 ○総務部次長[総務、人事担当]兼人事課長(入本 理君)  おはようございます。人事課の入本でございます。よろしくお願いいたします。  ただいま百上委員から御質問がありました成果書の福利厚生経費で、方向性として民間活力の導入というふうな方向性を掲げております。これはこれから職員のメンタルヘルス等のチェックが義務づけられてまいりました。そんな中で、やはり職員の心の健康とか、あらゆるそういう職員の健康の管理をできるだけ民間のほうへ移行していきたいということで、一応民間活力への導入ということで、特に職員の業務に関して健康の業務に関して、民間活力、そういうふうなメンタルヘルスチェックとか、健康診断等を民間に委託していこうというふうなことで、この方向に掲げさせていただいたと。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  ここに書いてありますように、成果報告はやっぱりこういうことをやったから、次はこういう方向性を持っていくんだということで書いてあるから、私たちには大変参考になる成果表だと思ってるんですけれども、それはさらに職員の健康やメンタルヘルスをちゃんと管理していくんだということですよね。今では大変だっていうことですよね。経費がもう一方では増加してるってことも書いてあるんですけどもね。今の状況がこんなだから、こういうふうにしていくっていうのは、ちょっとよくわからなかったんですけれども置いときますわ。次に行きます。  次、165ページなんですけれども、165ページの細目番号が121調査企画費の推進事務経費の中で、ふるさと納税包括プラン、それから地域人材育成支援、シティプロモーション支援業務、このことにつきましては、業務委託がされています。国の補助金などもとりながらということだったと思いますし、伊賀市はそういったところでは、頑張ってやってくれてると思うんですけども、委託先が成果表では85、86ページですけれども、見ますと、いわゆる大企業ですよね。すごい企業だなというふうに思っているんですけども、そういったところに、額もいいお値段で委託されてるというふうに思うんですけれども、それぞれ委託料に見合った成果があったのか。教えてください。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  総合政策課長。 ○総合政策課長(月井敦子君)  総合政策課の月井でございます。よろしくお願いいたします。  まずふるさと納税包括プランにつきましては、昨年ふるさと納税のほうが、大変今までよりも多く頂戴いたしまして、6,332万4,000円御寄附いただくことになりました。この事務につきましては、これまで所属職員が全て作業しておったんですけれども、昨年からこの委託を出すことによりまして、大変事務が煩雑でございまして、お客様からの問い合わせなども、全部こちらで受けてたことになるんですけども、やはり件数が多くなりますと、それに全てをとられてしまうということで、大変時間外も多いですとか、そういうこともございましたので、そういう間違いもなくすことが一つと。効率化を図ることでこの業務の委託をさせていただいたわけでございます。ですので、一定の出ていく分といいますか、委託料は多少かかっているんですけれども、成果はあったのかと思っております。  後、地域人材育成支援事業シティプロモーションの支援事業の委託でございますけれども、これは財源といたしまして、地方創生推進交付金、2分の1をあてております。昨年の28年12月に内閣府の認定を受けて、そこから始まった事業でございまして、昨年につきましては、約3カ月しか実際の事業期間はなかったんですけれども、その間にでも一応若者を中心にしましたワークショップでございますとか、関係団体、それから事業所等のワークショップなども行いまして、いろんな声を聞きながら、一応ビジョンなりを作成いたしましたので、再生計画の期間が3年間ございますので、それを今後につなげていくものができたのかなと思っております。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  ふるさと納税のほうはわかりました。それでシティプロモーションとか、地域人材育成のほうなんですけれども、若者に参加していただいて、いろんな声聞いたっていうことなんですけども、一方で大事なのは、それぞれの地域でも物すごく後継者不足というか、住民自治協の活動等で大変だっていうことも言ってるんですけども、自治協単位でのまさに人材育成をやっていく仕組みですよね。例えば雲南市なんかでは、若者、それから働いてる人たちや高齢者のチャレンジ事業なんかもやってるということで、よく伊賀市は雲南市とも提携しながらやってるところがあるんですけども、そういったまさに身近な自治協単位での地域づくり等については、この委託はいっぱいしていただいてますけども、そういったこともできるんでしょうか。この大企業に委託していることによって、本当に伊賀市の地域を知ってくれてるのかなってことを思うんですけど、そういったことについてはいかがですか。
    ○委員長(嶋岡壯吉君)  総合政策課長。 ○総合政策課長(月井敦子君)  昨年委託しました事業者につきましては、一般競争入札でしたわけなんですけれども、内容のことも一応理解していただいておりまして、高校などにも入って、いろんなヒアリングですとか、地元へもヒアリングも行っておりまして、また伊賀市の基本的な自治基本条例でありますとか、自治の仕組みにも一応こちらからも示させていただいた上で、理解をしておりますので、今後、自治協単位でどのようにしていくかというのは、今後の課題ではあるかと思っているんですけれども、その辺のこともこちらもお願いしながら、一緒に進めていきたいと思っております。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  後、さらに167ページの細目番号が地域振興経費の中の地域おこし協力隊支援委託業務、成果報告のほうは67ページぐらいになるんですけれども、これは本格的に稼働したということで、方向のところっていうか、課題とか改善策にも説明していただいております。ただ、速やかに取り組みをステップアップさせるっていうような方向が出てます。この初めて導入された地域おこし協力隊が、今地域の中では2カ所に入っていただいておりますけれども、どのような活躍をしていただいているのか、実績成果と1年目ではありますけれども、より具体的に教えていただければありがたいです。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  地域づくり推進課長。 ○地域づくり推進課長(福岡秀明君)  地域づくり推進課の福岡でございます。どうぞよろしくお願いします。  今、御質問のございました地域おこし協力隊でございますが、阿波地区、それから丸柱地区、この2カ所に入ってございます。この単位につきましては、阿波につきましては6カ月、それから丸柱地区につきましては5カ月の活動の内容でございます。  やはり地域の丸柱でございましたら、伊賀焼の振興であったり、地域づくりのことになりますので、そういった実情を地域といろんな自治協さんとの連携をとりながら、まず地域を知るっていうことに重点を置いて、伊賀焼の工房に行ったり、そういったことでまず地域の課題を見つけていくという活動に重視を置いておりました。  阿波地区につきましても、同じようなさるびの温泉を核とした地域づくり、そういったものにも取り組んでいくということで、自治協の基本計画もございます。まちづくり計画がございますが、そういったとこら辺も地域の実情をまず知った上で、そんな中でどういった自分が活躍ができるかと、公言ができるかという課題の検証をそういったことを重視に行っております。  また、29年度につきましては、それの実行ということで進めていきたいと考えてるということでございます。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  これ結局地域と地域おこし協力隊の人たちは、密接にかかわっておられると思うんですけども、行政のほうとのかかわりですよね。行政はこの方々とどんなふうな形で会っておられるというか、もっとざっくばらんに言いますと、行政の職員も地域協力隊の方と日常的にもよう会うてるんやとか、別になれ合いじゃないんですけども、お食事までは行ったらあかんのかわかりませんけど、例えばそんな関係も持ってるんやとか、行政もより深く彼女や彼らと一緒に接していくってことが大事かなと思うんですけども、そういったことはどうなんでしょうかね。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  地域づくり推進課長。 ○地域づくり推進課長(福岡秀明君)  この地域おこし協力隊っていうのは、嘱託職員でございますので、ある意味職員でございます。1人だけでやるんではなくて、当然市の業務としてやっておりますので、各支所が連携をとりながら、相談業務等を行っております。自分のまずやっていくことの課題とか、そういったこともいろいろ計画を立てながら、地域も含めて相談しながら進めてるところでございます。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  生中委員。 ○委員(生中正嗣君)  決算書の171ページ、成果報告書の102、103で、ふれあいの里維持管理事業と、それからもう一つは交流拠点施設維持管理事業。これ私、内保市政のときか、何か質問お願いしたんですけれど、なぜか合併前の施設なんですけれども、今は合併して伊賀市になってますけれども、なぜか休業日が火曜日なんですね。両方とも。それでお隣の月ヶ瀬温泉も火曜日がお休みなんで、これは温泉っていうのは、そういう火曜日がお休みって決まってんのか。例えばお話し合いで、さるびのが火曜日なら、例えばやぶっちゃが水曜と、そういうことはできないのか。ちょっとお聞かせいただけますか。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  島ヶ原支所長。 ○島ヶ原支所長兼地域振興総括監、振興課長(風早孝昭君)  島ヶ原支所長、風早でございます。  確かに議員さんおっしゃるように、各温泉施設とも火曜日の休業が多いっていうお話も前からお聞かせいただいておりますので、またこれ一つの課題といたしまして、公社との協議といいましょうか。もちろんやぶっちゃだけでなくて、さるびのも含んで、またお話をできたらなと思います。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  生中委員。 ○委員(生中正嗣君)  ありがとうございます。  それともう一点、この123のふれあい里維持管理事業で、ここはやぶっちゃですけれども、指定管理料はない、ゼロでございまして、その中で目的で利用者が利用しやすい施設管理と市民の健康づくりということの目的があるんですね。でも、ここにも書いてますように、もうからへんからまめの館ですか。これは29年度から休館してるけど、閉鎖してるということですけれど、これも議会で実は請願、全会一致で採択をして、何とかして再開せよということの請願を出しましたんですね。非常に利用者、旧利用者から再三、再四どないなってんねやということで、あの当時、市長さんは指定管理が切りかえのときに考えていこうではないかという、例えば御答弁もいただいたと思いますけれど、今後、せっかくの目的が健康づくりになってるのに、それが閉鎖してるわけですから、今後の考え方、方針として、もしあれば、お聞かせをいただけますか。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  島ヶ原支所長。 ○島ヶ原支所長兼地域振興総括監、振興課長(風早孝昭君)  まめの館につきましては、御存じのとおり、昨年度1年間につきましては、公社の自主事業という中で開場いたしておりました。その結果、昨年度の決算におきましては500万か700万か、ちょっとうろ覚えなんですけれども、赤字となっておりました。お金の面から施設をただいま閉鎖しているというのが現状でございます。  御利用いただいていた皆様方につきましては、ほかの民間施設なり、また青山のほうへおいでいただいて、御利用いただいてるというお話は聞きますけども、あそこをまたスポーツジムとして開設するっていうのは、なかなか難しいのかなという思いがございますけども、ほかの利用目的も視野に入れながら、あの施設を何とか有効に活用したいという方向で、公社とのお話をしているという現状でございます。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  生中委員。 ○委員(生中正嗣君)  ぜひああやって、放っといたら放っとくだけ老朽化というか、朽ちていくわけですから、やっぱりいざ使うときには、かなりの改修費もいるわけですから、そこら辺は十分考えていただけたらなと思うことと。やっぱり市民の健康、市民っていうことは、伊賀市民のことを指すんじゃないかと思いますけれども、私も週に1、2回はやぶっちゃのほう利用させていただいてますけど、ほとんどが県外ナンバーなんですよ。車が、っていうことは、三重ナンバーが少ないんですねっていうことは、地域の方やら我々伊賀市民が少ないのではないかということですね。私はやっぱりあの施設、非常に高槻とか枚方とか門真とか、あの辺から1時間半かけて来られてる方おるんですね。週に1回。それ温泉がいいという非常に評価が高いので、あの温泉ね。もちろんさるびのもそうです。ですから、もう一度これ要望になるかもしれませんけど、特にやぶっちゃについては、指定管理料が全然ゼロということで、かなりそれぞれ工夫もされているようでありますけれども、これはやっぱり西、東の温泉施設ちゅうのは、これもやっぱり観光客というか、そういうことも含めて、重要な私は拠点と思ってますので、ぜひ御検討いただきたいと思います。以上です。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  財産管理費163ページ、922番。成果表は81ページです。これは新しい滞納債権回収対策費ということで、弁護士さんの報酬を含めて342万8,329円になりました。そしてこの成果表を見てまして、滞納の実績ですよね。回収された実績が載っております。実績2億1,528万4,000円になっております。ちょっとこの内訳を教えていただきたい。それはなぜかと申しますと、87ページに市税の回収、収入未収額が載ってます。昨年と比べて、今回8億1,500万、去年が9億700万やったんです。約9,200万ぐらいしか減ってないんですよね。9,200万ぐらいしか減ってないんですけども、この成果表の実績では、2億1,528万4,000円になってます。その内容と成果を教えてください。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  債権管理課長。 ○債権管理課長(東瀬嘉章君)  債権管理課の東瀬です。内訳をということでございますが、ちょっと今手元に細かい内訳表がちょっとございませんもんで、後ほど成果のほう説明させていただきたいと思います。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  決算審議のときは、資料は持ってきてください。  そして、この充実のとこに載ってるのは、債権管理課では当課による未納債権の回収業務と並行して、各債権所管職員の債権管理業務のスキルアップのための研修及びマニュアルの作成と債権管理の平準化を目指すと書いてます。これは、予算とかかかるようなものなんですか。今のやっておられる人たちでできるもんなんか。そうすると29年度の予算要望されてたんかどうか。あわせて教えてください。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  債権管理課長。 ○債権管理課長(東瀬嘉章君)  システムの平準化とか、もちろん各課が今現状、人員の配置の問題もございまして、兼務の状態で債権業務がなかなか進まないっていうのが、これまでの流れでございました。そこでこのシステムの平準化ともありますように、滞納整理の支援システムを導入いたしまして、その辺の人員的な継続性をもたしていくと。なかなか専門的な部分もありますので、覚えていくのが難しいということもございますので、そのあたりでシステムを導入していきたいというふうな方向性で考えております。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  予算要望とか、お金がかからない。費用は要らないということですか。この中でやっていくっていうことですか。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  債権管理課長。 ○債権管理課長(東瀬嘉章君)  このシステムの平準化にいたしましては、実は平成30年度をめどに計画しておりまして、といいますのが、今現在、収税課のほうで使っておりますシステムをもとにするわけでございますが、それの入れかえが平成30年度にございますもので、それに合わせてしないことには、ちょっと予算の無駄が出ますので、その入れかえのときに合わせて、システムの平準化を進めていこうとして、来年度予算のほうで要求していく予定でございます。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  わかりました。弁護士さんの240万なんですけども、これ1年間で月20時間ぐらいの勤務というふうになってますけども、実態はそのようになられたか、ちょっと教えてください。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  債権管理課長。 ○債権管理課長(東瀬嘉章君)  弁護士の勤務実態ということでございますが、一応月20時間の12カ月ということでございまして、一応月20時間ということは、ほぼ毎日に相当するような時間で、毎日大体1時間の勤務をしていただいておりました。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  ありがとうございます。そしたら次に203ページ、監査委員の報酬のことについてお聞きします。203ページ、監査委員報酬220万あります。これ代表監査委員の方の報酬ですか。代表監査委員の勤務実態とこの金額を教えてください。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  監査委員事務局。 ○監査委員事務局長(松本成隆君)  監査委員事務局の松本です。代表監査委員さんの勤務実績ですけども、1年間で出勤日数が年間85日来ていただいております。 ○委員(中谷一彦君)  時間でお願いします。 ○監査委員事務局長(松本成隆君)  時間は例月出納検査、月1回ありますけど、これは大体午前中。それから定期監査につきましては、その日の配分によりまして、半日なり1日ということでなっておりますので、1日通してちゅうような形では、今データ手元にございませんもんで、何日来ていただいたかという記録でございます。 ○委員(中谷一彦君)  金額言うてへん。金額。 ○監査委員事務局長(松本成隆君)  代表監査委員の報酬の金額ですか。代表監査委員さんは月額15万9,000円でございます。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  今、実態をお聞きしました。時間で計算まだされていないと言うてます。100時間で済みませんよね。1カ月どれくらいでやってるのかなと実際。今、弁護士の費用確認しました。240時間、月20時間を240時間で240万ですね。1時間当たり1万円です。弁護士さんの報酬は。代表監査委員さんは、会計士さんです。1日の時間報酬、どれくらいかかると思います。そして弁護士さんと違うのは、弁護士さんは相談があったときに行かれます。代表監査委員さんは、当然資料を読み込みから、この来てる時間以外に、資料の読み込みをやっておられます。前から言ってます。本当に実態を調べて報酬を変えないと、優秀な監査委員さん残ってくれません。これが一つ。しっかりこの分は見直さないといけないと思います。まず、時間単位で報告するようにしてください。
     もう一点は、いろんな審議会委員の方々の報酬のことが、グロスでこの中にあります。1日1回と言ったらいいんですか。どれくらいの報酬をそれぞれ出しておられるんか教えてください。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  総務部次長。 ○総務部次長[総務、人事担当]兼人事課長(入本 理君)  委員会等の委員ということでよろしいでしょうか。1回6,000円が主な金額になっておりまして、会議は1時間半から2時間程度。その前に事前に資料を配付して読み込んでいただいているという状態でございます。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  これも本当にフィールドワークされてる大学の教授とかはね。研究されてるからいいけど、専門職の人をその審議委員に入れたら、時間コスト、今言われました読み込みの時間含めて、審議委員の専門職の方は6,000円できませんよ。正直言うて。よっぽど読み込む時間、これ本当に変えないと審議委員会が本当に動いてるのかなと。気持ちでやっていただいてる人がたくさんいらっしゃいます。本当にボランティアの意味でやっていただいておりますけども、有資格者の人を委員に入れられたときには、当然その部分を検討しないといけないと思っています。この実績、実施評価、やっぱりきちっと検証してください。特に監査委員のとこなんか何も成果報告書上がってませんよね。上げてはりませんよね。何ら。だから聞きました。以上です。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  総務費ですので、総論的な部分も含めてお尋ねをしたいと思います。決算書164ページ、企画費について総合的にお聞かせをいただきたいと思います。  企画費の中で、この不用額にちょっと着目をしてください。5,000万余りの不用額が出てるということなの。無駄なことに対しては、予算をつける必要もないし、執行する必要もない。また一旦予算は計上したけれども、倹約し節約し、税金を有効利用するという姿勢で不用額はこれだけ出るならいい。この会議が始まる前に、代表監査のほうから所見が出ました。  その所見を少し振り返ってみると、ほとんどの科目が前年度より減少している。歳出の抑制が図られてるとなってて、歳出の抑制が実は是とされているのか、されてないのかというところが、クエスチョンの部分なんです。市債の発行は将来的な債務の負担を増加させて、基金の取り崩しなんかは、有益な財産を減少させるというふうなことも言われてる。  そこで、この不用額に着目をして、特に企画費。企画費っていうのは、ざくっといいますと、将来、伊賀市がこういうところに力入れていかなくちゃならないという部分に光が当たってるんだろうし、今、喫緊の課題として、こういう部分を対策しなくちゃならないというところにも、企画費があてられてる部分が多いんだけども、岡本市政も5年も過ぎてくると、また総花的な、そして同時に今までのいろんな事業をした、その維持管理に多くの予算が費やされていないか。特に企画費に関しては先取りをする。そんなところが見えないような気がするということで、この不用額5,000万余りが出た、まずは原因をお示しください。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  財政課長。 ○財政課長(東 浩一君)  財政課、東でございます。委員お尋ねのもので主なものといたしましては、目につくものとして委託料等がございますし、それから負担金もございますが、ちょっと内容については、私のとこで承知しておりませんので、中身について総合政策課長のほうから、御説明させていただきます。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  総合政策課長。 ○総合政策課長(月井敦子君)  この主なものでございますけれども、委託料の2,295万5,921円の主なものにつきましては、当初ふるさと納税の包括プランの委託料です。こちらにつきましては。寄附金の金額掛ける何%とかいうのはございますので、当初8,000万いただけるかということで、寄附額のほう想定していたんですけれども、その差額が六千三百幾らになりましたので、その分が2,200万の中の大きいものでございます。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  盛り過ぎてたということ、想定から外れたということをおっしゃったんだろうと思うんですが、この企画の中で171ページの細々目125番、このバス等対策事業、先ほどの本会議で市政一般に対する質問なんかでも、随分と地域交通の問題が指摘されていました。そうすると、高齢化社会において、ここに力をかけるべきではないのか。5,000万もその不用額を出すならば、もしくは途中で補正を組んででも、こちらに流用させるべきではないのか。こんなことを思います。  目は外れますけれども、例えば伊賀は文化でいくというならば、174ページの芭蕉顕彰費、芭蕉に文化という意味で力を入れるべきではないのか。したがって、伊賀市の決算書の企画費がどうも力が分散されて、監査員事務局の話も財政抑制が一番になって、伊賀市の伸びしろを伸ばしていない気がするんだけども、総括的にどなたかお答えいただけませんか。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  答弁願います。  企画振興部長。 ○企画振興部長(宮崎 寿君)  今回の不用額につきましては、先ほど総合政策課長説明させていただいたとおりでして、ふるさと納税につきましては、ふるさと納税の収入見込み額の割合に応じて、比率を掛けて委託料をするので、支払う必要があるので、そういう契約になっておりますので、ふるさと納税を大きく見込んでいたところ、予想外に少なかったということで、補正もかけにくい、非常に最終補正の段階で、それ以降、3月までの間にふるさと納税が入ってくることも予想されますので、そこを減額してすることがなかなかできない。  ただ、他の行政バス等の委託料につきましては、当初から過去からも実績を持っておりますし、運行回数や日数からほぼ委託料として、見込まれる金額というのを予算化もできますし執行もできると。それから早期に4月とかの段階で入札をした際に出てきた場合には、そういう財源も出てきますので、今後、年度途中で行う必要のある事業、そういうものが生じてきたときには、そういう予算要求もしていくことが可能かなというふうには思っております。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  成果報告書の105ページ、106ページ、107ページ。ここで今、企画振興部長おっしゃっていただいたけれども、ここの課題及び改善点というところで、一つ抜けていると私は痛切に思うのは、実は市民の公共交通に対するサービスが平等に行っているかどうか。それによって、ルートが変わるということ。もし不用額が出るならば、そういう調査を積極的にやるとか、その決まりきった三つの事業を当てはめていくということじゃなくて、もう少し柔軟にこの企画費をうまく使っていく。不用額がたくさん出たから、節約して頑張ったよねって、こういうことやないと思います。  大きな2点目でお願いいたします。ページ数が170ページの文化振興費、この文化の振興費というのは、例えば坂之下にあります伊賀の国庁跡、ここの振興なのかなと思って、ずっと拝見したけれども、どこにも出てこない。以前、土地の購入の予算は出ておりましたけれども、あれをいよいよ伊賀の宝物として、保存していくちゅうんですか。保存し、そして活用していくというのが、どこを見えてもないんですが、私の見落としなんでしょうか。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  文化交流課長。 ○文化交流課長(滝川博美君)  文化交流課、滝川でございます。よろしくお願いいたします。  ただいま御質問いただきました部分については、文化、振興という視点もございますが、現在のところ文化財というふうなところで、所管をさせていただいてございますので、文化財課のほうの予算等を執行させていただいてるかと思います。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  そうしましたら、教育委員会のほうで出てくるということで、理解してよろしいでしょうか。 ○文化交流課長(滝川博美君)  予算額につきましては、申しわけございません。私のほうで把握してございませんので、文化財課のほうにちょっと確認をさせていただきたいと思います。 ○委員(田中 覚君)  次長、手挙げていただいていたけど、いいかな。 ○教育委員会事務局教育次長(児玉泰清君)  一般質問の中でも、ちょっと国庁の関係でございましたけれども、事業としましては、今土地の購入、議員おっしゃったとおり行ってまいりました。これからそこのところを整備をしていくということで、事業計画は上がっとりますけれども、現在ちょっと予算化はされておりません。したがいまして、今回の決算の中には開発の部分については、まだ着手できてないというのが現状でございます。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  そうすると、話は少し戻ります。企画費の不用額5,000万、これってあれば伊賀の宝物、随分と磨けるんですよね。そうすると、私が当選してから何回となく、各セクションの縦割りではなくて、横で見たときにいろんなものが見えてくるでしょう。これは特に総務の審議ですので、あえて申し上げるんですが、予算を節約することよりも、いかに投資をし、そして伊賀の宝物を磨き、そういうのを次年度に期待をしたいと思いますので、以上で質問を終わります。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  赤堀委員。 ○委員(赤堀久実君)  決算書、173ページの多文化共生推進事業、報告書のほうが114ページと113ページも重ねてなんですけれども、平成28年、昨年も8月に多文化共生センターが開設されました。その中で下の課題の中で、このセンターの機能、サービスの内容周知という部分で、余り利用されていないという現状、ここに書かれてます。ちょっと多文化共生センターの役割、一度ちょっと教えていただきたいんですけど、地域の困りごと、さまざま外国人の方との共生の部分で、伊賀市民の方々がどうやって生活していったらいいかっていう部分での多文化共生の中の役割、いろいろそういう聞きに行く拠点と外国人の方がお困り、相談をしていく中で、ここに行けばいろんな困りごとが改善されますよというセンターの役割なのか。そこをちょっと先に教えていただきたいと思います。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  人権生活調整監。 ○人権生活環境部人権生活調整監兼市民生活課長(田中克典君)  人権生活環境部、田中と申します。  ただいまの御質問でございます。多文化共生センターとそれと市の市民生活課の窓口、2カ所で今の御質問の対応してるんですけれども、市役所のほうでは行政手続に関する部分がありますので、そちらのほうでは市役所でしかできないんですけども、後は外国人の方の交流であったり、情報提供であったりという部分は、センターのほうでも行えると。それと日本人の方も含めまして、多文化共生の理解を進める講座等も実施していくという場所として、活用させていただいております。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  赤堀委員。 ○委員(赤堀久実君)  ありがとうございます。ここの成果表にもあるんですけど、本庁の1割が多文化共生センターで相談を行うというふうにも書かれてます。やっぱり市民の方も多文化共生の中で、いろんな外国人の方、地域とやっぱりしっかりやっていきたいという思いもあるんやけど、どこで言っていったらいいかというので、市民センターのほうに、ちょっと問い合わせもあるようなんです。せっかくこうやって共生センターが出たわけですから、しっかり発信をやっぱりしていただいて、ここに行けばできますよということをつなげていけますよということをしっかりと周知をお願いしたいと思います。  もう一つなんですけど、多文化共生サポーター養成講座っていうのを開設5回されてます。今後、これずっとされていくのか。お願いします。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  人権生活調整監。 ○人権生活環境部人権生活調整監兼市民生活課長(田中克典君)  この多文化共生サポーター養成講座につきましては、平成27年、28年と実施させていただきまして、昨年の場合ですと5回で、合計26名の方が修了していただいて、登録していただいております。ことしにつきましても、多文化共生のイベント等にも来ていただいて、外国人の方への支援なり相談なり、また一緒に事業をしていくっていうことのノウハウをどんどん高めていっていただいております。今から新たにサポーターを養成する講座をする予定はないんですけども、この26名の方も含めました後、NPOもありますので、そちらのほうとも共同して、事業を進めて協力を求めていきたいと思います。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  赤堀委員。 ○委員(赤堀久実君)  今後、する予定はないということで、26名の方がしかと地域に入り込んでしていただくということなんで、要望できないんですけども、どんどんやっぱりともにイベント等でやっていきたいというお声というのは、地域からすごく挙がってます。なので、どうしたらいいやろっていう、すごくお困りもされているので、実際、市民センターのほうに問い合わせがありますので、そういう分もちょっと把握していただいて、そういったサポーターの方もおられるということを、またつなげていただきたいと思います。以上です。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  近森委員。 ○委員(近森正利君)  決算書165ページの先ほどもありました、シティプロモーション推進事業でお願いいたします。  ふるさと納税8,000万を想定してたっていうことであります。このふるさと納税はもともと国の政策で、税収が豊かな都市から地方に税が、寄附がいくようにっていう思いでつくられた基本的なものであると思います。ですけども、実際今、地方同士の競争みたいな状況になってしまっています。そこで伊賀市の市民がふるさと納税をされる。もらう分はいいんですけども、されるとやはり伊賀市としても、税額控除というものが発生してきます。その中で、今回はいろんな経費でいっぱい係ってますけども返礼品もあります。その中で最終的に収支はどれくらいのものになっているのかということをお伺いいたします。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  総合政策課長。 ○総合政策課長(月井敦子君)  寄附額が6,324万頂戴いたしておりまして、このうち委託料といたしまして2,685万7,285円を委託料として引いております。後、別途さっきおっしゃって見えました住民税のほうの控除のっていいますか、伊賀市民がよそに払った額っていうことでございますね。課税課のほうから説明させていただきます。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  課税課長。 ○課税課長(松永知大君)  課税課の松永でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  寄附金控除の対象となった方でございますが858名でございます。寄附金額は9,288万4,000円でございます。税額控除といたしまして3,249万円でございます。以上でございます。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  近森委員。 ○委員(近森正利君)  今やっぱりお話聞かせていただくと、最終的には経費も返礼品も全部入れると赤字ということになってくるのかなと思います。それで今回補正予算もふるさと基金使ってますけども、実際は本当にふるさと納税寄附で、しっかりと市に入った想定で、これから予算を組んでいただきたいと思います。やはり想定が8,000万を想定するっていうことは、やっぱりそこに行かないと採算が合わないという、最初の計算があったかと思いますんで、しっかりと対応よろしくお願いします。  これでもう一つだけお願いいたします、次、変わります。
     決算書の163ページの成果報告書80ページ、財産管理費上野ふれあいプラザ管理経費っていうところで、この説明にもあるんですけども、水槽配管の破断による浸水が原因で使用不可能な状態になっていた。地下ポンプ室の消防設備等更新するため事務経費が使われました。ですけど、これ実際に日々点検しておれば、早急にこれを見つけ出すことによって、対応できたんじゃないかなと私は思うんですけども、ここら辺の現状どうだったのか。全て更新しなければならない状態至ってしまった原因を説明お願いいたします。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  管財課長。 ○管財課長(藤岸 登君)  管財課の藤岸と申します。よろしくお願いします。  議員今、御質問いただいたことにつきましてですけれども、御存じのとおり、ふれあいプラザにつきましては、昭和52年に建設されまして、大変老朽化が進んでおります。当然、商業施設もあり、市の事務所もありということで、維持管理経費は相当使わせていただいて、法定の点検なんかも受けさせていただいてるんですけども、いかんせん古い建物っていうこともありまして、なかなかうまくっていうか、いびつな形というか、なかなか使いにくい形になっておりますもので、その辺のところは法令に基づいて、やらなあかんとこはきっちりやって、ちょっと手の抜けるということでもないんですけれども、最適化計画の中では、31年度以降に規模を縮小して使用するっていうこともありますもので、その辺のところ、うまく組み合わせながら、維持管理していきたいと思います。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  近森委員。 ○委員(近森正利君)  ちょっと聞かせてもらった内容とちょっと違うんですけども、配管の破断っていうことは、配管が破れたんですよね。一気に破れてしまって、この施設が水にどっと浸かったから、全部全てがアウトになったのか。それとも漏れながら、順番に浸かっていってしまったからアウトになったのか。そこで日々の点検があれば、事前に防げたのかっていうところをお伺いしたいと思います。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  管財課長。 ○管財課長(藤岸 登君)  申しわけございませんでした。この部分につきましては、配管のほうが凍結により破裂したっていうことで、修繕のほう伴っております。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  企画振興部長。 ○企画振興部長(宮崎 寿君)  先ほど近森議員のほうから、ふるさと納税の件で御質問いただきまして、最終結論、赤字というようなことをおっしゃっておりましたけれども、伊賀市の場合ですけれども、昨年度は約400万円の黒字になっておりますので、赤字ではないということで、理解をお願いしたいというふうに思います。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  近森委員。 ○委員(近森正利君)  ぎりぎりセーフやったと。想定8,000万という目標があったんで、しっかりとそこ思い出していただきたいと思います。  それとさっきの配管の話なんですけども、これ以上、これで終わっておきますけども、凍結で破れたっていうことは、ある程度、配管が古くなってるのはわかってた状況ですよね。破れるぐらいですからあくまでも。それはしっかり点検しながら、大きな金額になってますよね。1,900万円の金額になってしまった。会館、これから壊そうかという中で2,000万近いお金を使ってるっていうのは、どうなんかなと思いますんで、しっかり点検していってください。よろしくお願いします。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  御質疑ございませんか。  市川委員。 ○委員(市川岳人君)  決算書165ページ、成果報告書82ページです。調査企画事務経費についてお尋ねをいたします。指標として職員提案応募件数中、採用された件数を上げていただいておりますけれども、実際、提案自体がどれくらいあったのかと、課題研究グループの研究発表行ったということですけども、そのあたりの回数についてお示しをください。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  総合政策課長。 ○総合政策課長(月井敦子君)  職員提案につきましては、昨年度、一応12件の提案がございました。その中で一旦提案を受けました後、それの実現化ができるかどうかですとか、担当課としてどういう考えを持ってるかとか、いろいろ協議を重ねるといいますか、ブラッシュアップをしていく中で、6件について審査会にかけさせていただきました。そのうち、ここに書いてありますように、実施検討となった件数が4件でございます。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  市川委員。 ○委員(市川岳人君)  研究発表を行われたということですけども、こちらの数字も合わせてお願いします。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  総合政策課長。 ○総合政策課長(月井敦子君)  研究発表の内容でございますか。ちょっと後ほど答弁させていただきます。申しわけございません。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  市川委員。 ○委員(市川岳人君)  ちょっとそのあたりも、今聞きたかったところなんですけども、これ予算伴わない形で、いろんなアイデアを集約できるいい機会であると思いますし、どんどんどんどん応募数自体を上げていくような、アイデア工夫が必要だと思うんです。そのあたりを求めていきたいというふうに思います。これまた後、数字を聞かせていただきますので、よろしくお願いいたします。  後、次もう一点、165ページ、決算書。そして成果報告86ページ、88ページ、先ほどシティプロモーション推進事業というところで、ふるさと納税についていろんな質問、意見が出ていましたけれども、ふるさと納税自体の推移であったり、この成果報告書の中では見えてこないものがあるのかなというふうに思いますし、また指標自体が観光客の消費単価というところが示されております。ただ、事業の内容としては、ふるさと納税とシティプロモーションということで、移住定住の促進であったり、観光客に来てもらうところなのかなというところも思いますので、観光客の客単価が果たして指標として適切なのかなというところについての御見解をお願いします。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  総合政策課長。 ○総合政策課長(月井敦子君)  シティプロモーションをして、いかに交流人口上げて、いかに定住につなげるかというのが目的の一つでございますので、目に見える数値といたしまして、このような指標をさせていただいたわけでございます。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  市川委員。 ○委員(市川岳人君)  消費単価というのは、観光で来ていただいて消費してもらうというふうな数字ですので、移住促進とはちょっとまた違うのかなというふうに、私は思ってますので、またこのあたりの指標について、御検討いただきたいと思います。  済みません、また続きましてですけれども、決算書175ページ、芭蕉祭執行経費、成果報告書118ページ、この中で芭蕉祭の運営業務の委託料ということで、784万円が上がっておりますけれども、具体的な業務の内容、ちょっとどういったことに使われたっていうところをお示しください。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  文化交流課長。 ○文化交流課長(滝川博美君)  芭蕉祭の委託料でございますが、委託のほうは芭蕉翁顕彰会のほうにさせていただいております。主に献詠俳句等に関することをお願いをさせていただいてございます。選者さんに対する報酬でございますとかが、主なところになるかと思います。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  市川委員。 ○委員(市川岳人君)  報酬ということなんですけども、人数、報酬、選者の方の人数であったり、1人当たりの報酬額、わかりましたらお願いいたします。恐らく御案内のはがきであったり、そういう経費も含まれてると思うんですけども、このあたりについて、もうちょっと具体的に教えていただければなと思います。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  文化交流課長。 ○文化交流課長(滝川博美君)  済みません。少しお時間ください。資料確認してから戻ってまいります。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  市川委員。 ○委員(市川岳人君)  それではこちらについては、後ほど質問させていただきます。何件もありますけれども、決算書179ページ、報告書が125ページ、ホームページ管理経費についてお尋ねをいたします。  委託料としまして、ホームページの改修委託1,079万円計上されております。内容としましては、ホームページのリニューアルを行って、サイズ拡大云々と書かれておりますけれども、これは委託先、ホームページをつくっていただいてるところだと思うんですけれども、実際、保守してるところと改修というところは同じなのか。後、この金額についての検証というか、向こうから一方的に提示されたのかどうとか、プロポーザルで行ったとかというところがあるのかないのかっていうところをお願いします。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  広聴情報課長。 ○広聴情報課長(越村憲一君)  広聴情報課の越村と申します。どうぞよろしくお願いします。  ただいまお尋ねいただきましたホームページの改修でございますが、業者名につきましては、三重データ通信株式会社様、それから改修のほうは、システムの使用許諾ということでさせていただいております。Webアクセシビリティに対応したシステムへの改修ということになっております。よろしくお願いします。 ○委員(市川岳人君)  保守してるところと一緒なんですか。 ○広聴情報課長(越村憲一君)  選定方法につきましては、プロポーザルでさせていただいております。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  市川委員。 ○委員(市川岳人君)  わかりました。プロポーザルで一番いいところで選ばれたというふうに理解させていただきます。後につきましては、また説明あり次第、質問させていただきます。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  先ほど当局より答弁の訂正を求められておりますので、市川議員の共同研究につきまして、質疑に関し当局より答弁を求められておりますので、総合政策課長、お願いいたします。 ○総合政策課長(月井敦子君)  28年度の職員提案の共同研究でございますけれども、二つございまして、一つは若者の定住促進を考えるということで、住みたいまち、住み続けたいまちというのをテーマに研究いただきました。もう一つは子育てしやすい環境づくりを考えるということで、その研究の報告をいただいております。どちらも合計で24名の方が参加いただきまして、大体1年をかけて丁寧に研究をいただいたものでございます。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  信田委員。 ○委員(信田利樹君)  一つ教えていただけますか。決算書のほうで184ページ、交通安全対策費。その中で自転車等駐車場保管委託料、これはこっちの成果報告書では147ページで173万7,730円という委託料、シルバーさんに委託されてます。9駅の中で放置自転車の啓発撤去、保管っていうことで、常にそこに常駐してるわけではないわけじゃないと思うんですけども、これシルバーさんに委託したとき、シルバーさん何人くらいの人が、この業務に携わってるか。  それと95台、長期保管放置自転車95台となってますけども、去年より減っているのかどうか。まずこの2点、お願いできますか。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  人権生活調整監。 ○人権生活環境部人権生活調整監兼市民生活課長(田中克典君)  今お尋ねの自転車の撤去のシルバー人材センターにお願いしてる方なんですけども、ちょっと何人っていうのが、資料が今すぐはないんですけども、例えば上野丸之内駐輪場ですと、ある週の曜日が決まっている日に1日来ていただいております。ただちょっと何人ずつ来ているかは確認させていただきます。  それと台数、去年ですと95台を撤去してますが、それは前年度より若干ふえております。以上でございます。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  信田委員。
    ○委員(信田利樹君)  これ人数わからないと、どういう積算で173万7,730円出してるんですか。これどういう積算根拠ってないんですか。  それともう一つ、そしたらこの撤去して返還してる台数、もしくは返還率教えていただけますか。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  人権生活調整監。 ○人権生活環境部人権生活調整監兼市民生活課長(田中克典君)  単価につきましては、シルバー人材センターで作業していただきます1日の単価が決まっております。それで出ていただいた日数を掛けてお支払いしております。それから今の回収したっていいますか、撤去した台数の返還率はちょっと調べさせていただきたいと思います。申しわけございません。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  信田委員。 ○委員(信田利樹君)  ちょっと返還率も去年のあれですよね。決算出てきてるのに、どのくらい撤去してどのくらい返していただいたっていうのが、わからないというのもどうかなと思います。  そしたらもう一つ、最後ですけども、後、撤去して95台の放置自転車、これどういうふうに処分されているんでしょうかね。お金を払って処分してる。もしくは売り払いをしてる。どっちか教えていただけますか。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  人権生活調整監。 ○人権生活環境部人権生活調整監兼市民生活課長(田中克典君)  撤去していただいた業者からお金を頂戴しております。歳入のところに上がっておりますが、ちょっと済みません。決算書の135ページの歳入のところに載っておりますが、物品の売り払い代金として1万880円を頂戴しております。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  信田委員。 ○委員(信田利樹君)  大体95台は一万何がしで売り払ってるっていうことですか。わかりました。ありがとうございました。ただちょっと今申し上げました返還率とか、そんなんきちっとしていただく。人数もどのくらいの人数でシルバーさんに委託してるか。人数ぐらい動いてるぐらいは、やっぱり把握しといていただきたいと思います。ありがとうございました。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  西口委員。 ○委員(西口和成君)  175ページ、それから報告書118ページ、市川議員が質問されたことに付随して、確認だけさせていただきたいと思います。  118ページの報告書の中に、芭蕉祭の課題及び改善案というところで、市内外への啓発、次世代への継承を行うために、芭蕉翁の偉大さや俳句の楽しさを伝えられる式典となるよう、内容を検討する必要がありますというふうに書かれてますが、検討する必要っていうのは認識だけしてますと。検討する認識だけしときながら、そのまま置いとくのか。検討しますっていうふうに書かれてれば、次々と改善案を出されるとは思うんですけども、必要という認識だけされて、また従来どおりの式典どおり進められるのかどうかっていうことが、教えていただければと思います。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  文化交流課長。 ○文化交流課長(滝川博美君)  ただいまの御質問ですけれども、よりよい式典、また市民及び市民以外の方にも、やっぱり俳句、芭蕉というふうなものを少しでも伝えていきたいというふうに思っております。ですので、思っているだけではなく、教育委員会であったり、いろんな団体であったりっていうふうなところを通じまして、啓発活動、また式典につきましては、少しでも当日にも出席いただけるような会場にというふうなことを考えさせていただいております。よりよくというふうに進めていきたいと思います。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  西口委員。 ○委員(西口和成君)  よりよくという改善案をお示しされるってことなんですけども、来月10月には始まります。新しいプログラム等々をお考えだということを認識させていただきました。俳句をユネスコにということで、市長の肝いりを一翼を担う大事なイベントであると思いますので、来月の10月はよりよいプログラミングをされるということを認識して質問とさせていただきます。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  先ほど市川議員の芭蕉祭の経費についての質疑に対し、当局より答弁の訂正を求められておりますので、これを許可します。 ○文化交流課長(滝川博美君)  大変失礼いたしました。先ほど市川委員さんのほうから御質問いただきました芭蕉祭の委託料でございますが、主なものは謝礼というふうなことで、先ほどの献詠俳句等の選者さんに対する謝礼が主なもので、414万7,020円というふうな金額となってございます。こちらにつきましては、献詠俳句の選者さん19名、また学童の俳句の選者さん、連句の選者さん等、足す38名の方へのお支払いとなっておりますので、ただ金額につきましては、部門により異なるかと思いますので、こちらのほうでは御説明させていただけません。申しわけございません。  それから、謝礼のほかにも消耗品であったり、賃借料であったりというふうなことがございます。消耗品等では贈呈用の図録、句集等の作成をしていただいてございます。また印刷のほうでも募集要項等の印刷をお願いしたりしておりますので、そのような使い道となっております。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  市川委員。 ○委員(市川岳人君)  謝礼ということで、選者さん19名と38名、合計57名っていうことなんですかね、合計で38名ですか。400万余りの謝礼っていうことなんですけど、具体的に選者さんってどれくらいの御負担いただいて、時間的な負担であったりを含めてですけれども、選んでいただいてるんかなというところ、わかりましたらお願いします。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  文化交流課長。 ○文化交流課長(滝川博美君)  28年度の献詠俳句でございますが、一般の部では9,058句等いただきました。そちらのほうを選者さんにお願いさせていただいてございますので、選者さんによりまして、1人当たりの句数というのは異なってまいるかと思います。投句をいただきまして、締め切ってから短時間で大変忙しい思いをしていただいて、選句をしていただいております。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  市川委員。 ○委員(市川岳人君)  理解をさせていただきました。後、芭蕉祭にかかわるというよりか、同じページで175ページ、偲翁舎改修されまして、今、迎賓に使われているところなんですけれども、利用実績としまして121ページ、成果報告書で1万7,000人余り御利用いただいてるってところなんですけれども、これ工事期間はどれくらいだって、その間があったので、利用が目標からちょっと足りてないような形になってるのかというところですかね。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  文化交流課長。 ○文化交流課長(滝川博美君)  偲翁舎につきましては、昨年27年度と28年度の当初というふうなことで改修をさせていただきました。28年度の改修につきましては、6月程度までさせていただきましたので、その間は使用は休止をさせていただいております。後、実績なんですけれども、設置の目的が迎賓等の目的というふうになってございますので、なかなか一般の市民の方々に使っていただくのが、機会が少ないっていうものが現状でございます。昨年度、その収入に対しましては、3回の御使用いただいたというふうなことでございます。昨年度は俳句のユネスコ無形文化遺産への登録の発起人会というもののが、伊賀市で開催されましたので、それを偲翁舎のほうで開催させていただいたということはございます。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  市川委員。 ○委員(市川岳人君)  偲翁舎もそうです。改修したからには、やはり使ってもらうというのもそうなんですし、芭蕉祭につきましても、これからどんどん俳句について、伊賀市は進めていくんだというところですので、目標がずっと投句が4万句というところですけども、こういったところも、実際これがしっかりと実績に達成できるような形、さらにもっともっとふえていくような、創意工夫をお願いしたいと思います。質問終わります。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  川上委員。 ○委員(川上善幸君)  決算書179ページ、成果報告128ページのケーブルテレビの維持管理費の軽減の補助なんですけれども、ここの指標も数も何も入ってないんですけれども、実際、今何件くらいの申請をされている方がいるんでしょうか。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  広聴情報課長。 ○広聴情報課長(越村憲一君)  ケーブルテレビの維持管理費軽減補償金の件でございますが、28年度の末で約1,300世帯の方がこの軽減を受けられております。その中でも多いのが高齢者の世帯の方で、約1,000世帯っていうことになっております。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  川上委員。 ○委員(川上善幸君)  実はそうなんですよね。何が言いたかったといいますと、大体のひとり暮らしの高齢者の方が対象に当てはまってくるであろうと。私もちょっと相談受けまして、今回ちょっと何かのいきさつかで、ちょっとわからないんですけども、知らせが来なかった。年に1回申請書更新しますかっていうのを送られますよね。それが来たのか来なかったのか、ちょっとわからない高齢者の方も何人かいまして、どうなってるんですかっていう相談を受けて行かせていただいたんですけども、やっぱりここの下の課題及び改善点のところにも書いてあるんですけれども、改善案ですね。ここにも書いてるんですけども。わからない方がちょっとふえてきてるん違うかな。しっかりこの辺見えてあげて、対象になる方のサポートをしてあげなあかんなと。これ誰がするんかっていう話ですけれども、地域の民生委員さんであるとか、ケアマネジャーであるとか、この辺がしっかりと見てあげれるような支援策をしてあげないとだめだなと。ふえてくるであろうとわかってるので、その辺しっかりお願いしたいなと思います。よろしくお願いします。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  質疑。山下委員。 ○委員(山下典子君)  185ページの市史編さん事業ですけれども、この成果報告書のほうは148ページになります。今年度の課題及びのところですが、今年度の達成率が187%となりましたが、その理由は平成27年度刊行予定であった第2巻が、28年度の刊行となったためでありって書いてあるんですけど、結局これ締め切りが1年延びたっていうことですよね。平成27年度に刊行する予定であったものが、ですので、それに係った経費をお願いします。延びたために。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  総務課長。 ○総務課長(前田康人君)  総務課の前田です。よろしくお願いいたします。  ここの欄に書かせていただいてありますように、1年延びてしまいまして、平成28年度の発刊ということになったわけでございます。27年度に係った経費でよろしいでしょうか。その辺につきましては、済みません。ちょっと計算して後ほど回答させていただきますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  御質疑ございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(嶋岡壯吉君)  御質疑なしと認めます。  次に事項別明細書、第3款民生費204ページから237ページについて説明願います。  健康福祉部次長。 ○健康福祉部次長(田中 満君)  健康福祉部の田中でございます。よろしくお願いいたします。  それでは第3款民生費につきまして、その概要を説明申し上げます。決算書の204、205ページをお開きください。  第3款民生費の予算現額は142億7,413万8,000円で、支出済み額は139億5,594万7,798円、翌年度繰越額は282万円で、不用額は3億1,537万202円、執行率は97.79%でございます。  第1項社会福祉費の支出済み額は52億2,043万8,358円、第1目社会福祉総務費の支出済み額は14億3,477万2,025円で、翌年度繰越額282万円は臨時福祉給付金給付事業に係る電算処理業務などの委託料でございます。  細目183社会福祉一般事務経費は1億2,619万1,480円で、主なものは社会福祉法に基づき、社会福祉協議会が行う地域福祉活動の推進に係る職員人件費などに対する、伊賀市社会福祉協議会職員設置等事業補助金1億1,237万7,718円でございます。  206、207ページをお開きください。  細目184社会福祉施設維持管理経費は5,058万9,604円で、いがまち、阿山、大山田、青山の福祉センターの維持管理経費でございます。  細目185地域福祉推進事業は3,804万5,136円で、福祉総合相談体制の強化に向けて配置しました相談支援包括化支援員2名の人件費や、福祉有償運送事業補助金990万5,000円が主なものでございます。  細目188手当支給経費5,397万8,666円は、特別障害者手当3,626万6,500円が主なものでございます。  208、209ページをお開きください。  細目190国民健康保険事業特別会計繰出金は5億3,155万4,815円でございます。  細目912臨時福祉給付金給付事業では、臨時福祉給付金6,545万7,000円を支出いたしております。  細目916生活困窮者自立支援事業1,658万5,869円は、就労支援員や相談支援員の報酬232万4,000円や、210、211ページをお開きください。就労準備支援事業業務委託料90万9,959円、学習援助業務委託料141万4,000円、家計支援事業業務委託料96万1,902円が主なものでございます。
     細目923年金生活者等支援臨時福祉給付金給付事業では、平成27年度分住民税が課税されていない人のうち、生活保護受給者等を除く65歳以上の人に3万円の給付金を支給いたしました。  第2目民生事業活動費では、支出済み額1,091万8,537円で、平成28年度が民生委員・児童委員、主任児童員の改選年度であり、新たな委員を改選するために、民生委員推薦会を6回開催するとともに、民生委員活動委託料879万円を支出いたしました。  212、213ページをお開きいただきまして、第4目障害福祉費では、支出済み額18億8,426万5,496円でございます。  細目193障害者福祉一般事業は4,427万4,521円で、主なものは、障害者相談支援センターの相談員3名に対する、総合相談事業負担金1,603万330円でございます。  細目199障害者自立支援給付事業17億3,322万2,975円の主なものは、214、215ページをお開きいただきまして、障害者総合支援法に基づく介護訓練等給付費15億2,498万1,913円、厚生医療給付費8,916万1,436円でございます。  細目200障害者福祉施設管理運営経費は1億676万8,000円で、きらめき工房ほか3施設に係る指定管理料でございます。  第5目福祉医療費の支出済み額は5億3,611万9,078円で、216、217ページをお開きください。心身障害者、重度身体障害者、子ども医療などの各医療扶助費でございます。  第6目後期高齢者医療費では、支出済み額13億1,413万3,985円で、後期高齢者医療広域連合負担金及び後期高齢者医療特別会計への繰出金でございます。  第2項老人福祉費、第1目老人福祉総務費の支出済み額は18億6,467万3,848円で、細目203老人福祉一般事業の支出済み額は3,388万2,085円で、支出の主なものは、市内の老人クラブに対する老人クラブ活動等事業費補助金1,239万4,000円、社会福祉施設整備費補助金1,787万6,477円でございます。  細目204在宅老人援護事業は1,018万6,182円で、主なものは218、219ページをお開きください。要介護2以下の認知症高齢者に対する介護用品等購入給付費558万1,662円でございます。  細目205老人施設福祉事業2億7,169万6,429円は、養護老人ホーム入所者の措置費でございます。  細目207介護保険事業は14億2,031万8,790円で、介護保険事業特別会計繰出金14億1,987万7,892円が主な支出です。  第3項同和行政費の支出済み額は3億4,464万3,979円で、第1目同和行政総務費の支出済み額は1億6,028万9,788円でございます。  220、221ページをお開きください。  細目211福祉資金貸付事業403万4,960円の主な支出は、福祉資金貸付事業基金積立金399万2,695円でございます。  第2目隣保館費の支出済み額は1億7,032万9,571円でございます。  細目212隣保館管理経費6,273万8,869円の主なものは、生活相談員等業務嘱託員報酬2,016万8,751円、222、223ページをお開きください、  細目213隣保館事業経費1,493万9,446円の主なものは、事業推進報償費781万3,314円でございます。  第4項児童福祉費の支出済み額は48億9,187万7,223円で、第1目児童福祉総務費の支出済み額は3億5,409万9,171円でございます。  224、225ページをお開きください。  細目216児童福祉一般事業経費1,763万4,206円の主なものは、女性相談員1名及び家庭児童相談員2名の報酬555万3,600円でございます。  細目217放課後児童対策事業は8,414万5,613円で、226、227ページをお開きください。市内19カ所の放課後児童クラブの施設管理運営委託料が主なものでございます。  細目218子育て支援対策事業は5,527万7,974円で、主なものは市が運営する5カ所の子育て支援センター及びハイトピア伊賀4階にございます子育て包括支援センターに従事する支援員等の賃金2,378万2,796円、民間が運営する3カ所の地域子育て支援センターへの事業費補助金1,455万4,000円でございます。  細目220発達支援事業731万670円は、こども発達支援センター発達支援専門員2名の報酬329万4,892円、言語聴覚士等が保育士等に専門的、具体的にアドバイスを行う、発達相談巡回訪問等業務委託料200万円が主なものでございます。  細目691結婚サポート事業は47万4,199円で、セミナー講師謝金20万円、228、229ページをお開きください。3事業に対して結婚サポート事業補助金14万2,264円を支出いたしました。  第2目児童措置費の支出済み額は30億4,079万2,827円でございます。細目221私立保育所等運営費は12億2,310万3,949円で、私立保育園14園の運営費でございます。  細目222私立保育所等補助金1億4,772万6,790円は、公立佐那具保育所と私立府中保育園を統合して設置する府中保育園園舎改築に対する、保育所整備費補助金6,038万3,000円、認定こども園の施設整備に対する安心こども基金保育基盤整備事業費補助金4,500万円が主なものでございます。  第3目母子・父子福祉費の支出済み額は528万3,619円で、細目228母子・父子自立支援事業では、母子自立支援教育訓練給付費、高等技能訓練促進費を母子・父子家庭自立支援給付金として204万6,000円支出いたしました。  230、231ページをお開きください。  第4目保育所費の支出済み額は14億6,857万9,204円で、細目229保育所管理運営事業5億9,712万3,999円は公立保育所18カ所の運営費及び府中保育園整備に係る用地取得費1,182万952円でございます。  232、233ページをお開きください。  第5目児童館運営費の支出済み額は2,312万2,402円で、細目230児童館管理運営事業772万9,590円は、3カ所の児童館運営及び事業推進報償費、施設維持管理費などでございます。  234、235ページをお開きください。  第5項生活保護費は支出済み額16億3,314万8,329円で、第1目生活保護総務費の支出済み額は1億2,734万3,971円でございます。  第2目扶助費の支出済み額は15億580万4,358円で、236、237ページをお開きください。生活扶助費3億9,787万979円のほか、備考欄記載のとおりでございます。  第6項災害救助費、第1目災害救助費の支出済み額は116万6,061円で、熊本地震の被災地支援に係る経費でございます。  以上で説明を終わらせていただきますが、決算の詳細につきましては、主要施策成果報告書184ページから290ページに記載しておりますので、ごらんいただきまして、よろしく御審査賜りますようお願い申し上げます。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  説明が終わりました。  会議の途中ですが、休憩といたします。再開は午後1時とします。              (午前11時57分 休憩)             ―――――――――――――――              (午後 1時00分 再開) ○委員長(嶋岡壯吉君)  休憩前に引き続き会議を再開します。  午前中、第2款総務費の答弁漏れ3件について、順次答弁願います。  まず中谷委員の滞納回収額の内訳の質疑に関し、当局より答弁を求められておりますで、これを許可します。  債権管理課長。 ○債権管理課長(東瀬嘉章君)  債権管理課の東瀬です。お聞きいただいておりました内訳のほうでございますが、まず一般会計のほうで1億928万2,563円。市税とか、それから貸付金とか、生活保護、それから保育所関係、市営住宅関係が主なものでございます。  国民健康保険事業特別会計では4,905万5,444円。それから介護保険事業特別会計では49万258円の増でございます。それから後期高齢者医療事業特別会計では127万8,262円。  それから住宅新築資金特別会計では771万6,498円。それから上下水道事業会計では5,694万7,735円増、これちょっと5,600万も増って何やっていうことでございますが、今年度、下水道会計が一般会計のほうから、企業会計に移行しましたので、締めの月が従前が5月だったんですが、3月になったということで、その2カ月分の差異が含まれておりますので、このような形になっております。  それから病院事業会計におきましては1,065万652円の増となっております。それともう一つ、不納欠損分といたしまして1億2,047万3,160円でございます。以上でございます。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  続きまして、信田委員の駐輪場の質疑に関し、当局より答弁を求められておりますので、これを許可します。  人権生活調整監。 ○人権生活環境部人権生活調整監兼市民生活課長(田中克典君)  人権生活環境部、田中です。先ほど信田議員にお尋ねいただきました、自転車駐輪場の管理委託に関しましてですけども、シルバー人材センターに6カ所、述べ717名の方に管理をしていただいております。  それともう一点、御質問いただきました平成28年度中に95台を自転車を預からせていただいて、そのうち取りに来ていただいたといいますか、返還率はということで95台分のうち9台が取りに来ていただいておりまして9.5%の返還率となっております。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  最後に、山下委員の市史編さん事業の推移に関し、当局より答弁をもとめられておりますのでこれを許可します。  総務課長。 ○総務課長(前田康人君)  失礼いたします。  山下委員からお尋ねのあった件についてお答えいたします。  伊賀市史の第2巻通史編、金銭につきましては、主に江戸時代の歴史についてまとめており、全7巻の中でも中身のボリュームが厚く古文書の解釈等はじめ検討や調整に想定以上に時間がかかったため平成28年度の刊行としました。平成27年度予算としましては、不用額として印刷製本費等510万711円を減額しておりますが、それらの経費は平成28年度予算として改めて計上し、引き続き業務を進めてまいりましたので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  それでは、次に第3款民生費、事項別明細書の204ページから237ページについての御質疑ありませんか。  赤堀委員。 ○委員(赤堀久実君)  2点お聞きしたいと思います。  まず、決算書227ページ、報告書が264ページなんですけど、子育て支援対策事業の中で、予算のときに子育て支援ヘルパー派遣事業の委託料というのが205万上がってたわけなんです。決算見たときにその内容というのが載ってないように思うんですけど、この事業自体現在どんなふうになってるかちょっと聞かせていただきたいと思います。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  こども未来課長。 ○こども未来課長(中岡久実君)  失礼いたします。こども未来課の中岡でございます。  今議員お尋ねの子育てヘルパー派遣事業でございますけれども、この事業自体は核家族化によりまして、家事・育児等家族の援助が受けられずに日常生活に支障のある妊娠中の方や1歳の子供さんを育てていただく方が核家族、どなたも助けてくださらないということでヘルパーさんに来ていただいて、家事・育児支援をしていただく事業でございます。これにつきましては、なぜできなかったかということなんですけれども、先進地への視察初めてするについてはやっぱり大事なお子さんを目の前にしてお母さんの世話をさせていただきますので、先進地への視察へ何度か行かせていただいたりとか、あとサービス提供する場合の安全面であったりとか手続どのようにしていくのか、あと利用調整させていただく職員がどういうふうなことに気をつけなければいけないのかとか、料金であったりとかそういうふうなことを勉強させていただいておりました。そして実際ヘルパーとして支援していただく方々、実際には障がい福祉サービスをしていただいてるヘルパー事業者さんにお願いをさせていただこうと思っているんですけれども、その事業所さんと何度かその支援に対して具体的に説明会であったりとか、ミーティングをさせていただくのに少し時間がかかってしまいまして、そして最終そのヘルパー事業所のヘルパーさんに来ていただいて子育てとか家事の勉強会であったりとか、あと子育てについての子供さんを沐浴していただいたりという実地研修であったりとか、研修もさせていただくのに1年かけてさせていただいて、ことし4月からこの事業をはじめさせていただく運びとなりましたので、昨年度は研修とそれから事業の丁寧な準備に時間を費やさせていただきましたので、今年度からさせていただきたいと考えております。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  赤堀委員。 ○委員(赤堀久実君)  実際本年から開始をしていくということなんですけど、今の説明の中でちょっと気になったのが、予算のときも私聞かせていただきましたこのヘルパー派遣のこの事業者さんに委託料として205万上がってるわけなんです。今の説明だとそのヘルパーさんのこの研修を使ったと。事業者さんに委託するのに市がお金を出してそのヘルパーさんの研修をしたっていうことなんですか。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  こども未来課長。 ○こども未来課長(中岡久実君)  失礼いたします。  その研修の内容でございますけれども、実際にはその家事支援とかはもちろん専門職の方でいらっしゃいますので、御承知いただいてるんですけれども、やっぱり子供さんを相手にするとか、離乳食のつくり方であったりとか、沐浴の仕方、それからお母さんのその妊産婦さんの心のメンタルの部分であったりとか、そういうふうな部分については障がいのヘルパーさんまだまだ不安だなというふうなお声もいただきましたので、助産師さんにきていただいて研修をさせていただきました。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  赤堀委員。 ○委員(赤堀久実君)  委託業者がもう決まっていて、その委託業者のヘルパーさんに対してこの研修を行ったということでよろしいんですかね。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  こども未来課長。 ○こども未来課長(中岡久実君)  失礼いたします。  実際に契約をさせていただいたのは、ことしの4月からですので、その研修をしていただいた中で実際にできるかどうかっていうことを事業者さんは判断したいということでございましたので、研修を受けていただいて、そして人員であったりとかしていけるかどうかっていうことの中で契約をさせていただきました。研修を受けていただいてから契約をさせていただきました。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  赤堀委員。 ○委員(赤堀久実君)  私の考えがおかしいのかちょっとわかりませんけど、伊賀市のヘルパーさん全体を研修の対象として研修を受けて、その中でしっかりと事業所何社かあって、その中でここができるっていうので委託をしたのか、ここやって決めて研修をしたのかっていう、そこらへんがちょっとわからないんですけれども。 ○委員長(嶋岡壯吉君)
     こども未来課長。 ○こども未来課長(中岡久実君)  最初にこのヘルパーの事業をするということでお話をさせていただいたときには、たくさんの事業所さんにお集まりをいただいて御説明させていただく中で事業者さんのほうから体制が整わないというふうにおっしゃっていただく事業者さんもございましたので、実際にはお話を聞いていただいて、実施できるとお答えいただいた事業者さんにお集まりをいただいて研修をさせていただきました。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  赤堀委員。 ○委員(赤堀久実君)  わかりました。ありがとうございます。これから進めて行くということなんで、次の決算のときにそのこと内容また聞きたいなというふうに思います。  次に、新規事業として利用者支援事業費も上がっていました。178万ほど上がってたわけなんですけれども、これ報告書はちょっと出てこないんですけど、この利用者支援事業が決算の中で余り出てきてなかったんですけれども、その報告書の中に利用者さんの数が617件っていうふうに上がってました。別の母子保健事業の中に、これ報告書303ページなんですけれども、母子の健康手帳の交付が同じ617件になっています。この利用者支援事業というのは、妊娠から子育てまで切れ目なくしっかりと、そのお困りの方、悩んでおられる方、いろんな支援に対して寄り添って、保健師さんと寄り添って課題を解決していく。今回ネウボラ2件一般質問もしてくださったんですけれども、それと同じ伊賀版のネウボラかなと私は理解をしながら予算のときに聞かせていただいたんですけれども、今回この母子手帳と同じ617件ということは、出産されたらその方がお困りとかどうかっていう状況ではなくて、全員にそういう計画書を策定するというふうになっているのか、ちょっとそこらへん教えてください。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  健康推進課長。 ○健康推進課長(藤林宏通君)  失礼いたします。健康推進課の藤林と申します。どうぞよろしくお願いいたします。  今お尋ねの件ですけども、母子健康手帳の発行が617件ということで、妊娠のときからその方の計画を立てさせていただいて支援を行っていくとかいうことをさせていただいております。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  赤堀委員。 ○委員(赤堀久実君)  当初私はお困りで悩んではる方に寄り添ってというふうに思ったんですけれども、そうじゃなくて母子手帳交付するときにこの利用者支援計画をしっかりと作成して切れ目ないそういった支援を全員に幅広くというか、全員に寄り添って支援をしていくという考え方でいいんですね。そしたら。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  健康推進課長。 ○健康推進課長(藤林宏通君)  その母子手帳の発行のときに、お母さんの様子とかも見させていただきながらお話もさせていただいて、その方のこれからまた生まれてくるであろう準備も兼ねまして、そういう計画を作成していくというふうになっております。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  赤堀委員。 ○委員(赤堀久実君)  済みません。報告書270ページでした。その中で、特記事項に平成29年度からこれは衛生費母子保健事業費に移行するというふうに書いてます。というのは、こういうこの母子手帳とさまざまこの母子健康事業の中に移行していくと。一緒になって一包みというか、同じ事業としてやっていくということなんですけれども、そしたらもう本当に丁寧にしていけるのかどうか。今までの取り組みと何だかわりなくなってしまわないかというのがすごく懸念してますので、今後どういうふうになっていくかちょっと私も見させていただきながら、しっかり丁寧にという部分を徹底してやっていただきたいと思います。  以上です。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  御質疑ありませんか。  福村委員。 ○委員(福村教親君)  1点だけお聞かせください。  決算書の205ページ、細目183番。下から4項目目です。保護司会活動助成金。報告書の186ページでございます。この70万の助成金なんですけども、私が保護司会の総会に出席させていただいたところ、当初本年度は予算が、助成金がゼロですという報告を受けまして、数日後また臨時総会召集されまして、出席させていただいたところ70万の予算がつきましたと。その一旦ゼロになった経緯お聞かせください。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  医療福祉政策課長。 ○医療福祉政策課長(風隼徳彰君)  医療福祉政策課、風隼でございます。  当初予算なかったという経緯でございますが、いろんな団体の補助金の見直しの一環といたしまして、その事務局体制、特に保護司さんの活動任命については、法務省の管轄になっておりますけども、そういうところも見ながら一度事務局体制とか支援体制を見直そうということで、一旦当初予算で計上されてなかったと記憶してございます。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  福村委員。 ○委員(福村教親君)  わかりました。御案内のとおりです、保護司という法務大臣さんから委託を受けまして、非常勤の無報酬の臨時国会議員のような立場でございます。保護司さん無報酬でなおかつまだ伊賀保護司会に身銭を切って年会費納めてやってるような状況でございます。皆さん熱くやっていただいて、その先にはまた雇用主協力会という組織がございまして、服役されて出所されたあと伊賀市の中で就職雇用をもっていただくために、再犯防止のためにも雇用を率先してとっていただくという組織もございます。その中でこれからも街頭啓発運動、社明会、社会を明るくする会とか、いろんな関連団体もございますので、これからも助成のほうよろしくお願いしたいと思います。  以上で終わります。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  御質疑ございませんか。  福田委員。 ○委員(福田香織君)  決算書の213ページの障がい者福祉一般事業の中で、報告書の217ページになるんですが、訓練等の助成事業ですね。これ今年度から大幅にカットされているんですけれども、その課題と改善策の中に重度障がいタクシー助成事業と重複して助成して受けてる人もいたためというんですが、大体どれくらい、何%くらいの人が重複してたんでしょうか。何人くらいでも結構ですけど。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  障がい福祉課長。 ○障がい福祉課長(中井芳子君)  障がい福祉課、中井です。どうぞよろしくお願いいたします。  今議員さんお尋ねのタクシー料金との重複して助成を受けていた方の率というのが、ちょっと手持ち資料ございませんので、後ほど御報告させていただきます。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  福田委員。 ○委員(福田香織君)  済みません。あのそれを後刻教えていただくとして、今後その重複ということもあるので、当事者団体、事業所等との協議を行いながら再度検討を行う必要があるということで、この事業が削られる方向であると思うんですけれども、その内容の中に訓練等のために週2回以上施設に通所しているというのが、週2回というのがあるんですけれども、重度の障がい者とか精神障がいの人は行けるときもあるし行く予定になっているけれども急遽いけなくなることもあると思いますので、この再度検討を行う中でこの週2回という括りをできれば撤廃していただければありがたいと思っております。  それから、もう一つですけれども、報告書の221ページのジョブサポーター7人で利用者11人ということですけど、このジョブサポーターという方はどういった方になるかちょっと教えていただけますか。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  障がい福祉課長。 ○障がい福祉課長(中井芳子君)  ジョブサポーターは、就労支援の障がいのある方の就労への支援をするための専門の方でございます。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  福田委員。 ○委員(福田香織君)  そういう研修を受けた方ととらまえてよろしいんでしょうか。  それで、ジョブサポーターさんが7人いるんですけど、利用者は11人しかいないということで、企業等への周知をどのようにしていただいてますか。こういったジョブサポーターがサポートしますっていう周知ですね。ですので、雇用促進を促していただくようなことはどのような方法をとられてますか。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  障がい福祉課長。 ○障がい福祉課長(中井芳子君)  失礼します。  ジョブサポーターさんは、定着支援の事業で委託をさせていただいておりまして、作業所とか就労支援の事業所から一般企業へ移行されたときに、サポートをしていただく支援をしていただく方でございますので、企業へのっていいますか、企業との連携を図っていただくっていう方になっております。企業の方への一般就労、障害のある方の一般就労につきましては、ハローワークさんとか、ハオさんといいまして就労支援をしていただいている事業所もございますので、そういったところから企業への啓発も重ねてさせていただいております。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  御質疑ございませんか。  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  222ページお願いいたします。  共同浴場費、改めて設置の目的、目的あったんだろうと思いますが、その達成度、このあたりからちょっとお尋ねしたいんです。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  八幡町市民館長。 ○八幡町市民館長(前澤和也君)  失礼いたします。八幡町市民館の前澤でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  共同浴場の設置でございますが、市民の保健衛生及び生活環境の改善、向上を図ることを目的として伊賀市共同浴場を設置しております。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  同じく達成度っちゅうんですか。市民に対してその健康の増進とか衛生の向上ということであれば、年間2万人そこそこの人数の利用者で昔はもっとたくさんいたけれども、今2万人くらいになってきた。したがって、達成してきたよという話なのか、一体からその設置の目的で、ここにしかない目的、同時に現状のその利用、ニーズっちゅうんですか。たくさん利用者が殺到して列を並んでるのかどうかっていうことを含めて目的と達成度、もう一度御説明ください。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  八幡町市民館長。 ○八幡町市民館長(前澤和也君)  失礼いたします。  昨年度の入場者数につきましては大人の方が2万150人、それから子供の方が803人で2万953人。これが大体5年間の平均でございますが、この浴場の設置でございますが、八幡町におきましては、市営住宅、それから簡平の住宅のところにお風呂が設置されていない、そういったところから共同浴場を設置をいただきまして、皆さんで御利用いただいているというところで現在も推移しているというところで、達成度につきましては、まだはっきりわからないんですけども、これからも必要であるということはいえると思います。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  市営住宅にいわゆるそのお風呂がない。したがってそのお風呂をまとめてその共同浴場として提供している。そうすると、市営住宅にお住まいの方だけお使いいただけるというふうに理解してよろしいでしょうか。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  八幡町市民館長。 ○八幡町市民館長(前澤和也君)  これにつきましては、市営住宅だけではなしに一般の方も御利用いただいているということを聞かせていただいております。 ○委員長(嶋岡壯吉君)
     田中委員。 ○委員(田中 覚君)  そうしたら設置の目的そうじゃないじゃない。設置の目的はその市営住宅であってお風呂がないところに共同浴場としてそのつくったっちゅうんならそれはそれでいいと思うけども、一般の人にどうぞ御利用ください、広く御利用くださいということだったら、目的は2万4,000人利用してくれということが2万1,000人、平成29年かな。その達成をしていくっちゅう。ふえるのはいいだろうけど、あえて減っていくっちゅうのこれ何か理由ありますか。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  八幡町市民館長。 ○八幡町市民館長(前澤和也君)  全体的に微減をしているところにつきましては、まだちゃんと入浴をされる方の調査をしておりませんのではっきりした傾向がちょっとわからないところでございます。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  これがその館長の管理下にあるのかどうかということも含めて、実は市民の衛生の向上ということであれば、八幡町のその市民館に管理がなくてもいいんではないかと思うんですが、それちょっと違った方向で。そうすると大体収入、伊賀市がお風呂を利用していただいて、その収入が約410万円弱ぐらいかな。1,400万円ほど使ってるんですよ。したがって、ありとあらゆる聖域なき改革をしていって無駄を排して、次の時代にいい案を残していこうということならば、1,400万円の支出に対して、出に対して400万円の収入、つまり約1,000万円の赤字というのはどのようにお考えいただいているだろう。別に館長じゃなくていいですよ。どなた方でも結構です。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  人権生活環境部長。 ○人権生活環境部長(大橋久和君)  人権生活環境部、大橋でございます。  共同浴場についてのお尋ねですけれども、この共同浴場については当初同和対策事業で設置をしたということで、当初は多分同和地区に限定した仕様であったというふうに考えておりますが、一部こう周辺地域の方にも御利用いただいているというのは現状でございます。団地の中にも自分でお風呂を設置して入られてる方もいるということで、人口減少等々も含めて利用者が微減をしているという状況で、先ほどおっしゃられましたとおり収入に対して支出が1,000万程度多くなっていると。当初の目的といいますか、そういったことは一定達成をしておりますし、引き続きお風呂が必要という方もみえるわけですけども、この収支の問題については大きな課題ということで改善の必要あろうというふうに考えております。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  問題意識をお持ちをいただいているということで大変ありがたく今の御答弁をお聞かせいただく。200円の負担で市内のいわゆる一般のお風呂屋さんは400円なんですよ。じゃあ、200円負担してあげるからまちのお風呂屋さん、近所のお風呂屋さんいってよと、いったところで市の負担は400万です。実際。本人は200円負担するでしょ。実際400円ですから200円足したったら市は400万円の負担でその同対の事業及び市民の衛生向上の事業につながっていくということ。そうすると今まで盲目で1,400万使っていたけれども、じゃあその1,000万をその市営住宅の改善、生活改善に充当していったほうが生活のクォリティーは上がるように思うんですが、この提案はいかがだろう。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  人権生活環境部長。 ○人権生活環境部長(大橋久和君)  御提案をいただいたことはもっともなことかなというふうに思わせていただいております。ただ、長くそのお風呂、なかなかこう差別の問題等もあって外へ出て行きにくかったという事実も過去にはあったということで、そういう問題はあるとして、十分こう検討していかなければならない問題というふうに認識はさせていただいております。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  まず、213ページの成果報告書で211ページ障がい者、細目番号193の障がい者福祉一般事業の中で幾つかお尋ねをいたします。  一つは成果報告書の211ページですけれども、平成28年に全国在宅障がい児者等実態調査ということで、伊賀市が実施されておられます。これは私自身は知っていないんですけれども、どういう目的ですね。この生活しづらさに関する調査とありますけども、どんな目的で調査員報酬が4名というふうに出ています。これにかんしての報酬かわかりませんが、どんな体制で調査をされたのか、そして掴めた生活実態とニーズというのはどういうものだったのか教えてください。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  障がい福祉課長。 ○障がい福祉課長(中井芳子君)  失礼します。  生活のしづらさなどに関する調査は、国から障がい施策の基礎資料とするために調査をするということで、5年に一度生活のしづらさの調査が行われています。それで、調査員は職員が出向きまして、2地区に、伊賀市内2地区を調査させていただいております。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  それで、そこで5年に一度も行われているということですので、伊賀市にとっても有益ですし、国からもその実際にお金もそういった意味でおりてくるのかわかんないんですけどもね、それは大変いいことだと思うんですが、実態、どんな実態がつかめて、どんな施策に毎年つながっていっているのか、とりわけ28年度での決算ですので、そこで掴まれた実態が伊賀市にとっても次の施策につなげるようなことを協議されているんですか。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  障がい福祉課長。 ○障がい福祉課長(中井芳子君)  この調査におきましては、在宅の障がい児さんとか障がい者さん、難病の方とかの生活の実態を把握するためのニーズを把握するための目的の調査となっておりまして、まだ28年度調査したところですので結果というのが出ていないと思われます。また、そのあたりも国の情報、県の情報をいただきながら市の施策のほうに反映させていきたいと考えております。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  5年に1回行われているということですので、これ今の伊賀市の施策にも反映されてきたことを願うばかりなんですけども、では次に、同じくこの障害者福祉一般事業の中の成果報告書の218ページにかかわってにします。  そこにあるからということではないんですけども、一つは障がい者施設、生活施設がいろいろありますし、伊賀市もこうやっていろんな施設拡充のための支援をしていただいています。財政的な支援もしていただいてるわけですけども、一方でこの間障がい者福祉計画等にもあるかと思いますが、障害の子供をもつ保護者の方が願っておられます、いわゆるその療育センターという言葉余り今使わないかもわからないんですけども、名張でいう児童発達支援センターのようなものをつくってほしいというの長年、毎回おっしゃっているわけなんですね。それで私も繰り返し伺っていますが、28年度の中でどんなふうにその開設準備に向けて進められたか教えてください。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  健康福祉部次長。 ○健康福祉部次長(田中 満君)  失礼いたします。  ただいま御質問いただきました児童発達支援センター、国の制度ではこのようにいっておりまして、身近な地域における障がいのある児童への支援の拠点というふうな位置づけもされております。具体的には、まだ申し上げることはできないんですけども、関係機関と児童発達支援センターの設置に向けて協議をしておりまして具体的なことが決まりましたら議員の皆様に御報告をさせていただきたいと考えております。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  同じいつもと回答なんですけど、めどですね。そのめどっていうのをやっぱしいっていただきたいなと思うのと、それからあと名張市の場合は保育士、保健師、それから教師、臨床心理士、社会福祉士等が常駐していると。今福祉と教育の連携というのは大変重要であるということですので、またそういった体制等も含めて検討されているのかっていうことと、それからやはりそこに行けば伊賀市も本当に切れ目のない、それから障がいがあってもなくても子供たちの支援というのは頑張ってしてくれてると思うんですけれども、やはりどこに行けばいいのかというのを率直にその保護者の方々からわからない、わかりにくいということもおっしゃっていますので、そういった観点ですね。ここに行けばとりあえず大丈夫ですよっていうところの観点でもって、いずれ私たちに報告してくれるのか、めども含めて教えてください。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  健康福祉部次長。 ○健康福祉部次長(田中 満君)  失礼いたします。  職員、職種でございますけれども、これにつきましては、今委員おっしゃっていただきましたような体制が望ましいと。保健師であるとか臨床心理士、言語聴覚士等も必要な場合もあると。そのような協議もしております。それと設置の時期でございますけども、できましたら、32年4月ごろをめどに設置をさせていただけたらとこのように考えております。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  はい。ありがとうございます。  それからあと、では成果報告書の221ページ、先ほど質問がありました障がい者就労定着支援事業ですけども、追加で、これはですので受け入れている会社は何社ですか。利用者の方が11名おられるということですけども、何社の会社がこの制度を利用されていますか。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  障がい福祉課長。 ○障がい福祉課長(中井芳子君)  失礼します。  一般企業に就労されている方が11名いらっしゃいますので、11事業所に。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  つまり11社、一人ずつそういった方々がおられると、雇用していただいていると。そこにはジョブサポーターさんが7人ですので、兼ねていっておられるところもあるということでよろしいですね。11社っていうことは、伊賀市全体の企業数からいってもまだまだ少ないと思いますので、先ほどの同僚議員もおっしゃりましたように会社、こういった制度があるっていうことを周知するのは行政としてもしっかり責任もってやってほしいということだったと思いますので、よろしくお願いします。  それから、今度は決算書の215ページに入っていくと思うんですけど、細目番号199の障がい者自立支援給付事業の中の、次のめくっていただいて215ページにあります成果報告書では226になると思うんですけども、日中一時支援事業についてお尋ねをいたします。  本当にみんなが子供たちの放課後の居場所であったりとかを望んでいるということで、特にこの課題及び改善策でも中高生を対象にしたところが少ないということは認識されていますが、お願いをしていると。事業所にお願いをしているということはお聞きしたわけですけれども、なぜじゃあ逆に言えばその法人さんなどが手が挙げられないのか。そのそういった取り組みを28年もされたと思いますが、その理由ですね。それはどういうふうに分析されているのか、そしてそこを何とかクリアしたら中高生を対象としたその日中一時支援や放課後デイなども伊賀市でもちゃんと名張のようにできていくのか。そこら辺どんなふうにお考えなんでしょうか。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  障がい福祉課長。 ○障がい福祉課長(中井芳子君)  失礼します。  日中一時事業も放課後デイサービスも同じような感じなんですけども、小中高と受け入れをしていただいている事業所もあるんですけども、小学校の子供さんと中学校の子供さんと一緒に同じ場所で見ていただくというのには、やはり体格からも無理がありまして、毎年、年々やっぱり支援を必要な方というのがふえてきておりまして、事業所もいっぱいになってきている状況に聞いております。今、先般部長が一般質問の答弁のほうでお答えさせていただきましたように、事業所に働きかけもさせていただいてますし、もうじき来年度に向けて開所していただく事業所というのも聞いておりますので、また引き続き働きかけていきたいと考えております。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  そうですね。発達年齢も段階も違いますし、そういった意味ではよりきめ細かな対応が必要かと思います。先ほどのヘルパーの養成もそれにつながっていくんじゃないかと。障がいのある子供たちの支援というのをやはり専門性も必要ですし、ヘルパー養成事業も一緒になってそういったことをぜひ強力に進めていただけたらなというふうに思います。  それから次、決算書では219ページから、成果報告書では243ページになります。同和行政経費の中でお尋ねをします。  成果報告書のほうにもあるんですけれども、一つは生活困窮者自立支援法の施行に伴い、生活に困窮している世帯を対象に調査実施を検討しているというふうに書いてありますが、これはどういったこう関係が出てくるわけでしょうか。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  同和課長。 ○同和課長(岡澤勝彦君)  失礼いたします。同和課の岡澤でございます。  自立支援法との関係ということでございますが、同和施策を進める中で、低所得者層であるとか働き口が見つからないとかそういう方がお見えになりますので、それも含めて自分たちのこの市の中で生活支援課も含めて検討しているということでございます。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  生活困窮者自立支援法の貧困対策施策はもう対象は全市民なんですけども、つまりそれは例えばこれは同和地区住民というふうに対象がしてあるので、同和地区の住民だけに行うような施策を新たに考えているということですか。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  同和課長。 ○同和課長(岡澤勝彦君)
     同和地区住民も含めてでございますけれども、市民全体、生活支援課も含めて検討しておりますので、同和地区住民だけというわけではございません。市民全員という形になっていこうと、一般という形になってくると思います。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  それからもう1点は、同和地区生活実態調査をこの年に実施したということなんですけれども、この支出の経費のほうで生活実態調査の調査員報酬ということで20万1,600円ありますけれども、これは誰が何人の体制でされた報酬ですか。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  同和課長。 ○同和課長(岡澤勝彦君)  市の職員が行いまして、252軒実態調査の対象として回らせていただきましたら、一人の職員が何軒か聞いておりますので総人数はそんなにいっておりません。250何人もいっておりませんが、件数としまして252軒聞き取りをさせていただいたということでございます。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  職員があと何聞かれたかすぐ答えられるんだと思うんで、全然あとでいいですのでまた教えていただけたらと思います。実質何人か、何人分かということでね。あと実態調査の中で、課題及び改善策ですけども、困難とかそれから課題をもつ市民がやっぱり同和地区に集中しているというふうにここ断言されてますよね。その断言されている根拠ですよね。全市民をしっかり調査しているのかどうかも含めてですけども、断言されている理由というのを教えてください。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  同和課長。 ○同和課長(岡澤勝彦君)  失礼します。  同和地区に集中しているという断言している理由ということなんですけども、この5年前にもこの同和地区の生活実態調査を行っておりますし、先般2年前に市民意識調査を行った質問項目の中にもこのような項目がありまして、それによりましても同和地区に集中しているというような傾向が見られましたので、このように断言しております。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  傾向だけではその根拠にならないと思うので、これはまた後日にまた質問したいと思います。それからあとですね、同じく成果報告書で268ページになります。決算書では227ページのファミリーサポートセンター事業についてなんですけれども、ずっとここは一人体制でされてます。職員としては一人体制じゃないかと思うんですが、ただ、この多分業務従事者等のところ見ますと非常勤の方もおられるかと思うんですが、ファミリーサポートセンターでその職員の体制ですね。どんなふうな体制で28年度もされましたか。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  こども未来課長。 ○こども未来課長(中岡久実君)  失礼いたします。  ファミリーサポートセンターはハイトピアの4階で実施をさせていただいておりまして、職員の体制でございますけれども、実際にはアドバイザー、嘱託職員のアドバイザーが1名おります。ただ、正規職員も1名おりますのと臨時職員が昨年度は3名おりまして、その非常勤の方がアドバイザーをサポートしながら利用いただく方のマッチングのお手伝いとか連絡調整をさせていただいているという状況でございます。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  このファミサポとファミサポの事業はとても大事で利用者もふえていってるんですけれども、職員が一人体制、アドバイザーが一人ということなんですけども、24時間のやっぱりその電話対応等があると実際にその役割としては。多分例えば5時以降ではこれで打ち切りますってことになってないんじゃないかと、だからこそいろいろと頼りにされている伊賀市がやってる事業じゃないかなと思うんですけども、それでその休むときなんかはやはりそのどう対応してほしいかということを引き継ぎじゃないですけど、それが大変厳しい状況にあるっていうようなこともあるんですね。その体制ですよね。これ事業を進めて充実させていくためには、職員体制ってとても重要と思うんです。私はファミリーサポートセンターっというのは重要だと思っていますので、その見直しとかっていうのは改善策とかには上がってきてないんですけども、十分それで本当にやっていけてるのかっていうことを教えてください。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  こども未来課長。 ○こども未来課長(中岡久実君)  実際御利用いただくときには、その提供会員さん助けてあげようという方と助けてほしいという方それぞれ御登録をいただきまして、実際に御利用いただくのはその提供会員さんと依頼会員さんが連絡をとりあっていただいて、それはちょっと夜でも朝でも御利用いただいております。ただ、アドバイザーはその実際にその提供会員さんと依頼会員さんがどなたがこう組み合わせるかというか気のあっていただく方というか御紹介させていただくときに、アドバイザーがしっかりその利用者さんのニーズと提供会員さんの状態というのを調整をさせていただいておりますので、実際その24時間体制って本当にこう助けてほしいっていう連絡をとらせていただくのは、そのマッチングのあと提供会員さんと依頼会員さんが直接御連絡をいただいておりますので、アドバイザーがこう24時間連絡を利用したい、してほしいというふうなところの調整をさせていただいているということではございません。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  先ほど、福田委員から障がい者タクシー提供の質問に対し、当局より答弁を求められておりますので、これを許可します。  障がい福祉課長。 ○障がい福祉課長(中井芳子君)  失礼いたします。先ほど福田議員さんから御質問いただきました、タクシー券との重複して助成を受けている方の率ですけども、この見直しにつきましては、平成27年度に行っておりますので26年度の実績で調査をさせていただいた率になりますが、1.8%。ガソリンタクシー券の対象者に1,143人に対しまして併給のあった方が21名いらっしゃいました。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  御質疑ありませんか。  近森委員。 ○委員(近森正利君)  1点だけお伺いいたします。  決算書209ページの細目912臨時福祉給付金事業なんですけども、これの達成率が87.3%。臨時福祉給付金の87.3%。その下の成果報告書ごめんなさい206ページですね。成果報告書206ページ、障がい遺族基礎年金受給者向けの給付金は支給率が98.6%と高い状況です。この臨時福祉給付金のほうの87.3%はやっぱり掌握がしにくいのか、13%くらいの人がやっぱり受け取っていないいう現状がありますけども、この理由がわかりましたらお願いいたします。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  生活支援課長。 ○生活支援課長(比口 博君)  失礼します。生活支援課長、比口でございます。  特に大きな要因というものはないかなと思うんですけれども、やはり当初の3,000円とプラスの3万円というふうな枠とそれから年金の方は27年度に給付された方で65歳以上というふうな要件をもちまして全ての方に3万円というふうなことで、やはり受け取る側の認識が少々差があったように思われます。周知はホームページ等々徹底して行いまして、国の基準では大体3カ月くらいの受付期間を要するとなっておったんですが、当市は6カ月ぐらい。6カ月強ですね。受付ましてこのような90%超えるような給付率を達成してございます。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  近森委員。 ○委員(近森正利君)  これまあ28年度は申請書発送だったんですね。最初の政策のときは全く該当する方は申請してくださいよという形でやったらもう全然こなかったんですよね。それを今回は申請書出してくださいと皆さんいうたときに申請してもらいました。申請いってもらいました。87.3%まで上がったんですけども、目標みるとやっぱり100%目指してますと書いてるんですね。そしたらこの13%の人これからどうやって申請してもらうように見つけていくのか、マイナンバー制度ができると申請主義ですよね、今はね。申請してくれたら出しますよなんですけど、マイナンバーにかわってくるとこれは市のほうで全て掌握してるんで送りますよという感じになっていくのか、そのあたりおしえてください。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  生活支援課長。 ○生活支援課長(比口 博君)  マイナンバー制度とのリンクにつきましては、今後の課題として取り組まさせていただきたいと思います。現在では取り組んでいないのが現状でございます。その差、先ほども申し上げましたけれども、やはり金額の差とそれから周知徹底、それからたまたまかもわかりませんけれども、送って到着してるんだけれども、住民票だけあっていない。もしくは3,000円の場合でしたら額が少なくってもういいわっていうふうにおっしゃる方もいらっしゃいます。96%というのはこれも破格の数字でございまして、大体8割ぐらいかなあっていうのが全国的に言われているそうでございます。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  近森委員。 ○委員(近森正利君)  そうしましたら、この目標は100っていうのはもともとないよねっていう感じの目標を設定なのか、それともやっぱり我々100%目指していくのかというところが大事なんかなと思いますんで、これで終わります。よろしくお願いします。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  川上委員。 ○委員(川上善幸君)  決算書207ページ、成果報告書のほうは197ページです。  福祉有償運送事業の目標のところですけれども、平成27年度からここ29年度まで載せていただいてるんですけども、対象者がふえていく中で1,163万円から950万に下がったという、その辺の理由を教えてください。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  介護高齢福祉課長。 ○介護高齢福祉課長(中西一樹君)  介護高齢福祉課の中西でございます。よろしくお願いいたします。  福祉有償運送に係ります補助金の減額の理由ということでお尋ねかと思いますが、福祉有償運送に係ります補助金につきましては、一定の算式がございまして、車両購入に係る分であったり、それからランニングコストに係る分、それからある程度のその走行距離に係る分等勘案しまして補助金のほうを算出させていただいております。現在8事業者の方に補助金のほうを補助させていただいておるんですが、その結果といたしましてこのような結果になっておるというところでございます。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  川上委員。 ○委員(川上善幸君)  もうあのこの補助金制度ははじまってもう数年、4、5年、もうちょっとたつかな。たつんですけども、計算式はずっとかわらずきてます。今のところまだかわっておりません。なのにこれ減額になっている。利用者がふえているのに減額になっているのをなぜかということを聞いてるんですけど。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  介護高齢福祉課長。 ○介護高齢福祉課長(中西一樹君)  今結果といたしましてそうなっているということで、ちょっとお時間をいただきましてその車両の購入の台数であったり走行距離ともちょっと勘案しなければしっかりお答えできませんので、ちょっとお時間をいただきたいと思います。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  川上委員。 ○委員(川上善幸君)  また先のことをいうてもね、怒られるかわかりませんけれども、やはりどんどんふえていくので、その辺しっかりと見ていかなあかん部分ですので、ぜひともまた精査してもらいたいと思います。よろしくお願いします。  以上です。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  207ページ地域福祉推進事業、成果報告書198ページ。この成果報告書読んでましてね、相談の窓口、最初の相談の窓口、地域支援センター。地域包括支援センターを中部、東部、南部の市内3カ所に設置しましたが、さらなる三つの窓口相互の連携の強化のため、相談支援包括化推進員をそれぞれ1名ずつ配置したということなんですよね。そうしたら、ここの推進包括支援センターの人数は27年から28年にふえてるのかどうか。教えてください。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  医療福祉政策課長。 ○医療福祉政策課長(風隼徳彰君)  失礼します。  職員数はふえておりません。位置づけの名称ということで御理解いただきたいと思います。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  だから、そこが問題でね。これは生活困窮者の就労準備支援事業。国から補助金がぼんっと落ちてくるんですよね。そのお金をですよ。充実するんじゃなくて、ほかのにまわしたということですよね。今。人を充実させへんわけやから。表面上は成果報告書にはこんだけの給料をもってきてるってね。1,000何百万ですよね、これ。1,600万。入れましたよというてますよね。充実させてないじゃない。人をふやしてない。これどういうこと、教えてください。 ○委員長(嶋岡壯吉君)
     次長。 ○健康福祉部次長(田中 満君)  失礼いたします。  この事業でございますけども、当伊賀市が国に先んじてこういった体制を取っておったと。それで、国のほうは後から地域包括課相談員、いろんな複合的な課題を解決する縦割りを横につながった中で庁内連携をとる、そういった支援員を配置しなさいというふうなことでございまして、まださらなる強化というのは進めていかなければならないとは考えておりますけども、平成28年度につきましては、当伊賀市の体制に国が該当する補助金ができてきた、それを充当させていただいた、位置づけさせていただいたということでございます。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  そうしたら、27年、28年、包括支援センターの人数教えてください。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  健康福祉部次長。 ○健康福祉部次長(田中 満君)  失礼いたします。  詳しい人数につきましては、地域包括支援センター所長からお答えをさせていただきます。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  地域包括支援センター所長。 ○地域包括支援センター所長(横尾智子君)  済みません。地域包括支援センターの横尾でございます。  27年度と28年度の地域包括支援センターの職員数。ちょっと詳しい数字は後でまた言わせてもらいますけども、ちょっと年度途中の変動があったりもしてますので、多分2人ぐらい減ってるかと思います。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  減ってるんですよね。僕もそのようにつかんでます。今29年度、13名ですねん。29年度、包括支援センターの数は13名でしょ。 ○地域包括支援センター所長(横尾智子君)  職員数が13名? ○委員(中谷一彦君)  課員っていうの、報告書を見てたら13名になってますよ。包括支援センター。 ○地域包括支援センター所長(横尾智子君)  いえいえ、三十何名おりますので。 ○委員(中谷一彦君)  じゃあ、これは正職の人が13名ってこと? ○地域包括支援センター所長(横尾智子君)  どこを見ていただいてるのか、済みません。 ○委員(中谷一彦君)  済みません、人事課からもろうた資料なんです。 ○地域包括支援センター所長(横尾智子君)  ちょっと違います。後で精査して、また。 ○委員(中谷一彦君)  人数は減っていることね。それだけは間違いないよね。 ○地域包括支援センター所長(横尾智子君)  1人、2人は減っています。 ○委員(中谷一彦君)  減っているということだけ確認したらいいんです。というのは、今、次長がおっしゃった充実するとうのも人数を減らしてるいうのは、これも補助金しっかり出てるんです。本来しっかりやらなあかんのをもともと先行してやってたからっておっしゃってますけども、実際にその成果で課題はいっぱいあった。だからもっと充実しなさいということなのに、この今の結果ですよね。ですから、この成果報告書を見ても「これから充実します。」って書いてますもん。充実しますってしっかりね、横ぐし刺してやろうということやと思います。ぜひとも報告もきちっとしてください。せやないと、この報告の内容を見てても、何のためにやってるんのか言ったら、何か回数でしょ。この目標の指標自体が全然変なんですよ。相談した回数だけをやってるということになっていますよね。違いますよね。もっと違う内容で仕様もつくり直してください。それだけお願いしときます。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  ほかに御質疑ありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(嶋岡壯吉君)  御質疑なしと認めます。  次に、事項別明細書、第4款衛生費、236ページから253ページについて説明願います。  環境政策監。 ○人権生活環境部環境政策監(高木忠幸君)  失礼いたします。環境政策監の高木でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  私のほうからは、事項別明細書の236ページから衛生費について、御説明させていただきます。  第4款衛生費の予算現額は41億443万7,000円で、支出済み額40億2,996万1,259円。翌年度繰越額1,535万2,000円。不用額は5,912万3,741円で、執行率は98.19%でございます。  第1項保健衛生費の支出済み額は19億4,239万8,974円でございます。  第1目保健衛生総務費の支出済み額は14億7,753万2,254円でございます。  備考欄、細目番号239保健衛生事務経費は1,451万6,491円で、主なものは嘱託の栄養士2名分の報酬371万7,600円。  239ページをごらんいただきまして、狂犬病予防注射実施委託料264万2,050円。予防接種健康被害給付金597万5,290円でございます。  細目番号240保健事業は7,066万2,464円で、主なものは疾病予防のための健康診査事業推進協力委託金2,090万円、がんなどの検診業務等委託料4,612万9,134円でございます。  細目番号241母子保健事業は7,965万1,941円で、主なものはこんにちは赤ちゃん訪問事業の乳幼児訪問指導員報酬131万5,000円、母子の保健指導や健康診査の事業推進報償費138万円、乳児などの健診業務等委託料6,899万6,783円。高額である不妊治療費用に対して助成する不妊治療助成金401万153円。県外医療機関での妊婦健診受診者に対する妊婦一般健診健康診査助成金258万8,240円でございます。  細目番号242地域医療対策事業は1億3,464万314円で、主なものは応急診療所運営に係る経費で、嘱託医師報酬4,363万9.680円、嘱託看護師報酬815万2,724円。  241ページをごらんいただきまして、医事業務委託料1,044万1,548円、調剤業務委託料1,007万832円などと、救急医療事業に係る経費で伊賀市救急健康相談ダイヤル24の電話医療相談サービス委託料526万1,760円、病院群輪番制運営費負担金1,658万3,269円、二次救急医療負担金1,400万円、病院群輪番制維持確保対策負担金1,358万6,703円でございます。  細目番号244健康21推進事業は248万7,362円で、主なものは健康づくり推進活動委託料158万円でございます。  細目番号246保健センター管理経費は2,790万3,270円で、主なものは大山田・青山両保健センターの管理運営費でございます。  243ページをごらんください。  細目番号251病院事業会計操出金6億2,461万8,468円。  細目番号252水道事業会計出資金は7,730万円。  細目番号634水道事業会計操出金は2億5,654万4,739円でございます。  細目番号917歯科保健事業は292万6,369円で、主なものは成人歯科健診などの費用として、健診業務等委託料225万8,600円でございます。  第2目感染症予防費の支出済み額2億4,801万7,741円でございます。  細目番号253感染症予防経費は第2目の支出済み額と同額で、主なものは予防接種法に基づく定期予防接種費用として乳幼児・児童・生徒などのA類疾病に係る定期予防接種業務委託料1億5,822万3,988円で、高齢者のインフルエンザなどのB類疾病に係る定期予防接種業務委託料6,376万7,012円、任意予防接種費用として乳幼児インフルエンザ予防接種業務委託料787万9,500円、高齢者肺炎球菌ワクチン接種業務委託料58万8,000円、緊急風疹予防接種業務委託料58万円、65歳以上の結核検診費用として検診業務委託料486万4,914円でございます。  245ページをごらんいただきまして、第3目環境対策費の支出済み額は1億8,766万1,570円でございます。  細目番号254環境保全対策事業は1億3,716万8,100円で、主なものは廃棄物不法投棄の未然防止と投棄された廃棄物の適正な処理を行うふるさとクリーンアップ事業委託料295万5,840円、産業廃棄物周辺整備事業における道路改良工事などの工事費1,499万6,880円、環境保全基金積立金1億1,038万1,000円は区域外の一般廃棄物に対する環境保全負担金の一部を積み立ていたしました。  細目番号255環境センター維持管理経費は475万8,972円で、詳細は備考欄記載のとおりでございます。  247ページをごらんいただきまして、細目番号257浄化槽設置及び管理事業は4,573万4,498円で、主なものは合併処理浄化槽設置整備事業補助金167基分4,004万5,000円でございます。  第4目斎苑運営費の支出済み額は2,918万7,409円です。  細目番号258斎苑管理運営経費は第4目の支出済み額と同額で、主なものは燃料費702万1,266円、火葬業務委託料732万2,400円、施設改修工事費485万9,907円でございます。  第2項清掃費の支出済み額は20億8,756万2,285円でございます。  第1目清掃総務費の支出済み額は3億7,776万1,445円です。  細目番号260清掃管理経費は1億8,681万2,233円で、翌年度繰越額1,285万4,000円は指定ごみ袋購入代金の消耗品でございます。  249ページをごらんいただきまして、主なものは指定ごみ袋購入代金など消耗品費1,558万3,537円、伊賀南部環境衛生組合負担金1億5,707万6,000円でございます。  第2目塵芥処理費の支出済み額は13億9,694万1,931円です。  細目番号262ごみ収集経費は3億9,276万4,913円で、主なものは家庭ごみ収集業務委託料3億7,869万5,520円でございます。  細目番号263ごみ燃料化及び施設維持管理経費は8億6,520万5,358円で、主なものは施設運転灯油代など燃料費1億2,604万8,218円、光熱水費1億645万882円で、251ページをごらんいただきまして、さくらリサイクルセンターRDF化施設の施設維持管理委託料4億7,525万9,880円、RDF化施設の設備・機械器具類修繕整備の施設整備工事費4,968万円で、その他備考欄記載のとおりでございます。  細目番号264資源化ごみ処理及び施設維持管理経費は1億3,487万6,596円で、主なものは修繕料3,114万9,391円、ストックヤード運営業務委託料275万7,105円、さくらリサイクルセンター資源化ごみ処理施設の施設維持管理委託料9,014万2,848円でございます。  細目番号265不燃物処理及び施設維持管理経費は409万5,064円で、詳細は備考欄記載のとおりでございます。  第3目し尿処理費の支出済み額は3億1,285万8,900円でございます。  細目番号269し尿収集経費は2,144万1,692円で、詳細は備考欄記載のとおりでございます。  253ページをごらんください。  細目番号270し尿処理及び施設維持管理経費は2億9,141万7,208円で、翌年度繰越額249万8,000円は、汚泥再生処理センター発注支援業務委託に係る工期延長等によるものでございます。主なものは浄化センターの施設維持管理委託料1億2,854万8,080円、発注支援業務委託に係る設計業務委託料720万8,000円でございます。  以上、第4款衛生費の決算概要でございます。なお詳細については、成果報告書の291ページから338ページに記載しておりますので、御参照いただきまして、よろしく御審査いただきますようお願いいたします。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  説明が終わりました。御質疑ありませんか。  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  決算報告書の239ページ、保健事業です。細目番号、そこにかかわると思うんですけれども、成果報告書では294ページを通してお聞きしたいんですけど、保健師のほうも地域担当を決めながらまさに健康増進のためにやっていくという方針で28年度もされていると思うんですけども、実際に成果というか、そのことによってしっかり地域と連携して保健事業や健康推進事業をされているもし事例があれば教えていただきたいんですけども。28年度実績で。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  健康推進課長。 ○健康推進課長(藤林宏通君)  健康推進課、藤林と申します。どうぞよろしくお願いいたします。  利用者支援事業ということで、私どもの保健師のほう、地域に何名かの保健師が担当いたしまして、先ほどもありましたんですけども、母子保健手帳の発行からその保健師がかかわらせていただきまして、顔をつながせていただきまして、何か相談とかでも快く相談しやすい関係ということをつくってるところでございます。
    ○委員長(嶋岡壯吉君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  わかりました。子供だけではなくて大人も高齢者も働き盛りもという意味で質問しましたけど、また後日、質問させていただきたいと思います。  それから、決算報告書の243ページにあります細目番号917歯科保健事業です。成果報告書では315ページになると思いますが、在宅要介護者歯科保健推進事業ということをしていただいております。成果報告書は315ページです。この受診者数が12名というふうになっておりますが、この12名っていうのは継続してしていただいてるのか、それとも毎年こんなふうにして新たにそういった方々が申し込みされるのか。その仕組みもちょっとよくわからないので教えていただきたいです。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  健康推進課長。 ○健康推進課長(藤林宏通君)  失礼いたします。  お尋ねの件ですけども、一応申し込みを取らさせていただいて、12名の方を行かさせていただいているところでございます。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  そしたら、そういったことができますよということをもちろん周知をしていただいているからこそ申し込みあるのかなっていうことと、それからこの委託料の37万7,000円につきましては、医師会のほうに一括してお願いして、これは一括委託ということですか。それとも例えば12名の方々にみていただいた分1回幾らという形で、ここの歯医者さんにお支払いしている形なんでしょうか。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  健康推進課長。 ○健康推進課長(藤林宏通君)  1回当たりの人数ということで、それと医師会さんのこの訪問に当たりましての研修費も含んでいるところでございます。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  1回当たりの研修って今言わはりましたけども、もう一回教えていただけませんか。お金の使い方ですので聞かせてもらおうかなと思ったのと、それから、これやっぱり検診だけにとどまらず、この12名の方が要介護状態なので通院できないから受診を受けるということは、つまり治療も含めてここではしていただくということですか。それとも治療については一体どうなっていくのかっていうのがわからないので、それも教えてください。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  健康推進課長。 ○健康推進課長(藤林宏通君)  先ほどの金額ですけども、1万2,500円の12名分と研修費が22万7,000円ということになっております。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  わかりました。委託料の内訳はわかったんですけれども、次に質問させていただいたのは、つまり検診で終わっているのか、しっかりと治療まで進められているのかっていうことです。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  健康推進課長。 ○健康推進課長(藤林宏通君)  先ほどのお尋ねですけども、この検診はあくまで検診でありますので、その結果、治療が必要となりますと今度は保健っていうことになってきます。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  御質疑ありませんか。  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  お願いいたします。  245ページ、細目番号255環境センターの維持管理費なんですけれども、やはりこれも毎年ずっと計上されています。一定の役割はされているんだろうと思うんですが、成果報告書のほう拝見させていただきますと、故障も多かったとか分析機器の耐用年数も越えて古くなっているとかいうふうなこと。29年度は外部委託する検査項目をふやしていっているという現状かんがみたときに、この事業は伊賀市としての市役所として当然やるべき、いわゆるシビルミニマム、ナショナルミニマムに該当するのかしないのか。いや、これはナショナルミニマムに該当するから機器を更新しながらでもやっていく。いやいや、もうこれは一定の成果をおさめつつあるので、最低の職員と事業規模で続けていく。このあたりが今ちょっと微妙な分岐点にあるようなんですけれども、この決算を踏まえて今後の方向性というのをお示しください。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  環境政策課長。 ○環境政策課長(水瀧房吾君)  環境政策課長、水瀧です。よろしくお願いします。  先ほどの質問ですが、環境センターとしては平成14年に完成してから一定の成果はあったのかなというところで、今後は縮小の方向性が決まってきています。  分析については、今現在ほとんど環境センターで直営という形でやってるんですけども、今後は最低限必要な分については業務委託という形でやっていきたいというふうに考えています。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  そうすると、その正規の職員もしくは嘱託の職員も減らす方向でというふうに考えてよろしいでしょうか。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  環境政策課長。 ○環境政策課長(水瀧房吾君)  今現在、減ってきております。ですので、減らす方向になります。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  本会議でも森川議員のほうから質問があって、伊賀の環境行政、特にごみを中心に集約してきたりとか新しい方向性出ていく。そのときに一番困んのは、1つはごみはごみでいいんだろうけれども、地域を守ったり河川を守ったりする、その監視の目がなおざりになるというのは一番困る。今、御報告いただきましたように、ずっと縮小していくということは、伊賀の環境行政、環境監視行政が後退するというふうに受けとめてしまうんだけども、そういう理解は間違ってますか。私の理解は間違ってますか。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  環境政策課長。 ○環境政策課長(水瀧房吾君)  そうですね。監視については、監視機能は、できる限り落とさないように委託できるところは委託してという形でしていきたいと考えております。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  少し前に島ヶ原地区で残土による埋め戻しで環境破壊があったというようなこともあって、今後、伊賀市もどうしていこうかということがある。山の中ですから、いろんな不法投棄の問題もあるというふうなこと。産業廃棄物の最終処分場管理方が集合しているっちゅうようなこともあって、私は環境センターが果たす役割が大きくて、そこを中心に例えば土木であるとか、例えば環境とかであるとか農林であるとか地域の各支所であるとかいうところがコントロールしなくちゃならないと思いますが、今のお話を聞くとそんなことと全く逆行するんだけども、そういう環境政策でいいのかな。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  環境政策課長。 ○環境政策課長(水瀧房吾君)  環境センターで今、職員が実際、水質検査とか悪臭検査とかやってるんですけども、その部分については縮小方向ですけど、環境政策課という課としては縮小するというわけではないんです。ですので、その分できっちりと監視、指導をしていきたいと考えてます。 ○委員(田中 覚君)  委員長、終わります。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  ほかにございませんか。  西口委員。 ○委員(西口和成君)  済みません。1つお教えいただきたいんですけども、決算書の中では247ページですかね。報告書では326になるのかな。ちょっと火葬、斎苑のことでお聞きしたいんですが、年間500から600人の方がお亡くなりになられます。その中で骨つぼにいろいろ入れたりする分がございますが、残りの残骨灰っていうんですか。これはどこに含まれるか、お教えいただけないでしょうか。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  人権生活調整監。 ○人権生活環境部人権生活調整監(田中克典君)  済みません。人権生活の田中ですけど、灰を何とおっしゃった。 ○委員(西口和成君)  残骨灰っていうんですかね。大体のど仏とかその他あるじゃないですか。あとで残った灰。 ○人権生活環境部人権生活調整監(田中克典君)  残った灰については、それも入札なんですけども引き取っていただく契約をしております。 ○委員(西口和成君)  それはどこに。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  人権生活環境部長。 ○人権生活環境部長(大橋久和君)  残骨灰については、従来は入札で多分ゼロ円入札だったと思うんですけども、それで引き取っていただいたんですけども、今は斎苑の委託業者にそれも含めて処理をしていただいているということでございます。本年度からは。昨年度までは多分入札で取っていただいてたと。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  西口委員。 ○委員(西口和成君)  ごめんなさい。この中でどこの部分に入るのかなと思ったもので。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  人権生活調整監。 ○人権生活環境部人権生活調整監(田中克典君)  済みません。決算書の247ページの細目258番の真ん中ごろなんですけど、施設維持管理委託料の125万1,721円の中に含まれております。 ○委員(西口和成君)
     含まれるということでよろしいでしょうか。 ○人権生活環境部人権生活調整監(田中克典君)  はい。 ○委員(西口和成君)  わかりました。ありがとうございます。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  山下委員。 ○委員(山下典子君)  249ページの消耗品費1,558万3,537円の内訳を教えていただけますか。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  環境政策監。 ○人権生活環境部環境政策監(高木忠幸君)  ほとんど九十何%は指定ごみ袋代金のもので、あともろもろは一般的な消耗品でございます。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  ありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(嶋岡壯吉君)  御質疑なしと認めます。  会議の途中ですが、休憩とします。再開は午後2時50分にします。              (午後 2時39分 休憩)             ―――――――――――――――              (午後 2時50分 再開) ○委員長(嶋岡壯吉君)  休憩前に引き続き会議を再開します。  第2款総務費の答弁漏れ1件、第3款民生費の答弁漏れ3件について順次、答弁願います。  まず、中谷委員の監査委員の従事時間の疑問に関し、当局より答弁を求められていますので、これを許可します。  監査委員事務局長。 ○監査委員事務局長(松本成隆君)  失礼します。  監査委員さんの勤務時間数でございますけれども、ただ監査委員さん去年、途中からということで、今の新しい監査委員さんの勤務時間ということでよろしいございますやろか。1年間で通じてですか。それでしたらちょっと前の監査委員さんの分と合わせますんで、申しわけございません。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  続きまして、百上委員の生活実態調査の質疑に関し、当局より答弁を求められておりますので、これを許可します。  同和課長。 ○同和課長(岡澤勝彦君)  失礼します。  先ほど民生費の中で百上委員さんのほうから御質問ございました生活実態調査における市職員の人数でございますけれども、420人が対応いたしました。  以上でございます。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  次に、中谷委員の地域包括センターの職員数の質疑に関し、当局より答弁を求められておりますので、これを許可します。  地域包括センター所長。 ○地域包括支援センター所長(横尾智子君)  失礼します。  平成27年度の年度当初ですけども、地域包括支援センターの職員数は37名です。地域包括支援員さんにおきましては、正職員、それから出向の職員、それから嘱託の職員等おりますので、合計して37名ということです。  平成28年の年度当初ですけども、年度当初は同じく37名でスタートはしたんですけども、年度途中で嘱託のケアマネジャーが1人退職したり、それから社会福祉法人から出向していただいておりました社会福祉士さんが出産のため出向を解かれたりということで、その補充がうまくいかなかったということで、年度の途中で35名に減っておったということになります。  それから、先ほど中谷委員さんが職員数が13名というふうにおっしゃっていただいたと思うんですが、それにつきましては、平成29年、今年度の当初の職員数で、28年度までは正職員が15人だったんですが、今年度は13人ということでそれが2名減になったということなんですが、それにつきましては、地域包括センターにおります保健師が東部サテライトと南部サテライトの保健師につきましては、健康推進課の保健師としての役割も兼務しているということがございまして、その分、人数が減った分だけ健康推進課の保健師としての役割、業務を少し減らしていただいたということで調整は図っているところでございます。  以上です。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  最後に川上委員の福祉有償運送の補助金の質疑に関し、当局より答弁を求められておりますので、これを許可します。  介護高齢福祉課長。 ○介護高齢福祉課長(中西一樹君)  失礼をいたします。  平成27年度と8年度の福祉有償運送に対する補助金の減額理由についてでございますが、基本的に補助要綱の内容は変更はしておりませんが、要綱の中で新規車両の購入の際には上限30万円の補助ができるということになっておりまして、平成27年度におきましては4件の事業所で新車の購入をなされております。28年度は1件でございましたのでおおむね90万円、決算差額98万3,000円に対しましてこの理由で90万円ということになっておりますので、その辺が大きな理由ではないかというふうに考えております。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  それでは、次に、第5款労働費、事項別明細書252ページから255ページについて説明を求めます。  産業振興部次長。 ○産業振興部次長(東 弘久君)  失礼いたします。産業振興部次長の東です。よろしくお願いいたします。  それでは、第5款労働費について説明させていただきますので、決算書の252ページ、253ページをお開きください。  第5款労働費では、予算現額7,166万2,000円に対しまして、支出済み額は7,120万9,644円。不用額は45万2,356円で、執行率は99.4%でございました。  第1項労働費、第1目勤労者福祉会館運営費の支出済み額は508万8,219円で、主なものは細目番号271の勤労者福祉会館管理運営経費の施設維持管理委託料でございまして493万3,887円で、伊賀地区労働者福祉協議会に指定管理委託を行いました。  次に、第2目労働諸費ですが、支出済み額は6,612万1,425円で、主なものは細目番号272のシルバー人材センターの運営等経費として1,298万8,000円を支出いたしました。  細目番号273の雇用勤労者対策事業では、5,313万3,425円を支出いたしました。  254ページ、255ページをお開きください。  主なものは勤労者福祉事業補助金として、伊賀地区労働者福祉協議会へ80万円を、U・J・Iターン促進事業負担金として上野商工会議所へ26万6,668円を、勤労者住宅生活資金融資貸付金として東海労働金庫上野支店へ5,000万円を支出いたしました。  第5款労働費につきましては以上でございますが、詳細につきましては、成果報告書の339ページから341ページを御参照ください。よろしく御審査いただきますようお願いいたします。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  説明が終わりました。御質疑ありませんか。  近森委員。 ○委員(近森正利君)  1点だけよろしくお願いします。  決算書の253ページ、細目272シルバー人材センター運営等経費ということで、このシルバー人材センターの仕事、これは高齢者等の雇用の安定に関する法律に基づくということであります。このガイドラインが平成28年の4月に改正をされました。その中で就業時間の拡大、週40時間を上限とするところまで仕事をしてもよいということで改正されました。その中で要件緩和により民業を圧迫しないようにということが書かれてますけども、現状どのようになっておられますでしょう。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  商工労働課長。 ○商工労働課長(城北博章君)  商工労働課の城北でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  今、議員さんお尋ねいただきました件につきましては、地元のシルバー人材センターが県に要望して、県のほうからその地区の民業を圧迫しないような事業であるかどうかっていうようなことを審査した後、決定するということになっております。ただ、今現在につきましては、29年3月時点でございますが、三重県内でそういった実績が上がってないということはお聞かせいただいてます。また、当伊賀シルバー人材センターにおきましては、導入も含めて今検討段階であるということを御報告させていただきます。  以上でございます。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  近森委員。 ○委員(近森正利君)  わかりました。そうしたら、伊賀市ではまだ40時間までしている仕事はないっていうことですね。わかりました。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  今のシルバー人材センターの就業機会確保事業費の補助金1,288万8,000円についてお尋ねしたいと思うんですが、ここで問題になるのはシルバー人材センターさんに登録している会員数。この補助金を使って就業率というのが大事なんだろうと思うんですけれども、それはこの場でお示しをいただくことは可能でしょうか。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  商工労働課長。 ○商工労働課長(城北博章君)  失礼いたします。  登録会員数につきましては、今現在914名、御登録いただいております。それから、就業にかかわる延べ人員でございますが、就業人員、請負それから派遣含めまして延べ9万9,459人、実人数としまして978名の方が、28年度におきましては御就業いただいたということでございます。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  延べ人数わかりましたけれども、就業率というのはわかりますか。例えば914名が会員登録していただいて、派遣であるとかその他の雇用形態は別として、その914人の方が100%の実はこの補助金によって就業の機会が与えられるのはいいんだろうけれども、その就業率というのをお示しいただけたらと思います。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  商工労働課長。 ○商工労働課長(城北博章君)  失礼いたします。  今お尋ねいただきました就業率でございますが、86.8%ということで聞かせていただいてございます。 ○委員長(嶋岡壯吉君)
     田中委員。 ○委員(田中 覚君)  86.8%は高いんだろうか。それともそこそこなんだろうか。この補助金の役割が十分に果たしているんだろうか。そのあたりの見解もあわせてお聞かせください。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  商工労働課長。 ○商工労働課長(城北博章君)  全国的な就業率が何%かっていうのはちょっと存じ上げてませんので、あれでございますが、補助金に対しましてシルバー人材センターの会員様86.8%が就業いただいているということで、9割を超えるとおおむねという理解になるのかわかりませんのが、ほぼおおむね達成しているのではないかということで理解させていただいてございます。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  ここは随分議論があるところでありますので、改めての議論にさせてください。  ありがとうございました。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  ほかにございませんか。        (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(嶋岡壯吉君)  御質疑なしと認めます。  次に、事項別明細書、第6款農林業費、254ページから271ページについて説明願います。  産業振興部次長。 ○産業振興部次長(東 弘久君)  失礼いたします。  第6款農林業費について説明をさせていただきますので、決算書の254ページ、255ページをお開きください。  第6款農林業費では、予算現額17億2,488万8,000円に対しまして、支出済み額は16億9,030万7,778円で、翌年度繰越額は繰越明許費といたしまして694万3,000円。不用額は2,763万7,222円で、執行率は98%でございました。  第1項農業費、第1目農業委員会費の支出済み額は7,041万7,046円で、その内訳は細目番号003職員人件費、細目番号277農業委員会管理経費、細目番号279農業者年金関係業務経費、256ページ、257ページの細目番号915農地集積・集約化対策事業に記載させていただいた備考欄のとおりでございます。  第2目農業総務費の支出済み額は9億2,154万6,417円です。  細目番号280事務管理経費では470万7,136円を支出しましたが、主なものは市管理の2基の排水樋門の施設維持管理委託料108万9,160円などです。  細目番号281農業共済事務管理経費では7,606万4,325円を支出いたしました。  258ページ、259ページをお開きください。  主なものでは、伊賀市・名張市広域行政事務組合負担金で7,342万3,295円を支出いたしました。  細目番号282農道維持管理経費では1,423万4,684円を支出いたしましたが、主なものは広域農道や農免道路の草刈業務委託料の719万7,300円や5カ所の舗装・補修等工事に要した施設補修工事費260万640円などでございます。  細目番号284農業集落排水事業特別会計操出金では、6億453万9,400円を繰り出しました。  細目番号285伊賀市・名張市広域行政事務組合負担金では、伊賀食肉センター特別会計負担金として2,724万2,000円を支出いたしました。  第3目農業振興費の支出済み額は、本年度分と繰越明許費分合わせまして2億4,005万9,461円でございます。  細目番号287農業振興経費では200万6,500円を支出しましたが、協議会負担金などが主なものでございます。  細目番号290地域農政推進対策事業では、2,034万8,900円を支出いたしました。  260ページ、261ページをお開きください。  支出の主なものは人・農地プランに位置づけられた新規就農者総合支援事業費補助金600万円、農地集積協力金1,160万2,900円などでございます。  細目番号292鳥獣害防止事業では926万3,576円を支出いたしましたが、主なものは獣害防止施設設置事業助成金の152万5,100円、伊賀市鳥獣害対策協議会事業負担金の719万247円などでございます。  細目番号293伊賀米等生産振興対策事業では1,901万9,000円を支出いたしましたが、主なものは伊賀市農業再生協議会業務委託料として1,453万5,000円を、伊賀米振興協議会負担金として248万1,000円などで、農業者の所得確保を目標に伊賀米のブランド確立と販売促進に努めました。  細目番号294中山間地域等直接支払交付金事業では1億1,173万6,970円を支出いたしましたが、主なものは協定集落65地区に対します交付金で1億1,009万6,970円で、中山間地域の農地保全に努めました。  細目番号297農業公園管理経費では772万8,754円を支出いたしましたが、主なものは伊賀市予野にあります農村ふれあいセンターなどの施設維持管理委託料で700万円を支出いたしました。  細目番号298農村環境改善センター維持管理経費では454万2,412円を支出し、大山田支所の農村環境改善センターの維持管理に努めました。  262ページ、263ページをお開きください。  細目番号305地域バイオマス利活用推進事業では、181万6,844円を支出いたしました。主なものは菜の花プロジェクトの活動支援でございます。  細目番号319特産農産物等振興事業では、本年度分と繰越明許費分合わせまして1,145万1,234円を支出いたしましたが、主なものは繰越明許費分の食材フェア開催委託料として334万8,000円、アンテナショップ運営委託料として264万1,680円、伊賀産食材販路拡大事業委託料として172万8,000円などで、東京浅草の店舗におきまして伊賀産の食材を使用した食材イベントや三重テラスで食材フェア、商談会を実施し、伊賀産品の知名度向上と販路拡大に努めました。  細目番号321有害鳥獣駆除事業では3,639万5,057円を支出いたしましたが、主なものは有害鳥獣の駆除に対する伊賀市猟友会への報償費として2,929万円、有害鳥獣駆除奨励委託料として695万円を支出し、有害鳥獣の駆除に努めました。  細目番号327経営体育成支援事業は864万9,000円を支出し、農業団体等の形態を支援いたしました。  264ページ、265ページをお開きください。  第4目農業生産対策費の支出済み額は1,505万2,000円で、主なものは大山田農林業公社負担金として400万円を、同公社運営助成金として250万円、集落営農組織へ農業機械器具等の購入助成を目的といたしました集落営農支援事業補助金として775万2,000円を支出いたしました。  第5目土地改良事業費の支出済み額では、本年度分と繰越明許費分合わせて3億5,617万3,371円を支出いたしました。  細目番号308土地改良事業管理経費では1,978万4,398円を支出いたしましたが、主なものは土地改良施設維持管理適正化事業における2カ所の施設改良工事費として1,113万1,698円を、また土地改良施設維持管理適正化事業特別賦課金として10施設分604万5,000円を支出いたしました。  細目番号309市単土地改良事業では720万7,348円を支出いたしましたが、主なものは地域の農業者、水利関係者が実施する小規模な工事補助、材料費補助を目的といたしました小規模土地改良事業等補助金で693万3,240円を支出いたしました。  細目番号310県単土地基盤整備事業では、中瀬地区の舗装工事として530万6,040円を支出いたしました。  細目番号311県営土地改良事業では、本年度分と繰越明許費分合わせまして8,529万1,225円を支出いたしましたが、内訳では本年度分7事業で7,541万6,225円でございます。  266、267ページをお開きください。  繰越明許費分では1事業987万5,000円を支出いたしました。内容につきましては、備考欄に記載のとおり各事業の負担金等でございます。  細目番号669震災対策農業水利施設整備事業では2,512万5,120円を支出いたしましたが、内訳はハザードマップ作成業務委託料の1,203万2,280円、高倉大橋耐震対策計画策定委託料1,309万2,840円でございます。  細目番号670農業基盤整備促進事業では1,882万5,388円を支出いたしましたが、主なものは3カ所の農業用施設の改修工事に要しました工事費1,842万6,840円でございます。  細目番号673多面的機能支払交付金事業では1億9,447万7,852円を支出いたしましたが、主なものでは多面的機能支払交付金で104の組織に対しまして1億9,227万4,392円を支出しており、昨年よりも5組織増加し、今後も組織拡充に努めてまいります。  第6目国土調査費の支出済み額は801万5,152円で、主なものは上野管内の上友生地区で実施いたしました地籍調査業務委託料の708万432円でございます。  第7目畜産業費の支出済み額は599万1,000円で、主なものでは伊賀牛の振興とブランドの確立を目的とした優良素牛導入助成金460万円でございます。  第2項林業費の支出済み額は7,305万3,331円で、第1目林業総務費の支出済み額は856万9,718円でございます。  268ページ、269ページをお開きください。  支出の内容につきましては、備考欄に記載のとおりでございます。  第2目林業振興費の支出済み額は6,448万3,613円でございます。  細目番号322森林振興事業では1,764万1,723円を支出いたしましたが、主なものは大山田・青山管内におけます森林環境創造事業委託料の563万2,200円でございます。  細目番号323山村振興事業では594万8,176円を支出いたしましたが、主なものは青山ハーモニーフォレストの施設維持管理委託料の500万円でございます。  細目番号324治山林道維持経費では733万8,948円を支出いたしましたが、主なものは草刈業務委託料の292万5,800円、小規模土地改良事業等補助金225万9,960円などで治山林道の適正な維持管理に努めました。  細目番号650森林基盤整備事業では1,246万8,078円を支出いたしました。  270ページ、271ページをお開きください。  主なものでは、島ヶ原の三国塚林道開設工事費で1,202万5,800円を支出し、平成29年度完成予定でございます。  細目番号911みえ森と緑の県民税市町交付金事業は、平成26年度から実施しているもので、本年度は2,085万4,347円を支出いたしましたが、主なものはウッドスタート事業で木製スプーン等の購入に要した消耗品費337万8,493円、水源涵養機能を高めることを目的とした特定水源地域森林整備事業788万4,000円、地域の里山整備を支援するみなんなの里山整備活動推進事業補助金514万6,524円、伊賀市産の木材を利用して山と町をつなげる森のやすらぎ空間整備事業補助金100万円など、災害に強い森林づくりや住民による森林づくり活動を支援いたしました。  第6款農林業費につきましては以上でございますが、詳細につきましては成果報告書の342ページから398ページを御参照ください。よろしく御審査いただきますようお願い申し上げます。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  説明が終わりました。  御質疑ありませんか。  福田委員。 ○委員(福田香織君)  済みません。ちょっとお伺いします。  決算書の271ページの911みえ森と緑の県民税の中の未利用間伐材バイオマス利用事業なんですけれども、報告書は396ページなんですけれども、これは事業費の予算が今年度は昨年度の倍近くついてるんですけれども、目標のトン数も倍以上つけているんですけれども、説明会の開催を実施するということでございますけれども、そういった周知はどうのようにされているか、ちょっとお伺いします。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  農林振興課長。 ○農林振興課長(堀久仁寿君)  農林振興課、堀です。よろしくお願いします。  今、ちょっと聞き取りづからったんですけれども。 ○委員(福田香織君)  済みません。271ページの間伐材のバイオマスのことですけれども、聞きたいのは森林所有者の方は年配の方が多いと思うんで、ホームページの掲載とか申請方法とかちょっと難しいと思うんですが、説明会とか開いて丁寧に周知していただいたのかどうかということをお聞きしたいです。 ○農林振興課長(堀久仁寿君)  済みません。何度も御質問を繰り返していただきましてありがとうございます。  今、お尋ねのところ、この未利用材の間伐バイオマス利用ということで事業を行っております。この事業は、発電用チップに係る間伐材等の木質バイオマスの照明材というところとか、このバイオマスの発電の照明ガイドとかいろいろ事業の組み立てにおいて出していただく方の手続をしなければなりません。この28年度からやっております。しかしながら、ここの実績で今237トンという少ない数字でございます。議員さんの御指摘はそういうところであろうかと思います。この森林の資源を活用するために、やはりもっと啓発しなければならないということで、このときにはホームページまた市の広報等で啓発をさせていただいたんですけども、この少ない数字ということの中で、今、地域に入りまして説明しておるところでございます。事業のこの28年度のところにつきましては、本当に広報、紙ベースとか電子ベースの啓発で終わってたところが多かったというところで反省しておるところでございます。それで、ほかの農林業関係の会議のときに、農業の再生協議会とかそういうところにも、こういう事業があるという説明をしたところでございます。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  福田委員。 ○委員(福田香織君)  済みません。この事業、チップにするというバイオマス事業なんですけれども、その前の決算書269ページの森林振興事業の中の緊急間伐・搬出間伐材推進事業補助金、報告書でいうとちょっと戻っていただいて387ページなんですけれども、これは28年度、昨年度は達成率が22.6%と非常に低いんですけれども、ちょっと教えていただきたいのは、森林の持ち主は間伐材をそのまま両方の事業同じように青山の原木市場に持っていく。森林所有者にとって同じ作業になるんですか。  続けてちょっと質問しときます。ごめんなさい。そうすると、バイオマスのほうは1トン当たり2,500円ですし、緊急間伐のほうは1リューベ当たり900円で差があると思うんですけれども、間伐材を持っていく者にとっては同じ作業であれば高いほうがいいなと思うんですけど、その辺のところ教えていただきたいんです。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  農林振興課長。 ○農林振興課長(堀久仁寿君)  森林所有者から木材を出していくという中で、まず先ほど御質問ありましたこの森林保有の造林事業につきましては、こちらに書いてございますように森林組合等が取りまとめまして出しております。その中でこれは、間伐材、先ほどバイオマスというほうの利用につきましては、材でいいますと一般的に悪い材って言ったらおかしいんですけど、まず本来の目的は、今は木材単価が低くなっておるんでそう変わってこんやんっていう時代になってきてるんですけど、本来は建築とかのよい木を出していただきたいということの事業がまずあります。この同じ中で間伐材の中でも森林保有造林事業ちゅうことは、その材をきちっと、今はマルタピアなんですけれども、そちらのほうに出していただくほうに、優良な木のほうに出していただく補助金を上乗せしているという状況でございます。  この事業につきましてはちょっと難しんですけれども、国・県の造林補助事業、この再造林とか間伐、そういうところの事業に乗っかってって言ったらおかしいんですけれども、そちらについてやられたときに上乗せで個人もしくは森林組合のほうに補助を出しております。先ほども申しました木質バイオマスにつきましては、そういうバイオマス利用というところにつきまして、材の価値が少ないと言ったらおかしいんですけど、単価が安い中でその搬出について1トン当たり2,500円というところで補助を出しております。
    ○委員長(嶋岡壯吉君)  福田委員。 ○委員(福田香織君)  ちょっと説明聞かせていただいたんですが、私自身もちょっとわかりにくいところもありますので、高齢者の森林所有者の方に丁寧に説明してあげていただきたいと思います。  終わります。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  御質疑ありませんか。  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  済みません。評価報告書をごらんいただいたほうが早いので、346ページ、シルバー人材センターが出てまいりました。ちょうど中段に草刈業務委託で比土業者と阿保の業者が載ってますが、このときの入札調書はどういうふうな。トータルで720万円弱でありますけれども、中身は3社といわゆる入札の行為の随意契約とか見積合わせとか競争入札とかいうふうな入札の方法あろうかと思いますが、この入札についてはどういうふうな経緯をたどって、この720万円弱の草刈業務がここに記載されているんだろう、お教えください。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  農村整備課長。 ○農村整備課長(山本 学君)  失礼いたします。農村整備課、山本でございます。どうかよろしくお願いいたします。  ただいま田中議員さんからの御質問で、広域農道の草刈業務でシルバー人材センターへの契約方法はどうかということでございまして、この農道・農免道路につきましては、草刈業務につきましては、まず地元へお願いをすると。地元でできない場合はシルバーセンターへお願いしますと。シルバーセンターでできない場合は業者へお願いするという仕組みでさせていただいております。  先ほどお問い合わせの人材センターにつきましては、随意契約でさせていただいております。  以上でございます。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  何をもって地元というのかよくわかりません。建設1課もしくは建設2課というエリア分けでの地元という表現なのかどうかが1点。  2点目、地元の建設会社には入札行為をしたんだな。競争入札を。そういう理解でよろしいでしょうか。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  農村整備課長。 ○農村整備課長(山本 学君)  失礼いたします。  地元につきましては、沿線にかかわる地元に委託をさせていただいております。  もう一つ、地域の業者につきましては、入札でその地域に含まれる地元の業者に入札をさせていただいております。  以上でございます。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  沿線というのを昔の業界の言葉をかりると軒先の工事、こういう言い方をする。しかし、今一般競争が普通になってきて、もうその自分の軒先の工事であるとかそうでないとかいうことは全く問わずに、それぞれ事業者の努力によって仕事が受注される。それをいつまででも軒先仕事を推奨してるのかと受けとめていいのかどうかが1点。  2点目、競争入札をしている傍らシルバー人材センターをあたかも使わなくてはならないという理由で、その地元がいなかったらシルバー人材センターに、それも随意契約で、こういうふうなこと。先ほど近森委員のほうからお話ありましたけれども、時間的なことじゃなくて、これこそ民業圧迫に当たると私は思うんですが、そのあたりの御見解はいかがでしょうか。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  農村整備課長。 ○農村整備課長(山本 学君)  失礼いたします。  地元って言わせていただいてるのは、自治会のほうへお願いをしている分でございます。  それとシルバー人材センターにつきましては、基本的には地区で刈っていただくというところでお願いをさせていただいて、その次にシルバー人材センターへ何で随意契約というところでございますが、金額が安いということも含めましてシルバー人材センターへ委託をさせていただいております。その次に、どうしても危ない、うちも広域農道、結構危ないところもございますもので、その辺でシルバーセンターができないというところにつきましては、業者に委託をさせていただいておるところでございます。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  田中委員。 ○委員(田中 学君)  総務のほうにお尋ねしたいんですけれども、契約管理の統一したルールは、今のはイレギュラーとしてとらまえていいんだろうか。それも、今のやり方も、統一した公平なルールとして認識したらいいんだろうか。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  総務部長。 ○総務部長(藤岡淳次君)  契約の方法は、基本的には競争入札というのが基本でございます。ただ、どうしても競争入札にそぐわないというものについては随意契約という制度がございますんで、その辺の仕組みを少し整理をさせていただきたいと思いますが、基本的には競争入札制度で運用しているところでございます。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  確かに今の部長の御答弁は、昔なら理解いたします。いわゆる公務員の裁量の範囲、これが微妙に作用しておった時代もあったということは、よく存じ上げてます。しかし、こんな世の中ですから、いかがでしょう。常に公明正大に正々堂々とやればいいとは私は思うんですけれども、こういう記載のあり方、少額だから、地元だから、そういうふうなことで皆さん方が手を抜いたらだめだと、私はこのように思いますが、もう一度、整備課長、いかがでしょう。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  農村整備課長。 ○農村整備課長(山本 学君)  失礼いたします。  ただいま田中議員さん言っていただいたとおりでございます。その辺も含めて一番安く、安価でできる方法というのがまず地元で草刈りでしていただくというのが基本と考えておりました。また、それも1つ今後検討させていただきたいと思います。 ○委員(田中 覚君)  終わります。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  ほかにございませんか。  北森委員。 ○委員(北森 徹君)  1点だけ、済みません。決算書の264ページの土地改良事業費で、成果報告書の375なんですけども、県営ため池等整備事業負担金なんですけども、今後、ため池も老朽化が進んでいるかと思うんですけども、今後、整備しなければならないため池ってどれぐらいあるでしょうか。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  農村整備課長。 ○農村整備課長(山本 学君)  失礼いたします。  今、御質問の県営ため池整備事業というところでございます。これにつきましては、一応今、県で事業をしていただいておりまして、伊賀市におきましては、ため池につきましては1,300ほどございまして、そのうち141がうちのため池の緊急の重要度が高いため池となっておりまして、今現在ここにも書かせていただいてありますとおり、ハザードマップを実施させていただいております。また、その結果を踏まえて緊急度を考えながら対応させていただくと思っております。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  北森委員。 ○委員(北森 徹君)  災害の恐れも可能性もあるので、早急にまた整備のほうよろしくお願いします。  以上です。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  決算書の263ページ、細目番号301グリーンツーリズム事業で、成果報告書は360ページになりますが、これについては28年度で委託事業は完了したと、これは委託事業は何年間に渡って、この伊賀有機農業推進協議会にされていたのか。それから、完了するということは、もともとその期間のみという事業だったのか。それが理由になるかと思うんですけども、教えてください。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  農林振興課長。 ○農林振興課長(堀久仁寿君)  今お尋ねのこのグリーンツーリズム事業が本年度で完了したということでやっております。今までこの28年度の実績につきまして、26年、7年、8年というところの中で、このやっていったところにつきましては、農村ふれあい公園の利用促進も兼ねまして、この都市と農村集落の交流をやっていくという、本当の先導的な事業を考えて今までやってきました。しかしながら、本当にこの事業の中でやる主体につきましては、ここ事業実施を、この委託を受けていただきましたところなんですが、伊賀の有機農業推進協議会、それと伊賀のJA伊賀北部農協でございますが、そちらとまた、これを委託しているということは行政の直営事業という位置づけになるんですけども、そういう取り組みを行ってきました。  しかしながら、この事業が本当はこれからも実施していきたいところでございます。今、農泊とか国のほうで進めてる先進的な事業であったと私のほうは理解して重要な事業として進めておったんですけども、こういうやり方だけじゃなく、丸っ切りそのまま業務の委託ということで丸投げって言ったら変な表現なんですけども、することじゃなくて、ほかの方法がないんかということも検討したところ、こういう委託事業のやり方というのは、これからはふさわしくないやないかということも検討しまして、この28年度で完了したところでございます。  しかしながら、ほかのこの事業、私どもは東京のほうの食材フェアとかも含めて同じような位置づけで、そちらは東京のほうにこの伊賀のよさも知ってもらう、伊賀の農産物も知ってもらうというところにも、この有機農業推進協議会の方、またJAの組織としてもかかわっていただいております。そういった意味で、この事業だけをぽんと突出して続けていくということよりも、ほかの今までやってきました、これからもやっていこうというする事業と絡めてやれるということも判断した、これで28年度完了したという、それの理由でございます。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  そうですね。グリーンツーリズムって農林水産省のホームページあけても農家レストランとか民泊とか、それから体験とか市民農園とかいろいろありますので、伊賀市はほかの形、例えばいがぶらでもそういったことも含めてやっていけるのかなと思ったので、理由を今お聞かせいただきましたし、グリーンツーリズムっていうのはまさにはやりのような名前で伊賀市も早くから手挙げてくれましたけど、一方では今大事なことですかなと思います。伊賀の地域性にも合っているような内容を、ぜひほかの形ででもやっていただけたらというのは思いました。理由はわかりました。ありがとうございます。  それからあと、275ページです。決算書のほうですけども、その中の336観光振興経費の中にあります。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  観光は商工の分です。 ○委員(百上真奈君)  間違いました。済みません。ありがとうございます。申しわけない。  では、終わります。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  ほかに御質疑ございませんか。        (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(嶋岡壯吉君)  御質疑なしと認めます。  それでは、次に、事項別明細書、第7款商工費、270ページから279ページについて説明願います。
     産業振興部次長。 ○産業振興部次長(東 弘久君)  失礼いたします。  それでは、第7款商工費について説明をさせていただきますので、決算書の270ページ、271ページをお開きください。  第7款商工費につきましては、予算現額7億2,575万6,000円に対しまして、支出済み額7億1,722万251円。不用額は853万5,749円で、執行率は98.8%です。  第1項商工費、第1目商工総務費の支出済み額は8,028万13円で、内訳といたしましては、備考欄記載のとおりでございます。  第2目商工振興費の支出済み額は4億9,407万720円。支出済み額の内訳といたしまして、細目番号329商工業振興経費として本年度分と繰越明許費分合わせまして3億3,955万3,519円を支出しております。その主なものといたしましては、本年度分では上野丸之内のラフォーレビル西側にございます駐車場用地の土地建物借上料240万円でございます。  272ページ、273ページをお開きください。  中小企業相談業務負担金として400万円を、商工会議所事業費補助金として200万円を上野商工会議所へ、また三重県の小規模事業融資資金融資制度の保証料補助といたしまして495万3,513円を対象の52事業者へ、商工会事業費補助金といたしまして2,650万円を伊賀市商工会へ、地域総合整備資金貸付金として2億9,000万円を市内企業1社へ支出をいたしました。また、繰越明許費分では、上野市街地及び地域拠点の個店魅力創出事業補助金といたしまして3事業者に対して219万円を、伊賀ブランド推進事業費補助金といたしまして300万円を伊賀ブランド推進協議会へ支出をいたしました。  細目番号331の企業立地促進経費では1億2,860万8,942円を支出いたしましたが、主なものは工場誘致条例に基づく工場誘致奨励金の1億2,741万675円で、適用した企業は10社でございました。  細目番号332の中心市街地等商店街活性化事業では131万5,476円を支出いたしましたが、主なものは伊賀上野まちなかゼミナール開催事業として29万7,752円を上野商工会議所へ、銀座商店街にぎわい創出事業として45万円を銀座商店街振興組合など、それぞれ補助金として支出をさせていただきました。  細目番号333の交流促進施設維持管理経費では、道の駅あやまの施設管理に係る費用でございまして、536万9,000円の支出のうち委託料といたしまして500万円をあやま物産振興協同組合に支出いたしました。  274ページ、275ページをお開きください。  細目番号334の産学官連携研究開発拠点運営経費では、ゆめテクノ伊賀の管理運営に係る費用でございまして、1,922万3,783円の支出のうち補助金といたしまして1,823万9,783円を公益財団法人伊賀市文化都市協会に支出をいたしました。  第3目観光費の支出済み額は1億4,286万9,518円で、支出済み額の内訳といたしまして、細目番号336観光振興経費として、本年度分と繰越明許費分合わせまして1億1,318万1,931円を支出いたしました。その主なものいたしまして、本年度分では観光案内所業務委託料として775万4,000円、観光振興事業委託料として770万1,000円を伊賀上野観光協会へ、観光誘客促進事業委託料として450万円を伊賀上野忍者フェスタ実行委員会へ、観光振興ビジョン詳細計画策定業務委託料として250万円を学校法人近畿大学に支出をいたしました。また、施設維持管理委託料としまして2,313万8,510円を支出いたしましたが、内訳はだんじり会館の指定管理業務として1,426万368円、伊賀越資料館の管理業務として142万1,000円、伊賀焼伝統産業会館及び伊賀信楽古陶館の指定管理料といたしまして745万7,142円でございます。  276ページ、277ページをお開きください。  伊賀上野観光協会支部事業補助金といたしまして486万5,869円を支出いたしました。主なものといたしまして、交通事業者連携誘客事業委託料として2,293万6,382円を伊賀上野忍者フェスタ実行委員会などへ、また観光パンフレット更新制作業務委託料として404万928円を、着地型観光推進すべくいがぶら実行委員会負担金として634万3,000円を、日本忍者協議会負担金として500万円を支出いたしました。  細目番号337の観光施設維持管理事業では2,968万7,587円を支出いたしました。主なものでは、青山高原山頂小屋、青山のふるさとのふるさと公園、予野公園、奥予野森林公園などの施設維持管理委託料といたしまして1,385万1,472円を、また阿山ふるさとの森公園の施設管理運営委託料などの767万2,910円でございます。  第7款商工費につきましての説明は以上でございますが、詳細につきましては成果報告書の400ページから415ページを御参照いただきたいと思います。よろしく御審査いただきますようお願い申し上げます。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  説明が終わりました。  御質疑ありませんか。  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  275ページの観光振興経費のところの観光振興ビジョンの計画策定業務、近畿大学へ委託したというところで、405ページにも成果報告書の中にあります。近畿大学とも連携をしてやっていくというところが確かにあったと思うんですけども、これで委託された内容、実態調査とか政策提言とかをしてもらったというふうに書いてありますけれども、これが250万円と、この部分だと思いますが、どんだけの期間でここに委託していくのかっていうことと、それから政策提案等具体的にしていただいたこと、それが施策の中に生かされてるのか。それからと、変な話、大学なので大学生そのものの参加とかそういったことがあったのかとかっていうことを教えてください。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長(川部千佳君)  失礼いたします。観光戦略課の川部でございます。よろしくお願いいたします。  ただいま御質問いただきました観光振興ビジョンにつきまして、近畿大学のほうには昨年の7月に業務のほうを発注させていただきまして、観光客の調査、そして外部環境調査、そして内部環境調査ということでさせていただきました。  学生さんにつきましては、このアンケート等の調査をする際に御協力をいただいたということでございます。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  7月に発注っていうことでしたかな。まだアンケート調査とかをされたっていうところに、じゃあ、大学生が伊賀にも来ていただいてそういうことをしてくれたってことだなと思ったんですけれども、わかりました。  これは、近畿大学ゆえに何か成果がえられるようなことがあったのかどうかだけいうことを教えてください。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長(川部千佳君)  失礼いたします。  近畿大学さんにつきましては、経営学部の金教授を中心といたしまして、平成27年度に伊賀市観光振興ビジョン推進における観光実態調査業務を受託いただいておりまして、伊賀地域の観光実態に対する知見が高いということでお願いをさせていただいております。また、金先生は旅行業で旅行産業分析研究の権威でございますので、例えば農業と観光業の再生を主要施策とする当市の課題について、適切かつ効果的な調査をしていただけるのではないかということでお願いをさせていただきました。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  赤堀委員。 ○委員(赤堀久実君)  決算書275ページの観光振興経費の中で公衆Wi−Fi設置業務委託なんですけれど、報告書が409ページ、この中のちょっと内容を教えていただきたいんですが、観光案内所と市駅とだんじり会館3カ所にこのWi−Fi設置してくださったということなんですが、通信運搬費が3,330円であります。これは3カ所Wi−Fi設置していただいて、月々この通信費がかかるのがこの3,330円なのか、維持費というか、どれぐらいかかるのか教えてください。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長(川部千佳君)  失礼いたします。  1カ所当たり5,400円、1月に5,400円かかるということでございます。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  ございませんか。  赤堀委員。 ○委員(赤堀久実君)  このWi−Fiなんですけど、どんだけの距離が飛ぶんですか。1カ所、何キロってあると思うんですけど。というのは、以前ちょっと私も一般質問させていただいて、大きなアンテナというか、Wi−Fiのアンテナを設置していただくという質問で要望させていただいたんですけど、維持経費がかなりかかるということで、なので個々にちっちゃく取りつけをする方法でということで多分こういう形になったと思うんですけれど、何キロ飛ぶかによって、今、民間でも飲食店さんとかでも時々無料Wi−Fi置いてくださってます。それがエリア的に細かにそこらでしていただいたら全体に無料Wi−Fiが広がってると思うんですけど、余り飛ばなかったらそれだけの意味がないんですよね。だから、どれだけの距離飛ぶかどうかちょっとわかったら教えていただきたいと思うんですけど。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長(川部千佳君)  失礼いたします。  設置させていただいたものにつきましては、余り広い範囲をカバーできるものではございませんでして、二、三十メートルということでございます。ただ、最近は民間の通信社のWi−Fiもふえてきておりますし、飲食業の方、お店に入られたらWi−Fiを使えるというお店もふえてきておりますので、主要な外国人の方がおり立っていただくようなところを公共の、市のほうで整備させていただいて、あとは民間の事業者さんとともに整備をさせていただけたらというふうに考えております。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  赤堀委員。 ○委員(赤堀久実君)  やはり幅広くどこでも使えるような環境づくりっていうのをしていただきたいんです。これは観光だけじゃなくて、やっぱり災害にも利用もできるかなと思いますので、その点含めてお願いします。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  近森委員。 ○委員(近森正利君)  決算書の277ページ、成果報告書の411ページで、細目336観光振興経費、いがぶらの内容が載っております。着地型観光ということで、観光客を受ける体制づくりのためっていう目的が掲げられてました。その中で着地型観光といったら、やっぱりインバウンドっていうイメージがありました。この成果報告書の中の参加者数の中で伊賀市内が65.8%、三重県内20%、県外が14.2%っていうことで、三重県内もほぼ名張の人が多いっていうお話を聞かせていただきました。以前にも聞かせていただくとやはり伊賀市内の方が多いんで、観光から来てもらいたいっていう思いがあるっていう話やったんですけれども、なかなかそこが進んでいないのかなっていう現状を見ました。ですが、方向性としては「完了」って書いてまして、目標に対しては100に対して123で目標達成みたいな感じになってるんですけども、実際これでもう完了という思いでおられるのか、そこだけ聞かせていただきたいと思います。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長(川部千佳君)  失礼いたします。  このいがぶらに関しましては、観光客の方に伊賀の魅力を味わっていただくために来ていただくという目的にほかに、伊賀の市民の方にも地域の観光資源を再認識していただいて、市民の方がみずから市外へ発信をしていただくというようなことを目的としております。  完了といたしておりますのは、プログラム数につきましては目標は達成はできておりますけども、まだまだ市民の方がみずから市外へ発信をしていただくというところまでは及んでいないというふうに認識をしておりますので、今後とも啓発をしていく中で、例えば伊賀に来られた方に尋ねられたときに「伊賀なんて何にもないよ。」とそんなことを言う方がいらっしゃらないような観光のまちづくりにしていきたいなというふうに思っております。  外国人の方につきましても、これまでは爆買いに代表されますように買い物中心の観光から古都観光ということで、体験、ここでしか味わえないものを食べたり、ここでしかできないことを体験したりということが主流になってきておりますので、今いがぶらは手始めに国内の誘客ということで進めておりますが、後々はインバウンド向けのいがぶらもつくっていきたいなというふうに考えております。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  近森委員。 ○委員(近森正利君)  ありがとうございます。  内容を見せてもらうと私も行きたいなっていうようなものもあります。でも、外の方が来てくれるんだから私たちが埋めちゃだめだなっていう意識を持ってました。ですから、体験した人が外に発信してねっていうのが、なかなか伝わってないのかなっていうような感じもします。  それと、この着地型観光の成功例ということでネットなんかで見てると載ってまして、内部でつくり上げるのはいいんですけど、内部で見てる目、それも1つ、外部から見た観光資源の発掘が大切ということが書いてました。観光の人がここに行って、こういうものをしたいな見たいなっていう視点も必要なんかなっていうような感じもします。  しっかりと頑張っていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  西口委員。 ○委員(西口和成君)  済みません。報告書で載せられてます405ページからと410ページの指標の説明の中にあります各メディアっていう文言がございます。このメディアっていうのはいろんな媒体がございますが、何を指されてるのかっていうがまず1つ。この中に近森議員がおっしゃられた外から見るっていうのも含まれますが、ケーブルテレビさんも含まれてますか。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長(川部千佳君)  失礼いたします。  メディアの中には例えばテレビであったりラジオであったり雑誌であったり新聞であったり、いろんな媒体、またSNSを専門とする業者さんであればそこもメディアになってこようかと思っております。ケーブルテレビさんにつきましても、メディアの伊賀市の情報を伝えていただく大切なメディアの1つと認識をさせていただいております。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  西口委員。 ○委員(西口和成君)  いろいろな媒体を御使用されているっていうことですが、この内訳についてはデータとしてはお持ちということで構いませんか。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長(川部千佳君)  済みません。失礼いたしました。  新聞等も常にチェックをしておりまして、新聞でどういった記事が何月何日どの新聞に載ったか、またテレビのほう、どのテレビで伊賀のことについて取り上げられたっていうのは、常に表をつくりまして確認をさせていただいております。
    ○委員長(嶋岡壯吉君)  西口委員。 ○委員(西口和成君)  また後日データをお示しいただければと思います。ありがとうございます。 ○委員長(嶋岡壯吉君)  御質疑なしと認めます。  お諮りします。  会議の途中ですが、本日はこの程度にとどめ、9月19日に延会したいと思いますが、これに御異議ございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(嶋岡壯吉君)  御異議なしと認めます。  よって、本委員会は9月19日に延会といたします。なお、9月19日の開議時刻は午前10時といたします。  本日は御苦労さまでございました。              (午後 4時01分 延会)             ―――――――――――――――...