12番
宮崎勝郎議員。
○12番(
宮崎勝郎君)(
登壇)
緑風会の
宮崎でございます。
提出されております
議案第84
号平成29年度
亀山市
一般会計補正予算(第5号)についてと、
報告第14
号専決処分の
報告について
質疑をさせていただきます。
まず、
議案第84
号平成29年度
亀山市
一般会計補正予算(第5号)について、まず1点目として、第14
款災害復旧費、第1項
災害復旧費、第1目現
年発生農林水産業施設災害復旧費及び第2目現
年発生公共土木施設災害復旧費についての
補正の
内容についてお伺いしたいと思います。その後、また
災害復旧費の
財源についてお尋ねいたしますのでよろしくお願いします。
○
議長(
中村嘉孝君)
12番
宮崎勝郎議員の
質疑に対する
答弁を求めます。
西口環境産業部長。
○
環境産業部長(
西口昌利君)(
登壇)
おはようございます。
まず
農林関係の
災害復旧の
内容について、私のほうからご
答弁申し上げます。
去る8月7日の
台風5号による
農林業施設等の
被害状況でございますが、まず
農業災害といたしましては、14カ所の
農地と44カ所の
農業用施設の計58カ所におきまして、農道や田、畦畔の
のり面崩落、
用排水路の損傷及び
土砂流入等がございました。それから、
林道災害といたしましては、
石水渓から滋賀県甲賀市土山町に抜ける
林道安楽越線の
路肩のり面が崩落いたした次第でございます。
今回の
補正予算の
内容でございますが、まず
農業災害につきましては、
市単独の
災害復旧事業といたしまして
地元施工で実施する
営農組織や
水利組合などの団体に対して支給する
原材料費290万円と、
重機等の
借り上げに係る費用に対して交付する
補助金2,450万円の計2,740万円を
予算計上させていただいたものでございます。
また、
林道災害復旧といたしましては、先ほどの
林道安楽越線の
路肩のり面の
復旧事業として
工事請負費600万円を
予算計上させていただきました。
なお、この
林道安楽越線については、現在通行は可能でございます。
○
議長(
中村嘉孝君)
松本建設部長。
○
建設部長(
松本昭一君)(
登壇)
おはようございます。
台風5号におけます
土木施設の
被災発生状況につきまして、
状況と件数についてご
説明をさせていただきます。
土木施設につきましては、パトロールや住民からの
通報等により
被災を確認してございます。
被災件数といたしましては、
道路災害が
のり面の
崩壊や
土砂の流出、
倒木等の
処理等27件でございます。
河川災害が
護岸のり面の
崩壊や
流木等8件、合わせまして35件の
被災を確認してございます。今回の
補正により
被災箇所の
復旧に努めてまいりたいというふうに
考えてございます。
○
議長(
中村嘉孝君)
宮崎議員。
○12番(
宮崎勝郎君)(
登壇)
8月7日に発生した
台風5号による
被害報告をいただきました。
特に
農業災害については58カ所ございまして、
補正予算で見ますと
地元の
補助費が上げられておるということでございます。これはいわゆる
地元工事ということで
考えてよろしいか。その中で、今まで
農業施設等については
農林業の
振興のためにはこういう
補助制度をとっておる、これも同じような
考えで確認したいと思いますが、同じかどうか確認したいと思いますけれども、それでよろしゅうございますか。
特に
重機の
借り上げ等については、今回の場合はいろいろ
土砂が埋まったりということで
地元の
作業費も出ておると思いますが、そういうふうなものも
考えてこれを
補助しておるのか確認したいと思います。
○
議長(
中村嘉孝君)
西口部長。
○
環境産業部長(
西口昌利君)(
登壇)
農業関係の
災害復旧に係る
補助金と
原材料支給のお話でございますが、基本的に
原材料支給、
重機借り上げ等の
補助金を交付させていただいて、
施工は
地元でやっていただくということでございます。以前の
臨時会の、何年か前の本
会議でもご
答弁申し上げましたが、なぜそのような
方法をとるかということについて
2つ理由がございまして、1つは
地元の意向に沿った
復旧ができるということと、来年の
作付に間に合うような早期の
復旧ができると、この2つをもってこのような
原材料支給、
補助制度をやらせていただいておるところでございます。
○
議長(
中村嘉孝君)
宮崎議員。
○12番(
宮崎勝郎君)(
登壇)
よくわかりました。今までからやっておる例を取り上げたと。
それからもう一つ、
安楽越の
林道の件なんですけれども、
資料で来ました
写真を見せていただいたら
完成図みたいで、私はもう完成しておるのかなあというふうに思ったんですが、聞き取りの中で
完成図ということでございます。この
工事についてはやはり
災害でありますので、これは国からの
補助を得ると私は思っておりますが確認したいと思います。
○
議長(
中村嘉孝君)
西口部長。
○
環境産業部長(
西口昌利君)(
登壇)
林道安楽越線の
災害復旧につきましては、先ほど
議員がおっしゃいましたように、ちょっと
資料には
復旧後の
イメージ写真をつけさせていただいてありますので、もう
復旧できたんかなあということでちょっと思われたかもわかりませんが、あくまでも
イメージでございまして、
現状は上の
写真の
復旧前の今
現状でございます。
財源につきましては、65%の
国庫支出金、これは県を通じて入ってまいりますので
予算上は
県支出金となっておりますが、あとその
補助残の90%を起債で賄うものでございます。
○
議長(
中村嘉孝君)
宮崎議員。
○12番(
宮崎勝郎君)(
登壇)
よくわかりました。
次に、この
災害復旧費の
財源についてお尋ねしたいと思います。
先ほどの
議案の
説明の中では、
財政調整基金の繰り入れということを聞いております。その中で、なぜ
財政調整基金であるのか。というのは、
予備費にしろ繰り越しにしろあったはずと思います。
財政調整基金の
財源を立てておるということで、なぜ
予備費を使わなかったかというのが1つございます。特に
災害においては、早急に
復旧工事をしなければならんというのに、8月の
災害がこの11月の
補正で今から
補正を議決して進めるんだよ、おくれるだけですやんか。そのような
部分も
考えて、私は
予備費等で使われなかったんかということを思いますが、
そこらの
考えを確認したいと思います。
○
議長(
中村嘉孝君)
上田財務部長。
○
財務部長(
上田寿男君)(
登壇)
まず、今回の
補正予算における
財源でございますが、まず
特定財源では、先ほど
環境産業部長が申したように、
林道安楽越線の
補助災害復旧事業において
事業費600万円に対し
補助率65%の
国庫補助金が県を通して交付されることから、
県補助金として390万円を、また
県補助金を差し引いた残額に対し
充当率90%の
市債180万円を
計上いたしております。その他
災害復旧費全体における
一般財源として、
財政調整基金繰入金4,440万円を充てさせていただいたところでございます。
なぜ前年度
繰越金を充てなかったのかということでございますけれども、
平成28年度決算においては、
実質収支が今までより少なく約3億3,000万円ほどしかございませんでした。それで前年度
繰越金が約1億6,000万円でございまして、前年度の4億7,000万円に比べまして約3億1,000万円の減となったところでございます。本年度、既に当初
予算で前年度
繰越金は1億円
予算計上をしております。9月
補正において
補正財源として一部
予算計上いたしており、前年度
繰越金だけでは
財源が不足しますことから、今回の
補正予算に係る
一般財源は、前年度
繰越金ではなく
財政調整基金繰入金4,440万円を充当させていただいたところでございます。
もう一点、
予備費について、なぜ
予備費を使わなかったのかということでございますけれども、
予備費におきましては当初
予算において4,000万円の
計上をさせていただいております。今回必要な
補正予算額は5,010万円で、
予備費の
予算を上回っておりますことなどから、今回
補正予算の
対応としては
補正予算で
対応をさせていただいたところでございます。
○
議長(
中村嘉孝君)
宮崎議員。
○12番(
宮崎勝郎君)(
登壇)
特に私ここで言っておるのは、
予備費を何で使わなかったというのはやはり
災害であれば、今回の場合は
農業施設等、また
道路についても、
倒木とかいろいろな
部分で大したことはなかったんかなというふうに思っておるんですけれども、やはり
農業については、極端なことを
考えれば私は来年の植え付けまでに間に合えばええのかなというふうに感じるわけですけれども、やはり
農道あたりについては平素から使われておる
部分もございますので、そういうような
部分から
考えたら、まず
予備費で
復旧を始めて、
足らん分をそういう
財源を充てる、本日のこの
議会にかけるのも私はいいんじゃないかと、そういうような
方法はなかったのかどうかと私は思うんですが、
そこらをもう一度
答弁お願いしたいなと思います。
○
議長(
中村嘉孝君)
西口部長。
○
環境産業部長(
西口昌利君)(
登壇)
この
臨時会で特に
農業関係の
復旧費用2,740万円をお認めいただければ、今回のこの
農業災害については来年の
作付まで、すなわち3月末までに
復旧できるものというふうに
考えております。
○
議長(
中村嘉孝君)
宮崎議員。
○12番(
宮崎勝郎君)(
登壇)
それは大体わかりましたけれども、やはり結果を見たら先般起こりました
台風もございます。そしたらもう金がないでどうするのやと、
復旧はどうするのやということで私も
考えるわけですが、ちょっと
議案から外れるかもわかりませんがそれは
議長にお許し願いたいと思いますが、やはりその
予備費が幸い残っておるので、その
復旧に使っていくのもいいだろうなというふうに私は
考えておりますけれども、やはりそういうことが、今回の場合は後ほどあったんやけれども、やはり基本的に財調については、このような
財源というふうに私は今までからも受けとめておりませんが、今後はそんなような
考えを持っていくのかどうか確認したいと思います。
○
議長(
中村嘉孝君)
上田部長。
○
財務部長(
上田寿男君)(
登壇)
財政運営上の問題ですので私のほうでお答えをさせていただきます。
まず
予備費の
考え方でございますけれども、
予備費については
補正予算を編成し
議会の議決を経て
補正予算として支出することとなりますが、一般的には、軽微な
補正についてまで
議会を招集していただいて
補正予算を
審議することは、
議会運営上、
行政運営上、非効率であることから当初
予算において使途を限定しない
予備費を
計上し、軽微な
補正についてはこれをもって対処するという意味合いで
予備費を
計上させていただいています。
議員おっしゃられるように、一番大事なことは、
市民生活に
支障のないようにするような
予算編成をやっていくことが一番大事だろうというふうに思っています。それについては
予備費を使うか使わないか、また
臨時会を開いていただくかどうか、また
専決をするのかどうかと、いろんなやり方がございますので、それはまずはその
復旧に要する、いつすべきなのか、いつまでにしなければならないのかは
担当部局と
協議をして、それの
財源についてどのようにやっていくか
協議をした上で、その都度、その
案件ごとに応じた上で
対応していきたいと。できるだけ
議会の
審議を得た上でやっていくという大原則のもとに、
市民生活に
支障がある場合については、
予備費を活用させていただいて運用を図っていくものだろうというふうに思っています。どの
案件ごとに、それは
考えさせていただいて
対応させていただきたいというふうに思っていますので、その点はご理解のほどよろしくお願いいたしたいと思っています。
○
議長(
中村嘉孝君)
宮崎議員。
○12番(
宮崎勝郎君)(
登壇)
今、
部長の
答弁で十分わかりましたが、今後やはり
市政運営の中に、やはり
市民の
生活が係る
部分もございますので、やはりその点、今後
予算立てのときには十分
考えていただいてお願いしたいなというふうに申し上げておきます。
それでは、次に
報告の件です。
これについては
報告第14号の
専決処分の
報告でございますが、これについての
事故内容についてまずお聞かせ願いたいと。
○
議長(
中村嘉孝君)
大澤教育次長。
○
教育次長(
大澤哲也君)(
登壇)
事故の
内容でございますけれども、本年8月17日に
井田川幼稚園敷地内におきまして、
教育総務室で任用しております
学校修繕作業員が
草刈り作業を行っていたところに、草刈り機による飛び石が園内の
駐車場に駐車してあった職員の自家用車に接触しまして、
左後部座席の
窓ガラスを破損させたものでございます。
事故発生当日は、
幼稚園は夏休みで園児はおらず、また幸い車内に人もいなかった、また
駐車場付近にも人がいなかったことから、けが人はございませんでした。
○
議長(
中村嘉孝君)
宮崎議員。
○12番(
宮崎勝郎君)(
登壇)
事故内容をお聞かせいただいて、今回この
報告ですと
専決されたということですが、これはいわゆる相手の
修繕費を支払うということの
専決で確認したいと思います。
○
議長(
中村嘉孝君)
大澤次長。
○
教育次長(
大澤哲也君)(
登壇)
相手方の
損害額につきまして
全額市が賠償するということで、10月12日付で
示談が調いましたので、
専決処分をさせていただいて
示談をさせていただくということでございます。
○
議長(
中村嘉孝君)
宮崎議員。
○12番(
宮崎勝郎君)(
登壇)
市が賠償するということでございます。当然相手に迷惑をかけておるのでするべきだと私は思っておりますけれども、やはりこの
事故が発生すること自体に私は問題があるかというふうに思っております。今までにも私、
事故に関してはいろんなところでも質問し、いろいろ申し述べておりますけれども、そういう中でこれが何で発生してくるのか、今回の
事故なんかは
報告の
内容を聞いておりますと、全く不注意によるものと私は思います。これは休園中でございますやんか。やはり車を動かしておけばこんな
事故は発生していないと私は思っております。特に草刈りの
事故については、昔、
亀山中学校で
事故がございまして、私、PTAの関係で当事者でございましたが、そういう中でもやはり大きな問題になってくる可能性もある。これはどの
部分にも一緒なんですが、これらの安全教育等々についてはどのように今後市がしていくのか、これちょっと一般質問になったかもわかりませんがちょっと確認だけしたいと思います。
○
議長(
中村嘉孝君)
山本
部長。
○
企画総務部長(山本伸治君)(
登壇)
職員の安全対策全般につきましてでございますので、私のほうからご
答弁申し上げます。
まず職員の安全対策につきましては、理事者側6名と組合側6名、これに産業医を加えまして安全衛生委員会においてさまざまな対策を講じているところでございます。特に公務
災害や労働
災害が起こりましたときは、安全衛生委員会において、その原因、今後の対策等十分に議論をいたしまして再発防止に努めているところでございまして、今後もこのような形で進めてまいりたいと
考えているところでございます。
○
議長(
中村嘉孝君)
12番
宮崎勝郎議員の
質疑は終わりました。