松阪市議会 2020-12-04 12月04日-03号
ですので、本当に長谷川家資料を長谷川邸内での保存という可能性を、先ほど空調とかいろいろと言われましたけれども、突き詰めてなかったのではないかと思います。突き詰めようとしていれば、まだその段階では、ほとんど建物の保存と交流拠点をどうするかという話が中心で、文書資料のほうにまだ議論は至っていなかったんですよ。だけども、既にそのような4億8300万円という方向性に行ってしまった。
ですので、本当に長谷川家資料を長谷川邸内での保存という可能性を、先ほど空調とかいろいろと言われましたけれども、突き詰めてなかったのではないかと思います。突き詰めようとしていれば、まだその段階では、ほとんど建物の保存と交流拠点をどうするかという話が中心で、文書資料のほうにまだ議論は至っていなかったんですよ。だけども、既にそのような4億8300万円という方向性に行ってしまった。
それらは松阪市が所有し、指定文化財となっている古文書や絵画などの紙資料、また旧長谷川家資料の古文書や漆器等の美術工芸品、そしてまた御寄贈いただいた絵画作品等でございます。そういったものを適切な環境で管理できるように文化センターはにわ館の隣接地に収蔵庫を建設し収蔵する予定としております。 文化財は松阪市の魅力を引き出し、文化的、社会的、経済的な価値を生み出すものと考えております。
このうち所蔵資料に関しては、寄贈前の平成20年度から進めていた長谷川家資料調査により、資料は江戸時代以来の商人の姿を現在に伝える貴重なものであり、8万点以上にも及ぶ膨大なものであることが分かってまいりました。旧長谷川家資料は、江戸時代から300年以上続く商家の帳簿資料のほかに、古文書、美術工芸品、生活道具類等であり、いずれも文化財としては高い価値があるものと考えられています。
「長谷川家資料調査事業費の組み替えの詳細は」との質疑に対し、「寄贈された約6万点の資料を後世に残すための目録作成において、印刷製本費における入札差金を、調査項目がふえたため、調査委員報酬に組み替えた」との答弁。
17の長谷川家資料調査事業費424万円は、平成20年度から24年度まで行いました第一次文書調査に続きまして、平成25年度からは残された文書と民俗具、美術品などの所蔵資料全てを対象に資料調査を行うものでございます。18の無形民俗文化財普及事業費69万1000円は、市民全体の財産であります指定無形民俗文化財をより多くの方に紹介し、知っていただくための事業を実施するものでございます。