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令和 4年第1回臨時会(第1日目 1月 7日)

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  1. 菰野町議会 2022-01-07
    令和 4年第1回臨時会(第1日目 1月 7日)


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    最終取得日: 2022-12-28
    令和 4年第1回臨時会(第1日目 1月 7日)          令和4年菰野町議会第1回臨時会(第1号)                   令和4年1月7日(金) 午前10時02分開会             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜     第1 会議録署名議員指名   第2 会期決定   第3 議案第1号 令和3年度菰野一般会計補正予算(第11号)(案)   第4 議案第2号 権利を放棄することについて   追加日程第1 議案第1号 令和3年度菰野一般会計補正予算(第11号)                (案)                (総務財政常任委員会審査結果報告)                (教育民生常任委員会審査結果報告)   追加日程第2 閉会中の継続審査の申し出について 2.会議に付した事件   日程第1から日程第4、追加日程第1、追加日程第2 3.出席議員(17名)   1番  矢 田 富 男 君        2番  近 藤 信 弘 君
      3番  横 山 円 吉 君        4番  藤 田 賢 吾 君   5番  廣 田 直 己 君        6番  稲 垣 啓 二 君   7番  福 田 雅 文 君        8番  千 賀 優 子 君   9番  伊 藤   敦 君        10番  内 田 親 根 君   11番  益 田 和 代 君        12番  伊 藤 雅 慶 君   13番  諸 岡 雅 樹 君        14番  加 藤 大 輝 君   15番  加 藤 昌 行 君        16番  中 川 哲 雄 君   17番  中 山 文 夫 君 4.欠席議員(0名) 5.説明のため出席した者(7名)   町長       柴 田 孝 之 君   教育長      北 口 幸 弘 君   総務課長     片 岡 芳 輝 君   企画情報課長   加 藤 正 治 君   財務課長     伊 藤   悟 君   子ども家庭課長  坂 井 貴 行 君   下水道課長    板 東 克 典 君 6.出席事務局職員(3名)   議会事務局長   阿 部 美千代 君   書記       藤 枝 貴 則 君   書記       田 中 佑 樹 君               午前10時02分 開議 ○議長中山文夫君) 皆さん、おはようございます。御苦労さまでございます。  ただいまの出席人員は、17名で定足数に達しております。  よって、令和4年菰野町議会第1回臨時会は成立しましたので、開会します。  直ちに、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付しております。よろしくお願いします。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜日程第1 会議録署名議員指名議長中山文夫君) 日程第1、会議録署名議員指名を行います。  本会会議録署名議員は、3番議員横山円吉議員、及び4番議員藤田賢吾議長指名します。よろしくお願いします。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜日程第2 会期決定議長中山文夫君) 日程第2、会期決定を行います。  本会会期は、本日1日間としたいと存じますが、これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長中山文夫君) 異議なしと認めます。  よって、本会会期は、本日1日間と決しました。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜日程第3 議案第1号 令和3年度菰野一般会計補正予算(第11号)(案) ○議長中山文夫君) 日程第3、令和3年度菰野一般会計補正予算(第11号)(案)、議案第1号を議題とします。  議案朗読を願います。                  〔書記朗読〕 ○議長中山文夫君) 本件につきまして、町長提案説明を求めます。  柴田孝之町長、登壇ください。              〔町長 柴田孝之君 登壇〕 ○町長柴田孝之君) おはようございます。  それでは、議案第1号、令和3年度菰野一般会計補正予算(第11号)(案)につきましての提案説明を申し上げます。  今回の補正予算は、国の令和3年度補正予算第1号に係る、住民税非課税世帯等臨時特別給付金給付事業子育て世帯臨時特別給付金給付事業追加給付分、及び保育士等処遇改善臨時特例事業の3つの事業に係る費用をそれぞれ計上するもので、いずれの事業におきましても、その制度趣旨に鑑み、できるだけ速やかに対応する必要があるため、臨時会開会をお願いし、令和3年度一般会計補正予算(第11号)(案)として上程するものでございます。  補正予算の規模といたしましては、歳入歳出それぞれに7億6,968万2,000円を追加するもので、補正後の予算総額は152億345万円となります。  まず、住民税非課税世帯等臨時特別給付金給付事業について御説明申し上げます。  この事業は、新型コロナウイルス感染症影響が長期化する中、さまざまな困難に直面した方の生活を支援するため、住民税非課税等世帯に対して、1世帯当たり10万円の現金給付するものであります。  対象となる世帯は、令和3年12月10日時点において、当町の住民基本台帳に記録された世帯で、その世帯全員令和3年度に係る住民税均等割非課税である世帯、もしくは令和3年1月から令和4年9月までの間に、感染症影響により家計が急変し、その世帯全員住民税均等割非課税と同様の事情にあると認められる世帯給付対象となります。  なお、家計急変世帯申請時点所在市町村において申請をしていただくことになります。  当町では、対象となる世帯を4,100世帯と見込んでおりまして、世帯全員令和3年度の住民税均等割非課税として把握できる場合には、プッシュ型の給付を行い、令和3年1月から令和4年9月までに家計が急変した世帯につきましては、所得状況の確認など、速やかに対応してまいります。  この給付に係る歳出といたしましては、民生費社会福祉費において、給付金4億1,000万円のほか、職員の時間外手当口座振込手数料、システムの構築費用等給付に必要となる事務費1,064万5,000円を計上しております。  なお、当該給付金事業につきましては、令和4年度に執行することができるよう、繰越明許費の設定をお願いするものでありますが、今後示される国の方針に従い、適切に対処してまいります。  次に、子育て世帯臨時特別給付金給付事業追加給付分についての御説明を申し上げます。  この事業は、長期化する新型コロナウイルス感染症影響を受けた子育て世帯で、高校生までの子どもがいる世帯に対して、子ども1人当たり5万円の追加給付を行うものであります。  この給付金は、対象となる子ども1人当たり10万円相当を給付するとしたもので、令和3年第4回定例会で御承認賜りました一般会計補正予算(第9号)には、10万円のうち、現金5万円の先行給付に係る費用を計上し、今回の補正予算案におきましても、残り5万円の追加給付について、現金給付するための費用を計上しております。  この5万円につきましては、地域の実情に応じて、現金またはクーポンによる給付を選択することができると国が示したことから、当町といたしましては、速やかに給付することが可能で、かつ町民皆さんにとって使いやすいと考える現金により給付するものといたします。  なお、対象者数につきましては、6,900人程度を見込んでおります。  この給付に係る歳出といたしましては、民生費児童福祉費において、給付金3億4,500万円のほか、職員の時間外手当口座振込手数料等給付に必要となる事務費163万7,000円を計上しております。  なお、国の補助要綱における対象者は、平成15年4月2日から令和4年3月31日までに生まれた者としておりますが、翌日の令和4年4月1日に生まれた者も給付対象として、当町独自に拡大し、学年単位給付金を受け取ることができるよう、債務負担行為を追加し、その限度額を20万円と定め、この分は単費で賄う予定であります。  保育士等処遇改善に係る事業についての御説明も申し上げますと、この事業は国の分配戦略の一環として、看護、介護、保育幼児教育など、新型コロナウイルス感染症への対応と少子高齢化への対応が重なる最前線で働く方々の収入の引き上げを行うものであります。  市町村においては、保育士幼稚園教諭放課後児童支援員等対象に、令和4年2月から同年9月に係る収入の3%程度の引き上げに対して、予算措置を講じるもので、当町では町内の私立こども園放課後児童クラブで働く保育士等処遇改善を図ります。  なお、町の公立保育園で働く保育士等への処遇改善につきましては、現時点で詳細が示されていないため、今回の補正予算案における所要額の計上を見送り、国の実施要綱等に詳細が示された後、改めて予算計上を行いたいと考えております。  この処遇改善に係る歳出につきましては、民生費児童福祉費において、補助金240万円を計上しております。  歳入につきましては、御説明した3つの事業に係る財源といたしまして、住民税非課税世帯等臨時特別給付金給付に係る国庫補助金について、歳出同額の4億2,064万5,000円を、子育て世帯臨時特別給付金追加給付分給付に係る国庫補助金については、歳出同額の3億4,663万7,000円を、保育士等処遇改善に係る国庫補助金については、歳出同額の240万円をそれぞれ計上いたしております。  以上、提案説明といたしますので、十分なる御審議をいただき、原案どおり議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長中山文夫君) ただいまの説明質疑のある方、御発言ください。  矢田富男議員。 ○1番(矢田富男君) 今回の新型コロナウイルスに係る子育て世帯への臨時特別給付金について、質問したいと思います。  今回は、平成15年4月2日から令和4年4月1日までに生まれた子どもに支給されるということで、4月1日分は一般会計で賄うという町長提案説明でありました。今回の予算書の中には、この4月1日分が書かれておりません。令和4年度予算の中に反映されているのかどうかだけ確認したいと思います。 ○議長中山文夫君) 答弁を願います。  子ども家庭課長坂井貴行君。 ○子ども家庭課長坂井貴行君) 令和4年度の当初予算の中で20万円というものを計上するよう、事務のほうを進めておるところでございますので、御理解賜りますよう、よろしくお願いします。 ○議長中山文夫君) 矢田富男議員。 ○1番(矢田富男君) 今回の一括議題として出されている案件の中で、令和4年度の4月1日分がここに掲載されていないの。これを繰越明許っていう形で同じように金額を明記しておいていただくことはできなかったのだろうかということを確認したいと思います。 ○議長中山文夫君) 答弁願います。  財務課長伊藤 悟君。 ○財務課長伊藤 悟君) 補正予算(第11号)の補正予算書の中で、3ページでございますが、第3表の債務負担行為補正ということで、こちらのほうに令和4年度の20万円というのを計上させていただいておりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長中山文夫君) 矢田富男議員。 ○1番(矢田富男君) 先ほどの話、これで3回目になりますけども、繰越明許の中に入っているという説明が、町長の中では、今、提案説明がなされませんでした。この令和4年4月1日分についての20万円っていう話はありましたけども、それが繰越明許になっているっていうことで確認はよろしいでしょうか。 ○議長中山文夫君) よろしいですか。  財務課長伊藤 悟君。 ○財務課長伊藤 悟君) 繰越明許ではなく、債務負担行為補正というようなことで計上させていただいておりますので、よろしくお願いします。 ○議長中山文夫君) ほかにございますか。  伊藤 敦議員。 ○9番(伊藤 敦君) 教えてください。所得撤廃は考えていますか。支払いのときには所得が関係するんですか。それとも所得枠はないんですか。
    議長中山文夫君) 子ども家庭課長坂井貴行君。 ○子ども家庭課長坂井貴行君) 現在のところ、国の制度に倣いまして、進めておるところでございますので、所得制限はあるという中で進めさせていただきたいと考えております。御理解賜りますよう、よろしくお願いします。 ○議長中山文夫君) 伊藤 敦議員。 ○9番(伊藤 敦君) 今後、このコロナ対策費というのは国からまたおりてくると思うんですけど、それに対しては、所得制限をするとかしないとかいう、所得の枠で今回支払ってもらえない人に支払うんじゃないかという話がよくメディア等で出ていますけど、それに関しては、今後はまた考えていくということでいいんでしょうか。それともうちの町は払わないというのか、どっちでしょうか。 ○議長中山文夫君) 子ども家庭課長坂井貴行君。 ○子ども家庭課長坂井貴行君) 現在のところ、国の制度の迅速な執行を考えておりますので、現在のところは所得制限ありの中で進め、いち早く進めさせていただきたいということに専念させていただきたいということで、よろしくお願いします。 ○議長中山文夫君) ほかにございますか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長中山文夫君) ほかに御発言がないようですので、質疑を打ち切り、本件について、所管事項につき、総務財政常任委員会教育民生常任委員会へ分割付託します。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜日程第4 議案第2号 権利を放棄することについて ○議長中山文夫君) 日程第4、権利を放棄することについて、議案第2号を議題とします。  議案朗読を願います。                  〔書記朗読〕 ○議長中山文夫君) 本件につきまして、町長提案説明を求めます。  柴田孝之町長、登壇ください。              〔町長 柴田孝之君 登壇〕 ○町長柴田孝之君) 議案第2号、地方自治法第96条第1項第10号の規定に基づき、権利を放棄することについての提案説明を申し上げます。  この提案は、去る令和3年第4回定例会においてお認めいただいた議案と関連する議案になります。すなわち令和2年9月11日、菰野大字杉谷地内において、当町発注の北部第8汚水管渠布設工事2−14工区における施工途中に地盤の緩みが発生したことに伴い、道路に近接する宗教法人翠巌寺管理鐘楼堂の石積みに損害を与えたとの事案に関するものでございます。  当町は、宗教法人翠巌寺との間で、本件事故による損害額の上限を1,970万8,700円とすることを確認し、その余の請求を放棄することにつき、令和3年議案第88号として、また同額支払いに伴う予算補正につき令和3年議案第89号として提出し、お認めいただきました。  しかしながら、同額支払いにつきましては、今後の交渉の行方によっては、職員らに法的責任が残り、その結果、翠巌寺様への清算義務というふうなものが同様に残ってくるおそれがあることは否定できません。この、特に翠巌寺様への清算義務が発生する、翠巌寺様に清算義務が発生するという可能性を払拭することで、速やかな損失の填補も実現するとともに、負担を個人に帰することなく、町民全体でこれを填補するとの趣旨を明確にすることで、将来も含め、公共事業の円滑な遂行を実現したいと考えておるところでございます。  本来、令和3年第4回定例会において、この提案も同時に皆様に御審議いただくべきところ、提案が今回になってしまったことにつきましては、誠に申し訳ないと考えておりますが、何とぞ、繰り返しになりますが、翠巌寺様への清算可能性のおそれをなくし、町の皆様全体で負担するとの、この公共事業円滑化に至る、そのための趣旨のくみ取りをお願いしたいものでございます。  以上、提案説明といたしますので、前述した点を踏まえて、十分なる御審議をいただき、原案どおり議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長中山文夫君) ただいまの説明質疑のある方、御発言ください。  伊藤 敦議員。 ○9番(伊藤 敦君) 町長、お聞きします。今回の件なんですけど、その前に、この議案が通らなければ、否決されたら、このお金は支払っていただけないということでよろしいでしょうか。 ○議長中山文夫君) 答弁願います。  町長柴田孝之町長。 ○町長柴田孝之君) 町としての支出は困難であると考えます。  ただ、翠巌寺様に御迷惑をかけないような手法といったものを速やかに検討してまいります。 ○議長中山文夫君) 伊藤 敦議員。 ○9番(伊藤 敦君) じゃあ、逆にですね、この案件が可決した場合は、町としては払っていただけるかどうか、お聞きかせください。期日まで、1月中旬までに、今月の1月中旬までにお支払いいただけるかどうかを教えてください。 ○議長中山文夫君) 柴田孝之町長。 ○町長柴田孝之君) 期日が中旬というふうなことは、今、認識しました。  ただ、翠巌寺様とお話の上、御迷惑かけない時点でお支払いいたします。  そして、それが中旬であるならば、その時期に間に合うようにお支払いはさせていただきたいと考えております。 ○議長中山文夫君) ほかにございませんか。  矢田富男議員。 ○1番(矢田富男君) 今回の権利放棄に関することで、先ほど町長の話では、この案件が、議案が通らなければ、支払い支出はしないというふうに受け取ったわけですけども、12月議会におきまして、議案が可決し、予算案が通過している。予算案が可決している状況は、町長において、これは速やかに執行するべきだというふうに私は議会議員として考えております。先ほど町長は、この案件についても一緒に出すべきであったということで、おわびの言葉もあったようには思いますけれども、私はこの案件については、まだまだ請求権がない中で、これをして、すぐさま放棄をしていくんだっていう考え方については、いささか町長の今の説明だけでは不足していますので、再度、御説明いただきたいというふうに思っています。 ○議長中山文夫君) 柴田孝之町長。 ○町長柴田孝之君) 先ほどの提案説明でも申し上げましたとおり、12月議会の御提案のままでは、結局のところ、翠巌寺様に対する清算っていうふうなものが発生するおそれがあった。この点を否定するための提案でございますので、現状におきまして、その可能性といったものはなるべく早く摘み取っておくべきだと考えております。その上での御提案になりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長中山文夫君) ほかにございませんか。  横山円吉議員。 ○3番(横山円吉君) ちょっと私は納得がいかないと言いますか、前回の定例会でこの予算補正、88号、89号も可決されているわけですよね。予算執行についてはですね、議会ではなくて、行政の長である町長の、行政執行決定権者の権限において、適正に行われるべきものであると。もちろん翠巌寺様に御迷惑をかけないというのは当然のことかと思いますが、そのための議会の可決であったので、その先のですね、不適切執行とか、そういうことがあった場合にも、権利放棄をするというようなことも、この議案第2号からは読み取れますので、そういうことまでもすべてくみ取ってしまうということはですね、住民が不審に思った場合に、住民監査請求をした場合に、もう議会も議決しているではないかというふうに、我々議会住民の方から追及されるということもあります。私はそういう意味において、この議案趣旨がですね、どういう趣旨で再度、町長出されたのか。あくまでも、もう行政責任において執行するということであれば、あえてこういう議案は出す必要はないように思うんですけども、その点、町長趣旨としては、再度、確認させていただきたいと思います。 ○議長中山文夫君) 柴田孝之町長。 ○町長柴田孝之君) 行政責任において支出をしたといたしましても、法的な責任というふうなものまで行政が否定できるものではございません。特に先ほどから申し上げておりますとおり、翠巌寺様に御迷惑をかける可能性といったものをなるべく少なくするというふうなことも、またこの行政責任であると考えておりますので、その趣旨を実現するための提案であるというふうに御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長中山文夫君) ほかに。  横山円吉議員。 ○3番(横山円吉君) 法的な責任というのは、司法の場に委ねるべきであることですので、それはまだ訴訟の提起とか、ましてこの相手方の事業業者に本来求償すべき額っていうものも示されていない中でですね、すべての権利を、これ菰野町の権利をって言いますけど、町民権利ですよね、町民権利をもう放棄してくださいって、求償権一切を放棄しますというような議決を議会に求めるっていうようなことは、私はいかがなものかと思いますけど、その点どのようにお考えでしょうか。 ○議長中山文夫君) 柴田孝之町長。 ○町長柴田孝之君) 繰り返しになりますが、私の懸念している点は、まず第1に、翠巌寺様への清算義務が発生することを避けること。第2に、私の考えていることは、菰野町の皆さん全体で公共事業を前に進めていくために、それを負担するというふうな、この2点でございます。もしもその点、懸念があるというふうな場合には、今、言ったこの趣旨に反するような何か問題が出てきたというような場合には、別論であるというふうな、附帯決議をつけていただいても結構だと考えております。  以上、御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長中山文夫君) 伊藤雅慶議員。 ○12番(伊藤雅慶君) 私からは、担当課長にお伺いいたします。  昨日、議会運営委員会のほうでも、先ほど来、言われておりますように、12月議会議案第88号、89号の2つの議案が可決されたことにより、昨日は執行ができる状況にあるということを確認いたしました。  その中で、町長の御提案の中には、御質問、御回答の中に、支払いが困難というふうなことで、現状そういう思いがあるということでありましたけども、担当課長としては、何が支払い困難、どういったことで支払いが困難というふうに担当課長は考えておられますか。御確認いたします。 ○議長中山文夫君) 答弁願います。  下水道課長板東克典君。 ○下水道課長板東克典君) 先ほどの提案説明にもありましたように、支払うことによって翠巌寺さんへの御迷惑をかけることと、あとまた職員らに法的責任が発生するおそれがあるということの可能性があるということを払拭できないというところで、支払いが困難であるというように考えておりますので、御理解賜りますよう、よろしくお願いします。 ○議長中山文夫君) 伊藤雅慶議員。 ○12番(伊藤雅慶君) 先ほどの支払い困難理由ということでありましたけども、もし万が一、これが可決されない場合は、その困難をもって、先に進まないという思いが下水道課長にはございますか。 ○議長中山文夫君) ちょっと待ってください。  まず、下水道課長板東克典君。 ○下水道課長板東克典君) この議案が通らないと支払いが困難であると思われるかという質問でよろしかったでしょうか。 ○議長中山文夫君) ちょっと待ってください。  柴田孝之町長。  もう一度、では伊藤雅慶議員。 ○12番(伊藤雅慶君) もしこれが可決されなかった場合は、先ほど課長が申された支払い困難理由をもって、支払わないということでしょうか。お伺いいたします。 ○議長中山文夫君) よろしいですか。  下水道課長板東克典君。 ○下水道課長板東克典君) 失礼しました。私の今の立場では、それについてはお答えすることができませんので、御理解賜りますよう、よろしくお願いします。 ○議長中山文夫君) 伊藤雅慶議員。 ○12番(伊藤雅慶君) 今の、ちょっと言い直ししましたので、これが最後だと思いますけども、私としてはですね、昨年の12月においても、令和4年3月から工事を始めたいんだ、だから中日提案で、とにかくこれを認めてほしいというふうな町長の御提案があって、賛否の中で、賛成多数でその88号、89号が通っていったということで、それが議決された後、本日、今日の日までですね、執行されていない状況に、やっぱり先ほど言うように、翠巌寺さんの御迷惑という意味合いであれば、本来はもう執行しておるべき状況にあるのかなというふうに思いますので、いささか先ほど来のお話の中に、本当に翠巌寺様への御迷惑という言葉と、ちょっとこう、きちっと合致できるのかなというふうな思いはあります。  わかりました。もう以上です。 ○議長中山文夫君) 答弁求めますか。 ○12番(伊藤雅慶君) 結構です。 ○議長中山文夫君) よろしいですか。  ほかにございますか。  加藤大輝議員。 ○14番(加藤大輝君) この議案第2号、権利を放棄することについてというとこで、昨日、議運が開かれて、このようなことが上程されるというのをお聞きしまして、そこからいろんなところをちょっと確認していこうと思ったんですけど、なかなか私の知見では調べ切れなくて、地方行政としては、こういったことがあり得るものなのか、ほかの市町であったりとか、そういったところでの事例等も含めて、もうこれ総務課長とかにお聞きしたらいいんですかね、御確認させてください。 ○議長中山文夫君) 総務課長、片岡芳輝君。 ○総務課長(片岡芳輝君) 事例と言いますのは、工事中にですね、こういった事故とか、こういったことがあるということは、発生しているということは認識しておりますが、それでよろしかったでしょうか。 ○議長中山文夫君) 加藤大輝議員。 ○14番(加藤大輝君) すみません、言葉足らずで。この権利を放棄することについてといったような、同等の議案が出されるっていうことの実例等ございまし……。  お話してもよろしいでしょうか。 ○議長中山文夫君) はい、続けてください。 ○14番(加藤大輝君) この権利を放棄することについて等ですね、こういったことについて、同等のことがあるのかっていうことです。 ○議長中山文夫君) 総務課長、片岡芳輝君。 ○総務課長(片岡芳輝君) 立替払いといったような事例は、こちらとしては、私は把握をしてございません。すみません。  ですので、権利の放棄ということも同じということでございますので。 ○議長中山文夫君) もう一度、はっきりと答弁してください。 ○総務課長(片岡芳輝君) すみません、失礼しました。行政のほうが立替えというような事例というのは把握してございません。  そして、権利の放棄、したがいまして、それに伴います権利の放棄ということについても、同等、同じようにですね、把握はしておりません。  以上でございます。 ○議長中山文夫君) ほかにございますか。  矢田富男議員。 ○1番(矢田富男君) 総務課長にお尋ねをしたいと思います。
     この案件を出すときに、三重県市町行財政課のほうなんかとも連携をとりながら、お話をしたっていう経緯はありますか。 ○議長中山文夫君) 総務課長、片岡芳輝君。 ○総務課長(片岡芳輝君) そうですね、議案として成立するかどうかっていうことにつきましては、確認をさせていただいたところでございます。  以上でございます。 ○議長中山文夫君) いいですか。  ほかにございますか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長中山文夫君) ほかに御発言がないようですので、質疑を打ち切り、本件について、産業建設常任委員会へ付託します。  この後、まず常任委員会を開催いただき、その後、議会運営委員会を開催していただきたいと存じます。各常任委員会委員長、議会運営委員会委員長、よろしくお願いします。  暫時休憩します。               午前10時36分 休憩             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜               午後 3時34分 再開 ○議長中山文夫君) 再開します。  ここで、会議規則第9条第1項の規定により、本日の日程が全て終了するまで、会議時間の延長を宣言します。  ここで、お諮りします。  お手元に配付しましたとおり、事件2件を日程に追加し、議題としたいと存じますが、これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長中山文夫君) 異議なしと認めます。  よって、事件2件を日程に追加し、議題とすることに決しました。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜追加日程第1 議案第1号 令和3年度菰野一般会計補正予算(第11号)               (案) ○議長中山文夫君) 追加日程第1、令和3年度菰野一般会計補正予算(第11号)(案)、議案第1号を議題とします。  本件につきましては、所管事項につき、総務財政常任委員会委員長、教育民生常任委員会委員長より審査結果報告書が提出されております。報告書の朗読を願います。 ○総務財政常任委員会委員長(益田和代君)                                 令和4年1月7日  菰野町議会議長 中山文夫様                       総務財政常任委員会委員長 益田和代             総務財政常任委員会審査結果報告書  令和4年菰野町議会第1回臨時会において当委員会に付託された案件につき、審査した結果を会議規則第76条の規定により報告します。                    記  1.令和3年度菰野一般会計補正予算(第11号)(案)    (議案第1号)  〇 審査の経過及び結果    本案のうち、当委員会の所管事項について、担当課長等より説明を聴取し、慎重審査した結果、全会一致で原案どおり可決すべきものと決した。 ○教育民生常任委員会委員長(千賀優子君)                                 令和4年1月7日  菰野町議会議長 中山文夫様                       教育民生常任委員会委員長 千賀優子             教育民生常任委員会審査結果報告書  令和4年菰野町議会第1回臨時会において当委員会に付託された案件につき、審査した結果を会議規則第76条の規定により報告します。                    記  1.令和3年度菰野一般会計補正予算(第11号)(案)    (議案第1号)  〇 審査の経過及び結果    本案のうち、当委員会の所管事項について、担当課長等より説明を聴取し、慎重審査した結果、全会一致で原案どおり可決すべきものと決した。 ○議長中山文夫君) 委員長において、補足説明がありましたら、御発言ください。  なお、委員長報告に質疑のある方は、全ての委員長の補足説明が終わりましたら行いますので、よろしくお願いします。  まず、総務財政常任委員会委員長、益田和代議員。 ○総務財政常任委員会委員長(益田和代君) 報告書のとおりでございますが、少し補足をさせていただきます。  この事業は、住民税非課税世帯等臨時特別給付金給付事業についてでございます。対象者としましては、世帯全体の令和3年度分の住民税均等割非課税である世帯と、2つ目としましては、新型コロナウイルス感染症影響を受けて家計が急変し、非課税世帯世帯と同様の事情にあると認められた世帯対象となります。  そして、その2つの世帯に対しまして、1世帯当たり10万円の現金給付する事業でございます。  委員からは、新型コロナウイルス感染症影響を受けた家計に対しては、情報の周知を徹底してくださいとの意見がありました。  以上です。 ○議長中山文夫君) 続いて、教育民生常任委員会委員長、千賀優子議員。 ○教育民生常任委員会委員長(千賀優子君) 子育て世帯臨時特別給付金給付事業の追加分として、国からの支出金を含めた1人当たり5万円、高校生までの子ども1人当たり5万円のクーポン券ではなく、現金を支給するという案件です。  以上です。 ○議長中山文夫君) ただいまの委員長報告に質疑のある方、御発言ください。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長中山文夫君) 別段、御発言がないようですので、質疑を打ち切ります。  お諮りします。  本件について、委員長報告どおり、原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長中山文夫君) 全会一致と認めます。  よって、議案第1号は、原案を可決することに決しました。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜追加日程第2 閉会中の継続審査の申し出について ○議長中山文夫君) 追加日程第2、閉会中の継続審査の申し出についてを議題とします。  お手元に配付しましたとおり、議案第2号について、産業建設常任委員会委員長より会議規則第74条の規定に基づき、閉会中の継続審査の申し出が提出されております。  お諮りします。  産業建設常任委員会委員長の申し出どおり、継続審査とすることに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長中山文夫君) 異議なしと認めます。  よって、産業建設常任委員会委員長の申し出のとおり、継続審査とすることに決しました。  以上で、本臨時会に付議されました案件は、全て終了しました。  ここで、議会事務局長より、今後の日程等につきまして連絡させます。 ○議会事務局長(阿部美千代君) お疲れさまでございます。今後の日程につきまして、御連絡いたします。  1月17日、月曜日、午前10時から、議会だより特別委員会がございます。  以上でございます。 ○議長中山文夫君) 以上、お聞き取りのとおりでございます。  以上をもちまして、令和4年菰野町議会第1回臨時会を閉会します。  大変、御苦労さまでございました。               午後 3時40分 閉会  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。  令和4年1月7日                  菰野町議会議長  中 山 文 夫                  菰野町議会議員  横 山 円 吉
                     菰野町議会議員  藤 田 賢 吾...