3番 横 山 円 吉 君 4番 藤 田 賢 吾 君
5番 廣 田 直 己 君 6番 稲 垣 啓 二 君
7番 福 田 雅 文 君 8番 千 賀 優 子 君
9番 伊 藤 敦 君 10番 内 田 親 根 君
11番 益 田 和 代 君 12番 伊 藤 雅 慶 君
13番 諸 岡 雅 樹 君 14番 加 藤 大 輝 君
15番 加 藤 昌 行 君 16番 中 川 哲 雄 君
17番 中 山 文 夫 君
4.
欠席議員(0名)
5.
説明のため出席した者(7名)
町長 柴 田 孝 之 君
教育長 北 口 幸 弘 君
総務課長 片 岡 芳 輝 君
企画情報課長 加 藤 正 治 君
財務課長 伊 藤 悟 君
子ども家庭課長 坂 井 貴 行 君
下水道課長 板 東 克 典 君
6.
出席事務局職員(3名)
議会事務局長 阿 部 美千代 君
書記 藤 枝 貴 則 君
書記 田 中 佑 樹 君
午前10時02分 開議
○
議長(
中山文夫君)
皆さん、おはようございます。御苦労さまでございます。
ただいまの
出席人員は、17名で定足数に達しております。
よって、
令和4年
菰野町議会第1回
臨時会は成立しましたので、
開会します。
直ちに、本日の
会議を開きます。
本日の
議事日程は、お手元に配付しております。よろしくお願いします。
〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
◎
日程第1
会議録署名議員の
指名
○
議長(
中山文夫君)
日程第1、
会議録署名議員の
指名を行います。
本会の
会議録署名議員は、3番
議員、
横山円吉議員、及び4番
議員、
藤田賢吾副
議長を
指名します。よろしくお願いします。
〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
◎
日程第2
会期の
決定
○
議長(
中山文夫君)
日程第2、
会期の
決定を行います。
本会の
会期は、本日1日間としたいと存じますが、これに御
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
中山文夫君)
異議なしと認めます。
よって、
本会の
会期は、本日1日間と決しました。
〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
◎
日程第3
議案第1号
令和3年度
菰野町
一般会計補正予算(第11号)(案)
○
議長(
中山文夫君)
日程第3、
令和3年度
菰野町
一般会計補正予算(第11号)(案)、
議案第1号を
議題とします。
議案の
朗読を願います。
〔
書記朗読〕
○
議長(
中山文夫君)
本件につきまして、
町長の
提案説明を求めます。
柴田孝之町長、登壇ください。
〔
町長 柴田孝之君 登壇〕
○
町長(
柴田孝之君) おはようございます。
それでは、
議案第1号、
令和3年度
菰野町
一般会計補正予算(第11号)(案)につきましての
提案説明を申し上げます。
今回の
補正予算は、国の
令和3年度
補正予算第1号に係る、
住民税非課税世帯等臨時特別給付金給付事業、
子育て世帯臨時特別給付金給付事業の
追加給付分、及び
保育士等処遇改善臨時特例事業の3つの
事業に係る
費用をそれぞれ計上するもので、いずれの
事業におきましても、その
制度の
趣旨に鑑み、できるだけ速やかに対応する必要があるため、
臨時会の
開会をお願いし、
令和3年度
一般会計補正予算(第11号)(案)として上程するものでございます。
補正予算の規模といたしましては、
歳入歳出それぞれに7億6,968万2,000円を追加するもので、
補正後の
予算総額は152億345万円となります。
まず、
住民税非課税世帯等臨時特別給付金給付事業について御
説明申し上げます。
この
事業は、
新型コロナウイルス感染症の
影響が長期化する中、さまざまな困難に直面した方の生活を支援するため、
住民税非課税等の
世帯に対して、1
世帯当たり10万円の
現金を
給付するものであります。
対象となる
世帯は、
令和3年12月10日
時点において、当町の
住民基本台帳に記録された
世帯で、その
世帯全員の
令和3年度に係る
住民税均等割が
非課税である
世帯、もしくは
令和3年1月から
令和4年9月までの間に、
感染症の
影響により
家計が急変し、その
世帯全員が
住民税均等割非課税と同様の事情にあると認められる
世帯も
給付の
対象となります。
なお、
家計急変世帯は
申請時点の
所在市町村において申請をしていただくことになります。
当町では、
対象となる
世帯を4,100
世帯と見込んでおりまして、
世帯全員が
令和3年度の
住民税均等割が
非課税として把握できる場合には、プッシュ型の
給付を行い、
令和3年1月から
令和4年9月までに
家計が急変した
世帯につきましては、
所得状況の確認など、速やかに対応してまいります。
この
給付に係る
歳出といたしましては、
民生費の
社会福祉費において、
給付金4億1,000万円のほか、
職員の時間
外手当や
口座振込手数料、システムの
構築費用等、
給付に必要となる
事務費1,064万5,000円を計上しております。
なお、
当該給付金事業につきましては、
令和4年度に
執行することができるよう、
繰越明許費の設定をお願いするものでありますが、今後示される国の方針に従い、適切に対処してまいります。
次に、
子育て世帯臨時特別給付金給付事業追加給付分についての御
説明を申し上げます。
この
事業は、長期化する
新型コロナウイルス感染症の
影響を受けた
子育て世帯で、高校生までの
子どもがいる
世帯に対して、
子ども1人
当たり5万円の
追加給付を行うものであります。
この
給付金は、
対象となる
子ども1人
当たり10万円相当を
給付するとしたもので、
令和3年第4回
定例会で御承認賜りました
一般会計補正予算(第9号)には、10万円のうち、
現金5万円の
先行給付に係る
費用を計上し、今回の
補正予算案におきましても、残り5万円の
追加給付について、
現金で
給付するための
費用を計上しております。
この5万円につきましては、地域の実情に応じて、
現金またはクーポンによる
給付を選択することができると国が示したことから、当町といたしましては、速やかに
給付することが可能で、かつ
町民の
皆さんにとって使いやすいと考える
現金により
給付するものといたします。
なお、
対象者数につきましては、6,900人程度を見込んでおります。
この
給付に係る
歳出といたしましては、
民生費の
児童福祉費において、
給付金3億4,500万円のほか、
職員の時間
外手当や
口座振込手数料等、
給付に必要となる
事務費163万7,000円を計上しております。
なお、国の
補助要綱における
対象者は、平成15年4月2日から
令和4年3月31日までに生まれた者としておりますが、翌日の
令和4年4月1日に生まれた者も
給付対象として、当町独自に拡大し、
学年単位で
給付金を受け取ることができるよう、
債務負担行為を追加し、その
限度額を20万円と定め、この分は
単費で賄う予定であります。
保育士等の
処遇改善に係る
事業についての御
説明も申し上げますと、この
事業は国の
分配戦略の一環として、看護、介護、
保育、
幼児教育など、
新型コロナウイルス感染症への対応と
少子高齢化への対応が重なる最前線で働く方々の収入の
引き上げを行うものであります。
市町村においては、
保育士、
幼稚園教諭、
放課後児童支援員等を
対象に、
令和4年2月から同年9月に係る収入の3%程度の
引き上げに対して、
予算措置を講じるもので、当町では町内の
私立こども園と
放課後児童クラブで働く
保育士等の
処遇改善を図ります。
なお、町の
公立保育園で働く
保育士等への
処遇改善につきましては、現
時点で詳細が示されていないため、今回の
補正予算案における
所要額の計上を見送り、国の
実施要綱等に詳細が示された後、改めて
予算計上を行いたいと考えております。
この
処遇改善に係る
歳出につきましては、
民生費の
児童福祉費において、
補助金240万円を計上しております。
歳入につきましては、御
説明した3つの
事業に係る財源といたしまして、
住民税非課税世帯等臨時特別給付金の
給付に係る
国庫補助金について、
歳出と
同額の4億2,064万5,000円を、
子育て世帯臨時特別給付金追加給付分の
給付に係る
国庫補助金については、
歳出と
同額の3億4,663万7,000円を、
保育士等の
処遇改善に係る
国庫補助金については、
歳出と
同額の240万円をそれぞれ計上いたしております。
以上、
提案説明といたしますので、十分なる御審議をいただき、原案どおり議決賜りますようお願い申し上げます。
○
議長(
中山文夫君) ただいまの
説明に
質疑のある方、御発言ください。
矢田富男議員。
○1番(
矢田富男君) 今回の
新型コロナウイルスに係る
子育て世帯への
臨時特別給付金について、質問したいと思います。
今回は、平成15年4月2日から
令和4年4月1日までに生まれた
子どもに支給されるということで、4月1日分は
一般会計で賄うという
町長の
提案説明でありました。今回の
予算書の中には、この4月1日分が書かれておりません。
令和4年度
予算の中に反映されているのかどうかだけ確認したいと思います。
○
議長(
中山文夫君) 答弁を願います。
子ども家庭課長、
坂井貴行君。
○
子ども家庭課長(
坂井貴行君)
令和4年度の当初
予算の中で20万円というものを計上するよう、
事務のほうを進めておるところでございますので、御理解賜りますよう、よろしくお願いします。
○
議長(
中山文夫君)
矢田富男議員。
○1番(
矢田富男君) 今回の
一括議題として出されている
案件の中で、
令和4年度の4月1日分がここに掲載されていないの。これを
繰越明許っていう形で同じように金額を明記しておいていただくことはできなかったのだろうかということを確認したいと思います。
○
議長(
中山文夫君) 答弁願います。
財務課長、
伊藤 悟君。
○
財務課長(
伊藤 悟君)
補正予算(第11号)の
補正予算書の中で、3ページでございますが、第3表の
債務負担行為補正ということで、こちらのほうに
令和4年度の20万円というのを計上させていただいておりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。
○
議長(
中山文夫君)
矢田富男議員。
○1番(
矢田富男君) 先ほどの話、これで3回目になりますけども、
繰越明許の中に入っているという
説明が、
町長の中では、今、
提案説明がなされませんでした。この
令和4年4月1日分についての20万円っていう話はありましたけども、それが
繰越明許になっているっていうことで確認はよろしいでしょうか。
○
議長(
中山文夫君) よろしいですか。
財務課長、
伊藤 悟君。
○
財務課長(
伊藤 悟君)
繰越明許ではなく、
債務負担行為補正というようなことで計上させていただいておりますので、よろしくお願いします。
○
議長(
中山文夫君) ほかにございますか。
伊藤 敦議員。
○9番(
伊藤 敦君) 教えてください。
所得撤廃は考えていますか。
支払いのときには
所得が関係するんですか。それとも
所得枠はないんですか。
○
議長(
中山文夫君)
子ども家庭課長、
坂井貴行君。
○
子ども家庭課長(
坂井貴行君) 現在のところ、国の
制度に倣いまして、進めておるところでございますので、
所得制限はあるという中で進めさせていただきたいと考えております。御理解賜りますよう、よろしくお願いします。
○
議長(
中山文夫君)
伊藤 敦議員。
○9番(
伊藤 敦君) 今後、この
コロナ対策費というのは国からまたおりてくると思うんですけど、それに対しては、
所得制限をするとかしないとかいう、
所得の枠で今回支払ってもらえない人に支払うんじゃないかという話がよく
メディア等で出ていますけど、それに関しては、今後はまた考えていくということでいいんでしょうか。それともうちの町は払わないというのか、どっちでしょうか。
○
議長(
中山文夫君)
子ども家庭課長、
坂井貴行君。
○
子ども家庭課長(
坂井貴行君) 現在のところ、国の
制度の迅速な
執行を考えておりますので、現在のところは
所得制限ありの中で進め、いち早く進めさせていただきたいということに専念させていただきたいということで、よろしくお願いします。
○
議長(
中山文夫君) ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
中山文夫君) ほかに御発言がないようですので、
質疑を打ち切り、
本件について、
所管事項につき、
総務財政常任委員会、
教育民生常任委員会へ分割付託します。
〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
◎
日程第4
議案第2号
権利を放棄することについて
○
議長(
中山文夫君)
日程第4、
権利を放棄することについて、
議案第2号を
議題とします。
議案の
朗読を願います。
〔
書記朗読〕
○
議長(
中山文夫君)
本件につきまして、
町長の
提案説明を求めます。
柴田孝之町長、登壇ください。
〔
町長 柴田孝之君 登壇〕
○
町長(
柴田孝之君)
議案第2号、
地方自治法第96条第1項第10号の規定に基づき、
権利を放棄することについての
提案説明を申し上げます。
この
提案は、去る
令和3年第4回
定例会においてお認めいただいた
議案と関連する
議案になります。すなわち
令和2年9月11日、
菰野町
大字杉谷地内において、当町発注の北部第8
汚水管渠布設工事2−14工区における施工途中に地盤の緩みが発生したことに伴い、道路に近接する
宗教法人翠巌寺管理の
鐘楼堂の石積みに損害を与えたとの事案に関するものでございます。
当町は、
宗教法人翠巌寺との間で、
本件事故による
損害額の上限を1,970万8,700円とすることを確認し、その余の請求を放棄することにつき、
令和3年
議案第88号として、また
同額の
支払いに伴う
予算の
補正につき
令和3年
議案第89号として提出し、お認めいただきました。
しかしながら、
同額の
支払いにつきましては、今後の交渉の行方によっては、
職員らに
法的責任が残り、その結果、
翠巌寺様への
清算義務というふうなものが同様に残ってくるおそれがあることは否定できません。この、特に
翠巌寺様への
清算義務が発生する、
翠巌寺様に
清算義務が発生するという
可能性を払拭することで、速やかな損失の填補も実現するとともに、
負担を個人に帰することなく、
町民全体でこれを填補するとの
趣旨を明確にすることで、将来も含め、
公共事業の円滑な遂行を実現したいと考えておるところでございます。
本来、
令和3年第4回
定例会において、この
提案も同時に皆様に御審議いただくべきところ、
提案が今回になってしまったことにつきましては、誠に申し訳ないと考えておりますが、何とぞ、
繰り返しになりますが、
翠巌寺様への
清算の
可能性のおそれをなくし、町の皆様全体で
負担するとの、この
公共事業円滑化に至る、そのための
趣旨のくみ取りをお願いしたいものでございます。
以上、
提案説明といたしますので、前述した点を踏まえて、十分なる御審議をいただき、原案どおり議決賜りますようお願い申し上げます。
○
議長(
中山文夫君) ただいまの
説明に
質疑のある方、御発言ください。
伊藤 敦議員。
○9番(
伊藤 敦君)
町長、お聞きします。今回の件なんですけど、その前に、この
議案が通らなければ、否決されたら、このお金は支払っていただけないということでよろしいでしょうか。
○
議長(
中山文夫君) 答弁願います。
町長、
柴田孝之町長。
○
町長(
柴田孝之君) 町としての
支出は困難であると考えます。
ただ、
翠巌寺様に御迷惑をかけないような手法といったものを速やかに検討してまいります。
○
議長(
中山文夫君)
伊藤 敦議員。
○9番(
伊藤 敦君) じゃあ、逆にですね、この
案件が可決した場合は、町としては払っていただけるかどうか、お聞きかせください。期日まで、1月中旬までに、今月の1月中旬までにお
支払いいただけるかどうかを教えてください。
○
議長(
中山文夫君)
柴田孝之町長。
○
町長(
柴田孝之君) 期日が中旬というふうなことは、今、認識しました。
ただ、
翠巌寺様とお話の上、御迷惑かけない
時点でお
支払いいたします。
そして、それが中旬であるならば、その時期に間に合うようにお
支払いはさせていただきたいと考えております。
○
議長(
中山文夫君) ほかにございませんか。
矢田富男議員。
○1番(
矢田富男君) 今回の
権利放棄に関することで、先ほど
町長の話では、この
案件が、
議案が通らなければ、
支払い、
支出はしないというふうに受け取ったわけですけども、12月
議会におきまして、
議案が可決し、
予算案が通過している。
予算案が可決している
状況は、
町長において、これは速やかに
執行するべきだというふうに私は
議会の
議員として考えております。先ほど
町長は、この
案件についても一緒に出すべきであったということで、おわびの言葉もあったようには思いますけれども、私はこの
案件については、まだまだ
請求権がない中で、これをして、すぐさま放棄をしていくんだっていう考え方については、いささか
町長の今の
説明だけでは不足していますので、再度、御
説明いただきたいというふうに思っています。
○
議長(
中山文夫君)
柴田孝之町長。
○
町長(
柴田孝之君) 先ほどの
提案説明でも申し上げましたとおり、12月
議会の御
提案のままでは、結局のところ、
翠巌寺様に対する
清算っていうふうなものが発生するおそれがあった。この点を否定するための
提案でございますので、現状におきまして、その
可能性といったものはなるべく早く摘み取っておくべきだと考えております。その上での御
提案になりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。
○
議長(
中山文夫君) ほかにございませんか。
横山円吉議員。
○3番(
横山円吉君) ちょっと私は納得がいかないと言いますか、前回の
定例会でこの
予算の
補正、88号、89号も可決されているわけですよね。
予算の
執行についてはですね、
議会ではなくて、
行政の長である
町長の、
行政の
執行の
決定権者の権限において、適正に行われるべきものであると。もちろん
翠巌寺様に御迷惑をかけないというのは当然のことかと思いますが、そのための
議会の可決であったので、その先のですね、
不適切執行とか、そういうことがあった場合にも、
権利放棄をするというようなことも、この
議案第2号からは読み取れますので、そういうことまでもすべてくみ取ってしまうということはですね、
住民が不審に思った場合に、
住民監査請求をした場合に、もう
議会も議決しているではないかというふうに、我々
議会が
住民の方から追及されるということもあります。私はそういう意味において、この
議案の
趣旨がですね、どういう
趣旨で再度、
町長出されたのか。あくまでも、もう
行政の
責任において
執行するということであれば、あえてこういう
議案は出す必要はないように思うんですけども、その点、
町長の
趣旨としては、再度、確認させていただきたいと思います。
○
議長(
中山文夫君)
柴田孝之町長。
○
町長(
柴田孝之君)
行政の
責任において
支出をしたといたしましても、法的な
責任というふうなものまで
行政が否定できるものではございません。特に先ほどから申し上げておりますとおり、
翠巌寺様に御迷惑をかける
可能性といったものをなるべく少なくするというふうなことも、またこの
行政の
責任であると考えておりますので、その
趣旨を実現するための
提案であるというふうに御理解賜りますようお願い申し上げます。
○
議長(
中山文夫君) ほかに。
横山円吉議員。
○3番(
横山円吉君) 法的な
責任というのは、司法の場に委ねるべきであることですので、それはまだ訴訟の提起とか、ましてこの相手方の
事業業者に本来求償すべき額っていうものも示されていない中でですね、すべての
権利を、これ
菰野町の
権利をって言いますけど、
町民の
権利ですよね、
町民の
権利をもう放棄してくださいって、
求償権一切を放棄しますというような議決を
議会に求めるっていうようなことは、私はいかがなものかと思いますけど、その点どのようにお考えでしょうか。
○
議長(
中山文夫君)
柴田孝之町長。
○
町長(
柴田孝之君)
繰り返しになりますが、私の懸念している点は、まず第1に、
翠巌寺様への
清算義務が発生することを避けること。第2に、私の考えていることは、
菰野町の
皆さん全体で
公共事業を前に進めていくために、それを
負担するというふうな、この2点でございます。もしもその点、懸念があるというふうな場合には、今、言ったこの
趣旨に反するような何か問題が出てきたというような場合には、別論であるというふうな、
附帯決議をつけていただいても結構だと考えております。
以上、御理解賜りますようお願い申し上げます。
○
議長(
中山文夫君)
伊藤雅慶議員。
○12番(
伊藤雅慶君) 私からは、
担当課長にお伺いいたします。
昨日、
議会運営委員会のほうでも、先ほど来、言われておりますように、12月
議会の
議案第88号、89号の2つの
議案が可決されたことにより、昨日は
執行ができる
状況にあるということを確認いたしました。
その中で、
町長の御
提案の中には、御質問、御回答の中に、
支払いが困難というふうなことで、現状そういう思いがあるということでありましたけども、
担当課長としては、何が
支払い困難、どういったことで
支払いが困難というふうに
担当課長は考えておられますか。御確認いたします。
○
議長(
中山文夫君) 答弁願います。
下水道課長、
板東克典君。
○
下水道課長(
板東克典君) 先ほどの
提案説明にもありましたように、支払うことによって
翠巌寺さんへの御迷惑をかけることと、あとまた
職員らに
法的責任が発生するおそれがあるということの
可能性があるということを払拭できないというところで、
支払いが困難であるというように考えておりますので、御理解賜りますよう、よろしくお願いします。
○
議長(
中山文夫君)
伊藤雅慶議員。
○12番(
伊藤雅慶君) 先ほどの
支払い困難理由ということでありましたけども、もし万が一、これが可決されない場合は、その困難をもって、先に進まないという思いが
下水道課長にはございますか。
○
議長(
中山文夫君) ちょっと待ってください。
まず、
下水道課長、
板東克典君。
○
下水道課長(
板東克典君) この
議案が通らないと
支払いが困難であると思われるかという質問でよろしかったでしょうか。
○
議長(
中山文夫君) ちょっと待ってください。
柴田孝之町長。
もう一度、では
伊藤雅慶議員。
○12番(
伊藤雅慶君) もしこれが可決されなかった場合は、先ほど
課長が申された
支払い困難理由をもって、支払わないということでしょうか。お伺いいたします。
○
議長(
中山文夫君) よろしいですか。
下水道課長、
板東克典君。
○
下水道課長(
板東克典君) 失礼しました。私の今の立場では、それについてはお答えすることができませんので、御理解賜りますよう、よろしくお願いします。
○
議長(
中山文夫君)
伊藤雅慶議員。
○12番(
伊藤雅慶君) 今の、ちょっと言い直ししましたので、これが最後だと思いますけども、私としてはですね、昨年の12月においても、
令和4年3月から工事を始めたいんだ、だから中日
提案で、とにかくこれを認めてほしいというふうな
町長の御
提案があって、賛否の中で、賛成多数でその88号、89号が通っていったということで、それが議決された後、本日、今日の日までですね、
執行されていない
状況に、やっぱり先ほど言うように、
翠巌寺さんの御迷惑という意味合いであれば、本来はもう
執行しておるべき
状況にあるのかなというふうに思いますので、いささか先ほど来のお話の中に、本当に
翠巌寺様への御迷惑という言葉と、ちょっとこう、きちっと合致できるのかなというふうな思いはあります。
わかりました。もう以上です。
○
議長(
中山文夫君) 答弁求めますか。
○12番(
伊藤雅慶君) 結構です。
○
議長(
中山文夫君) よろしいですか。
ほかにございますか。
加藤大輝
議員。
○14番(加藤大輝君) この
議案第2号、
権利を放棄することについてというとこで、昨日、議運が開かれて、このようなことが上程されるというのをお聞きしまして、そこからいろんなところをちょっと確認していこうと思ったんですけど、なかなか私の知見では調べ切れなくて、地方
行政としては、こういったことがあり得るものなのか、ほかの市町であったりとか、そういったところでの事例等も含めて、もうこれ
総務課長とかにお聞きしたらいいんですかね、御確認させてください。
○
議長(
中山文夫君)
総務課長、片岡芳輝君。
○
総務課長(片岡芳輝君) 事例と言いますのは、工事中にですね、こういった事故とか、こういったことがあるということは、発生しているということは認識しておりますが、それでよろしかったでしょうか。
○
議長(
中山文夫君) 加藤大輝
議員。
○14番(加藤大輝君) すみません、言葉足らずで。この
権利を放棄することについてといったような、同等の
議案が出されるっていうことの実例等ございまし……。
お話してもよろしいでしょうか。
○
議長(
中山文夫君) はい、続けてください。
○14番(加藤大輝君) この
権利を放棄することについて等ですね、こういったことについて、同等のことがあるのかっていうことです。
○
議長(
中山文夫君)
総務課長、片岡芳輝君。
○
総務課長(片岡芳輝君) 立替払いといったような事例は、こちらとしては、私は把握をしてございません。すみません。
ですので、
権利の放棄ということも同じということでございますので。
○
議長(
中山文夫君) もう一度、はっきりと答弁してください。
○
総務課長(片岡芳輝君) すみません、失礼しました。
行政のほうが立替えというような事例というのは把握してございません。
そして、
権利の放棄、したがいまして、それに伴います
権利の放棄ということについても、同等、同じようにですね、把握はしておりません。
以上でございます。
○
議長(
中山文夫君) ほかにございますか。
矢田富男議員。
○1番(
矢田富男君)
総務課長にお尋ねをしたいと思います。