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令和 2年第3回定例会(第5日目 9月11日)

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  1. 菰野町議会 2020-09-11
    令和 2年第3回定例会(第5日目 9月11日)


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    令和 2年第3回定例会(第5日目 9月11日)          令和2年菰野町議会第3回定例会(第5号)                  令和2年9月11日(金) 午前10時02分開議             ~~~~~~~~~~~~~~~     第1 一般質問   第2 議案第80号 菰野町下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例            (案)      議案第81号 令和2年度菰野町一般会計補正予算(第4号)(案)      議案第82号 令和2年度菰野町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)            (案)      議案第83号 令和2年度菰野町介護保険特別会計補正予算(第2号)(案)      議案第84号 令和2年度菰野町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)            (案)      議案第85号 令和2年度菰野町水道事業会計補正予算(第2号)(案)      議案第86号 令和2年度菰野町下水道事業会計補正予算(第1号)(案)   追加日程第1 発議第4号 菰野町議会政務活動費の特例に関する条例(案) 2.会議に付した事件   日程第1、日程第2、追加日程第1
    3.出席議員(18名)   1番  福 田 雅 文 君        2番  稲 垣 啓 二 君   3番  伊 藤   敦 君        4番  内 田 親 根 君   5番  藤 田 賢 吾 君        6番  伊 藤 雅 慶 君   7番  加 藤 大 輝 君        8番  諸 岡 雅 樹 君   9番  中 山 文 夫 君        10番  廣 田 直 己 君   11番  加 藤 昌 行 君        12番  千 賀 優 子 君   13番  出 口 利 子 君        14番  益 田 和 代 君   15番  増 田 秀 樹 君        16番  久留美 正 次 君   17番  中 川 哲 雄 君        18番  矢 田 富 男 君 4.欠席議員(0名) 5.説明のため出席した者(18名)   町長       柴 田 孝 之 君   教育長      北 口 幸 弘 君   消防長      吉 川   澄 君   総務課長     片 岡 芳 輝 君   安全安心対策室長 黒 田 雅 啓 君   企画情報課長   加 藤 正 治 君   財務課長     伊 藤   悟 君   住民課長     秦   良 子 君   子ども家庭課長  大 橋 裕 之 君   健康福祉課長   加 藤 信 也 君   都市整備課長   片 岡 県 司 君   観光産業課長   樋 口 直 也 君   観光商工推進室長 毛 利 広 行 君   環境課長     黒 田 公 宣 君   水道課長     堀 山 英 治 君   下水道課長    秦     崇 君   学校教育課長   内 田   徹 君   社会教育課長   縣   明 隆 君 6.出席事務局職員(4名)   議会事務局長   阿 部 美千代 君   書記       加 藤   真 君   書記       湯 戸 久美子 君   書記       田 中 佑 樹 君               午前10時02分 開議 ○議長(矢田富男君) おはようございます。  ただいまの出席人員は、18名で定足数に達しております。  よって、令和2年菰野町議会第3回定例会は成立をいたしましたので、再開いたします。             ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(矢田富男君) 直ちに、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付しております。             ~~~~~~~~~~~~~~~ ◎日程第1 一般質問 ○議長(矢田富男君) 日程第1、一般質問を行います。  12番議員、千賀優子議員、登壇ください。            〔12番 千賀優子君 登壇〕(拍手) ○12番(千賀優子君) おはようございます。マスクを外させてもらいます。失礼します。  では、早速、通告に従いまして、一般質問をさせていただきます。12番議員、千賀優子でございます。どうかよろしくお願いいたします。  質問の第1は、3月議会にも質問をいたしました町内河川浚渫推進事業の進捗について、お伺いいたします。  3月議会でも、町内河川しゅんせつを要望いたしました。その後、今年の梅雨の長雨で河川内にますます草木が茂って危険な状況になっています。  2005年の三位一体改革で、国庫補助が廃止されて以降、浚渫事業、後回しにされてきました。河川の流域地域からも度々要望が寄せられているようですが、水面の確認ができないほど繁茂しているのが現状です。  豪雨災害台風被害で全国的にも大きな被害が発生し、国は河川のしゅんせつ経費特例措置として、地方自治体にとって有利な条件で創設いたしました。この機会を逃すことなく、積極的に活用して、防災・減災に取り組むよう、再度求めておきたいと思います。  3月議会でも申し上げましたが、すべての河川の総点検を行い、堆積土砂率やじんかいの危険度に応じ、優先度の高い箇所から順に、しゅんせつの実施を求めましたが、進捗状況が全く分かりません。どこまで進んでいるのか、いつ頃実施されるのか、お示しください。  流域の方々からも、心配と不安の声が寄せられています。  質問の2つ目です。  児童公園の遊具の安全点検と補修は、いつ実施されますか。  児童公園の遊具の安全点検は、毎年行っていることは承知しております。特に今年は春以降の公園の幼児連れの家族での利用者が大変増えたと感じております。保育園の待機児の増加やコロナの影響がその理由と思われます。涼しくなればまた利用者が増えます。喜んで利用している様子を見ると、ほほ笑ましく、うれしく感じますが、一方で、さびさびの遊具を見ると、事故が起きなければよいがと不安もよぎります。  大羽根園野球場西児童公園を利用している保護者からの連絡をいただいてから、状況写真を撮ってまいりましたので、ちょっとそれを見てください。事務局、お願いします。  これは、1人乗りブランコの上部です。揺れると上からさびが降ってきます。  あと、隣、2番に行ってください。  これも、ブランコの上部で、さびと腐食が随分ひどいです。  3番行ってください。  これは、箱型の幼児用ブランコです。背面のさびで服が汚れ、もたれると服が汚れるという状況です。茶色いのはさびですね、みんなこれ。これはだっこして、小さいお子さんをだっこして利用するケースが多いので。  それから、これは幼児用ブランコで、背もたれのところと持ち手のさびのところ、それから座面が気になります。  あと、5番の写真。  これは、うんていです。支える支柱と、うんていの渡っていくところのさびがひどいです。  6番へ行ってください。  これも、ブランコなんですが、先ほど、一番最初に見ていただいた写真と同じブランコです。ブランコが揺れるたびに上からさびが落ちてきます。  あと、7番。  チェーンは新しいんですけれども、取付け部のさびがひどいです。チェーンの新しいのより取付け部のさびが心配です。  8番もちょっと。  同じブランコなんですが、こんな状態です。  ありがとうございました。  全国的にも遊具の腐食が原因で、訴訟にまで発展している事故が起きていることがあります。早めの安全点検と補修をお願いいたします。  あと、質問の3つ目です。  コロナ禍における介護予防事業について、伺います。  介護予防事業の計画に沿って、いろいろな事業が行われ、高齢者が住み慣れた自宅で安心して生活ができていました。コロナ感染症が広まり、その対策と予防で介護予防事業が狭まり、認知症の重度化防止が滞ったのではないかと心配しています。要支援や要介護1、2の比較的介護度が低い人にとって、地域の人の見守り訪問や支え合い、助け合いの訪問は、認知症の重度化防止に大変効果的です。春以降のコロナ感染症予防対策を強化する余り、事業の中止は自立支援につながらないのではないかと心配をしております。コロナ対策もまだまだ長く続きそうです。感染を避けながらも、有効な手だてはないのでしょうか。来年度からの計画されております介護保険事業計画策定案にも影響が及ばないか、心配をしております。  感染しない工夫、させない工夫をしながら、何とか介護予防事業を続けられないものでしょうか。  これで、最初の質問を終わります。よろしく御答弁お願いいたします。 ○議長(矢田富男君) 千賀優子議員一般質問に答弁を願います。  柴田孝之町長、登壇の上、答弁願います。              〔町長 柴田孝之君 登壇〕 ○町長(柴田孝之君) 皆さん、おはようございます。  それでは、いただいた御質問、3つについて、順次お答えさせていただきます。  まず、町内河川浚渫推進事業の進捗ということで、この点につきましては、この本会議でもお答えいたしましたが、ポイントを絞ってお話させていただきたいと思っております。  町内河川につきましては、三重県管理のものと町の管理するものがございますが、このうち三重県が管理する河川として主なものは、三滝川、金渓川、朝明川などがございます。これらの河川に堆積した土砂や樹木などの除去については、三重県において計画的に進められている状況であります。  また、これまでも町内各区から、河川のしゅんせつなどの要望があり、その都度、三重県に対して進達を行っているところでございます。  今年度は、三重県におきましても、御指摘のとおり、令和2年度に新たに創設された緊急浚渫推進事業債を活用し、土砂撤去を実施していくということを伺っていることは、これもこの本会議でお答えしたとおりでございます。  この緊急浚渫推進事業債というものの創設によって、これまでに比べて、かなり町内の河川の浚渫事業というふうなものが進むだろう、目を開いていただいたっていうふうな印象を私は持っております。  ただ、この浚渫事業債といったものも、年度が決まっておりますが、もちろんその年度で、できるだけこれを活用して浚渫事業を進めていくことも大切ですし、またそれに限らずですね、とにかく事前予防っていうふうなものが、災害も病気も、何事も対応するというふうなこと、事前対応といったものが大切だと考えておりますので、引き続き、このような県管理河川につきましては、河川管理者である三重県に対して、強く要望し、連携して浚渫事業に取り組んでまいりたいと考えております。  一方で、当町が管理する河川につきましてですが、毎年5月の出水期に入る前に、集落内を流れる河川の土砂堆積状況の、まず点検を行っております。  これまでは、町単独費土砂撤去を行っておりましたが、やはりこの令和2年度以降、この緊急浚渫推進事業債を活用することが可能でありますから、これを用いて、大字杉谷地内と大字千草地内において、土砂撤去を行っているというところでございます。  近年、増加傾向にありますゲリラ豪雨など、床下浸水などの被害を未然に防げるよう、この有利な緊急浚渫推進事業債を活用しながら、適正な維持管理に努めてまいりたいと考えていますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。  次に、大きな2番の児童公園の遊具の安全点検と補修についての御質問でございます。  まず、安全点検でございますが、これは遊具の破損等による事故を未然に防止するとともに、公園を利用する皆様に安心してお使いいただけるよう、町内の都市公園地区公園に設置された遊具を対象に、専門業者による定期点検を1年に1回、春から夏にかけて実施させていただいております。  点検内容でございますが、部材の破損、変形、ボルト等のゆるみなどの構造的な内容、このほか、可動部の異音、さびの発生、塗装の剥離など、細部にわたり、その健全度を3段階評価で判定した上で、修繕の要否を判断しているところでございます。この判定の結果、修繕が必要な遊具は、管理者が修繕することとなります。この管理者につきましては、区、町それぞれございまして、区が管理する公園につきましては、点検結果を情報共有し、菰野町地区公園遊具修繕費補助金、これを活用していただくなどの手法を御紹介しながら、適正な維持管理に努めていただいておるところでございます。  議員から御指摘のさびの発生、塗装の剥離という部分は、事故の未然の防止という観点から、緊急に修繕を要するというふうな認定はされにくいところではございます。  しかし、そのようなものがあるとなると、本当に大丈夫なのかというふうな安心というふうな点の問題は、やはりございます。  そこで、公園遊具の場合、特にまたそのように目に触れる、手に触れるというふうな部分、目や手に直接触れるというふうなところにつきましては、であることも考慮しますと、点検業務早期発注に努めまして、安全に配慮した対応を行っていく。このことによって、利用者の皆様に安心して遊具を御利用いただけるよう努めてまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。
     最後に、3番でございます。  コロナ禍における介護予防事業につきまして、多岐にわたりますが、順次お答えしたいと考えております。  新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、当町でも、国の緊急事態宣言や命と健康を守るための三重県指針に従い、外出の自粛や地域活動の中止、高齢者の方々が多く参加する運動教室等、これを中止せざるを得ない状況になっていることも、この会議でも御紹介した、答弁申し上げたところでございます。  5月14日に、国の緊急事態宣言が解除された後、住民の皆様にも引き続き手指消毒、マスクの着用、体温測定など、基本的な感染症対策の徹底をお願いしております。その上で、菰野町保健福祉センターけやきの利用が一部可能というふうな措置を今、とらせていただいているところでございます。  また、中止になった高齢者の皆様のための各運動教室等も、実施時間短縮、人数制限を設け、感染症対策を行い、随時再開しているところでございます。  また、これまでに高齢者が自宅でできる室内運動のリーフレットの配布や介護予防教室等へ参加する虚弱高齢者の皆様に対して、保健師等、専門職が戸別訪問を行い、積極的に高齢者の方への健康管理、支援を継続してまいりました。  現在、令和3年から令和5年までの第9期高齢者福祉計画・第8期介護保険事業計画策定作業に取り組んでおり、その中でも新型コロナウイルス感染症の流行を踏まえ、感染症対策に係る体制整備を盛り込むことが求められ、またそのような点を盛り込むように努めておるところでございます。  今後も、このコロナウイルス感染症の対応っていうふうなものは、引き続き努めてまいらなければいけないというところで、すぐにぱっと収束するというものではないので、引き続きこれ継続してかなければならないものであると考えております。その際には、県内、全国の感染状況、もちろん当町の具体的な状況を踏まえた上で、政府の方針等を見据えながら、必要な感染症対策を確実に実施、継続しながら、安全な介護予防事業を提供してまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。  私は、以上でございます。 ○議長(矢田富男君) 一通りの答弁が終わりました。  再質問がありましたら、御発言ください。  千賀優子議員。 ○12番(千賀優子君) それでは、河川の浚渫推進事業の進捗について、再質問をいたします。  ちょっと金渓川の写真がありますので、見てください。  これ、水面は全く見えません。今年の長雨でますます繁茂しています。  2番目の写真。  これ、草の高さが橋の高さを超えています。  次、3番目の写真を。  ガードレールのところは、茂った草がガードレールの高さを超えました。場所によっては水面が見えるところもあります。  次、4番目の写真を。  これは、今日は触れませんけれども、橋の腐食が進んでいる。  次、お願いします。  これは、竹やぶが広がってきているので、左岸道路は全く見えません。これ橋の上から撮ったんですが。  通行にもちょっと支障を来すような状況になっています。  ありがとうございました。  昨日の質問の答弁でもありましたけれども、県へ強く要望して、田光川が進められているようですが、国の有利な特例措置は、令和2年から令和6年までの5年間とされています。この金渓川なんかの書類申請は進められているのでしょうか。  それから町内河川、たくさんありますけれども、1年に1河川だけでは、なかなか進んでいかないように思うんですが、進捗状況をもう一度お尋ねいたします。お願いします。 ○議長(矢田富男君) 千賀優子議員の再質問に答弁を願います。  都市整備課長片岡県司君。 ○都市整備課長片岡県司君) これまでも、町内各地から河川のしゅんせつなどの要望があった場合は、県河川であれば、その都度、三重県に対して、進達を行ってきております。  今年度につきましては、三重県におきましても、令和2年4月に新たに創設された緊急浚渫推進事業債を活用して、土砂撤去を実施していくと伺ってはおります。その辺については、今後、三重県と調整しながら進めていきたいと考えております。  また、町内の河川につきましても、昨年9月の豪雨により被害を受けました箇所や出水期の点検結果をもって、今年度につきましては、雲田川と海蔵川の2河川を整備計画に挙げて、事業債を活用して進めているところでございます。  また、追加などの計画変更を行うことも可能でありますので、その辺は臨機応変に対応していきたいと考えております。御理解賜りますよう、よろしくお願いします。 ○議長(矢田富男君) 千賀優子議員。 ○12番(千賀優子君) このしゅんせつにつきましては、随分長い間、放置されてきていますので、さっき御答弁いただいたように、なるべくなら、この期間内に全河川が安全になるように、被害が起きないように、よろしくお願いしたいと思います。  では、2番目の児童公園の遊具の安全点検と補修について、伺います。  私が見に行ったのは、大羽根野球場西児童公園なんですけれども、町全体の遊具の保守点検は、もう同じように行って、順次行っていただけるのかどうかということと、区が管理するところと町が管理するところとは違うと思うんですが、時期は同じなんでしょうか。それもお尋ねしたいと思います。  大羽根の西の公園なんかは随分さびがひどいようですけれども、さびだけだったら急がないって、さっき町長の答弁にもありましたけれども、これだけさびがひどいとね、チェーンだけ新しく替えてもらっても、上から降ってくるような状況では、ちょっとまずいと思うんですね。  塗り替えとか、いつ頃実施していただけるのか。  点検は、毎年春頃と聞いたんですけど、できたら梅雨明け頃に点検を行って、秋までに修理をしていただくと安心なんですけれども、その辺もちょっとお尋ねをいたします。  都市整備課長、よろしくお願いします。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  都市整備課長片岡県司君。 ○都市整備課長片岡県司君) まず、遊具の保守点検につきましては、利用者の安全を確保することを目的に、実施しております。  業務の範囲といたしましては、対象となる公園55か所、町が管理する公園と地区が管理する公園となっております。  点検時期につきましては、昨年につきましては、6月に業務を発注し、点検しておりましたが、今年度につきましては、梅雨の長雨があったために、今現在、発注の準備をしておるところでございます。  修理につきましては、点検結果、保守点検結果の状況を踏まえて、各管理者が修理を順次行っているところでございますので、御理解賜りますよう、よろしくお願いします。 ○議長(矢田富男君) 千賀優子議員。 ○12番(千賀優子君) 早めの安全点検と補修をこれからもよろしくお願いいたします。  保育園の遊具については、年に2回行われているようなんですが、年に1回というのは、どういう基準で決められているんでしょうか。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  都市整備課長片岡県司君。 ○都市整備課長片岡県司君) 遊具の点検の回数の御質問なんですけども、ちょっと自分、その辺ちょっと詳しく理解していない部分がございまして、なぜ幼保園と点検回数が違うかっていうところにつきましては、お答えできないと言うか、今この場で正確なお答えはできませんので、ちょっとお時間をいただきたいなと思います。 ○議長(矢田富男君) どうなの、質問者はどうなの。 ○12番(千賀優子君) 安全点検という点で、1年に2回と1年に1回とでは、腐食なんかの進み具合が随分違うと思ったものですから、ちょっとお尋ねをしたんです。  でも、今も発注の準備をしていただいているということですので、後でまた教えてください。 ○議長(矢田富男君) それでいいですね。 ○12番(千賀優子君) はい。  今、発注の準備を進めていただいているということは、秋になって涼しくなったら利用者が増えてくるんですが、その頃に補修なんか間に合うんでしょうか。その点をお尋ねしたいと思います。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  都市整備課長片岡県司君。 ○都市整備課長片岡県司君) 今年度につきましては、梅雨の長雨のために発注のほうが遅れておるという状況なんですけども、利用者の安全確保を図るという上で、迅速にですね、点検結果をもとに、修理が必要な遊具につきましては、修繕していきたいと考えておりますので、御理解賜りますよう、よろしくお願いします。 ○議長(矢田富男君) 千賀優子議員。 ○12番(千賀優子君) 何より安全が第一ですので、その点よろしくお願いをしたいと思います。  それと、去年も点検をしていただいた上で、保全に対して3段階に分けて、AとかBとかCとかって、いろいろランク付けされるようですけれども、先ほど紹介しました写真を見ていただいたとおり、随分、腐食が進んでいるんですね。1年でこれだけ進むというのは、恐らく去年、検査していただいた時点で、ある程度の予測はついたと思うんですが、何せ幼児が利用する遊具ですので、とにかく安全第一を考えていただいて、早め、早めの補修をお願いいたします。  次の再質問に移ります。  コロナ禍における介護予防事業につきましてです。  知り合いの70代独り暮らしの男性の方は、毎朝のように民生委員さんの訪問や洗濯、掃除、ごみ出しなど、ボランティアグループサービスを受け、お昼前と午後4時頃には配食サービスがあって、その都度会話もあって、様子が分かって安心しておりました。このコロナ禍中になると、いろいろなサービスがぱたっと止まって、一日中、誰とも会話がなくなり、急激に認知症が進んで、在宅での暮らしが不可能になりました。遠くにいる娘さんも駆けつけて、ばたばたしていたのですが、やっと遠方の施設に入所ができました。コロナがなければ在宅で過ごせたのにと、残念に思います。  感染予防に気をつけながらも、介護予防事業を利用する方法はなかったのかなという心配があります。そのことについて1点と、比較的介護度が低く、介護予防事業を利用することで重度化せずに在宅で生活できていた人が、介護予防事業が止まったことで急速に重度化してしまったことがとても残念に思います。コロナの感染防止を考えると、やむを得ないのかもしれませんけれども、感染防止対策をきちっとした上で、介護予防事業を行う必要もあると思われます。これがいつ収束するのか、まだ見通しが立っていませんが、介護予防事業の効果が出てきていたときに、とても残念に思います。ほかにも何人か重度化した人がいます。感染しない工夫、させない工夫をしながら、何とか介護予防事業を続けられないでしょうか。その点をお尋ねいたします。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  健康福祉課長、加藤信也君。 ○健康福祉課長(加藤信也君) コロナ禍における介護予防事業というような形で、人類初めて、この感染症の脅威にさらされたわけでございます。当初コロナウイルス感染症につきましては、高齢者の方がハイリスクであると。非常に感染しやすく重篤化しやすいというような情報も流れまして、やはり高齢者の命を守るという観点に立ちましてですね、いろんな接触を断って、いわゆる介護予防よりも命を守るということを優先させていただきました。これは当町だけではなく、日本全国、多分、世界各国というような形で、そういうふうな形で初めての経験にですね、まずは命を守るということで取り組まさせていただいてきております。  初めてのことで両立ができなかったのかという問いにつきましてはですね、なかなか非常に難しかった。  ただ、この何か月かの、2月からの経験を踏まえまして、徐々に再開してきておるというような形で、必要な部分については、サービスを入れて、また違う方法で、接触せずにですね、いろんな形で投げかけてというような形で、いろんな方法を模索しながら、高齢者の方の重篤化しないような取組を今チャレンジをしている状況でございますので、御理解を賜りたいと存じます。 ○議長(矢田富男君) 千賀優子議員。 ○12番(千賀優子君) このコロナ禍で、いろいろストップしていた介護予防事業の現状と今後の対応について、今も回復しつつあるのもあるとは思いますが、お尋ねをします。  地域でやっているいきいきサロン、それから配食サービス、これと重なるかもしれませんが、食の自立支援事業、それから地域の茶の間、みんなの運動サロン、老人福祉センター事業、これ入浴、歩行浴、けやきのいろんな講座ですね。それから地域自立生活支援事業などのふれあい訪問について、現状と対策について、お聞かせください。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  健康福祉課長、加藤信也君。 ○健康福祉課長(加藤信也君) 御質問のありました各項目につきまして、順次お答えを申し上げます。  まず、いきいきサロンにつきましては、現在、町内の36か所で開催してございます。36か所で開催をしておりました。  再開時期につきましては、各地区の担当者等で決定されておりまして、再開が始まっているところにおきましては、手指消毒、換気の徹底、また参加者名簿の作成など、感染症対策を行い、実施されております。  また、配食サービス、食の自立支援事業につきましては、独り暮らし老人等を対象にした配食サービスを行っており、それにつきましては、事業を中止することなく、継続して見守りとともに行われております。  また、民生委員の皆様に配布を御協力していただいております、ふれあい弁当などにつきましては、食中毒の懸念から、例年7月から9月中旬までは休止しております。この事業につきましては、感染拡大防止のため、3月から事業を休止しておりまして、現在、休止中でございますが、9月中旬から再開を予定しているところでございます。  また、地域の茶の間につきましては、地域住民の方を実施主体として開催されて、町内に10か所ございます。いきいきサロン同様、地区担当者等で再開の時期を決定することになっておりまして、現在2か所の再開を確認しておるところでございます。  次に、みんなの運動サロンにつきましては、6月から各地区コミュニティセンターにおいて再開しております。自宅で体温測定を実施してから来所いただき、運動時間を短縮したり、人数を制限した会場において、換気、手指消毒の徹底、会場の消毒等、感染症対策を講じて、実施しておる状況でございます。  また、老人福祉センターの事業、けやきの利用につきましては、国の緊急事態宣言が解除されたことによりまして、6月1日から、曜日により利用できる地区を限定いたしまして、一般浴、歩行浴が再開されております。現在、一般浴におきましては、1日110名から120名程度の利用がある状況でございます。  また、けやき講座におきましては、前期につきましては中止とさせていただいておりましたが、後期は10月から開講を予定しております。  しかしながら、コーラスなどの中止を余儀なくされるような、声を出したりする、感染のリスクが高いような講座については、中止になるようなこともございます。けやき講座につきましては、人数制限、広い会場での実施など、感染症対策を行いながら実施していく予定となっております。  地域自立生活支援事業など、ふれあい訪問につきましては、社会福祉協議会によるホームヘルパーの一人暮らし高齢者に対する訪問事業でございまして、3月から4月にかけては、電話対応が中心となってお声がけをしておりましたが、5月からは訪問を再開しております。高齢者向けの運動等を紹介したリーフレットを戸別配布させていただき、現在も定期的に訪問して、感染予防対策の指導や体調面のチェック、生活相談に対応していただいておるものでございます。  現在、新型コロナウイルス感染症との闘いにつきましては、先の見えない長い闘いとなっております。日常生活に及ぼす影響が今後も続くことが予測される中で、引き続き感染防止対策を徹底いたしまして、高齢者への介護予防事業及び必要な支援を積極的に提供、継続できるよう努めてまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 千賀優子議員。 ○12番(千賀優子君) 介護予防事業の効果が出てきて、重度にならなくって済む結果が出てきた矢先に、コロナ対策のことで大変な状況になって、重度化してしまった人が増えてきたことはとても残念ですけれども、引き続き、先ほど御答弁いただきましたように、介護予防事業を後退させないように、よろしくお願いをいたします。感染症対策も両方。  ただ、介護を受けている人は、ほとんど家から出ない人が多いので、感染の心配はないとは思うんですが、ただ訪問する人が感染させてはいけないという思いがあるために、遠のいたのだろうと思うんですが、引き続きよろしくお願いいたしまして、質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(矢田富男君) 以上で、千賀優子議員一般質問は終了いたしました。  ここで、暫時休憩をいたします。  休憩時間は、10分程度といたします。               午前10時44分 休憩             ~~~~~~~~~~~~~~~               午前10時58分 再開
    ○議長(矢田富男君) 再開いたします。  休憩前に引き続き、一般質問を続けます。  14番議員、益田和代議員、登壇ください。            〔14番 益田和代君 登壇〕(拍手) ○14番(益田和代君) 皆さん、おはようございます。  14番議員の益田和代でございます。一般質問をさせていただきます。  ちょっと質問の前に、通告書の表紙を見ていただくと、一番よく分かるんですが、ちょっと気づいたことで。  まずは、こもの未来の出口議員から始まり、最後、私がこもの未来で締めるという形。  それと、女性議員を前後に持ってきていただいた。その前にも、千賀議員もみえてということで、女性で締めさせてもらっているっていうことと、4年間の締めに、初めて登壇をさせていただくことになりました。記念となる日に質問日になったことに感謝申し上げます。ありがとうございます。  それでは、通告に従いまして、質問をさせていただきます。  それでは、まず1番目ですが、熱中症対策についてです。  その1番として、小学生の傘差し登下校をどのように思われますか。  小学校児童生徒の傘差し登下校の取組が各地に広がりつつあります。  今年は、春に長い休校があり、夏休みが短い中、猛暑の登下校は熱中症対策が欠かせないのです。傘があれば日差しを遮ることができるし、新型コロナ対策としても、前後左右の子どもの距離を保てるというソーシャルディスタンスを確保でき、一石二鳥をねらいとした施策です。  愛知県の豊田市の小学校では、コロナの休みから再開に向けた教職員の話合いの中から、この傘差し登下校のアイデアが生まれました。校長先生は、朝、校門で子どもたちを出迎えていても、真っ赤な顔で汗だくになっている子どもが減ったと、熱中症対策の効果を実感していると。新型コロナ予防について、子どもは友達とくっつきたがるので、教師の目が届かない登下校中は、どうしても友達と近づきたくなります。傘を差せば、ストレスを感じずに距離を保てると話されておられます。低学年の児童は、ランドセルを背負って、片手に荷物を持ち、さらにあいた手で傘を差す。大変かもしれませんが、傘があれば日差しを避けることができ、急な雨にも対応ができると考えます。傘は家庭の出費を抑えるために、雨傘でよいと思います。どの学校も猛暑から子どもを守ろうと工夫していますが、当町としては、傘差し登下校をどのように思われるか、1つ目、お伺いしたいと思います。  2点目は、町内の全小学校に冷水機を設置ということで、熱中症予防で重要なことは、やっぱり水分の補給であります。中学校は冷水機が設置されていますが、小学校には設置されていません。  環境省の熱中症環境保健マニュアルでは、冷たい飲料水、5から15度を準備しましょうと書かれておって、冷たい水は深部体温を下げる効果と胃にとどまる時間が短く、水を吸収する小腸に速やかに移動するとの理由も記載されておりますし、熱中症予防には小まめな水分補給がしやすく、効果があるとの思いで、冷たい水が飲めるようにしてあげたいとの思いです。児童生徒は毎日水筒を持っていきますが、1日はもたないのです。高学年の生徒は大きい水筒でも限度があります。足らないときは水道の水を入れて飲む状況です。生ぬるい水を入れて飲む状況です。なぜ小学校に冷水機はないのですか。設置できない、どんな理由があるのですか。当町の子どもを守る取組として、小学校に冷水機を設置していただきたく、お伺いをいたします。  次、2つ目の大きな質問ですが、新型コロナウイルス対策についての1つ目です。  トイレの手洗い場の蛇口を自動水栓にしてはどうかということで、新型コロナウイルスの感染防止のために、学校のトイレにある手洗い場の水栓蛇口について、校舎の新築や改築を予定している自治体は、74%がハンドルを手でひねらなくてもいい非接触型で、自動水栓を導入したいと考えていることが「学校のトイレ研究会」の調査で分かりました。国は感染防止や予防のために、トイレなどの整備に補助金を出しているので、自治体は有効に活用してほしいとしています。トイレの手洗い場の多くは、蛇口をひねると水が出るタイプです。手洗いの機会が増える中、感染防止となる衛生面の配慮という観点から、手洗い用の水道蛇口を自動水栓に取り替えることで、機器の非接触化を図り、新型コロナ対策として、蛇口に触れなくても済むように、小中学校のトイレの手洗い場を改修して、自動水栓にしてはどうか、お伺いいたします。  2つ目として、普通教室の換気対策についてです。  新型コロナウイルス対策の1つとして重要視されている換気、いわゆる3密の回避をするための対策の1つとして、推奨されていますが、実際のところ、どれだけ換気すれば、この感染リスクをおさえられるのか、明確には定義がなされていないのです。厚生労働省の専門家会議でも、「可能であれば2方向の窓を同時にあけて換気する」の表現にとどまっています。  一方、文部科学省は、新型コロナウイルス対策で、小中学校での換気は、30分に1回以上、数分間程度、窓を全開するよう求めています。現在、換気はどのようにし、きちんとされていますか。風を取り入れるメリットとして、1つ目には、心地よさ、空気の清浄、熱を逃がす、除湿が挙げられております。小中学校の教室等では、網戸がなく、窓をあけると、スズメバチ等が入ってくるため危険です。当町で全小中学校に、なぜ網戸がないのですか。網戸を設置してはどうか、お伺いいたします。  3つ目として、児童生徒のマスクやフェイスシールドの使用について、お伺いします。  先月、今月において、30度以上の真夏日が多くあります。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出控えで、運動不足だったり、マスクを長時間付けたりする生活が続いています。  新型コロナウイルスの予防のためのマスクを環境省や厚生労働省は、「適宜外しましょう」と呼びかけています。気温の高いときの着用は大変厳しいです。  マスクを着用していると、心拍数が上がると言います。酸素を吸うための呼吸筋の仕事量が増え、体に負担がかかります。  息苦しいときはマスクを外し、楽な姿勢をとるように心がけましょう。  そこで、マスクを外して行う行為や接触が危険であることが分かってきました。マスクは飛沫感染を避けるためのマスクとして、人と人との距離をとることが大切です。  また、フェイスシールドは基本的に飛沫感染を防止するために着用するのであるが、フェイスシールドのみでは飛沫を飛ばすことは、十分に防ぐことはできません。教師はフェイスシールドの機能を理解して、児童生徒との距離を保つなどの対応を併せて行うこととなっていますが、学校では、マスクやフェイスシールドをどのように使用していますか。お伺いいたします。  3つ目の大きな質問ですが、小中学校の体育館へのエアコン設置について、お伺いします。  令和に入り、2年目となった本年、記録的な猛暑に見舞われました。  この猛暑によって、町内に熱中症による被害が多発しております。菰野消防の調べによりますと、昨年は26人で、満7歳から12歳未満では1人、そして今年9月1日現在、21人で、満7歳から12歳未満で1人が熱中症にて、救急搬送されております。  そこで、学校関係での搬送はないとのことで安堵しております。2018年2月、環境省、文部科学省、農林水産省、国土交通省、気象庁が合同で公表した気候変動の観測・予測等に関する総合レポート2018では、今後、熱中症搬送者数は、全国的に増加すると予測されています。学校管理下における熱中症事故については、万全の対策を講じ、児童生徒が安全確保に向けて取り組むことが急務です。  また、学校体育館は、災害時、避難所としても活用されますが、避難所生活が長期化した場合、感染症や身体機能の低下を予防する観点からも、その必要性は明らかです。  国の方針においても、学校施設においては、地域住民の避難所として、十分に役割を果たすことができるよう、防災機能をより一層強化することを課題とした上で、社会的要請や地球温暖化等の自然的要因を踏まえて、これに適切に対応するために、教育環境の質的な向上を図ることが必要であるとのエアコン設置に向けた方向性が示されています。  全国的に見ると、公立小中学校における普通教室や特別教室へのエアコンの設置は、近年の記録的な猛暑によって、急速に進んでいることが明らかとなっております。  一方、体育館へのエアコン設置は、熱中症事故が危惧される体育館、スポーツ施設の冷房施設が進んでいない状況が浮き彫りとなっております。最近の夏における気温上昇は異常でありますし、今後暑さはさらにその度合いを強めていくと言われています。万一、事故が発生してからでは手遅れです。スピード感のある対応を求められます。町長の責任ある決断をされるべきです。町長の見解をお伺いいたします。  最後、4点目の質問ですが、ワーケーション事業の推進について、お伺いをいたします。  近年、都市部の企業を中心に、ワーケーションというワークスタイルが浸透してきています。御存じのように、テレワークとは、ICTの発展により、パソコンさえあれば自宅や外出先などで仕事を行うことができるという働き方であります。企業におけるテレワーク制度の導入については、総務省の令和元年度情報通信白書によると、2018年度では、全国で19.1%の企業、そのうち社員数2,000人以上の企業では、46.6%と、各社において導入することで、各社おのおののライフサイクルに合わせた働き方が可能となることから、時間、場所の使い方を自分らしく見直し、充実した生き方が実現できるものと認識しております。  今、言いましたように、社会に浸透してきているテレワークでありますが、ワーケーションという言葉も最近よく聞くようになりました。このワーケーションとは、働くのワークと休暇のバケーションを組み合わせた造語であり、企業、個人が在宅や外出でテレワークを行うのではなく、リゾートや観光地に足を延ばし、その地域ならではの魅力に触れながら、ふだんの仕事を行うというワークスタイルで、ワーク・ライフ・バランスの改善や生産性の向上等を図る新しい働き方、新たなライフスタイルとして期待されているところです。  そういった中、今年4月の労働基準法の改正に伴い、企業に対して、社員の有給休暇の取得を義務化するなど、企業としては、社員をどう休ませるかという新たな課題に直面されている状況であり、今後は休暇で旅行をしながら、パソコンを開けば、急ぎの業務に対応もでき得る。そういう柔軟さのある働きが求められています。これまでの働き方について、このままでは行き詰まりがあり、仕事仲間とときには家族連れで楽しく遊べるところに出かけ、出かけた先で半分は家族や仲間と遊び、半分は緑いっぱい山が広がり、太陽がさんさんの中で気分を変えて仕事をしていけるということもいいのではないかと、ワーケーションによるライフスタイルの変革を提案しています。  当町として、ワーケーション事業をどのように考えてみえるのか、お伺いいたしまして、1回目の質問とします。よろしくお願いいたします。 ○議長(矢田富男君) 益田和代議員の一般質問に答弁願います。  柴田孝之町長、登壇の上、答弁願います。              〔町長 柴田孝之君 登壇〕 ○町長(柴田孝之君) 4つの御質問をいただきました。  私からは、まず4番について、お答えいたします。  特に、議員からは、3番目のエアコン設置についても、町長の見解というふうな御質問をいただきましたので、まず教育長からその点、答弁させていただきまして、それに補足する形で、必要に応じて、答弁させていただきたいと思います。  ワーケーション事業の推進についてでございますが、これも稲垣議員の一般質問でもお答えいたしましたが、まずワーケーションとは、仕事と休暇っていうふうなものを合わせたものということです。結局、仕事があるから休みが取れず、観光地にゆっくり滞在できないと。それだったら観光地で仕事ができるようにすれば、長期間滞在も可能になるのではないのかと。この結果、場所や時間にとらわれない働き方ができる。このことを、昔はなかなかそのような観光地で仕事というふうなものができるような職種が限られていたところ、いわゆる情報通信技術を活用することによって、まさにこのコロナウイルス流行というふうなところで、自宅でテレワークというふうなものが可能だったならば、それこそ旅行先における仕事もできるではないかというふうなことで、情報通信を活用し、テレワークというものを、特に観光地において、休暇を取りながら行うというふうな事業がワーケーション事業というふうに呼ばれるものでございます。  ですから、コロナウイルス感染症の流行とは直接関連がないんですけども、しかしそのことによって、より発達した、このテレワークというもの、急速に今、普及しているテレワークというものを利用して、ワーケーション事業といったものも、また実施できないのかという、そういう広がりをもった事業であるというふうに認識しておるところでございます。  当町におきましての、このワーケーション事業といったものの、まだこれが提唱され始めて間もないことから、どのような広がりをしているかというふうな状況を申し上げますけども、これは当町自身と言うよりは、むしろですね、一般社団法人菰野町観光協会が、まず先に取り組んでいるところでございます。  具体的には、これもこの本会議で答弁申し上げましたが、環境省の公募による「国立・国定公園への誘客の推進事業及び国立・国定公園温泉地でのワーケーション推進事業」の補助金申請を行っているというところでございます。  これは、もう私の考えではございますが、ワーケーションの普及というふうなものは、観光業の発展ということについて、新しい可能性を秘めるということは、間違いないというふうに思われます。現状、観光業と言いますと、コロナウイルスの感染症の流行によって、大きくダメージを受けた業態の1つであるとされております。災い転じて福となすというわけではございませんが、このコロナウイルスの流行が収束した後にも、このワーケーションを行うというふうな習慣、余り日本人にはない習慣でございますが、これを広めていくことによって、よりですね、観光、我々が癒やし、休憩っていうものを得ながら、逆に観光業も潤うというふうな、そういう新しい可能性といったものを開いていくものであると。  また、さらに当町のようにですね、観光地を要する自治体におきましては、菰野町のよさというふうなものを、ワーケーションにお越しいただく。そのことによって、よく菰野町のよさを知っていただくことによって、菰野町に住んでみたいなというふうな、移住を促進するというふうな効果も期待できるのではないのかなというふうに思っております。  そのような観点から、観光事業といったものの発展、ひいては菰野町全体の発展というふうな観点から、その推進というふうなものはしていきたい。  ただ、そのためにはまだ始まったばかりということで、情報収集、何ができるのかというふうな当町の状況というふうなもの、照らし合わせ、すり合わせっていうものが必要ですので、とにかく、この国が行うワーケーション推進事業の状況といったものを注視しながら、さらに既に先行して動いていただいております菰野町観光協会や宿泊事業者等の関係団体と連携を図りながら研究してまいりたい。そして何とか、この菰野町でも育てていけるといいなというふうな希望は持っているというところでございますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。  私は、以上でございます。 ○議長(矢田富男君) 続いて、教育長、北口幸弘君。 ○教育長(北口幸弘君) まず、大きな1番の①小学生の傘差し登下校について、答弁させていただきます。  小学生の日傘の使用につきましては、7月定例校長会において、熱中症対策と新型コロナウイルス感染症対策におけるソーシャルディスタンスの確保を兼ねた方法として、検討をしました。  その結果、日傘による熱中症対策の効果は認めつつも、集団登校時の日傘使用は視野を奪い、片手をふさぐ状態を雨天時以外も日常的に作ることになるという交通安全上の観点から、一律に取り組むことはしておりません。  しかし、本年度は例年より早い8月24日から2学期を始めたことや猛暑であるということもあり、8月21日付文書、「各校における熱中症対策に係る確認について」において、安全上の配慮等について指導しながら、個別使用については認めていくよう、菰野町教育委員会より指示を出したところでありますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。  次に、②の冷水機の設置について、答弁させていただきます。  熱中症対策の観点から、水分補給はとても重要であると言えます。  また、熱中症対策には、水分の補給と同時に、塩分の補給も必要なことから、8月21日付の同文書において、スポーツドリンクの持参も認めるよう、各校に指示を出しております。  さらに、下校時には水筒の中身を補充して帰宅させるなど、適切に水分補給ができるように対応しているところです。  議員の御指摘のとおり、小学校の冷水機の設置につきましては、水分補給の観点からは有効な手段の1つであると理解しております。  しかしながら、設置場所の問題や1つのフロアに設置できる台数も限られることから、熱中症対策として、全校児童に対しての効果は限定的であると判断し、小学校への設置は現在のところ考えておりません。御理解賜りますようお願い申し上げます。  次に、大きな2番の①トイレの手洗い場の蛇口の自動水栓化について、答弁させていただきます。  小中学校の施設整備につきましては、平成30年度に策定しました菰野町学校施設長寿命化計画に基づき、順次進めており、昨年度は菰野小学校、菰野中学校、八風中学校の大規模改修を行ったところです。  その中で、家庭の生活習慣の変化に合わせたトイレの洋式化を進めており、それに合わせて、手洗い場の自動水栓化についても整備を行ってきました。  児童生徒が快適に学校生活を送れるように、まだ十分な状況となっていないところを見極めながら、今後も引き続き学校施設長寿命化計画の中で推進していますトイレの洋式化に合わせて、手洗い場の自動水栓化についても整備を進めるよう検討してまいりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。  次に、②の普通教室の換気対策について、答弁させていただきます。  文部科学省から出されている「学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル」や三重県教育委員会から出されている「県立学校における新型コロナウイルス感染症対策ガイドライン」にも示されているように、換気は気候上、可能な限り常時、困難な場合は小まめに、2方向の窓を同時に開けて行うようにとしています。  また、エアコン使用時においても換気は行うこととしています。  また、網戸の設置につきましては、今まで設置されていなかった主な理由は、2階以上の階の窓は、落下防止のために窓が全開できないようになっているところが多いことや長時間の換気をする機会がなく、網戸の必要性が低かったことなどです。  しかし、今後も今回のような感染症の流行は懸念されますので、網戸の設置を含め、さらなる換気対策を考えたいと思いますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。  次に、③のフェイスシールドとマスクの使用について、答弁させていただきます。  マスクの着用につきましては、身体的距離が十分にとれないときはマスクを着用することとし、十分な身体的距離が確保できる場合や熱中症などの健康被害が発生するおそれがあると判断した場合、体育の授業時等は、着用する必要はないとしています。  フェイスシールドにつきましては、ペア学習やグループでの相談場面、合唱指導、外国語の発音指導などの場面で、児童生徒の実態や熱中症のリスクを十分考慮した上で使用しております。御理解賜りますようお願い申し上げます。  次に、大きな3番、小中学校の体育館へのエアコン設置についてでございます。  体育館の授業では、熱中症対策として、熱中症指数計等により、客観的に熱中症のリスクを把握し、リスクが高い状況にあると判断した場合は、授業を中止する、または休息や水分補給の回数を増やして対応しているところでございます。  議員の御指摘のとおり、小中学校の体育館へのエアコンが設置されることで、気温が高い時期に熱中症のリスクを心配することなく、授業が実施できるというメリットは計り知れません。  しかし、体育館に空調設備を設置するには、構造的に断熱性が低いことや大空間でエアコンを稼働するだけの電気容量を確保できないという課題があり、初期投資が相当高額になることが予想されます。  このようなことから、教育委員会としましては、今後の小中学校の体育館のエアコン設置も含め、優先順位を確認しながら、学校施設の整備について、今後検討してまいりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。  以上でございます。 ○議長(矢田富男君) ここで、エアコン設置について、町長から答弁の発言があるようです。お聞き取りをいただきたいと思います。  柴田孝之町長。 ○町長(柴田孝之君) 私は、予算を付けさせていただく立場というふうなことで、実はエアコンの設置、これができなければ、やっぱり子どもの健康という意味で、私も心配しておりましたので、実はそれも一度検討はさせていただきました。  ところが、1か所に設置するだけで、もうかなりの金額がかかるだけでなくて、ランニングコスト、電気代だけで1か所当たりで200万円、300万円というような金額がかかってくるというような状況がございます。そうなってきますと、だからつけないっていうふうなことではなくてですね、ただそのためには、導入に当たっては、かなりの工夫っていうものが必要になってくる。もともとこの菰野町は、ちょっと義務的経費って言います経常的経費が多くて、財政が硬直化しているっていうふうなことは、もうずっと言われているところでございまして、ランニングコストもかなりのお金がかかってくるとなると、そこからいじっていかなければいけない、そこから考えていかなければいけないっていうふうなところがございます。  ただ、問題意識はそのように私は持っておること、またそのような、本当に導入するってなりますと、財政面におけるかなりの工夫が必要になること、さらに例えばスポットクーラーであるとか、例えば運動会の際にも、菰野小学校などでは、適宜ですね、こう教室に入って、そこでクーラーで冷をとるような工夫を現場でしていただくというようなことで、当面はしのいでいただいて、その中でですね、例えば基金を積む、また経常的経費を見直すというふうなことで、そういう工夫をした上で、導入していきたいというふうに考えているところでございますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 一通りの答弁が終わりました。  再質問がありましたら、御発言ください。  益田和代議員。 ○14番(益田和代君) 御答弁ありがとうございました。  それでは、続きまして、初めから再質問をさせていただきたいと思います。  傘差し登校のことなんですが、日傘や雨傘を差した場合、この傘の遮断効果は、気温や日差しの強さから算出すると、暑さ指数というのがありまして、傘を差すと2.9度下げることができると。帽子と比べると随分違って、傘は日射を遮る面積が大きいっていうことで、熱中症予防に効果が高いと見ているわけですが、これだけ暑いと、傘を差していいですよと、学校も、先ほども答弁はいただきましたが、そういうふうな促しをしてほしいなというような思いはします。猛暑の中で登下校、猛暑の中での登下校なんです。  ですので、女性の先生は傘を差したりしてみえるので、涼しさがよく分かると思うんですが、それならほかに熱中症の対策を考えてみえるのかどうか、お伺いしたいと思います。 ○議長(矢田富男君) 益田和代議員の再質問に対し、答弁を願います。  学校教育課長、内田 徹君。
    学校教育課長(内田 徹君) それ以外の熱中症対策ということでございます。  教育長答弁にもありましたように、8月21日付の「各校における熱中症対策に係る確認について」という文書において、各校における熱中症対策に係る確認を指示しております。  項目としては、下校時の水分補給について指導すること、場面によってマスクを外すように指導すること、帽子やネッククーラー等による暑さ対策を保護者に協力依頼すること、日傘の個別使用を認めていくこと、持参する水筒等の中身についてはスポーツドリンクも認めていくことと。この5項目を指導しております。  以上でございます。 ○議長(矢田富男君) 益田和代議員。 ○14番(益田和代君) ありがとうございます。  学校によって、今も答弁の中にございましたが、クールタオルを配布されているところもあるんですが、ほとんど利用してみえません。  傘差し登下校は、高学年は一部差してみえる人がいますが、それに1つ考えられることは、首まで来る、こう日射が遮断されるような帽子を配布したり、あっせんしたりすることはどうでしょうか。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  学校教育課長、内田 徹君。 ○学校教育課長(内田 徹君) 現時点で、各家庭に帽子の着用をお願いするということにとどまり、特殊な帽子の配布、あっせんなどは、今のところ検討はしておりません。 ○議長(矢田富男君) 益田和代議員。 ○14番(益田和代君) ありがとうございます。  いろいろ努力はしてもらっているんですが、絶対、学校で熱中症の児童生徒さんを出さないように、努力をしていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  それでは、2つ目の冷水機の質問で、再質問をお願いします。  学校施設は、児童生徒が1日の大半を過ごし、学習や生活の場であり、休日や夜間には、地域住民のスポーツ活動、今はちょっとやっておられませんが、そういう場としても利用されています。  また、保護者からや子どもさん方から、冷水機の設置の要望の声はなかったですか。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  学校教育課長、内田 徹君。 ○学校教育課長(内田 徹君) 今年度につきましては、各校にヒアリングさせていただきまして、保護者から冷水機の設置に対する要望はございません。  それから、PTAからの年に1回の要望書もいただいておりますが、そこでもその要望はございません。  以上です。 ○議長(矢田富男君) 益田和代議員。 ○14番(益田和代君) ありがとうございます。  小学校はなかなか厳しいようですが、本当に生ぬるい水よりは、やっぱり冷たい水、夏には冷たい水がいいなというふうな思いがしますし、それぞれ大人の人たちは冷たい水を飲んでいると思います。  ですので、また努力をしていただきたいと思いますので、お願いしたいと思います。  中学校は、今、設置がされているということで、何台利用されているか。  また、どれぐらいの年数がたっていますか、冷水機を置かれてから。  故障しているところがあると聞きましたが、どうなんですか。  メンテナンスはどのようにされているのか、お伺いします。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  学校教育課長、内田 徹君。 ○学校教育課長(内田 徹君) 定期的なメンテナンスは、行っておりません。不具合が生じた場合は、業者に修理を都度、依頼して、維持管理をしているという状態です。  それから、現設置台数は、菰野中学校が9台で、八風中学校が10台。一番古い機器につきましては、平成5年導入で延命処置を繰り返して使用しているという状態です。  また、最新につきましては、平成30年に更新を行っています。  故障中というのはですね、菰中のほうで今2台。故障はしていますが、修理を依頼して修理中というところでございます。  以上です。 ○議長(矢田富男君) 益田和代議員。 ○14番(益田和代君) ありがとうございます。よろしくお願いしたいと思います。  熱中症を予防するためには、やっぱり小まめな水分は必要ということで、習慣をつけていっていただきたいなという思いがします。どうか私の思いとしては、やはり冷水機を優先順位に挙げていただきたいなという思いがいたしておりますので、よろしくお願いしたいと思います。  次、2つ目の質問に、再質問をさせていただきます。  トイレの手洗いの蛇口を自動にというところのことですが、感染経路を断つためには、菌はぬれたところにあると分かっております。細菌の付着したぬれた水栓のハンドルに触れるとどうなるかと言いますと、水栓ハンドルを閉めることで、細菌が手に再付着する人数を調べたところ、20人中、20人だったということです。子どもたちが連続して使う、この学校のトイレの水栓ハンドルは、接触感染の原因になるとの、実験の結果で分かった、出てきたということなんです。最新工事等がされている学校は、先ほども言ってもらいましたが、残りの学校を改修する機会がそれならあるんですか。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  学校教育課長、内田 徹君。 ○学校教育課長(内田 徹君) 大規模改修が行われたのは、一旦、すべての学校は行われて、終わっております。  すべてを自動水栓化したわけではありませんので、トイレの洋式化の推進に合わせて整備するよう検討を進めていきたいと思います。 ○議長(矢田富男君) 益田和代議員。 ○14番(益田和代君) すみません、やっぱり大切な子どもたちの、学校というのは施設でありますので、健康面でも、生活面から見ても、どの場所においても、やっぱり快適に、また安心して利用できるような、そういうふうな方向で努力をしていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  それでは、次に移ります。  普通教室の換気のことなんですが、今月、9月議会で、それぞれの学校に対して、学校費が補正予算に計上されています。その中で網戸が挙げられていますが、設置される学校はどこで、どのように設置されるのか、お伺いします。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  学校教育課長、内田 徹君。 ○学校教育課長(内田 徹君) 網戸の設置につきましてですけども、「学校再開に伴う感染症対策・学習保障等に係る支援事業」により、各学校からの予算要望に従いまして、全部の窓に取り付けるわけではございませんが、取り付ける予定をしています。  取り付ける学校につきましては、菰野小学校、千種小学校、朝上小学校、菰野中学校、八風中学校で、ハチなどが入りやすく危険が伴うような窓と言いますか、そのところから設置するということになっております。 ○議長(矢田富男君) 益田和代議員。 ○14番(益田和代君) ありがとうございます。  一応そうやってして、いろんなところ、部分的にっていうことかなと思います。  網戸が全体についてないと、窓をあけるのも大変なことだと思うんですが、これからは四季を通して換気が必要になってくるんじゃないか、インフルエンザも踏まえていくと、なってくるんじゃないかなと思うんです。  2方向をあけるっていうような方向のこともしてもらっているようですが、窓をあけるのに、部分的なことであると、心配ではないかなと思うんですが、もう一度お聞きします。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  学校教育課長、内田 徹君。 ○学校教育課長(内田 徹君) 網戸のついていないところもまだ相当ありますので、今後は全般的な換気対策というところを再度検討していきたいと思います。御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 益田和代議員。 ○14番(益田和代君) 何か起こってからでは絶対遅いって思います。今後は快適に過ごせるような、空気清浄機やサーキュレーター、また網戸等も予算に要望をしていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  次に、マスクとフェイスシールドについては、再質問と言うか、ちょっと自分の思うことだけお伝えしたいと思います。  文部科学省から出ている学校における新型コロナウイルス感染に関する衛生管理マニュアルに基づいて、各学校が指示文書を出しておられます。この対応時、この誰でもきちんと、この使い方が分かるように整理をしていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  それでは、次3番目のエアコンの設置について、再質問させてもらいます。  原則として、運動中止とされた基準は何度となっていますか。  そして、また運動を中止したことがありますか。お願いします。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  学校教育課長、内田 徹君。 ○学校教育課長(内田 徹君) 7月20日付の県教委からの熱中症事故の防止通知の中で、体育・スポーツ活動については、熱中症予防運動指針によりまして、暑さ指数でありますWBGTっていうのを31度以上では、原則運動中止としていることを原則として、その他の状況を踏まえながら、各校の判断で授業中止等の対応をしているところです。  中止につきましてですけれども、体育の時間の中止、それから休み時間に教室に戻ってくださいっていうふうな放送を入れて、教室に戻すという処置、そういう対応をとったという報告を聞いております。  以上です。 ○議長(矢田富男君) 益田和代議員。 ○14番(益田和代君) 分かりました。すみません。  じゃあ、次に再質問ですが、各学校、体育館の室温などの記録はされていますか。  まず、室温や二酸化炭素濃度の測定は、特に冬になると、教室なんかは窓を閉め切っている状況が、これからはあけるっていう状況もあるか分かりませんけど、環境には問題がないかどうか、お聞きしたいと思います。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  学校教育課長、内田 徹君。 ○学校教育課長(内田 徹君) 学校環境衛生の基準におきまして、教室等の環境についての基準が示されていますので、年間2回の測定を行って、その結果を踏まえた対応を図っているところです。  議員御指摘のとおり、教室内の空気は外気との入れ換えがなければ、在室する児童生徒の呼吸等によって、教室の二酸化炭素濃度が増加するとともに、同時にほかの汚染物質も増加することが考えられます。  その対応策として、平常時にはもちろんのこと、エアコン稼働時にも定期的な換気をすることで、望ましい学習環境の確保に努めてまいりたいと思いますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 益田和代議員。 ○14番(益田和代君) ありがとうございます。  ちょっと前には触れていただいたと思いますが、熱中症計を配布されているかっていうことと、配布されているなら、どのように活用してみえるのか、お伺いをしたいと思います。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  学校教育課長、内田 徹君。 ○学校教育課長(内田 徹君) 熱中症計は、現在配布はしておりませんが、各学校での予算においてですね、それぞれ購入して、設置して、測定しているという状況で、その測定数値を見ながら、チェックをしながら、先ほどの中止とかの判断をしていくということをとっております。 ○議長(矢田富男君) 益田和代議員。 ○14番(益田和代君) ありがとうございます。  次は、今まで体育館にエアコンの設置を、急務であると、今まで、前も言わせてもらったんですが、国では現在、消防庁が所管しております緊急防災・減災事業債が平成32年までと期限が限られていることは、御存じだと思います。この補助率は10分の7となっておりますので、非常に負担が少ないものであると思うから、どうですかって、今まで言っていたのですが、活用するかどうかの議論はされましたか。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  安全安心対策室長、黒田雅啓君。 ○安全安心対策室長(黒田雅啓君) 収容避難所となっております各小中学校の体育館へのエアコンの設置についてですが、猛暑や厳寒の中におきましては、避難所におけるエアコンの設置につきましては、避難者の生活環境の改善には、有効な手段であると考えております。  しかし、先ほど町長及び教育長からの答弁でもありましたように、体育館の断熱性、電気容量、初期投資の費用などの課題がありますことから、財政面の観点からも、施設管理者と連携しながら、検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 益田和代議員。 ○14番(益田和代君) それでは、学校側にお聞きします。  学校施設の整備における地方公共団体の財源としては、文部科学省の学校施設環境改善交付金があると思います。この交付金を活用することが重要であると考えますが、体育館にエアコンの設置についての検討をされてきましたか。お伺いします。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。
     学校教育課長、内田 徹君。 ○学校教育課長(内田 徹君) 体育館のエアコン設置につきましては、協議、検討はいたしております。最終的に設置する計画には至っておりませんが、学校施設環境改善交付金につきましては、昨年度の大規模改修でも活用はしております。今後も交付金等の財源を有効に活用しながら、学校施設の整備を進めてまいりたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(矢田富男君) 益田和代議員。 ○14番(益田和代君) ありがとうございます。  体育館にエアコンを設置するということは、平時は子どもの健康を、災害時には住民の健康を保持、確保するのに快適な温度の中、過ごしやすいようにという思いで質問をさせていただきました。  これ優先順位を前へ持って、いろいろ課題はありますよ、今までそんな体育館にエアコンを設置するなんて考えてもみなかったことが、徐々にこうやってして、やっぱり暑さが厳しくなってきている。それに避難所となっているっていうことで、大変な状況である。その中で課題はありますが、やっぱりこの決断をするときだと思います。ゆっくりしている場合じゃありませんよ、町長。何かありましたらお答えください。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  柴田孝之町長。 ○町長(柴田孝之君) 本当に命というふうなものの危険にさらされているところは、待ってもらえないというところも、私は認識はしております。  ただですね、エアコンをすべてこう体育館の中身をすべてこう冷やすというふうな方向以外にも、熱中症を防ぐというふうな方向、ような手段はございます。エアコンで体育館全体を冷やすというふうな方向性を実現するのが理想でありますが、そこまで何とかしのいでいった上で、最終的な理想形にはたどり着くように、また一歩ずつ進めてまいりたいと考えていますので、何とぞ御理解のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(矢田富男君) 益田和代議員。 ○14番(益田和代君) なかなか大規模ですので大変ですが、ぜひ前へ進めていただきたいと思います。よろしくお願いしたいと思います。  じゃあ、続きましてワーケーション事業について、お伺いしたいと思います。  ワーケーション事業の自治体協議会が設置されていることがあって、県単位ではなくて市町村単位でも、取組は全国で見られるようになってきております。ワーケーションの推進に関する全国的な自治体の関連、自治体間の関連、いわゆるこのワーケーションの自治体協議会に、菰野町としても参加をするということはどうでしょうか。お伺いします。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  観光商工推進室長、毛利広行君。 ○観光商工推進室長(毛利広行君) ワーケーション自治体協議会とは、ワーケーションの全国的な普及促進を図るために、令和元年11月に設立されたものでございます。参加自治体は、令和2年8月末現在で、全国で12の道県を含め、103自治体となっております。  ワーケーション自治体協議会への参画につきましては、今後の状況を注視しながら研究していきたいと考えておりますので、御理解賜りますよう、よろしくお願いします。 ○議長(矢田富男君) 益田和代議員。 ○14番(益田和代君) ありがとうございます。  最初の答弁で、環境省の補助金を利用してっていうふうなこともおっしゃってみえましたし、稲垣議員からも詳しいことが、お話がありましたので、この辺で、私としては強く、深く質問するわけではないんですが、環境省を利用してするっていう思い、やっぱりこの自治体の協議会には参入しにくいのかなというふうな思いがしますので、環境省のほうで頑張っていただければいいかなというような思いはします。  最後に、ワーケーションの、この準備が整ったら、町長、まず町長、また町職員の人が体験するっていうのはいかがでしょうか。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  柴田孝之町長。 ○町長(柴田孝之君) 確かに、湯の山温泉またはキャンプ場の町長室も、多少ときめくところはございますが、やはり私というふうなこともやってみたい気もしますけども、私となると支障が発生するということもありますので、職員にまずはリモートワークの施設っていうふうなものがないと、なかなかこのワーケーションというものは、しにくいというところがやっぱりございます。リモートワークとなりますとですね、実は秘密保持というふうな観点で、なかなかネットワークというふうなもの、通常の民間のネットワークと同じものではいかないということもございます。ただ職員なり、ないしは外部から、例えばモニターを募ってですね、そのような方にワーケーションを菰野町で体験していただくというふうなアイデアも考えられると思います。御提案いただいたことも含め、またそれは御提案を膨らませて、ワーケーションに実験的に取り組むということも考えていきたいと思っていますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 益田和代議員。 ○14番(益田和代君) ありがとうございます。  当町でワーケーションの誘致に取り組むには、もう観光客だけでなく、やはり地域おこしの新たな担い手として期待される関係人口の拡大をして、観光資源のPRで終わらせずに、主な利用者となる企業に目を向けていくことが大切だと思います。  4月から施行される働き方、先ほども言いましたが、働き方の改革関連法案で、この年5回の有給休暇を取得する義務がされたことから、導入に向けて、これ動き出して、大企業が、そういう動き出す大企業が少なくないので、それを期待したいわけですが、長い休暇が取りやすくなったり、急な仕事が入っても計画していた旅行を取りやめることもなくといった働き方や企業、それで地域のいずれもの利点がある、このワーケーション事業を成功させていただきたいと思いますので、よろしくお願いしまして、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(矢田富男君) 以上で、益田和代議員の一般質問は終了いたしました。  ここで、通告されました一般質問はすべて終了いたしました。  なお、関連質問につきましては、慣例申合せ事項に基づき、今議会におきましてはありません。  ここで、暫時休憩をいたします。  再開は、議会運営委員会を午後1時から開会していただき、その後、再開したいと思います。  休憩します。               午前11時53分 休憩             ~~~~~~~~~~~~~~~               午後 1時32分 再開 ○議長(矢田富男君) 再開いたします。  ここで、上程されております議案につきまして、質疑を行いたいと思います。  全議案につきまして、質疑のある方、御発言ください。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(矢田富男君) 別段発言がないようですので、質疑を終了します。             ~~~~~~~~~~~~~~~ ◎日程第2 議案第80号 菰野町下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する             条例(案)       議案第81号 令和2年度菰野町一般会計補正予算(第4号)(案)       議案第82号 令和2年度菰野町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)             (案)       議案第83号 令和2年度菰野町介護保険特別会計補正予算(第2号)             (案)       議案第84号 令和2年度菰野町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1             号)(案)       議案第85号 令和2年度菰野町水道事業会計補正予算(第2号)(案)       議案第86号 令和2年度菰野町下水道事業会計補正予算(第1号)(案) ○議長(矢田富男君) 日程第2、議案第80号から議案第86号までを一括議題といたしたいと存じます。御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(矢田富男君) 異議なしと認めます。  よって、議案第80号から議案第86号まで、一括議題といたします。  菰野町下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例(案)、議案第80号は、産業建設常任委員会に付託します。  令和2年度菰野町一般会計補正予算(第4号)(案)、議案第81号は、所管事項につき、各常任委員会に分割付託いたします。  令和2年度菰野町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)(案)、議案第82号、令和2年度菰野町介護保険特別会計補正予算(第2号)(案)、議案第83号、令和2年度菰野町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)(案)、議案第84号、以上3議案は、教育民生常任委員会に付託いたします。  令和2年度菰野町水道事業会計補正予算(第2号)(案)、議案第85号、令和2年度菰野町下水道事業会計補正予算(第1号)(案)、議案第86号、以上2議案は、産業建設常任委員会に付託いたします。  お諮りします。  お手元に配付しております事件1件を日程に追加し、議題といたすことに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(矢田富男君) 異議なしと認めます。  よって、事件1件を日程に追加し、議題といたします。             ~~~~~~~~~~~~~~~追加日程第1 発議第4号 菰野町議会政務活動費の特例に関する条例(案) ○議長(矢田富男君) 追加日程第1、菰野町議会政務活動費の特例に関する条例(案)、発議第4号を議題といたします。  発議案の朗読を願います。                  〔書記朗読〕 ○議長(矢田富男君) 本件につきまして、提出者の提案説明を求めます。  中山文夫議員、登壇ください。              〔9番 中山文夫君 登壇〕 ○9番(中山文夫君) お疲れさまでございます。  発議第4号、菰野町議会政務活動費の特例に関する条例(案)の提案説明を行います。  新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、日本経済は大きな影響を受けています。  菰野町においても、観光業を初めとして、大幅な減収となっています。様々な経済支援を実施しておりますが、どれだけの効果があるか分かりません。  今後においても、新たな支援が必要になる可能性も十分にあります。  令和3年度においては、税収も大きく落ち込む可能性があり、厳しい予算編成になると予想されます。  そういう状況の中で、我々も経費削減に貢献できることがないかと検討した結果、令和3年度に限り、政務活動費を全額減額するという今回の提案となりました。政務活動費は、私たち議員の活動になくてはならないものと認識しておりますが、現状を踏まえ、苦渋の決断をさせていただきました。  以上、提案説明といたします。十分なる御審議をいただき、原案どおり議決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。  以上です。 ○議長(矢田富男君) 本件につきまして、質疑のある方、御発言ください。  伊藤 敦議員。 ○3番(伊藤 敦君) 中山議員、すみません、よろしいですか。  これ1年間ということですので、非常にこの我々、お話しされたように政務活動費っていうのは、やっぱり政務の活動するためのものであって、それがストップする可能性がありますね、お金がないということで。確かに私、世間の方から、マスク外します。ごめんなさい。世間の方から見ると、議員は裕福だとか、すごくいっぱいもらっているというイメージですけど、そんなに言うほど、本当にぎりぎりだと思います。その中でやるのですけど、この条例の中で一部、僕がお願いしたいのは、例えば新人議員がこの4月に入りますね。新人議員が来る可能性もあるし、私がいるかどうかも分かりませんし、私もそれはいろいろとあります。そうなると、今後ですね、この4月以降で物を買おうと、政務活動費で認められた物を買う場合に、買えない可能性が出てくるわけですよ。そうすると、自腹か、自腹って話なんですけど、自腹もないっていう話になると困ると。じゃあどうするかって言ったら、1年間だけでもいいですから、領収証をですね、この延ばしてもらうと言うか、この令和3年度の1年間の領収証をですね、令和4年度に使用できるような形のシステムをここへ一文加えていただければ、私はうれしいなと思って、意見だけさせていただきます。  以上です。 ○議長(矢田富男君) ほかに。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(矢田富男君) 別段ないようですので、質疑を打ち切ります。  本件につきましては、総務財政常任委員会に付託をいたします。
     以上で、本日予定しておりました日程は、すべて終了いたしました。  14日、午前9時より、各委員会室において、付託された案件及び所管事項について審査を行っていただきたいと思います。  各常任委員会委員長、よろしくお願い申し上げます。  議会運営に際し、御協力ありがとうございました。  本日は、これにて散会いたします。  御苦労さまでした。               午後 1時40分 散会...