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令和 2年第1回定例会(第1日目 3月 2日)

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  1. 菰野町議会 2020-03-02
    令和 2年第1回定例会(第1日目 3月 2日)


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    最終取得日: 2022-12-28
    令和 2年第1回定例会(第1日目 3月 2日)          令和2年菰野町議会第1回定例会(第1号)                   令和2年3月2日(月) 午前10時00分開会             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜     第1 会議録署名議員の指名   第2 会期の決定   第3 議会報告      (議員派遣結果の報告)      (入札制度調査特別委員会審査経過報告)      (公共交通運行調査特別委員会審査経過報告)      (長期計画調査特別委員会審査経過報告)   第4 報告第1号 例月出納検査の結果報告について   第5 議案第1号 地方自治法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整            理に関する条例(案)   第6 議案第2号 菰野町職員定数条例の一部を改正する条例(案)   第7 議案第3号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例            の一部を改正する条例(案)   第8 議案第4号 菰野町税条例の一部を改正する条例(案)   第9 議案第5号 家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の
               一部を改正する条例(案)   第10 議案第6号 放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める            条例の一部を改正する条例(案)   第11 議案第7号 菰野町廃棄物の減量推進及び適正処理並びに環境保全に関する            条例の一部を改正する条例(案)   第12 議案第8号 菰野町農林関係事業分担金徴収条例の一部を改正する条例            (案)   第13 議案第9号 菰野町公民館条例の一部を改正する条例(案)   第14 議案第10号 町道路線の廃止について   第15 議案第11号 町道路線の認定について   第16 議案第12号 令和元年度菰野一般会計補正予算(第9号)(案)   第17 議案第13号 令和元年度菰野国民健康保険特別会計補正予算(第4号)            (案)   第18 議案第14号 令和元年度菰野介護保険特別会計補正予算(第5号)(案)   第19 議案第15号 令和元年度菰野後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)            (案)   第20 議案第16号 令和元年度菰野水道事業会計補正予算(第4号)(案)   第21 議案第17号 令和元年度菰野下水道事業会計補正予算(第3号)(案)   第22 議案第18号 令和2年度菰野町一般会計予算(案)   第23 議案第19号 令和2年度菰野町国民健康保険特別会計予算(案)   第24 議案第20号 令和2年度菰野町土地取得特別会計予算(案)   第25 議案第21号 令和2年度菰野町介護保険特別会計予算(案)   第26 議案第22号 令和2年度菰野町後期高齢者医療特別会計予算(案)   第27 議案第23号 令和2年度菰野町水道事業会計予算(案)   第28 議案第24号 令和2年度菰野町下水道事業会計予算(案) 2.会議に付した事件   日程第1から日程第28まで 3.出席議員(18名)   1番  福 田 雅 文 君        2番  稲 垣 啓 二 君   3番  伊 藤   敦 君        4番  内 田 親 根 君   5番  藤 田 賢 吾 君        6番  伊 藤 雅 慶 君   7番  加 藤 大 輝 君        8番  諸 岡 雅 樹 君   9番  中 山 文 夫 君        10番  廣 田 直 己 君   11番  加 藤 昌 行 君        12番  千 賀 優 子 君   13番  出 口 利 子 君        14番  益 田 和 代 君   15番  増 田 秀 樹 君        16番  久留美 正 次 君   17番  中 川 哲 雄 君        18番  矢 田 富 男 君 4.欠席議員(0名) 5.説明のため出席した者(18名)   町長       柴 田 孝 之 君   教育長      北 口 幸 弘 君   消防長      吉 川   澄 君   総務課長     小 林 義 久 君   企画情報課長   加 藤 正 治 君   財務課長     相 原 賢 治 君   税務課長     谷   弘 哉 君   住民課長     片 岡 芳 輝 君   会計管理者    大 橋 克 哉 君   子ども家庭課長  大 橋 裕 之 君   健康福祉課長   加 藤 信 也 君   都市整備課長   斉 藤   司 君   観光産業課長   伊 藤   悟 君   環境課長     黒 田 公 宣 君   水道課長     堀 山 英 治 君   下水道課長    片 岡 県 司 君   教育課長     桂 山 幸 和 君   監査委員     福 上 清 敏 君 6.出席事務局職員(3名)   議会事務局長   阿 部 美千代 君   書記       加 藤   真 君   書記       田 中 佑 樹 君               午前10時00分 開議 ○議長(矢田富男君) 皆さん、おはようございます。  ただいまの出席人員は、18名で定足数に達しております。  よって、令和2年菰野町議会第1回定例会は成立をいたしましたので、開会をいたします。  直ちに、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付しております。  なお、代表監査委員、福上清敏君が地方自治法第121条の規定により、出席をしておりますので、よろしくお願いします。  先ほど、議会運営委員会を開催いただき、新型コロナウイルス感染症について、議会の対応について、議論をいただきました。感染症予防のため、議場において、マスク着用をお願いし、手洗い、手指の消毒の励行をお願いします。  また、議会運営につきましては、簡素化する事項もございますので、議員各位におかれましては、御理解を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。  ここで、町長からコロナウイルス関連について、行政対応についての報告をしてください。  柴田孝之町長。  自席で結構です。 ○町長(柴田孝之君) 皆様、おはようございます。  まず最初に、議会運営に当たりましても、このコロナウイルスの感染症対策についての御対応をいただきましたところ、まことにお疲れさまです。ありがとうございます。  さて、当町といたしましては、まだですね、三重県には感染者として発表されているのが1人と。  また、当町には感染者の発生はないというところでございましたが、2月のですね、安倍首相からの全国の小中学校、高等学校、特別支援学校、全校休校の要請というふうなことに伴い、次の異なるステージに入ったというふうなことを認識いたしまして、その翌ですね、2月28日、15時30分におきまして、新型コロナウイルス感染症対策警戒本部を設置し、当町としての対応をそこで決定したところでございます。  まずは、公立小中学校の対応につきましては、町内小中学校、3月2日から3月24日まで休校するということにいたしました。  この対応につきましては、感染予防というふうな観点から、一刻も早い予防のためというふうな配慮からでございます。  ただし、社会的機能といったものを、この急激な休校というふうな対応から維持するというふうなことが難しくなる。  また、感染というふうなことについても、そのことで発生が予想される害悪がどれぐらい具体的、現実的かというふうなことによりまして、おのずから社会的機能維持というふうな観点からの感染予防施策というふうなことに、余りに偏り過ぎるということではなく、例外も設ける必要があるというふうに考えております。  具体的には、このような急激な変動から、お困りの家庭への対応というふうなものを教育委員会とともに検討中でございます。  教育委員会における対応については、この後、教育長から答弁をさせていただくことになります。  ただ、私といたしましては、医療機関など、業務縮小が許されない職場において、保護者が勤務する場合には、早急かつ特別な対応をしていただきたいというふうに考えており、同趣旨の点は、県教委からの指針、通知もあったところでございます。  また、その他感染予防に配慮しながらも、児童生徒、保護者の思いっていうふうなものにも、できる限り応えるよう、教育委員会にはお願いをしているところでございます。  その思いに応えるというふうな観点から、公立小中学校における卒業式は、これは中止することなく、規模は縮小しますが、実施するというふうな方向になるというふうに聞いております。  次に、公共施設の休館、交通機関の対応でございますが、菰野町保健福祉センターけやきにつきましては、これは基本的に休館、3月2日から3月24日まで休館っていうふうなことに決定いたしました。感染予防の観点からは、閉じた空間において、不特定多数の方が集まるというような状況が一番よくないと。今朝のニュースにおいても、感染の75%がまさに閉じた空間において、人が集まっているところで感染するというふうな、そういうふうなデータというのが出てきたところでございますので。  また、特にけやきの利用者の方は、多くはお年寄りであり、またそれは重症化されやすい方というふうなことで、まさに感染予防及び命を守るという観点から、けやきについては、3月2日から3月24日まで休館させていただくというふうな対応にさせていただきました。  ただし、デイサービスセンターにつきましては、まさにこの場を利用するというふうな方、それが突然使えなくなるっていうふうなことが社会的機能維持というふうな観点から、問題があるというふうなことで、そのまま開所させていただきます。  また、子育て支援センターについても、同様に、これは感染予防というのを十分に配慮しつつも、そのまま開所させていただくっていうふうな対応をさせていただいております。  次に、図書館についても、こちらも例えば子育て支援センターについては、だれが利用されたかっていうふうなことの名前を書いていただいて利用するっていうことになっておりますが、図書館については、現状のところ、不特定多数の方が利用するという状況になっております。  また、かなり広い空間でありますが、やはり閉じた空間であるということは、やはり同じでございますので、差し当たり、3月2日から3月16日までは休館させていただき、感染予防というような観点からの対応をさせていただきたいと思います。  また、同様に、農村環境改善センターも3月2日から3月24日まで、こちらも休館させていただくというふうなことになっております。  これ以外のですね、B&G海洋センター体育センター町民センター、南部公民館、各地区コミュニティセンターについては、開所はしておりますが、例えば公主催の会議、イベントについては、これは中止というふうなこと、ないしは延期というふうな形で対応させていただいておりまして、また主催者が公でない、町でないというふうな場合にも、感染予防に関する情報をできる限り繰り返し提供するというふうなことを通じまして、賢明な判断、感染予防に対する御協力といったものをお願いしているところでございます。  公共交通機関については、これも社会的インフラでございますので、これをとめてしまうっていうのは、先ほど申しました感染から予想される害悪の具体性、現実性っていうような観点との比較からいきまして、むしろこれをとめた場合に発生する害悪が大きいというふうに考えましたので、現状のところ、交通機関は通常運行をさせていただいているというところでございます。  その他、今、述べたような対策、イベント関連、検討会議の予定につきましては、今後も町ホームページ等、また防災ラジオというふうなものを通じまして、広く広報いたしまして、なるべく突然の発表になって、町民の皆様に不便がないようにさせていただきたいと考えておりますので、御理解賜りますよう、よろしくお願いします。  町の対応としては、以上でございます。 ○議長(矢田富男君) 町長、みずほ寮の福祉施策については、どのように考えられているかっていう報告をもらうようになっていましたけど。 ○町長(柴田孝之君) まず、みずほ寮につきましては、同様にですね、感染予防っていうふうな点は、これはもう実際の、この2月28日の感染症対策警戒本部が設置される前から、もともとインフルエンザの感染というふうなものがあった場合にでも重症化してしまうというようなことから、感染予防というふうな点は、徹底して実施させていただいております。  ただ、みずほ寮におきましては、例えば、入所者の皆様をお帰しするなどのことだと、社会的機能といったものに混乱というのが生じることから、以前と同様に、特に変わりなく、運用させていただいているところでございます。  1つ、ちょっと考えなければいけないのが、私も休日の間に電話で確認をしたんですけども、例えば学校が休校する措置があったというふうな場合なんかに、勤めておられる方にだれか支障が出る方はいないのかというふうなことを確認しましたが、みずほ寮につきましては、今のところ、そのような話はないというふうなことを聞いております。  ただ、今後もし何か職員の方で出勤が困難になるというふうな相談がありましたら、すぐにそれをお伝えいただくように、そしてそのときには町として、できる限りの対応はさせていただく。そのことによって、みずほ寮の運営に支障が出ないようにするというふうなことを配慮したいと思っておりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。  以上です。
    ○議長(矢田富男君) 続いて、教育長、北口幸弘君。 ○教育長(北口幸弘君) 失礼いたします。2月27日、夕方の緊急の報道を受けまして、28日に、庁内でも今後の対応について協議、その後、臨時校長会議を開催させていただきまして、本日より3月24日まで、臨時休校を実施させていただいたところでございます。  また、先ほど町長の説明でもありましたように、卒業式のほうも、3月16日及び3月19日ということで、期日も中学校につきましては、変更させていただくということで、させていただきたいということで、校長会のほうでも確認をしたところでございます。  この臨時休校につきましては、感染防止というのが大きな目的でございます。  しかしながら、さまざまな家庭環境により、子どもの居場所確保が喫緊の課題となっておるところでございますので、本日も校長会のほうを開催させていただきまして、方向性としてはですね、学校のほうも、どういう形で受け入れをしていけるのか。また日はいつから行けるのか。時間帯はどうなのか。また子どものですね、登下校の安全確保もしていかないといけません。そういうようなことも総合的に協議もしまして、方向性を今後出していきたいと。こういうふうに考えておるところでございます。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(矢田富男君) 以上、報告を終わります。  ここで、日程に入ります前に、令和2年2月6日に開催されました全国町村議会議長会第71回定期総会におきまして、菰野町議会が優良町村議会として表彰されましたので、御報告いたします。  この表彰は、地域の振興発展及び住民福祉の向上のため議会の活性化に努めた議会に贈られるものです。  議員各位におかれましても、これを機会により一層、皆様の負託に応えられるよう御尽力いただきますようお願い申し上げます。  続いて、令和元年11月13日に開催されました全国町村議会議長会創立70周年記念式典におきまして、中川哲雄議員が通算30年以上の長きにわたる議員活動の功労について、表彰がされました。  令和2年2月6日に開催されました全国町村議会議長会第71回定期総会において、千賀優子議員出口利子議員増田秀樹議員の3人が通算15年以上の長きにわたる議員活動の功労に表彰されたところでございます。  また、私についても、議長表彰をいただきましたので、御報告いたします。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(矢田富男君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本会の会議録署名議員は、6番議員、伊藤雅慶副議長、7番議員、加藤大輝議員を指名いたします。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎日程第2 会期の決定 ○議長(矢田富男君) 日程第2、会期の決定を行います。  本定例会の会期は、本日より3月24日までの23日間といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(矢田富男君) 異議なしと認めます。  よって、本定例会の会期は、本日より3月24日までの23日間と決しました。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎日程第3 議会報告 ○議長(矢田富男君) 日程第3、議会報告を行います。  まず、議員派遣結果の報告を行います。  お手元に配付をしたとおりです。議員派遣を行っております。  続いて、休会中に入札制度調査特別委員会公共交通運行調査特別委員会長期計画調査特別委員会、3つの特別委員会が開催されております。各特別委員会委員長より、委員長報告の申し出がございますので、これを許可します。  なお、質疑については、各委員長の報告が終わってから行います。  入札制度調査特別委員会委員長益田和代議員、登壇ください。         〔入札制度調査特別委員会委員長 益田和代君 登壇〕 ○入札制度調査特別委員会委員長(益田和代君) 皆さん、おはようございます。  それでは、入札制度調査特別委員会が閉会中に開催されましたので、御報告させていただきます。  令和2年2月17日に開催いたしました特別委員会では、冒頭に執行部から建設工事における前金払制度の改正についての報告がありました。  改正の内容は、2項目あり、1点目は前金払の限度額を撤廃するものです。現在のところ、請負代金額の40%、限度額1億円となっていますが、この40%は維持したまま、限度額を撤廃します。  2点目は、先ほどの前金払を実施した工事を対象に、工期の半分以上が経過して以降に一定の要件を満たした場合は、再度、前金払を行うことが可能となる中間前金払制度の導入です。  この2点の改正については、請負業者の着工資金を確保し、資金調達に係る金利負担を軽減し、資金繰りを改善することや労働者及び下請企業等への早期の支払いを確保し、円滑で適正な施工を可能とするもので、令和2年4月1日以降の公告に係る契約から適用されます。  次に、建設工事における施工時期の平準化の取り組み状況の報告がありました。公共工事の品質確保の促進に関する法律、いわゆる「品確法」やその運用指針においては、公共工事の品質の確保並びに、その担い手の中長期的な育成及び確保等の基本理念にのっとり、発注者が取り組むべき点が示されており、その中で施工時期の平準化については、重点項目となっております。  当町では、平成28年度から債務負担行為を活用した発注の前倒しにより、施工時期の平準化の取り組みを行っており、昨年度までの実績や課題についての報告がありました。  また、前回からの懸念であり、ここ数年間、入札におけるくじ引きでの落札が頻繁に起こっている点の解消について、執行部から方向性の提示がありました。執行部からは、入札制度全般を見直して、制度の検討をした結果、予定価格については、不正防止を目的として平成14年7月からすべての工事を対象に予定価格の事前公表が導入された経緯があり、くじ引きでの落札決定は地方自治法施行令に基づくものであることから、予定価格は現行どおり事前公表のままとすること。また総合評価方式の導入については、技術提案を求める工事が少なく、受注者の負担が大きいこと。加えて、現行の「菰野町一般競争入札による建設工事発注基準」において、総合評価方式での一般的な評価項目の一部は組み込まれ、技術的適正や客観的指標に基づき評価されているため、現在のところ、総合評価方式は導入しないこと。そして最低制限価格設定時の端数処理方法の変更については、くじ引きを回避するための根本的な解決策にならず、かえって入札不調の恐れが高くなる可能性があるため、これを見送ることが示されました。  委員会では、この執行部の方向性を踏まえた上で、現行のまま漫然と入札を執行するだけでなく、町民の利益や町内の建設業者育成のため、近隣自治体の状況や最新の入札制度等を継続的に検討し、よりよい入札制度を構築していくよう要請したところです。  このほかに、建設工事の主要工種、ランクごとの入札参加可能業者と発注件数、令和2年1月31日までに執行された入札と令和元年10月2日に開催されました令和元年度第1回菰野町入札監視委員会の議事概要の報告がありました。  以上で、入札制度調査特別委員会の報告とさせていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(矢田富男君) 続いて、公共交通運行調査特別委員会委員長千賀優子議員、登壇ください。        〔公共交通運行調査特別委員会委員長 千賀優子君 登壇〕 ○公共交通運行調査特別委員会委員長(千賀優子君) 公共交通運行調査特別委員会の審議内容について、御報告いたします。  令和2年2月17日、第6回目の公共交通運行調査特別委員会を開催し、町当局から、公共交通の現状についての報告を受けました。  冒頭、町内の鉄道、路線バス、コミュニティバス、のりあいタクシー、あいあい自動車などの利用状況について説明を受けました。  町内を運行する近鉄湯の山線については、平成22年度から平成29年度にかけて、1日平均の乗車人員がおおよそ横ばいで推移しているとの報告を受けました。  続いて、三重交通株式会社が運行する路線バスのうち、四日市福王山線の状況についての報告があり、当該路線については、菰野町と四日市市をつなぐ地域間幹線系統であり、国と県から補助金を受けて運行していること、平成30年10月から令和元年9月までの1年間の利用者数が約15万9,000人で、前年から利用者が増加しているとの報告を受けました。  コミュニティバスは、平成29年10月から平成30年9月までと平成30年10月から令和元年9月までのそれぞれ1年間の利用者数を比較して、日中の高齢の方などが通院や買い物などに利用する路線については、平成30年12月から一部路線の運休に伴い、前年度から利用者が減少しているが、朝夕の通勤・通学に利用する便については、利用者が増加しているとの報告を受けました。  菰野町のりあいタクシーは、平成30年10月から町南部で運行を開始し、1日平均の利用者数が10人から12人であったこと、令和元年10月から町北部で運行を開始するとともに、各地区の公会所や開業医など、新たに乗降場所を設置するなどをし、南部エリアでは11月の1日平均利用者数は14人を超えているが、北部エリアでは利用者が少ないとの報告を受けました。  あいあい自動車については、大羽根園区で運行を行っており、月35運行から66運行で推移していることの報告を受けました。  次に、新モビリティサービス推進事業についての報告を受けました。  新モビリティサービス推進事業は、本年度、国土交通省のモデル事業として採択されたもので、1月15日から実証実験が始まった菰野町MaaS、「おでかけこもの」の検索システムとのりあいタクシーのAIを用いた予約、配車システムの状況について報告がありました。  スマートフォンやインターネットを利用したのりあいタクシーの予約については、1月15日から29日までの間で、利用者全体の約6%に当たる11人から利用があったことの報告がありました。  また、町民への普及の取り組みとして、町内各コミュニティセンターで開催したスマートフォン教室には、67人の参加者があったことや今後の課題として、現在は当日しかインターネットから予約ができないこと、複雑な会員登録方法などが高齢者にとっては利用しづらいことなど、予約システムの課題点についても説明がありました。  委員からは、今後ののりあいタクシーのエリア拡大の予定や北部エリアの利用者をふやすための方策についてなどの意見が出され、町当局からは、竹永、千種地区については、令和2年度にエリア拡大を行うとともに、利便性向上についても検討を進めている、コミュニティバスについては、のりあいタクシーのエリア拡大に合わせて、路線やダイヤの見直しを検討していく旨の説明を受けました。  また、近隣自治体との連携について、各市町の公共交通がどのように連携すれば自治体間の移動がうまくいくか、協議を行っていると説明を受けました。  また、菰野町MaaS、「おでかけこもの」については、今後もスマートフォン教室を開催するなど、町民向けの周知を図ってほしいとの意見が出されました。  以上で、公共交通運行調査特別委員会の審議内容の報告とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(矢田富男君) 続いて、長期計画調査特別委員会委員長、中川哲雄議員、登壇ください。         〔長期計画調査特別委員会委員長 中川哲雄君 登壇〕 ○長期計画調査特別委員会委員長(中川哲雄君) 皆さん、御苦労さんです。  長期計画調査特別委員会の報告を行います。  去る2月12日に、第4回長期計画調査特別委員会を開催いたしました。  今回の委員会では、菰野町都市マスタープランの策定作業が終了したとのことで、前回の委員会で示された素案から変更となった各議員が各地区の課題を取りまとめて、都市マスタープランに記載するよう要望した内容の反映状況、パブリックコメントで寄せられた意見の回答と反映状況などについて、報告と説明を受けたところです。  各地区の議員から、取り急ぎ急遽まとめられて提出された意見については、都市マスタープラン以外の分野の意見もあったが、おおむね新しい計画に反映したこと。また、パブリックコメントについては、7名の方から21項目の意見があがり、これらの多くの意見については、都市マスタープラン(案)に考えを示している内容であり、AIなどの取り組みについての方向性が不透明ではないかという意見が出されたようです。この点については、最新技術の活用を推進するとした内容を追加し、反映したという報告を受けております。  以上の報告に委員からは、都市マスタープランの内容で、市街化区域を原則拡大しないとしているが、市街化区域を拡大するとの内容も含まれており、矛盾があるのではないかなどの意見が出されました。  これに対し執行部からは、少子高齢化が進む中で国や県からも効率的な都市機能の誘導が求められており、市街化区域については、原則的には拡大しないとしているものであること。  しかし、既に市街地として整備された区域の編入を検討するとしているものや人口減少に伴い、このことを踏まえて、菰野インターチェンジ周辺に新たなまちづくりの拠点を整備し、町の活性化を図るという考えであることなどの説明がありました。  計画策定については、一通りの手続が終了していることから、内容を変えることは難しい。しかし、わかりにくいところなど、委員会の意見を踏まえ、補足資料を作成すること等については検討するという回答を受けたところです。  以上で、長期計画調査特別委員会の報告とさせていただきます。  以上です。 ○議長(矢田富男君) ただいまの委員長報告に質疑のある方、御発言ください。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(矢田富男君) 別段発言がないようですので、議会報告を終わります。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎日程第4 報告第1号 例月出納検査の結果報告について ○議長(矢田富男君) 日程第4、例月出納検査の結果報告について、報告第1号を議題といたします。  報告書の朗読を願います。                  〔書記朗読〕 ○議長(矢田富男君) 監査委員におきまして、補足説明がございましたら、御発言ください。  福上清敏監査委員。 ○監査委員(福上清敏君) 特別に報告すべき事項はございません。 ○議長(矢田富男君) ただいまの報告に質疑のある方、御発言ください。
                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(矢田富男君) 別段発言がないようですので、報告第1号を終わります。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎日程第5 議案第1号 地方自治法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例             の整理に関する条例(案) ○議長(矢田富男君) 日程第5、地方自治法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例(案)、議案第1号を議題といたします。  議案の朗読を願います。                  〔書記朗読〕 ○議長(矢田富男君) 本件につきまして、町長の提案説明を求めます。  柴田孝之町長、登壇ください。               〔町長 柴田孝之君 登壇〕 ○町長(柴田孝之君) 議案第1号、地方自治法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例(案)について、提案説明を申し上げます。  本条例案につきましては、地方自治法等の一部を改正する法律が公布され、同法の中で、地方自治法の一部が改正されたことに伴い、引用法令が条移動することから、関係する条例について、所要の整理を行うものでございます。  以上、提案説明といたしますので、十分なる御審議をいただき、原案どおり議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 本件につきましては、本日は提案説明のみにとどめます。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎日程第6 議案第2号 菰野町職員定数条例の一部を改正する条例(案) ○議長(矢田富男君) 日程第6、菰野町職員定数条例の一部を改正する条例(案)、議案第2号を議題といたします。  議案の朗読を願います。                  〔書記朗読〕 ○議長(矢田富男君) 本件につきましても、町長の提案説明を求めます。  柴田孝之町長、登壇ください。               〔町長 柴田孝之君 登壇〕 ○町長(柴田孝之君) 議案第2号、菰野町職員定数条例の一部を改正する条例(案)について、提案説明を申し上げます。  令和3年度に開催される三重とこわか国体では、当町において、スポーツクライミング等の競技が実施されます。  この競技開催に向け、今後の準備等を支障なく円滑に進めていくため、令和2年度から事業推進に適したさらなる人員及び人材の確保が必要となっております。  このことから、関係部局において必要となる職員定数の改正を行い、事業実施に向けた体制の充実を図るものであります。  具体的な改正内容でございますが、教育委員会の事務部局の職員定数を現在の「20人以内」から「23人以内」に増加し、全体職員定数を「362人以内」から「365人以内」とするものであります。  以上、提案説明といたしますので、十分なる御審議をいただき、原案どおり議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 本件につきましても、本日は提案説明のみにとどめます。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎日程第7 議案第3号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する             条例の一部を改正する条例(案) ○議長(矢田富男君) 日程第7、議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例(案)、議案第3号を議題といたします。  議案の朗読を願います。                  〔書記朗読〕 ○議長(矢田富男君) 本件につきましても、町長の提案説明を求めます。  柴田孝之町長、登壇ください。               〔町長 柴田孝之君 登壇〕 ○町長(柴田孝之君) 議案第3号、議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例(案)について、提案説明を申し上げます。  本条例案につきましては、会計年度任用職員制度の導入に伴い、フルタイム会計年度任用職員について、常勤職員と同様に給料、手当及び旅費の支給対象であることが明確化されたため、給料を支給される職員の補償基礎額について、新たに規定を整備するものでございます。  以上、提案説明といたしますので、十分なる御審議をいただき、原案どおり議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 本件につきましても、本日は提案説明のみにとどめます。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎日程第8 議案第4号 菰野町税条例の一部を改正する条例(案) ○議長(矢田富男君) 日程第8、菰野町税条例の一部を改正する条例(案)、議案第4号を議題といたします。  議案の朗読を願います。                  〔書記朗読〕 ○議長(矢田富男君) 本件につきましても、町長の提案説明を求めます。  柴田孝之町長、登壇ください。               〔町長 柴田孝之君 登壇〕 ○町長(柴田孝之君) 議案第4号、菰野町税条例の一部を改正する条例(案)について、提案説明を申し上げます。  まず、固定資産税に関することにつきましては、当町における固定資産の適正な評価及び価格決定補助を行う固定資産評価員を1人設置することとしておりますが、当該評価員が欠けるなどの特別な事情がある場合は、当該業務の停滞を防ぐ目的から、当該評価員を設置せず、また当該職務を町長が行うものとする規定を加える改正を行います。この改正の施行日につきましては、公布の日から施行することとしております。  また、法人町民税に関することにつきましては、三重県が令和2年度から、前年度に法人県民税均等割の減免を受けている団体で、引き続きその減免理由に異動がないと知事が認める場合に限り、前年度と同様に関係書類の提出があったものとみなすことにしました。  このことから、当町の法人町民税の減免の取り扱いについても、県に準じた取り扱いとする改正を行うものでございます。この改正の施行日については、改正内容の周知のため、令和3年4月1日としております。  以上、提案説明といたしますので、十分なる御審議をいただき、原案どおり議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 本件につきましても、本日は提案説明のみにとどめます。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎日程第9 議案第5号 家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条             例の一部を改正する条例(案) ○議長(矢田富男君) 日程第9、家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例(案)、議案第5号を議題といたします。  議案の朗読を願います。                  〔書記朗読〕 ○議長(矢田富男君) 本件につきましても、町長の提案説明を求めます。  柴田孝之町長、登壇ください。               〔町長 柴田孝之君 登壇〕 ○町長(柴田孝之君) 議案第5号、家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例(案)について、提案説明を申し上げます。  この条例案は、厚生労働省令である「家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準」の一部改正に伴い、所要の改正を行うものであります。  主な内容を3点申し上げますと、1点目は、一定の要件に該当する場合、代替保育の提供先を小規模保育事業A型及びB型等を行う者とすることができるよう緩和するものでございます。  2点目は、一定の要件に該当する場合、卒園後の受け皿を企業主導型保育事業を実施する施設等とすることができるよう緩和するものでございます。  3点目は、食事の提供について、保育所等に食事の搬入を行い、乳幼児のアレルギー対応等の配慮を行うことができると認められるものを食事に係る外部搬入先とすることができるよう緩和するものでございます。  以上、提案説明といたしますので、十分なる御審議をいただき、原案どおり議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 本件につきましても、本日は提案説明のみにとどめます。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎日程第10 議案第6号 放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を              定める条例の一部を改正する条例(案) ○議長(矢田富男君) 日程第10、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例(案)、議案第6号を議題といたします。  議案の朗読を願います。                  〔書記朗読〕 ○議長(矢田富男君) 本件につきましても、町長の提案説明を求めます。  柴田孝之町長、登壇ください。               〔町長 柴田孝之君 登壇〕
    ○町長(柴田孝之君) 議案第6号、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例(案)について、提案説明を申し上げます。  この条例案は、厚生労働省令である「放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準」の一部改正に伴い、所要の改正を行うものであります。  内容を申し上げますと、放課後児童支援員の資格要件につきまして、都道府県知事が行う研修を修了した者のほか、政令指定都市の長が行う研修を修了した者とするものであります。  また、「同研修を修了することを予定している者」を「同研修を修了した者」として扱う経過措置の期限を令和3年3月31日まで延長するものであります。  以上、提案説明といたしますので、十分なる御審議をいただき、原案どおり議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 本件につきましても、本日は提案説明のみにとどめます。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎日程第11 議案第7号 菰野町廃棄物の減量推進及び適正処理並びに環境保全に              関する条例の一部を改正する条例(案) ○議長(矢田富男君) 日程第11、菰野町廃棄物の減量推進及び適正処理並びに環境保全に関する条例の一部を改正する条例(案)、議案第7号を議題といたします。  議案の朗読を願います。                  〔書記朗読〕 ○議長(矢田富男君) 本件につきましても、町長の提案説明を求めます。  柴田孝之町長、登壇ください。               〔町長 柴田孝之君 登壇〕 ○町長(柴田孝之君) 議案第7号、菰野町廃棄物の減量推進及び適正処理並びに環境保全に関する条例の一部を改正する条例(案)について、提案説明を申し上げます。  当町では、平成29年4月から福祉的支援としての粗大廃棄物個別収集事業を実施しており、その内容は、町が委託を行った事業者が各家庭に出向き、収集を行い、処理を行っているというものでございます。  現在、同条例第28条の2第1項第1号に、菰野町避難行動要支援者登録制度実施要綱第3条に基づく要支援者を対象とするとの規定がございますが、今回の改正案は、この要綱が改正されることを受け、条例を一部改正し、本件の対象者を、この福祉的支援としての制度の趣旨に沿ったものになるよう特定するものでございます。施行日は令和2年4月1日を予定しております。  以上、提案説明といたしますので、十分なる御審議をいただき、原案どおり議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 本件につきましても、本日は提案説明のみにとどめます。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎日程第12 議案第8号 菰野町農林関係事業分担金徴収条例の一部を改正する条              例(案) ○議長(矢田富男君) 日程第12、菰野町農林関係事業分担金徴収条例の一部を改正する条例(案)、議案第8号を議題といたします。  議案の朗読を願います。                  〔書記朗読〕 ○議長(矢田富男君) 本件につきましても、町長の提案説明を求めます。  柴田孝之町長、登壇ください。               〔町長 柴田孝之君 登壇〕 ○町長(柴田孝之君) 議案第8号、菰野町農林関係事業分担金徴収条例の一部を改正する条例(案)について、提案説明を申し上げます。  危険樹木事前伐採業務委託事業は、みえ森と緑の県民税市町交付金を活用し、台風などにより、ライフラインを寸断する恐れのある危険木を事前に伐採する事業でございます。令和元年度、台風15号では千葉県を中心に大規模かつ長期的な停電が発生しました。災害時におけるライフラインの寸断は、行政の防災機能に大きな支障を及ぼし、住民生活や地域の経済活動を停滞させることになります。  当町といたしましては、災害に強い森林づくりをより一層強化して、菰野町の防災、減災対策を進め、町民の安全安心な暮らしを守るため、危険樹木事前伐採業務委託事業に取り組んでまいりたいと考えております。  この危険樹木事前伐採業務委託事業は、菰野町、三重県、ライフライン事業者の3者が協定を結び、菰野町が事業主体となり、事業費の100分の25を負担し、三重県が事業費の100分の25、受益者であるライフライン事業者が事業費の100分の50を負担して事業を行います。  ライフライン事業者から事業の分担金を徴収するに当たり、地方自治法第224条及び第228条第1項の規定により、菰野町農林関係事業分担金徴収条例の一部改正を行うものでございます。  以上、提案説明といたしますので、十分なる御審議をいただき、原案どおり議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 本件につきましても、本日は提案説明のみにとどめます。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎日程第13 議案第9号 菰野町公民館条例の一部を改正する条例(案) ○議長(矢田富男君) 日程第13、菰野町公民館条例の一部を改正する条例(案)、議案第9号を議題といたします。  議案の朗読を願います。                  〔書記朗読〕 ○議長(矢田富男君) 本件につきましても、町長の提案説明を求めます。  柴田孝之町長、登壇ください。               〔町長 柴田孝之君 登壇〕 ○町長(柴田孝之君) 議案第9号、菰野町公民館条例の一部を改正する条例(案)につきまして、提案説明を申し上げます。  本条例の一部改正につきましては、教育行政への多様化する町民ニーズ等に対応するため、今回、「菰野町教育委員会事務局組織に関する規則」に規定されている教育委員会事務局の組織を変更することに伴い、関連条項を一部見直すものでございます。  以上、提案説明といたしますので、十分なる御審議をいただき、原案どおり議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 本件につきましても、本日は提案説明のみにとどめます。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎日程第14 議案第10号 町道路線の廃止について ○議長(矢田富男君) 日程第14、町道路線の廃止について、議案第10号を議題といたします。  議案の朗読を願います。                  〔書記朗読〕 ○議長(矢田富男君) 本件につきましても、町長の提案説明を求めます。  柴田孝之町長、登壇ください。               〔町長 柴田孝之君 登壇〕 ○町長(柴田孝之君) 議案第10号、町道路線の廃止について、提案説明を申し上げます。  現在、町道認定をしております8路線について、国の補助事業である農地耕作条件改善事業が採択されたため、全部または一部区間を農道に移管して事業を進めることから、道路法第10条の規定により、町道の廃止を提案するものでございます。  以上、提案説明といたしますので、十分なる御審議をいただき、原案どおり議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 本件につきましても、本日は提案説明のみにとどめます。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎日程第15 議案第11号 町道路線の認定について ○議長(矢田富男君) 日程第15、町道路線の認定について、議案第11号を議題といたします。  議案の朗読を願います。                  〔書記朗読〕 ○議長(矢田富男君) 本件につきましても、町長の提案説明を求めます。  柴田孝之町長、登壇ください。               〔町長 柴田孝之君 登壇〕 ○町長(柴田孝之君) 議案第11号、町道路線の認定について、提案説明を申し上げます。  開発行為により、菰野町へ帰属を受けました道路5路線及び一部区間を農道に移管したことで、分割された路線を再認定する6路線の計11路線について、道路法第8条の規定により、町道の認定を提案するものでございます。  以上、提案説明といたしますので、十分なる御審議をいただき、原案どおり議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 本件につきましても、本日は提案説明のみにとどめます。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎日程第16 議案第12号 令和元年度菰野一般会計補正予算(第9号)(案) ○議長(矢田富男君) 日程第16、令和元年度菰野一般会計補正予算(第9号)(案)、議案第12号を議題といたします。  議案の朗読を願います。                  〔書記朗読〕 ○議長(矢田富男君) 本件につきましても、町長の提案説明を求めます。  柴田孝之町長、登壇ください。               〔町長 柴田孝之君 登壇〕 ○町長(柴田孝之君) 議案第12号、令和元年度菰野一般会計補正予算(第9号)(案)につきまして、提案説明を申し上げます。  今回の補正予算は、歳入歳出それぞれから、4億3,247万2,000円を減額し、予算総額を132億6,859万3,000円とするものであります。
     最初に、歳出の主な内容を申し上げますと、各費目において精査を行う一方、利用実績等から、障害児通所支援費及び養育医療費で増額しておりますほか、国の交付決定を受けて、母子保健システム改修委託を計上しております。  また、総務費に、退職手当組合特別負担金1,881万円を計上したほか、4月からのフルタイム会計年度任用職員の退職手当組合加入に当たって、嘱託職員等の退職慰労金を精算するため、賃金に5,061万6,000円を増額計上しております。  次に、歳入の主な内容を申し上げますと、町税、譲与税、交付金においては、年度途中における調定額や国が示す地方税の収入見込等から、決算見込を推計し、精査しております。  国県支出金においては、交付決定等により精査したものとなっておりますが、本年度実施した菰野小学校、菰野及び八風の両中学校に係る大規模改造事業においては、国庫補助金の交付決定を受けたことで、学校施設環境改善交付金1億5,211万6,000円を新しく計上しております。  寄附金につきましては、一般寄附金、ふるさと菰野応援寄附金及び事務局費指定寄附金をそれぞれ増額し、基金に積み立てるなどして、町が展開する施策に有効に活用させていただきます。改めて、御寄附をいただいた方には、御厚意に対し、感謝を申し上げたいと思います。  基金繰入金においては、財政調整基金繰入金において、歳入歳出の精査に伴い、3億1,750万円を減額し、本年度の繰入額を4億円としております。  町債においては、事業費の確定等により、各種地方債を減額したほか、学校教育施設等整備事業債においては、先ほども申し上げましたが、小中学校の大規模改造事業に対して、国庫補助金の交付決定を受けたことで、起債対象事業費を精査するとともに、新しく創設された防災・減災・国土強靭化緊急対策事業債に組み替えを行っております。  また、昨年9月の集中豪雨により被災した農林業施設に対して、国の激甚指定を受けたことで、補助率が引き上げられ、この分の補助災害復旧事業債を減額するなどしております。これら歳入予算に係る町債の増額及び減額とあわせて地方債補正を行っております。  次に、継続費補正では、菰野及び菰野西保育園園舎増改築事業並びに鵜川原小学校給食室改修事業におきましては、令和2年度年割額への計上等により、継続費総額を増額しておりますほか、菰野小学校並びに菰野及び八風の両中学校に係る大規模改造事業におきましては、事業の完成により精査したものとなっております。  繰越明許費補正では、農業振興地域整備計画の策定業務委託において、県との協議に時間を要したことで、年度内の完成が困難となったことから、繰越明許費を設定しております。  次に、町道湯の山山岳線の道路整備工事において、切土法面の一部が軟弱なために崩落し、仮設工法の選定に時間を要したことで、年度内の完成が困難となったことから、社会資本整備総合交付金事業について、繰越明許費を設定しております。  菰野インター周辺の土地区画整理事業においては、土地区画整理組合の設立に要した費用に対して助成するものでありますが、組合の設立が令和2年度の予定となりましたことから、土地区画整理事業助成金について、繰越明許費を設定しております。  また、昨年9月の集中豪雨により被災した公共土木施設の町単独災害復旧事業においても、繰越明許費を設定しております。  債務負担行為補正では、消防仮設庁舎のリース期間が終了することから、今後の消防庁舎の建て替えも見込み、令和2年度から令和6年度までの臨時消防庁舎借上料を追加しております。  高規格道路関連公共施設整備負担金においては、事業内容の見直しにより、廃止するものとしております。  総合計画等策定支援業務委託においては、2カ年にかけて作業を進めておりますが、年度間における事業内容を見直し、限度額の変更をしております。  以上、提案説明といたしますので、十分なる御審議をいただき、原案どおり議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 本件につきましても、本日は提案説明のみにとどめます。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎日程第17 議案第13号 令和元年度菰野国民健康保険特別会計補正予算(第               4号)(案) ○議長(矢田富男君) 日程第17、令和元年度菰野国民健康保険特別会計補正予算(第4号)(案)、議案第13号を議題といたします。  議案の朗読を願います。                  〔書記朗読〕 ○議長(矢田富男君) 本件につきましても、町長の提案説明を求めます。  柴田孝之町長、登壇ください。               〔町長 柴田孝之君 登壇〕 ○町長(柴田孝之君) 議案第13号、令和元年度菰野国民健康保険特別会計補正予算(第4号)(案)について、提案説明を申し上げます。  今回の補正予算は、歳入歳出それぞれから6,500万8,000円を減額し、予算総額を37億4,028万1,000円とするものであります。  まず、歳入の主なものといたしましては、収納状況により、国民健康保険税を560万8,000円減額、医療費の給付実績等により、県支出金を6,064万2,000円減額しております。  次に、歳出の主なものといたしましては、実績により、保険給付費として、一般被保険者療養給付費を5,000万円減額、一般被保険者高額療養費を2,000万円減額など、合わせて8,292万円減額、保健事業費として、246万1,000円減額計上しております。  以上、提案説明といたしますので、十分なる御審議をいただき、原案どおり議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 本件につきましても、本日は提案説明のみにとどめます。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎日程第18 議案第14号 令和元年度菰野介護保険特別会計補正予算(第5               号)(案) ○議長(矢田富男君) 日程第18、令和元年度菰野介護保険特別会計補正予算(第5号)(案)、議案第14号を議題といたします。  議案の朗読を願います。                  〔書記朗読〕 ○議長(矢田富男君) 本件につきましても、町長の提案説明を求めます。  柴田孝之町長、登壇ください。               〔町長 柴田孝之君 登壇〕 ○町長(柴田孝之君) 議案第14号、令和元年度菰野介護保険特別会計補正予算(第5号)(案)について、提案説明を申し上げます。  今回提案の補正予算につきましては、予算額の精査により、歳入歳出それぞれから8,352万7,000円を減額し、予算総額を34億6,064万2,000円とするものであります。  まず、歳入の主なものにつきましては、介護給付費の変更交付決定等に伴い、国庫支出金では690万4,000円、県支出金では132万8,000円をそれぞれ増額し、支払基金交付金では、5,839万9,000円を減額、その他に介護給付費準備基金からの繰入金を3,500万円減額するものであります。  次に、歳出の主なものにつきましては、総務管理費では需用費等の精査により322万3,000円を減額し、保険給付費では、居宅介護サービス給付負担金を8,600万円、地域密着型介護サービス給付負担金を5,000万円それぞれ減額し、地域支援事業費では、訪問・通所サービス事業費等の精査により、134万9,000円を減額するものであります。  また、基金積立金において、介護保険特別会計の財政安定化のため設けている介護給付費準備基金積立金を6,000万円増額するものであります。  以上、提案説明といたしますので、十分なる御審議をいただき、原案どおり議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 本件につきましても、本日は提案説明のみにとどめます。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎日程第19 議案第15号 令和元年度菰野後期高齢者医療特別会計補正予算               (第4号)(案) ○議長(矢田富男君) 日程第19、令和元年度菰野後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)(案)、議案第15号を議題といたします。  議案の朗読を願います。                  〔書記朗読〕 ○議長(矢田富男君) 本件につきましても、町長の提案説明を求めます。  柴田孝之町長、登壇ください。               〔町長 柴田孝之君 登壇〕 ○町長(柴田孝之君) 議案第15号、令和元年度菰野後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)(案)について、提案説明を申し上げます。  今回の補正予算は、歳入歳出それぞれから146万4,000円を減額し、予算総額を8億7,403万7,000円とするものであります。  まず、歳入といたしましては、一般会計繰入金として、健康診査事業等繰入金を17万7,000円減額、市町事務費負担金繰入金を128万7,000円減額、以上を合わせて146万4,000円を減額計上しております。  次に、歳出といたしましては、後期高齢者医療広域連合納付金として、146万4,000円減額計上しております。  以上、提案説明といたしますので、十分なる御審議をいただき、原案どおり議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 本件につきましても、本日は提案説明のみにとどめます。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎日程第20 議案第16号 令和元年度菰野水道事業会計補正予算(第4号)               (案) ○議長(矢田富男君) 日程第20、令和元年度菰野水道事業会計補正予算(第4号)(案)、議案第16号を議題といたします。  議案の朗読を願います。                  〔書記朗読〕 ○議長(矢田富男君) 本件につきましても、町長の提案説明を求めます。  柴田孝之町長、登壇ください。               〔町長 柴田孝之君 登壇〕 ○町長(柴田孝之君) 議案第16号、令和元年度菰野水道事業会計補正予算(第4号)(案)について、提案説明を申し上げます。  今回の補正予算は、年度末を迎えるに当たり精査した結果、収益的収支につきまして、収入を2,799万3,000円、支出を1,149万3,000円それぞれ減額し、収入総額を9億8,089万3,000円、支出総額を8億4,489万6,000円とするものであります。  収益的収入の主な内容といたしましては、給水収益を700万円、消費税還付金を1,714万3,000円、それぞれ減額しております。  また、収益的支出の主な内容といたしましては、配水費を2,472万2,000円減額し、消費税及び地方消費税を1,900万円増額するものであります。  また、資本的収支につきまして、収入を2,996万8,000円、支出を3,468万8,000円、それぞれ減額し、収入総額を9,411万円、支出総額を5億806万2,000円といたすものであります。  資本的収入の内容といたしましては、給水加入金を1,018万円、下水道事業システム導入負担金を1,848万8,000円、それぞれ減額しております。  また、資本的支出における内容といたしましては、ライフライン機能強化事業における委託料を2,100万円、工事請負費を1,000万円、それぞれ減額するものであります。  以上、提案説明といたしますので、十分なる御審議をいただき、原案どおり議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 本件につきましても、本日は提案説明のみにとどめます。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎日程第21 議案第17号 令和元年度菰野下水道事業会計補正予算(第3号)               (案)
    ○議長(矢田富男君) 日程第21、令和元年度菰野下水道事業会計補正予算(第3号)(案)、議案第17号を議題といたします。  議案の朗読を願います。                  〔書記朗読〕 ○議長(矢田富男君) 本件につきましても、町長の提案説明を求めます。  柴田孝之町長、登壇ください。               〔町長 柴田孝之君 登壇〕 ○町長(柴田孝之君) 議案第17号、令和元年度菰野下水道事業会計補正予算(第3号)(案)について、提案説明を申し上げます。  今回の補正予算案の主なものにつきましては、精査を行い、補正後の額を収益的収入12億2,878万5,000円、収益的支出12億296万9,000円、資本的収入15億1,401万9,000円、資本的支出18億775万7,000円とするものであります。  収益的収入では、主なものとして、受託事業収益730万円を減額、他会計補助金6,300万円を減額するなどして、総額として7,371万円の減額となっております。  収益的支出では、主なものとして、汚水管渠費578万3,000円を減額、受託事業費700万円を減額、資産減耗費369万7,000円を減額するなどして、総額として1,961万2,000円減額しております。  次に、資本的収入では、建設改良債2,360万円を減額、受益者負担金2,201万8,000円を増額し、総額として158万2,000円減額しております。  資本的支出では、主なものとして、汚水管渠整備費3,927万5,000円を減額、流域下水道建設負担金2,426万2,000円を減額、システム等利用負担金1,848万9,000円を減額するなどして、総額として8,516万6,000円減額しております。  なお、資本的収支において、収入が不足する2億9,373万8,000円は、当年度分損益勘定留保資金等で補てんいたします。  以上、提案説明といたしますので、十分なる御審議をいただき、原案どおり議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 本件につきましても、本日は提案説明のみにとどめます。  ここで、暫時休憩をし、休憩時間は10分程度といたします。               午前11時10分 休憩             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜               午前11時20分 再開 ○議長(矢田富男君) 再開いたします。  休憩前に引き続き、会議を始めます。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎日程第22 議案第18号 令和2年度菰野町一般会計予算(案) ○議長(矢田富男君) 日程第22、令和2年度菰野町一般会計予算(案)、議案第18号を議題といたします。  議案の朗読を願います。                  〔書記朗読〕 ○議長(矢田富男君) 本件につきましても、町長の提案説明を求めます。  柴田孝之町長、登壇ください。               〔町長 柴田孝之君 登壇〕 ○町長(柴田孝之君) 議案第18号、令和2年度菰野町一般会計予算(案)につきまして、提案説明を申し上げます。  昨年、この議場で私の所信として、菰野町政での住民自治、つまり町民の思いに基づいて地方自治を実施すること、町民本位の政治の実現を表明しました。  では、何が町民の思いであるかですが、生命身体など、重要な価値にかかわるか、お年寄り、子どもなど、支えが必要な方々のための施策であるか、緊急性が高いか、何よりも、少なくとも近隣市町で受けられるサービスは当町でも受けられるようにすべきであるとの観点から、まずどの施策を実施すべきかを検討してまいりました。  その際には、議員、区長など、代表者の皆様のほか、職員、関係諸団体の長からの聞き取り、さらに既に27回実施しております「町長と語ろう」を通じて、町民の思いがどこにあるかを探り、町政に反映させようと努めたところでございます。  このような観点から、令和2年度の予算は、第5次菰野町総合計画との整合を図りつつ、住民の思いを尊重し、もっと住みよいまちを具現化する施策をさらに展開し、深化させるための編成を行ったものであります。  具体的には、町民の安全安心の確保、子育て支援の充実、利便性の向上に資する施策や事業に重点的に取り組むことで、もっと住みよいまちづくりにつなげてまいることにいたしました。  すなわち、住民の安全安心の観点から、令和2年度に町内河川に監視カメラを設置し、避難所にはマンホールトイレを整備するなど、ハード面での強化を図ることとしたいと思います。  昨年10月の台風19号では、河川の決壊により、多くの被害が発生したことは、記憶に新しいところですが、当町においても、昨年9月の集中豪雨により被災し、施設の復旧作業が今なお続いている状況にあります。本年1月には、阪神淡路大震災から25年がたち、この3月には東日本大震災が発生から9年目を迎えようとしていますが、これまでの想定を超える自然災害が相次いで発生しております。今後、高い確率で発生が懸念される南海トラフ地震や異常気象がもたらす風水害など、いつ、だれが被害に遭ってもおかしくない災害に備える必要があるとの観点からの施策になります。  これとともに、災害時相互応援協定を締結した自治体等と災害時に連携できるよう、平時より交流促進を図るなどして有事に備えてまいります。  次に、子育てと福祉の充実策ですが、子ども医療費では、私はこれを子育て支援の一環として、所得制限を見直し、より多くの方が安心して通院できるよう、就任後、速やかに行動に移しました。昨年6月の肉付け予算において、システム改修費を計上し、医療費の無償化を進めるのと同時に、同年9月には、未就学児の医療費の窓口負担をなくしました。そして本年4月からは、中学生の通院費助成の対象者を拡大いたします。  また、中学校給食については、昨年12月よりデリバリー給食をスタートさせました。栄養バランスのとれた食事を提供し、食育の理念を実現するのみならず、温かいものは温かく提供して、おいしい昼食に親しんでいただくことで、子どもが健やかに成長できる環境づくりを実現するよう配慮しました。  さらに、新年度予算には、子どもの病気を予防するための新規施策も盛り込んで、子育て支援と福祉のさらなる充実を図ります。  利便性の向上の観点からは、公共交通の整備・充実を図ることとしました。昨年10月には、コミュニティバスを増便させるとともに、のりあいタクシーを北部に拡大しましたが、来年度はバス1台をふやして、さらなる増便を図るとともに、中部にものりあいタクシーを拡大させ、これらバスとタクシーを連携させ、もっと交通手段を充実させていきます。  あわせて、この1月からは、ウェブページからバスやタクシー、電車といった複数の交通手段の乗り継ぎ案内とのりあいタクシーの予約もできるサービスである菰野町版MaaSの実証実験を開始しており、全国的にも先進的な取り組みとして注目されております。  また、毎日欠かさずお使いになる水道も、5月請求分から基本水量制を導入して、一般家庭の負担を軽減し、安心して水道をお使いいただけるようにしました。  このように、就任から取り組んでまいりました子育て支援と福祉の充実、利便性の向上に関する施策の実施により、もっと住みよいまちづくりが前進していることを町民の皆さんが身近に実感していただけているのではないかと考えております。  一方で、以前から人口減少と人口オーナス期に係る、いわゆる2025年問題や2040年問題と呼ばれてきた構造上の原因から、社会保障費等の増加による財政状況の逼迫の恐れが指摘されていましたが、現在の菰野町では、その問題がますます顕在化しつつあります。  この問題を乗り切るキーワードとして、よく選択と集中との言葉が使われます。私はこの選択と集中の姿勢を単なるかけ声に終わらせず、本気で取り組むことで、町民の思いを実現すると同時に、健全な持続可能な財政運営にも努めてまいるつもりです。  令和2年度の予算は、以上の考えに従って編成されたものであり、私は菰野町が基礎自治体として果たすべき役割を見きわめつつ、もっと住みよいまちづくりを実現すべく、次期総合計画につなげながら、事業展開を図る決意です。  それでは、当初予算に計上した各種施策につきまして、第5次菰野町総合計画の基本構想に掲げる基本目標に従って、順次、御説明申し上げます。  初めに、「みんなでつくる安全なまち」に関する施策として、町内河川の19カ所に監視カメラを設置することで、河川に近づくことなく、自宅からホームページ等を通じて、河川水位を確認できるようにすることで、身の安全を守るとともに、自主避難につなげる事業。  災害時の避難生活において、トイレの環境悪化に伴う災害関連死を低減するため、指定避難所にマンホールトイレを整備する事業。  高齢者世帯を対象に、電話機の自動通話録音警告機設置を促進するための助成を行い、やまない特殊詐欺から生活の安全を守る事業。  台風などにより、倒木の恐れのある樹木を伐採し、ライフラインの寸断を未然に防止することで、災害に強いまちづくりを図る事業。  高所での人命救助や消火活動に支障のないよう、はしご付消防車の分解整備を行うなどして、初期機能を維持する事業などに取り組みます。  次に、「健やかで思いやりのあるまち」に関する施策として、中学生医療費助成の対象者を拡大することで、保健の向上及び子育て支援につなげる事業。  手話奉仕員養成講座を修了した人を対象に、スキルアップ講座を開催し、手話通訳者として活動可能な人材の育成等を図る事業。  生涯にわたって、歯と口腔の健康を保つために、歯周組織の健康状態を検査して適切な指導を行い、予防意識を高めることで、日常の自己管理につなげる事業。  私立の認定こども園の建設費用に対して助成することで施設整備を促進し、町内施設における乳幼児の受け入れ人数拡大を図る事業。  菰野保育園及び菰野西保育園園舎の増築及び改修等の2期工事を行うことで、乳児及び幼児の受け入れ人数拡大を図る事業。  子どもの任意予防接種として、これまでの流行性耳下腺炎及び季節性インフルエンザに加え、10月から定期接種となるロタウイルスにおいて、定期接種の対象外となった一部の乳児に対して助成することで、接種率の向上を図り、罹患時の症状軽減や予防など、子どもの健やかな成長を支援する事業。  子育て世代包括支援センターを開設し、妊娠や出産、育児に対して必要な助言や保健指導等を行うほか、産前産後のサポートや産後ケア等、妊産婦を包括的に支援する事業。  胃がんなどの疾患と密接に関係するピロリ菌について、中学3年生を対象として感染の検査などを行い、胃がんの予防につなげる事業などに取り組みます。  次に、「人と環境にやさしいまち」に関する施策として、コミュニティバスの増便やのりあいタクシーのエリア拡大など、町内における交通手段を拡充し、日常生活から通勤通学等において、利便性の向上を図る事業。  高齢者等要支援者で構成される世帯を対象に、処理困難な粗大廃棄物の収集運搬等を行い、処理負担の軽減を図る事業。  道路舗装や橋梁等について、個別施設計画に基づくライフサイクルコストを考慮した計画的な修繕を行うことで、道路施設や橋梁等の長寿命化を図るとともに、インフラの安全性を高める事業などに取り組みます。  次に、「元気で心豊かな人が育つまち」に関する施策として、小中学校のパソコン教室等にある端末の更新に合わせて、ICT教育及び校務環境の充実を図る事業。  児童生徒1人に対して、タブレットなどの端末1台を段階的に使用できるようにするための環境を整備する事業。  老朽化した鵜川原小学校の給食室を衛生的で機能的な施設として改修し、調理作業における安全性の向上及び効率化を図る事業。  老朽化や木の根の隆起により、利用に支障をきたしている大羽根テニスコートの人工芝の改修を行う事業などに取り組みます。  次に、「にぎわいと活力に満ちたまち」に関する施策として、町内の養豚場を対象に、CSF、豚コレラのワクチン接種費用の一部を助成することで、豚コレラの感染防止を図る事業。  農業用排水路を拡幅し、安定した排水能力を確保することにより、耕作条件を改善し、農業経営の安定化を図る事業。  ニホンザルやイノシシ等の被害防止対策として、猟友会への委託等による捕獲や追い払いを実施するほか、山際における侵入防止施設等の設置を重点的に実施することで、有害鳥獣の農地への侵入防止を図る事業。  都市圏、特に高速道路の開通で身近となった関西圏をターゲットに観光プロモーションを行う事業。  紙面だけでは伝わりにくい菰野町の豊かな自然などの魅力を映像化して観光プロモーションに活用する事業。  湯の山温泉協会、三重県と共同して、地域観光を支える若手従業員を中心とした研修会を開催して、地域の観光人材を育成し、観光推進体制の強化を図る事業などに取り組みます。  以上のとおり予算編成を行い、令和2年度菰野町一般会計の予算総額は、歳入歳出とも、前年度比5億9,000万円、4.6%増の134億6,000万円となりました。  増加した要因は、前年度が骨格予算であったことのほか、人件費や公債費の増加、扶助費や後期高齢者医療特別会計への繰出金等、社会保障関係費で予算額が増加したことなどによるものです。  最初に、歳入の状況について申し上げますと、歳入全体における自主財源は、これも前年度が骨格予算であったことにより、財政調整基金繰入金等が増加したことで、前年度比5億9,387万円、8.2%増の77億9,612万円を計上しております。  また、依存財源は、地方消費税交付金の増加等のほか、建設事業に係る町債の減少等により、前年度比387万円、0.1%減の56億6,388万円を計上しております。  歳入全体に占めるそれぞれの割合は、自主財源が57.9%、依存財源が42.1%となりました。  次に、歳出の状況について性質別に申し上げますと、義務的経費は62億9,348万円となり、前年度比10億940万円、19.1%増と大きく伸びています。義務的経費は人件費、扶助費及び公債費からなり、それぞれで増加しております。  まず、人件費の増加は、4月からの会計年度任用職員制度の施行に伴い、物件費として計上されていた賃金が廃止となり、人件費の報酬または給料に計上されるとともに、期末手当等の支給開始による職員手当や退職手当組合加入による共済費で増加したことなどによるものです。  次に、扶助費の増加は、障害者施策等に要する費用で増加したことなどによるものです。公債費の増加は、清掃センター整備事業の財源として借り入れた町債の元金償還が開始したことなどによるものです。  投資的経費は、菰野保育園及び菰野西保育園園舎増改築事業等の事業費を計上しましたが、前年度における小学校及び中学校の大規模改造事業が終了したことにより、事業費が皆減となったほか、農地耕作条件改善事業の減少等により、前年度比4億724万円、21.4%減の14億9,264万円を計上しております。  その他の経費は、補助費等が地域公共交通確保改善事業補助金等の計上により増加、繰出金も介護保険及び後期高齢者医療特別会計に対して増加しております。  物件費においても、中学校給食調理業務委託やコミュニティバス運行等業務委託の計上等により増加した費用がある一方で、会計年度任用職員制度の施行に伴い、賃金が皆減となったことが大きく影響して、その他経費としては、前年度比1,216万円、0.2%減の56億7,388万円を計上しております。  歳入歳出予算については、以上であります。  次に、債務負担行為として、竹永幼保園給食調理業務委託を計上したほか、地方債としては、施設整備事業債、臨時財政対策債等を計上しております。  以上、提案説明といたしますので、十分なる御審議をいただき、原案どおり議決賜りますようお願い申し上げます。  なお、詳細につきましては、担当課長から補足説明をいたします。 ○議長(矢田富男君) 本件につきましても、本日は提案説明のみにとどめます。  なお、町長提案説明については、各議員に棚入れをしておりますので、御一読ください。  補足説明につきましては、議会運営委員会におきまして、事前に手元に配付をするとお決めをいただきました。配付をしておりますので、ごらんいただきたいと思います。  以上、あと国民健康保険特別会計その他についても補足説明がありますけれども、手元に配付をしております。よろしくお願いをいたします。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
    ◎日程第23 議案第19号 令和2年度菰野町国民健康保険特別会計予算(案) ○議長(矢田富男君) 日程第23、令和2年度菰野町国民健康保険特別会計予算(案)、議案第19号を議題といたします。  議案の朗読を願います。                  〔書記朗読〕 ○議長(矢田富男君) 本件につきましても、町長の提案説明を求めます。  柴田孝之町長、登壇ください。               〔町長 柴田孝之君 登壇〕 ○町長(柴田孝之君) 議案第19号、令和2年度菰野町国民健康保険特別会計予算(案)について、提案説明を申し上げます。  令和2年度の予算総額としましては、歳入歳出ともに、37億3,000万円となり、前年度当初予算と比較いたしますと、7,000万円、1.8%の減となっています。  本町の現状といたしましては、75歳到達による後期高齢者医療保険制度への移行等により、被保険者が減少し、それに伴い、保険税収入は減少してきています。医療費等の保険給付費、国民健康保険事業費納付金は、前年度と比較して減額となってはいますが、1人当たりの医療費は増加を続けていること等から、これまでに積み立ててきた保険給付基金を繰り入れた当初予算編成となっております。  現在の運営状況、中長期的な見通しから、今後におきましては、被保険者の皆様に対しまして、大幅な変動とならないように、保険税率の見直しについて、協議、検討が必要であると考えております。  本町といたしましては、さらなる医療費の適正化、健診等保健事業の推進、国民健康保険財政の健全化に努めていく考えであります。  以上、提案説明といたしますので、十分なる御審議をいただき、原案どおり議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 本件につきましても、本日は提案説明のみにとどめます。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎日程第24 議案第20号 令和2年度菰野町土地取得特別会計予算(案) ○議長(矢田富男君) 日程第24、令和2年度菰野町土地取得特別会計予算(案)、議案第20号を議題といたします。  議案の朗読を願います。                  〔書記朗読〕 ○議長(矢田富男君) 本件につきましても、町長の提案説明を求めます。  柴田孝之町長、登壇ください。               〔町長 柴田孝之君 登壇〕 ○町長(柴田孝之君) 議案第20号、令和2年度菰野町土地取得特別会計予算(案)について、提案説明を申し上げます。  歳入は、土地開発基金の利子及び繰越金等を計上し、歳出は、土地開発基金への積立金及び予備費等を計上し、予算総額を歳入歳出それぞれ52万円とするものであります。  以上、提案説明といたしますので、十分なる御審議をいただき、原案どおり議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 本件につきましても、本日は提案説明のみにとどめます。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎日程第25 議案第21号 令和2年度菰野町介護保険特別会計予算(案) ○議長(矢田富男君) 日程第25、令和2年度菰野町介護保険特別会計予算(案)、議案第21号を議題といたします。  議案の朗読を願います。                  〔書記朗読〕 ○議長(矢田富男君) 本件につきましても、町長の提案説明を求めます。  柴田孝之町長、登壇ください。               〔町長 柴田孝之君 登壇〕 ○町長(柴田孝之君) 議案第21号、令和2年度菰野町介護保険特別会計予算(案)について、提案説明を申し上げます。  令和2年度は、第7期介護保険事業計画の最終年度である3年度目を迎えますが、引き続き団塊の世代が75歳以上となる2025年を見据え、地域包括ケアシステムの深化・推進を掲げて、高齢者の自立支援や介護の重度化防止に向け、地域包括支援センター事業、認知症対策、医療と介護の連携、生活支援の充実に向けた取り組みを行ってまいります。  令和2年度の予算総額といたしましては、歳入歳出ともに36億3,500万円となり、前年度当初予算と比較いたしますと、2億2,000万円、6.4%の増となっております。  歳入の主なものにつきましては、第1号被保険者保険料のほか、保険給付費に充てるための国と県の負担金や支払基金交付金、一般会計繰入金を予算計上しております。  また、歳出の主なものにつきましては、歳出予算総額の91.6%を占める保険給付費では、居宅介護サービスや地域密着型介護サービス、施設介護サービスなど、予算計上しております。  その他、介護予防や日常生活の支援などの事業費として、地域支援事業費を予算計上しております。  以上、提案説明といたしますので、十分なる御審議をいただき、原案どおり議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 本件につきましても、本日は提案説明のみにとどめます。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎日程第26 議案第22号 令和2年度菰野町後期高齢者医療特別会計予算(案) ○議長(矢田富男君) 日程第26、令和2年度菰野町後期高齢者医療特別会計予算(案)、議案第22号を議題といたします。  議案の朗読を願います。                  〔書記朗読〕 ○議長(矢田富男君) 本件につきましても、町長の提案説明を求めます。  柴田孝之町長、登壇ください。               〔町長 柴田孝之君 登壇〕 ○町長(柴田孝之君) 議案第22号、令和2年度菰野町後期高齢者医療特別会計予算(案)について、提案説明を申し上げます。  令和2年度の予算総額は、歳入歳出ともに9億円となり、前年度当初予算と比較いたしますと、8,000万円、9.8%の増であり、被保険者数が増加したことによる保険料及び療養給付費の増額が主な要因です。  歳入の主なものといたしましては、後期高齢者医療保険料を4億2,699万7,000円、一般会計からの繰入金を4億6,816万6,000円計上しています。  また、歳出の主なものにつきましては、総務費1,856万円のほか、後期高齢者医療広域連合納付金8億7,660万3,000円となっています。  以上、提案説明といたしますので、十分なる御審議をいただき、原案どおり議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 本件につきましても、本日は提案説明のみにとどめます。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎日程第27 議案第23号 令和2年度菰野町水道事業会計予算(案) ○議長(矢田富男君) 日程第27、令和2年度菰野町水道事業会計予算(案)、議案第23号を議題といたします。  議案の朗読を願います。                  〔書記朗読〕 ○議長(矢田富男君) 本件につきましても、町長の提案説明を求めます。  柴田孝之町長、登壇ください。               〔町長 柴田孝之君 登壇〕 ○町長(柴田孝之君) 議案第23号、令和2年度菰野町水道事業会計予算(案)について、提案説明を申し上げます。  まず、令和2年度の業務の予定量といたしましては、給水戸数を1万5,100戸、年間総給水量468万6,600立方メートルで、1日平均給水量は1万2,840立方メートルを見込んでおります。  主要な建設改良事業については、配水設備事業費2億8,840万円、固定資産購入費837万1,000円、ライフライン機能強化事業費5,850万円を計上しております。  次に、収益的収支の収入として、総額9億255万5,000円、支出として総額7億6,729万7,000円を計上しております。  収入の主な内訳としまして、給水収益7億5,000万円、下水道事業等の受託工事収益3,227万7,000円を含めた営業収益が8億219万6,000円、企業債利息の一部や児童手当として一般会計から繰り入れられる補助金161万1,000円、長期前受金戻入8,171万5,000円を含めた営業外収益が1億35万9,000円となっております。  また、支出の主な内訳としまして、配水費では、委託料4,442万4,000円、修繕費5,336万3,000円、動力費7,700万円、受水費1億1,989万6,000円など、3億4,375万9,000円、業務費5,042万7,000円、総係費4,508万7,000円、減価償却費2億5,387万9,000円を含めた営業費用が7億4,373万2,000円、企業債償還等の支払利息1,224万8,000円を含めた営業外費用が1,856万5,000円、予備費500万円を計上しております。  次に、資本的収支の収入として、総額1億2,757万9,000円、支出として、総額4億4,589万7,000円を計上しております。  収入の主な内訳としまして、企業債5,200万円、給水加入金2,040万5,000円、ライフライン機能強化事業に伴う国庫補助金1,016万6,000円、消火栓設置や新料金及び会計システム導入に係る他会計負担金4,426万3,000円となっております。  また、支出の主な内訳としまして、主要な建設改良事業のほか、企業債元金償還金として9,050万5,000円を計上しております。  最後に、令和2年度におきましては、水道料金の基本水量制の導入に伴う給水収益の前年度比減少が見込まれますものの、適正な施設更新及び耐震化を行うことで、安全安心な水の安定供給を図り、健全な水道事業運営に努めてまいりたいと考えております。  以上、提案説明といたしますので、十分なる御審議をいただき、原案どおり議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 本件につきましても、本日は提案説明のみにとどめます。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎日程第28 議案第24号 令和2年度菰野町下水道事業会計予算(案) ○議長(矢田富男君) 日程第28、令和2年度菰野町下水道事業会計予算(案)、議案第24号を議題といたします。  議案の朗読を願います。                  〔書記朗読〕 ○議長(矢田富男君) 本件につきましても、町長の提案説明を求めます。  柴田孝之町長、登壇ください。               〔町長 柴田孝之君 登壇〕
    ○町長(柴田孝之君) 議案第24号、令和2年度菰野町下水道事業会計予算(案)について、提案説明を申し上げます。  令和2年度の下水道事業につきましては、引き続き施設の適切な維持管理に努め、安定的な汚水処理の確保を図るとともに、未普及区域の解消を目指してまいります。  この未普及区域の解消につきましては、公共下水道事業計画区域の未整備区域のうち、主に永井、杉谷、榊、松涛園、小島、一本木団地、青葉台、奥郷区の一部区域で、面整備約25.9ヘクタール、延長約8,905メートルの管渠布設工事を行います。  次に、公共下水道の供用状況につきましては、令和元年度末に池底、竹成、永井、榊、松涛園地内の一部区域約12ヘクタールを新しく供用開始区域とし、約500人の皆様に公共下水道を御使用いただける環境が整う予定で、平成12年3月末以降の累計としては、供用面積が約745ヘクタール、供用可能人口が約2万7,900人となり、着実に普及区域の拡大が図られております。  以上、申し上げました事業の推進を図るべく、事業内容の精査を行い、令和2年度の予算案を編成いたしました。  最初に、経常的な経営活動に係る収益的収支につきましては、収入13億8,863万3,000円、支出12億9,977万3,000円を計上しております。  収益的収入の内訳といたしましては、下水道使用料4億9,400万円、雨水処理に係る一般会計負担金2,800万円、道路側溝等の整備に係る受託事業収益1億1,560万円など、営業収益として6億4,905万9,000円、汚水処理に係る一般会計補助金や長期前受金戻入などの営業外収益として、7億3,904万1,000円となっております。  また、令和元年9月に発生した豪雨災害による汚水管復旧に係る国庫補助金を特別利益として53万3,000円計上しております。  収益的支出の主なものといたしましては、流域下水道費1億6,700万円、道路側溝等の整備に係る受託事業費1億854万円、減価償却費6億1,833万8,000円など、営業費用として11億2,896万4,000円、企業債支払利息等の営業外費用として1億6,080万9,000円、予備費900万円となっております。  また、令和元年9月に発生した豪雨災害による汚水管復旧に係る災害復旧費を特別損失として100万円計上しております。  次に、建設改良費や企業債元金などに係る資本的収支につきましては、収入14億5,005万1,000円、支出18億1,007万円を計上しております。  資本的収入の内訳といたしまして、企業債8億700万円、他会計支出金1億9,800万円、国庫補助金4億円、受益者負担金4,505万1,000円を計上しております。  資本的支出の主なものといたしましては、未普及区域での汚水管渠布設などに係る汚水管渠整備費10億6,405万3,000円、流域下水道建設負担金1,735万1,000円などを建設改良費として11億1,912万8,000円、企業債償還金6億8,787万2,000円を計上しております。  この恵まれた自然環境を次世代に継承することが我々の責務であり、下水道普及率の向上を図るため、今後も生活排水処理アクションプログラムに基づき、公共下水道の整備を進めてまいります。  以上、提案説明といたしますので、十分なる御審議をいただき、原案どおり議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 本件につきましても、本日は提案説明のみにとどめます。  以上で、本日の議事日程はすべて終了いたしました。  ここで、議会事務局長より、本定例会の日程につきまして、報告させます。 ○議会事務局長(阿部美千代君) お疲れさまでございます。  今定例会の日程につきまして、御報告させていただきます。  3月3日、質問通告、午前11時締め切りです。  9日、代表質問。10日、代表及び一般質問。11日、12日が一般質問となります。  なお、12日の一般質問終了後に議会運営委員会を開催していただきます。議会運営委員会の後、議案質疑、議案付託を行っていただきます。  13日、16日、17日、18日、常任委員会。19日、予備日。23日、議会運営委員会。24日、閉会の予定でございます。  そして、先ほど御紹介されました表彰を受けられる4名の議員さん方は、この後、議長室に御参集いただきますよう、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○議長(矢田富男君) 以上、お聞き取りのとおりです。  議員各位におかれましては、議会運営に御協力賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。  なお、福上清敏代表監査委員におかれましては、本日は大変御苦労さまでございました。  なお、議員各位に申し上げます。緊急事案が発生した場合、直ちに本会議、委員会を休憩いたしますので、御理解を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。  なお、閉会後に予定しておりました事案についても、延会、延期とすることに決定しておりますので、よろしくお願いを申し上げます。  本日は、これにて散会いたします。  御苦労さまでした。               午前11時55分 散会...