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令和元年第4回定例会(第4日目12月11日)

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  1. 菰野町議会 2019-12-11
    令和元年第4回定例会(第4日目12月11日)


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    最終取得日: 2022-12-28
    令和元年第4回定例会(第4日目12月11日)          令和元年菰野町議会第4回定例会(第4号)                 令和元年12月11日(水) 午前10時00分開議             ~~~~~~~~~~~~~~~     第1 一般質問 2.会議に付した事件   日程第1 3.出席議員(18名)   1番  福 田 雅 文 君        2番  稲 垣 啓 二 君   3番  伊 藤   敦 君        4番  内 田 親 根 君   5番  藤 田 賢 吾 君        6番  伊 藤 雅 慶 君   7番  加 藤 大 輝 君        8番  諸 岡 雅 樹 君   9番  中 山 文 夫 君        10番  廣 田 直 己 君   11番  加 藤 昌 行 君        12番  千 賀 優 子 君   13番  出 口 利 子 君        14番  益 田 和 代 君   15番  増 田 秀 樹 君        16番  久留美 正 次 君   17番  中 川 哲 雄 君        18番  矢 田 富 男 君
    4.欠席議員(0名) 5.説明のため出席した者(19名)   町長       柴 田 孝 之 君   教育長      北 口 幸 弘 君   消防長      吉 川   澄 君   総務課長     小 林 義 久 君   安全安心対策室長 瀧 見 浩 志 君   企画情報課長   加 藤 正 治 君   財務課長     相 原 賢 治 君   税務課長     谷   弘 哉 君   住民課長     片 岡 芳 輝 君   会計管理者    大 橋 克 哉 君   子ども家庭課長  大 橋 裕 之 君   健康福祉課長   加 藤 信 也 君   都市整備課長   斉 藤   司 君   観光産業課長   伊 藤   悟 君   環境課長     黒 田 公 宣 君   水道課長     堀 山 英 治 君   下水道課長    片 岡 県 司 君   教育課長     桂 山 幸 和 君   社会教育室長   縣   明 隆 君 6.出席事務局職員(4名)   議会事務局長   阿 部 美千代 君   書記       加 藤   真 君   書記       湯 戸 久美子 君   書記       田 中 佑 樹 君               午前10時00分 開議 ○議長(矢田富男君) おはようございます。  ただいまの出席人員は、18名で定足数に達しております。  よって、令和元年菰野町議会第4回定例会は成立をいたしましたので、再開をいたします。  直ちに、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付をしております。  なお、安全安心対策室長、瀧見浩志君、社会教育室長、縣 明隆君が出席をしております。よろしくお願いします。             ~~~~~~~~~~~~~~~ ◎日程第1 一般質問 ○議長(矢田富男君) 日程第1、一般質問を行います。  9番議員、中山文夫議員、登壇ください。            〔9番 中山文夫君 登壇〕(拍手) ○9番(中山文夫君) おはようございます。  平素は大変お世話になっております。新生みらい、9番議員の中山文夫でございます。  今議会の代表・一般質問もきょうで3日目となりますが、皆さんの質問、あるいは執行部の答弁を聞いていて、いろいろなことが勉強になります。  今回も、いいことを言ってるなという、そんなふうに思うところがありましたので、ちょっと紹介させていただきます。  内田親根議員の子育て支援の質問で、「保護者に子育ての選択肢を提供してほしい」という文言、また「保育の無償化に伴い、子どもを自分の手で育てたいと思っている保護者が無償になるからといって子どもを保育園に預けることがふえないことを祈っている」と言った益田和代議員の質問に対する大橋裕之子ども家庭課長の答弁。子どもを自分の手で育てたいという保護者が、たとえ保育料が無償になっても、我が子は自分で育てるという気持ちを持ち続けてくれることを祈るという意味合いで言われたと、私は解釈をしております。  このお二人の言葉からは、預けるのが当たり前のようになっている現代でも、子どもを自分の手で育てようとしている人はいるぞという発信と私はとらえました。  そして、子どものためにも、そういう親がどんどんふえる社会をつくっていかなければいけないと認識しました。  今朝の毎日新聞に、2019年の出生数が87万人割れ、87万人を下回る可能性があると報道されていました。  児童手当、子供手当、高校授業料無償化保育料無償化と、子育て支援すると、次々と登場した施策ですが、少子化には役に立っていないようです。第1次ベビーブームには270万人、出生数を数えたのが87万人割れになるということですけども、私が生まれたときでも、1954年、2.48、出生率が2.48の177万人です。多分、団塊の世代のところなんかですと、もっともっといたのかなと想像しますけども、子どもを育てることの大切さ、喜び、こういったものを感じることができる子育ての環境をつくっていくことが私は必要ではないかな、そんなふうに思います。  それでは、質問に入りたいと思います。  まず、中学校で始まったデリバリー給食、まだ始まってないんですかね、始まるデリバリー給食について、質問をいたします。  何度も言いますが、教育長は、食育という観点から給食を実施したいと、何度も言われていました。私がそのことを聞くと、弁当では十分な食育ができないから、給食にして、最も効果のある食育を進めたいというふうに聞こえます。  以前から言っていますが、私が考える食育の真の目的は、出されたものを残さず食べる。このことに尽きると私は思います。食育の基本は、食べることから始まる。栄養もカロリーも食べてこそ、意味、価値のあるものです。  そういった意味合いからすると、調理員さんがつくった給食よりも、親、家族がつくった弁当のほうが、本来の食育にぴったりの材料と言えるのではないでしょうか。  出されたものを食べずに残す、それを残すなとも言えない時代の食育には、給食より弁当のほうがはるかに効果があると私は考えます。  それでも、教育長は食育のために給食を実施したいと言われています。ならば、デリバリーと言えども、弁当から給食に変わるのですから、当然、今までの食育とは違い、さらに効果のある食育になると期待をいたします。食育を強調されての給食実施ですが、デリバリー給食が実施されることに伴い、今までの食育とどのように変わるのか、教えてください。  先般、11月26日と28日だったですかね、菰野中学校、八風中学校の保護者を対象にした給食説明会が開催されました。私も八風中学校のときにお邪魔をしたんですけども、その説明会の内容を教えてください。  続いて、災害対策本部について、質問をいたします。  ことしは、例年より多くの台風が発生し、日本に上陸した台風が5つもありました。中でも大きな被害をもたらしたのが台風15号と19号。15号は千葉県に上陸し、19号は伊豆半島に上陸し、関東地方を縦断して、太平洋に抜けました。  台風15号は、菰野町にも甚大な被害をもたらしました。自然の脅威を見せつけられた出来事でした。  災害が発生したときはもちろん、災害が発生する可能性が予想されるときに、災害対策本部が設置されます。このことは、菰野町災害対策本部条例及び菰野町災害対策本部条例施行規則に定められています。  災害対策本部の設置から廃止までの流れを教えてください。  また、災害対策本部の設置、廃止を含め、災害対策本部長の役割はとても重要です。どのような任務があるのか、教えてください。  3つ目、最後ですけども、第8回菰野ヒルクライムチャレンジin鈴鹿スカイラインが中止になった理由を教えてください。  事務局、資料1をお願いいたします。  ヒルクライムを私ちょっと調べさせてもらったら、突然こんな中止のお知らせが出てきました。このような一文がホームページに掲載されており、興味のある方々から、なぜ中止になったのかと聞かれることがありますので、お聞きをいたします。  中止でなければ、第8回を迎えるはずだったこの大会、ようやくですね、成熟してきて、これからというときの中止です。  今まで、この大会にかかわってきた関係者や何度も参加してきた参加者は、さぞ残念がっていることだと思います。中止になった経緯を説明してください。  以上で、1回目の質問終わります。 ○議長(矢田富男君) 中山文夫議員の一般質問に答弁を願います。  柴田孝之町長、登壇の上、答弁願います。              〔町長 柴田孝之君 登壇〕 ○町長(柴田孝之君) 皆さん、おはようございます。  それでは、御質問3つ、いただきましたが、このうちの1番のデリバリー給食についての御質問は、教育長から答弁させていただきますので、私からは2番と3番、それぞれの質問に順次お答えさせていただきます。  まず、災害対策本部についての①番、災害対策本部の設置から廃止までの流れについて、答弁いたします。  災害対策本部は、気象警報発表時及び震度5弱以上の地震が発生したときに設置するとしておるところも、この本議会でも答弁をさせていただいたところでございます。  災害対策本部設置後は、直ちに職員を招集し、災害対策本部員会議を開催して、情報共有を行い、対応方針を定め、各種の災害対応を行ってまいります。区長や各関係機関とも連携を図りつつ、気象状況等によって避難勧告等の発令も行います。  そして、災害対策本部の廃止は、これもこの議会、議場で答弁いたしましたが、当該災害にかかる災害の予防及び応急対策がおおむね終了したときに廃止することとしております。  次に、②番、災害対策本部長の任務でございますが、多くは、災害対策基本法に、その責務や権限が定められております。そのうちの一部を抜粋して申し上げますと、災害対策本部の設置、避難勧告等の発令、消防機関への出動命令、災害の拡大を防止するための応急措置の実施、危険な箇所への一般人の立ち入り制限などがございます。  なお、災害の状況によっては、災害対策本部長の不在、通信の途絶等もあり得なくはないことから、災害対策本部長に事故があるときの代行順位も定めて、不測の事態にも対応できるようにしておりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。  次に、第3番、第8回菰野ヒルクライムチャレンジin鈴鹿スカイラインが中止になった経緯についての御質問でございます。  中止の判断そのものは、実行委員会の判断によるものでございますが、そこに至る菰野町と実行委員会との経緯、やりとりを中心に、説明させていただきたいと思います。  このヒルクライムチャレンジin鈴鹿スカイライン自転車競技イベントについては、新しい地域活性の実現と自転車とともにある新しいライフスタイルの発見を目的とし、自然の地形を生かしたヒルクライムの競技であります。ヒルクライムとは、山地や丘陵など、自然の地形を生かした登坂コースでタイムを競う自転車競技でございまして、年齢、性別、競技経験に合わせて参加部門が選べるため、ビギナーから本格的ヒルクライマーまで楽しむことができます。自転車で自然を体感できるサイクルスポーツとして、近年、愛好者がふえているところでございます。  そこで、この菰野町の地形というふうなものを生かし、このヒルクライム大会を通じ、参加される選手、開催地の皆様、そして大会スタッフの心の一体感を獲得し、この大会にかかわるすべての方により多くの、より大きな感動を生み出すことを目的として、全国大会同等規模を目指し、自転車競技イベントヒルクライムチャレンジシリーズが2012年からスタートしたものでございます。  このイベントを活用し、新しい地域振興の推進や地域でのスポーツ交流人口増加及び地域間交流のネットワーク化を目指して、実施してまいりました。  しかし、この開催の方法、運営状況を考えますと、特に冬期通行どめ区間を利用しているというふうなことについて、開催時期やコース設定に照らすと、今までの開催方法では、まず道路を利用するという点で、2点の法律上の要件をクリアすることが必要です。  まず、1つが、警察による、いわゆる道路交通法上の道路占用許可でございます。この道路占用許可は得ておりましたが、ところがもう1個、道路法と言う、道路交通法でなく、道路法という法律がありまして、こちらによる冬期の通行禁止措置といったものがとられております。  そして、この冬期通行どめ区間っていうことは、まさに通行禁止措置というふうなものはとられているところでございまして、この解除はなされているのですかというふうな点を確認いたしましたら、実はこの通行禁止措置が解除されていないというふうなことが判明したというふうなことでございます。  このままの開催方法によりますと、実は昨年、第7回大会では、現実に、路面凍結により、ゴール地点の変更がされたというふうなこともございました。となると、万が一の事故が起きたというふうな賠償責任を考えますと、このままでは、違法状態ではないかという懸念がぬぐえませんままの開催となりますと、事故が起きた場合の町の賠償責任といったものを免れるというふうなことが困難になります。  例えば、工事における発注者責任っていうふうなものが、今議会では問題になりましたが、民法716条によりますと、発注者責任っていうふうなものは、むしろ原則免責されるということになっております。  しかし、この大会におきましては、私が、町長が大会長になっているっていうふうなこともございまして、実行委員会が実行してるっていうふうに、幾ら主張しても、裁判では、菰野町が主催者であるというふうに認定される可能性が極めて高い。となれば、そのまま菰野町に賠償責任が発生するというふうなことが考えられると言いますか、その危険性が高いわけです。発注者責任ですら、道義的、政治的責任が免れないところ、法的責任が発生するという恐れがあるままでは、余りに町の抱えるリスクっていうものが大きいと考えることから、私の判断ではなく、まずは顧問弁護士に対し、法律相談をいたしました。  また、三重県に対しても、道路法の問題ですから、確認をするように担当課に指示を出しました。  その後の報告を受けましたが、現在の通行どめの時期における開催方法では、やはり今、先ほど述べたとおり、違法状態でないかという懸念ございますので、そこでまず第1に、コースの変更ができないのか。第2に、開催時期の変更ができないのか。もしもどちらも無理だったならば、県に対し、通行はできないけれども、自転車競技は別であるというふうな書面を1枚取れないのかっていうふうな助言をさせていただいたところでございます。  その点を検討した上で、ぜひ安全に、また、このようなことを申しますと、本当に大変申しわけないんですが、やはり賠償責任が発生しますと、税金を使ってしまうということになりますので、そもそもそういう事故が発生しないようにするというふうなこと自体が、菰野町の責務だと考えております。  そのような助言をもって、検討していただけないかというふうなことを実行委員会に対し、お伝えしたというところでございます。  担当課から、この菰野ヒルクライムチャレンジ実行委員会委員長等に、今の助言というふうなものについて、報告をし、その上で、第8回大会の開催について、実行委員会が開かれましたところ、その実行委員会内において、中止の決断をするということに至ったという報告も受けたところでございます。  私が報告を受けている内容としては、これがすべてでございますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。  私からは、以上でございます。 ○議長(矢田富男君) 続いて、答弁を願います。  教育長、北口幸弘君。 ○教育長(北口幸弘君) 私のほうからは、議員御質問の大きな1番、中学校で実施されるデリバリー給食について、御答弁させていただきます。  学校給食における食育についての御質問ですが、現在、菰野町内の各小・中学校では、「食に関する指導の全体計画」を作成し、各教科の授業と関連させて、食育を推進しています。  また、町内の小学校及び中学校に対し、2名の栄養教諭が専門的な食に関する指導を行っています。  学校給食においては、栄養教諭が栄養バランスのとれた献立を作成したり、地域の産物を学校給食に活用したりすることで、地域の食文化や産業に対する児童の理解の増進を図っています。  今後、中学校給食を身近に置き、各教科等の食に関する指導と関連づけて、中学校給食を生きた教材として活用できるよう、努めてまいりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。
     続きまして、説明会についての御質問ですが、今回、11月26日の火曜日に菰野中学校の保護者、11月28日の木曜日に八風中学校の保護者の方へ、両日とも、菰野町町民センターで午後7時から中学校給食についての説明会を行いました。  その説明会での内容につきましては、今後の中学校給食の方向性や今回、デリバリー方式で実施します給食費、給食内容、保護者試食会の開催、予約方法等についての御説明を行いました。  また、アレルギーに対応した給食の提供はできないことについても、御説明を行っております。御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 一通りの答弁が終わりました。  再質問がありましたら、御発言ください。  中山文夫議員。 ○9番(中山文夫君) ありがとうございました。  それでは、順次、再質問をさせていただきます。  まず、順番からいって、中学校給食について、質問をいたします。  現在の食育授業ですね、これについて、小学校、中学校に分けて、時間、どれぐらいの時間を費やしているのか。  それから、内容について、教えてください。現在の食育について。お願いします。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  教育課長、桂山幸和君。 ○教育課長(桂山幸和君) 現在の食育ということで、先ほどの教育長の答弁にもありましたが、食に関する指導の全体計画に基づきまして、各教科と関連をつけて、行っております。  今からお話しさせていただきますのは、栄養士による栄養教諭における食育ということで限定されてもらって、お話しさせていただきます。  小学校につきましては、各クラス、年に3回程度、栄養教諭と担任と一緒に食育の授業をしております。  それから、中学校におきましては、年に1回程度、栄養教諭による食育の授業を行っております。  中学校におきましては、例えば1年生では、朝食の大切さを理解し、自分で朝食が用意できるような献立を学んでおります。部活動が盛んな2年生におきましては、体づくりを目的とする栄養素である炭水化物やたんぱく質、ビタミン等の摂取について学んだり、3年生では、受験期に向けた食生活の大切さを学んだりしております。  小学校におきましては、各学年の発達段階に合わせて、1年生であれば、食べ物について知ろうということ。2年生であれば、正しい食べ方について。3年生につきましては、豆腐づくりのことであったりとか、4年生では、給食の食べ物はどこから来るのかとか、5年生では、御飯のよさを見直そう。6年生では、中学生に向けてと。これは1つの例でありますけれども、そういったことについて、学習を進めております。御理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 中山文夫議員。 ○9番(中山文夫君) 私も、先ほど課長が言われたことの資料をいただいております。  内容については、おおむね予想される内容でありますね。  中学校だと、1年に1回、1時間の授業をやるだけですね。  でも、この資料を見てますとね、こんなことぐらいしか伝えられない。これ以上のことはないんじゃないかなと私は思うんですけども、それがですね、給食になったらどんなふうに変わりますか。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  教育課長、桂山幸和君。 ○教育課長(桂山幸和君) デリバリー給食が始まって、この食育がどのように、より効果的なものになるかということについての御質問だと思いますけれども、教育長からの答弁にもありましたけれども、中学校給食を身近に置きというところでですね、今後は成長や健康に配慮した給食を食べることを通して、中学生が栄養バランスのとれた食生活の重要性に気づいたり、献立作成上の配慮を知ったり、さらには家庭生活に生かすことができる力を身につけていけるなどの深い学びの実現を目指してまいります。御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 中山文夫議員。 ○9番(中山文夫君) 今、課長が言われたことは、給食でなければできないんですか。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  教育課長、桂山幸和君。 ○教育課長(桂山幸和君) 議員が言われるように、家庭弁当でもそういったことを意識してですね、持たせていただいている家庭もあります。  なので、給食でなければできないということではないと考えます。  ただ、そういったことをですね、いろんな就労形態であったりとか、そういったことを思っていながらも、なかなか忙しくてできないっていう方もみえますので、そういったこととか、いろいろ総合的に考えますと、中学校給食ということで、栄養教諭のほう、管理栄養士がバランスよい給食のほう献立していきますので、それをたくさんの方が利用していただくことによって、よりそういった健康の保持、増進であったりとか、食育というものを全体で進めていけるかと思っております。御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 中山文夫議員。 ○9番(中山文夫君) 私は、給食でなくてもね、今、言われたようなことは、十分、食育としてやっていける。栄養教諭の先生だったら、給食に限らずね、食べるものに対しての教育をしっかり、私は給食でなくてもできるんじゃないかなと思います。  小学校では、食育は年に3回程度あるようですね。私は、食育は保育と一緒で、一義的には、第一義的には家庭で教えるもの、育てる、はぐくむものだと考えております。それができていないから何とかしなくてはいけないということで始まったのだと私は理解していますが、それでも、例えばね、他の教科よりも、はるかに少ない。中学校においては、あるのかないのかわからない、たった1時間です。生徒に聞いてもですね、食育の時間どんなことやったって聞いても、食育っていう感じなんですよね。だから食べるということに対して、学校でやらなければいけないということ自体が、私はおかしいのかなとは思うんですけども、現在やられてるわけですね。それをですね、さらに充実していきたい、給食によって充実していきたいっていうのは、余り私は説得力がないのかなという気がします。1時間しかとらないのは、1時間で足りると判断しての結果ではないですか。  例えば、昨日も諸岡議員の質問の中でですね、写真を見せていただきましたけども、ああいった自分の目で直接見て、自分の体で直接体験してっていう形は、非常に私は効果があると思うんですけども、今の食育で、特に中学校ですね、中学校で効果があると考えておみえですか。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  教育課長、桂山幸和君。 ○教育課長(桂山幸和君) 1時間という時間で、効果があるのかということですけれども、最初にも申しましたが、食に関する指導の全体計画ということで、栄養教諭が行うのは、年間1時間ということになっておりますけれども、そのほかの教科で、地域の食材、地場産のものであったりとか、そういったことも他教科のほうで学んでおります。そういったこと全体を通して、食育を進めており、計画を立てて進めているところであります。御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 中山文夫議員。 ○9番(中山文夫君) 食べることっていうのは、本当に大事なことなんですよね。  これを教育と称してやっていく以前の問題だと私は考えております。  ですから、給食を利用してですね、食育を推進するということが本当に目に見える形でやっていけば、まだ納得もできるんですけども、非常に難しいのかなと私は考えております。  前回の質問でも、町長にお尋ねをしました。補正予算審議資料の予算説明書に、目的及び効果の欄に、「家庭からの持参弁当か給食かを生徒・保護者が自由に選択できる方式で」とあり、「家庭からの手作り弁当の教育的効果を生かしつつ、栄養に配慮した食事を提供することを目的とする」と書かれていたことについて、そのことはどうなったのか、町長にお聞きしましたね。そのときに、町長は「弁当を選べるっていうふうなことそのものがすごく大切だと理解している」と答えてくれました。  今回、同じ質問を教育長にお聞きをいたします。  説明書に書かれていたことは私たちを欺くために書かれたものだったんでしょうか。こんなことは許されない。私はそう思いますが、教育長に答弁を求めます。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  教育長、北口幸弘君。 ○教育長(北口幸弘君) ただいまの御質問に答弁をさせていただきます。  まず、今回のデリバリー給食につきましては、アレルギー対応もできないというようなこともありますので、強制的に行うわけではございません。  したがいまして、選択制という言葉で説明会のほうでもさせていただいておるところでございます。  それと、プラスさせていただきまして、この給食、デリバリー給食を実施させていただくことにつきましては、前回も答弁させていただいておりますように、弁当のほうを否定しているということではございませんので、御理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 中山文夫議員。 ○9番(中山文夫君) 私の質問の思いと随分かけ離れた答弁だと、私は理解しますが、石原町政のときに考えたデリバリー給食は、補正予算の説明どおり、家庭からの持参弁当か給食かを生徒・保護者が自由に選択できる方式で、家庭からの手づくり弁当の教育的効果を生かしつつ、栄養に配慮した食事を提供することを目的とする。これが目的だったんですね。  でも、今の教育委員会は、この部分をつまみ食いして、私たちに、そう思わせて、実は違う方向に進もうとしている。丸っ切り私はうそをつかれたと思っております。それが教育委員会のすることかと、私は思うんですけども、説明会においても、弁当と給食を選択できるということは一言も説明せず、給食をとってほしいの一点張りでした。  昨日の諸岡議員の町長に対する質問で、公約を実現することを急ぎ過ぎてないですかと問われていましたが、私も全く同感です。自分たちが本気でつくり上げてきたものなら、もっとしっかりとしたものになるはずです。慌てるからちぐはぐなものになっているのではないですか。教育長、もう一度、御答弁お願いします。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  教育長、北口幸弘君。 ○教育長(北口幸弘君) 繰り返しになるかと思いますが、このデリバリー給食につきましては、強制的な給食ではございません。  ただ、中学校給食の第一歩として、進めさせていただくっていうことで、御理解をいただきたいということで、保護者の皆様にもお願いをしたところでございます。  そういう中で、保護者の説明会の中でもですね、やはり私に対しまして、やっとやっていただけるんやな、ありがとう、最後まで一斉の、卒業まで注文できるっていう注文もあるんですが、もう一括の最後までの注文もしたいっていうような御意見もいただいたところでございますし、欺いているとか、そういうことではないということで、御理解をいただきたいなと思っております。 ○議長(矢田富男君) 中山文夫議員。 ○9番(中山文夫君) そういう方もみえます。確かにみえます。私が聞いたところでも、そういう方もみえます。  でも、全く違う考え方の方もみえます。  もう一度言いますが、説明会でも弁当と給食が選択できるということには全くふれず、給食をとってほしいの一点張りでした。聞いていた保護者からは、給食をとらなければいけないような説明だったと言われました。私も聞いていて、都合の悪いことはできるだけふせて、とにかく給食をとるように、とるようにと、そんな説明でした。とりたいときにとるのではだめかとの質問に、課長は、「バランスのよい食事を毎回とることが大切で、週に1回ぐらいとるのでは、バランスのよい食事にはならない」と言われました。この言い方は、給食はバランスよくつくられているが、弁当は偏っている。だから給食を毎日とらないと、バランスのよい食事にはならないと聞こえます。そうやって言っていたから聞こえますよね、そのように。弁当はバランスが悪いと断定できますか。弁当に失礼と思いませんか。 ○議長(矢田富男君) しっかり答弁ね。  教育課長、桂山幸和君。 ○教育課長(桂山幸和君) 説明会のときに、私のほうから、議員が言われるようにですね、1回、1カ月通して、栄養、管理栄養士のほうがバランスを考えた給食を考えておりますので、継続的な利用をしていただきたいということで、説明をさせていただきました。  ただ、議員がおっしゃられるようにですね、家庭弁当を否定するというような意味はございませんので、そのように聞こえてしまったということについては、申しわけなかったと思っております。御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 中山文夫議員。 ○9番(中山文夫君) 私も極端な例をとって言ってるんで、そちら側の思いからするとね、そんなふうに言ったのかもしれませんけども、そういうふうにとられてる方もみえるということだけは理解をしてください。  昨日の、これも諸岡議員の質問なんですけども、デリバリー給食で地元食材はどれぐらい使われているかとの質問に、可能な限り使用したいと答弁されました。これ言う側、聞く側、いろんな立場によって理解が変わると思うんですけども、どれぐらい地元食材を使いますか。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  教育課長、桂山幸和君。 ○教育課長(桂山幸和君) 小学校のほうでも、使っている食材は限られておるわけではありますけれども、1食300円、食材として、248円というのはありますけれども、そういったものとのコストのバランスも考えて、可能な限り、できるところはしていくというようなとらえでおります。御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 中山文夫議員。 ○9番(中山文夫君) 理解できません。「町長のひとり語り」、私、大好きなんです、これ。「中学校給食開始」、「食材に地元食材を用いることで、地元の産業についての知識を深めることも期待できます」。要は、地元食材を使うというように、こちらではね、町長はそんなつもりで言ったのじゃないかもわからないけども、こういう言葉が書いてあると、住民の方は、保護者は、地元の食材を使ってくれるんだということを想像してしまいます。  ところが、教育長の答弁も、課長の答弁も、300円で、そんなにたくさん使えないだろうというように私は受け取りましたけども、本当に地元の食材がどれぐらい使われるのかわかりませんか。もう一度お尋ねをします。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  教育課長、桂山幸和君。 ○教育課長(桂山幸和君) ちょっと済みません、時間をください。 ○議長(矢田富男君) 中山議員、保留して、その後、質問してください。 ○9番(中山文夫君) もしね、今の質問に自信を持って答えることができるような、そういう答えであればね、私はすぐ出てくると思うんですよ。  話を聞いてると、余り使われないのかなという気がするんですけども、また後ほどお答えください。  牛乳に関する説明が菰野中学校と八風中学校とでは違っていました。私がこの勉強会のときに聞いたときは、牛乳は注文しなくてもいいということでした。八風中学校の保護者を対象にした説明会では、説明資料には、牛乳を注文する、しないの選択肢があるにもかかわらず、牛乳除去申出書でしたか、何でした、そんなような申出書を提出してもらうと変わってきました。なぜ変わってきたのか、説明をしてください。 ○議長(矢田富男君) 教育長、北口幸弘君。 ○教育長(北口幸弘君) 牛乳につきましては、そもそも牛乳の注文というのがあるわけでございまして、この牛乳につきましては、これまでも中学校では牛乳給食を進めてきたところでございますので、牛乳については、ぜひとも注文をしていただきたいということで、お願いをしたところでございます。  そうしたところで、飲みたい子だけ注文する。飲みたくない子は飲まなくてもいいのかっていうような、当然疑問が出てくるところでございますので、牛乳については、これまでどおり、基本的に全員に飲んでいただきたい。そのためには、注文を全員していただきたいと。こういうことでございます。  ただ、これまでも中学校の牛乳給食では、牛乳アレルギー等がありまして、牛乳を飲めない子どもさんがみえますので、その子につきましては、牛乳が飲めませんよという書類を出していただきましたら、この子につきましては、デリバリー給食を頼んでいただいたときも牛乳を切らせていただけると。こういうような説明をさせていただいたところでございますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 中山文夫議員。 ○9番(中山文夫君) 私が受けた説明とは違います。牛乳は注文しなくてもいいと言われました。私がそのときに言ったのは、今まではミルク給食、牛乳をみんなに配っていました。だから飲まない人は飲まないで残すわけなんですけども、今度は自分で注文して、飲めない人はそれを残すという形ですね。アレルギーはもちろんですけども、牛乳が嫌いな人はそういうふうに、自分で頼んでそれを残すという状況が発生しますよっていうことを言わせてもらいました。  でも、牛乳は注文してもしなくてもいいということでした。菰野中学校のときにはその説明はしてないですよね、除去申出書っていうのは。  この除去申出書というのは、アレルギー以外の人は、それは受け付けないんですか。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  教育長、北口幸弘君。 ○教育長(北口幸弘君) 先ほどの繰り返しになるかとも思いますが、牛乳につきましては、システム上、注文という形をとりますので、注文しない場合は飲まないということが起こってきます。  ですので、そういうことは、システム上は可能かと思います。  ただ、こちら側の、やっぱり指導としましてですね、学校側としまして、教育としましてですね、牛乳は、やはりこれまでどおり全員に飲んでいただきたいということで、こういう説明をさせていただいたところでございます。よろしくお願いいたします。
    ○議長(矢田富男君) 中山文夫議員。 ○9番(中山文夫君) 四日市市、これもデリバリーをやっていますけども、牛乳はどちらでもいいんです。何も頼まない人は何もしなくていいんです。なぜ牛乳をとらなければいけないのか、もう一度答弁をお願いします。 ○議長(矢田富男君) 教育長、北口幸弘君。 ○教育長(北口幸弘君) 四日市がデリバリー弁当の注文と連動して、牛乳も連動しておるということで、弁当を注文した子のみが牛乳を飲むと。こういうことは、私どものほうも認識をしておるところでございます。  それを避けていくためにも、やはり牛乳はこれまでどおり、少なくとも全員に飲んでいってほしいと。こういう思いで、させていただいたところでございますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 中山文夫議員。 ○9番(中山文夫君) 牛乳を飲まないで残す生徒がどれぐらいいるか、把握していますか。  それと、今ですね、ミルク給食の現状はどうなっていますか。2点お聞きします。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  教育課長、桂山幸和君。 ○教育課長(桂山幸和君) 牛乳の年間の、どれだけ飲んでいるかということですけれども、1年間で生徒は100本ですね、飲んでおるということになっております。  それから、牛乳、どれぐらいの生徒が残しているかということにつきましては、厳密に何%というようなとらえはできておりません。 ○議長(矢田富男君) 中山文夫議員。 ○9番(中山文夫君) 結構残すらしいです。  今ですね、生徒に聞いたら、牛乳は今ないって言うんですよね。11月中ごろから、もう牛乳は配られていない。なぜって聞いたら、牛乳嫌いな人もいる。それから、寒いから冷たい牛乳を飲むのは嫌やと。だから飲む人が少ないから、牛乳中止してるんじゃないですか。生徒はそんなふうに言ってるんです。年間の本数が決まっているからというね、大人の事情の話は全然、生徒にはもちろん伝わってないです。  牛乳の栄養がね、本当に必要であるならば、100本と言わずに、昼食のある授業の日は、必ず牛乳出したってくださいよ。そういうことができてないにもかかわらず、今度は牛乳を頼まないとだめだっていうね、今だったら牛乳はね、私スーパーよく行きますけども、1リットル200円で買えるんですよ、200円前後でね。ちょっといいのは200円超えますけども。これ学校給食では、52円ですよね。あれ何cc入りですかね。多分200ccだと思うんですけども。そしたら家で買う牛乳のほうが安い。安いし、自分で味のね、好みを選んで飲めますよね。無理に売らなくてもいいんではないですか。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  教育長、北口幸弘君。 ○教育長(北口幸弘君) 小学校給食でも、毎日牛乳を提供させていただいておるところでございますが、やはりですね、栄養バランスという意味で、家でも牛乳を飲んでいただくのは当然結構なんですが、給食としても、提供させていただきたいなと。こういうふうに思っております。  100本のことにつきましてはですね、先ほど大人の事情っていうようなことも聞かせていただきましたが、以前の、やはり100本分だけ、国からの補助が出ておるというような流れでですね、年間100本というのがずっと続いてきたわけでございますが、それもやはり栄養バランスというような意味で考えても、ここも改善しにいきたいという意味で、ふやすということで考えておりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 中山文夫議員。 ○9番(中山文夫君) とにかく、このデリバリー給食は準備不足です。保護者にもしっかりとした説明ができないまま、しかも予定より大幅におくれている。とても生徒のための給食とは思えません。だから今からでも遅くはありません。教育長、もっとね、しっかりと準備していただいて、生徒のための給食になるように、努めていただきたい。そんなふうに思います。こればっかりやってると時間がなくなりますので、次の質問させていただきます。  災害対策本部について、聞きます。  まず、町長にお聞きします。  ことし、災害対策本部が設置されたとき、5回あったようですが、町長は本部長として、すべて本部に詰めておられましたか。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  柴田孝之町長。 ○町長(柴田孝之君) すべて本部長として、庁舎の中で指揮をとらせていただきました。 ○議長(矢田富男君) 中山文夫議員。 ○9番(中山文夫君) 設置から廃止まで、ずっとおられましたか。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  柴田孝之町長。 ○町長(柴田孝之君) 正確に言うとですね、設置前に私は伺いまして、設置自体を決定する必要がございますので、そして廃止をし、廃止の後もおりました。 ○議長(矢田富男君) 中山文夫議員。 ○9番(中山文夫君) 町長の本部長としての使命としては、当然のことだと認識されておると、私は認識をいたします。  菰野町災害対策本部条例というのがあり、災害対策本部条例施行規則と合わせて、災害対策本部の設置から廃止までのことが定められています。ここに本部長の役割も明記されています。菰野町地域防災計画にも明記されています。  さらにですね、平成31年度災害警戒本部及び災害対策本部警戒体制といった内規ですかね、ものがあって、災害対策本部の立ち上げ、情報収集、情報発信及び自主避難対応を主目的とした第1次体制、第1次体制だけでは対応が困難であると本部長が認めたときの第2次体制というのがあります。  第1次体制人員には、町三役は1名とありますが、これはどなたですか。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  安全安心対策室長、瀧見浩志君。 ○安全安心対策室長(瀧見浩志君) 1名というのは、副本部長の位置づけになります。 ○議長(矢田富男君) 中山文夫議員。 ○9番(中山文夫君) 副本部長、私の認識ではですね、1名というのは、責任者である本部長だと、私は認識しておりますが、この辺がちょっと違うなというところなんですけども、なぜ本部長はいなくてもいいのですか。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  安全安心対策室長、瀧見浩志君。 ○安全安心対策室長(瀧見浩志君) 災害規模によっての判断で、今現在、運用をしておるところでございます。2次体制というのは、大規模な災害ということで、本部長が体制に入ってきているということで、今現在の運用としては、なっております。 ○議長(矢田富男君) 中山文夫議員。 ○9番(中山文夫君) 条例及び規則にですね、すべて本部長が指示するというふうなことになってると思うんですけども、それから地域防災計画のところを見てもですね、第1次体制でも、本部長、副本部長、本部員、総務課職員、起動班員及びあらかじめ定められた職員ということで、本部長が入ってるんですよね。これが内規になると入っていない。この辺はどうなっていますか。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  安全安心対策室長、瀧見浩志君。  答弁者かえます。  総務課長、小林義久君。 ○総務課長(小林義久君) 規定については、議員の言われたとおりでございますが、今現在の運用面のそういった内規についてはですね、私ども、警報発令前の3時間前ぐらいからの気象庁との連絡も密にしまして、おおよその予想できる部分については、まず総務課職員が来て、どういう体制をとろうかということで、本部長にも相談した上でですね、1次体制に入る体制等の協議をしております。1次、2次っていうのが前段階、後段階っていう意味じゃなくって、時系列の中での1次招集についてはどうかという協議をしておりますので、御理解を賜りたいと存じます。 ○議長(矢田富男君) 中山文夫議員。 ○9番(中山文夫君) 町長の答弁ではね、設置も御自分でやらなくてはいけないから、当然、私が常駐してますと。そこにおりますということは言われましたけども、その役目が本部長にあるわけですよね、設置するのも本部長なんですよ。これが配備体制の中でも準備体制、これでも町長が必要と認めたときというので設置するんですよね。警戒体制、このときも、これが1次体制になるんですけども、このときも町長が命令をするわけですね。それから非常体制、これが2次体制になるんですけども、当然、大変な状況になっているから、町長が命令をする。必要と認めたときに設置することができる。つまりすべては町長の指示によって、本部長の指示によってやるわけですよね。  私が言いたいのは、この本には、ちゃんとそのように書かれてるんです。それから条例にも、規則にも、本部長の役割というのはちゃんと明記してあるわけです。  でも、それの整合性がとれていないところ、自分たちの運用上のところで、そういうふうになってるという部分があるのであればですね、これは整合性をちゃんととってですね、整理をしていただきたい。町長、どのように考えられますか。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  柴田孝之町長。 ○町長(柴田孝之君) 現在の運用に瑕疵があるかどうかというふうな判断はともかくですね、災害の際に、私が陣頭指揮をとらないというふうなこと自体が、職員の士気にかかわると考えております。  ですので、1次体制であるか否かっていうふうな関係なく、実際の、現実の運用、私が出ておりますけども、いわゆる内規についても、今の現実の運用っていうのをあわせて見直しを検討していきたいと思っておりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 中山文夫議員。 ○9番(中山文夫君) 本部長になられる町長の発言としては、非常に責任のある、いい発言だと私は理解します。ぜひお願いをいたします。  もう1点あります。配備体制を時系列に並べると、災害警戒本部設置、それから1次体制ですね、災害対策本部設置、それから災害対策本部の2次体制、この3つがあります。  それから、内規の中で、教育長が副本部長になるとあります。教育長にも重大な任務、町長、本部長に事故あるときは、教育長が副本部長として陣頭指揮をとるということなんですけども、教育長、条例、規則、災害時の対応、この辺は把握しておられますか。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  教育長、北口幸弘君。 ○教育長(北口幸弘君) ただいまの御質問につきましては、十分把握しておるというところまでは行けてませんので、勉強させていただきたいと思っております。  以上でございます。 ○議長(矢田富男君) 中山文夫議員。 ○9番(中山文夫君) 私も、この一文を見て、びっくりしたんです。本当は、私は、教育長がって、北口教育長のことを言ってるんじゃなくて、教育長がこういったとこまで関与して、積極的な関与をしていかなくちゃいけないのかなっていう部分があったんですけども、この災害対策本部長が事故等により、災害対応に支障が生じた場合、その職務を代理する職員の順序は、次の各号に定める順位とするというので、第3順位以降で、総務課長、総務課安全安心対策室長、消防長、それから教育長になってるんですけども、内規では、教育長が第1順位で副本部長となるというふうになっています。この辺も、もう時間ないので、言いませんけども、整合性がとれるようにしておいてください。よろしくお願いをいたします。  それから、ヒルクライムについては、町長の言われること、ごもっともだと思います。安全性を言われたら、どうしようもないです。  ただ、クリアできるところがあればね、これはクリアをしていっていただきたい。そして全国でもヒルクライムの競技をやってるところ、たくさんあります。たくさんあって、そこはじゃあ通行どめじゃないからできないのかとか、そんなんじゃなくて、やっぱり問題をクリアしていって、今があると思うんですね。  菰野町も、そういったものを参考にしていきながらですね、やっぱり観光の町として、全国から集まってくるような、そういった競技についてはできる限りなくしていくんではなくて、積極的にできる方法を探していただいて、やっていっていただきたい。これは私の希望でございます。よろしくお願いします。  済みません、ありがとうございました。 ○議長(矢田富男君) 以上で、中山文夫議員の一般質問は終了いたしました。  なお、先ほどの答弁もれ、教育課長については、文書をもって提出をいただきたいと思います。  ここで、暫時休憩をいたします。  休憩時間は、10分程度といたします。  なお、社会教育室長、縣 明隆君は、退席していただいて結構です。               午前11時00分 休憩             ~~~~~~~~~~~~~~~               午前11時15分 再開 ○議長(矢田富男君) 再開をいたします。  休憩前に引き続き、一般質問を続けます。  12番議員、千賀優子議員、登壇ください。            〔12番 千賀優子君 登壇〕(拍手) ○12番(千賀優子君) 12番議員、千賀優子でございます。  議長のお許しをいただきましたので、質問をさせていただきます。  きょうは、中学校給食と児童虐待について、大きく2点、質問をいたします。  まず、最初、広報こもの12月号、タイミングよく、給食特集号として発行されました。各戸に配布がされましたので、私のところにも多くの方々から声をかけていただいています。「念願がかなって、やっと中学校給食が始まるね」とか、「子どもも楽しみにしているわ」とか、ほとんどの人から歓迎の声を聞かせていただいています。  給食は、最高の食育の場として、栄養教諭の声があり、お米の生産者さんの笑顔の写真があったり、中学校のデリバリー給食への北口教育長の宣伝があったり、編集に工夫があって、よかったと思っています。  それでは、中学校給食の質問に移ります。  当初、デリバリー給食の開始は、12月からの予定と聞いておりましたので、12月上旬ごろには始められると思っておりましたけれども、1月27日からの開始ということで、当初の予定よりおくれたようですけれども、このおくれた原因はどこにありますか。お尋ねをいたします。  実施を目前にして、体験試食会も計画しているようですけども、後の準備は滞りなく進んでいますか。お伺いします。  小さな3番として、とりあえずデリバリー給食をスタートさせることになりましたが、近い将来、学校給食法に基づく、一斉給食実施を行うことは、町長も教育長も明言されています。この学校給食法に基づく一斉給食というのは、法律で決められているものですので、先ほどの中山議員の弁当派の御意見とはちょっと違うんです。法律ですすめられていますので、法律にのっとって一斉給食実施を行うっていうことを明言されています。この実施に向けて準備を始めてからでも、実施をするまでに五、六年かかるとされています。中学校給食を推進するため、建設に向けての検討委員会を早急に立ち上げるよう求めます。建設候補地、費用と規模、給食室の機器類の検討、地元農産物の活用方法など、幅広い検証が必要です。  次の質問に移ります。児童虐待についてです。  児童虐待の悲しい重大な事件が全国的にふえてきています。厚生労働省の資料によると、児童相談所の虐待相談対応件数は、三重県で2009年度、541件が2018年度は3.8倍の2,074件に上っています。菰野町でも、同居の男性に暴力を振るわれるという辛い事件が起きました。子ども家庭課の対応について、伺います。  小さい2番、虐待を防止するには、地域の役割として、どんなことができるでしょうか。  これで、最初の質問を終わります。よろしく御答弁お願いいたします。
    ○議長(矢田富男君) 千賀優子議員の一般質問に答弁を願います。  柴田孝之町長、登壇の上、答弁願います。              〔町長 柴田孝之君 登壇〕 ○町長(柴田孝之君) 御質問をいただきましたが、私からは、2番の質問についてのお答えをさせていただき、1番については、教育長から答弁いたします。  2の児童虐待についてということでございますが、子ども家庭課の対応を中心に、まずお答えさせていただきます。  児童虐待の現状でございますが、平成30年度児童虐待相談件数は、84件です。子ども家庭課に発達支援係を設置した平成24年度の児童虐待相談件数が48件であることから、36件の増加となり、6年間で1.8倍の増加となっております。  また、議員から御指摘のとおり、ことし10月には、内縁の妻の子を蹴り、入院させるけがを負わせたとして、内縁の夫が逮捕される等の事案も発生しております。  当町といたしましても、増加する児童虐待、また重症の事案等につきましては、児童虐待の予防と、その対応を図ることを目的として活動する福祉、医療、保健、教育、警察、人権及び地域など、行政機関と民間とで構成する菰野町要保護児童等対策地域協議会がございます。この協議会において、すべてのケースの状況確認や支援の方針の見直しを行っております。現在、進行管理しておる児童虐待ケースは55件でございます。  子ども家庭課と学校、幼稚園、保育園、警察、民生委員等の各関係機関と常に連携し、情報共有と子どもの見守りを実施しているところでございます。必要時には、関係者会議を実施し、早期対応をしているところでもあります。この中でも、児童虐待の緊急度や重篤度が高いと判断した場合は、児童相談所や関係機関と協議し、一時保護も含めた迅速な対応を行っております。  以上のとおり、関係機関との連携のもと、今後も子どもの安全確保に努めてまいります。  次に、小さな2番目の御質問で、児童虐待を防止するための地域の役割について、答弁いたします。  児童虐待の防止に関する法律では、児童虐待に関する国民による通告の義務が課せられているところであります。  当町におきましても、児童虐待防止に関する周知を図るため、毎年、児童虐待予防推進月間である11月に児童虐待防止講演会を開催しております。この講演会は、ことしで9年目を迎え、本年度170名ほどの参加をいただきました。まずは児童虐待の理解を深め、児童虐待の疑いがあれば、ためらわず通告していただくよう、地域の皆様に周知を図っておるところでございます。  このような地域での見守り、そして専門機関へつなぐことによって、児童虐待への早期発見、早期対応を図っていくつもりでございます。  なお、より一層、児童虐待の未然防止に努め、子どもの安全と命を守りたいと考えておりますので、御理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。  私からは、以上です。 ○議長(矢田富男君) 続いて、答弁願います。  教育長、北口幸弘君。 ○教育長(北口幸弘君) 私のほうからは、議員御質問の大きな1番、中学校給食について、順次答弁させていただきます。  前回、令和元年度菰野町議会第3回定例会、代表質問において、御答弁申し上げましたように、9月2日に指名業者4者に対して指名通知を行いました。その後、9月19日に入札を実施しましたところ、桑名市にあるオーケーズデリカ株式会社が落札いたしましたので、9月27日に同社と食材調達、給食の調理、配送等の業務と給食予約システム、給食費収納業務の委託契約を締結したところでございます。  その後、オーケーズデリカ株式会社と仕様書に基づき、協議、詳細な打ち合わせを行い、中学校の生徒等に対し、新たに選択式デリバリー方式による中学校給食を提供するための準備を鋭意進めるとともに、管理栄養士、栄養教諭の有資格者の任用を行ったところでございます。  そうした中で、12月より、両中学校生徒に対して、給食を実施させていただきますので、御理解を賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、実施を目前にして、後の準備について、御答弁させていただきます。  11月に、両中学校の保護者に対しまして、説明会を行いました。小学校6年生の児童と、その保護者につきましては、今後、保護者説明会、給食試食会を開催させていただく予定でございます。  続きまして、検討委員会について、答弁をさせていただきます。  今回のデリバリー給食につきましては、中学校給食の実現に向けての第一歩でありますことから、デリバリー給食を実施していく中で、検討委員会等の設置も含めて、検討してまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 一通りの答弁が終わりました。  再質問がありましたら、御発言ください。  千賀優子議員。 ○12番(千賀優子君) ありがとうございました。  給食によく使われるヒジキ、海藻のヒジキですね、これは鉄分の多い食材の代表とされていまして、学校給食にも多く使われてきました。それが5年ぶりに改訂された日本食品標準成分表2015年版で、鉄分の含有量が修正されました。その理由は、干しヒジキに加工する際に使う鉄がまがステンレス製に変わったことです。鉄がまで加工したヒジキには、100グラム当たり58.2ミリグラムの鉄分が含まれていますが、ステンレスがまで加工すると、6.2ミリグラムで、従来の10分の1しかないことが明らかになりました。自然界に広く存在し、食品にも含まれるヒ素には、ヒ素ですね、有機ヒ素と無機ヒ素があります。国立がん研究センターの調査では、日本人の無機ヒ素の摂取源は、ヒジキ50%、米類35%、海藻類5%としています。  しかし、ヒジキにはカルシウムや食物繊維が豊富に含まれており、1食で摂れるカルシウムは、1食、約7グラムですね、カルシウムは9.8グラム、食物繊維は3グラムで、1日に必要な量の6分の1の量を摂取できます。  そこで、農林水産省は、水に溶けやすいヒ素の性格を利用したヒ素の除去方法を紹介しています。農林水産省、乾燥ヒジキのヒ素を減らす調理法の調査結果より、乾燥ヒジキを水で戻し、戻し水を捨て、熱湯で5分間ゆでた後、湯を切り、水で洗う。この調理法だと、ヒジキに含まれるヒ素は9割除去できて、さらにカルシウムは10割、食物繊維は8割以上残るとしています。こうした丁寧な調理方法ができるのも公営の強みであり、理想だと思います。こういった点も確認をする必要があると思います。  この点について、どうお考えですか。教育長にお尋ねをします。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  教育長、北口幸弘君。 ○教育長(北口幸弘君) ただいま議員のほうから、ヒジキについての鉄分、カルシウム分、それからヒ素の除去方法等を御指摘いただいたわけでございますが、このように、ヒジキも含めましてですね、さまざまなものにつきまして、十分研究もしながらですね、給食のほう、進めてまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(矢田富男君) 千賀優子議員。 ○12番(千賀優子君) ありがとうございます。  中学校給食を進めてほしいと、大勢の方からの署名を集めて、提出してから約10年がたっています。  その間、いろんな状況も変わってきてますね。先ほどの教育長の答弁で、検討していただけるということですので、安心しました。  あと、民間委託の給食は、えてして輸入食品や冷凍加工食品の使用が目立ちます。一度、学校給食を見に行ったときに、冷凍加工食品を給食に使っている現場を目撃しました。大きな袋に大豆とヒジキの煮物が入っていて、袋をあけて小さな容器に詰めかえていました。袋に漢字がいっぱい書いてあったんで、多分、中国製品かと思います。  あと、サラダ用、調理用カット野菜は、業務用を中心に需要を伸ばしています。カット野菜のメーカーによると、3つの方法で殺菌処理をしているそうです。塩素系殺菌水など薬品を利用する。2、オゾンを溶かした水につけて殺菌をする。3、電解水を利用した殺菌消毒をする。オゾンも電解水の殺菌も、次亜塩素酸ナトリウムと同レベルで、すすぎも要らないとしています。最近の若い御家庭では、まないたと包丁がないといって、スーパーでカット野菜が売れてるっていう情報も聞きましたけども、調査した業者110のうち、76者が輸入野菜を使用しているそうです。その理由は、端境期対策と、あと国産と比べて価格が安いこととしています。安いことと手間が省けることで、輸入加工食品が給食に多く使われていることについては、どういうふうに思われますか。課長、答弁お願いします。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  教育課長、桂山幸和君。 ○教育課長(桂山幸和君) 議員がおっしゃられますように、中学校給食におきましても、安全安心なものを提供できるようにと考えております。  学校給食使用物資基準というものを設けまして、その中に中学生に安全安心でおいしい給食を提供するために、物資には食品衛生法に適合する以外に、幾つかの基準を設けるというふうにしております。その中で、基本的には国内産を使用していくことであったりとか、遺伝子組み換えのものは使用しないということであったりとか、食品添加物の含有量のことであったりとか、そういったことも基準を設けまして、進めていきますので、御理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 千賀優子議員。 ○12番(千賀優子君) ありがとうございます。  全国の空港とか港湾で、輸入食品の検疫率は、10.7%で、あとはフリーパスとなっています。その結果、残留農薬を含んだ小麦が大量に輸入され、給食のパンに使われていることが問題になっております。民営では、時間も経費もできる限り節約をして利益が出るようにしますので、このような比較検討をすることも重要なことだと思います。輸入小麦から検出されたグリホサートが一般の市販されてる食パンからも検出されて、ちょっと問題になっています。  資料1をちょっと映してもらえますか。  グリホサートは、発がん性があるといって、ちょっと問題になっております。  小麦粉は、パンだけじゃなくって、スパゲッティとかの材料にも使われています。  これは、高熱で焼いた後の製品からも検出をされてるということで、問題になっています。市販の食パンの中にも結構多いので、「健康志向全粒粉食パン」、健康志向じゃないですね。ここは結構多くて、0.23。あと山崎製パンの「ダブルソフト全粒粉」、「全粒粉ドーム食パン」、神戸屋の「朝からさっくり食パン」とかって、いろいろな製品から検出をされたことが問題になっております。  先ほどの答弁では、安心したんですけれども、もう一度こういった、後からわかってきた、こういう結果についても、気をつけていただくと思うんですけれども、もう一度答弁をお願いします。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  教育課長、桂山幸和君。 ○教育課長(桂山幸和君) 先ほどお答えさせていただきました学校給食使用物資基準という中にですね、食材は産地及び製造元が明確であるということ、それから必要に応じて、衛生検査書、残留農薬検査書等が提出できる状態であることということもつけ加えております。そういった中で、こういったことが起こらないように、安全安心な給食提供に向けて、努めてまいりたいと思っております。御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 千賀優子議員。 ○12番(千賀優子君) あと、今、問題になっているのが、遺伝子組み換え作物であるかどうかっていうことも大きな問題なんですが、遺伝子組み換え作物であるかどうかっていう表示義務はないので、普通の家庭で使う油物でも、業者さんの使う油やマヨネーズ、マーガリンなど、ほとんどが遺伝子組み換え作物が原料なんです。  こうしたことから、見えない有害物質から子どもの健康を守るため、やはり地元産品を使う給食を強く望みます。  それと、もう1点、全然、形が違うんですけれども、東京都杉並区の72名の父母が原告となって、学校給食民間委託阻止裁判を起こしました。学校事務職員が研究をして、委託と直営の経費を比較した計算式をつくって、委託では15年で12億円の経費増になることを示しました。東京地裁の裁判長は、委託は直営より高くつくと認めました。  また、別の裁判では、調理室など、公的施設を民間業者が無償で使用すると、偽装請負になるということも明らかになりました。  こうした学校給食を通して、地域の関係を子どもたちの目の前に示して、自分たちを支える社会関係に気づかせたり、さらに地産地消の教育的意義も学べると思うのです。食べることは、日々の暮らしの根っこです。安全安心なものを選ぶ目を持つことや産地表示や原材料の表示、添加物の有無など、毎日の給食が生きた教材となります。  先ほどの中山議員の御質問でもありましたけれども、時間を設けて食育をするのではなく、ほかの教科とも兼ね合わせた、こうした内容のことが、毎日の給食が生きた教材になると思います。原材料表示ですとか、添加物の有無など、毎日の給食が生きた教材となります。こうした内容につきましても、しっかりと事前に調べていただきたいと思います。教育長の答弁を改めてお願いします。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  教育長、北口幸弘君。 ○教育長(北口幸弘君) ただいま議員のほうから御指摘をいただきましたように、昨日の点もありましたように、地産地消から地産地食、目に見えるところの教材、こういうようなところも活用しながらですね、御指摘のように、中学校給食、進めてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(矢田富男君) 千賀優子議員。 ○12番(千賀優子君) 最近は、いろんなところで、PFI方式による給食も進められているようですけれども、PFI方式では、栄養士は献立を立てて、会社のチーフに渡すだけで、調理の指導は職安法に抵触するのでできません。すべて業者に任せるPFI給食では、公の教育としての位置づけが大きく失われると思います。  デリバリー給食と今、いっときのデリバリー給食を成功させて、近い将来、学校給食法に基づく一斉給食をしていただけるということは、私は一連のことだと考えております。こうした検討委員会の中に、こういったことも含めて、検討していただきたい。PFI方式とか、民間に委託するのでは、やはり本当に安心安全な給食を子どもたちに食べさせることはできないと思いますので、このことについて、もう一度、教育長にお尋ねします。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  教育長、北口幸弘君。 ○教育長(北口幸弘君) ただいまの御指摘でございますが、PFI方式、民間、そういうようなことについては、やらないようにというような御意見をいただいたわけでございますが、そういうようなことも含めまして、総合的に考えまして、検討させていただきたいなというふうに思っております。御理解いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 千賀優子議員。 ○12番(千賀優子君) 日本人の食事摂取基準の2010年版では、成人のみの表示でしたけれども、増加する子どもの生活習慣病を防ぐため、2015年版では、小児期の目標量も設定をされました。小児期の食習慣は、成人にそのまま引き継がれ、成人してからの生活習慣病の引き金になることから、これを防ぐために重要視されています。小中学生の給食を通じた食育がいかに大切かがよくわかります。ぜひとも安全安心な中学校給食を、ぜひともいろいろな点からの検討を加えていただいて、検証を深めて、理想的な給食にしていただきたいと思います。  あと、アメリカの多国籍バイオ化学メーカー、モンサント社が開発したグリホサートの発がん性が明らかになって、先ほどちょっと食パンの、出しましたけれども、これは世界各国では使用禁止になっていますけれども、日本では規制がされていないそうです。アメリカでは遺伝子組み換え作物が全耕作地の約半分で栽培されています。  遺伝子組み換え作物であるかどうかの表示義務はないので、先ほども言ったような、油やマヨネーズや、そういう調味料にも多く使われているということです。  ですから、なるべく地産地消、地産地食、子どもの健康を守るために、地元産品を使う給食を強く望みたいと思います。  じゃあ、これで給食の質問は終わりまして、児童虐待の再質問に移ります。  虐待の事例が増加して、その対応が大変だろうとお察しします。担当の職員の対応は複数で行っていますか。  また、時間外対応もあると思うんですけれども、今の人員でこなしていけますでしょうか。お尋ねしたいと思います。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  子ども家庭課長、大橋裕之君。 ○子ども家庭課長(大橋裕之君) 職員の体制について、お答えを申し上げます。  これは、発生する事案によって異なります。  ただ、事案が発生したときには、だれがすぐ担当で動くかということをまず協議して、動ける職員から動いていくということで、今やっております。  発達支援係には、7名の職員がいます。係長1名、保健師でありますけども。それと係長でない保健師が1名、それから保育士3名、それから女性相談員1名、それから教育的なアドバイザーとして、教職籍であった方1名、今この4月から在籍をいただいております。この7名で対応しております。  保育士3名いるわけですけど、そのうちの2名は、三重県立小児診療センターあすなろ学園に派遣をいたしまして、みえ発達障がい支援システムアドバイザーの資格を有している者が2名おります。  このような、専門的な知識を持った職員と連携をして、動いているのが現実でございます。  そして、また時間外かどうかということでございますが、この事案が発生するのは、時間内、時間外というのは、もうこれ限られたものではございません。先日も時間外に職員が動いているということもございますし、一時保護をする場合につきましても、これは時間外対応ということもやむを得ないというふうに感じているところでございます。  しかし、子どもの命を守るためには、時間外とか、そういうことを言っている場合ではございませんので、迅速に動ける体制を今、とっているところでございます。  件数に対して職員数がどうか、ということではございますけども、私たちは、今、与えられた職員で、その任務を全うするしかないというふうに考えておりますので、御理解賜りたいと存じます。 ○議長(矢田富男君) 千賀優子議員。 ○12番(千賀優子君) ありがとうございました。  愛知県の、これは児童相談所の職員なんですけれども、やはり今どんどん相談対応件数がふえてきて、対応する職員が大変で、夜間通告を受けて、仕事が終わったのが午前3時だったとかっていうのも新聞報道でされまして、ちょっと心配をしておりました。  あと、虐待の電話相談窓口189、これは全国共通ダイヤルが設置されておりますけれども、子どもが安全安心に生活できているかどうかっていうことを重視しているということなんですが、最近は隣近所のつき合いも希薄になってきて、赤ちゃんの泣き声だけでは判断しかねるところもあるんですけれども、子どもを守る、見守る目は、広げたいと願っております。住民の中で、隣の子が今、何カ月、何歳で、どんな状況っていうこともなかなかわかりづらいんですけれども、地域で見守ることができるには、どんなことがありますでしょうか。要らんおせっかいと言われそうな気もするんですけれども、その辺はどういうふうにお考えでしょうか。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  子ども家庭課長、大橋裕之君。 ○子ども家庭課長(大橋裕之君) 地域での見守りということでございますが、この件もそうですけども、全国的にも同じような傾向があると思いますけども、やはり住民からの通告というのがかなりふえているというのも現状であります。これはやはり児童虐待っていうのが社会に浸透してきて、やはりそういう目で皆さんも見ていただけるようになってきたのかなということを感じています。
     そして、虐待かどうか、これは虐待の疑いで通告ということになっておりますので、実際、子どもの泣き声だけで、じゃあ虐待かという判断はできませんけども、やはりそういうことでも、私どものほうに、子どもの泣き声が聞こえてくるという通告をいただく件数は、年間も数件ございますので、そのような形で、皆さんが広く児童虐待という目を持って、対応いただいてるのかなというふうなことで、感謝申し上げるところでございます。 ○議長(矢田富男君) 千賀優子議員。 ○12番(千賀優子君) 次世代を担ってもらう子どもたちを本当に大切に、いつくしんで育てていきたいというのは、皆さん共通の願いです。できるだけ子どもが安全安心に生活できているかどうかっていうことを念頭に置きながら、私たちもちょっと意識をしていきたいと思います。  最後に、もう一度、中学校給食のことで、先ほどから教育長、課長からお返事をいただきましたけれども、検討委員会ですね、建設に向けての検討委員会、先ほど御答弁いただいたことも含めて、立ち上げをやっていただきたいと思うんです。  これは、町長にお尋ねをいたします。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  柴田孝之町長。 ○町長(柴田孝之君) 既に、検討委員会を立ち上げて、その結果というふうなものはございます。この点も含め、ただ新しく状況が変わったっていうふうなところの情報収集も含めて、検討委員会の立ち上げについては、それについても総合的に考えていきたいと思っていますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 千賀優子議員。 ○12番(千賀優子君) どうもありがとうございました。  これで、質問を終わります。 ○議長(矢田富男君) 以上で、千賀優子議員の一般質問は終了いたしました。  ここで、昼食のため、暫時休憩をいたします。  午後1時より、再開をいたします。               午前11時55分 休憩             ~~~~~~~~~~~~~~~               午後 1時00分 再開 ○議長(矢田富男君) 再開をいたします。  休憩前に引き続き、一般質問を続けます。  5番議員、藤田賢吾議員、登壇ください。            〔5番 藤田賢吾君 登壇〕(拍手) ○5番(藤田賢吾君) 皆さん、いつもお世話になっております。こもの未来、5番議員、藤田賢吾です。よろしくお願いいたします。  それでは、早速ですけども、議長のお許しをいただきましたので、通告に従いまして、質問させていただきます。  今回の質問は、現場の声を多く聞きとり、事実に基づき、ありのままに、そして町民にわかりやすく質問をさせていただきます。  まず、大きな1つ目には、「中学校給食の今後の進め方についてⅡ」ということですが、きょうの質問する議員5人中、4人が中学校給食関連の質問をするということは、それだけ注目している。関心が高いということです。  そこで、私は小さな1つ目として、前定例会では12月ごろ開始と聞いていましたが、いつから開始なのか。  2つ目に、今までの周知方法と今後の進め方についてです。  6月議会では、12月から開始予定となっていたデリバリー給食、資料を事務局、お願いします。  広報、これは7月号ですけども、青い附箋のところをお願いします。  そこには、12月開始予定というふうには書いてあるんですけども、12月から開始はできていません。先ほど千賀議員の答弁で、12月から始まっているということですけども、まだ始まってないですよ。子どもたち、食べられてないです。まさか12月に行われる生徒向けの試食会を給食開始っていうふうに思っていませんか。その後、7月から、説明会があった11月26日、28日までに、どのように保護者や生徒に周知をしてきたのですか。今までのいきさつを教えてください。答弁を求めます。  次に、大きな2つ目として、幼児教育・保育の無償化による問題と解決についてということですが、今回は保育士にクローズアップした質問をいたします。  10月からの無償化によって、幼児教育から保育へ変わる人も実際にみえます。  事務局、資料をお願いいたします。  この表はですね、左が保育、右が幼稚園なんですけども、10月以降で、保育を受ける子どもが44人ふえております。もちろん共働き世帯がふえて、実際に困っている方もみえますが、時間が長くなったことで、保育士さんへの負担は大きくなったのも事実です。  ネットなどで、保育士さんの声を見てみると、トイレにも行けないとして、かなりの負担感があるようです。  そこで、菰野町は、現在、保育士等の声は聞いているのかということですが、前議会、臨時議会で菰野保育園、西保育園の増築工事の全員協議会の中ではですね、待機児童対策として、施設だけでいいのか。基本、ハード整備はソフト整備とセットで考えるべきと考えますが、職員の採用実績は、計画どおりに進んでいますか。  前回の全員協議会では、小林課長が保育士の法定人数は足りていると話していたが、現場での実情はどうか。  町長は、どのように現場の声を聞き、今後を考えているのか。答弁願います。  以上で、1回目の質問といたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(矢田富男君) 藤田賢吾議員の一般質問に答弁を願います。  柴田孝之町長、登壇の上、答弁願います。              〔町長 柴田孝之君 登壇〕 ○町長(柴田孝之君) 午後からもよろしくお願いいたします。  それでは、2つ御質問いただいたところの、私から、2番の質問について、お答えさせていただきます。  幼児教育・保育の無償化による問題と解決についての御質問でございますが、令和元年10月に、幼児教育・保育の無償化が始まりました。その影響について、町立保育園の3歳以上の保育園児について、無償化開始前の9月と11月を比較すると、幼稚園からの転園等により、44名の増加となり、長時間保育のニーズが増加した。この点は、議員御指摘のとおりでございます。  保育士の確保の現状については、18名が育児休暇や病気休暇などで休職中でございまして、町内保育園幼稚園が63クラスある中で、正規職員54名と9名の嘱託専門職員がクラス担任を受け持っておる現状でございます。  また、不規則な時間帯や障がい児加配保育に対応するため、勤務時間が1日5時間または6時間の臨時保育士及び時間外保育士を配置して、運営しているところでございます。  今年度、保育士の処遇改善として、クラス担任加算やフルタイム勤務加算などの賃金改定を行いました。  また、保育士の負担を軽減するため、保育士資格のない補助員を雇用して、保育士補助ができるよう努めているところでもございます。  今後、共働き家庭がふえ、保育園のニーズも増加する中で、保育士の確保は必要不可欠なことであります。  しかしながら、その確保は非常に困難になっているとの現状がありますので、待機児童解消のため、また保育士さんの負担の解消という観点からも、民間導入を視野に入れて、検討していかなければならないと考えておりますので、御理解賜りますよう、よろしくお願いいたします。  私からは、以上です。 ○議長(矢田富男君) 続いて、答弁願います。  教育長、北口幸弘君。 ○教育長(北口幸弘君) 私のほうからは、議員御質問の大きな1番につきまして、答弁させていただきます。  まず、12月16日の月曜日、17日、火曜日、18日、水曜日の3日間で、菰野中学校の各学年1日ずつ、12月19日、木曜日で八風中学校全学年の食物アレルギー体質の生徒等を除く全員に対して、給食を実施する予定でございます。  また、これにあわせて、保護者の方に向けての試食会も実施する予定でございます。  続きまして、今までの周知方法と今後の進め方についてですが、両中学校の生徒や保護者の方への周知方法については、オーケーズデリカ株式会社と仕様書に基づき、協議、詳細な打ち合わせを行い、中学校の生徒等に対し、新たに選択式デリバリー方式による中学校給食を提供するための準備を鋭意進めた上、まず11月14日に八風中学校の教職員向け説明会を、11月15日に菰野中学校向け説明会を行ったところでございます。  また、11月26日に菰野中学校の保護者向け説明会、11月28日には、八風中学校向け保護者説明会を開催させていただいたところでございます。  今後も、保護者説明会でお話しさせていただいた手順に沿って進めていきたいと思いますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 一通りの答弁が終わりました。  再質問がありましたら、御発言ください。  藤田賢吾議員。 ○5番(藤田賢吾君) 御答弁ありがとうございました。  再質問をさせていただきます。  まず、1つ目に、ちょっと中学校給食関連ですけども、教育長、教育課長にお聞きする前に、基本的なことを町長にお聞きいたします。  このデリバリー給食っていうのは、だれのためにするものですか。答弁願います。 ○議長(矢田富男君) 答弁願います。  柴田孝之町長。 ○町長(柴田孝之君) この点は、教育委員会から、教育長からお答えさせていただきます。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  教育長、北口幸弘君。 ○教育長(北口幸弘君) ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。  だれのためにかっていうことでございますが、1つは、生徒のためでございます。子どもたちの健康、食育のためにもですね、子どもたちのためにもさせていただく。それから保護者の方々のためにも、保護者の支援という意味からでも、させていただきたいなと、こんなふうに思っております。  以上でございます。 ○議長(矢田富男君) 藤田賢吾議員。 ○5番(藤田賢吾君) 1つは、生徒のためって、私は生徒のためだけっていうふうには思うんですけども、ありがとうございます。  なぜこんな基本的なことを聞くかと申しますと、実は最近になってからですね、多くの保護者の方から、中学校給食に関するお声をいただきまして、中学生の親だけでなく、生徒、さらに小学校、特に高学年ですけども、の親には、本当に基本的なところが周知されていなかったなっていうことがわかりました。  まず、資料は、競争入札の資料を。  これで、オーケーズデリカさんが落札したわけですけども、この契約期間ですね、履行期間は令和元年9月27日から令和4年9月30日の3年契約で間違いないですね。この契約内容、業務委託ですけども、はデリバリー式中学校給食は、生徒全員、現在は1,130人ほどと聞いていますけど、は頼むことができず、約60%の生徒しか食べられないのは事実ですか。  そしたら、教育長、答弁願います。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  教育長、北口幸弘君。 ○教育長(北口幸弘君) 現在、業者とは最大60%という契約で行っておるところでございますが、当然ですね、実際の注文は、それより少なくなったり、多くなったりするっていうことがあろうかと思っております。  多くなった場合につきましては、受託業者のほうからの責任においてですね……(「そこまで求めてませんよ」と呼ぶ者あり)超えた場合の対応ですよね。        〔「事実ですかって聞いているんです」と呼ぶ者あり〕 ○教育長(北口幸弘君) 契約については、事実でございます。  以上でございます。 ○議長(矢田富男君) 藤田賢吾議員。 ○5番(藤田賢吾君) 答弁ありがとうございます。  教育委員会からの説明とか資料で、私たち議員は知っているんです。  しかし、親はだれも知りませんよ。突然、「中学校給食始まります」だけを前面に出すからですね、もう中学校給食に全部なるんだっていうふうに思っている親御さん多いんですよ。パンが突然なくなることも、牛乳だけでも注文しなくては飲めないことも、何より弁当とどっちでもいいとか、注文する手間大変とか、親御さん今、本当に驚いているんですよ。  町長または教育長のところにそのような意見届いてませんか。  60%以上になったときの対応、ちゃんと考えていたんですか。そうなったとき、頼める人と頼めない人をどのように分けるんですか。  11月末に行われた中学校給食の保護者説明会には多くの方がみえました。後で保護者、参加者の数もお聞きいたしますけども、私自身も保護者の1人ですので、説明を聞かせていただきました。  そこで、資料、広報こものの12月号をお願いします。  これは、この笑顔はとってもよい表紙ですけども、この広報ですけど、菰野中学校、八風中学校への説明会が11月末であったのに、この12月の広報こものに中学校給食を載せたのでは、周知遅いですよ。載せているのはほとんど小学校の給食ですけど、最低でも11月号までに特集組んで大々的に周知しないといけません。  本来ならば、2学期が始まる9月には、中学生や保護者に周知、説明をしていかないと、方式を理解してもらうまでに時間かかりますよ。こんなにゆっくりしてていいんですか。  町長は、前の6月議会で、中学校給食選択式デリバリー方式の採用は、家庭により、さまざまな需要がある中で、支援が急務な家庭に対し、できる限り、速やかに支援を実現するためのもの。同時に、今後あらゆる手法を総合的に検討した上、喫食率を可能な限り高め、食育を実現しつつ、地産地消の理念も盛り込んだ給食の実現を目指すとのことでした。  もし、町長の話す、あらゆる手法で周知がされておれば、中学校給食の説明会には皆さん来るはずですよ。そうではないですか。
     どのようになるのかわからないのですから、本当に生徒視点、保護者視点、当事者視点で物事、周知進めてましたか。私、当事者ですけども、周知に関しては11月になるまで何も知りませんでしたよ。何も連絡も周知もなかったですよ。11月に説明会があるとの文書が来るまで、中学校からどんな周知がされてましたか。本当に喫食率上げたいんですか。自分自身もおっしゃってるんですよ。大変疑問です。  そこで、1つずつ、教育課長にお聞きいたします。  先ほどお話しました資料ですね、中学校説明会の。表紙だけでも構いません。  これは、先ほどから中山議員、あと千賀議員、ちょっとふれてましたけども、この保護者への説明会の参加人数は何人でしたか。教えてください。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  教育課長、桂山幸和君。 ○教育課長(桂山幸和君) 保護者説明会の参加人数について、お答えさせていただきます。  申し込みのほうですけれども、菰野中学校では116名、八風中学校では64名でしたが、参加者は菰野中学校では95名、八風中学校では58名です。御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 藤田賢吾議員。 ○5番(藤田賢吾君) ありがとうございます。  この説明会にですね、菰野中ですと、生徒数が716人中、当日95人、八風中ですと、生徒数が414人中、当日で58人と、13%から14%なんです。  ここには、兄弟、姉妹も入ると思いますけども、率は余り変わらないと思います。実際には、ここに先生が毎日100食程度プラスされる感じになるのではないかと思いますけども、基本、先生の食数は、喫食率に入れてはいけないと考えています。このままで行けば、説明会参加数と喫食率は、ほぼ同じと思うんですけど、現実として、教育長が答弁した、今までの、今までですね、7月から7、8、9、10、11と、5カ月の周知のすべてが15%以下っていうことなんです。  教育長は、以前、議会の答弁で、生徒の心身の健全な発達に資するもの、食育の観点と話されておりましたけども、参加15%で食育、達成されるんですか。大事なのは結果なんですよ。それが求められているんです。教育長、町長。  そして、先ほど中山議員の質問で、牛乳についての質問あったんですけども、年間100本だっていうことで、これ、これからデリバリー給食始まると、それ以外の今まで出ない日ですね、それどうするんですか。それをちょっと教育課長に答弁願えますか。100日以外の日ですね。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  教育課長、桂山幸和君。 ○教育課長(桂山幸和君) デリバリー給食が始まりますと、デリバリー給食を注文された方には、基本、牛乳はついてきます。  家庭弁当をお持ちの方で、牛乳を注文していただいた方には、牛乳を出させていただくということになります。 ○議長(矢田富男君) 藤田賢吾議員。 ○5番(藤田賢吾君) ありがとうございます。  今まで出されていたものがですね、これから買わなければならないっていうふうになると、100本までは出てたわけなんですけど、100本以上も欲しいっていう方が買わなきゃならないというと、負担がふえるっていうふうに、私はとってしまうんですけど、私は負担がふえるということになると思います。  生徒への説明っていうのは、どのように進めてきましたか。  また、パン注文ですね、それが廃止になった周知、説明はどのようにされていったのか。また文書ですか。答弁をお願いします。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  教育課長、桂山幸和君。 ○教育課長(桂山幸和君) 生徒の方につきましては、保護者向けの文書をもとに、学級のほうで話をされたり、文書を通して、御家庭で理解をしていただいてると思っております。  パン注文につきましては、11月に学校のほうにデリバリー給食が始まるとともに、中止になるということをお伝えしまして、学校のほうから12月に生徒の方や保護者の方に周知をしていただいているところです。御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 藤田賢吾議員。 ○5番(藤田賢吾君) ありがとうございます。  デリバリー給食の説明会の後に、パン終了の文書が学校から来ましたよ。  ちょっと事務局、資料お願いします。  これ12月2日付ですけども、12月2日ですよ、あと20日程度で突然なくなるって言われた生徒の気持ち考えたことあるんですか。余りにも強引じゃないですか。通常なら逆ですよ。この説明をするのなら、デリバリー給食開始に伴って、パン注文ができなくなります。ぜひとも説明会には御参加をということでないと、だれも知らないし、聞きにも来ませんよ。パン注文がなくなることに、多くの保護者や特に生徒たちから不満出てますよ。聞いてませんか。パン注文がなくなったことで、急に保護者が病気になったときの対応は、デリバリー方式では当日予約ができないこと、説明会で聞いていない人は知りませんよ。  また、説明会では、保護者から弁当ができなかった保護者に対し、コンビニやほかで買ってきてくださいって言ってるんですよ。  また、ほかにもデリバリー給食、御飯200グラム程度と聞いていますけども、足らないときはどうするのかっていう質問に、「お家から足らない分は用意してください」って。それなら最初からお家の弁当を持ってきますよ。  町長がどう思ってるか、わかりませんけども、当事者に寄り添わなければ何もわかりませんよ。食育がどうとか、一斉給食がどうとか、押しつけで、当事者は置いてけぼりになってませんか。  保護者説明会には、13%から14%の保護者の方が参加されて、当日来ることができなかった保護者には、説明会の資料を渡すだけ。これで周知や理解が保護者の皆さんから得られると思っているんですか。親御さんは本当にびっくりしてるんですよ。資料を渡されてから、私のところに、給食って絶対取らなきゃだめなんですかって、そんな連絡が来るんですよ。  また、ほかにデリバリー方式は1カ月前までに予約が必要とか、キャンセルは1週間前までって、1週間前に病気になることなんてわからないですよ。さらにアレルギー食には非対応って、不便過ぎるんですよ。本当に支援が必要な人に寄り添ってません。これが親御さんの声なんです、町長。  町長も、菰野中学校に通学していたとき、パン注文をしたことありませんか。私はしましたよ。今でもそこのパンを買いに行って、子どもたちに、お父さんが中学校のときに買っていたパンだと説明しています。子どもたちもパン好きですよ。お母さんの弁当も好きですけども、たまにパンが食べたいと言って、パン注文します。  この方法は、本当に生徒のことを思った施策なんですか。子どもたちはパン注文が突然なくなって、デリバリーの弁当になっていったことを喜んでいるんですか。そう聞いているんですか。  私はですね、当日、親御さんが弁当をつくれない状況になった、こういった生徒にこそ、支援が必要ではないかと思います。そういった方には外で買ってこいって言うのは、信じられないんですよ。当日、親御さんが弁当をつくれない状況になった生徒にこそ、支援が必要です。パン注文できるようになりませんか。教育課長、答弁願います。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  教育課長、桂山幸和君。 ○教育課長(桂山幸和君) パン注文につきましては、現在デリバリー給食が始まるということで、行わないということで、進めていきたいと思っております。御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 藤田賢吾議員。 ○5番(藤田賢吾君) できないということですね。  じゃあ、親御さんが急に弁当、病気とかですね、つくれない状況になった生徒への支援っていうのは、どういうふうにするんですか。答弁願います。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  教育長、北口幸弘君。 ○教育長(北口幸弘君) そこでは、その御質問につきましては、中学校のほうの教員向けに説明に行かせていただいたときも当然、出た質問でございます。  基本的には、先ほども言いましたように、中学校給食をスタートさせていくということで、パン注文につきましては、なしにさせていただきたいということで、御理解をいただきました。  この時期につきましては、業者とのやりとりの中で、業者もですね、今までちょっと大変やったで、もうこの際っていうような話にもなって、この時期になってしまいましたので、この早くちょっとなくなったとこにつきましては、大変申しわけないなっていうふうに思っておるところでございますが、当日の子どもさんが弁当を忘れてきてしまったとか、持ってこれなかった。こういうようなことにつきましてはですね、予備食を幾つか用意させていただく中で、何とか対応できないかと。  それから、場合によってですが、当日欠席してもらって、食べてもらえない。こういうようなことも、学校の運用でですね、うまく回せないか。こういうようなところをですね、考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(矢田富男君) 藤田賢吾議員。 ○5番(藤田賢吾君) 大変厳しい答弁ですね。予備で全部できるんですか。もしですね、予備でいいんなら、別にきょういいやっていうふうにして、親が思ってしまったら、足らなくなりませんか。予備そんなにあるんですか。そんな答弁では、私はだめだと思いますよ。本来であれば、当日の朝にも注文できるようなシステムをこれから考えていくっていうのが筋じゃないんですか。  これ本当に頼めなくなった生徒は、本当かわいそうだなと思っています、私は。  次にですね、教育課長にお聞きいたします。  先ほどの入札の契約ですけども、八風中、菰野中で、デリバリー給食として、実際に提供される日っていうのは、何日を予定しておりますか。答弁願います。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  教育課長、桂山幸和君。 ○教育課長(桂山幸和君) 給食の日数につきましては、業者と190日程度ということで、契約しております。  ただ、実際の日数につきましては、これから中学校の行事や必要な日っていうのを設定していきますので、その前後になる、それより少ないことも想定されております。  以上です。 ○議長(矢田富男君) 藤田賢吾議員。 ○5番(藤田賢吾君) ありがとうございます。  190日程度ということで、学校のイベント等で、また調整するということですけども、教育課長にお聞きしたいんですけど、中学校が4限で終わるときですね、生徒に、このデリバリー給食出ないんですかね。  また、職員もデリバリー給食を頼んでいただけると思われますけども、中学校は4限で終わっても、先生、職員はそのまま学校にいて仕事をしてくれています。そういった日は弁当を、その人たちみんな弁当持参になるんでしょうか。これから毎日デリバリー弁当になる職員には、4限終了とか、午前中とか、そういった日には弁当給食がないんですか。教育課長、答弁願います。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  教育課長、桂山幸和君。 ○教育課長(桂山幸和君) デリバリー給食がある日につきましては、学校のほうで、事前にその月の行事と合わせて、日を設定していきますので、確かに4限で、その後、職員であれば、おるでしょうし、例えばクラブ活動があったりとか、そういうときにデリバリー給食を設定していなければ、家庭からの弁当ということになりますでしょうし、また職員については、それぞれ今までやってきたような形で、食事をとってもらうということになります。御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 藤田賢吾議員。 ○5番(藤田賢吾君) ありがとうございます。わかりました。  そうなるとですね、先ほど、ごめんなさい、菰中、八風中で何人っていう話したんですけども、合計すると153人になるんですけども、全員頼んだとしても、生徒の食育の観点から、職員は数字に入れられないとしても、190日ですね、さっきの。それを3年間。契約はことしの9月末からですので、実際に給食を出すことができるのは2月からかな、って言うと、厳密に言うと、3カ月程度少なくなりますけども、それでも190日掛ける3年で、570日とすると、この全体事業で1億6,000万円から割り戻すと、1日当たり、28万702円。それを人数、先ほどの153人で割ると、1食当たりの委託に1,835円。ここに材料費の300円を足すので、1食当たりが2,135円の給食になります。理解されますかね。お弁当を持参される方とデリバリー給食を注文される方の不平等感、出ませんか。  教育長がおっしゃる三重県下の中学校給食が90%を超えている、食育を進めたいとのことですけども、行き渡る人と行き渡らない人がいるのは、食育の不平等ではないですか。  片や、弁当が大事と言いながらも、喫食率も上げたい。どっちですか。不満が出ないか心配ですよ。これはどう思われますか、町長、答弁願います。 ○議長(矢田富男君) 教育長、北口幸弘君。 ○教育長(北口幸弘君) 先ほどの単価で計算していただきましたところによりますと、2,100円とかになるという計算でございます。  私どものほうも、説明会でもお願いしておりますように、よりよいデリバリー給食を提供して、喫食率も上げていく。そういうようなことで、保護者、生徒の皆さんから満足していただけるような給食を、デリバリー給食を目指していきたい。そして喫食率も上げていきたいなというふうに考えておるところでございますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 藤田賢吾議員。 ○5番(藤田賢吾君) ありがとうございます。  喫食率を上げたいっていうことですけども、どうやって上げていくかっていうのが大事なんですよ。どうやって生徒に理解してもらえるのか、保護者に理解してもらうのか。そこに注意を持ってもらわないと、目指すとか、上げるとか言うだけでは、物事進まないんですよね。実際に5カ月かけて、15%以下っていうのは事実なんですよ。それだけ興味がないっていうことなんですよ。あれば絶対来るんですから。知らないから。  次に、教育課長、一斉給食、完全給食を目指すということで、委員会設置の内容、先ほど千賀議員も質問しておりましたけども、その内容はどこまで進んでいるのか。答弁願います。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  教育課長、桂山幸和君。 ○教育課長(桂山幸和君) 現在、検討委員会の設置等につきましては、今後も設置等を含めて、検討していきたいと考えております。  現在は、内部のほうでですね、給食の今後の進め方については、協議をしておるところでございます。御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 藤田賢吾議員。 ○5番(藤田賢吾君) 教育課長、前議会の私への答弁で、委員会設置するっていう話してましたよね。  その内容がどこまで進んでいるのか。私は並列して進めなければいけませんよっていう話させてもらっています。  先ほどの千賀議員の答弁で、PFI方式とかにもふれてましたけども、町長の公約は、少なくともセンター方式ですよ、二、三億円で。それ以外ないんですよ。  さっきの答弁ですと、委員会は設置してないっていうことになりますよ。委員会は内部のみの検討ではなくてですね、私は当事者である保護者、PTAの意見も聞くべきと考えますけども、これから設置に向けて、どう考えますか。教育課長、答弁願います。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  教育課長、桂山幸和君。 ○教育課長(桂山幸和君) 繰り返しになって申しわけありませんが、そういった設置を含めてですね、今後検討していきたいと思っております。御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 藤田賢吾議員。 ○5番(藤田賢吾君) 検討ではだめですよ、設置しなければ。ありがとうございます。  ぜひともね、保護者の皆さんに知ってもらうべきなんですよ、デリバリー給食なら3年間で1億6,000万円、現時点で喫食率14%程度予想。センター方式なら喫食率100%近い、建設に町長の公約どおりなら二、三億円で、さらに安くする方法があるって答弁もいただいているんですよ。  また、期間がどれだけ必要なのか。それが自校式なら、費用や期間はどうなのかについても、保護者を交えた議論、必要ではないですか。PTAだけではないですよ、生徒もですよ。どう思っているのか。今は当事者みんなに知ってもらうときなんです。意見聞かなきゃだめですよ。私はそう考えています。これが諸岡議員や中山議員が言った、慌てて見えるっていうとこなんですよ。町長はどのようにお考えですか。教育委員会にお任せですか。答弁願います。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  柴田孝之町長
    ○町長(柴田孝之君) この点も教育委員会教育長から答弁させていただきます。 ○議長(矢田富男君) 教育長、北口幸弘君。 ○教育長(北口幸弘君) 今、議員からおっしゃっていただきました御意見も参考にさせていただきながら、今後検討させていただきたいと思っております。 ○議長(矢田富男君) 藤田賢吾議員。 ○5番(藤田賢吾君) ありがとうございます。  ぜひ、検討だけでなく、前向いて進めていただきたいなと思っております。  それでは、次に保育士に関する質問についての再質問をさせていただきます。  現在ですね、現在と言うか、今までと言いますか、保育士の非正規職員の数は年々ふえてるんですか。減っているんですか。子ども家庭課長、答弁願います。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  子ども家庭課長、大橋裕之君。 ○子ども家庭課長(大橋裕之君) まず、臨時職員でございますけども、以前からの経緯で申し上げますと、やはり園児数がどれだけふえてくるかということによって、対応する臨時保育士も、そのところで増減はしてまいります。現在は減っている状況でございます。 ○議長(矢田富男君) 藤田賢吾議員。 ○5番(藤田賢吾君) ありがとうございます。  減っているということで、事務局、資料をお願いします。  これは、各園の児童数と職員数ですけども、ちょっとピンクのところ、塗ってあるところ。  これは、11月時点での各園の児童数、職員数ですけど、正規・臨時・登録・時間外の先生、全員合わすとですね、315人、そのうち正規保育士は73人と、23%程度になります。  現場では、非正規職員で持っている状態、私はこのままでいいのか、また臨時の職員がクラス担任を持つことはよいのかと。私は決してよいとは考えていませんが、何か改善策は考えていませんか。総務課長、答弁願います。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  総務課長、小林義久君。 ○総務課長(小林義久君) 先ほどの表で、正規職員が23%という分析でございます。  全員協議会でも御答弁させていただきましたように、菰野町としてですね、正規職員の目安って言うか、定数的なものを設定させていただいております。それについては、前倒しで採用しておるという報告をさせていただいたとおりでございますが、どうしてもですね、非正規職員さんにクラス担任を持っていただいているという部分については、正規職員の福利厚生の休暇等の取得によるものでございます。  そういったところからですね、非正規職員であれですね、保育の手技とか、技術は十分持ち合わせていただいております。そういった方への待遇改善ということで、就労に対する報いをさせていただいておるところでございますので、御理解を賜りたいと存じます。 ○議長(矢田富男君) 藤田賢吾議員。 ○5番(藤田賢吾君) ありがとうございます。  総務としてね、人の配置について、そういうふうに思ってもですね、現場は今、大変ですよ。ありがとうございます。  次に、子ども家庭課長にお伺いいたします。  前議会で可決された菰野保育園・西保育園増築工事は、予定している工事金額と完成予定工期はどうなりますか。これですべての待機児童が解消されますか。答弁願います。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  子ども家庭課長、大橋裕之君。 ○子ども家庭課長(大橋裕之君) この菰野保育園・西保育園の増築につきましては、現在お示しさせていただいておりますのが第1期の工事分でございます。  2期工事、まだ正確な金額は出ておりませんけども、全員協議会の中でもお話させていただいておりますように、約4億円から4億円強の金額がかかってくるということになります。  工期につきましては、第1期工事につきましては、令和2年度8月をもって完成ということで受け入れを始めたいというふうに考えておりますが、令和2年度に第2期工事の発注ということで計画をしておりますので、それは菰野保育園と西保育園では、工期がちょっと変わってまいりますけども、菰野西保育園につきましては、令和3年度までかかるということになります。御理解賜りたいと存じます。 ○議長(矢田富男君) 藤田賢吾議員。 ○5番(藤田賢吾君) ありがとうございます。  全部で4億円強と、完成予定も令和3年っていうことで、これだけの金額を喫緊の課題解決としているのは、私は理解しているんです。  しかし、選挙公約も喫緊の課題に向けた公約ではなかったんですか。二、三億円でできる給食センターはなぜできないんですか。そこは理解しかねます。  また、町長はよく他市町と比べられますけども、保育士の処遇は他市町に比べてどうなんですか。休日や休み時間はちゃんと取れていますか。子ども家庭課長、答弁願います。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  子ども家庭課長、大橋裕之君。 ○子ども家庭課長(大橋裕之君) まず、休憩につきましては、今、町長御答弁申し上げましたように、私どもの中で、保育資格のない補助員というものを募集して、各園に配置しているところでございます。  ただ、それで全員足りるかどうかということは、これからまた検討していかなければなりませんけども、やっぱり現場に余裕がないということは、改善すべきことというふうに考えております。 ○議長(矢田富男君) 藤田賢吾議員。 ○5番(藤田賢吾君) そうですね、ありがとうございます。  ぜひとも、改善してほしいんです。よい環境ならね、やめていかないと思うんですよ。  まずはね、離職の防止策を考えるべきです。保育士さんの業務負担軽減に対する課題を洗い出してですね、菰野町の保育環境に合った保育士の方が少しでも長く働き続けることができる環境を整備するには、まず保育士さんの現場の声を細かく聞く必要があります。  私が個別で調べたとこですと、慢性的な保育士不足による仕事量の増加ですね、書類の作成などがすごく多いということと、保護者からのクレーム対応の増加。実際に時間外の仕事もあるっていう、これはデータとかではなくてですね、イベントの作り物をするのを、やっぱり家に持ち帰らないとできないっていうことでした。  あと、保育士不足によって、勤務日や時間が不規則。時間外保育士さん、この方は免許なしの方ですけども、フルタイムで入ってもらう。  このままではね、子どもの生命を守ることや情緒安定など、見守ることができなくなって、間違いなく保育の質の低下につながりますよ。こういった負担と考えられるものについての調査、研究を進めていき、保育士さんが長く働き続けるために、必要な条件を探る研究をしてください。子ども家庭課長、答弁願います。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  子ども家庭課長、大橋裕之君。 ○子ども家庭課長(大橋裕之君) 臨時保育士からも意見を聴取し、また園長、それから主任などからも、定期的に報告をいただいております。  その中で改善できるところは、やはりすべきというふうに考えております。  特に、先ほど言われましたように、家へ持ち帰っての仕事っていうのが恒常的に行われているということにつきましては、これはやはり改善すべき点でありますので、これにつきましては、職員の負担の軽減ということで、パソコンの台数をふやすなりと、そういうふうなことを今、検討しているところでございます。 ○議長(矢田富男君) 藤田賢吾議員。 ○5番(藤田賢吾君) ありがとうございます。  子ども家庭課長、ほかにもですね、町内の幼稚、保育所でもですね、職場の雰囲気、各園のね、職場の雰囲気とか風土とか、環境の特徴っていうのがあると思うんですけども、そういうところも、保育士の働き方などもあると思いますので、そういったことも研究に盛り込んでいただきたいなっていうふうに思っています。  先ほど、課長のほうからちょっと言っていただいたんですけども、私も以前からですね、パソコンが保育園に、園に1個しかないからふやしてほしいっていう話をずっと前にさせていただいて、各年齢ですね、年齢ごとにふやしていただいたのは、本当に感謝してます。  ただですね、やはりですね、基本的には1人1台ないと、進めることができないんですよね。ちょっとあいた時間にしようと思っても、ほかの方が使っていると、使えない。じゃあまた後になる。それがどんどんどんどん後になると、働くのも遅くなる。それが負担になるっていうふうになるんです。  役場の職員も、小学校、中学校の先生も1人1台、皆さん持ってますよね、パソコン。そこにソフトも入れてですね、園児の入出園管理から請求まで、計算や先生の時間管理等、すべて入力ソフトでできるとこで、書類等の作成軽減、負担軽減することも、少しでも長く保育士を続けていただくのには必要と考えますけども、そういうソフトも一緒に請求することできませんか。子ども家庭課長、答弁願います。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  子ども家庭課長、大橋裕之君。 ○子ども家庭課長(大橋裕之君) それをしようと思うと、やはり経費がかかりますので、これは私ども一存では、決めることができません。財務課、それから町長と、やっぱり協議が必要ということになりますので、御理解賜りたいと存じます。 ○議長(矢田富男君) 藤田賢吾議員。 ○5番(藤田賢吾君) 町長、ぜひとも協議に入ってあげてください。ありがとうございます。  答弁願えますか。じゃあ答弁願います。 ○議長(矢田富男君) 答弁ですか。  答弁願います。  柴田孝之町長。 ○町長(柴田孝之君) 本日、議員から御指摘いただいたことを含め、実は私自身もですね、各幼保園に、直接伺い、また園長会にも出席させていただいて、今、議員から御指摘いただいた声っていうふうなものを直接聞いて、担当課任せにするっていうだけでなくて、真剣に取り組んでいきたいと考えておりまして、パソコンのことも、よく私も存じておりますので、その点含めて、予算措置というふうなものとのバランスも考慮して考えていきたいと思いますので、御理解を賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(矢田富男君) 藤田賢吾議員。 ○5番(藤田賢吾君) そこの課に任せないでっていうことでしたけども、先ほどの中学校給食も同じことなんですよね。教育委員会に任せないで、中に入っていただきたいなというふうに思います。ありがとうございました。  幼稚、保育っていうのはですね、子どもを育てていく中で、一番最初の土台となる部分なんですよ。そこを忙しい現場の中で、大変な保育士、先生を見て、子どもたちの情操にも影響が出るのではないかと大変心配してるんです。  私は、子育てに個人的に支援をしてもですね、根本的な解決にはつながらないと思っています。お父さん、お母さんが菰野町で産み育てたいと思えるような施策、子育てが楽しいと感じる施策、そういうのが必要なんです。  自身の子どもだけではなく、地域の子どもたちのことも、子育てを真剣に考える親御さんはたくさんみえますよ。よい考えを出すには、こういった方の考えや行動を支えてあげてください。  町長は、こういった子育て全般をどのように進めるべきか、お考えは何かありますか。御答弁願います。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  柴田孝之町長。 ○町長(柴田孝之君) この議会の中でも、類似の御質問いただきまして、それの繰り返しになるとは思いますけども、第一義的には、各家庭が子育てというふうなものをすることが、子ども、また保護者の生きがい、やりがいっていうふうな点で、重要であるとは考えております。  ただ、それと同時に、教育、子育てというふうなところには、専門的な観点、そういうふうなものを入れることによって、また社会全体をもって支えることも大切だと思っております。  ですから、まさに保護者が一義的でありながら、またこの行政、社会、地域、一体となって、みんなで子育てをしていくっていうことが理想ではないかと考えておりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 藤田賢吾議員。 ○5番(藤田賢吾君) ありがとうございます。  私も同様に思います。  また三重県で、三重で出会いたい、産みたい、育てたい、「みえ・たい3・スイッチ運動」が展開されております。昨年2月にも、学生や社会人向けに、結婚、出産、子育て、仕事に関するアンケートを行って、意識調査をして、三重県のホームページでも結果が公表されています。親がどう思っているのか、町長、ぜひともこのアンケート結果を見て、参考にしていただきたいなというふうに思います。  しかしながらですね、一番の根底にあるのは、やはり保育士の大幅な処遇改善と思っております。豊かな保育環境に改善することこそが、園児のために良好な保育環境につながります。  町長は、この処遇改善、保育環境について、どのように考えているのか。答弁、もう一度いただけますか。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  柴田孝之町長。 ○町長(柴田孝之君) この点も繰り返しにはなりますが、議員から御指摘がありましたとおり、まず保育士さん自身のやりがい、またお子様皆様の健やかな成長という、いずれの観点からも、ゆとりを持った保育、余裕を持った保育っていうものを実現するというふうなことが私の理想であると考えております。まさにそこに向けては、保育士の待遇の改善っていうふうなものは、重要なことで、かつ必要なことであるというふうに考えておりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 藤田賢吾議員。 ○5番(藤田賢吾君) ありがとうございます。  前向きな答弁をいただいたのかなっていうふうに、私は理解しております。  このままでは先ほど課長が答弁したようにですね、非正規の方、また減っていかないのかな、もっと大変にならないのかなって、本当心配しているんです。  先日も、内田議員の質問、答弁で、町長は、子育てそのものに支援したいっていうことでしたし、保育園への支援もしたいということなので、大変期待をしております。  先日も、この件、この質問についてですね、いろいろ調べていたところ、インターネット上で保育士さんの意見で、すばらしい感銘を受けた投稿、言葉がありました。その保育士の方は、「子どもへの愛は究極に突き詰めれば時間です。どれだけ相手、子どものために時間を割いてあげられるのか。これは子どもの心に深く残るもの」。本当にそのとおりだなと思います。  すばらしい保育環境をつくり、それを永久に子どもたちに残してあげるのが私たちの使命であります。民間導入だけで、すべてが解決するとは思っておりません。  町長には、同じような思いを持っていただきたいことを求め、私の質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(矢田富男君) 以上で、藤田賢吾議員の一般質問は、終了をいたしました。  ここで、暫時休憩をいたします。  休憩時間は、10分程度といたします。
                  午後 1時53分 休憩             ~~~~~~~~~~~~~~~               午後 2時07分 再開 ○議長(矢田富男君) 再開をいたします。  休憩前に引き続き、一般質問を続けます。  2番議員、稲垣啓二議員、登壇ください。            〔2番 稲垣啓二君 登壇〕(拍手) ○2番(稲垣啓二君) 2番議員の稲垣啓二です。日ごろは大変お世話になり、ありがとうございます。  私は、日々、町民の方々の御意見、御要望にしっかりと耳を傾け、引き続き精進を重ねていきたいと存じます。  早速ですが、通告書に従いまして、一般質問をさせていただきます。  先般、9月には、台風15号が関東地方を襲い、また10月は台風19号が広範囲の地域に甚大な被害をもたらしました。犠牲になられました方々には、衷心よりお見舞いを申し上げます。  今回の台風のような大規模な自然災害は、自分の身は自分で守る自助と近隣の人が互いに助け合う共助、それに公的機関が手を差し伸べる公助が連携する必要があります。  大規模災害が発生した場合には、行政がすべての被災者を迅速に支援することが難しいこと、行政自身が被災して機能が麻痺する可能性があることなどから、公助主導の減災、防災には限界があると思います。  そのため、自分の命は自分で守るという自助意識や地域コミュニティで助け合う共助意識が重要になってきますが、災害による被害を少なくするためには、具体的にどのような連携が必要なのでしょうか。  まず、1点目は、公助の守備範囲を町長にお伺いいたします。  2点目ですが、今回の大規模災害では、長時間の停電、断水という被害が拡大しております。ライフラインの中でも、電気の必要性を痛感いたします。  そこで、大規模災害時における停電対策について、お伺いをいたします。  菰野町では、ここ近年、台風での大規模停電はなく、長時間停電では、昨年の台風で、9月4日から5日にかけて、25時間、小島地区、田口区周辺で停電が発生しました。原因は倒木です。後ほど停電防止対策としての樹木計画伐採についてふれますが、昨年の当町で発生した長時間停電の際、自家用発電機を現場へ運搬したと聞いております。  大規模災害時に備えて、最優先すべき箇所に自家用発電機、あるいは蓄電池が設置されているのか。現状の設置箇所、また容量で、用は足りるのか、疑問でありますが、その点についての現状をお伺いします。  大規模災害が発生したら、自助、共助、公助の連携が必要となりますが、行政による公助に頼るだけでは、立ち向かえません。自助、共助の意識を忘れずに、ふだんからの備えを欠かさないように心がけなければなりません。  そこで、備えという意味で、災害時における家庭用蓄電池が頻繁に出回っておりますが、販売価格が高価であり、気軽に購入できるものではありません。アパート・マンション用のポータブル電池でも、1台50万円から60万円、一戸建ての蓄電池では、一般に容量は6キロワットアワーが多く出回っており、価格は130万円から150万円であります。当町において、蓄電池の補助金の検討をいただきたい。  太陽光発電システムが家庭用に出回った当初は、当町にも補助金がありましたが、その当時と同様に、今後は蓄電池を購入される家庭がふえてくることが予想されます。  現在、三重県内の各市町での補助金を出してる町は、四日市市と川越町、多気町の3カ所であります。  当町においても、山間部が多く、長期間の停電も考慮した上で、災害に備えた蓄電池補助金を早期に検討いただきたいと思います。  次に、樹木の計画伐採について、お伺いをいたします。  山間部での停電の原因は、大半が樹木倒木による断線、あるいは樹木の電線接触によるものであります。断線の場合は工事期間も要するため、長時間停電になる可能性が高く予想されます。  三重県では、10月の県議会本会議で、台風時の停電防止策として、山間部の電線近くの樹木を電力事業者にかわって、市町が計画的に伐採できる制度を新設するという方針が示されました。  新聞をお願いします。  鈴木英敬知事が10月3日、県議会の答弁を受けて、新聞に「市町の計画伐採可に」という形で、停電防止への方針ということを打ち出しました。これは新聞に掲載をされました。ありがとうございます。  この内容はですね、県は来年度から実施していけるよう調整を進めるというふうに知事が述べており、市町と電力会社との間で、伐採費の負担割合について協議して、年度内にも県と市町、電力事業者による三者協定を結ぶと回答しております。この協定は、既に和歌山県が交わしており、全国では2県目になるという見通しでございます。  この発端は、ことし9月の台風15号で、千葉県の山間部の広範囲で倒木が発生して、長期間にわたって停電が起きて、皆さんも御存じのように、全国的に注目を集めました。  鈴木知事は、県議会の答弁で、電力会社との締結で柔軟な対応が可能となり、今まで以上に早期対応が期待できる。県民の安全確保や不安解消に向けて、できる限りの対応を行うべきと述べております。  菰野町としても、大規模停電を未然に防ぐ対応策をどのように考えているのか、町長の考えをお伺いします。  これで、1回目の質問とします。よろしくお願いします。 ○議長(矢田富男君) 稲垣啓二議員の一般質問に答弁を願います。  柴田孝之町長、登壇の上、答弁願います。              〔町長 柴田孝之君 登壇〕 ○町長(柴田孝之君) それでは、2点の御質問をいただきましたので、順次お答えしたいと思います。  まず、大規模災害時における自助、共助、公助の連携並びに、公助の守備範囲について、お答えいたします。  災害から住民の生命、身体、財産を守ることは、行政の最も重要な役割の1つでありますが、個々の住民もまた平常時から災害に対して備えを強化し、一たん、災害が発生した場合には、自分の身を守り、さらにはお互いに助け合うことも非常に重要であります。そのため防災対策においては、住民がみずからを災害から守る自助と地域社会が互いを助け合う共助、行政による公助との適切な役割分担に基づき、住民、地域コミュニティ及び行政が連携していくことが必要であると考えております。  このうち、公助が発災時に行う活動についてでございますが、人命救助や道路の障害物除去、避難所等への救援物資の配布、上下水道などインフラの復旧、罹災証明の発行、災害廃棄物の処理、応急仮設住宅の整備などが挙げられます。  次に、大きな2番、大規模災害時の停電対策についてでございます。  まず、小さい①番、蓄電池対策の必要性についてでございますが、大規模災害時の停電への備えにつきまして、当町では、主要な公共施設に大型の自家用発電機を備えております。  また、収容避難所等には、太陽光発電機及び蓄電池を設置しているほか、優先的に電力を復旧すべき公共施設を整理し、中部電力と情報を共有して、連携体制を構築しております。  また、家庭用蓄電池の補助金についての御質問をいただきましたが、家庭用蓄電池は、非常時にさまざまな家電製品を使用するための電源として使用できるという利点がございます。  ただ、これに対して、議員御指摘のとおり、その価格がかなり高額であるというふうなデメリットのほか、容量の問題がございます。まだまだ容量が十分でなく、数時間の停電であれば問題ありませんが、二、三日に及ぶような停電には対応ができないというふうな弱点もございます。  一方で、停電対策といたしましては、蓄電池のほかにも、電気自動車、ガソリン、カセットボンベ、またLPガス等で発電する各種の発電機、水で発電するマグネシウム空気電池、ポータブル型ソーラーパネルなどのさまざまな製品がございます。これらの製品それぞれに長所、短所がありまして、多種多様な選択肢がありますことから、これらの製品の特徴、利点、弱点を整理した上で、補助金のあり方について、検討することが必要だと考えておりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。  次に、大きな2番の②番、樹木の計画伐採実施に向けた取り組みについて、お答えいたします。  今年度の台風15号では、千葉県を中心に、大規模かつ長期的な停電が発生し、住民生活や地域の経済活動が滞る等の甚大な被害が発生したということは、議員も御指摘のとおりでございまして、また我々の共通認識であると考えております。  この大規模な停電でございますが、町民生活はもちろん、行政の防災機能にも大きな影響を及ぼすことは、言うまでもございません。災害時の自助、共助、公助の連携が困難なものとなるため、このような大規模停電を防ぐべく、県が調整を進めているライフラインを守る事前伐採事業は、当町においても、町民の安全安心な暮らしを守るための極めて重要な事業であると考えております。  また、三重県、各市町、ライフライン事業者との三者協定につきましては、「災害からライフラインを守る事前伐採事業」、仮称ではございますが、そのような名称で、既に三重県から提案を受けております。  現在、県では、来年度からこの事業を実施できるよう、協定内容や事業の進め方等について、協議をしている段階であり、実は詳細につきましては、まだ市町には情報が来ておりません。今後、市町向けの説明が実施されることになっておりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。  私からは、以上でございます。 ○議長(矢田富男君) 一通りの答弁が終わりました。  再質問がありましたら、御発言ください。  稲垣啓二議員。 ○2番(稲垣啓二君) 御答弁ありがとうございました。  町長から、公助の考え方について述べていただきましたが、大規模災害となれば、先ほど申し上げましたが、行政側も対応に追われて、機能が麻痺するということが予想されます。  複数の議員からも、災害対策について、質問されておりますが、公助のシミュレーションをいま一度、再認識をしていただきまして、対応をお願いしたいというふうに存じます。  特に、その中でも、ライフラインの中で電気の必要性を痛感しておりますので、停電対策に絞って再質問をさせていただきます。  大規模停電が発生した場合、先ほど町長の答弁にありましたように、菰野町の最重要箇所と、いわゆる人命にかかわる箇所として、菰野町庁舎、菰野厚生病院、消防本部、けやきと、4カ所指定されております。電力会社との申し合わせで、この4カ所については、最優先とした停電復旧工事が必要不可欠ということでありますが、万が一、停電復旧がおくれても、大きな自家用発電機が備わっております。  私が懸念するのは、大規模災害の際、主要道路も寸断し、老朽化している橋も多いため、橋が崩落した場合、電力会社でも復旧工事、現場へ出向できないケースもございます。  ということは、長時間停電につながりかねないということであります。  そこで、昨年、先ほど申し上げた、町内で長時間停電、25時間停電しました。現場へ自家用発電機を持ち込んでおります。どのような実例であったか、具体的にお伺いします。  また、行政側で準備している同様の自家用発電機は何台ありますか。御答弁願います。安全安心対策室長、お願いします。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  安全安心対策室長、瀧見浩志君。 ○安全安心対策室長(瀧見浩志君) 昨年度の25時間停電の際の対応について、御質問をいただきました。  昨年9月の停電時には、小島区及び田口新田区において停電となり、農業用集落排水のマンホールポンプ等が停止し、汚水が適切に処理できず、オーバーフローする恐れがあったことから、発電機によってマンホールポンプを作動させ、またバキュームカーによって汚水を吸い上げて、オーバーフローを阻止しております。そのときに使用した発電機につきましては、一般家庭用の100ボルトの発電機ではなく、大型機械等で使われる200ボルトの特殊な発電機であり、町として、移動させて使用する同規模の発電機は保有しておりません。  以上でございます。 ○議長(矢田富男君) 稲垣啓二議員。 ○2番(稲垣啓二君) ありがとうございました。  今の実例のように、たまたま昨年は1カ所でしたが、数カ所、ほかの箇所でも緊急事態が発生した場合、現状の自家用発電の体制で対応ができるのか。  また、緊急性を要する場合の対応に問題がないのか、不安が残ります。少なくとも、昨年の事象が発生したことを鑑み、水道課、あるいは下水道課には、大型の自家用発電機を保有することが望ましいのではないかというふうに考えます。いま一度、検証いただくことを要望しておきます。これは、答弁は結構でございます。  次に、住民の方が停電した場合、いつ復旧するのか確認するため、まずは電力会社、あるいは庁舎へ連絡するものの、まずつながる状態ではございません。  そこで、詳細を確認するのはネット情報であります。菰野町のホームページの防災情報の関連リンクに停電情報があります。これで地域別の停電情報が確認はできますが、もっと詳細な地域はもちろんピンポイントの停電箇所、復旧時間が確認できるアプリがあります。  ちょっとチラシを映してください。  これは、表紙だけ映してあるんですが、実際はこう見開きする、こういうパンフレット。私が持っている、こう見開きするパンフレットに、いろんな中身が書いてあります。これは今年度からサービスアプリがスタートしました。5月ごろに、皆さん、議会事務局にも、もちろん周知されまして、各議員の方にも配付されましたが、行政側、皆さん方にも当然、届いているチラシ、パンフレットでございます。登録されている方は、左上のアイコン、ああいうマークですね。あのアイコンが自分のスマホに、ホーム画面に表示されていれば、登録されているということです。あのアイコンが登録されます。登録済みの方は。  そういうアプリが今年度からスタートをしました。  行政の皆さんも、既に登録されている方もみえると思いますが、停電時には、問い合わせも多くなり、町民の方は、先ほど申し上げたように、行政に電話してもつながらない。非常に不安が募ります。私も経験ありますが、個人の方から電話があって、いつ停電が復旧されるのという連絡があると。こういう経験、行政の方もあろうかというふうに思います。  このまだの方は、このアプリを早急に登録して、有効活用をしていただきたいというふうに思います。  町長は、登録はお済みですか。よろしくお願いします。特に問い合わせが、町長の場合は、よくあると思いますので、お願いいたします。  このアプリの、ちょっと若干、中身を紹介しますと、ピンポイントで停電箇所が把握できます。例えば自宅はもちろん、身内の方が離れた場所に住んでいる場合等、そこの停電場所を把握したい箇所があれば、このアプリに5地点、5カ所まで事前登録ができます。この箇所の電力会社には、契約のお客様番号っていうのがあります。この、停電を知りたい場所のお客様番号を登録しておけば、登録した箇所で停電が発生すれば、自分のスマホへ向こうから、自分で検索しなくても、電力会社から通知が来ます。停電が発生しましたという、スマホに表示されます。そういうシステムです。そうなると、そこで復旧時間も、当然あと何時間ぐらいで復旧するという情報も確認されます。この情報、せっかくこういう情報がありますので、今現在はこの情報を活用される方が非常に少ないのは間違いありませんが、情報を知らない方、わかっていて登録するんじゃなしに、この情報すら知らない方も少なくありません。ぜひ災害対策のツールとして、PRを継続していただきたいということで、この周知方法はどのように実施されておりますか。答弁をいただきたい。安全安心対策室長、よろしくお願いします。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  安全安心対策室長、瀧見浩志君。 ○安全安心対策室長(瀧見浩志君) 停電情報の関係の周知の方法ですが、先ほど議員がお示ししていただいたチラシですね、それを総務課の窓口、各地区のコミュニティセンターのほうへ配架しており、町ホームページから中部電力の停電情報のホームページへのリンク表示を実施しているところでございます。  そのほか、台風シーズンの9月前半号、降雪前の12月前半号のお知らせ版で停電に関する情報の関係の記事掲載を行って、周知いたしているところでございますので、御理解賜りますようお願いいたします。 ○議長(矢田富男君) 稲垣啓二議員。 ○2番(稲垣啓二君) ありがとうございました。  先ほど、答弁で、災害シーズン時期に定期的な記事掲載は、非常に有効であるというふうに考えますので、今後も継続したPRをよろしくお願いいたします。  また、長時間停電の場合、情報入手する、今の言いましたスマホ、あるいはパソコンも電気がなくては意味が、情報が入手できませんので意味がありません。  大規模災害が発生し、各地域で避難した場合、地域ごとに収容避難所が設置されます。  資料の3かな。  各地の、これは収容避難所ですね。大規模の場合は多分、収容避難所へ避難することになると思いますが、菰野地区、鵜川原、竹永、朝上、千種と全部で9カ所ございます。ありがとうございます。  この避難所が長時間停電した場合、先ほどの情報入手もできない状態では困ります。停電対策として、避難所の蓄電池設置状況を見させていただきました、事前に。それぞれ15キロワットの蓄電池設備が既に設置されております。  ただ、この停電の際、この蓄電池に切りかえる動作、稼働させる動作はだれがするのか。  また、15キロワットの容量での使用設備、あるいは利用可能時間を想定した場合、どの程度のものなのか、お伺いをいたします。  それと、もう1点、避難されずに自宅に滞在する場合、自宅での停電対策として、先ほどの家庭用蓄電池を設置される方がふえてきております。  国の施策として、SIIと言うんですが、「災害時に活用可能な家庭用蓄電システム導入促進事業費補助金」というのがあります。  それと併用して、地方自治体、先ほど申し上げた三重県では、3市町が既に補助金を導入しておりますが、併用できます。菰野町でも、早期に家庭用蓄電池補助金の検討をいただきたいというふうに思います。
     この2点について、答弁を願います。安全安心対策室長、お願いします。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  安全安心対策室長、瀧見浩志君。 ○安全安心対策室長(瀧見浩志君) 収容避難所の蓄電池に関する点と補助金の関係で御質問をいただきました。  収容避難所に設置している蓄電池につきましては、停電の際に自動的に切りかわる装置がついており、各収容避難所のどのライトが点灯し、どのコンセントが使えるかなどを示した菰野町災害時非常用電源運用マニュアルも作成しております。  蓄電池の15キロワットの想定につきましては、収容避難所で使用するパソコン、無線機、携帯電話の充電、扇風機等の使用を想定しておりますが、実際の災害時の状況、季節、気温等によって大きく使用量や発電量が変わってきます。  続きまして、家庭用蓄電池の補助金につきましては、町長答弁にありましたように、検討が必要かと考えておりますので、御理解賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(矢田富男君) 稲垣啓二議員。 ○2番(稲垣啓二君) ありがとうございました。  私は、だれが稼働させるかと確認したのは、避難所の蓄電池は手動というふうに認識しておりましたが、先ほどの答弁で、自動切りかえということを答弁されましたので、マニュアルも用意されているということで、確認できて、安心をいたしました。  また、蓄電池補助金については、早期対応を町長に要望いたします。よろしくお願いいたします。  さて、2点目の樹木計画伐採について、お伺いします。  三重県、各市町、電力との三者協定については、何か動きはございますか。観光産業課長、よろしくお願いします。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  観光産業課長、伊藤 悟君。 ○観光産業課長(伊藤 悟君) 樹木の計画伐採について、御答弁をさせていただきます。  昨年、三重県内でも倒木による配電線の断線や電柱の倒壊など、ライフラインが寸断される被害がございました。議員の御質問、そして答弁の内容にもございましたように、菰野町におきましても、小島区、田口新田区周辺で長時間の停電が発生した状況がございました。  当町としましては、ライフラインを寸断する恐れのある危険木の事前伐採事業は、大変重要なものであると認識しております。  災害に強い森林づくりをより一層強化して、町の防災・減災対策を進め、町民の安全安心な暮らしを守るため、町、県、ライフライン事業が一体となって、ライフライン沿いの危険木の対策をする必要がございます。  現段階では、県から詳細な情報の提供がございません。三者協議の協定内容、事務の進め方等については、今後、説明会等を通して、県から示される情報を整理し、事業を実施していく方向で検討しておりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 稲垣啓二議員。 ○2番(稲垣啓二君) ありがとうございました。  当初、町長の答弁にも、まだ具体的な動きはないということで、そのとおりですね。  ただ、三重県でも、年度内には三者協定を締結するというふうに回答しておりますので、間もなく何らかの指示があるものと考えます。  私が不安なのは、予算的なですね、どこが、電力会社なのか、県なのか、市町がどのような負担になるのか。その辺がちょっと懸念するところでございますが、その点については、また3月議会のタイミングで状況確認をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  もう1点、最後に、これも防災の観点からお聞きをするのですが、国の施策として、総務省から、森林環境税及び森林環境譲与税の創設について、情報がありますが、具体的には、各市町村に対して譲与基準が設けられ、使途についても条件があるようですが、菰野町としての現状並びに今後の対応について、考え方をお伺いいたします。観光産業課長、お願いします。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  観光産業課長、伊藤 悟君。 ○観光産業課長(伊藤 悟君) 森林環境譲与税に関しまして、菰野町としての現状並びに今後の対応について、御答弁をさせていただきます。  森林環境譲与税につきましては、森林整備等に必要な地方財源を安定的に確保する観点から、主に市町が行う森林の公的な管理を初めとする森林整備等の財源に充当するため、創設されたものでございます。  この森林環境譲与税の使途につきましては、間伐や人材の育成、担い手の確保、木材利用の促進や普及啓発等の森林整備及びその促進に関する費用に充てることとなっております。  当町では、森林整備を目的とした森林経営管理制度に森林環境譲与税の活用を検討しております。森林の多面的機能を十分に発揮するには、適時適切に伐採、造林、保育等の施業を実施し、管理していくことが重要であります。森林経営管理制度は適切に経営管理されていない民有林等に対して、森林所有者に所有森林を今後どのように経営管理していくか、意向を確認し、意向によっては、町が経営管理の委託を受け、意欲と能力のある林業経営者に再委託するか、もしくは町が管理を実施する制度となっております。  現在、経営管理の申し出があった場所につきましては、関係者と協議を進めており、その場所をモデルケースとして、順次、森林整備を災害防止面も含めまして、進めてまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 稲垣啓二議員。 ○2番(稲垣啓二君) はい、わかりました。  これは、令和6年度から、今現在、みえ森が県民税として、我々1,000円、年1,000円ずつ納めておりますが、これも令和6年度から県民税として1,000円徴収されるということで、まだ課税が始まるまで、本格的に実施されるまで5年ございます。その間、使用条件等も整備されていくことと思います。  先ほど言っていただいたように、森林組合の山は使用できないという、個人が管理している山ということを聞いておりますので、その辺の森林が整備されていくことは間違いないというふうに思います。  ただ、どういう使い方をされるのか。今、みえ森も、私は前も災害面で利用すべきやということで言っておりますけども、この課税も始まってですね、どうしても、どういうふうに使われるのか、非常に不安でございます。できるだけ防災面に使っていただきたいということを思います。  今後、防災面も含めて、有効的かつ効率的に活用いただきたいというふうに申し上げておきます。  これで、私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(矢田富男君) 以上で、稲垣啓二議員の一般質問は終了いたしました。  ここで、暫時休憩をいたします。  なお、安全安心対策室長、瀧見浩志君は、退席をしていただいて結構です。  休憩時間は、10分程度といたします。               午後 2時46分 休憩             ~~~~~~~~~~~~~~~               午後 2時59分 再開 ○議長(矢田富男君) 再開をいたします。  休憩前に引き続き、一般質問を続けます。  7番議員、加藤大輝議員、登壇ください。            〔7番 加藤大輝君 登壇〕(拍手) ○7番(加藤大輝君) 済みません、本日ですね、最後となりました。7番議員の加藤大輝です。  皆様、大変お疲れやと思いますが、できる限り、てきぱきと質問をしていきたいと思います。僕の質問、中学校給食であったり、保育の現場のこと、重なっている部分もあると思うんですけど、また違う視点で、質問もしていきますので、よろしくお願いいたします。  柴田町長、この12月で9カ月、執行部として、活動されております。  そういった中、町長8公約、細かく言うと、10公約ほどあったと思いますが、昨日、議員の皆さんからの質問の一部、町長の答弁でですね、公約を何もやっていないと言われて、かなり気にされている様子も見られましたが、既に中学生までの医療費の無料化は実施されております。  ただですね、ちょっとここから少し私も厳しい意見を述べたいと思います。  この12月から始めると言われております中学校給食デリバリー方式で、そしてまた今議会で上程されました水道料金改定案について、ある一定、この状況を見ると、公約に沿った行政運営をされているように見えますが、本当に町民の皆さんのため、これからの菰野町のためっていう状況になっているのでしょうか。  本年3月議会で、質問させていただきましたときに、じっくりとした行政運営を求めたところでございます。  昨日、私のこもの輝の会派長も同様の指摘をされましたが、焦られているのではないかという御指摘があったと思います。  3月議会では、公約実現は早いことにこしたことはないですが、中身が伴っていないのに進める。こういった状況は、菰野町の行政運営としては、よいとは言えないと考えますと。  また、ことしは当町にとって大変重要な都市マスタープランの策定、来年には、次期総合計画も控えていることから、次期総合計画と財政を見た最適なバランス感覚と選択をするための時間や議論などのプロセスが必要、公約への実行だけにとらわれず、新しい町政の中で、菰野町のためになることを吟味していただきたいというふうに求めさせていただきました。9カ月たって、大変なところもお見受けしますが、本当にそれができているのか。来年度の予算がどのようになるのか。不安な運営状況、そしてこの町の行政の町政状況であるようにも感じます。  昨日の町長答弁で、できることから無理なく進めるという表現をされましたが、無理がたたって、デリバリー給食はごたごた、後手後手と言いますか、といった部分もありますし、保育園増設に関しても、やっぱり少し中身が伴ってない状態が現状の結果を招いたのではというふうに私は理解しております。  水道料金改定にしても、私としては、現行での検証はどこまでしていて、またもとい、水道ビジョンの見直しや策定があって、料金改定に臨まれるのかと思っておりましたが、行政として、毎年のように5カ年の事業計画と財政収支計画が出てくると、どこが基本であったかっていうのが少し見えなくなってしまうなと。そういったことも思っております。  いま一度、令和の時代の菰野町のために、腰を据えた行政運営を求めます。行き当たりばったりに少し感じてしまいます。  そういった中で、この行政という仕事をする上で、基本、段取りをですね、しっかりこなしていきながら、行政運営を進めていただきますよう、よろしくお願いいたします。  そういった中で、私3個質問した中の子育て支援の充実に向けて、まずは。  ①としまして、待機児童解消や保育士の人手不足など、保育の現場が抱える問題について、どのように解決していくか。今後の計画を示してください。  待機児童に関しては、ハードの、前回の全協もありました。臨時議会もありました。そしてまた全協の中で、藤田議員の質問にもお話があったとおり、保育の人手不足の課題が挙げられておりましたが、やっぱり行政は計画ありきで進められると思っております。課題があったら計画を立てて、しっかり進めていただきたいなと思いますので、よろしくお願いします。  ②につきまして、保育園増設など、ハード施策だけではなく、ソフト、質問通告で書かせていただきました、「おうちで子育て応援事業」(育児応援金としての支給)を提案します。  ちょっと資料1、お願いします。  子育て応援金っていうのは、ちょっとわかりにくいかなと思いまして、このように表現しましたが、これは長野県朝日町ですね、朝日町が行われている事業でですね、対象の方は、保育所等を利用していない生後6カ月から満3歳までの児童とし、生後6カ月から2歳までは、ちょっと料金のところ見てもらえますか。ちょっと下で。  生後6カ月から2歳までに、月額6万円、2歳から3歳、満3歳までに月額3万円を子育て応援金として支給するという事業になってます。後ほどですね、詳しくは説明していくと思うんですが、こういった事業を使われて、この、ありがとうございます。  この朝日町では、平成29年度から開始しておりまして、1年目は63人、平成30年度33人、今年度は途中という報告でありましたが、28人に支給されて、年間約3,000万円の予算。財源は町単事業であり、この中の町単ではあるんですけど、ふるさと納税を活用されている。町長が少しどなたかの質問の中でも、ふるさと納税の観点をいろいろお話されておりましたが、ふるさと納税の活用もですね、町長の考えにそぐうところがあります。  といったところで、この提案をしております。ハード事業でですね、増設に関しては1期工事だけで約2億7,300万円、先ほどの質問で、次いで2期工事についても、全協の発言であったと、約4億円、合わせて7億円相当の予算が見込まれると思います。この7億円っていうハードと、本当に7億円だけで解消できるのかっていう部分。そしてまた町長が言われている保育に欠ける児童に関しては、余すことなく、保育をしていきたいっていう思いを含めて、御答弁いただきますよう、よろしくお願いいたします。  大きな2番に行きます。  大きな2番で、学校給食の今後の進め方について。  本年、この12月より中学校給食デリバリー方式で始まる。先ほどの質問もあったと思います。この事業の進捗状況をお伺いいたします。  また、デリバリー方式の実施内容と本来目指すと言われておりました一斉給食、行政の皆さんのほうからもお声があったと思います。これはセンター方式でっていうところで、そのセンター方式に向けての進め方や時期をお伺いいたします。  デリバリー給食に関しては、るる課題があったと思います。先ほども言われておりました1,100人ぐらいの子どもたちに提供が可能なのか。そういった点も含めて、デリバリーの詳細を確認いたします。  大きな3番、「健康のまち、菰野町の実現に向けて」と題しまして、3つ御質問します。  まず、①に、菰野町の観光資源である温泉をすべての世代の町民が楽しめるよう、この温泉っていうのはですね、保健福祉センターけやきの温泉を活用した新たな施策を、来年の事業としての考えはないかということをお伺いいたします。  そして、②、これは子ども関係なんですが、歯の健康は体の健康、子どもたちの歯を守る施策を求めていきたい。  平成29年度、健康増進計画を立てていただきまして、その中で、もちろん老人福祉、健康、成人ですが、その中で、子どもに対しての施策が、この幼稚園、保育園の子どもたちに対して、フッ化物洗口をしていく。虫歯が菰野町は、菰野町と言いますか、三重県自体がかなり全国でも虫歯が多い県と。その中でも菰野町は、一番悪いところは沖縄県っていう話なんですけど、菰野町は沖縄県にも匹敵するような時期もあったというぐらいですね、虫歯が多い。その虫歯をやっぱり解消していかないと、子どもたちの、ひいては体の健康という成長段階によるですね、幼少時代に永久歯がある中で、乳歯が幼保園のときに虫歯になってしまうと、そのまんま、永久歯のほうにも影響していき、虫歯が多いという状況になっております。  そういった中で、菰野町として、健康増進計画の中で、フッ化物洗口という事業を始めております。それを小学校まで、永久歯が生えそろうのは小学校までですので、できないかという質問になります。  ③番、これは町長のお考えを、お考えと言いますか、思いをですね、一つ、菰野町の特色として、宣言していただけないかなと思い、提案したいと思います。  健康・文化・観光のまち宣言。  形、言葉なりは、少し変わってくるのかもしれませんが、この菰野町が新しい町長になって、どのような町になっていくのか、かなりわかりやすいと思います。  そういった意味も込めて、御答弁をよろしくお願いいたします。  以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(矢田富男君) 加藤大輝議員の一般質問に答弁を願います。  柴田孝之町長、登壇の上、答弁願います。              〔町長 柴田孝之君 登壇〕 ○町長(柴田孝之君) それでは、御質問をいただきましたが、このうちの私からは1番目の①、②番、そして大きな3番の①、③番について、お答えさせていただきまして、大きな2番と大きな3番の②番は、教育長から答弁をさせていただきます。  まず、子育て支援の充実に向けて。①番、待機児童解消、保育士の人材不足等の問題の解決における今後の計画についての御質問でございます。  保育園の待機児童数、令和元年度における待機児童数については、合計68人となっておること、また待機児童の解消を図るため、公立保育園2施設の増築等に取り組んでいること、またこれだけでは待機児童の解消として、十分でないとも考えることから、民間事業者の参入による保育サービスの提供を検討していることは、既にこの議会でも答弁させていただいたとおりでございます。  一方、公立保育所における保育士の確保についてでございますが、正規職員は退職者補充を基本としつつ、令和2年度からの会計年度任用職員による保育士の確保に向けての募集等を行ってまいります。  また、保育士養成施設での就学資金の一部を助成する保育士人材確保事業の実施をしておりまして、この中での保育士の育成、確保を図ってまいりたいと考えております。  次に、育児応援金に係る御質問についての答弁でございます。  内田親根議員からの御質問にも、同趣旨の御質問をいただきましたのでお答えいたしましたが、まず子育て世代が孤立感、不安感、負担感を感じている状況にあること。また子ども同士の交流等が減少している環境から、子どもの健やかな育ちを社会全体で支えていく必要があるという点は、私もそういう認識はあります。  このための、まずは家庭での子育ての支援の方法といたしましては、出産から育児に関する相談、発達段階に応じた教室の開催、各地区における子育てサロン等、保護者の交流を促進する事業、その他相談事業等の事業によって、具体的な子育てそのものに対する支援の事業の充実に努めておるところでございます。
     また、待機児童の解消につきましては、先ほどお話ししたとおり、増築の取り組みや民間参入に向けた環境整備等によるというふうなところでございまして、今の2点について、育児応援金による解決というふうなものは、まさにこの子育て支援と、また待機児童解消っていう、この2点についての解決策としての御提案と考えておりますが、今、言った2点について、現在においては、子育て支援金でない方法による支援、問題解決を考えているところでございます。  一方で、この子育て支援金についても、幾つかの市町で、実際、例があるということは、私も認識はしております。  ただ、当町において、これを取り組むに当たっては、だれを対象に、どの程度の期間給付するのか。また金額を幾らにするのか。どのような効果が今、言った中、期待できるのか。財政措置をどういうふうにするかというふうな、さまざまな検討すべき課題が多く、現状における導入は困難であると考えております。  先ほど申し述べたとおりの異なった観点の、ひとまずは支援、問題解決に努めてまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。  次に、大きな3番の①番ですが、保健福祉センターけやきの温泉利用状況につきまして、昨年度1年間で、内湯8万6,726人、歩行浴1万1,178人、温泉スタンド使用については、3,680立方メートルとなっており、多くの町民の方に御利用いただき、親しまれているところでございます。  また、観光イベントの1つとしての近鉄の観光列車「つどい」においても、移動中に足湯体験をしていただける足湯列車を昨年度に引き続き運行しておりますが、この足湯列車において、使用しているのが、保健福祉センターけやきの温泉の湯でございまして、菰野町の地域資源である温泉のPRに、このけやきの温泉が貢献しているところでございます。  御質問いただきました、けやきの温泉を活用した新たな施策についてでございますが、湯量も限られたものではございます。必ずしも無限っていうことではございませんので、湯量を見きわめながら、さらなる広がりに向けた検討を進める必要があると考えております。来年度事業として、どういった活用ができるか、全庁的に検討してまいりたいと考えております。  また、③番の健康・文化・観光のまち宣言についての御提案でございますが、宣言の内容について、どのようなものにするのか。  また、重要なのは、宣言する時期、また宣言をすることで期待できる効果というふうなものを総合的に考えるというふうなところが必要かと思います。なぜこの時期にこの内容の宣言をするかと、時期に合った宣言をするというふうなことが大切と考えておりますので、他の自治体の類似事例を参考に、調査、研究してまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。  私からの回答、答弁は以上でございます。 ○議長(矢田富男君) 続いて、答弁願います。  教育長、北口幸弘君。 ○教育長(北口幸弘君) 私のほうから、まず最初に、議員御質問の大きな2番、学校給食の今後の進め方について、御答弁させていただきます。  まず、初めに中学校給食についてですが、現在、進めておりますデリバリー方式による中学校給食の進捗につきましては、千賀議員、藤田議員に答弁した内容となりますが、11月26日に菰野中学校、11月28日に八風中学校の保護者の方に説明会を開催いたしました。  今後につきましては、12月に菰野中学校と八風中学校の生徒を対象とした給食を実施し、あわせて、保護者の方への試食会を開催する予定となっております。  今回のデリバリー方式による中学校給食につきましては、保温カート方式による完全給食で、温かいおかずは温かいまま、冷たいおかずは冷たいままでの提供となり、献立につきましては、菰野町の栄養士が学校給食実施基準をもとに作成いたします。  今回の給食費につきましては、牛乳込みで300円となっており、注文(予約)方法につきましては、マークシートとスマートフォンやパソコンによる予約サイトでの2通りとなります。  また、給食費は前払い制となり、注文時に入金がされていないと、注文ができないようになっております。  今回の中学校給食においては、アレルギーに対応した給食の提供はできませんが、献立にアレルゲン情報を掲載させていただきますので、御理解賜りたいと思います。  一斉給食に向けての進め方や時期についての御質問ですが、今回のデリバリー給食につきましては、一斉給食を目指す中での第一歩でありますことから、今後デリバリー給食の実施をしながら、検証等を行ってまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、大きな3番の②番、小学校でのフッ化物洗口の実施について、御答弁をさせていただきます。  フッ化物洗口の実施においては、薬品の準備の負担や時間の確保、安全面からの見守り指導の必要性など、取りかかりやすさの面で検討が必要と考えております。  今後、学校と課題を共有し、検討を重ねてまいりたいと思いますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 一通りの答弁が終わりました。  再質問がありましたら、御発言ください。  加藤大輝議員。 ○7番(加藤大輝君) 御答弁いただきました。順次、再質問に移ります。  まず、大きな1番の①番ですが、藤田議員の質問の中でもちょっとあったんですけど、本年の10月から、幼児教育・保育の無償化が始まりました。  そういった中で、幼稚園から保育園への移動数、藤田議員、44名とおっしゃられてましたが、その数を行政として、どのように把握されておるか。  また、この影響はどのように理解されておるのか、まず再質問します。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  子ども家庭課長、大橋裕之君。 ○子ども家庭課長(大橋裕之君) 無償化が10月から始まっておりますが、9月現在と、それから11月現在を比べますと、幼稚園から保育園に転園になったのが44名でございます。  そして、その理由はと言いますと、やはり幼稚園から保育園ということですので、保護者の就労時間が長くなったなど、理由は考えられます。  その影響でございますけども、やはり保育園に入るということは、長時間保育になりますので、やはり長時間保育と私どもの受け入れ態勢というのが課題として挙がってまいります。  以上です。 ○議長(矢田富男君) 加藤大輝議員。 ○7番(加藤大輝君) ちょっと影響の部分をもうちょっと強くお答えいただきたかったんですが、実質ですね、このように、幼稚園のほうから保育園のほうに移られてくる。現状の待機児童が出てる中であっても、そのようなことがありまして、現在ですね、保育時間のちょっと話をさせていただきたいんですが、大体7時半から6時半までっていう中で、就業環境、親御さんの就業環境によって、5時になるのか、皆さんによって変わってくると思うんですが、この保育時間が、保護者さんが申請されて、許可された時間まで、保育できない環境があると聞いております。  例えば、5時まで申請がおりたとしても、4時半に迎えに行かなければならないという状況であったりですね、これ幼児教育・保育の無償化が始まってから、さらに3時半ぐらいにですね、またどんどん保育時間いっぱいまでできない環境が進んでるのではないかなというお声もいただいております。これは保育士の数も、もちろんそうだと思いますが、このような環境について、改善がかなり、待機児童に対しての対策、町長は先の対策を御答弁いただいておりますが、現状のこの課題の対策がですね、かなりすぐにやらないといけないのかなと。  そういった点について、子ども家庭課長に御答弁を求めます。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  子ども家庭課長、大橋裕之君。 ○子ども家庭課長(大橋裕之君) ちょっと個々の具体的なお話、保護者の就労状態によってかなり変わってくるというふうに思います。  ある保護者を例にとれば、就労時間が例えば5時までということであれば、当然お迎えに来ていただくのは5時半ごろになるということでございますが、就労時間によって、例えば3時に就労が終わるという方につきましては、できましたら3時半までにお迎えいただけるかどうかということの問い合わせをさせていただいたという経緯はございます。それが3時半までに迎えに来なければならないというふうに受け取られたということであれば、それはちょっとこちら側の説明不足もあったのかなということは感じております。  ただ、これにつきましては、やはり保育園のニーズがふえたということでございますので、例えば5時まで働ける職員、または午後から夕方まで働けるというような、さまざまな働ける時間帯に応じて、私どもは保育士を調整、採用をしてまいりたいというふうに考えております。  特に、先ほどの例で行けば、15時まで預かってもらえないのかという御質問があったということだと思うんですけども、それを保育士として、やっぱり受けていく、子どもさんを見守る体制が整っていないということではいけませんので、やはり1つのクラスに分散しているところを集合して集めたり、そして1つの保育室の中で、数人の保育士が見守るという体制もとっているわけでございます。  そのようなことで、子どもたちの安全が確保できるような体制はとっていかなければならないというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(矢田富男君) 加藤大輝議員。 ○7番(加藤大輝君) 課長の言われた、例えば14時ぐらいに迎えに来てもらえないかなっていう相談が1回やそこらあるぐらいでしたら、僕もいいのかなとは思うんですが、ちょっと受け取り方ではないと思うんですね。これ実情を御確認いただきながら、やっぱり申請が許可されたっていうことが保護者さんにとっては、その時間に絶対に間に合うようにと、5時であれば、5時に仕事が終わるように、迎えに行って、頑張って迎えに行かれてると思いますので、それが私は聞かさせていただくと、たびたびそういうお話がされて、当事者間でも相談はされたそうですけど、それであっても、なかなか、じゃあ自分の申請が許可おりた時間までは、受け入れてもらえないというような取り方にならざるを得ない保護者さんたちが今ふえておる。この状況は待機児童とはまた別でですね、これ待機児童も、もちろん出したらあかん話なんですけど、菰野町が保育しますよって言った制限の中を自分たちができていないっていう状況でありますので、改善していただくよう、あわせて求めておきたいと思います。  そういった中で、もう完全にこう人事的、いわゆるマンパワーがですね、不足しておる状況がですね、菰野町の保育。この保育に関して、健全運営ができてないっていうふうにやっぱり考えます。  先ほどの質問の中で、やっぱり正規職員の定数に関してであるとかですね、そういった部分に関しては、よくわかっており、全協でもお話はいただいておりますが、今現状、今お話させていただきました保育時間がちゃんと受け入れてもらえないであったり、今後、待機児童、菰野保育園、西保育園が増設になったとき、それであっても、56人、まだ待機児童が解消されないっていう状況でありますので、これは本当に計画をつくっていかないと、御答弁では、そのように努力しますであったりという言葉があるとは思うんですけど、町長からも。それでは目に見えてわからないなと。  ですので、子ども家庭課として、そしてまた総務課長は前歴、子ども家庭課長でございましたので、よく御存じだと思います。  そういった中でですね、今後の増員、人員配置と言いますか、人事計画を再度どのように考えるか、お聞かせください。よろしくお願いします。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  子ども家庭課長、大橋裕之君。 ○子ども家庭課長(大橋裕之君) 人事計画ですけども、子どもの受け入れ、何人希望されるかと、そして今、待機児童が出ております0歳から2歳について、今、調査をかけているところでございますけども、本当に就労していて、保育園、働きたい方が何人みえるかというようなところを調査して、その数に見合う保育士を調整していくという作業がこれから始まってまいります。  今、臨時職員の力をかりなければ、保育園を運営していくことができないということでございますけども、やはり正職員の数につきましては、やはり総務課と協議をしておる段階でございます。  そして、先ほども総務課長、答弁させていただいたとおりでございます。  あと、また臨時保育士については、今もそうですけども、随時、募集をかけさせていただいて、それの処遇改善とか、いろいろな課題はこれから解決していかないといけないところもございますけども、あと事務の負担であったりとか、今、保育園の現場で置かれている環境改善については、取り組んでいかなければならないというふうに考えております。  ただ、保育士の数には限りがございますので、どのような体制で保育士を配置していくかということも、これ検討しなければなりません。  特に、菰野町は障がい児の加配については、御存じのように、手厚く保育士が配置されております。これにつきましては、平成24年から具体的に基準を設けて、発達支援の必要な子どもさんたちに障がい児の加配をつけているわけです。そのあたりの人数のかげんもございます。ただ、やはり保育を安全に実施していくということが大前提でありますので、それにかなうように、努力をしてまいりたいと考えております。 ○議長(矢田富男君) 加藤大輝議員。 ○7番(加藤大輝君) 済みません、総務課長、よろしいですか。御答弁いただいて。今ので全部だったらいいんですけど。1回、御答弁願います。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  総務課長、小林義久君。 ○総務課長(小林義久君) ソフト面の人員採用の計画につきましてはですね、子ども家庭課で行ってもらっています10月までの入園申し込みのクラス数等によって、動きがございます。  そういった関係からですね、何度も申しましたように、園長、主任、そしてクラス担任、これはすべて正規職員で採用するというのは、私ども、最善の努力をしていきたいと思って、ことしも採用試験を行っております。  そして、また来年度から始まります会計年度任用職員につけても、北勢地域の中でも、遜色のない待遇改善を図っております。これが過当競争になって、保育士の取り合いになっても、また逆効果だとは思っておりますけども、菰野町には決して行かないというような条件での提示ではないと考えております。  そして、あとは中の運営につきましては、子ども家庭課長も申しましたとおり、システムの導入であったり、また働き方が保育に向き合えられるような環境改善に努力していくということで、人材と、また環境面、双方でですね、改善を図っていきたいと思っておりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 加藤大輝議員。 ○7番(加藤大輝君) では、子ども家庭課さんが今、検証されていることをそのまま増員にかかっていけるように、総務課さんでよろしくお願いしたいと思います。  ただ、ちょっと思いと、これから先、保育士さんを確保していきたい思いとって言うか、思いはよくわかるんですけど、やっぱりこれ計画性が必要だと思いますので、今そうやって考えてます、検証しています、じゃあいついつ、どこ、どのタイミングでっていう、やっぱりずっとこれわからない状況であると思うんですよ。これもう何年もたくさんの議員の皆さんが待機児童のお話されたりとかしながら、保育士さんの話もされてると思います。鋭意努力されるっていうのはよくわかってるんですけど、やっぱりこういうのは実際に、じゃあ令和元年度は何人、どうなるんだとか、令和2年度、3年度、令和2年度は増設の話もありますので、そのときに何人になっていくのかとかっていうのは、明確にちょっと計画として示していただきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。  ちょっと次の質問に移りたいと思います。  再質問で、次、1の②、もう1回、先ほどの応援事業の資料を見ていただいてですね、ちょっとコピーをしているもので、見にくいかもしれないんですけど、このおうちで子育て応援事業っていうのは、この朝日町さんは保育所に入っていない子たちに向けてなんですよね。  僕が提案してるのは、待機児童になってしまった子たちを応援する。このちょっと朝日町さんとは、ちょっと目的が違う。  ただ、この中で朝日町さんは最初にどういう思いで、この事業を始められたのかって確認をしていくと、待機児童を出さないために、この事業をしました。ちょっと人数のパイが違うので、余り菰野町と比較するのは難しいところもあるとは思うんですけど、ただ思い的にはですね、もともと孫育てができる環境を整えて、親が仕事にも行く。それで限られた保育園の中で、待機児童を出さないために、平成29年度から創設されたっていうことがあります。一たん資料、大丈夫です。  そういった中で考えると、もう1個の資料を出していただいて。  うちは、もう待機児童が既に出てしまっているので、まず表のほうを見ていただいていいですか。ぐっと大きくしていただいて。  平成29年4月、これ以前も少し待機児童はあったんですが、余り全部出すとあれだったので、抜いてきました。平成29年4月で24人。ちょっと予算は後で説明させてもらいます。平成29年10月で15人。平成30年4月、22人。この平成30年12月っていう、この86人っていうのが、法改正と言いますか、受け入れの改正があったときですね。そしてまた平成31年4月で54人。現状、元年10月、68人。  7番目のR2って書いてある令和2年9月ですね、増設されたときが56人っていう状況の中で、もとはこの朝日町さんの予算をちょっとお借りして、生後6カ月から2歳まで、2歳から3歳までっていうのをですね、この待機児童、半数、半数と仮定してですね、簡単に言うと、1人4万5,000円っていうのを掛けて予算立てしてみました。  見ていただいて、グラフのほうを大きく取っていただくと、グラフだけ抜いてもらっていいですか。  左から、先ほど示した1番、2番、3番ってあって、最後、令和2年の7番まで行くんですけど、やっぱり待機児童、このように変化をしてきているっていうこともよくわかるんですけど、実際に1、200万円から始まり、86名のときは、このとき応援金を出した場合ですよ、4,640万円。  例えば、56人のところを3,000万円と仮定した場合ですね、じゃあ2期工事はまだこれで始まっていません。今後2期工事が始まったときに、先ほど4億円っていうお話もありました。工事の2期工事が4億円って、果たして本当にそこで済むのかって言うと、ちょっと、もっとふえるんであろうなっていう予想もありますし、実際にこの2期工事、ふえてしまうと、保育士さんも、もちろんふえますし、ランニングコストから考えると、もちろん待機児童が少なくなっていけば、この応援金自体はゼロになります。  やっぱりそういった観点も含めてですね、町長が御答弁の中で、金額の支給でですね、対応はしない。  ただ、余すことなく、保育を、菰野町の保育を実現していきたいと言いますが、もう既に保育士さんが足らなくて、さまざまな課題が出て、待機児童も来年の9月でも2億7,300万円ですか、かかった状態であっても、まだまだかかっていきます。その状況で、検証していっている、今後どのような民間さんとタイアップしていくのかはわからないんですけど、明確に具体性がないなっていうのはすごく思います。  こういった件も含めると、今後の本当に子育て支援対策として、菰野町が目指すところと合ってないような状況であります。  その点について、再度、担当課長ですね、子ども家庭課長に御答弁お願いします。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  子ども家庭課長、大橋裕之君。 ○子ども家庭課長(大橋裕之君) まず、保育士の確保っていうのがやはり大きな問題であろうというふうに私も考えております。  ただ、正規職員で募集をしましても、やはり保育士の応募が減ってきております。これは菰野町だけではなくて、やはり県下、いろいろ聞かせていただいても、やはり養成学校から出てきて、保育士にならない方もたくさんいるというふうに聞いております。  そして、また保育士の養成学校の中では、定員割れをしてきているという状況でございます。  このような中で、かなり厳しいっていうのは、現状としてあることは理解しております。  ただ、この応援金、給付金というものにつきましては、先ほど町長も御答弁申し上げましたとおり、お金を出すということではなくて、本来必要とする保育を菰野町として、全力を挙げてやっていくという方針であります。それに基づいて、私たちも一生懸命、保育士の確保、それから西保育園、菰野保育園の増設をして、子どもの受け入れ態勢を整えていくという、これは方針で、全員協議会でも、皆様に御説明させていただいたとおりでございますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(矢田富男君) 加藤大輝議員。 ○7番(加藤大輝君) 御答弁いただいた内容はですね、思いはすごい理解してはおるところでございます。  ただ、実際にはクリアになっていかない課題っていうふうにですね、僕は思っております。  その点に関して、また再度ですね、そういった御答弁であるっていうことは、ちょっとこう先を見た施策でないのかなと。今、担当課長が言われた保育士さん、求めるべき保育士さんも減っていってるっていう課題もですね、含めると、本当に、じゃあ2期工事を始めて、増設したときも、保育士さん確保できるのかなと。お金を渡せばええっていう話をしているわけではなくてですね、今現在、待機児童を出している菰野町が何をして支援していくのか。お金を渡しただけで、それが全部済むっていう話はないとは思うんですけど、そんなこともしながらですね、ソフトとハードで対応していって、少しでも、この56人がゼロに近くなるように、早急に対応していただきたいと思いますので、再度、答弁は求めませんが、こういった子育て応援資金に関しては、町長初め、皆さんのほうで、できる限り、できる方向に持っていっていただくよう求めたいと思います。  次に移りたいと思います。2番目の学校給食についてですね。  済みません、資料3をお願いします。
     藤田議員がこれ出されておりましたが、この中身、ちょっと今回、僕が出したのは、1枚めくっていただくと、ちょっと左のページにですね、もうちょっと寄せてもらっていいですか、左のページだけ、上のほうだけでもいいです。  これ保護者さんにお渡ししたやつなんですけど、デリバリー方式、保温カート方式による完全給食となりますと。デリバリー方式の内容が書かれております。  そのままスライドして、右のページも映していただいていいですか。  給食の内容についてっていうところで、るる書かれているんですけど、これ僕ちょっと菰野地区のは行けなかったんですが、八風地区のほうに行かさせていただいて、保護者の皆さんの感想、そして菰野の保護者さんたちに後ほど確認をしました。  まずですね、資料ありがとうございます。  この保護者さんに配付された資料と御説明されているパワーポイントと、やっぱり資料が違い過ぎて、パワーポイントは何かわかりやすそうやったんやけど、これを見ているとわかりにくいと。何でこんな、この差をつくったのか、ちょっとよくわからないんですが、これだけ期間もない中で、1回の説明会でちゃんとわかっていただきたいというところだったと思うんですよ。ちょっとこの辺が大分、疑問が浮かぶところでございます。  そういった中で、保護者説明会を教育委員会の皆さんは、先ほどの藤田議員の質問の中でるるありましたけど、これ、このパーセントが低過ぎる。  今後もですね、保護者向けの説明会であったりとか、そういったことをちゃんと考えてらっしゃるのか。  またですね、中学校、4月になると、中学校1年生が、今の6年生だと思うんですけど、現在の6年生の保護者さんや子どもたちへの説明会っていうのも大切やと思うんですね。それはどうやって考えられているのか、御答弁を求めます。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  教育課長、桂山幸和君。 ○教育課長(桂山幸和君) この説明会のほうに御参加いただきました保護者の方の反応といたしましては、大変デリバリー給食に対して、関心が強いというふうに感じております。  今回の説明会の参加率につきましては、菰野中学校で約15%、それから八風中学校では、約16%でございました。  その説明会での主な御質問内容につきましては、注文(予約)方法、それからコンビニエンスストアでの入金方法、それからパンの注文、アレルギー対応について、また給食の時間ですね、その時間のことであったり、給食だけでは足りない場合の対応など、御質問がございました。  あと、現小学校6年生の対応についてですが、1月下旬に行われます両中学校の入学説明会におきまして、説明会を行います。  また、その前後において、児童とですね、希望される保護者の方について、試食会のほうを行っていくよう、今、進めております。御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 加藤大輝議員。 ○7番(加藤大輝君) 来年の6年生に対しての説明会は、ちょっと安心させていただきました。  そういった中で、これは常任委員会でも言われていたと思うんですけど、やっぱりもう何度か試食会っていうのは、もっと開催すべきではないかなと。今、希望された方にって言いましたけど、また希望をする保護者さんたちってなかなか、子どもは行けるかもしれないんですけど、ちょっと味わえない人が多過ぎるのかなと。かなり説明会や試食会に対して、雑な対応かなって思っております。希望をされる方ではなくて、本当にもう全生徒向けに、ちょっともうこんだけせっかくおくれてしまったんで、どんどん試食会とかしてですね、理解していただきたいなと。  それで、その辺のことも御答弁いただきたいんですけど、プラスアルファ、もうちょっと時間もあれやもんで、喫食率が、先ほど60%以上の話もありましたけど、20%以下をずっと進んでいった場合ですね、債務負担行為で令和4年までと言っておるんですが、どのように考えられているか。いや、絶対進めるんだよなのか、御答弁を求めたいと思います。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  教育長、北口幸弘君。 ○教育長(北口幸弘君) 最初のですね、試食会の複数開催につきましては、今後、検討をさせていただきたいなというふうに思っておるところでございます。  続きまして、喫食率が20%以下になった場合、どうしていくのかっていうことでございますが、喫食率が低い場合につきましては、さまざまな要因等を検証する必要があると考えております。その中で、喫食率を上げるための対策等の検討をしてまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 加藤大輝議員。 ○7番(加藤大輝君) 喫食率を上げるための施策ということで、今の段階でお考えがしっかりとしたものがないと、やっぱり1回下がったもの、最初は目新しいものなので、頼んでいただけるケースは多いと思うんですけど、一遍下がってしまうと、なかなか戻ってこないと思います。今の現状の中で、そういう対策が考えられてないと、ちょっと難しいと思いますので、また常任委員会等で、もっと詳しくですね、聞いていきたいと思います。  ただ、債務負担行為でもう組んであるっていう状況っていうのがですね、予算が1億3,800万円ですか、であったりとかですね、藤田議員も言われました、60%以上頼んだときどうするのっていうのはですね、本当にもうちょっと責任感を持って御対応していただきたかったなと。  っていうのは、やっぱり焦り過ぎて、デリバリー給食始めてしまったのが、これが結果になってしまったのではないかなと。常任委員会でも、本当に12月行けんのかなと。6月御提案されて、9月、詳細、その都度説明してくださいと求めましたけど、なかなか詳細な説明はありませんでした。パン注文に関しても、僕たちが保護者会で見させていただいたときに、初めてきちっとパン注文はありませんよと聞きました。やっぱり中身が全然整ってない状況っていうのは、これほど不安定ではないなという事業は、そうやって思いましたので、この点、今後も確認させていただきます。  それで、かなりこれ不安視したのが、地産地消、地産地食と今、代表が、うちの代表ですね、言われておりましたけど、メニューのほうで、6月常任委員会で、この地産地消で、お米、小学校は菰野産だよねと。正直、このデリバリーでも、同じ同等の状況に持っていけるっていう認識があったんですが、ないっていう御答弁が今、質問であったので、今後、同等の状況に持っていけるか、御確認します。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  教育課長、桂山幸和君。 ○教育課長(桂山幸和君) デリバリー給食におきまして、小学校で今、地産地消ということで、菰野町産で使っておりますマコモ、大豆、小松菜、干しシイタケ、玉ねぎを使っておるわけですけれども、そういったものについては、可能な限り、使っていきたい。そのように調整をしていきたいと考えております。  ただ、お米につきましては、なかなか菰野町産というのは、難しいという状況にあります。御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 加藤大輝議員。 ○7番(加藤大輝君) お米をですね、菰野町産に、三重県産のあれから菰野町産に変えていただいたときに、かなりの反響があったと聞いています。お米って多分そんなぐらいですね、菰野の子どもたちはええお米食べてるのかなと。ことしの新米おいしかったと思います。違うもの食べたら、大分お米の味はわかると思います。その辺はもうちょっと努力していただきますよう、よろしくお願いします。  もう1個ですね、一斉給食の方式として、センター給食と考えておりますが、これ小学校も含めた考えになっておるのか、ちょっとこの辺。  そして、またですね、ちょっと時間がないので、計画をいつつくるのか。四日市は昨年度ですか、策定して、平成35年、令和5年に建設されて、開始されると。きっちり計画をつくれば、それだけ見通しがつくっていうことですので、その計画をいつされるのか、教育長に御答弁求めたいのと、あと、この給食センターっていう考え方であるっていうことで、次期マスタープラン、都市マスタープランには、一切このような状況は載ってないんですが、町長の考えられる総合計画と差異はないという御答弁もこの議会であったと思います。この辺が入ってないのはどうしてかなと思いまして、町長のお考えをお聞きします。 ○議長(矢田富男君) ここで、会議規則第9条第1項の規定により、本日の日程がすべて終了するまで、会議時間の延長を宣言いたします。  答弁を願います。  教育長、北口幸弘君。 ○教育長(北口幸弘君) 計画につきまして、いつ策定するのかっていう御質問でございますが、これにつきましても、今後ですね、早急に検討していきたいなというふうに考えておるところでございます。  あと、計画につきましてもですね、総合計画含めて、計画のほうへ載せていくように、今後進めていきたいなというふうに考えております。よろしくお願いいたします。 ○議長(矢田富男君) 答弁願います。  柴田孝之町長。 ○町長(柴田孝之君) マスタープランに給食センターの建設をですね、場所を明記するというふうなお話でございますが、まず、そもそもセンター方式というふうなことを決定したわけではないと。  また、センター方式にするとしたとしてもですね、マスタープランっていうふうなのは、土地利用などを含めたまちづくり、都市計画に関するプランというふうなことでございますので、結局そこのうちの、例えば工業用地につくるのか、それともですね、ないしは、給食のセンターをつくるというふうな場所についてもですね、例えばいろいろな柔軟な対応っていうのができるところがございまして、まずは場所をどこにするのかっていうふうなことも決まっていないというふうな状況でございまして、必ずしも、そもそもマスタープランに載せる性質のものではないように私は認識をしておりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 加藤大輝議員。 ○7番(加藤大輝君) 計画のほう、ちょっと総合計画は見直しがまた先なもので、もうちょっと先に計画ができるようにお願いしたいなと思います。  町長の今、言われておりました、マスタープランに載せる性質かどうかっていうところなんですけど、給食センターの方向性が固まってないという状況になりますので、ちょっと、もうちょっと固めていただいて、教育委員会の皆さんと一緒に御努力、前に進めていただきたいと思います。  済みません、ちょっと急いで済みませんが、3番に行きたいと思います。  御答弁で、イベントの状況で、けやきの温泉を御活用されていると。こういった中であるんですが、町民の皆さんがすべて使えるっていう状況を、もうちょっと活用していただきたいなと。イベント的にっていうのは、配布するイベントをですね、設けていただいたらどうなのかなと。けやきは日曜日がお休みになっていると思います。そういった中で、湯量を、いきなり全部、全町民さんに渡すっていう話ではなくて、できる限り、例えば5地区やったら5地区で分けていくとかですね、できると思います。  また、お渡しする際に、なかなか自分たちの家庭、僕ら若い世代の家庭って灯油の缶はあるんですけど、水だけ、水に用いられる、このタンクは持ってないところが多くてですね、こういうのを水用のタンクとして、例えば町で2個お渡しする。そういった中で、このタンク、平時はそうやっていろんな水の活用はできると思います。温泉の入れることもできると思うんですけど、防災意識として、防災準備としても活用できると思いますので、ちょっと健康福祉課長にこの辺の御答弁を、ぜひともええ方向で返していただけるよう、よろしくお願いします。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  健康福祉課長、加藤信也君。 ○健康福祉課長(加藤信也君) けやきの温泉につきましては、町が管理をする泉源として、各種イベントでの利用について、もうちょっと検討をということで、観光振興でありますとか、健康づくりや敬老行事など、さまざまな機会での活用が想定されますことから、町長も御答弁申し上げましたように、全庁的に検討をしてまいりたいと考えております。  また、タンクを配布してですね、防災用に使ってみるのもどうだというような御提案をいただきました。水の確保というのは、災害のときに非常に重要でございますので、いい提案をいただいたものかなとは思っておりますが、まずもって、老人福祉センターとしての活用を最優先としてですね、これも再三になりますが、全庁的に検討してまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようお願いします。 ○議長(矢田富男君) 加藤大輝議員。 ○7番(加藤大輝君) 今回提案って言いますか、一緒にですね、来年度に向けて、せっかくの菰野町の温泉なので、御活用いただきたいなと思います。  ごめんなさい、最後にですね、フッ化物洗口をちょっと質問、1個に絞ってですね、したいと思います。  学校教育でフッ化物洗口をしていけると、先ほども言いました永久歯に対しても、効果が出ると思います。現状、三重県で平成26年度につくったマニュアルがありますので、県教とどのような話がされて、菰野町ではどのように教育委員会は進めていくのか。  そして、菰野町で実施できる、試行的にでもですね、実施できる学校があるかないか、御答弁願います。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  教育課長、桂山幸和君。  時間も参りますので、端的に答弁願います。 ○教育課長(桂山幸和君) 平成26年度当時の県教育委員会と町教育委員会での議論についてですけれども、県教育委員会からのフッ化物洗口に係る事業の文書を受け、町教委として、学校とも情報共有し、薬剤の管理や実施に係る準備の負担や実施のための時間確保の課題等から判断し、実施に至っておりません。  本年度におきましても、同じように、県教育委員会のほうから文書のほうがありまして、これも学校とも情報共有しながら検討してきておりますが、菰野町教育委員会としましては、県教育委員会が虫歯予防のために重要であるとしている「正しい歯磨き習慣の意識づけや確立」、「食習慣の改善」、「フッ化物に関する学習や利用」の3点を受け、各校の実態に合わせて、虫歯予防のほうを進めているところであります。  今後は、教育長の答弁にもありましたが、他市町の状況も見ながらですね、検討していきたいと思います。御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) よろしいね。  以上で、加藤大輝議員の一般質問は、終了いたしました。  以上、本日予定しておりました日程は、すべて終了いたしました。  長時間にわたり、御協力ありがとうございました。  本日は、これにて散会をいたします。  御苦労さまでした。               午後 4時01分 散会...