菰野町議会 > 2019-03-19 >
平成31年第1回定例会(第5日目 3月19日)

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  1. 菰野町議会 2019-03-19
    平成31年第1回定例会(第5日目 3月19日)


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    平成31年第1回定例会(第5日目 3月19日)         平成31年菰野町議会第1回定例会(第5号)                平成31年3月19日(火) 午前10時00分開議              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜     第1 一般質問   第2 議案第3号 菰野町個人情報保護条例の一部を改正する条例(案)      議案第4号 菰野町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する            条例(案)      議案第5号 菰野町森林環境譲与税基金条例(案)      議案第6号 災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例(案)      議案第7号 菰野町一般廃棄物処理施設技術管理者の資格に関する条例の            一部を改正する条例(案)      議案第8号 菰野町分担金徴収条例の一部を改正する条例(案)      議案第9号 菰野町火災予防条例の一部を改正する条例(案)      議案第10号 菰野町運動施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する            条例(案)      議案第11号 菰野町水道事業に係る布設工事監督者及び水道技術管理者に関            する条例の一部を改正する条例(案)      議案第12号 町道路線の廃止について
         議案第13号 町道路線の認定について      議案第14号 平成30年度菰野町一般会計補正予算(第4号)(案)      議案第15号 平成30年度菰野町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)            (案)      議案第16号 平成30年度菰野町介護保険特別会計補正予算(第3号)            (案)      議案第17号 平成30年度菰野町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3            号)(案)      議案第18号 平成30年度菰野町水道事業会計補正予算(第2号)(案)      議案第19号 平成30年度菰野町下水道事業会計補正予算(第2号)(案)      議案第20号 平成31年度菰野町一般会計予算(案)      議案第21号 平成31年度菰野町国民健康保険特別会計予算(案)      議案第22号 平成31年度菰野町土地取得特別会計予算(案)      議案第23号 平成31年度菰野町介護保険特別会計予算(案)      議案第24号 平成31年度菰野町後期高齢者医療特別会計予算(案)      議案第25号 平成31年度菰野町水道事業会計予算(案)      議案第26号 平成31年度菰野町下水道事業会計予算(案)   追加日程第1 議案第28号 平成31年度菰野町一般会計補正予算(第1号)                (案)   追加日程第2 議案第29号 工事請負契約の変更について                (海洋センター西側グラウンド改修工事) 2.会議に付した事件   日程第1、日程第2、追加日程第1、追加日程第2 3.出席議員(18名)   1番  福 田 雅 文 君        2番  稲 垣 啓 二 君   3番  伊 藤   敦 君        4番  内 田 親 根 君   5番  藤 田 賢 吾 君        6番  伊 藤 雅 慶 君   7番  加 藤 大 輝 君        8番  諸 岡 雅 樹 君   9番  中 山 文 夫 君        10番  廣 田 直 己 君   11番  加 藤 昌 行 君        12番  千 賀 優 子 君   13番  出 口 利 子 君        14番  益 田 和 代 君   15番  増 田 秀 樹 君        16番  久留美 正 次 君   17番  中 川 哲 雄 君        18番  矢 田 富 男 君 4.欠席議員(0名) 5.説明のため出席した者(17名)   町長        柴 田 孝 之 君   消防長      吉 川   澄 君   総務課長      小 林 義 久 君   企画情報課長   河 内 伸 博 君   財務課長      相 原 賢 治 君   税務課長     谷   弘 哉 君   住民課長      片 岡 芳 輝 君   会計管理者    水 谷   浩 君   子ども家庭課長   大 橋 裕 之 君   健康福祉課長   堀 山 英 治 君   都市整備課長    斉 藤   司 君   観光産業課長   加 藤 信 也 君   環境課長      伊 藤   悟 君   水道課長     加 藤 正 治 君   下水道課長     片 岡 県 司 君   教育課長     森 田   久 君   社会教育室長    縣   明 隆 君 6.出席事務局職員(4名)   議会事務局長(心得) 阿 部 美千代 君   書記       加 藤   真 君   書記        湯 戸 久美子 君   書記       田 中 佑 樹 君               午前10時00分 開議 ○議長(矢田富男君) 皆さん、おはようございます。  ただいまの出席人員は、18名で定足数に達しております。  よって、平成31年菰野町議会第1回定例会は成立をいたしましたので、再開をいたします。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(矢田富男君) 直ちに、本日の会議を開きます。  会議の日程は、お手元に配付をしておりますので、ごらんください。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎日程1 一般質問 ○議長(矢田富男君) 日程第1、一般質問を行います。  5番議員、藤田賢吾議員、登壇ください。             〔5番 藤田賢吾君 登壇〕(拍手) ○5番(藤田賢吾君) 皆さん、おはようございます。  こもの未来、5番議員、藤田賢吾です。よろしくお願いいたします。  早速ですが、議長のお許しをいただきましたので、通告に従いまして、質問させていただきます。  今回、大きな1つ目は、菰野町の未来についての町長選挙結果考察ということで、2月3日に行われました菰野町長選にて当選されました柴田新町長への質問であります。  今回の町長選挙は、54.9%と、かなり低投票率でありましたが、結果についての検証と今回の選挙では、SNS等を使用してのネガティブキャンペーン、つまり批判が大変目立つ選挙でした。  事務局、資料1、2お願いします。  これは、今回の議会でもよく出てる資料ですけども、投票前日、2日に、柴田町長御自身のタイムラインで投稿してましたが、自身の考える施策と石原前町政との比較、自身が掲げる公約などを発信したものです。  次に、事務局、2番行って、その後の中日新聞行ってください。それも行って、その後の中日新聞。資料3ですね。  これ当選翌日の中日新聞です。記事には、町民の負担減を軸に前町政を厳しく批判して反石原票を取り込んだと載っており、その下の解説でも、「柴田さんが選挙中に訴えてきた政策は、多額の予算が必要になるものが多い。財源の在りかを疑問視する声も聞かれた。石原町政を厳しく批判して勝利をつかんだ柴田さん。今後は、町民の厳しい目にさらされることになる」とつづっています。  この厳しい目とは、まさに議員の仕事だと思っております。  新聞でも記載されてますように、今回の選挙では、批判が大変目立つ選挙でした。  私個人として、こういった選挙戦はできないですし、菰野町にとって何も生み出さないと考えております。  こういった選挙運動の検証はと、質問通告していましたが、先日の中山議員の同趣旨の質問答弁で、「検証はしていない」とのことでしたので、こちらから通告はしていたので、大変残念であります。  ですので、この質問に対して、町長の答弁は必要ありません。  次に、大きな2つ目の「公約実現に向けた期限設定を」ということで、柴田新町長が掲げる公約は実現可能なのかということですが、町長が提出した平成31年度当初予算は、骨格予算でもあるにもかかわらず、昨年度当初予算に比べて増額しております。  超少子高齢化が進む中、全国的にも地方自治体財政の硬直化が心配され、今後は弾力性を持った財政運営が求められております。  公約に掲げられている町の人口と収入アップ水道料適正化子ども医療費を中学生まで窓口負担を無料、中学校給食を少なくともセンター方式で実現などの公約は、いつまでに実現が可能なのか。  この2つ目についてのみ、町長に答弁を求めます。  以上で、1回目の質問を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(矢田富男君) 藤田賢吾議員一般質問に答弁を願います。  柴田孝之町長、登壇の上、答弁願います。               〔町長 柴田孝之君 登壇〕 ○町長(柴田孝之君) それでは、2つの質問についてお答えさせていただきますが、1つ目の質問については、お答えが必要ないというふうなことでしたので、ただ同様の疑問を持たれてる方っていうのは、町民の皆様の中、またいろんな方にあるかなと思いますので、今後とも、いろいろなですね、何らかの情報発信っていう中で、御疑問点について、お答えしていきたいなというふうに考えております。  その上で、2番目の公約実現に向けた期限設定についての御質問でございます。  当初の質問通告について、財政の硬直化や財政運営についての問題なども御指摘がありましたので、その点も含めてお答えさせていただきたいと思います。  まず、今後の財政運営についての答弁でございますが、一般会計の平成31年度予算におきましては、いわゆる骨格予算としながら、前年度予算額に対し、6,000万円、0.5%の増加をしております。このことにつきましては、先般の、こもの未来、出口議員代表質問及び久留美議員一般質問でも答弁しましたとおり、菰野及び八風の両中学校において、大規模改造事業を行う予定で、この事業費だけで6億4,000万円ほど計上していること、また人件費や公債費といった義務的経費が増加していることなどが、予算額が増加した主な要因となっております。  具体的な事業と減額になった予算額といたしましては、子どもの季節性インフルエンザ及び流行性耳下腺炎予防接種事業で約2,500万円、観光振興に係る施策として、菰野富士観光名所づくりで約1億5,600万円、シネマツーリズム事業で250万円などとしております。  一方、私が公約として掲げた施策の実現につきましては、議員の御質問の中にありましたとおり、今後の財政見通しにおいて、義務的経費が増加していく中、財政の硬直化が懸念されるところでもあり、施策の内容から、重要性や緊急性の高い事業を計画的に取り組むことで、持続可能な財政運営を進めてまいりたいと考えております。  特に、公約についての期限設定についてでございますが、総論といたしましては、これまでこの本会議の御質問に対して答弁いたしましたとおり、第5次総合計画、第3次推進計画の見直し、及び次期総合計画の策定など進めてまいります。  そのような計画の策定の中で、公約の実現の道筋及び期限は明らかになり、お示しできると考えておりますので、御理解賜りますよう、よろしくお願いいたします。  また、さまざまな公約について、私が掲げた公約について、いつごろできるかっていうふうなことについての各論としてのお答えもさせていただきたいと思います。
     私のさまざま挙げた公約の中でも、例えば町の人口や収入アップっていうふうなものを挙げておりますが、これについてはどこがゴールかっていう存在しないものでございますので、これは期限設定になじまないものでございます。  そのように、期限設定っていうふうなものになじむものに、こう集中してちょっとお答えさせていただきますと、まずは水道料金の適正化についてでございますが、代表質問の中でも答弁いたしましたが、現行の水道料金については、菰野町議会において議決いただいた結果でございます。企業債起債の額、今後の事業計画、5年後の補てん財源の額、この3点を今のままとした場合、水道料金収益総額としては適正と考えておるということは、繰り返し述べたとおりでございます。  ですので、一定期間は現行料金体系といたしますが、ただ先ほど申しました前提となる3点っていうふうなところについては、また私も新しい提案っていうふうなものをさせていただきたいと思います。これに伴い、適正な水道料金も変わってくる場合がございますので、その場合に水道料金体系を再検討し、その上で水道料金、適切な、その時点での、前提変わった上での適正な水道料金っていうのもお示ししてまいりたい、御提案してまいりたいと思っております。  次に、子ども医療費助成制度につきましては、中学生まで窓口負担無料を目指すという思いではございます。  ただ、まずはできるだけ早い時期に、県内の他の市町と同様の範囲まで整備をいたしたいと考えております。  今後、町財政への影響や他の事業との整合性等も勘案し、子育て支援として見直すこととし、適宜、判断をしていきたいと考えております。  現時点におきましては、協議がこれからというところでございますので、具体的な実施時期については、内容が固まってきた段階でお示しいたしますが、ある程度これまでの議会の中でも、また私の町長就任前についての研究っていうふうなことがございますので、他の施策に比べれば、子ども医療費助成制度についての道筋、また期限っていうふうなものは、早くお示しできるんじゃないかと考えておりますので、御理解賜りますよう、よろしくお願いいたします。  次に、中学校給食について答弁させていただきます。  これまでの繰り返しになりますので、短くまとめて申しますと、私はまず第一に、食育というふうな点で、中学校給食の実現を考えております。  ただ、これに加えて、中学校の生徒さん皆さんに栄養バランスのとれた豊かな昼食をとっていただくことにより、健康を維持し、明るく楽しい学校生活を送れるようにというふうな点も踏まえ、給食実施に向けての検討を進めているところでございます。  その検討に当たって、考慮すべき要素としては、過去に実施したアンケート結果、これもきちんと考慮したいと思います。お弁当との選択式を望む生徒が多数おられると。  ただ、給食実施を早期に望むって保護者もみえること、もちろん議会特別委員会の報告、給食検討委員会の答申、さらにこれに加えて、それ以降の時間の経過による状況の変化等を踏まえた上で、当町の中学校給食の実現に向け、さまざまな手法について協議を重ねているところでございますので、御理解賜りますよう、よろしくお願いいたします。  私からの答弁は、以上でございます。 ○議長(矢田富男君) 一通りの答弁が終わりました。  再質問がありましたら、御発言ください。  藤田賢吾議員。 ○5番(藤田賢吾君) 御答弁ありがとうございました。  資料2をもう一度お願いします。  これですね、選挙期間中での比較検討ですけども、これ中身をよく見てみますとですね、過去と未来の混在と言いますか、前任町政については、過去の記載もされてますが、それは議会で議決して決まったことです。  柴田町長におきましては、自身の主張ですね、下のことですね、公約については、未来に向けたことがすべてであって、相手方の過去と未来の数字をすべて合算して、町民に選挙を決めるための比較材料としての投稿というのは、私は公正公平な選挙ではないと考えています。ここに書いてあるすべてがですね、これからの事業のようにとれます。  まずは、確認ですけど、先週の中山議員質問答弁で、中学校給食実現にかかる経費2〜3億円と書いてあるんですけど、その根拠に対して、これ補助金を除いた額と答えていませんでしたか。確認です。町長に答弁を求めます。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  柴田孝之町長。 ○町長(柴田孝之君) 実際に、建設費にかかると考える経費から補助金を得られたものを除いた金額で、そのような金額が考えられるということで、お示しした金額でございます。 ○議長(矢田富男君) 藤田賢吾議員。 ○5番(藤田賢吾君) もう一度お願いします、資料。資料、しばらくお願いします。  この資料について、特におかしくないですか。違う時間軸を足してですね、16億円と言ってるだけではなく、何か違う意図的な数字となっていませんか。比較として間違えていませんか。  よく見てください、10億円の下にB&Gグラウンドサッカー場、野球場。これ3億円、1億5,000万円、1億5,000万円って書いてあるんですけども、これ確か私の思いですけど、totoなどから補助金を受けての額と思うんですけども、補助金含んだ額そのまま書いてませんか。  それに対して、先ほどの答弁では、中学校給食、2〜3億円は、補助金を除いた額なんですよね。比較としておかしくないですか。町長に答弁願います。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  柴田孝之町長。 ○町長(柴田孝之君) B&Gのグラウンド建設費用は4億円近くかかると。このうち数字について、明確な数字はちょっと覚えておりませんが、1億円近くの補助金を得て、3億円っていうふうな数字が町の財政から支出されたものと考えておりまして、補助金を除いた額っていうことをお示ししておりますので、御理解賜りますようお願いいたします。 ○議長(矢田富男君) 藤田賢吾議員。 ○5番(藤田賢吾君) これ、この金額、補助金入ってますよ。それぞれの補助額って知ってますか。これ知ってなきゃ書けませんよ、この3億円、1億5,000万円、1億5,000万円って。  私ちょっと調べさせてもらったんですけど、B&Gのグラウンドで、まだ確定はこれ、してませんもんで、約1億円あります。サッカー場ですと、1億2,000万円のうち、助成金が6,300万円、工事費ですよ、工事費で。  ほんで、野球場ですと、1億5,000万円で、1,600万円の助成金があるんです。これ知ってて書いたんですかね、もう一度答弁願います。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  柴田孝之町長。 ○町長(柴田孝之君) 私のあちらの資料でお示しした考え方っていうふうなものは、これだけの金額があれば、こういうことを私がしたいと。  前町長については、同じ金額について、こういう施策をされたと。同じ金額でどういうふうな施策をされるっていうようなことが、町の皆様にとっての思いにかなうかっていうふうなことの、それの判断資料を提示したものでございますので、御理解賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(矢田富男君) 藤田賢吾議員。 ○5番(藤田賢吾君) ありがとうございます。  判断資料にするなら、議会で議決して終わったことは入れちゃだめですよ。議会で決まってるんですから、もう。工事終わってるんですよ。終わってるのに、それを足してですね、まだ今、例えば駐車場はまだこれからでした。確かに10億円以上になるかもしれないし、わからないです。  ただ、その数字を、計画として挙がってるから、これは私はこの10億円で例えるならほかの事業がしたいって言うならわかるんですよ、理解できるんです。  ただ、終わってるものを、ここを持ち出して、私16億円ならって言うのは、私はちょっとこの根拠っていうのが、ちょっとおかしいのかなっていうふうに思います。16億円もあれば、こんなこと実現できますと、堂々と選挙期間中にライン上で投稿してるんです。これ意図的に情報操作した、もしくは御自身がちゃんと理解していなかったということになりませんか。  こういうことはね、私、町長候補が選挙で情報を発信するときには、私はね、本当は、町民に説明するっていうことをせなあかんと思うんですよ。町民、多分これだけ見たら理解できないですよ。この数字だけ足して、こういうことするんだ、こういうことするんなら、16億円あるんなら、こんな事業も確かにできるなって思いますよ。違いますか。  さらにですね、これ下のほうに書いてある町長の公約は、15年以上、数十年って、計算不可能ですよ。根拠不明確です。これ町民さん、わかりませんよ。どうやって計算するんですか、数十年って。何年ですか、数十年。  私はね、基本、選挙は公平公正なものであってほしい、いつも願っとるんですよ。町長が所信で話された住民自治の実現とは、人と人との根底に正確な情報、そして信頼関係がなければ成立しませんよ。そうではないですか。町長、答弁願います。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  柴田孝之町長。 ○町長(柴田孝之君) 御指摘の点について、すべての説明っていうふうなものが、あの中でできてないっていうようなことは、そのとおりかなと思いますので、今後とも丁寧な説明を踏まえ、町民さんのこれから4年間の私の施策の実施状況に向けての、その上で判断していっていただきたいと思いますので、御理解賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(矢田富男君) 藤田賢吾議員。 ○5番(藤田賢吾君) 町長、4年間っておかしくないですか。町長に当選してから4年の間に説明していくって、違うでしょう。公約とか、そういうのは、それやる前に、公約として、私はこれをやりますと言ったんだから、それやらなきゃだめでしょう。ちょっと待ってください、これおかしいと思いませんか、皆さん。私は理解できないです。  これね、選挙時でのこういった数字に関する情報が出された場合の対応をね、議会としても対応を考えなければならないですよ。町民さんは候補者が出した数字をそのまま信じてしまうのが普通ですよ。これからの選挙、このままですと大変なことになります。  今後こういった数字が出たときに対し、町民がちゃんと事実確認できる状況をつくっておかなければならないですよ。  議長には一度ですね、全員協議会とか、こういうところで、対応のお願いを申し添えておきます。まだまだ聞きたいことはたくさんあるんですけども、以後、私が理解できるまで、質問させていただきます。  次に、財務課にお聞きします。平成30年度で政治的要素が強い事業の中で、今回含まれなかった事業の件数と予算額の合計額を教えてください。件数と合計額だけで結構です。財務課長、答弁願います。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  財務課長、相原賢治君。 ○財務課長(相原賢治君) 継続事業ということで、主なものでお答えをさせていただきます。  5件でですね、1億8,733万2,000円でございます。  以上でございます。 ○議長(矢田富男君) 藤田賢吾議員。 ○5番(藤田賢吾君) 5件で1億8,000万円ということですけども、先日、同会派の出口議員質問答弁でですね、町長答弁には、政策的な事業について、よいものは引き続き6月議会で提案するということですが、あれもこれもというわけにはいきませんよ。町長の公約の実現と財政状況を考えれば、優先的に町長の公約を実現していくのが、町民から負託を受けた町長の政治姿勢ではないですか。  次に、税務課にお聞きします。平成31年度当初予算の歳入の資料ですね、その見込みでは、町税は個人町民税固定資産税が多くなっております。主な原因は何ですか。端的にお答えください。税務課長にお願いします。 ○議長(矢田富男君) 税務課長、谷 弘哉君。 ○税務課長(谷 弘哉君) 御答弁申し上げます。個人住民税につきましては、納税義務者数と課税標準であります総所得金額等の総額ですけども、年々、右肩上がり状態となっております。景気動向等による所得推移から1億2,937万円の増額となります23億8,837万円の歳入を見込み、予算計上をしたものでございます。  続きまして、固定資産税でございますけども、町内企業の設備投資が好調であること、また平成30年度中に新築されました家屋等、増収が見込まれますことから、2億7,934万円の増額となります25億3,834万円の歳入を見込み、予算計上をさせていただいたものでございます。  以上でございます。 ○議長(矢田富男君) 藤田賢吾議員。 ○5番(藤田賢吾君) ありがとうございます。  資料の中で特に気になったのが、義務的経費の上昇の一途で、一般会計の町債残高ですね、借金ですよね。これが増加しています。さらに基金、これは貯金ですよね、残高が減っている。財政の硬直化は免れないのではないですかと、大変心配してるんです。  町長は公約の中で、町の人口と収入アップと明言されていますが、今も菰野地区や竹永地区では民間業者による開発事業が進められています。これによる人口増、収入増と柴田町長がこれから公約による政策的に行うことで起こる人口増、収入増との違いはどこにあるのか、その数字はちゃんと把握できるのか、町長に答弁を求めます。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  柴田孝之町長。 ○町長(柴田孝之君) 繰り返しの答弁でございますが、まず施策としては、住民増というふうなところの開発行為っていうものについて、民間にただお任せするっていうだけじゃなくて、町としてもしっかり支援をしていくと。その中で人口の増、あとは住宅建設の増加っていうふうなものを目指していきたいと考えております。  その上で、どの程度の収入アップというふうなことについては、これは計画を立て、計画を立てた中でお示しさせていただきますので、御理解賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(矢田富男君) 藤田賢吾議員。 ○5番(藤田賢吾君) ありがとうございます。  支援ということですけども、町長が掲げる事業公約はですね、将来の人口増、収入増を見込んでの不明確な収入と公約とを直結して考えるのはあり得ないですよ。公約としてどうかと思いますけども。  次に、教育課にお聞きします。今までの議論で、中学校給食は選択式のデリバリー方式になっていくだろうと私は理解しておりましたけど、柴田町長が公約として掲げる中学校給食は、少なくともセンター方式での実現と明言しています。  町長の公約の実現のために必要な費用、人、場所、時間など、現時点で考え得る難点はどのようなものがありますか。端的、的確な答弁を教育課長に求めます。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  教育課長、森田 久君。 ○教育課長(森田 久君) センター方式実施による質問について、答弁いたします。  まず、費用につきましては、施設の規模等により異なりますが、まず土地の購入費、造成費、建設費用等が必要です。これ以外に調理設備等の施設整備費も必要となります。人員的なものとしましては、調理員、配達員の人件費、その他各学校の改修費や配達車両も必要となります。  中学校の現在の昼食時間のままでの食缶方式での給食実施はかなり厳しいところから、学校側との協議が必要となります。  代表質問でも御答弁申し上げましたが、このような点も踏まえ、生徒自身が栄養バランスのとれた豊かな昼食をとることにより、健康を維持し、明るく楽しい学校生活を送れるよう、また食育の観点からも、食事についての理解を深め、望ましい食習慣を養うことなどにより、自分自身の健康管理についても学んでもらいたいという趣旨で給食実施に向けての検討を進めています。  過去に実施したアンケート結果からも、弁当との選択式を希望する生徒が70%以上である結果であったこと、逆に給食実施を望む保護者も多くみえること、議会特別委員会の報告、給食検討委員会での答申等々を踏まえた中で、現在、実現に向けて協議を重ねているところでございますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 藤田賢吾議員。 ○5番(藤田賢吾君) ありがとうございます。  町長は、中山議員の答弁の中でも、他市町での先進事例があるとのことでしたが、私は公約の少なくともセンター方式というのは、難しいと思っております。  また、答弁を聞いていますと、広域でという初めて聞く言葉が出てきましたが、公約にはそのような言葉は出ておりません。  ほかに疑問が出てきております。今年度当初予算での中学校大規模改造事業です。センター方式による給食は搬入のための施設を設置する必要があります。なぜこの事業は町長が提案された今回の予算に含まれたのですか。菰野中、八風中で6億4,000万円もするんですよ。町長が公約で掲げる、中学校給食は少なくともセンター方式での実現ですと、もう一度、大規模改造工事をしなければいけませんよ。二重の工事になりませんか。今後センター方式受け入れの工事があるのですから、経費がかなり高くつきませんか。2回分の工事が1回で済むのですから、経費はぐっと下がりますし、無駄がない。なぜ今回の予算に入れたのですか。町長に答弁を求めます。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  柴田孝之町長。 ○町長(柴田孝之君) 今回の改修工事っていうふうなものは、給食を実現するっていうふうな観点と、また異なった観点から、どうしても必要となるっていうふうなことで、第3次推進計画の中にも含まれていた工事でございますので、それを進めているっていう意味で。また毎年毎年、必要に応じて、中学校及び小学校のですね、校舎の改修って進めております。その中で今年度は特に金額が大きくなったっていうふうなことがございますが、あくまで計画に沿った、また給食の実施っていうふうなものとは別の観点からのものでございますので、御理解賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(矢田富男君) 藤田賢吾議員。 ○5番(藤田賢吾君) ありがとうございます。ちょっと私は理解できないですね。  この工事は、町長の公約より優先度が高いんですか。緊急度が高いんですか。内容について見ている限りでは、修繕が主なものだと私は理解しておりますけども、私は経費や入札にかかる費用が無駄になると思いますよ。それよりも町長が公約を早急に進めるためには、工事は一緒にするべきと私は考えます。
     給食費の負担についても、公約にはふれられておりません。これも公平公正とは考えにくい。  また、センター方式に2〜3億円と明言され、中山議員質問答弁で、算定根拠が9年前の平成22年の資料をもとに算出したということですけども、そのときの労務単価、御存じですか。町長、答弁願います。 ○議長(矢田富男君) 柴田孝之町長。 ○町長(柴田孝之君) 細かな労務単価というふうな点については、現在ここでは、情報は持ち合わせておりませんが、別にシミュレーションっていうふうなものさせて、指示して、させていただく中で必ずしも給食センターの建設というふうなものが平成22年度から比べて増加するとは、必ずしもそうではないっていうふうな試算もございますので、御理解賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(矢田富男君) 藤田賢吾議員。 ○5番(藤田賢吾君) 私もね、先日、勉強会でいただいたんです、平成22年の資料。確かに、町長の言う2〜3億円に、補助金があれば、なるであろうということですけども、三重県の労務単価は普通作業員ですと、平成22年は1万3,200円、平成31年ですと1万9,100円ですよ。人だけで1.5倍、約1.5倍上がってるんです。それだけではありませんよ、鋼材などの材料はもっと高騰していますよ。経費も大幅に見直されています。  先ほど、条件によってはと言いましたけど、間違いなく、同じ構想でするのは高くなるんです。9年前の算定事業額と現在での事業額は全然違いますよ。町長は本当にこの公約をわかって書いたんですか。わかって投稿したんですか。こういったものは選挙期間中に御自身が出したんですよ。公約に書いてある金額はちゃんと積み上げして書いたのか。  出口議員も言いましたが、数字を出すからには必ず根拠が必要ですし、出した数字は残っていきますよ。公約に数字を出す以上、積み上げた根拠計算、さらに負担についても本来載せるべきですよ。そうすることで立候補する方の考える政策が公正公平になるというふうに私は考えています。町長が公約で掲げた数字を皆さん信じてますよ。この数字はずっと残っていきますよ。いいですか。町長に答弁を求めます。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  柴田孝之町長。 ○町長(柴田孝之君) 御指摘の点も踏まえまして、今後、十分な検討を重ねてまいりますので、御理解賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(矢田富男君) 藤田賢吾議員。 ○5番(藤田賢吾君) 検討って済みません、ごめんなさい。ちょっと困ったもんですね、検討と言われますと。  さらにですね、給食費以外の人件費とか光熱費ですね、学校給食法上、行政が負担することとなっていますが、その額は1年間でどれぐらいになるんですか。選択制デリバリー給食の場合と公約である、少なくともセンター方式のそれぞれの行政負担をおおよそでも結構ですので、お答えください。教育課長に答弁願います。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  教育課長、森田 久君。 ○教育課長(森田 久君) 行政の負担額につきましては、先ほども御答弁申し上げたとおり、施設の規模等が詳細に決定してない中で金額は申し上げにくいところでございます。  現状の小学校5校におけるランニングコストについては、食材費を除き、人件費は年間約7,000万円、光熱水費は年間約2,000万円、その他維持管理に係る経費は年間約1,000万円であります。 ○議長(矢田富男君) 藤田賢吾議員。 ○5番(藤田賢吾君) ありがとうございます。  先ほどの教育課長答弁を聞いてですね、小学校のデータとか、中学校へ割り戻したとしてですね、町長は中学校給食は少なくともセンター方式、実現可能と断言できますか。  先日の中川議員の答弁のように、時間がかかるのは仕方ないとか、先ほどの言った検討とか、そういった答弁要らないですよ。今さら検討するんですか、公約ですよ。  次に、町長が掲げる水道料金適正化ですけども、水道料金の適正価格設定の考え方、そして水道課に関する別の諸問題については、私なりにもっと、ちょっと中身を精査した上で、後に詳しく質問させていただきます。  次に、子ども医療費窓口無料化ですが、事務局、選挙公報お願いします。  ここにも大きく、子ども医療費は中学生まで窓口無料化を目指すと書いてありますが、基本、子どもの医療費は今も無料です。  論点となるのは、年齢の上限拡大、所得制限などの条件、そして現物給付である窓口での無料化です。  柴田町長を応援してきた町民さん、特に小さなお子さんをお持ちの家庭は応援してきたはずです。中学生まで窓口無料という公約に。  先日の中川議員の質問答弁で、6歳までの窓口無料、その後、段階的にと答えました。公約である中学生まで窓口無料はないということですか。もう一度、答弁を願います。町長。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  柴田孝之町長。 ○町長(柴田孝之君) 最終的には窓口、中学生まで無料化目指して、検討してまいりますので、何とぞ御理解のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(矢田富男君) 藤田賢吾議員。 ○5番(藤田賢吾君) 最終的にじゃなくて、今すぐ動いてください。  私は、町長出馬して、当然、公約ですので、実現されると思うんですけども、具体的にですね、中学生まで制度拡大した場合の所得制限は考えているのか、いないのか。考えている場合は、所得制限を設定する目的とか理由も教えてください。ない場合はいいです。町長に答弁を求めます。 ○議長(矢田富男君) 答弁願います。  柴田孝之町長。 ○町長(柴田孝之君) 所得制限を設けるかどうかというふうなことについては、基本的には、私は所得制限を設けるということは、子育て施策、少子化対策っていう意味では、矛盾すると考えております。  ただ、反面ですね、菰野町民の皆さんの中にも、お金持ちを優遇するのかっていうふうな声もいただいております。  その点を含めて、制度としての合理性っていうふうなことだけではなく、町民さんの声っていうふうなものを踏まえて、実現するっていう意味では、例えばどこかで所得制限を設けるっていうふうなことも、それも、私も一番、所信表明でお話をさせていただいたとおり、御指摘させていただいたとおりですね、町の人の声を聞いて、それに一番沿ったものを実現すると考えておりますので、所得制限を設けるというふうなことについても、もちろんそれはあくまで例えば児童手当基準っていうふうなもの未満って、それより下のところで設定することは考えておりませんが、その部分でどうするかどうかということは、今後の検討材料だと考えております。  もう1回言いますが、私個人としては、すべて所得制限を設けることはないほうが制度としては合理的だと考えています。  ただ、すべて合理的であるっていうふうなことが町の人の気持ちに沿うかどうかっていうのは、また別問題で、その点はまさに皆様とも議論を深めた上で考えたいと思っていますので、御理解賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(矢田富男君) 藤田賢吾議員。 ○5番(藤田賢吾君) ありがとうございます。  声ですね、ちょっとわからないですけども、公約ではないんですか。公約、皆さん信じてますよ、中学生まで無料って書いてあるんなら中学生まで無料ですよ。所得制限あるんなら、所得制限はこういうふうに考えてますよって、ちゃんと書かなきゃだめですよ。違いますか。ありがとうございます。  次に、窓口無料化に係る財政的な課題の質問をします。  よくニュースや新聞等で指摘されるように、窓口無料化によるコンビニ受診ですね、そういったものが懸念されてまして、国や三重県では、窓口無料化による新たな財政負担を算出しています。  先に進められている鈴鹿市さんでは、医療費が11%増加と聞いています。窓口無料化による医療費の増加割合はどのように試算されていますか。  また、近隣市町、四日市市さんの基準でもいいので、未就学児、児童手当基準を菰野町に置きかえた場合に、どれくらいの額が年間に新たな支出となりますか。  加えて、現時点では償還払いでありますけども、仮に町長が公約で、中学生まで窓口無料化されると、医療機関と行政が直接やりとりをしなければならず、新たな財政負担が発生する可能性があります。制度設計の変更による財政的な影響額について、お聞きいたします。窓口無料化によるコンビニ受診等の関係の負担増と制度変更による負担増を担当課である住民課長から、端的、的確な答弁を願います。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  住民課長、片岡芳輝君。 ○住民課長(片岡芳輝君) 再質問に御答弁を申し上げます。  まず、医療費の増加割合につきましては、三重県が平成31年度予算の県補助金の積算に際しまして、平成30年度実施の市町の実績等を参考としまして、見込んだ医療費の増加率は、約15%と設定してございます。  次に、四日市市等の基準であります児童手当基準で未就学児まで窓口無料とした場合につきましては、先ほどの影響額を15%増と試算いたしますと、約600万円の増、町の負担増となると推計されます。  次に、すべての子どもに中学生まで医療費助成対象を拡大すると、町の負担は約2,200万円の増加、そのすべてを窓口無料化といたしますと、約1,600万円の増加、現行制度との差につきましては、合計で約3,800万円の増加となると推計されます。  以上でございます。 ○議長(矢田富男君) 藤田賢吾議員。 ○5番(藤田賢吾君) ありがとうございます。  窓口無料化ですね、中学校まで広げて、何もなしだと3,800万円は増加するであろうということですけども、三重県では、こういった窓口無料化を導入していない市町との公平性を保つために、先行して行っている鈴鹿市さんには助成を見直す方針です。つまり助成金の減額ですよ。国、県が進める制度以上に、菰野町が中学生まで窓口負担無料にしたとき、助成が減額される可能性はありませんか。  先ほどの課長答弁による負担増と助成見直しなどの現実を踏まえた上での町長の選挙公約でしたか。  今までの質問答弁を踏まえ、私からは特に、町長が選挙公約で掲げる、中学校給食は少なくともセンター方式での実現、子ども医療費は中学校まで窓口無料化、この2点について、いつまでにできるのか。段階的にという答弁要らないですよ。町長には、公約について期限設定をしていただきたい。町民との約束である公約を守るというのはそういうことだったと思います。町長に答弁を求めます。 ○議長(矢田富男君) 答弁願います。  柴田孝之町長。 ○町長(柴田孝之君) 公約を守るというふうなことと期限設定を明確にその時点までにするっていうふうなことは別だと考えています。  ただし、公約をしておきながら、これいつまでたっても、例えばこの4年間の中で全く答えを出さないってなりますと、これは公約破りっていうことになるかと思いますが、この4年間の中でしっかりと最終的な目標に向けて実現をしていく。またそれが、実現が仮にできないというふうな場合には、それをきちんと説明するというふうなことが大切だと考えていますので、御理解賜りますよう、よろしくお願いいたします。  ただし、今、現時点においては、公約を実現しないというふうなことは考えておりませんので、その点もあわせて御理解賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(矢田富男君) 藤田賢吾議員。 ○5番(藤田賢吾君) 済みません、ちょっと理解しかねますけども、公約で数字を出すということは、確信、根拠があるからできるんじゃないですか。  事務局、町長選挙公報、もう一度見せてください。  もし公約を実現できるならば、私は2年後には町長がすべて掲げる公約を実施しなければならないと考えていますよ。  なぜならば、その後1年間で公約実施に対する効果検証を議会側はチェックしなければならず、その結果を基に、町長は次の選挙へ実績を報告でき、さらにその先の考えが公約として掲げられるからですよ。できるかできないかの公約に振り回されて、借金がふえるだけの財政運営は求められていない時代だと私は考えていますよ。選挙のたびに政治家による行政サービス合戦は、これからの時代にはそぐわない。私はそう考えますが、町長はどう考えますか。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  柴田孝之町長。 ○町長(柴田孝之君) 藤田議員のお考えという意味では承っておきますが、違った考え方も十分できるところだと考えておりますので、何とぞ御理解賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(矢田富男君) 藤田賢吾議員。 ○5番(藤田賢吾君) 違った考えがあるんなら、この場で言ってください。ありがとうございます。  先週の同趣旨、同質問答弁でですね、今はできなくとも、人口や制度設計後に財政が担保されれば、段階的に進めるとか、答弁を聞きましたけども、何年かかるかわからないものを待つんですか。公約って様子を見てから決めるんですか。本当に待ったなしなんですよ、町長。わかっていますか。超少子高齢化の波はもう見えてるんですよ。理想ばかりではなく、現実を踏まえた公約を掲げなければ、菰野町の未来はないと思っていますよ。これはね、同様に私たち議員にも求められているんですよ。  きょうまでの同様の質問答弁を聞いてますと、なぜか、「今から関係課と協議し」とか、「検討を踏まえて」とか、答弁多いですけども、公約は町民との約束ですから、選挙で当選した以上、それに向かって真っすぐ方向を示さなければならないのではないですか。そういった答弁はですね、議員から質問で、こんな事業をしてください、こんな事業を提案しますって言ったときのみ、答えられるんですよ。御自身が公約でこれしますと町民に訴えて当選したんですから、通常ではあり得ない答弁ですよ。  あなたにとっての公約とは何ですか。あなたにとっての町民との約束とは何ですか、いま一度お聞きします。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  柴田孝之町長。 ○町長(柴田孝之君) 先ほど申しましたとおり、例えば公約に掲げたことをいつまでたっても道筋を示さない、どういうふうな段階でやっていくかっていうことを示さない、報告もしないっていうことでは、公約破りだというふうに考えていますが、直ちにこれをやりますっていうふうなことまで言わなきゃいけない。それが公約破りとは全く考えておりませんので、御理解賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(矢田富男君) 藤田賢吾議員。 ○5番(藤田賢吾君) 私は、全く理解できないですね。  選挙公約に関する答弁、ありがとうございました。私は公約にあるすべてを2年間、先ほど言いましたけども、不可能ではないかと考えています。今後どのように説明していくんですか。  私はですね、今までのような答弁ではなく、首長に当選し、登庁してすぐに公約を守るために指示を出している、初めが肝心だって、そのような答弁が聞きたかったんですよ。私ね、本当に心配してるんですよ。これだけ多くの公約が果たして実行できるのか。できなかったときに、町長を初め、行政、議会まで、大変厳しい目にさらされるのではないかと心配しているんです。  そして、まだほかにも心配ごとがあります。  今回の町長選挙では、選挙前の後援会活動時から、多くの皆さんから、町民さんから御意見をいただきました。不審な点も御意見いただきましたので、確認させていただきます。間違いであるということであれば、そのように答えていただければと思います。  いろいろあるんですけども、その中でもこれは事実なら大変だなと思われる件なんですが、ある地域の特別な名簿を勝手に選挙で使用され、個人の携帯電話にかかってきたとして、町民の方から、柴田町長、そのときは候補ですけども、選挙事務所に苦情はありませんでしたか、町長の答弁を求めます。 ○議長(矢田富男君) 今ここでそういうこと答えるか、いいのか。  柴田孝之町長。 ○町長(柴田孝之君) 町政に関する事柄とはちょっと違うのかなと思いますが、1件そのような御指摘はいただきました。 ○議長(矢田富男君) 藤田賢吾議員。 ○5番(藤田賢吾君) 私、実は本人と連絡をとってですね、いきさつ等の言質も取らせていただいて、資料も本人からいただいております。  簡単に説明しますと、子ども会でつくられた、その場所だけの特別なドッジボールの名簿を勝手に使用し、選挙投票日前日に、柴田町長、候補ですね、の選挙事務所の事務員から連絡が子どもの親御さんの個人携帯にかかってきたそうです。その方は個人情報となる個人の携帯電話の番号になぜかけてきたのか、なぜこの番号を知っているんですかと、事務員に尋ねたところ、事務員の返答では理解できなかったので、保護者の方はこのままでは怖いので、本人と話したいと、事務員に言ったそうです。  その後、柴田町長から連絡が来たんですが、メールが送られてきました。  済みません、議長、資料があるんですけど、よろしいですか。 ○議長(矢田富男君) はい。 ○5番(藤田賢吾君) 映してください。これね、ちょっと上のほうから大きくお願いします。  これがそのときのやりとりですよ。これ2月4日、当選翌日のメッセージのやりとりをスマートフォンのスクリーンショットで撮ったものです。御本人さんからいただきました。
     個人の電話番号が載っておりましたので、黒字で伏せてあります。  順に行きますと、まず柴田町長は「大変申しわけありませんでした」と、謝罪の言葉をメッセージで載せています。  その後、町長のメッセージは、ちょっと私では理解できなかったんですけども、相手の親御さんは相当に怒ってまして、この特殊な名簿の個人情報がもれている事実がはっきりしないと許さないと、ちょっと順に下に、緑のほうが相手方です。許さないと話してます。  その後には、「携帯番号が個人情報じゃないとはどういうことですか。どこから知っても勝手に使っていいっていうことですか」と言ってますが、そもそもこの一般的な名簿、電話帳ですよね、それとかではなく、子どもたちのドッチボール大会の練習で、もしものときのために地域で監督さんと親御さんの間でつくられたものです。  もちろん、私の所属する育成会にも、同様の特別な名簿は存在します。あくまでも地域内で親御さん同士で交流や、もしものときの緊急連絡先としての特別な名簿なんです。  そして、町長は次にリンクを貼りつけ、こちらへ相談ください、御理解くださいと書いてあります。そうですね。  それで、次3枚目お願いします。  リンク先ですけども、こちらです。個人情報保護委員会ですよ。私ね、本当にびっくりしてるんですよ、これ。町長、あなた弁護士さんですよね。法に熟知された弁護士さんが正当な苦情に対してメッセージで対応し、リンク先を貼りつけ、勝手に相談してくださいですか。あり得ないですよ、こんなこと。あってはならんですよ。このメッセージを送ったのは2月4日、町長に当選した直後なんです。1人の弁護士ではなく、人口4万人以上の町の町長になった今、このようなこと許されるんですか。  先ほどの内容は、事実かどうかも含めて、町長に答弁願います。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  柴田孝之町長。 ○町長(柴田孝之君) このように、ある意味トラブルが起きたっていうふうなときには、私自身が幾ら説明申し上げても、本当にそうなのかなっていうふうに思ってもらう、何か言いくるめられてるんじゃないかなっていうふうに多分お感じになられることはあると思います。そのために第三者的な機関の意見っていうふうなものを聞いていただきたい。そういうふうなためにリンクっていうふうなのも御紹介したっていうような次第でございますので、御理解賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(矢田富男君) 藤田賢吾議員。 ○5番(藤田賢吾君) あのね、町長、大切なのはね、相手の気持ちなんです。違いますか。いじめでも何でもそうですよ、いじめを受けたと思えば、いじめなんですよ、それ。これ町民さん困ってたんでしょう、違うんですか。嫌な思いしてたんですよ。  町長、私はね、本人の同意なく、個人の携帯番号を入手して使用する、第三者に渡す、これだめだと考えていますよ。  この特殊な名簿に載っている氏名も携帯電話番号も個人情報ですよ。今回の件は、この特殊な名簿に載っていた、ほかの親御さんの個人の携帯番号にも同様に、柴田町長、候補のときですけども、選挙事務所の事務員、第三者から電話がかかってきているのは確認しています。  町長になられた今、つくられた目的が違う、特別な個人情報が載った名簿を自分の選挙のためだけに使用された事実をほかの町民さんが知ったとき、どう思われますか。  私自身の地区内で子どもたちのためだけにある特殊な名簿を勝手にだれかの選挙で使われたら、この親御さんと同様に、私も怒りますよ。  町長選挙だろうが、町議選挙だろうが、どんな選挙だろうが、個人の携帯番号を入手して、勝手に使用するなど、あってはならんことなんですよ。  今後ですね、もしこういった大切な情報が行政からもれて、一般町民から苦情が来た場合、同じように町民さんに先ほどの個人情報保護委員会のリンク先を貼りつけて、そういった対応をとるつもりですか。それが町長としての対応のとり方ですか。違うんじゃないですか。もう一度答弁願います。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  柴田孝之町長。 ○町長(柴田孝之君) 先ほどの方に対しましては、事実関係を確認しました上で、直接お電話でも謝罪させていただいております。  さらに、担当事務員にどなたかっていうふうなことも調査した上で、その点についての確認もさせていただいておりまして、二度とそういうふうなことが、もう選挙終わった後だったんですけども、二度とそういうふうなことがないようにっていうふうなことで、今後徹底していこうと思っております。  また、それはあくまで私の個人事務所の運営に関することでございますが、菰野町の運営っていうふうな点では、もちろんですね、より、既にもう個人情報保護っていうふうな点で、徹底した運営されてると思いますが、その点含めても、さらに徹底した個人情報の漏えいっていうのがないようにっていうふうなことで、考えて実施してまいりたいと思いますので、御理解賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(矢田富男君) 藤田賢吾議員。 ○5番(藤田賢吾君) 今の答弁ですと、個人情報もらしたって、認めたっていうことでいいですね。いいですわ。  私たちはね、個人的な情報を知っても、だれにももらすことはいけないんですよ。あってはならんことですよ。私はこれ大変な憤りを感じています。  聞くところによると、この件があったことによって、新年度からは、個人の緊急連絡先は名簿に載せない方向なんです。大変さみしいですよ、地域のつながりがなくなっていくんですから。 選挙のたびに、町民皆さんが個人の電話番号がもれないかどうか、心配しなくてはいけなくなりますよ。町長、それをやってしまったんですよ。  町長、この件の一番の被害者はだれかわかりますか。 ○議長(矢田富男君) 答弁願います。  柴田孝之町長。 ○町長(柴田孝之君) その携帯電話に電話がかかってきて、その上で不快な思いをされた、その方本人だと考えております。 ○議長(矢田富男君) 藤田賢吾議員。 ○5番(藤田賢吾君) 何を言ってるんですか、違いますよ。もちろんその人も嫌な思いをしてるでしょう。  先ほど言いましたけど、これはドッチボールで監督と保護者が連絡をするためだけにつくられた特別な名簿なんです。親御さんだけじゃないですよ、嫌な思いをした一番の被害者は子どもたちなんですよ。  来年度からは、町子連のドッチボール大会は秋になりました。つまり練習は夏の暑い時期から始めるんですよ。その暑い時期に子どもたちにもしものことがあった場合、監督さんはほかの子どもたちもいるんで動けませんし、このままでは親御さんと連絡がつきませんよ。地域のつながりも、子どもたちの生命も安全も守れませんよ。こんなことあっていいんですか。熱中症やけがやほかの病気、その他緊急の何かあったとき、監督さんは子どもたちに自分で帰りなさいって言えませんよ。どうされるんですか、どう責任とれるんですか、これ。町長、答弁願います。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  柴田孝之町長。 ○町長(柴田孝之君) 携帯電話の番号が載せられなくなるっていうふうなことと子どもたちの命を守るっていうふうなことの間には、かなり論理飛躍があるかと思いますので、その点について、ちょっと私としては、ちょっと理解が困難なところでございます。  ただ、子どもの生命、または命っていうふうなところを守るっていう点については、今後とも、本当、慎重にその点は考えていきたい。またそういうふうなことがないようにって思っておりますので、御理解賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(矢田富男君) 藤田賢吾議員。 ○5番(藤田賢吾君) 私も全く理解できないですけども、こんなこと聞いたことないですよ。法を熟知した弁護士のやり方とは到底思えない。ひど過ぎますよ。選挙で当選した私たちは、子どもたちを守る立場にいるんですわ。こんなことがあって今後、町民に信任されると思いますか。この親御さんの怒り、どこに向ければいいんですか。この親御さん、ごめんなさい、先ほど1人って言っていましたけど、違いますからね、1人と。子どもたちをどうやって守っていくんですか。私は先ほどまでの選挙の公約に対する答弁、そして今回のこの大きな問題を含めて、私は到底、信任を得られるものではないと思っています。  そこで、私は提案します。理想の選挙提案として、事実、現実、根拠に基づいた中での理想を公約提言し、選挙するべきというふうに私は考えます。初めに示しました公平公正とは考えにくい資料を配付し、公約は実現可能と、住民が信じてしまう手法を用いたこと、どう受けとめればよいのでしょうか。  町長は、1年超、議員をされ、財政状況は十分に把握しているはずですよ。このままで政治の信頼は得られると思いますか。  もう一度言いますが、町長が言われる住民自治の実現、その根底には、正しい情報、そして信頼関係、それがなければ成立しないと思いますよ。  先ほどの提案を受け入れ、もう一度、出直して選挙を行ってみませんか。私からの提案です。町長に答弁を求めます。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  柴田孝之町長。 ○町長(柴田孝之君) 御指摘の点について、例えば実現不可能な公約を掲げるっていうふうなことであるとか、そういうふうな説明を十分するっていうことについては同意いたしますが、私はその点において、実現不可能な公約を掲げた覚えは全くございませんので、御理解賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(矢田富男君) 藤田賢吾議員。 ○5番(藤田賢吾君) 実現不可能ではないのなら、すぐに動いてください。すぐに結果を示してください。私たちはそれをチェックする仕事がありますので。  私にはちょっと理解できませんけども、こういった疑問に思われたことを堂々と払しょくしてですね、柴田町長の主張、公約が現実、事実、根拠に基づいた理想として、正しいものならば、何度でも町民さんはちゃんと評価し、当選するはずです。考えることはできるはずです。  もう一度聞きますよ、公約はすべて実現できるんですね。答弁求めます。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  柴田孝之町長。 ○町長(柴田孝之君) 何度も繰り返しておりますが、私の掲げている公約っていうのは、何も私、特別なものでございませんで、ほかの市町でも実現されてるもの、またその方向性で向けられているものばかりでございますので、十分、実現可能だと考えていますので、御理解賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(矢田富男君) 藤田賢吾議員。 ○5番(藤田賢吾君) 他市町と比べてもね、菰野町は菰野町なんです。できることとできやんことあるんですよ。町債などの借金、これ以上ふやしてほしくないですよ。菰野町の財政硬直化はだれも望んでいませんよ。本当に心配してるんです。  ちょっと時間ありますので、町長、最後に見てほしい写真があります。  最後の、事務局。  これね、実はね、ちょっと恥ずかしいんですけども、これ自分の息子が夏休みの宿題で選挙ポスターを描いてたときに、色を塗る前の下書きだったんですけども、そのときに撮った1枚です。  ここにはですね、上に、「みんなの一票が未来を変える」と書いてあり、ほかに投票用紙に似せた「願い」、「信頼」、「想い」と書いてあります。そのとおりだなと思いました。  私たち議員も、首長である町長も、その期待に応えなければならない義務があると思います。選挙公約の重みを感じてください。常にですよ。町民との約束ですよ。私も議員として、常に情報を聞いて、チェックしております。  これで、私の質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(矢田富男君) 以上で、藤田賢吾議員一般質問は終了いたしました。  ここで、暫時休憩をいたします。  休憩時間は、10分程度といたします。               午前10時58分 休憩              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜               午前11時12分 再開 ○議長(矢田富男君) 再開をいたします。  休憩前に引き続き、一般質問を続けます。  8番議員、諸岡雅樹議員、登壇ください。             〔8番 諸岡雅樹君 登壇〕(拍手) ○8番(諸岡雅樹君) 最後の議員になりました、8番議員の諸岡雅樹です。  今回の質問の最後の議員となりました。議長のお許しをいただきましたので、早速、質問に入らせていただきます。  今回、皆さん、公約について、いろいろ質問されてきましたが、私は水道事業に絞って、町長が公約に掲げられておる水道料金を含む公共料金の値上げ抑制というところについて、質問させていただきます。  それでですね、持続的な菰野町水道事業経営についてですが、国の水道ビジョンが掲げる5つのキーワード、「安心」、「安定」、「持続」、「環境」、「国際」、これを基にですね、菰野町は安心、安定、持続、この3つの観点に着目して、「誇れる水を次の世代へ」という基本指針のもと、菰野町水道ビジョンが10年前に、前石原町長のもと策定されました。  1つ目の「安心」の観点では、水源から供給される水を厳正に検査し、水質を適正に維持管理していく。  2つ目の「安定」。各配水系統の系統を考慮し、渇水などの非常時に備えることや大規模震災に対応するために、水道施設の耐震化を図っていく。  3つ目の「持続」。施設の効率的な運用や適正な料金設定を行い、事業を健全に経営していくということです。  この内容を拝見しておりますと、非常によくできた水道ビジョンやなと思っております。  この水道ビジョンはですね、21世紀中ごろを展望しつつ、12年間の長期にわたる方向性と施策の基本的な考え方を示したものです。  この間、給水区域の拡張としては最後となる第6次拡張事業が平成28年度に完成、給水開始となり、湯の山浄水場の耐塩素性病原生物対策も約3億円をかけ、整備が完了、湯の山簡易水道と上水道事業が統合されました。  これで、菰野町全域に上水道が整備されたことから、今後は各水源や施設の効率的な運用とともに、老朽化対策が最重要課題と私は考えております。  町長は、どのように考えてみえるのか、お伺いします。  それから、また策定から10年が経過しました菰野町水道ビジョンですけども、全域に上水道が整備されたこともありますし、これを見直し、新たに策定する時期ではないかと思いますが、柴田町長の考えをお伺いします。答弁願います。 ○議長(矢田富男君) 諸岡雅樹議員の一般質問に答弁を願います。  柴田孝之町長、登壇の上、答弁願います。               〔町長 柴田孝之君 登壇〕 ○町長(柴田孝之君) 早速、水道事業経営に関してということで、答弁をさせていただきます。  当町の水道事業につきましては、昭和39年に菰野地区の給水を開始して以降、経済の発展に伴い増加する水需要に対応するため、順次、拡張事業を行い、給水区域の拡大を行ってまいりました。  そして、平成28年度には、給水区域の拡張事業としては最後となる第6次拡張事業が完了し、現在では、当町のほぼ全域に水道が普及しているところでございます。  今後の水道事業におきましては、水道水を安定して供給するため、法定耐用年数を越えた、あるいは迎える水道施設の老朽化に対応するため、更新工事を順次進めていく必要があると考えております。  また、近年増加傾向にある集中豪雨や将来発生が予測される大規模地震等の自然災害にも対応できるよう、安全で安心できる水道水の安定供給の持続及び安定した水道事業の運営に努めてまいりたいと考えております。  次に、水道ビジョンの見直しについての御質問でございます。  現行の水道ビジョンについては、平成32年度までの計画になっております。  ですので、今後新たな水道ビジョンの策定については、当然ながら検討していかなきゃならないと考えておりますので、御理解賜りますよう、よろしくお願いいたします。
    ○議長(矢田富男君) 一通りの答弁が終わりました。  再質問がありましたら、御発言ください。  諸岡雅樹議員。 ○8番(諸岡雅樹君) 水道ビジョンですけども、早い時期につくっていただきたいなと思います。菰野町内350キロ、それの老朽化対策、順次に進めていかなあかんということで、計画的にですね、水道ビジョンを基に、計画的に平均した予算でですね、進めていってもらいたいなと思います。ぜひ早い策定、よろしくお願いします。  それではですね、再質問に入らせていただきますけども、水源や施設の効率的な運用、水道ビジョンに掲げられとる。それと老朽化対策、それから経営状況のこの3点について、ちょっと質問させていただきます。  潤田水系はですね、現在7号井、予算9,000万円ですけど、これの井戸掘りが停止しております。最大配水時には90%以上の稼働率となっております。平成30年8月の実績でも85%。水道施設全体の利用率が71%ですから、潤田水系は他の施設と比べても高い稼働率となっています。  そこでですね、この停止している潤田7号井、どうして掘らんならんのか。そしてその計画、教えてください。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  水道課長、加藤正治君。 ○水道課長(加藤正治君) 御質問の潤田7号井につきましては、平成30年度の当初予算に約9,000万円で盛り込んでおり、可決をいただいたものの、産業建設常任委員会の委員長報告の中で、委員会の同意を得るまで予算を執行しないようということで求められております。  これを受けまして、現在執行を見合わせている状況であることから、未執行となっております。  こちらの潤田7号井の更新目的につきましては、水量不足の解消というのみではなく、現在稼働中の井戸について、どれもとめられない状態になっておりますところ、これの浚渫工事、いわゆる井戸ざらいというものですけども、等も含めた中で、年々くみ上げる水量が減少傾向にあることから、定期的なメンテナンスを行い、長寿命化に期待ができることや、また緊急時のバックアップの充実を図るということからも、計画したものでございますので、御理解賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(矢田富男君) 諸岡雅樹議員。 ○8番(諸岡雅樹君) 地図のほう、お願いします。  これはですね、水系別に分けた水道の地図になってますけども、この中でですね、この7号井を掘らなちょっと水量不足、余裕がないっていうところは、潤田水系というところで、赤いところになってるんですけども、この余裕のある水系から余裕のない水系へ水道水を供給できるようなラインづくり、菰野水系からは余裕があるので、潤田水系へ流すと。その流す間に、とめた井戸の整備ができると。そういうようなことも、ラインづくりも考えながらですね、効率的な水道事業の運営にですね、お金を使わずに、進めていくようなことも考えていってもらいたいなと思っております。  上の田光水系、切畑水系については、田光水系なんかはかなり高い数字、90%近い数字出てますけども、これは三重長良用水で3,300トンの余裕ありますし、切畑水系と同じように流してますので、それをプラスすると余裕ができてくるかなと思ってます。  地図ありがとうございます。  それからですね、この効率的な運用、水源や施設ですけども、この今回3億円、去年整備した湯の山浄水場についてもですね、現在、江野高区へ二百四、五十トン、1日に流して、効率的な今、運用に努めてもらってます。経費削減に役立っとんのやないかなと思ってます。  そこでですね、この湯の山浄水場のセラミックフィルターですけども、これの逆洗、それから薬品洗浄をするための設備っていうので、今後ですね、4,000万円、そして薬品洗浄するのに、設備で4,000万円、薬品洗浄で400万円というような計画もされておりますけども、逆洗したサンプルなりを取って、この洗浄の間隔を長くするっていうような経費削減も今後、考えていってもらいたい、努めていってもらいたいなと思っております。  それで、次にですね、老朽化の対策ですけども、この水道管路の延長351キロ、先ほど話しましたけども、法定年数、先日の質問の中にもありましたけども、管路は32キロと。そのうち平成29年度に更新した管路は3.2キロ。  全国的に見ても、菰野町、今まで老朽化対策、積極的に行ってきてもらっとるおかげでですね、経年化率が低い、全国から見ると、低い値となっております。しかし5年、10年後には急激に経年化が進んできます。  先を見据えた更新計画は、現在立てていますか。水道課長にお伺いします。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  水道課長、加藤正治君。 ○水道課長(加藤正治君) 老朽化対策についてですが、平成30年第2回定例会に提出いたしました料金改正資料にお示ししたとおり、平成35年度、2023年度になるんですけども、までの更新計画は、そちらの財政収支計画のほうにお示しをしてあります。  また、それ以降につきましては、益田和代議員の御質問にも答弁したとおり、年間約4億円必要っていうことで、それを踏まえまして、今後の水道ビジョンに反映させるよう、検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(矢田富男君) 諸岡雅樹議員。 ○8番(諸岡雅樹君) 老朽化対策ですけども、老朽化対策、それから井戸の老朽化対策、施設の老朽化対策、管路の老朽化対策、たくさんありますけども、年間4億円かかると。減価償却費分が毎年、大体、約2億5,000万円ぐらい、計画的にですね、この年にどんと使うと。そんなんやなしにですね、先ほど答弁にありましたけども、水道ビジョン、それから計画を立ててですね、事業の平準化っていうのを行っていってもらいたいなと思いますので、よろしくお願いします。  次に、この経営状況なんですけども、定期監査資料から見るとですね、今回提出されておりましたけども、資産の利益率が平成29年度も0.13と低い利益率で推移しています。  ちょっと、その表出してもらえます。  これ経営状況の分析で、資産の利益率を出したものなんですけども、もうちょっと右側にやってもらえますか。そこで。  これで見るとですね、黄、1、2、3、4つ、その下の0.13っていうのがありますよね。平成28年度も0.13、平成29年度も0.13と。  そして、平成30年度、これ平成31年度の予算書が今回出てましたんで、平成31年度の予算書から平成30年の予測、それから平成31年の予測とつくってみました。  そこで、これが経営利益率、どうなっていくんかなと見とると、平成30年度予算では、マイナス0.08になってくるんですよね。  そして、平成31年度は0.60と復帰、戻っていくわけですけども、これは、平成31年度は値上げした、値上げ料金が予算書に記載されておりますので、利益率が上がってくると。これの数字は上がれば上がるほどええわけですけども、やはりこの平成30年予測してみると、かなりひどいものとなっております。  ありがとう。  この総資産利益率は、企業の資産が、菰野町で言うと、74億円ですわね、総資産。これを企業の資産がどれだけの利益を生み出しているかを見るための指標です。言いかえると、この菰野町74億円の水道事業を維持していくために、どれだけの利益を上げていけば健全な経営ができるかをあらわす指標となっております。  そして、他市町との経営状況を比較しやすい指標となっております。この利益率は高ければ高いほど、企業の利益はあがります。一般企業の場合、20%、30%という企業もありますけども、公営企業の水道事業の場合は、住民負担の軽減を最優先に考えた、これが一番大事なわけですけども、軽減を最優先に考えた上で、持続経営できる水道料金でなければならないと考えています。  先日ですね、中山議員からの質問がありましたけども、私も逓増制料金についてはですね、同じ考えなんです。水道90円でプラスマイナスゼロですよね、利益は。  ちょっと水道料金の表、出してもらえます。  これね、1月の検針票と今回3月の検針票なんですけども、左が1月の40円、1立米から20立米までが40円と。右側、今回上がった50円という、これ今回、検針票で回ってきました。  90円でプラスマイナスゼロのものが40円で売っとったら50円の赤字ですわね。50円の赤字がずっと。これは大きな負担になっとるんやないかと思います。  そこで、前回の水道料金の値上げ案では、40円を50円にする。そして110円、その上の115円は90円に下げると。そういうふうな料金改定になっておりましたけども、これは逓増制料金の考え方、以前とは考え方も変わってきとるということについてはですね、中山議員から説明ありましたけども、私も同意見やなと思っております。もうもともとの逓増制料金は福祉施策のためにあるんではないということなんで、この逓増制料金については、もっと幅が縮まったほうがええんと違うかなと思ってるぐらいでございます。  このほんで、基本料金なんですけども、下水道の場合はですね、8立米まで基本料金に含んでます。  先日、益田議員も質問されておりましたけども、この1,620円の基本料金の中に、水道料金もですね、5立米から10立米、その程度の基本料金の中に使用料を含んでいったらどうかなというのも、私もそのような同意見です。  ありがとうございます。  そしてですね、この経営についてはですね、もう1つの予算書出してもらえます。ずっと下へ行ってもらってマイナス2,300万円。  今回のこれ予算書ですけども、純利益が五千何百万円と出てますけども、これいろいろ5,900万円ですか、当年度純利益5,946万1,000円と。これは皆さんよく御存じやと思いますけども、純利益ではあるけども、現金ではないと。  ほんで、実際はマイナスの2,300万円となるわけですけども、この長期前受金の考え方が入ってくるわけですけども、この繰り延べ、収益なのに負債の部にある、この長期前受金なんですけど、まだ今後、収益化分が17億円あるんですよね。それについてもですね、慎重に考えていっていただいて、水道料金っていうのは設定してもらいたいなと思います。  皆さん、さまざまな水道経営に対する指標、判断材料は持ってみえると思いますが、私はですね、この実質収支、黒字化、経営資産利益率で1%前後、ちょっと1%と言うと、住民負担大きくなるんで、0.6とか0.7。その辺、今回の料金案によっての0.6っていうのは、ええ線行っとるんやないかなと考えております。  それ以上はですね、それ以上の投資をするなら起債ですわな、その辺を活用していっていただきたいと思うんですが、今回のこの水道事業の値上げ案によって、減価償却費が約2億5,000万円、ほんで利益が5,000万円で3億円の仕事できますわ。4億円の仕事をしようと思ったら、あと1億円は起債と。そのように僕は考えておるんですけども、町長としてはですね、この適正な料金っていうのは、今まで質問、かなりの人がされてきました。僕は適正な料金っていうのは、適正化っていうのも、また、これもまた人によってさまざまですけども、この現在の収益っていうのは、適正な料金である。また体系っていうのは別で、逓増制料金の幅を縮める、広める。基本料金を下げる、上げる。いろいろあると思うんですけども、町長はどのように考えていますか。お伺いします。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  柴田孝之町長。 ○町長(柴田孝之君) これまで繰り返し答弁させていただきましたとおり、3点の考え方というふうなところについてですね、5年間の事業計画、給水収益の1年分の補てん財源を確保すること、企業債の活用というような3つの点について、その考え方を変えれば、適正化っていうふうな中身が変わるっていうことは、これまで繰り返し答弁させていただいたとおりです。  その中身というふうなものについての私の考え方なんですけども、例えば企業債については、借金っていうふうなものについて、借金はだめだっていうような考え方も、もちろんあるかと思いますが、例えば個人の家庭に例えますと、生活費を借金で補うっていうふうなことは、余り健全じゃない。だけども、それに対して、住宅ローンっていうふうなものをですね、借金で補うっていうことは、30年、40年住む家に対してローンを組んでいくっていうことは、それは不健全とは、必ずしも言えない。  それと同じように、例えば水道のですね、今、言った赤字っていうふうな解消するためにですね、企業債っていうふうなものをもっと活用していいんじゃないかっていうのが例えば1つの考え方でございます。  また、さらに事業計画について、給水収益1年分の補てん財源を5年間で確保するというふうなことが必要なんだろうか。それは5年間で8年とか10年とか、もっと長いスパンで考えていくっていうふうなことでもいいんではないのかっていうようなことも考えております。  その上で、今お話をしたようなところを変えた上で、住民負担っていうふうなものが突然上がらないようにするっていうふうなことを踏まえまして、それで今、言った赤字経営っていうふうなものを解消していくっていうことが、前提の点を変えることで赤字経営をですね、解消しつつ、かつ住民負担っていうふうなものの軽減って図ることができると考えておりますので、何とぞ御理解賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(矢田富男君) 諸岡雅樹議員。 ○8番(諸岡雅樹君) 企業債ですけど、企業債、現在15%ぐらいと、事業費のね、っていうことなんですけど、企業債についてはですね、僕も20%でも25%でも、それ以上はちょっと厳しいんと違うかなと。実際に会計見せてもらうと、思っとるんです。  将来負担、将来の人たちにも平等に負担してもらうっていう考え方の中にはですね、減価償却費がありますよね。減価償却費も以前のものが積み上がって、今、約2億五、六千万円。それは今の更新事業に当たっとるわけですから、企業債のあまりの借り入れというのは、なかなかちょっと理解できやんところかなとは思いますけども、ある程度の企業債の借り入れというのは必要と考えております。  これ今後もですね、この基本料金、確かに町長が言われるようにですね、考え方によって基本料金を下げる、または使用水量の金額を下げる。その辺のことはできるかと思うんですけども、この黒字化、そしてある程度の利益を上げるっていうのはですね、国のほうの指針を見ておりましても、資産の約3%の利益を上げていくっていうのが載っておりますけども、3%、資産の3%って言うと、70億円の3%で2億1,000万円の純利益を上げていくっていうのは、ちょっと住民負担厳し過ぎるんで、どこの市町でもそれをやらんがためにいろんな弊害出てきとるわけですけども、僕が考えとんのは、大体まず先ほどの今回の経営利益率で見る0.6%、0.7%、今回ええ線に、平成31年度は予算書でも載ってくるんやないかなと思っています。ぜひですね、町長には水道事業、持続可能な水道事業、実施していただきたいなと思います。  今回の質問、これで終わります。 ○議長(矢田富男君) 以上で、諸岡雅樹議員の一般質問は終了いたしました。  ここで、通告をされております一般質問はすべて終了しました。  なお、関連質問のある方は、休憩中に議会事務局まで通告書を出してください。  ここで、暫時休憩をいたします。  午後1時より、議会運営委員会を開催していただきますので、よろしくお願いを申し上げます。  暫時休憩をいたします。               午前11時40分 休憩              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜               午後 2時00分 再開 ○議長(矢田富男君) 再開をいたします。  休憩前に引き続き、会議を始めます。  なお、社会教育室長、縣 明隆君が出席をしておりますので、よろしくお願いをいたします。  なお、休憩中に関連質問の通告がありませんでしたので、質問を打ち切ります。  ここで、上程されております議案につきまして、質疑のある方、御発言ください。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(矢田富男君) 別段、発言がないようですので、質疑を終了いたします。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎日程第2 議案第3号 菰野町個人情報保護条例の一部を改正する条例(案)       議案第4号 菰野町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正             する条例(案)       議案第5号 菰野町森林環境譲与税基金条例(案)       議案第6号 災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例             (案)       議案第7号 菰野町一般廃棄物処理施設技術管理者の資格に関する条             例の一部を改正する条例(案)       議案第8号 菰野町分担金徴収条例の一部を改正する条例(案)       議案第9号 菰野町火災予防条例の一部を改正する条例(案)       議案第10号 菰野町運動施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正             する条例(案)       議案第11号 菰野町水道事業に係る布設工事監督者及び水道技術管理者             に関する条例の一部を改正する条例(案)       議案第12号 町道路線の廃止について       議案第13号 町道路線の認定について       議案第14号 平成30年度菰野町一般会計補正予算(第4号)(案)       議案第15号 平成30年度菰野町国民健康保険特別会計補正予算(第3
                号)(案)       議案第16号 平成30年度菰野町介護保険特別会計補正予算(第3号)             (案)       議案第17号 平成30年度菰野町後期高齢者医療特別会計補正予算(第             3号)(案)       議案第18号 平成30年度菰野町水道事業会計補正予算(第2号)             (案)       議案第19号 平成30年度菰野町下水道事業会計補正予算(第2号)             (案)       議案第20号 平成31年度菰野町一般会計予算(案)       議案第21号 平成31年度菰野町国民健康保険特別会計予算(案)       議案第22号 平成31年度菰野町土地取得特別会計予算(案)       議案第23号 平成31年度菰野町介護保険特別会計予算(案)       議案第24号 平成31年度菰野町後期高齢者医療特別会計予算(案)       議案第25号 平成31年度菰野町水道事業会計予算(案)       議案第26号 平成31年度菰野町下水道事業会計予算(案) ○議長(矢田富男君) 日程第2、議案第3号から議案第26号までを一括議題といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(矢田富男君) 異議なしと認めます。  よって、議案第3号から議案第26号までを一括議題といたします。  菰野町個人情報保護条例の一部を改正する条例(案)、議案第3号、菰野町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例(案)、議案第4号、以上2議案は、総務財政常任委員会に付託します。  菰野町森林環境譲与税基金条例(案)、議案第5号は、産業建設常任委員会に付託をいたします。  災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例(案)、議案第6号、菰野町一般廃棄物処理施設技術管理者の資格に関する条例の一部を改正する条例(案)、議案第7号、以上2議案は、教育民生常任委員会に付託いたします。  菰野町分担金徴収条例の一部を改正する条例(案)、議案第8号は、産業建設常任委員会に付託します。  菰野町火災予防条例の一部を改正する条例(案)、議案第9号は、総務財政常任委員会に付託します。  菰野町運動施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例(案)、議案第10号は、教育民生常任委員会に付託します。  菰野町水道事業に係る布設工事監督者及び水道技術管理者に関する条例の一部を改正する条例(案)、議案第11号、町道路線の廃止について、議案第12号、町道路線の認定について、議案第13号、以上3議案は、産業建設常任委員会に付託します。  平成30年度菰野町一般会計補正予算(第4号)(案)、議案第14号は、所管事項につき、各常任委員会に付託をいたします。  平成30年度菰野町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)(案)、議案第15号、平成30年度菰野町介護保険特別会計補正予算(第3号)(案)、議案第16号、平成30年度菰野町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)(案)、議案第17号、以上3議案は、教育民生常任委員会に付託します。  平成30年度菰野町水道事業会計補正予算(第2号)(案)、議案第18号、平成30年度菰野町下水道事業会計補正予算(第2号)(案)、議案第19号、以上2議案は、産業建設常任委員会に付託します。  平成31年度菰野町一般会計予算(案)、議案第20号は、所管事項につき、各常任委員会へ付託いたします。  平成31年度菰野町国民健康保険特別会計予算(案)、議案第21号は、教育民生常任委員会に付託します。  平成31年度菰野町土地取得特別会計予算(案)、議案第22号は、産業建設常任委員会に付託します。  平成31年度菰野町介護保険特別会計予算(案)、議案第23号、平成31年度菰野町後期高齢者医療特別会計予算(案)、議案第24号、以上2議案は、教育民生常任委員会に付託します。  平成31年度菰野町水道事業会計予算(案)、議案第25号、平成31年度菰野町下水道事業会計予算(案)、議案第26号、以上2議案は、産業建設常任委員会に付託をいたします。  ここで、お諮りをします。  お手元に配付しております事件2件を日程に追加し、議題といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(矢田富男君) 異議なしと認めます。  よって、事件2件を日程に追加し、議題とすることに決しました。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜追加日程第1 議案第28号 平成31年度菰野町一般会計補正予算(第1号)(案) ○議長(矢田富男君) 追加日程第1、平成31年度菰野町一般会計補正予算(第1号)(案)、議案第28号を議題といたします。  議案の朗読を願います。                  〔書記朗読〕 ○議長(矢田富男君) 本件につきまして、町長の提案説明を求めます。  柴田孝之町長、登壇ください。               〔町長 柴田孝之君 登壇〕 ○町長(柴田孝之君) 議案第28号、平成31年度菰野町一般会計補正予算(第1号)(案)につきまして、提案説明を申し上げます。  今回の補正予算は、歳入歳出それぞれに、1億5,790万円を追加し、予算総額を130億2,790万円とするものです。  内容を申し上げますと、待機児童解消に向け、来年4月からの乳児及び幼児の受入人数の拡大を図るとともに、同一園内で進級できるよう、菰野保育園及び菰野西保育園園舎の増築及び改修を行うもので、両園とも、2カ年にわたる事業として、継続費を設定しております。  最初に、菰野保育園園舎増改築事業につきましては、平成31年度当初より、増改築に係る設計に取り組み、最初に3歳児保育室2室の増築に着手する予定です。この3歳児保育室の完成後、現在の3歳児保育室を4歳児保育室に変更するなど、年度内に組みかえを行うことで、来年4月からの同一園内進級を可能とします。  平成32年度においては、ホール横のスペースを2歳児保育室として利用するための改築等を予定しています。  今回の補正予算では、主に3歳児室増築に要する費用として、7,363万3,000円を計上しています。  次に、菰野西保育園園舎増改築事業につきましては、平成31年度当初より、増改築に係る設計に取り組み、最初に2歳児保育室の乳児棟増築に着手する予定で、年度内に完成させることで、来年4月からの2歳児受け入れを図ります。この乳児棟の完成後、3歳児保育室1室、4歳児保育室2室、5歳児保育室2室からなる幼児棟の増築、及び既存園舎の改修に着手し、平成32年度内の完成を図ります。  今回の補正予算では、主に2歳児の乳児棟増築に要する費用として、8,276万円を計上しています。  なお、幼児棟増築に要する費用につきましては、設計及び事業進捗に応じ、補正予算の計上を改めて行う予定です。  歳入においては、両園の園舎増改築事業の財源として、施設整備事業債を計上し、あわせて地方債補正を行います。  なお、現在提案している平成31年度一般会計予算(案)は、骨格予算としており、私の施策として肉づけを行おうとする補正予算につきましては、6月の平成31年第2回定例会に提案することを予定しております。  しかしながら、来年4月からの乳児及び幼児受け入れのためには、両園の園舎増築工事の一部において、年度内完成が必要であることから、本定例会におきまして、平成31年度一般会計予算(案)に対する補正予算第1号(案)を提案し、早期に事業着手できるようにすることで、来年4月からの乳児及び幼児の受入人数の拡大を図りたいと考えております。  以上、提案説明といたしますので、十分なる御審議をいただき、原案どおり議決賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(矢田富男君) ただいまの提案説明に質疑のある方、御発言ください。  伊藤 敦議員。 ○3番(伊藤 敦君) 済みません、声がこんなんで申しわけないです。お聞きします。  これではですね、増築はよく理解しました。  それから、人の手配というのはどうなるんですかね、これ。間に合ってますか、同じですか、大丈夫ですか。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  子ども家庭課長、大橋裕之君。 ○子ども家庭課長(大橋裕之君) 今回提案させていただきます施設の増設につきましては、この予算で執行してまいりたいと考えております。  それに伴いまして、当然、保育士の採用につけても、総務課と協議しながら、確保に向けて検討してまいりたいと考えておりますので、御理解賜りたいと存じます。 ○議長(矢田富男君) 伊藤 敦君。 ○3番(伊藤 敦君) 現状で、現状の園舎では、要は人は足りてるっていうことですか、それとも人が足りてないんですか、どっちですか。教えてください。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  子ども家庭課長、大橋裕之君。 ○子ども家庭課長(大橋裕之君) この待機児童出ておりますことから、保育士がもう少し私どものほうで確保できれば、待機児童の数も減ってまいります。これは事実でありますが、なかなか今、私どもが提案させていただいております求人募集とか、そういうものに対しての応募がございませんので、来年度に向けて、この施設増設した分については、新たに職員確保ということになってまいろうと、そういうふうに考えております。 ○議長(矢田富男君) 伊藤 敦議員。 ○3番(伊藤 敦君) ならば、園舎を大きくするよりも、人を確保するほうが先じゃないですか。教えてください。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  子ども家庭課長、大橋裕之君。 ○子ども家庭課長(大橋裕之君) 先ほど町長、提案説明をさせていただいた中にあったと思いますけども、菰野保育園については、なぜ3歳児の増設を先にやるか。これは3歳児には待機児童は発生しておりませんけども、来年度、菰野保育園の中で進級ができなくなる。つまり3歳児から4歳児に上がったときに、10名の方はどこかの園に移っていただかなければならないという状況が来ております。このために、子どもたちに迷惑をかけるわけにはいきませんので、まず3歳児の保育室を菰野保育園は増設したいというふうに考えておりますので、御理解賜りたいと存じます。 ○議長(矢田富男君) ほかに。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(矢田富男君) 別段ないようですので、質疑を打ち切り、本件については、教育民生常任委員会に付託をいたします。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜追加日程第2 議案第29号 工事請負契約の変更について ○議長(矢田富男君) 追加日程第2、工事請負契約の変更について、議案第29号を議題といたします。  議案の朗読を願います。                  〔書記朗読〕 ○議長(矢田富男君) 本件につきまして、町長の提案説明を求めます。  柴田孝之町長、登壇ください。               〔町長 柴田孝之君 登壇〕 ○町長(柴田孝之君) 議案第29号、海洋センター西側グラウンド改修工事工事請負契約の変更について、提案説明を申し上げます。  この工事につきましては、平成30年菰野町議会第2回定例会において、議案第45号として上程いたし、平成30年6月7日付で請負業者、日本フィールドシステム株式会社三重営業所、契約金額3億991万6,800円で契約締結の議決を賜り、工期を平成31年3月29日までといたした工事で、その後、平成30年12月20日付で契約金額3億2,037万4,440円への増額変更契約を締結した工事でございます。
     この変更契約の内容でございますが、撤去構造物の増加及び既存駐車場の舗装が劣化していたため、取り壊し面積がふえたことによる撤去工の増、また各工種の精査による減など、精算により、工事請負金額が23万6,520円の増額となったことに伴い、地方自治法第96条第1項第5号に基づき、議決を求めるものであります。  以上、提案説明といたしますので、原案どおり議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) ここで、お諮りをいたします。  本件について、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、本会で即決することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(矢田富男君) 異議なしと認めます。  よって、本件については委員会付託を省略し、本会で即決することに決しました。  本件について、質疑のある方、御発言ください。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(矢田富男君) 別段発言がないようですので、質疑を打ち切ります。  お諮りします。  本件について、原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ○議長(矢田富男君) 全会一致と認めます。  よって、議案第29号は、原案を可決することに決しました。  以上、本日予定しておりました日程は、すべて終了いたしました。  付託をされました案件につきまして、各常任委員会の委員長、審査につきましてはよろしくお願いを申し上げます。明日以降、各委員会室において、委員会審議をしていただきます。  議事運営につきまして、大変、御協力ありがとうございました。  本日は、これにて散会をいたします。  御苦労さまでした。               午後 2時17分 散会...