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平成31年第1回定例会(第3日目 3月15日)

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  1. 菰野町議会 2019-03-15
    平成31年第1回定例会(第3日目 3月15日)


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    平成31年第1回定例会(第3日目 3月15日)         平成31年菰野町議会第1回定例会(第3号)                平成31年3月15日(金) 午前10時00分開会              ~~~~~~~~~~~~~~~     第1 代表質問   第2 一般質問 2.会議に付した事件   日程第1、日程第2 3.出席議員(18名)   1番  福 田 雅 文 君        2番  稲 垣 啓 二 君   3番  伊 藤   敦 君        4番  内 田 親 根 君   5番  藤 田 賢 吾 君        6番  伊 藤 雅 慶 君   7番  加 藤 大 輝 君        8番  諸 岡 雅 樹 君   9番  中 山 文 夫 君        10番  廣 田 直 己 君   11番  加 藤 昌 行 君        12番  千 賀 優 子 君   13番  出 口 利 子 君        14番  益 田 和 代 君   15番  増 田 秀 樹 君        16番  久留美 正 次 君
      17番  中 川 哲 雄 君        18番  矢 田 富 男 君 4.欠席議員(0名) 5.説明のため出席した者(20名)   町長        柴 田 孝 之 君   消防長      吉 川   澄 君   総務課長      小 林 義 久 君   安全安心対策室長 瀧 見 浩 志 君   企画情報課長    河 内 伸 博 君   財務課長     相 原 賢 治 君   税務課長      谷   弘 哉 君   住民課長     片 岡 芳 輝 君   会計管理者     水 谷   浩 君   子ども家庭課長  大 橋 裕 之 君   健康福祉課長    堀 山 英 治 君   都市整備課長   斉 藤   司 君   まちづくり推進室長 樋 口 直 也 君   観光産業課長   加 藤 信 也 君   観光商工推進室長  内 田   徹 君   環境課長     伊 藤   悟 君   水道課長      加 藤 正 治 君   下水道課長    片 岡 県 司 君   教育課長      森 田   久 君   社会教育室長   縣   明 隆 君 6.出席事務局職員(4名)   議会事務局長(心得) 阿 部 美千代 君   書記       加 藤   真 君   書記        湯 戸 久美子 君   書記       田 中 佑 樹 君               午前10時00分 開議 ○議長(矢田富男君) 皆さん、おはようございます。  ただいまの出席人員は18名で、定足数に達しております。  よって、平成31年菰野町議会第1回定例会は、成立をいたしましたので、再開をいたします。  直ちに、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付をしております。             ~~~~~~~~~~~~~~~ ◎日程1 代表質問 ○議長(矢田富男君) 日程第1、代表質問を行います。  こもの輝代表加藤大輝議員、登壇ください。           〔こもの輝代表 加藤大輝君 登壇〕(拍手) ○こもの輝代表加藤大輝君) 皆さん、改めましておはようございます。こもの輝の加藤大輝です。代表質問をさせていただきます。  柴田孝之新町長、改めまして、御就任おめでとうございます。  菰野町の首長として、町行政の執行をしていく大きな責任のもと、大きな責任と言いますと、一言、言ったことが公言になったりとか、いろいろとあると思いますが、そういった責任のもと、今後は町民の皆さんの声に耳を傾ける。そしてまた国、県との縦のつながりをしっかりつくっていただきたいと。  そのような中で、町民の皆さんがこの町に住んでよかったなと実感できる町政運営を行っていただきたいと思います。  そして、またこの3月議会開会日にですね、教育長が決定して、その中で菰野町の教育に対する所信と、北口さんが所信を出されておりました。本当にこの所信を出されたことが私にとってはすごく北口さんの菰野町に対する教育、また御経験から培ってきた教育っていうのをすごく理解させてもらえるものだったなと思います。  そのような中で、やっぱり家庭学習の充実であったり、就学前教育の充実、コミュニティスクール中学校給食、本当にしっかり考えられて、所信を書かれていたっていうところにすごく感銘を受けております。  そういった中で、今後、教育長就任、今までですね、ちょっと昨年度から半年間以上、教育長不在で不安な部分があったところですね、今回決まったということで、今後、本当に教育に対して明るい、前向きな状況になったなと思っております。  早速ですが、質問に入らせていただきます。  平成31年度一般会計予算町長提案説明で、所信表明と今年度当初予算、それからですね、新たな政策については、6月議会に肉付け予算を上程する意向をお話しされました。これは昨日の代表質問で、各会派の皆さんがるる町長に質問されて、いろいろ答弁されておりました。  そういった中で、私、今回、代表質問では、このたびの町長選挙柴田町長が町民の皆様に向けた公約について、質問したいと思います。  大きく2つ、今回質問させていただいております。  大きな1番としまして、柴田町長の公約は、今後どのように進められますか。何を優先し、進められますか。  事務局、済みません、選挙公報の資料1をお願いいたします。  この選挙公報、昨日も出されましたが、この公報が町民の皆様に一番広くですね、知れ渡っとる部分なのかなと。柴田町長後援会のリーフレットだったり、いろいろとあるとは思うんですが、この公報が一番、町民の皆様に、8つ挙げられております。  これちょっと挙げてもらっといて、この選挙公報の公約が8項目ありましたが、この8項目の中で、優先的に考えられている施策はどれなんでしょうか。この公約について、少しだけちょっと個人的な解釈をつけ加えますと、ありがとうございます。済みません。  この8つの項目に対してですね、個人的な解釈をつけ加えると、柴田町長の御意見でつくられた公約とはちょっと解釈してませんでして、どの項目もこれまで議会で議論されている課題というものが今回、公約になったのかなと。柴田町長前町会議員ということで、町議会の中でのことも公約されているのかなというふうに私は解釈しました。  そして、また議会で議論されてきたというところから、言いかえれば、町民の皆さんの声が多く入っている項目だとも考えることができるのではないかというふうに思っております。  昨日、各会派の代表質問で答弁された内容と重複する部分があるかもしれませんが、その点も踏まえて、御容赦いただき、御答弁願います。  そして、また大きな2番、タウンミーティング住民意見交流会)、住民の皆さんと町長がですね、地域に出向いて、意見交流会を実施しませんかという質問です。  各地域でさまざまな課題や問題を抱えており、町長本人が直接、地域の声を聞くことが大切だと考えます。このタウンミーティングについては、昨年度、石原前町長にもですね、同じ質問をさせていただいております。  と言いますのも、この町民の皆さんとの意見交流会っていうのが、この政治を行っていく上で、すごく大切な基本だと考えておりますので、そういった思いを込めて、今回質問をさせていただいております。  それでは、町長、御答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(矢田富男君) こもの輝代表加藤大輝議員代表質問に答弁を願います。  柴田孝之町長、登壇の上、答弁願います。               〔町長 柴田孝之君 登壇〕 ○町長(柴田孝之君) 改めまして、当選のお祝いのお言葉をいただきまして、どうもありがとうございます。  それでは、早速ですね、先ほどいただいた御質問に順次お答えいたします。  まず、第1、柴田町長の公約は今後どのように進められますかという御質問に対するお答えですけども、中山議員出口議員にも御答弁申し上げましたが、選挙期間中に私が掲げた公約、具体的に先ほどプレゼンで映していただいた選挙公報では、「もっと住みよい町、菰野町へ!」と掲げ、大きく8点の項目でお示ししております。  したがいまして、菰野町長の職責において、その実現に向け、財源の確保も含め、担当各課と今後十分に協議を進め、6月議会で上程する予定の肉付け予算の調製に取り組むとともに、今回与えられた4年間の任期において、いずれの公約もしっかり進めてまいりたいと考えております。  なおですね、優先的という言葉が重要性というならば、いずれも重要であって甲乙つけがたく、優先的に考えてるっていうことは、どれもないというお答えになります。  これに対して、今後ですね、8つの公約に対して、よーいどんで検討を進めた、その結果、比較的早く議会に提案できるかどうかというところでは、見込みの違いっていうふうなものはあると考えておりますので、御理解賜りますよう、よろしくお願いいたします。  次に、2番のタウンミーティングについてなんですけども、これは公約に、表に掲げていたものではございませんけども、各区など地域を回る、私がですね、訪問するに当たって、細かく住民さんのお声を聞きたい、声を吸い上げたいというふうな思いで、皆様に口頭でお約束してきたところでございます。  また、議会初日での私の所信でも申し上げましたとおり、直接、町民の皆様から私自身がさまざまな声をいただくことは、大変重要であると考えております。  ただし、どのような方法で行うのがよいか。今後その手法や時期というふうなものについては、検討を進めてまいりたいと考えております。  1つ私が考えておりますのが、少なくとも各地域を1年では、やっぱり一巡したいなと。4年かけて一巡するっていうことでは、最後にね、伺った地域でのお声をいただいて何もできないということになりかねませんので、1年、遅くとも1年間で一巡できるような枠組みを検討したいと考えておりますので、御理解賜りますよう、よろしくお願いいたします。  私からの答弁は、以上でございます。 ○議長(矢田富男君) 一通りの答弁が終わりました。  再質問がありましたら、御発言ください。  こもの輝代表加藤大輝議員。 ○こもの輝代表加藤大輝君) それでは、順次1番からですね、再質問に移らさせていただきたいと思います。  1番の町長の御答弁の中で、8つの項目に対して、優先度はない。どれも重要だという御答弁で、まさしく本当に言われたとおりだなと思いました。  ただ、そういった中でも、各会派代表質問の中で、総合計画であったり、財源の確保っていうところを御答弁されておりました。  ただ、やっぱり今、町長が答弁された、よーいどんで全体を、8つ含めてお話、今後進めていきたいっていうところを今、言われたんですが、そういった公約とですね、今現状、総合計画、第5次総合計画が走っている、この中で、その公約であったり、今の事業計画っていうのをどのような段取りで実行に移されているか、少し御詳細にあれば、お答えいただきたいと思います。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  柴田孝之町長。 ○町長(柴田孝之君) どのような段取りで実行に移されますかという御質問でございますが、これも繰り返しの答弁ではございますが、財源の確保も含め、担当各課とも今後、十分に協議を進め、6月議会で上程する予定の肉付け予算の調製に取り組むとともに、今回与えられた4年間の任期において、しっかりと進めてまいりたいと考えております。  なお、ただこの3月議会の前に当たっても、私が就任したのが3月、事実上4日と、3日で身分を取得しましたが、4日が月曜日でしたもので、もうその時点から早速、例えばですね、水道料金の値下げっていうふうなものについては、既に幾つかシミュレーションがあるはずであると。例えば幾つかのシミュレーションっていうふうなものはないのかっていうふうなことを、例えば担当課長に指示して、それをまた4月以降、お示しいただきたいと。  あとはですね、子ども医療費の無料っていうふうなものについても、これもこれまで議会の中でも何遍も、例えば窓口無料を中学生まで無料したらどうなるのかっていうふうな、さまざまなシミュレーションっていうのは既に重ねるところでございます。  中学校給食についても、平成22年度の資料もそうですが、それ以外の新しい事情っていうふうなの含めましてですね、資料っていうふうなものを提出させてですね、それを検討も進めておりますので、例えば今、言ったような3つについてはですね、早速、指示を、具体的なイメージを私もある程度は持っているところでございましたので、指示をした上で、もう既に検討を進めているところでございますので、御理解賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(矢田富男君) 加藤大輝議員。 ○こもの輝代表加藤大輝君) 今お話しされた段取りの話なんですけど、やっぱりちょっと冒頭、公約の話もさせていただいたんですが、現状進んでいる事業との精査っていうのが町長の所信の中で、やっぱりこの6月議会に肉づけとして出されるっていうところなんですけど、この2カ月でなかなか難しい部分もあるのかなと。  なので、僕は慎重にやっていただきたいなという思いで、ちょっと今回聞かさせていただいております。  そして、また公約、この現状、菰野町が抱えている事業っていうのは、ものすごく多岐にわたると思います。  そういった中で、2個目の質問で、子育てだけの関係でもですね、例えば待機児童の問題であったり、そしてかなり難しいとも言われている病児保育の問題が菰野町の課題としてあると思うんですけど、そういった点も含めると、ちょっと6月議会っていうのが本当に1個の大きな目標にしていいのかな、もう少しじっくり考える時間と言いますか、議論されたり、研究される時間っていうのがもっと必要なんではないかなっていうところを聞きたくて、この2個目の質問としては、そういう施策をもうちょっとゆっくり考えられないかというところを質問させていただきたいと思います。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  柴田孝之町長。 ○町長(柴田孝之君) 多くの方からですね、これからが大変やなと、じっくり取り組めばいいっていうふうな、そういうふうなお言葉をいただいてるとこでございまして、6月議会に向けての肉づけっていうふうなところも、これがゴールではないというふうには考えております。6月議会に向けて、もうじゃあ何も提案しないっていうふうなことにはならないと私は思っておりますが、じゃあすべてを6月議会で提案できるかって言うと、もちろんそういうことでもないのかなっていうふうに考えております。  ただ、もちろんいろいろな、そういうふうなお言葉をいただく中で、それに甘えることなく、逆に拙速になるっていうふうなことのないように、そこは慎重に、だけども遅くなり過ぎないような形で、しっかり詰めてまいりたいと思いますので、御理解賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(矢田富男君) こもの輝代表加藤大輝議員、再度質問がありましたら、質問内容を整理の上、御発言ください。 ○こもの輝代表加藤大輝君) 1回目の再質問、3回目ということで、これでちょっと1回目については最後にしたいなと思います。  済みません、事務局の方、資料2を映していただいてよろしいでしょうか。  これ、このグラフなんですが、このグラフは今回の平成31年度の当初予算の資料3にもついておる菰野町、財務課さんが出されとる地方債と基金のデータグラフにさせてもらったんですが、これ平成29年度が今、映し出されております。  平成29年度見ていただくとですね、皆さんちょっと数字がもしかしたら見にくいかもしれないんですが、本当、平成29年度、平成30年度、平成31年度のところで、かなり50億円ぐらいから21億円ぐらいに基金が減っていってる。これは大分前にデータしたので、皆さんも少し見ていただいたかと思います。それが昨年度、平成30年度の当初予算の際に資料をいただいたときには、ちょっと決算が1年ずつずれていっておりますので、平成29年度、平成30年度ですね、先ほどグラフからすると、大幅に減少であったり、そしてまた地方債の上がり方もですね、緩やかになっております。  下のもう1個、平成31年度、ことしのですね、ことしのデータを見てみますと、一番最後のデータ見込みの平成31年度になっておりまして、これが47.1億円という基金の状況、これまだ見込み額です。  これを、このグラフを見ていきますと、正直、平成29年度、5カ年のですね、見込みを出していたときよりかは、上がり幅、また下がり幅っていうのが緩やかにはなっておるんですが、実際にですね、先の平成21年度からずっと見ていくと、基金と地方債の大体、基金、地方債っていうのが余りつかず離れずっていう部分のところがですね、もう平成28年度以降からは、かなり少しずつ離れていってるのだなと。  質問の中で、やっぱりこの財源の確保っていう部分を、もちろん議員としてもそうなんですけど、町長含めた執行部皆さんかなり気にされて、今後、事業を進められていくとは思うんですが、今現状でもやはりこういうような状態であります。
     資料ありがとうございます。  このグラフを見ていただいて、そしてまたですね、やっぱり今お話ししたとおり、平成29年度から平成30年度ですごく大きく異なっておりました。これを第3次推進計画の中で見させてもらいますと、やっぱり何が変わったのかなと言いますと、湯の山駐車場整備事業、これ推進計画の数字を出させていただくんですが、11億5,000万円と新消防庁舎建設事業5億8,000万円っていうことが主な原因になるのではないかというふうに分析します。  ちょっとこの点については、財務課の課長にもですね、相違点などあれば、御答弁願います。  こういったところから、来年、平成32年度には、第5次総合計画が終わります。  そして、ことしから次期総合計画を見通す、今、町長が言われた公約なり、今後のことも含めてやっていくっていう部分なんですが、この今後の町政運営をじっくり進めていただきたいっていうのが、この財源の確保という意味でも、難しさはかなり大きいのかなと思います。  そして、菰野町が持つ取り組みとしては、安心安全、まちづくり子育て、福祉、教育、観光商工、農業など、多岐にわたっており、本当にここに対しての優先順位はなく、どれも重要な項目だと思っております。  そういった意味で、次期総合計画と財政を見た最善なバランス感覚と選択をしていくことが必要であり、これにはかなりの時間や議論など、そしてプロセスがすごく重要だと考えます。公約への実行にとらわれずですね、新しい町政の中で菰野町のためになることを吟味していただきたい。  これが最後の質問にさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  財務課長相原賢治君。 ○財務課長相原賢治君) 先ほどのですね、グラフ地方債と基金の推移のことについて、御答弁申し上げます。  お示しいただいた最初の資料につきましては、平成28年度にお示しをいたしました平成29年度から平成33年度までの財政収支見通しでの基金残高、あるいは地方債残高でございますので、当然ですね、その後、毎年の予算編成の精査、あるいは決算におきまして、経年の変化をいたしておるところでございます。  お示しいただきました湯の山駐車場消防庁舎建設事業につきましては、変化の生じた一因であるというふうに考えておるところでございます。  以上でございます。 ○議長(矢田富男君) 続いて、柴田孝之町長。 ○町長(柴田孝之君) 計画の中で、先ほどの質問御趣旨とかぶるところがあるかと思いますが、焦ることなくっていうのに関連するところだと思っております。  確かに、予算との兼ね合いで、8つの施策、どれも優先順位なく、すべて進めていくっていうふうなことで御答弁申し上げましたが、これにつけ加えますと、例えばそれぞれの事業において、そのときに割くことができる予算の枠で、100点じゃないんだけども、30点、40点だけ前に一歩進める。そういうふうな姿勢で、8つの施策っていうふうなものを少しずつ進めるっていうふうなことも考えておりますので、御理解賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(矢田富男君) こもの輝代表加藤大輝議員。 ○こもの輝代表加藤大輝君) 財源がどんどん厳しくなっている中で、今後ですね、ことしの当初予算も128億円、骨格っていうところの中ですごくウエイトの大きい予算になっておる。そんな中で、前向いた町政運営をしていただきたいという思いで質問させていただきました。よろしくお願いいたします。  そして、大きな2番に移らさせていただきたいと思います。  町長、今、答弁いただきまして、タウンミーティングと言いますか、住民の皆さんに対しての意見交流会は、町長自身も思いが深いというところの中で、今後、御実施されていく。  そして、1年をかけて一巡されるっていうところなんですが、菰野町、地区に分けますと、39あります。これをしっかり39地区回られるっていう認識でよろしいでしょうか。御答弁願います。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  柴田孝之町長。 ○町長(柴田孝之君) 先ほど申しましたとおり、全地区1年でっていうふうなところは、これはやっぱりこれを1年半や2年に延ばしていきますと、なかなかいただいた御意見っていうふうなものを反映させるっていうようなこと、難しくなってまいります。  39地区を回るっていうのがどのような形でかは難しいんですけども、例えば39地区、1個1個、別々にですね、集会を開くっていう形になってくると、1年でっていうふうなことは、かなり困難になってきますので、例えばちょっと具体例出して申しわけないんですけども、切畑地区は、例えば田光地区と同時開催させていただくとか、ちょっと住民さんの方には申しわけないんですけども、そういう形も検討せざるを得ないのかなっていうふうに思っておりますので、何とぞ御理解賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(矢田富男君) 加藤大輝議員。 ○こもの輝代表加藤大輝君) かなり今の現状、菰野町の地区分け、今お出しされた切畑と田光のお話であったり、また菰野地区にしますと、一区と言いましても、かなり西から東まで、地域性が違うっていうところも加味されながら、重要な部分っていうのは、やっぱり地域の声が本当に地域の実在している問題であるかっていうところがすごく重要なのかなと。そこに対して、前向きに今後されていくっていうところやもんでですね、今回の質問では、十分にこれからの菰野町民皆さんの声を聞いていただきながら、町執行部皆さんと前向いた町政運営をしていただきたいという思いでさせていただきましたので、今後よろしくお願いいたします。  これで、私の質問を終わらさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(矢田富男君) 以上で、こもの輝代表加藤大輝議員代表質問は終了いたしました。  ここで、暫時休憩をいたします。  10分程度。               午前10時26分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~               午前10時40分 再開 ○議長(矢田富男君) 休憩前に引き続き、再開をいたします。  社会教育室長、縣 明隆君、安全安心対策室長、瀧見浩志君が出席をしております。             ~~~~~~~~~~~~~~~ ◎日程2 一般質問 ○議長(矢田富男君) 日程第2、一般質問を行います。  発言の順序は、会議規則第49条第3項の規定により、議長において、あらかじめ定めておりますので、順序に従って、発言を願います。  質問時間等については、慣例・申合せ事項に定められておりますので、時間を守っていただきますよう、よろしくお願いを申し上げます。  12番議員、千賀優子議員、登壇ください。            〔12番 千賀優子君 登壇〕(拍手) ○12番(千賀優子君) 議長のお許しをいただきましたので、一般質問をさせていただきます。  昨日から始まりました代表質問柴田町長におかれましては、最初の議会となり、緊張の御様子が伝わってまいります。  代表質問者のお一人お一人に、とても丁寧に的確に答弁をなさっていらっしゃること、大変うれしく思っております。安心をいたしました。  では、通告書に従いまして、一般質問をさせていただきます。  大きい1番、郷土資料館整備事業につきましてです。  菰野町には、町内から出土した土器や町民から提供されて受け継がれてきた郷土資料が5,000点以上あり、これらの保存状況は良好ではなく、整理もされていないので、郷土資料館の整備事業は喫緊の課題となっていました。  昨年の6月議会で郷土資料館整備基本計画案と予算案が示され、郷土学習の拠点施設ができることに多くの人々が喜びと期待で完成を待ち望んでいます。  ①教育民生常任委員会で町が示した建設候補地について、次の事柄に再考を促す意見が出されました。  1、子どもたちがバスで社会見学に訪れる際の進入路が狭いこと。角櫓の再建場所が民有地であること。角櫓の再建資金には寄附金の活用を見込んでいることなど、再考を促す意見が出され、再検討をするということで、審議がとまっています。その後の検討はどこまでされましたか。お伺いをいたします。  ②平成30年度当初予算に計上された設計委託費673万円等が今議会の補正予算で削られ、平成31年度当初予算にも計上されていません。この間の経緯について、説明を求めます。  ③郷土資料館整備事業の計画が振り出しに戻ったようですが、いつごろまでにどのような方向で整備されるのか、お示しください。  大きな2番に移ります。  健康づくり施策の推進についてです。  ①菰野町では、平成30年度から10年間を第1次健康増進計画として、さまざまな事業計画が立てられています。これは平成14年の健康増進法によるもので、2027年度に最終評価を行い、2028年度以降の計画に反映させるとしていますが、法の施行から15年ほど計画がおくれていることから、最終評価を早めることはできませんでしょうか。  ②これまで健康づくり事業に積極的に取り組んできた町の姿勢を評価いたします。  そこで、次の施策のさらなる充実を求めます。  がん検診の受診率の向上。慢性腎不全、糖尿病、高血圧症、脂質異常症など、早期の受診で重症を防ぐこと。健診受診率の向上。健康教育などの啓発、啓蒙。がん検診などの精度を高めること。  次に、大きな3番に移ります。  コミュニティバスやのりあいタクシーの運行計画見直しと、さらなる充実を求めます。  のりあいタクシーの試行運行が始まって5カ月が経過しました。利用実績も月を追うごとにふえているようです。コミュニティバスの4コース、鵜川原川北線と5コース、茶屋の上大羽根線が平成30年12月1日から休止となりました。町民さんから御意見や要望等が直接、安全安心対策室に届いていると思います。それを受けて、今、既に進められている検討内容を今後のスケジュールに盛り込んでいただきたく、確認をいたします。  コミバスについてですが、通勤通学の帰り便の時間延長。菰野駅、中菰野駅の送迎の混雑解消を図る方策。路線の見直し。  のりあいタクシーについてですが、のりあいタクシーのエリア拡大。  これらのことについては、あらゆる角度から、6月中に検討を行い、10月から運行の見直しができるように要望をいたします。  これで、最初の質問を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(矢田富男君) 千賀優子議員の一般質問に答弁を願います。  柴田孝之町長、登壇の上、答弁願います。               〔町長 柴田孝之君 登壇〕 ○町長(柴田孝之君) 御質問にお答えする前にですが、現在も多少緊張しておりますが、お褒めのお言葉をいただき、ありがとうございます。  それでは、早速ですね、順次、御質問にお答えしたいと思いますが、私からは、2番目と3番目の項目について答弁し、1番目の郷土資料館については、担当課長から答弁いたします。  まず、菰野町健康増進計画、食育推進計画と。                〔議場外からの物音〕 ○議長(矢田富男君) 町長、ちょっとね、この音、気になるんで、総務課長、ちょっと確認してください。               午前10時43分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~               午前10時50分 再開 ○議長(矢田富男君) 再開をいたします。時間はとめてありますから、千賀優子議員には、十分、時間を使っていただいて結構です。  それでは、答弁を願います。  柴田孝之町長。               〔町長 柴田孝之君 登壇〕 ○町長(柴田孝之君) それでは、改めまして、2番目と3番目の項目について、答弁いたします。  1番目の郷土資料館については、担当課長から答弁いたします。  まず、菰野町健康増進計画、食育推進計画と、その評価年度についての御質問でございます。  本計画につきましては、健康増進法第8条第2項に基づく、市町村健康増進計画として、健康寿命の延伸を目的に、10年間の計画として、2017年度に策定したものでございます。  当町といたしましては、これまで菰野町健康づくり推進協議会等で御意見をいただきながら、健康づくり推進事業を行うとともに、全国健康保険協会、いわゆる協会けんぽ三重県支部と提携し、データヘルス事業として、健康課題の分析に取り組んでまいりました。  その結果を踏まえ、計画を策定した経緯がございます。  最終評価年度につきましては、2028年としたところでございますが、5年をめどに中間評価を行うこととしております。それまでの毎年度の事業実績と計画の評価につきましては、今まで同様に、健康づくり推進協議会にて御意見をいただきながら、健康づくり事業を行ってまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。  次に、2点目の保健事業のさらなる充実に関する御質問でございますが、がん検診の充実につきましては、3つの重点的に取り組む事業の1つとして、がん検診の推進を掲げ、若い世代のがんの早期発見と早期治療に取り組む計画を進めております。特に子宮頸がん検診のHPV併用検診につきましては、2019年度からの実施に向けて準備を進めているところでございます。  また、個別乳がん検診の対象年齢の拡大や休日検診等の充実を図り、受けやすい体制づくりに努め、受診率の向上を図ってまいりたいと考えております。  また、慢性腎不全、糖尿病、高血圧症、脂質異常症を初めとする生活習慣病などを早期受診で重症を防ぐことについてですが、まず全国的にも、健康、医療に対する大きな課題として挙げられている糖尿病の重症予防を進めていくことが、当町にとって重要なことと、捉えております。  今年度からは、特定健診において、血糖検査に関する項目の充実を図るとともに、四日市医師会や近隣市町と提携して取り組んでおりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。  次に、第3の質問、コミュニティバスやのりあいタクシーの運行計画の見直しと公共交通の充実について、答弁いたします。  答弁の中身がこれまでの答弁の中身と重なるところがございまして、大変恐縮でございますが、当町を運行する公共交通につきましては、当町が運行にかかわるコミュニティバス、あいあい自動車、のりあいタクシーに加え、民間事業者が運行する鉄道、路線バス、タクシーなどがございます。  このうち、コミュニティバスにつきましては、移動制約者の通院や買い物などの移動支援、通勤・通学への利用などを目的に運行しており、あいあい自動車は、菰野町社会福祉協議会が実施主体となり、65歳以上の高齢者、または障がいのある方でモデル区にお住まいのみずから車を運転できない方を利用対象者とし、移動範囲を町内に限定した福祉施策として実証運行をしております。
     のりあいタクシーにつきましては、既存のコミュニティバスではカバーできない地域の町民などの移動手段を確保することと鉄道、路線バス、コミュニティバスなどをつなぐ支線としての役割を担うことを目的として、昨年10月1日から1年間の試行運行を開始しており、町南部を運行エリアとして、既存のコミュニティバスの停留所、公共施設、鉄道駅や路線バスの停留所といった乗降場所間を電話予約に応じて運行しております。  なお、地域公共交通会議においては、のりあいタクシーの試行運行の実績などを踏まえたコミュニティバスの幹線系統の増便、のりあいタクシーのエリア拡大などによる効果、可能性を検討しております。  今後におきましては、住民の意見を公共交通に反映するための地域懇談会の実施、地域公共交通会議での協議などを踏まえ、コミュニティバスの運行見直し、のりあいタクシーのエリア拡大等を適切な時期に実施し、当町に最適な交通体系の構築を目指してまいります。  また、国におけるタクシーの相乗り制度導入に向けた協議の状況等を注視し、当町の公共交通施策への導入の可能性等を検討してまいりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。  私からの答弁は、以上でございます。 ○議長(矢田富男君) 補足答弁を求めます。  教育課長、森田 久君。 ○教育課長(森田 久君) 郷土資料館整備事業について、御質問をいただきましたので、答弁させていただきます。  平成30年6月議会、教育民生常任委員会から、平成30年12月議会、教育民生常任委員会において審議した内容について、お答えいたします。  菰野町にある郷土資料は、さまざまな時代背景の中で、地域住民の生活において生み出され、現在まで守り伝えられてきた貴重な財産です。この財産を次世代に継承していくことは、私たちの責務であります。  また、菰野町内に点在している郷土資料の保存と活用の場である郷土資料館の整備が必要となってまいりました。  平成28年度に、新資料館整備に向けた概要案の作成を行い、平成29年度には、教育委員会及び行政との内部協議を重ね、「菰野町郷土資料館(仮称)整備基本構想基本計画(案)」を策定し、素案を取りまとめてまいりました。  平成30年6月議会、教育民生常任委員会では、「菰野町郷土資料館(仮称)整備基本構想基本計画(案)」に基づき、整備の目的、施設規模、候補地等の説明をいたしました。  また、議員の皆様に、この「基本構想及び計画(案)」を配付しました。  新資料館候補地の選定について議論がなされ、示された課題は、交通アクセスの点、周辺住民への配慮等で、候補地選定の再検討を求められました。  平成30年9月議会、教育民生常任委員会では、8月に開催された菰野町文化財調査委員会の意見を踏まえ、角櫓のあった場所、菰野城址に近い場所、候補地周辺は歴史的、文化的な神社仏閣に囲まれていることなど、候補地の周辺環境から考察し、新資料館を整備する最適地であることを「基本構想及び計画(案)」に基づき、再度説明させていただきました。  また、平成30年12月議会、教育民生常任委員会では、6月、9月議会、教育民生常任委員会で出された課題、問題点を調査し、検討結果を報告しました。  内容は、候補地周辺の交通量、道路の幅員等であります。  こうした経緯を経て、現在においては、候補地の決定には至っておりませんので、以上が審議内容でございます。  平成30年6月議会、教育民生常任委員会から今までの経緯を菰野町文化財調査委員会での審議内容を含めて、お答えいたします。  文化財調査委員会については、平成29年度からの審議内容について、お答えします。  菰野町文化財調査委員会とは、町内にある文化財に関する事項について調査、審議し、文化財のよりよい保存、活用に専門的な意見をいただく菰野町の附属機関であります。  平成30年3月開催の菰野町文化財調査委員会では、基本構想及び基本計画の素案を提示し、郷土資料の現状、課題、整備の目的等について説明を行い、文化財調査委員会としておおむね了承され、新資料館整備の早期実現を望む声もありました。  平成30年8月開催の文化財調査委員会では、教育民生常任委員会での審議内容の説明を行い、文化財調査委員会として、候補地を含め、了承されました。  平成31年2月開催の文化財調査委員会では、教育民生常任委員会で提示された調査検討した結果について説明をしました。  また、文化財調査委員会委員からは、新資料館がより充実した施設となるよう検討していくために力をかしたいとの意見をいただきました。  以上が、文化財調査委員会の審議内容となります。  また、平成30年度の予算につきましては、平成30年6月議会、教育民生常任委員会から平成30年12月議会、教育民生常任委員会で新資料館の整備候補地について議論され、先にも述べましたように、候補地の決定には至っておりませんので、当初予算について、減額補正をさせていただく予定です。  平成31年度当初予算につきましては、菰野町郷土資料館整備事業検討委員会を設置する予定です。検討委員会委員の報償費を郷土資料館整備事業費として予算計上させていただいておりますので、御理解賜りますようお願いいたします。  郷土資料館整備の今後については、新体制のもと、教育委員会及び行政との内部協議を行い、先にも述べましたように、整備事業検討委員会を設置する予定です。  そして、「基本構想及び基本計画(案)」に基づき、新資料館整備に向けて、慎重に協議を進めてまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようお願いいたします。 ○議長(矢田富男君) 一通りの答弁が終わりました。  再質問がありましたら、御発言ください。  千賀優子議員。 ○12番(千賀優子君) 郷土資料館の整備事業について、お尋ねをいたします。  先ほどの答弁にもありましたけれども、文化財調査委員会、そして整備調整委員会というのは、これから設置されるんでしょうか。専門家の委員会を開催して、もう少し具体的な御意見が出てると思うんですが、その点をもうちょっと詳しく教えてください。 ○議長(矢田富男君) 答弁者。  社会教育室長、縣 明隆君。 ○社会教育室長(縣 明隆君) 御質問にお答えいたします。具体的なといったところでございますけれども、まず一日も早く、この資料館を建設していただきたいという意見がほとんどでございました。  また、専門的なところと言いますと、やっぱり神社仏閣の近くにできれば建設をしていただきたいという御意見がございました。  以上です。 ○議長(矢田富男君) 千賀優子議員。 ○12番(千賀優子君) 文化財調査委員会とか整備調整委員会で今後も検討されると思います。  柴田町長は、教育民生常任委員会でのこの審議の際に御出席をされていましたので、よく御存じだと思いますが、今後の方針についての御意見がありましたらお聞かせをください。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  柴田孝之町長。 ○町長(柴田孝之君) 教育民生委員会での議論では、候補地の選定というふうな点自体で、既にもう問題になっておりましたので、正直これを白紙に戻して、1から複数の候補地というふうなものを検討した上で、その上でこれが最適地だっていうふうな形でお示しをできるようにしていきたい。そういうふうにできるといいんじゃないかと考えておりますので、御理解賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(矢田富男君) 千賀優子議員。 ○12番(千賀優子君) よろしくお願いをいたします。  先ほども答弁の中にありましたように、なるべく早く建設をしていただきますように、御努力をよろしくお願いいたします。  健康づくり施策について、再質問をいたします。  第1次健康増進計画につきましては、きめ細かく多方面からの計画がされておりますので、そのことについては、高く評価をいたします。  この計画は、2018年から始まり、5年後の2023年度に中間評価を行い、2027年度に最終評価を行って、2028年度以降の次期計画に反映させるとしています。それではあまりに時間がかかり過ぎると思うんですが、せっかくの計画ですので、先ほどちょっと答弁にもありましたけれども、毎年評価を行って、翌年の計画に少しでも反映させることはできないのでしょうか。その点について、健康福祉課長にお尋ねをいたします。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  健康福祉課長、堀山英治君。 ○健康福祉課長(堀山英治君) 現在のところ、最終評価については10年後ということで、計画のほうをさせていただいております。  毎年のことにつきましては、毎年、事業をやりっ放しというわけではなく、事業の、その後の結果、検証等も行っておりまして、その辺につきましては、菰野町健康づくり推進協議会等に前年度の御報告、そして次年度の取り組みというようなことも御説明させていただいております。その中でいろいろ御意見もいただいたりするわけでございますが、必要な事業については、そういった見直し等から新年度予算に予算計上するなりですね、事業については取り組んでまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようお願いいたします。 ○議長(矢田富男君) 千賀優子議員。 ○12番(千賀優子君) ありがとうございます。毎年の評価も行っていただくということですので、よろしくお願いいたします。  次に、健康寿命を延ばして、自分の健康は自分で守ることの大切さと重要さを町民一人一人が認識するためにも、啓発、啓蒙が必要です。  例えば、昨年の夏の暑さは大変でした。熱中症に対する意識が低く、救急車のお世話になった方が御近所でもたくさんいらっしゃいました。病気の症状に対する知識があるかどうかで、早期発見につながることもあります。このことについての具体的な方策がありましたら、教えてください。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  健康福祉課長、堀山英治君。 ○健康福祉課長(堀山英治君) 先ほど熱中症等の対策等ということでございますが、その都度、平成30年度におきましても、熱中症についてはホームページ等々でお知らせするなどですね、その都度タイミングを見て、啓発等も行っておるところでございますし、先ほど御質問にありました慢性腎不全とか、こういった対策につきましては、平成31年度から、糖尿病関係については、四日市医師会、近隣市町の先生の御協力のもとですね、1市3町合わせて、同様の緊急度の高い方から順に、医師会の先生にも拾っていただいてですね、また医師会のほうで保健指導をしていただくなり、こういった事業を進めてまいるように考えておりますので、御理解賜りたいと存じます。 ○議長(矢田富男君) 千賀優子議員。 ○12番(千賀優子君) ありがとうございました。よろしくお願いいたします。  次に、コミュニティバス、のりあいタクシーの充実についての再質問を行います。  高齢者の運転免許更新手続が厳しくなって、指定された期日までに更新が間に合わずに、全国的にも問題になっています。やむを得ず失効する人がふえると予想をされています。公共交通の重要性がますます増大をいたします。  1つ、のりあいタクシーを利用して、大変喜んでみえる方が近くにいらっしゃいますので、御紹介したいと思います。  免許証を返納した途端に、コミバスが休止になって、落ち込んで、閉じこもりがちになって元気をなくしていた方がいらっしゃいます。先月、2月からのりあいタクシーを上手に利用して、親戚を訪ねたり、タクシーから高速バスに乗りかえて名古屋へ出かけたりして、今ではルンルンで老後を楽しんで、喜んでみえます。  公共交通のあり方は、とても大きな意義を持つものです。多数の方の意見や要望を聞いて、公共交通のさらなる充実を求めておきたいと思います。  それと、もう1点、先ほどの町長答弁にも少し触れられておりましたが、国土交通省はタクシーの相乗り営業を全面的に認める方向で検討を進めており、2019年度中の実現を目指していると報道されました。菰野町が試行運行を始めたのりあいタクシーにも導入されれば、利用拡大につながります。  このことも含めて、さらに検討をしていただきたいと思います。この件について、御答弁をお願いします。安全安心対策室長さん、お願いします。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  安全安心対策室長、瀧見浩志君。 ○安全安心対策室長(瀧見浩志君) のりあいタクシーの充実と国土交通省の示す乗り合いタクシーの関係について、御答弁させていただきます。  のりあいタクシーの充実につきましては、先ほどの町長の答弁にもありましたように、エリア拡大等、適切な時期に実施を検討していきたいと考えております。  国土交通省のタクシーの乗り合いにつきましても、国のほうの示す方向性等々を検討しながら対応したいと考えておりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 千賀優子議員。 ○12番(千賀優子君) 最初にも質問をいたしました日程、今後のスケジュールに盛り込んでいただきたいということの確認をもう一度したいと思います。  コミバスの通勤・通学の帰り便の時間延長と菰野駅、中菰野駅の送迎の混雑解消を図る方策、路線見直し、のりあいタクシーのエリアの拡大、このことについては、もう既に検討が始まってると思いますが、10月から運行の見直しができますでしょうか。確認をお願いしたいと思います。  安全安心対策室長、よろしくお願いします。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  安全安心対策室長、瀧見浩志君。 ○安全安心対策室長(瀧見浩志君) バスの時間延長等につきまして、のりあいタクシーの1年の試行運行を9月末までとしております。その試行運行の期間をエリア拡大等、菰野町として最適な公共交通体系の構築のため、対応していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(矢田富男君) 千賀優子議員。 ○12番(千賀優子君) コミバスについての路線見直しとか帰り便の時間延長については、まだ検討中ということでしょうか。  それと、先ほども言いましたけど、菰野駅、中菰野駅の朝晩の交通の混雑すごいんですよね。今に事故が起きるんではないかと思うぐらい。  そこら辺のバスの着く到着場所を駅じゃなくって、コミセンであるとか、そういうところにちょっと変更するような意見も出てるようですけれども、その辺はどうでしょう。駅にお迎えに行くんではなくってコミュニティセンターで、お迎え場所を変更できるような、っていうことは、混雑の解消につながるかなと思うんですが、そこら辺はどうでしょうね。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  安全安心対策室長、瀧見浩志君。 ○安全安心対策室長(瀧見浩志君) コミュニティバスの運行につきましては、先ほど町長が御答弁させていただきましたように、増便等、検討をしてまいりたいと思います。  時間延長につきましては、いろいろ公共交通会議の中でも今後検討していく必要性があろうかと思いますけども、時間延長に伴いまして、それによって駅への混雑解消というのも、解消される可能性もあるとは思われます。  ですので、その地域の懇談会の中での意見も含めてですね、乗降場所等を検討させていただきながら、公共交通会議の中で協議し、最適な公共交通体系とバス、のりあいタクシーも含めて、検討してまいりたいと思いますので、御理解賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(矢田富男君) 千賀優子議員。 ○12番(千賀優子君) ありがとうございました。よろしくお願いいたします。  健康づくり施策、ちょっと戻りますけれども、について、ちょっと1点、私の体験も含めて、御質問って言うか、お願いをしたいと思います。  がん検診の精度を高めるということなんですが、菰野町はとってもがん検診の精度が高くって、お医者さんも感心するぐらいなんです。  それは、私の体験から申し上げますと、再検査が必要ですという連絡が、健康福祉課から通知が来ました。  再検査をお願いに病院へ行ったんですが、集団健診で再検査が要るっていうことを言われましたということで、受診をしました。
     そしたら、丁寧には診察はしていただいたんですが、そこではもっと細かいって言うか、精度の高い診察をしてくれる愛知県のがんセンターに紹介をしますので、そちらに行ってくださいっていうことでした。  でも、そこでも、「えっ」て、「集団健診でこれがわかったんでしょうか」というようなことで、がんセンターに行きましたら、「集団健診でこれを見つけてもらったんですか」って、「すごいですね」って、お医者さんもびっくり。それこそ日本じゅうでも有名な乳がんの先生だったんですが、感心をされました。  結果、そこで手術をしたんですが、3日目で退院してまいりました。やはり軽度の場合は経過もよくって手術も簡単で、そういう体験をしましたものですから、入札で業者が決まるとは思うんですが、ますます精度を高める業者にしっかりとお願いをしていただきたいというお願いです。  このことについて、健康福祉課長、ちょっとお願いします。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  健康福祉課長、堀山英治君。 ○健康福祉課長(堀山英治君) 検診の精度向上ということでございますが、そういったことについてはですね、まず入札に当たりまして、仕様書というものを作成いたしますので、仕様書の中でしっかりと精度が高められるようなものをつくって入札に臨みたいというふうに思っております。  平成31年度からについては、もう既に入札も終わっておるということもありますので、今後につきましても、そういうことに気をつけて取り組んでまいりたいと思いますので、御理解いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 千賀優子議員。 ○12番(千賀優子君) ありがとうございます。  ただ、入札の場合、安いからと言って、精度が高いところに入札を決めるという方法で、できたら今後も今までの方針を貫いていただきたいと思います。本当にお医者さんも感心しておりました。「すごいですね」って、「この集団健診でこれだけの軽い症状がわかったんですね」っていうふうで、とっても感心してみえましたので、ちょっと私ごとですが、報告をさせていただきます。  これで、質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(矢田富男君) 以上で、千賀優子議員の一般質問は終了いたしました。  ここで、昼食のため、暫時休憩をいたします。  開会は、午後1時からといたします。  なお、社会教育室長、縣 明隆君、安全安心対策室長、瀧見浩志君は、退席をしていただいて結構です。               午前11時20分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~               午後 1時01分 再開 ○議長(矢田富男君) 再開をいたします。  休憩前に引き続き、一般質問を続けます。  まちづくり推進室長、樋口直也君が出席をしております。よろしくお願いします。  10番議員、廣田直己議員、登壇ください。            〔10番 廣田直己君 登壇〕(拍手) ○10番(廣田直己君) 10番議員、廣田直己です。  通告に従いまして、一般質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。  まず、柴田町長、当選おめでとうございます。  柴田町長におかれましては、町議会議員の時代からですね、非常に幅広く活動されとったということで、私も参加させていただいとるんですけど、一部の団体からは、さまざまな言葉でやゆされとるような日本会議という団体の活動であったり、はたまた全くその逆というところで、9条の会の団体であったりだとか、そういったところで、本当に幅広い方々から話を伺っとるんやな、本当に公平で平等に話を聞いとるんやなというふうに思っていました。  また、これからもですね、町長になられてからも、公平で平等に話を聞いていっていただけると、大変ありがたいなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  それでは、今回ですね、私、一般質問をさせていただく内容は、柴田町長の公約にもなっておりました市街調整区域の規制緩和についてです。これは多くの鵜川原地域と千種地域の方々が注目しており、ぜひ推し進めていただきたいところですが、先日の所信表明では、公約を状況に合わせて修正していくことも辞さないということもおっしゃっていたので、幾分、不安になる部分でもあります。  そういったところで、今回は菰野町内の地域格差の是正と市街調整区域の今後について。この1点に絞って質問させていただきます。  そもそも、市街調整区域は都市計画法に基づき指定されるもので、都市計画区域における区域区分の1つとして定義されています。市街を抑制すべき区域とされています。この区域では、開発行為は原則として行わず、都市施設の整備も原則として行われない。つまり新たな建物、建築物を建てたり増築することを極力控える地域となっています。  ただし、一定規模までの農林水産業施設や公的な施設及び公的機関による土地区画整理事業などによる整備等は可能であるとされています。  既存建築物を除いては、全般的に農林水産業など、田園地帯とすることが決められています。  市街区域と対をなすというものでして、市街調整区域は国土の約10.3%を、現状、占めています。  そういった中で、菰野町の現状というところなんですが、図1をお願いします。  ちょっと縦長だったもので見にくいとは思いますが、こちらはですね、菰野町のホームページの内容です。市街調整区域と区域外と、そういったところがホームページの中で紹介されているんですが、鵜川原地域と千種地域のほとんどが市街調整区域に当たります。  市街調整区域では、基本的には、当該地区に住む人以外の方が家を建てることはできません。  また、当該地区に住む人であっても、さまざまな条件をクリアしなければ、新しい土地に家を建てることはできません。  率直なところを申しますと、市街調整区域の現状は、著しい規制により、市街の抑制というレベルを超えて、少子高齢と人口減少がとまらず、地域コミュニティの崩壊の危険性もはらんでいると思います。ありがとうございます。  例えば、菰野地域では、子どもの数が幼保園や小学校の定員を超えてしまう問題が生じています。  にもかかわらず、例えば鵜川原地域では、小学校のクラスを2クラスから1クラスにするかどうかと、そういった問題が生じています。  菰野町全体では、人口が増加しており、4万2,000人に届くかどうかという状態にもかかわらず、同じ菰野町内の隣り合った地域で全く逆の現象が起きているのが現状です。果たしてこのような状態を放置していいのでしょうか。  平成21年の菰野町都市マスタープランでは、地域を5つに分けて、それぞれの地域の都市を推進すること、農用地を守る、自然を維持するといった地域特性や役割に合った開発を推進してきたと思いますが、現在はその色分けが強く出過ぎてしまい、地域特性ではなく、地域格差になってしまっているんではないかと感じます。  柴田町長の公約にもあるように、規制緩和は町行政のために定住人口をふやし、税収を上げるという役割は、もちろんあると思います。  ただ、それ以上に菰野町内の地域格差を是正する役割が強いのではないかと私は考えます。  そこで、鵜川原地域、そして千種地域の調整区域の今後について、どのようにお考えでしょうか。  これが1つ目の質問です。  2つ目の質問は、地域コミュニティのあり方についてです。  地域コミュニティという観点から見れば、また違った問題が生じています。地域コミュニティは平常時における定期的な防災訓練の実施、住民の防災意識や災害時に向けた準備の喚起等に大きな役割を果たすとともに、災害時においては、災害発生直後の住民の安否確認、初期救助活動、情報伝達、避難所の運営、被災した住居をねらった窃盗等を防ぐための住民による見回り等に重要な役割を果たしています。実際に、平成7年の阪神淡路大震災では、倒壊した家屋等に閉じ込められ、救助された人々の多くは、救助隊員等のほか、家族や近所の住民によって救助されました。市街区域や都市計画地域外では、町外からの若い現役世代の転入が集中し、喜ばしい反面、自治会の加入率の低下や地域行事への参加率の低下など、地域コミュニティが希薄になっていることが問題となっています。要因としては、昼間に地域にいないことによるかかわりの希薄、住民の頻繁な入れかわりによる地域への愛着、帰属意識の低下、単身赴任者など地縁的関係を志向しない住民の増加などが考えられます。  一方、市街調整区域では、20代、50代を中心に、都市部への人口流出が目立ちます。過疎や高齢が進行していることから、地域内での世代を超えた交流が困難になるとともに、地域コミュニティの担い手の減少を引き起こしています。  また、学校行事等を通じて、コミュニティ活動のきっかけとなる子どもの減少も顕著になっています。  このように、市街区域、市街調整区域、それぞれ地域コミュニティの問題があり、なかなかベストなバランスを保てていない現状があると思います。これら市街区域、市街調整区域の地域コミュニティのあり方や今後について、どのようにしていきたいとお考えでしょうか。  次に、3つ目の質問です。  今後の土地政策と規制緩和の必要性についてです。  先ほどから述べさせていただいているように、今後の土地政策における規制緩和は絶対に必要なものであると私も考えます。それは単に人口増加施策や税収増加施策というだけではありません。もちろん市街調整区域に無秩序な市街地をつくろうという思いで言っているのでもありません。規制緩和の目的は、あくまでも既存集落の維持や地域コミュニティの維持です。法律、条例に縛られて何もできない状態の市街調整区域に少しでも希望や光をもたらしていければと考えています。  市街調整区域における開発の課題としては、よく住環境のインフラコストの問題が挙げられますが、近隣に住宅がない、例えば田んぼの真ん中であったり、畑の真ん中にあったり、そういったところに家を建てると、さすがにインフラコストがかかるのは当たり前だと思います。  しかし、規制緩和をしていく中で、やみくもではなく、ある程度の住宅が密集していることや住宅と道路に2辺、もしくは3辺、道路が接続しているという条件を設けて、一定の条件の上で、開発や住宅密集地での開発に限るということで進めていくことはできるのではないでしょうか。これによってインフラコストの課題は、大半が解消できるのではないかと考えています。  また、規制緩和できない理由の1つとして、市街地の無秩序な拡大を抑制するというものがありますが、集落の維持や地域コミュニティの維持のための規制緩和がそれに該当するとは思えません。現在、次期の菰野町都市計画マスタープランを作成していると思いますが、この数年間で菰野町は大きく変わりました。山とロープウェイと温泉があり、田畑と工場と住宅があるという、一般的な地方都市ではなく、新名神高速道路ができ、インターチェンジができ、新しい国道ができ、全国的にもまれなチャンスと可能性のある都市だと思います。菰野町自体の三重県、そして日本における役割も大きく変わるのではないでしょうか。  そこで、今後の土地政策について、またどのように規制緩和を進めていくのかをお聞かせください。  以上を初めの質問とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(矢田富男君) 廣田直己議員の一般質問に答弁を願います。  柴田孝之町長、登壇の上、答弁願います。               〔町長 柴田孝之君 登壇〕 ○町長(柴田孝之君) 改めまして、お祝いのお言葉をいただき、ありがとうございます。  御指摘のあったとおり、広くさまざまな方から意見を伺うっていうふうなことは、しっかりこれからもやっていきたいと思っております。  なお、私の公約の修正っていうふうなものはですね、あくまで町の人の思いとずれていたときというふうなことでございますので、私の勝手な思いを実現するっていうふうなことはないようにすると。そのために、もし修正するというときには、これが町の人の思いに沿うんだというふうなことの丁寧な説明っていうのは、必ず付して、根拠を付して御説明した上でというふうに考えておりますので、御理解賜りますよう、よろしくお願いいたします。  さて、御質問いただいた点について、順次お答えいたしますが、大きい1の中に、①番から③番、3点ございますので、これを順次お答えいたします。  市街調整区域の今後についてと、まず1点目ですが、当町は御指摘のとおり、都市計画区域と都市計画区域外の2つの区域に分かれております。都市計画区域は、菰野地区の一部、鵜川原地区、千種地区の一部となっており、都市計画区域外は竹永地区、朝上地区、鈴鹿国定公園となっております。  さらに、都市計画区域は、おおむね10年以内に優先的かつ計画的に市街を促進する市街区域と市街を抑制し、建物の建築、開発等が制限されている市街調整区域に分かれており、鵜川原地区は全域が市街調整区域、千種地区には市街区域と市街調整区域の両区域がございます。  市街調整区域の規制緩和につきましては、まさに御指摘いただいたとおり、またこの後、私の答弁で述べますが、既存集落のコミュニティ維持に規制緩和をもって、コミュニティ維持のための手法にするほか、人口の確保に、所得税の増加っていうふうなことも期待できます。とにかくですね、人口というふうなものの構成について、既存の集落について、高齢し、逆に新しい住宅地では、若い家庭ばかりというふうな、それぞれ歪な構造になるっていうふうなこと自体、私は問題があるというふうに考えておりますので、大変難しい問題とは考えておりますが、この解消というふうなものを目指して、しっかり頑張っていきたい。  具体的には、都市計画法、三重県条例に基づいた各種制度の調査、研究などを踏まえ、またその研究結果を生かして、規制緩和等を実施することによって、いきたいと思いますので、御理解賜りますよう、よろしくお願いいたします。  次に、2点目の御質問でございます。  地域コミュニティは、地域における見守りや支え合いといった地域活動を維持し、災害時においては、安否確認、救出救助活動、情報伝達、避難所運営などに重要な役割を果たすと考えております。  一方で、地域コミュニティの衰退の要因として、昼間に地域にいないことによる、かかわりの希薄、特に労働者の方々は、働いておられる方は地域にいないということで、かかわりが希薄すると。コミュニティ活動のきっかけになる子どもの減少などが挙げられており、特に地方部では、過疎や高齢が進行していることから、地域内での世代を超えた交流が困難になるとともに、地域コミュニティの担い手不足を引き起こしています。  今後、当町においても人口減少、高齢が進展していくこと、全国的にその方向にあり、当町においても、その影響といったものから必ずしも免れるわけじゃないっていうふうなことは、これは避けられないことが予想される中、市街区域と市街調整区域を問わず、各地域コミュニティの置かれた状況を的確に把握し、都市計画法の運用等、定住人口の確保に向けて、調査研究を行っていきたいと考えておりますので、御理解賜りますよう、よろしくお願いいたします。  次に、3点目の御質問に対しての答弁です。  市街調整区域につきましては、先ほども申し上げましたが、市街を抑制し、建物の建築、開発等が制限されております。原則は、既存の市街区域での施策により、人口を維持し、発展させることが第一と考えております。  しかし、将来に向けた持続可能なまちづくりを実現するためには、人口減少や高齢などの課題を抱える市街調整区域における既存集落のコミュニティ維持、活性を図ることも課題の1つと考えております。  住民さんの意見を聞くと、既存の建物の建てかえ1つに、建てかえだけで、既に建物が建っている、その建物の建てかえ1つに、かなりの手間がかかる、時間がかかるというふうな御不便についても伺っております。何でそうなるんだろうというふうな、差し当たり、住民の皆様が困ってる目先のことについて対応していくことが、かなり大変重要なことだと私は考えておりますので、その点を踏まえまして、例えば規制緩和、その他三重県からの権限委譲を含め、近隣市町の施策の動向などを注視するとともに、適時適切に都市計画制度の運用などを検討していきたいと考えておりますので、御理解賜りますよう、よろしくお願いいたします。  私からの答弁は、以上でございます。 ○議長(矢田富男君) 一通りの答弁が終わりました。  再質問がありましたら、御発言ください。  廣田直己議員。 ○10番(廣田直己君) ありがとうございます。  答弁のほう伺いまして、一通りの問題認識であったりだとか、御意見というのが、ある程度共通してるところがあるのかなというふうに認識させていただきました。  その中で、具体的なところをまたお伺いさせていただきたいんですが、具体的な数字として、鵜川原地域、そして千種地域といった市街調整区域の、いわゆる高齢者と呼ばれる65歳以上の人口の割合というのは、この地域であったり、市街区域とどれほど違うのでしょうか。それぞれの地域の65歳以上の方々の割合というのを教えてください。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  住民課長、片岡芳輝君。 ○住民課長(片岡芳輝君) 平成30年3月末時点での65歳以上の人口と、その割合でございますけれども、町全体で1万646人、25.5%となっております。  その内訳といたしましては、菰野地区が4,230人、25.4%。鵜川原地区1,227人、29%。竹永地区975人、17%。朝上地区2,242人、24.9%。千種地区1,749人、29.9%となっております。  なお、施設につきましては、除いた数値となっております。  以上でございます。 ○議長(矢田富男君) 廣田直己議員。 ○10番(廣田直己君) ありがとうございます。  今お聞きしたとおり、鵜川原地区と千種地区が本当に30%に届くかどうかというところで、ちょっと顕著に高齢者の割合が高いということを伺いました。やはりこれは是正していかないといけないなと。この地域コミュニティを維持していくためにも施策を打っていかないといけないかなというふうに感じるところです。  次に、人口減少と少子高齢が進む市街調整区域の現状を町行政としては、どう捉えているのかということをお伺いします。  また、市街調整区域の人口減少と少子高齢が問題であると捉えているならば、町として、この問題の解決のために、どういう施策をとっていますか。またとろうとしているのでしょうか。教えてください。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  まちづくり推進室長、樋口直也君。
    まちづくり推進室長(樋口直也君) まず、市街調整区域の人口動向といたしましては、先ほど高齢者人口にも触れていただいておりますけれども、住民基本台帳のデータによりますと、鵜川原地区においては、平成14年ごろから緩やかな減少を続けていると。千種地区においては、潤田地区などの市街区域も含みますが、市街調整区域では、減少期であるというふうに捉えております。  市街調整区域の規制緩和につきましては、先ほどの町長の答弁でもございましたように、都市計画法、三重県条例などに基づいた各種制度について、既存集落のコミュニティ維持の観点から、調査、研究を行っていきたいと考えておりますし、また空き家、空き地などの既存ストックの活用というのも有効な手段であるというふうに考えております。 ○議長(矢田富男君) 廣田直己議員。 ○10番(廣田直己君) ありがとうございます。  市街調整区域の中で、やはり人口が減少しているということ。何かしら対策を打たなければ、本当にこのままになってしまうということ。調査、研究っていうのは、確かに大変重要なことやと思うんですが、やはり実行しなければ何も変わっていかないと思いますので、どうぞこれを推進していっていただけるように、よろしくお願いいたします。  それでは、今後の土地政策と規制緩和の必要性について、再質問をします。  都市計画法上、市街区域、市街調整区域の区分は、県の権限のもとに決められています。  したがって、市街調整区域の撤廃という話は、町の権限を越えているものだと思います。  そこで、現実的な話としまして、菰野町の権限の範囲にある話をしていかなければならないと思います。  そこで、市街調整区域の規制緩和を行うに当たり、町行政の役割はどのようなものであると考えますか。お聞かせください。 ○議長(矢田富男君) 答弁者。  まちづくり推進室長、樋口直也君。 ○まちづくり推進室長(樋口直也君) 規制緩和というところも含めてでございますけれども、都市計画を進める上での行政の役割といたしましては、住民の意向、また地域の実情を、そういった土地利用などの都市計画に反映させることや都市マスタープランなどの方針に沿った計画的なまちづくりを進めるために、都市計画制度を適切に運用するというところが大切な役割であるというふうに考えております。 ○議長(矢田富男君) 廣田直己議員。 ○10番(廣田直己君) ありがとうございます。  適切に運用をしていっていただくということで、適切に運用をしていく中で、規制緩和っていうことを選択肢に入れてやっていっていただきたいと思っております。  それでは、その中でですね、規制緩和の具体的な手法や方法というのは、どのようなことが考えられますでしょうか。教えてください。 ○議長(矢田富男君) 答弁者。  まちづくり推進室長、樋口直也君。 ○まちづくり推進室長(樋口直也君) 市街区域の規制緩和の手法につきましては、先ほどの町長答弁にもございましたように、近隣市町の施策も実例としてございますので、その動向などを注視するという、済みません、市街調整区域の規制緩和ですね、済みません。先ほども申しましたように、近隣市町の施策もございますので、そういった動向を注視するというところで、都市計画制度にのっとった運用、市街調整区域における建築許可基準の適用などですね、そういったところを検討していきたいというふうに考えております。 ○議長(矢田富男君) 廣田直己議員。 ○10番(廣田直己君) ありがとうございます。  ぜひ、スケジュール感を持って推進していっていただきたいと思っております。  地域の意思をまとめ、都市計画マスタープランの地域、地区別構想、全体構想に反映される仕組みになっていますが、都市計画マスタープランへの反映、都市計画の決定というふうなプロセスを経るとなると、これも非常に長いスタンスで考えていかないといけなくなるなというところ、それこそ5年、10年かかっていくのが現状なのかなというふうに感じるところです。  既存集落の維持が急務な市街調整区域を抱える地区にとって、5年、10年といった期間は非常に長く、正直なところ、即効性があるとは言えません。地域コミュニティの維持と発展というのは、時間との勝負でもあると思います。もちろん地域の声や意思をないがしろにしていいわけではありません。  しかし、それと同時に、行政がリーダーシップを発揮し、主導的な立場にたって規制緩和を進めていってほしいと思います。  最後に、再度、町長に改めて質問します。  町長として、市街調整区域の現状、そして今後の対応について、総括して、どのようにお考えですか。問題意識をお持ちであれば、具体的な方策や地区計画の拡大解釈であったり、条例の改正等の手段等々、さまざまあると思います。率直な意見をお聞かせください。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  柴田孝之町長。 ○町長(柴田孝之君) 市街調整区域の現状を踏まえてというふうな御質問ですが、繰り返しにはなりますが、地域コミュニティの維持っていうふうなものが難しくなっている理由っていうのは、例えば年齢構成っていったものは高齢していること。地域住民の結びつきが希薄になっていることということで、これ先ほど私の答弁の中に出てきましたが、問題自体は表面してはいませんけども、新しい新興住宅地でも、やはり問題そのものはあると思っております。年齢構成といったものが歪である。結びつきが希薄であるというところですね。  そういうところを踏まえまして、今、言ったような状況といったものに対応していくということをしていかなきゃいけないだろうというふうなことを考えております。  特に、市街調整区域についての対応ということになりますと、先ほど私が申し上げましたように、例えば既存集落における、例えば私が選挙の中でですね、規制緩和をするなんていうふうなことを言いますと、例えば近くの市町なんかで農地をどんどんですね、宅地や工場地にしていってですね、っていうふうなことをしているような、他の県なんかでもあると。そういうふうなことをどうも想定されてもいたようなんですけど、私はもっと小さくですね、先ほど言ったとおり、既存の集落の中でも建物の建てかえも進まないってなりますと、新しく移り住んでもらえるような方っていうのも来ていただきにくくなる。まずはそういう小さい問題っていうふうなものを解消するっていう点での規制緩和っていうことをしていきたいと考えております。  そのための手法としては、まさに三重県からの権限委譲を含めて、都市計画法、三重県条例に基づいた各種制度の工夫っていったものも必要ですし、さらには先ほど室長からの答弁もございましたが、空き家、空き地のストックの活用、これも大変重要と言いますか、有効な手法であると考えておりますので、今、言ったような手法を組み合わせて、既存集落のコミュニティ維持という観点から、調査、研究及びその結果っていうものの実施に速やかに移したいというふうに考えておりますので、御理解賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(矢田富男君) 廣田直己議員。 ○10番(廣田直己君) ありがとうございます。ぜひ、よろしくお願いいたします。  鵜川原地域、千種地域といった市街調整区域は、本当に多くの制限を受けています。若い世代の人が住みたい場所に住めない。そんな当たり前のことができない状態が現実として存在します。  今回の町長選挙柴田町長が挙げられました市街調整区域の規制緩和、これはどんな現実や状況があったとしても、妥協せずに、完遂していただきたいと考えております。それには多くの議員や住民も賛成し、協力するものだと私は考えております。これは町にとってプラスになるかマイナスになるかというものではなく、切実な願いだと私は考えております。これからも市街調整区域の規制緩和について、継続して、私自身も質問をさせていただきますので、これからも何ができるのか、どうしたらできるのかという議論をともにしていきながら、なし遂げていければと考えております。  これで、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございます。 ○議長(矢田富男君) 以上で、廣田直己議員の一般質問は終了いたしました。  続いて、3番議員の伊藤 敦議員の一般質問を受けます。  なお、廣田議員のところで出席をしておりました樋口直也君は、退席をしていただいて結構です。  そして、観光商工推進室長、内田 徹君が出席をいただきますよう、よろしくお願いをいたします。  まず、室長入りますので、ちょっと待ってください。  一般質問を続けます。  3番議員、伊藤 敦議員、登壇ください。             〔3番 伊藤 敦君 登壇〕(拍手) ○3番(伊藤 敦君) こんにちは。3番議員の伊藤 敦です。議長にお許しをいただきましたので、発言させていただきます。  冒頭、ちょっと花粉症がきつくて、ただでさえ活舌が悪いと言われる中で、聞こえづらいと思いますが、ゆっくり丁寧にお話しさせていただくつもりですので、大変申しわけございません、途中でまたお水飲むときありますので、それも御了承ください。  まずは、柴田町長、御当選おめでとうございます。後から登壇して、お礼要らないですから、僕は。  中学3年間ですね、同じ中学校で過ごした同じ同級生ということで、町長となりですね、僕としましてはですね、ある意味、同級生が町長になったということでうれしくて、また町長と議員として対極、そしてすべてについて差をつけられたなと。中学校時代も、もう学年で一、二を争う天才である柴田孝之さんと、クラスで、学年で本当にもう下のほう走っとる僕は、今もずっと思い出します。  中学時代、陸上部で、中距離で走られてて、町長はですね、激務ですけど、健康面とかという話をさせてもらうと、奥様がお医者さんと、町長ね、っていうことですので、釈迦に説法となりますが、体力勝負なところもありますんで、健康面には十二分に気をつけていただき、公務をお願いします。  ちなみにですね、うちの嫁は葬儀屋さん、いわゆるおくりびとですから、嫁からは、いつ死んでもいいよという温かい言葉を毎日いただいておりますので、奥さんとね、偶然にも同じ名前ということですが、こうも違うのかと、改めて、感じる次第であります。  さて、町長。僕のスタンスをですね、改めてお話しさせていただきますと、当会派、清心はですね、故渡辺昇前議長の是は是、非は非の考えをもとに、議会に挑んでおりますので、町長がですね、石原町長になろうが、柴田町長になろうが、自分たちのですね、政策を行政へぶつけていく所存であります。よろしくお願いします。  また、このたびの選挙で、町長の公約として、たくさんの公約が掲げられました。  お金があれば何でもできると。  しかし、当町はですね、財政は健全財政でありますが、世間ではね、菰野町はもうかっているねという話をしますが、そもそも行政にもうかるとかもうからんという話は当てはまらないと思うんですね。  むしろですね、地方交付税交付団体というですね、当町ですから、これからの財政の、これからは財源のね、確保が重要になってくると思います。  以前、町長は議員時代に、「貯金が激減、借金が激増」と、趣旨のお話されましたね。町長の掲げた公約をすべて全うすると、現状では起債を起こすか、基金を崩すか、事業を縮小するか、そのいずれかになると思われます。住民さんはですね、町長の8つか、幾つかの公約を話されたら大変喜ぶと思いますが、皮肉にも町長がおっしゃった「貯金が激減、借金が激増」となる可能性があります。  そうなれば、これからの人口減少社会、また超高齢社会において、将来に負の遺産を残すことになります。  僕は、ますます国や県とのパイプを強固にして、行政運営のかじ取りを行っていただきたいと考えます。  これらの考えを主体として、今回の質問をさせていただきますので、3月に就任したばかりでありますが、町長みずから答えられる範囲は自分でお答えいただき、専門的なことは、担当者にてお答えいただければ結構です。  まず、待機児童。これ町長のね、8つの項目に入ってないですけど、12月の議会でですね、0歳児から2歳児で80名ほどの待機児童が発生したと聞いております。現状では何名ぐらいになりますか。変わりませんか、どうですかっていう話ですね。  またですね、今後どのように待機児童を削減していくのか、お聞きします。  そしてですね、待機児童となりますと、次、学童保育。私も今まで学童保育って余りさわったことないんですけど、一応どんなことが、今、状況をお聞かせください。  3、新町長として、これからの菰野町の運営をどのように行っていくのか、お聞かせください。  その中で、今回、観光施策について、そして子育てについて、お聞かせください。観光施策については、観光をどのようにお考えなのか、お聞かせください。公約にも掲げた湯の山温泉の駐車場の話が気になります。  あっちではやる、こっちではやらない、また違うところでは縮小すると聞きますが、この議場で本心をお聞かせ願えませんか。  また、子どもの子育てについてですが、中学校の給食について、どのようにお考えですかと。  私としましては、給食はあくまで昼食であり、それ以上、それ以下でもないと考えます。  仮に、食育ということをお話ししている方もみえますが、食育と言うのであるならば、体調、アレルギー、私も今、花粉症で大変ですけど、以外は、最後まで残さずに食べさせるのが食育じゃないかなと。  しかし、我々、子どものころのように、休み時間まで給食を食べさせるわけにはいかない世の中です。給食の残飯はたくさんある時代です。  一方で、「世の中、食べたくても食べられない人がいるんだよ」、学校で言うのに、一方では、食べ残しはね、許される。  厨房なんかのですね、皿洗い、アルバイト行かせてもらうとですね、びっくりするぐらいね、残るんです、これ。これはね、学校だけじゃない、大人もそうなんですよ。ここの皆さんもそうだと思います。  3月、4月はね、歓送迎会シーズンになりますね、どこ行っても。宴会場で皆さん、最後まで食べますか。残りますよね。お酒飲んで御飯残す人たくさんいますよ、これ。僕なんか全部食べます。おかげさまでだんだんだんだん成長していく。  またですね、食育、僕ね、極論を言えば、一遍ね、食育とかですね、そういう評論家とか教育者がたくさんみえますが、テレビ出るコメンテーター、あなたたちの宴会場はどんなんか見てみたい。その人たちが一生懸命すごく「食育がどうだ」とか、「給食が」、「食育」って言う人がおって、その人たちはもう米粒1つまで残さないのかって、本当に見てみたいですね、僕ね。多分いっぱい残してるでしょうね。ダイエットとか。そうでなくては、あんな体型でおれるわけがない。  そしてですね、最低でも、町長、センター方式という公約ですが、これにお金がかかるような気がします。  よく世間でですね、30年前から中学校は、うちの中学校は給食だったよと、30年前から中学校は給食だったと言う人がいますが、30年前と今ではね、扶助費が違い過ぎる。建設費も違い過ぎる。  またですね、給食を開始すれば材料費のみは徴収できるわけですね。ところが施設費とか人件費のランニングコストまでは含まれないんですよ。そうすると、人口がちっちゃければ、多分10人ぐらいしか学校いないとか、100人しかいなければ、ちっちゃい厨房にできるんですけど、1,000人とかの規模になってくると大きくなるもんで、その規模の、町からお金入れやなあかんわけでしょう。だからそういうものはランニングコスト取れないわけですよ。だからその辺のことについて、どうするかっていうことですね。  またですね、さまざまな理由で家庭で御飯が食べられないと。食べたいけどと。それを給食で賄うなんていう考え方は、別の問題にしてほしい。ネグレクトとか貧困とか、いろいろありますが、それを中学校の給食だけで賄うって、これは別に考えてほしい。そのあたりどう思っているか、教えてください。  またですね、中学校の医療費の無償化、12月議会では、石原前町長は、なぜやらないのかということを長野県のある市町を出されて、こうこうこうでこうだよっていうことを説明してくれました。内容はちょっと忘れましたけど。  うちだけやっていないとか、子どものように、あの子持ってるから私も欲しいのよという話でなく、中学校の医療費はなぜ無償化しなきゃならないのか、ここを町長の言葉でお聞かせください。  僕は中学校医療費にしても、給食にしても、とにもかくにもお金がなければ始まらない。すべて補助金がないものですね、これは。町単でやっていくもんで。そうなってくると、お金があるならば、うちが不交付団体で、なおかつお金がいっぱいあってという町なら、どんだけやってもいいけど、お金がないんですよ。それをどうやってこれから町長はやっていくのか、そこをお聞かせください。よろしくお願いします。 ○議長(矢田富男君) 伊藤 敦議員の一般質問に答弁を願います。  柴田孝之町長、登壇の上、答弁願います。               〔町長 柴田孝之君 登壇〕 ○町長(柴田孝之君) お礼は省かせていただいていいというふうなことでしたが、やっぱりお礼は述べさせていただきます。ありがとうございます。  さてですね、順次、御質問にお答えいたしたいと思いますが、まず待機児童についての問題でございます。  これは、待機児童の人数は、私は86人というふうに聞いております。  そして、この待機児童についての受け入れについて、解消の手法という点です。  私も、待機児童問題については、公約に掲げていないのも、私が公約を作成する段階においてですね、まだ待機児童問題っていうのは大きくクローズアップされていなかったっていうところがございまして、このように86名もの人数が待機児童というふうなことになりますと、当然これは解消しなきゃいけない問題の1つだというふうに考えております。  そのための取り組みといたしまして、菰野保育園及び菰野西保育園の園舎の増改築を考えております。待機児童を受け入れるためには、保育士の確保と、あとはスペースの確保の両方が必要ですので、そのうちのまずはスペースの確保というふうなところに取り組みたいと考えております。  2園の園舎増改築については、平成31年度当初から、もう設計に取り組む必要はございます。もう間に合いませんので、この本定例会において、平成31年度一般会計補正予算(第1号)(案)として提出いたしたいと思っております。  菰野保育園園舎の増改築については、3歳以上での同一園内進級を可能とするため、幼児に係る保育室を増築するとともに、ホール横のスペースを2歳児の保育室として利用するための改修を行うことを考えております。  この結果、まず2歳児に係る保育室の増築により、2歳児の受入人数の増加を図ることを考えております。  そして、3歳から5歳までの幼児に係る保育室の増築とともに、既存園舎の改修によって、0歳及び1歳の乳児並びに3歳から5歳までの幼児の受入人数の増加を図ることも考えております。  これらの施設整備のほか、民間主導型の地域型保育事業を含め、多様な保育施設の整備について、検討中でございます。  今、述べたさまざまな手法を組み合わせることによって、なるべく早期に待機児童の受け入れ、解消につなげてまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますよう、お願い申し上げます。  次に、学童保育の現状について、お答えいたします。  当町における学童保育、放課後児童クラブについては、全小学校区において開設されております。
     クラブ数は、菰野小学校区で2クラブ、他の小学校区で各1クラブ、合計6クラブで、児童数は全体で276人となっております。  なお、菰野小学校区については、利用児童数の増加に対応するため、まさに待機児童というふうな、まだ、ここには発生する恐れがあったため、現在の学童クラブ菰野第一、第二に加え、第三として、3つ目のクラブが平成31年度から開設される予定となっておりますので、御理解賜りますよう、よろしくお願いいたします。  次に、新町長としてのこれからの菰野町の運営、観光施策というふうな御質問でございますが、先ほどの伊藤議員のですね、質問の中身を伺いますと、特に駐車場、湯の山の駐車場の件について、気になるというふうな御指摘をいただきましたので、その点に特に集中してお答えさせていただきたいと思います。  観光施設についての湯の山温泉の駐車場整備につきましては、国道477号を中心とした交通渋滞や路上駐車への対応、また湯の山温泉街及び周辺の観光産業の活性を図るため計画されたものであります。  事業手法といたしましては、社会資本整備総合交付金による空き家再生等推進事業において、旧翠峯閣の撤去後の跡地利用という形での整備計画を進めてまいりました。  進捗状況としましては、旧翠峯閣の撤去工事が計画どおりに進まなかったことに起因しまして、地質調査の年度内発注が不可能になったことに伴い、地質調査の結果データを網羅して設計する基本設計も不可能となりましたので、次年度への繰越明許の手続を行っているところでございます。  私といたしましては、整備計画の再検討を行いたいと考えておりますが、今回の一連の事業展開につきましては、予算計上の時期と私の任期との間に協議を行う時間的な余裕がありませんでしたので、今後、湯の山温泉地域における渋滞緩和対策や活性対策等を庁舎内や関係者と十分協議した上で、議会へ報告いたしたいと考えておりますので、御理解賜りますよう、お願い申し上げます。  なお、この点についてつけ加えますと、駐車場を建設するというふうなところに重点があるのではございませんで、渋滞対策っていうふうな形で私は考えておりますので、何が何でも駐車場というふうなわけでなく、とにかく渋滞を解消する。湯の山の地域にお住まいの方が自宅に帰るのに15分も20分もかかるっていうような状況を解消する。  また、観光客の皆様が湯の山へいらしていただいたときに、余りにも混雑するので帰ってしまうっていうふうな状況、これを解消することが重点でありまして、駐車場を建てることは、手段であり、目的ではないと考えております。  ですから、手段というふうな形で、例えば駐車場という手法もございますが、とにかく渋滞緩和っていうふうな目的を達成できるための施策を考えていきたいと思いますので、御理解賜りますよう、お願い申し上げます。  さらにですね、観光施策についてなんですけども、駐車場についてのほか、この他、私の考えているものとしては、福祉と観光振興の結びつきというふうなことも考えております。障がい者の方が農商工などと連携する取り組み、自信や生きがいを障がい者の方に創出して社会参画を促すっていうふうなことも可能でございます。いろいろな業種が結びつくことで、多様な機会と場所が生まれ、地域活性することも期待されているところでございます。  このような他分野連携は、重要な取り組みであるというふうに考えておりまして、観光振興というような観点でも、今、言った福祉との連携っていうふうなものを考えた取り組みを積極的にやっていきたい、支援していきたい、町の力をもって支援していきたいと考えておりますので、御理解賜りますよう、お願い申し上げます。  次に、子育てについての御質問をいただきました。  まず、子育てについての中学校給食というふうなことでございますが、学校給食は、私は、まずは食育の観点から実施するべきだというふうなことは、既にお答えしたとおりでございます。生徒の皆さんそれぞれが生涯にわたって健全な心身を培い、豊かな人間性をはぐくむための食育を推進する観点から、中学校給食を実施するべきだと考えております。  また、それに加えて、栄養バランスのとれた豊かな昼食をとることにより、健康を維持し、明るく楽しい学校生活を送っていただけるようにと考え、給食実施に向けての検討を進めているところでございます。  また、議員御指摘の財政面につきましては、次期菰野町総合計画や、それに伴う推進計画作成において、十分に考慮し、これまでのアンケート結果や議会特別委員会の報告、給食検討委員会の答申、またそれ以降の時間の経過、状況の変化等を踏まえた上で、当町の中学校給食の実現に向け、協議を重ねてまいりたいと考えております。  なお、センター方式について、最低でもセンター方式っていうふうな言葉のうち、私、実は最低っていう言葉を使った覚えはございません。最終的にセンター方式に向けて実現するっていうようなことは実施するつもりでございます。  ただし、センター方式を実現するためには、どうしても数年間の時間がかかるっていうところは、避けることはできないところでございます。  ですので、最終的にセンター方式を実現するに当たっても、それまでの間のつなぎとして、例えばデリバリー給食を実施するっていうふうなことも1つの選択肢だとは考えておりますので、御理解賜りますよう、よろしくお願いいたします。  これは、もちろんデリバリーをやる、センターをやるというふうなところじゃなくて、今、言ったようなデリバリーだからそれを切り捨てるっていうふうなものじゃなくて、その点も含めて、総合的に今後検討していきたいという趣旨でございますので、御理解賜りますよう、よろしくお願いいたします。  なお、その他中学校給食に関する学校側の状況等については、後ほど教育課長から答弁させていただきます。  続いて、中学生の医療費の無償化についてでございますが、これは私は他の市町がやってるから菰野町もやるっていうことではございません。菰野町でできるかっていうふうな問いに対しては、他の市町もやっている以上、菰野町でもできないわけがないっていうような答え方をさせていただいておりますが、必要性については、とにかく住民の要望が高い事業であるというところから、無償化をしたいと考えております。住民要望が高い事業であるというところについては、間違いないものと確信をしており、安心して子育てができる環境整備として必要だと考えております。  前町長は、福祉施策だというふうな点を強調されておりましたが、私は、これは福祉施策ではなく、子育て、少子対策という形で、医療費の無償化を、1つの手段として捉えているところでございます。  先の代表質問でもお答えしましたが、持続可能な行政運営ということは、当然ながら重要であるっていう、もちろん必ず考えなきゃならない最重要な問題だと思っております。  このような観点から、扶助費の増加は、中長期的な町の負担増となり、他の事業等への影響を及ぼすということも考えられます。  ですから、既にこれも、例えば加藤昌行議員の質問などにもお答えしましたが、まずは近隣市町と同様の範囲まで、できるだけ早い時期に拡大を実現し、さらにそれ以上の拡大については、先ほど申し上げましたとおり、計画の策定、総合計画策定や、その他推進計画の策定の中で、さらに一歩踏み出した医療費の無償化の範囲ですね、所得制限の完全撤廃も含めたところまで、いつ、どの程度までできるかというところは、検討していきたいと考えております。  もう一度、繰り返しますが、基本理念としては、子育て支援として。ただし他の事業との整合性や必要性を検討しながら、どこまでそれを拡大できるか、制度設計の見直しといったものを進めてまいりたいと考えております。  本医療費助成制度を含め、住民に必要な事業を実施、継続していけるよう、町政運営を進めてまいりたい。  繰り返しになりますが、住民の要望が高い事業を、かつ持続可能な町をつくっていくっていうふうなことの、このバランスをとって事業運営を進めていきたいと考えておりますので、御理解賜りますよう、よろしくお願いいたします。  私からの答弁は、以上です。 ○議長(矢田富男君) 補足答弁があります。  教育課長、森田 久君。 ○教育課長(森田 久君) 中学校給食についての中学校の状況等に関する御質問に答弁いたします。  学校給食については、中学校といたしましても、児童生徒の健康保持や体位の向上を図り、食事についての理解を深め、望ましい食習慣を養うなど、実体験に基づく継続的な指導を展開するための重要な手段の1つと捉えております。  ただ、議員から御指摘がございましたように、食育につきましては、食物残渣の問題もございますので、自然の恩恵でございますとか、食にかかわる人々への感謝といったようなことにつきましても、教育課程全体の中で、教えていく必要があるものであるというふうに捉えております。  このような中で、中学校給食を開始するに当たっては、現場である中学校の教職員の多くは、中学校時代に学校給食を経験していないこともありまして、配ぜん等の指導や時間確保による日課のずれ、さらには残渣や給食費の未納等の新たな負担や課題が生じることも予想されております。  これまでにも、学校現場の声を聞きつつ、教職員の新たな負担や課題、工夫すべき点についても考慮の上、給食実施に向けての検討を進めてきたところでございます。過去のアンケート結果や議会特別委員会の報告、給食検討委員会の答申等々を踏まえた中で、現在、実施に向けて協議を重ねているところでございますので、御理解賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 一通りの答弁が終わりました。  再質問がありましたら、御発言ください。  伊藤 敦議員。 ○3番(伊藤 敦君) 御答弁、いろいろありがとうございます。  まずは、待機児童のこと。観光については再質問のところで聞くやつを町長答えていただきまして、その前で、ありがとうございます。もう再質問聞くことなくなりましたんで。  待機児童のことなんですけどね、これ子ども家庭課長じゃなくて総務課長お聞きします。  これ、職員さんはですね、これ一般の職員さんじゃないと思うんですよね。なぜこういう話をするかと言うと、待機児童というのは、要するに箱が大きくあろうが、東京ドームみたいな箱をつくろうが、そこで働く、いわゆる先生、職員がいなければ、待機児童が、特に0歳児、2歳児って5人に1人とか、3人に1人とか、職員さんがたくさん要るところじゃないですか。手のかかるところなんですよね。20人に1人とかじゃないんでしょう。3人に1人、5人に1人でしょう。  そうなるとですね、職員さんをいっぱい抱えてなあかんと。抱える中で残業もさせなあかんよねっていうこと出てきますよね、何かあるときに。臨時さんもそうですけど、そうなんですけど、3月6日は「36協定の日」ということで、この前たまたまナビ聞いて、うちのナビはね、言うんですよ、きょう何の日ですよと、ホワイトデーですよと、バレンタインですよって言うんですよ。3月6日は36協定と、これ聞こうと、3月にと思って、ついつい言っちゃうんですけど。  公務員では、公務員さんは地方公務員さん、36協定は、国家公務員はまずないと。地方公務員でも、36協定が適用されるんが、現業ね、現業。皆さん非現業じゃないですか、水道課長は現業なのかな。だけど非現業の方は別として、現業の方には36協定が適用されるということですが、現状、幼稚園や保育園のね、あえて言いますよ、幼稚園、保育園って。なぜかと言うと、幼保園じゃないですからね、幼稚園、保育園ですから。便宜上、幼保園ってわけで。もともと免許の話も変わってくるんですね、第1種、第2種とかなってくるけど、総務課長、そこでお聞きします。  幼稚園、保育園の現業のいわゆる職員さん、ここは36協定は締結されてるかどうか、お聞きします。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  総務課長、小林義久君。 ○総務課長(小林義久君) 36協定の関係で御質問をいただきました。御答弁をさせていただきます。  36協定と申しますのが、時間外勤務をさせるための労働基準法に定められた、36条で定められた労働者との協定を結ぶ必要があるということで、36協定になっておるわけでございますが、今現在、菰野町の状況といたしましては、議員申されたとおり、労働者、現業、保育園、幼稚園とでですね、36協定を結ぶ必要はあるということではございます。現在、当町においては、締結しておりませんので、官公署、すべての事業所において、大部分がこの36協定の締結は不要でありますけども、そういった一部事業所において締結が必要なところもございます。適正に締結するよう進めてまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 伊藤 敦議員。 ○3番(伊藤 敦君) わかりました。じゃあ早急によろしくお願いします。それ以上は聞きません。  あとですね、今度これここへ書いてあるのは、町長の公約にない待機児童をなくすという、町長はそういう言葉をいただきましたんで、冒頭で。これはもう言うたらあかんなという中でですね、では現状ですね、80名、86名、待機児童がいますね。この八十何名のですね、保護者が働けないということですね。10月からはまた無償化になると。0歳から2歳までの関係は、税金ね、免除の方、控除の方はもう0円と。そこからまたプラスアルファ幾らか補助金があるとか書いてありましたけど、宅地開発、これ、いっぱいやってますね、いろいろと。うちの新名神のインターチェンジ付近もそうですけど、前から言ってるんですけど、いろんなところで家が建ってくる。これいいことですよ。もう本当に。  園児がふえます、これから。もうこれやっぱりうちの町で賄うのはしんどいと思いますね、これ。昨日の16億円でしたっけ、町長の私ならこうしますっていうやつね。あの中でも待機、園児の園舎が書いてない。  そうなると、書いてないとなると、それプラスアルファ、じゃあ16億円違うのに使おうかというときに、じゃあどうするっていうことになります。だから、じゃあどうしようかと、3分の1、3分の1のね、町と県と国とかの補助金ありますね、園舎建てるのにね。  ところが、今だと、これうちが仮に3分の1出したところで幾らかなりますよね。ならば、もう民間参入しかないと思うんです。町長も今そう話しましたけど。1回、もう1回、民間参入について、もう一度教えてください。ここでもう一度。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  柴田孝之町長。 ○町長(柴田孝之君) 民間参入、民間導入っていうような言葉は違いますが、まさに民間の力をかりて待機児童を解消するっていうふうなことは、当然、私も考えておりますので、何とぞ御理解賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(矢田富男君) 伊藤 敦議員。 ○3番(伊藤 敦君) わかりました。ありがとうございます。  じゃあ、本当にね、本当にそうなんですよ、やっぱりこれからのうちの町全体見てもですね、お金がないのは明らか。本当に。皆さん本当にお金があるような錯覚に陥っとるだけで、お金がないのは明らかなんですよ。  基金のほうもですね、皆さん、私、持論かもしれないけど、基金をどうのこうのっておっしゃいますが、基金なんか、もうなくてもいいと思いますね、はっきり言って。  だって、いやいや、と言うのはなぜかと言いますと、ここで反応したらあかんよ、怒られるよ。なぜかといいますと、じゃあ基金残します。地震が起きたら、震災が起きたら、やっぱり特交ね、特別交付税もあるんだから、それよりもっと違うこと考えてたほうがいいと思いますね。それは置いときましょう。  観光について。学童についてはよくわかりました。観光についてはですね、僕自身ですね、廃屋を倒すということに、僕はもう自分、本当に頑張ってきました。皆さんのお力をおかりしまして、見事、廃屋を2軒倒しまして、僕は本当にね、別にこれって何もしてないですけど、皆さんの力で本当にうれしかった限りです。  ここで問題ですね、倒した後、何をするのかね、これね。自然公園にするのか、駐車場にするのか、いろいろとお話聞きました、今。  ただ、これほっとけば補助金返しなさいという話になりますな、これ。  例えばですね、駐車場にしましょうと、10億円かかりますという話あった。こっちは自然公園にしましょうと、2億円でしたとなると、スタートは10億円と2億円ですが、駐車場には収益があがる、収益が来る。こっちの駐車場にはいろんなもん、いろんなこの施設管理費等でランニングコストがかかる。そうすると損益分岐点はどこにあるのかと。耐用年数が30年であるならば、それまでに来るのかどうかということで、どうかわからないですけど、もし仮にですね、僕がね、仮にあそこにね、自然公園をつくるならば、温泉掘ってもらってね、足湯にしてもらうと。温泉掘ればね、もっとこのね、温泉掘ればね、皆さんこう、たくさんのね、温泉事業主が今度、入湯税発生しますね。今ゴルフ税なくなるって話もしてます、今。町に入ってくる直接のお金って、本当にこれは少なくなってきます。だから前の副町長、諸岡さんね、今みえませんけど、今ね、もういませんが、諸岡副町長がラドンね、ラジウムが出たという話されまして、これラドンも結構、濃度が高い。議長もよくね、ラドンの話されました。  ですので、それも含めて、今後ですね、町長には考えていただきたいと思います。これは答弁要りません。  学校給食について言いますとですね、学校給食、お金があれば本当にいいんですよ、やってもらえば。毎日弁当つくる保護者からしても、面倒が省けますし、今の世の中、核家族でね、共働きっていうのが当たり前の時代になってきました。  しかし、この町の将来を考えた場合、さっきも言いましたけど、持続可能なのかと。今、中学校で弁当販売されてますね、菰中で。もうそのままでいいんじゃないのと。もうデリバリーでいいんじゃないのという考えは多分町長と一緒なんですよ。  それで、弁当がいいのか、給食がいいのか、デリバリーがいいのかというのは、生徒が判断するんであって、別にそれはいいんじゃないかって気はします。  医療費に関しましては、関しましても、無償化ですが、すべての生徒にと思われますが、果たしてどうなんでしょう。毎月風邪を引く中学生ってどれぐらいいるんかなと。毎月虫歯になる中学生どれぐらいいるんでしょうかと。毎月骨折する中学生いるんでしょうかと。仮に毎月病院行っても、多分1回3,000円ですよ、保険適用で。年間3万6,000円、3年で10万円ぐらいですね。もしね、これ無償化したらどうなるかなと。例えばね、高額医療が8万円ぐらい、7万円幾ら、8万円ぐらいですね。そうすると、その7万円を払うというのは非常にひどい、きつい。僕ね、月1万円以上、支払う人には補助金出したってほしいなと思います。なかなか月1万円、病院行こうっていうのは結構大変です、逆に。これもですね、親が病院につれて行かないとか、いわゆるネグレクトとかね、そういうのとはもう切り離して考えてもらわないと、またそうなると、医療費無償化したから、じゃあ全員が行けるのかって。じゃあ親がつれていかんだらおしまいじゃないですか。給食もそうですよ、昼の給食を食べさせたら、じゃあ夜それで3食賄えるかって、賄えませんよね。好き勝手、朝御飯食べへん人おるか知らんけど、けど朝も夜も昼も食べるのが普通ですよ、今。そういうことで、お願いします。これもう答弁要りませんから、もう。  最後ですね、これ僕、これが本当に聞きたい、町長に。きょうはですね、町長にもう本当に質問というよりも、町長に意見を言いたいことで申しわけない。  この町は、地方交付税交付団体。すなわち国や県に頼らなければ、自分の町だけではお金が回っていかない。そうですね。  また、この国は財政も今、臨時財政対策債ということがあること自体、財政面が、本当に国がおかしくなってる。僕はそう思っています。  そしてですね、頼みの綱である地方交付税、これから先も永遠に今の水準で交付されるのか。そのためには健全な財政運営をやっていってほしい。これからの菰野町は財源確保が大切になってきます。これはだれが町長になろうが関係なく、町に降ってかかってくる問題です、これは。8つの項目ね、公約、ほかの議員も言ってましたが、本当に実現できるのか。この町はそこまで体力があるのかと。町長、今回かわりました。新名神も供用開始になって、この町は新たに生まれ変わろうとしてます。もうね、本当にね、皆さん、もう足の引っ張り合いはやめましょうね。  それより、町長、議長ね、議員、職員、そして住民の皆さんとともに、この町を盛り上げていこうと思いますので、町長、頑張ってくださいね。  以上で終わります。 ○議長(矢田富男君) 以上で、伊藤 敦議員の一般質問は終了しました。  本日は、これにて終了をいたします。  長時間にわたり、御協力ありがとうございました。  本日は、これにて散会をいたします。               午後 2時12分 散会...