菰野町議会 > 2017-03-13 >
平成29年第1回定例会(第5日目 3月13日)

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  1. 菰野町議会 2017-03-13
    平成29年第1回定例会(第5日目 3月13日)


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    平成29年第1回定例会(第5日目 3月13日)          平成29年菰野町議会第1回定例会(第5号)                 平成29年3月13日(月) 午前10時00分開議             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜     第1 一般質問   第2 議案第1号 菰野町個人情報保護条例の一部を改正する条例(案)      議案第2号 町長及び副町長の給料の額の特例に関する条例(案)      議案第3号 菰野町教育委員会教育長の給料の額の特例に関する条例(案)      議案第4号 菰野町税条例等の一部を改正する条例(案)      議案第5号 菰野町福祉医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例            (案)      議案第6号 家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の            一部を改正する条例(案)      議案第7号 菰野町北部子ども子育て支援拠点施設の設置及び管理に関する            条例(案)      議案第8号 菰野町介護保険条例の一部を改正する条例(案)      議案第9号 菰野町農業委員会委員候補者選考委員会条例(案)      議案第10号 菰野町法定外公共物管理条例(案)      議案第11号 菰野町立幼稚園条例の一部を改正する条例(案)
         議案第12号 菰野町運動施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する            条例(案)      議案第13号 菰野町水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例            (案)      議案第14号 菰野町水道事業給水条例の一部を改正する条例(案)      議案第15号 平成28年度菰野町一般会計補正予算(第4号)(案)      議案第16号 平成28年度菰野町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)            (案)      議案第17号 平成28年度菰野町介護保険特別会計補正予算(第3号)            (案)      議案第18号 平成28年度菰野町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3            号)(案)      議案第19号 平成28年度菰野町水道事業会計補正予算(第2号)(案)      議案第20号 平成28年度菰野町下水道事業会計補正予算(第3号)(案)      議案第21号 平成29年度菰野町一般会計予算(案)      議案第22号 平成29年度菰野町国民健康保険特別会計予算(案)      議案第23号 平成29年度菰野町土地取得特別会計予算(案)      議案第24号 平成29年度菰野町介護保険特別会計予算(案)      議案第25号 平成29年度菰野町後期高齢者医療特別会計予算(案)      議案第26号 平成29年度菰野町水道事業会計予算(案)      議案第27号 平成29年度菰野町下水道事業会計予算(案)      議案第28号 町道路線の廃止について      議案第29号 町道路線の認定について 2.会議に付した事件   日程第1、日程第2 3.出席議員(18名)   1番  稲 垣 啓 二 君        2番  廣 田 直 己 君   3番  伊 藤 雅 慶 君        4番  諸 岡 雅 樹 君   5番  藤 田 賢 吾 君        6番  益 田 和 代 君   7番  柴 田 孝 之 君        8番  久留美 正 次 君   9番  矢 田 富 男 君        10番  中 山 文 夫 君   11番  伊 藤   敦 君        12番  内 田 親 根 君   13番  出 口 利 子 君        14番  千 賀 優 子 君   15番  加 藤 大 輝 君        16番  増 田 秀 樹 君   17番  加 藤 昌 行 君        18番  中 川 哲 雄 君 4.欠席議員(0名) 5.説明のため出席した者(21名)  町長        石 原 正 敬 君   副町長      諸 岡 高 幸 君  教育長       川 瀬   敏 君   消防長      白 木 康 裕 君  総務課長      位 田   進 君   安全安心対策室長 片 岡 県 司 君  企画情報課長    河 内 伸 博 君   財務課長     相 原 賢 治 君  税務課長      藤 川 史 典 君   住民課長     片 岡 芳 輝 君  会計管理者     市 川 秀 彦 君   子ども家庭課長  小 林 義 久 君  健康福祉課長    大 橋 裕 之 君   都市整備課長   斉 藤   司 君  まちづくり推進室長 田 中 孝 昭 君   観光産業課長   加 藤 信 也 君  観光商工推進室長  樋 口 直 也 君   環境課長     諸 岡 俊 樹 君  水道課長      加 藤 正 治 君   下水道課長    大 橋 克 哉 君  教育課長      諸 岡 克 博 君 6.出席事務局職員(4名)  議会事務局長    伊 藤   悟 君   書記       阿 部 美千代 君  書記        加 藤   真 君   書記       田 中 佑 樹 君               午前10時00分 開議 ○議長(矢田富男君) 皆さん、おはようございます。  ただいまの出席人員は、18名で定足数に達しております。  よって、平成29年菰野町議会第1回定例会は成立をいたしましたので、再開をいたします。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(矢田富男君) 直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付をしております。  なお、安全安心対策室長、片岡県司君が出席をしておりますので、よろしくお願いを申し上げます。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎日程第1 一般質問 ○議長(矢田富男君) 日程第1、一般質問を行います。  8番議員、久留美正次議員、登壇ください。            〔8番 久留美正次君 登壇〕(拍手) ○8番(久留美正次君) おはようございます。最終日の質問のトップを切って質問をさせていただきます。8番議員の久留美正次でございます。  質問に先立ちまして、今回、幹部職員の中で4人の皆様が退職されるっていうことですが、課長職という非常にストレスたまる職責、御苦労さまでございました。  これからはね、第二の人生、明るくて楽しい人生を送っていただきたいと思います。  もう1点、ちょっと申し上げたいんですが、私たちの代表質問の中で、ジョークかわかりませんが、石原町長議員全員がね、まじめな質問をしてるんです。やはりね、ジョークで済まないと思いますので、できたらそういう不謹慎な答弁は、私はやめていただきたい。こうやって思っております。  それでは、質問をいたします。  まず、通告に書いてありますように、1点目、地区単位での防災の確立を求めます。  この質問につきましては、清流の伊藤雅慶議員、また新生みらいの中山議員代表質問で、私の考えていることと同じ答弁を町長からされておりますので、よく理解できました。通告をしてありますので、質問、御容赦願いたいと、こうやって思います。  私は、趣味で釣りが大好きなんです。冬場に今の時期ですと、ヤリイカが釣れます。それがことしですとね、初夏に釣れるムギイカ、スルメイカの子供なんですが、この12月に一緒に釣れました。そして夏から秋に釣れるマイカというイカがあるんですけどね、これも同時に釣れたんです。このイカを釣りに行って十数年たつんですが、今までにないようなことが起きています。これはやっぱり海水温が影響してるんではないかと、こうやって思って、日々ね、やっぱりそういう感じるときがございます。やはり温暖化による異常気象って言われておりますけど、もう海の中は非常に変わってきております。  そして、今回の大雪なんですが、平成7年に降ったと。その年にね、たまたまなんですが、1月17日の阪神淡路大震災ですか、これが同時にありました。今回も熊本地震があって、この冬、また同じように菰野町で雪が降ったと。何か偶然なのか、東日本でそういうことがあると起きるのかなっていうような気はいたしております。  あくまでも自然現象ですので、推測の域は出ませんが、こういうふうな時代が来ているのかなと。  そして、一方、平成7年の当時には、今、言われているゲリラ豪雨ですね、こういう言葉自身がなかったと思います。  そして、私、今、職員時代の話させてもらいますと、46年、すごい集中豪雨でね、台風ですけど、ありました。それも3年後にね、また同じように、もっと大きな災害が出ました。非常にもう8月に起きて、12月まで毎日12時までね、残業するようなときがありました。  そういうことを考えますとね、今回の大雪、町長も言われるようにね、本当に10年先であってほしいと思いますが、できるだけね、この今あった直後にあってもいいだけの防災組織のこういう確立をしていただきたいと、こうやって思っております。  今回の対応で、町長指揮のもとね、人命第一、これにして対応されたと聞いております。本当にそのときは御苦労さまでございました。  中山議員も言われておりますように、この大雪はゲリラ豪雨や震災と違いまして、気象情報で数日前からわかっております。それが昼間降るのと夜間降るのは大違いですので、それにもよりますが、やはりね、大寒波もわかりますし、いろんなものがわかりますので、今回の想定はできたんではないかなと、私も思っております。  今回の都市整備課、12月ごろに委託契約を結んでおりますので、この除雪事業は、数年ね、山側、湯の山、それから千種方面、切畑方面、こういう特定の場所を契約されております。  これはね、通年ですので、そうやって対応していただければと。今回とは若干このようにね、国道306号線の東側の地域、小島、それからずっとこちらへ行きますと、松濤園、竹永、鵜川原、それと菰野地区、ほとんどの地区がね、大雪の場合は一緒に降ります。除雪に本当に大変な、菰野町一円になりますので、その辺もね、考えていただきたい。こういう思いを持ちまして、私は地区単位での防災組織の確立をしていただきたいということで質問をしております。  質問の中で、答弁の中に、町長答弁で2月21日、早速、防災会議を開かれて、地域に雪対策を反映していくという答弁をされておりました。安心したところでございます。  今後、防災会議でね、一刻も早く対策を講じていただきたいと、こういうような思いで質問をいたしております。  私は、地区単位のね、共助でやる方法しかないと思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。これについて町長の答弁を求めます。  2点目について、町の財政について、行政の財源はすべて住民の支払った税金と公共料金です。  財政状況は非常に悪化しております。支出について、最善の努力を求めますということで、質問通告をさせていただいております。  今議会に示された資料3だったと思うんですが、附属資料があります。平成29年度菰野町当初予算の概要、これも昨年も出たんですが、非常にこれを見ていて、財政状況、大変な方向に行くんではないかなという思いで、質問通告を考えておりました。  そして、これで言いますと、町債残高は、平成21年度では67億円でありましたが、平成29年度では93億円になっております。
     一方、基金は、平成21年度では63億円が今年度では42億円と。この9年間で基金と町債はほぼ同額であったものが、町債のほうが基金の倍になってきている。このように見ておりまして、非常に私は菰野町の財政、悪化の方向に行っとるんではないか、このように考えておりましたので、質問をさせていただいております。  町長は、当選直後にね、中期的な視野で行政運営やっていくと言われましたが、結果的にね、見とると、これについては決して以前よりよくなったとは考えられません。  その要因を見ておりますと、やはり義務的経費の中で多くの金額を占めているのは人件費であります。人件費は25億8,000万円余りと示されておりますけれど、物件費の中に、どなたの答弁だったかわかりませんが、臨時職員410名がみえて、その職員の費用として5億4,000万円が含まれておりますので、トータル31億2,000万円が人件費であると。こうやって思います。  少子高齢化、いろんな福祉施策人口減少、いろんなものによるんですが、将来のことを考えれば、今よりは精査がもっと必要になるんではないかと、このように感じております。  この状況を考えたときね、一番忘れてならないのは、財源の収入源、すべては住民が払ったお金ですよね。住民が払ってるものは、まず住民生活を第一に守ると。そこから私は始まらなければならないと、このように思っております。それはもちろん生活環境、いろんなものも含まれますが、日常払っていくものについては、やはりね、そちらを優先、まずするべきではないかと、こうやって思っております。  そこで、中学医療費の問題になるんですが、やっぱり町長の考え方、議会で二分しております賛否両論、一方では駐車場が平成28年度には計画されておりました。  もう一度、原点に返って、行政はだれのためにあるんですか。その財源はだれのために使用するべきなのか。これを考えてみる必要があるんではないかと思い、今回の質問をさせていただいております。  町長の答弁を求めます。  以上で、壇上からの質問は終わります。よろしく御答弁のほう、わかりやすくお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 久留美正次議員一般質問に答弁を願います。  石原正敬町長、登壇の上、答弁願います。              〔町長 石原正敬君 登壇〕 ○町長(石原正敬君) おはようございます。8番議員の久留美議員の御質問にお答えいたします。  まず、大雪への対策について御質問をいただきました。  先般の代表質問でもお答えいたしましたが、当町では、1月14日に大雪警報が発表され、災害対策本部を設置し、15日に大雪警報が解除されたことから、災害対策本部を一たん廃止いたしました。  しかしながら、その後も断続的に降雪が続き、警報は発表されていなかったものの、諸般の状況を総合的に判断し、16日午前8時に再び災害対策本部を設置し、「町民の安全安心な生活の確保」、及び「町民の日常生活の早期復旧」の二大方針のもと、特に児童生徒の安全確保のため、通学路の道路啓開社会福祉協議会と連携し、道路の除雪が間に合わない箇所の高齢者への飲食物や燃料の提供、慢性疾患患者の通院の支援など、優先順位をつけながら対応したところであります。  また、行政だけでの対応ではおのずと限界があることから、共助への御理解、御協力につきましても、防災ラジオなどを通じて呼びかけを行ったところであります。  しかしながら、今回の大雪対応では、さまざまな課題が残ったと認識しており、この反省をもとに、地域防災計画雪害対策を反映させることなどを目標に進めていくことを本年2月21日開催の平成28年度第1回菰野町防災会議にて確認したものであります。  議員から御提案いただきました区などの共助による除雪体制については、行政だけでの除雪対応では限界がある中、共助による有効な方法の1つであると考えております。  しかしながら、行政のかかわり方など、具体的にどのような仕組みづくりを行うのか、課題も多々ありますので、他自治体の先進例なども参考に、研究をしてまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、本町の財政状況について、基金及び町債残高の推移などを交えまして御答弁申し上げます。  学校施設の耐震化やコミュニティFM緊急割込放送設備の整備といった町民の安全・安心の確保に係る取り組みや幼保園の整備など、各種課題への対応から、年々、基金残高は減少し、町債残高は増加している状況となっております。  ただし、平成23年度以降、町債残高の過半を占めるのは、地方財政収支の不足額を補てんする臨時財政対策債であります。  また、平成27年度決算における健全化判断比率を見ますと、いわゆる財政健全化法施行以来、いずれも早期健全化基準未満であり、良好な状況となっております。  しかしながら、人口減少少子高齢化という人口オーナス期において、扶助費や介護保険後期高齢者医療に係る社会保障関係費の増嵩などにより、国、地方を通じて、財政負担の増加が見込まれ、菰野町を含めた日本全体が、この一般的にマイナスとされる面への対応を行っていかなければなりません。  こうした状況にあって、当町においては、新名神高速道路のインターチェンジの設置や(仮称)湯の山大橋の架橋、また周辺においては、東海環状自動車道西回りの整備が進められ、道路ネットワークが充実するなど、菰野町においては、日本の他地域に比べ、発展、成長の優位性があり、このプラス面への投資、対応についても的確に行っていく必要があります。  この発展、成長の面での優位性を十分に認識し、マイナスとされる面への対応とプラス面への対応、両面のバランスを取りながら、事業展開し、さらなる町の発展につなげ、持続可能なまちづくりを行うものであります。  なお、限られた財源の中での事業展開となることから、基礎自治体として果たすべき役割を十分に見きわめ、優先順位をつけながら事業構築するとともに、事業の効率化、節減合理化などを図ってまいりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 一通りの答弁が終わりました。  再質問がありましたら御発言ください。  久留美正次議員。 ○8番(久留美正次君) 御答弁ありがとうございました。  私はこのね、まず大雪について、これの再質問をさせていただくんですが、私はやはり地区単位の協力を得なければ、これはできないと考えております。  そして、町長が言われた人命第一っていう言葉ですね、これについてはやはり救急車がどこまで行けるんだっていうこともきちんとしなければならない。そうやって思っております。  それから、私がね、どうしても考えていただきたいのは、サラリーマンの方がね、四日市も必ず大雪降っている、名古屋が降っているとは限りませんので、通勤者の足、学生の足、これがまず第一番だと思っております。非常に通学路の話が出ますけれど、私は通学路はその後でもいいんじゃないかなって、こうやって思っております。  まず、小学生は歩いて行くこと。それで中学生は自転車で行きますので、やはり自転車の行く道は、これは非常に危ないと思っております。  そういうこともありますが、やはり働いている人が会社へ行くためにはどうしてもそういうものが必要ではないかと、こうやって思っておりますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。  ちょっと実例をもってね、少し私の案を示させていただきます。  ちょっと資料1を映していただけますか。  これ菰野の3区なんですよね。黒色で書いてあるのが県がしてくれる路線です。そして私、ここにね、緑色とピンク色を2種類表示させてもらいました。  まず、この中心部なんですが、第三銀行から菰野駅へ行くルート、これが緑色で塗ってあります。  もう1点は、中菰野駅へ行くために、1つは477号線ですね、それから中菰野駅を抜けまして、街路まで行く道、そしてこれ1区へ1本も今回のこの町の委託には入っておりませんので、2区のね、306号線のT字路から上向いて、西保育園まで行く道、これはやはりね、町でしてもらわなあかんのではないかって、こうやって思ってるんですね。  その次に、ピンク色は地区によって、やはりこうやってね、地元におられるね、業者さん、または農業者が持っているトラクターショベル、それからフォークリフト、それからトラクターと言うんですか、それに何らかの物を、雪どけ用の排土板みたいな物をつければね、地域で頼める人は結構おるんではないかなと、こうやって思っております。  今、言いましたように、私はね、このなぜ第三銀行からこのルートかと言いますと、菰野駅の利用者は千種と朝上の方が多いと思います。その他の人たちは車でなけりゃ駅行きませんよね。近くの人は歩いていくことが可能なんです。  ですから、やっぱり町で、できたら考えてほしい。それは菰野駅、中菰野駅を特に。大羽根駅へ上へ上ってね、電車での通勤者っていうのは若干少ない、ちょっと意味が違うかと思っております。  次の2を映していただけますか。  これ大羽根なんですけどね、大羽根の例で、このピンク色を中心に考えていただきたいんですが、大羽根駅の方がどうしても駅行くためにはね、並木通り、駅から中央公園行っとる道、それから10メートル道路というのは幹線道路としてありますよね。この道だけは区でそういう方々に協力を得る、区で協定を結んでもらう方法。そして区で結んだ協定に対して、機械に機具をつけなければならないのであれば、町の防災のね、2分の1の補助がある、そういうもので防災室長、考えてほしいんですよね。  そして、全地区、時間当たり幾らかの、あったときだけなんですが、人件費相当額、これを時間幾らかとか決めてもらってね、区長さんたちが同じように地域で決めてやってもらえるようなシステムをつくってほしいんですよね。  資料3をお願いします。  これ実は、竹成なんです。なぜ竹成を出してきたかと言いますと、以前は奥郷の信号から真っすぐ下がっていく道、これが県道だったんですよね。それが現在はバイパスができて、黒い線になってるんですけれど、そうするとね、本来この道には小学校、保育園ありますよね、下がっていくと、ミルクまでの間に。そうするとこれは地域でね、やっぱりどうしても早くかいてもらう。それが救急車が行ける1つの、いつでもこんだけは、それは区で決めてもらうんですね、あくまでも。私が原案決めただけですから、参考に考えながら、また皆さんが全地区でそういうものをやって考えていただくと。こういう組織をしてもらわないと、とても町全体で私はできないと考えておりますので、こういう質問をさせてもらいました。  話を聞いておりますと、切畑の区長さんは、区長さんみずからがね、リフトかトラクター、何つけたんかわかりませんけど、それで地域内をね、全部こうやって除雪していると。こういう話も聞きます。やはりその方法しか私はないんではないか、現時点ですに。このように思っておりますので、いろんな人件費補助する制度とか、仕組みづくりをお願いを申し上げたいと思います。  安全安心対策室長、いい案を出して、町長の許可取って、できるように、一刻も早くしてください。  1点だけちょっと財務課長にお伺いしたいんですが、各地区にね、居住している方で、その地区と協定を結んだ方が土建業者の場合ですよね、その人たちはね、町の指名業者になってると思います。その方々の、大きな金額は、私はもう逆に言わないんですが、小さな金額ですね。区と業者と行政が一体となる仕組み。その人たちにね、入札制度にね、地域貢献度という考え方で、県やかもあるそうですが、それで地元地区に必ずおってもらわな困りますので、その辺を勘案して、入札制度に一度、勘案していただけませんか。財務課長の答弁を求めます。 ○議長(矢田富男君) 久留美正次議員の再質問に対し、答弁を願います。  財務課長相原賢治君。 ○財務課長相原賢治君) 比較的小規模な業者と区、町との関係での大雪除雪の対応の件につきまして、御答弁申し上げます。  現在におきましても、入札参加資格基準におきまして、雪氷対策の委託業者につきましては、一定の加点を施しておるところでございます。  今の御提案につきましては、そのことも含めて研究させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(矢田富男君) 久留美正次議員。 ○8番(久留美正次君) ありがとうございました。  1つの考え方ですので、その辺も勘案していただきたいと思います。  それでは、財政についての再質問をさせていただきます。  実はね、この開会日、3月5日に私たちが質問通告、次の日しなきゃなりませんので、帰った後に、この資料が私たちのたなに入れてもらってありました。ということは、私はもうはっきり言って、質問通告をした後に、この資料知ったんですよね。たまたまこういう財政でしたので、見ておりますと、私、大変なことになるんでないかなと思って、実は質問をもう一遍整理をし直してみました。  この中期財政計画ですね、皆さんのお手元の資料のね、棒線って言うんですか、線グラフがありますので、それを見てもらえば一目、よくわかると思います。5年後にはね、基金が18億5,600万円と減ってるんですよね。  一方、地方債残高は111億4,800万円と、またふえてるんですよね。  ここでね、毎年の町債、すなわち借金なんですが、ことしは14億8,200万円ですか、最高は平成31年の18億3,000万円、単年度で町債をする。平成33年度の基金残高は18億5,600万円となっております。一般の家庭で考えたら大変なことになっていくという状況に、私は思っております。  平成33年度で、こんだけの金額になりますが、この中にね、財政調整基金は8億1,200万円なんですよね。それだけしか、もう財政調整基金はなくなっていると、こうやってなってきますので、家庭で言う普通預金に近い、何でも使えるっていうお金ですよね。平成34年度以降のこれを考えると、非常に大変な状態になるように私は思います。  財務課長は、この点についてどのように考えますか。まずここだけお伺いします。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  財務課長相原賢治君。 ○財務課長相原賢治君) 私どもがお示しをいたしました中期的財政見通しにつきましては、歳入歳出における増減要素を一定の仮定のもとに推計いたしまして、平成29年度から平成33年度までの財政面での見通しを試算したものでございます。  町長答弁にもございましたように、全国的に人口減少少子高齢化の中で、税収等の収入増が見込みにくく、社会保障関係経費の増嵩等が見込まれている状況でございます。  その一方で、町内におきましては、新名神高速道路のインターチェンジの設置や(仮称)湯の山大橋の架橋等により、道路ネットワークが充実するなど、菰野町は日本の他地域に比べて、発展、成長の優位性があり、町のさらなる発展のためには、こういった部分への対応も必要となってまいります。  財政見通しは、おっしゃるとおり、基金減少、あるいは地方債残高の増加など、大変厳しい状況となっておりますので、毎年の予算編成におきまして、限られた財源の中で優先順位をつけながら事業構築するとともに、より一層の効率化、節減合理化等を図る必要があるというふうに認識しております。  また、お尋ねの平成34年度以降につきましても、社会経済情勢や町財政を取り巻く環境の変化といった変動要因や事業の進捗状況を踏まえて、対応してまいりたいというふうに考えておりますので、御理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 久留美正次議員。 ○8番(久留美正次君) たくさん答弁いただきましたんで、厳しくなるという言葉がかすれてしまいましたね。私は本当にこのね、私は財政の専門家じゃございませんけれど、だれが見たってこのグラフね、このグラフちょっと映してくれますか。  このグラフを見てね、私ね、菰野町大丈夫だって思う人はまずいないと思いますよ。  先般、水道課の水道会計で質問ありましたけど、1年分のお金が欲しいって言ってましたよね。これ見てどう思いますか。一般会計、こんな状態になっていたら、うちらの本当に菰野町の骨格ですよね、一般会計が、まずは。ここが健全でおってくれなければ、何もいろんなものが回らないんですよね。私はそのように思っております。  ここでね、1つ自分の考え方の、これ、だれが見てこれ感じるんですが、もう1点だけ申し上げます。  ちょっと資料2を映してください。  ここにね、財政調整基金って、ある市町のホームページに記載されておりました。標準財政規模という1つの判断基準がございます。地方公共団体が合理的かつ妥当な水準で行政を行うための標準的な一般財源の規模で、全国一律の算出方法に基づき、毎年度、普通交付税を算定時に算出すると。こうやってなっております。  その答えなんですが、これはこの財政調整基金の上段ですけど、10%がなければあかんと。こうやって書いてあるんですよね。こうやって住民に知らせるようなホームページがございます。  1つの市町はこうやってきちんと私は住民にわかりやすく提供しているって、こうやって思います。  そこで、今、言いましたように、この18億5,000万円だけに財政調整基金は8億1,200万円ですよね。この私たちの町、参考に見ますと、平成27年度の決算資料で82億5,100万円となっております。ということは、この標準財政規模の10%、8億2,600万円が財政基金の最低ラインだと、こうやって理解するべきだと私は思っております。  今回の平成33年度はこれを下回るんですよね。これ1つの指針ですから、一概にこればっかりとは言えませんけれど、やはりね、だれが見たって、これ健全とは言えませんよね。このことをまず私は思っております。  そしたら、このままほっといたらどうなっていくんだっていうことですよね。私は平成34年度以降は大変になると、余計思いますよね。何せ財源基金がないんですから、予算自体が硬直化していきますよね。  そうすると、それを改善するために何をするんですかっていうことになるんですが、何を切るかということから始まりますよね、まずは。何をカットして我慢していくんだって。  次は、方法としては、何の税を上げるかっていうことになるんですよね。私のとこの町、まだ多分、固定資産税の税率は少し上げられる余地があるんじゃないかなって、こうやっても思っておるんですが、やはりね、こんなもの私たちにこうやって示されて、今、幾らこうやっていろんな要望、議員してますよね。果たしてそれができるんかってなってくるって、こうやって思っております。  私たち議員は、この平成28年10月から平成32年10月まで任期がございます。11月まであります。やはりそれ以後ね、もっと大変になってくるときが来るっていうことですよね、考え方は。若い議員さん大変ですね、次っていう感覚は、自分には持ちます。この4年間、どうしてもこれを見せられた限り、私はカットすることを考えなければならんのかなって、こうやって思っております。  そしてね、3月3日でしたか、石原元東京都知事の豊洲問題で記者会見がありましたよね。そのときにね、都議会にも責任あるって言われたんですよね。私はね、当然あると思っています。都議会にも。予算を可決してるんですから。  そしてね、この責任の度合いっていうものになれば、そら町長にはとても及ばない少ない範囲だと、議員は思ってますよ。18人の中の過半数で決まるんですから。やはりね、この4年間、これからまだ私たち当選した直後やけど、これを見た限り、この4年間、素直にやっていけるなんて、私はとても思えません。  そういうことを踏まえてね、質問をさせていただきます。  4点ね、まず聞きたいと思います。  今回のこの私、こういうつもりで質問をするんじゃなかったんですが、ある町がね、議員のね、同じ議員でも若い議員にね、そこの町は18万円の議員報酬なんですが、30万円出して若い議員を立候補させてる町が実はあります。議員の中にもこういうふうに必ず給料が、報酬が一定でなければあかんっていう基本はないんだなって思いながら、私たち議員もね、65歳になれば年金をもらいながら議員できます。若い人には、やはり子育てという条件がありますので、もう少しあってもいいんじゃないかな。このような考え方で、町の人件費を総務課に教えてもらいました。そこから出てきた答えは、1つは、子育て世代、30歳から50歳までとしたら、平均給与がね、やっぱり35万円ばかですので、議員の若い子はそれぐらいあってもいいんかなって思いながら、そしたら財源どうするんだって言ったら、年金もらっとるもんは減らさなあきませんよね。費用がかかりますから。こんなことも考えながら、職員給与についても、私たちの時代より本当に下がっておりますよね。課長さんで僕らより、僕48歳でやめたんですが、45万円ぐらいあったんですよね。今40万円ぐらいですよね。48歳で5万円の差が。  ですから、実際、当時ですと7、8万円の差があったんじゃないかと思いますよね。人事院勧告っていうこともありますので、職員給与はできるだけ守る努力を私はしなきゃならんと思っております。  そんな中でね、少しお伺いしたんが、人件費ですね。中途採用の人が非常に多く見えました。そういうことがありましたので、145名、10年間で採用してる。その中の70人が中途採用やと。  端的に答えていただきたいんですが、総務課長、中途採用の民間の方の職種はどんな職種が多かったですか。それでどの職場に必要だったのか、簡潔にちょっと質問ありますので、お答えいただきたいと思います。  2点目につきましてはね、健康福祉課長、ちょっと1つだけ、1点だけ答えてください。やすらぎ荘の、社会福祉協議会に、今回やすらぎ荘に毎年この補助金として出してる金があるんですが、本年で言いますと、734万9,000円ですよね。あそこの中にね、1人、正職員の方が実はいると思うんですよね。この方は、消費税は添加してますか。これだけお答えください。もうしてるかしてないかだけで結構です。  そして、3点目にね、この第3次推進計画の中で一番大きく自分が思ってるのが、湯の山温泉及び周辺地域活性化事業の11億5,000万円ですね、このね、11億5,000万円の概要だけの金額だけでいいんですが、中身何だって、簡潔に観光産業課長、一つ答弁いただきたいと思います。
     それから、住民課長、これ伊勢新聞ですね、町長のこのコメントがあったんですよね。ここにね、町長は「もう少し下に設定する」というように表現されてるんですが、私が聞きたいのはね、小学生、例えば10人見えますと。今回、町長が設定しようとしているのは、中学生になると何人ぐらいに減りますか。人数だけで結構です。  以上、4点、とりあえず答弁願います。お願いします。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  総務課長、位田 進君。 ○総務課長(位田 進君) 議員から、ちょっと中途採用者についての御指摘でございます。  現在、本町では、できる限り優秀な人材を獲得することを目的として、年齢の上限を39歳といたしております。  御指摘の前職の職種でございますが、前職の職種につきましては、公務員であったり民間企業であったり、さまざまでございます。  採用後の配属先につきましては、議員もふれられましたけども、技術職についてはもちろんでありますけども、一般事務につきましても、前職の経験を生かせる職場、あるいは役場組織全体でのバランス、これを考慮して配置いたしておりますので、御理解賜りたいと存じます。 ○議長(矢田富男君) 続いて答弁願います。  健康福祉課長、大橋裕之君。 ○健康福祉課長(大橋裕之君) やすらぎ荘の職員のことでございますが、正職員1名が配置されておりますが、これの消費税は添加されておりません。 ○議長(矢田富男君) 続いて願います。  観光産業課長、加藤信也君。 ○観光産業課長(加藤信也君) 湯の山温泉街及び周辺地域活性化事業について、お尋ねをいただきました。  この事業の内容につきましては、湯の山温泉街及びその周辺一帯の観光の快適な移動や滞在、また公園等の整備事業という形で計画をしておりまして、アクションプログラムに載っております(仮称)湯の山大橋の架橋に伴う道路整備、道路拡幅、歩道整備及び駐車場整備事業や菰野富士のふるさとの山の整備事業等に使わせていただきます。 ○議長(矢田富男君) 続いて願います。  住民課長、片岡芳輝君。 ○住民課長(片岡芳輝君) 推計では、10人中3人となります。よろしくお願いいたします。 ○議長(矢田富男君) 久留美正次議員。 ○8番(久留美正次君) ありがとうございました。  私ね、非常にわかりにくい答弁もありましたが、ありがとうございました。  まず、ちょっと気になるので、一言申し上げたかったんは、やはり中途採用者、たまたまもらった資料で見ておりますと、30代はね、5歳違いますとね、平均5歳ということでしたけども、5歳違いますと、どれぐらいの費用が要るかっていうことを計算しました。中途採用者ですから、必ず給料は上がりますよね。まして同じ公務員であれば、同じ前歴ですので、100%一緒になる。こういうことを考えますとね、1人70万円、1年間要るんですよね。71万円です。計算上は。それの70人分って言うとね、5,000万円になるんですよね。今、人件費の中に5,000万円の、この10年間で中途採用者高くなってますよね。  しかし、本当に必要な職種はありますので、全員とは言わないんですが、やはりね、こうやって苦しくなってくることが見えた限りね、これは一考してもらわなあかんと思ってます。  その中でね、特に申し上げときたいのは、町長の運転手さんですよね。今現在、一般職の方がされてますよね。初め町長、嘱託職員でお願いしましたよね。そして議会が言ったんか、これは、私は理由は知りません。  しかし、現実きょうの日をみるとね、やっぱり住民の人にぜいたくだって取られかねませんので、これは一考していただきたい。こうやって思っております。  それからね、2点目の消費税ですよね、なぜこれを聞いたかと言いますと、消費税かかってないっていうことですよね。  3の資料をちょっと映してくれますか。  これ水道課のね、県への消費税の申告のときに書く言葉なんですよね。要は、人件費に消費税はかかりません。それがですね、教育委員会の中では気がつくんですが、スポーツ・文化関連事務委託1,397万9,000円、体育施設、1,186万4,000円が本年度予算で計上されてますよね。この補助金だと、こういう表示をすれば、消費税かからないんですよね。委託料になるとかかるんですよね。やはりね、これだけでも毎年200万円、国へ返してるんですよね。本来やっぱりね、業務改善をすれば、以前のように、教育委員会にじかにあったらかからないんですよね。もしくは補助金っていう名前だったら、こうやって申請すればかからない。こういうことがあるんですよね。これは経費節減できるんですよね。もうこの2つ、5年ばかなんで1,000万円ぐらいほったったみたいに僕は考えてるんですよね。やっぱりね、もう少しね、予算組むときに注意していただきたい、各課が。まだほかにも私あると思います。こういう精査をね、1つずつこれからもう一度やっていただきたい。こういうことで、私は思っております。  第3次推進計画ね、駐車場の件ですね、私は担当課からじかに聞いたときは、駐車場で10億円って聞きました。  そして、今回の都市整備課の予算だったんですが、進入路の道路改良は都市整備課で挙がってます。  ですから、国の補助金持ってするね、もらうものはもらえばいいんですよね。  そして、私ね、本当に駐車場が必要じゃないかって、私は住民に聞いたところ、だめだったんですよね。  そして、この財政の平成31年度の一番大きな原因は、財調を取り崩したんはこれだと思っています。このような状況になってきますとね、一番心配するのは、今この1300年祭ね、観光振興プランには書かれておりました。金額明示ございません。  ですから、一般の行政マンが見ると、これはしないっていう判断になるんですよね。廃屋も同様ですよね。この2点についてね、議員も多く質問してますけど、私はせんならんと思ってるんですよね。  しかし、この推進計画に書いてないと思うんですよ。3年間の推進計画に。幾ら要るかわかりませんが、やはり必要でしょう。  そうすると、これにはいろんな起債も何もきかないと思ってますので、まともに財調に影響するんじゃないか。そうやって思います。  それから、これを選択することによってね、本当に湯の山区がこれが大事だって望んどったらいいんですよ。湯の山はやっぱり温泉掘ってほしい。43度が出たい。当たり前ですよね。  それで、廃屋。湯の山へ来てもらうお客さんは景観がきれいだから来てくれるんですよね。そういう事業が一切できないんですよね。  逆に言うとね、こうやってなっていくっていうことは、私はそうやって思っております。これは今、湯の山だけを申し上げました。これではね、私たち地域の声は聞けない。こうやってなっていくんです。本当に大変なことになるんじゃないかなって思っておる中で、私たち、この平成29年度から平成33年度は特にね、私たちの期間、平成32年までは、本当にこの推進計画どおりやっていいのか。本年度から真剣に考えなきゃならん年にもうなってますよね。毎年以上に気をつけてやっていくっていうこと。  そして、こういう要望ね、多くの議員が1300年は要ると思ってるんですよね。  しかし、推進計画に計上されてないんだったら、それは余分にふえるっていうことですよね。あれもできる、これもできるじゃないんですから、集中と選択って、選択してないっていうことですよね。  そしてね、これ産業課にまたこれ1つだけ言わせてもらいますとね、菰野のお茶ですね、今、大変なことになってますよ。もう数年したら本当に菰野の茶ってなくなるんじゃないかなって、こうやって思っております。  しかし、町長ね、以前、私が聞いたとき、地場産業ですから取り組んでいくと言われましたよね。きょうの日まで3年、4年、何もされなかった。その結果がこんな状態になってきてますよね。私、来年のお茶探すのに大変だったんですから。こうして水沢やどこでしたか、鈴鹿、同じようにお茶やってますよね。生産者。こんだけ悪化してるっていうことなんですよね、菰野だけ。今まであった地場産業が消えていくっていうことは、本当に心配してますので、考えたってほしいともう一遍思ってます。  そして、今このほかにいろんなことを私も申し上げました。私もしてほしいもの、必要なものあると思ってますので、もう1点だけ聞きました。中学、10人中3人ですね、7人がアウトっていう答えのことになるんですが、私はやっぱり義務教育の期間、柴田議員も言われてましたので、私よりは分析が正しいんかなと思ってます。  しかし、一般のね、中学校1年、それも先で、これだめだと思ってるんですよね。この方法がね、唯一できるとしたらね、私1,500万円ぐらいだったら、町長に悪いですけど、町長の勤勉手当削ってくださいよ。私たち議員も議会でどうなるやわかりませんけど、年金生活の年金もらえる人は少し下げてもいいと思ってる。場合によてはね、研修費用、これもカットしていかな、政務活動費もカットせんならん。それでもね、何とかね、これだけはしたってほしいんですよ。こんなの選択範囲違いますよ、必修ですよ、これは。ほとんどの町と同じレベルにできないなんて、そんなの行政あり得ませんよ。そうやって思っております。非常に言いにくいことですけど、やはりそれぐらいの気持ちでね、みんなこれから3年間やっていかなきゃだめなんですよ。  特に、副町長、私もね、一緒に働いて、たまたま私はこうやって議員してますけど、本当に働いた期間一緒ですよね、25年余り。私ね、このような財政見せられてね、私たち議員にそんなこと言われたって、現実には町長や3階の課長全員が財政、特に副町長も財務課長経験してるんですからね、こんな資料を見せられたら困るんですよ。これがね、一番大きい。あなた方はプロですに、私は財政はそれ以上詳しいことわかりませんよ。  しかしね、一見、今の線グラフね、見てもらうとわかるように、だれもこれで菰野町がこれから5年間、こんな財政くっていいってだれも思わないと思う。これはね、やっぱりね、もう一遍ね、この5年間の、3年間の推進事業とね、それを直してほしい。この気持ちのほうが強いです。これね、町長みずから直してもらったほうがいいんですよね。私たち議員がね、あれを切れ、これを切れ、言いにくいんですよ。このまま本当にこのままで行くとね、私たちは嫌な思い、またせんならんですよ。決してしたくないので、せめてね、財調がね、今23億9,900万円でしたか、それぐらいの金額ですけど、財調が同じ程度に残っていくぐらいのものにはしてもらわないと、そんな標準財政規模の10%を割るような、こんな資料示されてね、おれないんですよ。何とかしてほしい。何とか本当に住民生活に直結するもんだけはね、したってほしい。これやっぱりね、同じ働いてきて、ずっと職員時代そうやったでしょう。僕はごつくさい人間ですけど、気持ちはありましたよ。もちろん議員になってからもあります。そんなん、いや、役場の職員全員がそれでなんですもん。住民からもらった税金で交付税やいろんなものに回ってきますけど、もとはそこなんですから。全部。その人たちが差をつけたり、こんなことしていいはずがないんです。  そして、私たちが今からこういうことしてほしいって、これ見せられたら言いにくくて仕方がありません。何かを削らな言えないっちゅうことでしょ。私はそうやって思います。  質問時間あと5分しかありませんので、副町長、やっぱりね、同じ、ともにね、本当に住民のために働いてきた同じ仲間ですやん。もう一度ね、この推進計画の見直しと、やっぱり住民生活を守っていく、それは基本はね、やっぱり日常生活の生活費が一番ですよ。その次に生活環境に関する道路であったり、いろんなものだと、私は思います。この基本だけは最小限の範囲やと思ってるんですよね。もう一遍、推進計画の見直しを私は考えてほしいんですが、非常に答えにくい質問して悪いんですけれど、これはね、議員の職務上ね、せんならんのですわ。これをせんでもええように私はしてほしいです。答弁願います。 ○議長(矢田富男君) 答弁願います。  副町長、諸岡高幸君。 ○副町長(諸岡高幸君) 質問にお答えさせていただきます。  私も財政を経験させていただいたことがございますもんですから、その時々の編成をする中で、一番やはり苦労させていただいてたのが、なかなか歳入につきましてはですね、なかなか3年先、5年先の税収の動向とか、特に地方交付税の動向とか、要するに町の財政の根幹となる歳入がなかなか見込みづらいっていうふうなことがございまして、今回の財政の収支差におきましても、根幹となる歳入の部分がですね、税収も含めて減額となっております。  そして、歳出のほうにつきましてはですね、どうしても推進計画の部分がありますもんですから、それについてはほとんど見込んであるというふうなことで、そのようなことも含めて、ギャップも出てきているわけでございますので、いずれにいたしましても、やはりその時々、毎年の予算編成する中で、健全財政、将来に渡る健全財政を保ちながら、いかに町政を全般的に効率的に進めていくかっていうことは、常に考えておりますもんですから、今、国の財政状況の悪化、県の財政状況の悪化は、よく理解しておりますもんですから、その辺のところ、しっかり理解をしながら、しっかりした健全財政に努めていく。それは予算編成の中で、毎年、毎年の推進計画を1つの基準としながらですね、その中でローリングもしながら進めていきたいというふうに思いますもんですから、今この中で何々を削りなさいとかですね、っていうふうなことは、私の今の考え方ではなくて、その時々に何が大事であるかということを毎年の予算編成の中で、これを基準にして考えていくというようなことが本来の姿と思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(矢田富男君) 久留美正次議員。 ○8番(久留美正次君) ありがとうございました。  ただね、今この推進計画及び財政計画がこのまま行くとすればね、菰野町は大変、非常なことになりますと。これだけは私、思います。そしたら医療費はどうすればいいって言ったら、だから私は町長や副町長、教育長も含めて、もう1回あなた方は考える余地があるんですよ。私たち議員もあるんですよ。それはただ忘れてもらったら困るのは、議員定数、実は3名減員してるんですよね。これだけで1,500万円以上の経費が浮いてるんですよ。そして今のこの18名になってる。これ18名にした自分は提案者で、非常にね、今、後悔してます。もっと住民の声が聞けたらよかったんじゃないかなと。  しかし、この財政状況でね、無理ですよね。そしたら何か知恵を出すっていうことが大事になってくるんですよ。決してね、私自身は小学生10人が中学生になって3人になってく、私はこんなんやったらね、私たちの給料削減してもいいで、10人は10人にしたってほしい。切ったらあかんとこですよ。どんな理由を言おうと。世間並みにする。そんだけの話です。できるとこからやらなきゃ仕方ありませんわ。だからこんな質問になったんですから、やっぱりその辺はね、十分注意して、職員がね、あと本当に将来、住民から怒られないように、やっぱり楽しく行政が運営できるように努力していただきたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(矢田富男君) 以上で、久留美正次議員一般質問は終了をいたしました。  ここで、暫時休憩をいたします。  休憩時間は、10分程度といたします。  なお、安全安心対策室長、片岡県司君は退席をしていただいて結構です。               午前11時01分 休憩             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜               午前11時15分 再開 ○議長(矢田富男君) 再開をいたします。  休憩前に引き続き、一般質問を続けます。  なお、観光商工推進室長、樋口直也君が、また、まちづくり推進室長、田中孝昭君が出席をしておりますので、よろしくお願いします。  1番議員、稲垣啓二議員、登壇ください。            〔1番 稲垣啓二君 登壇〕(拍手) ○1番(稲垣啓二君) 1番議員の稲垣啓二でございます。日ごろは大変お世話になり、ありがとうございます。  一般質問も最後となりましたので、少々お時間いただきたく、よろしくお願い申し上げます。  昨年11月から、議員活動がスタートいたしまして、あっという間に3カ月余りが経過をいたしました。  12月議会では、初めての一般質問もさせていただき、身の引き締まる思いでございました。  今回も、一般質問の機会をいただきましたので、以前から気にとめておりました観光振興についてお聞きしたいと存じます。  私の一議員のスタンスは、住民の方々と町政とのパイプ役でありまして、少しでも町政に関心を示してもらうよう、しっかりとした情報を正確に伝え、理解を示していただけることでございます。  私も、昨年の11月までは一町民として、町政の情報は議会だより並びに会報等で知り得る情報のみでございました。どうしても詳細内容までは理解しがたく、表面だけで判断する部分も多くございました。そういった経緯も踏まえて、特に観光の推進については、住民の方からもたくさん期待され、いろいろと御意見もちょうだいをしております。  観光全般において、見える化を図っていただく意味でも、今回の内容を取り上げさせていただきました。  大きなポイントは、平成30年度に新名神高速道路開通、(仮称)湯の山大橋開通、湯の山温泉開湯1300年と、菰野町を取り巻く環境が大きく変化する、この機会に、観光振興プランの実現を急ぐ必要があると存じます。この思いを踏まえて、通告書に従って一般質問をさせていただきます。  まず、第一は、湯の山地域の駐車場計画でございます。  昨年の9月議会で、議事録も確認させていただきましたが、町民の皆様からいろいろと聞かれるケースが多く、先ほど久留美議員からも発言ありましたように、10億円という金額が、事業費用のみがひとり歩きして、実態が明確に伝わっておりません。だれが考えても、法外な金額ではありますが、そこへ行き着く情報もかなり錯綜しているというふうに思われます。  もちろん事業費が安価なほうがいいに決まっております。  しかし、大事なことは、そこに至るまでの根拠であります。町民の方々が納得する事業であるべきと考えております。  観光振興プランアクションプログラムにも掲載されているものの、概算事業費の内容、根拠を教えていただきたい。並びに、現状の候補地がある程度、絞られているのか、お伺いしたいと存じます。  第2の質問でございますが、新しい道の駅の将来構想についてお伺いします。  昨年までの議会で、複数の議員の方々からの質問、あるいは答弁内容等、これも議事録で確認させていただきました。  平成26年12月、道の駅建設検討委員会から、基本構想に関する提言書も提示され、プロジェクトチームを立ち上げられたとお聞きしておりますが、この後の検討状況が全く見えてこない。現段階において、悠長に構えている時期ではないと考えております。  事業主体、どのように考えているのか。並びに、規模、機能、役割等、道の駅のあり方について、どのように、どの段階まで検討しているのでしょうか、お伺いいたします。  最後に、第3の質問は、湯の山温泉開湯1300年の進捗状況について、お伺いします。  平成30年度のさまざまな環境変化に伴い、この時期を将来展望のチャンスととらえ、イベント的な一過性の計画で終わることなく、将来、十数年先を見据えたプランを検討いただきたい。そのために現状どのように取り組まれておられるのか、お伺いし、1回目の質問を終わりますが、抽象的ではなく、できるだけ具体的な御答弁を期待しております。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 稲垣啓二議員の一般質問に答弁を願います。  石原正敬町長、登壇の上、答弁願います。              〔町長 石原正敬君 登壇〕 ○町長(石原正敬君) 1番議員の稲垣議員の質問に順次お答えいたします。  まず、湯の山地域駐車場計画についてであります。  湯の山温泉の長年の課題として、行楽シーズンなどにおける交通渋滞が挙げられており、この渋滞は、湯の山温泉街の駐車可能台数の不足により、駐車場待ちになることが根本的な原因であります。  さらに、登山者などの増加によりまして、鈴鹿スカイライン近辺の路上駐車が過密になり、交通障害等が発生しておりますことから、関係機関から、その課題解決のために、さまざまな要望をいただいているところでもございます。  それにつきましても、基本的には駐車場の確保、台数確保というのが大きなことであると考えております。  そういった中、湯の山温泉地域の限られた土地の中で、引き続き課題等について十分な検討を行い、有効な施設整備について、地元関係者などの御理解、御協力をいただきながら、良好な観光地形成に向けた事業を推進していきたいと考えておりますので、御理解いただきますようお願いいたします。  なお、詳細につきましては、担当室長より補足答弁させます。
     次に、新たな道の駅の構想についての質問であります。  これまでにも答弁いたしましたが、平成30年度には新名神高速道路、国道477号バイパスの供用、また東海環状自動車道など、新たな道路ネットワークが構築されますことから、道の駅の構想につきましては、周辺道路の整備による交通動態や北勢エリアの拠点施設の状況などを見きわめながら、当町の特色を生かした機能や役割など、持続可能な道の駅のあり方について、慎重に検討してまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。  最後に、湯の山温泉開湯1300年についてでありますが、町行政においては、菰野町観光振興プランに掲げた目標実現のため、基本方針に基づき、各種観光施策を展開しており、多様化する旅行者の観光需要に対応するため、外部視点からの意見を積極的に活用し、「菰野まこもナイト」や観光プロモーションビデオの制作など、他市町に先駆けた事業展開を図りつつ、そこから派生する人と人とのつながりによる新たな事業展開や情報発信力の強化、異業種間交流の促進による地域内調達、地域内連携の強化が図られてきています。  このような観光事業者を中心とした農商工の連携、産官学連携の強みを生かし、平成30年度に迎える湯の山温泉開湯1300年は、関係者のみの歴史的な節目としてだけでなく、観光事業や農業、商工業、伝統産業など、地域に根づくすべての産業が活性化できる絶好の機会としてとらえ、各業界代表者や専門家による町活性化への議論を活発に行い、行政のみの発想ではない、地域内連携の力を引き出し、歴史ある湯の山温泉の生まれ変わる姿を地域一体となって創出できるよう努めていきたいと考えておりますので、御理解賜りたいと存じます。 ○議長(矢田富男君) 補足答弁を求めます。  観光商工推進室長、樋口直也君。 ○観光商工推進室長(樋口直也君) 湯の山地域駐車場計画について、補足答弁をいたします。  まず、概算事業費についてでございますが、平成28年3月に見直しを行いました菰野町観光振興プランアクションプログラムにおきまして、その年の調査業務の中で検討したものを(仮称)湯の山大橋架橋に伴う道路、駐車場整備の概算事業費として記載をしておるところでございますけれども、予算額として確定したものではございません。今後検討を進めてまいりたいと存じます。  また、駐車場の候補地といたしましては、温泉街へ車を誘導することは、道路が狭隘なため、多くの車両を誘導することは返って混乱を招くことになることから、(仮称)湯の山大橋から御在所ロープウエイ山麓駅方面で、そこのエリアを候補地としておりますので、よろしくお願いいたします。  今後、実現性のある駐車場整備の検討を進めてまいりたいと考えております。 ○議長(矢田富男君) 一通りの答弁が終わりました。  再質問がありましたら、御発言ください。  稲垣啓二議員。 ○1番(稲垣啓二君) 御答弁ありがとうございました。  まず、1つ目の駐車場計画の再質問をさせていただきます。  平成29年度予算にですね、駐車場整備業務委託費として、120万円計上されておりますが、どのような内容か、まずお伺いさせていただきます。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  観光商工推進室長、樋口直也君。 ○観光商工推進室長(樋口直也君) 平成29年度に予算計上しております湯の山温泉駐車場整備検討等業務委託におきましては、現在、複数の候補地における有効性などを検証し、計画に係る技術的資料の作成など、基本計画に向けての予備検討を実施するため、その費用といたします業務委託費を計上しておるものでございますので、御理解いただきますよう、よろしくお願いします。 ○議長(矢田富男君) 稲垣啓二議員。 ○1番(稲垣啓二君) ありがとうございます。  先ほど、候補地が数カ所あると。その調査、業務委託費とお伺いしたんですが、最終的に収容台数が何台をですね、予定されているのか。  また、1カ所で候補地が収容不可能であれば、例えば数カ所とか、どのような計画を将来検討されているのか、再度お伺いします。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  観光商工推進室長、樋口直也君。 ○観光商工推進室長(樋口直也君) 収容台数や整備の考え方についてでございますけれども、平成27年度におきまして、1日のロープウエイ駐車場最大利用駐車台数を踏まえまして、収容台数500台増を目標として、可能性を最大限に広げた中で調査業務を実施しておりまして、候補地検討などを行っております。  今年度におきましても、これらの候補地におけます計画検討をしてきましたが、候補地のいずれも諸条件の整理などにおきまして、確実な候補地の選定まで至っておりません。  今後、整備の規模や収容台数についても検証し、整備目標を踏まえながら、計画を進めていきたいと考えております。既存駐車場の活用や、また周辺エリアからのシャトル運用等、ソフト面もあわせて検討していきたいと考えておりますので、御理解賜りたいと存じます。 ○議長(矢田富男君) 稲垣啓二議員。 ○1番(稲垣啓二君) ありがとうございました。  冒頭に申し上げましたが、町民の方々に伝わっているのは、駐車場にかかる事業費が10億円と。それも、私もそう思ってましたが、1カ所の候補地と考えてみえる方が多いと思われます。土地の形状を変えてですね、造成費用がかさむことよりも、候補地として検討してみえる、先ほど御答弁いただきましたロープウェイの周辺での場所を検討してみるということでございますので、廃屋の跡地にも目を向けながら検討を優先してもらいたい。  今後、調査、検討していく上で、候補地の中に廃屋解体の跡地を利用する一石二鳥も考慮するなど、景観、あるいは利便性等をですね、効率のいい場所を選定いただきたい。  この件につきましては、今後も定期的に進捗状況を確認させていただきたいと存じます。  次に、2つ目の道の駅の将来構想でございます。  道の駅は全国でも現在、約1,100駅設置されております。  売り上げも、年商3,500億円、1駅平均、1日の売り上げにしたら約100万円以上でございます。  その中でも、隣の滋賀県、先進地として、非常に道の駅に取り組んでみえますが、この道の駅に注目したいと思います。  資料1の提示をお願いします。もうちょっと表を大きく。  滋賀県は、今現在、道の駅20カ所ございまして、今の上段の表はですね、平成27年の1年間の滋賀県での道の駅の観光入込客数のベスト5を挙げさせてもらいました。  1番が道の駅「藤樹の里あどがわ」と。これは高島市にございますが、この高島市は12年前に、平成17年にですね、安曇川町であったんですが、合併して高島市になったということで、今、人口が約5万1,000人余りの人口でございます。ここがですね、観光入り込みが1年間で87万400人という入り込みになっております。  それと、2番目がですね、道の駅「竜王かがみの里」。これ竜王町にございますが、ここは人口約1万2,000人と、かなり小規模でございます。1万2,000人余りの人口でございます。この竜王町は非常に観光に力を入れてみえまして、この入り込み客も72万8,500人と。ここは皆さん御存じのように、平成22年7月にオープンしました三井アウトレットパークの影響も非常に大きくて、その後、観光入り込みも伸びてきておるという実態でございます。  あと、3、4、5はごらんのとおりでございまして、今回ですね、注目したいのが、この1番、2番の道の駅に注目をいたしまして、先月、2月にですね、新生みらいの会派3名で現地視察をさせていただきまして、道の駅長さんを初めとして、関係者と十分なる意見交換を行いまして、研修をしてまいりましたので、1番、2番の若干ポイントだけ紹介させていただきます。  もう少し上げてください。  この藤樹の里あどがわはですね、事業主体は国交省と地方自治体のいわゆる一体型でございます。  敷地面積が2万1,000平米。建物が1万5,000平米。ほとんど国がですね、大体30%、それから地方自治体が70%の割合で管理してみえます。  駐車場台数が100台と、大型が15台。合わせて115台。  注目したいのは、年間の売り上げがですね、約8億円。これずっとオープン当時から大体8億円ということで、少なくなく、多くもなくですね、ずっと維持しておるということでございまして、ここはですね、先ほど申し上げましたように、平成17年に合併、安曇川町と合併したということで、これ平成14年に安曇川町時代に町民の検討協議委員会という名前のもとですね、立ち上げしまして、当初20名で発足したと。この20名の中身は、私はもうコンサルも入っとるんかなと思ったんですが、全部町民で、各種団体、町の中の各種団体、それから農業に携わる方もそこへ入って、いろんな、この町をよくするためにどうしたらいいんかという話し合いを20名でスタートしたということで、平成16年、その2年後には開業準備室を立ち上げたと。それで平成18年にオープンにこぎつけたということで、委員会を立ち上げてから4年でですね、この平成18年のオープン当時には、もう既に高島市に合併しとったという状況でございますが、4年間でこれだけの大きなものに仕上がったということでございます。  ここの特徴はですね、皆さん関係者に聞くと、やっぱり消費者は道の駅へ行けば何でもあると。地域のですね、商品スーパーというふうに感じておるということをおっしゃってみえました。何軒も行かずに、気を使わずに、そこへ行けば地元の品が買えるということで、非常に高齢者向けにもですね、人気があるというふうに関係者はおっしゃってみえました。  それから、2番目の「竜王かがみの里」でございますが、これも先ほどと一緒で一体型でございます。  敷地面積が1万平米。それから建物面積が1,600平米。駐車場台数が80台。臨時20台合わせて100台。  ここも平成28年売り上げが3億8,000万円。この内訳がですね、特産品がこの3億8,000万円のうち46%の売り上げが特産品。それから農産物、野菜とか果樹の売り上げが33%。合わせて8割ぐらいがですね、特産品と農産物の売り上げで占めております。  ここのポイントはですね、やはり地元の農家の方が朝早く採れたやつがですね、新鮮な野菜を運んで、道の駅に運んで、地元で消費するという考え、いわゆる地産地消というとこら辺がですね、非常に盛んにやってみえまして、何度でも便を、なくなればまた午前中に何回でも運びながら野菜を入れておるということでございます。  特に、ここで課題を聞きましたら、やっぱりそういう地元の農家の方々に協力いただかなあかんもんですから、農業の後継者の育成を1つ挙げてみえました。  それと、2番目には、今、言いました地産地消による農産物加工品ですね、いわゆる特産品という物を創出していくというのが今後の課題というふうにおっしゃってみえました。  ポイントはそれぐらいでございまして、最後の参考にですね、ちょっと規模は当然10分の1ぐらいの規模、高島から、安曇川から見たら10分の1ぐらいですが、参考に道の駅菰野で行きますとですね、入り込みが年間9万5,800人、敷地面積が1,900平米で建物が240平米と。駐車場が40台。この売り上げが平成27年しか出ておりませんでしたが、5,200万円という参考に、ちょっとデータを挙げさせていただきました。  ということで、今回、菰野町にしてもですね、プロジェクトチームを立ち上げたとお聞きしておるんですが、今後どのようなスケジュールで進めていくのか、お伺いをいたします。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  まちづくり推進室長、田中孝昭君。 ○まちづくり推進室長(田中孝昭君) 今後の進め方について、御質問をいただきました。  道の駅としての役割は、休憩機能、情報発信機能、地域連携機能以外に、近年では道路利用者や地域住民の交流の場として、また観光拠点として、地域資源を生かした商品の提供などにより、産業振興につながる施設など、地域の拠点となる道の駅も生まれており、また新たな課題として、災害時の役割を担う防災機能など、多様なニーズに対応した魅力ある道の駅が求められております。  そういった役割を含め、道の駅が地域課題に対して、求められる機能や地域の特色を生かすことなどを検証していくことが必要であり、今後、周辺道路の交通動態や北勢エリアの拠点施設の状況などを見きわめながら、道の駅のあり方を検討していきたいと考えますので、御理解のほういただきますようお願いいたします。 ○議長(矢田富男君) 稲垣啓二議員。 ○1番(稲垣啓二君) 答弁ありがとうございます。  答弁内容を確認しますと、昨年の平成28年9月時点の答弁内容持っておりますが、同じような、余り具体性がない答弁というふうに理解しますが、私がこの現地視察へ会派で行かさせてもらったということも踏まえながらですね、ある程度やっぱりいろんなところへ行って勉強すると、非常に参考にもなるということで、プロジェクトチームにおかれましてもですね、特に滋賀県以外でも先進地が幾らでもありますので、その動向を踏まえながら、積極的な活動を今後も期待したいと思いますし、今後もこの件については見守っていきたいというふうに存じます。どうぞよろしくお願い申し上げます。  それと、最後になりますが、3番目の開湯1300年の件でございます。  観光振興プランアクションプログラムにも支援事業として掲載しておりますが、先ほど久留美議員のほうからもおっしゃってみえましたけど、この概算事業費が未定になっておりますが、この事業主体をどう考えてみえるのか。  それから、菰野町としてどのように今後関与をしていってですね、いくのか。  それから、先般、実行委員会の組織が立ち上がっているとお聞きしましたが、メンバー、それから並びに運営方法等のあり方について、考えをお伺いいたします。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  観光商工推進室長、樋口直也君。 ○観光商工推進室長(樋口直也君) 湯の山温泉開湯1300年に向けての取り組みといたしまして、湯の山温泉協会が主体となって開湯1300年事業実行委員会が組織されております。今後の記念事業等に向けて取り組んでいくということとしており、この実行委員会につきましては、湯の山温泉協会の会長、副会長、理事を初めですね、菰野町観光協会、菰野町商工会、湯の山温泉女将の会きらら、NPO法人三重県自然環境保全センターが委員としても参画をしておるところでございます。  町といたしましても、この実行委員会に参画することで、記念事業の取り組みが促進されるよう支援を行ってまいりたいと考えておるところでございます。  また、商工会を中心とした農商工連携による農産物や物産直売のマルシェ等の活性化イベントの準備委員会も別途立ち上がっておりまして、湯の山温泉と連携していくことで、開湯1300年事業を支えるものということとしておりますので、御理解いただきたいと存じます。 ○議長(矢田富男君) 稲垣啓二議員。 ○1番(稲垣啓二君) ありがとうございます。  ちょっと余り具体的な内容じゃなかったんですが、概算事業費ふれられなかったんですが、概算事業費、今後の予定は。教えてください。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  観光商工推進室長、樋口直也君。 ○観光商工推進室長(樋口直也君) 実行委員会、組織されておりますので、その中で町も参画させていただきまして、事業費、記念事業等の事業につきまして、今後、事業費の予算としては、補助金を検討していきたいと思います。  なお、今年度の補助事業費といたしましては、50万円の支援事業として予算計上しておるものでございます。 ○議長(矢田富男君) 稲垣啓二議員。 ○1番(稲垣啓二君) 御答弁ありがとうございました。  いろいろと観光振興について申し上げてきましたが、もう少し具体的な内容もお話ししたいんですが、私も最初の観光の質問でございますので、これぐらいにさせていただきますが、最後に、冒頭にも申し上げましたが、観光全般においては、菰野町民全体と当該地域との温度差を感じます。湯の山温泉が盛り上がれば、町全体がうるおうといったような、町民全体が興味を示すような働きかけ、それから先ほどから見える化と言っておりますが、見える化を図るような観光PRが必要不可欠ではないかと考えております。  今後も、観光については夢を持った企画を期待しまして、またお願いしまして、短いですが、私の一般質問とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(矢田富男君) 以上で、稲垣啓二議員の一般質問は終了いたしました。  ここで、通告されました一般質問は終了いたしました。  なお、関連質問のある方は休憩中に議会事務局まで通告書を提出ください。  ここで、暫時休憩をしていただいて、その後、議会運営委員会を開催をしていただきます。議会運営委員会は午後1時からということで、お願いをしたいと思います。議会運営委員長、よろしくお願いを申し上げます。  なお、観光商工推進室長、樋口直也君、まちづくり推進室長、田中孝昭君は退席をしていただいて結構です。  暫時休憩をいたします。               午前11時49分 休憩             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜               午後 1時45分 再開 ○議長(矢田富男君) 再開をいたします。  休憩前に引き続き、会議を始めます。  休憩中に関連質問の通告はありませんでしたので、質問は打ち切ります。  ここで、上程されております議案について質疑を行いたいと思います。全議案につきまして質疑のある方、御発言ください。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(矢田富男君) 別段、発言がないようですので、質疑を終了します。
                〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎日程第2 議案第1号 菰野町個人情報保護条例の一部を改正する条例(案)       議案第2号 町長及び副町長の給料の額の特例に関する条例(案)       議案第3号 菰野町教育委員会教育長の給料の額の特例に関する条例             (案)       議案第4号 菰野町税条例等の一部を改正する条例(案)       議案第5号 菰野町福祉医療費の助成に関する条例の一部を改正する条             例(案)       議案第6号 家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条             例の一部を改正する条例(案)       議案第7号 菰野町北部子ども子育て支援拠点施設の設置及び管理に関             する条例(案)       議案第8号 菰野町介護保険条例の一部を改正する条例(案)       議案第9号 菰野町農業委員会委員候補者選考委員会条例(案)       議案第10号 菰野町法定外公共物管理条例(案)       議案第11号 菰野町立幼稚園条例の一部を改正する条例(案)       議案第12号 菰野町運動施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正             する条例(案)       議案第13号 菰野町水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条             例(案)       議案第14号 菰野町水道事業給水条例の一部を改正する条例(案)       議案第15号 平成28年度菰野町一般会計補正予算(第4号)(案)       議案第16号 平成28年度菰野町国民健康保険特別会計補正予算(第3             号)(案)       議案第17号 平成28年度菰野町介護保険特別会計補正予算(第3号)             (案)       議案第18号 平成28年度菰野町後期高齢者医療特別会計補正予算(第             3号)(案)       議案第19号 平成28年度菰野町水道事業会計補正予算(第2号)             (案)       議案第20号 平成28年度菰野町下水道事業会計補正予算(第3号)             (案)       議案第21号 平成29年度菰野町一般会計予算(案)       議案第22号 平成29年度菰野町国民健康保険特別会計予算(案)       議案第23号 平成29年度菰野町土地取得特別会計予算(案)       議案第24号 平成29年度菰野町介護保険特別会計予算(案)       議案第25号 平成29年度菰野町後期高齢者医療特別会計予算(案)       議案第26号 平成29年度菰野町水道事業会計予算(案)       議案第27号 平成29年度菰野町下水道事業会計予算(案)       議案第28号 町道路線の廃止について       議案第29号 町道路線の認定について ○議長(矢田富男君) 日程第2、議案第1号から議案第29号までを一括議題といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(矢田富男君) 異議なしと認めます。よって議案第1号から議案第29号までを一括議題といたします。  菰野町個人情報保護条例の一部を改正する条例(案)、議案第1号、町長及び副町長の給料の額の特例に関する条例(案)、議案第2号、菰野町教育委員会教育長の給料の額の特例に関する条例(案)、議案第3号、菰野町税条例等の一部を改正する条例(案)、議案第4号、以上4議案は、総務財政常任委員会に付託をいたします。  菰野町福祉医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例(案)、議案第5号、家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例(案)、議案第6号、菰野町北部子ども子育て支援拠点施設の設置及び管理に関する条例(案)、議案第7号、菰野町介護保険条例の一部を改正する条例(案)、議案第8号、以上4議案は、教育民生常任委員会に付託いたします。  菰野町農業委員会委員候補者選考委員会条例(案)、議案第9号、菰野町法定外公共物管理条例(案)、議案第10号、以上2議案は、産業建設常任委員会に付託します。  菰野町立幼稚園条例の一部を改正する条例(案)、議案第11号、菰野町運動施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例(案)、議案第12号、以上2議案は、教育民生常任委員会へ付託をします。  菰野町水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例(案)、議案第13号、菰野町水道事業給水条例の一部を改正する条例(案)、議案第14号、以上2議案は、産業建設常任委員会に付託します。  平成28年度菰野町一般会計補正予算(第4号)(案)、議案第15号は、所管事項につき、各常任委員会に分割付託をいたします。  平成28年度菰野町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)(案)、議案第16号、平成28年度菰野町介護保険特別会計補正予算(第3号)(案)、議案第17号、平成28年度菰野町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)(案)、議案第18号、以上3議案は、教育民生常任委員会に付託いたします。  平成28年度菰野町水道事業会計補正予算(第2号)(案)、議案第19号、平成28年度菰野町下水道事業会計補正予算(第3号)(案)、議案第20号、以上2議案は、産業建設常任委員会へ付託します。  平成29年度菰野町一般会計予算(案)、議案第21号は、所管事項につき、各常任委員会に分割付託をいたします。  平成29年度菰野町国民健康保険特別会計予算(案)、議案第22号は、教育民生常任委員会へ付託します。  平成29年度菰野町土地取得特別会計予算(案)、議案第23号は、産業建設常任委員会へ付託します。  平成29年度菰野町介護保険特別会計予算(案)、議案第24号、平成29年度菰野町後期高齢者医療特別会計予算(案)、議案第25号、以上2議案は、教育民生常任委員会へ付託します。  平成29年度菰野町水道事業会計予算(案)、議案第26号、平成29年度菰野町下水道事業会計予算(案)、議案第27号、町道路線の廃止について、議案第28号、町道路線の認定について、議案第29号、以上4議案は、産業建設常任委員会へ付託します。  以上、本日予定しております日程はすべて終了いたしました。  付託された案件につきまして、各常任委員会の委員長、審査につきましてはよろしくお願いを申し上げます。  明日以降、各委員会室において、午前9時から各常任委員会の審査をお願いいたします。  なお、議会運営に際しましては、皆さんの協力まことにありがとうございました。  本日は、これにて散会をいたします。  なお、この後、全員協議会を開催をしていただきます。事務局長より会議室の発表をさせますので、よろしくお願いします。 ○議会事務局長(伊藤 悟君) この後、全員協議会のほうお世話になります。第3、第4委員会室で午後2時からさせていただきますので、よろしくお願いします。 ○議長(矢田富男君) 全員協議会の出席をいただく行政は、副町長、企画情報課長財務課長、3名の出席を求めます。よろしくお願いします。  大変御苦労さまでした。               午後 1時52分 散会...