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平成22年第2回定例会(第5日目 6月17日)

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  1. 菰野町議会 2010-06-17
    平成22年第2回定例会(第5日目 6月17日)


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    平成22年第2回定例会(第5日目 6月17日)         平成22年菰野町議会第2回定例会(第5号)                平成22年6月17日(木) 午前10時00分開議              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜     第1 一般質問   第2 議案第34号 菰野町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例(案)      議案第35号 菰野町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条            例(案)      議案第36号 菰野町税条例の一部を改正する条例(案)      議案第37号 町道路線の廃止について      議案第38号 町道路線の認定について   追加日程第1 議案第42号 菰野町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条                例(案)   追加日程第2 議案第43号 工事請負契約の締結について                (公共下水道事業北部第3汚水管渠布設工事22−2工                区)   追加日程第3 議案第44号 工事請負契約の締結について                (特定環境保全公共下水道事業北部第5汚水管渠布設工                事22−3工区)
      追加日程第4 議案第45号 工事請負契約の締結について                (特定環境保全公共下水道事業北部第6汚水管渠布設工                事22−1工区)   追加日程第5 議案第46号 工事請負契約の締結について                (特定環境保全公共下水道事業南部第2汚水管渠布設工                事22−1工区)   追加日程第6 議案第47号 工事請負契約の締結について                (朝上小学校中校舎、北校舎耐震補強・大規模改造工事                (建築工事))   追加日程第7 議案第48号 工事請負契約の締結について                (鵜川原小学校南校舎体育館耐震補強・大規模改造工                事(建築工事))   追加日程第8 議案第49号 工事請負契約の締結について                (千種小学校校舎耐震補強・大規模改造工事(建築工                事))   追加日程第9 議案第50号 物品購入契約の締結について                (高規格救急自動車購入)   追加日程第10 議案第51号 物品購入契約の締結について                (救急資機材購入)   追加日程第11 請願第1号 子宮頸がん予防ワクチン接種の公費助成を求める請願書   追加日程第12 請願第2号 「選択的夫婦別姓制度導入など民法改正の早期実現を求                める意見書」提出に関する請願 2.会議に付した事件   日程第1、日程第2、追加日程第1から追加日程第12まで 3.出席議員(18名)   1番  服 部 住 雄 君        2番  星 川 佳 信 君   3番  藤 田 賢 吾 君        4番  出 口 利 子 君   5番  益 田 和 代 君        6番  伊 藤 雅 慶 君   7番  秦   好 文 君        8番  内 田 親 根 君   9番  渡 辺   昇 君        10番  矢 田 富 男 君   11番  中 山 文 夫 君        12番  千 賀 優 子 君   13番  諸 岡 文 人 君        14番  進 士 尚 義 君   15番  増 田 秀 樹 君        16番  久留美 正 次 君   17番  加 藤 昌 行 君        18番  中 川 哲 雄 君 4.欠席議員(0名) 5.説明のため出席した者(20名)   町長      石 原 正 敬 君   副町長     増 田 幸 生 君   副町長     原 田 賢一郎 君   教育長     櫻 木 政 史 君   消防長     内 田 眞 伸 君   総務課長    田 中 稔 久 君   企画情報課長  河 内 伸 博 君   財務課長    諸 岡 高 幸 君   税務課長    森 脇   隆 君   住民課長    薮 田 修 三 君   会計管理者   板 倉 博 幸 君   子ども家庭課長 高 田 峰 昭 君   健康福祉課長  柴 田 英 二 君   都市整備課長  松 尾   弘 君   観光産業課長  高 橋 正 士 君   環境課長    谷   利 純 君   水道課長    位 田 嘉 則 君   下水道課長   河 内 耕 二 君   学校教育課長  諸 岡 敏 文 君   社会教育課長  川 瀬   敏 君 6.出席事務局職員(3名)   議会事務局長  山 崎 義 幸 君   書記      伊 藤   悟 君   書記      黒 田 泰 弘 君                午前10時00分 開議 ○議長(内田親根君) 皆さん、おはようございます。  御苦労さまでございます。  ただいまの出席人員は18名で、定足数に達しております。よって、平成22年菰野町議会第2回定例会は成立をいたしましたので、再開をいたします。              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(内田親根君) 直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付しましたとおりでございますので、よろしくお願いいたします。              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎日程第1 一般質問 ○議長(内田親根君) 日程第1、一般質問を行います。  それでは、12番議員、千賀優子議員、登壇願います。            〔12番 千賀優子君 登壇〕(拍手) ○12番(千賀優子君) おはようございます。  一般質問最終日になりました。12番議員、千賀でございます。一般質問を始めさせていただきます。  5月17日から3日間、常任委員会視察総務常任委員会教育民生常任委員会と合同で熊本県合志市、御船町、そして福岡県筑後市へ行ってまいりました。  合志市は、子育て支援日本一を目指し、社会福祉協議会に行政委託を行い、柔軟で素早い対応で多くの支援事業を拡大していることに、大いに学ばさせていただきました。  菰野町でも取り入れられる事柄もあると思われますので、研究をして、また後日、取り上げたいと思います。  では、質問通告に従いまして、一般質問を行います。  毎年、この6月が食育月間として定められています。平成17年に食育基本法が制定され、その前文には次のように書かれています。21世紀における我が国の発展のためには、子どもたちが健全な心と身体を培い、未来や国際社会に向かって羽ばたくことができるようにするとともに、すべての国民が心身の健康を確保し、生涯にわたっていきいきと暮らすことができるようにすることが大切である。子どもたちが豊かな人間性をはぐくみ、生きる力を身につけていくためには、何よりも食が重要です。  今、改めて食育を生きる上での基本であって、知育、徳育及び体育の基礎となるべきものと位置づけるとともに、さまざまな経験を通じて食に関する知識と食を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てる食育を推進することが求められている。  もとより食育が、あらゆる世代の国民に必要なものであるが、子どもたちに対する食育は心身の成長及び人格の形成に大きな影響を及ぼし、生涯にわたって健全な心を身体を培い、豊かな人間性をはぐくんでいく基礎となるものである。  一方、社会経済情勢が目まぐるしく変化し、日々忙しい生活を送る中で、人々は毎日の食の大切さを忘れがちである。国民の食生活においては、栄養の偏り、不規則な食事、肥満や生活習慣病の増加、過度の痩身思考などの問題に加え、新たな食の安全上の問題や食の海外への依存の問題が生じており、食に関する情報が社会にはんらんする中で、人々は食生活の改善の面からも食の安全の確保の面からも、みずから食のあり方を学ぶことが求められている。  また、豊かな緑と水に恵まれた自然のもとで、先人からはぐくまれてきた地域の多様性と豊かな味覚や文化の香りあふれる日本の食が失われる危機にある。こうした食をめぐる環境の変化の中で、国民の食に関する考え方を育て、健全な食生活を実現することが求められるとともに、都市と農山漁村の共生、滞留を進め、食に関する焼死者と生産者との信頼関係を構築して、地域社会の活性化、豊かな食文化の継承及び発展、環境と調和のとれた食料の生産及び消費の推進、並びに食糧自給率の向上に寄与することが期待されている。国民一人一人が食について改めて意識を高め、自然の恩恵や食にかかわる人々のさまざまな活動への感謝の念や、理解を深めつつ、食に関して信頼できる情報に基づく適切な判断を行う能力を身につけることによって、心身の健康を増進する健全な食生活を実践するために、今こそ家庭、学校、保育所、地域等を中心に国民運動として、食育の推進に取り組んでいくことが我々に科せられている課題である。さらに、食育の推進に関する我が国の取り組みが海外との交流等を通じて食育に関して国際的に貢献することにつながることも期待される。  ここに、食育について、基本理念を明らかにして、その方向性を示し、国・地方公共団体及び国民の食育の推進に関する取り組みを総合的かつ計画的に推進するため、この法律を制定する。  以上、とても長い前文なんですけれども、大変重要なことなので、あえて紹介をいたしました。  そこで、国民運動として取り組むよう定められた食育推進基本計画の策定についてお示しをしてください。  この食育基本法には、地方公共団体の責務をはじめ、教育関係者をはじめとする他の関係団体の役割や責務についても定めています。菰野町ではどのように取り組もうとしているのか、お示しをください。  家庭や学校での食育の推進については、食育という教科であり、学校教育は教育の一環として行うべきで、自校調理方式は最大の教育効果が得られると考えられます。今、検討が始まりました中学校給食は、自校方式で実施をするよう、具体的に検討を前進させてください。  はじめに紹介しましたように、御船町に視察研修に行ってまいりました。この御船町では、昭和45年から中学校給食を始めていたそうですが、給食室を建てかえるに当たり、町民21人が学校給食問題検討実行委員会を設立をして、あらゆる角度から調査検証を重ねた結果、自校方式が望ましいという方向になったようです。  御船町の山本町長は、1期目で3年目だそうですが、私たちの視察研修を歓迎してくださり、次の会議時間ギリギリまでみずから説明をしてくださいました。人口約1万8,000人の町で、就任2年目の昨年、食育推進基本計画の策定の指示をして、ことし3月、目標や基本方針が示され、このような立派な食育推進計画がつくられました。  町長の考え方や姿勢次第で、行政は変わるんだなという実感をいたしました。石原町長に期待をしております。  菰野中学校八風中学校にそれぞれ給食室を建設し、早期に実現できるよう取り組みを早めてください。  次、男女共同参画社会の推進についてに移ります。  平成11年、男女共同参加社会基本法が制定をされ、平成12年には県の条例が公布をされ、県内市町においても条例の制定や計画策定が行われています。6月23日から29日は、男女共同参画週間です。6月26日には、NHK古屋和雄アナウンサーの記念講演を予定をされているようです。  「女のこだわり、男の忘れ物」と題して、けやきホールで6月26日、午後1時30分から行われるそうです。  きょう、企画情報課問い合わせをしましたら、あと30枚ぐらい整理券があるそうでございますので、町幹部の皆様、議員の皆様、どうぞお出かけいただきたいと思います。  すべての人々の人権が保障され、一人一人が性別にかかわらず、自立した個人としてその能力と個性を十分に発揮することができ、多様な生き方が認められる社会を構築しなければなりません。私たちが目指す男女共同参画社会とは、このような社会です。しかし、社会全体における男女の地位について、73.2%の人が男性のほうが優遇されていると不公平感を感じることも多いようです。このことは社会全体で取り組む問題ではありますが、町行政側が率先垂範して行うべきこととして、次の二つのことを要望いたします。  能力が個性が発揮できる環境整備を行い、女性も課長に登用するよう求めます。  二つ目、地位や役割の不平等をなくしてください。  以上、1回目の質問といたします。よろしくお願いいたします。
    ○議長(内田親根君) 千賀優子議員の一般質問に答弁を願います。  石原正敬町長、登壇の上、答弁願います。               〔町長 石原正敬君 登壇〕 ○町長(石原正敬君) おはようございます。  12番議員、千賀優子議員の一般質問にお答えいたしたいと思います。  食育基本法に対する当町の取り組みについての御質問をいただきました。  一つ目の食育基本推進計画の策定についてであります。  国では、ただいま千賀議員からも御紹介ありましたように、食育基本法を平成17年6月に制定し、平成18年3月には、都道府県及び市町食育推進計画の基本となる食育推進基本計画が平成18年度から平成22年度までの5年間を対象として策定されました。  都道府県及び市町村は、食育推進基本計画を基本として、地域に応じた計画の策定に努めることとされております。三重県では、県の総合計画である「県民しあわせプラン」の基本理念を基礎として、平成19年3月に三重県食育推進計画を平成18年度から平成22年度までの4年間の期間として策定いたしました。  内容は、子どもから高齢者に至るまでのさまざまなライフステージに応じた食育の推進を図る観点から、六つの施策に基づき目標を掲げております。当町におきましては、国や県の食育基本推進計画の基本理念などに基づき、食育を推進する施策や事業に関連する項目をもとに、各年代層のライフステージを考えて、保健・福祉分野、教育・保育分野、農林分野において、普及啓発に食に関する事業を展開して、地域団体の活動を含めて進めてまいりました。  目的は、町民が幸せを実感し、健康で豊かな生活を実現できるように生涯にわたって健全な心身と心を培い、豊かな人間性をはぐくんでいく基礎となるべきものをつくり上げていくことであります。町民一人一人が食について改めて意識を高め、自然の恩恵や食にかかわる人々に関する感謝の念や理解を深めること、食に関する適切な判断能力を身につけることによって、心身の健康を増進する健全な食生活を実践できるように、それぞれの立場で役割を果たしていることから、現行での取り組みを引き続き推進していき、食育の重要性と食を取り巻く当町の現状を踏まえ、多様な主体の協働により取り組むべき食育の推進方向を定めていく所存であります。  そのことから、今後も国及び県の関係計画や指針等と調和を図りながら、各分野での取り組み、役割分担の認識や情報の共有化、地域の特色や課題などを把握してまいりたいと考えておりますので、庁舎内の組織として食育推進を考えるネットワークを構築し、さまざまなライフステージに応じた食育の推進を図ってまいりたいので、御理解いただきますようお願い申し上げます。  次に、男女共同参画社会の推進であります。  能力や個性が発揮できる環境整備ということであります。  当町の女性の課長登用は、平成16年度に当時の竹永支所長に任命され、当職員が平成18年度に退職いたしましたので、登用については6年間、女性管理職は4年間空席となっております。  女性の管理職登用には、社会的な要請があることは十分に理解しておりますので、対象職員のこれまでの業績、能力、そして重要となります他職員への指導力、統率力を総合的に判断して、これまでどおり、男性、女性を問わずに管理職としてふさわしい職員の登用を積極的に行っていきたいと考えております。  次に、御指摘の地位が役職への登用を意味するものであれば、先ほど御答弁申し上げましたとおり、男女の区別なく公平に登用をいたしますので、御理解を賜りたいと存じますし、また不平等などにつきましては、近年における公務が専門家、複雑化している状況下においては、男女を問わず、専門的な職務を遂行しており、かなり以前のように女性は庶務や窓口での接遇に限定した職務をすることにはなっておりませんので、御理解いただきたいと思います。  さらには、女性、特に母性に関する福祉の向上により、女性の家庭、育児との両立支援施策が社会の要請を受ける形で充実しておりますので、女性ということで職場での不平等はないと認識しておりますので、これにつきましても御理解賜りたいと存じます。  私からは、以上です。 ○議長(内田親根君) 続いて、教育長、櫻木政史君。 ○教育長(櫻木政史君) お答えを申し上げます。  食は生きていく上での基本でございます。先ほど前文の紹介もございましたけれども、その部分でございます。  また、子どもに対する食育は、心身の成長及び人格の形成に大きな影響を及ぼし、生涯にわたって健全な心と身体を培い、豊かな人間性をはぐくんでいく基礎となるものでございます。  また、食育基本法は、食育を総合的かつ計画的に推進していくことを示した法律でございまして、学校におきましては、食育の推進を実践するに当たり、町内小学校に2校でございますけれども配置をいたしました栄養教諭を中心に望ましい食生活や食料の生産等に対する子どもの関心を深めていくよう、指導をこれまでも行ってきております。そのような中で、食育の推進は学校給食の実施方法にかかわらず、しっかりとした取り組みを行ってまいりたいというふうに考えておりますので、御理解賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(内田親根君) 一通りの答弁が終わりました。  再質問がありましたら、御発言ください。  千賀優子議員。 ○12番(千賀優子君) それでは、再質問をさせていただきます。  先ほど少し紹介をいたしました熊本県御船町、人口1万8,279人という小さな町です。ことし3月、22年から26年の食育推進計画を策定をいたしました。家庭、地域、行政が連携・協働のもと、町民運動として食育推進に取り組んでいるようです。  有識者を含めた多様な関係団体から、15名の策定委員会が組織をされ、講演会や食育フォーラム、ワークショップの開催などを経て、具体的な取り組みの目標設定を行ったようです。基本方針が年齢層により異なるので、ゼロ歳から5歳の乳幼児期、6歳から18歳の少年期、19歳から39歳の青壮年期、40歳から64歳の中年期、65歳以上の高齢期とに分けて、基本方針や目指す重点地区を定めたことは、とてもわかりやすく、大いに参考にしたいところです。  菰野町での策定計画、先ほど町長からも答弁ありましたけれども、具体的に今、策定計画についての考え方を健康福祉課長にお尋ねをいたします。  この食育につきましては、国では、内閣府の食育推進室が主導しておりまして、県では健康福祉部健康づくり室健康対策グループが計画を策定をしているようです。県内で計画を策定しているのは、津・四日市・伊勢・尾鷲の4市で、他県と比べてみると、三重県内の取り組みはおくれているようですが、先ほども紹介しましたように、人口の少ない町でも取り組んで計画を立てているところもあるようですので、その考え方について健康福祉課長、お尋ねします。よろしくお願いします。 ○議長(内田親根君) 千賀優子議員の再質問に対して答弁を願います。  健康福祉課長、柴田英二君。 ○健康福祉課長(柴田英二君) 食育基本計画は、重要なるものということで認識しておりますが、現在、20年の6月から先ほど町長が答弁申し上げましたように、各課の連携が必要でございますので、6月から実際、関係する各課が集まりまして、今まで年に1回程度集まっておったわけでございますが、さらに今、連携を深めながらそれぞれの各課の課題がありますもので、最低でも月1回の担当者レベルの会議をもちながら、連携して食育の推進に努めていきたいということを確認しておりますし、それから担当者レベルにおきましては、常時、交流をしていただいておりますので、そのあたりが連携しながら、徐々に役場内のネットワークをしながら、考えていきたいということで考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(内田親根君) 千賀優子議員。 ○12番(千賀優子君) ネットワーク、各課連携をして月1回程度、会議をもっていただくということです。  6月12、13日、佐賀県で食育全国大会が3万人規模で開かれたようです。全国町村会また議長会が講演をしているようです。このような案内とか、記録集とか、送られてくるんでしょうか。それから初めにも紹介しましたように、食育月間、6月は食育月間で、いろいろな取り組みを国民運動としてするようにということで、平成22年度食育月間実施要綱、内閣府特命担当大臣決定ということで、4月9日付で実施要綱が送られてきているようなんですが、食育月間については、全国的な食育推進運動の展開を図ることとか、さまざまな課題に対して普及啓発を図るとか、いろいろな地方公共団体については、こういうことをやったほうがいいですよというようなことが指示がされているようなんですけども、御存じでしょうか。菰野町としてはどんな取り組みをされたんでしょうか。お尋ねします。これも健康福祉課長さんかな。 ○議長(内田親根君) 健康福祉課長、柴田英二君。 ○健康福祉課長(柴田英二君) 食育月間につきましては、例年6月1日から6月30日の一月間、国のほうから実施通知がまいってくるわけでございますが、当町としましても6月につきましては、まず啓発が必要ですので、6月は食育月間の防災無線で毎週土日に食育月間ということで周知をさせていただいております。  それから、毎月19日は食育の日でございますので、それも食育の日に合わせまして、食育推進の周知の啓発をさせていただいております。  それから、もう1点、各市町からそういう記録紙ということで言われましたが、そちらもまいっておりますもので、それぞれ分析しながら町としても事業をしたいと考えておりますが、まだ事業は6月には町の事業は実質7月ごろ始まりますもので、6月は啓発の推進ということで、食育月間につきましてはさせていただいておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(内田親根君) 千賀優子議員。 ○12番(千賀優子君) ありがとうございました。  菰野町も関取米を栽培をしたり、マコモを積極的に宣伝・推奨したりしてもらってます。  私も所属しております食生活改善推進協議会まめまめグループでつくってきましたマコモのひっつみ汁、これもとても好評で、ことしも多分、かもしかハーフマラソンにも出すのではないかなと思ってます。去年もとっても好評でした。そのマコモひっつみ汁をふるさと館南側の倉庫を急遽改装いたしまして、宣伝販売がされました。各新聞に写真入りで大きく報道もされ、地元のリピーターもふえてきたところで閉店となりまして、今、シャッターが降りております。  観光協会や道の駅には今もたくさん問い合わせが寄せられて、職員はその対応に困っているようです。かかわった私たちもとても残念な気持ちでおります。どんないきさつでどんな計画だったのかというのがよくわからないまま、何かずさんな計画に振り回されたとうな思いでおります。農業や観光の振興、地産地消についてもこういった食育推進基本計画にきちっと組み入れていくことが大切ではないでしょうか。  今後、この道の駅の対策、どのように進めていくのか、お伺いをいたします。  これは観光産業課長さんですか。お願いします。 ○議長(内田親根君) 観光産業課長、高橋正士君。 ○観光産業課長(高橋正士君) 先ほど議員から御紹介いただきましたふるさと館南の倉庫を改修して、まめまめさんに御協力いただいて、ひっつみ汁の提供をしていただきました。これもともとの事業のところをちょっと御紹介をしなければいけないのかなと思うんですけれども、国交省の補助事業として建設業と地域の元気回復助成事業というのが昨年、用意されました。最高2,500万円までの助成をしますよというものなんですけれども、それで三重県の建設業組合さんがそこで何かできることはないかなということで、菰野町のほうにお声がけをしていただいたと。菰野町とそれから建設業組合さん、それから農産物販売とかいう関係が出てまいりましたので、JAさん、JA四日市、この3社による協議会という形で活動をしてきているものでございます。事業管理者そのものが社団法人の三重県建設業協会というところでやっていただくと。現場は菰野町にございますので、菰野町がいろいろな形での支援、援助をさせていただいているというところでございます。これまでいろいろ御紹介いただいたように、例えば、もともとはそのマコモを使った事業ということで、マコモタケによる耕作放棄地の再生に関する調査研究事業という全体の大枠の中で動いております。具体的に、大正田を復活させると。そこでマコモを生産する。実際にそのマコモどう使っていくといいのかというのを試験をしているという中で、先ほどおっしゃっていただいたようなひっつみ汁の販売というのを、これ3月から4月にかけて一月ほどをしていただきました。  その後、これ試験販売ということで、おっしゃったようにちょっと今、途中、一月限りだったんですけども、その後につきましては、4月29日からゴールデンウィーク期間中ですね。マコモ茶の無料サービスということで、その期間の提供をさせていただきました。  あと、先ほどちょっと計画的にというお話があったんですけれども、もともとそのスタートがこれは実際7月、昨年の7月ぐらいから始まって、そのマコモの実際に実が取れるのは9月の終わりごろなんですけれども、それから実際に物をどう使うかというところを流れの中でかなり窮屈な中で動いたというのは、否めないところはあるのかなとは思うんですけれども、計画的にというちょっとだいぶ以前からこういうことをやりたいという形で計画されてなかったというところが確かにあるかとは思います。ごらんいただいているように、施設の改修とかということもしていただいてありますので、あれを何とか今後も有効に活用できるような手だて、これは考えていきたいというふうに思っております。よろしくお願いいたします。 ○議長(内田親根君) 千賀優子議員。 ○12番(千賀優子君) 何かふってわいたような補助事業にたまたま乗っかっただけという気がするんですが、町民さんとか、観光で訪れてきてくださった方、またここを利用してとても喜んでくださった方には、そういった事情は全くわかりません。あそこを改装してもったいないな。これは町民の方の意見です。  私も初日にお店に立って宣伝をいたしました。販売もいたしました。とても好評で、京都から観光客が来てくださって、マコモタケって初めて聞いたというので、いろいろ効能やら、宣伝をいたしましたところ、こんなにいいものが菰野町にあるんだということで、食べたらおいしかった。これは私はホームページをつくっているので、ぜひホームページで公表して、皆さんに宣伝しますと言って帰られました。そういうような方がたくさんいらっしゃるんです。これもやはり計画的にきちっと条例まではいかないにしても、基本計画を観光とか、地元産業の育成とか絡めてくっていただければ、こういうことにもならなかったのではないかなという気がいたします。  今もふるさと館の職員は、問い合わせがあってどうやって返事したらいいか困っているということです。夏休みに向けて、具体的な計画ありますでしょうか。  マコモは、その後お茶もあったようですけれども、いろいろな方法がありますね。取れた時期には、てんぷらですとか、そういうこともチラシ、パンフレットを見て、とても楽しみに今度来るときは、お友達を連れてくるという方もいらっしゃるんです。夏休みに向けて、何か計画、全く今はないんでしょうか。もう一度お尋ねします。 ○議長(内田親根君) 観光産業課長、高橋正士君。 ○観光産業課長(高橋正士君) マコモそのものの成育の関係で言いますと、マコモタケは9月の終わりから10月ですので、それは秋のシーズンへなるのかと思うんですけども、おっしゃっていただいたように、夏休み、これも何らかのものはしたいなという気持ちは持っておりますけれども、きょうの時点で具体的にどうかというものは、持ち合わせておりません。 ○議長(内田親根君) 千賀優子議員。 ○12番(千賀優子君) あのときに私たちは、初めはマコモのひっつみ汁だけの予定でしたけれども、これだけ出すのはということで、自宅でつくったお漬物を持ってきたり、せっかくこれがあるんだから、御飯炊いて御飯も出そう。また、観光客の方が今からハイキングに行くのにおにぎりが欲しいという声がありましたので、すぐその日から御飯炊いて、おにぎりをつくった。それがまたとても好評なんです。おにぎりだけ買いにいらっしゃる方もありました。これまで道の駅、何にもそういうところがなかったので、こういうのを待ってたんです。今からハイキングに行きます。帰りにまた寄りますというお客様がたくさんいらっしゃいました。  5月24日、視察研修で、福井県の小浜市に行ってまいりました。この小浜市は、食のまちづくり条例を定めております。食育文化都市宣言もしています。食のまちづくり課という課があって、全国から観光もかねて視察が相次いでいるそうです。条例には地産地消はもちろん、観光振興交流促進など、食のまちづくり推進のための基本施策を定めています。食育を重点施策と位置づけて、義務食育、生涯食育の取り組みや地域資源である食を生かしたまちづくりを進め、さまざまな効果が得られているようです。小浜市長は、食でまちづくりをしようという思いで積極的に策定にかかわってもらったそうです。菰野町も積極的に基本計画策定に取り組んでみてはいかがでしょうか。町長にお伺いいたします。 ○議長(内田親根君) 石原正敬町長。 ○町長(石原正敬君) 先ほどから御答弁申し上げているとおりでございまして、現在、庁舎内で関係各課によりまして、情報共有とか、食育に関してどういうことをしていこうかと。そしてまたさきの中川議員からの御質問にもありましたとおり、その中には地産地消をどう展開していくかというようなことも協議しているところであります。  やはり具体的なものを一つ一つ検証しながら、そしてまたそれを実行していくということが重要でありまして、今はそういう準備段階にあるのかなと思っております。  そしてまた一方では、各小学校区におきまして、田植え体験ですとか、これは農業者の方に多大なるお世話になりながらやらせていただいております。そういった活動を取りまとめる中で、自然な形でこの食育基本推進計画というのになるのか、ちょっと別にいたしまして、そういった現在の町の現状、そしてまたこれからやっていきたいということというのは、自然発生的にすり合わせの中で、浮かび上がってくるのではないかというふうにして考えております。 ○議長(内田親根君) 千賀優子議員。 ○12番(千賀優子君) 小浜市は、行政や市民や事業者が協力をし合って、多くの人が共同して、活気のある食のまちづくりが推進されておりました。直営の濱の四季というところでは、食生活改善グループの手づくりのおいしい昼食をいただきました。月曜日でしたけれども、多くのお客様が食事を楽しんでいました。  市全体、産業全体が活性化をしていると感じました。  今、町長は、現状に即して分析をしてグループを立ち上げてとおっしゃいました。御船町は、町長がこれは大事だということで指示をして、1年間で22年度から26年度の推進計画をきちっと体系的にあらゆる面から考えて出されました。今、菰野町がやっている政策、そのまま続けていたら、先ほどマコモのひっつみ汁のことを紹介しましたように、無駄も出てきますし、計画性のなさがあらゆるところでほころびが出てくるのではないかと思います。条例の制定まではいかないまでも、せめて5年後の基本計画の策定をしてください。  もう一度、町長お願いします。 ○議長(内田親根君) 石原正敬町長。 ○町長(石原正敬君) 私が申し上げておりますのは、実効性があるものをいかに展開をしていくかということが重要であるということを申し上げているわけでございまして、絵にかいたもちで終わらないように、今現在、鋭意努力しているという位置づけで御理解いただければ、幸いであります。 ○議長(内田親根君) 千賀優子議員。 ○12番(千賀優子君) それを実現可能にしていくのがきちっとした計画ではないかと思います。できない理由はないと私は思います。  では、学校給食について、質問を移します。  日本型食生活の実践と地産地消というのは、食育推進基本計画の23条にも書いてあります。先ほどちょっと紹介をいたしました小浜市は、週5日、地元のお米を自分のところの学校で炊いて、すべての学校に米飯給食を出しています。  日本型食生活で御飯を食べるということは、健康の面からも推奨されております。小学校も含め、米飯給食の回数をふやすということは、いまや全国的な方向です。菰野町は以前も一度、私、このことで取り上げましたけれども、その後、回数ふえてますか。そしてまた、今、どのような努力がされているでしょうか。お尋ねをいたします。学校教育課長、お願いします。 ○議長(内田親根君) 学校教育課長、諸岡敏文君。 ○学校教育課長(諸岡敏文君) 米飯の回数でございますけども、週2.5回という回数には変わっておりません。  ただ、先ほど健康福祉課長の答弁にもございましたけども、各関連課におきまして、特に学校教育課と観光産業課におきまして、生産者側、また消費者側という立場に立ちながら、米飯回数増につきまして、検討を加えているところでございますので、御理解賜りたいと思います。 ○議長(内田親根君) 千賀優子議員。 ○12番(千賀優子君) 菰野町は農業の町、子どもたちは、今植えられた稲の田んぼの横を通って学校に登校しております。地元のお米を地元の子どもたちに食べてもらいたい。生産者の方の願いです。何とかよそはやれているんです。ふやすように努力してください。  もう一度、御船町の紹介をします。  食育フォーラムを開催をしたり、学校給食問題検討実行委員会を設立をいたしまして、町民21人が地産地消流通班、学校給食食育班、財政班と三つの班に分かれて、毎週委員会を開いて検討や関係者と意見交換を行ったそうです。  きのう、矢田議員からも紹介がありましたけれども、頻繁に思いを一つにして、検討しております。そして、行政はアドバイザーやサポーターとしてかかわって、情報提供やいろんなシミュレーションなどを示しているようです。  また、町長は、年間、住民説明会に57回、各集落に出向いたそうです。これは食育推進計画が基本にあるからできたことだと思います。御船町の状況をもう少し報告をいたしますと、各班に分かれて、先ほどちょっと御飯のこと言いましたけれども、学校給食納入業者や野菜の振興会も、この班別の会議に参加をしているようです。そして、納入業者、学校名でどういったものをどこからどんなふうに納入しているか、詳しく調べて、また献立作成については、栄養士との意見交換したり、ヒアリングをしたり、これは学校給食法の目標に基づいて作成をしたそうです。  各班の素案とか、問題点のあるさまざま出しているようです。また、ここまでやっているのかと感心をいたしましたのが、学校給食に係る経費、一般財源のシミュレーションの結果、細かく分析をして、そして自校方式でやるのであれば、何年には幾らかかってどうだという、自校方式、また共同方式、センター方式といろいろ想定をして、このように策定をしております。  この財源等の研究の結果、自校方式も共同方式もあんまり費用がかからなかったという結果が出て、それなら学校自校方式がいい。教育効果が高いということで、すべての学校ではないかもしれませんけれども、自校方式でという方向が出されたようです。  今、検討委員会もできていますけれども、検討委員会で検討する内容、充実したもの、ゴールを決めて目標に従ってやっていただきたいと思います。  もう一度、学校教育課長、そして教育長にお願いをいたします。 ○議長(内田親根君) 学校教育課長、諸岡敏文君。 ○学校教育課長(諸岡敏文君) 今、議員からは、菰野と御船町の例を挙げさせていただいて、勉強させていただきました。  御船町につきましては、私も資料を見せていただきましたけども、老朽化による給食室の建てかえということで、早急に結論が必要ということでございますけれども、先ほど来の御質問にありましたように、会議については、必ず地域の人を入れるとか、いろんな形のところについては、今後、大いに参考にしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(内田親根君) 教育長、櫻木政史君。 ○教育長(櫻木政史君) 御質問の中にもございましたように、現在、菰野町の中学校給食検討委員会等も開催をしながら、よりよい方法、方向というものを現在、いろいろお話をさせていただいておるわけでございます。ただいま御説明をいただきましたもの、御提言、あるいは参考とさせていただくということで御了解賜りたいと思います。 ○議長(内田親根君) 千賀優子議員。 ○12番(千賀優子君) 食育推進基本計画、これがやっぱり基礎になってくると思います。先ほどちょっと紹介をいたしました小浜市、各学校ごとに全体計画や年間指導計画、これがとても細かく示されています。  また、具体的になってます。学年ごと、もちろん学校ごとです。学校ごと、それでその中で学年ごと、毎月何月という月ごと、そして教科ごとに示されておって、とても取り組みやすそうな感じがいたします。いいなと思ったのは、これを家庭や地域も巻き込んで、一緒に食育として取り組んでいることなんです。国語、社会、家庭、学級活動、生徒会活動、総合的な学習、道徳など、食育という教科なんです。少数の希望者にデリバリーで弁当を届けるというのは、教育はできません。町長がよくおっしゃいます愛情弁当も、ここまでの食育はできません。
     鈴鹿市が、完全給食を行うということで、きょうの新聞にも紹介をされております。三重県は、大半の公立中学校で、完全給食をしております。一部の市町の中学校では実施されていない。この一部に菰野町が入っています。県も完全給食の推進計画を打ち出しています。鈴鹿市もいろいろ検討委員会が今までされてきました。そして、デリバリー給食も始まっていました。取っている人の学校に聞きましたところ、1割ぐらいの利用で、随分評判が悪かったそうです。とにかくお弁当を食べるだけ。これでは教育にはなりません。  きちっと食育基本計画を立てて、菰野中学校八風中学校、それぞれに給食室を建てて、中学校給食を早期に実現をしていただきますように、町長にもう一度答弁をお願いします。 ○議長(内田親根君) 石原正敬町長。 ○町長(石原正敬君) 先般から御答弁申し上げるとおりでございまして、今、中学校給食検討委員会、あるいは議会でも中学校給食実現検討特別委員会、やられているところであります。そういった議論を踏まえながら、その議論を推移を見守って判断してもらいたいと考えております。  一つ、食育基本法の中に、第5条、子ども食育における保護者、教育関係者などの役割ということがございまして、食育は父母、その他の保護者にあっては、家庭が食育において重要な役割を有していることを認識するとともにという一言もございます。でありますので、こういったことも踏まえながら、今後、議論の推移を見守りたいと思います。  以上でございます。 ○議長(内田親根君) 千賀優子議員。 ○12番(千賀優子君) 町長はお弁当に随分こだわりをお持ちのようでございますが、前の議会のときもちょっと紹介をいたしました。学校で、家庭で、食育がきちっとできたら、小学生や中学生も自分で自分のお弁当をつくることができます。これは買い物からメニューを立てるのから全部です。小浜市では、保育園の子どもが魚1匹まるごとおろして、調理をできるように今ではなっているようです。そして、そういった食育がきちっとできるから、お弁当のありがたさ、家庭での食育ができるんだと私は解釈をしております。今、食育をきちっとやることによって、家庭でも、学校でも、町全体が食育ということで、かかわっていけるんではないかというふうに思います。  もちろん、菰野中学校で早急に給食が開始されたとして、年間のうち、教育が進んで、この日とこの日は弁当の日にしましょう。ただし、家庭の人に、おうちの方につくってもらうのではなくて、自分の弁当は自分でできるようにしましょうというふうにもっていくのも教育の一つです。  そういった食育の大切さ、改めて考えていただきたいと思います。  心身ともに健康で、活力ある生徒を育成すること。これは自校での給食にまさるものはないと考えております。  それでは、男女共同参画社会に移ります。  今月の広報こものです。みんながいきいき輝く社会へというのが出されております。ふだんの随分、菰野町でも言い出されて10年以上たってますね。推進プランの今の状況はどんなふうになっていますでしょうか。企画情報課長さん、お願いします。 ○議長(内田親根君) 企画情報課長、河内伸博君。 ○企画情報課長(河内伸博君) 男女共同参画推進プランにつきましてですが、こちらにつきましては、本年度、見直しをさせてもらう予定で動いております。その中で登録グループの方とか、町政モニターの方とか、人権擁護委員さん、県の農村女性アドバイザーさんとか、そういった方々が入っていただいております男女共同参画推進会議、こちらを開催させていただき、また役場内の職員で構成いたします庁舎内の推進会議、こういったものをもちまして、現計画の評価をさせてもらって作業を進めていきたいとそのように考えておりますので、御理解賜りたいと存じます。 ○議長(内田親根君) 千賀優子議員。 ○12番(千賀優子君) 能力や個性が発揮できる環境整備、環境整備ということになるかどうか、ちょっとわからないんですが、今朝も東玄関から入ってきました。  すぐ入口のところにすてきな水盤にお花が生けてもらってありました。ちょっと先にはあじさいが入っています。3カ所にお花が生けていただいています。とても大きなこれ環境整備ですね。先日もある方とばったりお会いをいたしましたら、きょうは何も役場に用事はなかったんです。だけど、いつもここにすてきなお花が生けてもらってあるので、私はこれを見に役場に来ます。どなたが生けてくださってるんでしょうねという喜びの声を聞かせていただきました。  もう長い間、そのようにお花がいつもいつも季節のお花が生けていただいてありまして、私も本当に楽しみにいつも見せていただいております。  多分、ある女性職員が自費で月謝を出して、お花を習いにいって、それを家で生けずにここで生けてくださっているんだと思います。  これを長い間続けるというのはとてもすばらしいことだと思います。仕事の命令とか、そういうことではなくて、自発的にやっていただいている。本当にうれしいことでございます。  それと、あと2人、西玄関からちょっと高齢の方が入ってみえまして、エスカレータの前でうろうろして、私はそのとき、エレベータの中からそれを見まして、5階で降りて、まだいらっしゃるんだって。降りていくにはちょっと時間がと思ってましたら、やはり女性職員が出てきて、ちょっとお話をしてエスコートをしてました。そういったことってたびたびあるんです。庁舎内で。これも大きな環境整備につながることだと思います。  以前、町長さんが就任されたすぐのころ、1階の受付に私が座り、来庁者の案内をする。そういうことで細かい事務仕事を学習する機会にもなりますというふうにおっしゃっていました。こういった心遣い、おもてなしの心、こういったことは一人一人が女性だとか、男性だとかにかからず、一人一人が心がけていくことではないでしょうか。でも、比較的に目にすることは、女性職員がそういうことをほとんど担っていただいているようです。  女性管理職、一般職ですが、菰野町は今のところゼロ。亀山市は管理職総数72名中16名、率としては1位です。そして津市は、577人中37人、これは人数では1位です。桑名市は、副市長が女性です。この近くでは朝日町、川越町が1名ずつ課長でいらっしゃるようです。四日市市は204名中11名が管理職だそうです。条例がある市町、そして計画策定がされている市町、管理職がいる市町を除いた三重県内の市町、菰野町と南のほうの大紀町と南伊勢町とこれだけです。こういったところに菰野町筆頭で入ってほしくないなという思いです。先ほどから言っております御船町は、教育長が女性でした。筑後市は議会事務局長が女性でした。こういった課長職に昇格する条件というのは、どういうものが規定されていますでしょうか。そしてまた、今、菰野町が女性が課長職になっていない、任用しない理由はあるんでしょうか。総務課長にお尋ねをいたします。 ○議長(内田親根君) 総務課長、田中稔久君。 ○総務課長(田中稔久君) 今お尋ねの任用理由というふうなことでございますけども、やはり過去には管理職も在職をしておったわけでございますので、たまたま経験とか、いろんなものがありまして、今、そういうふうな場所に今、的確な女性の職員の方が、今現在はいないとそういうふうなことであろうかと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。  以上でございます。 ○議長(内田親根君) 千賀優子議員。 ○12番(千賀優子君) せっかくの男女共同参画週間です。お一人お一人がふだんから男女共同参画について考えていただきたいなというふうに思います。  性差で差別をしたり、思い込みで差別をしたりしていませんでしょうか。お互いを認め合いながら、協力し合って、仕事を進めていただいてますでしょうか。また、意識啓発、これは今月だけじゃなくて、しょっちゅうやっていただきたいと思うんですけれども、職員の研修ですとか、そういったことでやっていただいてるんでしょうか。基本法ができて10年以上経過いたしました。菰野町でこの10年間、見てきましたけれども、余り進歩が感じられません。原田副町長にお尋ねをいたします。意識啓発ですとか、職員のこと、また機構改革を含めて男女共同参画社会、これからどんなふうに協力し合って、働きやすい菰野町の率先垂範して行っていっていただきたいと思いますので、お尋ねをいたします。 ○議長(内田親根君) 副町長、原田賢一郎君。 ○副町長(原田賢一郎君) 千賀議員からの男女共同参画についての御質問をちょうだいいたしました。役場内でということかと存じます。そもそも男女共同参画基本法を制定される前から、日本国憲法、あるいは地方公務員法の中でその差別的取り扱い、この一つの大きな要素として性差による差別的取り扱いをしてはならないということにされておりますので、当然そのこれまでの任用管理もそういった中でやってきているものと理解しております。  ただ、一方で、現実には、先ほどの例もございますように、答弁の中でも申し上げたようなことでございますので、今後ますます性差ということを関係なく、本当に能力本意で登用管理というのをしていただかきゃいけないだろうと思っています。そしてそのときに、一番必要になりますのは、ほかの市町村の例を見ておりますと、抜てき人事ということをやることが往々にしてございます。ただ、そのときに実際抜てきされた女性職員の方、私も何人か存じておりますけれども、そういう方のお話を聞いてみますと、これは御本人大変職責が重いということで、難儀しておられます。どうしたらいいのかという中で、やはり先輩の女性職員がこれは民間企業なんかでも既にやっておりますけれども、いわゆるメンター制度と言うんでしょうか。そういうことでいろいろ指導というか、助言をしてあげる。そんなような手厚いこともやらなきゃいけないのかなというふうに思っております。当町の中で、組織の中でどこまでできるかわかりませんけど、そういうことも含めて、そして先ほど来、議員からも御指摘のあった意識啓発も含めてやっていく必要があるだろうなというふうに感じているところでございます。 ○議長(内田親根君) 千賀優子議員。 ○12番(千賀優子君) ぜひよろしくお願いいたします。  男女共同ですので、私は女性だけを取り上げて言っているわけではありません。男性も含めて、個性や能力が発揮できる環境整備を行っていく。男性職員もいろいろな悩みをお持ちかもしれません。メンタルヘルスのような悩みを解決できるようなそういった相談、気楽に相談できるような体制は整えられていますでしょうか。総務課長にお尋ねをいたします。 ○議長(内田親根君) 総務課長、田中稔久君。 ○総務課長(田中稔久君) 今のお尋ねは、男女ともにというふうなことで理解をいたして、お答えをさせていただきますけども、昨日も御答弁させていただきましたように、メンタル制度につきましては、メンタル相談員の定期的な相談の機会を設けておりますし、産業医というふうな制度も利用いたしまして、それができるようにいたしておりますし、また、我々総務課の職員といたしましても、そういうふうなことがあれば、積極的にそういうふうな解決の方向に向けるように、鋭意努力をいたしておる、そういうふうなつもりでございますので、御理解賜りたいと思います。  以上です。 ○議長(内田親根君) 千賀優子議員。 ○12番(千賀優子君) 女性も男性も多分、人口比でいくと、女性のほうが少々多いかなと思いますが、政策提言とか、いろいろな施策にかかわっていくことは、とても大事です。今、菰野町は自治会長さんがだれも女性はいないようです。三重県内で自治会長さんをやっている市町は、結構あるようです。また、審議会委員の登用も積極的に行っている市町もあります。  登用条件をちょっと三重県の男女共同参画センターに問い合わせをいたしましたところ、菰野町はビリから2番目でした。伊賀市が1番です。あと四日市、伊勢市、こういったところはみんな条例もつくっておりますし、計画策定も行われているようです。  どうしても菰野町の町の特性として、昔からの悪く言えば男尊女卑的な傾向があるかとは思いますが、法律ができて10年以上たってます。やっぱりそういった意識改革、日ごろからの意識改革が大事だろうと思います。  第4次菰野町総合計画、後期基本計画、2005年から2010年がもう次の分が策定を準備をされていると思いますが、その策定委員に女性の委員が意見が反映されているんでしょうか。ここには男女共同参画社会の形成ということで、意識改革の推進、総合的な推進体制の構築、あらゆる分野での参画ということが書かれております。これは2005年のときに目標として出されております。審議会等、あらゆる意思決定の場へ女性の登用を促進し、女性の声を反映したまちづくりを図りますとしております。この総合計画の中に女性の意見がどのように反映されていくのか、これは菰野町の将来にかかわる大きな分野です。これは企画情報課長さん、お願いします。 ○議長(内田親根君) 企画情報課長、河内伸博君。 ○企画情報課長(河内伸博君) 今、総合計画の関係でも御質問いただきました。先ほど、男女共同参画のプランのほうのお話もさせていただきましたですが、やはりそういった部分を含めまして、並行して走っていく部分もあるんですが、御意見をたくさんいただく中で、極力反映させていただきますように、策定の中でさせていただきたいとそのように思いますので、御理解賜りたいと存じます。 ○議長(内田親根君) 千賀優子議員。 ○12番(千賀優子君) 社会福祉協議会に登録をしたボランティアさんは大勢いらっしゃいます。実際に活動をしたりしている男女比、男性が18%、女性が82%です。また、私も以前かかわっておりましたお弁当をつくってお届けをする、そういったこと男性は1人もいらっしゃいません。  菰野町の中でさまざまなボランティアも含め、日常の暮らし、家事・育児、男女が分担しているとは今のところ思えません。  地位や役割の不平等をなくすこと。また、個性や能力を発揮して、本当にいきいきと暮らしていける菰野町にしていっていただきたい。先ほどの食育基本法でもそうなんですけれども、町長の基本姿勢にかかっていると思います。計画の策定ですとか、条例をつくったりということは多額な費用がかかるわけでもありません。政策を提言したり、各課職員に町長の思いをぶつけて、こういうふうにするんだよと言っていただけてたら、皆様各課はそのように事業を進めていただけることだと思います。  そういうことで、あちこち視察をいたしましたけれども、本当にその町、その市の首長さんの考え一つで、町政が大きく変わるということを実感してまいりました。食育基本法、また男女共同参画社会の推進につきまして、改めて町長さんの思い、これからのこうやっていきたいという希望でも結構です。お聞かせください。 ○議長(内田親根君) 石原正敬町長。 ○町長(石原正敬君) 今、るる御提言もいただきましたので、関係各課、情報共有しながら、今後、進めてまいりたいと考えております。 ○議長(内田親根君) 千賀優子議員。 ○12番(千賀優子君) 余り具体的な御答弁いただけませんでしたけれども、ひとつよろしくお願いをいたしまして、質問を終わります。 ○議長(内田親根君) 以上で、千賀優子議員の一般質問は終了しました。  これで、暫時休憩いたします。               午前11時21分 休 憩              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜               午後 1時00分 再 開 ○議長(内田親根君) 再開します。  一般質問を続けます。  それでは、15番議員、増田秀樹議員、登壇願います。            〔15番 増田秀樹君 登壇〕(拍手) ○15番(増田秀樹君) 中身はありませんので、前と最後だけですので、15分で終わります。  お待たせいたしました。皆さんこんにちは。  平成22年度第2回定例会、質問のトリを小鳥ですけども、務めさせていただきます15番議員、増田秀樹でございます。よろしくお願いいたします。  4日間に続く代表・一般質問で大変お疲れのことと思います。また、午後の眠い時間帯にしばし御辛抱いただきまして、おつき合いのほどよろしくお願いをいたしたいと思います。  質問に入るまでに、少し話をさせていただきたいと思います。  ちょっと事務局、お願いします。  最近、目にすることが多くなりました「オオキンケイギク」について少し話をいたしたいと思います。  「オオキンケイギク」とは、黄色い草花で、菊科の植物であります。一見とてもきれいでかわいい花ですけれども、特定外来生物に指定をされております。原産は北アメリカ、ミシガンからフロリダにかけてでございます。開花時期は、5月から7月で、今が花盛りを迎えております。日本の生態系に重大な影響を及ぼすおそれがあるため、栽培・運搬・販売・譲渡、野外に放つことなどが禁止されております。  外来生物法によりますと、生態系・人の命・身体・農林水産業への被害を防止し、生物の多様性の確保、人の生命、人体の保護、農林水産業の健全な発展に寄与することを通じ、国民生活の安定向上に資することとなっております。  また、違反に対しては罰則が科せられます。  全国的に野生化し、在来生態系への影響が器具されるため、県や市町村においても防除対策が行われております。  防ぐためには、一つ、梅雨時期に刈り払いを行い、結実(実を結びつけない)を防ぐこと。2、根から引き抜き、種の飛散防止のため、直ちにビニール袋などに入れて、厳重に密封し、燃えるごみとして処分するとなっております。当町においても、特定外来生物、オオキンケイギクの駆除対策を講じなければなりません。  菰野町は、自然豊かな町、自然に恵まれた町として発展し、自然の美しい景観の保全に努め、貴重な自然資源を生かしたまちづくりを進めてきました。木や花などの緑によって、心いやされ、自然景観にも安らぎを感じ、自然に恵まれた生活環境のすばらしい菰野町に住み、訪れる人もふえております。  この麗しい町にオオキンケイギクの1本の花、いや一輪も咲かせない町にするためには、行政と住民の理解と協力が必要です。町として早急な対策が求められていると考えます。  当町は、COP10関連エクスカーション事業として、豊かな自然の中、環境保全に取り組む。菰野町のよさを発信いたします。町の自然植物が脅かされ、滅びゆくことを案じつつ、オオキンケイギクの話をさせていただきました。  では、早速質問に入らせていただきます。  1番目の菰野町の情報発信の取り組みについてお伺いをいたします。  町長は、就任以来、菰野町の情報発信をテレビ・ラジオ・新聞・町ホームページ・町長のブログなど、メディアをうまく活用し、精力的に取り組まれております。  菰野町のよさ、すばらしさをさまざまなメディアを通じ、PRしていただいていますことは大変よいことと高く評価をいたします。  さらに、今年度は、積極的に進める施策として、新規事業では行政情報システムの基礎となる住民情報システムのリプレースに3,300万円、旬の観光情報の発信としてウェブサイトを開設。FMラジオ放送の番組提供に643万円、COP10関連エクスカーション事業に250万円など、住民情報や観光情報の発信は、町の発展を願い取り組む町長に姿勢は、大変よいことだと思います。  そこで、まだ取り組みが始まったところではございますけれども、これらの進捗状況と町長はよく費用対効果と言われますが、どれだけの効果を見込まれての事業とお考えなのかお伺いをいたしたいと思います。  2番目の職員の職場環境と管理体制についてお伺いいたします。  きょうの千賀議員、一昨日の伊藤議員とも多少重複しているかもわかりませんけれども、御了承いただきますようにお願いをいたします。  職員にとって職場は常に心身ともに心と体が健康で働きやすく、居心地のよい職場環境でなければなりません。課内の人と人との信頼関係が大切であり、互いに助け合い、励まし合い、補い合う精神が大切であります。  一つのチームとしてともに働きがいのある職場でなければなりません。このようなことが満たされて初めて、職員の能力を十分に発揮し、効果的な行政運営が図られるものと考えます。  町長として、常日ごろ、多くの職員を見ていただいております。その職場環境を充実するために、特に何に心がけ、どのような指導を行ってみえるのか、ソフト面でのお考えをお伺いいたしたいと思います。  3番目に、ベルマーク教育運動についてお伺いいたします。  私たちの年代ですと、ベルマークというと、とても懐かしく、集めていた当時のことを思い浮かべます。当時は、クラスメートと集めた点数を競ったり、クラス単位や学年単位で競い合いもありました。一方、家庭では、兄弟でベルマークの取り合いが始まり、兄弟げんかが始まるほどでもあったかと思います。  そんなとき、母親が中に入り、ベルマークの点数を兄弟仲よく分けてくれたのもよき思い出となっております。  当時、兄弟の多い家庭は、大変だったろうなと思います。  御存じと思いますが、ベルマーク教育運動について少し説明をさせていただきます。  昭和35年、1960年10月24日に文部科学省の許可を得て、教育設備助成会として、現在のベルマーク教育助成財団として設立されました。本年で50周年を迎えるわけでございます。ベルマークのベルは、国内外のお友達に愛の鐘を鳴り響かせようという助け合いのシンボルマークとしてできたそうであります。全国参加数は2万8,425が参加いたしております。うち小学校が1万5,066校で参加の67%。全国参加率は68%。今後も運動の中心としての活動が期待されております。  ちなみに中学校では、62%となっております。運動は約900万世帯のPTAが中心となっております。  運動は、教育設備の充実、教育支援が目的であります。点数1点が1円となっております。09年度で5億2,600万円の購入総額がございました。金額でいえば5億2,600円の備品や品々が学校施設などで生かされているわけでございます。  菰野町においては、現在、参加してないと思いますが、これまでの経緯と町長の考えをお伺いをいたします。  以上で、壇上からの質問といたします。よろしくお願いをいたします。
    ○議長(内田親根君) 増田秀樹議員の一般質問に答弁を願います。  石原正敬町長、登壇の上、答弁願います。             〔町長 石原正敬君 登壇〕(拍手) ○町長(石原正敬君) 15番議員の増田秀樹議員の御質問にお答えいたしたいと思います。  大きく3点いただきましたので、順次、お答え申し上げます。  まず、菰野町の情報発信の取り組みについてでございます。  私が町長就任以来、新聞・ラジオ・テレビといったメディア媒体、ブログ・ホームページといったウェブ媒体を積極的に活用しながら、当町の情報をタイムリーに発信することに腐心してまいりました。  取り組みを通じ、菰野町が1年を通じて元気な町であることを町内外に伝えたいとの思いを行動に移してきたと考えております。  今年度は重点分野の予算配分をしまして、引き続き情報発信に取り組んでおります。一つはインターネットを利用した情報発信であり、もう一つはFMラジオの放送番組によるものであります。  また、本年は名古屋でCOP10が開催されることから、当町の自然を世界に発信する絶好の機会であるとかねがね思いいたし、関連するエクスカーションの当町での開催をしていただけるよう、積極的な誘致活動を展開してきたところです。  当町の魅力を発信し、地域の活性化を図るため、引き続き機会あるごとに当町の豊かな自然をメディアやウェブを活用した情報発信に努めてまいりたいと考えております。  これにつきましての費用対効果はというような御質問でございました。まず、この情報発信による施策の主眼と言いますのは、私はどのように考えているかと申しますと、具体的な情報をどこどこでどういうようなものがあります。あるいはどういうような商品を開発しましたというような具体的な情報を発信することを通じて、菰野町は元気な町である。活性化がされている町であるということを町内外にアピールすることが私はこの情報発信事業の中で一番重要なことだと考えております。  そこから、さらに波及しまして、観光客の入り込み数が伸びたりでありますとか、あるいは菰野町をよくたくさんの人にしっていただくとか、あるいは町内に住まわれる方が菰野町に住んでよかったなと。菰野町はこういうことをやっているんだというようなことを知っていただくことが、この情報発信の大きな役割でありますので、値段に対してどのようなものかということではなく、妥当なラインで予算づけをし、これぐらいの予算の中で、一生懸命、最大限やっていこうというようなことが重要なことであるというふうにして思っております。  あるいは、FMラジオのこの番組につきましても、実際のところ、5分の24回という契約で金額の契約をしております。当然、この前にも値段につきましては協議をし、言ってみればディスカウントを相当していただきました。しかしながら、それ以上に、朝・昼・夕の番組の合間にまるごと菰野というラジオ番組をやっていますと。次はだれだれさんが出ます。どういうことをやりますと言ったことで、これはサービスで向こうさんにやっていただいているんですけども、そういったところでも菰野町という言葉が1回でも多く電波に乗るということが非常に大切なことであると考えております。  また、これはいささか付言でありますけれども、FM三重のことしのお中元は、まるごと菰野のマコモの特産品を使っていただくということも聞いておりますので、これも経済波及効果ではありませんけども、番組審議員の皆さん方に、菰野町でつくられたマコモのロールケーキですとか、そうめんがお中元として届くということは、これも一つの情報発信ではないかなというふうにして考えておりますので、引き続き御理解賜りたいと思います。  続きまして、職員の職場環境と管理体制についていただきました。  このメンタルヘルス対策につきましては、平成17年労働安全衛生法の一部が改正されたことにより、その充実を図るため、労働者の心の健康、保持増進のための指針が策定されており、メンタルヘルスについての研修、相談体制の確立など、具体的な推進事項が示されております。  私ども自治体職場におきましても、全国的なサンプル調査によりますと、職員の長期病欠の理由として、精神疾患が最も高く、その率は過去10年間で4倍増になっているとの報告もされております。  当町で精神疾患による長期病欠者は、全国的な増加率を大幅に下回る状況にありますが、ここ10数年来、長期病欠を要する職員がいることは事実であります。  このような中、心の健康問題が職員、その家族、職場、そして行政運営に及ぼす影響は多大であり、職場を挙げての心の健康の保持増進とメンタルヘルス不調者の早期発見、職場復帰への支援を図ることが非常に重要な責務であると認識しております。  具体的には、平成15年度より5年間、臨床心理士による健康相談室を設置し、職員の心の相談、健康相談を実施してきたところであります。平成22年度から現在に至るまでは、県市町村職員互助会が主催するメンタルヘルスに関する研修会の講師派遣、相談員派遣事業を受けて、新規採用職員や管理職など、適宜必要とされる職員層を対象とした教員教育研修、個別カウンセリングを実施しております。  さらには、平成21年度より産業医を委嘱して、毎月の健康相談事業を行っており、面接相談の中で心身疾患など、危惧される職員には専門機関へのあっせんもしており、メンタルヘルス対策の充実・拡大に努めてまいりました。  また、長期病欠者の職場復帰に際しては、職員、家族、主治医との懇談を綿密に行い、主治医の復帰指示内容に基づいた職場内調整を行った上で、職場復帰をさせる支援を行ってきたところであります。  このような研修、相談、復帰支援とあわせて、メンタルヘルス対策として重要な要素となりますのが、議員も御指摘いただきました職場環境の改善と職員が一体となった取り組みの推進であると考えております。各職場における人間関係の構築や業務の連携体制を進めるほか、課長などの管理職による部下職員の日ごろの変調を早期に発見し、適切な指導、助言ができるような職員教育の実践と組織的な取り組みを継続して、職員の心の健康の保持増進に積極的に努めていきたいと考えております。  なお、ここ数年来、私が町長に就任して以来、やはり職場を異動になったもの、環境が変わったもの、あるいは新規採用したものについては、特に4、5、6月のこの時期に、課長、係長級のものに対してしっかりと観察をし、適宜フォローするというような指示を出しているところでもあります。  引き続き、専門的な見地、いわゆるカウンセリングする臨床心理士やあるいは精神科の医師などとも連携しながら、専門的な知識を活用して、当町の職員の精神疾患がゼロになるように頑張ってまいりたいと考えております。  ベルマークについて御質問いただきました。  ベルマーク運動は、学校等の教育施設や福祉施設において、設備の助成を目的に朝日新聞社が創立80周年記念事業として1960年に始まったものであります。小・中学校時代にそのシールを集めた記憶がある人は多いと思いますが、現在、町内で取り組んでいる学校はございません。子どもたちの自主活動である委員会活動でベルマーク委員を中心に取り組まれていた時期がございましたが、時代の変遷とともに委員会活動の種類や形態が変わったことや、ベルマークの仕分け作業に手間がかかり、多忙な教職員の状況では行き届いた指導ができないことなどから、徐々に多くの学校でなくなったと伺っております。  三重県下では現在、小学校222校、中学校132校の登録がありますが、実際の活動校はまた別であると聞いております。  今日では、インターネットを使ったショッピングモードやパソコンプリンターのインクカートリッジの回収でベルマーク運動ができるシステムがあるそうですが、いずれにいたしましても、子どもたちの委員会活動だけで取り組まれるのではなく、PTAを中心に保護者の協力のもと、活動している学校が多い現状であります。でありますので、当町といたしましても、自主的な活動をまず第一としまして、今後とも鋭意努力してまいりたいと考えますので、御理解いただきたいと思います。 ○議長(内田親根君) 一通りの答弁が終わりました。  再質問がありましたら御発言ください。  増田秀樹議員。 ○15番(増田秀樹君) ありがとうございます。  元気な町ということでございまして、やはり町長も若うございますので、元気がございますので、その元気をアピールしていただいている。具体的な情報をいち早く住民や観光に訪れるような方々に、宣伝をしていただくということでございまして、数字で評価は出ないわけでございますので、これは1年たって、あるいは2年たって、3年たって出るかわかりませんけれども、大いに期待をしているところでございます。  では、再度質問をさせていただきます。  情報発信についてお尋ねをいたします。  旬の観光情報の発信でのウェブサイト開設についてお伺いをいたします。  観光情報サイトにメール会員を募集し、生きた情報発信と会員の耳より情報、口コミ効果による観光誘致などの情報の発信ということでございますけれども、発信・受信の仕組みについてお伺いをいたします。  専門的でなく、住民にわかりやすく御説明をお願いいたしたいと思います。課長にお願いいたします。 ○議長(内田親根君) 増田秀樹議員の再質問に対して、答弁を願います。  観光産業課長、高橋正士君。 ○観光産業課長(高橋正士君) ウェブサイトを利用しました観光情報発信、もうちょっと詳しくということで御質問いただきました。  インターネットを利用した方法ということなんでございますけれども、皆さんがたくさんお持ちの方、多いわけですけれども、携帯電話がございます。そこに観光情報を提供する仕組みをシステム上、つくり上げようというものでございます。携帯電話、名前のとおり持ち運び可能なものですので、移動中であっても情報端末としていつでも必要なときに使えるという、そういう道具ということにもなりますので、自分がこういうのが見たいなと思ったときに、地域情報を取得できるとそういう仕組みを役場のほうでつくっていこうということでございます。  もうちょっと具体的に言いますと、アドレスについてはまず登録をしていただかなければなりませんけど、それについてはパンフレットなどでQRコードというものを印刷したようなものとかで取り組んでいただくというふうな仕組みは、まず必要ではあるんですけれども、そこの登録さえしておいていただければ、あとはそれを呼び出すことで、メールマガジンというのがあるんですけども、そういう情報を随時、こちらのほうから流していくと。それを受信していただくということもありますし、それから登録をいただいて、御登録者が御自分が感じた情報を提供していただくと。それをまた携帯電話でこのシステムのほうへ入っていただければ、それをも見ることができると。いわゆる口コミ情報というような形の利用もしていただけるような、そういう仕組みにしていきたいと思っております。  今のところはちょっとおっしゃっていただきましたけども、ちょっと仕組みの仕様づくりですね。それを終えたところで、これから業者のほう選定させていただいて、大まかなスケジュールとしては年明けぐらいには運用していきたいというような考えでおります。  以上でございます。 ○議長(内田親根君) 増田秀樹議員。 ○15番(増田秀樹君) ありがとうございます。  今、インターネット、あるいは携帯、どんどん進化をいたしております。普及もしておるわけでございますので、大きな期待がもてるものというふうに感じております。  再度、同じ質問をいたします。  FMラジオの放送番組提供についてお伺いいたします。  先ほどちょっと町長のほうから一部いただきましたけども、改めてダブるかもわかりません。  一つ目は、年間24回の放送で「まるごと菰野」、サービスという言葉だそうでございますけども、番組の具体的な内容、計画についておわかりいただける範囲内で結構ですので、お伺いをいたしたいと思います。  また、放送エリアがあるわけなんですが、東海3県ということを伺っておりますけれども、愛知・岐阜・三重で何%カバーできるのか、確保できるのか、あるいはその他の県でのエリア、地域があれば、お聞かせをいただきたいと思います。  また、放送日時、予定など、計画があればお聞かせをいただきたいと思います。  以上、3点についてよろしくお願いいたします。 ○議長(内田親根君) 観光産業課長、高橋正士君。 ○観光産業課長(高橋正士君) FMラジオの放送番組について御質問をちょうだいしました。FM三重は、レディオキューブという愛称でよく知られております。若い方が結構聞いていただく方が多いのかなと思いますけれども、三重県はもちろん全域をカバーしております。あとそのほかのエリアで申しますと、愛知県のほうが実は最も高くて98%がカバーされております。三重県は97%ですので、1%愛知県のほうが高いということでございます。  それから、東海3県とそれからもう一つ、山側を超えたというところも実は届きまして、滋賀県とか、京都、奈良の一部でも聞くことができるということで、放送局でのカウントとしてはエリア内人口は980万人ということでございます。  それから、今、提供させていただいている番組でございますけれども、まるごと菰野という番組でございます。これが4月から毎月第1、第3木曜日の午後3時から5分間ということで、提供番組としてもたさせていただいております。これを一年間に計24回の放送をするということとしております。  その中で町のイベントであるとか、特産品の紹介であったり、観光情報などもいろんなことが24回の中で発信をしていきたいと思っておりますけれども、これまでに既にスポーツ文化振興協会の方から出ていただいたりとか、商工会のほうからお出ましいただいたりとか、また湯の山の旅館のほうからお出ましいただいてしゃべっていただくというふうなことにも取り組んでまいりました。実際、5分の契約なんですけれども、ちょっと先ほど町長もお話されたんですが、生放送でやりますと、話が途切れるところまでは言っていただくという、途中で切ってしまいませんので、実際のところ、1回目町長出ていただいたんですが、そのとき8分ぐらいやっていただいてます。次の方もそんなような形で、実は5分よりは長くいろいろとしゃべっていただいて、町のPRをしていただいている。実際に出ていく方は大変かなと思うんですけれども、折々に内容のPRというか、元気な菰野町に添う方にお願いをさせていただいて、タイムリーな情報発信をこの24回の中で続けさせていただきたいなと思っております。  あともう一つ、契約にはないんですけれども、先ほど町長も触れられましたが、告知放送というのがございます。今のは私申し上げたのは、番組のことなんですけれども、この番組の中で今度、菰野町が紹介されますとかいうのを、放送局そのものが告知をされます。こういうのは向こうがやっていただくことですので無料でございます。なので、それが24回にわたって予告されたりしますので、その分は余分にいろいろ菰野町が登場しているということになります。また、ちょっと見えづらいかわからないんですけど、これも放送局がつくっているチラシなんですけども、この中で要は番組案内表みたいなものなのですが、この中にここに広瀬隆ラジオ魂というのがあって、この中に5分間うちが提供番組を持たせていただいているんですけども、この中には何が出てきますよというので、ここに菰野町のPRがされると。これが月刊なので、毎月変わっていくんですけど、こういうものが例えばショッピングセンターですとか、本屋ですとか、というのが局のPR用として配られていると。これも契約外のものでございますけども、こういう利点もあるということでございます。  ちょっと済みません。長くなりました。以上でございます。 ○議長(内田親根君) 増田秀樹議員。 ○15番(増田秀樹君) ありがとうございます。  レディオキューブということで、若い方々に聞いていただくということでございますので、若い方にお越しをいただける大きな成果が期待されておるわけでございますけども、今、滋賀県、京都のほうもというふうなお話ございましたけども、私、福井県敦賀へよく行くんですけども、まだ私が直接聞いておるわけじゃないんですけども、敦賀のインター、あのあたりは入りません。そして日本海に入りますと海岸部になると入るんですね。やっぱりそれだけところによって、山のほうとか、谷は入りませんけれども、浜へ行くとよく入るというようなことで、こんなところの方も聞いていただけるのかなという思いもあったんですけども、そう考えると、今、980万人と言われましたけども、さらに広がりがあるのかなという思いを持ったわけでございますけども、随分期待をさせていただきたいと思います。  次に、職場の職員の職場環境と管理体制についてお伺いいたします。  先ほども、伊藤議員、あるいは千賀議員と重なっておる部分もあるかもわかりませんけども、お許しをいただきたいと思います。  先ほど、町長から異動のときとか、あるいは新人、入社された方とかということを随分と気を使って、幹部のほうも対応をしていただいているんだというふうにお聞きしたわけですけども、町長の報告にあったように、10年前の4倍に膨れ上がっているということでございまして、やはり、できるだけ早く発見するというか、感知するというのが非常に大切なことであろうかと思います。  ここでちょっと紹介させていただきたいと思いますけども、どこの市や町もこの問題については、大変苦労していただいているわけでございます。ある市では、1カ月以上、病休者、過去3年を平均すると、毎年約52人だそうでございます。そのうち、メンタル不全者が平均約21人ということだそうでございます。市でありますので、町とは随分、人口も10倍近くあると思いますけれども、それだけ多くなればなるほど、そういう方がそれに伴ってふえているかな。大変な思いを市なんかはしておみえなのかなというふうに思いますけども、その中、先ほど町長のほうからも御説明もいただいたわけでございますけども、それに対してこの市では嘱託医による電話相談、あるいは病院の専門医師と月額で契約をして、メンタル相談なり、あるいはリハビリ研修なども取り組んでおみえになる。先ほども本人の主治医というふうにおっしゃられましたけれども、本人の主治医だけではなく、市として直接医師と相談できる対応などにも取り組んでおみえになるわけでございます。  このようなことから、出さないと。そして出る前に発見するということでございますけれども、こういった活動と言いますか、対応されておるわけでございますけども、さらなる対応として考えられることがありましたら、課長のほうから御答弁をお願いをいたしたいと思います。 ○議長(内田親根君) 総務課長、田中稔久君。 ○総務課長(田中稔久君) メンタルヘルスに対しますさらなる対策というふうなことでございます。このメンタルヘルスにつきましては、ここ2、3年で菰野町としては、かなり進んだのではないかと私なりは思っておるわけでございますけれども、それがさらに踏み込んだような対応が必要というふうな状況が、今後も続くようでありましたら、やはり今、議員がおっしゃるようなさらに細かいチェック等が図るようなシステム、これについても検討はしていかなければならないかというふうに思っております。  以上です。 ○議長(内田親根君) 増田秀樹議員。 ○15番(増田秀樹君) ありがとうございます。  再度、同じ質問をいたします。  先ほど来から、メンタル不全者を出さないということに尽きるわけですけども、やはり職場の環境というものが大切であり、職員の適正な人事異動が大切と考えます。職員の適性配置についてお伺いいたします。  先ほども異動時、あるいは新しく入社された方というふうにお伺いいたしましたけれども、ある市で行っておる取り組み等について、一応、紹介をさせていただきたいと思います。  昔は、この菰野町もあったようでございますけれども、本人の希望調書というものをとりまして、これは特に人間関係の対応ということだそうでございますけれども、異動時にそれを活用して、考慮しているというふうなところもあるようでございまして、また、本人の得意分野と言いますか、十人十色でございまして、それぞれ皆さんは、本当に能力的には変わりないと思いますけれども、やはり得意なこと、あるいは不得意なこと、必ずあると思うんですね。やはり私は、僕は福祉のことはしっかり好きでと言われる方もあれば、あるいは私は建設のことならなという方もあると思うんです。やはりそういったことを勘案しながらと言いますか、考慮してというか、そういうことを随分と考慮されて、あるいはこれも含めてですけども、希望的な調書をとりながら、考慮していると、配置しているというところもあるようでございます。  また、先ほど異動時、あるいは新しい職員ということも話もありましたけれども、一番発生しやすいというのは、大体異動してから、あるいは職に就いてから半年だそうです。その半年が非常に大切なんだというところで、健康実態アンケートというものをとって、そしてそれは異動後ですけども、異動後、半年ぐらいたってからそういったものを調査すると。これは課においてされているようでございますけれども、そういったことが随分と効果的なことをお伺いしておるわけなんでございますけれども、こういったことも取り入れながら、未然に防ぐということも考えられるのではないかというふうに思いますが、課長、いかがお考えか、お伺いをいたしたいと思います。 ○議長(内田親根君) 総務課長、田中稔久君。 ○総務課長(田中稔久君) 3点にわたってどうかというふうな御提案をいただいたというふうに認識をいたしております。  まず、人事異動の希望調書というふうなことでございますが、これにつきましては、議員が今お話になられましたように、以前、施行をしたことがあるようでございますけれども、なかなか職場希望等によりまして、全職員が思うようにというふうなところもありまして、難しい面があったというふうには聞いております。  それから、得意分野への配属というふうなことでございますけれども、これにつきましては、ここの職場にかかわらず、基本的にはどこの職場にも通ずることでございまして、適材適所というのは非常によいことかと思っておりますので、これは今までの異動にも配慮はされてきていると思いますし、今後も大切なことだと思っております。  それから、異動半年後のアンケートでございますけれども、これは非常に効果的なものというふうに私は感じております。今、菰野町では実施はされておりませんけれども、検討をしていくような有効な手段の一つではないかなというふうに思っておりますし、それとともに、その半年の間に、やはり管理職が新規採用職員なり、異動後の職員につきまして、やはり目配りをいたしまして、そしてちょっとそういうふうな兆候がございましたら、やはりその点を目をかけて早期発見をして防いでいくというふうな、そういうふうな手段もそれ以前にも大事なことかというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○議長(内田親根君) 増田秀樹議員。 ○15番(増田秀樹君) ありがとうございます。  いろんなことを対応しないと、やっぱり心の問題ですので、これがAの方には合うけれども、Bの方には合わない。それはそれぞれやっぱり病のぐあいというのは違いますので、やっぱり検討されるということであれば、やはりあったようなアンケートなり、調査なり、するべきと思いますので、やっぱり一歩でも二歩でも足を踏み入れると言いますか、進めるその気持ちが大事ではないかというふうに思いますので、ひとつ十分なる御検討をいただき、さらに進めていただきたいなというふうに思います。  再度、同じ質問をいたします。  目標管理制度では、効果的に職員の意識改革を図る観点から、個々の職員、単位での評価ではなく、課単位での目的・管理的な手法を導入され、優先して行ってみえます。また、人事考課制度・能力給制度・勤務評価は、一体なものとするということで検討されておりますが、導入への考えをお伺いいたします。  また、職員の意識改革の人材育成が、どこまで向上されたのか、お伺いをいたしたいと思います。 ○議長(内田親根君) 総務課長、田中稔久君。 ○総務課長(田中稔久君) これにつきましては、行政改革の項目の中にも、行政評価システムと能力重視の人事制度改革等といったものが取り組まれてきております。まずこれまで職員の事務の中に、評価という考え方、つまりこの計画実施検証見直しを全般に導入をするとします。このPDCサイトといいますか、事務事業を効果的に実施する評価システムを現在運用しているところでございます。この事務事業評価は、担当課の事務事業における検証、さらには目的、目標が明確になることから、推進しているものでございます。この評価と人事制度が直結するものではございません。当面は事業評価を主体に据え、職員への浸透を図っていきたいというふうに考えております。  今後、これらの制度の導入等につきまして、考える時期が来れば、さらに考えていかなければならないというふうに思っております。  以上でございます。 ○議長(内田親根君) 増田秀樹議員。 ○15番(増田秀樹君) ありがとうございます。
     同じ問題をさせていただきます。  福岡県久留米市、ここは30万3,200人の市でございますけれども、うつ病の啓発チラシを作成した。職域用と一般用があり、疲れているのに2週間以上眠れない日々が続いている。食欲がなく、体重が減ったなどの共通チェックリストのほか、職域用では、遅刻・欠勤・早退が多い、仕事のミスが続く、一般用では、表情が暗い、口数が少ない、自分を責めるなど、周囲の人が気づくことのできるうつ病のサインを掲載しています。  このように久留米市では、啓蒙チラシというのをつくったそうでございますけれども、町長、こういったものをどういうふうにお考えか、お伺いいたします。 ○議長(内田親根君) 石原正敬町長。 ○町長(石原正敬君) ちょっと一般用というのはさておきまして、職員に対してどうかという観点からお答えをさせていただきたいなと思います。  今でも研修等でそういった自己判断、あるいは同じ職場のものがどうかというようなことをメンタルヘルス的な検証を行っているところであります。それを明文化して、チェックリストにするといったことだと思うんですけれども、何か簡易なんですね。例えがあれば取り組んでいく必要はあると思いますし、少し検討させていただいて、どういった処方が菰野町に合っているかということもあわせて、協議してまいりたいと考えております。 ○議長(内田親根君) 増田秀樹議員。 ○15番(増田秀樹君) ありがとうございます。  やはり検討しようという姿勢が大事かと思いますので、検討に検討を重ねて、何らかのひとつ手だてをしていただきたいと思います。  さらに質問をさせていただきます。  次に、3番目のベルマーク教育運動についてお伺いをいたします。  学校教育課長にお伺いをいたしたいと思います。  鈴鹿市白子小学校の取り組みということで、通告のときにも課長には通告させていただいております。そこで、ちょっとつけ加えさせていただきたいのは、一つに、課長も私と年代が同じことですので、ベルマークを本当に集めた覚えのある課長でございますので、よくわかっていると思いますけども、昔はもちろんPTAなんかの範囲でやっておったんですけども、学校外へ飛び出して、そして活動が広がっているということを記憶もそうなんですけども、たくさん広がっているということと、つけ加えさせていただきますけども、2006年から小・中学校だけでなくして、大学、あるいは公民館、大学でも短大とか、あるいは専門学校、こういったところにも広がっているということをつけ加えさせていただきたいと思いますし、また、2010年3月からは、消耗品というのがだめになったんですけども、消耗品などは購入対象から除外されていましたけれども、除外品は撤廃され、教育現場の充実に役に立つものであれば、何でも購入することができると。非常に品数といいますか、その学校で使うものなら何でもよくなったという広がりを持っておるわけでございまして、そういったことも含めて、ひとつ白子の紹介をさせていただきたいと思います。  鈴鹿市白子小学校の取り組みを紹介させていただきます。児童数は546名でございまして、PTA会員数が418名、PTA活動の専門部会では、ベルマーク部を設けております。部会にベルマーク部があるわけでございまして、活動にはPTA会員が全員参加すると。何らかのことに携わって協力するというふうなことと、地域の協力、地域にあるショッピングセンターであるとか、あるいは公民館であるとか、そういった人の寄るところ、そういうところにこの回収ボックスというんですか、そのボックスを置いて、定期的に子どもたちやあるいは保護者や、そういう方たちが回収にいくということだそうでございまして、非常に活発な活動になっておりますし、広がっておるということでございます。ここの実績では、07年に9万7,800点、金額にすれば9万7,800円ですけれども、県内で8位だそうでございます。08年になりますと、10万5,751点、県内で7位と、09年度で9万7,267点、これも県内で7位と、この近年、大体県内では7位、8位というプラスといいますか、実績だそうでございます。ここは45年間続けられてみえるわけでございますけれども、45年間の累計で773万点、これも県内4位の実績だそうでございます。45年間、地道な活動を続けて、45年で773万円分の備品なり、消耗品なり、いろんな学校に必要な菰野町には買っていないような、そういったものが整っているということでございまして、こういった広がりのある活動ということで、ひとつ課長のお考えをお伺いいたしたいと思います。 ○議長(内田親根君) 学校教育課長、諸岡敏文君。 ○学校教育課長(諸岡敏文君) 今、増田議員から白子小学校のベルマーク活動の例を提案させていただきました。  お話があった白子小学校でございますけども、大変ベルマーク運動のすばらしいところは、PTAである保護者が中心になって45年の間、継続してこの活動をしてきた点であると思います。  さらに、ベルマークを集めるためにさまざまな工夫をされて、加えてベルマーク新聞等も定期的に発行されるなど、活動状況を細かく子どもたち、保護者、また地域に発信しているところでありまして、子どもたち一緒に学校をつくっていこうとする地域の保護者の熱い思いを感じるところでございますので、感想として述べさせていただきます。  以上でございます。 ○議長(内田親根君) 増田秀樹議員。 ○15番(増田秀樹君) ありがとうございます。  再度、ベルマークについてお伺いをいたします。  教育長にお伺いをいたします。通告のときに既に通告はしてございますので、御理解いただいているものというふうに思います。ここでお伝えしたいのは、福祉、ボランティア、これに広がっているということをお伝えしたいわけなんですが、紹介をさせていただきます。  富山市速星中学校を紹介をいたします。ボランティアに力を入れられている学校でございます。各クラスに2名のボランティア委員会を設けられております。03年から地域へ還元ということで、車いすを寄贈をされておみえになります。09年は、昨年でございますけれども、車いすを10台、老人施設へ寄贈をされてみえます。実績は昭和41年から参加されて、昨年度で546万点で県内5番目となっております。このやはり活動によって、ボランティアの輪が非常に広がったということだそうでございます。  もう1校だけ紹介させていただきます。  彦根市東中学校ですけれども、ここも車いすであるわけなんですが、ここはちょっと高級なと言いますか、ちょっと非常に高度なと言いますか、リクライニングのチェアー式の車いすということで、これも生徒会が中心になって活動されて、クラスで1名の方を委員のメンバーとしてやっておみえになります。このようにして、全国で、ただ、この学校の備品、あるいは消耗品じゃなくして、こういう福祉、ボランティア、こういうことに非常に広がっているということも仕上げたいわけでございまして、福祉設備、こういったものを購入されて、そして施設に寄附をされているということでございまして、教育施設のみならず、ボランティア活動や福祉活動と幅広い活動としてベルマークの運動をされておりますけれども、この活動についてのお考えをお伺いをいたしたいと思います。 ○議長(内田親根君) 教育長、櫻木政史君。 ○教育長(櫻木政史君) それでは、お答えをさせていただきます。  昨今の中学校では、いじめや不登校、非行など、子どもたちの心の発達を心配することが数多くございますけれども、お話を伺う中で、ベルマーク活動を通して子どもたちに社会奉仕の大切さや、弱者をいたわる温かい気持ちを育てる心の教育を行っていることに対し、意義深いものを感じておる次第でございます。  一人一人の小さな力を結集すれば、この事例のように大きな社会貢献ができるということや、ボランティア精神がよりよい社会を築くために大切なことであるということを、ベルマーク運動を通して子どもたちが学んでいることと思います。  町内の中学校では、ベルマーク運動は行っておりませんけれども、このようなボランティア精神で、例えば、ひとり暮らしの老人宅や社会福祉施設への訪問活動など、これまでも菰野町では継続的に取り組んできておりますけれども、いずれにいたしましても、御教授いただいたことにつきましては、しっかりと受けとめておきたいというふうに考えておるところでございます。 ○議長(内田親根君) 増田秀樹議員。 ○15番(増田秀樹君) ありがとうございます。  先ほど申し上げたように、ボランティア、あるいは福祉としての目的を変えられて、そして広げられて、今も教育長、お話されましたけれども、心の教育ということもお話されましたけれども、非常に成果を上げておみえになるわけでございますので、受けとめるだけでなくして、さらに検討を重ねていただきたいというふうに思います。  再度、ベルマークについてお伺いいたします。  活動に携わるたくさんの方々のPTA会員や協力いただく地域の人々、それは校区内のスーパーや、あるいは商店、あるいは隣近所、あるいは会社、ボランティア団体、老人会、福祉施設などなどとの地域コミュニティが非常に深まったと。あるいは地域の人とのかかわりが非常に多くなったと。あるいは人間関係のつながりが一層深くなったと。本当に生活全体の環境がよくなったと。あるいは子どもと地域の人たち、あるいは保護者と地域の人たち、学校と地域の人たち、ただのベルマークというものの活動ではなくして、やはり地域の人々と本当に触れ合いなり、かかわりなり、そんなものが広がったと、深まったということでございまして、ベルマークの活動以外の部分で、非常にこの大きな成果が上がっている。よかった。もっとやろう。続けていこうというやってみえるところの保護者なり、当然、PTAの先生方もそうですし、保護者もそうですし、地域の人もそうでございます。本当にそういうことを踏まえて、 一つ、お尋ねをさせていただきたいと思います。  ベルマークの教育運動の意義、こういったこと、先ほども心の教育のお話をいただきましたけれども、今、日本は本当に食べること、あるいは飲むこと、本当にぜいたくになってきておるわけでございまして、物の価値観、物の大切さを再確認するためにも、再度、菰野町にも取り組みが必要と考えますが、課長の考えをお聞きしたいと思います。 ○議長(内田親根君) 学校教育課長、諸岡敏文君。 ○学校教育課長(諸岡敏文君) 私自身も数年前に近隣の町外の学校に勤務したことがございまして、そこではPTAのベルマーク委員会がございました。今、議員の御指摘とか、御提案のとおり、PTAのベルマーク委員が中心に点数をケースごとに分けてながら、子どもたちが地域とか、保護者から運んでくるとそのようなところがございまして、本当にPTAの活動も活発になったということを記憶しております。  今回の提案でございますけども、このベルマーク運動をすることで、PTA活動の活性化ももちろんでございますけども、地域を巻き込んでボランティア精神の啓発、また学校と地域の結びつきをより深くしていくというとこで、すごく意義のあることだと考えておりますので、また、今の提案のあったことにつきましては、校長会等でこういった提案があったということは御紹介しながら、啓発に努めていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(内田親根君) 増田秀樹議員。 ○15番(増田秀樹君) 同じ質問を教育長、お願いします。 ○議長(内田親根君) 教育長、櫻木政史君。 ○教育長(櫻木政史君) 先ほどもお答えをいたしましたとおり、地域社会とのつながりのある活動というのは、大変意義深いものだということは申し上げたとおりでございますけれども、ベルマーク活動は、学校内のみでの取り扱いといたしますことは、やはり作業量等々で少し無理があるのではないかというふうに思っております。保護者会等の自主的な取り扱いとしてあってこその活動だというふうに考えております。そのような形で御協力いただけるものであれば、大変ありがたいというふうに思っておりますし、ただいま課長が申し上げましたように、校長会等でもそういうことにつきましては、一度、お話をさせていただきたいなというふうに思っているところでございます。 ○議長(内田親根君) 増田秀樹議員。 ○15番(増田秀樹君) ありがとうございます。  次に移らさせていただきます。  最後の質問になります。情報発信の取り組みということで町長にお伺いをいたしたいと思います。  このブログでございますので、町長個人のものだと言われるかわかりませんけれども、何人かの住民の方より、町長のブログに対する心配の声を代弁してお聞きをいたしたいと思います。その方は、いわゆる町長のファンの方でございますので、安心していただきたいと思いますけども、町のホームページを利用しているわけでございまして、この来年3月には町長選挙を控えているわけでございまして、ブログ掲載、大丈夫なのかな。こんなん選挙を前にして、こんなん開いておっていいのかな。いつまでやるのかなとよく言われます。果たしてこれがいつまでいいのか、悪いのか、ちょっとはっきりわかりませんし、基本的には6カ月なのかな、3カ月なのかな、1カ月なのかなというふうに思いますけども、その点についてお伺いいたします。  なぜこういうことを聞かなければならないかということは、住民にとって大切な町長選挙ではあるわけでございまして、もし何らかの違反であったり、あるいは注意、指摘を受けようなことのないようにという願いの住民の方々がいるから、お聞きするわけでございまして、住民の方々の誤解を招かないためにも、ブログに対しての適正な活用をお願いしたいと思いますが、その点についてお伺いいたしたいと思います。 ○議長(内田親根君) 石原正敬町長。 ○町長(石原正敬君) ベルマークの答弁を用意しとったんですけれども、いきなり情報発信に戻ったもので、ちょっと虚を突かれた感じもあるんですが、御懸念の向き、あろうかと思います。関係法令、主にこれは公職選挙法ですとか、そのほかの法令に照らして、妥当な答えが出るのではないかなというふうにして思っているところであります。さわさりながら、私自身が町長である任期の間は、やはり町長としての職として、情報発信をしていこうというような積極的な意味合いとして私は活動していることだと思っておりますので、御懸念の向きは、今後、検討させていただいて、できる限り、前向きな形での取り扱いにさせていただければ、幸いであるなと思っております。 ○議長(内田親根君) 増田秀樹議員。 ○15番(増田秀樹君) ありがとうございます。  心配される方に、代弁させていただいたわけでございますけども、ブログの下枠内に、インタレストマッチ、広告掲載ということがございますけれども、ここには5から6の企業、あるいは会社、広告があるわけなんですが、この広告の収入というのは、どうなっているのかな。ブログに入っていっているのかな。どこへ入っていっているのかな。そういうことをちょっとお聞きしましたので、一遍、ちょっと詳しいことわからんので、一遍聞いてみるわというようなことも話しておりましたので、お伺いをいたしたいと思いますけども、システムはシステムとして、ブログ内で広告掲載料、すなわちビジネスが行われることについて、どのようにお考えか、お伺いしたいと思います。  中には、カードローン、ハウスメーカー、ホテル、宿の予約、白髪ヘアカラー、トリートメント、中には毛穴ケアというものがございます。事務局、1を、お願いします。  町長のブログを開きますと、ずっと下へいっていただきますと、ここにこのように2、4、6ですか。この企業があるわけなんですが、これを見ると、こんなんいいのかなとこういうふうに心配される方も中にはある。もう一つお願いします。  このブログのすぐ下、今度は住まいですわ。400万円で買えるという2,000万円台の家やということでPRしているんですけども、こういうものが出てきます。次、見てもらいます。毛穴が開いている人、限定。何やこれ。だれや毛穴開いているの。何かわからないものが出てきますけども、どんどん進んで入り込んでいきますと、このようなものが今は出てくるわけなんですが、このブログを深くと言いますか、知らない。そういう見られる方で誤解を招くんじゃないかという心配をしておみえになります。広告掲載によってもしトラブル、こういったものが発生したらどないなるんやろうなというふうなことも心配される方がお見えになりますけども、そういった点について、一つお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(内田親根君) 石原正敬町長。 ○町長(石原正敬君) 私のブログというような御指名でございますけれども、一般論としてまず申し上げさせていただきますと、インターネット社会がすべて安全かというと、私はそうではないと考えております。しかしながら、あの程度の広告であれば、私は常識人の判断の中で、私は判断されるだろうというふうにして考えております。  それともう1点、あの広告収入はどうなっているのかなという、一つの疑念と言いますか、御心配をいただいているわけでございますけれども、もちろん私のところに入っているわけではございませんでして、サーバーを管理するヤフーなり、そういったところに広告収入が入っているんだろうというふうにして考えるところでございます。 ○議長(内田親根君) 増田秀樹議員。 ○15番(増田秀樹君) もう1点だけお伺いします。  インタレストマッチをクリックしますと、ヤフービジネスセンターにつながる。3,000円から広告掲載が開始となる。さらにビジネスがどんどんと広がっていくわけですけども、このようにブログ内でいわばお金のやりとりが行われるということでございます。住民にさらなる誤解を招き、中には町のイメージダウンにつながるおそれがあるということも心配をいたしております。  こういった広告掲載削除、あるいは掲載拒否、こういったものができるのか、お伺いをいたしたいと思います。  また、選挙を控えての情報発信は、菰野町の発信であり、町長と石原正敬、公人と個人を区別しなければならないと思いますし、住民に誤解を招かないよう、いわば、グレーゾーンをつくらないように、特に注意を払わなければならないというふうに思いますが、どのようにお考えか、お伺いをいたします。 ○議長(内田親根君) 石原正敬町長。 ○町長(石原正敬君) 御心配の向き、御指摘いただきましてまことにありがとうございます。しかしながら、一般的な常識の範囲で考えれば、あれが、あの広告がどうかというような問題というのは、おのずと答えが見えてくるであろうかなというふうにして思っておりますし、それも含めて、町民の皆さん方御判断されるんだろうというふうにして思っています。  さわさりながら、任期いっぱい、私自身は一生懸命務めさせていただこうということで、また来期について私がどうするかということは、一言も申し上げておりませんので、御理解賜りたいと思います。 ○議長(内田親根君) 増田秀樹議員。 ○15番(増田秀樹君) はい、ありがとうございます。ちょっと時間も長くなったんですが、ブログを見られる住民の方々が、少し心配されておみえになりましたので、それの代弁として、お伺いをいたしました。  これで私の質問をすべて終了いたします。どうもありがとうございました。 ○議長(内田親根君) 以上で、増田秀樹議員の一般質問は終了しました。  これで、通告をされました一般質問はすべて終了いたしました。  なお、関連質問のある方は、休憩中に議会事務局まで通告書を提出していただきますようお願い申し上げます。  ここで暫時休憩をしていただきまして、議会運営委員会を開催していただきたいと存じます。議会運営委員会は2時30分より第507会議室にて行っていただきます。星川委員長、よろしくお願いいたします。  暫時休憩をいたします。               午後 2時20分 休 憩              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜               午後 3時50分 再 開 ○議長(内田親根君) 再開します。  ここで、会議規則第9条第1項の規定により、本日の日程がすべて終了するまで、会議時間の延長を宣言します。  暫時休憩をいたします。               午後 3時51分 休 憩              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜               午後 4時06分 再 開 ○議長(内田親根君) 再開します。  休憩中に関連質問の通告がありませんでしたので、一般質問はこれで打ち切りします。  これにて、一般質問は終了いたしました。  ここで、総務課長より発言の申し出がございますので、これを許可します。  田中稔久総務課長。 ○総務課長(田中稔久君) 失礼をいたします。  本日の千賀議員の一般質問の中で、女性職員の管理職任用のお尋ねの中で、不適切な発言をいたしました。今後このようなことのないよう気をつけますとともに、議員の皆様におわび申し上げます。 ○議長(内田親根君) ここで、上程されております議案につきまして、質疑を行いたいと思います。  全議案につきまして質疑のある方、御発言ください。  矢田富男議員。 ○10番(矢田富男君) 私は、今回、菰野町職員の育児休業に関する条例の一部改正について、提案説明もございましたが、質問したいと思います。  今回の上位法令は、育児・介護休業法の改正であります。それに基づいて菰野町の今回の育児休業に関する条例、介護はどこへ行ったんですか。これを聞きたいわけです。6月30日をもって施行されるという育児・介護休業法がどのような形で進められ、そして介護というものの考え方が菰野町の中での条例改正には至らないのかどうかということをお尋ねをしたいと思います。 ○議長(内田親根君) 総務課長、田中稔久君。 ○総務課長(田中稔久君) お尋ねの育児・介護の休暇の件でございます。今回の菰野町職員の育児休業の関係の条例には、介護の部分が入っておられないのではないかというふうなことでございます。
     これにつきましては、もとになります育児・介護法の法令を受けまして、地方公務員の休暇に関する法令、これがこの条例のもとになりまして、今回、職員の介護の部分につきましては、勤務時間条例の中で、介護の部分を定めております関係で、その勤務時間条例を受けて、細部を規定いたします勤務時間条例規則、規則のほうに介護部分、これは人事院規則に準じて改正をされるわけでございますけれども、ここで介護の休暇の部分が出てまります。規則のほうでそのことにつきまして、お世話になることになりますので、これにつきましては常任委員会で御説明をさせていただく予定でございます。  以上です。 ○議長(内田親根君) 矢田富男議員。 ○10番(矢田富男君) 職員にとっては育児休業も大切なことですし、今後、高齢化が進む中で、介護休業というものも私は大切になってくるんだろうと思っています。若い職員だからといって、高齢化の進む中で、介護というもののとらえ方をいま一度、私は考えていただきたいと思っています。  すべての企業においても、この法をもとにして、育児・介護休業法という上位法に基づいて、各企業が切磋琢磨をしていく状況の中で、やはり町職員の中でも育児・介護休業法の改正を受けて、取り組んでいただきたい。規則の中で変えるということですけども、職員、女性の方に聞いてみますと、私たちも同じような扱いをしてほしいというようなことも聞くところがあります。介護法ということについても、十分検討していただきたいなと思っております。  以上です。 ○議長(内田親根君) ほかにございますか。  ほかに御発言がないようですので、質疑を終了します。              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎日程第2 議案第34号 菰野町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例              (案)       議案第35号 菰野町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正す              る条例(案)       議案第36号 菰野町税条例の一部を改正する条例(案)       議案第37号 町道路線の廃止について       議案第38号 町道路線の認定について ○議長(内田親根君) 日程第2、議案第34号から議案第38号までを一括議題といたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(内田親根君) 異議なしと認めます。  よって、議案第34号から議案第38号までを一括議題といたします。  菰野町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例(案)、議案第34号、菰野町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例(案)、議案第35号、菰野町税条例の一部を改正する条例(案)、議案第36号、以上3議案は、総務財政常任委員会へ付託いたします。  町道路線の廃止について、議案第37号、町道路線の認定について、議案第38号、以上2議案は、産業建設常任委員会へ付託いたします。  ここでお諮りします。  お手元に配付しましたとおり、事件12件を日程に追加し、議題としたいと存じますが、これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(内田親根君) 異議なしと認めます。  よって、議案12件に日程に追加し、議題とすることに決しました。              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜追加日程第1 議案第42号 菰野町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条                例(案) ○議長(内田親根君) 追加日程第1 菰野町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例(案)、議案第42号を議題といたします。  議案の朗読を願います。                  〔書記朗読〕 ○議長(内田親根君) 本件につきまして、町長の提案説明を求めます。  石原正敬町長、登壇ください。               〔町長 石原正敬君 登壇〕 ○町長(石原正敬君)  議案第42号、菰野町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例案について、提案説明を申し上げます。  この一部改正案につきましては、児童扶養手当法の一部を改正する法律が6月2日公布、8月1日に施行されることになり、本条例において引用する同法の条項が変更されることに伴い、関係箇所について所要の改正を加えるものでございます。  以上、簡単ではございますが、提案説明とさせていただきますので、御審議をいただき、原案どおり議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(内田親根君) 本件につきまして質疑のある方、御発言ください。  別段御発言がないようでございますので、質疑を打ち切り、本件について総務財政常任委員会へ付託します。              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜追加日程第2 議案第43号 工事請負契約の締結について(公共下水道事業北部第3                汚水管渠敷設工事22−2工区) ○議長(内田親根君) 追加日程第2、工事請負計画の締結について、議案第43号を議題といたします。  議案の朗読を願います。                  〔書記朗読〕 ○議長(内田親根君) 本件につきまして、町長の提案説明を求めます。  石原正敬町長、登壇ください。               〔町長 石原正敬君 登壇〕 ○町長(石原正敬君) 議案第43号、公共下水道事業北部第3汚水管渠布設工事の22―2工区、工事請負契約の締結について、提案説明を申し上げます。  当該工事につきましては、千草工業団地内の約18.3ヘクタールにおいて、開削工法にて汚水管を布設し、マンホール、汚水マスなどの設置を行うもので、所定の手続に従い、平成22年5月19日に公告をし、6月10日に11社にて開札を実施いたしましたところ、小林建設株式会社が消費税を含め、6,793万5,000円で落札いたしましたので、地方自治法第96条第1項第5号の規定に基づき、議決を求めるものであります。  以上、簡単ではございますが、提案説明とさせていただきますので、原案どおり議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(内田親根君) 本件につきまして、質疑のある方、御発言ください。  矢田富男議員。 ○10番(矢田富男君) この工事契約を見ていただきますと、競争入札に行われているのがわかります。例え11社が競争入札に参加をしても、この結果を見るとおり、99.91%です。なぜこういうことが起こるかと言うと、上位が高額な金額が3社そろえば、下が全部落札外になるというのが結果です。以前にも指摘をさせていただきました。これが例えば、本当に11社であろうと、12社であろうと、20社であろうと、上の3社がここを落札した6,470万円、その次、6,475万円、その次、6,476万円、このような高額な金額、100%に近い金額を入れると、落札率が99.1%です。ほかのところが切磋琢磨し、そして今まで言われているような金額で、できるだけ菰野町の公共工事をと思って入札に参加をしても、こういう結果が生まれます。それはなぜかと言うと、菰野町の最低制限価格の設定に、私は問題があると思っています。建設工事については、83%から84.99%の全業種、この方法がとられているということは、上の3社がこういうふうに高額入れれば、83点幾つということで一生懸命積算見積もりをしていっても、84点何%というような最低の入札の価格、最低制限価格になるわけです。この点について、財務課長、今後、こういうふうな方式がもし菰野町内業者育成に私は大変いいことだと思っているんだけれども、すべてのところにマッチするということがあり得ます。ということです。その点について、やっぱり今後、談合調査特別委員会等々でこの入札制度については、もう一度考え直す必要があるのではないかというふうに思いますので、今、財務課長のほうでこの結果に受けて、どのような考え方を持っているか、お聞かせをいただきたいと思います。 ○議長(内田親根君) 財務課長、諸岡高幸君。 ○財務課長(諸岡高幸君) ただいま、矢田議員がおっしゃられました内容につきまして、それらが課題であることは存じ上げております。  いろんな入札制度があるわけでございまして、その中でできるだけベターなものを取り上げようというような形で研究しながら、取り上げてまいっておりますが、やはりなかなかベストなものが見当たらない。できるだけベターなものをというふうなことで、談合防止調査特別委員会の中でもいろんな御協議を賜ってまいりました。  いずれにいたしましても、課題のあることは十分理解をいたしておりますので、今後、庁内、または課内等でも十分研究をしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(内田親根君) ほかにございませんか。  ほかに御発言がないようですので、質疑を打ち切ります。  お諮りします。  本件について、原案を可決することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(内田親根君) 異議なしと認めます。  よって、議案第43号は、原案を可決することに決しました。              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜追加日程第3 議案第44号 工事請負契約の締結について(特定環境保全公共下道道                事業北部第5汚水管渠布設工事22−3工区) ○議長(内田親根君) 追加日程第3、工事請負契約の締結について、議案第44号を議題といたします。  議案の朗読を願います。                  〔書記朗読〕 ○議長(内田親根君) 本件につきまして、町長の提案説明を求めます。  石原正敬町長、登壇ください。               〔町長 石原正敬君 登壇〕 ○町長(石原正敬君) 議案第44号、特定環境保全公共下水道事業北部第5汚水管渠布設工事22−3工区工事請負契約の締結について、提案説明を申し上げます。  当該工事につきましては、永井地内の菰野町清掃センター東側のおよそ2.3ヘクタールにおいて開削工法にて汚水管を布設し、マンホール、汚水マスなどの設置を行うもので、所定の手続に従い、平成22年5月19日に公告をし、6月10日に11社にて開札を実施いたしましたところ、株式会社八幡建設が消費税を含めて4,463万4,450円で落札しましたので、地方自治法第96条第1項第5号の規定に基づき、議決を求めるものであります。  以上、簡単ではございますが、提案説明とさせていただきますので、原案どおり議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(内田親根君) 本件につきまして質疑のある方、御発言ください。  別段御発言がないようでございますので、質疑を打ち切ります。  お諮りします。  本件について、原案を可決することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(内田親根君) 異議なしと認めます。  よって、議案第44号は、原案を可決することに決しました。              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
    追加日程第4 議案第45号 工事請負契約の締結について(特定環境保全公共下水道                事業北部第6汚水管渠布設工事22−1工区) ○議長(内田親根君) 追加日程第4、工事請負契約の締結について、議案第45号を議題といたします。  議案の朗読を願います。                  〔書記朗読〕 ○議長(内田親根君) 本件につきまして、町長の提案説明を求めます。  石原正敬町長、登壇ください。               〔町長 石原正敬君 登壇〕 ○町長(石原正敬君) 議案第45号、特定環境保全公共下水道事業北部第6汚水管渠布設工事22−1工区工事請負契約の締結について、提案説明を申し上げます。  当該工事につきましては、竹成地内の竹永保育園及び竹永小学校周辺の約7.2ヘクタールにおいて開削工法にて汚水管を布設し、マンホール、汚水マス等の設置を行うもので、所定の手続に従い、平成22年5月19日に公告をし、6月10日に11社にて開札を実施いたしましたところ、株式会社池田舗道が消費税を含めて4,436万4,600円で落札しましたので、地方自治法第96条第1項第5号の規定に基づき、議決を求めるものであります。  以上、簡単ではございますが、提案説明とさせていただきますので、原案どおり議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(内田親根君) 本件につきまして質疑のある方、御発言ください。  別段御発言がないようでございますので、質疑を打ち切ります。  お諮りします。  本件について、原案を可決することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(内田親根君) 異議なしと認めます。  よって、議案第45号は、原案を可決することに決しました。              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜追加日程第5 議案第46号 工事請負契約の締結について(特定環境保全公共下水道                事業南部第2汚水管渠布設工事22−1工区) ○議長(内田親根君) 追加日程第5、工事請負契約の締結について、議案第46号を議題といたします。  議案の朗読を願います。                  〔書記朗読〕 ○議長(内田親根君) 本件につきまして、町長の提案説明を求めます。  石原正敬町長、登壇ください。               〔町長 石原正敬君 登壇〕 ○町長(石原正敬君) 議案第46号、特定環境保全公共下水道事業南部第2汚水管渠布設工事22−1工区工事請負契約の締結について、提案説明を申し上げます。  当該工事につきましては、片倉地内の約4.1ヘクタールにおいて開削工法にて汚水管を布設し、マンホール、汚水マス、マンホールポンプなどの設置を行うもので、所定の手続に従い、平成22年5月19日に公告をし、6月10日に11社にて開札を実施いたしましたところ、諸岡建設株式会社が消費税を含めて4,341万150円で落札しましたので、地方自治法第96条第1項第5号の規定に基づき、議決を求めるものであります。  以上、簡単ではございますが、提案説明とさせていただきますので、原案どおり議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(内田親根君) 本件につきまして質疑のある方、御発言ください。  別段御発言がないようでございますので、質疑を打ち切ります。  お諮りします。  本件について、原案を可決することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(内田親根君) 異議なしと認めます。  よって、議案第46号は、原案を可決することに決しました。              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜追加日程第6 議案第47号 工事請負契約の締結について(朝上小学校中校舎、北校                舎耐震補強・大規模改造工事(建築工事)) ○議長(内田親根君) 追加日程第6、工事請負契約の締結について、議案第47号を議題といたします。  議案の朗読を願います。                  〔書記朗読〕 ○議長(内田親根君) 本件につきまして、町長の提案説明を求めます。  石原正敬町長、登壇ください。               〔町長 石原正敬君 登壇〕 ○町長(石原正敬君) 議案第47号、朝上小学校中校舎、北校舎耐震補強・大規模改造工事工事請負契約の締結について、提案説明を申し上げます。  この朝上小学校の工事につきましては、既存の中校舎及び北校舎の耐震補強を行いつつ、大規模な改造を加えて施設整備を行うものでございます。  5月19日に公告を行い、6月10日に7社にて開札を実施いたしましたところ、株式会社伊藤工務店、四日市営業所が1億7,141万7,750円で落札しましたので、地方自治法第96条第1項第5号の規定に基づき、議決を求めるものであります。  工事概要につきましては、中校舎及び北校舎ともに1階部分と2階部分に耐震補強工事を行うとともに、教室・廊下・図書室・トイレなど、内装の改修工事を行い、またエレベータを1基設置するとともに、屋上の防水工事と外壁塗装工事を行うものであります。  工期につきましては、契約日から平成22年11月30日までとしておりますので、御理解を賜りたいと存じます。  以上、簡単ではございますが、提案説明とさせていただきますので、原案どおり議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(内田親根君) 本件につきまして質疑のある方、御発言ください。  別段御発言がないようでございますので、質疑を打ち切ります。  お諮りします。  本件について、原案を可決することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(内田親根君) 異議なしと認めます。  よって、議案第47号は、原案を可決することに決しました。              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜追加日程第7 議案第48号 工事請負契約の締結について(鵜川原小学校南校舎、体                育館耐震補強・大規模改造工事(建築工事)) ○議長(内田親根君) 追加日程第7、工事請負契約の締結について、議案第48号を議題といたします。  議案の朗読を願います。                  〔書記朗読〕 ○議長(内田親根君) 本件につきまして、町長の提案説明を求めます。  石原正敬町長、登壇ください。               〔町長 石原正敬君 登壇〕 ○町長(石原正敬君) 議案第48号、鵜川原小学校南校舎体育館耐震補強・大規模改造工事の工事契約の締結について、提案説明を申し上げます。  この鵜川原小学校の工事につきましても、既存の南校舎及び体育館の耐震補強を行いつつ、大規模な改造を加えて、施設整備を行うものでございます。  5月19日に公告を行い、6月10日に5社にて開札を実施いたしましたところ、株式会社服部組が1億4,054万2,500円で落札をしましたので、地方自治法第96条第1項第5号の規定により、議決を求めるものであります。  工事概要につきましては、鉄筋コンクリート3階建て南校舎の1階部分と2階部分及び体育館に耐震補強工事を行い、また、教室・廊下・図書室・トイレなど内装の改修工事を行うとともに、屋上の防水工事と外壁の塗装工事を行うものでございます。  工期につきましては、契約日から平成22年11月30日までとしておりますので、御理解を賜りたいと存じます。  以上、簡単ではございますが、提案説明とさせていただきますので、原案どおり議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(内田親根君) 本件につきまして質疑のある方、御発言ください。  中川哲雄議員。 ○18番(中川哲雄君) 矢田議員が先ほど指摘したことと基本的には同じなんですが、今回のこれ、入札に参加できる資格業者は何業者ですか。  5業者しか応札に応じなかった。そしてこれは金額でいくと、2,000万円違うんですね。矢田議員が言われた指摘したところは、約1,000万円違うんですね。この工事は2,000万円違うんです。大変、以前からこれ何度も何度も指摘しながら、なかなか改善がされてきてないんですね。これは参加資格業者が何業者ですか。その前の議案も基本的には、これ建設工事ですから、同じですね。なぜ前のはこれ7業者でしょう。これは今、提案されている議案のこの部分については5業者でしょう。5社しか参加してなかった。応札しなかった。これ順番はどっちが先ですか。どっちが先ですか。先に落札した業者は、この同じ日にやってますから、落札した業者は、次には参加資格がなくなるんですよ。服部組がこれ取っているわけですが、その前のやつは、伊藤工務店が取っているんですね。そうでしょう。どっちが先ですか、これ。入札をしたのはどちらが先ですか。お聞きします。  そして、参加資格業者は何社ですか。 ○議長(内田親根君) 財務課長、諸岡高幸君。 ○財務課長(諸岡高幸君) お答えいたします。  ただいまの一般競争入札の場合、同業種の場合、落札本数を1本と、1業者1本というふうに決めておりますので、不公平のないように高い予定価格の分から順次、入札を行っております。  それと、参加業者につきましては、完成工事高、それと経営審査事項の点数、それと配置技術者数の関係で、明確には申し上げることができませんが、町内業者では1社及び点数の関係で2社、それと四日市管内では20社近くがあると思われます。それで前回の要するに大規模改造工事の部分が大きな部分を持つ工事で、耐震工事の率が低い部分につきましては、入札に参加しやすいというふうなことをお伺いしておりまして、そのような場合につきましては、12、3社の入札参加者がございますのが現状でございます。  以上でございます。 ○議長(内田親根君) 中川哲雄議員。 ○18番(中川哲雄君) この5社しか応札されなかったと。なぜこんなに少ないのか、その辺はどのように思いますか。  参加資格業者、相当あると思うんですね。その前のほうは、大変競争しまして83.89%ですね。ここでも7社あったんですね。ここでは。その後、行われた鵜川原のほうは、たった5社しかなかった。なぜですかね。その辺は何かなぜ5社に少なくなったのか。その辺はどういうふうに感じますか。 ○議長(内田親根君) 財務課長、諸岡高幸君。 ○財務課長(諸岡高幸君) 先ほども申し上げましたように、業者さんの声をお伺いしておりますと、なかなかその耐震工事につきましては、どのようなものが発生するかわからないというようなことで、業者さんも現場を見せてくださいねというふうなことで、現地を見てもらっている業者もございます。その中で判断されている部分が多いというふうに理解をいたしております。
    ○議長(内田親根君) 中川哲雄議員。 ○18番(中川哲雄君) 余りよくわからないんですが、朝上小学校のほうは、校舎ですね。鵜川原小学校のほうは体育館が含んでおるわけですね。こっちの朝上小学校のほうが金額が多いんですけども、金額の少ないほうの入札のほうが少なかったと。業者が、応札が少なかった。どうもよくわからんのですけどね。今の説明では、両方とも参加しにくいわね。条件的には。何かほかに理由がありますか。今言われたこと以外に。  たった5社しか、今、不景気で仕事ないですよ、どこでも。できるだけやっぱり仕事欲しいですよね。考える範囲の中でも相当資格業者はあると思うんですよね。たった5社しか今回なかったというのは、もっとほかに考えられる理由ありますか。 ○議長(内田親根君) 財務課長、諸岡高幸君。 ○財務課長(諸岡高幸君) 今までもこの耐震補強工事を実施してまいってきておりますが、その中で耐震補強の部分の割合が高い工事につきましては、業者数が4社ないしは5社というときもございましたので、ですから、耐震工事そのものになかなか採算性の計算をするのが難しい部分があるのではないかなというふうなことを理解をいたしております。 ○議長(内田親根君) 中川哲雄議員。 ○18番(中川哲雄君) 今、提案をされているこの議案なんです。この工事ですけども、菰野町の参加資格業者は服部組だけ、1社ですか。  今、1社とか2社とか言いましたけども、何社ですか。菰野の業者では何社が資格あるんですか。 ○議長(内田親根君) 財務課長、諸岡高幸君。 ○財務課長(諸岡高幸君) 済みません。ここに今、3本上がっておりますものですから、業者数、済みません。完成工事高等の関係で、1社のものと2社のものがあるというふうに理解をいたしております。 ○議長(内田親根君) 中川哲雄議員。 ○18番(中川哲雄君) 議案第48号で今、提案をされている工事請負契約、すなわち鵜川原小学校の体育館、鵜川原小学校校舎並びに体育館耐震補強・大規模工事のこの入札については、何社、町内業者で資格業者はおるんかということを聞いているんですよ。1社とか、2社とか、そんなことじゃない。 ○議長(内田親根君) 財務課長、諸岡高幸君。 ○財務課長(諸岡高幸君) 服部組だけだったというふうに思います。 ○議長(内田親根君) ほかにございませんか。  ほかに御発言がないようでございますので、質疑を打ち切ります。  お諮りします。  本件について、原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ○議長(内田親根君) 全会一致と認めます。  よって、議案第48号は、原案を可決することに決しました。              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜追加日程第8 議案第49号 工事請負契約の締結について(千種小学校中校舎耐震補                強・大規模改造工事(建築工事)) ○議長(内田親根君) 追加日程第8、工事請負契約の締結について、議案第49号を議題といたします。  議案の朗読を願います。                  〔書記朗読〕 ○議長(内田親根君) 本件につきまして、町長の提案説明を求めます。  石原正敬町長、登壇ください。               〔町長 石原正敬君 登壇〕 ○町長(石原正敬君) 千種小学校校舎耐震補強・大規模改造工事工事請負契約の締結について、提案説明を申し上げます。  この千種小学校の工事につきましても、既存の中校舎の耐震補強を行いつつ、大規模な改造を加えて施設整備を行うものでございます。  5月19日に公告を行い、6月10日に6社にて開札を実施いたしましたところ、中日本建設株式会社が1億1,859万1,200円で落札をしましたので、地方自治法第96条第1項第5号の規定に基づき、議決を求めるものであります。  工事概要につきましては、中校舎の1階部分と2階部分に耐震補強工事を行うとともに、教室・廊下・図書室・トイレなど、内装の改修工事を行い、またエレベータを中校舎と南校舎に設置するとともに、中校舎の屋上防水工事と外壁の塗装工事を行うものでございます。  工期につきましては、契約日から平成22年11月30日までとしておりますので、御理解を賜りたいと存じます。  以上、簡単ではございますが、提案説明とさせていただきますので、原案どおり議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(内田親根君) 本件につきまして質疑のある方、御発言ください。  別段御発言がないようでございますので、質疑を打ち切ります。  お諮りします。  本件について、原案を可決することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(内田親根君) 異議なしと認めます。  よって、議案第49号は、原案を可決することに決しました。              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜追加日程第9 議案第50号 物品購入契約の締結について(高規格救急自動車購入) ○議長(内田親根君) 追加日程第9、物品購入契約の締結について、議案第50号を議題といたします。  議案の朗読を願います。                  〔書記朗読〕 ○議長(内田親根君) 本件につきまして、町長の提案説明を求めます。  石原正敬町長、登壇ください。               〔町長 石原正敬君 登壇〕 ○町長(石原正敬君) 議案第50号、物品購入契約の締結について、提案説明を申し上げます。  消防の重要な任務の一つであり、町民の安全・安心に深くかかわっております救急業務につきましては、救急救命士法制定以来、救急高度化事業の一環として、救急救命士の要請はもとより、高規格救急自動車の導入など、議会並びに関係各位の深い御理解と御協力によりまして、救急体制の整備を図ってまいりました。  高規格救急自動車を購入するに当たり、平成17年4月1日に施行されました薬事法の一部改正に伴い、車両と資機材を分離して発注することとなっておりますので、資機材につきましては、別議案として提案いたします。御理解賜りますようお願い申し上げます。  さて、高規格救急車の購入についてでございますが、2社を指名し、6月11日に指名競争入札を行った結果、日産プリンス三重株式会社特販部が、1,666万3,500円で落札いたしましたので、地方自治法第96条第1項第8号の規定に基づき、議決を求めるものであります。  車両の概要を申し上げますと、この高規格救急自動車の構造につきましては、ベッド両側の空間、ベッド頭部側の座席との空間及び室内高を救急業務に支障のない構造とし、救急救命士が使用する救急資機材等が安全かつ確実に積載されるようになっております。  以上、簡単ではございますが、提案説明とさせていただきますので、原案どおり議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(内田親根君) 本件につきまして質疑のある方、御発言ください。  矢田富男議員。 ○10番(矢田富男君) 消防長に聞きます。  指名競争入札ですから、当然、指名して業者が決まるわけです。自動車業界、今、盛んにいろんなところがあるわけですけれども、なぜこの2社だけなんですか。 ○議長(内田親根君) 消防長、内田眞伸君。 ○消防長(内田眞伸君) 購入する車両が基準に合った車両が2社しかないということでございますので、その基準に合ったメーカーの車という形になっております。 ○議長(内田親根君) 矢田富男議員。 ○10番(矢田富男君) 明確な基準は、先ほど町長が述べられたところだけだろうと私は思っています。いすゞもあれば、そしてほかのメーカーもあると思いますけれども、そのメーカーに確認をしましたか。 ○議長(内田親根君) 消防長、内田眞伸君。 ○消防長(内田眞伸君) 2社だけということでございます。 ○議長(内田親根君) 矢田富男議員。 ○10番(矢田富男君) 他のところも確認をしましたか。 ○議長(内田親根君) 消防長、内田眞伸君。 ○消防長(内田眞伸君) 確認しております。 ○議長(内田親根君) ほかにございませんか。  ほかに御発言がないようでございますので、質疑を打ち切ります。  お諮りします。  本件について、原案を可決することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(内田親根君) 異議なしと認めます。  よって、議案第50号は、原案を可決することに決しました。              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜追加日程第10 議案第51号 物品購入契約の締結について(救急資機材購入) ○議長(内田親根君) 追加日程第10、物品購入契約の締結について、議案第51号を議題といたします。  議案の朗読を願います。                  〔書記朗読〕 ○議長(内田親根君) 本件につきまして、町長の提案説明を求めます。  石原正敬町長、登壇ください。               〔町長 石原正敬君 登壇〕 ○町長(石原正敬君) 議案第51号、物品購入契約の締結について、提案説明を申し上げます。  議案第50号で提案しました高規格救急自動車の導入に伴い、救急資機材を購入するものでございます。救急資機材の購入に当たり、6社を指名し、6月11日に指名競争入札した結果、伊勢久株式会社四日市営業所が1,254万7,500円で落札いたしましたので、地方自治法第96条第1項第8号の規定に基づき、議決を求めるものであります。  内容といたしましては、気道確保用資機材、輸血用資機材、血中酸素飽和度測定器、心電計、自動車電話、除細動器、自動式心臓マッサージ器、酸素供給装置器などでございます。  これらの救急資機材に当たりましては、患者の状態をいち早く的確に把握することはもとより、搬送病院との連携を図り、とうとい人命を救うための救急高度化には必要不可欠な資機材でございます。  以上、簡単ではございますが、提案説明とさせていただきますので、原案どおり議決賜りますようお願い申し上げます。
    ○議長(内田親根君) 本件につきまして質疑のある方、御発言ください。  渡辺 昇議員。 ○9番(渡辺 昇君) 説明はわかるんですけども、先ほどからちょろちょろ出てきている無効、無効というものが出てきますね。これ指名で辞退というのも出てきてますね。菰野町に登録をしている業者は、これに見合った形で指名しているわけですね。それが辞退というのはどういうことなんですか。  機械がないとか、登録がないとかいうのは、これ説明してください。 ○議長(内田親根君) 財務課長、諸岡高幸君。 ○財務課長(諸岡高幸君) 基本的に、指名審査会、消防のほうからの提案をいただきまして、指名審査会の中で協議をさせていただきました。その結果、指名させていただきました業者につきましては、除細動器等の医療器具が多いものですから、衛生医療用品という名簿登録の中から、選定をさせていただいておりまして、津以北で、菰野町に営業実績、または納品実績等のある業者から6社を指名をさせていただいたというふうなことでございます。したがいまして、この辞退の緑安全三重株式会社に対して、この部分を納品できるか、できないかという部分の確認をとっておらないというふうなことでございますので、納品することができませんから、辞退をされてきたと理解をいたしております。  なお、先ほど出ました無効の関係なんですが、これにつきまして、中辻医療機器株式会社につきましては、1,000円どめで入札をするように指示いたしているにもかかわらず、10円単位までの入札で参加されてまいりましたので、契約規則に従いまして、無効とさせていただきました。  以上でございます。 ○議長(内田親根君) ほかにございませんか。  矢田富男議員。 ○10番(矢田富男君) 中辻医療が10円単位までということで、私はこの中で指名競争入札ですから、当然、予定価格がわからない状況で入札をしているんだろうと思っておりますけども、物品は違いますか。予定価格は公表してますか。 ○議長(内田親根君) 財務課長、諸岡高幸君。 ○財務課長(諸岡高幸君) 事後公表でございます。 ○議長(内田親根君) 矢田富男議員。 ○10番(矢田富男君) この中で予定価格を算定するのに、何社の見積もりを取りましたか。 ○議長(内田親根君) 消防長、内田眞伸君。 ○消防長(内田眞伸君) 3社の見積もりを取っております。 ○議長(内田親根君) 矢田富男議員。 ○10番(矢田富男君) 3社の見積もりでこの中に3社に入っているということでいいですか。 ○議長(内田親根君) 消防長、内田眞伸君。 ○消防長(内田眞伸君) この業者のほうに入っております。 ○議長(内田親根君) ほかにございませんか。  ほかに御発言がないようでございますので、質疑を打ち切ります。  お諮りします。  本件について、原案を可決することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(内田親根君) 異議なしと認めます。  よって、議案第51号は、原案を可決することに決しました。              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜追加日程第11 請願第1号 子宮頸がん予防ワクチン接種の公費助成を求める請願書 ○議長(内田親根君) 追加日程第11、子宮頸がん予防ワクチン接種の公費助成を求める請願書、請願第1号を議題とします。  請願書の朗読を願います。                  〔書記朗読〕 ○議長(内田親根君) 本件について、紹介議員の趣旨説明を求めます。  出口利子議員、登壇ください。               〔4番 出口利子君 登壇〕 ○4番(出口利子君) 子宮頸がん予防ワクチン接種の公費助成を求める請願書の趣旨説明を申し上げます。  HPV、ヒトパピローマウイルスが発見されたのは、1983年のことです。これにより、女性のがんとして世界では2番目に多い子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルスの一種が子宮頸部に感染することにより、発症することが明らかになりました。この子宮頸がんを引き起こすパピローマウイルスを発見したドイツのがん研究センターのハロルド・ツア・ハウゼン名誉教授には、2008年度ノーベル生理学医学賞が授与されました。この研究をもとに予防ワクチンが開発をされ、現在、世界100カ国以上で使われています。  そして日本においては、女性特有のがんである子宮頸がんを予防するワクチンが昨年の秋、承認をされて接種が始まりました。子宮頸がんの原因である発ガン性ヒトパピローマウイルスは、多くの場合、性交渉によって感染すると考えられています。したがって、性行動を始める前の10歳代の女性、小学校6年生ごろがワクチンの対象となります。  皮下注射による初回、1カ月後、6カ月後と3回の接種が必要です。保険が適用されないため、3回の接種で4万円から6万円の全額が自己負担となり、公的な援助が不可欠です。先進国の約30カ国で公費助成が行われています。女性の一生において、ヒトパピローマウイルス感染の可能性が高いことに対して、予防接種によってがんが防げること、これは画期的なことです。この機会に11から14歳ぐらいの女子には、あらゆる面から接種を勧める必要があります。女性の命と健康を守るために、公費助成を強くお願いをしまして、趣旨説明とさせていただきます。どうかよろしくお願いをいたします。 ○議長(内田親根君) ただいまの趣旨説明に質疑のある方、御発言ください。  別段御発言がないようですので、質疑を打ち切り、本件について教育民生常任委員会に付託いたします。              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜追加日程第12 請願第2号 「選択的夫婦別姓制度導入など、民法改正の早期実現を                求める意見書」提出に関する請願 ○議長(内田親根君) 追加日程第12、「選択的夫婦別姓制度導入など、民法改正の早期実現を求める意見書」提出に関する請願、請願第2号を議題とします。  請願の朗読を願います。                  〔書記朗読〕 ○議長(内田親根君) 本件について、紹介議員の趣旨説明を求めます。  出口利子議員、登壇ください。               〔1番 服部住雄君 登壇〕 ○1番(服部住雄君) 失礼いたします。「選択的夫婦別姓制度導入など、民法改正の早期実現を求める意見書」の趣旨説明を述べさせていただきます。  皆さん、お手元に選択的夫婦別姓の導入を含む民法改正は、云々と書いてございますけども、ちょっと要旨だけ説明させていただきます。  まず、これは世界的なこともございまして、夫婦同姓の強制は世界でも日本だけということが世界的に述べられております。ですから、国連が日本政府に民法を改正するようというふうな意見書も出ております。これは国際的なものでございますが、さて、日本の中身を調べていきますと、新婦人新聞によりますと、夫婦別姓導入に賛成というふうなことで、内閣府の調査が出ております。それによりますと、全体で通称使用も含め、61.7%が賛成とこういうようなことが出ておりますし、しかも20歳から50歳では、71.9%が賛成をしております。これは日本的な内閣府の調査によるものでございます。不要が35.0%とそのようなことで、日本的な数値が出ております。そうしまして、その新婦人新聞にいろいろ書いてあるのをちょっと出して例にとらせていただきますと、名前、姓と名前は、人格の一部であり、自分の氏名を名乗り続けることは人格権であるというふうなことにも述べてますですね。  次、名前は生きた証。なぜ結婚でどちらかが姓の変更を強いられなければならないのかと、このようなことも述べております。そして通称名と戸籍名の使い分けは、精神的に苦痛でもあるとこのようなことで、私自身もこの問題に関しましては、私も姓が変わっておりますので、非常に今でも学生時代の友達に会いますと、おい上田とか言って、私、服部やのにと思ってますけども、と言いながらいろいろな呼び名がありまして、私はその点、すみちゃん、すみちゃんと言われてまして、姓はそんなに苦にしてませんのが71歳の言いわけでございます。  次、結婚すると免許証、それから自動車免許ですね。生命保険、それからパスポート、貯金通帳、カード、それから保険証などもすべて結婚したことによって全部、私は服部にされました。そういうことでございます。  そのようなことで、非常に手間もかかるということがございますし、それから事実婚ですね。結婚せんと今、本当に結婚している状態やということでございますので、実際は結婚しているのと同じようなことでございますが、それに大変問題点がございます。法定相続人になれない。それから遺族年金ももらえない。それから生命保険も受けとれない。入院し、手術の保証人になれない。生まれた子が摘外子になり、相続権は差別されるとか、このような非常に問題点を含んでおるものでございます。それですから、このようないろいろな問題点を含みながらも、選択制夫婦別姓制度導入など、民法改正の早期実現を求める意見書に、請願書にその趣旨をよくくみ取っていただきまして、よろしく採択していただきますよう、議員の皆様にお願いを申し上げます。  以上でございます。 ○議長(内田親根君) ただいまの趣旨説明に質疑のある方、御発言ください。  矢田富男議員。 ○10番(矢田富男君) どこに付託をされるかは別として、私は一つ気がかりなところがあります。これは生まれてくる子どもがどちらの姓を選択するのかというところにもあります。この点について請願提出されましたんですから、その点についてはどのように認識をされておりますか。 ○議長(内田親根君) 服部住雄議員。 ○1番(服部住雄君) お子さんが生まれるということは非常にめでたいことでございますね。ですから、その御両親がしっかり話し合って、そしてどちらにするかということを御夫婦で決めていただければとこのように思っております。 ○議長(内田親根君) 矢田富男議員。 ○10番(矢田富男君) そうすると、子どもの権利という子ども権利条約とかいろいろあるわけですけども、子どもの権利がそこで発生しないということになると思います。私はこれは付託されたところで、十分議論されればいいと思いますけども、今回の選択制度というのは、今の現状を民法で定めるところの民法の750条によるところで、夫婦であってもいいよ。名前一緒でいいよということも取り入れて、そしてまたこちらでいう選択、どちらでもええよと。僕は、どちらでもええよって、反対に全部姓は、女性はそのままの姓、男性はそのままの姓、氏名を名乗りなさいというのならまだわかるけど、ここは選択をしないと言うんですから、日本の中でばらばらな形が戸籍上できやしないかというふうに私は考えます。まだまだ僕は、このことについてはもっと深く議論する余地があるのかなというふうに思っておりますので、その点は服部住雄議員は、どのように考えますか。 ○議長(内田親根君) 服部住雄議員。 ○1番(服部住雄君) 実は問題ですね、それは。特に子どもができたときに、姓がお父さん、それで20歳になれば選択できますけど、しかし、私も教育にもおりましたので、小学校のときに、お母さんが参観に来て服部姓やなかったですね。上田姓であったと。それからおうちへ帰ってきたときでも二つの姓があると。しかし、それによっていじめも、あるいは少し肩身の狭い思いもするかもわかりませんですけども、しかし、日本の歴史考えますと、男女7歳にして席を同じにせずとか、婦人の参政権が最近になってできたとか、非常に男尊女卑のようなことがございました。特に、このごろ教育現場でも、運動会でも、低学年では男女一緒に走ります。それから入学式やそういうふうな序列を並べられたときも、男子女子、男子女子というようなことが非常に進んでまいりました。そういうふうな関係、これは別として、非常に男女のことで民主主義になり、そういうふうな関係で、これから私、わかりませんけども、やがて10年たち、20年たつと、そういうことが当たり前にならへんのか、私の憶測ですので、そういうふうな回答をさせていただきたいと思います。  以上です。 ○議長(内田親根君) 伊藤雅慶議員。 ○6番(伊藤雅慶君) 私も三つほど質問させていただきます。  内閣府の先ほどの調査なんですが、どのような対象者に絞ってありますか。そしてまた、改正によって多くの手続が必要ということは先ほどお伺いしましたが、具体的にどのような不利益、不都合を日々強いられるようになりますか。あと、14年間、これを見させてもらうと、実現しないと。していないということですけども、その長きにわたって実現しない理由はどのように考察されていますか。よろしくお願いします。 ○議長(内田親根君) 服部住雄議員。 ○1番(服部住雄君) 3つ質問されまして、回答に今、とっさになかなか出ません。内閣府の調査でございますが、これは私はわかりません。と言いますのは、新婦人新聞が内閣府とこのように記載されてますので、対象もちょっとわかりませんですけど、ただし、多分、これ20歳から25歳とか、いろいろな年齢別がございますので、そのような年齢別での調査だろとこのように思っております。  それから、具体的にというと、具体的にいじめに遭わないかとか、そんなことを言うんですか。子どもの間。そういうふうに理解したんですけども、それは小さいときぐらいは少し本人もそういう問題にも立ち会う場合もあるかもわかりませんですけども、20歳になりますと、どちらの姓にでも改正できるというようなことで、しかし、小さいときにそのようなことでいじめられるのは、少しはかわいそうかなとこのようには思っておりますが、20歳になると解消する。  それから、14年間というようなことでございますが、やがて、今までの日本の男女の差別というものが根深くあります。特に、高齢者、私もそうですけども、高齢者に至っては、日本国の歴史等々見ますと、家長、そういうことがございますので、やがて何年か末には当たり前のようなことになってこないかとこのように思っております。 ○議長(内田親根君) 中山文夫議員。 ○11番(中山文夫君) 矢田議員が質問されましたけども、私も同様の疑問を持っております。ちょっと古いアンケートだと思うんですけども、これ夫婦別姓を実施したときに、子どもにとって好ましくない影響があると思うというのが6割から7割の方が影響あると考えておられます。私は疑問に思ったのは、矢田議員と全く同じなんですけども、子どもが生まれたときに、出生届を出すときに、もう既に名字は決めないといけないわけですね。その後、20歳を過ぎれば、選択できるということなんですけども、夫婦が結婚するときに、自分たちは好きな姓を名乗る。別々に名乗ることができる。ところが、子どもはその選択できないわけですね。そのときに、私は親が当然どっちにするかという、いずれにしても、子どもが生まれたときに、その姓を選択しなくちゃいけない時期が来ると思うんですね。そのきっかけが子どもになってしまうと、へたをすると子どもの取り合いが始まるんじゃないか。そんな懸念がありますけども、その辺はどうお考えですか。 ○議長(内田親根君) 服部住雄議員。 ○1番(服部住雄君) 懸念があるかどうか、私にわかりません。ですから、私としては回答することはわかりませんので、回答をよくしません。 ○議長(内田親根君) ほかにございませんか。  渡辺 昇議員。 ○9番(渡辺 昇君) うちも、小さいときは、おまえのお母やんと違うのと、いろいろあるんだけども、先ほども賛成の問題もあるし、それから意見書も出ているやんか。それで十分わかっていて、こんなところで議論やめとけ。 ○議長(内田親根君) ほかに御発言がないようですので、質疑を打ち切り、本件について教育民生常任委員会に付託いたします。  以上で、本日予定しておりました日程はすべて終了いたしました。  付託をされました案件につきまして、各常任委員会の委員長さん、審査につき、よろしくお願いいたします。  なお、あす以降は、各委員会室において午前9時から各常任委員会をお願いいたします。  議事運営につきまして、皆さんの御協力ありがとうございました。  本日は、これにて散会いたします。                午後 5時20分 散会...