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平成21年第2回定例会(第5日目 6月18日)

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  1. 菰野町議会 2009-06-18
    平成21年第2回定例会(第5日目 6月18日)


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    平成21年第2回定例会(第5日目 6月18日)         平成21年菰野町議会第2回定例会(第5号)                 平成21年6月18日(木) 午前10時00分開議              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜     第1 一般質問   第2 議案第48号 平成20年度菰野町水道事業会計決算認定について   追加日程第1 議案第50号 工事請負契約の締結について   追加日程第2 議案第51号 工事請負契約の締結について   追加日程第3 議案第52号 工事請負契約の締結について   追加日程第4 議案第53号 工事請負契約の締結について   追加日程第5 議案第54号 工事請負契約の締結について   追加日程第6 請願第3号 細菌性髄膜炎ワクチンの公費による定期接種化の早期実                現を求める請願書   追加日程第7 発議第3号 核兵器廃絶に関する決議(案)   追加日程第8 発議第4号 「非核日本宣言」を求める意見書(案) 1.会議に付した事件   日程第1、日程第2、追加日程第1から追加日程第8まで
    1.出席議員(18名)   1番  服 部 住 雄 君        2番  星 川 佳 信 君   3番  藤 田 賢 吾 君        4番  出 口 利 子 君   5番  益 田 和 代 君        6番  伊 藤 雅 慶 君   7番  秦   好 文 君        8番  内 田 親 根 君   9番  渡 辺   昇 君        10番  矢 田 富 男 君   11番  中 山 文 夫 君        12番  千 賀 優 子 君   13番  諸 岡 文 人 君        14番  進 士 尚 義 君   15番  増 田 秀 樹 君        16番  久留美 正 次 君   17番  加 藤 昌 行 君        18番  中 川 哲 雄 君 1.欠席議員(0名) 1.説明のため出席した者(20名)   町長       石 原 正 敬 君   副町長     増 田 幸 生 君   副町長      原 田 賢一郎 君   教育長     櫻 木 政 史 君   消防長      内 田 眞 伸 君   総務課長    大 塚 健 児 君   企画情報課長   高 橋 正 士 君   財務課長    諸 岡 高 幸 君   税務課長     森 脇   隆 君   住民課長    川 瀬   敏 君   会計管理者    板 倉 博 幸 君   子ども家庭課長 高 田 峰 昭 君   健康福祉課長   柴 田 英 二 君   都市整備課長  松 尾   弘 君   観光産業課長   田 中 稔 久 君   環境課長    谷   利 純 君   水道課長     位 田 嘉 則 君   下水道課長   河 内 耕 二 君   学校教育課長   諸 岡 敏 文 君   社会教育課長  木 村 宜 裕 君 1.出席事務局職員(3名)   事務局長     山 崎 義 幸 君   書記      伊 藤   悟 君   書記       市 岡 謙 二 君                 午前10時01分 開議 ○議長(内田親根君) 皆さん、おはようございます。  ご苦労さまでございます。  ただいまの出席議員は18名で、定足数に達しております。  よって、平成21年菰野町議会第2回定例会は成立をいたしましたので、再開をいたします。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(内田親根君) 直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程を朗読させます。                  〔事務局朗読〕             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎日程第1 一般質問 ○議長(内田親根君) 日程第1、一般質問を行います。  それでは、17番議員、加藤昌行議員、登壇願います。            〔17番 加藤昌行君 登壇〕(拍手) ○17番(加藤昌行君) 17番議員、日本共産党加藤昌行です。  石原町長が当選をされまして、ちょうど2年間を経過いたしました。  町民生活の向上のために、これからも大いに議論を尽くしていきたい、こんなふうに考えています。  どうぞよろしくお願いをいたします。  麻生太郎首相は、6月10日、2020年までの温室効果ガス排出量の中期目標を2005年比で15%にすると発表をいたしました。  これは、温暖化対策の国際交渉で基準となっている1990年比でわずかに8%の減であり、主要先進国で、ほぼ最後に最低水準の目標を出したと内外の厳しい批判を浴びています。  EU(欧州連合)諸国は、90年比30%削減、05年比24%削減目標を掲げています。  アメリカは、審議中のワクスマン・マーキー法案で、2050年に、05年比83%削減を目標にしています。  IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の第4次評価報告書は、世界の温室効果ガス排出量を2050年までに50%削減し、先進国は2020年までに25%から40%削減すべきとしています。しかし、日本は90年比でわずかに8%減で、国際社会で到底通用しない中期削減目標であります。見せかけの数字を大きく見せるごまかしはまさに犯罪的であります。  IPCCは、地球は確実に温暖化しており、その原因の9割は人間活動によるものと指摘をしています。  事務局、グラフの1をお願いします。  グラフを見ていただきたいと思います。  日本ではCO2排出量の8割は産業活動がもたらしており、そのうち、わずか166事業所が総排出量の5割を排出しています。ここに踏み込んで削減をせずに国際的責任は果たせません。  イギリス、ドイツなど欧州はいち早く削減目標を明記した産業界との排出ガス規制に取り組み、その技術や自然エネルギー開発で、新たな産業雇用創出に成功していることは既に有名であります。  国民に対し、電気は小まめに消して、エコ家電にかえて、車もエコのハイブリッド車を買ってとの大合唱もそろそろ終わりにしなければなりません。  この表は、産業界がCO2の8割を排出しているという内わけなんです。  166事業所で50%を排出しているということで、日本の温室効果ガスの排出量は、2007年度で13億7,800万トン、そのうち、発電所が88事業所で30.1%、鉄鋼18事業所で12%、窯業、土石で、20事業所で3%、化学工業21事業所で3.0%、石油精製、15事業所で1.6%、紙パルプ、4事業所で0.5%、その他大口、1万5,000事業所等で19.4%、その他が30.5%であります。  8割出している産業界の中で、大排出事業所のCO2排出量の20位までの表であります。横から順番に、順位、事業所、所在地、主な燃料になっています。  1位は中部電力碧南火力(愛知県)石炭、2位はJFEスチール福山(広島県)石炭、3位はJFEスチール倉敷(岡山県)石炭、新日鉄君津(千葉県)石炭、新日鉄大分(大分県)石炭、住友金属工業鹿島(茨城県)石炭、神戸製鋼所加古川(兵庫県)石炭、8位は新日鉄名古屋(愛知県)石炭、9位は東京電力広野火力(福島県)石炭、10位は東北電力原町火力(福島県)石炭、11位は電源開発橘湾火力(徳島県)石炭、12位、電源開発松浦火力(長崎県)石炭、13位、東京電力鹿島火力(茨城県)石炭、14位、相馬共同火力新地発電所(福島県)石炭、15位、中部電力川越火力(三重県)LLG、16位、東京電力姉ヶ崎火力(千葉県)LLG、17位、北海道電力苫小牧厚真火力(北海道)石炭、18位、JFEスチール千葉(千葉県)石炭、19位、東京電力富津火力(千葉県)LLG、20位にJFEスチール京阪(神奈川県)石炭との順番であります。  ここにメスを入れずに、国民に、小まめに電気を消して、ハイブリッド車を買ってと言っても、根本的な解決にならないことは明らかであります。  さて、質問の第1は、菰野町図書館を生涯教育、子育て、文化の拠点に育てようという点についてであります。  2007年2月4日は菰野町町長選挙の投票日で、石原町長が当選をされた選挙でした。それから一月後の2007年3月5日付中日新聞三重版は、トップ記事で、『石原菰野町長図書館建設凍結の意向』、同じく3月6日付伊勢新聞は、『図書館建設を見直し、知事らに就任あいさつ石原菰野町長が表明』と報道し、この突然の凍結報道は、図書館建設を心待ちに待っていた町民や職員を大変驚かせました。  記事によれば、建設の見直しは石原町長の唯一の公約ですのでと報道をしています。  町長選挙では、図書館建設で維持費が7,000万円もかかる、図書館建設すると、財政破綻して、夕張のようになる、本庁舎の空き部屋を図書館にすればよいなどの図書館の情報が十分に共有をされないための善意の議論や、一方で悪意の議論も行われました。  町議会においても、石原菰野町長図書館建設凍結の意向を受けて、活発な議論が行われたわけであります。  こうした経過を経て、2008年4月11日、町民待望の菰野町図書館が開館をいたしました。人口4万人のまちで図書館がないのは、全国でわずか4自治体だけという中での菰野町図書館の開館でした。  開設をして1周年を迎えた菰野町図書館は、小学生からお年寄り、子ども連れの家族など広範な町民に親しまれ、愛されています。  この1年間、図書の貸し出しのみでなく、図書館事業として、博物館教室、絵本読み聞かせ講座、落語を楽しむ会、あるいは催事室の開催事業として、三重県県立美術館移動展示、あるいは民話まつり、絵画展、ギャラリー開催事業として、児童の絵手紙展、非核平和展被爆パネル展、あるいはバネッサ・アベルさんのI LOVE三重、国際交流展示などが開催をされました。これらを通じて多くの町民が図書館を訪れています。  こうした事業実施相乗効果を生み、新たな町民が図書館に親しみ、日常生活になくてはならない図書館になっていくのだと思います。  今後、菰野町図書館が町民と協力・協働して、町民の生涯教育、子育て、文化の拠点として位置づけられ、さらなる発展を図るように期待をするものであります。  開館1周年を経過して、石原町長は菰野町図書館をどのように評価しているのか、町長の考えをお尋ねしたいと思います。  菰野町図書館の開設までの経過、図書館開設の意義、図書館開設後の維持費など財政の点、あるいは町民文化向上に果たす図書館の役割について、町長の答弁を求めるものであります。  さらに、菰野町図書館を生涯教育、子育て、文化の拠点に育てるために、どのような運営あるいは行政の施策が必要なのか、町長の答弁を求めるものであります。  次に、図書館防音室防音機能が十分でなく、外の音が防音室に入り、防音機能を果たしていないということについて、改善を求めるものであります。  ボランティア組織「朗読奉仕・響きの会」は、視覚障害者に、菰野町広報、議会だより、お知らせ版、あるいは社会福祉協議会のみんなの福祉、障害者お知らせ通信、身障こもの、ボランティア会報誌ネットワークこものなど、菰野町の広報資料10数種類をテープやCDなどに吹き込み、提供する活動を行っています。これらの活動に防音室を利用して活動を行っているのです。  防音室の防音、図書館の防音室は、部屋の正面に当たる入り口のドアなどの壁面がガラス張りのため、外の騒音が防音室に侵入をして、防音機能が十分ではなく、録音に支障を来しているのです。改善を求めるものであります。  教育長及び社会教育課長に、菰野町図書館の図書利用図書館事業、催事室、ギャラリー開催事業あるいは来館数など、利用の現状と特徴について、また、図書館防音室の改善について答弁を求めるものであります。  質問の第2は、八千代工業四日市製作所の新工場建設進捗状況の現状についてであります。  日本経済新聞09年6月4日付は、『ホンダ、「軽」てこ入れ、戦略子会社で開発・生産・新興国開発にらむ、環境対応車に集中、「軽」開発を子会社に移管、ホンダ、世界戦略練り直し』と報道をいたしました。  子会社である八千代工業に軽自動車の開発から生産まで集約をするというものであります。  こうした中で、八千代工業工場増設工事が始まろうとしています。工場用地の地元、菰野町川北地区では、新規工場開発造成工事のお知らせが請負会社の西松建設から知らされている。造成工事は、第2ステップ開発造成工事として、工事場所は四日市市上海老町字西大沢地内及び菰野町大字川北字岡地内で、造成面積は20万平方メートル、工事期間は平成21年6月1日から平成22年8月31日、作業時間は午前8時から午後5時までとしています。  これらの開発造成工事埋め立て土砂搬入によるダンプカーの往来、大型重機による電波障害、あるいは交通安全対策など、町民に与える悪影響を少なくする対策が必要であります。  また、この開発造成工事の完成後の新工場建設計画は、開発土地利用計画図などによって明らかであります。  そこで、町長及び都市整備課長にお尋ねをいたします。  開発造成工事及び新工場建設工事の現状はどのようになっているのか。新工場建設着工の時期はいつなのか。また、新規工場建設後、工場稼働により、菰野町の町民生活に大きな影響が出ることが予想されます。  増設された八千代工業四日市製作所の生産台数、生産した車の輸送の頻度、車両輸送の交通安全対策、道路舗装の破損、完成車両の一時保管場所などに、八千代工業及び菰野町の対策が必要だと考えます。  こうした情報を菰野町はどのように把握しているのか。町長及び都市整備課長の答弁を求めるものであります。 ○議長(内田親根君) 加藤昌行議員一般質問に答弁を願います。  石原正敬町長、登壇の上、答弁願います。               〔町長 石原正敬君 登壇〕 ○町長(石原正敬君) おはようございます。  17番議員の加藤昌行議員一般質問にお答えいたしたいと思います。
     冒頭、低炭素社会の実現に向けて、るる数字を示されてのご議論をなされたと。  通告ございませんけれども、私もこれには大変関心を持っておることでございまして、今後とも、やはり全体として議論しながら、低炭素社会の実現に向けて、皆さん方で頑張っていかなければならない大きな課題であるというふうに認識しておりますので、また今後ともよろしくお願い申し上げたいと思います。  さて、質問をいただきまして、私からは、現在の菰野町の図書館をどのように評価しているか。若干、建設までの経緯などに触れながら答弁をせよということでございますので、お答えいたしたいと思っております。  図書館の評価につきましては、開館してまだ1年の経過ではございますが、利用状況等の数値からは順調な滑り出しであると考えております。  これにつきまして、細かな数値は、教育長並びに社会教育課長から補足答弁があろうかと思いますので、割愛をさせていただきます。  建設時におきましては、町長としての説明責任を果たすためのお時間をいただき、図書館の必要性を認めながらも、より効果的・効率的な運営ができるような変更を、担当課と協議を重ねながら進めてまいりました。  まず、その一つといたしましては、広いスペースをとった多目的な催事室を設置し、町民の生涯学習の振興に寄与できる催し物を図書館で開設できるようにし、昨年度は、オープンイベントといたしまして、三重県立美術館移動美術展in菰野町と銘打ち、国内外の有名な美術作品を鑑賞できる機会を提供し、4月11日から27日までの14日間に、延べ2,518名の方にご来場いただきました。  また、6月27日から7月20日までは、三重県立博物館移動展示、菰野町会場として、里帰りしたカモシカの剥製など、鈴鹿山系や里山の自然に生息する動植物、昆虫などの標本展示を行い、延べ4,674名の方にご来場いただき、里山環境における生物多様性と自然との共生について学習できる機会を提供してまいりました。  そのほかには、夏休み最初の土曜日、日曜日の二日間に博物館教室を開催し、625名の子どもたちに、昆虫切り絵電子顕微鏡での観察など、貴重な学習体験をしていただくことができました。  従来であれば、菰野町にお住まいの方は、県立施設が集中する津市近郊まで足を運んでいただかなければ鑑賞することができない美術作品や博物標本、子どもたちが実物に触れて感じることができる学習体験など、身近な図書館で気軽に立ち寄ることができる催事室の教育効果は非常に大きいと感じており、このような芸術文化事業や生涯学習との相乗効果により、従来の図書館利用者以外の方にも足を向けていただけ、あらゆる世代の方に、分野を問わず図書館を利用していただけるものと感じておるところでございます。  これにつきましても、計画の見直しからさまざまな議論があったわけでございますが、催事室ということを設けさせていただいた、非常に大きな効果ではないかなというふうにして考えるところでございます。  また、図書館2階の地域資料コーナーを、郷土資料コーナーとして拡充させていただいたことにより、町民演劇などの町おこし文化事業と連動した企画展示を行うことができ、これらの企画展示につきましても、町内の歴史サークルよもやま歴史教室参加の方々、有志のボランティアにより、企画立案や展示作業に官民連携でご協力いただいておるとともに、特別展示、青い目の人形なども郷土資料コーナーで展示公開し、平和教育の場として、小学校の社会見学や他都市からの視察研修などにも多数活用いただき、郷土史研究の拠点として、図書館と郷土資料館との統合による経費削減効果も上げながら、住民が身近に郷土の歴史・文化に触れていただける機会を提供できる施設としております。  今後につきましては、ことし4月に図書館を中心に、子ども家庭課社会教育課の3課連携で策定いたしました、菰野町子ども読書活動推進計画に基づき、家庭、地域、学校での子どもの読書環境整備に取り組んでいき、公共図書館学校図書室との連携をより一層強化し、学校や地域での読書活動を活性化していく上で、図書館は重要な役割を果たすものと期待しております。  菰野町図書館には、単に図書資料を貸し出すだけの施設としてではなく、幼少期から家庭での絵本読み聞かせの重要性を啓発し、本を返した親子のスキンシップによるネグレクト防止や、活字離れの著しい携帯・パソコン世代への文字活字文化の振興など、子育て支援の充実を初め、学校連携、観光振興、環境保全啓発など、多方面・多方向の情報チャンネルを持つ図書館として、さらにより多くの利用者に活用していただくことができるよう、適切に運営を図りながら、積極的に今後も運営してまいりたいというふうに思うところでございます。  続きまして、八千代工業工場増設進捗状況についての質問をいただきました。  これにつきまして、2点ほどちょうだいしたわけですけれども、具体的な生産台数等につきましては、都市整備課長からご答弁をさせたいと思います。  まず、申請地につきましては、菰野町と四日市市との行政界をまたいだ区域で、当初許可は、平成元年2月20日、許可内容につきましては、旧都市計画法34条10号イ、大規模開発行為であります。その後、6度の変更許可を取得し、平成20年8月28日に現時点での最終変更許可を取得し、工事完了に伴う検査も合格し、検査済証も交付されているところでございます。  また、地区計画制度の手続につきましては、平成20年4月4日に事業者提案を受けて、その後、所定の手続を経て、同年9月12日に地区計画の決定がされ、この決定により、都市計画法の許可要件を満たしたことから、本年4月28日に、同法第29条の許可となったところでございます。  なお、この開発区域の面積につきましては、既存の許可敷地11ヘクタールを含み、全体で31ヘクタール強でございます。  今回の拡張面積はおよそ19ヘクタールで、菰野町側は6.7ヘクタールであります。  なお、許可日より現在まで、この開発行為工事着手届が6月15日付で提出されておるところを付言させていただきたいと思います。  また、八千代工業プレス発表によりますと、エンジン塑加工工場完成車組立工場は、2010年後半の稼働を予定しておりましたが、昨今の急激な景気悪化に伴い、1年強その計画を延期し、新工場の具体的な稼働開始時期については、今後の状況を見て判断するとのことであります。  なお、エンジン組立工場につきましては、本年5月中旬から稼働しているものと伺っております。  ホンダグループといたしまして、やはりここで軽自動車を、エンジンから完成品まですべて一連の流れで作業工程を集約化させることによって、企業の効率化を図っているというふうにして伺っておりまして、ホンダの熊本工場からラインをこっちに移管して、ここを国内の一つの拠点にしていくというようなことを私自身は伺っております。  何とぞ、今後につきまして、いろいろまだ未確定な部分も多ございますけれども、ご理解賜りますようお願い申し上げます。  私からは以上です。 ○議長(内田親根君) 補足答弁をさせます。  教育長、櫻木政史君。 ○教育長(櫻木政史君) お答えを申し上げます。  ご質問の中にもありましたように、平成20年4月11日に供用開始いたしました図書館でございますけれども、大きなトラブルもなく、無事1年間が経過をいたしました。大変喜んでおるところでございます。  また、連日、たくさんの方にご利用をいただいておりまして、特に、土曜、日曜、休日は、家族連れで図書館を利用していただくというような光景が見受けられております。  この図書館は、滞在交流型図書館というコンセプトでもってつくられております。賑わいのある部分と静寂のある部分、そのあたりが人気のポイントであるのではないかなというふうに思っているところでございます。  初年度の年間実績が数字としてまとまってまいりましたので申し上げますと、平成20年度中の開館日数は279日でございまして、年間貸出冊数は35万5,066冊、年間来館者数は32万9,272名という数字になっておりまして、図書館の利用登録者数は2万512人で、町民の利用登録率は40%に達しております。町民のみならず、町外の方々も大変多くの利用をいただいておりまして、広域的な図書館の利用ということで、これにつきましても喜んでおるようなところでございます。  3月末日の蔵書冊数につきましては8万858冊ということで、今年度中には何とか10万冊に近づけていきたいというふうな思いを持っております。  また、同時に、ご質問にありました、1階のギャラリー、2階の多目的な催事室でございますけれども、生涯学習成果の発表の場として、気軽に1階は使っていただいておりますし、また、2階につきましては、先ほどもお話のありましたように、移動美術館移動博物館、また、文化活動団体の個展などの催し物会場として、年間を通して切れ目なくご利用・ご活用をいただいておるということもありまして、これらの催事運営と図書館運営相乗効果によって、多くの集客を得られているのではないかというふうにも思っておるようなところでございます。  以上でございます。 ○議長(内田親根君) 社会教育課長、木村宜裕君。 ○社会教育課長(木村宜裕君) ご指摘をいただきました、録音室の防音装置についてのお答えを申し上げます。  ご指摘のとおり、ボランティア団体の響きの会の皆様に、視聴覚障害者の方々への提供ということで、録音、図書テープの作成等にお越しをいただいております。  施設の中でガラス張りということはそのとおりでございまして、いろいろと不備な点があるというご指摘もいただいております。  中でも、すぐに改善というふうにはまいりませんけれども、それぞれの使用の頻度ですとか、また、これまでのけやきの施設との併用ですとか、そういったものとの連携も考慮しながら検討をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(内田親根君) 都市整備課長、松尾弘君。 ○都市整備課長(松尾 弘君) 八千代工業の増設の計画や、また、それに関する安全対策等のお尋ねでございますけれども、八千代工業の工場増設にかかわります当初計画の事業概要でございますけれども、当町が受けております説明の中では、生産台数は増設前と変わらず、一日当たり約1,000台と聞いております。また、車両輸送の限度は、工場を一元化することにより減少するというような計画と説明を受けております。  また、土地利用計画の中でも、車両輸送にかかわる交通安全対策につきまして、車両で入り口付近におきましては、右折待機レーンを設けるとともに、歩行者の安全に配慮することから歩道を計画しておるところでございます。  また、工場増設に伴う新規増員を約250名予定していると伺っておりまして、雇用の創出という点からも、当町にもある程度メリットがあるのではないかと考えておるところでございます。  その一方では、完成車両時の輸送に伴います大型キャリアカーによる道路の破損、また、車両の一時保管場所に利用されるモータープールの立地計画など、町民の生活に与える影響について心配しているところでもございます。  このようなことから、当町といたしまして、事業者に対して、関係各地区の住民の方々に十分な事業計画の説明を行って、事業の調整を図るよう指導を行っているところでございます。  今後も、引き続き、事業者側と協議してまいりたいと考えますので、ご理解を賜りたいと存じます。 ○議長(内田親根君) 一通りの答弁が終わりました。  再質問がありましたら、ご発言ください。  加藤昌行議員。 ○17番(加藤昌行君) 事務局、図書館関係の資料、新聞記事から映してください。  これは、先ほど申し上げました、図書館凍結の意向という新聞記事です。  これは、石原町長が当選をして、野呂昭彦知事を訪問したときの記事で、図書館建設を見送りと。  これは、1年前に、菰野町図書館、きょう開館という新聞記事であります。  町長にお尋ねをいたします。  先ほど、町長から、図書館は町民生活にとって大変重要な施設であるという答弁をいただきました。  2年前には、町長は、保育園の近くに図書館などを建設したいとか、さまざまな図書館についての考え方を述べられておりました。図書館が建設をされて1年たって、たくさんの皆さんが利用されている現状を見て、図書館が大変重要な施設だというふうに答弁をされたわけですが、生涯教育あるいは町民の文化の拠点の図書館として、町長は、2年前の考え方と、そして今の考え方は変わっているのでしょうか。どのように図書館について位置づけされておられるのか、お尋ねをいたします。 ○議長(内田親根君) 石原正敬町長。 ○町長(石原正敬君) 図書館に対する、読書の必要性というのは、当初から、私は否定をした発言はしておらないというふうに記憶しておりますし、さらに、やはりもう少し住民と対話しながら、もしくは、行財政的に、より効率的に施設を見直す必要があるのではないかというような観点から、私は見直しを行ったところであります。  さらに、保育所の近くに建てたらいいという発言は、私は一度もしておらないですので、改めて、ここで否定をさせていただきたいと思いますので、よろしくご理解いただきたいと思います。  そういった中で、結果として、このような形で町民の皆さん方にご利用いただいておるというふうなことで、これが、どういった図書館だったからこうなったかという因果関係というのはなかなか難しいと私も思っております。ですから、催事室をつくったからどうだとか、郷土資料コーナーをつくったので来館者が増えたとかいうようなことと、直接的な因果関係というのはなかなか結びつけることができませんので、今後、やはり皆さん方に、そういったことを含めながら町民の皆さん方に利用していっていただけるような図書館運営に心がけるという前向きな気持ちでおるということをご理解いただければ幸いであると思っております。 ○議長(内田親根君) 加藤昌行議員。 ○17番(加藤昌行君) 過去のそういったことにとらわれずに、今の図書館を大切にして、さらに発展させていくということが私は大事だと思うんです。  その点で、ぜひ町長は大きな役割を果たしていただきたい、こんなふうに思います。  さて、当時、図書館が建設されると、年間7,000万円のお金がかかって、こんな箱物を作ると、菰野町が夕張になるという、私どもから見れば、大変幼稚な議論が行われました。しかし、これは、幼稚な議論というふうに見過ごすわけにはいかないんです。町民の皆さんには正確な情報が伝わっていませんから、町民の皆さんにとっては大変大きな出来事であるわけです。  そこで、私は、菰野町の財政が一体どうなのかという点について触れておきたいというふうに思うんです。  まず、維持費についてです。  2年前の図書室のときは、平成18年度ベースで、通常費用として2,870万円ほど、約3,000万円弱、人件費も入れてかかってたんです。これが、図書館、平成20年度で5,660万円、約6,000万円弱、2,790万円増額をしたという維持費になっているわけです。大ざっぱに言って、3,000万円の維持費が、新しい図書館になって6,000万円弱になったと。約3,000万円ほど費用が増えたということなんです。だから、正確には約3,000万円増えたということになるわけです。  そこで、私は、財政健全化法による健全化判断比率の現状についてちょっと触れたいと思うんです。  事務局、財政健全化比率の状況、菰野町のを示してください。  これは、平成19年度決算の健全化判断比率の状況、菰野町です。四つの指標がありまして、実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、菰野町は4.3、将来負担比率という四つになっているわけです。  財務課長、このそれぞれ実質赤字比率から将来負担比率について、これはどういう基準で、どんなものなのか、ちょっとわかりよく説明していただけませんか。  そして、菰野町のこの財政は、私は大変健全だというふうに判断をするんですが、客観的にどういう位置にあるか、答弁を求めます。 ○議長(内田親根君) 財務課長、諸岡高幸君。 ○財務課長(諸岡高幸君) ただいま示されております、財政健全判断化比率についてでございますけれども、これにつきましては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく4指標でございます。  この比率につきましては、平成19年度の決算審査をいただきまして、議会に報告させていただいている数字でございますが、まず、実質赤字比率につきましては、一般会計等を対象にいたしました標準財政規模に対する歳入総額から歳出総額を差し引いた赤字割合、要するに、実質収支の赤字がどれだけあるかというふうな比率でございますが、当町につきましては黒字ですので、その部分が出ておりません。  それと、連結実質赤字比率につきましては、一般会計等だけではなしに、ほかの特別会計すべてを含んだ中での赤字比率でございますけれども、これにつきましても黒字でございますので、値としては出ておりません。  それと、実質公債費比率でございますが、これにつきましては、標準財政規模に普通交付税の基準財政需要額の所要額の補正を加えたものに対する一般会計の元利償還金や、下水道事業など一般会計から特別会計への繰出金のうち、町債償還に充てられたもの、また、朝明衛生組合など一部組合などの負担金のうち、地方債の償還に充てられたものなどの割合でありまして、平成17年度、平成18年度、平成19年度の3カ年の平均で19年度の値は示されておりまして、それが、先ほど示されました4.3%というふうな値となっております。  また、最後の、将来負担比率でございますけれども、これにつきましては、標準財政規模に普通交付税の基準財政需要額の所要の補正を加えたもの、これを分母にいたしまして、地方債残高や債務負担行為に基づく支出の予定のあるもの、また、前年度末の、現在の職員が普通退職したと仮定して算出いたしました退職手当支給予定額、一般会計以外の地方債の償還に充当する一般会計負担などの負担合計から、地方債の償還に充当できる財源など、それを分子といたしまして計算を与えたものがどうかというふうなことですけれども、これもマイナスとなっておりますものですから、これにつきましても、値としては出ていなかったというような状況でございます。  以上でございます。 ○議長(内田親根君) 加藤昌行議員。 ○17番(加藤昌行君) 菰野町の財政は大変健全だというふうに判断を私はしているんですが、財務課長、あなたは健全だと思いますか。 ○議長(内田親根君) 財務課長、諸岡高幸君。 ○財務課長(諸岡高幸君) ただいま示させてもらったのは、国の健全化比率に判断比率の法による指標でございまして、あといろいろな手法が、財政力指数とか経常収支率とかいうふうなものがございます。  今、やはり国の交付税の関係が減ってきておりますのと、やはり三位一体改革の徴税の関係とかいろいろな部分がございまして、要するに、経常収支率自体が伸び切っております。  それで、一般家庭を想定いたしますと、やはり身の丈に合ったそういうふうな財政の、要するに運営をしなければならんというふうな面で、今、できるだけ将来に負担をかけないように努力して、現時点におきましては健全化を保っているというようなことでご理解賜りたいと思います。 ○議長(内田親根君) 加藤昌行議員。 ○17番(加藤昌行君) 菰野町は、これ、財政のほかに基金の積み立てが73億円、平成21年度の3月末で積み立てられているんです。一般家庭で言う貯金に当たる基金が73億円もあると。うち、財政調整基金が25億円あるんです。私は、ちょっとこれは積み立て過ぎではないかと思うんです。  町長、このお金を町民生活を守るためにやっぱり使うべきではないかというふうに感じているわけであります。  次に、この1年間の図書館の現状は、子どもさんからお年寄りまで大変多くの方が利用されています。大変喜ばしいことだと思います。  簡単に特徴を言いますと、30代から40代の女性が数多く利用していると。30代で16%、全体の中の、40代で14%の人たちが利用されてまして、30代と40代で全体の約3割、ちょうど30%占めてるんです。次いで5歳以下から15歳までのいわゆる青少年、子どもたちが34%を占めてるんです。これらに続いて、60代、そして50代というふうに利用が続いているわけです。答弁ありましたように、町民の40%、1万6,000人が登録をしています。男女別では、利用者の61%が女性だという、こういう利用の姿が浮かんでくるわけです。  そこで、私は、生涯教育あるいは子育て、文化の拠点とするために、今後、菰野町が力を入れる、運営をしていくというために次のことが必要だと思うんです。  一つは、図書館の地位向上を図る必要があるというふうに思うんです。  先ほど言いましたように、菰野町は、人口4万人以上のまちで、全国で図書館がないの四つだけだったという、その中に入ってたんです。つまりこれは、首長を初め行政の中で、図書館というものの重要性についての位置づけ、法律軽視あるいは教育の軽視があった結果だと思うんです。そのために何をしなければならないのか。私は、一つは、専任の図書館長が必要だと思うんです。1年間、県から専任の図書館長が来ていただきました。彼はもう帰っていきました。そうすると、今度は社会教育課長が兼任をされているんじゃないかというふうに思うんです。  私、社会教育課長はその他の仕事があって、兼任をすることはふさわしくないと考えるんです。社会的地位を高めるために、図書館長を専任でやっぱり置く必要がある。  二つ目は、そのために、町長の認識が大切だと思います。社会教育、生涯教育の中心施設だという認識が必要だと思うんです。憲法26条や教育基本法の2条あるいは7条の2項でその位置づけが明確にされています。こうした認識を町長がきちっとやっぱり持つ必要があると。  三つ目は、図書館も専任の図書館長を置いて、その図書館長が地域行事にどんどんやっぱり出ていく必要があると思うんです。老人会あるいは地域の行事に出ていく、さまざまな地域に出ることによって図書館の認識が深まり、身近になり、さらに地位が向上するということにつながっていくんじゃないかと思うんです。  こういうことを通じて、自分たちをまさに本当に豊かにする図書館だという認識が町民に広がっていくのではないかというふうに思うわけです。  教育長、こうしたことについて、あなたはどのようにお考えになりますか。
    ○議長(内田親根君) 教育長、櫻木政史君。 ○教育長(櫻木政史君) 将来の図書館像というような形で加藤議員から提言をいただきました。  専任の館長につきましては、やはりこれは当然、将来的には必要になってくると。そういう中で、現職員の、やはりそういう館長職へ十分知識を持ったというような者を育てていくということが大変大事ではないかなというふうに感じております。  また、その館長が地域へ出向くということは、これは大変大事なことでございまして、学校あるいは地域へはどんどん出向いていただいて、積極的な働きかけはしていきたいというふうに思っております。  また、女性の来館者が多いというお話もございました。特に、30代、40代というお話もございましたけれども、これ、20代のお母さん方も含めて、やはり子どものための読書教育あるいは読み聞かせの普及・啓蒙等々は大事なことでございますので、そのあたりについては十分注意を払ってまいりたいというふうに思っております。  以上でございます。 ○議長(内田親根君) 加藤昌行議員。 ○17番(加藤昌行君) 図書館がさらに町民に愛されるかどうかは今後にかかっているんです。まだ1年ですから、10年、20年という長い期間を展望すると、専任の図書館長抜きには図書館がそのようにならないと思う。  教育長、あなたは定年まであとどれだけかわかりませんけれども、図書館は10年、20年、30年と続くわけですから、今のことを単なる言葉だけに終わらせずに、実行するという、そういう強い意志を持っていただく必要があると思います。  社会教育課長、響きの会の皆さんは、辻マサルさんという方が会長をやっているんですが、私は公務をしていると思うんです。本来、役場の職員がやらなければならないことを、かわってボランティアでやっていただいていると思うんです。そうでしょ、菰野町の広報、これ役場がつくらなきゃいかんことですよね。  私は、そうしたボランティアでやっていただいている皆さんのこの仕事に、よりよい施設で執務をしてもらう、仕事をしてもらうというのが礼儀ではないのかというふうに考えるんです。  ですから、さまざまな補助制度がありますので、そういったもので適用できるものがないのか、いろいろ考えていただく必要があると思うんです。  事務局、写真を写してください、平面図と。  これ図書館の平面図ですが、防音室、録音室は1階の一番右端にあるんです、この図面の。4面の壁のうちの3面は壁になっているんですが、入り口がガラス張りなんです。これが現状ですので、外の音が録音中に入ってくるということで、録音が十分にできないという中で皆さん苦労されておられるわけです。  予算も大したことないと思うんです、100万円とか200万円とかという程度だと思うんです。急いで改善をしていただくようにお願いをしたいと思います。  次、八千代工業の新増設についてなんです。  ひとつ八千代工業の全体の図面を映していただけますか。  これは、この図面の上が北になるわけです。真ん中あたりから左下へずっと緑の線が走ってますが、その線から右側が四日市市、その線から左側が菰野町ということになっています。  ジャスダックの平成20年12月17日の八千代工業の発表によると、先ほど言いましたように、当初の本格稼働の時期を1年強延期するということを決定したと発表しています。また、ジャスダックの平成20年3月11日付の発表によると、完成車事業の新工場建設に関するお知らせというところで、年間の生産台数は、現在と同等の24万台を予定していると先ほど答弁ありました。そして、この新工場に伴う投資予定額は、完成車工場、エンジン工場、土地造成費用等を含めて約500億円を見込んでいると発表しているんです。  そして、従業員は約1,500名になると。現在1,250名、新規で250名、合計1,500名というふうに計画をしているようであります。  ここで、いわゆる軽四輪を生産するわけです。新しい完成車の工場の完成後、新工場は、FFのライフ、ゼスト、そして、既存の工場は、ミートシップのアクティ、バモスを生産するというふうにしています。  今、この新工場の建設によって、菰野町には大変な影響が出ます。一日1,000台の生産で、新車を運ぶわけです。キャリアカーで7台積んで走ると、一日に150回、菰野町を往復するということになるんです。  私は、やっぱりモータープールは増設地に作るべきだと思うんです。  二つ目は、予想されるべき公害や交通対策を明確にやっぱりして、対策とる必要があると思います。  三つ目は、情報を的確に菰野町はつかんで、町民生活を守るためにやっぱり役立てる必要があると思うんです。  こういった点で、都市整備課長、どのような対策をとろうと思ってますか。 ○議長(内田親根君) 都市整備課長、松尾弘君。 ○都市整備課長(松尾 弘君) 生産台数につきましては、事業者の計画によりますと、現在の工場と変わらない、1,000台ということで聞いております。  また、交通計画につきましては、現状の物流状況といいまして、いろいろ部品を運んできたりしておりますのが、時間当たりが55台、それが11台になると、新完成車工場完成時の物流予測につきましては、現在よりも若干減るというような予想はしておりまして、トータルにつきましても、若干、現在よりも交通量は減るというような予測を立てておるようでございます。  また、モータープールについてでございますけれども、前回の秦議員からの質問もございましたように、現在、千草の方で計画をされておるようでございますが、モータープールの事業者につきましては、日本コンポというような形で計画はされております。  そういうことから、この4月でございますが、事業者にこちらの方へ来ていただきまして、関係各課、その内容の説明を伺ったところでございまして、その中でも、今後の対応等を十分してくださいというようなことで一応申し入れさせてございます。  なかなかモータープールになりますと、我々都市整備課の法的なところからは外れていきますので、今後、なかなか法的な規制というのは難しいかもわかりませんけれども、地元の意向も踏まえながら、十分そういうふうな打ち合わせを行っていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(内田親根君) 以上で、加藤昌行議員一般質問は終了しました。  これで、通告されました一般質問はすべて終了いたしました。  なお、関連質問のある方は、休憩中に議会事務局まで通告書を提出いただきますようお願い申し上げます。  ここで暫時休憩をしていただきまして、議会運営委員会を開催していただきたいと存じます。  議会運営委員会は11時15分より第507会議室にて行っていただきます。  星川委員長、よろしくお願いいたします。  暫時休憩いたします。               午前11時05分 休 憩             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜               午後 2時33分 再 開 ○議長(内田親根君) 再開します。  休憩中に関連質問の通告がありませんでしたので、一般質問はこれで打ち切ります。  これにて一般質問は終了いたしました。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎日程第2 議案第48号 平成20年度菰野町水道事業会計決算認定について ○議長(内田親根君) 日程第2、議案第48号を議題といたします。  本件につきまして、質疑のある方、ご発言ください。  別段ご発言がないようですので、質疑を打ち切り、本件について、産業建設常任委員会へ付託いたします。  ここでお諮りします。  お手元に配付しましたとおり、事件8件を日程に追加し、議題としたいと存じますが、これにご異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(内田親根君) 異議なしと認めます。  よって、事件8件を日程に追加し、議題とすることに決しました。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜追加日程第1 議案第50号 工事請負契約の締結について ○議長(内田親根君) 追加日程第1、工事請負契約の締結について、議案第50号を議題といたします。  議案の朗読を願います。                  〔書記朗読〕 ○議長(内田親根君) 本件につきまして、町長の提案説明を求めます。  石原正敬町長、登壇ください。               〔町長 石原正敬君 登壇〕 ○町長(石原正敬君) 議案第50号 特定環境保全公共下水道事業を含む第3汚水管渠布設工事21の2工区工事請負契約の締結について提案説明を申し上げます。  当該工事につきましては、千草地内の福松構造改善センター南側のおよそ12.4ヘクタールにおいて、開削工法にて汚水管を布設し、マンホール、汚水枡等の設置を行うもので、所定の手続に従い、平成21年5月13日に公告をし、6月4日に11社にて開札を実施いたしましたところ、有限会社三田機工が、消費税を含めて6,231万5,400円で落札しましたので、地方自治法第96条第1項第5号の規定に基づき議決を求めるものであります。  以上、簡単ではございますが、提案説明とさせていただきますので、原案どおり議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(内田親根君) 本件につきまして、質疑のある方、ご発言ください。  別段ご発言がないようでございますので、質疑を打ち切ります。  お諮りします。  本件について、原案を可決することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(内田親根君) 異議なしと認めます。  よって、議案第50号は原案を可決することに決しました。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜追加日程第2 議案第51号 工事請負契約の締結について ○議長(内田親根君) 追加日程第2、工事請負契約の締結について、議案第51号を議題といたします。  議案の朗読を願います。                  〔書記朗読〕 ○議長(内田親根君) 本件につきまして、町長の提案説明を求めます。  石原正敬町長、登壇ください。               〔町長 石原正敬君 登壇〕 ○町長(石原正敬君) 議案第51号 特定環境保全公共下水道事業南部第2汚水管渠布設工事21の1工区工事請負契約の締結について提案説明を申し上げます。  当該工事につきましては、菰野地内の金渓川にかかります見性寺橋付近から、谷の奥へ向かう約1.8ヘクタールにおいて、開削工法にて汚水管を布設し、マンホール、汚水枡等の設置を行うもので、所定の手続に従い、平成21年5月13日に公告をし、6月4日に11社にて開札を実施いたしましたところ、諸岡建設株式会社が、消費税を含めて5,701万3,950円で落札しましたので、地方自治法第96条第1項第5号の規定に基づき議決を求めるものであります。  以上、簡単ではございますが、提案説明とさせていただきますので、原案どおり議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(内田親根君) 本件につきまして、質疑のある方、ご発言ください。  別段ご発言がないようでございますので、質疑を打ち切ります。  お諮りします。  本件について、原案を可決することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(内田親根君) 異議なしと認めます。  よって、議案第51号は原案を可決することに決しました。
                〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜追加日程第3 議案第52号 工事請負契約の締結について ○議長(内田親根君) 追加日程第3、工事請負契約の締結について、議案第52号を議題といたします。  議案の朗読を願います。                  〔書記朗読〕 ○議長(内田親根君) 本件につきまして、町長の提案説明を求めます。  石原正敬町長、登壇ください。               〔町長 石原正敬君 登壇〕 ○町長(石原正敬君) 議案第52号 特定環境保全公共下水道事業北部第3汚水管渠布設工事21の1工区工事請負契約の締結について提案説明を申し上げます。  当該工事につきましては、千草地内の福松構造改善センター付近から東側のおよそ6.7ヘクタールにおいて、開削工法にて汚水管を布設し、マンホール、汚水枡等の設置を行うもので、所定の手続に従い、平成21年5月13日に公告をし、6月4日に11社にて開札を実施いたしましたところ、株式会社丸鉄組が、消費税を含めて5,070万1,350円で落札しましたので、地方自治法第96条第1項第5号の規定に基づき議決を求めるものであります。  以上、簡単ではございますが、提案説明とさせていただきますので、原案どおり議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(内田親根君) 本件につきまして、質疑のある方、ご発言ください。  別段ご発言がないようでございますので、質疑を打ち切ります。  お諮りします。  本件について、原案を可決することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(内田親根君) 異議なしと認めます。  よって、議案第52号は原案を可決することに決しました。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜追加日程第4 議案第53号 工事請負契約の締結について ○議長(内田親根君) 追加日程第4、工事請負契約の締結について、議案第53号を議題といたします。  議案の朗読を願います。                  〔書記朗読〕 ○議長(内田親根君) 本件につきまして、町長の提案説明を求めます。  石原正敬町長、登壇ください。               〔町長 石原正敬君 登壇〕 ○町長(石原正敬君) 議案第53号 特定環境保全公共下水道事業北部第3汚水管渠布設工事21の4工区工事請負契約の締結について提案説明を申し上げます。  当該工事につきましては、千草工業団地内の約14.2ヘクタールにおいて、開削工法にて汚水管を布設し、マンホール、汚水枡等の設置を行うもので、所定の手続に従い、平成21年5月13日に公告をし、6月4日に11社にて開札を実施いたしましたところ、株式会社八幡建設が、消費税を含めて5,040万3,150円で落札しましたので、地方自治法第96条第1項第5号の規定に基づき議決を求めるものであります。  以上、簡単ではございますが、提案説明とさせていただきますので、原案どおり議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(内田親根君) 本件につきまして、質疑のある方、ご発言ください。  別段ご発言がないようでございますので、質疑を打ち切ります。  お諮りします。  本件について、原案を可決することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(内田親根君) 異議なしと認めます。  よって、議案第53号は原案を可決することに決しました。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜追加日程第5 議案第54号 工事請負契約の締結について ○議長(内田親根君) 追加日程第5、工事請負契約の締結について、議案第54号を議題といたします。  議案の朗読を願います。                  〔書記朗読〕 ○議長(内田親根君) 本件につきまして、町長の提案説明を求めます。  石原正敬町長、登壇ください。               〔町長 石原正敬君 登壇〕 ○町長(石原正敬君) 議案第54号 特定環境保全公共下水道事業北部第3汚水管渠布設工事21の3工区工事請負契約の締結について提案説明を申し上げます。  当該工事につきましては、千草地内の福松地区旧国道306号より西側のおよそ5.0ヘクタールにおいて、開削工法にて汚水管を布設し、マンホール、汚水枡等の設置を行うもので、所定の手続に従い、平成21年5月13日に公告をし、6月4日に11社にて開札をいたしましたところ、アトラス建設株式会社が、消費税を含めて4,613万5,950円で落札しましたので、地方自治法第96条第1項第5号の規定に基づき議決を求めるものであります。  以上、簡単ではございますが、提案説明とさせていただきますので、原案どおり議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(内田親根君) 本件につきまして、質疑のある方、ご発言ください。  矢田富男議員。 ○10番(矢田富男君) 財務課長にちょっとお聞きをしたいと思います。  書式の統一をしてほしいというふうに思います。  それはなぜかというと、先ほどから出ている、議案の51号、それから54号について、相手方の住所にありますところの、例えば、54号、大強原2154番地というふうになっております。入札結果表を見ると、54番地ではなくて54で終わってたりとか、54の―の何々だとかというふうなことになって、そして、番地まで書いてあるものもあると。これやはり統一した形で、菰野町の書式ですから、やっておいていただきたいなというふうに思ってます。  以上です。 ○議長(内田親根君) 財務課長、諸岡高幸君。 ○財務課長(諸岡高幸君) どうも失礼いたしました。  戻りまして、そのように指示したいと思います。  よろしくお願いします。 ○議長(内田親根君) ほかにございませんか。  ほかにないようでございますので、質疑を打ち切ります。  お諮りします。  本件について、原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ○議長(内田親根君) 全会一致と認めます。  よって、議案第54号は原案を可決することに決しました。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜追加日程第6 請願第3号 細菌性髄膜炎ワクチンの公費による定期接種化の早期               実現を求める請願書 ○議長(内田親根君) 追加日程第6、細菌性髄膜炎ワクチンの公費による定期接種化の早期実現を求める請願書、請願第3号を議題とします。  請願書の朗読を願います。                  〔書記朗読〕 ○議長(内田親根君) 本件について、紹介議員の趣旨説明を求めます。  渡辺昇議員、登壇ください。             〔9番 渡辺 昇君 登壇〕(拍手) ○9番(渡辺 昇君) 今、事務局が朗読してもうたとおりでございますけれども、少しぐらい、ここまで来たのでしゃべっていきます。  余り難しいことはわかりませんけれども、細菌性髄膜炎ワクチンを公費で賄ってほしいということで請願を受けたわけでございます。  ワクチンの効果ということで、生後2カ月以上7カ月未満は、3回接種のうち翌年に一回、7カ月以上1歳未満は、2回接種のうち翌年一回、1歳以上は1回のみで接種、こうすることで100%抗体が作られ、高い予防効果が認められていますということでございます。  もう一つは、自治体の公費助成もということで、現在、任意接種で、一回ごとに7,000円程度、4回で約3万円かかり、若い世代に大きな負担であるということでございます。  全国では、少しずつ自治体の一部助成が始まっています。鹿児島県とか宮崎県、栃木県、滋賀県、長野県、京都、荒川、品川、中央、渋谷の各区でも09年度から助成される予定でございます。  各自治体での助成の広がりは喜ばしいことですが、基本的に、海外と同じように、ワクチンの接種を含め、国費によって行われるべきだと考えているわけでございます。  私も小さい孫おりまして、かわいらしい、そういう子どもたちにも、ぜひとも将来のある子どものためにも、接種を公費とか国で助成していただきますよう、よろしくお願いいたします。  請願をよろしくお願いいたします。  どうもご苦労さん。 ○議長(内田親根君) ただいまの趣旨説明に質疑のある方、ご発言ください。  別段ご発言がないようですので、質疑を打ち切り、本件について教育民生常任委員会に付託いたします。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜追加日程第7 発議第3号 核兵器廃絶に関する決議(案)
    ○議長(内田親根君) 追加日程第7、核兵器廃絶に関する決議(案)、発議第3号を議題といたします。  発議案の朗読を願います。                  〔書記朗読〕 ○議長(内田親根君) 本件について、提出者の提案説明を求めます。  星川佳信議員、登壇ください。               〔2番 星川佳信君 登壇〕 ○2番(星川佳信君) 核兵器廃絶に関する決議書を読ませていただきます。  ご承知のように、今、北朝鮮が既に核実験をしております。世界では、核に対する脅威ということで、いろいろな意見が出ておるんですけれども、現在、核兵器の保有国、公認されている国は、アメリカ、ロシア、イギリス、フランス、中国、5カ国でございます。しかし、自国の安全保障という観点から、他国へも核兵器の拡散が広がっておるという、そういうことが言われております。  やはり日本は、唯一被爆国ということで、その核の恐ろしさを一番身をもってわかっておる国だと思います。  やはり北朝鮮へのそういう核実験に対する抗議とともに、やはり核兵器を保有しておる各国にも、日本が経験した核の脅威というものを、改めて、日本が先頭に立って告発していく必要があると思います。  なかなか日本は安全保障ということで、アメリカとの安保条約が締結されております。大変意見を言うことが厳しい、そういう状況に置かれておりますけれども、やはり被爆国としての勇気を持った取り組みが必要ではないかというふうに思います。  そこで、核兵器廃絶に関する決議文、先ほど、事務局から朗読していただきましたけれども、改めて、決議文として読み上げたいと思います。  我が国は、唯一の被爆国として、世界の核兵器廃絶に向けて先頭に立って行動する責務がある。冷戦後も、核兵器の脅威は高まりつつある現実を重く受け止め、核保有国の理解を求め、核軍縮、核不拡散の取り組みと実効性のある視察体制の確立を積極的に進めるべきである。  4月1日、オバマ米大統領は、核兵器のない世界を追求する決意を表明した。国連安全保障理事会も、北朝鮮の核実験に対し、決議1874号で、断固たる拒否の姿勢を示した。  政府は、この機会をとらえ、核兵器廃絶の動き、とりわけ、北朝鮮の核問題を含む地域の核廃絶への対応を世界的な潮流とすべく努力しなければならない。  2010年、核拡散防止条約NPT再検討会議で指導的役割を果たすとともに、国際社会に働きかけ、核実験全面禁止条約(CTBT)の早期発効など、核廃絶・核軍縮、核不拡散に向けた努力を一層強化すべきだ。  菰野町は、非核平和都市宣言のまちとして、昭和60年6月25日に制定され、それ以来、平和都市宣言のまちとしてまちづくりを進めてきた。菰野町は国に対して核兵器廃絶を強く求めるべきである。  非核平和都市宣言の宣言文をお手元の方にお配りしてありますので、改めて目を通していただきたいというふうに思います。  全議員の総意として議決するものでありますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(内田親根君) ただいまの提案説明に質疑のある方、ご発言ください。  久留美正次議員。 ○16番(久留美正次君) 急に、発議第4号あわせて、特に、第3号について発議があったわけでございますが、立派な発議、ご苦労さまでございますけれども、ただ、この発議が、きょうこうやって出るいきさつが何かありましたら、ご説明いただきたいと思います。 ○議長(内田親根君) 星川佳信議員。 ○2番(星川佳信君) いきさつと申しましても、きょう、本会議の後の議会運営委員会の席で提出されまして、その上で、運営委員会の中で検討させていただきました。 ○議長(内田親根君) 久留美正次議員。 ○16番(久留美正次君) 議会運営委員会の意思としてですか、これは。  ただ、その次に、第4号で、渡辺昇議員と矢田富男議員の提出者で出されております。その関連があるのかなと思って、さきに出ると、ちょっと順番が逆じゃないかなというような気がしてましたものでお尋ねをいたしました。  私はこれに対して異議はございません。  ただ、やはり次の方もまた立派な発議をされると思いますけれども、それをもってから議会運営委員会はするべきではなかったかなというような気がいたしております。  以上でございます。 ○議長(内田親根君) ほかにございませんか。  ほかにご発言がないようですので、お諮りします。  本件について、原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ○議長(内田親根君) 全会一致と認めます。  よって、発議第3号は原案を可決することに決しました。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜追加日程第8 発議第4号 「非核日本宣言」を求める意見書(案) ○議長(内田親根君) 追加日程第8、「非核日本宣言」を求める意見書(案)、発議第4号を議題といたします。  意見書案の朗読を願います。                  〔書記朗読〕 ○議長(内田親根君) 本件について、提出者の提案説明を求めます。  矢田富男議員、登壇ください。              〔10番 矢田富男君 登壇〕 ○10番(矢田富男君) ただいま、「非核日本宣言」を求める意見書ということで、事務局より朗読をいただきました。  これも、先ほど、星川議員から提案がありました、核兵器廃絶に向けての決議にも準ずるわけですけれども、我が国が唯一被爆国であるということを認識していただくということからして、菰野町がこれからとっていく非核平和の都市を目指して菰野町が進んでいくということを、我々議会として国にその言葉を、意見書を添えて出したいという思いで今回提出をさせていただきました。  菰野町が非核平和都市宣言をしているにもかかわらず、今回の菰野町のとった予算書の中での行動は、私は大変疑わしきものがある。そして、なぜ菰野町がこの平和を愛するということの中で、10名の中学生を、予算がないからといって8名に減らすか、そんなことの思いの中でも、今回、意見書を上げていただいて、菰野町議会が採択をされた核兵器廃絶の要旨の中でもお話をさせていただいたと。  菰野町が非核平和都市宣言のまちとして進んでいくあの宣言文は本当にすばらしいことが書いてある。ここにいられる皆さん方が、本当に職員の方々、新人の職員の方にこれ知ってますかって聞きましたよ。いやあって、僕は、職員となったら、菰野町の職員でありますから、当然、菰野町は、ホームページ上にでも非核平和都市宣言のまちとして載せるべき。そして、人権のまちとしても載せるべき。一切、菰野町には載っていないという状況です。  ほかのところを見てみました。品川区などは、この中に、非核平和都市品川宣言、人権尊重都市品川宣言というふうに、ホームページ上でも、菰野町がどういうまちであるかということを載せていくべきだというふうにも考えています。  菰野町は、ようこそ菰野町へ、どんなまちなの、まちの象徴、町民憲章などは載せているにもかかわらず、このことは一切触れていない。いかに石原町長が非核平和というものについて考えがないのかと私は力強く言いたい。  そのことからして、今回の予算も、予算がないからと言って、2名の小・中学生の長崎への派遣を切った。これには、私たちも本当に憤りを感じるものです。  非核平和宣言を、今回、菰野町議会としても国に働きかけ、唯一の被爆国として日本が遭ったこの経験を世界に発信をするべき、そんなふうに思っています。  菰野町長としては、先ほど決議をされましたので、この内容を十分注視していただいて、国、そして町内外に向けても発信をし、町内の平和活動についてやっていただきたいなというふうに思っています。  非核日本宣言については、先ほど、事務局、朗読をしていただいたとおりです。  ぜひ皆様方の温かいご支援でご採択いただきますことを心からお願いを申し上げたいと思います。  以上です。(拍手) ○議長(内田親根君) ただいまの提案説明に質疑のある方、ご発言ください。  別段ご発言がないようですので、質疑を打ち切り、お諮りします。  本件について、原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ○議長(内田親根君) 全会一致と認めます。  よって、発議第4号は原案を可決することに決しました。  以上で、本日予定しておりました日程はすべて終了いたしました。               〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(内田親根君) 矢田富男議員。 ○10番(矢田富男君) ただいま採択をいただきましたので、私は、今から町長に、広島・長崎議定書に基づいての賛同するという署名の活動には、いささかも、そのことについては、自分自身が書くということでありましたので、私は、ここにアピール宣言署名を持っております。  町長に手渡したいと思いますけれども、議席から離れていいですか。 ○議長(内田親根君) 許可いたします。  付託をされました案件につきまして、各常任委員会の委員長さん、審査につきまして、よろしくお願いを申し上げます。  なお、あす以降、各委員会室において、午前9時から各常任委員会をお願いいたします。  議事運営に際しましては、皆さんのご協力ありがとうございました。  本日はこれにて散会いたします。  ご苦労さまでございました。                午後 3時13分 散会...