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令和 3年教育民生常任委員会( 6月21日)

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  1. 伊賀市議会 2021-06-21
    令和 3年教育民生常任委員会( 6月21日)


    取得元: 伊賀市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-02
    令和 3年教育民生常任委員会( 6月21日)              教育民生常任委員会会議録   1.開催日 令和3年6月21日 2.場  所 全員協議会室 3.出席者 福岡正康桃井弘子釜井敏行北山太加視西田方計西口和成赤堀久実 4.欠席者 なし 5.委員外議員 なし 6.理事者 山本総務部長石田総務部法務総括監百田財務部長田中健康福祉部長中川健康福祉部次長(兼医療福祉政策課長)、濱村健康福祉部子育て推進監(兼こども未来課長)、田中地域包括支援センター所長(障がい者相談支援センター所長) 7.事務局 川議会事務局長松山議事課長兼重議事課主幹(兼議事調査係長)、       谷岡議事課主査大西議事課主任 8.案  件 1.議案第59号 第4次伊賀地域福祉計画策定について        2.所管事務調査 新型コロナワクチン接種について(現地調査及び委員          間協議) 9.会議の次第             (午前 9時58分 開会) ○委員長福岡正康君)  それでは、時間になりましたもんで、ただいまより教育民生常任委員会を開会します。  ただいまの出席人数は7名、会議は成立いたしました。  会議録署名委員北山委員、お願いします。  本委員会審査を付託された案件は、議案1件です。
     議事進行に御協力くださいますようお願いします。  それでは、順次、議案審査に入りますが、説明をされる方は、所属、氏名を述べてから御発言ください。  また、委員及び当局皆様におかれましては、発言の際には必ずマイクのスイッチを入れてから発言いただきますようお願いいたします。  既に、本会議において、議案に対する一定説明がなされていること、またコロナ禍での審査となりますので、委員及び当局皆様には、進行に御協力をお願いいたします。  それでは、第1項、議案第59号、第4次伊賀地域福祉計画策定についてを議題とします。  補充の説明はありますか。  健康福祉部次長。 ○健康福祉部次長(兼医療福祉政策課長)(中川雅尋君)  おはようございます。健康福祉部次長医療福祉政策課長中川でございます。よろしくお願いいたします。  ただいま議題としていただきました議案第59号、第4次伊賀地域福祉計画策定について、御説明申し上げます。  まず、初めに本日追加資料といたしまして、伊賀社会福祉協議会が作成しました令和年度地域福祉コーディネーター活動報告書であります伊賀流地域福祉の5年をお配りしております。よろしいございますでしょうか。  それでは、説明をさせていただきます。  本年度から5年間を計画期間といたしまして、第4次の伊賀地域福祉計画、本年3月の議員全員協議会中間案説明させていただきました。その後、3月15日から4月14日にかけまして、パブリックコメントの募集を行いました。  また、この中間案を御説明する前、策定の過程におきましては、コロナ禍におきまして、タウンミーティングを行う代わりに、計画説明動画を公開いたしまして、市民から広く意見をいただく工夫をしました。  先にお配りしております議案第59号の資料1の資料編には、動画による意見聴取でいただいた御意見、それから資料2には、パブリックコメントでいただいた御意見と、その対応を掲載しております。御覧いただければと思います。  本年度に入りまして、本計画策定を諮問いたしました伊賀地域福祉計画推進委員会におきまして、パブリックコメント後の計画案を御審議いただきまして、去る5月10日に計画最終案の答申をいただいたところでございます。  それでは、第4次の伊賀地域福祉計画概要を簡単に説明をさせていただきます。  本計画は、これまで第3次の伊賀地域福祉計画で取り組んできました地域住民が主体となって地域課題解決していく仕組みや全ての世代を対象とした地域包括ケアシステムをベースといたしまして、お互いが支え合い、つながりを深めながら、一人一人が役割を持って、生きがいを持ち、暮らせる地域共生社会実現を目指しています。  第3次地域福祉計画からの変更点としましては、大きく2つございまして、1つ目として、新たな指標追加2つ目といたしまして、重点施策の再編成でございます。  まず、新たな指標追加ですけれども、地域福祉資源力という指標追加いたします。本計画本冊の11ページから15ページを御覧いただければと存じます。  第3次計画、この11ページからは、第3次計画を振り返ってということでございまして、第3次計画では、分析を行うための指標として、人口動態、これ12ページに記載しております。それから健康寿命、これは13ページでございます。成果を確認する指標として、地域予防対応力、14ページ、それから15ページには、生活満足度という、この4つ指標を設定しておりました。  31ページを御覧いただきたいと存じます。  これら4つに加えまして、先ほど申し上げました地域福祉資源力というのを加えて、地域の力がどれだけ強化されているのかを見える化するため、ここに記載しております①から④までに掲げた項目について、数値化をし、その推移を追うことによりまして、地域共生社会実現にどれだけ近づいたかを測りたいというふうに考えております。  どのようなものかと申しますと、下のイメージ図にも書かせていただいておるんですけども、ここで本日お配りした、この地域福祉コーディネーター活動報告書の47ページを御覧いただきたいというふうに存じます。  47ページ、48ページ、伊賀市内の見守り、声かけ活動一覧ということで、それぞれの地域活動をいただいてるものを挙げていただいております。この地域の見守り、声かけ活動のこういったインフォーマルな活動、あるいは57ページを御覧いただきたいと思うんですけれども、市内コミュニティビジネス各拠点といった地図に落とし込んだもの、それから58ページには、その一覧が記載をされております。こういった地域における取組が活性化されること、こういうことを指標として考えていきたいというふうに思っております。  次に、重点施策の再編成ということでございますけれども、本冊の17ページから20ページを御覧いただきたいと存じます。  第3次の伊賀地域福祉計画におきましては、誰もが伊賀で幸せに暮らし続けるための12の提案ということで、7つ安心、17、18ページの開いていただいて、18ページの右、上段枠囲みをしております7つ安心子育てから地域医療7つ項目。これに加えまして、裏面を御覧いただきたいと思うんですけれども、20ページの上段に記載しております人口推移から考えるまちづくり人材育成、以降5つ項目、これら、これが5つ充実ということで、この7と5を合わせて12の提案として、取組を進めてまいりました。  43ページ、44ページを御覧いただきたいと存じます。  第4次の計画におきましては、包括的な支援体制を整えるために、43ページ、上段にございます高齢者支援、障がい者支援子育て支援生活困窮者支援、この4分野支援4つの支え、それからその下、福祉分野以外に市民暮らしと密接に関わる部分とも連携しまして、安心して暮らしていけるまちづくりに必要な分野、これを4つ安心として取り組んでいくこととしております。  また、44ページを御覧いただきたいと思うんですけれども、持続可能な地域づくり仕組み、様々な機関が連携して取り組む仕組みという2つに加えまして、3つ目のつながり合える地域づくりであるとか、あるいは安心した暮らし、続けられる地域活動、困り事を抱えた人に寄り添う仕組みという基本理念を達成するために必要となる項目を合わせまして、6つの充実として改めて設定をしたところでございます。  以上2つが第3次計画からの大きな変更点でございます。  本冊の107ページ、108ページを御覧いただきたいと存じます。  地域福祉推進体制ということでございまして、これまでから3次の計画推進して、これから4次の計画推進していくということでございます。地域課題、それから個別課題といった福祉課題がございますが、それぞれ両面から拾い上げをしておりまして、地域課題地域支援等につきましては、伊賀市におきまして、地域福祉コーディネーター、これ社会福祉協議会に委託しておりますけども、これが13名おりまして、地域支援活動により、様々な地域の声を拾い上げるとともに、また市が直営で行っております地域包括支援センターにおいても、様々な個別課題を拾い上げ、課題解決に取り組んでおるところでございます。  こうした地域課題、個別の課題、集められた課題につきましては、整理、把握、共有しまして、福祉施策調整会議等を経て、課題解決に向けた施策化を検討いたしまして、地域福祉推進にこれからもつなげていきたいというふうに考えております。  しかしながら、地域課題、いろいろございまして、複雑化、複合化しており、直接解決に至らないこともあるのも事実でございますので、今後は国が推進する重層的な支援体制事業に乗りまして、この体制を整備し、分野を問わない包括的な支援に取り組むとともに、地域課題解決を円滑に行う仕組みの強化に努めてまいりたいというふうに考えております。  非常に簡単ではございましたが、以上、議案第59号、第4次の伊賀地域福祉計画策定についての説明とさせていただきます。よろしく御審査いただきますようお願い申し上げます。 ○委員長福岡正康君)  説明に対し、御質疑ございませんか。  赤堀委員。 ○委員赤堀久実君)  すみません、ありがとうございます。第4次地域福祉計画ということで、今まで縦割り、それぞれの支援が丸ごと包括的にしていくっていう、今、課長お話があったんですけども、国がこれから進めていく重層的支援体制整備事業っていうことで、実施計画っていうのは、これから作成されるとは思うんですが、いつ頃予定をされてるのか、ちょっとそこら辺、教えていただきたいと思います。 ○健康福祉部次長(兼医療福祉政策課長)(中川雅尋君)  ありがとうございます。ただいま重層的支援体制整備事業に関する計画はいつ策定されるのかということでございますけれども、今年度の早いうちに策定をして、取り組んでまいりたいというふうに思っております。  この重層的支援体制事業につきましては、これまで3次で行ってきた伊賀市の事業包括的支援体制構築事業といった事業も既に行っておりまして、国の制度が今やっとこの今年度から追いついてきたっていうことかなっていうふうに思っております。  包括的に全ての相談であったりとか、支援であったりとか、既に取り組んでおるんですけれども、この計画を立てることによって、さらにそれを進めていきたいというふうに考えております。 ○委員赤堀久実君)  はい、すみません、ありがとうございます。確かに伊賀市は先進で進んでるということでね、モデル事業でずっとされる中で、今後、本当に具体的に、地域とのまた連携という部分で、また体制づくりをしていただけるもんだと期待をするんですけれども。ちょっと個別具体的に、こういう質問をしていいのかどうかっていうことなんですが、48ページに、高齢者支援の中で今すごく社会的に問題になってます、この4番ですね。介護者に対する支援充実の中で、18歳未満の子供が介護を担うケース、今、言われるヤングケアラーの方々ですね、今、伊賀市でどれぐらいおられるかっていう調査ってしたことあるんですか。把握されてるのか、ちょっと教えていただけたらと思うんですけど。 ○地域包括支援センター所長(障がい者相談支援センター所長)(田中稔美君)  地域包括支援センター田中といいます。よろしくお願いいたします。  市におきまして、ヤングケアラー調査というのは、全部を対象としては、しておりません。  ただ、今年度だったと思いますけれども、文部科学省からの依頼によりまして、各学校におきまして、そういった調査をするということはお聞きしております。  個別にヤングケアラーといった状態があるということは、私どももお聞きしておりまして、18歳未満お子様がですね、ケアをしなければならない状況っていうのは、そのお子様課題ということではありませんでして、家族をどう支援していくかという、家族だけではなくって、我々支援者側課題であるというふうに受け止めておりますので、今後につきましても、そういった支援っていうのは、引き続きしていくとともに、その結果が出ましたら、それも真摯に受け止めていきまして、支援につなげていきたいというふうに思っております。 ○委員長福岡正康君)  赤堀委員。 ○委員赤堀久実君)  本当に将来やっぱりこう18歳未満子たちが、もちろん御家族のためにしっかりこう、そういうふうにやっていくっていうのはすごく大事なことなんですけど、やっぱりこう将来的にちょっとこう我慢を強いられる、制限をこう強いられるっていう、中にはやっぱりそういったお声も聞かせていただいてるので、やっぱり教育委員会とちょっと連携を今後やっぱりしていただきながら、伊賀市の実態っていうか、調査、しっかり明確にしていただいて、具体的な支援につながっていけられるようにお願いをしたいなと思っております。  それと、もう1つなんですけど、ちょっとすみません、60ページの一時的な住まいの確保。これ一定期間の定めてですね、緊急的に宿泊場所や衣食を提供できる体制を整備しますって書いてるんです。これ県がそういうこう宿泊、一時的な確保ってされてるとは思うんですけど、これ市独自でするということなんでしょうか。いや、そうじゃなくて、県との連携をしながら進めていきますよということなのか、ごめんなさい、これだけ教えてください。 ○委員長福岡正康君)  部長。 ○健康福祉部長田中 満君)  市独自の取組も現在行っております。  そういった場所を提供していただく団体さんがお見えでございまして、私どもそこの団体さんとお話をさせていただいて、一時的にそういったところに宿泊していただいてっていうのは、現在も取り組んでおります。 ○委員長福岡正康君)  赤堀委員。 ○委員赤堀久実君)  すみません、ちょっと勉強不足ですみませんでした。ありがとうございます。また今後、重層的支援のまた実施計画も出るということなので、また私も勉強して、しっかりやっていきたいと思います。  以上です。 ○委員長福岡正康君)  他にございませんか。  北山委員。 ○委員北山太加視君)  66ページでちょっと聞かせていただきたいと思います。03、多文化共生のための取組についてというところの項なんですけど、上から3行目で、いろんな行政情報社会ルールについて、正しく理解してもらえるように文書を翻訳したり、通訳による云々って、こうあるんです。ちょっと私、個人的に常々心配というか、なってるところがあって、例えばこの計画をつくりました。そしたら定住が進んでいく外国籍の人もおられるわけで、うち高齢の方については、まだ日本語が不自由な方も結構お住まいされているように見受けられます。  特に、この暮らしとか、この全般にわたっての考えを行政として、そういう人らに伝えるためには、全部翻訳するんか、ちょっと私では分からんのですけれども、主要なところについては、翻訳した冊子が例えば出来上がって、やっぱり配れるようになっていくっていうのが本来の福祉であるのかなって、こう思うわけで、その辺のところの考え方をちょっとお聞かせいただけたらと思います。 ○委員長福岡正康君)  次長。 ○健康福祉部次長(兼医療福祉政策課長)(中川雅尋君)  ありがとうございます。委員おっしゃってるのは、この計画について、翻訳をしてっていうことかと私、理解させていただいたんです。よろしゅうございますか。  現在のところは、この冊子もごっつうございますんで、全て翻訳っていうことは考えてはないんですけれども、概要版っていうのを作成しようかなっていうふうには考えております。それができました折には、関係課とも相談をいたしまして、検討したいなというふうに考えております。 ○委員長福岡正康君)  北山委員。 ○委員北山太加視君)  ぜひともそうしていただきたいし、できたらホームページにも掲載していただいて、いつでも見られるように、そういうふうにしていただけたらと思います。よろしくお願いいたします。 ○委員長福岡正康君)  他にございませんか。  釜井委員。 ○委員釜井敏行君)  お願いします。福祉計画の33ページなんですけども、第2層の地域包括ケア圏域支所単位とか日常生活圏域単位から3か所に変更されるっていうことなんで、これ単純に考えると、より範囲が広くなると思うんです。住民からして、このことによって不便になったり、遠くなったりっていうことはないんでしょうか。 ○委員長福岡正康君)  次長。 ○健康福祉部次長(兼医療福祉政策課長)(中川雅尋君)  3層の件でございますけれども、失礼しました、2層の件でございますけれども、3次の取組と変わるとこはございません。  3次から、このようなこのイメージで1層、2層、3層、4層、5層ということで取組を進めておりまして、4次の計画でも変わることなく、この体制で進めてまいりたいというふうに考えております。 ○委員長福岡正康君)  どうぞ。 ○委員釜井敏行君)  そうすると、支所単位日常生活圏域単位から3か所に変わるっていうのは、これはどういうことになるんですかね、ちょっと分かんないんですけど。この箇所が減るっていうことですよね、セットで。 ○委員長福岡正康君)  部長。 ○健康福祉部長田中 満君)  今回議案として提出させていただきましたのが、第4次の計画でございます。第3次、前回の計画と申しますか、現行の計画、5年前からですね、支所単位ではなくて、地域包括ケア圏域市内の3か所ということで、事業のほうを進めております。
     いろいろ御意見いただく中でですね、協議をさせていただきまして、この第3層っていうのは、福祉区っていうのがございまして、住民自治協議会を中心とした範囲、おおむね39か所ということなんです。こちらのほうに地域福祉ネットワーク会議っていうものを各地域で設置をしていただいております。その中でいろんな地域課題地域住民さんが把握、共有をしていただいて、自分たち解決できることは何やろう、それはっていうことで、今、取組をしていただいております。  それで、なかなか地域の中だけでは解決は難しいっていう課題もございますもので、この第2層のほうでそれを補っていくというふうなことでございます。 ○委員釜井敏行君)  ありがとうございました。 ○委員長福岡正康君)  他にございませんか。よろしいですか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長福岡正康君)  ないようですので、討論に入ります。  御意見ありませんか。ないですか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長福岡正康君)  ないようでございますので、採決に入ります。  議案第59号に対し、原案どおり可決すべきものと決すること、賛成の方の挙手を求めます。           (賛 成 者 挙 手) ○委員長福岡正康君)  全員賛成でございます。  よって、議案第59号は、原案どおり可決すべきものと決しました。  これで、この項は終了といたします。  以上で、当委員会に付託された案件についての審査終了しました。この後は議会のみの案件となりますので、当局皆様におかれましては、御退席いただいて結構でございます。ありがとうございました。  それでは、引き続き第2項、所管事務調査新型コロナワクチン接種について、現地調査及び委員間協議議題といたします。  なお、この項につきましては、午後2時30分より、岡波総合病院現地調査を行い、終了後、同様に市民病院現地調査を行っていただきます。市民病院では、会議室質疑等の時間も取っていただいております旨、御質問等ある方は、その際にお願いいたします。  それでは、一旦休憩を挟みまして、午後2時に本庁舎1階、南玄関付近に集合をいただき、公用車に乗り合わせ、岡波総合病院へ向かいたいと思いますので、よろしくお願いします。  岡波総合病院では、ワクチン接種が行われていますので、個々では行かず、乗り合わせて行っていただくよう、よろしくお願いします。  それでは、これにて閉会といたします。  午後の審査ありますもんで、1回中断とさせていただきます。          (午前10時25分 閉会)...