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令和 3年予算常任委員会( 3月 2日)

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  1. 伊賀市議会 2021-03-02
    令和 3年予算常任委員会( 3月 2日)


    取得元: 伊賀市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-03
    令和 3年予算常任委員会( 3月 2日)               予算常任委員会会議録   1.開催日 令和3年3月2日 2.場  所 市議会議場 3.出席者 川上善幸、北森徹、信田利樹、西口和成、福村教親、宮ア栄樹、桃井弘子、山下典子、市川岳人、赤堀久実、嶋岡壯吉、田中覚、生中正嗣、上田宗久、中谷一彦、百上真奈、北出忠良、空森栄幸、岩田佐俊、安本美栄子、中岡久徳 4.欠席者 なし 5.理事者 岡本市長、大森副市長、前川危機管理監、山本総務部長、藤山総務部次長       (兼公民党連携推進監兼行財政改革推進課長)、宮崎企画振興部長、百田財       務部長、田中人権生活環境部長、西尾環境政策監(兼環境政策課長)、田中       健康福祉部長、中出健康福祉部次長(医療福祉政策、障がい福祉、子育て、       保険年金担当)、横尾健康福祉部次長(生活支援、介護高齢、地域包括、健       康推進担当)、東産業振興部長、山本建設部長、松田市民病院副院長(事務       部門)、森澤市民病院事務部長(兼病院総務課長)、高木上下水道事業管理       者職務代理者(兼上下水道部長)、中西上下水道部次長(兼経営企画課長)、       谷口教育長、中林教育委員会事務局長、滝川上野支所長(兼地域振興総括監       兼振興課長)、狩野大山田支所長(兼地域振興総括監兼住民福祉課長)、澤       田青山支所長(兼地域振興総括監)、小林農業委員会事務局長(兼産業振興       部次長兼農林振興課長)、中矢総合政策課長、馬場文化交流課長、古川地域       づくり推進課長、吉岡交通政策課長、越村管財課長、風隼財政課長、福岡市       民生活課長、杉野同和課長、岡澤戸籍住民課長、水瀧環境センター所長(兼
          浄化センター所長)、南廃棄物対策課長(兼さくらリサイクルセンター所長       兼不燃物処理場長)、中川医療福祉政策課長、川口障がい福祉課長、比口生       活支援課長、西口こども未来課長谷口保育幼稚園課長、中介護高齢福祉課       長、太田健康推進課長、岩野農村整備課長、前川商工労働課長、川部観光戦       略課長、堀川中心市街地推進課長福田企画管理課長、松尾道路河川課長、       川北医療事務課長、森中下水道課長、東教育総務課長、田中島ヶ原支所振興       課長、吉岡阿山支所振興課長、田中大山田支所国民健康保険阿波診療所長、       稲森青山支所振興課長、 6.事務局 川議会事務局長、籔中議事課長、中川議事課主幹(兼議事調査係長)、        上地議事課主幹(兼総務係長)、谷岡議事課主査 7.案  件 1.議案第13号 令和2年度伊賀市一般会計補正予算(第10号)        2.議案第14号 令和2年度伊賀市国民健康保険事業特別会計補正予算                 (第5号)        3.議案第15号 令和2年度伊賀市住宅新築資金等貸付特別会計補正予                 算(第2号)        4.議案第16号 令和2年度伊賀市駐車場事業特別会計補正予算(第2                 号)        5.議案第17号 令和2年度伊賀市介護保険事業特別会計補正予算(第                 3号)        6.議案第18号 令和2年度伊賀市サービスエリア特別会計補正予算(                 第1号)        7.議案第19号 令和2年度伊賀市後期高齢者医療特別会計補正予算(                 第2号)        8.議案第20号 令和2年度伊賀市市病院事業会計補正予算(第3号)        9.議案第21号 令和2年度伊賀市水道事業会計補正予算(第3号)        10.議案第22号 令和2年度伊賀市下水道事業会計補正予算(第2号)        11.議案第23号 令和2年度伊賀市島ヶ原財産区特別会計補正予算(第                 1号)        12.議案第24号 令和2年度伊賀市大山田財産区特別会計補正予算(第                 1号)        13.議案第 1号 令和3年度伊賀市一般会計予算        14.議案第 2号 令和3年度伊賀市国民健康保険事業特別会計予算        15.議案第 3号 令和3年度伊賀市住宅新築資金等貸付特別会計予算        16.議案第 4号 令和3年度伊賀市駐車場事業特別会計予算        17.議案第 5号 令和3年度伊賀市介護保険事業特別会計予算        18.議案第 6号 令和3年度伊賀市サービスエリア特別会計予算        19.議案第 7号 令和3年度伊賀市後期高齢者医療特別会計予算        20.議案第 8号 令和3年度伊賀市病院事業会計予算        21.議案第 9号 令和3年度伊賀市水道事業会計予算        22.議案第10号 令和3年度伊賀市下水道事業会計予算        23.議案第11号 令和3年度伊賀市島ヶ原財産区特別会計予算        24.議案第12号 令和3年度伊賀市大山田財産区特別会計予算 8.会議の次第             (午前 10時00分 開会) ○委員長(市川岳人君)  おはようございます。これより、予算常任委員会を開会します。  本日ただいままでの出席委員数は21名、会議は成立いたしました。  会議録署名委員に、1番、川上善幸委員を指名いたします。  本委員会に審査を付託されておりますのは、議案第1号から議案第12号までの令和3年度の一般会計、特別会計、企業会計、財産区特別会計の各予算及び議案第13号から議案第24号までの令和2年度の一般会計、特別会計、企業会計、財産区特別会計の各補正予算の合計24議案であります。  本委員会は、本日と明日3日、及びあさって4日の3日間です。  よって、議事の進行につきましては、格別の御協力をお願いいたします。  次に、審査の方法についてお諮りいたします。  審査は、事項1から12の令和2年度各会計補正予算、続いて、事項13から24の令和3年度各会計当初予算の順にお願いしたいと思います。  当局より補正予算、当初予算ごとに各会計一括して説明を受け、一般会計については、歳出は各款ごとに、歳入は一括で、他の議案については会計ごとにそれぞれ審査をいただきたいと思いますが、これに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(市川岳人君)  御異議なしと認めます。  よって、そのように取り扱います。  なお、審査における質疑に当たっては、予算書及び予算に関する説明書のページ数、事業名等を述べてから行っていただくこととし、自己の意見を述べることなく、議案の中身についてのみ発言いただくようお願いいたします。  また、質疑の範囲が議題外にわたることのないように、重ねてお願いいたします。  それでは、まず、令和2年度の各会計補正予算の審査を行います。  事項書第1項の議案第13号から第12項の議案第24号までの12議案を一括して議題とします。  当局の説明を求めます。  なお、説明は、適切かつ簡略にお願いいたします。  財務部長。 ○財務部長(百田光礼君)  おはようございます。財務部の百田でございます。  それでは、ただいま議題となりました議案第13号から議案第24号までの令和2年度伊賀市一般会計補正予算国民健康保険事業特別会計補正予算、ほか各特別会計補正予算病院事業会計補正予算、ほか各企業会計補正予算及び各財産区特別会計補正予算について、説明させていただきます。  まず、議案第13号の一般会計補正予算(第10号)は、既定の予算額に歳入・歳出それぞれ1億9,646万7,000円を追加し、補正後の予算額を歳入歳出それぞれ564億3,839万4,000円とするものです。  今回の補正は、決算見込みによる補正を中心に行うほか、新たに国の令和2年度第3次補正予算で措置された事業に係る予算を計上しています。  まず、決算見込みによる補正として、増額した事業としては、生活保護費の扶助費では、令和元年度の所要額が確定したことにより、生活保護過年度国庫支出金精算返還金2億4,227万9,000円、シティプロモーション推進事業では、伊賀市ふるさと応援寄附金の寄附額が増額見込みとなったことにより、伊賀市ふるさと応援基金積立金1億1,278万8,000円、及びふるさと納税包括プラン業務委託料8,781万2,000円、また、伊賀鉄道活性化促進事業では、新型コロナウイルス感染症の影響などによる運賃収入の減収見込みに伴い、株式会社伊賀鉄道への伊賀鉄道運営費等補助金1億270万円、児童福祉一般経費では、にんにん子育て支援支援プロジェクトの原資とするための子育て支援基金積立金8,341万1,000円などでございます。  一方、減額した事業としては、県営土木事業負担金では、服部橋新都市線の工事進捗に伴い県営都市計画街路事業負担金5,333万3,000円減、三重国体推進経費では、新型コロナウイルス感染症の影響に伴うリハーサル大会の中止等により、三重国体伊賀市実行委員会負担金4,870万8,000円減などです。  次に、国の令和2年度第3次補正予算に伴う補正としては、伊賀鉄道活性化促進事業では、鉄道施設、車両設備修繕工事委託料など1億2,036万9,000円や、小・中学校施設改修事業では、城東中学校及び上野南中学校の武道場におけるつり天井の耐震対策工事、阿山中学校における空調更新工事など2億1,096万3,000円、社会資本整備総合交付金事業では、西明寺緑ヶ丘線道路改良事業8,466万円、道路照明LED化事業1,938万円などを、ため池等整備事業では、1億1,536万2,000円を計上するとともに全ての事業について繰越手続を行っております。  次に、歳入では、新型コロナウイルス感染症の影響による景気変動に伴う通常の増減収を超える減収が生じる見込みとなったことや、令和2年度から減収補填債の対象項目に新たに地方消費税交付金など6税目が加わったことから、減収補填債2億450万円を計上しています。  また、ふるさと応援寄附金2億1,187万円などを増額しています。  続きまして、議案第14号、国民健康保険事業特別会計補正予算(第5号)は、事業勘定では、歳入歳出それぞれ5,231万3,000円を減額しておりますが、歳出では、決算見込みに伴う療養費及び給付金などの減額と過年度県支出金精算返還金の増額などを計上しています。  歳入では、歳出と同様に決算見込みに伴う増減や新型コロナウイルス感染症の影響により給付費の減免に対する補填として新型コロナウイルス感染症対応分補助金などを計上しています。  また、直営診療施設勘定診療所費では、決算見込みによる減額や3月31日で閉鎖となる霧生診療所の電算機器の借上げ経費の一括支払いのための費用を計上するなど合わせまして、歳入歳出それぞれ649万3,000円の減額としています。  議案第15号、住宅新築資金等貸付特別会計補正予算(第2号)は、歳入歳出それぞれ15万3,000円の減額としています。  議案第16号、駐車場事業特別会計補正予算(第2号)は、歳入歳出それぞれ2,325万5,000円の減額としていますが、新型コロナウイルス感染症の拡大により、緊急事態宣言が発出されたことに伴い、観光客等の減少により、使用料が大幅に減収となったことから、歳出では、各種委託料の減額及び一般会計繰出金の皆減などをしています。  歳入では、駐車場使用料を減額し、一般会計繰入金を計上しています。  議案第17号、介護保険事業特別会計補正予算(第3号)は、歳入歳出それぞれ3億1,155万3,000円の減額としていますが、歳入歳出ともに決算見込みに伴い補助金の減額や給付費の増減をしています。  議案第18号、サービスエリア特別会計補正予算(第1号)は、歳入歳出それぞれ1万4,000円の減額としていますが、歳入では、新型コロナウイルス感染症の影響に伴い、利用客が減少していることから、売上げ収入を減額するとともに、その補填としてサービスエリア施設管理基金繰入金を計上しています。  議案第19号、後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)は、歳入歳出それぞれ2,142万9,000円の減額としていますが、歳出では、後期高齢者医療広域連合納付金などを減額し、歳入では、一般会計繰入金の保険基盤安定繰入金を減額するなどしています。  次に企業会計ですが、議案第20号、病院事業会計補正予算(第3号)は、収益的支出で5,474万円の減額としていますが、決算見込みによる給与費、材料費などの増減のほか、健康保険証の資格確認をオンラインで行うためのシステム連携構築業務に係る費用などを計上しています。  議案第21号、水道事業会計補正予算(第3号)は、収益的支出で2,866万9,000円の増額、資本的支出で9,215万3,000円の減額としていますが、決算見込みによる増減及び、新型コロナウイルス感染症による水道料金減免に係る費用が確定したことに伴い、水道事業収益の他会計補助金を減額しています。  議案第22号、下水道事業会計補正予算(第2号)は、収益的支出で1,838万3,000円の減額、資本的支出で5,951万7,000円の増額としていますが、決算見込みによる増減をしています。  議案第23号、島ヶ原財産区特別会計補正予算(第1号)は、歳入歳出それぞれ67万2,000円の増額を、議案第24号、大山田財産区特別会計補正予算(第1号)は、歳入歳出それぞれ359万2,000円を増額しています。  以上、今回の補正は、一般会計、6特別会計、3企業会計、2財産区特別会計を合わせ、2億9,156万9,000円の減額を行い、補正後の全会計の予算総額を929億5,608万1,000円にしようとするものです。よろしく御審査いただきますようお願いいたします。 ○委員長(市川岳人君)  説明が終わりました。  これより会計ごとに審査をお願いします。  まず、第1項、議案第13号、令和2年度伊賀市一般会計補正予算(第10号)について、第1条、歳入歳出予算の補正のうち歳出について各款ごとに御審査願います。予算に関する説明書、第1款議会費、48、49ページについて御質疑ありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(市川岳人君)  御質疑なしと認めます。  次に、予算に関する説明書、第2款総務費、48ページから103ページについて御質疑ありませんか。  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  92ページの総務管理費の20目新型感染症対策費の中で、公共交通利用促進事業についてなんですけれども、いろんなところでこの感染症対策、伊賀市が頑張って、様々な施策をしていただきました。
     この補正予算の中では、それが、例えば、3月年度末までの申請受付だったりとか、いろんなことがあると思うんですが、この公共交通利用促進の中の93ページ、公共交通利用推進事業費補助金が2,374万円の減額、その下の伊賀鉄道通学定期券購入費助成金も174万円の減額になっておりますが、これについて説明をしてください。 ○委員長(市川岳人君)  答弁願います。  交通政策課長。 ○交通政策課長(吉岡徹也君)  失礼します。交通政策課の吉岡でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  今御質問いただきました昨年6月に臨時補正をいただきまして、実施いたしました公共交通利用促進事業費補助金及び伊賀鉄道通学定期券購入費助成金につきまして、詳細につきましては、当初の予算の考え方としましては、交通事業者の応援キャンペーンということで、まずは大きな目的は、こういうコロナ禍でも公共交通は日頃と同じように走っていただいてます、そのことについてしっかりと認識いただきたい。  また、密になるということで、公共交通が避けられるという傾向がございましたので、しっかり利用者の皆さんがルールを守れば、公共交通は安全なんですよ、そういう啓発活動を行いました。  その啓発活動に伴いまして、市民の皆さんから応援メッセージを頂きまして、応援メッセージを頂きましたら、その皆さんの中から、まず1つは交通系のICカードをプレゼント、または伊賀鉄道のフリー乗車券、そして、または行政バスの回数券というところで、これは選択制で、御希望された方にお配りするということを考えておりました。  こちらにつきましては、当初交通系ICカードにつきましては7,000セット、フリー乗車券につきましても7,000セット、回数券につきましては1,000セットということで、1万5,000名様までは漏れなく配布できるよという事業をやりましたけれども、応募の結果、合計では2,103名の方に応援メッセージを頂きました。  そして、内訳としましては、交通系ICカードに1,542名の方、伊賀鉄のフリー乗車券につきましては394名の方、そして、行政バスの回数券につきましては167名の方が御希望されたので、昨年年内に、そのものにつきましては全て発送済みでございます。  今回のこの2,374万2,000円の減額につきましては、当初1万5,000名様を想定してやっておったんですけれども、結果的に、応援メッセージの募集に関しましてはこの2,100名ということでしたので、その分を差引きして減額させていただきました。  そして、もう一点、伊賀鉄道の定期助成についてでございますが、議員おっしゃいましたとおり、これは昨年の10月1日からこの3月末までの半年分の期間の購入分に対して3分の1を助成しようということでございますので、まだ3月まで、ちょうど今3月分を買われてる頃だと思いますので、申請者の方、1回で申請されると思うので、ちょうどこれから多くなってくるのかなと思っておりますが、現時点では、申請者は352名の方に申請いただいております。  金額としましては、助成金額は335万5,900円ということで、当初1,200万円、1,000名の方に平均で1万2,000円の助成をするだろうと予想しておったんですけれども、この今回の174万円の減額につきましては、実際の申請状況を見ておると、この定期助成をすることによって、通常の利用者よりも、使ってない方が今まで車で送ってくれてる方とか、そういう方が通学定期に移行していただいて、そういう思いもあって、少し上増しをしておったんですけれども、やはりちょっとコロナ禍というところで、そこまでの進捗状況には至らないだろうというところで、少し現実的な数字に落とさせていただいた額がこの額だということでございます。  以上でございます。 ○委員長(市川岳人君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  いろいろと本当に施策を施していただいたりとして、公共交通の利用者を安全に乗ってもらえるようにということも含めて、いろいろと頑張っていただいたと思うんですが、今のところ、想定よりも少なかったということですね。  やはり次に向けて、また今の検証しながら、公共交通を維持していくことはとても大事やから、頑張ってほしいなと思っているわけですが、ですので、一旦これについては予定どおりに終了していくという形で認識しておけばよろしいですかね。 ○委員長(市川岳人君)  交通政策課長。 ○交通政策課長(吉岡徹也君)        失礼します。交通政策、吉岡です。  今、おっしゃっていただきました交通事業者キャンペーンにつきましては、財源もコロナ補正ということで、今回限りと考えております。  ただ、伊賀鉄道の助成金につきましては、またこの後当初予算でも審議いただきますが、コロナ禍で、やはり家庭の皆さん家計費が圧迫されてるというところもございますので、こちらにつきましては、同助成を令和3年度の当初予算でも計上しておりますので、また御審議いただければと思っております。  以上でございます。 ○委員長(市川岳人君)  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  1点伺います。  81ページの自治振興費に係りまして、「キラっと輝け!地域応援補助金」減額250万9,000円、地域絆づくり補助金655万7,000円の減額がございます。  キラっと輝けは、前年度に比べて使っていただいているんだなと思いますけれども、特に地域絆づくり補助金の減額は、実に予算から8割近くの減額なんですよね。  ですので、この減額の理由をお示しいただきたいと思います。 ○委員長(市川岳人君)  地域づくり推進課長。 ○地域づくり推進課長(古川英一君)  失礼いたします。地域づくり推進課、古川と申します。どうぞよろしくお願いいたします。  キラっと補助金と絆づくりの補助金でございます。これにつきましては、キラっとにつきましては令和元年からの事業ということで、昨年も事業のほう、予算のほうを上げさせていただいたんですけれども、予算の上げさせていただいた中では、上限額にそれぞれテーマ設定型事業と自由提案型事業とございまして、それが想定される団体を書きさせていただいた計16団体の当初予算ということで、上程させていただきました。  実際、上がってきたといいますか、手を挙げていただいたところにつきましては、テーマ型が7団体、あと自由提案型につきましては8団体ということで、これは一時募集と実は二次募集もさせていただきました。その中で、15団体のほうが上がって、事業を実施していただいておりました。  ただ、ことにつきましては、コロナ禍ということもございましたが、ある程度事業内容的なものがやっぱり中止せざるを得ない部分もあったんですけれども、あえてまちづくり振興ヒアリングというものを市長さん通じてさせていただいている中でも、なかなか地域の人材もなかなかしていく者もいないとかいう話もあった中で、今回ちょっと減額というか、実際その上限部分と実際精査部分についての差という部分も出てきてると思うんですけれども、そういったことと、あとコロナ禍の状況の中での減額ということで、今回ちょっと減額させていただいたということでございます。  あと、絆補助金につきましては令和2年度からの事業になります。3月末に実は説明会を、実際本当に年度のぎりぎりでございましたが、絆補助金の制度説明をさせていただきました。  その中で、実際応募いただいたのが4月か5月ぐらいになりまして、そこから事業をしていただくということになったんですけれども、ちょうど4月、5月時点では、コロナ禍といいますか、ちょっと事業に制限がかかってる中での申請、相当頑張って計画いただいて申請いただいたんですけれども、実際本当に事業が全くできなかって、もうゼロというような確定して報告いただいているところでもございます。  そういった中では、今回もコロナ禍ということではないんですけれども、実際次年度につきましては、当然希望調書というものも実は今回もさきに取らせていただいてます。来年度、なかなか見通しがつかない中での事業となる、計画となると思うんですけれども、やはりそういった中で頑張ってる地域さんには財政的支援というものをさせていただかなあかんという部分もございますので、そういった中では今回大きな減額になったんですけれども、そういった中で私どももサポートさせていただきながら、こういったどういう状況下の中でも事業をしていただくようにしていきたいと、そのように思っておるところでございます。 ○委員長(市川岳人君)  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  今回はコロナウイルスの感染というふうなもので、いろんな地域においてイベントができない、事業ができないということは、イベントを対象にした補助金なんですよ、そうでしょう。そのことも大事ですけども、これ、自治会・自治協に対して、住民自治に対する補助金の在り方というのを少し原点に立って変える必要があると思います。  これは、減額になったからではなくして、こっちの補助金をなくしますから新たにといって、AからB、BからCにいろんなメニューをたくさん提示し過ぎているんですよ。そうでしょう。自治会側、自治協側からいくとね。  そして、それを申請するには書類いっぱい書いて、いろんなデータというんか出して、裏づけが必要なんですよね。物すごくそれするのにすごい大変なことが現実あるんですよ。ですから、同じ補助金を出すんだったら、100%使えるぐらい、全ての自治協が使えるぐらいの補助金にするのが本来の自治の支援なんですよね。  だから、次の予算もこれ上がってますけれども、言い訳ではなくして、やっぱり本当にこの補助金が使い勝手いいのか、悪いのかと考えたときに、絆の場合は、時間がなかったというけれども、本当に自治協を考えてるんだったら時間のあるように説明し、みんなが使い勝手のいい補助金にするのが本来です。ですからこの減額は、私はコロナ禍もあるけれども、それ以上に使い勝手が悪い補助金だと思わざるを得ないんです。  ですので、行政は原点に立って、補助金使い勝手のいいようにするにはどうしたらいいか、もういいことはいいんですよ、補助金制度はね、だけど使い勝手いいようにするために何が大事なのかということを原点に立って考えていただきたいと思います。  この減額というのは当初の誤りではなくして、コロナ禍というのであったといいますけれども、そこんところをもう少し考えていただいた理由があってもしかるべきじゃないかなという思いがありますので、その辺しっかりと考えてください。 ○委員長(市川岳人君)  地域づくり推進課長。 ○地域づくり推進課長(古川英一君)  失礼します。  特に絆づくり補助金につきましては、連携事業という大変自協と官をまたいでの事業になりますので、当然なかなか本当に早くが計画立てないとできないというようなことも、いろいろ懇談会のときの声でも聞かせていただいている中では、そういったことも含めて、来年度予算も付けさせていただいてございますので、地域に入った中でいろいろと相談というか、サポートさせていただきたいとそのように思っているところでございます。 ○委員長(市川岳人君)  他に御質疑ございませんか。  田中委員。 ○委員(田中覚君)  65ページの伊賀鉄道の活性化促進事業についてお尋ねいたします。  今、部長のほうから、国の三次補正に伴う補正として補助金が下りたということなんでしょうけれども、まずこの伊賀鉄道に係る国やら県はあるのかな、補助金の割合ともしくは補助金のつく部分についてお知らせください。  2つ目は、伊賀鉄道が100円稼ぐに当たって……。 ○委員長(市川岳人君)  田中委員、マイクをもう少し上にお願いいたします。  もう一度、すみません、よろしくお願いいたします。 ○委員(田中覚君)  65ページの伊賀鉄道活性化促進事業、国の補正に伴う補正があったということで御説明いただきました。補助の割合ともしくは、加えて補助の項目をお知らせください。  2つ目に、伊賀鉄道が例えば100円運賃を稼ぐのに、一体幾ら経費がかかっているのかということも、この機会にお知らせいただきたいと思います。 ○委員長(市川岳人君)  答弁願います。  交通政策課長。 ○交通政策課長(吉岡徹也君)  失礼します。交通政策課、吉岡でございます。  まず1点目の伊賀鉄道に関する鉄道施設の補助金の内容につきまして、まず割合でございます。  補助対象物に対しまして、事業費に対しまして、国からは3分の1の補助金、そして県からは6分の1の補助金を頂きますので、トータルでいきますと2分の1、半分の補助金が頂けるという内容となっております。  また、補助対象となる主な項目でございますが、基本的には、鉄道施設の更新工事に当たるものが補助対象となっております。  具体的に言いますと、電車線の張り替えだったりとか、軌道、レールの交換、または枕木の交換というものが補助の対象となっております。  また、2点目の100円を稼ぐのにどれだけ経費がかかっているのかということですが、回答になるか分かりませんけれども、現状、伊賀鉄道の歳出、かかってる費用、そして乗降者数を割りますと、一人当たりにかかっている経費が200円前後ということになっております。  以上でございます。 ○委員長(市川岳人君)  田中委員。 ○委員(田中覚君)  そうしましたら、第1点目、65ページの下から15行目かな、16行目かな、鉄道施設車両設備更新工事委託料、この9,000万に対して半分の補助金が出てるという理解でよろしいでしょうか。  2つ目、100円の運賃を上げるのに、200円前後の経費がかかってるという理解でよろしいですか。 ○委員長(市川岳人君)  交通政策課長。 ○交通政策課長(吉岡徹也君)  失礼します。交通政策、吉岡です。  まず1点目の事業ですね、9,000万に対しまして国から3分の1、県からは6分の1の補助が当たるということでございます。  そして2点目の御質問ですが、ちょっとそういう視点ではすみません、計算をしておりませんので、改めて御報告させていただきます。 ○委員長(市川岳人君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  ぜひとも、先ほど百上委員がお尋ねした定期の部分ですか、そういうことも含めていったい伊賀鉄道を残したがゆえに、どれだけの市負担、もしくは補助金も含めて負担があるのかということも、確かにコロナというお話はある。  したがって、過去数年にわたる動向も含めて、後刻委員会に資料として提出をお願いいたします。  以上です。 ○委員長(市川岳人君)
     資料提出をお願いいたします。  他に御質疑ございますか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(市川岳人君)  御質疑なしと認めます。  次に、予算に関する説明書、第3款民生費、104ページから143ページについて、御質疑ありませんか。  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  すみません。同じく136ページ、児童福祉費等に含まれています新型感染症対策費のところの次のページの139ページにありますところの確認をしたいと思います。  ひとり親世帯臨時特別給付金については、139ページにありますが、2月26日で締切りということで、たしかホームページには書いてあったように思うんですが、これについても2,344万円の減額になっているということですので、この説明と、あと、このすぐ下のプレミアム付商品券事業補助金も、子供たちでしたか、保育の子供たちでしたか、ちょっとその事業も含めて説明をいただきながら、減額になっておりますので、感染症対策として予算を上げていただきました中での減額について、説明をお願いしたいと思います。 ○委員長(市川岳人君)  答弁願います。  こども未来課長。 ○こども未来課長(西口紀子君)  失礼いたします。こども未来課、西口でございます。よろしくお願いいたします。  ただいま御質問のひとり親世帯臨時特別給付金の減額でございます。こちらにつきましては、1回目、2回目の給付がございまして、コロナの影響を受けた子育て世帯を支援いたしまして、児童受給世帯1人につき10万円、それから、2人目からは3万円、家計急変者につきましては5万円の給付を行いまして、1回目、2回目同様でございました。  ただ、2回目につきましては、家計急変の部分はございませんでした。  こちらの減額につきましては、国からの補助もございまして、家計急変者につきましては、思った以上に申請がなかったという状況でございまして、主にはその減額でございます。 ○委員長(市川岳人君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  ごめんなさい、プレミアム付のほうも質問したので、また別の方でしたら答えてもらったらいいんですけど、つまり、気になっていたのは、とにかく独り親の方々は、その対象となる方々は市が把握されているので、その方々にちゃんと届いているのかということと、先ほどの家計急変については申請が思ったよりなかった。  つまり、申請手続をしなきゃもらえないという形の部分もあったということなんでしょうか。ちゃんと届いているのかということも含めて確認したいと思います。 ○委員長(市川岳人君)  こども未来課長。 ○こども未来課長(西口紀子君)  失礼いたします。  この給付金につきましては、児童扶養をもらっていただいてる方について全員が対象となっておりますので、行き届いてはおります。  あと、家計急変につきましては、実際のところ申請制度でありましたけれども、なるべく1か月でも収入が減ったという状況を、申告をしていただきましたらならば、給付をさせていただいてるということで、特に申請書等も要らない状況になってきましたもので、その申告がありましたら、極力頂いてもらうために、こちらからもお薦めをした状況がございます。 ○委員長(市川岳人君)  もう一点につきまして、答弁を願います。  保育幼稚園課長。 ○保育幼稚園課長(谷口順一君)  失礼いたします。保育幼稚園課、谷口でございます。  御質問のプレミアム商品券事業補助金の減額でございますけれども、これにつきましては、対象者といたしまして2,409、これは伊賀市内の保育所に在園の御家庭にお配りしたということでございまして、9月1日現在の入所児童に対しまして配付いたしたものでございます。 ○委員長(市川岳人君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  ですので、想定の数よりも少なかった、それが予算よりも少なかったというそういうことで、つまり予定していた人たちには全て届いたということで、これというのは、別に申請の部分というのは特になかったということでしたか、すみません、分かってなくて。  申請しなければもらえないという子供たちがいたわけではなくて、伊賀市のほうから一方的にきちっと対象となる方々にお配りというか、ちゃんとしましたということになるんですね。 ○委員長(市川岳人君)  保育幼稚園課長。 ○保育幼稚園課長(谷口順一君)  失礼いたします。  そのとおりでございまして、公立保育所、私立保育所、認定こども園、認可外の保育施設、それから市外への委託をさせていただいてる保育所、そういった方全てを対象にさせていただいたということでございます。 ○委員長(市川岳人君)  他に御質疑ございませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(市川岳人君)  御質疑なしと認めます。  次に、予算に関する説明書、第4款衛生費、142ページから159ページについて、御質疑ありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(市川岳人君)  御質疑なしと認めます。  次に、予算に関する説明書、第5款労働費、158ページから159ページについて、御質疑ありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(市川岳人君)  御質疑なしと認めます。  次に、予算に関する説明書、第6款農林業費、160ページから171ページについて、御質疑ありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(市川岳人君)  御質疑なしと認めます。  次に、予算に関する説明書、第7款商工費、170ページから177ページについて、御質疑ありませんか。  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  ここでも、新型感染症対策費についてお伺いします。  174から175ページに、商工振興経費ということで上がっておりまして、伊賀市の事業者応援給付金のことについてなんですけれども、これについても申請期日を3月31日まで延長していただいて、条件についても緩和していただいたということで、大変ありがたいなと思っておりますが、その一方で、ここでの補正予算では減額になっているということなので、これについてはまた説明をお願いします。 ○委員長(市川岳人君)  答弁願います。  商工労働課長。 ○商工労働課長(前川博善君)  商工労働課、前川でございます。よろしくお願いします。  応援給付金につきましては、申し訳ございません、当初、どれだけ申請件数来るかとちょっと想定し切れないところがございまして、20万円掛ける1,250件という想定で予算を編成させていただいたところなんですけれども、今現在、143件という実績でございまして、思っているよりもかなり少ないということで、減額させていただきました。  一応売上げ減少が30から50%ということで、国のほうの持続化給付金、これが50%以上というところで、国のほうの件数というのはちょっと教えていただけないところもあるんですけれども、50%以上が大半であろうと考えております。  以上です。すみませんでした。 ○委員長(市川岳人君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  職員の皆さんごめんなさいね、本当に。答弁のために来ていただいてといったらおかしいですけれども。  確かに国の持続化給付金を頂いた方は対象にならないということで、私もこれ聞いてみたんですけど、なかなか国の持続化給付金、どれだけの事業者がその地域によってもらっているかというのは、公表されないというか、そういう話もやはり聞いたんですね。  市としてその対策が打てないということも逆に言えばあるのかというのも確かに思ったんです。それは国会議員の事務所を通して聞いてもらいましたが、なかなか国の持続化給付金、どれだけの地域、どれの業者がどれだけもらってるかというのは、なかなか共有されないということを聞きました。  ただ、だから今課長が答弁していただいたように、もしかしたら本当に50%以上減収しているところが、伊賀市の事業者の皆さんも多いのかということもあるのではないかと思いますし、また今後、これ取りあえず3月31日まで延長していただきましたし、まだ期間がありますので周知はもちろんのことですけれども、あと当初予算で聞きますね、というかまた出てくるかも分かりませんので、また聞きます。  分かりました。今の報告、そういう状況でということで認識はいたしました。ありがとうございます。 ○委員長(市川岳人君)  他に御質疑ございませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(市川岳人君)  御質疑なしと認めます。  次に、予算に関する説明書、第8款土木費、176ページから189ページについて、御質疑ありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(市川岳人君)  御質疑なしと認めます。  次に、予算に関する説明書、第9款消防費、188ページから195ページについて、御質疑ありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(市川岳人君)  御質疑なしと認めます。  次に、予算に関する説明書、第10款教育費、194ページから231ページについて、御質疑ありませんか。  赤堀委員。 ○委員(赤堀久実君)  すみません、この際1つお聞かせいただきたいと思います。
     209ページの施設改修事業で、この中身は、城東中学及び上野南中学校の武道場におけるつり天井の耐震対策工事ということなんですけれども、その他空調工事もありますが、伊賀市の小中学校でつり天井のところはほかにまだ耐震工事済んでないところがあるのかどうかというのを、これが最後なのかどうかというのを聞かせていただきたい。 ○委員長(市川岳人君)  教育総務課長。 ○教育総務課長(東 浩一君)  失礼いたします。教育総務課、東でございます。  御質問いただいております武道場つり天井でございます。上野南、城東、こちらの2校が最後ということでございます。 ○委員長(市川岳人君)  他に御質疑ありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(市川岳人君)  御質疑なしと認めます。  次に、予算に関する説明書、第11款災害復旧費、230、231ページについて、御質疑ありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(市川岳人君)  御質疑なしと認めます。  次に、予算に関する説明書、第12款防災費、232、233ページについて、御質疑ありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(市川岳人君)  御質疑なしと認めます。  以上で、歳出の質疑を終了します。  次に、歳入について審査を行います。  予算に関する説明書、14ページから47ページについて、御質疑ありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(市川岳人君)  御質疑なしと認めます。  よって、歳入の質疑を終了します。  以上で、第1条、歳入歳出予算の補正についての質疑を終了します。  次に、予算書1ページの第2条、繰越明許費の補正、第3条、地方債の補正及び予算に関する説明書、234ページ以降の給与費明細書等について御審査願います。  御質疑ありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(市川岳人君)  御質疑なしと認めます。  よって、討論に入ります。  御意見ありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(市川岳人君)  御意見なしと認めます。  よって、採決に入ります。  本案に対し、原案どおり可決すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。                 (賛 成 者 起 立) ○委員長(市川岳人君)  全会一致であります。  よって議案第13号は原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、第2項、議案第14号、令和2年度伊賀市国民健康保険事業特別会計補正予算(第5号)について、御審査願います。  本会計補正予算全般について、御質疑ありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(市川岳人君)  御質疑なしと認めます。  よって、討論に入ります。  御意見ありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(市川岳人君)  御意見なしと認めます。  よって、採決に入ります。  本案に対し、原案どおり可決すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。                 (賛 成 者 起 立) ○委員長(市川岳人君)  全会一致であります。  よって議案第14号は原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、第3項、議案第15号、令和2年度伊賀市住宅新築資金等貸付特別会計補正予算(第2号)について、御審査願います。  本会計補正予算全般について、御質疑ありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(市川岳人君)  御質疑なしと認めます。  よって、討論に入ります。  御意見ありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(市川岳人君)  御意見なしと認めます。  よって、採決に入ります。  本案に対し、原案どおり可決すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。                 (賛 成 者 起 立) ○委員長(市川岳人君)  全会一致であります。  よって議案第15号は原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、第4項、議案第16号、令和2年度伊賀市駐車場事業特別会計補正予算(第2号)について、御審査願います。  本会計補正予算全般について、御質疑ありませんか。  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  今さらながらなんですが、この駐車場事業というのは、どこの駐車場を指されているのかなと思って、今さらながらお教えください。 ○委員長(市川岳人君)  答弁願います。  管財課長。 ○管財課長(越村憲一君)  失礼します。管財課の越村です。どうぞよろしくお願いします。  議員、お尋ねの駐車場事業特別会計について、駐車場の維持ということで御質問いただきました。  駐車場につきましては、上野公園第1駐車場から第3駐車場、それから、白鳳門駐車場、城北駐車場、島ヶ原駅前駐車場、伊賀上野駅前駐車場、佐那具駅前駐車場、柘植駅前駐車場、だんじり会館駐車場。ごめんなさい、新堂駅駐車場が漏れてました。  以上でございます。 ○委員長(市川岳人君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  それぞれの今、御説明いただきました駐車場からの収益と駐車場を管理委託していただいてる方への委託料というのが、明確にこの補正予算の上では見えないです。  例えば、その駐車場事業費として歳出で2,300万円余り出ておりますけれども、委託料としては300万円余りマイナスになっているということを考えて、この今教えていただいた9つの駐車場の歳入の部分は、ここに全部特別会計として組み入れられてるのかということも、もう少し詳しくお示しいただけませんでしょうか。 ○委員長(市川岳人君)  答弁願います。  管財課長。 ○管財課長(越村憲一君)  失礼します。  今、委員お尋ねの駐車場会計でございますが、今おっしゃっていただいたとおり、全て駐車場事業特別会計に組み入れられております。 ○委員長(市川岳人君)
     田中委員。 ○委員(田中 覚君)  全ての収入の分はこちら特別会計として組み入れられるということなんですけれども、当然ながらプラスばっかりじゃないと思うんですよ、マイナスの部分があって。  したがって、歳入で減額であるとかという部分は、どこの部分が起因しているかということがこの資料だけではうまく分かりませんけれども、この駐車場の特別会計というのは、同じルールで同じ仕様でそれぞれの委託先に委託されてるものなんですか。 ○委員長(市川岳人君)  管財課長。 ○管財課長(越村憲一君)  失礼します。  管財課のほうで、会計といいますか、所管しているところにつきましては、上野管内の駐車場7か所でございます。上野公園第1から第3、それから、城北、だんじり会館、白鳳門、伊賀上野駐車場でございます。こちらにつきましては、現在シルバー人材センターのほうに管理を委託している状況でございます。  それから、伊賀支所の管内につきましては、柘植駅、新堂駅の駐車場、こちらにつきましては、それぞれの駐車場の管理団体のほうに委託している状況でございます。  島ヶ原につきましても、駅前の駐車場の団体に委託している状況でございます。 ○委員長(市川岳人君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  ごめんなさいね、質問のほうがもう少し的確じゃなかったのかと思います。  例えば、新堂の駅前の管理、市も出資法人であると思うんですけれども、委託料として343万5,450円、たしか委託されたと思う。令和1年度の決算を見ると、145万8,900円しか入っていない。  つまり、委託料のほうが収入よりも多いということなんですが、そういう意味では、この全ての駐車料金はプラスになっているのか、マイナスになっているのかという細かな部分でお示しいただくということは可能なんですか。 ○委員長(市川岳人君)  管財課長。 ○管財課長(越村憲一君)  失礼します。  議員おっしゃった収支の件でございます。現在、収支についての細かい資料を持ち合わせておりませんので、後ほど収支のほう、各駐車場の一覧のほうをお渡ししたいと思います。 ○委員長(市川岳人君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  管財課長、よろしくお願いいたします。  もう一点、そういう角度で見ると、例えば、前々から議論として聞かせていただいておりました八幡町の駐車場はここには入っていないのはなぜなんですか。 ○委員長(市川岳人君)  答弁願います。  財務部長。 ○財務部長(百田光礼君)  今、駐車場特会に入っている駐車場につきましては、伊賀市の駐車場条例で定められた駐車場でございます。  お尋ねの八幡町の駐車場に関しましては、あれを行政財産の目的外として使用してることで、駐車場条例という位置づけはございません。  特会のほうは、その条例に定められた部分を管理してるということでございます。 ○委員長(市川岳人君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  いずれまた決算のところでお尋ねしなくてはならないと思いますけれども、今部長がおっしゃっていただいた行政内部の手続の話というのは、それは理解する部分があるんだけれども、外から見たときに一緒じゃないか、駐車場じゃないかと、そうするならば、全て同じ基準で特別会計で運用していくというのは正しい方向かと思いますので、今後検討していただくようにお願いいたします。 ○委員長(市川岳人君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  1点お聞かせ願います。  この委託料の中で、駐車場施設管理業務委託料は321万円減ってます。その内容について教えてほしいんです。どこの駐車場の部分を減らされたのか、そして内容としてどういうものを減らされたのか、教えてください。 ○委員長(市川岳人君)  答弁願います。  管財課長。 ○管財課長(越村憲一君)  失礼します。  管理委託料の減額の内容ということでございます。こちらにつきましては、新型コロナの対策というところから、上野公園第1駐車場、第2駐車場、第3駐車場等々の閉鎖に伴いまして、そちらの閉鎖に伴う管理人の減数というところで変更契約を行いまして、シルバー人材センターのほうで行っていただいてる管理のほうを減額したというところでございます。 ○委員長(市川岳人君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  そうしたら、警備の業務委託料133万5,000円減らされてますよね。警備というのはどういう内容ですか。 ○委員長(市川岳人君)  管財課長。 ○管財課長(越村憲一君)  失礼します。  警備につきましては、上野公園第1駐車場の手前のロータリーですね、こちらのほうのロータリーの警備員というところで委託をしておりますので、そちらの委託につきましても、新型コロナの対策というところから、閉鎖に伴う減額というところでございます。 ○委員長(市川岳人君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  分かりました。そうしたら収入が2,600万も減ってるわけで、その中で委託経費を減額された。閉鎖されたからという理由なんですよね。  その部分、閉鎖された部分と、実際に今まで想定していた人数が来られない、閉鎖した部分と別に、1回数字としては今さっきの資料として出してほしいんです。その分自体分析してもらわないと、当初予算が今度の分についてはどんな形になるか分からないんで、教えてもらいたいと思います。  以上です。 ○委員長(市川岳人君)  管財課長。 ○管財課長(越村憲一君)  後ほど、資料のほう提出させていただきます。 ○委員長(市川岳人君)  他に御質疑ありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(市川岳人君)  御質疑なしと認めます。  よって討論に入ります。  御意見ありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(市川岳人君)  御意見なしと認めます。  よって、採決に入ります。  本案に対し、原案どおり可決すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。                 (賛 成 者 起 立) ○委員長(市川岳人君)  全会一致であります。  よって議案第16号は原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、第5項、議案第17号、令和2年度伊賀市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)について、御審査願います。  本会計補正予算全般について、御質疑ありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(市川岳人君)  御質疑なしと認めます。  よって討論に入ります。  御意見ありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(市川岳人君)  御意見なしと認めます。  よって、採決に入ります。  本案に対し、原案どおり可決すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。                 (賛 成 者 起 立) ○委員長(市川岳人君)  全会一致であります。  よって議案第17号は原案どおり可決すべきものと決しました。
     次に、第6項、議案第18号、令和2年度伊賀市サービスエリア特別会計補正予算(第1号)について、御審査願います。  本会計補正予算全般について、御質疑ありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(市川岳人君)  御質疑なしと認めます。  よって討論に入ります。  御意見ありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(市川岳人君)  御意見なしと認めます。  よって、採決に入ります。  本案に対し、原案どおり可決すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。                 (賛 成 者 起 立) ○委員長(市川岳人君)  全会一致であります。  よって議案第18号は原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、第7項、議案第19号、令和2年度伊賀市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について、御審査願います。  本会計補正予算全般について、御質疑ありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(市川岳人君)  御質疑なしと認めます。  よって討論に入ります。  御意見ありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(市川岳人君)  御意見なしと認めます。  よって、採決に入ります。  本案に対し、原案どおり可決すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。                 (賛 成 者 起 立) ○委員長(市川岳人君)  全会一致であります。  よって議案第19号は原案どおり可決すべきものと決しました。  当局説明員入替えのため、暫時休憩します。                (午前 11時00分 休憩)               ―――――――――――――――                (午前 11時02分 再開) ○委員長(市川岳人君)  休憩前に引き続き、会議を再開します。  次に、第8項、議案第20号、令和2年度伊賀市病院事業会計補正予算(第3号)について、御審査願います。  本会計補正予算全般について、御質疑ありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(市川岳人君)  御質疑なしと認めます。  よって討論に入ります。  御意見ありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(市川岳人君)  御意見なしと認めます。  よって、採決に入ります。  本案に対し、原案どおり可決すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。                 (賛 成 者 起 立) ○委員長(市川岳人君)  全会一致であります。  よって議案第20号は原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、第9項、議案第21号、令和2年度伊賀市水道事業会計補正予算(第3号)について、御審査願います。  本会計補正予算全般について、御質疑ありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(市川岳人君)  御質疑なしと認めます。  よって討論に入ります。  御意見ありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(市川岳人君)  御意見なしと認めます。  よって、採決に入ります。  本案に対し、原案どおり可決すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。                 (賛 成 者 起 立) ○委員長(市川岳人君)  全会一致であります。  よって議案第21号は原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、第10項、議案第22号、伊賀市下水道事業会計補正予算(第2号)について、御審査願います。  本会計補正予算全般について、御質疑ありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(市川岳人君)  御質疑なしと認めます。  よって討論に入ります。  御意見ありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(市川岳人君)  御意見なしと認めます。  よって、採決に入ります。  本案に対し、原案どおり可決すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。                 (賛 成 者 起 立) ○委員長(市川岳人君)  全会一致であります。  よって議案第22号は原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、第11項、議案第23号、令和2年度伊賀市島ヶ原財産区特別会計補正予算(第1号)について、御審査願います。  本会計補正予算全般について、御質疑ありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(市川岳人君)  御質疑なしと認めます。  よって討論に入ります。  御意見ありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(市川岳人君)  御意見なしと認めます。  よって、採決に入ります。  本案に対し、原案どおり可決すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。                 (賛 成 者 起 立) ○委員長(市川岳人君)
     全会一致であります。  よって議案第23号は原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、第12項、議案第24号、令和2年度伊賀市大山田財産区特別会計補正予算(第1号)について、御審査願います。  本会計補正予算全般について、御質疑ありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(市川岳人君)  御質疑なしと認めます。  よって討論に入ります。  御意見ありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(市川岳人君)  御意見なしと認めます。  よって、採決に入ります。  本案に対し、原案どおり可決すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。                 (賛 成 者 起 立) ○委員長(市川岳人君)  全会一致であります。  よって議案第24号は原案どおり可決すべきものと決しました。  以上で、令和2年度の各会計補正予算の審査は終了しました。  会議の途中ですが、議場の換気のため、休憩といたします。  再開は11時15分とします。                (午前 11時06分 休憩)               ―――――――――――――――                (午前 11時15分 再開) ○委員長(市川岳人君)  休憩前に引き続き、会議を再開します。  これより、令和3年度の各会計予算の審査に入ります。  事項書第13項の議案第1号から第24項の議案第12号までの12議案を一括して議題とします。  当局の説明を求めます。  財務部長。 ○財務部長(百田光礼君)  ただいま議題となりました議案第1号から議案第12号までの令和3年度伊賀市一般会計予算、国民健康保険事業特別会計ほか各特別会計予算、病院事業会計ほか各企業会計予算及び各財産区特別会計予算について説明させていただきます。  まず、議案第1号の一般会計の予算規模は425億5,320万1,000円で、前年度比3,812万5,000円減、0.1%減になっています。  今回の予算編成は、コロナ禍の影響の中でも持続可能なまちづくりを進めるため、「こども、くらし、にぎわい」の施策に重点的に取り組むことを基本とし、策定中の伊賀市総合計画第3次基本計画に掲げる取組を予算化しつつ、コロナの先の未来・元気づくり予算への対応を積極的に進めていくものとしています。  それでは、一般会計の歳出の内容について説明いたします。  まず、重点的に取り組む子供に関する主な事業については、子育て支援基金を財源に、にんにん子育て支援プロジェクトとして、発達支援事業や母子健康診査事業など12事業に取り組むとともに、私立保育所施設整備事業として、(仮称)新依那古保育所施設整備費補助金9,180万9,000円、キッズゾーン整備事業では、路面表示工事費100万円、小学校や中学校の施設改修事業では、久米小学校屋内運動場大規模改造工事設計業務委託料564万7,000円や、大山田中学校管理棟耐震診断業務委託料298万8,000円などを計上しています。  次に、暮らしに関する主な事業ですが、特に喫緊の課題となっています新型コロナウイルスワクチン接種事業では、臨時予防接種業務委託料4億264万7,000円、防災情報関連事業では、防災システム導入業務委託料5,940万円、地域福祉推進事業では、認知症高齢者などの事故等で発生した個人賠償責任に対する賠償責任保険料10万円、伊賀鉄道活性化促進事業では、10年間の鉄道事業再構築実施計画の中間見直しを行うための計画策定支援業務委託料550万円、しろなみ児童館施設改修事業では、大規模改修工事費8,078万4,000円、多文化共生推進事業では、多文化共生プランを策定するためのアンケート調査を行う計画策定支援業務委託料299万円などを計上しています。  なお、社会福祉法の改正に伴い、高齢、障がい、子供、生活困窮などの分野別ではなく、包括的な支援体制を整備する重層的支援体制整備事業が厚生労働省から示され、介護保険事業特別会計を含め、これまでの福祉関係事業の組替えを行っています。  続きまして、にぎわいに関する思いな事業ですが、忍者市プロジェクト事業では、昨年12月に債務負担をお認めいただきました「にぎわい忍者回廊」民間活力導入支援業務委託料1,908万5,000円、観光地域づくり支援事業では、専門人材の支援を受けるためのDMO形成支援負担金300万円や、新たな日常に対応する観光事業を展開するためのDMO事業推進負担金1,587万3,000円、伊賀ブランド促進事業では、伊賀ブランド認定事業者と民間事業者とのコラボによる商品開発への支援などを行う伊賀ブランド推進事業費補助金683万4,000円、産業集積開発事業推進経費では、南部丘陵地の活用に向けての調査等を行う産業集積開発事業支援業務委託料418万円を計上しています。  また、三重国体推進経費では、本年開催予定の三重とこわか国体において、伊賀市で開催する女子サッカーなど、正式競技5競技、伊賀流手裏剣打ちスポーツなど、デモンストレーションスポーツ2競技の運営や会場準備等の負担金として、三重国体伊賀市実行委員会負担金3億9,400万円を計上しています。  そのほか、コロナ禍における対応として、新たな日常や、策定中の(仮称)伊賀市DXビジョンも踏まえ、新型コロナウイルス感染症の感染防止対策として公共施設の空調、トイレ改修等を実施するため、3,562万9,000円を計上しています。  また、生活支援の施策としては、住居確保給付金3,104万7,000円、特産農産物等振興事業として、スマイル給食を実施する経費2,099万6,000などを計上しています。  DXに関する予算としては、電子入札システム導入経費852万9,000円や、市民向けアプリの作成を行うスマートフォンを利用した住民サービスシステム利用料264万円などのスマート自治体推進事業関連経費についても、予算計上しています。  さらに、今後見込まれる市税収入の減少や合併のメリットであった有利な財源が縮小することから、スリムな行財政運営を目指し、行財政改革推進費では、事業仕分支援業務委託料645万5,000円を計上しています。  次に、一般会計の歳入の内容について説明いたします。  市税収入は、前年度比7.7%減の136億100万2,000円を見込んでいますが、新型コロナウイルス感染症の影響により、個人住民税及び法人市民税が大きく減少することを見込み、特に法人市民税については、コロナの影響に加え、税制改正に伴い、税率が下がったことも減少の要因になっています。  地方特例交付金では新たに創設されました新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補填特別交付金を含み、前年度比36.6%増の1億1,251万6,000円に、地方交付税では国の地方財政計画案を参考に、前年度比4.2%減の86億4,062万6,000円に、寄附金ではふるさと応援寄附金の増額を見込み、前年度比89.1%増の4億7万2,000円を見込んでいます。  市債では、汚泥再生処理センターの完成による事業終了や合併特例債を活用できる最終年度となることから、起債額は減少する見込みでしたが、国の地方財政計画案などを参考に、地方交付税財源の代替措置となる臨時財政対策債の発行額を前年度比64.1%増の24億5,210万8,000円と見込んだことから、市債全体では、前年度比2.1%増の40億1,920万8,000円となりました。  なお、合併特例債については総額で約466億円の借入れが可能でしたが、借入れ最終年度の令和3年度では、6億8,100万円の借入れを予定していることから、借入れ可能額の残額が7,980万円となっています。  以上、一般会計歳入の傾向といたしましては、自主財源である市税収入の減少分を補うため、地方交付税の財源不足分として発行する臨時財政対策債の発行額の増により依存財源が増加し、自主財源比率については前年度比2.1%減の42.3%となっております。  引き続き、特別会計及び企業会計について説明いたします。  まず、議案第2号、国民健康保険事業特別会計予算の事業勘定は、前年度比1.7%減の91億6,769万7,000円で、国民健康保険税の税率改正を直営診療施設勘定診療所費は8.7%減の9,047万9,000円で、霧生診療所の閉鎖などについて、それぞれの予算に反映しています。  議案第3号の住宅新築資金等貸付特別会計予算は、償還金額の減少により前年度比31%減の415万円となっています。  議案第4号、駐車場事業特別会計予算及び議案第6号、サービスエリア特別会計予算では、新型コロナウイルス感染症の影響により、駐車場使用料や経営受託収入の減収をそれぞれ見込み、駐車場事業会計では前年度比16.4%減の4,629万4,000円、サービスエリア特別会計では前年度比17.6%減の817万2,000円の予算額となっています。  議案第5号の介護保険事業特別会計予算は、事業の一部を一般会計の重層的支援体制整備事業へ組み替えたことなどにより、前年度比2.6%減の105億2,920万7,000円となっています。  議案第7号、後期高齢者医療特別会計予算は、前年度比0.9%減の12億8,376万5,000円となっております。  次に、議案第8号、病院事業会計予算では、給与費の増や電子カルテ等の企業債の償還が始まったことにより、前年度比1.3%増の53億4,328万1,000円となっています。  議案第9号の水道事業会計予算では、老朽管の更新や浄水施設の整備、議案第10号の下水道事業会計では、浄化センターの長寿命化に係る経費などに加え、両会計予算とも、資金運用するための投資有価証券購入費をそれぞれ2億円計上していることから、水道事業会計予算では、前年度比1.7%増の53億1,850万9,000円に、下水道事業会計予算では、前年度比9.9%増の40億3,360万1,000円となっています。  続きまして、議案第11号の島ヶ原財産区特別会計予算ですが、前年度比1.2%減の2,979万8,000円、議案第12号の大山田財産区特別会計予算は、前年度比34.9%減の1,257万円で、それぞれ財産運用収入を財源に区有林や林道の整備を行っています。  最後に、一般会計、特別会計及び企業会計の全会計の予算規模ですが、前年度から133万6,000円増加し、784億2,072万4,000円となっています。  以上、令和3年度の各会計予算の説明といたします。よろしく御審査いただきますようお願いいたします。 ○委員長(市川岳人君)  説明が終わりました。  これより、会計ごとに審査をお願いします。  まず、第13項、議案第1号、令和3年度伊賀市一般会計予算について、第1条、歳入歳出予算のうち歳出について、各款ごとに御審査願います。  予算に関する説明書、第1款議会費、62ページから65ページについて、御質疑ありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(市川岳人君)  御質疑なしと認めます。  次に、予算に関する説明書、第2款総務費、66ページから165ページについて、御質疑ありませんか。  山下委員。 ○委員(山下典子君)  117ページの総務費総務管理費、芭蕉顕彰碑の事業用備品購入費320万円の内訳を教えてください。 ○委員長(市川岳人君)  文化交流課長。 ○文化交流課長(馬場俊行君)  失礼します。文化交流課の場場です。  今御質問いただきました事業用備品購入費につきましては、芭蕉の書簡を購入することとしています。 ○委員長(市川岳人君)  山下委員。 ○委員(山下典子君)  芭蕉の書簡は、これ備品になるんでしょうか。 ○委員長(市川岳人君)  文化交流課長。 ○文化交流課長(馬場俊行君)  金額的に320万ということで高額になりますので、備品になるとこちらで考えております。 ○委員長(市川岳人君)  山下委員。 ○委員(山下典子君)  芭蕉の書簡のその詳しい内容を教えていただけますか。 ○委員長(市川岳人君)  文化交流課長。 ○文化交流課長(馬場俊行君)  内容につきましてですけれども、これは智月という芭蕉の門人が芭蕉さんに服とかお酒を贈った、そのことに対する芭蕉さんのお礼の手紙という形になっております。 ○委員長(市川岳人君)  山下委員。 ○委員(山下典子君)  どれぐらいの価値というか、時代とかも教えてください。 ○委員長(市川岳人君)  文化交流課長。
    ○文化交流課長(馬場俊行君)  これが書かれたのが、芭蕉さんが奥の細道の旅を終えられて、翌年、大津のほうに入られた直後の手紙というふうに推定されておりまして、元禄3年4月前後ではないかというふうに考えられています。 ○委員長(市川岳人君)  山下委員。 ○委員(山下典子君)  これからどのように活用されるおつもりでしょうか。 ○委員長(市川岳人君)  文化交流課長。 ○文化交流課長(馬場俊行君)  活用につきましては、実はこの元禄3年前後というのは、1つ芭蕉さんの動向というのは余り知られてない時代でありまして、そのときのどういうふうな生活をしていたのかというのが分かるというのと、あとは、先ほど言いました智月という方が、元禄7年、芭蕉さんが亡くなった年ですけれども、伊賀市のほうで月見会という俳句の会をしまして、そのときに門人たちに料理をふるまったんですけれども、そのときの材料を送ったのがこの智月という形になっております。  そういうことで、どういうふうな伊賀市と、当時の月見会における芭蕉と門人たちとの人間関係が明らかになっていく、そういうふうに考えております。 ○委員長(市川岳人君)  他に御質疑ありませんか。  川上委員。 ○委員(川上善幸君)  115ページです。上から3行目ですね、文化施設改修事業のところですけれども、その中の青山讃頌舎施設改修工事費ですけれども、こちらの詳細、そしてまた計画はどういうふうになっているのかというところをまず教えてください。 ○委員長(市川岳人君)  文化交流課長。 ○文化交流課長(馬場俊行君)  青山讃頌舎の改修工事費として2,357万2,000円、計上させてもらっております。  内訳につきましては、展示台のほうに、今露出展示になっておるんですけれども、そこにガラスを貼っていきたい、これが2,000万円、それと、展示室と茶室の間に木の塀があるんですけれども、それを改修するのに350万円という形になっております。 ○委員長(市川岳人君)  川上委員。 ○委員(川上善幸君)  これは文化振興の計画でありますよね、計画のほうはどういう位置づけに。 ○委員長(市川岳人君)  文化交流課長。 ○文化交流課長(馬場俊行君)  まず、昨年度制定しました文化振興条例の中では、14条に文化芸術環境の整備と活用として、市は、文化芸術の振興を図るために、必要な施設環境を整えるように努める、そういうふうに記載されておりますのと、あとは、文化振興ビジョン、この中では7つの基本方針、これを定めておるんですけれども、その4つ目として施設の整備・有効活用により文化芸術環境を整えると掲げておりまして、効果的・効率的な施設の在り方を検討しながら文化芸術づくりを進めるというふうにしております。  今回の改修については、それに沿ったものと考えております。 ○委員長(市川岳人君)  川上委員。 ○委員(川上善幸君)  若干、後づけ感を感じるんですけれども、財源はどこからになるんですか。 ○委員長(市川岳人君)  文化交流課長。 ○文化交流課長(馬場俊行君)  財源につきましてはガラスのほう、2,000万のほうですけれども、まず1つは、今年度、令和2年度ですけれども、ミュージアム青山讃頌舎の改修に使ってほしいという名目で、寄附を1,000万ですけれども頂きました。  その1,000万を文化振興基金のほうに今年度積み立てておりますので、その文化振興基金を充当して、改修をしていきたいということと、あとは、木塀につきましては、森林環境譲与税、産業振興部の、これを使って改修をしていきたいと考えております。 ○委員長(市川岳人君)  川上委員。 ○委員(川上善幸君)  その辺の資料というのを頂けるんですかね、ちょっと欲しいと思うんですけれども。 ○委員長(市川岳人君)  文化交流課長。 ○文化交流課長(馬場俊行君)  資料というのは、その内訳でよろしいですか。  そうしたら、お届けさせていただきます。 ○委員長(市川岳人君)  他に御質疑ありませんか。  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  すみません、続きみたいな話で申し訳ありません。  89ページ、ハイトピアの施設管理費なんですけれども、ここに駐車場管理業務委託料1,300万余りを記載していただいてますが、この駐車場というのは、ハイトピアの下の駐車場のことなんでしょうか。 ○委員長(市川岳人君)  答弁願います。  中心市街地推進課長。 ○中心市街地推進課長(堀川敬二君)  失礼いたします。中心市街地推進課、堀川でございます。  ハイトピアの駐車場でございますが、建物の下、地下の駐車場とそれから、駅前にございます駅前広場の駐車場でございます。 ○委員長(市川岳人君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  歳入のところを少し参考に見ますと、駐車場の使用料として930万余りしか入っていない。つまり、1,300万余り使って900万余りしか入っていないということで、駐車場管理という意味では赤字なんだろうと思うんです。  これも駐車場特会に今後組み入れていって、駐車場は駐車場としての管理をしていったほうが望ましいのではないかという意見だけ、申し上げておきます。 ○委員長(市川岳人君)  他に御質疑ありませんか。  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  104ページから105ページなんですけど、バス等対策事業経費、1億9,894万8,000円について、全般的な質問になるんですけども、この予算に対しての。  昨年度と比べまして、確かに1,400万円ほど減少になっていると思います。今年度の当初予算と比べて。今年度は、例えば路線の変更であったりとか、あと減便であったりとか、いろいろ組んでたかと思うんですけども、そして2年後には廃止するという予告も地域にはされているところもあるということですが、今年度の様々な変更を踏まえて、来年度の予算の立て方ですよね。  例えば、その中で住民からもいろんな声が上がっているとは思うんですけれども、そういった声を聞きながら、来年度の予算をどのように編成されたのかということで、ちょっと大ざっぱな質問ですけれども、お聞かせください。 ○委員長(市川岳人君)  交通政策課長。 ○交通政策課長(吉岡徹也君)  失礼します。交通政策課、吉岡でございます。  今、議員お尋ねの廃止代替バス、一昨年、地域の沿線の皆様に御協力をいただきまして、一定見直しをさせていただきました。  その見直しをさせていただきましたのは、もうそうしないと維持できないというところから、見直しをさせていただいているところでございます。  そして、おっしゃるとおり、3年後に今見直した基準でクリアしなければ廃止になるということで、地域の皆様に見直しのときにも、御理解というか御説明をさせていただいているところでして、今も見直しを行った沿線地域の皆様におかれましては、公共交通が地元からなくなるかもしれないという危機感を持っていただいて、いろんな将来を見据えた検討を行っております。  今回、令和3年度、この予算が減額となっておりますが、これにつきましては、今回2年かけてバス事業の収支の考え方がありますもので、一昨年見直した今の4月から走っている運行形態を、そのままこの3年の4月以降も運行しても一定の減額があったもので、この金額となっているところでございます。  また、見直したことによって、当然利便性が下がっているのも事実でございます。一定、当然運行本数が少なくなった、日曜日が運行しなくなったというところで御意見もいただいているところはございますが、今回のこの一定廃止代替見直しさせていただきましたのは、もう一定期間継続をさせるための見直しであるということで御理解をいただきましたので、何らか利便性向上のために、やっぱりよくするとなると経費がやはり上がってきますので、その辺りは個々に御意見に対しては御説明をして、御理解をいただいているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(市川岳人君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  そうですね、だから利便性が高まらないと乗ってもらえない、利便性が下がると乗ってもらえない、しかし利便性を上げるとお金がかかる、なので利便性を下げてお金をかけない。  そういったいろいろと苦労しているということは重々分かりますんですけれども、例えば、地域は今おっしゃったように検討委員会を立ち上げたりとか、横との連携もしながら検討してるということも聞かせていただいてますが、住民もそういったことでのどうしようかという危機感、もちろん十分持ってはるんですけれども、一方で、行政もこれはやはり危機感だと思うんですよ。危機感を持たなきゃいけないし、さっきの利便性高めて乗ってもらうということにかじを切っていかないと、どうにもならないんじゃないかと思うんですが、来年度の中で、2年間このままにしておくのかという住民の声もあるのでね、来年度、実はこういったことも市としてはやってみようと思っているんだというようなことというのが、この予算の中に含まれているのかどうか。  つまり、継続を市としても、公共交通を維持するためにこういったことを来年度はやってみようと思っている、そういった施策がこの予算に含まれているかどうか、お答えください。 ○委員長(市川岳人君)  交通政策課長。 ○交通政策課長(吉岡徹也君)  失礼します。交通政策、吉岡でございます。  当初予算に関しまして、今議員の御質問あった新たな行政としまして、次の対策の予算を計上してるかといいますと、計上はできておりません。  ただ、まず、今の定時・定路線型のバスには、正直市としても限界を感じております。それを新たな運行形態を考えていかなきゃいけないということで、もうすぐ議員の皆様にお示しできると思いますが、今年度策定中の新しい公共交通計画、そちらのほうでも令和3年度以降、新たな形態ということで、具体的にはよく言われているデマンドタクシー、デマンド交通ですね、そういうところを今後積極的に検討していって、いつかいいタイミングで、どこかの地域でまずは実証運行してみよう、そういうことも考えております。  ですので、それはまたこれから話も進めていかなきゃいけませんし、どこの地域でやるとか、どこの地域が協力してくれる、そういう地域との協議もございますので、必要な時期に予算を計上させていただきたいと思ってます。  そして、現在既に地域運行バス制度がございます。市内では、神戸地区さんが取り組まれて運行されてますし、既に他の地域でも、やはりああいう地域運行バスをやってみたいということで、神戸地区さんに視察研修されたり、制度について説明をしてほしいということで、何地区か等も出前講座もさせていただいております。  こちらにつきましては、並行して話が進んでおりますので、本当にテーブルにのるような段階になりましたら、必要に応じて補正予算も要求させていただきたいと思っております。  以上でございます。 ○委員長(市川岳人君)  百上委員。
    ○委員(百上真奈君)  説明として伺いました。ありがとうございます。  それから、あと、107ページの複合施設整備事業の青山複合施設整備事業についてなんですけれども、ここでは来年度建設工事をするので、その予算等が上がっております。さらに、旧青山支所の解体の予算も上がっております。  改めて、この建設工事についてなんですけれども、今、伊賀市は支所廃止、そして地域振興センターを設置するというような計画がありますが、この建設を進めることで、これはやはり支所の廃止、あと公民館の在り方、図書室の在り方、全て関連しているのでしょうか。この建設に当たって、それを前提に建設していくということの予算という認識でよろしいですか。 ○委員長(市川岳人君)  青山振興課長。 ○青山振興課長(稲森真一君)  青山支所振興課、稲森です。よろしくお願いいたします。  今お尋ねいただいた件につきましては、そもそも公共施設の最適化計画にのっとって、青山の地域に点在しております公共施設を持続可能なものとするために、複合施設として計画されたということでございまして、例えば、複合施設の中身について、例えば行政機能でどういったものを進めていくかというのは、まだこの整備事業とはまた別の論点で並行して進めているというような感じになっているかと思っております。 ○委員長(市川岳人君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  公共施設最適化計画に基づいて建物を建てるんだということですが、その建物だけを建てるというわけにいかないと思います。もちろん今並行してとおっしゃってますけれども、器を建てるならば、中身は考えずに器だけ建てるというのは、そういう予算の立て方というか、建設はあり得ないと思うですね。  こんだけのお金をかけてですよ、建てるんですけれども、それはやはりその中身もきちっと前提であったりとか、検討している中身が含まれていると思うんですけれども、ですので、建設の設計図の中には既に図書室、地区市民センター、包括支援センターなどが入っています。なので、建設予算は建物だけじゃなくて、その中身も含めてになるのはもう当然だと思うんですけれども。  なので、ちょっと建設の費用の中での設計も含めてになりますので、答弁としてはどうなるか分かりませんが、例えば、その中には地区市民センターも入ることでの設計になります。  指定管理の話も出ていますね、今、自治センター化で。あの建物として、指定管理をしていくということと、その整合性というのは合っていくのかどうかが分からないんですけれども、そういう設計と建設になっていると思うので、そこを教えてください。 ○委員長(市川岳人君)  青山振興課長。 ○青山振興課長(稲森真一君)  今一緒に複合化される阿保地区の市民センターにつきまして、今後例えば指定管理する場合、例えば光熱水費であるとか、そういったものをちゃんと市民センターの部分と会議室の部分と行政の機能の部分とそういったものが区分けできるような、当初からそういったメーターとか、そういったものをきちっと費用の分担ができるような設計で進めております。 ○委員長(市川岳人君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  つまり、自治センター化ももちろん進めていくし、そういう意味では、さっきの支所というものの移転ということがあるかも分かりませんが、この建設費用と設計については、支所、まずは廃止をした上での地域振興センター云々につながる建物だということでの認識でよろしいですよね。 ○委員長(市川岳人君)  青山振興課長。 ○青山振興課長(稲森真一君)  もともとその複合施設の整備事業がかかったのは最適化計画で進めさせていただいております。  その後、もちろんおっしゃっていただくように、支所の在り方、公民館の在り方、いろんな図書の在り方とか、そういったものも並行して進めておりますので、そういった先ほども少し説明させていただきましたが、この先いろんな形態が起こったときでも対応できるような考えられる設計は盛り込んでおるということでございます。 ○委員長(市川岳人君)  他に御質疑ありませんか。  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  129ページの地区市民センター施設改修事業費、ページめくってもらって、131ページの設計業務委託料、地区市民センターの建設工事業務管理委託料、地区市民センター設計等伝達業務委託と、これはどこの市民センターになるか、教えてください。 ○委員長(市川岳人君)  答弁願います。  上野支所長。マイクお願いいたします。 ○上野支所長(滝川博美君)  上野支所振興課、滝川でございます。よろしくお願いいたします。  すみません、ちょっと離れたところで聞いておりましたので、申し訳ございません。  地区市民センターの設計監理業務でよろしかったでしょうか。花垣地区市民センターの移転工事に係るものでございます。  ちょっと通りながら聞いてしまいましたので、すみません、詳細をもう一度教えていただいてよろしいでしょうか。 ○委員長(市川岳人君)  該当の場所について答弁いただきました。  よろしいですかね。  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  分かりました。  設計業務は花垣地区のもんですよ、地区市民センター、これ含めて全部花垣地区のもんなんですよね。 ○委員長(市川岳人君)  上野支所長。 ○上野支所長(滝川博美君)  設計業務委託料につきましては、神戸地区市民センターのトイレ、現在共用になっておりますので、そのトイレの改修工事の設計業務でございます。申し訳ございません。 ○委員長(市川岳人君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  もう一回確認しますね。設計業務の325万1,000円は、神戸地区のトイレ改修工事の設計業務委託料ですよ。  地区市民センターの建設工事管理業務委託料、地区市民センターの設計業務伝達業務委託料については、これは花垣地区のもんですよという意味の理解でいいんですよね。 ○委員長(市川岳人君)  上野支所長。 ○上野支所長(滝川博美君)  はい、そうでございます。 ○委員長(市川岳人君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  分かりました。  そうしたら、次に、この全体のやつというのは、基本的にはこの地区市民センター整備の第2期の計画に基づいて進めておられると思うんですけれども、花垣の地区の場合は、協定に基づいてやりますよということになってたんで、その分が協定がまとまったという、地域協定に基づき整備予定ですというのが計画に載ってました。計画書にはね。それが整ったということの理解でいいんですか。 ○委員長(市川岳人君)  上野支所長。 ○上野支所長(滝川博美君)  こちらの協定というのは、環境関係の協定のことでございまして、花垣地区市民センターにつきましては、今計画には載ってございませんでしたけれども、その施策を進めるに当たりまして、実施させていただくこととなりました。 ○委員長(市川岳人君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  花垣だけ特別にやるということなんですか。ほかのところ、遅れているところというのは、今のところ見てると、令和3年度の計画については、依那古の地区市民センターの改修工事が入っています。神戸地区の設計業務入ってますということですよね。これは正しいと思ってます。  花垣地区が、今言われた地元の協定の環境保全の基金をお使いになって進めていくというのも分かります。この分についてはね。整っておれば、進めていくべきやと思ってます。  そしたら、この令和4年、令和5年の分については、前倒しに予算としては上げてこなかったですよね、今後どのように進めていくかいうようなのも、全く予算時は入ってないということでいいんですよね。 ○委員長(市川岳人君)  上野支所長。 ○上野支所長(滝川博美君)  ほかにつきましては計画どおりに進めていきたいというふうに考えております。  前倒しにつきましても、検討もさせていただいているんですけれども、財源であるとか、工事の期間であるとかというふうなことを精査させていただきますと、計画どおりに進めていきたいというふうに考えております。 ○委員長(市川岳人君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  この整備計画の中に、今後調査・検討による整備内容を決定すると言われてる小田地区とか久米地区とか、長田地区の分については、トイレの改修とかいろいろ入っているんですけど、この分というのは、この予算編成の中で、前も言いましたように、早期にできるものは進めていって、トイレの改修なんて当たり前のようなものができてないということなので、それが今後の地区市民センターの指定管理に行くにおいても弊害になると思うんですけれども、そのような進め方というのはしっかりしていかないと駄目やと思うんですけど、もともと予算にも計上しないし、今後進め方についてちょっと教えていただけますか。 ○委員長(市川岳人君)  上野支所長。 ○上野支所長(滝川博美君)  地区市民センターのトイレとその他整備につきましては、現在第2期というふうなことで、令和6年度までの計画となってございます。  その中では、先ほどおっしゃっていただきました部分、まだ入っていないところ等もございますけれども、次期計画といたしまして検討していかないといけないというふうに思っております。  当然、トイレにつきましては、利用者の方々から、男女が別になっていないこと、それから、洋式の便座が少ないというふうなことから、本当に御要望の高いところでございますので、しっかりと検討していきたいというふうに思っております。 ○委員長(市川岳人君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  ぜひとも洋式化のトイレも、桐ケ丘でもそうです。古いものを使ってます。洋式化になってません。この分というのは、絶対的に進めていっていただきたいので、要望しておきます。 ○委員長(市川岳人君)  宮崎委員。 ○委員(宮崎栄樹君)  3点お伺いしたいんですけれど、1つが、111ページの多分化共生推進事業というところです。
     多文化共生推進事業の多文化共生指針策定委員会委員報酬ということで、これまで多文化共生は指針を策定するということがありました。今回、財務部長から提案説明もありましたけれど、多文化共生のプランを策定するということで、これが下から5つ目ですね、計画策定支援業務委託料ということであります。  取組を強化されるというふうに受け止めるんですけれど、改めて、この指針策定というところから、なぜプラン策定ということもするようになったのかというところを伺いたいというふうに思います。 ○委員長(市川岳人君)  答弁願います。  市民生活課長。 ○市民生活課長(福岡秀明君)  失礼します。市民生活課の福岡でございます。どうぞよろしくお願いします。  今、委員からの御質問でございますが、今おっしゃっていただいたように、本年度、令和2年、令和3年の秋ぐらいまでに、指針のほうを策定させていただきます。  指針につきましては理念的な大きなものでございます。やはりその次に必要となってくるのが実施計画、例えば、教育であったり、生活であったり、いろんなものがどんなことが課題であるというのを洗い出しまして、いろんな団体、例えば経済団体だったり、教育関係であったり、そういったものをそれぞれがやっているんですけれども、連携をしながらやっていく、このプランをつくるのが、このアンケートの調査の目的でございます。  誤解があったらいけないのであれですけども、まず、やはり指針の次につくるものということで、手戻りではございませんので、次につながるアンケート調査というものでございます。 ○委員長(市川岳人君)  宮崎委員。 ○委員(宮崎栄樹君)  ありがとうございます。  当初指針策定ということだけ伺ってて、この実施計画ということは話はなかったと思うんです。当然必要だからということで、今指針をつくるということでした。  あと、2つ確認したいのが、今後のそういう、ごめんなさい、指針じゃなくてプランですね、プランの策定スケジュールというところと、もう一つ今ありました本当にいろんなところと連携することが必要なんですけれど、庁内で連携ということ当然大事で、多文化共生といえば市民生活課に任せたらいいということでは駄目で、例えば、防災でいえば、お子さんがいて、高齢者の方がいて、障害のある方がいて、外国の方もいるというとこで、防災は防災で考えなあかんとか、雇用やったら雇用で外国人のことをどうするかと諸法当然考えるべきで、それを市民生活課に振るということは駄目やと思うんですけど、その辺りの関わり方というところは、どういうふうにこれからされていくのかということもこだわりたいです。 ○委員長(市川岳人君)  市民生活課長。 ○市民生活課長(福岡秀明君)  失礼します。  今、議員おっしゃるようなことが重要になってくると思います。  今も実際庁内の教育関係であったり、防災、経済関係、そういった委員会をつくってございます。今情報共有もさせていただいておりますので、今後もそういった内部の協議も含めまして外部団体、外部も内部も委員さんもいらっしゃるとこら辺も含めて、併せて協議をしてまいりたいというふうに考えております。  スケジュールですね。  まず、今指針を秋ぐらいに、パブコメも含めまして終了いたしまして、秋ぐらいに公表できたらというふうに考えております。それまでにアンケートも含め併せて進めながら、令和4年か5年ぐらいに、委員さんとも協議をさせていただきながらできたらというふうに考えているところでございます。 ○委員長(市川岳人君)  宮崎委員。 ○委員(宮崎栄樹君)  分かりました。ありがとうございます。  次、伺いたいのが、107ページの行財政改革推進費で事業仕分支援業務委託料645万5,000円というところで、この事業仕分の詳細について、詳しく伺いたいです。お願いします。 ○委員長(市川岳人君)  行財政改革推進課長。 ○行財政改革推進課長(藤山善之君)  失礼いたします。行財政推進課の藤山でございます。  お尋ねいただきました事業仕分の件でございますけれども、今一般質問でも少し部長のほうからお話もさせていただいたかと思うんですけれども、歳入の減少が予想される中で、スリムな財政運営を目指すこと、あるいはスマート自治体や自治体トランスフォーメーションを進めていくための前準備として実施するものでございます。  内容につきましては、事務事業評価シート、これは約490事業あるんですけれども、その事業のうち、法令等で実施が義務づけられているものを除く事業について、金額の大きいものであるとか、公的関与の度合いが低いものから順位づけをして、順次まずそこで対象事業の選定を行っていくというふうなものでございます。  仕分自体については、今考えておりますのが、コーディネーターの方、あるいは外部仕分人、それと市民の方による、判定ができるよう市民判定人いうふうな構成で仕分のほうを実施したいというふうに考えております。  時期については、8月から9月にかけて、次年度の予算編成に間に合うような形で実施をしていきたいというふうに考えているところでございます。 ○委員長(市川岳人君)  宮崎委員。 ○委員(宮崎栄樹君)  ありがとうございます。  これ確認したいのが、事業仕分ということで、その事業をやめるということだけなのか、それとも何かこれ統合したらいいよねというような、そういうこともするのかどうか、その辺り確認させてください。 ○委員長(市川岳人君)  行財政改革推進課長。 ○行財政改革推進課長(藤山善之君)  大きくは事業を見直していくという観点でございます。当然その中には、廃止であるとか縮小、あるいは統合というのも出てくるかなと思っております。  廃止をしていくのが大前提というわけではございませんので、当然、一定仕分はしますけれども、最終的には、行政のほうで決定をしていくというふうな流れで考えております。 ○委員長(市川岳人君)  宮崎委員。 ○委員(宮崎栄樹君)  あと、もう一点確認させていただきたいのが、これも行革のものになるかと思うんですけれども、この予算書では多分なくて、これも議論をさせていただいた公民連携の新たなガイドラインという策定だとか、そういう受付の窓口というようなことというのが検討されているんだというふうに思うんですけれど、この予算書でどこかにあるのか分かりませんけど、今後、来年度どうされるかというところ、確認させてください。 ○委員長(市川岳人君)  行財政改革推進課長。 ○行財政改革推進課長(藤山善之君)  お尋ねの公民連携のガイドラインでございますが、現在作成に向けて取り組んでいるところでございます。  今現在、当課と総合政策課、また財政課と案について協議をしている段階で、もうしばらくすれば完成できるかなというふうに考えております。  内容的には公民連携の基本的な考え方、また事業の推進体制、あるいは公民連携手法を検討していくというふうな内容で、現在考えているところでございます。  窓口については、当然この公民連携については行革の担当している部門が窓口になってくるかなというふうに考えております。 ○委員長(市川岳人君)  会議の途中ですが、休憩いたします。  再開は、午後1時15分とします。                (午後 0時06分 休憩)               ―――――――――――――――                (午後 1時15分 再開) ○委員長(市川岳人君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  総務費の質疑から再開します。御質疑ありませんか。  宮崎委員。 ○委員(宮崎栄樹君)  さっきの続きといいますか、事業仕分の件でお伺いいたしました。  これもう一つだけ確認をさせていただきたかったんですけれど、答弁の中で、事業仕分をするのはDXの前段階であるというふうなこと、そのためにいろんな優先順位をつけていく、仕分をしていくということでしたけれど、その事業者で必要だというふうには思うんですけれど、DXの進めていくための手段としてこの645万5,000円ですか、使うのはちょっとどうなのかなというふうに受け止めたんです。  それであれば、事務事業評価、毎年してるものを使ってこのDXを進めて、それを使っていけばいいのであって、このDXとしてという手段のためにこの予算を使うというところであれば、少しおかしいのかなというふうに思ったんですが、その辺り、何のためにやるのかということを改めて確認させてください。 ○委員長(市川岳人君)  行財政改革推進課長。 ○行財政改革推進課長(藤山善之君)  失礼いたします。  自治体DXを進めていく前準備というふうな形で申し上げました。DXを進めていくというふうなときには、いわゆるデジタル以前の領域で無駄や非効率なことがないかということを合わせて考えていかないと、非効率をそのままデジタル化をしてしまって、手戻りや、逆に非効率になる可能性がある。こういった要素が含まれてるという意味で申し上げた次第でございます。  あくまでこの事業仕分につきましては、今後の方向性や検討が必要な事務事業について事業の課題整理、改善、及び経費削減に向けての道筋を見出して、スリムな行政運営と市民サービスの向上につなげていくものというふうに考えているところでございます。 ○委員長(市川岳人君)  宮崎委員。 ○委員(宮崎栄樹君)  分かりました。  ですから、DXは1つの手段なので、その手段のための手段としてやるということではなくて、そもそも本当に必要だからやる。DXやっていく上でもこれが非常に大事になってくるというか有効であるという、そういう考え方ということでよろしいですね。分かりました。  終わります。 ○委員長(市川岳人君)  他に御質疑ありませんか。  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  幾つかお尋ねをしてまいりたいと思います。  まず、117ページ、芭蕉会の顕彰費の中で、117ページの下から2、4、6、7段目の窓口業務委託料、197万2,000円。これ去年出てたかな、ちょっと記憶にないんですけど、この窓口業務とはどこを指して、どこの業務なのか、まずそれをお示しいただけますでしょうか。 ○委員長(市川岳人君)  文化交流課長。 ○文化交流課長(馬場俊行君)  文化交流課の場場です。  ただいま御質問いただきました窓口業務の委託料、これにつきましては、記念館の受付の窓口の業務委託を今シルバー人材センターのほうにお願いをさせてもらっております。そのお金になります。 ○委員長(市川岳人君)  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  シルバー人材センター、これ何名分ですか。 ○委員長(市川岳人君)
     文化交流課長。 ○文化交流課長(馬場俊行君)  今来てくれてるのは5人。要は毎日同じ人が来てくれてるんじゃなくて、5人とか6人で、日替わりで来ていただいております。 ○委員長(市川岳人君)  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  この窓口業務は、芭蕉記念館にチケットを買ってもらったりする業務ですよね。これって職員はできないんですか。 ○委員長(市川岳人君)  文化交流課長。 ○文化交流課長(馬場俊行君)  職員でもできる事業にはなりますけれども、例えば、会議等々で職員が少なくなっている場合とか、不在にしておる場合もありますので、そこの窓口に張りついて受付をしてもらう業務としてお願いをしております。 ○委員長(市川岳人君)  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  これ、芭蕉記念館の入館、一日平均どれぐらいですか。 ○委員長(市川岳人君)  挙手にて答弁願います。  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  分からなかったら、いいですよ。  一番多いときで10人ぐらいでしょうというようなのを伺っております。  定かではございませんけれども、非常に時間を持て余している、表現は不適かも分かりませんけれども、そういった内容のことを私は伺ってまいりました。  ですので、直営化をしました、そして芭蕉記念館に文化交流の方がいらっしゃいます。文化交流の方は行政職員として芭蕉顕彰のことだけじゃなくして、それ以上にもっともっと大きな文化交流の業務がございます。ですから、そちらの場所はそこであるけれども、広く市の文化的なお仕事をやっていらっしゃるというのがよく分かります。  ですから、記念館の窓口はシルバーさんに業務委託をしているというのであれば、理解できないわけではないんですけれども、1日に多いときで10人、2人、3人、ゼロのときもあるというふうなことを考えたときに、この窓口業務を単体として委託するほどのものなのか。  じゃあこれを行政の中でもう少し知恵を出して、仕事ができないものかというふうなことを検討したことがありますか。入館人数に対する業務の割合、こんな視点で議論をしたことがありますか。それをした上での予算計上なのか、その点伺ってまいります。 ○委員長(市川岳人君)  文化交流課長。 ○文化交流課長(馬場俊行君)  人数につきましては今年度はコロナということで、議員おっしゃったとおり、本当にひどいときは1日ゼロ人とか、1人、2人という日もあります。  今年は、今ちょっと手元に資料を持ってこなかったんですけれども、2月までで6,500人です。例年でしたら、1年間で1万4,000人ぐらいの人が訪れておりまして、季節のいいときとか、時期的なものもありますけど、土日などでしたら、何十人、100人近くの人が訪れてくれております。  なかなか本当に多いときには、そこに時間的には集中してもらわなあかんことになりますので、そこに職員を1人割くというよりかは、職員は、言われたようにほかの業務に当たって、シルバーさんにそちらのほうに張りついてもらう、そういうことで考えてこの業務を委託しております。 ○委員長(市川岳人君)  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  委託していることそのものは悪いわけではありませんけれども、効率的な働き方、効率的なスタッフの集め方というふうなことを考えたときに、民間でしたら、お互いに助け合って、チーム的にここへ応援に行きましょう、こうしましょうというふうなのがあるんですけれども、ともすれば行政の部分では、決められたことだけをしましょうというふうなことが往々にしてもありますので、今回はコロナでしたから、来てくださるお客さんたちが少なかったというけれども、全てにおいて、やっぱり働き方と業務内容を考えたときに、民間だったらこんなことはしないよねというふうな思いがありますので、だとしたら、これ窓口業務だけではなくして周辺のお掃除とか、何か今、池大変きれいにしていただいて下まで澄み切ってる、窓口がすいてるときはお掃除も手伝ってくださっているみたいなお話も伺ってます。  それはそれでいいんですけれども、周辺のも含めた中で、窓口業務プラス何々アルファというふうな働き方もありますし、その辺の工夫がないので、直営はしたけれども、南庁舎が2年間そのままになりました。これは議会にも責任があるんですよ。議会にも責任がありますが、進展しなかった空白の期間ですよね。  ですから、直営のメリットがいまだに出ていないような気もしますけれども、ちょっとこの窓口業務のところを確認したかったので、伺いました。これはこれで結構です。また、議論の対象としてください。  それから、前ページの115ページですね、文化施設の改修事業、青山讃頌舎の施設の改修工事費、2,357万2,000円というふうなのがあります。  午前中、同僚議員が訪ねてましたガラスですね、2,000万円でガラスのところを改修したということでございましたが、問題は、このガラスを重層にしたんですよね。これ展示室のセキュリティーのためにやったのですよね、確認ですけど。そうではありませんか。  新たにガラスで展示室を広くしたわけでもなくして、ある部分のこのセキュリティーのために重層化したというふうに伺ってますけど、そのガラスを貼ったというのは、どういうことでしょうか。 ○委員長(市川岳人君)  文化交流課長。 ○文化交流課長(馬場俊行君)  当初貼りました3枚のガラスのことでよろしいでしょうか。  あれにつきましては、作品に例えば直接触られたり、壊してしもうたりとかいうのを防ぐために、特に貴重なものをその部分に展示をするというために、今あそこの3枚だけ貼ってあります。 ○委員長(市川岳人君)  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  失礼しました。  あのガラスは、私は入って左のところですね、セキュリティーがしっかりできたんだと認識をしてます。  例えば、そのことによって、あの施設を今までと違う利用の仕方ができるのかどうか、まずそれが1点。  例えば、それは私たちが国立博物館へ行って見せていただくような国宝級のものではなくしても、ちょっと見てみたいな、こんなのなかなかお目にかかれないなというふうな創作品が、どこかから借りられたりして見せていただけるよね、我々市民にとってはそういう楽しみの1つが増えたよねと思っていいのかどうか、その点確認させてください。 ○委員長(市川岳人君)  文化交流課長。 ○文化交流課長(馬場俊行君)  失礼します。  そうですね、一番初めはあそこの施設というのは穐月明さんがつくられまして、露出展示ということで、ガラスとかを通さずに直接自分の目で作品に触れてもらう、そういうふうなことであの施設をつくられました。  6月にオープンしまして、今まで約1年間、指定管理者と一緒に管理をしてきて、例えば言われるように、来年どういうふうな展示をしよう、企画展しようという話をしている中で、やっぱりほかから借りてくるのは大事やないかということになっております。  ただ、ほかから借りるときに、やっぱりその条件というのがいろいろありまして、施設、温湿度管理ができているんかとか、先ほど言いました盗難とか損傷防止や、そういう対応はされてるのか、そういう部分の確認というのは結構ありまして、先ほど国宝と言われましたけれども、いい作品になればなるほどそういうハードルは高くなっていくんですけど、伊賀市として、いろんなこれからたくさんの人にああいうところに来ていただいて、そういうちょっといい作品に触れていただくということをしていくには、やっぱりガラスを貼って、先ほど言いました温湿度管理とか、そういう盗難防止等々が対策ができてるよというふうにしいきたい。  そういうことをすることによって、ガラスがなかったら借りられなかったようなものも、もうちょっといいものも借りることができる、そういうふうに考えております。 ○委員長(市川岳人君)  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  分かりました。  今まで以上に、伊賀市にはそうしたすばらしい作品が見る場所というのはありません。ですから、わざわざ国立博物館に行かなくても、少し今話題のすばらしいものだとかいいものが、最も身近なところで見られるようになるということは市民にとってもすばらしいことだと思います。まさにそれが、文化芸術のやっぱりまちづくりの一環ですので、このことを契機にそうしたすばらしい作品に近いところで見せていただける、そんな市民に期待を寄せられるものであろう、そういうふうなことを今認識をさせていただきました。ありがとうございます。  それから、あと2点伺います。  125ページです。  情報化推進に係る経費の中で、上から2、4、5段目の三重県自治体情報セキュリティークラウド負担金1,285万5,000円というのが計上されております。これDX推進、あるいはスマート自治体の推進に係るこのセキュリティーの対策の事業だと思います。  これ、今年からDX推進だから増えたのかな、前年対比で大幅のアップがされておりますので、どんな理由で何に基づいて積算し、どんな理由で前年対比アップしたのかということの説明をお願いいたします。 ○委員長(市川岳人君)  広聴情報課長。 ○広聴情報課長(一路勝巳君)  失礼いたします。広聴情報課の一路です。どうぞよろしくお願いいたします。  今、お尋ねいただきました三重県自治体情報セキュリティークラウド負担金でございますけれども、情報セキュリティークラウドですけれども、安全なインターネットのアクセスを提供する基盤といたしまして、平成28年度に三重県が構築いたしまして、三重県及び県内の29市町、それと県内の広域連合が参加団体として利用しております。  現行のシステム機器の保守期限が令和4年の3月に到来することから、三重県において、新たな次期情報セキュリティークラウドの構築を検討されております。その構築の費用が、2億3,342万円かかります。この構築にかかります費用を利用団体の一般行政職員の数で案分した金額が負担金となりまして、伊賀市の割合が4.39%ということで、1,024万7,859円になります。  それと、加えまして、現在の情報セキュリティークラウドを利用しています負担金が、令和3年度分が260万6,799円ということで、合わせましてこの金額になっております。 ○委員長(市川岳人君)  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  加入団体29市町とプラス広域で割っていったのがということですが、これは去年までの利用料は二百幾らかというようなことで、今も二百五十何万かというようなことをプラスアルファは、そのプラス分は、4年の体制を今からやっていくというような解釈なんですか。 ○委員長(市川岳人君)  答弁願います。  広聴情報課長。 ○広聴情報課長(一路勝巳君)  失礼いたします。  令和4年度に先ほど申し上げました1,024万7,859円が構築分としてあります。  それから、運用経費といたしまして、令和4年度から5年間、別途費用がかかってきます。 ○委員長(市川岳人君)  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  そうしたら、この2億2,000万かかるというふうなものは何のものなんですか。今構築したものは、新たに運用料としては4年以降はまた別にかかりますというふうなことですから、今もう4年以降の分を準備してるわけでしょう。そうしたら、この2億2,000万というふうなのは、何をどういうふうにして設置して、どういうふうな仕組みをつくったから2億2,000万かかる、そしてそれは加入団体で割ったんだという、その元の部分というのは何なのか、それを教えていただけますか。 ○委員長(市川岳人君)  広聴情報課長。 ○広聴情報課長(一路勝巳君)  すみません、失礼いたします。  セキュリティークラウドというシステムが三重県のほうで構築しておりまして、構築分といたしまして2億3,342万円かかります。これの構築分を令和3年度に参加団体のほうで案分しております。  それから、運用費といたしまして、これは5年間かかってくるんですけれども、こちらのほうが3億8,632万円かかります。こちらのほうを5年間で参加団体のほうで案分して、負担金としてお支払いするということでございます。 ○委員長(市川岳人君)  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)
     何度も聞いて申し訳ありません。ちょっと理解力がないので。  じゃあ、去年もあったじゃないですか。去年も構築されてましたでしょう。でも今年も構築するって、それプラスアルファで容量をでっかくするとか、そういうような意味ですか。間違ってるのかな。  去年まで支払ってた二百数十万円は、じゃあ何のお金だったの。 ○委員長(市川岳人君)  広聴情報課長。 ○広聴情報課長(一路勝巳君)  すみません、現在使用しておりますセキュリティークラウドですけれども、インターネット接続の回線の容量が不足しているということで、新たなどの事業に対応するということで、新たな大容量の回線を整備する必要があるということで、新たに整備するものでございます。 ○委員長(市川岳人君)  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  分かりました。規格をでっかくするということですね。許容が広くなるということですね。  最後に1点、123ページでございます。  同じ情報化推進の中で、ケーブルテレビ維持管理の管理費の軽減というその措置というのはずっと長い間やってきたんですよね。この令和3年度が132万1,000円計上されております。123ページの上から5段目ですね。この金額は、極めてずっとここ3年間激減してるんですよね。激減してるということは、ケーブルテレビの加入がアップしているからもういいのかなとも思ったりもしてるんですけれども、この軽減はどんな理由でしょうか。 ○委員長(市川岳人君)  答弁願います。  広聴情報課長。 ○広聴情報課長(一路勝巳君)  失礼いたします。  ケーブルテレビの軽減制度ですけれども、令和2年の6月に軽減制度の見直しを行いまして、NHKの受信の減免のほうの規定があるんですけれども、そちらのほうに要綱のほうを合わせていただきまして、要項改正をさせていただきました。そのことによりまして、対象者が減ったということで、減額になっております。 ○委員長(市川岳人君)  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  減免の額が減ったのではなくして、対象者が減ったということですか。 ○委員長(市川岳人君)  広聴情報課長。 ○広聴情報課長(一路勝巳君)  はい。対象者が、これまで65歳以上の世帯の方が対象になってたわけなんですけれども、その世帯の方が対象からは外れまして、今まででしたら、1,200から300ぐらいの世帯の方が対象になってたんですけれども、制度改正をさせていただきまして、二百数十世帯が対象ということで、その対象が減ったということでございます。 ○委員長(市川岳人君)  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  分かりました。数字的には対象世帯が減ったから、当然この補助金も減っていくだろうと思います。  一方で、ケーブルテレビの加入はアップしていて、情報を提供する機関の1つとして大いに利用しようという市の方針というのは、前からは変わっているんですか、いないんですか。 ○委員長(市川岳人君)  広聴情報課長。 ○広聴情報課長(一路勝巳君)  方針のほうは変わってませんけれども、市からの情報発信ということで、広報紙、あるいは申し上げましたケーブルテレビ、その他に市のホームページ、あるいはフェイスブック、それから、新たにユーチューブとかそういったものも活用しておりますので、いろんな媒体が増えておりますので、それぞれ有効な媒体を使って情報発信をしていきたいと考えております。 ○委員長(市川岳人君)  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  分かりました。情報提供機関というのはたくさんある。だから、選択肢をいろいろ選択してもらって、ケーブルテレビの加入率アップというふうなことには、あえて力を注ぐ必要はないんだよねというような考え方だろうと思います。  もうこれで終わっておきます。 ○委員長(市川岳人君)  他に御質疑ありませんか。  岩田委員。 ○委員(岩田佐俊君)  115ページの、先ほどから同僚議員が芭蕉記念館の入館者の数をお聞きしたんですけど、青山讃頌舎の入館者は、これまでどのぐらいの動向ですか。 ○委員長(市川岳人君)  文化交流課長。 ○文化交流課長(馬場俊行君)  すみません、お待たせしました。  青山讃頌舎の入館者数につきましては、6月オープンから2月の末までということで、2,575人となっております。 ○委員長(市川岳人君)  岩田委員。 ○委員(岩田佐俊君)  これは、当初の数字というんか、予想よりも多いんですか、少ないんですか。 ○委員長(市川岳人君)  文化交流課長。 ○文化交流課長(馬場俊行君)  当初の予想よりも大分少なくなっております。 ○委員長(市川岳人君)  岩田委員。 ○委員(岩田佐俊君)  やはりいただいたものですけれども、これからたくさんの方に入っていただけるような策というのは考えているんですか。 ○委員長(市川岳人君)  文化交流課長。 ○文化交流課長(馬場俊行君)  失礼します。  先ほどガラスを貼るというところでも説明させてもらいましたけれども、いろいろ少しでもいい作品を展示していきたいというふうに考えておりまして、例えば、5月には榊莫山さんの展覧会もしていって、お客さんに入ってもらいたいなと思っております。  あと、今年は先ほども言いましたけれど、コロナの関係で、やはり大阪とか遠くのほうの人に来てもらうというのは、なかなかこっちからPRするのが難しい状況になっておりますので控えておるということもありますので、ちょっとこれが落ち着きましたら、そういうところにも力を入れていきたいなというふうに考えております。 ○委員長(市川岳人君)  他に御質疑ありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(市川岳人君)  御質疑なしと認めます。  失礼いたしました。  当局説明員入替えのため、暫時休憩します。                (午後 1時44分 休憩)               ―――――――――――――――                (午後 1時45分 再開) ○委員長(市川岳人君)  休憩前に引き続き、会議を再開します。  次に、予算に関する説明書、第3款民生費、164ページから249ページについて、御質疑ありませんか。  川上委員。 ○委員(川上善幸君)  数点お伺いいたします。  まず、167ページですけれども、中ほどに、伊賀市社会福祉協議会の職員の設置事業補助金がありますけれども、こちらは何人分を想定していますか、変わってませんか。 ○委員長(市川岳人君)  医療福祉政策課長。 ○医療福祉政策課長(中川雅尋君)  失礼します。医療福祉政策課、中川でございます。よろしくお願いいたします。  今、お尋ねいただきました社会福祉協議会の設置補助金でございますけれども、これは何人に対してどれだけというものではございませんでして、平成25年にこの補助金の支払いの方法を見直しまして、それぞれの事業に基づいて投入率ということで計算をしておりまして、最大15.3人分をこの補助金のほうから支出させていただいております。これは昨年度とも同様でございます。 ○委員長(市川岳人君)  川上委員。 ○委員(川上善幸君)  了解しました。  次、173ページです。  これちょっとほかのやつとも関連するんですけれども、173ページの下から5列目ぐらいになりますけど、日常生活自立支援事業の補助金でございます。  これは、タクシー券の補助とも関係するんですけれども、タクシー券の補助のほうは、倍額予算をここですぐ読み取れたんですけれども、この日常生活自立支援事業、令和3年度からは県の補助金がなくなるということで、多分ここに貼ってるんかなと思うんですけれども、その内訳、ちょっと教えてもらえますか。 ○委員長(市川岳人君)  答弁願います。
     介護高齢福祉課長。 ○介護高齢福祉課長(中 映人君)  失礼いたします。介護高齢福祉課の中と申します。どうぞよろしくお願いいたします。  先ほど委員さんおっしゃいましたように、来年度からは県の補助というのはなくなるわけでございますけれども、その分必要な事業といたしまして、市のほうで十分補填するような形を考えさせていただいてます。  内訳でございます。  大体1回目、自己負担金を100円頂きまして、1,100円、2回目を自己負担金を1回1,200円ですので、差額を頂きまして、500円を補助いたしまして、110人に1,600円の12か月ということで、211万2,000円を予定してございます。 ○委員長(市川岳人君)  川上委員。 ○委員(川上善幸君)  これで気になるのは、県の補助金がなくなった分に対しての分は幾らになってるかというのもちょっと聞きたいんですけど。 ○委員長(市川岳人君)  介護高齢福祉課長。 ○介護高齢福祉課長(中 映人君)  1回につき600円となってございます。 ○委員長(市川岳人君)  川上委員。 ○委員(川上善幸君)  総額で見てる、600円掛ける総額は何ぼですか。 ○委員長(市川岳人君)  介護高齢福祉課長。 ○介護高齢福祉課長(中 映人君)  600円で110人ですので、600掛ける110ということで、掛ける12月ということで、総額を負担してるところでございます。 ○委員長(市川岳人君)  川上委員。 ○委員(川上善幸君)  計算しますわ。  それと、もうこれも関連してですけれども、そのときにおむつの補助、これも1,000円プラスするというふうに言っていただいてたんですけれども、1,000円プラスされているこのおむつ補助の部分がどこに入ってるのか分かりにくいんですけれども、恐らく185ページの真ん中らへんの介護用品給付事業の中に、そのおむつ代がプラスされたやつが含まれてるのかと思うんですけれども、それはどこですか。 ○委員長(市川岳人君)  介護高齢福祉課長。 ○介護高齢福祉課長(中 映人君)  失礼いたします。  おむつでございますけれども、介護保険特別会計の中の市町村特別給付という形で、今、委員さんおっしゃったように医療介護3以上の方につきましては4,000円を5,000円に基本額のほうを上げるような形で、要望のほうをさせていただいてございます。 ○委員長(市川岳人君)  障がい福祉課長。 ○障がい福祉課長(川口敏幸君)  失礼します。障がい福祉課の川口でございます。  先ほど御質問いただいた紙おむつの分なんですけれども、障がい者の分としましては、おっしゃっていただいた185ページのところで出させていただいております。 ○委員長(市川岳人君)  川上委員。 ○委員(川上善幸君)  ここは障がい者の分で、今説明していただいた分が高齢者の分ということで、きちっとそれは予算されてるということでよろしいですね。分かりました。  以上です。 ○委員長(市川岳人君)  他に御質疑ありませんか。  赤堀委員。 ○委員(赤堀久実君)  数点ちょっとお聞かせいただきたいと思います。  177ページの避難行動要支援者支援事業なんですが、事業一覧表の中に、新となっているんですけれど、これは名簿を作成するための必要な経費と書いてくださってますが、今まであるやつの更新ではなくて、何か新規でされるということでよろしかったですか。 ○委員長(市川岳人君)  介護高齢福祉課長。 ○介護高齢福祉課長(中 映人君)  失礼いたします。  予算の組替えでございまして、従来危機管理課のほうについておりました予算のほうを今、老人福祉費のほうへ計上させてございます。  主にシステム等とプリンターのトナーと消耗品等必要な経費を計上させていただいてございます。 ○委員長(市川岳人君)  赤堀委員。 ○委員(赤堀久実君)  分かりました。  それでは、195ページの老人クラブ活動助成事業なんですが、昨年度と比べて211万円ほど減額になっています。この事業内容と、なぜ減っているのか、教えていただきたいと思います。 ○委員長(市川岳人君)  介護高齢福祉課長。 ○介護高齢福祉課長(中 映人君)  失礼いたします。  お尋ねの老人クラブ活動助成事業でございますけれども、老人クラブの活動に対する事業でございまして、減額の理由でございますけれども、老人クラブの加入者が、昨年度、阿山地区が抜けまして、大幅な団体数も減額しておりまして、加入者数も減っておりますもので、その分は減額させていただいております。 ○委員長(市川岳人君)  赤堀委員。 ○委員(赤堀久実君)  老人クラブ自体がもうなくなってきているということなんですか。 ○委員長(市川岳人君)  介護高齢福祉課長。 ○介護高齢福祉課長(中 映人君)  なくなるというよりは、減ってきているということでございます。 ○委員長(市川岳人君)  赤堀委員。 ○委員(赤堀久実君)  ちょっと私が言いたいのは、ほかの介護予防事業として今力を入れてきている中で、ゲートボールであったりとか、老人クラブの活動をやはり強化していくのが介護予防にもつながっていくのかなと思っているんですが、それを減額するというのは、なかなか年々減ってきているというお声もあって、活動しにくいというお声も耳にしましたんで、何か減ってきているから減らすというのが、これの活動の場を市が減らしていってしまっているんじゃないかという懸念があるんですけど、そういうお考えはどうですかね。 ○委員長(市川岳人君)  健康福祉部長。 ○健康福祉部長(田中 満君)  今お尋ねいただいております老人クラブの活動費の補助金でございますけれども、国県の補助金を充当させていただきまして、それにプラス市の確保基準以上にプラスをさせていただいて、老人クラブの補助金としてお出しをしておるんですけれども、今、委員おっしゃっていただきましたように、いろんな高齢者の活動の場ということでは老人クラブの活動というのは、これは有意義な大事な大切な場面であると我々も認識しております。  ただ、国県の補助の補助金の積算方法におきまして、老人クラブの加入者数というのがございます。これは、伊賀市の老人クラブ連合会の加入者数ということで、ある地域によっては、伊賀市の連合会のほうからはもう抜けたんやけれども、地元のほうでは老人クラブの活動をしていただいてるという地域もございます。  そういったところで、私どもとしましては、脱退されるところ、それで良しとは考えてないんですけれども、いろんな地域の御事情があって、脱退ということでお申し出いただいてるところも尊重させていただきながら、また、老人クラブの活動以外にもいろんな活動・事業を展開していきたいと、このように考えております。 ○委員長(市川岳人君)  赤堀委員。 ○委員(赤堀久実君)  内容的には分かりますが、様々活動する場を広げていくという本当にその取組は大事だと思います。  ただ、やはりゲートボールであったり、老人クラブの活動をやっぱり生きがいにされている方々がおるという状況の中で、中身を本当に意見を聞いていただきながら、進めていただきたいということを申し添えていきたいと思います。  もう一つ、231ページの中で、重層的支援体制整備事業の中の地域子育て支援拠点事業、これも一覧表で説明書いてくださっていますが、子育ての相談です、上野公園かな、野外のほうで相談体制を取ってくださるということと、市内5か所で子育て支援センターを行ってくださっている事業のことだと思うんですが、今、幼児保育室が新たに民設民営でしてくださっていますけれども、そういったところでの相談体制というか、今後そういうのはお考えかどうかというのを、ちょっとこの際聞かせていただきたいと思います。 ○委員長(市川岳人君)  こども未来課長。 ○こども未来課長(西口紀子君)  失礼いたします。こども未来課、西口でございます。  今、議員おっしゃっていただきました地域子育て支援センター事業費補助金ですけれども、これはおっしゃっていただきました子育て包括支援センター、また各支所の支援センター、それから、森川病院でも開設いただいております。あと、曙保育園でも開設いただいております。  そうしてから、にんにんパークでのこういった場所で子育ての悩み相談等を受付というか、一緒に子育てをしていこうということで事業を展開しているんですけれども、今、去年の12月1日から開設されました病児保育施設のグリーンスウォードに委託しております病院の病児保育室ですけれども、こちらにつきましては、開設以来、コロナの中ではありますけれども、利用人数も増えてきている状況であります。  委託をする中で、今後、こうした市が業務をしておりますこうした子育て相談というところにも、これから参画をしていただくようにお願いをしているところでございます。 ○委員長(市川岳人君)  他に御質疑ありませんか。  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  185ページの重度障がい者タクシー料金等助成事業について、金額、予算あって、来年度、今年度と比べて倍額ということですが、改めてこの事業の内容と、どのような条件でこのタクシー券が受けられる、こういう助成が受けられるのかも含めて説明してください。
    ○委員長(市川岳人君)  障がい福祉課長。 ○障がい福祉課長(川口敏幸君)  失礼します。障がい福祉課の川口でございます。  タクシー料金等の助成についてでございますが、障害福祉サービス全体をいろいろと全体を通して見直す中で、いろいろ手当の見直しとかをさせていただき、12月議会でも廃止の手当、認めていただきました。  そんな中で、今必要とされているサービスについて、障がい者団体の方であるとか、皆さんの声の中で大きかったものの1つとして、この移動に関する助成を拡大したところでございます。  今までは、例えばタクシー券、チケットとして年間7,200円でしたけれども、三重県下の中でも一番少ない金額でございました。  事業自体、実施してへん自治体もございます。あと、いろんな条件がついて、制約があって皆がその恩恵にあやかれないという自治体もあるんですけれども、でも総じて伊賀市は低いほうだったんですけれども、そういった御要望にお応えして、倍額にさせていただいたということでございます。 ○委員長(市川岳人君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  そうなんです。今年度、予算として上がっていた重度心身障がい児福祉手当や、重度障がい者福祉手当や、寝たきり高齢者等の福祉手当を今年度いっぱいで廃止をして、その財源で、先ほどの紙おむつであったりとか、タクシー料金の金額を増額しているということだという説明も含めてありましたが、結局、今年度の枠での助成の実施状況ですね、対象者となる方々で何%ぐらい利用されているのか。  来年度の予算としては倍額していただいたし、それが全て使われることによって対象者の利便性高まるとは思うんですけれども、その周知とか、制度の利用促進をどのように図ろうとされていますか。 ○委員長(市川岳人君)  障がい福祉課長。 ○障がい福祉課長(川口敏幸君)  手当てを受けられてた方の中で、このタクシー料金等の助成に関係してくるだろうと思われる方は約25%。それから、紙おむつに関しては40%、45%ぐらいかなと思っております。  25%という数字を見ると、少しごく一部に限られてしまっているかなという部分もございますので、今後、さらに必要とされるサービスが何であるかというのも検討しながら、今後の在り方を考えていきたいと思ってます。 ○委員長(市川岳人君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  ありがとうございます。  課長、多分質問した内容とちょっと違ったかも分かりませんが、それも大事な答弁だったので、お聞きできてよかったんです。  やっぱり、今使っておられる、今年度この制度で利用されてる方々での実施状況ですね、だから対象となる方々がおられるけれども、今年度、従来あった中で、毎年どれぐらい活用されているのかということなんですけれども、それについては。 ○委員長(市川岳人君)  障がい福祉課長。 ○障がい福祉課長(川口敏幸君)  従来ありますこのタクシー料金の助成については、おおよそ執行率といいますか、使用率は全体で85%ぐらいになってます。  この85%というのは、年の途中から、例えば、後半6か月分だけというような形で申請になった方については、これは50%というようなカウントになってしまいますので、必要とされる期間の中だけに限って言えば、もう少し実際の使用率は高いものであるというふうに思っております。 ○委員長(市川岳人君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  分かりました。ですので、この制度の対象となる人には100%利用してもらえるようにということと、それから、障がい者手帳を持っておられる方かな、つまり介護で要介護4とか5の方というのは、障がい者手帳の例えば重度に値するということで、他のサービスというか、税控除とかも当てはまるとかという制度があると思うんですが、先ほど、寝たきりの方々の手当も廃止したけれども、例えば手帳所持じゃなくても、重度障がいというふうに当てはまる方であれば対象となるというふうに理解していいんでしょうか。 ○委員長(市川岳人君)  障がい福祉課長。 ○障がい福祉課長(川口敏幸君)  現在の段階では、はっきりと区別するために、手帳の所持というようなことを条件としております。 ○委員長(市川岳人君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  分かりました。取りあえず今廃止された方々に対しては、廃止になりますという案内が行ってます。今ちょうどこの時期に、こういう手当を受けていた方々に届く手紙というのは、更新のための手続の手紙だと思っていたら、廃止の手紙が1枚入ってたというだけで、問合せがやっぱりありました。それはちょっと余分なことですけれどもね。  そういった意味では、どういう仮定でこれが廃止になったのかという問合せだったので、説明はいたしましたけれども、そういう状況の中です。それは今言っとるだけなんですけどもね。  それから、次に行きます。  205ページの同和行政の中の一番下にあります同和施策推進計画策定事業の中で、207ページに、同和施策推進計画策定業務委託料というのがあります。これについての計画の策定の目的と、あと、委託先や積算工程について教えてください。 ○委員長(市川岳人君)  同和課長。 ○同和課長(杉野 寛君)  失礼いたします。同和課の杉野でございます。よろしくお願いいたしたいと思います。  今お尋ねいただきましたことに関しましては、同和問題解決のため同和問題は解決しておらず、引き続き同和施策の推進が必要である中、第3次同和施策推進計画策が2002年度までの計画となっていることから、2022年度に計画の改定予定をしております。  2021年度は、その策定に向けた準備業務として、策定に係る基礎資料の作成を予定しております。日々隣保館に多くの相談が寄せられていることを踏まえ、その相談事例の集約と分析を通じて、人権同和問題に関する実情や課題を把握したものを基礎資料としたいというふうに考えております。  それと、内容につきましては集約、分析の委託を考えておりますけれども、まだどこへ委託するというのは決まっておりません。  以上でございます。 ○委員長(市川岳人君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  そうしたら、これ隣保館に寄せられた相談事業などから基礎資料をつくるということでしたが、従来、同和地区生活実態調査というのをしてたと思うんですが、それについては、今回行わないということでしょうか。 ○委員長(市川岳人君)  同和課長。 ○同和課長(杉野 寛君)  失礼いたします。  前回は、書記による地域への訪問調査を実施しておりましたけれども、このたびは、今説明させていただきましたとおり、隣保館に寄せられる相談事業の役割と重要性を深く認識して、相談者からそういったことを聞いていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(市川岳人君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  分かりました。  次に、234ページなんですけれども、民生費の児童福祉費の保育所費についてなんですが、これは職員のところの人件費等に入ってくるかも分かりません。正規職員、会計年度任用職員もそうですが、処遇についてなんですけれども、とりわけ来年度の予算としてはこの職員人件費、235ページのところでは減額にされているんです。  正規職員の皆さんの処遇は今年度と比べて来年度、変わるところがあるのかどうかということを教えてください。 ○委員長(市川岳人君)  答弁願います。  健康福祉部長。 ○健康福祉部長(田中 満君)  正規職員、保育士の処遇でございますけれども、何ら変わりはございません。  依那古、依那古第2保育所の統合民営化等々の理由によりまして、保育士の人数が減ってきているということで、予算書上は職員人件費、減額になっておるというふうな状況でございます。 ○委員長(市川岳人君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  併せて、会計年度任用職員である保育士の処遇についての変更とかがありますか。 ○委員長(市川岳人君)  健康福祉部長。 ○健康福祉部長(田中 満君)  会計年度任用職員さんについても正規職員と同じでございまして、変更等はございません。 ○委員長(市川岳人君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  さらに、人件費に関わってですが、若い保育士さんも募集してくれてる正規の場合はあるかなと思いますし、若い保育士さんが公立の保育所の保育士になっているという方もおられるんですけれども、処遇が、やっぱり若い人たちって、他の公立保育所であったりとか、民間に行ってる学校の友達であったりとか情報交換しまして、伊賀市のその処遇が決していいほうではないというような話があるわけなんですけれども、今、伊賀市の保育士の職員構成、年代別、若い保育士がどれぐらい、全体の保育士の年齢構成というのはどういうふうになってて、それが伊賀市の人件費、保育士の人件費に例えば影響を受けてる、例えば平均的にあるのか、ベテランの保育士さん多いということもあってなのか、若い人たちの処遇がだからなかなか充実させられないのか、そういったとこらへんはどうなんでしょうか。 ○委員長(市川岳人君)  答弁願います。  健康福祉部長。 ○健康福祉部長(田中 満君)  その年齢構成でございますけれども、今手元に詳しい資料を持ってございませんのですけれども、毎年数名の採用をさせていただいておりまして、その中には養成学校、大学校を卒業されて、新卒の方であるとか、あとほかで経験を積んでいただいた方であるとか、そういった方がいろいろおられます。  年齢の構成でございますけれども、何歳の保育士さんを募集するということはできませんもんで、ただ、ある程度これから将来を担っていただく職種、保育士さんでございますもので、年齢構成というのも考えながら、考慮しながら採用のほう、庁内の関係部局と協議をしていきたいと思っておりますし、 給与等については、これは伊賀市の職員さんになりますもので、給料表というものが定まっております。それを適用して給料を、我々もそうなんですけれども、していきますもので、なかなか御本人さんというんか、個人さんにとっては御満足いただけてないようなところもあるかも分かりませんけれども、現在はその給料表に沿って給与をもらっていただいているという状況でございます。 ○委員長(市川岳人君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  来年度のこの人件費が、保育士の正規であれ、会計年度であれ、処遇については今年度と変わりがないということは確認させていただきました。  それから、もう一つは、次に行きます。  これも来年度、今年度も含めてですが、コロナ禍で生活困窮の方々が、ごめんなさい、242ページの生活保護費についてです。  生活困窮者が確実に増えているのではないかと思うわけですが、一方で、国会では、生活保護を受けるということは国民の権利であるという議論があったり、あと、扶養照会なんかも、必ずしもそれに縛られることはないというようなやり取りがあったりとかしているわけですけれども、来年度のこの予算の中で、実は生活保護のしおりというものがありますよね、自治体それぞれのところで。  伊賀市も生活保護のしおりを持っているんですけれども、他の自治体では、このしおりをそういった今のコロナ禍の状況でより生活保護になる対象の人たちには申請しやすいように、見直しが進んでいます。
     伊賀市、来年度の予算の中で、生活保護のしおりの見直しや改善についての予算というのがあるんでしょうか。また、そういったことをされることはありますか。 ○委員長(市川岳人君)  生活支援課長。 ○生活支援課長(比口 博君)  失礼いたします。生活支援課、比口です。  特にそれをもっての予算は計上してございませんけれども、消耗品費の中で、また印刷製本の中で対応はさせていただきます。  内容につきましては、従来持っていますものを見直し見直ししてきておるんですけれども、それはコロナのこの世の中に合わせて、もう一度来年度検討を重ねていきたいと、こう考えております。 ○委員長(市川岳人君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  ICOCA連携をやっている甲賀市、それから亀山市、今回しおりの見直しをしたわけですけれども、いずれもホームページにそれを載せておられます。  伊賀市の生活保護の部分のホームページを見ますと、決して申請できる、自分今生活大変だから、ここに相談に行って申請できるかもというようになかなか思われないような、そういうホームページになってるんじゃないかというふうに思うんです。  今の答弁では、来年度の予算の中に、改めてそういった修正とか改善については具体的に、まだ今答弁の中には含まれておりませんでしたが、やはりホームページにもしっかりとしおりなどを載せて、より申請がしやすくなるような、それから国会での答弁も含めて、そういったことを周知していくということが必要ではないかと思うんですが、もう一度そのことについてはどのようにお考えでしょうか。 ○委員長(市川岳人君)  生活支援課長。 ○生活支援課長(比口 博君)  失礼いたします。  併せて検討を重ねてまいりたいと思います。 ○委員長(市川岳人君)  他に御質疑ありませんか。  山下委員。 ○委員(山下典子君)  1点だけ、聞かせてください。  173ページの下から5行目の地域福祉施設整備事業工事請負費、伊賀市総合福祉会館工事費94万6,000円の内容を教えてください。 ○委員長(市川岳人君)  医療福祉政策課長。 ○医療福祉政策課長(中川雅尋君)  失礼いたします。医療福祉政策課、中川でございます。  今、お尋ねいただきました総合福祉会館の工事費の内容でございますけれども、1つは、去年の4月1日に総合福祉会館オープンいたしまして、駐車場も広うなりましたけれども、その入り口付近が夜になると非常に暗い。バリカー等ございますので、その接触を避けるために、そこに街灯を設置するといったようなことを考えております。  これらは、御利用いただいている総合福祉会館の利用者のほうからの声と、入居いただいている団体からの声を頂いて、計上させていただいたものでございます。 ○委員長(市川岳人君)  山下委員。 ○委員(山下典子君)  伊賀市総合福祉会館を利用されてる方、もっとたくさんの今不満の声あるので、例えば、相談室が間仕切りがないですとか、そういう声を今後もくみ取っていただけますでしょうか。 ○委員長(市川岳人君)  医療福祉政策課長。 ○医療福祉政策課長(中川雅尋君)  当然、お声を頂きまして、改善できるところは改善させていただきたいというふうに、より使いやすい施設にしてまいりたいというように考えております。 ○委員長(市川岳人君)  他に御質疑ありませんか。  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  1点だけ確認させてください。  社会福祉総務費、176、177ページでございます。  生活困窮者自立支援事業の中で、自立相談支援機能強化事業委託料、383万2,000円の委託先と、179ページの重層的支援体制整備事業の生活困窮者自立相談支援事業委託料1,142万5,000円、それぞれの委託先をお願いいたします。 ○委員長(市川岳人君)  答弁願います。  生活支援課長。 ○生活支援課長(比口 博君)  失礼いたします。伊賀市社会福祉協議会でございます。 ○委員長(市川岳人君)  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  伊賀市社会福祉協議会にそれぞれ委託をしている。一方は、生活困窮者自立支援事業、そして一方は、令和3年度から一体化した部分にまとめていこうということで重層的支援体制というふうに入ってますが、このそれぞれの事業の違いは何でしょうか。ちょっとそこんところを御教示ください。 ○委員長(市川岳人君)  答弁願います。  生活支援課長。 ○生活支援課長(比口 博君)  基本的にはアウトリーチ含みまして、生活困窮者の自立に関わるサポートという意味では、大きな意味では同じでございます。  ただ、サポートの仕方といたしまして、福祉協議会に委託する中で、もっと専門的なもっと細かいサポートができるものと期待しております。 ○委員長(市川岳人君)  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  私たちは、令和3年度から福祉事業別につまり縦割りで、係とかいろんなものがあって、縦割りの相談体制というのがあったんですよね、支援体制も。それをゆりかごから丸々までのごとく、1人の人に対して、生活をずっと最初から最後まで支えていこうという意味も含めた中で、重層的支援体制という体制に切り替わりました。  ただ、これはネーミングだけが変わっただけではなく、今まで細分化されていたそれぞれの福祉の事業を、その人となりに沿って、人生の中で全てを一体化したものに変えようとするのが重層的だろうと、私たちはそのように理解をしております。つまり、SDGSの感覚なんですよね。誰も取り残さない感覚で福祉をしていこうというのが、重層的支援体制だと思っております。だからこそ、この自立支援機能強化事業というふうなのは、私は企業なんかに自立、働かせてもらえるようなそういう支援かなと思ってたんです。  ですので、後者にあります生活自立支援の相談支援事業というのとは少しニュアンス、言葉もそうですけど、相談内容が違うからこんなに分けてるのかなと思ったんですけれども、サポートすることには変わりなくて、一緒なんだと言われたんですよね。  だとしたら、もう全部重層的に入れていってもいいのと違うかな。令和3年度から、そういう形に福祉行政がそういうふうに変わったんだから、重層的に一本化していったらいいのにもかかわらず、これだけは離れているので、自立相談支援機能強化というのと困窮者の自立相談支援というのに分かれているので、この違いというものを明確に私は知りたいなというような思いだったんです。  ですから、だとしたら、これはみんな重層的な部分に入れたらいいんじゃないんですか。委託先も伺ったのは、同じ社会福祉協議会、もちろん専門ですよ、プロですよ。でも、何でこんなに2つに分かれてるのかな、じゃあちょっと福祉体制が令和3年度から変わったにもかかわらず一緒だから、きっと違いがあるんだろうと思ったんです。  だからこれ分けてる理由は、そうしたら市民からしたら、1人の人のために、例えばAのために困っていること、生活圏のことも仕事のことも子供のことも、いろいろありますよね。じゃあそれを一体化に見てくれるというのがこれでは、生活困窮者これと違うんですか。どう、ほな上と下が分かれていくんでしょうか。その違いが私、もう少し明確に知りたいんです。 ○委員長(市川岳人君)  生活支援課長。 ○生活支援課長(比口 博君)  失礼いたします。  今、議員おっしゃるとおり、将来的には一本化されるべきかと思います。文字のとおり、重層化ということで、当然市のほう、県のほう、国のほうも、窓口を一本化して対応していくというふうな方向づけではございますけれども、何せまだ準備段階でございまして、今のところ、形的には包括が窓口になって担当課に分けていくというふうな流れは、令和3年度は特に変わりはございませんけれども、あくまで方向性として全て一本化を図っていく、市民から見て、1つの窓口で全部対応できるというふうな方向づけをもって取り組んでいきたいと思って。  議員お尋ねのメニューの件ですけれども、そのほかにもひきこもりですとか、就労支援とか、子供の学習とか、様々な事業を福祉協議会のほうに委託しておりますけれども、あくまでこれ令和3年度の国のメニューの中で、このメニューとこのメニューだけは今年は重層化の予算つけてあげますよというふうな内示がございまして、のれるものを全てのせていただきましたので、若干令和3年度は分かりにくくなっておりますけれども、恐らく将来的には、全て一本化されるものと期待しております。 ○委員長(市川岳人君)  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  分かりました。  とにかくこの伊賀流と、私たちの地域はそういう言葉を使ってます。ですから、福祉にだって伊賀流あってもいいんよね、国がこういうふうにしなさい、これにはこんだけの予算をつけますよというものがあれば、それをうまくキャッチしながら、私ところにはトータル的に伊賀流のこういうのがあるから、ここに入れますよねというふうなのが、私あってもしかりだと思うんです。  一番大事なことは、困窮者にとって相談する側が窓口が1つで、ここへ行けば、ずっといろんなことが相談できるのだというのが大事なことで、今説明いただきましたように、令和3年度はまだまだ準備期間です。やがてはそうなりますよという過渡期であるというのは理解いたしました。  細分化されたのを名称だけが変わって、そのまま続いていくということは、やっぱり行政のスリム化にもスピードアップしてやっていくというふうなこともとても大事ですし、それも視野に入れた予算組みがなされなければならないというふうな思いがあったので、この違いを何なのかということを伺いました。  おおむね理解させていただきましたので、結構です。 ○委員長(市川岳人君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  ページ221ページの隣保館の会計年度任用職員の人件費が4,986万5,000円あります。この部分というのは、それぞれの隣保館の金額というのは決まっていると思うんですが、それを1つずつ分けた資料を欲しいのが1つ。  そして、実際に、この会計年度任用職員の方で、地区市民センターの場合でしたら、継続してされるセンター長なんかは、何か基本給が加算されてるように聞いてます。そういうようなことを隣保館でもされてるのかどうか、教えてください。 ○委員長(市川岳人君)  同和課長。 ○同和課長(杉野 寛君)  失礼いたします。同和課杉野でございます。よろしくお願いします。  会計年度任用職員の職員の人件費の内訳につきましては、また提出させていただきたいと思います。  それと、隣保館長さんの加算というのは、報酬についてはもう決まっておりますので、加算とかいう形ではないかと思います。 ○委員長(市川岳人君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  そうしたら、地区市民センターだけ応募のところに書いてあったんでは、センター長については、継続される人については加算のようなことが載ってたように記憶しているんです。そういうようなものを、ここ今言うた地区市民センター長だけ、事務員さんにはそういう加算はない、継続される人についてはね。  僕が気になったのは、この隣保館についてもそういうのがあるのかどうか確認したかったんです。ないんですよね。 ○委員長(市川岳人君)
     同和課長。 ○同和課長(杉野 寛君)  失礼いたします。  隣保館に関しましては館長の報酬が一定決まっておりますので、報酬等は加算とかいうのは毎年の加算はございません。 ○委員長(市川岳人君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  そうしたら、今言われたように、各隣保館の館長さんは全て同じ報酬でもらっておられるという理解でいいんですよね。 ○委員長(市川岳人君)  同和課長。 ○同和課長(杉野 寛君)  はい。そのとおりでございます。 ○委員長(市川岳人君)  ただいま中谷委員より、隣保館職員の報酬に関する資料請求がありましたので、後刻、資料の提供をお願いいたします。  他に御質疑ありませんか。  御質疑なしと認めます。  会議の途中ですが、議場の換気のため、休憩といたします。  再開は、14時40分とします。                (午後 2時28分 休憩)               ―――――――――――――――                (午後 2時40分 再開) ○委員長(市川岳人君)  休憩前に引き続き、会議を再開します。  なお、本日は、午後4時をめどに御審査を願いたいと思います。  次に、予算に関する説明書、第4款衛生費248ページから283ページについて、御質疑ありませんか。  赤堀委員。 ○委員長(市川岳人君)  赤堀委員。 ○委員(赤堀久実君)  すみません、253ページ、不妊治療等助成事業でその中の不妊治療助成金として366万5,000円上がってます。これの見込んでいる回数を教えていただきたいと思います。 ○委員長(市川岳人君)  答弁願います。  健康推進課長。 ○健康推進課長(太田友美君)  健康推進課の太田でございます。  先ほどお尋ねの、不妊治療の助成の366万5,000円の内訳でございますが、まず、特定不妊治療として、所得400万未満の世帯の御夫婦への助成ということでございますけれども、特定不妊治療費の助成として、10万円を15件、それから、治療によりましてなんですけれども、7万5,000円の助成を25件、男性不妊治療費の助成ということで、5万円を1件、特定不妊治療費助成、第2子以降の助成回数の追加事業分というものがございますので、それについて15万円を1件、一般不妊治療の助成を3万円、3件。それから、すみません、もう一つ、不育治療費の助成費ということで、10万円を1件、以上出ております。 ○委員長(市川岳人君)  赤堀委員。 ○委員(赤堀久実君)  すみません、これ県の事業としては730万未満のやつが県の事業として別にあるということでしたか。 ○委員長(市川岳人君)  健康推進課長。 ○健康推進課長(太田友美君)  今年の1月から、その730万円という所得制限が撤廃されまして、上限がなくなりましたので、その運用で県のほうはされております。 ○委員長(市川岳人君)  赤堀委員。 ○委員(赤堀久実君)  おっしゃるとおりで、22年度から保険適用になる、その間の措置として1回15万円が30万円になったりとか、あと、生涯で最高6回というのが子供一人当たり6回、あと、夫婦の所得730万未満が所得撤廃ということと、あと事実婚が適用となるということですよね。  その中で、市独自で今上げていただきました400万未満のこの10万円というのはもう変わりなく、この1年間はするということですか。 ○委員長(市川岳人君)  健康推進課長。 ○健康推進課長(太田友美君)  おっしゃるとおり、国のほうが助成金を倍以上にされてきてるところはございますけれども、やはり400万円未満の世帯の方には助成が必要ということで、令和3年度につきましては今までどおりの助成を考えております。 ○委員長(市川岳人君)  他に御質疑ありませんか。  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  267ページをお願いいたします。  浄化槽設置及び管理事業ということで、下段に記載していただいてあります。  川上地区は別としまして、合併処理浄化槽の設置及び管理事業で3,200万余りをしていただいておりますけれども、今まで公共下水で、伊賀市の真ん中の旧の上野のその真ん中の部分の計画が、合併浄化槽で少しでも早く水質をきれいにしていこうじゃないかということで、大きく方針をお変えいただきました。  ここの3,200万円余りの予算というのは、今、私が申し上げたようなことにお使いいただこうというそういう内容なんでしょうか。それとも違う内容なんでしょうか。 ○委員長(市川岳人君)  下水道課長。 ○下水道課長(森中 徹君)  下水道課の森中です。どうぞよろしくお願いいたします。  今御質問の内容につきましては、合併処理浄化槽につきましては、136基分を計上させていただいております。  今、議員さんの言われた議員全員協議会で御説明させていただいた内容なんですけれども、それらにつきましては、令和3年度に条例改正のほうをさせていただきまして、令和4年度から、街なかのほうの合併処理浄化槽のほうに補助金等の上乗せを考えていきたいというふうに考えております。 ○委員長(市川岳人君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  そうしますと、次年度に向かって方針を変えた分でやっていく、今年の分も136基分ということなんですか。  受益者としましたら、その条件・要件というのは変わってくるんでしょうか。 ○委員長(市川岳人君)  下水道課長。 ○下水道課長(森中 徹君)  来年度の予算の136基分につきましては、今年度と同じように、補助金のほうは5人槽が21万9,000円、7人槽につきましては27万3,000円、10人槽につきましては36万2,000円で、現行のままとなります。  令和4年度につきましては、令和3年度に改正いたしますので、こちらのほうは金額は多少なりと変わってくるということになります。 ○委員(田中 覚君)  了解です。 ○委員長(市川岳人君)  他に御質疑ありませんか。  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  271ページの6項の新型感染症対策費で4億264万7,000円が計上されております。100%国費でございますが、この4億の中には想定された内訳、これをまずお示しをいただけますでしょうか。 ○委員長(市川岳人君)  健康福祉部次長。 ○健康福祉部次長(中出光美君)  健康福祉部の中出でございます。よろしくお願いいたします。  今、議員さんお尋ねの新型コロナワクチン接種事業の委託料の内訳でございますが、この委託料につきましては、予防接種法の規定に基づいて、市町村が医療機関に支弁するワクチンの接種の費用でございまして、伊賀市としましては、まず、1人につき2,070円掛ける消費税の金額が1人分として、国のほうから示されております。  伊賀市としましては人口が約9万と見込んでおりますが、そのうち3%の方につきましては、既に医療従事者の方を約3%と見込んでおりまして、その方々については令和2年度で接種が終了しますので、残りの97%の方が接種されるということで、計上させていただいております。  それの9万人の97%の方の2回分として接種委託料を計上しておりますのと、予算を計上したときには、全住民が対象ということで子供さんも含まれておりましたので、対象の中に3,500人の6歳未満の子供さんを見込んでおりまして、その6歳未満の子供さんの接種した場合の加算の金額も見込んでおりましたが、現在のところ、ファイザーのワクチンの接種対象は16歳以上となっておりますので、これについてはちょっとまた予算の変更はさせていただきたいと考えております。 ○委員長(市川岳人君)  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  よく分かりました。  1人当たりの金額の算定として計上されているということで、じゃあ、伊賀市に何回分がいつ頃接種されるかというふうなことの中身ですね、金額じゃなくして、中身は、まだ国のほうからの通達というのはないんでしょうか。大体のいつ頃かという、そういうふうなことも想定はできるのでしょうか。その辺について、お示しください。 ○委員長(市川岳人君)  健康福祉部次長。 ○健康福祉部次長(中出光美君)  ちょうど昨日なんですけれども、3月1日付で、厚生労働省の保険局、保険課長からの通達によりますと、4月5日の週から、高齢者向けの接種のワクチンを配送ということで、政府のほうが発表していただいておりますが、まず、4月5日の週では、第一クールとしまして全国で100箱ということで、各都道府県に2箱ずつですので、三重県に2箱、1箱1,000人ほど接種できますので、2箱というのは、その1,000人の方が2回接種できる分がまず4月5日の週に出荷される。
     第二クールとしましては、4月12日の週に全国で500箱、1つの県には10箱ずつ配送されます。  第三クールとしましては、4月19日の週に同じく各県に10箱ずつ配送されるということで聞かせていただいておりますが、その10箱、各県に配付されたものが市町のほうにどのように配付されるかにつきましては、今後、県のほうで決めていただけるものと考えております。 ○委員長(市川岳人君)  他に御質疑ありませんか。  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  283ページ、し尿処理及び施設維持管理経費の中の委託料について教えてください。し尿処理施設維持管理業務委託料の委託先、そして、続いての空調設備保守点検業務委託料、そして、し尿処理、この4つですね。それぞれちょっと委託先を教えてください。お願いします。 ○委員長(市川岳人君)  浄化センター長。 ○浄化センター所長(水瀧房吾君)  浄化センター、水瀧です。よろしくお願いします。  し尿処理施設維持管理業務委託料ですが、これは15年の長期包括、昨年4月から始まっておりまして、クボタ環境サービスと伊賀環境協同組合のJVが委託先になっております。  それから、空調設備ですが、これは古いほうの第二処理場のエアコンなんかの委託料ですが、来年度まだ業者というのは決まっておりません。  し尿処理施設点検業務委託料ですが、これが休止しました第二処理場にたまっている汚泥の清掃、運搬処理をするということで、処分のほうは三重中央開発のほうに決まっておりますが、清掃と運搬についてはまだ決まっておりません。  以上です。 ○委員長(市川岳人君)  他に御質疑ありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(市川岳人君)  御質疑なしと認めます。  当局説明員入替えのため、暫時休憩します。                (午後 2時53分 休憩)               ―――――――――――――――                (午後 2時55分 再開) ○委員長(市川岳人君)  休憩前に引き続き、会議を再開します。  次に、予算に関する説明書、第5款労働費、284ページから287ページについて、御質疑ありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(市川岳人君)  御質疑なしと認めます。  次に、予算に関する説明書、第6款農林業費、286ページから315ページについて、御質疑ありませんか。  山下委員。 ○委員(山下典子君)  309ページの畜産振興事業費、下から7行目ですが、畜産振興検討業務委託料100万円ですが、具体的にどのようなことをするか教えてください。 ○委員長(市川岳人君)  農林振興課長。 ○農林振興課長(小林康志君)  昨年からモデル的に始めております伊賀牛を地域内で生まれたときから出荷するまで一貫して生産する仕組みづくりを、また人材育成をしていこうという事業でございます。 ○委員長(市川岳人君)  山下委員。 ○委員(山下典子君)  これはもうずっと続けるつもりでしょうか。 ○委員長(市川岳人君)  農林振興課長。 ○農林振興課長(小林康志君)  昨年の8月に初めて、これはホルスタインのメスに人工授精をしたんですけれども、黒牛の、それが今年の4月に3頭から4頭、毎月生まれてくる予定になっております。  そちらの少ない頭数でまずは知見を備えて、それから大きく育てていこうと思っております。この事業自体は1年か2年で終わるかも分かりませんがモデル事業は、事業自体は今後も継続していきたいと思っております。 ○委員長(市川岳人君)  他に御質疑ありませんか。  中岡委員。 ○委員(中岡久徳君)  309ページの優良素牛助成金750万、これちょっと内訳教えていただけたら。 ○委員長(市川岳人君)  農林振興課長。 ○農林振興課長(小林康志君)  伊賀牛は、大体ですけれども、年間800頭ほど、10か月での素牛を仕入れております。そのうちの値段が高い素牛、上位500頭につきまして、1匹当たり1万5,000円補助しようという事業でございます。  補助の支出先は、JA伊賀北部和牛肥育部会ということになっております。 ○委員長(市川岳人君)  中岡委員。 ○委員(中岡久徳君)  今、1頭、昔は30万、40万やったと思うんですけど、今もう70万、80万いってると思うんですわ。伊賀牛としてブランド化して、たくさん売らないかんというようなことで、せっかく小田のほうでも肉の保冷場もできたことで、1頭に1万5,000円というのは少ないように思うんやけど。  三重県下でこの牛に補助金つけてるのは伊賀だけか分かりませんけども、1万5,000円、非常に少ない。500頭だけ振興するということでは少ないと思うんですけれども、これはどうですか。1万5,000円が普通か普通でないか分かりませんけれども、70万、80万から比べたら、非常に少ないように思うんですけど。 ○委員長(市川岳人君)  農林振興課長。 ○農林振興課長(小林康志君)  三重ブランドに認定されております黒毛和牛は伊賀牛と松坂牛です。この牛の素牛導入の補助をしているのは松阪市と伊賀市なんですけれども、松阪市さんのほうが単価的にはかなり高い補助をしておられます。  私どもも、財源が許せばしたいとは思っているんですが、何とか仕組みづくりの中で対応していきたいと思っております。 ○委員長(市川岳人君)  他に御質疑ありませんか。  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  305ページの団体営ため池等整備事業についてなんですけれども、これの金額的にも大きな金額の事業について、まず説明をしていただいていいでしょうか。地質調査、実施計画策定、そして、耐震診断、そういった委託料もありますので、教えてください。 ○委員長(市川岳人君)  農村整備課長。 ○農村整備課長(岩野庄司君)  失礼いたします。農村整備課、岩野でございます。よろしくお願いいたします。  ただいま団体営ため池の整備事業についてお尋ねをいただきました。この事業につきましては、平成30年あるいは令和元年、2年と、防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策から、令和3年から令和7年まで、防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策として継続強化となりました。この部分について、特に重点的に取り組むべき対策の1つとして、防災重点農業ため池の防災・減災対策がございます。  また。令和2年10月に施行となりました防災重点農業ため池に係ります防災工事等の推進に係る特別措置法に基づいて、劣化状況評価、あるいは耐震、それから豪雨耐性評価、この3つの視点で評価を行いまして優先順位をつけ、防災対策を実施するように示されています。  今回の予算計上につきましては、76か所の防災重点ため池につきまして地質調査委託料、それからため池の耐震診断、解析業務委託、これを発注いたします。  内容につきましてはボーリング調査、その結果に基づきます解析業務と、それから池の中の形状を図ります深浅測量、この3つの業務を計上してございます。  以上です。 ○委員長(市川岳人君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  ありがとうございます。国のほうのそういう防災対策の強化によって、こういった予算が伊賀市にも下ろされてきて、実施できるということなんですね。  つまり、今数字を教えていただいたわけですが、76か所というのは伊賀市内にあるため池で、去年度からあるんでしたかこういった取組は、なので、それは決定してあって、それを今年度は、先ほどのような内容で進めていくということですよね。  そして、これは令和7年までの5か年計画なので、それを使って最終的には安心安全なまでやっていくという事業という認識でいいんでしょうか。 ○委員長(市川岳人君)  農村整備課長。 ○農村整備課長(岩野庄司君)  ただいま御質問いただいた件につきましては、まず、三重県で一番防災重点農業用ため池を多く所有してございます。その中で、まず、既に耐震調査が終わってございます24か所を除いて、あと届出制度から、廃池希望というふうな地元の要望もございます。そういった部分を差し引くのと、それから補助の採択基準を引き算しまして、約300か所が今後この5年間に調査をする必要があるというふうに認識してございますが、あくまでもまだ調査段階で、優先順位をつけるということで終わってはいけませんので、今後、先ほど少し申し上げました特別措置法というのがまた別の法律がございまして、これが10年の時限立法となってございますが、手厚く工事のほうもこの対象となっていくことを聞いてございますので、まずは、工事着手にかかっていきたいな、まずは優先順位をつけたいというふうに考えてます。  以上です。 ○委員長(市川岳人君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  たまたまの別の機会に質問したんですけれども、結局これ、住民の皆さんからしてみたら、地域にそういったため池があるということと、それは今後活用するにしても、もう廃止したいということにしましても、どちらにしましても、こういった予算がちゃんとつけられて進めていくということはいいことですよね。  いいことなんでしたら、住民の皆さんからの、まだまだこんなところもあるしというような声が今後も上がっていっても、それについてはこういった事業の対象として、さらに調査とかを進めていくということでしょうか。 ○委員長(市川岳人君)  農村整備課長。 ○農村整備課長(岩野庄司君)
     この予算につきましては、まずは防災重点農業用ため池となってございます。  しかしながら、多くは下流に人家がない、被害想定額が少ないため池になりますので、そういった部分も今後は整備をする必要がある。  ただ、国としては、優先的にまずは生命・財産を守るがためのこの防災重点農業用ため池を整備しなさいということでございます。 ○委員長(市川岳人君)  中岡委員。 ○委員(中岡久徳君)  もう一つ言おう思うたら先に発言がありましたので、309ページ、同じ家畜保健衛生対策事業費補助金46万、これの内訳というのはどこに使ってる。 ○委員長(市川岳人君)  農林振興課長。 ○農林振興課長(小林康志君)  牛と豚の病気に予防接種に対する補助金いうものでございます。  牛については、事業費の総額が毎年240万程度で、それの15%を補助しております。  豚については、ワクチン代が100万円程度なんですけれども、それの10%を補助しているという、そういう仕組みになっております。 ○委員長(市川岳人君)  中岡委員。 ○委員(中岡久徳君)  他市も、豚は最近7,000頭ほどが被害に遭うたということで、このワクチン、100万の10%というのは、他市というのは5か所か、6か所か三重県ですけど、被害出てたところも何か所かあると聞かせてもらっておりますけど、この10%、10万円ぐらいで、伊賀である豚の頭数、何ぼあるのか知りませんけど、この間7,000頭ですわね、それが7,000頭あるほかにも、あと5件も、6件も農家があると聞かせてもらっております。  このぐらいの程度の費用でワクチンのあれが賄える分、ちょっと教えてください。 ○委員長(市川岳人君)  農林振興課長。 ○農林振興課長(小林康志君)  説明不足でありました、申し訳ございません。  こちらに上がっている予算は、この年末年始に大変な騒ぎになった豚熱ワクチンではありません。  豚熱ワクチンにつきましては、三重県が手数料条例を定めておりまして、養豚業者の義務として、生まれたばかりの子豚40日から50日ぐらいの豚に、ワクチンを県の職員、獣医さんなんですけれども、打っていきます。  1本が230円ということなんですけれども、そちらの負担が、やはり豚は数が多いですから大変だ、経営的な負担になっているというようなお声を聞いておりまして、今回御審査いただいてますのは、令和3年の当初予算なんですけれども、これとは別に、当初から補正というような形で、その230円のワクチンについて、他市よりも思い切った比率で応援ができるように、支援ができるようにしたいというふうに考えております。 ○委員長(市川岳人君)  中岡委員。 ○委員(中岡久徳君)  そうすると、この新年度の予算以外にまた出てくるいうことは、この3月議会の最終日もありますけれども、そのときには予算のことやから分かりませんけれども上げてくる、こういうことでよろしい。よろしくお願いします。 ○委員長(市川岳人君)  他に御質疑ありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(市川岳人君)  御質疑なしと認めます。  次に、予算に関する説明書、第7款商工費、316ページから329ページについて、御質疑ありませんか。  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  幾つかお尋ねをしてまいりたいと思います。  322、323ページの観光費でございます。  まずは、323ページの真ん中からちょっと下の分に、地域おこし企業人等活動支援事業委託料200万円というのが計上されております。事業内容と委託先をお願いいたします。 ○委員長(市川岳人君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長(川部千佳君)  観光戦略課の川部でございます。よろしくお願いいたします。  地域おこし企業人につきましては、昨年も予算を要求させていただいておりますが、地方公共団体が三大都市圏に所在する企業等の社員を一定期間受入れ、そのノウハウや知見を生かし、地域独自の魅力や価値の向上等につながる業務に従事してもらう、総務省の地域おこし企業人交流プログラムを活用するものでございまして、今お尋ねの事業費、地域おこし企業人等活動支援事業委託料につきましては、この地域おこし企業人等が活動をする際に行う事業につきまして予算化をしておりますものでございまして、こちらのほうも総務省の交付税措置がされるものとなっております。  委託先につきましては、地域おこし企業人の今年度、令和3年度の活動の中で、委託先を定めていきたいと思っております。 ○委員長(市川岳人君)  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  これから見てたら、令和2年度からプロパーさん1名来ていただいてますよね、専門職として。次ページにもございますように、560万が計上されて、企業人の事業負担金というのが上がっています。  その人を中心にいろんな事業をやっていただくというようなことでございますが、去年の実績もあるんだろうと思います。今回も200万円が計上されたので、どういうふうなことをおやりいただいているのかと、去年の実績があると思いますから、それを踏まえてでないと、この来ていただいているプロパーさんの活動費で今回200万円上げてますよ、2年度から来てもらってますからと言われましても、中身がどんなことをしていただいたか、どんなことをこれからもしてもらうかというのが少し明確に分からないことには、なんだろうというふうな疑問が生じますので、その辺を詳しくお示しができたら、お願いいたします。 ○委員長(市川岳人君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長(川部千佳君)  失礼いたしました。  令和2年度に伊賀市のほうにお越しいただいている地域おこし企業人の方につきましては、DMOのほうと連携をいたしまして、観光人材の育成事業、また、新たな観光コンテンツ、新たなお土産物開発等に取り組んでいただいておりまして、観光まちづくり企画塾というのを企画いただいておりまして、市民の方40名の方に御参加いただきまして、新たなお土産物としては8種類、観光コンテンツも5種類開発いただいているところでございまして、その開発に係るものといたしまして、令和2年度につきましては、株式会社フェリシモのほうに業務委託を一部させていただいております。  また、もう一方につきましては、昨年、国の誘客多角化の補助金を活用いたしまして、ウィズコロナ、アフターコロナに対応できる町歩きの周遊観光というのに取り組んでいただいておりまして、そちらのプログラム開発等に御協力・御尽力いただいているところでございまして、令和3年度につきましては、そちらの引き続きバージョンアップというのもいたしていきたいと思っておりますし、また、観光振興ビジョンのほうを令和3年度で策定していきたいと思っておりますので、そういった活動にも御尽力いただきたいと思っております。  また、メディアに対するメディアリレーションなんかもお得意としていただいてる方でございますので、そういった事業のほうにもお力を貸していただきたいと思っておりまして、そういった分野につきましての事業に使っていきたいと思っております。 ○委員長(市川岳人君)  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  この地域おこしの事業は、伊賀市全市にといっても広過ぎますので、今年はこういうことにターゲットを絞ってやるんだ、令和3年度はこういうことにというような、行政が関わる、どんな関わり方をしているのかは分かりませんけれども、全く来ていただいたプロパーにもう全部お任せの形なんですか、それとも、DMOさんと一緒になってやってもらっているのか。だとしたら、DMOは何だろうというふうなこともあるんですけれども。  いずれにしても発信をし、そしてお客さんが伊賀市にたくさん来ていただければ、地域と地域の交流が、伊賀市以外のところから交流し、伊賀市のよさが伝わっていけばいいわけなんですけれども、DMOにはどっぷりとつかって、一緒にやっていただいてるということはあるんですか。そうじゃなくて、独自でなんですか。その辺を明確にしてください。 ○委員長(市川岳人君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長(川部千佳君)  地域おこし企業人の事業につきましては、DMOの事業として実施をさせていただいておりまして、観光まちづくり企画塾のほうにつきましても、DMOのほうからも事業費を支出いたしまして、一緒になって取り組んでいる事業でございます。 ○委員長(市川岳人君)  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  分かりました。  それでは、続いて、関係があるんですけど、325ページの真ん中ぐらいに、DMO形成支援負担金300万というふうなのがあります。もう一つ下に、DMOの事業推進負担金1,587万3,000円、これはいろんな事業ですから、これはこれでいいんですよ。  ただ、その上の段のDMO形成支援負担金300万というのは、どのような性質のものなんですか。 ○委員長(市川岳人君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長(川部千佳君)  失礼します。  DMOにつきましては、地域の稼ぐ力を引き出していく、そして、地域への誇りと愛着を醸成する地域経営の視点に立った観光地域づくりの司令塔となっていただくような組織でございます。  こちらにつきまして、昨年3月31日に一般社団法人伊賀上野観光協会が、観光庁から正式に登録をいただいているところでございます。  ただ、今後の課題といたしまして、昨年の全員協議会のほうでも当面の課題等御報告させていただきましたが、観光地域づくり法人DMOを中心とした持続可能な観光まちづくりの体制をどうしていくか、また、国が求めている観光地域づくり法人登録制度に関するガイドラインに準拠した取組体制をどうやって構築していくかというような課題がございます。  ガイドラインには、行政の積極的な関与も示唆されてるところでございまして、DMOの体制構築、また、マーケティングプロモーション、新規事業の開発等につきまして、専門家派遣に係る経費について支援を行いたいと思っています。こちらが形成支援負担金のほうでございます。 ○委員長(市川岳人君)  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  DMOという組織そのものの体制づくりのためにと、令和2年度は500万円ありました。今回は300万円です。  これは、体制づくりをするのに、最初設立するときには投資的に経費が要ります。今後は、事業としていろんなことをやっていただくというふうなのにお金を費やすわけなんですよね。それが推進なんですよね。行政も関わってるから負担金にしましょうなんですけれども、つくり上げる、形づくりをするというふうな、要するに体制は、毎年毎年体制をつくって、人づくりにお金をずっと継続して出していくということ自身は、じゃあDMOそのものは、よそさんのと比べてみますと、うちはもう観光協会に、言葉悪いですけど丸投げみたいにやってます。観光協会はDMOと観光協会と分けづらい部分があります。分けづらい部分があるので、どこまでがと別に区別する必要はないんですよ、目的は一緒ですから。  だから、そっくりそのままこうした団体に、行政に似通ったこの団体、税金でやっていただいてる部分が非常に多い部分がある。この団体に全部を投げていってしまうから、このDMO形成支援体制づくりに毎度毎度というんか、形成された翌年も支出していくということに私一定の疑問があるんですよ。  ですから、体制づくりが、じゃあ2年度つくったけれども、3年度も外部の人のプロを雇います、プロの協力してもらいますよという体制づくりをずっとつくっていくというふうなことじゃなくして、地域の人が観光で発信し、地域の人がいいとこ見つけてPRしていくのは、地域の人たちがもっともっと協力するのが当然なんですよね。他市というか、広域でやってます、ほとんどは。単の市よりも広域のほうがプラスがあるからね。ほとんど民間の企業、旅館の経営者であったり、食べ物屋さんの経営者であったり、そんな人たちが行政とタイアップしながらDMOをつくり、その地域に来てくれる人は、自分たちの商売にも影響してきてるというふうに、地域のことは自分事のようにしてやっているんですよ。  だから、税金を投入されているそういう団体に任せていくというようなところは、あまりないんですよね。成功しているところは、ほとんどそうなんですよ。  だから、人づくりは既にできている、体制づくりはね、と私らはそう思っている中に、令和3年度にこの体制づくりで300万円が投入されていることに少し疑問を感じますので、伺いました。  それは、そちらはそちらの言い分ですので、それはそれでいいと思います。全く理解はできませんけれども、伺っておきたいと思います。 ○委員長(市川岳人君)  他に御質疑ありませんか。  山下委員。 ○委員(山下典子君)  325ページの観光地域づくり支援事業、伊賀上野NINJAフェスタ実行委員会負担金215万5,000円について、お伺いします。  この伊賀上野NINJAフェスタ、いつ行われる予定なんでしょうか。 ○委員長(市川岳人君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長(川部千佳君)
     このコロナ禍でございまして、伊賀上野NINJAフェスタ実行委員会のほうを開催させていただきまして、この春のNINJAフェスタは中止とさせていただきまして、10月昨年、「灯りの城下町の実行委員会」とライトアップの実行委員会と合同で、「灯りと忍びの城下町」という新しい形でイベントを開催させていただきましたが、そういった枠組みでできないかということで、秋の開催に向けて取り組んでいきたいと考えております。 ○委員長(市川岳人君)  山下委員。 ○委員(山下典子君)  やっぱりウィズコロナ、アフターコロナを考えて、先日やってたNINJA WEEKの新しいアプリを使ったそういったものもありますので、やっぱり例年どおりのNINJAフェスタではない、そんなものを考えてくださっているんでしょうか。 ○委員長(市川岳人君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長(川部千佳君)  2月に行わせていただいておりました実証実験の中では、アプリを使いまして、アプリの指示に従ってLINEで回答すると、新しい指令が来てという形で町をめぐっていただくというような形になっておりまして、まさしくウィズコロナの時代に合ったようなイベントを構築させていただいているところでございまして、一定の期間に人をたくさん集めるというようなイベントではなくて、日常的に来られた方に、そういったアプリを活用しながら町をめぐっていただけるというような取組を今後進めていきたいと思っておりまして、またそれとは別に、集客をするための、PRをするための事業というのはまた別に行わせていただきたいと思っております。 ○委員長(市川岳人君)  山下委員。 ○委員(山下典子君)  その2つ上の、いがぶら実行委員会負担金530万円なんですけれども、いがぶらさんのほうは、例えば、ひなぶらであるとか、子供さんを対象にしたのであるとか、ウィズコロナの時代に、やっぱりいがぶらさんのオリジナルの商品みたいなのを考えて、テイクアウトとかも考えられてるので、やはりそういうこの時代に合ったもの、このNINJAフェスタも考えていただきたいなというふうに思います。 ○委員長(市川岳人君)  他に御質疑ありませんか。  川上委員。 ○委員(川上善幸君)  327ページ、下から10行目ぐらいのところの、ふるさとの森公園周辺公共施設公民連携事業者選定支援業務委託料、1,917万1,000円のやつですけれども、今ちょうどふるさとの森、それから道の駅、あの辺を中心とした再開発の話が出てると思うんですけれども、これはそれのやつですか。  それと、あと中身はそれやったら、どこまで行っているか、ちょっと教えてください。 ○委員長(市川岳人君)  阿山支所振興課長。 ○阿山支所振興課長(吉岡 一君)  阿山支所振興課、吉岡でございます。よろしくお願いします。  議員お尋ねの件なんですけれども、こちらの業務につきましては、現在導入の支援業務委託を発注しておりまして、それの後に、事業手法が決まった後に、今度は事業者を本当に決めるという選定のための事業費として上げております。  範囲といたしましては、公募で募集するわけですけれども、公募からその後の審査会の状況であったりとか、あと、業務の協定の締結までを支援していただくことを含んでおります。 ○委員長(市川岳人君)  川上委員。 ○委員(川上善幸君)  スポーツのNINJA、こういうやつで計画というか案ですよね、出てたと思うんですけれども、その方向性はもう一定決まったんでしょうか。 ○委員長(市川岳人君)  阿山支所振興課長。 ○阿山支所振興課長(吉岡 一君)  方向性なんですけれども、今それも含めて、現在今スポレク文化キャンプという事業のコンセプトで検討しておりますけれども、ちょっとコロナの影響で、スポーツの状況というのはいろいろ変わってますので、その辺も企業とかのサウンディング状況も踏まえて判断したいと考えております。 ○委員長(市川岳人君)  他に御質疑ありませんか。  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  319ページをお願いします。ちょうど真ん中ぐらい。  企業立地促進経費ということで、これも毎年同等ぐらいの金額が計上されているように思います。あえて伺いたいと思いますが、この予算のほとんどのところを占める工場誘致奨励金というのは、どういう中身でしょうか。 ○委員長(市川岳人君)  商工労働課長。 ○商工労働課長(前川博善君)  商工労働課の前川でございます。よろしくお願いします。  工場誘致奨励金につきましては、伊賀市のほうに工場を誘致して、操業稼働し始めた翌年から3か年、固定資産税の1年目は100%補助、それと、2年目につきましては75%、3年目につきましては半分を支援していきましょうというものが1つございます。  それと、あと新規に雇用された方1名につきまして、12万円の雇用促進の補助というのもございます。  それと、用地を取得した取得費の25%、これを10年間分割しまして、奨励金としてお渡ししております。  以上でございます。 ○委員長(市川岳人君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  改めて補助金等の支出先をお示しください。  企業立地促進で、これはつまり今までもお越しいただいたところに支援をしているだけのことであって、これからお越しいただきたいな、これからどんどん伊賀市がこの企業立地促進という意味で、先行して様々なアピールというのか、プレゼンテーションというのか、郵便DMでの案内というのか、そういうふうな部分をこの立地促進経費で見るんではなくて、ほかで見るところはあるんですか。 ○委員長(市川岳人君)  商工労働課長。 ○商工労働課長(前川博善君)  これは、議員おっしゃったように、来ていただいての奨励金になっておりまして、ほかにというところでは、企業者向けにアンケートを採っておりまして、それで立地の意思がありそうなところについてはそれぞれまたコンタクトを取って対応していきたいとは思っておりますけれども、こういう奨励金があるということを目玉に、これもPRしていっている状況でございます。 ○委員長(市川岳人君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  そうすると、一定のアンケートを採られて、見込み客というのか、それに対してアプローチするのが、例えば料金の17万2,000円であるとか、需用費の一部分が充てられるというふうなことで理解していいのかな。 ○委員長(市川岳人君)  商工労働課長。 ○商工労働課長(前川博善君)  はい、そのとおりでございます。 ○委員長(市川岳人君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  随分と前向きの姿勢というのが感じられない。  したがって、当初予算ですので、これはこれとしますけれども、もっと積極的に補正予算も含めてお考えいただくように要望しておきます。 ○委員長(市川岳人君)  ただいま田中委員より、工場誘致奨励金に関する資料請求がありましたので、後刻、資料の提供をお願いいたします。  他に御質疑ありませんか。  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  325ページの観光地域づくり支援事業DMO形成支援負担金。今までお話聞かせてもらってても、ちょっとこれ、もともとこれDMOへの財政的人的支援により公民連携による持続可能な観光まちづくり推進のための事業を行いましたと書いてますよね、考え方としては。そのように説明会のときに資料を頂いているんですけれども、公民連携による持続可能な観光まちづくり推進のための事業ですということになったら、総務のときに、この話ちょっと合わない。公民連携の持続可能なものというのはもうここで先に先行してるわけよ。公民連携のガイドラインを決めてという話があったんやけれども実際に。  それと、整合性が僕話聞いておって、このDMO自体にほんまに300万、500万出して、また追加で300万出す理由が全く分からないんですよ。何で出すのというのがね。もともと伊賀上野観光協会さんは自主事業もやっておられますやんかね。委託事業もやってはりますよね。その分とか、いろんな事業をやっておられて、この中でDMOの支援負担金はあり得るのかな、思ってます。明確に説明してください。 ○委員長(市川岳人君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長(川部千佳君)  DMO形成負担金といいますのは、もともとがDMOの国の認定を取るために一定のマーケティング調査であったりとか、事業の組み立てであったりとかということをしていかなければいけませんし、認定を取った後も、それをしっかり追いかけていかなければいけない、マーケティング調査をするだけではなくて、それを分析して、次の施策に結びつけていかなければいけないというところがございます。  それに関しては、認定を取ってから5年間ですけれども、その中でしっかりKPIが実行できない場合は、認定の取消しということもございますので、それを認定取消しにならないように、また、DMOが活性化するようにしてくというのが、形成支援負担金の専門家による支援でございます。  もう一つのほうのDMO事業推進負担金のほうでございますが、令和3年度においては、DMOの基本的な方向性といたしまして、中期的な視点による戦略の策定、そして体制の整備、事業見直し及び新たな事業の検討を行う1年といたしたいと考えております。  それに向けまして、まずは、観光協会、商工会議所、商工会、伊賀市の4社で合意形成を行いまして、今後、伊賀市観光戦略ビジョンの策定や観光地域づくり法人DMOの体制検討、事業推進を図る組織として、伊賀上野DMO推進プロジェクトチーム及びそれらを実効性を持たすための担当者ワーキンググループを今組織をいたしました。  このプロジェクトチーム等によりまして、観光地域づくり法人DMOを中心とした持続可能な観光まちづくりをどのように進めていくのか、国が求めているガイドラインに準拠した体制をどうしていくのかというのを検討していくことになりますが、令和3年度につきましては、この枠組みの中で事業検討を行ってきております。  こちらのほうにつきまして、事業の中では、人材育成インナープロモーション事業として、観光まちづくり企画塾の実施、商品サービス企業事業として、旧市街地エリアでのアプリを使った回遊事業、また旧郡部エリアでの忍びの里創生事業、広報PR事業などを実施していく予定をしておりますが、DMO自身が実施する事業もあれば、DMCデスティネーションマーケティングカンパニーが売るとか、実行委員会プロジェクトが行おうとするモデル事業等にも、DMOのほうから支援をする形で、民間さんが行う事業の支援をしていくということも検討しているところでございます。 ○委員長(市川岳人君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  300万円が根拠ですやんかな。実際根拠を聞いているわけですよ。いろんなことをやりますよというのに、何で300万円というものを出しているんですかということです。そして前は500万円出しましたよね。その今言われた5年間で総額幾ら出していくんですか。  それは、全体の今言われた事業に係るであろうというものの中で負担していくということが、この交付金事業のときに、計画に出されたという根拠であるのかどうかだけなんです。そういう計画をお出しになって、その分については補助金がもらえるということで、出しておられるんかどうかだけなんですよ。 ○委員長(市川岳人君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長(川部千佳君)  300万円につきましては、専門家による支援の分でございまして、昨年の500万というのは、そこに支部の事業が上乗せされておりましたので、500万円になっておりましたので、その200万は今年は推進事業のほうに入れ込んでございます。  そちらもDMOに関する事業につきましては、地方創生推進交付金の対象事業となっております。 ○委員長(市川岳人君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  もともと計画の中でですよ、この負担金というのを出すというのを出されているんですね、それは補助金の対象になってるんですかと聞いてるんですよ。 ○委員長(市川岳人君)
     答弁願います。  観光戦略課長。 ○観光戦略課長(川部千佳君)  DMOに関するものにつきましては、推進交付金の対象となっております。 ○委員長(市川岳人君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  それだけなんですよ。  その部分の負担金が補助金の対象になってるから、その分についてはちゃんと使ってるということだけ言うてくれはったら、結構なんですよ。その分については明確に、そういうふうな計画を出されてるわけやからね、その分に基づいてやっておりますということであれば、その分については理解もできますよ。それの推進状況だけ、また後刻報告してもらったらいいわけやから、その計画についてはね。  今、長々と言われたけど、どこまで進んでいるかいう中間報告いただいているんかどうか、僕も分かりませんよ。だけど、その分は随時進んでおられるから、この計画、中間経過発表会とかされてると思います。  しかしながら、僕らその分について知り得てないので、こういうコロナ禍やからね、なかなかどういうところで公表されてるのか私も見ていかなあかんのですけどね。  ただ、補助金の対象になっておって、その部分を使っているんやと、その根拠だけを知りたかったんで、そのように行ってるということで理解させていただきました。 ○委員長(市川岳人君)  他に御質疑ありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(市川岳人君)  御質疑なしと認めます。  次に、予算に関する説明書、第8款土木費、328ページから367ページについて、御質疑ありませんか。  中岡委員。 ○委員(中岡久徳君)  339ページ、一番下段です。  橋の維持路、山神の7,000万、これ見せていただくと、地盤沈下、通勤・通学・農作業等日常生活基盤、欠かせない事業、これは一般質問か何かあったときに、9年間ほどのというて聞かせてもらいました。  これ今年、7,000万でどういうことをされる、内容を説明して。 ○委員長(市川岳人君)  道路河川課長。 ○道路河川課長(松尾卓哉君)  失礼します。道路河川課の松尾でございます。どうかよろしくお願いいたします。  先ほどお尋ねいただきました山神橋の橋梁架け替え事業の中の委託料7,000万の内訳でございます。  これにつきましては、5,900万が橋梁の詳細設計業務ということでございまして、今年度、予備設計業務というのを実はしてございまして、橋梁のタイプ等を決めさせていただいておりまして、それが今年度決まってきますので、それをさらに詳細に設計して、工事のほうにつなげていくというような詳細設計業務を今計上させてもらっておりまして、これが5,900万円でございます。  それから、地質調査業務というのがございまして、800万を計上させてもらっております。これにつきましては、両サイドにできます橋台2か所の付近の地質調査業務、あるいは、橋脚の建つところの地質調査業務ということで、この地質調査業務のデータを基に詳細な設計をかけて、基礎の詳細なタクトも決めていくというようなところでございます。  以上です。 ○委員長(市川岳人君)  中岡委員。 ○委員(中岡久徳君)  9年間ということで前に聞かせていただきました。これそうすると、163号線から橋ができて、JR越えたところで先が県道ですね、そこの県道までタッチして、そこの県道のところの整備とか、そういうのは県と話、詳細詰めて、この橋ができたときに費用対効果、交通の利便性も向上できるように、総合的に計画をやってくれてると思うんですけれども、県の詳細のお話の内容を聞かせていただけますか。 ○委員長(市川岳人君)  答弁願います。  道路河川課長。 ○道路河川課長(松尾卓哉君)  現在やっておりますこの山神橋の設計、2車線の道路歩道付ということで設計を進めております。  上野側から市街地から入ってくる道路が既に2車線歩道付ということでございますので、それに合わせた橋梁の設計を併せてしてございます。  しかしながら、今、議員さんから頂いたJRの踏切のところと県道高倉佐那具線のところが非常に狭くなってるというところがございます。これにつきましては、県のほうに拡幅要望なり、一部バイパスの事業ができないかというような問合せはさせてもらっておるところでございます。  しかしながら、県のほうも、現在動いております365号線の4車線化や、県道の上野名張線ということで、他の事業もたくさんやってるというところでございまして、これにつきましていつから振るとか、そういうふうな明確な回答のところは今頂いてない状況でございます。 ○委員長(市川岳人君)  中岡委員。 ○委員(中岡久徳君)  いやいや、今の回答を聞くと、道は2車線で歩道付、立派な橋もできてる、当たるそこから先細い細い道のところにタッチすると、今何も事業の進み具合ない。それ立派な橋できる、たくさんの車が通る、これ通勤通学で朝の時間帯、1時間に橋が落ちるまでに車が何台通行したとか、そういうのも調査してあるんですか。ここへ書いてくれてあるんだから、調査してあると思うんですけれども。  それと、今県と何の話も詰められないのに、これ莫大なお金かかるでしょう。これ、国費が3,800万、地方債3,150万、この地方債の内訳も、これ何ぼ返ってくるのかこれも教えてください。年何%の地方債を使ってる。それ先に課長さん、答弁願います。 ○委員長(市川岳人君)  道路河川課長。 ○道路河川課長(松尾卓哉君)  現在県のほうとは、拡幅事業なりバイパス事業につきまして、山神橋の進捗に合わせて事業を実施していただけないかというようなことで、お話をさせてもらっております。  事業につきましては、全体事業費といたしまして約21億かかるということで、以前にも御説明はさせてもらってるところでございまして、その55%が国費で賄われるということでございまして、国費のほうが11億程度かかる、私どもの地方債としまして、9億5,000万程度の地方債を借入れが必要になるというふうに考えております。 ○委員長(市川岳人君)  中岡委員。 ○委員(中岡久徳君)  あのね、今また聞くと、もう一つえらい話ですね。  21億かかるお金かけて、伊賀市も9億何千万、9億何ぼお金出して立派なもんをつくる、先の狭いところの話じゃないんです、進んでない、県にお願いしてる、もう少しこういう大事業するときは、県とちゃんと打合せして、立派な道できる、車どんどん通る、今さっき聞いた車の台数も教えてください。たくさん車通って、トラック通る、あそこで突き当たって動けない、これでは無駄ですよ、21億。  それと、道路メンテナンス、国土強靱化でこの4年もう始まってるのか分かりませんけれども、始まってからあと4年間ですね、これは非常に予算つきやすい、そこから先の話は分かりません。国の予算大体3年ぐらいが非常につきやすい。  今これ国土強靱化5年ですけれども、5年先分かりません。分からんもんに、ましてやまた立派な橋できても、先が分からんとこへ、これだけの投入する費用対効果、そういうことも計算してあるのか、ちょっと教えて。 ○委員長(市川岳人君)  道路河川課長。 ○道路河川課長(松尾卓哉君)  すみません、ここの橋のところを通ってる交通量でございます、これにつきましては、日交通量で約1,600台が通ってるということで、以前の結果では出てございます。  それから、2点目でございます。国土強靱化の予算ということでございます。先ほどもありました国土強靱化の3か年が終わりまして、次の加速化対策ということで、5か年の対策に事業が移ってきておるところでございます。  この事業につきまして、私どもこの道路メンテナンス事業はこの事業のほうにのって、事業を実施させていただきたいと、現在考えておるところでございます。  この事業、費用を頂きながら事業を進めていきまして、これ5か年ということでございまして、それ以降につきましては、これが継続されるのか、あるいは一般事業のほうでまた予算配分をいただけるのかというところでございますが、今のところ私どものほうでは、詳細まではつかんでございませんので、使えるところまでは、5か年のやつを使ってさせていただきまして、それ以降については、なくなれば一般予算のほうの補助金を使っていくということになるというふうに思っております。  それから、費用対効果ということでございます。これも橋につきましては、非常に大きな予算を投入しなければいけないというところでございます。地域の人に言わせると、非常に文化交流を小さいときから思い入れのある橋がたくさん地域にはあって、それがなかなか取るというところについては非常に抵抗もある、皆さん方も便利にも使っていただいてますし、必要に応じて使っていただいているというところで、これにつきましては、私どもとしましては、修繕、改修に向けて事業実施していきたいというふうに考えているところでございます。 ○委員長(市川岳人君)  中岡委員。 ○委員(中岡久徳君)  先の話にしたらおかしいんですけれども、もう四、五年たったら一般財源や、これ費用対効果もどうなってるのか、今検証してかかっても、遅くないと思うんですよ。  それと、本当に県が、伊賀市さんが頑張るんやったら道広げてあげますよ、今話できてるんやったら、話進んだらええと思うんですけれども、相手さんの先の道の分からんやつ、太い道からこんな細細なって、そこでこういう交通渋滞起こる、422に三田坂バイパス、あのとこへタッチできる2車線の道ができますよ、もう県も計画してくれてます。道路できるんや、用地買収されていても、5年、10年、大関食堂の県今道広げた。あそこところ十何年、用地買収が土地開発公社が先に先行買収してやったとこですよ。それぐらいの気持ちが県にあったら、私はこの事業のってもいいと思うんですよ。これ分からん、5年たったら一般になりますよ。予算どんどん使えんかったら、9年でできますとか15年かかると、それでもついてく。  それから、その間、こんだけほんなら伊賀市負担で9億何ぼ、10億ほど使って、毎年1年ずつ使う。その1億ずつ、真水をここで投入したとき伊賀市全体の土木のこと、どういうことを考えてるのか、それも一緒に私に教えてください。 ○委員長(市川岳人君)  建設部長。 ○建設部長(山本 昇君)  建設部、山本です。  一般質問等でも御質問ございました。私お答えさせていただいた中で、橋梁の数が1,500強ぐらい、道路の延長も他の市と比べて2,240キロ、長いです。国の道路法によって、5年に1回橋梁点検もして、修繕箇所が必要であれば、修繕も必要になってくる。  やはり、そういったインフラの今後の維持管理等に多額の費用、定額の費用はかかってくるということで、委員さんのおっしゃるとおり、なかなか県も体力ないです。私ども伊賀市もなかなか体力ない中で、山神橋、令和2年度12月から通行止めさせていただいておるんですけれども、ものの考え方ですけれども、やはり機能回復、まずは現状あったところを機能回復を考えていって、並行して、委員さんおっしゃるとおり、その先線のこともしっかり考えていかんとあかんと私も思っております。  あと、大事なのは、全体の土木費の費用は予算が決まってる中で、それじゃあどうやってしてるの、2,240キロの市道と橋梁1,500を時間にしていくことになりますと、御質問にもありましたとおり、やはり1,500の橋を何とか集約撤去するなり、橋の数を減らすなり、場合によっては市道認定の路線もやはり廃道とか、そういった形である意味持ち物といいますか、減らしていく形で、それを地元の方に御理解いただいて、全てを管理するんじゃなくて、その中で選定して進めていかないと、あれもこれもというわけにいきませんので、そういったことで、まずはやはり委員さんおっしゃることはようよう認識しておりますけれども、機能を回復して、必要なところと必要じゃないところの選択して、集約撤去も視野に今後入れていかないかんかなというふうに考えてます。 ○委員長(市川岳人君)  中岡委員。 ○委員(中岡久徳君)  いやいや、ここの山神の橋の上流でもたくさん橋がありますよね。今の部長の答弁では集約撤去、取ってもう2つを集約して取りますよ、これ1本ですよ、こういうたら、その近くの今課長さんがおっしゃってる住民の方、思い入れのある橋や、撤去大反対。  たくさんの橋ありますね、点検したら3以上は整備せんなん、5年以内に整備しなさい、そういうお金も投入せんなん、道路にも予算投入せんなん、586平方キロ、何万キロありますね、道路。そういうところ、市民みんなここへお金を投入するさかい辛抱せい、こういうことはないんですか。それも教えてください。 ○委員長(市川岳人君)  建設部長。 ○建設部長(山本 昇君)  お話し申し上げましたのは、当然市独自でそういった集約撤去というのができませんので、やはり昔から使って生活道路となってる道路なり、橋なりありますので、十分お話合いして、御理解していただいた上で、橋梁の集約撤去するとか、道路の市道認定の路線を減らしていくとか、そういう取組は今度絶対必要になってくると思います。 ○委員長(市川岳人君)  中岡委員。 ○委員(中岡久徳君)  これで終わりますけど、そうしたら、いろんな話を聞かせていただいたら、ここへ10億の金を投入するというのにたくさんのハードルが高いように思います。  それと、県の三重県いってお願いして、向こうの道路が2車線になりますよとかそういうところ、副市長さんもお見えになりますんで、県の方で元OBでございますとか、そういう方も一緒に努力していただいてですよ、9年でするところを15年かかっても、ぼちぼちでもいいさかいに、ここ1点かけて、ほかの市民の人が辛抱せえとこういうことのない平等な道路行政をやっていただくように要望いたします。よろしくお願いします。 ○委員長(市川岳人君)  会議の途中ですが、本日はこの程度にとどめ、明日に延会したいと思いますが、これに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(市川岳人君)  御異議なしと認めます。
     よって、本委員会は明日に延会いたします。  なお、明日の会議時刻は、午前10時といたします。本日は御苦労さまでした。                (午後 3時53分 閉会)               ―――――――――――――――...