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  1. 伊賀市議会 2020-09-15
    令和 2年教育民生常任委員会( 9月15日)


    取得元: 伊賀市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-03
    令和 2年教育民生常任委員会( 9月15日)              教育民生常任委員会会議録   1.開催日 令和2年9月15日 2.場  所 全員協議会室 3.出席者 川上善幸、北森徹、西口和成、桃井弘子、赤堀久実、生中正嗣、百上真奈、北出忠良 4.欠席者 なし 5.委員外議員 上田宗久、中谷一彦、山下典子 6.理事者 山本総務部長藤山総務部次長公民連携推進監兼行財政改革推進課長石田総務部法務総括監百田財務部長田中健康福祉部長中出健康福祉部次長医療福祉政策、障がい福祉、子育て、保険年金担当)、松田市民病院副院長(事務部門)、谷口教育長中林教育委員会事務局長山森学校教育推進監、川口障がい福祉課長、西口こども未来課長東教育総務課長二井学校教育課長 7.事務局 川議会事務局長籔中議事課長、中川主幹、兼重主査、谷岡主査 8.案  件 1.請願第 20号 義務教育費国庫負担制度の充実を求めることについ                  て        2.請願第 21号 教職員定数改善計画の策定・実施と教育予算拡充を                  求めることについて        3.請願第 22号 子どもをめぐる貧困対策の推進と就学・修学支援に                  関わる制度の拡充を求めることについて        4.請願第 23号 防災対策の充実を求めることについて        5.議案第113号 伊賀市障がい者グループホーム設置及び管理に関す                  る条例の一部改正について        6.議案第114号 伊賀市放課後児童健全育成事業の設置及び運営に関                  する基準を定める条例の一部改正について
           7.議案第115号 伊賀市立学校設置条例の一部改正について        8.議案第116号 伊賀市病児・病後児保育室設置及び管理に関する条                  例の廃止について        9.所管事務調査  学力向上への取り組みについて 9.会議の次第             (午前10時00分 開会) ○委員長(赤堀久実君)  皆様おはようございます。ただいまより、教育民生常任委員会を開催いたします。  ただいまでの出席委員は8名です。会議は成立いたしました。  会議録署名委員に生中委員、お願いいたします。  本委員会に審査を付託された案件は請願4件、議案4件です。  議事進行に御協力くださいますようお願いいたします。  それでは、順次審査に入りますが、請願については請願者から意見陳述の希望があり、既に待機をされております。つきましては、第1項から第4項までの請願第20号から第23号までの審査に当たり、請願者の意見を伺いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(赤堀久実君)  御異議なしと認めます。  では、請願者に御入室いただきます。  それでは、第1項、請願第20号、義務教育費国庫負担制度の充実を求めることについてを議題といたします。  それでは、請願者の発言を許可しますので、意見陳述に関する確認事項を遵守いただき、また請願内容について、既に本会議初日に各議員にお配りをしていただいておりますので、それを補完する内容で簡明に行っていただきますようお願いいたします。  それでは、最初にお名前を述べてからお願いいたします。  水守さんお願いいたします。 ○請願者(水守憲司君)  失礼します。三重県教職員組合伊賀支部で支部長をさせていただきます水守と申します。どうぞよろしくお願いします。  はじめに、日頃から子供たちのため伊賀の教育のために大きな力になっていただいてますこと感謝申し上げます。  今年は新型コロナウイルス感染症に関わって子供たちへの図書カードやマスクの配付、また保護者負担軽減のために給食費の12月までの無償化など行っていただきました。また、全てのふつう教室クーラー設置、全ての学校において製氷機を設置していただきました。どうもありがとうございます。  今回、伊賀市PTA連合会、また伊賀市校長会、三重県教職員組合伊賀支部より、3者の連盟で4点請願書を提出させていただきましたので、よろしく御審議ください。  毎年、このように請願させていただきますけども、学校現場や保護者の意思表示であると考えております。すぐにはかなわないかもしれません。でも、こうして請願し続けることが未来を背負っていく子供たちのために必要なことであり、諦めずに学校現場も保護者も声を上げ続けるよという意思です。そういった意味で本年もどうぞよろしくお願いします。  まず、第1点目ですけども、義務教育費国庫負担制度が存続充実され、国の責務として必要な財源が確保されるようよろしくお願いします。  私たちがお願いしたいことは、義務教育費は無償で機会均等を保証し、教育水準の維持向上を図るために、国が必要な財源を保証するということなどから義務教育費国庫負担制度の充実を求めますということです。請願の理由については記載していますけども、ここでは一例を申し上げますと、今年度新型コロナウイルス感染症の措置として各都道府県においてオンライン教育を進めるための環境整備が行われ、伊賀市においても進められています。昨年度ですけども、令和元年度の文科省の調査によりますと教育用コンピューター1台当たりの児童生徒数は都道府県で1台当たり1.9人から7.5人の差。普通教室の無線LANの整備率ですと13.6%から73.4%の差があります。三重県内においても差は大きく1台当たり2.7人から14.4人の差。無線LANの整備率はゼロ%から100%の大きな差があり、このような状態は子供たちの学びの機会均等ではあるとは言えません。未来を担う子供たちの教育がその時々の地方財政状況に影響されることはないようにと考えています。つきましては、以上のような観点から国の関係機関に意見書を提出いただきたくお願い申し上げます。以上でございます。 ○委員長(赤堀久実君)  ありがとうございます。  それでは、本請願について御質疑ございませんか。  よろしいですか。  では、御質疑なしと認めます。  それでは、討論に入ります。  御意見ございませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(赤堀久実君)  ないようですので、採決に入ります。  請願第20号に対し、採択すべきものに決することに賛成の方、挙手を求めます。           (賛 成 者 挙 手) ○委員長(赤堀久実君)  全会一致であります。  よって、請願第20号は採択すべきものと決しました。  次に第2項、請願第21号、教職員定数改善計画の策定・実施と教育予算拡充を求めることについてを議題といたします。  請願者の発言を許可いたします。  水守さん。 ○請願者(水守憲司君)  それでは、続きましてお願いします。  2点目ですけれども、子供たちの豊かな学びの保証に向け教職員定数計画の策定・実施と教育予算の拡充を行うようにお願いします。  私たちがお願いしたいことは、子供たちや保護者との関係を築くため、行き届いた教育を行うため、豊かな教育のため、そして新型コロナウイルス感染症対策を進めていくために現在40人1クラスと決められている定数をもう少し少ない適正な学級規模の人数に変えてほしいということと、教育予算を増やしてほしいということです。  現状を申し上げますと国際的にも1クラス当たりの人数が多い日本では、各学校で工夫しながら教職員は奮闘し、また保護者にも大きな力を借りているという状況です。今の学校現場は新型コロナウイルス感染症の対策、多様な子供たちへの対応や生活面も含めた保護者への関わりなどに迫られています。先生は学校で勉強だけ教えればいいという状態ではありません。今後新型コロナウイルス感染症対策として、教室を密な状態にせず子供たちの安心安全を守るためにも少人数での教育を進めていく必要があります。また、特に割合が増えている日本語指導を必要とする子供、また特別に支援の必要な子供たちへの指導は各学校で工夫して対応できる範疇を超えています。子供たちには、学力を含めた自己実現するようなできる力をつけたいという思いで、また子供たちの自己実現に向けて教職員が余裕を持って日々の教育活動に向かうには少人数教育の推進を含む計画的な教職員定数改善が必要だと考えています。以上のようなことから、よろしくお願いしたいと思います。以上です。 ○委員長(赤堀久実君)  ありがとうございます。  それでは、本請願について御質疑ございませんか。  生中委員。 ○委員(生中正嗣君)  すいません。先ほども請願者の方言われたようにこうやって継続的に要望というか請願していただくっていうのは大変私ども賛成なんですけれども、ちょっと教えてほしいんです。伊賀市を考えたときに、例えば今は校区再編っていうこともありますし、これ伊賀市で市内の小中学校で今現在は1年生は35人ですか、2年生以上は40人。実際に、小さいほんまの50人、60人っていう学校も実際はあるわけで、そこら辺についてはそんな40人学級とか35人とか極端に言えば20人もいない学校も現実にある中で、現状としてはどう伊賀市として、これは誰に聞いていいのか教育委員会に聞いても分かりませんけど、そこはそのはるかに今言われるように少人数学級が大事やとそれは分かります。ただ、現実の伊賀市はどんな状況なのかちょっと教えていただけますか。 ○委員長(赤堀久実君)  学校教育課長。 ○学校教育課長(二井英夫君)  失礼します。学校教育課長、二井と申します。どうぞよろしくお願いします。  ただいま御質問いただいた件につきましてですが、伊賀市のほうも国並びに県の基準によって学級数は定められてございます。ただ、先ほどおっしゃっていただいたように1クラスが35人程度の学校もあれば1クラスが10数名という小規模校もございます。この小規模校については一定人数が逆に少なくなってしまいますと、複式学級という形で二つの学級を一緒にしなければならないというような状況もありまして、現在市内で二つの学校で2クラスの複式学級を行っております。これにつきましても、県のほうから加配という形で加配をいただいて、複式学級をそれぞれの学年に分けて運営することのできるような体制はあるんですけども、さらに充実を求めていかなければならない伊賀市の現状であるとこう考えてございます。 ○委員長(赤堀久実君)  生中委員。 ○委員(生中正嗣君)  分かりました。だから複式に近い学校、今している学校もあるんで、今、市内20何校ですか、小学校、中学校ありますけれども、その今提案者が言われるその前は35人学級とか30人学級を要望してたこと内容もあったけど、今回は少人数学級という表現なんですけど、そこら辺そのどのぐらいの数でこの学校は例えば一番大きいんやったら西小学校がもうぎりぎりの40人、38人、39人で勉強してるところなのか、それともその現実はもっと学校がもうその20人、30人までで済んでるとかね。そういうことを聞きたいの。 ○委員長(赤堀久実君)  教育長。 ○教育長(谷口修一君)  全てここでは申せませんですけど、例えば崇広中学校ですと、1年生が33人、34人の学級になっております。それで4クラスです。それから2年生ですと38人が3クラス、39人が1クラス、これはほとんど密になっております。例えば、これで特別支援の学級の子がそこに入っておりませんので、交流学級として戻ってきた場合はもう40人超えるというような状況です。それから3年生が31人で4クラスとこれは3年生の人数の加減で31人と、例えば崇広ですとそのようになっております。それから上野西小学校ですと、1年生が27人のクラスが4クラス、それから2年生が27人が2クラス、28人が2クラス、ここまで三重県で少なくしておりますので、ところが3年生いきますと少し増えて31人が1クラス、32人が2クラス、それから4年生は人数の加減でこれ少ないです。28人が3クラス、29人が1クラス、それから5年生は35人が3クラスと、これ3クラスしかございませんので、35人ということは多くなってます。6年生は29人が1クラス、30人が3クラスということで学校の人数によって、今のところ40まででしたらそのように1クラスになるので、学校の中で工夫して本来なら専科としてもらうところを学級を割ると、学校の中で割っているというような状況で、定数自体を今回の要望ではもう少し40人を少なくしてほしいと、今ですとこの伊賀管内ですと、上野市内ですと大きな学校、中学校、小学校ともそこに40人学級をもっと30人なり35人以下にしてほしいというような要望ということでございます。 ○委員長(赤堀久実君)  生中委員。 ○委員(生中正嗣君)  よく分かりました。御承知のさ、伊賀市においては校区再編計画っていうのは伊賀市よりも旧上野ですがな。かなり皆さん方につくっていただいた校区再編計画ありますわな。それはやっぱり適正規模というかそういうこともありますし、行財政改革という大きな目的があります、これたまたまこれ中日新聞の8月27日に新聞なんですけど、少人数学級の財源の壁っていう見出しで載ってるんです。これ見ていただいたらと思いますけど、例えば三重県で35人学級を実施すると、約137人先生を増やす、11億9,000万、約12億。20人学級にすると2,167人の先生、そして172億7,903万円いると、こういうデータがある。これ東海、中部やな。内容ですけど、財源の壁というのもあるんですね。それともう1点、例えば少人数学級のその何ていうか、マイナス部分というんか、どこにあったんかな。なんかその待ってくださいね。少人数学級に対しては多様な考え方に触れるって書いて、切磋琢磨する機会が減る、教職員が増え意思疎通が図りづらい、人件費が増える割に学力向上の費用対効果がないっていうようないうたら記事もあるんですね。僕はどれが正しいか分かりませんけど。ですから、やっぱり校区再編計画を進めることによって、その先生方もやっぱりゆとりができる。ましてや今少子化でどんどんどんどん子供が減ってくるわけですから、待ってても定数なんて減ってくるに決まってますやんか。だから、そこら辺は教育委員会として伊賀市独自のやっぱりそういうことの工夫っていうか、そうすることも考えていかなければならないのかなと。ただ単に定数を減らすんやででなしに、僕はそんなことも考えていただきたいと思います。これは意見ですので。以上です。 ○委員長(赤堀久実君)  ほかに。  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  今少人数学級という言葉が請願書の中から出てきたので、教職員定数の改善、つまり少人数学級をするためには教師の数を増やさなければいけないということだと思うんですが、今教育長からも詳しくクラスの状況を教えていただきました。適正な人数ですね。それで今回はやはりコロナのソーシャルディスタンスの観点から一気にこれ全国知事会、市長会、町村会長から小中高と特別支援学校の校長会、全国組織がもうこういう少人数学級にかじを切ってほしいという要望が出ているわけですけれども、正直ソーシャルディスタンスをとる今の教室の広さも決まってますし、様々な条件の中でどれが本当にいいんでしょうか。先ほどのここの中では20人とかっていう世界的な規模の中では20人が平均ですよね。20人台が。日本は30人台になっているとOECDの中でも多いということなんですけども、どんなふうにお考えでしょうか。請願者の方にもお聞きしたいですし、教育委員会としても聞きたいと思います。 ○委員長(赤堀久実君)  水守さん。 ○請願者(水守憲司君)  適正人数といいますと、私どもが考えてるのは大体25人から30人ぐらいが適正ではないかと考えています。この新型コロナの影響によって教室が密になるというようなことで、現在私も教壇に立っていますけれども、その中で子供たち大体1クラスを考えると5人ずつ、縦に5人並んで横に5列もしくは6列で大体25から30ぐらいでその距離がある程度保たれるんちゃうかなと思います。言うたら1メートルにはなかなかいかへんかもしれんけども、そういう中で密にならないように換気をしたり、またマスク着用したり授業の中でもそういった工夫がされていますので、大体私ども考えてるのは25人から30人ぐらいかなというようなことを考えています。以上です。 ○委員長(赤堀久実君)  教育長。 ○教育長(谷口修一君)  どれがいいかというのがなかなか今も生中議員さんもそれから百上委員さんもおっしゃったように少なければ少ないで、またいろんな弊害も出るということでこれはもう少人数が小さい学校はなかなか固定化してしまうということもあって、人数もある程度ほしいと、切磋琢磨の中で子供たちが育っていく、ただし先生方今言うように、細かく見ていくという必要があるので、私自身の考えとしては30人を超える学級についてはやっぱりそれ以下であるほうがいいのではないかというふうに思っております。いろいろな学級の要望聞いてますと、例えば上野北小学校ですとほとんどが30人を切ってるんですが、年によっては30余名という学級もございまして、やっぱり30余名になってきますと今言いましたように教室が少し人数が多くなってくる。先生方の目もなかなか届きにくいというようなことになりますと、これを分けていく必要があるだろうというふうに思いますので、30人以下であると子供たちにとっても先生方にとっても効率は上がるんじゃないかというふうに私個人的にはそのように思っております。 ○委員長(赤堀久実君)  よろしいですか。 ○委員(生中正嗣君)  ちょっと、もう1点ごめん。 ○委員長(赤堀久実君)  生中委員。 ○委員(生中正嗣君)  もう1点だけ。今教育長からもそれから請願者さんからも先ほど特に請願者さんのほうが25人か30人ですか、教育長は30人未満がいいというようなことなんですけど、これ例えば30人学級となると伊賀市で例えば今もう上野北の話も出ましたけれども、これ当然クラスを増やすわけですから当然上物というか、器を大きくせないかんわけですな。そうじゃないですか。ゆとり教室って恐らくないはずなのね、ほとんどね。ほとんど。そんなときってそういうことも想定されての考え方ということなのか、その辺教育長いかがですか。 ○委員長(赤堀久実君)  教育長。 ○教育長(谷口修一君)  おっしゃっていただいたように教室が大変、例えば西小学校でしたらもう一杯のところもございます。ただ、多くの学校は大体過去人数多かって、だんだん減ってきてるので、少人数学級の教室っていうのがもう既にあるところもございます。そこを利用しましたらそういうところもできる学校もあるのではないか、ただいっぱいの学校については教室も当然改善していかなきゃいけないというふうに思っております。
    ○委員長(赤堀久実君)  他に。  桃井委員。 ○委員(桃井弘子君)  すいません。30名以下のほうがいいっていう教育長のお言葉だったんですけれども、これ今例えば生中委員もおっしゃいました校区再編計画に関してなんですけど、今のところ旧上野市、旧大山田村、旧阿山町ってこう昔のままの校区を再編されてると思うんですけれども、例えば大山田でしたら喰代や友生の方は中学校、大山田に来るほうがはるかに近いですよね。で、虹ヶ丘と希望ヶ丘隣りあわせなんですけど、希望ヶ丘は壬生野へ小学校行かれてる、でも虹ヶ丘はどんぐり号乗って大山田へ来られてる。その辺もきちんと計画していただいたら大山田は小規模校になりますので、人数確保もでき、1クラスがちょうど今34名の学年も実際いるんですけれど、もう少し増えたらそれが2クラスにできるとか、そういう形で考えていってもらったらもっと適正な人数でいけると思うんですが、教育長どうですか。 ○委員長(赤堀久実君)  教育長。 ○教育長(谷口修一君)  校区の再編については、今後また少なくなってくるということもありますので、いずれはそのことも考えていく必要があると思います。まだ今のところ計画っていうのはないですので、地域の皆さんとも話をしながら進めていきたいというふうに思いますので、まだなかなか地域の理解も得ながらそこら辺は進めていくと、学校の定数だけではなかなか難しいですので、理解を進めていきたいと思います。 ○委員長(赤堀久実君)  桃井委員。 ○委員(桃井弘子君)  いずれはって言わずにだんだん子供も減ってきてるんですよ。いずれは5年後、10年後じゃなくてもう今から先を見据えて計画していくべきではないんでしょうか。それはもう要望しておきますんで、しっかり考えていっていただきたいと思います。 ○委員長(赤堀久実君)  西口委員。 ○委員(西口和成君)  少しお教えいただきたいんですけども、この請願内容の中で教職員が足りていないということが分かったっていうこと書かれてます。日本教職員組合さんのほうでは、この教職員を拡充するに当たっては免許証、教員免許の問題であるっていう形のことを言われてるんですけども、この請願の中ではなかなか見てとれないんですが、そういったことはお考えなんでしょうか。 ○委員長(赤堀久実君)  水守さん。 ○請願者(水守憲司君)  免許更新の件ですけども、なかなか免許を更新しようと思っても実際もう免許更新しても先生も仕事もある程度自分でめどつけたからやめておこうかなっていうふうな感じで免許を新たに更新しないというような方も実際、それはもうこちらが更新してさというものではないですし、言うたら本人の言うたら今後の人生っていうようなことで考えていると思います。ですので、この免許更新をどんどん進めることによって、言うたらそれによって人数っていうか、それが変わってくるっていうふうなことがどうかについては私自身まだまだ考えていません。すいません。 ○委員長(赤堀久実君)  西口委員。 ○委員(西口和成君)  その中でも臨時免許証を出したらどうかっていうことも合わせて日教組さんが言われてるんですが、そういったこともこの請願内容にはそういったことも含まれてるという解釈でよろしいですか。 ○請願者(水守憲司君)  そういう解釈で認めてもうたらと思います。 ○委員長(赤堀久実君)  他にございませんか。  北出委員。 ○委員(北出忠良君)  教職員定数の改善が必要やということで、これは一番大きな重要な一つのように書かれてるんですけれども、先ほど桃井議員もいわれましたし、生中議員も言われてる、懸念されたわけですけれども、少子化傾向にあるんですよね。正直。そこへ統合がかんできてます。そういったことも分かりながら、教職員を増やしていく、いつまでその教職員を増やしていけばいいのか、そういった計画がもう少し具体的に書かれてる説明すべきではないかなとこのように思ってるんですよ。そこのところで、教職員増やしました、統合しました、そしたら先生自体が教職員過多になる可能性もあると思うんですよ。教職員の質っていうのも非常に大事なことであると思いますし、こういうような手当をして学力の向上がいまだに毎年こうやって出されてますけど、学力の向上、やはりそれに付随する成果というものをさな、出してもらわんとさな、反対ではないけどもやっぱりそれなりの責任をやっぱりあると思うので、請願者にそのことについてお聞きしたいなと、あとで教育長にフォローしてもうたらいいと思いますけど。 ○委員長(赤堀久実君)  水守さん。 ○請願者(水守憲司君)  学力向上につきましては、いろいろ今年については学力調査については実施されてませんけれども、やはりこの学力の調査の結果をもとに私たち自分たちがやっぱり事業の見直しっていうか、子供たちにこの力足りてへんだな、そしたらこれから授業の中でいうたらこんなことしていかなあかんなというふうなことを考えながら進めているところです。ですので、人が増えるというふうなことによってやっぱり子供がほんまに多様な子供が増えてきています。家庭背景についてもいろんな背景の子供たちがいます。ですので、その背景をやっぱりたくさんしっかり見ていこうと思ったらそんだけ関わる大人っていうか、先生が増えることによって実現するんじゃないかなと思ってます。また、中学校においてはそういうふうになかなか子供とほんま一人一人いろんなほんまに毎日悩みながら過ごしていると思います。それについては一行日記っていうことを毎日繰り返してなかなか一人一人話ができない分そうやって話をしてるっていうそんな中で子供の実態をつかむっていうふうなことも実際聞いています。ですので、そういった意味でもやっぱり定数を改善するというふうなことが必要ではないかと思っています。 ○委員長(赤堀久実君)  北出委員。 ○委員(北出忠良君)  教職員の定数を具体的にどのように今後考えていってるのかっていうところを請願者にどのぐらいの人数が適正か、最悪マンツーマンで教育すべきやっていうところまで教職員を、これもオーバーですけどそういうような形にもっていきたいんか、やっぱり職員を増やすことをとめどもなしに言われててもここが一番適正と考えますというその教職員の適正人数、伊賀市においてですよ。それを教えてくださいっていうこと。教職員、先生の数。先生の数を増やすっていうのはどこが一番伊賀市にとって・・・。それも少子化を見据えてですよ。やっぱりここがやはり最低でもこのぐらいは確保しとくべきやっていうその先生を増やすについてはです。どのぐらいが適正か考えてるのか請願者に教えてください。 ○委員長(赤堀久実君)  水守さん。 ○請願者(水守憲司君)  実際先生の数何人っていうたところは具体的な数字は出せません。 ○委員(北出忠良君)  そやけどある程度分かってるわけやろ。こうなんして調べてあるわけやろ、そういうような少子化についても何年度に。すぐ分かるわけですやん。少子化についても子供は何年度はこのぐらいってもう事務方に聞いたらすぐ分かるやんか。 ○請願者(水守憲司君)  25人から30人のクラスを実現していくために必要な人数っていうようなことで。 ○委員(北出忠良君)  人口減やで。 ○請願者(水守憲司君)  考えています。はい。 ○委員(北出忠良君)  何人がええと思ってるわけ。教職員。先生が。 ○請願者(水守憲司君)  先生っていうのは1つの学校においてですか。 ○委員(北出忠良君)  全体の中で。この伊賀市にとって先生はこんだけ必要ですよと。ほんで多いとこからこっちを振り分けするとかやっぱり大きな教職員の数は伊賀市としてはどのぐらいが適正と考えてるのか教えてほしいな。学校によって違うわけやから。そやけど、伊賀市という大きな器の中で先生はどのぐらい今では足りてへんさかい必要と考えてるのか教えてほしいなと思ってる。全体を見てな。 ○委員長(赤堀久実君)  水守さん。 ○請願者(水守憲司君)  具体的な数字については自分自身把握まだできてませんので、申し訳ないですけどもお答えできません。 ○委員(北出忠良君)  教育長。 ○委員長(赤堀久実君)  じゃあ、教育長。 ○教育長(谷口修一君)  私も今ちょっと数具体的に持ってないんですけども。 ○委員(北出忠良君)  あかんやないか。あかんな。 ○教育長(谷口修一君)  申し訳ないです。ただ、今請願者の声もあるように例えば人数の大きな崇広なんかいってもらいますと先ほどの学級見てみますと40人近くで学習してるということになると、県から数をもらってくるわけですので、その数で学習してるということで、これは県や国に要望していかないとそのなかなかそれが減らないと、何人ほしいというよりはその40人の数を学級の数を少なくしてほしいという要望を私たちもしてて、何人今後いたらいいのかっていうのはまた今資料持っておりませんけれども、全体としては大きなクラスを少しでも減らしてほしい。さらには校区再編の考えとしてはせめていろんな中で1クラスじゃなくて学級が2クラスである程度学級がこう編成ができるということでそういうふうなほうがいいんじゃないかというふうな考えもあって、そういうところで人数的には増やしてほしいということで今数は申し訳ないですけど持っておりません。 ○委員長(赤堀久実君)  北出委員。 ○委員(北出忠良君)  教職員の先生の数は足らんっていうことやったらさ、やっぱり現実にやられてるように講師を退職された、先やめられたそういった先生をさな、呼び戻して補佐とかそういった講師でしてもらう、もちろん任期は1年か知らんけど、継続していってもらう。そういった形で取りあえずでもそういった形で対応すべきではないかなとこのようにも思いますけども、それは平行してこれはこういう形で請願するのはいいことやと思うけど、自分らのやるべきことはやはり教育長、先生の数足らんやったら講師を雇用ぐらいにしてそれの予算要求をしてっていう形がまずすべきやないかなとこのように僕は思います。 ○委員長(赤堀久実君)  教育長。 ○教育長(谷口修一君)  今講師の数をもう少しということをおっしゃっていただいて本当にありがたいお言葉なんですけども、実はこの伊賀地域の中でも講師はもうほとんどいません。といいますのはなかなか先生の希望の方がいないと。どうにかいつも講師の方が全員4月にその定数で埋めてさらにその上で非常勤の方っていうのは結構いますので、非常勤で雇う方が講師に入っていただいたり、定数で足りないところを講師で埋めたりしますと、ほとんどこの地域に講師の方がいなくて、なかなかほかからも来てもらうっていうことができないですので、いつも県外の方にもう無理無理お願いしてきていただいたりというのが今の状況で、例えば急に産休になりました、病気が出ましたっていうときに私たちもそれから学校も苦労しながら講師を探してるっていうことで、ほかの地域も潤沢にいるかっていうと地域によってはもう足りなくて講師の方が埋まらなくて定数が穴あいてるというようなところもございまして、なかなか先生の講師の方もいないということで今大変その面でも苦労してるということで、講師も増やしていきながら定数もある程度増やしていただきたいっていうのは私たちの願いでもあるわけです。 ○委員長(赤堀久実君)  他にございませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(赤堀久実君)  ないようですので、討論に入ります。  御意見ございませんか。  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  この請願には賛成をさせていただきます。大事な問題はやはり少人数学級を望む声がコロナを契機に出てきたということだと思うんですね。その内容、この請願内容はそういうことを言ってるんだと思うんです。なぜならば、今まで国はやはり40人までは基準を減らしてきましたけども、それ以降は進んでこない、そういう動きもあったけれども、結局財務省のほうからのいろんな声があって文科省としてはそれが求め来たけれどもできないという状況にあったということですね。ソーシャルディスタンスが今回出てきて、私たちはこうやってソーシャルディスタンス、密になったらあかん、大人の世界では家での仕事も含めていろんな新しい生活が様式ができてきてるのに、学校だけはそのままっていうのは私はあり得ないと思うんですね。国が大きく方針を変えればそこから教室の広さとか先生の人数とかもおのずと出てきます。なので、こういう今回の請願も含めて様々なところから少人数学級を求める声があるっていうのは大きな転換とそれに伴っていろんなことがその後変わっていくということだと思います。学力についても日本の子供たちは自己肯定感が大変低いと世界の中でも。そういったことは私はやはりその学びをしたいと、勉強したいという意欲にもつながっていかないんじゃないかというその今の子供たちの現状をしっかり見ていくことが必要だと思っておりますので、今回しっかりとその少人数学級を求める声というのを地方から上げていく、教育委員会としてもあげていく、様々なとこからあげていくことが必要だと思っております。以上です。 ○委員長(赤堀久実君)  他にございませんか。  北出委員。 ○委員(北出忠良君)  私まあ賛成はいたしますが、もう少し伊賀市の少子化になっていくその基本計画みたいなものを伊賀市全体の基本計画みたいなものは当然立てておくべきだと思うわけですから、そういった意味からその他市の例、こうとかそういったところは人数的にそうかも分かりませんけども、具体的に伊賀市として独自にこういう形でやっていく、ほんで先生はこういう風に独自のやっぱり教育のやつをさな、教育長がリーダーシップとってこうすることによって学力も平行して上がってくるというようなもの議会のほうへ出してくださいな。お願いしておきます。意見です。 ○委員長(赤堀久実君)  生中委員。 ○委員(生中正嗣君)  賛成の立場で意見を述べさせていただきます。いろいろお聞きしましたけど、一番僕は先ほども議員もおっしゃられましたけど、教育長は計画はないということですけれど、やっぱり校区再編計画というのは絶対に必要なんですよね。例えば1つの学校に1学年2クラスが2クラス以上がいいというこれはもう教育環境ということをよく言われましたけど、そこからやっぱりやるにはやっぱりその校区再編計画っちゅうのはやっぱりPTAも、PTAって学校の先生も入ってますけど、保護者もそれから教職員組合も含めてまず議論して恐らくなかなか私がずっと見てるけどなかなかその学校関係者からその校区再編計画にあんまり賛成してないのではないかと僕は思うんですよ。だから、まずは伊賀市全体の今先ほど言われたように伊賀市全体の校区再編計画ないと思いますが、旧上野の校区再編計画あります。だから今残ってます。上野南地区の校区再編計画まだそのままですやんかな。そういうことも含めて伊賀市全体の校区再編計画をすることによって子供たちの学級の教育環境の整備っていうか、適正規模そういうことも、それからこれから上物を維持管理していかなんのそれも解消するわけですから。それを早急に5年10年やなしに、早急にやるべきやと思うんですよ。っていうことを申し添え賛成といたします。 ○委員長(赤堀久実君)  他にございませんか。
             (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(赤堀久実君)  では、ないようですので、採決に入ります。  請願第21号に対し、採択すべきものと決することに賛成の方、挙手を求めます。           (賛 成 者 挙 手) ○委員長(赤堀久実君)  全会一致でございます。  よって、請願第21号は採択すべきものと決しました。  では次に第3項、請願第22号、子供をめぐる貧困対策の推進と就学・修学支援に関わる制度の拡充を求めることについてを議題といたします。  請願者の発言を許可いたします。  水守さん。 ○請願者(水守憲司君)  それでは、3点目お願いします。  3点目は、子供をめぐる貧困対策の推進と就学・修学支援に関わる制度の拡充することをお願いしたいと思います。状況を申し上げますと、全国で13.5%、これは2019年の厚生労働省の調査になります。7人に1人の子供が貧困状態にあり、三重県でも2016年度の調査ですけども12.4%、9人に1人の子供が修学援助を受けているという状況があります。厳しい現状に置かれた子供たちによる教育や一人一人の人権・学習権を保障する支援策が喫緊の課題になってると考えております。学校に居場所を求める子供たちに対して、教育相談などを充実させる取組や学校だけでは解決が困難な事案については関係機関と連携した支援を行うなどの取組が今以上に必要になってきています。この第2次三重県子供の貧困対策計画の中に児童扶養手当を受給している親の子供らへのアンケート結果が記されていました。将来の夢がありますかが67.5%、その夢は一生懸命努力すればかなうと思いますかが93.7%、ただこの子供へのアンケートの回収率は24.4%なので、実際には夢を持ちたくても持てない、またはじめから夢なんてかなうわけがないと思ってる子供たちがいるかもしれません。伊賀の宝である子供たちが夢を持てる社会、そしてその夢がかなっていけるそんな社会を私たち大人がつくっていかなければならないと思っています。未来を担う子供たちの貧困の連鎖が起こらないように家庭での経済格差を教育の格差につなげないために学びたい子が学べ、そして子供が自己実現するために制度・施策をより一層充実が求められているというふうに考えております。以上の理由からよろしくお願いしたいと思います。以上です。 ○委員長(赤堀久実君)  ありがとうございます。  それでは、本請願について、御質疑ございませんか。  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  さらにその後にはコロナの影響でという感染症の影響でということで、高等教育の部分、大学等での修学支援金なども国としてはいろいろとこうやってると思うんですけども、伊賀市は現在修学援助の運用ですよね。それがコロナで経済的にも急激に厳しくなったところには途中でも申請してくださいっていうのを広報していただいておりますが、現状では修学援助の受給者、それからこのコロナ禍が広がってからの変化とかっていうのはありましたでしょうか。そういったことをつかんでいただいてますでしょうか。これ教育委員会のほうに聞くことになると思いますけども、お願いします。 ○委員長(赤堀久実君)  学校教育課長。 ○学校教育課長(二井英夫君)  失礼いたします。修学援助費につきましては、昨年度が小学校で511名、中学校で305名の方に修学援助費の補助をさせていただいてございます。本年度につきましては、ちょっと正確な数字を把握しておらず申し訳ございませんが、ほぼこの修学援助については変わってございません。ただ、先ほど議員おっしゃってくださいましたコロナに係る特に昨年度の収入というよりもコロナによって収入減になった御家庭の方から希望のほう20数名出ているというふうに確認をしてございまして、対応していきたいとこのように考えてございます。 ○委員長(赤堀久実君)  他にございませんか。  桃井委員。 ○委員(桃井弘子君)  すいません、家庭での貧困の格差が教育格差につながらないようにって先ほど請願者の方はおっしゃっていただいたんですけれども、これ実際数字的に見たら独り親世帯のほうが貧困率は高いっていうふうには書かれてはいるんですけれど、私実際独り親世帯で育った子供なんですけど、例えばそのこれも個人の問題なるんですけど、離婚するときとかにまず子供を育てるのに幾ら必要か、どれほどお金かかるのか離婚する以前に子供産む時点でまず考えるじゃないですか。生活していけるようにっていうふうに考えていくと思うんですけど、これ二人親世帯の子供と独り親世帯の子供のこの教育の格差の差ってどれぐらいあるんですか。だから独り親世帯の子は貧困なので教育格差が生じるっていうふうにおっしゃるっていうことは二人親世帯の子供と独り親世帯の子供を比較していただいたときにどれほどの差があるのか教えていただきたいです。 ○委員長(赤堀久実君)  水守さん、分かりますか。 ○請願者(水守憲司君)  金額的な面については自分は把握していませんけれども、経済格差によって生じることが幾つかあがってくると思います。例えば、病気にかかったときに経済的な部分でお金がなかったら病気にかかったときにも病院にいきたくてもいけないっていうふうな状況があったり、また保育園にいくことができないことによって生じる例えば周りとの関わりが少ないっていうようなことで言葉がなかなか言葉が少なくなったり、発達の遅れが生じたりするっていうふうなことも考えます。また、学力不振や問題行動、これは全てそれに該当するかどうか分かりませんけども、そういったことも考えられます。ですので、そういったことが格差によって生じることじゃないかなと考えています。以上です。 ○委員長(赤堀久実君)  桃井委員。 ○委員(桃井弘子君)  すいません、病気になっても病院にいけないって今子供無料ですよね。私も一度離婚してるので、独り親になったことがありましたので、いろんな市の制度、補助を利用させてはいただいてたんです。なので、保護者の分も一度病院で薬代と診察代を払いますけど、後から戻ってくるんですよ。それやったらこれ全然理由にならないと思うんですよ。保育園にいけないっていっても所得に応じて保育園の金額も決まりますし、そこにまた独り親世帯だったら付随される補助もたくさんあるんですね。ちょっとその辺のことやっぱしっかり勉強しておいていただいて、この請願を出していただきたい。一人親世帯やから貧困やとそれもあるかも分からないんですけれど、ちょっと失礼な部分も出てくると思うので、私からしたら私ちゃんと育ってるしって思いますので、その辺はちょっとやっぱり気をつけていただきたいなと思います。 ○委員長(赤堀久実君)  他にございませんか。  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  三重県の修学援助率の数字が先ほどあったと思うんですけれども、ごめんなさい、ですね、これやっぱり自治体によって違うわけですよ、修学援助率がですね。っていうかその基準がね。私ずっと伊賀市の場合は三重県の中でも基準が低いほうだということなんですが、やはり請願で国の予算を増やしてほしいということ、それから修学援助については市単独の財源だけども、交付税参入されてるのかな、そういったことも含めて考えていくと、修学援助の基準をやっぱりこの際というか、拡充していく、生活保護率が随分減っていく中で、必要かと思うんですが、その見解についても教育委員会としてはどんなふうにお伺いかだけ聞かせてください。 ○委員長(赤堀久実君)  学校教育課長。 ○学校教育課長(二井英夫君)  失礼いたします。修学援助の支給の金額等については、ここ数年で改善をさせていただいて、現在国の基準にほぼ同じような形で補助のほうをさせていただいてございます。伊賀市としましても、全体の約13%近い子供たちが今修学援助の支給を受けているということで、今後ともさらに充実させていく方向で検討はさせていただきたいとは思ってございます。以上でございます。 ○委員長(赤堀久実君)  他にございませんか。  北出委員。 ○委員(北出忠良君)  子供をめぐる貧困対策、これは中学校まで。高校、大学も含めて。 ○学校教育課長(二井英夫君)  高校も含めてます。 ○委員(北出忠良君)  高校も含めて。そやけどもう高校なんかは無償で、ほぼ無償でいけるようになってるやんな。その支援に関わる制度の拡充って具体的にどういうことを言ってるのかちょっと教えてくれへんかな。ここのとこ下のほう書いてあってもこれは理解できるんやけど、何を制度の拡充しようとしてるんかなと。具体的に教えてほしいなと思って。国へ請願するのにやっぱりこれこういうことで必要やっちゅうのはよくわります。伊賀市にとって、伊賀市としてはやっぱりどういうことが、拡充してほしいんかっちゅうことを請願者のほうから具体的に教えていただいたらありがたいんですけど。 ○委員長(赤堀久実君)  水守さん。 ○請願者(水守憲司君)  具体的に言いますけども、子供のいろいろその背景というか、暮らしっていうのは様々あると思います。その中にやっぱりその背景を知るためにしった中でやっぱりこの子にはちょっとカウンセラー、カウンセリング必要かなっていうふうなことがあったり、逆にまたスクールソーシャルワーカーに関わってもらって全体でやっぱりこの子を見ていかなあかんなっていうふうなことは必要になってくるかと思います。ですので、具体的に言いますと、スクールカウンセラーとかスクールソーシャルワーカーの増員っていうふうなことを具体的にいうと望んでいます。以上です。 ○委員長(赤堀久実君)  他にございませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(赤堀久実君)  ないようですので、討論に入ります。  御意見ございませんか。  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  賛成の立場なんですけれども、ごめんなさい、修学援助は金額的には同じに合わせていただいたんで、もちろんそうなんです、国の基準どおりなんですが、その受給、所得基準とかがやはり生活保護基準の1.2ということで伊賀市の場合は低いのでそれを広げ拡大をしてほしいということでの意見だったんです。やっぱりこの請願を国にあげていくことで、国としてもそういったこともちろん考えていただきたいわけですけども、やっぱり各自治体の努力もこの際この場で教育委員会のほうもいてくれますので、そういうことを要望したいということで意見とさせていただきます。 ○委員長(赤堀久実君)  他にございませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(赤堀久実君)  ないようですので、採決に入ります。  請願第22号に対し、採択すべきものと決することに賛成の方、挙手を求めます。           (賛 成 者 挙 手) ○委員長(赤堀久実君)  全会一致であります。  よって、請願第22号は採択すべきものと決しました。  では次に第4項、請願第23号、防災対策の充実を求めることについてを議題といたします。  請願者の発言を許可いたします。  水守さん。 ○請願者(水守憲司君)  それでは、4点目お願いいたします。  4点目は子供たちの安心安全を確保するために、巨大地震等の災害を想定した防災対策の充実を図るよう御決議いただきまして、国の関係機関にというふうによろしくお願いしたいと思います。県内では子供たちが通う9割以上の公立学校が避難所指定を受けており、有事の際には地域の避難所となることが予想されています。しかしながら、避難所生活となると性やプライバシーに関する課題、また赤ちゃんから高齢者、外国人、障害のある人など全ての人が安心して利用できないというふうな課題があります。伊賀市には津波の被害は心配ありませんけども、大雨による地域住民の避難は数多く、また土砂災害に対しても心配があります。いつ伊賀市が関わる地震が起こるかもしれません。また新型コロナウイルス感染症に関わる対策を講じる必要もあります。新型コロナに関することでいえば、例えば避難所の受付で消毒や検温を行い、そのためには体温計や消毒液、フェイスシールドなどのものが必要となります。もし発熱した場合には発熱者用のスペースが必要であり、また濃厚接触者用のスペースが必要であるなど、施設やスペースが必要であると考えています。また、その人たちに関わる人やパーティション等の資材も必要であります。災害時の避難所となると考えると自家発電の電力の確保とか飲料水の確保、それから洋式化や多目的トイレの設置といったトイレの整備についても重要であると考えています。しかしながら、地方の財源だけで全てを整備することは不可能だと思います。ですので、国として財政措置を求める必要があると考えていますので、以上のようなことからどうぞよろしくお願いしたいと思います。以上です。 ○委員長(赤堀久実君)  ありがとうございます。  本請願について、御質疑ございませんか。  西口委員。 ○委員(西口和成君)  教えていただきたいんですけども、毎年この防災対策の充実を求めることについてって形でお上げいただいてます。今回はコロナがウイルスの感染症という形で入れられてるんですけども、これ教育委員会に伺うことになるんでしょうかね。毎年毎年この請願を採択させていただいて上げられてるんですが、教育委員会として例えばこの請願を採択したことによって、避難所に指定されている施設がおおむねどういった状況に改善されたのかっていうようなことがあるのかどうかというのまずお聞かせいただけますか。 ○委員長(赤堀久実君)  答弁願います。  事務局長。 ○教育委員会事務局長(中林靖裕君)  教育委員会、中林でございます。よろしくお願いいたします。  ただいまの御質問ですけども、教育委員会といたしましては例年、大雨・台風のときに避難所は必ずあいてございます。数にいたしましたらその災害によってなんですけども、4つから6つぐらいの学校を主に体育館を避難所として開設させていただいてるというところでございます。体育館につきましては、なかなか災害に向けての対応というのは現在具体的にどういうふうに進んでいるかっていうのはなかなか難しいところなんですけども、ただ老朽化した部分、それから雨漏りをしている部分っていうのにつきましては、その避難所を開設せならんっていうそういう向きからも考えさせていただいて、少しずつ改善させていただいているところです。それから、ちなみにっていうことなんですけども、コロナ対策につきましては、今年度から健康福祉部も協力いただきまして、避難所開設のときにその開設した避難所を管理する職員といたしまして今まで教育委員会だけでさせていただいてたのを保健師さんを含めまして、配置をいただいてコロナ対策にその対策をさせていただいてるということで、実は一度避難所開設の訓練もさせていただいたというところでございます。 ○委員長(赤堀久実君)  西口委員。 ○委員(西口和成君)  徐々に徐々に避難所の在り方とか中の運営を改善していただくっていうことは理解できるんですけども、あくまでもこれ学校施設っていうことだと思うんです。でも、こないだの防災訓練を見てますと仕切ってるのは危機管理なんですよね。そうなってくると教育委員会、健康福祉部さんがそういった拡充をしていきたいってなった中でも危機管理はじゃあどういった役割を果たしてるんだってこう疑問が残るんですよね。そことの連携っていうのはありますか。
    ○委員長(赤堀久実君)  健康福祉部長。 ○健康福祉部長(田中 満君)  今御質問いただきました危機管理との連携でございますけども、私ども健康福祉部あと教育委員会、十分連携していると私は思っております。全般的な調整をするのが危機管理ということで私ども考えておりまして、あれせえこれせえそんな偉そうな言い方はされませんけども、いろんな課題っていうのをもち寄りまして、住民さんが避難されて安心してっていうんか、不安な気持ちを持って避難所に来られる方がほとんど皆さんでございますんで、少しでも気を休めていただけるような避難所の運営、私ども取り組んでいきたいなとこのように思っております。 ○委員長(赤堀久実君)  他にございませんか。  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  この土砂災害についてっていうふうに伊賀市において土砂災害ってありますけども、土砂災害のマップとハザードマップと浸水のハザードマップも場所によってはこうつくれてきておりますが、現実伊賀市でその区域内にある小中学校っていうのはありますんですか。 ○委員長(赤堀久実君)  事務局長。 ○教育委員会事務局長(中林靖裕君)  先ほど私説明させていただいた4つから6つっていうところなんですけども、関西本線の北側、具体的に申しますと島ケ原小学校、中学校から府中の小学校4つございますが、その辺がやっぱり土砂災害を想定したその避難所の開設であるとか、もしくはその避難っていう指令が出たりしますので、その今委員がおっしゃった災害につきましては、当然考えさせていただいて具体的には開設もさせていただいているというところです。 ○委員長(赤堀久実君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  地域住民のその危険度っていうのがあるっていうことがその地域にはあるっていうことと、一方でそこが逆に学校施設、指定避難所になってるところが災害があうような危険性のある場に建ってる場合はそこを土砂や浸水の場合は避難所にしたら逆に駄目で、地域住民はそこ行っちゃ駄目よということにもなるわけで、そういったことが必要、見直しが必要じゃないかなと思うんですけども、それがどうですかっていうことですね。それでもう一つは、これ結局請願っていうのはどこにあげるんかな。防災のところからの予算も含めて避難所指定になってる学校の改修、特に雨漏りとかがなかなか直らないと、それから校区再編によってあいてくるけれども、体育館は地域の人たちは体育館はやっぱり避難所として残してほしいとかっていう要望が出てくる、しかし雨漏りはもう修理してくれないというような話があるわけですね。そういったことはやっぱり伊賀市として責任を持ってやっていっていただけるんですよねっていうこの2点なんですけど、教えてください。 ○委員長(赤堀久実君)  事務局長。 ○教育委員会事務局長(中林靖裕君)  委員おっしゃった例えばその廃校であるとか、学校運営していても雨漏りがあるとかっていうところでございますが、こちらにつきましても教育委員会といたしましては、学校運営とそれから避難所っていうこと両方の方向から問題を把握いたしまして、改善に取り組ませていただいてるところです。それと、危機管理とも十分協働いたしまして、例えば教育委員会で廃校になった学校を教育委員会としてはなかなか管理が難しくなったら危機管理のほうで何とか管理とか予算組みということも十分協議させていただいておりますので、今後もその体制は崩さないで進めていきたいと思います。 ○委員長(赤堀久実君)  他にございませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(赤堀久実君)  ないようですので、討論に入ります。  御意見ございませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(赤堀久実君)  では、ないようですので、採決に入ります。  請願第23号に対し、採択すべきものと決することに賛成の方、挙手を求めます。           (賛 成 者 挙 手) ○委員長(赤堀久実君)  全会一致であります。  よって、請願第23号は採択すべきものと決しました。  それでは、請願者の方については御退席いただきますので、お願いします。ありがとうございました。 ○委員(北出忠良君)  学校の体育館やらあんなでも、もう学校の先生直してほしいっていうてももう予算ないさかいっていうてもあかんしでもう諦めてんで。そういうとこもうちょっと耳傾けたってもらわな請願は請願でするけど、伊賀市ももうちょっと考えて対応したってえや。そうせんとPTAの会議も入れてさな、修繕やないけど、ちょっとしてみたりとかさ、そういうこと現実にやってるところもあるさかいさな。 ○委員長(赤堀久実君)  では、すいません。北出委員終わってからでお願いします。ちょっと続けてお願いします。時間もあれですので。  それでは、次に議案の審査に入ります。  既に本議会において、議案に対する一定の説明がなされておりますのでこのことを踏まえた審査となるよう委員及び当局の皆様御協力をお願いいたします。  説明をされる方は所属指名を述べてから御発言ください。  それでは第5項、議案第113号、伊賀市障がい者グループホーム設置及び管理に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  補充の説明ございますか。  障がい福祉課長。 ○障がい福祉課長(川口敏幸君)  障がい福祉課の川口でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  ただいま議題としていただきました議案第113号、伊賀市障がい者グループホーム設置及び管理に関する条例の一部改正について、御説明いたします。  改正の理由及び内容ですが、伊賀市障がい者グループホーム、阿山ホームかざぐるまは平成18年に開設し、平成22年度からは社会福祉法人洗心福祉会を指定管理者として運営しておりますが、令和6年4月からの民営化を進めたいと考えており、これに合わせて指定管理期間を5年から3年に改めようとするものでございます。  それでは、資料を御覧ください。  現状についてですが、阿山ホームかざぐるまは定員5名で社会福祉法人洗心福祉会を指定管理者として運営されています。施設は木造平屋建て、平成18年4月に開設され、指定管理料は年間777万1,000円となっております。  次に変更内容ですが、現在の指定管理者の指定の期間が今年度末で満了となりますが、伊賀市公共施設最適化計画に沿って民営化を進めていくため、次の指定期間を令和3年度から5年度までの3年間とするよう本条例の一部を改正しようとするものでございます。  変更理由について、伊賀市公共施設最適化計画の第2期、令和2年度から6年度までの実行計画において、令和6年度までに民営化することと位置づけられていることや、民営での同様の障害福祉サービスが拡充されていることも踏まえ、当ホームについても入居者に対するサービスの維持向上を目的として民営化を進めたいと考えています。民営化によって、福祉施設を数多く運営する法人が事業を行うことで、専門的でかつ柔軟な支援体制がとれると考えます。また、当ホームは建設から14年を経過しており、修繕などの機会も増えていくことが考えられ、その点でも民営化することで国等の補助を受けることもでき、迅速な対応が可能となります。今後は法人と協議を行いながら利用者等の理解を得るための説明会と準備を進めていきたいと考えます。なお、この条例は令和3年4月1日から施行することとしています。よろしく審査いただきますようお願いいたします。 ○委員長(赤堀久実君)  ありがとうございます。  それでは、説明に対し御質疑ございませんか。  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  この民営化になって洗心福祉会さんがやっていくことになったときに、指導監督とかっていう所管は市のままなんですか、それとも県にかわっていくんですか、教えてください。 ○委員長(赤堀久実君)  答弁願います。  障がい福祉課長。 ○障がい福祉課長(川口敏幸君)  市のほうが管理していくことになります。 ○委員長(赤堀久実君)  他にございませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(赤堀久実君)  ないようですので、討論に入ります。  御意見ございませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(赤堀久実君)  では、ないようですので、採決に入ります。  議案第113号に対し、原案どおり可決すべきものと決することに賛成の方、挙手を求めます。           (賛 成 者 挙 手) ○委員長(赤堀久実君)  全会一致でございます。  よって、議案第113号は原案どおり可決すべきものと決しました。  それでは、次に第6項、議案第114号、伊賀市放課後児童クラブ健全育成事業の整備及び運営に関する基準を求める条例の一部改正についてを議題といたします。  補充の説明ありますか。  こども未来課長。 ○こども未来課長(西口紀子君)  失礼いたします。こども未来課の西口でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  ただいま議題としていただきました議案第114号、伊賀市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、説明いたします。  改正の理由ですが、厚生労働省が定める放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準が令和2年3月に一部改正され、放課後児童支援員認定資格研修の受講機会の拡大が図られたことから、これに合わせて本市の基準を改正しようとするものです。  改正の内容ですが、これまでは放課後児童支援員認定資格研修の実施者は都道府県知事または指定都市の長でなければなりませんでしたが、その範囲を拡大し、中核市の長を追加しています。なお、この条例は交付の日から施行することとしています。よろしく御審査いただきますようお願いいたします。 ○委員長(赤堀久実君)  ありがとうございます。  それでは、説明に対し御質疑ございませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(赤堀久実君)  ないようですので、討論に入ります。  御意見ございませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(赤堀久実君)  では、採決に入ります。  議案第114号に対し、原案どおり可決すべきものと決することに賛成の方、挙手を求めます。           (賛 成 者 挙 手) ○委員長(赤堀久実君)
     全会一致であります。  よって、議案第114号は原案どおり可決すべきものと決しました。  それでは、次に第7項、議案第115号、伊賀市立学校設置条例の一部改正についてを議題といたします。  補充の説明はございますか。  教育総務課長。 ○教育総務課長(東 浩一君)  失礼いたします。教育総務課、東でございます。よろしくお願いいたします。  ただいま議題としていただきました議案第115号、伊賀市立学校設置条例の一部改正について、説明いたします。  本議案の資料といたしまして、条例新旧対照表を合わせて御覧いただきたいと思います。  阿山地区の校区再編は平成19年度より阿山地区小学校区再編計画検討協議会を設置し、平成27年4月に河合小学校と丸柱小学校が統合して阿山小学校となり、平成28年4月には鞆田小学校も統合しました。このたび令和3年4月1日より玉瀧、阿山両校が統合することについての協議が整いました。阿山地区の小学校区再編はこれを持って完了となります。統合校の校舎、校名、校歌、校章については阿山小学校のものを使用することといたしております。このことから、本条例から玉瀧小学校を削除する改正を行うものでございます。なお、この条例は令和3年4月1日から施行することといたしております。よろしく御審査いただきますようお願いいたします。以上でございます。 ○委員長(赤堀久実君)  ありがとうございます。  それでは、説明に対し御質疑ございませんか。  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  これについても、PTAの皆さん、保護者の皆さんや地域の人たち共いろいろと協議をされてここまでこられてるんだと思うんですけれども、今後阿山小学校ということになったときに、一応見通しとしては玉瀧の子供たちが増えて先ほどの請願内容ではありませんけれども、学級数の増であったりとかそれからいわゆる35人程度のクラスが増えるとかそういったことについてはどういう状況になっていくんですか。 ○委員長(赤堀久実君)  教育総務課長。 ○教育総務課長(東 浩一君)  失礼いたします、  まず、現在は複式学級の解消ということがまず一義的な大きな目的だろうというふうに思うんですけれども、そのうち令和3年度からは1年生が38人、2年生が29人、3年生が50人ということで、50人を超えるような人数も想定されてるところでございますので、その辺りにつきましての学級についての検討ということも合わせて考えていくと、このような状況かというふうに思っております。 ○委員長(赤堀久実君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  3年生までで4年生、5年生、6年生がなかったんですけども、結局だからそういう意味ではクラスが増えるとかいわゆる逆に今の阿山小学校の中では発生してなかった密が増えるとか、そういったことが起こるのかってのもうちょっときちっと教えてください。 ○委員長(赤堀久実君)  教育長。 ○教育長(谷口修一君)  ちょっとつけ足しさせていただいて、今現在阿山小学校は大体1クラスです。どの学年も。ところが令和3年玉瀧小学校と一緒になりまして、今も言いましたように1年生が38人、2年生が29人、3年生50人、4年生41人、5年生50人、6年生51人ということで、40人超えてますと2クラスに分かれますので、当然3年生以上2クラスになると。1年生も場合によってはみえ少人数は使いますと2クラスも可能であるということで、うまく教室のほう分かれていくというような状況になろうかというふうになります。教室も前にも校舎ありますし、後ろにも直していただきましたので、教室の数としてもそれは足りてるというような状況でございます。 ○委員長(赤堀久実君)  他にございませんか。  生中委員。 ○委員(生中正嗣君)  ちょっとすいません。先ほどもちょっと避難場所のことで体育館がよく使われるということで、これ玉瀧小学校統合すれば当然あこも空いてくるということやんかね。どうすんねんやって聞いたら恐らく地元と相談してとかいう話になろうかと思いますけれども、これどんどんどんどん学校があいてる学校が増えてくるんですよね。もう最たるものは桃青中学校なんかもう10年ほどあのままなんですよね。どっこも使われんとね。避難場所になるはずがないんで、そういうことを例えばこれ教育財産やから教育委員会や、これ普通財産やから財務ですか。管財課ですか。っていうことをしてるよりもやっぱあんなんずっと置いとくよりもなんかこうきちっと避難場所は避難場所、処分するものは処分するできちっと決めたほうがやっぱりこうなんていうかたてっていうか、そういうことしかなり得ないのではないかと。だから教育委員会に聞く質問ではないか知りませんけど、たまたま玉瀧小学校あくわけですから、ここら辺は今現在どんな話合いというか地元との。そこら辺はどうですか。 ○委員長(赤堀久実君)  教育総務課長。 ○教育総務課長(東 浩一君)  失礼いたします。  今年度に入りまして、地元の自治協議会の役員さん方も来られまして一定団体等でのお考え等もお伺いさせていただいたんですけれども、地域に今アンケートとられたりとか、それからどのようなことで御協力をしていけるんだろう、そのようなことを御検討いただいてるというようなことを伺っております。私どもとして一定そのときにはお話を伺いしたというところでとどめているそんな状況でございます。 ○委員長(赤堀久実君)  生中委員。 ○委員(生中正嗣君)  あんまりしつこう聞きませんけど、今の岡本市政はさな、古い家もうてきたりやでそういうこともあって、ほんで学校やら残ったままなんですよ。どんどんどん増えてくるっていうのが現実なんですね。これは意見です。もうこれ以上聞きません。ありがとうございました。 ○委員長(赤堀久実君)  他にございませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(赤堀久実君)  なしと認めます。それでは、討論に入ります。  御意見ございませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(赤堀久実君)  ないようですので、採決に入ります。  議案第115号に対し、原案どおり可決すべきものと決することに賛成の方、挙手を求めます。           (賛 成 者 挙 手) ○委員長(赤堀久実君)  全会一致であります。  よって、議案第115号は原案どおり可決すべきものと決しました。  それでは次に第8項、議案第116号、伊賀市病児・病後児保育室設置及び管理に関する条例の廃止についてを議題といたします。  補充の説明ありますか。  こども未来課長。 ○こども未来課長(西口紀子君)  失礼いたします。こども未来課の西口でございます。  ただいま議題としていただきました議案第116号、伊賀市病児・病後児保育室設置及び管理に関する条例の廃止について、説明させていただきます。  廃止の理由ですが、病児・病後児保育事業については、現在伊賀市立上野総合市民病院に委託し、当該病院敷地内の施設くまさんルームで実施しておりますが、医療法人グリーンスウォードによる民設民営の病児・病後児保育室が本年12月に小田町内にて開設される予定であり、当該事業の実施については民間の力を活用することとし、現在開設中の病児・病後児保育室を閉鎖するため本条例を廃止しようとするものです。当該施設については、現在国及び三重県における補助金の内示を受け施設整備を進めているところです。資料1は現在開設中の病児・病後児保育室くまさんルームの過去2年度間の利用実績、それから資料2は医療法人グリーンスウォードの法人概要と経営施設及び資産の状況です。経営施設の状況表中、下線をつけてお示ししておりますのが、他市における病児・病後児保育室の運営状況です。資料3は医療法人グリーンスウォードによる病児・病後児保育室の位置図ですので、御確認をお願いいたします。なお、この条例の施行日につきましては、民設民営の病児・病後児保育室の開設日が確定次第規則で定めることとし、病児・病後児保育事業の実施に切れ目がないようにいたします。よろしく御審査いただきますようお願い申し上げます。 ○委員長(赤堀久実君)  ありがとうございます。  それでは、説明に対し御質疑ございませんか。  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  病児・病後児保育事業が公営から民間にいくわけなんですけれども、これ名張市と大津市でされているということですが、市としての関与って言ったらおかしいですね。どういう責任でこの病児・病後児保育っていうものにしていくのか、運営は民間の方がこうやるということだと思うんですけども、市としてはどういう形でやっていくんですか。 ○委員長(赤堀久実君)  こども未来課長。 ○こども未来課長(西口紀子君)  失礼いたします。  この病児・病後児事業の実施主体は伊賀市で行いまして、補助として運営補助として行う予定でございます。 ○委員長(赤堀久実君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  そういうことですね。ですので、要綱とかが今までと変わりますよね。だからこれは廃止になるので、条例は廃止なんですけども、いわゆる設置要綱とかそういった細かい日時とか基準であったりとか、職員の配置数とか、名張市を見ますとやっぱりきちんと決めておられますので、そういったことをこれから市としてつくっていくということですか。それであとモニタリング、つまりそれに沿ってちゃんとやってるかどうかについてのモニタリングなんかもやっていくということでよろしいんですか。 ○委員長(赤堀久実君)  こども未来課長。 ○こども未来課長(西口紀子君)  はい、現在細かいところについては調整中でございまして要綱設置いたしまして、その後の効果等も検証していきたいと考えております。 ○委員長(赤堀久実君)  他にございませんか。  西口委員。 ○委員(西口和成君)  数点教えてください。ちょっと聞き漏らしてたら申し訳ないんですけど、これいつからオープンするっていうのはまだ確定してないでよろしいですか。 ○委員長(赤堀久実君)  こども未来課長。 ○こども未来課長(西口紀子君)  現在の予定では令和2年12月1日の開設予定でございます。 ○委員長(赤堀久実君)  西口委員。 ○委員(西口和成君)  このくまさんルームに今勤められているスタッフと利用者さんについてはどのような周知をされてますか。 ○委員長(赤堀久実君)  答弁願います。  こども未来課長。 ○こども未来課長(西口紀子君)
     この条例を廃止をいたしますということについては、病院のほうとも協議をいたしておりまして、開設と同時にくまさんルームは閉鎖ということの切れ目のないところで行っていきたいと、様々協議をいたしまして現在に至ってるところでございます。  それから利用者につきましては、相当周知が必要と考えておりますので、早急に病院のほうから新しいそのグリーンスウォードのほうからも周知を各小児科においてチラシを置くなどの周知、あるいは市においてはホームページ等の周知を行っていきたいと考えております。 ○委員長(赤堀久実君)  西口委員。 ○委員(西口和成君)  平成30年度と31年度の延べ利用者数がこう減少してるんですね。今の中だと、利用者さんにはまだ周知し切れてないっていうことだと思いますので、ぜひ切れ目のない周知を徹底していただきたいってのが1つと、今後のことっていうんですかね。この病後児保育室に求めることとして、例えば産婦人科さんとどのような連携しますとか、このお母さんの困りごと相談とかも含めて求めていくのかっていうこの2点お聞かせいただけますか。 ○委員長(赤堀久実君)  こども未来課長。 ○こども未来課長(西口紀子君)  幸いこの病児・病後児保育施設の隣がその母体であります小児科の病院でございますので、そこに直接受診をしていただいてその後に病状とともに病後児保育室につなげるという利点がございます。あともちろん就労がある保護者さんのためにすぐに働くという意味では時間制限もございますので、すぐにこう預けていただいて就労に向かっていただけるということもその利点かなと思っております。 ○委員長(赤堀久実君)  他にございませんか。  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  そうなんですよ、雇用者の話なんですけども、今働いてる人たちは今どういう看護師さんとか何人おられるんでしたっけ。どういう職種の方が。そしてその働いておられる方々、これ12月1日から開設ですので、それ途中からっておかしいですね。会計年度任用職員として働いてるのかとかそこら辺ちょっと教えてください。細かい、分からないので。今の働いてる人たちの処遇の状況。 ○委員長(赤堀久実君)  市民病院副院長。 ○市民病院副院長(松田克彦君)  失礼いたします。  スタッフにつきましては、保育士と看護師から構成されておりまして、看護師につきましては現時点のことを申し上げますと、外からの雇用はありません。完全に院内の看護師が兼務で行っております。昨年度一般質問等でもこの件お答えした時点では看護師、まだ会計年度任用職員制度はなかったですが、当時非常勤で二人おられましたが、辞められております。で、あと保育士につきましてもやはり勤務が毎日ではなくて不安定という要因が一番大きいと思うんですが、続かないっちゅうところもありまして、保育士につきましては今市の保育士のOBの方お二方に来ていただいております。で、先ほど周知のお話が出ましたけれども、一応まだ条例がとおらないと決定はないんですが、内々にこういう形で動いてるということは御存じいただいておるところでございます。 ○委員長(赤堀久実君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  分かりました。ですので、保育士も看護師も職業的には伊賀市が大変必要としてる職業だと思ってるんですけども、そういう資格を持ってやっておられるとしては。この人たちがどこかで継続して本人の希望にもよるかと思いますが、そういうことがなるようにと思うんですが、そういった話合いも含めては対策はあるんですか、何か。 ○委員長(赤堀久実君)  市民病院副院長。 ○市民病院副院長(松田克彦君)  現実にこういう形で議案が提出されましたので、可決されれば市のほうと協議させていただきながら当然そういう話をさせていただくことになると考えております。 ○委員長(赤堀久実君)  他にございませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(赤堀久実君)  ないようですので、討論に入ります。  御意見ございませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(赤堀久実君)  では、ないようですので、採決に入ります。  議案第116号に対し、原案どおり可決すべきものと決することに賛成の方、挙手を求めます。           (賛 成 者 挙 手) ○委員長(赤堀久実君)  全会一致であります。  よって、議案第116号は原案どおり可決すべきものと決しました。  以上で、当委員会に付託された案件についての審査は終了いたしました。  それでは、引き続いて第9項、所管事務調査を議題といたします。  学力向上の取組についてを議題といたします。今回は伊賀市の小中学校における学力向上の取組についてを御説明いただきます。  それでは、当局より説明をお願いいたします。  学校教育課長。 ○学校教育課長(二井英夫君)  失礼いたします。学校教育課長、二井と申します。どうぞよろしくお願いいたします。  お手元のほうに教育民生常任委員会所管事務調査資料というのをお渡しさせていただいてございますので、その資料に基づいて御説明をさせていただきたいと思います。  まず、資料の1ページのほうを御覧ください。  伊賀市としての取組としまして、まず現在の伊賀市の児童生徒の学力の状況につきまして御説明をさせていただきます。昨年度、平成31年度の全国学力学習状況調査の結果につきまして、表にさせていただいてございます。小学校では国語が全国をやや上回っており、算数では全国と比べてほぼ同じとなってございます。中学校では国語が全国と比べてやや下回っており、数学が全国と比べてほぼ同じとなってございます。今回の調査ではじめて調査科目となりました英語のほうでは残念ながら全国に比べて下回っているという結果となってございます。教科ごと、また問題別に伊賀市の児童生徒の正答率を分析し、その強みや課題を整理したものが4ページのほうからの資料1となっておりますので、4ページのほうを御覧いただきたいと思います。  小学校の国語では漢字を適切に使用する力、また自分の考えをまとめて記述する力に強みがあらわれてございました。一方で、相手との会話の中で自分の理解を確認するために質問する力に課題があらわれてございました。算数では足し算と掛け算が混合した正数及び少数の計算問題、また引き算の性質を利用した発展問題の正答率が高いという結果があらわれていました。一方で図形の面積のもとめかたを説明できる力や、引き算割り算の計算の仕方を発展的に活用する力に課題が見られてございました。  5ページのほう御覧ください。  中学校のほうですが、国語では伝えたい事柄について根拠を明確にして書く設問の回答率が高く、また相手に分かりやすく伝える表現の理解度、これを問う設問の正答率が前年度に比較して向上をしてございました。一方で封筒の書き方、また語の一部を省いた表現について話や文章の中で適切に活用するといった設問に課題が見られました。数学では三角形の合同条件を用いた証明の問題、資料を整理したグラフの読み取りについては正答率が高いでした。課題としては連立二元一次方程式を解く、確率を求める、与えられた説明をもとに式の変形の目的を捉える力が挙げられます。  6ページを御覧ください。  英語では、長文を読んで説明文の大切な部分を理解する力を問う設問では正答率が高かったものの、長文の概略を理解する力、また情報を的確に聴き取るリスニングの力、さらに一般動詞の一人称複数過去時制の肯定文を正確に書く力に課題が見られておりました。英語につきましては、昨年度から中学3年生を対象として英語検定3級の取得を目指して各学校で英語検定を実施してございます。英語への興味関心を持たせて英語学習へのモチベーションをあげていくことで成果をあげていきたいとこのように考えてございます。  1ページのほうにお戻りいただきたいと思います。  これらの伊賀市全体としてのこれらは伊賀市全体としての傾向となっておりますが、これをもとに各学校でも同じようにそれぞれの学校の児童生徒の特長や課題を分析して授業改善に取り組んできました。(2)伊賀市としての取組としましては、例年、学力・人権・キャリア、この3本柱を各学校で学校マニフェストとして作成を指示してございます。各学校では、学校マニフェストの達成を目標に取組を進めているところで、特に学力向上につきましては、各学校が学力向上推進計画を年度はじめに作成し、教育委員会に提出して年度末にはその取組の成果について教育委員会が評価のほうもしてございます。  2ページのほう御覧ください。  また、教育委員会では、学力向上プロジェクト委員会を設置して三重大学教育学部の森脇教授をアドバイザーに招聘して、全国学力・学習状況調査の伊賀市の結果の分析、また今後の取組についての提言をいただいてございます。さらにその提言をもとに各校の管理職と担当教員を対象にしまして学力向上プロジェクト研修会を開催し、今後に向けた取組指針を示させていただいてございます。学力向上プロジェクト委員会からの提言につきましては、7ページ、8ページにあります資料の2を御覧ください。  全国学力・学習状況調査の結果をもとに、伊賀市の子供たちにどのような力をつけていかなければならないのかということをもとに、提言をしてございます。提言としましては、まずは教員の授業改善について、言語活動を充実させる授業を行うこと、また授業での振り返り活動の徹底、教科横断的な視点を取り入れた教育活動や授業のユニバーサルデザイン化、また管理職による指導助言を充実させること、先進的な取組に学び、それを活用すること等を示させていただいてございます。また、家庭学習を充実させるために学習課題を適切に与えることや、子供たちの意欲を向上させること、小中9年間の連携を強化することなどの提言をプロジェクト委員会のほうからいただいてございます。  2ページにお戻りください。  これらの提言を実践していくために職員研修としましては、伊賀市学力向上アドバイザーの木村先生を各学校に派遣し、特に若手教員の授業力向上に向けた指導をいただいてございます。また、伊賀市教育研究センターにおいて、学力向上を目指した研修講座、教職員対象の研修講座を開催してございます。また、各学校では先ほど少し触れました学力向上推進計画書をもとに授業改善に向けた研究事業を実施し、適切な習熟度別学習やティームティーチングの在り方等について研究を進めています。また、本年度につきましては、新型コロナウイルス感染症による大きな影響を受け、例年のような取組が思うように進められていない状況がございます。  2ページの下、2番の令和2年度の取組について御説明させていただきます。(1)これまでの状況、これまでの状況につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響によりまして、全国学力・学習状況調査が中止となりました。また、4月から5月中旬までの臨時休業によって実施できなかった授業分を夏季休業日や冬季休業日の短縮、また週当たり1時間から3時間の授業時数を補っていく必要がございました。さらに新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため1学期は外部からの講師を招聘した研修会については教育委員会、または教育研究会、学校主催を問わず延期、または中止を余儀なくされてございました。そういう状況もある中で市の指定研究発表も本年度の指定校については来年度の発表にするという形で延期をさせてもらってございます。児童生徒の学力を確認するため、中学校1年生を対象に市としては独自でNRT標準学力検査、また三重県教育委員会が行っている三重スタディチェックについては、1学期中に実施予定でしたがこれを2学期当初に実施をしてございます。延期をして2学期に実施をしてございます。こういった中で市としての方針及び現在の現状と今後につきましてですが、2ページから3ページのほうに渡りまして、御説明をさせていただきたいと思います。まず1学期、5月19日から分散登校を実施をしました。6月1日より通常授業を7月31日まで行いました。コロナ禍によって実施できなかった行事もあり、子供たちにとっては楽しみの少ない学校生活になってしまったと思いますが、友達や先生と会える喜びもあり大半の児童生徒が元気に登校していたと学校から聞いております。1学期はまず授業をしっかりしていくことで、子供たちの学力保障に努めてまいりました。授業の進捗状況につきましては、この後、(3)の現状と今後のところで説明させていただきます。市としましては、1学期に実施できなかったNRTの標準学力検査や三重スタディチェック、これを2学期当初に実施をして本年度も学力向上プロジェクト委員会を開催し、まずは児童生徒の現在の学力の状況を把握したいと考えてございます。また、分析結果をもとに新学習指導要領の全面実施に伴う主体的・対話的で深い学びの実践や、また新しい生活様式の中での授業づくりについて、小中学校別に本年度は学力向上プロジェクト研修会のほうを開催していきたいと考えてございます。また中止となった全国学力・学習状況調査の問題用紙これを有効に活用して小学校の5年生、6年生及び中学校2年生、3年生の学力向上につなげていく予定をしてございます。  取組の詳細につきましては、9ページの資料3のほうを御覧いただきたいと思います。  この一覧表に沿って取組を進めていく旨、現在各学校に指示をしてございます。三重スタディチェックや令和2年度、本年度の全国学力・学習状況調査を有効に活用しながら今の子供たちの学力の分析を行い、計画的に取組を進めていきたいと考えてございます。また、取組の現状と今後につきましては、10ページの資料4のほうを御覧いただきたいと思います。  1学期につきましては、授業時数を増やしながら臨時休業による学習進度の遅れを取り戻してきました。8月の末にはほぼ通常の進度に追いついているというそういう状況になってございます。2学期につきましては、今後再び臨時休業になった場合に対処できるために通常よりもおよそ2週間分の授業数を確保していけるように時間割編成等を工夫しながら同時に学力の定着、これも重視をしていきたいと考えてございます。三重スタディチェックやNRT検査によって児童生徒の学力を客観的に把握して、新しい生活様式の中での授業改善について各学校に提言を行っていく予定をしております。また、コロナ禍にあって、児童生徒や保護者の皆さんには学力保障への不安が恐らくおありのことと思います。例年どおりの取組がなかなか実施できない1学期でしたが2学期以降はできるだけできる限りの取組を行っていき、子供たちにしっかりと学力を定着させていく、そんな取組を推進していきたいというふうに考えてございます。以上でございます。 ○委員長(赤堀久実君)  ありがとうございました。  ただいま御説明いただいた内容について、委員の皆様から御質疑などございましたらお願いします。  生中委員。 ○委員(生中正嗣君)  これも学力向上に向けた取組をいろいろ今教育課長からもお話しいただきました。これも大変御努力いただいてると分かるんですけど、これ学力テストの結果っていうことで、前教育長さんではなかなか各学校の格差っていうかそのあるからっていう、公表されてなかったけど岡本市長なってから公表されたと、これ当然我々でこれ伊賀市全体の調査結果ですけれども、これ各学校別の当然学力結果もあるとは思うんですね。それはまあいろいろ都合があって我々には分からんと思うんですけれど、何を聞きたいかっていうたら聞くところによると例えば全国でも秋田県とか、福井県とか非常に学力が高いということを聞くんですね。そういうことをいろんな勉強したりいろんなアドバイザー呼んだりしてやっていただいてますけれども、例えば秋田、福井が高い、学力が常に高いと突然高いじゃないしに常に高い、そういうところというたら比較をして検証をされたり分析をされたり、そういうことすることによって、取組に取り入れられてるということはございますか。 ○委員長(赤堀久実君)  学校教育課長。 ○学校教育課長(二井英夫君)  ただいま御指摘いただいたとおり、全国のほうでやはり例年成果を発揮している県というのがございます。これは三重県教育委員会のほうも数年前に福井県のほうに長期の視察に入って、福井県の取組をこう学んできたというふうに聞いておりますが、実際のところ三重県の取組と何が異なるのかと、学校での取組について実は大きく異なる点は余り見られなかったというような報告を実は受けております。また伊賀市の教育委員会も視察研修っちゅうことで富山等も行かせてはいただいておるんですが、1つ考えられるのはやっぱり子供たちの生活スタイルが伊賀市の子といわゆるその成果を発揮してる県の学校では少し異なってるところがあるのかなと。例えば家庭学習の問題であるとか、読書量の問題と伊賀市の子供たちは少し課題があるという傾向がちょっと見られてる点もございます。そういった辺りの分析とともにこの全国学力・学習状況調査というのはふだん子供たちがちょっとし慣れていない試験というのもありまして、ここ数年はその試験に慣れる、試験そのものに慣れるというような取組は伊賀市のほうでは少しさせていただいてございまして、過去の問題等に触れて実際に全国学力・学習状況調査の体験を事前にするとか、あるいはその絶対無回答で回答しないというような基本的なところの取組をここ数年はさせていただいてる、そんな状況でございます。 ○委員長(赤堀久実君)  生中委員。 ○委員(生中正嗣君)  ありがとうございます。全国指導要領っちゅうのがあって、これはもうそれに基づいてやっておられるわけやから、秋田が抜群にええ、別の方法ではないわけと思います。だからそれは例えば先ほども請願の中にもありましたけど教職員の例えば指導能力があるかないかしれません、そういうこともあるのかもしれませんしね。1つ私、福井ですけど、福井も非常になんか学力高いってことは聞いてます。そこは体力も高いと。つまり学力・体力は比例するんやというような方もおられるんですね。だからそこら辺で先ほど言われたように生活スタイルが違うとかありましたね。家庭学習が違うとか。読書どうやって言うてるけど、そこら辺もやっぱり教育として、教育委員会としてやっぱり体力、私はたまたまスポ少年に関わってましたから、だからそこら辺はいうんですけど、学力と体力が比例するということはやっぱりどちらも力を入れる、これがやっぱり大事ではないかなとそんな気がするんで、その辺についてどうですか。課長の御見解。 ○委員長(赤堀久実君)  学校教育課長。 ○学校教育課長(二井英夫君)  学力とその体力が本当に比例しているのかどうかってところは分かりませんけれども、いわゆる勉強にしても運動にしても、やっぱ子供たちのやる気をどう発揮させていくかというところで教員に課せられた部分っていうのはかなり大きいのかなとこのように考えてございます。それは1つは学力についてはやっぱりまずは授業、よい授業をすると。授業改善を行うという意味でやっぱり教員がそこの責任を果たしていく必要があるのかなと、体力的な部分についてもやっぱ運動ですね。体育あるいは部活動ですね。中学校でしたら。そういったところに子供たちがどうやったら歩きを項発揮していけるかというようなその子供らのモチベーションをつくり出すのはやっぱ教員の仕事の1つだと考えてございまして、そこの課題については真摯に受け止めて取組を指導していきたいとこう思っております。 ○委員(生中正嗣君)  最後にします。 ○委員長(赤堀久実君)  生中委員。 ○委員(生中正嗣君)  先ほどいうたように体力と学力は比例しているってこれはたまたまその福井県の私話ちょっと出させてもうたけど、やっぱり学力も体力もそうですけれど、スポーツっていうのはやっぱり集中力なんですよね。集中力を養うことによって私はスポーツの世界、学力も向上するんではないかと。だから保護者の中には例えば私も地域で教えてました。そんなあんた塾いかんなんねんそらスポーツやってる暇ないやないかとかいう3つも4つもできへんっていう人もおります。もうその方は非常にその子は非常に学力高いかどうか分かりませんけど、それよりもやっぱり地域活動、社会教育のためにはやっぱりそういうことも進んでやるっていうことを先生方言うのはおかしいですけど、そういうことも頭に入れながらやっぱり指導してやってほしいなとそんな思いです。もう答弁要りません。 ○委員長(赤堀久実君)  他にございませんか。  西口委員。 ○委員(西口和成君)  すいません、ちょっと教えてください。この小学校、中学校の結果分析と今後の取組についてより抜粋の中でなんですけども、特に中学校数学、5ページですね。課題の中で無回答率が全国に比べて高くなっていますってこういうことを書かれてるんですね。私思うに、ここの課題をずっと見させていただいてますと、読解力のことには一切触れられてないのかなと思ってるんです。特に数学っていうのはやり方さえ分かればある程度こう答えが出てくる方式なんですけども、多分これ問われてる内容が多分理解できてないっていうことが無回答率にもこれ拍車をかけてるんじゃないかと思ってるんです。だから数学で問われてるものが分からないから無回答だと。ほかのところ見てると、国語でもその読解力のところが全然書かれてないので全てこれは連動してると私思ってるんですけども、その読解力のことについてどのようにお考えになられてるのかお聞かせください。 ○委員長(赤堀久実君)  学校教育課長。 ○学校教育課長(二井英夫君)
     御指摘のとおり、読解力というのは国語科だけに必要な力ではございません。算数や数学で文章問題を解くときには必ずその読解力っていうのが必要になっております。この読解力については伊賀市の子供たちに特段こう強みであるとか、弱みであるとかいうような形では出ておらないのですが、ただここにあらわして、書かせていただいた中にもやっぱ読解力を求められてるものというのがたくさんございます。読解力をもとに表現する力であるとか、そういうのが養われていくわけでございますので、例えば三角形の合同条件を理解して、その根拠を文章で記述するとこの辺りが実は中学校の数学では強みとしてあらわれてました。これについては、数学的読解力とでもいうんでしょうか。1つの三角形の合同条件を理解してそれを発展的に活用する力となっておりまして、昨年度の結果から言いますと数学ではそういった中学校、数学ではそういった強みがややあらわれていたかなとこのように考えます。おっしゃっていただくように読解力の部分っちゅうのは非常に全ての教科において大切な部分であると認識してございます。 ○委員長(赤堀久実君)  桃井委員。 ○委員(桃井弘子君)  すいません、先ほどその中学校強みで三角形の合同条件っていうのをおっしゃってくれたんですけど、これ中学校の三角形の合同条件って丸覚えしたらできるんですよ。読解力じゃなくて。私ずっと今子供が6年生なんですけど、1年生からずっと小学校行かせてもらってて、読書の時間というのを土曜日登校してたときは読書の時間っていうのがあったんですけれど、ただ読むだけでその後読書感想文を書くとかそういうことはその教育委員会さん、学校もなさらなかったんですね。1時間本を見てるだけ、多分うちの子やったら多分読んでないんですよ、1時間。絵見てるぐらいな感じなんですね。だからやっぱりその学力向上、この課題にも本当に読解力が必要だなって私も西口委員と同じように思ったんですけれど、それって読書の量、これ確かに本当に少ないと思うんです。ただ、こう本を読みますよじゃなくて、例えば私たちの世代だと本を読んで読書感想文を何枚書いて出しましょうっていう教育やったので、読まんと書けないんですよ。どうしても、本を。でも今は読みましょう、終わります。それやったらいつまでたっても読解力も読書で得られる能力も何も伸びないと思うんで、その点はなんかこのプロジェクト委員会とか研究研修会とかを立ち上げていただいてるのはありがたいことなんですけれど、もっと身近な、身近に課題がたくさんあるのにそこを改善していただかないと伊賀市の子供たちの学力って伸びないと思うんです。いつまでたっても。毎年同じような感じじゃないですか。3本柱の学力・人権・キャリア3本柱にしていただいてるんですけれども、人権同和教育しっかり力を入れていただいてることはありがたいんですけど、ただみんな同じみんな一緒というこうで競争心が本当に今の子供たちには生まれていない。いい意味での競争心っていうのは必要だと思うんですね。こんだけできた。じゃあ僕も頑張ってこんだけやろうっていうそういう気持ちがあんまり見られない子供たちの様子を見ていても。私実際本当に子供たちに触れているので。あともうちょっと本当に非常に言いにくいんですけれど、4年生ぐらいになってくると学校の授業だけやったら授業が分からないので塾にいかないといけないっていう保護者の方々の声が多いんです。実際うちの子も塾へ行かせてもらってます。それって学校の先生の本当に申し訳ないんですよ、頑張ってくださってるのは分かるんですけど、指導力にも問題があるんじゃないのかなって保護者の方からの声をいただいてるんです。こうよく分かる子、物すごいできる子、ちょっとできる子、真ん中ぐらいの子、ちょっと分からへん子、全然分からへん子、全然分からへん子っていたらどの辺の子目がけて授業されてるのか分からないんですけど、多分みんながあんまり分かってない4年生ぐらいなってきたら。だからその授業のやり方ももうちょっと改善していただかないと塾へ行かへんだら授業が分からへん、塾へいってるから家庭学習の時間が減る。この物すごい負の連鎖じゃないですか。学校の授業が分かったら塾にいく必要はないし、塾にいかなければ家へ帰ってから宿題して予習復習する時間ができるです。その点どのように改善していっていただけますか。 ○委員長(赤堀久実君)  学校教育課長。 ○学校教育課長(二井英夫君)  たくさん御指摘をいただいんたんですけれども、まずその塾へいかなければ授業が分からないという保護者さんのお声に対してはもう学校として本当に真摯に受け止めていかなければならないと思っております。私どもも、こういった子供たちの学力を分析した後、まず持って何を大事にしてるかというと教員の力量アップ、授業改善を当然1番に考えてございます。学校の教員のほうはどんどん年配の方がこう退職されて、ここ数年初年度に入ってくるいわゆる新規採用教員が1年20人から30人入ってくるというようのがこんでも3年4年ほど続いております。どんどん教員がこう若返っていってると、若返っていくことは悪いことではないと思うんですが、授業をという点から見るとやっぱベテランの先生に比較すると若い先生方はなかなかうまく授業がいかない、子供の心をつかみ切れないというような課題がやっぱり見られます。そういう意味で新採及び若手教員にしっかりこう力をつけていってもらうということで教育アドバイザーのほうも各学校に派遣もしながらまた校内での研修を充実させていきたいなと考えてございますし、現在もそういった形で取組を進めさせていただいているところでございます。以上でございます。 ○委員長(赤堀久実君)  桃井委員。 ○委員(桃井弘子君)  実際本当に若い先生方多く入っていらっしゃるんです。若い先生方を校長先生や教頭先生が授業の指導したりすることも大切だとも思いますし、ただやっぱり若い先生方自身も子供たちにどう接していいのか、授業どう進めていっていいのかっていうところもやっぱすごく悩んでらっしゃると思うんですね。その最近の傾向でいうと、子供たちが先生をいじめるっていうのがよくある話なんです。聞かせてもらってることもあるんで、やっぱりその若いせっかく教員として頑張っていこうと思ってくださってる若い先生方の心のケア、あと指導力のケアもしっかり今後やっていただきたいと思います。終わります。 ○委員長(赤堀久実君)  他に。  北森委員。 ○委員(北森 徹君)  やっぱり学力向上は学校側ではなく、そのここにもあるように家庭学習の充実っていうことで、家での自分で勉強する力っていうものがやっぱ学力向上に必要になってくるかと思います。秋田に僕もちょっと視察に行かせてもらったときに、やっぱり子供たちは帰ってすぐに宿題をするという勉強する習慣っていうのがついてるような感じですんで、秋田の場合はさっき桃井委員さんも言わせてもうた塾っていうのに周りも塾もなく塾にいかず、家庭学習でやって学力もいいっていう向上してるっていうことが現状ありますので、ですんでやっぱりその秋田のほうでは二世代、三世代っていうおじいちゃん、おばあちゃんらが見てくれるっていう伊賀市においては核家族で共稼ぎで見るものがいないって子供たちに任せてしまうっていうのが結局自分で勉強するっていうことができないようになってしまってるのかなと思います。去年もPTAの人らが自主学習っていう宿題を与えられたけども、それをすると子供たちが何をしたらいいか分からないっていう現状があったみたいですので、やっぱり個々に何をしたらいいかって教えていかないといけない子供たちもいるでしょうし、自分で勉強する力っていうものをやっぱ養うためにはこの伊賀市においてそういう核家族っていう現状と秋田とは二世代、三世代と状況が違うのでそこらも踏まえた上での伊賀市での取組っていうのはどうお考えでしょうか。 ○委員長(赤堀久実君)  学校教育課長。 ○学校教育課長(二井英夫君)  今おっしゃっていただいたように自分でする力、これが学力を伸ばすこう一つのキーワードになってることは間違いございません。ただ、自分でする力を身につけるためにやはり小学校の低学年から中学年にかけては丁寧なやっぱりその家庭学習の指導、宿題、適量の宿題を適切にこう出していくっていうのが必要になってくると思います。これまた中学校の上のほうになってきますとやっぱり自主学習、自分で課題を見つけて自分で勉強するというそういう力が特に受験に向けても必要になってきますので、そこは発達段階に応じた家庭学習の提示の仕方をしていかなければならないんですが、現状とにかく家庭で学習してる時間が伊賀市の子は非常に少ないんです。一方で塾へ行ってる子はかなり結構おりまして、そういったところで学校の宿題を適切な量、適切な内容というのがどの辺りにあるのかという辺りをしっかりちょっと分析もしながら進めていかなければならないなとこのように考えてございます。 ○委員長(赤堀久実君)  北森委員。 ○委員(北森 徹君)  そうですね。今後そのデジタル化って一人1台タブレットっていう形で勉強の仕方も変わってくるかと思いますし、それによって興味を持ってくる子供たちもいるかと思いますので、そこらも含めて今が子供に自分で勉強する力をつけるチャンスになるのかも分からないので、そこらも鑑みて取り組んでいただければと思います。以上です。 ○委員長(赤堀久実君)  他に。  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  皆さんがたくさん質問されましたし、いろんなことお聞かせいただいたんですけど、一つやはり本ですね。本を読むことを大事にしてるって、私も秋田とか行かせてもうたときもおっしゃってて、子供たちは本をとにかくあてがえるのでなくて学校、図書司書ですね。司書の存在ってとても大事で本当にその本好きにするとか、その本にふれあうことが楽しいとか、そういったことをする専門家なんですよ。その本当にこう読書を大切にとか重要視するならばそこまで時間をとるだけじゃなくて、その学校図書をどう使ってそこに専門家である司書をどう配置する、それは伊賀のその地域にある中央図書館とかも含めての連携とかもあるかも分かりませんが、そういったこと本当必要だと思うんですよね、ところがまだまだ合併した後の学校行ってもその本の整理すらなかなか手につけられてないような状況もあるっての昔行ったときに聞かせてもらったんですけれども、まずそういうところも先生方が本当に本の整理とかその子供たちとの本の関わりをつくるっていうところまでいうのがもう時間もとれないようやったらやっぱり司書をきちっと配置するとかっていうようなことも予算伴うのでね。だけどそこが大事やと思うんですよ、私は。本当にお金をどういう形でかけるかっていうことが伊賀市全体で必要かなと思うんですが、そういったことはどうでしょうかね。 ○委員長(赤堀久実君)  学校教育課長。 ○学校教育課長(二井英夫君)  図書館司書については、小中学校については現在のところどこの学校にもついておりません。学校教職員については県費職員が大半なんですけれども、県のほうからも高等学校の図書館のほうには司書が配置されてるんですけども、小中学校にはなかなか配置されておりません。ただ、教員の中に学校図書館司書の免許を持ってるものがおりまして、そういったものが図書館の担当をして図書館の運営をしてる学校が多いんですけども、ただ図書館の整理整頓、非常に時間も手間もかかります。また子供たちに図書館を有効に活用させるということなんですが、お昼休みの時間や放課後の時間等を開放して子供たちが自由に出入りする、あとは授業で本を読んだりするぐらいでなかなか学校生活の中で子供たちも図書館を有効に活用する時間が少ない面もございます。そういった辺りで、全体の学校教育課程のバランスも考えながらまた環境整備も当然こう整えていかなければならないと考えてございます。以上でございます。 ○委員長(赤堀久実君)  桃井委員。 ○委員(桃井弘子君)  すいません、申し訳ないです。ちょっと北森委員の話の続きなんですけど、1点だけちょっと要望なんですけど、この家庭学習、学校の宿題に関して私多分以前も言ったと思うんですけど、漢字でも三つぐらい書いて終わる、平仮名も、「あ」1枚のプリントで「あ」が終わって、次の日は「い」をもらってくる。それやったら子供たちはそれで覚えた気になるんですよ。実際覚えてなくても。なんでこう漢字やったらノートに同じ漢字ばっかり1ページ分書くとか、ちょっとそのやり方のほうも工夫していただきたいなっていうことを要望させていただきます。終わります。 ○委員長(赤堀久実君)  ないですね。はい。  では、他にないようでしたらこの項は終了したいと思います。  なお、本日の委員長報告の作成については、私に一任願います。  これをもって、教育民生常任委員会を閉会といたします。          (午後 0時03分 閉会)...