ただいま上程の議案第43号、令和元
年度一般会計補正予算(第7号)について、その概要を説明します。
議案第43号ですが、既定の予算額に
歳入歳出それぞれ3,938万6,000円を追加し、補正後の予算額を
歳入歳出それぞれ448億5,057万5,000円とするものです。
今回の補正は、1月16日に
日本国内において、
新型コロナウイルスの罹患者が確認されてから、
感染者数の増加に伴い、
国内感染対策などとして国が発表した
新型コロナウイルス感染症に関する
緊急対応策に対応するため、新たに発生する所要額、及び、追加で
繰越明許費を設定する補正となっています。
主なものとしては、
伊賀鉄道活性化促進事業では、3月2日から
高等学校などが
臨時休校となったことなどにより、3月の
通学定期券新規購入の減、及び、払い戻しなどにより大幅な減収となることが見込まれることから、
伊賀鉄道の運営に必要となる
伊賀鉄道運営費等補助金1,990万2,000円を計上しています。
なお、財源は
新型コロナウイルスの影響による減収のため、
財政調整基金としています。
次に、
放課後児童対策事業では、
国庫支出金などを財源に、小学校の
臨時休校に伴う、
放課後児童クラブの開所時間を延長に要する委託料など、1,211万5,000円を計上しています。
続きまして、
私立保育所等補助金では、
国庫支出金を財源に、
私立保育所等において
感染症対策に必要となるマスク、消毒液などの備品などを購入するための補助金250万円を計上し、また、
保育所管理運営事業では、私立と同様に
公立保育所等における
感染症対策に必要な経費として
消耗品費112万円、及び、
管理用備品購入費48万円を計上しています。
学校給食管理経費では、
全国学校給食会連合会からの交付金などを財源に、小・中学校の
臨時休校に伴い、
給食食材のうち、キャンセルにより生じた食材の
費用負担を行うための
賄材料費、323万7,000円を計上するなど、所要額の補正を行うものです。
最後に、
繰越明許費では、
消防本部通信指令の
統合型位置情報通知装置につきまして、
新型コロナウイルスの影響により、中国からの
製品供給が停止し、年度内の完成が難しくなったことから、追加で限度額の設定をしています。
以上、よろしく審議をお願いいたします。
○議長(
中谷一彦君)
説明は終わりました。
これより質疑に入ります。
なお、質疑は、
会議規則第58条の規定により1人3回まで、また申し合わせにより答弁を含めて20分以内となっておりますので、御了承願います。
それでは、質疑はありませんか。
百上議員。
○19番(百上真奈君)
ごめんなさい。
一括というか、ページとかはちょっと適切に言えないかもわからないんですけれども、1つは、
放課後児童クラブに関する予算の中で、それぞれ
大小規模はあろうかと思うんですけれども、それに必要な、ごめんなさい。だから、どこを開ければいいんでしょう、済みません。
11ページになりますね。11ページの
放課後児童対策事業の中になると思うんですけれども、委託料についての金額については、それぞれ大小があるかと思いますが、一方で、
衛生管理とかそういった積算としては、同じような金額が上がってるように思うんですが、私の理解が間違ってたら教えていただきたいんですけども、資料のほうで、配付するいろいろなものについてはきちっと
放課後児童クラブの規模に合ったものとして配付されるような予算づけがちゃんとできているのかということをお尋ねしたいと思います。
○議長(
中谷一彦君)
こども未来課長。
○
こども未来課(
岡澤勝彦君)
失礼いたします。
こども未来課、岡澤でございます。
議員お尋ねの各クラブに応じまして、消耗品でありますとか、また
空気清浄機等の備品につきまして購入の場合は
国庫補助がありますので、各園に応じた対応で計上させていただいております。
○議長(
中谷一彦君)
百上議員。
○19番(百上真奈君)
3回までということなので、ちょっともう一回、まとめて質問したらいいのかということもありますので、お聞きしたいと思うんですけども、じゃあ、それはそんなふうにして、とにかく
放課後児童クラブにきちっとそういった配付するものができるということで確認させていただきたいと思います。
それから、
あと学校給食のことで13ページでお聞かせいただきたいんですけれども、これは、食材、
学校給食が中止になったことによって
食材費用の負担分、つまりもう一回中身をどういうふうな形で理解したらいいのかということを教えていただきたいんですけれども、私が聞きたいのは、もう一点は、結局、
給食費を既に親御さんが払っているけれども、その
給食費を返還するようにということで国のほうが一定、指示が出てるかと思うんですが、それに伴うことについてはどうなのかということですね。
あともう一つは、
生活保護家庭とか
就学援助を受けている
子供たちについては、
給食費がもともと補助がされています。しかし、学校が休業することによって、そこの親御さんたちが昼食の負担をしなければならないということになっています。自治体によっては、
生活保護のほうの部分を国が
給食費として支給するというふうにするというふうに聞きましたので、それについて、伊賀市もそのとおりするのか、さらには、
就学援助の御家庭にも
給食費の負担が、逆に休業することによって
保護者に発生していますから、その給食というお昼の昼食を出している分の補助をするのか、伊賀市の
教育委員会の見解を求めたいと思います。
○議長(
中谷一彦君)
学校教育課長。
○
学校教育課長(林崎 勉君)
失礼します。
学校教育課、林崎です。よろしくお願いします。
委員お尋ねいただきました1点目の
給食費の補助につきましてですが、これにつきましては、保護者に現在負担をいただいてる分を中心に、中心にというか、それをもとに算出をさせていただいて補正を計上させていただいておりますので、
保護者に返金をされるということで御理解いただけたらと思います。
それから、
就学援助の御家庭の昼食費といいますか、給食がないことによって発生した分ということについてのものは、算出には入っておりませんので、その部分の計上ではありません。
ちなみに
就学援助の御家庭の対応につきましては、例年4月以降申請をしていただいて
就学援助の依頼をしていただくんですけども、これにつきましては、
コロナ感染防止対応ということで、いつもの期間以上の期間延長しまして、申請を受け付けるという方向で、今調整をしております。
以上です。
○議長(
中谷一彦君)
百上議員。
○19番(百上真奈君)
そういうことで返金するということでのことは理解、わかりました。
先ほど、
就学援助のことについては、受け付ける期間を広げるということなんですけども、実際に、今受けている方々に負担がふえているということなので、自治体によっては国が
生活保護の御家庭にするのと同じように、それは伊賀市単独の負担になるわけですけれども、そういったことをやると。これは、
入学準備金やらいろんなのを含めて伊賀市がやっぱり
生活保護基準の1.2ということで、やはり
生活困窮の御家庭の皆さんが
就学援助を受けているということもありますので、そのことについては、ぜひ伊賀市も今の段階でのところをきちっと調査して、休業になった部分での負担に対し、
就学援助を受けている御家庭に対して支給をしていただきたいと思いますので、それは、いうことで、もう一回答弁を求めるということになるかと思います。よろしくお願いしたいのと、最後に3回目の質疑なので、終わりにしなきゃいけないんですけども、これ総括してそれぞれの、
あと給食の食材についても、例えば
給食食材業者の給食に使ってもらえない部分については、それについても国のほうが農業、新聞に書いてあったわけなんですけども、その支援をするということをやるというふうに書いてあったわけですね。
給食中止の損失に補助をするということで、農家さんや
直売処分も対象で文科省でそういったこともやると、その相談の窓口は
教育委員会などに農家さんたちが、こういう給食の食材を提供することでのマイナスになったということを伝えて、それを
学校給食会でしたっけ、
全国学校給食連合会のほうへ連絡して補助をしていくというようなことも国は打ち出したと、文科省が打ち出したというふうに書いてありましたが、そういった対応についても、それをされるのかということを確認したいと思います。
そしてもう一点、最後ですけども、
給食調理員さんが無給で
自宅待機になっているということをお聞きしました。やはり今回、国の要請によって学校が一斉休業によって職を失ったわけですから、その臨時の
給食調理員の無給で
自宅待機という方が何人ぐらいおられて、その対応についてはどうされるのか、最後にお聞きしたいと思います。
○議長(
中谷一彦君)
学校教育課長。
○
学校教育課長(林崎 勉君)
失礼します。
お尋ね3点のうちの最初の2点について、お答えをさせていただきます。
就学援助費の現在の
就学援助費対象の御家庭については、きょうは終了式ということで、
子供たちはきょう年度末の最後の登校日ということになりました。きょうは、春休みの過ごし方について等のお手紙を
保護者にお持ち帰りをいただくということになってますけど、次回、予定では4月6日、
子供たちが来たときの文書を今、予定でつくってるんですけど、その中に、この
コロナウイルスの感染にかかわってお困りのこと、あるいは金銭面も含めてになりますけども、相談事等ありましたら、学校のほうにお伝えをいただくようにということで、そのような対応をさせていただきたいと思っていますので、先ほど言っていただいた内容も状況によっては、そこから上がってくるので、また対応していきたいというのが1点でございます。
それから、2点目、ごめんなさい。申しわけありませんでした。
給食の食材を納入していただいてる業者等の対応についてですけども、
先ほど補正で計上させていただいてるお金につきましては、
保護者負担というふうに説明をさせてもらいましたけど、その
保護者負担のお金が業者さんのほうにお支払いをさせてもうてる場合、今保留になってる場合とございますので、今、学校のほうで納入先の業者さんと話をして、損失分というかを計算というか算出しております。それにつきましては、ここで上げさせてもうてる
保護者負担で一旦支払ってあるやつを業者さんにもお支払いをするという形で対応させてもうております。
以上です。
○議長(
中谷一彦君)
3点目。
教育委員会事務局長。
○
教育委員会事務局長(
中林靖裕君)
教育委員会の中林でございます。よろしくお願いいたします。
休業中の
給食調理員さん、議員おっしゃるのは、
臨時職員さん等のことだと考えております。
給食につきましては、
子供たちが来ていない、もしくは給食が行われない日につきましても、消毒、それから準備等、かなりしていただかなん業務がありますので、その業務に当たっていただく日数につきましては、出勤をいただいているというところでございます。ただ、給食が完全にとまっておりますので、休業、来ていただかない日もふえてきていると思います。ただ、残念ながら今、どこまで日数が休業を余儀なくされている日数があるのかというのをつかめていない状況ですので、早急につかみまして、また報告させていただきたいと思います。
○議長(
中谷一彦君)
他に御質疑ありませんか。
安本議員。
○23番(
安本美栄子君)
1点だけ確認させてください。
12ページ、13ページの
児童措置ですが、
私立保育所補助金、私立の
保育所補助金で
保育環境改善等事業必要補助金250万、これ
国庫支出金ですのでありがたいんですけれども、衛生品を購入する
備品購入に充てられてますが、消毒液とか、それからマスクとかは、今、伊賀市の市中では売ってません。ありません。お金を補助金としてお出しいただきますけれども、私立の
保育所さんには、
購入ルートがあるのか在庫品があるのか、そういうふうなことの確認は、行政としてはどうでしょうか。おやりになってらっしゃいますか、その点をお伺いいたします。
○議長(
中谷一彦君)
保育幼稚園課長。
○
保育幼稚園課(
谷口順一君)
失礼いたします。
保育幼稚園課、谷口でございます。
議員お尋ねの各
保育所に問い合わせをしてるのかというようなことでございますけれども、この補助金につきましては、国の国費を使い実施をするものでございますけれども、期間が令和2年の1月16日からこの3月31日までに購入また
支払い済みのものというような制約がございます。こうしたことから、非常に期間が短い、また品薄の状況であるというようなところでございますので、こうしたことから、各施設に対しまして、一旦聞き取りをさせていただき、今回補正に上げさせていただいたものでございます。
○議長(
中谷一彦君)
安本議員。
○23番(
安本美栄子君)
期間は、本年度ですから3月31日までで、それはそれで事務的な処理ですから、それはいいんです。問題は、3月31日までにマスクとか消毒とかそうした環境の備品が買えるか買えないか、31日過ぎてしまったら、じゃあどうなるんですかというようなことですので、これはやっぱり、把握する必要があると思います。時間的なやっぱりタイムリミットもございますので、その辺は、もうこれ以上はお伺いをいたしませんけれども、私立の
保育所にしっかりと早い地点でお願いをし、まずは、お金は頂戴したけれども、消毒液やマスクというそういうふうな備品が、私立の
保育所それぞれの保育園に届かなければ何の意味もないし、やっぱり不安が生じるわけですから、その辺はしっかりと取り組んでいただきたいと思います。
○議長(
中谷一彦君)
他に御質疑ありませんか。
中岡議員。
○24番(
中岡久徳君)
11ページ、
伊賀鉄道の
コロナ対策で乗客が減っているというて本で書いてくれてありますが、これだけと違って、
ダイヤ編成で、
伊賀鉄道の今大阪行く特急と連結してません。2分ほど、神戸へ着くと、もうさよならと出た後ですねん。そういうことで、これ一般のお客さんが減る減ると、コロナだけと違って、もう1日の間に何本もそういうことで間に合わへんと、こういう減収になったときに、また
伊賀鉄道補助出すんですか。もう少し、時間帯も考えて
伊賀鉄道のダイヤを組んでもらわな、私は乗りたかっても乗ったらさよならでした。そういうことを
皆さん御存じで、こういう予算組んでくれてるのか、これから1年ほどやったら、またお客さんが、一般のお客さんですね、減収になると思います。コロナだけと違って、もう直接の減収、目に見えてる減収ございます。そういうことを御存じでこういう予算組んでくれてるのか、それも、ちょっと時間のダイヤのことと予算の編成、聞かせてください。
○議長(
中谷一彦君)
交通政策課長。
○
交通政策課長(福岡秀明君)
交通政策課、福岡でございます。
議員お尋ねの
伊賀鉄道の時刻表でございますが、御存じのようにできるだけ特急に接続するようには努力はさせていただいてるところでございます。
今回4月の1日から、済みません、3月の16日ですか、ダイヤ変更がございました。それにつきましては、大阪のほうはあれなんですが、名古屋に行く特急、早い便ですね、それが出ますので、そういったものに接続するようにさせていただいてますのと、また名古屋から帰ってきて
伊賀鉄道に乗りかえていただく中で、
伊賀鉄道の接続がなかったという便が多々ございましたので、そういった面を改善をいたしております。できるだけ、そういったことで皆様に御迷惑をかけないような形で
伊賀鉄道のほうもダイヤ変更等進めておるんですけども、どうしてもちょっと物理的に合わない点もございます。そういった面も含めまして、今後もダイヤ改編のほうを考えていきたいと考えております。
○議長(
中谷一彦君)
中岡議員。
○24番(
中岡久徳君)
意味はわかるんですけれども、名古屋は便利になった、名古屋と大阪と伊賀の方どちらへたくさん行ってるのか、そういう調査もされて、そういう発言されてるのか疑問に思います。
やはり大阪、伊賀の方は大阪へたくさん通勤もされて、時間、京都のほうも行ってる方もたくさんおります。だから、名古屋も向いてもらうの結構ですけれども、それは名古屋も大阪も100%満足できるかできないかもわかりませんが、これまで乗れてた特急、それはもう何ともならんのか、もう一度聞かせてください。
○議長(
中谷一彦君)
交通政策課長。
○
交通政策課長(福岡秀明君)
失礼いたします。
おっしゃるとおり、やはり伊賀の出ていくほう、関西のほうが多々人数等たくさんおります。そういったことも含めまして、今後とも
伊賀鉄道と改善に向けて見届けてまいりたいと考えておるところでございます。
○議長(
中谷一彦君)
他に、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
中谷一彦君)
御質疑なしと認めます。
お諮りします。
本案については、委員会の付託を省略し、討論に入りたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
中谷一彦君)
御異議なしと認めます。
よって、本案は、委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
御意見ありませんか。
百上議員。
○19番(百上真奈君)
この補正予算に賛成の立場で意見を申し上げます。
本当に職員の皆さんには、この
新型コロナウイルス感染に対して日夜、大変な御努力をしていただくことに心から感謝申し上げます。
一方で、国もどんどん追加のさまざまな対策を打ち出しておりますので、どうぞくれぐれも漏れのないように補助等をちゃんと活用して、伊賀市でお困りの方々に手の届くようにしていただくようにしていただきたいと思います。
先ほど申しました
給食中止損失の補助も文科省と、それから農水省のほうで一緒になってやる対策として上がってきております。
給食食材の納入業者が、まず学校、
教育委員会などに困っているということを申請して相談をし、自治体が取りまとめをして
学校給食課のほうへ届けるというふうな仕組みもありますので、ぜひ、そういったことではくれぐれも国の対策をしっかりととってきていただいて、やっていただくようにお願いしまして、賛成といたします。
○議長(
中谷一彦君)
他に御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
中谷一彦君)
御意見なしと認めます。
よって、採決に入ります。
議案第43号に対し、可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
中谷一彦君)
全会一致であります。
よって、議案第43号は可決されました。
次に、日程第2 報告第1号から報告第5号までを一括して議題とします。
当局の説明を求めます。
市長。
○市長(岡本 栄君)
ただいま上程の報告第1号から報告第5号までの
地方自治法指定人の
経営状況を説明する書類の提出について報告します。
地方自治法第221条第3項の法人であります
株式会社俳都ピア、伊賀市
土地開発公社、
公益財団法人伊賀市
文化都市協会、
一般社団法人大山田農林業公社及び
有限会社大山田ファームの、令和2年4月1日から令和3年3月31日までの間における事業計画に関する書類を、同法第243条の3第2項の規定により報告いたします。
まず、報告第1号の
株式会社俳都ピアの概要ですが、ハイトピア伊賀の1階及び2階テナントにかかる不動産賃貸業務及び1階での小売店Yショップの直営を行っています。
令和2年度の事業計画ですが、テナント賃貸業務においては、地域イベントへの協賛や独自の販促活動を実施し、来客数の増加と各テナントの売り上げ増につなげ、テナントの経営安定に向け取り組みます。
また、1階直営のYショップについては、昨年度店舗の改装や人件費、経費などの見直しを行いましたが、引き続き経営向上に取り組みます。
総合収支計画では、売上高で30年度決算より、およそ430万円少ない、6,312万3,000円とし、当期損失を30年度決算より、およそ278万3,000円少ない、27万5,000円としています。なお、この損失については、利益剰余金での充当を予定しております。
次に、報告第2号の伊賀市
土地開発公社の事業計画の概要です。
令和2年度における公共用地の処分及び取得の事業計画はありません。
予算としては、収益的収入及び支出では、収入3万5,000円、支出12万9,000円としています。
次に、報告第3号の
公益財団法人伊賀市
文化都市協会の事業計画の概要です。
公益財団法人伊賀市
文化都市協会は、伊賀市文化振興ビジョンの理念、基本方針を踏まえ、文化ホールを拠点にすぐれた文化芸術の鑑賞機会の提供、人材の育成、文化芸術活動への支援を初め多様な文化まちづくり事業を実施するとともに、伊賀地域内の関係機関・団体との連携、地域や市民との協働を一層推進しながら、文化財施設等を活用した各種事業の展開により、地域における広範な文化的資源や営みとの連携・融合等による事業を展開し、文化がつなぐまちづくりを推進します。また、産学官連携による地域産業創造センターの運営を通じ、環境・食・文化等に関する地域産業の振興に資する事業の計画をしています。
収支予算としては、経常収益の合計が5億2,883万2,000円で、その内訳は、公益目的事業会計で4億9,330万3,000円、収益事業等会計で494万3,000円、法人会計で3,058万6,000円を見込んでいます。
経常費用では、合計が5億3,051万5,000円で、その内訳は、公益目的事業会計で4億9,715万7,000円、収益事業等会計で277万2,000円、法人会計で3,058万6,000円で、当期経常増減額は、168万3,000円の減額となる見込みです。
このことにより、一般正味財産期末残高は1億9,915万5,989円となり、指定正味財産期末残高1億6,586万4,718円を合わせて、正味財産期末残高は3億6,502万707円を見込んでいます。
次に、報告第4号の
一般社団法人大山田農林業公社の事業計画の概要です。
公益目的事業では、農地保全管理事業や特産品開発事業、菜種搾油施設管理事業などを、収益事業では、農産物加工所運営事業や菜種搾油施設運営事業、農作業事業などを計画しています。
予算としては、収入の部で農地保全管理事業などの公益目的事業会計が、1,327万円、農産物加工所運営事業などの収益事業等会計が3,735万円、法人会計が952万5千円で、合計6,014万5,000円を計上し、支出の部では、公益目的事業会計で、1,702万4,000円、収益事業等会計で、3,325万2,000円、法人会計で、983万5,000円、合わせて6,011万1,000円としています。
これにより、当期一般正味財産増減額は、3万4,000円の増を見込んでいます。
最後に、報告第5号、
有限会社大山田ファーム、の事業計画の概要です。
一般社団法人大山田農林業公社が行う土地利用調整に伴う農業経営及び農作業の受託などを計画しています。
予算としては、収入の部で農作物販売収入4,250万円、農作業受託収入600万円、奨励助成金2,000万円と営業外収入247万1,050円などを合わせまして7,097万1,050円を計上し、支出の部では材料費1,290万円、労務費570万円、外注加工費710万円、経費2,023万円、人件費2,086万5,600円などで、合わせて7,087万7,543円としています。
これにより、当期純利益は、9万3,507円を見込んでいます。
以上、報告をいたします。
○議長(
中谷一彦君)
説明に対し、御質疑、御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
中谷一彦君)
御質疑なしと認めます。
よって、報告第1号から報告第5号までは、当局の説明のとおり御了承願います。
以上で、本定例会に付議されました案件は、全て終了いたしました。
去る2月26日に開会しました令和2年第1回
伊賀市議会定例会は、これをもって閉会します。
長らくの慎重審議、ありがとうございました。
(午前10時35分 閉会)
―――――――――――――――
地方自治法第123条第2項の規定により次に署名する。
議 長 中 谷 一 彦
議 員 田 中 覚
議 員 森 川 徹...