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令和 2年予算常任委員会( 3月13日)

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  1. 伊賀市議会 2020-03-13
    令和 2年予算常任委員会( 3月13日)


    取得元: 伊賀市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-03
    令和 2年予算常任委員会( 3月13日)               予算常任委員会会議録   1.開催日 令和2年3月13日 2.場  所 市議会議場 3.出席者 川上善幸、北森徹、信田利樹、西口和成、福村教親、宮﨑栄樹、桃井弘子、        山下典子、市川岳人、赤堀久実、嶋岡壯吉、田中覚、森川徹、生中正嗣、        上田宗久、近森正利、百上真奈、岩田佐俊、安本美栄子、中岡久徳 4.欠席者 福田香織、北出忠良、空森栄幸 5.理事者 岡本市長、大森副市長、前川危機管理監、稲森総務部長、山本総務部理事(       秘書、調整担当)、宮崎企画振興部長、百田財務部長、藤山財務部次長、田       中人権生活環境部長、中人権生活環境部人権政策監(次長級)、田中健康福       祉部長、中出健康福祉部次長横尾健康福祉部参事地域包括支援センター       所長、東産業振興部長堀産業振興部次長営業本部事務局長、山本建設部       長、中森消防長、松田市民病院副院長〔事務部門〕兼健診センター副センタ       ー長、森澤市民病院事務部長病院総務課長松本会計管理者、北山上下水       道事業管理者清水上下水道部長中西上下水道部次長(事務担当)兼経営       企画課長事務取扱岸上下水道部次長(技術担当)兼水道施設課長事務取扱       兼青山事業所長、谷口教育長、中林教育委員会事務局長松本監査委員事務       局長、池本島ヶ原支所長地域振興総括監事務取扱住民福祉課長事務取扱、       狩野大山田支所長地域振興総括監事務取扱高木農業委員会事務局長(部
          長級)、奥田総務課長風隼財政課長前川課税課長福永収税課長、水瀧       環境政策課長環境センター所長田中地域包括支援センター相談支援室長、       藤林介護高齢福祉課長前田保険年金課長川北医療事務課長兼検診センタ       ー検診管理課長中井営業課長森中下水道工務課長杉野振興課長 6.事務局 川議会事務局長(次長級)、籔中議事課長、中川主幹兼議事調査係長、上地       主幹兼総務係長、谷岡主任 7.案  件 1.議案第13号 令和元年度伊賀市一般会計補正予算(第6号)        2.議案第14号 令和元年度伊賀市国民健康保険事業特別会計補正予算                 (第4号)        3.議案第15号 令和元年度伊賀市住宅新築資金等貸付特別会計補正予                 算(第2号)        4.議案第16号 令和元年度伊賀市介護保険事業特別会計補正予算(第                 4号)        5.議案第17号 令和元年度伊賀市サービスエリア特別会計補正予算                 (第2号)        6.議案第18号 令和元年度伊賀市後期高齢者医療特別会計補正予算                 (第2号)        7.議案第19号 令和元年度伊賀市病院事業会計補正予算(第4号)        8.議案第20号 令和元年度伊賀市水道事業会計補正予算(第3号)        9.議案第21号 令和元年度伊賀市下水道事業会計補正予算(第3号)        10.議案第22号 令和元年度伊賀市島ヶ原財産区特別会計補正予算(第                 1号)        11.議案第23号 令和元年度伊賀市大山田財産区特別会計補正予算(第                 2号)        12.議案第 1号 令和2年度伊賀市一般会計予算        13.議案第 2号 令和2年度伊賀市国民健康保険事業特別会計予算        14.議案第 3号 令和2年度伊賀市住宅新築資金等貸付特別会計予算        15.議案第 4号 令和2年度伊賀市駐車場事業特別会計予算        16.議案第 5号 令和2年度伊賀市介護保険事業特別会計予算        17.議案第 6号 令和2年度伊賀市サービスエリア特別会計予算        18.議案第 7号 令和2年度伊賀市後期高齢者医療特別会計予算        19.議案第 8号 令和2年度伊賀市病院事業会計予算        20.議案第 9号 令和2年度伊賀市水道事業会計予算        21.議案第10号 令和2年度伊賀市下水道事業会計予算        22.議案第11号 令和2年度伊賀市島ヶ原財産区特別会計予算        23.議案第12号 令和2年度伊賀市大山田財産区特別会計予算 8.会議の次第             (午前 10時00分 開会) ○副委員長(上田宗久君)  おはようございます。  委員長が本日、体調不良により、かつ欠席のため、副委員長の私が職務の代行をさせていただきますので、御協力をお願いいたします。  一昨日に引き続き、予算常任委員会を開会します。  本日ただいまの出席委員数は20名、会議は成立いたしました。  この際、市長が発言を求めていますので、これを許可します。  市長。 ○市長(岡本 栄君)  皆さん、改めましておはようございます。  私のほうからは、皆さん御心配の新型コロナウイルス関係についてお話をさせていただきたいというふうに思います。  新型コロナウイルスの感染症については、三重県からの発表としまして、3月11日、伊賀保健所管内で県内2例目となる感染症の濃厚接触者6名の方のPCR検査が実施されまして、5名の方に陽性反応があったということであります。  なお、経過中、受診した医療機関の関係者10人に対してもPCR検査が実施されましたが、全員陰性で医療関係者の感染は認められませんでした。引き続き、陽性反応が出た5人の方々の行動履歴、それから濃厚接触者の調査が伊賀保健所により進められているところであります。  皆様方の中には、もう少し詳しい情報をというふうに思われている方が多いと思いますけれども、私どもの市のサイズといいますか、市としましては保健行政は県の管轄となるところであります。政令指定都市、中核都市においては、それぞれの保健所を所有しておりますので、独自のまた体制がとれる、発表体制がとれるところであります。  その中でありますけれども、保健所へ申し上げたのは、保健所からのタイムリーな情報提供を要望するところであるということを申し上げ、了解を得ました。また、名張市さんとの情報を共有して対応に当たることも申し合わせをさせていただいております。会社、病院との調整というのは、保健所さんが担当いたすということでありますね。機能を分担して事に当たっていきたいというふうに思います。  コロナウイルス感染症についてと題しまして、3月15日の広報誌すると同時に回覧をさせていただくチラシをつくっております。いろいろと感染予防やコロナウイルスに関する相談窓口、それから、デマやうわさの注意事項などを記載しておりますので、ぜひごらんいただきたいというふうに思います。  伊賀保健所管内ということでありますけれども、今日においては名張から毎日7,000人がこの伊賀市においでをいただいておりますし、伊賀市からは3,000人が名張市へ行くということでありますから、どこでどうということではなくて、私たち市民一人一人がしっかりと手洗いを励行し、それからうがいをし、マスクをしというようなことを努めていきたいというふうに思います。  余り恐れることはないというふうには私は思うんですけれども、重篤化する基礎疾患のある方、それから高齢の方については、しっかりとみんなでケアをしていきたいというふうに思っているところであります。  また新しい発表が出ましたら、市民の皆さんにもお伝えをしていきたいというふうに思いますが、ここしばらくはしっかりと皆さんで頑張っていきたいというふうに思います。  ありがとうございます。 ○副委員長(上田宗久君)  では、初めに一般会計歳入について御審査願ます。  歳入は、一括審査を行います。予算に関する説明書、16ページから61ページについて御質疑ありませんか。  宮﨑委員。 ○委員(宮﨑栄樹君)  25ページ、下から三つ目ですか、環境保全負担金1億5,000万円とあります。確認ですけど、まず負担金の目的とその積算根拠をお示しください。 ○副委員長(上田宗久君)  環境政策課長。 ○環境政策課長環境センター所長(水瀧房吾君)  環境政策課、水瀧です。よろしくお願いします。  環境保全負担金の目的ですけれども、この条例は本市に所在する一般廃棄物処理施設に他の地方公共団体から持ち込まれる一般廃棄物に対して、本市における環境負荷の低減を図り、環境施策の財源に充てるため、環境保全負担金の負担を求めることを目的としています。  負担金の使途ですが、市民の環境保全に関する知識の向上に関する事業、地域における環境保全活動に関する事業、一般廃棄物処理施設の周辺地域の環境整備に関する事業、それからその他本市の環境保全を推進するための事業となっております。  積算根拠ですけれども、市外から持ち込まれる廃棄物、1トン当たり1,000円となっております。 ○副委員長(上田宗久君)  宮﨑委員。 ○委員(宮﨑栄樹君)  積算根拠ということで、この1億5,000万円、トン当たり1,000円だとすごい、何トン入ってくるのかということと、どれぐらいの自治体から入ってきてるのかということを確認したいんですが。 ○副委員長(上田宗久君)  環境政策課長。 ○環境政策課長環境センター所長(水瀧房吾君)  トン当たり1,000円ですので、約15万トン。それから、入ってきている団体は250団体でございます。 ○副委員長(上田宗久君)  宮﨑委員。 ○委員(宮﨑栄樹君)  わかりました。かなり多くの団体からでているということが確認できたと思います。  それで、この負担金の目的で今おっしゃっていただいた条例の目的というところなんですけど、要はこれを何か抑止力としようとしているという理解でいいですか。入ってくる量を軽減するために負担金を持ってるという理解でいいですか。 ○副委員長(上田宗久君)  環境政策課長。 ○環境政策課長環境センター所長(水瀧房吾君)  そのように考えております。 ○副委員長(上田宗久君)  宮﨑委員。 ○委員(宮﨑栄樹君)  ありがとうございます。そしたら、最終的な目標というのは、この歳入ですけれどゼロにするということが目標ということで理解していいですか。 ○副委員長(上田宗久君)  環境政策課長。 ○環境政策課長環境センター所長(水瀧房吾君)  現実的にはちょっとゼロにするのは難しいと思いますので、今のところでしたらふやさないというふうにしたいなというふうに考えています。 ○副委員長(上田宗久君)  宮﨑委員。 ○委員(宮﨑栄樹君)  言い方変えます。理想は、ゼロということですね。けれど、現実的に難しいからふやさないというふうな考え方ということで理解していいですか。 ○副委員長(上田宗久君)
     環境政策課長。 ○環境政策課長環境センター所長(水瀧房吾君)  そのように考えております。 ○副委員長(上田宗久君)  宮﨑委員。 ○委員(宮﨑栄樹君)  では、ふやさないためにする、どういうふうに努力をしているのか、あるいはゼロに近づけるためにどういう努力を来年度していくのかお聞かせください。 ○副委員長(上田宗久君)  環境政策課長。 ○環境政策課長環境センター所長(水瀧房吾君)  今、廃棄物の受け入れ審査会というところがありまして、そこで受け入れの要件について審査をしているところです。 ○副委員長(上田宗久君)  宮﨑委員。 ○委員(宮﨑栄樹君)  どういう努力をするんです。目標があって、現状で食いとめるということですけど、どういう努力をするのか、来年度、教えてください。 ○副委員長(上田宗久君)  環境政策課長。 ○環境政策課長環境センター所長(水瀧房吾君)  来年度に限らずですけれども、特に入ってくるものの安全性とかその辺はきっちり審査しまして、あと、相手方のどうしても入れなければいけないというような理由を書いてきて入れているわけなんですけれども、その辺の審査をきっちりとしたいと考えております。 ○副委員長(上田宗久君)  宮﨑委員。 ○委員(宮﨑栄樹君)  答弁になってなくて、審査すると言ってるだけで、食いとめる努力については一切言っていません。する気がないのか、つまり市民の皆さんの安心・安全を守っていくという目的がこの負担金だと思いますけれど、一切そういう答弁がないということで、条例上、その指導する根拠というのを私見ましたけれどありません。  ですので、意見ですけれど、負担金が今トン当たり1,000円ですけれど、トン当たり1万円にすれば、歳入も15億円になりますから、そういうので例えば環境政策課の職員さんふやして、もっとよりよい環境を伊賀市の施策をつくっていくとかということもできますから、そういうことも検討していただく必要があるのかなということを強く要望します。  もう一つ、250団体から入ってきているということがありましたけれど、市民の皆さん、多分ほとんど知らないと思うんですが、市民の皆さんも知る権利はあると思うんですが、それはどう保障されているか教えてください。 ○副委員長(上田宗久君)  環境政策課長。 ○環境政策課長環境センター所長(水瀧房吾君)  よそからの搬入を許可したときには、公示といいますか、前の掲示版のところに掲示をするようにしております。 ○副委員長(上田宗久君)  宮﨑委員。 ○委員(宮﨑栄樹君)  掲示板に公示しているということで、本庁の下のところに掲示板があって張ってるということですけれど、それで市民の皆さんは皆、この250団体が15万トン入ってるということは知っていただいているというふうに環境政策課として思っているということでいいですか。 ○副委員長(上田宗久君)  環境政策課長。 ○環境政策課長環境センター所長(水瀧房吾君)  なかなかちょっと市民の方全員にというのは難しいかと思いますが、一定程度はわかっていただいているのかなというふうに考えております。 ○副委員長(上田宗久君)  宮﨑委員。 ○委員(宮﨑栄樹君)  一定程度わかっているというのは、どういう調査をしてこの答弁をされたのか教えてください。 ○副委員長(上田宗久君)  環境政策課長。 ○環境政策課長環境センター所長(水瀧房吾君)  私もちょっと公示しているということ以外に特に調査をしたわけではないんですけれども、そこで見ていただくしかないのかなというふうに思います。 ○副委員長(上田宗久君)  宮﨑委員。 ○委員(宮﨑栄樹君)  さっきからすごく思うことですけれど、努力が全然足りないです。前も言いましたけど、漫然と仕事をされたら困るんですよね。しっかりと市民の皆さんに現状、実態をしっかりと知らせるという、情報を公開していくということ、特にこのごみの廃棄物のことですから、そういう責務があなたたちにはあるというふうに思います。  それから、これは意見ですけれど、区域外の廃棄物の受け入れに関する審査会で僕がさっきから言っている受けの審査をしていますけれど、これホームページに一切載ってないんですね。理由を聞くと、非公開の審査会だから載せてないということですが、それは理由にならなくて、非公開であろうが審査会開いたということは載せるべきなんです。ですから、それは改善してください。要望しておきます。 ○副委員長(上田宗久君)  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  2点伺います。  まず1点目です。18ページの1款の市税、7項の入湯税についてでございます。前年対比で500万円の削減となっております。この減の理由ですね。温泉施設に何ら急変があったのか。これからの温泉の行方を考えるときに、この500万円の減額は何を根拠に減額の予算なのかお示しをいただきたいと思います。 ○副委員長(上田宗久君)  課税課長。 ○課税課長(前川智恵美君)  課税課、前川でございます。よろしくお願いいたします。  議員お尋ねの入湯税の減額の根拠でございますが、まず近年、過去5年の入湯客数につきましては、対前年度比の平均が96.67%となっております。また、今年度につきましても同水準で減額が見込まれますことから、来年度も今年度の決算見込み額に対しまして、96.67%を掛けさせていただいたものということで計算させていただきました。 ○副委員長(上田宗久君)  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  決算ベースを根拠にしたということで、中身についてこれからどうするかというようなことは、この税収入が大きな影響を及ぼしますので、またこれからのことを考えるとき、議論をするときに参考にさせていただきまして、いずれにしても決算ベースで減になってしまったという残念な結果は伺っておきたいと思います。  それから、次のページ、20ページの2款の地方譲与税ですけれども、6款の法人事業税交付金1億6,893万2,000円というのが新しく出てきているんですけれども、消費税が改正をされまして、法人事業税の中の結果的に地方法人特別税が廃止をされますので、その補填措置というようなことでございますが、これって一定の計算方法があるんだろうと思いますが、1年おくれのベースで計算をしていくものなのか、まずそれが1点と、これは単年度だけなのか、それともずっとこの交付金は恒久的に続くものなのか、その2点についてお願いいたします。 ○副委員長(上田宗久君)  課税課長。 ○課税課長(前川智恵美君)  法人事業税交付金でございますが、お尋ねの2点のうち、まず2点目の恒久的に続くものかどうかということでございますが、こちらは令和2年度創設されまして、恒久的に続く予定でございます。  この法人事業税交付金がどういうものかということで説明させていただくんですけれども、こちらは地方法人特別税譲与税制度の廃止に伴う市町村分の法人住民税、法人税割の減収分を補填するために、法人事業税の一部を都道府県から市町村に交付する制度です。  特に、法人住民税につきましては、年度格差であったり地域間で偏在性が大きいものとなっておりますために、その法人住民税の一部を法人事業税のための国費、交付金に置きかえることによりまして、市町村の税源の偏在性を図るというものになっております。 ○副委員長(上田宗久君)  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  もともとは国費ですけれども、県から入ってくるということですね。わかりました。 ○副委員長(上田宗久君)  他にございませんか。  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  16ページの第1項の市民税、個人法人市民税のところでお尋ねをしたいと思います。  この予算が調製されたのは今から言うと約半年前ぐらいから、ぼちぼちぼちぼち積み上げていただいて、ことしになってからいよいよ数字が確定してきたんだろうと思うんですが、私の一般質問で冒頭触れさせていただいたGDPの速報値、去年10月から12月の速報値から改定の数値が出た。さらに、マイナスを示して、GDPでマイナス7.1%というふうなことを申し上げた。  同時に、2月27日、約一月ほど前に国民負担率が上がってきた。つまり、新型コロナの話が出る前に、消費税の増税とともに景気が冷え込んできて、可処分所得も減ってきて、総生産も減ってきたという中で、この数字のマイナスとして計上していただいてあるんですけれども、さらにマイナスがあり得るんではないかと思うんですけれども、個人市民税、法人市民税の積算根拠にGDPの速報値もしくは暫定値を反映されたのか。もしくは、国民負担率の部分をある程度しんしゃくされたのか、そのあたりをお伺いしたいと思います。 ○副委員長(上田宗久君)  課税課長。 ○課税課長(前川智恵美君)  まず、お尋ねのGDP等を根拠に積算にさせていただいたかといいますと、ちょっとそこの考慮はさせていただいておりません。こちらで試算させていただきましたのは、もともとこちらの個人住民税につきましては、地方財政計画で所得税割で1.9%増額の見込みということになっておりました。ただし、伊賀市におきましては、その予算の見込みをさせていただく際に、やはり当該年度分の直近の調定額等を考慮させていただきまして、地方財政計画ほど上昇が見込めないということで、それで若干減額とさせていただいたところでございます。 ○副委員長(上田宗久君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  ありがとうございます。  非常に景気が冷えているということでありますから、今おっしゃっていただいた直近の指数をしんしゃくしていただいて、国が言うてる数字じゃない、伊賀市独自にマイナスとして見込まれたということですから、よく理解させていただきました。  歳出のほうについても、皆さん方のほうできちっと無駄のないような歳出を願い、このマイナスが伊賀市の財政に悪影響を及ぼさないようにお願いしたいと思います。  以上です。 ○副委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  先ほどの25ページの環境保全負担金についてもう一回聞きたいと思うんですけれど、これ前年の決算まだ出てませんので、平成30年度の決算とか実績でいくと、1億8,000万円なんですよね。さっき、歳入のどこかの部分では、前年度の決算ベースをとかいうふうに、積算したというところもありましたが、まず、この上げ方なんですけれども。当初予算は、前年度と同じ1億5,000万円、しかし実際は、実績は1億8,000万円ほどあるんではないかと思うんですけども、その違いは何でしょうか。 ○副委員長(上田宗久君)  環境政策課長。 ○環境政策課長環境センター所長(水瀧房吾君)
     環境政策課、水瀧です。  環境保全負担金の予算額との違いなんですけれども、今、毎年のようにどこかで災害がありまして、災害ごみなんかが入ってくると、それは当初から予想されてませんので、その部分が入ってきております。 ○副委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  確認なんですけれど、災害ごみの、では産業廃棄物ではなくて、自治体の一般廃棄物ごみとして扱っているということでよろしいですか。 ○副委員長(上田宗久君)  環境政策課長。 ○環境政策課長環境センター所長(水瀧房吾君)  災害ごみについては、一般廃棄物として扱われております。 ○副委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  わかりました。  では、そういう突発的なことがあってふえるということがあると。それが災害ごみの処理が終われば、逆に減るということだと思うんですけども、一方で先ほどの条例に沿って言いますと、条例については延長するときには報告書の提出と、それからあと実地調査が行えるというふうになっておられますけども、今までその報告書というのは一定、自治体が期間を示して、それをオーバーするときに出しているんですか、それとも条例に基づいて3年間限定だから、3年間超えたら報告書を出してもらうという形になるんですか。 ○副委員長(上田宗久君)  環境政策課長。 ○環境政策課長環境センター所長(水瀧房吾君)  条例に3年間と書いてありますので、3年に一度出してもらっています。 ○副委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  そしたら、あと実地調査を行った経過というのは今までありましたか。 ○副委員長(上田宗久君)  環境政策課長。 ○環境政策課長環境センター所長(水瀧房吾君)  大分以前にはあったんですけれど、ここのところはちょっと実地調査はできておりません。 ○副委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  それともう一点だけ。これ、だから当初予算ベースでは毎年同じなんですけれども、先ほど約250の自治体、1,700ある自治体の250を超える自治体から伊賀市にごみが来ているということなんですけれども、この数というのはふえていっているのか、それともやっぱり終わっていくところがあるのか、そのことの確認と、それから最長でどれぐらいの長さで、一番長いところで伊賀市にずっとごみ入れておられるんですか。 ○副委員長(上田宗久君)  環境政策課長。 ○環境政策課長環境センター所長(水瀧房吾君)  数についてはふえる傾向にあります。  それから、どれぐらいということですけれども、この負担金条例ができたのは合併前の年なんですけれども、それからずっと入れてるところもあります。 ○副委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  だから、合併前ということは約20年近くずっとというところもあるということだけ確認をさせていただきました。  意見として後で述べたいと思いますけれども、自治体からのごみがふえている。その自治体にとっては逆に伊賀市に持っていけばごみ処理はできるという感覚で思っておられる自治体があるのではないかということも、私たちのネットワークの中での話、共産党の議員全国おりますので、そんな話も聞くということもお伝えしておきたいと思います。  それからあともう一点は、同じ24ページの地方交付税なんですけれども、これ会計年度任用職員が来年度から始まるということで、年末手当等の経費を国としては1,738億円ほど計上したということなんですが、伊賀市として総務省に会計年度任用職員に伴う経費を幾らで上げ、国からの交付税措置額が幾らかということは、今の段階でわかりますか。 ○副委員長(上田宗久君)  財政課長。 ○財政課長(国隼徳彰君)  期末手当分の会計年度の職員の分の予算額は、7,700万円程度になっております。今、令和2年度から交付税算定の中で新しい会計年度任用職員の期末手当の分の交付税措置がされるという制度ができておりますが、包括された経費といいますか、ほかのものも入った算定になっていますので、今のところまだ確実に幾らだというのはお話しできないんですが、6,000万円ぐらいは来るのかなというちょっと試算をしていますが、そのうちどれぐらいになるかはまだちょっともう少し先にならないとわからないという状況でございます。 ○副委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  このことについても、総務省のほうがそういうふうに予算計上したと言けれども、実際、自治体で持ち出しがあるのかということもありますので、また私も勉強不足なところありますので、教えていただけたらというふうに思います。  それからもう一個は、31ページの地方公共団体の委任事務負担について、毎年聞いておりますので、今回も聞いておきます。自衛隊募集の事務なんですけれども、これはだから当初予算になるかと思いますが、実績とかも含めて4情報を提供した対象年度と、あと人数、予算ベースでいっていただくのか、今年度どうやったかというのはちょっとお答え、どういうことを求めたいんですけれども。あと、ちょっと提供方法の変化はありましたか、教えてください。 ○副委員長(上田宗久君)  総務課長。 ○総務課長(奥田泰也君)  失礼します。総務課の奥田でございます。  毎年聞いていただいていることではございますが、提供年令と提供方法なんですけれども、年齢は今度18歳になる高校卒業見込みの方々です。方法は、閲覧による書き写しをずっと伊賀市のほうではさせていただいている。  あと件数につきましては、たしか決算委員会でもお伝えしたと思うんですけど、ちょっときょうはここに持ってきてないんで、後でまた申し上げたいと思います。 ○副委員長(上田宗久君)  他にございませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長(上田宗久君)  御質疑なしと認めます。  よって歳入の質疑を終了いたします。  以上で、第1条歳入歳出予算についての質疑を終了いたします。  次に予算書1ページの第2条債務負担行為、第3条地方債、第4条一時借入金、第5条歳出予算の流用及び予算に関する説明書466ページ以降の給与費明細書等について御審査願います。  御質疑ありませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長(上田宗久君)  御質疑なしと認めます。  以上で、議案第1号の質疑は終了いたしました。  これより討論に入ります。  御意見ありませんか。  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  議案第1号、伊賀市令和2年度一般会計予算については、反対の立場で意見を申し上げます。  昨年、やはり消費税が10%引き上げられたことによって、市民や地元業者への負担というのは大きなものがあったのではないかというふうに思いますし、1月以降は新型コロナウイルスの感染拡大で大変経済状況も厳しいし、市民の暮らしも大変になっていくということが予想されます。  そんな中で、伊賀市はやっぱり来年度予算をみんなでつくるきずな・活力・創造予算と命名して、市民の安心と活力をつくるのは市民による人と人、地域のきずなを深めることだというふうにしていました。  しかし、本当にその市民にそういった活力を生み出すような余力があるのかと、その活力を生み出すためにも市民の生活を守らなきゃいけない、そういった観点から、予算がどうだったのかということを考えて意見だけ端的に申し上げたいと思います。  一つは、公平・公正でならなければならない行政であって、公平・公正でない市政が継続されている、それは約3億4,000万円もの予算を伴う同和行政が継続していることであります。  二つ目には、子供にもっと予算を使ってほしいという子育て世代の皆さんの切実な声に応えた予算ではないと。質疑の中で保育園や学校施設の整備、改修の問題や、保育士、それから教育支援員の処遇改善、増員の願いなど、さまざまな意見が私たち議会でもタウンミーティングを通して寄せられております。  三つ目には、先ほど申しました消費税増税等によって厳しい経営になっている中小、小規模事業者について、従来どおりの施策で商工振興費については、観光予算の3分の1でしかないというようなことであったということ。  四つ目には、施策の重点化の一つである豊かな自然環境を守るということについては、メガソーラの建設が西の玄関口で始まり、山々の風車が立ち並ぶその麓では山肌が崩れ、さらに今の議論では、全国自治体からのごみが伊賀市に持ち込まれている中で、そういった文字どおりの自然環境を守る市政運営ができているのかということです。  それから、最後に4月から始まる会計年度任用職員制度の移行に伴う、会計年度任用職員になる方々の処遇改善が実際にきちっとできているのかということに対しては、甚だ疑義があります。  そういった理由を述べまして、反対といたします。 ○副委員長(上田宗久君)  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  令和2年度本予算につきまして、賛成の立場から意見を申し述べたいと思います。  市税の減額でありますけれども、地方消費税とか、それから交付金、先ほどの法人税の交付金等々に助けられながら、歳入について自主財源44.4%を頑張っていただいたんだろうと、だろうと私はお世辞じゃなくしてそう思いたいと思います。  ただ、歳出につきましては、やっぱり一番簡単な方法は前例踏襲です。去年もやったからことしもつけとこうよねというふうなのは一番楽ですけれども、少し立ちどまりながら、補助金であったり委託金、これでいいのかなということをしっかりと考えるやっぱり姿が余り見えなかった。  特に、横串と言われている部分ですね。全庁的にいろんな事業、いろんな政策を担当の方がやっていただいていると、それはそれでいいんですよ、機構の中ではね。だけど、もう一歩突っ込んで全庁的に考えたときに、これでいいのかなというふうなことも考えながら、やっぱり予算をしっかりと立てていただきたいと思います。  目に見えるところで市民の皆さんに、これを削減して我慢してくださいねというのはよくわかります、表に出てますから。でも、今私が申し上げました職員同士がそうしたきめ細かな議論の末にその予算が出てきたんだという姿をしっかりとやっぱり市民の皆さんにもわかるような経緯は必要だろうと私は思います。そこには庁内の部長級たちの議論というのは、自分のセクション以外のところも含めた意見を収集するということがとても大事です。  もう一つは補助金ですが、すばらしい補助金をどんどんどんどん住民自治協議会対象に、市民の皆さん方の自治自立と地域活性化を目指してやっていただいています。とってもそれはすばらしいことです。でも、その補助金が公平・公正に使われるためには何が大事かというのをいま少し行政が欠落しているのは説明責任です。この4月から始まりますよと言って、1月、2月ぐらいに説明に行ったりとか、十二分な余裕の期間を持って住民の皆さんに説明して、そしてなおかつそういうふうないい支援をしていただいてるんだったら、それを使えるように自分たちだけで努力し、あるいは、ゆめぽりすにあります中間支援を使いながら、使い勝手のいい補助金になっているかいないかというふうなことも、市民サービスとしてやっぱりやっていただきたいなと、この二つを申し上げて、賛成の立場をとります。 ○副委員長(上田宗久君)  宮﨑委員。 ○委員(宮﨑栄樹君)  令和2年度伊賀市一般会計予算に賛成の立場で討論させていただきます。  先ほども議論しましたけれども、環境保全負担金に関して、区域外の250団体から一般廃棄物が入っていくという現状、これを減らす努力、それから市民に周知する努力が全く足りないということ。  それと、来年度予算編成方針では、SDGsの視点を取り入れとあるが、取り入れられているのか。あるいは、5つの重点事業の中で豊かな自然環境を守ると言っていますけど、本当にそれを実行しようとしているのかということ。紙に書くだけではだめだということを申し上げて、しっかりと来年度取り組んでいただくということを期待を申し上げ、賛成討論とします。 ○副委員長(上田宗久君)
     他にございませんか。  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  令和2年度当初予算に対して、反対の意見を表明して、討論に参加させていただきたいと思います。  議員の皆さん、ぜひとも御理解をいただきたいと思います。皆さん方がそれぞれ地域やもしくは支援団体の方からの予算が計上されているかどうかはわかりませんけれども、そういう各論のことよりも、もう少し全体の総論の部分でこの予算を御判断いただきたいと思います。  市長はちょうど2期目、最後の年。いわゆる仕上げの予算であります。予算編成方針に無駄のない財政運営、市民目線・市民の感覚による市政を大前提としてこの予算を組んだ、こういうことなんです。大きく5つ挙げていただいた。まちのにぎわいをつくります、しかし、市指定文化財の旧上野庁舎の利活用だけに終始をし、市街地と連携する周辺地域と活性化に何の政策もこの予算では反映されていませんでした。  観光をメーンとしていただくならば、多くの史跡が残るこの伊賀の点と点を線で結び、そして面と仕上げていくことも一つの大きな政策の一つなんだろう。にぎわいをつくるための大きな方策なんだろうと思いますが、それは予算には入っていませんでした。  二つ目、災害などの危機に強くするとおっしゃった。しかし、ハザードマップで私たちのふるさと、伊賀の地が8平方キロから11平方キロに災害地域が広がったけれども、堤防の強化、堤防のかさ上げ、堤防の浚渫などの要望も見られず、予算にも反映されていなかった。安心して子供を産み育てる、大変耳ざわりのいいことだと私は思う。  しかし、伊賀市民の高齢化率は35%になろうとしている。3人に1人の高齢化率の中で介護であるとか健康であるとか、そこを重点的にもしなくてはならないけれども、そこでも非常に政策的に薄かった。  四つ目、身近なバスや鉄道に愛着を持っていただいて、みんなで支えると言うけれども、いつも申し上げているバス、つまり赤字廃線代替バス、スクールバス、コミュニティバス等、これを早く一体化し、地域を面と捉えて、市民の公共交通の利便性を図ると、くどくくどく申し上げてきたけれども、ことしのこの予算でもばらばらである。これをもって無駄遣いと私は言うと思う。  五つ目、豊かな自然環境を守ると、これも非常に耳ざわりはいいけれども、実は伊賀市の自然環境はさほどよくないということ。これを守るために、例えば下水道、もしくは下水路、そこの部分の非常に予算立てが低い。これではこの五つの大きな政策、もっと言うならば、2期目の仕上げの予算としては、今まで一体から何を議論していったんだろう、こんなことを実は議員の皆さん思うんですよ。一つ一つの細かな部分はまた別、総論としての御見解、御判断をぜひともいただきたいと思う。  最後になりますけども、安本委員は、賛成の立場で討論された。しかし、決算委員会では安本委員は、エレベーターの保守点検、包括的に総合的にやったらいいじゃないかと言うけれども、この令和2年度でもそれはなし遂げられなかった。無駄遣いであった。したがって、一つ一つの事業を見ても、今回は無駄遣い、無駄のない財政運営には至らなかった。市民目線・市民の感覚ではなかった、こんなことを議員の皆さん御理解いただいて、市政に対してきちっとおきゅうを据えて、それで早速組み直していただき、もう一度私たちに令和2年度の予算を出していただくよう、心からお願いしたいと思います。  以上です。 ○副委員長(上田宗久君)  他にございませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長(上田宗久君)  御意見なしと認めます。  よって採決に入ります。  本案に対し、原案どおり可決すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。             (賛 成 者 起 立) ○副委員長(上田宗久君)  起立多数であります。  よって議案第1号は原案どおり可決すべきものと決しました。  当局説明員入れかえのため暫時休憩します。             (午前 10時39分 休憩)            ―――――――――――――――             (午前 10時41分 再開) ○副委員長(上田宗久君)  休憩前に引き続き会議を再開します。  次に、第13項、議案第2号、令和2年度伊賀市国民健康保険事業特別会計予算を議題といたします。  当局の説明を求めます。  健康福祉部長。 ○健康福祉部長(田中 満君)  失礼いたします。健康福祉部、田中でございます。  ただいま議題としていただきました、議案第2号令和2年度伊賀市国民健康保険事業特別会計予算について説明いたします。予算書の1ページをごらんください。  第1条で事業勘定の歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ93億3,063万7,000円、直営診療所勘定診療所費の歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ9,906万4,000円と定めております。  それでは、事業勘定の歳入から説明いたしますので、10、11ページをお開きください。  第1款第1項国民健康保険税は、項全体で16億330万5,000円を計上しています。昨年度と比べ8,673万4,000円減額しております。第1目一般被保険者国民健康保険税は、16億218万5,000円を計上しています。第2目退職被保険者等国民健康保険税は112万円で、令和元年度をもって退職被保険者制度が終了したことにより、滞納繰り越し分のみを計上しております。  12、13ページをお開きください。  第2項県補助金、第1目保険給付費等交付金は、68億円8,026万3,000円を計上しています。内訳は、説明欄のとおりですが、保険給付費等交付金、普通交付金は保険給付費の支払いに充てるもので、保険者努力支援分は医療費適正化等に取り組む保険者に交付されるものです。  第5款繰入金、第1項他会計繰入金、第1目一般会計繰入金は、6億4,922万2,000円を計上しています。内訳は、説明欄に記載のとおりです。  以上で歳入の説明を終わらせていただきます。  次に、歳出について説明いたしますので、22、23ページをお開きください。  第2款保険給付費、第1項療養諸費は、58億8,518万3,000円を計上しています。被保険者数の減少により、前年度と比べ2億1,802万5,000円減額しております。  26、27ページをお開きください。  第3款国民健康保険事業費納付金は、県から示された国保事業費で、第1項医療給付費分は16億3,339万6,000円、第2項後期高齢者支援金等分は4億9,383万9,000円、第3項介護納付金分は1億6,697万2,000円を計上しています。  28、29ページをお開きください。  第2項保険事業費、第1目保険衛生普及費では、3,279万9,000円を計上しています。主に簡易人間ドックや脳ドックにかかる経費です。また、ジェネリック医薬品の処方による医療費縮減のため、引き続きジェネリック差額通知を実施をいたします。  以上で、事業勘定の歳入歳出予算の説明を終わります。  続きまして、直営診療施設勘定診療所費につきまして、歳入から説明いたしますので、42、43ページをお開きください。  第1款診療収入、第1項外来収入では、8,377万7,000円を計上しています。阿波診療所と霧生診療所、2診療所の収入分で、内訳は説明欄記載のとおりです。  以上で歳入の説明を終わります。  次に、歳出について説明いたしますので、46、47ページをお開きください。  第1款総務費、第1項施設管理費、第1目一般管理費は5,352万2,000円で、阿波診療所と霧生診療所、2診療所の運営にかかる経費です。  50、51ページをお開きください。  第2款第1項医療費は4,329万円で、各目を通じ2診療所の医療行為に係る所要経費を計上しています。  以上で直営診療施設勘定診療諸費の説明を終わります。  なお、32ページから37ページ、及び54ページから59ページに給与費明細書、債務負担行為及び地方債に関する調書を掲載していますのでごらんいただき、よろしく御審査くださいますようお願いいたします。 ○副委員長(上田宗久君)  説明が終わりました。本会計予算全般について御審査願います。  御質疑ありませんか。  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  13ページの歳入のところになりますが、13ページの保険給付費と交付金の中の先ほど説明がありました保険者努力支援分と、それから他の特別調整交付金分もちょっとよくわからなくて、指標とかそういったものがあるのか、もう少し教えてください ○副委員長(上田宗久君)  保険年金課長。 ○保険年金課長(前田康人君)  失礼いたします。保険年金課、前田です。よろしくお願いいたします。  今お尋ねいただきました保険者努力支援分ですけれども、この交付金は医療費の適正化に取り組んでいる保険者、医療費の無駄遣いがないように、いろいろとそれに対して取り組んでいる保険者に交付されております。  また、特別調整交付金につきましては、保険税の軽減した分、それから診療所経費の赤字の補填など、市町の特別な事情によりまして、それに応じて交付されているというような交付金でございます。 ○副委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  わかりました。  市町の状況を見て、国のほうが手当てをしているというところですし、医療費の無駄遣いを何をもって国が無駄遣いとして判断するのかというようなことが、私はあるし、問題はそこがあるんじゃないかなというふうに思っていますが。  それともう一個は、一つは、一方でこの基金の状況で令和2年度末、今年度取り崩し額が結構あるということですよね。最終的には来年度末では2,900万円余りになっていくと。従来からずっと基金を取り崩しながらでもやっていくんだということで、一方で保険料が三重県下では低いほうに続いてるということもいつも説明を受けておるんですけれども、来年度そのような取り崩しをすることによって、それ以降のことというのは既に市としてはお考えなんですか。 ○副委員長(上田宗久君)  保険年金課長。 ○保険年金課長(前田康人君)  今の国保会計、歳入と歳出の関係でございますが、歳出の保険給付費分につきましては、今13ページで先ほどお尋ねいただきました交付金の中で、保険給付費等交付金、普通交付金というのがあるわけですが、こちらでまた歳入として入ってまいります。  ただ、歳出の中で県に支払う負担金というのがございます。これにつきましては国保税の収入で賄うということになっておりますので、こちらの交付金が上がってまいりますと、国保税で賄い切れない分を基金から繰り入れるというような形で支払いをしている状況でございますので、県へ支払う納付金が上がってまいりますと、基金から繰り入れ額が大きくなって、今の状況になっているわけでございますが、できるだけ歳出を減らす、そして税収入を上げるということで、できるだけ基金の繰り入れを減らしていかなければいけないと思っております。  ただ、基金がもうなくなってしまった場合につきましては、全国的には法定外繰り入れ等で収入、収支を合わせている状況もございますが、法定外繰り入れをできるだけやらないようにということを今言われておりますので、今はできるだけ税収を上げる、そして歳出を減らすというところの中で努力をしていきたいと考えております。 ○副委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  そのとおりですね。国が言っていることもそのとおりですので、伊賀市がそれの中でどうやって市民に保険料を引き上げないで済むのか、また、一方でどうやって医療費を下げるのかという努力をしていかなきゃいけないということだというふうに思います。  最後になんですけれども、もう一つは、資格証、短期証のことで、いつも私も窓口に行ってお尋ねをしておりまして、今424人に資格証、それから短期証は384人、これちょっと前のデータということで教えてもらったわけなんですけれども、これについての発行のやっぱりやり方ですね。特別な事情の把握を行った窓口として、保険行政として、国保行政として、どんなふうにやっておられるのかというのを改めてもう一度お尋ねしたいと思います。 ○副委員長(上田宗久君)  保険年金課長。 ○保険年金課長(前田康人君)  一般質問の際にもお答えをさせていただきました。資格証明書の関係でございますが、特別な理由がなく1年以上滞納されている方に対して、資格証明書というのを発行させていただいております。その方々に対する滞納ですけれども、税をお支払いいただくようにお願いするのはもちろんのことですが、万一の際にどうしても大きな病気になって病院にかからなければいけないというようなことで、窓口のほうに相談に来ていただきましたら、これからの分納の計画等も立てさせていただいた上で、特別事情というようなことで一旦短期の保険証のほうを出させていただくといような対応をさせていただいております。 ○副委員長(上田宗久君)  他にございませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長(上田宗久君)  御質疑なしと認めます。  よって討論に入ります。御意見ありませんか。  百上委員。 ○委員(百上真奈君)
     この議案第2号の国民健康保険事業特別会計予算については、反対の立場で意見だけ端的にここでは申し上げたいと思います。  やはり、この国保は制度上、国の本当に問題だというふうに思っています。全国自治会が1兆円の公費を投入しなければ、この制度は維持できないということを言っております。その立場に私も立っております。  一方で、伊賀市の国保行政については、先ほどのやはり資格証、短期証の発行が三重県の中でも大きいという、この行政を何とか改めていただきたいということを申し上げまして。詳細については、本会議でまた述べたいと思いますけれど、とりわけ景気が大変落ち込んで経済状況が厳しい中、また年金暮らしの高齢者がどんどんふえていく中でのこの国保行政が果たす役割は大変重要ですので、そのことについてはやはり問題があるということで反対の意見としたいと思います。 ○副委員長(上田宗久君)  他にございませんか。  御意見なしと認めます。  よって採決に入ります。  本案に対し、原案どおり可決すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。             (賛 成 者 起 立) ○副委員長(上田宗久君)  起立多数であります。  よって議案第2号は原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、第14項、議案第3号、令和2年度伊賀市住宅新築資金等貸付特別会計予算を議題といたします。  当局の説明を求めます。  人権生活環境部長。 ○人権生活環境部長(田中克典君)  失礼いたします。人権生活環境部、田中でございます。  ただいま議題としていただきました議案第3号、令和2年度伊賀市住宅新築資金等貸付特別会計予算について説明をさせていただきます。  予算書の1ページをお開き願います。  第1条歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ601万5,000円と定め、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、第1表歳入歳出予算によるものとしております。  それでは、5ページからの歳入歳出予算事項別明細書により予算の内容を説明させていただきます。  まず、歳入から説明させていただきます。  8ページ、9ページをお開き願います。  第1款県支出金、第1項県補助金、第1目住宅資金等県補助金では、償還推進助成事業費補助金として、118万1,000円を計上しております。  第2款財産収入、第1項財産運用収入、第1目利子及び配当金では、基金利子として1,000円を計上しております。第3項諸収入、第1項第1目貸付金元利収入では、483万3,000円を計上しております。その内訳につきましては、説明欄に記載のとおりでございます。  続きまして、歳出について説明させていただきます。  10ページ、11ページをお開き願います。  第1款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費では、貸し付け事業に係る事務経費として、134万1,000円を計上しております。その内訳については、説明欄に記載のとおりでございます。  次に、第2款第1項公債費、第1目市債元金では、起債元金償還金として448万7,000円を計上しています。第2目市債利子では、償還金利子として18万7,000円を計上しております。  以上で、令和2年度伊賀市住宅新築資金等貸付特別会計予算についての説明を終わらせていただきます。  なお、12ページ以降には給与費明細書及び地方債に関する調書を添付しております。  どうぞよろしく御審査いただきますようお願い申し上げます。 ○副委員長(上田宗久君)  説明が終わりました。本会計予算全般について御審査願います。  御質疑ありませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長(上田宗久君)  御質疑なしと認めます。  よって討論に入ります。御意見ありませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長(上田宗久君)  御意見なしと認めます。  よって採決に入ります。  本案に対し、原案どおり可決すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。             (賛 成 者 起 立) ○副委員長(上田宗久君)  全会一致であります。  よって議案第3号は原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、第15項、議案第4号、令和2年度伊賀市駐車場事業特別会計予算を議題といたします。  当局の説明を求めます。  財務部長。 ○財務部長(百田光礼君)  財務部の百田でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  ただいま議題となりました議案第4号、令和2年度伊賀市駐車場事業特別会計予算につきまして御説明申し上げますので、予算書の1ページをごらんください。  第1条で歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5,540万円と定め、款項の区分ごとの金額は、2ページの第1表歳入歳出予算によることとしております。  それでは、事項別明細書により御説明申し上げますので、8、9ページをごらんください。  まず歳入ですが、第1款第1項駐車場事業収入、第1目駐車場使用料で上野地区、伊賀地区、島ヶ原地区で設置しております11カ所の駐車場の使用料として、合わせて5,530万円を計上しております。4月から旧上野庁舎周辺の五つの駐車場使用料を見直したことに伴い、昨年より増額になっております。  第2款第1項第1目繰越金は、10万円を計上しております。  次に、歳出につきまして御説明申し上げますので、10、11ページをごらんください。  第1款第1項第1目駐車場事業費で5,530万円を計上しておりますが、これは11カ所の市営駐車場にかかります運営経費で、その主なものといたしましては、駐車場施設管理業務委託料3,009万円を計上したほか、上野公園駐車場付近の渋滞緩和、及び通行者安全確保のための交通経費にかかる警備業務委託料236万8,000円や白鳳門駐車場と柘植駅前駐車場の土地建物借上料211万8,000円を計上しております。また、一般会計繰出金を1,687万5,000円としておりますほか、その他の経費につきましては説明欄に記載のとおりでございます。  次に、第2款第1項第1目予備費では10万円を計上しております。  以上で、歳入歳出の説明を終わらせていただきますが、12ページに債務負担行為に関する調書を添付しておりますのでごらんいただきまして、よろしく御審査いただきますようお願い申し上げます。 ○副委員長(上田宗久君)  説明が終わりました。本会計予算全般について御審査願います。  御質疑ありませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長(上田宗久君)  御質疑なしと認めます。  よって討論に入ります。御意見ありませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長(上田宗久君)  御意見なしと認めます。  よって採決に入ります。  本案に対し、原案どおり可決すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。             (賛 成 者 起 立) ○副委員長(上田宗久君)  全会一致であります。  よって議案第4号は原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、第16項、議案第5号、令和2年度伊賀市介護保険事業特別会計予算を議題といたします。  当局の説明を求めます。  健康福祉部長。 ○健康福祉部長(田中 満君)  ただいま議題としていただきました議案第5号、令和2年度伊賀市介護保険事業特別会計予算について説明いたします。  予算書の1ページをお開きください。  第1条第1項で歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ108億1,151万3,000円としています。  それでは、詳細につきまして歳入から説明いたしますので、10、11ページをお開きください。  第1款保険料、第1項介護保険料、第1目第1号被保険者保険料は20億5,913万6,000円で、65歳以上の方に御負担いただく保険料です。  第3款国庫支出金、第1項国庫負担金、第1目介護給付費負担金は17億4,284万2,000円で、介護給付費等に対する国庫負担金です。第2項国庫補助金、第1目調整交付金は6億2,621万2,000円で、保険財政の調整を目的として第1号被保険者の年齢層と所得状況を考慮した上で国から保険給付費等に対して交付されるものです。  第4款第1項支払基金交付金、第1目介護給付費交付金は26億7,337万円で、原資は40歳から64歳までの第2号被保険者の保険料です。  12、13ページをお開きください。  第7款繰入金、第1項一般会計繰入金、第1目介護給付費繰入金は12億8,607万5,000円で、保険給付費及び介護予防日常生活支援総合事業の12.5%に相当する市の負担分です。  以上で歳入の説明を終わらせていただきます。  次に、歳出について説明いたしますので、16、17ページをお開きください。  第1款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費では3億1,737万3,000円を計上しています。内訳は、18、19ページをお開きいただきまして、地域医療介護総合確保基金事業1億4,339万3,000円が主なものでございます。  22、23ページをお開きください。  第2款保険給付費、第1項介護サービス等諸費では第10目まで設けており、要介護1から5の方が利用されるサービスに係る給付費で、24、25ページをお開きください。項全体で90億314万8,000円を計上しています。第2項介護予防サービス等諸費は第8目まで設けており、これは要介護度が要支援1または要支援2の方が利用するサービスに対する給付費で、26、27ページをお開きください。項全体で1億8,144万9,000円を計上しています。  28、29ページをお開きください。  第6項第1目市町村特別給付費は、要介護3以上の認定を受けた方のうち一定の基準を満たす方が紙おむつなどを使用している場合に、上限の範囲内で申請に基づき費用の7割から9割を支給しているもので、2,554万5,000円を計上しています。  30、31ページをお開きください。  第3款地域支援事業費、第1項包括的支援事業任意事業は、高齢者の方の総合相談や点字用語など、主に地域包括支援センターの運営に係るもので、任意事業は高齢者の方が住みなれた地域で自立した生活を継続できるよう、さまざまな支援を行う事業でございます。
     次に、42、43ページをお開きください。  第2項介護予防生活支援サービス事業費は、介護予防日常生活支援総合事業に係る経費で、44、45ページをお開きいただきまして、項全体で2億643万2,000円を計上しています。  46、47ページをお開きください。  第4款第1項第1目介護予防支援事業費では、要支援1・2の認定を受けた方が適切な介護予防サービスを利用するためのケアプランの作成やサービスの調整などを地域包括支援センターなどが実施するケアマネジメント経費として、2,981万2,000円を計上しています。  以上で、令和2年度伊賀市介護保険事業特別会計予算の説明を終わります。  なお、52ページ以降に給与費明細書、58ページに債務負担行為に関する調書を掲載しておりますのでごらんいただき、よろしく御審査いただきますようお願いいたします。 ○副委員長(上田宗久君)  説明が終わりました。本会計予算全般について御審査願います。  御質疑ありませんか。  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  3ページの歳出のところをお願いいたします。  第4款介護予防支援事業とあるんですけれども、一般会計のときにも少し議論にさせていただいたんですが、できるならば介護保険をなるべく、介護保険を使わずに健康に年を重ねていくということが、実は一番市民にとってもありがたい大事なことだと思う。  そういうことに対しては、介護保険の適用となった人に対しての支援はよくわかるんですけれども、介護保険を使わずに済む市民に対する支援というのは、最低限の市のシビルミニマムの話ではないか、私はそういうふうに強く思ってるんですが、ちょっとこの歳出の予算書、どこをどういうふうに拝見すると、真なる介護予防、介護のお世話にならないような手だて、手当て、政策、予算というのは、どこでどういうふうに見ればよろしいでしょうか。 ○副委員長(上田宗久君)  相談支援室長。 ○地域包括支援センター相談支援室長(田中稔美君)  失礼します。相談支援室の田中です。よろしくお願いします。  今お尋ねいただきましたものにつきましては、44、45ページをごらんいただきたいと思います。  介護予防につきましては、この44、45ページの一般介護予防事業費というのがありまして、これは介護認定になる前の方々を対象とした事業になります。介護予防普及啓発事業につきましては、介護状態にならないための啓発事業ですし、介護予防把握事業、あるいは地域介護予防活動支援事業につきましては、これにつきましても介護予防の事業ということになっております。  先ほど介護状態にならない取り組みになっているのかというお尋ねをいただきましたので、この介護予防事業の効果につきまして若干お答えしたいと思います。  効果というのはすぐに出るものではありませんので、現在、令和2年1月現在と5年前の平成27年1月現在を比べてみたいと思うんですけれども、5年前に比べまして第1号被保険者は1,024名増加しております。内訳的には、75歳以上の後期高齢の方がかなりの増加率というふうになっております。  認定の内訳ですけれども、要介護1から5に認定された方が223人、5年前に比べて減少しております。一方、要支援の方が120人増加しているということになります。これを考えてみましても、要介護状態になることを防いでいる事業の効果かなというふうに考えております。  以上です。 ○副委員長(上田宗久君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  では、第3款のこの一般介護予防事業費の執行によって、さらなる効果が生まれようとしているのか、これから2025年問題を間近に控え、十分なところまでいかんけれども頑張っているというところなのか、いやまだまだ不十分でもっと力を入れていかなあかんなという、大きく三つに分けたら今回のこの2,600万円余りの予算というのは、どのように受けとめさせていただいたらいいのかな。 ○副委員長(上田宗久君)  相談支援室長。 ○地域包括支援センター相談支援室長(田中稔美君)  私どもとしましたら、これで十分であるというふうには考えておりません。まだまだこれからしていくべきことがあるのかなというふうに思っておりますので、ここで見ております専門職員と力を合わせ、さらなる介護予防に取り組んでいきたいというふうに考えております。 ○副委員長(上田宗久君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  要望だけさせていただきます。  力合わせて頑張ってください。こういうところは、本当に市民にとって一番大事なところでありますから、予算が足らなかったらどんどん言うていただいて、また議会のほうもそのような判断させていただきたいと思います。  以上です。 ○副委員長(上田宗久君)  他にございませんか。  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  10ページなんですけれども、先ほどの話につながるかわかりませんが、10、11ですけれども、国庫支出金の補助金の中で保険者機能強化推進交付金が来年度から創設されておりまして、これについては先ほどの説明でもありましたかね。予防介護、重度化の防止の取り組みに向けた評価によって、こういった交付金がおりるということなんですけれど、予算の根拠というか、この939万6,000円というのはどういう形でこの数字が出てくるわけなんですか。 ○副委員長(上田宗久君)  介護高齢福祉課長。 ○介護高齢福祉課長(藤林宏通君)  介護高齢福祉課、藤林です。どうぞよろしくお願いします。  これにつきましては、今年度も予算がありまして、今年度の実績をもとにしまして来年度の予算を立てているところでございます。 ○副委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  今年度から市として既にスタートしているということで、今年度いうことなんですけれども、どういうものが例えばこの評価になるということで。 ○副委員長(上田宗久君)  介護高齢福祉課長。 ○介護高齢福祉課長(藤林宏通君)  要介護状態にならないような事業を行っているという総合事業というのが今あるんですけれども、それの取り組みによりまして、重度化にしやへんというようなその取り組みを行っているかというところで予算がついたり、それから介護給付の適正化の取り組みもやっていると、そこに予算がつくというようなことでございます。 ○副委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  それが先ほどの介護予防事業の中での認定の数が減ってるということにもつながっていくのかどうかというのを私は心配しているわけなんですけれども、逆にね。後でまた意見のときに言いますけれども。  それとあともう一つは、介護士確保なんですけれども、どの事業所もとても大変困っているとか、人材不足で困っておられるんですが、国のほうが勤続10年以上の介護福祉士等についての処遇改善をやるということで、いつも国費508億円とか大きな金額を示すわけですよね。これは、この予算上の中とか伊賀市の中で、そういった月8万円相当の処遇改善できるんやと国が言っていることが、実際に伊賀市の介護現場の中で働く介護士さんたちの処遇改善につながるような仕組み、もしくは予算がどこかにあるという形になるんですか、教えてください。 ○副委員長(上田宗久君)  介護高齢福祉課長。 ○介護高齢福祉課長(藤林宏通君)  各事業所から加算の取り組みを行いますということで、申請が出てきております。それによりまして、そちらの給付費に上乗せされるというか、単価が上がるというか、そういう形で事業所さんにお金をもらっていただいているというところです。 ○副委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  そしたら、事業所さんがもちろん自分たちで加算を取るためにいろんな申請を上げてくる、その状況を伊賀市はつかんでいるというか、そういうことになるのですね。その状況は、本当に各事業所さんどんなふうにされているかというのを、やはり責任者である伊賀市がしっかりつかんでいただきたいなというのを思います。  もう一点は、13ページの低所得者保険料軽減繰入金というのが繰入金のところで上がっていて、もちろん前年度よりもふえているわけなんですけれど、これはやはり国が消費税10%引き上げに伴って、市民税非課税世帯全体に保険料を軽減したということの結果、この繰り入れをどこかからしているということになるんですか。 ○副委員長(上田宗久君)  介護高齢福祉課長。 ○介護高齢福祉課長(藤林宏通君)  介護保険料の第1段階、第2段階、第3段階が減額ということになりまして、そのかわりに国のほうからそれの補助金として、県と国と一般の会計のほうへ入ってきます。それを特別会計へ繰り入れしているところです。 ○副委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  わかりました。  それからあともう一点、19ページの総務管理費の中の地域医療介護総合確保基金事業の中の地域医療介護総合確保基金事業補助金、これってどういうことですか、どういう事業のための補助金になりますか。 ○副委員長(上田宗久君)  介護高齢福祉課長。 ○介護高齢福祉課長(藤林宏通君)  これは市、各自治体で行っています地域密着型のサービスというのがございます。それのグループホームであったり、小規模多機能、居宅介護施設であったり、それから定期巡回・随時対応型訪問介護看護施設の整備という、新しくつくっていただくときの補助金ということでございます。 ○副委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  補正予算の審議のときに、これが活用性なかったということで、大体同額が減額されてたのではないかと思うんですけれども、今年度でそういった施設整備を上げていたけれども、できなかったので改めて来年度当初で上げ、そして具体的にできなかった施設が実際来年度ではできるということになるわけですか。 ○副委員長(上田宗久君)  介護高齢福祉課長。 ○介護高齢福祉課長(藤林宏通君)  介護保険の計画3年間ということで、3年間でこの小規模多機能を整備したいということで計画を立てております。1年目、応募がなかって2年目にまた募集をかけたというようなところで、もう一年募集をかけさせていただいて、やっていただくところを探したいと思っております。現在、定期巡回型等につきましては、ちょっと話も聞かさせていただいているところではあります。 ○副委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  来年度で計画が終わると思いますけれども、その間に計画どおりにできるということでは、必要なのでやってほしいなというふうに思います。  それからあと、37ページの任意事業の中の地域自立生活支援事業の中の高齢者見守り事業委託料なんですけれども、これについては単身高齢者の緊急通報の部分ではないかと思うんですが、まずそれで合っておりますでしょうか。 ○副委員長(上田宗久君)  介護高齢福祉課長。 ○介護高齢福祉課長(藤林宏通君)  緊急通報装置のシステムの事業でございます。
    ○副委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  予算的にも前年度と大体同じようなものなんですけれど、実際に仕組みとしてはNTTのアナログ回線のところでつないで、ひとり暮らしの人たちが何かあったときに緊急にかけて相手に出てもらうというか、その会社に出てもらって介護してもらうという、大変ひとり暮らしの人には逆に安心して暮らす大事なツールだと思うんですけれども、ケーブルテレビ回線の電話なら対応できないというふうなことで市民からの相談あるわけですけど、これは実際今もそういうことになっていますか。 ○副委員長(上田宗久君)  介護高齢福祉課長。 ○介護高齢福祉課長(藤林宏通君)  やはりケーブル回線で全くできないということはないんですけれども、一旦停電になった場合とか、そういった何かの場合にもう一度機能が正確に動かないという場合も起こるということを聞かさせてもらっております。 ○副委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  これは何とか変えるというか、そういったことに対応できないかと。特に、伊賀市の場合はケーブルテレビの普及についても伊賀市から補助をしております。やはり、それに伴って電話回線もそれにかえようかなという方々もおありかと思いますが、そのことによってひとり暮らしの方々の緊急通報が使えないというようなこととか、万が一そういったときにはできませんよということになって諦めて帰っていく方々もおられるという意味では、安心な在宅で一人で暮らしていくということにはならないとか思うんですが、この見直しというのはできるんでしょうか。 ○副委員長(上田宗久君)  介護高齢福祉課長。 ○介護高齢福祉課長(藤林宏通君)  既に200ほどの方がこれを使われているという中で、毎年、来年これをやめて違うシステムにというのは、ちょっと今のところでは考えにくいかなと思っております。 ○副委員長(上田宗久君)  他にございませんか。  川上委員。 ○委員(川上善幸君)  2点お伺いいたします。  まずは21ページ、中ほどにあります介護認定審査会の話なんですけれども、今もってなかなか審査、要介護認定申請をして、結果が出てくるのはやっぱり時間かかっているんですけれども、これは今、2班体制の分ですよね。それちょっと確認しておきます。 ○副委員長(上田宗久君)  介護高齢福祉課長。 ○介護高齢福祉課長(藤林宏通君)  毎週木曜日に4班でやっております。 ○副委員長(上田宗久君)  川上委員。 ○委員(川上善幸君)  前よりちょっとふえているということですね。4班でしててもなかなか難しいんですけれども、木曜日しかできないというのは理由もあると思うんですけれども、そこは充実していっているということで理解します。  それともう一つです。47ページの上のほう、介護予防サロン活動支援事業の補助金ですけれども、この数は去年、前回と変わってきているか、どんな感じなんでしょうか。前は多分、10カ所、11カ所だったと思うんですけれども。 ○副委員長(上田宗久君)  介護高齢福祉課長。 ○介護高齢福祉課長(藤林宏通君)  昨年から10カ所というところで変わってはいないところですけれども、ちょっと二、三始めたいというところも、青山のほうでも聞かさせていただいているところでございます。 ○副委員長(上田宗久君)  川上委員。 ○委員(川上善幸君)  要望とか意見になったらいけないんですけれども、この辺ちょっと、充実もうちょっとできたらいいかなと思いますので、今後の努力を見るようにします。  以上です。 ○副委員長(上田宗久君)  他に御質疑ありませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長(上田宗久君)  御質疑なしと認めます。  よって討論に入ります。御意見ありませんか。  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  議案第5号の介護保険事業特別会計予算については、反対をしたいと思うんです。  議員の皆さん、ぜひどう考えるかということなんですけれど、先ほどの介護予防がとても大事たということは、そのとおりだと思うんですが、介護保険制度については、国のほうがやはり同じようにここにつぎ込むお金を減らしていきたいという思惑は持っております。  ですので、よく市民から聞く声は、介護度がやっぱり下がるとか、なかなか介護するにも大変なんだけれども、それでもまだ要支援1やとか2とかというような話も聞きます。ただ、それは素人の声なので、実際に専門家が見てそうなのであればということを思いますが、しかし、先ほども介護の予防ができているのか、健康づくりがどんだけやっているのかによっての交付金が新設されたりとかいうようなことがありまして、いかに重度化を防止するか。これ、本当に御本人にとっては、家族にとっては大事ですけれども、財政的なインセンティブを国はどんどんかけてきております。  そういった意味では、今そういったきちっとした安心して年をとっていけるための意味では、伊賀市がしっかりと介護状態にならない、しかし、なったらなったできちっとサービスが受けられる状況にしていただきたいということが求められているというふうに思います。  もう一点は、介護士不足が深刻だということで、先ほど加算を取った事業所の申請が上がってきているということでしたけれども、本当に今の事業所の状況を伊賀市がしっかりとつかんでいただいて、サービス事業所がなくなっていけば困るのは私たちですので、そこをしっかりと見ていっていただきたいというふうに思います。  会計年度任用職員制度が始まって、認定調査員やそれからケアマネさんたちがそれに移行する方々もおられますが、その人たちが誇りを持って働ける処遇になっていくことを願うんですけれども、実際にどうなっているのかということも聞こえてくる状況がありますので、そこもしっかり見ていただきたいというのを行政に求めて、議員の皆さんには安心して伊賀市で年をとっても住み続けられるような介護保険事業になっているのかを皆さんの周りでもそういった声が上がっているかと思いますので、ぜひその声を受けとめていただいて、反対に広く賛同いただきたいと思います。 ○副委員長(上田宗久君)  他に御意見ございませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長(上田宗久君)  御意見なしと認めます。  よって採決に入ります。  本案に対し、原案どおり可決すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。             (賛 成 者 起 立) ○副委員長(上田宗久君)  起立多数であります。  よって議案第5号は原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、第17項、議案第6号、令和2年度伊賀市サービスエリア特別会計予算を議題といたします。  当局の説明を求めます。  産業振興部長。 ○産業振興部長(東 弘久君)  産業振興部の東でございます。よろしくお願いします。  ただいま議題としていただきました、議案第6号、令和2年度伊賀市サービスエリア特別会計予算について説明をさせていただきます。  予算書の1ページをお開きください。  第1条歳入歳出予算の総額はそれぞれ992万1,000円と定め、款項の区分及び当該区分ごとの金額は、2ページの第1表歳入歳出予算によることとしております。  それでは、事項別明細書により歳入の主なものから説明をさせていただきますので、8ページ、9ページをお開きください。  第1款財産収入、第1項財産運用収入、第1目利子及び配当金では12万4,000円を、第2款第1項第1目繰越金では前年度からの繰越金50万円を、第3款諸収入、第1項収益事業収入、第1目経営受託収入では道の駅内のレストランなどの売り上げ収入や管理収入などを合わせて929万7,000円を計上しております。  続きまして、歳出の主なものについて説明をさせていただきますので、10ページ、11ページをお開きいただきたいと思います。  第1款総務費、第1項一般管理費、第1目サービスエリア施設管理費では942万1,000円を計上しております。主な内容でございますが、説明欄記載のとおりで、需用費では公衆トイレにかかる上下水道料金や電気自動車急速周電機の電気代等の光熱水費として476万6,000円など、また、委託料では電気自動車用急速充電器などの保守点検業務委託料として50万5,000円、草刈り業務委託料として56万7,000円など、また積立金ではサービスエリア施設管理基金積立金74万1,000円などでございます。  第2款第1項第1目予備費では、50万円を計上しております。  なお、12ページには給与費明細書及び債務負担行為に係る調書を掲載しております。  以上、議案第6号、令和2年度伊賀市サービスエリア特別会計予算についての説明を終わらせていただきます。  御審査のほどよろしくお願いいたします。 ○副委員長(上田宗久君)  説明が終わりました。本会計予算全般について御審査願います。  御質疑ありませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長(上田宗久君)  御質疑なしと認めます。  よって討論に入ります。御意見ありませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長(上田宗久君)  御意見なしと認めます。  よって採決に入ります。  本案に対し、原案どおり可決すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。             (賛 成 者 起 立) ○副委員長(上田宗久君)  全会一致であります。  よって議案第6号は原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、第18項、議案第7号、令和2年度伊賀市後期高齢者医療特別会計予算を議題といたします。  当局の説明を求めます。  健康福祉部長。
    ○健康福祉部長(田中 満君)  ただいま議題としていただきました議案第7号、令和2年度伊賀市後期高齢者医療特別会計予算について説明いたします。  予算書の1ページをごらんください。  第1条で歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ12億9,500万3,000円と定めております。  それでは、歳入から説明いたしますので、8、9ページをお開きください。  第1款第1項後期高齢者医療保険料は9億1,401万9,000円で、前年度と比較して7,843万4,000円増額しております。  第3款繰入金、第1項一般会計繰入金は項全体で3億7,681万8,000円を計上しています。第2目保険基盤安定繰入金は保険料軽減相当分で、2億9,925万3,000円を見込んでおります。  次に、歳出について説明いたしますので、12、13ページをお開きください。  第2款第1項第1目後期高齢者医療広域連合納付金は12億6,980万5,000円を計上しています。納付金の内訳は、伊賀市が徴収する保険料、保険基盤安定制度納付金、健康診査業務納付金、事務費納付金などです。  以上で、令和2年度伊賀市後期高齢者医療特別会計予算についての説明を終わります。  なお、16ページ以降に給与費明細書を掲載しておりますのでごらんいただき、よろしく御審査いただきますようお願いいたします。 ○副委員長(上田宗久君)  説明が終わりました。本会計予算全般について御審査願います。  御質疑ありませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長(上田宗久君)  御質疑なしと認めます。  よって討論に入ります。御意見ありませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長(上田宗久君)  御意見なしと認めます。  よって採決に入ります。  本案に対し、原案どおり可決すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。             (賛 成 者 起 立) ○副委員長(上田宗久君)  全会一致であります。  よって議案第7号は原案どおり可決すべきものと決しました。  当局説明員入れかえのため暫時休憩します。             (午前 11時34分 休憩)            ―――――――――――――――             (午前 11時38分 再開) ○副委員長(上田宗久君)  休憩前に引き続き会議を再開します。  次に、第19項、議案第8号、令和2年度伊賀市病院事業会計予算を議題とします。  当局の説明を求めます。  市民病院副院長。 ○市民病院副院長[事務部門]兼健診センター副センター長(松田克彦君)  上野総合市民病院の松田でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  議案第8号、令和2年度伊賀市病院事業会計予算について御説明いたしますので、予算書の1ページをお願いします。  第2条業務の予定量は、病床数を281床、年間入院患者数を7万3,365人、年間外来患者数を7万3,523人、1日平均入院患者数を201人、1日平均外来患者数を302人、主要な建設改良事業を2億5,482万円としており、主な内容は、CT装置更新のほか、医療機械器具の新規購入費用です。  第3条、収益的収入及び支出の予定額は、収入の部、第1款病院事業収益を49億3,392万2,000円とし、支出の部、第1款病院事業費用を47億4,614万5,000円としています。  第4条、資本的収入及び支出の予定額は第1款資本的収入の額を4億4,612万円。第1款資本的支出の額を5億2,630万5,000円としています。  次に、2ページをごらんください。  第5条、企業債は、医療器械等整備事業に2億5,480万円、病院施設整備事業に6,940万円を予定しています。  第6条、一時借入金の限度額は10億円と定めています。  第8条、議会の議決を経なければ流用できない経費として、職員給与費及び公債費を計上しています。  第9条では、企業債の償還元金、救急業務の費用等の財源に充てるための一般会計からの繰入金4億4,424万3,000円を計上しています。  なお、第2次伊賀市立上野総合市民病院改革プランに沿い、基準外繰入金については令和元年度を最後とし、令和2年度は基準内繰入金のみで運営する計画としています。  それでは、内容について説明させていただきますので、5ページをごらんください。  収益的収入及び支出ですが、収入の部、第1款病院事業収益、第1項医業収益46億2,556万2,000円は、入院及び外来収益並びに人間ドック、健康診断等の収益、一般会計からの救急医療確保負担金が主なものです。  第2項医業外収益は2億2,799万8,000円で、うち補助金が1億2,135万1,000円です。  第4項特別利益の主なものは、その他特別利益として償還金長期前受過年度分が5,841万2,000円です。  6ページをごらんください。  支出の部、第1款病院事業費用、第1項医業費用、第1目給与費は、26億430万円を計上しています。第2目材料費7億9,622万9,000円の主なものは、薬品費、診療材料費です。第3目経費の8億9,525万円の主なものは、医療機器及び建物附帯設備等の修繕費、維持業務、施設管理等の委託料のほか消耗品費、光熱水費等です。  第2項医業外費用の主なものとして、第4目雑損失が控除対象外消費税で6,987万5,000円、第5目寄附金が三重大学ほか2大学の寄附講座で3,000万円としています。  第4項特別損失のうち第1目臨時損失が979万9,000円で、医師住宅解体工事費を計上しています。  7ページをごらんください。  資本的収入及び支出ですが、収入では、第1款資本的収入、第1項企業債3億2,420万円は、医療器械整備及び施設整備に係るものです。第2項負担金1億2,192万円は、企業債元金償還金等に対する一般会計からの繰入金です。  支出では、第1款資本的支出、第1項建設改良費のうち第1目医療器械及び器具費は2億5,482万円で、CT装置の更新と老朽化に伴う医療器械の買いかえ等の費用です。第2目その他建設改良費6,957万4,000円は、無停電電源装置取りかえ工事等の費用です。なお、8ページ以降にキャッシュフロー計算書、給与費明細書、債務負担行為に関する調書、予定損益計算書、予定貸借対照表を添付いたしましたので、よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。 ○副委員長(上田宗久君)  説明が終わりました。本会計予算全般について御審査願います。  御質疑ありませんか。  桃井委員。 ○委員(桃井弘子君)  すいません。28ページの委託料、そして病院会計予算説明資料にもございます読影業務委託料6,600万円の内訳は何ですか。 ○副委員長(上田宗久君)  市民病院副院長。 ○市民病院副院長[事務部門]兼健診センター副センター長(松田克彦君)  読影業務につきましては、今私どもに放射線科の常勤医が在籍しておりません。そのため、MRIでございますとかエックス線、CT等の画像を撮ったものを遠隔で送信をいたしまして、読影業務をライブで行っていただいております。その委託料でございます。 ○副委員長(上田宗久君)  桃井委員。 ○委員(桃井弘子君)  1年間、土日、祝日を除きまして計算しましたら、6,600万円だと一日に27万円の計算になります。非常に高いと思うんですが、1件幾らの契約で年間何件見ているのか。そして、何名の医師との契約なのかを伺います。 ○副委員長(上田宗久君)  市民病院副院長。 ○市民病院副院長[事務部門]兼健診センター副センター長(松田克彦君)  医師につきましては、複数の医師、画像についていろんな診療科のドクターに読影していただくということもございまして、複数のドクターが読影していただいておりますので、何人というのは委託の中でもうたっておりません。  ただ、すいません、今、件数等につきましては手元資料はございませんので、後刻御報告させていただきたいと思います。 ○副委員長(上田宗久君)  桃井委員。 ○委員(桃井弘子君)  では、後日資料をいただきたいと思います。  また、先ほどの答弁にもありましたように、医師がいないため読影業務を委託しているということですが、CT装置の更新が1億183万8,000円、これ新しく購入されるということなんですけれども、画像を読み取る医師がいないのに1億円のCTを今、その必要性というのはいかがですか。 ○副委員長(上田宗久君)  市民病院副院長。 ○市民病院副院長[事務部門]兼健診センター副センター長(松田克彦君)  読影を行いますのは、院内にいる医師が行うか、あるいは外部の医師が送信を受けて診るか、それは一緒でございまして、ただ画像そのものによしあいといいましょうか、各段の進歩がございまして、今のCT装置、12年経過しております。そんな中で器械を動かす駆動系でございますとか、あと画像処理の関係、こういったものが経年劣化によりほぼ限界に来ておりますし、撮影方法でございますとか高度な画像処理、そういったものが最新のCT装置であればできますので、当然そういったもので撮った画像のほうは、医師にとってもより広く深く読めるということでございます。 ○副委員長(上田宗久君)  桃井委員。 ○委員(桃井弘子君)  十分理解できました。新しいものをということです。  この6,600万円の読影業務委託料を払うようであれば、一日でも早く医師の確保を早急にしていただきたいだけ要望しておきます。  終わります。 ○副委員長(上田宗久君)  他にございませんか。  川上委員。 ○委員(川上善幸君)  昨年もそうだったんですけれども、訪問看護ステーション、ここの事業が今回もマイナス600万円で出てるんですけれども、ここはやっぱりプラスになかなかならないのは厳しいのかなと思うんですけれども、この辺の事業の進め方、どうなっているのかちょっと教えてください。 ○副委員長(上田宗久君)  市民病院副院長。
    ○市民病院副院長[事務部門]兼健診センター副センター長(松田克彦君)  まず、収支につきましては、どうしても収入が1件当たり介護保険の収入、あるいは医療の収入が限られている中で、訪問看護を行う看護師の人件費を考えますと、これを黒字に持っていくというのは大変厳しいといいましょうか、無理があるかなというのは承知しておるところでございます。  ただ、ニーズに関しましては、特に私どもの訪問看護につきましては、がんの関係の在宅患者さんを訪問しておりまして、地域の開業医の方々から、もっとやってほしいというようなニーズもございますし、今後より高齢者の方もふえていく中で、ニーズは高まるとは思っておるんですが、いかんせん看護師の人数が限られているという中で、ニーズに応えてよりふやしたいとは思っておりますけれども、もう少し時間がかかるのかな。  そんな中で、収支については黒字に持っていくというのは、今後もなかなか厳しいものと考えております。 ○副委員長(上田宗久君)  川上委員。 ○委員(川上善幸君)  または、民間やったらもう潰れるなという話になるんですけれども、それなりに人件費を出さないと看護師が集まらない、これ現実はよくわかります。  しかし、やっぱり全体的に見るといいようにはなって、数値的には黒字になっていくんですけれども、ここは多分いつまでたっても黒字にはならない部分かなと、こういうふうに見ているんですけれども、その辺、人件費出すのはつらいだろうけれども、何とか無駄を省いて、この辺も収支が少しでも赤字がなくなるようにしていかなくてはならないところかと思いますので、よろしくお願いします。  以上です。 ○副委員長(上田宗久君)  近森委員。 ○委員(近森正利君)  予算書でいいますと32ページになるんですけれども、経営も改善されて基準内繰り入れだけでこれからやっていけるということになります。寄附講座もつくられて、医師の派遣されている大学を見ると、3大学からしっかり来ていただいているな、だから医師がふえたんだなというのは、改善を思わせていただきました。  そこで、医療器機なんかは改善してきたおかげで、少しずつ更新していけてるなというのは感じるんですけれども、その中で今回予算に載っております空調設備改修工事なんですけれども、これはハード的なその面なんですけれども、これはどこをどういうふうな改修になる。 ○副委員長(上田宗久君)  市民病院副院長。 ○市民病院副院長[事務部門]兼健診センター副センター長(松田克彦君)  建物は大きく本館と西館と健診棟がございます。このうち、西館と健診棟の空調関係、建ってから一度も根本的な改修をしておりませんで、その取りかえ工事になります。 ○副委員長(上田宗久君)  近森委員。 ○委員(近森正利君)  私も具体的にわからないんで、これは病室ということになるんでしょうか。 ○副委員長(上田宗久君)  市民病院副院長。 ○市民病院副院長[事務部門]兼健診センター副センター長(松田克彦君)  病室を含めた建物全体でございます。 ○副委員長(上田宗久君)  近森委員。 ○委員(近森正利君)  病室なんですけれども、私もそこにお世話になった経験もあって、特に空調に関しては、今どきに弱、中、強で風だけを調整するようなものしかなくて、温度がないというのが現状なんですね。入院されている方にとって、これほどしんどいことはないかなと思うんですけれども、この病室に関して相当数が今回改善されるんですか。 ○副委員長(上田宗久君)  医療事務課長。 ○医療事務課長兼検診センター検診管理課長(川北喜道君)  医療事務課の川北でございます。よろしくお願いします。  本体を改修するということで、病室そのものに置いてあるファンコイル等の設備等には交換となりませんので、これまでどおりの形になるかなというふうに思います。 ○副委員長(上田宗久君)  近森委員。 ○委員(近森正利君)  入院されている方にとっては、強、中、弱は非常に大変やと思います。今どき温度設定がされてない空調なんていうのは、日本全国考えてもあり得ないなという感覚なんですけれども。  それともう一つなんですけれども、入院した病室の中に手洗いがないんですね。これも1年ほど前、私もこういう場で言わせていただいたんです。今回の予算にそういうことも考えられましたでしょうか。 ○副委員長(上田宗久君)  市民病院副院長。 ○市民病院副院長[事務部門]兼健診センター副センター長(松田克彦君)  おっしゃっていただきますように、個室にも手洗い等が十分設備がないというのは自覚しているところでございまして、これまでも御指摘はいただいております。  ただ、それの改修をするとなりますと、かなりの高額になることが予想されますし、当面今のところは入退室に際して消毒液での手指消毒をするとかで対応しているところでございまして、廊下に配管をしてやるとかいろんなことも検討はしておるところでございますが、現時点では来年度予算でもそういった根本的な対応は入っておりません。 ○副委員長(上田宗久君)  近森委員。 ○委員(近森正利君)  今回、新型コロナウイルスのこともありますし、この病院の中で感染防止対策室というのはしっかりあるんですね。それをうたっている病院でそういう手洗い場がないということ自体が、根本的にやっぱり大変やなと思います。この感染症対策室のホームページ見させてもうても手洗いと書いてあるんですね。手洗い、これをしっかりやっていきましょうねと書いてるのに、病院内がないというのは大変厳しい状況なので、早期の改善をよろしくお願いいたします。  以上です。 ○副委員長(上田宗久君)  他にございませんか。  宮﨑委員。 ○委員(宮﨑栄樹君)  6ページ、寄附金ということでさっき少しおっしゃっていただきました寄附講座ということですけれど、その詳細、内訳を改めて確認させてください。 ○副委員長(上田宗久君)  市民病院副院長。 ○市民病院副院長[事務部門]兼健診センター副センター長(松田克彦君)  三つの大学への寄附講座でございます。一つは三重大学、こちらにつきましては外科関係、それと整形外科でございます。それと二つ目、関西医科大学、こちら消化器内科のドクターの派遣につながっております。もう一つ、三つ目は、滋賀医科大学、こちらは循環器系の医師派遣につながっておりまりして、今直ちに人数をというのはちょっとあれなんですが、循環器に関しては今のところ1名、整形外科に関しては3名ないし4名、外科に関しては、すいません、ちょっと動いたりしますが七、八名という形で派遣につながっております。 ○副委員長(上田宗久君)  宮﨑委員。 ○委員(宮﨑栄樹君)  ありがとうございます。  この寄附講座の確認したいのが、これまでの費用対効果というんですか、それをどう評価して、来年度どういうふうに取り組んでいくのかという、そういう考え方を伺います。 ○副委員長(上田宗久君)  市民病院副院長。 ○市民病院副院長[事務部門]兼健診センター副センター長(松田克彦君)  寄附講座をせずに医師を派遣、受けることができればそれに越したことはないとわかってございます。  ただ、残念ながら伊賀地域、平成20年度前後から一気に医師の引き揚げがございました。そんな中でいろんな医師確保策をやってくる中で、フリーで動いている、医局に属さないフリーの医師を探す、こういったこともございますが、そういった方は、その方が退職すれば後はありません。それに対しまして大学から、医局から派遣されれば、その医師が異動でかわることはあっても、退職してもまた次が派遣されます。休むことになれば応援があったりもします。  そういった中で、私ども医師確保の手だてとして寄附講座は、一番効果がある手だてであったと考えておるところでございまして、これは今後とも継続をしていく必要がある。  費用対効果とおっしゃっていただきましたけれども、それはもう私どもが寄附している額に対して、はるかに大きな収入面では診療収入につながっておりますし、それが診療ができることによって市民の皆様への大きな貢献につながっていると、こう考えております。 ○副委員長(上田宗久君)  宮﨑委員。 ○委員(宮﨑栄樹君)  ありがとうございます。  本当に医師確保については、やっぱり県との連携というのも非常に大事かというふうに思いますが、検査を主に三重大さんのほうに重点を置かれているような気もしますけれども、伊賀市としては近隣にいろんな県がありますので、そういう他県に県と一緒にやっぱり医師確保に取り組んでいただく、そういう積極的な取り組みというのも来年度期待したいというふうに思います。  終わります。 ○副委員長(上田宗久君)  他にございませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長(上田宗久君)  御質疑なしと認めます。  よって討論に入ります。御意見ありませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長(上田宗久君)  御意見なしと認めます。  よって採決に入ります。  本案に対し、原案どおり可決すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。             (賛 成 者 起 立) ○副委員長(上田宗久君)  全会一致であります。  よって議案第8号は原案どおり可決すべきものと決しました。  会議の途中でございますが、休憩といたします。   再開は、午後1時20分といたします。             (午前 11時54分 休憩)            ―――――――――――――――             (午後  1時20分 再開) ○副委員長(上田宗久君)  休憩前に引き続き会議を再開します。
     病院事業会計において桃井委員より質問のあった放射線科の読影委託件数について、当局より答弁を求めていますので、これを許可します。  市民病院副院長。 ○市民病院副院長[事務部門]兼健診センター副センター長(松田克彦君)  午前中の読影業務の御質問におきまして、件数、それと単価につきましても即答することができず、申しわけございませんでした。  単価につきましては、通常分が1件、2,400円でございます。これとは別に冠動脈神経については5,700円、乳腺は3,700円、マンモは800円という単価設定になっております。  これらを合わせた年間のトータル件数は、平成30年度が約1万9,800件、今年度が2月末までの時点で約2万件でございます。月々の平均支払い額が約550万円となっておりますので、これの12カ月分としまして6,600万円を予算額といたしております。  以上です。 ○副委員長(上田宗久君)  次に、第20項、議案第9号、令和2年度伊賀市水道事業会計予算を議題とします。  当局の説明を求めます。  上下水道部長。 ○上下水道部長(清水仁敏君)  上下水道部、清水です。どうぞよろしくお願いいたします。  ただいま議題としていただきました議案第9号、令和2年度伊賀市水道事業会計予算について説明させていただきます。  予算書の1ページをごらんください。  第2条業務の予定量ですが、給水戸数を4万400戸、年間総給水量を1,441万8,000立方メートル、1日平均給水量を3万9,501立方メートルとし、主要な建設改良事業では、原水及び浄水施設事業費2億3,134万7,000円、給水区域内排水施設事業費5億4,213万5,000円としています。  次に、第3条の収益的収入及び支出の予定額ですが、収入の部、第1款水道事業収益を33億4,039万4,000円、支出の部、第1款水道事業費用を32億1,250万1,000円と見込んでいます。  2ページをごらんください。  第4条、資本的収入及び支出の予定額は、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額12億3,705万6,000円は、過年度分損益勘定留保資金などで補填をするものとし、収入の部、第1款資本的収入を7億7,799万1,000円、支出の部、第1款、資本的支出を20億1,504万7,000円としています。  3ページをごらんください。  第5条、企業債では、起債限度額を4億6,580万円と定めています。  第6条では、一時借入金の限度額を3億円に、第7条では、各項の経費の金額の流用についてそれぞれ定めています。  第8条では、議会の議決を経なければ流用することのできない経費として、職員給与費3億3,716万3,000円としています。  4ページをごらんください。  第9条では、棚卸資産の購入限度額を2,300万円と定めています。  次に、予算実施計画について説明しますので、7ページをごらんください。  収益的収入及び支出、収入の部、第1款水道事業収益、第1項営業収益は25億8,364万6,000円で、第1目の給水収益が主なものです。第2項営業外収益は7億5,674万8,000円で、主な内容は第2目加入負担金、第4目他会計補助金、第5目長期前受金戻入などです。  次に、支出の部では、第1項営業費用は第1目原水及び浄水費から第7目その他営業費用までの合計26億8,185万円のほか、第2項営業外費用から第4項予備費までで第1款合計32億1,250万1,000円を予定しており、詳細については24ページから27ページの実施計画明細書に記載しております。  次に、8ページの資本的収入及び支出ですが、収入の部、第1款資本的収入は、第1項第1目国庫補助金から第10項第1目その他資本的収入までの合計で7億779,9万1,000円としています。  支出の部では、第1項建設改良費、第1目原水及び浄水施設費から第5目有形固定資産購入費までの合計で8億5,883万4,000円のほか、第2項第1目企業債償還金から第7項第1目予備費までで、第1款合計は20億1,504万7,000円を予定しており、詳細は28ページ、29ページに記載をしております。  以上で、令和2年度伊賀市水道事業会計についての説明を終わらせていただきます。  なお、9ページ以降に予定キャッシュフロー計算書、給与費明細書、債務負担行為に関する調書、予定損益計算書、平成元年度及び令和2年度予定貸借対照表、中期実施計画明細書を添付しております。  よろしく御審査いただきますようお願い申し上げます。 ○副委員長(上田宗久君)  説明が終わりました。本会計予算全般について御審査願います。  御質疑ありませんか。  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  24ページの水道事業収益のところで、目で給水収益がマイナスということで計上していただいてありまけれども、これは一つは人口減少によって水道水、浄水の使用が少なくなったと見るべきなのか、もう人口もふえてませんし、開発しているところも少ないので、より節水効果のある住宅機器がそう普及したというふうなイメージはないんだろうと思うんですけれども、それとももしくは、大口利用者に対してインセンティブを伊賀市が産業支援という観点で与えさせてますから、そういう部分の給水収益がマイナスということで計上されているんでしょうか。  マイナスで計上されている、つまり水道水が不要になってくる、今までよりも少ない利用で進んでくるんだろという予測の原因、根拠をお示しをいただけたらと思います。 ○副委員長(上田宗久君)  営業課長。 ○営業課長(中井芳子君)  営業課、中井です。どうぞよろしくお願いいたします。  今、田中委員さんの御指摘のあります給水収益の減ですけれども、過去5年ぐらいの状況を見てみますと、給水戸数は横ばいとなっているんですけれども、やっぱり人口減少に伴って給水人口については年間約750人程度減少してきております。それに伴って、使用水量につきましても1.43%、平成30年度決算では29年度と比較しまして16万7,895立米減少してきております。 つきましては、今年度におきましても増加する傾向というのはないように考えられますので、実績から予算を算定させていただいたところです。  主な要因としましては、給水人口の減少とあわせまして、一般家庭の御家庭における節水意識の向上であったり、洗濯機とかトイレの機器が節水タイプのものがふえてきておりますことや、また公共施設につきましても学校用の水量も減っておりますので、児童生徒の減少であったり、プールの使用日数が減っているということも要因として考えております。  もう一つ、大口言っていただきましたけれど、事業所におきましてはふえたり減ったりというところがありますが、余り影響はないのかなと考えております。 ○副委員長(上田宗久君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  大口利用のインセンティブにつきましては、当然、大口利用者であっても節水意識は高まっていると思います。しかしながら、いわゆるお金の部分では、使っていただければ、今まで100入っていたのがひょっとしたら85になってしまうかわからない。そういうのは産業支援、もしくは産業振興部との調整というのか、向こう側から普通は言うてくるんだろうと思うけれども、検証という部分では、大口利用者に対する伊賀市の支援、産業的な支援という意味で、産業部のほうから皆さん方のところにお問い合わせ、もしくは一緒に産業支援の効果を見ていこう、もしくは検証していこうということの申し出等はあるんでしょうか。 ○副委員長(上田宗久君)  上下水道部長。 ○上下水道部長(清水仁敏君)  今おっしゃられました産業振興部のほうからの要請というものはないのが現状でございます。私どものほうでは、大口利用者に対する減免を昨年度から行っておりますので、それも産業振興の面ではプラスになっているかと当部では考えているところでもありますので、産業の工業用地というのが広まってくると、そういったところでは当方といたしましても、この間の一般会計の際の答弁でもございましたが、原因者負担ということもあります。  しかし、少しでも多くの利用者の方に水を使っていただけるという方面で当方のほうも考えてまいりたいと考えております。 ○副委員長(上田宗久君)  宮﨑委員。 ○委員(宮﨑栄樹君)  1点確認させてください。  この来年度予算に反映されているかどうかということなんですが、技術職員さんが減少しているということで、水道事業基本計画とか水道事業経営戦略の中では職員の育成とか技術継承というのが課題の一つとして上げられています。それがこれまでにどういうふうに取り組んできて、来年度以降取り組まれるのか、予算に反映されているのかということを教えてください。 ○副委員長(上田宗久君)  上下水道部長。 ○上下水道部長(清水仁敏君)  技術職員の育成と、そういう観点でございますが、やはり水道事業も大変専門の分野でございます。つきましては、若い方を水道部のほうで一生懸命ついていただいて、これからの事業を継続してやっていけるように考えているところでもございます。ですので、人事異動等々におきましては、当水道部での若い方の異動もお願いをさせていただいたところでもございます。  技術職員に関しましても、昨年度1名採用もさせていただいておりますので、今後も年齢が高い方も数名いますので、若い方の採用も考えていけたらなと思っているところでございます。 ○副委員長(上田宗久君)  宮﨑委員。 ○委員(宮﨑栄樹君)  よろしくお願いします。  持続的な運営を行うためには、長期的な視点に立って職員教育充実させること、また適正配置ということがすごく大事だと思いますので、来年度もよろしくお願いいたします。  終わります。 ○副委員長(上田宗久君)  他にございませんか。  川上委員。 ○委員(川上善幸君)  1点だけちょっと確認させていただきたいな。  8ページになります資本的支出なんですけれども、企業債償還金、これはいつまで、一定期間続くんですか。それをちょっと確認させてください。 ○副委員長(上田宗久君)  上下水道部次長。 ○上下水道部次長(事務担当)兼経営企画課長事務取扱(中西一樹君)  御指摘の企業債償還金9億6,174万2,000円の件だと思いますが、これにつきましては水道事業におきまして、毎年、資本的支出の中で財源の一部として起債を行っておりますので、基本的30年償還というのが多い借り入れでございますので、借りた年から30年後が終わるということになっておりますので、具体的に償還金についていつ終わるということは今申し上げられない状態でございます。 ○副委員長(上田宗久君)  川上委員。 ○委員(川上善幸君)  一応、目安としては30年間ということで……。 ○副委員長(上田宗久君)  上下水道部次長。 ○上下水道部次長(事務担当)兼経営企画課長事務取扱(中西一樹君)  最長が30年償還ということでございますので、ことしが最後としましたら、30年後が償還終期ということになります。 ○副委員長(上田宗久君)  川上委員。 ○委員(川上善幸君)  わかりました。ありがとうございます。 ○副委員長(上田宗久君)  他にございませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長(上田宗久君)  御質疑なしと認めます。  よって討論に入ります。御意見ありませんか。
                (「なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長(上田宗久君)  御意見なしと認めます。  よって採決に入ります。  本案に対し、原案どおり可決すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。             (賛 成 者 起 立) ○副委員長(上田宗久君)  全会一致であります。  よって議案第9号は原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、第21項、議案10号、令和2年度伊賀市下水道事業会計予算を議題とします。  当局の説明を求めます。  上下水道部長。 ○上下水道部長(清水仁敏君)  ただいま議題としていただきました議案第10号、令和2年度伊賀市下水道事業会計予算について説明させていただきます。  予算書の1ページをごらんください。  第2条、業務の予定量では、処理区域内戸数を1万4,800戸、年間総排水量を388万3,000立方メートル、1日平均排水量を1万638立方メートルとし、主な建設改良事業では、管路整備費を5,643万9,000円、処理場整備費を1億553万9,000円としています。  次に、第3条、収益的収入及び支出の予定額は、収入の部、第1款下水道事業収益を24億9,985万8,000円、支出の部、第1款下水道事業費用を24億7,845万3,000円と見込んでいます。  2ページをごらんください。  第4条、資本的収入及び支出の予定額は、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額6億5,605万3,000円は、過年度分損益勘定留保資金などで補填するものとし、収入の部、第1款資本的収入額を5億3,653万4,000円、支出の部、第1款資本的支出額を11億9,258万7,000円としています。  第5条では、債務負担行為をすることができる事項、期間及び限度額を設定しています。  3ページをごらんください。  第6条、企業債では起債限度額を4,590万円と定めています。  第7条では、一時借入金の限度額を6億円、第8条では、各項の経費の金額の流用についてそれぞれ定めています。  第9条では、議会の議決を経なければ流用することのできない経費として、職員給与費を1億922万7,000円としています。  4ページをごらんください。  第10条では、その他会計からの補助金として一般会計からこの会計へ補助を受ける金額を11億7,498万1,000円としています。  次に、予算実施計画について説明しますので、7ページをごらんください。  収益的収入及び支出、収入の部、第1款下水道事業収益、第1項営業収益は6億8,159万8,000円で、第1目の下水道使用料が主なものです。第2項営業外収益は18億1,826万円で、主な内容は第31目他会計補助金、第41目長期前受金戻入などで、次に支出の部では、第1項営業費用は第11目管渠費から第86目資産減耗費までの合計、21億4,761万3,000円のほか、第2項営業外費用から第9項予備費までで、第1款合計24億7,845万3,000円を予定しており、詳細は24ページから26ページに記載しています。  次に、8ページの資本的収入及び支出ですが、収入の部、第1款資本的収入は、第1項第11目国庫補助金から第8項第11目基金取崩収入までの合計で、5億3,653万4,000円としています。  支出の部では、第1項建設改良費、第11目管路建設改良費から第61目有形固定資産購入費までの合計、1億8,860万4,000円のほか、第12項第11目企業債償還金から第9項第99目予備費までで、第1款合計は11億9,258万7,000円を予定しており、詳細は27ページ、28ページに記載をしています。  以上で、令和2年度伊賀市下水道事業会計予算について説明を終わらせていただきます。  なお、9ページ以降に予定キャッシュフロー計算書、給与費明細書、債務負担行為に関する調書、予定損益計算書、令和元年度及び令和2年度予定貸借対照表、中期実施計画明細書を添付しています。  よろしく御審査いただきますようお願い申し上げます。 ○副委員長(上田宗久君)  説明が終わりました。本会計予算全般について御審査願います。  御質疑ありませんか。  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  17ページの損益計算書並びに23ページのセブメントの資産等を拝見させていただして、非常に下水道事業は経営的に苦しいということは、この数字からも明らかであります。  しかし、片方では伊賀の水質環境は守れていないということがあって、事業の進展なりやっていただかなければならんということは、当然明白なことだと思う。  一般会計のところ、いわゆる当初予算の農集排の整備について触れさせていただいたりいたしました。随分と施設が古くなってまいりますから、更新なり修繕なり、また統合なりという事業もできてくる。また、旧の上野の旧町の都市下水あたりの事業も次に控えている。それの先行投資的な部分であるとか、もしくはそれを企画立案するような経費であるとかいうのは、どこの項目で、どういうふうに見させていただいたらいいんでしょうか。ちょっと読み取れなかったのでお教えください。 ○副委員長(上田宗久君)  下水道課長。 ○下水道工務課長(森中 徹君)  下水道課の森中です。どうぞよろしくお願いいたします。  今御質問のあった施設の統廃合等のお話なんですけれども、平成28年度、29年度、30年度におきまして、農業集落排水施設におきましては機器の診断等をさせていただきました。今年度予算、平成31年度予算におきまして、施設の統廃合等について今現在検討させていただいておる状況となっております。この検討結果に基づきまして、今後事業を継続的に運営できるように補助金等をいただきまして、効率的な整備等を進めていきたいというふうに考えております。 ○副委員長(上田宗久君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  その農集排の件、わかりました。運営後の旧町の都市下水については、これはどこでどういうふうに計画立ててとか、予算化して事業を推進していくというのは、どこでどういうふうに見せていただいたらよろしいでしょうか。 ○副委員長(上田宗久君)  下水道課長。 ○下水道工務課長(森中 徹君)  上野処理区におきましては、令和2年度におきましては当初予算としては予算計上しておりません。ただ、平成30年度より各自治会等におきまして事業説明会をさせていただきました。平成31年4月には事業推進関係等を配布させていただきまして、下水道事業の合意形成に努めてまいりましたが、今現在、合併浄化槽の普及が進んでいることや若者の流出、高齢化等によりまして、事業の負担金についても課題等がいろいろあるということが判明してきております。  今後におきましては、説明会の意見をもとに、住民の意向を分析させていただきまして、公共下水道整備の早期完成に向けて事業推進を進めていきたいというふうに考えております。  予算におきましては、必要に応じまして補正予算等についてもまた今後検討させていただきたいと考えております。 ○副委員長(上田宗久君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  すごい話伺いました。上野処理区、令和2年度予算なし。予算というのは、トンカチする部分と企画立案していく部分、もしくは今ちょっと御説明いただきましたけれども、使用調査というんですか、要望調査というのか含めて、伊賀市の下水処理のあり方、全体に、上野処理区のあり方というのは、こんなに人口が減るわけでもない。こんなに寂れていくわけでもないと思ってたときからの計画ですから、毎年毎年見直しなんていうのは、おっしゃっていただくように当然だと思うんですけれども、令和2年の企画なりトンカチの予算が計上されてないということは、びっくりすることなんですけれども、それは財政課から要らんていうて切られたのか、あえて下水道のほうから企画も含めて予算計上しなかったのか、そのあたりはどうなんですか。 ○副委員長(上田宗久君)  下水道課長。 ○下水道工務課長(森中 徹君)  予算計上におきましては、今現在、先ほども御説明させていただきましたけれども、住民の意向の分析を今年度させていただだこうと前半思っております。そういう関係で予算計上はさせていただかなかった。財政から切られたというわけではございません。 ○副委員長(上田宗久君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  同時に、先ほど必要に応じては補正予算等で対応していきたいということでありますから、特に上野処理区については、係る案件、非常に長い、重たいことになっていると思います。一日も早い、前を向いた整備につながるように期待しておきたいと思います。  以上です。 ○副委員長(上田宗久君)  他にございませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長(上田宗久君)  御質疑なしと認めます。  よって討論に入ります。御意見ありませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長(上田宗久君)  御意見なしと認めます。  よって採決に入ります。  本案に対し、原案どおり可決すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。             (賛 成 者 起 立) ○副委員長(上田宗久君)  全会一致であります。  よって議案10号は原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、第22項、議案11号、令和2年度伊賀市島ヶ原財産区特別会計予算を議題といたします。  当局の説明を求めます。  島ヶ原支所長。 ○島ヶ原支所長兼地域振興総括監事務取扱住民福祉課長事務取扱(池本洋人君)  失礼します。島ヶ原支所、池本でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  ただいま議題となりました議案第11号、令和2年度伊賀市島ヶ原財産区特別会計予算について御説明申し上げますので、予算書の1ページをごらんいただきたいと思います。  第1条では、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3,017万2,000円と定め、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、2ページの第1表歳入歳出予算によることとしています。  第2条では、一時借入金の最高額を400万円としています。  それでは、事項別明細書により御説明申し上げますので、8ページ、9ページをごらんください。  まず、歳入についてでございますが、第1款財産収入、第1項財産運用収入、第1目財産貸付収入では、土地貸付収入2,965万9,000円を計上してございます。これは、ゴルフ場用地、工場用地などの貸付料でございます。第2目利子及び配当金では、基金利子37万8,000円を計上してございます。  第2款第1項第1目繰越金では10万円。  第3款諸収入、第1項第1目預金利子では、3万5,000円を計上してございます。  次に、歳出について御説明申し上げますので、10ページ、11ページをごらんください。  第1款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費では1,611万3,000円を計上しています。その内訳の主なものは、財産区管理会委員7名の報酬25万円、財産区基金積立金727万3,000円、一般会計繰出金では三国下林道開線に伴います経費319万2,000円、島ヶ原管内の公共施設維持に伴う経費370万円、合計689万2,000円を計上してございます。  会計年度任用職員人件費160万3,000円では、短時間勤務会計年度任用職員報酬として1名分130万8,000円を計上してございます。  第2款財産費、第1項財産造成費、第1目財産区有林造成費では1,394万9,000円を計上してございます。その内訳の主なものは、林道や作業道の修繕費117万円、そして12ページ、13ページをごらんください。
     財産区森林整備業務委託料150万円、境界確定業務委託料300万円、林道維持補修工事100万円を計上してございます。  会計年度任用職員人件費638万5,000円では、作業員の報酬3名分524万3,000円を計上してございます。  第3款第1項公債費、第1目一時借入金利子では1万円。  第4款第1項第1目予備費では10万円を計上してございます。  以上で議案第11号、令和2年度伊賀市島ヶ原財産区特別会計予算についての説明とさせていただきます。  なお、管理会委員等の報酬に係る給与費明細書につきましては、16ページに記載してございまのでごらんいただき、よろしく御審査いただきますようお願いをいたします。 ○副委員長(上田宗久君)  説明が終わりました。本会計予算全般について御審査願います。  御質疑ありませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長(上田宗久君)  御質疑なしと認めます。  よって討論に入ります。御意見ありませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長(上田宗久君)  御意見なしと認めます。  よって採決に入ります。  本案に対し、原案どおり可決すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。             (賛 成 者 起 立) ○副委員長(上田宗久君)  全会一致であります。  よって議案11号は原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、第23項、議案12号、令和2年度伊賀市大山田財産区特別会計予算を議題といたします。  当局の説明を求めます。  大山田支所長。 ○大山田支所長兼地域振興総括監事務取扱(狩野守正君)  大山田支所の狩野でございます。よろしくお願いいたします。  ただいま議題としていただきました議案第12号、令和2年度伊賀市大山田財産区特別会計予算につきまして説明をさせていただきます。  予算書1ページをごらんください。  令和2年度伊賀市大山田財産区特別会計予算は、次に定めるところといたしております。  第1条では、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1,929万9,000円と定め、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、第1表の歳入歳出予算によることとしています。  また、第2条では、一時借入金の借り入れの最高額を200万円と定めています。  それでは、事項別明細書によりまして予算の主な内容を御説明申し上げます。  まず歳入から御説明いたしますので、8ページ、9ページをお開きください。  第1款財産収入、第1項財産運用収入、第1目財産貸付収入では、土地貸付収入を1,233万5,000円と見込んでおりますが、この主なものは株式会社青山高原ウインドファームへの土地貸付収入1,232万6,000円でございます。第2目利子及び配当金は、大山田財産区基金の大口定期預金利子の4万3,000円でございます。  第2款第1項第1目繰越金では20万円を計上いたしております。  第3款諸収入、第1項受託事業収入、第1目水源林造成事業収入は、財産区有林のうち剣谷林班での間伐が事業化されたことによります事業収入672万1,000円でございます。  続きまして、歳出につきまして御説明申し上げますので、10、11ページをごらんください。  第1款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費では予算額を757万8,000円と見込んでおり、その主なものは財産区管理会委員7名の報酬23万円、大山田地域林道事業等補助金140万円、大山田財産区基金積立金400万円、大山田温泉さるびのの修繕等や大山田地区の常夜灯維持管理経費補助金の財源とするための一般会計繰出金119万1,000円などでございます。  第2款財産費、第1項第1目財産管理費では、予算額を83万7,000円と見込んでおり、財産区財産の管理費として、作業員報償費18万7,000円、12、13ページをごらんいただきまして、同施設補修に係ります原材料費19万8,000円が主なものでございます。  同款第2項財産造成費、第1目財産区有林造成費では、予算額を1,066万9,000円と見込んでおり、その主なものは財産区有林の造成事業のうち、作業員の報償費として53万2,000円、財産区森林整備業務委託料として、区有林の境界の明確化や現況調査、獣害被害防止テープ巻きなどに83万1,000円、林道維補修工事費とましてシデノ木原線林道改修工事費に203万3,000円を計上いたしております。  また、周辺林造成事業では財産区有林のうち剣谷林班16.05ヘクタールにおける搬出間伐事業として、国の森林研究・整備機構に事業採択されたことから、業務委託料342万1,000円と森林作業道整備工事費330万円を計上いたしております。  なお、16ページには財産区管理会委員の報酬といたしまして、給与費明細書を示しております。  以上で、議案第12号、令和2年度伊賀市大山田財産区特別会計予算についての説明を終わらせていただきます。  よろしく御審査いただきますようお願い申し上げます。 ○副委員長(上田宗久君)  説明が終わりました。本会計予算全般について御審査願います。  御質疑ありませんか。  宮﨑委員。 ○委員(宮﨑栄樹君)  すいません、1点確認させてください。  歳入です。土地貸付収入1,233万5,000円ということで、これ昨年度とほぼ同額なんですね。ことしの契約が、本年度中に終わる二つの契約があって、たしか700万円弱だった思います。この予算で上がっているので契約延長されるというふうに理解するんですけど、契約期間というのを教えてもらえますか。 ○副委員長(上田宗久君)  大山田支所振興課長。 ○振興課長(杉野 寛君)  大山田支所振興課、杉野でございます。よろしくお願いします。  契約期間については平8年というふうになっております。平成14年1月1日から令和元年の3月31日までというふうになっております。 ○副委員長(上田宗久君)  宮﨑委員。 ○委員(宮﨑栄樹君)  最後の期間が聞き取れなかったんで、もう一度すいませんが。 ○副委員長(上田宗久君)  大山田支所振興課長。 ○振興課長(杉野 寛君)  すいません、18年となっております。平成14年1月1日から令和2年3月31日までとなっております。延長しました。 ○副委員長(上田宗久君)  今後何年するかということだと、今の質問。  そうですか、宮﨑委員。宮﨑委員、もう一度。 ○委員(宮﨑栄樹君)  契約が本年度末だと思うんです。次がこの末決めてからいつまでなのかという期間なんですけれども。 ○副委員長(上田宗久君)  大山田支所振興課長。 ○振興課長(杉野 寛君)  すいません、この更新については、一応自動更新となっているんですけれども、年数についてはちょっと、修正についてはちょっとまた後日報告させていただきたいと思います。 ○副委員長(上田宗久君)  宮﨑委員。 ○委員(宮﨑栄樹君)  また資料でも結構ですので、よろしくお願いいたします。  ありがとうございます。 ○副委員長(上田宗久君)  他にございませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長(上田宗久君)  御質疑なしと認めます。  よって討論に入ります。御意見ありませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長(上田宗久君)  御意見なしと認めます。  よって採決に入ります。  本案に対し、原案どおり可決すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。             (賛 成 者 起 立) ○副委員長(上田宗久君)  全会一致であります。  よって議案12号は原案どおり可決するものと決しました。  以上で、令和2年度の予算関係議案及び当委員会に付託された議案の審査は全部終了いたしました。本日の委員会報告書及び委員長報告の作成につきましては、私に御一任願いたいと思います。  予算常任委員会はこれをもって閉会します。長らく慎重審査、御苦労さまでございました。             (午後 2時1分 閉会)            ―――――――――――――――...