伊賀市議会 2019-09-18
令和元年決算常任委員会( 9月18日)
7.議案第100号 平成30年度伊賀市
後期高齢者医療特別会計歳入歳
出決算の認定について
8.議案第101号 平成30年度伊賀市
食肉センター特別会計歳入歳出
決算の認定について
9.議案第102号 平成30年度伊賀市島ヶ原財産区特別会計歳入歳出
決算の認定について
10.議案第103号 平成30年度伊賀市大山田財産区特別会計歳入歳出
決算の認定について
11.議案第104号 平成30年度伊賀市病院事業会計決算の認定につい
て
12.議案第105号 平成30年度度伊賀市水道事業会計決算の認定につ
いて
13.議案第106号 平成30年度度伊賀市下水道事業会計決算の認定に
ついて(第1号)
8.会議の次第
(午前 10時00分 開会)
○委員長(福田香織君)
おはようございます。本日ただいままでの出席出席人数は22名、会議は成立いたしました。
前回に引き続き、決算常任委員会を続行します。
まず、昨日の田中委員の総務費、
庁舎竣工式典会場設営業務委託料の質疑に関し、当局より答弁を求められていますので、これを許可します。
管財課長。
○管財課長(越村憲一君)
失礼します。管財課の越村です。よろしくお願いいたします。
きのう田中議員さんから御質問をいただきました決算書133ページの
竣工式典運営会場設営業務委託につきまして、落札額と予定価格が同額となりましたことにつきましてですけれども、当該業務内容が役務の提供であったため、お配りいたしました仕様書を提示した上で事前に三社から参考見積もりを徴取いたしまして、その中から一番安価なものを市の設計額として採用いたしました。そして正式に指名競争入札を実施したところ、参考見積もりと同額で応札を行ったため、設計価格である予定価格と落札額が同額になったものでございます。
○委員長(福田香織君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
御説明ありがとうございます。今の言葉を少し、御答弁を少しわかりやすく言うと、三社から見積もりをもらいました。その三社を指名しました。したがって、その金額は一緒になるというお話なんですよね。これって、競争は担保されているんだろうか。通常は確かに入札業者の中に参考見積もりをとる場合もある。しかし、広げてそうじゃないところも入れる中で、一定の競争性を担保するんですけれども、今のこのやり方は、地方公務員法なり、伊賀市の規約に抵触しませんか。
○委員長(福田香織君)
答弁願いますか。
契約監理課長。
○契約監理課長(松山英稔君)
失礼します。契約監理課の松山でございます。よろしくお願いいたします。
ただいまの御質問ですけれども、指名競争入札をするに当たりまして、確かに参考見積もりということで数社から見積もりを徴取しております。それをもとに参考にいたしまして、設計を組むわけではございますけれども、場合によりましては、発注担当課によりましては指名参加業者以外からとるところもございまして、あくまで参考として設計をいたしておりますので、それに基づいて結果、同額であったということには問題はないと考えております。
○委員長(福田香織君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
今、契約監理課のほうからセクションによって、担当課によってやり方がばらばらだという話をお聞かせいただいた。大体その入札行為の多い、特にこういうふうな役務の提供であるとか、公共工事に類するところ、例えば建設部なり、農林のほう。それが例えば、国土交通省のほうから一定のルールが示されていて、それに準ずるというのがより確かな方法であろうと思うけれども、今回のやり方で参考見積もりをもらいました。じゃあ、その後、どんな設計を組んだんですか。全く設計を組まずに、仕様書のとおり、ざくっとした仕様書を渡してよ、それで金額ありきでやったのではないか。
そこで一つですね、これはまず入札日が9月20日に行われていますけれども、公示の日、告知の日というのはいつでございましたですか。
○委員長(福田香織君)
答弁願いますか。
管財課長。
○管財課長(越村憲一君)
失礼します。公示日につきましては、平成30年9月12日でございます。入札日は9月20日でございます。
○委員長(福田香織君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
約8日か1週間。1週間で指名通知出しました。1週間で入札ですよ。つまりもう最初からその三社しか念頭に置いていない。こういうことじゃないの。そうすると、仕様書のその不備もさることながら、もう競争性の担保よりも、早く業者を決めて、速やかな、もしくはその安全に、もしくは式典を無事に完了したいという担当課の意向が伺いますけれども、先ほど申しましたように、競争性の担保はどこで見たらいいんですか。
○委員長(福田香織君)
契約監理課長。
○契約監理課長(松山英稔君)
失礼します。競争性の担保ということでございますけれども、今回の設計につきましては、発注担当課であります管財課が安価であった参考見積もりを採用したということでございまして、その入札の開札になるまでは、その金額どおり応札があるとは限りませんもので、その発注担当課によりまして、これが適正であると判断されたものと思っております。
○委員長(福田香織君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
ならばですね、この設計金額と同額のこの設計金額を一旦仮置きした。それを三社指名して、三社がその競争するなり、知恵を絞っていただいてよりいいものを、より安くですね、市役所に届けてくれると、こういうふうなことだったらよかったんだろうと思うんですが、この入札に関して、例えば質疑。ここの部分わかりません。例えば警備員の単価がわかりません。警備員の単価はどんな警備員をつけたらいいんですかとか、そのADの単価とか、なかなか物価版は出ていませんから、ADの単価というのはどういうふうなところを見たらいいんですか。もしくは最低賃金でいいんですかとか、そういうふうな、この仕様書に対する質疑が届いているはずなんですけれども、その質疑の内容と件数はどのぐらいでしたか。
○委員長(福田香織君)
答弁できますか。
管財課長。
○管財課長(越村憲一君)
質疑につきましては、ございませんでした。
○委員長(福田香織君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
考えてくださいよ。三社指名。指名通知が届く。この内容で記念すべき式典やってほしい。それぞれの企業は栄えある気持ちで頑張るんだろうなと思うんですよ。そしたら、そこに名を残す。もしくは実績として残す。そうすると、仕様書を見て、その仕様書から不明な部分というのは、先ほどの私がざくっと言いましたけれども、いっぱいある。いっぱいあって、聞いて、それでその自分のところが、例えば200万を超える参考見積もりを出したけれども、ここについてはちょっと単価を見直さなあかんからというふうなことになると思うんですよね。それを質疑がなかったら、それを一つ一つ詰めていくことができない。
したがって、今の質疑がなかったということは、もう最初から官製談合があったんではないかという疑義が払しょくできないんですが、私の意見に対するお答えはどうでしょう。
○委員長(福田香織君)
管財課長。
○管財課長(越村憲一君)
質疑等はございませんでしたが、提出された参考見積もりの、ADですとか、いろんなスタッフの人件費につきまして、当課のほうがそこまで精査して疑問を持って単価のほうを認識はできていなかったかというふうに思っております。
○委員長(福田香織君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
きのう提出いただきましたこの仕様書。誰がおつくりいただきましたか。
○(福田香織君)
管財課長。
○管財課長(越村憲一君)
市の職員がいろんな協議する中で作成いたしました。
○委員長(福田香織君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
コンピューターの中にありますその記録を提出してください。委員長にお願いしておきたいと思います。
以上です。
○委員長(福田香織君)
はい。では、よろしくお願いします。
続いて、きのうの田中委員の民生費、
南部環境衛生組合負担金の質疑に関し、当局より答弁を求められていますので、これを許可します。
青山支所振興課長。
○青山支所振興課長(稲森真一君)
失礼いたします。青山支所振興課、稲森です。よろしくお願いいたします。
昨日の委員会において、御質問いただいておりました伊賀南部環境衛生組合でのごみ処理に関する経費で、1トン当たり、あるいは1人当たり幾らかというような御質問をいただいておりましたことについて、お答えさせていただきます。
1トン当たりにつきましては、約8万9,000円、1人当たりですと、約1万5,000円になります。ただ、このごみ処理経費につきましては、ごみを収集運搬をして、そしてクリーンセンターで処理をして、その残渣を最終処分までする全ての経費を含んでの数字になります。よろしくお願いいたします。
○委員長(福田香織君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
そうすると、きのうRDFのときには、1万5,276円/tということでお聞かせいただきましたけれども、この1万5,276円/tのところは、今おっしゃっていただいた、つまり発生から、いわゆるその収集からぐるっと行って、最後の残渣まで処分するトータルのコストと随分かけ離れていると思うんですけれども、RDFの場合は、1万5,276円。同じ基準でトン当たりのごみ処理をしていただいたというふうに認識していいんだろうか。それは青山、かわいそうやな。RDF関係ないんやな。
○委員長(福田香織君)
それでは、後刻報告いたします。
次に、事項別明細書第6款農林業費、238ページから255ページについて、説明願います。
産業振興部次長。
○産業振興部次長兼営業本部事務局長(堀 久仁寿君)
おはようございます。産業振興部、堀です。よろしくお願いいたします。
第6款農林業費について説明させていただきますので、決算書の238ページ、239ページをお開きください。
第6款農林業費では、予算現額19億4,814万7,000円に対し、支出済額16億8,403万856円で、繰越明許費2億739万8,100円、不用額は5,671万8,044円で、執行率は86.4%です。
第1項農業費、第1目農業委員会費の支出済額は5,957万5,066円で、その内訳は職員人件費の3,930万5,626円、農業委員会管理経費の1,776万3,831円、
農業者年金関係業務経費の82万9,425円。
続きまして、240ページ、241ページをお開きいただき、
農地集積集約化対策事業の167万6,184円です。第2目農業総務費の支出済額は9億1,673万1,556円です。事務管理経費では、415万1,198円を支出し、主なものは、市管理の排水樋門の施設維持管理委託料47万9,520円などです。
農業維持管理経費の支出は、1,086万6,345円で、主なものは、242、243ページをお開きいただき、広域
農道や農免道路の草刈り業務委託料の711万1,980円です。
下水道事業会計繰出金では、
農業集落排水事業繰出金として、7億789万2,238円を支出いたしました。
食肉センター特別会計繰出金では、1,784万562円を支出しました。
第3目農業振興費の支出済額は、2億1,389万137円で、
地域農政推進対策事業では、1,292万9,469円を支出し、主なものは244、245ページをお開きいただき、人・農地プランに位置づけられました新規就農者3名に対する
新規就農者総合支援事業費補助金375万円を、また、8区114.1ヘクタールに対する農地集積協力金662万4,800円などです。
鳥獣害防止事業では、987万6,876円を支出いたしましたが、主なものは、伊賀市
鳥獣害対策協議会事業の負担金941万1,601円です。
伊賀米等生産振興対策事業では、1,799万1,000円を支出し、主なものは、伊賀市
農業再生協議会業務委託料1,363万5,000円、また
伊賀米振興協議会負担金としまして、248万1,000円などで、農業者の所得確保を目標に伊賀米のブランド確立と販売促進に努めました。
中山間地域等直接支払交付金事業では、1億1,219万6,728円を支出いたしましたが、主なものは、協定集落65地区に対する中山間地域等直接支払交付金1億1,155万6,728円で、中山間地域等の農地保全に努めました。
246ページ、247ページをお開きいただき、
特産農産物等振興事業では、456万8,309円を支出いたしましたが、主なものは、伊賀産品の知名度向上と販路拡大を目的に東京浅草の店舗において、伊賀産の食材を使用した食材 フェアを開催委託料として、369万2,736円を支出し、特産農産物振興を支援いたしました。
有害鳥獣駆除事業では、3,630万2,531円を支出しましたが、主なものは、有害鳥獣の駆除に対する伊賀市猟友会への報償費として、2,832万円、
有害鳥獣駆除奨励委託料として、695万円を支出し、有害鳥獣の駆除に努めました。
第4目農業生産対策費の支出済額は1,346万8,000円で、主なものは、
大山田農林業公社負担金として400万円、248ページ、249ページをお開きいただき、集落営農組織への農業機械器具等への購入助成を目的としました、
集落営農支援事業補助金として896万8,000円を支出いたしました。
第5目土地改良事業費の支出済額は、3億7,793万9,956円で、主なものは、ため池改修工事費2,610万360円、
土地改良施設維持管理適正化事業特別賦課金として、17地区分942万5,000円を支出いたしました。市単の土地改良事業では、1,014万5,219円を支出しましたが、主なものは、地域の農業者、水利関係者が実施する小規模な工事補助、また材料費補助を目的としました、
小規模土地改良事業等の補助金として26件645万8,934円を支出いたしました。
震災対策農業水利施設整備事業3,514万5,360円を支出いたしましたが、ため池の耐震診断である
農業水利施設耐震調査事業業務委託料1,506万4,920円、
農業施設計画策定委託料2,008万440円を支出いたしました。
農業基盤整備促進事業では、2,585万6,131円を支出いたしましたが、3カ所の農業用施設の改修に要した工事費などです。
多面的機能支払交付金事業では、2億421万6,104円を支出いたしましたが、主なものは、多面的機能支払交付金で、107の組織に対して2億171万6,104円を支出いたしました。
県営土地改良事業では、5,703万8,250円を支出いたしましたが、その内訳は250ページ、251ページをお開きいただき、備考欄に記載の五つの県営事業負担金です。
第6目国土調査費の支出済額は842万7,986円で、主なものは、上野管内の上友生地区ほか、1地区で実施しました地籍調査業務委託料721万9,800円です。
第7目畜産業費の支出済額は882万1,277円で、主なものは、伊賀牛の振興とブランドの確立を目的とした優良素牛導入助成金690万円です。
第2項林業費は、予算現額9,281万9,000円に対し、支出済額は8,517万6,875円で、執行率は91.7%です。第1目林業総務費の支出済額は1,535万7,837円で、支出の内容につきましては、備考欄の記載のとおりです。
252ページ、253ページをお開きいただき、第2目林業振興費の支出済額は6,981万9,038円で、森林振興事業では3,063万9,646円を支出し、主なものは、森林法の改正により義務づけられました林地台帳整備を行うための
林地台帳支援システム整備業務委託料1,041万1,200円、また、大山田・青山管内における
森林環境創造事業委託料397万4,400円、83件の緊急間伐・
搬出間伐推進事業補助金621万192円です。
治山林道維持経費では、613万2,129円を支出しましたが、主なものは、8地区の草刈業務委託料267万7,400円、7件の
小規模土地改良事業等補助金210万6,328円などで、治山林道の適切な維持管理に努めました。
森林基盤整備事業では、279万2,978円を支出し、主なものは、直轄林道に係る林道橋16橋の橋梁点検診断の業務委託料の276万8,040円です。
みえ森と緑の県民税市町交付金事業では、平成26年度から実施しているもので、今年度は2,406万2,721円を支出し、親子で始める木育推進事業で木製スプーン等の購入に要した消耗品費355万6,964円。254、255ページをお開きいただき、水源涵養機能を高めることを目的としました
特定水源地域森林整備事業810万円、地域の里山整備を支援するみんなの
里山整備活動推進事業補助金442万5,000円、未
利用間伐材バイオマス利用促進事業補助金265万5,775円などを支出し、災害に強い森林づくりや住民による森林づくり活動を支援しました。
第6款農林業費については、以上ですが、詳細につきましては、成果報告書の296ページから347ページを御参照ください。よろしく御審査いただきますよう、お願い申し上げます。
○委員長(福田香織君)
説明が終わりました。御質疑ありませんか。
桃井委員。
○委員(桃井弘子君)
決算書245ページ、成果報告書313ページ、
農村環境改善センター維持管理経費について伺います。
公共施設最適化計画では、将来、取り壊しとなっておりますが、その理由は何ですか。
○委員長(福田香織君)
大山田支所振興課長。
○大山田支所振興課長(杉野 寛君)
大山田支所振興課、杉野でございます。よろしくお願いいたしたいと思います。農村環境センターの取り壊しの方向ということで、公共施設最適化計画で、廃止の方向と。当初耐震がないということであったわけですけれども、現在、耐震基準である昭和56年6月1日以降、昭和56年の6月13日以降に建築確認申請をしておりますので、現在は新耐震基準の構造計算であることが判明をいたしております。
そういった中で、当初耐震がないということで取り壊しの方向性ということは決まっております。
○委員長(福田香織君)
桃井委員。
○委員(桃井弘子君)
耐震があるということで、それでしたら、改善センターは広く市民の方々が利用されておりますし、取り壊さなければならない理由はなくなりましたよね。改善センターを取り壊さないのであれば、済みません、ちょっと款は違うんですが、成果報告書266ページ。
大山田保健センター管理経費では申し上げませんでしたが、保健センターの利用人数は1,344人、改善センターの利用人数は9,037人で、経費は保健センターのほうは680万ほど、改善センターは400万円ほど使っております。広くて、部屋数の多い改善センターに保健センターにある
子育て支援センター等を移すと、施設の維持管理費、つまり光熱水費等が1カ所に集約されます。市民が利用する施設を集約して、経費削減をするべきだと思います。費用対効果を考えて、なぜ二つを一つにできないのですか。
○委員長(福田香織君)
大山田支所長。
○大山田支所長兼
地域振興総括監事務取扱(狩野守正君)
失礼いたします。大山田の狩野でございます。ただいま議員のほうから、御指摘をいただきました保健センターと改善センターの問題でございます。確かに保健センターにつきましては、現状、山田の診療所が休診になっているというようなこととか、それから、子育て支援センター並びに障がい児の通所支援事業ということで、名張育成園のほうから、れいあろはという組織の子供たちが見えておって、本来の保健センターの業務という部分に関して考えますと、少し状況がよくないといいますか、本来の姿になってないのかなというふうに思ったりはいたしておるところでございます。
実際問題にその改善センターのほうに、例えば子育て支援センターの子供たちを移すというようなことを考えたときに、今少なくとも、例えば和室がございますので、和室を使っていただけたら、その遊戯であるとか、子育て支援の活動をしていただくことは可能かとは思うんですけれども、お手洗いなどは大人用でなっておりますので、これを改善しなきゃならない。また、2階を使うというようなことでありましたら、階段を直していかなきゃならないというようなことで、ある程度の経費がそこでかかってくるということは考えられます。
実際問題、9,000人という使用者数があるわけですが、これにつきましては、昨年の12月末まで教育委員会が隣の支所のほうに入っていただいておりましたので、教育委員会等の、いわゆる行政関係者の会議が非常に多かったというようなこともあって、確かに利用人数は多かったということがございます。
現実問題といたしまして、改善センターは昭和57年に新耐震でつくられました。ですので、あと残り、耐用年数から考えますと、あと12年ありますので、現在何とかこれをさらに利用していきたいというようなことは考えてはおるんですけれども、保健センターを、例えば、これも例えばの話で申しわけないんですが、取り壊しをしてというような話になってまいりますと、またその保健センターにも多額の国なり県の補助金が入っております。そういったものも繰り上げ償還をしていかなければならないとか、そういった問題もございますので、今すぐには結論は出せないのかなというふうに考えておるところでございます。
以上です。
○委員長(福田香織君)
桃井委員。
○委員(桃井弘子君)
ありがとうございます。先ほど改善センターのトイレの改修等があるというふうに答弁いただいたのと、保健センターも別に私は壊してくれとは言うているわけではございません。その改善センターのトイレの改修等、経費がかかるのもわかるのですが、利用者も少なく、必要経費も高額な保健センターも修理をしてかないと使えない状態ですよね。子育て支援センターのドアも右側があかない状態です、今。空調のほうも大分古くなってきているというのは聞かせてもらっております。二つの施設を管理し続けていくのか。1カ所に集約して、1カ所だけを修繕していくのか。費用対効果を考えたときに、私は答えははっきりしていると思います。市民目線で運営し、検討されることを要望して終わります。
○委員長(福田香織君)
他にございませんか。
川上委員。
○委員(川上善幸君)
成果報告書309ページ、決算書245ページ、事業は鳥獣害防止事業なんですけれども、中ほどに獣害防止施設設置事業補助金42万9,700円が助成件数として6件上がっているわけですけれども、これは新規でしょうか。
○委員長(福田香織君)
農林振興課長。
○農林振興課長(小林康志君)
農林振興課、小林です。よろしくお願いいたします。
現在、伊賀市で行っております鳥獣害対策事業は、住民自治協議会単位で協議会にお入りいただいて、集落ぐるみで防護する、追い払うという活動がメーンなんですけれども、それではできない、飛び地のような農地がございます。そういったところはお二人以上で防護柵をしていただくというような場合には、市単独の補助金を出させていただいておりまして、これはずっと以前からさせていただいている事業でございます。
○委員長(福田香織君)
川上委員。
○委員(川上善幸君)
新規分でよろしかったですか。
○委員長(福田香織君)
農林振興課長。
○農林振興課長(小林康志君)
決算書に上がっている部分は新規分でございます。
○委員長(福田香織君)
川上委員。
○委員(川上善幸君)
ありがとうございます。了解しました。
○委員長(福田香織君)
他にございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(福田香織君)
御質疑なしと認めます。
次に事項別明細書第7款商工費、254ページから261ページについて説明願います。
産業振興部次長。
○産業振興部次長(掘 久仁寿君)
第7款商工費について説明させていただきますので、決算書の254、255ページをお開きください。
第7款商工費については、予算現額4億1,192万6,000円に対し、支出済額は4億66万4,632円、繰越明許費655万8,000円、不用額は470万3,368円で、執行率は97.3%です。
第1項商工費、第1目商工総務費の支出済額は、8,473万8,544円で、内訳としましては、備考欄記載のとおりです。
第2目商工振興費の支出済額は1億9,974万4,458円で、支出済額の内訳としましては、商工振興経費として、5,286万8,661円を支出しております。その主なものとしましては、上野丸之内のラフォーレビル西側にあります駐車場用地の土地建物借上料240万円を支出いたしました。中小企業相談業務負担金として400万円を、256、257ページをお開きいただき、商工会議所事業費補助金として200万円を上野商工会議所へ、三重県の小規模事業資金融資制度の保証料補助金として433万1,239円を対象者55事業者へ、商工会事業費補助金として2,650万円を伊賀市商工会へ、上野市街地及び地域拠点の個店魅力創出事業補助金として470万4,000円を7事業者へ、伊賀ブランド推進事業費補助金として250万円を伊賀ブランド推進協議会へ支出いたしました。
企業立地促進経費では、1億2,217万4,555円を支出しましたが、主なものは、工業誘致条例に基づく工場誘致奨励金の1億2,131万250円で、適用した企業は12社でした。中心市街地等商店街活性化事業では、中心市街地等商店街活性化事業補助金として、142万9,228円を支出いたしました。交流促進施設維持管理経費は、道の駅阿山の施設管理に係る経費で、417万5,238円の支出のうち、委託料として380万円を阿山物産振興協同組合に支出いたしました。産学官連携研究開発拠点運営経費は、ゆめテクノ伊賀の管理運営に係る経費で、1,909万6,776円の支出のうち、補助金として1,811万2,776円を公益財団法人伊賀市文化都市協会に支出いたしました。
第3目観光費の支出済額は1億1,618万1,630円で、支出済額の内訳といたしまして、観光振興経費として9,203万5,072円を支出しております。その主なものとしましては、258ページ、259ページをお開きいただき、伊賀越資料館の管理業務として142万1,000円、だんじり会館の指定管理業務として1,426万368円、伊賀焼伝統産業会館及び伊賀信楽古陶館の指定管理料として745万7,142円を支出いたしました。観光案内所業務委託料として775万4,000円、観光振興事業委託料として770万1,000円、外国人観光客誘客促進事業委託料として752万8,952円を株式会社JTB西日本インバウンド事業部などに、また観光誘客促進事業委託料として500万円を伊賀上野NINJAフェスタ実行委員会へ、忍者市宣言キャンペーン委託料として、伊賀鉄道株式会社などに513万4,840円を、また、いがぶら実行委員会負担金として、577万4,000円を支出いたしました。
260ページ、261ページをお開きください。忍びの里伊賀甲賀忍者協議会負担金として400万円、DMO形成支援負担金として300万円を、伊賀上野観光協会支部事業補助金として296万1,319円を支出いたしました。
観光施設維持管理事業として、2,414万6,558円を支出いたしましたが、観光施設維持管理業務委託料で、主なものは、青山高原山頂小屋、青山のふるさと公園、余野公園、奥余野森林公園などの施設維持管理委託料として955万480円、阿山ふるさとの森公園管理運営委託料558万8,000円を支出いたしました。
第7款商工費についての説明は以上ですが、詳細につきましては、成果報告書の348ページから362ページを御参照ください。よろしく御審査いただきますよう、お願いいたします。
○委員長(福田香織君)
説明が終わりました。御質疑ありませんか。
市川委員。
○委員(市川岳人君)
決算書の259ページ、商工費の中で観光費の観光振興経費、外国人誘客促進事業委託料についてお尋ねいたします。
この内容としましては、成果報告書の中で記載していただいておりますように、誘客のプロモーションとJALと三重県と連携して、忍者の創生プロジェクトですね、忍びの里の創生プロジェクト事業ということなんですけれども、その具体的な実績についての報告をしていただきたいというふうに思います。
○委員長(福田香織君)
観光戦略課長。
○観光戦略課長(川部千佳君)
失礼いたします。観光戦略課の川部でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
今お尋ねいただきました外国人観光客誘客促進事業の内訳でございますが、大きく三つに分かれております。まず一つ目が、外国人観光客誘客促進事業といたしまして、伊賀上野観光協会へ外国人誘客のための旅行者等との商談会への出店や、多言語観光パンフレット、ノベルティーなどの製作を委託させていただいております。こちらが100万円になっております。
2番目が、関西圏の外国人観光客誘客プロモーションといたしまして、552万8,952円をJTB西日本インバウンド事業部のほうにお支払いをさせていただいております。こちらにつきましては、訪日中の外国人観光客に伊賀市の観光情報を提供いたしまして、誘客を促すということで、外国人観光客が多く滞在し、また、伊賀市にアクセスしやすい京都、大阪において誘客プロモーションを実施いたしております。具体的には、関西国際空港、京都駅周辺でのプロモーションといたしまして、外国人観光客が立ち寄るインフォメーションセンターでの伊賀市の誘客を促すモニターでのプロモーション映像の放映であったりとか、パンフレットラックへ伊賀市のPRチラシを置かせていただいたりとか、そういったことをさせていただいております。
また、訪日外国人向けツアーと連携した観光プロモーションといたしまして、京都発の訪日外国人向けツアーと連携し、伊賀バスライナーツアーのチラシ作製及び販売促進を行いました。こちらにつきましては、バスライナー廃止により8月までの実施となっております。ツアーバス発着場でのパンフレットラックなども行いまして、京都観光をしていただくお客様に伊賀への情報を発信させていただきました。
三つ目といたしまして、関西国際空港のレンタカー会社と連携いたしまして、伊賀の認知度向上プロモーションを行いました。最近では、レンタカーを利用する訪日客がふえてきておりますので、ドライブして行く伊賀ということで、情報発信、認知度向上を目指しまして、ドライブマップを作製いたしまして、レンタカー会社さんに配置をお願いし、情報発信に努めさせていただきました。
また、ウエブプロモーションといたしまして、旅前、旅行前に多くの外国人観光客の方が参考にされるジャパントラベルというところに、伊賀市の記事を特集ページを掲載していただきまして、発信をしております。こちらは、欧州ライター、ヨーロッパのライターさんによりまして、伊賀を取材いただきまして、外国人目線での紹介となっております。
また、ジャパンガイドという毎月約180万人が閲覧するポータルサイトがございますが、そちらのほうへ伊賀の広告を掲出させていただいております。
そして、大きな三つ目が、忍びの里伊賀創生プロジェクト促進事業でございまして、こちらがJALさん、三重県との連携事業として行っている事業でございます。こちらの内容といたしましては、忍者を育てた伊賀の自然を活用したスポーツイベントとして、忍者トレイルランニングレースの開催支援、情報発信等の支援を行っております。また、トレイルランのコース整備等も行っております。
また、二つ目といたしましては、忍者が暮らした里山で過ごす観光プログラムの開発といたしまして、伊賀焼の里丸柱での自然体験プログラムの実施等を行っているところでございます。
以上です。
○委員長(福田香織君)
市川委員。
○委員(市川岳人君)
ちょっと非常に多岐にわたっておりまして、今把握させてもらっただけでも、すごい多いんですけれども、これはまたちょっと詳細な資料を後でもいいので、いただきたいんですけれども、その途中でも言っていただいたような中で、例えばですね、バスライナーツアーをやった上でのその利用実績とかというのは、わかったりしますか。
○委員長(福田香織君)
観光戦略課長。
○観光戦略課長(川部千佳君)
失礼いたします。こちらのほうにつきましては、バスライナーツアーのチラシのほうを1,000部印刷いたしまして、600部配布させていただいております。実際に参加いただいた数値につきましては、今ちょっと手持ちの資料がございませんので、また後ほどお伝えさせていただきたいと思います。
○委員長(福田香織君)
市川委員。
○委員(市川岳人君)
よろしくお願いいたします。あとですね、非常にたくさんのことをやっていただいているんですけれども、これを委託している事業者は、この全てですね、観光協会さんですけれども、全て自分でやっていらっしゃるんですかね。それをまた改めて違う業者に委託しているような状況というのはあるんですか。
○委員長(福田香織君)
観光戦略課長。
○観光戦略課長(川部千佳君)
今大きく三つございまして、一つ目は観光協会のほうが独自で直営で海外での商談会等に出店とかをいたしております。二つ目につきましては、JTBの西日本インバウンド事業部のほうが事業を行っておりまして、一部ウエブプロモーションに関しましては、関連するジャパントラベルであったり、そういったサイトのほうに再委託をしております。
○委員長(福田香織君)
市川委員。
○委員(市川岳人君)
ということは、再委託しているような状況が部分的にあるということで、これをたくさんいろんなことをやっていただいているので、より整理して、これを伊賀市が直接その再委託先の事業者に委託するというふうな方向のほうがですね、より合理的、効果的かと思うんですけれども、そのあたりについての考え方はいかがでしょうか。
○委員長(福田香織君)
観光戦略課長。
○観光戦略課長(川部千佳君)
そういったお考えもあろうかと思いますが、今発注しております業務の中でできてきた、例えば映像であったり、そういったものを活用したりしておりますので、一番経費のかからない方法で取り組ませていただいております。
○委員長(福田香織君)
市川委員。
○委員(市川岳人君)
ちょっとこれについてはまた後ほどですね、来年に向けてまた議論させていただきたいと思います。
続いて、同じく観光振興経費の中で、決算書の259ページ、忍者都市宣言キャンペーン委託料ということで、こちらのほうもたくさんのことをやっていただいていると思います。成果報告書の中でも、数点触れていただいているんですけれども、たしかですね、当初予算の予算委員会の中では、京福の嵐山駅でやっていただく事業というのも含まれていたというふうに記憶しているんですけれども、成果報告にございませんので、そのあたりについてを含めて御説明いただきたいと思います。
○委員長(福田香織君)
観光戦略課長。
○観光戦略課長(川部千佳君)
今、御指摘いただきました嵐山駅でのFIT向けの情報発信業務も行っておりまして、外国人観光客が多く訪れる嵐山駅の構内におきまして、伊賀市のプロモーションも行わせていただいております。
また、そのほかの忍者市宣言キャンペーン事業の内訳でございますが、交通事業者さんとの連携事業といたしまして、近鉄の主要駅でございますけれども、難波駅、大阪上本町駅、近鉄名古屋駅でのデジタルサイネージでの情報発信、またそれに向けての映像の製作等も行わせていただいております。
また、2月22日に伊賀鉄道上野市駅を忍者市と愛称をつけさせていただきまして、忍者市を市内外へと広くPRするということで愛称の制定をさせていただきましたので、それに伴いまして、上野市駅駅舎の駅名変更の業務、また駅の構内に御当地駅名表、SNSなどでとっていただきやすいような駅名表のほうの設置をさせていただいたり、また、忍者市宣言を記念いたしました記念列車の運行等も行わせていただいております。
そのほか、ネットやSNSでの発信ということで、ネット媒体、SNSを活用したインターネット広告などインバウンド向けのデジタルプロモーションといたしまして、アジア10カ国15都市430社の現地旅行会社に在籍する7,000名の訪日ツアー企画担当者に伊賀市の観光情報のプロモーションを行っております。内訳といたしましては、ツアー企画を行う際に参考とするウエブサイトへの伊賀市の観光コンテンツ5カ所を掲載させていただきまして、ツアー担当者のほうに直接メールマガジンを配信いたしまして、伊賀市をPRいたしております。
そのほかウエブプロモーションとしまして、ネット媒体を活用した取り組みなども行わせていただいております。
以上です。
○委員長(福田香織君)
市川委員。
○委員(市川岳人君)
こちらにつきましても、実績を具体的にどの事業にどれぐらいかかったのかであったり、どれぐらいの期間、こういった事業をされたのかということも含めて、後ほどでも構いませんので資料をいただきたいと思います。
以上です。
○委員長(福田香織君)
他にございませんか。
山下委員。
○委員(山下典子君)
決算書261ページの阿山ふるさとの森公園管理運営委託料、成果報告書362ページですけれども、こっちのほうが決算書では550万8,000円となっていまして、委託料610万5,240円となっています。この差し引きの差額はどんな内容なんですか。
○委員長(福田香織君)
阿山支所振興課長。
○阿山支所振興課長(奥 幸子君)
失礼いたします。阿山支所振興課、奥でございます。よろしくお願いいたします。
委託料と、成果報告書の委託料との差ということでよかったでしょうか。成果報告書の委託料のほうには、施設保守委託料としまして、セコムであったり、施設の管理委託料を別の業者のほうに委託しておりますので、その分が入ってございます。
○委員長(福田香織君)
山下委員。
○委員(山下典子君)
それとですね、需用費270万4,306円。これの内容を教えていただけますか。
○委員長(福田香織君)
阿山支所振興課長。
○阿山支所振興課長(奥 幸子君)
需用費につきましては、管理用消耗品としまして、複合機コピー代等のリース料、それと施設の光熱水費といたしまして、電気代、水道代が含まれております。
○委員長(福田香織君)
山下委員。
○委員(山下典子君)
何で聞いたかといいますと、成果報告書の362ページ、これ阿山ふるさとの森公園のみなんですね。で、360ページは、例えば需用費ですが、余野公園霊山周辺、白藤の滝、ふるさと公園、青山高原の山小屋を全部合わせても170万8,850円です。委託料も996万3,688円なんで、こっちはこんだけたくさんのよりも、この阿山ふるさとの森公園のほうが100万円ほど多いということですよね、需用費が。のことを聞きたかったんですが。
○委員長(福田香織君)
振興課長。
○阿山支所振興課長(奥 幸子君)
済みません。阿山ふるさとの森につきましては、キャンプ場で使うまきであったり、そういう燃料であったり、それからそういったものの販売もしておりまして、それの分の支出のほうがこちらから出ております。
○委員長(福田香織君)
山下委員。
○委員(山下典子君)
キャンプ場はどれぐらい利用があったんでしょうか。
○委員長(福田香織君)
振興課長。
○阿山支所振興課長(奥 幸子君)
キャンプ場の利用につきましては、平成29年度しか今持ってないんですけれども、人数として1,965名ということでございます。
○委員長(福田香織君)
山下委員。
○委員(山下典子君)
360ページのこの内容と比べて、これからよく検討していただきたいと思います。
以上です。
○委員長(福田香織君)
他にございませんか。
安本委員。
○委員(安本美栄子君)
第3目観光費、決算書261ページでございます。DMO形成支援負担金300万円というふうなことで、前年500万円でことし300万。この負担金を払っているのは、どこへ払っているんですか。
○委員長(福田香織君)
観光戦略課長。
○観光戦略課長(川部千佳君)
DMOの候補法人であります一般社団法人伊賀上野観光協会のほうにお支払いさせていただいております。
○委員長(福田香織君)
安本委員。
○委員(安本美栄子君)
この1年間の業務内容をお示しください。
○委員長(福田香織君)
観光戦略課長。
○観光戦略課長(川部千佳君)
平成30年度におきましては、スマートフォンを活用いたしました伊賀市来訪者への各種アンケート調査事業を実施しております。3,000件を超えるデータの収集ができており、実態に近い精度の高いデータ収集となっております。
また、情報共有懇談会を開催いたしまして、このデータを開示し、伊賀市へお越しのお客様の動向やニーズを市内観光関連団体やさまざまな業種の方々と情報共有を図っております。
また、着地型観光を進める上で必要となる体験プログラムの予約ができるシステムの構築を行っておりまして、これらを支援いたしました。
○委員長(福田香織君)
安本委員。
○委員(安本美栄子君)
実はこのDMOの形成をするというようなことで、コンサルから私たち議会は、観光の実態の状況を伺いました。モバイルアンケートで伊賀市には、どこからどんな年代の人がどれぐらい来て、宿泊であったり、日帰りであったりという、そのデータを伺いました。で、私はここでコンサルさんがモバイルでやっていただきました。モバイルでやったけれども、65歳以上の観光客が非常に少ないデータが出たんですよね。これも現実と違うんですよね。で、モバイルを使えないで、使わないで来た人のは抜けているわけですよ。これ誰がフォローするかといったら、観光協会でしょう。観光協会がフォローしないで、そのまま65歳以上の人は1桁だったよね。20代、30代の人が20%、30%っていうふうな形で出てたんですよ。これはこれで一定いいんですよ。いいんですけれども、もうそういうふうなフォローもできなくて、実態がそれであるとするならば、今、一生懸命外国誘客であったり、観光っていろんなところに、いろんなメニューをつくりながら、税金使っています。
で、私は観光は一つの投資ですから、きょう投資したら、あした答えが出るものではありませんから、それは一定の効果があるから、その投資は私は否とは思いません。がしかし、それには限度があります。限度がね。だから、その前に、伊賀市の実態をどんなのかっていうのは、今ここで始まったわけじゃないんですよね。そうでしょう。着地型をするにしても、観光発信するのにって、既に何年か前にもデータがあったんですよ。データがあったけれども、今モバイルによってアンケートをした。私は、こういうふうなことはですよ、全面否定ではないですけれども、もう少しきめ細かい行政指導であったり、行政のチェックであったり、それから観光協会に言うべきことはやっぱり言って、そして、行政の持っている観光に対する情報と観光協会が持っているこの伊賀市に対するそういう情報をお互いに共有をしながら、じゃあ、どういう方向でいくかというのが全く見えてこないんですよ。確かにすばらしいメニューで発信してくださっています。行政が直接民間の企業、例えばJTBとか、ジャパントラベルと、そんなん交渉するもんじゃないですよ。観光協会という窓口があったら、そこからやってもらったらいいわけで、それが普通の形です。
でも、行政としてやらなければならないことがあるのにもかかわらず、ちょっと失礼な申し上げ方すると、大ざっぱなんですよね、すごく。ですから、これってもうちょっと上手な税金の使い方をしようよねというような思いが、このDMOに特にあらわれてまいります。あらわれております。
ですので、しっかりとデータを共有している、こんなんはどうでしょうか。課長、一遍聞かせてください。
○委員長(福田香織君)
観光戦略課長。
○観光戦略課長(川部千佳君)
従前の資料といたしまして、三重県が行っております観光レクリエーション入込客調査というのがございます。こちらのほうは、観光客が立ち寄る上野公園等におきまして、アンケート調査を行って、数値を求めているものでございまして、昨年の実績でしたら、639件のデータをとっております。こちらのほうは、やはり年齢層が高い年齢層の方。例えば60代でありましたら、17.5%の方が回答をされております。こちらのほうで高齢者の方の意向というのは聞けているかなと思っておりますので、こちらとモバイルアンケートのほうを組み合わせた形で、また私どもでとっておりますNINJAフェスタでありましたり、いがぶらでありましたり、いろんな調査もしておりますので、そういったものも観光協会との定例の会議を行っておりますので、そちらのほうで共有しながら進めてまいりたいと考えております。
○委員長(福田香織君)
安本委員。
○委員(安本美栄子君)
ぜひともそれをお願いします。やっぱりデータって数字的なそのデータというのはベースになります。だから、それを分析した上でどこにどれだけのお金を使うか、これとこれが類似だから、ひとまとめにしようよねとかね。そのDMOのコンサルさんのお話では、伊賀市に一番日帰りで来ているお客さん、都道府県でいうたら、奈良県って言ってたよね。奈良県の人がたくさん来てくださっている。そしたら、もっともっと押したらいいじゃないですか。ちょうどたまたま奈良県は古都と見直して、外国人の宿泊用のホテルを建てようという、知事選挙で勝ったんですよね。今物すごくホテルの建設をされています。じゃあ、伊賀市にもどうでしょうかっていう、こういうのも最新の情報としてはあるんですよね。だから、そんな情報をしっかりと共有し、そして、それに基づいたメニューをして、そこに財政的なものを確保するという、やっぱりそういうのが見えてこないで、やおよろずの神のように、どんどこどんどこメニューばっかりがふえてというふうに、私たち素人的には見えるので、その辺をしっかりと取り組んでいただきたいと思います。
終わります。
○委員長(福田香織君)
近森委員。
○委員(近森正利君)
決算書の257ページ、成果報告書の352ページの産学官連携研究開発拠点運営経費ですけれども、金額でいくと1,900万円使われておりますけれども、この費用対効果っていうのはどういうふうに考えておられますか。
○委員長(福田香織君)
商工労働課長。
○商工労働課長兼営業本部事務局次長(中矢裕丈君)
失礼いたします。商工労働課の中矢でございます。どうぞよろしくお願いします。
今の御質問いただきましたゆめテクノの費用対効果というところでございますけれども、大変費用対効果といいますと、難しいところはあるんですけれども、この施設そのものが平成21年の4月に開設された施設でございまして、市としては、当時建てたときもなんですけれども、経産省と市のほうで補助をさせていただいて、今現在は市の補助と、それからインキュベーション室の家賃収入などで文都さんが運営をされていると、そういった施設でございます。
費用対効果といいますと、なかなか成果が目に見えてあらわれてくるところがなかなか難しいのかなと思うんですけれども、一定の地域の新産業の創出には貢献していただいているのかなというふうに思っているところでございます。
○委員長(福田香織君)
近森委員。
○委員(近森正利君)
この内容、成果を書いてくれていますよね。小学生に年に2回、募集をして参加者が58名とか、そういう数字は出ているんですけれども、私もここ訪問させてもらったときに、いろんな話も聞かせてもらいましたんで、内情はわかっています。ここに創業とか、起業等の相談・訪問を440件行いましたと。次に、じゃあ、創業・起業してくれた件数がどれぐらいあって、市としては、その先に観光戦略も一緒で、どういう税収が入ってくるのかということを想定しないと、費用対効果が出てこないと思うんですけれども、そのあたりどうですか。
○委員長(福田香織君)
商工労働課長。
○商工労働課長兼営業本部事務局次長(中矢裕丈君)
御指摘のところ、おっしゃるとおりかなと思っています。それで、とにかく今施策、まちづくりアンケートなどをさせていただいてもですね、毎年のことなんですけれども、例えば、域学連携とか、起業の支援というところの施策の分野ですね、47コマ施策ある中の企業支援とか、域学連携って、ゆめテクノに関するような部分になるかなと思うんですけれども、ここらについての市民の満足度とか、そういったところが大変低いと、40何番目というような状況でございます。そうしたこともあって、そもそものその事業をやったことによる成果も大事なんですけれども、まずは市民の皆さんに、このゆめテクノというところがどんな活動をしているのかというのを知ってもらうことも大事やろうなというようなこともありまして、定期的にその関係者で集まって、それぞれ個々に取り組んでいる事業ありますけれども、それらを集約させてもらって、それぞれの役割の中で広報して、あとですね、先ほど委員からも御指摘いただきましたけれども、子供さんを対象にした取り組みなんかを地道にやっていくことで、若い人たちにこのゆめテクノの取り組みっていうことについても関心をいただきたいなというふうに思っておるところでございます。
○委員長(福田香織君)
近森委員。
○委員(近森正利君)
最後にいたしますけれども、本当にその1,900万円って、すごい血税ですよね。この税金を使った結果、こういう成果が出ましたよっていうのがないと、なかなか市民に説明できませんから、その点しっかりよろしくお願いいたします。
以上です。
○委員長(福田香織君)
他にございませんか。
川上委員。
○委員(川上善幸君)
同じく今のところですけれども、この成果報告書のところで、352ページです。同じところです。指標で、共同研究の成立数というのが、平成30年度は9と、若干は下がっているんですけれども、この中身をちょっと教えていただけますか。
○委員長(福田香織君)
商工労働課長。
○商工労働課長兼営業本部事務局次長(中矢裕丈君)
済みません。先ほどの近森委員さんとの話とも関連するかなと思うんですけれども、企業の守秘義務等々がありまして、なかなか言えないこともあるんですけれども、共同研究合わせて昨年度9件、うち企業さんが5件、教育機関が4件ということで、さらに詳しく申し上げますと、薬品関係で3件、それから環境関係で2件、医療関係1件、その他3件という報告が上がっています。
○委員長(福田香織君)
川上委員。
○委員(川上善幸君)
まさしくここの内容が一番大事やと思うんです。これがさっき言うていただいた費用対効果になると思うので、きっちりこの辺はやっぱり出してもらわないと、納得できない部分がありますので、今後よろしくお願いしたいと思います。
以上です。
○委員長(福田香織君)
他にございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(福田香織君)
御質疑なしと認めます。
次に事項別明細書第8款土木費、260ページから285ページについて説明願います。
建設部次長。
○建設部次長(小西康章君)
建設部の小西です。よろしくお願いします。
第8款土木費につきまして御説明いたします。決算書260、261ページをお開きください。第8款土木費は、予算現額24億9,462万5,000円、支出済額は22億8,545万8,315円、繰越明許費9,490万3,669円、不用額は1億1,426万3,016円で、執行率は91.6%でございます。
それでは順次御説明いたします。第1項土木管理費、第1目土木総務費では、支出済額1億5,132万4,957円、繰越明許費366万7,096円です。主なものは、262、263ページをお開きください。備考欄、事務管理経費では市道の管理延長2,280キロメートルに係ります賠償責任保険料177万9,180円や、交付税算定の基礎となる道路台帳をシステム化いたしました道路台帳管理システム開発委託料2,202万4,440円を支出しています。基幹道路の整備を促進するため、三重県社会基盤整備協会、名神名阪連絡道路整備促進期成同盟会等5団体への負担金、合わせまして234万9,000円を支出しております。事故等賠償金21万3,881円は道路瑕疵に対する賠償として支出いたしました。国県土木事業対策経費では、県営都市計画街路事業負担金、県営急傾斜地崩壊対策事業負担金として、合わせて1,224万4,813円を支出いたしました。
第2項道路橋りょう費では、支出済額8億2,130万3,560円、繰越明許費は4,330万5,640円です。第1目道路橋りょう総務費では、支出済額1億9,132万2,477円です。詳細は、備考欄記載のとおりです。
264、265ページをお開きください。
第2目道路維持費では、支出済額1億9,270万3,296円です。主なものは、備考欄、道路維持経費では道路の小規模な修繕料として418件6,046万8,154円、道路維持管理業務委託料として84件1,435万7,651円、草刈業務委託料として79件5,091万6,117円、融雪剤散布等委託料として68件431万7,318円を支出しています。
道路の維持補修等の工事費として、21件922万9,576円を道路愛護作業に係る生コンクリートや砕石等を支給する資材費として、2,106万6,120円を支出いたしました。
第3目道路新設改良費では、支出済額2億9,867万3,521円、繰越明許費2,320万600円です。主なものは、備考欄、臨時地方道整備事業では、市道新設改良工事2,034万8,560円は、7件の改良工事費を行いました。社会資本整備総合交付金事業では、橋梁詳細設計業務委託料1,538万1,360円は、西明寺緑ヶ丘線の橋梁設計業務です。
266、267ページをお開きください。
改良工事として、佐那具千歳線ほか4路線を合わせて2億13万3,342円を支出いたしました。市単道路改良事業では、市道新設改良工事費1,339万2,000円は、5件の改良工事です。
第4目橋りょう維持費では、支出済額1億2,318万7,778円、繰越明許費2,010万5,040円です。主なものは、備考欄、社会資本整備総合交付金事業では、橋梁計画策定業務委託料3,965万6,520円は、1,548橋の長寿命化修繕計画の策定を実施しました。修繕工事費として西条橋、外山橋などを合わせまして15橋、6,628万4,320円を支出いたしました。
第5目交通安全施設整備事業費では、支出済額1,541万6,488円、詳細は防護柵、道路反射鏡、区画線等の修繕料として1,000万3,254円を、同様に防護柵、区画線等の整備工事費として、529万4,160円を支出しています。
第3項河川費では、支出済額8,502万3,100円、繰越明許費2,806万3,600円です。
268、269ページをお開きください。
第2目直轄管理河川改修対策事業費では、支出済額602万4,392円です。主なものは、備考欄、事務管理経費では排水機・樋門等点検操作委託料117万3,960円、排水ポンプ車操作・点検業務委託料78万5,808円、また高山ダム湖河川公園維持管理経費では、施設維持管理委託料110万円は地元自治会への委託料です。
第3目準用河川改修対策費では、支出済額1,287万2,401円です。主なものは、271ページをお開きください。備考欄、準用河川改修事業では、土砂浚渫等工事費1,009万1,520円は、準用河川の河川浚渫5件の工事費です。
第4目ダム関連整備費では、支出済額5,551万4,546円、繰越明許費は、2,806万3,600円です。主なものは、備考欄、ダム周辺整備事業費では、生産管理用道路及び川上種生線の整備を図るため、工事費として、合わせて3,746万4,320円を支出しています。
第4項都市計画費では、支出済額10億3,235万2,181円、繰越明許費は1,598万5,400円です。第1目都市計画総務費では、支出済み額2億2,144万9,370円です。主なものは、272、273ページをお開きください。備考欄、都市計画街路維持管理経費では、街路樹の剪定や管理業務委託料として、1,674万6,696円を、草刈業務委託料として87万2,800円を支出しています。建築基準法に係る特定行政庁事務経費では、都市計画台帳のシステム化による構築委託料として、238万5,720円や、建築確認申請の審査に必要となる指定道路台帳更新業務委託料として162万円を支出しています。
274、275ページをお開きください。
備考欄、都市計画調査策定等事業では、都市計画基礎調査委託料453万6,000円は、都市計画法第6条に基づく基礎調査の委託料です。新都市開発整備事業では、ゆめぽりすセンター用地取得費割賦金1,074万3,724円と、道路新設工事負担金割賦金865万2,622円は、ゆめぽりすセンター用地取得費及びゆめが丘地内の都市計画道路新設負担金償還のための割賦金です。
第2目市街地整備推進費では、支出済額1億153万7,646円、繰越明許費は521万1,000円です。主なものは、備考欄、市街地整備推進事業で赤井家住宅指定管理に係る施設管理委託料として557万9,650円、南庁舎整備基本設計・耐震補強計画業務委託料として2,287万6,880円を支出しています。
276、277ページをお開きください。
街なみ環境整備事業工事費2,849万円は、上野東町ポケットパーク整備工事と、成瀬平馬家長屋門保存修理工事費でございます。また、市道丸之内久米線道路美装化工事として2,402万2,440円を支出しています。
第3目下水道整備費では、支出済額5億8,222万6,659円、繰越明許費は906万8,000円です。主なものは、備考欄、下水路等維持管理経費では、修繕料317万7,576円は、16件の下水路等の修繕で、下水路等維持補修工事費167万1,840円は、上野丸之内地内の補修工事費でございます。
下水路等整備事業では、278、279ページをお開きください。
下水路新設工事費1,777万1,400円は、四十九町及び野間の管路施設整備の工事費です。下水路事業会計繰出金では、維持管理費、公債費に充てるため5億4,742万9,065円を繰り出ししています。
第4目都市下水路費では、支出済額793万6,841円、繰越明許費は170万6,400円です。主なものは、備考欄、都市下水路維持管理経費では緑ヶ丘都市下水路浄化施設の施設維持管理委託料として、307万8,000円を支出いたしました。
第5目公園費では、支出済額1億1,920万1,665円です。主なものは、備考欄、公園施設維持管理経費では、都市公園22カ所と緑地7カ所の施設設備保守点検委託料として494万784円を、草刈業務委託料として2,434万8,720円を、公園の巡視清掃業務、樹木管理等の管理業務のため、施設維持管理委託料として905万7,197円をそれぞれ支出しております。
280、281ページをお開きください。
備考欄、公園施設長寿命化対策支援事業では、公園施設長寿命化計画により、遊具改築等として、施設改修工事費2,657万2,320円を支出しております。
第5項住宅費、第1目住宅管理費では、支出済額1億9,545万4,517円、繰越明許費は388万1,933円です。主なものは、備考欄、住宅維持管理経費では、市営住宅の設備修繕、小修繕などの修繕料として2,930万292円を支出しています。
282、283ページをお開きください。
備考欄の汚水処理施設維持管理業務委託料914万7,600円は、4施設の点検及び清掃等の委託で、草刈業務委託料828万9,949円は団地周辺や公園等の草刈委託です。公営住宅長寿命化計画改定業務委託料354万2,400円は、平成25年3月に策定した公営住宅等長寿命化計画の見直しに係る業務委託です。耐震診断業務委託料396万3,600円は、4施設の耐震診断委託料で市営住宅解体工事費405万4,320円は、昭和31年に建設されました丸柱団地の空き家4棟を老朽化により解体いたしました。個人住宅耐震診断支援事業では、耐震診断業務委託料199万1,760円は、43戸の耐震診断業務委託料です。住宅・建築物耐震改修等事業では、住宅・建築物耐震改修等補助金として、設計補助2件と工事補助1件に188万5,000円を支出しています。
284、285ページをお開きください。
移住促進空き家改修事業では、移住促進空き家改修事業補助金として2件347万1,772円を支出し、ブロック塀等撤去費補助事業ではブロック塀等撤去費補助金として17件111万8,000円を支出いたしました。
以上で、第8款土木費の説明を終わらせていただきます。詳細につきましては、各種決算に係る主要施策の成果報告書の363ページから407ページに記載しておりますので、よろしく御審査いただきますようお願いいたします。
○委員長(福田香織君)
説明が終わりました。
御質疑ございませんか。
百上委員。
○委員(百上真奈君)
決算書の283ページで、成果報告書は401もしくは407かな。ブロック塀のことなんですけれども、決算書の283ページには、ブロック塀等の調査と業務委託料として210万8,160円の支出がありますけれども、この業務の内容について教えてください。
○委員長(福田香織君)
建築課長。
○建築課長(前川浩哉君)
建築課の前川でございます。
ブロック塀等調査業務委託料の件でございます。これは大阪府の北部地震を受けまして、市営住宅に付随する敷地内のコンクリートブロック塀の安全確保、耐震性につきまして、12月から3月にかけまして調査させていただきましたものでございます。
伊賀市内の市営住宅を三つのブロックに分けまして、三つの業務委託を発注させていただきました。その結果ですけれども、伊賀市内の市営住宅の敷地内のコンクリートブロック塀につきましては、職員と本業務における受託業者と手分けをしまして、調査を行いましたが、コンクリートブロック中の鉄筋の間隔や控え壁、そういったものにつきましての基準を満たしていない箇所が97カ所ほどございました。これらにつきましては、現在のところ、これらコンクリートブロック塀の改修の年次計画を策定しておりまして、来年度より4年計画で改修したいと考えております。
以上でございます。
○委員長(福田香織君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
わかりました。その調査、今後の方針も示されたのでわかりました。あともう1個は、そのブロック塀等の撤去の費用の補助についての17件分。つまりこれはですよ、この調査のほうとはまた別で新たに同じく東大阪市の事件が起こった後に通学路のところでのブロック塀の撤去について、市が新たにつくっていただいた制度によるものということでよろしいですね。
○委員長(福田香織君)
住宅課長。
○住宅課長(松永知大君)
失礼いたします。住宅課の松永でございます。よろしくお願いいたします。
ブロック塀の撤去費の補助でございますが、先ほど建築課長が申しましたように、大阪府の大きな地震がございまして、そのために被害に遭われた方がおられましたので、伊賀市におきましても通学路を含む市道におきまして、基準を満たしていないブロック塀に対しまして、撤去する場合には補助を行うということで、昨年9月の補正予算に上げさせていただきまして、11月1日から応募のほうをさせていただいたところでございます。
その結果でございますが、申請は22件ございました。その中で17件補助のほうをさせていただいたところでございます。また、5件補助ができなかった理由でございますが、既に撤去済みであったものや、全て撤去されていない一部のみを撤去されると希望された方、また、3月末までに工事が完了しないというふうなことで、取り下げがございました。そういった理由によりまして、5件補助ができなかったというところでございます。
以上でございます。
○委員(百上真奈君)
よくわかりました。ですので、これは、ごめんなさい。さっき成果報告書にもそういったことで書いてあったんですけれども、つまり申請が22件あったけれども17件で、その理由も今、丁寧に教えていただいたので、よくわかりました。引き続き、この事業というのは、継続をしていると思いますし、市民への周知はやっていただいているというふうに、ホームページにも載っていたりとかしていますので、それはされていると思うんですけれども、ですので、そうですね。その申請、予算枠ですね。予算枠をさらにそのときでも広げていくっていうことがありましたので、重要だと思いますので、今後ともよろしくお願いします。
それで、先ほど建築課長のほうで言っていただいた市営住宅内のブロックのことで、もう一度お聞きしたいんですけれども、それはあくまでもブロック塀であって、例えば、耐火構造のブロックを使っている市営住宅っていうんですかね、私、ちょっと素人なんで上手に言えないんですけれども、そういった市営住宅本体のブロック塀仕様の建物についての調査、それからそれは耐震基準に応じているのか、多くが大分古い年代に建てられた物が、簡平等ではあると思うんですけれども、その状況については、この調査委託の中での調査には入っていないわけですか。
○委員長(福田香織君)
建築課長。
○建築課長(前川浩哉君)
今の御質問の、恐らく壁がコンクリートブロック造の市営住宅のこと、頭のことをおっしゃっておられると思うんですけれども、これにつきましては、今までですね、この耐震診断の業務委託料326万3,600円の中でも、市営住宅の耐震診断を継続的に行ってきておりまして、今までのコンクリートブロック造の壁における市営住宅につきましても、耐震診断を行ってきましたところ、その結果としましては、耐震基準を満たしているという結果が出ていますので、御報告申し上げます。
以上です。
○委員長(福田香織君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
わかりました。ごめんなさい。その下のほうにある耐震診断業務委託料で、そっちのほうの、建物そのものの診断をしているということで、今お聞きしました。
もう1点は、同じくそこにあります公営住宅等長寿命化計画改定業務ですけれども、これについては、結局その平成25年度から平成34年度ですね、あの当時の計画でいうと、今、令和になっていますけれども。10年計画であったにもかかわらず、その計画どおりのことが十分できてなかった。それで改めてこの三百数十万かけて見直しをしているわけですけれども、この進捗状況ですね。どんなふうになっていますか、この策定業務については。
○委員長(福田香織君)
建築課長。
○建築課長(前川浩哉君)
長寿命化計画につきましては、今おっしゃいましたように、平成25年に策定しました伊賀市の公営住宅等長寿命化計画の見直しということでございます。これは、おおむね5年ごとに見直しを行うこととなっていること、あるいは平成28年度に国の長寿命化計画の指針が改正されましたことを受けまして、昨年度業務委託によりまして、この委託をさせていただいたところです。
進捗におきましては、昨年度に作成しましたこの長寿命化計画につきまして、今現在精査をしておりまして、また次回の全協におきまして、説明をさせていただくことを考えておるところでございます。
○委員長(福田香織君)
他にございませんか。
市川委員。
○委員(市川岳人君)
275ページ、都市計画費、市街地整備推進費、市街地整備推進事業の街なみ環境整備事業の中で、当初予算におきましては、計上されておりました無電柱化調査業務委託料がちょっと私のほうで読み取ることができなかったので、どこにそれが該当するのかということを含めて、説明をお願いしたいと思います。
○委員長(福田香織君)
中心市街地推進課長。
○中心市街地推進課長(堀川敬二君)
中心市街地推進課の堀川でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
委員、御質問の無電柱化基本計画の事業につきましては、当該年度の予算をいただいておりましたけれども、事業年度内に完成することができなかったために、全額翌年度に繰り越しをさせていただきましたので、決算額には上がっていないものでございます。
この事業につきましては、本年6月末に完成をいたしまして、報告が出てきております。ただ、報告内容そのままというわけにはまいりませんですので、ただいま庁内各課と協議をさせていただいているところでございまして、一定の市の今後の方針、あるいはこの結果に対する調整結果も踏まえて、御報告をさせていただきたいと考えております。
○委員長(福田香織君)
市川委員。
○委員(市川岳人君)
年度内でできなかった理由というのは、どういう事情であったんでしょうか。
○委員長(福田香織君)
中心市街地推進課長。
○中心市街地推進課長(堀川敬二君)
この業務の中には、標準横断図の検討ということで、現在の道路の中に埋まっております電線あるいはそのほか、道路の中に埋まっております幹線の調査を行うということも含んでおります。そういったものの調査をして、現況の状況を調べるということに大変手間取りましたので、時間がかかったということでございます。
○委員長(福田香織君)
市川委員。
○委員(市川岳人君)
わかりました。6月に完成したということなんですけれども、そのあたりのこれからの説明の仕方というのはどのような経過でいく予定でしょうか。
○委員長(福田香織君)
中心市街地推進課長。
○中心市街地推進課長(堀川敬二君)
事業の検討をいただいた結果ですね、かなり課題というのも出てきております。そういったものの課題に対する考え方など、一定の方針も含めまして、庁内で検討いたしまして、その結果をもちまして、まちづくりの団体、あるいは地元の地域の住民の方に御説明させていただいて、課題も踏まえながら、今後の検討をしていただきたいというふうに考えております。
○委員長(福田香織君)
市川委員。
○委員(市川岳人君)
これは街なかの一体の整備ということで非常に重要なことだと思います。折しも千葉県においては、台風の災害によって大停電、電柱が倒れたことによってということが起きておりますので、しっかり進めていただきたいと思うんですけれども、そういう意味でも、中心市街地の活性化の基本計画を今、策定中だと思うんですけれども、そのあたりの審議において、この無電柱化についての資料をですね、このあたりは検討材料に上がっているんでしょうか。
○委員長(福田香織君)
中心市街地推進課長。
○中心市街地推進課長(堀川敬二君)
まだそういったところに出せる段階ではないと考えておりますので、まだお出しさせてはいただいてはおりません。
○委員長(福田香織君)
市川委員。
○委員(市川岳人君)
わかりました。早く進めていただきたいと思います。
以上です。
○委員長(福田香織君)
他にございませんか。
川上委員。
○委員(川上善幸君)
成果報告書106ページ、決算書は285ページ、事業名は移住促進空き家対策改修事業ですけれども、先ほどの説明では、空き家の改修補助2件って多分言っていただいたと思うんですが、成果報告書のほうは1棟となっているんですけれども、これはどちらが本当なんでしょうか。
○委員長(福田香織君)
住宅課長。
○住宅課長(松永知大君)
失礼いたします。2件が正解でございます。申しわけございません。
○委員長(福田香織君)
川上委員。
○委員(川上善幸君)
費用が多いなと思ったので確認したんです。
以上です。
○委員長(福田香織君)
嶋岡委員。
○委員(嶋岡壯吉君)
全般的にあるんですけれども、草刈業務が非常に多いんですよ。道路ですけれども、一応これ道路幅が何ぼ刈っていただいて、延長どのぐらいあるのかということと。年に何回刈られるんか。公園と河川敷もわかるんですけれども、それ以外のところはどこの草刈りをやられているのか、教えてください。
○委員長(福田香織君)
道路河川課長。
○道路河川課長(山本 学君)
済みません。道路河川課の山本です。よろしくお願いいたします。
私のほうからは、市道の関係の部分を御説明をさせていただきます。草刈りにつきましては、全体で延長が、申しわけないですが把握はしておりませんけれども、年に、基本的には1回刈り。ですけれども、2回刈りのところもございます。幅につきましては、50センチを基本にさせていただいております。
以上です。
○委員長(福田香織君)
農村整備課長。
○農村整備課長(岩野庄司君)
失礼いたします。農村整備課、岩野でございます。
ただいま草刈りの件で御質問をいただきました。農村整備課といたしましては、広域農道、農免道路のほうで、延長として4,600メートル、24路線の4,600メートルと、それからあと林道関係で12路線、これについてはちょっと単位があれですけれども、5万2,000平米になっていますので、1メートルと換算しても5キロです。済みません。単位ちょっと違うています。ごめんなさい。52キロ、両側も刈っておりますので、そういった延長等になっています。単価のほうについては、地区に委託する場合は五十数円、それからシルバーですともうちょっと高いような金額と、それから業者に委託する場合、危険な箇所については290円から300円弱ぐらいの委託料になっています。それから道路以外で、排水機施設の周辺の草刈り、あるいは農村整備で管理しています公園の草刈りを地区へ委託をしてございます。
以上です。
○委員長(福田香織君)
建設部次長。
○建設部次長(辻村武臣君)
都市計画課のほうで所管をしております草刈りにつきましては、先ほど説明申し上げました22の都市公園、それからそれ以外の一般の公園七つの29カ所。それから各支所で管理をしております公園もございまして、合計31カ所の公園内の広場、芝生広場とか、周辺の緑地の部分の草刈りを行っております。
○委員長(福田香織君)
嶋岡委員。
○委員(嶋岡壯吉君)
ありがとうございます。実はですね、信号のない交差点で、50センチを刈ると、あと10センチか20センチ残るところがあるんですよ。そのところに物すごい背の高い草が生えたら、交差点で見えないんで、その辺、これから先ちょっと考慮して、発注していただいたらありがたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。
○委員長(福田香織君)
他にございませんか。
近森委員。
○委員(近森正利君)
決算書の281ページ、成果報告書の400ページの都市公園の施設の改修ですかね。遊具の改修なんですけれども、これ子供たちが遊ぶ遊具の改修をしていただいております。その中で遊具の改修をしてもらったんはいいんですけれども、公園を言ってしまうと、業者がわかってしまうので言いませんけれども、ある公園に滑り台がつきました。雨が降りました。滑り台がおりたところに物すごく低くなっているんで、雨がたまったまんま、もう1週間もずっとたっても水が引かないような状況になっていました。で、これを設計するときに、どういった設計をされているのか、そういう水はけなんかを考慮された設計をされているのか、お聞きいたします。
○委員長(福田香織君)
建設部次長。
○建設部次長(辻村武臣君)
遊具の改修につきましては、長寿命化計画に基づいて行っておるところでございますが、委員御指摘の設計の内容でございますが、通常の現在ある遊具について、それを新しい物に取りかえるという設計内容になっておりまして、その下の地盤ですか、こういうのの透水性を上げるとか、そういう内容の工事は行っておりません。
本件、御指摘の件につきましては、若干その高さの取り合いとか、そういうのが悪かったようで、雨の後に水たまりができたということでございます。当課でも確認をしておりまして、後日、それについては業者のほうで補修をさせたというところでございます。
以上でございます。
○委員長(福田香織君)
近森委員。
○委員(近森正利君)
私が言わせていただいたんですけれども。あとしっかり、子供たちはなかなか声を上げられませんからね。水たまっているから何とかしてくれって、そんなん行政に言いに行きませんからね、子供たちはね。そこら辺もしっかり考えていただきたい。
あとはブランコなんですね。ブランコの下って必ず子供たち、足、すりますよね。そこは必ず減るんですわ。穴になる。雨が降る。たまる。子供たちは使えないという状況がありますので、こういったところも何かシートを敷くとかね、減らないような状況をつくって、雨が降った後、水がなくて使えるような、そんな状況にしてあげてください。よろしくお願いします。
○委員長(福田香織君)
建設部次長。
○建設部次長(辻村武臣君)
公園内の遊具の登り口とか、そういうブランコの下とかというのは、そのような掘れてしまって、水たまり等ができやすい状況になっております。公園内の点検につきましては、委託をいたしまして、巡視して点検を行っておるところでございますが、そういう報告がございましたら、至急、都市計画課のほうで補修をするようにしておりますので、またお気づきの点がございましたら、御連絡をいただけたらと思います。
○委員長(福田香織君)
他にございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(福田香織君)
御質疑なしと…、申しわけございません。
田中委員。
○委員(田中 覚君)
決算書でうまく探せ出せませんでした。恐らく都市計画になるのかなと思いますから、決算書271ページですか。都市計画費になると思うんですが、また、成果報告書のほうもうまくよう探せ出せませんでした。行政経営報告書の中ですと、66ページかな。つまり線引きが解消される自主条例をつくりました。1年余りその運用してきました。だから、この決算にどういうふうに反映されているのか、わかりませんけれども、恐らくその経費なんて一旦条例つくってしまって、その経費というのは、ほとんどその条例に対してのはかかってないんだろうとは思うので、決算書に上がってきてないんだろうかなとは思うんですけれども、その条例制定して、例えばこの1年間で、どのぐらいの条例の制定による効果があったか。効果っていうのは、例えば、その建設部に伺うと、今まで建たなかった場所に新しい物が建ったというふうな効果なんだろうな。で、財政的にいくと、それがすぐに反映されるのか、税務として。次年度に反映されるのかわかりませんけれども、その固定資産税として、純増となるものかどうかという話ですね。このあたり、資料としてうまく決算書から読み取れなかったんですけれども、線引きという自主条例をつくったという効果は、どういうふうにあらわれているかということをこの決算委員会の中で改めて報告をいただきたいと思います。
○委員長(福田香織君)
建設部次長。
○建設部次長(辻村武臣君)
新たな土地利用条例の件でございますが、昨年1年間、条例に基づいて実施をさせていただきました。この内容につきましては、現在その効果について、都市計画課の開発指導室内で検証いたしまして、後刻全員協議会のほうで御報告をさせていただくという予定をしておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
○委員(田中 覚君)
全協。決算委員会の方が上ちゃうんか。
○委員長(福田香織君)
開発指導室長。
○開発指導室長(川部正章君)
失礼いたします。都市計画課開発指導室、川部と申します。
委員お尋ねの条例に基づく効果というふうなところでございます。昨年4月2日から土地利用の条例を施行いたしまして、平成30年度の条例の処理件数といたしましては、ちょっと手元に数字ございません。370件程度というふうな形でございます。そのうち、特定開発事業といいまして、地域が、本来ならできないところであっても、地域が求める、地域が認めるといった事業につきましては、そういった説明会を必須としておりまして、その後、市が諮問しております土地利用審議会というふうなところに諮らせていただいて、専門家の意見を頂戴しているところでございます。それが決算書の273ページの上段のほうにあります土地利用審議会委員報酬というところの12万6,000円というところに記載をさせていただいておりまして、トータル回数が5回、30年度中に開催しておりまして、委員総数は5名の構成となっております。会議によっては、4名の出席のときもございますので、延べ人数21名ということで12万6,000円を支出しているというところでございます。
あとまだ条例を執行して、1年でございます。その固定資産税等に関する部分については、今後、検証していくべきところかなと思いますので、御理解いただきたいと思います。
○委員長(福田香織君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
そうすると、ごめんなさい。聞き漏らしたかわかりません。特定開発事業という今までは建たなかった場所に対する申請が何件か上がってきているんだろうと思うから、その土地利用審議会というのが開かれたんだろう。去年1年間で特定開発事業として、審議された件数は何件ございましたか。
○委員長(福田香織君)
開発指導室長。
○開発指導室長(川部正章君)
手元に、済みません。ちょっと資料を用意してございません。大体5回の中で、済みません。後ほど御報告させていただきます。
○委員(田中 覚君)
次長が答えたらええやん。部長かな。
○委員長(福田香織君)
建設部長。
○建設部長(山本 昇君)
御質問の昨年の4月から土地利用条例の運用を開始させていただきまして、旧上野の市街化調整区域では、前の線引きのままでありますと、例えば市街地調整区域であれば、農家住宅と分家住宅しか、ちょっとできなかったのが、今回こういう形で非線引きとしまして、私どもの土地利用条例によりまして、戸建て住宅なり、そういったものが旧上野の調整区域にできるようになったということで、つごう、私ちょっと資料を手元に持ち合わせているんですけれども、件数で今まで旧上野で建てられなかった建物が16件できるようになっております。内訳は、戸別住宅が10件、店舗併用住宅が1件、コンビニエンスストアが1件、社会福祉施設が1件、工場が2件、総合病院関連施設が1件、その16件の中で、先ほど委員さんおっしゃった特定開発事業ですね、地区が望むもの、地区が認めるものということで、それについては、16件中3件が特定開発事業で承認されたということでございます。
○委員長(福田香織君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
済みません。少し成果表なり、もう少し読み取ってないんですけれども、伊賀市にとっては非常に画期的な条例が自主的に制定されたということで、効果の検証についてはまだ、先ほどおっしゃっていただきましたように、まだこれからであって、また全協のほうでもより具体的に御説明をいただくんだろうと思うけれども、この決算書の中では、やっぱり今、建設部長がお伝えいただいたこと程度ぐらいは、行政経営の報告書なり、またはその評価書なり、どっかに御説明いただくべきではないかということを要望として上げさせていただきます。
以上です。
○委員長(福田香織君)
他にございませんか。
安本委員。
○委員(安本美栄子君)
1点お尋ねをいたします。決算書283ページ、成果表404ページ、第5項の住宅費、1目住宅管理費の中で、説明欄の高齢者向け優良賃貸住宅供給促進事業70万1,600円というのが使われているんですが、御承知のように、この事業は、国の事業で補助事業でありましたし、既にこの国の補助が切れまして、5年間市単独でやっております。なるほど昨年対比いたしますと、105万でしたから、今は70万になっているから、これ段階的に減額をしているのかと思いますけれども、減額なのか、それとも対象人数が前年対比で減少したのか、いずれかまず伺ってまいります。
○委員長(福田香織君)
住宅課長。
○住宅課長(松永知大君)
失礼いたします。国の補助が既に終わっておりまして、その後、市の単独事業で補助をさせていただいておりました。それで28年度までは措置で、そのままの金額を出させていただいたんですけれども、29年度から3年間にわたりまして、段階的に減額しておりまして、本年度で最終にさせていただく予定となっております。
○委員長(福田香織君)
安本委員。
○委員(安本美栄子君)
本年度ということは、令和元年度で終了ということですか。
○住宅課長(松永知大君)
そうでございます。
○委員(安本美栄子君)
じゃあ、段階的な減額ってどの程度減額ですか、何%の減額となりましたか。
○委員長(福田香織君)
住宅課長。
○住宅課長(松永知大君)
3年間で25%ずつ減額していっております。
○委員長(福田香織君)
安本委員。
○委員(安本美栄子君)
わかりました。やっとのことで終わっていただくということですが、往々にして国の補助金の事業としては切れたんですけれども、そのまま市単独としてお支払いをしていっていたということです。特にこの事業は、今となっては高齢者対象という視点から見たときには、この事業そのものは公平性に欠いた税金の投入になってしまったんですよね、今、この高齢社会の中で。そう考えたときには、なぜ国がこの事業を26年で終わったのかということを考えたときに、しっかりと責任を持って行政はこの事業者にまず説明をしていって、そして理解をしていただく。でないことには、いいわ、いいわと思って、この方たちにとってはいいけれども、他の高齢者にとって該当、ここに住んでいないからですけれども、そうしたことが結局は不公平になってしまうということを考えたときに、速やかにやっぱり言うべきことは言って、それで削るのって大変ですよ、対象者が対象者だけにね。でも、やっぱりこういうのは勇気を奮って、将来を考えたときに今しっかり言わなければならないというふうなことは、まさに勇気をもって決断をしていただきたいと思います。この事業はもう令和元年で終わったということですから、一定理解をさせていただきました。
○委員長(福田香織君)
他にございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(福田香織君)
御質疑なしと認めます。
次に、事項別明細書第9款消防費、284ページから289ページについて説明願います。
消防次長。
○消防次長(吉川 泉君)
失礼いたします。消防本部の吉川でございます。よろしくお願いいたします。
それでは、平成30年度消防費歳出決算につきまして、御説明させていただきます。
決算書事項別明細書の284、285ページをお開きください。
第9款消防費、予算現額16億5,552万7,000円に対しまして、支出済額は16億3,440万95円、不用額2,112万6,905円で、執行率は98.7%でございます。
第1項消防費、第1目常備消防費、予算現額14億1,360万3,000円に対しまして、支出済額は14億1,280万9,299円、不用額79万3,701円でございます。支出済額の内訳としましては、備考欄、職員人件費、支出済額13億3,141万9,897円は、職員179名の人件費でございます。備考欄、常備消防一般管理経費6,634万9,875円の主な経費は、消耗品費として、職員貸与品、現場活動用品、事務用品等で1,071万7,922円、消防車両の燃料費としまして1,150万3,420円、庁舎の電気水道等の光熱水費としまして、1,567万8,942円、庁舎設備機器保安保守点検等の委託料としまして、705万8,814円。
事項別明細書286、287ページの現場用防火衣、エアジャッキ等の機械器具購入費としまして99万1,764円を支出しております。
消防職員研修経費502万1,914円は、救急救命士1名の養成経費及び三重県消防学校へ初任科3名及び専学教育への入校経費でございます。救急活動関係経費1,001万7,613円は、救急現場用の消耗品161万8,078円、救急車や救急資機材の修理費237万1,785円、医薬材料費334万8,914円等を支出しております。
続きまして、同ページ、第2目非常備消防費、予算現額1億4,876万7,000円に対しまして、支出済額は1億3,066万2,859円で、不用額1,810万4,141円でございます。主な経費は、備考欄、消防団本部管理経費で消防団員報酬として4,377万3,000円で、その内訳は消防団員の年報酬1,970万3,000円、機関員手当115万円、災害出動手当等として、延べ9,403人分の2,158万1,000円等でございます。報償金費2,108万4,000円は、退職消防団員80名の退職報償金でございます。
事項別明細書288、289ページ、機械器具購入費116万6,400円は、宝くじのコミュニティ助成を利用して、全国女性消防操法大会に出場するに当たり、大会規定の可搬式消防ポンプ1式の購入費でございます。消防団員等公務災害補償等共済基金掛金3,217万8,033円は、消防団員に対する災害補償、退職補償の共済基金掛金でございます。
続きまして、同ページ、第3目消防施設費、予算現額9,310万4,000円に対しまして、支出済額9,087万5,425円、不用額222万8,575円でございます。詳細としましては、備考欄、消防施設整備事業9,087万5,425円のうち、主な内訳は、伊賀市が整備しました消防救急デジタル無線活動波の設備機器保守点検業務委託料1,717万2,000円、防火水槽新設工事費1,152万5,760円は、伊勢路地区に新設の耐震性貯水槽1基設置に伴う経費が644万5,440円、及び平成29年度繰越明許費で石川地区に新設の耐震性防火水槽1基設置に伴う経費508万320円でございます。機械器具購入費715万6,080円は、消防団に配備しました小型動力ポンプ3台528万1,200円を購入し、伊賀分団へ1台、青山分団へ2台を更新配備し、また、携帯型デジタル無線機35台122万6,880円、及び消防本部に更新配備の全国瞬時警報システムJアラート64万8,000円の購入費でございます。救急車購入費2,644万7,040円は、国の補助を受け、東消防署に配備しました高規格救急車及び資機材一式でございます。
消防救急無線デジタル化整備負担金858万8,927円は、三重県が整備しました消防救急デジタル無線共通波の整備、及び維持管理に係る負担金でございます。
水道事業会計繰出金は、消火栓の新設及び保守費として、1,903万9,320円を支出しました。
最後に、第4目水防費、予算現額5万3,000円に対しまして、支出済額5万2,512円、不用額488円で、備考欄、水防経費、ブルーシート、土のう等水防用資機材の購入費でございます。
以上、第9款消防費の歳出決算の説明とさせていただきます。なお、詳細につきましては、各種決算に係る主要施策の成果報告書408ページから415ページをごらんいただきたいと思います。よろしく御審査いただきますよう、お願いいたします。
○委員長(福田香織君)
説明が終わりました。
御質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(福田香織君)
御質疑なしと認めます。
会議の途中ですが、休憩といたします。
再開は午後1時20分といたします。
(午後 0時06分 休憩)
―――――――――――――――
(午後 1時20分 再開)
○委員長(福田香織君)
休憩前に引き続き会議を再開します。
初めに、田中委員の衛生費、RDF処理経費の質疑に関し、当局より答弁を求められていますので、これを許可します。
廃棄物対策課長。
○人権生活環境部廃棄物対策課長(西尾育夫君)
失礼します。廃棄物対策課、西尾です。
昨日、RDFの焼却処理1トン当たりの処理委託料ということで、御質問をいただいた際に、この焼却処理の県企業庁への単価を答弁させていただいたところですが、けさからですね、青山支所が南部の答弁の中でありましたように、お求めの数値は処理と収集のコストの合計ということですので、報告させていただきますと、30年度の1トン当たりの処理単価は、処理と収集の単価はトン当たり7万8,997円でございました。
○委員長(福田香織君)
田中委員、よろしいでしょうか。
田中委員。
○委員(田中 覚君)
青山町のほうから1人当たりの単価、つまり南部衛生組合の青山町分を人口で割ったら、1人約1万5,000円というふうに出ていました。RDFは1人お幾らの単価だったんでしょうか。
○委員長(福田香織君)
廃棄物対策課長。
○人権生活環境部廃棄物対策課長(西尾育夫君)
北部のほうでの処理単価は、1万7,506円になりました。
○委員長(福田香織君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
今、民間に委託している場合の委託料はどのぐらいなんですか。
○委員長(福田香織君)
廃棄物対策課長。
○人権生活環境部廃棄物対策課長(西尾育夫君)
トン当たり2万7,000円で処理をしていただきます。
○委員長(福田香織君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
そうすると、民間へ委託したほうが高くなっていますが、今の数字で間違いないですか。
今まさに伊賀市は、そのRDFの終息とともに、民間に委託をする。前々から約10億円かかっていたその処理費が、6億円で済む。4億のその税金を使わなくて済むようになったというふうなことを、議会等で、全員協議会も含めてお聞かせいただいておったんですけれども、今の数字からすると、かえって高いその処理費を払っているんではないですか。
○委員長(福田香織君)
廃棄物対策課長。
○人権生活環境部廃棄物対策課長(西尾育夫君)
先ほど申し上げたのは、可燃ごみの1トン当たりの料金でございまして、それに収集コスト、それから管理経費とかかかりますので、それを足した経費になりますので、約6万円ぐらいにはなってくるかと思います。7万、はい。
○委員(田中 覚君)
7万になるの。ごめんなさい。
○人権生活環境部廃棄物対策課長(西尾育夫君)
7万ぐらいになってくる。
○委員(田中 覚君)
トン当たりやね。
○人権生活環境部廃棄物対策課長(西尾育夫君)
トン当たり。
○委員(田中 覚君)
ごめんなさい。
○委員長(福田香織君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
もう一度、ごめんなさい。発言も撤回させていただきながら。今までトン当たり7万8,900円。いわゆる7万9,000円ほどかかっていたのが、民間に行くことによって、6万円台で済んできたと認識。しかし、南部のほうは依然としてそのトン当たり8万9,000円かかっているという、こういう理解でよろしいでしょうか。
○委員長(福田香織君)
廃棄物対策課長。
○人権生活環境部廃棄物対策課長(西尾育夫君)
そういう現状でございます。
○委員長(福田香織君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
現状はわかりました。そうすると、単純に青山分、いわゆる南部環境で処理している分を速やかに民間委託していかなくちゃならないと思いますが、そのあたりは、決算書で伺える数字、そしてごみ処理もしくは廃棄物対策として、どの方向性をもって次年度へ行こうとお考えですか。
○委員長(福田香織君)
廃棄物対策課長。
○人権生活環境部廃棄物対策課長(西尾育夫君)
現在、名張市、それから伊賀南部環境衛生組合とうちで三者でまだ勉強会を始めたところでございます。その勉強会の中でまた一定方向づけとかをしていきたいと考えております。
○委員長(福田香織君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
今まさに始まったばかりというふうに受けとめたんですけれども、それで認識でよろしいですか。
○委員長(福田香織君)
廃棄物対策課長。
○人権生活環境部廃棄物対策課長(西尾育夫君)
はい。今年度から始めております。
○委員長(福田香織君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
要望しておきたいと思いますが、恐らく去年の処理単価、今、御説明いただいた。一昨年の処理単価もさほど変わりはないんだろうと思うんです。先一昨年もそう変わりはない。しかし、漫然とそのどうやったら、伊賀市民からの供出していただいた税金が安くなるかという、そういう認識のもとに日々の業務に携わっていないというふうに受けとめさせていただきました。もし抗弁があるならば、お伝えください。
○委員長(福田香織君)
廃棄物対策課長。
○人権生活環境部廃棄物対策課長(西尾育夫君)
それを肝に銘じまして、また勉強会等に反映させていただきたいと思います。
○委員長(福田香織君)
次に、事項別明細書、第10款教育費、288ページから331ページについて説明願います。
教育委員会事務局長。
○教育委員会事務局長(中林靖裕君)
教育委員会の中林でございます。よろしくお願いいたします。
それでは、第10款教育費の歳出決算の内容を説明いたします。事項別明細書の288、289ページをお開きください。
第10款教育費は、予算現額36億1,363万6,080円に対しまして、支出済額は33億2,792万2,090円、継続費定時繰越1億3,090万9,880円、繰越明許費6,398万8,400円、不用額が9,081万5,710円で、継続費逓次繰越、繰越明許費を含めた執行率は97.5%です。
それでは、第1項から主なものについて、説明いたします。
第1項教育総務費の支出済額は、5億3,858万8,260円で、290、291ページに移りまして、第1目教育委員会費では、委員会事務管理経費といたしまして、教育委員会委員報酬など合わせて383万4,161円を支出しています。
第2目事務局費の支出済額は、3億641万9,867円で、一般管理経費では、給食調理等に従事する臨時職員の業務従事者賃金のほか、所管施設の管理、事務局運営に要する経費等、合わせて7,993万7,777円を支出しています。
292、293ページに移りまして、奨学金等支給経費では、81人の伊賀市奨学金等の支出、支給及び選考委員報酬等合わせまして848万103円を、教職員住宅維持管理経費では、ゆめが丘にあります教員住宅維持管理経費75万7,635円を支出しています。
続きまして、第3目義務教育振興費の支出済額は、2億2,151万3,742円で、一般管理経費では2,472万4,186円を支出しており、主なものとして、学校評議員90人、学校評価委員60人の報酬や教職員の健康診断等委託料や、295ページに移りまして、日本スポーツ振興センター負担金、同災害共済給付金などです。
295ページから297ページにかけまして、児童生徒指導経費では、教育活動サポーター46人の報酬、不登校児童生徒に対する適用指導活動を行う業務嘱託員2人の報酬、外国語指導助手3人の給料及び保険料、教育支援員43人の業務従事者賃金、21の小学校へ外国語指導支援員を派遣する国際理解外国語指導支援業務や、児童生徒の登下校安全サポート業務の委託料等を支出しています。
教職員研究研修費では、教師用指導書の購入費等や、教育研究事業の委託など、情報化教育推進経費では、各小中学校教員が公務利用いたします情報ネットワークシステムの維持管理経費を支出しています。
第4目教育研究センター費の支出済額は682万490円で、297から299ページにわたりまして、教育についての調査や研究、情報提供等を行う教育相談員や管理業務嘱託員の報酬のほか、教育センターの維持管理に係る経費として支出したものです。
第2項小学校費の支出済額は13億4,763万8,618円で、翌年度繰越額として、継続費逓次繰越1億3,090万9,880円、繰越明許費5,649万8,400円です。
第1目学校管理費は6億5,994万392円で、学校管理経費では、学校用務やスクールバスの運転に係ります業務嘱託員報酬2,621万5,852円で、299ページから301ページにわたりまして、21の小学校運営に係ります光熱水費や各種保守点検委託料初めまして、青山小学校など8小学校16路線のスクールバスの運行業務委託料7,655万8,262円などを支出しています。
学校保健衛生管理経費では、学校医等の報酬及び保健室消耗品等、303ページに移りまして、学校管理用備品整備事業では、児童用机、椅子等の修繕、複写機等の借上料、管理用備品の購入費を支出しています。
施設整備事業では、阿山小学校北校舎大規模改修工事、柘植小学校プール塗装工事、遊具更新工事などを合わせまして9,306万3,194円を支出しています。
続きまして、第2目教育振興費の支出済額は6,701万7,989円で、各学校での教材用としての消耗品費、児童533人に対する学用品、通学用品費等給与費などが主なものです。
第3目学校建設費の支出済額は6億2,068万238円、翌年度繰越額の継続費逓次繰越1億3,090万9,880円で、小学校建設事業では長田新居小学校の校区再編に伴います校舎建設を行うための工事管監業務委託及び建設工事、校舎解体工事などの施設整備工事費等を支出しています。
304、305ページに移りまして、第3項中学校費の支出済額は3億3,343万1,709円です。第1目学校管理費は2億7,900万9,167円で、学校管理経費では、1億7,681万7,451円を支出していますが、光熱水費及びエレベーターや浄化槽などの施設設備保守点検委託料など、中学校10校の管理に係ります費用のほか、6中学校15路線のスクールバス運行業務委託料といたしまして、7,208万5,722円を支出しています。
307ページに移りまして、学校保健衛生管理費経費では、学校医等の報酬及び保健室消耗品など、学校管理用備品整備事業では、生徒用机、椅子等の修繕のほか複写機等のリース料などを、それから施設整備事業ではブロック塀等調査業務委託料、遊具更新工事、自動火災報知設備等改修工事及び上野南中学校高圧ケーブル復旧工事など、合わせまして872万4,078円を支出しています。
第2目教育振興費の支出済額は5,442万2,542円で、307から309ページにわたりまして、各学校での教材用としての消耗品費、体育大会や文化行事に参加した中学校クラブ遠征参加補助金、生徒299人に対する学用品通学用品等給与費などが主なものでございます。
309ページに移りまして、第4項幼稚園費の支出済額は7,669万3,719円で、第1目幼稚園費では園管理経費といたしまして、園用務に従事する業務嘱託員の報酬及び保険料、施設管理のための光熱水費、保守点検委託料などのほか、311ページに移りまして、園児98人に対する私立幼稚園就園奨励費1,123万5,100円等を支出しています。
第5項社会教育費の支出済額は4億4,210万1,462円で、第1目社会教育総務費は支出済額2億1,380万6,653円で、社会教育推進経費では、社会教育や家庭教育に関する指導や学習相談に従事する社会教育指導員5人の報酬のほか、市内9カ所で開催した成人式に係る報償費や記念品費等、生涯学習推進事業では、公民館活動を市内全体に広げていくために開催いたしました地域における学びの交流会のコーディネーターへの謝金など、生涯学習施設維持管理経費では、311ページから313ページにわたりまして、施設維持管理委託料として栄楽館の指定管理料556万2,000円のほか、初瀬街道交流の館たわらや等の維持管理経費等を支出しています。
続きまして、第2目文化財保護費の支出済額は5,243万4,803円で、文化財保護経費では施設維持管理のための草刈業務や、文化財保護業務補助金などを、313ページから315ページにわたりまして、文化施設維持管理事業では、史跡崇広堂、旧小田小学校など4施設の指定管理料としての施設維持管理委託料のほか、歴史民俗資料館3施設の管理運営に係ります費用など、文化財保存整備事業では、歴まちサミットに係る経費や伊賀国庁跡の測量業務と保存整備設計業務の委託料など、合わせまして765万7,233円を支出しています。
続きまして、第3目同和教育費は2,740万2,273円で、指導者育成経費では、社会同和教育指導員6人の報酬、保険料など、合わせまして1,504万6,164円を、同和教育研究推進事業では、伊賀市人権同和教育研究協議会への活動事業委託料704万円などを。317ページに移りまして、同和問題啓発事業では、学習講座開催や人権啓発図書購入に伴う費用などを支出しています。
第4目青少年育成費の支出済額は1,085万2,185円で、青少年健全育成事業では、市内で3教室を開催しました放課後子供教室委託料191万4,808円、青少年育成活動事業に対する補助金248万7,000円などを、青少年センター運営経費では、主任補導員の報酬など、合わせまして519万965円を支出しています。
続いて、第5目公民館費の支出済額は1,781万643円で、317から319ページにわたりまして、公民館管理経費では、光熱水費など各公民館の維持管理に要した経費のほか、備考欄記載のとおりの経費を支出しております。
公民館活動経費では、各公民館での各種教室、講座、講演会の実施に係る事業推進報償費、島ヶ原公民館事業委託料のほか、文化サークル連絡協議会への補助金などを支出しています。
続きまして、第6目分館費の支出済額は847万2,404円で、分館運営管理経費では、いがまち公民館の分館であります柘植公民館に係る施設の維持管理等に要した経費を。321ページに移りまして、分館活動経費では、上野地区21館、青山地区6館合わせまして、27館分の公民館活動委託料を支出しました。
続きまして、第7目図書館費の支出済額は8,605万5,186円で、図書館管理経費では、図書館の活性化、情報発信、読書普及のための読書感想文コンクールに係る事業推進報償費や、光熱水費など上野図書館の維持管理に要した経費のほか、伊賀市文化都市協会への上野図書館業務委託料5,373万6,480円、323ページに移りまして、図書購入費848万988円などを支出しています。図書室運営管理経費は、五つの分館図書室の管理運営費として支出したものです。
続きまして、第8目教育集会所費の支出済額は2,526万7,315円で、教育集会所管理経費では、業務嘱託の報酬、保険料のほか五つの教育集会所に係ります維持管理経費を、323ページから325ページにわたりまして、教育集会所事業経費では、人権教育推進員6人の報酬、保険料、人権学習会、講演会や識字学級の講師謝礼などの事業推進報償費のほか、人権同和教育推進事業に要します経費を支出しています。
第6目保健体育費の支出済額は5億8,946万8,322円で、第1目保健体育総務費は支出済額1億2,156万7,068円で、一般事務経費では三重県体育協会負担金など、各種団体の負担金を支出しています。
327ページに移りまして、スポーツ活動振興事業では、スポーツ活動を支援するスポーツ推進委員報酬303万9,000円、全国大会出場選手への奨励金として、事業推進報償費71万円、伊賀市体育協会への社会体育振興事業委託料545万3,000円などの委託料を初めまして、伊賀フットボールクラブくノ一への助成金450万円、伊賀上野シティマラソン開催に係る事業補助金200万円などを、国体事業経費では、2021年に開催する三重国体の準備に要した経費を、また全国高校総体事業経費では、実行委員会負担金を支出しています。
続きまして、第2目学校給食管理費の支出済額は3億392万7,383円、翌年度繰越額の繰越明許費は749万円で、329ページに移りまして、学校給食管理経費では、三つの給食センター及び自校調理方式の学校17校での給食調理に係る経費でございまして、給食センターで調理に従事する臨時職員雇用に係る業務従事者賃金2,085万1,720円や、消耗品費、光熱水費のほか、いがっ子給食センターゆめの運営業務委託料1億264万9,680円など、331ページに移りまして、小学校給食センター建設事業では、PFIアドバイザリー業務委託料637万4,000円、給食センター用地取得費3,045万1,943円などを支出しました。
続きまして、第3目社会体育施設費は支出済額1億6,397万3,871円で、体育施設管理運営経費では、市内体育施設の光熱水費のほか、体育施設指定管理料1億1,761万1,573円や、伊賀市民多目的広場であった用地に係ります三重県への違約金3,332万9,592円など、また、体育施設整備事業では、大山田B&G海洋センター高圧受電設備改修工事550万8,000円や、体育施設改修工事といたしまして、いがまちスポーツセンターテニスコート砂入り人工芝改修工事費などを支出しています。
以上、教育費の平成30年度歳出決算の説明とさせていただきます。詳細につきましては、各種決算に係ります主要施策の成果報告書の416ページから504ページをごらんいただきまして、よろしく御審査いただきますよう、お願いいたします。
○委員長(福田香織君)
説明が終わりました。
御質疑ございませんか。
福村委員。
○委員(福村教親君)
済みません。ちょっと認識不足で教えてください。決算書の295ページ、成果表の430ページの児童生徒支援事業の中の教育指導員っていう、これ何名おられて、業務内容はどんなのか、お教えいただけますか。教育相談員。
○委員長(福田香織君)
学校教育課長。
○学校教育課長(林崎 勉君)
失礼いたします。学校教育課、林崎です。よろしくお願いいたします。
教育相談員につきましては、2人でございます。
以上です。
○委員(福村教親君)
内容、業務内容。
○学校教育課長(林崎 勉君)
教育相談員につきましては、子供たちの不登校、それからいじめ等に対する保護者、それから状況によっては子供たちへの相談を受ける業務というふうに御理解ください。
○委員長(福田香織君)
福村委員。
○委員(福村教親君)
それは何。家庭を訪問したり、そういうことをされるんですか。
○委員長(福田香織君)
学校教育課長。
○学校教育課長(林崎 勉君)
保護者が来ていただいて、相談を受けるという場合もございますし、今、伊賀市教育研究センターにふれあい教室という場所がございますけれども、そこに保護者の方が来ていただいての相談業務、また子供たちへの相談業務もあります。場合によっては、学校からの依頼によって、学校に出向くという場合もございます。
○委員長(福田香織君)
福村委員。
○委員(福村教親君)
わかりました。それともう一つ、決算書297の伊賀市教育センター研究経費の中で、成果表の435。こちらにも教育相談員の報酬って出てるんで、これはどういうお立場、また違うのか。どういうことなのか、ちょっと説明してください。
○委員長(福田香織君)
学校教育課長。
○学校教育課長(林崎 勉君)
この教育相談員といいますのは、ふれあい教室ではなくて、教育研究センターにいていただく方で、この方についても、学校訪問等もしていただきますし、保護者の相談も受けていただきますけれども、いじめとか、それ以外にも子供たちの子育て支援等も含んだ相談業務になっておりますので、いじめ、それから不登校、これにより特化した内容というのは、先ほどの相談員の方2名、カウンセリングの資格を持った方であります。こちらのほうにつきましては、教育研究センターで学校の相談も含めて幅広く全般に相談を受けていただくというふうに御理解ください。
以上です。
○委員長(福田香織君)
福村委員。
○委員(福村教親君)
やっている内容は全く一緒ということですね。
○委員長(福田香織君)
学校教育課長。
○学校教育課長(林崎 勉君)
重なる部分はございますが、さっきの2人につきましては、臨床心理士さんといいますか、その資格を持って、より子供たちの課題や保護者の方に対応できる方を当てさせていただいています。
○委員長(福田香織君)
福村委員。
○委員(福村教親君)
いずれにしても、まず教職員の方の負担を少なからずもちょっと軽減はできているということで理解してよろしいですか。
○委員長(福田香織君)
学校教育課長。
○学校教育課長(林崎 勉君)
いじめ、不登校につきましては、学校での課題はふえているというか、課題が山積している状況ですので、この2人の方には、大変学校も助けられているというふうに理解しています。
○委員長(福田香織君)
他にございませんか。
赤堀委員。
○委員(赤堀久実君)
済みません。決算書323ページの一番上の図書購入費、報告書490ページの6,000冊の図書の購入があったということなんですけれども、この中で学校図書は何冊で、金額幾らか、教えてください。
○委員長(福田香織君)
上野図書館長。
○上野図書館長(中岡久美君)
済みません。今ちょっと手元にデータがございません。後ほど御報告させていただきます。
○委員長(福田香織君)
赤堀委員。
○委員(赤堀久実君)
お願いします。同じく323ページの図書室運営管理経費の中で、図書購入費があります。報告書491ページで、この図書購入費952冊とあります。これ各分館の図書室の購入だと思うんですけれども、配分はどのようになっているか、教えてください。
○委員長(福田香織君)
上野図書館長。
○上野図書館長(中岡久美君)
失礼いたします。952冊、五つの分館図書室の分でございますけれども、阿山図書室190冊、大山田が182冊、青山が264冊、伊賀町が300冊、島ヶ原が16冊でございます。
○委員長(福田香織君)
赤堀委員。
○委員(赤堀久実君)
ちょっと島ヶ原に関して少ないように思うんですけれども、前回ちょっと予算で配分のほうで、地域格差出ないようにというふうにしますっていう予算のときにおっしゃっていたんですけれども、今ちょっと数字だけ見ると、あるように思うんですけれども、内容等々、それこそ本の傷みぐあい等々もあるかなと思うんですけれども、そこら辺どうですかね。
○委員長(福田香織君)
上野図書館長。
○上野図書館長(中岡久美君)
その合併前、もともとはその公民館の図書室がありまして、そこから平成26年に図書館という位置づけになりました。そのときの公民館図書室の面積のその配架の数の規模もございましたもんで、面積的に少し置けるスペースが多少図書室ごとにあるかと思いますので、そこも考慮いたしまして、そしてもともとのその予算を考慮して、選書をさせていただいております。
○委員長(福田香織君)
赤堀委員。
○委員(赤堀久実君)
実際やはり規模の関係もあるとは思うんですけれども、やっぱり子供たちが公平にというかね、市民の皆さんも含めてですけれども、新しい図書にやっぱり触れられるように、環境をしっかりしていただきたいと思います。
以上です。
○委員長(福田香織君)
他にございませんか。
北森委員。
○委員(北森 徹君)
済みません。2点お聞かせください。決算書の301ページと成果報告書の439ページなんですけれども、施設維持管理経費の中で、PCB含有調査委託料ってあるんですけれども、これ西小学校は工事請負費として取りかえ工事をしてくれているんですけれども、ほかの学校にもPCBっていうのは見つかったのか、教えてください。
○委員長(福田香織君)
教育総務課長。
○教育総務課長(中 映人君)
失礼いたします。教育総務課の中と申します。
PCBにつきましては、繰越事業でございまして、昨年度、調査のほうをいたしまして、休み時間中を利用いたしまして、全ての学校で調査を終えて、撤去したという状況でございます。
○委員長(福田香織君)
北森委員。
○委員(北森 徹君)
そしたらもうほかの学校では見つからなかったという認識でよろしいですか。
○教育総務課長(中 映人君)
そのように考えております。
○委員長(福田香織君)
北森委員。
○委員(北森 徹君)
そしたら、もう1点お願いします。決算書の311ページ、成果報告書462ページで、成人式開催経費なんですけれども、これ例年こう分散してやっているんですけれども、これ一括して昔のように文化会館でするというのと、経費はどう違うんですか。これ一括のほうが安くなったりとかならないですかね。
○委員長(福田香織君)
生涯学習課長。
○参事兼生涯学習課長(清水由美君)
失礼いたします。生涯学習課、清水でございます。よろしくお願いいたします。
成人式の開催経費でございますが、9カ所の分散型の成人式として開催をいたしておりますのが、平成25年度よりでございます。平成24年の決算額を経費のみで計算をさせていただいた実績が115万円。平成25年度には152万円と、若干上がっておりますが、9カ所で開催をさせていただきます経費は、今年度の決算額が171万円でございますので、さまざまな経費が若干ふえてはきておりますが、さほど1カ所と9カ所については、経費の差異は会場の使用料が上がる程度でございます。
○委員長(福田香織君)
北森委員。
○委員(北森 徹君)
ここの課題及び改善案のところに、「分散して行うことはアットホームな全員参加型の式になるため、参加した新成人には好評である」とあるんですけれども、僕聞く範囲では、やっぱり1カ所でするほうがいいという声が多いんですけれども、多少でも安くなるのであれば、1カ所に戻してもらえたらなと思うんですけれども。
○委員長(福田香織君)
生涯学習課長。
○参事兼生涯学習課長(清水由美君)
今、平成31年の1月に実施をいたしました成人式の参加アンケートの結果でございますが、式の参加に9カ所の分散型の開催方法と、1カ所の集合型の開催方法についてお尋ねをした結果がございます。1カ所でと答えた方が全体の26.7%、9カ所でするほうがよいと答えた方が33.8%、満足度につきましても、きょうの式典に満足しておりますかという結果が55%、半数以上の方が満足されているという結果が出ておりますので、今のところは9カ所で考えております。
○委員長(福田香織君)
北森委員。
○委員(北森 徹君)
わかりました。僕の聞いた中では、小学校、中学校、高校と学校も別々だけれども、1カ所に集まって成人式をしたいという声もあるんで、またそういうのも加味して、考えていただければと思います。
○委員長(福田香織君)
生中委員。
○委員(生中正嗣君)
少しお尋ねをいたします。決算書の305ページ、そして成果報告書449ページの中学校費の学校管理費の中で、その内容の中で、「廃校3施設について必要な管理を行いました」とあるんですが、その3校とどんな内容であったのかということと、金額を教えていただけますか。
○委員長(福田香織君)
教育総務課長。
○教育総務課長(中 映人君)
廃校の管理でございますけれども、光熱水費の支出や警備委託等を実施しておりまして、金額でございますけれども、金額についてはちょっと調べて連絡させていただきます。
○委員長(福田香織君)
生中委員。
○委員(生中正嗣君)
警備とか、光熱水費、これ廃校になってね、恐らくその指定避難所とか、そういう関係で光熱水費が要るのかどうか、ちょっとよくわかりませんけれども、中学校3施設の名前は、どことどことどこですか。
○委員長(福田香織君)
教育総務課長。
○教育総務課長(中 映人君)
中学校につきましては、桃青、丸山、成和がございませんけれども、この当時は成和ということでなっています。
○委員長(福田香織君)
生中委員。
○委員(生中正嗣君)
これ桃青中学ですけれども、もうこれ城東へ行ってからかなりの年数たっていますね、これ。それで我々、議会としても、その桃青中学の跡地に上野の上水道の貯水タンクというか、そういうのを持っていくとか、それから成和については、岡波病院さんが来るんやというようなことで、聞いてはいるんですが、今後の進捗というのか、ビジョンというのか、お聞かせをいただきたいのと。あんたが答えるかどうかわかりません。
それとあの小学校も今現在、例えば友生小学校とか、丸柱小学校とか、それから古山小学校ですか。花垣は解体されておるようでございます。そこら辺で、その小学校の維持管理というか、管理経費というのは、どっかに載っているのか、私、見つからなかったんですけれども。そういうのはいかがですか。
○委員長(福田香織君)
教育総務課長。
○教育総務課長(中 映人君)
失礼いたします。小学校の管理経費でございますけれども、290ページの小学校の光熱水費の中に含まれているような状況でございます。
それから、委員さん、質問いただきました今後のあり方ですけれども、廃校施設につきましては、今、地区の自治協等使用していただいているところもございますので、その自治協とかと十分協議いたしまして、今後のあり方について、考えていきたいと思っております。
○委員長(福田香織君)
生中委員。
○委員(生中正嗣君)
小学校は今、光熱水費って。例えば草を刈るとか、剪定するとか、そういうことはもうしていないのか。そういうのも入っているわけですか。
○委員長(福田香織君)
教育総務課長。
○教育総務課長(中 映人君)
草刈り等につきましては、地区の方々にお任せしている状態というのがほとんどでございます。
○委員長(福田香織君)
生中委員。
○委員(生中正嗣君)
自治協さんとか話しするのは、これ大事なことなんですね。ただ、今言うように、かなり年数もたっておりますし、ましてやこの役所の資産活用係でしたか。そういうのもできた、特命でできたということですから、そういうのもやっぱり考えていっていただかないと、公共施設最適化計画を進めているのにですよ、いつまでたっても残っている。ましてや桃青中学なんて、中心市街地の、あの山にあって、どこからでも見えるんですよね。だんだんだんだん朽ちていっているわけなんですよ。だから、あれどう、その活用って自治協と相談するとかね、そんなんどう考えてもおかしいんですけれども、そこら辺で早急にお願いをしたいなと思います。
それから、今も同僚議員から、決算書311、社会教育推進経費の成果報告書462、成人式のことなんです。今も同僚議員からも質問がございました。これね、もう伊賀市にありまして15年たつわけですね。やっぱり一体化が進まないという一つの要因にも、若者の。そういったせっかく1市5町村が一緒になって、成人式をもともとやっていたのが、岡本市政になりまして、市長の主観かどうかわかりません。トップダウンかどうか知りませんけれども、今現在は9会場に分けてやられているわけですね。私も崇広中学に行かせていただいて、約100名ちょっとの規模ですけれども、確かに静かですし、厳かな感じです。式典としてはいいと思いますけれども、やっぱり、先ほども言われておりましたように、同窓会的な要素もあるんですね。そういうことで、私はやっぱり一括してやるのも大事ではないかなと。
それと、例えばもう今は中学校からよその中学校へ行かれている子もいるんですよね、津とか、行っておられる子もおります。また逆に、転入したり、外国にルーツのある方も来られている中で、校区で分かれるとね、どこ行ったらええんかわからん人もいるわけなんです、はっきり申し上げて。そういうことですね。校区で割ってあるということはね。だから、150何人の、例えば緑ヶ丘中学校区は150何人、例えば島ヶ原ですと15人、昨年は11人なんですね。これ来賓のほうが多いような感じですけれども、そういう式典がいいのかどうかね。私はもう一度考えていただきたいと思うんですけれども、その意見いかがですか。
○委員長(福田香織君)
生涯学習課長。
○参事兼生涯学習課長(清水由美君)
成人式の実行委員会を募集して、9会場でさせていただきますと、最低1名ずつでも9人の実行委員が当日自分の新成人の祝う会を企画することになります。伊賀市で一つになりますと、その実行委員も多くの実行委員を集めてということは、大変でございますので、そういった自分たちで企画するというような機会がなくなるわけです。今、実行委員をお務めいただいた方が、この企画に参加させていただいてよかったという例年の感想を聞かせていただいておりますので、その中で、確かに事務局としましては、9会場の事務局会議、それから実行委員会を開催させていただく事務も大変ではございますが、それに見合うだけの効果と成果は得られているというふうに感じております。
○委員長(福田香織君)
生中委員。
○委員(生中正嗣君)
わかりました。私自身も、成人式5年ほどさせていただいて、大概その雰囲気、当時は旧上野ですから、約700人ぐらい文化会館でやりました。もう雰囲気も十分皆さん方も御承知やと思います。はっきり申し上げて、私の仕事の中で一番大嫌いな仕事でしたけれども、やっぱり本音を言いますと、そのとおりかもわかりませんが、やっぱり僕は意見の中で、それは満足度はどういう調査をされたか知りませんけれども、一緒にしてほしいという、子供たちというか、成人の方もおられるわけですから、そこら辺はよくお考えをいただいて、市長さん、どうですか。来年どうですか、一括、一発最後にやられたらどうですか。
○委員長(福田香織君)
市長。
○市長(岡本 栄君)
今回決算委員会ということで課題の抽出ということでしっかりとお聞かせをいただいたということで、また、適切な機会にしっかりとお答えを申し上げたいと思います。
○委員長(福田香織君)
生中委員。
○委員(生中正嗣君)
どうもありがとうございました。
以上です。
○委員長(福田香織君)
教育総務課長。
○教育総務課長(中 映人君)
失礼いたします。先ほど委員さんより質問がありました廃校の施設の経費でございますけれども、291ページの事務局管理経費の光熱水費が約280万円と通信運搬費、警備に係るものが約103万円ということでございます。
○委員長(福田香織君)
西口委員。
○委員(西口和成君)
済みません。一つだけお聞かせください。決算書331ページで成果報告書は501ページの小学校給食センター建設事業について、一つお聞かせいただきたいんですが、令和2年度開所ということですが、進捗状況だけお聞かせください。
○委員長(福田香織君)
教育総務課長。
○教育総務課長(中 映人君)
給食センターの進捗状況でございますけれども、現在、設計が終わり、工事に入っております。工事の進捗につきましては、ほぼ計画どおりという形で少し早いぐらいのペースでいっている状況でございます。
以上でございます。
○委員長(福田香織君)
他にございませんか。
百上委員。
○委員(百上真奈君)
決算書は293ページ、そして成果報告書は419ページの奨学金等支給経費についてお伺いをいたします。
成果報告書のほうには、伊賀市の奨学金が、伊賀市奨学金と同和奨学金という二つの奨学金がずっとあるわけなんですけれども、この奨学金の違いは教育委員会としてどんなふうに認識されているんでしょうか。
○委員長(福田香織君)
教育総務課長。
○教育総務課長(中 映人君)
まず三つの奨学金、同和奨学金と伊賀市奨学金、ササユリ奨学金と、伊賀市につきましては、三つの奨学金を設けてございます。同和奨学金につきましては、差別の現状や経済格差がある中で、地域の子供たちの進学を保証し、差別に負けない子供たちを育てていくためには、この奨学金は不可欠でありまして、この奨学金は部落差別を背景とした教育格差の是正を図り、学ぶ機会を基調として考えております。
もう一つ、ササユリ奨学金ですけれども、こちら自己実現に向けた向上心を、それで就学のため、経済支援等を有する優秀な学生に対して、社会に貢献する人材育成を目指して、有志者の方から出資していただいた基金をもとに設立された奨学金でございます。
伊賀市奨学金につきましては、市内の高校生、大学生などに就学の支援を通じて、教育機会の均等を図り、社会に貢献する人材の育成を目的として、奨学金のほうを設立してございます。
以上でございます。
○委員長(福田香織君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
ササユリは、財源が基金なもんであえて聞かなかったわけなんですけれども、伊賀市奨学金と同和奨学金は、税金というか、公金を使っているということで聞きました。目的が違うわけですよね。教育格差は是正するけれども、もう一つは部落解放を担う人材育成というところがついているという。これ金額を見ますと、支給人数が同和奨学金のほうが少ないけれども、支給金額としては多くになっています。つまりこれは支給金額が違うという理解でよろしいんですか。こちらのほうがより多く使っているということでよろしいんですか。
○委員長(福田香織君)
教育総務課長。
○教育総務課長(中 映人君)
そのような形でお願いしたいと思います。
○委員長(福田香織君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
それはなぜですか。
○委員長(福田香織君)
教育総務課長。
○教育総務課長(中 映人君)
先ほども申しましたように、同和奨学金については、まだまだ差別の現状や経済格差がある中で、地域の子供たちの進学を保証し、差別に負けない子供たちを育んでいくという、このような目的がございますので、その形となってございます。
○委員長(福田香織君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
じゃあ、同和奨学金の支給方法なんですけれども、教えてください。毎年どんなふうな形で支給されていますか。
○委員長(福田香織君)
教育総務課長。
○教育総務課長(中 映人君)
支給方法につきましては、毎年、同和奨学金の選考委員会というのを設けまして、その中で要件的なものにつきましては、御議論いただきまして、最終決定をしている次第でございます。
○委員長(福田香織君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
これ申請がどれだけあって、どれだけが採択されているかということの質問もしなきゃいけないと思うんですけれども、時間があれなんですので、同和奨学金のほうについては、年3回支給をしていると。そのお渡しをするという機会が設けられて、親子でもらいに行って、そのときに話を聞くというようなやり方で受け取るんだという話を聞いたわけですが、それがあっているかどうかお答えいただきたいのと。
それで、そのときにお話を聞くということとか、その後、地区学習に参加することが義務づけられていて、それを拒否すると、同和奨学金は受け取れられない、受けられないというか、それは同和奨学金は渡せられないというふうに言われているという現状があるというふうにお聞きしたんですが、そのことについても市としては、それを認めているのですか。
○委員長(福田香織君)
教育総務課長。
○教育総務課長(中 映人君)
まず1点目の支給式の点でございますけれども、同和奨学金につきましては、4地区に、昨年度は3地区ですけれども、本年度から4地区で、年に二、三回支給式というのを実施しておりまして、高校生につきましては、3回とも手渡し、大学生につきましては、第1回目が手渡しという形で支給のほうを行っております。
議員さんおっしゃられるように、その後ですね、今年度の例でいいますと、支給が終わった後、高校の先生を呼んで、懇談会等、地区の方の話とか、そういう形でこんな形で渡しているような形でございます。ただ、支給決定がありますと、それに参加しないからといって、その支給を取りやめるとか、そういう事例というのはございません。
○委員長(福田香織君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
それ一度確認していただきたいと思います。そういう事例がないというふうに今おっしゃいましたけれども。
やっぱり奨学金のあり方というのは、憲法26条とか、教育基本法の第4条には、経済的理由で就学が困難な生徒にっていうことであるわけですけれども、この支出については、それ以外のこの先ほど申しました、部落解放を担う人材育成という目的であったりとか、それから地区学習とか、講話を聞かない、それは嫌やと言ったら、じゃあ、あなたはもうもらえないというようなことを市の職員が決定しているのでしょうかね。そういったことが、私としては聞いておりますので、そこ確認していただきたいんですけれども、それは憲法違反であったりとか、教育法違反ではないんでしょうか。その認識だけお聞かせください。
○委員長(福田香織君)
教育総務課長。
○教育総務課長(中 映人君)
その話を聞かないので、支給を取りやめるとか、一旦決まった決定を取りやめるとか、そういう形は市のほうではないと考えておりますので、御了承いただきたいと思います。
○委員長(福田香織君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
次に行きます。また別のところで質問しますけれども、次に行きます。
それともう一つは、同じく決算書315ページの指導者育成経費、それから次の同和教育研究推進事業についてに、同じように書いてあります「社会同和教育指導員報酬」の部分なんですけれども、これは先ほども説明がありましたように、指導者育成のほうは6人、6カ所、教育集会所6カ所6人。そしてもう1人の方がまた別のところから報酬が出て、1人ということで、事前にお聞きしておりまして、この公募方法については、ハローワークで公募しているというふうに事前にお聞かせいただいたわけなんですけれども、これの現在7人おられる方で、それぞれ公募されて採用されて、それぞれの勤務年数ですね。これ規則を見ると、再任は妨げない。任期は1年以内ですけれども、再任することができるというふうにありますけれども、現在の7人の勤務年数ですね。それぞれどれだけの年数で勤められているか、教えてください。
○委員長(福田香織君)
生涯学習課長。
○参事兼生涯学習課長(清水由美君)
社会同和教育指導員の6名につきましては、六つの教育集会所に配属しております。科目の違う同和教育研究推進事業のほうから支出しております、社会同和教育指導員につきましては、同研事務局の採用で、生涯学習課づけで勤務をしていただいております。
勤務年数でございますが、伊賀市合併前からお勤めていただいている方につきましては、今ちょっと手元に資料がないんですけれども、合併後からお勤めいただいている方につきましては、7名のうち5名が合併当時からお勤めいただいている方で、合併後に採用された方につきましては、2名でございます。
○委員長(福田香織君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
長期にわたってここでお勤めされている方が5名おられるということで、今確認したわけですけれども、この方々の勤務実態とか、そういったのはどんな形で把握をされていますか。規則の服務には、週30時間程度の勤務としか書いてないわけですが、その実態等については、これだけの支出をしていますよね、人件費として1,318万円、合わせて1,500万円当たりの人件費を出しているわけですが、どんなふうにして勤務実態把握されていますか。
○委員長(福田香織君)
生涯学習課長。
○参事兼生涯学習課長(清水由美君)
勤務につきましては、教育集会所のほうに配属しておりますので、六つの教育集会所の所長が出勤管理をしておりますし、時間外の集会であったり、相談であったりというところは、実績報告をきちんと受けております。
また、1名の生涯学習課づけの職員でございますが、こちらにつきましては、同研の事務局のほうを兼ねておりますので、勤務実態につきましては、毎日の出勤簿の確認、それから会議等で常時協議をしておりますので、実態についてはよく把握しております。
○委員長(福田香織君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
じゃあ、その勤務実態と、こちらで情報公開なりしたら、資料請求できるということと思っていますので、またそれについては、今の報告と合わせて、またこちらのほうでも見ていきたいと思います。
もう1個、323ページ、成果報告書494ページにある教育集会所事業経費の中の人権教育推進員の方も、教育集会所6カ所に6名配置されて、人件費が915万8,805円出ているということでお聞きをし、さらに、この方は教育者というか、学校の先生のOB、OGということで、ついてもらっているという話もお聞きしています。ここの規則については、服務については、同じく、さきの社会同和教育指導員と同じように週3時間程度ですけれども、さらにそこでは、勤務状況を明らかにするために、勤務日誌等の勤務状況を記載しなければならないというようなことまできちっとあるわけですが、なぜこの仕事を同じような仕事だと私は思っているんですけれども、人権教育推進員と社会同和教育指導員の規則にある服務規程が違いがあるわけですか。
○委員長(福田香織君)
生涯学習課長。
○参事兼生涯学習課長(清水由美君)
規則の服務の成立の月日が違いますので、服務の記載が同様になっていないところは確かにございますが、指導員の職務につきましては、社会同和教育指導員につきましては、学習相談や直接の相談業務が主でございます。また、人権教育推進員につきましては、子供たちの学力を向上させるという大事な使命がございますので、そちらにつきましては、伊賀市全域の子供たちの教育集会所の子供たちのですね、今の実態を把握しながら、その教育の向上についての課題はどこかというところを把握するためにも、1年に一度は実績を交流をさせていただいて、情報共有と検討をさせていただいております。
○委員長(福田香織君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
一応お答えとして聞いておきます。そしたら、次にですね、決算書の295ページで、成果報告は432ページになると思うんですけれども、児童生徒指導経費の中で、これ新規でしたっけ、教職員の働き方改革の中で、業務改善加速事業の中として、統合型校務支援システム導入というので3校、上野東小、崇広と城東中学校にそういったシステムを入れたというふうにありますが、もうちょっと詳しくその、大事なことだと思いますので、成果等教えていただければと思います。
○委員長(福田香織君)
学校教育課長。
○学校教育課長(林崎 勉君)
この統合支援型システムにつきましては、新規ではなくて、継続して入れさせていただいています。このシステムにつきましては、これまで学校がそれぞれの担当でそれぞれが行っていたデータを一括化するというのが、主なメリットになります。例えば保健室で子供たちの記録、それから担任がつけている記録、それから生徒指導であるとか、それぞれの担当がつけている記録、そういったものがそれぞれ個々で複数回行われる業務を、一元化するといいますか、共有していくことで、時間の短縮を図るといったようなシステムでございます。
○委員長(福田香織君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
つまりそういう意味では、教職員の職務の軽減にはなっているということでの評価でよろしいということですね。わかりました。ありがとうございます。
それで最後になりますけれども、図書室ですね。323ページ、決算書の。そして成果報告の491ページなんですけれども、消耗品費のところなんです。この図書室運営管理経費の中の消耗品費が、前回の決算では、47万9,491円ありましたが、30年度は28万4,302円に減っています。減った理由、減らした理由というか、減った結果、どういうふうに、どこがどう違ったのかというのを教えてください。
○委員長(福田香織君)
上野図書館長。
○上野図書館長(中岡久美君)
この減額のその差の理由でございますけれども、雑誌が少し減りました。それから消耗品についても、予算厳しい中で、公民館費のほうで消耗品費を計上していっていただいていまして、その公民館と図書室と連携してする事業が多くございますので、その中で図書室の消耗品費を少し減額をして、効率的に運営をしているという状況で、消耗品を減額させていただきました。
○委員長(福田香織君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
その公民館と共有する部分での、無駄遣いのないようにということでいいんですけれども、雑誌、それからあと新聞ですね、それが新聞がやっぱりなくなったということで、図書室館、図書室、分館の役割というのは、地域の人たちがふらっと寄って、そこで新聞を読んだりとか、雑誌を読んだりするのも楽しみの一つだということで、司書の話を聞きますと、やはりその新聞とか雑誌を減らすということは、極端に言えば、図書館としての役割が随分弱まるというようなことではないかという御意見等もお聞きしたわけで、二十数万ですよね、これ図書室幾つかありますけれども。やっぱりそれは住民サービスの低下だと思いますが、それについてどうでしょうか。新聞とか雑誌というのは、やっぱり大事ですね。特に新聞というのは大事だと思うんですけれども、もう一度考え方、聞かせていただきたいです。
○委員長(福田香織君)
上野図書館長。
○上野図書館長(中岡久美君)
新聞につきましては、市民の方からも御意見を頂戴しておって、非常に心苦しい部分はありまして、何ですけれども、その雑誌につきましては、平成25年度から配送サービスを始めさせていただいて、先ほど私、面積の部分も図書費の差があるというふうな地域格差の部分も面積の部分でお答えさせていただいたんですけれども、その配送サービスによって、どこの図書館の本もどこにいらっしゃっても、近くの図書館、図書室でお借りいただくという、そのサービスをもって、広い面積の中でその6館で全体の市民の方が利便性を、向上に向けて努めさせていただいておりますので、厳しい状況なんですけれども、上野図書館の本を青山へ、阿山へ、伊賀町へというふうなことで全紙回らせていただいて、早くに、当日ごらんいただくことはできませんけれども、翌日には配送させていただくということで、皆様に御理解を求めているところでございます。
○委員長(福田香織君)
他に御質疑ございませんか。
中岡委員。
○委員(中岡久徳君)
295ページのよい歯コンクール開催負担金、これどこへ払っているのか、ちょっと教えてください。
○委員長(福田香織君)
学校教育課長。
○学校教育課長(林崎 勉君)
このよい歯のコンクールにつきましては、伊賀地域で伊賀市、名張市で交互に会場を設定しまして、毎年行われているコンクールでございます。その当日の経費として、この15万円。子供たちが事前に審査というか、歯の検査をしていただいて、健康な歯であるというふうな子供たちを表彰されるというものになりますので、その医師に検査を依頼をしたりですね、当日、会場でイベントといいますか、講師を呼んで健康についての講演会を行ったりする、そのための経費に使わせていただいております。
○委員長(福田香織君)
中岡委員。
○委員(中岡久徳君)
そうすると、対象者は中学校と小学校、保育園ですか。どちらが対象になっておりますか。それと何人ぐらいか、大体教えてください。
○委員長(福田香織君)
学校教育課長。
○学校教育課長(林崎 勉君)
小学校、中学校ですが、数については、ごめんなさい。保育所・園も入ります。ただ、数についてはちょっと今持っておりませんので、また後刻報告をさせていただきます。
○委員長(福田香織君)
中岡委員。
○委員(中岡久徳君)
そしたら、同じ295ページ、日本スポーツ振興センター負担金六百何万。これは災害の負担金と思うんですけれども、対象者が小学校、中学校延べ五千何ぼ。保育所、幼稚園が137名ですけれども、これは保護者が負担しているのか、全部市がですね、ちょっと教えてください。
○委員長(福田香織君)
学校教育課長。
○学校教育課長(林崎 勉君)
掛金については、保護者の方に負担をいただいております。掛金に入っていただいている方が学校等でけがをした場合に、支払われるというふうなシステムになっております。
○委員長(福田香織君)
中岡委員。
○委員(中岡久徳君)
そうすると、中学校、小学校と小さい子ですね。これ皆さんですね、負担金、掛金は同じですか。
○委員長(福田香織君)
学校教育課長。
○学校教育課長(林崎 勉君)
掛金の金額についてもちょっと持っておりませんので、これも合わせて後刻報告させていただきます。
○委員長(福田香織君)
中岡委員。
○委員(中岡久徳君)
いやいや、ここへ成果表にですね、人数も書いてくれてあって、負担金も書いてあります。これ同じというのやったら、割ったらすぐ出ます。そやけれども、けがのする度合い、中学校の子が、けがが1年間で多い。小学校の子は少ない。保育所の子は全然しませんというのやったら、まだ負担金にね、掛金も別々やね。自動車もそうですわな。そういうことやと思うんですけれども。
○委員長(福田香織君)
学校教育課長。
○学校教育課長(林崎 勉君)
ありがとうございます。その割合についても、ちょっときちっと確認をして、報告をさせていただきます。済みません。
○委員長(福田香織君)
中岡委員。
○委員(中岡久徳君)
そうすると、災害の給付金ですね。小学校が444件、中学校564件、幼稚園とあれが8と。どういうというんですか、学校で起こった事故やと思うんですけれども、学校から帰りも入っておるのか。子供さんですね、もう重大な事故が起こってないか、起こってないか、それだけ教えていただきますか。
○委員長(福田香織君)
学校教育課長。
○学校教育課長(林崎 勉君)
重大な事故というのはありませんけれども、ふだんの学校の中での小さい傷もけがも対象になりますので、特に中学校であれば、クラブの際のけが。それから小学校では、体育の時間のけがと、こういったものも対象になりますので、このあたりが中心になります。
○委員長(福田香織君)
中岡委員。
○委員(中岡久徳君)
労務災害とかいうのは、家から出て、職場まで行くときも入っておると。これ小学校、中学校、学生ですね。家から出て、通学のときも下校のときも、これ対象になるんですか。
○委員長(福田香織君)
学校教育課長。
○学校教育課長(林崎 勉君)
通学途中も対象となっております。
○委員長(福田香織君)
中岡委員。
○委員(中岡久徳君)
そして421ページの成果表を見ていただきたいんです。日本スポーツ振興センター負担金と日本スポーツ振興災害給付金。その他負担金などが39万3,275円。これ決算書を見て、どこに書いてあるのか、教えて。それとこの内容を教えていただけますか。何ページのどこに書いてあるのか、教えて。見当たらへん。
○委員長(福田香織君)
学校教育課長。
○学校教育課長(林崎 勉君)
済みません。その421のその他負担金という39万3,275円が、先ほど言っていただいたよい歯のコンクールの15万円、それから学校保健会、ページでいいますと、293ページにあります学校保健会、こちらのほうに1人37円で6,575人の子供たちが学校保健会に支払いをしていると。このお金の合わせた額がこのその他負担金等になります。
○委員長(福田香織君)
中岡委員。
○委員(中岡久徳君)
やっぱり決算書ですんで、わかりやすいように書いてもうとかないとですよ。ここでまとめて書かれても、なかなかわからんと思う。これだけよろしくお願いしたいと思います。
それから、続きまして、301ページのエレベーター保守点検業務委託料78万四千何がしか。このエレベーターというのは、どこの学校か、どこのエレベーターで、どこの会社に保守点検出しているか、教えて。
○委員長(福田香織君)
教育総務課長。
○教育総務課長(中 映人君)
御質問のエレベーターの保守点検の内訳でございます。まず上野西小学校、府中小学校、柘植小学校、阿山小学校、青山小学校が三菱電機ビルテクノサービスさんでございます。
○委員(中岡久徳君)
もうちょっとゆっくり言うて。
○教育総務課長(中 映人君)
まず上野西小学校、府中小学校、柘植小学校、阿山小学校、青山小学校が三菱電機ビルテクノサービス株式会社さんです。続きまして、上野東小学校、上野西小学校、島ヶ原小学校、新居小学校が東芝エレベーター株式会社さんです。
○委員(中岡久徳君)
西、2回言うたやん。
○教育総務課長(中 映人君)
西がですね、二つありますね。あと久米小学校、友生小学校さんが、株式会社日立ビルシステムとなっております。
○委員長(福田香織君)
中岡委員。
○委員(中岡久徳君)
そしたら、この契約は入札。
○委員長(福田香織君)
教育総務課長。
○教育総務課長(中 映人君)
これ建設当時のものですので、その建設業者が設置したものですので、多分随意契約であると思われます。
○委員長(福田香織君)
中岡委員。
○委員(中岡久徳君)
いやいや。そしたら、エレベーターは、これだけと違って、エレベーター、329にもエレベーター保守点検業務73万8,720円あります。ほかにもあったと思うんですが、今ちょっと見当たらへん。これも内容を教えて。329。
○委員長(福田香織君)
給食センター所長。
○いがっこ給食センター夢所長兼
阿山給食センター所長、
大山田給食センター所長(福島照光君)
いがっこ給食センターの福島です。
この保守点検料は、随意契約で日立ビルシステムでございます。
○委員長(福田香織君)
中岡委員。
○委員(中岡久徳君)
そうすると、これ随契はわかりました。みんな随契でやっておるのは、これ競争が働かへんと。これ高い、安いというのか。誰が判断してるのか。随契はまともであるんか、そういうこと誰が判断してくれてんの。それ教えて。
○委員長(福田香織君)
答弁願えますか。
暫時休憩します。
(午後 2時36分 休憩)
―――――――――――――――
(午後 2時45分 再開)
○委員長(福田香織君)
会議を再開いたします。
答弁願いますでしょうか。
教育総務課長。
○教育総務課長(中 映人君)
先ほどの御質問の件でございます。随意契約の理由といたしまして、建設当時の施工者であること、施設を熟知し、内容に精通していること。現在、当該システムの遠隔システムにより運営管理や機器の状況管理を実施しているため、施工業者のほうと随意契約のほうしてございます。
内容といたしまして、メーカーの保証や備品等、確実に供給できるということでございます。
○委員長(福田香織君)
中岡委員。
○委員(中岡久徳君)
この施設は子供さんも使うんか、給食用かですね。教えていただけますか。給食のこの運搬。教えて。
○委員長(福田香織君)
教育総務課長。
○教育総務課長(中 映人君)
エレベーターにつきましては、子供用と給食用と二つございます。両方使います。
○委員長(福田香織君)
中岡委員。
○委員(中岡久徳君)
そうすると、これ当初からエレベーターの設置した業者が維持管理と、随契やと。もう長いところは10年、20年、何十年たっていると思うんですわ。それ当初の金額と今の金額と、10年たった金額と違っているのか、それちょっと参考に教えてください。
○委員長(福田香織君)
教育総務課長。
○教育総務課長(中 映人君)
建設当時の金額と同じかどうかというのはちょっと資料を持ち合わせておりませんので、後刻報告させていただきます。
○委員長(福田香織君)
中岡委員。
○委員(中岡久徳君)
そしたら、昨年でよろしいわ。昨年の決算とことしのこの決算ですね。それぐらい持ってますやろう。
○委員長(福田香織君)
教育総務課長。
○教育総務課長(中 映人君)
決算につきましては、全体的な委託料では減額になっておりますけれども、ちょっとエレベーターだけでということも同じく報告させていただきます。
○委員長(福田香織君)
中岡委員。
○委員(中岡久徳君)
できるだけ同じ業者が同じことをずっと随契ということはですね、仕事を請け負うところもメリットがあると思うんです。そこらもよく考えて、また来年も随契、次の年も随契というようなことでしたら、そういうことも少し改革して、経費の負担の削減に努めていただきたいと思います。
313ページの草刈業務委託料、三百二十何万。これシルバーに出しているように書いてくれてあるんですけれども、どんだけの面積を刈って、どういうその業務内容、それ教えて。
○委員長(福田香織君)
文化財課長。
○文化財課長(笠井賢治君)
失礼します。文化財課の笠井と申します。よろしくお願いいたします。
委員御指摘の御質問いただきました草刈業務でございますが、こちらにつきましては、まずは史跡が国分寺跡、それから史跡の御墓山古墳の環境整備ということで、シルバー人材センターさんに129万6,000円で、これは1回で約4万平米ございます。それから、同じく伊賀国庁跡の環境整備事業、これもシルバー人材センターさんでございますが、こちら年4回なんですが、81万円。それからこれは佐那具町の自治会さんなんですが、御墓山古墳の環境整備ということで、これはまた別のエリアでございますが、こちらが8万8,720円。それから草刈以外に、例えば、御墓山古墳でございますとか、伊賀国分寺跡の障害木、立ち枯れた木なんかの除去の経費で、例えば御墓山古墳、国分寺跡障害木の除去ですと、11万3,180円とか、そういった形で適宜史跡の整備等に使わせていただいております。
○委員長(福田香織君)
中岡委員。
○委員(中岡久徳君)
そうすると、これ4万平米で130万円ほどと。これを草刈りした後の草刈も処分を入っておるのか、これ教えて。
○委員長(福田香織君)
文化財課長。
○文化財課長(笠井賢治君)
処分費も入ってございます。
○委員長(福田香織君)
中岡委員。
○委員(中岡久徳君)
そしたら、大分頑張って安くしてくれているのかなと思います。そういうことで、余り経費を使わんようによろしくお願いします。
そして313ページの事故等賠償金9万4,176円。これの内容を教えていただけますか。313ページ。
○委員長(福田香織君)
文化財課長。
○文化財課長(笠井賢治君)
こちらは、御墓山古墳の東側に民間の業者さんがございまして、台風でその木が倒れて、フェンスが一部ちょっと破損いたしましたので、それに係る経費でございます。
○委員長(福田香織君)
中岡委員。
○委員(中岡久徳君)
そしたら、わかりました。301、戻ります。受水槽・高架水槽の清掃業務委託料150万。これどこの場所をやってんのと、業者を教えていただけますか。
○委員長(福田香織君)
教育総務課長。
○教育総務課長(中 映人君)
業者は上野ガスでございます。上野各小学校という感じになっております。
○委員長(福田香織君)
中岡委員。
○委員(中岡久徳君)
いや、上野ガスさん、受水と高架水槽を清掃、各小学校でって。小学校ってたくさんあると思うんですけれども、なら小学校と中学校何校ずつ、何校ずつやってんの。教えて。
○委員長(福田香織君)
教育総務課長。
○教育総務課長(中 映人君)
ちょっと数については、場所については資料をお持ちしていませんので、それも後刻報告させていただきます。
○委員長(福田香織君)
中岡委員。
○委員(中岡久徳君)
いやいや、こんなんな、150万円ぐらいのやつで、場所も知らんって、小学校と中学校とやな、そんなもん何百あるの違うやろう。少ししかない学校のことですよ。知らんって、こんなもん、受水槽、防火水槽というのは、子供やらの安心安全、生命にかかわることですよ、水は。こんな大切なことを聞いているのに、わかりませんでは、子供さん、泣くで、かわいそうに。小学校、中学校の子ら、日本の宝ですよ。伊賀市の宝。その子らを守るのが、あんたらの役、違うんか。もう少ししっかりとやな、答弁してもらわな。かないませんやんか。もう少し勉強してから、やってくださいよ。質問しても、答えてくれたら、すっとまた次の質問しようかなと思うけれども。もう詰まってしまったんで、この程度で私は終わります。
○委員長(福田香織君)
先ほどの赤堀委員の図書購入についての質疑に関し、当局より答弁を求められておりますので、これを許可します。
上野図書館長。
○上野図書館長(中岡久美君)
失礼いたします。上野図書館の中岡でございます。
先ほど赤堀議員のほうから、お問い合わせいただきました決算書323ページ、備考欄の一番上の図書購入費でございますけれども、先ほど私、上野図書館で6,000冊を購入したと申し上げました。その種別と、それぞれの冊数金額をという御質問を頂戴したかと思います。6,000冊の内訳は、一般図書が4,524冊、金額は635万624円でございます。絵本等も含めました児童書につきましては、1,476冊、金額は213万364円でございます。
○委員長(福田香織君)
赤堀委員。
○委員(赤堀久実君)
済みません。ありがとうございます。この中で学校の図書室の購入というのは含まれていないんでしたっけ。
○委員長(福田香織君)
上野図書館長。
○上野図書館長(中岡久美君)
学校図書室のほうは、これに含まれておりません。
○委員長(福田香織君)
赤堀委員。
○委員(赤堀久実君)
学校図書の何冊とかいうのは、どこで見たらいいんですかね。済みません。
○委員長(福田香織君)
教育総務課長。
○教育総務課長(中 映人君)
学校図書でございますけれども、学校図書につきましては、教材教具整備費の中で、学校配当の中で購入のほうしていただいてございます。
○委員長(福田香織君)
赤堀委員。
○委員(赤堀久実君)
済みません。ちょっとページ数を教えてもらえたらありがたいですけれども。
○委員長(福田香織君)
教育総務課長。
○教育総務課長(中 映人君)
303ページの教材備品購入費の上段の図書購入費で学校配当分でございます。
○委員長(福田香織君)
赤堀委員。
○委員(赤堀久実君)
済みません。そしたら、その中で学校図書の新書っていうか、新しく購入したというのは何冊かって、わかりますか。
○委員長(福田香織君)
教育総務課長。
○教育総務課長(中 映人君)
ちょっと冊数については、存じておりません。
○委員長(福田香織君)
赤堀委員。
○委員(赤堀久実君)
また後刻教えていただきたいんですけれども、この成果報告410ページにもあるんですけれども、やっぱり学校図書室の支援にも取り組んでいく必要があるという御意見も書いてくださっていますけれども、やはりなかなか学校図書の充実というのが、すごく大事になってくるのかなと思いますので、その点も含めてちょっと考えていただきたいというふうに思います。
○委員長(福田香織君)
先ほどの中岡委員のよい歯のコンクール負担金。
上野図書館長。
まず上野図書館長、答弁願います。
○上野図書館長(中岡久美君)
学校図書館の支援でございますけれども、平成27年にふるさと応援基金を活用いたしまして、セット文庫として500冊ほど購入をさせていただいております。それは33の箱に15冊ぐらいずつ分けて、図書館のほうでお預かりしてるんですけれども、昨年度の1月から各小学校のほうに、学校のほうでそのセット文庫のリストの中から選んでいただいて、お好きなセットを上野図書館の職員が公用車で各学校のほうへ運ばせていただいて、そして1カ月お借りいただいているという、そんなサービスを始めさせていただいて、大変御好評いただいておりますので、引き続き小学校、それから中学校へもこれから、御要望もいただいていますので、さらに充実させていきたいなと考えております。
○委員長(福田香織君)
教育長。
○教育長(谷口修一君)
図書購入費の件でございますが、学校の人数によって、子供の数によって、この本をそろえなさい、図書館にこれだけの本をそろえなさいというのは基準がございます。その基準に基づいて、学校としてこんだけをそろえると。そのために配当金はこれだけにしましょうということで配当させていただいているというのが現状でございます。その加入に従って、各学校で子供たちに一番いい本はどれだろうというので、学校で選んでいただいていると。それから、今図書館長申しましたように、各図書館から学校へも図書を回していただいておりますし、ことしから司書の方も来ていただいていますので、その方も学校へも来ていただいて、司書の方に図書の指導もしていただいたりということで、充実をしていきたいというふうに思っておるところでございます。
○委員長(福田香織君)
先ほどの中岡委員のよい歯のコンクール負担金及びスポーツ振興共済掛金の質疑に関し、当局より答弁を求められていますので、これを許可します。
学校教育課長。
○学校教育課長(林崎 勉君)
先ほど議員から御質問いただきました2点。1点目ですけれども、スポーツセンターの掛金につきましては、小中同額の945円ということで、同額になっております。
それからもう1点、よい歯のコンクールの参加人数ですけれども、小中の分につきましては、各校1名、学校から代表という形で出てきていただきますので、小学校21名、中学校10名の31名が小中の部からは当日参加をさせていただくということになります。
○委員長(福田香織君)
健康福祉部長。
○健康福祉部長(田中 満君)
健康福祉部、田中でございます。
よい歯のコンクールの件で、あわせまして、私のほうからお答えをさせていただきます。
この決算書の223ページ、衛生費でございますんですけれども、223ページの下段ぐらいのほうに、よい歯のコンクール開催負担金7万円支出をさせていただいてございます。こちらのほうなんですけれども、親と子のよい歯のコンクール。3歳児健診を受診していただいた親子で、虫歯のない子供、親、両方と虫歯のない親子を昨年度は5組表彰をさせていただいております。あと8020。80歳以上で20本以上、自分の歯が残っておられる方、昨年度はお二人、表彰をさせていただいてございます。
○委員長(福田香織君)
他に御質疑ございませんか。
桃井委員。
○委員(桃井弘子君)
同僚議員の関連なんですが、成果報告書の462ページ、成人式開催経費について伺います。
この経費の中に、職員さんの人件費は含まれておりますか。
○委員長(福田香織君)
生涯学習課長。
○参事兼生涯学習課長(清水由美君)
職員の人件費は含まれておりません。
○委員長(福田香織君)
桃井委員。
○委員(桃井弘子君)
休日出勤になると思いますので、職員さんの人件費は、およそでいいんですが、幾らぐらいなりますか。
○委員長(福田香織君)
生涯学習課長。
○参事兼生涯学習課長(清水由美君)
平成29年度の実績でございますが、職員の人件費を当日出勤の延べ人数を97人と仮定いたしまして、9カ所で60万円程度と実績値を算出した資料を持っておりますが、はっきりしたことは人件費でございますので、私どもではちょっと調べておりません。
○委員長(福田香織君)
桃井委員。
○委員(桃井弘子君)
先ほど同僚委員の答弁で、さほど経費は変わらないというふうに答弁されましたが、この人件費を入れると、60万円ほどある分が1カ所ですると、大分経費が削減されますよね。あと参加率が75.6%とありますが、来られた方にアンケートをとっておられると思うんですが、来られなかった方の理由等はアンケートなどで送付して聞かれているのでしょうか。
○委員長(福田香織君)
生涯学習課長。
○参事兼生涯学習課長(清水由美君)
まず時間外手当でございますが、29年度の1会場と9会場での比較をさせていただいた資料に基づいてお答えをさせていただきますと、9会場で開催をさせていただきますのに、大体100人程度の人件費がかかると算出しております。1会場でさせていただきますと、25人から36人程度ということで、当日の人件費につきましては、30万円から40万円程度ということになります。
それから、当日の不参加の方のアンケートにつきましては、今、実行委員会のほうでも実行委員を募集させていただくはがきもなかなか応募のほうの返信がないという実態もございますので、アンケートについては行っておりません。
○委員長(福田香織君)
桃井委員。
○委員(桃井弘子君)
私も聞いた話なんですが、私立の中学や高校へ行かれた方には、案内のはがきも届いていない方もいらっしゃった年もあったというふうに伺っております。これにしっかり1カ所で開催されて、市のほうが皆さんに案内も送れるようにしていただき、人件費や経費の削減も考えて、次年度からは開催していただくよう検討していただきたいと思います。終わります。
○委員長(福田香織君)
山下委員。
○委員(山下典子君)
決算書311ページの社会教育推進経費ですが、成果報告書463ページですけれども、この伊賀ファミリーフェスタ、私、ニュースで見させていただいたときに、いや、こんなにお金かかってるんだと思って、いまびっくりしているんですけれども、参加人数も減っていますよね。それなのに継続ってなっていますけれども、それはどうしてなんでしょうか。
○委員長(福田香織君)
生涯学習課長。
○参事兼生涯学習課長(清水由美君)
伊賀ファミリフェスタの開催経費につきましては、昨年の決算額では報償費の1万853円のみでございます。
○委員長(福田香織君)
山下委員。
○委員(山下典子君)
この事態はそうですけれども、やっぱりこの社会教育指導員さんとかは、成人式も出られていますけれども、どんな内容の仕事をしてはるんかなっていうのがいつも思うんですけれども。
○委員長(福田香織君)
生涯学習課長。
○参事兼生涯学習課長(清水由美君)
社会教育指導員につきましては、伊賀市の中に6館地区公民館と言われる、合併前からの市営の公民館、市立の公民館がございます。その中に1人ずつ社会教育指導員を配置いたしまして、生涯学習活動の推進に当たらせていただいています。また、社会教育委員という審議会委員でございますが、社会教育委員につきましては、教育委員会の諮問機関でございますので、そちらの方の年間の報酬も含ませていただいての報酬額でございます。
伊賀ファミリーフェスタにつきましては、社会教育委員さんの自主的教育応援イベントということで、自主的な開催でボランティアで行っていただいております。
○委員長(福田香織君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
決算書の312、目の文化財保護費で、成果表の468なりに記載していただいてあるんですが、市財政としては、実は伊賀市の文化財というのは非常に重荷なのかどうかわかりません。しかし、たくさんの文化財を所有している伊賀市というのは、実は選ばれる町、誇れる町に通じているんじゃないか、こんなことも思ったりします。
定かなその調査、中途半端な調査で申しわけないんですが、たしか津よりも、伊賀市のほうが文化財が多かったかな。こんなことを思うときに、市の指定文化財というのがたくさんあって、いろんな種類のものがたくさんあって、今、中岡委員の御説明には、例えば御墓山古墳を中心に御説明いただいたり、成果表にありますように、個別の部分はあるにしても、私たちは、市全体の指定文化財をどう守り、保存し、それを磨き、そしてそれを将来どういうふうに受け渡していくかという、大きな責務がある。だから、先ほど冒頭申しましたように、多くあり過ぎるがゆえに、大変こっちのほうでは重荷になるかわかりませんけれども、たくさんあるがゆえに、きちっと磨くことができれば、さらにその私たちの地域の誇りになっていくのではないか。
したがって、各事業名はともかくとして、指定文化財というのが、どのぐらいの数があって、そしてそれを市が手をつけて保護をしていく、保存していく、磨きをかけていくという、例えばここの部分はごめんなさい、指定しただけやで、所有者でお願いしたいとか、ここは、この部分、例えばそのDランクはそう。Cランクは少しは波及効果があるところだから、ここはちょっと手を入れます。もしくは民間の方に何とかしてくれということで、Bのほうは今後も市は支援していきたい。Aのところはとってもビッグな文化財だから、市はどんとお金を入れていきたいというふうにランキングされているのか、されていないのか。磨き方のルールというのがあるのかないのか、そのあたりからまずお教えいただきますか。
○委員長(福田香織君)
文化財課長。
○文化財課長(笠井賢治君)
失礼します。ありがとうございます。委員御指摘いただきました、まず数の問題でございます。御指摘のとおり、県内で一番多い文化財数ということでございまして、国の指定が44件、県の指定が114件、それから市の指定が286件ということで、おっしゃったように、県内で一番多い文化財を保有しているところでございます。
それをどう守っていくのかというところの御質問でございますが、今年度改正されました文化財保護法の中で、各市町において文化財の地域計画を策定して、御指摘のとおりどういった形で守っていくのかということを検討するようにというのが、進められているところでございます。他県におきましては、既にその地域計画に着手しているところもございますが、その作成に当たりましては、県がまずその大綱をつくって、それを踏まえた形で各市町で作成していくというところになっておりまして、現在、三重県のほうでその県の文化財の保護の大綱を作成を進めているところでございます。
市町につきましては、内容を踏まえた上で精査をして、おっしゃったような形でどう守っていくのかというのを議論、検討していくという段取りになっておりまして、今、直ちに着手しているところではございませんが、御指摘のような内容を踏まえて、精査をしながら、保護に向けて取り組んでいきたいというふうに、かように思っております。
○委員長(福田香織君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
勉強不足で済みません。国が指定した分については、恐らく国費がつくんだろう。県が指定した分については、恐らく県費がつくんだろうと思うんですけれども、市が指定した部分でも、先ほど私がABCDランクがあるとするならば、これは国の補助金もってやろうじゃないか。これは県の補助金をもってやろうじゃないか。これは市の単費でもやらなくてはならないよね。ごめんなさい、ちょっとあんたとこでしといてくれるかなというのもあったりするんでしょう。そういうことの、それと先ほどおっしゃっていただいた県の大綱を待ちながら、地域計画というのは、別に大綱から地域計画をつくる必要もなく、伊賀市が三重県で一番多いとするならば、伊賀市が率先して、三重県の文化財保護育成、もしくはその時代に残していくために、地域計画をきちっとつくって、県の大綱とすり合わせて、そして、一つ一つが大切なものですよね。で、情報発信もし、まず私たち住まいをしている者たちが、十分にその情報を共有し、そしてその後、例えば観光にお使いになるのか、教育にお使いになるのかわかりませんけれども、そういう仕組みは必要だと思いますけれども、現状をですね、その市の286、県の114、国の44に対しては、十分な文化財保護がされていると課長は認識されていますか。
○委員長(福田香織君)
文化財課長。
○文化財課長(笠井賢治君)
個別等文化財につきましては、今委員おっしゃったように、傷みが激しい部分につきましては、国の補助金を得ながら修繕をしているところ、あるいは県の補助金を得ながら修繕してございます。今、事業で挙げさせていただきました、例えば猪田神社の本殿でございますとか、春日神社の拝殿でございますとか、そういったものについては、国・県の補助金を頂戴しながら、修繕をしているところでございます。
ただ、例えば現状ですね、まだ劣化が進んでいるなというところを認識しながらも、なかなか財政的な部分、それは国・県の補助金も含めてでございますが、着手しづらいというような状況があるところも事実でございます。
○委員長(福田香織君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
じゃあ次年度にこの決算を踏まえて、次年度に向かって地域計画つくっていこうということなんだから、地域計画というのは何者かわかりませんけれども、伊賀市が市の指定した、せめて286でも。この286あって、これはどういう保存整備が必要やな。これはどういうふうな保存整備が、物によっては違うと思うんです。建物であったり、仏像であったり、城郭であったり、さまざまなその種類がありますから、その一つ一つの保存計画というのがあって、そして財政当局にことしはこれとこれとこれをやると、傷みが少なくなっていく、済むのでやりなさいということで、財政当局に要望しなくちゃならんだろうけれども、その計画が全くなかったら、財政当局へも要望もできないような気がする。
したがって、そういうふうな計画をあと半年で、あと3カ月かな。一生懸命立てながら、財政当局に頑張って要求しますというお考えはありますか。
○委員長(福田香織君)
文化財課長。
○文化財課長(笠井賢治君)
今、御指摘の件で、市域の文化財全体についてというところでございますが、それにつきましては、先ほど申し上げた地域計画については、国・県・市の指定文化財のほか、さまざまな、例えば極端なことを申し上げますと、食文化とか、そういったことも含めて地域の歴史や文化をまとめてというような方向で話を聞いているところでございます。
現在ですね、いわゆる指定文化財以外はどういうものがあるのかというところも旧来の、例えばかつてつくられた市町村史のところからですね、どういう仏像があるのかとか、建造物があるのかというのをピックアップを少しずつではございますが、詰めているところでございまして、そういったところの抽出等に一定程度時間がかかるので、3カ月でというのは、ちょっと厳しいのが現状かなというふうに思っています。
○委員長(福田香織君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
せめて市が指定した文化財だけでも、先に着手するように要望しておきます。
以上です
○委員長(福田香織君)
他にございませんか。
安本委員。
○委員(安本美栄子君)
大変時間も迫っておりますが、この教育について4点伺います。
決算書295ページ、成果423、22の項目でございます。第1項教育総務費の中で、目3の義務教育振興費の中で、児童生徒指導経費1億5,000万円ということで、この件につきまして、先ほど同僚議員がお尋ねをいたしておりました人件費。成果表とこの決算書なかなか合わないし、私も勉強不足でなかなかどれがどれかな。どの業務が何だろうっていうようなことで少し疑問を感じております。しかし、それはまた個別で伺うとして、ここでは、この不登校児童生徒支援事業というようなことで、ふれあい教室指導業務にお二方がいらっしゃいます。さらには、活動指導員の謝礼等々244万上がっております。
ここで少し分析として、次年度の予算に反映させるべき決算としての見解を伺っておきたいと思うんですが、この事業で、平成30年度の予算、一般財源で759万5,000円。決算としては576万9,000円であったということで、執行率75%ぐらいなんですけれども、この解釈、この分析として、不登校の児童生徒たちが減少になった改善をされてきたのか、それともどんな理由でこの執行率の減となったのか、どんな分析をされておりますか、まず伺います。
○委員長(福田香織君)
学校教育課長。
○学校教育課長(林崎 勉君)
30年度の、いわゆる長期欠席児童についてですけれども、小学校で38名、中学校で85名の計123名の児童生徒がその長期欠席者となっています。基準は年間30日以上の欠席ということになります。もちろん別の理由があっての欠席は別にしましての年間30日の欠席ということになります。
そのうち、先ほど御指摘いただきましたふれあい教室に通っている30年度の児童生徒は、小学校が5名、中学校が28名の計33名ということになります。一応の指標といいますか、目安といいますか、学校に完全に復帰はできなくても、少し学校に行けるところまで回復したと。例えば、同級生がいない放課後であれば、学校に行けるとかいうようなのも含めた回復率につきましては88%です。うち52%が学校に戻ることができたという結果が出ております。
ちなみに、このふれあい教室のうち、中学生が10名おったんですけれども、この10名につきましては、無事全員高校に進学をすることができました。
今、御意見いただきましたその金額についてですけれども、一定の成果はあったかなというふうには考えますが、このふれあい教室にも来れない、123名のうちの来れない子もいますので、そういったところには先ほど相談員が学校を通じて相談をしたりとかっていうことを言わせてもらいましたけれども、こういった取り組みや、さらにといいますか、取り組みを進めていかなければならないというふうに考えます。
以上です。
○委員長(福田香織君)
安本委員。
○委員(安本美栄子君)
奥深い問題はあるとしても、回復率88%の回復率があって、半分は学校に戻ってきていただいた。スタッフの方の協力によって、回復をしていって、なおかつ予算よりも低額で少なくして、成果を上げられたということは、私はこれ評価するに値するなと思っておりますので、次年度の予算、大体行政は次年度予算が下げられたらかなわんから、もう満杯で使うよねというようなことが往々にしてありますけれども、この教育委員会の姿勢は、私は賛意を送っておきたいなと思って、理解をさせていただきます。
次でございますが、決算書297ページでございます。同じ項目ですね。成果表は431ページです。これも新しき事業かな、学校支援地域本部推進事業補助金というふうなので、31支援の本部に1,264万1,000円というふうなのが使われております。これは、どうもその成果表には国県補助3分の1ずつということでなっているんですけれども、この決算を見ておりますと、私の認識不足かわかりませんけれども、72万って決算では書いてあるんですよね。一般財源1,376万円、事業そのものは1,264万。どんなふうに解釈をしたらいいんだろう。この国県補助について御説明願います。
○委員長(福田香織君)
学校教育課長。
○学校教育課長(林崎 勉君)
この事業につきましては、地域とともに学校マニフェスト推進事業という名前になっております。この地域支援本部事業といいますのは、国のあれを受けまして、国・県3分の1ずつという形で、この72万と言っていただいておりますのは、この地域支援本部事業のお金の対象のお金ということになります。総額千二百何がしのそのお金のうちのほとんどが市費で、ちょっとややこしいんですけれども、学校マニフェスト事業という部分で、市のほうからお金をいただいて、各学校のほうで活用しているということで、事業としましては、地域とともに学校マニフェストと合わさった形になっておりますので、ちょっと誤解の、表記がややこしくて申しわけありません。
以上です。
○委員長(福田香織君)
安本委員。
○委員(安本美栄子君)
決算を審査するに当たりまして、この成果表というのは、決算書には細かく書けないから、成果表で補うというような形で私たちは審査をさせていただいております。できるならば、マニフェスト事業ということで、そして国・県対象の事業として地域に推進で渡す部分というのを分けていただかないことには、この国県補助3分の2が、72万に当たると言ったときに、どの金額に合わせたらいいものなのか、全体で幾らの中で3分の2が72万に該当するのかというのは、我々は全然わかりません。ですから、成果表というのは、今伺ってよくわかりました。マニフェストを作成する分と地域で支援していただく部分は分けてある。この分けた後の部分についての国県補助だということなんですよね。だから、それは今、聞いて初めて理解をさせていただきましたので、今後ですけれども、成果表を見れば、わかるような、そういうふうな方法をお願いしとう存じます。
次に行きます。決算書の305ページでございます。目3の中学校費の関係で、ここに天体望遠鏡保守点検業務委託料3万240円というふうに書かれております。この天体望遠鏡1体ですよね。どこの学校にあって、そして、どんな利活用をされているのか、説明願います。
○委員長(福田香織君)
教育総務課長。
○教育総務課長(中 映人君)
天体望遠鏡でございますが、阿山中学校でございます。それで、利活用ですけれども、生徒はもちろん、地域の方々もごらんになるような形で活用している状況でございます。
○委員長(福田香織君)
安本委員。
○委員(安本美栄子君)
前回、でも、ちょっと大分前ですけれども、伺ったときに、この天体望遠鏡はあるんだけれども、なかなかこれを操作してもらって、子供たちにも指導していただく先生がいらっしゃらないので、困っているんだというようなことで、失礼な言い方を申し上げれば、宝の持ち腐れのような形ですよと言われたんですが、これは子供たちの、阿山にあるわけですけれども、学校との連携でこれを使った勉強会とか、そういうふうなこともおやりになっているんですか。
○委員長(福田香織君)
教育総務課長。
○教育総務課長(中 映人君)
夏に学校巡視いたしまして、学校のほうからも聞き取りをしたところでございますけれども、回数は多くないですけれども、そういう形で勉学には使っているというふうには聞いております。
○委員長(福田香織君)
安本委員。
○委員(安本美栄子君)
子供たち、中学生の子供たちに聞くと、そんなこと、天体望遠鏡ってそんなんあるのっていうようなことで、ほとんどの生徒は知りません。もし私が間違っていたら、訂正してくださいね。そんなんあったら、見たいな。伊賀って、すごく恵まれているんですよね。西山のほうへ行ったら、もうとっても星がきれいで、今もう天体なんてすごい話題でしょう。小学生、中学生がもう本当に天体について興味を示して、これNHKで子ども科学相談っていうのがあってね、それが大好評で、何かそこから波及効果があるらしいですけれども。ですので、せっかくあります。こうして維持していただいているんでしたら、先生方で特に興味のある先生、あるいは一般の方でもこういうふうなことに興味があって、そして研究していらっしゃる人もいるかもわかりません。ですから、広くアンテナを高くして、そして、何よりも子供たちが夢を持って有効活用できる、そんなことに税金も使っていって、やっていただきたいなと思いますので、その辺を受けとめていただきたいと思います。
それでは、最後327ページでございます。保健体育総務費の中に、地域活性化推進首長連合会費10万円と書いてあるんですよね。これスポーツによる地域活性化の首長さんの会議かなっていう、2021年の国体のためなのかなというふうなので、少し目的がわかりかねますので、まず目的をお願いいたします。
○委員長(福田香織君)
スポーツ振興課長。
○スポーツ振興課長(福谷日出夫君)
これはですね、ちょっとこれについては、内容をちょっと把握しておりませんで、たしかオリンピック関係の地域のインバウンドの関係の負担金やったと記憶しておるんですけれども、ちょっと確かなところは後刻報告させていただきたいと思うんですが。
○委員長(福田香織君)
安本委員。
○委員(安本美栄子君)
10万円、首長会議で出されたと。これはこれとして、後ほどでいいです。もうきょうこの席で答えはいいです。わからないんでしたら。でもね、初めてで、こういうふうなことをするときは、やっぱり議会からこれ質問あるよねって勘ぐらい働かないですかと、私は思いますよ。だって、簡単な説明じゃないですか。幅広いものじゃなくして、スポーツにおける地域活性化。だから、わかれば、教えていただきたいと思います。
もう1点、同じ項目ですので、同じ327ページの日独親善少年サッカーの基金の積み立てをずっとしてるんですよね。これもうずっと随分長い歴史があるんですが、最近ここ数年、余り見たことないんですよね。基金をつくるわけですから、ためるわけですから、別にこれが悪いとかいいとか言っているんじゃないんですけれども、使う目的があって、つくられているということから考えれば、30年度の活動っていうのがあったのかどうか。ここ数年間のその活動があったのかどうか。じゃあ、もしかして、それによって、もう基金の必要性というものまで考えなければならないのではないかなと思いますので、この2点の説明をいただきます。
○委員長(福田香織君)
スポーツ振興課長。
○スポーツ振興課長(福谷日出夫君)
日独親善少年サッカー交流基金ですけれども、これについては、30年度の大会の実績はございません。ちょっと何年からこれを積み立てているかというのは今、資料がないんですけれども、この日独親善少年サッカー大会を開催するに当たり、崩せるというふうな事業であると記憶しております。
○委員長(福田香織君)
安本委員。
○委員(安本美栄子君)
目的はわかるんです。しかし、ずっと何年も何年もなかったように記憶をしているので、だから、これってもう消滅したのかな、どうなのかなっていうようなところがちょっとクエスチョンマークだったので、確認をさせていただきたいと思ったので、後日ですね、わかれば教えていただければいいと思います。終わります。
○委員長(福田香織君)
先ほどの中岡委員の受水槽高架水槽清掃業務の質疑に関し、当局より答弁を求められておりますので、これを許可します
教育総務課長。
○教育総務課長(中 映人君)
先ほどの中岡議員御質問の受水槽高架水槽の学校名でございます。小学校は上野東、成和西、長田、三訪、府中、中瀬、成和東、依那古、神戸、丸柱、柘植、西柘植、壬生野、阿山、玉滝、旧友生、青山、比自岐の18校でございまして、中学校につきましては、崇広、緑ヶ丘、城東、上野南、柘植、霊峰、阿山、大山田、青山、旧丸山の10校でございます。大変失礼いたしました。
それと先ほど赤堀議員さんから質問いただいた図書の購入費でございますけれども、先ほど申し上げたのは303ページは小学校費で、中学校費は307ページにございますので、あわせて訂正をさせていただきます。失礼いたします。
○委員長(福田香織君)
他に御質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(福田香織君)
御質疑なしと認めます。
次に事項別明細書第11款災害復旧費、330ページから335ページについて説明願います。
建設部次長。
○建設部次長(小西康章君)
建設部の小西です。よろしくお願いします。
第11款災害復旧費につきまして、御説明いたします。
歳入歳出決算書、事項別明細書の330、331ページをお開きください。
第11款災害復旧費は、予算現額12億8,441万3,000円、支出済額8億344万8,104円、繰越明許費5,005万6,280円、事故繰越2,397万9,200円、不用額は4億692万9,416円で、執行率は62.5%でございます。
332、333ページをお開きください。
第1項農林施設災害復旧費、第1目農林施設災害復旧費では、支出済額は2億6,684万9,477円、繰越明許費1,881万1,000円です。主なものは、備考欄、農林施設災害復旧事業では、災害復旧に伴う測量設計委託料として、786万2,400円を、工事費2億3,804万6,410円は農業用施設災害17件、林道災害1件、単独災害25件の災害復旧工事を行いました。また、地元施工による災害復旧事業のための、
小規模土地改良事業等補助金として71件1,065万2,849円を支出いたしました。
第2項公共土木施設災害復旧費、第1目公共土木施設災害復旧費では、支出済額は3億6,140万8,072円、繰越明許費1,537万円、事故繰越2,397万9,200円です。主なものは、備考欄、公共土木施設災害復旧事業では、公共土木維持管理委託料1,271万3,333円は、87件の土砂撤去等で、災害復旧に伴う測量設計委託料として、919万5,120円を支出いたしました。また、工事費3億3,169万7,559円は、補助災害として、道路災害27件、河川災害10件、単独災害として322件の復旧工事を行いました。
第3項その他公共・公用施設災害復旧費では、支出済額1億7,519万555円、繰越明許費1,587万5,280円です。主なものは、備考欄、その他公共・公用施設災害復旧事業では、334、335ページをお開きください。災害復旧工事委託料9,297万4,870円は、伊賀鉄道伊賀線の四十九駅・猪田道間の法面復旧に係る工事委託料です。また、工事費7,005万3,604円の主なものは、旧古山小学校の法面復旧や大山田温泉さるびの法面復旧工事等でございます。
以上で、第11款災害復旧費の説明を終わらせていただきます。よろしく御審査賜りますよう、お願いいたします。
○委員長(福田香織君)
説明が終わりました。
御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(福田香織君)
御質疑なしと認めます。
次に事項別明細書第12款公債費、334、335ページについて説明願います。
財政課長。
○財政課長(風隼徳彰君)
失礼します。財政課の風隼でございます。
それでは、事項別明細書334、335ページの第12款公債費について説明をさせていただきます。
第12款公債費の予算現額は63億2,670万1,000円で、支出済額は63億2,282万9,399円、不用額は387万1,601円となりました。
支出済額の内訳でございますが、第1目市債元金で59億2,657万7,010円、第2目市債利子で3億9,612万5,814円、第3目一時借入金利子で12万6,575円となっております。
以上、よろしく御審査いただきますよう、お願いいたします。
○委員長(福田香織君)
説明が終わりました。
御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(福田香織君)
御質疑なしと認めます。
次に事項別明細書第13款予備費、334、335ページについて説明願います。
財政課長。
○財政課長(風隼徳彰君)
続きまして、失礼いたします。同じく事項別明細書の334、335ページでございますが、第13款予備費でございますが、30年度は予備費の充用は行いませんでした。したがって、不用額は3,000万円となっております。
以上、同ページ、最終行をごらんいただき、一般会計の歳出合計は、歳出予算現額513億7,400万2,920円に対し、支出済額468億2,466万2,336円で、翌年度繰越額の欄、継続費逓次繰越は18億6,972万1,760円、繰越明許費6億952万2,929円、事故繰越2,397万9,200円、差し引き不用額が20億4,611万6,695円なりました。
以上で、歳出の説明を終わらせていただきます。よろしく御審査いただきますようお願いいたします。
○委員長(福田香織君)
説明が終わりました。
御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(福田香織君)
御質疑なしと認めます。
午前中の市川委員のバスライナーの質疑に関し、当局より答弁を求められていますので、これを許可します。
観光戦略課長。
○観光戦略課長(川部千佳君)
失礼いたします。観光戦略課の川部でございます。
午前中に市川議員のほうから、京都からの日帰りの伊賀バスライナーの催行人数をお尋ねいただいたかと思っております。今、実績のほうを確認いたしました。ちょっと手元のほうに持っている数字が2017年1月からの数字になりますが、忍者に変身して手裏剣を体験できるというバスライナーのほうが43名、日帰りで伊賀バスライナー、忍者変身とかがついていないバスライナーのほうが29名という実績でございます。
○委員長(福田香織君)
よろしいでしょうか。
以上で、歳出の質疑を終了いたします。
当局説明員入れかえのため、暫時休憩します。
(午後 3時38分 休憩)
―――――――――――――――
(午後 3時40分 再開)
○委員長(福田香織君)
休憩前に引き続き会議を再開します。
次に歳入について、御審査願います。
事項別明細書72ページから125ページについて説明願います。
財政課長。
○財政課長(風隼徳彰君)
失礼します。しばらくお時間をいただきます。平成30年度一般会計歳入決算の概要について、御説明をさせていただきます。
事項別明細書は72ページ、73ページからになります。
第1款市税では、第1項市民税から第8項特別土地保有税までの合計、予算現額145億5,781万2,000円に対し、調定額155億5,183万2,665円、収入済額147億7,499万2,611円で、収入済額が予算現額に対し、約2億1,718万円上回っています。調定に対する収納率では現年課税分が98.9%、滞納繰越分が20.4%、合計で95%となっています。不納欠損額7,626万1,268円については、地方税法第15条の7及び第18条に基づく納税義務及び徴収権の消滅などにより、1,041件を不納欠損処分しましたので、収入未済額は7億57万8,786円となっております。
次に74、75ページをお開きください。
第6款地方消費税交付金では、前年度より約1億1,523万円増の17億9,500万3,000円を収入をしております。
次に、76、77ページをごらんください。
第10款地方特例交付金では、前年度より約850万円増の5,625万7,000円。
第11款地方交付税では、前年度より約5億3,874万円減の100億3,376万1,000円を収入しています。
第13款分担金及び負担金では、調定額7億5,747万6,884円に対し、収入済額が7億4,417万6,578円となっております。
次に78、79ページをごらんください。
第14款使用料及び手数料では、調定額7億6,079万2,844円、収入済額は5億4,988万9,831円、収入未済額は1億9,832万6,110円で、詳細は備考欄記載のとおりでございます。
次に少し飛びまして、84ページ、85ページをごらんください。
第15款国庫支出金では、調定額55億7,454万5,858円、収入済額は53億7,916万5,239円で、収入未済額1億9,538万619円の主なものは、本年度へ繰り越しました空き家等対策推進事業や畜産振興事業分となっております。
第1項国庫負担金では、第2目民生費国庫負担金で、87ページをごらんいただきまして、主なものは生活保護費負担金10億8,213万8,000円となっております。
次に、88、89ページをごらんください。
第2項国庫補助金では、15億4,188万4,117円を収入しています。主なものは91ページをごらんいただきまして、第3目衛生費国庫補助金では、清掃費補助金で循環型社会形成推進交付金8億7,328万6,000円、第5目土木費国庫補助金では、西明寺緑ヶ丘線道路改良事業などに係る社会資本整備総合交付金で、繰越明許分合わせ2億3,932万8,935円などとなっております。
次に、92、93ページをごらんください。
第16款県支出金では、調定額26億7,252万9,300円、収入済額は26億6,017万1,300円で、農林業用施設などの災害復旧事業を本年度へ繰り越したため、収入未済額が1,235万8,000円となっております。
第1項県負担金では、収入済額が14億1,860万9,217円で、主なものは第2目民生費県負担金社会福祉費負担金で、障がい者自立支援給付等負担金4億5,668万3,588円となっています。
次に、94、95ページをごらんください。
第2項県補助金の収入済額は10億4,972万1,897円で、主なものは99ページをごらんいただき、第4目の農林業費県補助金農業費補助金多面的機能支払推進交付金1億5,337万7,078円となっています。
次に、102、103ページをごらんください。
第17款財産収入では、調定額が1億9,370万8,059円、収入済額が1億9,270万2,719円で、主なものは、第1項財産運用収入、第1目財産貸付収入で市有土地建物貸付収入が3,051万9,758円。
105ページをごらんいただきまして、第3目の基金運用収入では、伊賀市振興基金運用収入などを合わせ9,314万9,890円などとなっています。
次に、106ページ、107ページをごらんください。
第18款寄附金では、調定額、収入済額とも1億2,216万3,427円で、主なものは、第1目総務費寄附金で、伊賀市ふるさと応援寄附金1億878万9,900円を御寄附いただいています。
第19款繰入金では、調定額、収入済額とも14億9,760万49円で、第2項基金繰入金では、収入済額14億7,810万2,714円、主なものは財政調整基金繰入金3億円。
109ページをごらんいただきまして、一番下の第13目庁舎建設基金繰入金8億2,572万4,139円となっています。
次に、110ページ、111ページをごらんください。
第20款繰越金では、本年度分繰越分合わせ12億176万5,800円となっております。
第21款諸収入では、調定額が13億8,415万1,385円、収入済額は11億7,766万4,155円、収入未済額1億8,411万9,626円となっておりまして、収入未済額の主な内容は、福祉資金貸付金元利収入の過年度分福祉資金貸付金元利収入となっております。
続きまして、第5項雑入では、調定額11億3,608万4,028円、収入済額は10億4,319万5,727円、収入未済額は8,752万2,975円で、主なものは、117ページをごらんいただきまして、総務費雑入庁舎建設基金や農業共済基金の精算によります基金清算金4億8,444万4,984円などとなっています。
次に、122、123ページをごらんください。
第22款市債では、調定額、収入済額とも71億4,520万円で、備考欄記載の事業それぞれに充当しておりますが、前年度と比べまして29億3,520万、約70%の増加となっております。このうち合併特例債は47億8,570万円で、これまでの合併特例債借入総額は伊賀市振興基金造成事業に発行しました37億500万円を含め、403億8,930万円となっており、平成30年度決算時点での合併特例債発行可能残高は、62億530万円となっております。
次に、124、125ページをごらんください。
第9目臨時財政対策債ですが、これは普通交付税の代替財源で、償還については100%交付税算入されるもので、15億4,420万円を借り入れています。
以上、最終行のとおり平成30年度一般会計歳入合計は、予算現額513億7,400万2,920円に対し、調定額498億2,808万5,836円、収入済額484億1,181万1,274円、不納欠損額1億1,291万9,751円、収入未済額13億335万4,811円となっております。
なお、336ページには実質収支に関する調書も添付しておりますので、ごらんいただきたいと存じます。
以上で、歳入の説明を終わります。よろしく御審査いただきますようお願いいたします。
○委員長(福田香織君)
説明が終わりました。
御質疑ございませんか。
百上委員。
○委員(百上真奈君)
79ページの衛生費負担金の清掃費負担金で、環境保全負担金が1億8,010万5,000円。成果報告書にも別のページにあって、これは1トン当たり1,000円で受け入れした量の分がそれに相当する量が入れられていると思うんですけれども、前年度と比べても、さらに2,000万円ちょっとかな、ふえております。これについては、区域外からの各自治体から来る一般廃棄物受け入れの物で、成果報告では、274ページに232団体と受け入れ団体数も出たわけですけれども、これがその自治体数として理解したらいいのかということと。その条例上は、受け入れ機関を限定しというふうにありますが、毎年このお金がふえていくことが、いいのか悪いのかですよね。その一般廃棄物をよその自治体からの分を伊賀市、受け入れているわけですから。そういったことについて、この推移ですね、受け入れ件数、受け入れ量の推移とか、それから今後の方向など、条例に基づいた指導をするのかということを教えてください。
○委員長(福田香織君)
部長、お答えいただけませんか。
人権生活環境部長。
○人権生活環境部長(田中克典君)
失礼しました。かわりにお答えしますけれども、特にふえている要因としては、昨年来全国各地で災害がふえておりまして、災害によりまして、その本来地域内で処理すべき市町村がですね、処理できなく、施設自体が被災するという場合もありまして、受け入れがふえてきているという状況はございます。
それと、条例に書いてあるとおり、ふえるということは別に望ましいことではなくて、できるだけそれぞれの地域で処理していただくというのが本筋でございます。それぞれの市から申請が上がってきたときも、その理由とか、その今の施設を何年後にどうするということまできちっと聞き取った上で、審査会にかけて、承認をさせていただいておりますが、ふえるということは決して望ましいというふうには思っておりません。
○委員長(福田香織君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
ありがとうございます。もう1点、そしたらやっぱり長期にわたる自治体数のその指導とか、そういった協議なんかは実際にはされておられるわけですか。だから、災害ごみっていうのは一時的なものじゃないかなと思うんですが、そうではなくって、通常でずっと長年にわたりされている自治体との協議はされているわけですか。
○委員長(福田香織君)
人権生活環境部長。
○人権生活環境部長(田中克典君)
長年にわたりというのは、余り多くはないとは思いますが、例えば、新しい処理施設をつくるにしても、ことし決めて、来年できるというもんではなくて、何年もかかってできるわけですけれども、そういったことも当然それぞれの市町村で責任をもってやるべきなんですけれども、何年も、もう少し伸びますということで長くなっているところがあるのは事実ではございます。ただ、指導といいますか、早く地域で処理してくださいということは繰り返しお願いをしております。
○委員長(福田香織君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
わかりました。もう1点は、改めてもう一度やはり聞いておこうと思いました、決算でもありますので。同じ79ページの社会福祉使用料の、ごめんなさい。同和行政使用料の中の行政財産目的外使用の46万円。これは前年度の29年度決算には、実は上がってなかったというか、よそのところに含まれていたという説明を受けたわけですが、今回は同和行政のところの使用料のところに入っております。ただ、この行政財産目的外使用については、条例の規定が定められておりまして、その分の使用料が伊賀市に入ってくるはずではあるんですけれども、実際にこの部分については、大幅な減額がされています。改めてその伊賀市に入ってくるべきはずの、その数百万にわたる使用料が減額されていることについてのその根拠ですね、改めて教えてください。
○委員長(福田香織君)
人権政策監。
○
人権生活環境部人権政策監(中 ひとみ君)
失礼いたします。これにつきましては、収支決算書によりまして、充用金相当額をいただいているということになっております。
○委員長(福田香織君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
以前の答えと同じですので、それ以上のことは、記録としては今の答弁が残ったということで置いておきます。
あと85ページの国庫支出金の国庫負担金の中の地方公共団体の委任事務の負担金のところで、総務管理負担金ですけれども、ことしも2万2,000円国からは入ってきておりますが、平成30年度の自衛隊への4情報の提供、人数と、あと対象者を教えといてください。
○委員長(福田香織君)
総務課長。
○総務課長(奥田泰也君)
失礼いたします。総務課の奥田でございます。
30年度の自衛隊募集の対象者の名簿閲覧数でよろしかったですか。2回させていただいていまして、4月に18歳の方の名簿を、これが対象870人でございます。もう1回、11月に、対象年齢が引き上げられたことによりまして、32歳から27歳の方の名簿、こちらが4,018件でございます。
○委員長(福田香織君)
他にございませんか。
田中委員。
○委員(田中 覚君)
決算書の72ページ、73ページ、入湯税のところで、細かいですので、成果表の11ページの下ですね。同じく72ページ、市税、入湯税というところをごらんいただきたいと思うんです。
滞納繰越分として、394万7,000円あった。今回その不納欠損処理をされたということ。394万7,000円については、1人150円払っているという、入湯税の累積者の部分だと思うんですが、これは1社なのか、ここに書いていただいてありますように、特別徴収義務者として6事業者がいるんですけれども、6事業者のそれぞれなのか。ただ1社なのか。この不納欠損処理の中身をもう少し詳しくお教えください。
○委員長(福田香織君)
収税課長。
○収税課長(福永賢治君)
失礼いたします。収税課の福永と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
議員お尋ねの不納欠損の会社の数なんですけれども、これにつきましては、運営会社1社分の不納欠損額となっております。
○委員長(福田香織君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
どこなの。
○委員長(福田香織君)
収税課長。
○収税課長(福永賢治君)
会社の名前のほうはちょっとこの場では、申し述べることはちょっとできませんので。
○委員長(福田香織君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
委員長にお尋ねしたいんですけれども、決算委員会で、400万円弱の不納欠損があった。議会の要綱なり、情報公開条例なり、その分で業者名言えないのか。
○委員長(福田香織君)
暫時休憩します。
(午後 4時00分 休憩)
―――――――――――――――
(午後 4時02分 再開)
○委員長(福田香織君)
休憩前に引き続き会議を再開します。
それでは、あす報告させていただくということで、お願いします。
他に御質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(福田香織君)
御質疑なしと認めます。
以上で、議案第94号についての質疑を終了いたします。
よって、討論に入ります。
御意見ありませんか。
百上委員。
○委員(百上真奈君)
平成30年度伊賀市一般会計決算ですね、平成30年度の決算については、反対をいたします。主な理由は、同和施策及び同和教育に対する支出に対しては、3億円を超えておりますが、不透明な部分も大変多いということも含めまして、主な理由はそうですが、詳細については、本会議でまた述べたいと思います。
○委員長(福田香織君)
他にございませんか。
田中委員。
○委員(田中 覚君)
議案第94号、否決という立場で討論に参加をいたしたいと思います。今回決算審議をする中で、つぶさにその点検したわけではありませんけれども、大きくその4点。一つは、地方自治法の第2条14項、つまり最小の経費で最大の効果を上げるという、皆さん方のマインドというのか。いや、これは義務なんだろうな。この義務に反している部分というのが、先ほども議論させていただきました入札が設計金額と1円も変わらない。見積もりを徴取した3業者がそのまま入札に入っている。このことは、たまたまそうだったのかわかりませんけれども、官製談合の疑念を払拭できる答弁ではなかったというのが1点。
教育委員会のエレベーターの維持管理費も随意契約で出している。今までからこの決算委員会なり、監査委員の指摘でもあったように記憶しているけれども、いずれにしても、随意契約で前年のとおり、前任者のとおりの事務を果たしているということ。
あと二つは、久米川の水質が環境政策では十分に認知されていなかったということ。一般質問で質問したことをきちっと政策に変えて、皆さん方が実現するという、そういうことが全く欠けているということ。
ごみ処理の、私たちの家庭のごみ処理の単価をお尋ねいたしました。ばらばら。すぐに出てこない。どんな認識意識で仕事に携わっているんだ。少しでも安い金額でよりその市民に対する住民サービスの質のクオリティーを上げていこうという努力は全く見られない。
この決算委員会が開かれた冒頭に、本会議の冒頭かな、開会の冒頭かな。代表監査委員が帳簿もしくはその計数処理には全く間違いがなかったと、このように御報告いただいたけれども、政策的には全く私たちの意見が反映されていない。したがって、議選の監査委員の役割もほとんど果たしていないと言って過言ではないと私は思う。
このことを申し上げて、どうぞ委員の皆さん、申しわけないですけれども、今回のこの決算委員会の採決に際して、否決の意を表していただくよう心からお願いいたします。
以上です。
○委員長(福田香織君)
他に御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(福田香織君)
御意見なしと認めます。
よって採決に入ります。
議案第94号に対し、認定すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○委員長(福田香織君)
賛成多数であります。
よって議案第94号は認定すべきものと決しました。
当局説明員入れかえのため、暫時休憩します。
(午後 4時06分 休憩)
―――――――――――――――
(午後 4時07分 再開)
○委員長(福田香織君)
休憩前に引き続き会議を再開いたします。
次に第2項、議案第95号、平成30年度伊賀市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。
事項別明細書337ページから361ページについて説明願います。
保険年金課長。
○保険年金課長(前田康人君)
保険年金課、前田です。よろしくお願いいたします。
議案第95号、平成30年度伊賀市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算について説明いたします。
それでは、事業勘定の歳入から説明しますので、決算書338、339ページをごらんください。
第1款、第1項国民健康保険税、第1目一般被保険者国民健康保険税は、収入済額16億3,313万8,476円、不納欠損額は2,091万3,434円、収入未済額は2億6,694万5,959円で、現年課税分、滞納繰越分を合わせました収納率は85.02%、昨年度と比較しますと2.12%上回っています。第2目退職被保険者等国民健康保険税は、収入済額が1,269万6,067円、不納欠損額は10万5,835円、収入未済額は3,870万1,272円で、現年課税分、滞納繰越分を合わせた収納率は24.65%です。
340、341ページをごらんください。
平成30年度から国保広域化により市町とともに都道府県も財政運営を担うこととなったため、国からの支出金が一旦県へ交付され、県から市町に対して県支出金として交付されています。
第3款県支出金、第1項県負担金、第1目特定健康診査等負担金は、収入済額2,139万8,000円です。
第2項県補助金、第1目保険給付費等交付金は、収入済額70億2,888万430円です。そのうち、普通交付金は68億3,391万430円で、市町の保険給付の実績に応じ、交付されるものです。また、特別交付金は、1億9,497万円で、備考欄の保険者努力支援分は国から市町村の医療費適正化に対する取り組みなどの努力に対して交付され、特別調整交付金分は、保険税軽減分や診療所経費の赤字補填など、市町の特別な事情に応じて交付されるものです。また、県繰入金2号分は、収納率向上、医療費適正化、保険事業など、市町の取り組みに対して県から交付されるものです。
第5款繰入金、第1項他会計繰入金、第1目一般会計繰入金は、収入済額6億3,102万9,129円で、内訳は備考欄記載のとおりです。
第2項基金繰入金、第1目保険給付費支払準備基金繰入金は、収入済額8,745万6,000円で、基金から事業勘定へ繰り入れを行っています。
342、343ページをごらんください。
第7款諸収入、第1項延滞金、加算金及び過料、第1目一般被保険者延滞金は、収入済額1,646万5,807円です。
以上、歳入合計は収入済額96億7,622万4,911円で、収入未済額3億880万9,200円です。
次に、歳出について説明しますので、344、345ページをごらんください。
第1款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費の支出済額は1億1,553万3,667円です。備考欄の職員人件費は、保険税徴収担当2名分を含む10名分の人件費です。同じく備考欄の一般管理費では4,481万2,987円を支出しています。主なものとして、レセプト点検業務嘱託員2名の報酬、電算処理等委託料、システム改修委託料、直営診療施設勘定への繰出金などです。
346、347ページをごらんください。
第2款保険給付費は、支出済額68億7,831万7,051円で、歳出のおよそ71%を占めています
第1項療養諸費は、支出済額59億9,222万3,004円で、内訳は備考欄記載のとおりです。
第2項高額療養費は、支出済額8億5,609万7,408円です。
348、349ページをごらんください。
第3款国民健康保険事業費納付金は、県に対して納付しています。第1項医療給付費分は、支出済額16億8,096万4,225円、第2項後期高齢者支援金等分は、支出済額5億3,651万708円、第3項介護納付金分は支出済額1億8,875万3,414円です。
350、351ページをごらんください。
第4款保健事業費、第1項、第1目特定健康診査等事業費は、支出済額5,573万8,112円で、国保連合会へ支払う健康診断等委託料が主なものです。
第2項保健事業費、第1目保健衛生普及費の支出済額は2,931万6,866円で、主なものは備考欄の検診業務等委託料2,542万482円です。
第6款諸支出金は、支出済額1億6,546万8,079円を支出しています。主なものとしまして、備考欄の償還金1億5,759万1,845円で、前年度分の精算による返還金です。
以上、歳出合計は支出済額96億6,219万9,359円です。歳入歳出差し引き1,402万5,552円を全額、令和元年度会計に繰り越しています。
続きまして、直営診療施設勘定診療諸費について説明いたします。
歳入から御説明しますので、354、355ページをごらんください。
第1款診療収入の収入済額は5,713万6,379円です。第1項外来収入は5,261万241円で、第2項その他診療収入は452万6,138円です。
第3款繰入金は、収入済額2,396万5,274円です。第1項事業勘定繰入金は981万5,274円で、内訳は備考欄記載のとおりです。
第2項基金繰入金1,415万円は、国民健康保険給付費支払準備基金から繰り入れを行っています。
356、357ページをごらんください。
歳入合計は収入済額8,145万7,789円です。
次に、歳出について説明しますので、358、359ページをごらんください。
第1款総務費、第1項施設管理費は、支出済額5,081万4,488円で、診療所に係る職員の人件費及び維持管理経費です。
360、361ページをごらんください。
第2款、第1項医業費の支出済額は、3,080万2,038円で、主なものは、備考欄の医薬品衛生材料費2,950万5,610円です。
第3款、第1項公債費は、支出済額197万7,274円で、山田診療所の起債に係る償還金と利子分です。
第5款前年度繰上充用金は、9,544万8,632円で、平成29年度の赤字相当額です。
以上、歳出合計は支出済額1億7,904万2,432円です。歳入歳出差し引き9,758万4,643円の赤字となり、赤字相当分を令和元年度直営診療施設勘定診療諸費の診療収入から繰り上げを行っています。
以上で、伊賀市国民健康保険事業特別会計の事業勘定及び直営診療施設勘定診療諸費の決算についての説明を終わります。
なお、447ページには基金残高、454、455ページには基金運用状況調書を掲載していますので、ごらんください。
よろしく御審査いただきますようお願いいたします。
○委員長(福田香織君)
説明が終わりました。
御質疑ありませんか。
安本委員。
○委員(安本美栄子君)
1点だけ伺います。決算書351ページで、第2項保健事業費の中から、保健衛生普及費2,931万というのが、掲載をされております。この中で通知書作成業務委託、成果表506ページです。この通知書の作成業務は、これ法的な根拠か何か国からの義務づけでしょうか。まずそこからお願いします。
○委員長(福田香織君)
保険年金課長。
○保険年金課長(前田康人君)
保健衛生普及費に、この業務は医療費通知の医療費通知書の作成に係る業務でございまして、年に3回、被保険者の皆さんに医療費通知ということでそれぞれかかった医療費について御案内をさせていただいているところでございます。決まっているということではございませんで、これ回数も30年度は年3回でございます。失礼いたしました。その前の年まで6回させていただいておったんですけれども、3回ということでさせていただいたところです。
○委員長(福田香織君)
安本委員。
○委員(安本美栄子君)
国からの義務づけでもありません。じゃあ、これは恐らく国が3年間義務づけたんですよね、かつてね。3年間義務づけたんですけれども、その費用が国から100%来ていました。目的は医療費の高騰を下げる目的でやりました。で、うちは国からお金くれなくっても年6回したのを年3回してやっています。この結果、医療費は減額状況にありますか、どうですか。
○委員長(福田香織君)
保険年金課長。
○保険年金課長(前田康人君)
29年度と比べまして、約882万円減少しております。また、被保険者の方も徐々に減ってきておりますので、保険給付費としては減額ということになっております。
○委員長(福田香織君)
安本委員。
○委員(安本美栄子君)
私は、医療費です。医療費が下がってきているかどうかという、この分析があるのかなと考えたときに、この通知書作成業務を自分とこでレセプトの中からある一定の金額が出たのを使っているというんだったらいいですけれども、わざわざこれ松阪電子につくってもらっているんですよね。それで封筒を準備して、郵送するのは行政がしているわけでしょう。そうですよね。
○委員長(福田香織君)
保険年金課長。
○保険年金課長(前田康人君)
はい。おっしゃるとおり業者のほうに委託をしております。
○委員長(福田香織君)
安本委員。
○委員(安本美栄子君)
これをすることによって、ある時期は一定の効果はありました。でも、今はそう効果が期待、分析してくれているからよくわかると思います。何年間の医療費と、これを使って通知書を出してした部分からどういうふうになったか。でも、高齢化率がアップしているから、医療費ってそんなん年代別にすれば、よくわかるかわかりませんけれども、なかなか減額っていうのは、難しいですよね。で、期待できないもの、分析をして期待できないものであるとするならば、その次に書いて、国保連合会に委託をしているジェネリック利用差額通知書。これって物すごく効果があるんですよね。自分とこが病院からもらっているお薬をもしかして新薬で1万円払っている。ジェネリックにしたらもう6,000円ぐらいで済むよね。最近はジェネリックも新薬もそう薬効評価は変わりませんから。ですから、これぐらいになるのかなということで、患者さんはドクターにこれとこれの薬効評価が変わりますか、違いませんかっていうようなことを聞いて、ジェネリックのほうに行くから、こっちのほうが市民の皆さん方、患者さんにとって、医療の削減に効果が出るんですよ。だとしたら、このジェネリック利用差額通知書をもう少し工夫をしてやって、この普通の医療費通知書作成年3回やっているのをやめてもいいんじゃないかなというふうに思うんですよ。
ですので、この費用対効果と医療費の削減にどう貢献してきているのかというようなことを分析していただいて、何がいいのか。去年もやってたから、一昨年もやってたから、国からお金がもらえなくなったけれども、市単でしたらいいよねというような、そういう流れではなくして、ちゃんと分析していただきたいと思うんですが、そういうことは原課としてはおやりになったことはありますか。
○委員長(福田香織君)
保険年金課長。
○保険年金課長(前田康人君)
その分析につきましては、この医療費の金額の増減とかにつきましては、もう当然のことながら把握はしておりますけれども、このおっしゃったケースでどれだけ医療費が下がったのか、上がったのかというのはちょっと把握はしておりませんので、よい方法を見つけたいと思いますけれども。
ただ、この医療費通知3回につきましては、先ほどもちょっと説明申し上げました県の繰入金2号というのがあるんですけれども、それが保険者のいろんな、やっているこの国保の事業の各項目につきまして点数をつけて、そして交付金としてもらえるというような制度が今、県が保険者になってからできましたもので、その項目の一つに医療費通知をしているというのもございますので、何らかの後ろ盾はいただいているところです。
○委員長(福田香織君)
安本委員。
○委員(安本美栄子君)
これからだんだんもっともっと超高齢化社会になってまいります。医療費の削減というのはなかなか期待できません。膨れるばかりです。ですから、今までやっていたことに少し立ちどまって、県からお金もらえるからではなくして、ほかにも行政としての手間もあるわけですからね、封筒に入れて送っていくわけですからね。だから、しっかりと立ちどまって、一遍考えてみて、これよりもこっちのほうがいいよねという選択肢があるとするならば、そんなことも含めた中で検討していただきたいなと思います。
今、私はジェネリックに移行して、そしてそのジェネリックの出し方をね、差額の出し方を少しプラスして、点数表示をし、金額を出していくというのも一つの方法かもしれませんので、とりあえず検討していただきたいと思います。
○委員長(福田香織君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
国保のことちょっと難しいんですけれども、昨年から都道府県化になったので、その仕組みで初めての決算だと思うんですけれども、結局その国保税は伊賀市は12%、保険料を引き上げて、それが338ページの国保税収入済額が16億4,583万。これは前年度の決算と比べても1億円増収になっている。これは保険料を上げたからだというふうに思うんですけれども、一方で、国保事業の納付金。つまり県に納めているお金は、348ページにありますけれども、24億あります。医療費にかかったお金が68億。その交付金も68億と同額が来ていますよね、医療費に使うお金っていうのは。給付費はね。
だから、結局そのうちとこは、12%も保険税を上げたけれども、16億5,000万円。でも、納付金額は24億円だった。そのために、もちろんあと県から国を通して特別交付金の約2億とか、法定内繰り上げで6億入れたりとかして、お金を集めて納付しているという状況なんだと思うんですけれども、結局決算から見て、県が昨年度、その伊賀市に納付、保険料率賦課した分の標準保険料率があって、それでこの24億っていうお金を納めなきゃいけなくなったのか。その仕組みとか、ちょっとよくわからないんですが、これを単純に見たら、お金が何せかき集めないと、納めるお金が足りないということですよね。
そういった考え方の上で、決算、去年初めて都道府県化になって、伊賀市の国保の状況っていうのは、どういうふうに考えたらいいんですか。もうちょっとわかりやすく、数字だけの御説明じゃなくって、相対評価みたいなのを。12%も保険料を上げたんですので、みんな高い、高いって言っているんですけれども、どういうふうに評価しているんですか。
○委員長(福田香織君)
保険年金課長。
○保険年金課長(前田康人君)
今おっしゃったように、医療費につきましては、支払った医療費の分は県から交付されるということで、それはいいんですけれども、それ以外の部分で、必要になってくるお金につきましては、国保税を中心にいろんなお金を集めて、県へ納付するということになりまして、先ほどおっしゃいました24億分を県へ納めるに当たっては、国保税を中心にして、それ以外の予算で納めるということになってきますので、まだ伊賀市は平成30年度、この今の決算の年度で国保税を上げさせていただきました。ただ、その県が示す基準の数字にはまだ少し届いておりませんで、ただ、急に大幅に上げるということもできない中で、30年度の上げ率にさせていただいたところです。
これから市としましては、基金も持っておりますので、それも含めた中で、運営していかないといけないもんですから、ただ、保険税につきましても、一度上げましたけれども、いろいろと基準も考えながら、また改定すべきときがあれば、させていただかなければいけないかなとは考えているところです。
○委員長(福田香織君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
つまり結局保険税12%上げたけれども、県が示している標準保険率には達していないと。だから、本来ならもっと保険料というのは上げるべきだということなんですよね、きっと。これって本当に国保自体の制度そのものが本当に破綻に来ているんじゃないかって言いたいぐらいなんです。保険料を払えない人たちがふえていますからね。
そういった意味では、伊賀市のその滞納者数と、あと保険証取り上げの資格証明書発行と短期証明書の発行、この年度の分について教えてください。
○委員長(福田香織君)
保険年金課長。
○保険年金課長(前田康人君)
30年度の末、平成31年3月31日現在の数字でございます。まず30年度末で国保の被保険者数は1万8,912人の方が国保に加入をしておられます。世帯としましては、1万1,994世帯の方が国保に加入しておられますが、その中で滞納等の事情がありまして、短期証の交付をさせていただいている世帯数は全部で184世帯、短期証のほう交付しております。そして資格者証の交付世帯につきましては、277世帯に交付をしております。
以上でございます。
○委員長(福田香織君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
この中に、資格証明の発行の中にひとり親世帯とか障がいのある方のいる世帯等についての発行はありますか。もし答えられなかったら後日でもいいんですけれども、わかりますかね。
○委員長(福田香織君)
保険年金課長。
○保険年金課長(前田康人君)
今のこの資料の中ではちょっとそれが書かれておりませんので、はっきりと申し上げることはできませんので、また改めて。予想ではちょっと申し上げられませんので、また改めて提出させていただきます。
○委員長(福田香織君)
御質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(福田香織君)
御質疑なしと認めます。
よって、討論に入ります。
御意見ありませんか。
百上委員。
○委員(百上真奈君)
この国民健康保険事業特別会計の決算認定についても反対をいたします。
本会議で詳細について意見を述べますけれども、どちらにいたしましても、都道府県化をすることによって、さらに保険税を引き上げなければならない状況である伊賀市ですけれども、市民の負担はもう限界に達しているところがあります。また、伊賀市の場合は、法定外繰り入れをまだしておりません。ですので、今後そういったことも計画的に考えていかなければ立ち行かなくなることが見えておりますので、しっかりとそこをやっていただきたいという意見を申し上げまして、反対といたします。
○委員長(福田香織君)
他に御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(福田香織君)
御意見なしと認めます。
よって、採決に入ります。
議案第95号に対し、認定すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○委員長(福田香織君)
賛成多数であります。
よって、議案第95号は、認定すべきものと決しました。
次に、第3項、議案第96号、平成30年度伊賀市
住宅新築資金等貸付特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。
事項別明細書363ページから367ページについて説明願います。
人権政策監。
○
人権生活環境部人権政策監(中 ひとみ君)
失礼いたします。同和課の中です。よろしくお願いいたします。
ただいま議題としていただきました議案第96号、平成30年度三重県伊賀市
住宅新築資金等貸付特別会計歳入歳出決算の認定について、363ページからの歳入歳出決算書事項別明細書により御説明いたします。
まず、歳入につきまして、364ページ、365ページをお開きください。
第1款県支出金、第1項県補助金、第1目住宅新築資金等県補助金は、調定額、収入済額とも230万7,000円です。これは貸付金償還に係る事務費について、補助基本額の4分の3の金額を償還推進助成事業費補助金として、県から受け入れられたものです。
第2款財産収入、第1項財産運用収入、第1目利子及び配当金は、調定額、収入済額ともにゼロ円です。
第3款諸収入、第1項、第1目貸付金元利収入では、調定額が4億634万1,477円、収入済額が1,763万2,515円、不納欠損額が3,509万7,054円であり、収入未済額が3億5,361万1,908円であり、収納率は4.3%です。収入済額の内訳は、貸付金の償還に係る貸付元金が1,509万5,207円、貸付利子が253万7,308円で、内訳は備考欄記載のとおりです。
歳入合計につきまして、予算現額が8,563万1,000円、調定額が4億864万8,477円、収入済額が1,993万9,515円、不納欠損額が3,509万7,054円、収入未済額が3億5,361万1,908円であり、収納率は4.9%です。
続きまして、歳出につきまして、366ページ、367ページをお開きください。
第1款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費は、予算現額211万4,000円に対して、支出済額は211万1,056円です。これは一般管理費の貸付金償還に要する事務経費です。主なものは、住宅新築資金等貸付金に係る償還金回収業務につきまして、法律問題等の相談及び訴訟等に対応するため、弁護士業務委託料30万円、裁判所予納金につきましては、平成30年8月に不動産競売申し立てが受理されましたことによります裁判所への予納金60万円となっております。その他の内訳は、備考欄記載のとおりです。
第2款、第1項公債費は、予算現額544万1,000円に対して、支出済額は543万9,618円です。これは住宅新築資金等貸し付けに行うに当たり、その資金として簡易生命保険管理業務受託者 株式会社かんぽ生命保険からの借り受けを受けたもので、償還計画に基づいて返済をしているものです。その内訳は、第1目市債元金、市債元金償還金が496万9,203円、第2目市債利子、が47万415円です。
第3款、第1項、第1目前年度繰上充用金は、予算現額7,807万6,000円に対して、支出済額は7,807万5,518円です。これは平成29年度において歳入が歳出に対して不足したことに対して、平成30年度会計から繰り上げ充用を行ったものです。
歳出合計につきましては、予算現額が8,563万1,000円、支出済額が8,562万6,192円、不用額が4,808円で、執行率は99.9%です。なお、実質収支につきましては、次の368ページをごらんいただきたいと思います。
歳入総額1,993万9,000円に対して、歳出総額は8,562万6,000円であり、歳入歳出差し引き額及び実質収支額は6,568万7,000円のマイナスとなっております。
以上、平成30年度三重県伊賀市
住宅新築資金等貸付特別会計歳入歳出決算について御説明いたしました。
よろしく御審査賜りますようお願いいたします。
○委員長(福田香織君)
説明が終わりました。
御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(福田香織君)
御質疑なしと認めます。
よって、討論に入ります。
御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(福田香織君)
御意見なしと認めます。
よって、採決に入ります。
議案第96号に対し、認定すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○委員長(福田香織君)
全会一致であります。
よって、議案第96号は、認定すべきものと決しました。
次に、第4項、議案第97号、平成30年度伊賀市
駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。
事項別明細書370ページから373ページについて説明願います。
管財課長。
○管財課長(越村憲一君)
失礼します。管財課の越村です。よろしくお願いします。
ただいま議題としていただきました議案第97号、平成30年度伊賀市
駐車場事業特別会計歳入歳出決算について御説明いたします。
事項別明細書の370、371ページをごらんください。
まず、歳入でございますが、第1款、第1項、駐車場事業収入、第1目駐車場使用料は、予算現額4,830万3,000円に対して、調定額4,412万7,500円、収入済額4,411万6,000円でした。
続きまして、第2款、第1項、第1目繰越金は、予算現額41万7,000円に対し、調定額、収入済額ともに41万7,465円でした。
以上、駐車場事業特別会計の歳入決算は、予算現額4,872万円に対し、調定額が4,454万4,965円、収入済額が4,453万3,465円、収入未済額が1万1,500円になりました。
続きまして、歳出決算でございます。
事項別明細書372、373ページをごらんください。
第1款、第1項、第1目駐車場事業費の予算現額4,862万円に対しまして、支出済額は4,443万3,465円でした。支出の内容は備考欄記載のとおりでございますが、その主なものとしまして、駐車場管理のための施設維持管理委託料2,557万9,103円などでございます。また、当会計から一般会計への繰出金は、1,448万8,292円としています。
第2款、第1項、第1目予備費は、予算現額10万円に対しまして、支出済額がゼロでございます。
歳出決算の合計は、予算現額4,872万円に対しまして、支出済額4,443万3,465円でした。歳入歳出差し引き額は、歳入決算額4,453万3,465円から歳出決算額4,443万3,465円を差し引きまして、10万円になりました。
374ページには、実質収支に関する調書を添付いたしましたので、ごらんいただきたいと思います。
以上で、平成30年度伊賀市
駐車場事業特別会計歳入歳出決算の御説明を終わります。
よろしく御審査くださいますようお願いいたします。
○委員長(福田香織君)
説明が終わりました。
御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(福田香織君)
御質疑なしと認めます。
よって、討論に入ります。
御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(福田香織君)
御意見なしと認めます。
よって、採決に入ります。
議案第97号に対し、認定すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○委員長(福田香織君)
全会一致であります。
よって、議案第97号は、認定すべきものと決しました。
次に、第5項、議案第98号、平成30年度伊賀市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。
事項別明細書376ページから401ページについて説明願います。
介護高齢福祉課長。
○介護高齢福祉課長(藤林宏通君)
失礼いたします。介護高齢福祉課の藤林でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
議案第98号、平成30年度伊賀市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算について、歳入から御説明をさせていただきます。
決算書の376、377ページをごらんいただきたいと思います。
第1款保険料、第1項介護保険料、第1目第1号被保険者保険料の収入済額は22億4,079万9,857円、不納欠損は3,648件で635万3,598円、収入未済額は4,478万2,945円で、現年分の収納率は99.17%、滞納繰越分は不納欠損分を差し引くと、32.29%でございます。
第2款使用料及び手数料、第1項手数料、第2目介護予防支援手数料では、収入済額2,685万8,285円で、地域包括支援センターが行う要支援者等に係る介護予防のケアプラン作成手数料です。
第3款国庫支出金、第1項国庫負担金、第1目介護給付費負担金は、収入済額17億2,962万1,418円で、施設サービスに係る給付費の15%、その他給付費の20%相当分でございます。
第2項国庫補助金、第1目調整交付金から、次のページの第5目保険者機能強化推進交付金までの合計で、収入済額7億5,020万485円でございます。
378、379ページをお開きいただきたいと思います。
第4款、第1項支払基金交付金、第1目介護給付費交付金及び第2目地域支援事業支援交付金は、合計収入済額25億6,084万1,718円で、給付費の27%に相当するもので、社会保険診療報酬支払基金から交付される第2号被保険者分の介護保険料でございます。
第5款県支出金、第1項県負担金、第1目介護給付費負担金は、収入済額13億8,205万9,000円で、第2項県補助金は5,819万5,967円で、380ページ、381ページをお開きいただきまして、地域支援事業交付金関連で、第1目から第3目までの合計収入済額でございます。
第7款繰入金、第1項一般会計繰入金、第1目介護給付費繰入金から第4目地域支援事業繰入金(介護予防・日常生活支援総合事業以外)までの合計で、収入済額14億6,536万2,012円でございます。
第9款諸収入、第1項雑入の収入済額は1,551万8,887円で、第1目雑入から、382、383ページの第3目第三者納付金まで、合計額でございます。
第2項延滞金、加算金及び過料で第1目延滞金は、収入済額45万7,042円でございます。
以上、歳入合計は、収入済額が104億2,257万3,760円、不納欠損額635万3,598円、収入未済額1億550万1,809円でございます。
続きまして、歳出の説明をさせていただきます。
384、385ページをごらんいただきたいと思います。
第1款総務費、第1項総務管理費では、支出済額2億6,641万478円で、職員人件費、電算システム維持管理費等一般管理費、過年度国県支出金精算返還金、また繰越明許費として、地域密着型サービスの整備に係る費用3,920万円、第2目連合会負担金が主なもので、詳細は備考欄記載のとおりでございます。
386、387ページをお開きください。
第3項、第1目介護認定審査会費では、5,078万9,441円を支出しています。主なものは、介護認定審査会委員報酬1,967万4,800円、主治医意見書作成手数料2,457万2,485円でございます。
第2目認定調査等費では、3,288万4,215円を支出しています。主なものは、業務嘱託員報酬2,694万3,200円でございます。
第2款保険給付費、第1項介護サービス等諸費は、要介護1から5の方のサービス利用に係る給付費で、主なものとしましては、第1目居宅介護サービス給付費33億8,956万5,609円、第3目地域密着型介護サービス給付費8億4,361万9,282円、第5目施設介護サービス給付費36億6,096万2,718円で、合計83億7,381万9,971円でございます。
388、389ページをお開きいただきたいと思います。
第2項介護予防サービス等諸費は、1億3,667万9,607円で、要支援1または要支援2の方の給付費で、第1目から390ページの第8目までの合計でございます。
390、391ページをお開きいただきたいと思います。
第3項その他諸費は、各種介護サービスの請求に関する審査支払手数料で、支出済額は643万2,796円でございます。
第4項高額介護サービス等費は、利用者が支払う利用者負担分が一定の上限を超えた場合にその超えた額を支給するもので、支出済額は1億8,030万9,062円でございます。
第5項高額医療合算介護サービス等費は、医療費と介護サービス費の自己負担分が一定の上限を超えた場合にその超えた額を支給するもので、支給済額は2,857万5,528円でございます。
第6項市町村特別給付費は、市町村独自のサービスで、紙おむつ等の購入代金の一部を支給しているもので、支給済額は2,474万3,485円でございます。
第7項特定入所者介護サービス等費は、介護保険施設等入所者のうち、低所得の方には負担限度額を設けて、食事、居住費の減額軽減を図っているもので、支出済額は4億4,176万176円でございます。
392ページ、393ページをお開きいただきたいと思います。
第3款地域支援事業費、第1項包括的支援事業・任意事業費、第1目総合相談事業費では、社会福祉法人からの出向職員3名分の負担金が主なもので、支出済額は1,829万4,574円でございます。
第2目権利擁護事業費では、職員2名分の人件費で支出済額は997万841円でございます。
第3目包括的・継続的ケアマネジメント支援事業費は、2,260万5,748円で、394、395ページをお開きいただきまして、主任介護支援専門員3名分の負担金であるケアマネジメント支援事業負担金が主なものでございます。
第4目任意事業費では、2,708万4,856円を支出しており、主な支出は、配食サービスの食の自立支援事業委託料、認知症高齢者家族やすらぎ支援事業委託料、高齢者見守り事業委託料等でございます。
第5目在宅医療・介護連携推進事業では、おくすり手帳カバーに係るものが主なもので、202万8,233円でございます。
第6目生活支援体制整備事業費では、生活支援コーディネーター業務委託料が主なもので、5,286万9,797円でございます。
第2項介護予防・生活支援サービス事業費、396、397ページをお開きください。
第1目介護予防・生活支援サービス事業費では、総合事業に係る給付費1億6,919万6,227円でございます。
第2目介護予防ケアマネジメント事業費では、業務嘱託員6名分の報酬、職員2名分の人件費のほか、介護予防ケアマネジメント業務委託料が主なもので、4,062万3,460円でございます。
第3項一般介護予防事業費では、2,147万1,864円で、職員人件費1名分等のほか、398、399ページをお開きいただきまして、認知症・介護予防教室普及事業委託料等でございます。
第4款、第1項、第1目介護予防支援事業費では、業務嘱託員4名分の報酬及び社会保険料等で、支出済額2,366万3,940円でございます。
第5款、第1項基金積立金、第1目介護給付費準備基金積立金では、1億2,616万1,705円を準備基金として積み立ていたしました。446ページに基金残高を記載しております。
以上、歳出合計は401ページをお開きいただきまして、支出済額合計が100億6,896万9,859円で、歳入歳出差し引きは3億5,360万3,901円となり、令和元年度へ繰り越しを行います。
以上で、介護保険事業特別会計の決算の説明を終わらせていただきます。
よろしく御審査賜りますようお願い申し上げます。
○委員長(福田香織君)
説明が終わりました。
御質疑ありませんか。
百上委員。
○委員(百上真奈君)
一つは、決算書の387ページにあります認定調査等経費の部分ですけれども、成果報告は517ページになりまして、職員は10人分ということですけれども、昨年よりもこの決算額が減っています。昨年って、29年度よりも決算額は減っています。
今の認定結果の判定が出るまでのおおむね40日以下にするという、その課題が書いてありますけれども、この10人という体制で減らされているのか、人数が減っているのか。そして、そういった目標が達成できていたのかを教えてください。
○委員長(福田香織君)
介護高齢福祉課長。
○介護高齢福祉課長(藤林宏通君)
30年度につきましては、10名で認定調査を行っておりました。今年度から2名をふやしまして、今12名の体制で調査を行っているところでございます。
○委員長(福田香織君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
つまり、そしたら40日以下というか、判定までに時間もかかったりとか、いろいろ職員さんも残業があったりとかしたっていうような結果ではないかと思いますが、そうですか。
○委員長(福田香織君)
介護高齢福祉課長。
○介護高齢福祉課長(藤林宏通君)
1日に3軒とか4軒とか行く場合もありますので、それの最後の事務処理とかで、少し遅くなる場合もございます。
○委員長(福田香織君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
わかりました。それからもう一つあって、395ページの任意事業費の中で成果報告書は523ページになると思いますが、高齢者の見守り事業委託です。これ緊急通報システムのことなんですけれども、利用者の方が、225人も利用されているという決算報告があって、私、思ったよりたくさん利用されているなと思ったんですけれども、今回これでわかったことが、実はケーブルテレビにつながっている電話の場合は、これが利用できないというような状況があるということがわかったんですが、平成30年度の利用状況225名多いですけれども、そういった理由で、希望したけれども利用できなかったというような相談とか、わかります。
○委員長(福田香織君)
介護高齢福祉課長。
○介護高齢福祉課長(藤林宏通君)
ちょっとその問い合わせがあった相談件数というのは、ちょっとわからないところではございますが、このシステムにつきましては、NTTさんのほうへ委託をしているというかげんで、そういうことになっているのかなというようには思います。
○委員長(福田香織君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
担当職員の方も御存じだと思うんですけれども、ただ、ケーブルテレビさんのほうも、電話も一緒につなげてというようなことでもちろん普及もされているようですので、そのことでひとり暮らしになって、不安なので、これをぜひ利用したいという方がおられても、利用できないということが起こっているということに対して、どうでしょうかね。やっぱりそこら辺が何とかなるようにもならないんですか。
○委員長(福田香織君)
介護高齢福祉課長。
○介護高齢福祉課長(藤林宏通君)
一度その辺のところも調査をさせていただきまして、できる限り多くの方に利用していただけるように努力させていただきたいと思います。
○委員長(福田香織君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
ありがとうございます。それから、397ページで、成果報告は335と書いていますが、ごめんなさい。535ですね。ごめんなさい。397ページで、成果報告が532。これは要支援の介護、ちゃうちゃう、ここじゃないかな。ちょっと待ってくださいね。済みません。要はお聞きしたいのは、総合事業ですね。多様なサービスと、それから現行相当サービスの介護予防日常生活支援総合事業が伊賀市に移ってきておりますけれども、これやっぱり多様なサービスの利用っていうのは、私はやっぱり住民のためにもサービス低下になるので、すべきではないと思っているんですけれども、この年のその推移ですね。現行相当サービスの事業者数のほうが多いということはわかっているんですけれども、実際プランをつくるときに、そういった多様なサービスへの移行を進めるというようなケース等とかがあったのか、なかったのか。その推移を教えてください。
○委員長(福田香織君)
地域包括支援センター所長。
○健康福祉部参事兼
地域包括支援センター所長(横尾智子君)
地域包括支援センター、横尾でございます。よろしくお願いいたします。
ただいまのお尋ねいただきました、介護予防ケアマネジメント事業費のところだと思うんですが、この介護予防ケアマネジメント事業費のところで、この事業のところでケアプランを作成している分につきましては、これは全部総合事業に移行した分になります。
介護予防給付に残っている分については、介護予防支援事業費のほうに全部プラン料は載せてありますので、ここでありますのは、介護予防ケアマネジメント事業費の中では総合事業に移行した分のケアプランになります。
ホームヘルプサービス、それからデイサービスを御利用していただいている方、要支援の方で、その二つの事業を利用していただいている方につきましては、全て総合事業のほうに移行しておりまして、ただ、その中身としましては、現行相当のものと、それから緩和サービスというか、独自サービスのものと二手に分かれますが、それはサービスの内容によって、例えばホームヘルプサービスですと、身体介護といいまして、実際御本人さんの身体に触れるサービスですね。ですので、訪問サービスの場合ですと、要支援の場合ですと、ほとんどが入浴の介助になってくると思うんですが、入浴の介助に当たるようなものについては、現行相当サービスのものに残っておりますが、それはごくわずかだと思っていただいたらいいと思います。ほとんどが、要支援の方につきましては、緩和サービスのほうに移行しておりますので、家事支援というほうに主に支援の内容がなっておりますので、そのように御理解いただけたらいいかと思います。
それからデイサービスのほうにつきましては、やはりリハビリを目的にデイサービスに通いたいという方につきましては、それにつきましては、現行相当のサービスというほうに残っておりますので、交流でありますとか、それからひきこもり予防であるとか、閉じこもり予防であるとか、そういうものを目的としたものについては、緩和サービス、独自サービスのほうに移っているということで、それにつきましては半々というところだと思っております。
○委員長(福田香織君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
よくわかりました。その訪問のほうなんですけれども、その30年度10月からは、生活援助中心型の訪問介護の利用回数が基準回数以上になった場合は、市へケアプランの届け出をしなければならないという義務づけがされたと思うんですね。半年間だけしか今のところ実績としては出てない、ここにはないかもわかりませんが、その届け出数と指導した内容等はありましたか。
○委員長(福田香織君)
地域包括支援センター所長。
○健康福祉部参事兼
地域包括支援センター所長(横尾智子君)
基準を超えたサービスの方という方はほとんどいらっしゃいません。
○委員長(福田香織君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
わかりました。あともう1点は、399ページの基金積立なんですけれども、介護給付の準備基金への積み立てが、ことしも1億2,616万というふうにあります。これは介護給付についての基金積立は毎年ふえていっている傾向なんですけれども、これについての積み立てていく理由とか、またその目標額なんかを設定しているわけですか。活用は考えてはいないのですか。
○委員長(福田香織君)
介護高齢福祉課長。
○介護高齢福祉課長(藤林宏通君)
基金の積み立てでございますが、今回のその計画のほうでは、3年間で3億円を取り崩すというような、1年目では積み立て、2年目ではとんとん、3年目ではちょっとマイナスになってくるというようなところで、3億円を取り崩すという計画にはなっております。ということで、給付費が不足した場合に、この基金を取り崩して、そこへ埋めていくというようなものでございます。
○委員長(福田香織君)
百上委員。
よろしいですか。
川上委員。
○委員(川上善幸君)
1点だけお伺いします。成果報告書516ページ、決算は387ページ、介護認定審査会の事業でございますけれども、ここの内容のところで、五つの合議体から翌年は四つの合議体でということで、翌年やから、多分今の年度が一つ合議体が減っていると思うんですけれども、どういうふうにこの影響が出ているか、教えてください。
○委員長(福田香織君)
介護高齢福祉課長。
○介護高齢福祉課長(藤林宏通君)
合議体が減っておりますので、件数的には一応一つの合議体、今30件ということで御協力をいただいているところでございます。全体数が減っているということで、少しその合議審査の件数も減るということにはつながります。しかし、4名から5名の体制になっておりますので、その分、審査においては、より正しい審査ができていると思っております。
○委員長(福田香織君)
川上委員。
○委員(川上善幸君)
影響がないと捉えております。
以上です。
○委員長(福田香織君)
他に御質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(福田香織君)
御質疑なしと認めます。
よって、討論に入ります。
御意見ありませんか。
百上委員。
○委員(百上真奈君)
議案第98号の介護保険事業特別会計については、決算認定について反対の立場を申し上げます。保険料がこの年に4.3%の引き上げになりました。しかし一方で、未済額ですね、入ってきていないお金もふえているということは、それだけ払えてない方もおられるということもあります。滞納処分の数などをちょっと聞くのが今できなかったわけですけれども、やはり100億を超える事業費の中で、介護保険サービスを受けるに当たっての利用料の負担、それから保険料の負担などが重くのしかかるような状況の中で、伊賀市は努力はしていただいていると思いますけれども、やはり市民にとって、この制度そのものが本当に保険あって、サービスなしのような状況になっていっておりますので、決算認定について反対いたします。
○委員長(福田香織君)
他に御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(福田香織君)
御意見なしと認めます。
よって、採決に入ります。
議案第98号に対し、認定すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○委員長(福田香織君)
賛成多数であります。
よって、議案第98号は、認定すべきものと決しました。
午後5時を過ぎましたが、本日決算委員会で付託議案全ての審査を終了したいと思います。
6時ごろをめどに終了できればと考えておりますので、円滑な議事の進行に御協力よろしくお願いいたします。
次に、第6項、議案第99号…、
(「議事進行」と呼ぶものあり)
○委員(中岡久徳君)
説明もですね、もう6時までというたら、もう40分ぐらいしかないもんで、できましたら簡略に的確に説明お願いしたいと思います。それちょっと委員長からお願いして。
○委員長(福田香織君)
当局側の答弁も御配慮願いますように、お願いいたします。
次に、第6項、議案第99号、平成30年度伊賀市
サービスエリア特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。
事項別明細書404ページから407ページについて説明願います。
商工労働課長。
○商工労働課長兼営業本部事務局次長(中矢裕丈君)
失礼します。商工労働課の中矢です。どうぞよろしくお願いします。
それでは、議案第99号、平成30年度伊賀市
サービスエリア特別会計歳入歳出決算について、事項別明細書によって説明をさせていただきます。
最初に、歳入から説明をさせていただきます。
決算書の404、405ページ、開いてください。
第1款財産収入、第1項財産運用収入、第1目利子及び配当金です。サービスエリア施設管理基金の利子として7,763円を調定し、同額を収入しております。
第2款繰越金では50万円を調定、同額を収入しております。
第3款諸収入、第1項収益事業収入、第1目経営受託収入ですけれども、954万6,156円を調定し、同額を収入しております。売上収入とか、管理収入でございます。
以上で、収入の合計、合わせますと予算現額1,033万5,000円に対しまして、収入済額は、調定額と同額1,005万3,919円でございます。
続いて、歳出に移らせてもらいます。
406、407ページをお開きいただきたいと思います。
第1款総務費、第1項一般管理費、第1目サービスエリア施設管理費では、予算現額の983万5,000円に対しまして、支出済額は955万3,919円、不用額が28万1,081円となっております。執行率97.1%です。
支出の主な内訳ですけれども、消耗品121万7,258円、光熱水費382万4,405円、それから修繕料17万6,190円、あと不法投棄された産業廃棄物の処理委託料ということで2万1,600円、草刈業務の委託料55万800円、サービスエリア施設管理基金積立金として263万6,353円支出させていただいています。
第2款予備費の支出はありません。
歳出については、以上でございます。
それから408ページに実質収支に関する調書、記載のとおりでございます。詳細については、成果報告書538ページをごらんいただきたいと思います。
よろしく御審査お願いいたします。
○委員長(福田香織君)
説明が終わりました。
御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(福田香織君)
御質疑なしと認めます。
よって、討論に入ります。
御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(福田香織君)
御意見なしと認めます。
よって、採決に入ります。
議案第99号に対し、認定すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○委員長(福田香織君)
全会一致であります。
よって、議案99号は、認定すべきものと決しました。
次に、第7項、議案第100号、平成30年度伊賀市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。
事項別明細書410ページから417ページについて説明願います。
保険年金課長。
○保険年金課長(前田康人君)
失礼いたします。保険年金課、前田です。よろしくお願いいたします。
議案第100号、平成30年度伊賀市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算について説明いたします。
それでは、歳入から説明しますので、決算書の410、411ページをごらんください。
第1款、第1項後期高齢者医療保険料は、収入済額8億1,611万8,006円、不納欠損額は106万4,582円で、件数は昨年度と比べ40件増の180件です。収入未済額は581万705円で、件数は899件です。収納率は99.2%で、昨年度と比べ0.2%の増となっています。
412、413ページをごらんください。
歳入合計は、収入済額12億567万5,047円です。
次に、歳出について説明しますので、414、415ページをごらんください。
第2款、第1項、第1目後期高齢者医療広域連合納付金は、支出済額11億5,795万5,702円で、三重県後期高齢者医療広域連合の規定で定められた市町負担金です。
第3款諸出金、第1項償還金及び還付加算金は、416、417ページをごらんください。
歳入合計から歳出合計を差し引きました1,832万8,735円につきましては、全額、令和元年度会計へ繰り越しています。
以上で、平成30年度伊賀市後期高齢者医療特別会計決算についての説明を終わります。
よろしく御審査いただきますようお願いいたします。
○委員長(福田香織君)
説明が終わりました。
御質疑ありませんか。
百上委員。
○委員(百上真奈君)
時間もありませんので、あれなんですけれども、滞納、収入未済額899件と、先ほど説明がありましたけれども、これは899人の方が滞納されているという意味なんですか。それとも違うならば、滞納者数と滞納処分件数、あと1人当たりの滞納金額がわかれば、教えてください。
○委員長(福田香織君)
保険年金課長。
○保険年金課長(前田康人君)
これ滞納の件数でございます。ちょっと最後の中身につきましては、ちょっとここでは準備できてなくて申しわけございません。ただ、昨年度、平成30年度につきましては、この滞納されておられる方につきまして、強制徴収といいますか、平成29年度で2件しておりました。平成30年度で11件、強制徴収という形させていただいております。そのことによりまして、収入済額も増加をしております。収納率に関しましても、増加をしているということで、昨年度30年度につきましては、できるだけ収入済額、増加するようにということで、強制徴収をさせていただきました。
○委員長(福田香織君)
他に御質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(福田香織君)
御質疑なしと認めます。
よって、討論に入ります。
御意見ありませんか。
百上委員。
○委員(百上真奈君)
議案第100号の後期高齢者医療特別会計の決算認定についても、反対をいたします。
先ほどもおっしゃいましたけれども、強制徴収などもされているようでございますし、75歳以上の方のこの保険料は今後、軽減措置も廃止されて、従来どおりの重い負担になっていきますので、この制度そのものの廃止を求めている立場として反対いたします。
○委員長(福田香織君)
他に御意見ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(福田香織君)
御意見なしと認めます。
よって、採決に入ります。
議案第100号に対し、認定すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○委員長(福田香織君)
賛成多数であります。
よって、議案第100号は、認定すべきものと決しました。
次に、第8項、議案第101号、平成30年度伊賀市
食肉センター特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。
事項別明細書420ページから425ページについて説明願います。
農林振興課長。
○農林振興課長(小林康志君)
農林振興課、小林です。
議案第101号、伊賀市
食肉センター特別会計歳入歳出について、説明します。
420、421ページをお開きください。
第1款分担金及び負担金、第1項分担金、第1目分担金は、予算現額2,909万6,000円に対し、調定額は2,733万1,604円、収入済額は同額の2,733万1,604円でございます。これは歳出に係る伊賀市と名張市からの分担金でございます。
第2款使用料及び手数料、第1項使用料、第1目食肉センター使用料では、予算現額1,376万3,000円に対し、調定額1,379万5,210円、収入済額は同額の1,379万5,210円で、これは伊賀市食肉センターの屠畜料使用料でございます。
第3款財産収入、第1項財産運用収入、第1目利子及び配当金では、予算現額1,000円に対し、調定額701円、収入済額は同額の701円で、これは伊賀市食肉センター施設整備基金として保有しております預金の利子収入でございます。
第4款繰入金、第1項一般会計繰入金、第1目食肉センター事業費繰入金では、予算現額2,313万5,000円に対し、調定額1,784万562円、収入済額は同額の1,784万562円で、これは歳出に係る伊賀市が負担する分担金を一般会計から繰り入れたものでございます。
第5款諸収入、第1項雑入、第1目雑入では、予算現額3,076万7,000円、3,077万202円、収入済額が同額の3,077万202円でございます。主な内容は、備考欄記載のとおりでございますが、平成29年度末で伊賀市名張市広域行政事務組合が解散したことにより発生した歳入が、伊賀市・名張市広域行政事務組合食肉センター負担金精算金1,254万3,506円、伊賀市・名張市広域行政事務組合食肉センター施設整備基金精算金734万6,117円、三重県市町総合事務組合脱退精算金1,037万8,499円でございます。
以上、歳入合計は、予算現額9,676万2,000円、調定額8,973万8,279円、収入済額は同額の8,973万8,279円でございます。
次に、歳出の説明に移らせていただきますので、422ページ、423ページをお開きください。
第1款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費は、予算現額9,666万2,000円に対し、支出済額は8,973万8,279円で、執行率は92.7%でございます。
支出内容を順に申し上げます。
第1目一般管理費の支出済額は8,973万8,279円です。主な支出といたしましては、汚水処理施設維持管理業務委託料453万6,000円、食肉センター改修工事費403万9,200円などでございます。
以上、歳出合計は、予算現額9,666万2,000円に対し、支出済額8,973万8,279円でございます。歳入合計から歳出合計を差し引きました残額はゼロ円となっており、平成31年3月31日をもって、伊賀食肉センターを閉鎖いたしております。
よろしく御審査くださいますようお願いいたします。
○委員長(福田香織君)
説明が終わりました。
御質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(福田香織君)
御質疑なしと認めます。
よって、討論に入ります。
御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(福田香織君)
御意見なしと認めます。
よって、採決に入ります。
議案第101号に対し、認定すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○委員長(福田香織君)
全会一致であります。
よって、議案第101号は、認定すべきものと決しました。
当局説明員入れかえのため、暫時休憩します。
(午後 5時26分 休憩)
―――――――――――――――
(午後 5時28分 再開)
○委員長(福田香織君)
休憩前に引き続き会議を再開します。
次に、第9項、議案第102号、平成30年度伊賀市島ヶ原財産区特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。
事項別明細書428ページから431ページについて説明願います。
島ヶ原支所振興課長。
○島ヶ原支所振興課長(田中佳隆君)
島ヶ原支所振興課、田中と申します。よろしくお願いします。
ただいま議題となりました議案第102号、平成30年度伊賀市島ヶ原財産区特別会計歳入歳出決算の認定について御説明申し上げます。
事項別明細書により歳入から御説明申し上げますので、決算書の428、429ページをお開きください。
第1款財産収入につきましては、予算現額2,931万9,000円に対し、収入済額2,931万9,445円でございます。
第1項財産運用収入、第1目財産貸付収入につきましては、予算現額2,716万9,000円に対しまして、収入済額2,716万9,100円で、これはゴルフ場用地、工場用地への貸付料が主なものでございます。
第2目利子及び配当金では、予算現額43万4,000円に対しまして、収入済額43万4,345円で、財産区基金利子でございます。
第3目基金運用収入では、予算現額171万6,000円に対しまして、収入済額171万6,000円で、国債売却による運用収益でございます。
次に、第2款、第1項、第1目繰越金につきましては、予算現額110万4,000円に対しまして、収入済額110万4,871円でございます。
第3款諸収入、第1項、第1目預金利子につきましては、予算現額5万円に対しまして、収入済額5万円でございます。
以上、歳入合計として予算現額3,047万3,000円に対しまして、調定額、収入済額とも3,047万4,316円でございます。
続きまして、歳出について御説明申し上げますので、430、431ページをお開きください。
第1款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費では、予算現額2,093万6,000円に対しまして、支出済額2,087万7,565円で、不用額は5万8,435円でございます。その内訳の主なものとしまして、管理会委員報酬、業務嘱託員報酬1名分の合計147万8,000円、島ヶ原財産区基金積立金1,514万2,000円、一般会計繰出金402万7,043円は、三国塚林道事業償還金と、島ヶ原管内の公共施設維持に係る一部負担金として支出してございます。
次に、第2款財産費、第1項財産造成費、第1目財産区有林造成費では、予算現額942万7,000円に対しまして、支出済額911万287円で、不用額は31万6,713円でございます。その内訳の主なものは、作業員賃金3名分で350万5,584円、財産区森林整備業務委託料215万2,980円などでございます。
第3款公債費及び第4款予備費の支出はございませんでした。
以上、歳出合計といたしまして、予算現額3,047万3,000円に対しまして、支出済額2,998万7,852円、不用額48万5,148円で、執行率98.4%でございます。
最後に、実質収支に関する調書につきましては、432ページに記載のとおりでございます。
以上で、議案第102号、平成30年度伊賀市島ヶ原財産区特別会計歳入歳出決算の認定についての説明を終わらせていただきます。
なお、成果報告書540ページ、541ページを御参照いただき、御審査賜りますようお願い申し上げます。
○委員長(福田香織君)
説明が終わりました。
御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(福田香織君)
御質疑なしと認めます。
よって、討論に入ります。
御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(福田香織君)
御意見なしと認めます。
よって、採決に入ります。
議案第102号に対し、認定すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○委員長(福田香織君)
全会一致であります。
よって、議案第102号は、認定すべきものと決しました。
次に、第10項、議案第103号、平成30年度伊賀市大山田財産区特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。
事項別明細書434ページから439ページについて説明願います。
大山田支所振興課長。
○大山田支所振興課長(杉野 寛君)
失礼いたします。大山田支所振興課の杉野でございます。よろしくお願いいたしたいと思います。
ただいま議題となりました議案第103号、平成30年度伊賀市大山田財産区特別会計歳入歳出決算の認定について御説明させていただきます。
事項別明細書により、歳入から説明いたしますので、決算書の434、435ページをお開きください。
第1款財産収入、第1項財産運用収入につきましては、予算現額1,237万7,000円に対しまして、調定額、収入済額とも1,237万8,253円で、収入未済額はございません。
第1目財産貸付収入につきましては、予算現額1,233万5,000円に対しまして、調定額、収入済額とも1,233万5,354円で、土地貸付収入として、風力発電施設敷地貸付料が主なものとなっております。
第2款、第1項、第1目繰越金につきましては、予算現額153万6,000円に対しまして、調定額、収入済額とも153万6,917円でございます。
第3款諸収入、第2項、第1目雑入につきましては、予算現額2万3,000円に対しまして、調定額、収入済額とも2万3,470円で、中部電力による立木伐採補償料収入となっております。
以上、歳入合計は、予算現額1,393万6,000円に対しまして、調定額、収入済額とも1,393万8,640円で、収入未済額はございません。
続きまして、歳出について御説明させていただきます。
436ページ、437ページをお開きいただきます。
第1款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費につきましては、予算現額896万4,000円に対しまして、支出済額843万1,009円で、不用額は53万2,991円、執行率は94.05%でございます。
支出済額の内訳は備考欄記載のとおりで、一般管理経費843万1,009円の主なものは、財産区管理会委員報酬23万円、大山田地内の林道維持管理負担金28万5,945円、基金積立金669万6,000円、一般会計繰出金の常夜灯維持管理経費や交流拠点施設維持管理経費98万2,000円などでございます。
第2款財産費につきましては、予算現額477万2,000円に対しまして、支出済額400万1,181円、不用額77万819円で、執行率83.85%でございます。
第1項財産管理費につきましては、予算現額76万円に対しまして、支出済額65万1,088円で、第1目財産管理費の支出の主なものは、備考欄記載のとおり、作業員賃金8万8,412円、車検整備に対する修繕料18万710円、山林火災に対する保険料12万9,567円などでございます。
第2項財産造成費につきましては、予算現額401万2,000円に対しまして、支出済額335万93円で、第1目財産区有林造成費の支出の主なものは、備考欄記載のとおり、作業員賃金9名分で23万7,500円、財産区有林の境界明確化に係る森林整備業務委託料71万3,880円、作業道の開設や林道維持修繕に係る工事費198万7,200円などが主な支出でございます。
第3款公債費、第4款予備費につきましては、ともに支出はございません。
続きまして、438、439ページをお開き願います。
以上、歳出合計といたしましては、予算現額1,393万6,000円に対しまして、支出済額1,243万2,190円、不用額150万3,810円で、執行率89.21%でございます。
最後に、実質収支に関する調書につきましては、440ページに記載のとおりでございますので御参照いただきたいと思います。
以上、議案第103号、平成30年度伊賀市大山田財産区特別会計歳入歳出決算の認定についての説明を終わらせていただきます。
なお、主要施策の成果報告書につきましては、542ページから543ページを御参照いただきまして、よろしく御審議賜りますようお願いいたします。
○委員長(福田香織君)
説明が終わりました。
御質疑ありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(福田香織君)
御質疑なしと認めます。
よって、討論に入ります。
御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(福田香織君)
御意見なしと認めます。
よって、採決に入ります。
議案第103号に対し、認定すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○委員長(福田香織君)
全会一致であります。
よって、議案103号は、認定すべきものと決しました。
次に、第11項、議案第104号、平成30年度伊賀市病院事業会計決算の認定についてを議題とします。
当局の説明をお願いいたします。
市民病院副院長。
○市民病院副院長〔事務部門〕兼健診センター副センター長(松田克彦君)
上野総合市民病院の松田でございます。よろしくお願いいたします。
ただいま議案となりました議案第104号、平成30年度伊賀市病院事業会計決算について御説明します。
決算書の1ページ、2ページをお開きください。
1ページから4ページまでは、予算対比をしておりますので消費税込みの額を記載しております。平成30年度伊賀市病院事業会計決算報告書ですが、(1)で収益的収入及び支出のうち、収入は、第1款病院事業収益の決算額が46億8,404万467円で、予算額に対する収入率は99.9%です。
次に、支出は第1款病院事業費用の決算額は44億3,196万5,529円で、執行率は94.9%です。
次に3ページ、4ページをお開きください。
(2)資本的収入及び支出の収入は、第1款資本的収入の決算額が3億633万4,528円で、予算額に対する収入率は95.7%です。
次に、支出は、第1款資本的支出の決算額が3億8,166万131円で、執行率は96.9%です。
次に、5ページをお開きください。
平成30年度伊賀市病院事業損益計算書です。こちらは、消費税抜きの額になります。
まず、1医業収益は、42億2,707万878円で、2医業費用は40億794万3,460円で、医業利益は2億1,912万7,418円です。
次に、3医業外費用は、3億8,348万8,864円で、4医業外費用は1億8,355万4,420円です。
5訪問看護ステーション事業収益は、2,421万5,963円で、6訪問看護ステーション事業費用は、2,356万6,633円です。医業外収益及び訪問看護ステーション事業収益から、医業外費用と看護ステーション事業費用を差し引き、ここに先ほどの医業利益を加えると、経常利益が4億1,971万1,192円になりました。
次に、7特別利益は2,756万7,739円で、8特別損失は1億9,853万415円です。これにより当年度の純利益は2億4,874万8,516円になり、前年度からの繰越欠損金12億614万898円を合わせ、当年度未処理欠損金が9億5,739万2,382円となりました。
続きまして、7ページの平成30年度伊賀市病院事業剰余金計算書について御説明します。
資本金は変動がなく、資本剰余金も変動がなく、利益剰余金は前年度利益剰余金に当年度純利益を加え、当年度末残高が9億4,717万9,382円になりました。これらを合わせ、資本合計の当年度末残高は3億678万6,642円になりました。
平成30年度伊賀市病院事業欠損金処理計算書は、ごらんのとおりです。
次に、8ページをお開きください。
平成30年度伊賀市病院事業貸借対照表の概要を御説明します。
まず、資産の部ですが、資産は1固定資産と2流動資産からなり、資産合計は最下段に記載のとおりで37億2,420万8,988円です。
続いて、9ページと10ページをごらんください。
負債の部は、3固定負債と4流動負債並びに5繰延収益からなり、負債合計は34億1,742万2,346円です。資本の部は、6資本金と7剰余金からなり、資本合計が3億678万6,642円になり、負債と資本の合計が37億2,420万8,980円となり、資産合計と同額です。
11ページ以降には、決算附属書類として平成30年度伊賀市病院事業報告書ほかを添付しましたので、ごらんの上、よろしく御審査いただきますようお願いいたします。
○委員長(福田香織君)
説明が終わりました。
御質疑ございませんか。
○委員長(福田香織君)
御質疑なしと認めます。
よって、討論に入ります。
御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(福田香織君)
御意見なしと認めます。
よって、採決に入ります。
議案第104号に対し、認定すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○委員長(福田香織君)
全会一致であります。
よって、議案第104号は、認定すべきものと決しました。
次に、第12項、議案第105号、平成30年度伊賀市水道事業会計決算の認定についてを議題とします。
決算書2ページから33ページについて説明願います。
上下水道部次長。
○上下水道部次長兼
経営企画課長事務取扱(中西一樹君)
失礼いたします。上下水道部の中西でございます。よろしくお願いいたします。
ただいま議題としていただきました議案第105号、平成30年度伊賀市水道事業会計決算の認定について御説明させていただきます。
決算書の2ページをごらんください。
平成30年度決算報告書の収益的収入でございますが、第1款水道事業収益は、予算額34億8,929万円に対しまして、決算額34億7,653万7,957円でございました。
次に収益的支出でございますが、第1款水道事業費用は、予算額32億1,230万6,000円に対しまして、決算額31億4,720万7,420円で、第1項で225万8,280円を翌年度へ繰り越すこととしております。
3ページに移りまして、資本的収入でございますが、第1款資本的収入、第1項国庫補助金から、第7項その他資本的収入までの合計予算額7億4,295万8,000円に対しまして、決算額は7億4,264万9,501円でございます。
次に、資本的支出でございますが、第1款資本的支出は、予算額20億6,043万1,000円に対しまして、決算額19億9,107万5,689円でございました。
なお、資本的収入額は、資本的支出額に不足する額12億4,842万6,188円は、過年度分損益勘定留保資金等で補填をいたしました。
次に、4ページの損益計算書でございます。
営業収益合計は、24億9,101万7,981円でございました。営業費用は、原水及び上水費からその他営業費用までの合計で25億4,935万7,770円、営業収益から営業費用を差し引いた営業損失は、5,833万9,789円でございました。営業外収益は、受取利息及び配当金から雑収益までの合計7億8,376万9,613円、営業外費用は、支払い利息及び企業債取扱諸費、ダム負担金、雑支出で、営業外費用合計3億8,976万3,601円となり、経常利益は3億3,566万6,223円でございました。
特別利益は102万3,034円、特別損失は5,972万8,308円、結果、当年度純利益が2億7,696万949円で、前年度繰越利益剰余金15億1,586万8,216円を加えた当年度未処分利益剰余金は、17億9,282万9,165円となりました。
5ページに移りまして、剰余金計算書の御説明をさせていただきます。
資本金でございますが、前年度末残高135億971万297円に当年度変動額1億7,110万円を加えました当年度末残高は、136億8,081万297円となりました。
次に、剰余金のうち資本剰余金は、前年度末残高11億4,280万8,145円、当年度変動額はなく、当年度末残高は同額の11億4,280万8,145円。利益剰余金は、前年度末残高15億3,906万8,216円に当年度変動額2億7,696万949円を加えました当年度末残高は、18億1,602万9,165円となりました。
資本合計、当年度末残高は166億3,964万7,607円となりました。
続きまして、下表の剰余金処分計算書案でございますが、当年度未処分利益剰余金17億9,282万9,165円の全額を翌年度への繰越剰余金といたしております。
6ページに移りまして、貸借対照表の御説明をいたします。
固定資産合計は401億5,175万9,390円となりました。
流動資産合計は35億5,150万3,933円となり、資産合計は437億326万3,323円となりました。
続きまして、7ページをごらんください。
固定負債は、企業負債と引当金で、固定負債合計127億4,179万1,922円、流動負債は、企業債から預り金までの合計で、流動負債合計は13億6,609万4,114円となり、負債合計は270億6,361万5,716円となりました。
資本金と剰余金につきましては、5ページで御説明を申し上げたとおりでございます。負債資本合計は437億326万3,323円となりました。
以上で、平成30年度伊賀市水道事業会計決算の概要について御説明をいたしました。
9ページ以降に決算附属書類といたしまして事業報告書、キャッシュフロー計算書、収益費用明細書等を添付をしておりますので、よろしく御審査賜りますようお願い申し上げます。
○委員長(福田香織君)
説明が終わりました。
御質疑ございませんか。
百上委員。
○委員(百上真奈君)
私、決算審査意見書のほうを見てたんですけれども、一つは、水源が前年度より4カ所減ということで、27カ所になったと書いてありますけれども、減になった水源というのはどこになるんですか。
○委員長(福田香織君)
上下水道部次長。
○上下水道部次長兼
水道施設課長事務取扱(岸 剛毅君)
上下水道部の岸でございます。よろしくお願いします。
4カ所の減になった水源ですが、比土、猪田、丸山、それから島ヶ原の第1の4水源となります。
○委員長(福田香織君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
わかりました。この水道ビジョンに沿っての事業になっていっていると思うんですけれども、ただ、この年度のところでは、給水収益等が何年かぶりかに減になっていっているような決算になっていると思うんですけれども、その水道計画と比べて、給水収益、水道料金が減ってきているとか、そういったとこら辺での大きな差異というのはないんでしょうか。ちょっと大ざっぱな質問で申しわけないんですけれども。
○委員長(福田香織君)
上下水道部次長。
○上下水道部次長兼
経営企画課長事務取扱(中西一樹君)
有収水量等につきましては、料金に直結する水量でございますが、若干の変動はございまして、当年度でも数%の減でございますので、若干の変動はございますが、大きな乖離というのは現在のところ認識はしてございません。
○委員長(福田香織君)
よろしいですか。
他に御質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(福田香織君)
御質疑なしと認めます。
よって、討論に入ります。
御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(福田香織君)
御意見なしと認めます。
よって、採決に入ります。
議案第105号に対し、認定すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○委員長(福田香織君)
全会一致であります。
よって、議案第105号は、認定すべきものと決しました。
次に、第13項、議案第106号、平成30年度伊賀市下水道事業会計決算の認定についてを議題とします。
決算書36ページから67ページについて説明願います。
上下水道部次長。
○上下水道部次長兼
経営企画課長事務取扱(中西一樹君)
失礼いたします。中西でございます。よろしくお願いいたします。
ただいま議題としていただきました議案第106号、平成30年度伊賀市下水道事業会計決算の認定について御説明いたします。
36ページをごらんください。
平成30年度決算報告書の収益的収入でございますが、第1款下水道事業収益は、予算額31億3,411万4,000円に対しまして、決算額31億4,018万8,566円でございました。
次に、収益的支出でございますが、第1款下水道事業費用は、予算額26億9,954万7,560円に対しまして、決算額25億3,139万5,099円、第1項で1,387万6,380円を翌年度へ繰り越すこととしております。
37ページに移りまして、資本的収入でございますが、第1款資本的収入、第1項国庫補助金から、第8項基金取崩収入までの合計予算額13億5,568万5,000円に対しまして、決算額合計9億6,510万799円でございます。
次に、資本的支出でございますが、第1款資本的支出は、予算額20億3,497万5,000円に対しまして、決算額17億488万4,406円でございました。
なお、資本的収入額は、資本的支出額に不足する額7億3,978万3,627円は、過年度分損益勘定留保資金等で補填をいたしました。
次に、38ページの損益計算書でございますが、営業収益合計は、6億1,643万8,076円でございました。営業費用は、管渠費から資産減耗費までの合計で21億9,069万1,910円となり、営業収益から営業費用を差し引いた営業損失は、15億7,425万3,834円でございました。営業外収益は、受取利息及び配当金から雑収益までの合計で22億3,368万6,041円、営業外費用は、支払利息及び企業債取扱諸費及び雑支出で、2億9,834万1,170円、経常利益は3億6,109万1,037円でございました。
特別利益は2億4,115万6,381円、特別損失は合計94万1,600円で、当年度純利益が6億130万5,818円となり、前年度繰越利益剰余金9,279万7,097円を加えた当年度未処分利益剰余金は、6億9,410万2,915円となりました。
39ページに移りまして、剰余金計算書でございます。
資本金及び剰余金でございますが、当年度変動額はなく、当年度末残高はそれぞれ22億7,490万1,360円、7億1,364万1,108円でございます。
次に、剰余金のうち利益剰余金は、前年度処分額がなく、当年度純利益6億130万5,818円を加えました当年度末残高は、6億9,410万2,915円となりました。
資本合計といたしまして、当年度末残高は36億8,264万5,383円でございます。
続きまして、下表の剰余金処分計算書案でございますが、当年度未の未処分利益剰余金6億9,410万2,915円の全額を翌年度へ繰越剰余金としております。
40ページに移りまして、貸借対照表の御説明を申し上げます。
資産の部で、固定資産合計は407億2,388万7,335円となりました。
流動資産は、20億6,507万3,733円となり、資産合計は427億8,896万1,068円となりました。
続きまして、41ページでございます。
負債の部、固定負債は、企業債が141億9,901万6,608円、流動負債は、企業債が9億2,300万1,750円、未払金が3億9,646万9,959円、引当金は賞与引当金と法定引当金合計で860万3,547円、その他流動負債が51万7,325円で、流動負債合計は13億2,859万2,581円となり、負債合計は391億631万5,685円となりました。
資本金と剰余金につきましては、39ページで御説明を申し上げたとおりで、負債資本合計は427億8,896万1,068円となりました。
以上で、平成30年度伊賀市下水道事業会計決算の概要について御説明をいたしました。
43ページ以降に事業報告書等を添付をしておりますので、よろしく御審査いただきますようお願い申し上げます。
○委員長(福田香織君)
説明が終わりました。
御質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(福田香織君)
御質疑なしと認めます。
よって、討論に入ります。
御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(福田香織君)
御意見なしと認めます。
よって、採決に入ります。
議案第106号に対し、認定すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○委員長(福田香織君)
全会一致であります。
よって、議案106号は、認定すべきものと決しました。
先ほどの議案第94号の一般会計において、田中委員の入湯税の不納欠損の質疑に関し、当局より答弁を求められていますので、これを許可しますが、採決が終わっていますので、報告のみといたします。
収税課長。
○収税課長(福永賢治君)
失礼いたします。収税課の福永でございます。
先ほどの御質問で、不納欠損した会社の商号なんですけれども、所在地のほうが伊賀市別府67の8番地、株式会社スタンディングオベーションでございます。
○委員長(福田香織君)
田中委員、よろしいですか。
以上で、当委員会に付託されました議案の審査は全て終了しました。
本日の委員会報告書及び委員長報告の作成については、私に御一任願いたいと思います。
決算常任委員会はこれをもって閉会します。御苦労さまでした。
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(午後 6時00分 閉会)...