伊賀市議会 2019-09-17
令和元年決算常任委員会( 9月17日)
7.議案第100号 平成30年度伊賀市
後期高齢者医療特別会計歳入歳
出決算の認定について
8.議案第101号 平成30年度伊賀市
食肉センター特別会計歳入歳出
決算の認定について
9.議案第102号 平成30年度伊賀市島ヶ原財産区特別会計歳入歳出
決算の認定について
10.議案第103号 平成30年度伊賀市大山田財産区特別会計歳入歳出
決算の認定について
11.議案第104号 平成30年度伊賀市病院事業会計決算の認定につい
て
12.議案第105号 平成30年度伊賀市水道事業会計決算の認定につい
て
13.議案第106号 平成30年度伊賀市下水道事業会計決算の認定につ
いて
8.会議の次第
(午前 10時00分 開会)
○委員長(福田香織君)
おはようございます。これより決算常任委員会を開会します。
本日ただいままでの出席委員数は21名、会議は成立いたしました。
会議録署名委員に、15番 生中正嗣委員を指名いたします。
本委員会に審査を付託されておりますのは、議案第94号から議案第106号までの平成30年度伊賀市一般会計、各特別会計の歳入歳出決算及び各企業会計の決算についての13議案であります。
なお、議案資料の一部に誤りがあったことについては、お手元に配付の正誤表のとおり御了承お願いします。
ここで審査の方法についてお諮りします。
伊賀市一般会計については、歳出は各款ごとに歳入は一括で、その他の会計については、会計ごとに審査をいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(福田香織君)
御異議なしと認めます。よってそのように取り扱うことに決定しました。
審査に当たっては、決算事項別明細書、財産に関する調書及び基金運用状況調書、監査委員の決算審査意見書並びに主要施策の成果報告書などを斟酌の上、審査願います。
なお、委員会の日程は本日とあす18日の2日間でありますので、議事の進行に格別の御協力をお願いいたします。
また質疑に当たっては、事項別明細書のページ数と事業名、または経費名及び主要施策の成果報告書のページ数を述べてから行っていただくこととし、くれぐれも申し上げますが、自己の意見を述べることなく議案の中身について、その疑問点のみ発言いただくようお願いいたします。また、質疑の範囲が議題外にわたることのないように重ねてお願いします。
それでは第1項、議案第94号、平成30年度伊賀市
一般会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。
まず歳出について審査願います。説明員は役職名及び氏名を述べていただき、主要な点について、適切かつ簡潔に説明お願いします。
事項別明細書、第1款議会費126ページ、127ページについて説明願います。
議事課長。
○議事課長(籔中英行君)
おはようございます。議会事務局議事課の籔中でございます。どうぞよろしくお願いいたします。それでは第1款議会費について御説明いたします。事項別明細書126、127ページをお開きいただきたいと存じます。
第1款第1項第1目議会費では、予算現額3億93万1,000円に対しまして、支出済額は2億9,826万2,311円となり、差し引き不用額は266万8,689円で、執行率は99.11%となっております。
支出の内訳でございますが、備考欄をごらんいただきまして、議員報酬手当等の2億1,095万4,598円は議員の報酬、期末手当、共済費負担金でございます。
次に、職員人件費の6,111万8,147円は事務局職員に係る人件費でございます。
次に、議会運営費の2,618万9,566円でございますが、その主なものでは、旅費の254万6,935円で、普通旅費のほか各常任委員会や議会運営委員会の行政視察経費でございます。
印刷製本費の176万6,613円は、市議会だよりを年4回発行いたしまして、1回につき3万5,000部あたりを印刷した経費でございます。
議会中継等放送委託料の1,152万4,680円は、本会議、予算常任委員会の延べ30日分のケーブルテレビによる中継放送委託に係る経費でございます。
次に、本会議などの会議録作成に係ります議事録等作成委託料といたしまして212万5,440円を、また議員の調査研究に資するための経費といたしまして政務活動費では420万6,054円を支出しております。
その他、負担金等につきましては、備考欄記載のとおりでございます。
以上で第1款議会費の説明を終わらせていただきます。
なお、別添の主要施策の成果報告書53ページについても、合わせて御参照いただきまして、よろしく御審査賜りますようお願い申し上げます。
○委員長(福田香織君)
説明が終わりました。御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(福田香織君)
御質疑なしと認めます。
次に、事項別明細書、第2款総務費、128ページから181ページについて説明願います。
財務部次長。
○財務部次長(藤山善之君)
おはようございます。財務部の藤山でございます。よろしくお願いいたします。
第2款総務費の概要を御説明させていただきます。15分程度お時間をいただきますので、よろしくお願いをいたします。
それでは決算書128ページ、129ページをごらんください。
第2款総務費の予算現額は114億6,369万960円で、支出済額は104億4,959万5,047円、翌年度繰越額を除き、差し引き不用額は8億3,662万6,433円で、予算現額に対する執行率は91.2%でございます。
支出済額の内訳は、第1項総務管理費では97億2,785万7,481円、第1目一般管理費では62億67万9,848円を支出しております。その内訳は備考欄をごらんいただき、職員人件費では20億320万1,545円を支出しておりますが、主なものは39名の退職者に支給した退職手当5億6,091万2,555円などでございます。
130、131ページをごらんください。
庁舎管理経費では39億3,337万6,549円を支出していますが、主なものは宿直員などの業務嘱託員報酬3,060万604円や、光熱水費4,265万8,874円、庁舎の設備保守点検、清掃業務を委託している
庁舎維持管理業務委託料2,041万991円、次の132、133ページをごらんいただき、新庁舎整備に係る
庁舎建設工事管理業務委託料3,769万2,000円、
情報機器設定業務委託料6,109万6,680円、運搬業務委託料4,266万円、庁舎建設工事費30億9,855万5,640円、庁舎設備設置工事1億1,748万8,278円、管理用備品購入費3億177万6,149円などとなっております。
136、137ページをごらんください。
窓口業務経費では6,304万4,006円を支出していますが、主なものは戸籍などの届け出や印鑑登録業務、証明書発行業務など委託している窓口業務委託料4,377万8,880円をなどでございます。
140、141ページをごらんください。
第5目財産管理費支出済額は10億8,978万3,181円で、市有財産管理経費では7,422万7,587円を支出していますが、主なものは公用車の車検整備などの修繕料997万2,135円や、次の142、143ページをごらんいただき、旧
上野運動公園体育館敷地の土壌調査に係る
土壌地下水調査業務委託料542万4,480円、運動公園駐車場用地の土地交換に係る
上野運動公園駐車場用地取得費1,856万2,000円などでございます。
普通財産管理及び取得事業では1億1,961万5,283円を支出していますが、主なものは次の144、145ページをごらんいただき、
公共施設最適化基金積立金1億1,200万円などでございます。
基金積立金では7億5,409万7,948円を支出していますが、その内訳は財政調整基金への積立金4億8,015万8,144円や、今後の起債償還のための減債基金への積立金2億7,393万9,804円となっております。
ハイトピア伊賀公共公益施設管理経費では7,106万3,825円を支出していますが、主なものは
駐車場施設管理業務委託料1,231万2,000円や、ビル共用部分の
施設維持管理経費負担金2,995万5,120円などでございます。
146、147ページをごらんください。
第6目企画費の支出済額は11億3,036万7,719円で、
調査企画推進事務経費では、4億7,584万7,921円を支出していますが、主なものは
ふるさと納税包括プラン業務委託料5,155万1,347円のほか、国の地方創生推進交付金を活用した
地域人材育成支援業務委託料2,547万5,094円、伊賀市・名張市広域行政事務組合の解散に伴い、事務組合で積み立てていた基金の振りかえによる地域振興基金積立金8,958万6,347円、平成30年度に御寄附いただいた3,507件のふるさと応援寄附金や基金利子を合わせた、伊賀市
ふるさと応援基金積立金1億883万9,418円などでございます。
地域振興経費では4億467万4,506円を支出していますが、主なものは次の148、149ページをごらんいただき、伊賀線の
鉄道施設車両保守点検業務委託料9,980万815円、
鉄道施設車両設備更新工事委託料8,005万1,771円や、次の150、151ページをごらんをいただきまして、空家対策として
特定空家等指導対象建築物解体除去のための伊賀市
空家再生等推進事業補助金905万4,000円、市外からの移住と空家活用を目的とした移住者に対する空家取得費補助金595万円などでございます。
152、153ページをごらんください。
ふれあいの里維持管理事業では1,094万7,542円を支出していますが、主なものは経年劣化による温泉施設などの改修に係るふれ
あいの里施設整備工事費655万1,820円などでございます。
交流拠点施設維持管理事業では3,143万8,848円を支出していますが、
一般社団法人大山田温泉公社への大山田温泉さるびの指定管理料1,580万9,008円、温泉源泉地の水中ポンプの入れかえやボイラー設備改修などの大
山田温泉施設改修工事費1,098万5,760円などでございます。
次にバス等対策事業経費では2億704万3,391円を支出していますが、主なものは
上野コミュニティバスしらさぎ号の車両更新に伴い、車体に忍者ラッピングを行うための経費を含めた、
上野コミュニティバス運行経費や
行政サービス巡回車運行経費、
自主運行バス運行経費に係る運行業務委託料2億136万6,192円、スマートフォンで
上野コミュニティバスしらさぎの走行地や時刻、経路の確認や検索が可能となる
バスロケーション構築委託料110万5,164円などでございます。
第7目文化振興費の支出済額は2億2,868万5,326円で、文化振興経費で1,069万741円を支出していますが、主なものは次の154、155ページをごらんいただき、次世代を担う子供たちに地域ぐるみで伝統文化などを体験取得できる機会を創出することを目的とした、
伝統文化親子教室事業委託料44万円や、上野天神祭の
だんじり行事継承事業交付金670万などでございます。
156、157ページをごらんください。
文化施設維持管理経費では2億143万1,872円を支出していますが、文化会館ほか3館の指定管理料1億9,326万8,600円などでございます。
第8目芭蕉顕彰費の支出済額は4,228万6,061円で、芭蕉翁顕彰経費では1,931万7,466円を支出していますが、主なものは芭蕉祭の開催に伴う芭蕉祭執行等委託料1,740万9,500円などとなっております。
芭蕉翁記念館・偲翁舎・蓑虫庵等管理運営費では、2,206万7,080円を支出していますが、主なものは蓑虫庵指定管理料427万2,000円や、次の158、159ページをごらんいただき、芭蕉翁生家の改修や耐震補強のための
芭蕉翁生家改修設計業務委託料270万2,160円などでございます。
第9目情報化推進経費の支出済額は3億6,283万7,106円で、次の160、161ページをごらんいただき、
情報システム管理経費では2億53万921円を支出していますが、主なものは情報系システムに関する電算機借り上げ料5,096万1,563円などでございます。
第10目地区市民センター費の支出済額は3億647万6,098円で、
地区市民センター等維持管理経費では、業務嘱託員報酬1億7,185万7,860円や、次の162、163ページをごらんいただき、比自岐及び
友生地区市民センターなどの改修費用に係る
地区市民センター施設改修工事費4,766万2,560円などが主なものでございます。
164、165ページをごらんください。
第14目自治振興費の支出済額は1億9,091万7,814円で、自治振興経費では1,378万円を支出していますが、その内訳は地区公民館の増改築2件、バリアフリー化2件などの
地区公民館建設費補助金278万円、コミュニティ助成金1,100万円でございます。
住民自治協議会推進経費では1億7,649万6,190円を支出していますが、主なものは地域包括交付金1億7,542万6,671円などでございます。
少し飛んで168、169ページをごらんください。
第19目防災費の支出済額は5,433万3,882円で、防災対策経費の主なものは上野西部、小田、府中の3地域を対象とした、
土砂災害ハザードマップなどの作成に係る伊賀市
ハザードマップ作成業務委託料418万7,160円などでございます。
170、171ページをごらんください。
第2項徴税費の支出済額は4億8,989万5,606円で、第2目賦課費では8,489万7,569円を支出していますが、次の172、173ページをごらんいただき、賦課事務経費の主なものは市民税や固定資産税などの賦課に係る経費として、
住民税課税データ入力業務委託料458万7,213円や、時点修正に関する土地鑑定業務委託料746万2,800円、土地建物の評価がえに伴う固定資産土地評価に関する
土地家屋異動修正業務委託料3,696万1,002円などでございます。
第3目徴収費の支出済み額は1億1,507万7,545円で、徴収事務経費では2,487万9,786円を支出していますが、主なものは次の174、175ページをごらんいただき、
三重地方税管理回収機構負担金299万9,000円などでございます。
過年度市町村税還付金及び還付加算金では9,019万7,759円を支出しています。
第3項第1目戸籍住民基本台帳費の支出済額は1億5,852万6,750円で、
戸籍住民基本台帳経費では1,846万4,205円を支出していますが、主なものは住民基本台帳の事務処理に係るシステム保守委託料447万1,200円などでございます。
以上、第2款総務費の概要を御説明させていただきました。なお、別冊の各種決算に係る主要施策の成果報告書も合わせて、御審査いただきますよう、よろしくお願いいたします。
○委員長(福田香織君)
説明が終わりました。御質疑ありませんか。
百上委員。
○委員(百上真奈君)
お尋ねします。まず131ページの庁舎管理経費のところで、次のページに向かっていってもらって、新庁舎が完了ということで、成果報告書のほうは55、56、57ページにわたってあると思うんですが、ちょっと事前にもお聞きしましたけど、結局この新庁舎をつくるという支出が、大変大きな年でもあったわけですけれども、完了ということで結果的にどれだけの経費がかかったのかということで教えてください。
○委員長(福田香織君)
管財課長。
○管財課長(越村憲一君)
管財課の越村です。どうぞよろしくお願いいたします。
今議員お尋ねの新庁舎に係る事業費の全体ということでございます。工事費といたしまして、本体工事、造成工事を含めまして53億6,000万、それから設計業務費でございますが、新庁舎の設計、それから造成設計合わせまして1億5,800万ほど。それから工事監理費でございますが、こちらにつきましては5,300万。それから用地取得費でございますが、こちらは3億6,000万ほど。それから庁舎移転経費でございますが、こちらは5億8,000万ほどで、合計65億円ほどでございます。
○委員長(福田香織君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
結局今の時点では65億円かかったという新庁舎なわけでありますけれども、この年度での完了とは言えども、それで1月から開業でしたっけ。年明けて年度内での開業でありましたけれども、その中での例えば修繕しなければならないこととか、そういったことについての支出がさらに出ているのかっていうことと。
もう一つはここの管財の方で聞くのかわかりませんけども、周辺のインフラ整備とか、そういったことについて、今後考えられる支出等についてはありますかということをお聞きします。
○委員長(福田香織君)
管財課長。
○管財課長(越村憲一君)
現在、修繕ということでございますが、細かな部分は修繕をその都度しておりまして、エレベーターの障がい者の点字が浅かったとか、いろんな庁舎のサインが不足していたということもございまして、それはその都度修繕をしておるところでございます。この議場につきましても、ちょっと扉を直すだとか、ちょっと照明が当たり方がありましたので、照明の角度を変えさせていただいたりとか、そういうような修繕を行っております。今後庁舎の障がい者の方のためのチャイム、そちらを少し近隣のところも設置しておるようですので、そちらを急いで設置しようかなというふうに検討している段階でございます。
○委員長(福田香織君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
今庁舎そのものの不備なところが、やっぱり使い始めると幾つかあるので、そういう意味では修繕をかけているということも聞きました。その年度でも支出があったかもわかりませんが、改修での年度内の支出等については、どちらが負担しているんですか。
○委員長(福田香織君)
管財課長。
○管財課長(越村憲一君)
ちょっと聞き取りが悪いので済みません、もう一度教えていただけますか。
○委員長(福田香織君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
既に改修を3カ月使った上でも、支出がその年度内にあったかどうかはわかりませんけれども、それは工事をした側の不備として捉えてるのか。それともやはり伊賀市の責任だったということでの支出なのかということなんですけども。
○委員長(福田香織君)
管財課長。
○管財課長(越村憲一君)
今回直させていただいてるところにつきましては、設計の不備ということではなしに、こちらの市のほうで使い勝手が悪いとかいうこともございまして、ただ点字ブロックにつきましては、当初からちょっと点字が浅いということもございましたんで、そちらのほうは建設のほうと、ちょっと協議を進めているような状況でございます。
○委員長(福田香織君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
あまりちょっと決算ですし、今後のことも含めてということでは、ただインフラ整備の答弁についてはなかったので、もう一度お聞きしてよろしいんでしょうか。
○委員長(福田香織君)
答弁願います。インフラ整備についての答弁を願いますでしょうか。
百上委員。
○委員(百上真奈君)
もともとの自動車の流れとかが大きく変わって、それで交通量も随分ふえてきたっていうことがあるので、例えばゆめが丘に直線していったところの信号機の設置、交通事故とか事故が起こってるとか、それからそういったことで歩いてくる人がふえる中での歩道の設置であるとか、そういったことについて、より安全に庁舎に来ていただくための整備というのはあるのかということです。
○委員長(福田香織君)
管財課長。
○管財課長(越村憲一君)
インフラ整備ということでは、街灯がちょっと少のうございますもので、そちらにつきましては道路河川課のほう等々、関係機関等々、ちょっと協議を進めておりまして、特に四十九駅からおりて、すぐの3差路のところ、あちらについては、ちょっと街灯をということで、今ちょっと協議を進めているような状況でございます。
○委員長(福田香織君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
わかりました。また今後の質問の一つの材料にしたいと思います。
次に137ページの窓口業務、それから後、165ページの中長期在留者住居地届出等業務、つまり窓口業務のことについてお聞きしたいんですけれども、伊賀市の場合は、外国人ルーツを持つ方々とか、外国人の方々が伊賀市に移り住んでおられるのが多いと思いますし、またもちろん仕事もされてますし、そういった意味では窓口での相談とか、それから住居地変更等の手続等、たくさん来られてるというふうに思うんですけれども、通訳の配置状況、教えていただきたいと思います。それで通訳の配置状況と合わせて、この対応が十分足りているのか。どんな状況か。外国人の手続者数の推移と対応をお聞きしたいと思います。
○委員長(福田香織君)
戸籍住民課長。
○戸籍住民課長(西口紀子君)
戸籍住民課の西口でございます。よろしくお願いいたします。
当戸籍住民課につきまして、窓口で外国人住民の方に対する通訳の業務に携わっていただく、嘱託業務職員ですけれども1名配置しております。年々このように外国人が増加をしておりまして、転入、転出、転居等、窓口が混雑している状況ですけれども、1名の嘱託職員の通訳と、それから翻訳の機能を今回ノートパソコンのようなものですけれども、翻訳機を使用して円滑に業務が進むように配慮しているところでございます。
○委員長(福田香織君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
市民生活課のほうも合わせてお聞きしたいと思うんですけども、相談、そういったことについては、そちらのほうにもたくさんいってると思いますので御答弁お願いします。
○委員長(福田香織君)
市民生活課長。
○市民生活課長(三根久美子君)
市民生活課の三根です。まず市民生活課のほうの通訳の状況なんですけども、ポルトガル語の通訳が2名、中国語の通訳が1名、そしてスペイン語と英語両方いける通訳が1名で、こちらの市民生活課のほうでは対応させていただいております。
窓口の相談件数といたしましては、30年度4,672件ほどございました。それは主に転入されてきて、いろんな不安であるとか、日々の生活のこととか、やっぱり日本の生活になじめないことで、本当に時間をかけて相談に当たるというような、そんな場合もございます。
○委員長(福田香織君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
延べの件数ということだと思うんですけども、お一人の方について何回か足を運ばれる方もあると思いますので。ただこの通訳の現状、あと、窓口のほうではアプリなどを使ってということでしたけれども、今後ふえることが予想されますけども、今伊賀市の体制として、十分その方々が本当に不安にならないように、相談窓口対応できるのかということと。それともう一つ、民間との連携という意味では、どんなふうな形で具体的に連携をしていたのか、いるのか教えてください。
○委員長(福田香織君)
市民生活課長。
○市民生活課長(三根久美子君)
まず十分足りてるどうかということなんですけども、こちらのほうで先ほど言わせていただいた5人の通訳者の方、市民生活課においては。先ほど戸籍住民課のほうとか、修繕のほうとかにも、保育幼稚園課のほうにも、ポルトガル語の通訳さんとかいてくださってると思います。
また多文化共生センターっていうところで、東町のほうなんですけども、そちらのほうでも相談業務を実施しておりまして、うちの通訳さんが定期的に週何回というような形で行っているのと、英語の通訳の方がいてくださってます。
○委員長(福田香織君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
現状聞かせていただきましたということで、質疑としてはその程度にとどめなきゃいけないかなと思うんですけども、今後そういったことが、現課の中でこれは十分足りてないということがあれば、人材確保というのは、とても通訳者確保等については第一かと思いますけども、最後にしますけど、そこの部分についての課長の御意見とかあれば、お聞きしたいと思います。
○委員長(福田香織君)
市民生活課長。
○市民生活課長(三根久美子君)
伊賀市の外国人住民さんの人数っていうのが、やはり月々にふえてきております。今現在8月末でいきますと5,599人。これは人口比率でいきますと6.12%というような状況になっておりますので、もちろん外国人の通訳さん、また翻訳をしてくださる方っていうのは、たくさんいてくださるに越したことがないんですけども、やっぱりいろんな経費の状況等もございますので、やはりそれぞれの窓口でタブレットを使ったアプリで対応していただいたり、もちろん市民生活課の通訳者がそちらの窓口へお伺いして、通訳させていただいてるというようなそんな現状です。
また先ほど質問にあって、お答えできなかったんですけども、NPOのつたまるさんのほうにも、ちょっと御協力いただいて、あそこは通訳となると有料でお支払いさせていただかないとだめなんですけども、やっぱりいろんな業務、民間の方のいろんなアドバイスっていうのもいただきながら、一緒にさせていただいてるようなところもございます。
○委員長(福田香織君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
わかりました。次に行きます。165ページの自治振興経費で成果報告書が124ページなんです。ちょっとこれ単純な質問なんですけれども、ここに
地区公民館建設費補助金とかっていうのが出てきます。この自治振興経費、総務のほうで扱っている地区公民館と、教育委員会のほうでも地区公民館って出てくるじゃないですか。名称が。これって同じではないと思うんですけども、この名称、両方とも使ってるんですがどうしてですか。
○委員長(福田香織君)
地域づくり推進課長。
○地域づくり推進課長(東 浩一君)
地域づくり推進課、東と申します。
ただいまの御質問なんですけれども、教育委員会のところの公民館というところなんですけれども、教育基本法に基づきます、そこに由来した公民館というところ、一般的に組織的に公民館っていうふうに呼んでおるかというふうに思います。
それから今おっしゃってくださった成果報告書124ページの公民館建設費補助金というところなんですけれども、大変恐縮なんですけども、今の例規につきまして、この名称というようなところなんですけれども、過去やはり地域で生涯学習活動、あるいは地域の活動をする拠点として、集会所的な要素を持った公民館と呼ばれるような施設といいますか、そういうものが地域の自主的なところで整備されてきて、そのところの名称を主に使って、この例規等が整備されているというようなそんなところかと思うんですけども、例規の名前の由来につきましては、私ちょっと今把握しておりませんでして、教育委員会のほうと、この例規のほうの区分けというのは、その程度ということで理解をしております。以上です。
○委員長(福田香織君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
それが伊賀市の社会教育のあり方につながっているところの、この部分になるんじゃないかなと思うんですけれども、それはそれとして置いときますけど、これ整備されるのどうかわかりませんが、今の定義、それはよくわかりました。各地域にあるいわゆる集議所であったりとか、そういったレベルのものの改修にこんだけの費用を使ってるということだったと思うんですけども、この建設費補助とか改修の補助、地区公民館の。これって基準とか、それからこの年度の申請件数があって、どれだけの支出があったのか。件数、採択件数というのか。そういったことを教えていただきたいんですけど。
○委員長(福田香織君)
地域づくり推進課長。
○地域づくり推進課長(東 浩一君)
30年度につきましては増改築が2件、バリアフリーが2件ということで、それぞれ支出のほうしておりまして、それから予算の関係上、前年の予算要求までに各地域に来年度の予算要求に向けまして建設、それから整備等の予定はございますかということで一旦伺ってると、それをもとに整備についての要望という形で一旦いただきまして、それを予算要求につなげていくというような形でございます。
バリアフリーの予算につきましては40万円の支出、それから増改築につきましては238万円の支出ということでございます。これにつきましては、先ほど申し上げたように、例規がございまして改築、それから増改築、それからバリアフリーのメニューがございまして、それぞれ補助率、それから補助上限額を決めていると、そのような形で運用しております。
○委員長(福田香織君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
これって一番身近なコミュニティの施設ですので、今後高齢化も進んでいく中では、そこでの自治活動が大変重要になってくると思うんですけれども、この前年度の予算要求で聞き取りをしてるって言ってますけども、その推移、皆さんが求めるバリアフリー、特にバリアフリーなんかは、入り口の手すりをつけてほしいとか、段差の解消したいとか、自治活動が活発なゆえに、そういった要望がたくさん寄せられるのではないかと思われるわけですけれども、原課としてはこれに対しての予算要望の増額、それからさっき言いました、わからなかったんですけども、どれだけの方が言ってるけれども、採択率は何%なのかぐらいのことを、ちょっと教えていただきたいです。
○委員長(福田香織君)
地域づくり推進課長。
○地域づくり推進課長(東 浩一君)
先ほどおっしゃってくださったことにつきましては、近年採択のほうは、ほぼ100%というところになっているかというふうに思います。それから予算の規模なんですけれども、やはり要望を事前に伺うというところで、予算要求につきましては、金額につきましても、ほぼほぼ把握できているということでございますので、当課といたしましては、要望等に基づきまして、中身のほうについては現地の調査等も行うわけなんですけども、要望につきまして、なるべく沿いたいというような意向でございます。
○委員長(福田香織君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
わかりました。そしたら次、もう一点だけ。同じく165ページの地域包括交付金のことについてなんですけど、これは地域包括交付金は各自治協におろされる、住民自治のさまざまな活動を進めていくための経費として、伊賀市が出しているわけで、これは経費的な伊賀市が行っている財政支援だと思いますし、センター職員とか支所職員が人的な支援として、伊賀市の場合、住民自治を進めるために配置されていると思っているんですけども、自治力を高めるための人材育成、どういうふうな形で、例えば年度についてやってきたかという成果なり、報告があれば教えてください。
○委員長(福田香織君)
地域づくり推進課長。
○地域づくり推進課長(東 浩一君)
毎年のことで月並みなお答えになってしまうかもわからないんですけども、一応全自治協を対象といたしました研修でございますとか、それから各支所のほうが、まちづくり計画等の進捗、それから年度末の聞き取り等通じまして、各住民自治協議会とお話をさせていただいてるというところ。
それから今年度につきましては、地域応援補助金のほうから切り離しまして、キラっと輝け!地域応援補助金という設立させてもらいまして、その中で人材育成というメニューを設けたりというようなところで、金銭的な部分というふうなことで、お感じになられるかもわからないんですけども、例年の活動に足しまして、そのようなところを始めて来年度、再来年度つなげていく。私どもも今補助金等つくった初年度、あるいはそういうところでございますので、模索しながらということでお勧めしたいなというふうに思っております。
○委員長(福田香織君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
人的支援、財政的なこれだけのお金を使ってるわけですけども、一方で人的支援として担当職員等、支所ならば地域振興課のほうに、上野支所も含めてあると思うんですけども、実際そこら辺は生かされてるんでしょうかね。その評価等、特に上野支所については、庁舎移転をした後、窓口業務も併設されたけれども、その年度途中での人員増員はなかったと思うんですけども、人的な支援についての充実度とか、行政そこはどんなふうに考えているのか教えてください。
○委員長(福田香織君)
地域づくり推進課長。
○地域づくり推進課長(東 浩一君)
おっしゃるとおり、上野支所には窓口が置かれました。そのことによりまして平日の日中、やはり地域へ伺うという機会をつくりにくくなったということが挙げられるというふうに思います。ですから地域にお邪魔するという時間帯が夜間っていうことの比率が多くなったことがあるというふうに、上野管内については聞かせてもらっております。このことにつきましては、今私どもも来年度からの新しい事業の方向性を持ち出しておりますので、私どもも出られるというところでしたら時間がつくれる限り、出させてもらってというところで対応させてもらいたい。人的なことになりますので、ちょっと私どものほうからは、以上のところとさせていただきます。
○委員長(福田香織君)
他にございませんか。
川上委員。
○委員(川上善幸君)
成果報告書71ページ、決算のほうでは143ページになります。成果報告書の一番下のところの課題及び改善案のところで、下の行にふれあいプラザの利活用の検討を行う必要があるというふうに書いていただいてるんですけれども、これは解体なのか。利活用の検討なのかということを、改めて聞かせていただければと思います。
○委員長(福田香織君)
管財課長。
○管財課長(越村憲一君)
上野ふれあいプラザに関する御質問でございます。この成果報告書を書く時点におきましては、先日の八百彦さんの意向がまだ確認できておりませんでしたもので、こういうふうな記載になっておりますが、現在は解体というふう方向で進めさせていただいております。
○委員長(福田香織君)
川上委員。
○委員(川上善幸君)
了解しました。もう一つだけ、成果報告書76ページ、決算のほうでは147ページ。成果報告書の真ん中のところで、委託料として
地域人材育成支援業務委託料とあるんですけども、これの中身をもう少し教えていただけますか。
○委員長(福田香織君)
総合政策課長。
○総合政策課長(月井敦子君)
総合政策課の月井でございます。よろしくお願いいたします。
地域人材育成支援業務委託料でございますけれども、この内訳二つございまして、一つは平成28年度からしております、内閣府の認定を受けました地域再生計画の最終年度といたしまして、IGABITO育成促進事業委託ということで、金額のほうが2,336万400円でございます。
もう一つは、データベースの構築作業業務委託でございまして、211万4,694円、この内容でございますが、IGABITOの育成の取り組みをシステム化いたしまして、地域再生計画にもうたわれているんですけれども、匿名化されました個人を特定しない転入、転出情報ですとか、まちづくりアンケートなどの行政情報を集約しまして、見える化するようなデータを昨年度の末に構築いたしました。その業務委託でございます。
○委員長(福田香織君)
他にございませんか。
山下委員。
○委員(山下典子君)
決算書の157ページ、成果報告書の105ページですけども、文部科学大臣賞の選考委員会の委員報酬です。委員長8万円、委員24万円ということですが、何回選考委員会開かれて、委員は何人いるのかということをお聞かせ願いますか。
○委員長(福田香織君)
文化交流課長。
○文化交流課長(垣内有美子君)
文化交流課、垣内です。申しわけありません。ちょっと手元に資料がなくて、確認いたしまして御報告させていただきます。
○委員長(福田香織君)
山下委員。
○委員(山下典子君)
今年度の文部科学大臣賞、該当者はいますか。
○委員長(福田香織君)
文化交流課長。
○文化交流課長(垣内有美子君)
今年度は選考させていただいた結果、文部科学大臣賞については該当著書がないということで報告をいただいております。
○委員長(福田香織君)
山下委員。
○委員(山下典子君)
この文部科学大臣賞なんですけれども、第8回、昭和29年から行われてまして、俳文学のすぐれた研究書に贈られるものでございますけども、今年度も該当者ないということですが、これまでも該当する著作がないというのが、第18回、24回、31回、49回、53回とあります。今後の出版業界の動向から見ても、俳文学のすぐれた研究書に贈られる文部科学大臣賞という、この継続について課のほうで考えられたことありますか。
○委員長(福田香織君)
文化交流課長。
○文化交流課長(垣内有美子君)
おっしゃってくださいますように、今までから該当がない場合もあったんですけれども、今後も継続っていうのは、大事な方向性だと思いますので、検討していきたいと思っています。
○委員長(福田香織君)
他にございませんか。
田中委員。
○委員(田中 覚君)
133ページ、ちょっと真ん中から下のほうで、今私たちが入れていただいている、庁舎竣工式の式典の運営会場設営業務委託料というところ。ここで確認させてください。委託料は随意契約でされましたか。それとも競争入札でされましたか。
○委員長(福田香織君)
管財課長。
○管財課長(越村憲一君)
竣工式典の運営会場の業務委託料でございます。こちらにつきましては、指名競争入札で行っております。
○委員長(福田香織君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
何社応募してまいりましたか。
○委員長(福田香織君)
管財課長。
○管財課長(越村憲一君)
3社を指名しておりました。
○委員長(福田香織君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
応札は何件ですか。
○委員長(福田香織君)
管財課長。
○管財課長(越村憲一君)
3社からの見積もりによるものでございます。
○委員長(福田香織君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
指名競争で見積もり合わせですか。入札形式を教えてください。
○委員長(福田香織君)
管財課長。
○管財課長(越村憲一君)
指名競争入札によるものでございます。
○委員長(福田香織君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
この設計っていうんですか。企画ちゅうんですかね。これは市役所の設計によるものなのか。それとも設計は別のところにあって設計金額が出て、それに対して指名競争入札をされたのか。プロセスはどういうふうなやり方でしょうか。
○委員長(福田香織君)
管財課長。
○管財課長(越村憲一君)
済みません。プロセスにつきましては、今現在、資料ございませんもので、後ほど回答差し上げます。
○委員長(福田香織君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
回答とともに、入札調書もお示しをいただきたい思います。
ここで記憶もまだ鮮やかなんですけれども、この庁舎ができて恐らく50年もつんか、60年もつんか、100年もつのかわかりませんけれども、伊賀市にとっては珍しいちゅうのか、またとない竣工式、一大イベントだったんですが国旗の掲揚もなかった。伊賀市のこのぐらいのやつが幾つかあって、それを合わせたかったのかもわかりませんけれども、伊賀市の正式な市旗としての掲揚もなかった。この国旗掲揚しなくていいよ。伊賀市の市旗を掲揚しなくていいよという、設計は誰からしなくていいということになったのか。たまたま業者がつけ忘れたのか。このあたりのプロセスはいかがなんですか。
○委員長(福田香織君)
管財課長。
○管財課長(越村憲一君)
申しわけございません。先ほどの資料と一緒に、また報告させていただきます。
○委員長(福田香織君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
じゃあ合わせてお願いしたいんですけれども、いずれにしても原因はともかくとして、結果として国旗の掲揚もなかった。市旗の掲揚もなかった。こういう業者に対して、どんなペナルティー与えたのか。同時にこの会社及びグループに対して、伊賀市は補助金がいってませんか。伊賀市がいろんな契約していませんか。含めて資料を提出していただきたいと思います。
以上です。
○委員長(福田香織君)
他にございませんか。
赤堀委員。
○委員(赤堀久実君)
済みません。決算書169ページ、成果報告の141ページの防災対策経費なんですけれども、30年度の当初予算で災害時の要援護者の支援対策経費として、システム導入、新規で業務委託料534万6,000円上がっていたんですけれども、この決算書の中でどこを見たらいいのかなど教えてください。
○委員長(福田香織君)
総合危機管理課長。
○総合危機管理課長(福田康彦君)
総合危機管理課の福田と申します。よろしくお願いいたします。
議員お尋ねの災害時要援護者支援対策ですけども、また調べて言わせてもらいますんで。
○委員長(福田香織君)
赤堀委員。
○委員(赤堀久実君)
済みません。要援護者という記入自体がなかったので、成果報告にはあるんですけれども、この中で8万7,220円上がってるんで、ちょっと当初予算と合わへんので、ちょっと聞きたいなと思ったんですけれども、その中で成果報告、改善案の中で、現在当市における避難行動要支援者の名簿の対象者は2万人を超えるとあるんですけれども、この成果表の目標が30年度75%、実績が48.1%で半分もいっていないという状況の中なんですけれども、これは2万人っていうのは既に登録した方なのか。登録しないといけない方が2万人なのか教えてください。
○委員長(福田香織君)
総合危機管理課長。
○総合危機管理課長(福田康彦君)
2万人ですけれども、これは対象者数でございます。ですんで65歳以上の対象者という形で考えてございます。
○委員長(福田香織君)
赤堀委員。
○委員(赤堀久実君)
65歳以上の方っておっしゃられましたが、65歳以上の方だけではなくって、障がいのある方であったりとか、要援護者の方っていうのは、ほかにもおられるんかなと思います。その中で本当に避難支援が必要とした人を対象とした、新しい市の避難行動要支援プランの策定が必要であるって書いてくださってます。これいつぐらいまでに策定する予定ですか。
○委員長(福田香織君)
総合危機管理課長。
○総合危機管理課長(福田康彦君)
今庁内のほうで検討委員会してまして、今年度で作成いたします。それと最初の質問でございますけども、要支援者の決算書での計上ですけども、委託料で明許繰越費534万6,000円、これにつきましては委託料を繰り越してますんで、こちらのほうで計上してございます。
○委員長(福田香織君)
赤堀委員。
○委員(赤堀久実君)
委託料っていうのは、防災機器保守点検業務委託料でいいんですか。
○委員長(福田香織君)
お答えいただけますか。
総合危機管理課長。
○総合危機管理課長(福田康彦君)
そうでございます。そちらのほうの委託料で計上してございます。
○委員長(福田香織君)
他にございませんか。
市川委員。
○委員(市川岳人君)
決算書の145ページの基金積立金の財政調整基金積み立てで、約4億8,000万というところ。当初予算では1億8,000万ぐらいというふうな積み立ての予定だったと思うんですけれども、4.8億円っていうふうな財政調整基金積み立ての理由と。積み立ての何かルールがあるのでしたら教えていただきたいです。
○委員長(福田香織君)
財政課長。
○財政課長(風隼徳彰君)
財政調整積立金につきましては、前年度からの決算額の繰越分の2分の1を積み立てるという地方財政法の規定がございます。
○委員長(福田香織君)
市川委員。
○委員(市川岳人君)
わかりました。それで伊賀市の中でどういう運用というか、どういう基準で積み立ててるとかっていうところと。後、今現在の積立額がどのようになってて、これからどのような活用をされていくのかっていう、考え方がありましたら教えてください。
○委員長(福田香織君)
財政課長。
○財政課長(風隼徳彰君)
財政調整基金、当然これからいろいろ予算・決算進めていく中で、後年度負担とか出てきますので、そのための貯金のようなものでございますけども、一つは財政調整基金自体がどちらかと言うと、目的が余りない基金となっておりますので、国の流れの中ではできれば目的基金化をしていくほうが、大切ですよという意見も出てきておりますので、その意見が出てくれば、財政調整基金のあり方自体も、ほかの目的基金化をしていくっていう、別の基金に積みかえるとか、別の名目の基金をつくっていくっていうことが必要かなと思っております。
それと後、基金の運用でございますけども、平成30年度分からは、出納室のほうで一括運用ということでしていただいておりますので、その詳細について承知しておりません。現在の残高ですか。ちょっと数字見てまたお答えします。
○委員長(福田香織君)
安本委員。
○委員(安本美栄子君)
幾つかお尋ねをしてまいります。決算書の147ページ、成果表の76ページ、先ほど同僚議員が質問をされました。
地域人材育成支援業務委託料2,540万何がしかでございますが、先ほどの説明ではIGABITO育成で2,366万、後データベースですよというような説明がありました。これ28年度からやってるわけなんですけれども、地方創生の国の事業ですからというふうなことを説明受けると、我々は地方創生で国からのだなというような思いがあって、意外と費用対効果というような視点がともすれば、ちょっとどっかいってるなというような思いがあります。
昨年対比いたしましたら、昨年1,140万でございましたので、倍あります。IGABITO育成で。これは昨年までの事業は存じておりますが、この2018年度にIGABITO育成で具体的にどういうふうなことをされたか。そしてまだ2年しか経過してませんから、人育ちの効果というのはあらわれていませんけれども、この2年間でどんなIGABITO育成に前向きな光が見えてきたのか。この2点をお願いいたします。
○委員長(福田香織君)
総合政策課長。
○総合政策課長(月井敦子君)
2018の昨年度の実績どんなことしたかということ。
○委員(安本美栄子君)
昨年度の決算でそれを伺ってますから、ということは今2018年度のIGABITO育成の事業を教えてください。
○総合政策課長(月井敦子君)
昨年度の事業ということでございますね。昨年度も計画の3年目ということですので、市内の高校への支援というのを、引き続き3年目として実施いたしました。それに引き続きまして、前年から倍ぐらいにふえた理由なんですけども、一つにはもう一つのシティプロモーションの支援という、再生計画がございまして、1,000万ぐらいの委託料をとってたんですけれども、そちらのほうでまちづくりラウンドテーブルっていうのを毎年行っておりまして、それをこれまではシティプロモーションの事業として実施しておりました。昨年につきましては、こちらも人材育成にかかわってくる部分でございますので、それをこちらに乗せかえたというのが一つございます。
もう一つは昨年から発足いたしました若者会議につきまして、新しい組織でございますので、伊賀市の若者会議はどんな組織なのかということで、そういう運営の支援であったり、そういうのをこの業務に入れておりますので、増額したということはございます。業務の内容としては、高校への支援と若者会議の支援ということと、後、まちづくりラウンドテーブルの実施というのが大きい三つでございます。
○委員長(福田香織君)
安本委員。
○委員(安本美栄子君)
通常私たちは素人的発想でございますが、2,500万になりました。1,140万がね。これが若者会議であったり、全てがまちのラウンドテーブルであったりしても、じゃあ会議するだけでこんなにたくさんのお金が要るのか。コンサルに委託料払ってますよね。このデロイトトーマツコンサルタントっていうところでしょ。会議も全てコンサルに任せて、じゃあその後、会議をした後のフォロー、どういうふうなのが出てきてますか。例えばデータをどういうふうにしているから、これをどこにどう生かしてとか、民間のどういう組織とマッチングしながら生かしているというふうな、そういうふうなフォローはどうなのでしょうか。このコンサルはどこまでやってもらっているんですか。
○委員長(福田香織君)
総合政策課長。
○総合政策課長(月井敦子君)
コンサルティングですので、委託料の主な部分といいますのは、人件費にはなってございます。ただ全て丸投げしているとは、うちの課では全く思っておりません。全ての会議に課の職員も出ておりまして、企画につきましても、一緒に会議を重ねながら進めておりますので、職員にとってもそれがプラスになっていると思っております。
それから成果と言えるかどうかなんですけれども、この計画が3年目でしたので、一応計画のKPIっていうのを三つ用意しておりまして、この成果報告書の成果にもございますけれども、一応20代、30代の転出超過というのを抑制されております。この内容につきましては、先ほどもございましたが、外国人の動向によるものが大変多くございますので、外国人の若い方が転入されたというものが主な要因にはなっているんですけれども、伊賀市としてはやはりそれは特徴といいますか、いい特徴ではございますので、今後それを生かした政策っていうのを考えていきたいとは思っております。
○委員長(福田香織君)
安本委員。
○委員(安本美栄子君)
コンサル全てにお任せではなくして、コンサルに委託する部分は委託する部分、私たちみずからがする部分、そこに住んでいる人たちがする部分っていうのを、しっかり参酌していただいてる原課は、そのことが理解できました。
なぜこんなことを聞いたかといいますと、若者会議に出席している人が、わあ、こんな会議に出席して伊賀が好きになったよ。今は違うところにいるけど、ここに帰ってきて就職したいねと思いました。でもなかなか就職できなかったんですよね。そんな例がたった1件です。私が伺ったのは。たった1件ですけど、そんな例があったんです。じゃあ若者会議って自分たちのことも、結局フォローしてもらえなかった。それはそれでしてくれないから言ってるわけじゃなくして、本人の努力もあるんだろうと思います。そんなことを考えたときに、一つの事例だけ申し上げているのではなくして、全体的に若者会議から見出した意見は意見として、どの部分に予算をつけて、どんなまちづくりをするか。そしてこの人たちも学校は都会に行くけれども、また帰ってきてくれるような、しっかりとした支え、つまり仕事ですよね。そういうふうなものも総合的に考えられる。つまり5年、10年後、20年後の伊賀市をどうしたいか。だから今こういうふうな会議しているんだ。その会議の結果がどういうふうな形でいくのかという会議の後の形を、どんな計画をもっているのかっていうのを私たちは知りたいです。知りたいです。ですのでこんな質問をいたしました。
これ続きますよね。後2年ぐらいか。ですので地方創生というのは、大学の教授に言わせたら、地方創生というのは丸ごともらえるものではなくして、それと同じ金額を出してますよね。1,435万2,000円、国からもらってます。地方創生。でもやっぱり市からは1,470万出してるわけですから、同じようにお金を使ってるので、費用対効果ということにも、もう少し人育てはそんなわけにはいきませんけれども、一定の感覚っていうのはやっぱり大事ではないかと思います。その辺があんまり見えてきません。この地方創生では。ですのでそこをしっかりと見せていただきたいなと思います。
次へ行きます。155ページの多文化共生でございます。この中で成果表は102ページです。この中で国際交流協会への委託が235万、国際交流協会事務補助金244万が出ております。この中に人件費は入っておりますか。
○委員長(福田香織君)
市民生活課長。
○市民生活課長(三根久美子君)
国際交流協会補助金のほうには、協会の人件費というような形で組み込まれております。委託料については、市のほうから委託させていただいてる業務を実施していただいております。
○委員長(福田香織君)
安本委員。
○委員(安本美栄子君)
この244万、協会の事業補助金にはありますということですが、この244万のうち、人件費は何人分どれだけでしょうか。
○委員長(福田香織君)
市民生活課長。
○市民生活課長(三根久美子君)
人数は2人雇用させていただいております。詳細の金額はこの中ですけども、ちょっと調べさせて後ほど報告させてもらいます。済みません。
○委員長(福田香織君)
安本委員。
○委員(安本美栄子君)
皆さん今、手持ちでないですから後で報告しますって、そんなふうにおっしゃっていただいてますけれども、決算委員会というのは、少なくともここに書いてある数字の明細というものがあるわけでしょう。それぞれのセクションの方はやっぱりそれを持ってきて、今ここで議論をするから意味があって、後でもらってもそれって席が設けられていないので、ああそうですかに終わってしまうので、やっぱり決算委員会はしっかりとした身のある決算委員会、これは形式ではなくして、そんなふうにしたいと思うので、委員長、ちゃんとその辺は言ってください。
それでは私は何でここでこれを聞くかといいますと、多文化共生で業務嘱託員報酬というのが839万上がっております。これは伝丸さんにいろんな国際交流のことをお願いしてます。外国の方の生活支援もお願いしておりますので、この方たち4名には先ほどどなたかの答弁でありました、市の窓口の方で通訳の方が伝丸さんと一緒にここにもいらっしゃる、行ったり来たりしてるという、何か併任のような答弁があったんですけれども、この決算書に書いてあります、業務嘱託員報酬839万の4名は、先ほどの窓口のスタッフと重複していますか。全く別ですか。
○委員長(福田香織君)
市民生活課長。
○市民生活課長(三根久美子君)
こちらの決算書のほうなんですけども、これは市民生活課にいる4名と、後、多文化共生センターのほうに1名おりますので、その5名分が839万4,586円の嘱託員報酬ということになっております。
○委員長(福田香織君)
安本委員。
○委員(安本美栄子君)
ということは、この4名のうちの3名は、先ほど窓口業務行ったり来たりしてますよというような方と捉えていいんですね。
○委員長(福田香織君)
市民生活課長。
○市民生活課長(三根久美子君)
そうです。5名分のうちの1名は多文化共生センター、後4名が市民生活課に配備されてるものでございます。
○委員長(福田香織君)
安本委員。
○委員(安本美栄子君)
わかりました。それでは続きまして159ページの地域情報化推進費461万円の中から、ケーブルテレビ加入促進事業ということについて伺ってまいります。成果表は112ページでございます。このケーブルテレビ加入促進事業767万6,753円は、加入者の月額515円の事業者に対する補償というような説明が書いてございます。制度としては、加入アップのための事業は全くここにはないんですよね。補償費だけで。でも指標の中でケーブルテレビ加入率を上げようとしないのか。それとも加入促進を図りましたっていうふうなことが書いてあるんですよね。ケーブルテレビの加入の促進を図りました。ここには全く促進のための事業費は書いてなくって、この月額515円の補償がそれにつながるんだろうとは思いますが、それ以外の加入促進とは何を指して、どんな事業をしていたのかお願いしたいと思います。
○委員長(福田香織君)
広聴情報課長。
○広聴情報課長(一路勝巳君)
広聴情報課の一路でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
今お尋ねをいただきましたケーブルテレビの減免のほうなんですけれども、こちらにつきましては加入促進といいますか、行政情報と防災情報等を効果的にお伝えする。それと情報格差の是正を行うことを目的に、軽減制度を導入しております。
それから加入促進ということにつきましては、成果報告書の67ページのほうですけども、こちらのほうで市民スタッフの採用ですとか、あるいはさまざまな方から御意見を伺って、わかりやすい番組に進めているところでございます。
○委員長(福田香織君)
安本委員。
○委員(安本美栄子君)
やっぱりケーブルテレビ加入促進っていうのも、それぞれの原課さんのお仕事だと思います。なぜならば、自治基本条例にも情報の共有として、その媒体の一つにケーブルテレビって挙げられているんですよね。少しでも加入率がアップするようにもっていくのは、この原課さんだけではなくって、全市的に必要なことじゃないですか。でもこれ30年度は29年対比としたときに、ダウンしてるんですよね。このダウンはどう捉えてるの。ダウンしているということは努力してないのんか。それともとってる人がとらなくなったのか。その辺の分析っていうのは、どう捉えてます。
○委員長(福田香織君)
広聴情報課長。
○広聴情報課長(一路勝巳君)
維持管理費の軽減制度補償金の額が下がってるということでございますかね。こちらのほうにつきましては。
○委員長(福田香織君)
そのような質問でよろしいですか。
○委員長(福田香織君)
安本委員。
○委員(安本美栄子君)
加入率は前年対比に比べて減っている。それはどういうふうに分析してますか。
○委員長(福田香織君)
広聴情報課長。
○広聴情報課長(一路勝巳君)
加入率の減でございますけれども、加入世帯と全世帯というのがございますけれども、世帯分離等のほうが進んでおるということで、加入率のほうがちょっと下がってるということでございます。
○委員長(福田香織君)
安本委員。
○委員(安本美栄子君)
もう答弁いいです。また別のところで議論しましょう。何となくこれアップさせなあきませんよな。だから先ほども申し上げましたように、違う角度から見ても市全体から見ても、やっぱり情報提供するという大事な媒体ですから、また違うところで議論させてください。
次、行きます。決算書の161ページ、予算成果表の121ページです。ゆめぽりすセンター維持管理経費というのを伺います。161ページの
地区市民センター等維持管理経費の中に、このゆめぽりすセンターも含まれておりますか。ゆめぽりすセンターだけ切り離していただいてますか。どっちですか。私、決算書でよう探さんのよ。
○委員長(福田香織君)
地域づくり推進課長。
○地域づくり推進課長(東 浩一君)
事項別明細書では一緒になっております。
○委員長(福田香織君)
安本委員。
○委員(安本美栄子君)
何で一緒なの。地区市民センターとゆめぽりすセンターは同じですか。同類項ですか。
○委員長(福田香織君)
地域づくり推進課長。
○地域づくり推進課長(東 浩一君)
大変申しわけございませんが、ちょっと予算要求の段階での理由につきまして、ちょっと明確にお答えできる中身っていうのが、今すぐに思いつきませんでして、そのために今ごらんになってくださっております、ゆめぽりすセンターにつきましては121ページ。それから地区市民センター維持管理経費については120ページということで、経費の内訳ということでお示ししているということで、大変恐縮ですけども、ごらんいただければというふうに思います。
○委員長(福田香織君)
安本委員。
○委員(安本美栄子君)
見てます。成果表から見てゆめぽりすセンター維持管理経費っていうのを書いてくれてますので、決算書で一生懸命探しているんですけども、どこにも見つからないので、地区市民センター等という、ここに入っているんだろうなというふうに思ったので確認をさせていただきました。地区市民センターは地域の自主自立ということで、ちょっと設立の意味が地域にとらわれておりますけれども、地域に限られています。ゆめぽりすセンターは全市的なNPOであったり、そういう団体の支援、地区市民センター住民自治協も支援しますけれども、ですのでちょっとわからなかったので伺いました。このゆめぽりすセンターの嘱託職員報酬185万、これ何人分ですか。そして臨時職員の賃金464万2,000円、何人分ですか。
○委員長(福田香織君)
地域づくり推進課長。
○地域づくり推進課長(東 浩一君)
業務嘱託員報酬ということで1名分、それから事務補助員賃金4名分でございます。
○委員長(福田香織君)
安本委員。
○委員(安本美栄子君)
この5名の方がいらっしゃるわけですけれども、これ指定管理のときと直営になったときとで、人件費はどんな推移をたどってますか。ちょっと難しいこと言いません。アップしてますか。ダウンしてますか。どっちですか。
○委員長(福田香織君)
地域づくり推進課長。
○地域づくり推進課長(東 浩一君)
大変申しわけございませんけども、指定管理時の人件費としての決算額をちょっとお調べしますので、ちょっとお時間をいただきたいと思います。
○委員長(福田香織君)
安本委員。
○委員(安本美栄子君)
わかりました。その件についてわかったら教えてください。なぜならば、ずっといつまで直営を続けているのかということを言いたいので、このこともちょっと疑問に感じてます。そして働き方の問題もそうですし、直営いたしますと、非常に人件費というのが高いんですよね。ですから指定管理にしようというふうな流れで、これ逆行したので、この辺でしっかりと人件費の推移がどうなっているのか確認をさせていただきたいと思いますので伺いました。
それからこの指標ですけれども、市民活動団体の登録、NPOの登録ですけれども、これって30年目標、何で200件に下がったん。去年は29年度は目標320だった。これってそうですよね。登録件数ですから。320を目標にしてて、333の実績があった。平成30年度は目標を200にダウンして、実績が200だったって、この目標の設定の仕方に、ちょっと疑問を感じるんですけど、この辺の説明をお願いできます。
○委員長(福田香織君)
地域づくり推進課長。
○地域づくり推進課長(東 浩一君)
成果報告表121ページの指標の数字でございます。こちらにつきまして、29年度まで333という実績上げてございます。こちらにつきまして29年度末から30年度に移行するときに、再度こちらの登録団体につきまして、精査をさせていただきました。いわゆる幽霊団体になっているようなところを、無駄なデータの管理もしてございませんので精査をさせていただきました。そうしますとこの数字ということで、一旦30年度に目標の再スタートということで置かしていただきまして、そこから31年度、32年度に向けまして、利用拡大を図るというようなことでの整理を一旦させていただいたと、このような経過でございます。
○委員長(福田香織君)
安本委員。
○委員(安本美栄子君)
ほぼ人口が限られてますから、そういうふうな計算も含めたんかなと思ったんですけれども、目標がこんなに大幅にダウンするで、ちなみに昨年度の成果表見てみましたら、しっかり330って書いてあるんですよ。なのにどこでどう修正したのか。どんな考え方なのか。少し疑問感じてますけれども、さしてここは市民生活にどうってことはないとは思います。ただ指標は私思うんですけども、この登録団体を指標にするのも、とても重要ですけれども、ふやせふやせでふやしていくことが決していいことではありません。ありません。だからこれは指標じゃなくして、ゆめぽりすセンターがNPOの皆さん方や、住民自治協議会の皆様方にどれだけ活用していただいてるか。稼働率のほうが目標にすべきだろうと思うんです。開きましたけれども使ってもらえません。スタッフだけがおりますって、これではいけませんでしょう。ですからあのお部屋を使っていただいて、活動していただいてるという、この稼働率こそ、目標にすべきだと思いますので、次からは再考していただきたいなと思っております。
次へ行きます。165ページの
住民自治協議会推進経費の中で、地域活動支援補助金48万8,000円、1団体なんですよね。これもやっぱりだんだんだんだんダウンしているんですよね。ですのでこれは1団体しか応募がなかったのか。幾つか応募の中から1団体が選ばれたのか。その辺からまずお願いをしたいと思います。
○委員長(福田香織君)
地域づくり推進課長。
○地域づくり推進課長(東 浩一君)
30年度につきましては、3団体の応募がございまして、1団体の採択ということになっております。
○委員長(福田香織君)
安本委員。
○委員(安本美栄子君)
これって住民自治協はことしからやね。この年はまだキラッとがなかったので、この団体は住民自治協なんですか。それともNPOですか。
○委員長(福田香織君)
地域づくり推進課長。
○地域づくり推進課長(東 浩一君)
こちらの採択になった団体につきましては、自治協でございます。
○委員長(福田香織君)
安本委員。
○委員(安本美栄子君)
ということは、NPOさんが育っている、いないって、こんな失礼なこと申し上げたらいけませんけれども、この制度があることを御存じないのか。それともこの制度を申し込むに何か問題があるのか。このことについて考えたことありますか。私は、NPOさんから書類の手続と、そしてプレゼンテーションするんですよね。なかなか厳しいと。ですから1回出したけど、だめだったので2回としませんっていうふうなので、非常にハードルが高いんですね。プレゼンテーションで皆さんの前でやってですから、物すごい公平ですばらしいと思うんですけれども、申請する団体にとっては、非常に何かハードルが高いと言われております。ですから今回も1件っていうから、私はNPOと思ったんですけど、自治協からの1件でNPOからはなかったというようなことですから、その辺、せっかくいい制度を使って、NPOさんもそれぞれ頑張っていただいてるので、やっぱりお使いをいただいて、そして最終的にやっぱりまちがよくなり、そして市がよくなっていく。活性化されていくという、最終目的はどの団体も行政も一緒ですので、少しこれ何が問題なのか。一度原課で分析をしてください。
以上で終わります。
○委員長(福田香織君)
中岡委員。
○委員(中岡久徳君)
133ページの清掃業務委託料、この委託料の中にトイレの中のジェットタオルの清掃業務が含まれてるのか教えてください。
○委員長(福田香織君)
管財課長。
○管財課長(越村憲一君)
こちらの清掃業務委託料の中のジェットタオルが含まれているかとのことですけども、済みませんちょっと後ほど回答差し上げます。
○委員長(福田香織君)
中岡委員。
○委員(中岡久徳君)
さっき安本議員さんもおっしゃったように、委託料書いてあると。細かい数字まで書いてあるのに、後で報告というのは、それとこれ多分入札してるはずですわな。だから原課の課長は入札の調書やら持ってるはずです。入札発注するときは。そしたらジェットタオルはついてるのか、ついてないのか教えて。
○委員長(福田香織君)
管財課長。
○管財課長(越村憲一君)
ジェットタオルは特についてございません。
○委員長(福田香織君)
中岡委員。
○委員(中岡久徳君)
ジェットタオルなぜついてないのに、庁内環境をよりよくすると、こうやって成果表には書いてありますよね。なぜ聞くといったら、トイレ終わって手を洗った。特に床に出口のほうに出口と入口一緒ですわな。そこに水が廊下に床にぱっぱと散ってるときがたくさんございます。これで今聞いてるけども、なぜついてないの。
○委員長(福田香織君)
管財課長。
○管財課長(越村憲一君)
ちょっとタオルを設備するときに、経費もかかることがございますので、委託料の中についてはジェットタオルをつけていないというふうな、現在そういう状況でございます。
○委員長(福田香織君)
中岡委員。
○委員(中岡久徳君)
そしたら庁内つくるときに、ジェットタオルの見てくれてます。ちゃんと設備するようになってますわな。電気の配線、口、それもお金ですわな。もともと設計したのに、ここの55ページの成果表には、庁内環境をよりよくと書いてますわな。庁内環境よりよくならへん。無駄なお金と違います。つくるときに配線、各トイレの全部にジェットタオルというような受け口つくってますわね。なぜつくらへんかった。教えて。お金だけ要るんやったら、最初に設計せんといたらよかったらいいんですよ。違いますか。そういうこと思うんですけども、これまだ新しいさかい聞かせてください。
○委員長(福田香織君)
管財課長、答弁願いますか。
○管財課長(越村憲一君)
コンセント等については、施設しておりますけども、ほかのいろんな電気設備に使っておりまして、ジェットタオルについては、そこまで必要性が協議の中ではなかったかというふうに聞いております。
○委員長(福田香織君)
中岡委員。
○委員(中岡久徳君)
いやいや、各トイレの中にジェットタオルいう受け口ありますわね。御存じですか。それちょっと教えて。
○委員長(福田香織君)
管財課長。
○管財課長(越村憲一君)
承知しております。
○委員長(福田香織君)
中岡委員。
○委員(中岡久徳君)
そしたらその配線をほかに使ってると、何に使ってくれてます。教えてください。その中に電気の配線無駄になりますやろ。
○委員長(福田香織君)
管財課長。
○管財課長(越村憲一君)
ジェットタオルの配線については、ジェットタオルしか使えないという状況でございます。失礼しました。
○委員長(福田香織君)
中岡委員。
○委員(中岡久徳君)
そしたら最初に言うたみたいに、この庁舎の設計のときに、施工もそうです。施工のときに設計も入っとる。施工もしました。設計のときの設計費も無駄。施工も無駄。最初から使わへんのやったら、そういう設備したら無駄と違います。5階でもたくさんトイレありますね。そこ全部受け口ありますやん。それも全部せっかくつくったのに、無駄になりますやんか。もともと65億ほどの中にジェットタオルの設備も全部入ってますわな。機械はつけてないですけど、そういうのそしたら無駄と違います。教えてください。
○委員長(福田香織君)
管財課長。
○管財課長(越村憲一君)
ジェットタオルの設置につきましては、今後経費のこともございますけれども、現在の配線等のこともございますので、そちらも加味して、ちょっと庁内各課とも協議のほうをさせていただきたいと思います。
○委員長(福田香織君)
中岡委員。
○委員(中岡久徳君)
1階のところ市民の方、私も何回も出会いました。手を洗って何もないなというような話も聞かせていただいております。それでジェットタオル、手を送風でやると、最新の機械では除菌もちゃんとできるような機械も売っております。それを設備するのは高いかわかりません。そうですけど、市民サービスの一つでございますんで、それとせっかく配線も全部してますわな。配線しようと思ったらお金もかかっております。費用対効果言うたら、無駄なお金を使ったというようなことのないようにやっていただきたいと思います。
それともう一つ、153ページ、ふれあいの里の整備651万、この中でサウナの設計が48万と工事費が四百五十何万、500万ほど使ってくれておりますが、このサウナ、たくさんの人が使ってくれて、500万ほどかけて費用対効果どんなもんか教えて。
○委員長(福田香織君)
島ヶ原支所振興課長。
○島ヶ原支所振興課長(田中佳隆君)
島ヶ原支所振興課、田中と申します。よろしくお願いします。
これはやぶっちゃのサウナ室を暖めるストーブを交換させていただいてます。利用については、利用者から新しくなって喜んでいただいてるところでございます。
○委員長(福田香織君)
中岡委員。
○委員(中岡久徳君)
いやいや、改修したから喜んでいただいてるのを聞いとんのと違うんですよ。私、聞いたのはこのサウナを何人ぐらい利用されているのかと。
○委員長(福田香織君)
島ヶ原支所振興課長。
○島ヶ原支所振興課長(田中佳隆君)
入浴いただいてる方の中から利用いただいてるんですけども。
○委員長(福田香織君)
中岡委員。
○委員(中岡久徳君)
入浴の人がついでに使ってると、このサウナ、500万ほどかけて、耐用年数ちゅうのはどんなもんですか。教えて。
○委員長(福田香織君)
島ヶ原支所振興課長。
○島ヶ原支所振興課長(田中佳隆君)
耐用年数は10年以上あると聞いております。
○委員長(福田香織君)
中岡委員。
○委員(中岡久徳君)
素朴な質問で私、何もわからへんのやけど、大体温泉1日何人ぐらい入って、これサウナ男性も女性も両方サウナあるのか。それも教えていただけますか。
○委員長(福田香織君)
島ヶ原支所振興課長。
○島ヶ原支所振興課長(田中佳隆君)
女性と男性と両方にサウナがございます。人数については、ちょっと今1日といいますか、何人っていうのはちょっと資料を持ち合わせていないんで、後で報告させていただきます。
○委員長(福田香織君)
中岡委員。
○委員(中岡久徳君)
1日でわからんかったら、年間でしたら統計とってますやろ。決算書やから。やぶっちゃにふれあいの里のとこへ、何人ぐらい来てくれてるぐらいは、男性は何人、女性は何人とどこから来てると聞いてませんよ。どこの地域から来てるとは言いません。地区外から来てる。そんなんは聞いてませんよ。大体というよりは何ぼ入ってると。そのうちサウナがこれだけ利用しとるんかなと思って。500万が10年もったら、次、年間50万ですわな。50万がどんだけのお客さんに貢献するんかと。強いては伊賀市にはね返る話ですんで、ちょっともう一遍、わかりませんか。
○委員長(福田香織君)
島ヶ原支所振興課長。
○島ヶ原支所振興課長(田中佳隆君)
年間13万人以上が御利用いただいてると思っております。
○委員長(福田香織君)
中岡委員。
○委員(中岡久徳君)
ありがとうございました。
○委員長(福田香織君)
先ほど市川委員の財政調整基金の現在高の質疑に関し、当局より答弁を求められていますので、これを許可します。
財政課長。
○財政課長(風隼徳彰君)
先ほどのお尋ねでございますけれども、令和元年の9月補正予算ベースで、令和元年度末の現在高が59億9,698万5,000円の予定となっておりますんで、今把握できる現在高といたしましては、見込み数字でございます。
以上でございます。
○委員長(福田香織君)
市川委員よろしいですか。
他に質疑ございませんか。
近森委員。
○委員(近森正利君)
1点だけお願いします。決算書の169ページ、成果報告書の136ページ、この成果報告書の中で、需用費等が今回はなかったっていうことになっております。防災会議なども開かれなかったということですね。それで伊賀市地域防災計画っていうのが冊子としてありますね。この冊子が今現在ネットで公開されている、災害対策本部組織図っていうのがあるんですけども、これは建設部の下に下水道班がいます。水道部の下にはないんですね。伊賀市は下水道部になっていますよね。ここら辺の書きかえをしなくてよかったのかどうかお伺いします。
○委員長(福田香織君)
総合危機管理課長。
○総合危機管理課長(福田康彦君)
災害対策本部ですけども、地域防災計画につきまして、昨年度については開催しませんでしたもので、今議員おっしゃいました組織の名称については、所掌事務については以前の平成27年度時点の組織がございまして、今年度防災会議を開いて現在の組織に置いた形で、所掌事務の見直しを考えてございますんで、よろしくお願いいたします。
○委員長(福田香織君)
近森委員。
○委員(近森正利君)
実際ネットの中で公開されてますんで、それを早急に早く変えるほうがいいかなと思います。今はこの地域防災計画ってなってますけど、国のほうでは地区もっと小さな単位で、地区防災計画を立てるようにとなってますんで、こういうことに関しても、もっと防災会議をしっかり開いてもらって、市が対応していただきたいと思います。
以上です。
○委員長(福田香織君)
他に質疑はございませんか。
嶋岡委員。
○委員(嶋岡壯吉君)
決算書の165ページの土地借り上げ料222万2,860円で、成果表の127ページに、これ多分230万60円とあるんですけど、同じもんやと思うんですけども、これ括弧して駐車場と書いてますし、通行料も含まれているんですよ。これちょっと説明してください。
○委員長(福田香織君)
市民生活課長。
○市民生活課長(三根久美子君)
土地の借り上げ料なんですけども、これは市民生活課といたしましては3カ所、いわゆる駐輪場として借り上げております。
○委員長(福田香織君)
嶋岡委員。
○委員(嶋岡壯吉君)
通行料、ちょっと教えてください。
○委員長(福田香織君)
市民生活課長。
○市民生活課長(三根久美子君)
これは2回ほどなんですけども、運転免許証センターのほうへ、高齢者のいわゆる研修の打ち合わせであったり、当日高齢者の方を乗せて行ったときに、使用させていただいた通行料となっております。
○委員長(福田香織君)
嶋岡委員。
○委員(嶋岡壯吉君)
わかりました。でも運転免許証の更新に行くのに、このお金が借り上げ料に上がってくるちゅうのはおかしいかなと思うんですけど、それともう一つ、駐輪場の管理委託料が137万6,605円となってますけど、これ何カ所分ですか。
○委員長(福田香織君)
市民生活課長。
○市民生活課長(三根久美子君)
管理委託の箇所は6カ所になります。済みません、先ほど議員さんおっしゃってくださいました、運転免許証はこれは更新ではなくって講習です。申しわけございません。高齢者の方の事故が少しでも防止するために、いろんなシミュレーションができますので、あそこ行かせていただくと。そのために高齢者の方に行ってもらってるという費用でございます。
○委員(嶋岡壯吉君)
わかりました。ありがとうございました。
○委員長(福田香織君)
他に御質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(福田香織君)
先ほどの山下委員の文部科学大臣賞委員会の質疑に関し、当局より答弁を求められていますので、これを許可します。
文化交流課長。
○文化交流課長(垣内有美子君)
先ほど山下議員さんからお聞きいただきました157ページの文部科学大臣賞選考委員会の委員さんの数ですけれども、委員長がお一人で委員さんは6名です。選考委員会自体は1回なんですけれども、それまでに対象の書籍を委員さん全てに送らせていただいて、読んでいただいた状態で委員会に寄って来ていただいて選考いただいております。
以上です。
○委員長(福田香織君)
よろしいですか。
先ほどの安本委員の国際交流協会補助金の詳細の質疑に関し、当局より答弁を求められていますので、これを許可します。
○委員長(福田香織君)
市民生活課長。
○市民生活課長(三根久美子君)
決算書の155ページの国際交流協会244万円の補助金の関連でございますが、この国際交流協会の全体事業費の4割ほどに当たる244万円になっております。先ほど2名を雇用していただいてるということなんですけども、2名の雇用額については379万9,452円ということでございます。
○委員長(福田香織君)
よろしいでしょうか。
安本委員。
○委員(安本美栄子君)
今言っていただいた244万円は4割ですよ。人件費は300何万ですよって、それまた余計わからんようになったけども、人件費はどこに入ってるの。
○委員長(福田香織君)
市民生活課長。
○市民生活課長(三根久美子君)
済みません、大変申しわけございません。国際交流協会そのものの全体の経費が600万ほど事業費でかかっております。これは国際交流協会が単独で事業をしていただいてるんです。その中で市が委託であったり、補助金であったり出させていただいてるんですけども、そのうちの市の244万というのは、全体事業費の4割、244万出させていただいてるということです。
○委員長(福田香織君)
安本委員。
○委員(安本美栄子君)
ということは事業費ですから、この244万円の中には人件費何がしかの何%分というのは入っていないということですね。
○委員長(福田香織君)
市民生活課長。
○市民生活課長(三根久美子君)
その中にはもちろん人件費も含まれております。細かく説明させていただくと、国際交流協会の30年の実績が572万4,557円ございました。そのうち市のほうから244万円の補助金を出させていただいております。協会の支出の内訳として、人件費としては379万9,452円、その残りは事業費で使われてるということなんです。
○委員長(福田香織君)
もう一点、先ほどの安本委員のゆめぽりすセンター指定管理時との人件費比較の質疑に関し、当局より答弁を求められていますので、これを許可します。
地域づくり推進課長。
○地域づくり推進課長(東 浩一君)
先ほどは失礼いたしました。指定管理時の人件費相当額というところでございますけども、約635万円というところです。今回の決算に移行する金額といたしましては約700万円というところでございまして、ただし使用料収入等に勘案しまして、そこまでのプラマイというようなところもございますので、金額的には今申し上げたように、少し人件費としては上がったというような結果でございました。
○委員長(福田香織君)
安本委員。
○委員(安本美栄子君)
トータル的に収入があるから、ちょっと人件費が上がったとしても、ペイしてるよねっていうようなところですけれども、人件費を見たときには、やっぱり直営は少し高くなってるよねというようなことが事実ですよね。
○委員長(福田香織君)
地域づくり推進課長。
○地域づくり推進課長(東 浩一君)
そのとおりでございます。
○委員長(福田香織君)
他に質疑なしと認めます。
会議の途中ですが休憩といたします。再開は午後1時といたします。
(午前11時51分 休憩)
―――――――――――――――
(午後 1時00分 再開)
○委員長(福田香織君)
休憩前に引き続き会議を再開します。
先ほどの田中委員の庁舎竣工式典の質疑に関し、当局より答弁を求められていますので、これを許可します。
管財課長。
○管財課長(越村憲一君)
先ほど田中議員さんから御質問いただきました件につきまして、御回答のほう遅くなりまして、今から差し上げます。
決算書につきましては133ページの真ん中から、ちょっと下のほうですけども、竣工式典運営会場説明業務委託料215万3,520円の件でございます。まず設計金額の積算はということでございましたので、設計金額につきましては3社のほうから見積もりをとりまして、それをもとに市のほうで設計を行いまして、有限会社アート工房が215万3,520円で落札をいたしました。
それで竣工式のほうで国旗、市旗の掲揚をしていなかったということにつきまして確認しましたところ、国旗、市旗の掲揚の必要性につきましては、市のほうでそこまで認識していなかったため、掲揚はしてなかったということでございます。つきまして業者へのペナルティー等は考えてございません。補助金につきましても、アート工房に対しましては出しておりません。
以上でございます。
○委員長(福田香織君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
今の設計のほうは市のほうでされたというお話を聞かせていただきました。国旗についてはどういう理由をもって掲揚しなくっていい。市旗についてどういう理由をもってしなくていい。こんな発想になったんだろう。例えば教育委員会なんかは、行政のほうから式典では国旗の掲揚お願いする。こういうふうなことになっていますけれども、伊賀市としての一大イベントで国旗の掲揚、市旗の掲揚しないでいいというのは、どこにどんな判断があったんだろう。
○委員長(福田香織君)
管財課長。
○管財課長(越村憲一君)
申しわけございません。単純に国旗、市旗の掲揚の用意といいますか、設計のほうを怠っていたということでございます。
○委員長(福田香織君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
今後そんなことがないようにお願いいたしたいと思います。
○委員長(福田香織君)
それでは次に事項別明細書、第3款民生費、180ページから217ページについて説明願います。
健康福祉部次長。
○健康福祉部次長(中出光美君)
健康福祉部の中出です。よろしくお願いいたします。
それでは第3款民生費につきまして、その概要を御説明させていただきます。決算書180、181ページをお開きください。
第3款民生費の予算現額は141億6,262万2,000円で、支出済額は137億7,854万3,151円、翌年度繰越額は86万4,000円で、不用額は3億8,321万4,849円、執行率は97.29%です。
第1項社会福祉費の支出済額は52億3,397万1,597円です。
第1目社会福祉総務費の支出済額は11億254万2,800円で、主な事業は181ページ備考欄の社会福祉一般事務経費9,099万6,469円で、主なものは182、183ページをお開きください。
183ページ備考欄の伊賀市社会福祉協議会職員設置等事業補助金7,815万2,643円で、社会福祉法に基づき、社会福祉協議会が行う地域福祉活動の推進に係る職員人件費などに対する補助金です。同じく備考欄の社会福祉施設維持管理経費は5,368万6,533円で、伊賀、阿山、大山田、青山の各福祉センターの維持管理経費です。
184、185ページをお開きください。
185ページ備考欄の地域福祉推進事業は5,966万4,017円で、福祉総合相談体制の強化に向けて配置した相談支援包括化支援員の人件費や、福祉有償運送事業補助金1,106万5,000円が主なものです。
186、187ページをお開きください。
187ページ備考欄の国民健康保険事業特別会計繰出金は6億3,102万9,129円です。
第2目民生事業活動費では、支出済額1,056万2,641円で、備考欄の民生委員活動委託料905万3,700円が主なものです。
第3目国民年金事務費は、支出済額4,677万8,981円で、国民年金法に定める法定受託事務と国民年金事務に係る経費です。
188、189ページをお開きください。
第4目障害福祉費では、支出済額は21億3,528万3,472円で、主な事業は189ページ備考欄の障害者福祉一般事業4,383万4,111円で、障害者相談支援センター及び平成30年4月から設置しました基幹相談支援センターの相談支援専門員4名の人件費や、障害者福祉施設整備事業費補助金878万4,959円が主なものです。同じく備考欄の障害者自立支援給付事業19億9,259万7,705円の主なものは、190、191ページをお開きください。
191ページの障害者総合支援法に基づく介護訓練等給付費17億8,104万1,624円、厚生医療給付費9,888万9,818円です。
192、193ページをお開きください。
第5目福祉医療費の支出済額は5億3,625万6,795円で、心身障害者、重度身体障害者、子ども医療などの各医療扶助費です。
第6目後期高齢者医療費では、支出済額14億254万6,908円で、後期高齢者医療広域連合負担金10億3,622万5,000円が主なものです。
第2項老人福祉費、第1目老人福祉総務費の支出済額は19億999万1,638円です。主な事業では194、195ページをお開きください。
195ページ備考欄の老人施設福祉事業2億6,807万3,130円は、養護老人ホーム入居者の措置費です。同じく備考欄の介護保険事業は14億6,580万5,908円で、介護保険事業特別会計繰出金14億6,536万2,012円が主な支出です。
第3項同和行政費の支出済額は3億301万8,637円です。第1目同和行政総務費の支出済額は1億3,005万2,909円で、主な事業は196、197ページをお開きください。
197ページの備考欄の福祉資金貸付事業414万805円の主な支出は、福祉資金貸付事業基金積立金392万9,178円です。
第2目隣保館費の支出済額は1億6,108万8,228円で主な事業は、備考欄の隣保館管理経費5,335万3,564で、市内8カ所の隣保館の嘱託職員や生活相談員の人件費が主な支出です。
200、201ページをお開きください。
第3目共同浴場費の支出済額は1,187万7,500円で、市営共同浴場しろなみ湯の維持管理経費です。
第4項児童福祉費の支出済額は48億5,797万9,849円で、翌年度繰越額は86万4,000円です。
第1目児童福祉総務費の支出済額は4億3,955万9,228円で、主な事業は201ページ備考欄の児童福祉一般事務経費1億1,176万1,630円で、主な支出は202、203ページをお開きください。
203ページ備考欄の子育て支援基金積立金1億8万8,505円です。同じく備考欄の放課後児童対策事業は7,146万9,451円で、市内19カ所の放課後児童クラブの指定管理料が主な支出です。
206、207ページをお開きください。
第2目児童措置費の支出済額は29億7,519万4,530円です。主な事業は207ページ備考欄の私立保育所等運営費は13億4,554万4,650円で、私立保育園14園と私立認定こども園1園の運営費補助が主なものです。同じく備考欄の児童手当扶助費は13億1,388万円です。
208、209ページをお開きください。
第3目母子・父子福祉費の支出済額は660万8,375円で、主なものは209ページ備考欄の母子・父子家庭自立支援給付費408万円で、母子自立支援教育訓練給付費高等技術訓練促進費として支出しました。
第4目保育所費の支出済額は14億1,633万8,152円で、主な事業として備考欄の保育所管理運営事業5億4,809万2,434円は公立保育所16園の管理運営費で、臨時保育士及び臨時給食調理員の賃金3億678万2,411円が主なものです。
210、211ページをお開きください。
第5目児童館運営費の支出済額は2,027万9,564円で、主な事業は211ページ備考欄の児童館管理運営事業764万7,104円で、市内3カ所の児童館運営及び事業推進報償費、施設維持管理経費などです。
212、213ページをお開きください。
第5項生活保護費は支出済額14億7,353万1,430円で、第1目生活保護総務費の支出済額は1億1,867万477円です。主な事業は213ページ備考欄の生活保護事務経費1,754万588円で、生活保護システムの保守委託や被保護者の就労準備を支援する業務の委託などの委託料が主な支出です。
214、215ページをお開きください。
第2目扶助費の支出済額は13億5,486万953円で、内訳は215ページ備考欄の生活扶助費3億3,509万1,517円ほか、備考欄記載のとおりです。
第6項災害救助費の支出済額は5万円です。
216、217ページをお開きください。
第1目災害救助費は台風12号の被災者への災害見舞金に係る経費です。
以上で民生費の説明を終わらせていただきますが、決算の詳細につきましては、主要施策成果報告書157ページから251ページに記載しておりますので、ごらんいただきまして、よろしく御審査いただきますようお願いいたします。
○委員長(福田香織君)
説明が終わりました。御質疑ありませんか。
百上委員。
○委員(百上真奈君)
決算書の185ページ、地域福祉推進事業の中の日常生活自立支援事業補助金で、成果報告書は168ページになります。それについてなんですけども、38名分の低所得者に対する、さまざまな事業の利用料2分の1を助成しましたということであるんですけども、どんな事業サービスに対する補助をされているのか。まず事業を教えてください。
○委員長(福田香織君)
介護高齢福祉課長。
○介護高齢福祉課長(藤林宏通君)
介護高齢福祉課の藤林と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
事業の内容でございますが、本人さんの身の上の看護や、それから財産管理を行うというような事業で、その本人さんにおかれましては、契約するための判断能力がある方が対象となっております。
○委員長(福田香織君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
例えば財産管理とかをするようなサービス事業があるので、それを利用するときの費用として補助しているということですよね。ここの継続課題及び改善策のところでは、預貯金が200万以上ある場合は、対象外になってきて、さらに県の補助金が段階的に減額されて、全面廃止になるというふうに書いてありますけれども、この検討事項について、どのようにお考えになっておるんですか。決算を見た上で評価と今後のことについて。
○委員長(福田香織君)
介護高齢福祉課長。
○介護高齢福祉課長(藤林宏通君)
これはなくてはならない事業と思っておりますので、何とかこの金額、事業を維持していきたいと考えております。
○委員長(福田香織君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
市単としてでも続けていくんだということで理解させていただきました。
それから後、187ページのほうですけども、生活困窮者自立支援事業で、成果報告書は178ページになると思いますが、この中で細かく任意事業とか、それから必須事業のことについて報告をしていただいてるんですけども、この中で学習支援の部分なんですけれども、多分毎年決算では利用者の数とかも報告されて、そんなに増減があるわけではないと思うんですけども、このやり方を改めて、もう一度どんな形でされているのか教えてください。
○委員長(福田香織君)
生活支援課長。
○生活支援課長(比口 博君)
生活支援課、比口でございます。毎年同じような御説明をさせていただいておるんですけれども、まず30年度では小学生が2名、それから中学生が6名の計8名に、7名の学習支援員がそれぞれ御自宅など訪問するなりで、211回の訪問支援を行ってございます。
この7名の先生方なんですけども、学校の先生のOG、OBの方なんですけれども、この方々が訪問して家庭教師のような形で行ってございます。年々人数的には中学生までということで縛っておりますので、極端にはふえておらないんですけれども、行く回数が年々211回ということで昨年度もふえております。
そんな中で先生方の人件費につきましては、社協と話し合いを行いまして、一定の金額で抑えるようにということで、提携をさせていただいております。余り無期限にふえますと、先生方も回りませんし、どんどんと予算のほうも増大してきておりますので、その辺は社協のほうと調整をしながら行ってございます。将来的にはどっか施設を使いながら、学習塾的なこともできればなとは思っておるんですけれども、現実問題、先生方の御都合もありまして、家庭訪問型とさせていただいております。
以上、30年度の報告は、この程度にとどめさせていただきたいと思います。
○委員長(福田香織君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
詳しくありがとうございます。つまり委託料の7人の方への謝礼じゃないけど、そういったことやと思うんですけども、つまり時給のこととか、いろいろ考えていくと、このお金が妥当なのかっていうのもあるし、一方で委託料がふえてくっていうことも確かにあるので、そこは今後しっかりと。ただ大事なのは必要とされるお子さんたちに、しっかりと学習支援ができるのかどうかが一番大事だと思いますので、そのことを考えていただきたいのと。教育委員会とのやりとりとかいうのは実際ありますか。例えば地域、教育委員会のほうでも、生活困窮の御家庭の子供も含めた学習支援を地域のほうでやってるという形もありますけども、そういった形での協議とかありますでしょうか。
○委員長(福田香織君)
生活支援課長。
○生活支援課長(比口 博君)
直接的には今、教育委員会と一緒行動するというふうな学習支援は行ってはございませんけれども、会議の中で教育委員会の方々、それから健康福祉部の内部の関係部署、それから社協、外部団体含めまして、適切な会議を行いながら進めてございます。
○委員長(福田香織君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
わかりました。それから後、191ページ、障害者自立支援給付事業の成果報告書で、195ページ書いてあったと思うんですけれども、障害認定ですねこれきっと。認定調査のことなんですけども、課題及び改善策のところで、障害認定調査について市の事務職員が行っているけれども、専門職の向上の検討が必要というふうに書いてありますが、これって各事業書に障害認定をされる方々がいて、ケアプランをつくる方々が各事業所におられると思うんですけども、要は介護保険と同じで認定調査をするということで、その担当が事務職員がどれだけの人数で担ってるのかわからないんですけども、そういったところちょっと教えてください。
○委員長(福田香織君)
障がい福祉課長。
○障がい福祉課長(川口敏幸君)
障がい福祉課の川口でございます。よろしくお願いいたします。
障害認定に関しましては、障がい福祉課の職員が分散して手分けして、認定調査を行っております。後、障害者自立支援センター等の職員とも一緒に行っているというような状況でございます。
○委員長(福田香織君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
その認定調査されてる職員っていうのは、一体何人おられるわけですか。それで全てが事務職員という形ですか。
○委員長(福田香織君)
障がい福祉課長。
○障がい福祉課長(川口敏幸君)
障がい福祉課の職員のうち、7名程度でやっていたと認識しております。
○委員長(福田香織君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
そしたらそれは事務職ではなく、専門職員の必要性をここでもうたってありますけれども、今年度、来年度の反映っていうのはありますか。
○委員長(福田香織君)
障がい福祉課長。
○障がい福祉課長(川口敏幸君)
今現状では具体的な反映っていうか、考えはしておりませんけれども、先ほど言われたような課題については、引き続き検討をしていきたいというふうに考えております。
○委員長(福田香織君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
わかりました。それで後もう一つ、195ページの老人施設福祉事業のところで、205ページの成果報告にある養護老人ホームのことなんですけども、この決算報告の中で措置数が19名と出ております。それぞれ措置されているのは、市内の事業所と市外のところにもあるんですけれども、とりわけこの市内にある施設の定数は何人ですか。
○委員長(福田香織君)
介護高齢福祉課長。
○介護高齢福祉課長(藤林宏通君)
市内の施設は養護老人ホームとか、それと特別養護老人ホームとかがございます。それぞれ定員とはなっております。
○委員長(福田香織君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
もう一回聞きます。この成果報告書の205ページでは養護老人ホームとして偕楽荘とこうふう苑というふうに市内の施設が上がっていますけども、後、市外のところの施設も含めて、措置数は19人と出ていますが、そもそも伊賀市の二つの施設の定員数は何人ですか。
○委員長(福田香織君)
介護高齢福祉課長。
○介護高齢福祉課長(藤林宏通君)
ちょっと今データもっていませんので、後ほど御報告させていただきます。
○委員長(福田香織君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
じゃあまたそれは後ほど聞いてからにすることにして、次に197ページの隣保館事業の管理経費のところですけれども、成果報告書は212から217まで各館のところがありますけれども、ここの嘱託員報酬がたくさん出てるわけですよね。それで事前にも資料いただいたわけなんですけども、公募とそれから推薦と採用方法が各館によってばらばらであるのと、報酬額も違うように思うんですけども、その認識でよろしいですか。報酬額も違うという。その上で採用方法については、なぜ本来ならば公募をすべきだと思うんですけども、統一しないのかということをお聞きします。
○委員長(福田香織君)
人権政策監。
○
人権生活環境部人権政策監(次長級)(中 ひとみ君)
人権政策監の中と申します。よろしくお願いいたします。
今、議員のお尋ねの業務嘱託職員の報酬がばらばらであるということなんですが、これはいろいろ隣保館に各支部によりまして、金額のほうがばらばらになっておりますが、来年度から会計年度任用制度、そういうふうな制度ができますので、それで今回統一のほうをさせていただきたいということで、今精査のほうを始めさせていただいております。
それからどういうふうな方法で職員を採用しているのかということなんですが、今までは館それぞれによって、地元の方に来ていただいてるというふうな状態でしたが、これからは徐々に報告のほうさせていただきまして、職員のほうとらせていただいてるような状態になってきておりますので、もうしばらくしていただきますと、全ての方、公募でいけるのかなということを思っておりますので、よろしくお願いいたします。
○委員長(福田香織君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
統一方向に進めていくという、公募のほうで進めていくということですので、それはまたこれからのことで、また私も見ていきたいと思います。
ただもう一方で、成果報告書の218か224、決算書は199ページからは今度隣保館の事業経費のほうが出ております。これについては各種講座や教室が開かれておりますけれども、講師謝礼等が公費で支払われて、随分たくさん負担支払われております。やっぱり自主自立を進めていくのであれば、本当に住民の皆さんたちが、自分たちでやりたいことを自立してやっていくっていうのは、まさに地域の社会教育であったりとか、公民館活動と同じことではないかと思ったりして、後、もっと言ったら地域での自立を目指すならば、今後そういった講師謝礼等の公費の支出部分を一定検討する必要があるんじゃないかと思うんですが、この30年度決算でも多額の支出がされています。そこの部分の考え方を教えてください。
○委員長(福田香織君)
人権政策監。
○
人権生活環境部人権政策監(次長級)(中 ひとみ君)
30年度が544万2,300円ということで、高額な金額が出ておりまして、監査のときにもやはり参加者が少ないものについては、精査をするようにということで、指示のほうも受けておりますので、今後検討のほうしてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
○委員長(福田香織君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
まさに自主的なサークルの支援という意味でも、そういったことを考えていっていただきたいなというふうに思います。
今度決算書205ページですけれども、一番下にある子育て支援対策事業の子育て支援ヘルパー派遣事業委託料、成果報告書229ページになっていると思いますけども、これは30年度の当初予算で163万5,000円という形で上げられて、前年あったと思うんです。その前から新規でつくられた制度じゃなかったかなと思うんですけども、これについて支出が結局5万3,800円で終わったということなんですけども、これについてはなぜそうなったのかっていうことを教えてください。
○委員長(福田香織君)
こども未来課長。
○こども未来課長(岡澤勝彦君)
こども未来課の岡澤でございます。子育て支援ヘルパー派遣事業なんですけども、伊賀家政婦紹介所さくらんぼさんのほうに5万3,800円を支出させていただきました。なぜ減ったかということでございますけれども、この子育てヘルパー支援事業の実績として、これしか上がってこなかったので、今回の実績はこれだけだったということでございまして。
○委員長(福田香織君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
それは私も読んでわかったんですけれども、だからなぜ予算としては163万だし、事業内容としても大事かなと思います。つまりいろんな意味で子育ての大変な御家庭もおありかと思いますし、ヘルパーという派遣事業、伊賀市はやっぱりやっていくっていうことは、まさに伊賀市の子どもは地域の宝という、その方針に沿った事業だと思ってるんですけどね。予算どおりの成果が上がらなかったっていうのが、どんなふうに考えておられるのか。そこ大事だと思うんですけども、そこをお聞きしたかったんです。
○委員長(福田香織君)
こども未来課長。
○こども未来課長(岡澤勝彦君)
おっしゃるように、子育て支援ヘルパー事業、大変重要なものと認識しておりますけれども、ほかにファミリーサポートでありますとか、いろんな部分もふえておりますので、実質この30年度につきましては、この利用しかなかったということでございます。
○委員長(福田香織君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
今ファミサポの話もされましたけれども、今年度予算の部分をしっかりと私も把握してなかったのは申しわけなかったんですけども、子どもは地域の宝ということで、キャッチフレーズの部分にも、しっかり載ってたと思うんですけど、地方創生にもいろんなところにも載ってると思うんですけども、一貫した子育ての中での事業について、ほかとだから利用料のこととか、いろいろあるじゃないですか。そういう意味では。当事者の負担がある事業はとても大変だと思いますし、一方でこれはどうだったのかということもあるので、最後になりますけども、だからどうしようということで分析ということを教えていただけたらと思います。
○委員長(福田香織君)
こども未来課長。
○こども未来課長(岡澤勝彦君)
また今後もヘルパー派遣事業につきましては、よく精査いたしまして、必要度も鑑みながら進めていきたいと思っております。
○委員長(福田香織君)
他に御質疑ございませんか。
川上委員。
○委員(川上善幸君)
成果報告書183ページ、決算188ページでございますけれども、この下の課題及び改善策のところで、非常に問題のあることが書いてくれてあるんですけれども、計画目標達成の取り組みとして、多くの専門部会やワーキング活動があるため、参加する関係機関が疲弊してしまっているという意見があり、整理も必要であるというふうになっているんですけども、これはどのような方が参加されて、どんな回数、内容でしているのか教えてください。
○委員長(福田香織君)
障がい福祉課長。
○障がい福祉課長(川口敏幸君)
申しわけございません。質問の趣旨をちょっと把握できなかったので、もう一度御質問いただけますか。
○委員長(福田香織君)
川上委員。
○委員(川上善幸君)
ここに疲弊しという言葉があるもんで、ですからどれくらいの負担があるのか。どういう人が参加、これにされているのかということを確認したいんです。
○委員長(福田香織君)
川上委員、事業名を言っていただけますか。
○委員(川上善幸君)
言いましたように成果報告書は183ページです。
○委員長(福田香織君)
決算書の189ページですか。
○委員(川上善幸君)
はい。決算書は189ページで成果報告書は183ページの一番下に書いてあります。
○委員長(福田香織君)
障がい福祉課長。
○障がい福祉課長(川口敏幸君)
障害の福祉施策に関しまして、例えばさまざまな計画がございましたりとか、あるいは事業を進めていく上で、進捗を見守っていく委員会等がございます。その委員会に参加していただいてる方っていうのが、それぞれの会議に重複して何度も出ていただいたりとか、時間的にも大変多くを費やしていただいてるというような現状がございます。そういう意味で負担がかかっているという状況でございます。
○委員長(福田香織君)
川上委員。
○委員(川上善幸君)
どういう方が参加されているのかというのを教えていただきたい。
○委員長(福田香織君)
障がい福祉課長。
○障がい福祉課長(川口敏幸君)
福祉事業所の方であったりとか、それから主に事業所の代表する方に来ていただいてます。
○委員長(福田香織君)
川上委員。
○委員(川上善幸君)
福祉事業所の代表っていうのは、いろんな会議、県でも市でもそうですし、事業所内でもそうです。本当にたくさんの会議をしなければならない。ここに書いてあるとおり、本当に大変疲れてくるんですよね。そんな中で整理して、今後そんなことを軽減していこうっていうふうに書いてくれてるんですけども、どういうふうにそれを改善していこうというふうに考えているんですか。
○委員長(福田香織君)
障がい福祉課長。
○障がい福祉課長(川口敏幸君)
いろいろ複数の会議の中で取り扱っている内容っていうのが重複しているものがあったりとか、そういった部分が多くございます。それらを整理いたしまして、例えば3回会議、三つの会議に出ていただく。今までやったらそういうふうにしていただいてた部分について、それを少しでも整理・統合して、例えば出ていただく回数を減らしていくとか、そういうふうなことを考えております。
○委員長(福田香織君)
川上委員。
○委員(川上善幸君)
わかりました。では次へ行きます。次は成果報告書191ページ、決算書189。事業名は介護訓練費等給付費でございますけれども、ここも課題及び改善のほう読ませていただきますと、問題あることがここに書いてくれてます。一番下でございます。本人のニーズに合ったサービスを提供する事業所が不足している現状もあるため、これは把握されているわけですよね。法人に働きかけていく必要がある。書くのは簡単なんですけれども、一体どんなアクションをしていくのかというのを教えてください。
○委員長(福田香織君)
障がい福祉課長。
○障がい福祉課長(川口敏幸君)
各事業所さん、それぞれに物すごく人手が足りていないというような現状であるというのは把握しております。そんな中で例えばそれぞれの事業所さんが連携して、効率的に進めていただける部分があれば、そういう部分で協力もしていただきたいというふうに考えております。それぞれの事業所さん、得意分野っていいますか、不得意分野といいますか、そういう部分がありますので、お互いが補填できるような形で進めていっていただけたらと考えています。
○委員長(福田香織君)
川上委員。
○委員(川上善幸君)
多分これは共生事業のやつにも、話は絡んでくるとは思うんですけれども、障がいは障がい、高齢は高齢って分けていく時代ではなくなってきてるから、次の段階、今おっしゃっているようなことを高齢の施設が障がいと同じように指定を受けて、その辺をカバーしていこうというふうに捉えてるんですけど、そういう感じでよろしいんですか。
○委員長(福田香織君)
障がい福祉課長。
○障がい福祉課長(川口敏幸君)
おっしゃるとおりでございます。
○委員長(福田香織君)
川上委員。
○委員(川上善幸君)
となると、余計に多分難しい話になってくるので、それこそ事業所に本当にできるのかどうかちゅうのは、体制もあるんですけども、内容もありますので、それはしっかりと整理して、それこそアクションしていかなければならないと思います。
じゃあ次行きます。成果報告書192ページ、193ページ、決算書は189になるんですけれども、こちらでもやっぱり課題がこの下に書かれています。課題が気になるので読ませていただくんですけども、192ページの下でございます。課内で内容等共有し、担当者以外でも説明できるよう、課内会議等を活用し研修を行う必要がある。右側の193ページの下にも書いてあるんですけども、一番下です。誰もが説明できるようにする必要がある。こういう事業があっても、ちゃんと説明が行き届かない。こういう一般質問でちょっと苦情言わせていただきましたけれども、そういう現状がある中で研修はどういうふうに今後していくのかというのを聞かせてください。
○委員長(福田香織君)
障がい福祉課長。
○障がい福祉課長(川口敏幸君)
取り扱っている内容っていいますか、それが非常に複雑で多岐にわたっております。その辺の情報共有でありますとか、誰が扱ってもきちっと一定のルールにしたがって、決まった道筋が立てられるというようなことが必要になってくるかと思います。課内会議でありますとか、あるいはマニュアル作成であるとか、そういったことを通じて意思の統一っていいますか、標準化っていいますか、そういうのを図っていきたいと思っています。
○委員長(福田香織君)
川上委員。
○委員(川上善幸君)
それはもちろん当然のことであるんですけれども、なかなか今おっしゃるように、複雑な内容がありますので、本当にマニュアル化するんでしたら、誰が見てもわかるような、説明できるようなマニュアルにしとかなければならないので、本当にこれは緊急な課題やと思いますので、しっかり取り組んでいただければと思います。
以上です。ありがとうございました。
○委員長(福田香織君)
先ほどの百上委員の養護老人ホーム定員の質疑に関し、当局より答弁を求められていますので、これを許可します。
介護高齢福祉課長。
○介護高齢福祉課長(藤林宏通君)
先ほどの御質問でございますが、偕楽荘とこうふう苑、それぞれ50人の定員となっております。
○委員長(福田香織君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
ありがとうございます。ですのでそれぞれ50人っていうことは、100名っていうことですよね。措置数は今19人っていうことは、イコールそれは利用されている方が19人、つまり市外の施設も含めての総合計だと思うんですけども、そういうことなのか。ですのでそんだけあいてるということで理解していいんですか。この30年度の利用状況っていうのは。
○委員長(福田香織君)
介護高齢福祉課長。
○介護高齢福祉課長(藤林宏通君)
市内だけではなくして、市外にも4カ所とか、市外にもたくさん施設利用されている方がお見えですので、1施設当たり数名というような割合で入られてるということでございます。
○委員長(福田香織君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
ごめんなさい。聞き方がもしかして下手やったかもわからなかったんですけど、つまり定員数はそんだけあるけれども、伊賀市民としての方がそれだけおられて、養護老人ホームにも例えば市外からも偕楽荘とか、こうふう苑を利用されている方もおられるということですか。つまり30年度の時点で利用されている施設入所数は幾何人かということで、ずばりお答えいただけたらと思います。
○委員長(福田香織君)
介護高齢福祉課長。
○介護高齢福祉課長(藤林宏通君)
101人でございます。
○委員長(福田香織君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
だから定員いっぱいだということで理解をすればいいってことですね。ここでの措置数は19人だけれども、定員いっぱいなので入る余裕はありませんでしたということでよろしいですね。最後の確認ですが。
○委員長(福田香織君)
介護高齢福祉課長。
○介護高齢福祉課長(藤林宏通君)
市内、市外で101人ということですので、施設がいっぱいでしたらいっぱいでございます。
○委員長(福田香織君)
他に御質疑ございませんか。
赤堀委員。
○委員(赤堀久実君)
何点か教えてください。決算書201ページの児童福祉一般事業経費、報告書の227ページの中で、子育て支援短期ショートステイ事業の実施っていうのがあります。ちょっとこの内容を教えていただけませんか。
○委員長(福田香織君)
答弁願いますか。
こども未来課長。
○こども未来課長(岡澤勝彦君)
決算書の203ページになりますけれども、児童養護施設等短期利用料委託料9万3,500円があると思いますけども、それがショートステイの入所に支払った金額でございます。
○委員長(福田香織君)
赤堀委員。
○委員(赤堀久実君)
事業内容、教えてもらっていいですか。
○委員長(福田香織君)
こども未来課長。
○こども未来課長(岡澤勝彦君)
子供が施設に入所したときの委託料でございます。
○委員長(福田香織君)
事業の内容をお答えいただけますか。
○こども未来課長(岡澤勝彦君)
DV等で短期で入所する場合に、施設を利用した場合の入所の利用料でございます。
○委員長(福田香織君)
赤堀委員。
○委員(赤堀久実君)
シェルター的なことだと思うんですけれども、わかりました。
そしたら今、226ページの成果報告の中で、軽減できた女性の抱える問題の件数っていうことで793名ってあります。これはDVの御相談等さまざま複数あると思うんですけれど、児童虐待の数字とDVの数字、わかれば教えてください。
○委員長(福田香織君)
こども未来課長。
○こども未来課長(岡澤勝彦君)
申しわけございません。今手元にございませんで、後刻お知らせ申し上げます。
○委員長(福田香織君)
赤堀委員。
○委員(赤堀久実君)
よろしくお願いします。決算書201ページと205ページの子育て支援対策事業とちょっと重ねて聞かせていただきたいんですが、成果報告書の226ページ、227ページ、229ページなんですけれども、この226ページに関しては、女性の相談ということですね。DV等と離婚問題を抱える女性の方が対象。227ページ関しては子育て児童及び養育者っていうことで、子育てに対して不安というか、抱いてる方の御相談という支援になります。この二つは窓口業務というか相談で、229ページのこれが子育て支援っていうことなんですけれども、養護者からの虐待を受けている子供や、DV、離婚など問題を抱える女性、市民が対象ということなんですけれど、226と227の事業は窓口で、229がそれに対しての対処というか、その内容に対しての対処の事業になるっていうふうに考えていいのか教えていただけますか。
○委員長(福田香織君)
こども未来課長。
○こども未来課長(岡澤勝彦君)
議員さんおっしゃるとおりでございまして、最初の二つが相談業務でございまして、養保護者からの虐待を受けている子供やDV、離婚などの問題を抱えている女性市民が対象となっているものにつきましては、その後の対応ということでございます。
○委員長(福田香織君)
赤堀委員。
○委員(赤堀久実君)
そしたらこの女性相談員の報酬なんですけれども、この226ページは報酬1名分110万ほど、227ページ報酬2人分で348万9,000円、229ページに関しては相談員1名分で200万ほどなんですけれど、ただこの具体的に動くという中で実績が5で少ない。相談件数が非常に上がっていく中で、この229に関しては減っている状況なんですけど、この業務内容というか、この報酬の相談員さんの方の仕事内容等々、ちょっとわかる範囲で教えていただけたらと思います。
○委員長(福田香織君)
こども未来課長。
○こども未来課長(岡澤勝彦君)
女性相談員ということでございますね。女性相談員につきましては、女性にかかわる部分全てでございますので、離婚の相談が一番多いと思いますけれども、離婚の相談から、それにかかわる部分が主になってくるということでございます。
○委員長(福田香織君)
赤堀委員。
○委員(赤堀久実君)
離婚からの相談はわかるんですが、この事業内容によって、相談員の人数等々、それは金額がどうのこうのっていうんではないんですけれども、具体的に動いている実績数、5件ってあるんですけれど、その方のほうが報酬分が多いわけなんです。それだけ実際動かれてるから内容が濃いから、報酬が多いのか。そこら辺が資格の問題もあるんかなと思うんですけど、そこら返の仕事内容がどう違うのか。
なぜこれを私聞かせていただくかといいますと、窓口が二つあって具体的に動くのは一つの中で動かれてるのであれば、これ一つの事業として総合的に考えたほうが、この226も227も相談件数がやはり年々ふえてるわけなんですよね。だから一緒に考えたほうが予算の部分も一人一人の負担の部分の軽減にもなるのかなと思ったので、これは全然動きが違うんですよっていうのであれば、このままで仕方がないですし、もうちょっと年々相談件数がふえるんであれば、人数をふやしていかないといけないんじゃないかということを言いたかったんですけど、その点いかがですか。
○委員長(福田香織君)
こども未来課長。
○こども未来課長(岡澤勝彦君)
大変失礼いたしました。その相談業務を受けるのと、実際に動くほうなんですけども、全て両方やっておりますので、単独で相談だけ受けて終わりとかそういうことではございませんので、引き続き相談から支援までずっと続けてやっております。
○委員長(福田香織君)
それぞれの事業内容、御説明いただけますか。
健康福祉部長。
○健康福祉部長(田中 満君)
大変失礼をいたしました。今御質問をいただいております226ページ、女性相談員、こちらの成果報告書にも書いてあるんですけども、DVや離婚などの相談を受けておると、そういった相談を受けた際に、1人の相談員で対応する場合もあるんですけども、果たして処遇が正しいかどうか。2人体制で処遇の方針を決定するなどのことを行っております。もう1人が229ページのこども女性総括相談員を、平成30年度は2人体制で処遇の決定等を行う体制をとっておったということでございます。
あと、金額のことは余りおっしゃっていただかなかったんですけども、226ページ、女性相談員でございますけども、途中でおやめになりましたので、フル12カ月分ということではございませんので、年間で報酬は110万円ということで、ちょっと何カ月分かというのは、手元にございませんので、申しわけありませんけれども、1年間通しての金額ではございません。
○委員長(福田香織君)
赤堀委員。
○委員(赤堀久実君)
そしたら今現在2人体制では、してはいただいてるということでよろしかったですか。
○委員長(福田香織君)
健康福祉部長。
○健康福祉部長(田中 満君)
諸般の事情がございまして、229ページのこども女性総括相談員は民間の方でしたんですけども、御退職いただいて現在は不在、おられません。ただ私ども正規職員で社会福祉士を相談体制の中に配置しておりますので、その職員が対応に当たっておるということでございます。
○委員長(福田香織君)
赤堀委員。
○委員(赤堀久実君)
実際問題、これ窓口二つに事業が分かれてるんですけど、窓口的には一つになってるということでよろしかったですか。
○委員長(福田香織君)
健康福祉部長。
○健康福祉部長(田中 満君)
一つの係っていうんか、相談員が4人、5人おるんですけども、一つの島を形成しまして、こちら本庁の2階にございます。
○委員長(福田香織君)
他に御質疑ございませんか。
安本委員。
○委員(安本美栄子君)
205ページ、4項の児童福祉費、目1児童福祉総務費の中で、205ページの子ども・子育て支援事業計画策定業務委託料205万2,000円がありますので、そのことについてお伺いをいたします。成果表は234ページです。
まずこの業務委託、内容とグリーンエコというところに委託先がここなんですが、基礎調査というふうなことが書いてありますが、具体的にどういうふうなことに対する業務でしょうか。その業務の詳細についてお示しをいただきたいと思います。
○委員長(福田香織君)
こども未来課長。
○こども未来課長(岡澤勝彦君)
第2次の子ども・子育て支援事業計画策定に当たりまして、基礎資料となりますアンケート調査でありますとか、アンケート調査の取りまとめでありますとか、そのクロス集計でありますとか、そういうのを株式会社グリーンエコに委託したものでございます。
○委員長(福田香織君)
安本委員。
○委員(安本美栄子君)
アンケートの取りまとめ、基礎調査っていうふうなことで、コンサルにこれを委託している。205万2,000円が高いのか安いのか。私は素人ですからわかりません。ただここで平成27年2月に事業計画、子ども・子育て支援事業計画っていうのが第1次として策定されたんですね。そのときにも恐らく基礎調査、アンケートがされたと思うんですが、今回2次です。この2次も同様の27年に行った基礎調査の同じような調査なんですか。そのときにはこういうふうなことがなかったんですか。
○委員長(福田香織君)
こども未来課長。
○こども未来課長(岡澤勝彦君)
前回も同様の調査をしておりますが、新しい項目も加えまして、同じ調査につきましては、経年変化も含めまして調査させていただいております。
○委員長(福田香織君)
安本委員。
○委員(安本美栄子君)
第1回目と第2回目をここに基礎調査としてアンケートをした。2回目は1回目よりもプラスの部分が出てきたよというようなことなんですよね。これってコンサルに丸投げではありませんか。なぜならば1回目につくられたこの事業計画に基づいて、基づいて、伊賀市少子化対策推進委員会というプロフェッショナルの人も入った委員会が点検や評価を行っていたんでしょう。ということは、そこで新たな課題も出てきているわけですから、2回目も1回目と同じように、コンサルにお願いをしなければならない理由が少し理解できないんです。初めてでしたら私は基礎的に専門エリアもありますから、それはそれで一定の効果があると思います。今回は結果的にやって、その後の課題は私たち伊賀市に住んでいてて活用し、かかわる人たちの課題が抽出できたわけですよね。それで改めてコンサルに依頼をするというのが、どうも理解できないんですけれども、なぜならば福祉のエリアで高齢福祉はみずからコンサルに頼まないでやった経緯もありますから、だからこれにとっては、1回目も基礎調査してもらい、2回目もプラスアルファはあるけど、基礎調査をしてもらうって、これって少し理解できない部分がありますので、その推進委員会から出された点検評価をコンサルにどのようにつなげているんですか。コンサルはコンサルで基礎調査をしてきて、それをもらってきて委員会との絡み合いは、じゃあどういうふうになるんですか。2回目ですから。
○委員長(福田香織君)
こども未来課長。
○こども未来課長(岡澤勝彦君)
委員会におきましても、コンサルから出されたものプラス、うちの行政側で検討したものも含めまして、委員会の委員さんにお諮りいたしまして、内容を精査していただいております。
○委員長(福田香織君)
安本委員。
○委員(安本美栄子君)
私、決してコンサルに依頼することが悪いと言っているんじゃないんですよ。専門に聞かなければならないことと、生活者の直接な意見っていうふうなものが大事ですから、それをかみ合わせること、その役割は行政の役割なんですよね。そうでしょう。2回目ですから1回目に行ったところでの課題がいっぱいいっぱい抽出できる立場にあるのは委員会さん、推進委員会を通じて行政側がそのデータをもっているんですよ。もっているにもかかわらず、新たに追加の部分のアンケートをしてもらうというところに、私は少し205万が適正か適正でないかはわかりませんけれども、そこに疑問を感じるので伺ったわけですけれども、またこれもここで結論が出るものでもございません。往々にしてコンサルに何をどのように依頼するのか。今依頼することが適切なのかどうなのか。これが専門性があるのか。生活者の意見を重要視するのかという、どうもそのすみ分けは福祉のみならず、ほかのエリアもそうですけど、最近とみに多いように思いますので、このことを質問いたしました。質疑応答だけではなかなか理解できませんので、この程度でとどめますが、また次回、機会がございましたら、この議論させていただきたいと思います。終わります。
○委員長(福田香織君)
他にございませんか。
田中委員。
○委員(田中 覚君)
201ページの3番の共同浴場費をごらんいただきたいと思います。この共同浴場が約1,200万円の費用がかかって、収入を見るとおおむね3分の1ぐらいの収入金額になっています。この共同浴場という社会的使命っていうのか、設置の目的っていうのか、維持していってる目的っていうのは、1,200万円入れて3分の1までぐらいかな。計算きちっとしていないので。3分の1ぐらいの収入及び利用料で、これで正しいのかどうかという設置の目的及び維持管理をしてる、目的に照らし合わせたお答えいただきたいと思います。
○委員長(福田香織君)
人権政策監。
○
人権生活環境部人権政策監(次長級)(中 ひとみ君)
この施設につきましては、昭和51年度に設置されました共同浴場の施設ということになっております。管理運営を業務委託といたしまして、施設運営については、市直営でやってきたところでございます。
それで赤字が830万円強ということになっておりまして、利用料が350万程度ということになっておりますが、これが正しいんかどうかと申しますと、もう少し利用者のほうふえていただけたらなと思っているところでございます。
○委員長(福田香織君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
設置の目的からすると、もっと回収率の悪い部分があるようには思う。したがって約3分の1までの利用料が正しいのかどうか。設置の目的からすると、公的関与の基準から照らし合わせたら、ここは今おっしゃっていただいたように、もう少し利用料もらわなくちゃならないとこなのか。いやいや、もう少しもらわなくてもいいところなのかというのを、設置の目的から考えていただいたらどうなんですか。
○委員長(福田香織君)
人権政策監。
○
人権生活環境部人権政策監(次長級)(中 ひとみ君)
実は入浴料の値上げということも検討いたしておったんですが、これにつきましては、三重県のほうが定めております統制価格っていうものがございまして、それの6割以内の額を定めるということになっておりますので、大人の料金ですと40円程度の値上げということしか見込めないというところになってきております。
○委員長(福田香織君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
肝心なところをお答えいただいてないんですが、設置の目的に照らし合わせて、この事業がいよいよ終わりを告げてくるのか。設置の目的と照らし合わせて、事業がまだ簡潔、完遂しないのかという観点からいかがですか。
○委員長(福田香織君)
人権政策監。
○
人権生活環境部人権政策監(次長級)(中 ひとみ君)
設置につきましては、市民の保健衛生並びに生活環境の改善というところで、このしろなみのほうを設置をしてきたわけなんですが、耐震性がないでありますとか、入浴者数の減、赤字のほうが増大しているというところで、来年の3月末をもちまして廃止に向けて、ただいま進めているところでございます。
○委員長(福田香織君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
成果報告書の225ページを拝見させていただいた。それと方向性がハイフンちゅうんか、横棒ちゅうのかなってるということは、来年の3月に終わられるという、今お話を伺いました。そうしたときに先ほどの伊賀市民の保健衛生及び生活環境の改善の向上を図れた。ほとんど達成したというふうに受けとっていいのかどうか。
○委員長(福田香織君)
人権政策監。
○
人権生活環境部人権政策監(次長級)(中 ひとみ君)
利用者のほうが年々減少しておりまして、これができましたときには、百数十名だったのが、平成30年度が60名ぐらいに減少してきておりますので、大体、家のほうに持ち風呂がありますとか、そういうふうなところで改善のほうをされてきてると思っております。
○委員長(福田香織君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
それではここの共同浴場、主に利用される方のいわゆるお風呂がない世帯ちゅうのか、それは成果報告書に書いてありますように、八幡地域住民を中心とする市民という表現になると、ほとんどが市営住宅というふうに、市営住宅にお風呂がないというふうな認識でよろしいでしょうか。
○委員長(福田香織君)
人権政策監。
○
人権生活環境部人権政策監(次長級)(中 ひとみ君)
そのように考えております。
○委員長(福田香織君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
そうすると市営住宅の設置者というのか、家主ちゅうのか大家さんちゅうのか、これ伊賀市になると思うんです。伊賀市の大家さんがお風呂がない市営住宅を貸し与えていて、こちらでは八幡町市民を中心とする生活環境なり、改善に努めると書いてありますけども、十分にそういう意味では市営住宅が個人で設置するなりして、改善が図ってきたというふうに受けとめていいのかな。これは家主の責任や。
○委員長(福田香織君)
人権政策監。
○
人権生活環境部人権政策監(次長級)(中 ひとみ君)
この住宅ができたときにはお風呂がない。設置のほうをしていなかったということを聞かせていただいております。ここ数年たちまして、お風呂のほうも設置のほうしていただきまして、おおむねですが、お風呂のほう設置をされてるということを聞かせていただいておりまして、今お風呂がついていないところにつきましては、大体180戸ぐらいだということを聞かせていただいております。
○委員長(福田香織君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
全体何戸あるかわかりませんけれども、今の御答弁のお風呂が設置されてきた。大家さんとして設置されたんだろうか。
○委員長(福田香織君)
人権政策監。
○
人権生活環境部人権政策監(次長級)(中 ひとみ君)
個人で設置されたと聞かせていただいております。
○委員長(福田香織君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
だから先ほど質問したように、大家さんの責務として残り180戸以外のところへのお風呂の設置というのは、どのようにお考えですか。これ人権か。土木か。総務かどこや。市営住宅やでな。違うよな。ちょっと御答弁していただく方、探してきて。
そうしましたら、同じく成果報告書でこれは人権のほうでお伺いしたいんですけども、市民一人当たりのコストっていう表現していただいたの。この表で120円から、高いところで今190円かかってる。今回の決算で一人当たり190円当たり、市民当たりのコストかかってる。これは実は安けりゃ安いほどいいんだろうか。市民一人のコストとして、高くても仕方ないんだろうか。このあたりのお考えどうですか。
○委員長(福田香織君)
人権政策監。
○
人権生活環境部人権政策監(次長級)(中 ひとみ君)
安いに越したことは思っているんですけども、それだけではいかない部分があるのかなとは考えております。
○委員長(福田香織君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
もう少し具体的に御答弁いただけませんか。
○委員長(福田香織君)
人権政策監。
○
人権生活環境部人権政策監(次長級)(中 ひとみ君)
施設が老朽化しておりますところと、耐震性がないというところを考えまして、そのように思っております。
○委員長(福田香織君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
そうしましたら直接人権生活環境部には関係ないけれども、こんな数字をお示ししたいと思う。成果報告書の85ページごらんいただいたらわかるんですけども、いわゆる伊賀線、伊賀鉄道の活性化事業ということで、市民1人当たり約4,500円かかってる。老朽化した施設をどんどん改修してる。私は申しわけないけど、この1年伊賀線乗ったことない。申しわけないけども、共同浴場行ったことがない。市民一人当たりのコストちゅうことを求めたときに、じゃあ先に伊賀線廃止せえと、あなたたちの部が言わなくちゃならない。4,500円も出しといて、うちらたかが190円じゃないかと。老朽化何度もしとるやないか、うっとこ老朽化するけど、先うち手入れなあかん。そういうことじゃないの。人権政策という観点で答えていただいたらいいのか。先ほどから申し上げてる市営住宅の観点でお答えいただいたのがいいのか。なぜ来年の3月に廃止ともっていく。今回の決算の資料では全く読み取れない。きちっとした答弁求めたいと思う。
○委員長(福田香織君)
人権政策環境部長。
○人権生活環境部長(田中克典君)
人権生活環境部、田中でございますけども。ここの浴場については、少し前になりますけども、生活環境が市全体より劣悪な状況があるということで、この生活環境の改善という意味でつくったお風呂でございますので、その改善がどれだけ図られてきたかということを、やはり一番大切にしてやめるかどうかを決めると。そして現時点で使っていただいてる方が、あすから入浴ができないということのないようにという配慮も合わせてしていきたいと考えております。
そしてこの金額について191万、安いかどうかっていうところは、それは安ければいいんでしょうけれども、お風呂のつくった状況、また今までお風呂をつくって、どれだけ地域の生活状況を改善できてきたかという、そこの部分が損なわれないように、終了に向けての検討進めたいというふうに考えます。
○委員長(福田香織君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
今部長御答弁いただいた、そこは一番肝要なところであって、生活改善が例えば100という数字に対して、毎年10ずつ上がってきて、いよいよ100がそこに来た。しかしお風呂の耐久性がないので、ちょっと先にお風呂ごめんねっていうのだったらいい。じゃあどこまで生活改善がされてきたかちゅうことを数字でお答えください。
○委員長(福田香織君)
人権政策環境部長。
○人権生活環境部長(田中克典君)
今改善されてきたパーセントとか、数字っていうのは、ちょっとここで数字は持ち合わせておりませんが、今、利用していただいてる方へのアンケートをとったり、いろんな方の地域の声も聞かせていただきながら、現時点で先ほど監のほうから百数十件お風呂がついてないということでしたけども、その中でもその方のかわりに、違うところへお風呂を使わせてもらったり、違うところへ入浴されてということで、対応できる方についてはいいですし、高齢化も進んでおりまして、お風呂を設置したら全て解決するというより、お風呂が設置されても、ちょっと高齢などのために使えないという方もいらっしゃいますので、現時点で把握してますのは、50名程度の方が何らかの対応をしなければいけないという方が、残されているというふうなことは確認しております。
○委員長(福田香織君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
ごっちゃにしたらあかんな。まず設置の目的が十分に果たされたか。市が大家として設置者として、大家の責務が果たされたか。こっからまずなんだろうな。しかし急遽壊れてしまうとか、もうえらいこっちゃときには、代替策として近くのお風呂行ってもらうような手配をしていくちゅうのは、方策としてあるけれども、根本のところは私申し上げてるの。じゃあもっと根本のとこ申し上げると、利用者が減ってきたら、もっとサービスに努めて、利用者をふやしていく。こんなこともする必要あるんだろうな。私は家でお風呂はありますけれども、たまにサンピアさんとか、たまに伊賀の湯さんとか、たまに島ヶ原温泉さんとか行かせてもらうの。サービスがいいから。じゃあここ減ってくるから、老朽化してくるからちゅうって、ずっとほっといたんじゃないの。利用者が多くなったら維持管理費が出てきたり、もしくは修理ができるような予算が組めたりしたんじゃないの。だからそれが設置目的を十分に到達しているということならば、今の答弁は私はいいと思うけれども、設置目的をもう一度明らかにしていただいて、数値化していただいて、そして今どのくらいの達成率、到達率ということを、きちっと御説明いただかんことには、この成果報告書なり、どうも決算は認めるわけにいかん。きちっと御説明いただきたい。
○委員長(福田香織君)
答弁願いますか。
人権政策環境部長。
○人権生活環境部長(田中克典君)
今おっしゃっていただきましたけども、何%進捗した、問題が解決したかっていうのは、ちょっと数字上で今何%っていうのは、言えるものがありませんので、しかしそれはなかなか数字で把握するのは、すぐにっていうのはなかなか難しいとは考えています。
ただこのお風呂については、サービスがいいから来る、サービスが悪いから来ないというふうに、アンケートもとっておりますけれども、そういった話ではなくて、近くで夕方から夜まで開いてる。それと料金も若干ですけども、低額であるということで、そういった面のことから来られているという声が多いので、なかなかサービスがいいから、悪いからという話ではないというふうに考えています。
○委員長(福田香織君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
不十分な答えだな。そうすると今議会で御提出していただいた、行政経営報告書、これに照らし合わせてみたらどうなのかな。ここにはきちっと数字を置かないとだめじゃない。
○委員長(福田香織君)
暫時休憩します。
(午後 2時18分 休憩)
―――――――――――――――
(午後 2時40分 再開)
○委員長(福田香織君)
休憩前に引き続き会議を再開します。
第3款民生費について田中委員の質問に御答弁願います。
人権政策環境部長。
○人権生活環境部長(田中克典君)
議員さんに御質問いただいた件でございます。その前に済みません。成果報告書に225ページの事業に要した主要な経費の内訳の中ほどなんですけども、1点ちょっと数字が一つふえておりまして、5,556万7,100円って書いてあります共同浴場の委託料が、実は7っていう数字が余分でございまして、正しくは555万6,100円っていうのが正しい金額でございまして、済みませんけど御訂正をお願いしたいと思います。申しわけございません。
それと議員さんからのお尋ねの改善している数値的なということでございます。この共同浴場の事業につきましては、市がつくっております同和施策推進計画の中に位置づけておりまして、先ほど議員さんおっしゃっていただいた、行政経営報告書の中のページでいいますと、76ページにあるのですけれども、その中の例えばアンケート調査の中で、人権同和問題に関する学習機会、相談の機会が保たれていると感じている人の割合というのが、年々上昇しておりまして、平成30年度におきましては71.4%まできたんですけれども、早くそれが8割、9割、それから100%というふうにふえるように、啓発等進めさせていただいて、早く差別の意識といいますか、それもなくして人権を大切にする社会が実現するということでもって、共同浴場についてもそういったことも合わせて、休止のほうを検討していくということになると思います。
○委員長(福田香織君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
休止の方向へ検討していただくのはいいけれども、市役所として丁寧な説明責任が要ると思う。今、一例挙げさせていただいたけども。市役所、皆さん方、PLAN、DO、C、ACTIONで回して、一つ一つの事業を点検して、今回の決算報告、決算につながってきてるんですよね。足らん部分はまた来年頑張ろう。もっと頑張ろう。いやここまで達成してきたので、もうそろそろ収束に向かおうという判断が、今の行政経営報告書なんかにあらわれてくるということ。しかし冒頭申しましたように、丁寧な説明責任ちゅうのが必ずあるから、地域と十分に相談とか打ち合わせとか情報交換して、住民のほうからクレームないような努め方をしていただきたいなということを最後に要望しときます。
以上です。
○委員長(福田香織君)
中岡委員。
○委員(中岡久徳君)
185ページの福祉有償運送事業補助金、これ全額市単でございますけども、老人のために非常にいいことやと思うんですけども、この成果表の169ページ、8事業者ちゅうのはこの名前っていうのはわかりますか。事業社名わかります。
○委員長(福田香織君)
医療福祉政策課長。
○医療福祉政策課長(中川雅尋君)
今データを持っておりませんので、後で報告させていただきたいと思います。
○委員長(福田香織君)
中岡委員。
○委員(中岡久徳君)
後でこの業者名書いたやつ、いただいたら。
そしたらこの8事業者、こういう事業を仮に8事業者以外に新規にやりたいとか、そういう方がおった場合は、どのような手続せんなんのか。ちょっと予算が関係するので教えて。決算やけど教えてください。
○委員長(福田香織君)
介護高齢福祉課長。
○介護高齢福祉課長(藤林宏通君)
最初に質問していただきましたことで、今資料がありましたので、先に御報告させていただきますと、一つはNPO法人のさんぽくらぶさん、それから同じくNPO法人のさくらそうさん、それからスマイル24、アイ・コラボレーション伊賀、ささゆり、ハッピーファームMKT、それから福祉タクシー糸車、ケアセンターなの花の八つでございます。
それと新規でこの事業に参入したいというような場合ですと、その福祉有償運送の運営審議会というのがございまして、そこで申請を出していただきまして、審査をさせていただきたいと思っております。その後、認めることになりますと、運輸局のほうへ報告ということでさせていただいております。
○委員長(福田香織君)
中岡委員。
○委員(中岡久徳君)
そうすると一千百何がしの補助金、8事業者の配分ちゅうんですか、算定どのように配分されてるんですか。
○委員長(福田香織君)
介護高齢福祉課長。
○介護高齢福祉課長(藤林宏通君)
この補助金につきましては、事業所の事務費、それから車のリース代とか、後、車両の購入費、それから講習を受けていただく費用なんかを含めて、補助をさせていただいております。
○委員長(福田香織君)
中岡委員。
○委員(中岡久徳君)
そうするとここにも書いてくれてあるんですけども、これはリース代とか、車両のこういうの全額ではないと思うんですけども、何ぼほど補助率。
○委員長(福田香織君)
介護高齢福祉課長。
○介護高齢福祉課長(藤林宏通君)
例えばリース代につきましては、1台につき2万円とか、それからメンテナンス料につきましては、1台につき8万円、保険料につきましても1台につき8万円というようなものでございます。
○委員長(福田香織君)
中岡委員。
○委員(中岡久徳君)
そうすると8事業者、それぞれ一律でこういうこと配分してくれてます。
○委員長(福田香織君)
介護高齢福祉課長。
○介護高齢福祉課長(藤林宏通君)
事業者さんによりまして、規模といいますか、台数も違いますので、それによっては変わります。
○委員長(福田香織君)
中岡委員。
○委員(中岡久徳君)
そうすると8事業者で伊賀市全体広いですわね。これ全部カバーできてるんか。それとタクシーより大分安いと思うんですけども、利用者の負担っていうのは、勉強不足やから幾らぐらい。距離によって違うと思うんですけども、1,000円事業者に払うんやったら、利用者が500円払うんか。そこら勉強不足やから教えていただけますか。
○委員長(福田香織君)
介護高齢福祉課長。
○介護高齢福祉課長(藤林宏通君)
各事業所によりまして、1キロ当たり何ぼっていうような単位で料金を出しております。
○委員長(福田香織君)
中岡委員。
○委員(中岡久徳君)
わかりました。1キロ幾らちゅうのは。この8事業者が同じ値段といって理解していいんかな。それと8事業者で伊賀市全体がカバーできてるんかと、誰でも乗りたいなと思うときに、すっと来ていただけるんか。いやいや、3日前から予約しとかないかんもんか。市民によって場所によって、不公平が起こってないんかなと思って聞かせてもらった。
○委員長(福田香織君)
介護高齢福祉課長。
○介護高齢福祉課長(藤林宏通君)
現在福祉有償の事業につきましては、登録制で行っております。登録者数現在1,373人という方が、この事業所に登録していただきまして、必要なときに利用していただくということになってます。
○委員長(福田香織君)
中岡委員。
○委員(中岡久徳君)
人はいいんですよ。そやから乗りたいときに、1週間前に注文しとかないかんもんか。急に体が悪いさかいに、あした、今すぐ呼んで行けるもんか。8事業者で何台あるのか知らんけど、市民がサービスが満足してうけてるのか。せっかくこれ毎年毎年1,000万からの補助金、市単で出してるさかいに聞かせてもろてるだけで、皆さんが市民が満足されてるのか。やはり少し不満もあって、もう少し利便性がよかったらいいんかなということも書いてくれてないもんで、そこらを聞かせてもらったんです。
○委員長(福田香織君)
介護高齢福祉課長。
○介護高齢福祉課長(藤林宏通君)
現在伊賀市におきましては、公共交通の行ってない空白地っていうのがあったりします。そんな中でこの福祉有償運送と移動困難な方が対象ということで、この制度を利用していただいてます。予約とか必要になるわけですが、タクシーよりも安いというような中では、御満足というまでもいかないですけども、ある程度はされてるかなと思います。それと8NPO法人さんでございますが、年々高齢化という中では、そこの働く従業員の方も減ってきているところでございます。
○委員長(福田香織君)
中岡委員。
○委員(中岡久徳君)
よく説明わかるんですけども、需要と供給、今おっしゃった年寄りの方がおって、これ2種の免許がなかったらあかんかなと思ったりするんやけども、そういう資格がなかったら、そういう事業もできないんかわからへんのやけども、市民の方が満足しているんやったらと、いやいや少し不満も聞いてるでとか、需要と供給、需用はいっぱいあっても、車が減ってくるさかい、供給が追いつかへんというんやったら、もっと事業者さん募集してやってくれる人おりませんかと、こういう啓発も行政はせなあかんと思うんで聞かせてもらった。もう一度、済みません。
○委員長(福田香織君)
介護高齢福祉課長。
○介護高齢福祉課長(藤林宏通君)
この福祉有償運送ということで、市民の皆さんは満足して利用されているということでございます。ただ需要と供給の面ですけども、ひょっとしたら事業者さんによりましては、人数不足のためにちょっと待ってというような場合も発生してるかというのは聞かせてもらっております。
○委員長(福田香織君)
他にございませんか。
山下委員。
○委員(山下典子君)
決算書207ページ、成果報告書236ページの発達支援事業についてお伺いします。発達相談・巡回訪問等業務委託料270万円の内訳教えてください。
○委員長(福田香織君)
こども未来課長。
○こども未来課長(岡澤勝彦君)
これにつきましては、名張育成会どれみさんに委託しておりまして、発達相談に回っていただいております。
○委員長(福田香織君)
山下委員。
○委員(山下典子君)
そしたら発達相談って今成果報告書に書いてあります、保育所・幼稚園、小中学校への巡回訪問661回、これがそうなんでしょうか。
○委員長(福田香織君)
こども未来課長。
○こども未来課長(岡澤勝彦君)
委員おっしゃるとおりでございます。
○委員長(福田香織君)
山下委員。
○委員(山下典子君)
それと同じ専門職による相談209万8,000円、これはどういった専門職でしょうか。
○委員長(福田香織君)
こども未来課長。
○こども未来課長(岡澤勝彦君)
こちらにつきましては、臨床心理士でありますとか、発達相談をしております医師等でございます。
○委員長(福田香織君)
山下委員。
○委員(山下典子君)
この関係機関との連絡調整、ケース会議31回、保護者・関係者と面接相談489回、学校等における研修29回、講演5回、これはこの委託業者がやってるんですか。
○委員長(福田香織君)
こども未来課長。
○こども未来課長(岡澤勝彦君)
委託業者とうちのこども発達支援センターの職員とともにやっております。
○委員長(福田香織君)
山下委員。
○委員(山下典子君)
これちょっと何か重なっているようなというところがあるので、一度精査していただけたらなと思います。よろしくお願いいたします。
○委員長(福田香織君)
先ほどの赤堀委員の女性相談件数の内訳の質疑に関し、当局より答弁を求められておりますので、これを許可します。
こども未来課長。
○こども未来課長(岡澤勝彦君)
先ほどの赤堀委員の子供の虐待件数でございますが、30年度実績で202件でございます。それと家庭内暴力、DVの件数でございますが、30年度実績で258件でございます。
以上でございます。
○委員長(福田香織君)
ほかに御質疑なしと認めます。
総務費の田中委員の庁舎竣工式典の質疑に関し、田中委員より追加の質問がありますので、これを許可します。
田中委員。
○委員(田中 覚君)
入札調書が結果調書が手元に届きました。3社の競争入札ということで聞かせていただいたとおりであります。3社からどの3社かわかりませんけども、ほかの3社かわかりませんけれども、見積もりをいただいた。その見積もりにしたがって、いわゆる設計、つまり設計金額を決めた。市がその設計金額を決めて、3社の方に入札を行っていただいたということ。1回で落札しております。ステージコラボレーションっていうところが、消費税抜きで219万3,000円。アート工房っていうところが199万4,000円、伊賀上野ケーブルテレビっていうところが231万3,000円という、こういう金額です。下のところを見てみますと、落札額1番安い199万4,000円、税込みで215万3,520円、予定価格199万4,000円という話なんですが、予定価格と1円も違わない。100%で落札した。最近これってあんまりないですよね。全く100%。契約監理課がいいのか。監査事務局がいいのか。どこがいいのかわかりませんけど、100%落札のここ近々のそんな事例ってあるんだろうか。もしくは今回だけ誰が見ても大体100%、いわゆる設計金額がわかる、そんな入札だったんだろうか。仕様書からすると。一度仕様書のほうも御提示をいただかないと、ちょっとどこでも売ってるものをもってくるというよりも、創意工夫の中で仕上がってきたものだろうと思いますから、ちょっと100%落札っていうのが解せんと思うのが、ほかの人もそうなんだろうと思います。ちょっとそのあたり御説明いただくようにお願いしたいと思います。
○委員長(福田香織君)
暫時休憩します。
(午後 2時58分 休憩)
―――――――――――――――
(午後 3時 3分 再開)
○委員長(福田香織君)
休憩前に引き続き会議を再開します。
資料提出に時間を要しますので、次に事項別明細書、第4款衛生費216ページから237ページについて説明願います。
生活環境政策監。
○人権生活環境部生活環境政策監(次長級)(前澤和也君)
生活環境部生活環境政策課の前澤でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
衛生費につきまして、その概要を御説明いたします。事項別明細書の216ページ、217ページをお開きください。
第4款衛生費の予算現額は76億776万6,880円で、支出済額57億6,568万176円、翌年度繰越額のうち継続費逓次繰越額が17億3,881万1,880円、繰越明許費が828万5,000円、不用額は9,498万9,824円で、執行率は98.38%でございます。
第1項保健衛生費の支出済額は18億3,502万6,367円でございます。
第1目保健衛生総務費の支出済額は14億2,179万7,875円でございます。備考欄、保健衛生事務経費は747万244円で、主なものは嘱託の栄養士2名分の報酬371万7,600円、狂犬病予防注射実施委託料210万4,100円でございます。
保健事業は6,990万8,760円で、主なものはがんなどの検診業務等委託料4,668万9,090円、218ページ、219ページをごらんいただきまして、疾病予防のための健康診査業務推進協力委託金2,090万円でございます。
母子保健事業は7,944万1,797円で、主なものはこんにちは赤ちゃん訪問事業の乳幼児訪問指導員報酬120万円、母子の保健指導や健康診査の事業推進報償費162万5,000円、妊婦や乳児などの健診業務等委託料6,744万6,666円、高額である不妊治療費用に対して助成する不妊治療助成金339万3,052円、県外医療機関での妊婦健診受診者に対する妊婦一般健康診査助成金209万1,564円でございます。
地域医療対策事業は1億6,092万1,205円で、主なものは応急診療所の運営に係る経費で、応急診療所委託医師報酬4,397万1,460円、応急診療所嘱託看護師報酬817万6,709円。
220ページ、221ページをごらんいただきまして、応急診療所維持業務委託料1,055万5,920円、応急診療所調剤業務委託料996万7,136円、伊賀市救急健康相談ダイヤル24の電話医療相談サービス委託料567万円、病院群輪番制運営費負担金3,061万8,000円、二次救急医療負担金1,400万円、病院群輪番制維持確保対策負担金2,589万3,000円でございます。
健康21推進事業は71万5,502円で詳細は備考欄記載のとおりでございます。保健センター管理経費は2,847万3,510円で、主なものは大山田・青山両保健センターの管理運営費でございます。
222ページ、223ページをごらんください。
病院事業会計繰出金5億161万4,470円、水道事業会計出資金は1億7,110万円、水道事業会計繰出金は2億1,502万4,387円でございます。歯科保健事業は373万5,176円で、主なものは成人歯科健診などの費用として、健診業務等委託料314万200円でございます。
第2目感染症予防費の支出済額は2億4,013万8,695円でございます。備考欄、感染症予防経費は第2目の支出済額と同額で、主なものは予防接種法に基づく定期予防接種費用として乳幼児・児童・生徒などのA類疾病に係る定期予防接種業務委託料1億5,427万4,295円、高齢者のインフルエンザなどのB類疾病に係る定期予防接種業務委託料5,584万6,150円。
224、225ページをごらんいただきまして、任意予防接種費用として乳幼児インフルエンザ予防接種業務委託料745万2,000円、緊急風しん予防接種業務委託料138万5,000円、乳幼児おたふく風邪予防接種業務委託料143万2,500円、乳幼児ロタウイルス予防接種業務委託料589万4,000円でございます。
第3目環境対策費の支出済額は1億3,767万1,820円でございます。備考欄、環境保全対策事業は8,744万14円で、主なものは廃棄物不法投棄の未然防止と投棄された廃棄物の適正な処理を行うための業務嘱託員報酬2名分408万9,600円。
226ページ、227ページをごらんいただきまして、ふるさとクリーンアップ事業委託料287万6,040円、産業廃棄物最終処分場周辺整備事業における道路改良事業など工事費1,488万1,320円、環境保全基金積立金6,031万7,000円は、区域外の一般廃棄物に対する環境保全負担金の一部を積み立ていたしました。
環境センター維持管理経費は383万3,437円で、詳細は備考欄記載のとおりでございます。
浄化槽設置及び管理事業は3,350万5,975円で、主なものは合併処理浄化槽設置整備事業補助金140基分3,337万6,000円でございます。下水道事業会計繰出金は1,289万2,394円で、浄化槽事業の繰出金でございます。
第4目斎苑運営費の支出済額は3,541万7,977円でございます。備考欄、斎苑管理運営経費は第4目の支出済額と同額で、主なものは燃料費942万7,968円、228、229ページをごらんいただきまして、火葬業務委託料717万4,440円、斎苑施設改修工事費679万5,252円でございます。
第2項清掃費の支出済額は39億3,065万3,809円、翌年度繰越額のうち、継続費逓次繰越額は17億3,881万1,880円、繰越明許費が828万5,000円でございます。
第1目清掃総務費の支出済額は3億8,376万7,606円、繰越明許費417万5,000円は、指定ごみ袋購入代金の消耗品費によるものでございます。備考欄、清掃管理経費は1億9,745万1,814円で、主なものは指定ごみ袋購入代金などの消耗品費1,760万7,553円、230ページ、231ページをごらんいただきまして、指定ごみ袋等取り扱いの手数料584万7,120円、伊賀南部環境衛生組合負担金1億6,725万9,000円でございます。
第2目塵芥処理費の支出済み額は16億2,286万2,100円、繰越明許費411万円はごみ中継施設の発注仕様業務及び設計管理業務によるものでございます。備考欄、ごみ収集経費は4億1,190万3,101円で、主なものは家庭ごみ収集業務委託料3億9,770万3,520円でございます。
ごみ燃料化及び施設維持管理経費は10億6,943万5,894円で、主なものは施設運転用灯油代など燃料費1億7,763万5,197円、光熱水費1億2,297万5,441円、RDFを三重固形燃料発電所での処理費用でRDF焼却処理業務等委託料1億8,485万2,585円。
232、233ページをごらんいただきまして、さくらリサイクルセンターのごみ燃料化施設維持管理及び保守点検業務委託料3億5,107万9,920円、破砕機等の取りかえ等業務で施設機器部品再加工業務委託料1,728万円、ごみ燃料化施設整備工事費8,208万円でございます。
資源化ごみ処理及び施設維持管理経費は1億3,751万424円で、主なものは光熱水費655万7,373円、不燃性廃棄物埋立処分業務委託料636万6,600円、さくらリサイクルセンター資源化ごみ処理施設維持管理及び保守点検業務委託料8,430万4,800円、234、235ページをごらんいただきまして、さくらリサイクルセンター整備工事費2,862万円でございます。
不燃物処理及び施設維持管理経費は401万2,681円で、詳細は備考欄記載のとおりでございます。
第3目し尿処理費の支出済額は19億2,402万4,103円、翌年度継続費逓次繰越額17億3,881万1,880円は、汚泥再生処理センター建設工事管理業務委託料及び工事費によるものです。備考欄、し尿収集経費は2,103万7,503円で、詳細は備考欄記載のとおりでございます。
し尿処理及び施設維持管理経費は、浄化槽センターの維持管理経費2億8,903万6,590円で、主なものは燃料費2,404万8,648円、光熱水費4,489万8,927円、し尿処理施設維持管理経費業務委託料1億3,198万7,880円、236、237ページをごらんいただきまして、し尿処理施設設備保守点検業務委託料7,783万7,760円でございます。
汚泥再生処理センター建設事業は16億1,395万10円で詳細は備考欄記載のとおりでございます。
以上、第4款衛生費の決算概要でございます。なお詳細につきましては、別冊の各種決算に係る主要施策の成果報告書の252ページから292ページに記載しておりますので、御参照いただきましてよろしく御審査賜りますようお願い申し上げます。
○委員長(福田香織君)
説明が終わりました。御質疑ありませんか。
近森委員。
○委員(近森正利君)
1点だけお願いいたします。決算書233ページ、成果報告書289ページ、事業名はストックヤード維持管理経費ということで、これは上野、阿山のほうから回収した紙、布類を一度ストックしておいて、それから業者に渡すっていう、そういうふうになっているんですけども、最初、私感じたのは何で1回、1回ストックしなければならないのかなというのは、まず一つ疑問やったんですけども、そこはなぜ1回ストックするんでしょうか。
○委員長(福田香織君)
廃棄物対策課長。
○人権生活環境部廃棄物対策課長兼
さくらリサイクルセンター所長兼不燃物処理場長(西尾育夫君)
廃棄物対策課、西尾でございます。よろしくお願いいたします。
ストックヤード、友生のほうにございます。そこに一旦置いておりますのは、さくらリサイクルセンターのほうでは、受け入れる場所もなかったということもございますし、一旦、前のしらさぎの跡地にそういった施設を設けまして、そこで集めたものを引き取り業者に再度売り渡しているという流れになっております。
○委員長(福田香織君)
近森委員。
○委員(近森正利君)
しつこく申しませんけども、回収したやつをそのまま持っていけば、計量してもらって、そのままいけますよね。それを一々ストックするのかなというのが、最初の疑問やったんですけども、下のほうにはさくらリサイクルセンター集約を検討するいうことなんですけども、これによってストックヤードの経費が削減できるということなんでしょうか。
○委員長(福田香織君)
廃棄物対策課長。
○人権生活環境部廃棄物対策課長兼
さくらリサイクルセンター所長兼不燃物処理場長(西尾育夫君)
集約できれば若干経費は節約できますが、これとて、やはりさくらリサイクルセンターがございます周辺の地域の方の御意見も聞きながら、同意もいただきながら進めていく必要がございます。その点を御理解いただきたいと思います。
○委員長(福田香織君)
近森委員。
○委員(近森正利君)
最後にしますけども、燃えるごみも一緒で直接搬入すればいいのかなって思うんですね。計量器、どこも計量持ってますから、その場で計量してくれて全て合計出ますから、そういう方法もあると思いますんで、よろしくお願いいたします。
○委員長(福田香織君)
他にございませんか。
百上委員。
○委員(百上真奈君)
219ページの母子保健事業の中でお尋ねします。一つは成果報告書の258ページにあります、30年度の新規事業として当初予算に上がりました、産婦健康診査事業について事業内容と、それから成果とか教えてください。
○委員長(福田香織君)
健康推進課長。
○健康推進課長(太田友美君)
健康推進課の太田でございます。先ほど議員さんおっしゃいました産婦健康診査、平成30年度の新規事業でございます。これにつきましては、出産後2週間と1カ月のときに、産婦さんの健診を行うというものです。通常ですと1カ月健診ということで、生まれた赤ちゃんとお母さんの健診は行っていたんですけれども、2週間のときに産婦人科のほうに来ていただいて、健診をするというもので、大きな一つの目的としましては、産後うつの早期発見というのがあります。ですので専用の質問用紙がありまして、質問用紙に答えていただくことで点数化をします。それでうつの状態を把握する。それが2週間後と1カ月後、2回同じ質問表をつくって実施し、その結果によって産婦人科の先生方から、市のほうへ早く保健師が家庭訪問に行くほうがいいよとか、市のほうが介入したほうがいいよというような情報をいただくという事業でございます。
それで去年初めてなんですけども、一応お一人2回の助成ということで、延べ838名の方が受けていただいてます。実人数にしますと444人の妊婦さんということです。昨年母子手帳発行しましたのが572冊出ておりますので、444、最初の年ですので少し啓発なんかが心配だったんですけど、正直思ったよりは受けていただいてると思っております。ことし2年目ですので、もう少し受診率上がってくるのかなというふうに考えております。
以上です。
○委員長(福田香織君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
ありがとうございます。よかったです。そんなふうにして利用者が多いということは。ただ当初予算は確か私、間違ってたらごめんなさいですけど、590万円ほどあって、決算は33万2,400円で済んだという。違ってたら教えてください。助成はそんだけしてるってことですね。きっと。もうちょっとそこの数値的なことを教えてください。
○委員長(福田香織君)
健康推進課長。
○健康推進課長(太田友美君)
成果報告書のほうに内訳なんですけども、委託料のほうにほぼほぼ上がっておりまして374万5,000円、これが378人分の妊婦さんの健診です。といいますのは、市内に2カ所の産婦人科がございまして、その2カ所の産婦人科さんについては、委託料という形で市が直接お一人5,000円分というのをお支払いしているので、こちらのほうに経費が入っております。それから補助金のほうは、市外の産婦人科のほうで健診を受けられたときの補助ということで、そちらのほうに計上させていただいてる分でございます。
○委員長(福田香織君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
よくわかりました。ありがとうございます。
それと同じくそこにあります、産後ケア事業委託料ですけども、これも同じような目的もあろうかと思いますけども、もう一度この事業とそれから後、成果を教えてください。
○委員長(福田香織君)
健康推進課長。
○健康推進課長(太田友美君)
産後ケアにつきましては、産後御実家が遠いとか、産後協力者がなかなかなくて、妊婦さん、それから御主人お二人だけというときに、一時帰られてからの育児の周囲がすごく不安であったり、お二人での生活がすごく不安だというときに、少し産婦人科のほうへ2泊3日ぐらいを目安に泊まっていただいて、そこで助産師さんからいろんな指導を受けるというようなサービスでございます。
それからもう一点は、助産師さんに家庭訪問をしていただいて、お家のほうでそういう手技の指導を受けるという、こういう形のサービスをもっているんですけども、昨年度につきましては、そこにあります宿泊型という病院のほうへ泊まり込んでという御希望が実はなかったんです。
それと訪問型である助産師さんがお家のほうへ行かれて、指導を受けられた方が2件ということで、私どももやっぱり必要性のある方には御紹介もさせていただきながら、それから途中で利用率が少なかったので、産婦人科2件にも出向かせていただいて、ポスターを持って行きまして、もう一度先生方にも御説明をして、待合室張るわということで、張っていただいてあるんですけど、やはり協力者がいないとか、そういうちょっと特殊なケースがありますので、少し利用者が少なくて、年によって偏りがあったりということはございます。ただやっぱりセーフティーネット的に、このサービスとしてはやっぱり持っていたい。市として持っていたいサービスやと考えております。
○委員長(福田香織君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
母子保健として高いニーズとか、必要性の高い事業ということではよくわかりましたし、とても大事だと思うんです。先ほど私、民生費のほうでも聞きました、子育て支援ヘルパーの派遣事業のほうの結果とか、利用度のほうも少なくって、それ多分年齢が対象となる赤ちゃんの年齢が4カ月未満とか、1歳未満とか、そういった条件がそれぞれ保健師さんのほうと子育てのほうとでは違うと思うんですけど、そこが事業が一つにできるのかどうかわかりませんけれども、課が違うので。ただ目的とかが似かよっていれば、また検討すればとも思います。どちらとも国庫補助のほうがおりてきてるということなので、実績がないことによって削られるということはないと思ってますけども、ぜひ実績が上がるように、つまり母子のためにも続けていってはほしいと思っています。
以上です。
○委員長(福田香織君)
赤堀委員。
○委員(赤堀久実君)
決算書231ページ、報告書285ページ、ごみ収集経費の中なんですけども、報告書の中で外国版5カ国語のカレンダーの翻訳が43万3,080円上がっています。これ今回初めてつくったわけではないですよね。今まで何回か出されてますよね。そこをちょっと聞かせてください。
○委員長(福田香織君)
廃棄物対策課長。
○人権生活環境部廃棄物対策課長兼
さくらリサイクルセンター所長兼不燃物処理場長(西尾育夫君)
これまでから作成しております。
○委員長(福田香織君)
赤堀委員。
○委員(赤堀久実君)
今まで作成してて、また新たに増刷というかされたと思うんですけど、それでも翻訳っていうか、プラスアルファやと43万円かかってくるんですか。今まであったものをコピーっていったらあれですけど、それなのかなと思ったんですけど、そこはかかってくるものなんですか。
○委員長(福田香織君)
廃棄物対策課長。
○人権生活環境部廃棄物対策課長兼
さくらリサイクルセンター所長兼不燃物処理場長(西尾育夫君)
毎年つくってるカレンダー、それぞれを訳してもらってますんで、経費としてかかってきております。
○委員長(福田香織君)
赤堀委員。
○委員(赤堀久実君)
ということは、新たに見直しというか、さまざまあるんかなと思います。この上にスマートフォンやタブレット、ごみの分別アプリがありますけれども、今ダウンロード数が4,522件、ダウンロード数があるということなんですけれども、ここへの周知の仕方、どんなふうにされてますか。
○委員長(福田香織君)
廃棄物対策課長。
○人権生活環境部廃棄物対策課長兼
さくらリサイクルセンター所長兼不燃物処理場長(西尾育夫君)
年1回回覧という形で皆さんにも周知しております。夏ごろにそれをさせていただいております。毎年。
○委員長(福田香織君)
赤堀委員。
○委員(赤堀久実君)
ホームページ等も載せてくださってるというのもわかってるんですけれども、何が言いたいかといいますと、このスマートフォン、タブレット、このアプリ、物すごく使い勝手がいいものですから、収集のごみの分別の仕方であったりとか、後、アラームで教えてくださるとかいうのがあるので、今後やっぱり外国語版を今回津市のほうが導入されたいうのをお聞きしました。伊賀市三重県でも一番外国にルーツのある方が多い、午前中もありました5,599名の方がおられるという中で、今後そういったアプリ導入っていうのはお考えかどうか、その点お聞かせください。
○委員長(福田香織君)
廃棄物対策課長。
○人権生活環境部廃棄物対策課長兼
さくらリサイクルセンター所長兼不燃物処理場長(西尾育夫君)
実は今RDFの制度が終わりまして、焼却になったということで、分別の見直しもしております。そういったことにも絡めまして、内容も変わってきますので、そういう中でしていきたいと考えております。
○委員長(福田香織君)
西口委員。
○委員(西口和成君)
済みません。1点だけお聞かせください。235ページのさくらリサイクルセンター整備工事費のことなんですが、このことについて少しお聞かせください。来年にもRDFが終わるということで、中継地点に施設に転換されるということですが、その工事費として認識していいんでしょうか。
○委員長(福田香織君)
廃棄物対策課長。
○人権生活環境部廃棄物対策課長兼
さくらリサイクルセンター所長兼不燃物処理場長(西尾育夫君)
そのとおりでございます。
○委員長(福田香織君)
西口委員。
○委員(西口和成君)
ということは、この工事で全て完了ということでしょうか。追加はございますか。
○委員長(福田香織君)
廃棄物対策課長。
○人権生活環境部廃棄物対策課長兼
さくらリサイクルセンター所長兼不燃物処理場長(西尾育夫君)
中継施設としての機能はこれで終わりというか、今年度繰越分までで終わりでございますけども、言ってみればピットの中の底ごみですとか、その先のこびりついたごみとかございます。そういったものの処分については、来年度以降で早急にやっていく必要がございます。
○委員長(福田香織君)
西口委員。
○委員(西口和成君)
わかりました。その中に先ほど近森議員が質問された中で、成果報告書289ページ、さくらリサイクルセンターの集約を検討するというものも、来年度に含まれるという認識でよろしいですか。
○委員長(福田香織君)
廃棄物対策課長。
○人権生活環境部廃棄物対策課長兼
さくらリサイクルセンター所長兼不燃物処理場長(西尾育夫君)
済みません。先ほど申し上げました、まだ地元の御理解も得なければなりませんので、すぐにできるかどうかちゅうのは、まだ先のことになると思います。
○委員長(福田香織君)
他にございませんか。
田中委員。
○委員(田中 覚君)
決算書の225ページ、上段からちょうど3分の1ぐらいのところ、公衆浴場確保対策事業費補助金、中身を済みませんが教えてください。
二つ目、231ページ、伊賀南部環境衛生組合の負担金っていうのが、上段5行目にあります。今度は同じページの下から6行目、RDF焼却処理業務委託料とあって、青山で1億6,700万円、RDFで1億8,400万円、ちょっと青山町だけでとか、随分高いんじゃないかというのが、率直な感想なんですが、RDFの場合のこれはトンでいくのか、立米でいくのかわかりませんけども、ごみの処理の単価っていうのはどれくらいだったのだろう。南部の単価ってどのくらいだったんだろう。今民間に移行しましたけれども、民間の場合の単価ちゅうのは、どのくらいなんだろうということをお示しをください。
もう一つはごめんなさいね。決算書でよう見つけんかったので、成果報告書で申しわけないんですが275ページ、生活排水対策事業、衛生費のほう入ってて、ここの部分でつまり久米川って記載していただいてあります。私も一般質問で久米川の水質は非常に悪いですよねと申し上げた。それを振り返ってみますと、平成確か28年で三重県でワースト4、29年、おととしはワースト2位だったんです。2番目に汚い川になったんやんかという話で、じゃあ30年度はこの決算で久米川の水質がどれだけ改善されたのかということを、ちょっと資料見方がわかりませんので、申しわけないですが、手間とらせますがお教えください。この3点、順番どちらからでも結構です。
○委員長(福田香織君)
健康推進課長。
○健康推進課長(太田友美君)
済みません。そうしましたら公衆浴場の補助金のほうから御説明させていただきます。
この補助金につきましては、伊賀市上野浴場組合のほうへ補助を33万円出させていただいております。今銭湯2件のへの補助ということなんです。組合さん2件ということでございます。そちらのほうからいただいています、主な事業内容なんですけれども、まずレジオネラ菌とか大腸菌とか、残留塩素水質検査などの費用に充てていただいております。そのほか事業としまして、シティマラソン協賛事業ということで、割引券を発行していただいていたりとか、初風呂のお年玉進呈とか、ゆず湯のそういう催しをしていただいたりということで、浴場のそういう事業にも充てていただいてるということでございます。
大きな目的としましては、やはり公衆衛生と浴場の確保ということが大きな目的になっておりますので、このような補助金を出させていただいてるということです。また平成31年、ことし1月25日にも厚生労働省のほうからも、再度一般公衆衛生への適切な優遇措置ということで、そういう措置を続けてほしいというような文書もきておりますので、このような事業を継続させていただいております。
○委員長(福田香織君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
例えばバリアフリーに十分に対応できていないように思うんです。確保していこうというふうな方向性でしたら、一つは今の言う本来のお湯の質、クオリティーちゅうんですか、それを担保していくという部分も必要だし、公共が特に関与する部分になると、地域の高齢化もいたし方ないわけですから、バリアフリーにしていくところへも、少し広げて御検討いただくのも一考かというふうにも思いますので、一度御検討いただきたいと思います。
○委員長(福田香織君)
廃棄物対策課長。
○人権生活環境部廃棄物対策課長兼
さくらリサイクルセンター所長兼不燃物処理場長(西尾育夫君)
RDF焼却処理業務委託料のトン当たりの単価でございますが、1万5,276円でございます。
○委員(田中 覚君)
南部は。
○委員長(福田香織君)
青山支所振興課長。
○青山支所振興課長(稲森真一君)
青山支所振興課、稲森です。よろしくお願いいたします。
伊賀南部環境衛生組合の1億何がしって話なんですが、これにつきましては、伊賀南部環境衛生組合規約の中で、経費の支弁方法等がありまして、例えば議会に関する経費でありますとか、一般廃棄物、またごみ処理施設の管理運営に関する経費でありますとか、し尿処理の管理運営に関する経費、それぞれが平等割でありますとか、実績割、それが前々年度の10月1日から前年の9月30日の実績に基づいていうことになりまして、例えば単価っていうのが、全ての経費総合してこの金額になっておりますので、例えば議会経費でありますと7万1,000円でありますとか、最終処分費の経費でなりますと、366万7,000円であったりとか、し尿処理に係る経費ですと3,157万2,000円等々、そういったものの合算になっておりますので、総合的に集計になっておりますので、それぞれの単価っていうのが、私どもではわかってないというのが現状であります。
○委員長(福田香織君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
市民の行政サービスをつかさどる市役所として、いかに安いコストで高いサービスを届けるかちゅうのは、一番の使命なんだな。ミッションなんだな。そうすると先ほどのRDFがわかりやすいと思うけれども、トン当たり1万5,276円というふうなこと。人口1人当たりで直してほしいんだけど後で。南部のほうはいや実はわかりませんちゅうのが、いささか勉強不足ちゅうのか、仕事さぼっとるちゅうのか、南部組合が一番よくわかってるのか、ちゅうても市から行ってるわけですから、環境の部長がわかってるのか、次長がわかってるのかどうかわかりませんが、それはちょっと今の答弁では満足いかへんな。一般廃棄物、一般ごみでどのくらいかかってるの。
○委員長(福田香織君)
青山支所振興課長。
○青山支所振興課長(稲森真一君)
クリーンセンターに要する経費で7,068万6,000円、年間です。処理量が前々年度の10月1日から前年度9月30日までの収集及び処理量の実績によるものということですので、その実績割で請求されておりますので。
○委員長(福田香織君)
後刻。
○青山支所振興課長(稲森真一君)
後刻させていただきます。申しわけございません。
○委員長(福田香織君)
環境政策課長。
○環境政策課長兼環境センター所長(水瀧房吾君)
環境政策課長、水瀧です。よろしくお願いします。
生活排水対策事業ということで、久米川の水質がよくなってないという御質問です。28年度は4位で29年度がワースト2位で30年度が最近結果出たんですが3位です。ただ環境基準は超えてる状態が続いておりまして、なかなか啓発とかのソフト面で水質をよくするっていうのは、ちょっと限界まできてるのかなというふうに考えています。
○委員長(福田香織君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
仕事、職責を投げ出したような御答弁は辛いな。先ほども資料上げさせていただきましたけども、行政経営報告書、豊かな自然環境を守る。誇れる、選ばれるまちづくりの視点、こういうふうなプランニングがあって、施策が展開されていく。三重県で4番目に悪かったのが、一昨年2番目に悪くなった。頑張って3番目に悪い川である。しかしBODの基準は毎年満たしていない。ほっとくの。河川環境を守る河川の最上流の伊賀市の責務を果たしていく。そうするとひょっとすると、人権生活環境部のもしか環境政策だけの範囲でないのかもわからん。ほかの部局とも連携して事業を展開していかないと、根本的な部分でできないと思うけれども、ことし1年、この決算書でどこ見ていいのかさっぱりわからんような決算書なんですけれども、他の部局と連携して、どんな水質改善に向けて、どんな施策を展開してきたのか。この行政経営報告書でも、もう一つ読み取れない。ましてや成果報告書でも読み取れない。決算書なんかどこに書いてるかもわからない。御説明をお願いしたいと思います。
○委員長(福田香織君)
環境政策課長。
○環境政策課長兼環境センター所長(水瀧房吾君)
生活排水対策事業については、昨年度、環境保全対策事業に統合されましたので、環境対策事業の中にこの関係の経費が記載されております。
それから関係各所との連絡ですが、久米川流域の住民に対して、環境セミナー、生活排水対策セミナーなんかを開催してるわけなんですが、そこには下水道課にも来ていただいて、いろいろ説明のほうをしていただいております。
○委員長(福田香織君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
じゃあその啓発活動、もしくは市民の意識の改革で、BODを基準値まで下げられるという自信はあるんだろうか。それを目的100とすると、今どのくらいのレベルで啓発活動が行われているんだろうか。BODの基準を下回っていくためには、私はハードのほうも必要なんだろうと思うけれども、ハードのほうはどのくらいの進捗率で水質改善に今向かっているんだろうか。決算書からちょっと読み取れないので、詳しく教えていただきたいと思います。
○委員長(福田香織君)
答弁願いますか。
環境政策課長。
○環境政策課長兼環境センター所長(水瀧房吾君)
まず今、水質ですが、ここは環境基準がBOD3MG/Lっていうところで、去年度は4ぐらいで少し超えてるという状態です。ただ年によっては環境基準を達成していた年もあります。かなり年によってばらつきがあるのは確かです。それと下水道の計画があるわけですが、ちょっと進捗状況については、私のほうでは。
○委員長(福田香織君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
御答弁にそごがあるな。先ほどは連携してというふうなお話で、しかし下水道、ハードの部分は私にはわからんと。環境政策が上にあって、ハードの部分でじゃあ下水道が何。また何々とあると思うの。環境政策がぐだぐだだったら、久米川よくならないじゃないか。要は政策の置き方、もしくは基準の置き方、もしくは目標をプランニングの仕方が甘いんじゃないの。そのあたりどうですか。答弁、後にして青山行きましょうか。
○委員長(福田香織君)
青山支所振興課長。
○青山支所振興課長(稲森真一君)
申しわけございませんでした。伊賀市青山支所管内のことになりますが、可燃ごみで平成30年度1,333トンの処理です。不燃ごみにつきましては161トンと年間の処理量というふうになります。
○委員(田中 覚君)
だからトン当たり幾らなのって聞いてるねん。ちゃんと答えてもうて。
○委員長(福田香織君)
では後刻報告願います。
環境政策課長。
○環境政策課長兼環境センター所長(水瀧房吾君)
目標とするところはやはり環境基準の達成ということにはなるとは思うんですが、今後しっかり下水道課と共同しまして進めていきたいというふうに思います。
○委員長(福田香織君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
だから今、御答弁いただいたように、目標もしっかり定まっていない。他の部局とも連携の密度なり度合いなり方策を見出していない。こんなことが明らかになりました。こういうことをお伝えて、より努力を重ねていただくようにお願いしたいと思います。
○委員長(福田香織君)
安本委員。
○委員(安本美栄子君)
1点だけ伺います。225ページ、目3環境対策費でございます。成果表277ページ不法投棄防止事業について伺います。決算書では業務嘱託員の報酬2名408万9,600円上がってます。成果表ではこれらに費やした金額906万円が上がっております。前年対比からまいりますと、不法投棄の処理量が非常に減っております。ということは量が減っているから、不法投棄そのものが減ったのかといったら、そんなことではないですので、明らかにできないというような指標が書いてございます。私はやっぱり量が減ってるということは、パトロールしていただいてる2人の方が、いつもいつも行っていただきますので、ここの量ではこんだけしかないよというような、そうした感覚というものがあろうと思います。ですので量が減っているから不法投棄が減ったとは言えないよねというようなことがありますと、もっと自信を持って、しっかりと評価をしていただいたほうが、次に向けて次年度に向けて、回収マニュアルを変えようかとか、あるいは警告の看板、どきっとするようなどこにでもあるような、不法投棄禁止の看板ではなくって、どきっとするようなものにつくり変えようかとか、そういうふうなことも考えられますので、原課としてはこの状況、去年1年間の不法投棄については、どういうふうな感想っていうか、どういう評価をしているのか。そして監視カメラ設置してるんでしょうかね。その辺も伺いたいと思います。
○委員長(福田香織君)
廃棄物対策課長。
○人権生活環境部廃棄物対策課長兼
さくらリサイクルセンター所長兼不燃物処理場長(西尾育夫君)
この指標なんですけども、回収してくる量が多いのがいいのか。少ないのがいいのか。やっぱり私らも思うところでございますので、また今後そういう指標も見直すときには考え直していきたいと思います。量が減った中には、道路に捨てられていたようなもの、こういったものがちょっとここには入らずに、道路の維持管理の中に入ったような部分も去年の場合ございますので、この少しふえた減ったで一喜一憂はせずに、継続してやっぱり取り組んでいきたいと思います。御理解願いたいと思います。
監視カメラあるんですが、貸し出すようにはなってるんですけども、余りお申し出ございません。またお申し出いただきましたら貸し出し等、ただ大変重い装置ですので、こういったものももっと使いやすいものに、今後考えていかないかんなと思っているところでございます。
○委員長(福田香織君)
安本委員。
○委員(安本美栄子君)
量が減ったからそれはいいことかどうかというけれども、やっぱりこの不法投棄を防止しようという、この事業は長いスパン、例えば5年なのか。3年なのか。そしてその中のことしはこうしようよという、一定の目標がありますでしょう。でないと担当の人やってられませんよ。だからやっぱり不法投棄が減って、そして回収ができて環境がよくなるというのが目的ですから、その目的に近づくためには何をしたらいいのか。今までのマニュアルをどう見直さなければならないのか。看板をどう見直さなければならないのか。あるいはそれぞれの支所管内で不法投棄がどれくらいあるのか。それぞれの支所長さんは、もちろん把握してますよね。原課の方とそれから支所との不法投棄についてのコミュニケーションちゅうんか、連携っていうのはあるわけでしょう。どんなのやってます。支所長さん、これ把握してます。自分所の例えばことし管内不燃物はこんだけありましたよ。家電はこんだけありましたよ。去年よりも減りましたけど、じゃあ自分とこの地区内はどうなんですか。そんなんはやっぱり情報共有してますか。
○委員長(福田香織君)
廃棄物対策課長。
○人権生活環境部廃棄物対策課長兼
さくらリサイクルセンター所長兼不燃物処理場長(西尾育夫君)
量的な情報共有となるとしてないかわかりません。今のところこういったもの捨てられてましたという情報をいただいたら、うちの環境パトロールなりが出向いて、一緒になって回収しているというような状況でございます。
○委員長(福田香織君)
安本委員。
○委員(安本美栄子君)
いずれにいたしましても、この事業を遂行していくには、そらきょう、あすに結論は出ないと思います。でもパトロールでやってくださってる方も、精いっぱいやっていただいてます。そして日々の業務の中では、この地域ではこの辺が不法投棄されやすいところっていうふうなのが、大体掌握してると思うんですよね。だからそういうところを重点的に支所長さんとのコミュニケーションをもって、地域住民の人にここに不法投棄が多いですから、日々気をつけてくださいよねという本庁の担当の方、パトロールをしていただいてる方が支所、あるいは支所と住民自治協議会とっていう、こういうふうな人と人とのつながりの中で、こうした政策をやっぱりやり遂げていく目的を達成させていくっていうのが、とても大事なんですよね。原課の方が去年もやってますから、こういう予算つくりました。決算は私たちは数字だけ見てるだけですからわかりませんから、例えばパトロールしていただいてる方が日報書いていただいたら、この地域にはここはややこしいとこよねとか、ここに不法投棄されるから、ここにはこんな強烈な看板しようかとか、そういうふうなのが出てきて普通なんですけど、今そういうふうな状況が全くないように、私は伺っております。ですからやることは自分たちの原課だけで、一生懸命やっていただいてるだけでは解決もできない事業は、それぞれどこと連携したらいいかということを考えて、お金を使っていただいて、目的達成していただかないことには、このお金は一生懸命頑張ってくれてても、やっぱり無駄なお金になりますよ。だからそういうふうなとこで、常に申し上げておりますように、行政は縦串はしっかり刺せれるけど、横串が刺せていないというのが、ここにでもあらわれてきますので、原課の方ばっかり責めるわけじゃないですけど、これは本庁、企画もそうです。全市的にどうするのがいいのかというようなことも考えながら、しっかりと横串を刺して、せっかく使っていただく市民の税金は、なるべく目的達成のためにどんなかかわりを人間同士が持つことがベターなのか。しっかり考えて遂行してください。終わります。
○委員長(福田香織君)
他にございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(福田香織君)
御質疑なしと認めます。
当局説明員入れかえのため、暫時休憩します。
(午後 3時58分 休憩)
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(午後 4時00分 再開)
○委員長(福田香織君)
休憩前に引き続き会議を再開します。
次に事項別明細書、第5款労働費236ページから239ページについて説明願います。
産業振興部次長。
○産業振興部次長兼営業本部事務局長(堀久仁寿君)
産業振興部、堀です。よろしくお願いいたします。
第5款労働費について説明させていただきますので、決算書の236ページ、237ページをお開きください。
第5款労働費では、予算現額7,401万7,000円に対し、支出済額は7,382万8,160円、不用額は18万8,840円で、執行率は99.7%です。
第1項労働費、第1目勤労者福祉会館運営費の支出済額は557万2,258円で、主なものは勤労者福祉会館管理運営経費の施設維持管理委託料521万8,000円で、伊賀地区労働者福祉協議会に指定管理料として支出しました。
第2目労働諸費の支出済額は6,825万5,902円で、主なものはシルバー人材センターの運営等経費として1,513万8,000円を支出いたしました。
雇用勤労者対策事業では5,311万7,902円を支出し、主なものは238ページ、239ページをお開きいただき、勤労者福祉事業補助金として、U・J・Iターン促進事業負担金として上野商工会議所に26万9,754円を、伊賀地区労働者福祉協議会に80万円を、勤労者住宅生活資金融資貸付金として東海労働金庫上野支店に5,000万円を支出いたしました。
第5款労働費につきましては以上ですが、詳細につきましては、主要施策の成果報告書293ページから295ページを御参照ください。よろしく御審査いただきますようお願いいたします。
○委員長(福田香織君)
説明が終わりました。御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(福田香織君)
御質疑なしと認めます。
お諮りいたします。本決算常任委員会は本日はこの程度にとどめ、次回の委員会はあす18日午前10時からといたしたいと思いますが、これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(福田香織君)
御異議なしと認めます。
よってそのように取り扱います。
以上で、本日の委員会は延会いたします。御苦労さまでした。
(午後 4時 3分 閉会)
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