伊賀市議会 > 2019-09-09 >
令和元年第 5回定例会(第2日 9月 9日)

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  1. 伊賀市議会 2019-09-09
    令和元年第 5回定例会(第2日 9月 9日)


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    最終取得日: 2019-11-23
    令和元年第 5回定例会(第2日 9月 9日)         令和元年第5回伊賀市議会(定例会)会議録          令和元年9月9日(月曜日)(第2日)          ─────────────────────────     令和元年9月9日(月)午前10時開議   日程第 1 市政に対する一般質問          ───────────────────────── 〇会議に付した事件   議事日程のとおり          ───────────────────────── 〇出席議員(24名)   議席番号    氏   名     議席番号    氏   名     1番  川 上 善 幸 君    13番  福 田 香 織 君     2番  北 森   徹 君    14番  森 川   徹 君     3番  信 田 利 樹 君    15番  生 中 正 嗣 君     4番  西 口 和 成 君    16番  上 田 宗 久 君     5番  福 村 教 親 君    17番  近 森 正 利 君     6番  宮 﨑 栄 樹 君    18番  中 谷 一 彦 君     7番  桃 井 弘 子 君    19番  百 上 真 奈 君     8番  山 下 典 子 君    20番  北 出 忠 良 君
        9番  市 川 岳 人 君    21番  空 森 栄 幸 君    10番  赤 堀 久 実 君    22番  岩 田 佐 俊 君    11番  嶋 岡 壯 吉 君    23番  安 本 美栄子 君    12番  田 中   覚 君    24番  中 岡 久 徳 君          ───────────────────────── 〇欠席議員(なし)          ───────────────────────── 〇説明のため出席した者  職   名            氏     名   市長             岡 本   栄 君   副市長            大 森 秀 俊 君   危機管理監          前 川 浩 也 君   総務部長           稲 森 洋 幸 君   総務部理事[秘書、調整担当]  山 本 幸一郎 君   総務部法務総括監       石 田 美奈子 君   企画振興部長         宮 崎   寿 君   財務部長           百 田 光 礼 君   人権生活環境部長       田 中 克 典 君   健康福祉部長         田 中   満 君   産業振興部長         東   弘 久 君   建設部長           山 本   昇 君   消防長            中 森 宏 悟 君   市民病院副院長[事務部門]兼   健診センター副センター長       松 田 克 彦 君   会計管理者          松 本 浩 典 君   上下水道事業管理者      北 山 太加視 君   上下水道部長         清 水 仁 敏 君   教育長            谷 口 修 一 君   教育委員会事務局長      中 林 靖 裕 君   代表監査委員         鈴 木 陽 介 君   監査委員事務局長       松 本 成 隆 君   農業委員会事務局長      高 木 忠 幸 君          ───────────────────────── 〇出席事務局職員  職   名            氏     名   議会事務局長         川   孝 子 君   議事課長           籔 中 英 行 君   議事課主幹兼議事調査係長   中 川 眞 吾 君   議事課主任          谷 岡 範 政 君          ─────────────────────────                (午前10時00分 開議) ○議長(中谷一彦君)  おはようございます。  これより本日の会議を開きます。  本日、ただいままでの出席議員数は24名、会議は成立しました。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。  これより、議事に入ります。  日程第1、市政に対する一般質問についてを議題とします。  市政一般質問については、15名の通告書が提出されており、あらかじめ質問の順位が決まっておりますので、この際、御報告いたします。  質問順位第1番 嶋岡壯吉議員、第2番 西口和成議員、第3番 赤堀久実議員、第4番 宮﨑栄樹議員、第5番 市川岳人議員、第6番 安本美栄子議員、第7番 森川徹議員、第8番 近森正利議員、第9番 上田宗久議員、第10番 百上真奈議員、第11番 福村教親議員、第12番 北森徹議員、第13番 田中覚議員、第14番 川上善幸議員、第15番 山下典子議員、以上であります。  なお、市議会申し合わせのとおり、質問者1人当たりの持ち時間は、答弁時間も含め45分以内とします。  同一内容の質問事項につきましては、前の方の質問及び答弁内容をお聞きいただき、質問が重複しないようお願いいたします。  また、関連質問は、一般質問を通じて1回とし、通告者以外の方で質問内容に直接関連する事項についてのみ、答弁を含め10分以内で許可することといたします。関連質問と同内容と思われる通告が複数ある場合は、最後の通告者が質問を終わってからといたします。  それでは、順次一般質問を許可します。  質問順位第1番 嶋岡壯吉議員ですが、質問に対しモニターによる資料提示の申し出がありましたので、議長において許可しておりますので、御了承願います。  それでは、嶋岡壯吉議員の質問を許可します。  嶋岡議員。               (11番 嶋岡壯吉君登壇) ○11番(嶋岡壯吉君)  11番、かがやきの嶋岡でございます。こんにちは。おくれましたけども、もういや、おはようございますというかこんにちはというか難しい時間でございますんで、お許しをいただきたい。  ただいま、議長よりお許しをいただきましたので、通告に従い質問を始めさせていただきます。  質問順位が1番ということで、非常に緊張しておりますんで、お許しを願いたいと思います。  今回は、森林整備と伊賀市のまちづくりについて、お尋ねをいたします。  1番目として、森林整備についてお伺いいたします。  ここ数年、年を追うごとに天候の異変が起こり、毎年のように想定外という雨が降り、自然災害が起きています。気象学者の話によれば、年々、温暖化が進むであろうとも言われております。  現在の山林において、針葉樹と広葉樹を比べた場合、針葉樹は広葉樹に比べて根が浅いと言われております。このようなときに、山林の管理において、防災・環境・経営等へのいろいろと影響があると思いますが、市としてどのように考えられているのかお答え願いたいと思います。  後は、自席にて質問させていただきます。 ○議長(中谷一彦君)  東産業振興部長。             (産業振興部長 東 弘久君登壇) ○産業振興部長(東 弘久君)  皆さん、おはようございます。産業振興部長の東でございます。よろしくお願いいたします。  今、嶋岡議員様のほうから、御質問いただきました森林の関係でございますが、やはり、針葉樹林は人工林、そして広葉樹林は天然林ということで、それぞれいろんな機能を果たしておりまして、特に、広葉樹のほうは防災面でかなりな影響を示している。また、針葉樹についても手入れされることによっていろいろ防災面で機能を果たしているということを私どもは思っております。 ○議長(中谷一彦君)  嶋岡議員。 ○11番(嶋岡壯吉君)  また、針葉樹林と広葉樹林の割合は、伊賀市においてはどのくらいなのか、また、その面積がわかれば教えていただきたいと思います。 ○議長(中谷一彦君)  産業振興部長。 ○産業振興部長(東 弘久君)  失礼いたします。  伊賀市の森林面積でございますが、3万3,952ヘクタールと市全体の60.8%を占めておりまして、内訳といたしましては、民有林が約3万2,559ヘクタール、国有林が1,353ヘクタールでございます。  民有林の内訳でございますが、針葉樹林となる人工林が1万8,530ヘクタールで56.8%、広葉樹林となる天然林が1万3,419ヘクタールで41.2%、その他、竹林や岩石地というのがございまして、それが645ヘクタールで2.0%でございます。  一方、国有林の内訳でございますが、1,353ヘクタールのうち針葉樹林となる人工林が956ヘクタールで70.7%、広葉樹林となる天然林が397ヘクタールで29.3%でございます。  伊賀市全体といたしましては、人工林である針葉樹林が1万9,486ヘクタールで57%、天然林である広葉樹林が1万3,816ヘクタールで41%、その他、竹林や岩石地が645ヘクタールで2%となっております。  以上でございます。 ○議長(中谷一彦君)  嶋岡議員。 ○11番(嶋岡壯吉君)  意向調査によりますと、消費者モニターの山林に対する回答といたしましては、山崩れや洪水などの災害防止、2番目として二酸化炭素を吸収する地球温暖化の防止、水資源の蓄え、住宅用建材としての利用等々、いろいろあるんでございますけども、伊賀市としては、何を重視して管理されているのかお答え願います。 ○議長(中谷一彦君)  産業振興部長。 ○産業振興部長(東 弘久君)  失礼します。  伊賀市のほうにつきまして、森林、何を重視されて指導しているのかということだと思うんですが、森林は水源の涵養、国土の保全、環境の形成、生物の多様性、産地災害防止機能、地球の温暖化の防止、木材生産と多面的な機能を保持しております。林野庁が出版しております森林林業白書におきましては、森林を構成する樹木が針葉樹であるか広葉樹であるかによって、山地災害防止や水源涵養等の機能において特段の差があると認められておりません。しかしながら、山地災害防止機能に関しては、間伐作業等の森林管理が健全に実施されていることが前提でございまして、管理されていない人工林である針葉樹林は樹木が成長しにくく、もやし状の山林となって風水害や雪害の被害も受けやすくなり、山地災害防止機能を十分に保持しないと考えられます。  そのため、伊賀市におきましては、針葉樹林の管理育成についていろんな面で指導、また助成措置を行っているところでございます。 ○議長(中谷一彦君)  嶋岡議員。 ○11番(嶋岡壯吉君)  ありがとうございます。
     一般家庭から排出される二酸化炭素の排出量は、2016年度において1年間で4,520キロと言われております。  画像、済みません、お願いします。  この二酸化炭素を吸収するのには、40年生の杉の人工林で約510本が必要ということでございます。1ヘクタールに大体1,000本ぐらいということでございますので、要するに1ヘクタールで一般家庭2世帯分の二酸化炭素を吸ってもらってるわけでございますけども、今、聞きました面積では、1万8,530ヘクタールと針葉樹林の辺でお答えいただきましたけども、これが全部40年生としたら、約3万7,000戸の二酸化炭素を吸収してもらってるわけでございますけども、実際、全部が全部40年生を超えてるわけではないと思われますので、その何割かということで、伊賀市としましては、ほぼ二酸化炭素はプラマイゼロぐらいではなかろうかと考えております。また、残りの、これが逆に少なかった場合、残り分は全部空中に放出されまして、温暖化の原因ともなります。  また、建築材料として、公共建築物における木造率は三重県においては、次、お願いします、41.5%。ちょっと字が小さいんですけども、全国平均で41.9%でございまして、ほぼ全国平均と同じでございますが、伊賀市においてはどのぐらいなのか、わかれば教えていただきたいと思います。 ○議長(中谷一彦君)  産業振興部長。 ○産業振興部長(東 弘久君)  林野庁が出版いたしております、令和元年度森林林業白書では、建築物全体の木造率が全国では41.9%、三重県では41.5%と記載されております。伊賀市の民間建築物の木造率は、平成31年1月1日現在で、おおよそ74%と推計されております。  木造の住居は、木の優しさ、温かさによるリラックス効果に加え、他の資材と比べて製造時のエネルギー消費が少ない資材でございまして、地球温暖化防止にも大きく貢献をいたしております。  今後も木材のよさを啓発し、伊賀産木材の需要の増加を図ってまいりたいと考えております。 ○議長(中谷一彦君)  嶋岡議員。 ○11番(嶋岡壯吉君)  ありがとうございます。  こう考えますと、伊賀市は物すごく木材に対しては考えがあるということでございますが、今、林野庁におきまして平成27年10月に作成されました森林に期待する役割ということで、次、お願いします。  この変遷が左の絵ですが、当初は、防災、温暖化、水資源の蓄えということでございましたが、それがふえたり減ったりしながら、また、この順番に戻ってきてるようでございます。  それと、次に、林野庁におきまして平成30年、昨年11月に作成されました林業、森林業の政策に期待することということで、災害防止が1番、2番目が杉・ヒノキの花粉対策、これ右側でございます。次、林業、木材産業の地域活性化という順序で並んでおりますが、伊賀市においては、何を優先して林業整備を進められているのか、お答え願いたいと思います。 ○議長(中谷一彦君)  産業振興部長。 ○産業振興部長(東 弘久君)  伊賀市におきましては、何を重点的に林業を進められているのかという御質問でございますが、伊賀市におきまして、特に、嶋岡議員さんもおっしゃいましたように防災面、かなり防災機能に役立ってるということも検証されております。防災面、それと、やはり林業で生活できていくような形態といいますか、林業、木材の需要を増加して、伊賀市の経済を潤わせていきたいと、このように考えております。  ですもんで、防災面と木材の需要拡大ということに重点を置いて、今現在進めております。 ○議長(中谷一彦君)  嶋岡議員。 ○11番(嶋岡壯吉君)  次に、森林環境税についてお伺いをいたします。  納税義務者が全国で今6,200万人おられるそうでございますが、年額を1,000円ずつ納税されますと約600億円の税収となります。2019年から23年までは譲与特別会計によりまして借入金で施行されるため、譲与金として今施行されているところでございます。これも、24年から納税ということになるんですけども、年々ふえていきまして21年までが年間200億円、24年までが300億円、28年が400億円、32年が500億円、33年以降は600億円となるんですが、これが都道府県と市町村との割り振りが変わってまいりまして、当初は80対20、多いほうが市町村なんですが、だから大体最終は90対10というぐあいに変化をしてまいります。市町村分では、50%は市有林の人工林の面積、それと林業就業者の数ということでございますが、あとは、人口割ということで配分をされます。伊賀市においては市有林、人工林面積は先ほどもちょっとお答えいただきましたが、次いで林業就業者の数は今どのぐらいおられるのかお答え願いたいと思います。 ○議長(中谷一彦君)  産業振興部長。 ○産業振興部長(東 弘久君)  済みません。従事者の数、今、資料を手元に持ち合わせておりませんので、また、後で書面にてお答えをさせていただきたいと思います。  よろしくお願いします。 ○議長(中谷一彦君)  嶋岡議員。 ○11番(嶋岡壯吉君)  では、後日、よろしくお願いいたします。  そのほかに、林野率というのがございまして、林野率が要するに85%以上の市町村につきましては1.5倍増し、75から85までの間が1.3倍増しとなります。この森林譲与税は3年度にかわって増してこのぐらいに割り振られますので、伊賀市において、今現在、今年度は配付されているのか、金額を教えていただきたいと思います。 ○議長(中谷一彦君)  産業振興部長。 ○産業振興部長(東 弘久君)  森林環境譲与税のことでよろしかったでしょうか。  森林環境譲与税につきましては、ことしから設けられた制度でございまして、令和元年度から令和3年度まで3年間ほぼ同額のものが支給されるということでございますが、伊賀市におきましては2,644万4,000円、それから令和4年以降、令和6年までの間が3,966万6,000円、このような形で、先ほども議員さんおっしゃったように人口とか森林面積等によって換算が、数値が変わってまいりますので、令和4年以降分につきましては多少変わる可能性がございます。  以上でございます。 ○議長(中谷一彦君)  嶋岡議員。 ○11番(嶋岡壯吉君)  今、言われましたように、結構たくさんのお金をいただくことになるんですけども、これを今度、林業対策に使われるわけですけれども、計画がわかれば教えていただきたいと思います。 ○議長(中谷一彦君)  産業振興部長。 ○産業振興部長(東 弘久君)  現在、みえ森と緑の県民税と、本年度から譲与される森林環境譲与税を財源として、森林、林業事業を実施しているところでございます。  森林環境譲与税は、本年4月に施行された森林経営管理法を踏まえ、市町が行う森林整備等の財源に充当するために創設されたものでございまして、森林の整備はもとより森林整備を担う人材の育成、森林に関する開発普及、木材利用の促進等に活用可能でございます。  また、みえ森と緑の県民税では、災害に強い森林づくり、県民全体で森林を支える社会づくりに必要な経費といたしまして、土砂流を軽減するための森林の整備や里山整備、森林環境教育、木育の実施等に活用可能となっておりまして、伊賀市のほうでは、このような活用をしております。  御質問いただきました森林環境譲与税に関しましては、特に経営管理が行われていない森林について、市が仲介役となり森林所有者と民間事業者等をつなぐシステムである森林経営管理制度を進めてまいりたいと考えております。現在は、山林所有者、市、林業経営体の3者が森林管理協定を締結した山林の調査や間伐業務、森林境界の明確化事業を実施しております。これらのことに加えまして、伊賀市の実情に合った森林経営管理制度の活用ができるよう長期の山づくり、伊賀らしい林業の産業化、人材育成、市民が多くの山の恵みを受けられる仕組みづくりといった4つの視点から現在、市との検討を進めているところでございます。 ○議長(中谷一彦君)  嶋岡議員。 ○11番(嶋岡壯吉君)  今、林道がかなり荒廃してきておりますので、林道整備には使う予定はございませんか。 ○議長(中谷一彦君)  産業振興部長。 ○産業振興部長(東 弘久君)  林道につきましては、今もって具体例というのは、まだ決めておりませんので、今後検討していきたいと、ただ、林道が対象になるかどうかというのを確認の上で計画策定をしていきたいと、このように考えております。 ○議長(中谷一彦君)  嶋岡議員。 ○11番(嶋岡壯吉君)  ありがとうございます。  そこのところ、よろしくお願いをしたいと思います。  次に、防災手帳についてお聞きするんですけども、災害ハンドブックを作成されておりますか、どうですか、お答え願います。 ○議長(中谷一彦君)  産業振興部長。 ○産業振興部長(東 弘久君)  災害ハンドブックということでございますが、これは森林に関してのということでよかったでしょうか。  現在、森林防災に関するハンドブックにつきましては、当市においては作成をしておりません。特に、山林の災害に関しましては、県や市など各行政機関が作成したハザードマップ等を活用しまして、災害に対する啓発を進めてまいりたいと、このように考えております。 ○議長(中谷一彦君)  嶋岡議員。 ○11番(嶋岡壯吉君)  林業だけではないんですけども、災害全般として、一応、ハンドブックがあればということで、結構全国的に作成されてまして、林業だけという話ではなくて、全体のハンドブックの中で林業の部分もあるということなんですけども、これを近くでは甲賀市とか大阪の交野市では、もう全般的なやつも含めてつくられておりますんで、伊賀市のほうも御検討をお願いしたいと思います。  次に、森林保険制度についてお伺いをいたします。  火災、気象災害、噴災害等総合的な山の保険でございますが、2014年度までは森林国営保険が実施しておりまして、森林保険特別会計から出されておりました。2015年度からは、国立研究開発法人森林研究整備機構が実施をされております。森林保険制度に基づく保険金の支払いにつきましては、平成28年度が7億円あったそうでございます。この保険を林業者に周知徹底されてるのか、伊賀市はどのように指導されているのかお教え願いたいと思います。 ○議長(中谷一彦君)  産業振興部長。 ○産業振興部長(東 弘久君)  お尋ねの森林保険でございますが、森林保険は国立研究開発法人森林研究整備機構、森林保険センターが取り扱う保険でございまして、森林保険法に基づいて森林保険者と被保険者として森林火災や自然災害等による損害を総合的に補償するもので、人工林が災害に遭った損害に対応する保険でございます。森林組合等が森林所有者に対しまして、啓発を行っていただいておりまして、現在の加入者は23人、森林面積で約130ヘクタールとなっております。  保険適用の一例でございますが、契約面積17ヘクタールの山林において、豪雨による水害により2.94ヘクタールの規模で46年生の杉が流され損害を受けたケースでございますが、約636万円の損害額が補償されており、1ヘクタール当たり216万円の支払い額となっております。この事例の掛金についてでございますが、1ヘクタール当たり年間保険料が約6,500円程度となっております。特に、林業経営を行っていただく事業者の方にとっては、非常に重要な案件でございますので、今後、市といたしましても啓発普及に努めてまいりたいと考えております。 ○議長(中谷一彦君)  嶋岡議員。 ○11番(嶋岡壯吉君)  ありがとうございます。  実際、林業経営は非常に厳しいということをお聞きしてますんで、市のほうでできるだけ進めていただきたいと思っております。ありがとうございました。  次に、伊賀市のまちづくりについてお伺いをいたします。  今、コンパクトシティーを目指すということで、国土交通省が制度を設けた立地適正化計画を作成した市町が116あるそうでございますが、6割の自治体が誘導区域外の開発に手をつけておらなかったということで、同計画の策定以外の開発抑制に効果的な値打ちがあると答えられたところが1つの自治体しかございませんでした。  皆さん、わかるようにまちづくり三法で中心市街地活性化法、これにつきましては、基本計画をという形で国に提出すれば、マネジメント機構、TWOによって重点的に支援を受けられるとか、都市計画法、市街化調整区域等もありますし、また、3つ目として、大店立地法も大規模小売店と地域社会の等々がございますので、その辺はいろいろ進めていただいてはおりますが、地方都市の人口がふえなかった原因は何と考えられておりますか。 ○議長(中谷一彦君)  回答は、答弁は誰がされるんですか。  市長。 ○市長(岡本 栄君)  何ゆえに人口が減るのかということでありますけれども、この伊賀市を想定して見ていただいたらおわかりになるかと思いますけれども、やはり若い方々が魅力を感じる、いろんな意味で魅力を感じるということがなければ、そこを去るのは当然であります。まず、魅力というのは何かといえば、やはりしっかりとした経済基盤をそこで持てるのかどうか、つまり言いかえれば職場があるのかどうか、そして、その次に、自己実現を図るそういう場所があるのかどうか、別の言い方をすれば、都市アメニティであったり、あるいはいろいろな機能を持った機関があるのか、そういうことでありましょうし、そして、もう一つは安心して子供を産み育てるということ、それがしっかりと担保されているか、そしてまた、老いていくということについていえば、しっかりとした福祉政策がとられているか医療体制がとられているかということであろうかなというふうに思いますし、また、伊賀市というところを考えてみますと、非常に、実は周囲を山に囲まれておりますけれども、東西軸の道路交通網については大変至便であります。つまり、ここからどこへも出ていきやすいというようなこともございます。これが少し隔絶したところであれば、ここにとどまらざるを得ないということもあろうかと思いますけれども、そういう意味で、その交通の至便性を凌駕するだけの魅力をつくっていかなければならないということではないかなというふうに思っております。  コンパクトシティーということでいいますと、やはり、これから人口減少というものは、かなり先まで続いていくことが、もう当然想定されているわけでありますから、それをいかに下支えするかということも含めて、そんな中でしっかりと利便性が担保される、福利福祉が医療が担保されるということは、コンパクト化を進めていかなければならないというようなことであろうかというふうに思いますし、また、郊外における住み方というものも、ある程度さまざまな核を持ってやっていくというようなことも皆さん、市民にも求められていくのかなというふうに思いますが、行政としてまずやらなければいけないのは、今申し上げたようなことをしっかりと実現していくというようなことでないかというふうに思っております。  これは、あらゆる行政のセクションに横ぐしを刺して、統一的に方向性を持ってしなければいけないというふうに思っております。 ○議長(中谷一彦君)
     嶋岡議員。 ○11番(嶋岡壯吉君)  ありがとうございました。  私、個人的には、伊賀市は大阪や名古屋の大都市との中間でございまして、要するに便利過ぎるんかなというのも考えております。ただ、全国的には、要するに皆さん快適な生活を送るために広い土地が欲しかったということで郊外に出られたとか、少子化で1世帯当たりの家族が少数になったと、土地を多く持ってた農家の人が資産選択で切り売りしたということも全国的にはあるそうでございまして、いろいろと理由はあるんですけども、減るのは余りよくないなとは思っております。  それと、今、全国的にコンパクトシティーの推進をされておりますが、その市町村でも特に青森市と富山市がいつも話に上がってくるところでございますが、青森市につきましては、コンパクトシティーを市街地をインター、周辺地をミッド、郊外をアウターと3つに分けて住居施設の集約をされて人口の減少はとまったそうでございます。ただ、市街地の目玉であるアウガという商業施設をつくったということが収益性が非常に悪くて、なかなかもとが取れてないというのもあるそうでございます。  また、富山市は昨年、産業建設常任委員会で視察にお邪魔いたしました。その中で、富山のほうは、だんごと串に例えられまして、人の住む地域をだんご、その地域をつなぐのを公共交通機関を串として計画をされておりました。特に、交通機関でございますが、ヨーロッパで言われているLRTというのを、要するに次世代路面電車、富山ライトレールを再生されまして、利用者が倍になったということでございます。これが、要するにJR線が結構赤字で大変だったのを引き受けたということでございますが、私どもが伺ったときには、結構な本数も、この電車ですけども、走っておりました。あんなにたくさん走るんかなと思うぐらいたくさん走っておりましたんで、でもやるとお金がかかるんかなということで、何でもお金はかかるんですけども、問題は、古くからの商店街が、これが便利になったもんで、お客さんが減ったということもあるそうでございます。設備投資を行われた地方債券が毎年発行しないとなかなかうまくいかないというつらい面もあるそうでございます。  次に、バリアフリー。  まだ、先日、読売新聞に掲載されたことなんですが、全国の268市町の9割の248の市町が居住誘導地域に災害リスクを含めているということが国土交通省の調査で明らかになりました。レッドゾーンに含まれている市町村は41市町村があるそうでございます。イエローゾーンでも結構ございますので、検討が必要ということになっておるそうでございますが、伊賀市は、このコンパクトシティーの計画にレッドゾーンやイエローゾーンが含まれるのか、また、含まれているのであれば、今後どのように計画を進めていかれるのか御説明願います。 ○議長(中谷一彦君)  建設部長。 ○建設部長(山本 昇君)  建設部の山本です。よろしくお願いします。  伊賀市のコンパクトシティーについての御質問かと思います。  まず、私ども伊賀市につきましては、全国2番目で、御存じのとおり昨年伊賀市の適正な土地利用条例ということで、国が推し進めていますコンパクトシティープラスネットワーク、すなわち国が言うてます立地適正化計画ですね。先ほど、議員さんもおっしゃられた立地適正化計画で、伊賀市はそれに倣って長野県安曇野市に次いで土地利用条例というのを去年から運用を開始しております。  考え方については、全く同じでございまして、少し、ちょっと説明させていただきますと、伊賀市につきましては、去年の土地利用管理指標を平成22年の9月に策定しました伊賀市都市マスタープランにおきまして、平成22年の時代から多角連携型の都市構成を目指すと掲げております。要は、多角連携型の都市構成というのが、英語でいいますとコンパクトシティープラスネットワークというような意味でございまして、伊賀市の上野中心部の市街地を市域の中心、すなわち伊賀市の市域の中心、支所周辺部を地域の中心として、それぞれ維持発展させ、その拠点を中心に道路公共交通ネットワークにより連携を図ることで人口減少、高齢化が進む中でも生活の利便性を確保しようと考えています。  その目標を達成するために、昨年4月に全市統一した伊賀市の適正な土地利用条例を施行しまして、1年半が経過しましたけども、その間、混乱もなく順調に定着しつつあります。国が進めておりますコンパクトシティープラスネットワークのまちづくりに対応するため、当市におきましても同様に立地適正化計画を作成しておりまして、その立地適正化計画は居住誘導区域と都市機能誘導区域をどの位置かというのを確定といいますか、1筆で書いとるわけなんですけれども、その立地適正化計画の居住誘導区域につきましては、先ほど議員さんおっしゃられたレッドゾーンといいますか災害が想定される区域は外した形で設定をしております。ですので、伊賀市につきましては、そういった災害想定される区域につきましては居住誘導区域から外しております。  以上です。 ○議長(中谷一彦君)  嶋岡議員。 ○11番(嶋岡壯吉君)  ありがとうございます。すごい計画を立てていただきましてありがとうございます。  次に、コンパクトシティーの関係ですけども、要するに公共交通もコンパクトシティーの計画の一部であると考えておりますので、先般、埼玉県の三鷹市の担当部長が欧州視察に行かれた報告を見ますと、フランスのディジョンというまちとルーアンというまちを視察されたそうでございます。ディジョンは言われるように、今、LRTをやられて、まちとしては非常に大きなまちで富山ぐらいのまちなんで、伊賀市としは余り参考にならんのかなとは思ったんですが、ルーアンというまちが大体人口が11万ということでございますので、伊賀市に近いなということでちょっと報告を見させていただいたんですが、ここは、BRT、バス高速輸送システムを利用されているそうでございます。このコンパクトシティーを早くからやられてるんですけども、ここの考え方が、なかなか立派でして、要するにバスを正着させるということで進めていただいてるそうでございますけども、正着って何じゃなということでわからなかったんですけども、要するにバスを歩道にぴったり着けてそのすき間が5センチ以内にするということでございますので、運転手の腕もそうなんですけども、なかなか、ちょっと済みません、お願いします。  歩道をこのようにバス、着けるんですけども、歩道をちょっと改良せないかんと。  次、お願いします。  このタイヤが正着タイヤいうて、要するに内石に擦ってもパンクしないように補強されたタイヤを着けると、それととまる場所ですね、歩道に縁石で当たりをつけた歩道をつくる。これがなかなか難しくて、ほんで日本の場合難しいのは、道路がヨーロッパほど広くないので歩道が全部あるわけではないので、なかなか工事するのが難しい。しかし、すごくお金がかかる、全部やればですね。ただ、これ不思議なことに、車椅子が改造車なしでも乗りおりできるようにつくってあるんです。だから、本当はやっていただければいいんですけども、狭いところで歩道をつけるスペースがないとかいうことと、お店屋さんがあっても歩道で皆、例えば20センチより上げてしまうと、営業妨害になるんではないかという話もございますんで、なかなか一朝一夕にはいかないとは思いますけども、しかし、これ多分お金についてはヨーロッパのほうは、目的税を設けまして交通税ということでお金を集めてると、それが非常に厳しいことで、従業員が11人以上の事業所で給与総額の2%、最高2%まで拠出しなさいよと、それは、赤字の企業でも問答無用という話なんですよ。日本だったらとてつもないことで、えらいこっちゃやなとなるんで、そう簡単にいかないのは事実でございますけども、しかし、道路の幅も交通量のいろいろできる可能性のあるところはやっていただいたら身障者の方も結構いいんではないかなと思わせてもらっているところでございます。  実際、このLRTにしてもBRTにしても、実際、昔一度行ったら二度と行きたくないというまちが、今、結構シャッター街がなくなったということで、なかなかいい方法ではあるんですけども、もとがかかるし、大体5年ぐらいでやられたらしんですけども、見に行かれた方は日本は20年たっても無理かなという話をされておりましたので、進めるのは難しいことは難しいんで、今後ともええ意味で検討していただければと思っております。  次に、最後、エコタウンについてお伺いをいたします。  このエコタウンは、7社が要するにごみ収集でいっぱい入ってもうてまして、その中で、生ごみの処理、ハイブリッド型、木質系とかいうことで、お願いします。出してもうて、それで、富山市がやっておるんですけども、先般、産業建設常任委員会でお邪魔したときに、この話もお聞きしたら、時間的な無理もあるし2つは無理だということでコンパクトシティーだけで終わったんですけども、実はパンフレットをいただいてきました。  これについては、伊賀市はRDFでなかなかうまくいかなかったということもございますんで、検討の余地もあるんかな。ただ、まちの大きさによってごみの収集量の問題もありますんで、検討は必要かと思っております。  ただ、今現在、市は民間業者に処理をお願いしてるんですけども、今後、この処理をずっと続けるのか、また再検討するのかお教え願いたいと思います。 ○議長(中谷一彦君)  人権生活環境部長。 ○人権生活環境部長(田中克典君)  失礼いたします。  さくらリサイクルセンターにつきましては、議員さんおっしゃっていただいたとおり、8月2日にごみ固形燃料化(RDF)の製造を終了させていただいて、その後は、民間処理委託、焼却処理をさせていただいております。  そういった中で、今おっしゃっていただいたとおり、地域内の自然循環、またリサイクルについては、十分検討をさせていただく、伊賀市全体としての課題というふうに考えております。その際には、この今、説明のあったエコタウンのような取り組みについても十分参考にさせていただきたいと考えております。  また、伊賀南部クリーンセンターにつきましては、地元地区との協定によりまして、2024年、令和6年2月が操業の期限というふうになっておりまして、本年度から伊賀市名張市南部衛生環境組合との事務レベルでの将来の伊賀地域広域化のごみ処理について勉強会を始めさせていただいておりまして、その中でも循環リサイクルにつきまして十分留意していきたいと考えております。 ○議長(中谷一彦君)  嶋岡議員。 ○11番(嶋岡壯吉君)  ありがとうございました。  また、ええ意味で進めていただけたらと思いますんで、よろしくお願いします。  これで終わります。 ○議長(中谷一彦君)  これをもって、嶋岡議員の質問を終了します。  続いて、質問順位第2番 西口和成議員の質問を許可します。  西口議員。               (4番 西口和成君登壇) ○4番(西口和成君)  改めまして、おはようございます。  議長から発言の許可をいただきましたので、通告に従いまして順次質問させていただければと思います。  今月は、9月1日は、また防災の日ということでございまして、関東大震災から経過をしたということで、また防災に思いをめぐらせていただいた日だというふうに考えております。  また、敬老会も順次開催されておりまして、御長寿を迎えられた方々におられましては、本当にお祝い申し上げたいと思います。  それから、伊賀市は、米、酒、牛といったもので秋を満喫できる季節に入ってまいりました。秋深き、隣は何をする人ぞ、秋深き、隣は何をする人ぞ、芭蕉翁、最晩年の秋の句でございます。解釈といたしましては、秋が深まって物寂しい季節になったと、他者に対する寂寥感に自分自身の人生を投影したことと解釈されております。秋の夜長にふと思い出していただければと思います。すばらしい句だと思っております。皆様、いかがお過ごしでございましょうか。自民青鵬の西口和成でございます。  このたびは、大きく2つ質問させていただきます。  1つ目は、安心・安全で魅力あるまちづくりと題しまして、上野公園及びお城の今後についてと避難所のあり方と今後についての2点、それから、大きい2つ目といたしましては、市と県の連携について質問させていただければと思います。  最初の私の質問は、安心・安全で魅力あるまちづくりと題しまして、上野城及び、また上野公園について伺います。  来月、10月5日に第11回高虎サミットが上野城と崇広堂で開催されます。言わずと知れた伊賀上野城は、伊賀市のシンボルであり観光の名所として伊賀に来られた観光客は必ず訪れます。その伊賀上野城と上野公園について伺います。  まず、上野公園に対する今後のビジョン等々、あれば、まず市長にお聞きして、以降は自席からお伺いいたしますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(中谷一彦君)  建設部長。  市長にお聞きしてるようです。  市長。               (市長 岡本 栄君登壇) ○市長(岡本 栄君)  西口議員のお尋ねになりたいのは、思うところ天守閣をどうするのかということに尽きるんだろうなというふうに思わせていただくところです。  御指摘のように、上野城、白鳳城という優雅な名前を持っておりまして、私たち外から帰ってきたときも、あの三層の天守が見えてくると「ああ、国に帰ったな」。そしてまた、まちの中を歩くときにふと見かける、そのいらかに「ああ、城下町に住んでいる、このしっとりとした情趣、すてきだな」。あらゆる意味で、私たちの一つの地域アイデンティティを形づくるものであったり、あるいはランドマークになってるということであります。  ただ、昨今は建設されて、もう70年、80年というようなことになってまいりますと、雨漏りがしてまいりました。しかも、それが大変、構造的な部分から傷んできているということでありますので、やはり、根本的には一度解体修理をするというふうなことも必要になってくるのかなというふうに思っております。ただ、口で言うのは簡単でありますけれども、実際には何十億というような金がかかるということであります。  そうしたことも含めて、じゃあ、あの天守閣は将来的には、今は文化産業協会さんがお持ちいただいて管理をいただいてるわけでありますけれども、実際、それで、できるのかどうかということについては、私個人の意見でありますけれども、なかなか難しいんだろうなというふうに思います。  さらに、よい維持、護持の方法というものはあるのではないかというふうに思っておりますが、それはやはり、私たち市民がどのように思い、どのように進めていくかということは、それぞれの思いを積み合わせていくというこれからにかかってくるんであろうなというふうに思うところでありますので、市長としては、これくらいのことしか、今申し上げることはできません。 ○議長(中谷一彦君)  西口議員。 ○4番(西口和成君)  市長が、先に天守閣のことをおっしゃられましたので、先にそちらのほうに触れたいと思います。  この伊賀上野産業城は、昭和10年に完成しまして、2006年には日本の100名城の四十数番目ですかね、選ばれております。川崎克氏が私財を投じて建てた模擬天守でございまして、「攻防策戦の城は滅ぶ時はあるも、文化産業の城は人類生活のあらん限り不滅である」という思想のもと、木造で建造されました。  市長が、構造的に雨漏りをされているということでおっしゃられました。財団法人伊賀文化産業協会に運営を任せていると。この代表理事を市長が務められているということだと思います。  昭和60年に市の有形文化財にこの天守が指定されました。市は、先ほど市長はおっしゃられてましたけども、何かしらのコミットメントもしていかなければならないと私は思っています。指定文化財になっている以上、市民の皆さんには御理解いただけない部分もあるかと思いますが、やはり市の施策が一番大事かと思っていますが、そのことについて一つお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(中谷一彦君)  教育委員会事務局長。 ○教育委員会事務局長(中林靖裕君)  教育委員会の中林でございます。  ただいま、上野城の市指定文化財の件でお尋ねがございましたので、教育委員会のほうからお答えさせていただきます。  市指定有形文化財であります伊賀文化産業城につきましては、適切に保存修理されることが望ましいと考えております。修理の手法につきましては、伊賀文化産業協会が設置されるであろう検討委員会の専門家の意見を伺いながら進める必要があるかと思います。  ただ、伊賀文化産業城は、議員おっしゃったとおり市の指定有形文化財であることから、修理に係る経費の一部を教育委員会関係補助金等交付要綱というのが設定してございます。その交付要綱にのっとりまして補助金を交付することができますが、修理に係る費用につきましては、修理の手法等によって大きく異なると考えております。ただいま、市長から御答弁申し上げましたが、違う工法でしたら費用が大分また違ったものが算出されるというふうに聞いてございます。修理事業の全体像が確定した上で、市の財政状況とまた所有者の財務状況等を勘案いたしまして、決定するべきものだと考えております。 ○議長(中谷一彦君)  西口議員。 ○4番(西口和成君)  今の教育部長の答弁をお聞きになられて、財務部長、いかがお考えでしょうか。 ○議長(中谷一彦君)  財務部長。 ○財務部長(百田光礼君)  財務部長の百田でございます。  今、急にちょっと質問されてあれなんですけども、今、先ほど教育委員会からの答えがありましたように、市が指定した文化財に対する補助要綱というのがございます。現時点では、その補助要綱にのっとって適正に補助するというような状況だと考えております。 ○議長(中谷一彦君)  市長。  市長、自席で結構です。立ってくださいね、済みません。 ○市長(岡本 栄君)  今、現今の段階においてのお話をいろんなレベルで答弁をしてるんだろうなと思いますけども、大事なことは、今回のことをきっかけにして、あのお城をどうしていくべきなのかということを市民みんなが考えていくということが必要なんだろうなというふうに思います。あるべき姿、あるべき維持の方法というものを市民みんなが納得できる方法というのを、この修理ということをきっかけに考えていかなければ、いつまでたっても小手先の論議に終わってしまうんだろうなというふうに思います。 ○議長(中谷一彦君)  西口議員。
    ○4番(西口和成君)  市長が、今、現段階で御答弁されたというふうに私は思っております。いずれにいたしましても、本当に伊賀のランドマークでございますので、これが、国破れて山河ありじゃないですけども、城がなくなってしまうということだけは絶対に避けていかなきゃならないというふうに考えておりますので、これは本当に市民の皆さんの御理解が本当に物を言う次元だと思います。これは、議会も行政も一体となって市民の皆さんに御理解をしていただく場をまた設定しながら、話していかなきゃならないというふうに思っております。  続きまして、付随するんですが、上野城のお城の公園について伺います。  このお城公園につきましては、今現在どのような現状になっておるのか、以前、北出議員がバリアフリー等々について質問をされました。そういったことも含めて答弁いただければと思います。 ○議長(中谷一彦君)  建設部長。 ○建設部長(山本 昇君)  上野公園の現状と今後どうしていくかということでございます。  まず、上野公園につきましては、昭和31年より都市公園法に基づき都市公園として都市計画課のほうで現在管理しておりまして、面積が11ヘクタールございます。昭和42年に国史跡上野城跡として指定されまして、現在、公園内の樹木の管理や石碑、園路の維持管理を行っているところです。  公園の愛護は国の史跡でございまして、重要文化財の俳聖殿や市指定文化財の伊賀文化産業城があることから文化財保護の視点で、現状を損なわないように管理を行っております。上野公園は、上野城や忍者博物館がございまして、伊賀観光の中心であることから、今後、より多くの人がより快適に公園を利用できるよう、引き続き適切に管理してまいりたいと考えております。  あと、上野公園のバリアフリーのことなんですけども、現地に教育委員会と建設部のほうと健康福祉部のほうで3部で現地を歩きまして、実際どういうところがバリアフリーになってないというか、段差が大きいとか、あと砂利石でハイヒールの方とか歩きにくいとかいろんな現地を視察というか、現地を点検してまいりまして、現在のところ観光案内所の横から売店付近までの園路の整備や忍者博物館及びその入場チケット売り場から俳聖殿までの園路の整備、レストハウス前と本丸広場の北詰のところから俳聖殿への段差の解消とか、あと数点ございますけども、そういったことを全体的にバリアフリーにつきまして計画を立てまして、結果的には文化庁のほうと協議しまして現状確保の届け出して承認いただかんとそういった加工はできませんので、現在、計画につきましては文化庁と協議をしているところでございます。 ○議長(中谷一彦君)  西口議員。  マイクをもう少し上げてください。 ○4番(西口和成君)  適切に管理を行っているという部長の答弁だと思いますが、この公園管理を行うに当たっては、何かしらの計画をもとに管理をされてると思います。そういった計画をまず教えてください。 ○議長(中谷一彦君)  教育委員会事務局長。 ○教育委員会事務局長(中林靖裕君)  計画ということでございますが、国史跡上野城跡につきましては、平成7年に史跡上野城跡保存管理計画を策定いたしまして、平成10年に上野城保存整備基本計画を作成してございます。それを受けまして、平成14年に上野城跡保存整備実施計画が策定されておりまして、史跡上野城跡のうち筒井本丸と呼ばれるエリアの整備を実施し平成28年度に完成いたしました。また、平成7年度に作成いたしました上野城跡保存管理計画では、史跡上野城跡を4つのエリアに区分いたしまして、それぞれ保存管理の方針を決めてございます。  この計画につきましては、平成7年に策定しておりますことから、20年余りが経過をしておりまして、記載された内容と実情に齟齬を来している部分もございますので、今後、国や県、専門家の指導をいただきながら史跡上野城跡の実施に即した保存管理計画の改定について検討委員会を設置いたしまして、検討いたしたいと考えてございます。 ○議長(中谷一彦君)  西口議員。 ○4番(西口和成君)  検討していただくということなんですけども、平成7年から策定したものをこれは見直しをされるということでよろしいですか。 ○議長(中谷一彦君)  教育委員会事務局長。 ○教育委員会事務局長(中林靖裕君)  おっしゃるとおりでございまして、先ほど申し上げたとおり二十数年たってございますので、現状と齟齬が生じております。そちらのほうは検討していきたいと考えてございます。 ○議長(中谷一彦君)  西口議員。 ○4番(西口和成君)  ということは、なぜ、こんだけの期間を置いてあったのかというところに疑問が生じるわけなんですよ、もう二十数年近い。そういったところの見解を、あれば教えてください。 ○議長(中谷一彦君)  教育委員会事務局長。 ○教育委員会事務局長(中林靖裕君)  先ほど説明させていただいたとおり、平成7年に基本的な保存管理計画を策定いたしまして10年、14年と、それを受けまして基本計画であるとか実施計画をつくらせていただいておりました。なかなか文化財指定という流れもございますし、国の保存の基本的な考え方というのもございますので、それをにらみながら整備をさせていただいたところです。  バリアフリー等につきましても、昨今、国が史跡、それから公園等につきましては、利用をできるようにというような指針も打ち出してございますので、それまでは、どちらかといいますと保存を重視したような方針もございました関係上、なかなか計画が進まなかったということですが、先ほど申し上げたとおり、国の方針もある程度方向が変わってございましたので、その方向にのっとりまして利活用という観点からも計画の改定等の検討をさせていただきたいと考えております。 ○議長(中谷一彦君)  西口議員。 ○4番(西口和成君)  なかなかちょっとわかりづらかったんですけども、要は、文化財保護法が3月に改正されたということで、新しく文化財保存活用地域計画というのを立てられて、それから、保存活用計画も法定化されて、そういった中で文化財行政が首長への権限を強めていくと、そういった中で文化財を活用しながら地域振興につなげたいということが、この文化財保護法の改正点のみそだと私は思ってるんです。そういった中で、このお城周辺も含めて整備計画を立てて活用していきたいという内容をいただけたら、あ、そうですかということになったんですが、それでよろしいですか。 ○議長(中谷一彦君)  教育委員会事務局長。 ○教育委員会事務局長(中林靖裕君)  済みません。そのとおりございます。  私どももそういう考えで国の指針にのっとりまして活用をさせていただきたい、要するに市民のためになる活用をさせていただきたいということで考えてございます。議員のおっしゃるとおりでございます。 ○議長(中谷一彦君)  西口議員。 ○4番(西口和成君)  済みません。  いずれにいたしましても、文化財が観光資源に道を開かれたということは、伊賀市にとっても大いな進歩だと思います。ぜひとも、市長がリーダーシップをとって、この周辺を活性化していただける一助にしていただければと、このように思っています。  文化財保護法が改正されたということで、文化財行政と観光行政が密接に連携するということが、道が開かれました。この連携については、どのようになっているのか教えてください。 ○議長(中谷一彦君)  教育委員会事務局長。 ○教育委員会事務局長(中林靖裕君)  先ほども議員もおっしゃったとおり、私どもも連携につきましては、今後、指導を国や県、それから専門家の指導を得ながら進めたいと考えております。  具体的に申し上げますと、伊賀文化産業協会が委託されています文化財の補修に係る専門的技術を有する専門的な報告を受けまして、建物の構造的問題等についても把握に努めているところでございます。今は、これはお城のことを具体的に申し上げました。  今後、国の指針も変わってきましたので、国や県、専門家の指導を仰ぎながら密接に連絡をとりながら進めていきたいと、このように考えてございます。 ○議長(中谷一彦君)  西口議員。 ○4番(西口和成君)  先ほどおっしゃられました計画の中では、お城、俳聖殿、忍者博物館、忍者・・何というんですかね、忍者屋敷ですか、それからレストハウス、このレストハウスのトイレもいかがなものかと思いますけども、それから石垣のはらみとか、またそういった木々の管理についても盛り込まれていろいろと計画を立てていくという認識をさせていただきましたので、次に進めたいと思います。  避難所のあり方の今後についてということですが、昨今、日本列島は災害に多く見舞われました。昨日も関東付近には大型台風が上陸したということで、何もというわけじゃないですが、被害が少なかったという形の報道をされておりました。いつどこで起こってもおかしくないくらい災害があります。伊賀市も対岸の火事ではなく、対策が急務だと思っております。  ことしの3月に避難勧告等に関するガイドラインが改定され、警戒レベルが3、高齢者等避難、警戒レベル4、全員避難、警戒レベル5、既に災害が発生しており命を守る最善の行動を促すといった形で、避難のタイミングが明確化されました。その中で、避難所のあり方が重要になってきます。  以前、私が一般質問させていただきました市が指定している拠点避難所39カ所と指定避難所が73カ所、福祉避難所27カ所の計139カ所について伺いました。当時の危機管理監は、答弁の中で拠点避難所が39、指定避難所が74、福祉避難所が24という形で発言され議事録にもあります。計算すると137なんです。実際のところの数、どれが正しいのかだけ、まずお聞かせください。 ○議長(中谷一彦君)  危機管理監。 ○危機管理監(前川浩也君)  危機管理の前川です。よろしくお願いいたします。  実際、今、御質問をいただきました避難所の数ですけども、指定避難所につきましては74カ所、それから拠点避難所につきましては39カ所、福祉避難所27カ所という指定になってございます。 ○議長(中谷一彦君)  西口議員。 ○4番(西口和成君)  では、ホームページと一緒ということでいいですね。  それでは、以前、避難所のあり方について質問させていただいたときに、副市長が抜本的な見直しを図ると御答弁されました。現在の進捗状況をお聞かせください。 ○議長(中谷一彦君)  危機管理監。 ○危機管理監(前川浩也君)  失礼をいたします。  避難所の見直しにつきましては、現在、伊賀市の地域防災計画の見直しの中で進めさせていただいてる状況です。  昨年度、木津川、服部川、柘植川の想定し得る最大規模、おおむね1,000年程度と言われておりますけれども、その降雨によりまして、河川が氾濫した場合の浸水想定データが国・県のほうから提示をされました。このことを受けまして、想定最大となるハザードマップによる避難所の立地等の確認を行うこととさせていただいております。  なお、このハザードマップにつきましては、印刷ができ次第、本年中に市民に配布をさせていただきたいと考えております。  現在、指定している避難所の見直しにつきましては、施設所管部署や地域で活用や維持管理され、水道や電気等のインフラが使用できる状態が整っている避難所として機能が発揮できる施設につきましては、引き続き避難所として位置づけをさせていただきたいと考えております。  また、指定された施設で統廃合等によりまして、既に利用されていない施設につきましては、今後の利活用を勘案した上で避難所の指定の見直しを進めることとさせていただいております。避難所の統廃合時につきましては、あらかじめ所管部署におきまして避難所の位置づけがある施設といたしまして、地元地域との協議をさせていただいているところでございます。  地区市民センターや民間施設等の活用も含めた中で、地元の住民自治協議会等と協議をさせていただき、地域内の安全な施設等を避難所として指定をさせていただきたいと考えております。  なお、指定避難所の見直しにつきまして、地域防災計画への記載、これは資料編になりますけども、記載をさせていただいております。このことから、今年度の地域防災計画の見直しとともに、今年度末までに見直しを図って進めていきたいと考えております。  以上です。 ○議長(中谷一彦君)  西口議員。 ○4番(西口和成君)  地域防災計画に基づいて避難所のあり方を議論していくということなんですが、災害対策基本法から地域防災計画に基づいてこういった議論がされると思うんですが、では、地域防災会議が昨年度ですか、昨年、開かれたんでしょうか。 ○議長(中谷一彦君)  危機管理監。 ○危機管理監(前川浩也君)  昨年度、地域防災会議については開催をしておりません。 ○議長(中谷一彦君)  西口議員。 ○4番(西口和成君)  では、この副市長が抜本的な見直しを図るとおっしゃられたこの1年間は、どういった議論をされてきたのかという疑問が残るんです。そういったところを、まず教えていただけますか。
    ○議長(中谷一彦君)  危機管理監。 ○危機管理監(前川浩也君)  先ほども御説明をいたしましたように、国のほうから想定最大、想定し得る最大の降雨による河川の氾濫データ等が示されてきましたので、そういうことを踏まえて見直しを行うということで、そのデータをもとに見直しをさせていただくことで1年間、既に使用してない施設等も含めて施設の状況等を見させていただいたとこでございます。 ○議長(中谷一彦君)  西口議員。 ○4番(西口和成君)  ということは、国のハザードマップが出てくるのが遅かったから市が進めなれなかったという話になろうかと思いますが、どうですか。 ○議長(中谷一彦君)  危機管理監。 ○危機管理監(前川浩也君)  出てくるのがというよりも、見直してる最中に、このデータが今年度中に出てくるということがわかりましたので、そういう状況になってるということでございます。 ○議長(中谷一彦君)  西口議員。 ○4番(西口和成君)  では、ちょっと変わった、角度を変えた質問をさせていただきます。  以前、副市長は、避難所のあり方を抜本的に議論するという、また関連の中で、閉園・閉校したところのインフラが実際使えるのかどうか調査もしていくという話もされました。この調査というのはお済みですか。 ○議長(中谷一彦君)  危機管理監。 ○危機管理監(前川浩也君)  今、利活用されているかどうかも含めて避難所の見直しをするということで御説明をさせていただきました。既に、この先使われない予定の施設もございますし、既に今仰せのとおりインフラ等、既に使えなくしている施設も出てきておりますので、その辺の把握にはできている状況にございます。 ○議長(中谷一彦君)  西口議員。 ○4番(西口和成君)  では、今年度末にそういった計画を防災計画を開いて避難所のあり方を検討していくという認識でよろしいですか。 ○議長(中谷一彦君)  危機管理監。 ○危機管理監(前川浩也君)  既に、インフラ等が使えなくなってるとこも含めまして、今年度に地域防災会議を開催をさせていただきまして、見直しをするということで進めさせていただいてございます。 ○議長(中谷一彦君)  西口議員。 ○4番(西口和成君)  では、避難所といった観点から1つお答えいただきたいと思います。  崇広中学校の件なんですが、指定避難所になってます。上野西小学校が拠点避難所になっております。どちらも大切な避難所でございます。避難所指定を受けているにもかかわらず崇広中学校の施設が5年間塩漬けにされてきました。西小学校の施設が先に改修することになった理由だけ教えてください。 ○議長(中谷一彦君)  教育委員会事務局長。 ○教育委員会事務局長(中林靖裕君)  こちらのほうは、教育委員会のほうからお答えさせていただきます。  まず、大規模改修ということでございますが、建築年が西小学校のほうが古かったというようなところも理由の一つでございます。  御存じのとおり、耐震のないところから、まずいろんな施設の整備をさせていただいてまして、両校とも耐震につきましては一定の担保がされているというところでございまして、特に、先ほど申し上げた建築年というところで若干の違いが出てきましたので、5年ほどの建築年の違いが出て西小学校のほうが古いということでしたので、その辺に着目いたしまして順位づけをさせていただいたというところでございます。  ただ、教育委員会といたしましては、崇広中学校につきましても改修等が必要だという点、あくまでも学校教育現場ということでございますが、必要だということは認識しておりますので、計画の中では進めていきたいと考えているところでございます。 ○議長(中谷一彦君)  西口議員。 ○4番(西口和成君)  このことにつきましては、多分、予算委員会で質問される案件になろうかと思います。  先般の議事録を読ませていただくと、どうも西小学校の体育館というものがイコモス等々の関連があったからという話もありますので、このことについては予算委員会で再度お聞かせいただきたいと思います。  最後に、市と県との連携についてお伺いいたします。  以前、知事と市町長の1対1対談について伺いました。あれから1年3カ月たっております。ことしも伊賀市では開催されません。三重県は29市町ありまして、地域の実情や課題を知るために知事が毎年各市町の首長と1対1対談を行っております。市民の皆さんに向けたオープンな対談でございまして、再度、申し上げますと平成23年では28市町、平成24でも28市町、25年では9市町、26年では28市町、27年で26市町、28年で25市町、29年で21市町、平成30年で26市町、平成31年、令和元年と合わせまして、既にもう13市町が開催されております。県が公開されている資料では、伊賀市は平成25年と26年、2回ということになっております。  私は、知事と市長が市民の皆さんの前で伊賀市の魅力や課題、未来について語り合うことがとても重要だと思っております。市民の皆さんと情報共有をし、ともに伊賀市を築いていこうという土台や環境づくりになるからと思ってるからです。これは、とても重要なことだと思います。これは、伊賀市の事業ではない、県の事業だから受けなくてもいいというものでもないと思います。  ことし1月、三重県紀北町では、1対1対談が開催されました。そこで、町長が都会の建設ラッシュから生み出された建設残土が大量に港で荷揚げされ、山林に投棄されている現状を訴えました。すぐに現場を視察した知事が建設残土の搬入について、条例で規制するか検討すると話をされました。これは、とてもすごい成果だと思っております。また、名張市でも広域行政や地域共生社会のあり方について市長と対談しております。  これらの開催内容を受けても、市長はこれまでの開催の実質的な成果、果実というものが生まれがたいと発言されておりますが、今でもこの認識にお変わりないですか。 ○議長(中谷一彦君)  市長。 ○市長(岡本 栄君)  西口議員、この1対1対談というのは、大変、県市連携において重要なイベントだというふうに御認識というふうに仰せられるわけでありますけれども、私は、いろんな県市連携というもののあり方、あるいは知事と首長のあり方というのがあってもいいのかなというふうに思っております。  県市連携、1対1対談に尽きるということでないと思ってます。私、知事はちゃんと声援も送っているところでありますし、いろんな折に仲よくさせていただいているということは、まずもって申し上げたいと思います。  その上で、私は、今行政の長ということで、首長をさせていただいておりますけれども、位置はそういう位置になりますけども、私はあくまで一市民だというふうに思っておりますし、市の行政というのは、プロフェッショナルと言われる政治家と言われるものがとり行うということについて、私は市民もその中に普通に参画でき普通に行政を行うということが大事だなというふうに思ってます。市民マインドというものが必要だというふうに私は思っておりますので、私自身は地方政治家と言われることを潔しといたしません。あいつはいつまでたってもプロの目から見ると、政治家という目から見ると素人だと言われるのもしようがないかなと思いますけども、しかし、実質、私はしっかりとしたことをやってきているというふうに思っております。  1対1対談、私にとってみれば、これはプロの政治家同士のパフォーマンスなんだろうなというふうに思っております。それより私は、実態・実質をとることを重点としております。したがいまして、例えば、県市の連携、大変うまくいっております。例えば、都市計画道路服部橋新都市線において県事業でございますが、従前の、ことしは37倍となるおよそ6億3,000万円の事業化の予算を頂戴をいたしました。また、服部橋のかけかえも別費用としてしっかり対応をいただいております。しゅんせつについても2億を超える予算をつけていただいております。また、市長会副会長、ことし仰せつかっておりまして、年明けには県市長会を伊賀市で開催するということになっておりますが、知事も川上ダムの進捗状況をつぶさにごらんいただく予定となっておりますし、懇親会等々も懇談会等とも開く予定となっております。  要望・陳情、機会を捉えて行っておりますし、このような成果も上がっておりますので、したがいまして県市連携しっかりできているというふうに御理解を賜りたいです。西口議員、御心配をいただくのも無理からぬこととは思いますけれども、さまざまな進め方があるということも御理解を賜りたいと思います。 ○議長(中谷一彦君)  西口議員。 ○4番(西口和成君)  折に触れて話はさせていただくんですが、市長は政治家じゃないという御認識だということはわかりました。しかし、行政のトップであられて、市政を担っていくお立場でございます。ということは、政治家だと私は思うんです。  知事といろんな場所で連携ができてると、現場サイドも連携がとれてるから1対1対談を受ける必要はないという市長の認識だと思っております。しかし、伊賀市の市民の皆さんにとりましては、市長と知事が市民の皆さんの前で現場サイドで積み上げてきた案件について、いろいろ課題解決について市民の皆さんと共有する場を受けるというのは、私は本当に必要なことだと思ってます。これは、決してパフォーマンスというべきものではないと思っております。市長と知事が市民の皆さんの前で伊賀の未来について語り合えば、伊賀の市民の皆さんも、そうかと自信を持って歩んでいける一助に私はなると思ってるんです。  もう一つ、市長は以前答弁されてます。知事と意見が合わない、LGBT同性パートナーシップ宣誓制度の条例化を三重県が行わないと1対1対談を受けないということを発言されています。これについても意思は変わりはありませんか。 ○議長(中谷一彦君)  市長。 ○市長(岡本 栄君)  大変、西口議員のお考えの面から御心配をいただいてるようでありますけれども、申し上げましたように、いろいろなアプローチの仕方、対応の仕方というのはあるということも御理解をいただきたいなというふうに思いますし、LGBTの話についてはやっぱり大変大事なことだと思っています。日本が国際的になるという意味でも、そして誰もが自分らしく生きるという意味においてもユニバーサルな社会をつくり出すという意味でも大変重要なことだと思っています。これについては、しっかりと言うべきことは言う、いうふうなスタンスでございますので、変わりはございません。 ○議長(中谷一彦君)  西口議員。 ○4番(西口和成君)  わかりました。市長のお立場はわかりました。  しかし、LGBT本当にとても大事な課題だと私も思ってます。しかし、伊賀市の課題というのはそれだけではないじゃないですか。インフラ、医療、教育、環境、観光、さまざまな多岐にわたる課題がある中で、それだけに執着されるというのは、私はいかがなものかと思っております。 ○議長(中谷一彦君)  市長。 ○市長(岡本 栄君)  誤解のないように申し上げておきますけど、それだけに執着してるわけではございません。私、政治家と言われるものではないというふうに思っておりますけれども、万般目配りは市民の目線からしておるところでございますし、そこに向かってもしっかりとこの伊賀市の誇らしいところ、ポテンシャルをあらゆる機会を通じて国にもしっかりと訴えをさせていただいてますし情報発信もしている、そして実質いろいろなことでその成果を上げているというふうに、私は理解をしております。 ○議長(中谷一彦君)  西口議員。 ○4番(西口和成君)  ということは、市長は市民の代表であるということで、認識でよろしいですか。であるならば、市政運営にわたって市民の皆さんの声を聞かなくていいと発言については、どのようにお考えでしょうか。 ○議長(中谷一彦君)  市長。 ○市長(岡本 栄君)  私、市民の声を聞かなくていいというふうに申し上げたわけではございません。基本的に定められたところはあるけれども、しっかりと事業を進めていく上ではいろいろな皆さんに御理解をしていただくことは大事だということは、重ねて申し上げてるところでありますので、何というんでしょうか、何かトラブルがあるんではないかとか不都合があるんではないかというような見方でお話をいただくことは、私はじくじたる思いがいたすところでございます。 ○議長(中谷一彦君)  西口議員。 ○4番(西口和成君)  ちょっと理解しづらかったので、何か何ともコメントしようがないんですが、どの道、市民の声を聞かない、聞いていない施策が進んでいるというのが実際に起こってるわけなんですよね。信田議員が以前お話しされた件もしかりなんですが、そういったことも含めて市長のお考えどうですか。 ○議長(中谷一彦君)  市長。 ○市長(岡本 栄君)  そういう意見もあることは十分承知しておりますけれども、私は市民の代表といっても広く9万、10万市民を目配りをしなければいけませんし、眼前のことだけじゃなくて、やはり10年、20年、50年、100年先を見据えていかなければならない、それは、そうしたことをやるべき人間の責務だというふうに思っておりますので、御理解を賜りたいと思います。 ○議長(中谷一彦君)  西口議員。 ○4番(西口和成君)  なかなか理解せえと言われましても、政治家じゃないとおっしゃられた時点でなかなか理解はしづらいんですが、文化財行政にしても防災行政、先ほどいろいろるる質問させていただきました。これにつきましては、本当に県や国の連携は必要なんですね。現場サイドでコンタクトを取り合ってるから、その積み上げた1対1対談はしなくていいというのは、私は違うと思っております。  来年、開催されることはございますか。 ○議長(中谷一彦君)
     市長。 ○市長(岡本 栄君)  重ねて申し上げますけれども、県にもしっかりとものは言っておりますし連携もできておりますしルートもございますし、県以上に国とも直接にしっかりとしたルートがございます。そうしたことでございますので、私は考えには変わりはございません。  西口議員のお立場、お考えというのも尊重はしたいと思いますが、それはそれぞれのあり方、いき方というものがあろうかというふうに思います。 ○議長(中谷一彦君)  西口議員。 ○4番(西口和成君)  国や県に独自のルールをお持ちだということで、以前も私が質問させていただいたときには、国・県との関係性において想像以上に深く国や県とつながっていると、こんな発言を市長はされてるんですね。これどういうことなのかなと私は思うんです。御説明いただけますか。 ○議長(中谷一彦君)  市長。 ○市長(岡本 栄君)  どことどこへどういうふうにつながってるかということをこの場で申し上げることは相手方のあることなので申し上げることはできませんが、しっかりとそうしたルートはあると、忍者ルートだと思っといていただければよろしいかと思います。 ○議長(中谷一彦君)  西口議員。 ○4番(西口和成君)  済みません。ぼやかさないでください、忍者ルートというんですが、それ裏のルールという話じゃないですか。そういうことじゃなくて、国・県・市というのは、表のちゃんと積み上げていった中で物事が決まっていくという政策過程があるんです。そんな忍者ルートだということを議会の場でおっしゃられないほうが、私はいいかと思うんですがどうですか。 ○議長(中谷一彦君)  市長。 ○市長(岡本 栄君)  要は、実利がある方法をとるということです。 ○議長(中谷一彦君)  西口議員。 ○4番(西口和成君)  実利があるからさまざまなチャンネルをお持ち、これは本来政治家がなされることだと私は思っています。その政治家ではないという市長がお持ちになられてるのは、いささかどうかなと私は思っております。  最後に、冒頭、申し上げましたとおり、秋深き、隣は何をする人ぞ、と芭蕉翁の俳句を申し上げました。市民の皆さんの中では、秋深き、市長は何をする人ぞ、とこんな感じで思われてると思います。そんな感じをするのは、私だけでしょうか。いろんなルートはお持ちだということが、私にとって杞憂になればと思っております。  市民の皆さんから市長が遠い存在になっていませんかと、市長は市民の代表であり行政のトップなんです。政治家なんですよ。市長としての責務を自覚していただいて、目先の目標ではなく伊賀市の未来に向けた施策と予算配分を行っていただき、もっと市民の皆さんに身近な存在になっていただければと願いまして、終わらせていただきます。 ○議長(中谷一彦君)  これをもって、西口和成議員の質問を終了します。  続いて、質問順位第3番 赤堀久実議員ですが、質問に対してモニターによる資料提示の申し入れがありましたので、議長において許可をしておりますので、御了承願います。  それでは、赤堀久実議員の質問を許可します。  赤堀議員。               (10番 赤堀久実君登壇) ○10番(赤堀久実君)  皆様、こんにちは。公明党の赤堀久実でございます。  議長の許可をいただきましたので、通告に従って質問させていただきます。  昨日、関東地方に台風が上陸しておりますが、先日も九州地方や三重県北部を中心として記録的な豪雨によってお亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りするとともに、被災された方々に衷心よりお見舞いを申し上げます。  本日の私からの質問は、行政サービスのユニバーサル対応について、また、マイナンバーカードについて、自転車事故対応についての3点をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  ユニバーサルという言葉を辞書で調べましたら、意味合いが2通りありまして、1つは一般的であるさま、全てに共通であるさま、また、普遍的、もう一つは宇宙的なさま、全世界的ということでありました。行政サービスでのユニバーサルデザインなどは、最初の全てに共通であるさまに当てはまり、全ての人に平等に行政サービスを行うことだと思っております。  伊賀市のユニバーサルの観点からの行政サービスをどのようなお考えで、どのようにされているのか、まず、教えていただき、後は自席での質問とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(中谷一彦君)  健康福祉部長。             (健康福祉部長 田中 満君登壇) ○健康福祉部長(田中 満君)  健康福祉部の田中でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  お尋ねいただきましたユニバーサルデザインに配慮した行政サービス等について、お答えをさせていただきます。  伊賀市では、伊賀市の総合計画の中でユニバーサルデザインの理念に基づいたまちづくりを基本施策に掲げておりまして、さまざまな人が生活しやすく全世代に優しく暮らしやすいまちづくりを目指しまして、ハード面、ソフト面並びに心のユニバーサルデザインを含めた一体的なユニバーサルデザインを推進しております。  我々、市の業務では、市民の方とお出会いし、市民の皆さんと対話しお話をさせていただくという機会が多うございます。そのときに、市民の皆さんに情報を伝える場面が多くさまざまな事情によりまして、情報を収集できない状況にある方に対しましては、代替手段を用いて情報提供をすることが必要となっております。どのような事情があっても誰もがサービスを受けられるよう配慮することがユニバーサルデザインの理念に基づいた私ども行政サービスであると考えております。  現在行っているユニバーサルデザインへ配慮した行政サービスの一部を申し上げますと、広報いが市や市議会だよりの点字版や音訳版の発行、あと、この市庁舎の各課の案内板にローマ字、英語とともに平仮名表記を行っております。また、難聴の方が、耳の聞こえづらい方が来庁された際、窓口で私ども職員の話が聞き取りやすいように障がい福祉課に1人型のカウンター型磁気誘導システム卓上ループでございますけども、これを設置をさせていただいておるとともに、印刷物の情報を音読する文字読み上げ機を設置して窓口対応をしております。この機械でございますけども、ほかの部署への貸し出しも行っております。  あわせまして、ユニバーサルデザインの理念に基づいて業務が実施されるよう、我々職員一人一人へ理念が浸透することを目指しまして、毎年市職員を対象とした意識調査や研修会を開催をしております。 ○議長(中谷一彦君)  赤堀議員。 ○10番(赤堀久実君)  ありがとうございます。  今、さまざま具体的に挙げていただきました。私は、今回、先日佐賀県の唐津市のほうに視察に行かせていただきました。唐津市では、UDトークといってコミュニケーションアプリを使って聴覚障がい者の方、また高齢者、外国にルーツのある方に対して議場での会話の見える化をされております。  どういったものかというと、1番目、ちょっと映していただきたいと思います。  少し、ちょっと見えにくいんですが、これはどういった仕組み、仕組みなんですけれども、今、私もこうやってマイクで議場でマイクを言ってます、話しして、このマイクシステムから音声を入力しまして、タブレット端末に介して音声認識サーバ、クラウドですね。クラウドに送信して文字を変換して、またタブレットから後ろの傍聴席にモニターを置きまして、そこに文字として出力というか、出されるという、そういう仕組みであります。  次に、2番目、ちょっと映してください。  このUDトークには、ちょっと長所と短所がありまして、ちょっと見えにくいんですけれど、どういったことをそこに書いてるかといいますと、会話の見える化ということで、ほぼリアルタイムで音声を文字化することが可能であります。そして、聞きなれない言葉、聞き取るだけでは意味が不明確な言葉を文字化することによって理解しやすくなる。それに画面に表示された文字、今、右側にちょっと映し出されてますが、そういった字幕をテキストデータとして出力することができるということなんです。  ただ、これにはやっぱり短所もありまして、文字の誤変換が少しあります。滑舌というか話しする方の特徴であったり早かったりとかいうので、ちょっと誤変換があるということなんですが、大体原稿を読み上げる場合、変換精度はでも8割、結構な確率で正しく表記されていました。私もちょっとお話しさせていただいたら、ほぼ正確に出されておりました。ただ、この誤変換があっても変換された文字にルビがつくために、ある程度意味が類推しやすいということでありました。  それと、方言、伊賀弁とかそういう方言であったり固有名詞、行政用語などの専門用語などが、あらかじめ単語登録機能というものがありまして、事前に登録する機能があるんですけれども、それである程度カバーができるということであります。その登録単語の上限というのはないということなので、どんどんそういうのが登録できるということです。  これは、一例で、議場でこういうふうに唐津市さんはされているということで、これは伊賀市においても今後やっぱり議会で聴覚障がい者の方であったりとかへのサポートとして考えていく必要があるかなというふうに思っております。今、手話の方、来ていただいて、先に申請すれば来ていただいてというふうにもしておりますが、今後、考える必要があると思うんですけれども、これは議場だけではなくて、庁舎内の窓口業務にも活用してはどうかというふうに思います。  3つ目、お願いします。  窓口対応支援として、これは、今、日本語と英語ですね、映し出されていますが、二言語表示など多言語表示によるユニバーサル対応にも活用できるわけなんです。こういった導入によって庁舎の窓口で聴覚障がい者の方とか高齢者、外国にルーツのある方などの円滑なコミュニケーションができると思いますが、この点についていかがですか。 ○議長(中谷一彦君)  企画振興部長。 ○企画振興部長(宮崎 寿君)  ユニバーサルデザインに配慮した行政サービスの推進、それから人口減少社会が進む中で自治体経営についても職員数の減少を見据えた業務の効率化というところが求められておりまして、今、このAI、ICTこういうものを活用した行政サービスの効率化が非常に必要になっております。そんな中で、業務改善やRPA、いわゆるロボットによる業務の自動化、それから、AI、人工知能ですね。ICTを活用したスマート自治体の転換が必要であると言われております。  伊賀市におきましては、今、全庁的な情報化推進体制としまして、IT推進本部会議を設置しておりますが、特にRPAやAIについて、現在、三重県の業務可視化等モデル事業に参画するとともに、伊賀市職員共同研究グループにおきましても活用方法についての研究を行っております。  議員さんから提案いただきました多言語翻訳アプリ、ボイストラーといいますけれども、これ既に外国人が多く来庁する窓口であります市民生活課、それから、戸籍住民課、保険年金課、保育幼稚園課、学校教育などで活用させていただいておりまして、業務の効率化につながっているというようなことでございます。  今後も、こうしたITなどを活用しまして、業務の改善とユニバーサル化、こういうところにしっかり取り組んでまいりたい、こういうふうに考えております。 ○議長(中谷一彦君)  赤堀議員。 ○10番(赤堀久実君)  済みません。IT推進会議をされて、若い人が中心になってされてるというのもお聞きしまして、私の提案でボイストラーをされたわけではなくて、実は、私、UDトークの話を聞いてから、ちょっと市民生活課のほうに、窓口のほうに行かせていただいて、こういうのあるんですということで、こういうアプリを導入ってどうなんですかねという話をしたときに、逆にこのボイストラーやってますというふうに教えていただきまして、非常に、本当に使い勝手もよくて、外国にルーツのある方も個人的にスマホに無料アプリなのでダウンロードされて使用してるというふうにも聞かせていただきました。  ただ、まだまだタブレットを市民生活課のほうでは置かれてるんですけれど、障がい福祉課かな、タブレットとしてそういうのを置いてないところがあるんですけど、今後そういうのを全市的にタブレットを置いて市民のサービスにというお考えはありますか。 ○議長(中谷一彦君)  企画振興部長。 ○企画振興部長(宮崎 寿君)  必要な部署に置いて、このサービスがちゃんと使えるようになるような体制整備を進めてまいりたいというふうに思っております。 ○議長(中谷一彦君)  赤堀議員。 ○10番(赤堀久実君)  ぜひとも、本当にすばらしいものですので、よろしくお願いしたいと思います。  この今、画面に映し出されてる下の部分、ちょっと見えないんですが、講演会や式典などにもユニバーサル対応ができるということで書いているんですが、今やっぱり出前講座であったりとか行政の方々が市民の皆さんのもとに行かれて行ったりとか、あと、やっぱり先日も人権の講演とかでもいろいろモニターを使って映し出されて、今、講演などでは要約筆記の方が3名ほどいて、打ってくださっているというのが現状で、それとともに磁気ループであったり手話の方がやってくださってユニバーサル対応をしてくださっているという現状であるんですけれど、先ほども言わせていただいたように、これは、本当に話したらもう同時に文字がぱっと出されるので、非常に便利だと思うんですけど、そういった観点から導入というのはお考えでしょうか。 ○議長(中谷一彦君)  副市長。 ○副市長(大森秀俊君)  ありがとうございます。  UDトークについて、御紹介いただいたわけですけども、先ほど来、企画振興部長からも答弁させていただいておりますけども、IT推進本部会議というのを設置いたしまして、その中でICTの活用を初め情報化の推進について取り組んでおりまして、実は、このボイストラーにつきまして、これは無料のアプリでして、この間の推進本部会議の中でデモンストレーションをやりまして、それぞれ携帯にボイストラーを入力しまして、1回やってみたんです。非常に、これは変換率も高くて大変いいよねという話で、私の携帯にも今入ってるんです。そういう中で、今後もUDトーク、せっかく議員から御指摘いただきましたけども、このIT推進本部の機能といたしまして、情報の活用、それから業務の効率化、この2つを狙っておりますんで、そういった中で、また実際、UDトークは、これは実は個人的に利用するのは無料のようですが、組織として利用するのは有料になるということを聞いておりますんで、そういった中で、総合的に判断させてもらった上で導入の可否についても検討させていただいたらというふうに思っております。  そして、近くの市町村も、どうも伊勢市でしたかね、入れてるところもありますんで、そういった事例も参考にさせていただいて、今後また総合的に検討したいというふうに思っております。  以上です。 ○議長(中谷一彦君)  赤堀議員。 ○10番(赤堀久実君)  ありがとうございます。  前向きな御答弁をいただきましたけれども、もちろんUDトーク、私、今たまたま唐津市さん行かせていただいてUDトークのお話させていただきましたが、UDトークを導入してくださいというのではなくて、こういうものもあるので、そういうのも含めてさまざま、ほかにももしかしたらすばらしいものもあると思いますので、いろいろ研究をしていただきたいなというふうに思います。  それと、このすばらしいというのかいいのは、やはり今、審議会とか庁内で会議あった場合、皆さんやっぱりテープとって、それを文字起こしするのに、また打ち直しというかしてくださっている、この手間というのは非常に、やはり職員さんの負担になってるんじゃないかなと思います。これに関しては、やはり、テキスト出力ができるというのがすごく魅力やなと思いますので、そういうことも含めて、やっぱり職員さんの負担軽減の観点からも考えていただきたいというふうに思います。  本当に、先ほど宮崎部長からもおっしゃってくださいました。人口減少にやっぱり伴って、職員の人数もやっぱり減ってくると思うんです。そうなったときに、かといってやっぱり市民サービスの低下につながってはいけないと思いますので、こういったAIやロボット、またIT化という部分をしっかりと頼っていくというか、移行して行くことも含めて、これからも研究を引き続きしていただき、皆さんへの本当にユニバーサル対応の観点から行政サービスをしっかりとやっぱり配慮した行政サービスをしていただきたいというふうに思っております。  そのことを期待して、次にちょっと移らせていただきます。  伊賀市では、マイナンバーカードの普及率が低いと伺っております。現在の普及率と市としてなぜ低いのか検証されていれば、課題など教えていただきたいと思います。
    ○議長(中谷一彦君)  人権生活環境部長。 ○人権生活環境部長(田中克典君)  失礼します。人権生活環境部、田中でございます。  マイナンバーの普及率ですけども、ことしの7月31日現在で人口比でいいまして全国では13.72%ですけども伊賀市では9.51%ということで、普及率につきましては、県内各自治体においても、ほとんどが全国比で下回っている状況でございます。  その原因といいますか、平成30年10月の内閣府の調査によりますと、理由として、発行枚数が伸び悩んでいるとして、個人情報の漏えいが心配である、あるいは現時点でどうしてもこのカードがなければ困るという状況でもないというようなことが挙げられております。 ○議長(中谷一彦君)  赤堀議員。 ○10番(赤堀久実君)  今、内閣府の国の一応課題を教えていただきましたけれど、市として何かこれが課題だということを何か検証されていますか。 ○議長(中谷一彦君)  人権生活環境部長。 ○人権生活環境部長(田中克典君)  失礼します。  マイナンバーの申請方法としましては、御存じのとおりですけども、通知カードに添付されています申請書に写真を添付して郵送するか、スマートフォン、パソコン等で顔写真を取り込んで国の機関に申請するかという方法でしていただきますと、約1カ月でカードが作成され、市のほうに届けられます。市ではそのカードが作成された旨を本人様に通知させていただいて予約をしてから来ていただいております。そこで、パスワードの設定であったり、今後また健康保険証にも利用ということで、その予定の領域設定等についてもその時点で行っているということでございます。  ただ、この伊賀市におきましては、コンビニで住民票、印鑑登録あるいは戸籍関係の証明書をとれるサービスを行っており、年々ふえているんですけども、コンビニ利用以外となりますと、主に公的個人認証サービスの活用とか高齢者の方を中心に運転免許証にかわる本人確認書類として利用されてるという状況が大部分ということになっております。  もう少し言わせていただいてよろしいですかね。  少し、質問に加えることになりますけども、より多くの方にカード交付をしていくために、PR、窓口の体制づくりに努めさせていただくために、今議会において補正予算も組ませていただいておりますので、今後はさらにカードの普及に向けた取り組みを強化させていただきたいと思います。 ○議長(中谷一彦君)  赤堀議員。 ○10番(赤堀久実君)  そうなんですね。最後のところがすごく大事かな。やっぱりPRですよね。今、身分証明書とかコンビニ発行、何か聞くところによると若い人のほうがマイナンバーの発行がちょっと低いというふうにお聞きしました。私は逆なんかなと思ったんですけど、というのは、コンビニ発行できるという利便性というのは、すごくやっぱりあるので、若い人のほうが多いかなと思ったんですけど、やはり、高齢者の方は身分証明書としてやっぱり使うことが多いんかなというふうに思いますので、免許証返納時にマイナンバーカードの発行をやっぱり宣伝というか、こういうチラシを配ってるところもあると思いますんで、そういったところもしていただきたいと思います。  今、ちょっと部長のほうからちらっとお話にありました保険証と一緒になるというお話ありました。そのことをちょっと詳しく教えていただきたいというふうに思います。 ○議長(中谷一彦君)  健康福祉部長。 ○健康福祉部長(田中 満君)  お尋ねをいただきました健康保険証としての活用でございますけども、国では全国的な取り組みとしてマイナンバーカードを健康保険証として利用できるようにする仕組みを令和3年3月から本格的に運用し、令和4年度中にはおおむね全ての医療機関で、この仕組みを導入することを目指しております。  顔写真入りの身分証明書であるマイナンバーカードを健康保険証として利用することによりまして、病院の診察の際に確実に本人確認ができるとともに、その患者さんが現在加入しておる健康保険の資格の確認などが可能となります。また、患者さんの特定健診の情報などを活用できたり、薬の服用状況を確認できることで病気の予防につながり、薬の重複処方を避けられるなどのメリットがございます。  市では、引き続き国の動向を注視するとともに、今後、できるだけ多くの方にマイナンバーカードを取得してもらえるよう啓発してまいりたいと、このように考えております。 ○議長(中谷一彦君)  赤堀議員。 ○10番(赤堀久実君)  ありがとうございます。  国の取り組みの中で、流れの中で、市もそれに沿ってやっていくということなんですけど、本当にこれなかなか特定健診とかやっぱり情報を収集するのにすばらしいことだなというふうに思いますが、それと同時に、やはり健康保険証と一緒になるということは、どうしてもやっぱり持ち歩きする機会、また出したりするという機会が多くなるので、落としたり紛失したりしないように、先ほどもちょっと課題のところにも、国の話がありましたけど、個人情報の部分でもありましたけれども、やっぱりセキュリティーの面からもこれからもやっぱり丁寧に市民の皆さんに説明をお願いしたいなというふうに思います。  これから、そういって国はさまざまなマイナンバーカードを活用していく取り組みをされる予定であります。ちょっと4番、映し出してください。  出ません。これじゃないです。  マイナポイントというのがあって、これは、皆さん今ちょっとだんだんと若い人は特にそうなんですけど、支払いがやっぱりキャッシュレス決済というのがやっぱり多くなってきてます。そういったキャッシュレス決済をするために、私も今、おサイフケータイでよく支払いとかしたりするんですけど、事前に前払い分を支払いをするわけなんです。この利用者のところにちょっと右側に書いてるんですけど、マイナンバーカードを取得してマイキーIDを取得という、ちょっとこれ、これから手続等々をしないといけないんですけれども、それをとった人は前払いのお金を先にキャッシュレスで、いうたら5,000円分を先に決済で支払いをしといて、その分からお支払いをするということなんですね。財布であったりカードであったりということで、そのときに国からプレミアム分をちょっと加算する、おいしいポイント分を加算して、それをマイナポイントとして、1つのポイントとして次にスマホによるQRコード決済でそのポイントを利用できるということなんです。だから、買い物をしたらポイントがつくんです。そこに、そのポイントでオンラインショップで買ったりとか、そういう流れ、国としてやっていこうということなんですけど、ちょっと次、済みません。  これが、来年からする予定なんです。次、この自治体ポイントなんですけれども、これは、実はもう既に行っているもので、2019年ですね。ことし既に開始しているものであります。これは、自治体ポイントといって、自治体ポイントイコール1円分として地域の商店街での商品購入であったり公共施設の利用及びオンラインでの物産の購入等に利用できるポイントになります。  どういうものかというと、さっきのマイナポイントと少し似てるんですけれど、それが協力企業からのポイント交換、左手になりますね。ポイントをためる。これは、ポイントマイレージを自治体ポイントに交換と書いてるんですが、このポイントというのはクレジットカードのポイントです。マイレージというのは、航空会社のマイレージですね、使ったらポイントがどんどん自治体ポイントとしてたまっていくということです。その下に、住民活動参加、いろんなボランティアであったり健康診断であったり、そういういろいろ住民のいろんな活動をすれば自治体ポイントをつけますよということなんです。このたまったやつを次にポイントを使うということで、地域で使う。これは地域は地域の商店街であったりバス等の公共交通、観光、いろんな施設で使う。さっき言うたようにオンラインショップとかオンラインで使うという仕組みです。  だから、マイナンバーカードを活用して新たな魅力的な生活地域の消費拡大サイクルの構築を目指すために、既にこれは国としてやっていこうということで一旦打ち出してるんですけど、なかなかそういうのも進んでないというのでマイナポイントにちょっと切りかわりつつもあるんですが、私ここでちょっと提案なんですけど、既にやっている自治体ポイントなんですけど、今、この下にあります住民活動参加なんですけれども、これは、各自治体が自己財源によってそれぞれの財源によって対象者にポイントを付与する取り組みなんです。だから、健康増進として、例えばがん検診をした人にポイントを付与してというのはどうかなと思うんですけれど、これによって、やはり受診率もちょっと上がる、医療費を削減できればいいんじゃないかなと思うんですけれども、いかがですか。 ○議長(中谷一彦君)  健康福祉部長。 ○健康福祉部長(田中 満君)  今、議員さんのほうから御提案をいただきました健康増進の分野、がん検診等の向上に向けての御提案を頂戴をいたしました。  私どもといたしましても、健康増進の分野にこのカードの活用の一つとしてポイントを付与することで受診率の向上、これにつながることが期待されるであろうと考えております。今後、先ほど御紹介いただきましたマイナポイントや自治体ポイント、これの活用の具体性といいますか、もう少しその制度についても勉強させていただきまして、検討をしてまいりたいと考えております。 ○議長(中谷一彦君)  赤堀議員。 ○10番(赤堀久実君)  ありがとうございます。  もちろん国の動向によってです。これも事前に自治体ポイントを既にしてるんですけれども、実は、この自治体ポイント自体、やっている地域物産、オンラインで購入できるとか実施してるのは三重県で津市だけなんです。やはり、なかなか課題もいろいろ職員さんとの聞き取りの中で聞かせていただいたら、課題も多いんかなというふうにもお聞きもしましたけれども、ただ、やはり健康増進で自分のために、健康増進のためにとか受診をする。そこで、自治体として医療費削減のためにちょっと自己財源が要りますけれども、そこにポイントをつける。そのポイントをいただいたら、また地域に返していく、オンラインで買い物をするというやっぱりサイクル、これが確立したら本当にすばらしいことだなというふうにも私も思いましたので、今後やっぱり引き続き、研究していただきながら、前向きに取り組みをしていただきたいなというふうに思いまして、期待も込めて次にいきます。  次に、自転車事故対策についてです。  環境に優しい交通手段で身近な手軽な乗り物として多くの方が利用する自転車の普及率というのが、全国で約7,002万台、これは、自動車の台数にほぼ匹敵するというふうに言われております。そのために、特に歩行者と自転車の事故というのは、年間2,500件と言われておりまして、ほぼ毎年横ばいだそうなんです。先日、伊賀市においても自動車と自転車の痛ましい事故が発生しましたが、自転車事故の現在の件数を教えていただきたいと思います。 ○議長(中谷一彦君)  人権生活環境部長。 ○人権生活環境部長(田中克典君)  失礼します。  今、お聞きいただきました伊賀市での自転車事故の発生件数ですけども、昨年105件でございます。ことし1月から8月末までの期間でございますと66件発生しておりまして、特に自転車事故で多いのが自損事故、車との出会い頭事故でございます。  なお、自転車側が加害者になったという事故については伊賀市では発生しておりません。 ○議長(中谷一彦君)  赤堀議員。 ○10番(赤堀久実君)  ありがとうございます。  今現在でことしは66件という非常に、本当に多いんかなというふうに思います。  こういった自転車事故の防止の啓発運動ですね、今現在、教育現場とまた地域との連携というか、地域の状況も含めて教えていただきたいというふうに思います。 ○議長(中谷一彦君)  教育長。 ○教育長(谷口修一君)  教育長、谷口です。どうぞよろしくお願いいたします。  自転車交通事故ですが、学校においても子供たちの交通事故を防ぐというのはとても大事なことでございます。その中でも、自転車の、子供たちの中でも自転車の事故が多うございます。そういう面でも、学校でも交通安全指導というのを行っております。特に、自転車に関してですけれども、自転車は車両であるということを子供たちが自覚をしなきゃいけませんし、自転車の安全利用五則というのがございまして、それは、自転車が車道を通ること、それには歩道は例外であるということも含めて教えていきますし、2番目としては、左側を通行すること、それから歩道は歩行者優先であって、車道寄りを通りなさいというようなこと。それから4つ目として、交通安全を守りなさい、それから5つ目としては、ヘルメットを必ず自転車に乗るときはかぶりましょうというようなことも含めて、この5原則を遵守することを指導してるということでございます。  ただ、口だけではだめですので、三重県教育委員会の自動車会や自動車学校、それから運送会社などの講師を招いて、実際に交通安全教室をするというふうなことも含めて、各学校ではしているとこでございます。  また、小学校なんですけれども、三重県交通安全協会及び三重県警察本部主催の交通安全子ども自転車三重県大会というのが毎年実施されております。これは、毎年伊賀市からも1校参加させていただいてますが、順番に学校ごと回って、ことしはここの学校出てくださいということでいつもお願いをしてるんですが、今年度参加した依那古小学校の児童、依那古小学校がことし参加したんですけれども、いろんな交通安全協会や警察の方から指導を受けて、安全に対する正しい知識を身につけて、乗車技能を向上させることができました。県でも5位という結果というようなことで、こういう面からも関係機関の力をかりながら児童生徒の安全確保に努めていきたいというような啓発を図ってるとこでございます。 ○議長(中谷一彦君)  人権生活環境部長。 ○人権生活環境部長(田中克典君)  失礼します。  今、学校現場での対応について述べさせていただきましたが、地域への交通安全啓発といたしまして、交通安全運動期間に合わせまして、広報誌あるいはケーブルテレビで啓発を行い、またチラシの配布、ポスターの掲示をお願いさせていただいております。  その内容としては、特に自転車に限定した内容ということではございませんが、交通事故全般を対象として、県内で特に事故件数が多いもの、あるいは事故の発生が予想されるものを中心に啓発をさせていただいております。自転車事故防止につきましては、スマートフォン操作をしながらの運転であったり、イヤホンを聞き、音楽を聞きながら運転するというようなことが注意力の低下につながるということで、自転車事故が加害者になってしまうということについても啓発をさせていただいています。  先ほどありましたように、自転車も車両であるということについても啓発のほうをさせていただいております。 ○議長(中谷一彦君)  赤堀議員。 ○10番(赤堀久実君)  ありがとうございます。  学校現場でも地域でもしっかりと啓発をしてやっているということでありました。  私、この質問、平成27年9月議会でも自転車のことは質問させていただきまして、道路交通法が改正になって自転車運転者への罰則規定が盛り込まれたということを含めて、しっかりとやっぱり啓発等、皆さんの特に小学校、中学校等々では教育の、何というんですかね、道路改正を含めた上での教育現場での指導をお願いしたいなということも言わせていただきました。  そのとき、一緒に言わせていただいたんですけれど、今、大体自転車TSマークの保険加入されている方というのが多いと思うんですけれども、先ほどちらっと言われておりましたが、自転車事故というのは被害者だけでなく加害者になることもあります。歩行者との事故、年間2,500件とさっきも私、言わせていただきましたが、そういう中で、近年は歩行中の女性をはねて重症を負わせた小学生の親に裁判所が約9,500万円の高額な賠償金の支払いを命じる判決が出ました。そういった中で、京都市や名古屋市など、自転車保険の加入を義務化、また加入促進を求める条例制定を自治体がすることがふえてきたというのが現状であります。伊賀市としてこういった保険加入を勧めるというお考えはあるか、お聞かせいただきたいと思います。 ○議長(中谷一彦君)  人権生活環境部長。 ○人権生活環境部長(田中克典君)  失礼します。  自転車事故を防ぐためには、自転車乗車時のルールを守っていただくということが非常に重要と考えております。そのため、自転車での通学を始めるようになる自転車での行動範囲が広がってくる新中学生の方を対象に、自転車が加害者になる事故を防ぐための啓発チラシを配布しております。こういったチラシでございますが、こういったチラシでTSマークというものがこの中に載っておりまして、このTSマークとは、年に1回、自転車安全整備店で点検や整備を受けていただきまして、傷害補償や賠償責任補償がついた保険がついているこのTSマークを自転車に張っていただくというものでございます。このほか、学校でも任意の賠償保険の案内がありますので、保護者に通知をさせていただいているという状況です。  先ほど、議員さん言われました自転車保険加入の義務化に関してですけど、大阪府、京都府、それから兵庫県、滋賀県、あるいは埼玉県、鹿児島県、そして市単独としては名古屋市、相模原市、仙台市などで導入されております。そのほか、努力義務の条例をつくっているところも多数ございます。三重県では、県内で現在のところ、まだ条例等についてはございませんが、伊賀市におきましても他市の動向に注目して、これから研究をさせていただきたいと思います。  何よりも、自転車のルール違反にも罰則もありますし、自転車運転講習の受講も命ぜられる場合もございます。交通ルールを守り、安全運転に心がけて乗っていただくということが大切かと考えております。 ○議長(中谷一彦君)  赤堀議員。 ○10番(赤堀久実君)  ありがとうございます。  保険に関しては、本当に小学生また中学生、特に中学生ですね。今、啓発をしてくださってるということなんですけれども、学生さんはやっぱり保険に関しては、加入してるとこが多いんかなと思います。今、部長、説明してくださったように、整備の中にパックとして保険加入も入ってるということですので、それはいいんですけれども、一般的にやっぱり社会人の方でなかなか保険に入っていない方も多くいらっしゃいます。そういった方々への全体的に啓発をもっとしていただきたいなというふうに思います。  今、ちょっと条例の話をさせていただきました。そこまで必要かどうかというのは、本当に私もどうなんかなという部分もあります、実際。その前に、まずは市民の皆さんが安心して自転車で、また運転、私らも自動車、車を運転してると、時々やっぱり怖いなとひやっとするときもあります。その中で、やはり市全体に、市民の皆さんがやっぱり交通ルールをしっかりと守っていける意識を持って運転、また自転車にも乗っていけるように指導というか、啓発運動、これからもしていただきたいと思います。  以上で、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(中谷一彦君)
     これをもって、赤堀久実議員の質問を終了します。  会議の途中ですが、休憩といたします。  再開は、午後1時30分といたします。               (午後 0時12分 休憩)              ―――――――――――――――               (午後 1時30分 再開) ○議長(中谷一彦君)  休憩前に引き続き会議を再開します。  質問順位第4番 宮﨑栄樹議員ですが、質問に際しモニターによる資料提示の申し出がありましたので、議長において許可しておりますので、御了承願います。  それでは、宮﨑議員の質問を許可します。  宮﨑議員。               (6番 宮﨑栄樹君登壇) ○6番(宮﨑栄樹君)  地域政党、草の根運動いがの宮﨑栄樹です。  通告に従って一般質問をしていきます。よろしくお願いします。  今回は、環境保全都市の実現に向けてというテーマですが、実は、伊賀市は環境保全都市宣言という宣言を2005年にしてますので、既に、環境保全都市なわけですが、改めて環境保全都市として、しっかり課題に取り組んでもらいたいということで、こういうテーマにして、今回は3つの課題を取り上げていきたいと思います。  まず、初めに、伊賀市環境基本計画の再策定ということで質問していきます。  質問の要旨ですが、伊賀市環境基本計画2007年に策定され、2015年度で計画満了となり、その後、計画は継続して策定されていませんが、改めて策定が必要ではないかということで、確認また提案というのをしていきます。  これ、伊賀市環境基本計画です。「豊かな恵みのなかで、人と自然が共生するまち伊賀」と表紙に書いてあって、これをめくるとこちらに映していただいています。当時の今岡市長の言葉で、初めにということで書いてあって、読み上げますが「私たちのまち伊賀市は、四方に連なる山々、淀川源流域となる木津川の清流など、芭蕉も愛した自然と先人たちが築いてきた多くの歴史的・文化的環境を育み、着実に発展してきました。この恵み豊かな環境とかけがいのない地球を将来にわたって守り、次世代に引き継いでいくことは、私たちに課せられた大きな責務です」という言葉です。私もまさにこのとおりだと思いますし、皆さんもそういうふうに理解していただけるんじゃないかというふうに思いますし、午前中、市長からも発言がありました10年、20年、50年、100年先を見据えること、そういう責務があるんだということもおっしゃっていただいていました。市長も当然、理解していただいているというふうに思います。  私たちに課せられた大きな責務ですというふうにありますが、じゃあ、私たちって誰なんだろうということで、私、宮﨑栄樹ですし、あるいはあなたで岡本栄という人だったり、本当に一人一人が当事者なんだということを、この文章は言ってくれてるんだろうというふうに思っています。  このような認識のもと、伊賀市合併当時に伊賀市環境基本条例が制定され、翌年には環境都市宣言がなされたんだというふうに理解しています。そして、最近ではSDGs、持続可能な開発目標、そういう中にも環境保全に関するテーマが設定されるなどしまして、年々環境保全ということが国や自治体の政策にも取り入れられるようになってきてるんじゃないかというふうに思っています。ただ、環境保全というと、内容は幅広くて、この計画の中では生活環境、自然環境、地球環境、資源循環、環境教育と5つのテーマで絞ってあって、環境と聞いて皆さんがイメージされるものも、その中にカテゴライズされるかというふうに思っています。  私、個人としては、環境に対するアプローチの仕方というのは、2つに分かれるというふうに思っていまして、1つは人間、私たちの営みから環境負荷を減らすということ、もう一つは破壊の対象である自然を守る、そういう2つのアプローチの仕方があるんだと思っています。  ここから質問ですが、こういう広い範囲の環境保全ということについて、市としての基本的な考え方、そして、これから目指す方向性を確認したいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(中谷一彦君)  市長。               (市長 岡本 栄君登壇) ○市長(岡本 栄君)  市の環境保全に対する基本的な考えということであります。  平成16年11月、伊賀市の誕生と同時に環境基本条例を制定され、環境保全に係る基本理念を具体化してきたということであります。また、平成17年12月には、市民、事業者、行政が連携協力し合い、一体となって環境保全に取り組むための新たな決意として環境保全都市宣言をし、健康で快適な暮らしができる良好な環境を次の世代に引き継いでいけるよう取り組んでいます。  基本的には、この2つを柱として進めていますが、その後、時代の流れに伴い大規模な太陽光発電施設や、それから大量の土砂埋め立てなど、新たな具体事例が発生した際には、関連する条例、要綱を制定し、その対策に取り組んできたところです。  この夏の猛暑、豪雨でも御理解いただけるかと思いますが、世界的な気候変動に対する早急な対策も必要であります。このことは、SDGsの目標にもなっております。SDGsにつきましては、2015年に開催された国連持続可能な開発サミットの成果文書として、持続可能な開発のための2030アジェンダが採択をされました。このアジェンダは、人間、地球及び反映のための行動計画として宣言及び目標を抱えており、この目標が17のゴールと169のターゲットからなる持続可能な開発目標であります。この世界的な取り組みについて、市としても今日的な課題としてしっかり捉え、国や県とも連携しながら必要な施策を推進していきたいと考えております。  水と空気はただではない、安全もそのように言われて消えゆきましたけども、特に水と緑はただではない、つまり何がしかのあなたも私も誰もがそれなりの負担をしなければならないというような時代になってきてるのかなというふうに思っております。 ○議長(中谷一彦君)  宮﨑議員。 ○6番(宮﨑栄樹君)  ありがとうございました。  でも本当に環境保全は大事だということで、条例や宣言ということを柱としてされたということで伺いました。  ただ、環境保全というのは、一番難しいとこがあって、環境と開発、環境と経済、その間でどういう落としどころをつくっていくのかということが難しかったり、そういう中にはいろんな利害関係があったりとか、あるいは知識量、情報量の差というのもあるんだろうなというふうに思っています。それを解決するためには、ある程度線を引くということが大事だと思ってまして、特に法律でそういう線をしっかり引いてもらったらいいんですが、今、そういう太陽光発電でいろんな住民の反対運動が全国各地で起きたりとか、法律的に多分、すごい問題がゆがみがあって結果的に地域が混乱してるという現状があるというふうに思います。なので、しっかり法律で線を引いてもらうということが大事なんだというふうに思いますが、実際、国の省庁間のパワーバランスというのを見てると、環境省がすごい弱いんじゃないかなということも思ってまして、環境影響評価法ということで、大規模な開発で環境影響評価、アセスメントってやるんですけども、最終的に許可を出すのというのが国交省とか経産省で環境省というのは意見しか言えないという、そういう状況というのもパワーバランスがちょっと偏ってるんではないかということを見受けられるんじゃないかというふうに思っています。  そういう線を、法的になかなか引いてくれてないというところで、この環境基本計画に戻りますが、これは、環境配慮指針というものが中にあって、14ページにあるんですけども、市民が取り組むこと、事業者が取り組むこと、また森林や農地市街地ゾーンで取り組むべきこと、そして事業者が取り組むべきことということで、本当に非常に多岐にわたってそれぞれ指針があって、こういうのが本当にこの市としてもあればいいんじゃないかなということを、これ見たときに思ったんです。  例えば、聞きますが、公園緑地整備というところでは、緑化についての指針が書いてあります。緑化ということで聞きますけども、緑化するときに、在来種、園芸品種、外来種の中から生物多様性保全とか環境保全という観点から、何を選択するのがいいというふうに思われますか。部長、お願いします。 ○議長(中谷一彦君)  人権生活環境部長。 ○人権生活環境部長(田中克典君)  済みません。失礼します。  人権生活環境部、田中でございます。  地域の環境保全のために緑化をさせていただくについては、生物多様性の保全またその地域独自の植生を保全するという観点から、できる限り在来種を選択するのが正しい方法と考えております。特に、外来種のうちにでもその生息範囲を広め固有種に影響の大きい、例えばオオキンケイギクというタンポポのようなきれいな花があるのですが、それは生態系を犯して在来種を駆逐してしまうということで、駆除するということをしているんですけども、こういった特定外来生物につきましては、広報誌等を通じて拡散しないよう啓発に努めさせていただいています。 ○議長(中谷一彦君)  宮﨑議員。 ○6番(宮﨑栄樹君)  ありがとうございました。  非常に詳しくありがとうございました。  要は、できるだけ地域の特性にあったもの、在来のものがいいということで、この計画で公園緑地整備事業というところで、緑化についての指針が書いてあって、そこには、公園緑地の整備に当たっては、地域の特性を生かした特色ある公園づくりをするとともに、樹種の選定についても地域特性を考慮した植栽などに努めますということを書いてあって、本当に具体的に書いてあるなと思います。  伺いますが、例えばなんですけど、こういう指針というのは、何か伊賀市が独自で持ってるということはありますか。 ○議長(中谷一彦君)  人権生活環境部長。 ○人権生活環境部長(田中克典君)  失礼します。  例えば、都市計画法あるいは工場立地法、伊賀市都市緑化条例などで緑化を設定したり、緑化をすることについて定められてはおります。また、大規模な開発をするときには、環境影響評価等により、その地域の環境と調和して事業を進められるよう事前に調査準備をすることも定められています。それから、公共工事を行う場合ですけれども、希少種を一度別のところに移植した上で、工事完成後にはその移植したものをもとの場所に移すというようなことで、地域の植生を取り戻すといういいますか保全する、配慮する取り組みをしているものもございます。  ただ、それ以外の地域での植生ということになりますと、ちょっと規制についてはないと考えております。 ○議長(中谷一彦君)  宮﨑議員。 ○6番(宮﨑栄樹君)  ありがとうございました。  そういうことで、具体的にこういう規制というのはないというところで、そういうものがかなり14ページにわたってまとめてあるのが環境基本計画なんです。なので、今いろんな法令も出していただいて、あとは伊賀市の景観条例というところにも近い記載があったり、あるいは外来生物法、生物多様性基本法というのにも基本法な考えは示されているので、そういうものを守っていけばいいんですけど、伊賀市として、こういう拘束力はないにしても独自の指針というのはある程度持って、そして線をしっかりと環境基本計画というものを持って線を引いていくというのを大事だというふうに思っていまして、過去にあったわけなんですが、質問に入っていきますが、計画を持って理念や目標を明確にした上で政策に取り組むこと、大事だと思いますし、同時に今申し上げた指針となるものもしっかり計画に入れて持つということも大事で、今の時代背景鑑みても環境保全都市としても非常に大事だということを思いますが、この計画の策定ということで副市長いかがでしょうか。 ○議長(中谷一彦君)  副市長。 ○副市長(大森秀俊君)  環境基本計画についての御質問をいただきましたけども、この第1期の伊賀市環境基本計画は、2007年度から2015年度までの8年間の計画でございました。その後、第2期の伊賀市環境基本策定を検討した際、新しい総合計画の中での施策に重複する部分があるということで単独の計画は策定せずに、現在はこの総合計画に基づきまして、環境基本条例を環境保全都市宣言の内容を踏まえて関連の施策を進めてるということでございます。  この伊賀市環境基本条例の9条には、こうありまして、市長は特に必要があると認めるときは、環境の保全に関する施策を総合的かつ計画的に推進するための基本的な計画、これが環境基本計画ですが、を策定することができるというそういう規定もございます。  そうした中で、国・県と連携しながら我々の必要な施策を推進すればというふうな話、先ほど市長のほうからありましたけども、国においても2018年の4月に第5次の環境基本計画を策定しておられます。これは、SDGsの視点、それと、要はパリ協定ですね。地球温暖化の防止のために21世紀までに温暖化ガスをゼロにするという、この2つの視点、それだけじゃない、を入れて国において昨年の4月に基本計画を策定したと。この基本計画は、環境と経済と社会の総合的な向上を目指すという非常にすばらしい計画になってるということで、それを受けまして市としても当然のことながら、先ほど言いましたようにSDGsの推進、それからパリ協定への義務の実施、そういった中、それとまた、廃棄物の処理施設の広域化の問題もございます。それから、LED化の推進の話もさせていただいております。それから、森林環境譲与税、午前中も話ありましたけども、そういった森林整備の必要性等々、それから再生可能エネルギーの拡大の話もございます、そういった中で総合的な観点からこういった基本計画策定について検討すべき時期にあるのかなというふうに考えさせていただいてるところでございます。 ○議長(中谷一彦君)  宮﨑議員。 ○6番(宮﨑栄樹君)  ありがとうございました。  検討をすべき時期というような御答弁で、前向きに受けとめます。よろしくお願いします。  SDGsという話もあって、未来都市計画というのも少し前の議会で取り上げられてたかと思いますが、それもしっかり環境基本計画と連携してというほかの自治体の計画の中を見たら書いてあるんで、やっぱり土台となるものが必要だというふうに思いますので、しっかり取り組んでいただけたらというふうに思います。  次、いきます。  食品廃棄物の有効活用の質問ですが、ここでは、資源の循環という話とそれに伴う問題について取り上げていきたいと思います。  限りある資源を有効に活用していくことは環境保全という観点から非常に大事なことで、いろんな資源がある中、今回は食品廃棄物についての質問です。  確認ですが、伊賀市の食品廃棄物のリサイクルについての基本的な考え方、それから、これから目指していく方向性というものを聞かせてください。市長お願いします。 ○議長(中谷一彦君)  市長。 ○市長(岡本 栄君)  伊賀市では、事業用食品廃棄物食品残渣でありますけれども、これに係るアンケート調査を指示をいたしまして、平成31年3月伊賀保健所の食品営業許可を受けてる登録業者1,051件に発送しまして回答件数429件、40.8%の回収をいたしました。このアンケート調査は、食品残渣数量の把握、削減の取り組み、処理の方法などについて情報を収集する目的で実施をいたしました。回答があった業種形態の上位が給食事業社員食堂で107件、レストハウス・定食屋で93件、食品加工・食品製造業で70件でした。アンケートの調査で食品の残渣はどのような場面で発生しますかという問いの上位では、調理時の調理くずが40.5%、宴会・パーティー等での食べ残しが24.9%、消費賞味期限切れ等で食材を廃棄する場合が22.4%でした。ごみの分別方法の問いでは、食品残渣と可燃ごみを分別せず可燃ごみとして処理をしているが54%、食品残渣と他の可燃ごみと分別して処理をしているが44%でした。  この結果から、事業系一般廃棄物として可燃ごみとしているのがほとんどであり、食品リサイクルがなされていないということが判明をいたしました。また、食品残渣削減をするに当たって、何か困っていることはありますかという問いの上位では、食品残渣の削減を意識したことがないが42%と最も多く、食材消費の適切な仕入れ量の予測が難しいが28%、顧客の満足感を得ることとの両立が難しいが23%でありました。  今後、調査結果に基づいて食品関連事業者などから排出される食品廃棄物の発生抑制と減量化により最終処分量を減少させるとともに、肥料や飼料等としてリサイクルを推進したいと考えます。まずは、食べ物を無駄にしないことと食べることができる食品を廃棄しないこと、そして、廃棄するものについても再利用することが重要と考えますので、幅広い関係者の皆さんとともに適切な対応を考えていきたいと思います。 ○議長(中谷一彦君)  宮﨑議員。 ○6番(宮﨑栄樹君)  ありがとうございました。  特に、今は事業系一般廃棄物という中での答弁だったんですが、個人でできること家庭でできること、また地域でできることというのがあって、その上で事業者ができることというのが、私はあると思っていて、伊賀市の自治基本条例の基本理念の冒頭に補完性の原則という話が載ってますが、まずは個人がやるべきことをやって、できなければ次のレベルという中の位置づけで事業者のやるべきことというのがあるのかなと思いますので、そういう全体を見た推進というのをお願いしたいなというふうに思っています。  ここから個別の問題について取り上げていきますが、壬生野地域、川東地区にある堆肥をつくる施設の案件で、そこは草や木を主に堆肥化させて、その中で一部商品廃棄物も含まれているというふうに聞いています。そこで、住民から心配の声というのが上がっていまして、聞いていまして、それは、雨が降ったときに施設から濁った水が排出されるということで、写真をお願いします。  ちょっと若干ピントが合っていませんが、これかなりゲリラ豪雨といってもいいほどの雨が降ったときの状況で、すごい勢いで黒いというか茶色い水が出ています。通常はこういう状況ではありません。かなり雨が降ったときかなりの勢いで出ています。  次、お願いします。  これが、すぐ下の川の様子です。これ宮川といって、ずっと春日神社の前を流れていくんですが、白い泡のようなものが浮いています。これが、水が川に入ったときにまざって白いものが浮いているというような状況でした。  そして、最後、お願いします。  これが、手前が宮川で奥が滝川という川です。これは合流する地点で、川の色の違いというのがよくわかるかと思います。この滝川が最終的に1キロ少し向こうで柘植川に合流していくというふうな感じになっています。  質問ですが、この件について、住民の方から環境のほうに、そういうしっかりと対応してくれと要望等も入ってるかと思いますが、どういう認識でどう対応してきたか、経緯をお願いします。  写真オーケーです。 ○議長(中谷一彦君)
     人権生活環境部長。 ○人権生活環境部長(田中克典君)  失礼します。  御質問の川東地内の堆肥製造施設でございますが、食品廃棄物と木質チップ及び草を1次発酵させた堆肥を原料として購入し、施設内で2次発酵を行い製品化をしている施設ということでございます。  当該施設からの排水につきましては、以前より地元から確認の要望をいただいておりまして、事業者への指導、立入調査、それから水質の検査を行っております。また、三重県と連携しまして、三重県の環境及び農林部局とも対応を協議しております。  この施設につきましては、廃棄物処理施設や水質汚濁防止法に基づく特定施設ではないため、堆肥の保管方法や排出される水について、法的な規制はございませんが、三重県の環境及び農林部局とともに立入調査を行いまして、堆肥の製造工程、管理状況につきまして確認を行っております。今後とも三重県と連携し、指導を続けていきたいと考えております。  具体的には、平成22年から継続的に水質調査を行っておりまして、今のところ調査の結果では環境基準を上回るものは出ていないという状況でございます。 ○議長(中谷一彦君)  宮﨑議員。 ○6番(宮﨑栄樹君)  法的には規制がかからないものの指導しているということですが、1つ確認しときたいんですが、環境部としては、これを改善してもらいたいと思っているのかこのままでいいと思ってるのかどちらですか。 ○議長(中谷一彦君)  人権生活環境部長。 ○人権生活環境部長(田中克典君)  適正な施設の中の管理のほうをしていただきたいとは思います。ただ、特に雨が降ったときにこういった濁水といいますか、色のついた水が流れているということでございますので、規制ができない中では少しやむを得ない部分もあるのかもしれませんが、流れ出さないようにやっていただくとか、そういったことができるようにお願いはしていきたいと思います。 ○議長(中谷一彦君)  宮﨑議員。 ○6番(宮﨑栄樹君)  適正な管理はしていただきたいという認識だというふうに確認をしました。  心配なのは、この滝川に合流した後、少し下流に塚脇水源の取水口があります。その塚脇水源に行ってみたんですが、そこでコンプレッサーを設置して、水がたまった池の中に空気を入れていました。酸素を送り込んで有機物を分解するというようなことをしてるんだと思います。曝気という手法だと思いますが、これをなぜしているのかということを上下水道部に確認します。 ○議長(中谷一彦君)  上下水道部長。 ○上下水道部長(清水仁敏君)  上下水道部、清水でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  ただいま御質問いただきました滝川浄水場の塚脇水源地での曝気ということでございます。これについては、この水源地におきましては、一級河川滝川からの用水である天道水路と東塚脇水路から日量4,500立方メートルの取水を行っております。  その曝気をする理由でございますが、滝川の河川水質は有機物が多いといったこと、また、降雨時には河川が濁りやすい、こういったことから水道部といたしまして、おいしい安全な水を常に安定供給を行うために浄水処理の負荷を低減して、水質を向上させるために行っているものでございまして、塚脇水源地の導水ポンプ井で曝気処理を行っているものでございます。  以上です。 ○議長(中谷一彦君)  宮﨑議員。 ○6番(宮﨑栄樹君)  ありがとうございます。  確認ですが、いつからこれをやってるかということを。 ○議長(中谷一彦君)  上下水道部長。 ○上下水道部長(清水仁敏君)  平成29年の5月からでございます。 ○議長(中谷一彦君)  宮﨑議員。 ○6番(宮﨑栄樹君)  平成29年5月ということで、堆肥化してる施設が当然できた後からしているということで、確認したいのが、上下水道部としてもこの堆肥化施設から雨のときですけど濁った水が流れてくるということは、改善してほしいと思いますか、どうですか。 ○議長(中谷一彦君)  上下水道部長。 ○上下水道部長(清水仁敏君)  先ほど、写真で見たああいう茶色い水が上のほうを流れてるといったことも当方確認をしております。  水道部といたしましては、改善ができればなと思うところでございます。 ○議長(中谷一彦君)  宮﨑議員。 ○6番(宮﨑栄樹君)  わかりました。  では、最後に質問しますが、こういう資源を循環させる取り組みというのは、非常に環境保全という今回の質問ですが、そういう面からいいんだというふうに、すごい大事なことだと思うんですが、ただ、川が濁り水質が悪化してるというのは、法的に問題ないとはいえ、また、住民の不安を解消させるためにも改善していただく必要が、私はあるというふうに思いますし、人権生活環境部長から、また上下水道部長からも改善してもらえたらというふうに答弁がありました。ですので、今後、市としてどういうふうにこれを取り組んでいくのかということと、環境基本条例、冒頭にもありましたが、環境基本条例にも一応事業者の責務として、事業活動を行うに当たっては自然環境を適正に保全する措置を講じること、環境への負荷の低減に自主的かつ積極的に努めなければならないというふうにありますが、これ現状どう評価しますか、答弁お願いします。 ○議長(中谷一彦君)  人権生活環境部長。 ○人権生活環境部長(田中克典君)  失礼します。  該当施設からの排水につきましては、事業者に繰り返し指導も行わせていただいております。今後とも三重県などとの関係部局と連携して事業者としての責務を果たしていただけるように指導をしていきたいと考えております。 ○議長(中谷一彦君)  宮﨑議員。 ○6番(宮﨑栄樹君)  そしたら、事業者の責務というのが、現状、環境基本条例に基づいて果たされてると思うか果たされてないと思うかどちらですか。 ○議長(中谷一彦君)  人権生活環境部長。 ○人権生活環境部長(田中克典君)  基本条例の第6条の責務ということで書かれているわけですけど、責務が果たせているかどうかといいますと、法的に違反してるかどうかということでは違反してないということかもしれませんけれども、広い意味では市民に対する不安とかさまざまございますので、ちょっと果たせているかどうかというはっきりした明言は、ちょっとここでは避けたいと思いますが、努力をしていただきたいと考えております。 ○議長(中谷一彦君)  宮﨑議員。 ○6番(宮﨑栄樹君)  条例読みますと、環境への負荷の低減に自主的かつ積極的に努めなければならないということで、現状ずっと改善されてないというふうに私は理解しますので、ということは、責務を果たしてないということで、それはなぜかというと、やっぱり行政の何というか、やる気というか指導するという意思が非常に低いんじゃないかということですので、しっかりと取り組んでもらいたいというふうに思います。  繰り返しになりますが、環境保全に資する取り組みにおいて、結果的に地域に心配をかけるということになってしまってては、事業者さんとしても非常にもったいないなというふうに私は思いますので、しっかりと、冒頭言いましたが、私たちに課せられた大きな責務ということを事業者と行政と共有しながら取り組んでもらいたいというふうに思います。  次、いきます。  最後、グリホサート成分農薬の散布状況についての質問です。  グリホサート成分農薬ということですが、具体的にはラウンドアップという商品名で販売されている除草剤が有名です。この除草剤には、いろんな見解があるんだということを知っていただきたいというような目的で取り上げます。  この除草剤においては、WHOの外郭機関である国際がん研究機関が人に対して恐らく発がん性あると発表したことや、アメリカの裁判ではラウンドアップが原因でがんを発症したことに対し、企業側に賠償命令が下されるなど、世界的に人やまた環境への悪影響が懸念されるような情勢になっていまして、特にヨーロッパとかアジアでは使用禁止や規制強化に踏み切る動きが広がっています。  一方、日本では国が2016年に発がん性などの影響は認められなかったとし、農水省が一部の農産物の残留基準値を引き下げるなどし、世界的な流れとは逆行しているように私としては写っています。こういうことは、国会でも問題視されて取り上げていますし、ある企業、伊賀市にも店舗がある全国的な企業ですが、在庫がなくなれば安全性の高いと思われる除草剤に切りかえていくというような社会的な変化も見られています。  こういうふうに売ってるから大丈夫だとか国が認可しているから大丈夫だとは言い切れない現状がある中、グリホサート系農薬について、市としてどういうふうに認識してるか、また、公共施設での使用があるかどうかという確認をします。 ○議長(中谷一彦君)  人権生活環境部長。 ○人権生活環境部長(田中克典君)  失礼します。  除草剤としてのグリホサートの使用でございます。  今、議員おっしゃったように、世界中で使用されておりますが、さまざまな議論があるということは承知しております。ただ、農薬の一つでございまして、農業だけでなく一般家庭でも広く使用されております。104種類が農薬取締法に基づいて登録されておりまして、グリホサートは農林水産省所管の農薬取締法に基づき安全性を審査し、農薬として登録されておるものでございます。その製造や販売、使用が認められているという状況でございます。また、その使用の時期、使用方法等についての基準も定められているという状態になっております。  当市の公共施設での使用状況についてもちょっと言わせていただきますと、調べさせていただきまして、公共施設を所管する部署に照会をかけたところ、10の部署で22カ所の施設で使用をしております。ただ、グリホサートを含むものに限らず、こういった農薬を使用するのは、やはり通常は草刈り等の対応をしていく、そして、やむを得ない場合に使用するという程度にとどめるという方法をやっておりまして、農薬を使用する場合は、国が定めた基準に基づいて適正に使用されているということと、周辺への周知についても努めて、安全な使用を心がけていきたいと考えております。 ○議長(中谷一彦君)  宮﨑議員。 ○6番(宮﨑栄樹君)  10の部署で22の施設ですか、使ってるということ、また、これ資料いただけたらというふうに思います。  できるだけ除草剤を使うというのは、公共施設にかかわらず市民の皆さんも使われてると思いますが、やっぱりいろんな事情があってやむを得ないという答弁あったように、そういうふうに私も思いますので、絶対だめなんだとはなかなか言い切れませんが、やはり、そういうさっき申し上げたいろんな懸念がある中で、環境保全都市ですので、市として使わないということで、今はっきりおっしゃっていただけたらというふうにも思うんですけども、済みません、そのことについて市として使わないというようなことは、どういうふうに考えるかというか、教えてください。 ○議長(中谷一彦君)  人権生活環境部長。 ○人権生活環境部長(田中克典君)  失礼します。  この場で、なかなか市として今後使いませんというような言い方は、ちょっとできないんですけども、それは、一応国として安全性審査して、登録されているものでございますので、それがあるという意味では、使用すること自体がすぐに違法性があるとかいけないという言い方はちょっとできないかと思いますが、安全性について、やはり市民の皆さんも御心配になってる方もいらっしゃると思いますので、十分研究をしていきたいというふうには思っております。 ○議長(中谷一彦君)  宮﨑議員。 ○6番(宮﨑栄樹君)  ありがとうございました。  なかなかそういうことは言えないだろうなというふうには思いますけど、ちょっとインターネットで調べてみると、市として使わないと言ってるところもやっぱり少数ですがありますので、やっぱり環境保全都市というのであれば、そういうもう一歩踏み込んだ政策というのも大事じゃないかなというふうに思います。  まとめですが、いろんな情報ある中で何を選択していくのかというのは非常に難しくなってるように思いますので、この質問も1つの情報として受け取っていただければというふうに思います。  最後に、環境保全というのは、本当に一人一人が当事者として取り組む責務があって、何もしなければどんどん状況は悪化していくのが現状じゃないかなというふうに思っています。市としてもしっかりそういうことを意識して取り組んでいただけたらというふうに思います。  終わります。 ○議長(中谷一彦君)
     これをもって、宮﨑栄樹議員の質問を終了します。  続いて、質問順位第5番、市川岳人議員の質問を許可します。  市川議員。               (9番 市川岳人君登壇) ○9番(市川岳人君)  市川岳人でございます。  ただいま議長より質問の許可をいただきましたので、順次質問をさせていただきます。  今回の質問は、伊賀市のにぎわいについて、そして美術館について、子育てについてを質問させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。  まず、伊賀市のにぎわい、活性化についてでありますが、先般、議会のほうでDMO、いわゆる伊賀市のこれからの観光の核となる、そういったことについての進捗状況の説明会、並びに勉強会というものがありまして、私も参加をさせていただきました。その中で、日本に来ていただくインバウンドの観光客の方、どんどんどんどんふえていってる状況を教えていただきました。今年度、2019年度はもう既に3,000万人を超えてると、当初、政府が想定していた目標としてた数値2,000万人を大幅に超えている状況で、来年、2020年、いよいよオリンピック・パラリンピックの年でありますけれども、そのときには、4,000万人を超えるインバウンドの方を迎えることになるだろうということが想定されているそうです。もちろん、外国人観光客だけではなくて、国内の観光客の方を受け入れていく、伊賀市の観光にとっては、そういったことがにぎわいの活性化につながっていくというふうに考えております。  そして、私が、一番その説明をいただいた中で、一番印象に残ったのは、これからの観光行政あるいはいろんな事業者の方が観光にかかわっていただく中で一番重要なことは、やはり明確なコンセプトを持ってくださいと、どういうことをどういう目標に基づいてデータはこういうことがあるということ、そういったところから、それをしっかり経営につなげていってくださいねと、そういうことが行政を含めて観光に携わる方に求められているということが非常に印象に残っておりました。  そのような前提の知識をいただいた中で、今の伊賀市の状況を考えてみますと、やはり、お城周辺の環境整備が特に市街地のにぎわい、活性化に向けておくれているという御指摘を市民の方からもたくさんいただいております。3月議会におきましては、複合施設改修事業ですね、旧庁舎の改修事業が減額補正ということで、賛成多数で可決、そして、その後、忍者体験施設、こちらにつきましては、旧庁舎の中での計画ではなくて、中心市街地のその他の場所で選定していくと、そういった方針が行政のほうから説明をいただいているような状況でございます。  いずれにしましても早くあのような状況を変えるような施設の整備なり、何らかの方針を持って進めていくことが必要でありますので、そのような状況に向けて、今、伊賀市はちゃんとなってるんですかということで質問させていただきたいと思います。  そういった状況の中で、3月議会終わりまして、教育委員会のほうから発表がありましたように、旧庁舎につきましては、伊賀市の文化財の指定を受けるというふうな形になっております。文化財指定を受けた中で現在の利活用の状況であったり、あるいはこれからどういうふうに指定下の中でこういうことをしていくんですよと、そういった方針がありましたら、ぜひこの場でお聞かせをいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上は自席で進めさせていただきます。お願いいたします。 ○議長(中谷一彦君)  財務部長。              (財務部長 百田光礼君登壇) ○財務部長(百田光礼君)  失礼いたします。  今、現在の利活用があるのかということと、今後の方針について2つ御質問いただきました。私のほうは、現在の利活用の状況について、簡単にお答えさせていただきたいと思います。  以前、庁舎として使用していました建物については、旧庁舎あるいは南庁舎と呼んでおりましたが、議員の御質問にあるように、市指定文化財に指定されましたので、正式な名称である旧上野市庁舎という名称で答弁のほうをさせていただきたいと思います。  市指定文化財、旧上野市庁舎につきましては、3月から7月にかけて大半の事務備品等を撤去処分し、清掃作業を行ったところでございます。利用状況につきましては、8月10日、11日のライトアップイベント時に建物のライトアップをしたのみで、他には利用しておりません。なお、旧上野市庁舎の水道は、今現在休止しており、トイレは使用できませんし電気は機械警備等最小限にしているため、建物の利用はなかなか難しい状況となっております。 ○議長(中谷一彦君)  市長。 ○市長(岡本 栄君)  お尋ねの市指定文化財、旧上野市庁舎に関しましては、庁舎機能を移転以降、使用されていない空き家状態ということでありますけれども、市街地のにぎわいを取り戻すための核として昨年度策定をいたしました基本計画をもとに、一日も早く利活用を進めていかなければならないと考えております。  施設のハード面においては、日本イコモスから日本の20世紀遺産20選に選定された城下町景観を象徴する建物であることや、本年3月、市の指定文化財となったことから、責任を持って後世まで大切に守っていかなければならないと考えています。  また、ソフト面に関しては、休日平日時間帯を問わない7分の7のにぎわいを目指すという基本方針のもとで、交流型の図書館を核とする複合施設とする基本計画の考え方を尊重し、忍者関連施設が別の場所で検討されることになったことから、あいた部分に最適な機能の配置検討など、ハード面の進捗と並行して進めていきたいと考えています。  なお、指定文化財となったことによる制約等があるかという点でありますけれども、市の教育委員会による施設の保存活用計画の策定作業を進めていただいておりまして、その中で、昨年度完了した基本設計の検証作業を行っています。この検証作業の中でいただいた指導・助言を 今後の実施設計の中に反映させることで改修を進めていきたいと考えています。  また、これから、これらのスケジュールについてですが、市の指定文化財となったことで、先ほど申し上げました保存活用計画を策定する必要があることから、当初の予定より少しおくれが生ずるものの、中心市街地活性化の議論の中においても、この場所にはゲートウェイ機能を有する拠点施設が必要であるという御意見も多くいただいていますことから、将来にわたる伊賀市の宝物であるこの庁舎を大切に保存活用するため、議会や市民の皆さんの御意見も伺いながら一体となって早期に進めていかなければならないと考えています。 ○議長(中谷一彦君)  市川議員。 ○9番(市川岳人君)  いろいろ説明をいただきました。これからの計画、方針をつくるためには、教育委員会のほうでの保存活用計画を策定する、そして、それに基づいた指導、助言が必要ということですけれども、その保存活用計画ですね、これはいつごろに作成されて、それに基づいた指導、助言というのは、いつでき上るんですか。要は、早くやらなければいけない、これは、皆さん共通認識でありますし、私どもそのように考えてるんですけども、これが早くでき上らないことにはできないということなんですけれども、いつその活用計画はでき上る予定でしょうか。 ○議長(中谷一彦君)  教育委員会事務局長。 ○教育委員会事務局長(中林靖裕君)  それでは、この計画につきましては、教育委員会のほうからお答えさせていただきます。  市指定文化財、旧上野市庁舎保存活用計画についてでございますが、市指定文化財でございます庁舎の改修に際しまして、文化財といたしましてほぼ保全する部分と活用に利用する部分を区分けいたしまして、大切な文化財として保存することを、また活用に資することができるように定めたいと考えております。  これにつきましては、国や県、有識者の指導、助言を得ながら、年内の策定完了を目標に着手しております。現在、国は、文化財の利活用についてしっかり進めていくようにという方針を示しておりまして、そうした観点を大切にしながら計画の策定を進めていきます。この市指定文化財、旧上野市庁舎保存活用計画の策定につきましては、旧庁舎の利活用にできるだけおくれが生じることがないように努めたいと考えております。 ○議長(中谷一彦君)  市川議員。 ○9番(市川岳人君)  年内にいただけるということですけれども、やはり、今よく言われるのが、議会が予算に反対したから進んでないんですよという、私は別にそういうわけではないと思うんです。今、ハードの保存活用計画についてはそのような形でスケジューリングされてるということなんですけども、一方で、もともとの複合化の施設の中では、もちろん複合ということですので、忍者施設については中活の範囲の中でのほかの場所ということですけれども、図書館、そしてまた地域福祉の活動スペースであったり、忍者の研究センター、カフェ、物産といろんな機能を入れますよと、そこが機能が今の旧の上野庁舎地がいいんですよということで議会は説明を受けてたと思います。そういったハードではなくて、ソフトのことについての検討というのは3月以降されてきたのか、そしてまた、これからしていく必要もあると思うんですけど、今の状況を教えていただけるでしょうか。 ○議長(中谷一彦君)  産業振興部長。 ○産業振興部長(東 弘久君)  ソフト部分を検討されているのかという御質問をいただいております。  やはり、指定文化財の旧上野市庁舎につきましては、やはりハードの改修と合わせてやっぱりソフトを考えていかなければ、手戻りになるといいますか、そういったこともございますので、ハードとソフトは同時にやっぱり考えていきつつ、文化財として保全されるようなものに仕上げていくということでございますので、現在、昨年度基本計画が策定されておりますんで、その基本計画をもとにソフト面についても、今後市民の方、また議員の皆様方とその部分について検討をさせていただけたらと、このように考えております。 ○議長(中谷一彦君)  市川議員。 ○9番(市川岳人君)  最低でも、もちろん同時並行というような形でハードを含めてソフトを協議していくべきやと思いますけども、僕は先に、機能の部分についていろんな検討をしていくというのは、別にあってしかるべきことなんではないのかなというふうに思ってます。  私自身は、この中で提案もさせてもらおうかなと思ってたんですけど、保存活用計画というものがないと、指導助言ということで制限がもしかしたら出てくるかもしれないということで、また二度手間になるということですね。ですんで、やっぱり、それを受けてやるときには、やっぱり早くやるためのやり方というのをしっかり考えていかないといけないと思います。今までの部分でも行政のほうからいろんな提案を受けて、非常にスピード感がおくれるような形で推移してきたのは、どうしても行政中心になった計画に民間の方を公募で当て込んでいくような、そういった手法で今までやってきたと思います。忍者関連施設もそうだったと思うんですけれども、そういうやり方ではなくて、そこに参画するような事業者の方に例えば提案をしていただく、今回忍者の関連施設が抜かれますけども、ほかの機能、複合化機能の部分の方、そういった中に入る部分の事業者、候補事業者のような方のやっぱり意見を聞くような方、形ですね。事業を提案していただくというような、そういうふうな手法も私は必要かなというふうに思っております。  こういった形と合わせて、あと、きょうも午前中の質問の中で西口議員が質問されてましたけれども、どうしてもあの旧庁舎地は上野城を伊賀文化産業城に入る玄関口です。かつ史跡であるお城の公園と一体となった形での整備、運用をしていかないと、観光客に非常に利便性の高い施設である、そういった一体運営できないと思いますけれども、そういった形で一体となって考えてもらえるような仕組みが必要と思いますけれども、市長、その点についてどのようにお考えでしょうか。 ○議長(中谷一彦君)  市長。 ○市長(岡本 栄君)  連携あるいは一体的なということでいえば、今ある計画をそれぞれ有機的に連携していくことができるんではないかというふうに思っております。中心市街地活性化計画、それから歴史歴まち計画と言われるもの、そうしたものを、そしてまた旧庁舎の計画等々を一体として縫い合わせて、まとめて1つのコンセプトをつくって実行していくというようなことでなかろうかなというふうに思っております。 ○議長(中谷一彦君)  市川議員。 ○9番(市川岳人君)  今、確かにそうなんです。いろんな事業があるんですけれども、私自身の感覚的なところでいくと、それらが有機的につながってる事業になってるというふうには思えないです。  中活の2期計画、基本計画について、今、策定していってるような状況ですけども、この後も質問させていただくんですけども、そういったところと連動するような、やはり中身にしていかなければいけないと思います。ちょっとそこと絡んでくるので、そこについても質問させていただくんですけれども、今、やはり中活の基本計画、2期計画を策定するに当たっても、問題となっているのは、市街地のエリア、いわゆる旧町と言われる部分が非常に後半な地域ですけれども、その広い地域の中で、市街地のスポンジ化、空洞化ではなくてスポンジ化が進んでいっているというふうな状況が問題であるというふうにされております。やはり、有名な観光地に行くと、大体観光客向けの物産であったり飲食の施設、ほとんど軒連ねてます。たくさん人がにぎわってるようなところは、商業施設、観光客の施設が非常に集積してるんですけども、伊賀市は現在そういうふうにはなっていない。例えば、集積してるところでいうと、伊勢のおかげ横丁であったり、あるいは城崎、豊岡市の城崎の温泉街とか、小さな自治体でも集積してるところに関しては、まち歩き、にぎわいがつくられてるというふうに考えております。  これからも伊賀市がにぎわいをつくっていく、観光客ににぎにぎしてもらうということに向けては、そういった取り組みが必要だと思うんですけれども、現在、どのようなお考えでされているのか、また、そういうふうなことを進めていく考えがあるのか教えてください。 ○議長(中谷一彦君)  産業振興部長。 ○産業振興部長(東 弘久君)  議員さんおっしゃるのはごもっともだと思います。魅力ある施設とともに魅力ある店舗などが連なってこそ人は歩くのであって、離れた場所にぽつんぽつんとある場合は、やはり車で移動される方が多いかと思います。  今回の中心市街地において、設置場所を検討しております忍者関連施設の整備と合わせまして、民間活力によります周辺の空き家、空き店舗の有効活用を促進するような施策を講じまして、町なかのにぎわいを点から線、線から面と広げるべく、その創出に取り組んでいきたいと考えております。 ○議長(中谷一彦君)  市川議員。 ○9番(市川岳人君)  もちろん、おっしゃるとおりなんです。  線から面、そしてさらに多面的にというようなことなんですけども、それが余りにも広がり過ぎると、かえってぼやけてしまうと、それなら凝縮して色を濃くしたほうがいいんじゃないかということなんですけども、その点についてはどのように考えています。 ○議長(中谷一彦君)  産業振興部長。 ○産業振興部長(東 弘久君)  例えば、先ほどおっしゃってましたように、おかげ横丁とかそういった通りの1カ所に固めるというような御質問かなと思われるんですけれども、例えば、そういったことをやりますと、そこの部分だけがよくなって、その周辺といいますか、またそこが寂れてくるというようなことも反面ございますので、やはり、伊賀市でしたら上野公園、また伊賀市の玄関口であります忍者市駅ですね。そこから徐々に町なかに人を集めてくるような流れをつくりまして、その中で各民間の方々がいっぱい張りついた場所というのが一番盛り上がるかと思うんですけども、それ以外のところもやっぱり市としては張りつけていって、広範囲に、例えば忍者ルート、芭蕉ルート、こういったルートも設定しながら、町なかにより多く人を分散、観光客の方を分散して、まちがにぎわうようにしていきたいと、このように考えております。 ○議長(中谷一彦君)  市川議員。 ○9番(市川岳人君)  済みません。すごく重ねて聞かせていただきましたけど、それが、私は今までの、多分伊賀市のやり方だった。そして、それによって余り分散してしまってかえってまち歩きができにくい、余りにも遠過ぎる、点在しているというような状況を生み出してきたんじゃないのかなと思ってます。ですので、集積していくべきだなというふうに思ってるんですけども、市長、いかがですかね。この考え方。 ○議長(中谷一彦君)  市長。 ○市長(岡本 栄君)  確かに、よその市町を見ておりますと、上野城下のように広いエリアを持つところというのは、大変少ないかなというふうに思ってます。城下町にしても藤堂藩は32万3,250石、30万石を超えるような明治の初年には県内で2番目の規模を持ったような城下町でありますので、そういう意味では、今日的には大変望洋とした印象が拭えないというようなことかと思います。そういう意味では、御指摘のようにやはりあるエリアを設定するということも大事なことであろうというふうに思うところであります。  そして、大事なことは、まちの中を、いわゆるよく言われることですけど、踏切から南のほうに人が来るというようなことをしっかりと担保していかなければならないと思うわけですが、ただ一つ、これは市民の皆さんにも御理解をぜひ賜っていきたいなと思うのは、そうした集積するときに表の部分であるとか空き家になった部分を何かをしようという、そういう方たちに貸してさしあげていただきたいというような、そういう部分が大変、空き家対策でもネックになってくるところがございますので、そうした御理解をいただきながら、できればそういうこともやっていく必要があるのかなというふうに思います。 ○議長(中谷一彦君)  市川議員。 ○9番(市川岳人君)  今の部分については、おっしゃるとおりだと思います。  そして、そういった場所で起業していただく、店を開いていただくというふうになったときに、今、伊賀市の中でいろんな助成をしております。新規の創業であったりリフォームですね。そういった市外から来ていただく方が、そういった制度を利用するであったり、もちろん市内の事業者の方が新しいことをするというような取り組みがあるんですけれども、その状況を聞かせていただいても利用実績を含めて、今、起業事業承継促進事業補助金というような形で、商工労働課のほうでやっていただいてる事業であったり、また、移住のことに関しましては、また課が変わりますけれども、空き家の取得の補助金であったりリフォームの補助金等々やっていただいておりますけれども、今までも指摘をさせていただいておりましたけれども、どうしても市外の方にスポットライトが当たっている事業なのかなというふうに考えております。特に、空き家に入る場合の助成に関しましては、市外の方が市内へ引っ越す、居住されるというふうな、そういう転入される場合に要件が限定されていると、また、商工のほうでやっていただいている起業の助成に関しましては、一番手厚い部分が市外からジョイントをしていただいて、市内で、伊賀の中で創業していただくようなところに関して非常に手厚くなっているというふうに、今はそういう、市外から市内に来て何かやっていただくというふうなことについては手厚いような状況であるというふうに思います。  やはり、それはそれで大変すばらしいことだと思います。実際、伊賀市が移住の促進が非常に進んで、年間50人から60人ぐらいの方が移住してきてくれているというような状況、実績もございますので、もうどんどん進めていったらいいと思うんですけども、ただ、一方で転出の状況を見させていただくと、伊賀市の中から外へ出ていかれる方ですね、年間、大体五、六百、700人ぐらいの方が毎年出ていかれているような状況でございます。  移住の方、入ってくるのが五、六十人、今、入ってきている、年間。一方で、それの10倍ぐらいの方が出ていってるような状況ですので、やはり、政策のバランスを考えると、入ってきてもらうことに対して助成もそうですけれども、何らかの流出を阻止するような、そういったことをしていく必要があると思います。  もちろん、今、伊賀市がたくさん事業をやってる中で、これが全て外へ流出するための防止の事業なんですと、そういうふうになるのかなとは思うんですけれども、やはり何らかのより一層、一段ステージが上がった取り組みが必要と思いますけれども、現在の状況をあわせて説明いただきたいと思います。 ○議長(中谷一彦君)  企画振興部長。 ○企画振興部長(宮崎 寿君)  御指摘をいただいておりますように、市の移住相談窓口を利用して移住されてる人というのは順調にふえてきております。平成28年度、13世帯の32人だったんですけれども、平成30年度、昨年度ですけれども36世帯で62人というようなことで、ほぼ人数的には倍増をしてまいりました。
     また、転出入の状況でございますけど、先ほど議員さんおっしゃっていただいておりましたけれども、平成30年度は転出、社会増減の転出入では12人の転入超過というふうになってまいっております。これは、この転入超過は平成30年度におきまして、日本国籍を有する者の転入者と転出者の差が754人のマイナスだったんですけれども、外国人の方が766人の転入超過となりまして、合わせて結果的に転入が増になったというようなところでございます。  それから、日本国籍を持ってる方の転出超過となっている部分では、男女とも18歳と22歳、また24歳から40歳の世代と10代の子供の転出が目立っておりまして、子育て世代の若年夫婦が本市から転出しているというような状況も見えております。また、あわせて60歳以降の世代についても転出超過となっておりまして、定年後の生活を市外に求める市民も一定あることが伺えております。  これらの要因としましては、進学・就職・転居といったような部分に課題が1つ抱えているということがわかります。若年世代の転出を抑制しなければ、人口減少に歯どめがかからないというようなことから、若者の意見を市の施策に反映させる1つとして、昨年度は伊賀市若者会議を発足させまして、若者がまちづくりに参加する仕組みを構築しました。また地域に根づく人材の育成を目的に、市内県立高校への支援を初めとする伊賀びと育成事業を実施しております。進学等の理由で一度転出した若者が伊賀へ戻りまして、定住につながるよう長期的な視点に立った取り組みを続けていくことが大切、こういうふうに考えております。 ○議長(中谷一彦君)  市川議員。 ○9番(市川岳人君)  質問させていただいたのは、特に空き家に関する助成なんですけれども、申し上げたように、外から入ってきてくれる方に関しては補助メニューがいろいろあるけれども、例えば家の、実家の近くに空き家がある。そのちょうど20代、30代ぐらいの例えば子供を持つ世代が実家の近くで空き家をリフォームして安く住まいを持てるならば、実家の近くに住めるのになと、そういった状況でもそういった補助メニューを使えないということ、一方でよそから来てくれてる人に関しては、利用ができるということで、そういった差によって、本来ならば近くに住めるところが伊賀市の違うところ、あるいはもう伊賀市から出ていってお隣の名張市に住むというような状況、こういった状況が散見される状況ですので、それをやはり補う、あるいはもう発想の転換でより囲っていくような形が必要というふうに考えます。  折しも、6月議会の山下議員の質問の中で、市長が答弁されました。3世代同居あるいは近居に関して前向きに検討すべきというふうな発言をされておりましたけれども、やはりそういったところと一体に考えて、3世代で近くに住んでもらったらいろんな子育ての助けをしていただける可能性もある、あるいは親の介護を逆にする、そういったことも可能になりますけれども、そういった意味でも、やはり違った考え方、移住交流というよりも、もう少し大きい枠組みの中で考えていくべきと思いますけれども、市長いかがでしょうか。 ○議長(中谷一彦君)  市長。 ○市長(岡本 栄君)  いろんなケースがあろうと思いますので、そうしたことにそれぞれ網をかけていくということは必要なことだろうなというふうに思っておりますので、御提言はしっかりと受けとめていきたいというふうに思います。 ○議長(中谷一彦君)  市川議員。 ○9番(市川岳人君)  この件につきましては、やはり担当部署だけではできない。やはり庁内を横断した形でしか議論できないので、そういった庁内議論の枠組みの中で検討いただきますようよろしくお願いいたします。  ビッグデータ、オープンデータの活用につきましては、今、聞かせていただいてると余り利活用進んでいないというところで、やはり観光施策、そしてもちろん移住・交流といったことも含めて、伊賀市が展開している事業を進めるに当たって活用すべきやということを提言させていただきたいと思いますし、あとオープンデータですね。これは、市内の企業さん、あるいは市外の方もそうですけれども、たくさんの方に伊賀市が持ってるデータを使ってくださいと、それによってうちに、この伊賀市にとってよい民間の活動をしてもらうような状況をつくることになりますので、早急に導入を進めていただきたい、これは恐らくIT推進本部会議に俎上が上がってくると思うんですけれども、そういったところ検討していただきたいと思います。  済みません、ちょっと時間が押しております。  美術館についてお聞かせをいただきたいと思います。  この定例会におきまして、美術館についての議案が上がっております。そしてまた、予算案も上がってるんですけれども、当該美術館の設置につきましては、各委員会のほうで議論がなさるべきと思いますので、この場におきましては、あるべき伊賀市が目指す美術館像、そういったことについてお聞かせをいただきたいと思います。  今回の提案に至るまでに、伊賀市にとってどのような美術館が理想的なものなのか、どのような検討をされてきたのかを教えてください。お願いいたします。 ○議長(中谷一彦君)  企画振興部長。 ○企画振興部長(宮崎 寿君)  伊賀市は、過去から多くのすぐれた芸術家を輩出しております。残された作品は伊賀が誇る大切な文化資源とも言えます。しかし、市内に展示場所、保管場所が確保できないこともありまして、過去には、そうしたすぐれた作品を伊賀市から流出させてしまっていた、こういう経緯があります。  伊賀市の持つ文化的なポテンシャルを考えますときに、市民が身近なところで芸術作品を鑑賞でき、親しむことができる美術館の整備は必要であるということで、伊賀市文化振興ビジョンにも美術館の整備が位置づけられているところでございます。  また、同ビジョンでは、年齢や経済、社会的状況にかかわらず、全ての人が文化芸術に触れる権利を有することをうたっております。将来を担う子供を初め、多くの人が身近なところで文化芸術に触れることができる美術館の整備を早急に行うことは、今後の伊賀市の人づくり、まちづくりに大きくつながるものと考えております。  したがって、伊賀にゆかりのある作家や作品、郷土文化の作品展示などを中心に、市民に関心を持っていただけるような美術館を整備し、子供を含めた市民が文化芸術への親しみと伊賀の誇りを育む場所として美術館の早急な整備を行い、提供したいと、これが基本的な考え方でございます。 ○議長(中谷一彦君)  市川議員。 ○9番(市川岳人君)  一般的なところで、美術館はどういうものを考えていったらいいのかということをおっしゃっていただいたと思います。  もちろん、美術館は、社会教育の施設であります。かつ、最近よくリーディングミュージアムというふうなことが言われておりますけども、単純に社会教育ということだけにとどまらず、もちろん観光のコンテンツとしてというふうな捉え方、いろんな側面が美術館、今のあるべき美術館像にはあるというふうに思いますけれども、伊賀市にとって、どのような美術館を目指すのかという方針、指針あるいは目標がないと、これから伊賀市が継続的に、もちろん人づくりをしていく、社会に貢献していくための社会教育施設として運営していくに当たっては、確実に必要だと思うんですけれども、そういった指針、方針ということはありますか。かつ、それどういうふうにつくり上げたということについて教えてください。 ○議長(中谷一彦君)  企画振興部長。 ○企画振興部長(宮崎 寿君)  伊賀市文化振興ビジョンを策定するに当たりましては、文化振興ビジョン検討委員会のほうで、文化芸術振興を進めるに当たり必要なこと、目指すべきことなど、さまざまな御意見を頂戴をしております。その中で、いろいろ基本理念なども定めておりますけれども、それらを達成していくために美術館が必要だというような強い御意見を委員の皆さん方からもいただいているところでございます。  そうした、具体的な新しい美術館を設置するということを目指した、まだ具体的な、何といいますか、議論には入ってはいないわけではございますけれども、もともと美術展示施設として使用されておって、作品を含めて受け継いだような施設を従来の方針を受け継ぎつつ、美術館として運用する場合ではございますけれども、そういうようなときには、必ずしもそういう新しく検討委員会を設置したりという部分ではなくて、文化振興ビジョン、それから、これから設置するまでに検討していくような指針、そういった部分で対応をしてまいりたい、こういうふうに考えております。 ○議長(中谷一彦君)  市川議員。 ○9番(市川岳人君)  文化振興ビジョンは、議会にも説明を受けましたけれども、あくまで伊賀市の文化振興に係る憲法のようなものだと、要は理念的なものであって、そこに例えば、いろんな施策がその下にいろいろ発生してくるというふうに思います。ですので、その中でいろんな意見が出たからといって、これから伊賀市が美術館、しっかり責任を持ってやっていこうというふうな段階になったときに、その議論を抜いて方針を決めずに運営の指針、目標等々を決めていかないと、非常に無責任な事業運営になる、私はそのように思います。  やはり美術館のあるべき姿というところとかけ離れる可能性が非常に強いと思うんですけれども、市長、いかがお考えですか。 ○議長(中谷一彦君)  市長。 ○市長(岡本 栄君)  市民のために地域のために新しいコンセプトでもって美術館を建設するというときには、仰せのとおり、それはしっかりとしたコンセプトづくりをみんなで考えていかないと、何か知らんけど走ってしまってつくってしまったというようなものはあり得ない話ですから、その辺のところは、そういう段階になったときには、みんなで一生懸命知恵を持ち寄り、思いを寄せ合って練り上げていって形にするということは当然のことだろうなというふうに思っております。 ○議長(中谷一彦君)  市川議員。 ○9番(市川岳人君)  今、おっしゃったことと、今回上程いただいている部分について、ちょっと整合性がとれないと思うんですけれども、今回美術館として設置の提案をされているわけなんですけれども、今の御答弁とちょっと矛盾すると思うんですけども。 ○議長(中谷一彦君)  市長。 ○市長(岡本 栄君)  私は全然矛盾しないというふうに思っております。なぜかというと、今申し上げたのは、最初に申し上げたのは、全く新しい理想的な地域にとっての美術館をつくるならという話を申し上げてるわけでありますし、今お話になっている美術館については、既に個人がおつくりなった展示施設とコンテンツをそのままそっくりいただいた。それを地域のため、市民のため、そしてまた観光にも使っていただけるかもわかりませんが、それを受け継いだということでありますので、その中にできる限り、今冒頭で申し上げたようなことも含めながら、この地域の先人たちの、あるいはこれからの若い人たちに受け継ぐべきものを、その中に含めていくということは当然のことでありますし、これはまず、いい意味でありきという話から出たということでありますし、そういう意味では、私は何ら齟齬を来すものではないと思っております。 ○議長(中谷一彦君)  市川議員。 ○9番(市川岳人君)  ありきから出たというのは、僕はおかしいと思います。やはりあるべき美術館というものを、しっかり議論した上で、そこに専門家の方ももちろんいらっしゃる。市民の方も参画する、いういろんな議論いただいた上でいいものをつくり上げたらいいわけじゃないですか、そこについては、私はおかしいと思いますので、今回議案に上がっております。細かいことについては、そちらのほうで議論させていただきますので、次に移らせていただきます。  最後に、保育のことについてなんですけれども、10月から幼保の無償化ということで、より無償化になったことによって預ける方、伊賀市の公立の保育所、私立の保育所を含め、保育園含めてより需要が増していくのではないかということが想定されます。かねてからも保育士の確保に課題があって、3年保育についてはおおむね満たしてるわけなんですけれども、やはりこれから女性の社会進出、どんどんどんどん働いてもらう、自己実現を含めてしていただくというふうな中で、未満児の保育という需要がふえていく状況が、もう目の前にあるわけなんですけれども、新しい保育士の確保、あるいはそういった保育についての考え方、これからの考え方について教えてください。 ○議長(中谷一彦君)  健康福祉部長。 ○健康福祉部長(田中 満君)  保育士確保のための取り組みを少し報告をさせていただきます。  潜在保育士、以前、保育現場にお勤めいただいてて何らかの理由でおやめになって、今、御家庭におられる、また、保育とは違う仕事をされてるというふうな方が、数多くおみえでございます。昨年度、平成30年度に三重県の社会福祉協議会が三重県潜在保育士就労等意識調査という調査をしていただきました。その中で、また、保育士として働きたい、保育士として働くことも考えられると回答した潜在保育士が、伊賀市に約40人おられることがわかりました。今後、体験講習会、実際に現場を見ていただく、触れていただくという体験講習会などを現在計画しておりまして、1人でも多くの方に現場に復帰していただきたいと、このように考えております。  また、将来保育士を目指して大学、短期大学等に通学している学生さんがおられます。いろんなお話を聞かせていただくと、そういった課程、大学を卒業しても実際に保育士として働かない学生が半数以上いるという大学の先生のお話も聞いたことがございます。たくさんの方にせっかく保育士を目指しておられるという学生さんに、保育の楽しさ、すばらしさを体験していただくために、夏休み等を利用して保育補助として働いていただいて、保育の楽しさを、すばらしさを先輩保育士との交流も含めて体験をしていただきたい、このような取り組みをしておりまして、今年度8名の学生さんに勤務をしていただいております。  こういったことも含めまして、保育士の職員の採用等も新卒者の枠と経験者の枠、2回に分けて選考を行っていること等々、さまざまな取り組みを展開しておるところでございます。 ○議長(中谷一彦君)  市川議員。 ○9番(市川岳人君)  潜在的なところがいらっしゃるというのはよくわかりましたけれども、やはりどちらにしろ、伊賀市にこんだけの方が潜在的にいるといっても、結局ほかの自治体との競合することになるわけなんです。ですんで、処遇改善も含めて保育士さんの量の確保、そしてまたもちろん、質を向上するような取り組みについて、これからもお願いしたいと思います。  以上です。 ○議長(中谷一彦君)  これをもって、市川岳人議員の質問を終了します。  お諮りします。  市政一般質問は、本日はこの程度にとどめ、明日9月10日に延会したいと思いますが、これに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中谷一彦君)  御異議なしと認めます。  よって、このように取り扱います。  なお、明日9月10日の本会議の開議時刻は午前10時とします。  本日は、これをもって延会します。御苦労さまでした。               (午後 2時53分 延会)              ―――――――――――――――...