伊賀市議会 2019-03-22
平成31年第 1回定例会(第6日 3月22日)
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〇出席議員(24名)
議席番号 氏 名 議席番号 氏 名
1番 川 上 善 幸 君 13番 福 田 香 織 君
2番 北 森 徹 君 14番 森 川 徹 君
3番 信 田 利 樹 君 15番 生 中 正 嗣 君
4番 西 口 和 成 君 16番 上 田 宗 久 君
5番 福 村 教 親 君 17番 近 森 正 利 君
6番 宮 﨑 栄 樹 君 18番 中 谷 一 彦 君
7番 桃 井 弘 子 君 19番 百 上 真 奈 君
8番 山 下 典 子 君 20番 北 出 忠 良 君
9番 市 川 岳 人 君 21番 空 森 栄 幸 君
10番 赤 堀 久 実 君 22番 岩 田 佐 俊 君
11番 嶋 岡 壯 吉 君 23番 安 本 美栄子 君
12番 田 中 覚 君 24番 中 岡 久 徳 君
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〇欠席議員(なし)
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〇欠 員(なし)
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〇説明のため出席した者
職 名 氏 名
市長 岡 本 栄 君
副市長 大 森 秀 俊 君
危機管理監 吉 川 泉 君
総務部長 稲 森 洋 幸 君
総務部理事[秘書、調整担当] 山 本 幸一郎 君
総務部法務統括監 石 田 美奈子 君
企画振興部長 宮 崎 寿 君
財務部長 百 田 光 礼 君
人権生活環境部長 田 中 克 典 君
人権生活環境部理事
[生活環境担当] 高 木 忠 幸 君
健康福祉部長 田 中 満 君
産業振興部長 服 部 智 秀 君
建設部長 山 本 昇 君
建設部理事兼
次長事務取扱 中 井 秀 幸 君
消防長 久 保 安 治 君
市民病院副院長[事務部門]兼
健診センター副
センター長 松 田 克 彦 君
会計管理者 松 本 浩 典 君
上下水道事業管理者 北 山 太加視 君
上下水道部長 清 水 仁 敏 君
教育長 笹 原 秀 夫 君
教育委員会事務局副教育長 谷 口 修 一 君
代表監査委員 鈴 木 陽 介 君
監査委員事務局長 松 本 成 隆 君
阿山支所長
(兼
地域振興総括監事務取扱) 居 附 秀 樹 君
大山田支所長
(兼
地域振興総括監事務取扱) 前 山 恭 子 君
青山支所長
(兼
地域振興総括監事務取扱) 澤 田 之 伸 君
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〇
出席事務局職員
職 名 氏 名
議会事務局長 田 槙 公 博 君
議事課長 籔 中 英 行 君
議事課副参事[議事調査係長] 岡 井 良 行 君
議事課主幹兼総務係長 上 地 友紀子 君
議事課主任 谷 岡 範 政 君
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(午前10時00分 開議)
○議長(
岩田佐俊君)
おはようございます。
これより、本日の会議を開きます。
本日、ただいままでの
出席議員数は24名、会議は成立しました。
本日の議事日程はお手元に配付のとおりであります。
なお、本日説明員として追加のあった者の役職と氏名は、お手元に配付のとおりであります。
この際、議事に入る前に先立ち諸般の報告をいたします。
地方自治法第180条第1項の規定による
専決処分事項概要でございますが、お手元に配付のとおり報告がありましたので、御了承願います。
これより、議事に入ります。
日程第1、議案第50号を議題とします。
当局の説明を求めます。
市長。
(市長 岡本 栄君登壇)
○市長(岡本 栄君)
ただいま上程の議案第50号、平成31年度伊賀市
一般会計補正予算(第2号)でありますけれども、議案第1号の平成31年度
一般会計当初予算について、過日の
予算常任員会において審査がありまして、委員の理解を得られず、否決すべきものという結果となったところであります。
この結果を受けまして、当初予算には、人件費、扶助費、公債費などの義務費のほか、福祉、教育など
市民サービスに欠かせない予算を計上しております。新年度のスタートを目前にして、
市民生活に多大な影響を及ぼし、市政運営に重大な支障を来すことから、今回、否決すべき理由に挙げられた
南庁舎整備事業予算について、全額、減額するため補正を行うものです。
それでは、
補正予算の内容について説明いたします。
既定の予算額から歳入歳出それぞれ9,222万7,000円を減額し、補正後の予算額を歳入歳出それぞれ447億3,350万1,000円とするものです。
内容ですが、当初予算に計上しました、
南庁舎整備実施設計業務委託料などの
南庁舎整備事業予算を全額減額するとともに、地方債の補正では同事業を廃止しております。
以上、よろしく審議をお願いいたします。
○議長(
岩田佐俊君)
説明に対し、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
岩田佐俊君)
御質疑なしと認めます。
よって、議案第50号は、
予算常任委員会へ審査を付託します。
会議の途中ですが、
予算常任委員会開催のため、暫時休憩といたします。
(午前10時03分 休憩)
―――――――――――――――
(午前11時17分 再開)
○議長(
岩田佐俊君)
休憩前に引き続き会議を再開します。
日程第2、議案第1号から議案第24号まで、及び議案第48号から議案第50号までの
予算関係27議案を一括して議題とします。
本案に関し、
予算常任委員長の報告を求めます。
予算常任委員長。
(15番 生中正嗣君登壇)
○15番(生中正嗣君)
ただいま議題となりました
予算常任委員会に付託された27議案についての審査の経過と結果を報告いたします。
当委員会は、3月11日から13日までの3日間及び本日3月22日に
執行部出席のもと審査を行いました。なお、議案の内容については、議案上程時に説明がなされておりますので、省略します。
また、審査に当たり、多岐にわたり質疑応答がなされたところですが、当委員会は議長を除く議員全員で構成されており、内容については十分御承知のことと存じますので、質疑に関する報告についても省略し、討論と審査の結果を報告します。
まず、議案第1号について、討論において反対の立場から複数の意見があり、その内容は当初予算を反対し否決することは重大な意味を持つもので、
市民サービスに少なからず影響することは十分承知しているが、過去5回にわたり削除・否決されてきた
南庁舎改修費が計上されている。ましてや、昨年9月に否決された
南庁舎改修費について、何ら変更もないままの計上は議会軽視であり、市民を
ないがしろにする暴挙、行政の私物
化であると言わざるを得ない。昨年12月の市長に対する
不信任決議や問責決議は全て南庁舎にかかわる事象であり、市民に対して市長の価値観を押しつける許されざる行為である。
跡地の利活用については早急に進めなければならないことは、市民も議会も望んでいるが財政厳しい折、将来にわたり、市民に負担を負わせる無駄な支出は到底認めるわけにはいかないとの意見。
また、南庁舎に関して、市民の早く何とかしてほしいという声は、南庁舎を早く使ってほしいというイコールではない。南庁舎に関する予算が何も変わらず計上されており理解しがたいとの意見。
また、市長は観光や
文化財関係に惜しみなく税金を使うが、
子育て支援は予算が縮小されている。前年度の実績が少なかったからと予算を削ることは間違いで、実績が少ないのは施策に問題がある。また、
南庁舎整備実施設計業務委託料は内容が変わらず議会との話し合いもなされていない。
観光客誘致も大事だが、子育てしやすい安心できる施策、そして未来を託す子供たちの支援をしていただきたいとの意見。
また今回は、
消費税引き上げ前提の予算であることは明らかであり、それは市民にとっても負担がふえるということである。子育て、介護、医療、公共交通など市民の暮らしの部分に関する予算の立て方、あり方については問題がある。合併してから十数年たったにもかかわらず、一体
化がなかなか醸成されない。
自治基本条例にうたわれている市民と行政との協働の
まちづくりを本気になって進めようとしているのか疑問である。就学援助の充実など、今、待ったなしでやるべきことはほかにもあるとの意見。
また、南庁舎は内容的に変更もなく計上されており、予算審査でも納得できる説明がなかったこと、また、議会の意見が反映されたものになっていないという観点から反対である。貴重な財源と当局は言うが、最大限に有効活用するような予算になっていない。
市民生活に直結する事業や、
生活インフラの整備にしっかりと予算を充てて優先的に進めていただきたい。市長による計画性のない思いつきによる市政運営の予算や市政の私物
化をやめ、これまでの姿勢を改め議会と真摯に向き合い、市民の声も聞いてこれからの市政を進めていただくことが重要であるとの意見。
さらには、2日間の審査における議論において矛盾することが多く、市長、部局長、担当課長の答弁は余りにも誠意に欠け、説明責任を十分に果たせていないとの意見がありました。
審査の結果、本案は賛成少数で否決すべきものと決しました。
次に、議案第2号について。
討論において、反対の立場から、保険税は据え置きということであるが、高いという認識は変わらない。
子育て世代には負担が大きく、
均等割減免はしないとの方針であった。1年以上の
保険税滞納者に対する
資格証明書の発行は、
実質保険証の取り上げとなり受診権を奪うことになるものである。また、保健師との連携を強化して、
成人病予防や健康寿命を延ばすことができるよう身近なところでの検診が可能となるような工夫を今後検討されたいとの意見がありました。
審査の結果、本案は賛成多数で可決するべきものと決しました。
次に、議案第5号について、討論において反対の立場から、
介護士不足はとても深刻で伊賀市の将来をどうするのかという声がある。在宅介護ができるサービスの確保こそ待ったなしの状況であり早急に行政としてやるべきであるとの意見がありました。
審査の結果、本案は賛成多数で可決するべきものと決しました。
次に、議案第7号について、討論において反対の立場から、
保険料負担軽減の特例廃止で保険料が上がることになると、低年金者にとって負担が大きくなるとの意見がありました。
審査の結果、本案は賛成多数で可決すべきものと決しました。
次に、議案第8号について、討論において賛成の立場から、
上野総合市民病院はがん患者の訪問看護、
薬剤師訪問による薬剤管理については高いレベルであると関西圏の三次
救急医療圏から言われている。特
化した医療をやっていることはすばらしく、病病連携や病院連携や
ドクター派遣にもつながってくるものであり、共通の認識を持っておく必要があるとの意見がありました。
審査の結果、本案は全会一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第9号について、討論において反対の立場から、
消費税増税で市民の負担がふえるため反対であると意見がありました。
審査の結果、本案は賛成多数で可決すべきものと決しました。
次に、議案第10号について、討論において反対の立場から、
消費税増税で市民の負担がふえることや、何年も課題となってる
公共下水整備においても進められていないことは問題であるとの意見がありました。審査の結果、本案は賛成多数で可決すべきものと決しました。
次に、議案第3号、議案第4号、議案第6号、議案第11号から議案第24号まで、議案第48号及び議案第49号までの19議案について、特に意見はなく審査の結果いずれも全会一致で可決すべきものと決しました。
最後に、
先ほど審査をいただきました議案第50号について、特に意見はなく審査の結果いずれも賛成多数で可決すべきものと決しました。
以上、審査の経過と結果を御報告申し上げ、
委員長報告といたします。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。
○議長(
岩田佐俊君)
報告に対し御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
岩田佐俊君)
御質疑なしと認めます。
よって、討論に入ります。
御意見ございませんか。
福田香織君。
○13番(福田香織君)
議案第1号、平成31年伊賀市
一般会計予算につきまして、賛成の立場で意見を申し上げます。
私は
予算委員会におきまして、過去5年間にわたり議会での削除・否決をされてきた南庁舎旧市庁舎の改修に係る
実施設計委託料が、何ら変更も進展もなく計上されたことは議会軽視と市民を
ないがしろにする独善的な市政運営と言わざるを得ないとの理由から当初予算について反対の立場をとりました。しかしながら、私が提案いたしました当該予算について減額、修正の議案が提出されたことは一定の評価をさせていただきます。旧庁舎の跡地利用については、早急に進めなければならないことは十分承知しております。今後、市民や議会の十分な理解と合意によって進められることを申し上げ賛成いたします。
○議長(
岩田佐俊君)
他にございませんか。
近森君。
○17番(近森正利君)
議案第1号、平成31年度伊賀市
一般会計予算について、
予算委員会で反対いたしました。その中で、
補正予算第2号において南庁舎整備事業が全額減額されたことを考慮し、公明党を代表して賛成の立場から意見を申し上げます。
おおむねは賛成いたしますが、10款教育費、6項保健体育費、体育施設整備事業、上野運動公園プール解体工事設計業務委託費321万2,000円、上野運動公園プール解体工事費6,512万円、上野運動公園プール多目的広場整備測量設計業務委託費906万4,000円に関しましては、平成30年3月議会に上野運動公園プールを体育施設の既定から削除する条例改正を議案として提案されましたが議決されました。そして再び、今議会に提案されています。平成27、28年には約5,000人が利用していました。上野運動公園プール中止に伴い、代替事業として民間プールの一般開放は大山田のプールへの無料送迎バスを実施、結果は155万円の経費をかけた送迎バスの利用者はほとんどなく、民間プールの利用者は485人、約5,000人の利用者数の減少はほぼ変わらず効果はありませんでした。この成果報告を議会に説明なく、また市民に説明がなく推し進めるやり方は市民の理解が得られません。
伊賀市公共施設最適計画に記載されている計画を確認しますと、第1期、平成27年から31年に早期に実行、計画を策定する施設に上野運動公園プールは入っておらず、今後、地域住民の皆様の意見を踏まえて決定していくと記載されております。上野運動公園プール跡にスポーツ施設を建設することが伊賀市公共施設最適
化計画に合致するのか定かでなく、どのような規模の施設を建設するのか議会と市民に説明なく進めることは理解が得られません。
市民サービスを低下させない対策が提案されるまで予算の執行はできないし、するべきではないと申し上げます。これを意見とさせていただきます。
○議長(
岩田佐俊君)
百上君。
○19番(百上真奈君)
議案第1号、平成31年度
一般会計予算、議案第2号、平成31年度
国民健康保険事業特別会計予算、議案第5号、平成31年度
介護保険事業特別会計予算、議案第7号、平成31年度
後期高齢者医療特別会計予算、議案第9号、平成31年度
水道事業会計予算、議案第10号、平成31年度
下水道事業会計予算の各予算について、議案第1号については
委員長報告に賛成の立場で、またそれを除く各会計については原案に反対の立場で意見を申し上げます。
安倍首相はことし10月からの消費税10%引き上げを表明し、伊賀市の来年度予算も消費税10%引き上げを前提した予算になっています。伊賀市の
消費税増税による支出分のみの影響額は、
一般会計で約1億8,558万円、特別会計、企業会計とあわせて約2億7,286万円にもなります。国は
消費税増税の増収分1.7兆円を含む2兆円規模の財源を使い、幼児教育の
無償化、待機児童の解消、
保育士の処遇改善、介護人材の処遇改善等の施策を打ち出していますが、いずれの項目も伊賀市では深刻な状況になっています。伊賀市は新年度予算において、改善が必要な5つの待ったなしを掲げておられますが、私は置き去りにされている待ったなしの課題について申し上げます。
伊賀市では保育園の入所申し込みをした子供のうち、入園できなかった子供が86人、第1希望に入れなかった子供が79人、兄弟別々の保育園になった世帯が7世帯もあります。もうすぐ市内の保育園では進級、入園式が行われますが、楽しみにしていた保育園に入れなかった子供たち、弟や妹と通うことを楽しみにしていたのに兄弟別々の保育園に行かざるを得なかった子供たちの悲しみを重く受けとめなければなりません。待機児童をなくし、安心して子育てができる伊賀市を目指すのなら、根本原因である
保育士の確保は待ったなしの問題ですが、そのための施策も予算も不十分です。行政がリーダーシップを発揮し、
保育事業所、福祉系コースのある高校や、教育委員会とも連携して
保育士を希望する若者が就職できる支援の構築を求めます。
国は医療費削減のための地域医療構想と地域包括ケアシステムをセットで進めています。すなわち、入院から在宅へ、医療から介護へ、介護から地域への流れです。国の進める流れに基づき策定された伊賀市地域医療戦略2025にもあるように、医療と介護は一体で考える施策ですが、介護士、看護師が足りず、介護医療現場では十分なサービスができない状況にあります。在宅医療、在宅介護の不安を払拭するためにも介護士、看護師の人材育成、確保は待ったなしですが、そのための具体的な施策と予算が不十分です。
30年度の当初予算でも9月議会の決算でも求めた就学援助の入学準備金の引き上げですが、財源を国が交付税措置しているにもかかわらず、この4月入学の小・中学生に他市同様、国の通達通りの引き上げがなされなかったことは大変遺憾なことです。7人に1人の子供が貧困状態に置かれ、ひとり親家庭の半分は貧困だという認識の甘さがこのような事態を招いていると言わざるを得ません。
補正予算での国基準への引き上げを求め、そして実効性ある子供の貧困対策を求めます。
こども発達支援センターが機能し、障がいやつまずきのある子供の早期発見により、家庭や
保育の場で適切な療育がなされてきています。さらに小学校で一人一人の子供にあった教育を保障するためには、教育支援員の増員は待ったなしですが、来年度予算においても十分な増員はありません。安い時給も問題です。教育支援員の処遇改善と増員を求めます。
廃止代替バスの路線維持経費と行政バス運行経費は、今年度比約3,500万円の増額になっています。毎年この委託料がふえるけれど、免許返納できる便利なバスにはなっていません。抜本的な見直しをして歳を取っても安心して地域で暮らしていくために、乗れるバス、乗りたいバスにすることを求めます。
2002年3月、同和対策事業の法律は終了しました。基本的に周辺地域との格差は見られなくなり、人口移動が激しい状況の中で同和地区、同和関係者に限定した施策を続けることは実務上困難になった。よって特別対策をいつまでも継続することは、同和問題解決に有効とは言えないため事業を終了したと、総務省大臣官房、地域改善対策室が出した通達文に端的に書いてあります。そして、同和地区という行政上の概念はなくなりました。伊賀市が同和施策を行うことが、同和施策を行う地域の住民を旧身分であると行政が認定することであり、部落差別解消をおくらせることになると考えます。来年度予算でも同和行政を継続しており、例えば同和地区関係者と認定された人に限って支給される同和奨学金と伊賀市奨学金とでは支給基準、支給額に違いがあり、公平公正ではありません。このような特定の地域に限定した同和施策はやめ、一般施策にすることを求めます。
新年度は、
消費税増税により1世帯当たり軽減税率分を差し引いても平均4万3,000円の負担増と、国の社会保障費削減による負担増が市民の家計を直撃し、とりわけ年金生活者、低所得者の生活が厳しくなり、地域経済も落ち込むことが予想されます。幾ら、国が消費税を社会保障費に使うと言われても、自治体では
保育、介護、医療、福祉がよくなったと実感できる施策の実施や、予算増額に至らないというのが現状です。よって、10%の引き上げは中止すべきです。行政には地域経済を支える中小業者や農林業を支援し、医療介護
保育を充実させて雇用をつくり、経済の地域内循環による市民の福祉向上という地方自治体の役割を果たしていただくことを強く求めます。
次に、
国民健康保険事業特別会計予算ですが、
委員長報告に加えて加入者の所得は低いのに保険料は一番高いという矛盾こそが国保の構造問題であり、この問題解決のため、全国知事会が要望している1兆円の公費を投入して均等割と平等割をなくし、協会けんぽ並みの保険料に引き下げることを市として国に求めてください。
介護保険事業特別会計予算について
委員長報告に加え、
介護士不足による入所施設のベットの閉鎖やショートステイの休止、夜間の介護サービスが十分できないなど深刻な状況です。また、介護士の処遇改善もできなくて事業の継続が厳しいとの声もあります。伊賀市がつくっている保健医療福祉分野の連携体制の中で、伊賀市の2025を見据えてしっかりと議論し、介護士、看護師不足をどうするか具体策を示していただきたいと思います。同時に保険あって介護なしの状況により、国家的詐欺と言われている介護保険制度の抜本的見直しを市として国に求めていただくことを求めます。
後期高齢者医療特別会計予算、これも
委員長報告に加えて保険料の所得割軽減措置と、元被扶養者に対する均等割軽減特例が縮小廃止され、伊賀市でも10月からの均等割軽減廃止で969人に影響が出ます。さらに国は今後、医療費の窓口負担を2割にしようとしています。高齢者に負担増を押しつけるものであり、反対いたします。
水道事業会計予算及び
下水道事業会計予算については、消費税10%引き上げに伴い市民負担増が使用料に反映しているために反対いたします。
以上の意見を申し上げまして、討論といたします。
○議長(
岩田佐俊君)
安本さん。
○23番(安本美栄子君)
平成31年度
一般会計予算、賛成の立場から意見を申し述べたいと思います。
29年度決算ベースの歳入と比較いたしますと、約13億円の歳入増となっております。少しの景気回復に手伝っていただきながらの努力かなということで期待するところでございますが、以前と変わらず社会保障費の極めて大きな歳出増大を考えたときに、大変厳しい財政状況が続くわけであります。そこで行政運営として歳出の削減、これは不可欠でございます。組織のあり方、あるいは一括管理、委託のあり方等々、根本的に見直しを進めていただき、また自主財源確保にはふるさと納税、そして市有財産の活用等々に努力を払っていただきたいなというふうな思いを持っております。何よりも今、行政と議会、政策と施策の討論については十分な議論がなされているとは言い切れない部分があります。したがって、いつも申し上げておりますように、当局は議会に説明時は修正可能なその地点で議会に説明し、そして大いなる議論をした中で政策を展開するなり、政策を樹立していくというようなことが不可欠ですので、少しその分最近ちょっと気になるなというような思いがあります。さらには外部若者会議、大変重要でございますし、意見の収集にはこれも大事な部分でございます。加えて、庁内にもお若い方々がたくさんいらっしゃいます。現課だけにこだわらず、全庁的にそうした若い人の意見も伺いながら、政策の転換、新たな政策をつくる施策をというようなことで、大いに議論していただいて、民主的な議論の中でいいものは進めよう、そうでないものは少し考えて方向転換しようよというふうな関係を築き上げていく、これは庁内の職員であったり行政と議会であっても同じことだと思います。そういうふうなことを少し申し上げておきながら、賛成の立場をとります。
○議長(
岩田佐俊君)
他にございませんか。
宮﨑君。
○6番(宮﨑栄樹君)
議案第50号、平成31年度伊賀市
一般会計補正予算(第2号)に対して、反対の立場で討論をさせていただきます。
私は市長と同じく2017年の市議会議員選挙におきまして、伊賀市庁舎移転後の市街地におけるにぎわいづくりの重要性を強く訴え、初当選させていただきました。
ことし1月に伊賀市庁舎が四十九町に移転した後、市街地の人の流れが減少し、南庁舎をいつまで空き家にしておくのかという懸念の声を多くお聞きしてまいりました。私は、文化的価値が内外に認められている南庁舎を有効活用すること。城山の景観を大切にしながら、文化的で民主的な当時の上野市を建設しようとした先人たちの思いに今を生きる私たちのニーズを取り入れながら新たな価値を吹き込み、伊賀市に人の流れ、お金の流れを創出していくことは一刻のおくれも許されないと考えています。しかしながら、この予算案は南庁舎整備事業の予算、9,222万7,000円を減額するものです。
予算委員会では理由にもならない理由で当初予算が否決となりましたが、市長、本当にこのままでいいんですか。当初予算案というのは、市長のあるいは市政の思想が表現され市民に示されるべきものなんだと考えます。市街地の空洞
化を顧みず、
市民生活はもちろん、伊賀市が飛躍していく機運を逃してしまいかねない当初予算案を否決しようとする暴挙にひるんではならないと思います。
改めて、南庁舎の利活用を積極的に進め、市街地に人とお金の流れをつくり、文化的な伊賀市を守っていくことを強く求めて反対の討論といたします。
○議長(
岩田佐俊君)
他にございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
岩田佐俊君)
他に御意見なしと認めます。
よって、採決に入ります。
採決は議案第1号、議案第2号、議案第5号、議案第7号、議案第9号、及び議案第10号の6議案は単独で行い、議案第3号、議案第4号、議案第6号、議案第8号、議案第11号から議案第24号まで、議案第48号及び議案第49号の20議案は一括で行いたいと思います。
そして最後に、議案第50号については単独で行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
岩田佐俊君)
御異議なしと認めます。
よって、そのように取り扱います。
まず、議案第1号について、本案に対する委員長の報告は可決すべるきものでございますが、会議規則第72条第1項の規定による、可とする方を諮る原則に基づき、原案について採決いたします。
議案第1号に対し、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
岩田佐俊君)
起立多数であります。
よって、議案第1号は可決されました。
田中覚君。
○12番(田中 覚君)
済みません。ちょっと議長の言い方が少し聞こえづらかったもので、すっと立ったりできなかったので、もう一度ごめんなさい、お願いできればありがたいと思います。
○議長(
岩田佐俊君)
じゃ、もう一遍読みます。
まず、議案第1号についてでございますけども、本案に対する委員長の報告は否決すべきものでございますが、会議規則第72条第1項の規定による、可とする方を諮る原則に基づき、原案について採決させていただきました。
ですから、議案第1号に対し、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めたわけでございます。
よろしいですか。
そういうことでございますので、起立多数でございました。
それによって、議案第1号は可決されたわけでございます。
田中議員。
○12番(田中 覚君)
ありがとうございました。ですので一番最初、議長は第1号議案、原案のとおり可決すべきものとおっしゃったんだけど、その前に委員会報告が否決すべきものだというところを可決と確かおっしゃった。だからちょっと戸惑ったんですけれども、2回目の今、御説明いただいたときは、改めておっしゃっていただいたときと可決、否決の言い方が違ったの。したがって、もう一度採決を諮っていただくようにお願いしたいと思うんですがよろしいでしょうか。
○議長(
岩田佐俊君)
わかりました。
田中議員の御指摘の意見に基づきまして、もう一度採決をとらせていただきます。
じゃ、もう一遍言わせていただきます。
まず、議案第1号について、本案に対する委員長の報告は否決すべきものですが、会議規則第72条第1項の規定による、可とする方を諮る原則に基づき、原案について採決いたします。
議案第1号に対し、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
お願いします。どうぞ。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
岩田佐俊君)
起立多数でございますので。
よって、議案第1号は可決されました。
信田君。
○3番(信田利樹君)
議案第1号に対し、附帯決議を提出する動議をいたします。
○議長(
岩田佐俊君)
北森徹君。
○2番(北森 徹君)
同じく議案第1号に対し、附帯決議を提出することを動議いたします。
○議長(
岩田佐俊君)
ただいま、信田利樹君、北森徹君の両名から議案第1号に対する附帯決議提出の動議がありましたが、日程の途中でありますので、日程第2が終了後に取り扱うことといたします。
次に、議案第2号に対し、
委員長報告のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
岩田佐俊君)
起立多数であります。
よって、議案第2号は可決されました。
次に、議案第5号に対し、委員長の報告のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
岩田佐俊君)
起立多数でございます。
よって、議案第5号は可決されました。
次に、議案第7号に対し、
委員長報告のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
岩田佐俊君)
起立多数であります。
よって、議案第7号は可決されました。
次に、議案第9号に対し、
委員長報告のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
岩田佐俊君)
起立多数であります。
よって、議案第9号は可決されました。
次に、議案第10号に対し、
委員長報告のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
岩田佐俊君)
起立多数でございます。
よって、議案第10号は可決されました。
次に、議案第3号、議案第4号、議案第6号、議案第8号、議案第11号から議案第24号まで、議案第48号及び議案第49号の20議案に対し、委員長の報告どおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
岩田佐俊君)
全会一致であります。
よって、議案第3号、議案第4号、議案第6号、議案第8号、議案第11号から議案第24号まで、議案第48号及び議案第49号の20議案はいずれも可決されました。
次に、議案第50号に対し、
委員長報告のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
岩田佐俊君)
起立多数であります。
よって、議案第50号は可決されました。
市川君。
○9番(市川岳人君)
議案第1号に対しまして、附帯決議を提出する動議をいたします。
○議長(
岩田佐俊君)
会議の途中でございますけども、先ほどの信田利樹君、北森徹君及び、ただいまの市川岳人君の3名による議案第1号に対する附帯決議提出の動議に関して、議会運営委員会を開催しますので、暫時休憩いたします。
(午前10時50分 休憩)
―――――――――――――――
(午前11時04分 再開)
○議長(
岩田佐俊君)
休憩前に引き続き会議を再開します。
先ほど、信田利樹君ほか3名から議案第1号、平成31年度伊賀市
一般会計予算に対する附帯決議案が提出され、動議は成立しました。
お諮りします。
この際、発議第4号、議案第1号、平成31年度伊賀市
一般会計予算に対する附帯決議案についてを日程に追加し、議題とすることに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
岩田佐俊君)
御異議なしと認めます。
よって、発議第4号を日程に追加し、議題とすることに決しました。
提出者の説明を求めます。
信田利樹君。
(3番 信田利樹君登壇)
○3番(信田利樹君)
ただいま議題となりました発議第4号、議案第1号、平成31年度伊賀市
一般会計予算に対する附帯決議について、その理由及び内容を説明申し上げます。
上野東町ポケットパーク整備事業につきましては、これまで地域住民等に対し十分な説明がないまま事業が進められてきました。また、本事業に対する反対看板が隣地に設置されるなど、到底地域の理解が得られているとは言いがたい状況であります。
よって、議案第1号、平成31年度伊賀市
一般会計、第1条、歳出、第8款土木費、第4項都市計画費、第2目市街地整備推進費、市街地整備推進事業、街なみ環境整備事業、委託料、ポケットパーク工事意図伝達等業務委託料333万5,000円及び、議案第1号、平成31年度伊賀市
一般会計、第1条、歳出、第8款土木費、第4項都市計画費、第2目市街地整備推進費、市街地整備推進事業、街なみ環境整備事業、委託料、ポケットパーク工事意図伝達等業務委託料、333万5,000円。
及び議案第1号、平成31年度伊賀市
一般会計、第1条、歳出、第8款土木費、第4項都市計画費、第2目市街地整備推進費、市街地整備推進事業、街なみ環境整備事業、工事請負費、上野東町ポケットパーク整備工事費、5,859万7,000円の執行に当たっては、地域住民等へ事業の説明をしっかりと行い、反対看板が撤去されるよう理解を得た上で、執行することを求めます。
以上、よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
岩田佐俊君)
説明に対し、御質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
岩田佐俊君)
御質疑なしと認めます。
本案については、委員会の付託を省略し討論に入りたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
岩田佐俊君)
御異議なしと認めます。
よって、本案は委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
御意見ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
岩田佐俊君)
御意見なしと認めます。
よって、採決に入ります。
発議第4号に賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
岩田佐俊君)
起立多数であります。
よって、発議第4号は可決されました。
次に、先ほど、北森徹君ほか3名から議案第1号、平成31年度伊賀市
一般会計予算に対する附帯決議案が提出され、動議は成立しました。
お諮りします。
この際、発議第5号、議案第1号、平成31年度伊賀市
一般会計予算に対する附帯決議案についてを日程に追加し、議題とすることに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
岩田佐俊君)
御異議なしと認めます。
よって、発議第5号を日程に追加し議題とすることに決しました。
提出者の説明を求めます。
北森徹君。
(2番 北森 徹君登壇)
○2番(北森 徹君)
ただいま議題となりました発議第5号、議案第1号、平成31年度伊賀市
一般会計予算に対する附帯決議について、その理由及び内容を説明申し上げます。
上野西小学校屋内運動場大規模改修を行うに当たり、上野西小学校PTA等の関係団体に、その概要についての説明がないまま設計業務がなされたことは、生徒等が安全に利用できる施設への改修となっているのか不明である。
よって、議案第1号、平成31年度伊賀市
一般会計、第1条、歳出、第10款教育費、第2項小学校費、第1目学校管理費、施設整備事業、施設改修事業、委託料、小学校施設工事管理業務委託料、462万5,000円。
及び、議案第1号、平成31年度伊賀市
一般会計、第1条、歳出、第10款教育費、第2項小学校費、第1目学校管理費、施設整備事業、施設改修事業、工事請負費、小学校施設改修工事費のうち上野西小学校屋内運動場大規模改修工事費用、1億3,266万円の執行に当たっては、上野西小学校PTA等の関係団体へ事業の説明を行い、理解を得た上で執行することを求めるものであります。
以上、よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
岩田佐俊君)
説明に対し、御質疑ございませんか。
森川徹君。
○14番(森川 徹君)
提出者に1つ確認させていただきます。附帯決議というのは大体予算を執行するなとか、そういうときにつけるものであると思うんですけれども、予算執行するなということなんでしょうか。
○議長(
岩田佐俊君)
北森君。
○2番(北森 徹君)
予算をつけていただきたことは大変ありがたいことですし、ぜひやっていただきたいと思うんですけども、ただ、保護者と地域の方にやはりこういったものができるという説明があった上で、大規模改修というものをしていただきたいと思います。子供たちの安心安全というものを保障できるような大規模改修であるのかということを思いましての話です。
○議長(
岩田佐俊君)
森川君。
○14番(森川 徹君)
じゃ、行政側に聞きますけれども、今までその説明というのは全くなされてなかったんですか。聞けない。じゃ、提出者に聞きます。我々その議会としても、市民に対して説明をするという義務があろうかと思いますけれども、それに関しては提出者はどのようになされてきたのか説明を願います。
○議長(
岩田佐俊君)
北森君。
○2番(北森 徹君)
私自身もどういった形というのが詳細にわかってないところですので、そういうったものをまず説明をしていただいた上で実行していただきたい。今後、学校施設等もいろいろこういった大規模改修があるかと思いますんで、その各学校等で問題、課題、そういった不満そういうのをやっぱり工事するんやったら酌み上げてもらった大規模改修というのをしていただきたいという上でも、今回、西小学校のこういった大規模改修の説明をまずしてもらって、やるということをまず布石としてやってきていただきたいと思います。
○議長(
岩田佐俊君)
他にございませんか。
山下君。
○8番(山下典子君)
この提出者にお伺いいたします。上野西小学校PTA等の関係団体へ事業の説明を行い、理解を得た上で執行することを求めると書いてありますが、このPTA等というこの等は具体的にどんな団体ですか。
○議長(
岩田佐俊君)
北森君。
○2番(北森 徹君)
体育館を使ってるスポーツの団体とかそういったものとか、あと地域の方にも説明というのも含まれてると思います。
○議長(
岩田佐俊君)
山下君。
○8番(山下典子君)
その説明の方法ですが、例えば、皆を集めて説明会を開くとかそういった具体的な案をお示しいただきたいと思います。
○議長(
岩田佐俊君)
北森君。
○2番(北森 徹君)
それは行政側がまずそういった説明会をするという旨の上、集まっていただく形になると思います。
○議長(
岩田佐俊君)
山下さん。
○8番(山下典子君)
ちょっと今はっきりわからないんですが、もうちょっと具体的に教えていただけますか。
○議長(
岩田佐俊君)
北森君。
○2番(北森 徹君)
教育委員会がまず保護者、地域の方、いろんな方を集めて、こういった工事をしますということを説明していただこうと思っております。
○議長(
岩田佐俊君)
いいですか。
田中君。
○12番(田中 覚君)
何点かお尋ねいたします。
まず、この西小学校屋内運動場いわゆる体育館が、1つは古くなって子供たちの屋内体育のために供するということで改修が必要なんだということはわかる。もう1つは、ずっと議論してきて、せっかく観光の中心地であるところが、さびてさびてトラスの部分がさびてさびて醜いじゃないかというふうなことで、早くペイントだけでもしなさいよということを議会から伝えさせていただいておった。したがって、この附帯決議内で理解を得た上で執行するように、それで時期がおくれないかというのが1つ。
2つ目、理解を得た上というのは、例えば先ほどの発議第4号にあったように、反対看板が撤去されるよう理解を得た上で、つまり発議第4号は反対看板が撤去されるということは理解を得たんだろうということならわかりますけれども、ここでいう理解を得るというのは何をもって理解を得るかということをお示しください。
そして次に、安全が担保できないということが書いてありますけれども、安全というのはつまり一定の基準に従って設計が行われて、その設計によって安全が確認され、その設計に基づいて建築、改築が執行されるんだ。だから、安全というのは設計によって担保されるものだと思いますから、設計ができたときにこれが安全かどうかということをその場で議論したらいいわけであって、あえてこの附帯決議によって時期をおくらせる必要はないと思うんですが、そのあたりの御説明をお願いしたいと思います。
○議長(
岩田佐俊君)
北森君。
○2番(北森 徹君)
もともと時期をおくらせたいとかそういうわけではなく、保護者等に説明してもらって理解を得るということですので、全ての人が賛成というわけでもないかと思いますが、とりあえず行政側の改修案をいかに子供たちの安全という目線から見て、どうするかということを保護者の意見を聞いてもらいたいということであります。今、どうされるということ自体も説明がされてないので、そこからまず始めていただくということを申し上げてる次第です。
○議長(
岩田佐俊君)
いいですか。
田中君。
○12番(田中 覚君)
少し御説明不足だと思います。おくれませんか。早く改修すべきだと私は思いますけれども、理解を求める手法、理解を求めるときの評価が十分でなくって、何をもって理解を得るということなのかという御説明もなかった。安全は設計をもってその安全を担保するんだろうと思いますけれども、それに対する説明がなかった。まだまだひょっとしたら熟慮不足じゃないのかな。こんなことを思って終わります。
○議長(
岩田佐俊君)
他にございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
岩田佐俊君)
他に御質疑なしと認めます。
本案については、委員会の付託を省略し討論に入りたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
岩田佐俊君)
御異議なしと認めます。
よって、本案は委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
御意見ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
岩田佐俊君)
御意見なしと認めます。
よって、採決に入ります。
発議第5号に賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
岩田佐俊君)
起立多数でございます。
よって、発議第5号は可決されました。
次に、先ほど、市川岳人君ほか10名から議案第1号、平成31年度伊賀市
一般会計予算に対する附帯決議案が提出され動議は成立しました。
お諮りします。
この際、発議第6号、議案第1号、平成31年度伊賀市
一般会計予算に対する附帯決議案についてを日程に追加し、議題とすることに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
岩田佐俊君)
御異議なしと認めます。
よって、発議第6号を日程に追加し議題とすることに決しました。
提出者の説明を求めます。
市川君。
(9番 市川岳人君登壇)
○9番(市川岳人君)
ただいま議題となりました発議第6号、議案第1号、平成31年度伊賀市
一般会計予算に対する附帯決議について、その理由及び内容を説明申し上げます。
南庁舎整備事業については、昨年の9月定例会で
補正予算議案が否決された後、何ら内容を変えることなく、今定例会に再度上程されたものであり、市長みずからがこれを減額するための
補正予算である議案第50号、平成31年度伊賀市
一般会計補正予算(第2号)が可決されたところである。
しかしながら、議案第1号、平成31年度伊賀市
一般会計予算の中には、ほかにも南庁舎整備に関するものとして、忍者市プロジェクト事業の1つである仮称伊賀市忍者体験施設等整備事業委託料が計上されており、本来であればこの事業は南庁舎の保存、活用が議会においても認められ、南庁舎整備事業として一体的に進めるべきものであると考える。
よって、議案第1号、平成31年度伊賀市
一般会計予算、第1条、歳出、第7款商工費、第1項商工費、第3目観光費、観光振興経費、忍者市プロジェクト事業、委託料、仮称伊賀市忍者体験施設等整備事業委託料、2,156万円の執行に当たっては議会が同意する旧庁舎地の利活用方針が決定されるまでの間、予算執行の凍結を求めるものである。
以上、よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
岩田佐俊君)
説明に対し御質疑ありませんか。
山下君。
○8番(山下典子君)
提出者にお伺いいたします。
この伊賀市は観光都市として生きていかなければなりません。そして今は体験型の観光施設というのも必要であります。そこで提出者にお伺いしますが、伊賀市忍者体験施設、そういったものというのの代替案とか考えてらっしゃいますか。
○議長(
岩田佐俊君)
市川君。
○9番(市川岳人君)
申しわけございませんが、代替案というよりかはこの附帯決議にそれが関連する質問であるかというのはちょっとそこについてもう一度教えていただきたいなと思いますけれども。
○議長(
岩田佐俊君)
山下君。
○8番(山下典子君)
これは、忍者体験施設の予算であるために計上されているがために、それを削除ということですのでお伺いいたしました。
○議長(
岩田佐俊君)
市川君。
○9番(市川岳人君)
今回、私が附帯決議をさせていただいたのは、
補正予算で南庁舎整備に関する事業費が減額されました。これ市長みずからが減額されたものでありますので、一方で忍者体験施設等の整備事業委託料がこちらのほうに計上されているということは、減額に対してと、ここの分で計上されているということに矛盾があるというふうに考えましたので、附帯決議として旧庁舎地の利活用方針が決定されるまでの間、予算執行の凍結を求めるとそういった形になっておりますので、今後の議論につきましては行政を含めて議会を含めて皆さんで議論して決定される。そういうふうな趣旨として凍結を求める附帯決議を上げさせていただきました。
○議長(
岩田佐俊君)
いいですか。
他にございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
岩田佐俊君)
御質疑なしと認めます。
本案については、委員会の付託を省略し討論に入りたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
岩田佐俊君)
御異議なしと認めます。
よって、本案は委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
御意見ございませんか。
宮﨑君。
○6番(宮﨑栄樹君)
済みません。反対の立場で討論をします。
先ほど、議案第50号の
補正予算(第2号)で南庁舎整備事業を私は減額すべきでないということで意見を申し上げました。この附帯決議についても伊賀市が飛躍する機会を妨害するような内容だと思いますので反対とします。
以上です。
○議長(
岩田佐俊君)
他にございませんか。よろしいですか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
岩田佐俊君)
御意見なしと認めます。
よって、採決に入ります。
発議第6に賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
岩田佐俊君)
起立多数であります。
よって、発議第6号は可決されました。
以下、日程を順次繰り下げ、日程第3を日程第6とし、議案第26号から議案第30号まで、議案第36号、議案第41号、議案第43号、議案第44号、議案第47号及び、発議第3号の11議案を一括して議題とします。
まず、議案第26号から議案第30号まで、議案第36号、議案第41号、議案第43号、議案第44号及び議案第47号の10議案に関し、総務常任委員長の報告を求めます。
総務常任委員長。
(23番 安本美栄子君登壇)
○23番(安本美栄子君)
ただいま議題となりました10議案につきまして、当委員会における審査の経過と結果、主なものの報告をいたします。委員会は去る3月15日、全員出席のもと開催いたしました。
まず、議案第26号、伊賀市
支所設置条例の一部改正についてでございます。質疑におきまして委員から、支所が移転するに当たって市民への周知方法はとの質疑に対し、広報紙などで周知し、あやま
子育て支援センターについては利用者へ直接伝えていきたいとの答弁がありました。
また、あやま
子育て支援センターが2部屋から1部屋に減るが影響はないのかとの質疑に対し、現在1室はプレールームとして使用し、開所日には6名程度の利用がある。他の1室は月に数回イベントに利用している。今後は阿山保健福祉センターのホールなどを代替として活用したいとの答弁がありました。
また、阿山支所、大山田支所庁舎は今後どのようにしていくのかとの質疑に対し、大山田支所は耐震がないため取り壊しも含め検討する。阿山支所は耐震があるので売却や賃貸などいろんな視点で活用方法を検討していきたいとの答弁がありました。
さらに、阿山支所、大山田支所でネットワーク移設費用が大きく異なるのはなぜかとの質疑に対し、阿山支所はサーバーの移設を行うが大山田支所は周辺施設のハブステーションをそのままにしておいて、とりあえず直接関係分だけ移設したためであるとの答弁がありました。また、いずれは動かすのか、今なぜしないのかとの質疑に対し、公共施設最適
化計画との関係で住民自治協議会や公民館と議論を進めていくとの答弁がありました。
審査の結果、本案は全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
続きまして、議案第27号、伊賀市職員の懲戒の手続及び効果に関する条例の一部改正については、質疑、討論なく全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
議案第28号、
蓑虫庵条例及び
芭蕉翁記念館条例の一部改正についてでございます。質疑におきまして委員から、観光戦略課との連携はの質問に対し、それぞれの観光施設で当該施設、つまり蓑虫庵、芭蕉翁記念館の案内をしてもらうなど、観光客に来館してもらえるよう連携を推進していきたいとの答弁でありました。
審査の結果、本案は全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
続いて、議案第29号、伊賀市
体育施設条例の一部改正についてであります。質疑において委員から、上野運動公園プールの利用者が平成29年度から30年度にかけて減少しているのはなぜかとの質疑に対し、平成29年度からろ過機の不良により50メートルプールを休止し、平成30年度から全面休止したためであるとの答弁がありました。
また、上野運動公園プールの代替となった民間プールの利用が485名と少なかったが、利用者は上野運動公園プールを利用したかったのではないかとの質疑に対し、無料送迎バスを運動公園駐車場の発着としたが、利用者は75名であり一概には言えないとの答弁がありました。
また、民間プールを今後どのように活用していくのかとの質疑に対し、市がプール運営を行ってきたのは真夏の昼間に限られていた。今後は、市民のニーズや民間プールの設備や利用料金などを考慮し、既設の民間プール3施設と新設予定の民間プール1施設をどのように活用していくか検討、協議していきたいとの答弁でありました。
また、この1年間、上野運動公園プールの休止について市民へどのように周知してきたのか、また苦情などはなかったのかとの質疑に対し、広報紙や学校においてチラシの配布を行い周知してきたが、特に苦情はなかったとの答弁でありました。
さらに、民間の施設に対して300円で入れるように補助していくのかとの質疑に対し、リゾート、市民スポーツ的であるかを見きわめて検討していくとの答弁がありました。
また、プール施設そのものの大前提は市民の健康、体力増進にあるのか、夏のレクリエーション的なのかその位置づけはとの質疑に対し当局からは、市としてプール開放事業を維持していくのが困難である。廃止の学校もふえている。水泳に親しむ場所は必要だが、公で担う必要がないのでは。ソーシャルインクルージョンの理念が大切であるとのことでありました。
討論において賛成の立場からプールだけに多額の維持管理費を投じるのではなく、いろんなスポーツの振興を図り、都市宣伝にふさわしい維持管理等費用対効果をも考え、多面的に行うことが望ましいとの意見がありました。
審査の結果、本案は賛成多数で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第30号、伊賀市
地区市民センター条例の一部改正についてであります。質疑において委員から、河合地区市民センターが利用できる会議室が少なくなるのではないかとの質疑に対し、阿山保健福祉センター内にある会議室の利用が可能であるとの答弁がありました。
審査の結果、本案は全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第36号、
伊賀市庁舎建設基金の設置、管理及び処分に関する条例の廃止についてであります。質疑におきまして委員から、基金を取り崩して他に流用することは可能かとの質疑に対し、目的外の使用は条例上できないとの答弁でありました。
審査の結果、本案は全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
続いて、議案第41号、財産の
無償譲渡についてであります。質疑におきまして委員からは、当該施設の土地は誰が所有しているのかとの質疑に対し、福川区の所有であるとの答弁、また譲渡後、福川区へ所有移転登記はできるのかとの質疑に対し、地縁団体となれば可能であるとの答弁があり、さらに譲渡後の固定資産税はどうなるのかとの質疑に対し、申請により減免となるとの答弁がありました。
また今後、法人
化について市としてはどのように考えているのかとの質疑に対し、全市的には地縁団体取得に向けて、全自治会への指導をしていきたいとの答弁がありました。
審査の結果、本案は全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第43号、訴え提起前の和解の申し立てについては、質疑、討論なく全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第44号、損害賠償の額を定め、和解することについては、質疑もなく全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第47号、辺地に係る
総合整備計画の策定についてでございます。審査に当たり委員から、他の当該地域については辺地
総合整備計画策定の予定はあるのかとの質疑に対し、公共施設整備の必要性が出てくれば計画策定をしていくとの答弁がありあました。
審査の結果、本案は全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
以上、報告といたします。御審議賜りますようよろしくお願いいたします。
○議長(
岩田佐俊君)
次に、議案第29号、伊賀市
体育施設条例の一部改正についてに対する修正案である発議第3号に関し、提出者の説明を求めます。
近森正利君。
(17番 近森正利君登壇)
○17番(近森正利君)
ただいま議題となりました発議第3号、議案第29号伊賀市
体育施設条例の一部改正に対する修正について、その理由及び内容の説明を申し上げます。
伊賀市公共施設最適
化計画においては、縮減の総量目標は機能いわゆるサービスの廃止を意味するものではない。また、施設ごとの方向性は地域住民の意見を踏まえ決定していくとされています。
上野運動公園プールについては、この公共施設最適
化計画の平成27年から平成31年までのアクションプランである第1期実行計画には掲げらていません。そのような状況の中、上野運動公園プールは老朽
化が著しいことを理由に平成30年度は運営を休止し、代替事業として概算約220万円もの経費をかけ、民間プールの一般開放や大山田B&G海洋センタープールへの無料送迎バス委託などが実施されました。しかしながら、民間プール利用者は485人にとどまり、また無料送迎バスは運行20日間で利用者はわずか75人と薄い事業効果となっています。この結果を受けて、市全体のプール利用者数について代替事業を実施した平成30年度と平成27年度を比較したところ、利用者数が4,842人減少したことになり、これは
市民サービスが約4割低下したと捉えることができます。
このようなサービスの低下があるにもかかわらず、議会に対して代替事業の結果説明やサービスを維持するための新たな対応手段等も示さないまま、一方的に施設を廃止する条例の提案は公共施設の最適
化計画に沿った地域住民の意見を踏まえ決定されたものであるとは考えられず、到底理解することはできません。
よって、議案第29号、伊賀市
体育施設条例の一部改正に対し、上野運動公園プールを削除し、当該施設を条例に残すため所要の修正を行うものです。
以上、よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
岩田佐俊君)
説明が終わりました。
まず、議案第29号及び、伊賀市
体育施設条例の一部改正について、及び議案第29号の修正案である発議第3号の2議案に対し質疑を行います。
御質疑ございませんか。
山下さん。
○8番(山下典子君)
提出者にお伺いいたします。
2021年に三重とこわか国体が開催されます。この上野運動公園プール跡地に芝生広場をつくるということは、三重とこわか国体の大きな準備の1つであります。三重とこわか国体というのは大変大きな事業であります。これにやはり行政と議会は両輪となって進めていかなければなりません。議会はブレーキをかけるのではなく、こうした大きな事業は行政と一体になってアクセルを踏むべきだと思います。この発議はそうしたことにブレーキをかけることではありませんか。お聞かせください。
○議長(
岩田佐俊君)
近森君。
○17番(近森正利君)
私、議員としては、まず市民の立場に立ってものを考えていきたいと思っております。まず、とこわかの話もありますけども、じゃ一体そこに何をつくるのかの説明も受けておりません。今回は設計業務として900万ぐらい上がってるんですけども、じゃ設計が900万であれば1億円の施設をつくるのかということも定かでありませんし、説明も受けておりません。いろんな情報はちらちら入ってくるんですけども、その実態がまず何も見えない中では賛成というか進めるべきではないと思っております。そしてまた、プールに関してはまず使われていなかった人たちがどうなったのかということをしっかり調べて、状況も私たちにしっかり説明していただいて、代替案があるのであれば示していただきたいと思っております。
○議長(
岩田佐俊君)
山下さん。
○8番(山下典子君)
では、総務常任委員長の今報告がありましたように、広報紙とかでありましたけど苦情の電話はなかったという報告でありました。そして、ソーシャルインクルージョンという視点からもいかがでしょうか。
○議長(
岩田佐俊君)
近森君。
○17番(近森正利君)
苦情がなかったというのは、受け身ではだめです。苦情くださいといっても誰も苦情くれませんから。こちらからやっぱり聞きに行かないといけません。それで前の委員会の中で、その当時のスポーツ振興課長が地域に説明されましたかと言ったら、小田のみんなは集まってませんけどみたいな話になって、じゃ誰に説明したのかというところが本当にわからない状況というのはよくここでわかりました。
○議長(
岩田佐俊君)
山下さん。
○8番(山下典子君)
済みません。説明というのはどの段階でどのようにすればいいものなんでしょうか。
○議長(
岩田佐俊君)
近森君。
○17番(近森正利君)
説明というのは、私が説明するんではなくて向こうが説明していただくということです。
○議長(
岩田佐俊君)
山下さん。
○8番(山下典子君)
行政がどの段階でどういうふうにということであります。
○議長(
岩田佐俊君)
近森君。
○17番(近森正利君)
今すぐ説明してください。
ですよね。予算は全部出てますから。まずは説明していただかないと。それが後になってるという思いです。
○議長(
岩田佐俊君)
いいですか。
他にございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
岩田佐俊君)
他に御質疑なしと認めます。
なお、発議第3号については委員会の付託を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
岩田佐俊君)
御異議なしと認めます。
よって、発議第3号は委員会の付託を省略することに決しました。
これより、議案第29号及び発議第3号の2議案に対する討論に入ります。
御意見ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
岩田佐俊君)
御意見なしと認めます。
よって、議案第29号及び発議第3号の2議案について採決に入ります。
採決は発議第3号、議案第29号の順にそれぞれ単独で行います。
まず、発議第3号に対し、可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
岩田佐俊君)
起立多数であります。
よって、発議第3号は可決されました。
次に、発議第3号が可決されましたので、発議第3号で修正議決された部分を除く、議案第29号の原案について可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
岩田佐俊君)
起立多数であります。
よって、発議第3号で修正議決された部分を除く、議案第29号は可決されました。
次に、議案第26号から議案第28号まで、議案第30号、議案第36号、議案第41号、議案第43号、議案第44号及び議案第47号の9議案について御質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
岩田佐俊君)
御質疑なしと認めます。
よって、同じく9議案に対する討論に入ります。
御意見ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
岩田佐俊君)
御意見なしと認めます。
よって、同じく9議案について採決に入ります。
採決は議案ごとに行います。
まず、議案第26号に対し、
委員長報告のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
岩田佐俊君)
全会一致であります。
よって、議案第26号は可決されました。
次に、議案第27号に対し、
委員長報告のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
岩田佐俊君)
全会一致であります。
よって、議案第27号は可決されました。
次に、議案第28号に対し、
委員長報告のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
岩田佐俊君)
全会一致であります。
よって、議案第28号は可決されました。
次に、議案第30号に対し、
委員長報告のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
岩田佐俊君)
全会一致であります。
よって、議案第30号は可決されました。
次に、議案第36号に対し、
委員長報告のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
岩田佐俊君)
全会一致であります。
よって、議案第36号は可決されました。
次に、議案第41号に対し、
委員長報告のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
岩田佐俊君)
全会一致であります。
よって、議案第41号は可決されました。
次に、議案第43号に対し、
委員長報告のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
岩田佐俊君)
全会一致であります。
よって、議案第43号は可決されました。
次に、議案第44号に対し、
委員長報告のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
岩田佐俊君)
全会一致であります。
よって、議案第44号は可決されました。
次に、議案第47号に対し、
委員長報告のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
岩田佐俊君)
全会一致であります。
よって、議案第47号は可決されました。
次に、日程第4を第7とし、議案第25号、議案第31号、議案第32号、議案第37号、及び議案第42号の5議案を一括して議題とします。
本案に関し、教育民生常任委員長の報告を求めます。
教育民生常任委員長。
(17番 近森正利君登壇)
○17番(近森正利君)
ただいま議題となりました教育民生常任委員会に付託された5議案について、審査の経過と結果を報告します。
当委員会の審査は3月14日に
執行部出席のもと審査を行いました。なお、議案の内容については上程時に説明がなされていますので省略いたします。
まず、議案第25号伊賀市障がい
者福祉計画策定委員会条例の制定についてですが、委員から障がいのある方の委員会への参加はあるのかとの質疑があり、当局からは障がい者福祉連盟から推薦してもらい当事者の方も参加していただく予定であると答弁がありました。
討論において特に意見はなく、審査の結果、全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第31号、伊賀市
放課後児童クラブ設置及び管理に関する条例の一部改正についてですが、委員から柘植放課後児童クラブの利用人数と新しい教室に行くことによる定員はどうなるのかとの質疑があり、当局からは現在の定員は20名であるが、移転後の定員は30名としていると答弁がありました。また、柘植放課後児童クラブについてはどのような改修をしたのかとの質疑があり、当局からは老朽
化によるトイレの改修、空調や流し台を新設したとの答弁がありました。
討論において賛成の立場から市として学校の新築等に際し、事前に福祉部局と教育委員会でしっかり連携して児童クラブの設置について検討していくべきであるとの意見があり、審査の結果、全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第32号、
大山田福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部改正についてですが、委員から貸館管理はどうなるのか。また、公共的な会議と重なることなはないかとの質疑があり、当局からは4月以降指定管理から直営となる。会議の重複については、他にもスペースがあるので対応できると考えているとの答弁がありました。
討論において特に意見がなく審査の結果全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第37号、栄楽館の設置及び管理に関する条例の廃止についてですが、委員から地域との協議はできているかとの質疑があり、当局からは定期的に利用している方との協議は既に終え、他施設を御利用いただくことで調整できている。地域の方への閉館に関する説明も終えているとの答弁がありました。
討論において特に意見はなく、審査の結果、全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第42号、権利の放棄についてですが、委員からは返還金を福祉基金に入れるということだが、具体的にどのように使うのかとの質疑があり、当局からは福祉基金は特にどの事業に使うわなければならないということではなく、福祉をするための一般財源が足りない部分があるので、その部分に充当しているとの答弁がありました。
討論において、賛成の立場から、基金に積み立てた1億円は福祉のために有効に使ってほしいとの意見があり、特に意見はなく審査の結果、全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
以上、
委員長報告といたします。
よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。
○議長(
岩田佐俊君)
報告に対し御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
岩田佐俊君)
御質疑なしと認めます。
よって、討論に入ります。
御意見ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
岩田佐俊君)
御意見なしと認めます。
よって、採決に入ります。
採決は議案ごとに行います。
まず、議案第25号に対し、
委員長報告のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
岩田佐俊君)
全会一致であります。
よって、議案第25号は可決されました。
次に、議案第31号に対し、
委員長報告のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
岩田佐俊君)
全会一致であります。
よって、議案第31号は可決されました。
次に、議案第32号に対し、
委員長報告のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
岩田佐俊君)
全会一致であります。
よって、議案第32号は可決されました。
次に、議案第37号に対し、
委員長報告のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
岩田佐俊君)
全会一致であります。
よって、議案第37号は可決されました。
次に、議案第42号に対し、
委員長報告のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
岩田佐俊君)
全会一致であります。
よって、議案第42号は可決されました。
次に、日程第5を第8とし、議案第33号から議案第35号まで、議案第38号、議案第39号、議案第45号及び議案第46号の7議案を一括して議題とします。
本案に関し、産業建設常任委員長の報告を求めます。
産業建設常任委員長。
(16番 上田宗久君登壇)
○16番(上田宗久君)
ただいま議題となりました、産業建設常任委員会に付託された7議案について、審査の経過と結果を報告します。
当委員会の審査は、3月14日に
執行部出席のもと審査を行いました。なお、議案の内容については上程時に説明がなされておりますので省略します。
まず、議案第33号、伊賀市
農林関係土木事業分担金徴収条例の一部改正についてですが、委員からは土地改良施設維持管理適正
化事業の負担率はとの質疑があり、当局からは当該事業は17地区で行っており、国30%、県30%、市20%、地元20%の負担率である。ただし、事務費については今まで地元より1.2%徴収していたが、条例に定めていなかったので、今回改正するものであるとの答弁がありました。
討論において、特に意見はなく、審査の結果、全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第34号、伊賀市
法定外公共物管理条例の一部改正についてですが、委員からはこの改正により、何について制限されるのか。改正の理由は。との質疑があり、当局からは、例えば湖面の上に太陽光発電を設置するなど、ため池や堤に構造物を建てる場合の使用料を徴収するための条例改正するものであるとの答弁がありました。
さらに、地元同意が前提だと思うがとの質疑に対し、当局からは地元や土地改良区など、関係機関からの要望で対応するものである。との答弁がありました。
そのほか、使用料の計算方法についての質疑がありました。討論において特に意見はなく、審査の結果、全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第35号、伊賀市
火災予防条例の一部改正についてですが、委員からは消防法令に重大な違反がある防火対象物と公表対象施設とは何かとの質疑があり、当局からは屋内消火栓設備、スプリンクラー設備、自動火災報知機設備などの設置義務がある不特定多数の人が出入りする300平方メートル以上の建物で設置されていない場合は、重大な違反対象物として公表するとの答弁がありました。
さらに、違反対象物は現在どれぐらいあるのか、またその指導はどうされるのかとの質疑に対し、当局からは特定の消化対象物で448件あり、そのうち違反対象物が28件ある。1年間猶予した後、違反対象物を解消するために立入検査を行うとの答弁がありました。
そのほか、市が
無償譲渡した施設で、違反があった場合の対応や制度の周知方法についての質疑がありました。討論において特に意見はなく、審査の結果全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第38号、伊賀市
農業共済基金の設置、管理及び処分に関する条例の廃止についてですが、討論において特に意見はなく、審査の結果、全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第39号、伊賀市
食肉センター設置条例の廃止についてですが、委員からは基金は何のために残しておくのかとの質疑があり、当局からは基金は今年度末で734万9,000円だが、食肉センター廃止に伴い、衛生上の管理や建物撤去等のために活用したいとの答弁がありました。
そのほか、食肉センターの利用状況などについての質疑がありました。
討論において特に意見はなく、審査の結果、全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました
次に、議案第45号、損害賠償の額を定め、和解することについてですが、委員からは工事完了後に土砂が流出したのは施工業者に責任はないのかとの質疑があり、当局からは前年に完成検査は終了していたが、想定外の雨量により土砂が流出し、当時は予知できなかったため、施工業者に責任はないと考えるとの答弁がありました。
さらに、もともと伊賀市として支払いしようとしていたのかとの質疑に対し、当局からは当初、伊賀市には非がないものと考えていたが、中部電力側から約460万円での調停が申し立てられ、裁判所から220万円の調停案が示されたとの答弁がありました。
討論において、特に意見はなく、審査の結果、全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第46号、
指定管理者の指定についてですが、委員からは勤労者福祉会館はどのような団体が使用しているのかとの質疑があり、当局からは主に労働関係団体、単位組合などが使用しており、それ以外の民間の会社などが土日に使用しているとの答弁がありました。
そのほか、施設の耐震性についての質疑がありました。
討論において、特に意見はなく、審査の結果、全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
以上、よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。
○議長(
岩田佐俊君)
報告に対し、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
岩田佐俊君)
御質疑なしと認めます。
よって、討論に入ります。
御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
岩田佐俊君)
御意見なしと認めます。
よって、採決に入ります。
採決は議案ごとに行います。
まず、議案第33号に対し、
委員長報告のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
岩田佐俊君)
全会一致であります。
よって、議案第33号は可決されました。
次に、議案第34号に対し、
委員長報告のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
岩田佐俊君)
全会一致であります。
よって、議案第34号は可決されました。
次に、議案第35号に対し、
委員長報告のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
岩田佐俊君)
全会一致であります。
よって、議案第35号は可決されました。
次に、議案第38号に対し、
委員長報告のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
岩田佐俊君)
全会一致であります。
よって、議案第38号は可決されました。
次に、議案第39号に対し、
委員長報告のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
岩田佐俊君)
全会一致であります。
よって、議案第39号は可決されました。
次に、議案第45号に対し、
委員長報告のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
岩田佐俊君)
全会一致であります。
よって、議案第45号は可決されました。
次に、議案第46号に対し、
委員長報告のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
岩田佐俊君)
全会一致であります。
よって、議案第46号は可決されました。
会議の途中ですが、休憩といたします。再開は午後1時20分とします。
(午前11時59分 休憩)
―――――――――――――――
(午後 1時20分 再開)
○議長(
岩田佐俊君)
休憩前に引き続き会議を再開します。
次に、日程第6を第9とし、議案第51号を議題とします。
当局の説明を求めます。
市長。
(市長 岡本 栄君登壇)
○市長(岡本 栄君)
ただいま上程の議案第51号、損害賠償の額を定めることについてですが、旧市民多目的広場用地を含む旧上野商業高等学校跡地は、平成25年12月に三重県から購入した際、10年間引き続き行政財産として使用することを条件に減額譲渡を受けたものです。
このたび、市有財産を民間事業者への貸し付けによる有効活用を図るため、普通財産としたことから県有財産売買契約書の定めに基づき、支払う違約金の額を3,332万9,595円に定めることについて、
地方自治法第96条第1項第13号の規定により、議会の議決をいただきたいと思います。
よろしく御審議いただきますようお願いいたします。
○議長(
岩田佐俊君)
説明に対し、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
岩田佐俊君)
御質疑なしと認めます。
お諮りします。
本案については委員会の付託を省略し、討論に入りたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
岩田佐俊君)
御異議なしと認めます。
よって、本案は委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
御意見ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
岩田佐俊君)
御意見なしと認めます。
よって、採決に入ります。
議案第51号に対し、可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
岩田佐俊君)
全会一致であります。
よって、議案第51号は可決されました。
次に、日程第7を第10とし、議案第52号から議案第56号までの5議案を一括して議題とします。
当局の説明を求めます。
市長。
(市長 岡本 栄君登壇)
○市長(岡本 栄君)
ただいま上程の議案第52号から議案第56号までの
人権擁護委員候補者の推薦についてですが、現在、
人権擁護委員に就任いただいております、槌野策司氏、野田眞司氏、森岡恵美子氏、山﨑和憲氏、山岡芳久氏の任期が平成31年6月30日に満了します。
つきましては、森岡美恵子氏、山﨑和憲氏を引き続き推薦し、槌野策司氏、野田眞司氏、山岡芳久氏の後任として、菊山順子氏、中島和徳氏、川出敦子氏をそれぞれ推薦したいと思いますので、
人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の意見を求めたいと思います。
5人の略歴等の詳細につきましては、お手元に配付しました資料のとおりです。
まず、森岡氏ですが、伊賀市下阿波にお住まいで、66歳。三重県公立中学校を退職後、ライトピアおおやまだで人権教育推進員として勤務され、平成25年7月から
人権擁護委員に就任いただいております。
次に、山﨑氏ですが、伊賀市木興町にお住まいで70歳。伊賀市消防本部を退職され、現在は久米地区市民センターに勤務されており、平成28年7月から
人権擁護委員に就任いただいております。
次に、菊山氏ですが、伊賀市上野西日南町にお住まいで、57歳。三重県公立小学校の外国人クラスや上野市国際交流協会の事務局員などを歴任され、現在や市内で自営業を営まれています。
次に、中島氏ですが、伊賀市下柘植にお住まいで61歳です。三重県公立中学校を退職後、現在は三重県教育委員会で生徒指導特別指導員として勤務されています。
次に、川出氏ですが、伊賀市島ケ原にお住まいで62歳。伊賀市役所を退職後、現在は、伊賀市島ケ原公民館で勤務されています。
なお、委員の任期は平成31年7月1日から3年間となっています。
よろしく審議いただきますようお願いいたします。
○議長(
岩田佐俊君)
説明に対し、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
岩田佐俊君)
御質疑なしと認めます。
お諮りします。
本案については、委員会の付託を省略し討論に入りたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
岩田佐俊君)
御異議なしと認めます。
よって、本案は委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
御意見ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
岩田佐俊君)
御意見なしと認めます。
よって、採決に入ります。
採決は議案ごとに行います。まず議案第52号に対し、同意することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
岩田佐俊君)
全会一致であります。
よって、議案第52号は同意されました。
次に、議案第53号に対し、同意することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
岩田佐俊君)
全会一致であります。
よって、議案第53号は同意されました。
次に、議案第54に対し同意することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
岩田佐俊君)
全会一致であります。
よって、議案第54号は同意されました。
次に、議案第55号に対し同意することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
岩田佐俊君)
全会一致であります。
よって、議案第55号は同意されました。
次に、議案第56号に対し同意することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
岩田佐俊君)
全会一致であります。
よって、議案第56号は同意されました。
次に、日程第8を第11とし、発議第1号を議題とします。
提出者の説明を求めます。
福田香織。
(13番 福田香織君登壇)
○13番(福田香織君)
ただいま議案となりました、発議第1号、
食品ロス削減に向けてのさらなる取り組みを進める意見書の提出については、朗読をもって提案とさせていただきます。
まだ食べることができる食品が生産、製造、販売、消費の各段階で廃棄されている、いわゆる食品ロスの削減は、今は我が国において喫緊の課題といえる。国内で発生する食品ロスの量は年間646万トンと推計されており、これは国連の世界食糧計画WFPが発展途上国に食料を援助する量の約2倍に上る。政府は国連の持続可能な開発目標SDGsに沿い、家庭での食品ロスの量を2030年度までに半減させることを目指しているが、事業者を含め国民各層の食品ロスに対する取り組みや、意識啓発は今や必要不可欠である。食品ロスを削減していくためには、国民一人一人がおのおのの立場において主体的にこの課題に取り組み、社会全体として対応していくよう食べ物を無駄にしない意識の醸成と、その定着を図っていくことが重要である。
また、まだ食べることができる食品については廃棄することなく貧困、災害等により必要な食べ物を十分に入手することができない人に提供するなど、できるだけ食品として活用していくことが重要である。よって、国におかれては、国、地方公共団体、事業者、消費者等が一体となって、
食品ロス削減に向けての取り組みを進めるため、下記の事項について真摯に取り組むことを強く求める。
1、国、地方公共団体、事業者、消費者等の多様な主体が連携し、食品ロスの削減を総合的に推進するため、法律の制定を含めたより一層の取り組みを実施すること。
2、商慣習の見直し等による食品事業者の廃棄、抑制や消費者への普及、啓発、学校等における食育、環境教育の実施など、
食品ロス削減に向けての国民運動をこれまで以上に強化すること。
3、賞味期限内の未利用食品や備蓄品等を必要とする人に届けるフードバンクなどの取り組みをさらに支援すること。
以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成31年3月22日、三重県
伊賀市議会、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、内閣府、特命担当大臣、農林水産団人、経済産業大臣、厚生労働大臣、文部科学大臣、環境大臣宛て。
以上、よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
岩田佐俊君)
説明に対し、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
岩田佐俊君)
御質疑なしと認めます。
お諮りします。
本案については、委員会の付託を省略し討論に入りたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
岩田佐俊君)
御異議なしと認めます。
よって、本案は委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
御意見ありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
岩田佐俊君)
御意見なしと認めます。
よって、採決に入ります。
発議第1号に賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
岩田佐俊君)
全会一致であります。
よって、発議第1号は可決されました。
次に、日程第9を第12とし、発議第2号を議題とします。
提出者の説明を求めます。
赤堀久実君。
(10番 赤堀久実君登壇)
○10番(赤堀久実君)
ただいま議題となりました、発議第2号、妊婦が安心できる
医療提供体制の充実と健康管理の推進を求める意見書の提出については、朗読をもって提案とさせていただきます。
妊婦は診断が難しい疾患や合併症に見舞われる頻度が高く、胎児の発育に悪影響を与える薬品もあり、診療には特別な注意が必要とされる。中には、妊婦の外来診療について積極的でない医療機関が存在していたことから、妊娠の継続や胎児に配慮した適切な診療を評価するため、平成30年度診療報酬改定において妊婦加算が新設された。しかし、妊婦加算について関係者に十分な説明がないまま実施されたことや、投薬を伴わないコンタクトレンズの処方に加算するなど運用上の問題が指摘されており、妊婦であるというだけで一律に加算されることについては、少子
化対策の観点からも問題がある。こうした指摘を受け、厚生労働省は昨年12月に平成31年1月1日からの妊婦加算の凍結を告示するとともに、改めて中央社会保険医療審議会で妊婦が安心できる
医療提供体制の充実や健康管理の推進を含めた総合的な支援を議論することとした。そこで、妊婦が安心して医療を受けられる体制の構築のために、下記の事項に取り組むことを求める。
1、医療現場において妊婦が安心して外来診療を受けられるよう、特有の合併症や疾患、投薬の注意などについて医師の教育や研修の体制を整備すること。
2、保険や予防の観点を含め、妊婦自身が特有の合併症や疾患、投薬の注意などについて、あらかじめ知識を得ることができるようにすること。
3、妊婦加算の見直しに当たっては、妊婦が加算分を自己負担することの影響にも十分配慮しつつ、開かれた国民的議論を行うこと。
以上、
地方自治法第99条の規定により意見を提出する。
平成31年3月22日、三重県
伊賀市議会、内閣総理大臣、厚生労働大臣宛て。
以上、よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
岩田佐俊君)
説明に対し、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
岩田佐俊君)
御質疑なしと認めます。
お諮りします。
本案については、委員会の付託を省略し討論に入りたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
岩田佐俊君)
御異議なしと認めます。
よって、本案は委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
御意見ありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
岩田佐俊君)
御意見なしと認めます。
よって、採決に入ります。
発議第2号に賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
岩田佐俊君)
全会一致であります。
よって、発議第2号は可決されました。
次に、日程第10を第13とし、報告第1号から報告第5号までを一括して議題とします。
当局の説明を求めます。
市長。
(市長 岡本 栄君登壇)
○市長(岡本 栄君)
ただいま上程の報告第1号から報告第5号までの
地方自治法指定法人の
経営状況を説明する書類の提出について報告します。
地方自治法第221条第3項の法人であります、
株式会社俳都ピア、伊賀市
土地開発公社、
公益財団法人伊賀市
文化都市協会、
一般社団法人大山田農林業公社及び
有限会社大山田ファームの平成31年4月1日から平成32年3月31日までの間における事業計画に関する書類を同法第243条の3第2項の規定により報告します。
まず、報告第1号の
株式会社俳都ピアの概要ですが、ハイトピア伊賀の1階及び2階テナントに係る、不動産賃貸業務及び1階での小売店Yショップの直営を行っています。
平成31年度の事業計画ですが、テナント賃貸業務においては、30年度テナントの入れかわりと空き区画への新規テナント入居もあり満床での経営となります。テナント会を中心に販促活動を実施し、来客数の増加と各テナントの売り上げにつなげ、テナントの経営安定に向け取り組みます。
また、1階直営のYショップについては従来どおり直営していますが、運営方法の見直しなど経営向上に取り組みます。
総合収支計画では、売上高で29年度決算よりおよそ350万円多い、7,235万3,000円とし、当期損失を29年度決算よりおよそ250万円少ない147万2,000円としています。なお、この損失については、利益剰余金での充当を予定しています。
次に、報告第2号の伊賀市
土地開発公社の事業計画の概要です。
平成31年度における公共用地の処分及び取得の事業計画はありません。
予算としては、収益的収入及び支出では、収入6万4,000円、支出13万円としています。
次に、報告第3号の
公益財団法人伊賀市
文化都市協会の事業計画の概要です。
公益財団法人伊賀市
文化都市協会は多様な文化
まちづくり事業を実施するとともに、伊賀地域内の関係機関・団体との連携、地域や市民との協働を一層推進しながら、文化財施設等を活用した各種の文化
まちづくり事業の展開により、地域における広範な文化的資源や営みの連携・融合等を推進する文化がつなぐ
まちづくりに取り組みます。その上で、地域住民の教育、文化芸術、体験学習、生涯学習の振興に資するばかりでなく、文化振興を手段とした新たな地域の創造に挑戦するとしています。また、産学官連携による地域産業創造センター、ゆめテクノ伊賀の運営を通じ、環境・食・文化等に関する地域産業の振興に資する事業の計画をしています。
収支予算としては、経常収益の合計が4億9,485万2,000円で、その内訳は公益目的事業会計で4億5,920万3,000円、収益事業等会計で529万5,000円、法人会計で3035万4,000円を見込んでいます。
経常費用では、合計が4億9,542万8,000円で、その内訳は公益目的事業会計で4億6,253万円、収益事業等会計で254万4,000円、法人会計で3,035万4,000円で、当期計上増減額は57万6,000円の減額となる見込みです。
このことにより、一般正味財産期末残高は1億9,913万497円となり、指定正味財産期末残高1億8,857万953円をあわせて、正味財産期末残高は3億8,770万1,450円を見込んでいます。
次に、報告第4号の
一般社団法人大山田農林業公社の事業計画の概要です。
公益目的事業では、農地保全管理事業や特産品開発事業、菜種搾油施設管理事業などを、収益事業では、農産物加工所運営事業や菜種搾油施設運営事業、その他農業経営などを計画しています。
予算としては、収入の部で農地保全管理事業などの公益目的事業会計が1,313万円、農産物加工所運営事業などの収益事業等会計が3,830万円、法人会計が1,002万4,000円で、合計6,145万4,000円を計上し、支出の部では公益目的事業会計で1,683万2,000円、収益事業等会計で3,580万4,000円、法人会計で860万2,000円、あわせて6,123万8,000円としています。
これにより、当期一般正味財産増減額は21万6,000円を見込んでいます。
最後に、報告第5号、
有限会社大山田ファームの事業計画の概要です。
一般社団法人大山田農林業公社が行う土地利用調整に伴う農業経営及び農作業の受託などを計画しています。
予算としては、収入の部で農作物販売収入3,300万円、農作業受託収入450万円、奨励助成金2,000万円と営業外収入155万100円をあわせまして、5,905万100円を計上し、支出の部では材料費830万円、労務費1,100万円、外注加工費480万円、経費2,098万円、人件費1,305万6,000円などで合わせて5,881万2,000円としています。
これにより、当期純利益は15万3,100円を見込んでいます。
以上、報告いたします。
○議長(
岩田佐俊君)
説明に対し、御質疑、御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
岩田佐俊君)
御質疑、御意見なしと認めます。
よって、報告第1号から報告第5までは当局の説明どおり御了承願います。
以上で、本定例会に付議されました案件は、全て議了しました。
去る2月26日に開会しました平成31年第1回
伊賀市議会定例会は、これをもって閉会します。
長らくの慎重審議、ありがとうございました。
(午後 1時38分 閉会)
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地方自治法第123条第2項の規定により次に署名する。
議 長 岩 田 佐 俊
議 員 川 上 善 幸
議 員 北 森 徹...