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平成31年予算常任委員会( 3月12日)

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  1. 伊賀市議会 2019-03-12
    平成31年予算常任委員会( 3月12日)


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    平成31年予算常任委員会( 3月12日)               予算常任委員会会議録   1.開催日 平成31年3月12日 2.場  所 市議会議場 3.出席者 生中正嗣、川上善幸、北森徹、信田利樹、西口和成、福村教親、宮﨑栄樹、       桃井弘子、山下典子、市川岳人、赤堀久実、嶋岡壯吉、田中覚、福田香織、       森川徹、上田宗久、近森正利、中谷一彦、百上真奈、北出忠良、空森栄幸、       安本美栄子、中岡久徳 4.欠席者 なし 5.理事者 岡本市長、大森副市長、吉川危機管理監、稲森総務部長、山本総務部理事       (秘書、調整担当)、宮崎企画振興部長、東企画振興部次長、百田財務部       長、田中人権生活環境部長、高木人権生活環境部理事(生活環境担当)、       田中健康福祉部長、服部産業振興部長、前川産業振興部次長兼営業本部事       務局長、山本建設部長、中井建設部理事(企業用地整備担当)兼次長事務       取扱(企画管理、道路河川担当)、辻村建設部次長(都市計画、建築、住       宅担当)兼都市計画課長事務取扱、久保消防長、城戸消防次長(総務担当       )、松本会計管理者、北山上下水道事業管理者、清水上下水道部長、笹原       教育長、谷口教育委員会事務局副教育長、中林教育委員会事務局次長、鈴       木代表監査委員、松本監査委員事務局長、加藤農業委員会事務局長、福森       国体推進課長、福谷スポーツ振興課長、風隼財政課長、前川課税課長、一
          路収税課長、東瀬債権管理課長、中出保育幼稚園課長、堀農林振興課長、       山本農村整備課長、小林商工労働課長兼営業本部事務局次長、川部観光戦       略課長、堀川中心市街地推進課長、岩野道路河川課長、城北企業用地整備       課長、川瀬建築課長、松永住宅課長、中森参事兼消防総務課長、瀧川下水       道工務課長、清水参事兼生涯学習課長兼中央公民館長兼上野公民館長、谷       口教育総務課長、林崎学校教育課長、服部いがっこ給食センター夢所長兼       阿山給食センター所長兼大山田給食センター所長、笠井文化財課長、中岡       上野図書館長、藤林振興課長 6.事務局 田槙局長、藪中課長、岡井副参事(議事調査係長)、上地主幹兼総務係長、       谷岡主任 7.案  件 1.議案第 1号 平成31年度伊賀市一般会計予算        2.議案第48号 平成31年度伊賀市一般会計補正予算(第1号)        3.議案第 2号 平成31年度伊賀市国民健康保険事業特別会計予算        4.議案第 3号 平成31年度伊賀市住宅新築資金等貸付特別会計予算        5.議案第 4号 平成31年度伊賀市駐車場事業特別会計予算        6.議案第 5号 平成31年度伊賀市介護保険事業特別会計予算        7.議案第 6号 平成31年度伊賀市サービスエリア特別会計予算        8.議案第 7号 平成31年度伊賀市後期高齢者医療特別会計予算        9.議案第 8号 平成31年度伊賀市病院事業会計予算       10.議案第 9号 平成31年度伊賀市水道事業会計予算       11.議案第10号 平成31年度伊賀市下水道事業会計予算       12.議案第11号 平成31年度伊賀市島ヶ原財産区特別会計予算       13.議案第12号 平成31年度伊賀市大山田財産区特別会計予算       14.議案第13号 平成30年度伊賀市一般会計補正予算(第6号)       15.議案第49号 平成30年度伊賀市一般会計補正予算(第7号)       16.議案第14号 平成30年度伊賀市国民健康保険事業特別会計補正予                 算(第4号)       17.議案第15号 平成30年度伊賀市住宅新築資金等貸付特別会計補正                 予算(第2号)       18.議案第16号 平成30年度伊賀市介護保険事業特別会計補正予算(                 第2号)       19.議案第17号 平成30年度伊賀市サービスエリア特別会計補正予算                 (第1号)       20.議案第18号 平成30年度伊賀市後期高齢者医療特別会計補正予算                 (第2号)       21.議案第19号 平成30年度伊賀市食肉センター特別会計補正予算(                 第1号)       22.議案第20号 平成30年度伊賀市病院事業会計補正予算(第3号)       23.議案第21号 平成30年度伊賀市水道事業会計補正予算(第2号)       24.議案第22号 平成30年度伊賀市下水道事業会計補正予算(第2号                 )       25.議案第23号 平成30年度伊賀市島ヶ原財産区特別会計補正予算(                 第1号)       26.議案第24号 平成30年度伊賀市大山田財産区特別会計補正予算(                 第1号) 8.会議の次第             (午前10時00分 開会) ○委員長(生中正嗣君)  おはようございます。昨日に引き続き、予算常任委員会を開会します。  本日、ただいままでの出席委員数は23名、会議は成立いたしました。  それでは、議案の審査を続行します。  予算に関する説明書、第5款労働費、286ページから289ページについて、御質疑ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(生中正嗣君)  御質疑なしと認めます。  次に、予算に関する説明書、第6款農林業費、288ページから319ページについて、御質疑ありませんか。  宮﨑委員。 ○委員(宮﨑栄樹君)  305ページの循環型農業推進施設管理経費について伺います。  これは、菜の舎の指定管理の件ですけども、施設の修繕が結構ふえてきているというふうな、修繕の必要な箇所がふえてきているというふうなことも聞きます。大規模な修繕に関しては、長と協議をするというようなことが仕様書にも書いてあるわけですけども、そういう箇所を洗い出しているのか、あるいは、そういう修繕計画というのがあるのかということを教えてください。 ○委員長(生中正嗣君)  農林振興課長。 ○農林振興課長(堀 久仁寿君)  農林振興課、堀です。よろしくお願いします。  議員の御質問のありました、この循環型農業推進施設といいますのは、今、議員さんもおっしゃっていただきました、菜の舎という菜種油を搾油する施設と、バイオ燃料をつくっておりますバイオマス燃料センターという2カ所を指定管理しております。  その中で修繕につきましては、菜の舎の搾油のほうにつきましては、ほぼほぼ機械も単純なもので修繕計画というのは立ててございません。  しかしながら、バイオマス燃料につきましては、導入しましてもう8年たってきております。その中で、指定管理者と受けていただく業者とどのような修繕をしたらいいかというのは、毎年話し合いをしておりまして、簡単に言いますと機械的なところというよりも、燃料をつくっていく中でのパイプ、耐油パイプとかが老化してきたとか、そういうのがあって、このように30万円という年間の経費を見込んでおります。  やはり、先ほども申しましたように、この耐用年数というのが約7年、機械は7年ということでもう経過しているというところで、いつまで使用していくのかというところにつきましても、現在検討しているところでございます。 ○委員長(生中正嗣君)  宮﨑委員。 ○委員(宮﨑栄樹君)  ありがとうございます。しっかりと業者の方と協議をお願いいたします。  次、お伺いしたいんですけども、315ページの緊急搬出間伐推進事業というところですが、これは28年度、29年度とその目標に対して実績が本当に60%、40%とか、すごい低いんですけども30年度の見込みというのはどれぐらいなのか、教えてください。 ○委員長(生中正嗣君)  農林振興課長。 ○農林振興課長(堀 久仁寿君)  この緊急間伐の見込みにつきましては、市内で間伐実績約90カ所になっております。その中で見込みでございますが、約1,000トンという実績でございます。今も予算で言っていただきました当初が2,500トンを目指しておりまして、ことしも4割程度の実績になるかと考えております。 ○委員長(生中正嗣君)  宮﨑委員。 ○委員(宮﨑栄樹君)  ありがとうございます。  そういう達成率が低い要因に、これは29年度の決算のときに申し上げましたが、その申請時期という期間というのがすごい限られているので、1年じゅう申請できたらもっと出せるのになという、林業者さんの声があります。それを広げるには国に要望していかないといけないということも、その決算のときにおっしゃっていただいていたんですが、国に要望するとか、あるいはそれ以外の措置を含めてどういう検討をされていたのか、いるのかということを教えてください。 ○委員長(生中正嗣君)  農林振興課長。 ○農林振興課長(堀 久仁寿君)  こちらにつきましては、国の補助事業にのっております。今も申しましたように、できる限り早く申請できるようにということの中で、私ども予算がつきましたらすぐにできる限りのことをしておりまして、6月ぐらいには申請できるようには手続をしたいと思っております。  それ以外のところにつきましては、今のところ手だてがないというところで、検討の結果でございます。 ○委員長(生中正嗣君)  宮﨑委員。 ○委員(宮﨑栄樹君)  ありがとうございます。  これまで申請期間って7月から8月だったと思うんですが、少し早くなるという理解でよろしいですか。 ○委員長(生中正嗣君)  農林振興課長。 ○農林振興課長(堀 久仁寿君)  はい。できる限り6月には申請できるように手続をしたいと思っております。 ○委員長(生中正嗣君)  宮﨑委員。 ○委員(宮﨑栄樹君)  ごめんなさい、一緒に申し上げたらよかったんですが、申請期間、もう少し延ばすということは、逆にできないんですか。
    ○委員長(生中正嗣君)  農林振興課長。 ○農林振興課長(堀 久仁寿君)  今も申しましたように、市内の間伐実施していただいているところが90カ所、それと確認業務、出しているところにつきまして現地で確認をしなければならないというところでございます。この中では、やはり私ども事務職員が現地に行っているというだけじゃなくて、この後ろに緊急間伐の対策完了検査委託料というのを出しております。その中で1本1本数えまして、それが適正に間伐されているのかというところを現地で確認しているところでございます。  というこの中では、確認業務もありまして、その年度末ぎりぎりという手続にはできないというところで、今のところ期間が約1月末ぐらいで、この事業につきましては年度年度のきりというところで終了しているところでございます。 ○委員長(生中正嗣君)  他にございませんか。  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  317ページの流域防災機能強化対策事業についてお聞きします。予算の概要書の45ページには書いておりますけど、みえ森と緑の県民税、市税連携事業として、土壌侵食のおそれがある渓流沿いの森林において流域の防災機能の強化を図ることを目的にと書いていますけども、実際にどのような範囲で調査されて終わっているのか。また、具体的にどうやってされるか、どういう事業なのか、もう少し詳しく教えてください。 ○委員長(生中正嗣君)  農林振興課長。 ○農林振興課長(堀 久仁寿君)  今、議員お尋ねのありました、この流域防災強化対策事業につきましては、みえ森と緑の県民税を財源に充てる予定でございます。  この森と緑の県民税は、5年ごとの見直しということの中でやっておりまして、平成31年度予算からはこの5年間、36年度までですが、こちらにつきましては今、見直しでこの流域防災機能強化対策事業に取り組んでいきたいと考えております。  この事業でございますが、今まで県はこの土砂や流木による被害を出さない森林づくりという中で進められていたんですが、県と市が一体になりまして、連携しながらこの流域防火の機能対策というのを進めてまいりたいと思っています。具体的に言いましたら、渓流、川沿いの川につきましては県のほうが今までやっていただいていた。その両右岸約50メートルぐらいの森林も含めまして、この土砂とか倒木している流木等を撤去しながら、こういう災害を出さない森林づくりを進めていきたいというのがこの事業でございます。  なお、具体的には、この伊賀市の坂下の部分というところの流域の、山腹約50ヘクタールを今回間伐実施をしていきたいと考えています。また、水源地域におきましても、特定水源地域等森林整備計画に基づきまして、約5.5ヘクタールの間伐を実施したいと計画しております。 ○委員長(生中正嗣君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  ありがとうございます。一般質問にもありました。やはり土砂が侵食しているということが一番問題だという同僚議員の発言もありました。この事業というのは継続していかないとだめだし、危険な箇所というのはもっと調査する必要があると思うんですけども、その予算はどこかに入っているんですか。 ○委員長(生中正嗣君)  農林振興課長。 ○農林振興課長(堀 久仁寿君)  危険箇所を調査するというのは市単独ではしておりません。しかしながら、県と連携して、先ほども申しましたように、県はその流域流域での検査をしていただいて、緊急性のあるところにつきましては事業を進めていただいておりまして、今回のこの事業につきましても一緒に検討した中での実施箇所というのを決めてございます。 ○委員長(生中正嗣君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  地元の方々もよく知っておられると思うので、地元の人の意見も聞いていただいて、危険な箇所も我々にもこういうところを随時5年間かけてやるというような大きな計画も含めて我々に示してください。よろしくお願いします。 ○委員長(生中正嗣君)  他にございませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(生中正嗣君)  御質疑なしと認めます。  次に、予算に関する説明書、第7款商工費、318ページから333ページについて御質疑ありませんか。  西口委員。 ○委員(西口和成君)  数点お伺いさせていただきます。  まず、321ページの一番下にあります、企業創出事業承継促進事業補助金、このことについて1つお伺いします。  以前は、個店魅力創出事業というのがありましたが、それにかわるものだと認識していいのか、まずその点をお聞かせください。 ○委員長(生中正嗣君)  商工労働課長。 ○商工労働課長(小林康志君)  以前の補助メニューを、大幅にリニューアルさせていただいた事業でございます。 ○委員長(生中正嗣君)  西口委員。 ○委員(西口和成君)  ということは、新しく予算も約倍にされて、より使い勝手がいいメニューということでよろしいですか。 ○委員長(生中正嗣君)  商工労働課長。 ○商工労働課長(小林康志君)  大きく変わった点を2点申し上げます。  1点目は、以前の補助メニューは中心市街地と、あと拠点地区、具体的には支所の周辺というようなところにエリアが限定されておりましたけれども、このたびは市内全域を対象とさせていただくということがございます。  メニューが以前は2つ、新しく起業をされようという方、もしくは従前から事業をなされていて、それを経営改善しようという方が対象だったんですけれども、今回は、市外在住の法人、もしくは個人で新たに伊賀市に事業所を立ち上げていただくと、それも地域の自治協ですとか、NPO法人ですとか、そういった方々と連携の協定をしていただいて、新たな事業体を立ち上げていただくというような方に対する補助メニューを新しく創設しております。その場合、市外の方は必ずしも伊賀市に転入していただく必要はございません。 ○委員長(生中正嗣君)  西口委員。 ○委員(西口和成君)  その転入してもらう必要はないというのはどういうことですか。 ○委員長(生中正嗣君)  商工労働課長。 ○商工労働課長(小林康志君)  例えば、津市でお住みになっている方、事業の経験がおありで卓越した知見があるような方が、伊賀市の例えばですけれども、どこかの自治協と連携して新たな地域おこしの事業をやろうと、事業所を立ち上げようという場合に、伊賀市に新たな事業所を立ち上げていただけるのでしたら、津市に御在住の方は必ずしも伊賀市に引っ越しをしていただく必要はないと。引っ越しをしていただけるのが一番よろしいんですけれどもハードルが高いので、必ずしもそれは必要がないというふうにさせていただきたいと思っています。 ○委員長(生中正嗣君)  西口委員。 ○委員(西口和成君)  わかりました。  もう一つですけども、次のページの323ページの営業本部活動経費、これについて1つお伺いします。  前回は旅費だけ上がっていたんですが、新しくこの伊賀ブランド活用事業委託料というのが新規であります。それの関連して一番上にも伊賀ブランド推進事業補助金というのがあるんですが、これの関連を教えてください。 ○委員長(生中正嗣君)  商工労働課長。 ○商工労働課長(小林康志君)  まず上段の伊賀ブランド推進事業費補助金250万円は、従来からの補助メニューで、新たにいろんなことをやっていきますけれども事業メニューとしては既存のものです。  そして、このたび上げさせていただきました伊賀ブランド活用事業委託料97万3,000円につきましては、今現在伊賀ブランドかなり50近い事業者さん、商品アイテムとしては100近いアイテムが登録されておりますけれども、零細の事業者さん、中小の事業者さんにおかれましては、後継者不足というようなことが大変問題となっております。  また、新たな商品開発をしていくと、特に伝統工芸の分野におきましては伝統を守るということも大切なんですが、伝統にプラスアルファ新たな知見を持って、新たな商品開発をしていくということが大切であろうと思っております。  そういった認識の中で、この地方創生の交付金を利用いたしまして、特に組みひもですとか、伊賀焼きですとか、伝統産業の分野で新たな商品開発、そういうことができるような調査研究をしていこうというものでございます。  3年計画ですけれども、具体的には31年度は10月に国際組みひも学会というものが、天神祭りの1週間ほど前に5日間ほどハイトピアを中心に開催されます。そちらには150名ほどの専門家がいらっしゃるんですけれども、そのうち100名は欧米を中心とする外国人の方でいらっしゃいます。デザイナーですとか、クリエイターの方です。そういった方々と既存の事業をなさっている方とのコラボですとか、外から見て伊賀の伝統産業をどうやっていけば現代風にアレンジできるんだろうかというようなことを、調査研究させていただきたいと思っております。 ○委員長(生中正嗣君)  西口委員。 ○委員(西口和成君)  であるならば、この営業本部の実績、またメンバーというのをあわせてお知らせいただけますか。 ○委員長(生中正嗣君)  商工労働課長。 ○商工労働課長(小林康志君)  営業本部のメンバーは、本部長は市長でございます。事務局長は産業振興部の次長でございます。事務局次長が商工労働課長でございます。スタッフといたしましては、これは全て併任なんですけれども、商工労働課参事、農林振興課主幹、観光戦略課主幹と3名という体制でございます。  実績といたしましては、各課それぞれでやっておりましたイベントですとかPR事業、そういったものに相互乗り入れをしていこうというようなことが今までの中心となっております。例えばの例で言いますと、毎年11月に東京の上野恩賜公園で、伊賀上野忍者フェスタin上野恩賜公園というようなイベントを過去4年ほどやっておりますけれども、そちらは観光戦略課が主体ですけれども、そこに伊賀ブランドの登録している事業者さんも加わっていただいて物販をしていくとか、PRしていくとかというようなことをしております。 ○委員長(生中正嗣君)  西口委員。 ○委員(西口和成君)  何が言いたいかと申しますと、営業本部長が市長だということだと思います。それに伴って市長が各地域でトップセールスと称していろいろと行かれていた。その旅費もいろいろと、この観光振興経費等々に含まれていると思うんです。前回は、秘書課対応の中で市長のトップセールス、市長が伊賀市の魅力を発信するトップセールスという形で予算が上がっていたんです。それは、今回は削除されていろんなところに旅費が散らばっていると。これが一体何なのかということが1つ疑問であったので、お知らせさせていただきました。  それから、お聞かせください。次のページの325ページ、一番下から観光振興経費の中の駐車料借り上げというのがありますが、この駐車料借り上げというのは次のページの下から2行目ですか。この両方ある駐車料借り上げ、この2点についてお聞かせください。 ○委員長(生中正嗣君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長(川部千佳君)  観光戦略課の川部でございます。よろしくお願いいたします。  325ページにございます駐車料借り上げ料といいますのは、私どもが都市圏のほうへ赴きまして観光PRをさせていただく際の、うちの公用車の駐車場の借り上げ料となっておりまして、327ページの観光情報等発信経費につきましては、これは秘書課で所管している分でございますが、市長のトップセールスに伴う駐車料借り上げ料になっております。 ○委員長(生中正嗣君)  西口委員。 ○委員(西口和成君)  いろいろとイベント、これから忍者フェスタ等ともありますが、このときに民間の駐車場等ともございます。そういったところは借り上げはされていないという認識でよろしいですか。 ○委員長(生中正嗣君)
     観光戦略課長。 ○観光戦略課長(川部千佳君)  はい、市内で行います事業につきましては、駐車料の借り入れはさせていただいておりません。 ○委員長(生中正嗣君)  西口委員。 ○委員(西口和成君)  質問の意図だけ申し上げておきます。民間の駐車場さんは、営業努力をされながら顧客の確保に頑張っていただいていると。一番よく言われるのが、伊賀市は伊賀鉄道を利用促進のために観光誘客を図っているにもかかわらず、駐車場は市の市営駐車場以外西小学校のグラウンドを使われていると。グラウンドは本来子供の遊び場であるにもかかわらず、観光という名目でグラウンドを使うのはいかがなものかと。こういった声があるので、そのことだけ申し添えて終わります。 ○委員長(生中正嗣君)  他にございませんか。  川上委員。 ○委員(川上善幸君)  1つお伺いします。329ページ、忍者市プロジェクト事業忍者市プロジェクト委託料、その下仮称です、伊賀市忍者体験施設等整備事業委託料、これについてちょっと説明いただけますか。 ○委員長(生中正嗣君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長(川部千佳君)  まず、1つ目の忍者市プロジェクト委託料について、御説明させていただきたいと思います。今回当初予算に計上させていただいた忍者市プロジェクト事業の内訳でございますが、まず1つ目といたしまして、ネット媒体によります情報発信事業、それが193万6,000円。訪日外国人観光客が多く訪れる日本情報ポータルサイトでの広告掲出など、インバウンド向けウェブプロモーションを行いたいと考えております。  そして2つ目が、ターゲット特化型プロモーション事業としまして330万円を見込んでおります。こちらは福利厚生会員向け観光情報発信事業を行いたいと考えております。今現在、DMO候補法人であります伊賀の観光協会が昨年の4月からスマートフォンのアンケートを行っております。その結果によりますと、伊賀市への来訪者は30代から50代の方が多く、その割合は約80%、またその構成は、家族の方と訪れている方が約75%となっております。  そこで、そういった方々をターゲットを絞りましたプロモーションといたしまして、一般企業や地方自治体の職員向けの福利厚生代行アウトソーシングサービス事業者によるプロジェクト事業を行いたいと考えております。福利厚生会員は旅行に行くことができる客層であるため、情報発信による認知、誘客効果が期待できるものでございます。福利厚生会報誌への伊賀の観光情報の掲載であったり、福利厚生会員サイトのウェブページの掲載、また、福利厚生メニューとして宿泊補助キャンペーンを実施するなど、実際の誘客を創出できると考えております。  続きまして、2つ目の仮称伊賀市忍者体験施設等整備事業委託料でございます。こちらにつきましては、南庁舎に設置を検討しております仮称伊賀市忍者体験施設につきまして設計、そして工事、そして運営を担う事業者さんを公募させていただきまして、平成31年度につきましては設計に係る分につきまして、委託料という形で支出をさせていただきたいと考えております。 ○委員長(生中正嗣君)  川上委員。 ○委員(川上善幸君)  疑問がちょっと出てきましたので2つ質問します。  1つは、最初に説明していただきました忍者市プロジェクト委託料の中で、ネットで193万円っておっしゃっていただきましたよね、ネットを活用して。上をちょっと見ていただきますと、着地型観光のほうでSNS活用プロモーション事業委託料ということで、ここもSNSなので同じようなやつだと思うんですけども、こちらも214万5,000円って上がっているんです。この違いは何ですか。 ○委員長(生中正嗣君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長(川部千佳君)  上のほうに上げておりますSNS活用プロモーション事業委託料といいますのは、カメラガールズというコミュニティがあるんですけども、全国で6,000人ぐらいが登録されているサイトでございますが、そちらのほうと連携をいたしまして、伊賀ぶらの体験を実際にこちらのほうに来ていただいて、それを写真におさめていただいて、SNS等で発信していただくというプロモーション事業をしたいと思っておりまして、そちらのほうはそういった実際に来ていただいて発信していただくという事業でございますし、下のほうの事業につきましては、外国人が見られるサイトへの広告等、伊賀の観光情報の掲出ということで違いがあるということでございます。 ○委員長(生中正嗣君)  川上委員。 ○委員(川上善幸君)  そのカメラガールズ、初めて聞きましたけども、カメラガールズ、何に対してお金を支払うわけですか。 ○委員長(生中正嗣君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長(川部千佳君)  カメラガールズという全国ネットがあるんですけども、そちらの会員さんに向けて伊賀での観光体験のツアーを実施いたしまして、実際にこちらへ来ていただきます。こちらのほうへ来ていただきましていろんなところ、伊賀市のいいところ、今風の言葉で言いますとフォトジェニックなところ等をカメラでおさめていただいて、インスタグラムなどに発信していただくというように思っておりまして、そういった来ていただく経費であったり、そういったものに係る経費を見込んでおります。 ○委員長(生中正嗣君)  川上委員。 ○委員(川上善幸君)  いまひとつ委託の中身がわかりにくいので、どういうお金の使われ方をするのか、また資料でもらえたらと思うんですけどお願いいたします。今、お願いできますか。 ○委員長(生中正嗣君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長(川部千佳君)  はい。カメラガールズさんとの企画でございますが、内訳といたしましては、そういったカメラガールズの方に来ていただくイベント企画実施費、それと告知作成掲載、そして告知の配信、応募の管理、カメラガールズサイトへの掲載、そして成果品として写真をおさめていただく。また、集客をいただくという経費等で見積もらせていただいております。 ○委員長(生中正嗣君)  川上委員。 ○委員(川上善幸君)  やっぱりわかりにくいので詳細をまたお願いしたいと思います。ちょっと時間も来るので次へ行きたいと思います。  下の南庁舎で行われると予定しているという忍者体験施設ですけども、これは南庁舎のどこを使ってされるつもりなんですか、まずちょっと聞かせてください。 ○委員長(生中正嗣君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長(川部千佳君)  2階の部分を使わせていただく予定をしておりまして、これまでの全員協議会等々で図面を示させていただいたとおりでございます。 ○委員長(生中正嗣君)  川上委員。 ○委員(川上善幸君)  2階のあそこってそんなスペースとってましたか、3階じゃなかったですかね。 ○委員長(生中正嗣君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長(川部千佳君)  済みません、申し間違えました。2階に物産のスペースを置いておりまして、3階が忍者体験施設でございました。申しわけございません。 ○委員長(生中正嗣君)  川上委員。 ○委員(川上善幸君)  やっぱりちょっと曖昧なところがあるので、一応聞き置きしておきますけども、なかなか納得できない部分があるということを申し添えておきます。  以上です。 ○委員長(生中正嗣君)  他にございませんか。  福村委員。 ○委員(福村教親君)  325ページです。だんじり会館指定管理料の中の、その下から警備業務委託料から6項目、観光ガイドブックまでの委託先と内容をお教えください。 ○委員長(生中正嗣君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長(川部千佳君)  まず、だんじり会館の指定管理料でございますが、こちらにつきましては、一般社団法人の伊賀上野観光協会のほうに委託をさせていただく予定をしております。  その下の警備業務委託料につきましては、3月末をもちまして休館させていただきます伊賀越資料館の警備に関する業務でございまして、市内の警備事業者さんに委託をさせていただきたいと考えております。  その下の観光案内所の業務委託料につきましては、ハイトピア1階の観光案内所、また、公園入り口の観光案内所につきまして、伊賀上野観光協会のほうに委託をさせていただく予定をしております。  その下の観光振興事業委託料でございますが、こちらにつきましては、観光情報誌、今、いがぐりというのが年4回出ておりますが、そちらの発行であったりとか、観光のキャンペーン、パンフレットの配布経費、また、ホームページでの発信、いがぐりの電子ブック等々の経費を見込んでおりまして、伊賀上野観光協会に委託をさせていただきたいと考えております。  観光ポスター作成業務委託料につきましては、こちらは秋の観光ポスターということで上野天神祭のポスターの作成につきまして、天神祭の実行委員会のほうに委託をさせていただく予定をしております。  それと、その下の観光ガイドブック制作業務委託料ですが、こちらは今現在観光パンフレット、総合パンフレットということでつくらせていただいているものが在庫がなくなってきておりますのと、また、庁舎の位置等修正箇所が発生してきておりますので、そちらの修正も加えまして新たに作成したいと考えておりまして、こちらは指名競争入札で業者を選定したいと思っております。 ○委員長(生中正嗣君)  1つ抜けなかったかな。観光誘客促進かどっちか抜けなかった。  観光戦略課長。 ○観光戦略課長(川部千佳君)  済みません。観光誘客促進事業委託料でございますが、こちらにつきましては首都圏における情報発信事業、並びに関西圏における情報発信事業を考えておりまして、まず首都圏のほうにつきましては、東京オリンピック、パラリンピックの開催が2020年に控えているということで、首都圏での情報発信が必要であるという考えのもと、メディア等を活用した方法などを取り入れていきたいというふうに考えております。  また、2025年大阪関西万博を視野に入れまして、関西圏でのプロモーションをこれまで以上に力を入れていきたいと思っておりまして、大阪観光局などとも連携を図りながら、関西圏の商業施設や関西国際空港などでのプロモーションを進めていきたいと思っております。  こちらにつきましては、伊賀上野忍者フェスタ実行委員会のほうに業務を委託したいと考えております。 ○委員長(生中正嗣君)  福村委員。 ○委員(福村教親君)  済みません。1つ目ちょっと聞き逃したので、伊賀越資料館が閉めるに当たって何とおっしゃってくれたんですか。 ○委員長(生中正嗣君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長(川部千佳君)  警備業務の委託料につきましてでございますが、伊賀越資料館を閉める、休館させていただくんですけども、そちらのほうの当面中身がございますので警備会社のほうを入れたいと思っておりまして、その分に係る経費でございます。 ○委員長(生中正嗣君)  福村委員。 ○委員(福村教親君)  わかりました、ありがとうございます。  それとちょっと2ページ先の329ページの上から7段目の、今言う観光ガイドブック制作業務委託料、こちらにパンフレット制作、これの108万円、これの内容を説明してください。
    ○委員長(生中正嗣君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長(川部千佳君)  こちらの着地型観光の推進事業経費のほうのパンフレット制作業務委託料につきましては、今、伊賀ぶらり体験博覧会が伊賀ぶらということで体験メニューを、昨年でしたら127プログラム作成させていただいておるんですけども、そちらのほうから通年で体験をできるようなプログラムを募集させていただきまして、それをパンフレットにまとめまして旅行会社等に営業を図っていきたいと考えております。 ○委員長(生中正嗣君)  福村委員。 ○委員(福村教親君)  もう一つ、その下です。外国人観光誘客の15段目、外国人観光誘客促進事業委託料の550万円ですね。これの内容をお知らせください。 ○委員長(生中正嗣君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長(川部千佳君)  外国人観光客誘客促進事業委託料の内容でございますが、まず1つ目が外国人観光客誘客促進事業といたしまして、外国人観光客誘客のための海外のエージェントや国内旅行社等との商談会への出展や、言語観光パンフレットやノベルティの製作などを、一般社団法人伊賀上野観光協会へ委託したいと考えております。こちらが130万円を見込んでおります。  2つ目のインバウンドプロモーションということで、こちらが訪日中の外国人観光客に伊賀市の観光情報を提供いたしまして誘客を促すため、外国人観光客が多く集まり、また、伊賀市にアクセスしやすい京都・大阪においてプロモーションを行いたいと考えております。具体的には、旅中のプロモーションとして京都、関西国際空港にある関西ツーリストインフォメーション、KTICと申しますが、そちらにおきまして観光情報の提供スペースを確保いたしましてプロモーションを行います。  また、近年増加傾向にある外国人個人旅行者のレンタカー利用に着目いたしまして、平成30年度において作成いたしました外国人向けの伊賀へのドライブマップを活用し、関西国際空港内にレンタカー会社と連携いたしましたレンタカープロモーションを行いたいと考えております。  さらに、受け入れ態勢強化といたしまして、今後ますますふえてくるであろう外国人観光客の受け入れ態勢を強化するため、インバウンド受け入れセミナーを実施したいと考えております。  そして、訪日前の外国人観光客の方に、伊賀市の観光情報を発信し誘客を図るため、ファムトリップツアーを実施したいと思っております。ファムトリップツアーとは、海外の旅行雑誌やウェブサイトなどのメディアや旅行会社、人気のブロガーやインストグラマーなどを招待いたしまして、伊賀市内での観光や体験の様子を後日メディアへブログなどで発信してもらったり、新たな旅行商品の企画を行ってもらうような事業でございます。これによりまして外国人目線で伊賀をアピールでき、伊賀に興味を持っていただくきっかけとしてもらうことで、長期的な収穫を図る旅マイプロモーションとなると考えております。  3つ目といたしまして、忍びの里伊賀創生プロジェクト事業、こちらが100万円を見込んでおりまして、伊賀市全域を本気で楽しめる人気のテーマパークと見立てまして、奥深い忍者の歴史文化を感じてもらえるような体験プログラム等を構築いたしたいと思っておりまして、具体的にはJALさんや三重県などとの連携事業として、本物の忍者体験をテーマにした誘客事業を進めるため、東海自然歩道を中心とした忍者トレイルランニングレースの実施に向けた支援と、丸柱地域を中心とした民泊等での伊賀の本物の体験プログラム造成、そして情報発信、さらには忍者トレッキングの実施に向けた実証実験等を考えております。  以上です。 ○委員長(生中正嗣君)  福村委員。 ○委員(福村教親君)  前のイメージでしたら、大阪なりの旅行会社の事務所にパンフレットを持ち込んでみたいなイメージで、私はそういうふうに思っていました。その会場にお越しいただいた方が何千人、何万人という報告もいただいたんですけども、その催事のようなスペースだけとって、そこに全体に来場した方をその検証材料にするじゃなくて、もう少し実質的な、本当にアンケートをとるなり、今、お聞きしたら内容がかなり充実しておりますので、検証のほうをまたしっかりしていただくようにお願いしておきます。 ○委員長(生中正嗣君)  他に。  山下委員。 ○委員(山下典子君)  先ほどの川上議員の329ページのSNS活用プロモーション事業委託料214万5,000円、カメラガールズですけども、今ちょっと調べたらこのカメラガールズって無料のコミュニティで、6,662人のメンバーで名古屋カメラガールズとか神戸カメラガールズとかがあって、素人の方が来て写真を撮ってSNSに上げるという感じで、見たらフォロワーが6,520、何百万人とフォロワーがあったらいいんですが、その点調べましたですか。 ○委員長(生中正嗣君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長(川部千佳君)  カメラガールズのサイトにつきましては、月間プレビュー数が65万プレビュー、公式メルマガの登録が6,000人、公式フェイスブックは5万フォロワーということでございますので、かなりの発信力はあると考えております。 ○委員長(生中正嗣君)  山下委員。 ○委員(山下典子君)  それで、どれぐらいの実績が見込めると思われているんでしょうか。 ○委員長(生中正嗣君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長(川部千佳君)  こちらにつきましては、それで発信をしていただくことで、伊賀の新たな魅力がSNSを通じて拡散されるというところで、それを見ていただいた方が新たに伊賀のほうにもう一度写真を撮りに行きたいとか、体験も紹介いただきますのでこんな体験をしにいきたいというようなことで、次の誘客につながると考えております。 ○委員長(生中正嗣君)  山下委員。 ○委員(山下典子君)  例えばこれ、既存のものに乗っかりますよね。もう今は観光だったら、例えばパンフレットとかチラシをもらってそれを見て来るという時代ではなくて、SNSの時代ではありますけれども、SNSというのはこんなにお金使わなくても、こういう既存のものに乗っからなくてもできるものじゃないんでしょうか。 ○委員長(生中正嗣君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長(川部千佳君)  実際に個人で訪れていただいて撮っていただいて、サイトにSNSのほうにアップしていただくというのは当然お金をかけずにできると思いますが、そのイベントの時期に合わせて、こちらのほうへツアーとして来ていただくというところでは、一定の経費が必要になってくると考えております。 ○委員長(生中正嗣君)  山下委員。 ○委員(山下典子君)  やっぱり自分たちで、マスコミも取り上げるというのは多分新しいものなんですよね。やっぱり既存のものというのは、もうその出て数カ月した時点で古くなってしまう。そういうものに乗っかるよりも、何か新しいもの、もっとお金を使わないでやる方法がたくさんあると思いますので、お願いします。  終わります。 ○委員長(生中正嗣君)  他にございませんか。  市川委員。 ○委員(市川岳人君)  今のところ、カメラガールズです、SNS活用プロモーション事業委託料をお伺いいたします。  そもそもこの事業の発生源であったり、先ほど積算について内容を求めるというようなところもあったんですけども、もう少し詳しい内容を、どういったものに関して、どれだけの積み上げの見積もりをしているのかというところと、カメラガールズを選択されたというところ、随意契約ということになると思いますので、そのあたりをもう一度説明してください。 ○委員長(生中正嗣君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長(川部千佳君)  経費の積み上げでございますが、まず先ほど申し上げましたイベント企画実施費が一式で70万円、告知作成掲載が30万円、告知配信が20万円、応募管理が10万円、カメラガールズサイトの掲載が20万円、写真納品が15万円、集客人数10名を見込んでおりますが、そちらの集客のほうが30万円ということで、消費税合わせまして御提案させていただいている金額となっております。  こちらのほうですが、今よくある観光の手法ではございますが、インスタとか、そういったところでインフルエンサーと呼ばれるような方がいらっしゃいます。そういった方々に掲載をいただくということは、発信としてはすごく強力なものと考えておりますので、そういったものをまとめていただいている企業さんでございまして、そちらのほうの提案を受けまして今回採用をさせていただいたところでございます。 ○委員長(生中正嗣君)  市川委員。 ○委員(市川岳人君)  いろんな部分のその告知の部分というところの内訳を今、お示しいただいたんですけど、そこの金額が適正なものなのかということは、どういうふうに検討されたんですか。まず、1点目。  そして、コミュニティに登録している方が10名いらっしゃるということなんですけど、登録している方、いらっしゃる方というのは一般の方なんですよね。これはあくまで、その大きい意味でのカメラサークルということになりますので。そのあたりで、インフルエンサーというのがすなわち直結するふうには、私としては考えられないんですけども、そのあたりについてどういうふうに見解をお持ちなのか教えてください。 ○委員長(生中正嗣君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長(川部千佳君)  カメラガールズに着目をさせていただきましたのは、今、一眼レフをお持ちの女性の方というのがすごくふえておりまして、しかも写真を撮られたのを必ずSNS等で発信されているというところで、発信力が強いというところで採用をさせていただきました。  積算につきましては、提案いただきました事業者から見積もりをいただきまして、こちらのほうで妥当であると判断をさせていただきました。 ○委員長(生中正嗣君)  市川委員。 ○委員(市川岳人君)  妥当であると判断したというところなんですけど、10名来ていただいて30万円ということは、どこからいらっしゃって、どういった旅費になるのかと思うんですけども、宿泊を伴うのか、飲食どうなっているのかということについて教えてください。 ○委員長(生中正嗣君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長(川部千佳君)  こちらは集客をいただくための経費でございまして、ツアー自身に伴う移動費や宿泊費などはまた別途となります。 ○委員長(生中正嗣君)  市川委員。 ○委員(市川岳人君)  余計それならばこの30万円というのは結局何なんですか。1人3万円というのは何なんですか。 ○委員長(生中正嗣君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長(川部千佳君)  移動費や宿泊費以外の経費に係る分についての経費でございます。 ○委員長(生中正嗣君)  市川委員。 ○委員(市川岳人君)  ということは、一般のカメラガールズに登録はしていただいているけれども、来ていただいた方に3万円、1日なんですか、2日なんですか、わからないですけども、実際どれだけ、我々の認識としての、その日当感覚でどれだけ払われるのかっていうことを教えてください。 ○委員長(生中正嗣君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長(川部千佳君)  個人の方にお幾らお支払いしているかというところまでは確認をできておりませんので、また確認させていただいて御報告させていただきます。 ○委員長(生中正嗣君)  市川委員。 ○委員(市川岳人君)
     ということは、これ10名来ていただくけれども30万円は会社側に、会社なんですかね。カメラガールズの運営側に渡して、30万円が10名にいってるかどうかというのはわからないってことなんですか。どっちなんですか。 ○委員長(生中正嗣君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長(川部千佳君)  一定の謝金は支払われていると考えております。 ○委員長(生中正嗣君)  市川委員。 ○委員(市川岳人君)  いやいや、これ30万円をそこの枠をつくっているということは、見積もりというか、その積算の根拠としてはしっかりしていただかないと、これは予算ですので、そのあたりはしっかりしていただきたいです。  もう一点次のやつをお伺いいたします。同じページで忍者市プロジェクト委託料、先ほども質問ありましたけれども、先ほどの答弁では主にネット発信であったり、ウェブ媒体を使用しての事業ということなんですけれども、この内訳もう一度詳しくわかるように、どういったことに幾らということを、それが全体で523万円ということを教えていただきたいことと。  あと、先月2月の全員協議会で、忍者市創生プロジェクトということでお示しをいただいたんですけれども、そのあたりの事業費はここに入っているのか、入っていないのか。名前が同じような名称になっておりますので、ちょっと私自身わからないので教えていただきたいです。 ○委員長(生中正嗣君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長(川部千佳君)  忍者市プロジェクト事業の実施でございます。こちらのほう、1つ目のネット媒体の情報発信事業ということでございまして、こちらのほうにつきましては、ジャパンガイドといいます外国人観光客の方が一番よくごらんになっているというサイトのほうでの、記事の掲載をいたしまして発信するものとなっております。こちらは一式でいただいております。こちらのほうが193万6,000円です。  2つ目のほうが、ターゲット特化型プロモーション事業ということで、福利厚生会員向けの観光情報発信事業ということで330万円となっております。こちらの2つの事業につきましては、地方創生の交付金の事業として申請をさせていただいている事業でございます。 ○委員長(生中正嗣君)  市川委員。 ○委員(市川岳人君)  ありがとうございます。申しわけないです、1つ目はイメージできるんですけど、2番目がその福利厚生云々というところが、少し今の口頭の説明ではわかりにくい、もう少し紙媒体の資料なりいただければ非常にありがたいんですけれども。  それと、最後に質問させていただいていた部分です。先日の全員協議会で説明いただいた創生プロジェクトというのは、ここに入っていないということなんですかね。そのトレイルランニングであったり、トレッキングだったり、アスレチックというのが忍者市創生プロジェクトというような形で資料いただいていたんですけれども、今回の忍者市プロジェクトというのとは、また別ということですか。 ○委員長(生中正嗣君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長(川部千佳君)  外国人誘客の事業のほうで100万円を見込んでおりますのが、JALさんとかとしております伊賀市の地方創生のプロジェクトのほうになっておりまして、そちらも地方創生推進交付金の対象となっております。  今、発言がございましたアスレチックの件に関しましては、今年度の事業ではなくて来年度の予定をしている事業で、平成32年度に予定をしている事業でございます。  先日、御説明させていただいたのは5年間の計画でございましたので、ことし対象となっている事業のみ予算に上げさせていただいております。 ○委員長(生中正嗣君)  市川委員。 ○委員(市川岳人君)  わかりました。  仮称伊賀忍者体験施設ということの2,156万円、ここにつきましては財源、地方創生の交付金ということで予定していると思うんですけれども、その財源の見込みですね、どれぐらいあるのか。  今回、ちょっとここの項で聞かせていただいていいのかわからないんですけれども、債務負担行為で総額で3億円弱ということで計上されておりますけれども、3カ年での計画というのがどういうものかということについて、これは1年目の予算計上ということだと思いますので、3年間での債務負担行為についての財源上がっていますので、この1年目だけではなくて3カ年の計画というのはどういうふうになっているんですか。 ○委員長(生中正嗣君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長(川部千佳君)  財源でございますが、地方創生推進交付金を活用したいと思っておりまして、そちらの申請につきましては1月24日に申請をいたしまして、今、内閣府のほうで審査をいただいているところでございます。今月の中旬以降に内示をいただくというふうに聞かせていただいております。  債務負担の3カ年の計画でございますが、まず、1年目につきましては施設整備事業の委託料といたしまして、設計業務の委託を見込んでおります。平成32年度につきましては、内装の製作につきます経費につきまして2,233万6,000円を見込んでおりまして、平成33年度は2億7,720万7,000円ということで、施設の内装の仕上げということで経費を見込ませていただいております。 ○委員長(生中正嗣君)  市川委員。 ○委員(市川岳人君)  今、設計については来年度の予算で、今回の分と。製作というか建設であったり、工事の部分が改修部分が2年、3年というところになってくるということなんですけど、これは市が財源を出して、市がというか交付金を使ってということなんですが、前回全員協議会で説明いただいたときは改修設計建設工事管理に関しては、事業者が業務項目ということでこの表でいただいているんですけども、それはどういうことなんですか。市がやるということなんですか。 ○委員長(生中正嗣君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長(川部千佳君)  この間御説明させていただきましたように、展示設計、そして製作、工事、そして運営を一括できる業者さんを選定させていただくんですが、そのうち設計に係る分の上限を今定めさせていただいておりまして、金額につきましてはその提案のときに、公募に参加いただきました事業者さんから御提案いただいた経費となってまいります。  先ほども申し上げました1年目は展示設計に係る部分、2年目につきましては展示設計のうち映像等の制作です、そういったものに使わせていただいて、3年目が施設の内装等の仕上げの部分となってまいります。 ○委員長(生中正嗣君)  市川委員。 ○委員(市川岳人君)  ということは、2年目、3年目のそのことについては、事業者が決定しない限り金額というのは定まってこないということなんですかね。 ○委員長(生中正嗣君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長(川部千佳君)  私どもで、必要であろうと思うところを参考見積もりをとっておりまして、そちらを上限として今、予算措置をさせていただきますが、当然下がってくるのではないかと考えております。 ○委員長(生中正嗣君)  市川委員。 ○委員(市川岳人君)  済みません、最後にします。  実際その事業者に関しては、公募で行うということを説明してはいただいているんですけど、応募資格になる方、全員協議会でも質問あったと思うんですけれども、法人でなければならないということ、これが実際事業運営に当たって、市内でそういった手上げができる状態にあるのかというところ、私はちょっと疑問に思っているんですけども、そこについてどのような見解をお持ちですか。例えば、観光協会だったり、いろんな商工団体であったり、いろんな団体ありますけれども、そういった事業者が参画できるような形に、応募できるような形になるんですか、これは。 ○委員長(生中正嗣君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長(川部千佳君)  公募に参加いただく事業者さんにつきましては、先ほど申し上げました設計、施工、運営を一括して行っていただける事業者さんということで、1社の場合もございますし、グループとしてグループを構成いただきまして参加いただくということも、要綱のほうにうたわせていただいておりますので、グループの中に市内事業者さんが参画するということも可能ではあると思います。  また、こちらの審査のほうにつきましても、市内事業者等々との連携を評価ポイントとさせていただきたいと思っておりますので、評価の時点で市内事業者さんと連携をいただいている事業者さんが有利になるというふうには考えております。 ○委員長(生中正嗣君)  市川委員。 ○委員(市川岳人君)  今のグループを組むというところ、少し曖昧な説明だとは思うんですけれども、それはつまり特定の会社をつくってそれに参画するという形になるのか、もう少し具体的な説明をお願いいたします。 ○委員長(生中正嗣君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長(川部千佳君)  この事業に参画するための特定目的会社、SPC等々を構成いただくということで考えております。 ○委員長(生中正嗣君)  市川委員。 ○委員(市川岳人君)  であるならばですよ、特定の会社をつくると、そこに公が一定の税金を投入するということ、形式的にはそういう形になります。そうなった場合に同じような、これは民間集客施設ということになりますので、最後答弁いただきたいんですけれども、ほかの民間事業者とバッティングするということになりかねないのではないか。そこに関しての見解を最後に教えてください。 ○委員長(生中正嗣君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長(川部千佳君)  私どもが考えておりますのは、その場所だけで集客を図るというような事業ではなくて、市内の忍者の関連施設等も連携いたしまして、そちらのほうがゲートウェイということで、そちらから市内各所に赴いていただくような施設をつくりたいと思っておりますので、民間の事業者さんとバッティングはしないと考えております。 ○委員長(生中正嗣君)  他にございませんか。  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  325ページの観光費についてお聞きします。  全体で観光戦略経費が5,559万5,000円、そして、外国人観光誘客事業が656万9,000円、忍者市プロジェクト事業が3,098万円ですけど、もともとの観光戦略経費というのは昨年に比べてはそんなに変わってません。その中で実際に新しいプロジェクトみたいなイメージをおっしゃっているんですけど、やっている方も変わってないように思うんです、実際に。これは、実際に観光協会に、今、ばらばらで言われたけど総額で2,000万円以上委託するということでいいんですか。ちょっと金額的に拾ってないんですけど、ざくっとでもいいですから、観光協会に何ぼ委託する気なんですか、これ。 ○委員長(生中正嗣君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長(川部千佳君)  委託料ですね、済みません。細かい数字は持ち合わせておりませんが、約1,000万強の委託費だと把握しております。 ○委員長(生中正嗣君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  昨年と変わってない金額じゃないですか。2,000万やったら。 ○委員長(生中正嗣君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長(川部千佳君)  一部事業の見直しもしていただきまして、昨年度より少し上がっております。 ○委員長(生中正嗣君)
     中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  それで今まで出てました東京とか大阪とか誘客してきましたよね。何年もかかって。何年もかかってやっておられるんですよね。その部分も含めて、これが新しく外国誘客とか、今言われたものは来るっていうことをお考えになってるんですか。今、若者会議を開かれて、新しい発想というふうにおっしゃってました。今のインターネット、SNSを使っていうのについても、その分についても、新しい人材がどこにここに盛り込まれてるのか教えてください。 ○委員長(生中正嗣君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長(川部千佳君)  今年度の事業の中でございますが、若者会議等々の皆さん方の意見を反映さす。また若者会議の方々にも、一員となっていただくっていうことを、今総合政策課のほうと調整はさせていただいてるところでございます。  新たな人材というところに関しましては、5年間の地方創生の交付金事業の中で、来年度人材育成ということで観光、忍者に特化したような観光のプレーヤー育成事業というのを考えておりますんで、そちらのほうで新規の事業者等々の発掘はしていきたいと考えております。 ○委員長(生中正嗣君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  一番大事なもんは人材育成っていう話でしたよ。もともとやってくれる人がないのに、この今やっておられるのが、やっぱり逆なんやと僕は思うんですよね。人をちゃんと育てた上でやないと、観光なんか着地型のというのが、国的に言うてるのは、着地型体験型をしていきましょう。そしてインバウンドを呼び込みましょうというのは、国の施策の中で入ってるわけですよ。我々もそのように押してます。にもかかわらず、古い考えをもってる人、主に考えたものを巻き直しのもんばっかしです。今見てたら。新しいもんなんか何もないもん。人材発掘、来年に回す。逆でしょう。まずここで人材育成のとこで、ぼんとお金を突っ込んでやんないと、施設なんか管理もプレーヤーを育てるとか、プレーヤーを管理する。プロデュースをする人っていうのが、やっぱりほかから持ってくるというようなイメージばっかりなんですよ。これもったいないですよ。4,000万。全部で使ってるお金何ぼ使う気なんですか。これ。初年度で6,300万使って、どんだけの効果があるんですか。道路何メートル直せると思ってますの。実際に。福祉にどんだけのお金回せると思ってるんですか。六千数百万円も無駄遣い、これは無駄遣いと僕は思ってますよ。ちゃんとした人材育成っていうのは、それこそほかのところで人材育成してますよね。IGABITOの育成、ここで十分人材育成できてるんですよ。にもかかわらず、ここは後回しにしてやっていくなんて、どのように考えてるのか僕全くわからないんですけど。その説明、どういうふうにしてくれるんですか。 ○委員長(生中正嗣君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長(川部千佳君)  人材育成に関しましては、先ほども議員おっしゃられました着地型観光という面で、いがぶらというところで実行委員会、実行部会を組織させていただきまして行っております。いろんなプログラムを提供いただくパートナーの方の発掘であったり、プログラムのブラッシュアップ等々をいがぶら実行部会員で、一生懸命していただいておりまして、プログラム提供いただく方も、人材をつくっていくのもしておりますし、いがぶらの実行部会の中でブラッシュアップを通じて、いろんな事業者さんとかかわっていただいて、伊賀の発信について、一生懸命考えていただいてる実行部会員というところも、次の世代の貴重な人材だと思っておりまして、そちらのほうもあわせて行っているものと考えております。また、外国人の観光客の受け入れのセミナーなども開く予定をしておりますので、そちらのほうでも人材育成を図っていきたいと思っております。 ○委員長(生中正嗣君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  そのまとめ役っていうのは、観光協会さんというイメージなんですか。今おっしゃるんやったら。DMOを観光協会とやられるということであれば、全部の部分を観光協会がきちっとやっていかれるっていうことなんですよね。そんなんできへんよねっていう声も聞こえてますけど、そんなスタッフが僕はおるとは思いませんよ。人数的にも。そしたら外注に振りはって、ただ観光協会っていうものが、ぽんと上にのっかって、ほかみんな委託が周りを直接やったら、済むようなことをやってるようにしか思えません。そして忍者市のプロジェクトの体験施設の移転も委託料についても、実際に南庁舎の活用が最終的に決まっていかないと、これを発注することはできないと僕は思ってます。そのように考えておいていいんですか。認められないのにいくということはあるんですか。教えてください。 ○委員長(生中正嗣君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長(川部千佳君)  私どもは南庁舎の活用事業というのは、私たちが御提案させていただけるように進んでいきたいと考えておりますし、この忍者市体験施設というものにつきましては、伊賀市が忍者の聖地としていくためにも、必ず必要なものであると思いますし、今こういった全国各地で忍者が対応されている中で、チャンスをみすみす逃してしまうということにつながりかねないと思っておりますので、忍者市の体験施設等々は進めていきたいと考えております。 ○委員長(生中正嗣君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  そしたら南庁舎にこだわっておられるんですよね。この体験施設はよそでできると十分僕は思っておって、この分の設計費用がほかに回せるんだったらいいなと思ってたんですけど、あくまでも今この予算に出てるものは、南施設にかかわるもんやと理解しました。ありがとうございました。 ○委員長(生中正嗣君)  他にございませんか。  宮﨑委員。 ○委員(宮﨑栄樹君)  331ページの東海自然歩道管理経費ですが、これは東海自然歩道のパトロールや除草作業をされる委託が主に入ってますけれども、まず確認したいのが、これ決算議会で申し上げましたが、尼ヶ岳のほうで案内の看板とか、そういうのが劣化して道がわかりにくいよねっていうことがあって、迷われる方がいらっしゃいます。決算のときの答弁では、室生赤目協議会というところの交付金、そういうのももらえるということで、そういうの活用して対応していくっていうことでしたが、その後はどうなってますでしょうか。 ○委員長(生中正嗣君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長(川部千佳君)  交付金につきましては、奥余野公園等の整備のところでは活用をさせていただいておりますが、尼ヶ岳のほうには、今現在は活用がまだできていない状況でございます。 ○委員長(生中正嗣君)  宮﨑委員。 ○委員(宮﨑栄樹君)  私が以前申し上げた箇所っていうのは、パトロール等されて確認はされていますか。 ○委員長(生中正嗣君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長(川部千佳君)  パトロール員さんへの確認、パトロール員さんからの報告等々は支所のほうで受けておりまして、支所のほうから年度末に、私のほうに上がってくるというふうになっておりますので、細かいところはまだちょっと把握できてない状況でございます。 ○委員長(生中正嗣君)  宮﨑委員。 ○委員(宮﨑栄樹君)  しっかりと確認していただきたいというふうに思います。いろんなところが修繕必要になってるんだろうというふうに思います。忍者トレールランでも使うようなところもありますので、そういう修繕箇所しっかりと洗い出すっていうことは、今後必要かと思いますが、そういうふうなお考えっていうのはありますか。 ○委員長(生中正嗣君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長(川部千佳君)  東海自然歩道とかに関しましては、一応、所管は県になりまして、県の事業でそういったものの整備をしていただいてるという状況でございまして、市のほうでこういったところが整備が必要だということは、県のほうに要望を上げさせていただいてるところでございまして、県のほうでも前向きに検討いただいてると聞かせていただいております。 ○委員長(生中正嗣君)  宮﨑委員。 ○委員(宮﨑栄樹君)  軽微なところは市がやって、大規模なところは県に要望するっていうことは、前もお答えいただいてましたので、しっかりと要望というか、協議っていうのはお願いしたいと思います。終わります。 ○委員長(生中正嗣君)  赤堀委員。 ○委員(赤堀久実君)  2点聞かせていただきたいと思います。商工業振興経費なんですけど、323ページで地場産業振興事業の中に工事請負費が2点上がってます。伝統伝承館と、後、伊賀焼の伝統産業会館、この工事内容教えていただきたいと思います。 ○委員長(生中正嗣君)  商工労働課長。 ○商工労働課長兼営業本部事務局次長(小林康志君)  2点ございまして、1点目の伊賀焼伝統伝承館の修繕工事は、外づけの階段のほうが老朽化ですとかで、修繕しなさいということを消防のほうから指摘されておりまして、そちらの工事になります。  もう一点、伊賀焼伝統産業会館の施設改修工事費なんですけれども、こちらのほうは伊賀信楽古陶館が閉館になるという予定で、中にあります奥知コレクションの中の全部、もしくは一部をこの伊賀焼伝統産業会館のほうに移そうという計画がございまして、移した後のセキュリティのものを強化しようというような工事でございます。 ○委員長(生中正嗣君)  赤堀委員。 ○委員(赤堀久実君)  以前から伝統産業会館に関しては、バリアフリー化ができていないという声、一般質問でも私も取り上げさせていただきましたし、そういった計画っていうのはないんでしょうか。 ○委員長(生中正嗣君)  商工労働課長。 ○商工労働課長兼営業本部事務局次長(小林康志君)  バリアフリーについても、大きな課題だと思っております。もう一つ、排水のほうも直さなきゃなんないなっていうようなこともございます。そういった中を含めて、総合的に奥知コレクションが移った後、お客さんの状況とか見ながら、総合的に考えていきたいと思っております。 ○委員長(生中正嗣君)  赤堀委員。 ○委員(赤堀久実君)  今の課長の答弁、お客さんの様子を見ながらっていうのは、お客さんの入りで変わってくるということなんですか。 ○委員長(生中正嗣君)  商工労働課長。 ○商工労働課長兼営業本部事務局次長(小林康志君)  単なる増減というわけではございませんでして、御不自由だというようなリアルなお声を参考にいたしながら、総合的に考えていきたいということでございます。 ○委員長(生中正嗣君)  赤堀委員。 ○委員(赤堀久実君)  今現在、そういった声が上がってるっていうことで、私も取り上げさせていただきましたので、含めて検討願いたいと思います。  次に行きます。331ページ、ふるさとの森公園の管理費の中で、今回ふるさとの森公園周辺の公共施設官民連携可能性調査委託料が上がってます。これは道の駅を含めて、全体周辺のことっていうふうにおっしゃってくださってましたが、これは調査委託って誰に向けての調査委託なんですか。 ○委員長(生中正嗣君)  阿山支所振興課長。 ○阿山支所振興課長(藤林宏通君)  阿山支所振興課の藤林と申します。どうぞよろしくお願いします。  調査につきましては、専門業者に委託を考えております。 ○委員長(生中正嗣君)  赤堀委員。 ○委員(赤堀久実君)  委託先ではなくって、誰を対象に調査をされるのか。 ○委員長(生中正嗣君)  阿山支所振興課長。 ○阿山支所振興課長(藤林宏通君)  ここにふるさとの森公園がありまして、その周辺に三つの施設があります。そんな中で施設の現状とか利用者数とか、それから管理者さんからのヒアリング、それから地域の方々からのニーズ調査等々行いまして、事業の構想を検討していきたいというように思っております。
    ○委員長(生中正嗣君)  赤堀委員。 ○委員(赤堀久実君)  事業者さん、道の駅とかの管理者さん聞くことで、これは業者に委託をしなきゃいけない内容なんですかね。475万2,000円もかけて。周辺のことでも自治会さんであったりとか、さまざまなやはり市民の皆さんへのアンケートであったり、やっぱりこれはちょっとお金かけ過ぎじゃないかなというふうに思うんです。アンケートをとった上で、計画まで考えてらっしゃるということなんですか。 ○委員長(生中正嗣君)  阿山支所振興課長。 ○阿山支所振興課長(藤林宏通君)  具体的な計画までは考えるつもりはないんですけども、構想というところまで考えるっていうことでございます。 ○委員長(生中正嗣君)  赤堀委員。 ○委員(赤堀久実君)  余り意見言うのもあれかと思いますが、本当にアンケートだけでこんだけの金額っていうのが、ちょっと首かしげるかなと思いますので、意見だけ言わせていただきます。 ○委員長(生中正嗣君)  他にございませんか。  福田委員。 ○委員(福田香織君)  先ほどの赤堀議員さんの質問の関連なんですけど、323ページの伊賀焼伝統産業会館の施設改修工事費なんですが、質問の答弁で小林課長が奥知コレクションの全部、あるいは一部ってお答えなられたように聞こえたんですけれども、全部ということもあるんですか。 ○委員長(生中正嗣君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長(川部千佳君)  担当のほう今現在、観光のほうでしておりますんで、観光のほうからお答えさせていただきたいと思います。奥知コレクションにつきましては、今現時点では、一部を伊賀焼伝統産業会館のほうへ移転させていただこうと思っておりまして、将来的には全てそろった形で展示できるところを考えていきたいということで、先ほどの答弁になっております。 ○委員長(生中正嗣君)  福田委員。 ○委員(福田香織君)  そしたら当初の説明どおり、信楽焼を主にミホミュージアムに寄託するということで変わらないということですね。 ○委員長(生中正嗣君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長(川部千佳君)  はい、その予定でございます。 ○委員長(生中正嗣君)  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  幾つかお尋ねをしてまいります。目3観光費で説明欄327ページのDMO形成支援負担金、観光協会へ300万というのが載っております。これ負担金、補助金と違う負担金ですから、行政もかかわっているだろうと思いますけれども、これにつけて観光協会に行政はどんなかかわりをしているんでしょうか。 ○委員長(生中正嗣君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長(川部千佳君)  DMOにつきましては、市といたしましても積極的にかかわりをもっていかなければいけないものと考えておりまして、今、毎月担当者会議というものをさせていただいておりますが、そちらのほうに私も含めまして、職員が行かせていただきまして、DMOのマーケティングをどうしていくかであったりとか、新規の事業、どういうふうに組み立てていくか。またその体制をどうしていくかっていうことを、一緒に考えさせていただいております。 ○委員長(生中正嗣君)  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  DMOを形成するのは、やっぱし市内の事業をしている人たちに、この指とまれの方式で集まってもらって、行政と観光協会だけが考えるのではなくして、集まってもらって要するに伊賀市を売り込む組織でしょう。伊賀市を売り込むためには、どんなストーリーをつくっていくのか。そのストーリーづくりをするのが、スタートなんですよね。だからこそ行政と観光協会だけで、これはできるものではありませんので、その指導をするのは、助言をするのは、これは行政が観光協会に話し、二つの組織がやるっていうのはいいんですけど、そもそも基本的なことを考えるのは、そこではないというように思います。この31年度300万を毎月担当課で会議をし、マーケティングどうしたらいいかねっていう議論をしていく。この300万円はじゃあどういうふうなところに使われようと、この1年されているんでしょうか。 ○委員長(生中正嗣君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長(川部千佳君)  議員がおっしゃるとおり、地域の合意形成っていうのが、一番大事であるというのは認識させていただいておるところでございまして、関係者による合意形成を図る会議等を開いていただいてるところですし、今後も必要な部署、部署といいますか、チームごとで戦略を練っていきたいというふうに考えております。  今年度のDMOの候補法人の負担金でございますが、今現在は候補法人ということで、本申請をするためのスマートフォンによるアンケート調査等をしております。そちらと関係者の合意形成を図る取り組み、またそして新規事業を進めていくっていうところで、DMOのほうでは地域の稼ぐ力を醸成していくために、伊賀流忍者を切り口とした地域の歴史文化、伝統、特産品など、コンテンツとしての付加価値を高めて、国内外に広くアピールする。そしてファンをつくっていく。そして忍者の聖地としてステイタスを構築するっていうことを戦略の基本として、まず第一ターゲットである国内リピーター、第二ターゲットであるインバウンド、第三ターゲットである未来訪者、それぞれのターゲット別に戦略を展開していくとしております。こちらのほうにつきまして、DMOの体制構築であったり、マーケティングプロモーション、DMOの登録課題の対応及び新規事業開発支援等に関して、専門家の派遣に係る経費を市のほうで支援をしたいと考えております。 ○委員長(生中正嗣君)  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  少しDMOについては、今の説明を伺ってる限りは、ちょっと違うんじゃないかなというふうに思います。伊賀市をどう売り込みたいかという人たちがたくさん集まります。これを売りたい、あれを売りたいといろいろ違います。それをどう集約していくかっていうことで、今新たなものというけど、忍者売り出すんでしょう。忍者新たなものじゃないわけですから、今まで観光で築いてきた忍者市をつくろうがつくらまいが、それをひっくるめて観光じゃないですか。だから既存の忍者をどんな形でっていうところまで来ているから、ゼロでアンケートをとって、ゼロのスタートではないんですよ。だからそういうふうなお金の使い方は無駄ではないですかっていうようなことで、観光と言えばみんな観光協会に依存しますよね、丸投げですよね。じゃあ観光協会にも限度があるから、例えば次の329ページ、外国人観光誘客事業の中の部分でも、多言語のパンフレットをつくりましょうといっても、恐らく観光協会さんは、あのスタッフでつくらないでしょう。どっかにまた出すんでしょう。ということは、また違うとこにいくということは、行政、観光協会、次なるところというふうにして、中継をしているような形になってはいないかなということを、この観光のエリアの予算を見て危惧してるんです。ですからそうじゃなくして、DMOの中では行政がどんな役割をどこまでやって、その後は民の方にお願いしましょうよねというふうなことをしたいと思いますので、この私300万の使い道、何のために使うのかなというふうなことが不思議でならない。行政と観光協会でできる範囲はどこまでで、その次はうんとお金をかけて、ストーリーづくりをしましょうよという形ですので、このちょっと300万、理解できません。  もう一つは、先ほど同僚議員にも質問にもありました。331ページのふるさとの森公園の周辺ですけれども、支所さんは今調査の段階で、専門の方に施設の利用状況やニーズについて調査しましょう。その前段で伊賀市として、本庁としては、ここんとこをどんなことにしたいかという構想をまずもって、この事業の調査にかかっていると思うんですが、そもそものあそこをどういうふうにしたいのかという構想が、我々の中にはまだ伺っていないので。どういうふうなことをしたいのかというのを、ちょっとわかるようでしたら、お示しをいただけますか。周辺ですのでね。 ○委員長(生中正嗣君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長(川部千佳君)  ちょっと説明が悪かったようで、新規事業といいますのは、忍者を切り口にした新たな誘客の事業というのを、いろんなDMOの構成は観光協会の会員さんでございますので、そういった方々の声を聞きながらつくっていく。また今あるものをブラッシュアップしていくということでございます。  アンケートも一からアンケートをするというのではなくて、ターゲットを絞るために、どういった観光客の動向があるかっていうのを、しっかり把握させていただいた中で、次の戦略を練っていくというところで、必要なものとなっておりますし、DMOの要件になっておりますので、アンケートをさせていただきたいと考えているところでございます。 ○委員長(生中正嗣君)  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  その点は理解させていただきます。329ページの外国人誘客659万9,000円しかり、忍者プロジェクトの3,098万しかりでございます。この中で大阪のほうへ関西圏へ行って、いろんなイベントをやられて、忍者のPRをされます。私そのことは否定はいたしません。でも毎年同じことをやっているんですよね。これ予算委員会でいっつも同じことの答弁を頂戴してます。毎年同じことをやって、じゃあどれだけの効果が出てきてるのか。その分析の結果、次の年は違うことするでしょう。普通でしたら、民間でしたら。毎年同じことをやっている。ですからその分析っていうのが、本当にあるのかなっていう疑問があります。これ全否定するわけじゃないです。まずそこを考えながら、予算に立ててほしいなというのが一つと。  出て行っていろんなイベントをします。伊賀肉、全部出ました。たくさんの人が寄ってきてくれました。ただですからみんな来ますよ。都会の人たちはね。でもその部分を伊賀市の中にどう引き込むかというようなこと、むしろそのことも大事ですけど同時に、じゃあ伊賀市の中でもてなしの体制、もてなしの心がどんだけできているのか。町の中に出て行ってトイレないよね。休憩するところもないよねって、ずっと今まできてて、やっと東町パークですけども、そういうふうなことがあるので、まず受け入れ体制もしっかり同時にやる。そんな予算がちっともここには乗ってないんですよね。観光のところに。これってちょっと考えてほしいなというような思いがありますので、ちょっと申し上げて終わります。 ○委員長(生中正嗣君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  2点について尋ねさせてください。先ほどお話ありました331ページふるさとの森公園の周辺の公共施設、どんな施設があって、最適化の計画の中ではどういう位置づけしてて、今新たにこの委託料、約500万円を使って、何をしようかということをお示しをいただきたい。これが1点。  2点目、323ページ、営業本部の活動経費、上段にございますが、大半の委託料が伊賀ブランド活用事業委託料、この伊賀ブランド活用事業、もう少し先ほども御答弁あったんですけれども、もう少し具体的にこの100万円程度の事業の中身を教えてください。 ○委員長(生中正嗣君)  先ほど安本委員の質問の中でありましたよね。阿山のね。それまだ答弁、一緒でよろしいか。田中委員もよろしいでんな。それで答弁お願いします。  阿山振興課長、お願いします。 ○阿山支所振興課長(藤林宏通君)  お尋ねの件ですけども、現在、阿山ふるさとの森公園周辺には、B&Gの運動公園があります。それから道の駅あやまもあります。それからさんさんホールがあります。この四つの施設を一体的といいますか。連携することによりまして、全体のもってるポテンシャルを底上げできないかというようなことや、民間の活力、資金とか活力を取り入れまして、施設を充実させまして、新たなにぎわいを創設したいというような目的で、それに向けての事前の調査を行わせていただきたいということでございます。  調査の内容ですけども、先ほども言いましたけども、現状の調査、それから事業のコンセプトの構想の検討です。それから事業の手法、それから事業の範囲、この施設とこの施設は連携できるなとか、全部できるなというような事業の範囲、それからスケジュール、それから官民連携手法の実現に向けての検討や事業者へのヒアリングっていうようなことを調査させていただきたいということでございます。現在、内閣府の補助メニューにもあるということで、応募をさせていただいたところでございます。 ○委員長(生中正嗣君)  商工労働課長。 ○商工労働課長兼営業本部事務局次長(小林康志君)  31年度に具体的に何をするのかということで説明させていただきます。伊賀ブランドの中でも組みひも、伊賀焼などの伝統工芸のほうに、まずは特化していきたいと思っております。工芸、芸術、デザインなどをキーワードにしまして、海外も含めた外部企業者が伝統工芸品である組紐ですとか、伊賀焼ですとかなどの伊賀ブランドを活用して、伊賀市で事業展開するための行動計画を立案する基礎資料等を作成したいと思っております。そのために10月に開催されます国際組紐学会に参加の外国人に対して、企業に対する調査を行いたいと、行動計画の基礎資料とさせていただきたいと思っております。  なお、この事業は経営ジェトロの対日投資の応援プログラムというのにも、採択をいただいておりまして、経産省も支援するというように言っていただいております。具体的な予算の使途ですけれども、翻訳料ですとか、通訳料に45万円を見込んでおります。消耗品ですとか、会場使用料に40万円を見込んでいるというところでございます。 ○委員長(生中正嗣君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  まず1点目、ふるさとの森、B&G、道の駅、さんさんホールは最適化計画の中では、どういうふうな位置づけになっていたの。新たに位置づけから補完するような調査委託事業なのか。最適化計画を破棄して、新たな取り組みなのか。一体どういうふうなスタンスで、この予算計上されてるのかということを教えてください。  小林課長のほうには、えらい組みひもとか、先ほどの川部課長の観光協会、共通するのは組みひものえらい廣澤さんに手厚い予算配分じゃないかと、私はそのように受けとめられるんですけれども、そうじゃないという根拠を小林課長お示しをください。 ○委員長(生中正嗣君)  阿山支所振興課長。 ○阿山支所振興課長(藤林宏通君)  お尋ねの件ですけども、ふるさとの森公園につきましては、直営で行っております。最適化計画では第1期で縮小ということで貸し付け、売却でございます。そのほかの施設につきましては、継続ということでホールにつきましては、第2期で縮小というようなことでございます。それで直営とか指定管理ということでありますが、この調査を行いまして、指定管理がいいのか、それとも直営がいいのかというような手法も、ここで調査をさせていただきたいと思っております。 ○委員長(生中正嗣君)  商工労働課長。 ○商工労働課長兼営業本部事務局次長(小林康志君)  伊賀の伝統工芸品であります伊賀組みひもは、つくっておられる方はいわゆる技術者、職人さんでございます。できてくる品物と商品といいますのは、伝統的な技法を使っておりますけれども、パターン化されたデザイン、工法によってつくられております。そういったものを正確につくり続けるというのが、職人わざだというふうに聞かせていただいております。  一方、このたび開催されます国際組紐学会のデザイナーですとか、クリエイターの方々は既存の技法ですとか、デザインとかにこだわらない。そういった作品をつくっておられます。そういった商品と作品とかがクロスオーバーすることによりまして、新しい伊賀の産品に息吹が吹き込まれるんではないかと。そういうふうに思っておりまして、何か特にそんたくしたとか、そういったことはございません。 ○委員長(生中正嗣君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  阿山町はだから貸し付けとか、売却とかしていこう。B&Gやら道の駅はそのままで置いていこう。さんさんホールも縮小していこうという方向の中で、あえて可能性を調査をして、四つの施設をうまく連携していこう。私、正しいと思うの。それがなぜここの部分だけなんだろう。ほかでもないんだろうかと思うんですよ。単純に一つの施設は、これは使いもんにならん。いや、これはひょっとしたら使えるかわからん。でも三つも四つも合わせてみたら役割分担したり、連携してすばらしい機能分担、役割、相乗効果あって、いいものに仕上がってくような気がしてならんのですよ。だからこの事業については、非常に推進してほしいと思うけれども、したがって最適化計画をクオリティーアップ、バージョンアップしたという位置づけでいいのかどうか。位置づけを聞かせてください。  小林課長は、例えば忖度ないちゅうことはわかりました。この営業本部というのは、例えば今年31年度に組みひもでぐっと置いていくのはいいと思うけれども、もともとの設置された目的からすると、伊賀のあらゆる可能性とか、特産物とかいう幅広く捉えていらっしゃると思うの。だから今の例に考えたら、ふるさとの森だけ売っていってもどうなんだろう。道の駅と連携したらどういうことができているんだろう。それによって誘客はどうなんだろうという総合的な中で、今年は組みひもだっていうだったらわかるんだけれども、そのあたりの位置づけ、組みひもにぐっと特化した位置づけというのは、先ほどの展覧会開かれるということなのかもわかりませんけれども、改めてぐっと踏み込んでいったということの意図を教えてください。 ○委員長(生中正嗣君)  阿山支所振興課長。 ○阿山支所振興課長(藤林宏通君)  ふるさとの森公園でございますが、公共施設最適化の1期ということで、来年度で31年度で縮小というような方向を、私どもも事前に検討して探っていきました。その結果、こういう公共施設最適化計画っていうような専門的な方の講演を聞く中で、違った方向もあるんじゃないかというようなことを思いまして、今こういうふうに考えているところでございます。
    ○委員長(生中正嗣君)  商工労働課長。 ○商工労働課長兼営業本部事務局次長(小林康志君)  国際組紐学会と申しますのは、事務局が京都にあります国立の工芸繊維大学が担っております。今回が伊賀で開催されるのが第4回です。1回目が京都、2回目がアメリカ、3回目がイギリス、そして4回目が伊賀ということで、いわゆる伊賀は地方都市で、私たち心配しましたのは、このような地方都市でそのような国際学会開いても、果たして外国からお客さん来てくれるんでしょうかねというようなことを事務局にお話しましたら、そうじゃないと、伊賀は組みひもの関係者にとって聖地なんだと、必ず来るから心配するなと言われました。応募期間のエントリー開始した時点で、応募150人が埋まってしまったと。それも100人超える外国の方がイギリス、アメリカ中心なんですけども来られると。ついては女性が多いので旦那さんも来られると、実際来るお客さんは200名から300名になるでしょうと。  もう一つは社会的な地位の高い方が多いと、また経済的に富裕な方が多いと、またいろんなネットワークを持たれる方が多いということもありまして、これはせっかく伊賀へ来てくれる大チャンスですよというようなお話も聞きましたので、この会議自体は5日間開催されるんですけれども、その間に伊賀組みひもの職人、技術者の方々との交流もありますし、私たちと官民合わせたIGABITOとの交流もさせていただきたい。その中で会議が終わっても、そういった方々とネットワークを引き続き続いていける、いい機会だというふうに思いましたので、これはチャンスだということで、組みひもにぐっと足を踏み入れたということでございます。 ○委員長(生中正嗣君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  詳しい話よくわかりました。先ほどの阿山支所の話なんですが、本庁ではどう捉えてるんだろう。本庁の公共施設の最適化計画の中に、今、阿山支所振興課がおっしゃっていただいたように、いわゆるバージョンアップですよ。単体、単体の話じゃないですよ。エリアとかもしくは同類の施設を連携していったら、もっと価値が出ますよねというふうな切り口を持たれてくるということなんですが、本庁としてこの最適化計画を見直していこうということなのか。これ一例にして、ほかに該当する場所があるかということを探っていこうとするものなのか。そのあたりの見解をお示しをいただけたらと思います。 ○委員長(生中正嗣君)  副市長。 ○副市長(大森秀俊君)  ありがとうございます。ふるさとの森公園の話なんですが、実は先ほど阿山の課長から話ありましたが、1回研修会の中でそういう議論が目からうろこだったんですが、実はこの地域は3月17日に新名神高速道路が東からずっと京都まで通るという中で、17日が確か三重県間全部通るということで、これから物流が物すごい大きく変わるという中で、今まで公共施設最適化で施設をそれぞれ単独、単独で見てた、切り売りしてたんですね。そうじゃなしに、施設一体を捉えたときにどうなるかっていうような話をしたときに、この地域が最適じゃないかと。部分最適じゃなくて、全体最適を見たときにどうかというような議論がありまして。ここの施設ごとに、先ほど申し上げましたように縮小とか現状維持とか、そういうふうになるんです。そうじゃなしに、施設として見たときにどうかっていう話があるんだろうという中で、いろいろ考えたら、この施設がまさに阿山のこの地区が甲南インターから乗り出し、新名神ができるとドラスティックに変わるだろうという中で、じゃあ日本的なオールジャパンで見たときの、そういう施設的な強みっていうのになるんじゃないっていう発想の中で一度やってみようと。これは思い切ったチャレンジかもしれません。あんまり前後でこんな例はないかもしれませんけども、一応そういうことで取り組みたいというふうなお話で、とりあえず調査をしたいということです。したがいまして、こういう群で見たときに、ほかにあるかどうか、また今後検討したいというふうに考えております。 ○委員長(生中正嗣君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  ありがとうございます。329ページ、伊賀市の体験施設のことにいかしていただきます。先ほど旧市役所、旧庁舎で行いたいという決意を述べられました。先ほど小林さんが組みひもっていうのは、非常にネットワーク、これからの伊賀市を盛り上げていくためには、非常に強みのある切り口、伝統産業ですよということもおっしゃっていただいた。そうすると市長はいつも旧市役所だけをとらまえておっしゃっていただいているけれども、隣に組みひもセンターがやってきました。桃青中が依然とぼろぼろのままで、ほったらかしで何も具体的な方策も私たちは示していただいていない。そうすると先ほど旧庁舎にこだわっていたけれども、例えば桃青中学校も含めてのゾーンの中で旧庁舎があったり、組みひもがあったり、上野の公園があったり、桃青中学校の最適化、全体最適を考えるべきじゃないかと思うんですけれども、そこまでは副市長、議論は発生していないですか。 ○委員長(生中正嗣君)  副市長。 ○副市長(大森秀俊君)  まずは阿山のやった中で、そういった中で合わせて、同時進行的に考えていきたいと、決してそれは念頭に置いてないということではございません。 ○委員長(生中正嗣君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  伊賀市の丸之内エリアっていうのは、まだ熟度が上がってないという認識で質問終わります。 ○委員長(生中正嗣君)  御質疑なしと認めます。  次に予算に関する説明書、第8款土木費、332ページから371ページについて御質疑ありませんか。  近森委員。 ○委員(近森正利君)  339ページの西明寺緑ヶ丘線道路改良工事、市道新設改良工事ですけども、これは総合庁舎ができまして、163号線のほうへ抜くという計画で進んでいるんですけども、これ消防庁舎ができる。その前からもいろんな工事が2年以上かかってるのかなというような状況なんですけども、進捗状況お伺いいたします。 ○委員長(生中正嗣君)  道路河川課長。 ○道路河川課長(岩野庄司君)  道路河川課、岩野でございます。ただいま委員のほうから西明寺緑ヶ丘線の工事の進捗についてお尋ねをいただきました。現在、伊賀谷川北側の延長として220メートルの部分の道路の拡幅を施工中でございます。ことしの分からそれから繰り越しも含めて、現在発注をいたしました。それで3月末までには、緑ヶ丘の荒木木興線から国道163号線までの間、工事の規制をしながらとなりますけれども、供用開始を始めます。それから31年度については、仮橋の設置並びに既設橋の撤去を目標に、事業進捗を図りたいと考えております。さらに2020年度には新しい橋をかけて、2車線道路の供用開始を考えてございます。  以上です。 ○委員長(生中正嗣君)  近森委員。 ○委員(近森正利君)  これはもっともっと早くでき上がるのかなという予想できたんですけども、何か間で埋蔵物があったりとか、橋があったりとかいうことで、なかなか進まなかったなという状況があります。その中で財政的に予算がつかなかったから進まなかったのかっていうところも知りたいんですけども、財政部としてどうなんでしょうか。 ○委員長(生中正嗣君)  財政課長。 ○財政課長(風隼徳彰君)  財政課、風隼でございます。予算的には路線の優先順位はかなり高いですので、私ども査定の中では削ったりとかいうことはございませんので、要求どおり国の配分どおりつけさせていただいております。 ○委員長(生中正嗣君)  近森委員。 ○委員(近森正利君)  とりあえずいろんな難問題があったから、今までこうきたということだと思います。その中でこの道路ができない状況がありましたよね。消防としては、緊急車両がどういうルートを使って163号線、また西側へ向いて出ていってたのか教えてください。 ○委員長(生中正嗣君)  消防長。 ○消防長(久保安治君)  消防長の久保でございます。緊急車につきましては、消防車小型から中型と大型とございます。それと救急車と。中型から小型につきましては、西明寺行くときは、あこを住民自治協の方と相談いたしまして通らせていただいてます。途中から荒木のほうへ抜ける道がありますので、それを通って新しく名阪へ抜ける道、そこを通って出ているところでございます。ただはしご車の大型車両につきましては、あこに田に水を送る用配水管というのがあるそうでございまして、それが重量車両が通ると潰れてしまう。そういうことがあるので通らないでくださいと、それ以外は通らせていただいて、そこを通過してる状況でございます。 ○委員長(生中正嗣君)  近森委員。 ○委員(近森正利君)  今のは東側ですね。荒木のほうは。西へ向かうにはやっぱり迂回をしてるのが現状やと思います。現場の職員さん、消防職員さんも多分いろんな声が聞こえてきますんで、しっかりと対応お願いします。 ○委員長(生中正嗣君)  他にございませんか。  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  357ページの耐震改修等の事業のところなんですけれども、来年度もこの診断もありますけれども、改修等事業補助金も上げられていますが、予算的には当初予算、今年度も比べて少し減っています。来年度の予算で伊賀市の耐震化率どこまで進む予定での予算になっておりますか。 ○委員長(生中正嗣君)  住宅課長。 ○住宅課長(松永知大君)  住宅課の松永でございます。来年度も耐震改修につきましては、予算のほうを計上させていただいてございまして、若干本年度より減額となっております。来年度の伊賀市におけます耐震化率でございますが、80.5%を想定しております。  以上でございます。 ○委員長(生中正嗣君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  国のほうもきのうも3.11だったので、地震に対する耐震化の話もニュースで流れたりとかしておりましたけども、これなかなか補助金の活用が進んでいないのではないかと。決算のほうも見ても、いつも進んでいないってことが見えてくるんですけども、一点、お金の負担が大きいですよね。一旦払わなければならない市民の方の。そのときに代理受領制度っていうのがありますのを御存じでしょうか。国からも補助金おりてきますので、事業者に個人が一旦払いますけども、そのうちの補助金は結局事業者のほうへ、直接入ってもいいのではないかということで、補助金の部分は直接事業者に払うから、個人負担の分だけ払ってくださいっていう制度があって、津市とかでは導入してるんですけども、そういった市民の方が本当に危険なところの改修をしたいと思ってても、お金が一遍に用意できないから、ちゅうちょされてる部分で、そういった制度の導入等についての検討っていうのはされましたでしょうか。 ○委員長(生中正嗣君)  住宅課長。 ○住宅課長(松永知大君)  代理受領制度につきましては、ただいまのところ検討はしておりませんので、今後検討させていただきたいと思います。 ○委員長(生中正嗣君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  わかりました。よろしくお願いします。  それともう一点は、ブロック塀等の撤去費補助事業も来年度も上げていただいておりまして、これも重要な補助だと思うんですけども、国のほうからは1月から自治体が指定する災害時の避難度に面しているブロック塀については、所有者に耐震診断が義務づけられているというふうなことをお聞きしているわけなんですけれども、伊賀市としては、補助は補助で手挙げ方式なので、多分市民の皆さんからの申請があろうかと思いますけど、そういった周知とか、そのことについては、どのように行われるのでしょうか。 ○委員長(生中正嗣君)  住宅課長。 ○住宅課長(松永知大君)  来年度につきましても、150万ということで、ブロック塀の撤去費用について計上させていただいたところでございます。それと義務づけられていることでございますけれども、長さが25メートルのブロック塀につきましては、耐震診断が義務づけられておるんでございますが、確認いたしましたところ、市内におきましては、現在のところ対象はないという報告を受けております。 ○委員長(生中正嗣君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  対象がない報告っていうのは、どこかで一旦調査は既に終わっているということですか。どんな形で調査をされたのか。教えていただけますか。 ○委員長(生中正嗣君)  住宅課長。 ○住宅課長(松永知大君)  市の建築課の職員が市内を回りまして、確認をさせていただいてるところでございます。 ○委員長(生中正嗣君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  わかりました。ありがとうございます。  それと後、359ページにあります、その前の街なみ環境整備事業の中の上野東町ポケットパーク整備工事費の部分なんですけれども、市民の皆さんのなかなか御理解も得られてないというような計画の中で、私、今回ここで来年度この予算が上がっていますけども、公衆トイレということなんですけれども、伊賀市としては、町歩きをするための上で、公衆トイレというのは欠かせないというふうに、私も思っているんですけれども、この計画をされている段階の中で、どれだけの公衆トイレが本当に町並みを歩いていただく。観光客の皆さんに。例えば芭蕉翁の生家からずっと行って、南のほうでは蓑虫庵があったりとか、いろいろ歩くところがあると思うんですけども、どれくらいの公衆トイレが必要かっていうような、そういった検討、後、計画、公衆トイレをどのように町並み歩きの中でしていこうとするとか、そういったことっていうのは、今ありますか。 ○委員長(生中正嗣君)  中心市街地推進課長。 ○中心市街地推進課長(堀川敬二君)  中心市街地推進課の堀川でございます。トイレの計画はあるのかというようなことの御質問でございました。このまずお断りさせていただきたいのは、東町のポケットパーク整備事業は、トイレを整備することを目的にいたしておるものではございません。あくまでもポケットパークの整備ということで、整備をさせていただいてるものでございますので、よろしくお願いします。
     その中でこういったトイレの必要性というのは、町なかの三つの自治協さんを回らせていただく中で、やはり町なかにはこういったトイレが、この場所だけでなく、必要であるというお声を聞かせていただいております。例えばそのときのお話では、寺町のかいわい、あるいは観光客が今後もっと行ってほしい南のほうのところについても、必要だというお声をいただいています。ただ現在のところ、それを総合してこのぐらいの位置にというような、具体的な計画は現在ではできておりませんけれども、引き続き検討してまいりたいというふうに考えております。 ○委員長(生中正嗣君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  今の課長のほうからはトイレの計画ではなく、ポケットパークの計画だとおっしゃったんですが、市民の理解はやっぱりトイレをつくるという意識なんですよね。そこが高額じゃないかということがあって、今の答弁によりますと、ちょっと具体的にポケットパークの整備工事費の内訳、トイレもありますし、確かもちろんそこをきれいにするとか、多分桜の木でしたっけ、植えるとかいうようなことでお示しをいただいたと思うんですが、もう一回改めて、どの経費にこんだけのお金がかかるかという内訳を聞かせてください。 ○委員長(生中正嗣君)  中心市街地推進課長。 ○中心市街地推進課長(堀川敬二君)  整備工事としての内訳ということでございますけれども、申しわけございません。金額的な内訳というのは、現在入札中でございますので、具体的にはちょっと差し控えさせていただきたいと思いますけれども、ポケットパークの全体の公園整備、それから先ほど御質問にもございました、公衆用のトイレの建物の整備、それから植栽の整備といったものになっております。 ○委員長(生中正嗣君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  わかりました。ですけど、ただ一方ではつまり公衆トイレという位置づけでの認識は市民は持ってるということと。先ほどの計画っていうのは、必要だと思います。先日聞いた村上市というところが、町歩きをしながらまちおこしをされていると、昔ながらの町並みを残してるところのマップを見ましたけれども、トイレの場所がしっかりと書いてありましたね。だからそれはやっぱり伊賀市に本当に観光客に来ていただいて、歩いていただく町をつくるならば絶対必須なので、その計画こそがまた最初にやるべきことではないかと、公衆トイレをどこにどうつくるかによって、ポケットパークのあり方も決まってくっていうようなことではないかと、私は思っていますので、とりあえずそのことを申し上げます。  後、369ページの住宅維持管理経費の住宅管理経費のところでお尋ねしたいと思うんですけども、一つは今年度、30年度当初予算にありました、市営住宅使用料徴収人報酬390万8,000円が皆減、なくなっているんです。来年度予算で。なぜなくなったのか教えてください。 ○委員長(生中正嗣君)  住宅課長。 ○住宅課長(松永知大君)  市営住宅の管理人報酬につきましては、31年度は24万5,000円を計上させていただいております。 ○委員長(生中正嗣君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  じゃなくって、市営住宅使用料徴収人報酬っていうのは、今年度は上がっているんですか。それが比べたのでないということだったんで、その科目というか、それがなかったので、別のところに上がっているんならいいんですけども。 ○委員長(生中正嗣君)  住宅課長。 ○住宅課長(松永知大君)  申しわけございません。業務嘱託人報酬ということで390万8,000円を計上させていただいております。 ○委員長(生中正嗣君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  わかりました。じゃあこの390万がそれだっていうことですね。もう一回、これどういう業務かって、例えば入居者のいわゆる改良住宅の確認作業をされる方だったんじゃないかと思うんですけども、つまり入居者の確認作業と、鍵のつけかえ等も含めてのことをされている方だったんではないかと思うんですが、それがこの業務嘱託員報酬390万8,000円ですか。同じことなんですけど。ごめんなさい。 ○委員長(生中正嗣君)  住宅課長。 ○住宅課長(松永知大君)  現在のところ2名の方を採用させていただいておりまして、家賃の徴収や苦情の対応、あるいは先ほどの鍵のとりかえなど、そういったことをしていただいてるところでございます。 ○委員長(生中正嗣君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  そしたら現在も2名の方にお願いしているということですね。ちょっと後で私、個人的に詳しく聞きにいきたいと思っております。鍵の改良住宅の鍵のつけかえですが、そういった意味では、今もしていただいてるということは、どこまで進んでおりますか。多分、伊賀市が改良住宅の場合の管理は直営できちっと管理をしていくと、今まででしたら民間のほうに委託していたときもあったと思うんですけども、それは一体どこまで進んでいるかということをお聞きしたいと思います。 ○委員長(生中正嗣君)  住宅課長。 ○住宅課長(松永知大君)  鍵のとりかえにつきましては、ちょっと手元に資料がございませんので、後ほど御報告させていただきたいと思います。 ○委員長(生中正嗣君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  それから同じくそこに八幡町改良住宅入居選考委員会委員報酬3万円と上がっておりますけども、これは今年度のほうでは上がってなかったんですけれども、別のところに上がってたら申しわけないんですが、新規で上がっているのかっていうことと。なぜ新規ならば、その理由とかを教えてください。どういう業務をされるのかっていうことで。 ○委員長(生中正嗣君)  住宅課長。 ○住宅課長(松永知大君)  市では改良住宅の入居者に対する福祉施策といたしまして、入居がえを実施するに当たり要綱を作成いたしました。この要綱での入居がえですが、3階、または4階の上層階に居住する世帯で、階段の上りおりに支障をきたしている身体障がい者及び高齢者を含む世帯につきまして、1階、または2階への低層階への空き住戸への入居がえを行うものであります。  募集から選考まで市で行いますが、募集戸数を超える場合は、障害の程度が重い方を優先するなどにより決定いたします。決定しがたい場合は、八幡町改良住宅入居者選考委員会の意見を求めることができるとなっております。この3万円につきましては、選考委員会5名の方の報酬として、一人当たり1回6,000円として計上させていただいてるものでございまして、今回は新規でございます。 ○委員長(生中正嗣君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  わかりました。そういう要綱があるということで、また教えていただけたらと思うんですけれども、いわゆる対象者が高齢の方であったりとか、障がいのある方だということで、皆さんが応募が多い場合は、そのときにどなたに入っていただくかを決めるということですけど、逆に言えば、例えば生活にどんだけ影響が及ぼしてるかとか、高いところに住んでることによって、この方はやっぱり障がいが重いからという判断は、逆に専門家の方が判断すべきことではないんですか。どういうメンバーの方なのか教えていただけたらと思うんですけど。 ○委員長(生中正嗣君)  住宅課長。 ○住宅課長(松永知大君)  メンバーでございますが、自治会及び民生委員の地元代表の方2名、人件関係団体代表の方2名、自治協代表の方1名の5名でございます。 ○委員長(生中正嗣君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  そしたら身体的ないろんなお持ちのことで、条件によって大変かっていうのは、逆に地域の方が決めるのであって、専門的に見てこの方よりは、この方のほうがやっぱり優先されるよっていうような視点での判断ではないということですね。 ○委員長(生中正嗣君)  住宅課長。 ○住宅課長(松永知大君)  医療機関が発行する書面等で診断書になると思うんですけども、そういったものも確認いたしまして、決めていきたいというふうに考えております。また地元の民生委員さんにつきましては、その方の状態がよくわかっていただけると思いますので、御意見をいただきたいというふうに思っております。 ○委員長(生中正嗣君)  会議の途中ですが、休憩といたします。  再開は午後1時20分といたします。                (午後12時00分 休憩)               ―――――――――――――――                (午後 1時20分 再開) ○委員長(生中正嗣君)  休憩前に引き続き会議を再開します。  先ほどの農林業費において、宮﨑委員の緊急間伐排出間伐の質疑に関し、当局より答弁の訂正を求められていますので、これを許可します。  農林振興課長。 ○農林振興課長(堀 久仁寿君)  農林振興課、堀です。先ほどの宮﨑議員の御質問にありました、緊急間伐排出間伐の推進事業の実績でございます。私、出荷トン数を言ってしまいまして、平成29年度の間伐本数2万6,935本でございます。なお、平成30年度の交付決定本数といいますのが、まだ事業を最後まで締めてございませんが、交付決定本数ですが、3万6,434本となっております。訂正させていただきます。申しわけございませんでした。 ○委員長(生中正嗣君)  宮﨑委員。 ○委員(宮﨑栄樹君)  ありがとうございます。30年度の目標の本数ってのは、わかれば教えてください。 ○委員長(生中正嗣君)  農林振興課長。 ○農林振興課長(堀 久仁寿君)  目標本数は4万本でございます。このままいきますと、達成率が67%ということとなります。 ○委員長(生中正嗣君)  先ほどの百上委員の住宅の借り上げのとりかえ件数の質疑に関し、当局より答弁を求められていますので、これを許可します。  住宅課長。 ○委員長(生中正嗣君)  住宅課長。 ○住宅課長(松永知大君)  改良住宅の鍵の交換につきまして御質問いただきました。改良住宅は24棟620戸ございます。本年度9件交換ができ、502戸が完了しております。残り118戸が未実施でございます。引き続き納付指導や徴収の際には、未実施の部屋も訪問いたしまして、対応してまいりたいと考えております。 ○委員長(生中正嗣君)  他に御質疑ございませんか。  森川委員。 ○委員(森川 徹君)  341ページから343ページ、橋梁維持費なんですけれども、この部分にこれは岩田議長が恐らく聞きたいんだろうと思いますけれども、山神橋の修繕に関する費用、そういったものは含まれてるのか教えていただけますか。 ○委員長(生中正嗣君)
     道路河川課長。 ○道路河川課長(岩野庄司君)  山神橋の修復の予算が31年度予算に含まれてるかっていう御質問でございました。現在含まれておりません。 ○委員長(生中正嗣君)  森川委員。 ○委員(森川 徹君)  かけかえとか、そういったお金っていうのは、恐らくここには上がってないでしょうし、莫大な費用になりますので上がってないんだろうと思いますけれども、何かかけかえに向けた調査費用だったりとか、そういったものも含まれてないっていうことですか。 ○委員長(生中正嗣君)  道路河川課長。 ○道路河川課長(岩野庄司君)  新たに調査費っていうのは、現在見込んでございませんが、今、ちょうど地元への説明をしているところでございまして、かけかえる場所が決まりましたら、それに伴う事前の調査、あるいは予備設計等々、これから上げたいと考えてございます。 ○委員長(生中正嗣君)  森川委員。 ○委員(森川 徹君)  ごめんなさい。今ちょっとクエスチョンだったんですけど、かけかえの場所ってどういうことなんですかね。あそこちゃいますの。あれを倒してあそこへかけるんちゃいますの。 ○委員長(生中正嗣君)  道路河川課長。 ○道路河川課長(岩野庄司君)  現在、府中地区全体で、あの箇所に5本の橋梁がかかっています。それをこのまま管理していくっていうのは、非常に困難と考えていまして、老朽化したこの橋を集約撤去っていう事業にのっとって、事業を展開していこうと考えています。それに基づいて地元のほうへ説明に伺っているというところでございます。 ○委員長(生中正嗣君)  森川委員。 ○委員(森川 徹君)  っていうことは、ずっと東条からずっと西条、土橋、山神、ずっとありますけれども、あの山神が結構広い橋なんですよね。あの中で言うと。あそこかなり通行される方も多かったですし。っていうことは、集約撤去ということは、山神橋がなくなるっていう解釈ですか。 ○委員長(生中正嗣君)  道路河川課長。 ○道路河川課長(岩野庄司君)  山神橋の位置にっていうことも踏まえて、今ちょうど地元のほうに御説明をしているところでございまして、なかなか地元にとっては、集落ごとにかかっている橋でございまして、古くからずっと愛着のある橋梁がなくなるっていうことに対して非常に抵抗がございます。それを100年先を見据えたこの橋梁事業について、丁寧に説明をしていきながら、今のところ地元説明行っているところでして、場所が決まらない限りは橋梁であったり、そうした事業費が算出できない状況にはあります。 ○委員長(生中正嗣君)  森川委員。 ○委員(森川 徹君)  最後にします。これ地元の説明っておっしゃってますけれども、府中地区の地元だけじゃなくて、あの橋っていうのは、我々阿山の人間だったりとか、それか伊賀町の方々。上野からこっち来られる方もあの橋っていうのは、かなり通られると思いますし。非常に通行量も多いし、通学路にもなろうかと思いますので、いつどのタイミングでっていうの早く示していただけるとありがたいのかなと、かけかえっていうのは、なかなか難しいかもしれませんけれども、どのタイミングでどういった規模でかけられる予定ですっていうのをわかれば、また御説明をいただけるタイミングを待ってます。  以上です。 ○委員長(生中正嗣君)  他にございませんか。  上田委員。 ○委員(上田宗久君)  第8款土木費の項で2点お伺いしたいと思います。1点目は339ページから341ページ、2点目は301ページの南庁舎整備事業についてです。まず1点目の今年度当初予算の社会資本整備総合交付金事業に7事業、2億1,585万円が計上されているところでございますが、どれをとっても市民にとって優先順位第1番の道路改良工事だと思います。特段の理由がない限り、進めるべき事業だと私も考えております。  ところで同じ事業で30年度より、今年度当初予算ちょっと減っておるんですけれども、残念なことに昨年度1事業が12月会計で、別の事業に賛成をしない限り、優先順位下げるとか、中止にすることはできるという行政側、当局の発言がもとで、12月議会がそのような結果に終わったちゅうことが、皆さんこの議場におられる方は御存じだと思いますし、市民の方もよく御存じだと思います。  そこで質問させていただきます。県、国を通じて国交省への申請や箇所づけに基づいた社会資本整備総合交付金事業は、そう簡単に優先順位を変えたり、あるいはまた中止にしたりすることができるもんかどうか。まずそのことについて質問させていただきます。 ○委員長(生中正嗣君)  道路河川課長。 ○道路河川課長(岩野庄司君)  社会資本整備総合交付金事業の計画を、簡単に変えることができるかどうかの質問であったかと思うんですけれども、交付金事業っていうのは、基本的に枠内で現場の状況によっては変えることができます。そういう例えばこの工事、地権者さんが反対で進まない場合については、同じ道路事業の違う路線のほうに振りかえることは可能でございます。  以上です。 ○委員長(生中正嗣君)  上田委員。 ○委員(上田宗久君)  ただいまの説明、土地の買収ができなかったり、あるいはまた災害が起こったりっていうことで、特段の理由がない限り、私できないと思ってるんですけども、全て今年度の総合交付金事業も、第1番の優先順位だと思います。既にこの予算に提案されたものは、第1番の優先順位だと思いますけども、それについて御質問させていただきます。 ○委員長(生中正嗣君)  道路河川課長。 ○道路河川課長(岩野庄司君)  おっしゃるとおり、この予算を計上させていただいた限りは、コスト縮減に努めて事業進捗、図ってまいりたいと考えております。 ○委員長(生中正嗣君)  上田委員。 ○委員(上田宗久君)  昨年度はそういうことで、最終的に12月議会では問責決議が可決され、その責任を問うたわけですけども、今、課長おっしゃるように、がんとしてやっぱり優先順位でしっかりと進めていっていただきたいと思います。  そんなことで今も返してもうた社会資本整備総合交付金事業ちゅうのは、国交省へまず計画を立てて、行政側がいろんなメニューをもって、県から言うたら箇所づけをされて配分されると。伊賀市がみずから中止するちゅうことは、言うたら行政として損なわけですわね。だからどっかへ回ってしまうと、県のどっかへ回ってしまうっていうことで、そういうことで理解して、伊賀市にとって損失ではないですか。 ○委員長(生中正嗣君)  道路河川課長。 ○道路河川課長(岩野庄司君)  解釈としては、おっしゃるとおりでして、伊賀市がこの社総金の申請を例えば減額すれば、三重県外の市町に行くというようなことになりますので、今のところ前年度ベースでございますけれども、三重県内では非常に多くの交付金をいただいてるというふうに解釈をしてございます。 ○委員長(生中正嗣君)  上田委員。 ○委員(上田宗久君)  昨年度は2億5,215万円が当初予算で計上されました。今年度は2億1,585万です。今年度減ってるんですよね。そのことについて今と矛盾するんじゃないですか。 ○委員長(生中正嗣君)  道路河川課長。 ○道路河川課長(岩野庄司君)  まず社総金については、まず2億1,585万円とそれからその後に出てきます、橋梁長寿命化修繕事業、道路については基本的には新しいものをつくるという国からの方針っていいますか、新しいものをつくるよりも、今あるものをできるだけメンテナンスをしていきなさいということで、基本的には伊賀市非常に多くの橋梁を保有してございますので、新しいものをつくる道路事業をできるだけ縮小していきながら、橋梁のほうにあるいは舗装の補修工事なり、そちらのほうにウエート、シフトをしていってるっていうのは現状でございます。 ○委員長(生中正嗣君)  上田委員。 ○委員(上田宗久君)  非常に道路の要望が道路拡幅とか、新しく距離数を延ばしてほしいとか言う伊賀市では、本当に道路関係の要望がかなりあるにもかかわらず、みずから中止を申し出るということは、本当に伊賀市にとって損失だと思っておるんです。地域だけじゃなくて、伊賀市民が全部通る道なんですよね。だから現予算の本当に伊賀市民にとって、どこも大事な道路だと思います。ぜひともそのことを踏まえて、どんどんメニューをつくっていただきまして、予算要望に応えていただくのが、行政のとるべき本筋だと思いますんで、まさに準備を進めている現課の方たちが、一生懸命工事許可をとりにいきながら、中止するという発言があったことについては、非常に私も伊賀市民の1人として残念な気持ちで、今もそのトラウマにかかっておりますんで、こういう質問をさせていただいた次第でございます。ぜひともそのようなことで、前も建設部に行かせてもうたときには、あんた道路行政を推進する立場の人違いますんかって言ったら、いや、何とも言えませんと。鶴の一声で変わる場合もあるというお話でしたんで、やっぱり道路行政は道路行政の推進の立場で、しっかりとやっていただきたいと、伊賀市のために道路行政を推進していただきたいと思っておるところでございます。建設部長、そういうお話も聞いたわけですけども、ちょっとその辺についてコメントいただけたらありがたいです。 ○委員長(生中正嗣君)  上田委員、一般質問違いますんでね。どうですか。 ○委員(上田宗久君)  そんなことを強く言わせていただいて、次に移らせてもらいます。  それと昨年9月議会で否決された議案の再提案について、私も一般質問で中途半端に終わったわけですけども、まず聞き取りした段階で南庁舎整備基本設計、9月補正の金額は9,527万3,000円、本年度の当初予算9,222万7,000円が計上されてます。差額が337万ほどあるんですけれども、これについてどう違うんか。御説明願いたいと思います。 ○委員長(生中正嗣君)  中心市街地推進課長。 ○中心市街地推進課長(堀川敬二君)  31年度予算に計上した項目の中で、南庁舎整備実施設計業務委託料でございますけれども、内容的には前回と変わってございません。ただ金額につきましては、前回の基本設計の完了を受けまして、新たに合計8社の設計業者さんから見積もりをいただきました。その中の平均をとらしていただきましたので、見積書をとらせていただいた時点、それから基本設計の成果があるないということで変わっておりますので、新たな数字を予算として計上させていただいたものでございます。 ○委員長(生中正嗣君)  上田委員。 ○委員(上田宗久君)  もう一度お聞きしますけど、補正のときと新たに見積もりをとって、7社、8社で見積もりとった結果、減額になったという当初予算をつくられたということですけども、ちょっとまたそのほうの費用を出していただければありがたいんですけども、内容全く同じで減額になったということを、もう少し説明していただけませんか。 ○委員長(生中正嗣君)  中心市街地推進課長。 ○中心市街地推進課長(堀川敬二君)  前回も同様に見積書徴収させていただいたわけでございますけれども、前回、業者さんにとりましては基本設計、今回のものについては、実施設計でございますので、基本的なベースは基本設計でございます。その基本設計があるかないかによりまして、見積もりの方法ですとか安全側を見込むとか、そういったあたりが変わってくると考えております。今回は前回と違って、基本となる基本設計というのが完了しておりますので、その成果も踏まえながら改めて積算というか、見積もりをしていただいたということで、そこが前提が違いますので、今回はより詳しく見積もりをしていただいたものと考えております。 ○委員長(生中正嗣君)  上田委員。 ○委員(上田宗久君)  30年度の当初予算では基本設計、耐震補強の業務委託料3,500万余り計上されておりましたんですけども、これではちょっと金額が基本設計したのはしたんですけども、若干曖昧な点があったちゅうことで、減額になったちゅうことでよろしいですね。そういう意味、今とったんですけど。 ○委員長(生中正嗣君)  中心市街地推進課長。 ○中心市街地推進課長(堀川敬二君)  前回では抜けていたとか、そういったことはございませんので、精度が上がってきたということでございますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(生中正嗣君)  他に。
     川上委員。 ○委員(川上善幸君)  3点お伺いします。まず一つは355ページ、伊賀市都市マスタープランの策定業務委託料ですけれども、こちらはどこへ頼むのか教えてください。 ○委員長(生中正嗣君)  建設部次長。 ○建設部次長[都市計画、建築、住宅担当]兼都市計画課長事務取扱(辻村武臣君)  都市マスタープランの策定でございますが、業者は今のところ未定でございます。 ○委員長(生中正嗣君)  川上委員。 ○委員(川上善幸君)  前回はどちらやったですか。 ○委員長(生中正嗣君)  建設部次長。 ○建設部次長[都市計画、建築、住宅担当]兼都市計画課長事務取扱(辻村武臣君)  前回はパスコという会社でございます。 ○委員長(生中正嗣君)  川上委員。 ○委員(川上善幸君)  それは伊賀の会社ですか。 ○委員長(生中正嗣君)  建設部次長。 ○建設部次長[都市計画、建築、住宅担当]兼都市計画課長事務取扱(辻村武臣君)  これは県外の会社でございます。 ○委員長(生中正嗣君)  川上委員。 ○委員(川上善幸君)  やっぱり伊賀市の都市マスタープランですので、伊賀市を熟知しているところが絶対いいに決まってるので、そこは今後これから委託される、考えるということなので、そのように考えていただければと思いますので、これは言っておきます。  次、359ページ、中ほどの上に成瀬平馬家長屋門保存修理工事管理業務委託料133万4,000円、その下へいきますと、工事請負費としてこちらが保存修理工事費として、4,582万1,000円が上がっております。これだけのお金が上がっているわけですけれども、これはいつまでそして総額幾らになるか教えてください。 ○委員長(生中正嗣君)  中心市街地推進課長。 ○中心市街地推進課長(堀川敬二君)  昨年度から実施をさせていただいております、成瀬平馬家長屋門の保存修理工事でございますけれども、現在のところ、調査結果等によりますと、平成32年度までかかる見込みとなっております。金額につきましては、現在、前回産業建設常任委員会でも現地を見ていただきまして、御説明もさせていただいたとおり、解体、あるいは調査によりまして、新たな変更点が見つかっております。そういったところを踏まえまして、再度変更設計のほうへ係っているところでございまして、変更設計が出てきましたら、再度最新の通知をお示しさせていただきたいと思います。 ○委員長(生中正嗣君)  川上委員。 ○委員(川上善幸君)  皆さん気になってると思うので、現時点でおおむねの予想とかわかるはずなのでお願いします。 ○委員長(生中正嗣君)  中心市街地推進課長。 ○中心市街地推進課長(堀川敬二君)  現時点では工事のほうが6,891万2,000円でございます。 ○委員長(生中正嗣君)  川上委員。 ○委員(川上善幸君)  7,000万弱ぐらいのお金、これに多分プラスアルファになってくるのかなと、こういうふうに思うんですけども、結構なお金がここにかかってるなと。門だけで人は呼べへんなと、こういうふうに思ってるんですけども、その辺も無駄のないようにしていただければと思うんですけども、実際に進んでるので、なかなかとめるのは難しいと思うんですけれども、ここは無駄のないように、今後、予算づけしていただければなと思います。  次、移ります。361ページ、先ほど上田議員のほうからもありましたけれども、南庁舎のやつ、中身は同じで金額だけ少し若干減額になったということですけれども、その上の報酬ですけれども、南庁舎利活用検討委員会委員報酬9万円上がってるわけですけれども、これはどういう方がメンバー、委員として入ってるのか教えてください。 ○委員長(生中正嗣君)  中心市街地推進課長。 ○中心市街地推進課長(堀川敬二君)  この南庁舎利活用検討委員会でございますけれども、この今想定しております施設の活用については、図書館初め多くの機能が入った複合施設になるという想定をさせていただいております。こういった複合施設の機能がそれぞれ単独で、そこに配置されているということではなくて、複合施設であるメリットを生かすために、1足す1が3にも4にもなるような活用方法を検討していきたいと考えております。現在のところ、メンバーは5人を想定させていただいておりまして、それぞれの機能の代表といいますか、機能を検討いただける。そして全体を検討いただける方に入っていただいて、施設の管理等も含めまして、検討していただきたいと考えております。 ○委員長(生中正嗣君)  川上委員。 ○委員(川上善幸君)  メンバーは決まっておるんでしょうか。 ○委員長(生中正嗣君)  中心市街地推進課長。 ○中心市街地推進課長(堀川敬二君)  まだ決まっておりません。 ○委員長(生中正嗣君)  川上委員。 ○委員(川上善幸君)  あれだけ皆さんでいろいろ言わせていただいて、もめてると言ったほうがいいと思います。もめてる南庁舎ですので、ここは誰が検討されるかっていうのは、非常に大事なとこやというのが一つと。それから否決されてきた南庁舎の予算が中身が変わってなくて、ここに上程されてるちゅうのも、これも変な話やというふうに思いますので、それだけ言っておいて終わりにしたいと思います。 ○委員長(生中正嗣君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  2点聞かせてください。336ページの道路維持費の中で、全体には1,570万円昨年度からふえてます。そん中で追加になってる街路樹管理業務委託料1,641万7,000円となってます。これって新しいもんなんですよね。内容はどういうふうにお考えなのか教えてください。 ○委員長(生中正嗣君)  道路河川課長。 ○道路河川課長(岩野庄司君)  道路維持費の中の街路樹管理業務委託料1,641万7,000円につきましては、今までも都市計画課のほうの費用の中で上げてたもの、道路維持費のほうへ組みかえただけでございます。 ○委員長(生中正嗣君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  わかりました。ありがとうございました。  そしたら2番目の336ページの道路新設改良費についてお聞かせ願います。臨時地方道路整備事業は2,100万円ぐらい伸びてます。これは舗装修繕工事費2、3,000万円の新しいものを組み入れていただいたということで、ありがたいんですけども、社会資本整備交付事業が3,600万ぐらい減りました。そしてトータル的には、1,870万ぐらいの減になってるんですよね。総トータルの。ということは、道路補修、補修修繕工事を含めた市単の工事費が減らされてるんじゃないかと。それとともに今各地域から要望されてるものについて、十分な予算計上されてるのかどうか。本来ならば、この金額ちゅうのは、今地域から要望されたものは、予算がないからやっていただけないっていうことで、たくさんのお声を聞いてます。それがこの予算の中で反映されてないように思いますけども、本来この道路河川課が思っておられる金額とのギャップを教えてください。 ○委員長(生中正嗣君)  道路河川課長。 ○道路河川課長(岩野庄司君)  道路事業について、市民のほうから要望をいただいてるのが、この予算に反映できてるかっていう内容でございました。正直要望いただいてる事業全て、31年度予算に反映できてるかというと、そうではございません。できる限り単独費の事業を起債を借りる事業にできるだけ上げる。あるいは公的債も舗装だけではなくって、小規模な修繕的なもの。あるいは水路改修等々にも適用できると聞いていますので、限りなく純単独事業を少なくして、起債充当できるような、そんなマネジメントを心がけてるところです。  しかしながら要望っていうのは、非常に多くございまして、優先順位をつけて計上させていただいたところでございますが、今後、予算確保については、努力してまいりたいと思います。 ○委員長(生中正嗣君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  このことについては、これ見てますと、一般財源で充てられるのが937万2,000円ぐらいなんですよ。観光なんか見てますと、3,600万ぐらい一般財源からもっていくんですよね。市民はどっちを要望されてるんでしょうね。実際に道路河川課からしたら、実際の要望に値する予算を計上しようと思ったら、どれくらの予算が足りないと思われてるか教えてください。 ○委員長(生中正嗣君)  道路河川課長。 ○道路河川課長(岩野庄司君)  今どれくらいっていうと、すぐにはお答えできることができません。例えば公的債の路線数であったり、先日の一般質問でございましたけれども、百数十路線の中から15線をピックアップした、その15、6線の費用でも2億円、そのうちの今3,000万がついたということですので、計画的にするしかないのかなというふうに思っておりますが、今、幾ら足らないかというのは、ちょっと済みません。私、手持ちの資料がございませんので。 ○委員長(生中正嗣君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  わかりました。ぜひとも予算要望された金額も、また教えていただきたいなと。実際こんだけついたっていうのが、どうやって削られていくかっていうのは、やっぱり市民とのギャップやと思います。要望出してるものが、財政課がどういうふうな基準で切っていって怒られるのかなというのも知りたいし、なぜ観光だけが皆さんの要望に反して、たくさんのお金を使っていいのかっていうのも議論したいと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○委員長(生中正嗣君)  他にございませんか。  市川委員。 ○委員(市川岳人君)  357ページからの部分です。街なみ環境整備事業のうち、成瀬平馬家長屋門ですけれども、今回引き続き予算を上げていただいてるんですけれども、これ昨年では質問あったと思うんですけども、街なみ整備ということで、中心市街地のことで、市街地整備の推進ということで出していただいてますけれども、いまだこの施設というか、場所を使った何か人を呼び込むであったり、観光に利用するとか、そういったところの計画っていうことが、議会のほうに示されていないというふうに思っております。今回、この部分でまた上げていただいておりますので、そのあたりを今後の利用についての考え方を教えてください。 ○委員長(生中正嗣君)  中心市街地推進課長。 ○中心市街地推進課長(堀川敬二君)
     申しわけございません。本来であれば、全体の活用計画を踏まえながら、この門の改修を進めていくべきであるということで、認識をさせていただいております。御質問の件につきましては、恐らくこの門の奥にあります土地の活用も含めてということと推察させていただきます。奥の土地の活用も含めまして、現在、検討をさせていただいておりますけれども、まだ形となるものというのができてきておらないという状況でございます。まちづくりの協議会であるとか、地域の方とも相談をしながら進めさせていただいておりますので、もうしばらくお待ちいただきたいと思います。 ○委員長(生中正嗣君)  市川委員。 ○委員(市川岳人君)  そうなんです。昨年も改修というか、設計変更が必要になってきたということで、どんどんどんどん費用が積み増ししていってる。その一方でまだ計画が決まってないということを、やっぱり問題やと思いますので、この施設に限らず一体街なみ整備ということですので、そういったところの計画について、またいち早く教えていただきたいというところと。昨年はこの街なみ整備の部分で、無電注化の調査業務ということをしていただいておりましたけれども、今回調査をしていただいた、そして街なみ整備に調査した結果が、今回の予算に反映されて、こういう事業を展開しますっていうことが含まれているんですかね。 ○委員長(生中正嗣君)  中心市街地推進課長。 ○中心市街地推進課長(堀川敬二君)  無電注化の検討につきましては、本年度予算をつけていただきまして、進めさせていただいてるところでございます。ただ地中の状況が電線管理者、NTTさん、それからケーブルテレビさん、それから多くの会社にわたっております。それらの既存の施設の状況把握、それからそれらを合わせた図面の作成に、一定期間手間取っております。見込みとしては、完成が本年度内には完成せずに、来年度になるという見込みとなっておりますので、完成しましたら御報告をさせていただきたいと考えております。 ○委員長(生中正嗣君)  市川委員。 ○委員(市川岳人君)  ちょっとそこの部分については残念に思ってます。361ページ、南庁舎の整備事業ですけれども、先ほども質問でお答えいただいておりました。内容が9月で上程されたときと全く同じということになっております。ただ今まで議会のほうから、いろんな提案がありました。民間の活用だったり、入れたほうがいいんじゃないかであったり、そしてまた指摘、運営の継続性というところ、本当に大丈夫かと。例えば忍者の集客施設でテナントの賃料として、年間2,400万円頂戴するであったり、三重大に入ってもらう部分から、家賃年間600万円もらうと、現状、三重大の忍者研究センターは、逆に市がこちら側から家賃を補填してるような形であるというところで、本当に入ってくれるかどうかも、なかなかやっぱりわからない部分があると、今回のそのあたりはクリアになってる形で上げられているのかなという部分もあったんですけども、やはり内容同じということですけれども、大切なことはもちろん市長は、南庁舎を残すということで、公約として掲げてここまで進めてこられてますけど、この中身の運営に関しては、しっかりと事業計画が回っていくような形にする、責任を持ってると思うんです。今回同じ形で上がってきてるということは、私はちょっとこの間の行政の怠慢じゃないかなと思うんですけれども、そのあたり同じ内容で上げた、議会から一旦9月議会では否決されておりますけれども、どういった検討をされて、もう一回ここで同じ内容上げてきたのかについて教えてください。 ○委員長(生中正嗣君)  中心市街地推進課長。 ○中心市街地推進課長(堀川敬二君)  9月議会で上げさせていただきまして、結果として否決をいただいたということになりまして、大変残念なことだと考えております。その中を議員の御指摘のとおり、検討をさせていただきました。特に重く受けとめさせていただいたのは、まず機能として配置する忍者関連施設の方向性だとか、そういったところが不透明であるというような御指摘をいただいたこと。  それから現状、現在の状況について、市街地だけではなく、全ての市民の方に周知をされているのか。説明をされているのかというような御指摘をいただいたこと。特にこの2点につきましては、深く受けとめをさせていただいた次第でございます。そのために忍者関連施設につきましては、市の方針、あるいは今後のスケジュール、手順等御説明をさせていただきました。  また現在の状況につきましては、広報の折り込み、広報に掲載をさせていただきましたのと。市長先頭にタウンミーティングということで御説明をさせていただきました。今後、新たな展開が出てきましたら、さらに御説明はさせていただく予定としておりますけれども、現在の状況については、一定の御説明をさせていただいたということで、この2点につきましては、特にクリアをさせていただいたものと受けとめさせていただいております。  それ以外の項目につきましても、内部的には検討させていただいておりますので、この9月からの期間につきましては、特に説明を要する期間というふうに受けとめさせていただきましたので、内容としては特に変更をさせていただいてございません。 ○委員長(生中正嗣君)  市川委員。 ○委員(市川岳人君)  内部的に検討していただいたものを、議会にこの予算委員会の場で説明してもらわないと、我々としては、これに関して賛成するのか、反対するのか、それぞれいらっしゃいますけれども、それについての姿勢っていうのが、全く変わらないと私は思います。全く内容が変わっていないということは、中で検討してるかしてないかも、実際問題、我々には全くうつってこないです。事業者のことについても、やっぱり不安っていうのが払拭されていないというところと、後、今回交付金をいただいて進めていくことになるんですけれども、そのあたりの財源の引き当てについても、まだ確定できるようなものではないというふうに伺ってるんですけども、いかがでしょうか。 ○委員長(生中正嗣君)  中心市街地推進課長。 ○中心市街地推進課長(堀川敬二君)  済みません、交付金っていうのは、どちら忍者関連施設のことでよろしかったでしょうか。 ○委員長(生中正嗣君)  市川委員。 ○委員(市川岳人君)  この建物通して、この中でやっていただくということ、先ほどの件になりますので、ちょっと済みません。ここで聞かせていただく内容ではなかったかもしれないです。申しわけないです。要は全く変わっていないものを、今回また上げてくるということに関しての市長の考え方っていうのは、いかがなんですかね。この間は市民説明をされたということなんですけれども、実際問題、内容自体が変わっていかなければ、説明を何回やっても私自身は変わらないと思うんですけれども、そのあたりいかがでしょうか。 ○委員長(生中正嗣君)  市長。 ○市長(岡本 栄君)  市川議員が理解していただけないというところかなというふうに思いますが、タウンミーティングに行きましても、郡部行きましても、早くしてほしいという意見がたくさんいただいたところであります。運営についてが問題だということでありますけれども、これは風袋と同時に進行していける問題だとありますので、全てが完成した段階でゴーサインというわけでは、私はないというふうに思ってます。できるところからやっていく。同時に運営のやり方についても考えていくということが大事だろうかと思います。なお、この場で申し上げられないことはいろいろありますが、また整いましたら御報告はいたしたいと思います。 ○委員長(生中正嗣君)  市川委員。 ○委員(市川岳人君)  申し上げなければいけないことっていうのは、この場で説明していただかないと、我々としては前に進んでいかないというふうに思いますし、市民が何もおっしゃらないというのは、いわゆるタウンミーティングの場ですよね。聞かせていただいてると、反対したということをちゃんと記してほしいというふうな意見もあったというふうに聞いておりますので、必ずしもみんなが賛成しているわけではない。むしろ反対の声が多いんじゃないのかと、とらえ方はやっぱりいろいろありますよね。だからこそこの場でしっかりした説明をしてほしいと思うんですけれども、何もやっぱり変わらないんですかね。 ○委員長(生中正嗣君)  市長。 ○市長(岡本 栄君)  我々としては、最善を尽くしてるというふうに自信をもっておりますし、これは一歩を踏み出すことが大事だろうと、今、町の中の皆さんの仕事をされていることについて言えば、いろんなところに非常に深刻な影響が出ているということでありますから、今は踏みとどまるときではなくて、進んでいくときだというふうに思います。皆さん方はしっかりと町の方の声、聞いていただきたいというふうに思います。 ○委員長(生中正嗣君)  他に。  嶋岡委員。 ○委員(嶋岡壯吉君)  343ページの橋梁維持費について、先ほど山神橋の件につきましては、同僚議員のほうからお話をしていただいたと思うんですけども、私のほうからは橋梁修繕設計業務と橋梁点検診断業務について御説明をお願いしたいと思います。 ○委員長(生中正嗣君)  道路河川課長。 ○道路河川課長(岩野庄司君)  橋梁長寿命化修繕事業の内容についてお問い合わせをいただきました。まず橋梁点検でございますけれども、これは道路法の改正、平成26年3月に道路法の施行令・規則、改正ございまして、5年に1回の頻度で近接目視による点検を行うということを定められました。  伊賀市は平成26年から5年間やってまいりまして、ことし30年度で橋梁修繕計画をつくらせていただきました。また次年度に続いていく5年に一度ですので、31年度さらにまた橋梁の点検を、できるだけ平準化しながら、400件ほどの橋梁点検を行ってまいりたいと考えてございます。  修繕については、15メートル以上の橋梁を12橋、それから15メートル未満の橋梁を13橋の修繕を計画してございまして、これは橋梁点検の結果、健全度判定3というのが、実は早期措置というふうに書かれてございまして、これも3が出ると、5年以内に直す必要があるということで、平成26年度からずっとやってきた中で、順番に判定3の橋梁を5年以内に直していく必要があるということで、その中でも優先順位をつけながら、今回15メートル以上が12橋、それから15メートル未満が13橋の25橋の修繕を行ってまいりたいと、そのうちの一部がまだ設計ができておりませんので、その中の設計業務も2,000まで計上してございます。  以上です。 ○委員長(生中正嗣君)  嶋岡委員。 ○委員(嶋岡壯吉君)  今、点検をいろいろやっていただいてると思うんですけども、全て全部点検する必要はないと思うんですよ。大体橋梁の場合は、点検する場所決まってるんですよ。それをどのように重点的にやられてるのかという話なんですけども、そこであれば、そんなにお金もかからずに直るんではないかなと思いますけど、どうですか。 ○委員長(生中正嗣君)  道路河川課長。 ○道路河川課長(岩野庄司君)  法律のほうでは、全ての橋梁を近接目視にしなさいということに、現在のところなってございます。 ○委員長(生中正嗣君)  嶋岡委員。 ○委員(嶋岡壯吉君)  実際、問題は鏡面のほうは、アルカリ骨材反応を見てもらうか、それからエキスパンションジョイントと、後、それと橋脚のほうは、基礎を見てもらえば、大体もつかどうかは判定できると思うんですよ。それを今設計のほう進めていただいてるやつもあるんですけども、今進めていただいてるやつが、どこが一番傷んでましたか。 ○委員長(生中正嗣君)  道路河川課長。 ○道路河川課長(岩野庄司君)  今回修繕を行う橋梁の大半が断面補修でございまして、鉄筋が露出しているというような状況でございます。 ○委員長(生中正嗣君)  嶋岡委員。 ○委員(嶋岡壯吉君)  結局、樹脂を詰めて直すという話と思うんですけども、まずエキスパンションジョイントいかれると支承がいかれます。そうすると、メタルの場合腐るし、コンクリートの場合は剥離が起こって、中性化がより進むという話になります。だからエキスパンションジョイント、昔のやつはある程度やむを得ないと思いますけども、今、直す場合、どういうぐあいに直される予定なんか、お教え願いたいと思います。 ○委員長(生中正嗣君)  道路河川課長。 ○道路河川課長(岩野庄司君)  現在把握してございますのは、やはり断面補修、あるいは塗装とか、それか一部は炭素繊維を巻いたりという補強も行いますけれども、大半が断面補修でございますので、下地処理して塗装、上塗りまでコンクリートで補強していく方法が一般的かなというふうに考えさせていただいてます。 ○委員長(生中正嗣君)  嶋岡委員。 ○委員(嶋岡壯吉君)  塗装もやっていただいてるという話なんですけど、通常、メタルのほうの塗装はスタンダードは7年って言われるんですよ。ところが予算がないから、1年、2年延ばしたって、そう目に見えて傷むわけじゃないと思います。現在、塗装は何年のピッチでやられていますか。 ○委員長(生中正嗣君)  道路河川課長。 ○道路河川課長(岩野庄司君)  計画的に塗装を現在してこなかった経緯がございまして、今だから計画をつくっているところでございますので、御理解いただきたいと思うんですけども、10年以上はずっと放置されてる橋梁が大半であると思ってます。 ○委員長(生中正嗣君)  嶋岡委員。 ○委員(嶋岡壯吉君)  走行性の問題もあるんですけども、一番先にエキスパンションジョイントを直していただきたい。これが傷むと、あと支承とか、端部が支店上みんな傷んできますんで、それをお願いしたいと思います。  今後問題は河川がかなり以前と変わってきてますんで、橋梁の要するに下部の基礎がどうなってるかいうのは、山神橋はちょうどいい例でございますんで、昔のやつは杭基礎なんかほとんどしないと思うんですよ。だからその辺が調査不足になりますと、後々、大きな問題になりますし、次また新しい橋どうのこうのっていう話ですけども、新しくつくるとなると、めちゃくちゃ高いお金になるんですよ。そんなんがそう簡単にできるもんではないと思いましたら、点検はまず今話しましたように、エキスパンションジョイントを中心にお願いできたらと思います。よろしくお願いします。終わります。 ○委員長(生中正嗣君)  他に。  信田委員。 ○委員(信田利樹君)  幾つか関連になりますけれども、一緒のところで341ページ、橋梁のことで。橋梁、伊賀市1,500橋があるということで、その大体80%は50年以上たってるというような内容いただいてます。今までからずっとやっていただいてて、今回も1億3,000万、今やっていただけるちゅうことですけども、この1,500橋の橋をみんなすんのは、あとどのくらいかかるんですかね。 ○委員長(生中正嗣君)  道路河川課長。
    ○道路河川課長(岩野庄司君)  1,500橋、改めて今年で橋梁点検が完了しましたので、申し上げるたびに橋梁数、保有橋梁数が変わってるように思われます。今回、橋梁点検をさせていただいて、伊賀市保有橋梁数が1543橋になりました。それと15メートル以上の橋梁が271橋、15メートル未満が1,272橋という結果でございました。当初1,700橋から始まりまして、長らく点検していくごとに減ってきた状況ではございます。道路台帳のみ橋梁台帳がなかった旧市町の状態から、災害復旧なり改良してきて、台帳が整理できてなかったっていうのが現状かなと思いますが、今申し上げたとおり、橋梁はこういう状態でございます。その中で先ほど判定3が83橋ございます。この83橋を早期措置として修繕をしていくと、これを今年20数橋をするとして、4年、5年の間に83橋は建て直していけるのかなというふうには考えさせていただいています。 ○委員長(生中正嗣君)  信田委員。 ○委員(信田利樹君)  1,500、目視も含めて点検せなあかんいうことで、大変だと思いますけども、今回の定例議会で、ちょっと道路構造令に変わってきて、橋のあれもっていう質問もさせていただきました。欄干等も変わってきますんで、橋の長寿命化の中で、そういうのを含めていってやっていただきたいと思います。お願いします。  次に359ページの中ごろで、先ほど同僚議員が上野東町ポケットパーク整備工事のことで、ちょっと御質問されましたけども、このポケットパーク、前回とちょっと金額が大分変わってますけども、安くなってますよね。この理由をちょっと教えていただけますでしょうか。 ○委員長(生中正嗣君)  中心市街地推進課長。 ○中心市街地推進課長(堀川敬二君)  工事費ということでお答えさせていただきます。前回というか、当初の予算でございますけれども、平成29年度の当初予算でございます。この額が当初、街なみ環境整備事業として、一体になっておりましたけれども、当初の予算額が約6,800万円でございます。今回の予算でございますけれども、一部を今年度中に実施をして残りの分というか、次年度分をということで上げさせていただいたものでございますので、全体として先ほどの金額から、30年度実施分を除いた分ということで上げさせていただいておりますので、金額的には変更になってございます。 ○委員長(生中正嗣君)  信田委員。 ○委員(信田利樹君)  分離発注するんですか。分けてするんですか。 ○委員長(生中正嗣君)  中心市街地推進課長。 ○中心市街地推進課長(堀川敬二君)  一括で年度を越えて発注をさせていただきますが、それぞれ支払いにつきましては、それぞれの年度で支払う必要がございますので、31年度分ということで、今回の分を支払う予定ということで上げさせていただいたものでございます。 ○委員長(生中正嗣君)  信田委員。 ○委員(信田利樹君)  今年度分だけを払うとしてもらうと。この3月に先ほど聞いてた応札中やということで、聞けないということでしたけれども、今年度中で払えることできるんですか。 ○委員長(生中正嗣君)  中心市街地推進課長。 ○中心市街地推進課長(堀川敬二君)  今年度中に契約ができましたら、今年度分として必要になるのが、業者さんの請求があるかどうかわかりませんけれども、想定されるのは前金払い分、それから本年度での出来高分、この二つが本年度の支払い額として想定をさせていただいてるところでございます。 ○委員長(生中正嗣君)  信田委員。 ○委員(信田利樹君)  この今応札中って3月ですよね。今年度言うたら3月31日までですよね。その間に応札するちゅうのも、すごい自信ですね。私も長いこと40年公務員して、土木関係やらせてもうてましたけども、なかなかこんなん3月中に、年度中の入札するのは、私も長いことやって初めてですけど、大変ですよね。  ところでそのときにうちの同僚議員の先ほどトイレの話、トイレ言うたそちら指摘でパークやって言わはったけども、やっぱりイメージ的に日本一のトイレつくるちゅう話から、我々に説明していただいたから、どうしてもポケットパークっていうよりも、ずっと先に業者さんのほうから、日本一のトイレ、日本一のトイレやって、だから6,500万かかるねんっていうた話出てたから、どうしてもイメージ的にこのパークよりも、トイレやというイメージがあるんでね。だからトイレちゅう話になったと思うんです。  ところでこのトイレ1カ所つくるのに、29年度から31年度まで3年もかかりますよね。こんな長いことかかるちゅうのもおかしいと思うし、そんなに1カ所のトイレとかにするだったら、先ほど同僚議員言うたように、この間でもっと公衆トイレの計画としていって、31年度にトイレの委託とか、計画とかいうのを乗せてくるほうが妥当じゃないんですか。そこらどう思われますか。 ○委員長(生中正嗣君)  中心市街地推進課長。 ○中心市街地推進課長(堀川敬二君)  今回の進め方等につきまして、特に周辺地域の皆様に御心配おかけしたということで、この検討の進め方、実施の進め方につきまして、担当課長として大変反省する点が多かったなというところで、反省をさせていただいてるところでございます。今後、またこういった検討をまた整備を進めていくということも考えておりますので、今回を踏まえまして、十分検討をしてまいりたいと考えております。 ○委員長(生中正嗣君)  信田委員。 ○委員(信田利樹君)  市長も言うてはるように、公衆トイレは必要やと言うてるんやから、市内の中にたくさんこういうトイレをできるような計画を早急にやってもらうようにお願いしときます。  そして最後です。361ページ、同僚議員も南庁舎でいろいろ御質問してます。私も1点だけちょっと細かいことで申しわけないんですけども、質問させてください。先ほど南庁舎利用検討委員会の報酬ということで、5人のメンバーさんを予定しているということでしたけれども、この下にある旅費って、22万6,000円ありますけれども、この旅費ちゅうのは、この委員の人が使う旅費じゃないんですか。また別なんですか。そこをちょっと教えてください。 ○委員長(生中正嗣君)  中心市街地推進課長。 ○中心市街地推進課長(堀川敬二君)  この旅費の内訳といたしましては、整備に当たりまして、特に国土交通省へ説明に行かせていただく、私ども職員の旅費、それから委員御指摘の委員の旅費がございます。委員の旅費といたしましては、現在あくまでも想定でございますけれども、3万4,000円。それから職員の旅費につきましては、東京へ3回ということで、計上をさせていただいてるところでございます。 ○委員長(生中正嗣君)  信田委員。 ○委員(信田利樹君)  東京へ職員の方が3回行かはると。何しに行くかちょっと教えてください。 ○委員長(生中正嗣君)  中心市街地推進課長。 ○中心市街地推進課長(堀川敬二君)  特に今回の南庁舎の整備に当たりましては、本年度でございますけれども、交付金を内定いただいておりましたものを返還ということで、今後の計画につきましては、十分熟成するようにというようなことで御指摘もいただいております。そういったことで進めていくにつきましては、国、あるいは県と十分協議を進めていく必要もございますので、そういったことで国、特に本省へ説明をさせていただくということで、想定をさせていただいてるところでございます。 ○委員長(生中正嗣君)  信田委員。 ○委員(信田利樹君)  ちょっと今の話、僕が聞き間違ってたらごめんなさい。やっぱり補助金、きちっといただけるという話じゃない、これから交付金の話しに行くんですか。 ○委員長(生中正嗣君)  中心市街地推進課長。 ○中心市街地推進課長(堀川敬二君)  進めさせていただく予定でございましたけれども、一旦否決になりましたので、内定をいただいていた交付金につきましては、一旦お返しをさせていただいたところでございます。次につきましては、今のところめどは立っておりませんけれども、今後進めさせていただけるということであれば、こういったところの調整も図っていきたいというふうに考えております。 ○委員長(生中正嗣君)  信田委員。 ○委員(信田利樹君)  最後に確認だけさせてください。ということはまだ内定してないよと、これ予算上げるよということでやっていただいて、もしこれ予算通ったとしても、交付金がくるかどうかはわからへんちゅうことでいいですか。 ○委員長(生中正嗣君)  中心市街地推進課長。 ○中心市街地推進課長(堀川敬二君)  今回の設計につきましては、国の交付金というのはいただいたものではございません。今後工事を進めさせていただけるということであれば、そのあたりまた国・県へお願いしてまいりたいというふうに考えております。 ○委員長(生中正嗣君)  他にございませんか。  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  目2の市街地整備推進費にかかわりまして、説明欄361ページ、中心市街地活性化基本計画策定支援業務委託料399万8,000円が計上をされております。第2期目の中活の計画についてでございますけれども、これ委託先というのは、まだこれからでしょうか。 ○委員長(生中正嗣君)  中心市街地推進課長。 ○中心市街地推進課長(堀川敬二君)  入札によりまして決定をさせていただいてございます。 ○委員長(生中正嗣君)  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  1回目と大きくこの中活の計画は変わるんだろうと思います。丸之内は行政の中心地でありました。今、行政の中心地ではなくなりました。ハイトピアには行政機関があることはあるんですけれども、そして南庁舎をどういうふうに活用するかということが、第2期の中活の計画のキーワードになろうと思います。この計画は大体いつごろをめどに策定をしようとしているのでありますか。これ通ればの話ですけれども。 ○委員長(生中正嗣君)  中心市街地推進課長。 ○中心市街地推進課長(堀川敬二君)  この計画ができましたら計画に係る予算も必要になってこようかと思いますので、来年度予算の策定に間に合うように、この計画を策定させていただきたいと考えておりますので、スケジュールといたしましては、10月ごろに計画を完成させていきたいと考えております。そこから逆算をさせていただきまして中間報告、それからタウンミーティングなどもさせていただきたいというふうに考えております。 ○委員長(生中正嗣君)  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  そこでここの丸之内界隈は今までのまちづくりと、ちょっと変わって形になるだろうと思います。まして観光の中心地にしようよねっていうことになりますと、今までどおり委員の選び方、あて職によって選んだり、これ行政が特におやりになる手法ですけれども、通常、そういうふうなものではなくして、全国の中で伊賀にしかないというふうな斬新的な考えのおありになる方を委員に選ぶというのは、この市内外にかかわらず、遠くからの専門家でもいいかもしれない。仕掛け人もたくさんいろんなところから呼ぶのも一つの方法かもわかりませんので、ここで申し上げておきたいのは、従来の委員の選び方を少し視点を変えていただいて、全国一の町になるような委員を検討していただけるような委員を選んでいただきたいなというようなことを申し上げておきたいと思います。終わります。 ○委員長(生中正嗣君)  他にございませんか。  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  幾つかお願いいたします。355ページ、まずは産業集積開発業務の推進経費94万2,000円なんですけれども、確か市長の重要な政策に働く場所の確保ということがうたわれていた。去年の確か3月6日の私の質問で、産業集積のいわゆる新しい工業団地いかがですかということをお尋ね申し上げたら、本会議の場で言えないけれども、そこそこのところへきていると、こんな御発言をいただいた。若干お待ちくださいということだった。この丸っと1年の取り組み状況、いやいや94万2,000円で華々しく、産業集積が動くとは思わんのですが、1年前の市長の答弁から聞くと、もうそこへ大きな成果が出てくるように言っていた。1年間きて94万2,000円。この94万2,000円で何をしようとされてるんだろう。そこそこまで来てるという御説明だったんだけど、市長から直接。94万2,000円でそこそこのもん、きゅっと抱けるだったらいいんだけれど、94万2,000円の中身で進捗状況、このあたりをちょっとお示しをいただきたいと思うんです。 ○委員長(生中正嗣君)  企業用地整備課長。 ○企業用地整備課長(城北博章君)  企業用地整備課の城北でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
     今現在のまず進捗状況でございます。昨年3月の議会のほうで、市長の答弁もございましたが、民間開発事業者さん、より精度を上げるべく、現地の調査、それから事業費の概算、積算等々していただきまして、具体的な検討もしていただいておりました。そんな中でやはり市のほうから誘致している、開発事業者さんも誘致していくということでございまして、やはり土地が大事になってまいりますので、そこの該当土地、10ヘクタールぐらいございますが、そこの地権者さんについての合意形成、そういうのをやっぱり市のほうで図っていただきたいと。土地の用地自体は、開発事業者様と各個人様が契約していくような流れにはなっていこうかと思うんですが、土地に関する合意形成を図っていただきたいという中で、市におきまして各地権者様の事業説明のほうさせていただいてるような次第でございます。  また事業費94万2,000円ということで、今回上げさせていただいておるんですが、主に旅費に占める部分が多くて、やはり開発事業者さんとの調整であったり、各地権者様の事業の説明等々に行かせていただくような部分で、何とか少ない経費という中でございますが、成果を上げていきたいというふうに、担当課としては考えてございます。  以上でございます。 ○委員長(生中正嗣君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  では細々と、今年もつないでいこうというふうな認識でよろしいでしょうか。 ○委員長(生中正嗣君)  企業用地整備課長。 ○企業用地整備課長(城北博章君)  決してそういうことじゃなく、何とか早急にでも成果を上げるべく、積極的に取り組んでまいりたいというふうに考えてございます。 ○委員長(生中正嗣君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  市長の肝いりの政策ですので、ぜひともお願いしたいと思います。94万2,000円ですが。  次にこの土木費、全体見渡して探しておったんですが、わからない部分があったので、全体としてちょっとお尋ねしたいんですが、代替用地っていうんですかね。公共工事する中で例えば道路拡幅、うちはお金要りませんよ、土地くださいというふうなことが往々にしてあって、そのときに代替用地のストック、もしくはストックに係るところの経費というのは、このどっかに盛り込まれてるか、よう探し切らんかったので、それが1点。  道路もこの前の信田委員の発言の質問のように、事業が着手してくるときに、あらかじめペーロケがあって代替用地交渉入っていく、用地交渉をしたとき、何筆くらい買わんなんな。そのときにこちらのほうのストックで、大体同等品のものが何筆くらい用意できてるということも大事なんだろうけれども、道路の拡幅等の計画等も書いていただいてあるんだけども、用地の確保の予算が計上されないと思うんですが、それはバランスが崩れていないかということ。  もう一つは下水道にかかわっての363ページにありますが下水道事業、ここもいよいよ下水道は大事だちゅうことは、周知の事実なんだけども、下水道用地を公共の下水道用地を求めていこうという予算が、この中ではちょっと見受けられないんですけれども、公共下水道は大事だというけれども、いや、実際はそんなものやるかというふうな話なのかどうか。ちょっと予算書うまく読み取れないので、この3点についてお聞かせをいただきたいと思います。 ○委員長(生中正嗣君)  建設部次長。 ○建設部次長[都市計画、建築、住宅担当]兼都市計画課長事務取扱(辻村武臣君)  私のほうからは、公共用地の代替地ということでの御質問でございますが、都市計画課のほうでは、都市計画道路を推進する上で、必要な代替用地っていうのを若干所持してございます。筆数につきましては、18筆で約4,150平方メートルの土地を所有しておりますので、今後、市の道路等も改良とかので必要であれば、それを提供することはできます。 ○委員長(生中正嗣君)  下水道工務課長。 ○下水道工務課長(瀧川司篤君)  下水道工務課、瀧川です。よろしくお願いします。  公共下水道用地ということでございますけれども、予算には計上されておりません。処理用地ということですけれども、担当部署といたしましては、公共下水道事業の理解を深めていただくよう自治会であったり、自治協であったりというようなところに、今、説明会を行っているところで、それに並行いたしまして、洪水などの影響の受けにくい複数の候補地というものを選定も進めているようなところでございます。今後、事業を進めていくには、上野処理区全体の処理場の位置を決めて、伊賀市都市計画審議会を開催して、都市計画決定をしていかなければなりませんし、そのときには当然議会のほうも説明させていただくことになります。そのように考えております。 ○委員長(生中正嗣君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  先般の全員協議会で古民家等再生活用計画っていうのが、議員全員に配付をいただいて御説明いただいた。ずるずると見てて、なるほどなと思いながら、これまた市長の事業施策の一つ。移住者が伊賀にはたくさんきて、すごいだろうと、こうおっしゃってくれてるけども、移住者が求める物件、公共下水道や農業集落排水など、浄化設備があるっていうのを一番に書いてあるのさな。そうしたら下水道の公共下水の推進を下水道課はしてくれてるもんだと思ったら、予算計上してないということは、これって政策バランス崩れていない。どちらかがうそついてきたの。一体からこの予算議会、どうなの。下水道、もう一度公共下水の事業に着手をし、用地など求めたりとか、または計画をつくっていく。都計審に出していく、素案を出していく。もしくは国に事業ゲット認めてもらうための説明会等のそんな予算は一切入っていないちゅうことなの。御説明いただきたい。 ○委員長(生中正嗣君)  下水道工務課長。 ○下水道工務課長(瀧川司篤君)  今の段階といたしましては、市民の方のいろんな機運を高めていく説明をやっていくというような中で、パンフレットであったりとかいうのも作成しながら、啓発を行っているというような段階でございまして、まだ議員さん言われるようなところまではいっておりませんので、よろしくお願いしたいと思います。 ○委員長(生中正嗣君)  田中委員、恐れ入ります。ここ今一般会計ですので下水道特別会計、企業会計もございますので。 ○委員(田中 覚君)  下水道事業のところ伺ってるの。363ページの下水道事業。 ○委員長(生中正嗣君)  わかりました。どうぞ。 ○委員(田中 覚君)  だからそれぞれが足並みがそろってないちゅうのは、非常に残念な予算だな。このことを申し上げておきたいと思います。  最後にもう一点。旧庁舎のことで私のほうからも少し尋ねさせてください。361ページのところなんです。いわゆる設計委託料というのが、大半を占めていただいてるんですけども、今回の議会で私も質問で申し上げたんだけど、市長からの市政及び予算編成方針の中で、空き家が続いておれば、地価の下落で伊賀市が大変なことになるというふうなことで、この予算が盛り込まれたんだと、私は理解してるんだけど、周辺地域、さびれてくるのが広がったりすることをとめなくちゃならないということなんだな。それがここの設計委託の中から読み取れない。何をもって周辺地域に中心市街地のさびれが広がって、固定資産税が落ちるということを、ここでどう読み取ったらいいのかお教えいただきたいと思うんです。 ○委員長(生中正嗣君)  中心市街地推進課長。 ○中心市街地推進課長(堀川敬二君)  周辺の地価動向ということで、不動産鑑定士の先生にもお聞きしたところ、まず現在の状況のまま利用方法が定まらず、閉鎖状態になった場合、地価の動向はどうなるんだ。それからそれを活用して、新たな図書館等を初めとする複合施設として、活用した場合はどうなるんだというような2段階で御意見をお聞きしております。まず利用方法が定まらず閉鎖状態になるということで御意見をお聞きしたのが、人の流動性が相当少なくなると思います。また周辺店舗の衰退も懸念されます。また観光地としての性格の強い地域内において、その中心部に閉鎖状態で放置されているとなると、景観としてもマイナス効果となりまして、全体的な周辺地価の下落率は拡大すると予測されますというような御意見でございました。  なお、活用した場合、新たな市民サービスとして、これまでとは異なった人の流動性が期待されますということでございます。ただこれらがそれぞれの例えば図書館のような施設、単独ではなくて、複合施設としての機能を発揮し、あるいは周辺の観光施設を取り込んで継続的に地域、あるいは周辺地域を訪れていただくような魅力のあるまちづくりをしないと、地価の下落は継続すると予測されますということでございますので、ここから逆に考えまして、こういったにぎわいづくりをしていく。あるいは周辺の観光地とも結ぶいうことをやっていくと、地価の下落、まだ続いておりますので、そういったものがストップをかけられるのではないかというふうに考えておるところでございます。 ○委員長(生中正嗣君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  市長は私の質問できちっとしたエビデンスに基づいて、効果があるんだというふうなこと、この記述が正しいもんだと、このようにおっしゃっていただいた。今課長の御説明でいくと予想される、不動産屋さんに聞いたら、意見を聞いたら予想される、懸念がある。景観のマイナスにつながるじゃないか。期待される。エビデンスを示していただきたい。ここで。 ○委員長(生中正嗣君)  市長。 ○市長(岡本 栄君)  今申し上げたのは、エビデンスの一つであります。 ○委員長(生中正嗣君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  じゃあファクトに基づいたエビデンスを示していただきたい。 ○委員長(生中正嗣君)  市長。 ○市長(岡本 栄君)  ファクトはこれから起こることであります。 ○委員長(生中正嗣君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  午前中のこの予算委員会の質問もさせていただいた。あやまの道の駅はエリアとして取り組んでいこう。それは新名神もできることだし、新しいルートもできて、人の動きも予測されるので検討していこうということだった。こっちの丸之内は旧庁舎、古い庁舎だけを見詰めていただいてる。もう少し広いエリア、先ほども申し上げましたように、桃青中学校も組みひもも、また上野公園も含めてやればいいけれども、これから走りながら考えるちゅうのは、ファクトじゃないと私は考えますが、市長、もう一度。 ○委員長(生中正嗣君)  市長。 ○市長(岡本 栄君)  まず大事なことは先ほども申し上げましたけど、今現実に苦しんでおられた地域の方々をどうするのか。逆にお尋ねしたい。 ○委員長(生中正嗣君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  先ほど市川委員の質問にも、市長は多くの意見を聞いて早くしてほしいという意見があったと。多かったとおっしゃっていただいた。私は結構、町なか徘徊するほうなんですけれども、大きな意見は何でもええで、さっさとせえという話なんですね。何でもええということをもう少し突き詰めて、何でもいいとおっしゃるけども、税金注ぎ込みまっせと言うと、先ほどからの中谷委員のおっしゃるように、いやいや、それなら違う使い方のほうが優先順位高いだろうというふうになっていく。私はお会いさせていただり、それはあえてお会いさせていただいたり、たまたま道でお会いさせていただいたり含めて、全員が言葉を一つにして、何でもええからさっさとせえ。税金使いまっせ、それだったらあかん。先にこれせえ、何せえっていうメニューはいろいろですよ。子供育てていただいてるお母さん方の一番は違うし、商店街の方の一番も違うし、先ほどから下水道の話しましたように、これから町の再開発を望んでいる方は下水道一番に言うし、いろいろなんですけれども、あそこで旧庁舎をメニューもなしに、税金をぶち込むのに対しては、全員が反対でした。これは私のファクトです。 ○委員長(生中正嗣君)  川上委員。 ○委員(川上善幸君)  一つだけ聞き漏れていました。359ページでございます。中段より下でございます。ふるさと風景づくり助成金500万、その下にまちづくり協議会活動助成金12万となっておりますが、これについて、ちょっと詳しく。 ○委員長(生中正嗣君)  建設部次長。 ○建設部次長[都市計画、建築、住宅担当]兼都市計画課長事務取扱(辻村武臣君)  ふるさと風景づくり助成金についてのお尋ねでございますが、これにつきましては、伊賀市のふるさと風景づくり条例に基づきまして、その下に要綱を設けておりまして、市街地の重点風景地区につきまして、家を新築されたり工作物、塀とか門でございますが、これを新築される場合に伊賀市の景観計画等に基づいて、新築等された場合に助成するお金が500万でございます。  まちづくり協議会活動助成金については、この伊賀市ふるさと風景づくり条例に基づいて、今活動していただくための協議会の助成金ということでございます。 ○委員長(生中正嗣君)  川上委員。 ○委員(川上善幸君)  地域包括交付金っていうのが、原則的にありますよね。これからキラッと輝けっていう、こういうまちづくりに対する助成金もある中で、ここにまちづくり協議会活動の助成金を新たに見て、これ何かなと思ったんですけども、その違いっていうのはどうなんですか。 ○委員長(生中正嗣君)  中心市街地推進課長。 ○中心市街地推進課長(堀川敬二君)  まちづくり協議会活動助成金でございますけれども、上野町まちづくり協議会という会をつくっていただいております。これはもうかなり歴史は古くて、平成16年度に上野町の住民の方が主体となって発足されております。それ以来、行政と協力しながら、上野町における良好な街なみ形成などについて調査、研究、検討を行っていただいたりしております。具体的な活動といたしましては、そういった検討のほか、現在では上野町のええとこフォトコンテストというような事業も行っていただいております。活動につきましては、会費も会の中で徴収していただきまして、主に行政からの助成金としては、その上野町のフォトコンテストのための費用として助成をさせていただいてるところでございます。  そのまちづくり協議会におきましては、街なみ環境整備事業の進め方について御意見をいただいたり、先ほどからの御質問の例でいくと、成瀬平馬家長屋門の屋地の活用についての御意見をいただいたりというような団体でございまして、市街地におきましては東部、南部、西部、それぞれ代表の方も入っていただいた協議会でございます。 ○委員長(生中正嗣君)  川上委員。 ○委員(川上善幸君)  最後にしますけれども、ほんならまちづくり協議会の活動助成金、これは毎年上げておられるんですか。 ○委員長(生中正嗣君)
     中心市街地推進課長。 ○中心市街地推進課長(堀川敬二君)  毎年上げさせていただいてる事業でございます。 ○委員長(生中正嗣君)  御質疑なしと認めます。  次に、予算に関する説明書、第9款消防費、370ページから383ページについて、御質疑ありませんか。  桃井委員。 ○委員(桃井弘子君)  381ページの市単消防設備事業についてでございます。この現場用備品とありますが、これの内訳はどのようになっておりますか。 ○委員長(生中正嗣君)  消防総務課長。 ○参事兼消防総務課長(中森宏悟君)  備品購入費でよろしいですか。備品購入費について御説明させていただきます。備品購入費、これは防火衣とボンベ9本、それから呼吸器の購入費でございます。後、これは総務費ですけども、救急側のほうにも購入費がございます。  以上でございます。 ○委員長(生中正嗣君)  桃井委員。 ○委員(桃井弘子君)  さっきの防火衣って何着ぐらいですかね。 ○委員長(生中正嗣君)  消防総務課長。 ○参事兼消防総務課長(中森宏悟君)  来年度は27着を購入予定しております。 ○委員長(生中正嗣君)  桃井委員。 ○委員(桃井弘子君)  伊賀市内にある消防署の備品、特に火災のときにおける備品は、27着と聞かせてもらったんですが、安全上、十分でしょうか。 ○委員長(生中正嗣君)  消防総務課長。 ○参事兼消防総務課長(中森宏悟君)  防火衣につきましては、随時更新を予定しております。それで31年度に27着、それから32年度に26着、それから33年度に26着、こういう形で購入を予定しております。  以上でございます。 ○委員長(生中正嗣君)  桃井委員。 ○委員(桃井弘子君)  後、ボンベもしっかりと備品として購入は毎年更新されてるんですかね。ちょっと年数がたってるものとかもあるっていうふうに伺ったことがあったもので、この備品っていうのは、緊急時に本当に必要なものですので、消防だけの予算ではなくて、伊賀市全体の予算として、しっかり考えるべきですので、財務のほうお考えのほう教えていただけますか。 ○委員長(生中正嗣君)  財政課長。 ○財政課長(風隼徳彰君)  今回の備品購入につきましては、予算設定の段階でも、先ほど消防総務課長おっしゃいました計画的な防火衣の整備計画もお示しいただきながら、ボンベ等必要なものについては、予算化させていっておりますので、今後も消防さんと調整しながら、市民の安心・安全に向かって、配置できる予算としたいと思っております。 ○委員長(生中正嗣君)  桃井委員。 ○委員(桃井弘子君)  救急車も1台入ってたんですけども、私も一般質問で言わせてもらったんです。本当に救急車1台と言わんと2台購入してもらいたいところなんですが、安心・安全な市民の人命にかかわるところなので、しっかりとした予算づけをしていただきたい。終わります。 ○委員長(生中正嗣君)  他にございませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(生中正嗣君)  御質疑なしと認めます。  会議の途中ですが、休憩といたします。再開は15時10分といたします。                (午後 2時48分 休憩)               ―――――――――――――――                (午後 3時10分 再開) ○委員長(生中正嗣君)  休憩前に引き続き会議を再開します。  次に予算に関する説明書、第10款教育費、382ページから463ページについて、御質疑ありませんか。 ○委員長(生中正嗣君)  宮﨑委員。 ○委員(宮﨑栄樹君)  395の一番下、特別支援教育充実事業というところで、これも去年の決算議会で少しお尋ねしたところなんで、確認をしていきたいんですけれども、支援体制の充実ということで、ハード面の整備がどうかということ私お伺いして、要は子供たちの個性に合った教材を置いていただけないかということで少し聞いたんです。例えばLDっていう学習障害って言われる子供たちに合った、児童に合った教材とか、アイパッドとか、あるいは拡大教科書というものとか、何かイヤーマフを耳につけて音の過敏な子が落ちつくっていうような、そういう教材があって、お答えとしては検討しますとか、研究しますっていうことだったんですけども、今回の予算にそれが反映されてるかどうか確認させてください。 ○委員長(生中正嗣君)  学校教育課長。 ○学校教育課長(林崎 勉君)  学校教育課、林崎です。よろしくお願いいたします。  委員お尋ねいただきました特別支援教育のハード面に関する予算についてでございますけども、397ページを見ていただきますと、その特別支援教育の充実の中段ほどですけども、需用費の消耗品費のところに35万6,000円と上げてございます。わずかではございますけども、昨年度より10万円増となっておるんですけども、この10万円につきましては、通級学級校用教材費ということで、新たに10万円を用意させていただきました。これにつきましては、通級学級といいまして、自分が主体となっている学級と交流学級との教育を進めていくということもございまして、わずかではございますけども、新たに教材費として、予算を計上させていただいたというところでございます。  それから拡大教科書のお話しいただきましたけども、拡大教科書につきましては、保護者の方と学校のほうでお話を進めていただく中で、必要であれば国のほうに申請をしまして、これについて無料で提供させていただけるシステムになってございます。  それからアイパッドのことについてでございますが、今プログラミング教育の中で、アイパッドについての検討をしているところですけども、当然特別支援教育についても活用できるものですんで、これにつきましては、ネットワーク化を計画しております。これについては教育総務さんのほうから御説明させていただきます。 ○委員長(生中正嗣君)  教育総務課長。 ○教育総務課長(谷口順一君)  教育総務課、谷口でございます。今、学校教育課長から申し上げました、ネットワーク環境の整備というようなことで、各学校の小中学校ともでございますけれども、ネットワークの環境を整えよう、環境整備に31年度中の予算として上げさせていただいてございます。その予算につきましては、399ページ、そして401ページ、このあたりの情報化教育推進経費というようなことで、現在399ページの一番下でございますけれども、情報機器設定業務委託料、それとあわせまして、次の401ページの機械器具、電算機借上料いうようなところで、各小中学校のネットワーク環境整えるというようなことで、予算を計上させていただいてるというような現状でございます。 ○委員長(生中正嗣君)  宮﨑委員。 ○委員(宮﨑栄樹君)  ありがとうございます。予算は10万円増ということで少し機材がふえるということで確認させていただきました。後、拡大教科書についても、ぜひとも保護者さんのまた御意見というものも聞いていただけたらと思いますし、アイパッドに関しては、多分支援級に特化したものじゃないかと思いますけども、進めていただけるということで、ぜひともよろしくお願いします。やっぱりそういう子供たちが勉強に集中できる環境をつくるっていうことは、支援員さんの業務もすごい楽になるかどうかわかりませんが、少し改善もされてくるのかなということも思いますので、引き続き少しでも環境の充実っていうことに力入れてもらえたらと思います。終わります。 ○委員長(生中正嗣君)  他に。  桃井委員。 ○委員(桃井弘子君)  2点お伺いします。1点目ですが395ページ、学力向上推進事業で英検の受験料の補助なんですが、この英検っていうのは3級って初日に聞かせてもらったんですが、4級、5級、2級、全ての級が対応になってるんでしょうか。 ○委員長(生中正嗣君)  学校教育課長。 ○学校教育課長(林崎 勉君)  この英語の学力向上プロジェクトにつきましては、31年度より新たに計上させていただいた内容です。2020年度から新学習要領によって、本格実施が始まります。小学校の3、4年生、それから5、6年生でも英語活動、英語科が始まりますし、また大学入試でも英語入学共通テストでの4技能評価、資格試験等の活用実施に向け進められています。これを受けまして、伊賀市でもいわゆる英検、日本英語検定協会が実施する実用英語技能検定を受験することによって、児童生徒の英語に関心を持ち英語力を向上させ、さらには学習意欲を向上させる機会となると考えております。  今委員お尋ねいただきました、級の話ですけども、現時点では中学校3年生時点で英語検定3級を取得することを一応目標としまして、設定をさせていただいております。ただこれは個々の状況に応じて、変更することはもちろん可能でございますし、設定としましては1人に対して、中学校の間に1回補助をさせていただくというふうな設定で考えております。  以上です。 ○委員長(生中正嗣君)  桃井委員。 ○委員(桃井弘子君)  ありがとうございます。次399ページ、部活動指導員配置促進事業について伺います。これは部活動指導員を外部から来てもらうっていう事業なんですけど、この来ていただいてる方は教育委員会のほうで探していらっしゃるのか、学校のほうで探していらっしゃるのかどちらですか。 ○委員長(生中正嗣君)  学校教育課長。 ○学校教育課長(林崎 勉君)  昨年度も実施をさせていただきましたけども、各学校のほうで地域の方で御協力いただける方を中心に、学校のほうで選定をいただいて、学校から申請を上げていただくという形になってございます。 ○委員長(生中正嗣君)  桃井委員。 ○委員(桃井弘子君)  これね、各学校単位だと来ていただいてる学校と、来ていただいてない学校というふうに差ができますよね。今も実際そうだと思うんですけども、後、それと30万という金額なんですけど、これ全中学校に手厚い支援をしようと思えば、この金額はちょっと安くないでしょうか。 ○委員長(生中正嗣君)  学校教育課長。 ○学校教育課長(林崎 勉君)
     ありがとうございます。この30万円につきましては、国10万、県10万、市10万ということで、補助をいただいての金額になってございます。今年度も県のほうに申請を上げさせていただいて、事業を受けさせていただいたという形になっております。学校の選定につきましては、中学校10校のうち、希望校を上げていただいて、昨年度は3校から要望いただいたと。30年度です。ただそのうち1校につきましては、指導者の方の御都合で結果的には活用されませんでしたという形になってございますので、今年度につきましても、今のところはまずは希望学校を募らせていただきまして、選定をさせていただきたいというふうに考えています。 ○委員長(生中正嗣君)  桃井委員。 ○委員(桃井弘子君)  国10、県10、市10というわかるんですけど、もうちょっと金額見直してもらったら、もっと需用、来てくださる方もふえると思います。後、教育委員会に関してなんですけど、結構学校単位でいろいろ決めてくださいということが本当に多いんです。なんですけど、伊賀市のことですんで、教育委員会が総括して、全ての学校に手厚い支援をしていただくようにお願いします。終わります。 ○委員長(生中正嗣君)  他に。  西口委員。 ○委員(西口和成君)  2点だけお聞かせください。431ページの文化財調査事業ですが、これの内容、場所があれば教えてください。 ○委員長(生中正嗣君)  文化財課長。 ○文化財課長(笠井賢治君)  文化財課の笠井でございます。よろしくお願いします。  こちらの文化財調査事業につきましては、民間等自宅発掘調査経費ということで、いつと限定されずに、民間開発に伴う調査が発生した場合は、基本的には事業主負担ということになりますので、開発事業者の方等から調査費を御負担いただいて、一旦ここへ歳入という形で枠どりをさせていただいて、そこから執行するという形で枠どりの予算という形で御理解いただきたいと。実際、来年度につきまして、具体的に埋蔵文化財の発掘調査が予定されているわけではございません。  以上でございます。 ○委員長(生中正嗣君)  西口委員。 ○委員(西口和成君)  わかりました。もう一つは、427ページの生涯学習施設、栄楽館維持管理経費なんですけど、4月1日から閉めるっていう形伺ってますが、これいつまでの期間を見込んでいますか。 ○委員長(生中正嗣君)  生涯学習課長。 ○参事兼生涯学習課長兼中央公民館長、上野公民館長(清水由美君)  生涯学習課の清水でございます。よろしくお願いいたします。  来年度の栄楽館維持管理経費につきましては、来年度4月1日から翌年3月31日までの経費として見込ませていただいております。これにつきましては、この後の常任委員会のほうで条例の廃止を提案させていただくことになっておりますので、来年度につきましては、直営管理費としてこの経費を計上しております。 ○委員長(生中正嗣君)  山下委員。 ○委員(山下典子君)  429ページの文化財案内板設置工事費9万9,000円ですが、これはどちらの文化財でしょうか。 ○委員長(生中正嗣君)  文化財課長。 ○文化財課長(笠井賢治君)  この文化財の看板につきましては、市内の市の指定文化財につきまして、順次整備を進めているところでございまして、来年度につきましては、例えば寺田の石仏でありますとか、まだ看板の設置されてない部分についての設置を検討しております。具体的にどこかというところまでは、まだ確定はしておりません。 ○委員長(生中正嗣君)  山下委員。 ○委員(山下典子君)  私は国道いつも走ってると御墓山古墳の看板が、非常に悪い状態ですので、また考えていただけたらなというふうに思います。文化財保存という観点から質問させていただきますが、奥知勇収集古伊賀・古信楽器物類一括で、2002年3月18日三重県指定文化財となっていますけども、一括で三重県指定ということで、これが例えば分かれてもいいのかと。また県外へいっても県指定は外れないのかというのを。ちょっと確認させていただきたいんですが。 ○委員長(生中正嗣君)  文化財課長。 ○文化財課長(笠井賢治君)  奥知コレクションでございますが、基本的には市内、あるいは県内にあるのが原則でございますが、今回の場合につきましては、緊急避難的な措置という部分がございますので、研究員の方とも相談をしながら、一時的にお預かりいただくというような形で話を進めているところでございます。午前中にもお話もございましたが、観光戦略課等と庁内でも協議を詰めて、しかるべき措置を進めているところでございます。 ○委員長(生中正嗣君)  福田委員。 ○委員(福田香織君)  1点だけ聞かせてください。391ページの不登校児童生徒支援事業、これがこの中に一般質問でも聞かせていただきました。スクールソーシャルワーカーさんの人件費が入るのかなというふうに思ったんですけれども。 ○委員長(生中正嗣君)  学校教育課長。 ○学校教育課長(林崎 勉君)  さようでございます。 ○委員長(生中正嗣君)  福田委員。 ○委員(福田香織君)  そしたら業務嘱託員報酬が昨年度と同金額なので、一般質問の答弁では週に2時間だけふやすっていうふうに、答弁いただいたかと思うんですけれども、その辺はどうなっていますか。 ○委員長(生中正嗣君)  学校教育課長。 ○学校教育課長(林崎 勉君)  先ほどの質問ちょっと聞き間違いました。御質問いただいたほうのSSWのほうにつきましては、397ページの生徒指導推進事業のところにございます、168万円のところでございます。これにつきましては、昨年度144万5,000円ということで、少し金額を上げて計上させていただいております。年間約60時間の増ということで考えてございます。  以上です。 ○委員長(生中正嗣君)  福田委員。 ○委員(福田香織君)  ありがとうございます。SSWさん1人3月いっぱいで退職されるというふうにお聞きしてますが、4月から新しい方は決まってらっしゃいますか。 ○委員長(生中正嗣君)  学校教育課長。 ○学校教育課長(林崎 勉君)  1名お辞めになるということで、面接をさせていただきまして、2名確保させていただく方向で進めさせていただいております。 ○委員長(生中正嗣君)  福田委員。 ○委員(福田香織君)  それでも60時間ふやしていただいても、まだサービス残業になるかと思いますので、また再来年度以降もつけていただくように、よろしくお願いいたします。 ○委員長(生中正嗣君)  他にございませんか。  近森委員。 ○委員(近森正利君)  463ページの体育施設整備事業、その中の建物除去工事費があります。この内容教えてください。 ○委員長(生中正嗣君)  スポーツ振興課長。 ○スポーツ振興課長(福谷日出夫君)  スポーツ振興課の福谷でございます。今お尋ねの除去工事費の内訳でございますけれども、上野運動公園プール解体工事が6,512万円、それと青山北部公園体育館解体工事が3,106万4,000円でございます。  以上です。 ○委員長(生中正嗣君)  近森委員。 ○委員(近森正利君)  これはまず条例が私は先やと思うんですね。昨年もこのプールを施設から削除するっていう条例が否決をされました。そして今議会に総務のほうに、同じようにプール施設を削除する条例が出てるんですけども、この出し方っていうのはどうでしょうか。 ○委員長(生中正嗣君)  スポーツ振興課長。 ○スポーツ振興課長(福谷日出夫君)  この議会で議案を提出してるわけなんですけれども、予算を上げるのと議案の提出が同じというのは、別に問題ないものと考えております。 ○委員長(生中正嗣君)  近森委員。 ○委員(近森正利君)  問題ないという意見もありますよね。ただ前回否決をされておりますよね。否決をされてるという前の状況があって、プールのやり方をバスを出して変えました。その成果報告は我々聞いておりません。ですからどういう状況になりましたんで、このプールが成果が上がりました。ですからこういうふうに除去しますっていうことであれば、順序踏んでわかりますけども、私たちその成果も何も聞いてないのに、条例と一緒に出てくるのはどうですか。考え方としては。 ○委員長(生中正嗣君)  スポーツ振興課長。 ○スポーツ振興課長(福谷日出夫君)  失礼いたしました。このプールの事業報告については、新聞報道で報告させていただいておりまして、議会の委員長宛てに御報告をさせていただくべきものだったのかなと、今ちょっと思っておるところなんですけども。 ○委員長(生中正嗣君)  近森委員。 ○委員(近森正利君)  ほんまに笑って言うような内容じゃないですわ。本当にひどい。笑いながら言う内容やと思いますか。これね、子供たちもしっかりプールを使いたい状況で、どうしても次つくりたいからいう話で今進んでますよね。それを報告もなく、条例と予算一緒に出してきて、どうですかみたいな話はないと思いますわ。これから総務でも審議されると思いますけども、本当に議会軽視やと思います。しっかりと責任説明、もう一度発言お願いします。
    ○委員長(生中正嗣君)  スポーツ振興課長。 ○スポーツ振興課長(福谷日出夫君)  それについては、失礼いたしました。しっかりと説明をさせていただきます。今ここで事業の報告をさせていただければいいでしょうか。 ○委員(近森正利君)  結構です。 ○委員長(生中正嗣君)  他にございませんか。  北森委員。 ○委員(北森 徹君)  1点お聞かせください。409ページの施設整備事業の施設改修事業の小学校施設改修工事費なんですけども。これ多分西小学校の体育館の大規模改修やと思うんですけども、以前から西小学校では冬場になれば、屋根から冷たい風が入ったり、窓が壊れたり、窓が開かない、鍵が壊れたりとか、以前も震度3か4ぐらいのときに、ガラスにひびがいったという経緯があるんですけども、大規模改修ということなので、ここら辺のことも改善されてるのでしょうか。お聞かせください。 ○委員長(生中正嗣君)  教育総務課長。 ○教育総務課長(谷口順一君)  ただいまお尋ねの小学校施設改修経費1億5,149万3,000円でございますけれども、この内容につきましては、議員がおっしゃいますように、上野西小学校屋内運動場大規模改修工事1億3,266万円、それと遊具の更新765万9,000円、それから消防設備改修673万2,000円、後、阿山小学校のプールのろ過の改善、それから壬生野小学校の空調工事っていうのが含まれております。それで西小学校の屋内運動場の改修内容でございますけれども、上野西小学校の体育館につきましては、昭和41年3月建築というようなことから、53年経過しております。そんな中で耐震力っていうのは、IS値コンマ75ということで、十分満たしておるわけでございます。ただ経年によります劣化、それから児童教師が使います、快適に使用できるようにというような大規模改修、これを実施をしたいというふうに考えてます。  そんな中で計上させていただきました工事費の内容でございますけれども、まず建物の屋根、外壁、また屋内、これらの改修をする予定をいたしております。その中で屋根の改修につきましては、金属屋根の塗装の塗りかえ、それから軒塗布、それから幕板、また天井テラス、こういったものの塗装塗りかえや、縦樋の補修といったものでございます。  それから外壁につきましては、洗浄後、外壁のコンクリート補修をした上、保護塗装いうようなことを予定をしております。また建具等につきましても、塗装塗りかえやガラス弁の遮断、飛散防止対策、こういったものに実施をさせていただきます。  それから内部の改修につきましては、アリーナ内の改修、フローリングの張りかえであったり、内壁の補修であったり、男子便所、女子便所の洋式化、またみんなのトイレの新設、それから倉庫、控室、用具庫といったところの改修、こういったものにつきましても、実施をするということで今現在設計をしておるというようなところでございます。 ○委員長(生中正嗣君)  北森委員。 ○委員(北森 徹君)  ガラスの飛散防止っていうことなんですけども、ガラスは強化ガラスとか、フレームをもうちょっと太くするとか、そういうのとかはしていただけないんですかね。 ○委員長(生中正嗣君)  教育総務課長。 ○教育総務課長(谷口順一君)  今の現状、設計の中では飛散防止のフィルムを全面に張って、飛散しないようにというような対策するというようなことで進めさせていただいてございます。 ○委員長(生中正嗣君)  北森委員。 ○委員(北森 徹君)  飛散防止ということは、万が一大きな地震が来ると思われても、割れて飛ばないっていう前提で、割れるっていうことになるかと思うんですけども、今の技術であれば、強化ガラスとか入れたりするようなことはできると思うんですけども、やっぱり子供たちがいる体育館ですし、避難所としてもやっぱり市民の安全とか守るようなところですんで、そういった子供たちの安全を守れないようなもので、大規模改修っていうものはおかしいのかなと思うんですけどもいかがでしょうか。 ○委員長(生中正嗣君)  教育総務課長。 ○教育総務課長(谷口順一君)  大規模改修ということでございますので、飛散防止っていうところにつきましては、フィルムを張るというようなことで対応できるというように聞いてますし、また先生方や子供たちが使う中で、快適に過ごしていただくというような中では設備、放送設備であったり、電灯のLED化であったり、そういったものも含めまして、大規模改修をしたいというふうに考えてます。 ○委員長(生中正嗣君)  北森委員。 ○委員(北森 徹君)  せっかく予算をつけていただいたんで、物すごくありがたいことなんですけども、フィルムを張るっていうことで落ちついた経緯とか、何かあるんでしょうかね。 ○委員長(生中正嗣君)  教育総務課長。 ○教育総務課長(谷口順一君)  まず一つは外観っていうものの現状を崩さないという設計の中では、設計する中でそういったことで進めさせていただいたというような現状がございます。現状スチールの窓枠が入っておるわけでございますけれども、この厚みが少し現状スクールテンパーと言われるガラスには対応してないということで、少し厚みがこの窓枠を使うということであれば、そのガラスが入らないというような現状がございます。そういった中で外観を崩さず、現状の使い勝手をよくするという中では、フィルムというようなことで設計をさせていただいたということでございます。 ○委員長(生中正嗣君)  北森委員。 ○委員(北森 徹君)  子供の安全よりも外観をとったということで認識させていただいてもよろしいでしょうか。フレームを変えるのが外観が変わるということは、外観を重視したっていう、子供の安全を守るっていうよりも、外観を重視したということの認識でよろしいでしょうか。 ○委員長(生中正嗣君)  教育総務課長。 ○教育総務課長(谷口順一君)  外観も守りながら、子供たちに安全なということで、フィルムを使わせていただいたということでございます。 ○委員長(生中正嗣君)  北森委員。 ○委員(北森 徹君)  外観を変えられないというのは、何か南庁舎と関連しているような気もするんですけども、南庁舎が利活用どうのこうのっていうのが、まだ決まってない中、まず先、西小学校の外観を守るために、改修工事をするようなんであれば、別に工事してもらわなくてもいいと思います。 ○委員長(生中正嗣君)  他にございませんか。  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  395ページの特別支援教育充実事業でめくっていただいて、そちらのほうに主に書いてあるんですけども、賃金の業務従事者賃金っていうのは、教育支援員のことでよろしいでしょうか。もしそうならば、人数何人分ほどの予定になっているのか、もし間違ってたら済みません。お願いします。 ○委員長(生中正嗣君)  学校教育課長。 ○学校教育課長(林崎 勉君)  委員お尋ねいただきました特別支援教育にかかわる教育支援員につきましては、31年度44名の計算で計上させていただきました。 ○委員長(生中正嗣君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  これですけど、人数的には過去に遡ってここ何年間かふえていってるのか、それとも同じ数でいってるのかっていうことと、それから後、支援の必要な子供さんは今の伊賀市ではこども発達支援センターがありますので、就学前から随分いろいろとその対応等されているわけですけれども、そのお子さんたちが修学した段階で本当に安心して学校で授業を受けられるため、また先生方も安心して授業ができるためには教育支援員が本当に必要だと思うんですけども、ふえていってるのかそれとも現状維持なのか、そしてその配置の例えば条件とかっていうようなことは現場からの声聞いてはると思うんですけども、どんな形で進められておられますか。 ○委員長(生中正嗣君)  学校教育課長。 ○学校教育課長(林崎 勉君)  特別支援教育の配置の人数につきましては、ここ数年微増、数人ずつ上がっているという状況です。配置につきましては、各学校長から学校の様子等を聞き取りをさせていただきまして、教育委員会のほうで配置をさせていただいております。 ○委員長(生中正嗣君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  この負担っていうのは市単の予算が必要というふうに思っているんですけども、ただこども発達支援センターの話ではやっぱふえていってると。子供たちが。やっぱり支援が必要な子供たちがふえる分、学校現場でも教育支援員の増員が本当に必要だと私は思っていますので、今の微増っていうのは大変危惧されます。教師の負担軽減で業務改善について、上でも危惧されますので、ここでは討論でまた意見はもちろん言いますけども、ふやしていかなければならない。で、どこの学校にいってもマンパワーがやっぱり必要だということをおっしゃってますので、教育支援員の増員っていうことは本当に重要課題だということを思います。  それから次にいきますけども、名前でいうと407ページに施設整備事業がありまして、409ページに学校施設長寿命化計画策定業務委託料ということでありますけれども、これについては説明もありました全ての学校で計画していくんだということですけども、その中身、特に伊賀市の場合はエアコン設置が進んできておりますので、それはそれとして次の段階でトイレの改修洋式化等も計画的に進められるのかっていうことと、先ほどの同僚議員の質問に関連して体育館の中で床がPタイルのまま残っている体育館がまだ残っているのかって、そういったことも木製じゃないってことなんですけども、そういったことも策定業務の中のその計画ですね。入っていくのか、合わせてお聞かせください。 ○委員長(生中正嗣君)  教育総務課長。 ○教育総務課長(谷口順一君)  失礼いたします。409ページの学校施設長寿命化計画策定業務委託料、小学校費で2,179万9,000円。それと417ページでは同じく中学校費として上げさせていただいてございます。伊賀市の学校施設31校につきましては、校舎では約6割が、また運動場では屋内運動場では約7割が30年以上の経過しておるというような状況で老朽化が進んでおるというような状況で今後限られた予算の中でこういった施設について更新をしていかなければならないというような現状でございます。一方学校におきましては、先ほどからもありますように多様なニーズというようなことで学習内容の形態が変わったり、また生活様式が変わったりというようなことで、また防災対策といったものの配慮といいますか、対応が求められているというような状況でございます。こういったことからまずはそれぞれの学校施設の現状を調査を行うということ、それからその調査をもって今後の改修スケジュール、また改修予定というものを定めるというようなことで現在長寿命化計画というものをつくろうとしております。その中には議員おっしゃられました設備面での耐用年数もきておりますことから、そういった部分につきましても今後改修計画の中に含めさせていただきたいというふうに考えます。以上です。 ○委員長(生中正嗣君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  これ国の交付金とか取ってくる意味では、例えば何年計画でやろうという必要性があるのかとかありますか。早急に私もするべきだと思っているんですけれども、スケジュール的には改修も実際にしていかなきゃいけないじゃないですか。そのときには多分国からの交付金とか予算があるのかと思うんですけども、そういった意味ではそれにおくれないようにしっかりできるのか、そういった見通しですけど教えていただきたいのと、今答弁になかったその体育館の床の部分ですけどもPタイルとして残っている体育館は小中合わせてもう既にないのか、まだ残っているのかだけ教えてください。 ○委員長(生中正嗣君)  教育総務課長。 ○教育総務課長(谷口順一君)  まず体育館でございますけれども、まだフローリングではない従来のPタイルといいますか、コンクリートの床というものは現在も残っております。こういったものにつきましても今後の計画の中で順次改修を進めてまいりたいというふうに考えてます。  それから、交付金というようなことでございますけども、まず今文科省から言われておりますものはこの長寿命化計画に位置づけられた施設について今後何ていいますか、補助金であったり交付金であったりの申請の要件となるというような通知もきておりますし、早急につくらせていただきたいというように考えてます。 ○委員長(生中正嗣君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  はい。わかりました。後で残っている体育館どこかっていうことを教えて。答えられるんだったらどこがPタイルとして残っているかっていうのを知りたいと思っていますので、答えていただけたらと思います。引き続きなぜかということを質問するんですけども、あと次の445ページ図書館ですね。445ページはその前の段階ですね。ごめんなさい。443ページに図書館管理経費が上がってまして、そこをめくっていただいたら図書館の予算が上がっていますけれども、業務委託料ですね。上野図書館業務委託料の中に含まれているのかどうか、つまり説明にもありましたけれども学芸員資格をもつ司書職員の1名配置という話がありました。これは市が直接雇用するのか、それともここの業務委託料の中に入ってその方の賃金が入っているのか、ちょっと教えてください。 ○委員長(生中正嗣君)  上野図書館長。 ○上野図書館長(中岡久美君)  失礼いたします。上野図書館の中岡でございます。  4月から雇用いたします職員は司書と学芸員の両方の資格をもっている職員で雇用につきましては、市が直接市の職員として雇用いたします。 ○委員長(生中正嗣君)  百上委員。
    ○委員(百上真奈君)  はい。ありがとうございます。これ図書館がもっているさまざまな伊賀市のその古文書含めとして歴史的な重要なものも含めて活用していく、保存していくためにっていうことおっしゃってましたけども、今これ図書館のもつ強みでもありますし、魅力でもあると私は思っているんですけども、そういった意味では具体的に来年度この方が入られることによって具体的な作業の予定とかそれから今図書館ではその保存も大事ですので、デジタル化を進めている図書館もあると聞きます。そういったことも含めて進めていかれるのかどうかお聞かせください。 ○委員長(生中正嗣君)  上野図書館長。 ○上野図書館長(中岡久美君)  まず職員を配置することによってどんな事業をするかということでございますけれども、今年度から進めております特に事業費はありませんけれども、専門職が配置することによってその貴重な資料を使って例えば図書館だけではなくて、もちろん私どもの図書館にある資料は企画展示をどんどんしていきたいと考えておりますし、芭蕉であれば文化交流課の学芸員さんと一緒に企画を展示をしたり、講演会をしたりしたいと考えてますし、忍者については観光戦略課と一緒に企画展を忍者フェスタのときにしたいとか、そんな庁内での連携事業をこの専門職が企画展をしていきたいなと考えております。あと保存に関しましてデジタル化ということ御意見いただきましたんですけれども、伊賀市の図書館はほかの自治体の図書館と比べまして非常にこう歴史資料、貴重資料が多ございますので、これは伊賀市の強みだと考えておりますので図書館としましてもこの歴史をみんなにこう知っていただくというこういう動きについては大事にしていきたいと思っておりますのでデジタル化につきましては、新図書館計画の中でも記述がありますので保存、それからどういうふうにこう見せていくかっていうのは専門職を雇いますので、その方と一緒にその今後の方向性も含めて早急に考えていきたいと思っております。 ○委員長(生中正嗣君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  はい。わかりました。ありがとうございます。もう1点は小中学校との連携と特殊支援というような話も開会日のほうの市長のお話からもあったかと思うんですけれども、ただ気になるのは子供の読書計画がありません。なくなりました。それからあと生涯学習大綱が策定されておらず、そういったことどこで見ようかなと思ったら教育方針とか、生涯学習指針みたいなものは書類としてあるんですけども、そういった中でぺらっとしか書いてないんですよね。図書館のこととかが。そういった意味では伊賀市として今図書館整備のことも随分南庁舎にかかわっておっしゃっていますけれども、本当にその図書館というのは人づくりであり、NHKスペシャルによりますと健康寿命延ばす大事な役割をもっているという、私自身は本当にそれぐらい伊賀市にとっても必要な施策であると思っていますが、計画とかが余り充実してないように思うんですけども、一体その新図書館の建設も含めて責任もって進めていけるのかどうかっていうのを聞きたいと思うんですけども。 ○委員長(生中正嗣君)  生涯学習課長。 ○生涯学習課長(清水由美君)  ただいまの御質問でございますが、確かに子供読書計画につきましては一旦指針という形で残させていただいております。ただ庁内の中で本年度はまだその進捗管理について十分成果のほうを確認できておりませんが、図書館やそれからこども未来課、学校教育課そういったところの担当課と連携をしながら今後も進めてまいる方向で進めております。 ○委員長(生中正嗣君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  だから図書館が本当ににぎわい創出という観点で計画されるのはいいんですけど、でも私は一方でやっぱり今いったようにその人づくりであったりとか、それから豊かな生活を進める上での市民のためのものだというふうに思っているのでそういった意味ではやっぱりどこが責任をもってやっていくのかということと、新図書館をつくっていく上では今の体制では全くそこが本当にやる気があるのかっていうのを言わざるを得ないなというふうには思っておりますので、今課長のほうからは今後計画とかはもちろん教育委員会も含めて全部かかってくると思うんですけども学校とかも含めて。図書館もですけども。しっかりともう一度改めて大綱とかその計画をつくることっていうかそこをしっかりと意図検討していただきたいと思います。  最後ですけども、146ページの小学校給食センター建設事業の中の、461ページです。ごめんなさい。461ページの小学校給食センター建設事業の中の委託料でPFIアドバイザリー業務委託料が上がっています。このPFIのアドバイザリー業務委託は平成30年の3月31日で契約が終了ということになっておりますけども、改めて上がっている理由を教えてください。 ○委員長(生中正嗣君)  教育総務課長。 ○教育総務課長(谷口順一君)  失礼いたします。現在小学校給食センターにつきましては、スケジュールといたしまして2019年度は引き続き建設工事を行い、そして2020年の1月末には完成、そして引き渡しというようなこと、それからその後2月3月をかけて開業準備というような今の予定でございます。そういった中でPFI事業として民間事業者が設立したSPCがこういった事業を実施をするんですけれども、市はこのSPCを各業務にわたりモニタリング、監視をするという役割を担っております。そういったことからSPCから提出をされる各種書類等の実際の業務と入札時に公表資料として提出をさせた提案内容こういったものが合致しているかというようなものにつきましては、この準備期間である31年度において確実にすべきものというふうに思っておりますし、そうすることが今後円滑に給食運営することにつながるというふうに考えております。そういったことで当初からかかわっていただいているアドバイザリーにつきまして来年度に限り委託をさせていただき、確実なモニタリングをしたいというふうに考えてます。以上です。 ○委員長(生中正嗣君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  モニタリングはとっても重要なんですよね。直営でやってきた伊賀市の小学校の給食のあり方が大きく変わりますからね。今のお話ですと来年度のみということでしたが、開設準備ができてその運営がはじまるまでということだと思うんですけど、それから以降のモニタリングの方法については具体的に考えておられますか。 ○委員長(生中正嗣君)  教育総務課長。 ○教育総務課長(谷口順一君)  引き続きモニタリングというのは最初運営につきましても実施をしていくものというふうにされております。そういった中では運営がはじまれば、おおむね事業につきましては何ていいますか、進んでいきますものですからそういった中のモニタリングにつきましては職員の中でというようなことで考えております。 ○委員長(生中正嗣君)  他にございませんか。  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  目6の公民館の分館費について説明欄443ページ。分館活動事業委託料720万3,000円っていうのが計上をされております。これ委託先は住民自治協議会だと思いますが、何カ所ですか。 ○委員長(生中正嗣君)  生涯学習課長。 ○生涯学習課長(清水由美君)  これにつきましては、上野の21館及び青山の6館合わせて27館の委託料でございます。上野につきましては、21館分の住民自治協議会に委託をさせていただいておりますし、青山につきましても同じく住民自治協議会に委託をさせていただいております。 ○委員長(生中正嗣君)  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  公民館管理運営については社会教育法上これはもう設置しなければならない一つの自治体でね。分館というのは置くことができるとされておりますので市民の皆さん方から利便性があるということがまず前提です。前提です。これは住民自治協議会は何をしているかというと、いろんな教室を開いたり展覧会を開いたりお祭りをしたり、その地域に住んでいる方たちがいいなと思うこと、ここにいてて活力がわいてくるようなっていうようなことですから、当然これは住民の活性化につながります。ます。で、これが、これがずっと合併後公民館分館としての事業としてやってきました。で、これって地区市民センターにとっては住民自治協議会にやっていただいてるけれども、一方で住民自治協議会も住民にとってのいろんなイベントであったり行事であったり教室であったりするんですよね。で、ここでこれって二重行政と思いますよねっていうふうなのが合併後ずっと続けられてきたんです。この事業は、この分館の活動というこの事業はずっとこれからもやっていくんですか。今日まで合併してずっと14年間経過をしてまいりました。自治協に委託したのはそう長くはないですけれども、ずっとこれの議論を一つの公民館、伊賀市には二つの制度があるということなんですよね。全市的にね。この公民館の二つの制度をずっとこのまま続けてきた、これからも続けていく、これはどうですか。続けていきますか。 ○委員長(生中正嗣君)  生涯学習課長。 ○生涯学習課長(清水由美君)  今、一般質問のほうでも皆様方から御意見をいただきましたが、公民館、それから住民自治協議会の事業のそれから地区市民センターの事業の住み分けが今はっきりとできていない部分も確かにございます。ただ、住民が住民自治協議会で自主的にやっている事業とそれから私どのほうから委託料を払わせていただいて行っていただいている公民館事業が共催という形でうまくかみあっている部分がたくさんございます。それぞれの地域の特色を出しながら行政としましては、委託料という形ではございますが、住民の皆さんが満足できる事業のほうを構築していただく支援として今後もかかわらせていただく方向はもっておりますので、今後住民の皆さんに御負担をかけていくこともあろうかと思いますけれども、そこを行政として断ち切るというような方向性はもっておりませんので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(生中正嗣君)  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  断ち切るとかいうのではなくして、この事業は社会教育上からのいろんな形の教室であったり祭りであったり展覧会であったり、この事業は住民自治協議会もやっている。今もおっしゃったように協働でやっているわけなんです。住民にとって、これらを享受することは住民自治協議会の主催であろうと公民館活動教育委員会のところからやろうとどっちでもいいんですよ、はっきり申し上げて。ね。これがこの事業が二つのところからやってくる必要性が何であるのかっていうことを私は聞きたいんです。これは一般質問と違いますからちょっと課題を申し上げておきます。住民からしたらどちらからでもいいわけなんですよ。デメリットが多いのはやめてメリットのあるようにしようじゃありませんか。それが改革であるし、覚悟と勇気の決断なんですよね。長い間ずっとこれ続けてきました。公民館活動の分館っていうのを。だからやってるだけじゃないですか。住民から見たらどっからきてもいいでしょ。これで迷惑なのは住民も迷惑してるんですよ。公民館活動と自治活動としたら借りるお部屋もこっちはお金要らんけどこっちはお金要るんですよってあるんですよ。地区市民センターの人たちは同じ事業一緒にやってても会計のシステム二重に書いてるんですよ。こっちは公民館事業。そんな必要どこにありますか。そうでしょう。そしてもう一つ大事なことは、住民自治協議会の仕組みを変えようとしてるんでしょ、行政は。自治センター化に向けてしようとしてるんでしょ。そしたらこの社会教育も住民自治にもうお任せしたらいいじゃないですか。一方でそうしておきながら教育委員会は一方でこれをこういうふうにしている。この提供は絶対しないけませんよ。こんなん矛盾してるじゃないですか。次年度のこの予算からはしっかりと考え直してきてください。終わります。 ○委員長(生中正嗣君)  他に。  赤堀委員。 ○委員長(赤堀久実君)  すいません。409ページの教育振興経費の就学奨励費にあてはまるんかどうかちょっとわからないんですけど、就学援助の入学準備金ってこの31年度予算どこに入ってるのか教えていただきたいんですが。 ○委員長(生中正嗣君)  学校教育課長。 ○学校教育課長(林崎 勉君)  今お尋ねいただきました409ページ就学奨励費の学用品、通学用品、通学用品費等給与費の中に含まれるものと考えます。 ○委員長(生中正嗣君)  赤堀委員。 ○委員長(赤堀久実君)  これは何人で一人当たり幾ら分で上がってますか。 ○委員長(生中正嗣君)  学校教育課長。 ○学校教育課長(林崎 勉君)  失礼いたします。小学校につきましては、一人2万470円で85人を設定しております。 ○委員長(生中正嗣君)  赤堀委員。 ○委員長(赤堀久実君)  以前同僚議員のほうから一般質問もありまして、他市に比べて半額以下っていうことなんですけれども、国の交付金等もある中で伊賀市は2万470円っていうのはどうかと思うんですけども、その点についていかがですか。 ○委員長(生中正嗣君)  学校教育課長。 ○学校教育課長(林崎 勉君)  失礼いたしました。ちょっと訂正させてください。30年度につきましては、2万470円で、31年度この予算につきましては倍額の4万600円でございます。訂正しておわびを申し上げます。 ○委員長(生中正嗣君)  赤堀委員。 ○委員長(赤堀久実君)  4万600円でも他市に比べて1万円少ないんですけれども、これはほかの他市は5万600円で上がってると思うんです。国からでやっぱり1万円上がるということなんですけれども、なぜそれを伊賀市は上げる段階で1万円下げた他市の前回の上げる前を基準に予算組まれているのか教えてください。 ○委員長(生中正嗣君)  学校教育課長。 ○学校教育課長(林崎 勉君)  今年度の国の設定につきましては、今いった4万600円プラス1万円の5万600円ということは聞かせていただいております。ただ、これまで2万470円で伊賀市のほうでは推移してきましたので31年度につきましては4万600円でまずは設定をさせていただいたところです。 ○委員長(生中正嗣君)  赤堀委員。 ○委員長(赤堀久実君)  国としてそういう交付金上がっているんですよね。なのにこれを4万600円に上げる理由っていうのがちょっとわからないんですけども、説明してください。 ○委員長(生中正嗣君)  学校教育課長。 ○学校教育課長(林崎 勉君)  失礼します。この5万600円の金額につきましては財政当局と相談をさせていただいて、5万600円に向けて調整をさせていただきたいと思います。 ○委員長(生中正嗣君)  赤堀委員。 ○委員長(赤堀久実君)  今の答弁受けてちょっと財政のほうでちょっと一言いただきたいと思います。 ○委員長(生中正嗣君)  財政課長。 ○財政課長(風隼徳彰君)
     地方交付税のうち基準財政需要額というのが一般質問でも御質問あったと思います。予算的には7,000万弱程度の何ていうんですか、その数字としては入ってる想定になっておりますので、今後教育委員会から御相談ありましたら、はい、検討させていただきます。 ○委員長(生中正嗣君)  赤堀委員。 ○委員長(赤堀久実君)  補正で上げていただくことはできますか。 ○委員長(生中正嗣君)  財政課長。 ○財政課長(風隼徳彰君)  しっかり積算いただいて、それ見させていただいてから判断させていただくことになろうかと思います。 ○委員長(生中正嗣君)  赤堀委員。 ○委員長(赤堀久実君)  期待して次にいきます。  431ページ、文化財施設維持管理経費なんですけれども、前年度から769万1,000円ふえているんですけれども、この文化財施設のどこの部分が、あと指定管理はどこに指定管理されているか教えてください。 ○委員長(生中正嗣君)  文化財課長。 ○文化財課長(笠井賢治君)  失礼します。まず指定管理でございますが、これにつきましては文化都市協会に委託をする予定でおります。それから数字の部分でございますが、昨年度は今現在文化財課におきまして管理しております文化財施設は旧小田小学校本館、それから旧崇広堂、それから入交家住宅、城之越遺跡の4カ所がございます。昨年度につきましては、昨年度までは城之越遺跡は城之越遺跡で委託、それから残りの3施設は一括で委託というふうにしておりましたものを31年度からはこの4施設を一括して指定管理出すという形になる中で数字としましては、昨年度別々に指定管理出していたものを合算した形になっておりますので、それでちょっと上がった形に見えるということでございます。 ○委員長(生中正嗣君)  赤堀委員。 ○委員長(赤堀久実君)  そうしたら総額的には変わっていないということですか。 ○委員長(生中正嗣君)  文化財課長。 ○文化財課長(笠井賢治君)  はい。同じでございます。 ○委員長(生中正嗣君)  他にございませんか。  市川委員。 ○委員(市川岳人君)  433ページ、文化財保存整備事業の中の歴史的風致向上計画進捗管理事業ということで61万3,000円計上されております。上野の中心地と青山、そして島ヶ原ということで計画して進めていくということなんですけども、前年度が約197万ということで計上されておりました。減額されて予算計上されてるんですけども、来年度以降の進め方であったり進捗状況について教えてください。 ○委員長(生中正嗣君)  文化財課長。 ○文化財課長(笠井賢治君)  歴史的風致維持向上計画につきましては、委員御指摘のとおり上野城下町、それから島ヶ原宿と観菩提寺、それから大村神社と阿保宿という3カ所を重点地区に指定いたしまして事業を進めているところでございます。個別の事業につきましては、例えば都市計画でありますとか、関係各課と調整をしながら進めているところでございまして、来年度につきましては各課の事業のそれぞれの進捗もございますが、私どものほうでは例えばその個別に予算に見えない部分もございますが、各重点地区と協議を進めながらその御要望をお尋ねしながら事業を進めていくように取り組みたいなというふうに考えております。それから少し書かせていただいてありますが、それぞれその風致維持向上するための例えば混成する建造物の調査でございますとか、そういったものも随時進めてまいりたいというふうに考えております。以上です。 ○委員長(生中正嗣君)  市川委員。 ○委員(市川岳人君)  今の答弁の中でありました、その中で登録有形文化財調査業務委託料ということなんですけれども、これのその委託なんですけども、これは何ていうんですかね。既にあるものっていうふうなことに対して調査するのか、調査の内容について教えてください。 ○委員長(生中正嗣君)  文化財課長。 ○文化財課長(笠井賢治君)  歴史的風致維持向上計画の中につきましては、歴史的形成建造物というものを指定して、それを指定することによって風致の維持向上していこうというふうに考えているところでございまして、現在20数カ所その重点地区の中に形成建造物と指定したものがございます。それはどういったものかといいますといわゆる指定区分、文化財的な指定区分で申し上げる登録文化財でありますとか、県、あるいは市の指定文化財建造物でございます。それでこの登録有形文化財調査業務委託料でございますが、その重点地区における形成建造物を調査検討するための経費として計上させていただいているところでございます。 ○委員長(生中正嗣君)  市川委員。 ○委員(市川岳人君)  この計画なんですけれども、今までは城下町を中心とした形で主に進められてきた。ただ青山と島ヶ原ということでまだ進捗がまだまだ進んでいない部分ということで、先ほどの答弁で予算に見えない部分で進めて行くと、交付金をいただいて行っていただく事業ですので、そこの部分にいくまでの作業を来年度にお願いしたいと思います。  すいません、次もう1点質問させていただきます。  409ページです。学校建設費、小学校建設事業ということで新居小学校、屋内運動場、屋外運動場、そして遊具ということで予算工事請負が主なところで上がってるわけなんですけども、具体的にその体育館がこれだけ、運動場がこれだけ、遊具がこれだけっていうふうな明細を教えてください。 ○委員長(生中正嗣君)  教育総務課長。 ○教育総務課長(谷口順一君)  失礼いたします。新居小学校の屋内運動場の大規模改修工事、これにつきましては7,897万5,000円。それから長田、新居小学校の運動場の整備工事継続でございますけれども、これが3,551万5,000円。それから遊具、これにつきましては536万8,000円。それからその他附属工事というふうなこととなっております。 ○委員長(生中正嗣君)  市川委員。 ○委員(市川岳人君)  はい、ありがとうございます。ここというよりもそれともう1点。このページの上のところで再確認になるかもしれないですけど西小学校の体育館についての大規模改修工事費っていうのは総額で幾らでしたっけ。 ○委員長(生中正嗣君)  教育総務課長。 ○教育総務課長(谷口順一君)  1億3,266万円でございます。 ○委員長(生中正嗣君)  市川委員。 ○委員(市川岳人君)  そうなんですよね。片や新居小学校は屋外運動場、遊具含めてというところで1億3,000万ぐらいということで、西小のほうが屋内運動場、体育館の単体だけで1億3,200万ということで、中身としては違うことをするとは思うんですけれども、いただいた資料の中で見させていただくと主にいろんなその塗装の塗りかえっていうのがたくさん上がってて、いわゆる体育館の本来の機能を向上させるような部分っていうところはトイレの洋式化とフローリングの部分で上がってるとは思うんですけれども、今回の西小の体育館の部分で本当にその塗りかえの部分が機能を向上させる部分にどれだけ影響するのかっていうところが少しわからない、本当にうがった見方をしてしまうと坂倉建築の一群の一つということで、それをこれから残していくために今回の予算を上げましたというふうにしか受けとられないんですけれども、そのあたりについてどういうふうに説明していただけますか。 ○委員長(生中正嗣君)  教育総務課長。 ○教育総務課長(谷口順一君)  まず新居小学校と西小学校の体育館の工事の差でございますが、これにつきましては、まず屋内運動場の面積が新居小学校に比べまして西小学校につきましてはほぼ倍の面積を有しておるというような状況の中では実際工事費単価につきましては平米単価ほぼ同程度のものかというふうに思わせていただいてございます。その中で、改修工事内容につきましてもほぼ同程度の改修工事を実施をさせていただくというふうに考えております。それから、西小学校の何といいますか、改修は必要かというような御質問でございますけれども、これにつきましては現状従来建築後40年とか50年でこう建てかえを行っておるというような過去には現状でございましたけども、最近長寿命化というようなことで経費を抑えながら同程度の水準の改修をするということである施設を使いながら使用するというようなことで現在考えておるというところでございます。 ○委員長(生中正嗣君)  市川委員。 ○委員(市川岳人君)  そうなんです。先ほど答弁の中でも長寿命化の計画、更新も含まれるとは思うんですけども、今後つくっていくということでした。31屋内施設、70%以上が30年以上ですか。ということですので、計画があって今回優先順位的にこの施設をするんですと。本来やっぱりそういう説明をしてほしいと思っておりますし、その部分で今回いろんな予算が計上されてると、そういう説明になるような形を今後お願いして終わります。 ○委員長(生中正嗣君)  他にございませんか。  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  四つの場所にわたってまいりますので、例えば405ページ。どこでもいいんですけどね。小学校費の中の施設維持管理費。午前中と一緒のようにエレベーターの保守点検、これをお尋ねしたいと思うんです。  先ほどの御説明の中でもやっぱり教育委員会も限られた予算とか厳しい財政の中でと、こういうようなおっしゃり方する。そうすると、一旦一部では正規と言われている教育委員会であっても一定のその行政改革は必要なんだろう。午前中の質問であえてその監査委員の事務局から平成30年度定期監査結果報告書というのをもらいました。その中で施設維持管理の合理化についてということでやっぱりきちっと監査委員事務局監査委員は御指摘いただいてるんですよね。それを踏まえて教育委員会はこのエレベーターの例えばですよ。このエレベーターのその保守点検については当然競争入札であったり、もしくはグルーピング化したり、メーカー別にそろえて合理化を図ったりそういうことは最低限その行政改革にお努めいただいとるというふうに理解してもよろしいですか。 ○委員長(生中正嗣君)  教育総務課長。 ○教育総務課長(谷口順一君)  まず現状エレベーターの入札でございますけれども、現状につきましては随意契約というようなことで実施をさせていただいておるのが現状でございます。ただ、教育委員会といたしましては、それぞれのエレベーターのメーカーごとに一つのグループとしたしまして、各学校ごとの契約ではなくて、エレベーターの種類ごとにまとめさせていただいておるというのが今の現状でございます。 ○委員長(生中正嗣君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  随意契約で幾らグルーピング化したところでその行政改革のその効果というのはどこにあらわれるんだろうと思うの。監査委員事務局が監査委員が指摘したことに対して一定の改善、もしくはその努力と見たらいいのか、それとも「ええ、違う方向じゃないか」と見たらいいのか、今回の予算を。代表監査委員どうごらんいただきます。 ○委員長(生中正嗣君)  監査委員。 ○代表監査委員(鈴木陽介君)  監査委員の鈴木です。今回の予算につきまして、どのように見ているかという質問をいただきました。現状見る限り、エレベーターなどにかんしては随意契約ということでやられているという回答を幾つかの課からいただいております。そういった中で、行政側といたしましても例えば管財課のほうで施設維持に関して普通財産をどのように管理していくかといったようなところでその財産管理課のようなものを設けて管理していくといったようなことを定期監査でお聞かせいただきました。そういったところで一定の努力をしているというところは見受けられますので、今後とも引き続きまして定期監査等でもそういった契約内容については確認していきたいと思います。 ○委員長(生中正嗣君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  私の感覚は述べさせていただきたいと思います。財政厳しき折、限りある予算でということをおっしゃらなかったら少々はいいのかわかりませんけれども、あえて市民の要望に対してその財政が厳しいから、予算がないから、我慢してくれといいながら片方では棚ぼたなその予算を立ててるようではだめだよ。終わります。 ○委員長(生中正嗣君)  他にございませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(生中正嗣君)  御質疑なしと認めます。
     次に、予算に関する説明書、第11款、災害復旧費、462ページから465ページについて、御質疑ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(生中正嗣君)  御質疑なしと認めます。  次に、予算に関する説明書、第12款、公債費、464ページから467ページについて、御質疑ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(生中正嗣君)  御質疑なしと認めます。  次に、予算に関する説明書、第13款、予備費、466ページから467ページについて、御質疑ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(生中正嗣君)  御質疑なしと認めます。  以上で、歳出の質疑を終了します。  当局説明員入れかえのため暫時休憩をいたします。                (午後 4時17分 休憩)               ―――――――――――――――                (午後 4時19分 再開) ○委員長(生中正嗣君)  休憩前に引き続き、会議を再開します。  次に、歳入について御審査願います。  歳入は一括審査を行います。  予算に関する説明書、16ページから59ページについて、御質疑ありませんか。  宮﨑委員。 ○委員(宮﨑栄樹君)  すいません。43ページの真ん中より下、株式配当金というのがあります。この内わけなんですけども、AWF青山高原ウィンドファームに伊賀市が出資していますが、その配当金幾らあるかというのと、合わせて出資金幾らか、そしてどれだけの株をもっているか、あと出資の目的っていうの大山田村のときのことですが、教えてください。 ○委員長(生中正嗣君)  答弁願います。  人権生活環境部長。 ○人権生活環境部長(田中克典君)  すいません。今全部の項目少し覚えてないんで、もし不足してたら補足させてください。株数としては800株でございます。それからこれは2000年に大山田村時代に当時の久居市と大山田村と当時の民間の日本鋼管というところの3者が約3分の1ずつ出資をしてスタートをさせていただいております。そして、現在は途中からのシーテックという会社が増資といいますか、しましたので、現在同じ伊賀市は800株で割合としては1.2%の持ち株の率になっております。それから配当額でございますけれども、この予算でいいますとこのうちの560万4,000円がこの青山ウィンドファームに係る配当金でございます。それとこの出資をさせていただいている理由といいますか、目的でございますけども、よろしいですか。 ○委員長(生中正嗣君)  宮﨑委員。 ○委員(宮﨑栄樹君)  目的も伺っております。 ○人権生活環境部長(田中克典君)  すいません。目的でございますけども、地球の温暖化防止ということはもちろん大切な課題ですので、風力発電、太陽光発電などの自然エネルギーの推進を取り組まさせていただいているところです。それと、このAWFに出資をすることによりまして、株主総会等に出席させていただいてこの設備の点検とかこの風力発電全体の安全運転についてのことの報告を受けてしっかりとその対応についても意見を言わさせていただくところは言わさせていただくというところで、参加をさせていただくことが大切かと考えております。 ○委員長(生中正嗣君)  宮﨑委員。 ○委員(宮﨑栄樹君)  はい。ありがとうございます。その目的も温暖化対策と公益性があるからということで、その辺はいろんな意見が私も含めてあるかと思うんですけども、もう一つ伺いたいのが、その第三セクターにこう一般的にこう出資額に応じた範囲に出資というか、持ち株数に応じた範囲において市が責任を負うものというふうに考えられますが、例えば経営悪化したときとかそういうときなんですけど、その出資のときの覚書とかそういうふうなんは交わされているのかっていうようなとかわかりますか。わかればですが。 ○委員長(生中正嗣君)  人権生活環境部長。 ○人権生活環境部長(田中克典君)  申しわけございません。その点についてはちょっと資料今持ち合わせておりませんの、申しわけありません。 ○委員長(生中正嗣君)  宮﨑委員。 ○委員(宮﨑栄樹君)  また資料いただけたらと思います。 ○委員長(生中正嗣君)  資料お願いします。  他にございませんか。  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  歳入の部分でお教えをください。16ページなんですけれども、大きく市民税と固定資産税、で、2億8,600なり2億4,000合わせて5億余り伊賀市はいわゆる30年度よりも5億円も税収が伸びる。なかなかこう近年伸びてこなかったと思うんです。140億ぐらいから141億、143億、140億、3億程度で本当に微増できたかとは思うんですけれども、ここにきゅっとその5億円ぐらいきゅっとこう伸びるこの要因というのはどんな見込みをもってその市税額を5億円ほどきゅっと伸びるというふうに御判断いただいたんでしょう。 ○委員長(生中正嗣君)  課税課長。 ○課税課長(前川智恵美君)  課税課、前川でございます。よろしくお願いいたします。  お尋ねの歳入、市税の増額でございますが、増額見込みとなりましたものを個々に説明をさせていただきます。  まず16ページの個人住民税でございますが、こちらは国の予算編成などで示されました地方税制計画に基づきまして景気の緩やかな回復基調にあることから給与所得では増収が見込まれるということ、また県内におきましても昨年有効求人倍率が堅調であったことから個人住民税を増額と見込ませていただきました。  続きまして、法人住民税でございますが、こちらも景気が緩やかに回復基調にあることから企業の収益が増加が見込まれているということで増加を見込ましていただいております。  続きまして、固定資産税でございますが、こちらは家屋につきましては、平成30年度は評価がえということで減額ということで見込んでおりましたが、評価替えが終わりまして、家屋のほうは新築が見込まれるということで5%増額を見込ませていただいております。  続きまして、償却資産でございますが、こちらも企業の業績が好調ということが見込まれることから新規設備の投資による償却資産のほうの固定資産税が増額になるのではないかという見込みを立てさせていただきました。  続きまして、軽自動車税でございますけれども、こちらのほうは登録台数自体は減少傾向ではございますが、こちら登録後13年以上経過した車両につきましては、超過税率がかかっておりまして、それで30年度も増額の見込みということで31年度も増加を見込ませていただいております。  続きまして、18ページ、19ページでございますが、たばこ税でございます。こちらも段階的に増税されることや、健康志向から禁煙という傾向がありますけれども、過熱たばこへの増税がありますことからこちらも売り上げ、本数の減少は例年並みということで増額を見込ませていただいております。以上、ちょっと増額を見込んだところの税目について説明をさせていただきました。 ○委員長(生中正嗣君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  そうしますと、そのもう少し読んでいきましたら、例えばその地方譲与税でそのガソリン税、これはひょっとしたらそのいい燃費の車が多くなって燃料そのものの量を使うのが減ってきたのでこの少なくなるのかわかりませんけども、余りそのゴルフ利用税含めて歳入が減るという部分が余り見受けられませんけれども、その伊賀市にとってその今のはふえる話をしていただきました。ここちょっとまずいのっちゅう部分でその減る部分の危惧というのはございませんか。トータルして5億何がし伸びるんだろうけれども。 ○委員長(生中正嗣君)  課税課長。 ○課税課長(前川智恵美君)  失礼します。地方譲与税等はちょっと課税課ではございませんが、市税のほうでちょっと減額といいますか、現状維持を見込ませていただいておりますのが、入湯税が平成30年度と同額で見込ませていただいております。あと、税制改正による減額につきましては、地方特例交付金ということで減額補填がございます。そのように考えております。 ○委員長(生中正嗣君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  御説明いただきましてありがとうございます。話戻りますが、じゃあ先ほどその休憩前の市長とのやりとりの中でその旧庁舎空き家になったから固定資産がいわゆるその路線価が落ちて固定資産税が入らなくなってきて、加えて市民サービスは負っていくということは、全くこの次年度ではいえない。次年度は好調じゃないかと私は思いますが、そういう観点で見たときには、例えば百田部長どうなの。厳しい傾向のもとに、この来年は伸びるの、どうなの。 ○委員長(生中正嗣君)  財務部長。 ○財務部長(百田光礼君)  固定資産税の土地の部分については、多分恐らく30年度より少し低めに見てると思います。それと今一遍に田中議員から30年度の当初予算と31年度の当初予算と比べて市税が5億以上伸びているというようなことをおっしゃっていた、事実なんですけども、実はまだ御審議いただいてないんですけども、30年度の補正予算で市税が2億9,600万、ほぼ3億上がってるんですわ。だから30年度ちょっと当初予算よりも当初予算が低く見てたというようなこともありまして、実際の上がり幅は最終補正と比べたら3億程度ということでございます。 ○委員長(生中正嗣君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  じゃあ、その平成30年度いわゆる今年度ですね。先のその補正で審議するということでありますけれども、余りぱっとしないかと思って見込みを立てていただいたら3億プラスしてた。おお、なかなかやないかっていう話ですよね。その傾向からいくと次年度は5億じゃないですけど2億何がし積んでいくんだろうというふうなことだと今の解説だと思うの。そうすると、市長がその施政方針演説で述べていただいた固定資産税が下がって、伊賀市の市民にサービスができない、空き家となった市役所、旧市役所を何とかせなあかんという事実とは全く離れるんだけども、その見方と施政方針演説の見方と私何か間違うてるかな。 ○委員長(生中正嗣君)  財務部長。 ○財務部長(百田光礼君)  施政方針については、中長期的に見ていくと、というような話やと私は思っております。ただ、この30年度と31年度見ましたら現実はちょっと税収がふえていることになっておりますが、これがずっと続くもんではないと危惧しております。長中期的に見たらやっぱり人口も減ってますし、空き家もふえている、それが現実でございますので、やっぱり生産年齢人口の減少がその景気よりもダメージが多きくなる、どっかその分岐点が来るんじゃないかなということは危惧しております。 ○委員長(生中正嗣君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  だからですよ。その旧市役所があいたらあかんということよりも、生産人口が減るとか、高齢者がふえてくるとか、人口が減ってくるとか、伊賀市のど真ん中に下水がないとか、だから空き家がいっぱい民間の空き家がいっぱいふえて再開発せなあかんやないかというふうなことにつながることであって、そのあえて市役所が空き家になって19万人おったのにえらいこっちゃということはファクトじゃないよなという話。以上、終わります。 ○委員長(生中正嗣君)  他にございませんか。  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  ちょっと細かい話で確認したいんです。  45ページの基金運用収入が17万5,000円になってます。これ、30年度補正では運用益が1億近くあるんです。8,500万ぐらいかな。これって、この差って何なんでしょうというふうに思ってます。30年度はあんだけ8,500万もあるのに、今年度は17万5,000円なんか教えていただけますか。 ○委員長(生中正嗣君)
     答弁願います。  ただいまの質問に対して。 ○会計管理者(松本浩典君)  失礼いたします。会計管理者の松本でございます。  30年度基金運用につきましてですけども、基金の中で債券で運用してるところがございまして、その分の債券をちょっと売却して新しく購入したその差益が出まして30年度補正させていただいているという形でございます。 ○委員長(生中正嗣君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  といいますと、資産運用の中で、この債券を売ったということは株を売ったということですか。国債を売ったいうことですか。 ○委員長(生中正嗣君)  会計管理者。 ○会計管理者(松本浩典君)  国債及び地方債でございます。 ○委員長(生中正嗣君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  わかりました。そうしたらこれに関連して財産目録的なものは一個もないので、その部分を終了後ぐらいに出してください。というのが、出損金の話と株式もしくはほかの国債なんかに買われているということなんで、それの明細を出してほしいなと思います。よろしくお願いします。  もう一つ。55ページの出損金の返還金、これっていうのは社協から1億円返してもらうということやと思います。実際にはその1億円出資費用で出てましたよね。このやり方っていうのは出損金を収入として受けとるということ。そしたらほかの出損金はどうなるのというふうに僕は思ってるんですけども、特に出損金の中で大山田の農林公社に出している出損金とかいろんな出損金があるんですけども、その見直しっていうのはされたんかどうかね。今回これだけ上がってます。ほんでこれを歳入としてあげてられる理由はきっと社会、新しい施設をおつくりになるので消してるような形ですけど、お金は動いてませんもんね。全く動いてないことになると思うんですけども、その辺のことをちょっと説明してください。 ○委員長(生中正嗣君)  答弁願います。  医療福祉政策課長。 ○医療福祉政策課長(中川雅尋君)  失礼いたします。医療福祉政策課の中川でございます。  今御質問いただきました出損金の返還でございますけれども、委員おっしゃるとおり社会福祉協議会へ出損しておる1億円を戻していただくということでございます。 ○委員長(生中正嗣君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  いやいや、内容を聞きたいんです。なぜこういう処理をされるのか、出損金を消す作業をするのか。なぜ消さなあかんのか。全くわからないんです。出損金という性格を教えてもらえんといけませんよね。出損金って何であるか。だから何々をもってこれを戻してもらってお金を出したみたいな形になってるわけでしょ。それを教えてください。 ○委員長(生中正嗣君)  医療福祉政策課長。 ○医療福祉政策課長(中川雅尋君)  失礼いたしました。今回のこの出損金でございますけれども、御存じのとおり平成元年から10年間1,000万円ずつ旧上野市時代に社会福祉協議会の方に対して出損しておった分でございます。これにつきましては、この1億円、市が出しました1億円とそれから社会福祉協議会が出した1億円合わせて2億円の利子をもって地域福祉事業を実施しておりました。ところが昨今の低金利等の影響もありまして、この金利だけで事業を実施することが難しいということでございまして、これを一旦市のほうへ戻していただいて来年度整備を計画しております総合福祉会館の整備をはじめとする地域福祉事業のさらなる推進を図ろうということで返還していただくということを考えております。 ○委員長(生中正嗣君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  出損金の性格はお金を出資して、その中で運用したものでその利益の中でいろんな事業をやってもらうということですやんかな。もともとの性格的には。それを、それをこれをぼんと返してもうてもうなくなってしまうわけでしょ。なくなってしまうわね。実際に。返してももらえないし、向こうも運用できませんよね。出損金がなくなった時点で。性格的にいくとね。性格的なもん運用するっていうこと、これで確認できたと僕は思ってます。  そしたら、その出捐金をほかのところを、財政当局が確認してほしいんですけど、実際に出捐金を出してるところについて、きちっと精査して、お金が十分あるのにもかかわらず出捐金を出したままのところなんていうのは、やっぱり返してもらわなあかんと思う。正直言うて。その部分でこの利益で運用しているのかどうか事業も精査してですよ。でないと財政が足りないということであって、出捐金を出たままであって、何ら検討されてなければ、しっかりしたものを計画として出してほしいというふうにお願いしときます。  そして、55ページの次の同じところで、商工費の雑収入ので忍びの里伊賀甲賀忍者協議会負担金払い戻しですか。300万。これ何で払い戻しされてるんですか。 ○委員長(生中正嗣君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長(川部千佳君)  失礼いたします。観光戦略課、川部でございます。  こちらの内容につきましては、今、文化庁の日本遺産の伊賀甲賀の忍者協議会というのを設立させていただいてるんですが、そちらのほうにつきましては、文化芸術振興費補助金という文化庁の補助金を活用させていただいて事業を進めさせていただいております。こちらの交付決定につきましては6月末になりまして、それまでに使わせていただく経費や補助対象外のキャンペーンの経費、ポスター等の作成経費などは単費で予算措置をさせていただいたもので使わせていただいておりまして、最終年度末に不要になりましたものを返戻していただいてるものでございます。 ○委員長(生中正嗣君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  毎年これを戻してきてるんじゃなくて、今回が初めてなんですか、300万。 ○委員長(生中正嗣君)  課長。 ○観光戦略課長(川部千佳君)  設立いただいた年から毎年戻していただいておりますが、年によって増減はございます。 ○委員長(生中正嗣君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  わかりました。そのときに出てる金額もことしは400万から350万に減ってましたよね。減ってたんで、何で戻ってくるのかなということで、毎年毎年精算されてきているという意味で負担金がこうやって戻ってきてるという性格やということですね。わかりました。ありがとうございました。  そして、全体的な使用料があります。使用料の中で一番気になってるのは、目的外使用料いうのがあります。総額で約、各それぞれ合わせますと1,722万円ぐらいになります。使用料、ページ数でいきますと25ページから29ページです。中で各それぞれ使用料があるんです。使用料というのは、本当にちょっと総務とか民生費が大きいんです。927万7,000円とか。総務が927万7,000円。民生費が441万9,000円とあるんです。これ、それぞれ目的外使用というのを各課でほんまに掘り起こしてるのかどうか。財産管理課おつくりになると言われてるんですけども、実際に市の公共的な資産を本当にあいてるところとか、目的外使用で使えるところってうのは本当にきちっと管理する部署がいるんやろうと、僕は思ってるんです。それが1つの部署であいてるところを利用するっていうのは教育であってもなかなか管理できないと思います。そういうようなものを今度の財産管理課はするということを頭に置いて進められているんですか。目的外使用料を上げるという。この辺はどうなんですか。 ○委員長(生中正嗣君)  財務部長。 ○財務部長(百田光礼君)  この目的外使用料と申しますのは、例えば総務の目的外使用料でいいますと、一番金額が高いのは自動販売機の設置であるとか、それから下の市金庫さんに入っていただいてるそういうスペースであるとか、市の庁舎として使ってながら、目的外で使うというようなことで、これは基本的にはこちらが積極的にいく、自動販売機なんかはちゃんと入札してなるべく高くいただくということでやったりしてますけども、基本的には申請をいただいてなんです。だから、相手さんがここを使いたいというような御申請をいただいた上で金額を決定してますので、行政財産ですので、行政財産としてまずは積極的にというか、ちゃんと使わなあかんというのがまず原則ですので、そこで使ってない部分については、またそういう資産活用のほうで考えていきたいと思います。 ○委員長(生中正嗣君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  わかりました。そうしたら、この雑収入の中にいろんなあいてる土地、普通財産的なものについての収入が上がってくるということですよね。  そうしたら今回、消防本庁のところで賃貸しますよね。あの家賃収入っていうんですか。何か上がってくるような予算に入ってるんですか。 ○委員長(生中正嗣君)  どうですか。  財務部長。 ○財務部長(百田光礼君)  消防の北側の多目的広場なんですけども、それは31年度の当初予算の作成時にはまだちょっと決まってませんでしたもので、当初予算にはその収入が上がってません。 ○委員長(生中正嗣君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  それだけの部分は今度はふえる、補正でどっかで入れはるいうことですよね。考え方としては。 ○委員長(生中正嗣君)  財務部長。 ○財務部長(百田光礼君)  また補正のほうで入れさせていただきます。 ○委員長(生中正嗣君)  中谷委員。 ○委員長(中谷一彦君)  最後になります。  全体的に収入のほうがきつく見積もっておって、いつも。本当に声の小さい部署からの予算要求は切られてしまって、最終的に補正のときには声の大きいところがぽんと取っていく。特に教育費なんて最たるものですよね。今までも枠配分で削られて、細かいことを削られた結果、補正予算はつかない。これって本当に財政課に歳入自体をやっぱりきちっと、ほんまにこれ、今さっきの収入が3億近く上がりますっていうことなんかを見ると、ちょっと収入を甘く見過ぎとって、切るところを先に歳出を切ってしまって、弱いところは切られてるように思うんです。正直言って。本当に細かいところを切られて、もう成人式なんか最たるものですよ。敬老の費用なんて、ほんまにそういうところを切られてしまってるのを含めて、やはり財務当局がしっかりその辺も含んで予算編成をしていただきたいなということをお願いしたいと思います。 ○委員長(生中正嗣君)  他にございませんか。  財務部長。 ○財務部長(百田光礼君)  1つだけちょっと訂正のほうをさせていただきたいと思います。  多目的広場の貸付収入なんですけども、まず前払金で33カ月分、先にいただきますので、新年度の予算には33カ月を過ぎてからまた毎月いただきますので、30年度の補正予算でまとめて先払いいただくということですので、ちょっと訂正のほうをさせていただきたいと思います。 ○委員長(生中正嗣君)  他にございませんか。  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  20ページの第6款の地方消費税交付金ですけども、今年度比と比べて1億2,000余りふえている。つまり、それは10月からの引き上げが前提だと思っているんですけども、結局10月から引き上げることによって伊賀市の影響です。それは一体どんな形で出てくるのか。それは22ページの地方交付税も今年度は逆に上がっておりますので、それについて支出増に伴う交付税が戻っくるというか減ってきているのか、考えられているのかも含めて、ちょっとそこら辺を教えてください。 ○委員長(生中正嗣君)  財政課長。 ○財政課長(風隼徳彰君)  お尋ねの地方消費税交付金の関連になります。  まず、影響でございますけども、歳出分につきましては基本的に一般会計、特別会計、財産部、企業会計も粗い数字でございますけども、消費税が直接影響します通信運搬費、事業費、手数料、・・・使用料、備品購入費、それと委託料、工事請負費ひっくるめましてざっとですけども約3億円程度の支出が超過しているように試算ができます。これは平成31年10月以降で消費税が上がった場合に、それぞれにかかっていく、2%ふえますので、それが大体3億ぐらい、今の予算の中ではふえてきているというカウントになります。  あと、地方消費税交付金のほうでございますけども、ちょっと長くなりますけど、消費税につきまして大きく国の分の消費税と、あと地方分となります地方消費税の2つで構成されております。予定されております消費税率の10%は引き上げによりまして、消費税本体は6.3%から7.8%になります。そのうち地方へ回ります地方交付税分というのがございますけども、それが1.4%から1.52%ということで、0.12%地方交付税のほうにはお金が回るようにはなっております。
     あと、地方消費税交付金のほうについては、1.7%から2.2%となりまして、先ほどの国の消費税における地方交付税分と合わせますと地方税分が大体3.1%から3.72%ということで0.6%程度割合が増加することになります。ただ、地方分の今ふえます3.2%分のうち地方交付税分の1.52%、それと地方消費税分の1.2%は基本的には社会保障財源化されますので、差し引き残った地方消費税の1%分が俗に言う一般財源化されることになりますので、その額が先ほどの3億円とどれだけ相殺するかっていうのは実際、細かい数字は把握はできてないんですけども、考え方としてはそういうことになっております。  ですので、歳入面の影響としては、ただ地方消費税交付金については10月に上がっても、一旦国が集めますので、国が集めて都道府県に再配分して、それから自治体に来ますので、平成31年度に入ってくるお金としては国のほうは余り多くならないんじゃないかという見込みが立ってますので、幼児教育に係ります無償化の分ですけども、あれは国が交付金で来年度は交付されるということになておりますので、実際のところ消費税が上がっていって、当然歳出も影響ありますけども、具体的に歳入として幾ら入ってるかっていう試算まではちょっと今の段階でできない、そういう状況でございます。 ○委員長(生中正嗣君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  半年分で大体3億ということでしたから、合わせて1年間分になると支出はその倍になるということで、伊賀市にとってももちろん消費税を使うというか払わなきゃいけない分大きなと、影響は大きいなというふうに思います。  ですので、やっぱりどんだけ相殺されて国から入ってくる分も含めてどうなのかということと、大事なことは本当にそれによって国は社会保障に全て使いなさいということになっているけれども、来年度予算がじゃあそれによって充実感が得られるもとになっているのかっていうことが一番問題かなと思っております。そういうことです。今の状況だけをお聞かせいただきました。今後また、逆に市民負担の利用料、それから使用料等の増があるのかどうか。当初予算にはまだそれに入ってないようです。条例改正もまだありませんので。それもまた補正で上がってるのかどうかについては注視したいというふうに思います。  もう一点は、31ページの地方公共団体委任事務負担金2万2,000円について聞きたいと思います。これは自衛隊員募集のための予算というか、国から入ってくる事務費だというふうに思うんですけれども、来年度、適正情報提供、伊賀市は引き続きやっていくということだと思うんですけどね。これを受けておりますし。何歳と何歳の分、何人分、どんだけの、4情報ですけども、どのような形で提供しているのか教えてください。 ○委員長(生中正嗣君)  総務課長。 ○総務課長(奥田泰也君)  失礼いたします。総務課の奥田でございます。  自衛隊の募集事務でございます。伊賀市は従前からですけども、名簿の閲覧の部分で協力をしてまいりました。18歳の適齢者名簿、何人分というのはちょっと今、詳しくもっておりませんのですけども、協力の範囲といたしましては、これからも閲覧の範囲でというふうに考えております。 ○委員長(生中正嗣君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  18歳とあと22歳とか、地域によっては15歳というところもあるんですけど、そこの対象年齢が伊賀市でどうしているのかということと、もう一つは個人情報保護の観点から本人が情報提供してほしくないと言えば、提供はやめることになるのかどうかっていう、その考え方なんですけども。実際、そうなるのかということをお聞きしたいと思います。 ○委員長(生中正嗣君)  総務課長。 ○総務課長(奥田泰也君)  提供前にお一人お一人確認してるわけではございませんので、お申し出によって私はやめてくださいということであれば、名簿から省いて提供することは考えます。 ○委員長(生中正嗣君)  よろしいですか。  他にございませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(生中正嗣君)  御質疑なしと認めます。  よって歳入の質疑を終了します。  以上で第1条、歳入歳出予算についての質疑を終了します。  次に、予算書3ページの第2条、債務負担行為、第3条、地方債、第4条、一時借入金、第5条、歳出予算の流用及び予算に関する説明書468ページ以降の給与費明細書等について御審査願います。  御質疑ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(生中正嗣君)  御質疑なしと認めます。  以上で議案第1号の質疑は終了します。  これより、討論に入ります。御意見ありませんか。  福田委員。 ○委員(福田香織君)  議案第1号、平成31年度伊賀市一般会計予算について、反対の立場で意見を申し上げます。  市政執行上、当初予算を反対し否決するということは重大な意味をもつものであり、市民サービスに少なからず影響するということは十分承知をしております。しかしながら、今回の当初予算には、過去5回にわたり議会から削除、否決をされてきた南庁舎の改修費が計上されています。ましてや、昨年の9月議会においても否決されました改修費について、何ら変更も進展もないままに計上がなされています。これは明らかに市民から付託を受けた二元代表制の一翼を担う議会軽視であり、市民をないがしろにする暴挙、行政の私物化と言わざるを得ません。  昨年の12月には、市長に対し不信任案を提出いたしました。過半数の議員が賛成したものの、結果としては特別議決の3分の2には至らず否決となりました。しかし、市長の責任を問う問責決議案は賛成15人、反対8人で可決されました。その内容は、南庁舎の関連議案を通すべく一議員に対して威圧、脅迫ともとれる行為に対しての問責でございました。  これらは、全て南庁舎にかかわる事象であり、市民に対して御自身の価値観を押しつける許されざる行為であります。もちろん議会には発議による修正動議も可能ですが、市長の拒否権とも言うべき再議によって強引に通されることは過去の例から十分あり得ると考えております。  跡地の利活用については、早急に進めなければならないことは市民も我々議会も望んでおりますが、今回の予算計上は財政厳しいおり、将来にわたり伊賀市民に負担を負わせる無駄な支出であり、到底認めることはできません。このことは、多くの市民の皆様にも御理解をいただけるものと確信しております。  市当局におかれましては、南庁舎関連予算について減額修正され、再度御提出されますことを要望いたしまして、我々新政クラブの反対の意見といたします。  以上です。 ○委員長(生中正嗣君)  他にございませんか。  川上委員。 ○委員(川上善幸君)  私は、反対の立場で討論させていただきます。  確かにいろんな方の意見を私も聞かせていただきました。その中で何度も出ておりますけれども、南庁舎に関してですけども、早くしてほしい、こういう声は本当に聞いております。ただ、この早く何とかしてほしいというのと南庁舎を早く使ってほしいとは全く違う、イコールではないということでございます。そんな中で、先ほども福田議員からもありましたけども、南庁舎に関する予算が何も変わらず上がってきている。これは本当に理解しがたいということです。  それプラスアルファ、仮称ではありますけれども伊賀市忍者体験施設等の整備事業の委託料が入ってる。これも全く理解できません。  ということで、市民の意見を聞いた上で、私はこれを反対して理解を得られると思っておりますので、反対とさせていただきます。  以上です。 ○委員長(生中正嗣君)  他にございませんか。  赤堀委員。 ○委員(赤堀久実君)  議案第1号、平成31年度一般会計予算に対して、公明党を代表して反対の立場で討論に参加させていただきます。  最初は賛成の立場で討論しようと思って用意をしてましたが、昼から変わりました。今の段階では、反対せざるを得ません。今回の予算委員会で明らかになりました。当局は議会に対して説明責任を果たさずして予算を上げてきています。それに、市長は観光や文化財関係には惜しみなく税金を使われますが、子育て支援は縮小されています。南庁舎整備実施設計業務委託料も上がっていますが、内容も以前と変わらず、議会との話し合いもせず、現状で上げてきています。  そのほか観光客誘致に力を入れられるのは大事だと思いますが、なぜ観光客に来ていただきたいのですか。来ていただき、お金を落としていただくだけですか。来ていただいた方に、伊賀市に移住していただく施策が大事なのではないでしょうか。住んでいる市民が住みやすい、子育てしやすい伊賀市でなければ、誰も住んでみようとは思わないと思います。人口がふえている自治体は、子育て支援が充実しています。人口がふえて子育て支援に力を入れているのではなく、子育てしやすい環境だから人は集まってくるのだと私は思います。前年度の実績が少なかったからと予算を削るというのは間違いだと、私は思っています。実績が少ないのは施策に問題があり、やり方をもっと変えていくことを考えていただきたい。子供基金をふやすだけではなく、伊賀市版「出会いから結婚、妊娠、出産、子育てまで」安心支援パッケージ事業とすばらしいネーミングのとおり、安心できる施策をお願いします。そして今後、伊賀市の未来を考えて、未来を託す子供たちに教育費も含め支援していただきたいことを申し上げ、今回、今の段階では反対の立場をとらせていただきます。 ○委員長(生中正嗣君)  他にございませんか。  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  私も議案第1号、平成31年度伊賀市一般会計予算については、反対の立場で意見を申し上げます。  詳しい意見は本会議で述べたいと思いますが、今回はやはり消費税引き上げ前提の予算であることは明らかなんですけども、それは市民にとっても負担がふえてるということです。とりわけ低所得者の負担が大きいわけですが、そのような市民の暮らしを守るものになっているのかということですね。やっぱり子育てそれから介護それから医療それから公共交通などなど市民の暮らしの部分での予算の立て方、あり方については問題があるというふうに思っております。  それから、何よりも何でもいいからさっさとしてという市民の声は、一方で私は諦めだと思っているんです。今の伊賀市に進めていることとか、それから合併してから十数年たったにもかかわらず一体化がなかなか醸成されない。一番、伊賀市の憲法である自治基本条例にうたわれている市民と行政との協働のまちづくりっていうのが、やっぱり行政のところで本気になって進めようとしているのかっていうのを、きょうのいろんな質疑を通して考えざるを得ないなと、本当にそうなってるのかということです。やっぱり住民自治っていうのは、暮らしがまず第一にされなければいけませんし、それからあと市民と行政がどんだけ一体的に進めようとする、その気持ちがつくられているかということです。ですから、何でもええからさっさとしてって言われるような言葉が出るということは、そうにはなっていないんじゃないかというふうに言わざるを得ません。  一般質問でも就学援助等の話もしましたけれども、今まったなしでやるべきことは、ほかにちゃんとあるんじゃないかということです。  詳しい意見については本会議で述べさせていただきますけれども、理由を述べまして反対といたします。 ○委員長(生中正嗣君)  他に。  市川委員。 ○委員(市川岳人君)  我々自民青鵬の会派を代表しまして、今回の議案第1号、平成31年度一般会計予算に反対の立場で討論を行います。  まず、南庁舎です。今回も内容が変わらず計上されております。本会議、本委員会の質疑、審議においても、残念ながら納得できる説明をいただいたというふうには考えておりません。したがいまして、今回、本当のこれからの議会の意見を聞いてやっていたものになってないという観点からも反対をさせていただきます。  また、ほかの予算に目を向けましても、既存の事業の焼き増しが多い。そしてまた、安易に予算の委託事業が多くないのか。そしてまた、人材育成が後回しになっていないか。そういった予算が非常に多く散見されております。  という意味で、貴重な財源、よく本当に少ない財源であるというふうなことを行政当局はおっしゃりますけれども、それを最大限に有効に活用するような予算になってないというふうに考えております。  一番重要なことは、市民生活に直結するような事業、そしてまたそういった生活インフラの整備にしっかりと予算を充てていく、そういったことを優先的に進めていただきたいというふうに考えております。市民ニーズや伊賀市の実態に則したものに近づけていくことが必要です。市長による計画性のない思いつきの市政運営の予算ではなくて、市政の私物化をやめて、市長がこれまで市政を改めることで議会と真摯に向き合う、市民の声も聞いていただいて、これからの市政を進めていただくことが重要であると考えております。たくさん課題はありますけれども、我々会派は是々非々で、いいものはいい、あかんものはあかんという姿勢でこれからも取り組んでまいりたいと思いますので、そういったことをお約束を申し上げまして、反対の討論とさせていただきます。 ○委員長(生中正嗣君)  他にございませんか。  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  私も反対の立場で討論に参加をさせてください。  議員の皆さん、この2日間の議論を聞いていて、どうも矛盾することが多くなかっただろうか。そして、私たちが市民の声を集めて決算委員会をもとに予算委員会でも議論したことが生かされていただろうか。そんなことを見たときに、市長の答弁は、また部局長の答弁、もしくは担当課長の答弁は、余りにも誠意に欠いて、そして説明責任を十分に果たしてないと私は言えると思うんです。この予算の中には大変重要な部分がありますけれども、予算というのは議案として1本でありますから、原則賛成か反対かということです。反対に御賛成をいただいて、さっさと私たちがこの2日間で議論したことを彼らに再提出願ったらいいだけのことでありますから、勇気をもって反対に御賛同いただきますよう、心からお願いいたします。 ○委員長(生中正嗣君)  他にございませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(生中正嗣君)  御意見なしと認めます。  よって採決に入ります。  本案に対し、原案どおり可決すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。           (賛 成 者 起 立) ○委員長(生中正嗣君)  起立少数であります。  よって議案第1号は否決すべきものと決しました。  次に、議案第48号、平成31年度伊賀市一般会計補正予算(第1号)を議題とします。  当局の説明を求めます。  財務部長。 ○財務部長(百田光礼君)
     失礼します。財務部の百田でございます。  ただいま議題となりました議案第48号、平成31年度伊賀市一般会計補正予算(第1号)について説明いたします。  今回の補正は、本年10月の消費税率10%への引き上げに伴い、低所得者や3歳未満児の子育て世代の消費に与える影響を緩和するとともに、地域における消費を喚起、下支えすることを目的にプレミアム付商品券を発行するため、所要額を補正するものでございます。  それでは、予算書の1ページをごらんください。  第1条の歳入歳出予算の補正は、所定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億5,126万1,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ448億2,572万8,000円としています。  次に、事項別明細書により説明いたしますので、10、11ページをごらんください。  第7款、第1項商工費、第2目商工振興費、商工業振興経費のプレミアム付商品券事業で事務に従事する職員の時間外勤務手当100万円、制度案内チラシなどの印刷製本費60万円を計上するほか、商品券購入対象者へ申請書や引きかえ券などを送付するため、低所得者では1万4,000世帯1万7,000人分、3歳未満児世帯では1万6,000世帯分への通信運搬費1,060万6,000円を計上しています。また、委託料では、商品券の販売、換金業務等を委託するため、プレミアム付商品券事業委託料1億2,460万4,000円、申請書等印刷及び封入封緘業務事業委託料222万2,000円のほか、業務体制を職員のほか派遣スタッフにより補完するため、プレミアム付商品券事務派遣業務委託料691万2,000円などを計上しています。これらの経費の財源は全額、国のプレミアム付商品券事務費及び事業補助金です。  以上で補正予算の説明を終わりますが、12ページに給与費明細書を添付してありますので、ごらんいただき、よろしく御審査いただきますようお願いいたします。 ○委員長(生中正嗣君)  説明が終わりました。  本会計補正予算全般について御審査願います。  御質疑ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(生中正嗣君)  御質疑なしと認めます。  よって討論に入ります。御意見ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(生中正嗣君)  御意見なしと認めます。  よって採決に入ります。  本案に対し、原案どおり可決すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。           (賛 成 者 起 立) ○委員長(生中正嗣君)  全会一致であります。  よって、議案第48号は原案どおり可決すべきものと決しました。  会議の途中ですが、本日はこの程度にとどめ、明日に延会したいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(生中正嗣君)  御異議なしと認めます。  よって、本委員会は明日に延会いたします。  なお、明日の開議時刻は、午前10時といたします。本日は御苦労さまでございました。                (午後 5時08分 散会)               ―――――――――――――――...